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橘純一「記憶が無い!?」 -
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1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:09:49.04 ID:Q63RsR7d0
それは先日の話。
純一「さて、梅原に借りたお宝本を観賞しないといけないし、早く帰るか!」タッ
ブーン
純一「えっ?」
キキーッ
ガシャーン
運転手「だ、大丈夫かい!?」
純一「う…意識が…薄れて…」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1330434588
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【コードギアス】俺「安価の力を使いブリタニアに反逆する」 @ 2025/08/04(月) 14:48:25.71 ID:4r3B0qdi0
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かつん @ 2025/08/03(日) 22:02:01.45 ID:kXQVPuKU0
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(安価&コンマ)鬼滅の刃 新星の書 @ 2025/08/03(日) 16:46:17.48 ID:igw75Snh0
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【安価コンマ】障害走を極めるその6【ウマ娘】 @ 2025/08/03(日) 01:26:29.49 ID:/UqB/Uvy0
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【怪獣8号】ミナ「日比野カフカ今日は奢りだ!好きなだけ食え!」 @ 2025/08/02(土) 00:14:58.07 ID:l6LpFqfaO
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すいか 67.1 立ててみるテスト @ 2025/08/01(金) 14:24:40.59 ID:GCnrlbTY0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1754025880/
もう8月ですね... @ 2025/08/01(金) 06:51:37.98 ID:tUwLog300
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753998697/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:13:33.51 ID:Q63RsR7d0
純一「うわぁっ!」バサッ
美也「にぃに!」
純一「え?」
美也「にぃにが起きたぁ!」ダキッ
純一「ここは?」
美也「にぃに、車に轢かれちゃって…グスッ…もう3日も寝たきりだったんだよ!」ウルウル
純一「夢じゃ…無かったのか。」
美也「今からお母さんたち呼んで来るね!」
純一「ねぇ?」
美也「どうしたの?」
純一「…キミは誰?」
美也「…え?」
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:17:13.21 ID:Q63RsR7d0
医師「息子さんは、記憶障害を起こしているようで、何も覚えていないようです。」
橘父「そ…そんな…。」
橘母「純一…。」ウウッ…
美也「にぃに…そんな…。」
医師「ショックで記憶が飛んでいるだけと思いますので、同じようなショックを与えればいいと思うのですが、また車に轢かれることになりますし…。」
橘父「なにか、何かないんですか!?」
医師「…徐々に思い出してもらうしかないでしょうね。」
美也「…ううっ。」
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:20:55.25 ID:Q63RsR7d0
純一「キミは僕の妹なんだね。」
美也「そう、橘美也!何か思い出した?」
純一「…何も。」
美也「そう…。」
純一「ごめん。」
美也「落ち込んじゃダメだよにぃに!笑って笑って!にしししし!」
純一「にしし…しし?」
サァッ
純一「…みゃー?」
美也「え?」
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:23:44.40 ID:Q63RsR7d0
美也「じゃあ、家族の事は思い出したけど、他は分からないの?」
純一「ごめんな美也。」
美也「ううん!思い出してもらえて嬉しいよ!」
橘父「でも、他の事はまだか…。」
橘母「なら、学校に行ってみなさい。」
純一「学校?」
美也「輝日東高校だよ。分かる?」
純一「…思い出せない。」
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:26:07.03 ID:Q63RsR7d0
翌日
純一「ここが僕の高校?」
美也「そうだよ。」
??「た、大将!」ダキッ
純一「なっ!?」
??「大将〜!無事でよかったぁ〜!」
純一「ちょ、放してくださいよ!」
??「え?」
純一「だ、誰なんですか?」
梅原「う、梅原…正吉って言います。ひ、人違いでしたか…。」
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:28:21.95 ID:Q63RsR7d0
梅原「ええっ!?記憶障害!?」
美也「家族の事は思い出せたんだけど、まだ他は分からないって…。」
梅原「そんな…。」
美也「梅ちゃん、にぃにが何か思い出しそうなもの無い!?」
梅原「大将が思いだすもの…あ。」
美也「まさか…お宝本?」
梅原「おうよ!」
美也「…今日は仕方ないかぁ。」
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:30:17.32 ID:Q63RsR7d0
純一「お宝本?」
梅原「ああ…これなんだが。」チラッ
純一「!?」
梅原「思い出したか?」
