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ウルトラマン「結局地球守って正解だったのか?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/13(火) 02:12:11.84 ID:62POQN6G0
セブン「どしたの突然」

マン「いや、俺たち相当がんばって地球守ったじゃん。でもそれただしかったんかな、と」

帰「まあ・・・。そう考えたことは昔あるけど」

セブン「俺もないことはないけど」

マン「いやさ、俺たちボロボロじゃん。満身創痍じゃん。それ報われてない気がしてさ」

帰「ああ・・・そういうこと」

7「わからんな。俺たちは地球人を愛しているじゃないか」

マン「そうなんだけどさ」

7「あ、それロン」

帰「なんだ、それ待ちだったのか」

7「三暗刻、ドラ2」

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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/13(火) 02:20:27.37 ID:62POQN6G0
帰「・・・で、なんでいきなりそんなことを」

A「メビウスやゼロには聞かせられないぞ」

マン「そりゃ確かに地球は美しいし、地球人はすばらしいけど・・・。全員が全員そうじゃないだろ」

帰「というと」

マン「覚えがあるだろ。ノンマルトの一件とか」

7「言いたいことはわかる。だが、俺は地球人を信じている」

A「僕もそうだな。彼らが侵略者ではないことを信じているよ」

マン「そうだといいんだけどね」

帰「煮え切らないな」

マン「考えても見ろよ。怪獣が覚醒したのはそもそも彼らに原因があるだろう。ケムラーとか、ラゴンとか」

A「しかし、ヤプールのような侵略者から彼らを守るのも僕らの使命では」

マン「そうじゃない。侵略者は確かに悪だ。だが、怪獣が出現したそもそもの理由は彼らにもあるじゃないか」

帰「・・・一利あるけど」

7「っと、それチー」

帰「これ?・・・でも俺たちがいないと、地球は侵略されていたはずだ」

マン「まあ、多分バルタン星人に負けてただろうな。あいつら核ミサイルきかないし」

A「なら・・・」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/13(火) 02:30:32.65 ID:62POQN6G0
7「いや、しかし彼らが侵略者だとすると・・・」

帰「それはさっき彼らを信じるって」

7「仮定の話だ」

マン「そうさ、もしそうなら、彼らは先住民を殺戮した挙句、怪獣を凶暴化させた侵略者だ」

A「そんな仮定・・・。ゾフィ兄さんが聞いたら激昂するよ」

マン「オフレコだ。だが正直、本当に私たちがあんなに戦ったのは正しかったのか、気になってな」

A「あ、ポン。・・・実際、地球人は僕らがいなくても怪獣たちに勝てるのか・・・?」

7「どうだろうな。彼らの最終兵器は核だが、それは諸刃の武器だし」

帰「俺は少し厳しいと思う。そもそも、バルタン星人に屈していただろうし」

マン「時系列的にはそうなるか。べムラーは・・・まあ例外として」

7「でもあいつら、ゼットン倒してるぞ」

帰「・・・確かに」

マン「あれはどうだろうな。私を倒すために訓練されたゼットンだし・・・」

A「ジャック兄さんの倒したゼットンは・・・?」

帰「あれは養殖。それでも手ごわかったが」

マン「ツモ。対々和、ドラ4」

7「ウッ・・・」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/13(火) 02:38:40.07 ID:62POQN6G0
A「そもそもゼットンてどのくらい強いんだ?」

7「俺は手合わせしたことはないが」

マン「うーん・・・。相当強いとは思う。なんてったって、一兆度の火球だし」

帰「スペシウム光線効かないし」

A「光線技は壊滅か・・・」

7「俺にはアイスラッガーあるからな。カラータイマーもないし」

A「言われてみれば」

マン「あれ。じゃあ7ならゼットン余裕じゃね」

帰「なんと」

7「え。そうなの。・・・いや、ジャックにもブレスレットあるじゃんか」

A「それもそうだ。なんで使わなかったの」

帰「あー・・・。使ったんだけど、その、ちょっと思わぬ展開に」

マン「?・・・となると、ゼットンは7には負けると」

7「いやわかんないけど」

A「逆に7兄さんに勝った相手はどうなのさ」

帰「ポン。ていうと、ガッツ星人か」

7「キングジョーにもほぼ負けたな・・・」

A「ガッツ星人は手ごわかったな」

マン「磔はいつになっても慣れないね」

7「しかし・・・。あいつはブレスレットあれば何とかなる気がしないでもないが」

マン「実際俺たち勝ってるし。問題は、キングジョーか」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/13(火) 02:44:26.36 ID:62POQN6G0
7「さすがのブレスレットも弾かれると思うが」

帰「スペシウム光線は」

A「あまり効かなさそうだ」

マン「八つ裂き光輪ならどうだ」

7「うむ・・・。合体部分を正確に切断できれば、あるいは」

マン「ウルトラキャッチ光線で動きを止めてだな」

A「ああ、二匹目のレッドキングと同じように」

マン「ばらばらに・・・。なると思うか」

7「理論上は不可能じゃないと思うが、現実的にはどうだろうな」

A「よく勝ったねそんな化け物に」

7「それこそ地球人のおかけだ」

帰「とにかく、俺や兄さんはキングジョーには勝てそうにないな・・・」

マン「じゃあ、ゼットンとキングジョーじゃどっちが強いんだ」

A「えっ」

7「えっ」

帰「えっ」

マン「えっ」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/13(火) 02:52:49.78 ID:62POQN6G0
A「どう・・・だろうな。今までの理屈でいくとキングジョーが勝ちそうだけれど」

帰「でも・・・なんというか」

マン「うむ・・・。なんとなく、ゼットンが勝ちそうだ」

7「やはり一兆度の火球だもんなあ」

マン「ポンだ7。・・・キングジョーの装甲が一兆度の火球を弾けるならキングジョーにも勝ち目はあるかも知れんが」

A「ペダン星人はそんなに優れた技術を?」

7「さすがにないと思う」

帰「なんだかややこしくなってきたが・・・。7兄さんは俺たちに勝ったゼットンに有利で、でもゼットンはキングジョーには勝ちそう・・・?」

マン「今のところセブンが最強みたいになっているが」

A「でも7兄さんは寒さに弱いしな」

7「気にしてんだ、ほっといてくれ」

帰「気にはしてたんだ・・・」

7「当たり前だ。そうでなきゃ、ポール星人みたいなモヤシに負けそうになってたまるか」

A(もやし・・・ww)

マン「ロン。油断大敵だぞA。混一色、自風」

A「フェヌゥ!?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/13(火) 03:01:29.94 ID:62POQN6G0
7「気にもなる。俺だけ極端に寒がりなのはおかしいだろう」

マン「まあ・・・カラータイマーないだけちょうど良いんじゃないか」

帰「確かに。で、何の話だっけ」

A「ゼットンがどんだけ強いのかって」

帰「ああ。でも話に上がるのは初代の方だよね」

マン「なんとなく、養殖の方はみんな勝ててしまいそうでな」

帰「それなりに苦労したんですがね」

A「角プルプルだったし」

7「あれは気になったな。バット星人は何を考えてああしたのか」

マン「何はともあれ、キングジョーはゼットンに負けると」

帰「じゃあ逆に、ゼットンには何が勝てるんだ?」

7「うーん」

A「うーん」

マン「うーん」

帰「深イイ話みたいになったな・・・。でも浮かばない・・・」

マン「必然的に俺たちが負けたか引き分けたことのある連中から選ぶことになるな」

7「割と限られてくるが」

帰「ええと、メフィラス星人?」

A「微妙だな・・・。さすがにゼットンには負けそう」

マン「ガッツ星人とキングジョーは除いて、パンドン」

7「いや、それはないと思う。熱出しててもなんとか勝てちゃったし」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/13(火) 03:17:38.21 ID:62POQN6G0
マン「ナックル星人とブラックキング」

