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朝起きたら女の子になっていた - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:18:53.73 ID:4ZjRNQaA0
朝起きたら女の子になっていた
年の頃でいうと12,3歳ぐらい
最初こそ驚いたものの一時間もすれば何故か落ち着いてきた
漫画やアニメの見すぎか?
とりあえずこの姿を家族にどう伝えようか…
悩みながらこのスレに書き込む。



…とりあえず兄貴に相談してみるかな

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小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:19:43.94 ID:4ZjRNQaA0
いくらこのスレの影響で頭がぼけていたとは言え、流石に兄貴に話には少々気がひけた。
しかし兄貴も昔から漫画やアニメを結構みていた口なので免疫はありそうな気が。
思いきって切り出してみた。
ノックをして中に入る。
「兄ちゃん…」
流石に兄貴も「へ?あ?…え、誰?」と戸惑い、つーか驚きを隠せなかったようだ。

−そして一通り話してみたがやはり納得いかない顔をするも「証拠をみせてみろ」
というので生年月日、趣味やらあまり見せたくは無かったが秘蔵のエロ本とかの証拠品を並べた。
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:20:48.58 ID:4ZjRNQaA0
これだけの証拠をならべたので兄貴も難しい顔をしながら「…まじか?」と漏れの方を向きながら問いただす。
「まじやって。」
時間がかかったとはいえ納得してしまう兄貴もどうかとは思うがこの際そんな事は言ってられへんしな。

さて問題はまだまだある。親をどう説き伏せるか。そして友達やら学校の連中等など。

…それ以前になんで俺は女の子になってしまったのか
僕妊の見すぎで頭が狂ったんだろうか。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:21:32.36 ID:4ZjRNQaA0
暫く眠りこけた。
悩みが折り重なって心情的に疲れてたからかな
目が覚めたら元に戻る、いや漏れが女の子だったというわけのわからん夢が覚めるものだと思ってた。
手を見る。「細い指やな」
髪を触る。「さらさらしてるな」
胸をさわる。「…」
そして最後にあそこを調べてみる。「…無いもんは無いな」
あきらめ、つーかなんか変に落ち着いていた俺がそこにいた。
それで親に話してみた。
(漫画や小説みたく話す前後のオーバーリアクションははしょらせて貰う。
そーいうの、あまり好きくないからな。)
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:22:05.91 ID:4ZjRNQaA0
過去、両親の秘密やら知ってること全て話した結果−
まだ信じきってもらえてない。そりゃそうだ罠。
目の前に中1ぐらいの女のガキが出てきて「オレオレ。息子。まじだって」
みたいな事言われたって信じるヤシなんか普通いねえよな。
警察や精神病院に通報されなかっただけ、はるかにマシやしな。

…それにしてもこんな狂った出来事に抗うわけでもなく妥協してる俺って一体…
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:22:41.50 ID:4ZjRNQaA0
この身体に変わってから二日目。
昨日親に打ち明けてからというもの何をするにしてもギクシャクしてた。
まぁまだ全然時間立ってなかったという事もあるが。

時計を見ると10時やった。
兄貴や親父は会社に逝っててうちの中にはおかんと俺だけ。
起きて速攻2ちゃんやるほど重度の引き篭もりでもない。
かと言って特にやる事もなかったのでリビングでおコタに入りながらテレビを見てた。
暫くして、おかんもコタツに入ってきた。
「…お茶飲む?」
「…うん」
「おせんべ置いとくから好きに食べ」
「…ん。」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:23:34.85 ID:4ZjRNQaA0
あたりさわりの無い会話をする。
そして言葉も無くなり二人ともテレビをボーと見て何分かたった頃やった
「……ホントにうちの子やんね?」
………
「…うん。そうやで。やっぱり信じられへんよなぁ?でも俺も悩んでるんやで」
「ゴメンなぁ、信じるとか信じないとかもう、おかちゃん判らんわ。でもな、あんたのその顔見てたら信用するしかあらへん」
そう言うとおかんはボロボロ泣き出した。
「せやけどな、今やから言えるけど、私もおとうちゃんも実は娘もほしかったんやで。
 それとあんたとお兄ちゃんには黙ってたけど、おかあちゃんいっぺん流産してんねん。」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:24:13.90 ID:4ZjRNQaA0
「…まじで?」
「うん、あんたらがまだまだおかあちゃんのオッパイから離れたがらんぐらい小さい頃で、階段から転んでしもうてん。
 怪我は大したことなかったけど、お腹の中の赤ん坊が…  …待望の女の子やったんやけど…」
未だ泣き止まぬおかんに、初めて聞かされた話でショックを受けた俺。
当然というか、その場には座ってられなり部屋に戻ろうとしてた。
そういや夕べは風呂入ってなかったし、お湯に浸かりながら心の整理をするのもよかろう、と思ったんで
風呂に入った。
お湯につかりながらいろいろ考える。
なんでこんな姿になったとか、今後の事とかいろいろ。
けど暫くしてやめた。
考えたとこでどうにかなるもんでもないし。
そう考えると少し心が軽くなった気がした。
とりあえず身体を洗う事にしたがこの身体、女の身体は弱くできてるということが改めて判った。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:25:01.52 ID:4ZjRNQaA0
それと同時に…      敏感に出来てる。
まずいつもの男の感覚で思いっきり身体をタオルでこすると痛い
せっかくのこの身体なんでそこそこ膨らんでる胸を素手で撫でるように洗ってみた。
周りはくすぐったく、先っちょはビクビクくる。ずーとさわってるとまじでやヴぁい。
最後にアソコ。正直洗い方がよく判らないが綺麗にしとかないと汚いし。
感想はあえて言わん。とりあえず、こんな感じは初めてやった。
入れるものと入れられるものだったら後者の方が感じやすく出来てる、つーのがよくわかった。

とりあえず多少余韻を残しつつも風呂を出た。
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:25:34.15 ID:4ZjRNQaA0
とりあえず風呂をでて、今ではブカブカの自分の服を着る。
ズボンもガバガバなので家の中では短パンで我慢することにした。
さて、、、リビングには行かれないし自分の部屋に戻りネットに繋げることに。
久しぶりにスレたててみたものの基地外と荒らしのせいであっというまにクソスレになって激しく鬱。

まぁ、そんなこんなで数時間がたち、時計を見ると6時だった。
時計を見ると同時に携帯が鳴った。
相手は兄貴からだった。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:26:20.47 ID:4ZjRNQaA0
「何?」
「…いきなり何?はねぇだろおめぇ…   あんな、今駅におるんやけど外雨降ってん
 ねんや。悪いけどちょう傘もってきてや」
「('A`)マンドクセェYO!」
「いや、まじ頼むわ。ほんじゃ切るで。」
「あ、ちょ、コラ…」
…めんどくせえ、、、、けどこの先兄貴に頼らないとあかんのは判りきってるし…一応恩売っとくか。
ガバガバのリーバイス履いて兄貴を迎えにいくことにした。

この身体になってからの初めての外出。
でも雨も降ってることだし傘渡してさっさと帰ってこようと思い、早歩きをして家からちょっと離れた所にある駅に到着。
「ん?」
到着してから気付いたがもう雨はやんでた。すげー損した気分。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:26:59.67 ID:4ZjRNQaA0
「応、悪いな。  せやけどもう雨やんでしもうたなぁ」
何食わぬ顔して兄貴が来た。
「何かおごるわ。何がええ?」
兄貴はそう言うと自販機に小銭を入れる。 ちなみに俺はいつも缶コーヒーのボスを愛飲してるわけだが、
何故かこの時
「いちごミルク」と頼んでしまった。何でかは自分でもわからんかった。
「ほらよ」 いちごミルクを手渡され、飲みながら帰り道へ。

雨が止み、雲も薄くなり始めたところから夕日が差し込む。
上を見ると黄金色の空が綺麗に感じた。
前を見ると兄貴が先行して歩いてる。歩幅が違うからやろうな。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:27:39.62 ID:4ZjRNQaA0
暫く兄貴の斜め後ろを歩いてた。
兄貴や男の頃の俺と比べて頭一つ半ほど低い視線からみるこの風景、懐かしい感じやった。
俺がまだ小さい頃見たのと同じ風景。

何気なしに兄貴の背中を見る。
「広いなぁ」
今までこんな事は考えたこともなかったんやけど、働いてる漢の背中、つーか妙にたくましく感じた。

「どうした?」
ぼーとしている俺に問いかける兄貴。
「ん?あ、いや、なんでもないで兄ちゃん」

…あんまり言いたくないんやけど、この時 変に心臓をバクバクいわせてた俺がいた。
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:28:30.15 ID:4ZjRNQaA0
女の身体になってから数週間が経過した。
とりあえずいろいろ決め事を決めた。
・学校側には長期海外留学と説明。勿論嘘。
・近所には親戚の子を暫く預かってる、という事にしている。
・携帯をかえた。友達からかかってくるといろいろ問題あるし、けれど家の人間とは連絡が必要だから。
・人前では「俺」とか男言葉を使っては駄目とおかんにいわれた。
 けれど「私」とかは嫌なんで結局「僕」で落ち着いた。
・料理を何品か覚えた
・おっぱいの先がこすれて痛い。おかんに恥ずかしくも相談したらブラを買ってきた。
 でもホックとかうざいしとにかく嫌だったんで仕方なしだがスポブラに決めた。
 でもパンツはかわらず男モノのトランクスを使用してるが。

とまぁ大体がこんな所。
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:29:10.47 ID:4ZjRNQaA0
そしてこの数週間で気になった事。
・この身体になって以来、変な夢を見るようになった。
 夢の中で全然面識のない女の子がほぼ毎日のように出てくる。 
 しかし顔がわからない。でも日を重ねるにつれじょじょに輪郭が整ってきてるような…
 しかもこの女の子は日を重ねるに連れ夢の中で出現してる時間が長くなってきてる。
 もう一つ言うと何か喋ってるようにも見受けられた
 
 そしてこの女の子の夢を見た日に限って起きると身体がめちゃくちゃだるい。
 しかも何かしらんけど身体が火照ってる。頭がボーとするし身体も汗ばんでるし。
 それに…なんでかアソコも濡れ気味…
 無意識の内にオナってしもうてるんかなぁ。。。。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:29:55.91 ID:4ZjRNQaA0
学校にも行けず、かといって外をしょっちゅう出回るわけにもいかないので一日中家に引き篭もってる状態が続いてもう一ヶ月ぐらいになろうか。
じゃあ何をしているかと言えば作っていくうちに興味が湧いてきた料理。
割烹着を着ると気合が入る。
他は今まであまり見ることのなかったジャニ系の番組。
何故見るようになったんかは自分でも判らへん。
藁って(・∀・)ィィ!ともでも最近気にってるなってる人がでたら「キタ━━(゚∀゚)━━!!! 」とかほざいている始末。
…ホントにどうしたんやろ、漏れ…
他におかしい点といえば家の中では短パンですごす事にしていたんやけど、最近はニーソまで履くようになった。
まぁ、多少肌寒いから、というのと、おかんが
「お客さんがいきなりやってくる事もあるから多少は女の子らしいカッコだけはして。」
と言われたのもあるんやけど。
数週間前ならかなり抵抗があって拒んでたんやろうけど、今ではあまり抵抗感が無い。
鳴れてきたんやろうかな。
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:30:41.63 ID:4ZjRNQaA0
あと、服も何着か新調した。これはどれも男の子用のものが多い。
いつまでもブカブカの服は嫌やしな。


それと。
昨日はカレー作りで玉葱剥いてて涙流しまくり状態の時に兄貴が帰ってきた。
とりあえず涙を拭いて玄関まで迎えに逝ってやると、
「なんやお前、泣いてたんか?」
と言って頭をナデナデ、つーかグシグシと撫でくりまわされた。
完全にガキ扱いされてるんやけど、以前ならぶちギレの俺も撫でられると何故か心が落ち着く…

…最近自分が崩れてきてるような気がした。
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:31:27.64 ID:4ZjRNQaA0
最近うたたねしている時やボーっとしている時にまであの女の子が脳裏をよぎるよになってきた
今までは夢の中にだけしか出てこなかったんやけど、起きている時にまで出てくるなんて…

判った事が一つ。
身体がだるくなる時はこの女の子が出てきた時に限る。
頭がクラクラするし身体も火照る。
俺が女になったのと、このダルさ、あの女の子と何か関係あるはず。

それと、ここ2,3日で意識が時々飛ぶ、っつーか、なんか勝手に身体が動いてるような感じが。
その最たる証拠が、おかんが昨夜トイレに行こうとしたら俺がリビングにある仏壇の前で立っていて、
何かブツブツ言って、暫くしたら部屋に戻っていった、と言うんやけど…
俺にはそんな記憶無いし仏壇の前にいく理由もあらへんしな。
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:32:09.16 ID:4ZjRNQaA0

今日はおかん、兄貴共に「最近、女の子っぽくなってきたな」と言われる。
自分でもここ最近はなんとなくそう思ってたからあまりショックではなかった。
どうでもいいや、っていう半ばヤケクソ気味でもある。

料理も覚え、あまり見なかったテレビも見、汚かった部屋も小奇麗になり、、、
 変に兄貴を意識するよになってきた。
キムタクやらジャニ系を見るようになってきたとはいえ、何故か魅力を感じない。
かわりに兄貴の方に目がいくようになってきた感じが…自分でもわけわからん。
そんなにカコイイわけでもないし、頭が抜群にイイというわけでもない兄貴。
かわりに誰でも受け入れる大らかな性格だからか、相談しやすい。
だから俺もいろいろ兄貴に相談したりする。
確かに今の俺くらいの年頃の女の子は自分の兄を意識する、とは聞いたことあるけどな。
 兄貴が出勤する時は弁当もつくってあげたり忘れ物ないか聞いたり、
 帰ってきたら玄関まで迎えにいったり…
…何書いてるんやろ俺。
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:32:54.24 ID:4ZjRNQaA0
夢を見た。
いつもよりも深く、黒い夢。
そこにはいつも通りあの女の子がたっていた。
周りには何も無い。
暗闇の中で彼女の姿だけが浮かび上がってた。
「もう慣れた?」
初めて彼女の声を聞いた。
いや、今まで喋ってたんやけどはっきりと聞こえんかった。
「あ、せやけど友達に合えへんし、あまり外に出かけることもできへんから結構ストレス溜まってやろ?
 顔、思いっきり疲れた表情してるもんね」
…何で俺のことを?
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:33:29.36 ID:4ZjRNQaA0
「何で知ってるかって?」
!!
「私ね、生まれてすぐに死んでもうてん。でもな、私には二人のお兄ちゃんがおって
 ずーと三人で仲良く暮らすはずやってん。でも事故で…
 死んでも死に切れない私はどんどん大きくなって、楽しい思い出作ってるお兄ちゃん達見てると羨ましくてたまらなかった。
 妬ましかった。でも神様はいたんよ。私にね、チャンスをくれたんよ。
 今度は三人でずっと暮らせるように、って。」
…お前、まさか…
「…ところで、私の身体、どう見える?」
??今までは気付かなかったけど…手足がぼやけてる…
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:34:08.64 ID:4ZjRNQaA0
「…これね、あんたと同化しようしてるねん。
 せやけどね、男の身体やったら無理やから神様が女の子の身体を用意してくれてん。」
!?はぁ?わけわからんし!
「まぁ、ええわ。もうじき判ることやし。」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:34:52.73 ID:4ZjRNQaA0
「ねぇ、お兄ちゃ…」

…目が覚めた。
周りを見る。     うん、自分の部屋。
身体を見る。     …女の子の身体…
初めて話したあの女の子。正体は……アホらし。
夢の中やし、多分自分の中で組み立てた妄想に過ぎないと思ってた。
せやけど、、思い当たる節はいくつもあったし、
そうでもなけりゃこの身体の説明にもならん罠。
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:35:37.44 ID:4ZjRNQaA0
そしてあれこれ悩んでる内に朝になった

所詮夢、いや妄想にすぎんのに何凹んでんやろ

ぼけてる頭で朝食を作り、兄ちゃんの弁当作って、家族を起こしに逝く。
いつも通りの朝。いつもの自分。何も問題無い。
寝ぼけ眼で兄達を見送る。
兄ちゃんは「…疲れてるみたいやな、あまり無理すんなや」
そう言うと頭を撫でてくれた。
ありがと、兄ちゃん。…お兄ちゃん。
…寝よう…もう >>あいつ がでてきませんように…
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:36:14.09 ID:4ZjRNQaA0
寝るつもりやったけど、寝たらまたあの女が夢の中で出てきそうで結局そのままテレビ見てた。
あとは漫画みたりネットやってたり。
でも頭はボケてるまま。画面見てても内容までは頭の中に入ってこない、ただ眺めてるだけ。

時計を見ると昼になってたから、お弁当の残りを食べる事に。
「!!」
…何コレ   マズー
何か間違えたみたいで禿しくまずかった。もう兎に角まずい。あちゃー。。。
残飯処理しながら心で謝る。「兄ちゃん ゴメン」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:36:45.06 ID:4ZjRNQaA0

夕方。
玄関のベルが鳴り、兄ちゃんが帰ってきた。
「おかえりなさい、兄ちゃ、、、お兄ちゃん、お弁と、、、」
怒られるのを覚悟してたけど、
「あいよ。」
?  何も怒られなかった。とりあえず弁当箱を受け取る。…軽い。
蓋を開けると空っぽやった。あれ?
「あ、あの、お弁当、、、まずくなかった?」ドキドキしながら聞いてみる。
「ああ、今日は変わった味だったな。でもお前が一生懸命作ってくれたんだから残すわけにはいかねぇだろう?」

 どくっ。

「あ、ああ、そ、そう?今日はなんか、まずったかなー、なんて思ってたんやけど??」
また心臓がバクバクいいだした。
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:37:27.42 ID:4ZjRNQaA0
「そんなことねーよ。それより顔赤いで。どうしてん?」

うひゃ、顔に出てるのかー…

「なぁ、今からちょっと出かけようか。」

…へ?


車に乗って着いたところは海。
温くなってきたとはいえ、まだ夏じゃないし、当然海開きしているわけじゃないから
人はほとんどいない。
そのせいかゴミなんか落ちてなく、きれいな白浜が夕日に照らされて薄い橙色に染まってた。
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:37:58.42 ID:4ZjRNQaA0
車から降りて少し浜を歩く。
まだ太陽の温もりが浜に残っててあったかい。
身体のせいか、心まで童心に戻ったのか。
元の身体の時では忘れていた子供の感受性?が戻ってきた、と言えばいいんかな…
桜貝を拾ったり、昔よくやった巻貝の大きな殻を拾っては耳にあてて中の音を聞いたり。

海に来ただけでなんか、癒されたような気がする。
「疲れ、ちょっとはとれたやろ。今日はいつになく鬱はいった顔してたからな。」

兄ちゃん…なんでそこまで心配してくれるん?

「ほら、またしけた面する。ええからはにかんでみ。こう、ニパーってな感じでや。」

…ちょっと恥ずかったけど、やってみた。

「うん、やっぱそっちの方がかわいい、って。」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:38:36.52 ID:4ZjRNQaA0
え、、か、かわいい?お、俺が??

「お前、また顔赤いでww」

−!!

なんか、また心臓が止まらない。
兄ちゃんの顔が直視できないから下を向きつつ両手で服の下が千切れんばかりに引っ張る。
…うわ、漫画みたいな構図なんやろな、、今の僕…
ん?…「僕」?
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:39:19.75 ID:4ZjRNQaA0
「とりあえず座れや。あと、ほれ」
そう言うと缶コーヒーをくれた。
「あったかい…。」

暫く何も話さずに沈み行く夕日だけ見てた。
「なぁ、お兄ちゃん」
「ん?」
「さっきな、なんでさぁカワイイとか言ったん?お、、、僕ぁ元々弟で男やで?」
恥ずかしかったけど聞いてみた。
「せやけど今は妹で女の子やろ?それに、思ったこと言ったまでの事やしな」
そっか、確かに今は女やし、、、兄ちゃん、妹として見てるんかぁ…

「で、でも、もし元にもどったらどうする…」
「ええよ、元に戻らんでも。」

…え?
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:39:53.70 ID:4ZjRNQaA0
「ええやん。暫くはこのままの姿でも。」
…に、兄ちゃん、何を?
「せっかく女の子になれたんやから女の子にしかできない体験、いろいろしてきたらええやん。」
そう僕の方にむいて微笑みながら言った。
夕日が当たって…その…なんて言うかな、、、、、あーもうちくしょーう!
なんかすげーかっこよく見えるよ。。。
もうさっきからずっと顔が赤くなりっぱなし。
「んじゃ、そろそろ帰るか。」
え、もう帰るの?