純一「僕はこんな破廉恥なものを…。」
梅原「なぁ?なぁ!?」
純一「思い出せない…というか思い出したくない…。」
梅原・美也「はぁ…。」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:32:25.20 ID:Q63RsR7d0
??「ぐんも〜!」
梅原「お、棚町!丁度いい所に!」
棚町「?」
棚町「ええ!?純一が記憶障害!?」
梅原「だから何か思い出す方法は無いかやってるんだが…。」
棚町「ならアタシにまかせなさい!」ポンッ
梅原・美也「おおっ!」
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:36:02.75 ID:Q63RsR7d0
棚町「さぁて純一。全部思い出してもらうわよっ!」ガシッ
純一「いっ!?いたたたたたたたたたっ!」ゴキゴキ
棚町「さぁ、思い出しなさい!」グイッ
純一「し…死ぬぅ…!」
美也「せ、先輩!にぃにが死んじゃう!」
棚町「でもこれ位しないとっ!」バキッ
4人「あっ…。」
バタンッ
梅原「た、大将〜!」
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:38:23.29 ID:Q63RsR7d0
純一「いくら思い出させるためとはいえ、知らない人に痛めつけられるとは…。」
棚町「ごめんなさい…。」
梅原「まだ思い出せないのか?」
純一「…うん。」
美也「…梅ちゃん、にぃにをよろしくね。」トタトタ
梅原「あ、ああ。」
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:44:56.77 ID:Q63RsR7d0
棚町「授業が終わっても思い出せないのね。」
純一「授業もさっぱり。それで、キミはどんな関係なの?」
棚町「あたしたちは…腐れ縁と言うか…親友と言うか…そんな感じ。中学から一緒なのよ。」
純一「そんなに仲のいい人を忘れるなんて…。」
??「どうかしたの?」
棚町「絢辻さん。実は…」
絢辻「記憶喪失!?それは大変ね…。」
棚町「絢辻さんは良い方法思いついた?」
絢辻「…1つあるわ。」
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:47:53.16 ID:Q63RsR7d0
絢辻「と言う事で校舎裏です。」
純一「委員長さん。なんで校舎裏に?」
絢辻「…ふっ。」
純一「!?」ザワッ
絢辻「何あなたはややこしい事になってんの?またメロンパン突っ込まれたいの!?」
純一「ひ、ひぃっ!?」
絢辻「これでも思い出せない?」ギロッ
純一「す、すみません!」
絢辻「…はぁ。」
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:51:20.31 ID:Q63RsR7d0
梅原「…何があったか知らねえが、大将なんで震えてるんだ?」
絢辻「記憶の燐辺を取り戻したのかな?」
棚町「で、何か思い出した?」
純一「…」ブンブン
??「はぉ〜純一〜。退院できてよかったね〜。」
絢辻「あ、桜井さん。」
桜井「ふぇ?」
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/28(火) 22:58:08.32 ID:Q63RsR7d0
ROM
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/02/28(火) 23:11:50.24 ID:ZmP+0Y7Bo
終わり?
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 09:31:29.69 ID:kFS+kRfP0
再開
桜井「えぇ〜!?純一、記憶喪失なの〜?」
絢辻「だから思い出させてあげないといけないのだけど…。幼馴染の桜井さんは何かいい案あるかな?」
桜井「う〜ん…。あ、そうだ!」
美也「梨穂ちゃんに呼ばれてきたけど…なんで公園なの?」
桜井「私たち、ここでよく遊んだでしょ〜。それを思い出せたら他も思い出すんじゃないかな〜って。」
純一「う…、なんだか懐かしい感じのする公園だ…。う、頭が…。」ズキズキ
絢辻「少し効果あるみたいね。もうひと押しかしら。」
桜井「純一〜。滑り台に上ろうよ〜。」
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 09:37:24.90 ID:kFS+kRfP0
純一「以外に高いんだねぇ。」
桜井「どう?懐かしいでしょ〜。」
純一「…。」
りほこ『ねぇじゅんいち。おおきくなったらおよめさんにしてくれる?』
じゅんいち『うん!ぼくはりほこのおむこさんになる!』
りほこ『ぜったいだよ〜。』
純一「…梨穂子。」
桜井「な〜に純一〜?」
美也「!?にぃに、今梨穂子って…。」
絢辻「さすが幼馴染ね。」
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 09:39:48.42 ID:kFS+kRfP0
美也「じゃあ、小さい頃の事は思い出したの?」
純一「ああ。まさか梨穂子が同じ高校とは思わなかったよ。」
桜井「なんだか複雑…。」
絢辻「でも、次第に思い出してきてるわ。ありがとう、桜井さん。」
桜井「いいよ〜。純一の為なんだし。」
絢辻「さて、昼も終わることですし、学校に帰りましょ。」
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 09:43:36.91 ID:kFS+kRfP0
??「あ、先輩…。」
純一「ん?キミは?」
美也「あ、紗江ちゃん!実は…」
中多「ふぇぇ!?先輩、記憶が無いんですか?」
純一「キミとは仲良かったのかもしれないけど、何も覚えていないんだ。ごめんね…。」
中多「あ、謝らないでください…。」
美也「紗江ちゃん、何かいい方法ないかな?」
中多「…ちょっと恥ずかしいけど。」
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 09:48:36.32 ID:kFS+kRfP0
純一「ここはさっき委員長さんと来た所だ。」
中多「しぇ、先輩…。こっち…見てください。」
純一「ん?」
純一(!?さ、さっきの女の子が破廉恥なポーズをしている!?)
