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村長「おおっ!!…遂に伝説の剣を抜くものが!」勇者「こんなのいるかあああああ!!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/28(火) 21:58:26.23 ID:rYsBYHcq0
村長「えっ?」

勇者「俺の武器はこの鍛え抜いた身体ひとつだぜ!」

村長「だが…この剣なしでは魔王は倒せんぞ!」

勇者「そんな事誰が決めた!やってみねぇとわっかんねぇだろうが!」

村長「いや歴代の勇者たちがやってきたことなんだが…」

勇者「大体俺ぁ今までだってこの武器防具なしのタイマン勝負でやってきてんだ

   できねぇ道理なんざあるか!」

村長「っ!!」

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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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さくらみこ「インターネッツのピクルス百科辞典で」大空スバル「ピクシブだろ」 @ 2024/04/13(土) 20:47:58.38 ID:5L1jDbEvo
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暇人の集い @ 2024/04/12(金) 14:35:10.76 ID:lRf80QOL0
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ミカオだよ。 @ 2024/04/11(木) 20:08:45.26 ID:E3f+23FY0
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アルミン「どうやら僕達は遭難したらしい」ミカサ「そうなんだ」 @ 2024/04/10(水) 07:39:32.62 ID:Xq6cGJEyO
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/28(火) 22:16:48.45 ID:rYsBYHcq0
村長「お主っ!それは本当か!」

勇者「ああ、俺は嘘はつかねぇ主義だ」

村長「貴様正気か!、一人旅で武器防具なしの勇者なんぞ前代未聞じゃ!」

勇者「そうか、じゃあ!俺が伝説の始まりだな!」

勇者「とにかくだ、俺はこのスタイルを貫くし伝説の剣もいらねぇ
   
   俺にはもう伝説になるであろう『拳』がすでにあっからな!

   かる〜く世界、救ってやっから、伝説を語る準備でもして待っててくれ!、じゃあな!」

そう言い残し火のついたエンジンのように飛び出していく勇者

村長「阿呆じゃ…今代の勇者はとてつもないど阿呆じゃ……もう世界はおしまいじゃぁ……」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/02/28(火) 22:21:16.99 ID:ItsnZWA50
面白そうなの発見!!
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2012/02/28(火) 22:29:01.33 ID:IEa4Pgv60
ふむ 愛されるバカ勇者だな
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/28(火) 23:18:46.07 ID:rYsBYHcq0
村を出て次の村へと向かうために森を進んでいく

勇者「それにしてもどいつもこいつも、やたらと伝説やら仲間やらにこだわるよな…

伝説の兜があった洞窟では、兜の番を先代に任されたとかいうドラゴンボコったら、貴様に兜を授けよう

とかいいやがるから、断ったらわりかし本気モードで第二回戦仕掛けてきやがるし、エルフの世界では

チビ王女に貴様は仲間も作れないコミュ障勇者なんだな、とか言われるし、

挙句の果てに伝説のすね当てがおいてあった国の王女にいたっては、待遇良く接してくれていたのに

伝説装備に興味ないとわかった瞬間、出て行け、二度と来るな、一人寂しく野垂れ[ピーーー]糞勇者とか言い放つし

もっと勇者に優しくしてくれてもいいよな」


そんなことを言ってる勇者に、一見虎に見えるがありえないほど長い2本の牙と

そそり立つツノを持つ魔物が突然、背後から襲いかかった

長い牙がが勇者に突き刺さるそうになる瞬間


素早く前にかがみ同時に右足を振り上げ魔物の顎にヒットさせる

ドォンという鈍い音とともに衝撃で牙が折れ、気絶した



勇者「パンサーか…折れた牙は高く売れたはずだ…さっきの独り言の続きになっちまうが、一人でもこんだけやれんだから

十分だと思うんだがなー」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/28(火) 23:21:40.11 ID:rYsBYHcq0
疲れた…

今度はちゃんと書き溜めて書きこもうと思う
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 23:33:01.23 ID:+EmAPPM60
乙!期待してるぜ!
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/29(水) 09:23:22.43 ID:dEWfjph+o
愛されるべきバカ
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/29(水) 16:25:09.34 ID:FVn9JrBIO
     ...| ̄ ̄ | < 続きはまだかね?
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10 :◇rYsBYHcq0 :2012/03/01(木) 00:00:39.82 ID:Fe48C3kU0
―兜の洞窟の奥深く―