「…ん?どうした?腕つかんでさ?」
「え、あ、、な、なんでもないねんよ!あははは!」
なんか自分でも無意識のうちに兄ちゃんの腕引っ張ってた。
なんで?
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:40:31.33 ID:4ZjRNQaA0

帰りの車の中では会話はほとんどなかった。
疲れてたし。

気がつくと僕の部屋のベッドの上やった。
喉が渇いたから水を飲もうと立ち上がる。

ヌル

…うあ…なんかあそこが濡れてる…
ショーツがぐっしょりに…

とりあえず新しいのに履き替え、下の階に降りた。
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:41:11.72 ID:4ZjRNQaA0
台所にいくと兄ちゃんがいた。
とりあえず今日海に連れていってくれた礼を言う。
「それよりも…お前、さっき俺になんであんな事してきたんや?」

「…は?何のこと?」
「いや、お前もう忘れたんか?車ん中で寝てたお前を部屋のベッドに寝かそうとしたら
 いきなり俺の首に手をかけて…その…キ、キスしようとしたやろ?」
( ゚д゚)ポカーン
( ゚д゚)…
(;゚Д゚)…
ええええーーーーーーーーー!!!?????
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:41:47.11 ID:4ZjRNQaA0
「でもまたすぐパタって寝よったからコトにはならずに済んだんやけど…
 流石にこれは…なぁ。」
そんな記憶、無いよ?
「気持ちは…その、受け取っておくけどな…」
気持ち?気持ちって何よ?
「女の子の身体しててもやっぱり本当は弟やし、やっぱり今は妹やしな…」

   ズキッ

何か胸が痛くなった。
…つーか弟?妹?どっちよ?はっきりして欲しいわ。何が言いたいんよ?
「俺もお前が元に戻れるように協力す…」
「もう、いいよ」
「え?」
「疲れちゃった。」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:42:15.38 ID:4ZjRNQaA0
そう言いつつも無理やり作り笑顔してみた。…自分でもかなり無理があったと思う。
せやけど…こうでもせんかったら…涙が出そうやった。
それに、なんか胸がズキズキするし、恥ずかしさや怒り、悲しさが一気に襲ってきた。
何か急にそこから逃げたくなった。
「あ、おい!」
お兄ちゃんの止める声も耳に入れず家から出た。
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:42:47.59 ID:4ZjRNQaA0
別にどこかに行きたいわけでもなく、そのうえ靴も履かずにでてきてしまった。
さっきまで海でささやかれた兄ちゃんの声が思い出される。
なのに…なんで?僕は何もしてないのに。
なんで急に兄ちゃんにそんな距離をとられるような事、言われなきゃならんの?

いつの間にか公園のブランコにまたがってた。
漫画でもよくある光景やね。自分でも笑ってしまうけど、不思議と落ち着くねん。

暫く何も考えずにブランコを漕いでたら顔に冷たい感触が…

パタ パタタ

…雨だ。
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:43:21.22 ID:4ZjRNQaA0

雨が降り始めてから今までの事を振り返ってみた。
奇妙な体験だけど、面白くもあり、辛い事もある。
さっきの事を思い出すと、泣きたくなってきた。
雨に甘んじて泣いてみようかと思った。
でも。
「なんで泣きたいん?」
女の子の声がした。声がした方を見ても、誰もいなかった。
「泣いたって何も変わらないよ?」
反対側からも声がした。
「そんなことより、これから先の事を大事にしようよ、お兄ちゃん。」
まさか。
「そのまさかだよ。それより、お兄ちゃん、大分心も女の子になってきたね。
 おかげで私の行動範囲も広がってきたし。」
お前か。お兄ちゃんにあんな事したんは…
「別にいいじゃん。後々もっと凄いことするのに。」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:43:59.53 ID:4ZjRNQaA0
何が「凄いコト」だ ヴォケ!
「もう、お兄ちゃん、そんなに怒らんでええやん」

「…?どうしたん?」
お前なんかに、、、いや、お前のせいでこんな身体になっちまったんやろが!
「……まぁ、確かにそうかもしれへんね。でもね、お兄ちゃん、お兄ちゃんかて本当は女の子になりたい、って願望あったはずやで。」
何適当なコト言ってんねんな?
「ほんまにそう思ってんの?私はお兄ちゃんの妹でもあり、お兄ちゃんのもう一つの心やねんで?口ではなんぼでも言えても誤魔化されへんで。」
…う…
「私が言うのも何やけど、もっと正直になろう?せっかくの身体なんやし、
 お兄ちゃんに気持ちを伝えた方がええと思うし。」
正直…に…?
「好きなんでしょ?」

…うん。
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:44:30.94 ID:4ZjRNQaA0
「ほな、決まり。雨でずぶ濡れやし、靴も履かずにこんなところで女の子が一人でいたら
 怪しまれるで?それにお兄ちゃんも心配してると思う。はよ家に逝こ逝こ。」
…せやな。なんか…落ち着いたわ。帰ろ……!
「お前、こんな所で何してんの?」
目の前に…中学生?ぐらいのガキが一人で僕の間近にまで近づいてた。いつの間に?
「お前、さっきから独り言つぶやいてたり怒ったりしてるみてぇやけど、ひょっとして知障?」
…あ?何ほざいてやがるんだこの厨房?
「何?何の用?」
「うっせえよ、ちょっとこいやお前ぇ。」
そう言うとこのDQN、腕を掴んでぐいぐいとどこかに僕を引っ張っていきやがる。
元の身体なら逝かすこともたやすいが所詮は女の子の力、全然敵わない
「いてえよ、放せよDQN!」
「やかましいわ 黙れガキ!」
…!痛つう… 思いっきり、腹なぐりやがった…最近のガキはろくでなしが多いとは思ってたが女にまで手をだすなんて…
「騒ぐなよゴルァ」
連れ込まれたのは公園の休憩室やった…まさかこの厨房…
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:45:14.40 ID:4ZjRNQaA0

本気でやばい。
…あ!
ショーツ脱がされた…やめろ
「まじ たまんねぇ…ハァハァ…」
やめろやめろやめろやめろ!!!!
「やめろぉぉ!!!!」
「黙れボケ!」
!!うぐ…また思いっきり腹なぐりやがった…この糞ガキ…
…おい、お前も幽霊ならこのガキどうにかしてくれぇ!このままじゃ犯される…
「…ごめん、お兄ちゃん、私厳密に言うと幽霊じゃないから他人に影響及ぼすことできへんねん…
 でも、どうにか切り抜けて!」
ったく役にたたねぇな…でもどうにかして脱出せんと…
あ、このガキちんちん出しやがった…やばいよ…お兄ちゃん助けてぇ!!
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:46:12.91 ID:4ZjRNQaA0
「おっぱい見せろよ」
「あ、、やだぁ!!さわんなぁ!」
鼻息荒いこの糞ガキ、胸掴んできやがった
しかも思いっきり力入れやがって…女の子の身体は柔らかく出来てんのに…
「痛い!痛いってんだろ、さわ…あ…こら!」
ブラ外しやがった。…うわ…しかもなんてスケベそうな顔…やだなぁ
「お前絶対警察に通報してやるかんなぁ!つうほ…ひゃっ」
お、おっぱい舐められてる…気持ち悪ぅい!
「お前、一応咥えれる程度の胸はあんのな。Bカップぐらいか。」
お、おっぱい舐めつつ何ほざいてるねん…んん…こ、このガキ…こそばいやんか…舐めるのやめ…

ビクッ




「あ…!!!」
ついに指までいれてきやがったぁぁぁ
「いやぁぁあ!!やめろやめろぉ!やだやだぁぁ」
身体の中に入ってくる異物。
自分以外触られたことの無い秘所。
例え指だけとはいえこんなDQNに入れられるなんて屈辱。
しかも抗おうにも両足は踏まれ自由が利かないうえに両手首を頭上で片手で押さえつけられる
ような形で動きを封じられてる。
改めて女の子は非力だと感じた。
どうにか抜け出す方法を考えるも、その間も厨房の指が身体の中をこねくりまわす…
明らかに適当で荒い、つーか、ようは下手糞なんだけどそれでもあまり触られたことのない
この身体、変に反応してしまう…
漫画じゃあるまいし、こんなのやだよう…
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:46:47.16 ID:4ZjRNQaA0

どれくらい弄られたやろうか。
多分数十秒程度やろうけどそれでも気が遠くなるくらい嬲られてた気がする。
「あ…や…やめて」
自分でもわかるくらい情け無い声。
震えて声も出せないし力もでない。
加えて身体が熱くなってる。

もう死にたい。泣きたい。助けて、お兄ちゃん…

「そろそろ いれるで」
そう言うと僕のあそこにアレの先をあてがった。
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:47:23.02 ID:4ZjRNQaA0
いくら心の中で助けを請うたところで漫画みたくお兄ちゃんが助けに来てくれるわけでもなし。
ここは自力でなんとかしないと…もうリーチがかかってるわけやし
とにかく相手は犯りたい事しか頭にない只の厨房。
かと言って体力では勝てへん。でもこの手のガキはちょいと脅せばびびるはず。
「や、やめろってんだろ…き、今日は危険日だからやったら絶対赤ちゃんできちゃうで…
 そしたら警察とかインターネットとか使ってあんたのことさらけだしてやるかんね
 あんたは知らんやろうけど今レイプ犯は重罪になってて犯罪起こしたらおちんちん切り落とされるねんで。
 もう少年法なんて甘いもんは無いんよ?あと、あんたとあんたの親には慰謝料とか払って貰うかんね。
 それでもええんやったらやってみろや!!!あと、妊娠したら堕ろさへんから。あんたに子供の面倒見てもらうわ」
「う…」
あそこにあてがわれてたおちんちんが放れたし、手も離されとりあえず自由に動けるようにはなった。
読み通りかなりびびってる模様。よし、もう一息。
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:48:09.85 ID:4ZjRNQaA0
「土下座しぃよ」
「え…」
「めっちゃ傷ついたで。怖かった。泣きそうになった。セクハラどころやない、レイプ犯。どうしてくれ…」
ガバッ
!!!こ、今度は抱きついてきやがった!!
「ん、んな事言ったってもうとめられへんのじゃ!」
あ、あそこにちんちんがこすれてる…気持ち悪いー
「犯罪人になってもええわいや」
うあ、追い込みすぎて開き直りやがったよこのバカ
今の状態…両腕で抱きつかれてあそこにおちんちんがこすれてる、つーか挟まってる感じ。
ど、どうにかせんと…
「お兄ちゃん、ええ事思いついた。そのままその子のおちんちんの上でこすってあげて!」
ハ…(゚Д゚)ハァ?
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:48:41.62 ID:4ZjRNQaA0
つまり…その、あれか、スマタでやれってか?
「うん、そう。だってそれしかないやん。開き直った相手に貞操を守りつつ納得させれるの。」
う…まぁそうかもしれんけど 何が悲しくて男の僕がそんなソープ嬢みたいなことを…
「自分今女やん」
うっさい禿!いちいち突っ込むな!せやけど…嫌やけど…仕方無いか…
「あ、あそこには入れられへんけど…スマタやったらやったるで?」
「なんやそれ」
「入れるんじゃなくて挟むねん。これも気持ちええねんで?な、これやったら犯罪にはならへんし。」
「………わかった。やってくれや」
…ど、どうにか免れたか…そ、それじゃ嫌やけど…やるか
「ん…」
とりあえずおちんちん挟んだまましごくように腰をふってみたんやけど…
こ、これも結構くる…
「え、ええやんけこれ…」
厨房もか、感じてるみたい。指で挿入されたと、時とは、べ、別な感覚がく…るよ…んう…
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:49:16.73 ID:4ZjRNQaA0
何気にあそこみると、おちんちんが愛液でテラテラ光ってる。あそこのクチュクチュ音立てて、
挟みこんだまま動くとその動きに合わせてあそこの形が変わる…うわぁ、凄っげぇいやらしいよ
けど、僕も実際かなり感じてきてしまってる。こんなガキ相手に感じさせられるのはめっちゃムカツクけど。
「あかん、もう我慢できん!」
あ、こら、放せ!抱きつくなぁ!
今度は抱きついたままこいつから腰振ってきたぁ!このさ、猿!!
「ちょ、や、やめ…早い  、、あん…あああ!」
もうあそこがヌチュヌチュも、もの凄い音立てて、糸も引きまくってるのが判る。
それより、時折おちんちんの付け、根に、、く、クリがこすれ当たって…ああ…体中になんかビクビクッてくる。
やば…こ、こっちもなんか、い、意識が飛びそう…ま、間違っても逝ってた、たまるか…アン…よ  ハァ…ハァ…
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:49:44.30 ID:4ZjRNQaA0
「おおおお、い、逝く、逝く、で、出るでぇ!」
は、早く逝け!
「うお…出…」
い、痛たたた、強く抱きしめんな…って、あ、逝ったみたいや…
動き止まったし…なんか後ろの壁にビチャビチャと音がしてるし…出たんやな
最後の仕上げを…
「お、お前何すんねん、し、しごくなよ!今出たばっかでめちゃくちゃ敏感やのに!」
男の弱点はよく判ってるわ。出たあとにしごくと死にそうになるもんな
「うあああああああああ」
しごけばしごくほどどんどん出てくる。

……完全に逝ったみたい。腰がガクガクいってるし力もはいらへんはず。
逃げるなら今のうち…
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:50:25.32 ID:4ZjRNQaA0
外に出ると本降りになってた。
家に向かってひた走る。
汗でベタベタする服も、
ぬるぬるするアソコも、
火照ったこの身体も、
雨が洗い流し、冷やしてくれる。
靴を履いてないから走るほどに足の裏が痛くなる。
ずぶ濡れだからすれ違う人達に変な目で見られる。
立ち止まればまた捕まってしまうと思うから走る。
振り返るとすぐ後ろにいそうだから前だけ見る。

早くお兄ちゃんに合いたいから、謝りたいから、伝えたいから、走る。
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:51:01.91 ID:4ZjRNQaA0
家までもう少し。
でも公園から走り続けたからもう体力が持たないから徒歩に切り換えた。
『お兄ちゃん、大丈夫?』
「…」
疲れた。いろいろありすぎて、もう喋る気にもなれんかった。
そして家が見えてきた。
嬉しくなってまた走り出そうとした時、背後で水が跳ねる音。
掴まれる肩。
一瞬目の前が真っ白になる。
振り向くと…獣欲剥き出しにした雄がいた。
…なんて固い表現はやめて、さっきのガキが目の前におる。
嫌な意味で期待を裏切らへんな…。
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:51:33.51 ID:4ZjRNQaA0
お前の家ここか。これから毎日お前の様子見張ったるからな。お前は俺のモンや。
 ええな?ほんじゃおやすみのキスさせえや」
さ、更にス、ストーカーまでするんか!?
つか、い、イヤ!汚い口近づけんなや!誰がお前なんかにキスするかぁ!
「ちょ、ヤ、やめろや!ヤ−…」
ぐう…首押さえてきた
「いちいち騒ぐなや キスするだ…」
ゴッ
目の前で骨が殴られる音がした。
それと同時に締められてた首が開放され、そのかわりにガキが地べたに倒れた。
その瞬間は何が起こったのかは理解できんかったけど、すぐに助けが来たと判った。
助けてもらっててアレやけどタイミング良すぎるなぁと思った。
心の中ではお兄ちゃんやろ、と思ったから顔を上げて見ると…
「大丈夫か?怪我ないか?はよ家に入って身体拭け!風邪ひくで」

…お父さんやった。
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:52:07.95 ID:4ZjRNQaA0
「会社から戻ってきてみると偶然お前が首絞められとんの見かけて、
 無我夢中でこのガキ殴ってしもうたわ。 この歳でストーカーやるなんてなぁ、
 ほんまろくでもない世の中になったもんや。
 今のうちに性根叩き直しておかんとな、許してやるなんて甘い事はあかんで。
 警察連れ込んで来るわ。それとお前なんでそんなずぶ濡れになっとんや?
 …まぁ後で聞くか。」
そう言うと気絶した厨房をズルズルと引きずっていきよった。
「今日おかんおらんからな、風呂沸かしてさっさと入れよ」
…お父さん強かったんやなぁ
これで本当に大丈夫なんや、と安心したら身体中の力が抜けてその場でへたりこんでしまった。
「…結局、お兄ちゃん助けにきてくれなかったな…ま、そんな漫画みたいなお約束パターンなんてあるわけない罠」
安心感から何故か失望感と怒りが湧いてきた。
怒りも糞も自分のせいなんやけど。
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:52:38.49 ID:4ZjRNQaA0
『そうでもない見たいやで。』
…何が?
『頭あげてん。待ち人思い人、来たる、やわ』
(゚Д゚)ハァ?ネタですか?さっきのお父さんのタイミングも大概やのにそんなありきたりすぎな…と思いつつ
バっと頭をあげると目の前に………いた。
「…そんなずぶ濡れになって…お前どこで何しとったんや?心配したんやぞ!?」
…お兄ちゃん…
「お前が雨ん中でていっていつまでたっても戻って来んから探しにでてもいっこうに見つからん。
 もう家に戻ってるかと思ったらそこで親父に会うてな、ストーカーやと。
 気絶したガキ引きずってたわ。最初親父、とうとう犯罪犯したかと思ったけど…
 …なんでもお前を襲ってたらしいな
 それより、風邪ひくぞ。早く家に入ろう。」
…あかん、、立てへん。
「ん…どうしてん?」

「おんぶして。」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:53:04.55 ID:4ZjRNQaA0
「おんぶ?せやけど家目の前やで?」
「…」
喋る元気も無いし頭を垂れてぐずるしかなかった。
でも、「ん、判った。ほれ、乗っかれや」と言ってくれた。

あの日、駅まで迎えに行っていちごミルク奢ってもらって飲みながら一緒に帰ったのを思い出した。
夕日があたって優しく、大きく見えたお兄ちゃんの背中。
何故かドキドキしながら見てたあの背中。
その時は自分の気持ちすら気付いてなかったもんなぁ。
でも、今僕の目の前にはそのお兄ちゃんの背中がある。
本当の自分の気持ちに気付いてから憧れ続けたあの背中。
あの日みたいに夕日は当たってないけど大きく見える。優しく感じる。
白いYシャツのせいかじっと見てると吸い込まれそう。
疲れ果て言うこと聞かないこの身体をどうにか立ち上がらせたんやけど…
そのまま崩れ落ちるようにお兄ちゃんの背中に持たれこんでもた。
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:53:41.82 ID:4ZjRNQaA0
「んあ…あ、ごめんお兄ちゃん」申し訳なく謝る。
「ええよ気にすんなや。せやけど…なんか背中ムニムニするんやけど…(;´д`)」
あ…そういえばさっき犯されそうになってスポブラ外されてそのままやった…
「気にせんといて」
思わず冷たく言ってしまった。
「はいはい。ほんじゃ行くで」
お兄ちゃんがゆっくり腰を上げるとそこには懐かしい風景、というか感覚が戻ってきた。
そういえばちょっと前まではこの視線の高さで世界見てたんやな…。妙な懐かしさと寂しさが入り混じる。
それと同時に身体が感じるお兄ちゃんの背中から伝わってくる体温。
「…あったかい」
何やろう、この安心感。何って言って表現すればいいのかわかんないや。もっと温かさを感じていたい。
そう思うと思わず背中を掴む腕に力が入って、さらに胸を圧着させる。心臓もドキドキしてるよ。
「な、なぁ、かなり当たってるんですが…」
判ってる。けど、ずっとこの温かさを感じていたい。
離れたくない。
離れたくないよ、お兄ちゃん…
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:54:14.01 ID:4ZjRNQaA0
ドアを開け家に入る。
「家に入ったで。」
「ん。」
お兄ちゃんはそう言うと僕を降ろそうとする。
けど僕はお兄ちゃんの腰に足を絡め、背中にぴったり胸を押し付ける様な感じでおんぶから降りようとはせんかった。
いつまでもこの温かみを感じていたかったから…
「な、何?どうしたん?はよ降りろや」
「やだ。」
「何でやねんな?」
「嫌?」
「い、嫌とかそんなんじゃなくてやな、家ん中入ったし、背中がやな…」
「お兄ちゃん女の子の胸嫌い?僕は今こんなに潰れるぐらいお兄ちゃんの背中に胸を押し付けてても全然平気やで?」
「胸の話じゃなくてやな、その、、何で降りへんのか、って事言ってんの。」

「…お兄ちゃんと離れたくないから。」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:54:42.01 ID:4ZjRNQaA0
な、何言ってんねんな!」
明らかに動揺してんなぁ
「何が?」
「アホ、はよ降りろや!」
「お兄ちゃん僕の事嫌いなん?」
ストレートに聞いてみた。
「き、嫌いとかそんなちゃうしやな、第一お前、今びしょ濡れやからはよ拭かんと風邪ひくやろ!はよ風呂入れ!」
「じゃあ風呂までおんぶー」
「お、お前どないしてん?」
「ええから。」
抱きついたままお風呂場まで運んでもらった。
「着いたで。」
「…お兄ちゃんも一緒に入ろっか。」
邪に言ってみる。
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:55:10.02 ID:4ZjRNQaA0
「あほか俺ら兄妹やろが!」
「うん、『兄弟』やろ?別に恥ずかしがる事なんか無いやん?」
「お前は今、妹で、女の子やろ。入れる訳ないやんけ」
「なんで?さっきも言ったけど僕は別に何も恥ずかしないで?兄弟やから。」
「そういう問題ちゃうわい」
「…やっぱりお兄ちゃん僕の事嫌いなんや」
「別に嫌いとか言ってへんやろ」
「じゃあ好き?」
「だから何でさっきから好きとか嫌いの話になんねん?まじでお前どないしてん?
 さっき親父が引きずって逝ったガキに何か言われたんか?」
「…。」
ここでお兄ちゃんから降りた。
「俺はやな、兄貴としてまじでお前の事心ぱ…」
「ごめんなお兄ちゃん。冗談ジョーダン。」
とりあえず軽く謝りながらニパッと軽く作り笑顔をする。
「実はな、さっきの変態にぃ、犯されそうになってん。」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:55:53.79 ID:4ZjRNQaA0
公園での出来事を話すことにした。
「ま、まじか…」
「でもな、大丈夫やったで。あんな変態に犯られるほど僕は女の子してへんし。
 処女も守ったし、キスなんかもされてへんよ?」
ここまで作り笑顔で話せてた
「けどいろんなとこ殴られて痛かった。ブラも契られたしショーツかて脱がされたし。
 指まで入れられてん。せやけどアレは入れられてへんよ?ここまで酷い目にあったけど
 僕は泣かんかったで?お兄ちゃん、あの時笑ってる顔の方が僕に合ってる言うてくれたもんな。」
…お兄ちゃんは黙ったまま。
「だから泣かんかった。泣いたら負けやと思った。犯されると思った。
 ホントはな、めっちゃ怖かった。」
あれ?僕笑ってるはずやねんけどな?何か涙でてきたわ。アハハ それも何か止まらへんで?
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:56:58.19 ID:4ZjRNQaA0
「でも必死になって逃げてきたんよ。お兄ちゃんに会いたかったから。元男とか兄弟やからとか
 そんなんじゃないねん。」
…あかん、もう駄目。涙止まらない。言うのを我慢してきた言葉も止めることが出来ないや。