帰「・・・あれも反則技だろ。しかも二対一だし」

7「ジャック、チーだ。思いつくのは、やはり我らがまとめてやられた連中だ」

A「というと・・・」

帰「エースキラー」

マン「むう・・・。光線技はともかく、ブレスレットを持っているな」

7「というかジャックが奪われたものはブレスレットというのは・・・」

帰「気にしてるんだ、ほっといてくれ」

A(やっぱ気にはしてたんだ・・・)

マン「確かにやつはスペースQという切り札がなければ、みんな危なかった」

7「うむ、やつならあるいは・・・。勝てるまでいかずとも、いい勝負をするだろう」

マン「しかし勝てるかといわれれば・・・」

帰「チーだ兄さん。微妙だな、ブレスレットがはやいか、一兆度の火球が勝るか」

A「甲乙付けがたい」

7「ならやつは保留だ。次は・・・そうだな、ヒッポリト星人」

帰「タールか・・・。あれはうんざりだ」

マン「タール対一兆度の火球・・・」

A「・・・カプセルが火球に耐えられるのなら、あるいは」

帰「しかし、ゼットンて瞬間移動するよね。カプセルからでも、ひゅん、と」

マン「ああ・・・。それはあるかもしれん。というか、あいつカプセルぶち破るんじゃねえかな」

帰「・・・ゼットンなら、確かに」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/13(火) 03:47:20.07 ID:62POQN6G0
7「タイラントは」

マン「ああ・・・。あいつもすさまじかったな」

帰「えらい目にあった」

A「ここにいる全員負けてるし」

マン「カンだA。確かにあの化け物ならゼットンにも勝てるかもしれん」

7「光線技はないしな・・・。しかし、変幻自在のゼットンに対し、タイラントは少し鈍重ではないか」

帰「でも、ワイヤーが一回絡まればそれでタイラントの勝利はほぼ確定するような」

マン「うむ、タイラントとエースキラーがゼットンに勝つ可能性があるようだな。もっとも、実際に戦わせないとわからないが・・・」

A「あれ、なんでこんな話になったんだっけ」

マン「そうだった。結局俺たちは地球守って正解だったのかって話だ」

7「考えてみれば、われわれも随分地球のために戦ってきたんだな・・・。勝ったり負けたりして」

マン「俺もう何年になるのやら」

帰「でもなんでいきなりそんな話を」

マン「うーむ。結局、地球人て救うに値したのかなと、そう考えることがあるのさ」

A「そこまで・・・?」

7「いや、言わんとしている事はわからんでもない。なまじ、ノンマルトと関わった私は特に」

帰「・・・ムルチの件もあった」

マン「地球人が常に弱者とは限らない。むしろ彼らが侵略者のような心を持つことがあることが大きい」

A「侵略者の味方をしている、と・・・?」

マン「救うに値しない、いや、むしろ彼らが侵略者と化してしまうときが来たら。どうすればいいのか、とね」

帰「地球人が侵略など・・・」

A「ロン!イーペーコードラ三っ!!」

帰「アアッ!」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/03/13(火) 04:17:21.56 ID:XaRNlnCXo
おもしろい
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/13(火) 04:29:23.46 ID:62POQN6G0
7「しかし考えてもキリがないだろう。我々は彼らが正しい道を行ってくれるという事を信じるしかない」

マン「まあそうかも知れんが」

A「けど、もしそんな日が、彼らが他の星を植民地にしたりすれば・・・」

帰「・・・我々の持てる力の全ては、彼らに向けられることになるだろう」

マン「そうならないことを祈るしかない」

7「うむ・・・。我らの愛した星の住人たちが、そんな過ちを犯さないと信じるしかない」

マン「リーチだ」

A「リーチ!?まだ数周目なのに・・・」

帰「大丈夫だ。彼らは私たちが愛した星の住人。きっとそんな過ちは犯さないさ」

7「そうだな。きっと大丈夫だ。彼らならきっと」

マン「・・・ところで、私の名ま、」

帰「ポン。兄さん、それポンだ」

マン「いや、気になっているのだが、私は地球や光の国でも固定名詞が、」

7「む、それはカンだ。よく引いてくれた」

A「ち・・・」

マン「・・・」

・・・

A「テンパイ」

7「テンパイ」

帰「テンパイ」

マン「ウワァッ・・・なぜ結局上がれないのか・・・」

7「さて、そろそろ仕事の時間だ。みんな準備は」

A「大丈夫だよ。兄さんたちこそ」

帰「大丈夫だ」

マン「はぁ・・・。さて、それじゃ行こうか。地球へ」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 11:01:04.73 ID:IS9lF2lDO
ふむ
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/03/13(火) 15:49:19.62 ID:4+h0Otm2o
何ともいえない雰囲気だなww
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 17:57:07.78 ID:4P17Erd3o
麻雀しながら語ってるのが面白いww
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 18:06:09.67 ID:jXNKYb53o
おもしろいな
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 19:54:26.19 ID:YaGrpFXSO
続くのか?

期待
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 22:38:14.99 ID:UcRISg1U0
しかし、考えてみると難しい問題だよな、いつも侵略される側の地球だからこそ
こっちから攻めるという発想になってもおかしくないんだよな…というか異常なまでに責められるからな、地球って。
そういう側面もあるから安易な批判系にはなってほしくないな。
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/03/13(火) 23:07:42.81 ID:BcFoxiiFo
それは、吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ…
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/03/13(火) 23:08:21.64 ID:Fhe+hcpLo
血がぬけてら
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/14(水) 01:19:59.24 ID:djieKzrz0
タロウ「兄さんたちはどうやらちゃんと行ったみたいですね」

ゾフィ「任務だからな。なかなか疲れてきているようだが」

80「卓くらい片付けてほしいけど」

レオ「まあいいんじゃね。任務前だったんだし」

タロウ「兄さんたちは今回どんな任務に?」

80「いつもどおりさ。メビウスが帰還した今、地球は丸裸も同然だからな」

レオ「そろそろ地球人も進化してほしいものだけど」

ゾフィ「進化?」

タロウ「巨大化的な?」

レオ「いやいや。いつ獅子座L77星みたいになるかしれないし、自衛力をね」

80「難しい問題だぞ。自衛力はそのまま軍事力にもなりえる」

ゾフィ「さすが先生」

80「宇宙人に対抗できるということはつまり侵略も出来るということになる」

タロウ「宇宙の歴史、いや、地球の歴史はそんな感じだもんな・・・」

ゾフィ「うむ。地球人が我々のような姿になることはないだろうが、そうなると、得るものは軍事力だ」

レオ「難しい問題だ・・・」

タロウ「あ、ツモった。リンシャンツモ」

ゾフィ「なにぃ」

80「くそ、待ちはよかったのに・・・」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/14(水) 01:25:35.49 ID:bzqw4Qejo
たまにでいいのでパワードゼットンさんも思い出してあげてください
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/14(水) 01:34:02.93 ID:djieKzrz0
レオ「しかし、俺たちがこうして地球を守るようになって何年になるんだ?」

