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早乙女「転校生を紹介します。」男「はい」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :1 [sage saga]:2012/02/02(木) 17:38:05.54 ID:hVxE5T1v0
まどマギとオリジナルキャラの二次創作です
誤字脱字、抜け字など多いと思います。
初ssなのでミスが多いと思いますがご了承ください。
キャラ崩壊します。原作設定無視になってるかもしれません
それでも良かったら見てください。

それでは書きます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1328171885(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
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=^・ω・^= ぬこ神社 Part125《ぬこみくじ・猫育成ゲーム》 @ 2024/03/29(金) 17:12:24.43 ID:jZB3xFnv0
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VIPでTW ★5 @ 2024/03/29(金) 09:54:48.69 ID:aP+hFwQR0
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小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
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旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

2 :1 [sage saga]:2012/02/02(木) 17:39:30.17 ID:hVxE5T1v0
早乙女「それでは転校生を紹介します。」

早乙女「暁美さん入ってきてー」

ほむら「はい」

さやか「うわーすげー美人じゃん」

まどか「(あの人夢に出てきた・・・!?)」

早乙女「実は転校生はもう一人います。」

ほむら「!?」

早乙女「男くんー入ってきてくれる?」

男「はい。」

ほむらは心底から驚いていた。なぜ男が転校してきたのかを。
3 :1 [sage saga]:2012/02/02(木) 17:40:27.76 ID:hVxE5T1v0
女子C「意外とイケメンじゃなーい?」

女子D「うん、クールな感じでかっこいいかも」

さやか「あっちの転校生は・・っと意外とかっこいいじゃん」

まどか「・・・」


早乙女「では二人とも自己紹介お願いします〜」

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします。」

男「男です。これからよろしくお願いします。」


女子A「ねぇねぇどこから来たのー」

女子B「髪綺麗だねー」

ほむら「ごめんなさい、ちょっと緊張しちゃったせいで気分悪くて・・・保健室に行かせて貰えるかしら?」

女子A「大丈夫?」

女子B「連れて行ってあげるよー」

ほむら「いえ、係りの人にお願いするわ」

ほむら「鹿目さん」

まどか「へっ!?」

ほむら「あなた保険委員よね?保健室に連れて行ってもらえる?」

まどか「は、はい・・」
4 :1 [sage saga]:2012/02/02(木) 17:47:45.81 ID:hVxE5T1v0
女子D「男くーんどこから来たの?」

女子C「前の学校ってどんな感じだったのー?」

男「ん・・・」

男はめんどくさそうに一瞥すると立ち上がり

男「・・保健室行ってくる」

早歩きで教室を出て行った。

男子A「あいつ・・保健室の場所知ってんのかな・・・」

男子B「さぁ・・・」
5 :1 [sage saga]:2012/02/02(木) 17:48:46.46 ID:hVxE5T1v0
まどか「(どうして保健委員って分かったのかな?」

ほむら「こっちよね?」

まどか「う、うん」

まどか「(なんだか私が案内されてるみたい・・・)」

まどか「あの暁美さん・・?」

ほむら「ほむらでいいわ」

まどか「・・・」

ほむら「何?」ジッ

まどか「あ、え、えっとあのねっ」

まどか「ほむらちゃんとわたしって前にどこかで・・・会った・・かな?」

ほむら「・・・っ」

まどか「あ・・・なんちゃって・・・そんなわけないよね?」オドオド

ほむら「鹿目まどか」

まどか「はっはい!」

ほむら「あなた家族や友人のこと大切だと思ってる?」

まどか「え?」

ほむら「どうなの?」

まどか「・・・もちろん大切だと思ってるよ家族も友達も皆大好きだもん!」

ほむら「・・・そう、なら忠告しておくわ」

ほむら「その気持ちが本当ならこれだけは守ってこの先なにが起ころうとも」

ほむら「「自分を変えよう」だなんて決して思っては駄目・・・でなければ」

ほむら「あなたの大切なもの全て失うことになるわ」スタスタ

まどか「・・・・ほむら・・・ちゃん・・・?」


6 :1 [sage saga]:2012/02/02(木) 17:49:22.93 ID:hVxE5T1v0
ほむら「盗み聞きとは悪い趣味してるわね」

男「・・・分かってたのか」

ほむら「なぜあなたがここにいるのかしら?」

男「保健室を探していたらお前らが話していたからな」

ほむら「出るに出れなかったと?」

男「ああ、そうだ。」

ほむら「まぁいいわ・・・」スタスタ

男「・・・」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/02/02(木) 17:51:44.22 ID:u1KzIrcF0
詠矢臭がする
8 :1 [sage saga]:2012/02/02(木) 17:57:08.69 ID:hVxE5T1v0
さやか「あっははははは、ちょ・・・っまどかなにそれマジで!?」

まどか「言うんじゃなかった・・・」

仁美「笑い過ぎです、さやかさん」

さやか「やー悪い悪い」ブクク

さやか「まどかの前に突如現れた文武両道才色兼備ミステリアス転校生暁美ほむら!」

さやか「実は夢の中で一度会っていた・・ってか、しかも向こうも面識あるかのような素振りだ

ったと!」

さやか「二人はアレだ、前世か何かで結ばれた仲だったんだ・・・これぞ!宇宙の神秘!」

まどか「ううっ・・からかわないでよさやかちゃん!!」

仁美「転校生といえばもう一人いらしゃいましたね」

さやか「えーと男だっけ?」

さやか「まどかあの人も夢に出てきてたり・・しないの?」ニヤニヤ

まどか「出てないよぉ・・」

仁美「もう・・・あ、ごめんなさい、お先に失礼しますわ。」

まどか「今日も習い事?」

さやか「ピアノに日本舞踊に茶道だっけ、毎日ハードだよなぁ・・・流石お嬢様・・」
そして二人は仁美と別れた。

さやか「まどかCD買ってもいい?」

まどか「いつものやつだね。また上条君に?」

さやか「えへへ・・・うん」
9 :1 [sage saga]:2012/02/02(木) 17:58:18.27 ID:hVxE5T1v0
キュウべえ「きゅ・・・」

