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結衣「いつもあなたは私の隣に」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 01:43:08.72 ID:NhpM410Q0
どうも
今回初SS&初投稿です。


※このSSは私の妄想で構成されています。キャラ崩壊してる恐れあり。
初めてなので過度な期待は(ry
駄文でも温かい目で見守ってやってください。


それでは徐々に投下します。

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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 01:44:34.33 ID:NhpM410Q0
放課後

〜帰り道〜

京子「結衣ぃ〜今日も結衣の家行ってもいい?」


結衣「はぁ〜またかぁ…しゃーねーなぁー」


京子「よっしゃ!ありがとっ!結衣」


これはもういつもの決まったやりとり。


でも私はこの会話は嫌いじゃない。


京子「それじゃあ〜そうと決まればレッツゴー!」


結衣「ふぅ、やれやれ…」


だって私は京子の喜ぶ顔を見るのが大好きだから。
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 01:46:24.84 ID:NhpM410Q0
〜結衣の家〜

京子「やはり我が家は落ち着きますなぁ〜」


結衣「いや、ここ私の家だから」


京子「いやいや、結衣の物は私の物!私の物は私の物だから!」


結衣「なんだそのジャイ○ンルールは…」


こんなことも言ってくるけど実際京子といるとなぜか安心する。

いつも京子がそばにいるのが当たり前のような気がして。

だから悪い気なんて全くしないし、それが普通だと思っていた。


結衣「まあいいや。さてと、夕飯でも作るか。京子何食べたい?」


京子「じゃあオムライスで!」


結衣「おっけー、りょーかい」


だから私はこの時、こんな時間がずっと続くものだとそう思っていた。

あの日が…来るまでは…
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 01:50:40.38 ID:NhpM410Q0
〜ある日の帰り道〜

京子「・・・」


結衣「ん?どうしたんだ京子?暗い顔して」


京子「・・・」


結衣「おい、京子!」


京子「えっ?あ!な、何!?」ビクッ


結衣「いや何じゃなくて、どうしたんだよ。何か考え事?」


京子「う、うん。まあそんな感じかな」アセアセ


結衣「そういえば最近ずっとそんな調子だよな」


京子「そ、そう?そんな事ないと思うけど」


結衣「なあ京子、もし何か悩み事があるなr…」


京子「結衣…今日、泊まりに行ってもいい?」


結衣「え?ああ、別にいいけど」


京子「うん、ありがとう結衣」


ん?なにかおかしい……いつもならもっと当然かのように私の家に泊まりに来るのに。

それになんだか今、体を嫌な風が通り抜けていくような気がした。


それに、私は見てしまったんだ…






なんで…そんな悲しそうな顔をしてるんだよ…京子。
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 01:53:38.98 ID:NhpM410Q0
〜結衣の家・夜〜

布団の中


京子「ねぇ結衣」


結衣「ん?何?」


京子「私たちさ、今まで結構色んな事してきたよね」


結衣「え?ま、まぁな…」


どうしたんだよ?いきなりそんな事言ってきて。


京子「中学に入って、ごらく部作って」


京子「結衣と二人でバカやって」


京子「楽しかったよなー。あの時は」


京子「一年間は二人っきりだったけど」


京子「二年生になってあかりやちなつちゃんが加わって」


京子「さらに賑やかになって毎日が面白かったよなー」


なんなんだよこれ。まるでもう何もかも終わるみたいな…

私はとてつもなく嫌な予感がして…


結衣「おい京子、一体何があっt…」


そう聞こうとした時・・・






京子「私さ、転校することになったんだ」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 01:56:17.45 ID:NhpM410Q0



え?今、何て…


その時私は、京子が何を言ったのか理解が出来なかった…

いや、したくなかったのかもしれない。


結衣「ご、ごめん京子。聞こえなかったからもう一度言ってくれる?」


私は確認したかった。

さっきのは何かの聞き間違いだって、そうに決まってるって。

でも…


京子「もう、結衣も冗談きついな〜。こういう事は何度も言いたくないのにさぁ〜」


京子「……だから私、転校することになったんだよ」


結衣「ッ・・・京子!」ガシッ!

