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勇者「行動考えるのが面倒になったから安価のみで冒険しにいく」魔王「その3だよ〜」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 17:22:55.20 ID:1GP/Y7Rt0
最初→勇者「行動考えるのが面倒になったから安価のみで冒険しにいく」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1315002683

前スレ→勇者「行動考えるのが面倒になったから安価のみで冒険しにいく」妖狐「その2じゃな」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1326890480


魔王「三つ目だよ。ボクの予想より早く二つ目終わったね。最初のスレは1000まで三ヶ月かかったのに」

魔王「というわけで今回も完走目指して頑張るよ〜。とりあえず前スレが1000まで行くまでそっちで書いてくからよろしくね」


注意

☆注意だけでこんなに出てくること

☆大量の厨二病的要素

キャラ紹介だけでかなり長くなるほどの厨二設定

安価を斜め上の独自の解釈で読み解いてしまう恐れがある

エロがない

シリアスを軸としたストーリー

勝手な解釈

安価しだいで最悪無かったことにされるフラグ

理解しにくい文章(質問してくださればちゃんと解説します)

山○悠介並みのおかしい記述(上記に同じ)

誤字脱字

多発する安価ミス

たまにクトゥルフ神話要素あり(知らないと取り残されるということはありません)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1329812575(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 17:28:20.04 ID:1GP/Y7Rt0
あらすじ

勇者は魔王の裏になんらかの黒幕が存在することを混沌の魔女によって知り、「魔王は悪者じゃない」という自らの考えの正しさを確信する。

その後、魔王城への旅の道のりの途中に怪しい遺跡へと迷い込んだ勇者は邪神の復活を目撃する、

しかもなんとか生還したのに、その邪神は刀使いの中に封印されていて!?


その頃魔王、部下(コア)、アリスの三人は魔王を殺して魔物が暴れやすい世界にしようとしている過激派のリーダーを探し出そうと奮闘する

世界を混沌に陥れようとする混沌の魔女と秩序を保とうとするほかの魔女との戦争も始まりつつあり・・・

物語は魔王の派閥争い、魔女の戦争などを巻き込んで激化する!!
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 17:32:31.16 ID:1GP/Y7Rt0
勇者(男) 装備、武器「妖刀リバーディウス」防具「普通の服」アクセサリー「無し」


勇者として導かれた男、"選ばれしものの能力"を持ち、「的中率のすごく高い勘」「底なしの魔力と魔法の才能」がそれに当たる。

居合いが得意でどんな敵でも一刀両断する自身がある。

魔力がとても強く底なし、無意識下で暴発することもあり、子供の頃一度暴発したせいで周りに化け物と恐れられた過去を持っている。

それが原因で一度絶望の底まで堕ちたこともあった。

「自ら信じたものこそ正義」のモットーを胸に絶対の自信を持って行動しているため欲望にも忠実

だが、それは昔否定された自らの正義を守るための口実でもある。

今は勇者の命運を背負いながらも魔王が完全な悪者ではない確証を得るために旅をしている。

その理由は一度洞窟内で魔王と対峙し、それに邪悪な意思より純粋な意思を見出したためである。(決して魔王に惚れたとかそういう理由ではない)

その後混沌の魔女により魔王の後ろで何か企んでいるものの存在を知り、魔王が完全な悪じゃないと確信する。

最近主役交代の危機に陥ってる。

一人溺愛していた義理の妹がいる。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 17:33:19.43 ID:1GP/Y7Rt0
妖刀リバーディウス


勇者が旅の途中に迷い込んだ洋館で手に入れた曰く憑きの剣

「神の悪意」を意味する「Livor of Deus」という文字が刻まれている

使い手から持っているだけでも魔力を吸い取り続け、それを力に変える

長い間魔力を吸い取り続けうちに魔力が自我となり、意思となり、人格さえも形成した。その結果使い手を選んだりたぶらかしたりするようになった。

魔力が少ないものが使ったりしたら魔力の代わりに生気を吸い取り一瞬で殺してしまう

また妖刀にたぶらかされたりして闇雲に敵を切ったり、力のみを求めたりしたらすぐ漬け込まれて自我を吸い取られ体をのっとられる。

これらが妖刀たる由縁である

使い手の癖に合わせた形の剣になることができ、さらに意思を持ったことにより使い手の要望を聞いて姿かたちを変えることも出来る。

勇者の膨大な魔力に惹かれ、勇者を持ち手として認める。

勇者が願ったことにより戦うとき意外少女の姿でいる。

しかし勇者に盾として使われ、鍵として使われ、散々である
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 17:33:51.05 ID:1GP/Y7Rt0
妖狐(女)、武器「桜と紅葉の鉄扇」防具「特別な和服」アクセサリー「珊瑚と夜光貝でできた簪」

勇者を助ける者として運命に導かれた

人を化かす程度の能力、幻覚やそれを使って人を操ることを得意とする。本人曰く幻覚を使って操るのは催眠術のほうに近いらしい

人をからかうのが好き

普段は狐の耳と九本の尻尾を有する人間離れした美しさを持つ美女

狐色の綺麗なストレートなさらさらの髪と毛並みのいい9本の尻尾、それにこれまた綺麗な和服を着ている

何百年も生きており、本当は妖怪ではなく孤神であり本名は「大月姫御命・禍神(オオゲツヒメミノコト・マガツカミ)」

本当の姿は美しい毛並みをした大きな九尾の狐、怒りなどの感情が頂点に達すると尻尾が黒くなり「純粋な感情の塊」の暴走が起こる。

しかし前回それを抑えることに成功した。その際は全身が白くなり別の人格のようなものが一瞬出てきた。

魔王の幼馴染であり、勇者と旅してる理由のひとつでもある

元は狐族の棲む村で平和に過ごしていた。

白狐という名の幼馴染がその村にいたが…
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 17:34:38.17 ID:1GP/Y7Rt0
リリィ(女)、武器「無し」防具「魔法衣」アクセサリー「百合を意匠化したブローチ」

勇者の仲間として運命に導かれた小さな女の子

元はとある町の守護を司っていた一族の末裔、親が魔物と取引して町を守っていたのに町の連中には不幸を運ぶ家として逆恨みされていた。

親をが死んでもなお逃げ出さずに町を一人で守り続けてきたが、勇者たちと共闘して魔物を倒すと町に見切りをつけ勇者たちと旅に出ることを決意する。

無口であったが最近少しずつ喋るようになってきた(決してそうしないと存在が薄れるとかそういう理由ではない)

召還術に長けており、その場で魔獣を作り出したり呼び出したり出来る。

仲間の中で一番意志が固い。

何があっても勇者を守ると心に誓い、奔走する

魔術や魔法の匂いに敏感に気づき、嗅ぎ別けられる。
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 17:36:04.34 ID:1GP/Y7Rt0
盗賊(男) 武器「ジャマダハル」防具「盗賊用動きやすい軽い服」アクセサリー「星降る腕輪(素早さアップ)」

勇者の友人として助けるものとして運命に導かれた

元不良、肉体派、幸薄

メサイアモードという厨二能力を持っており、これになると右腕が狼になり攻撃力が格段に跳ね上がる。鼻も利く

子供好きなのに子供には好かれない怖い顔をしている。



魔法使い(女) 武器「魔法使いの杖」防具「魔法使いの服、魔法使いのローブ」アクセサリー「魔法威力増幅のアーティファクト」

勇者の友人として助けるものとして運命に導かれた

元不良、盗賊とは幼馴染、他人をからかうのが好き、趣味は盗賊いじり。しかし嫉妬深い

魔法の才能と知識は天才的でほとんどの魔法を習得している。混沌魔術も一部習得済み
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 17:37:25.16 ID:1GP/Y7Rt0
女勇者パーティ

勇者たちのバックアップに王様に選ばれたもう一つの勇者パーティ

勇者たちとは今までに二度共闘している


女勇者

勇者と別に戦うものとして運命に導かれる。

剣士の家庭に生まれ子供の頃から剣士として育てられ、女らしさを学ぶ機会がなかった

そのためボーイッシュ、洋館の一件で勇者を好きになる。

契約の魔女と契約し、魔王の血族の魔法を使えるようになった。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 17:38:51.27 ID:1GP/Y7Rt0
僧侶(女)

女勇者の旅の仲間で幼馴染

しっかりもので丁寧な言葉使いをする。

お姉さんのような優しい性格でパーティの保護者役

しかし邪教崇拝の邪教徒だったりする。

頭はかなり良くパニックにはめったにならないためかなり頼りになる存在

でもたまに女勇者をからかったりもする。(しかも忘れた頃に)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 17:40:34.01 ID:1GP/Y7Rt0
弓兵(女)

女勇者の旅の仲間で幼馴染

口数が少なくクール

矢にて弾幕を張るのが得意

挨拶やお礼などはあまり言わないが義理深い

女勇者に近づく勇者をあまりよく思っていない
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 17:41:45.19 ID:1GP/Y7Rt0
ネクロマンサー(女)

女勇者の旅の仲間で幼馴染

一言で言うならコギャル

これでもネクロマンシーの腕はかなり
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 17:57:35.05 ID:1GP/Y7Rt0
魔王陣営

人間と魔物が互いに愛し合い、手を取り合える世界を実現したいと思っている魔王と一番信用できる二名の魔物

魔物の中には魔王に従って平和を実現しようとしている穏健派(魔王派)と、

もっと暴れやすい世界を作るために魔王を失脚させようとしている過激派(反魔王派)がいる。

今魔王は過激派に命を狙われているらしく、過激派のリーダーを探すことに力を入れている。



魔王(女)

幼い女の子の格好をしているがそれでも何百年も生きてる魔王

人と魔物が互いに愛し合い、互いに手を取り合える世界を作ろうとしている。

魔王に向いていないほど無邪気ではあるがそれでも統率力といざというときの威厳はある

父である先代魔王とは仲が悪いわけではないが少なくとも彼女は父が何かたくらんでいると思っている

ボクっ娘でどこまでも純粋な性格、しかし本心は分かりにくく勇者のことを好きなようだがそれすらも本心かどうかは微妙

妖狐とは幼馴染

小さい頃「人と魔物が互いに愛し合い、互いに手を取り合える世界を作ろう」と約束した人間がいる。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 17:59:14.16 ID:1GP/Y7Rt0
部下(コア)(女)

魔王の部下にして幼馴染、妖狐とも幼馴染で昔は3人でよく遊んだらしい。

ちなみに龍神一族の出である。

魔王にツッコミが出来る唯一の人物でもある。

名前は「コア」だが魔王は立場上「部下」と





アリス(女)

銀色の狼の獣人型の魔物、人間と魔物のハーフであり、魔王曰く人と魔物を繋ぐ魔界の希望

ハーフのため魔物にも虐められ、人間にも怖がられて"師匠"に出会うまで居場所をなくしていた。そのため魔王に諭されるまでずっと戦いのみを追い求めて生きてきた。

人間の姿だと灰色のショートカットヘアーに赤い鋭い目つきと眼光、狼の鋭い八重歯が除く口、全体的にク−ルなかっこよさを醸し出してる美少女

勇者曰く美しさとかっこよさを兼ね備えた最強の見た目らしい。

性格はクール

悪夢の魔女曰く「悪夢に運命付けられた子」呼んでいる
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 18:00:10.23 ID:1GP/Y7Rt0
刀使いパーティ

刀使い(男)

"選ばれしものの能力"を持ち、ものの記憶を除き見ることが出来、武器の力を最大限まで引き出せる。

背の小さい中性的な美少年つまりはショタ

人見知りで常にオドオドしている



銃士(女)

大量の銃を持っていていつでもすぐに使えるようにしてある。

銀髪で男勝りな口調、刀使いに思いを寄せているデレてるツンデレ




盾使い(男)

無口で大きい盾を持っている以外特徴のない冴えない男




僧侶(女)

黒髪ロング、出番のないツッコミ役
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 18:00:54.51 ID:1GP/Y7Rt0
エリザベート、商人一行


エリザベート(女)

錬反術と魔術の格闘スタイルで戦う格闘美少女

巫女服にも見える中国拳法のような服

髪は後ろで長く結んでいて、どこかボーイッシュな活発そうな顔立ちをしている

不良に絡まれているところを盗賊に助けられて片思いをする。

錬反術や魔術の秘密に気づき、そのせいで世界中に追い回される羽目になり、父親の元を離れて逃げ回った。

そして世界中に狙われたせいで人間不信になり性格が歪んでしまう。

その後、片思いの相手である盗賊を見つけるとすでに歪んでしまっていた愛情から拉致監禁してしまう。

盗賊に諭された後「魔法使い!エリザベートちゃんは絶対に諦めないからね。それまで盗賊をしっかり守っておいてよ。」と言い残して、いい笑顔で父親と行商の旅に戻る。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 18:01:28.12 ID:1GP/Y7Rt0
商人(男)

エリザベートの父親、エリザベートが世界中から逃げ隠れしている間、机に入っていた写真から盗賊が犯人だと決め付けていた。

嫌疑が晴れた後盗賊がうざったがるほど謝罪をしたらしい。根はすごく良い人



空手家(男)

エリザベートの師匠、妖狐とは知り合いで共闘したこともあるらしい。

心技体、三見一体の最強の格闘家


女剣闘士

ごつい体をしている力技専門

オレっ娘
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 18:05:44.09 ID:1GP/Y7Rt0
魔女陣営

魔法だけではなく魔術を完璧にマスターした人間がたどり着く領域

魔"女"と言うだけあり、男でこの領域までたどり着いたものはほぼいない。

それでなくとも普通は女ですら辿り着ける領域ではない

たとえなることが出来ても好き勝手魔術を使えると言うわけではなく世界のバランスを保つために何者かに見張られるらしい、それほどまでに強大な力を扱えるのだから

普段は互いに互いを見張り、一人が世界のバランスを壊そうとすると皆の力を持ってその魔女を排除するというシステム


混沌の魔女

エリザベートにそっくりな顔にゴスロリ衣装を着た小さな子供

しかし実際はエリザベートの先祖であり何百年も生きている。妖刀リバーディウスを作ったのも彼女

今までは自らが作り上げた町の外れの洞窟に静かに住んでいたが、先代魔王の企みに気づいた時、それを利用して世界を混沌に沈めようと画策した。

実は世界を混沌に沈めるのに深い理由は無く、ただ混沌が好きだという理由のみ。すでに混沌に沈める計画は始動しているらしく、他の魔女たちが彼女をどうにかして止めようとしている。

自分が楽しかったらなんでも良い快楽主義者
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 18:06:40.86 ID:1GP/Y7Rt0
契約の魔女

子供のような外見、ショートカットの白い髪、子供用のドレスのような服を見に着けている。体のどこか一部が常に動物のそれになっている

人間なんかと契約して大事な者を奪う代わりにそれに見合う力を渡す。

混沌の魔女のことが好きで他の魔女を出し抜いて混沌の魔女を捕まえて籠の鳥にしてしまおうと考えている。

手始めに女勇者と契約して手先とした。

自分が楽しかったらなんでも良い快楽主義者
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 18:07:13.93 ID:1GP/Y7Rt0
自由の魔女

自由を与える猫の獣人の姿の魔女

自分が楽しかったらなんでも良い快楽主義者



均衡の魔女

金髪金目で黒と金のドレス、いつも金のキセルを吹かしている。

バランスを保つ命を授かった魔女であり秩序という概念が擬人化したような存在



還元の魔女

0を1に1を0に戻す力を持つ魔女



否定の魔女

"否定"することで一時的に否定したものの存在を消すことが出来る力を持つ魔女
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 18:08:23.06 ID:1GP/Y7Rt0
魔術師

男で唯一魔女の領域に達した人間

いつもヘラヘラと笑っていて軽い印象を受ける男

他の魔女を「姐さん」と呼んでいるが決して敬っているわけではない

自分が楽しかったらなんでも良い快楽主義者
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 18:09:00.28 ID:1GP/Y7Rt0
悪夢の魔女、赤の女王

赤いドレスに、頭にちょこんと乗っけた王冠、そしてハートが先端についた杖を持つ全ての者が作り出した悪夢の世界に鎮座する女王

悪夢とはすなわち恐怖と無秩序の支配する混沌であり「赤き混沌」とも呼ばれている。

眠りの魔女のことを白の女王と呼んでいる

自分が楽しかったらなんでも良い快楽主義者



眠りの魔女

白いパジャマを着てウサギのぬいぐるみを片手に抱いていて、いつも眠たそうな顔をしている裸足の女の子、

悪夢の女王とは対称的に安眠の眠りの世界の女王、心の平穏を守る役割をしている魔女で精神を病んだ人でさえ、彼女が眠りの世界で魔術をかければ完全なる心の平穏を取り戻せる。

人を安心させるほんわかおっとりした性格と間延びした喋り方をする。
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 18:11:28.01 ID:1GP/Y7Rt0
チェシャ猫

悪夢の魔女と行動を共にしている。彼女のことを「女王様」や「女王陛下」と呼ぶが敬っているわけではない。

少し太った紫の線が入っている白猫の格好をしているが、その正体は魔女にも理解が出来ない"化け物"である。

いつもニタニタと人を馬鹿にした笑みを浮かべて話す。人をからかうのが大好きで暇は大嫌い。

ちなみにこいつの心は魔女の力を持ったとしても誰一人覗けない、また言動からも何を考えているのかまったく分からない謎キャラ

自分が楽しかったらなんでも良い快楽主義者
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 18:12:16.73 ID:1GP/Y7Rt0
謎の老人(男)

勇者たちを導いた老人

"魔王"に呪いをかけられたらしくどんなに老いても死ぬことが出来ない、また会話を成立させられないらしい

しかしそれは呪いをもろに受けずにかすった程度だったかららしく、

もろに食らっていたら死ぬことは出来ず誰にも存在を認められず話しかけることも出来ず永遠を過ごす羽目になっていたという。




戦士(パラディン)(男)

たまに出てくるネタ要因

パラディンに転職したが呼び名は変わらない

元は勇者の仲間だったがいつの間にか消えた

喋り方は毎回変わる。

混沌耐性が何故かカンスト



勇者妹

兄を追って家を出たがまだ追いついてはない
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 18:13:10.26 ID:1GP/Y7Rt0
世界観設定その@

魔法と魔術について

魔法はもともと決められている手順を踏めば簡単に出せるものである。例えるなら説明書どうりに作れば簡単に動くロボットのようなもの

その代わり使えるものに限りがあり、町を消し飛ばすようなすごく強力な魔法は存在しない

逆に魔術は難しいがとても強力、魔法の基本を応用して独自の魔法体系を作り上げ発動する術、例えるなら基本さえ分かればどんなものでも作り上げることが出来るプログラム

独自に作りあげるため人それぞれ千差万別の魔術を使える。

どんな奇跡でも起こすことが出来るし、上限も下限もない。

しかし奇跡のような確立で魔術を使えても一つ二つしか使えず、魔術を完全にモノにできる人間などほとんど存在しない。

そしてその"ほとんど"から外れることが出来た数人が魔女として迎え入れられる。



魔王の血族の魔法特性

魔王の血族は生まれつき強い魔力を持っているが成長する過程で変化する心の形や意志の強さで魔力の量、使える魔法の特性が変わる。
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 18:14:02.69 ID:1GP/Y7Rt0
世界観設定そのA

魔物の姿かたち

魔物の姿かたちには「獣形」「獣人形」「怪物形」「非獣形」の四種類がある。

獣形は人間界にいる動物に似た見た目の魔物である。(二体以上の動物が混ざっているような外見、羽や角などが余計に生えている、虫型などもこれに入る)

獣人形は動物と人間が混じったような姿をしている。下半身が人間で上半身が獣だったりその反対だったり全体的に混ざっていたり様々である。

怪物形は人間にも動物にも似てない異様な姿をしている魔物である。スライムなどがその代表格としてあげられる。

非獣形は人間界の生き物じゃないものに似ている魔物の事を指す。宝箱型魔物や切り株お化けがその例として挙げられる。


魔物の全体設定

上級、上位種

魔物の中でも上級や上位種と呼ばれる者は人間の言葉を喋ることの出来るものがいる。

条件は生まれだったり努力だったり様々


人型、

魔物の中には人型に化けることの出来るものがいる。

これも魔法であったりもともとの特性だったりする。

実際「人間界には人間に成りすまして過ごしている魔物がたくさんいる」という噂があるほど人間に化けられる魔物はいっぱいいる。


魔物と人間の関係

魔物は弱い者いじめをする人と同じように、弱い"人間"を服従させるということに強い快感を得る。

別に人間を苦しめることも人間を食すことも必要なわけではない。魔王はこれを人と魔物が愛し合える世界へのキーポイントと捕らえている。

しかし人間ですらいじめを無くすことは出来ないのだ。魔王はこれを無くすことが出来るのだろうか?
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/21(火) 19:43:11.11 ID:CtgBO3I50
魔王姉はいないか、南無
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/21(火) 20:57:59.10 ID:1GP/Y7Rt0
魔王姉

魔王の実姉小さい頃先代魔王に恐怖を抱き家出して、長らく遺跡に閉じ込められていた。

嵐の魔王と評される程の怒涛の攻撃を繰り出す。

天真爛漫で自由奔放、それでいて気品を持ち合わせる尊大な口調

紅眼黒髪ロングにほどよく巨乳なため魔王とは正反対のイメージがあるが、妖狐曰く天真爛漫で自由奔放なところは限りなくそっくり

魔王のところに戻りたくないわけではないが今は世界を見て周りたいらしい。



書き溜めていたのに忘れていた・・・
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/23(木) 22:31:11.68 ID:3q5s2ISR0
ksk
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/23(木) 22:33:25.55 ID:3q5s2ISR0
ksk
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/23(木) 22:38:45.22 ID:3q5s2ISR0
右腕が鉄男みたいに肥大化した女の子の落書きが消えかかったものをを立体化したような姿
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/23(木) 23:01:55.63 ID:/iO9wIhV0
直前のあらすじ

刀使いが自らの体に封じた邪神をどうにかしようとする勇者とチェシャ猫、悪夢の魔女と眠りの魔女は置いといて

女勇者はかなり昔の魔王と契約して、その力を手に入れるため自らの精神世界にて魔王の先祖・・・愛と信念に生きた魔王、マーちゃんとの戦いを始めようとしていた。

現実世界の女勇者は雪原で倒れているところをエリザベート一行に助けられ宿屋で寝かされており、女勇者の仲間たちはなかなか帰ってこない女勇者の身を案じて交霊術を使いながら探し出そうとする。

すいません今日は寝ます。続に乞うご期待Zzz..
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/24(金) 05:10:23.21 ID:0gQbD6/u0
弓兵「安心しろ、私なら見つけられるからついてくると良い。弓兵の真骨頂をお見せしよう。」


弓兵とは遠くの敵に見つからずに捕捉し、射るものだ。方向さえ分かるならすぐに見つかる。


というわけで探しに行く、東か・・・


というわけですぐ近くにあった隣町にたどり着く、


騎士「ふむ、場所が近くなったな。これなら詳しく分かるぞ。」


さらに数分後

ようやく見つかったのは宿屋だった。


弓兵「女勇者!」バァン


扉を開けて勢いよく入る。

いた。暖炉の前に女勇者が、ソファーの上に毛布をかけて寝かされていた。

その隣で看病していた風な恰幅の良い商人風のおじさんが「おや?」と顔を上げる。


商人「もしかしてこの子のお仲間さんですか?」

弓兵「そうだが・・・」

商人「それは良かったです。私たちも驚いたもんですよ雪原歩いていたら倒れていたんですもの、なんとか死なずに一命は取り留めましてね。雪原からここまで運んできたんですがかなり重かったんですよぉ」

商人「もちろん命に別状はありませんでねぇ、今は暖めて寝ておくことが重要らしいですよぉ。あ、今は安静に寝てますんで起こさないであげてくださいね。後ですね…

弓兵「それは助かった。後は私たちが面倒を見るからもういい。」ビシッ


弓兵はマシンガンのごとく喋り続ける商人を遮り、話にピリオドをつける。

もちろんもう喋らせる気はない。


僧侶「ごめんなさいね。この子あまり人と話せないのよ。後は私たちに任せてもらえるかしら」


商人は一瞬ぽかんとしたがすぐに自分がうるさくしすぎたのだと反省して微笑むと上の部屋へと帰っていった。


商人「そうですか、ではよろしく頼みますよ。また縁があれば」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/24(金) 05:25:31.52 ID:0gQbD6/u0
草原にたたずみ構えるマーちゃんの姿が見える。

右腕が鉄男みたいに肥大化した女の子の落書きが消えかかったものをを立体化したような姿だった。魔王の威厳どころか魔物らしくもない


女勇者「・・・なんだよその姿、ふざけてんのかだぜ」

マーちゃん「本来ならもっと美しくてもっと可愛いのだけどな。魔力が乏しい、貴様と正式に契約するか貴様の体を乗っ取るかすれば魔力が流れ込んでちゃんとした可愛い姿になるぞ」

女勇者「あっそ、どっちみち私のほうが可愛いからどうでもいいぜ」

マーちゃん「たいした自信だな、では行くぞ」


マーちゃんは言い終わる前に跳躍した。落書きがバネのような物に変わる。

この魔王の特性は"変形"その原型がこの落書きのようなものだ

お手並み拝見とばかりに、予測不能な動きで跳ね回り、死角から肥大化したその腕で攻撃を仕掛ける。

>>36
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/02/24(金) 07:34:14.71 ID:pRplyK2Do
ksk
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/02/24(金) 07:35:23.93 ID:pRplyK2Do
ksk
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/24(金) 07:36:48.72 ID:pRplyK2Do
女勇者苦戦

だが決着がつく前に一度目が覚める
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/24(金) 22:23:25.02 ID:0gQbD6/u0
女勇者「そこだぜ!!」


カキィイン

剣でいなす。

しかしすぐに死角から落書きが槍となって降ってくる。


女勇者「っ、死角から・・」


反射神経を最大限に生かして避けるも自在に変化するこの魔王の前では雨のようになすすべなく打たれるしかなかった。


マーちゃん「分かるか?貴様には魔法が足りない。剣だけでやっていけるわけがないだろう。」

女勇者「くっ・・・負けるわけには・・・行かないんだぜ!」


勇者のためにも・・・


しかし捕らえようとしても常に変化し続けるその姿は補足しきれず・・・切り裂けないっ


女勇者「ここっ!」


ついに心臓部を目で捉えた。

しかし


マーちゃん「それはどうか、」


心臓部だと思ったものが移動して避ける。

そして心臓部を守るように落書きが剣を形どり女勇者の胴を切り裂く。


女勇者「ぐっ、」

マーちゃん「愛も信念も一途じゃダメだ。臨機応変に"変化"してこそ女なのだ」


落書きが嗤う。

止めだとばかりに落書きが広がり全てが太い針となり襲い掛かる。


女勇者「負けるかああぁっぁぁあぁぁ!!」

ザシュ!

ついに心臓部を・・・捕らえ・た・・・・ぜ・・


女勇者「くそっがっ、ちくしょっがっ」


同時に針が腹に刺さった気がした。


でも、心臓部を本当に切り裂いたのか、私は本当に針にやられたのか

それは分からなかった。なぜなら


突然起こされてしまったからだ。突然の目覚めだ


>>40
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/02/24(金) 22:31:56.74 ID:/oRw3x0AO
ksk
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/02/24(金) 22:32:27.23 ID:/oRw3x0AO
ksk
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/02/24(金) 22:32:57.41 ID:/oRw3x0AO
ここで、白い仮面を付けた長身タキシードの優男と、赤髪で喧嘩師気質の女をパーティーに引き連れた、勇者妹に視点変更
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/24(金) 22:33:19.44 ID:pRplyK2Do
また新キャラか、懲りないなぁ
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/24(金) 22:44:46.51 ID:0gQbD6/u0
すまん。

勇者妹は勇者たちと合流するまで一人にしておきたいんだ。

安価ssなんだからとか色々苦情が来るのを覚悟して言うが、勇者妹は勇者と合流させたいしそれまで一人にさせたいんだ。

わがままをすまん

再安価

>>45
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/24(金) 22:52:06.72 ID:pRplyK2Do
ksk
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/24(金) 22:57:49.71 ID:v/IbwFkAo
ksk
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/24(金) 22:58:28.04 ID:v/IbwFkAo
10秒チャージ2時間キープのウイダーinゼリーで私の朝は始まる
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/24(金) 23:04:25.63 ID:ZbgxzF+xo
おい
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/24(金) 23:17:24.30 ID:0gQbD6/u0
すいません寝ます。
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 13:55:53.41 ID:MJTKDxQh0
起きたし、毎日の日課ということでウ○イダーinゼリーでチャージする。


女勇者「10秒チャージ2時間キープのウイダーinゼリーで私の朝は始まる!」

女勇者「元気ハツラツぅ?」

僧侶「ファイト一発」

ネクロマンサー「ラッパのマークの大正製薬」

弓兵「違うだろ!!」


って、あれ?体が乗っ取られていない・・・

疑問を持ったその時、頭の中にマーちゃんの声が響く

マーちゃん「>>51
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/25(土) 14:09:03.17 ID:QzPtNoUAO
ksk
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/25(土) 14:21:58.15 ID:QzPtNoUAO
ksk
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/25(土) 14:29:45.08 ID:QzPtNoUAO
汝未だ未熟なり、明日の深夜まで猶予をやろう。今生の別れでもしておくことだな
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 14:34:19.46 ID:MJTKDxQh0
妹の旅路そのA


妹「まったく、何だってんだよあの町は」


勇者妹は今とある町から出たばかりだった。

ダイアラックだとかそんな感じの名前の町で自分が勇者の妹と名乗っただけで追い出されてしまった。

なんでも勇者と名乗る男がちからをあわせて一緒にこの町を魔物から救った英雄の一人を騙して連れ去ったのだとか


妹「兄きがそんなことするはずないしなー」


あの優しくて完璧で正義の塊な兄きがするわけないもんなぁ。


妹「早く追いつかないかなぁ。兄きのことだから一人で寂しく旅しているんだろうし、よし、早く会いに行ってあげよう。」


そう心に誓い足早に兄を追うのだった。


妹「今行くぜー兄きー」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 15:16:19.66 ID:MJTKDxQh0
マーちゃん「汝未だ未熟なり、明日の深夜まで猶予をやろう。今生の別れでもしておくことだな」クスクスクス


マーちゃんが笑いながら楽しそうに言う。


女勇者「明日の深夜・・・」

弓兵「明日の深夜がどうした?女勇者」


弓兵が腰に手を当ててオロ○ナミンCを飲み干しながら聞いてくる。


女勇者「い、いや。なんでもないんだぜ」

いつも頼もしい仲間だけど今は巻き込むわけにはいかないんだぜ。


>>56
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/25(土) 15:30:08.30 ID:60WRzMlXo
ksk
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/25(土) 16:01:58.32 ID:QzPtNoUAO
ksk
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/25(土) 16:06:10.69 ID:QzPtNoUAO
何か解決策は無いかと街を巡る女勇者だが見つからずふらふらと歩いていたら出会い頭にエリザベートとぶつかる
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 16:52:59.81 ID:MJTKDxQh0
女勇者「ちょっと町中ブラブラしてくるぜ」


あいつを倒すために考えをまとめなくちゃいけないけどこいつらの前で悩んでも心配させるだけだもの


弓兵「なら私もいくぞ。」

女勇者「いや、少し一人にして欲しいんだぜ・・・」


ギィ、バタン


僧侶「あの子…何かあったのかしら」


どうしたもんか、やっぱり魔法を覚えたほうがいいのか?それとも・・・


女勇者「困ったもんだぜ…」ハァ


ドカッ


「うわぁ!」


女勇者「いてて・・・悪かったぜ、少し考え事をしていたもんで」


考え事をしながら歩いていたら思いがけずぶつかってしまい転ぶ


エリザベート「いや、いいよ。あれ、君雪原倒れていた子だよね?」

女勇者「雪原・・・あぁ」


魔女と契約したときか


エリザベート「良かった気がついたんだね。君の中間が来たからエリザベート達は宿屋から出て行ったけど少し気がかりだったんだよ。」ニコッ

女勇者「お前が助けてくれたのかだぜ?」

エリザベート「うん。エリザベートたちだよ。ところで何か悩んでいたようだけど?どうしたの?」

女勇者「いや・・・別に話すようなことじゃ」

エリザベート「エリザベートにはわかるよ。君の悩みはひとりじゃ解決できない、話してみてよ。もしかしたら力になれるかもしれないよ?」


話す?

>>60
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 16:54:48.66 ID:MzHoOKM+o
ksk
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 16:55:13.48 ID:MzHoOKM+o
ksk
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 16:55:52.26 ID:MzHoOKM+o
話そうとすると契約の力で口が止まる
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 17:14:53.31 ID:MJTKDxQh0
女勇者「・・・ありがとうだぜ。実は・・・・っ!?」

エリザベート「?」


喋ろうとした瞬間、口が塞がって何も喋ることができなくなった。もごもご喋ろうにも舌が張り付いて離れない。

エリザベートが疑問のまなざしを向けてくる。


エリザベート「??ああ、そういうことね。魔女の力でしょ。」

女勇者「!?」

エリザベート「フフン、当たりだね。もしかしたら何とかできるかも・・・」


なんたって混沌の魔女の血を継いだ魔術の使い手なんだからね。

魔女の口封じ結界ぐらい破れるはずだよ。


>>64
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 17:24:52.52 ID:MzHoOKM+o
ksk
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 17:25:25.65 ID:MzHoOKM+o
ksk
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 17:26:41.16 ID:MzHoOKM+o
13分だけ喋られるようになる
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 17:52:07.27 ID:MJTKDxQh0
エリザベート「ちょっとランダムだからどれくらい効果があるかは分からないけどね。」


混沌魔法ってのは少しランダムすぎて効果の程度がコントロールまだ出来ないんだよなぁ、

うまくコントロールできるようになれば魔女の領域まで達せられるんだろうな

そう思いながら女勇者の口に手を当てる。


エリザベート「・・・13分ってところかな。」


結構できる方でよかった。


どこまで喋れるか

>>68
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 17:54:12.46 ID:WfjXzoQao
ksk
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 17:54:29.91 ID:MzHoOKM+o
ksk
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 17:55:23.11 ID:MzHoOKM+o
手短に全部話せるが、その後声帯が除去される
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 17:55:25.47 ID:WfjXzoQao
今までとは違う戦い方を知りたい
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 18:33:49.60 ID:MJTKDxQh0
エリザベート「なるほどね。太古の魔王か」

女勇者「太古かどうかは怪しいけどな・・・っ!?」


こ、声が!!


エリザベート「・・・タイムアップか、ちょっと口見せて」


エリザベートが口の中をのぞいてくる。


エリザベート「あぁ、潰れてしまったね。さすがに魔女には勝てなかったか、ちょっと何とか直してみるよ」


直る?
>>53
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/25(土) 18:39:03.63 ID:QzPtNoUAO
ksk
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/25(土) 18:42:01.83 ID:QzPtNoUAO
ksk
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 18:42:04.70 ID:WfjXzoQao
治るが前より甘く蠱惑的な声になる。その後エリザと空手家による特訓開始
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 18:47:57.89 ID:WfjXzoQao
ちなみに>>70の指定は>>73か?
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 19:24:34.55 ID:MJTKDxQh0
うん。安価ミスだねOTL



エリザベート「・・・・・・こんなものか、ごめんね完全には治せなかったよ」

女勇者「あ、あぁ、あ〜、おぉ、少し変わってるけど治ってるぜ。」


前より少しだけ甘く蠱惑的な声になっている。


エリザベート「ごめんね。」

女勇者「いや、治っただけでもいいぜ。それに私はこっちのほうが好きだぜ?」

エリザベート「はは、ありがとね。じゃあ対策をいくつか教えるよ」

女勇者「対策?」

エリザベート「うん。話を聞くにそれは君の精神世界なんでしょ?」

女勇者「あ、ああ」

エリザベート「それなら勝ち目があるどころか、君が大幅に有利なんだよ。だって君の頭の中なんだから」

女勇者「頭の中?・・・だから?」

空手家「エリザベート、お菓子買ってくるのにいつまでかかっているんだ・・・」


いつの間にか真後ろにぬっと大男が立っていた。


女勇者「えっ、いつの間に」

エリザベート「あー、師匠いいところに〜」ダキッ


エリザベートが師匠と呼ばれた男に駆け寄る。


空手家「何?特訓?」

エリザベート「そう、明日の深夜までに」

空手家「よかろう、しかしエリザベートも受けるのだぞ。」

エリザベート「え、嘘・・・」

空手家「では始めよう。」

エリザベート「ちょ、ちょっと師匠、エリザベートちゃんは勘弁・・・」

空手家「しない。行くぞ」

エリザベート「いやぁぁああぁぁぁ」


どんな修行だよ・・・ちょっと怖い
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 19:29:51.41 ID:MJTKDxQh0
妹の旅路B

少し町から離れて勇者を探し当てる指輪の導く方向に歩く、

・・・なんか騒がしい。人の声ではないな


妹「魔物か!?」


少し離れた向こう、魔物が数匹取り囲んでいるのが見える。


「主らのような下等生物ごときが拙者を殺そうなど・・・」


そう言いながらも魔物に囲まれている彼は辛そうだ。


妹「兄きも言っていたもんな、"助けられるなら必ず助けろ"か」

攻撃方法や装備や武器や特性なんか(極力勇者に勝るようなのはお避けください)
>>79
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 19:30:35.21 ID:WfjXzoQao
ksk
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 19:31:02.04 ID:WfjXzoQao
ksk
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 19:32:00.76 ID:WfjXzoQao
錬金術によるパワードスーツ
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 19:36:30.38 ID:MJTKDxQh0
攻撃方法なんかは?