純一「だ、ダメだよそんな破廉恥な!」
中多「でも…先輩はこんな格好の女の子が好きなんです///」
純一「そう言えばさっき…」
純一『お宝本?』
梅原『ああ…これなんだが。」』ラッ
純一『!?」』
梅原『思い出したか?」』
純一『僕はこんな破廉恥なものを…。』
純一「お宝…本?」
中多「?」
純一「お宝本より凄い…。」ハナヂ
中多「ふぇ?」
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 09:52:00.28 ID:kFS+kRfP0
美也「思い出したのは、にぃにのエッチな趣味だけ!?」
中多「ごめんね美也ちゃん…。」
美也「紗江ちゃんが謝る事じゃないよ!それに、一応思い出せたんだから、凄いよ!」
純一「ごめんね、キミの事思い出せなくて。でも、絶対思い出して見せるから。」キリッ
中多「先輩…///」
??「あ、美也ちゃんだ♪」ギューッ
美也「ふにゃぁっ!?」
??「可愛いわね〜♪」ナデナデ
美也「も、森島先輩///」
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 10:03:01.91 ID:kFS+kRfP0
森島「橘君が記憶喪失!?そんなぁ〜。」
美也「何かないですか?」
森島「ん〜。あ、そうだ!ちょっと来て橘君♪」
森島「よしよ〜し♪」ナデナデ
純一「先輩…でいいのかな?なんですかこれは?」
森島「わんちゃん♪」
純一「僕がですか?」
森島「だって、橘君わんちゃんみたいなんだもん♪」
純一「わん…ちゃん…」
??「ここ、天気が良いと向こうの島まで見えるんだよ。」
純一『へ〜、知らなかった。』
??『…ふふっ。』
純一『どうかしました?』
森島『前に飼ってた、犬のジョンに似てるなと思って♪』
純一『犬…ですか。』
純一「…森島先輩。」
森島「ん?…あ、今名前を…。」
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 10:08:32.30 ID:kFS+kRfP0
純一「僕はなんで思い出せなかったんだ?森島先輩に、絢辻さんに、薫に、紗江ちゃんに、梅原に…。」
森島「思い出したのね!」
純一「先輩の御蔭で、全部思い出せました。他の人の事も、自分の事も。」
森島「わぉ!ベリグーよ♪」
梅原「大将〜!」
純一「すまなかったな梅原。」
棚町「全くアンタは…。」
純一「ありがとう薫。絢辻さんも。」
絢辻「お礼なんて言わなくて良いのに。」
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 10:13:13.50 ID:kFS+kRfP0
放課後
純一「ありがとう紗江ちゃん。」
中多「いえ…よかったです。」
美也「みゃーも頑張ったんだからね!」
純一「ああ、後でまんま肉まん買って来てやるよ。」
美也「やったぁ!にしししし!」
??「良かったですね先輩。」
純一「?」
??「え?」
純一「…あ、ああ。ありがとう…。」
??(まさか…そんな…。)
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 10:16:59.67 ID:kFS+kRfP0
美也「どうしたの逢ちゃん?」
七咲「え…あ…ううん、なんでも。」
中多「顔色…悪いよ?」
七咲「…先輩、私の事は覚えてますよね?」
純一「…ごめん。」
美也・中多「えっ!?」
七咲「そう…ですか…。」タッ
美也「あ、逢ちゃん!」タッ
中多「待って!」タッ
純一(知り合いだったのか…。なんだろう。あの子の涙を見たら、急に胸が痛くなってきた…。)
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 10:20:28.59 ID:kFS+kRfP0
純一「美也!待ってくれ!」
美也「…にぃにのバカ!」タタッ
純一「そんな事言われたって…。」
美也「そんな事ってなんなのさ!思い出したって言ってたじゃん!にぃにが逢ちゃんを泣かせるなんて許さないんだから!」
純一「美也…。」
純一「ったく、美也のやつ何処行ったんだ?」ハァハァ
ウ・・・ウウッ
純一「ん?校舎裏から声が…。」
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 10:25:39.12 ID:kFS+kRfP0
七咲「先輩…橘…先輩…。」ウウッ…
純一(さっきの子だ…。)
七咲「ずっと…ずっと一緒って言ったのに…。」ウウッ…
純一(良く聞こえないな…。)ススッ
七咲「好きじゃ…ないんですか?…」グスッ
純一(す…好き?)ススッ
コツン
純一「あっ。」オットット
七咲「先…輩?」
純一「や、やあ。」
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 10:29:35.30 ID:kFS+kRfP0
純一「ごめん、傷つけちゃったみたいで…。」
七咲「…やっぱり、思い出しては貰えないのですか?」
純一「うん…。」
七咲「私の事…嫌いになったから嘘ついてるんじゃないんですか?」
純一「そんなことは無いと思うよ。忘れてるだけだから…。」
七咲「他の人は思い出したのに?」
純一「…うん。」
七咲「先輩は…先輩はずっと私と一緒にいるって言ったじゃないですか!好きって言ってくれたじゃないですか!」
純一「…。」
七咲「先輩は…そんな彼女を忘れたって言うんですか…。」
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 10:30:06.64 ID:kFS+kRfP0
ROMしまーす
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 12:16:17.42 ID:dMToEFZ+0
また再開
純一「か、彼女?キミみたいな可愛い子が?」
七咲「かわ///…そうですよ!」
純一「う〜ん…」
純一『○○!?』
??『下に水着着てますから。ふふっ。』
純一『そ、そうだよね…。』
純一「そんな感じの思い出は出て来たけど…」
七咲「けど?」
純一「…顔と名前が出てこないんだ。」
七咲「そ、そんな…。」
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 12:22:34.10 ID:dMToEFZ+0
純一「だから、キミが僕の彼女なんて信じられないんだ。ごめん。」
七咲「…。」ウルッ
??「待って橘君!」ガサッ
純一「え?キミは確か…田中Bさん。」
田中B「た…上崎裡沙です!」
純一「あ、そうだ上崎さんだ。どうしたの?」
上崎「私は、ずっとあなたの後を追いかけてたから知ってるんです。彼女と付き合っていた事。」
純一「え?」
上崎「私は、ずっと橘君の事が好きで、彼女ができたって知った時、どうにか別れさせようと思ってました。」
七咲「…。」
上崎「でも…あなた達の仲睦まじく笑顔で居る姿を見ると…これで良かったんだと思いました。」