ドラゴン「あの勇sy…愚か者はそろそろ死んでくれただろうか」

そう言って伝説の兜が祀ってある祠に視線を落とす

ドラゴン「ああ…思い出したらかなりむかついてきた……あんな屈辱生まれて初めてだった」

―回想−

勇者「よぉ…てめぇさんがここのボスか?」

ドラゴン「いかにも、私が先代より仕るこの兜の番人だ」

勇者「番『人』ではねぇだろ」

ドラゴン「………と、とにかく貴様にこの兜がふさわしいか試練を与えてやろう

さあ貴様の仲間との連携、装備の熟練度など貴様の実力を示してみせろ」
11 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c :2012/03/01(木) 00:02:33.78 ID:Fe48C3kU0
ドラゴン「というか……ま、ま、まさかとは思うが、貴様一人ということはないよな?」

勇者「えっ!一人じゃダメなのか!?」

ドラゴン「一人なのかよ!!お、おい、そういえば装備はどうした!?」

勇者「何慌ててんだ、まるで装備がなくなったみたいな言い方だぞ」

ドラゴン「い、いやてっきり装備をつけていないからなくしたんではないかと思ったんだが……」

勇者「装備品失くすバカはいねぇだろ…ハナっから持ってねぇだけだ!」

ドラゴン「そっ、そうかそれなら仕方ない……ってんな訳あるかああああああああー!!」

勇者「あれ重いし、動きまわって肉弾戦する俺に向かねぇんだよ

それよりもう始めようぜ!俺、ドラゴンと戦るの初めてなんだよ

小さい頃、本で見たときにどうやって素手で倒すか考えてて、

それが実践できると思うと嬉しくてしかたねぇぜ!」
12 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c :2012/03/01(木) 00:04:24.92 ID:Fe48C3kU0
ドラゴン「くっ!…一人でしかも装備なしで挑んでくるとは竜族もなめられたものだなあああああ!後悔しても知らんぞおおおおお!」

ドラゴンは数百メートルある天井ぎりぎりまで飛び上がり、炎の玉をはきだす。

勇者「おらぁぁぁ!」

それを手刀で叩ききり、間から飛び出してくる勇者

ドラゴンは思わず目を見開き驚いた

鋼すら溶かす炎の玉が手刀で割られてしまったのだ、これが驚かずにいられるだろうか

飛び出してきたのと同時にドラゴンめがけて跳躍するそして

勇者「これでもくらいやがれええええ!」

掛け声と共に、驚愕で動きの遅れたドラゴンに渾身の右ストレートをぶっ放す
13 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c :2012/03/01(木) 00:06:06.24 ID:Fe48C3kU0
ドラゴン「なっっ!にいいいいいいいいぃぃぃぃー……グハァッ!」

ドォン、、、ビターーーン

直撃を受けたドラゴンは壁にたたきつけられて下に落ちる

ドラゴン「ぬかったわ…まさかここまでとは」

仰向けの状態から起き上がろうとした時、勇者が背中に乗ったそして

勇者「対ドラゴン関節技『翼固め』!」

ギリギリギリギリギリ

両翼をもち、交差させるように曲げていく

ドラゴン「ギャアアアアアアアアアアアアーーーーー」

ドラゴンは生まれて初めて決められる関節技に身悶える
14 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c :2012/03/01(木) 00:07:59.84 ID:Fe48C3kU0
勇者「ドラゴンは倒れたら身体のバランス上、起き上がるためには翼が必要だ。

だがこうして関節きめられてると抜けだせねぇだろ、尻尾は背骨上にいる俺には

届かねぇし、大人しく負けを認めろ」



更に力を強め翼を軋ませる




ドラゴン「グァアアアアアアアアアアアア!……くそ…こんな負け方っ!アアアアアアア

わかった私の負けだ! 頼むから降りてくれ!」


勇者はドラゴンの背中から降りる


ドラゴン「悔しいが……貴様の力は本物だ、その兜、持って行くが良い、

必ずや貴様の力になるだろう、世界に祝福があらんことよ」
15 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c :2012/03/01(木) 00:10:27.79 ID:Fe48C3kU0
勇者「えっ、そういうシステムなのか?」

ドラゴン「……………貴様はこの試練を何だと思っていたのだ?」

勇者「ドラゴンぶっ飛ばして、名実ともに伝説の勇者、みたいな儀式だと思ってたぜ」

ドラゴン「…………もうそれでいいから、さっさと兜を持って立ち去れ」

勇者「いや、いらんわそんなもん 使い道ねぇし」

ドラゴン「いや、それではどうやって攻撃を受けるというのだ!」

勇者「当たらなければどうということはねぇ!

大体テメエは当たること前提で戦ってっから俺に負けんだよ、

まあ、んなこと抜きにしても、俺がドラゴンより強ぇ存在だってことは

前々から感じていたはいたし、お前はよく頑張ったと思うぜ!!

