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ジノーヴィー「この私が…ラストレイヴン?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 00:33:17.00 ID:jUJ3EIhDO
〜 遠い未来 地球 〜

― 大企業 ―

高度に発達した科学技術によって莫大な富と権力、そして強大な軍事力を持った“大企業”が全てを牛耳る世界。

新たなる技術や資源を巡って企業間では絶え間無く紛争が繰り返され、人々もまた抑圧された生活を余儀なくされていた。

― Raven レイヴン ―

Raven's Arc(レイヴンズアーク)と呼ばれる組織に所属し、
企業から様々な依頼を受け最強の汎用機動兵器、AC(アーマード・コア)を駆り、戦場で戦うこととひきかえに自由を約束された傭兵。


企業間の争いは止むことはなかったが、
レイヴンズアークとそこに属するレイヴン達の活躍により均衡が保たれていた。


しかし、その均衡は意外な形で破られることとなる…。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1333294396(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 00:35:50.21 ID:jUJ3EIhDO
ー 謎の特攻兵器の襲来 ー

ある時を境に世界各地に頻繁に出没するようになった謎の小型の自立特攻兵器…

何の前ぶれもなく大量に出現しては辺り一面をことごとく無差別に破壊しつくしていく天災の様な存在で、

その製造元、開発の意図、製造者の情報等は一切不明である。

ー アライアンス ー

襲来する特攻兵器の驚異によってレイヴンズアークは壊滅。企業も甚大な被害を被り、

それぞれが生き延びる手段として、また治安維持を目的として、
大企業の中でも最も勢力が大きな企業である“ミラージュ”“クレスト”“キサラギ”の三社を中心とした多企業連盟“アライアンス”が結成された。

多企業連盟、アライアンスによって世界は再び均衡を取り戻すかのように思われたが、

その“アライアンス”の誕生が皮肉にも新たな火種を生んでしまうこととなる…。

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 00:36:32.08 ID:jUJ3EIhDO
ー バーテックス ー

かつてレイヴンズアークを率いたカリスマ的存在である一人の傭兵、『ジャック・O』。

特攻兵器の襲来以降、消息不明となっていた彼が、
かつてアークに所属していたレイヴン達を率いて立ち上げた独立武装組織である。


― 全面抗争 ―

独立武装組織“バーテックス”は《レイヴンが統治するレイヴンによるレイヴンの世界》という大義を掲げ、

アライアンスに対して武力による制圧を画策している事が、
アライアンス戦術部隊の隊長を務めるレイヴン『エヴァンジェ』によって発覚してしまう…

そして今、両雄激突まで残された時間は後わずか…世界は再び大きな戦乱に包まれようとしていた…。

4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 00:37:20.76 ID:jUJ3EIhDO
〜サークシティ郊外 某所〜

―VR(ヴァーチャルリアリティ)アリーナ―

………AC1 ルキフェル WIN………

ダイ・アモン「ハッ!…VRアリーナランク1位の俺に挑もうなんざ100年早ぇんだよ!!」ククク…

― VRアリーナ ―

仮想空間にて現実さながらのAC同士の対決が行われ、勝利を納めた者には多額のファイトマネーが贈呈される。

また、戦績に応じてプレイヤーにランキング付けされる。

…余談であるが操縦感覚も現実さながらであるが故に、プレイヤーの中には現役レイヴンも少なくない。

……………。

ダイ・アモン「悪いが賞金は頂くぜ!」ニヤッ


ダイ・アモン「これで当分は遊べるな…まぁ元々金は腐るほどあるんだが…」

ダイ・アモン「…はぁ…何やってんだろな、俺は…」フゥ…

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 00:37:54.23 ID:jUJ3EIhDO
…カツーン…カツーン…カツーン…