ゾフィ「約半世紀ってところか」

80「どうなんだろうな、その半世紀で人間は変わったのか?」

タロウ「どういうこと?」

80「いや、怪獣に宇宙人の攻撃を受けて、少しは何か変化があったのか、と」

ゾフィ「微妙だな・・・。経験から学ばないのが、地球人の特徴だし」

レオ「同じ過ちを繰り返す、と?」

タロウ「しかし、少なくとも今地球は平和なのでは?」

80「それは一方での話だろう。他方、中東はまったく平和とはいえない」

レオ「さすが先生」

ゾフィ「いまだに地球人同士で小競り合いに腹の探り合いだ。せまい地球という星の上でな」

タロウ「そう考えると地球人って・・・」

レオ「うむ・・・。お世辞にも優良種とはいいがたいのかもしれん」

ゾフィ「それでもキミたちは今日まで彼らを愛して戦ってきたのではないのか」

80「それはそうだが」

レオ「カン。あの星を侵略者にくれるのは惜しいと思うよ実際。マグマ星人になんか絶対不釣合いだ」

ゾフィ「それは・・・確かに」

レオ「そろそろ地球人もそういう自覚もってくれないと、こっちが嫌になるぜ」

80「嫌に?」

レオ「そうさ。体痛めるだけ痛めて、何も変わらないなんてのは骨折り損じゃないか」

ゾフィ「宇宙警備隊長としてその発言は引っかかるが・・・。一利ある」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/14(水) 01:41:38.67 ID:djieKzrz0
タロウ「認めちゃうんだ」

ゾフィ「実際この風潮は光の国全体にあるのだ。地球に見切りをつけ、他の惑星を守ろうという意見もある」

80「極論な」

ゾフィ「しかし、ベリアルのような例もある。もう地球だけを見ているわけにはいかないだろう」

レオ「では・・・地球を見限ると?」

ゾフィ「そうではない。彼らが愚かな行動に走らない限り、われらは彼らの味方だ」

タロウ「でも・・・考えなければいけない時期には来ているのかもしれない」

80「ロン。小三元」

タロウ「ヌゥン!?」

ゾフィ「あー・・・。こりゃ一気にもってかれたな」

レオ「まじめな事言いながら虎視眈々と・・・」

80「伊達に任務中無敗の記録を持ってないからな」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/14(水) 01:50:53.02 ID:djieKzrz0
地球 居酒屋『流星』

マン「・・・よお、遅かったな」

バルタン「仕事が長引いてね・・・。地球暮らしも楽じゃない」

マン「あれから半世紀か・・・。だいぶなじんだように見えるが」

バルタン「あんたの言うとおりだったのさ。この星のルールに従えば、俺たちも暮らしていける」

マン「日本酒で良いよな」

バルタン「ああ。・・・おっとっと・・・」

マン「久しぶりの再会だが、相変わらずセミみたいな顔してるな」

バルタン「プハァ・・・。仏顔に言われたくないね」

マン「仕事はどうだ」

バルタン「しがないサラリーマンさ。毎日残業残業。今日も結局終わらなかった」

マン「・・・来てよかったのか」

バルタン「分身一人置いてきた」

マン「分身が哀れだ」

バルタン「フォッフォッフォ・・・。分身とも意識は繋がっている。飲んでいる俺と仕事している俺は同一なのさ」

マン「わからんな」

バルタン「そこだ。命という概念が、根本的に俺たちと異なるんだお前たちは。だからあんなことになった」

マン「侵略はもういいのか」

バルタン「多くの同胞が倒れたが、こうして地球との和解を望む俺たちもいるんだ。暮らしに不自由はないよ」

マン「何よりだ」

バルタン「それで貴様は。相変わらず防衛任務か」

マン「ああ。半世紀前から変わらんよ」

バルタン「ふん。こうして馴染んでみてわかったが、地球人というのはお前たちがそうまでして守る価値はないと思うがね」

マン「・・・」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/14(水) 01:52:54.96 ID:u9oZkbLQo
ウルトラマングラフィティ思い出すww>居酒屋
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/14(水) 01:57:28.29 ID:djieKzrz0
バルタン「ま、そんな星になじんで暮らしてる俺がいえた話ではないのだが、な」

マン「価値がない、か」

バルタン「なんだ、らしくない。もしかして迷ってるのか」

マン「かもしれんな。かつて殺し合いをしたお前にこんな話をするのはおかしいかもしれんが」

バルタン「・・・かつてバルタン星は、今の地球のような姿をしていた。そしてみんな、人間に近い体をしていた」

マン「・・・」

バルタン「だが一つの過ちが全てを破綻させた・・・。知ってのとおり、核実験の失敗だ」

マン「まるで今の地球人、そういいたいのか」

バルタン「どうだろうな。少なくとも、今の俺にはこんな星を侵略する気はまったくないね。行く末が見えている」

マン「それでも俺たちは信じるしかない」

バルタン「それがいつの日か、裏切られないことを祈るばかりだ」

マン「・・・」

バルタン「地球に移り住んだ仲間も多い。だが、さらにいい場所を求めて旅立った者もいる。どちらが正しいのかは、神のみぞしるだ」

マン「お前が地球人を語るとは」

バルタン「フォッフォッフォ」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/14(水) 02:10:11.97 ID:djieKzrz0
同じころ 地球 北川町

7「てっきりもう星へ帰ったものだと思っていたが」

メトロン「ああでもしなければ、キミのお仲間に殺されていたよ。第一、キミには真っ二つにされたわけだし」

7「よく生きていたものだ」

メトロン「まあな。お茶で良いかね、モロボシ・ダン。いや、ウルトラセブン」

7「あの時と変わらないな、この部屋は」

メトロン「ちゃぶ台にあぐら。これがこの星、この国のあるべき姿だと思っていたのだがね。時代は変わったようだ」

7「マックスからは、侵略は諦めたと聞いたが」

メトロン「その通りだ。地球人は私が手を出さずとも、自滅を始めている。もはや私は必要ない」

7「ならなぜここに」

メトロン「さあな。ある種の憐憫、いや違うな。少なくとも、ああ、この光景だよ。この町の夕焼けは見ていると落ち着くのだ」

7「・・・茶をいただく」

メトロン「安心しろ、もう何も混入させる気はない。タバコすら、いまや目の敵にされているようだな」

7「四十年も経てば、彼らの考えも変わる」

メトロン「変わらんさ。いつだって地球人の考えていることは同じだ。半世紀で変わるようなものではない」

7「地球人はいつかその過ちに気がつく」

メトロン「だといいなモロボシ・ダン。だが私はそう思わんよ。むしろ今の方が、人類は我らの様な宇宙人に狙われる程、お互いを信頼してはいないと思うが」

7「・・・」

メトロン「ふふ、ウルトラ戦士の中で最も地球人を愛しているといわれるお前だからこそ、思うところがあるのだろうが。・・・私も茶をいただくぞ」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/03/14(水) 02:22:57.37 ID:djieKzrz0
メトロン「侵略者が昔ほど多くないのはなぜだと思うね、モロボシ・ダン」