でも正直ここまで強いとはさすが俺、自分自身が怖ぇぜ、

この調子でサクっと魔王倒して、お前の番人生活に終止符打ってやっから、

そのなげー首、さらに長くして待ってな!!

とりあえず兜はいらねえから、じゃあな!」
16 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c :2012/03/01(木) 00:11:36.95 ID:Fe48C3kU0
ブチッ

ドラゴン「………待て」

勇者「なんだよ」

ドラゴン「確かにお前は強い………だがな……その態度だけは

ムカつくんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」


−回想終了−


ドラゴン「結局その後も顔の形が変わるかと思うくらいボコられるし…

あの自信家のところと思ったことをすぐ口に出す性格はなんとかならないのだろうか……

あと武器と仲間も持って欲しい……本当にこの世界は大丈夫なのだろうか?」


ドラゴンは熱気混じりの深いため息をついた
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/01(木) 00:12:06.81 ID:eUkWUrLZ0
熱いな!こういう勇者なら仲間になる奴もいると思うんだがな・・・・
18 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c :2012/03/01(木) 00:19:24.44 ID:Fe48C3kU0
文書くのは相変わらず難しいな

要練習ですね

表現を学んでいきたいんで気に入らない点は教えて欲しいです。

設定については若干の無理もご都合設定ということで
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/01(木) 00:22:14.78 ID:Ui+yMTejo
量がもう少し欲しいが面白い
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/03/01(木) 00:33:48.29 ID:w8qwQgT2o
今日はもう終わりか?
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/03/01(木) 00:39:26.05 ID:hxizp0Geo
面白い
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/03/14(水) 18:25:10.72 ID:rsxZRBjoo
まだかな?
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/14(水) 19:28:56.03 ID:ZbbModPIO
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24 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c [saga]:2012/03/17(土) 00:33:23.20 ID:tyWpaPhl0
−エルフの世界−


王女「奴はまだ無事なのかな…」

侍女「また勇者様のことですか?気付いているのか存じ上げませんが、初めてあってからもう毎日つぶやいてますよ」

王女「だっ、だだだってさ、ややや奴は危ない所を助けてくれた、いいいい命の恩人だし、

無事で居て欲しいって思うのはふつうのコトじゃないかな///!?」

侍女「お言葉が崩れていますよ、何をそんなに焦っておられるのですか?(やっぱり王女様カワイイわ〜///)」

王女「あ、焦ってないわよ!(あぁ…アイツに会いたいな……)」
25 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c [saga]:2012/03/17(土) 00:35:24.87 ID:tyWpaPhl0
―数週間前―

侍女「王女様、人間の勇者が面会を求めています。如何いたしましょう」

王女「人間が?ふーむ、あまり入れたくはないが勇者に道を示すことは先祖代々からの使命の様なものだしな

………よかろう、通せ」

侍女「畏まいりました(職務でキリッと凛々しい王女様マジラブリー///)」



勇者到着

王女「…待っていたぞ勇者よ、ここでお前に魔王城のある大陸に行くゲートのダンジョンの知恵を与えてやる、

だから早くここから出ていけ人間」

26 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c [saga]:2012/03/17(土) 00:38:02.70 ID:tyWpaPhl0
勇者「…プッフ」

王女「?」

勇者「あははははははっ、ははっ、ははははははwwwwwww」

王女「なっ、何がオカシイ!!」

勇者「いやだってwwwそのナリでいっちょ前に気張って王女やってんのがwwww

幼女なのにwwwww王女wwwww『だから早く出ていけ人間(キリッ)』wwwロリボイスwwww」

王女「なっ///私を愚弄する気か!」

勇者「『私を愚弄する気か!』wwwwwwww涙目で言うなよwwww」

王女「うっ///うるさい、言い伝えでは勇者は仲間を連れてやってくるんだぞ!そんな態度とっているから仲間ができないんじゃないか?

つまり貴様は仲間も作れないコミュ障勇者なんだな!」

勇者「テメエ!チビ王女言うことにかいてなんてこと言いやがる!俺に仲間がいないのは初めに話を聞かなかったから

仲間集めることを知らなかっただけだ!決してコミュ障なんかじゃねぇ!」

王女「……お前はバカなんじゃないか?……いやきっとバカだ」

勇者「とにかく夜も遅えし疲れたし一日位休ませてくれ」

王女「あんな態度とっておいて、よくもまあそんなことが言えるな…………まあ良い一日くらい好きにしろこのバカが」

勇者「おう、ありがとよ体はちいせえけど心はでかいんだな」

王女「うるさい!やっぱとっとと出てけ!」

勇者「やなこった」


侍女(ああ、怒って涙目の王女カワイイわ〜///普段滅多に見られない分、脳にこびりつけないとハァハァ)
27 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c [saga]:2012/03/17(土) 00:39:46.69 ID:tyWpaPhl0
王女部屋