「お兄ちゃん、好きです。」
「お、俺は…」
「あかんねん、もう自分の心抑えられへんねん。」
お兄ちゃんは相変わらずたったまま何も喋ろうとしない
「さっき何でおんぶから降りなかったんか判る?心臓が爆発しそうなくらいドキドキしてて
 お兄ちゃんにぴったり胸を押さえつけてなかったらそのまま爆発して気が狂ってたと思う。」
…何か言ってよ お兄ちゃん
「もう他に何も考えられないよう。好きで好きで好きで好き。好き好き!!」
自分でも死ぬほど恥ずかしくなる事言ったんやろなぁ…
でも後悔なんかせえへんよ。むしろここでコクらんかったらもっと後悔してたはずやから。
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:57:31.28 ID:4ZjRNQaA0
「…とりあえず風呂入れ…」
お兄ちゃんは他は何も言わずにそのまま離れていった。
僕もこれ以上言うのは逆に怖くなったから、そのままお風呂に入った。

お風呂に入ってる間 何も考えなかった。
考えられなかった。
あの時の犯されそうになった事も思い出したくなかったから。
ただ、アソコは綺麗に洗った。仕方なかったとはいえ、男のナニが当たってたわけだから。
それも好きでもなかったのに…。
アソコを洗ってる間、泣いてたような気がする。
でも今となってはどうでもいいや
風呂を上がり身体を拭く。下着を身に着けパジャマを着、髪を乾かす。
鏡を覗く自分の顔…疲れが見える。
でもそれ以上に色気ずいた顔色…なんて言うのかな、サクラ色っぽい顔色。
なんでこんな顔色してんの?
はぁ…喉が渇いた…
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:58:02.66 ID:4ZjRNQaA0
台所に行く。
そこにはお兄ちゃんが先にイスに座ってた。
僕は何も言わずに冷蔵庫を開ける。
あれ、何もないや あ、そうか今日飲み物きらしてたんだっけか
でも冷凍庫にアイスがあったはず。
ガチャ
ほえ、無い。何で?一個だけ買っておいたはずやのに…
「アイスならここにあんで。」
お兄ちゃんの方を見るとスプーンですくいながら食べてた。
「一口やろか?」
「うん」
お兄ちゃんが持ってたアイスを取ろうとした時やった。
お兄ちゃんが僕の手を掴んだ。
そして、いきなり、キスされた。
…え?
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:58:29.07 ID:4ZjRNQaA0
いきなりやったからわけがわからんかった。
でも口の中に何か冷たいのが入ってきた瞬間我に返って暴れた。
「嫌!ケホケホ…」
口の中に入ってきたのはアイス。でもそれだけじゃないみたい
ほのかにお酒の味…多分ワインだと思う
「お、お兄ちゃん、何すんの?」
「喉渇いてたんやろ?疲れてるお前に直に食べさせてやっただけや」
…お酒、呑んでるな
「俺はな、お前が思ってるほどいい男やないねんで?別に際立ててカッコイイわけでもないし。
 そりゃ少しは人当たりいいかもしれん。せやけど、だからと言ってお前に憧れられる程の男やない」
お兄ちゃんそんなに悩んでたん?
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 03:58:57.64 ID:4ZjRNQaA0
「正直お前がその身体になった時は多少気味悪かった。一日でも早く元の身体に戻してやろうと思ったよ。
 せやけどな、日がたつに連れだんだんお前が心まで女の子になっていく感じがして…
 海に連れて行った時、夕日が当たってたお前、めちゃくちゃかわいかった。
 願わくばもう元の姿に戻らないでくれとも思った。
 あの時、はにかんだ瞬間お前を犯そうと思った俺が心の中におってんで?
 そいつを押し[ピーーー]のがどれだけ辛かったか…んむ?」
お兄ちゃんの首に手を回し今度は僕の方から口を交わしにいった。
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:00:22.65 ID:4ZjRNQaA0
口の中に再びアイスをいれ軽く崩し唾液ごとお兄ちゃんの口内に舌で運ぶ。
お兄ちゃんの舌に僕の舌があたる。
「んふ…」
クチャピチャと淫靡な音をたてながら唾液とアイスを絡めたHな汁がお互いの口元から垂れる。
時々そのこぼれた分を舌先ですくいながらまた口の中で舌を絡める。
舌裏をなめずり、しごき、自分の口内でクチュクチュと溜め込んだ唾液をお兄ちゃんの口内に
運ぶとお兄ちゃんは受け入れ更に自分の唾液を足して僕に返してくる。
僕もそれを受け入れ、コクン、と喉をならして呑み込む。
これだけでもう何分続けた事か…
いつの間にかソファの上。そのソファの上で舌を絡めあう僕とお兄ちゃん。
駄目。キスだけじゃ…
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:00:57.41 ID:4ZjRNQaA0
お互いの口内を舐め合いながら服、下着を脱がせていく。
「ぷはっ」
口を離すと唾液が糸を引く。
そして僕はお兄ちゃんの、お兄ちゃんは僕の今の姿を見詰め合った。
二人共産まれた時の姿。
そして人間が契り、子を作る時もこの姿。
何を語るでもなく再び舌を絡めあって口の中のジュースを飲ませあう。
今度は肌同士を密着させ、腕を背中に回しお互い離れられないような形で抱き合いながらのキス。
火照った身体に浮いてくる汗は潤滑油となりこすれ合う度にヌルヌルとした感じが気持ちいい。
ビデオや雑誌やったらSEXする上でのキスなんてあっと言うまに終わるんやけどお兄ちゃんは何度も何度も僕の口を求めてくる。
本当に気持ちいいねん。キスがこんなに気持ちいいなんて…本当のキスをしらない人は不幸やと思った。
お兄ちゃんの片腕が僕の腰に回ってき、もう片方の腕で僕の頭を後ろから優しく、お互い離れられないように包み込む。
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:01:48.22 ID:4ZjRNQaA0
お兄ちゃんの口が離れ、僕の喉から耳裏まで舌を這わせてく。
あ…
耳たぶ甘噛されて…
もうこの時あそこが熱くて熱くてびちゃびちゃなんが自分でもわかった。
耳の次は脇の下にまで舐められて…
そして今度はおっぱいをむしゃぶり始めた。
自分でも小さくは無いと思うねんけど。まぁ大きくもない、成長途中の胸。
あまり自慢でもないおっぱいを丹念に舐めてくれてるねん。
乳首の周りを円を描くようにゆっくりを舌を這わして、特におっぱいの下側の
ぷるぷるした部分を集中的に攻められた。
舐められるだけでなく大きく口を明け、パクって口に含んでは舌を使って舐め…
暫くすると乳首を攻めてきた。
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:02:26.29 ID:4ZjRNQaA0
「もしかして乳首立ってる?」
確かに自分でもたってる、っていうか固くしこりみたいになってるのはわかる。
でも口に出されるとめちゃくちゃ恥ずい…
お兄ちゃんは指で乳首をつまみ、軽くこすったり、縦にしごいたり…
(何でこんなテクニックあんの?)
今全神経が乳首に集中してるような感じになるぐらい敏感になってる。
先を舐められ口に周囲のおっぱいごと含まれては激しく舐めたり乳首を甘噛されたり
赤ちゃんが求める時のようなしゃぶり方をしたり…
…赤ちゃんか…
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:02:57.40 ID:4ZjRNQaA0
チュバチュバといやらしい音をたてながらしゃぶっているお兄ちゃんの姿を見ていると
その一生懸命舐めてる姿がいとおしくなり思わずお兄ちゃんの後頭部に腕をまわした。
母親が子に乳を授ける時のように頭を優しく包み込む。
お兄ちゃんはそれにも気付かず乳首、周囲を交互に舐める。
そしておっぱいから舌が外れるとお腹から下方向に舌をツツー、と這わせる。
お腹の窪み、おへそをに舌を入れられた。
「ひゃ!?」
誰もが試した事はあると思うねんけど自分でもおへそさわるだけでビクビクくるのに
そこを他の人に舐められるなんて…
グリグリと舌でほじくられる。身体に穴を空けられる様なその感覚はむしろ快感にすら感じる。
そのおへそからも外れ下に向かいお兄ちゃんは舌を這わせてく。
今度は…太ももの内側。うちももの部分を舐めまくられ、再びおへそあたりまで舌が戻ってきたと思うと…
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:03:26.48 ID:4ZjRNQaA0
うっすらと毛が生えた丘の部分を両手で毛をかきわけつつ下方向へ舐めていって…
「足、広げて」
言われるがまま足を広げ、両肘をソファに付き、びちゃびちゃに濡れたアソコをお兄ちゃんにさらけ出す様な
姿で固定。
お兄ちゃんは両足を割って入り僕の…濡れたアソコの外側の唇を両指で摘み、広げ舐め始めた。
「ああああああ!!!」
今までとは比べ物にならないくらいの気持ちよさ。
最初は縦方向に舐められ産道の穴の周りを円方向に舐め、クリも剥かれてはしゃぶられる。
この時身体がガクガクして意識が飛びそうになった。
それでもかまわずお兄ちゃんは僕の穴から湧いてくる愛液を舐め、飲み干し、その穴、産道に舌を刺し込んでは
僕の身体の中の味を味わってる。
「!あ、痛!」
指を入れられたぁ…
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:04:06.50 ID:4ZjRNQaA0
「悪い、けど今のうちにこねておかんと後でもっと辛いで」
その意味はいちいち語らないでも判る。
お兄ちゃんの指が僕の中をクチュクチュと音を立てながらこねていたと思ったら、おもむろに指を引き抜いた。
指先には僕の愛液が滴ってる。その指を僕の口元にまで運び、
「お前のジュースやで。お前自身も味わってみ」
ちょっと恥ずかしながらもお兄ちゃんの指をしゃぶった。
僕の愛液を味わい綺麗に舐め終えるとまたキスをした。
そのまままたアソコを舐め始め、再び舌が移動し始めた。
「あ、そこは駄目!汚いって!」
そう、お兄ちゃん、お尻の穴の周りも舐め始めてきたんよ
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:04:35.01 ID:4ZjRNQaA0
「お前みたいなかわいい娘のお尻やったら逆に味わわなかったらもったいないわい」
半ば無理矢理な形で、しかし今の体勢ではしんどいのか僕をうつぶせにさせた。
そして僕のおしりを左右にひっぱり、、恥ずかしいのにぃ…僕のお尻の穴の
周りを舐め、やっぱりというか穴にまで舌入れてきちゃった。
「汚いって言ってるのに…」恥ずかしさと少しの屈辱で顔真っ赤になってしまうし…
その攻めも止んだと思と
「四つん這いになってくれ」
と言われ、再び言うとおりに腰を上げると僕の穴に指とは違う何かがあてがわれた。
下からそれを覗くと、あてがわれたモノはお兄ちゃんの生殖器−おちんちんやった。
それを今僕の産道に差し込もうとしている。
おちんちんもビクビクしていて早く僕の中に入りたがってるみたい
「…そろそろ…繋がるぞ」
今、心臓の鼓動が爆発しそうなくらい早く、さらに頭も何も考えられないくらい真っ白。
こんな状態で今言える言葉は…
「…うん ええよ。挿れてきて。僕もお兄ちゃんと繋がりたいよ」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:05:12.65 ID:4ZjRNQaA0
よいよ来る…っと思ってたんやけど…
「その前に下の唇でもキスしような」
お兄ちゃんはすぐには挿れず、おちんちんの先を穴の周りにこすりつけたり、
クリを剥いては指でしごきながら(自分でも洗う時以外は剥かないからかなり敏感なんやけど…)
亀頭をなすりつけたり…
少し体勢を変えたかと思ったらおちんちんの先から根全体でスマタし始めた。
これが、また凄く感じた。あの時の厨房と違ってお兄ちゃんの愛が込められてるからね
ヌリュヌリュニチニチ。
いやらしい音。
気持ちいい。
でも、そろそろ、欲しい。欲しいんよ。お兄ちゃんのモノが。
いつまでもじらされてるから胸が苦しくなってくる。
「お兄ちゃん、切ないよ」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:05:52.60 ID:4ZjRNQaA0
「判ったよ」
「あ、やっぱり最初は…正面がイイ」
「正面?ああ、正常位な」
その場で体勢を正常位に変えた。
改めてお兄ちゃんと向き合う。
足を広げ、お兄ちゃんのモノを迎え入れる準備はできた。
「ん…」
ピチュ…
挿れる前のキス。
お兄ちゃんとのキスは甘くて美味しく感じるよ。
「いくで」
「うん、ええよ。きて。」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:06:24.80 ID:4ZjRNQaA0
先があてがわれた。
「ん…」ビクっとくる。
先が少し入ってくる
「んん」ビクビクくる。
また少し入ってきたとこで、膣の入り口がむりやり広げられるような痛み−処女膜にひっかかってる。
「…ええか?一気にいくで?」
「…う、うん…」
破爪は死ぬほど痛いって聞くけど…今の状態でもミリミリいってるのがわかる。
少し恐怖感を感じている為か身体中汗びっしょり、ソファを掴む指先にも力が入る。
「!」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:06:55.35 ID:4ZjRNQaA0
お腹の中に異物が入ってきた。痛みより熱さを感じた。
手を切ると痛みより一瞬熱さを感じる。まさに今その熱さが処女膜の所一辺に感じる
「んあああ!!!!」
気持ちよさなんかより身体が違和感を感じる。涙も出てくる。
…でも思ってたよりかは痛くはないんやけど。。それでも今動かれると…
痛いけど離れたくない。そう思うと身体が勝手に動く。両足をお兄ちゃんの腰に絡め、背中に両腕を回す。
「大丈夫、痛くない、痛くない。」
お兄ちゃんはなだめるように喋り、僕と再び口を合わせる。
「ん、ん。。。はぁ、だい、じょうぶ、やから…動いてええ、よ…」
舌を絡めながら、お兄ちゃんに動いてもらうように伝えた。
ヌヂッ
!!!…い、痛ぁあ…!おちんちんが少し引き抜かれ、
ヌ゙ヌ゙ヌ゙…
あ゙あ゙あ゙あ゙…今度は少し挿れられる。これを数回繰り返され、動きが止まる。
「少しずつ慣らしていこうな」
「うん」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:07:28.08 ID:4ZjRNQaA0

まだ痛みは残るもののようやくお腹の中にお兄ちゃんのモノが入ってるんや、と実感が湧いてきた。
痛みと嬉しさをこの身体で受けとめる。一突ごとに慣れていくが判る。
でもまだ感じる、というレベルまでいかない。なんだかんだ言ってもまだ痛いねん…

両手両足でお兄ちゃんの身体にくっついてる為か、
お兄ちゃんが動く度に腰が浮き、汗ばんだ身体同士が擦れ合って気持ちいい。
少し膨らんでる胸もお兄ちゃんの胸板で押し潰され腰の動きに合わせてぷるぷる震える。
…Hな身体やなぁ…ふと今の身体を今更のように思いなおした。
「そろそろ奥までええか?」

「ええよう」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:07:54.27 ID:4ZjRNQaA0
いままでゆっくり、浅くやったけど…
ヌヌヌヌ…… んくう、き、来たぁ…!この、お腹の奥にくる圧迫感っていうか、今まで閉じてた膣が
強引に開かれたっていうか、もうなんか考えられへん
おへそよりやや下あたりで止まった。
お兄ちゃんのが根元まで埋まったみたい。
でも、もう一杯一杯であと少しの反動かなんかで突かれると多分子宮に当たるやろな。
今はその子宮の手前、射精されると一時的に精子が溜まるといわれてるところぐらいで止まってる
…兄妹のセックスは相性が最高にイイとネットで見たことがあるけど今は少なくともサイズは丁度ぴったり。
僕の膣はお兄ちゃんのおちんちんが収まるためにあるんやとも思った。
そのお兄ちゃんのおちんちんのペースがだんだん速くなってきた
わずかにあいた身体同士の隙間からお兄ちゃんのモノが見え隠れする。
僕のわずかばかりに生えた毛を違い大人のそれのお兄ちゃんの毛から生えてる
おちんちん。
それが僕との結合部からヌヂヌヂと音をたて、愛液でテラテラと光り、糸を引いてる。
これが雄と雌の交じり合いかぁ…
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:08:25.20 ID:4ZjRNQaA0
そう思う間にもお兄ちゃんの腰の動きはだんだん速くなってきた。
僕もあまり余計なコトは考えられへん
腰の動きが更に速くなってきた時
「ん、お、、そろそろで、出る、出るで?」
「あ、で、でもお兄ちゃん、ゴムしてへんやん…」
今になって気付いた。
お兄ちゃん避妊用具つけてへんねん
初めてとはいえ…
「お、お兄ちゃん、膣はあかん…で…」
「んんんん!!」
…やばい、膣に出す気や!絡めた手足を解き膣に出されないように身体を離そうとした。
おちんちんが先の方まで離れたと思うと、「逃がさん!」と言わんばかりに僕の腰に手を回し再び膣の奥までおちんちんを埋めてきた。
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:08:58.66 ID:4ZjRNQaA0
「ちょ、お、お兄ちゃんまじでやめてって!」
頭を両手で掴み、押し放すように力を入れるけどこんなおちんちん挿入されてる状態で力なんかろくにはいるわけあらへん。
もしこのまま出されたら− 初めてでも万が一ってことがあるし、そこまで心の準備だって出来てへんし。
…ん?心の準備さえできてたら出来てもうてもええの? って何考えてんねん…
「お兄ちゃんの好きやけど、こんなん嫌や」
泣きながら訴えた。それでもお兄ちゃんの腰の動きはかわらへん
「うう…」
お兄ちゃんの腰がガクガクし始めた。
おちんちんも膣の中でビクビクしてる。このまま出す気なんや
もう、あかんのかな。
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:09:29.03 ID:4ZjRNQaA0
そう思い、お兄ちゃんの精子を受け入れる覚悟を決めた時、
ヌチュ
膣からおちんちんが抜ける感じがし、穴の周辺にビチャビチャと熱いのがふりかけられ感じがした。
見るとお兄ちゃんはおちんちんを握り締めて穴の周りに射精してた
「う、う…」
もの凄い量で、しごきながら僕のおまんこにかけてても時折お腹や顔にまで飛んでくる。
暫く射精が続いた後、ようやく動きがとまった。
「ハァア、ハァ…ハァ…」
肩で息をし、
「ごめん」
と一言。
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:09:58.04 ID:4ZjRNQaA0
「もう少しで膣内に出す所やった。」
「お兄ちゃん…まじで怖かったんやで。膣内に射精されて出来てしもうたらどうしようと思ったんやで?
 もし、そうなったら責任とってくれんの?」
「…」
「今は一時的に女の子になってるだけかもしれんのに…赤ちゃんできてしもうたらもう二度と戻れんへんやん。
 それに、もうここにはおられへんねんで?友達にも、お父さんやお母さんとも別れなあかんし。
 それか…いっそのこと僕と一緒に死んでくれる?」
かなり頭に来ていたとは言えちょっと言い過ぎたかも知れない。
でもこれにはお兄ちゃんがどこまで本気かなのか探りも入れた上でのこと。
もし中途半端な気持ちで僕を抱いたんやったら−
握りつぶす。
…と言うのは冗談として、抱かれる前お兄ちゃんかなり悩んでたし、本気やと思う。
お酒入ってたけどな。
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:10:30.59 ID:4ZjRNQaA0
「まじで悪い。せやけどな、俺、お前の事まじやから。最大限気をつけるけどもし万が一の事があったら責任は絶対にとる。
 会社辞めてお前と一緒にどっか行くぐらいの覚悟はあるし、望むなら、一緒に死ぬで。」
そう言うお兄ちゃんの目は本気の目。
少し安心した。
「あとな、正直な、ここまで気持ちいいとは思わんかった。はっきり言って他の女とは比べ物にならへんかった。
 やっぱ同じ遺伝子で出来てるからか?まだ馴染んでないけど相性抜群にいいような気がするんやが。」
…他の女?なんかかなりむかついた。
けど、肉親同士なら相性がいい、というのは納得できるかな。
「なぁ、あの、もう一回、ええかな…」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:11:08.09 ID:4ZjRNQaA0
…かなり溜まってんのかな
「ん、ええよ。でもまだ痛いから少し休んでからね。」
ソファを見ると赤い血の跡が残ってる。
それにいつお父さんが戻ってくるかも判らないからとりあえずそれを片付けて、
続きはお兄ちゃんの部屋ですることにした。
※階段上る時かなり痛かった…よく言う「まだ何か入ってる感じがする」というけどまさにその通りだと思った。

で、お兄ちゃんの部屋に入り再び身体を合わせた。
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:11:38.79 ID:4ZjRNQaA0