???「あなたはダイ・アモンさん…ですね?」

ダイ・アモン「…誰だアンタ?…女がこんなところで一人じゃ、不用心にも程があるぞ。」

元クレスト技師「私はクレスト支部に所属していた元クレストのエンジニアです。私の事なら心配いりません…」ニコ…

元クレスト技士「私はあなたに用があるのです…あなたに依頼を受けて頂きたい。」

ダイ・アモン「おいおい何か胡散臭ぇな…それに俺はレイヴンじゃねぇぞ。」シッ、シッ、

元クレスト技士「とぼけても無駄ですよ…ジノーヴィー。」ニコッ

ダイ・アモン「………!?」

元クレスト技士「もう一度言います…私はあなたに依頼を受けて頂きたいのです。」

ダイ・アモン「…とりあえず、依頼を受ける受けないは別にして、君の話を聞かせてもらおうか…。」

元クレスト技士「ありがとうございます…それでは私に着いて来て下さい…。」

…カツーン…コツーン…カツーン…
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 00:38:26.06 ID:jUJ3EIhDO
元クレスト技士「さぁ、こちらへ…この輸送ヘリに乗って下さい」

ダイ・アモン「あぁ…」

…ウィィン…ガシャン!…

…ババババババババ…

〜 サークシティ上空 〜

― 輸送ヘリ内 格納庫 ―

元クレスト技士「…ということなのです…。」

ダイ・アモン「なるほど…つまりこの私に、今から10日後に起こるであろうアライアンスとバーテックスの全面抗争に介入しろということか…」

ダイ・アモン「それが私への依頼なのだな?」

元クレスト技士「えぇ…察しが良くて助かりますわ。」

ダイ・アモン「しかし、依頼を受けるにも今の私は機体はおろかACのパーツも所有していないのだが…」

元クレスト技士「それならご心配なく…」カチッ…

…ウイイィィィイイン…

…………ガシャーン…………

7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 00:38:57.85 ID:jUJ3EIhDO
ダイ・アモン「…!!」

開放されたシャッターの向こうには二機のACの姿があった…。

一体はモスグリーンの下地に僅な赤いカラーリングが特徴的な見慣れた機体だ…

ダイ・アモン「これは、私がVRアリーナで使用しているAC、ルキフェルそのものだ…!」

この機体の最大の特徴とも言えるバックユニットの二門の武装(CRーWB91LGL)リニアキャノンと、
右腕のエネルギーマシンガン、左腕のマシンガンもそっくりそのまま再現されている…。

そして、もう一体は黒一色に塗装されたボディに、両肩の迎撃ミサイルポッドの白色と、
頭部パーツ(CRーH97XSーEYE)のカメラアイが発する真紅の光が映える機体…

バックユニットには強力無比な大型グレネードランチャー(CRーWB78GL)が二門搭載されている…。

ダイ・アモン「デュアル…フェイス!!」

元クレスト技士「そう…これはかつてのあなたの愛機を再構築してチューニングした機体です。」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 00:39:35.07 ID:jUJ3EIhDO
ダイ・アモン「…。」

元クレスト技士「… ジノーヴィー?」

ダイ・アモン「私をその名で呼ぶなッ!」

元クレスト技士「す、すみません…」

ダイ・アモン「…フン…まぁ、ここまでされては断る訳にもいくまい…。」

ダイ・アモン「君の依頼を受けさせてもらおう…」

元クレスト技士「そうですか!…ありがとうございます!」ペコ…

元クレスト技士「…ではこれよりヘリで例の場所へ向かって下さい」

操縦士「はッ!了解しました!!」

…バババババババババ…

9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 00:40:06.86 ID:jUJ3EIhDO
― アイザールダム近辺 地下ガレージ ―

元クレスト技士「この地下ガレージを今後の拠点としてお使い下さい。」

ダイ・アモン「あぁ…有効に使わせてもらうとしよう。」

???「やっと主役の登場か…」

???「ふふ…。そうね。」

ダイ・アモン「君達は?」

エド「俺はエド・ワイズ…様々な情報を仕入れる諜報活動専門のリサーチャーだ…」

シーラ「私はシーラ・コードウェル、元ミラージュ社の情報通信班に所属していた者よ…あなたのオペレーターを務めさせていただくわ。」

ダイ・アモン「俺…ダイ・アモンだ…よろしく頼む…」

元クレスト技士(…あくまでも、ダイ・アモンで通すつもりなのですね…)ヤレヤレ…

エド「よろしくな!」

シーラ「よろしくお願いします。」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 01:10:33.43 ID:jUJ3EIhDO
書いててふと思ったんだがメカ物って需要あるんだろうか?
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/04/02(月) 01:52:01.66 ID:YTtxPh1p0
大いにあるから続きをはよ
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県) [sage]:2012/04/02(月) 02:24:13.42 ID:fzyhwWFz0
ACSS、しかもLRとか…胸熱
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 02:35:05.52 ID:jUJ3EIhDO
>>11
>>12
了解!頑張って書きまする!!