上崎「だから、思い出してあげて。あの仲の良い2人に戻ってあげて!」タッ
純一「あ、上崎さん!」
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 12:26:45.43 ID:dMToEFZ+0
純一「行っちゃった…。」
七咲「…先輩。」
純一「どうしたの?」
七咲「…先輩が私の事忘れてても、私はずっと先輩が好きです。彼女じゃ無くなってもずっと好きです。」
純一「…。」
七咲「だから…だから…。」ホロッ
純一(涙…)
純一『○○!』ザバーン
バシャバシャバシャ
純一『○○!』ザバッ
??『先輩…先輩!』ウェーン
純一「…な…なな…さき?」
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 12:30:16.13 ID:dMToEFZ+0
七咲「…え?」
ギュッ
七咲「あっ…。」
純一「…七咲、ただいま。」ギュッ
七咲「先輩…先輩!」ウェーン
純一「…もう泣かせないって決めてたのにな。不甲斐ないよ。」
七咲「…グスッ。私は…そんな先輩の不甲斐ない所も好きですよ。」
純一「もう、絶対に泣かせない。もう、絶対に放さない。」ギュム
七咲「…はい///」キュッ
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 12:33:15.58 ID:dMToEFZ+0
それから数カ月
純一「いてて…まだたまに頭がズキズキするよ。」
七咲「大丈夫ですか?」
純一「…あ、逢に撫でてもらわないと治らないかな///」
七咲「!?…もう///」
純一「…ぷっ。」
七咲「クスッ。」
純一「ずっと一緒だよ。」ギュッ
七咲「はい!」ギュッ
完
36 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 12:34:27.99 ID:dMToEFZ+0
短いですが一応終わりです。
もし他キャラバージョンの希望とかあったらやるかも知れません。
ではまた。
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/02/29(水) 12:52:46.94 ID:5fn8Mwn2o
プジョル出せよこら
38 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(宮崎県)
[sage]:2012/02/29(水) 14:38:10.15 ID:fdQSuyDYo
橘さんの記憶が無いのをいいことに女の子達が自分の物にしようとするお話がみたい
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 16:43:47.30 ID:dMToEFZ+0
>>38
その話はもともと考えてたんでやろうとおもいます
40 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/02/29(水) 16:49:23.71 ID:dMToEFZ+0
>>37
モジャ子って解釈でおkですか?
しばらくROMします。
土日には更新できるかと。
41 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/03/02(金) 09:29:07.33 ID:vM1mtTQIO
美也ヒロインで頼む
42 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/03/03(土) 21:29:05.86 ID:gaxGfZ3wo
おい、もうすぐ日曜だぞ
まだかね?
43 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/04(日) 17:47:09.79 ID:UR23A9Fv0
>>1
です
寝てましたww
もうちょいしたら更新します
44 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/04(日) 21:52:49.34 ID:UR23A9Fv0
待ってた方は居るか分かりませんが、再開します。
まずは、思い出せなかったVerから
>>4
より
純一「キミは僕の妹なんだね。」
美也「そう、橘美也!何か思い出した?」
純一「…何も。」
美也「そう…。」
純一「ごめん。」
美也「落ち込んじゃダメだよにぃに!笑って笑って!にしししし!」
純一「…面白い笑い方するんだね。」
美也「にぃ…に…。」
45 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/03/04(日) 22:08:43.47 ID:kixoTgvzo
キタ━━ヾ(゚∀゚)ノ━━!!
46 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/04(日) 22:50:02.58 ID:UR23A9Fv0
学校
桜井「ええっ!?」
棚町「純一が」
絢辻「事故で」
七咲「記憶を」
中多「忘れた?」
森島「そんなぁ〜。」
純一「すみません。」
森島「橘君の責任じゃないのよ。…ねえ、本当に何も覚えてない?」
純一「はい。」
森島「…ふふっ、良い事思いついちゃった♪」
純一「?」
森島「実はね、私と橘君は付き合ってるの。」
純一「!?」
47 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/04(日) 22:52:46.72 ID:UR23A9Fv0
純一「森島…先輩でしたっけ?」
森島「はるかって呼んで。」
純一「は…はるか…さん。本当なんですか?」
森島「ええ♪もう、あんなことやこんなことまでしちゃうんだから♪」
純一「あ…あんなこと…///」モワモワモワ
森島「だから、ね?もう一回思い出作って行こう♪」キュッ
純一「は、はい!///」
48 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/04(日) 23:18:04.23 ID:UR23A9Fv0
あ、ちなみに、変態性は健在ってことでお願いします。
49 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/03/04(日) 23:21:10.66 ID:kixoTgvzo
こうゆうSS大好きだ
50 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/04(日) 23:30:37.53 ID:UR23A9Fv0
純一(ぼ、僕があんな綺麗な人の彼氏だなんて…信じられないよ!)ニヘラー
??「おーい。」
純一「はは…ははははっ!」ニヘラー
??「…!」イラッ
バシーン
純一「痛い!な、なんですか…って、棚町さんか。」
棚町「なんで無視すんのよ!」
純一「え?あ、ごめん。」
棚町「…で、どうしたの?そんなニヤニヤして。」
純一「ふふ、実はね…」