キュウべえは遠距離からの狙撃によりダメージを受ける、

ほむら「覚悟して・・・もう逃がさないわ」

キュウべえ「わ・・・たすけ・」

        "助けてまどか"
10 :1 [sage saga]:2012/02/02(木) 17:59:00.59 ID:hVxE5T1v0
━━CDショップ

まどか「!?」

まどか「え!?何!?」

  ━━お願い助けて・・・

まどか「だれ・・・?」タッタッタ

さやか「?まどか?」


━━同時刻 街中

男「・・・・」テクテクク

男「どっか寄って帰ろうかな」

━━「たすけて・・・」

男「っ!?」

男「な、なんだ!?」キョロキョロ

男「(周りにそんな事言ってる奴なんかいないが・・・?)」

男「とりあえず・・・探してみっか」タッタッタ
11 :1 [sage saga]:2012/02/02(木) 18:00:56.34 ID:hVxE5T1v0
今回の投下はここで終わりです。
見てくれてる方ありがとうございます
一日一回は投下する予定です。
初心者ながら頑張ります。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/02/02(木) 21:17:33.06 ID:azpikdJ+0
とりあえず、今の段階では
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/02/02(木) 21:33:15.48 ID:U0dKvd4ho
期待をかけておくとしか
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 23:36:56.87 ID:frf36/SA0
おつー
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/03(金) 05:59:22.71 ID:CxjxjrAIO
くせえ
16 :1 [saga]:2012/02/03(金) 23:30:09.23 ID:93mdlSkh0
━━廃ビル中

まどか「(声が近くなって来てる……」タッタッタ

━━「助けて……」

まどか「どこにいるの!?」

キュウべえ「うう………」フラッ

まどか「あ……あなたが、私を……?」

まどか「凄い怪我してる………」

男「どうしたんだい?」

まどか「あ、あなたは転校生の男さん!?」

男「うん、そうだよ。それはそうとそれはぬいぐるみかい?」

まどか「わかんない…でも」

男「でも?」

まどか「どこかで……あったような……」

ほむら「そいつから離れて!!」

まどか「えっ……ほむらちゃん!?」

男「お前……確か暁美だっけ……」

ほむら「(なぜこの男がここに……)」

ほむら「そいつを渡して。」

まどか「この怪我ほむらちゃんがやったの?ダメだよこんな酷いこと!」

男「動物虐待だな」
17 :1 [saga]:2012/02/03(金) 23:30:45.07 ID:93mdlSkh0
ほむら「あなたたちには関係ないわ。」

ほむら「ソレをこちらに渡しなさい」

男「理由は知らんが、渡さないほうがよさそうだな。」

ほむら「退きなさい。退かないのなら……」

さやか「まどか!」ブシュゥゥゥゥゥ

ほむら「!?」

さやか「逃げるよ!まどかと転校生!」タッタッタ

まどか「さやかちゃん!」タッタッタ

男「おい。待ってくれ……」タッタッタ

ほむら「待ちなさ………!」ズズズ

ほむら「くっ………相手している場合ではないのに!」
18 :1 [saga]:2012/02/03(金) 23:31:29.19 ID:93mdlSkh0
さやか「なッなんなんだよアイツ!!コスプレ通り魔かよ!?不思議ちゃんってレベルじゃねーぞ!?」

さやか「えっ、ていうか、何そのぬいぐるみみたいなの?しかもなんで転校生がいるの?」

まどか「分かんないけど…この子助けなきゃ!」

男「名前……覚えてないのか」

さやか「あ……ごめん、名前なんだっけ?」

男「男だよ。」

さやか「あ〜聞いたような聞いてないような……」

まどか「……」

男「……」

さやか「ごめん……」

男「まぁ別にいいけど」

さやか「ん?てかあたしら迷った?」

まどか「この辺りから来たはずなのに………」

男「なんだか、ここおかしくないか?」

まどか「辺だよここ……どんどん道が変わっていく」

男「まるで異世界にでも入ったみたいだ」
19 :1 [saga]:2012/02/03(金) 23:32:30.60 ID:93mdlSkh0
さやか「あ〜もう!なんなのよここ!」

まどか「え!?なにかいる!?」

男「なんだあれ………」

カイゼル髭を生やした、毛玉のような外見をしている化け物がそこに何体もいた。

理解不能な言語を話し、化け物はいつのまにか三人を取り囲んでいた。

さやか「冗談だよね……コレ、私悪い夢でも見てるんだよね?」

まどか「あわわ」

二人はパニック状態に陥る。

男「……まだ死にたくねぇな。」

生きる覚悟をした男は化け物と戦おうとする。

化け物は三人を囲みどんどん近づいてくる。

その時。鎖が上から落ちてくる。それが三人を軸にして円形になり

シールドのようなモノが防御の役割を果たす

さやか「あ、あれ?」

まどか「こ、これは……?」

男「………?」
20 :1 [saga]:2012/02/03(金) 23:33:15.04 ID:93mdlSkh0
マミ「危なかったわね、でももう大丈夫。」

金髪を縦ロールにしている女性がこちらに歩み寄ってくる

マミ「キュウべえを助けてくれたのね、ありがとう。その子は私の大切な友達なの」

まどか「私……呼ばれたんです、頭の中にこの子の声が直接聞こえてきたんです」

男「俺も…そんな感じです」

マミ「ふーん なるほとね」

マミ「その制服。あなたたちも見滝原の生徒みたいね」

さやか「あ…あなたは?」

マミ「自己紹介しないとね」

動きを止めていた化け物たちが動き始める

マミ「でもその前に、ちょっと一仕事片付けちゃうわね!
21 :1 [saga]:2012/02/03(金) 23:36:16.67 ID:93mdlSkh0
宝石を前に翳す、宝石が光を放つ

