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梓「私が憂にボコボコにされるだけ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:31:44.99 ID:Y3cs6g6L0
憂「待てこらー!!」

梓「ぎゃぁああああああ」

私は中野梓
ただいま同級生で重度のシスコンの平沢憂に追い掛け回されてます
なぜかというと・・・

憂「私のお姉ちゃんに触るなこらー!!」

梓「だからたまたまだってぇえええええ!!」

たまたまバランスを崩して憂の姉、平沢唯の胸を触ってしまったのである
それはもう気持ちよかったですよはい


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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:32:44.73 ID:Y3cs6g6L0
梓「わっ!?」

ズテーンッ

憂「ふっふっふ・・もう逃げられないよ梓ちゃん」バキバキ

目が完全に逝ってます

梓「だ、だからね?た、たまたまバランスを崩して・・・別にそんな下心があったわけじゃ・・」

憂「ほんと?」

梓「うん」

憂「そっか」ニコッ

梓「ε-(´∀`*)ホッ」

憂「ごめんね?追い掛け回して」

梓「ううん、いいよ」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:34:28.88 ID:Y3cs6g6L0
憂「ところでお姉ちゃんの胸気持ちよかった?」

梓「うん、もうマシュマロみたいにふわふわでちょっと触っただけなんだけど危うくイっちゃうとこだったよ」

憂「そっか、じゃあ今すぐ逝っちゃおうね」バキバキ

あ、しまった
ハメられた

バコンッバキバキドカッバコバコガシャーンッ!!
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:37:31.25 ID:Y3cs6g6L0
――屋上――

梓「うぅ・・ひどい目に遭った・・・」

「またボコボコにされたんだな」

梓「はぁ・・でもボコボコにされるのもいいかも」

「うわぁ・・」

梓「憂って可愛いからね、殴られてるときもっと殴ってって思うんだよね。興奮しちゃう・・って・・律先輩!?」

律「お、おぉ・・・・」

梓「・・今の独り言聞いてましたよね」

律「え、あ、まぁ」

梓「ドン引きじゃないですか」

律「え?あ、ちょっとドン引きしただけだから、うん」ハハハ

梓「ちょっとドン引きってだいぶ矛盾してますよね」ぎゅう

律「ん?どした?どっか変なとこ殴られておかしくなったか?」

梓「・・・セイッ!!」

ドゴーンッ!!

梓「ふぅ・・この角度は完璧」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:38:39.44 ID:Y3cs6g6L0
――教室――

澪(授業始まってるのに律と唯はどこ行ってるんだ)

ガラッ

先生「平沢、どうした?遅れて、具合でも悪いのか?」

唯「可愛い猫ちゃんたちの喧嘩見てたら遅れちゃいました〜」

澪(猫の喧嘩か・・そういやさっきなんか騒がしかったな・・・・・子猫ちゃんとダンスダンスダンry)

唯「和ちゃーん、ノート見せてー」

和「それじゃあ私、生徒会行くわね」タッタッタ

澪(ほんとに生徒会行っちゃったよ)
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:40:55.90 ID:Y3cs6g6L0
――屋上――

梓「律先輩、生きてますか?」

律「」

梓「生きてますよね?」

律「」

梓「律先輩・・?」

律「」

梓「・・・・・ここは屋上・・投げ捨てれば自殺ということに」

律「おいこら」

梓「生きてるなら返事してくださいよ」

律「生きてます。ってかなんか首がすげぇ痛い」

梓「あー、寝違えたんじゃないですか?」

律「そうかも、というかお前またボロボロだな」

梓「はい、またボロボロです」

律「ほんと憂ちゃん怒らせるの得意だよなー」

梓「なんでそうなるんですか・・というか授業どうするんですか」

律「サボる」

梓「うわぁ」

律「お前は?」

梓「サボる」

律「うわぁ・・・・・・私なんか本気で首痛いからちょっと寝るわ」

梓「そうしてください、そして死なないでください」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:42:16.53 ID:Y3cs6g6L0
律「なんでそうなるんだよ」

梓「素人の私がとてつもない技をかけたばかりに神経や脊椎に損傷があるかもしれないっていうのはさて置き早く寝てください」

律「おい待て、なんだよとてつもない技って」

梓「それじゃあ私、教室戻るね」

律「おいこら!」


ふぅ・・屋上に律先輩がいたのは予想外でしたがまぁ記憶はスッキリなくなってたので良しとしましょう

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:43:49.04 ID:Y3cs6g6L0
――放課後・部室――

律「おい梓」

梓「なんスか」

律「なにした」

梓「あぁ、マッサージを」

律「マッサージで脊椎損傷とかしないよな?」

梓「え、脊椎損傷してたんですか?すみません・・結婚しましょう」

澪唯「!?」

紬「!?」●REC

律「いやいや、なんでそうなる」

梓「唯先輩・・私、律先輩と結婚します、だから唯先輩との結婚は・・」

唯「へ?私のフィアンセはギー太だよ?」

律澪「ブフッwwwwwww」

唯「なんちゃっry梓「おりゃぁあああああああああああ!!」

ガシャーンッ!!!