>>83
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 19:38:05.88 ID:MzHoOKM+o
ksk
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 19:38:44.29 ID:WfjXzoQao
ksk
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 19:38:48.61 ID:MzHoOKM+o
ksk
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 19:39:21.66 ID:MzHoOKM+o
素手やロケットパンチとかブレストファイアーとか光子力ビームとかその辺
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 20:24:34.89 ID:MJTKDxQh0
妹「光子力レーザービーム砲」


ビガアアァァアアアン


手の平からレーザービームを放ち、魔物の内の一体を焼き殺す。


「主は!?」

妹「話は後だよ!こいつら敵なんだろ?」

「・・・助かる。困っていたところだ。」


そいつは人間でも魔物でもなかった。

二足歩行の黒猫、いや獣人だ。

顔立ちも少し人間に近いし、髪の毛も人間に近い

下は履いてなく上着だけ着ている。獣人族によくある服装だ。

侍のような服で、黒く光る髪は後ろで長く一本に束ねられている。

そいつは手負いで長い刀を手にしている。

しかししっぽは先が二本に分かれている。

魔物の一匹が飛び掛る。


妹「アトミックフレア、拳!」


原子力の炎をまとわせた拳でその魔物を打ち砕く、


魔物「く、そいつだけは・・・決して生かせない」

妹「何があったかなんて知らないけど運がなかったね。"さいなら"」


魔物が粒子レべルに分解されるまで焼かれる。


妹「君も"さいなら"」


手の平を最後の一匹に向ける。

粒子砲を放つためにエネルギーがチャージされる。


最後の一匹は
>>88
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 20:28:58.91 ID:MzHoOKM+o
原子力の炎ってなんじゃい
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 20:29:35.82 ID:MzHoOKM+o
ksk
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 20:30:01.40 ID:MzHoOKM+o
トランスフォーム
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 20:49:55.92 ID:MJTKDxQh0
魔物「殺さなきゃ…殺さなきゃ」


様子がおかしい。なぜか脅えているようにも見える。それはここにいる妹たちに向けられたものではなく、もっと遠くにいるものを見ている様に感じる


妹「粒子砲発射」


ビガアアァァアアアン


すさまじい音を立てて粒子砲が放たれる。


魔物「殺さなきゃ!!」


魔物が咆える。

腕が肥大化し、顔がトラックの前の方みたいになり足にタイヤが生える。


魔物「我はサイバトロン」ピカーン

妹「色々違う気がする・・・」


顔についてるフロントガラス・・・目が光り全身が機械音を放つ、しかし粒子砲はすでにそいつに向けて放たれた。避けられるもんなら避けてみやがれってんだ


>>92
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/02/25(土) 20:53:19.79 ID:A0xkTIK90
ksk
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/02/25(土) 20:53:50.38 ID:A0xkTIK90
ksk
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/02/25(土) 20:54:17.14 ID:A0xkTIK90
直撃して魔物死亡
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 20:54:36.88 ID:WfjXzoQao
粒子砲で消滅
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 21:03:40.42 ID:MzHoOKM+o
ビーストウォーズ知らないのか
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 21:19:13.51 ID:MJTKDxQh0
トランスフォーマーは小さい頃にぼんやり見ていた程度だからほとんど覚えてない。覚えているのだとこの間実写映画版を見た程度



魔物「殺さなきゃ…殺さなきゃああぁぁああぁっぁああぁああぁぁぁぁぁあ」


粒子砲が直撃する。

図体がでかいぶん当てやすい。避けるのは難しく大破する。


妹「大丈夫?」

「あぁ、なんとかだ・・・拙者は猫又と申す。最近あんなふうに鬼気迫った様子の魔物に襲われることが多くなっている。」

妹「…大変だね。やっぱり君は魔物でも人間でもないのか?」

猫又「無論だ。拙者は妖獣也」


妖獣、人でも魔物でもなく、魔力とはまた違った妖力と呼ばれる力を持つ動物のことを指す。

普段はあまり人とは関わらない種族で、親からの血筋の場合と突然普通の動物が妖力を持った場合が存在する


猫又「っ!」


猫又がその場に苦痛に顔をゆがめて屈み込む。


猫又「すまぬ、やはり大丈夫ではないようだ。薬草のようなものを持ち合わせてはおらぬか?」

妹「>>98
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 21:19:55.07 ID:MzHoOKM+o
ksk
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 21:20:21.22 ID:MzHoOKM+o
ksk
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 21:21:40.57 ID:MzHoOKM+o
錬金術で部品を作れば良い
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/02/25(土) 21:22:38.85 ID:A0xkTIK90
知ろうが知らんがどっちでも良し
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 21:31:00.59 ID:MJTKDxQh0
妹「錬金術で部品を作れば良い 」

猫又「なんの部品だ?」

妹「>>103
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 21:32:40.15 ID:MzHoOKM+o
ksk
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 21:33:05.66 ID:MzHoOKM+o
ksk
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 21:33:31.35 ID:MzHoOKM+o
体の悪い部分、だよ
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 21:42:41.71 ID:MJTKDxQh0
妹「体の悪い部分、だよ 」

猫又「・・・それは一応治療に入るのだな?」

妹「意味としては合ってるよ。意味としてはね。」

猫又「・・・拙者はこれで」シュタ


逃げようとする


妹「逃げないでよ。ちゃんと治るから」


捕まる


猫又「本当だろうな?」

妹「もちろんだよ。ただ練成材料あったかな?」


リュックの中を探す


猫又「不安だ・・・」


材料が見つかったかどうか
>>107
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 21:44:02.55 ID:MzHoOKM+o
ksk
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 21:44:32.46 ID:MzHoOKM+o
ksk
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 21:45:06.36 ID:MzHoOKM+o
余裕のよっちゃん
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 21:52:10.17 ID:MJTKDxQh0
妹「余裕のよっちゃんで見つかったよ 」

猫又「では、不安はあるが頼む」

妹「よかった。いきなり兄きに試すのは不安があったから実験台を探していたんだよ。」

猫又「・・・いや、痛みは治まったから拙者は行かせてもらう」


逃げようとするが足元が固められていた。


猫又「い、いつの間に!」

妹「逃がさないよ実験台、大丈夫"成功したら"すぐに動けるようになるし痛みもないから」

猫又「や、やめろ!やめろぉ!!」

>>111
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 22:02:48.41 ID:MzHoOKM+o
ksk
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 22:04:24.80 ID:MzHoOKM+o
ksk
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 22:05:32.60 ID:MzHoOKM+o
猫又は偽勇者になってしまった
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 22:05:38.19 ID:WfjXzoQao
無事治る
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 22:20:50.53 ID:MJTKDxQh0
数分後

妹「あれ?あれれ?」

猫又「どうしたらこうなるのだ・・・」


そこに妹と一緒にいたのは勇者・・・いや勇者の姿をした猫又だった


妹「失敗、失敗」ニヒヒ

猫又「ニヒヒじゃない、どうしてくれる!!」

妹「いやあ、やっぱり兄きはかっこいいなぁ。うん」

猫又「知るか!とっとと直せ」


@妹「じゃあもう一回」
A妹「材料が」
B妹「その他(同レスで何か)」
>>116
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 22:25:42.64 ID:MzHoOKM+o
ksk
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 22:26:06.48 ID:MzHoOKM+o
ksk
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 22:26:43.10 ID:MzHoOKM+o
あんまりワガママ言ってると人形にしちゃうよ?
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 22:26:49.90 ID:WfjXzoQao
1
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 22:33:27.03 ID:MJTKDxQh0
妹「あんまりワガママ言ってると人形にしちゃうよ?」

猫又「酷い女だ。ろくな奴じゃないな」

妹「冗談だよ。ちょちょいのちょいっと、再び練成」

猫又「おい、いきなり!」


余ってる材料で再び練成しなおす。

>>121
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 22:38:25.00 ID:WfjXzoQao
ksk
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 22:57:33.54 ID:WfjXzoQao
ksk
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 22:58:56.33 ID:WfjXzoQao
顔以外元に戻る
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 23:09:04.52 ID:MJTKDxQh0
顔以外全て元に戻った。

妹「侍姿の猫又の獣人な兄きになった。これはこれでいいな」

猫又「いいわけないだろ!」

妹「そんなに不満?」

猫又「あ・た・り・ま・え・だ」

妹「しょうがないなぁ、もう材料無いような気がするけど・・・」


うるさいから探すけど・・・


>>125
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 23:11:45.01 ID:WfjXzoQao
ksk
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 23:12:28.86 ID:WfjXzoQao
ksk
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/25(土) 23:13:24.71 ID:WfjXzoQao
ごめん材料切れ☆
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 23:28:57.51 ID:MJTKDxQh0
妹「ごめん材料切れ☆」

猫又「このやろー!!!!」

妹「まぁまぁ、その顔のほうがかっこいいよ?」

猫又「拙者は自らの顔が良いのだ!!」

妹「そうは言われてもなぁ、もう材料ないし」


@猫又「そのぐらい集めればいいだろ」
A猫又「もういい!拙者が自らで何とかする。」
B猫又「その他(同レスで何か)」
>>129
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 23:39:10.18 ID:MzHoOKM+o
ksk
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 23:39:36.05 ID:MzHoOKM+o
ksk
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 23:40:01.59 ID:MzHoOKM+o
1
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/25(土) 23:55:11.53 ID:MJTKDxQh0
猫又「そのぐらい集めればいいだろ」

妹「うーん、そうだねぇ次の町で調達するよ」

猫又「な!?次の町までこのままか」

妹「そうそう、じゃあ行こう。」

猫又「く、従うしかないのかっ」

妹「そうだよ兄き」

猫又「兄きではない・・・ちくしょうが」


@そろそろ勇者たちに視点変更
Aその他(同レスで何か)
>>133
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) :2012/02/25(土) 23:58:46.92 ID:CD+IsziAO
いち
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/26(日) 00:04:25.65 ID:js7z0mqAO
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/26(日) 00:04:28.46 ID:ihsRL0CHo
2修行編
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/26(日) 00:26:14.24 ID:js7z0mqAO
ガウェイン「所詮は芸人、凜様を任せておけぬ」
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/26(日) 00:27:39.30 ID:js7z0mqAO
誤爆……マジですまん……すまん……

もう寝るわ、本当にすまなかった
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 00:27:39.37 ID:pc3MArFno
最強スレ乙
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/26(日) 00:42:31.55 ID:zYDRmLQq0
女勇者


空手家「自らの精神世界というものは言い換えてみれば"自らが作り出した世界"だ。」


とりあえず修行の前に解説と対策らしい

エリザベートは目を輝かせながら聞き入っている。


空手家「つまり、自らの想像が作り出しているのだから想像力でどうにでもなるわけだ。」

エリザベート「相手の攻撃を防ぐ想像したら実際に防げるの?」

空手家「実際には壁で防ぐなど具体的に、そして映像として見えるほど正確に思い浮かべる必要がある。」

女勇者「それって修行しなくても出来ると思うんだぜ?」

空手家「必要はある。死にそうな極限の状態でのんきにそんな正確な想像が出来ると思うか?」

女勇者「あぁ、出来るんだぜ」


空手家「試してみろ。今から殺すつもりで攻撃する。」

女勇者「いいんだぜ?」

空手家の攻撃
>>140
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/26(日) 00:43:59.01 ID:ihsRL0CHo
ksk
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/26(日) 00:44:54.89 ID:ihsRL0CHo
ksk
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/26(日) 00:54:02.82 ID:ihsRL0CHo
幻の正拳突きで無防備のまま悶絶ボディ
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/26(日) 01:06:10.96 ID:zYDRmLQq0
空手家「ハァッ!正拳突き!!」


ヒュン


女勇者「ひっ!」


一瞬の出来事だった。女勇者は構える暇も避ける暇もなく、当たっていたら死んでいたかもしれない拳を寸止めとはいえ確実に喰らっていた。


女勇者「ひぅ、な、な」ペタ


一瞬に恐怖を感じてしまい、女勇者はその場にへたり込む。


空手家「どうだ?当たっていたら悶絶・・・いや、それどころじゃすまなかった。こんなときに盾などイメージできるか?できたか?」


女勇者「」ブンブン


あまりの怖さに口が聞けなく、頭を振って返事をする。


空手家「そういうことだ。これからつけるのは瞬時の反射神経、反応力、それに想像力も少し」

エリザベート「ま、がんばろうよ。」

空手家「立てるか?」

女勇者「あ、あぁ」


なんとか空手家の手を取って立ち上がる。本当の修行はここからか・・・明日の深夜まで
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/26(日) 01:07:44.57 ID:zYDRmLQq0
勇者


チェシャ猫「しょうがないな。女王を呼び出すしかない」ニタニタ

眠りの魔女「そんなこと できるの〜?」


わふ〜、と欠伸をしながら眠りの魔女が聞く


チェシャ猫「ああ、少々危険だがね」ニタニタ

眠りの魔女「このさいしょうがないよ〜」

チェシャ猫「それもそうさな・・・おい、名ばかりの傲慢ちきの年増おばさん。仕事しろニート」


チェシャ猫がニタニタ笑いをやめてまじめな顔をして大声で叫ぶ、俺の頭の中ってのは本当かよ大声で叫ばれたら少しズキッときたぞ


「呼んだかいクソ猫」

チェシャ猫「ようやく来たな、悪夢の魔女『赤の女王』どこ行ってやがった。」ニタニタ

赤の女王「ちょっとタネを仕掛けに行っていたのさ、失礼なことばっかり行っていると首を刎ねるよ。」

チェシャ猫「こいつの前でやっていいのか?」ニタニタ


眠りの魔女「?」


チェシャ猫が眠りの魔女を右手で指しながら言った。

赤の女王がたじろぐ


赤の女王「あぁ、分かったよ。『早く邪神を何とかしろ』でしょ?」

チェシャ猫「分かってるじゃあないか、女王様俺たちゃあどうすればいいんだい?」

赤の女王「分かってるくせに聞くんだねぇ?」

チェシャ猫「勇者は分からないだろう?ほら言え女王陛下」



寝ます。続きはまたいつか
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/26(日) 11:26:48.55 ID:zYDRmLQq0
赤の女王「勇者!」

勇者「はいっ!?」


よく分からずにボーっとしていたのでいきなり呼ばれて驚いて裏声になってしまった。


眠りの魔女「リラックスリラックス、だよ〜」

赤の女王「なぁに簡単な頼みだよ。現実世界で物理的に刀使いの頭に触れる。それだけさ」

勇者「それだけ?」

チェシャ猫「それだけだ。後は俺たちだけであの小僧の中に入り、邪神を殺す」ニタニタ

勇者「俺は?」

チェシャ猫「あ?」ニタニタ

勇者「俺は邪神を倒す手伝いはしなくていいのか?」

チェシャ猫「手伝いぃ?必要ねえよ。あんたの役目は俺たちを小僧の中へ導くだけでいい」

勇者「でも!」

チェシャ猫「分からないのか?"邪魔なんだ"」ニタニタ

勇者「邪魔・・・?曲りなりにも俺は"勇者"だぞ」


つい声を荒げてしまう。


眠りの魔女「"にんげん"が じゃまなんだよ〜 とくに まともなひと はね〜」

悪夢の魔女「邪神は人間の理解の範疇を超えた存在、本当はその姿を見ただけで頭が理解しきれずにオーバーヒートしちまうんだよ。」

チェシャ猫「つまり発狂して、狂っちまうんだ。しかも永遠に元には戻れないだろうな」ニタニタ

勇者「でも俺はあの遺跡で見ても無事だったんだろ?」

チェシャ猫「粋がるなよヴァカが!!」

勇者「」ビクッ


いきなりチェシャ猫がすごい剣幕で怒鳴った。いつものニタニタ笑いすらない。


チェシャ猫「てめぇが無事なのは眠りの魔女の力だ。発狂する前に記憶の封印と心のケアをしなければあんたはとっくに狂っていた。」ニタニタ

眠りの魔女「"あれ"が かんぜんたい だったら できなかったよ〜」

悪夢の魔女「今のあいつは完全体、まともな人間が見たら脳が処理落ちどころじゃすまないよ。発狂どころか廃人だ」

チェシャ猫「それでもあんたは見たいと、来たいと言うか?言えるか?」ニタニタ


勇者「>>146
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/26(日) 11:32:29.43 ID:ihsRL0CHo
ksk
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 11:35:51.19 ID:pc3MArFno
ksk
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 11:38:58.11 ID:pc3MArFno
……やれるのかよ、お前らだけで
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/26(日) 14:28:50.10 ID:zYDRmLQq0
勇者「……やれるのかよ、お前らだけで」

チェシャ猫「クックック、あんたの目の前にいるのは誰だ?俺たち・・・いやこの二人、人間の精神世界である夢を司る二大魔女だ」ニタニタ

悪夢の魔女「そしてあいつが閉じ込められているのはあの子の精神世界」

眠りの魔女「つまりネムリたちにとって さいこーの じょーけんなんだよ〜」

悪夢の魔女「ま、それでも一人だったらきつかったろうけどね。」

チェシャ猫「そういうわけだ。それに"あれ"は邪神の中でも雑魚に入るだろう。この魔女たちからしたらな」ニタニタ

悪夢の魔女「それにあの邪神は、本当は存在すら知ってはいけないんだよ。だから人間であるあんたはこれ以上踏み込んではいけない。」

チェシャ猫「ま、俺たちに任せてあんたは祈ることでもしてればいい」ニタニタ


@勇者「分かった。任せる・・・・」
A勇者「やっぱ俺も」
B勇者「その他(同レスで何か)」
>>150
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 14:33:00.85 ID:pc3MArFno
ksk
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 14:33:38.17 ID:pc3MArFno
ksk
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 14:34:20.37 ID:pc3MArFno
1
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/26(日) 15:40:02.46 ID:zYDRmLQq0
勇者「分かった。任せる・・・・」

眠りの魔女「しんじてくれて ありがとうなんだよ〜、わふ〜」


大きくあくびしながら涙を浮かべた笑顔で手を握ってくる。


勇者「刀使いの額に手を当てればいいんだな?」

眠りの魔女「そうだよ〜、はい、デイドリ〜ムおわりぃ〜」


眠りの魔女が手を叩くと世界が反転し、現実世界に戻る。


銃士「今は薬でグッスリ寝てる・・けど・・・」

僧侶「どうすればいいのかちっとも分からないのよ。」


どうやら時間は少しも経ってないようだ。まるで瞬きした間に見ていた白昼夢だったかのように

と、それはともかく額に触れればいいんだったな


勇者「ちょっといいか?」


説明もメンドクサイから省いてとっとと額に触れる。


@そのまま刀使いの精神世界
A修行が終わって約束の時間になった女勇者たち
B魔王たち
Cアリス

>>154
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/26(日) 15:41:35.39 ID:ihsRL0CHo
ksk
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/26(日) 15:42:11.61 ID:ihsRL0CHo
ksk
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 15:48:15.75 ID:pc3MArFno
1
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 15:55:24.65 ID:zYDRmLQq0
今日は6時過ぎまで書けない

7時〜8時ごろにまた来てくれ
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/26(日) 15:59:01.56 ID:ihsRL0CHo
そうか待ってる
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/26(日) 19:02:44.88 ID:zYDRmLQq0
刀使いの精神世界


眠りの魔女「わふ〜、あのこの ゆめなのに あのこは いないね〜」

赤の女王「さあね。逆に幸運だよ"あれ"を直視せずにすんでる」

チェシャ猫「それじゃあ"あれ"の討伐にでも行くか?」ニタニタ

眠りの魔女「とうばつなんて おおげさだね〜」

赤の女王「一方的な殺戮?」

眠りの魔女「ちょとこわいよ〜 いみてきには あってるんだけどね〜」

チェシャ猫「あんたも十分女王様並みに怖いな」ニタニタ

赤の女王「こんな暢気でのほほんとしたのと同じにされちゃたまらないね」

眠りの魔女「それでもネムリと アクム は すごい にているんだよ〜」

赤の女王「似ているといっても対極や表裏だけどね。コインの表裏のようなもんで、けっして隣り合っちゃいないのさ」

チェシャ猫「それで赤の女王と白の女王ってのか」

眠りの魔女「でも、ネムリは こっちのほうが きにいっているん だよ〜」

赤の女王「私はこっちのほうが好きだね。さて、見つけたよ」

その視線の先には人間の理解の範疇をはるかに超えた邪神が唸り、猛っていた。


邪神の外見
>>160
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 19:03:17.97 ID:pc3MArFno
ksk
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 19:03:56.84 ID:pc3MArFno
ksk
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/26(日) 19:04:09.47 ID:ihsRL0CHo
王座に腰掛けて皮肉な笑みをうかべた刀使い
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 19:04:38.95 ID:pc3MArFno
白っぽい2Pカラーの魔王姉
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/26(日) 20:22:37.16 ID:zYDRmLQq0
王座に腰掛けて皮肉な笑みをうかべた刀使いだった。


眠りの魔女「あれ〜、あの こ だぁ〜 でも じゃしん だよねぇ」

チェシャ猫「おや?普通の姿じゃないか、どういうことだい女王様」ニタニタ

赤の女王「そうでもないよ。見てみな・・・」


普通の姿に見えた邪神だがよく見ると、手が融けている。

手だけではない。形を保ちきれないのか顔も少しづつ融けており、ジュージューと肉の焼けるような音と異臭がする。

人間の姿を半ば保っているがゆえに、さらにおぞましく感じる。


眠りの魔女「"きみ"は かたなつかい だね〜 ? わふ〜 もう そこに とじこめる ひつよう は ないよ。あとは ネムリたち に まかせて やすんでね〜」


"それ"が完全に融ける。そして邪神を封じ込めていた箍が外れた邪神の本来の姿が露わになる。

皮肉な笑みはそのままに、人間とは程遠く忌々しい冒涜的で名伏しがたいものがそこにいた


赤の女王「あんたも人が良いねぇ。あのままやっちゃえば楽だったのに」

眠りの魔女「そうしたら じんかく が こわれちゃう からね〜それに」


眠りの魔女「ほんらい の すがた だろうが らくしょう でしょ?」


赤の女王「そうだねぇ、白の女王あんたと一緒に戦うのもいつぶりだか」

眠りの魔女「わからない けど ひさしぶり だよねぇ〜」

邪神「ーーーーーーーっ」


邪神が人間の音節じゃ表せない異様な雄たけびを上げる。空気が揺れる。






眠りの魔女「えいえん の ねむり で えいえん の あんそく を えるか」

赤の女王「永遠の悪夢で永遠の苦しみを得るか」




赤の女王&眠りの魔女『さぁ選びな(えらんで)!!』
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/26(日) 22:40:19.25 ID:zYDRmLQq0
赤の女王「さぁさぁおいでなさい私の可愛い兵士たち」

眠りの魔女「さぁさぁおいでなさい ネムリの ちゅうじつな こま たち」


赤いトランプの体をしたトランプの兵と白いチェスの駒が大量に現れる。

邪神が再び吼え猛る

塔のように高く太い触手が地面から無数に生えてくる。

それらが曲がりくねりながら魔女たちに襲い掛かる。

魔女たちが手を横に伸ばすと見えない力がそれを吹き飛ばす。


赤の女王「首を刎ねておしまい!」

眠りの魔女「どこから が くびか わからないけどね〜」


トランプ兵と駒たちが邪神へと飛び掛る。邪神はうるさそうに払うと融けかかった太い触手のような腕で魔女たちに襲い掛かる。


眠りの魔女「それ じゃま だね〜けしとばしちゃおっかぁ〜わふ〜」


眠りの魔女が眠たそうに欠伸をする。


邪神「ガアアアァァッァァァッァァァアアアァッァァ」


腕がはじけ飛ぶ、邪神が苦痛に吼えながら再び残った腕で襲い掛かろうとするも今度は腕が悪夢のような数の"化け物"によって食い尽くされる。

体の大きさならば天をも穿つほどの邪神がたった二人の苦戦どころか一方的に蹂躙されてゆく、その様はまさに悪魔に虐められた小さな子供

いややんちゃな子供に羽をむしられる小さな虫けら


赤の女王「今度こそ首を刎ねておしまい。」


トランプ兵と駒が何百、何千と軍を引き連れて邪神へと群がる。


邪神「ーーーーーーっ」


邪神が最後の抵抗でもするように吼える。周りの景色が歪み、エネルギーの塊ががそこらじゅうに現れる。


眠りの魔女「おーじょーぎわ が わるいよ〜」


眠りの魔女の力によってすぐにそれらがかき消されてしまう。


赤の女王「さぁ」

白の魔女「チェックメイトだよ〜」
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/26(日) 22:49:42.99 ID:zYDRmLQq0
邪神「ガアアアァァアアァァアアアァアアアァァアァァァアァァァアアアアアアアアアアアアッァァァッァアアァッァアアァァアアアアァァァアア」


邪神が大量の牙のような何かにつき抜かれ穴だらけになり、穴の内側が埋められるほどに膨張して破裂する。

そこにはすでに邪神などひとかけらも存在してはいなかった。


チェシャ猫「一方的過ぎてつまらないな」ニタニタ

赤の女王「こういうときのために魔女ってのは存在するからね。」

眠りの魔女「わふ〜、つまらなすぎて あくび でちゃったよ〜」


それにあれは雑魚だったのだから


チェシャ猫「現実では魔女の中でも最弱なのにな」ニタニタ

赤の女王「首を刎ねておしまい!」

チェシャ猫「やめとけ、あんたらが本気出しても俺は殺せないぜ?」ニタニタ

眠りの魔女「そろそろ かえろうか〜」

赤の女王「そうだねぇ、じゃあそれぞれここでお別れだね。また会おう白の女王」

眠りの魔女「わふ〜、まったね〜」


赤の女王と眠りの魔女が融けるように消えてゆく、残されたチェシャ猫は一人不気味な笑みをしているのだった。


チェシャ猫「・・・さて、俺も混沌の魔女のところに行くかな」ニタニタ


そしてすぐに尻尾の先から融けて消えてゆく


-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------



現実世界 勇者たち


額に手をやってすぐ、刀使いの瞼がピクと動く、どうやら刀使いが目覚めたようだ。

見た感じ以上はなさそうだな・・・

>>167
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 22:52:29.33 ID:pc3MArFno
ksk
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 22:53:25.71 ID:pc3MArFno
ksk
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 22:53:57.92 ID:pc3MArFno
目が覚める。只それだけ、只それだけだった
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/26(日) 23:14:35.04 ID:zYDRmLQq0
銃士「良かった。よかったよおぉぉ」


銃士が感極まって泣きながら抱きつく、しかし何かがおかしい


銃士「刀使い・・どうしたの?ねぇ、ねぇ!」


僧侶「ちょっと、ちょっとどういうこと・・・?」


そう、何かがおかしい


リリィ「反応が・・・・・ううん、意識がない。」

銃士「か、刀使い!!ねぇ!!起きてよぉ!!!」


銃士が揺する、しかし反応はない

目覚めただけ・・意識がない。


勇者「嘘だろ・・・まさか、遅かったのか?失敗したのか・・?」

銃士「な、んだって・・・?」


銃士が絶望に打ちひしがれた顔で俺を振り返る。


銃士「おい、何言ってんだよ。嘘だろ!なぁ!!嘘だろぉ!!」


今度は俺に掴みかかる。その顔には絶望と怒りが入り混じっていた


@眠りの魔女「だいじょうぶだよ〜」
A眠りの魔女「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
B眠りの魔女「その他(同レスで何か)」
>>171

寝ます
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 23:16:30.67 ID:pc3MArFno
ksk
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 23:16:56.36 ID:pc3MArFno
ksk
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 23:19:47.56 ID:pc3MArFno
……そのこをこっちにつれてきて。ふゆうようさいのまんなかでまってるよ〜
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/27(月) 00:08:10.44 ID:NQ9uYhSJo
ID:pc3MArFnoさん
もうちょっと自重しましょうよ
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/27(月) 06:21:19.30 ID:A1wYLjHS0
眠りの魔女「……そのこをこっちにつれてきて。ふゆうようさいのまんなかでまってるよ〜」


また頭の中だけにに響く


勇者「・・・治るかもしれない。」

銃士「へ?・・・おい!本当だろうな嘘じゃねーだろうな!?」

僧侶「落ち着きなさいよ!まだ何も言っていないじゃない」

銃士「落ち着いてられっか!!おい!」


盾使い「落ち着け!!!」


盾使いがいきなり声を張り上げる。空気が一瞬凍りついたかのようにその場が静まり返る。

銃士も思いつめた表情はそのままだが手を離す。


勇者「砂漠の真ん中にある遺跡の真ん中に連れて行けば治るかもしれない。」


銃士が一瞬唖然として、その後また掴みかかる。


銃士「適当なこと言うんじゃねえよ!遺跡!?なんだよそれ、そんなんで治るわけねーだろ!?」

勇者「それは分かるけど信じてほしい。」

銃士「適当な!!」

リリィ「待って!」


リリィが間に入る。


銃士「何!?」

リリィ「信じて」

銃士「・・・・・・・・・・・・・」


たった一言、そうたった一言でリリィはその場をものにしてしまった。


リリィ「行こう。」


リリィが俺の手を引く


勇者「あ、あぁ」


刀使いをおぶって立ち上がる


銃士「>>176
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/27(月) 06:34:15.08 ID:yVKByOdto
ksk
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/27(月) 06:36:56.10 ID:B3IIhoeAO
ksk
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/27(月) 06:37:02.01 ID:yVKByOdto
・・・もし目覚めなかったら・・・・・・絶対に許さないからな
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/27(月) 06:50:20.21 ID:A1wYLjHS0
銃士「・・・もし目覚めなかったら・・・・・・絶対に許さないからな」

リリィ「安心して・・・」

勇者「ありがとよリリィ」

リリィ「・・・うん」


今ならどこにあるか覚えているし、遺跡まで直行する。

リリィはついてきたが他の人はその場に残した。

何があるのか分からないけど眠りの魔女は何故かあまり人数が多くないほうが良いと思っているような気がした。


勇者「どけぇええぇええ」


砂漠内に出てくる魔物を蹴散らしながら進む


@無事遺跡発見
Aリリィ「罠!」
B銃士「待って!」

>>180
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/27(月) 09:48:16.76 ID:B3IIhoeAO
ksk
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/27(月) 09:50:03.49 ID:B3IIhoeAO
ksk
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/27(月) 09:51:00.76 ID:B3IIhoeAO
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2012/02/27(月) 12:44:38.40 ID:q/x+GonAO
自分で加速して安価取る男の人って…
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/27(月) 14:24:46.43 ID:4uICfsOro
何か問題が?
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/27(月) 19:46:37.45 ID:A1wYLjHS0
銃士「待って!」


銃士の声がした。見ると後ろから走ってくるのが見えた。


勇者「どうした!?まさか何かあったのか!!」

銃士「ハァハァ・・・ハァ」


息が切れている、結構走ったに違いない。それほど急な事だったのか。


銃士「違う・・・ごめん、やっぱり私も連れて行ってくれ・・・」

勇者「あぁ、そうだな。心配だよな、分かったお前もついて来い。」

銃士「あぁ、すまん」


唐突に、本当に唐突にいやな予感がした。


@銃士「危ない!!」
Aリリィ「下がって」
B勇者「気のせい…か」

>>186
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/27(月) 19:47:50.16 ID:hmz61H2ho
ksk
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/27(月) 20:16:22.03 ID:4uICfsOro
ksk
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/27(月) 20:16:48.09 ID:hmz61H2ho
3
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/27(月) 20:16:49.81 ID:4uICfsOro
2
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/27(月) 20:50:11.99 ID:A1wYLjHS0
勇者「気のせい…か」


すぐに気配が消えた。

気のせいか?いや・・


リリィ「何かが・・・・・・通り過ぎた・・?」

勇者「お前も感じたのか?」

リリィ「・・・」コクン


ならそうなんだろう。


銃士「え、え・・なんだよ・・・」

勇者「・・・・・いや、なんでもない。通り過ぎたなら俺たちに用はないんだろ、なら気に病む必要はないさ。」

リリィ「怖い・・・」ギュ

勇者「大丈夫だ。今のところはな」

銃士「何が通ったってんだよ・・・」


勇者に言わせれば銃士が気付かないほうが分からない。

それほど不気味で背筋が凍るような"気配"


勇者「ここだ。このピラミッド」


見つけた。ピラミッドを

あのスフィンクスはいない、いや不気味な気配も何もない。あるのは"空虚"何もない洞窟のような無機質な気配


@何事もなく眠りの魔女のところへとたどり着く
Aそこへ混沌の魔女が現れた

>>191
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/27(月) 20:51:16.43 ID:B3IIhoeAO
ksk
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/27(月) 20:51:27.53 ID:hmz61H2ho
ksk
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/27(月) 20:51:40.84 ID:B3IIhoeAO
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/27(月) 20:51:53.50 ID:hmz61H2ho
1
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/27(月) 21:31:23.07 ID:A1wYLjHS0
ぞわっ

再びとてつもない恐怖と吐きそうなほどの悪寒がする。

これはさっきの?いや、さっきのものとは明らかに違う。しかしさらに大きい恐怖とおぞましさ


リリィ「…」ギュ


リリィも恐怖を感じているのかしがみついてくる。

これは"知っている"一度感じた気配、あの時はここまで恐怖は感じなかったが不気味さは覚えている。


勇者「混沌の…魔女」

混沌の魔女「あら、覚えていてくれたのね。うれしいわ」


エリザベートにそっくりな、それでいて彼女よりも幼い顔、吸い込まれるような不気味な黒であしらわれたゴシックロリータ調の服

全体的に人形のような無機質な気配、精神が壊れたかのような冷たい色の瞳、それでいて目が笑っていない人を小ばかにした笑み、混沌の魔女だ。
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/27(月) 21:34:46.86 ID:A1wYLjHS0
勇者「今回のはお前の仕業か?混沌の魔女・・・」

混沌の魔女「"どれ"のことかしら?」

勇者「じゃあ質問を変える。お前の目的は何だ?」

混沌の魔女「目的なんかないわ。」

勇者「じゃあ何をしようとしている!!?」

混沌の魔女「・・・質問攻めをする男は嫌われるわよ。」


硬直状態になる。

一人だけ状況が読めていない銃士が勇者と魔女の顔を交互に見ている。


混沌の魔女「面白い世界に変えようとしているだけよ。」

勇者「どういう意味だ?まさか世界征服なんてべたな考えを」


クス・・クスクス・・・クスクスクスクスクスクスクスクスクス

魔女が笑う。わらう嗤う


混沌の魔女「そんなのつまらないじゃない。私はもっと面白いことをするわ。」

勇者「なら、何を…」

混沌の魔女「いまはそんなのどうでもいいわ。それより今すぐ帰ってくれるかしら?その遺跡にあなたたちに入られちゃ困るのよ。」

銃士「ふざけんな!」


今まで黙っていた銃士が叫ぶ。目には炎が宿っている。


混沌の魔女「聞き入れてくれないかしら?私のお願い。」

銃士「刀使いのためだ!望みがあるなら誰がなんと言おうと私は進む。あんたたちもそうだろ」


銃士が俺たちを振り返る。


勇者「・・・・・・・その通りだ。混沌の魔女、通らせてもらう。」

混沌の魔女「勇気と蛮勇、度胸と無謀を履き違えるなんて愚かね。」




混沌の魔女「分かったわ。必ずしもあなたたちが必要なわけではないものね。」クスクス




混沌の魔女から力が一気にあふれ出し、そこらじゅうを満たした。

そして世界が反転した。太陽が嗤い溶け出し、地面がうねり狂う


魔女の作り出し棲み着いている世界、混沌世界だ。


混沌の魔女「ごめんなさいね。死んでもらうわ。」

勇者「くそぉ!」


忘れていた。相手はどんな魔法でも使える絶対存在だということに、そして今更ながらその強さに戦慄する。

@悪夢の魔女「来ると思ったね」
Aチェシャ猫「やぁ、また会ったな勇者」
B契約の魔女「クスクス、ようやく見つけたわぁ」
>>197
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/27(月) 21:35:59.98 ID:hmz61H2ho
ksk
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/27(月) 21:36:14.03 ID:B3IIhoeAO
ksk
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/27(月) 21:36:41.01 ID:hmz61H2ho
2
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/27(月) 21:36:51.10 ID:B3IIhoeAO
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/27(月) 22:05:22.70 ID:A1wYLjHS0
チェシャ猫「やぁ、また会ったな勇者」

勇者「チェシャ・・猫?」


どこからだ?チェシャ猫の声がする。


チェシャ猫「ここだここだ。」ニタニタ

勇者「うわぁ!?」


いきなり目の前に憎たらしい笑みを浮かべたチェシャ猫が現れた。


混沌の魔女「久しぶりね。チェシャ」

チェシャ猫「あぁ、俺もあんたに会うのは久しぶりだ。とっくに女王陛下に首を刎ねられているかと思っていた」ニタニタ

混沌の魔女「あいつなら今頃封印されているわよ。」

チェシャ猫「とっくに抜け出しているぜ」ニタニタ

混沌の魔女「な・・・?」


混沌の魔女が多少たじろぐ


チェシャ猫「これがどういう意味だか分かるか?・・・俺の力も完全に戻っているっていうことだよ」ニタニタ

混沌の魔女「それで?」

チェシャ猫「強がりだな。逃げたほうが懸命だということだよ。ここであんたを殺すのも面白そうだがな」ニタニタ


チェシャ猫の周りの空間が歪み、様々な"兵器"が現れて魔女を狙う。


混沌の魔女「・・・・・・・・・・あなたの言うとおりにしたほうがよさそうね。私は帰るわ」クル

チェシャ猫「そうしろ。女王様から殺せという命令が下されなかっただけ幸運だ。」ニタニタ


すぐに混沌世界が解除されて元の遺跡前に戻る。

もしかしてこの猫意外にすごく強い?