7「それは、」

メトロン「地球という星は確かに美しい。だが、その上に住むものらがあまりにも矮小なのだ。いや背丈ではない、考え方がだ」

7「地球人は確かに過ちを犯してきた。しかし、彼らを私は信じている」

メトロン「愛、という感情があるとすればそれだろうウルトラセブン。友情ではない、愛だ。それを感じたからお前はそう考えるのだ。だがこの星はそのような感情だけでできてはいない。むしろもっと、ヤプールらが好む感情が渦巻いているのだ」

7「侵略はやめたとはいえ、キミとはどこまでも意見が合いそうにない」

メトロン「いや、そうではないモロボシ・ダン。我らはある意味近しい考えなのだ。ひとえに、この星いや、この光景を好んでいるという一点においては」

7「・・・」

メトロン「あの時死んでもよかったのかも知れん。この光景が変わっていくというのも、侵略相手が自滅していくのも、ある意味見るに耐えない光景ではあるのだ」

7「キミは・・・」

メトロン「茶をもう一杯どうだね。それとも、ビールの方がお好みかな」

7「・・・茶をいただこう」

メトロン「キミは今後もこの星を守るのだろう。それがどのような結末を迎えるにしても。だが、ノンマルトの一件は、」

7「僕は地球人を信じている。それだけで十分だ」

メトロン「・・・愚問だったようだな。さあ、お茶を淹れよう」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/14(水) 06:58:46.76 ID:0UFOuP+SO
いろいろとせつないな

30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/14(水) 08:40:42.54 ID:ldacrIgX0
平成ガメラさん、それからウルトラマンアグル(初期)さん、ここです
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/03/14(水) 18:48:37.09 ID:Syl5rEUGo
世知辛いな、反論どころかどっちかというと的を得てるのがまた…
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/15(木) 02:06:25.84 ID:OCgEffrgo
地球はガイアあたりにまかせてほっとけば
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/03/18(日) 03:48:18.06 ID:MRqSePjSo
終わりなのか?
良かったよ
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/23(金) 23:22:15.78 ID:xDBi/lYk0
乙。色々と考えさせられるわー
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/11(水) 00:58:41.39 ID:uiE6e3540
マン「どう思う」

バルタン「何が」

マン「結局、命磨り減らしてまでこの星を守る…あるいは攻める価値はあったのか?」

バルタン「…命。分からない、命とは何か」

マン「…だったな」

バルタン「だが、この惑星は捨てるには惜しい。お前こそどうするのだウルトラマン」

マン「何が」

バルタン「お前達は地球を守りたいのか、それとも人間を守りたいのか。お前は宇宙人なのか、地球人なのか」

マン「…両方だ」

バルタン「私たちはかつてはこの星を我が手にせんとした、しかし最近この星に侵略者は来たかね」

マン「いや、最近は覚えがない」

バルタン「かつてほどこの星に魅力が無くなったからか?恐らく違う、侵略者は侵略をやめたのではない。ただ待っているのだ、人間同士の自滅を」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/11(水) 01:03:09.13 ID:z7HUjrNj0
バルタン「その時が来たら…キミは人間と戦うのか」

マン「もし…もしそんな時が来たら…」

マン「…」

マン「私の持つ全ての力は、地球人に向けられるだろう…。悲しいことだが…」

バルタン「覚悟はあるのかウルトラマン。キミにその覚悟が」

マン「彼らが、この星をダメにしてしまうのなら…それは侵略者と同じだ、それは確かだ」

バルタン「他のウルトラ戦士を敵にしても、か」

マン「私たちは彼らを愛している。愛しているのだ」

バルタン「…」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/11(水) 01:09:27.17 ID:WW3zfs94o
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/11(水) 01:34:34.74 ID:uxNKvkZSO
なにこれ面白い
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/11(水) 02:26:26.16 ID:Oj5m/Ty80
味わい深いな
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/04/11(水) 14:26:24.37 ID:hBnbQ4dAO
時系列はいつ頃なんだろ
ゼロがいるなら一万年は経っているはずだが
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/12(木) 21:39:06.19 ID:2G0qBDMf0
部長「お前今日中にこれやっとけ。終わるまで帰るな」ドサッ

部下「え、ちょ…」

部長「残業代は出ないからな。じゃ、朝までにやっておけよ」

部下「…ハァ」

ザラブ「人間として生きる、か…。簡単じゃないな…」

?「苦労してるようだな」

ザラブ「??ああ、あんたか」

メフィラス「あんたかとはずいぶんだ。久しぶりに会ったというのに」

ザラブ「まあそうか。久しぶりだな」

メフィラス「うむ。残業か??久しぶりに飲みにでもと思ったのだが」

ザラブ「なまじ人間に化けれると苦労する」

メフィラス「かも知れんな。しかし我々ではウルトラ兄弟には勝てない。こうして生きるしかない」

ザラブ「最近思うよ、ああ、作業しながらで失礼。…最近、この星の人間は、我々に征服された方が幸せだったのではないか、と」

メフィラス「…どうだろうな」

ザラブ「こうも人間が成長しない、閉塞的な生き物だとは」

メフィラス「…最近の子供に、いや、大人でも、私たちがこの星をくれ、と言ったら『あげる』とでも言いそうな気配がする」

ザラブ「そりゃいい。侵略を再開するといい」

メフィラス「ふん…。ウルトラ兄弟と宇宙人同士で戦って、なにか意味があるのか??地球人が挑んでくるならともかく」

ザラブ「どうだろう…。今の地球人は、本当に一致団結して侵略者に立ち向かうか??」

メフィラス「怪しいものだ」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/13(金) 08:47:20.73 ID:taLxZNUIO
青野さんが亡くなったこのタイミングでザラブとは…
余計に切なくなったわ
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/13(金) 16:26:03.62 ID:WUbABJnIO
>>40
その辺の設定はウルトラシリーズでは眉唾物だと思った方がいい
1000以上の数字はだいたい誇張表現だから
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/13(金) 22:49:33.66 ID:YbUgB+UQ0
ザラブ「決めたよ」ガタッ

メフィラス「どうした」

ザラブ「私はこの星を去ることにする。もはやこの星に用はない」

メフィラス「本気か」

ザラブ「ここにいる必要ももはやないだろう。侵略を再開してもウルトラ兄弟にやられるのがオチだ」

メフィラス「本気か」

ザラブ「私たちは長くこの星にいすぎたのかも知れん。すでにこの星の住人達は自ら滅びようとしているのだ。我々が手を出す必要は無くなった」

メフィラス「地球をあげる…その一言がかつては欲しかったのだが」

ザラブ「そうまでしなくとも、彼らは自然に地球を明け渡すだろう…。今のままならばな」

メフィラス「それを望んでいないかのように聞こえるぞ」

ザラブ「…どうかな。私は少し疲れているようだ」

メフィラス「行くのか」

ザラブ「…ああ。また会おう、宇宙の友よ」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/13(金) 23:28:30.63 ID:RljeULEJ0
実際ジャスティスは自分が守った種族が侵略者になって辛い思いしたよね
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/04/14(土) 01:10:38.19 ID:vo0OUahD0
地球人の罪で他に思いつくのといえば、ギエロン星獣だな。
あれは地球人がひどすぎる。
ギエロンは可哀そうなうえに、ウルトラシリーズ屈指のグロい殺され方だし
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/04/14(土) 01:30:35.30 ID:4AOPt50Xo
セブンに翼ちぎられたんだっけ?
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/14(土) 02:29:32.54 ID:lhWFz7fd0
マン「お世辞にもいい環境ではなかったな」