幸せに包まれた気分で眠りについた。

そしてまたあの空間。自分でも夢の中と認識できるけど目が覚めることもない。
自分の身体は見えるけど軽くてフワフワしてる、というか見えるだけで本当に存在してるのかどうかすらわからない。
まわりも暗い。
人の心の奥底は暗黒と誰かから教わったことがある。
丁度今は、というか今日もまたその空間に入り込んできたわけだが。
「ようやく結ばれたんやね、お兄ちゃん。」
声のする方を向く。いや、声というか頭の中に直接語りかけてくる。
妹がいた。
この娘が本当に妹かどうかは未だにはっきりしない。
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:12:08.49 ID:4ZjRNQaA0
それよりも…
「お前、手足がないぞ?」
そう、以前はぼやけていただけにすぎなかったんやけど今は完全に手足、いや腰から下が
闇に溶けきってる。
それにこの顔…
「…ようやく、私の顔が見えるようになったみたいね。」
目に映るその顔、僕の顔そのものやった。
「見ての通りお兄ちゃんと同じ顔でしょ?…ううん、正しく言うたらお兄ちゃんの顔が私の顔やねん。」
( ゚д゚)ポカーン
「それと、お兄ちゃん最近心までかなり女性化進んできてるでしょ。自分でもそう思うでしょ?」
…確かに。
「あと、なんで私の手足がないかって?別に無いわけじゃないねんで。ほら。」
「!」
何かに触れられた…ような気がする。
「無くなってきてるのではなくて、溶けてきてるんよ」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:12:41.53 ID:4ZjRNQaA0
「溶ける?」
「うん。お兄ちゃん自身に。」
?????はぁ?何言ってんの?
「お兄ちゃん、今元の姿に戻ってるように見えるでしょ。でも現実に戻ると女の子。そして心も女の子になりかけてる。」
「…心まで女性化してきているのは妹である君の身体が僕の心と融合しつつあるから…と言いたいんか?」
「そうやで。お兄ちゃん、自分の身体よく見てごらん」
え?
「あ…れ?」
今は精神体だから元来男の身体に戻っているべきなのに、現実と同じくナニが無い…
いや、でも目の前の妹と同じく見えないんやけど在る…本来在るべきところに触ると感触を感じる、ような気がした。
まだ男の身体としての特徴は残ってるものの変化の兆しが見える。
「なん…で?」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:13:18.04 ID:4ZjRNQaA0
「クス。 それよりもお兄ちゃん、初めてのsex、どうやった?感じた?」
「う、うっせえな、いちいち聞かんかっても判ってんやろ?」
「そりゃ私はお兄ちゃんの心の中に住んでるわけやし、それにお兄ちゃんに少し溶け込んでるわけやし。
 でもね、まだ少ししか溶けてないから私も感じたといってもほんの少しだけ。
 そのかわり処女を失った時の痛みも少しですんだけどね。だから…」
少し妹とは距離をとっていたはずなのにいつの間にか目の前にまで妹が迫ってきた。
その妹と目が合う。
暗い目。まるで今いるこの空間のよう。でも、なんか寂しい感じと悲しそうな感じもする。
クチュ
妹と口付けを交わした。
「う…」
sexでもない、ただのキスのはずなのに…全身が強烈な快感を感じた。
「ここは心の中やからね。どこを触られてもものすごく感じるねんで。現実世界とは比べ物にならへんくらいにね」
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:13:49.43 ID:4ZjRNQaA0
妹はそう言うとまた離れていった。
「もう、目が覚めるね。」
周りを見るとだんだん白くなってきた。これが目覚め、っていうやつか…

目が覚める。
自分の部屋。自分のベッド。自分の身体。
何も変わりは無い。
それと夢の事は思い出さない事にした。
ベッドから立ち上がる。カーテンを明け太陽光を浴び、背伸びをする。
「ウ…ン」
今日は日曜日やから、どこかに連れていってもらおっかなぁ。
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:14:18.44 ID:4ZjRNQaA0
黒色のクオータースパッツ(短いスパッツな)とニーソを履く。
今ではもう慣れた。
上は軽めの服装で。少しおへそが見えるが気にしない。
最近少し汗ばむくらいになってきたからこれで十分。
着替えてる時にもまだ少しあそこに異物感が感じられたけど気にならないレベル。
洗面所に行って顔を洗う。
タオルで顔拭き終えると前の鏡にお兄ちゃんが映ってた。
「お、おはよう」
「あ…あ、うんおはよ…」
夕べだけで結局5回ぐらいやったんやけど、一晩寝ると冷静にもどるから、
今、なんかむっちゃ恥ずかしい。
「あ…俺、顔洗うから」
「あ、ごめん」
場所をお兄ちゃんとかわった。
でも、すぐには部屋に戻らずお兄ちゃんが洗い終えるまで待ち、洗い終えると「はい、タオル」とタオルを渡す。
それからお兄ちゃんの服装をチェック。
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:14:48.25 ID:4ZjRNQaA0
朝ご飯を作り、親を起こし、少し早めの朝食をとる。
お兄ちゃん最近野菜不足気味やからミモザサラダを作ってあげた。
そしたらお父さんが「なんや、ワシのんは無いんか」
って言ってきたから「そんなんあらへんよ」と言い返す。
食べてる時もお兄ちゃんの様子を見る。
箸の持ち方が変やな、とか、あ、お米ついてるやん。
「お兄ちゃんほっぺに米ついてるで」
手を伸ばしてほっぺについてる米をとって、自分の口に運んだら、お母さんに
「なんやあんた今日お兄ちゃんにえらい優しいやんか」
と言われた。
確かにそうかも…夕べお兄ちゃんに初めて抱かれてからというもの何かお兄ちゃんのことばかり気になるようになった。
何でかな?
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:15:37.71 ID:4ZjRNQaA0

食事が終わり今日の予定を聞くと特に予定は入ってなかったんで、車で出かける事にした。
5月やけど今日は暑くなりそう、との事なんで海に行くことに決めた。
お弁当を作って出発の準備完了。
玄関に置いてある麦藁帽子をかぶって車に乗り込む。
車はゆるゆると出発し海へ走り始めた。

まだ朝早いからか道路も混むことなくサクサク進む。
空を見上げると雲ひとつ無い。確かに今日は暑くなりそう。
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:16:07.78 ID:4ZjRNQaA0
海に着いた。
やっぱり海はいいな。なんかこう心が開放されるような感じがして。
子共連れの家族、カップルがたくさんいる。
まだ海開きはしてないけど膝まで浸かったり水着になってる子供達。
僕もジャケットとニーソを脱ぎついでに裸足になった。
踏みしめる砂はまだひんやりしてるけど日が昇ってきたら暑くなるやろな。
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:16:39.92 ID:4ZjRNQaA0

暑い。
マジで暑い。まだ5月やのに…
ラジオではなんでも初夏と同じ気温だそうな。
砂は暑いからろくに歩けないしかと言って岩場に行くとフナムシとかがびっしり。
仕方ないから木の下の日陰で過ごす。
「あそこの店で特製アイス作ってるみたいやで。」
釣りをしてたお兄ちゃんが戻ってきた。
「あ、僕が買ってくるわ」
「いや、ええって俺が買いに行くって」
「いいってばさ、この前おごってもらったし。」
こんなやりとりを繰り返すことしばし。
お兄ちゃんがお金を出すから僕が買いに行くことで決定。
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:17:10.87 ID:4ZjRNQaA0
お兄ちゃんからお金を貰いアイス屋に。
「すいませーん」
「はいよーう」
店の人は人のよさそうなおっちゃんやった。
「何にする?」言われ、お品書きをみるとカキ氷、バニラ、チョコと一通りある。何にするか迷ってると
「ええもん作ったるからちょいまちや」
そう言うとおっちゃん何やらデカイ入れ物にバニラ、ストロベリー、メロン、その他もろもろ入れ始めた。
「ほら、できたで」
見るとアイスが半端ない量の上レーズンでハートの形を飾っている。それとまだ言って無いのにスプーンも二つ付いてた。
「…なんすかコレ」
「これな、かなり仲の良さそうなカップルだけに出す特別製や。」
「カップル?」
「おうよ、今そこで彼氏といちゃついとんの見せてもらったで。それで夏にはまだ少し早いけどな、あんたが今年第一号って事で出させてもらうわ。」
いや、ただ単に兄妹なんやけどな。でも今の心境としてはカップル言われて…嬉しいかな。
でもなんかギャルゲー臭い展開やったなぁ…あのおっちゃんの喋り方といい…
まぁええわ。
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:17:40.28 ID:4ZjRNQaA0
「デカ!」
案の定お兄ちゃん驚いた。
「それと何これこのセンスの欠片も感じられないアイスの盛り方。加えてこのハートマークは何すか?」
お兄ちゃんぼろくそに言う。流石だな兄者。
「でも、これ美味ぇな、マジで ほれ食ってん?」
お兄ちゃんがスプーンですくいあげたのを一口。
「ほんまや。なんであんなボロそうな店でこんな美味しいの作れるんやろ」
まじで美味かった。食べさせてもらったかわりにボクも数種類まぜたアイスをお兄ちゃんの口に運ぶ。
「はいはいお兄ちゃん、口開けて。」
「つめた!ぐお、頭いて!」
「一気に食うから…」
ふと気付いた。
自分でも気にせんかったけどお兄ちゃんに食べさせたり食べさせてもらったりって…
これじゃアイス屋おっちゃんが言ってた通りの「カップル」やんか。。。
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:18:06.89 ID:4ZjRNQaA0

それからはお兄ちゃんはまた釣りを再会。
ボクはボクで近くを散策した。
砂場の綺麗な貝拾ったり少しだけ海に浸かったり。
気持ちいいなぁ
肌が焼けるのを感じながらも海に浸かったままそこら辺を散歩したり。
そんなこんなで夕方になるまで個々で過ごした。
お兄ちゃんの元に戻ると岩場に座って道具を片付けてた。
その横にちょこんと座る。
「釣れた?」
「釣れた。」
「どこ?」
「ここ。」
いきなり抱きかかえられ膝の上に座らされた。
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:18:43.79 ID:4ZjRNQaA0
「ボクが魚か?」
「おおよ。」
ボクが呆れ顔してると何か喋り始めた。
「夕日が沈んでゆく海って綺麗やと思わんか?」
「( ゚Д゚)ハァ?」
「海ってな、見てるだけで癒されるよな。何も釣れなくても。仕事で失敗した事も。ついでに言ったらお前もさらにかわいく見えるで。」
「…何それ、口説いてんの?」
「そうかもしれんな。」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:19:22.83 ID:4ZjRNQaA0
お兄ちゃんが腰に手を回してきてボクの横に顔を並べた。
「お前とこんな関係になったのも後悔してへん。お前とならどこにでもいけるし。
 それにお前がいるから今の俺がいて、がんばれるねんや。なんや夕日みてたら改めて覚悟がついたわ。」
うー…海+夕日をエモノにそう口説きにくるかぁ 別にお兄ちゃんからもすでに告られてるからいいんやけど。
でもまじで胸がキュンってくんねんなぁ。確かにこれやったらよほどのブ男でも無い限りは大抵堕ちるわ。
現に今濡れてきたし。せやけど…固いものがお尻の下にもぞもぞと…
「お兄ちゃん…何これ せっかくええ感じやったのに。」
「ごめん。自分でも喋っりながら起ってしもうた…(´・ω・`)ショボーン」
「お兄ちゃんのスケベ。」
「あ、あかんか?」
「ええよ。」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:19:58.88 ID:4ZjRNQaA0
お兄ちゃんの膝に乗っかったまま、ショーツだけ脱いだ。
お兄ちゃんのジーパンのチャックをあけると凄い勢いでおちんちんがでてきた。
もうはちきれんばかりにビクビクしてるし。
「お兄ちゃん元気やなーww」
そう言いながらおちんちんをさする。
お兄ちゃんもボクのシャツの中に手を入れて胸を揉んでる。
乳首を摘み、こね、おっぱいは優しく揉んでくれた。
首を横に向け舌を絡め合わせる。
「ん…ふぅ…ん、ん?あそうだ」
気付いた。
「お兄ちゃん、コンドーさん(避妊用具、コンドーム)は?」
「今、私の手元には居られません」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:20:28.62 ID:4ZjRNQaA0
「…」
「…」
「どうすんの?やるの?辞めるの?ボク身体が火照ってるんやけど…」
身体がウズウズしてきた。
「勿論やるよ。せやけど挿れられんからこれで勘弁してくれ」
お兄ちゃんはそういうと下の唇におちんちんを擦り合わせて腰を振り始めた。
「あ、ん…あ、またスマタ?」
「悪いけどな。あ、ちょい腰浮かしてくれるか?」
そう言うとお兄ちゃんは寝そべり、腰に手を回されてるボクもそのまま寝そべる姿勢になったんやけど
言われた通り腰だけを少し持ち上げ、ややブリッジした格好をとった。
お兄ちゃんはこの姿勢のままスマタを再会した。
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:21:02.91 ID:4ZjRNQaA0
この姿勢からだと開いた足からおちんちんが上下するのがもろ見えの状態。
ヌチョ、プチュと愛液と絡みながらおちんちんが糸をひきながら擦れていく。
「なぁ、お前のお汁で俺のちんこが濡れまくって、それに夕日が当たって光ってるで?
 結構綺麗やと思わへん?」
「ハァ、あ、あほ!そ、そんなの思うかぁ!ハァハァ…」
「素直やないなぁ」
!!!ひあぁ!クリ剥かれて擦られてる…
「乳首をクリをスマタされながら同時に攻められるってどう?」
「…あ、ああ、ん、ク…」
…言葉にならへん。腰も勝手に浮いちゃうよ…
「…お兄ちゃ…ボク、いきそ…う…」
「俺もそろそろ出るわ。目の前に全てを生んだ海があって、今からぶっかけるのも…
 命の素や…で…く、う、出…る…」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:21:34.01 ID:4ZjRNQaA0
ビュウって音が聞こえた気がした。
その後ボクの身体中に振りかかった。でもまだ、射精してる。
クリと尿道の間にあてがいながらビュクビュクと。あ…
オマンコの唇にも擦りつけながら射精してるよ…凄い量…
もしこれが膣内だったら妊娠してたと思う。
「ハァ…ハァ…イッた?」
射精は終わったけどまだ胸揉んでるし…
「ハァハァハァ…うん…」
この後軽くキスして帰る準備をした。
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:22:00.53 ID:4ZjRNQaA0

砂浜を歩いてると他のカップル達が寄り添いながら同じように夕日を眺めてたり、キスしてたり。
…。
「お兄ちゃん。」
「ん?」
「手、繋いでええかな?」
「んあ?ああ、ええけど?」
お許しが出たんで手を繋ぎ、お兄ちゃんに寄り添うように近づいた。顔に自然と笑みも出た。
「…なんかあったんか?」
「ん?なんでもないで。なんでも。」
繋いだお兄ちゃんの手、大きく温かかった。
あの夕日と同じくらい温かかったよ。
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:22:28.30 ID:4ZjRNQaA0

あれから一週間。お兄ちゃんとS初めてSEXしてからというもの、最近自分でも少しベタベタしすぎたかな、と思う。
そして今日。いつもの様にお弁当を作る。
ふとあることに気付く。
ご飯にふりかけで「がんがってね。」と。
うわ、、なんやこれ?自分でふりかけておきながら、今一度見直すと激しく面食らう。
愛妻弁当じゃあるまいし…
そしてお兄ちゃんが玄関で靴を履き、ボクがお弁当を渡す時にも身だしなみをチェック。
「ボタンずれてるよ」
お兄ちゃんは自分でやるよ、とは言うけどボクが直してあげた。そして家の外まで見送る。
お兄ちゃんを見送り、リビングに戻るとお母さんがお茶を入れてすすってた。ボクも一緒に茶をすする。
ズズ…
「なぁ…」
「…何?」
「あんた最近ますます女の子らしくなってきたんちゃうか」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:23:02.67 ID:4ZjRNQaA0
「なんで?」
「最近の行動みてたら男の子だった頃のガサツな性格がなくなったように見えるで。
 それにあんたのお兄ちゃんへの接し方もな。あんた、ひょっとして…好きな子できたんか?」
!!!
お茶でむせかえりそうになる。
「まさかホンマに好きな人ができたんか?」
「何考えてんねん、こんな身体で好きな人なんかできるわけないやんか!」
キレたふりして自分の部屋に戻る。
「…なんで判るんやろ?」

これが女の直感ってヤツか?
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:23:29.87 ID:4ZjRNQaA0
それからというものお兄ちゃんに対して少し距離をとることにした。
少し寂しいけど…疑われるよりかはまだマシ。
それと家でのsexも極力控えることにした。
そんな状態が1週間も続けば犯りたい盛りのオスは我慢できなくて当然。

ある日、股下もぞもぞ胸ぐにぐにの異様な感覚に目が覚めて、寝ぼけまなこで覗いてみれば
ボクの上のパジャマのボタンが下から途中まで外され、お兄ちゃんの手が入り込んでボクの胸を揉んでいた。
胸だけではなく膣の方にも何かが入ってる感覚が。
見るとボクの下半身は素っ裸状態。でお兄ちゃんが指二本でボクの膣をかき混ぜてた。
「…お、お兄ちゃ…な、何?」
まだ寝ぼけ頭なんで完全に理解はできてなかったものの頭が「キモチイイコトをされてる」と認識。
完全覚醒するよりも前にメスとしての本能が働き、「キモチイイコト」をされることに従順になる。
快感で勝手に腰が浮く。入れられてる指に愛液が絡みつきヌチュヌチと音を立てる。
「!ん!あ、そこ、そこ!いいよぉ…は…あ…」
Gスポを攻めてきた。
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:23:57.54 ID:4ZjRNQaA0
程なくして最初の絶頂がきて、「ん…いくぅ…」
身体がビクビク。膣もキュウキュウとお兄ちゃんの指を締めあげる。
「んん…は…あ…」

寝起きって結構いいかもしれない。
まだ身体がビクビクとイった時の感覚が覚めないうちにお兄ちゃんがおちんちんを取り出してボクの濡れきった
あそこにいれてきて…
正常位でボクの腰を持ち上げながら激しく突いてくる。
お兄ちゃんの腰の動きは止まらないけど、ボクの涙と口からでるお汁も止まらないや。
自分ではあまり覚えてないけど「好き」とか「愛してる」って言葉を連発してたような…
数分もボクを突いてると今度はボクの身体を抱きあげ、今度は座位で突いてきた。
ぐっとボクの腰をしきよせると、クリと膣、身体全体がお兄ちゃんとくっつく。
この体位好き。
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:24:26.17 ID:4ZjRNQaA0
ボクも腰を使い始めると、コツコツと子宮におちんちんがあたるのが判った。
当たるたびにお腹の奥から響き渡ってくる。
たまらなくなってもっと腰を激しく動かしてたら、急におちんちん抜かれた。
「え、なんで抜くん?」
そうするとお兄ちゃんは
「な、なぁ、子宮に射精はまずいから…飲んでくれへんか?」
「…うそ…」
「いや、その、結構マジだったりするんやけどな」
そりゃお兄ちゃんは好きだしsexだって許させるものなら毎日やりたい。
でも今目の前のおちんちんからでる精子飲め、って言われたって…かつてボクにも付いてたオプションやけど…
入れられるのはともかく舐めるのは…
「頼むよ!」
うわ、土下座すんなよー
「…仕方ないなぁ…でも飲み込むんだけは勘弁やで」
「まじか!頼みます!」
うー…仕方ないけど、やるかぁ
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:25:00.53 ID:4ZjRNQaA0
嫌悪感がくる前に意を決して一気に口に含む。
おちんちんの味とボクの愛液が混ざって…変な味が口の中に広がる。
「うえ…」
思わず口を外すと
「やっぱり、あかんわなぁ…ゴメンな、いいわ。無理しなくて。すまんかったな」
頭を撫でられた。
胸がまたドキドキいいだした。なんか舐めてあげなきゃもの凄くかわいそうに思えてきて、
再び口に咥えた。確か舌使ってねぶりまわしたらええんやね?
頭と舌いっぱい使い亀頭全体を舐め、時折竿の裏、側面をしゃぶる。
AV女優は袋も口に含んだりしてたから真似てみたけど…判んないや。
しばらく舐めてるとお兄ちゃんが仰向けになってボクの股下に頭を滑り込ませてきた。
「ん!!」
下の唇を指で広げられ膣、尿道の穴、お尻の穴のまわりまで舐めてきた。
ヌチュ ピチャピチャと音が聞こえるぐらい舐められ舌を入れられ、お尻の穴も攻められた。
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:25:26.19 ID:4ZjRNQaA0
「お前の身体の中、こうなってるんや…子宮口…もう少しで見えそうや…」
なんか指で膣広げてボクの身体の中覗いてる。
そう思うとゾクゾクしてお兄ちゃんのおちんちんを舐めしごく。
「うあ…く、射精る!飲んでや!」
!!
口の中で弾けてる!喉の奥に当たり吐いちゃった
「うえ…」
口から生臭い精子がボトボトでてきた…
それでもお兄ちゃんのおちんちんはまだ治まらず、ボクの下の唇に擦り付けながら射精してた。
…そんなにボクのお腹の中に精子を射精したいのかな…
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:26:04.45 ID:4ZjRNQaA0
朝からこんなに激しいsexをしたのは始めてやった。
最近ボクがまともに相手にしてくれなかったのと、両親が朝から用事で出かけていた、
それで我慢できなくなりまだ寝てたボクの部屋に突入してきて、犯した、と。
気持ちはボクだって同じ。せやけど我慢しなきゃお母さん達にバレてまうかも知れへん。
寂しいけど…
「…お兄ちゃん、暫く…一人で考えさせてくれへん?」
「なんで…」
「ごめん。」
「…そうか…」
部屋を片付けるとお兄ちゃんはボクに軽くキスしてくれた
「ゴメンな、お前に無理ばかりさせて…頼りない兄貴やけど…なんでも言うてくれや」
そういい残して部屋を出て行った。
お兄ちゃんは好きやで。でも気持ちいいからとずるずるとsex漬けに浸ったらきっと二人とも駄目になる。
「ゴメンねおにいちゃん…」

パタ パタタ と音を立て シーツに涙の雫が染み込んでいった。
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:26:48.42 ID:4ZjRNQaA0

