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センチメンタルグラフティ2SS総合スレ -
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1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/03/26(月) 13:00:43.65 ID:BN2r+rtG0
センチメンタルグラフティ2のSS総合スレです。
短編長編SSなんでも来い!振るって書き込んでください
また、SS投下の他にセンチメンタルグラフティ2SSについての雑談、質問等に用いていただいても結構です
――――【当スレのルール】――――
・SS投下の際は全て書き溜めてから投下してください。
また、投下に費やす時間が少なくなるようご協力願います
・他の人が投下している際はSS投下及び雑談、質問は控えましょう
また前のSSが終わった後のSS投下は、30分程度間隔を開けて投下しましょう
・見ている人が不快になる可能性のある描写(エロ・グロ・鬱展開等)のあるときは
注意書きをお願いいたします
・安価作品は控えましょう
・荒らしは全力でスルー。また、注意もなるべく柔らかい口調でお願いします
・認知度うpのためage推奨です
・ルールを守って楽しくSSを楽しみましょう
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1332734438
(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
Twitter
]: ID:???
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ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。
諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/
少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/
渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/
二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/
佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/
全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/
君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/
笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/03/26(月) 13:02:22.34 ID:BN2r+rtG0
センチメンタルグラフティ2 SS 嫉妬
秋も深まったある日。
窓を開ければ、入ってくるのは夜の涼しい風。
風鈴が、時たま音を立てる。
虫の声とのハーモニーにはほど遠いが、秋の音には変わらないのかもしれない。
−土曜・夜−
「ごめんなさい‥‥‥その日はちょっと用事があるの‥‥」
ある意味で、わかっていた答えが返ってきた。
電話の向こうで、 ほのかがどんな顔をしているのか、俺にはわからない。
確認の為の電話だった。
こんな電話をする自分が、つくづくイヤになる。
「あ‥‥い、いや。いいよ別に」
嘘の言葉。
いつわりの笑顔。
自分でも情けなくなるほどの笑顔。
電話の向こうには届かない笑顔。
「また今度‥‥‥今度一緒に出かけましょう。きっとよ」
今度っていつだろう。
今度があるのだろうか。
今度という言葉は、もしかして無理して使っているんじゃないだろうか。
「‥‥今度か」
「うん‥‥」
今、聞いてみたかった。「なんの用事?」と。
だが、それを聞く事ができなかった。
もし、俺の知っている事と違う事を言われたら‥‥‥つまり、嘘をつかれたら俺はその時どうすればいいのだろう。
俺が知っている本当の事を ほのかに告げたら、 ほのかはなんて答えるだろう。
「ま、まあしょうがないか‥‥‥それじゃまた今度ね」
「‥‥‥」
返ってきたのは無言の返事だった。
「 ほのか?」
「あ‥‥うん、なに?」
「どうしたの?」
「う、ううん‥‥」
「そっか」
一言一言の間にどんな意味があるのか、俺がいくら考えても出てこなかった。
「‥‥‥‥‥‥ね」
ひとことだけ、ポツっと聞こえてきた。
うっかりしていたら、聞き逃してしまうほど小さな声だ。
「‥‥なに?」
俺は、すでに自分で自分の会話内容さえつかめていない状況だ。
声も、もしかしたら機械のように抑揚がないかもしれない。
なぜそうなのか、 ほのかが気づく筈もないとわかっていながら、どこかで「どうしたの?」と聞いて欲しかった自分が居た。
「‥‥ご、ごめんなさい‥‥‥なんでもないの」
「そっか‥‥」
何を言おうとしていたのか、俺には考える余裕なんて無かった。
それ以上話す気力がなくなっていた俺は、先に電話の終わりを告げた。
「それじゃ、また」
「うん‥‥それじゃ」
電話は先に俺が置いた。
いつもなら、少しだけ間があるのだが、なんとなく ほのかと話すのが辛かったからだ。
確かな物が何もない今、こんな気持ちになるのは、俺の勝手なのはわかっている。
俺は俺の世界があるし。 ほのかにも ほのかの世界がある。
お互いそれに干渉する訳にはいかない。
ほのかの行動は ほのかで決める事だ。俺が決める事でもない。
ましてや、そんな立場でもない。
俺はほのかにとって───────
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/03/26(月) 13:03:02.75 ID:BN2r+rtG0
夏穂はふん、と鼻を鳴らした。
「世の中ね、顔かお金かなのよ」
夏穂は素っ気無く言った。
「他に何か要る?」
「優しいとか」
「バカね。そんなの基本装備じゃないの」
「そ、そうかなぁ」
夏穂は好きな男性のタイプを問われるといつもこう答えた。
聞いた相手は大抵鼻白む。そして詰まらない人間だと判断するか。
あるいは殺伐とした人間と見て話しかけてこなくなるか。
そのどちらかだった。
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/03/26(月) 13:03:28.89 ID:BN2r+rtG0
「なんでやねんっ」
そう叫んで、ほのかはけろぴーの胸元に手の甲を打ちつける。
「なんでやねんっ」
さらにもう一発。
ほのかはもう三時間に及ぶ、猛練習を続けている。
……ツッコミの。
理由は今日耕平に言われた言葉である。
”ほのかって本当に天然ボケだよな”
正直くやしかった。
「わたし、天然ボケなんかじゃないもんっ」
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/03/26(月) 15:29:28.92 ID:o/LyVQS/0
何の修行だwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
4.85 KB
[ Aramaki★
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荒巻@中の人 ★
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