7「同感だ」

A「二人ともどうしたのさ。暗い顔して」

帰「地球で何かあったとか」

マン「概ねそんな所だ」

7「古い知り合いに、色々と言われた」

マン「私もだ。ますます考えさせられた」

帰「例の人間を助けて正解か…て話??」

7「うむ…。そんな所だ」

A「やっぱり考えすぎじゃない??僕らも間違ってることになっちゃうし」

マン「だからこそ問題だ、これは私たち全体に関わる問題なのだ」

7「そうだ、極端な話、私たちは誤っていたのかも知れん」

マン「だが今さら、彼らを見捨てるわけにも…」

A「ロン!!」

帰「ロン!!」

マン「」

7「ダブロンか…。東一にして跳んだな」

マン「」ピコーンピコーンピコーン…
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2012/04/14(土) 02:40:04.52 ID:q+Wjdb4AO
>>46
何かの本で「復讐の為に地球に来たって言われてるけど実際は安住の地を求めて偶然自分の故郷を奪った地球に来たんじゃないか」って説を読んだことがある
あとセブンで唯一の侵略者の尖兵じゃない怪獣なんだよな
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/04/14(土) 03:53:40.47 ID:RRCUjKg/0
wwwおもろい
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 05:04:49.32 ID:VGn8TAIeo
元侵略者達も地球に愛着を持つようになってるのか。
「自分達が地球の管理者になった方が良いんじゃね?けどウルトラ兄弟に勝てないから止めとくか」ってノリだな。
守る側・守られる側・侵略者側の全部がジレンマを抱えている感じ。
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/04/14(土) 10:36:25.56 ID:vo0OUahD0
我欲のためじゃなく、美しい地球のために侵略するって選択なのか
一概に侵略者が悪いとは言えなくなってきたな

>>49
そうだとしても、無差別核攻撃した地球人に非が無いわけじゃない
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 12:14:05.77 ID:P9mJyE7Bo
最終的解決としては「泣いた赤鬼」になって侵略者役が全部の泥を被るしかないんだろうね。
心ある地球人は「良い侵略者」とも戦うし、光の巨人は立ち向かう者に力を貸すだろうから。
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/14(土) 14:49:53.28 ID:wJhladZU0
ゼットン星人「ひらめいた」

ヤプール「通報した」

ゼットン星人「待てやボケ。ウルトラ兄弟を出し抜いて侵略する方法思い付いた」

ヤプール「通報して正解だったか…」

ゼットン星人「裏切者め」

ヤプール「冗談はさておき、今度は何を思い付いた。もう侵略など考えているのは私とお前達くらいだぞ」

ゼットン星人「つまりだ、力をもって侵略するから力でねじ伏せられるわけだ。なら、力以外で攻めるのだ」

ヤプール「つまり??」

ゼットン星人「地球人の自滅促進計画だ」

ヤプール「要は、地球人同士の自滅を促す、と??」

ゼットン星人「そうだ。自滅のスピードを加速してやればいい」

ヤプール「露骨にやるとメトロンの二の舞だぞ」

ゼットン星人「その為にまずは中東とアメリカ、中国の順に怪獣を放つ」

ヤプール「??力は使わないのでは??」

ゼットン星人「分かっていないな。中東は大国のヘソの緒だ。もし破壊されれば復興の名の下、大国が大挙して押し寄せるだろう」

ヤプール「国連に米軍あたりは間違いないか」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/14(土) 15:01:30.07 ID:g3r1gtRd0
ゼットン星人「次に手薄になったアメリカ本土を破壊する。当然怪獣はウルトラ兄弟に負けるが、それはどうでもいいのだ。同時に、再び中東に怪獣を放つ」

ヤプール「それで」

ゼットン星人「アメリカ本土と中東…。ロシアや中国はどちらを優先すると思う??」

ヤプール「なるほど、読めたぞ。確かにそれなら再び世界大戦の危機を迎える…。冷戦の再来だ」

ゼットン星人「ウルトラ兄弟は地球人同士の争いには介入できまい。そしてそこに我々が付け入る隙が生まれる」

ヤプール「冴えているな。決行に移すか」

ゼットン星人「怪獣が必要だ。しかも、我々の存在に感付かれない必要がある」

ヤプール「尖兵がいるな」

ゼットン星人「なに、アテと餌なら用意できる」

ヤプール「それは??」

ゼットン星人「これだ…」

??「」ピロロロロ…

ヤプール「ほう…。養殖は量産体制に入ったのか」

ゼットン星人「あくまで大量生産品だ、それほどでもない。だが、ウルトラ兄弟にもいい餌になる」

ヤプール「ならばこちらも虎の子を出そう」

??「」ガシン、ガシン…

ゼットン星人「いい木偶だな、いつの間にこんな技術を」

ヤプール「元はとある超獣の試験用ロボットだ。それを量産した」

ゼットン星人「よし…。始めよう。恐らくこれが我々の最期の侵略だ」

ヤプール「失敗は許されない」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 17:21:35.03 ID:tbMonW2Lo
会談は全部夕空の下
アパートで卓袱台を囲んで
行なっている画で再生される

漂う哀愁がすごく、つらい
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) :2012/04/14(土) 17:57:12.08 ID:ouVRQpBV0
昔のはあまり見たこと無いけど、怪獣が暴れるのはコスモスみたいに大体人間が原因なのか?だったら、怪獣が可哀想過ぎるんだが
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/14(土) 18:50:39.58 ID:c+6Z8h3G0
アメリカ軍某基地

軍人1「中東に巨大な何かが…!!」

司令「What!?中東だと!?」

軍人1「モニターに出します!!これは…!?」

司令「…!!本部に連絡!!エマージェンシーだ!!怪獣が出たぞ!!中東基地に連絡を取れ!!」


マン「怪獣…!?」

ゾフィ「中東に怪獣が出現した、ウルトラマン、7は現場に急行してくれ。Aとジャックは念のため日本で待機だ」

7「怪獣…。なぜ今になって」

帰「ともかく行きましょう、兄さん達」

A「せっかく国士テンパってたのに…!!」


司令「確認は出来たか!?」

軍人2「間違いありません!!データベース照合、ヒットしました!!」

軍人1「そうだ、全機にスクランブルが出ている!!目標は油獣ぺスター!!繰り返す、目標はぺスターだ!!」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 19:28:50.03 ID:QeqGgTmIO
軍人てことは、guysも解体したか
サーガのAKB編隊でないだけマシなのか?
ところで、麻雀してる時の4人の姿はウルトラマンなのか?
それとも、ハヤタ、ダン、郷、北斗なのか?
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/04/14(土) 20:25:32.18 ID:Km4GCHFB0
サーガは別次元の話だったろ
ZAP時代になると地球人が宇宙進出しまくってるからその前かな
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/04/14(土) 21:12:36.46 ID:s30IPD/Wo
>>サーガは別次元の話だったろ

今世紀最大の嬉しい話がこんな所で聞けるなんて……
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/14(土) 21:17:36.83 ID:1qHbgXcQ0
国防長官「怪獣だと…??」