チェシャ猫「強いんじゃない。えらさが違うんだ。えらさがな」ニタニタ

リリィ「意味分かんない・・・」

チェシャ猫「俺にも分からない。まぁどうでもいいな、早くしろ白の女王が待っているぞ」ニタニタ


俺たちはチェシャ猫に誘導されるまま遺跡の中心へと連れて行かれる。

意外なことに魔物もいないし罠もない。いやそれ時代が罠?

そしてそこに白い寝巻き、長く伸びた白い髪の子供が眠たそうに立っていた。


チェシャ猫「おい、白の女王連れて来たぞ」


@眠りの魔女「わふ〜、ちょっと おそかったよ〜」
A眠りの魔女「わふ、たんとーちょくにゅー に いうよ〜」
B眠りの魔女「やっぱり コントン は きたんだね〜」

>>202
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/27(月) 22:07:13.12 ID:4uICfsOro
これは一体何が違うのか
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/27(月) 22:07:41.67 ID:4uICfsOro
ksk
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/27(月) 22:07:57.73 ID:hmz61H2ho
展開違うんだろ多分

安価1
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/27(月) 22:32:23.88 ID:A1wYLjHS0
展開です。三つそれぞれぜんぜん違うものを考えてます。

しかし、すいませんやっぱり眠くなりました。寝ます。
安価↓
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/27(月) 22:32:59.11 ID:hmz61H2ho
1
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/27(月) 23:12:29.97 ID:hmz61H2ho


また明日
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/28(火) 04:53:24.80 ID:bcqCxKNX0
眠りの魔女「わふ〜、ちょっと おそかったよ〜」

銃士「な・・・!?」


銃士が愕然とする。・・・まさか本当に・・遅かったのか


眠りの魔女「あふ、ておくれって いう いみ じゃないよ。ちょっとね〜」


眠りの魔女があの、人を安心させる間延びした声で言う。


眠りの魔女「まぁ、それはどうでもいいんだよ〜、ちゃっちゃと おわらせちゃお〜」


眠りの魔女が後ろを振り返る。そこには大きな黒い繭のようなものがあった。


勇者「>>209
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 07:30:37.01 ID:KIILOdiCo
ksk
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 07:31:02.96 ID:KIILOdiCo
ksk
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 07:32:17.70 ID:KIILOdiCo
夢の……塊?
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/28(火) 18:02:13.52 ID:bcqCxKNX0
勇者「夢の……塊?」

眠りの魔女「あふ、そうだよ〜 せかいじゅう の ひと の みずから の うち に とじこもりたい と いう がんぼー や ゆめ から つくりあげた まゆなんだよ〜」

銃士「これが何だって言うんだよ!刀使いは!?」

眠りの魔女「これ を こわせば もと に もどるよぉ〜 ようやく じゃしん の ほんたい を つかまえたの〜」

勇者「これを・・・か」


黒い繭を睨む。

それは心臓のようにリズムを刻んで脈打っていた。

勇者は妖刀を構える。これを壊せばとりあえず今回の騒動は治まるのか


勇者「いくぞ…リバーディウス」

リバーディウス「うにぃ、ちょっと気持ち悪いにぇ…」

眠りの魔女「だめだよぉ〜 この やくめ は じゅうし じゃないとね〜」

銃士「私・・・?」

眠りの魔女「きみ は わかってないだろうけど"守り手"なんだよ〜 きみ の ちから、とく に あのこ を おもう こころ が ないと こころ を ひっぱりだす こと が できない」

勇者「普通に壊しちゃダメなのか」

眠りの魔女「あの まゆ には かたなつかい の こころも とじこめられているからね。 じゃしん だけ を ころして あのこ の こころ は ひっぱりだす ひつよう が あるの〜」

銃士「それが出来るのは私だけか」

眠りの魔女「そうだよ〜 きみ は あのこ が すきなんでしょ? その こころ が あれば なんとかなるはずだよ〜」

勇者「"はず"かよ。」

銃士「ばっ、す、好きってわけじゃねーよ!」

眠りの魔女「ちがうの〜?」

銃士「>>213
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 18:13:52.11 ID:A35IWsFj0
ksk
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 18:26:05.12 ID:A35IWsFj0
ksk
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/28(火) 18:27:26.55 ID:3/hl5DNFo
す、好きに決まってんだろーーーーーーーーーー!!!!!
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 19:24:23.10 ID:A35IWsFj0
↑勇者殴ってその間に
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/28(火) 22:07:38.13 ID:bcqCxKNX0
銃士「す、好きに決まってんだろーーーーーーーーーー!!!!! 」ドガァ

勇者「ぶべらっ!」ボガァン


照れ隠しに殴られた!?しかも銃で・・・いってぇ


リリィ「大丈夫…?」ヨシヨシ


リリィが銃で殴られたところを、屈んで上目遣いでヨシヨシと撫でてくれる。あぁもう可愛いなぁ、痛み和らぐわぁ


眠りの魔女「それならだいじょうぶだよ〜。はやく あの まゆ を ぶっこわしちゃって〜」

銃士「刀使いいぃぃいいぃ」キュイイーン


銃士が両手持ちの大掛かりな機械からくり式の銃を取り出して構える。機械の駆動音がして弾を発射する準備が整う。

二人とも、俺は無視か!


眠りの魔女「やれぇ!うちぬけー!きみのおもいがあのこ の からだ へ こころ を みちびくんだよ!」

勇者「ホント俺最近主人公してないな…」

リリィ「落ち込まないで・・・人気投票お情けの一票のみの勇者」

勇者「死ねってか?俺に死ねってか?そろそろ死ぬよコンチクショー」


ッダーン!!


何もかも打ち抜く銃の音がする。


眠りの魔女「・・・・・おつかれさま」


急に意識が遠のいた。


@それぞれがそれぞれの宿で再び記憶を失って目を覚ます
Aそれぞれがそれぞれの宿で記憶はそのままに目を覚ます
Bその場で刀使いが目を覚ます。

>>218
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/02/28(火) 22:09:27.61 ID:z49Tu71AO
ksk
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/02/28(火) 22:09:55.64 ID:z49Tu71AO
ksk
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/02/28(火) 22:12:32.86 ID:z49Tu71AO
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 22:18:49.97 ID:KIILOdiCo
おいおい、ちょっと待て

>>214みたいなのってアリかよ
流石に引くぞ
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 22:21:20.09 ID:A35IWsFj0
>>219スマン自重する。(土下座
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 22:23:01.35 ID:KIILOdiCo
>>220
違う違う、採用した>>1に引いたって事
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/28(火) 22:23:46.28 ID:3/hl5DNFo
>>219
安価としては採用されないが>>1が気にいると一部採用ってのがこのスレでは時々ある
だから安価取られても書いておくといい。


まあ>>1の裁量範囲内なら良いんじゃね?矛盾相反してるのが採用されたら困るが。
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 22:27:17.80 ID:A35IWsFj0
>>221
この作者には楽しませてもらってる。
無理言ったのは俺だし、何事もなかったようにしてくれ。頼む。
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/28(火) 22:54:25.96 ID:bcqCxKNX0
あー、すまんこっちが面白いと思ったのは入れている。

うん、次からはそれでいいか聞いてから書くことにします。
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/28(火) 22:57:03.71 ID:bcqCxKNX0
刀使い「う〜ん、長い悪夢を見ていたような気分だなぁ」

眠りの魔女「あくむ なんて いったら まじょ の ほう の アクム に おこられちゃうね〜」


刀使いが眠りの魔女を見て合点したように微笑んだ。


刀使い「・・・・・ネムリちゃんありがとね。僕だけだったらあれを押さえきれなかったと思うもん。」

眠りの魔女「どういたしましてだよ〜ネムリ も きみ の ためなら がんばれるもん」

刀使い「クスッ、心にも無いこと言っても何にもならないよ?僕には僕の、君には君の好きな人がいるんだしさ」

眠りの魔女「クスッ、やっぱり きみ は あいつ に にているね〜 きみ の ごせんぞさま に〜」

刀使い「君だって僕の先祖なんだけどね〜」

眠りの魔女「まぁね〜 あ、それと じっさい たすけだした のは じゅうし だから わすれてあげないでよ〜」

刀使い「それもネムリちゃんのおかげだよね?」

眠りの魔女「そうだけどね〜」クスクス


眠りの魔女が鈴を転がしたように笑う。

そして一頻りふざけ、笑いあった後そろそろお別れの時間だと眠りの魔女が切り出す。


眠りの魔女「バイバイ、はなせてよかったよ。いとしい ち を うけつぐ きみ に」

刀使い「僕もだよ。・・・やっぱり魔女って言っても元は人間なんだね。」

眠りの魔女「そうだよ〜ネムリもアクムもね。それじゃ」


それだけ言うと眠りの魔女は消えていった。

後はこの三人を起こして帰るだけかな


邪神編、(ひとまず)完


@修行を終わった女勇者たち
A魔王たち
Bアリス
C妹

>>228


今日は寝ます。
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/28(火) 22:59:54.08 ID:QABgveTAO
ksk
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/28(火) 23:00:28.36 ID:QABgveTAO
ksk
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/28(火) 23:00:42.08 ID:3/hl5DNFo
1
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/28(火) 23:00:53.69 ID:QABgveTAO
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/29(水) 05:21:44.42 ID:v9gyeWsR0
番外編(そのいくつかなんて忘れた)

邪神編エピローグ


世界樹<<ユグドラシル>>頂上部にて

世界樹「ユグドラシル」この世界で最も高い木であり最も年齢の高い木でもある。

有史以前どころか人類が生まれる前からあったとかそもそも生物より先に出来たとか色々諸説がある。

その幹はそれだけで町ひとつぶんの大きさを誇り、さらに枝を加えると国一つは覆いつくすような大樹、

麓はいつも陰になっておりそこには薬草などの植物が多く生えている。そのため神聖な場所として見られる場合もある。

天を穿つかのように聳え立ち、快晴時であっても天辺を地上から望むことは出来ない高さ、

周りに住んでいる人の話だと天上を地上から支える柱の役割をしているという伝説や、

かつて天使や神はこの木を伝って天界から来たという伝説さえ聞ける。それほど高く天に届くような木である。

もちろん実際に登ってみても天には登れないが、全世界を見渡すことは出来るらしい。

その上、枝の一本一本でさえ太い木の幹と同じぐらいの太さと強度を誇る。

その頂上部には広さと強度により、町を築いても平気とすら言われている。


そんな世界樹の天辺、枝が密集する部分に"彼女"は立っていた。


「こんなところに居たのかい、混沌の魔女」

混沌の魔女「・・・チェシャね。私を殺しに来たの?」


混沌の魔女は振り返らずに言う


チェシャ猫「それがお望みならそうしてやってもいいぜ?」ニタニタ

混沌の魔女「遠慮しておくわ。何しに来たの?」


魔女は尚無表情だ


チェシャ猫「何も?ただからかいに来ただけだぜ」ニタニタ

混沌の魔女「からかう?あなたがただからかうためだけにここに来たというの?」

チェシャ猫「あぁ、どうだ?邪神を壊されて悔しいか?どうだ悔しいだろう?泣くか?どうだ泣けよ?」ニタニタ

混沌の魔女「本当にからかいに来ただけなのね・・・泣きはしないし悔しくもないわよ。」


やはり魔女は無表情だ


チェシャ猫「ほう、理由を聞いてもいいかな?」ニタニタ

混沌の魔女「確かにあの子には"窮極の門"を開いてこの世に混沌の神々を呼び寄せて欲しいとは思ったわ。あの子よりさらに格上の混沌の邪神をね。」

チェシャ猫「じゃあ諦めたのか?」ニタニタ

混沌の魔女「まさか、他にも種はあるのよ。世界を混沌に沈めるための種はね」クスクス
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/29(水) 05:24:00.29 ID:v9gyeWsR0
チェシャ猫「・・・・・・・」ニタニタ

混沌の魔女「・・・・・」


一瞬二人の間に沈黙が流れる。そしてチェシャ猫が木から周りを見渡しながら呟く。

チェシャ猫「いい眺めだなここは、世界が見渡せる。」ニタニタ


木から周りを見渡すとどこまでも続く木々と草原の緑、海や湖の青、人の住む町の黒と白、岩場の茶色、山の頂上の白、そして空の青

世界の中心と言われるのも頷ける全世界を望める景色がそこにはあった。

しかしもちろん世界は丸い、果ては地が丸くなり視界から消え、空の青だけが広がる。


混沌の魔女「ここからなら世界が混沌に堕ち行く様をゆっくり見えるもの」

チェシャ猫「世界の裏側は見えないぜ?」ニタニタ

混沌の魔女「それは私に向けての警告かしら?」

チェシャ猫「さぁ、どうだろうな?」ニタニタ

混沌の魔女「・・・いいのよ。ここが景色がいいし、裏側すらも見える気がするもの」


混沌の魔女が目を細める。それは遠くを見ようとしているものではなく、遠い昔の記憶を覗くようなものに見える。


チェシャ猫「あんたの願いは何だ?何のためにこんなことをしている?」ニタニタ

混沌の魔女「願いなんてないわ。意味すらもない。ただ私は混沌が好きなだけ。」


唐突にチェシャ猫がニタニタ笑いをやめて哀れみの視線を持って呟いた。


チェシャ猫「・・・あんたも悲しいね混沌の魔女、いや」


チェシャ猫「  ーザァァァー   」

混沌の魔女「!?」


高いところ特有の突風が吹いて木々の葉を揺らし、音でチェシャ猫の言った言葉がかき消された。しかし魔女の耳にはしかと届いたようだ。


混沌の魔女「私をその名で呼ぶなぁ!!!!!」


世界が歪み、反転する。今まで無表情だった魔女の顔に怒りが浮かんでいる。

混沌の世界に閉じ込められたからには何者をも逃げ出せない。ただ少しの例外以外は


チェシャ猫「じゃあ俺は帰るぜ、じゃあな混沌に囚われし姫君」ニタニタ


その言葉にはお前は混沌に魅了されたのではなく混沌に囚われているのだという意味が込められていた。

その言葉の意味が通じたのか通じてないのか、魔女は空間を歪めて混沌世界から出て行く数少ない例外であるチェシャ猫をただ見送るしか出来なかった。
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/02/29(水) 05:53:28.63 ID:v9gyeWsR0
>>231

細かいけど訂正

×その言葉にはお前は混沌に魅了されたのではなく混沌に囚われているのだという意味が込められていた。

○その言葉には「お前は混沌に魅了されたのではなく混沌に囚われているのだ」という意味が込められていた。
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/29(水) 20:41:58.91 ID:0b/xpKpj0
盗賊の武器フラグも立ってるし展開楽しみだな
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/01(木) 23:59:38.45 ID:Ex57mkeS0
ようやく追いついた。

おもしろいなこれ
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/02(金) 15:06:26.97 ID:uFfIUAJGo
>>234
もう良い…もう良いんだよ
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/03/03(土) 14:50:18.98 ID:lMKL3Nxw0
続き期待
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/05(月) 18:13:51.06 ID:29NsrxXM0
まだか
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 01:03:43.46 ID:Ouh10qbho
逃げたか
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/03/06(火) 15:46:23.50 ID:9pH5J4100
長いな・・・・

でも待つ。
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/06(火) 16:19:25.58 ID:+gddCRmv0
魔王「>>238、失礼な!ちょっとテスト勉強に集中していただけなんだよ!」プンプン

マーちゃん「待つと決意してくれたばっかりの>>239には悪いが続きを始めさせてもらう。確か女勇者と私の場面だったな」
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/06(火) 16:25:42.06 ID:9Ln0T9MAO
キタキタキタキター!(≧∇≦)
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/06(火) 16:56:27.17 ID:+gddCRmv0
とある倉庫


女勇者は一人そこで時間が来るのを待っていた。

小さく冷たい灰色の倉庫、何が入っているのかは知らないが大小さまざまな鉄の箱が積み上げられていてまさに倉庫という感じがする。

この倉庫を紹介したのは空手家だ。こういう閉鎖空間だと自動的に集中でき、さらに落ち着くことも出来るし想像も最大限にしやすいのだという、「それに涼しいしな」とは彼の言葉


女勇者「ご丁寧に布団を用意してくれたのはいいけど、ここ予想以上に寒いんだぜ。」ガクブル


そう愚痴りながら布団をかぶる。お、予想以上に暖かい。まるで魔法がかかっているかのように布団の中は温い(ぬくい)


女勇者「そろそろ時間だな。だぜ」


時間になる。急激な眠気が襲ってきた。

気がつくとすでに夢の中だった。

ここは私の夢の中だ。ちょっと想像してみるとすぐに具現化(夢の中だからちょっと違うか?)された。


女勇者「想像とまったく同じ、あの修行の成果だぜ」


ウォーミングアップもすんだしマーちゃんはまだなのか

うん、あの名前も慣れるもんなんだな。


「待たせたな、どうだ?少しは強くなったか?」


楽しそうに上から目線で言う声がする。マーちゃんだ


女勇者「お前の言う"少し"がよく分からないけどそれなりに強くなったつもりだぜ。」


強がりは少しでも心が安定すると空手家が言っていた。


マーちゃん「それは良かった。私の仕える主人が弱かったらおもしろくないからな、だから私は君を試すのだ。」


マーちゃんが姿を見せる。あの落書きのような姿ではない。


マーちゃん「少し君の体に馴染んできたのかそれとも君の想像力が上がっているのか、人間の姿を取れるようになって来たよ。どうだ?なかなか可愛いだろう?」


悔しいが確かになかなか可愛い。いや、「なかなか」だから別に私以上っていうわけじゃないからな?いいな?私以上じゃないからな?絶対だぞ


人間姿のマーちゃんの外見(可愛くお願いします。もしくは美しくでも可)
>>245
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 16:59:26.59 ID:Ouh10qbho
ksk
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 16:59:52.82 ID:Ouh10qbho
ksk
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 17:00:21.19 ID:Ouh10qbho
女勇者そのもの
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/06(火) 17:11:10.92 ID:+gddCRmv0
これ忘れてた




邪神編エピローグその2、


悪夢の世界にて


チェシャ猫「よぉ女王様、今帰ったぜ。」ニタニタ

赤の女王「遅いよ。まったくどこ行ってたんだい?」

チェシャ猫「なぁに、ただの散歩だ」ニタニタ

赤の女王「・・・・・・・・混沌の魔女の様子はどうだったんだい?話すなら早く話しな」

チェシャ猫「何だ分かっているじゃあないか」ニタニタ

赤の女王「いいから話しな」

チェシャ猫「・・・あいつは人間の心を捨て切れてないな、おもしろい。」ニタニタ

赤の女王「珍しいねぇ、魔女ほど長い時間生きていると人間の心なんて忘れてしまうってのに」

チェシャ猫「あんたも十分人間臭いじゃないか」ニタニタ

赤の女王「あんたがとてつもなく化け物じみているだけだね。」

チェシャ猫「おぉ、酷い言いようだ。」ニタニタ


そうニタニタ笑っているチェシャ猫の足元から伸びている影は不定形の怪物を象って、不安を煽るようにうねうねと動いていた。
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/06(火) 17:25:46.54 ID:+gddCRmv0
うん、まぁ確かに私以上じゃないな・・・っていうかこれ、前のレスと合わせると私がまるでナルシストみたいじゃないか。そんなのごめんだぜ


マーちゃん「どうした?そんな唖然とした表情で。私は女に惚れられるのも結構だが、そんな穴の開くほど見つめられては流石に少し恥ずかしいぞ。」

女勇者「いや、お前は鏡を見たことないのか?だぜ」

マーちゃん「数百・・・いやもう数千かそのぐらいの年月見てないな。おかしかったか?」


おかしいというかなんと言うか、そこにいたのは紛れも無く女勇者そのものだった。

といっても完全にそっくりというわけではなく、服装が古めかしい和服のようなものだった。

しかし今の時代でイメージされる歩きにくそうなものではなく、雰囲気は和服なのに形は洋服のような・・・まぁ、動きやすそうな和服っぽい何かだ。

もう一つ違うところは髪形、女勇者はポニーテールなのに対してマーちゃんはさらさらのロング、私はくせっ毛だから少しうらやましいぜ。


マーちゃん「では始めるぞ。」

女勇者「っ!」


少し唖然としたせいで固まって、専攻を許してしまったっ!

自分にそっくりなマーちゃんの目に戦いを楽しむ狂気にも似た光が宿る。




マーちゃんの攻撃
>>250


女勇者の行動
>>253


結果
>>256

これらの安価はそれぞれ、別々の人が取るようお願いします
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/06(火) 17:54:50.67 ID:4vDEZsGAO
ksk
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/06(火) 18:03:54.10 ID:4vDEZsGAO
ksk
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 19:00:12.01 ID:FsdIh8lZ0
フェイント
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 19:10:14.48 ID:FsdIh8lZ0
ksk
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 19:10:42.49 ID:Ouh10qbho
ksk
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/06(火) 19:17:48.52 ID:9Ln0T9MAO
読み切ってカウンター
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 19:17:55.17 ID:Ouh10qbho
ksk
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 19:18:53.69 ID:Ouh10qbho
ksk
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 19:19:19.29 ID:Ouh10qbho
痛み分けすると同時にお互いの体の一部が一体化するが、すぐに戻る
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/06(火) 20:16:26.61 ID:+gddCRmv0
目の前まで鏡が迫ってくるかのように錯覚してしまうほどにそっくりな顔が駆けてくる。

正面かっ!


女勇者「か、壁だぜっ」


イメージを一瞬で具現化させる。


盾を象った壁が瞬時に現れ、攻撃を防ぐ・・が防いだ手ごたえはない。


マーちゃん「言ってなかったかな?恋の駆け引きは時として相手を騙すことも重要だ。」


この魔王は一々恋愛等に例えるのが好きなようだ。


マーちゃん「なんだ、少しも強くなってないではないか。くくっ」

女勇者「恋の駆け引き・・・ねぇ」


気づいたときにはすでに真後ろにいた。


女勇者「ふふっ、確か臨機応変に行動するのも大事、だっけ?」
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/06(火) 20:39:50.86 ID:+gddCRmv0
ここは私の頭の中、相手の着地点ぐらい少しは分かる。

つまり、そこに仕掛けを施すことが出来る。臨機応変に動いたというよりはすでに施してあった仕掛けのうちの一つを上手く作動させたということ


マーちゃん「ほぅ、いつの間に覚えた?これは育てがいのある弟子になりそうだな君は」ククッ


私を見て慈しむように笑う古の魔王、しかしその周りからは私の施した仕掛けである無数の剣が貫こうと構えていた。まぁこれも空手家に教えられたものだがな


女勇者「そのままだと傷だらけの穴だらけになっちまうぜ?逃げなくていいのかだぜ?」

マーちゃん「ふむ、逃げる必要もあわてる必要もないな。なぜならば、だ」


今、気づいた。私がそこに仕掛けた仕掛けは、もう少し細身の剣だ。・・・これは




マーちゃん「本当のフェイントはこっちだからな。」
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/06(火) 20:57:21.80 ID:+gddCRmv0
無数の剣が変形し、全てこちらを向く。


女勇者「ふふっ、やられる前に一つ言っておきたいな」

マーちゃん「ほぅ、言ってみろ」

女勇者「結局のところ私の恋は一直線に突進形だぜ。」


思えば小さい頃から何でも突進してぶつかっていったなぁ。

多分それが本来の私なのだろうぜ、

猪突猛進型、イノシシ?ふふっ、ちょっと品がないぜ。

私は立った一本の剣を握り、マーちゃんを見つめる。


マーちゃん「なるほど、では私も君に合わせて小細工は無しに行くとしよう。」


マーちゃんの周りの剣が全て消え失せ、残ったのは腕が変形した一本の剣(つるぎ)


女勇者「たああぁぁぁぁあああぁぁぁああ」

マーちゃん「うおぉおぉぉおぉおぉお」


吼える。咆哮がそこら中に響く(ただマーちゃんのほうはけっこう楽しそうな感じに聞こえたが)
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/06(火) 21:15:08.84 ID:+gddCRmv0
互いの剣が交差する。

一瞬だけぶつかり逸れた後、私の剣はマーちゃんの胸に、マーちゃんの剣は私の腕を、抉った。


キィイン、グシャア


女勇者「がっ、」

マーちゃん「ぐっ」


傷が燃えるようにジンジンと痛む、しかし心にあるのは逃げたくなるような苦しみと痛みではなく、戦いへの歓喜


マーちゃん「そう、その目だ。戦いを求める目、楽しいだろう、愛おしいだろう。それが戦う者の意思だ戦う運命を背負った者の持つべき覚悟だ。」


そう言いながらもマーちゃんは無意識かどうか、剣になってない方の手を傷の深い胸へと押し当てている。


女勇者「戦う楽しみ?違うぜ、私が望んでいるのは最後まで生き残って好きな人の元へ帰ることだぜ。」ニカッ

マーちゃん「それ男に自然に言わせることさえ出来たならばパーフェクトなのだがな」ククッ


カキィイイイイィン


再び、剣が交わる。

その時だ。
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/06(火) 21:18:00.33 ID:+gddCRmv0
訂正

×マーちゃん「それ男に自然に言わせることさえ出来たならばパーフェクトなのだがな」ククッ

○マーちゃん「それを男に自然に言わせることさえ出来たならばパーフェクトなのだがな」ククッ

262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/06(火) 21:29:01.11 ID:+gddCRmv0
マーちゃん&女勇者「!?」

剣が、腕が、相手の体に引かれる。


ドクン


互いの体が、鼓動が重なったように感じた。

しかしそれは一瞬のことで、すぐに体は相手から離れた。


女勇者「な、今のは・・・何・・だ…ぜ!?」

マーちゃん「くっ、"同調"…か、魔女め余計なことを」ギリッ


マーちゃんが悔しそうに、憎々しげに歯軋りをする。


@マーちゃん「タイムリミットだ・・・」
Aマーちゃん「次の一撃が最後になるな」
Bマーちゃん「気にするな…いや、気にする必要はない」


>>265
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 21:29:26.00 ID:Ouh10qbho
1
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/06(火) 21:29:41.69 ID:LBvdEf3Io
ksk
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/06(火) 21:30:19.87 ID:4vDEZsGAO
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/06(火) 21:32:21.29 ID:+gddCRmv0
今回はここまでです。

少しといえど間を空けたので書き方が変になってないか心配ですがとりあえずここで切ります。
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 21:33:15.24 ID:Ouh10qbho
・・・か…は統一した方が良いよ
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/07(水) 03:30:50.20 ID:UTvazcTx0
>>267

「・・」「・・・」の違いはわざとだけど「・・・」と「…」は変換キーの押しすぎだwwww
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/07(水) 03:44:21.08 ID:UTvazcTx0
マーちゃん「次の一撃が最後になるな…来い。それで見極めてやる。」

ドクン


そうは言ったもののすでに同調は始まっており、彼女に選択肢はそう残されていなかった。


マーちゃん(すでに始まっている以上、完全に彼女の支配下になるか拒否反応を起こして私もろとも消滅するしかないからな)


そう、次の一撃がどう来ようと消滅したくないと思う限り支配下になるしかないようだ。

魔女め、最初から私が狙いだったと見えるな。


女勇者の攻撃
>>272
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2012/03/07(水) 03:53:24.77 ID:nn2hcJgAO
波動剣
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 11:47:56.45 ID:z8CYUJL4o
ksk
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 11:49:36.66 ID:z8CYUJL4o
自分の頬を抓る
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/07(水) 16:22:07.58 ID:UTvazcTx0

女勇者「」ギュー

マーちゃん「何をしているのだ?」ハテナ

女勇者「今気づいたけど夢ならこれで目覚めるんじゃねーかなって」

マーちゃん「・・・」

女勇者「・・・」


・・・・・・・・・


@同調
A消滅
Bその他(同レスで何か)

>>276
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/07(水) 19:36:29.65 ID:UTvazcTx0
そのころ、契約の魔女



契約の魔女「そろそろ"同調"が始まる頃ねぇ。」クスクス


この魔女は大抵の場合契約を持って暇の大半を潰す。何より好きなのは与えられた力に溺れ、暴走するさまを見ることと失ったものの大きさに絶望する様を見て嘲笑うこと

ちなみに今までで一番愉快だった者は"神の力"を欲し神に近づこうとした愚か者だ。

いや、近づくどころかその座から引き摺り下ろそうとさえしていた。


そして失ったものに気づいたとき、彼は発狂し暴走し"力"に呑まれた。

今も彼はこの世ではないどこかに幽閉され退屈に身悶えしながら、自己への嫌悪感と失ったものに対する罪悪感とを募らせて

人間でもましてや神でもない"何か"として玉座に佇み続けていることだろう。

性格は魔女の中でも最悪の部類に入る。チェシャ猫に言わせても「まだ女王様のほうが慈悲があるな」ニタニタ と、彼からしてもこの魔女の性格は狂気染みている。


といっても今回は違うところに目的がある。

その目的を達成する前に暴走なんかされたら困る、そのため当分は失った物が何かという問題どころかそのものの存在そのものを思い出せないようにしてある。


契約の魔女「あぁ、楽しみだわぁ。混沌の魔女、すぐにあなたを捕まえる。他の魔女なんかよりも先に」

契約の魔女「そして特性の鳥かごに入れて私だけにさえずるようにするの。私の機嫌を取るためだけに、私を楽しませるためだけに、クスクス、クスクスクス」


クスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクス


この魔女、何よりも狂気染みているその執着心が恐ろしい…
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 19:37:43.31 ID:z8CYUJL4o
ksk
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 19:40:53.50 ID:z8CYUJL4o
@
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/07(水) 20:06:04.11 ID:UTvazcTx0
ま−たんの体が明滅する。


マーちゃん「あぁ、よりによってこんなアホな終わり方なんて・・・おい、タイムリミットって・・魔女め、余計なことをぉぉおおぉ」


そして明滅しながら一体化してとりあえず魔王の血族の力を手に入れた女勇者だった。


マーちゃん「納得いかない・・・」ムスッ

女勇者「まぁ、いいじゃんかよ。私は満足だぜ?」

マーちゃん「納得できない・・・」プイッ



とりあえず女勇者のパートはこんなもので、次の登場は今のところまだ予定立てていません(つまりは安価しだい)

@魔王城にて、魔王たち
A魔王城にて、アリス
B妹の旅路
C遺跡内、刀使い

>>280
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 20:07:48.75 ID:z8CYUJL4o
ksk
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/07(水) 20:07:50.92 ID:WhV1VxoAO
ksk
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 20:08:04.93 ID:z8CYUJL4o
4
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/07(水) 20:08:11.45 ID:WhV1VxoAO
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/07(水) 20:09:18.29 ID:UTvazcTx0
刀使いたち


後はこの三人を起こして帰るだけかな・・・ネムリちゃんが帰ってから、また怖くなってきたよぉ。


刀使い「銃士ぃ、そろそろ起きて・・・・・」ユサユサ


まず銃士を起す。


銃士「>>285
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 20:09:33.74 ID:z8CYUJL4o
ksk
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/07(水) 20:10:19.31 ID:WhV1VxoAO
むむむ…流石は人気投票二位と言った所か
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 20:10:27.20 ID:z8CYUJL4o
ネムリちゃん……しっかり…して……Zzz
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 20:23:22.34 ID:UTvazcTx0
銃士「ネムリちゃん……しっかり…して……Zzz」


起こそうとすると寝言を言った。まだまだ深い眠りのよう…あれ?


刀使い「銃士ってネムリちゃんと面識あったかなぁ?…って、そんなことより起きてよぉ怖いよぉ」ユッサユッサ


>>289
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/07(水) 20:24:35.93 ID:UTvazcTx0
age忘れ
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 20:24:58.93 ID:z8CYUJL4o
ksk
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 20:25:22.94 ID:z8CYUJL4o
夢と現実との境界が滅茶苦茶になり始める
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/07(水) 20:40:44.10 ID:UTvazcTx0
刀使い「え・・・?」

景色が歪み、融けていく・・・これ、なに?



某所

眠りの魔女「しまったー、あそこ、ネムリ の つくった ゆめ の くうかん だった〜ど〜しよー ネムリ が でた から とても ふあんてい に なってるよね〜」


つまり誰の夢であろうと悪夢であろうと具現化してしまう


誰の夢をベースに作られた空間?

>>293


どうなる?どうする?