王女「全くなんなんだあの勇者は……」

???「勇者がこの世界に来たというのは本当かな?」

王女「ああ、本当だとも……って私は誰と話しているんだ?」


声のした天井のほうをみると蝙蝠が一匹、おなじみの逆さの状態でそこにいた。


王女「しゃべる蝙蝠とは……魔物か!!」


すると蝙蝠は落下し、床に降りるまでに人型に変身をとげ着地する。

そして纏っていたマントが伸び王女を簀巻きにして宙に浮かせる


コウモリ「…このような状態になっても取り乱すことはしないのですね?」

王女「当然だ、エルフの王族足るもの魔物の前では特に気品を持って振る舞わなければいかんからな」

コウモリ「素晴らしい心がけですが、周りの者を呼んでもらわなきゃ困るんですよね……少々手荒になりますが」

王女「縛っているのだから元々手荒だろう」

コウモリ「強がりも程々にしないとっ!」


コウモリは窓をおもいっきり叩き割る


パリーン


鋭い音が城内に響く


コウモリ「殺しますよ?」


王女の身が恐怖で一瞬竦む
28 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c [saga]:2012/03/17(土) 00:41:15.21 ID:tyWpaPhl0
音を聞きつけドタドタと兵士と大臣が入ってくる


大臣「王女!どうかしましたか!?…はっ!魔物!!」

コウモリ「動くな!! 王女は預かった。返してほしくば貴様らの軍を使い勇者を殺せ、その勇者の首と王女の身柄を交換だ!

期限は明日まで、守らなければもちろん…わかりますよね?あっ、そうそう受け渡し場所は南のゲートにしましょうか。

では頼みますよ、賢く誇り高いエルフの方々」


ニヤリと笑いコウモリは割った窓から、王女を簀巻きにしているマントはそのままに一匹の蝙蝠になり飛んでいった

マントは蝙蝠の後を追うように王女を連れて宙に浮き動く。



残された者たちは、ただ力不足に手を震わせるだけだった。
29 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c [saga]:2012/03/17(土) 00:43:16.75 ID:tyWpaPhl0
次の日


勇者は宿から外に出され軍に取り囲まれた。


勇者「どういう事だぁ!こりゃ!説明しやがれ」

大臣「貴様を王女に対する侮辱罪により今ここで死刑とする」

勇者「そんな無茶苦茶なことあってたまるかぁ!大体そういうの告げるのは王女の仕事だろうがっ!チビ王女を出せ」

大臣「いっ、今王女様は忙しいのだ。だから出向くこt…勇者「嘘だな」」

勇者「大方魔物に攫われでもしたんだろ。そしてそいつをダシに俺を殺せと命令された」

大臣「なっ!なぜそれを!貴様さては昨日見てたのかっ!」

勇者「んなこたねぇよ、昨日は宿でぐっすりだったわ、でもよ俺様は伝説になる勇者だからわかっちまうんだよなー」

勇者(つかぶっちゃけ、きれい好きのエルフから、兵士までならともかく大臣まで軽く魔物の匂いがするし、

何より嫌々敵に従ってます感がアリアリなんだよ。誰でもわかるわ!)

大臣「わかっているなら仕方ない。貴様に恨みはないが死んでもらう!」


数人の兵士が槍を持ち勇者の四方から突撃する



背後の兵士の槍が頭に届きそうになった瞬間、勇者は前にかがみ手を床につけ両足で思いっきり兵士の顎を蹴り上げる。


ゴンッ!という豪快な音を立て兵士は吹っ飛ぶ
30 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c [saga]:2012/03/17(土) 00:45:41.44 ID:tyWpaPhl0
更に勇者は逆立ちの状態で足を開きT字の姿勢になりプロペラのように回転した


ブォン



音がする。気がつくと兵士はみな吹っ飛んでいた。


勇者「王女はどこだ」

大臣「えっ」

勇者「王女はどこだって聞いてんだよ!」

大臣「たっ、助けなどいらんぞ!」

勇者「助けるんじゃねーよ」

大臣「じゃ、じゃあなんだ…?」

勇者「俺は勇者だからな!魔物を倒すのは勇者の仕事だ!別に王女を助けるつもりなんてねーよ

、だから決してこれは誇り高いエルフが汚らわしい人間の手を借りるなんてことじゃあねぇんだ!」

大臣(こいつ!我らエルフのことを思って!?)