職員「間違いありません。例の開示されたデータベースに適合したそうです」

国防長官「guys…だったか。例の条約でデータベースを開示し、解散させられたチームだな」

職員「仙台第二条約です。日本が地球防衛軍を単独所持することを禁止しました」

国防長官「中国や韓国が騒ぎ立てたのも一理あるが…。こうも裏目に出るとは」

職員「…長官、各基地司令から出撃翌要請が。今なら仙台第一条約に基づいた軍事行動が可能です」

国防長官「分かっている。大陸に配備した全軍にスクランブルだ。中国が介入する前に片付けろ」

職員「了解しました。全軍に攻撃許可を出します。それと問題がもう一つ」

国防長官「光の巨人…か」

職員「仮に出現した場合、どのように対処いたしましょう」

国防長官「いいかね、これはチャンスだ。他国が介入する前に片付けれれば、石油資源交渉に有利働ける。それには彼らは邪魔なのだよ」

職員「では…??」

国防長官「とにかく、彼らが現れる前にけりをつけろ」

職員「了解です」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 21:19:18.89 ID:tbMonW2Lo
人間とは醜いものだな
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 21:38:11.21 ID:ybE6wmd4o
光の巨人も宇宙人や怪獣を倒してくれても人類が自滅するのは止めてはくれないんだがな…
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/14(土) 21:48:24.41 ID:8eAB3PhT0
中東

ぺスター「ギャゥウ!!ギャゥウ!!」 火炎放射
ドカーン!!

パイロット1「目標発見。全機ミサイルロック解除。ロックオン」

パイロット2『レーダーに反応。十一時方向から機影多数』

パイロット1「索敵チェック、ターゲットから目を離すなよ」

パイロット2『適合確認。sit、j-10、人民解放軍です』

パイロット1「中国だと!?全機、ロックオンしたら即座に怪獣に攻撃開始!!一発目はアメリカが撃つんだ!!」

パイロット2『ターゲットロックオン!!フォックス2!!』

パイロット1「fire!!」


パイロット3『全弾命中!!』

ぺスター「ギャゥウ!!」

パイロット1「目標、健在…!!」

パイロット2『中国機から熱源多数射出を確認!!ミサイルです!!』

パイロット1「!?全機フレア射出!!どさくさ紛れに撃ってきた!!」

パイロット3『うわあああ!?』

パイロット2『シリウス2ダウン!!シリウス2がやられた!!』
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 21:59:35.36 ID:+517uh9DO
GUYSって、各国に有った筈では?
本部はニューヨーク沖で
そんで、軍事行動を起こすには最高司令官たる大統領の承認が必要な筈。
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/14(土) 22:02:23.56 ID:3iePJzGg0
中国パイロット「F22に発砲したのは誰だ!?米軍に発砲は許可していないぞ!!」

中国パイロット2『前方の何もない場所からミサイルが発射された!!我々は撃っていない!!』

中国パイロット「そんなバカな!!そんなことがあるはずないだろう!!」

中国パイロット3『間違いない、こちらも確認した!!あそこに何かいたぞ!!』

中国パイロット「そんなバカなことが…!?まさか、光学迷彩!?何かいる!!」

中国パイロット3『前方、アメリカ機から熱源!!ミサイルです!!』

中国パイロット「ハメられた!!全機回避行動を取れっ!!」


ゼットン星人「こんな所か。防衛軍が解散されていると楽でいい」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 22:05:48.41 ID:ybE6wmd4o
各国が個別に対応すると罠に嵌められ易いんだな。地球圏を代表する軍事組織が無いとこうなっちゃうか。
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/14(土) 22:10:32.29 ID:wJhladZU0
そろそろ質問を消化…
時系列について
メビウスがいた頃から大体云十年経ってる…かな。ゼロに言及したのは…まあ、光の国と地球では時間の流れが違う…てことで…(- -;)

guysとか防衛軍
普通に考えて、日本に怪獣宇宙人いっぱい来るなら日本支部が力増すのは当然→各国「そもそももう怪獣も宇宙人来ないし、日本力持ちすぎ」→防衛軍解散
実際には各国のエゴと利権の結果かな、と
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 22:10:37.80 ID:omYbl3uo0
これは面白いな
ぜひ完結させてほしいね
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 22:11:52.85 ID:omYbl3uo0
コスモスってその辺けっこう突っ込んでたよね
新型のテックスピナーが兵器が否かって言われてたのはびっくりした。
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 22:12:06.31 ID:ybE6wmd4o
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/14(土) 22:27:40.13 ID:6AcDHl7+0
米パイロット1「メーデー、メーデー!!中国軍に攻撃を受けた!!反撃を試みたが、目標及び敵機は健在!!繰り返す、目標及び敵機は健在!!」

通信兵『中国軍に攻撃を受けた!?被害は!!』

米パイロット1「シリウス2、ジェミニ1がやられた!!援護求む!!この数では対処出来ない!!」

通信兵『近海の空母にスクランブルをかけた、少しの間持ちこたえてくれ!!』

米パイロット2『ダメだ、振り切れない!!』

米パイロット1「メーデー!!急いでくれ、このままでは全滅してしまう!!」

米パイロット2『中尉、上から何か、何か降りてきます!!』

米パイロット1「光の玉…、赤い光の玉だ!!」

マン「シュワッ!!」

中パイロット1「本部、本部!!光の巨人が出現した!!繰り返す、巨人出撃!!」

中国本部『了解、全機スクランブル。宇宙人の動向から目を話すな』

ゼットン星人「現れたか…。撤退だな、うまくやれよヤプール」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/14(土) 22:40:17.96 ID:qpEWqtTM0
マン「ダァッ!!」ドゴォ!!

ぺスター「ギャァッ!!」

米パイロット1「メーデー、光の巨人だ!!彼が来てくれた!!」

基地司令『全機即座にスクランブルだ。その宇宙人から目を話すな』

米パイロット2『What!?どういうことだ』

基地司令『命令だ、いつでもその宇宙人に攻撃出来るように準備しろ』

米パイロット1「彼は我々の友人ではないのか!?」

基地司令『命令を二度言わせる気か??国防長官からの命令だぞ』

米パイロット1「国防長官が一体なぜ…!?」

マン「シュワッ」

ぺスター「ギャゥウ!!」火炎放射

マン「ウワァッ」

米パイロット2『ターゲットロック』

米パイロット1「おい!?」

米パイロット2『撃てという命令じゃない。撃つわけじゃないんだ』

米パイロット1「しかし…!?」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 22:58:24.40 ID:+517uh9DO
なんで中国が速攻で中東に行けるんだよ。
米軍はNATO基地や中東域にも基地持ってるが、中国は無理だろ
整備補給どうすんの
GUYSの機材を使ってるとしたらまだしも、F-15Eでも戦闘行動半径は千数百キロしかないのに
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/04/14(土) 23:00:14.54 ID:rYd7A2+yo
こーいうやつ出てくるよなー
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 23:01:37.88 ID:tbMonW2Lo
待ってるぞ
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/14(土) 23:14:43.05 ID:8eAB3PhT0
マン「シュワッ」ピコーンピコーン

ぺスター「ギャゥウ」

マン「ヘッ!!」スペシュウム光線!!

ぺスター「」

ズドーン!!