14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 03:01:56.92 ID:jUJ3EIhDO
元クレスト技師「では私は少し調べたいことがあるので自室に戻ります…」ウイィーン…

スーツ姿の女は皆に頭を下げるとエレベーターに乗り込んだ。

ダイ・アモン「それにしても大掛りな施設だな…」

シーラ「確かにそうよねぇ…AC格納ガレージだけじゃなくて小さいけど居住スペースまであるのよ」

シーラ「私達のクライアント様は太っ腹よねぇ」

雇い主が姿を消した途端、この女、シーラはいきなり馴れ馴れしい口調になった。
エド「さて…早速だがこれからの事について軽くブリーフィングを開きたいんだが…」

エド「構わないかい?…お二人さん。」

ダイ・アモン「あぁ…」

シーラ「私も構わないわ」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 07:37:30.79 ID:Iq7UJKvIO
なんなんだこの超俺得スレ

鼻血垂れ流す程支援
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 07:38:39.97 ID:Iq7UJKvIO
なんなんだこの超俺得スレ

鼻血垂れ流す程支援
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/04/02(月) 09:42:06.32 ID:K2O/oJnAO
いいぞ…冴えてきた…
レイヴン、君の括約に期待して尻を貸そう
頑張ってくれたまえ、世に平穏のあらんことを
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 18:44:02.01 ID:jUJ3EIhDO
支援ありがとう

続きを投下します
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 18:44:38.84 ID:jUJ3EIhDO
〜地下ガレージ ブリーフィングルーム〜

エド「分かっていると思うが俺たちの目的はバーテックスとアライアンスの全面衝突を回避することだ」

シーラ「ええ…つまり目的を達成する為には両陣営の戦力をいかに削ぐか、という事が重要になってくるわね」

エド「その通り…そしてその両陣営の戦力を削ぐ為の最も有効な手段は…」

ダイ・アモン「…両陣営の主戦力たるACを…レイブンを撃破することだな?」

エド「ご名答…ACは一機でも大規模な軍隊に匹敵するからな」

エド「よって両陣営に所属するレイヴンをどれだけ倒せるかが目的達成のカギだ」カタカタ…ピッ…

エドが手元のキーボードを操作すると部屋のホワイトボードに資料が映し出された。

シーラ「現存するレイヴンのリスト?…両陣営に所属するレイヴンと…どちらにも属していないレイヴンも含まれてるのね」

エド「そう…特攻兵器の襲来を生き残ったレイヴンの総勢21名。ちなみに彼等には両陣営から懸賞金が賭けられている…」

シーラ「企業側もバーテックスも私達も組織の切り崩しを狙ってるってことか」

エド「そういうことだ」

シーラ「こんな状況じゃ、どのレイヴンも活動しにくいわね」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 18:45:07.72 ID:jUJ3EIhDO
ダイ・アモン「だが、両陣営の全面衝突回避を目指す俺達にとっては願ってもない状況だな」

シーラ「ええ。懸賞金が賭けられていないあなたは自由に動けるものね」

エド「お前さんはこのリストに載っていない招かれざる22人目…」

エド「いわばイレギュラーだからな」

ダイ・アモン「イレギュラー…」

ダイ・アモン(かつて私と対峙したあのレイヴンもそう呼ばれていたな…)

ダイ・アモン(私は途中で諦めてしまったが彼は最後まであらがっていた)

ダイ・アモン(彼は古代遺産の起動を止められずに、命を落としたと聞いたが…)

21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 18:45:33.86 ID:jUJ3EIhDO
シーラ「…?…どうしたの、何か疑問でも??」

ダイ・アモン「いや、何でもない…」

ダイ・アモン「要はこちらの存在に気付かれないよう常に先手を打って行動すればいいだけだろ?」

シーラ「まぁそういうことね」
エド「とりあえず当面はそれでいいだろう」

…ガチャ…バタン…

元クレスト技士「お話の途中で申し訳ないのですが少しいいですか?」

ダイ・アモン「あぁ…ちょうど今話がまとまったところだ」

元クレスト技士「そうでしたか…それは何よりです」

元クレスト技士「早速ですが今から行ってもらいたい所があるのです」

ダイ・アモン「場所は?」

元クレスト技士「アライアンス側の拠点…ディルガン流通管理局です」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 18:46:08.10 ID:jUJ3EIhDO
ダイ・アモン「では、管理局に向かうとするか」