51 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/04(日) 23:42:40.41 ID:UR23A9Fv0
棚町「え?森島先輩と純一が付き合ってる!?」
純一「そうらしいよ。知らないの?」
棚町「確かに最近仲良かった気もするけど…あ、まさか!」
純一「?」
棚町「純一、アンタ騙されてるわよ。」
純一「誰に?」
棚町「森島先輩に。アンタが付き合ってるなんて嘘よ。」
純一「ええっ!?そんな!」
棚町「…フッ。」ニヤリ
52 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/05(月) 00:11:26.11 ID:Rm18mvul0
棚町「本当は、アタシと付き合ってたの。」
純一「…え?」
棚町「先輩は、それが悔しくて奪おうとしたの。」
純一「そう…なのか?でも、嘘つく人には…」
棚町「確かに見えないわ。でも、恋する乙女はそれくらいしちゃうものなの。」
純一「そうなんだ…。」
棚町「…アンタの記憶が無いから尚更ね。」
純一「棚町…悪い事しちゃったみたいだな。」
棚町「薫って呼びなさい。」
純一「…良く見ると、薫って可愛いんだな。」
棚町「!///」
53 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/05(月) 00:12:15.55 ID:Rm18mvul0
眠いです。
早いですがまた明日。
54 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/03/05(月) 01:07:34.20 ID:uaqHFpCEo
おう
また明日
55 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/05(月) 21:31:57.52 ID:Rm18mvul0
こんばんは。
純一「まさか森島先輩みたいな人が僕に嘘ついてたなんて…。」
??「先輩。」
純一「?あ、えっと…」
七咲「七咲逢です。」
純一「そう、七咲だ。どうしたの?」
七咲「先輩が、真剣な顔したりニヤニヤしたりを繰り返していたので。」
純一「え?そ、そんな顔してたんだ…。」
七咲「それで、どうしたんですか?」
純一「実はね…」
56 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/05(月) 21:36:12.61 ID:Rm18mvul0
七咲「先輩と…棚町先輩が付き合ってて…森島先輩は嘘をついてまで付き合おうとした…ですか?」
純一「うん。僕は全部覚えてないんだけどね。」
七咲「…。」
純一「どうしたの七咲?」
七咲「…先輩、騙されてます。」
純一「ええ?」
七咲「森島先輩も、棚町先輩も嘘を言ってます。」
純一「う、嘘!?」
七咲「ええ。本当は私と付き合ってるんですから。」
純一「!?」
57 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/05(月) 21:40:03.44 ID:Rm18mvul0
純一「…何が何だか分からなくなってきた。」
七咲「でも、これは本当の事ですよ?」
純一「…そう言われると、七咲とは凄く親近感を覚える気がする。」
七咲「だって…ずっと一緒でしたから///」ギュッ
純一「!///」
七咲「先輩は覚えてなくても、先輩の身体がこうやって抱き合ってた事を覚えているはずです///」
純一「そんな気がする…///」
七咲「…逢って呼んでくださいね。」
純一「ありがとう逢。」
七咲「はい///」
58 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/05(月) 21:44:06.77 ID:Rm18mvul0
純一「頭で覚えてなくても、身体は覚えてるんだなぁ。」
??「橘君。」
純一「ん?あ、委員長さん。」
絢辻「委員長さんじゃなくて、絢辻です。」
純一「そうだった。それで、どうしたの絢辻さん?」
絢辻「これを書いて提出してほしいな。…あと、どうしたのニヤニヤしちゃって?」
純一「え?またニヤニヤしてる?」
絢辻「まさかとは思うけど…誰かに告白された?」
純一「…凄いね絢辻さん。実はね…」
59 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/05(月) 22:21:35.16 ID:Rm18mvul0
絢辻「…やっぱり動いたかあいつら。」ボソッ
純一「え?何か言った?」
絢辻「…ふんっ!」ガシッ
純一「!?ど、どうしたの?ネクタイ掴んで…。」
絢辻「ホント、あなたはダメね。」
純一「え?」
絢辻「彼女の事も忘れて、他の女に誑かされるなんて。」ギロッ
純一「!!!」
絢辻「いい?あなたと付き合ってるのはこの私。『絢辻さんは裏表のない素敵な僕の彼女です。』はい、復唱!」
純一「あ、絢辻さんは裏表のない素敵な僕の彼女です!」
絢辻「ふっ、よろしい。」
純一「前にもこんなことされた気がするよ…。」ガクブル
60 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/03/06(火) 00:28:43.40 ID:Qtd4CMzno
絢辻さんまじ天使
61 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/06(火) 00:43:47.67 ID:gyYuG5XW0
はっ、更新忘れてた
純一「あ、絢辻さんは裏表のない…」ガクガク
??「じゅ、純一?」
純一「あ、さ、桜井さん…。」
桜井「梨穂子でいいよ〜。どしたの、そんなに震えて?」
純一「えっと…」
絢辻『言ったら、どうなるか分かってるわよね?』ギロッ
純一「言えません…。」
桜井「え〜。そうだ純一、明日のデートだけど…///」
純一「え?デート!?」
桜井「うん。…え?」
62 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/06(火) 00:46:38.82 ID:gyYuG5XW0
桜井「それで震えてたんだ〜。」
純一(絢辻さんごめんなさい。)
桜井「でも、純一と付き合ってるのは私だよ〜。」
純一「そう…なのか?」
桜井「うん。ついこの前、付き合い始めたんだよ〜///」
純一「…頭痛くなってきた。」
桜井「純一、大丈夫?」
純一「もう、どれが本当なのか分からなくなって来たよ…。」
63 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/03/06(火) 01:58:07.33 ID:ecYpR4pGo
ほれ
そこで押し倒すんだりほっち
64 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/03/07(水) 00:18:41.55 ID:fZq6JwqUo
私の黒沢さんにもチャンスが?!