律「窓割って行きやがった」

澪「ここ三階だけど大丈夫なのか?」

唯「走ってるから大丈夫なんじゃない?」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:45:16.44 ID:Y3cs6g6L0
――翌日・屋上――

律「はぁ・・昨日は梓のせいで酷い目遭ったぜ」

「待てこらーー!!」

「にゃぁああああああ!!」

律「お、またやってんのか、ほんと懲りないよなぁ」

唯「だよねー」

律「お、唯。」

唯「ふふっ、面白いね」

「お姉ちゃんの胸触るなこらぁああああああああ!!」

「ごめっ、ごめんなさぁああああああああ」

バキッバコバコッドカッガシャーンッ!!
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:46:36.14 ID:Y3cs6g6L0
唯「おお、激しい」クスクス

律「唯ってさ、ぶっちゃけどっちが好きなの?」

唯「んー、どっちも普通かな」

律「へー」

唯「私は二人を愛せるほどいい人間じゃないしどちらか一人を選べるほど強い人間でもないからね」

律「ほう・・でもたまには遊んでやれよ?最近遊んでないんだろ?」

唯「どちらかに愛をあげたらもう一人にも同じ愛をあげなきゃいけないでしょ?」

律「まぁな」

唯「私はそういうのできないからどちらにも与えないんだー」

律「へぇー・・」

唯「あ、そうだ、私和ちゃんに呼ばれてるんだ、行ってくるね!」タッタッタ

律「おう」

ガチャッドンッ

唯「わっと・・大丈夫?」

「え、あ・・はい//」

律(相変わらずモテモテだなおい)
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:47:06.96 ID:Y3cs6g6L0
――三年教室・律の席――

梓「にゃーん」

律「」

梓「にゃーん」

律「」

梓「にゃーん」

律「お前なにしてんの?」

梓「にゃーん、ご主人さまー、愛してるにゃーん」

ざわざわ・・

律「そうか、私も愛してるぜ野良猫」ポイッ

梓「ひっど!虐待だー」

律「わーったわーった」シッシ

梓「ちっ・・せっかく律先輩を憂に捧げる生贄にしようとしてたのに・・・」

律「さらっと恐ろしいこと言うのはやめような」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:47:54.64 ID:Y3cs6g6L0
――授業中――

ガシャーンッバリーンッ!!

「にゃぁああああああんっ」

「おらぁあああああああ!!」

律(またやってんのかよ・・)

「おりゃぁああああ!!」

バコッバキバキッドカッ!!

「ごめっ!あっあぁあい、イっちゃ・・っ!!」

「逝けこの泥棒猫ぉおおおおおおおお!!」


律(あれ、なんかおかしくね?梓のほうが)

「にゃぁあああっあああああああ!!」

「くたばれぇえええええええ!!」

律(気のせいかな)

唯(おもろい)
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:48:38.07 ID:Y3cs6g6L0
――昼休み・屋上――

律「ふぅ・・やっぱ屋上に限るぜー」ゴロンッ

唯「りっちゃーん」ヒョコッ

律「おう唯、どうした?」

唯「あずにゃんが死んでるー」

律「そっか」

唯「うん」

律「あ、今日弁当持ってくるの忘れたわ」

唯「もうりっちゃんったら〜、私のを分けてあげよう!」

律「あ、まじ?さんきゅー」

梓憂「言いたいことはそれだけry唯「りっちゃん!ちょっとこっち来て?」

律「ん?今梓と憂ちゃんの声が聞こえたような・・」

唯「気のせいだよ」

律「そうか?」

梓憂「」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:49:10.53 ID:Y3cs6g6L0
――教室――

先生「秋山、田井中知らないか?」

澪「知りません」

先生「まったく田井中は・・・」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:49:39.91 ID:Y3cs6g6L0
――二年教室――

先生「平沢さん、中野さん知らない?」

憂「あぁ、梓ちゃんならきっと今頃地獄を見てるんじゃないでしょうか」

先生「」

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:50:14.50 ID:Y3cs6g6L0
――屋上――

梓「ひどい目に遭った、ちょっと唯先輩の胸をいやらしく触っただけなのに」

カツカツ

梓「あー、やっぱり一番上は見晴らしがいいですね」

律「おう、またボロボロだな」

梓「あぁ、どうしてだろう、急に視界が暗く・・・」

律「お前・・」

梓「いえ、本気で視界が暗く」

律「目がすげぇ赤いぞ、なにそれ血?こぇぇよ」

梓「私失明するんでしょうか」

律「はぁ・・見せてみ」

スッ・・

梓「目が、目がぁ(棒読み)」

律「古いから古いから」ジー

梓「あんまり見ないでください感じちゃいます」

律「見えてんじゃん!てか感じるって・・恥ずかしいじゃないのが梓らしいな」

梓「ありがとうございます」

律「けして褒めたわけじゃないんだけどな?」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:51:30.50 ID:Y3cs6g6L0
――廊下――

唯「あ、のどきゃちゃーん」

和「それじゃあ私、生徒会行くわね」

澪「唯今噛んだよな」

唯「きゃんでないよー?」

澪「いや、噛んでるだろ」

和「ところで唯はどこなのかしら?」

澪「いや、唯ならここに」

和「・・・」ジー

唯「ん?」

和「あ、よく見たら唯だったわ、きゃんきゃんいうから犬かと思ってたわ」

澪「・・和、眼鏡のレンズ変えたほうがよくないか?」

和「あぁ、これね、伊達なのよ、こないだ唯だと思って話していた相手が犬だって恥ずかしさのあまり眼鏡叩き割っちゃって」

唯「なんかいろいろごめんね」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:52:16.18 ID:Y3cs6g6L0
――二年教室――

