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鼠「ピッカァー?」男「うわあああああ動物怖いようわあああああああ」鼠「…ピカ〜?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 19:52:27.21 ID:XWbNO+qS0
人間以外の動物が様々な理由(重度すぎるアレルギー、恐ろしすぎる経験、見るだけで発症するトラウマetc)などで
大(×∞)嫌いな男くんがある日、某携帯獣に出てきそうな黄色い鼠みたいなウサギみたいな動物発見して

「うわああああああああああああ動物怖うわああああああああああああ」

ってなる話。
ピカチュウさんが自分の世界に来ちゃった!?と思ってたら、
男くんが「ポケモンが存在することは常識的な」世界(ポケモンのゲームやアニメ等が混合する世界)にトリップ()してたっていうオチ。


✿トリップしちゃう可哀想な子達✿←※笑うところです

男くん(普メン(イケメンでもなくブサイクでもなく)高校生↑諸々の理由でトリップ()→ピカチュウと色々ある→旅へ…)

女ちゃん(普メンな現役JC→いつの間にかトリップ→家族もいた!!旅にでろとかwwwwwwウケwwww……え、いやマジすか?→旅に出ました)

ヲタ郎くん(クソグロメンな中学生→いつの間にかトリップ()→この世界では学校に行くも行かないも自由……→安定のニート生活)

ヒロ恵ちゃん(クソ美少女な現役JK→死んだら神様()居た→トリップ(迫真)させてお願い(クソ真面目)!!!!!→ポケモンの世界へれっつら→やっほほーい!!これから私のシンデレラストーリー(真面目)が来る!!)



おもにトリップ()する人達がでしゃばる。すごく出しゃばる時もあればでしゃばらなすぎることもある。


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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/02(月) 19:56:47.95 ID:zq/H/0X/0
>>1でこんな引いたの初めてだ

ともあれ期待
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 20:00:09.57 ID:XWbNO+qS0
>>2
文章書くの久々でテンパってた。スマン。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/04/02(月) 20:03:46.43 ID:WtA5uLA70
面白ければいいさ
設定は気に入ったからな
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 20:03:53.27 ID:XWbNO+qS0




自分は人間以外の動物が得意ではない。
理由は簡単。


動物全般が、アレルギーやトラウマの理由でただひたすらに……無理なのだ。




6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 20:23:06.18 ID:XWbNO+qS0



そこで思い出の中で(人以外の動物関連で)苦すぎるエピソードの内一つをあげて、自分がどれだけ動物に対して免疫が無くそしてそれをどれほどまでに嫌っているかを証明しよう。





父親の方の祖父母が小学生の頃死んでしまってからは自分にとって唯一田舎と呼べる母親の方の祖父母の家。
そこに毎年、夏になり姉と自分が長期休暇に入ると家族全員でその家に帰省という名目で御泊りに行くのが毎年毎年の恒例であった。

自分と家族が祖父母の家に訪問すると、まず一番に祖母がまがった腰をあげて玄関先まで迎えに来てくれる。
しかしそのあとを追ってタロウが祖父を追い抜き自分達に甘えにやってくる。

……タロウ、というのはクリっとしたつぶらな目が特徴的でその犬種にしては大きいと感じるほどに立派な柴犬のことである。

孫ながら安直なネーミングだと思うが、祖父母のつけた名なので文句は言えない。
いや、むしろ素朴な感じでとてもいい味出してる……と信じたい。

7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 22:16:18.93 ID:2bvtik5y0
ハッハッと舌を出したまま息を弾ませ駆け寄ってきたタロウに、母親は「タロウ!」と嬉しそうな声で彼の目線程にしゃがみ込み両手でタロウの顔を包み込んだ。
「クゥーン」と甘えたな声を出して鼻をふんふんとさせるタロウに母親は「うりうり〜」と某動物博士を彷彿とさせるほどに滅茶苦茶にぐちゃぐちゃにタロウを撫で始めた。
それを受けたタロウは顔をトロンと緩みきらせて「クゥクゥ」と甘えた声で母親の体に自らの体をすりつける。母親はデレっと締りのないだらしなく緩みきった顔で「タロウは良い子ね」と笑みを浮かべるとそれを見ていた父親も姉も祖父母も何故かデレデレと嬉しそうに「そうだね」と肯定の笑みを浮かべてタロウを良い子良い子と囲んだ。



そして自分はそれを遠巻きに眺めている。
……何故なら自分は極度な「犬アレルギー」だからだ。



8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 22:24:57.60 ID:2bvtik5y0
犬が近付いてくるだけで目が痒くなりサブ疣が立つ。
犬が近くに来るとわかると涙が出てきてくしゃみがでてきて寒気がする。
犬に舐められたり犬に触れられると震えが止まらなくなってやがて呼吸困難に陥る。

そんな経験を小学校の頃にしてからというものの近所の可愛いチワワさえ見れなくなった。
思いこみも入ってか最近では視界に入れただけでサブ疣が立つ。そう、これはアレルギーどころの騒ぎではないのだ。