65 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/03/07(水) 20:58:05.30 ID:Dw3Xk5ADO
その前にマイクのターンが……
66 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/08(木) 21:43:33.66 ID:GRRJrHWn0
どうもこんばんは。
更新忘れてました。
保健室
純一「桜井さんに保健室に連れて来て貰ったのは良いけど…。」
??「スゥ…スゥ…。」
純一「先客がいるしなぁ…。」
??「ん…あ、しぇんぱい…。」
純一「あ、ごめん!起こしちゃった?」
??「いえ…大丈夫です。どうぞしぇんぱい。」
純一「えっと…キミは…。」
中多「中多紗江です。…やっぱり、忘れちゃったんですか?」
純一「ごめんね。」
中多「…。」シュン
67 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/08(木) 22:05:00.59 ID:GRRJrHWn0
中多「しぇん…ぱい?」
純一「ん?」
中多「あの…彼女は誰か覚えてますか?」
純一「それが…ね…」
中多「ふぇぇ!?」
純一「だから誰が彼女か分からなくなっちゃって…。」
中多「…酷いですみなさん。」
純一「…え?」
中多「私が…しぇんぱいの彼女なのに…。」シュン
純一「え、えええええええっ!?」
68 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/03/12(月) 21:16:15.98 ID:2AAWNOhDo
楽しみにしとるで
69 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/13(火) 17:18:51.19 ID:VOIYHb1T0
またすっかり更新忘れ。
純一「なんだってこんなことに…。」
梅原「よう大将!」
純一「う、梅原君。」
梅原「梅原君って…何だよ大将辛気臭えなぁ!」
純一(ん?待てよ…。梅原ならちゃんと真実を言ってくれるかも!)
純一「な、なあ梅原!」
梅原「お、ようやく普通の呼び方してくれたな。どうした?」
純一「実は…」
70 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/03/19(月) 21:53:19.76 ID:bnFBDlgk0
まさかの梅原ルート化
71 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山口県)
:2012/03/25(日) 22:14:02.73 ID:QHoadZxf0
こんばんは。
梅原「いろんな人が自分こそ彼女だって言ってくる!?羨ましいぜこんちくしょう!」
純一「だから、男の梅原なら嘘つかないと思って。」
梅原「…。」
純一「どうした梅原?」
ガシッ
純一「なっ!?どうしたんだよ、いきなり胸倉掴んで!」
梅原「…ふざけるなよ大将。」
純一「?」
梅原「俺が男?」
純一「…ま、まさか。」
梅原「…俺が、お前の彼女だろうがぁぁぁ!」
純一「」
72 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/03/27(火) 09:09:28.80 ID:KgLAUkjDO
ウメちゃん死んだな……
73 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/04/07(土) 00:48:39.33 ID:f5rA6NLDO
>>1
も死んだのか……
74 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 00:27:11.13 ID:4JJ5grOd0
ごぶさたしてます
純一「はぁはぁ…。くそっ!まさか梅原まで!」
??「どうした少年。」
純一「え?」
??「急がば回れ。」
純一「あなたは?」
飛羽「THE副部長、飛羽愛花。」
飛羽「ほう。梨穂っち、惜しい。」
純一「飛羽先輩は何かご存知ですか?」
飛羽「ちょっと部室に付いてくるといい。」
純一「部室?」
75 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 00:31:02.44 ID:4JJ5grOd0
茶道部
飛羽「入れ。」
純一「お邪魔します。」
飛羽「茶道部特製のお茶。」コトッ
純一「えと…いただきます。」ゴクゴク
飛羽「…ニヤリ。」
純一「!?…なんだか…身体が痺れて…。」
飛羽「痺れ薬だ。」スルッ
純一「な、なんで服を脱いで!?///」
飛羽「既成事実を作ったもの勝ち。」パサッ
純一(うわぁぁぁ!お。思わず目を隠したけど…見たいぃぃぃ!でも…イカンイカン!)
76 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 00:33:20.82 ID:4JJ5grOd0
??「そこまでよ!」
飛羽「チッ。邪魔が入った。」
純一「高橋先生!」
高橋「大丈夫橘君?」
保健室
高橋「これでよし。」
純一「ありがとうございます。」
高橋「でも…どうしてあんなことに?」
純一「実はですね…。」
77 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 00:36:26.27 ID:4JJ5grOd0
高橋「いろんな人が彼女だと言い張るねぇ…。」
純一「高橋先生はご存知ですか?」
高橋「私は色恋沙汰に詳しくないから…。」
純一「そう…ですか。」
高橋「まあ、私はあなたの彼女とか言い張らないから。」
純一「さすが大人ですね。」
高橋「ええ。純一は私の夫だもの。」
純一「」
78 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 00:41:44.77 ID:4JJ5grOd0
今日はここまで
すこしずつ更新します
79 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 01:11:12.73 ID:n3sbzT9DO
もうハーレムしたまえよ(男性抜きで)
80 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 11:29:29.92 ID:OhZi2+qU0
純一「さらにややこしくなった…。」
田中「あ、橘君。」
純一(えっと…田中さんだったな。どうせ声かけたら皆みたいになるだろうから…)
純一「…。」スタスタ
田中「え?た、橘君?」
純一「…(すまない。)」スタスタ
田中「ちょ、なんで私はこういう役ばっかりなの!?私だって橘君とモゴモゴ…。」
純一(聞こえなかった事にしよう。)
81 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 11:33:26.42 ID:OhZi2+qU0
??「橘君。」
純一「…。」
??「何無視してるの!私は彼女とか言わないから大丈夫だって。」
純一「えっと…。」
伊藤「伊藤香苗。本当に記憶喪失なのねー。」
純一「なんでそれを?」
伊藤「高橋先生との会話聞いちゃって。」
82 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 11:38:09.91 ID:OhZi2+qU0