光り終えると、マミの姿は制服から、ブラウスとスカートにベレー帽や

コルセットを組み合わせたクラシカルで落ち着いた雰囲気の服となっていた。

そして、飛び上がり、空中で無数のマスケット銃を出現させる。

合図とともにそれを一斉発射する。化け物はどんどん数を減らし

爆風とともに全て消え去る

さやか「………」

まどか「す、凄い……」

男「一体何者なんだ?」

化け物が消えたおかげか異次元のような空間は元の空間に戻る。

さやか「良かった。戻った」

まどか「ほっ……」

そして暁美ほむらが姿を現す
22 :1 [saga]:2012/02/03(金) 23:40:20.67 ID:93mdlSkh0
さやか「なっ……」

マミ「魔女は逃げたわ、倒したいなら直ぐに追いなさい」

マミ「今回はあなたに譲ってあげるわ」

ほむら「わたしが用があるのは」

マミ「飲み込みが悪いわね、見逃してあげるっていってるのよ?」

ほむら「…………」

マミ「お互い余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」

まどか「………」ドキドキ

さやか「………」ドキドキ

男「(険悪なムードだな)」

ほむら「そうね。」ヒュン

まどか「ほっ」

さやか「ふぅ〜」

マミ「………」ホッ
23 :1 [sage saga]:2012/02/03(金) 23:43:22.37 ID:93mdlSkh0
今回の投下はここで終わりです
書き溜め少なくてすみません。。。
明日はできるだけ多く投下できるように頑張ります
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/02/04(土) 16:34:02.05 ID:rGPeuXTj0
おつ。応援してるよ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/02/04(土) 16:34:53.39 ID:rGPeuXTj0
おつ
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/04(土) 17:00:35.64 ID:PmlRMs4jo
よめやさんの匂いがする
27 :1 [saga]:2012/02/05(日) 00:08:28.71 ID:oZbEOAfU0
時間に少し遅れましたが、いまから投下します。

マミ「これで大丈夫よ」ポワアアア

キュウべえ「ありがとうマミ!助かったよ」

マミ「お礼はこの子達に、私は通りがかっただけだから」

キュウべえ「どうもありがとう!僕の名前はキュウべえ」

まどか「あなたが……私を呼んだの?」

キュウべえ「そうだよ 鹿目まどか、美樹さやか」

まどか「!?」

さやか「!?」

男「俺は入ってないのか?」

キュウべえ「逆にこちらが聞きたいよ、なぜ君は僕が見えるだい?」

男「俺に聞かれても困る」

さやか「てかなんで私達の名前を?」

キュウべえ「僕、君達にお願いがあってきたんだ」

まどか「お、お願い?」

キュウべえ「僕と契約して魔法少女になってよ!」
28 :1 [saga]:2012/02/05(日) 00:09:14.28 ID:oZbEOAfU0
まどか「え……?」

さやか「は……?」

マミ「そういえば自己紹介がまだだったわね」

マミ「私は巴マミ、あなた達と同じ見滝原中の三年生、そしてキュウべえと契約した魔法少女なの」

まどか「あわわわ」

さやか「わあ……」

男「(先輩だったか)」

マミ「あなた達もキュウべえに選ばれた以上知る権利があるわ。」

マミ「だけどここじゃなんだし、場所を変えましょう」
29 :1 [saga]:2012/02/05(日) 00:10:13.90 ID:oZbEOAfU0
━━マミ自宅

まどか「素敵なお部屋〜」

さやか「うわぁ」

マミ「一人暮らしだから遠慮しないで、ろくにおもてなしの準備もないんだけど」

男「………」

マミ「そこに座って待ってて、飲み物は紅茶でいいかしら?」

まどか「あ、ありがとうございます」

さやか「は、はい」

男「はい。」

さやか「てか、なんで男まで来てんの?別に来なくて良かったじゃん」

まどか「さ、さやかちゃん」

男「俺も無関係者ってわけではないだろう?」

さやか「そりゃ…そうだけどさ」

男「さっきのが何か知る権利くらいはあると思うんだが」

さやか「…そうだね」

まどか「そ、そうですね」

男「同級生に敬語なんて肩苦しいだけだ、できれば止めてくれ」

まどか「は、はい……うん」

マミ「はい。どうぞ」コトッ

紅茶とケーキを置いてくれる。

さやか「わぁ美味しそう!」

マミ「遠慮せずに食べてね」

まどか「マミさんこのケーキすっごく美味しいです!」

さやか「めちゃうまっすよ!」

マミ「ありがとう」

マミ「キュウべえに選ばれた以上あなたたちにとっても他人事ではないものね」
30 :1 [saga]:2012/02/05(日) 00:11:13.30 ID:oZbEOAfU0
マミ「ある程度の説明は必要かと思ってね」

男「ごもっともです」

さやか「うんうんなんでも聞いてくれたまえ〜」

まどか「さやかちゃん……それ逆」

マミ「フフッ三人共これ見てくれる?」

さっき使用していた宝石を取り出す

まどか「うわ〜きれい」

男「(さっきもこれで何かしていたな)」

マミ「これはソウルジェム、キュウべえによって選ばれた女の子が契約によって生み出す宝石なの」

マミ「魔力の源であり、魔法少女である証でもあるのよ」

男「契約とは?」

キュウべえ「契約してくれたら僕が君達の願いをなんでも一つ叶えてあげる」

さやか「え…ほんと!?」

まどか「願い事って…」

キュウべえ「どんな願い事だって構わない、どんな奇跡だって起こしてあげられるよ」
31 :1 [saga]:2012/02/05(日) 00:12:09.28 ID:oZbEOAfU0
さやか「何でもって…金銀財宝とか、不老不死とか、満漢全席とかぁ?」

まどか「いや…最後のはちょっと……」

男「ほぉ……」

キュウべえ「でもそれと引き換えに出来上がるのがソウルジェム」

キュウべえ「この石を手にした者は魔女と戦う使命を課されるんだ」

まどか「魔女?」

さやか「魔女って何なの?魔法少女とは違うの?」

キュウべえ「願いから生まれるのが魔法少女だとすれば、魔女は呪いから生まれた存在なんだ」

キュウべえ「魔法少女が希望を振りまくように魔女は絶望を撒き散らすんだ」

キュウべえ「しかもその姿は普通の人間には見えないから余計たちが悪い」

男「俺は普通じゃないってことか」

キュウべえ「不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ、そういう災いの種を世界にもたらしているんだ」