私はとっさに京子に掴み寄っていた。

その時の私の顔はどんな顔をしてたんだろうな…

おそらく、ものすごい形相をしていたに違いない。
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:00:01.29 ID:NhpM410Q0
結衣「それ、本当なのか?」


京子「う、嘘でこんなことは言わないって…」


結衣「な、なんで!なんでだよ京子!」ギュウウ


京子「ゆ、結衣…」


結衣「あ、ご、ごめん!」パッ!


あまりの事に京子の腕をを強く握りしめていたようだ。

私が手を離すと、京子がゆっくりと話し出す。


京子「いやさ、なんかお父さんの仕事の都合でね」


京子「遠い地方に転勤するらしいんだよね」


京子「だから、私もお母さんも付いてく事になってさ」


結衣「そ、そんな…なんでこんな急に」


京子「私も、つい五日前くらいに聞いてさ。びっくりしちゃったよ〜」


京子「もっと早く言って欲しいよね〜こういう事はさ」


そういって京子は、笑いながら話してくる。
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:04:39.41 ID:NhpM410Q0
京子「本当はさ、明日みんなの前で知らせるつもりだったけど」


京子「結衣だけには先に知っててもらいたかったからさ」


結衣「京子…」


いきなり付きつけられた事実に私は、動揺していた。

こんなことなんでさらっと言っちゃうんだよ…


京子「もう、そんな顔しないでよ!」


京子「一応国内なんだし、逢おうと思えばまた逢えるって!」


京子が明るく振る舞う。でもそんなのは空元気なんだって事はすぐ分かった。

だって、今まで何年もずっと一緒にいるんだから。


結衣「…無理するなよ」ボソッ


京子「えっ…?」


結衣「私の前で無理して笑おうとなんてしなくていい!」


京子「結衣…?」


結衣「なんで本当の事を言わないんだよ!」


結衣「嫌なんだろ?ホントは転校なんてしたくないんだろ?」


結衣「だったらちゃんと言えよ、一人で抱え込まないでさ」


結衣「それとも私じゃ、お前の力にはなれないか…?」


京子「そ、そんな事ない!だって結衣は…私にとって…」


結衣「え?」


今、京子は一体何を言おうとしたのだろう?
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:12:59.88 ID:NhpM410Q0
と、その事を考えていたと同時に


京子「結衣ぃ…嫌だよぉ…わたし、転校なんてしたくないよぉ…」ポロポロ


京子が横で弱々と涙を零して泣いていた。


結衣「…ッ京子!」ギュッ!


京子「ゆいぃ…ゆいぃ…」グスッ


結衣「大丈夫、私がずっとこうしててやるから」ナデナデ


京子「うん、ゆい…ありが…とう」


結衣「……おやすみ京子」


その夜、私は京子が泣きやんで寝るまでずっと京子を抱いていた…

私は眠る事が出来ずに、京子の顔をずっと眺めていた。

その間どうすればいいのか考えていたけど、答えを見つけることなんて出来なかった。
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:18:00.12 ID:NhpM410Q0
次の日、京子が転校することをクラスのみんなにも知らされた。


教師「え〜この度、歳納さんは親御さんの都合により転校することになりました」


教師「寂しくなりますが、笑顔で送り出してあげましょうね」


教師「じゃあ、歳納さん。みんなに何か一言ご挨拶を」


京子「あ、はい!え、えっと…長いような短いような間でしたが、ありがとうございました!」


京子「みんなといた時間はとても楽しかったです!」


京子「向こうにいってもみんなのことは忘れません!」

パチパチパチパチ


みんなに拍手を送られている横で


綾乃「う、嘘でしょ…と、歳納京子が、て、転校…」フラッ


千歳「あ、綾乃ちゃん!気をしっかり持ちーや!」


あまりの知らせに、綾乃は倒れそうになっていた。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:24:52.42 ID:NhpM410Q0
そしてそれは放課後、ごらく部の二人にも伝わって…