伊藤「ふーん。まあでも彼女と言い張る気持ちも分かるよ。橘君カッコいいし。」
純一「僕が!?いつも変なことしか考えてないのに。」
伊藤「それも含めてでしょ。まあ私は彼氏居るから。」
純一「あ、それで彼女とか言わないのか。」
伊藤「うん。橘君も知ってる人だよ。」
純一「知ってる?まさか…。」
伊藤「梅原君だよ。」
純一「」
83 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 11:41:16.58 ID:OhZi2+qU0
伊藤「ええっ!?そんな…。」
純一「信じがたいだろうけど、ホントなんだ。」
伊藤「そんな…梅原君が私より橘君を取るなんて…。」
純一「丁重にお断りしたけどね。」
伊藤「…も。」
純一「も?」
伊藤「なら私も橘君を取る!」
純一「ええええええっ!?」
84 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 11:43:30.96 ID:OhZi2+qU0
途中経過彼女候補
メイン6人、梅原、飛羽、高橋、田中、伊藤
85 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 11:46:52.19 ID:OhZi2+qU0
純一「まさか伊藤さんまで言い出すなんて…。梅原め…。」
??「梅ちゃんがどうかしたの?」
純一「君は…美也ちゃん。」
美也「ちゃんって…。もう、美也って呼びなよにぃに!」
純一「ごめんごめん…。」
美也「…なんかお疲れだね。」
純一「よく分かったね!」
美也「何年妹してると思ってんの?にしししし!」
86 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 11:52:02.52 ID:OhZi2+qU0
美也「え?にぃにが…モテモテ!?」
純一「そうなんだよ…。」
美也「いくらエッチだからって変な薬飲ますなんて…。」プルプル
純一「違う!そんなことしてない!」
美也「…おりゃぁぁぁ!」シャッシャッ
純一「痛い痛い!ひっかかないで!」
美也「みゃー以外の女の子に手を出すにぃになんて消えちゃえ!」
純一「ごめんごめ…みゃー以外?」
美也「みゃーがにぃにの彼女だったじゃん!」
純一「うそ…。」
87 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/05/15(火) 18:50:40.97 ID:w/ROFWMgo
スト子のターンはよ
88 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 20:37:17.86 ID:DOlpstUZ0
純一「なんとかなだめることが出来たけど…まさか妹までとは…。」
??「元気ないわね橘君。」
純一「えっと…森島先輩と一緒にいた…。」
塚原「塚原響よ。その様子だと、まだ記憶喪失のままのようね。」
純一「はい。しかも…」
塚原「それで元気が無いのね。」
純一「はい。先輩は言ったりとか…。」
塚原「行って欲しい?」
純一「いえ、これ以上困るのは大変なので…。」
塚原「ふふ。大丈夫、私は言わないわ。」
純一「良かったぁ。」
89 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 20:40:07.84 ID:DOlpstUZ0
純一「先輩は僕が誰かと付き合ってたとかそういう事知ってますか?」
塚原「そうね…。付き合ってたわね。」
純一「え!?誰とですか!?」
塚原「そこから先は思い出すよう努力しなさい。」
純一「そんなぁ。」シュン
塚原「ふふ、純一君可愛い。」
純一「純一君?」
塚原「えっ!?あ、その…違うの!違うから!///」タタッ
純一「塚原先輩!?」
90 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 20:47:39.17 ID:DOlpstUZ0
純一「まさか…塚原先輩まで…そんなことは…。」
ガサッ
純一「ん?何か動いたような…。」ジーッ
??「…あ。」
純一「君は?」
上崎「か、上崎裡沙って言います!」
純一「上崎さん。どうして隠れてるの?」
上崎「えっと…ふ、深い意味は無くて!その…。」
純一「…君は僕が記憶喪失なの知ってる?」
上崎「えっと…すみません、全部聞いていました…。」
純一「ううん、良いよ。話す手間が省けたし。」
91 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 20:53:14.18 ID:DOlpstUZ0
上崎「その…さっき塚原先輩が言ってた事、あれは嘘なんです。」
純一「付き合ってたって事?」
上崎「はい。橘君の事が好きな人は居たんですけど、付き合ってる人は居ないんです。」
純一「そう…なんだ。」
上崎「…。」
純一「ありがとう上崎さん。」
上崎「え?」
純一「僕が付き合ってたなら、あの子たちの誰かを傷つけてしまう所だったから。おかげで気持ちが晴れたよ。」
上崎「…裡沙。」
純一「え?」
上崎「理沙って呼んでください。」
純一「…ありがとう裡沙ちゃん。」
92 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 21:00:32.20 ID:DOlpstUZ0
絢辻「…上崎さん、ホントの事を言うなんて、いい度胸してるわね。」
純一「絢辻さん?」
棚町「おかげで私の独占作戦が失敗じゃない。」
森島「いいえ、ジョンは私のよ!」
中多「わ、私のです!」
七咲「でも、ホントの事を知ったので、先輩は気兼ねなく私を選べます。」
飛羽「それはこっちのセリフ。」
桜井「あ、先輩ずるい〜!私のセリフですよ〜!」
伊藤「桜井、あんたに橘君はもったいないわ。」
高橋「そうね、私が一番つり合ってるもの。」
塚原「先生は入ってこないでください!」
美也「そうだそうだ!にぃにはみゃーのにぃにだもん!」
田中「妹だからってそうはいかないわ!」
上崎「そ、そんな全員…。」
純一「…大変なことになりそうだ。」
梅原「俺も居るぜ!」
純一「とりあえずお前は帰れ。」
93 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 21:04:01.86 ID:DOlpstUZ0
1週間後
純一(あれから1週間たち、僕の記憶は戻ってきた。)
純一(やっぱり僕に彼女は居なかった。)
純一(でも今はたくさんの女の子に囲まれている。)
純一(そして毎日彼女にしてと言われてる…。)
純一(だから毎日が大変。でも…)
純一「これもこれでハーレムだから良いよね!」ニヘラー
ハーレム編・完
94 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 21:06:10.69 ID:DOlpstUZ0
グダグダですが、ハーレム編終わりです。
やっぱ彼女1人居た方が書きやすいww
てことで、今度は誰か編でやります。
一応書いてほしい人あれば(梅原以外)レスしてください。
明日以降書きますので。
95 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/05/15(火) 21:40:01.96 ID:tFQHQ1DGo
スト子
96 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/15(火) 22:53:14.85 ID:nHxMQY0DO