マミ「理由のはっきりしない自殺や殺人事件はかなりの確立で魔女の呪いが原因なのよ」

マミ「形の無い悪意となって人間を蝕んでいくの」

さやか「そんなヤバイ奴等がいるのにどうして誰も気がつかないの?」

キュウべえ「魔女は常に結界の奥に隠れ潜んでいて、けっして人前には姿を現さないからね」

キュウべえ「さっき迷い込んだ迷路のような所が結界だよ」

マミ「結構危なかったのよ?結界に飲み込まれた人は普通は生きて帰れないから」

男「さしずめあの化け物は魔女の手下って所か?」

マミ「あれは魔女の使い魔よ、まぁ簡単に言えばその通りね」

まどか「マミさんはそんな怖いものと戦ってるんですか?」

マミ「そう、命がけよ」

マミ「だからあなた達も魔法少女になるなら慎重に選んだほうがいい」

マミ「キュウべえに選ばれたあなた達にはどんな願いでも叶えられるチャンスがある」

マミ「でもそれは死と隣り合わせなの」
32 :1 [saga]:2012/02/05(日) 00:13:07.81 ID:oZbEOAfU0
まどか「ふぇ……」

さやか「うう……悩むなぁ」

男「マミさんの他に魔法少女は存在しないのか?」

さやか「あ、そうそうさっき話した例の転校生の話とか!」

マミ「彼女も魔法少女でしょうね、かなり強い魔力を持っているみたい」

さやか「でもさぁ、魔法少女って魔女を倒す正義の味方なんでしょ?どうしてまどか達を襲ったわけ?」

キュウべえ「彼女の狙いは僕だよ、新しい魔法少女が生まれるのを阻止しようとしたんだろうね」

男「(?そんな風には見えなかったんが…気のせいか?)」

マミ「魔法少女は必ずしも味方同士ってわけじゃないのよ」

マミ「魔女を倒すとそれなりの見返りがあってね、手柄の取り合いで衝突することも少なくないのよ」

さやか「じゃあ、まどかがキュウべえに声をかけられるって目星をつけてて、」

さやか「自分に都合の悪い奴を増やさない為に絡んできたってこと?」

マミ「多分ね」

男「(そんな風には……うーん)」

まどか「うーん……」

さやか「むむむ」

マミ「余計悩んじゃったかな?なら三人共しばらく私の魔女退治に付き合ってみない?」

まどか&さやか「ええ…!?」

男「俺も行っていいなら喜んで」

マミ「ええ勿論よ。魔法少女がどんなものか自分自身の目で確かめて見ればいいと思うの!」
33 :1 [sage saga]:2012/02/05(日) 00:15:56.63 ID:oZbEOAfU0
今回の投下はここで終わりです
今日はもう寝ます。
見てくれている方ありがとうごさいます
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/05(日) 03:02:52.01 ID:TBMB96BJo
俺は好きだこういうの
35 :1 [sage saga]:2012/02/06(月) 16:42:46.82 ID:1p5M6DbG0
時間に余裕ができたので今から投下します

━━翌日

まどか「おはよう〜さやかちゃん仁美ちゃん」

仁美「おはようございます」

さやか「おはよ……っええ!?」

キュウべえ「おはよ!さやか」

さやか「………」ポカーン

仁美「どうかしましたか?」

さやかはまどかに駆け寄る

さやか「やっぱそれ、私達にしか見えないんだ」ヒソヒソ

まどか「そうみたい…」

仁美「あの……どうかしたんですか?」

さやか「い、いやいやなんでもないってば!」

まどか「{頭の中で考えるだけで会話ができるみたいだよ}」

さやか「{ちょ…私達もうそんなマジカルな力が……」

キュウべえ「いやいや今は僕が間で中継しているんだげ、内緒話には便利でしょ?」

さやか「{な〜んか変な感じ、}」

仁美「お二人ともどうかしましたの?さっきからしきりに目配せしていますけど…」

まどか「え?そ、それは…その…」

仁美「まさか!二人とも目と目で解り合う間柄ですの!?たった一日で一体何が…」

さやか「いや…それゃ…流石に…ないわ」

まどか「確かに色々はあったんだけどさ……」

仁美「でもいけませんわ!女の子同士でなんて…それは禁断の恋の形ですのよぉぉぉ」タッタッタ

さやか「バック忘れてるよー」

まどか「あ〜あ今日の仁美ちゃんさやかちゃんみたいだよ」

さやか「どう意味だよ!それは」

「あの〜お楽しみ中すいません」

話しかれられた方を見ると、同じ学校の制服を着ている女の人がいた

さやか「へっ?」

「えっと見滝原中学校はどの辺でしょうか?」

まどか「こ、この先を真っ直ぐ行けば見えてきますよ」

「ありがとうございます」ペコッ

女「私、女って言います、それでは機会があればまた」テクテク

さやか「……さっきの人誰?」

まどか「さぁ…」
36 :1 [saga]:2012/02/06(月) 16:44:21.59 ID:1p5M6DbG0
━━学校


クラスに着くと仁美が拗ねていて、まどかとさやかはそれに許しを請い、席に座る

さやか「{てかさ〜アンタ学校にきて大丈夫なわけ?}」

まどか「{どうして?}」

さやか「{言ったでしょ、昨日のアイツこのクラスの転校生だって}」

さやか「{アンタ命狙われてるんじゃないの?}」

男「{それについては大丈夫だろう}」

さやか「{そう……ってええ!?}」

まどか「{男さんもテレパシーできるんですか!?}」

男「{特別に、とキュウべえに言われてな}」

キュウべえ「僕の姿が見えるし、一緒に居るからねこれくらいはいいと思ってね」

男「{まぁそういうことだ、後暁美だが、流石に学校では迂闊に攻撃できないだろう}」

まどか「{ほぇ〜}」

さやか「{へぇ〜でももし攻撃してきたらどうすんだよ}」

キュウべえ「心配ないよ!マミもいるし」

まどか「{でもマミさん三年生だからクラスちょっと遠いよ?}」

マミ「{心配しなくていいわよ}」

まどか「{わっ}」

さやか「{うわっ!?}」

マミ「{話はちゃーんと聞こえてるから}」

キュウべえ「この程度の距離ならテレパシーも圏内だよ!」

まどか「{あ、えっとおはようございます}」

マミ「{それにあの子だって人前で襲ってくるような真似はしないはずよ}」

さやか「{ならいいけど……}」

ガララ ほむらが教室に入ってくる

さやか「{げっ噂をすれば……}」

そしてまどかの方を睨む、まどかはそれに怯む

さやか「{気にすんなまどか}」

まどか「{うん……}」

さやか「{アイツが何かしてきたらアタシがぶっ飛ばしてやるからさ!}」

さやか「{マミさんだってついてるんだし!}」

男「{………}」

マミ「{そうね美樹さんはどうかとして、私がついてるから大丈夫よ安心して}」

さやか「{ともかくっていうな!}」

男「(あの暁美って奴何か引っ掛かるな)」

男「(何か隠しているような……気のせいか?)」
37 :1 [saga]:2012/02/06(月) 16:45:08.05 ID:1p5M6DbG0
━━昼休み