憂「梓ちゃん今頃三途の川渡ってるかなー」

純「さらっと恐ろしいこと言ってるね」

憂「あ、ごめん誰?」

純「」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:53:44.25 ID:Y3cs6g6L0
――放課後・屋上――

律「おい梓」

梓「」スヤスヤ

律「いつまで寝てんだ」

唯「やっほー」

律「おう唯」

唯「あ、お取り込み中?ごめん」

律「いや、違うから」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:55:00.66 ID:Y3cs6g6L0
――休日・ビデオショップ――

梓(休みの日はDVD借りて家で見るのが一番だよね)

梓(あ、あれは律先輩と・・澪先輩)

律「澪澪!ほら!これどうだ?」

澪「ば、馬鹿!そんな怖いの無理だよぉ・・」

律「大丈夫だってー」

澪「私は無理だよ!無理無理!怖い!」

(梓ビジョン)――――――――――

律「澪澪!ほら!これどうだ?」

澪「ば、ばか!そんな怖いの憂だよぉ・・・」

律「大丈夫だってー」

澪「私は憂だよ!憂憂!怖い!

――――――

梓(澪先輩が憂とは・・)

律「なぁ、私がいるだろ?」

澪「で、でも・・」

律「なにかあったら助けてやるから」

澪「律・・」

律「澪・・・」

梓「」ザーーーー
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:56:20.04 ID:Y3cs6g6L0
――翌日――

憂「あーずーさーちゃーん」

梓「あ、憂ちゃーん」ニコニコ

憂「お姉ちゃんに触れないでって何回言えば気が済むのかな?あ、ゴキにゃんには脳ないっか」ニコッ

律(ここまで恐ろしい笑顔見た事ないぜ・・逃げよ)ソソクサ

梓「だって唯先輩が「あずにゃん、触って?もう我慢できないよぉ」って言ったんだもん」

憂「う、嘘だ!」

梓「ほんとだし」

唯「その回想が嘘だよあずにゃん」

梓「あ」

憂「・・」ニコッ

バキバキッドカドカバコンガシャーンッ!!!
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:57:16.46 ID:Y3cs6g6L0
唯「ふふふ、激しいね」

律「お前趣味悪くね?」

唯「そう?見てて楽しいでしょ?」

律「まぁな」

「嘘つくなぁあああああああああああああ!!」

「ごめんなさぁああああああああああああああああああ!!!!!」

ドカドカバキッバキバキッグシャッガシャーンッ!!

律「今グシャッって鳴らなかった?」

唯「大丈夫だよー、まだじゃれ合ってるし」

律「じゃれ合ってはないだろ」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:58:10.61 ID:Y3cs6g6L0
――二年教室――

梓「」ボロッ

憂「・・」ツヤツヤ

純「ねぇねぇ、それってさ、スキンシップなの?喧嘩なの?」

梓「スキンシップ」憂「喧嘩」

純梓憂「え」

憂「誰がこんな・・・・」

梓「ふっ・・ゴキブリとは言わせないからね憂!」

憂「くそぉ・・・」

ドカッ

純「うわぁ・・梓が血まみれになっていく、私なら即不登校になるわ」

梓「くっ・・」

純「っていうか梓は仕返ししないの?」

梓「あ、そういうこともありなんだ、おりゃぁあああああああああああ!!」

バコンッ

純「結構ストレス溜まってたんだね、すごい憂が飛んでいったよ」

梓「はぁ・・なんかスッキリ」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 19:59:29.93 ID:Y3cs6g6L0
――数分後――

純「帰ってこないけど」

梓「まさか・・死」

純「私見てくる」

梓「私も」

タッタッタッタ

純「あ、いたいた」

梓「大丈夫?」

憂「酷いよ・・私ここまでしてないのに・・」ウルウル

純(どう考えてもそれ以上してるじゃん)

梓(もえもえ〜キュンッ)「あ、ご、ごめんね?つい・・」

純(うわー、落とされてるし梓)

憂「もう・・」

バコンッ

純「今度は梓が向こうの方に飛んでいっちゃった」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:00:00.40 ID:Y3cs6g6L0
――部室前――

澪(また律と唯がいない)

和「チェケラッチョイ」

澪「あ、和」

和「あら澪じゃない、今から部活?」

澪「あぁ」

和「どうしたのよ、浮かない顔して」

澪「いや、なんでもないんだ」

和「そうなんだ、それじゃあ私生徒会行くね」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:00:48.21 ID:Y3cs6g6L0
――部室――

律「待たせたなー、澪!!」

澪「わっ・・・お、遅いぞ」

紬「梓ちゃんは?」

唯「もうすぐ来るんじゃないかな?」

「あ、梓ちゃん部活だよね?」

「うんそうだよ」

紬「あら、ホント、校門にいるわ」

澪「じゃあもうすぐ来るな」

唯「よけといたほうがいいよ」

「歩くの面倒でしょ?」

「いや別に」

「えーっと、音楽室は・・あそこだね、梓ちゃん行っくよー」

「え、なに?」

「セイッ!!!」

バッコーンッ!!

ガシャーンッ!!!