シャワーを浴び汗や精液を洗い落とした。
でも匂いや汚れは落せても心の疲れまでは落せへん。
それでもシャワーを浴び続ける。
気持ちが落ち着くまで。

身体を拭き部屋に戻り別に何するでもなくボーっとネットをする。
淡々と時が過ぎて行く。

日が昇りきり、疲れを見せると落ちて行く。
今のボクと同じやな
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:27:13.75 ID:4ZjRNQaA0
今までは確かに楽しかった。でもその反面いつも心のどこかにひっかかるものがあった。
多分いつまでもこの幸せが続くものではないという考えがあったんやと思う。
いつかは元に戻ってしまうんやろか
いつかはお兄ちゃんとの行為がばれてしまうんやろか
いつかはお兄ちゃんに嫌われてしまうんやろか
これらがボクの知らない間にちょっとずつ溜まり、更にお母さんに言われたあの一言。
多分、バレてるかもしれへん。
あえて言わなかったんかもしれへん。
こんな心配が溜まりに溜まって今疲れとなってあらわれてるんやろう。
…夕食の用意しなくちゃ。
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:27:51.79 ID:4ZjRNQaA0

「ハイお兄ちゃん。」
ご飯が入ったお茶碗を渡す。
「ん。」
愛想も素っ気も無い受け取り方。
今までのボクならここでキレてたやろう。
でも、これが普通の兄妹の会話なんやと思う。
それといつもはお兄ちゃんの隣に座っていたけど斜め前に座ることにした。
今までこの席はお母さんが座ってたんやけど無理言って変わってもらった。
「なんかあったん?」
お母さんが聞いてくる。
「別に何もないで」
「…そう。」
…何も無いわけが無い。
でもお兄ちゃんとこれからも仲良くやっていくためには今までの自分を心の中で[ピーーー]しかないねん。
これからは普通の兄妹であるために。
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:28:25.15 ID:4ZjRNQaA0

それから普通の兄妹として暮すようになって暫くたった。
「おはよーお兄ちゃん」  「おはようさん」
「はい、おべんと。」  「おう。」
「ごはんやで」  「詳細キボンヌ」  「2ちゃんの見すぎや」
「風呂わいたで」  「あー後で入るわ」
普通の会話。
誰から見ても普通の兄妹のはずや。
怪しまれるようなそぶりは微塵も見せへん。

只、普通に接するほど心が痛くなってくる感じがする。
自分の心を押しつぶし平静を装えば装うほど、潰されそうになってる心が「違う」と叫ぶ。
違う?何が違うん?こうしてsexさえ我慢すればお母さんにも怪しまれへんし、お兄ちゃんとも暮せる。
そうsexさえ我慢すればね。
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:29:00.57 ID:4ZjRNQaA0

久しぶりにお兄ちゃんと買い物に出かけた。
以前なら手を繋いで楽しく喋りながら買い物を楽しんでた。
でも今は手は繋がず、会話も程ほどに。
頼まれたものを買って早々に帰るつもりやった。
「ごめん、ちょっとトイレ入ってくるわ」
そう言うと階段脇のトイレに入っていった。
その間ベンチに座り目の前の人の流れを暫し眺める。
買い物に急ぐおばさん。
奥さんの買い物にめんどくさそうについてきただけという感じのおじさん。
ローラーシューズで店内を滑走しているクソガキ
泣きじゃくる子供。
…ん?
「ウアーン お母さん…」
げ、なんかボクの方に来た
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:29:33.16 ID:4ZjRNQaA0
「おかーさん…」
いや、お母さんって…
「どないしたん?迷子なんか?」
「ウウ…」
うあ、やっぱり迷子か…
「おかーさん、一緒に探そうか。」
子供の手をとりスーパーの中を暫く歩きながらこの子の親を探す。
でもそうはなかなか見つかるわけもなく、仕方ないので案内所に連れて行こうとしていた。
「おかーさん!!」
「え?」
目をあげるとまだ若い女性とその旦那と思われる人が。
どうもこの子の両親みたい。
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:30:11.24 ID:4ZjRNQaA0
「すいません、御迷惑おかけして」
頭を下げ一礼すると子供を間に両手をとって去っていった。
「おねーちゃん」
あ、あの子、ボクの方を向いて手を振った。
…かわいいなぁ
それから暫く後、お兄ちゃんが戻ってきた。
「悪いな、んジャ帰ろうか」
「ん。」

帰る時もあの子供の事を思い出す。

子供…かわいいなぁ…今までこんな事思ったことも無かったのに…でも…

ボクも欲しいなぁ…
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:30:40.73 ID:4ZjRNQaA0

何週間たったやろうか。
普通に暮らすにも慣れてきた。
今では料理だけでなく家事全般も任されるようになった。
sex出来ない分、せめてお兄ちゃんには美味しいものでも食べてもらっていつも元気であってほしいから
料理に没頭するようになった。
でも今でもお兄ちゃんと二人だけになった時とかはドキドキする。
それでも我慢。
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:31:08.40 ID:4ZjRNQaA0
そういえば昨夜、お母さんとテレビ見ながら駄菓子をつついていた時に
「あんたこれだけ家事できるから一人になっても大丈夫やなぁ。
 本当は生まれたときから純粋な女の子やったらもっと安心やったんやけど…その身体、本当にもう元に戻らへんの?
 最近そればっかりが心配でな。」
「…そんなこと、ボクにも判らへんよ」
「元からが女の子やったらなぁ、いい嫁になれたと思うんよ。せやけど…」
「うっさいなぁ ボクにどうせぇ言うんよ?」
その場はキレて場を離れたけど、確かにこの先どうなるんやろか。
…今そんなこと考えたって判らへん。
もうなるようになるしかあらへんもんな。
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:31:35.59 ID:4ZjRNQaA0

夕刻。
冷蔵庫を覗くと野菜がきれていた。
それでいつものように八百屋に買出しに行った。
※ちなみにうちの近くは八百屋以外に鮮魚店など昔ながらのお店が結構多い。
きれていた野菜の補充分以外に数種みつくろい、店の主人にいろいろ料理のアドバイスを受けた。
その時の事。
「お譲ちゃん、最近よう買いもんにきてくれよってやけど、まだ学生さんやろ?学校あるんちゃうんか?」
そう。見かけはまだ小〜中学生ぐらい。どう鯖読んでも高校生な見えへん。
「いや、もう学校は卒業したんよ。」
「ほえー、そうか、わしゃまだ中学生かと思ったんやけどな。若作り、つーか童顔やねんなぁ」
ど、童顔…
「ほーか、んじゃ今はあれやな、料理よーけ覚えて花嫁修業ってとこやなガハハハ  」
( ゜д゜)…
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:32:04.31 ID:4ZjRNQaA0
「まぁ今の若い子は自分で料理するって事せえへんからな、それ考えたら譲ちゃん偉いで。 好きな男おるんやろ?」
「…う、うん…」
「あーなんも照れんでええがなぁ その子の為にも頑張ってようけ料理覚えーよ? 精のつくもん作ってやって、早いこと子供も作りや」
「え…あ、こ、子供って…ボクにはまだ早いで」
「何言ってんねん、うちの母ちゃんかて嬢ちゃんと同じぐらいの歳でワシと結婚して速攻ガキ作ったで?まぁそんときゃ他にやることなかったからなぁ。とにかく頑張りや」

…ここのおっちゃん昔から世話話とかすきやったからなぁ。ボクもガキの頃はこのおっちゃんとよう遊んでもらったし。よう怒られたし。よう世話になったし。
それにしても…確かにボクも料理以外にやること無いし…子供も…なんか欲しいなぁ、とは思ったことあったけど…今は普通の兄妹やしな…
なんか、抑えてた気持ちがもやもやと沸き立ちあがってくる。
うー…我慢我慢。

時計を見るともうええ時間。
さ、はよ帰って夕ご飯作らなきゃ。
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:32:33.15 ID:4ZjRNQaA0

「会社行ってくるわ」
「忘れもん無い?んじゃ今日もがんばってな。」
玄関までお兄ちゃんを見送る。
前はお兄ちゃんの服装、身だしなみまでチェックして見送っていた。
帰りが遅くなった日も「なんで遅くなったんよ」とか「外でご飯食べてきてへんやろね」とか小一時間問い詰めたり。
今考えるとかなりベタベタしていていたんやなぁ、と思う。
でも今はそういうわけにもいかないんで我慢するしかない。
せいぜい笑顔で見送ることぐらいしかできへん。
とはいえ、やっぱり少しぐらいは甘えたい。
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:32:59.22 ID:4ZjRNQaA0
でもそれも我慢。
あれも我慢、これも我慢。

最後にはお兄ちゃんへの想いも我慢…
できるわけあらへん。
全てを我慢するとホ暴走して多分お兄ちゃんをレイプするか、または、[ピーーー]かも…勿論そのあとはボクも死ぬ。
だから溜まったガスは定期的に吐き出さなあかん。
吐き出さな…
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:33:26.55 ID:4ZjRNQaA0
ガチャ
お兄ちゃんの部屋のドアをあける。
少々散らかってはいるけど、男の部屋としては綺麗なほうだと思う。
煙草は吸わないからヤニの匂いもしない。
ギシ…
お兄ちゃんのベッドに座り、毛布を手にとる。
その毛布に鼻をあて、スーと匂いを嗅ぐ。
わずかに染み付いているお兄ちゃんの体臭。
暫く匂いを嗅いでるとあそこが濡れてくるのがわかる。
お兄ちゃんの匂い…
さらに脱ぎ捨ててあったシャツを手に取りまた匂いを嗅ぐ。
お兄ちゃんの毛布に包まり、左手でシャツの匂いを嗅ぎ、右手であそこを愛撫し…
クチュクチュと音をたて、下の唇にそって指を這わせては時折クリをつまみ、指の腹でなぞっては膣に指を挿れ自慰にふける。
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:33:54.18 ID:4ZjRNQaA0
頭のなかではお兄ちゃんと身体を激しく重ねる。
「お兄ちゃん、おにいちゃん、おにいちゃん、おにいちゃん!」
イきそうになると指では物足りなくなり、シャツを丸めて膣に捻り込む。
膣にいれるまえに先端に唾液を絡めてから挿れたとはいえ、シャツ等水分を吸収する類のものは少々痛い。
でもその痛みも愛液という潤滑油で軽減される。
「お兄ちゃん…お、おっきいぃ…ダメ、いきそう…い…く…おにいちゃんおにいちゃ…ん、くぅ!」
暫く余韻にふける。
膣からシャツを抜き取ると糸を引きながら床に落ちた。
…こんな偽者より本物が欲しいよ   お兄ちゃんのおちんちんが欲しいねん。
でも、もしこんなとこ見られたら絶対嫌われるな

あ、シーツにちょっと染みが…拭かなくちゃ…
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:34:29.31 ID:4ZjRNQaA0

シャツを洗濯機にいれ、シーツの染みも拭きとる。
ふと顔を上げるとお兄ちゃんの昔の写真があった。
小学生の時の写真。そこに写っているお兄ちゃんの横にはまだ少年時代のボクの姿があった。
その頃のボクは同年代の子より身体が小さくひ弱だったのでよく虐められる対象やった。
そういやよくお兄ちゃんに助けてもらってたっけな
昔の事を思い出すと懐かしさと同時に切なくなってきた。
なんか胸も苦しくなってくる。
我慢してるから?それだけ?なんでここまで我慢せなあかんの?
お兄ちゃんと、したい。やりたい。犯されたい。挿れられたい。舐められつくされ鳴かされ熱いのを飲みたい。身体いっぱいにかけられたい。
抱かれたい。
想えば想うほど、我慢すればするほど、悩めば悩むほど切なくなる。涙もでてくる。
「お兄ちゃん…」
手に持ったお兄ちゃんの写真にはパタパタと涙の雨が降り注いだ。
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:34:52.86 ID:4ZjRNQaA0

「…。」
ん…
「…ちゃん」
…ん?
「お兄ちゃん」
ん…あ?ここ…は…ああ、夢ん中か。久しぶりやなぁ
「お兄ちゃん。」
声にするほうに意識を向ける。 …いた。けど…
お前、もう首だけしかない無いやんか
「うん もうほとんどお兄ちゃんと融合しちゃったから。」
このまま融合が進むと、お前どうなるんや?
「…消えてなくなるよ。」
無くなる、って…存在しなくなるんか?お前、神様が魂を復活させてくれたんじゃなかったんか?
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/03/15(木) 04:35:18.41 ID:qRTqcu5Xo
すげえスピードやな
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:35:21.45 ID:4ZjRNQaA0
「完全に存在しなくなるよ。でもね…」
ヒタ
何かが頬を触れた。な、ナニ?
「お兄ちゃん、目つぶってみて。」
言われた通り目を閉じると − !?
「びっくりした?」
首から上しか残ってなかったこいつの身体が今全身姿でボクの目の前に現れている。
「別におかしくないで。お兄ちゃん、夢の中やのに現実と同じ目だけで見ようとするから私の首だけしか見えへんねん。
せやから目を閉じることで心の目が使える。だからホントの私の姿を見ることができるねん。」
…なんか判ったような判らんような…
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:35:54.69 ID:4ZjRNQaA0
「でも今はもうそんな事どうでもいい。もう時間がないんよ」
時間?時間が無いってどういうこと…ん…
…キスしてきた…
「お兄ちゃん、綺麗な肌やね…」
ペロペロと舐めてくる
うう…ちょ、やめ…あ!
「お兄ちゃんの中熱いで?」
ゆ、指いれるな…よ…んあああ…
「お兄ちゃんめっちゃかわいいわ。ん、どう?ここ気持ちいいやろ?Gスポ攻められるの好きやろ」
やっぱり現実より感じてしまう。なんか夢精した時と同じような感覚。手でするよりも夢の中の方が気持ちいい…そんな感じに近い。
ぬちゅ…
指が抜かれた。え…なんで抜くん?
「お兄ちゃんそんな切ない声出されたら更に萌えるやんか。それよりもお兄ちゃんばっか感じてないで私にもやってな?」
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:36:35.57 ID:4ZjRNQaA0
69の体勢になる。目の前には初めて見る自分以外の女の子のおまんこ。
とは言えほとんどボクと同じ身体やから実質自分のおまんこを見てるのと変わらない。
これだけ近くで見ているのに匂いは一切しない。
夢の中では所謂五感が完全にカットされるかわりに性感が高められるみたい。
だから触れられるだけでたまらないほどの快感がやってくる。
…んく…あ…はぁ… それにしてもなん…でこんなにボクの性感帯が判るんやろ
「…お兄ちゃん指止まってるよ? それと、何度も言うけどお兄ちゃんの体と私の体は融合―つまり一心同体なんやからどこが弱いのかなんてすぐ判るねんで」
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:37:46.50 ID:4ZjRNQaA0
それもそうか。そうやったな。