まどか「どこでお弁当食べる?」

さやか「屋上いこーぜー」

仁美「すみません、私は他の友達と……」

さやか「いいっていいって」

まどか「じゃぁまたね仁美ちゃん」

仁美「では…失礼いたします」

さやか「いこっかまどか」

まどか「うん。」


さやか「それでさー……」テクテク

まどか「ほぇ〜」テクテク

女子A「聞いた〜今日の転校生ほんとは昨日転校してくる予定だったんだってー」

女子B「へぇ〜なんで昨日来れなかったの?」

女子A「私もそこまで知らないんだよねぇ」

女子B「それはそうと可愛いよねぇあの転校生」

女子C「いいよねぇ私もあんな容姿に生まれたかったよ」

さやか「………」テクテク

まどか「………」テクテク

さやか「転校生って…あの時の人じゃ…」

まどか「そうかも…」
38 :1 [saga]:2012/02/06(月) 16:46:10.19 ID:1p5M6DbG0
━━屋上

さやか「ねーまどか願い事何か考えた?」

まどか「ううん、さやかちゃんは?」

さやか「アタシも全然、なんだかなぁ、叶えたいことは思いつくんだけどさ」
                       
さやか「命懸けって所で引っ掛かっちゃうんだよねぇ」

キュウべえ「意外だなぁ大抵の子は二つ返事なんだけど」

さやか「まぁ、きっとあたし達がバカなんだよ」

まどか「そうかなぁ?」

さやか「そう、幸せバカ」

さやか「別に珍しくないはずだよ、命を懸けてまで叶えたい望みって」

さやか「そういうの抱えてる人って世の中に沢山いるはずだよ」

まどか「あ…」

さやか「だからそれが見つからない私達ってその程度の不幸しか知らないってことじゃん」

さやか「恵まれすぎてバカになっちゃってるんだよ」

さやか「なんで私達なのかな…不公平だと思わない?」

まどか「………」

さやか「こういうチャンス、他に欲しいと思ってる人は他にいるはずなのにね」

まどか「さやかちゃん…それって」

その時屋上にほむらが入ってくる。

さやか「まどか私の後ろに」

まどか「う、うん」

ほむらがどんどん近づいてくる。

マミ「大丈夫よ」

遠くの塔にマミがいた、何かあったらすぐに行けるということだろう
39 :1 [saga]:2012/02/06(月) 16:51:34.68 ID:1p5M6DbG0
ほむらはマミの方をチラッと見て、そのまま進む