梓「あいたたた」

律「窓ガラス割って入ってきやがった」

澪「憂ちゃんのパンチ吹っ飛びすぎだろ」

唯「あずにゃん大丈夫?」

梓「はい!だから唯先輩、おっぱい触らせてください!」キリッ

律「うわぁ・・血まみれでなに言ってんのこいつ」

澪「ミエナイキコエナイ」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:01:57.32 ID:Y3cs6g6L0
――翌日・二年教室――

今日はなんとなく機嫌が悪い日なのです
そんな日くらいありますよはい

純「梓機嫌悪そうだね」

憂「ゴキにゃん死んじゃうのかな?ついに」

誰の声も聞きたくなくなる時もあるのですよ
私は「人間」ですから

純「あー・・・ほら、憂がゴキにゃんとか言うから音楽大音量で聴いてるよ」

憂「音漏れ激しい人ってイライラするよね」

純「うんってそういうことじゃないでしょ」

音楽を大音量で聴くのはいいことです
あ、決して現実逃避をしているわけではないんですよ?

純「なに聴いてんの?」近づく

夢×希望の答え知りたいならここに来てよ♪

純「あ、憂の曲」

憂「えっ・・私が殴りすぎて頭おかしくなっちゃったのかな?どうしよう純ちゃん!」

純「可哀想なことを・・嬉しくないの?自分の曲聴かれてて」

憂「お姉ちゃんならまだしも梓ちゃんはちょっと・・」

純「酷い言われようだ」

梓「」ガタッ

純「どこ行くわけ?」

梓「」タッタッタ

憂「今から授業なのにどこ行くんだろう」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:02:33.25 ID:Y3cs6g6L0
――三年教室――

先生「はい、起立」

クラス「」ガタッ

先生「礼」

クラス「」ペコリ

先生「着席」

クラス「」ガタタ

澪(今日は律も唯もいるな)

律「どわぁああああああああ!?」ガタタタッ

先生「ど、どうした田井中」

律「な、なんでお前がここに・・」

梓「ごろにゃーん♪」スリスリ

紬「まぁ!斎藤!!今すぐカメラを!高画質で撮れるやつね!!」

梓「にゃぁぁん♪」スリスリ

律「」ゾワワワワ

澪「」

唯「りっちゃん懐かれてるねー」ニコニコ

先生「こら中野、自分のクラスに戻りなさい!」

梓「どうしても・・ですか・・?」ウルッ

先生「・・・・邪魔だけはするんじゃないぞ//」

律「おいこら」

先生「じゃあ始めるぞー」

律「おい」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:03:22.46 ID:Y3cs6g6L0
梓「唯せんぱぁぁい♪」スリスリ

唯「あずにゃん、静かにしなきゃだめだよ?」

梓「はぁい♪」スリスリモミモミ

唯「もう、そんなとこ触らないの」

律「冷静すぎるだろ唯」

紬「」ハァハァ ●REC

ふっ・・私は今猫なんです
だから合法的に唯先輩の体を触れるんです
憂もいないしペロペロできるんです!!

梓「んにゃぁ♪」ペロペロ

唯「もう・・あずにゃん?」

梓「にゃんですか?」スリスリサワサワペロペロクンカクンカ

唯「やりすぎだよぉ」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:03:48.33 ID:Y3cs6g6L0
ガラッ

憂「すみません、梓ちゃんいますか?」

先生「あぁ、中野ならそこに」

梓「にゃー」ペロペロ

憂(ブチッ)「梓ちゃん、授業だよ?教室戻ろう?」

律(お、なんか今日は普通・・いつもなら殴り合いの喧嘩するのに)

憂「ほら行くよ?」ズリズリ

梓「あぁん唯せんぱぁい」ズリズリ

ピシャッ

律(やっぱ喧嘩じゃなくてただじゃれてただけだったんだな)

ガシャーンッドカーンッバキバキドカドカバッコーンバコッドカッドカッガシャーン!!!!!!!

律(前言撤回)
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:04:19.43 ID:Y3cs6g6L0
――昼休み・屋上――

律「あぁー・・って梓、ボロボロだな」

梓「」

律「ん?寝てんのか?」

梓「」

律「・・・・死んでる・・ここは屋上、投げ捨てれば」

梓「私のネタパクんなです」

律「生きてたか、手が変な方向に曲がってるから死んでるのかと」

梓「あぁ、これですか?これは・・・・なんじゃこりゃぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!!??」

律「気づいてなかったのかよ!」

梓「痛くもなんともないから気づくわけないでしょう!?なんですかこれ!!?えっえっえ!?」

律「落ち着けよ、どれどれ」

ツンッ

梓「やん・・どこ触ってるんですか」

律「その変な方向に曲がった手だよ」

律「ほんとに痛くないのか?」

梓「はい」

律「・・・病院行くか」

梓「・・・はい」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:04:58.40 ID:Y3cs6g6L0
――病院――

律「なんで私がついてこなきゃいけないんだ」

梓「仕方ないでしょう、私小学生に間違えられるんですよ」

律「てかついに怪我させられたな」

梓「こないだは複雑骨折しましたしね」

律「え」

梓「一週間前なんて目潰しされましたし」

律「ちょ」

梓「昨日なんて危うく逝っちゃうとこでしたよ」ハッハッハ

律「笑い事じゃないだろ!」

梓「先輩、大声出さないでください」

律「あ、すまない」

梓「私のキュートでぴゅあな耳と脳に響きます」

律「そうか中野明日屋上で待ってるわ」

梓「なんですか?・・あ、告白・・ですよね・・・」

律「なんでそうなるんだよ!」

梓「お断りします」

律「しかも断られたよ!」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:05:29.24 ID:Y3cs6g6L0
――翌日・二年教室――