勇者「だから大人しく王女の場所を教えろ」

大臣「フッ…では勇者様に魔物退治をしてもらおうか…場所は南のゲートだ…どうかよろしく頼む」

勇者「おう!任しとけっ!」
31 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c [saga]:2012/03/17(土) 00:47:40.15 ID:tyWpaPhl0
―南のゲート前―


コウモリ「…クククッ…そろそろ勇者の首が届く頃ですかな?」

王女「…フンッ!…今にあんたなんか勇者にボコボコよ!」

コウモリ「それはご自分の兵が皆殺しにされるということですか?」

王女「っ!」

コウモリ「だってそういうことでしょう?勇者はもともと魔物を全力で殺している。いくら罪のない兵隊だからといって

自分を殺しにかかる数十人の兵士相手に手加減ができるとでも…−勇者「できるぜ!」」

コウモリ「なにっ!」


声のしたほうを見ると入り口にどこにでもいそうな村人の格好をした勇者が立っている


コウモリ「貴様!勇者かっ!どうやってここに!?王家の仕掛けをどう突破した!?つーかなんで初めの村で見た装備から変わってないんだよっ!」

勇者「質問の多いやつだな、俺は律儀だから答えてやっけどよ」

勇者「第一の質問に関しては居場所を聞いたからだし、次の質問に関して言うと力技で突破した!」

王女(力技で突破って…毒の池をどうやって渡ったのかしら?)

勇者「そして最後の質問についてだが……それは勿論、俺のポリシーだ!(キリッ」
32 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c [saga]:2012/03/17(土) 00:49:09.85 ID:tyWpaPhl0
コウモリ・王女((こいつ阿呆だ……))

勇者「俺はたとえ魔物であっても拳で分かり合えると信じてるっ!だから今までもそしてこれからも魔物を殺すことはないっ!」

王女(……コイツ、ただ熱いだけでなく優しいんだな、それにどこかカッコイイし、案外いい男かも……いやいやいや///何を考えているんだ!///私はっ!!///)

コウモリ「なっ!そんな馬鹿なこと、ありえんっ!」

勇者「あり得る!まあ、そんな俺様に今回の『情に訴える作戦』は愚策だぜ!てめえの敗因は事前の情報収集不足と、この俺様の情の深さを知らなかったことだ!」

コウモリ「……フンッ!…何が敗因だ!まだこちらには王女が…勇者「先手必勝パンチ」ゲフッ!」


勇者は王女のもとまで瞬動し、王女をコウモリから引き剥がしてコウモリを殴りつける。


勇者「悪ぃが王女は返してもらうぜ」

王女「ちょっ////…!あんまりくっつくな顔が近い///」

勇者「おっと、すまねえ、とりあえず今のうちにどこかに隠れててくれ、こいつをサクッと倒しちまうからよ!」

王女「わ、わかった///」



王女が身を隠すと、壁に叩きつけられていたコウモリがようやく起き上がる。
33 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c [saga]:2012/03/17(土) 00:50:29.24 ID:tyWpaPhl0
コウモリ「ぐうっ…口上を述べてる最中に攻撃とは、普段温厚な私でも激昂しますよ!!」


そう言い放ちコウモリは攻撃を仕掛けるべく飛び上がる。


勇者「なにいってんだ、蝙蝠の頭に血が昇るのは普通だろうが!」


勇者もコウモリに向かって接近する



バッキンッ!!グシャ!!



拳と合わさった爪が音を立てて折れ、拳の速さそのままにコウモリの顔面に突き刺さる。

天井にブチ当たり、床に落ちる


コウモリ「くうっ……なんて強さだっ!………だが攻撃手段が打撃のみなら……貴様に勝機はない!!!」

勇者「何ぃ!」


コウモリは無数の蝙蝠にバラけていく。


コウモリ「フッハハハハハハハハハッ!!これで貴様の攻撃など取るに足りん!」
34 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c [saga]:2012/03/17(土) 00:51:54.97 ID:tyWpaPhl0
勇者「……甘ぇなあ…その考え…ハチミツなんかより数倍甘ぇ!!」


勇者は腰を低くし拳に力を込める
その間に無数の蝙蝠が勇者に向かってくる


勇者「対空拳『空気殴打』百連発!!うおおおおおりゃー!!!」


そう叫んだ勇者は空中を殴りまくる



ドゴン!ドゴン!ドゴン!