>>296
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 20:41:13.73 ID:z8CYUJL4o
ksk
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 20:41:50.42 ID:z8CYUJL4o
ksk
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 20:43:24.67 ID:z8CYUJL4o
魔女達全員の夢
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 20:43:56.93 ID:z8CYUJL4o
ksk
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/07(水) 20:47:18.37 ID:RneWGAkAO
ksk
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/07(水) 20:47:47.03 ID:3EBGyhtqo
お茶会
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/07(水) 20:49:07.80 ID:RneWGAkAO
刀使いが魔女の根幹の一部についての情報を得る。そして刀使いの兄についての回想に入る。
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 20:57:36.06 ID:UTvazcTx0
レポート済ませてきます。10〜11時ころには戻ってくる予定(あくまで予定)ですのでしばしの間お待ちください
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 21:53:16.30 ID:UTvazcTx0
レポート終了!続きを始めます。
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 22:14:16.87 ID:UTvazcTx0
刀使い「え、えぇ?」


周りの景色が変異し遺跡内部の内装から"部屋"へと変わる。

いい匂いのする畳に洋風のおしゃれなテーブル、片やステンドグラス、片や障子、和室とダイニングをあわせたような内装

和洋折衷というより混ざりすぎの混沌、混ざりすぎて逆に一体感を醸し出している。


刀使い「な、何なの?」ビクビク


いきなり目の前にティーポットとティーカップが現れ、いい匂いのするお茶が入れられる。


刀使い「飲め・・・って言って・・いるの?」


>>303
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/07(水) 22:14:50.88 ID:UTvazcTx0
再びage忘れ
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 22:19:35.01 ID:z8CYUJL4o
ksk
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 22:20:13.91 ID:z8CYUJL4o
カップを手にとった瞬間、周囲が現実世界のあちこちを継ぎ接ぎした様な世界で埋め尽くされる
砂漠に雪が降ってたり海が空に浮かんでいたり夜に太陽が登っていたり
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/07(水) 22:47:13.34 ID:UTvazcTx0
刀使い「ど・・・どうしよう。とりあえず、だよぉ」オドオド


とりあえず、カップを手にとってみる。


再び世界が変異した。


それは現実世界を切って張ったような光景、前で砂漠に雪が降っているかと思ったら右で街中にジャングルが出来上がって豪雨が降り注いでいる。

左で海の上を巨大な虫が這いまわっている。後ろでは山とビルが混ざって異様な建物と化している。

遠くには暗い夜に太陽が登り、海が空で蠢く


刀使い「う、うぅ・・・うぅぅ」


それを見ていると頭がくらくらしてきた。まるで・・・脳をかき混ぜられるような


@眠りの魔女が助けに来る
Aそのほかの魔女(今までに出てきた魔女のうちどれか)が助けに来る
B勇者が目覚めて何とかする
Cその他(同レスで何か)

>>307
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/07(水) 22:53:07.22 ID:RneWGAkAO
ksk
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/07(水) 22:53:33.35 ID:RneWGAkAO
ksk
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/07(水) 22:54:00.45 ID:RneWGAkAO
刀使いの全ての原点でもあり、憧れの存在であり、目的である刀使い兄の件についての回想に入り、それを思い出し決心し、自力で気合いでなんとかする
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/07(水) 23:14:31.21 ID:UTvazcTx0
再び景色が揺れ違った映像が見える。

その中に一つ見覚えのある・・・いや、忘れちゃいけないものが混じっていた。


刀使い「にーちゃん・・」ジワッ


昔、兄と一緒に駆け回っていた山、それを見たとたん昔の記憶がことごとく蘇ってきた。
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/07(水) 23:39:59.98 ID:UTvazcTx0
兄「おい弟よ、早く来い。そんながけ飛び越えろ」

刀使い「にーちゃん待ってよ。にーちゃんのせいで崩れて飛び越えられないんだってばぁ」オドオド

兄「しゃーねーな、ほら、手を貸せファイトォ一発!」

刀使い「んー」ヨイショ、ヨイショ


あの山を駆け回り、体を鍛えた。僕はちっとも筋肉がつかないって言われたけどにーちゃんも大概だった。


兄「なぁ、弟よ。どうして人間が世界をあんな一生懸命になってまでこの世界を守ろうとしてるか分かるか?」


それはあの山の頂上から町を見下ろして珍しく感傷に浸っているにーちゃんが言った言葉だ。


刀使い「え・・・と、生きている場所だから?」

兄「そんな単純な理由じゃねーさ、・・・この世界が、人間の世界が、この星が美しいからだよ。」

刀使い「美しい・・・?」ハテナ

兄「弟よ、お前は人の強い感情に直接アクセスしてしまう性質だからどうしても醜い負の部分だけ見てしまうが、人と人との繋がりというものはもっと温かくそれが連なって構築されている世界は美しい。たまには世界の感情に耳を傾けてみるのもいいかもしれないぜ」


少しだけにーちゃんの言いたいことが分かった気がする。もしかしたら人間を恨むなと言いたいのかもしれない。

ボクたちの両親は人間に殺された。でも悪意も何もないただの不運だ。もちろん僕も当初は悲しんだけど恨む気持ちなんてこれっぽっちもない。


兄「弟よ。この世界をお前は愛せるか?」


あの時ボクは

@「うん。好きだよこの世界は」
A「分からないよ。ボクにはまだ・・・」
B「・・・好きにはなれない」

>>312


寝ます。
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/07(水) 23:41:44.42 ID:RneWGAkAO
ksk
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 23:41:49.69 ID:z8CYUJL4o
ksk
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/07(水) 23:41:56.72 ID:3EBGyhtqo
1
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/07(水) 23:42:08.77 ID:RneWGAkAO
ksk
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/07(水) 23:42:35.33 ID:RneWGAkAO
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/08(木) 06:28:18.80 ID:sZNO3PiK0
刀使い「うん。好きだよこの世界は」

兄「そうか・・・もう俺がいなくても大丈夫か。」ボソッ

刀使い「・・・え?」

兄「いや、なんでもない。・・・お前は世界に語りかけることの出来る声を持っているそれを忘れるな、強く生きるための道しるべとなる」


ボクはあの時聞こえないフリをして聞き返したけど本当は分かっていた。

そして数日後、兄はどこかへボクをおいて消えてしまった。

それからボクは決して強くはなれなくとも頑張って生きてきた。仲間たちがいたからかもしれない。

ぜったいいつか会えるよね。・・・にーちゃん
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/08(木) 06:47:09.74 ID:sZNO3PiK0
- ボクはこの"世界"に語りかける -

- 美しく醜い世界よ、どうかボクの呼びかけに応えてほしい。 -

- 臆病なボクはこの美しい世界の真実の姿を見ようとしなかった。 -

- だから今一度見せて欲しい。美しい本質を虚実から真実へとの道しるべにして -


周りに満ちる夢の世界の気配が凝縮して弾けとんだ。この力が兄の言っていた世界に語りかける声なのだろうか

夢の終わりを告げる。

いつか現実を生き続けていれば兄に会えると信じて夢の世界を終わらせる。



@魔王城にて、魔王たち
A魔王城にて、アリス
B妹の旅路
C刀使いたち、気づくと皆遺跡の外で倒れていた

>>319
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/08(木) 08:24:24.37 ID:+saZtovAO
ksk
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/08(木) 08:25:21.98 ID:+saZtovAO
ksk
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/08(木) 08:26:58.73 ID:+saZtovAO
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/08(木) 14:11:27.60 ID:sZNO3PiK0
魔王城にて


過激派である反魔王派のリーダーを探すために色々と調べ物をしている魔王たち、


魔王「とりあえずアンケート行って戦闘好きな魔物を絞り込むことが出来たけどここからどうしよう。かなりの数がいるよ・・・」


反魔王派は戦闘好きということは分かっているのでそこから調べてみることにした


部下「こうしてみると本当に魔物の戦闘本能はすごいですね。」

アリス「お前も魔物だろう?」

部下「違いますよ。私は竜神族ですし」

魔王「むー、アリスちゃんもコア…部下も考えてよー。こっからどうすればいいの?」

アリス「言い直すぐらいならコアでいいんじゃないか?」

魔王「威厳の問題だよ!部下と呼んだほうが威厳があるじゃん!」

アリス「威厳?おまえに威厳などあるのか?」

魔王「言ったなー!ボクの力見せてやるー」ゴゴゴゴゴゴ

アリス「良かろう。私も本気を出してやる」ゴゴゴゴゴゴ


魔王がその小さい体では想像もつかないような魔力を放出させる。万人が万人、見ても見た目どおりの小さな女の子とはとても納得できないだろう。

アリスも負けじとその紅い目に闘志を燃やす。その銀色の髪が風になびくように溢れ出る魔力に揺らされ、口元から除く八重歯が楽しそうに光る。


部下「どうして喧嘩を売り買いしているんですか!?アリスさまも目を爛々と輝かせて楽しそうにしないでください」

アリス「・・・最近心踊る戦いをしていないからな、欲求不満だ。この間も勇者と戦いそびれたしな」(おかげで最近あいつを夢に見ることが多い。早く会いたい)

アリス(・・・いや、「会いたい」ってのは違うだろ。「戦いたい」だ。何故か自然に「会いたい」が出てしまった。って何に言い訳しているのだ私は)

部下(心が読めるってのは面白いものですね)ニヨニヨ


魔王「>>323
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/08(木) 14:11:40.35 ID:aJSQC3QUo
ksk
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/08(木) 14:12:19.78 ID:aJSQC3QUo
ksk
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/08(木) 14:12:55.48 ID:aJSQC3QUo
……来る!
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/08(木) 14:38:37.41 ID:sZNO3PiK0
魔王「……来る!」


部下「え?」

アリス「ん?」


魔王「来たよ!敵を炙り出すいい方法が浮かんだよ〜」


部下「本当ですか?」

魔王「そうだよ〜!この方法なら絶対敵を見つけられるよー」

アリス「・・・不安があるんだが、念のため聞かせてみろ」

魔王「>>327
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/08(木) 20:41:54.56 ID:+saZtovAO
ksk
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/08(木) 20:44:01.82 ID:+saZtovAO
ksk
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/08(木) 22:28:44.30 ID:dFKUKDh60
アリスちゃんのお色気攻撃だよ
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/08(木) 22:43:38.65 ID:sZNO3PiK0
すいません今日は書かずに寝ます。
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/09(金) 17:41:11.49 ID:SEnVamyH0
魔王「アリスちゃんのお色気攻撃だよ」


部下「・・・」

アリス「・・・」


一同「・・・・・」


部下「えぇっ!」

アリス「なにぃ!」


魔王「これなら確実に釣れるよー。なんたってアリスちゃんけっこうスタイルいいじゃん」

部下(何かと思ったら、嫉妬ですか・・・)ハァ

魔王「何でため息つくのさー、いい考えじゃん」

アリス「ならお前がやればいいだろう・・・私はやらないからな」

部下「魔王様がやっても釣れるのはロリコンだけですから・・・」

魔王「なにか言った?」マガオ

部下「いえ、何も」シレッ

魔王「さぁ!やりなよ!」

アリス「>>332
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 17:42:53.82 ID:JQrwe8Vdo
ksk
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 17:43:19.37 ID:JQrwe8Vdo
ksk
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 17:44:01.41 ID:JQrwe8Vdo
もうこんな所にいられるか!私は自分の部屋に戻る!
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/09(金) 17:57:00.61 ID:SEnVamyH0
アリス「もうこんな所にいられるか!私は自分の部屋に戻る! 」

魔王「ダメだよアリスちゃん。そんなみえみえの志望フラグ立てちゃ!」


ガチャ、バタン


魔王「あーあ、行っちゃったよ」

部下「何も無いといいですけどね」

魔王「またフラグが一個立ったよ!?」


アリスは

@部屋に戻って寝る
Aアリス「まぁ冗談だけどな」
Bその他

>>336
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 18:01:25.88 ID:JQrwe8Vdo
ksk
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 18:01:59.02 ID:JQrwe8Vdo
ksk
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 18:03:40.43 ID:JQrwe8Vdo
過激派の襲撃を受けていた
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/09(金) 18:11:21.81 ID:SEnVamyH0
襲撃されていたときアリスは何をしていた?

>>340
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 18:12:04.59 ID:JQrwe8Vdo
ksk
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/09(金) 18:27:55.60 ID:FbmYrXjAO
ksk
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/09(金) 18:28:27.54 ID:FbmYrXjAO
お風呂
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/09(金) 20:03:06.49 ID:SEnVamyH0
アリス「ふぅ、少し落ち着いてきたな」

カポーン


部屋についている大浴場、黄金のライオンの頭が何故かついている蛇口からお湯が出てくる。

人間の姿というのは風呂に入るのに都合がいいな。頭にしか毛が無いからべたつかない。さっぱりする


ザバァ


水しぶきを上げて湯船から立ち上がる。

白魚のような肢体が蒼い月明かりに照らされ、絵描きが思わず筆を取ってしまうような美しい光景が一瞬完成される。


アリス「そろそろ出るかな・・・」


銀色の髪をかき上げ、溜まっていた水を弾くとシャワーを浴びて出ようとする。


コンマ以下の数字で

00〜24そこへ過激派の連中が
25〜49着替えている途中に連中が
50〜74着替えて一息も付かない後に連中が
75〜99着替えて万全な状態に奴らが

>>344
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 20:03:34.20 ID:JQrwe8Vdo
ksk
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 20:06:24.32 ID:JQrwe8Vdo
ksk
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 20:06:51.70 ID:JQrwe8Vdo
ksk
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/09(金) 20:47:16.70 ID:SEnVamyH0
風呂から出て早速体をさっと拭いて服を着る。さらさらな髪は別にドライヤーなんかかける必要も無い。


アリス「牛乳でも飲もうか」


その時だ。

@敵が物陰から飛び出してくる
Aドアを破って入ってくる
B窓から
Cその他(同レスで何か)

>>348
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/09(金) 20:52:18.00 ID:vrgZHGNAO
ksk
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/09(金) 20:53:20.24 ID:KLCW44E4o
ksk
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/09(金) 20:54:02.21 ID:vrgZHGNAO
ギターを弾きながら真上から
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 22:29:29.80 ID:SEnVamyH0
冷蔵庫の中から牛乳(安心と信頼の魔中国産)を取り出す。


「ひゃ〜〜〜〜っはぁああああ、のっていくぜええぇえぇえぇええ」


その声は真上から


アリス「まさか、敵か!?」


とっさに後ろに避けるが完全に油断していたため、避けたときにしりもちをついてしまう。

見るとギターをかきならしている悪魔形の魔物が私がいた場所に降り立った。

この部屋そんなに天井高かったか・・?


@「いや、ファンだぜぇ。」
A「その通りだ!!ひゃっはぁ」

>>352
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/09(金) 22:30:24.17 ID:SEnVamyH0
安心と信頼のage忘れ
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/09(金) 22:32:53.08 ID:FbmYrXjAO
ksk
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/09(金) 22:32:58.31 ID:KLCW44E4o
2
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/09(金) 22:39:29.92 ID:SEnVamyH0
今夜もありがとうございました寝ます。

アンケートというかなんというかですが、よければこのSSの良い所と悪いところを教えてください。

そろそろテコ入れwでもしようかなと
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 23:43:57.54 ID:aD6nXE920

新キャラの大量増加はキャラを活かしきれないから
最悪安価を取りなおす処置が必要かも
別パーティの増加はよく考えて
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/10(土) 13:09:17.78 ID:q2wP8esAO


スタイルは別にこのままで良いんじゃないか?文章力云々の話なら引き出しを増やすって所だろうけど(今まで見たり読んだりしなかったジャンルの本や映画を見るとか)

キャラについては増えすぎたら退場で減らすって解決法もあるがね。
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/11(日) 11:32:32.58 ID:9qBBc37e0
>>354,355
なるほど、ありがとう。


「その通りだ!!ひゃっはぁ」

アリス「久々の戦いの舞台、楽しませてもらう!」

「そうこなくちゃなぁ、あれの名はギターデビルだぁ。ひゃっはぁ」


@アリス「言いにくいから"ひゃっはぁ"でいいな」
Aアリス「・・・後ろに"何"が控えている?」
Bアリス「お前、本当に魔物か?」
>>359
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/11(日) 11:55:40.09 ID:wrZ2lrNAO
ksk
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/11(日) 12:00:22.72 ID:wrZ2lrNAO
ksk
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/11(日) 12:02:23.10 ID:wrZ2lrNAO
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/11(日) 13:02:58.93 ID:9qBBc37e0
アリス「・・・後ろに"何"が控えている?」

ギターデビル「ひゃっはあ、何故分かったあ」

アリス「私にはヒトの狂気、特に殺意敵意が分かるからな。」

ギターデビル「ひゃっはぁ、だからあ?」

アリス「お前のからは殺意も敵意も感じられない。これはお前だけの意思ではない、違うか?」

ギターデビル「そのとおりだひゃっはぁ!俺は報酬で雇われただけで魔王派が勝とうが反魔王派が勝とうがどうでもいいんだぜ」

アリス「・・・ちなみに報酬は何だ?よもや私の命がはした金と同等なんて言わないだろうな」


ギターデビル「>>363
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/11(日) 13:47:06.82 ID:wrZ2lrNAO
ksk
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/11(日) 13:52:48.06 ID:OsVUEAmAO
ksk
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/11(日) 13:53:34.49 ID:OsVUEAmAO
ひゃっはぁ。神代の武楽器『夢幻の音』と言われる楽器だ。まだどんな楽器なのか見た事ねぇが、武器にもなるらしいぜ。まぁ楽器としてしか使うつもりはねぇがな
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/11(日) 14:24:57.18 ID:9qBBc37e0
ギターデビル「ひゃっはぁ。神代の武楽器『夢幻の音』と言われる楽器だ。まだどんな楽器なのか見た事ねぇが、武器にもなるらしいぜ。まぁ楽器としてしか使うつもりはねぇがな」


そういいながらそいつは目をとじて自前のギターをかき鳴らす。・・・不協和音がした


@アリス「そんな本当にあるかどうかも分からないもののために私を殺すだと?」
Aはったりで何とか仲間に引き込もうとする。(同レスで何か)
Bアリス「その他(同レスで何か)」

>>367
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 14:25:27.29 ID:s6tfxDyRo
ksk
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 14:26:13.17 ID:s6tfxDyRo
ksk
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 14:26:39.04 ID:s6tfxDyRo
楽器を楽器として見てない者に楽器を持つ資格はない!死ぬがいい!
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/11(日) 14:31:58.30 ID:9qBBc37e0
>>367

こいつは「まぁ楽器としてしか使うつもりはねぇがな」と言っているが、それでもそのままでいい?
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 14:33:08.02 ID:s6tfxDyRo
おっと見間違えた
問答無用って事でお願いします
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/11(日) 14:52:56.35 ID:9qBBc37e0
アリス「そうか、聞いてみたらどうでもいいことだったな。」

ギターデビル「ひゃっはあ、どうでもいいなんて聞き捨てならねえぜえ。」

アリス「問答無用だ。さぁ依頼主の名を吐いてもらおう」


@ギターデビル「そんな暴力に訴えなくたってそんぐらい教えてやるぜえ。ひゃっはあ冥土の土産だあ」
A痛めつける(戦いで有利になる)とすぐに吐く
B何をしても吐くことはない。

戦いの途中結果コンマ以下で
00圧勝
01〜50結構有利
51〜98不利
99意外に強くて乾杯

>>373
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 14:53:13.42 ID:s6tfxDyRo
ksk
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 14:53:39.36 ID:s6tfxDyRo
ksk
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 14:54:16.68 ID:s6tfxDyRo
A
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/11(日) 16:13:13.92 ID:9qBBc37e0
ギターデビル「吐くわけねーだろ。夢幻の音のためだ!」


ギターデビルが不協和音を奏でる。一瞬遅れて音が波動としてやってきた


アリス「くっ、なんだこれは・・・魔法か?」

ギターデビル「ひゃっはあ、この楽器には特殊な魔方陣を書き込んであるぜ、読みきれるかあ?」

アリス「人間姿では分が悪いな」


着ていた服を脱ぎ捨て、魔物姿へと変身する。

尻尾が膨らみ、全身から白銀の毛が生えてくる。

口と牙が大きくなり、鋭い紅い目がさらに鋭くなる。


アリス「匂いなら読みきれる・・・私もいくぞ」スン


右だ!

そう思ったとき、

ギャアアン

叫ぶような音が響くと逆の方向から槍のように鋭いエネルギー波が突き刺さる。


アリス「なっ!」

ギターデビル「どんどんいくぜー、ひゃっはあ」


ぎゃああああん


再び音がする。今度は後ろか!?

匂いは当てにせずに今度はとりあえず今いる位置から離れようとする。

しかし


アリス「かはっ!?」


体に爆発呪文のようなものが当たる。匂いはしなかった・・・


ギターデビル「どうする、どうする?ひゃっはああああ!」


ぎゃぎゃぎゃああん

再びかき鳴らす

>>377
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 16:14:24.23 ID:s6tfxDyRo
ksk
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 16:15:10.52 ID:s6tfxDyRo
ksk
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 16:17:22.61 ID:s6tfxDyRo
一か八かの速攻。結果はお互いに致命傷
デビルは死に至るまでギターを鳴らし続けながら死んでゆく。アリスの方は魔王から貰った薬で一命を取り留める
一方魔王は、遺跡編にいたスパイの男を含めた手練の暗殺部隊の襲撃を受けていた
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/11(日) 19:54:32.05 ID:9qBBc37e0
スパイといえど人間なんかに特定&進入できるだろうか?

人間の気配や匂いなんかを見破れる魔物なんかたくさんいる(という設定)けど
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 19:57:34.96 ID:s6tfxDyRo
世の中には気配を消す呪文なんてものもあるから頑張れば行けるんじゃないかな
あるいは過激派は侵入ルートを手配したとかさ
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/13(火) 03:14:18.86 ID:jTCq5G810
アリス「今度はどこだ!?」


前か後ろか、右か左か!?


ギターデビル「さあどこだろうなあ?そろそろくるぜひゃっはあ」


ヒュオオォオオォオ


アリス「くっ・・・」ザシュ、ザシュ

ギターデビル「どうしたあ?やられる一方だぜ。ひゃっはあ、」


一つ分かったことがある。こいつの攻撃は部屋のどこからでも私に当てられるようだ。

そして攻撃方法は魔法のみ、物理武器はギターでの「殴る」ぐらいなもんだろう。隠し武器を隠しておけそうな場所は無い。

そして避けられそうには無い、か


ギターデビル「死と破壊、滅亡と絶望のロックを奏でてやるぜえ!!!」


厨二臭いな・・・

それはどうでもいいとして、おそらく次には大技が来るだろう。もしくはそれに准ずるものが

大技、特に魔法のそれの発動には時間と手間がかかる。

複雑な術式、長い"詠唱"、生贄や手順の手間、こいつの場合は


"演奏"・・・か


アリス「デスメタルはあまり好きじゃないな、悪いが全部聴くような時間の無駄はしない。」


狼の俊敏性、なめるなよ。

大技を出すための隙を狙う。最近はアニメの影響かすぐに大技をぶっ放したがる奴がよくいる。

しかし、大技は相手を動けなくしてから放つのが定石だ莫迦め


ギターデビル「ひゃっはあ、そうやすやすとやらせるかよお。」


@邪魔も入らずすんなりとアリスの攻撃が当たる
Aギターデビルがあらかじめ仕掛けておいた仕掛けが作動する(内容も同レスで)

>>383
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 07:12:30.05 ID:6Dn5roGIo
2
ギターの音に同調して矢を放つ仕掛けが作動する
が、立ち位置を間違えていてギターデビルに向かって発射される
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/13(火) 07:12:40.95 ID:+SasGpsAO
ksk
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/13(火) 07:13:30.34 ID:+SasGpsAO
ksk
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/13(火) 07:16:44.06 ID:+SasGpsAO
2金だらいが上から落ちてくる
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/13(火) 19:49:50.43 ID:jTCq5G810
ギターデビル「ひゃっはあ、古典的な罠で恥ずかしくやられろ!」

アリス「やられるわけがないだろ、二度目だが狼をなめるな」


音と匂い、それだけあれば十分に避けれる。

そして避けながら敵の喉笛に噛み付く、その一瞬前


ギターデビル「ひゃっはあああああああああああああああ」


演奏が終わった。


ギターデビル「遅かったなあ!ひゃっは・・あ?」


グチャ、ヒュー

ギターデビルの首が噛み千切られている。もちろんその肉片はアリスの口の中、鉄と最近味わってない生の肉の味がする。

そいつは喉に開いた穴からヒューヒューと言う音を出して呼吸もろくに出来ずに倒れた。だが、完全なる勝利と言うわけではない。


アリス「お前がな・・・さて、痛みは覚悟しなくてはいけないな。」


見ると部屋全体から針がこちらを向いてスタンバイしている。避けきれそうも無い。


アリス「ガアアアァアァアッ」


一瞬の後に体中が針だらけとなる。私の能力をもってしても避け切れなかったな。

なんとか薬で完全回復する。貴重なものなのでとって置きたかったが今が使い時だ、しょうがない。


アリス「・・・痛い」


回復しても痛みはしばらく消えない。今にもショック死しそうだ。


アリス「あー!」


一つ忘れていた。


アリス「情報引き出さなければ、忘れていた。」


@まあいい、次の機会を待とう。
A今ならまだ蘇生術の施せる時間内だな、やってみるか
Bいったん魔王たちのパート

>>388
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/13(火) 19:52:07.55 ID:+SasGpsAO
ksk
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/13(火) 19:52:34.65 ID:+SasGpsAO
ksk
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/13(火) 19:52:58.85 ID:UisIK5/Oo
1
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/13(火) 19:52:59.95 ID:+SasGpsAO
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/13(火) 20:00:52.72 ID:jTCq5G810
・・・まあ次の機会でも待てばいいか

さし当たって私は

@寝る
A魔王たちのところにもどろう・・・
Bその他(同レスで何か

>>393
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 20:01:23.39 ID:GfxIpuF7o
ksk
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/13(火) 20:02:58.41 ID:UisIK5/Oo
ksk
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 20:03:00.35 ID:GfxIpuF7o
魔王からの念話で退避命令が
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/13(火) 22:06:09.29 ID:jTCq5G810
アリス「む・・・?」


念話か、誰だろうか


アリス『なんだ?』

魔王『ボクだよ。退避命令だよ。』

アリス『退避命令・・・?私は敵を倒したが、どこに退避しろと?外か?』

魔王『>>397
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/13(火) 22:07:48.99 ID:+SasGpsAO
ksk
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/13(火) 22:08:53.48 ID:+SasGpsAO
ksk
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/03/13(火) 22:08:58.47 ID:oV2d0w4s0
トイレ
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 22:27:34.35 ID:GfxIpuF7o
トイレにエレベーターでもついてんのか
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 22:42:05.47 ID:jTCq5G810
寝ます。おやすみ
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/14(水) 00:19:08.64 ID:Jqs3KHls0
トイレから噴き出す水で上空退避というわけか
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/15(木) 22:04:32.58 ID:cXUD/A8Oo
失踪したか
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/16(金) 19:13:42.14 ID:H1vEa8lw0
魔王「失踪と思うには早計すぎるよー!完結まで続けるもん!」

アリス「学生の本業は勉強だからな、まぁあとは春休みが終わるまで書き続ける」

ギターデビル「ひゃっはあ続きを始めるぜ!!」
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/16(金) 19:46:03.07 ID:H1vEa8lw0
魔王『西練4階北階段から3番目に近いトイレ2番目の個室』(ハヤクチ)

アリス(これは・・・)


@暗号だ
Aアイテムの隠し場所だ

>>406
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 19:46:43.91 ID:m5nYtUCyo
ksk
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 19:47:17.83 ID:m5nYtUCyo
ksk
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 19:47:46.31 ID:m5nYtUCyo
1
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/16(金) 20:20:40.80 ID:H1vEa8lw0
アリス(一度聞いた暗号だな・・・確か意味は)

@至急応援頼む、できるだけ見つからず奇襲を仕掛けろ
Aその場で待機せよ
B特定の場所で落ち合おう

>>410
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 20:22:42.15 ID:m5nYtUCyo
ksk
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/16(金) 20:22:49.83 ID:LisMvbEko
ksk
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 20:22:59.76 ID:m5nYtUCyo
ksk
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/16(金) 20:23:10.02 ID:zzEnst8AO
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/16(金) 20:23:16.92 ID:LisMvbEko
3
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 20:23:39.98 ID:m5nYtUCyo
退避命令は何処に行ったんだ
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/16(金) 20:25:40.11 ID:zzEnst8AO
わざと念話を襲撃側に聞かせて油断させる魔王の計略って訳よ
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/16(金) 20:26:50.83 ID:H1vEa8lw0
>>413

この場合「退避命令というところから暗号」ということです。
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/16(金) 20:35:00.76 ID:H1vEa8lw0
アリス「・・・奇襲か、私の性分には合わないな」

アリス「正面堂々と倒しに行くのが楽しいのではないか」

アリス「と言っても魔王が言うからにはそうしたほうがいいか?」


@ちっ、しょうがないな従ってやるとしよう
Aやはり私は正面からだ

>>419
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/16(金) 20:38:09.05 ID:LisMvbEko
ksk
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/16(金) 20:39:05.91 ID:zzEnst8AO
ksk
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/16(金) 20:39:10.22 ID:LisMvbEko
1
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/16(金) 21:07:55.22 ID:H1vEa8lw0
ちっ、しょうがないな従ってやるとしようか


アリス「さて、どうしようか。奇襲作戦もまたワクワクとさせる何かがあるな」ククッ


にやりと笑い、八重歯が光る。戦い好きは直らないようだ。


@屋根裏から機会を待つ
A扉の外で機会を待つ
B窓の外で機会を待つ
Cその他の場所から(同レスで何か)


>>423
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 21:10:02.72 ID:m5nYtUCyo
ksk
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 21:10:42.79 ID:m5nYtUCyo
ksk
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 21:11:08.63 ID:m5nYtUCyo
1
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/16(金) 21:19:16.12 ID:H1vEa8lw0
アリス「奇襲ときたら床下か天井裏だな。天井裏にでも行くか」

アリス「よっ、と」ヒュン


屋根の一部をはがして屋根裏へ飛び込む。この間見たホラー映画を思い出したのは秘密だ。


アリス「ちょっと急ぐか・・・」
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/16(金) 21:24:35.71 ID:H1vEa8lw0
魔王の間


アリスが自分の部屋に戻ったすぐ後


魔王「まー、アリスちゃんも少し頭を冷やす必要があるものねー」

部下「頭を冷やしてもお色気攻撃はしないと思いますよ・・・」

魔王「分かってないなー、そんなだから頭が固いって言われるんだよ。アリスちゃんだって女なんだから喜んでやるはずなんだよ、お色気作戦」

部下「言われた覚えがありませんよ!だいたい魔王様は女性が全員お色気で誘惑するのが好きだと思ったら大間違いですよ!!」

魔王「え〜?そんなはずがないよー」

部下「ありますよ!大体それ『スタイルのみで男を誘惑できるようになりたい』っていう魔王様のただの願望でしょう!」

魔王「どうして分かった!?」ズカビーン

部下「丸分かりと言うかバレバレと言いいますか・・・」

魔王「・・・」

部下「あれ、どうしたんですか魔王さま?」

魔王「・・・何か感じない?部下、いや"コアちゃん"」

部下「"はい、何も感じませんでした"魔王様」

魔王「ならいいや、ところでそろそろ春だけどネズミとか大丈夫かな?」

部下「去年は"今頃屋根裏部屋に現れてましたよ"」

魔王「手ごわいからね。"魔界のネズミ"は」

部下「最近"人間界のネズミ"も病原菌などを運んできたりして厄介だと聞きました。」

魔王「じゃあそろそろネズミ対策しないとね。三日後買いに行こうよ。対ねずみ用の罠」

部下「いえ、明後日で」

魔王「明日?」

部下&魔王『今日!!』


「今日」の掛け声とともに部屋に攻撃魔法が炸裂し、天井を穿つ


@人間(敵)たちに当たり、思いっきり降ってくる
A人間たちは避けたようで普通に降りてきた。


>>428
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 21:28:49.26 ID:m5nYtUCyo
ksk
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 21:29:15.90 ID:m5nYtUCyo
ksk
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 21:29:41.71 ID:m5nYtUCyo
2
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 22:09:33.67 ID:H1vEa8lw0
今日も今日とて眠気に負けた。

おやすみなさい。明日は午前中には絶対来ます
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/16(金) 22:10:34.75 ID:LisMvbEko
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/17(土) 12:02:59.39 ID:3G5pI4EV0
勇者「部屋の片づけしてたら遅れたぜ」

盗賊「続きを始めるぞ!」
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/17(土) 13:04:10.96 ID:s4pOdfIv0
開始宣言から1時間経ったわけだが
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/17(土) 13:05:03.52 ID:stNRmlE3o
いつもの事だ
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/17(土) 13:34:40.46 ID:3G5pI4EV0
ヒュウウウウウ


部下「・・・手応えがありませんね」

魔王「うん。かなり出来るようだね。厄介だよ」



シュタ

爆風の後、数人の男たちが降り立ってくる


「何を言う!ワザと外したくせに」


リーダーっぽい黒いマントの男が言う。確かに当てるつもりは無かったけどね


「くけけ、いい奴じゃないか。俺たちの故郷を壊したとてもとてもいい奴だ!!!」


その隣にいるねずみ色のローブを着た猫背の男が皮肉をこめて言う。心にズキンときた。感情が・・押し寄せる


魔王「違う・・・ボクはそんなことしていない。ボクはそんな指示はしない!!」

魔王「平和・・・平和でいたいだけなのに」

黒マント「ふざけるな何が平和だ!その容姿でいったい何人の人間を謀って(たばかって)きた!?」

魔王「っ!?・・・この姿はそんなんじゃないよ!!この姿は・・あの人の・・・」

部下(すぐに感情に押し流されてしまうのが魔王様の悪いところですよね。)

魔王「ボクは・・・魔物も人も愛し合える世界を作りたいんだよ。それだけなんだ!」

黒マント「>>437
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/17(土) 13:38:53.49 ID:stNRmlE3o
ksk
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/17(土) 13:39:11.74 ID:stNRmlE3o
ksk
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/17(土) 13:43:38.15 ID:stNRmlE3o
例えそんな世界が来ようとも…もとより俺は貴様ら魔物を許すつもりは無い!
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/17(土) 14:48:54.13 ID:3G5pI4EV0
黒マント「例えそんな世界が来ようとも…もとより俺は貴様ら魔物を許すつもりは無い!」

魔王「そう・・・だよね。人間、だものね」


魔王が悲しい顔をして俯く


魔王「でも、これだけは信じて、ボクは人間を、人間の可能性を信じている。人間を手にかけたりそんな命令を出すことはしない!」

ねずみ色のローブの男「くけけ!そんなのはったりに、嘘に決まっているぜ。言動全て人間を騙すための演技だろうことだ」

黒マント「どっちにせよ。"殺す"」

魔王「・・・部下、やっぱり魔物と人間は・・」

部下「そんなことはありませんよ。最後まで信じましょう、いつだって正義は自らの信じることに宿るものです。」

魔王「そう・・だよね。」


ボクは信じよう最後まで



ボクの"正義"を



黒マント「いくぞ!!!人間の底力を見せ付けろ!!」

部下(どうします?魔王様)


@魔王(倒すよ。ボクの信じた道を進むために)
A魔王(殺したくはない。記憶を抜いて人間界に置いてこよう)
B魔王(その他)(同レスで何か)

>>441



???「コノ男ノ狂気、美味ソウダ。サア、モット怒レモット悲シメ、俺ヲ受ケ入レロ」


人間や魔物の狂気に反応し、精神にとり憑く"それ"を知覚できる者はいない。
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/17(土) 15:06:26.83 ID:/pfCa9SAO
ksk
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/17(土) 15:06:52.49 ID:/pfCa9SAO
ksk
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/17(土) 15:07:06.37 ID:s4pOdfIv0
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/17(土) 15:15:02.80 ID:H3mpE9SAO
黒マント=スパイの男って認識でOK?
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/17(土) 15:36:31.32 ID:3G5pI4EV0
>>442
あの男の仲間ではありますが、別人です。
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/17(土) 16:05:29.70 ID:3G5pI4EV0
魔王(殺したくはない。記憶を抜いて人間界に置いてこよう)

部下(分かりました。)ニコッ


やはり、魔王様は魔王様です。


黒マント「何がおかしい?・・・殺す!!」


黒マントの体からとてつもない魔力が溢れ出す。ドス黒い魔力が


魔王「・・・信じられない。この魔力の量は魔王の血族でもそうそういないよ・・・」

黒マント「究極暗黒魔法!!!」


頭上に公転する黒い回転流が生まれる。類稀なる暗黒系統の攻撃魔法の使い手・・・厄介だよ


部下「魔王様!?水龍壁!」


龍の力によってコーティングされた水属性の壁が守るように展開する。


黒マント「闇に呑まれて死ねえ!!」


黒マントの狂気に満ちた目が光る。


@アリス視点
Aスパイの男視点
B妹の旅路
C刀使いたち

>>447
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/17(土) 16:08:45.47 ID:H3mpE9SAO
ksk
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/17(土) 16:09:29.58 ID:H3mpE9SAO
ksk
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/17(土) 16:09:59.52 ID:H3mpE9SAO
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/17(土) 17:02:34.01 ID:3G5pI4EV0
すまん用事が出来た。また夜来る
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/18(日) 00:27:38.76 ID:ED7DlDTP0
うおおぉおおぉぉおお

用事終わらなかったああぁぁあああ

すまん、明日も用事あるから来れるとしたら朝早くに少しか夜になる!すまん
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/19(月) 20:08:41.99 ID:vLPd6mzR0
魔界、某所


「俺も行かせてもらえませんかね?いくらあいつらと言えど相手はあの魔王ですぜ。」


その遺跡内にて勇者たちと一緒に戦った男が対峙しているのは二対の魔物

一方はまさに魔物然といった風な見た目の女性の魔物でもう一方は人間姿の少年の魔物だった。


魔物の女性「ダメです。あなたはあなたの仲間たちが私との約束を破らないようにの保険ですから」

魔物の少年「きゃはは、大丈夫だよ勝てるからさ」

魔物の女性「そうですよ。それに、あなたの命は保障しますよ。彼らが約束を破らない限りですがね。」


この二人は見る限りまったくの「正反対」だった。

女性の方はシレッとした態度だが、少年のほうは常に楽しそうに笑っている。

一方はまじめで一方は楽しんでいる。


男「まあ、それはそうですがね・・・それにしてもいまだに信じられませんよ。魔物の中にもあなた方のように人間と友好的に接しようとして

いる方がいるだなんて」


これ以上安全確認しても何もならないし何より暇なので雑談でもしようかともちこむ


魔物の女性「えぇ・・・私たちは変わり者の魔王と違って、人間が"好き"ですからね」

魔物の少年「きゃはは、"好き"なんだよ人間がさ」

男「へぇ、他もそんな魔物だらけになるといいんですがね。」

魔物の女性「そうですね。・・・おや、えぇ私です。」

魔物の女性「・・・はい、えぇ、順調ですよ。・・・そうですか、ありがとうございます。よくやりましたね。」

そうこう雑談していると、魔物の女性が無線機?のようなもので誰かと連絡を取った。
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/19(月) 20:15:32.50 ID:vLPd6mzR0
魔物の女性「えぇ・・・感謝しますよ。?・・・あぁそうですか、あとでかなり"生きのいい肉"でも用意しますよ。・・・では」