それほどまでに俺は犬アレルギーの症状が酷い。そしてそれのおかげで愛玩動物であるはずの犬が怖い。



……それを、それをわかっていてなのか。


9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 22:40:54.95 ID:2bvtik5y0

俺は犬に、いや、タロウに問いたい。
わかっていての意地悪なのか、それともわかっていないからこその無邪気なのか、

……いや答えなんてわかっている。
人間と犬という種族間の関わり合いの中でお互いの全てをわかりあえることなんて絶対に無いのだから。




サブ疣がぽつぽつと出てきたのでこのままタロウ達を見てると症状が悪化しかねないな、と皆より先に家へ上がらせてもらおうと思ったが玄関前には皆が陣取っていて通れないだろうし何よりタロウに近付くなんて馬鹿なことしたくなかったのでで勝手口に通してもらおうと勝手口へ向かって歩き始めた。


ミーンミーンと蝉の声がただただ広い田舎の景色に木霊する。
……それと共に「キャン!」と吠える声がだんだんと近くなっているような気がする。


10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 22:45:35.34 ID:2bvtik5y0


(いやいやいやいやふり返りたくないふり返りたくない!!)


もしかしなくてもあの鳴き声は奴だろう。
今さっきおもくそ自分の家族に目出られまくってた奴だろう。

とりあえず歩みを早くして勝手口へ向かう。
しかしだんだんと犬がするような「ハッハッ」という弾んだ息が先ほどよりも近くなっているのがわかると急に目が痒くなってきて「これはもしかしなくってもやばい」と地面を蹴りあげて駆け寄ってくる足音から距離をとるために自分も必死に駆けた。
とりあえず撒こう!と家の横にうじゃうじゃと広がる林に突っ込み、ここら辺を走りさえすれば奴も自分を見失ってくれるだろうと願い、林に入ったおかげかそれとも奴のおかげか先ほどよりも涼しくなった身で林を駆け回った。

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 22:46:32.32 ID:2bvtik5y0
>>10
ひ〜誤字。

×目出られ
○愛でられ
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 23:00:52.55 ID:2bvtik5y0

しばらく楽しくもない子ども時代に戻ったようでもないただただ疲れるだけの鬼ごっこを続けていた。
ぜーはーと息を切らせて脇腹の痛みを和らげるつもりでそこを抑えると何故か咳が出てきて涙も出てきた。くしゃみもおまけでついてきて何で?と思ったら後ろから「キャン!」という声が先ほどよりも近くで聞こえてきて口端が盛大にひきつった。


「も、もう来るな!!」


動物で言う威嚇攻撃のつもりだったのだがタロウはそれを「遊んでやるよ」という合図にでも勘違いしてくれちゃったのか「キャン!」と元気な鳴き声と共に┣¨┣¨┣¨┣¨と元気いっぱいな全速力で応えてくれた。
「わーい!来るんじゃねえよ!!」とその全速力に俺も応えるように逃げ出す。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 23:09:28.73 ID:2bvtik5y0

涙がボロボロと意思にも関係なく流れ落ちてきて、しかし現在進行形で奴から逃げることに命をかけている俺にはそれを拭う余裕も無く、全速力で乾くこと信じ足を進めた。
そしていつの間にか景色は先程まで林ではなく正面には大きな山が横には広い広い田んぼの続く場所に来ていた。

田んぼで作業をするおじいさんやおばあさんたちの「精がでるねえ」という言葉や笑みをバックに楽しくない夏場真っ盛りのリアル鬼ごっこを悲しむ。

(ああ、帰りどうしようかな……)

……と
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 23:22:10.90 ID:2bvtik5y0












……そんな俺に、この状況というのはもはや神の与えた試練だと嘆くしかないのだろうか。













15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/05(木) 00:11:59.78 ID:iKkqOu9P0
今日も今日分に課せられた授業が終わり、

部活へ行く気にもなれず。かといって部活サボってまで何処かへ遊びいける気にもなれずに、なんとなくコンビニへ立ち寄り、なんとなく立ち読みして、なんとなく飲み物とか菓子買って、なんとなく近所をぶらぶらして。
ゴロゴロ、と低い音が遠く向こうから聞こえて小さな子供の「雷だ!」という声に空を見上げる。
向こう側の空がどす黒くもわもわとした積乱雲に覆われていてそれがどんどんこちら側へ進んできている。
見ているとそのスピードは早くあと二十分程でここも雲に覆われて風雨にさらされるのだろうか。
それだけわかるとまたなんとなくああ早く帰んなきゃなあ、と歩みを少しだけ速めた。

遠くの方で聞こえていたはずの雷が結構近くに聞こえてきたのでもう雨が降ってしまうかもな、早足をもっと速めて行く。ふくらはぎが固まるような疲れとじめじめとした空気にじんわりとした汗と不快感が湧き出る。

やるせねよなあ、
たまたま目にした野良猫にくしゃみが出た。

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/05(木) 00:13:50.78 ID:iKkqOu9P0
近道のつもりでいつも通り抜ける無人の家の庭を早足で通り抜ける。

(……?)