立て続けに空気の塊が、蝙蝠を散らしつつ壁にぶつかっていく。


コウモリ「何ぃぃぃぃぃー!」


あっという間に数は減り、最後の一匹になった


勇者「つーかまえた」


最後の一匹が握り締められる。


勇者「俺はな卑怯な奴が嫌いだからなー思わずプチッていっちゃうかもなー」

コウモリ「っ!…お願いです……命だけは助けてください!」

勇者「だが断る」


言い終わるか終わらないかのところでコウモリを床に叩きつける

ペシンッと最後の一匹が気絶する。


勇者「だから言っただろ俺は魔物でも殺さないって」
35 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c [saga]:2012/03/17(土) 00:56:46.01 ID:tyWpaPhl0
勇者「おーい終わったからもう出てきていいぞー」

王女「ホント、デタラメに強いんだな、お前」

勇者「褒めんなよ、照れねえけど、さあ帰るぞ」

王女「…なあ勇者///」

勇者「なんだよ」

王女「こ、この度のことは、よくやったな、褒めてつかわすぞ///」

勇者「ああ、そいつはどうも」

王女「礼といってはなんだが……わ//、私の伴侶としてお前を//ムグッ」


口を手で塞がれる


勇者「それ以上は言っちゃあいけねぇ。」

王女「な、なんで!?」

勇者「俺はまだ世界を救ってねえ、それにー」

王女「それに?」

勇者「俺は告白は自分でする主義だ。俺の目的が終わってその時お前がフリーで、さらに俺にも心に決めた人が居なかったら

、種族、身分の差なんか無視して告ってやる。それまでよく考えとけ!」

王女「フ///フンだ!ちょっとやそっとじゃ私の気持ちは変わらないから///そしてそれなら私がフリーでいれば解決ね、

だってコミュ障のあなたにそんな人出来るわけないもの!」

勇者「テメエ!」

こうして二人で笑いあって帰った

―現在―


王女(早く世界救ってくれないかなー)

王女(というか私以外に彼を好きになる人なんて出てこないわよね?)

侍女(ああ、なんか知らないけど王女様フラグ立ててる気がする…でもカワイイからどうでもいい!)
36 :rYsBYHcq0 ◆ENvr9pUK6c [sage]:2012/03/17(土) 01:00:23.83 ID:tyWpaPhl0
たくさん書きためたつもりなのにそうでもなくてがっかり


あともう一回回想があってそして話を進めていく予定です。
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [saga sage]:2012/03/17(土) 01:01:11.27 ID:55TuPZTUo
勇者チートすぎるなwww
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2012/03/17(土) 01:19:03.49 ID:u5+abmjdo
やだ、この勇者カッコイイ…
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/17(土) 03:40:11.34 ID:ckc7l2VIO

期待してる
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/17(土) 12:09:36.52 ID:bX4x/Zn0o
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/18(日) 11:56:57.51 ID:I7Yd7uCIO
濡れた。
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/18(日) 23:41:17.57 ID:b78VlSSIO
#蝙蝠の頭に血が昇るのは普通だろうが

不覚にもツボった・・・
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 22:39:12.63 ID:966L17Ni0
侍女が可愛すぎるうぅうぅぅうぅ!!
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) :2012/04/04(水) 02:03:23.63 ID:3hXw7jsAO
続きはまだかね
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/04/04(水) 10:16:32.27 ID:I9nHZiYwo
下げませう
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/04/07(土) 21:12:05.89 ID:54isxV2Ho
こないの?
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/09(月) 19:41:25.24 ID:y0TnbnwD0
ヤベェwwwwwwこの勇者バカッコイイwwwwww
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/20(金) 22:59:52.66 ID:PPUuOsgy0
―砂漠の国―

姫「あれから我が国の状況はどうなりました?」

執事「…死亡率は8割減、内乱や暴動の件数にいたっては1桁です。」

姫「……やはりあの方の言うことが正しかったというわけですね。他者に言われるまで気づかないなんて

ダメな姫です。…私は」

執事「そんな事言わないでください。姫は昔のやり方を貫こうとしただけですし、

何よりこうして心を入れ替え、国を良い方向に進めなさってるじゃないですか!」

姫「……でも私を変えてくれた恩人にひどいことを言ってしまいました……。」

執事「あの方は、変わられたあなたを見たら笑って許してくれますよ。きっと。」

姫「そう、かもしれませんね…」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/20(金) 23:01:24.26 ID:PPUuOsgy0
―数週間前・砂漠の国城下街中―