男「どうしたんですかい?」

魔物の少年「"見つかった"の?」

魔物の女性「えぇ・・・あなたは少しの間、そこで過ごしてもらいます。」

男「どういうことですかい?」

魔物の少年「少しの間君が泊まる"別荘"を用意したんだよ。ゆっくりしていってね。」

男「別荘・・・?」

魔物の女性「少し滞在してもらいたいのです。あなたの仲間と御一緒に、けっこういいところですよ」

男「>>454
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/19(月) 20:16:04.22 ID:qF8X/x9Ao
ksk
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/19(月) 20:16:47.30 ID:qF8X/x9Ao
ksk
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/19(月) 20:19:09.40 ID:qF8X/x9Ao
そんなに抽象的ではこちらも困りますな、もう少し詳しく話して頂きたい
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/19(月) 20:23:05.45 ID:vLPd6mzR0
男「そんなに抽象的ではこっちも困りますね、もう少し詳しく話して頂きたい。」

魔物の女性「そうですね・・・あなたがたにはもう少し残って魔王派の魔物を倒す手伝いをして欲しいんですよ。」

魔物の少年「滞在するんだから寝る場所は必要でしょ?そのための寝床だよ」

男「>>458
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/19(月) 20:45:11.05 ID:vLPd6mzR0
魔女たちの宴、夜会<<サバト>>


混沌の魔女対策を話す魔女たちの会合・・・しかし


均衡の魔女「少ないのぉ、"ヴァルプルギスの夜"(全魔女が集まる会合 )じゃなかったのかや?」

自由の魔女「ほんとだにゃあ、説明を要求するにぃ」

魔術師「すいませんねぇ姐さんがた、残念ながらオレは全ての魔女を集めるには時間が足りなかったようです。」ヘラヘラ

否定の魔女「真実か?」

魔術師「誓って真実っす」ヘラヘラ

還元の魔女「その表情で言われても説得力がない。」

魔術師「へぇ、そっすかねぇ?」ヘラヘラ

均衡の魔女「そうじゃな」コクコク

自由の魔女「そうだにゃあ」コクコク

否定の魔女「同意」コクコク

契約の魔女「そうねぇ」コクコク

魔術師「ま、信用がないのはともかくとしてですがね。どうします?このまま"夜会"規模でも始めちゃいます?」ヘラヘラ

均衡の魔女「始める前にじゃが、ここにいないのは誰じゃ?」

魔術師「そうっすねー、旅に生きている魔女は大抵捕まえにくいですし、次元の魔女や時間の魔女なんてどの世界と時代にいるかまったく

分からないっすからねぇ。」ヘラヘラ

魔術師「引きこもりな閉鎖空間の魔女はどこに隠れているか分かりませんし、自堕落の魔女はやっぱりニートしてますしねぇ。言っても来

ませんよ」ヘラヘラ

還元の魔女「窮極の魔女と超越の魔女は?」

魔術師「来ると思います?そもそもあの方々は魔女の決まりごとの枠には収まってませんしね。」ヘラヘラ

魔術師「後の魔女は数えるのも面倒ですし、理由はどれも同じく"捕まりません"ですよ。」ヘラヘラ

否定の魔女「省略するな。」

魔術師「面倒くさがりなもので」ヘラヘラ


赤の女王「遅れてしまったようだねえ、すまないよ。悪夢の魔女、赤の女王到着したよ。」


均衡の魔女「悪夢の魔女、魔女の掟によりここに貴様の存在を終焉へと誘う(いざなう)」

契約の魔女「ごめんねぇ、死んでもらうわぁ」クスクス


赤の女王「・・・・・どういうことだい、これ」
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/19(月) 20:51:27.56 ID:cf55lfiAO
ksk
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/19(月) 20:53:47.64 ID:qF8X/x9Ao
わかりました
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/19(月) 22:45:02.87 ID:vLPd6mzR0
男「わかりました。」

魔物の女性「それは良かった。では早速転送しますよ。」

男「うおぉ!?」ヒュン


一瞬の後に男は"その場所"へと転送された。


魔物の少年「・・・」

魔物の女性「・・・」

魔物の少年「ねぇ、いいの?」

魔物の女性「何が、いえ、"どれ"がですか?」

魔物の少年「いくら多勢といってもさ、"殺されちゃうよ"皆、みぃんな、きゃははは」

魔物の女性「えぇ、分かっています。"それでいいんですよ"それでね」

魔物の少年「?、君の言うことはたまによく分からないや。ま、それでもさ」

魔物の少年「楽しみじゃない?ボクは早く見たいよ」

魔物の女性「何がですか?私たちの計画の終着点ですか?」

魔物の少年「きゃはは、魔王の戦いだよ?」

魔物の少年「真っ赤な鮮血が雨になって飛び交い、肉が降り注ぐ、悲鳴と聲が響き渡る。きゃははは、そんな惨劇を見れるかもしれないじゃないか」

魔物の女性「相変わらずのグロテスク趣味ですね。」

魔物の少年「知ってる?もともとグロテスクって『怪物的』って言う意味らしいよ。だからといってどうと言うことも無いけどね」

魔物の女性「ハァ・・・何故私のパートナーがあなたなのでしょうか、合わないにもほどがありますよ」

魔物の少年「そんなこと無いよ。ボクは好きだよ。君もこのコンビも、だって凸凹コンビって言うじゃないかまさにそれだよ」

魔物の女性「・・・」

魔物の少年「ねぇ、早く皆で囲んで魔王も人間も全部全部殺しちゃおうよ。嬲ってしゃぶって拷問を繰り返してさぁ、最後には無残な肉塊にして食べちゃいたいよ。きゃははははははは」


この魔物、思想的危険度S






@魔王視点
Aアリス視点
B妹の旅路
C刀使いたち

>>462
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/19(月) 22:45:57.82 ID:qF8X/x9Ao
ksk
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/19(月) 22:46:23.49 ID:qF8X/x9Ao
ksk
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/19(月) 22:46:52.79 ID:qF8X/x9Ao
1
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 00:30:54.21 ID:wUvRVGz30
すまん寝る
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 00:31:36.64 ID:Rz89rOXEo
はいはい
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/20(火) 14:05:40.44 ID:wUvRVGz30
黒マント「闇に呑まれて死ねえ!!」


人間の魔法使い、いや魔法を使えるものの中でもかなり稀な闇黒の瘴気が渦を巻き、天井いっぱいに広がる。


ねずみ色のローブの男「くけけ、禍々しいねえ」


究極暗黒魔法が魔王に向けて降り注いだ。


部下「魔王様、下がってください!」


水龍を象ったシールドの壁が防ぐがとても堪え切れそうに無い。


バリィイイン


部下「きゃあ!」


シールドがやられて、部下が後ろに吹っ飛ばされる。


魔王「コアちゃん!?」ズサァア


@魔王「よくもコアちゃんを・・・」
A部下「やってくれましたね・・・」

>>468
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/20(火) 14:37:38.79 ID:nadCI4+AO
ksk
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/20(火) 14:38:06.98 ID:nadCI4+AO
ksk
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/20(火) 14:38:34.88 ID:nadCI4+AO
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 18:01:12.80 ID:wUvRVGz30
>>465
間違えた


魔王「コアちゃん!?」ズサァア


じゃなくて


部下「きゃあ!」ズサァア

470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/20(火) 21:38:43.00 ID:wUvRVGz30
部下「やってくれましたね・・・」ツー


こめかみから出た血が頬を伝う。拭うことはせず敵を睨む


魔王「まったくだよ!これはボクも本気を出す必要があるよ!?」

部下「いえ、魔王様は下がっていてください。"私がやります"」

魔王「え・・・?まさか」

部下「久しぶりなので加減が出来るかどうかはわかりませんけどね。」シュルシュル


部下が服を脱ぎだす。


部下「この人間姿の綺麗な肢体があなたたちの記憶の最後です。」

ねずみ色のローブの男「くけけ、はったりだ。やってしまえ!」

部下「本当にただのはったりだと思いますか?」


背中から巨大で神々しい翼が生えてくる。

体か縦に伸び、体がみるみる変わってゆく

空に溶けるような水色の体、腹は白で蛇のように長い、顔は蛇と龍を混ぜたような感じだ。

羽の生えた蛇、いや龍

それはマヤの伝説にある水神そのものだった。


部下「私の本当の名を教えましょう。水龍神、ケツァルコアトルです。」

黒マント「喰らえ!!究極暗黒魔法」

ねずみ色のローブの男「究極火炎魔法!」


そいつら手下たちもそれぞれ攻撃魔法を撃ってくる。


部下「ちなみに、水神の特性として、回復、受け流し、などがあります。」


部下が尻尾を一振りすると全ての魔法が消えてしまった・・・いや黒マントの魔法だけが残っている。


黒マント「死ねええぇぇぇえ!!」

部下「"沈静の水流"」


どこからか大量の水が流れ込んできて暗黒魔法を押し流してしまう。

黒マントはさらに両手を上に上げて暗黒魔法を撃とうとする


部下「いくら"人間"が集まろうとこの龍神に敵う(かなう)わけ無いじゃありませんか」


部下が身をくねらせる。息を吸い込むと口の周りに水球が生まれ、徐々に大きくなっていく


部下「さぁ、この城から出て行きなさい"押し流しの瀧"」


ザァアアァァアア


@黒マント以外の人間がこの場から消える
Aこの場の人間が一人残らず消える


>>473
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 21:39:26.19 ID:Rz89rOXEo
ksk
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 21:39:51.53 ID:Rz89rOXEo
ksk
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 21:40:24.71 ID:Rz89rOXEo
1
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/20(火) 21:51:11.88 ID:wUvRVGz30
全てを押し流す龍の瀧が男たちを押し流した。

といっても魔法のようなもので特定の記憶を押し流し、ついでに特定の場所へワープさせる。それだけの効果


部下「これで終わり・・・っ!?」

魔王「そんな・・・?」


人間程度なら造作もなく押し流せるはずの術が、この男には聞かないのか?


黒マント「殺す・・・コロス」

部下「?・・あれ、この人」


@魔王「まさか・・・」
A魔王「一気にかたをつけようよ。」

>>477
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 21:52:11.82 ID:Rz89rOXEo
ksk
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 21:52:39.79 ID:Rz89rOXEo
ksk
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 21:53:05.72 ID:Rz89rOXEo
1
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/20(火) 22:13:22.76 ID:wUvRVGz30
魔王「まさか・・・」

部下「魔王様・・・?」

黒マント「オオォオオォオォ、魔法、マホウ、復讐、コロス」


黒マントの目が狂気に輝き、体の周りに暗黒魔法の"球"が現れる。


魔王「この子・・・ "狂人<<インセイン>>" が取り憑いている。」

部下「狂人・・なるほど、先ほど感じた違和感はこれでしたか。」


狂人(インセイン)、人間や魔物など知的存在に取り憑いてその精神を喰らう"存在"

主に狂気に取り付かれている者に取り憑き、その狂気を倍増させる。

代わりに莫大な力をよこすが、大抵の場合力に溺れ「この力で復讐を遂げる」などとさらなる狂気に陥る。

取り憑かれた者は最初は普通だが徐々に狂気に蝕まれ、最後にはただ狂気に突き動かされるだけの化け物になり、

最後には全て食われて廃人になってしまう。

もちろん人間ではないが、魔物とも違うらしい、それどころか実体が無いため生物かどうかすらあやふやな"精神寄生体"である。


黒マント「アンコク・・・魔法・・最ダイ級」


しかもこいつは、"最終段階"だ。完全に狂気に呑まれている。


そんでもって頭上には


魔王「結構やばいよ?どうしようか部下・・・」


魔王といえど一瞬で消し去ってしまいそうな強大な暗黒魔法が生まれつつあった。
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/20(火) 22:22:08.56 ID:wUvRVGz30
その頃、屋根裏

アリス「広いな・・・さすがは魔王城、屋根裏にさえこんな通路があるなんてな・・脱出用経路とかだろうか」

ズリズリと屋根裏を魔王の部屋に向かって匍匐前進するアリス、誰もいないからパンツを見られる心配も無いしこんなときだがノビノビと匍匐前進できる。さあ奇襲だ


アリス「ここらへんか?」


下から声が聞こえる。


@「助かった・・・アリスちゃんだ。」
A「・・・絶体絶命だよ。」

>>482
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/20(火) 22:22:36.57 ID:nadCI4+AO
ksk
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/20(火) 22:23:10.68 ID:nadCI4+AO
ksk
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/20(火) 22:23:37.85 ID:nadCI4+AO
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/20(火) 22:32:31.95 ID:wUvRVGz30
アリス「絶体絶命・・・?敵は相当強いんだな。腕が鳴る。」

さて、降り立とう。

できるだけ音を立てないように"床"を外して降り立つ

降り立った場所は

@魔王たちと黒マントの間
A魔王たちとはけっこう離れた場所(ただし黒マントからは死角)
B魔王たちの後ろ
Cその他(同レスで何か、ただし違う部屋とかは無し)

>>486
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 22:33:55.79 ID:Rz89rOXEo
ksk
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 22:34:22.47 ID:Rz89rOXEo
ksk
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 22:35:02.80 ID:Rz89rOXEo
3
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/20(火) 22:43:17.74 ID:wUvRVGz30
魔王たちの後ろだった。


魔王「誰!?あぁ、アリスちゃん・・・タイミングばっちりだよ。贅沢言わなければね」

アリス「ばっちりと言えるのか?それ」

部下「魔王様いつの間に・・・」

魔王「さっきね。いい判断だったと信じるよ。」

黒マント「オオォオオォオ」


黒マントの暗黒魔法が降り注いだ。


アリス「なんだあれ、凄い魔力だが私は肉弾戦専門だぞ?私の魔法では・・・なにかいいのあったかな?」


アリスの行動

>>490
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/20(火) 22:47:04.70 ID:nadCI4+AO
ksk
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/20(火) 22:47:30.94 ID:nadCI4+AO
ksk
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 22:48:04.85 ID:Rz89rOXEo
現状ではどうしようもないので辺りを見渡す
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/20(火) 22:48:24.30 ID:nadCI4+AO
魔王と部下を抱き抱えて高速移動で避ける
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/20(火) 22:58:00.96 ID:wUvRVGz30
どうしようもない・・・周りに何か無いものか

キョロキョロと周りを見渡す。


部下「くっ、龍瀧壁!!」

魔王「ボクも手伝うよ。アリスちゃん早く、」


部下たちが、暗黒魔法が拡散する前に押しとどめている。しかしあの様子では時間の問題だろう。

何か、何か、無いものか!?状況を打破できる何か


>>495
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 22:59:18.20 ID:Rz89rOXEo
ksk
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 23:01:17.95 ID:Rz89rOXEo
ksk
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/20(火) 23:01:47.90 ID:nadCI4+AO
別ルートで侵入していた、スパイの男の共有体
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 23:02:19.83 ID:Rz89rOXEo
玉座のクッションの下から突如怪しい気配が
黒い葉っぱが出てきた
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/20(火) 23:08:53.35 ID:wUvRVGz30
む、あれは・・・人間?

窓の外に一瞬人間が見えた気がした。


アリス「何をしている、お前は」


案の定、窓の外、どうやってか壁に人間が張り付いていた。


男「バレましたか、ただのリーダーですよ。そこの暴走してしまった男の」

アリス「単刀直入に言う。協力しろ、あれの弱点を言うか加勢するかしてほしい。もちろん命の保障はしよう。」


男「>>500
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 23:09:32.25 ID:Rz89rOXEo
ksk
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 23:09:58.45 ID:Rz89rOXEo
ksk
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 23:10:29.70 ID:Rz89rOXEo
お断りします。別の目的がありますからね
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/20(火) 23:10:52.69 ID:nadCI4+AO
もちろん。こちらの計画にも差し支えが出ますので
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/20(火) 23:40:17.09 ID:wUvRVGz30
男「お断りします。別の目的がありますからね」

アリス「な、」


絶句、人間とはこんな非情な生き物だったのか。いや


男「俺が来た理由はただ一つ、黒幕をつぶすことですからね。」


黒幕・・・?魔王はここにいるというのにか?


男「えぇ、黒幕です。魔王はそれではないようですし、俺はもう行きますよ。」

アリス「待て、あれはお前の仲間だろう。」

男「違いますよ、ただの仕事の同士で、仲間意識なんざはなから持っちゃあいません。」

男「あぁ、そうだ一つだけ"狂人"はもう最終段階ですからね、時間が経てば精神が完全に喰われてその男動けなくなりますよ。」


時間稼ぎさえできればこの勝負は勝てると言うことか


男「それではまたお会いしましょう。あなた方が黒幕の正体にたどり着くまでにはその黒幕を殺しておきたいものです。」


男はそう言うと颯爽と飛び降りた。


アリス「・・・くそ、何なんだあいつは」


魔王「くっ、アリスちゃん・・・」



そんなことよりこっちだ。そろそろ危ない

あいつは魔法を放っただけで何もしない。もう何も考えられていないのか魔法をコントロールするのに精一杯なのかは分からないが、何とかしなければな

>>505
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 23:41:17.51 ID:Rz89rOXEo
ksk
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 23:42:05.41 ID:PeL54DLX0
ksk
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 23:42:30.25 ID:Rz89rOXEo
ksk
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 23:42:55.86 ID:Rz89rOXEo
突如、飛び降りた男の断末魔が聞こえてきた
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 23:43:03.44 ID:PeL54DLX0
時を止めてボコボコにする
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 00:00:06.09 ID:u0Wm7WDY0
ぎゃあああぁああああぁぁぁあぁぁぁあ


なんか断末魔が聞こえた。


ぐちゃ


落としたスイカが潰れる音も聞こえた・・・って言うかあいつかっこつけて飛び降りて死んだな。

重要キャラのフリして早速死んでゆくとかアホか

いや、どうでもいい。そんなことよりあの盾がもう持たない


アリス「暗黒魔法を消せそうなものは・・・あの魔法ならいけるか?」

>>511
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 00:00:31.23 ID:guxe8hxgo
ksk
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 00:00:57.60 ID:guxe8hxgo
ksk
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 00:01:18.35 ID:8232YU9C0
ストップ(時止め魔法)
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 00:02:06.23 ID:guxe8hxgo
消せないでしょ…
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 00:05:06.81 ID:u0Wm7WDY0
すみませんが今日は寝ます。

最近一日にあまり書けないなぁ・・・明日から本気出す!
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 00:05:15.97 ID:guxe8hxgo
はいはい
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 00:07:55.45 ID:8232YU9C0
詠唱をだな・・・
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 00:08:49.68 ID:guxe8hxgo
>>515
>あいつは魔法を放っただけで何もしない
つまりそれって根本的な解決になりませんよね
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) :2012/03/21(水) 00:50:37.99 ID:hWkArEnAO
>>516
横から口出しするなよ
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 19:26:41.36 ID:u0Wm7WDY0
アリス「因果外魔法、時間超越!」


因果外魔法は、莫大な魔力を消費して(一日に一回しか使えないぐらい)"本当に一時的"に因果律(絶対的事象)から外れることのできる魔法だ。

その魔法を使い、一時的に「時間の制約」を自らだけ解く


アリス「つまりは時間停止だ。さて、これなら直接消せずとも何とかできるな」


私の魔力がまだ未熟なせいで時間停止の中でできる行動は一回が限界(タイムリミット)だな

あいつを殺せばこの魔法は止まるか?それともこの二人を連れて軌道から避けるのが先か?もしくはその他の何かか?


>>521
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 19:27:07.54 ID:guxe8hxgo
ksk
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 19:27:34.60 ID:guxe8hxgo
ksk
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 19:28:05.62 ID:guxe8hxgo
二人を連れて撤退
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 19:41:11.56 ID:u0Wm7WDY0
アリス「悔しいが・・・これしかないな。」


この借りはいずれ返す・・・誰かに

二人を抱えあげてドアを開けて出て行く


アリス「撤退だ。」


ドアを開けた瞬間時が動き出した。


魔王「え・・・いつの間に?」

部下「時間停止ですか?」

アリス「似たようなものだ。というかこの部屋大丈夫か?」

部下「大丈夫ですよ。こういう時のために特殊な材質でできています。魔法では絶対に壊せません。物理でも大抵の攻撃は防げますね。」


ドォォオオオォン


アリス「いい音だな。胸に響く」


暗黒呪文の爆発音が聞こえた。


キィイ


魔王「ちょっと覗いてみよう・・・」

アリス「そうだな・・・」


@灰になった黒マントの姿が
A黒マントはまだ立っていた。
Bマントだけが残されていた。

>>
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 19:41:37.42 ID:u0Wm7WDY0
>>526
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 19:41:46.63 ID:guxe8hxgo
ksk
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 19:42:12.31 ID:guxe8hxgo
ksk
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 19:42:41.48 ID:guxe8hxgo
A
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 19:59:46.33 ID:u0Wm7WDY0
魔王「!?」

アリス「!?」

部下「!?」


入ってみて驚いた。ところどころ黒焦げになりながらもあの黒マントが一人立っていたのだから


アリス「バカな・・・あれを一人で部屋の中で暴発させて生きていられるなんて、本当に人間か?」

部下「・・・違います」


あれは


黒マント「フクシュウ・・・ア?アアァァアア、エサ、クウ」

部下「"狂人"そのものです。初めて見ますよ見た人は大抵殺されるそうですから、私たちもそうならなければいいのですが。」

アリス「・・・すでに人間ではないのか?」

部下「えぇ・・・化け物です」

アリス「なら、もう魔法は使えないだろうな。人間の知性があるからこそ使えるものだし」


その言葉を肯定するかのように"狂人"が咆哮する。

人間の皮膚を突き破り手がもう一対生えてくる。それは異様な骨格を持ってゴキゴキと忌まわしい動きをした。

顔からは人間性が微塵もなくなり、目から鼻から口から短い触手のようなものがウゾウゾと這い出るように生えてきた。

そんな"貌"を覆うように髪の毛が這い回り肌は異界の色へと変貌し、鼻を突くような化け物染みた異臭と嫌悪感を掻きたてる悪臭がする。

それはすでに人間どころか魔物から見ても、おぞましい狂気の化け物そのものだった。


狂人「アアアァァアアアァァァ」


狂人がウゾウゾガサガサと蟲のような動きでアリスに向かってすばやく這いよって来た。


アリス「ヒッ!」


@避ける。
A本能に任せて殴りつける
Bその他(同レスで何か)

>>530
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:00:43.80 ID:guxe8hxgo
ksk
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:01:14.00 ID:guxe8hxgo
ksk
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:01:41.54 ID:guxe8hxgo
1
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 20:22:11.01 ID:u0Wm7WDY0
アリス「ヒッ」


本能がとっさに化け物を避ける。


部下「あ、危ない」


その先には窓があった。そして


ガシャアアアアン


魔王「落ちて・・いった?」

部下「の、ようですね。」

アリス「死ぬのか・・・?」


さっき・・・一瞬だけだが異様な形の翼が見えた気がしたが、本当に"落ちただけであの化け物は死ぬのか?"

魔王「考えていても仕方ないよ。収穫は・・・無かったけどね。」

部下「そうですね・・・また、何かが起こるまで待つしかないでしょうか?」


@アリス「いや、一つだけ分かったことがある」
Aアリス「あの男が・・・」
Bアリス「(同レスで何か)」

>>534
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:22:40.73 ID:guxe8hxgo
ksk
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:23:13.47 ID:guxe8hxgo
ksk
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:23:41.35 ID:guxe8hxgo
――――嘘………だろ…?
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 20:35:11.99 ID:u0Wm7WDY0
アリス「――――嘘………だろ…? 」

魔王「アリスちゃん?」

部下「魔王様!危ない」


ドガッ


魔王を庇った部下が黒い手のようなもので腹を刺された。


部下「グフッ、私が回復するまで・・・頼みましたよ。魔王様、アリス様」

アリス「・・・絶望的だ。」


どこから沸いて出たのか、周りは"実体を持った影"に埋め尽くされていた。


アリス「影の軍兵・・・相当私たちを殺したいようだな。なのに本体は一向に姿を現さないとは卑怯だ。」


それはとある魔法で作られる影より生まれし無数の軍兵、しかし兵一人一人の強さは本物

この数はまさに絶望・・・


>>538
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:36:17.55 ID:guxe8hxgo
ksk
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:36:45.38 ID:guxe8hxgo
ksk
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:38:32.23 ID:guxe8hxgo
先代魔王が出張ってきた
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 20:43:47.37 ID:u0Wm7WDY0
先代魔王「魔王・・・久しぶりに会いに来たぞ。」


そこへなんと先代魔王が・・・って、パパ!?


魔王「え、何で?何でパパが!?」

先代魔王「父上だろう?いまだにその子供姿なのか。みっともない」

魔王「・・・みっともないなんて酷いですね"父上"ボクはボクです。」

先代魔王「さて、この状況は・・・」


@先代魔王「試練だな・・・」
A先代魔王「・・・おもしろい」
B先代魔王「(同レスで何か)」


>>542
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:45:34.71 ID:guxe8hxgo
ksk
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:45:55.31 ID:guxe8hxgo
ksk
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:46:49.35 ID:guxe8hxgo
@
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 20:53:27.63 ID:u0Wm7WDY0
先代魔王「試練だな・・・」

魔王「へ?」

先代魔王「見るところによると下克上といったところか?魔王ならばそのぐらいの逆境跳ね返して見せろ。」

魔王(そうか、そうだ、ボクは魔王、その使命は何?)

魔王「魔王の使命、何があっても全ての魔物を統制し上に立て!」

先代魔王「正解だ。やってみろ」


>>546
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:54:24.32 ID:guxe8hxgo
ksk
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:54:53.35 ID:guxe8hxgo
ksk
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:55:46.19 ID:guxe8hxgo
あと4割削った辺りで限界が近くなる
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/21(水) 20:56:06.02 ID:Mxt3nOxAO
本気の魔王。しかし吹き飛ばされる
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 20:57:14.31 ID:u0Wm7WDY0
>>546
何が四割かkwsk
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 20:57:58.90 ID:guxe8hxgo
影の軍兵の数
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 21:21:08.23 ID:u0Wm7WDY0
魔王「究極火炎魔法!!」ゴォオオオォォ


魔王の放った火炎が影の軍兵を削る。


魔王「いっくよー」ドガッ


近くにいた敵の顔面に拳を入れ、反対側の手で爆発呪文を放つ


魔王「究極閃光呪文」


鋭い閃光とともに敵の一部が吹っ飛ぶ、爆発呪文、閃光呪文、火炎呪文、どうやら魔法に対する耐性が無い影の軍兵にはこれだけでちょうどいい。

はずだった。


魔王「なんなの・・・この数」


わらわらと群がる影の軍兵は殺しても殺してもきりがなく、ようやく四割削ったと言うところで力が底を着く


魔王「魔力切れ・・・?」


魔王「ばか者!こんなことも気づかないのか、こやつらは魔力を吸い取る特性を持っている!」

部下「それでですか・・・私の傷の直りの遅さは」


@魔王「・・・ここまでか」
A魔王「しょうがない」
B魔王「・・・」

>>553
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 21:22:41.51 ID:guxe8hxgo
ksk
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/21(水) 21:22:46.85 ID:Mxt3nOxAO
ksk
553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 21:23:07.00 ID:guxe8hxgo
ksk
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/21(水) 21:23:14.38 ID:Mxt3nOxAO
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/21(水) 21:23:20.34 ID:mQ+Ntpveo
3
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 22:03:49.28 ID:u0Wm7WDY0
先代魔王「・・・ここまでか、いやこんなものだ。この数相手に良く戦った。」


一瞬、本当にほんの一瞬だった。先代魔王が手を振ると全ての影の軍兵が砂でできた像が崩れ去るように簡単に弾けとんだ。


魔王「・・・」

アリス「これが・・先代の力」

先代魔王「そうだ・・魔王」

魔王「・・・なに?」


聞く前に分かってしまった。


先代魔王「勇者はどうした?・・・あいつが強くなるのを待つ必要は無い。拘束してつれて来いと言ったはずだ。」


まさか、まさか・・・!


先代魔王「計画は最終段階へと突入した。あとは勇者だけだ」


魔王「!!」


遅かった。勇者ちゃんは・・・まだ準備が整っていない
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 22:07:02.79 ID:u0Wm7WDY0
@刀使いたち
A妹の旅路

>>560
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 22:07:15.41 ID:guxe8hxgo
ksk
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 22:07:41.29 ID:guxe8hxgo
ksk
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 22:08:14.05 ID:guxe8hxgo
1
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 22:15:37.52 ID:u0Wm7WDY0
どこから始まる?

@四人(刀使い、勇者、リリィ、銃士)が町に着いて中間と合流したところ
A四人全員が目を覚ましたところ
B刀使いともう一人だけ目を覚ましたところ(他三人の中から同レスで誰か)

>>564
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 22:17:28.59 ID:u0Wm7WDY0
またage忘れた
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/21(水) 22:20:52.17 ID:KYampvKAO
ksk
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/21(水) 22:20:54.83 ID:mQ+Ntpveo
3 リリィ
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/21(水) 22:21:17.94 ID:KYampvKAO
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 22:56:36.15 ID:u0Wm7WDY0
刀使い「夢が終わった・・・?」


気づいたらあの砂漠だった。


刀使い「よかったよぉ・・」ペタ


気が抜けて倒れこんでしまう。

いままでは"何か"の加護のようなものがあったからで、それがなくなった今また心を強く保つことができなくなったみたい


ガサッ


刀使い「ふえぇ! 誰?」


後ろで音がして思わず飛び上がる。しかしそこにいたのはただ起き上がっただけのあの白いワンピースの女の子だった。


リリィ「・・・終わったの?」

刀使い「う、うん・・・でも、怖いよぉ。すぐ下に魔物とかいそうだし、」

リリィ「>>569
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 22:58:04.22 ID:guxe8hxgo
ksk
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 22:58:38.69 ID:guxe8hxgo
ksk
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 22:59:12.16 ID:guxe8hxgo
……すぐ下どころか…囲まれてる
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/21(水) 22:59:30.78 ID:mQ+Ntpveo
・・・貴方の腕ならもんだいないでしょ?
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 23:24:58.94 ID:u0Wm7WDY0
リリィ「……すぐ下どころか…囲まれてる 」

刀使い「ふえぇ!?」


@リリィ「嘘・・・面白い」
Aリリィ「来るよ・・・」
Bリリィ「(同レスで何か)」

>>574
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 23:25:13.08 ID:guxe8hxgo
ksk
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 23:25:38.67 ID:guxe8hxgo
ksk
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/21(水) 23:25:59.43 ID:mQ+Ntpveo
1
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 23:37:16.06 ID:u0Wm7WDY0
リリィ「嘘・・・面白い」

刀使い「ふぇ・・・騙したの?」

リリィ「ごめんね・・・面白かった。」

刀使い「ひどいよぉ」

リリィ「勇者・・起きて、」ユサユサ


なんか最後の言葉は無視された・・・


勇者「>>578
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/21(水) 23:38:07.93 ID:mQ+Ntpveo
ksk
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/21(水) 23:39:21.51 ID:mQ+Ntpveo
ksk
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/21(水) 23:39:29.59 ID:Mxt3nOxAO
く。あそこにいる奴らは誰だ……?
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 23:39:41.06 ID:guxe8hxgo
…起きてるよ。それよかマジみたいだぞ、それ
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/21(水) 23:40:35.88 ID:mQ+Ntpveo
むにゃむにゃ・・・女勇者ちゃん、魔王ちゃん、妖狐ぉ・・・ぐへぐへ
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 23:46:09.81 ID:u0Wm7WDY0
勇者「く。あそこにいる奴らは誰だ……? 」

刀使い「え?」

リリィ「・・・」


勇者が指差した先にいたのは

@人間
A人間(今まで出てきた中で知り合い、同レスで誰か)
B魔物
C魔女
Dただの幻覚(蜃気楼)
Eその他(同レスで何か)

>>584
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 23:46:28.85 ID:guxe8hxgo
ksk
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 23:47:03.10 ID:guxe8hxgo
ksk
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/21(水) 23:47:10.05 ID:mQ+Ntpveo
5
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/21(水) 23:51:09.80 ID:u0Wm7WDY0
勇者「・・・何だただの蜃気楼だ。幻覚だ。」

リリィ「」コクン

刀使い「なんだ・・・びっくりしたよぉ」ホッ


勇者「じゃあとっとと町まで戻ろう」


@町で合流するところまでキングクリムゾン
Aその間何かある(長引かない程度ので、同レスで何か)

>>588
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/21(水) 23:54:42.14 ID:Mxt3nOxAO
ksk
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 23:58:32.67 ID:v+x/wLxU0
ksk
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/21(水) 23:58:38.62 ID:Mxt3nOxAO
白い仮面をし、二本の刀を携えた男が彼らを遠くから見つめて。刀使いの成長を見て嬉しく思いふと笑い、傍らの肉弾戦が得意な赤髪の女とともに立ち去っていった
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/21(水) 23:59:21.93 ID:guxe8hxgo
折角減らしたのにまたロストさせる作業が始まるお
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/22(木) 00:07:28.16 ID:k8hbTVxw0
小高い丘の上で、一組の男女がたたずんでいた。

一方は無表情な白い仮面をつけた男で意匠の施された件を二本持っていた。

もう一方は灼熱のような髪と真紅の異装に身を包んだ女だった。

彼らはとある力を持って、遺跡に入った頃からずっと刀使いの事を見てきた。


仮面の男「...ったな」ボソッ

真紅の女「?」

仮面の男「ん、・・でもねーさ。行こ、」

真紅の女「」コクン


仮面の男(嬉しーね、もっと強くなれや)フッ


一瞬笑みを浮かべて立ち去るのだった。
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/22(木) 00:17:50.05 ID:k8hbTVxw0
その後、町に戻って合流した後

勇者「ただいま・・・」

盗賊「おう、帰ったか」

魔法使い「ちょうどアタイが上がったところだよ!」

妖狐「盗賊がビリじゃな、あとでジュース3本頼むの。全部わっちようじゃ」

勇者「人が頑張っていたと言うのにUNOやってんじゃねえ!!」

リリィ「私も・・・混ぜて」

妖狐「うむ、もう一勝負しようかの」

勇者「・・・」


刀使い「うあーん、僧侶!!」ウワアアン

僧侶「よく無事でしたね。銃士も役に立てたかどうかは分かりませんがお疲れ様でした。」

銃士「私は結構活躍したけどな」


勇者(うっ、なんか胸に刺さった・・・俺も活躍した・・はず・・なのに)


リリィ「>>594


さて、今日は寝ます。最近に比べていっぱい書けて満足
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 00:18:02.41 ID:W+WuRc9Mo
ksk
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 00:56:04.41 ID:W+WuRc9Mo
ksk
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 01:04:40.20 ID:W+WuRc9Mo
ツモ!!天和・四暗刻・清老頭!48000オール!!全員トビ!
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/22(木) 06:32:51.20 ID:k8hbTVxw0
リリィ「ツモ!!天和・四暗刻・清老頭!48000オール!!全員トビ!」

全員『な・・・なん・・だと』

勇者「UNOどこ行ったんだよ!」

「おい、強すぎだぞこいつ」

「ってか今教えたばかりなのに!?」

「ビギナーズラックにもほどがある!!」


ザワ..ザワ


リリィ「早く・・ジュース買ってきて」


全員『・・・』

全員『不戦敗で勇者の負けだから勇者行って来い!』


勇者「どうしてそうなった!?」

リリィ「お願い・・買ってきて?」


か、可愛すぎる!!