元クレスト技士「ACはどちらを使用しますか?」

ダイ・アモン「…ルキフェルを…」

元クレスト技士「…分かりましたそれではACルキフェルに搭乗して下さい」

元クレスト技士「起動が終わり次第…輸送ヘリで目的地へ向かいます」

ダイ・アモン「了解だ」

シーラ「私達の初仕事ね…サポートは任せて!」

ダイ・アモン「あぁ…便りにさせてもらおう」

エド「まずはあんたのお手並み拝見といこうか」

ダイ・アモン「帰ったら是非とも俺の評価を聞きたいところだな…。…行ってくる」

エド「気を付けてな」
シーラ「行ってらっしゃい」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 18:47:16.86 ID:jUJ3EIhDO
― 全面抗争まで後10日 ―

〜 デイルガン流通管理局 〜

操縦士「目標地点に到達…これよりACを投下します」

…カチャ…

目的地に到着すると輸送ヘリ下部に固定されていた機体が投下された

AI「メインシステム、戦闘モード…起動します」

ガイドメッセージと共に機体の戦闘システムが起ち上がる

ダイ・アモン「今回の任務の目的はこの施設の偵察並びに制圧か…」

シーラ『えぇ…そのまま進んで施設に侵入して』

ダイ・アモン「了解」

男はアクセルを踏み込む…

機体は背部のブースターから推進力を得て加速していく。

24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県) [sage]:2012/04/02(月) 21:48:19.38 ID:EnY5Jlz4o
アモンは強いがジノは弱かったな
森より弱い
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/04/03(火) 02:08:20.82 ID:WtlPJqul0
まさかここでACSSを拝めるとは……
支援させてもらおう
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/03(火) 22:14:51.67 ID:EMqMC1xDO
〜ディルガン流通管理局内部〜

シーラ『随分守備が薄いけどそのまま偵察を続けて』

ダイ・アモン「了解…しかし本当にいいのか?」

シーラ『何がかしら?』

ダイ・アモン「ここの施設の制圧…管制室を破壊すれば確かに俺がやったという記録は残らんが…」

ダイ・アモン「ヘタすれば両陣営の衝突を早めてしまうんじゃないか?」

シーラ『それなら心配ないわ。アライアンスもバーテックスも、来たる日に備えて軍備の増強に大忙しだからね』

シーラ『まぁもし仮にバーテックス側からアライアンスに襲撃があったらどちらも表立って動くだろうけど…』

シーラ『今のどちらも硬直した状況で正体不明の敵から拠点を奪われるほどの襲撃を受けたとしたら…アライアンスはどう動くかしら?』

ダイ・アモン「偵察の為にレイヴンを動かしてくる…」

シーラ「そう!そしてアライアンスのレイヴンが活動を始めればバーテックスのレイヴンも動かざるを得なくなって…」

ダイ・アモン「そこを各個撃破していくという寸法か…」

シーラ『そういうこと!だからレイヴン…あなたはここで遭遇した敵を全て始末してね』

ダイ・アモン「了解した…任せておけ」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/03(火) 22:50:10.80 ID:EMqMC1xDO
〜 管制室前 〜

兵士α「こちらα…管制室周辺に異常なし」

???「了解だ…そちらは皆そのまま持ち場に就いてくれ」

兵士α「α了解!」
兵士β「β了解!」
兵士γ「γ了解!」

管制室に続く通路の前には兵士達が駆る量産型MTが三体配置されている

MTとはAC開発の母体ともなった人型機械であるが、元は作業機械として開発された為、
純粋な戦闘兵器として造られたACとの戦闘能力の差は歴然である…

兵士α「しかし楽な任務だよな…こんなとこに敵なんか来な…」

兵士β・γ「「…!!」」

轟音とともに兵士達の目の前で一体のMTの腹部に大きな風穴が開けられ…

…爆散した…
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/03(火) 23:14:22.86 ID:EMqMC1xDO
兵士β「…!…敵襲か!?」