ヌプ…
「ん!」
んう!
人差指を膣内に入れてみたがボクが入れたのにも関わらず何故かボクの身体に快感が走る。
…そうか、妹と融合してるんだから快感も共用してる、ってことか。
身体に走り来る、えも言えないこの感覚に犯されながらも指の動きは止めれない。
その膣内は体温で温かく、愛液で満たされいて指を出し入れする度にボクの指をグイグイと締め付ける。
凄い…膣肉がプリプリしてて、でも吸い付いてくるこの感触。
触覚が無く性感のみが身体を支配している為指先で触れただけで全身に快感が伝わってくる上、
自分自身にも膣内を掻き回している感覚が来るためその快感が相乗効果となり、
まだ大して触れられてもいないボクのあそこもヌルヌル状態となっていた。
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:38:21.62 ID:4ZjRNQaA0
そして今度は両手を使い膣口を広げてみると先程まで指先を圧迫していた肉ひだが見える。
女の子の身体の中ってこうなってるんや…
快感が身体中を走る中、更に人差指と中指を使い肉ひだを掻き分けていくと奥のほうに何か見えた。
これが…
「ちょ、お、お兄ちゃん、そんなに子宮じろじろ見んといてよ」
そっか、これが子宮か。初めて見るその臓器…っていったらちょいとグロいけど女の子の身体で一番大事な所。
子を宿し育てる、生物学上でも最も神秘的な宮(へや)。
この中に精子が潜り込み、子宮内を泳ぎ回り、やがて母体ともなる卵子と融合し子供ができる。
こうして見れることなどもうありもしないんやろうな…
かわりにお兄ちゃんにはいつもこうして見られていたわけやけど。
今考えるとめちゃくちゃ恥ずかしいな。
「こっちの方が恥ずかしいわ」
…聞こえてたか。
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:39:04.24 ID:4ZjRNQaA0
お詫び、と言わんばかりに今度は舌を入れ、肉ひだを舐め、膣肉の味を愛液と一緒に舐めとりながら味わう。
やはり味覚も無いのに甘いという感じがする。
中だけではなく外の唇もねぶりまわし、クリトリスを剥いてはその側面を舐め、両脇を円をなぞるようにしてマッサージをし、
反応を楽しみながらお尻の穴にも指を入れる。
(以前お兄ちゃんにクリトリスを執拗に攻められ、甘噛みされた時なんかはおチンチンの亀頭をかじられるような感じでたまらなかった。
 H漫画じゃよくあれで女の子が感じてるけど…あれは嘘やね)
「お、お兄ちゃ…すご…上手すぎるで…」
喘ぐ妹の(っと言っても今は脳内妹に等しい存在やけど)声が耳に入ってくるけど何も喘いでいるのはこいつだけではないし。
愛撫すればするほどボク自身にも快感が伝わってくるのだからオナニーしてるのと同じ、いや、妹も同じくボクの身体を味わっているのだから
その感覚は普通のオナニーの何倍にも感じる。
正直この説明してる間だけでももう何回逝ったことか。
でも実体ではない分何回逝っても疲れなど一切感じない。
暫くお互いの身体を貪りあってた刹那、妹の動きが止まった。
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:39:42.18 ID:4ZjRNQaA0
何?どうしたん?
「お兄ちゃん、女の子としての喜びは経験済みとしても元男としての喜びはまだ未経験やろ?」
…うっさい。誰のせいでこんな事になったのか小一時間問い詰めるで?
ボクだってやな、sexぐらいやろうと思えばすぐにでもできてたんやで
それをやな…
「プ。 兄者必死やな(藁」
お前!!
「まぁまぁ、イイから餅つけって(w もう一度目つぶってみて?」
怒りは収まらなかったけどどうにかなるもんでもないので再び目を閉じる。
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:40:13.32 ID:4ZjRNQaA0
「お兄ちゃんがまだ男の身体やった時のおチンチンの存在感を思い出して欲しいねん。」
(゚Д゚)ハァ?おチンチンの存在感?
そんなもん、自分の身体の重さは感じないのと同様おチンチンの重さ、つーか感覚なんかあるわけねーやん?
「考えもせず脊髄反射で否定すんなや厨房が。あんたオナニーしてた時でもおチンチンの感覚、つまり射精する時のあの快感は無かったわけ?」
あ、ああ…あの感覚な、それ先言ってくれたらよかったのに…
でもこの身体になってからあの射精感ももう長らく感じてないからなぁ 思い出せるかな…
暫く思い出そうと頑張るがなかなかどうして思い出せない。
「仕方ないなぁ…」
そういうとボクの頭に手をかざし…ってヲイ、手がズブズブ頭の中に入って…くる…
「目ェつぶっといて!」
わ、判った…うわ、な、何?頭の中を、脳味噌を直に弄られるこの感覚!
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:40:46.56 ID:4ZjRNQaA0
「ん、ここ…かな?」
う、うわ!!
なんか今、昔の虐められてた時の殴られる瞬間を思い出した。
それにその他いろいろ走馬灯のごとく思い出がぼろぼろとフラッシュバックとなって頭の中を駆け巡った…
これって死ぬって事!?やばいんじゃないの!?ちょう、やめ…
「あ…あ、ここや…な。」
ん…あ…こ、今度はチンチンが起ってくる感覚が…っておチンチン無いはずなのに…でもこれは。
「お兄ちゃん、目開けてええよ」
…お前、何するねんさっきマジで死ぬかと思ったやんかぁ
「死ぬわけないジャン?精神世界なのにさ。ヴァカ? 勃起する感覚忘れた、つーから思い出させてやったんよ。ホレ。」
指さされた方向を見ると…
懐かしい見慣れたあの肉棒がそそり起っていた。
こ、これ、おチンチンやんか…
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:41:22.38 ID:4ZjRNQaA0
「精神世界やから思い出すことさえ出来れば具現化することもできるんよ。懐かしいでしょう?」
懐かしいけど…女の子の身体にコレって…所謂フタナリ?
女の子の身体になって、今度はフタナリ。
近親相姦も経験済みやから恐らく一部の人間が抱く強烈な妄想願望を全て体感したわけやな。
アハハハ もうどうでもいいや
「まだあと獣姦残ってるけど。どうする?」
大却下。
「そう?ちょい残念。でも私が獣姦とか知ってるって事はお兄ちゃんもそう言う情報得てるってことやからね。」
あーもう判ったから何すればいいん?
「何するってこんな状況でセックスする以外に何があんの?あ、でも…そうやな、お兄ちゃんアレやってみてよ」
アレ?アレって何?
「オナニー。」
えええええー!!??
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:41:52.76 ID:4ZjRNQaA0
そんなん…恥ずかしいやんかぁ
「…さっきまでお互いの身体貪りあってオマンコ気持ちイイーって喘いでいたくせに何を今更恥ずかしがってんの?
 まぁ、仕方無いか。私もオナニーするからさ、見せ合いっこしながらやろうよ」
そ、それなら…いいかな。
「じゃぁとりあえず私の方から見せたほうがやりやすいでしょ?よく見ててよ」
そう言うと妹は自分のアソコに指をあて、唇、つまり小陰唇の溝をなぞり始めた。
「ん…」
う…
ボクの身体も同時に反応する。
そしてクリトリスの皮を剥き、ボクがやったのと同じく側面を指先で円を描くように軽く揉む。
「はぁ…」
甘い吐息を吐く。さっきの愛撫でかなり感じやすくなってるから軽い刺激だけでもかなり敏感になってるみたい。
ボクの亀頭にも揉まれる感覚がくる。
でもどちらかと言えばくすぐったい。
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:42:31.08 ID:4ZjRNQaA0
そういえば男も胎児の時には性別は女で、ある程度育つと男性ホルモンの影響で男の身体になるということを聞いたことがあるけど、
つまりおチンチンは元々クリトリスだった、ってことか。
ただ、男の場合は皮でもかぶってない限りパンツの中で常時擦れてるからある程度刺激には強い。
それでもなお揉み続けている妹の姿を見てると少しイタズラをしたくなってきた。
もっと感じさせてやるよ?
自分の竿を握ってみた。
…ああ、懐かしいこの感触…もう二度と握れないと思ってたんやけど今こうして再び握れるなんて。
「…お兄ちゃんもやるの?」
握った感覚が妹にも伝わったんやろな、こっち見てる。
さっきまでの恥ずかしさはどこへやら。
ほら、あんたも手を休めないで他のとこからやってよ?
今、もっと感じさせてあげるわ。
握った竿をしごいてみる。始めはゆっくり、そして少しづつ早めていく…
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:42:57.90 ID:4ZjRNQaA0
「んあああ…お、お兄ちゃん…こ、これ凄くくる! クリがめっちゃイイ!!」
喘ぐ妹のほうを見てみると片手で胸を揉み、もう片方の手でクリトリスの側面をボクと同じようにしごいてる。
感度がおチンチンとクリトリスでは違う分、倍以上に感じやすいのかな?
「お兄ちゃん、そのまま続けといてな。私は…オマンコのほういじるから…んん…」
膣に指をいれ、愛撫をし始めた。
「はぁ…凄い、ホント凄いよ、クリと、オマンコが同時に気持ちいいなんて…こんなの絶対一人じゃ無理。」
それはこっちも同じ。
普通じゃおチンチンをしごく快感とオマンコいじられる快感なんて同時に味わえることなんてありえないから。
とにかく形容しがたいこの快感はどう表現したらいいんやろ…
…別にいっか、そんなこと。
おチンチンをしごくのに夢中になってたら妹が近づいてきて…
「お、お兄ちゃんのおチンチン…食べてもいい?」
紅く発情しきった顔で見上げられ、懇願するように言われるとイヤとはとても言えまい。
え、ええよ。 そのかわりボクもお前のオマンコ舐めたげる。
「うん。」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:43:23.98 ID:4ZjRNQaA0
そして再び69の体制にボクは先ほどと同じようにオマンコを広げ膣内を味わう。
これに喘ぐ妹、そして同時にボク自身にも伝わる舌の動き。
それだけじゃない。
ボクが舐めれば妹も。
竿の根元裏を甘噛みされ、裏筋を下から上に舌先でなぞり、カサの裏をほじるようにして舐められる。
舐めるだけではなく口いっぱいにほおばり、唾液をたっぷり絡ませ、グチュグチュと音を立てつつ喉の奥に届くまで頭を使いストロークさせる。
…なんでこんなに上手いねん…
「お兄ちゃんかていっつもやってるやんか。つまり私にもそれと同じだけのスキルがあるわけよ。」
…と、言うことはお兄ちゃんはいつもボクにフェラされてる時はこんな感じなんか…!!?? ん!あん…
お尻の穴にまで指が入れられた!
ちょ、そこは汚いって!!
「この世界で汚いものなんて何もないで?せやから穴という穴は全て気持ち良くなるためだけにあるねん。お兄ちゃん気持ちイイやろ?
 私も気持ちイイんやから。」
はぁ…ああ…す…ごい…おチンチン、オマンコ、お尻の穴。気が狂う。
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:43:50.82 ID:4ZjRNQaA0
でも、それならこっちも、って事でボクも今度は妹のお尻の穴に舌を入れる。そして膣の時と同じように中で舌を動かす。
「お兄ちゃん…私も舐める…」
おチンチンを舐めていた舌を今度はボクのお尻の下あたりにあて、膣にむかってなぞり始めた。
これがまた最高にゾクゾクとくるの…
蟻の門渡りってやつかな…
そして暫く舐めあい、愛液を飲みあい、舌を絡めあっていくうちにだんだん我慢できなくなってくる。
気筒が更にビクビクし始める。
この久しぶりにくるこの感覚…そろそろイキそう…
「…お兄ちゃん、イきそうなんやね?ええよ、出しても。飲んだげる…」
再びオチンチンを頬張ると頭でストローク、そして手を使いしごき始めた。
…あ…出…る…
オチンチンの中から妹の口の中へ熱い液が流れこんでいくのがわかった。
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:45:03.93 ID:4ZjRNQaA0
チュル
おチンチンから糸を引きながら口を離す。
「ん…ケホ…んん」
…飲んだの?
「ケホ…うん。男の人ってさ、飲んでもらった嬉しがるって言うやん。」
…口元にはまだ性液が付いており凄くエロっぽい。
とは言ってもボクと同じ顔なだけに微妙な気分。
「これだけ出しても全然萎えへんやろ。このまま次やろ。」
そう言うとボクの両肩を持ち、両足を伸ばし、方膝をあげるとボクのおチンチンの先にオマンコの入り口をあてがい…
「…じゃお兄ちゃん、入れるよ。」
先が中に割って入っていく。一気には挿入せずあくまでゆっくりと、初めての結合をゆっくり味わうかのように…。
「んん…はぁ、、、あは、ほら、お兄ちゃん、挿入っていくよ?脱童貞おめでと(ww」
茶化されたが今はどうでもいい。ボクも自分のモノに気を集中するのに精一杯。
亀頭が完全に包み込まれてゆく。そして竿へ。
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:45:33.73 ID:4ZjRNQaA0
膣孔がボクのモノをくわえ込んでいく程にその唇は形を変えていく。
ヌプ…
ついに根元まで咥えこみ…
「あ…お、にいちゃ、、ん、判る?私の中に、、全部…入ったよ?でも…まだ…欲しい…」
そう言うと根元まで咥えこんだ膣とボクの肩を掴んでいる手に更なる力が入り…膣唇が押し潰され、卑猥な形になり、
亀頭の先に何か当たるものを感じた。
子宮…亀頭が子宮に当たるまでボクのおチンチンが欲しかった…って事?
「うん、そう。私達、兄妹だし、なんと言っても同じ身体やからここのフィッティングも最高!お兄ちゃん、動くよ?」
妹のこの声と共に沈みこんでいた腰が動きだした。
腰を上げると、その唇はボクのオチンチンを味わい尽くすかのように伸び、竿には愛液が絡みつく。
一度このオチンチンを味わった妹の膣は更なる味を求めようと腰を振り出した。
ヌヂ、ヌチ、ぷちゅ、
耳の奥にまで届くこの音。
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:46:06.96 ID:4ZjRNQaA0
そして当然ボクの身体にも伝わるこの挿入感。…久しぶりやなぁ、挿入れられるこの感覚…
体位を変え、妹の特に感じるポイントを素人ながらも探し出し、そこを集中的に攻める。
探し出す、と言っても同じ身体だから予め判っていたけどね
お互いの身体を重ね合わせ暫し。
突然ボクの膣の入り口に何か当たるものを感じた。
何かと思い覗き込むと同時に自分の身体を貫かれるあの感覚が。
指ではないその太さ長さ。
…まさか…。
この視点からでは良く見えない。ボクのオチンチンを妹の柔らかい膣肉が咥え込んでいるは見えるけど…
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:46:50.33 ID:4ZjRNQaA0
視点を変えると…
「あはは、お兄ちゃん、びっくりした?」
ケラケラ笑うこいつを尻目に自分のオマンコを覗くと……刺さってる。いや、挿入ってきている。
何が?いや、いちいち自分の頭を疑うべくも無い。何でここは非現実的世界なんやから。
「お兄ちゃんがイメージで身体を変化させることができるんだから当然私にもできるんや。
 どう?自分のオチンチンの味は?」
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:47:24.35 ID:4ZjRNQaA0
あ…ひぁ…
直に挿入されるこの感じ…久しぶり…だけど、全身が高感度センサー状態の今、挿入はヤバイよ。
「私動くからお兄ちゃんも合わせて動いてね」

ぢゅ、ぬぢ、ぬぢ …
ゆっくり動きだした。
でもゆっくり動いただけでも、お腹の奥にまで届くような快感がくる。
ちゅ にゅぷ にゅぷ
更に、腰の動きを早める。
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:47:54.15 ID:4ZjRNQaA0
いや、腰が勝手に動いちゃう。
ん、はぁ、あ…ン…
「んは、く、う…お、お兄ちゃ…かわ…いい」
涙と涎、そして紅く染まった頬でものすごく淫猥な顔の妹。
ボクも今こんな顔なんか、、
早く動けば動くほど、動きを合わせるほどに妹とボクの身体は馴染んでいく感じがした。
そう、まさしく身体が、結合している下半身が溶け合い、一つの生命になっていくような…
入れて、入れられて、そろそろいきそうになる。頭の芯までビリビリくる。何も考えられない。
おちんちんが熱く大きく、そろそろ精を放ちたがってる。
おまんこもきつくしめ、精を受け入れたがってる。
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:48:23.06 ID:4ZjRNQaA0
「わ、私そろそろ限界…」
ボ、ボクももう駄目…
「い…く…」
く…!

頭の中が真っ白になり、身体を仰け反り、ビクビク と痙攣し、
おちんちんの先からはびゅう、びゅっ、と精液が物凄い勢いで妹の膣に飲まれていく。
おまんこには妹からの精が放たれたのが判った。
熱い精液が、ばしゃ、っとボクの膣の奥の方にあたり、それが精液溜まりのほうに溜まっていく…
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:48:51.77 ID:4ZjRNQaA0
あ…は…これ、凄…これが膣内射精…?
「は…あ…そ、そうやで。き、気持ち…イイ…やろ?女の子は膣に出されるのが…一番気持ちイイねんよ」
ん、そ、そうなん? でも、ネット見てたら…気持ち悪い、って言う人も…ん…お、おったで?
「はぁ、はぁ…そ、そりゃ人にもよるんやないの?少なからず好きな人…の中田しは…気持ちいいと…思うよ、私は。」
そ、そう…。 ボクもお兄ちゃんに…して欲しい…な。
…あ!
「ほら、ほらお兄ちゃん、私のまだ出し終えてないよ?」
あん!ちょ、ちょっと!待って…まだ…腰が…ガクガクいってる…の…んん!まだ出るうう!
射精時に腰にくるあの力がまるごと吸い取られそうな感覚とお腹の中に未だドクドクと溜まっていく 精液。

「あは、お、お兄ちゃん、これが実世界だったら…お兄ちゃん絶対受精してお腹の中に赤ちゃん出来てるやろな。こ…これって妊娠免れない量やもんね」
に…妊娠!!?  その言葉を聞いた途端、自分の顔が熱く、顔から火がでそうなほど恥ずかしい気持ちになった。
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:49:20.44 ID:4ZjRNQaA0
お、男のボクが妊娠なんてありえへんやろ?
「お兄ちゃん女の子やん。」
…。
妊娠…しちゃうの?この身体。
「何をいまさら。」
そ、そうなんか、やっぱり…
前から言いたいことがあったんやけど。
「何?」
元に…男に戻りたいんやけど…?
「…やっぱり、そういう話か…」
ボクにはまだ男の身体でやりたい事とかいろいろあったしそれに…
「嘘はだめやで。お兄ちゃん。」
う、嘘?
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:49:55.30 ID:4ZjRNQaA0
「…お兄ちゃん、私が言うのもアレやけど、あまり目立たない人やったろ?別に虐められてるわけでも無いけど、彼女とかいたわけでもない。
 友達とかはそれなりにいたけど、元々少し女の子みたいな顔立ちしてたからあまり外出せずに家で2ちゃんばっかりの引き篭もり状態。」
…言いたい放題やな…
「でも、上のお兄ちゃんとたまにドライブとかゲーセンとかで遊んでたやんか、あの人、顔は普通レベルやけど、物凄く人当たりいいもんね。
 時々会社の女の人とか、知り合いが相談に来てたけど、何人かは上のお兄ちゃんのこと好きみたいやったで。」
え、そ、そうなん?…でもなんでそんな過去の話、お前が知ってんの?
「だから言ってるでしょ、お兄ちゃんの身体は私の身体でもあり、お兄ちゃんの記憶も私の記憶でもある、と。」
つまり、ボクの記憶を覗いた、と?
「覗いたんじゃなくて、記憶共有してんだから判るんやって。 ところで話元に戻すけどお兄ちゃん、そんな上のお兄ちゃんに少し好意持ってた。
 もし、自分が女の子やったら…とも考えたこと、あったやろ?」
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:50:26.18 ID:4ZjRNQaA0
…う、うん。でもそれがどうして妹というお前が急にでてきて、ボクが女の子になってんの?
それに最初「神様」がなんとか、って言ってたよな?本当に神様なんておるの?
「まぁまぁ、ちょっと落ち着いてよ。ちゃんと説明するから。」
存在が消えかけで死にかけの分際の割に落ちついてるね?
「うっさいハゲ。黙って聞け。まず、なんでこんなわけの判らない状態になってるのか。
 これから言うことは映画でもアニメでもない実際の話。つーか私達のことなんやけど。かなりショックで凹む所もあるけど心して聞いてね。
 精神的ブラクラでお兄ちゃんの心に直リンしてるから回避負荷。つーか耳ふさぐな。」
お、応。
 「まず、一つ目。…と、その前に。お兄ちゃん、住民票、見たことないでしょ。」
…うん。でもそれがどうしたん?
「これから言うことと関係あんの。じゃあ改めて一つ目。
 お父さんとお母さんは兄妹です。」
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:50:59.23 ID:4ZjRNQaA0
( ゚д゚) ポカーン

………。

( ゚Д゚)ハァ?
「だからお父さんとお母さんは兄妹なんだって」

そんな事今まで一度も聞いたことないで?
「当たり前やん。普通誰がそんな事自分の子供に話すかいな」
…ネタ…やんな?
「信じたくないんだったらそれでどうぞ。」
う、嘘やろ…
で、でも結婚なんかできへんやん?
「別に結婚なんかせんかっても子供はいくらでも作れるやん。まぁ、内縁の仲ってことよん。」
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:51:36.81 ID:4ZjRNQaA0
せやけどなんで住民票の事なんか知ってるんや?
「それはあとで言うよ。それより二つ目…」
・゚・(ノД`)・゚・ ……
「ちょっと、お兄ちゃんこの程度で凹んでたらこの先耐えられへんよ」

「二つ目。私がこの世界で始めてお兄ちゃんと出会って説明した神様の事。……神様なんていません。あれは嘘です。」
嘘…?
「うん。あれはお兄ちゃんがまだ女の子になりたてで多少混乱してた時やったから、
これから言う本当の事いったら余計錯乱状態になって狂人になる恐れがあったからそういう嘘ついたんよ。」
じゃ、神様とやらのおかげじゃないのなら、お前は一体…
「だから、よく聞いてね、って。  …お兄ちゃん私の事妹と思ってくれているけど私は妹なんかじゃありません。
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:52:16.98 ID:4ZjRNQaA0
…やっぱりそうなんか。
じゃあ何?お前の正体は悪魔?宇宙人?物体]?
「お願いやから最期まで聞いて。その前にな、ちょっと難しい話するけど、お兄ちゃん人間の脳って普段3割ぐらいしか使われてへんって知ってる?」
聞いた事はあるけど、それがなんの関係があんの?
「多重人格障害って知ってるでしょ。一人の身体に複数の人格がいるの。…つまり何が言いたいのか、って言うと私の正体、人が普段使われていない
 残り7割の脳の機能。この身体のもう一人の人格。性別は女だけど私はもう一人のお兄ちゃんでもあるの。」
…??
何か訳判らん。それがなんで女の身体になってしまったのと、ボクの事をお兄ちゃんと呼んでいたのと関係あんの?
「私がおにいちゃん、と呼んでいたのはたんに人格が構成されたのがお兄ちゃんが先なだっただけ。それとも私もボク、って言おうか?」
いや、いい。
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:52:58.63 ID:4ZjRNQaA0
「あ、そうそう。お兄ちゃん時々身体が猛烈にだるくなる時あったでしょ。あれ、私がこの身体使わせてもらったからなんよ。
 なにせ普通の身体と違って脳がかなりエネルギー消耗しちゃうからね。今更だけどごめんね。あとね、私がなんでお兄ちゃんの知らない事まで知ってるのか。
 普通、脳にも記憶容量が個体差はあれども決まっているんやけど、なにせお兄ちゃんと私あわせて10割フルに使ってるわけで。お兄ちゃんが寝ている時や
 赤ん坊の頃でも耳から入ってきた情報は私が記憶してんねん。どうでもいい情報は流石に消すけど。後はお兄ちゃんの嫌な思い出とか封印した記憶とかも
 私がバックアップとってるからね。…言うの忘れたけど私はお兄ちゃんのデータ見ることはできてもお兄ちゃんから私のデータ見ることはできへんから。」
…なんか思っていたよりショックや…
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:53:29.28 ID:4ZjRNQaA0
「せやけどね、別に多重人格ってそれほど珍しいもんでもないんよ?それに誰にでももう一人の人格は存在してんのよ。ペルソナっていうか、なんて言うか…
 どんなに優しい人にでも裏には、心の奥底には冷徹な感情があんねん。光あれば闇あり。両方の存在で心のバランスってとれてるねんで。
 それと。ここまでは普通の人にでもありえる話であって、ここからが普通じゃない、所謂近親相姦による先天性障害、データ異常…人格障害なんかより
 はるかに確立の低い障害。先祖がえりとかに類似するけど、そこから更に突っ込んだ話。世界でも類の無い、もしくは記録から抹消された類…それが私の正体。」

もう、何も言えへん。凄いのか怖いのか。
アニメやゲームみたいで突込みどころ満載な気もするけど自分のことだけに突っ込んでられへん…。
ええよ、もう何きいても驚かへんで。
言うて。
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:54:02.08 ID:4ZjRNQaA0
「……」