上目づかい&小首を傾げる→勇者に改心の一撃

ということで買いに来る羽目になった勇者であった。


勇者「まったくもってあれは卑怯だ。良いように使われちゃってるし、もうロリコンやめちゃおっかな」


まあそんなんでやめられるわけが無いけどな(キリッ)


勇者「まあいいや、とっとと買って帰ろう」


ピ、ガコンガコン

自販機から缶ジュースを買って帰ろうとする。


「君、ここら辺じゃ見ないけど旅人かい?」


いきなり話しかけてくる男がいた。おじさんというには少し若く20台といったところか、髪は茶色でグラサンをかけていた。


勇者「え、あぁそうだけど、何だ?」

グラサン「いや、もしかしたらもうすぐ始まる祭りを見るために来たのか、と疑問に思ってね」


グラサンの奥で金色の瞳が怪しく光った


@勇者「いや、違うけど」
A勇者「祭り?」
B勇者「何の祭りなんだ?」
C勇者「悪いけど、急ぎの旅だからな」
D勇者「(同レスで何か)」

>>598
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/22(木) 08:51:19.49 ID:cTykCVbAO
ksk
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/22(木) 08:51:46.70 ID:cTykCVbAO
ksk
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/22(木) 08:52:15.39 ID:cTykCVbAO
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/22(木) 15:19:42.03 ID:k8hbTVxw0
勇者「何の祭りなんだ?」

グラサン「君たちは実に運がいい。この町には5年に一度"あるもの"がやってくるのだよ他の場所では決して見られない特殊な現象だがね。そして私たちはそれを崇め奉っている。」

グラサン「それに対する到来の感謝と後(のち)五年の安念を願う祭りだ。出し物や露天で賑わったりもする。」

@勇者「ありふれてるな・・・」
A勇者「あるものって?」
B勇者「へぇ、面白そうだな」
C勇者「どうせだからもっと詳しく教えてくれよ。」
D勇者「(同レスで何か)」

>>602

今日は告知する暇なしに何時間も書けなくなる可能性があります。
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 15:20:11.36 ID:W+WuRc9Mo
ksk
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 15:20:37.65 ID:W+WuRc9Mo
ksk
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 15:21:05.12 ID:W+WuRc9Mo
C
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/22(木) 15:38:14.65 ID:k8hbTVxw0
勇者「どうせだからもっと詳しく教えてくれよ。」

グラサン「よかろう。心して聞け」


グラサンが大人げもなく胸を張ってかなりの上から目線で話し始めた。


グラサン「そもそもの始まりは------」


数十分後


グラサン「どうだ凄いだろう!!」

勇者「え、あぁ、そうだな」


しまった。こいつの回りくどい喋り方のせいでほとんど聞いてなかった。

五年に一度来るものが「天空の城」と呼ばれる巨大な雲の塊だということ

ぐらいしか聞いてない。


グラサン「まぁもっと知りたければ図書館で歴史でも調べればよかろう。ちなみに私の名はグラサン大佐だ。また明後日の祭りで会おう。」


言うだけ言って去っていった。何じゃありゃ

とりあえず


@みんなのいる場所へ帰る
Aその他(同レスで何か)

>>606
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 15:39:22.08 ID:W+WuRc9Mo
ksk
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 15:39:48.07 ID:W+WuRc9Mo
ksk
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 15:40:13.42 ID:W+WuRc9Mo
1
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/22(木) 15:50:38.04 ID:k8hbTVxw0
宿屋にて


皆『遅い!!』


話し込んでいたというか無理やり長話につき合わされていたからな・・・


勇者「悪かった・・・お詫びにジュース飲めよ。」

皆『お詫びじゃなくて元々自分たちの物だ!!』


うっせーよ。何で統率取れてるんだこいつら、練習でもしてたのかよ


皆『ぬるい!!!!買いなおして来い』


ダメだしされた!?


勇者「>>」
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/22(木) 15:56:36.18 ID:k8hbTVxw0
>>611
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 15:57:59.97 ID:W+WuRc9Mo
ksk
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 15:58:25.66 ID:W+WuRc9Mo
ksk
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 15:59:21.94 ID:W+WuRc9Mo
ぬるいなら
呪文で冷やせば
良いじゃない 

勇者
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/22(木) 16:38:17.67 ID:k8hbTVxw0
勇者「

ぬるいなら
呪文で冷やせば
良いじゃない 

勇者





妖狐「じゃあ主をカッチンコッチンにしてしまおうかの」ザワザワ


妖狐の尻尾がざわつく、やっべぇ久々に幻覚が来る!!


勇者「ちょ、やめ、俺がやるからやめ」


ぎゃあああぁぁぁあああああ


幻覚がリアルすぎてそのまま凍え死ぬかと思った...


数分後


勇者「あ、そうだ。明後日祭りがあるらしいんだけどさ、それまで滞在してみないか?」

妖狐「>>615
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 16:38:51.63 ID:W+WuRc9Mo
kak
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 16:39:24.11 ID:W+WuRc9Mo
ksk
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/22(木) 17:50:05.14 ID:cTykCVbAO
承知
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/22(木) 20:30:39.45 ID:k8hbTVxw0
妖狐「承知、じゃ。」

盗賊「よっしゃ、祭りを楽しむぜー」

魔法使い「祭り〜♪」

勇者「祭りー!!」


これで祭りを存分に楽しめるぜ


妖狐「ところでお主らはどうするんじゃ?」


妖狐が刀使い等に振り返る。


刀使い「>>619

銃士「>>622
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/22(木) 20:33:38.14 ID:cTykCVbAO
ksk
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/22(木) 20:34:04.88 ID:cTykCVbAO
ksk
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/22(木) 20:34:31.88 ID:cTykCVbAO
僕たちも祭を楽しむ事にするよ
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/22(木) 20:42:25.67 ID:AHpzSEGzo
ksk
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 20:43:00.76 ID:W+WuRc9Mo
刀使いがそう言うんなら…
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/22(木) 20:43:28.65 ID:AHpzSEGzo
ksk
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/22(木) 20:44:35.47 ID:AHpzSEGzo
そ、そうだな祭りた、楽しみだな
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/22(木) 21:01:34.16 ID:k8hbTVxw0
刀使い「僕たちも祭を楽しむ事にするよ」ニコッ

銃士「そ、そうだな祭りた、楽しみだな」

勇者「・・・?」(なんだ銃士のあの反応)

妖狐「ほほぉ」ニヤリ

妖狐(皆、ちょっとこっちに来るが良い)

勇者(何だ?)


刀使いと銃士を除いた全員が隅に集められる


妖狐「この祭りを利用してあの二人を急接近させてみぬかや?」

勇者「・・・お前がそんなことを言うなんて、何を企んでやがる。」ジトー

妖狐「何を言う。楽しそうじゃからに決まっておるじゃろうが、影から見るのがの」ワサワサ

勇者「ストーカーしてニヤニヤする気か」ニヤニヤ

妖狐「どうじゃ?面白そうじゃないかや?」ワサワサ

魔法使い「賛成だねぇ、ニッシッシ」

盗賊「そうだな、面白そうだ」

リリィ「」コクン

戦士「いいじゃねーか、フウウゥゥゥウウウゥ↑↑」

盾使い「・・・」

僧侶「>>627
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 21:02:19.72 ID:W+WuRc9Mo
ksk
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 21:02:58.86 ID:W+WuRc9Mo
ksk
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/22(木) 21:03:05.49 ID:AHpzSEGzo
(無言でその場を離れる音)
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/22(木) 21:36:48.88 ID:k8hbTVxw0
僧侶「」スタスタ

勇者「あれ、どこ行くんだ?」

僧侶「>>631
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 21:41:31.07 ID:W+WuRc9Mo
ksk
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 21:42:01.27 ID:W+WuRc9Mo
ksk
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 21:42:23.84 ID:W+WuRc9Mo
……
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/22(木) 22:09:05.70 ID:k8hbTVxw0
僧侶「……」スタスタ

妖狐「何じゃノリが悪いのぉ、主はどうじゃ?」


盾使いに聞く


盾使い「>>635
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/22(木) 22:10:03.47 ID:AHpzSEGzo
ksk
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/22(木) 22:11:40.86 ID:cTykCVbAO
ksk
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/22(木) 22:12:40.92 ID:cTykCVbAO
刀使いにはある問題がある。今はまだ二人をくっつけるのは無理だ……っと、僧侶の様子がおかしい。追ってみる
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/22(木) 23:53:27.63 ID:k8hbTVxw0
盾使い「刀使いにはある問題がある。今はまだ二人をくっつけるのは無理だ……っと、僧侶の様子がおかしい。追ってみる」タッタッタ

妖狐「なんじゃ、あ奴もノリが悪いのぉ・・・」

勇者「そういう問題か?」


ある問題・・・か


勇者「あー、やめだやめ、祭りが終わるまでほのぼので行こうと思ったのにシリアス路線突っ走りに行くなー」


思考を外に追い出す。たまにはシリアス休んじゃってもいいじゃない!


刀使い「ねぇ、さっきから・・どうしたの?」

銃士「そういやあいつらどこ行ったんだよ?」


妖狐「>>639



老人「すでに始まっている物語は留まることを知らず加速するだけだ。時間はただ流れるべくしてある・・・」

女性の声「皮肉なことね。私たちの時は既に止まっているというのに」

老人「・・・」
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 23:53:32.93 ID:W+WuRc9Mo
ksk
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 23:53:58.23 ID:W+WuRc9Mo
ksk
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 23:54:30.86 ID:W+WuRc9Mo
…少々不味い事になりそうじゃの
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/23(金) 00:03:14.76 ID:wAjt77GS0
妖狐「…少々不味い事になりそうじゃの 」


刀使い「え・・えと、なんのこと?」ビクビク

銃士「おい、それってまさかあの二人のことじゃねーだろーな?」

妖狐「勘じゃがの・・・主は何か感じぬかや」


え、俺に振るか?

ついさっき今回はほのぼので行くって言ったしな・・・


勇者「ナ、ナニモカンジナカッタヨ?」

妖狐「」ジー

勇者「キ、キノセイジャナイノカイ?」


@妖狐「主よ…」ジトー
A妖狐「・・主がそういうのなら気のせいかや」
B妖狐「その他(同レスで何か)」

>>643


寝ます。
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 00:03:44.74 ID:Toz9P+iuo
ksk
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 00:04:12.57 ID:Toz9P+iuo
ksk
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 00:06:20.46 ID:Toz9P+iuo
…!遠くで僧侶の気配が消え…否、変わった…
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/23(金) 07:34:16.88 ID:wAjt77GS0
妖狐「…!遠くで僧侶の気配が消え…いや、変わったと言ったほうが正しいかや…」

銃士「!?」


どうしてもほのぼのは無理かよ…


勇者「…たしかに嫌な予感がする。早く探しに行こう」キリッ

盗賊「何だよその切り替え」

魔法使い「場所は探れるのかい?」

妖狐「…無理じゃな、霞がかかりおった。何者かの意思が邪魔を働いてるようじゃ」

勇者「厄介だな…無事だといいけど」

刀使い「うぅ…無事で・・いて、僧侶、盾使い」

銃士「大丈夫だよ…あの二人なら、絶対」

リリィ「…今から探しに行こう?」


そうだな


@皆ばらばらに探したほうが効率いい、全員で分かれて探す
Aまた誰かいなくなると困る。まとまって探しに行こう。
Bその他


>>647
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/23(金) 07:43:48.86 ID:rOuU7yTAO
ksk
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/23(金) 09:23:48.45 ID:bwcTM7pAO
ksk
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/23(金) 09:24:14.43 ID:bwcTM7pAO
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/23(金) 17:29:17.82 ID:wAjt77GS0
さて、たっぷり寝たし今から続きを始める!
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/23(金) 17:33:13.39 ID:wAjt77GS0
勇者「皆ばらばらに探したほうが効率いい、全員で分かれて探す」


そう提案する。

が盗賊が意見を挟む


盗賊「全員でバラバラだと少し危なくないか?」

勇者「でも、そのほうが効率良いし早く見つけたほうがいいだろ?」

盗賊「だったらせめて二人一組とかは?」


@勇者「いいから行く!」
A勇者「じゃあそうするか」
B勇者「その他(同レスで何か)」

>>652
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 17:34:54.08 ID:Toz9P+iuo
ksk
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 17:36:00.10 ID:Toz9P+iuo
ksk
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 17:36:26.87 ID:Toz9P+iuo
A
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/23(金) 17:46:16.59 ID:wAjt77GS0
勇者「じゃあそうするか。」


誰と一緒に行く?

>>656
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 17:47:39.16 ID:Toz9P+iuo
ksk
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 17:48:10.36 ID:Toz9P+iuo
ksk
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 17:48:47.54 ID:Toz9P+iuo
リリィ
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/23(金) 18:04:28.69 ID:wAjt77GS0
勇者「リリィ、いいか?」

リリィ「ん」ダキッ

盗賊「じゃあ俺は魔法使いとで」

魔法使い「アタイはそれでいいよ」

刀使い「じゃあ・・えと、ボクは・・・」

銃士「私が刀使いと行く。いいか?」

刀使い「うん・・・」

妖狐「じゃあわっちは・・・って、一人だけ残ってしまったじゃないかや」


・・・あ、この場にいる人数奇数だった。


@勇者「じゃあ妖刀貸すわ」
A妖狐「勇者とリリィについて行くかや」
B妖狐「しょうがないのぉ、わっちは一人で大丈夫じゃ」
C戦士「ボクちゃんと行くーぜ」
Dその他(同レスで何か)

>>660
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 18:05:21.43 ID:Toz9P+iuo
ksk
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/23(金) 18:05:35.86 ID:rOuU7yTAO
ksk
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/23(金) 18:05:41.75 ID:bwcTM7pAO
ksk
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 18:05:46.86 ID:Toz9P+iuo
ksk
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 18:06:12.35 ID:Toz9P+iuo
2
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/23(金) 18:31:42.11 ID:wAjt77GS0
妖狐「勇者とリリィについて行くかや」

勇者「そうだな、俺たちあまり頭脳派じゃないから必要かも」

リリィ「それは・・勇者だけ」ジトー

勇者「ぐっ、ま、まあいいやなんでも」

戦士「じゃー行こうぜー!!!」


今気づいた。何でこいついんだよ・・・

@無視
Aつっこむ
Bその他(同レスで何か)

>>666
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 18:32:01.38 ID:Toz9P+iuo
ksk
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 18:32:28.34 ID:Toz9P+iuo
ksk
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/23(金) 18:33:00.82 ID:bwcTM7pAO
蹴る
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 18:33:01.11 ID:Toz9P+iuo
1
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/23(金) 19:01:11.95 ID:wAjt77GS0
戦士「どうしたい?ちょっちょと行くみ〜」

勇者「キック力増強魔法つき最大出力キック!!!」ドガ


勇者の必殺キックが炸裂する。


戦士「バイバイキーン」キラッ

勇者「こうしてあれはお星様になりましたとさ」

妖狐「無茶しやがって」ケイレイ

リリィ「」ケイレイ

刀使い「エ?今の・・何?」

勇者「世の中にはな、知っちゃいけないものってのがあるんだよ。」

妖狐「じゃあ探しに行くとするかや」


@町長のところに行って協力を仰ぐ
A適当に聞き込み
B刀使いたちに僧侶が行きそうな場所を聞く
Cその他(同レスで何か)

>>671


戦士「もっと出番がほしいっちゃー!!」
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/23(金) 19:05:57.38 ID:bwcTM7pAO
ksk
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/23(金) 19:06:23.28 ID:bwcTM7pAO
ksk
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/23(金) 19:06:49.72 ID:bwcTM7pAO
この町中の魔翌力の流れの異常を探知する
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/23(金) 22:26:24.38 ID:wAjt77GS0
勇者「じゃあ各自二人一組で探す。なんかあったら連絡の上この宿屋で集合」

「お父さん、ちょっといいかにぇ?」


士気を高めるため「おー!」と檄を飛ばそうとしたら、久久に妖刀が顔(人間姿の)を出した。


勇者「何だ?ずいぶん寝ていたようだが」

妖刀「冬眠の時期だにぇ」


嘘つけ


妖刀「それはそれとしてだけどにぇ、この町、なんか魔力の流れがおかしいんだに」

勇者「おかしい?」



妖刀は

コンマ以下の数字で


漠然とした説明しかできない 00〜49
詳しく説明する 50〜99

>>675
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/23(金) 22:28:13.69 ID:bwcTM7pAO
ksk
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/23(金) 22:28:46.49 ID:bwcTM7pAO
ksk
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/23(金) 22:30:46.84 ID:bwcTM7pAO
ksk
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 00:12:27.68 ID:HA3DdUZd0
妖刀「うに、魔力といういうものはにぃ、風や空気のように止まらず流れ続けるものなんだにぇ」


それは知っている。そして人間や魔物は流れている"それ"を「魔力」と呼ぶ

そんでもって魔力を一時的に体に取り込んで再び放出する(ごく稀に自らで作り出せる固体もいるが)。それが魔法や魔術となるのだ。


妖刀「魔力の大きな流れは普通は止まることも減速することもありえないんだにぇ、それどころかこの町で渦を巻いているに〜」


@勇者「渦?」
A勇者「どういうことだ?」
B勇者「その他(同レスで何か)」

>>679
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 00:12:36.42 ID:2v0DcUZ8o
ksk
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 00:13:02.63 ID:2v0DcUZ8o
ksk
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 00:13:38.37 ID:2v0DcUZ8o
まさか天空の城…?
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 01:29:30.62 ID:HA3DdUZd0
勇者「まさか天空の城…?」


何故かそんな予感がした。実在しているかなんて見たことすらないから分からないけど勘がそう言っていた。


妖刀「うにぇ、それは良く分からないんだけどにーなんというか魔力の流れそのものが文様を描くように渦を巻いているんだに〜」

リリィ「文様・・流れそのもので魔方陣を描く・・・?」

妖狐「そんなことが可能なのかや?」


どうだろうか・・・?


勇者「・・・分からない。少なくとも俺が知る限りそんなの聞いたことが無い。」

妖刀「あたしもそんなことができるなんて思えないにぇ、でもこの流れの異常には人為的な何かを感じるにぇ」


>>683
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 01:30:48.59 ID:2v0DcUZ8o
ksk
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 01:31:14.40 ID:2v0DcUZ8o
ksk
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 01:32:02.08 ID:2v0DcUZ8o
別の場所で魔翌力のぶつかる反応が
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 01:39:36.21 ID:HA3DdUZd0
妖刀「別反応・・・魔力がぶつかる反応だにぇ」

勇者「ぶつかる?」


@妖刀「相殺?」
A妖刀「何かが・・・」
B妖刀「これは・・・」

>>687
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 01:41:23.87 ID:2v0DcUZ8o
ksk
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 01:41:45.37 ID:2v0DcUZ8o
ksk
687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 01:41:55.44 ID:vIt+8UEZ0
2
688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 01:59:02.75 ID:HA3DdUZd0
妖刀「何かが・・・ぶつかって混ざって何かが・・・ダメだにぃジャミングに阻まれちったにぇ」

勇者「ジャミング!?」

妖刀「うに、やっぱり人為的なものだにぃ。あたしさえ拒むなんて相当な才能だに〜」

勇者「・・・メンドクサイどころかやばそうなもんだな、せめて僧侶たちとは関係ないといいが」


妖刀「>>691
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 01:59:49.30 ID:2v0DcUZ8o
ksk
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 02:00:18.93 ID:2v0DcUZ8o
ksk
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 02:00:50.26 ID:2v0DcUZ8o
でも大体の方向はつかめたにぃ
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 02:24:12.98 ID:HA3DdUZd0
妖刀「でも大体の方向はつかめたにぃ」

刀使い「ほん・・とに?」

妖刀「任しとけ、だにぇ」ニヤリ

勇者「じゃあ行くか」

妖刀「うに、ついてくるがいいワトソン君」ニヤリ

勇者「何故俺が助手なんだ・・・」

妖狐「ほれほれ、さっさく行くんじゃ」

勇者「おい、押すな」

盗賊「何だよ結局皆で行くのか?」

魔法使い「目的地は分かったことだし(方向だけだけど)皆で行くほうがいいんじゃないかい?」

リリィ「」コクリ


@すぐに見つかる
A結局見つからなかった

>>695
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/24(土) 02:25:29.34 ID:EJ2W9a9AO
ksk
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 02:27:19.36 ID:vIt+8UEZ0
ksk
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 02:27:41.77 ID:vIt+8UEZ0
1
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 03:26:37.13 ID:HA3DdUZd0
妖刀「こっちだにぇ」タッタッタ


妖刀を先頭に俺たちは裏路地を駆ける。

一列でないと通れないような狭い道を行く、デブがいなくて本当に良かった。

右へ左へ、門を通って木々の間を抜けて暗い影の道を行く

道を知ってないととてもたどり着けなかった。


勇者「うっ・・・何かが、っ!」


すさまじい魔力だ。ここらへん、魔力が集中しているのか?


勇者「ここらへんか」

妖刀「うに、お父さんなら感じ取れると信じていたにぇ。あたしは詳しい場所は分からないからにぃ」

盗賊「相変わらず勇者は魔法に関しては色々だな」

勇者「この強い魔力には酷い頭痛を覚えるんだがな・・・いやなもんだぞ」

妖刀「あたしはここまでしか分からないにぇ、後はお父さんに任せたにぃ」
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 03:59:10.18 ID:HA3DdUZd0
勇者「こっち・・・いや、こっちか?」


魔力の濃いほう、濃いほうへと歩を進める

やがて開けた広場に出た。

木々に囲まれ木漏れ日が差す。本来ならばさぞ美しい神聖な場所に見えたことだろう。

しかし今はただ恐ろしかった。

ここだ


勇者「ここが魔力の溜まる中心地だ・・・頭痛が痛い。」


下を見ると苔にまみれて小さな石碑が埋まっていた。そこには魔方陣が

そして


勇者「確かに、巨大な魔方陣だ・・・」


上を見るとはっきりと視認できた。

そう

世界を巻く魔力の流れを切り取り、留め、人の力を加えて作られたであろう

魔力の流れで作られた超巨大な魔方陣


勇者「この石碑と連動しているのか?」


魔力流で作られた魔法陣が大きすぎて中央の一部しか見えないが、この小さな石碑に描かれた魔法陣と似ている。いやそっくりだ


盗賊「その小さな石碑壊してみたらどうよ?」


そんなんで大丈夫かな?ってかやるのか?

>>700
698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/24(土) 09:15:11.09 ID:EJ2W9a9AO
ksk
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/24(土) 09:15:39.21 ID:EJ2W9a9AO
ksk
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/24(土) 09:16:07.86 ID:EJ2W9a9AO
「止めろ。魔翌力が爆発するぞ」

と、石碑の前に複数人のスパイの男の共有体が現れ勇者を止める。
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 18:31:42.59 ID:HA3DdUZd0
いつの間にか寝てたww

さて始めっか
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 19:35:42.37 ID:vIt+8UEZ0
1時間経ったわけだが
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 19:36:28.22 ID:2v0DcUZ8o
いつもの(ry
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 19:37:43.37 ID:HA3DdUZd0
>>702
良くも悪くもタイミングばっちり♪




勇者「じゃあやってみっか、リバーディウス、刀モード!」


妖刀が人型から刀に戻り勇者の腰に鞘ごと収まる


妖刀「うに、ぶった斬ってやれにぃ」ニシシ


妖刀に魔力を込める。


勇者「居合い、一閃切り!」ヒュン


カキイィン


勇者「なっ!?」

「困りますよ。これ壊されちゃあね」


石碑を切ったと思ったら間に人が入っていた。その人の手にはナイフが握られていて妖刀はそれによって阻まれていた。


勇者「お前・・あの時の」


あの遺跡で会ったスパイの男だ


妖狐「何じゃこやつ、会ったことがあるような気はするがの」

盗賊「確かにあったことあるような無いような?」


そういえば俺と刀使い以外は覚えていないんだったなあの遺跡でのことは


男「久しぶりですねぇ勇者。あ、勘違いしないでくださいよ?止めたのはあなた方のためでもありますからね?」

勇者「そんなニヤニヤしながら言われても説得力がねえよ。・・・リヴァーディウス、魔力圧縮」


妖刀に圧縮した魔力を注ぐ、次阻まれてもそれごとぶった切る


男「止めろ。魔力が爆発するぞ」

勇者「なに!?」

男「まぁ、今この石碑には大量の魔力が圧縮されていましてね。壊そうものなら凄い勢いで飛び出るでしょうね。そんなことしたら、あぁ、この町は『ボン』です。」

勇者「信じられっかよ。」

男「信じてもらえなくても結構ですがね、俺が死んでも変わりはいますしあなた方は囲まれてますよ?」

勇者「・・・」

確かに周りには複数人の気配がする。

こいつ・・


@敵か?
A信じてみるか?


>>707
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 19:38:22.83 ID:2v0DcUZ8o
ksk
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 19:39:00.24 ID:2v0DcUZ8o
ksk
707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 19:39:29.29 ID:2v0DcUZ8o
@
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 19:42:04.64 ID:vIt+8UEZ0
べ、別にあれからずっと待ってたわけじゃないんだからねっ!!
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 20:17:51.82 ID:HA3DdUZd0
勇者「リヴァーディウス」

妖刀「うに?」

勇者「魔力開放・・・」

妖刀「に、楽しみだにぇ」ゴオォォオオオ


妖刀に圧縮して貯めていた魔力を開放する。

刀が一回り大きくなりさらに鋭くなってオーラを纏う。


男「あれ、もしかして俺と戦う気ですか?」

勇者「・・・」


その通りだ。実際こいつは怪しい。


男「困りますね。信じてもらえなくても結構とは言いましたが、実際は敵意を向けられるのは嫌いなんですよ。」

勇者「じゃあ何で俺があれを破壊するのを止めた?」

男「理由はさっき言いましたよ」

勇者「じゃあ何故"止められた"?あれが敵に壊されないよう見張っていたんじゃないか?」

男「・・・」

勇者「答えられないなら『疑わしきは黒』だ。」

男「はぁ、こりゃあなた方を力ずくで押さえつけて本当の黒幕を見せるまで信じてくれなさそうですね。」


勇者「>>712
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 20:18:40.95 ID:cn132OBKo
ksk
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/24(土) 20:19:55.46 ID:uncnOv/AO
ksk
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 20:19:59.58 ID:cn132OBKo
語るに落ちるったあこの事だな
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/24(土) 20:20:55.60 ID:uncnOv/AO
力ずく?やれるものならやってみろよ
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 21:14:33.76 ID:HA3DdUZd0
勇者「語るに落ちるったあこの事だな。」

男「あれ、うっかり変なこと喋りましたかね?」

勇者「その言葉自体がそれだな」

男「残念です。非常にね」

盗賊「勇者、俺もやるぜ」


盗賊が一歩前に出る。


盗賊「うおっ!?」ヒュンヒュン

タタッ


男「俺は一対一がいちばん戦いやすいんでね、そこで黙っていてくださいよ?」

盗賊「いやだ。って言ったら?」

男「こうです。」


男がナイフを盗賊の前に投げる。それは盗賊に当たらず地面に突き刺さる。


盗賊「俺に牽制は通じないぜ?当てる気が無いものにビビッてやる義理もねえ。」

男「・・・それは当てるための物ではないですし、この場には複数の俺の仲間がいることも忘れてません?」


男が言った言葉を合図に八方の木々の合間からナイフが投げられ、盗賊たちを中心に円を描くように地面に突き刺さる。


妖狐「何じゃ?円かや?」

男「その通りです。・・・そして円とは魔方陣を構築する上で必要なファクターとなります。」


男が手に持っているナイフを天に掲げると、太陽の光の反射とは別に光る。

そして円となっている地面に突き刺さったナイフも全てが光る。


勇者「共鳴!?お前らそこから離れろ!!」

男「遅いですよ。結界魔法発動です。」


地面に刺さったナイフ同士が光で繋がれ、さらに上に伸びて光のドームを構築した。


男「ちなみにその結界は何をしようと俺の持っているこの術式の組まれた本体(ナイフ)を壊さない限り外れません。絶対邪魔の入らない完璧な一対一です。」


男はそう言うとそのナイフをしまい、鋭い刃のついた攻撃用と思われるナイフを出す。


勇者「ナイフ使いか・・・」

男「その通りです。俺の一族は代々『切り裂く狂気<<インセイン・ザ・リッパー>>』の異名と殺し屋の血を受け継ぐ一族でしてね、こういう小型の刃物を愛用しているんです。」


そう言いながら、手を軽く振ると二本のナイフが軽く頬を掠めて飛んできた。あまりにいきなりだったので反応すらできなかった。


男「さぁ、始めましょうや、二代目切り裂きジャック『ジャック・ザ・リッパー=ジュニア』が相手しましょう。」


男がまた軽く手を振ると手ぶらだったはずなのにまるで手品のようにナイフを大量に手に握っていた。


勇者(マジかよ・・・)


勇者の行動
>>717
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 21:15:40.97 ID:2v0DcUZ8o
ksk
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 21:16:14.61 ID:2v0DcUZ8o
ksk
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 21:16:32.28 ID:cn132OBKo
妖刀を鞭の束にして迎撃
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 21:23:03.57 ID:HA3DdUZd0
>>717
それは持ち手のところだけまとめられた数本のムチの束という解釈でOKですか?
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 21:27:55.31 ID:cn132OBKo
そんな感じ、数本より数十本でうねうね動く感じかな
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 21:28:56.08 ID:2v0DcUZ8o
ヤマタノオロチなんて名前付けたら笑う
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 21:32:59.25 ID:cn132OBKo
そこはヒュドラの方が良いかな
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 21:34:42.53 ID:HA3DdUZd0
>>719
ちなみにそれは魔力をこめれば勝手にうねうね動く感じ?それとも勇者が操らなきゃダメ?
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 21:35:33.07 ID:cn132OBKo
折角の妖刀なんだから自律型で
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 22:03:43.64 ID:HA3DdUZd0
勇者(剣じゃ分が悪いな)


ナイフを持っていたから接近戦方かと思ったら投げるほうだし


勇者「リヴァーディウス、ムチだ」

妖刀「うに!もう剣は終わりかにぇ!?」

勇者「残念ながら勝ち目が薄い。」

妖刀「わかったに〜」シブシブ


妖刀が変身する。持ち手のところだけ束ねられた数十本のムチになる。ちなみにひとりでに動く


妖刀「こんなもんでどうかにぃ?」

勇者「かっこいいな・・よし、この形態はヒュドラだ!」

妖刀「そこも採用なのかにぇ!?」


がたがたうるさいムチだな。動けば喋る


男「へえ、喋るだけじゃなくて形態変化も可能ですか。いい武器・・・いや、いい相棒ですねえ。」

男「ただ、俺が相手じゃあ相性が悪いんじゃないんですか?」

勇者「やってみろよ。」

男「さすが"勇者"ですね勇ましい。ただ無謀ってのを知ったほうがいいと思いますぜ?」


男がナイフを投げる。

宙を舞った二桁を軽く超える数のナイフは全て勇者のほうを向いて正確に飛んできた。


勇者は
>>727
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 22:04:33.93 ID:2v0DcUZ8o
ksk
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 22:04:50.27 ID:vIt+8UEZ0
切り裂きジャックだから、ホームズブレイドwwでええんでね?
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 22:04:54.90 ID:2v0DcUZ8o
ksk
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/24(土) 22:05:08.52 ID:uncnOv/AO
つかんでなげかえす
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 22:05:35.95 ID:2v0DcUZ8o
妖刀涙目だな
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/24(土) 22:07:47.67 ID:uncnOv/AO
いや流石に手じゃ無理だろww妖刀いらんわそれならww
妖刀が柄の部分を絡め取ってって事で
731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 22:23:38.83 ID:HA3DdUZd0
勇者「リヴァーディウス、全部絡め取れ」

妖刀「あたしは剣だにぇ・・・」パシッパシッ


妖刀はしぶしぶながらも全てのナイフを掴む

が、足りなかった。まだナイフの数のほうがムチより多い!!


@残りは避ける
A投げ返してから掴む
B魔法を使って何とかする(どの魔法かも)
Cその他(同レスで何か)

>>737
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 22:25:03.83 ID:cn132OBKo
かそう
733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 22:25:10.98 ID:2v0DcUZ8o
ksk
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 22:25:28.11 ID:cn132OBKo
ksk
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 22:27:54.72 ID:2v0DcUZ8o
ksk
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 22:29:36.93 ID:cn132OBKo
ksk
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/24(土) 22:29:38.20 ID:uncnOv/AO
残りは振り回して迎撃
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 22:30:12.02 ID:cn132OBKo
2
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 22:42:48.32 ID:HA3DdUZd0
勇者「くそっ、打ち落とす!!」


妖刀を振り回して落とそうとする。

完全に打ち落とせず、二、三本腕に刺さる。


勇者「ぐっ、妖刀・・・」

妖刀「うに」


ナイフを投げ返す。


男「当たんないですよ」ヒョイ


投げ返されたナイフを意図も簡単に避ける、そしてどこに隠してあったのかさらに多量のナイフを投げてくる。


男「さっきのすら完全に避けきれなかったあなたにこの量を完全に捌ききれますか?」


言いながらさらにナイフを追加してくる。


どれだけ持ってるんだよ・・・


@勇者「リヴァーディウス、さらにムチを増やせるか?」
A勇者「魔法なら・・・」
B男「・・・来ましたか」

>>742
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 22:43:02.70 ID:2v0DcUZ8o
ksk
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 22:43:30.28 ID:2v0DcUZ8o
ksk
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 22:43:58.77 ID:2v0DcUZ8o
A
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 22:56:37.01 ID:HA3DdUZd0
勇者「魔法なら・・・」


魔法ならいけるか!?


@冷凍呪文でナイフを凍らせて落とす。
A突風呪文でナイフを吹き飛ばす
Bその他(同レスで何か、時を止めたりワープしたりさせたりの呪文は覚えてない)

>>746
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 22:58:14.12 ID:2v0DcUZ8o
ksk
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 22:58:39.44 ID:2v0DcUZ8o
ksk
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 22:58:54.38 ID:cn132OBKo
2
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/24(土) 22:59:03.14 ID:EJ2W9a9AO
砂嵐
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 23:13:27.12 ID:HA3DdUZd0
勇者「最大突風呪文!!」


突風呪文でナイフを吹き飛ばした。

全てのナイフが勇者には届かず新たに投げた物も風の壁に阻まれる。

それから少しの間は投げてきたが途端に投げることをやめた。


男「ヒュウ、流石ですね。"投げるだけ"という武器の特性を利用した見事な回避方法」

勇者「だろ?次はこっちの攻撃だぜ、もう投げて来ないところを見ると・・・」

勇者「ストックが切れたんじゃねえか?」

男「・・・」

@男「そう・・ですね。」
A男「・・・もう戦いは終わりですよ。」
B男「・・・・・」

>>751
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 23:14:07.30 ID:cn132OBKo
ksdlk
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 23:15:07.09 ID:cn132OBKo
kjsk
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 23:15:25.96 ID:2v0DcUZ8o
1
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 23:29:59.90 ID:HA3DdUZd0
男「そう・・ですね。」

勇者「どうだ?おとなしく降参しやがれ。」

男「クスッ、俺が言ったのは"投げナイフのストック"のことですよ?」

勇者「なっ」

男「まだこっちはあります。」


男はそう言うと一本のナイフを取り出す。


男「術式、展開」


-我は切り裂きし血筋のものなり-


男が詠唱を始める。ナイフを天高く上げて魔力の"気"を集める


-我が誇りし大いなる先祖の血に従い敵を殺し、引き裂き、喰らう-


勇者(やばいな・・・詠唱を止めないと、何が起こるか・・・)


勇者の行動
>>755
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 23:31:36.64 ID:2v0DcUZ8o
ksk
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/24(土) 23:34:31.35 ID:uncnOv/AO
ksk
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/24(土) 23:34:35.84 ID:cn132OBKo
旋風魔法で真空にして妨害
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 23:34:48.27 ID:bF/MmD+co
風の魔法を応用して敵の周りの空気を薄くして呼吸阻害
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/24(土) 23:35:50.01 ID:uncnOv/AO
形状変化で捕鯨銃に変えて銛を打ち込み魔翌力吸収
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/24(土) 23:53:11.69 ID:HA3DdUZd0
勇者「旋風魔法、真空!」


旋風魔法で男を包み、男を中心とした空間は真空になった。


男「」ニッ、ビシッ


真空の空間、普通なら即座に気を失ってしまうだろう。しかし男は笑う、そしてもう一本のナイフを取り出すと目の前に突き出した。


男「俺が何の対策もしてないと思いましたか?残念ですが、終了です。」


旋風魔法が解けてしまった。


男「まぁ、真空状態を利用して詠唱を止めたのはいい方法ですが、詠唱無しで使える魔法があることを忘れちゃいけませんぜ。」


男はそのナイフを振る。柄から刃にかけて文様が描かれていて魔法陣の役目を果たしているようだった。


@男「そして・・タイムオーバーです」
A男「ようやく・・来ましたか」
B男「さて、こんなものでしょう。」


>>761
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/24(土) 23:54:06.03 ID:EJ2W9a9AO
ksk
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 23:54:21.07 ID:2v0DcUZ8o
ksk
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/24(土) 23:54:29.09 ID:EJ2W9a9AO
ksk
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/24(土) 23:54:35.17 ID:2v0DcUZ8o
@
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/03/24(土) 23:54:42.09 ID:EJ2W9a9AO
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 00:11:45.70 ID:6QDMUYwO0
男「そして・・タイムオーバーです」

勇者「なっ!?」

盗賊「勇者!後ろだ!!」


後ろを見る。勇者の斜め後ろ左右の地面に刺さっているナイフが光っている。

いや、光り輝いてる。

術式が組まれている!?