純「ついに骨折しちゃったか」

憂「ゴキブリって骨あったの?ごめんね?知らなかった」

梓「いいんだよ、痛くないし」ハハハ

憂「ほんと?よかったぁ」ハハハ

純「許せる梓がかっこいいわ」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:06:18.02 ID:Y3cs6g6L0
――三年教室――

律「昨日憂ちゃん梓の骨折ってたぞ」

唯「へぇー、そういや昨日「なんか梓ちゃんからボキッて聞こえたから屋上に放置したんだけど大丈夫だよね?お姉ちゃん」って憂が言ってた」

律「放置って」

和「難易度の高いツンデレね」

澪「なんで!?」

和「ほら、一応「大丈夫かな?」って心配してるし」

唯「憂はツンデレのヤンデレのシスコンだよ」

律「姉としてはどうなんだよ?妹がシスコンって」

唯「え?普通かな、だって面白いじゃん、毎日お姉ちゃんお姉ちゃんってさ」フフ

唯「よく考えたらあずにゃんと憂を生かすのも[ピーーー]のも私の態度次第だよね、どちらも無視したらどうなるんだろう」

律「リアルだからやめろ」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:07:45.66 ID:Y3cs6g6L0
――屋上――

律「よぉ」

梓「あ、昨日ありがとうございました、おかげで私に彼氏が出来たという噂が」

律「ないだろ」

梓「はい」

律「今日は珍しくボロボロじゃないな」

梓「そうですよ」

律「さすがの憂ちゃんでも怪我人には手ぇ出さないか」ハハハ

梓「いえ、この巻いてるのでボコボコにしたら気ぃ失っちゃって」

律「それ武器じゃないからな」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:09:02.30 ID:Y3cs6g6L0
――授業中・屋上――

律「はぁー・・」ゴロン

唯「・・」ヒョコッ

律「どうした?」

唯「あ、気づいてたんだ」

律「おう、あ、憂ちゃん大丈夫だった?」

唯「へ?」

律「なんか梓が気失わせたみたいだけど」

唯「あ、それなら大丈夫だよ〜、さっき歌ってたから」

律「憂ちゃんって怖いな」

唯「そう?面白いじゃん」

律「お前絶対殺されそうな時笑って「早く殺せば?」とか言うタイプだよな」

37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:09:56.58 ID:Y3cs6g6L0
ガチャッ

梓「」

律「お、梓」

梓「」

唯「あれ?憂は?さっき殺害ソング歌いながらあずにゃん探してたよ?」

律「つーか恐ろしいほどボロボロだな」

唯「でも争い音聞こえなかったよ?」

梓「実は・・」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:11:07.23 ID:Y3cs6g6L0
(回想)――――――――――――

憂「くそぅ・・梓ちゃんと二人三脚なんて・・」

梓「ちくしょう・・ちくしょう・・」

純「まぁ喧嘩しないよう頑張って」

憂「右からね?」

梓「左からね」

憂「おい」

梓「へいへい」

純「お、意外と息合ってるじゃん!」

憂「そう?」タッタッタ

梓「私のリードがうまいから・・ってわっ!!」ヨロッ

梓(ハッ!このまま転んだら憂になに言われるかわからない、よし、飛ぶぞぉおおおおおお)この間0.2秒

梓「おりゃぁああああああああああああああああああ!!」

ドンッビュンッ!!

純「うわぁ、憂連れて飛んで行ったよ」

ガシャーンッ

純「しかも教室の窓割って教室に突っ込んだよ」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:12:45.70 ID:Y3cs6g6L0
―梓憂―

梓「ふぅ・・」スクッ

憂「梓ちゃん待って足!」

梓「へっ?」フラッ

ドサーッ

憂「わわっ!?」

ちゅっ

梓(この柔らかいのは・・唇?)

梓「わっ、ご、ごめんっ」スクッ

憂「だから足!」

梓「へっ?」フラッ

ちゅっ

梓(あーーー、またやっちゃったよ、どうしよう、憂に殺される・・くそ、殺される前にいっぱい堪能しておくか)

ちゅっちゅっちゅ

憂「ちょ・・んっ・・やめっ・・///」

梓(あの憂が照れてるだと・・?)

(省略)
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:13:38.48 ID:Y3cs6g6L0
憂「ねぇ梓ちゃん」

梓「はい」(さようなら愛しの唯先輩)

憂「行っくよー」

バッコーンッガシャーンッ!!

――グラウンド――

ヒュードサッ

純「空から女の子が降ってきた」

梓「」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:14:12.53 ID:Y3cs6g6L0
(回想終了)―――――――――――


梓「それで今に至ります」

唯「ってことはその怪我はガラス突き破った時にできたんだね」

律「突っ込むとこそこなの?」

唯「おもしろーいw」

梓「憂ってやっぱ可愛いですね」

律「じゃあ憂ちゃんと付き合っちゃえよ」

梓「私は唯先輩一筋なんで」

唯「嬉しいなぁ」

律「その割には先輩の妹に手ェ出してんじゃん」

梓「あれは事後・・あ、事故です」

律「今事後って言ったよな?」

梓「いやー、憂があんな可愛い声出すなんて、思い出しただけで怪我が治りますよ」ハハハ

律「それはないだろ」

唯「ほんとだ、治ってる!」

律「治ってるのかよ!」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:15:02.24 ID:Y3cs6g6L0
――夜・中野家――

梓「しかし憂に最近ボロボロにされまくってるなぁ」

梓「私は別にいいんだけどなんか会う→スキンシップって流れ飽きた、よし明日は私がなにか仕掛けよう」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:15:43.66 ID:Y3cs6g6L0
――翌日・二年教室――

憂「あ、ゴキにゃ・・梓ちゃんおはよー」

梓「あ、シスコ・・憂おはよー」

憂純「!?」

純(梓がなんか反撃した?)