兵士γ「くそ!煙で何も見えんッ!!…敵はどこだ!?」

二人が躍起になって探すその敵は黒煙の中から現れた…

兵士β「…!?…ACだとォ!?」
兵士γ「馬鹿な!?なぜこんなところに!??」

ACは頭部カメラアイの発する光のとブースターの推進剤が放つ残光と共に二機のMTの間に割って入った。

兵士β「速い!?」

兵士γ「し、指揮官に連絡を…!!」

兵士達に反応する暇も与える事なくACは両腕を広げ、二挺のマシンガンでMT達のコックピットを迅速に撃ち抜いた。
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/03(火) 23:29:02.84 ID:EMqMC1xDO
両手にマシンガンを携えたACはその動きを一切止める事なく二機のMTの間を疾風の如く駆け抜ける…

銃から排出された薬筴が宙を舞う…

それらが床に転がり音を立てる…

二機のMTは微動だにしない…

暫しの静寂…

……………。

……轟音。

駆け抜けたACの遥か後方にて人型の機体は爆炎に包まれた。
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 00:54:34.02 ID:Lr1coGzDO
〜 管制室 〜

ダイ・アモン「管制室…制圧完了!」

シーラ『見事な手際ね…それじゃあ今からそちらに輸送ヘリを行かせるから指定のエスケープポイントに向かって!』

ダイ・アモン「分かった。」

男は管制室に背を向けると来た道を戻り、地上の入り口に通じるエレベーターに乗り込んだ。

〜ディルガン流通管理局 地上ゲート前〜

ダイ・アモン「施設内の敵は殲滅した…後は帰還するのみか…」

???「そうはさせん!」

地上へ辿りついたその時、通信が入った。

???「こんなことをしてタダで済むと思うなよ!」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 01:26:14.57 ID:Lr1coGzDO
シーラ『新たな熱源を確認!これは…AC!!』

AI「敵ACストラックサンダーを確認…搭乗者は元アークのレイヴン、ライウンです」

男の前に紫色のACが立ちはだかった。

ダイ・アモン(そうか…施設の守備が妙に手薄だったのはバーテックスのレイヴンに占拠されて間もないからか…)

ダイ・アモン(それにしてもライウンか…彼も生きていたとはな…)

AI「敵は複数のエネルギー系兵器を装備しています…特にバックユニットの超大口径レーザーキャノン(CR-WBW98LX)の一撃に注意して下さい」

ダイ・アモン(確かにヤツの大出力レーザーキャノンは厄介だな…)

シーラ『レイヴン!…ACが相手ではヘリでの回収は不可能よ!』

シーラ『敵ACも撃破して!』

ダイ・アモン「言われなくても分かっている!」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 01:50:30.10 ID:Lr1coGzDO
ライウン「見た事のない奴だな」

AI「敵ACを確認…データ照合…該当なし。」

ライウン(該当なし…か。敵は今までナリを潜めていた独立系のレイヴンといったところか)

AI「敵は(CR-WB91LGL)リニアキャノン二門とマシンガン二挺を装備。…機動力と瞬間的な高火力を生かした戦術を展開してくると予想されます」

機体のAIから戦術予報が告げられる。

ライウン「何者かは知らないが…ここで死んでもらう!」

彼はこちらの通信に対して何の返答も寄越さない敵を武器のターゲットサイトに捉えて引金を引いた。
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/04/04(水) 10:12:16.19 ID:Iup97azf0
脳内再生が止まらない
これは期待
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/04/04(水) 10:55:40.29 ID:F1mzn4rb0
ダイ・アモンに核ミサイルの雨を降らした俺が通りますよー

>>1乙 続きが楽しみでござる
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) [sage]:2012/04/05(木) 19:08:00.10 ID:WZDyqpxh0
乙乙
期待ですー
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/04/05(木) 23:35:21.26 ID:gMfe2w4M0
>>1 他になんか書いてるの?
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/06(金) 19:56:58.66 ID:l9S2yotDO
皆様、支援どうもです

>>36
こことライドウの二つだけです。

38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/06(金) 19:57:30.43 ID:l9S2yotDO
耳をつん裂くような破裂音と共に、
ACストラックサンダーの背部の巨大な砲身から蒼い稲妻の如き光の奔流が撃ち出される…
ライウン(この高出力レーザーは並のACならニ、三発…当たり所が悪ければ一撃でスクラップだ)

その蒼き雷は正面から迫り来る所属不明の機体の胸部…
コックピット目がけて寸分違わず飛来する。

ライウン(さぁ…貴様はどう動く?)