カランカラン


???「……………」

ウエイトレス「い、いらっしゃいませー……あっ!!」


パリンッ


ウエイトレス「きゃあ!」

店主「オイ!テメエまたやったのかっ!!」

ウエイトレス「ひぃ…ご、ご、ごっごめんなさい、許してください。」

店主「いいや駄目だ、許さねえ」

ウエイトレス「ク、クビだけは嫌です。働ける所なんてここ以外ないんです。」

店主「……はぁ?なにいってんだ、お前。」

店主「お前はうちに『買われた』んだよ、クビなんか、はなっからねぇよ」

ウエイトレス「…えっ…どっ、どういうっ、こと、ですか?」

店主「お前は初めてこの国で働くんだったな、だったら教えてやる、この国では金が全てだ。

俺もお前も『商品』として『買われて』いるんだよ、だからオーナーの言う事は絶対だ、

何を言われてもな、もし今の話を聞いて辞めたくなっても今までの給料分を支払わなきゃいけないんだよ。」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/20(金) 23:02:45.82 ID:PPUuOsgy0
ウエイトレス「そ、そんな…」

店主「とりあえずお前のことはオーナーに報告だ。俺の身もかかっているしな。」

そう言って電話を掛ける店主

ウエイトレス「私は、どうなるのでしょうか」


プルルルルルプルルルル


店主「知らねえよ、違う店では客の呼び込みをさせられてたぞ、文字道理『体を張って』、な」

ウエイトレス「!、い、いや、そんなのいやっ!」

店主「……はい、……わかりました。」

店主「おいお前」

ウエイトレス「は、はい…うっ」

ドゴン!

ドサッ

店主「………これからオーナーが来て貫通式だ。しばし寝てろ、未来の客寄せパンダ」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/20(金) 23:04:23.63 ID:PPUuOsgy0
…………………数分後………………………………

オーナー「ホッホッホ、ついたぞ」

店主「お待ちしておりました、さあどうぞ」

身体をテーブルに縛られたウエイトレスを指さす

オーナー「客が一人いるのか…まあ良い、使い終わったら最初の客になってもらうかの……

おい起こせ。」


店主は、かしこ参りました、といってウエイトレスをゆすり起こす。

ウエイトレス「…んっ、うん?…あれなんで私縛られてるの!?」

オーナー「ホッホッホ、私がお前の所有者だ、お前にはこれから客に身体を売ってもらうぞ、

そうじゃの一発500ゴールドで行くかの、ホッホッホ、こんな可愛い娘をこのへんの宿代より安く

ヤレるなんて大儲け間違いなしじゃ!ホッホッホ、笑いがとまらん、さしあたってわしがこれから味見というわけじゃ、

ホッホッホ、ホッホッホ」


ウエイトレス「い、いやあああああああああああああああああああああああああああ!」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/20(金) 23:06:47.04 ID:PPUuOsgy0
???「おい、そのへんにしとけよ、大玉ころがし」

店主「!?」

ウエイトレス「…っ!?」

オーナー「………き、貴様それは、わしに向かっていっているのか」

???「おめえ以外に、誰が居るんだよぉ、見れば見るほど球みてえな体型しやがって!」

オーナー「きーさーま、わしがこの国を7割制してるオーナー様だと知っての狼藉か!」

???「俺がいつお前の肩書きを聞いた?別にお前が何モンかなんざどーでもいいんだよ。

今日からお前はこの勇者様にぶちのめされたものって肩書きになんだからよ!!」


オーナー「……っ!こんなバリバリ私服の奴が勇者!?まあよい、この国ではな商売の邪魔が

一番の大罪なんじゃよ、じゃから、この国の憲兵なんか比べ物にならんうちの私兵でしょっぴいてくれるわ!

来い!!私兵たちよ!」


どこからともなくムキムキな黒服たちがやってきて勇者を囲む

黒服が勇者をめがけて殴る

勇者がジャンプしてかわすと勢いが余ったパンチが床に当たり


ドンッ!


と木の床が割れ砂が見えた
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/20(金) 23:10:34.31 ID:PPUuOsgy0
オーナー「ホッホッホ、どうじゃこの威力、大人しく降参せい」

勇者「こうさん?なんだそれ高翌齢出産の略か?こんなの余裕すぎるぜ!」

オーナー「ムムムッ!減らず口を、やれ跡形もなく潰すのじゃ!」


黒服2人が拳を突き出す


勇者「おりゃああああああああああああああああああ」


バキャメキョ


黒服たちのパンチを繰り出したほうの手がありえない方向に曲がった

勇者は黒服たちに対しパンチを当てて相[ピーーー]るどころか捻り潰した


勇者「今日の俺は、バイオレンスだぜ、機嫌が最高に悪いからな」


勇者は野獣並の鋭い眼光でつぶやいた。
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/20(金) 23:12:37.96 ID:PPUuOsgy0
勇者「気に入らねえ…」


ドン!