ガサと伸びっぱなしの雑草が揺れて思わず立ち止まる。
数秒ほど待っては見たが反応が見れなかったので気のせいだと考え足を踏み出す


「ピッカ?」


先程の草むらだ。
先程の草むらからまた、音がした。
高い声みたいなけどどれは言葉には聞こえなかった。
何だ?とそちらへ向く















俺は、自分で思った以上に現実が嫌いなようだ

17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/05(木) 00:16:42.84 ID:iKkqOu9P0


      ・・
俺が目にしたそれは、




一般の兎より長くそしてとがった先端が黒い不思議な形の耳をして、

一般のリスより丸く頬袋の様な個所が赤くクリっとした丸く黒い潤んだ瞳をして、

一般のネズミより大きく前足の指は五本あり後ろ足の指が三本あり付け根が太くって、

背中に傷跡のような形をした茶色の模様が三本ありその丸い尻からのびる尻尾と信じたくない形をしたギザギザの、──そうまるで雷のような形をした付属品のような……しっぽがある。そのしっぽの付け根には汚れと勘違いしてしまいそうになったが確かに茶色くギザギザの模様があった。




……そして鳴き声はどの動物にも似ても似つかない程特徴的な

18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/05(木) 00:43:28.22 ID:iKkqOu9P0

「ピカ?」

そう、まるで……子供から大人までを魅了する、全世界で絶大な人気を博すあの……


「ピカァ?」


ポケットモンスター、に出てきそうな……


「…ピカァ?」


……某電気ねずみポケモンの声に酷似する、


「ピカ?」


……いやむしろ現実にそれが現れたのならば確実にこんな形なんだろうなーという全てをこねくり集め具現化されたようなリアル過ぎてむしろ怖いくらいの、動物……


「う、嘘だろ?」


……ピカチュウ、なのだ。


目をごしごしとこすり目の前で現在進行形で起こり続けている非現実へと目を向ける。


たしかに、そこには「ピカチュウ」がいた。


19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/02(土) 10:02:43.01 ID:LZ51o71U0
「お、いおいおいおいおい!!」

喉の奥から叫び声みたいな情けない声が溢れ出て現実へと引き戻された。
黄色い兎鼠犬は黒くつぶらな瞳をきょろきょろと動かし、不思議そうにこちらを眺めている。

「ピカ、チュウとか!!冗談じゃないから!!」

認めたくない。認めたくないのだ。こんなにまで目に悪い生物がこの世に存在してしまっているだなんて!!

「ピッカチュウ!」

しかし目の前のキテレツ摩訶不思議超次元生物は何を思われたのか、キョドっている俺の方向に向かい嬉しそうな鳴き声を上げて近付いて来ているのだ。
愉快にお耳をピクピクと揺らし満面の笑みと共に可愛く鳴いて……

「おいおいおいおいおい、冗談じゃねえぞ?勘弁してくれよぉ…?俺は認めないっすよ…認めたくないんですよ……」

ニコニコニコニコと歩みをだんだんと速めて近付いてくる、

「だからよお……!」

「ピイ?」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/02(土) 10:03:25.07 ID:LZ51o71U0













「こっちに
 来ないで下さいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!!」














21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/02(土) 10:40:23.55 ID:LZ51o71U0





閉じた瞼の向こうで白く明るい光がいっぱいに溢れている。




22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/02(土) 15:25:54.87 ID:LZ51o71U0

自分は眩しい光でいっぱいに包まれているのか。そう感じてうっすらと目を開くと見えたのはいっぱいの青。
綺麗だと感じたがあまりにもそれは眩しく輝いているものだから私はたまらず目を閉じた。
体を少し動かすとカサカサと可愛い音で青い匂いが充満する。そこで私は草の上に寝転んでいたのだ気付く。

しかし私は何時から此処に居たのだろう?

疑問を頭に身体をまた動かすと首と耳の裏が草に触れて、思わずそのくすぐったさに小さな笑い声を洩らす。
すると自分とは別の…他の誰かの穏やかな微笑が聞こえた。
私の笑みに応えたように聞こえたその声は安心させるような安らかさと懐かしさにあふれていた。

しかしそれ以上に言葉にしないでも誰かとやり取りが出来ていることが何だかとても嬉しくて穏やかな気持ちにさせ、緩んだ頬のまま空気青吸い込み、耳に入る優しい草のさざ波に意識を乗せた。

ふと瞼の向こうに影が下りたと思うと、冷たくて気持ちの良いものがおでこ等辺を滑らす。
それがあまりにも優しく触れてくるものだから恥ずかしくなり「くすぐったいよ」と小さな声で呟く。
するとそれは離れてかわりに何か大きな物に体が包まれる。



耳元で誰かの息遣いが聞こえる




とても幸せでとても穏やかでとても温かくて、口から笑みがこぼれる。また私を包む誰かも小さな笑みを漏らした。

此処にはいつから居たのだろうか。此処には何時から居たのだろうか。




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