ライウン(左右に避ければ大きな隙ができる…空中に逃げようものならレーザーライフルで狙い撃ちだ!)

ライウン「先手は貰った!」

ダイ・アモン「甘いな…」

所属不明のACは彼の予想を裏切り、
左右に飛び退きもせず…空中に退避することもなく、
その上体を軽く捻るようにして最小限の動きで、
機体の推進力を全く損なうことなくやりすごした。

ライウン「…!!」

ACルキフェルは右背部のリニアキャノンの砲身を肩に構え、
すれ違い様…ほぼ零距離で敵の胸部に超高速のリニア弾を撃ち込んだ!

ライウン「ぐぁッ!!」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/06(金) 20:29:31.10 ID:l9S2yotDO
AI「胸部被弾…コア損傷…」

ダイ・アモン「先手は貰っておくぞ…」

機体AIより被害状況が報告される。

ACストラックサンターは胸部に撃ち込まれた超高速の榴弾の凄まじい衝撃によって
機体の姿勢制御を乱された。

ライウン「機体が…動かん!」

その間にも敵は迅速に背後の死角へ回り込む。

ダイ・アモン「続けていくぞ!」

ACルキフェルはコアパーツから浮翌遊型自立支援兵器、EO(イクシード・オービット)を自機の頭上に展開させると、

両腕のマシンガンを構えて集中砲火を浴びせた。

二挺の機銃とEOから放たれた実弾とエネルギー弾の嵐が紫色の機体を襲う!
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/06(金) 20:52:38.95 ID:l9S2yotDO
ライウン「…強いッ!」

AI「AP50%低下…機体ダメージが増大しています…」
AI「脚部損傷…右腕部損傷…」

モニターに映し出されたエラー表示と共にメッセージが読み上げられていく…

焦るパイロットは制御を取り戻した機体を反転させた。

しかし背後に敵の姿はない…

ライウン「どこだ!?」

…頭上より超高速の榴弾が飛来…

…着弾と同時に発生した尋常ではない衝撃に再び硬直する機体…

ライウン「うおぉッ!!」

AI「頭部に被弾…頭部大破…」

頭部のメインカメラが破壊されたことによりモニターの映像にノイズが入った。

動けないことなどおかまい無しに、
先程と同様に時雨の如く撃ちつけられる弾丸…

41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/06(金) 21:10:01.50 ID:l9S2yotDO
AI「…AP残り10%…危険です…」

… ― ARMOR LOW ― …

映像の乱れが激しいコックピットのモニターに赤文字で致命的なエラーメッセッジが表示される。

ライウン「機体の装甲が…ッ!」

ライウン「それよりヤツはどこだ!?」

そんな彼の叫びに応えるかのようにモニター画面に敵の姿が映し出された…

ライウン「…!!!!」

敵はこちらを正面に捉え、リニアキャノンの引金に指をかけている…

ライウン「…!…ま…まだ死にたくな…」

鈍い発射音と共に発せられた炸薬の閃光…

…それがライウンが最後に目にした光景となった…
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/06(金) 21:38:45.80 ID:l9S2yotDO
ダイ・アモン「レイヴンの最期などあっけないものだな…」

AI「敵AC撃破…」

ダイ・アモン「所詮は小さな存在だな。君も…私も…。」

シーラ『思わぬ敵が現れたわね…クライアントはここをアライアンスの拠点だと言っていたけど…』

シーラ『バーテックスもレイヴンを使って水面下で活動を開始していたようね…』

ダイ・アモン「あぁ…予想外ではあったがその方が双方のレイヴンの活動が活発になる…作戦は成功だ」

シーラ『そうね…賞金首の懸賞金も入ったし、上々の結果ね!』

ダイ・アモン「…」

二人が通信で短いやりとりを交した後、西の方角から輸送ヘリがやって来た。

操縦士「目標地点に到達…これより機体を回収する」

ダイ・アモン「了解した」

ACルキフェルは降下してきた輸送ヘリ下部のハードポイントに固定されると、
ヘリは再び高度を上げる…

シーラ『レイヴン…お疲れ様!』

ダイ・アモン「あぁ…」

AI「作戦目標クリア…システム、通常モードに移行します」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/06(金) 21:40:18.09 ID:l9S2yotDO
今日はここまでにしときます…
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/04/07(土) 01:23:40.85 ID:v4WtMisV0
乙乙