さやか「昨日の続きかよ……?」

ほむら「いいえ、そいつが鹿目まどかと接触する前にケリをつけたかったけれど」

ほむら「いまさら、手遅れだし」

ほむらはまどかのほうを見る

ほむら「どうするの?あなたも魔法少女になるつもり?」

まどか「わ、わたしは…」

さやか「アンタには関係ないでしょ!」

ほむら「昨日の話覚えてる?」

まどか「……うん」

ほむら「ならいいわ、忠告が無駄にならないよう、祈ってるわ」スタスタ

まどか「ほ、ほむらちゃん!」

呼びかけられても歩みを止めない

まどか「あなたはどんな願い事で魔法少女になったの?」

ようやく立ち止まるが、こちらに一瞥しもう一度歩み始める

まどか「あ……」

ほむら「………」スタスタ


男「よう、暁美さん?」

ほむら「あなたは…」

男「まぁ、俺が何者かは別にいいんだけどさ」

男「アンタは何が目的なんだ?」

ほむら「あなたには関係ないわ」

男「鹿目さんにやけに執着してるようだが…」

ほむら「用はそれだけ?なら私は行くわ」スタスタ

男「…………」
40 :1 [saga]:2012/02/06(月) 16:52:18.72 ID:1p5M6DbG0
━━放課後

さやか「仁美ごめん、今日はあたしらちょっと野暮用があって…」

仁美「あら?内緒ごとですの?」

まどか「え、えっと」

仁美「羨ましいですわぁ、もうお二人の間に入り込む余地なんて無いんですのねぇぇぇ」タッタッタ

まどか「あ……」

さやか「だから!違うってそれ……」

女子A「暁美さーん今日こそ帰りに喫茶店よってこー」

ほむら「ごめんなさい、今日も急ぐ用があって…」

女子B「そっかー残念…」
41 :1 [saga]:2012/02/06(月) 16:54:05.28 ID:1p5M6DbG0
━━喫茶店

マミ「さて魔法少女体験コース第一弾張り切っていってみましょうか」

マミ「準備はいい?」

さやか「準備になってるか分からないけど持ってきました!」ゴトッ

まどか「わっ」

さやかは金属バットを取り出す。

さやか「何もないよりはマシだと思って!」

マミ「ま、まぁそういう覚悟でいてくれるのは助かるわ…」

マミ「男君は何か持ってきたの?」

男「ん?はい、一応」ゴソゴソ

そしてバックから取り出したものは

さやか「警棒?」

男「ああ、趣味でもってたのが役に立ったわ」

さやか「どんな趣味だよ……」

マミ「うん…まぁ意気込みは十分ね」

男「まだ、他にも色々ありますけど」

さやか「いやいい!なんか怖いもん出てきそうだし」

さやか「まどかは何か持ってきた?」

まどか「えっと私は……」ゴソゴソ

ノートを取り出し机に広げる

さやか「これは……」

まどか「と、とりあえず衣装だけでも考えておこうと思いまして…」

マミ「プッ」

さやか「あっははははは」

まどか「え……」カアアア

男「まぁ鹿目さんらしいと思うよ」

マミ「うん。意気込みとしては十分ね」クスクス

さやか「こりゃまいった、アンタには負けるわ」プクク

まどか「うう……」

さやか「さー!準備も整ったし行くか!」

マミ「そうね、行きましょう」

まどか「はい…」
42 :1 [saga]:2012/02/06(月) 16:54:42.83 ID:1p5M6DbG0
━━昨日の廃ビル

マミ「見てこのソウルジェム、光ってるのが分かる?」

さやか「はい」

マミ「昨日ここに居た魔女に反応してるの」

マミ「基本的に魔女探しは足頼みよ、こうして魔女が残した魔力をたどって魔女を探していくわけ」テクテク

さやか「意外と地味ですね…」テクテク

男「捜す手段があるだけマシだろう」テクテク


男「光あんまり変わらないですね」

マミ「取り逃がしてから一晩たっちゃったからね、足跡も薄くなってるわ」

まどか「あの時直ぐに追いかけていれば…」

マミ「仕留められたかも知れないけどあなたたちを追うって置いてまで優先することじゃなかったわ」

まどか「…ごめんなさい」

マミ「別にいいのよ」

さやか「うん〜やっぱりマミさんは正義の味方だ!」

さやか「それにひきかえ、あの転校生!ほんっとにムカツクなぁ」

まどか「本当に…悪い子なのかな?」

さやか「そりゃ悪い奴でしょ!キュウべえを殺そうとしたんだし」

まどか「うーん…」

男「悪い奴では無いが、目的に手段を選ばない。そんな感じだろう」

さやか「それって悪役じゃん!」

男「俺にも分からん、情報が少なすぎる。まるで謎だ」

マミ「そうね」

さやか「ねぇマミさん、魔女のいそうな場所せめて目星くらいはつけられないの?」

マミ「魔女の呪いの影響でわりと多いのは、交通事故や傷害事件よね」

マミ「だから大きな道路や喧嘩が起きそうな歓楽街を優先的にチェックしないと」

マミ「後は自殺に向いてそうな人気の無い場所、それから」

マミ「病院などに取り付かれると最悪よ、ただでさえ弱っている人たちが生命力を吸い上げられるから」

マミ「目も当てられないようなことになるわ」

その時マミのソウルジェムが強く光りだす

マミ「かなり強い魔力の波動だわ、近いかも」

男「なら急ぎましょう」

マミ「ええ!」タッタッタ
43 :1 [saga]:2012/02/06(月) 16:55:13.19 ID:1p5M6DbG0
━━廃ビル前、

マミ「間違いないわ、ここよ」

さやか「はっ!?マミさんあれ!」

そうさやかが指摘したと同時に女の人が上から飛び降りてくる

まどか「キャアアア」

マミは一瞬で変身し、黄色いリボンを出す

マミ「はぁ!」

落ちてくる女の人をリボンで優しく受け止める

そしてなんとか女の人を助けることに成功する

マミ「魔女の口付け……やっぱりね」

まどか「うっ…この人は?」

マミ「大丈夫気を失ってるだけ、行くわよ!」

そして四人は廃ビルの中に入っていく

男「結界は……どこだ」

マミの髪飾り(ソウルジェムの変化したモノ)が一瞬光る、それと同時に結界の入り口のようなモノが現れる

マミ「今日こそ逃がさないわよ。」

そういってさやかの金属バットに触れる、金属バットが変化する。

さやか「う、うわ」

まどか「す、すごーい」

男「俺のは変化させなくていいですから」

マミ「そう?まぁ気休め程度だけどね。これで身を回るくらいの役には立つわ」

マミ「絶対に私の傍を離れないでね」

まどか&さやか「はい!」

男「了解」

そして四人は結界の中へと入っていった。
44 :1 [saga]:2012/02/06(月) 16:57:01.73 ID:1p5M6DbG0
中には化け物がうようよいた。だが障害にならない敵は無視し、魔女の所へと走って行く

最低限の敵だけを倒し奥にへと向かう。

マミはマスケット銃で撃ち落し、さやかは金属バットの変化したものを振り回している

男は近づいてきた使い魔を警棒ではなく、素手で殴っている、まどかは護られている

そしてどんどん奥へと進んでいく

マミ「どう?怖い?三人共」タッタッタ

さやか「な、なんてことねぇっすよ!」

男「一昔前の舎弟みたいだな。」

さやか「う、うるさい!」

どんどん敵を倒していく。まどかはそれを見て思う

まどか「(かっこいいなぁ)」と

キュウべえ「もうすぐ結界の最深部だよ!頑張って」

そして結界の最深部の扉の前にいた使い魔を撃ち殺し、扉を開ける

マミ「見てあれが魔女よ」

さやか「うわ…グロい」

まどか「あんなのと戦うんですか?」

男「キモいな」

マミ「大丈夫、負けるもんですか」

マミ「下がっててね」

そしてマミは魔女の方へと進む、魔女との戦いが始まる
45 :1 [saga]:2012/02/06(月) 16:57:29.61 ID:1p5M6DbG0
スカートの中からマスケット銃を出す、魔女は大きなイスを飛ばしてくる

それを撃ち落す。魔女が接近してこようとする。マミは帽子からマスケット銃を召喚する

そして魔女を狙う。どんどん撃つが魔女はそれを全て避わす

マミ「っう!?」

魔女に集中しすぎていて使い魔が足に忍び寄っていることに気づけていなかった

そして使い魔が触手に変化してマミを空中で体を拘束される。

持っていたのマスケット銃で魔女を狙うが、触手によって体を動かされ当たらない

そして壁に打ち付けられる。

マミ「グッ」

そして又体を動かされ、今度は魔女の真上に身を置かれる、恐らく魔女はマミを食べる気である

さやか「っ……」

まどか「マミさぁぁぁん!!!」

マミ「大丈夫よ」ニッコリ

マミ「未来の後輩にあんまりかっこ悪いところ見せられないものね」

外れていた弾丸から黄色いリボンが出現し、魔女を拘束する

魔女は逃げようと試みるが、逃げれるわけも無く

マミ「惜しかったわね」

そういい自分の体に着けていたリボンで触手を切り裂く

そして、リボンを手に持ちそれを変化させ巨大な大砲を召喚する

マミ「ティロフィナーレ!」

凄い威力の砲撃が魔女を襲い、魔女は威力により粉々になる

魔女を倒した直後マミは優雅に紅茶を飲んだ。

さやか「か、勝ったの?」

まどか「すごい…」

男「これが魔法少女……」

魔女を倒したことにより、結界が解けていく
46 :1 [saga]:2012/02/06(月) 16:58:29.45 ID:1p5M6DbG0
マミ「これがグリーフシード、魔女の卵よ。」