憂(今梓ちゃん反撃しなかった?)

梓(ふふふ、動揺してるなぁ)

憂「あ、梓ちゃん?」

梓「なぁに?シスコンちゃん」ニコッ

純(なに?今日地球爆発するの?)

憂「う、ううん、なんでもない」

梓「そう?」ニコニコ(ふふ、今日は私が主導権握る!)
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:16:42.52 ID:Y3cs6g6L0
――授業中・屋上――

唯「りっちゃーん」

・ ・・

唯「あれ?珍しくいない」

唯「もう、どこ行っちゃったんだろー」

唯「メールしよう」

――数分後――

唯「ふむふむ、体育館倉庫ね」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:17:41.98 ID:Y3cs6g6L0
――体育館倉庫――

唯「やっほー」

律「おう」

唯「なんで今日は体育館倉庫?」

律「今日はちょっと寒いからな」

唯「なるほどー」

律「唯もこっち来いよ?」

唯「うん!」

律「ほれ、マット温めておきましたぞ唯殿」

唯「うむ、ごくろry」

ズテーンッ!

律「いててて・・・だいじょ・・」

唯「わわっ!?りっちゃんごめんね!大丈夫?どこか怪我してない?」

律「あ、あぁ」(なんすかこの状況、唯が上で私が下・・・漫画じゃねぇか)

唯「ごめんね?」

律「いいって、ほら、早くどいたどいた」

唯「あ、うry」

ガラッ

梓「タイ焼きタイ焼き〜♪」

律唯「!?」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:18:48.48 ID:Y3cs6g6L0
梓「!?」(唯先輩が上で律先輩が下、これはアレしかない!)この間0.1秒

梓「し、失礼いたしやした!!!」

律「待て!!」ガシッ

梓「べ、別に私なにも見てませんよ?唯先輩と律先輩がセクロスしようとしてたなんて、ははははは、なにも見てませんよ?あはは、えぇ、なにも見てませんともはい」

律「見てる上に変な誤解してるから困る」

梓「ハッ、私はなにを!・・あぁ、タイ焼き食べに来たんだ、あ、律先輩に唯先輩こんにちは」

唯「現実逃避激しい」

律「いいか、私がマットに寝てて唯が来たから一緒に寝ようって言ってたら唯が転んでそれで私も巻き込んであぁいう状態になっただけだ」

(梓ビジョン)―――――――――

律「いいか、私がマットで寝てたら唯が来て一緒に寝よう(性的な意味で)って言ったら唯が興奮して私を押し倒してあぁいう状態になったときお前が来たんだよ、邪魔すんなよ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
梓「そんな漫画みたいなこと・・」

律「ちゃんと理解してくれたか?」

梓「はい」

律「言ってみろ」

梓「律先輩がマットで寝てたら唯先輩が来て一緒に寝よう(性的な意味で)って言ったら唯先輩が興奮して律先輩を押し倒してあぁいう状態になったとき私が来て、「邪魔すんなよ」って意味ry」

律「なにも分かってねぇ」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:19:58.83 ID:Y3cs6g6L0
唯「だからね?あずにゃん、りっちゃんがマットに寝てて私が来たから一緒に寝ようって言ってくれたの、そしたら私がりっちゃんも巻き込んで転んじゃってあぁいう状態になったの」

梓「あ、そうなんですか、やっとわかりました」

律「唯と私そんなちがったこと言ってないぞ」

唯「ところでなんであずにゃんは体育館に来たの?」

梓「一人でタイ焼き食べようと・・屋上にはいつも先輩方がいるので」

律「ケチくさいぞ」

梓「これは俺の飯だ!」

律「この子頭どうしたの?」

唯「屋上今誰もいないよー、行ってきなよ?」

梓「そうしますよ」タッタッタ
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:20:55.03 ID:Y3cs6g6L0
律「ふぅ・・危うく変な誤解されるとこだったな」

唯「そうだねー」ゴロンッ

律「タイ焼きかー」ゴロン

唯「寒いもんね、後で買いに行こっか?」

律「おお、そうしよう」

唯「ねぇりっちゃん」

律「ん?」

唯「密室に二人きりだね」

律「え、あぁ、そうだな」

唯「なんかりっちゃん可愛くなったね」

律「おかしーし」

唯「こんな可愛い子と二人きりなんてどうにかなっちゃいそうだよ」

律「なにその誘い文句」

唯「言ってみたかったんだ〜」ニコニコ
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:21:43.05 ID:Y3cs6g6L0
――倉庫の天井裏――

憂(嘘・・でしょ?・・お姉ちゃんと律さんがあんな関係・・・・)言ってみたかったんだーってとこ聞いてない人

憂(くそぅ・・・先輩にはさすがに手が出ないや・・梓ちゃんにあたってこよう、それがいいようん)
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:22:29.94 ID:Y3cs6g6L0
――昼休み・屋上――