上崎裡沙ちゃん
秘密な恋人関係なのでお願いしゃす
97 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
:2012/05/16(水) 05:53:13.43 ID:wG1LZX89o
ハーレム編、乙です〜
梨穂っち、希望します
98 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/16(水) 12:33:06.39 ID:SekWLnwDO
乙
絢辻とまさか黒沢と3P
99 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/16(水) 13:35:48.62 ID:9/p6lb7o0
更新再開します
誰編やるかは最後のお楽しみって事で。
>>8
の後より再開します。
100 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/16(水) 13:38:49.17 ID:9/p6lb7o0
学校
美也「ここがにぃにの学校だけど…。」
純一「…分からない。」
梅原「仕方ない。そのうち思い出すさ。」
純一「ごめんね梅原君。」
梅原「梅原って呼べよ大将!」
純一「すまない梅原。」
梅原「いいってことよ!」
101 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/16(水) 13:41:29.49 ID:9/p6lb7o0
??「あら。珍しく早いのね。」
梅原「あ、絢辻さんおはよう。」
美也「おはようございます。」
純一「あやつじさん?」
絢辻「おはよう。どうしたの橘君?」
梅原「実は…」
絢辻「車にはねられて記憶喪失!?」
梅原「ああ。まだ家族のことしか思い出せてないんだ。」
美也「絢辻先輩!何かないですか!?」
絢辻「…ちょっと借りていいかしら?」
102 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/16(水) 13:45:10.48 ID:9/p6lb7o0
校舎裏
絢辻「全く、いつもいつも迷惑ばっかりかけて。」
純一「よく分からないけど、すみません。」
絢辻「…『絢辻さんは裏表のない素敵な人です。』」
純一「え?」
絢辻「これを復唱しなさい。そうしたら思い出すわ。」ゴゴゴゴゴ
純一「ひぃっ!あ、絢辻さんは裏表のない素敵な人です!」
絢辻「思い出した?」
純一「全然です。」
絢辻「なら思い出すまで言いなさい!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
103 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/16(水) 13:48:53.73 ID:9/p6lb7o0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
絢辻『…見たのね?』
純一『ちょっとだけ…。』
絢辻『ふーん。じゃあ書き殴ったアレも見ちゃったんだ。』ゴゴゴゴゴ
純一『あれ?』
絢辻『…まさか見てないの?』
純一『綺麗な字だなーとは思ったけど…。』
絢辻『そ、そういう事は早く言いなさいよ!///』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
104 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/16(水) 13:51:37.54 ID:9/p6lb7o0
純一「絢辻…さん。」
絢辻「え?」
純一「思い出したよ絢辻さん!」
絢辻「ふふっ。さすが私ね。」
純一「え?」
絢辻「なんでもないわ。」
105 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/05/16(水) 13:55:55.55 ID:9/p6lb7o0
廊下
純一(絢辻さんは思い出せたぞ。この調子でどんどん思い出せそうだ!)
??「しぇ、しぇんぱい…。」
純一「ん?」
??「お、おはようございます。」
純一「…君は誰?」
中多「え?…中多紗江…ですけど…。」
中多「ふぇぇぇぇ!?記憶喪失ですか!?」
純一「だから…君の事も思い出せないんだ。きっかけがあれば思い出せると思うんだけど。」
中多「…ひ、1つだけ考えがあります。」
106 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/06/02(土) 19:46:20.06 ID:fL1J1GyIO
まだ?
107 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/06/16(土) 14:07:23.54 ID:IHcV+dQD0
お久〜
食堂
純一「なんで食堂なんだろ?」
中多「じゃあ…お願いします。…教官!」
純一「きょ、教官!?」
中多「はい。先輩は私の人見しりを直すために、その、教官としていろいろ指導してくれました。」
純一(教官…なんか良い響きだなぁ。)
108 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/06/16(土) 14:14:29.87 ID:IHcV+dQD0
中多「それで…思い出しましたか教官?」
純一「…。」
中多「教官?」
純一「はっ!?いや!なんか良いからもっと言って欲しいなんて思ってないから!」
中多「ふぇ?」
純一「あ…いや…。ごめん。」
中多「そうですか…。こうなれば…。」
純一「こうなれば?」
中多「えいっ!」ギュムッ
純一(抱きつかれた!?し、しかも…胸が当たって…)ニヘラー
109 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/06/16(土) 14:47:32.67 ID:5hgaQzaG0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
美也『紗江ちゃん。にしししし!』
中多『ど、どうしたの美也ちゃん…?』
美也『とりゃーっ!』ギュムッ
中多『ひゃぁっ!み、美也ちゃん!』
美也『ふかふかまんま肉まん攻撃ー!』ムニムニ
中多『ひゃぁん!』
純一《な、なんて光景なんだっ!》
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
110 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/06/16(土) 14:51:03.84 ID:5hgaQzaG0
純一「こ、この感触は…紗江ちゃん!」
中多「っ!先輩、もしかして!」
純一「ふかふ…じゃなくて、紗江ちゃんの御蔭で思い出せたよ!」
中多「よかったぁ。」
純一「あと…早く退いてくれないと理性が…。」ムニュッ
中多「す、すみません!」バッ
中多(…でも、少しいつもの先輩と違う。)
111 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
:2012/07/17(火) 00:48:18.90 ID:muya2T5go
書かないのか?
42.77 KB
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