さやか「た、卵…」

マミ「運がよければ時々魔女が持ち歩いていることがあるの」

男「ほぉ…」

キュウべえ「大丈夫、その状態でなら安全だよむしろ役に立つ貴重なものだ」

マミ「私のソウルジェム夕べよりちょっと濁っているでしょ?」

さやか「そういえば…」

マミ「グリーフシードを使えば、ほら」

濁りがグリーフシードへと移される

まどか「うわぁ…」

さやか「綺麗になった」

マミ「ね?これで消耗した私の魔力も元通り、前に話した魔女倒しの報酬がコレよ」

そういってマミはグリーフシードを投げる、それを誰かが受け取る

さやか「なっ!?」

まどか「あ…」

男「お前は……」

出てきたのは暁美ほむらだった
47 :1 [saga]:2012/02/06(月) 16:59:08.50 ID:1p5M6DbG0
マミ「後一回くらいは使えるはずよ、あなたにあげるわ。」

マミ「暁美ほむらさん」

まどか「……」

さやか「アイツ……」

男「(なぜ来たのかが一番の疑問、俺達がいることくらいは分かっていた筈なのにな)」

マミ「それとも人と分け合うのは不服かしら?」

ほむら「あなたの獲物よ、あなただけのモノにすればいい」ヒュン

マミ「そう、それがあなたの答えね」パシッ

そう言ってほむらは去っていった。

さやか「くぅ〜やっぱり感じ悪い奴!」

まどか「仲良くできればいいのに…」

マミ「お互いにそう思えれば ね」

男「(やはり…何かを隠している…アイツは一体…」


大人女「ここは?あれ私は…」

大人女「え?いや、なんで?わたしはあんなことを…」

マミ「大丈夫です。もう大丈夫ですよ」

マミ「ちょっと悪い夢を見ていただけですよ」

さやか「一件落着って感じかな」

まどか「うん」

男「だなぁ」
48 :1 [sage saga]:2012/02/06(月) 17:00:53.22 ID:1p5M6DbG0
今回の投下はこれで終了です
また用事が無ければ夜に来ます
見てくれた方ありがとうございます。
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2012/02/06(月) 18:26:12.93 ID:NN41ztZWo
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/06(月) 18:45:37.50 ID:aYauqwVzo
乙!
51 :1 [sage saga]:2012/02/06(月) 22:09:46.99 ID:1p5M6DbG0
すいません。
用事で今日は投下できません。
また明日投下します
52 :1 [ saga]:2012/02/08(水) 23:28:11.04 ID:j/0JKfyw0
少ないですが投下開始します

━━━病院

さやかはいつものように病院に入り、上条の病室へと向かう

そして上条の病室に着く、胸がドキドキして中々入れない

深呼吸をして気持ちを整え中に入る

上条「やぁさやか、きてくれたんだね」

さやか「うん」

さやか「はいコレ」

そう言って上条にCDを手渡す

上条「うわぁ…すごい…いつも本当にありがとう」

上条「さやかはレアのCDを見つける天才だね」

さやか「そ、そんな運がいいだけだよきっと」

上条「この人の演奏は本当に凄いんだ、さやかも聴いてみる?」

さやか「え…いいのかな」

イヤモンの片方を耳につける

上条「本当はスピーカーで聴かしてあげたいんだけど病院だしね」

さやかと上条の距離が近くなる、さやかの顔は真っ赤になる

そして綺麗な音楽が流れる、さやかは演奏が出来ていた頃の

上条を思い出していた

上条「っ……う……ッ……」ポロポロ

さやか「………」
53 :1 [ saga]:2012/02/08(水) 23:28:37.95 ID:j/0JKfyw0
━━街中 夜


マミ「ティロフィナーレ!」

一撃で使い魔を一掃する

さやか「いやーやっぱマミさんてかっこいいねぇ」

隠れて見ていた三人も出てくる

マミ「もう…見世物じゃないのよ?」

変身を解き三人人の傍に寄る

マミ「危ないことしてる意識は忘れないで欲しいわ」

さやか「イエース分かってますって」

まどか「あ…グリーフシード落とさなかったね」

キュウべえ「今のは魔女から分裂した使い魔でしかないからね」

まどか「魔女じゃなかったんだ…」

さやか「なんか…ここんとこずっとハズレだよね」

男「まぁそうだな」

マミ「使い魔だって成長すれば魔女になっちゃうの、放って置けないのよ」

マミ「さぁ行きましょ」

マミ「二人とも何か願い事見つかった?」

さやか「うーん、まどかは?」

まどか「うーん…」

マミ「まぁそういうものよね、いざ考えろって言われたら」

まどか「マミさんはどんな願い事をしたんですか?」

マミ「………」
54 :1 [ saga]:2012/02/08(水) 23:29:08.38 ID:j/0JKfyw0
まどか「あ、あのどうしても聴きたいって訳じゃなくて、言いにくいなら別に…」