「………。」
…?何?
「ごめん、お兄ちゃん。この話かなりややこしいし、やっぱ時間無いからはしょらせて。」
えー、ここまで引っ張っといて今更それ?せっかく覚悟までできてたのに…
「ええやん、もう。そこらへん適当に脳内保管で完了しとって。次いこ。次。ッと言っても最後やけど。」
最後、って事は…
「うん。一番お兄ちゃんが一番聞きたかったこと。三つ目。いい?言うよ?」
って言うか元に戻して…
「無理です。」
…ふ、ふざけんなぁー!!
この先一生、女の子のままかぁ!?
どうやって…生きていけばええんよ!?
「…お兄ちゃん、それ本心で言ってへんやろ」
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:54:29.80 ID:4ZjRNQaA0
は、はぁ!?
な、何言ってんねんよ!?
「くどいようやけど。お兄ちゃんの事は全てわかってる、って言ったよね。」
う…
「お兄ちゃん、女の子になってから生活だけでなく考え方もかわってきたでしょ。女の子らしさ、っていうか。特に上のお兄ちゃんに対する考え方…ううん、思いは本物やもん。
 男の時の迷いや諦めがなくなった純粋な気持ち。」
ああ、その先は言わんといて!判ってるけど、皆まで言うなぁ!
「『愛してる』んでしょ。今まで『好き』だったのが、あの日抱かれてから本物の女としての心に目覚めた、いや生まれ変わったんよ。残念というか、おめでとう、というか…
 お兄ちゃんはもう完璧な女の子。男の子としての部分はもう一切なくなったんよ。」
いや…そんなん嫌や!
「嫌?何が?上のお兄ちゃんと添い遂げるためのお膳立て、身体は用意したし、心も私の人格提供で女の子に生まれ変わった…と言ってもまだ私自身も自我が残ってるけど。」
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:55:01.58 ID:4ZjRNQaA0
…あんた、本当は何がやりたいんよ!?
自分を犠牲にしてまで…何が目的なん!?
「ちょっと、ちょっと、まぁおちけつ。さっきから末尾に『!?』多用しすぎて馬鹿みたいだよww」
うっさいハゲ!
「兎に角、お兄ちゃんの言う通り少し目的はあるけどね。でもそれは言えない。」
な、なんでよ?
「その理由も言えない。」
何それ!?いい加減にしてよ!あ…
「女言葉も自然にでるようになったね。…さて、もう終わり。お兄ちゃん…そろそろ覚醒の時だよ。完璧な女の子として目覚める初めての時。そして私の願いを成就してね…その時が…
来たらもう…一度だけ…」
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:55:38.24 ID:4ZjRNQaA0
「…きろ」
ん…
「おい、起きろ」
「んん…あ。」
目の前にお兄ちゃん。
「そんなとこで寝てると風邪ひくぞ」
でも、さっきの夢見る前までのお兄ちゃんとは別人のように見える。
「…どうした?」
なんか…目が覚めたばかりなのかな、目を合わせただけで…
「おい」
本当の女の子として生まれ変わった…?
「おい、ってば!どないしてん、ぼーとして?」
「あ、ああ、な、何でもないよ!?あはは!」
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:56:11.75 ID:4ZjRNQaA0
あいつの言ってたこと…いろいろ引っかかるところたくさんあるけど…でも確かにこの気持ち…『好き』以上の何かを感じる。
でも流石に『愛してる』までは言えない。
だって…もう普通の兄妹なんやから…
「…なぁ」
「あ、は、はい!」
「…本当に大丈夫かお前?もうじき祭り始んぞ?お前、今年どうする?」
そう。うちの町では毎年他の地区とは違って少し早い時期にお祭りがある。
何でも国津神の何とかの命となんとか姫の命(両方名前忘れた)が恋に落ち、周りの神の反対を押し切りこの地に住み着きたくさんの子を産み落とした、とかいう話。
所謂色恋物なんやけど、内容が一般の人には受け入れてくれるような内容ではなく、でもまぁ、昔の創り話やから、として語り継がれるのと同時に、別の意味で
見習いたい、という意味も込めてお祭りが開かれてるの。
ちなみに数年に一回この物語は神楽としてうちの家(うちは本家)、あと分家で行われてる。
ボクも毎年逝ってるわけやけど、大概夜店が目当てだったりする。
でも今年は…
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:56:44.97 ID:4ZjRNQaA0
「なぁ、さっきから聞いてるんか?」
ん…どうしよ
…今更うじうじしてたところで何がある?決めた。
「逝く。逝くから外で待ってて。」
「応。って俺の方から誘っといてなんやけどほんまに行くんか?その身体で?」
「ええから。」
もう決めたし。
母さんの部屋に入って少し箪笥の中を漁る。
「母さん、ごめん、ちょっと貸してね…」
それから暫くこの不慣れな物との格闘を続けた。
判らないとこはネットを使って…
ここを…こうか…あれ…
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:57:13.04 ID:4ZjRNQaA0
格闘すること暫し。
「お待たせ。お兄ちゃん。」
「お…おおう!?な、何やお前それ、どないしてん!?」
「えへへ。ちょっと母さんの拝借してん。いいっしょ。この浴衣。」
「…いいっしょじゃねーよオメー既に着崩れてるやねーか。ちょっと来い、直してやるから。」
浴衣の崩れの補正、帯の締めなおし、慣れた手つきであっという間に着付け完了。
「流石に早いね。お兄ちゃん グッジョブ!」
「ああ。鳴れたもんよ。」
普通の人っぽいお兄ちゃんやけど、普通の人っぽくないところがこれ。
嫌味な言い方すると八方美人。
せやけど逆に言えば人の為にがんばる人。結構雑学やその他のいろんな話題も知ってる。
着物の着付けとかも近所の子供とかに教えてあげたり(着付けは何故か母さんから伝授された)。
…思い返せば結構凄いねこの人。
「ほな、逝こうか。」
「うん。」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:57:39.50 ID:4ZjRNQaA0
毎年行われる祭り。
まだ完全に夜にはなってないけど夕方でもない、夕焼けが闇に溶け込んで行くこの時間には、
祭りの主となる山の上の神社にまで灯が灯される。
「この時間は涼しくていいよね」
女の子としての初めてのお祭り。
「ベビーカステラ買ってこか。」
「ここの店の、美味しいもんなぁ。」
毎年見ていたあの風景とは違う様に感じる。
懐かしさと同時に新鮮さすら感じる。
「おう、兄ちゃん、なんや今年はえらいかわいい女の子連れて。彼女かぁ?」
「おっちゃん、そんなんちゃう…」
<ヽ`∀´>!
「今年から彼女になりますた!」
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:58:13.65 ID:4ZjRNQaA0
お兄ちゃんの腕に手を通し寄り添うような姿勢でお店のおっちゃんにアピールしてみた。
「お、お前何言うて…」
「兄ちゃんやるなぁ、ほれ、特性の冷やし飴やるわ。ゆっくり参拝してき。」
「い、いやだからおっちゃん、違うって…」
まだ弁解しようとするお兄ちゃんの腕を強引に引きずって神社を目指す。
「何や一体?お前から普通の兄妹になろうって…」
「まぁまぁ、今日ぐらいは、って思ったんよ。ほら、周りかてカップル多いやん。お兄ちゃんかてこういう場で女の子と一緒に腕組んで歩きたいやろ?」
「…ふうむ…。まぁええけど。」
なんかはっきりしない返事やけどまんざらでもなさそうな顔してる。
それから暫くはかるく腕を組んで道中を歩いた。
「人増えてきたな」
「…うん」
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:58:57.65 ID:4ZjRNQaA0
ベビーカステラかじりながら歩くこの道で目に付いたのがかつてボクが男だったときの友達や、学校の連中。
あいつあんな娘と付き合ってたんか…
あ、あいつまだ生きてたんか
あいつ、あいかわらずキモイなぁ
等など思うは勝手。
こちらは向こうの事わかっていても向こうはこちらの事、ボクの事を知らない。
懐かしい。声かけてみたい。
でも出来ない。
急に寂しくなってきて、思わずお兄ちゃんの腕をぎゅっ、と強く引っ張ってしまう。
「…寂しいか」
…え?
「でも、我慢、な。」
頭を撫でられながらなだめられる。
お兄ちゃん、わかってたんや…
「えへへ、やっぱり今日はお兄ちゃんの彼女でいるわ。」
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:59:30.45 ID:4ZjRNQaA0
「なんやお前急に…?いつもと違うぞ?」
わかってるよそんな事。
でもな、頭なでられたり、そんな優しくされたらますますお兄ちゃんの側から離れたくないんよ。
だから、せめて今日だけでも…
「気にしない。気にしない。逝こ。」
腕を引っ張り目指すは神社。
途中でウォーターボールを吊ったりサザエのつぼ焼きを食べたり。
例年になく楽しいお祭り。
久しぶりやな。こんな感じ。
小さい頃、みんなでお祭りに来てたよなぁ。
その時はお化け屋敷とかあったっけ。
びびって泣いたボクの腕引っ張っていってはアイスクリームくれてなぐさめてくれた。
今更やけどありがとな、お兄ちゃん。
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 04:59:59.15 ID:4ZjRNQaA0
「…あいかわらず…ここの神社前の階段は…しんどいな…」
「ほんま、エスカレーターにしたらええのに。」
「あほ、楽したら御利益も糞も何もくれんやろww」

ひたすら長い階段を上ってたどり着いた神社。
目の前の鳥居をくぐって−。
「…?」
あっ…。??
「どうした?」
「あ、なんでもないよ。」
今、なんやろ、なんか頭にきた。っといっても別に怒ったとか、そんな意味でなく。
あいつかなぁ…
少し心に引っかかるものがあるけど気にしない気にしない。
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:00:24.44 ID:4ZjRNQaA0
それから少し前に歩いたところに本堂がある。
人波にもまれながらも少しずつ前に進んでいく。
そしてようやく鐘の前に到着。
「んじゃ、拝んでいこか。」
「はいよ。」
縁を担ぐという意味で五円を賽銭箱に投げ入れる。
それから鐘を鳴らすんだけど…
「お兄ちゃん、一緒に鳴らそ?」
「おう、ええぞ。」

ガラガラガラガラ

一緒に鐘を鳴らし、手を叩いて拝む。
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:00:58.83 ID:4ZjRNQaA0
でもその拝んでる最中にまた頭の中にあの感覚が入ってきた。
…んく、また…?
『…もう…少しだね…』
!間違いない、あいつや。
でも…なんで?今は起きてんのに…
『…お兄ちゃん、そろそろ…』

…え?
…あ…また…身体が…

「…をい!」
急に腕を引張られる。
「お前、ほんまどないしてん?今度は目を閉じたまま暫く動かんかったから何が起こったんかと思って心配したぞ」
「あ、うん、ご、ごめん。ちょっと、お、お願い事が大きかったか…ら。」
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:01:27.53 ID:4ZjRNQaA0
「…なんや?大きい願い事って?それよりお前、息荒いぞ?熱あるんちゃうんか?つーか絶対熱あるやろ、今日のお前なんか変やもん。」
…確かに熱はあるっぽい。但しそれは今の拝んでる最中で、それも頭じゃなくて身体が…熱っぽい。
「お前、顔赤いぞ…?大丈夫か?歩けるか?」
「だ、だいじょう…ぶ」
身体から力が抜ける。脚に力が入らなく立ってるだけでもやっとの状態。それよりも、下腹部が特に熱い。
どうしよう…まだこんなに人がたくさん…いるのに…
「お兄ちゃん、お願い、あるねん。」
「なんや?」
「また…おんぶしてくれる?」
「は、はぁ?」
だめ、あそこが濡れてきて、じんじんしてる
「…お願い…お兄ちゃん…」
だんだん我慢ができなくなってきてるためか、犯泣き状態で、それも少し涎もでてる。…けど、しかたないやん…
「お願い、おにいちゃ…」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:02:09.18 ID:4ZjRNQaA0
だんだん我慢ができなくなってきてるためか、犯泣き状態で、それも少し涎もでてる。…けど、しかたないやん…
「お願いやから、おにいちゃ…」
「わ、わかった。ほれ、おぶされ。」
お兄ちゃんがしゃがみ込み、その背中にもたれかかる。
「ハァハァ…」
ますます息が荒くなる。
「家まで持つか?吐きたいなら…」
「お兄ちゃん…神社の裏に…回ってくれる?」
「??神社の…裏?なんでだ?」
「お願いやから…もうあかんねん…」
「うへ、わかった。走るから少し我慢しろ」
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:02:34.37 ID:4ZjRNQaA0
小走りで走るお兄ちゃんの背中におぶさっているからか、この揺れが妙に気持ちいい。
実はすでに我慢できなくなったんで胸だけはだけさせてお兄ちゃんの背中に胸を押し当てて…
走っては揺れるお兄ちゃんの背中で胸の先が擦れ、身体に更なる快感という電気が走って。。。
でも走るのに必死のお兄ちゃんはこれに気付いてない。
「…はぁはぁはぁ…神社の裏に…回ってきたけど…ここでええやろ…」
暫くこの快感に酔いしれたかったけど、仕方なし。
「…ありがとう。」
「ほれ、ここなら吐けるやろ」
背中から下りる。
でも火照りまくったこの身体はなかなか言うことを聞いてくれへん。
思わずその場に崩れおちてしまった。
「おい、大丈夫…ってお前、なんやそのカッコ?浴衣ぐちゃぐちゃやんか!それに…」
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:03:04.42 ID:4ZjRNQaA0
頭の上でお兄ちゃんが何か言ってる。
でも今のボクには何言ってるのかわかんない。
っていうより関係ない。
お兄ちゃんはボクをここまでおぶさって走ってきたから結構汗をかいてるんやけど、今jはその汗の匂いがたまらく好き。
男の匂いがこれほどいいものか、って自分でも驚くほど。
「…を、をい何しよるねん!」
あれ…いつのまにかお兄ちゃんのズボンのジッパーに手をかけ、中の、お兄ちゃんのモノを取り出してた。
けどお兄ちゃんは一歩引きボクの手をお兄ちゃんのモノから引き離すとしゃがみこみ、心配そうな顔で話してきた。
「お前、普通の兄妹に戻る、言うてんちゃうんか?」
…ああ、なんか前にそんな事言ってたような気がするね
「もう、どうでもいいよ今はそんなの…」
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:03:43.64 ID:4ZjRNQaA0
頭がぼーっとしているためか本能の赴くままに身体を任せる。
「お兄ちゃん…」
目の前にあるお兄ちゃんの顔にキスをして…
「好き。」
驚いてるお兄ちゃんを押し倒して何度も何度もキスをする。
初めてキスしたあの時と同じように熱く濃いのを…。
舌を重ね合わせ、舌を舐り、首筋にも舌を這わせる。
お兄ちゃんは下からボクの胸を揉み、時折乳首を舐めては甘噛し、口に含んで舌の上で転がして楽しんでる。
「あはぁ…お兄ちゃ…ん、気もち…い、もっと舐めてぇ…ミルクが出るくらいに強く…」
お兄ちゃんが乳首を舐めて、ボクはお兄ちゃんのモノを再び取り出して片手でしごく。
久しぶりのこの感覚。
舐めてもらっただけでもいきそうになる。
「お兄ちゃん…ボクもういきそう…」
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:04:38.19 ID:4ZjRNQaA0
もうイクんか?胸揉んでるだけでまだ何もしてへんで?」
「だってお兄ちゃん手の動かし方凄いエロイんやもんww」
「アホ、上手い、って言えや。お前みたいな口が悪い子にはおしおきが必要やな」
お兄ちゃんの手があそこに…って…あっ!ちょ、どこに指挿れてんの!?
「やだ、お兄ちゃ…あ…そこお尻の穴やのに …指なんか入れたらだめぇ…ん…」
うう〜やだぁ…汚いのに…ん…でもコレ…
「お前の穴やったらどこでも入れるし舐めれるし、いかせたる。…なんせ久しぶりやからな、何度でもいかせたるで。」
「だからって…何もお尻の…ん…あ、穴なん…か…」
でも…汚いのに…なんで…すっごい気持ちいいよ?
激しく指を出し入れされて、こねくり回されて、指を引き抜く度に身体がゾクゾクする。
その…排便感って言うんかな…汚い言い方やけど…ホント凄い気持ちいい。
マジでいきそ…



「をいをい、そんなに服ひっぱると伸びるやんか…ってお前、お尻でいきそうなんか?」
「…」
恥ずかしいからいやいやをする。
「いきそうなんやな?目尻に小粒の涙溜めて。嫌がってるふりしてんのばれてるでww 気持ちいいんやろ?」
「…そんなこと無いよ…汚いの…に…」
「正直に言わんかったら指とめるで?」
え…もうすぐで…いきそうなのに…
「…あの…気持ちいい…よ」
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:06:39.54 ID:4ZjRNQaA0
ん?聞こえんで?もっと、はっきり言ってみな!お尻でイキそうって!」
「お、お尻でいきそうです!だから指止めないでぇ」
お兄ちゃん…こんなキャラやったっけ…
「よう言うた!ほら、もっとほじってやるよ お前のお尻の穴!イってみろこの変態妹!」
あ…あ……−
「!!!っくう…」
身体が震え、おしっこのように愛液が出てくる。
お兄ちゃんの胸にしがみつき、だらしなく涙と涎を垂れ流しては身体が震えるのが止むのを待つ。

んちゅ

「ん!」
お尻の穴から指が抜かれた。
「…お兄ちゃん…なんか変わった…」
前まで優しくしてくれたのに。なんで?どうして?
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:07:01.38 ID:4ZjRNQaA0
「ごめん。ホンマ久しぶりやったから俺自身抑えれへんかってん。でもな、お前かて同じやで?自分から禁止にした割には今こうして誘ってきたんやからな」
「わかってる。でもボクもどうしても我慢できんかったんよ」
本当に自分でもなんで急にやりたくなったのかわからへん。
「まぁええやん。こうしてまた好きなお前とHできるんやからな。」
う。
「ん?どうした?」
「うん、あの…もう一回言ってくれる?」
「は?何を?」
「今、ボクに言うたやん。」
「だから何…あ、ああ、そういう事な。何べんでも言うてやんのに。…好きやで。」
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:07:34.18 ID:4ZjRNQaA0
ん…。でも…キスされながら言われたら…
口の中でお互いの舌を絡ませあいながら、お兄ちゃんに何度も「好き」と言われ、ボクもそれに答えるかのように「好き」を連呼。
全身の力は抜け、熱く火照り、また何も考えられなくなる。
ただ一つはっきりしてる事。
「お兄ちゃん、欲しい。」

犬のように四つんばいになりお尻を高く突き上げる。
恥ずかしいとか、今更そんな羞恥心はどこにも無い。
ただ、今は気持ちよければいい。
「…ん。わかった。」
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:08:24.93 ID:4ZjRNQaA0
着ている物全てを脱ぎ、お兄ちゃんは自分のオチンチンを右手で構えボクのアソコにあてがう。
「久しぶりやから、ゆっくりいくわ。」
ヌッ
「う…」
ゆっくりと亀頭が入ってくるこの圧迫感。
「んんん…」
更に竿まで咥え込み、
「奥まで…きたやろ?」
時間をかけ、オチンチンを飲み込み、ボクの子宮口にお兄ちゃんの亀頭がキスをする。
「うああ…」
膣内いっぱいに感じるお兄ちゃんの体温。
「動くで」


ぬ゛ぬ゛ぬ゛…
「ふああああ」
オチンチンがゆっくり引き抜かれる。
カリに膣肉がひっかかりまるで内臓ごと引き抜かれるかのよう。
その度に全身にビクビクと強烈な快感が走る。
そして今度はまたお腹の奥に向けてくる圧迫感。
「お、お兄ちゃん、お願い、もっと早く…」
ボクもお兄ちゃんのをゆっくり味わいたい。でも身体が求める。
「ええよ」

「ああ…ああああ!」
ペースをあげてきた。
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:09:03.13 ID:4ZjRNQaA0
しかしただむやみにピストン運動を早めただけではなく、腰を回したり、膣内をこねまわすかのように…
ボクの身体も更に快感を貪りたいのか、腰が勝手に動く。
ぬち、くちゅぷち ぬち…
粘液が粘り、中の空気が弾け奏でる淫靡な音。
「ちょっと…体位を変えるで」
ボクの足を抱え、抱きかかえられ形であぐらをかいたお兄ちゃんの腰の上に乗る。
背面座位で突かれると更に奥までめり込むぐらい深く感じれる。
動きずらくなるけどね。
…う …また、頭が…
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:09:36.29 ID:4ZjRNQaA0
また頭痛が…今度はもっと酷い…痛… なんか脳がぐにゅぐにゅする。
イタタ… 「おい、どうした?」
う、くう…間近で大声で言わんといて…
…んん、でも少し痛み引いてきた…かな
「な、なんでもない、よ。」
「ほんま?なんか顔青いで?調子悪いんやったら止めるけど…」
「いや、ほんまに何とも無いんやって。だから続けてぇ。」
「おう、判った。せやけどまじで調子悪いんやったら言ってな。」
「うん、ありがと…ん」
姿勢的に少し辛いけど軽目のキスをした。



ああは言ったけど、実はまだ頭がくらくらする、目眩もするし。
痛みは引いたけど… それでも一旦セックスを再開すると反ってこの目眩のおかげ(?)で簡単に逝きそうになる。
目には小粒の涙が溜り
だらしなく開いた口元からは涎が流れ
少し無理目の姿勢からキスをしては乾いた喉をお互いの唾液というジュースを呑んで潤す。
この今にも飛びそうな意識下で気付いた事が一つ。
目を閉じた方があそこに集中できる。
只出し入れされてるのではなく、腹に少し力を加えたり姿勢を変えたりすることで膣内の軌道を変えて、
お兄ちゃんまかせではなく自分で更に気持ちよくなれる方法を見付け出す。
姿勢をまっすぐにすればオチンチンは子宮にまで届き、身体を曲げれば奥までは届かなくなるものの
膣壁に強い圧迫感を感じるしオチンチンを引き抜く際のカリに膣肉が引っかかり、
身体の中身が引きずり出されそうなあの感覚。
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:11:00.35 ID:4ZjRNQaA0
少し薄目を開いて結合部を見るとオチンチンを引き抜く時にオチンチンをひたすらしゃぶり尽くしたい、
咥えこみたいと言わんばかりにボクのオマンコの中身は伸びてまでお兄ちゃんのオチンチンを飲みこんでる。
こうしてみるとボクのあそこって別の生き物みた…い…

あ、今度は…本当に…ダ…メ… ハァ…



……。
…あは、いい。キモチイ。気持ちいいよ。

「なぁ、どうや?気分は?ましになったか?」
「気分?全然ええよ お兄ちゃん。遠慮せんといてよ。」
「んじゃスパートかけますわ。俺もいきそうやし」
ん。早くなってきた!あん、熱いよぅ
「おにい…ちゃ…」
「お、お前も…そろそろ…か?うう…」
「う、うん。あ、あ、あ…い、イきそう 私も」
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:11:28.13 ID:4ZjRNQaA0
う…あ…? 私?何、今ボク自分の事私、って…言った?
気の…せい?
…どうでも…いいやそんなの。

「もう、出る…」
あ、お兄ちゃんゴム付けてないや。
外に出し…

「お兄ちゃん…出して…ええよ」
え?何?ボク何言ってんの?
「ええよ、ってまさか?」
違う!そんなの言ってへんよ!?
「うん、お腹の中に出して。お兄ちゃん、膣内射精したかったやろ?」
口だけやない、これ、もう一人ボクの頭の中にいる…誰か…あ、
『今気づいた?お兄ちゃん。』
なんで…
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:12:11.75 ID:4ZjRNQaA0
『えへへ。最期の仕上げやねん。』
最期…?
イきそうになってるこのろくにモノも考えられない頭に中ではっきりとあいつの声が聞こえる。
『そう。とにかく、お兄ちゃん今までご苦労様でした。』
はぁ!?