男「それは時間式で発動するタイプなんですよ」

勇者「くっ・・・」


ナイフが光って光のムチのようなものが伸びてくる。避けようとするも素早い動きで巻きつかれた。

羽交い絞めにされた!?


勇者「お前・・・あの魔方陣で何をする気なんだ?」


睨みつける。
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 01:11:46.03 ID:6QDMUYwO0
男「だから俺じゃないって言ってるじゃないすか、信じてくだっさいよ。」

勇者「信じ・・られるかってんだ」ググ


何とか光の縄を解こうとするも足掻けば足掻くほどきつくしまる。


男「じゃあ本当の黒幕を見せますよ・・・ほら、いるんでしょう?」ヒュ


男がナイフを木々の合間に向けて投げる。


カキン

ナイフが弾かれて人が出て来る。


「困ったね。私としては君たちがいなくなるまで隠れていたかったのだがね」


そいつはあのグラサンだった。


グラサン「ごきげんよう諸君、いかにも私が黒幕だ。」

男「じゃあ早速のところですが、全部吐いてくださいよ今すぐに」

グラサン「くくく、どこから吐いていいものか分からないなぁ。」

男「じゃああの魔方陣で何をしようとしているかからお願いします。」


頭上に不気味に渦巻く魔方陣を見上げる。


グラサン「くくく、もうすぐこの世に本当の王が現れる。この魔方陣は王城再建のための要だぁ」ヒャハハハハ

男「天空の城のことですかね?」

グラサン「その通りだ。雲を払い本来の形に戻し私を嘔吐して君臨させるための物」

男「へぇ、じゃあもういいですよ。俺は自分の仕事を全うします。」ヒュ


地面に刺さっているナイフを抜いて投げる。


グラサン「ま、この場は下がろう。世界に真の王が君臨するのは二日後、つまりは祭り本番の時だ。是非新たな王が誕生する瞬間を見届けてくれたまえ。」

男「逃がしませんよ。」


男だけではなく、他の場所に隠れていたであろう男の仲間もナイフを投げた。不思議なことに全員が全員同じ顔をしていた。


グラサン「ほぉ、クローン技術か、しかも意思共通体とは厄介だ」


無数のナイフが降り注ぐがグラサンの体をすり抜ける。


グラサン「それではまた。王位継承の場で会おう。」


男「・・・ち、逃がしてしまいましたか。あなたたちは奴を探してくださいよ。」


男の命令に従って共通体たちが散ってゆく


男「さて、信じてくれましたかね?俺はあいつの敵です。敵の敵は味方です。」


男がそう言うと盗賊たちを閉じ込めていた結界と勇者を縛っていた光の縄が解ける。


勇者「>>768
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 01:12:16.88 ID:ySgLIs2jo
ksk
767 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 01:12:50.02 ID:ySgLIs2jo
ksk
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 01:13:29.66 ID:ySgLIs2jo
少なくともあいつが敵でいる間は信用する
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 01:38:13.31 ID:6QDMUYwO0
勇者「少なくともあいつが敵でいる間は信じる」」

男「あららぁ、俺そんなに信用無いですかね?」

勇者「無い。」キッパリ

男「まぁ良いことにしますか、あぁ俺のことはこれから『ジャック』と呼んでください。仲良くしましょうや」

勇者「仲良くする義理はねえな」

ジャック「まあそう言わず、明後日までは別行動でいいですかね?俺はそれまでに準備をしておきますよ。可能ならばそれまでに殺します。」

盗賊「準備って何だ?」

ジャック「色々ですよ。それに、他のところに忍ばせておいた共通体もいますからね。」


ジャックはそういいながらどこかへ走っていった。


妖狐「主よ・・・」

勇者「ん?なんだ?」

妖狐「結局のところ主はあ奴のことをどう思っているんじゃ?」


勇者「>>771
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 01:38:42.01 ID:ySgLIs2jo
ksk
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 01:39:50.24 ID:ySgLIs2jo
どうもクサいんだよなぁ
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 02:08:53.30 ID:6QDMUYwO0
勇者「どうもクサいんだよなぁ」

盗賊「そうか?変な匂いはしなかったぞ?」

魔法使い「そういうのいいから黙ってなさいよ」

盗賊「ちぇ・・・」

勇者「あの喋り方とかさ、大抵は勘だけどな。」

銃士「勘って・・・」

リリィ「勇者の勘は・・・よく当たる」

勇者「あと、なんかいけすかねえ」

刀使い(本当はそれが理由じゃないのかな?)

妖狐「で、これからどうするんじゃ?明後日といっていたからまだ丸一日以上あるんじゃないかや。」


>>775






鍛冶屋「忘れられたのだろうか・・・」

店主「まぁそこまで乗り気には見えなかったからなぁ。もうどうでもいいんじゃないかい?」
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 02:09:40.59 ID:ySgLIs2jo
ksk
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 02:10:08.21 ID:ySgLIs2jo
kwk
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 02:11:23.28 ID:ySgLIs2jo
その頃、頭だけになってもまだ生きていた暗黒の王視点
ネムリが動力の中で眠り始めた頃を見計らって浮翌遊要塞を乗っ取り起動させる
目標は天空の城
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 02:13:55.00 ID:6QDMUYwO0
今日もありがとうございました。
そろそろ寝ます。
明日は出来れば午前中に、

おやすみなさい
777 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 02:14:44.46 ID:ySgLIs2jo
778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 11:07:27.36 ID:6QDMUYwO0
眠りの魔女「いま から はじめるよ。わふー」

赤の女王「なんとか一時間以内に書けるかねえ・・・」
779 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 11:49:14.69 ID:6QDMUYwO0
遺跡にて


「う、我は生きて・・・いるのか?」


それはあの暗黒の王ネフレン=カだった。しかしそう言葉にしても生きているとは到底思えなかった。


暗黒の王「ははっ、神を手中に収めようとしてこの様か・・・」


体が見当たらない。頭だけ、いわゆるマミった状態なわけだ。今にも死んでゆくのだろう。


「残念ダ。君ノ狂気ハ中々面白カッタノニ」


その頭に響いてくる声がある。


「今一度世界ヲ混沌ニ落トス神ヲ召喚シヨウトハ思ワナイカイ?」

暗黒の王「しようにも我はもう死ぬ運命(さだめ)だ。走馬灯も見終ったわ」

「マダ死ヌ時ジャナイサ、マダヤレル」

暗黒の王「どうやれってんだ。どうせ貴様も我の妄想だろう。」

「違ウサ、モチロン。サァ私ヲ受ケ入レロ、願イニ見合ウ体ヲクレテヤル」

暗黒の王「貴様は、いったい・・・」


「私ハ・・・狂人<<インセイン>>狂気の願いを叶える者サ」


「モウ一度言ウ私ヲ受ケ入レロ


ヒャハハハハハハハ
780 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 12:21:11.94 ID:6QDMUYwO0
再び目を覚ます。

体が戻っている。ただ何かがおかしい


暗黒の王「感覚が・・ない」

「当タリ前ダ。ナンタッテソノ体ハ私ガ提供シタ体ダ、君ノ自由ニ動カセハスルガ痛覚ヲ代表スル色々ナ感覚ハ無イ」

暗黒の王「そうか・・・痛覚がない?クフフ、クハハハハハハ痛覚が無いのなら体の痛みなんて気にすることもなく戦えるではないか」

「」ニヤッ

暗黒の王「行くぞ、浮遊要塞よ動き出せ。邪神の気配を追え」


この浮遊要塞は元来邪神を崇拝するためだけに作られたもの、邪神の気配を追って移動できるようになっていた。


「ククク、良イニンゲンヲ手ニ入レタモノダ。」


浮遊要塞は天空の城へ向けて移動し始めた。



@町、勇者たち
A妹の旅路
B魔界、ジャックの共通体

>>783
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 12:24:59.93 ID:ySgLIs2jo
ksk
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 12:25:27.54 ID:ySgLIs2jo
ksk
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 12:25:54.72 ID:ySgLIs2jo
@
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 12:45:17.87 ID:6QDMUYwO0
町にて


勇者「後二日・・・どうするべきか」

刀使い「あの・・・えと・・ボクと銃士は僧侶たちを探すよ」オドオド

銃士「まだ天空の城の件と関係あると決まったわけじゃないしな、私と刀使いで今日半日と明日一日中探すことにするよ。」

勇者「あぁ、悪いな力に慣れなくて」

刀使い「大丈夫だよ・・・僧侶たちは・・ボクの友達だもん」

銃士「私たちの仲間だ探すのは私たちだけで十分さ」

リリィ「・・・気をつけて」ボソッ

刀使い「えっ?」

リリィ「・・・」

妖狐「わっちらはこれからどうするんじゃ?」


@今日は特に何も無い。明日まで何もしない
A妹の旅路
B魔界、ジャックの共通体
Cその他(勇者たちの行動を同レスで何か)

>>787
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 12:46:59.84 ID:ySgLIs2jo
ksk
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 12:47:20.72 ID:ySgLIs2jo
ksk
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 12:48:49.07 ID:ySgLIs2jo
B
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 13:12:20.30 ID:6QDMUYwO0
魔界、ジャックが借りている魔界での家


ジャック「少しの間観察したけどやっぱあの二人の魔物が首謀者でしょうね。クックック腕が鳴りますよ血が騒ぎますよ。殺し屋の、切り裂き師としての血が」


ジャックは愛用のナイフを一本一本磨きながら呟いていた。


そこにあの二人の魔物がやってくる。


魔物の女性「そろそろ出番ですよ。殺し屋さん」

魔物の少年「キャハハ、殺すときだよ?切り刻む時だよ。」

ジャック「へいへい、ターゲットは誰なんですか?」

魔物の女性「魔王です。どうやらあなたの部下は失敗したようですよ。」

ジャック「へぇ、おかしなこともあったものです。化け物のように強い人間たちのはずなんですがね。」

魔物の少年「だってさ、相手は魔王だもん極悪非道劣悪凶悪冷酷無比な魔王だよ?」


面白い言い回しですなあ。

ま、そろそろ頃合ですかねえ


ジャック「で、本当に魔王ってのは悪者なんですかね?」

魔物の女性「?本当ですよ。なんたって魔王なんですから」

魔物の少年「変なこと言うなぁ、魔王を始めとした上部は全部悪者なんだよ。」

ジャック「へぇ、じゃああなた方に」


ジャック「もう用はありませんよ」
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 13:16:55.95 ID:6QDMUYwO0
>>788
訂正

×魔物の少年「変なこと言うなぁ、魔王を始めとした上部は全部悪者なんだよ。」

○魔物の少年「変なこと言うなぁ、魔王を始めとした上層部は全部悪者なんだよ。」
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 13:34:20.03 ID:6QDMUYwO0
悪いちょっと用事ができた。また後で来る。
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 22:27:13.42 ID:6QDMUYwO0
長い間すまんかった。続きを始める
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 22:58:55.41 ID:6QDMUYwO0
ヒュ、タタタタ


魔物二匹ですら視認出来ない素早い手の動きで大量のナイフが投げられた。


魔物の少年「えっ・・・?」


ドサッ


魔物の少年が倒れる


ジャック「なんだ、残酷趣味の割には一発で肉塊じゃないですか。ちょっとはやるものだとおもいましたぜ?」


そう一発、いや性格には一発で数十本のナイフが当たっていたが・・・それだけで絶命してただの肉の塊となってしまっていた。

数か、それとも急所を打ち抜いたのか「良く分からない」という顔そのままで死んでいた。多分痛みすら感じなかったことだろう


ジャック「次はあなたですよ。逃げますか?」

魔物の女性「金はちゃんと払ったつもりですよ・・・それとも足りませんでした?」

ジャック「・・・?」


小首をかしげる。そんなことはどうでもいいですからねリアルに何の話か一瞬分かりませんでしたし


魔物の女性「どっちにしろ、あいつを・・・よくもぉおぉおおぉぉぉぉおお」


後半はただの呻き声、いや地獄のそこから響く雄たけびだった。遠吠えにも聞こえる。
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 23:04:32.82 ID:6QDMUYwO0
ただ、遠吠えならまだ狼のそれのほうが恐ろしいですね。少なくともあいつらは感情的になりませんし、いったん引いて仲間を連れて復讐しに来る脳を持っている。


魔物の女性「死に晒せえええぇぇぇええぇぇぇええ」


魔物の女性の腕が無数の触手に分かれて襲ってくる。同時に体中から炎の球のようなものが飛んでくる。


ジャック「どうもあなた方も他の人も勘違いしているようだから言っておきますがね。」


数歩下がって右に三歩、炎球をぎりぎり全て避けられる安置を確保する。


ジャック「俺は金を払った奴にヘーコラする純従な金銭好きでも、金を払ったらなんでも殺す殺し屋でもないんですよ」

魔物の女性「おおぉぉぉおおぉぉ」

ジャック「とある王国が派遣した暗殺を生業とする『暗躍者<<トリックスター>>』です。」


再び投げたナイフはジャックを襲おうと伸びてくる触手を全部絶妙な角度で弾き、進行角度を逸らして当たらなくする。

軌道を戻そうとしても無駄だ。何故ならもう


ジャック「俺のナイフはすでにあなたを貫いていますからね。」


胸と頭にそれぞれ的確に刃の長いナイフが深々と突き刺さっていた。

傍から見ていても何が起きたのかまったく分からないような速さでの"仕事"

その一発で急所をしとめる技は殺し屋というよりも、確かに暗殺を生業とするもののそれだった。


ジャック「ま、かっこつけずに言えばただのスパイですがね。トリックスターと名乗ったほうがかっこいいじゃないすか」


それは誰に向けた言葉でもなかった。何故ならもう聞く相手はただの肉になってしまったのだから



@勇者たち、今日は特に何も無い。明日まで何もしない
A その他(勇者たちの行動を同レスで何か)
B妹の旅路

>>796
794 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 23:05:59.01 ID:ebD56tsY0
ksk
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 23:07:20.38 ID:ebD56tsY0
ksk
796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/25(日) 23:07:21.73 ID:h9ccLybIo
3
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 23:17:50.00 ID:6QDMUYwO0
妹の旅路


どっから始まる?


@猫又がめでたく元に戻ったところから
A町に着いたところ
Bまだ町には着いてない

>>800
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 23:18:34.89 ID:ySgLIs2jo
ksk
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 23:19:00.92 ID:ebD56tsY0
ksk
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 23:19:03.08 ID:ySgLIs2jo
ksk
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/25(日) 23:19:06.57 ID:h9ccLybIo
ksk
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 23:19:11.95 ID:ySgLIs2jo
B
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 23:37:20.07 ID:6QDMUYwO0
勇者妹「それでさーそのときの兄きがかっこよかったんだよなー」クー!!

猫又「なんなのだこれは、新しい拷問なのかそれとも忍耐力を鍛える試練なのか・・・」


かれこれ一時間、今目指している一番近い町に着くまで続くであろう兄の自慢話を延々と語られる相手は心境穏やかではない。

それどころか今にもやつれてぶっ倒れそうだ。

なんたって怪我を治してもらおうと思ったら無理やり整形されてしまったのだから

本来は妖獣猫又(二足歩行の侍姿の黒猫の獣人)だが妹の治療(?)の副作用(?)によって顔が勇者になってしまった。

しかもその勇者の話を延々と聞き続ける。


猫又「拷問だ・・・いくら拙者でも耐えかねん。というか耐えてたら壊れる・・・何とか話を逸らさせよう」


猫又「>>806
804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 23:37:53.63 ID:ySgLIs2jo
ksk
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 23:38:21.87 ID:ySgLIs2jo
ksk
806 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 23:39:12.77 ID:ySgLIs2jo
>そっとしておこう
807 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/25(日) 23:48:57.80 ID:6QDMUYwO0
猫又「そっとしておこう」


そうだ。彼女は喋り続けることに夢中ではないか、ならば今のうちに離れて一人であの町に行って知り合いに直してもらおう。

何故思いつかなかったのだろう

そーっと足音を出さないように離れる。逃げ切れろうこれ以上一緒に居たらどうなるか分かったもんじゃない


>>810
808 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 23:51:14.18 ID:ySgLIs2jo
ksk
809 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 23:51:39.80 ID:ySgLIs2jo
ksk
810 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/25(日) 23:52:09.30 ID:ySgLIs2jo
妹、ジャックに攫われる
猫又、どっか行く
811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/26(月) 00:06:30.34 ID:O6rDISoX0
ジャック、共通体がいくらでもいるからと色んなところに群生している便利キャラになってるなwwww

少ないけど今日は寝ます。また今度
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 15:48:05.25 ID:nXotWNqZ0
さぁ、一日空けたが


続きを始めよう。


まず、本編じゃなくて、別の場所での話しを一つ
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 16:11:58.43 ID:nXotWNqZ0
とある町と町を繋ぐ森の舗装道路


一人の男が無防備にそこを通っていた。腰には実践用の刀を差しており、戦いに生きる者ということが分かる。


男「ここは魔物がいなくて助かるな。安全だ」


誰に言うでもなくそういった。木漏れ日が射し、小鳥たちが歌う。こんな美しい場所では独り言の一つも口ずさみたくもなるというもの

だが、幸せは唐突に崩れるもの


「貴様は実践の中で戦ったことはあるか?」

男「何が言いたいかはわからないが俺は強いぞ」


後ろから声がした。振り返りながら返事をしたがそこには誰もいなかった。


「ではもう一つ聞く、貴様にとって"正義"とはなんだ?」

男「聞いている意味が分からないな」

「貴様にとって"正義"という言葉は何を意味する?」

男「俺にとっての正義?」

「そうだ。率直に答えてみろ」

男「・・・無い。大人になって失くしちまった。」

「そうか・・・」


「では死にゆけ・・・」


ダン

ドサッ


小鳥のさえずり以外は静かだった森の中に閃光と音が響いた。


「また"ハズレ"だったか・・・これもまた必然よ。」
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 16:14:43.93 ID:nXotWNqZ0
------------------------------------------------------------


自警団員1「・・・まさかここら辺で"伝説"の死人が出るとは思わなかったな」

自警団員2「そっすね。でも前回出たのはずっと南の国だって話だったっすよ。全然関係無いってのはどっすか?」


彼らは森で起きた凄惨な殺人事件を調べていた。

実際は魔物の仕業だと思うところだが、今回は場所も場所でどう考えても人間の仕業だった。

なんたってこの森は魔物用の結界を張って毎月張り替えているぐらいなのだから


自警団員1「いや、この得物・・・どう考えても人間の仕業だ。しかもこのメッセージカード間違えなく"伝説"の仕業だ。」

自警団員2「伝説の死人、伝説の被害者・・・なんか口に出すとかっこいいっすね?」ニヒヒ

自警団員1「バカなこと言ってんじゃねえ。そんなことより今まで被害者が出た国町村全ての自警団に問いかけて資料を持って来い。」

自警団員2「俺を誰だと思ってるんですかい?もう用意済みっすよ」

自警団員1「性格悪いのに良くできるような奴ほど嫌味な奴はいねえな。」

自警団員2「あんたの下で働いてるからっすよ。」

自警団員1「良い意味で取っておこう。・・・ところでこの筆跡どう思う?」

自警団員2「同一人物」

自警団員1「だよな・・・確定か」


彼は今回の犯人が残していったメッセージカードと今まで襲われた人の下に残されたメッセージカードの筆跡を比べていた。


自警団員1「正義の名の下に・・・か」


その残されたメッセージカードには資料とまったく同じ筆跡でそう書かれていた。

ちなみにコピーではなさそうだ。科学だったら見た目で分かるし魔法だったら直感で分かる。


自警団員2「この死人の経歴とか調べますか?特に犯罪歴と職業」

自警団員1「いい、どうせ何も出てこないさ。被害者に共通しているのは武器を使って"仕事"をしているってだけだし」


ちなみにそれも見た目で分かる。


自警団員1「いやになるな・・・」

自警団員2「そっすね」


自警団員2「"都市伝説が人を殺す"だなんて」












自警団員1「ところで俺たち今後出番あるのか?」

自警団員2「安価があれば、だそっす」

自警団員1「逆に言えば安価で出されない限り」

自警団員2「出番は一生無いと」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 20:25:29.07 ID:nXotWNqZ0
ちっくしょおおおおおお、また寝ていたああぁぁぁあああ

続きを始める!!
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 20:44:32.05 ID:nXotWNqZ0
勇者妹「だからさー、早く会いたいんだよ兄きー」


「もし、お嬢さん、ちょっといいですかねえ?」


妹「うん?あたしか?って、あれ・・・猫又がいないなぁ一人で行っちまったかな?」

「俺はジャックと言います。すいませんがちょこっとだけ眠ってもらえますかね」

妹「え・・・?」ドサッ


いきなり眠気とともに倒れる。手の甲には引っかき傷があった。

ジャックの手には術式の埋め込まれているナイフが・・・


------------------------------------------------------------------------


妹「う・・・ここは」

ジャック「俺の今の家です。」

妹「あたしをどうする気だよ・・・」


腰に付けている機械製武器を腕に装着する。

光粒子圧縮レーザー砲だ。人間なら一瞬で分子レベルまで分解できる。


@ジャック「そんな物騒な物はしまってくださいよ」
Aジャック「あなたの安全確保のためです。」
Bジャック「あそこは危険でしたからね」

>>820
817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 20:45:10.27 ID:9/bk/iyso
ksk
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/27(火) 20:45:28.24 ID:4rUx4HEho
ksk
819 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 20:45:35.38 ID:9/bk/iyso
ksk
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/27(火) 20:45:55.26 ID:4rUx4HEho
2
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/27(火) 20:46:18.37 ID:auFnwcrAO
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 21:15:20.19 ID:nXotWNqZ0
ジャック「あなたの安全確保のためですよ。」

妹「?安全確保だって?」

ジャック「えぇ、だから安心していいですよ。でなければその武器で俺を殺しても良い、武器を取り上げてませんし動けない体にもしてませんから」

ジャック「いや、前言撤回です。殺さないでください俺が死んでも代わりはいますが痛いのは嫌ですんで」

妹「結局お前は"何"なんだよ?」

ジャック「・・・あなたは優秀ですね。さすが科学武器を使いこなせるだけはありますね、俺は魔法側ですんで科学はちっともなもんで。」

妹「その代わりあたしは兄きと真逆に魔法の才能が微塵も無いよ。」

ジャック「魔法と科学を両方使いこなせる奴なんてこの世界にはいませんよ。」

妹「まあね。で、あたしを誘拐した目的は?」

ジャック「誘拐とは人聞き悪いですよ・・・あそこに生物兵器が放たれました。」

妹「なんだよそれ?」

ジャック「魔法学と科学が生み出してしまった生きている破壊兵器です。」

妹「じゃあ何であたしだけを助け出したんだ?」


@ジャック「彼の妹だからですよ」
Aジャック「あなたは"希望"ですからね」
Bジャック「個人的にあなたに惚れたからですかね?」
Cジャック「その他(同レスで何か)」

>>826
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 21:15:50.07 ID:9/bk/iyso
ksk
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 21:16:24.41 ID:9/bk/iyso
ksk
825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 21:17:14.64 ID:9/bk/iyso
ksk
826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/03/27(火) 21:17:27.72 ID:SUCwU6ZJ0
気まぐれです
827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 21:23:42.74 ID:nXotWNqZ0
ジャック「気まぐれです。」

妹「気まぐれ?」

ジャック「ええ気まぐれです。」

妹「本当に?」

ジャック「どうですかね?」

妹「それよりさ」


@妹「兄きに会いたいんだけどな」
A妹「そのせーぶつへーきってのはどこくらい強いの?」

>>831
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 21:24:12.97 ID:9/bk/iyso
ksk
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 21:24:38.33 ID:9/bk/iyso
ksk
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 21:26:11.89 ID:9/bk/iyso
ksk
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 21:26:37.50 ID:9/bk/iyso
@
832 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 21:36:57.23 ID:nXotWNqZ0
妹「兄きに会いたいんだけどな」

ジャック「そう心配なさらずともすぐに会えますよ」

妹「本当か!?」ワクワク

@ジャック「何なら今から行きます?」
Aジャック「でも二日後まで待ってくださいね。」

>>836
833 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 21:37:37.49 ID:9/bk/iyso
ksk
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 21:38:04.37 ID:9/bk/iyso
ksk
835 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/27(火) 21:45:03.05 ID:yQ+GKoQAO
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 21:45:36.09 ID:9/bk/iyso
@
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 21:58:46.62 ID:nXotWNqZ0
ジャック「何なら今から行きます?」

妹「行く!行くぜ!」

ジャック「では行きましょうか」

妹「うん!」

ジャック「まぁ生物兵器は別働隊に任せておけばいいですしね。・・・まったく人使いが荒い人です。"俺を百人"なんて」

妹「?」

ジャック「さて行きますか、あなたの兄の下に」






これから安価で妹を登場させられます。その時ジャックが一緒かも任せます。

安価で明日(グラサンが言った祭りの日の前日)中に妹が登場しなかった場合はこちらで登場させます。
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 22:11:48.81 ID:nXotWNqZ0


勇者「結局今日は何の収穫もなかったな・・・」

盗賊「しょうがないだろ。こっちも何も得られなかったしな」

妖狐「わっちも今は変に動くべきじゃないと思うがの」

勇者「個人的にむかつくんだ!」

リリィ「気に入らない・・・」


ガチャ


扉が開き刀使いと銃士が入ってくる

@盾使いは一緒にいる
A盾使いも僧侶もいない

>>842
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 22:12:55.10 ID:9/bk/iyso
ksk
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 22:13:30.08 ID:9/bk/iyso
ksk
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 22:13:55.42 ID:9/bk/iyso
ksk
842 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 22:14:21.26 ID:9/bk/iyso
A
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/03/27(火) 22:14:26.48 ID:SUCwU6ZJ0
2
844 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 22:25:57.32 ID:nXotWNqZ0
銃士「ただいま・・・」

刀使い「・・・・・」


盾使いも僧侶もいなかった。

見つからなかったのか・・・


『・・・・・』


嫌な沈黙が流れる。

さすがの俺でもかける言葉が見つからない。


盗賊「なぁもう夜遅いし寝ないか?」


盗賊が空気も読まずに眠たそうに言う。

・・・いや、これが彼の気の使い方なのだろうか、確かに変に言葉をかけられるよりは言いように感じる。


@刀使い「うん、ありがと・・・」
A刀使い「いや、もうちょっと探しに行くよ」
B刀使い「その他(同レスで何か)」

>>848
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 22:26:21.12 ID:9/bk/iyso
ksk
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 22:26:48.61 ID:9/bk/iyso
ksk
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 22:35:54.07 ID:9/bk/iyso
ksk
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/03/27(火) 22:36:01.19 ID:SUCwU6ZJ0

嫌な予感がする
849 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 22:45:35.11 ID:nXotWNqZ0
刀使い「嫌な予感がする・・・ねぇ、ボク怖いんだよ。」

勇者「あぁ、俺も感じてる。」

刀使い「このままだと・・・このままだと」

@刀使い「僧侶が僧侶じゃなくなっちゃう」
A刀使い「僧侶が"人間"じゃなくなるっ」
B刀使い「分からないけど・・・」
C刀使い「その他(同スレで何か)」

>>853
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 22:46:13.56 ID:9/bk/iyso
ksk
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 22:46:37.10 ID:9/bk/iyso
ksk
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 22:47:26.99 ID:9/bk/iyso
ksk
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/03/27(火) 22:47:40.57 ID:SUCwU6ZJ0
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 23:00:57.08 ID:nXotWNqZ0
刀使い「僧侶が僧侶じゃなくなっちゃう」

『っ!?』

盗賊「おい!どういうことだよそれ」

魔法使い「それってやばいんじゃないのかい!?」

勇者「あぁ、やばい。でもあいつの足取りが掴めない以上どうしようもない。」

妖狐「なあ主よ、ここには追跡に関してはかなりの天才がそろっているじゃないかや」

勇者「俺の勘にお前の鼻に、リヴァーディウスの魔力センサー」

妖刀「刀を魔力を感じるだけの装置みたいに言うなにー!」

勇者「それに刀使いの"能力"か・・・」


妖刀はスルーだ


刀使い「どうしてかこの町は何も喋ってくれないんだよ。」


物や大地の記憶を覗く彼の能力のことだろう。


勇者「あの魔方陣のせいだな。さすがに俺の勘も場所までは特定できねえよ。」

銃士「やっぱり2日後を待つしかないのかよ・・・」ギリッ

@刀使い「悔しい・・・悔しいけど」
A刀使い「待って・・待ってられないよ」


>>858
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 23:01:26.45 ID:9/bk/iyso
ksk
856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 23:01:54.03 ID:9/bk/iyso
ksk
857 ::VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 23:06:45.32 ID:SUCwU6ZJ0
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/27(火) 23:06:45.46 ID:yQ+GKoQAO
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 23:15:25.48 ID:nXotWNqZ0
刀使い「待って・・待ってられないよ」バッ

盗賊「おいっ、外は危ねえぞ!!」


刀使いが涙を浮かべて再び外へ出てゆく。


@勇者「おい!ちょっと待て」
A勇者「そっとしといてやれ」
B銃士「私も!」

>>863
860 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 23:15:44.74 ID:9/bk/iyso
ksk
861 ::VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 23:16:27.64 ID:SUCwU6ZJ0
ksk
862 ::VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 23:17:22.40 ID:SUCwU6ZJ0
863 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 23:17:29.51 ID:9/bk/iyso
1
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 23:34:26.06 ID:nXotWNqZ0
勇者「おい!ちょっと待て」ガッ


夜闇に出て行こうとする刀使いの腕を掴む。


勇者「気持ちは分かる。俺も仲間が消えたら取り乱す。でも今は堪えるときだ。」

刀使い「何で!!?」

勇者「あいつは2日後と言った。ならそれまで体力の消耗は抑えるべきだ。夜はちゃんと寝て明日の朝探す。」

勇者「心配するな。中間を、俺たちを信じろ。絶対に探し出す。あの似合わないグラサンなんかの思い通りにさせてたまっか」

妖狐「良くぞ言った主よ!」

盗賊「その通りだ!グラサンを鮮血で真っ赤に染めてやれ」

魔法使い「まったくだよ!あんな人間のゴミはのゴミの日にでも出してしまえばいい!!」

リリィ「潰す・・・」

銃士「そうだよ!私も蜂の巣にしてやる!!」

刀使い「皆・・・」

刀使い「>>868
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 23:39:46.82 ID:SUCwU6ZJ0
ksk
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 23:40:01.27 ID:9/bk/iyso
ksk
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 23:40:21.41 ID:yQ+GKoQAO
そうだよね。今は落ち着かなきゃ
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 23:40:23.26 ID:SUCwU6ZJ0
そうだね…。僕も今度会ったらアカンベーするよ!
869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 23:47:57.82 ID:nXotWNqZ0
刀使い「そうだね…。僕も今度会ったらアカンベーするよ!」アハハ


お、ようやく明るくなったな


勇者「そうだ!!皆であのクソグラサンやろーに一泡も二泡も吹かせてやろーぜ!!!」


『おーーーーーーー!!!!!!』


こうして皆は一つとなった。

これなら二日後は大丈夫だな。


刀使い(絶対に・・・絶対に助け出すからね)




やばい、刀使いのキャラが最初と違いすぎる。どーしよこれwww
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 23:49:36.65 ID:9/bk/iyso
そもそも皆が皆声を合わせておーーーとか言うキャラじゃ無い気がする
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 23:51:15.31 ID:SUCwU6ZJ0
成長したってことで
872 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/27(火) 23:56:52.54 ID:nXotWNqZ0
その後、皆それぞれ宿屋の部屋で寝ることになったのだが


勇者「何でお前当たり前のように俺のベッドに潜り込んでんの?」

妖刀「>>876


>>870
いや、勇者、盗賊、魔法使い、銃士はやると思う。(自分の中のイメージ)
もしくは刀使いを明るくさせるためとか一致団結の意思を示すためとか
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 00:05:10.61 ID:DQo5OIXRo
ksk
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 00:06:14.01 ID:DQo5OIXRo
kk
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 00:06:19.12 ID:kTyyg3qX0
ksk
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 00:06:30.30 ID:DQo5OIXRo
Zzzz....
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 00:06:30.54 ID:gRbGH+fAO
一肌恋しくて
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 00:27:03.25 ID:34YdcDYS0
妖刀「Zzzz....」

勇者「起きてるだろ!そしてさりげなく抱きつくな!!」

妖刀「うにぃ、Zzzz....」

勇者「嘘付け!寝てて『Zzzz....』なんて口に出す奴がいるか!!」

妖刀「スー、スー」

勇者「くそっ、絶対起きているだろこいつ・・」


妖刀は
>>882
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 00:27:35.57 ID:DQo5OIXRo
ksk
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 00:28:02.48 ID:DQo5OIXRo
ksk
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 00:28:38.14 ID:DQo5OIXRo
ksk
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 00:28:52.70 ID:kTyyg3qX0
目は開けたが寝たまま
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 00:41:06.65 ID:34YdcDYS0
妖刀「」パチッ

勇者「お、目を醒まし・・・」

妖刀「Zzzz....」パッチリ

勇者「目を開けて尚更寝たふりすんな!舐めてんのか!!」

盗賊「勇者うるさい!!」


向こう側で寝ている盗賊に怒鳴られちった。


勇者「ちっ、しょうがないな・・・今日だけだぞ」

妖刀「うに〜」ダキッ

勇者「だから抱きつくなー」


隣の部屋

リリィ(なんだろうなんか胸騒ぎと言うか・・・なんかムカつく感じがする)
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 00:47:27.82 ID:34YdcDYS0
追憶、妖狐の記憶A(@は前スレ>>405)


幼き日、確かその日は桜が満開だったかの・・・


幼き妖狐「びゃっこ、白狐やどこにいるんじゃ?」

白狐「ここだよ、ここだよ妖狐ちゃん」


まるで妖精のようにクルクルと楽しそうに踊るように回ってふざけ合って遊んでいた獣人の男の子と獣耳尻尾の女の子

本当に輝くような日々だった。

桜の木の陰から現れた彼はまた輝くような笑顔で笑いかける。


妖狐「今までどこに行っていたんじゃ?」

白狐「僕ね、桜狐爺ちゃんに剣の使い方を教えてもらってたんだよ。」


桜狐とはいつも桜の下に座っている村でも有数の古株の爺さんで結構な物知りだった。昔は剣も手に取っていたという。


妖狐「剣?危ないじゃないかや?」

白狐「大丈夫だよ。これ木で作った危なくない剣だもん。」


本当は木刀でも殺傷能力はあるのだがそこは妖狐に心配かけないように黙っておくのであった。


白狐「見てよ。僕ね、奥義も覚えたんだよ」

妖狐「扇をかや?」

白狐「アハハ、違うよ奥義だよ。剣の技」

妖狐「すごい!ねえ、やってみせてよ!・・・やってみせてくりゃれ?」


一瞬遅れていつもの口調に直して言う。


白狐「いいよ。ちょっと下がっていてね?」

妖狐「うむ!」


剣を構える。風がざわめく


白狐「桜華、狂い桜!」


桜の木を敵に見立てて爺さんに教えてもらった技をうつ

木が激しく色々な方向に揺れて桜の花びらが舞う。


妖狐「すごいよ。かっこいいよ、わっちもやりたい」ワッサワッサ

白狐「アハハ、やっぱり妖狐ちゃんには無理だよ。」

妖狐「なんでじゃ!わっちもやりたいのじゃ」

白狐「その代わり妖狐ちゃんは魂現の魔法と幻術が凄いじゃん。僕はあまりできないんだよ」

妖狐「これかや?」


巨大な九尾の狐へと変身する。


白狐「そうそう、僕も変身!」


白狐も白い狐のお面をつけた人間の男に変身する。
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 00:50:32.88 ID:34YdcDYS0
妖狐「やっぱり白狐のその姿はかっこいいの」ワッサワッサ

白狐「妖狐ちゃんのその姿もかっこいいよ。僕大好き」

妖狐「わっちも主が大好きじゃ」

白狐「僕も妖狐ちゃんが大好きだよ」

妖狐「クスクス」

白狐「クスクス」


あはは、あっははははは


元の姿に戻って二人して地面に寝っ転がって顔を見合わせ、どちらからとも無く無邪気に笑う。逃げないように離れないように強く、強く、互いに手を握る。


妖狐「白狐や、わっちたちはいつまでも一緒じゃよな?」





白狐「無理だ」


淡白な声がする。時が止まる。楽しかった時が止まり、風化し、ただの思い出となる

白狐はいつの間にか狐のお面をつけた大人の人間の姿になっていた。
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 00:51:35.03 ID:34YdcDYS0
ガバッ