米パイロット1「ターゲットダウン!!ターゲットダウンだ!!」

司令『まだだ、宇宙人から目を離すな』

米パイロット2『一体何を言ってやがるんだ!?彼は怪獣を倒してくれたんだぞ!?』


国防長官「やはり現れたか、宇宙人…。米軍の威厳のためには現れないでほしかったが」

職員「いかがいたしますか」

国防長官「今回はまあよかろう。だが、仙台第一条約にはこうある。『敵性巨大生命体及び宇宙人
出現した場合、各国は軍隊の平和派遣を許可する』。彼が敵性でないとなぜ言い切れるのだ」

職員「それならば、今叩くべきでは」

国防長官「これ以上石油を無駄にするわけにはいかないだろう」

職員「では、次現れた時には…」

国防長官「それはその時に判断しよう。全機に帰還命令を」

職員「!?長官、人民解放軍と交戦状態にあると連絡が…」

国防長官「…何だと!?」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/04/14(土) 23:19:18.82 ID:Km4GCHFB0
野暮な突っ込みだけど、大怪獣バトル見た限り防衛軍解散するどころかさらに強くなってるとしか思えないんだよなぁ
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/14(土) 23:35:36.00 ID:L6uj1twW0
中国司令「やはり中東付近に怪獣が現れたか…。あなた方の情報は正しいようだ」

サロメ星人「中東にj-10を配備しておいて正解だったようですね。これで我々が友好的な宇宙人だと信じていただけましたかな」

中国司令「うむ…。あなた方の情報が正しい限り、我が軍はアメリカより早い行動が取れる」

サロメ星人(こんな所か…。あとはあのロボットを起動出来れば…)

中国司令「なに??米軍と交戦中!?どうなっているんだ!?」

サロメ星人(人間同士が…??やはり人間は愚かな生き物のようだな)

サロメ星人「巨大宇宙人が惑わしたのやも知れません。彼らはいかに友好的に見えても、所詮は宇宙人、なにか企んでいるに決まっています」

中国司令「…アメリカ軍に繋げ、一体何が起きたのか確かめろ!!」

サロメ星人(そううまくはいかないか…。しかし、あのロボットは一体誰が…)
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/14(土) 23:46:14.53 ID:qpEWqtTM0


マン「…妙だ」

7「どうした」

マン「なぜ突然ぺスターが中東に現れたのか、分からない」

7「中東と言えば、石油の宝庫だ。やつは石油を好むだろう」

マン「怪獣たちが消えたと思っていたら、唐突にぺスターだ。少しおかしくないか」

7「それもそうだが…」

マン「それとアメリカ軍と中国軍が争っているように見えた」

7「地球人同士が??」

帰「いた、兄さん達!!」

マン「ジャックか、何か変わったことはなかったか」

帰「こっちは何も。中東は」

マン「ぺスターだ。突然現れた」

A「ぺスター…。ずいぶんと古い怪獣が」

7「いたのかお前…。まあともかくしばらくは警戒する必要があるな」

マン「うむ…。何か引っ掛かるが…」
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/15(日) 00:01:31.46 ID:PyvddPFd0
米尋問官「中国軍から発砲した、間違いないのか」

米パイロット1「間違いないと何度言わせるんだ。やつらがモンスターに撃った時、シリウス2は撃墜されたんだ!!」

尋問官「今大統領が国家首席に正式に抗議した。下手をすれば、また戦争になる」

パイロット1「そんなことより、なぜあの時宇宙人に警戒命令が出たのだ!?彼らは友人だろう!!」

尋問官「それを決めるのはキミではない。もちろん私でもない」

コンコン(ノック音)

尋問官「誰だ」

??「入室許可をもらってある。彼と話をさせてくれ」


パイロット1「あんたは」

??「僕が誰かはどうでもいい。それより、シリウス2がやられた時、そのミサイルは本当に中国機から発射されたか??」

パイロット1「何だと??」

??「中国側の複数のパイロットは、何もない場所からミサイルが発射された、と」

パイロット1「あんた何者だ??なぜそんなことを知っているんだ」

??「昔のツテだ」

パイロット1「怪しいやつに情報を話すと思うか??」

??「…winnerという組織を??」

パイロット1「確か…かつてステイツにあった、怪獣撃退組織だろ。ずいぶん前に解散したと聞いたが」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/04/15(日) 00:12:38.43 ID:3Fa+VzGo0
WINRがウィンナーになっとる
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/15(日) 00:16:05.81 ID:6nM8+kGX0
マジだw
パワードファンの皆様すいません
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/15(日) 01:01:57.94 ID:FoNEKnh10
パイロット「で??それがどうしたんだ」

??「僕はかつてそこに所属していた。だから昔のツテを使ったんだ。W.I.N.R.は一応各国に支部があったから」

パイロット「W.I.N.R.の元隊員??全員が閑職に飛ばされたと聞いていたが」

??「そんなところさ。僕だって例外じゃない。ただ、今回の上層部の対応に疑問を持ったからね」

パイロット「巨人へのスクランブル…??」

??「彼らが友人であることは分かっているはずなんだけどね、だからこそ妙だ」

パイロット「ちょっと待ってくれ、さっきの中国の話は本当なのか!?」

??「分からない、しかし可能性はある。光学迷彩を施した宇宙船がいたとしたら、筋も通る」

パイロット「そんなバカなことが」

??「ないとは言い切れない。W.I.N.R.はそんな相手ばかりと戦ったんだし」

パイロット「侵略者なんてもう現れないとばかり思っていたが…」

??「とにかく、少し調べてみる必要がある」

パイロット「待ってくれ、俺も連れていってくれ。これは俺の問題でもあるんだ」

??「死ぬかもしれないぞ」

パイロット「構わない、俺だって当事者だ」

??「…わかった」

パイロット「あんた名前は」

??「ケンイチ・カイだ」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/15(日) 02:07:51.85 ID:JGhEPAGQ0
おおお! ここでか!
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/15(日) 02:26:12.46 ID:oRKLb4gIO
パワードはよく知らないんだよな
DVDが出て欲しいぜ
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/04/21(土) 20:41:20.89 ID:3pu5kenW0
亀だが、>>11>>36に出てくる
「私の持つ全ての力は、地球人に向けられるだろう…」
これって「ウルトラマン怪獣聖書」のセリフだったっけ?
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/27(金) 14:20:46.01 ID:WMDzTEFq0
ゼットン星人「予定通り、といった所か」

ヤプール「アメリカと中国は実質冷戦状態。一触即発だ」

ゼットン星人「地球人同士の内戦ならば、ウルトラ兄弟も手出しできないだろう」

ヤプール「アメリカの方はどうなっている」

ゼットン星人「問題ない。すでに手はずは整っている」

ヤプール「W.I.N.Rとかいう組織は」

ゼットン星人「とうの昔に解散したそうだ。他の防衛軍と同じように」

ヤプール「一国が強烈な武器を有すべきではない、か。核を持った人間がよくいう」

ゼットン星人「それが人間というものだ。やはりこの星は我らにこそふさわしい」

ヤプール「中国の方にも手を回した。愉快なことになるだろう」

ゼットン星人「そろそろ動き出す頃合いだ。養殖がうまくいっていればだが」

ヤプール「連中は一度成功している。問題ないだろう」

亀ですまぬ
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/27(金) 18:51:18.52 ID:IAawIYzwo
とんでもねぇ、待ってたんだ
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/04/27(金) 18:55:46.70 ID:Bpln7HAco
しかしヤプールはしぶといな
設定的に滅びることが無いんだけど
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/27(金) 20:44:16.97 ID:lHVldpF5o
これ読むでると敵も悪いとは思えないな
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/29(日) 04:53:50.06 ID:S3yb4Rvi0
アメリカ合衆国ニューヨーク近辺