マミ「……数年前になるわ」

マミ「家族でドライブに行ったとき大規模な交通事故に巻き込まれてね」

マミ「そこで、キュウべえと出会ったの」

男「………」

マミ「考える余裕さえ無かったってだけ、後悔しているわけじゃないのよ」

マミ「今の生き方もあそこで死んじゃうよりは余程良かったと思ってる」

マミ「でもね、ちゃんと選択の余地がある子にはきちんと考えたうえで決めて欲しいの」

マミ「私にできなかったことだから……ね」

男「巴さん…」

さやか「あ、あのさマミさん!」

さやか「願い事って自分の為の事柄じゃないと駄目なのかな?」

マミ「え?」

さやか「例えば…例えばの話なんだけどさ、私なんかより余程困っている人がいて」

さやか「その人の為に願い事をするのは…」

まどか「それって上条君のこと?」

男「上条君?」

さやか「た、たとえ話だって言ってんじゃんか!」カアアア

男「誰なんだ?ソイツ」

さやか「あんたには関係ないの!!」

キュウべえ「別に契約者自身が、願い事の対象になる必然性はないんだけどね、前例も無いわけじゃないし」

マミ「でもあまり関心できた話じゃないわ、他人の願いを叶えるのなら」

マミ「なおのこと自分の願いをはっきりさせておかないと」

マミ「美樹さん、あなたは彼に夢を叶えて欲しいの?それとも彼の夢を叶えた恩人になりたいの?」

まどか「……マミさん」

男「……(上条って誰だ?)」

マミ「同じようでも全然違うことよ、コレ」

男「その言い方は酷いな」

さやか「え……?」

マミ「ご、ごめんねでも今のうちに言っておかないと……あなたきっと後悔するから」

男「人の為でも自分の為でも自分が叶えたいって思えば別にいいだろ」ギロッ

マミ「そ、それはそうだけど…でも先輩として注意くらいは…」オドオド

さやか「……そうだね、アタシの考えが甘かったよ、ごめん」

男「そうか」

まどか「ほっ」

マミ「ホッ……やっぱり難しい事柄よね、あ、焦って決めるべきではないわ」

キュウべえ「僕としては早ければ早いほど良いんだけど」

マミ「駄目よ、女の子を急かす男子は嫌われるぞっ」

さやか「ふふっ」

男「………」
55 :1 [ saga]:2012/02/08(水) 23:30:06.28 ID:j/0JKfyw0
━━まどか自宅

まどか「やっぱり簡単なことじゃないんだよね」

キュウべえ「僕の立場で急かすわけにはいかないからね、助言するのもルール違反だし」

まどか「ただなりたいってだけじゃ駄目なのかな…」

キュウべえ「まどかは力そのものに憧れているのかい?」

まどか「いや…そういうんじゃなくて…うーんそうなのかな?私ってどんくさいし…なんのとりえも無いし」

まどか「マミさんみたいに強くてかっこよくて、素敵な人になれたらそれだけ十分幸せなんだけど…」

キュウべえ「まどかが魔法少女になればマミよりずっと強くなれるよ、」

まどか「え?」

キュウべえ「勿論どんな願い事で契約するかで決まるけどまどかが生み出すかもしれないソウルジェムは」

キュウべえ「僕にも測定しきれないこれだけの資質を持った子と会うのは君が始めてだ」

まどか「ははは、何いってるのよもぅ嘘でしょ?」

キュウべえ「いや…」

コンコン 

知久「まどか?起きてるか?」

まどか「うん、どうしたの?」
56 :1 [ saga]:2012/02/08(水) 23:30:54.18 ID:j/0JKfyw0
━━まどか自宅 玄関

洵子「うーん」ヒックヒック

まどか「あーまたかぁまったくもう」

洵子「み、みずぅ」

智久が洵子に水を飲ませる

洵子「んぐんぐ」ゴクゴク

洵子は酔っ払い自らの足で動けないのでまどかと智久が担いで寝室に連れて行く

洵子「ぁ〜あの廃れハゲェ〜飲み炊きゃ一人でやってろっつーの」

智久「ありがとう、ココアでも淹れようか?」

酔っ払いが呻いている、二人とも無視している

まどか「うんお願い」

智久「はい、どうぞ」

まどか「ありがとう、なんでママはあんなに仕事が好きなのかな?昔からあの会社で働くのが夢だってってわけじゃないよね?」

智久「うーんママは仕事が好きなんじゃなくて、頑張るのが好きなのさ」

まどか「え?」

智久「嫌なことも辛いこともいっぱいあるだろうけど、それを乗り越えたときの満足感がママにとっては最高の宝物なのさ」

まどか「………」

智久「そりゃ、会社勤めが夢だったわけじゃないだろうけどさ、それでもママは自分の理想の生き方を通している、」

智久「そんなことをして、叶える夢もあるんだよ」

まどか「生き方そのものを夢にするの?」

智久「そうかどうかは人それぞれだろうけど、僕はねママのそういうところが大好きだ」

智久「尊敬できるし、自慢できる素晴らしい人だってね」

まどか「うん」
57 :1 [ saga]:2012/02/08(水) 23:33:00.84 ID:j/0JKfyw0
━━街中 夜

マミは一人で魔女の捜索をしていた、少しでも犠牲を減らすために

ほむら「分かっているの?あなたは無関係な一般人を巻き込んでいる」

後ろから喋りかけられる

マミ「彼女達はキュウべえに選ばれたのよ?もう無関係じゃないわ」

ほむら「あなたは二人を魔法少女に誘導している」

マミ「それが面白くないわけ?」

ほむら「ええ迷惑よ、特に鹿目まどか」

マミ「ふぅん、そうあなたも気づいていたのねあの子の素質に」

ほむら「彼女だけは契約させるわけにはいかない」

マミ「自分より、強い相手は邪魔ってわけ?いじめられっこの発想ね」

ほむら「…」ギロッ

マミ「…」フンッ

お互いに睨みあう

ほむら「あなたとは戦いたくは無いのだけれど」

マミ「なら二度と会わないように努力して、話し合いだけでコトが済むのはきっと今夜が最後だろうから」

そしてマミはその場から去る


それを遠くから見ていた人物がいた

「あーあ、あの黄色い髪の人と黒髪の人どっちもうざいなぁ」

「黄色いほうは一々正義感を振りまいているのがムカつくなぁ」

「この街私の狩場にしたいし」

女「あの人殺しちゃおっかな」
58 :1 [ saga]:2012/02/08(水) 23:34:04.38 ID:j/0JKfyw0
今回の投下はこれで終了です。
明日のまた投下します、
見てくれている方ありがとうございます
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/09(木) 12:55:01.86 ID:R2y+lHb10
お疲れ
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/09(木) 12:58:49.36 ID:R2y+lHb10
おつ。
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/09(木) 12:59:34.39 ID:R2y+lHb10
おつ。
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [ sage saga]:2012/02/09(木) 14:18:22.15 ID:R2y+lHb10
すみません↑はミスです
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/02/21(火) 00:02:24.54 ID:z1ohdIvLo
乙!
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