妖狐「白狐っ!!」


・・・


妖狐「・・・っ!!」


目が覚めた。見るとまだ夜中だった。

悪夢だ。ただの記憶で終わってくれればいいものの・・・最後のあれは記憶ではない。

何故、何故また夢を


妖狐「何でまた・・・あ奴の夢を・・何で・・・・・・・・・っ!?まさか」


一つだけ思い当たることがあった。


妖狐「幻影図書館展開!」


-全てのキツネ族の叡智という宝よ-

-我はその叡智の書庫の正当な守人也-

-今正当な継ぎ手の言葉によりいざ開かん叡智の扉-


ギイイィイィ


幻影によって作られ、妖狐の血筋に脈々と受け継がれる全ての叡智を幻影の書物によって保管されている図書館への扉が現れる。


妖狐「これではない!これでもない!これでも・・・これじゃ」


ようやく一冊の書物を見つける。大急ぎで目当ての項目を引く


妖狐「本当かや・・・。なんと、なんということじゃ・・・」

妖狐「わっちのせいじゃ・・・」


この後どうしようかと思案しながら"外"に出て扉を閉めながら考える。


妖狐が読んだ"本"、その開いていた項目に書かれたことを要約するとこうなる。



「長い間離れていた二匹のキツネ族、両方が再び出会うことを強く望みながら一定の距離まで近づいたとき、互いに思い出を夢に見ることだろう。」


あの夢が本当にこれが示す物だとすれば


妖狐「あ奴が・・・近くに来ておる」ゴクッ


恐れと緊張によって飲み込もうとした唾は飲み込めずに後味悪く残っていた。
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 00:54:34.06 ID:34YdcDYS0
ちょっと新しく出てきたあれこれの設定

本編で書ききれなかったし





科学(戦闘用機械工学)と魔法についての設定(主に科学についての説明)


この世界での科学は「魔法」「錬金術」に並ぶ三大学術(三大秘術)として数えれています。

魔法は資質(魔力)さえあれば簡単なものならば子供にだって使える簡単な秘術で

錬金術も資質と才能さえあれば簡単なものならば少し学べばできる中の中ぐらいの難しさ秘術なのに対し

科学は天才的な頭脳が必要となります。人類が長い間魔法に頼りそれ以外を学ぼうとしなかったための代償とも言えます。

その代償をも乗り越えるほどの「天に愛された才能」とさえ言える頭脳があって初めて科学を理解できる。

今は簡単に使うことのできる機械というものは殆んどどなく、銃や爆弾でさえ半分以上が魔法の賜物である。

つまりは使うことにさえ天才的な頭脳と才能が必要となる。(説明書の解読も難解)

ちなみに妹は五本の指に入る天才
888 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 00:56:04.90 ID:34YdcDYS0
けっこう遅くなったけど、狂人<<インセイン>>の設定


人間や魔物といった知的生命体の精神もしくは心の狂気に取り憑く精神寄生体

取り憑く対象は強い狂気を心に宿している者であり、殺意、殺人衝動、復讐心、深い悲しみ、人を殺めることに感じる快楽、等

取り憑くとまず誑かし狂気を強める。次に持て余すほどの力を与えて狂気を駆り立てる。

大抵はその時点で狂気と力に呑まれてしまう。そうなると徐々に自我を失い、狂気だけに従って動く機械のようになってしまう。

そして最後には完全に狂気に呑まれ、狂人そのものになってしまう。

その後は固体によって異なり、「羽化」と呼ばれる"進化"をして化け物になってどこかへ走り去ってしまうと言う事例もあればそのまま近くにいる人間に乗り移る事例も報告されている。

学者の間では動物と呼ぶべきか日々討論が繰り返されているがつい最近まで都市伝説や精神病の一部としてしか考えられていなかった。

ちなみに最近は脳に寄生する寄生虫の仕業ではと言う声も上がっている。
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 00:59:45.71 ID:34YdcDYS0
その次の日の朝

@勇者は妖刀関係でなんかある(内容も)
A特に無い。

>>903
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 01:00:16.61 ID:34YdcDYS0
間違えた>>894
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 01:00:20.74 ID:DQo5OIXRo
ksk
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 01:13:05.02 ID:34YdcDYS0
今日もありがとう!夢の国の使者が来たので寝ます。また今度
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 01:13:18.10 ID:DQo5OIXRo
ksk
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 01:13:49.87 ID:DQo5OIXRo
A
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 09:51:08.60 ID:34YdcDYS0
皆、おはよう

続きを始めよう
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 09:56:32.42 ID:34YdcDYS0
朝、昨日は特に何もなかった。妖刀も何もしなかったしその他も何も無かった。

まぁ平和は朝というわけで

?平和か?なんかやらなきゃいけないようなことがあったような

@刀使い「早く起きて!僧侶たちを探しに行かなきゃ」
A銃士「大変だ!刀使いがいない!!」
B妖狐「主よ。あの二人が見当たらないのじゃが」
Cその他(同レスで何か)

>>900
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 10:07:55.62 ID:34YdcDYS0
>>897

訂正

×まぁ平和は朝というわけで

○まぁ平和な朝というわけで
898 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 10:09:09.63 ID:34YdcDYS0
↑間違えた>>896
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 12:43:29.83 ID:DQo5OIXRo
ksk
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 12:44:05.76 ID:DQo5OIXRo
B
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 12:58:06.95 ID:34YdcDYS0
妖狐「主よ。あの二人が見当たらないのじゃが」

@勇者「まずいっ!!」
A勇者「もう行ったのか・・・」

>>903
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 12:58:54.58 ID:DQo5OIXRo
ksk
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 12:59:20.27 ID:DQo5OIXRo
@
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 13:38:33.38 ID:34YdcDYS0
勇者「まずいっ!!」

妖狐「何がじゃ?普通に探しに行っただけではないのかや?」

勇者「違う・・・あの二人は何かに喚ばれていた(よばれていた)。」

盗賊「えっ?何かって」

勇者「"何か"だ。俺はそれをあの二人に課せられている因果かと思っていた・・・油断した!!」


何が起こっているかわからずキョトンとしている皆を置いて狂ったように考えていたことを繋げて喚き立てる。


勇者「大いなる力か、あの魔方陣そのものか、喚んだのはどっちだっ。早く行かないと、捕まえないとっ!!」


頼む、俺の勘違いであってくれ


盗賊「お、おい勇者」

勇者「リヴァーディウス、あの二人の位置は掴めるか!!?」

妖刀「>>908
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 13:39:25.74 ID:DQo5OIXRo
ksk
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 13:39:52.25 ID:DQo5OIXRo
ksk
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 13:40:25.42 ID:DQo5OIXRo
ksk
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 13:41:06.62 ID:DQo5OIXRo
全く反応が無いにぇ
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 13:48:13.68 ID:34YdcDYS0
妖刀「全く反応が無いにぇ 」

勇者「やっぱりこの町にはあの大きな魔方陣のせいで魔力探知ができないようになっているのかっ」


後頼れるのは・・・


リリィ「私も・・・無理」

魔法使い「アタイの魔力探知もこのぶんじゃ無理だろうね」

盗賊「だな」

勇者「妖孤の鼻はどうだ?」

妖狐「>>913
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 13:53:18.12 ID:DQo5OIXRo
ksk
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 13:53:53.59 ID:DQo5OIXRo
ksk
912 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 13:54:19.86 ID:DQo5OIXRo
ksk
913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 13:54:45.85 ID:DQo5OIXRo
こっちも反応無しだがや
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 14:07:28.73 ID:34YdcDYS0
妖狐「こっちも反応無しじゃ」

勇者「・・・やっぱり物理的に探すしかないか」

リリィ「魔獣・・使う?」

勇者「いや、それだと人に迷惑がかかるからな・・・」

盗賊「普通に人海戦術か?」

勇者「そういうこと」


@ジャックに相談する
Aこの町の自警団に話してみる
Bその他(同レスで何か)

>>917
915 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 14:12:20.41 ID:DQo5OIXRo
ksk
916 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 15:26:00.89 ID:kTyyg3qX0
ksk
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 15:26:09.08 ID:gRbGH+fAO
戦士「俺、登場」
918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 15:46:01.32 ID:34YdcDYS0
戦士「俺、登場」


また出た!パラディンに転職した厄介者の元戦士、どこぞで戦死しときゃよかったものの・・・え、寒い?


皆『・・・はぁ』

戦士「なんじゃいそのため息は!!」


@勇者「お前さぁ・・・」
A勇者「ちょうどよかった」
B勇者「殺していいよね?答えは聞いてない」
Cその他(同レスで何か)

>>912
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 16:13:32.31 ID:34YdcDYS0
間違えた
>>922
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 16:28:28.10 ID:kTyyg3qX0
ksk
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 16:30:45.55 ID:gRbGH+fAO
加速
922 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 16:30:48.45 ID:kTyyg3qX0
まぁダメ元だな。2人の居場所分からない?
923 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/28(水) 16:57:32.63 ID:34YdcDYS0
勇者「まぁダメ元だな。2人の居場所分からない?」

戦士「わかるみょん!」ドヤッ


『なにー!?』


戦士「さあ来いや、あんにゃいするっぴ」

『・・・・・』


顔を見合わせる。


盗賊「おい、ついて行くのかあれ」

妖狐「あ奴じゃからの、本当がどうか怪しいんじゃないかや?」

勇者「いや、確かに怪しいけどな・・・」

魔法使い「でも何の手がかりも無い今どうしようもないんじゃないかい?」

勇者「ついて行ってみるか」


ということでついて行くと


@無事発見(ただし刀使いと銃士のみでその他の二人はいない)
Aジャックと勇者妹が
B魔物×2
Cその他(同レスで何か)

>>927
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 19:18:10.24 ID:DQo5OIXRo
ksk
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 20:46:11.49 ID:kTyyg3qX0
ksk
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 20:47:44.53 ID:kTyyg3qX0
ksk
927 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 20:47:46.46 ID:DQo5OIXRo
刀を使う魔物と銃を使う魔物
928 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/29(木) 06:29:21.87 ID:vUlQfUgF0
勇者「本当にあの二人いるんだろうな・・・」

盗賊「って言うかお前が言っているあの二人って誰だ?」


そういえばそれ聞いてなかったな。盗賊が戦士に向かって問う


戦士「名前は聞いてないわよ。とりあえず人間二人ッぴ」


相変わらずカオスな喋りかただなぁ。


勇者「ちなみにその二人って背の低い男女か?男のほうは刀を持っていて女のほうは銃を持っているんだが」

戦士「うん、そういえばそうだったにぇ。剣と銃を持ってったっちゃ」

魔法使い「お、本当に発見かねえ」


戦士「お〜い、連れて来ためー」


「そうかごくろう」

「ごくろーさん」


勇者たち『・・・・・』

勇者「戦士ぃ、どういうことだこれ・・・」

戦士「うにゃ?おれっちは連れてきてとこの人間のお二人に頼まれただけだにゅ」

勇者「どこをどー見たら人間の男女に見えるんだ。このアホー!!!」

戦士「ぎょぎょー、人間じゃないのー?」


戦士が思いっきりのオーバーリアクションを取る。こいつの場合このオーバーリアクションが素なのかどうか分からないから厄介だ。


盗賊「いや、頼まれたときは人間姿に変身していただけ・・・とか」

魔物1「最初からこの姿だ」

魔物2「この姿だよ」

勇者「アホか!アホか!!アホかー!!」

戦士「だってどこから見たって立派は人間じゃろうが」

魔物1「これって人間っぽいのか?」

魔物2「ぽいの?」


戦士以外『全然』
929 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/29(木) 06:30:09.45 ID:vUlQfUgF0
ちなみに魔物1は蝙蝠の羽とねじれた角、それに先っぽで三つに分かれた骨みたいな尻尾の付いた黒い鎧の魔物だ。確か「悪夢の鎧」って言う種族だったかな

もう一方の魔物は骸骨の体に暗い鼠色のぼろいローブ、フードを深くかぶっていて歩いているのではなく浮いている。

両の手に魔物用の銃を持っており全身から黒い気が放たれている死神のような魔物。確かこっちは「死神ガンマン」

まあ結論として


勇者「どっからどう見ても魔物だろうが!!!お前目医者行って来い」

戦士「ウェ!?」

悪夢の鎧「てっきり勇者たちに恨みでもあって協力したものだと・・・」

死神ガンマン「ものだと!」

勇者「やっぱりこいつロクなことしねぇ」

リリィ「こんなの・・信じるから」

悪夢の鎧「ええいっ、そんなことどうでもいいわ!!」

死神ガンマン「どうでもいいわ!」


痺れを切らしたのか魔物たちが武器を構える。


@勇者「戦士!責任とって倒せ」
A勇者「行くぞリリィ」
B盗賊「勇者、ここは俺と魔法使いに任せてくれ」
C妖狐「メンドクサイからわっちがやっちゃっていいかや?」
Dその他(同レスで何か)

>>935
930 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/29(木) 07:46:35.08 ID:vUlQfUgF0
魔界にて


ジャック「あれ、こいつはおもしろいですね。」


なんてこった。こいつら偽者じゃないですか

肉の塊になったはずの魔物二匹が中央から黒くなり始め、まるで影絵のような色にまでなる。

立体が平べったくなり、そのまま地面に解けて消えてしまった。


ジャック「"影"ですか。ま、こんなものを魔法を使わずに作れる魔物は限られますね。」


"影"とはとある魔法によって作られるクローンのようなもので、質量重量気配匂い全てを完全に再現するため本物と見分けることはできない。

魔法の気配すらしなかったから多分作り出した奴はもともとの能力として持っていた魔物に違いない。


ジャック「だとすれば気づかれましたかね。退散するとしますか」


あ、一つ忘れていた。


ジャック「こいつは魔王への置き土産とします・・・」ヒュ


ナイフを投げて円を作る。幸いここは"中心"だ。


ジャック「異空間にもこの術は届きます。せいぜい頑張ってくださいよ魔王」ククク


俺のためにもね
931 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/29(木) 08:00:58.45 ID:vUlQfUgF0
>>928
訂正

×戦士「だってどこから見たって立派は人間じゃろうが」

○戦士「だってどこから見たって立派な人間じゃろうが」
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/29(木) 12:28:30.08 ID:xhtca7PMo
ksk
933 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) :2012/03/29(木) 22:18:03.58 ID:txDJt57b0
ksk
934 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/29(木) 22:21:09.48 ID:QZsXX+uAO
戦士が何故かそいつ等を庇う
935 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/29(木) 22:21:10.59 ID:txDJt57b0
盗賊がヤムチャの如く名乗りをあげる
936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/29(木) 23:27:51.39 ID:vUlQfUgF0
盗賊「勇者、ここは俺に任せろ」

勇者「盗賊!?お前一人でやる気か、お前じゃ無理だ!!」


そういうと盗賊はこっちを向いてニッ、と笑った。気持ち悪いぐらいさわやかな笑いだ。


盗賊「>>940


気付くのが遅くてすまん。しかし明日用事があるためもう寝なきゃいけないんだ。
937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/29(木) 23:29:06.61 ID:xhtca7PMo
ksk
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/29(木) 23:29:34.82 ID:xhtca7PMo
ksk
939 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/29(木) 23:31:23.52 ID:xhtca7PMo
ksk
940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/29(木) 23:31:54.00 ID:xhtca7PMo
この種の魔物は何度か相手にした事があってな、手っ取り早く片付けられる自信があるんだよ
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/30(金) 07:14:21.02 ID:WcSNdwvs0
盗賊「この種の魔物は何度か相手にした事があってな、手っ取り早く片付けられる自信があるんだよ 」


盗賊がジャマダハルを構えて言う。その目はすでに狩人のそれに



悪夢の鎧「ニ対一で勝てるというのか?中間に助けてもらったほうが懸命だぞ」

死神ガンマン「懸命だぞ!」

盗賊「へ、ちょうどいいハンデだ」

悪夢の鎧「ほほお、言ったな?」

死神ガンマン「言ったな!」

盗賊「こいよ、ここは俺の一人舞台だ」


コンマ以下の数字で

00〜24ボロ負け
25〜49接戦の後に負ける
50〜74接線の後に勝利を収める
75〜99圧勝

ただし49以下のぞろ目の場合はジャックが助けに来て勝つ


>>945


今日は午後七時ぐらいまで用事があってこれないので
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/30(金) 12:47:28.35 ID:rPOaDRmAo
ksk
943 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/30(金) 17:51:22.61 ID:qerFuTxE0
ksk
944 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/30(金) 17:52:43.05 ID:qerFuTxE0
ksk
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/03/30(金) 17:52:57.57 ID:3bWbKaxAO
加速
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/30(金) 17:54:22.30 ID:3bWbKaxAO
加速
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/30(金) 20:59:17.08 ID:WcSNdwvs0
こんな時間になってしまったすまん。ところで今日は何時ごろまで書いてほしいですか?


続きを始める
948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/30(金) 21:09:26.89 ID:WcSNdwvs0
盗賊「こいよ、ここは俺の一人舞台だ」
949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/30(金) 22:18:02.97 ID:WcSNdwvs0
悪夢の鎧「負け舞台の間違いじゃないのか。」

死神ガンマン「じゃないのか!」

盗賊「御託はいいから来いよ。」チョイチョイ


指を揺らして挑発する。


.     ダンス・マカブル
悪夢の鎧「ほざけ!覚悟はいいんだな!?さあ踊れよ、舞えよ。死の踊りをよ」

死神ガンマン「よ!」


悪夢の鎧が重そうな体に似合わず素早く剣を振るう。

もちろん体を捻って避ける。


盗賊「当たらねえよ」

悪夢の鎧「ほぉ?どうかな?」

死神ガンマン「どうかな!」バン、バン、バン

盗賊「なっ!?」


盗賊「ぐっ、ああぁぁあああっ」


腹と太ももに着弾する。


盗賊(コンビネーション!?たちが悪いな)


悪夢の鎧「どうした!?一対二で十分じゃなかったのか!?」

死神ガンマン「なかったのか!」


悪夢の鎧が火炎切りを放つ避けると死神ガンマンの銃弾が


盗賊「くっ」


ぎりぎり避けるがさらに銃弾が降り注いだ。


勇者「踊りだ・・・」


そう、銃弾と剣戟を避けるそれは正に、死を捧げる踊り


盗賊「くそっ」


盗賊は唐突に銃弾の雨の中を当たるのを気にせず走った。

その前方にいるのは死神ガンマン


盗賊「厄介なのは遠距離がただ!!」

悪夢の鎧「はっ、そいつの銃に飛び込むとは死に急ぐようなものだ。」

死神ガンマン「ものだ!」


死神ガンマンがその二丁拳銃を構える。

盗賊(俺なら出来る。相手のちょっとした動きを読め、銃弾が飛んでくるタイミングを見極めろ!)
950 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/30(金) 22:24:14.33 ID:WcSNdwvs0
.     ダンス・マカブル
悪夢の鎧「ほざけ!覚悟はいいんだな!?さあ踊れよ、舞えよ。死の踊りをよ」


ずれるなぁ

.                            ダンス・マカブル
悪夢の鎧「ほざけ!覚悟はいいんだな!?さあ踊れよ、舞えよ。死の踊りをよ」
951 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/03/30(金) 22:25:00.64 ID:WcSNdwvs0
無理か・・・
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2012/03/30(金) 23:49:33.36 ID:WcSNdwvs0
盗賊(信じろ!!俺を、俺の潜在能力を)


「汝、半身を求めるか」


声がした。潜在能力を引き出そうと瞑想したそのときだ。頭に響くような声がした


盗賊(・・・何だお前は)


「答えは既に汝の内に」


そうか、お前か


「答えよ。その口から紡げ、我の名を、汝の名を、汝の半身の名を」


盗賊「我は世界を救う救世主<<メシア>>、その名も気高き」


昔何千回と唱えた忌まわしき呪文を唱え、思い出すもおぞましい記憶の蓋を開けて"あれ"を呼び出す。


勇者「何かが・・来るっ」

魔法使い「えっ?・・・言われれば確かになんか変な気配がするねぇ」

妖刀「うに、魔力に似ているけどちょっと違うにぇ」

勇者「お前らも一度体験しているはずだ・・・これは」


魔力と悪意、いや全ての感情が混ぜこぜになったような気配、そう


勇者「混沌魔術の気配だ!」


盗賊「"我ら"、メサイア也!」
953 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2012/03/31(土) 01:01:22.61 ID:eRxEr28g0
悪夢の鎧「な、なんだこいつ」

死神ガンマン「こいつ!」

悪夢の鎧「まさか、魔物とのハーフか」

死神ガンマン「ハーフか!」

盗賊「・・・・・違う。俺は俺だ。一応人間な」フッ


不適に笑う。ヒーローは敵を前にしてそうするもんだ。たとえそのヒーローが混沌の使者でもな


悪夢の鎧「撃てえ!」

死神ガンマン「撃つ!」バンバンバン


頭の中が真っ白、いや、真っ黒になる。違う、色々混じって良く分からなくなる

怒り?恐怖?維持?プライド?生きることへの執着?全部混じっていた。


それは混沌


そしてその中から囁く声が


「永劫なる刻の檻より我は時を越えて、我が半身の危機のため窮極の深淵から舞い戻った。」


意識の混濁が混沌へと変わっていく。

その中から昔封印したもう一人の自分が顔を出す。

見える。視える。指の動き、筋肉の動き、銃弾のタイミング


盗賊「遅い」


来るタイミングさえ分かればどうと言うわけでもない。簡単に避けられる。


悪夢の鎧「ば、バケモノ・・・」

盗賊「魔物に言われちゃおしまいだな。」


「我は化け物とは似て非なるものなり、魂より生まれし混沌の獣、救世主メサイア也」


右腕がうねり、狼の頭が現れる、いや、手首から先がそのものになっていた。喋っていたもう一つのはその狼だった。


勇者「あれは!?盗賊の厨ニ属性!!」

魔法使い「あの最終手段の最強技かい!?」

妖狐「おぬしら最早ただの解説役になっておるぞ」
954 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2012/03/31(土) 01:18:24.96 ID:eRxEr28g0
死神ガンマン「撃つ!撃つ!撃つ!撃つ!撃つ!撃つ!撃つ!撃つ!撃つ!撃つ!」バンバンバンバンバンバンバン

悪夢の鎧「!?落ち着け、暴走するな」


死神ガンマンがこちらに向けて乱射してきた。


盗賊「メサイア」

メサイア「我、汝よりの命(めい)で動く」


メサイアが口を大きく開ける。不思議なことに銃弾が全て吸い込まれるように呑まれてゆく

そして形状が変化する。口が前に大きく出て、その中から大きな刃が出てくる。

元々装備していたジャマダハルと融合したかのような形状になった。


盗賊「混沌ノ剣、ジャマダハルinメサイア」


盗賊&メサイア『まずは貴様からだ覚悟はいいな、召されろ』


走る。尚も敵は撃ってくる。ウザったい無駄なことを


避ける。避けられないものは"飲まれる"それだけだ


悪夢の鎧「貴様!!」


悪夢の鎧が剣を持って突っ込んでくる。


盗賊「邪魔、召されろ」


グサ


悪夢の鎧「な、」


容易に鎧を貫いた。


メサイア「一つの迷える子羊は神の下えと召された。」


死んだ魔物がメサイアに吸い込まれてゆく。


盗賊「次に召されるのは・・・」

死神ガンマン「ひっ・・・」


@死神ガンマンは逃げ出した。
A死神ガンマンはその場で銃をところかまわず乱射した。


>>958
955 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/31(土) 01:19:25.61 ID:CtHOuEJKo
ksk
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/31(土) 01:19:52.83 ID:CtHOuEJKo
ksk
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/31(土) 01:40:26.23 ID:eRxEr28g0
寝ます。おやすみなさい。
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/31(土) 01:40:47.30 ID:CtHOuEJKo
@
959 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/07(土) 00:13:26.80 ID:KayyQ61/0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1333722957/
↑次スレ
このスレもあと少しだけど

続きを始める
960 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/07(土) 00:22:39.88 ID:KayyQ61/0
死神ガンマンは逃げ出した。


盗賊「逃げ出すな。諦めろ。そして召されろ」

死神ガンマン「くそっ、魔界へ空間転移!!」


声が上ずっている。よほど怖いのだろう。


盗賊「・・・・・・召されろ」


盗賊、もしくはメサイアがこちらを向く。


盗賊「召されろ。」


拳の狼が吼える。


勇者「妖刀!」

妖刀「うに!」


カキィイイイン


盗賊が飛び掛ってきた。


勇者「くそっ、標的を見失って暴走でもしているのか!?」


>>962
961 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 00:32:53.75 ID:S9PGfLuTo
小足見てから昇竜余裕でした
962 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 00:34:58.79 ID:/nw+JUduo
怪物と化した刀使いと銃士も襲ってくる
963 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/07(土) 01:19:55.65 ID:KayyQ61/0
勇者「くそっ、リヴァーディウス!!」

妖刀「に、」


カキィイイィン

妖刀をなぎ払い、盗賊を払う。


勇者「居合い、一閃切り!!」


一瞬にて間合いを詰め、切りつける!


盗賊「破壊の申し子よ。我が粛清の手により召されよ!!」


盗賊の腕についたメサイアが剣を防ぐ


勇者「何言ってやがんだこの厨二病」

魔法使い「昔の盗賊はそんなもんだったからねえ」

勇者「どうでもいいから手伝え。」

魔法使い「手伝う必要ないっしょ」

妖狐「おぬし一人で十分じゃ、ほれ何とかして見せよ」

勇者「ふっざけんな!」カキイン


再び剣を払う、詰める。頭に剣をおろす。


盗賊「諦めろ」


メサイアから伸びた鉄の触手が白羽取りでもするかのように剣を捕まえる。


勇者「リヴァーディウス!」

妖刀「あたしに触ると怪我するにぇ!」


妖刀の先端が延び、変形し、その触手を切り落とす。

盗賊「召されろ」

勇者「うっせー眠ってろ!」

ガッ
膝を腹に入れる。

リリィ「何か・・・来る。」

盗賊をおとなしくさせたら次は向こうから何かがやってきた。

それは魔物より怪物的な2つの何かだった。

言葉には形容しがたい名状し難い何か

まるで人間の出来損ないのような・・・むしろ生き物自体を冒涜しているかのような何か

その2体手には刀と銃がそれぞれ握られていた。

魔法使い「魔物!?」

リリィ「・・・」

違う!あれは、持っている武器と直感が告げる。

勇者「刀使いと銃士だ!」


>>965
964 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 01:45:46.55 ID:/nw+JUduo
ksk
965 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 01:47:04.06 ID:/nw+JUduo
盗賊が正気に戻らないまま起き上がり、三つ巴に
966 :化け狐っ娘 [sage]:2012/04/07(土) 02:05:20.26 ID:KayyQ61/0
すまん、寝る。明日は来る。起きれれば11時〜13時ごろ
967 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) [sage]:2012/04/07(土) 04:02:11.46 ID:sDBjcS+So
長ったらしい
968 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/07(土) 11:51:07.99 ID:KayyQ61/0
続きを始める!
969 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/07(土) 12:33:33.16 ID:KayyQ61/0
刀使い?「ーっ」


刀使い(多分)が声にならない雄たけびを上げて剣を振りかぶる


妖刀「任せるに!」カキィイイン

勇者「ぐっ」


刀使いの剣を妖刀で防ぐが重い、自分より背が低いというのに


銃士?「オオォオ」


銃士(多分)が撃ってくる。


勇者「避けれるか?」

妖刀「当たり前だにぇ」


刀使いを力で跳ね飛ばし、急いで体を引く


勇者「ウオッ」


あっぶねー、ちょっと掠った。


勇者「お前ら、バックアップ頼むぞ」


後ろを振り向く


妖狐「その必要は無さそうじゃ」

勇者「?、あ!」

戦士「召されろ召されろ召されろ召サレロ召サレロ召サレロ、メサレロオオオオオオ」


戦士が完璧に暴走している。


妖刀「後ろに引くに!!」

勇者「ああ」タタ


後ろに引く、戦士がバケモノとなった二人を敵と認識する。


@混沌耐性カンストの戦士が何とかしてくれる
A眠りの魔女が出てくる。
Bジャック登場
Cその他(同レスで何か)

>>971
970 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/07(土) 12:40:35.34 ID:KayyQ61/0
間違えた。安価のところ意外は「戦士」じゃなくて「盗賊」だ!!

寝ボケてんのかな・・・
971 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 12:44:27.12 ID:/nw+JUduo
ジャックの分身総動員
972 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/07(土) 13:32:17.83 ID:KayyQ61/0
銃士が銃を乱射し、盗賊が避ける。

ってこっち向いてないかあの銃


勇者「皆!伏せろ」


だが、もう遅い・・


ジャック「ギリギリですね、大丈夫ですか?」


目の前にへらへらした男が10人ほど

地面にナイフが刺さっていて結界の壁を作っていた。


勇者「またお前らかよ」

ジャック「命の恩人に対してずいぶんな言い方ですね。そんなに俺のこと嫌いですか?」

勇者「ああ、嫌いだ。胡散くせえ」

ジャック「どーでもいいです。さて」


@ジャック「あの二人・・・」
Aジャック「ここは・・・」
Bジャック「残念ですが・・・」

>>974
973 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 13:40:54.23 ID:/nw+JUduo
ksk
974 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 13:41:19.96 ID:/nw+JUduo
B
975 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/07(土) 14:00:42.56 ID:KayyQ61/0
ジャック「残念ですが・・・」フッ


チャキ


ジャック「そこの三人は封印させてもらいます。」


ジャックが手を振ると手品のように大量のナイフが現れたかのように握られていた。


勇者「封印!?」

ジャック「えぇ、三人とも危険分子です。もちろんあいつを倒したら解いてあげますよ。」


ジャックの手に握られているナイフはどれも魔術術式が組み込まれていた。


勇者「>>977
976 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 14:25:15.08 ID:ZVUX4iwN0
ksk
977 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 14:25:48.88 ID:ZVUX4iwN0
……本当だろうな?
978 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/07(土) 14:45:35.50 ID:KayyQ61/0
勇者「……本当だろうな?」

ジャック「俺がうそつきに見えますかね?」

勇者「…」

ジャック「まぁ、いいでしょう。では封印に移りましょう」


@魔法使い「待って」
A勇者「お前は・・・」

>>980
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 15:08:47.86 ID:ZVUX4iwN0
ksk
980 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 15:09:19.75 ID:ZVUX4iwN0
981 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/07(土) 21:13:50.88 ID:KayyQ61/0
魔法使い「待って」

ジャック「どうしました?」

魔法使い「・・・盗賊はちょっとの間暴走しているだけですぐに解けるはず」

ジャック「だから封印はするなと?そういうことですか」

勇者「・・・そうだな、俺からも頼む」

ジャック「・・・いいですよ。では結界を解きますね・・・」


>>983
982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 21:14:08.88 ID:/nw+JUduo
ksk
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 21:15:17.52 ID:/nw+JUduo
封印前の最後の抵抗でジャックが全滅
984 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/07(土) 21:19:11.47 ID:KayyQ61/0
>>983
結局盗賊は封印されないことになったけど、その最後の抵抗は刀使いと銃士からされたものという解釈でおk?
985 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 21:20:19.22 ID:/nw+JUduo
おk
986 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/07(土) 22:53:13.66 ID:KayyQ61/0
ジャックが地面のナイフを抜く、盗賊の周りの結界だけが外れる。


盗賊「・・・酷い、俺は魔物を倒した英雄じゃないか」

リリィ「いっぺん、死んでみる?」ゴゴゴゴゴ

盗賊「ごめんなさい。結局何があったんだよ」

勇者「お前が暴走したんだよ。死ねばいいのに」

盗賊「オ、オボエテネーシ」

魔法使い「・・・・・究極炎呪文」ゴゴゴゴゴゴ

ジャック「落ち着いてくださいよ。彼が覚えていないのはしょうがないことじゃないですか。こう見えても彼テンパってますし」

盗賊「て、テンパってネーシ」

『・・・・・・・』


ジャック「さて、封印しますか・・・おっと」

銃士「ーっ」ダダダダダ


銃士が乱射する。


ジャック「あっちゃー・・・封印だけは」


バタバタバタバタバタバタ


封印だけは何とか完了するがジャックたちが打たれて死ぬ


勇者「どうすんだよ。」

リリィ「死体は私が・・・」


魔獣が召喚され、死体を処理(食)する。

ジャックは一人残らず消えた(喰われた)が結界は消えなかった。

大方本体は別の場所にいるんだろう。本当に抜け目の無い胡散臭い奴だな

@勇者(まぁ、どうせすぐに代わりが来るだろうな)
A勇者(まぁ、これ以上ややこしくならなくなっただけましか)
B勇者(その他同レスで何か)

>>988
987 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 22:54:41.14 ID:/nw+JUduo
ksk
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/04/07(土) 22:57:59.05 ID:atPdzeTyo
1
989 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/07(土) 23:45:28.84 ID:KayyQ61/0
勇者(まぁ、どうせすぐに代わりが来るだろうな)

ジャック「とか考えているんでしょうね。当たりですよ」

勇者「心読まれた!?何でお前ら皆心読むんだ!!」

リリィ(だって・・・顔に出てるし)

盗賊「っていうか何でいるんだよ」←ようやく冷静になった

ジャック「私が死んでも代わりはいるもの」キリッ

勇者「お前何人目だよ」

ジャック「多分私は33人目だから・・・」

勇者「>>990
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 23:47:35.51 ID:/nw+JUduo
……本当はもっと死んでるだろ
991 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/08(日) 00:51:13.30 ID:sdRY7Naq0
勇者「……本当はもっと死んでるだろ」

ジャック「すいませんね。3333333333333333人ぐらいです」

勇者「桁違い!?段違い!?どんな間違い!?」

盗賊「でもそんぐらいの要領で切り捨てていそうだよな。自分の分身平気で使い捨てしてそうだ」

ジャック「そうですね。情報漏洩を防ぐためにその場で無駄に死ぬこともザラです。」

勇者「じゃあここで今すぐ死ね」

ジャック「嫌です。痛いのは嫌いでしてね。それとも戦いますか?戦って死ぬならいいですよ。殺されてもいいならですが」チャキ


両手に無数のナイフを握る


勇者「やめとく勝てる気がしない」

ジャック「懸命ですね。まぁどの道ここで全ての手を見せる気もありませんし」


また手を振るとナイフが消える。


リリィ「曲芸・・・もっと見たい」

ジャック「見ますか?お嬢さん、危ないんでちょっと離れていてくださいよ。」


---------------------------------------------------------------------------


リリィ「♪」

ジャック「どうでした?なかなかの腕でしょう?」

勇者「もうお前殺し屋やめて曲芸師でも目指したら?」

ジャック「俺は魅せて殺すスパイが一番似合ってるんですよ。」

盗賊「スパイって言ったら往々にして暗殺だろが。なのに魅せてどうする」

ジャック「なんと!?俺は無駄なことをしていたのか!?」

妖狐「阿呆じゃな」

ジャック「ま、結局はただの趣味ですがね・・・どちらも」

勇者「殺しさえ趣味とか・・・」

ジャック「殺し屋の血筋ですからね」クックック


ジャックは黒い笑みを湛えて笑った。


勇者「怖えよ。ってかお前の本体はいったいどこにいるんだよ。」

ジャック「とある王国の実験室ですかね。多分」

勇者「多分かよ。」

ジャック「・・・おや?」


@妹「兄きー」パタパタ
Aジャック「何ですかね。ありゃあ」
Bその他(同レスで何か)

>>993
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/08(日) 00:52:43.42 ID:DguKrrzyo
ksk
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/08(日) 00:53:20.58 ID:DguKrrzyo
ジャック「」バタリ
994 :化け狐っ娘 [saga]:2012/04/08(日) 01:26:05.92 ID:sdRY7Naq0
ジャック「」バタリ


ジャックがその場でぶっ倒れた。


勇者「なに寝てんだよ・・・って」

妖狐「死んでおる」


また死んだ!!


盗賊「こいつ呪いでもかけられてんのか?」ツンツン

魔法使い「突っつくんじゃないよ」


うん、確かに死んでるけどまたすぐに出てくるんだろうな。


「兄きーひっさしぶりー」


@勇者(聞いたことのある声が・・・)
A勇者「この声・・・」
B勇者「げっ・・・」

>>997


続きは次スレにて
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/08(日) 01:26:47.10 ID:DguKrrzyo
ksk
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/08(日) 01:27:42.13 ID:DguKrrzyo
ksk
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/08(日) 01:28:26.97 ID:DguKrrzyo
B
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/08(日) 14:32:44.79 ID:yp/e24jd0
うめ
999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/08(日) 14:34:46.85 ID:gGh7ra0AO
うめ
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/08(日) 14:34:49.20 ID:yp/e24jd0
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