??「ハハハハハ!!さあ、行くがよい!!」

ゼットン(二代目)「グオオォ!!」

同 空軍基地

通信兵「北部地域に謎の巨大生命体補足!!怪獣と断定!!」

司令「やはり来たか。全機にスクランブル、上に緊急回線開け!!アーカイブスとの照合は出たか!?」

伍長「アーカイブス照合、来ました!!1967年、72年などにデータがあります!!」

司令「ターゲット名を通達!!援護要請急げ!!」

伍長「全機に通達、目標名はゼットン、くりかえす、宇宙恐竜ゼットン出現!!」

少尉「ぜ、ゼットンだと!?あの化け物がまた…!?」

司令「キミはヤツを知っているのかね!?」

少尉「は、はい。以前私が所属していた戦車部隊が、当時のW.I.N.R本部に飛来したゼットンに壊滅させられました…。私はたまたま非番で」

司令「壊滅…」

伍長「司令、さらに巨大生命体が出現しました!!進行方向は、クソ、マンハッタンです!!」

司令「もう一体だと!?」

通信兵「間違いない、もう一体出ました!!」

伍長「アーカイブス照合…。1972年に該当する宇宙人発見!!」

少尉「バルタン星人か!?」

伍長「違います、ターゲット名はバット星人、バット星人です!!」
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/29(日) 05:13:21.78 ID:WY2EtyHq0
バット星人「さあ、ゼットン。ウルトラ抹殺計画乙号の開始だ!!」

ゼットン「グオオォ!!」バババッ!!
ズドーン!!

バット星人「さあ来るがいい忌まわしきウルトラ兄弟!!今度こそ抹殺してくれる」

ゼットン「グオオォ!!」

カイ「あの怪獣は…」

パイロット「知ってるのか!?」

カイ「…知ってる。親友の仇だ。少し形は違うが、間違いない」

パイロット「とにかく今は逃げよう!!マンハッタンから出るんだ!!」

カイ「カプセルさえあれば…」ボソッ

パイロット「何か言ったか!?」

カイ「お前名前は??まだ聞いてなかった」

パイロット「??エイイチ・キング・ジョーシンだが、それが何だ!?」

カイ「よしジョー、お前は先に行け。僕は避難誘導をしてから行く」

ジョー「正気か!?もうすぐここには怪獣が二体も来るんだぞ!?」

カイ「こういう状況には慣れてる。伊達に元W.I.N.R.じゃないよ」

ジョー「…なら俺も残る。俺は軍人だ。国民を守るための軍人だ」

カイ「しかし…」

??「君たち、何をしてるんだ。早く逃げなさい」

カイ「!?」
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/04/29(日) 08:18:41.81 ID:nrUg0HE70
コスモスと完全生命体イフはでてこないのだろうか?そういえばウルトラマンと仮面ライダー一号競演したことあるよな・・・
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage ]:2012/04/29(日) 13:38:48.00 ID:2PfEKJkd0
この世界はやはりティガとかは登場していないと考えていいのかな?
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/04/29(日) 18:08:10.24 ID:RSfxAN5AO
>>96
平成3部作はウルトラ正史的には多次元宇宙の1つだろ?
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/04/29(日) 18:41:02.49 ID:deD7u/x8o
ギャラクシークライシスだかで全部のウルトラ世界が融合したとか聞いたけど
まぁこれはそれより前の話ってことで済むな
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/04/29(日) 20:00:19.48 ID:aNAVdnr9o
マックス、G、パワードの世界はm78の世界と融合してるけど、
それ以外の世界は融合せずに残ってるような感じだし、このスレと大体合ってる
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/05/04(金) 04:38:39.16 ID:w/DK+YZ30
ジョー「あんたは??」

ダン「ここは危険だ、すぐ怪獣がくる」

カイ「あなたは…」

ジョー「しかし、俺は軍人だ、国民を守るための軍人だ」

ダン「心意気は買うが、相手は怪獣だ、常識が通じるような相手じゃない」

ジョー「だから、せめて避難誘導だけでも」

ダン「このままではキミたちが巻き込まれる。恐らく軍の攻撃がまもなく始まるだろう」

ジョー「だが…」

カイ「ジョー、俺たちも逃げよう。このままここにいても出来ることは…」

ジョー「あんたまで…」

カイ「ここは俺たちの戦場じゃない。任せる他ない」

ジョー「任せる…。軍が動ければいいが」

カイ(違う。任せるのは軍にじゃない…。この光に、だ)

ダン「…??キミとはどこかで??」

カイ「いえ…。行ってください。俺たちも行きます、今出来ることをしますから」
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/05/04(金) 04:45:53.28 ID:NYJ449tD0
ダン「…」

バット星人「ワハハハハハ!!やってしまえ、ゼットン!!」

ゼットン「グオオォ!!」

ダン「ジュワッ!!」ズォォンォンォン…

7「ダァァッ!!」

バット星人「現れたな、ウルトラセブン!!さあゼットン、ヤツを倒すのだ!!」


ジョー「光の巨人…!!」

カイ「…」

ジョー「カイ、どうかしたか」

カイ「いや…」

ジョー「急ごう、とにかくここを離れなければ」

カイ「…そうだな。行こう」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/05/04(金) 05:08:54.09 ID:QUfK/8gB0

国防総省 同時刻

大統領「ニューヨークだと!?被害は!?」

長官「現在全軍にスクランブルを。まだ被害の詳細は不明です。近隣諸国やNATO軍にも出撃翌要請をかけました」

大統領「彼らが応じてくれればよいが」

補佐官「長官。中東の部隊から緊急連絡です」

長官「中東??」

補佐官「中東に、怪獣が出現した、と…!!すでに各国に緊急支援要請が出されています!!」

長官「なんだと!?他国の動きは!?」

補佐官「中国やロシアは予め相当数を派遣済…、恐らく応じたものかと」

長官「連中の狙いは石油だ…っ!!これでは援軍を期待出来ない…」

大統領「何か手は無いのか」

長官「光の巨人を利用できれば…」
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/05(火) 18:01:18.95 ID:8ZpjgRqSO
続きはまだかね
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/06(水) 10:02:33.37 ID:2oqAA+fx0
ハリーはりー
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/06/06(水) 10:40:39.03 ID:kVXNhZx0o
待ってるぞ
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/06/10(日) 21:51:01.74 ID:70EJDGZq0
我々は全力で支援する
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/06/10(日) 22:07:55.99 ID:B9gNyFpU0
支援……!

支援……!
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/10(日) 23:52:29.97 ID:W1mz9e1W0
久しぶりに面白いSSを読んだ
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/06/13(水) 18:28:41.15 ID:AT88Rz/so
狙われない街列伝でやってたが何とも言えない気分になれるな
もう攻撃する必要さえ無くなったという
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/06/15(金) 01:43:00.52 ID:B0rDZ1C00
そろそろスペル星人は許されてもいいと思う
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/15(金) 01:47:51.50 ID:00TeVg+go
待ってる
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/06/25(月) 20:13:42.73 ID:MYNa6ovg0
待ってていいんかね?
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/16(月) 01:55:44.30 ID:ny3gXk+SO
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/08/10(金) 11:51:12.00 ID:JxoqCM1f0
まだか…
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