律「タイ焼きタイ焼き〜」

澪「そんなにタイ焼きが食べたかったのか」

律「おう!唯も来たらよかったのにな」

澪「しかたないだろ、先生に呼ばれたんだから」

律「そうだなー」

梓「」

律「お、梓どうした?そんな世界の終わりみたいな顔して」

梓「」

澪「あ、梓もタイ焼き食べたんだ?」

律「一人でふた袋も食ったのか」

澪「ひと袋3個だったよな」

梓「・・・・た」

律「ん?」

梓「憂に全部取られた!くそぉおおおおお!!あああああああああああああああああああああ!!!」

澪「」ビクッ

律「落ち着け」


51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:23:02.20 ID:Y3cs6g6L0
梓「ハッ・・それタイ焼きですよね?」

律「違うぞ?」

梓「ください」

律「やらねーし」

梓「ちっ・・」

和「あら三人、今からお昼?」

澪「あ、あぁ」

和「律、なんか信代が呼んでたわよ」

律「まじすか、じゃあ行ってくる、澪、タイ焼き守ってて」

澪「うん」

和「あ、ジュースついでに買ってきて」

律「おう」

梓「たいやきも」

律「おう・・・ってなにナチュラルにパシリにさせてんだ!」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:23:47.78 ID:Y3cs6g6L0
――数十分後――

律「結局パシリにされた」

和「さすが律だわ」

憂「ほんとほんと」

梓「律先輩ありがとうございます愛してますキスしていいですか?」

澪「おつかれ」

律「梓お前は病院行け」

和「誰が「わ」ちゃんよ」

律「言ってねぇよ」

憂「誰が「ゆう」ちゃんよ」

律「言ってねぇから・・・って憂ちゃん!?」

澪和「!?」バッ

梓「」戦闘モード

澪「いつからいたんだ」

和「ずっと犬かと思ってたわ」

律「和、眼鏡変えろよ」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:24:30.17 ID:Y3cs6g6L0
憂「梓ちゃん、タイ焼き美味しかったよ〜」

梓「・・ふんっ、タイ焼きあれ全部食べたの?」

憂「もちろん」

梓「太っちゃうよ」

憂澪「」

梓「憂はもともとふっくらしてるのにもっとふっくらしちゃうよ?いいの?」

憂「」スクッ

和「どこ行くのよ?」

憂「」ヨジヨジ

和「危ないわよ」モグモグ

律「おい憂ちゃんマジで危ないぞここ屋上だぞ!」

ヒュードサッ

「うわぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああん」

ダダダダダダダダダ

律「あー・・・飛び降りて走って帰っちゃったよ」

和「元気ね」モグモグ

梓「同感です」モグモグ
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:24:56.59 ID:Y3cs6g6L0
律「なに私のたいやき食ってるんだよ!」

梓「全く」マンプク

和「憂は仕方ない子ね」マンプク

澪「太る・・・太る・・・」グルグル

律「私のタイ焼き一個もねぇじゃねぇか!!」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:25:37.07 ID:Y3cs6g6L0
――二年教室――

純「あれ?憂は?」

梓「屋上から飛び降りて帰ったよ」

純「え」


――三年教室――

律「腹減った」

澪「もうご飯食べてる時間ないだろ」

律「タイ焼き・・・中野許さねぇ・・」

和「梓ちゃんよっぽどタイ焼き好きなのね」

律「和も梓と一緒くらい食ってたじゃねぇか」

澪「憂ちゃんも帰っちゃうしなんか騒々しい昼だったな」

唯「え、憂帰ったの?」

澪「あぁ」

律「梓が太るって言うから屋上から飛び降りて帰ったよ」

唯「あー・・意外と憂体型気にしてるからねぇ」

澪紬「太る・・・・」

唯「私も見たかったなぁ、憂が泣いて帰るとこー」

律「趣味悪いぞ」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:26:04.04 ID:Y3cs6g6L0
――授業中・使われてないPC室――

梓「むふ・・むふふふふ」

律(あ、梓だ、イヤホンしてなにニヤニヤしてんだろう、キモッ)

梓「んふふふふふ」ニヤニヤ

唯「あーずにゃんっ」

イヤホンの線抜く

アァン・・モットォ
ココガエエノンカァ

梓「」

律「エロゲかよ!」

唯「あずにゃん、学校でエロゲはやめようね」

梓「はい」

――授業中・屋上――

梓「ふふふふふ」ニヤニヤ

律(うわキモッ)

唯「あずにゃんキモいよ」

律「思ってても口に出すなよ」

梓「もっと言ってください//」

律(だめだこいつ早くなんとかしないと)
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:26:35.64 ID:Y3cs6g6L0
――放課後・部室――

紬「みんなー、お茶入ったわよ〜」

律「いただきますっ」ゴクッ

澪「全く、練習が先だって言ってるのに」ゴクッ

梓「澪先輩人のこと言えませんよ」ゴクッ

唯「あずにゃんもね、ムギちゃん、今日のお菓子は?」

紬「今日はこれよ!」

ドーンッ

律澪「グフッwwww」

澪「なんだよこれww」

紬「おっぱいプリンよ!」

律「おかしーしwww」

唯「お菓子だけに?」

澪「やwwかwwまwwしwwいww」ゴチンッ

律「なんで私を殴ったww」

唯「あずにゃんの好きなおっぱいだよ!よかったね!」

梓「」

紬「さぁ、食べましょう?」

律「どうやって食えばいいんだよww」

唯「舐めるとか?」

澪「無ww理ww」

唯「・・あずにゃん?」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:27:04.29 ID:Y3cs6g6L0
梓「そんなんじゃだめですーー!!!」ガタンッ

律「うわ、キレた」

梓「ヤ・・やる気が感じられないです!」

律(今こいつ下ネタ言いかけたな)

唯「でもあずにゃんおっぱい好きでしょ?」

梓「確かに私はおっぱいが好き、愛してるといっても過言ではない!でも唯先輩のry」

唯「じゃあいらなry梓「食べます!」

律澪「食うんかい!」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:27:34.06 ID:Y3cs6g6L0
――帰り――

唯先輩と今からファミレスに行くです
まぁ他の先輩方も来るのですが

でも憂がいないから・・・

梓「ふふふ・・」ジュルリ

梓(唯先輩触り放題イヤッッホォォォオオォオウ!)