「…ほんまに、ええんやな?俺、今ゴムしてへんで。」
いや、あかんって!
「ええよ。奥のほうに…出して…」
「う、、もうあかん…まじで膣内で出すからな お前が妹だとか、たとえデキたとしても…どうでもええ!出…る」
あかんってば!赤ちゃんでき…


バシャ 、と一番奥に熱い精液がかかる感じがした。
「あ…ん…」
漫画とかでドクドク、って表現あるけど、実際そんなのじゃない。
「うあああ…」
お兄ちゃん、出しながらもまだ…腰動かしてる
「死ぬ、やべ…とまら…ねぇ…」
あかん、ってわかってるのに…すご…
奥にどんどん溜まっていくのがわかる。
そして腰の動きが止まったかと思ったらボクの腰に腕を回してきて…お兄ちゃんの自分の腰に…ググって引き寄せて…
もっと奥に、子宮孔の入口にまでおちんちんの先を当てがって…
「お兄ちゃん…熱い…」
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:12:38.58 ID:4ZjRNQaA0
犬とか動物は確実に妊娠させるために亀頭を子宮に挿しこんで射精するらしいけど…
人間にもそういう部分があるんかな?
妊娠させたいために奥の奥までいれて精子を子宮に注ぎ込みたい、っていう本能が…
「すげ…やべえよ…射精、まじで止まらん」
お兄ちゃんのその言葉通り、まだ射精してる。
膣の奥の精液溜りの所に、精液が溜まりに溜まってるのがわかるぐらいの量が出てる。
…この精液の中、一体どれだけの精子が泳いでるんだろ
あははは、赤ちゃんかぁ。。。
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:13:04.90 ID:4ZjRNQaA0
あ、また私の中に射精てる…」
子宮孔にびちゃびちゃと熱い精液が当たる度ビクビクと身体が打ち震える。
これで何回目の射精やろか。私も何度イッたことか。
眼は開いていても何も見据えていない。
何度も体位を変え汗でぬるぬるになった身体をこすり合わせ
喉が渇けば唾液を交し合い、イきそうになればボクは潮吹き、お兄ちゃんは射精。
精巣の中の幾億の精子がおちんちんの中を伝ってボクの子宮にまで当たり、精液溜りに入っては、溢れた精子達はボクとお兄ちゃんの結合部から
泡と一緒に独特の匂いを出しながら溢れ出てくる。
その溢れ出た精子を補充するかのようにどんどん膣内射精してくる。
そしてまたボクも…
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:13:31.70 ID:4ZjRNQaA0
何度目かの射精を終えたお兄ちゃんは一息ついて語りかけてきた。
「なぁ、この神社の伝説覚えてるか?」
「覚えてるで。周りに神様達には認められない婚姻やろ。」
「うん、兄と妹という仲での婚姻、というよりカケオチやけどな。」
「それがどうかしたん?」
「ん、俺が思うにな、この伝説って何代も語り継いでるうちに話が歪曲してきたと思うねん。
 今俺達がやってるようなことは今の世では禁忌かもしれんがもっと昔はそれほどでもなかったんちゃうかな。
 昔の文献見ても近親相姦なんてそこらの小さな村では極当たり前のように行われてた見たいやし、皇族や血筋を重んじる家系や職業
 なんかも身内内での交配が基本みたいやったし。それにな、国を作ったと言われてる神様達かて近親相姦全快やしな。
 ギリシャ神話かてみてみい、身内で子供作りまくってんで。」
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:14:04.15 ID:4ZjRNQaA0
「じゃ…ナニ?ここの神様はなんで伝説になるほどなん?」
「さぁ、よほど熱烈な愛し方やったんちゃうか?もっとも、もう一説では片方が実は男であまりにも愛していたが為に女に身体を作り変えた、
 という話もあるらしいけど、流石に眉唾物やし…な…」
「…」
「…」
「それって…今の私達と同じ状況ちゃうん?」
「……そうとも…いえるな。」
「じゃぁさ、この言い伝えのさ、子孫残した、ってひょっとしてその子孫って…」


「やめよか、この話。前までは鼻先で笑えていたけど今はいろいろ考えられる。考えただけで…。いや、今はそんな話なんぞより
 お前とのこっちのほうが大事やしな。」
真剣な顔してボクのほうを見つめてるけど、
「胸揉みながら言うセリフやないね。」
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:14:42.84 ID:4ZjRNQaA0
「スマソ…後で回線切って逝ってくるわ」
「いや、別に逝かんでもええよ、つーかネタ古いし。ww」
「ww」
少し場が和む。

「んでな、それで…なんで急に自分のことを『私』と言うようになったん?」
「え…わた…し?」
私…?ワタシ? ああ…そんなこと…
「別に…こっちの方が…イけるから…」
どうでもいいよ、自分の呼び方なんか。

「そうか。まぁ俺としては『ボク』の方がツボなんやけどな」
「フーン。」
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:15:27.29 ID:4ZjRNQaA0
ちく。

「くっ…」
また…頭が…
「どないした?」
「何でもないって…」

また…私に何…を?

「んふふ。『私』やって。完璧やん?お兄ちゃんの自我、もうあと1割ぐらいしか残ってないよ。それとさぁ、最後に面白いこと教えといてあげるわ。
 今さっきの伝承の話の続きで神様云々は抜きとして代々近親相姦で繋いできた家系があるのは事実。
 その家系とは…?神様を祭ったり神楽を催したり…。もうわかったやろ?」


…あっそう、フーン。もうどうでもいい。今はお兄ちゃんと気持ちよくなりたい、それだけ。

「…もう性欲の部分しか残ってへんのかな。まぁ、今でもこの伝承を、近親相姦を続けてる、ってのは秘密事になってるんやけどな。
 今までは産まれた子供がほとんどが男女やったから問題なかったけど、過去にも一度だけ男兄弟が産まれたときがあったらしく、
 その時は伯母と交ったとか。でも多分それは嘘で、恐らく今の私達と同じ事が起こったんやと思う。近親相姦続ければ異常な事がおこるらしいからね。
 もっとも私達の場合血筋守るため本当に神様が力を貸してくれたんやと思う。もっとも片方の自我は消えちゃうけど。」

もう、説明長いよ…

「はいはい、判った。判りますた。もう最後なんやら…」

こいつがこの後何言ったのかは覚えてない。
聞き終えるよりも早くお兄ちゃんとの行為を再開してた。
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:15:54.84 ID:4ZjRNQaA0
そして再び精液を子宮にあびる。
膣がゴクゴクと喉を鳴らしながら飲み干す。
「はぁ…美味しいよ、お兄ちゃんの。でも…」
別の欲求が湧いてくる。
性欲とかではない、こう、なんて言って言いんやろ…

「独占欲やろ」

あ、そうそうそれそれ。…ってだからお前はもうでてくるな。
でも確かに、あいつの言うとおり独占したい。お兄ちゃんをボク一人のものにしたいよ。
もう誰にも渡したくない、その印が欲しい。

子供が欲しいよ。
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:17:17.44 ID:4ZjRNQaA0
「その子供が欲しいのなら私がかなえてあげるから、もう一回射精して貰って。」

だから出て…それ、どういうこと?
「せやから言うてるやん。私がその願いの門開けてあげるから。とにかく膣内射精してきてもらってよ」

うん…

正直もうお兄ちゃんのはタたないと思ってた。
あれだけ射精したんやから常識的に考えて萎えてると思ってた。
でも。

「これで…最後な。もう出えへんわ。」
凄い。
もう出えへん言うてる割にはもう反り立ってる。


「うん、でもがんばって出してな。」
女性上位の体位で腰を動かす。
溢れかえった愛液と精液で泡が立ってプチプチと無数の弾ける音を立て、ぐちゃぐちゃぬちぬちと大量の汁気を帯びた淫音が
結合部から漏れてくる。

ただ腰を動かすだけでなく汗を潤滑油として身体同士をすり合わせボクのおっぱいでお兄ちゃんの身体をマッサージしながら
射精感を促す。

クリがお兄ちゃんの根元部に擦れて気持ちいい。
お兄ちゃんの毛とボクの薄い恥毛がショリショリと音をたててこすれるのも気持ちいい。
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:17:47.88 ID:4ZjRNQaA0
そしてさっきの想いをお兄ちゃんに伝える。
「お兄ちゃん、ボクなお兄ちゃんとの印が欲しいねん。」

「印?なんやソレ?こうして身体を重ねてるだけやあかんのか?」

「あかん。いくらボクと身体を重ねても一つにならへん。」

「じゃあ、なんやねん?」

「あのな…」

少し間を空ける。


「赤ちゃん欲しい。」
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:18:23.54 ID:4ZjRNQaA0
お兄ちゃんの動きが止まる。
「…え?今なんて言った?」
「だから…その…こ、子供、欲しいなぁ、なんてな。」
なんで子供が欲しい、なんてセリフ言えたのか自分でもわからへん。
確かに前から、イイナーとは思ってたけど…やっぱり…
「ごめ…ただの冗談やし、気にせんといて。只でさえ元弟やったのに女の子になって、しかもこんなふうにお兄ちゃんと繋がってんのにこれ以上は…」
「関係ねーよ」
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:19:34.51 ID:4ZjRNQaA0
「え…?」
「もう昔のコトなんか。昔は昔。今は今。どちらにしろもう後戻りできへんとこまで来てるんやから…。それと、な。実は親父達もうすうす気付いてるんやと思う。」
「え?」
「お前、知ってたか?親父達、実は兄妹やってこと。」
お兄ちゃん、やっぱ知ってたんや…。
「…うん。」
「…そうか、知ってたか。なら話は早いわ。俺は今のお前の言葉で決心したし。」
「それって…ほんまにええの?もう、後戻りできへんで?」
「あほ、だれが後戻り、後悔なんぞするかい。お前が望むんやったら作ろうや。周りなんか気にすんな。」
「お兄…」
「俺が一生守ったるからな」
う、うわ…やば、そんなセリフはかれたら…まじで嬉しいやんか…
「…うん。ありがとう」
涙止まらへんよう…



「んじゃ、最後逝くで!」

もう今までの事とかどうでもいい。
これから幸せになれるんだったら男だった過去の事は全て流そう。


そうして最後のセックス、じゃない子作りを再開して幾度目かの射精を受けようかという時。
視界が急にぼやける。
頭の中がまたかきまぜられたかのような感覚。
身体いうことをきかなくなる…。
もう…イク寸前やというのに…
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:20:25.45 ID:4ZjRNQaA0
「お兄ちゃん、もうじき最後の射精、精子君達がはいってくるよ。でも今日は危険日、排卵日やないから妊娠できへん。
 けど、安心してな。さっき言ってた門…『子宮孔』開けたるから。それと卵も受精できるようにスタンバっとくわ。それと」
それ…と?
「これでようやく本当の私が妹として生きていける。この前私言ったよね、『消滅する』って。確かに今までの私は消滅する。
 けどこれからは普通の女の子じゃない、男の感性、能力もある程度備えたある意味完璧な妹として生きていくねん」
な…
「あ、でもだからと言ってお兄ちゃんが消えるわけやないよ?一割だけお兄ちゃんの存在残して、残りは…私達の赤ちゃんとなってこの世に生を受けるの。」
そんな…ふざけ…駄目、意識が…何かお腹の奥に引き込まれていく…


「うああ、で、出るぞ… 受け入れてくれよ精子を…いや、子種の方が萌えるか?…うう…?ちんちんの先が…子宮にはまったぞ?…」
だ、駄目、今出されたら、ボクが消える…
「ホラお兄ちゃん合体完了。卵ちゃんもスタンバイOKやで。あとは着床してもらうだけ。」
やめてぇ!
「出…る…」
射精しちゃ駄目!
「い、いやぁ! 出、出さない…で…」
ばちゃ ぱた パタタ びちゃびちゃ。
「う…」
お腹の、子宮の奥に熱いのが当たり、広がる。
それと今まで精液溜りにたまっていた精子も入り込んできた。
「嫌ぁ!!!ダメぇ!今出されたら、お兄ちゃん…ボク…妊娠しちゃ…」
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:20:51.22 ID:4ZjRNQaA0
これがボクという存在の最後の言葉やったんかもしれへん。
この後ずるずると子宮にむかって魂ごと引きずられていく感じがして、はたっと動きが止まったかと思うと、周りは薄暗い部屋にボクは閉じ込められてた。
その部屋は…人肌よりも暑く、なにかドクドク、と心臓のような音がする。
眼が慣れてきた。周りをもう一度見渡すと…紅い。
血管のようなものがこの部屋一面に張り巡らされていてグロい。
…いや、これ血管や…。それにこの部屋の底に溜まってる白い物体…物凄く鼻につく。でもどこかで嗅いだことのある匂い…これ…!?
じゃ、ここって…
「そう。子宮の中やで。」
!!!
眼の前に妹、いやもう一人のボクがいた。
身体が白っぽく、薄く発光してる。幽体…というのかな
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:21:20.45 ID:4ZjRNQaA0
「そないにびっくりせんでもええやん。今までかて不可思議な体験してきたんやから。そんなことよりアレ見てん」
指さす方向をみると…巨大な何かがこの子宮にめり込んで、違う、あれ、おちんちん…
「そうや。んで、その先から勢いよく噴出してる白い液体みたなの見える?まだ遠いから液体にしか見えんやろうけど、あれ精液。
 あ、ちょうどええタイミングや。下見てん」
下を見てみる。何かビチビチ、くねくねと不気味な生き物が近づいてくる。それも一匹だけやない、大量にボクに向かって近づいてくる。
き、キモイヨー
「もういちいち言わんでもわかってるやろうけど、あのおたまじゃくしみたいなの、子種ね。どう?等身大精子君見た感想?」
う…
でも、なんでボクにむかって来るん!?
「まだ、気付いてないん?お兄ちゃん、いや、この子達のママ?」
はえ、どういうこと…
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:21:55.93 ID:4ZjRNQaA0
「せやから、あんたは ら・ん・し。卵です。私の力で特別に意識もたせてんの。普通は子宮孔なんて広がることないし、
 めり込んだだけでも激痛なんやけどね。私が痛覚を麻痺させてるから痛みないでしょ?
 通常精子はわずかな数だけしか子宮内に入れず残りは死に絶えるんやけど…こんな風に直接子宮内に射精するから
 精子の生存確率アップ!安心して受精してね、ママ。着床するまでここで見守ってあげるから。」

泣きたくても泣けない。
今までの事が、記憶が思い出される。別に死ぬわけじゃないんやけど。
このまま受精しちゃったら、ボクは…ボクを産むの?

そうこう考えてるうちに一匹目の精子が眼の前にその姿を見せた。
まさしくおたまじゃくしと呼べるその子は勢いよくボクにめがけて突進してきた。

ばいん。



?急に精子が何かにぶつかったかのように弾かれた。
それでもその精子は諦めず何度も体当たりを繰り返してきた。
体当たりを繰り返す度、大きなその細胞に傷が増えていき、
やがて動かなくなった。

「あちゃーこの子は失敗かー。まぁ一匹ぐらい死んだところで、まだまだあの数。間も無く受胎するよ。」
その言葉通りわらわらと大量の精子、お兄ちゃんの子種が襲い掛かってきた。

何度もぶつかっては死んでいき、目の前で繰り返される生存競争にも見慣れた頃、この見えない膜?が破れかけてきたのがわかった。
その破れかけてきたところに一匹、少し小ぶりな精子が入ってきた。
「あ、そろそろ…か」
うう…
膜の中に入ってきた精子はぐるぐるとボクの身体をまさぐっては一つの穴に潜り込んできた。
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:22:19.96 ID:4ZjRNQaA0
うあああ!!!!
およそ女性器といえるかどうか判らない、おそらくもう一人のボクが見せたイメージなんだろうけど、その穴に精子が潜り込んできた。
神経が無いためか痛いとか気持ちいいとかそんな感覚はない。
でもそのサイズ、頭の部分だけでもボクのお腹と同じぐらいの大きさがある。当然全部は入りきらずに胴体というか尻尾の部分がはみ出た感じで、
なおもビチビチとボクの奥に突き進もうとしている。
この精子以外にも穴から他の精子達が大量に入ってきたが、当然もう入り込む穴などない。
この精子でもう受精、受胎は終わったんやから。
残りの精子は死んでしまうけど…
お腹が妊婦のように膨れ上がり、精子が動く度にボクのお腹もビクビクと動く。
でも暫くすると動かなくなった。
それと同時にボクの身体と…なじんできた。
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:22:49.69 ID:4ZjRNQaA0
「受胎、おめでとう。これでもう全ては終わり。」
終わりかぁ。
ボクがボクを産む、ってのも、それでもええわ。
「元気な子供になってね」
でも最期にお兄ちゃんの顔は見たかったなぁ…
お兄ちゃんも男っ気があるボクなんかよりもっと女の子してるあいつの方がお似合いやろな
今まで…ありがとう。お兄ちゃん。次は、お父さん、って呼ばなあかんねww
「それじゃあね、私もそろそろい… ん?上のお兄ちゃん、なんか言ってるな」
お兄ちゃん…何?
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:23:28.11 ID:4ZjRNQaA0
俺な、昔お前と遊んでたときな、何度も『こいつが妹やったらなぁ』と考えたことがあってん。
 いや、その思いは前が女の子になる寸前まで心に残っとってん。
 別に元々女っぽかったお前に欲情してたわけやないで。兄弟やからわかることってあるやろ?
 どんな極上の女でも満たされへん心の隙間とか、兄弟やからわかりあう、そんなのあるやんか。
 大人の男同士なら酒を一緒に飲んでグチ聞きあって。兄弟やから言える事語り合って。
 せやけど、俺はあろうことかそれを男ではなくそれは妹が必要と考えてしまってん。今考えると兄貴として失格やけどな…
 それは、今お前とした事。家のコトとか関係ない、本気で妹が欲しかった。そして俺の子供を産んでほしかった。
 それも只の妹だけやなく、男やからわかりあえる弟としてのお前の存在を持ち合わせた妹。
 だから、無理に女っぽくならなくていい。ありのままのお前でいてくれ。で、これからも一緒に暮らそう。」

お兄ちゃん…そうなんや。今のままのボクでええんや。嬉しい。めっちゃ嬉しい。
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:23:56.54 ID:4ZjRNQaA0
「…私より…お兄ちゃんの方が大事やって?そんなん…認めへん!妹は女らしい方がいいに決まってるやん!
 けど、そんなこと後まわし。あとで私のほうがいい、ってことに気付くはず。じゃあね!お兄ちゃん!元気な赤ちゃんになってね!」
そう言って妹が消えようとした瞬間。
「!?ちょ、な、何すんの!?放してよお兄ちゃん!」
あいつの足を掴んだ。

お兄ちゃんは…今のボクでいい、って言った。
ボクこそが必要や、って言ってくれた!!
だから、このままお前をいかすわけにはいかんねん!

既に細胞分裂が起こりかけてるこの身体で、残った力であいつを引きずり込んだ。
そしてその後どうなったのかはわからへん。
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:24:23.40 ID:4ZjRNQaA0
あれから数ヶ月がたった。
あいつとの最期の争いでどうなったかのか、記憶はまるであらへん。
ただ、今言えることは私、いや、ボクは存在しているということ。
と言っても妹50%、ボク50%ぐらいの割合やけどね。
それともう一つ、お腹の子供、実は双子らしいねん。
恥ずかしいのを我慢して田舎の産婦人科にまで車でわざわざ行って見てもらったら「双子ですね」って。
この時ほど「やっぱり血受け継いでるんや…」って実感したことはなかった。

ぱんぱんに膨らんだお腹であの町で暮すには目立ちすぎるし、
それで今は実家から少し離れてる、ほとんど使われてないマンションで暮してる。
ここからならお兄ちゃんの通勤にもあまり影響ないし。
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:24:50.82 ID:4ZjRNQaA0
あ、そうそう、妊娠したこと、二人で一緒に両親に告げました。
最初ぶち殺されるのを覚悟してた。
案の定、母さんは泣いて、お父さんはキレてお兄ちゃんの耳掴んで家の奥に連れ込んでいった。
物凄い暴れる音が響く中、母さんが
「別に情けないから泣いてるわけやないねんで。お父さんも私の時も…ううん、もう知ってると思うからこれ以上何も言わんけど、
 まさか弟が女の子になって、しかも子供まで作っちゃうなんて…ね。女の子になったあんたを見た時、ひょっとしたら、この子も…
 って思って一応覚悟だけはしていたけど。いざ、となるとね。血とはいえ、他の虫がつくよりは遥かにいい。
 後の事は私にまかせて、 今はお腹の子が無事産まれてくれるように大事にせんとね。」
と言ってくれたことは以外やった。
この時点でも「子供」とか聞くとまだ恥ずかしさを覚える。
丁度、母さんとの会話が終わった時点で奥からお兄ちゃんが父さんに引きずられながら出てきた。
顔面ぼこぼこ、血まみれ、…生きてんの?
上を見ると父さんと眼があった。
うわー睨んでるよ睨んでるよ…
あ、手上げた!殴られ…る!?
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:25:18.50 ID:4ZjRNQaA0
わしっ
頭をわし掴みされた。
そしてそのあと頭を強引やけどぐしゃぐしゃ、と撫でられた。
「わしからはもう何も言わん。言うことなんぞ何も無い。ただな、腹の中の子供だけは無事に産んでくれよ?
 この歳でもう爺さんになってしまうかと思うと悲しくなるが、逆に孫の顔見るんが今から楽しみや。頼むで!」

まさか、というか、やはりいうか。
顔面ぼろぼろのお兄ちゃんと共に両親に深くお辞儀をしました。
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:25:46.73 ID:4ZjRNQaA0
何はともあれ親公認の元、只今二人暮しです。
流石にこのお腹やからもうハードなセックスは無理やけど、かわりに膨らんだおっぱいから出る母乳プレイで楽しんでるお兄ちゃん。
(普通母乳って産まれてからでるもんやと思うんやけど…やっぱ普通やないな、この身体。)
そうこうして朝が来て出勤の時間がきて。
お兄ちゃんが起きる前にお弁当を作る。
「ほえ、できあがり。お兄ちゃん、会社やで。」
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/03/15(木) 05:26:21.75 ID:4ZjRNQaA0
朝ごはんを食べさせて、先ほど作ったお弁当を渡す。
今までの妹弁当よりランクアップした愛妻妹弁当。
「んじゃ、逝ってくるわ。」
出勤前の軽い朝のキス。
「逝ってらっしゃい。ボクとお腹の子供達の為にがんがってね、ぱぱ。」
お腹をさすりながらお兄ちゃんに手を振ってお見送り。
「んん…」
軽く伸びをする。


「ん、今日もいい天気。さぁお布団干そうか。」


おわり
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/03/15(木) 08:53:36.87 ID:0uFV5ARAO
終わるのも早ければ依頼を出すのも早いな……
ともあれ乙
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/03/15(木) 13:14:12.09 ID:RVPKduYSo
はえーよホセ
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/15(木) 17:11:59.75 ID:Qx2OUng0o
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2012/03/15(木) 18:15:42.03 ID:m0AjISv30
早かったな〜。

乙!
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/15(木) 23:06:59.58 ID:TzxFUs950
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 01:25:43.79 ID:/aJP+xyIO
乙々

久しぶりに抜けるSSを読んだ
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荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
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