……個人的な意見で、執筆の阻害になるかもしれないからあんまり気にしてくれないでいいけど、
地の文に『!』とか入ってたらなんか読んでて調子狂うな
うまく説明できないのが歯痒い
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/04/07(土) 11:09:42.43 ID:5D+h+Jveo
面白い!乙
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/07(土) 14:57:45.19 ID:E6ZyP1sDO
>>44
ご指摘ありがとう。
今後気をつけまする。
しかしこの>>1はドジっ娘ゆえ、たまにやらかすかもです…
あと地の文の文末の「…」はご容赦下さい。

それでは続きをば…
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/07(土) 14:59:04.22 ID:E6ZyP1sDO
〜 アイザールダム近辺 地下ガレージ 〜

― AC格納庫 ―

シーラ「おかえりなさい、レイヴン」

ダイ・アモン「あぁ」

エド「バーテックスの中堅レイヴン、ライウンを相手に無傷で帰還するとはな…」

ダイ・アモン「運が良かっただけだ」

エド「謙遜しなさんなって…戦闘の様子は俺もしっかり拝見させてもらったよ」
エド「あんたがライウンを撃破できたのは偶然なんかじゃない…その類まれなる実力に裏打ちされた必然だ」

ダイ・アモン「そこまで高く評価されるとは思わなかったな…」

シーラ「まぁ、賞金首を撃破できたのはいいんだけど…」

ダイ・アモン「…?…何か気になる事でもあったのか?」

シーラ「大アリよ!だって…」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/07(土) 15:45:28.13 ID:E6ZyP1sDO
シーラ「肝心の賞金が入らないのよ!」

エド「まぁ当然だな…俺達は、表立って正体を公表できない以上…」

エド「賞金を受けとることはできない」

ダイ・アモン「…」

シーラ「ねぇ…ほんとに何とかならないの?」

エド「お前さん…金が絡むと性格変わるな…」

シーラ「当然じゃない!…お金って大切よ?…レイヴン!あなたもそう思うわよね?」

ダイ・アモン「確かに金は多く持っているに越した事はないが…」

シーラ「やっぱりそうよね!…あなたとは話が合うわ〜!」

ダイ・アモン(シーラは随分と現金なところはあるが裏表がない分、付き合いやすい人物なのかもしれない…)

ダイ・アモン(…もっとも、初顔合わせの時の彼女の印象はあまりいいものではなかったが…)

エド「おいおい!勘違いしなさんなって…俺は別に金が嫌いだなんて一言も言ってないぞ?」

シーラ「…そう言われてみればそうね」

ダイ・アモン(それよりもこのエドという男、仕事ぶりは極めて優秀だが、常に瓢々としていて掴みどころがない…)

ダイ・アモン(…情報屋として培ってきた処世術なのだろうが…彼は人当たりは良好だが、どこか底知れないような気がしてならん)

49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/05/13(日) 14:00:37.24 ID:qdeL14ur0
続きはよ
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 02:29:14.34 ID:MbS7HBFeo
このSSで落ちるはずがないんだ
管制室ちゃんと投下しろよぉ!
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/19(土) 17:17:35.48 ID:nE4d7pXDO
〜 地下ガレージ 〜

― 元クレスト技士の個室 ―

???『そうか…ライウンはやられたか』

元クレスト技士「はい…ジノーヴィーの力は全く衰えていないようです」

???『それを聞いて安心したよ…かつて“ドミナント”に最も近い存在とされ、イレギュラーと呼ばれた“あのレイヴン”が命を落とした今…』

???『ドミナントである可能性を秘めているのは私の見たところジノーヴィーとジナ・イーダの二名…』

元クレスト技士(ドミナント…人の手によって調整(ブースト)された強化人間とは違い先天的に優れた戦闘因子を持つ者…)