一人の黒服を蹴り飛ばす。

勇者「気に入らねえ、気に入らねえ!」


ゲシガシドゴッ!ドゴッ!


蹴り飛ばした黒服を執拗に蹴る

勇者「人間が売り物?、商売の邪魔が大罪?気に入らねえ」


後ろから迫る黒服を後ろ回し蹴りで蹴り飛ばす


ガシャーン


店主「うわーー」

ウエイトレス「キャー!」

オーナー「ぬわーーーっ!」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/20(金) 23:15:36.70 ID:PPUuOsgy0
勇者「この国でバーさんが倒れてた!だが誰も助けない!まだ4・5歳くらいのガキに詐欺を働かれた!

親がグルで詐欺を働いたガキを褒めてやがる!路地裏では女が身体を売ってくる!

たかがパンの一個でもいいと泣きついてきた!気に入らねえんだよぉ!この腐りきった国があ!」


バシバシバシドゴドゴ!


黒服をひたすら殴る、殴る

黒服が喀血して倒れる


勇者「金で全てをなんとかさせてたまるかあああああああああああああああああああああ!!!」


ドン!


最後の黒服をヘッドバッドで落とした

オーナー「お、お、お主っ!つtttyeryつよ、強いなあ!wあdっsわしのところで、

働かんか?言い値を払ってやるどうじゃ?」


勇者「………てめえの全財産」


オーナー「ひょ?!」

勇者「言い値で買うんだよな?だったらとっとと全財産出せよ!命と金くらい天秤にかけられるよな!」

オーナー「わかりました、わかりましたから!ちゃんと手続きしますからついてきてください!」

オーナーについていく勇者

ウエイトレス「あっ、あのっ!ありがとうございました。」

その後勇者はオーナーの全財産を譲り受けた。
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/20(金) 23:17:49.36 ID:PPUuOsgy0
だいぶ時間が空きましたねすいません。

これでこの回想が半分くらいです

かきだめはこれからなのでまた遅くなるかもです

すいません。
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/04/20(金) 23:33:18.24 ID:Lf49MUXOo
1乙
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/04/20(金) 23:44:34.57 ID:h671EshQo
乙!
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県) [sage]:2012/04/21(土) 00:43:59.47 ID:mw4TUCb40
乙です!密かに待ってました。
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/04/21(土) 07:51:39.50 ID:fIv/asvlo
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/04/24(火) 06:10:13.82 ID:38K9RHivo
乙乙!
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [age]:2012/05/05(土) 16:19:05.03 ID:9gS8nmBEo
待ってるからね
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/05(土) 17:42:28.71 ID:ss9TFAnDO
勇者△!もしかして…魔朧拳使い自由戦士のアガ(ry
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/05(土) 19:18:11.08 ID:7C1tdpkIO
そのうち魔王になりそうな勇者だな
65 :1 :2012/05/05(土) 19:52:40.94 ID:Y6Kx3eFN0
乙!乙!乙乙乙!
乙乙乙乙乙乙乙!!
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/05(土) 22:17:55.54 ID:yXrqTPpuo
     ...| ̄ ̄ | < 続きはまだかね?
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67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 22:27:58.49 ID:bz4MVBlBo
>>65
自演に見えるぞ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/05/06(日) 10:10:13.26 ID:KtrDb3Luo
この勇者、大義名分得たカズマって感じだな
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/06(日) 12:52:30.92 ID:AKl9kDKDO
俺は後何日パンツを脱いでればいいんだ?
はよ
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/07(月) 19:27:27.40 ID:gg4chyUX0
おつー
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/05/07(月) 23:50:48.87 ID:YvPGQl93o
>>69
何日も履いているより汚れなくていいだろ
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 16:15:58.60 ID:tLQ2Su2to
マダー
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/19(土) 17:38:02.95 ID:bKFAWc+yo
マダー
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/06/09(土) 23:40:53.36 ID:WKh8BiJUo
おつおつおつ
今更だけどメール欄にsagaって入れると相殺やら高翌齢出産にならず普通に書けるよ
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/02(月) 22:57:26.07 ID:zYb6H+D8o
勢い0,6
これはトンズラこいたか?
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/02(月) 23:00:17.32 ID:8uzVE3BIO
     ...| ̄ ̄ | < あえて言おう 続きはまだかね?
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77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/09(月) 07:49:09.48 ID:dxNrJFbIO
二ヶ月経過してるのに何故おちないんだろうな・・・
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/09(月) 08:03:32.34 ID:3uwf4+EAo
ここは落ちないよ
だから削除依頼なりHTML化依頼なりする必要がある
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/07/20(金) 14:59:22.73 ID:Vxx0o5//o
まだかー?
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