梓「あ、先輩方、おまたせ・・・」

憂「梓ちゃんこんにちはー」ニコッ

梓「・・・」チッ
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:28:03.80 ID:Y3cs6g6L0
律「舌打ちすんなよ、みんなで行くって言っただろ?」

梓「あ、どうりで和先輩も」

和「そうよ」

梓「ところでそちらの方は」

憂「私?」

梓「うん」

憂「はじめまして、平沢唯の妹の憂です。お姉ちゃんに触ったらぶつ切りにするぞ」

律「こぇぇ茶番はいいから早く行くぞー」

(一方)―――――――――――

純「はい、私ぼっちー」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:28:32.51 ID:Y3cs6g6L0
律「ファミレスにつきましたー」

唯「このパフェ美味しそう!」

澪「唯はほんとに太らないのか?」

唯「うん!」

澪紬憂「」

梓「一緒の生活してる憂はどうしてふっくらしてるのかなー?」

律「嫌な子だなお前は」

唯「胸の重みだよね、澪ちゃんもムギちゃんも憂も。だから体重軽い人はそれだけ胸がないってことだよあずにゃん」

梓「で、でも」

律「梓、もうなにも言うな」ガクッ

梓「」ガクッ
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:29:17.69 ID:Y3cs6g6L0
――数分後――

律「気を取り直して、みんな何するか決めた?」

唯「私このパフェ!」

憂「お姉ちゃんのと同じで」

和「私は抹茶プリンでいいわ」

澪「私は・・これ」

律「かまぼこって・・お前」

紬「私も澪ちゃんと一緒の」

律「お前ら・・」

梓「私おっぱいプリンで」

律「注文するとき自分で言えよ」

ピーンポーン

「ご注文お決まりでしょうか」

律「このパフェ二つと抹茶プリン一つとかまぼこ・・二つと」

梓「おっぱいプリン一つで」

律(なんの躊躇いもなく言いやがった)

「すみません、お、おっぱいプリンはただいま切らしていまして」

律(めっちゃ店員さん困ってんじゃん)

梓「じゃあマンゴーアイry律「いい加減にしろよ!」


63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:31:45.85 ID:Gnb8NqUL0
梓「律先輩?・・・マンゴーですよ?ブフッwwww」

律「・・・は、はは、わかってるし?わかってるに決まってるだろ?ははっ、わかってるよ」

澪「律・・・wwwwwwwww」

唯「ドンマイwwww」

梓「あ、店員さん・・マ ン ゴ ー ア イ ス 、以上で」

「はい」

梓澪和唯憂「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

律「わ、わかってたしwwわかってて言ったんだしwwおかしくねーし?ww」

澪澪和唯憂「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

律「うわぁああああああああああああああああああああああああああん」バンバンッ

梓「しかも自分の頼むの忘れてません?」

律「・・・・・・・・」ガクッ

唯「はい、りっちゃんは死にましたー」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:32:36.86 ID:Gnb8NqUL0
――数十分後――

梓「このアイス美味しいです」ペロペロ

憂「このパフェ美味しいねお姉ちゃん!」

唯「そうだねー」

澪「かまぼこうまいぞ」

紬「ほんとね」

和「抹茶が効いてて美味しいわ」

律「」

唯「りっちゃん」

律「なんだ」ボソボソ

唯「はい、あーん」

憂梓澪「!?」

紬「!?」●REC

律「いいよ、気使わなくて」ボソボソ

唯「いいからいいから」

律「・・さんきゅ」パクッ

唯「半分こ半分こ」

律「うめー」パクッ

梓(嘘・・だろ・・?)

憂(くっ・・先輩には手が出せない・・)
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/22(木) 20:36:10.34 ID:Gnb8NqUL0
ゲシッ

梓「憂、美味しいねー」ニコッ

ゲシゲシッ

憂「ほんと、美味しいねー」ニコッ

ゲシゲシゲシッ

澪「机の下で足蹴り合うのはやめような」

――外――

律「さて、食ったし帰るか」

唯「そうだねー」

紬「あ、じゃあ私ここから電車だから」

律「そっか、んじゃあまた明日な」

紬「えぇ」

憂「梓ちゃん、今日泊まりにこない?」

梓「うん、泊まる」

憂「青酸カリあたり買ったから」

梓「へぇー」

律「お前らもっと普通な会話できないのかよ!」

唯「これがこの二人だよりっちゃん」

律「・・・そうだな」




おわり
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/22(木) 22:36:23.30 ID:Y95cUGwWo
最後の3文字が見えない
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/03/23(金) 02:22:54.15 ID:gJX0uuNAO
続け
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/03/24(土) 23:46:53.03 ID:yx6/thYho
面白かった
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2012/04/01(日) 22:08:17.42 ID:Nsvo85xlo
なるほど
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/08(日) 03:33:50.50 ID:c+cNX3uIO
乙。面白かった
HTML化依頼してないって事は続き期待していいのかな
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