???『私はどちらが“本物”なのかを知りたいのだよ…私達の“目的”を達成する為に必要なのは真の強者のみ』

元クレスト技士「そうですね。私達は急がなくてはなりません」

???『そうだ。それで次に彼にやってもらいたいことがあるんだが…』

………………。

元クレスト技士「…わかりました。あなたも身の周りの事には気を付けて下さいね…ジャック」

???『肝に銘じておくよ…ではまたおって連絡する』

元クレスト技士「……はい」


52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/19(土) 18:07:04.86 ID:nE4d7pXDO
― AC格納庫 ―

エド「それよりレイヴン…お前さん、任務から帰還したばかりで疲れてるだろ?」

エド「少しは休憩しておいた方がいいんじゃないか?」

ダイ・アモン「俺なら大丈夫だ」

シーラ「そんなこと言ってるとクライアント様が来て“次の任務なのですが…”って言われた時に少しでも休んでおけば良かったって後悔するわよ」

ダイ・アモン「まさかそんな直ぐに…」

…ガチャ…バタン…

元クライアント「皆さん、聞いて下さい。次の任務の事なのですが…」

シーラ「ほら…ね?」ニヤ

ダイ・アモン「確かに少しでも休んでおいた方が良かったな…」

エド「ははは!こりゃ傑作だな」ハハハ…

元クレスト技士「…?…あの、皆さん?」キョトン…

エド「いやアンタは気にしないでくれ。こっちの話だ。それより次の任務ってのは?」


元「はい、次の任務の内容は…」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/19(土) 18:13:04.89 ID:nE4d7pXDO
訂正

元→元クレスト技士

54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/19(土) 19:18:39.98 ID:nE4d7pXDO
すまん…もうひとつ訂正

元クライアント→元クレスト技士

久しぶりに書いたらミスだらけですみませぬ
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 20:58:29.75 ID:xpVzM1Pdo
>>1乙ダルヴァ
まあ、ありじゃないか、貴様
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/05/19(土) 21:28:25.99 ID:5Yv8jJoK0
>>1…やるじゃない
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/06(金) 21:22:08.15 ID:zrIJ7tEpo
レイヴン聞こえるか! 応答しろ、レイヴン!
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/17(火) 00:51:23.37 ID:CIF8Zy6DO
>>1です

明日の夜にでもまた書いてみようと思います
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/17(火) 01:16:30.48 ID:+PJAlisFo
一番最初の任務でライウンにやられまくった俺が来ましたよ
キャラ名とか全然覚えてないけど支援
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/07/17(火) 02:38:51.33 ID:cb/fqGyAO
あ゛ぁ!?
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/17(火) 17:06:20.42 ID:YBvZTKqIO
てめぇのスレだろうが!レスを出せよレスを!

命令だ、書いてくれ。
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/17(火) 17:13:49.18 ID:YBvZTKqIO
やっと来たのかよ、偉そうにしやがって。マジで書けるのかよ?

遅かったじゃないか…言葉は不要か…。
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/17(火) 21:59:19.69 ID:CIF8Zy6DO
〜 PM 17:42 〜

― ベルザ高原 ―

バーテックスの本拠地であるサークシティの南東に位置する高原地帯。

そこには一機のACとそれを囲む複数体のMTの姿があった。

???「軍事演習ねぇ…相手がMTだけなんて退屈だわ」

オペレーター『プリンシパル、確かにあなたにとっては退屈かもしれませんが、我々アライアンスにとっては訓練も…』

プリンシパル「はいはい、長話はいいからさっさとしてよ」

オペレーター『そうですね。ではこれより演習をはじめま……?…これは…!?』

プリンシパル「どうしたの?」

オペレーター「北西より高速でこちらに接近する熱源を確認!…ACです!」

アラインス兵士達「「「そんな…!?」」」

プリンシパル「へぇ〜、面白いじゃない。ちょうど退屈してたところよ」

プリンシパル「私が相手をするわ…あなた達は援護しなさい」

アライアンス兵士達「「「はっ!」」」
オペレーター「AC、なおも接近中!…もうすぐ視認可能な距離まで来ます!」

プリンシパル「いいわ…かかってらっしゃい。力の差というものを教えてあげるわ」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/02(日) 03:06:14.91 ID:Oq3eayy+o
この静寂……遅かったというのか
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/21(金) 22:07:14.77 ID:6cMFcQWSO
乙!
ジナ姉に期待
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) [sage]:2012/10/12(金) 11:31:45.72 ID:yjJtDW+x0
まだだ…まだ終わらんよ…!
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