あかり「きょ、京子ちゃんが転校しちゃうなんて…あかり寂しいよぉ」グスッ


ちなつ「そ、そうですよ!いきなり転校だなんて!」


ちなつ「なんでもっと早く言ってくれないんですか!」


京子「いやぁ〜ギリギリまで隠しておいた方がサプライズ感があるじゃん!」


もちろん京子の言った事は嘘だ。

多分出来る事なら最後まで言いたくはなかったのだろう…


ちなつ「こんなのサプライズでも何でもないですよ!本当に先輩って人は…」


京子「あの、ちなつちゃん?」


ちなつ「京子先輩の…馬鹿あぁ!」ダキッ


京子「うわわああ!!ち、ちなつちゃん!?」


やっぱりあかりもちなつちゃんも京子との別れを惜しんだ。

その日の夜は私の家にみんな集まってお別れパーティーをした。

その時の京子は昨日のような泣き顔を見せることなく、明るく場を盛り上げてた。

そして…
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:31:35.88 ID:NhpM410Q0
その日の夜


〜結衣の家〜


結衣「いつ出発するの?」


京子「明日の夕方頃かな?駅のホームで待ち合わせ」


京子「お母さんに無理言ってギリギリまで居させてもらった」


結衣「そうか…」


結衣「でもあかり達には…」


京子「うん、言ってない」


結衣「いいのか?言わなくても…」


京子「うん…多分みんな怒ると思うけど」


京子「最後まで一緒にいたら私、耐えられそうにないから…」


結衣「京子…」


京子の悲しそうな表情を見て心が痛んだ。

そうだ、最後は気持ちよく「さよなら」が出来るようにしなきゃな。

やっぱり京子にはいつまでも笑ってて欲しいから。
13 :ラムレーズン :2012/04/04(水) 02:33:56.04 ID:NhpM410Q0
乙! 素晴らしい結京だった。
次回作期待!
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:35:38.49 ID:NhpM410Q0
結衣「あのさ、明日の電車の時間まで二人で外で遊ばない?」


京子「え?」


結衣「いや、最後だから京子と二人で家でゆっくりするのもいいけどさ」


結衣「『最後の思い出作り』みたいな感じで」


結衣「外で思いっきり遊ぶのもいいかなと思って」


私の提案に京子は少し戸惑っていた様子だったけど


京子「……よし、そうだな!最後はパーッと遊びますか!」


何かを吹っ切ったかのように了承してくれた。


結衣「じゃあ決まり!明日に備えて早く寝ようか」


京子「結衣」


結衣「ん?なんだ?」


京子「明日はいっぱい遊ぼうな!おやすみ!」ニコッ


結衣「うん。おやすみ京子」ニコッ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 02:37:49.22 ID:kMjXTjtO0
終わりか
いい結京だったな
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:38:03.40 ID:NhpM410Q0
>>13
すまん、まだ終わっていないんだ・・・



〜次の日〜


京子「おーい!結衣ー」


結衣「あ、京子!」


結衣「何してたんだよ、『忘れ物があるから先に行ってて』なんて」


京子「いやさ、こうやって待ち合わせた方がデートみたいな感じでいいじゃん!」ニカッ!


結衣「デ、デートってお前…///」カアー


京子「まぁ、いいからいいから!さぁ早く行こ!」グイッ!


結衣「わ、分かったから腕引っ張るなって!」


そんなこんなで最後の最後までこいつには振り回されっぱなしだけど…

私は、それが楽しくて嬉しくてしょうがなかった。

それから私と京子は、映画館へ行ってミラクるんの映画をみたり

ゲームセンターでゲームして遊んだり、ワックで一緒にダブチを食べたり

あとそれから色々な場所を見て回ったりした。

1日を遊びつくすように、時間を忘れて遊び回った。

そして気付けば時間はあっという間に過ぎていき…
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 02:38:47.56 ID:kMjXTjtO0
終わって無かった(/ω\)ハズカシー
私怨
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:40:19.70 ID:NhpM410Q0
京子「あーあ。もう時間かー」


結衣「そーだな。でもいいんじゃないか?もう遊べないってくらいに色んなところ行ったし」


京子「だなぁ…いっぱい遊んだなぁ〜!」


京子「うん!もうこれで思い残すことはないよ!」


結衣「・・・」


なんでだろう…京子の事を思うと胸のあたりがズキズキする…


京子「あのさ、結衣。出来れば駅まで…」


結衣「…もちろん、一緒に行くよ」ニコッ


京子「えへへ、ありがとう結衣」


このもやもやとした気持ちを持ったまま、私達は駅へと向かった。
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:43:38.92 ID:NhpM410Q0
そして、別れの時。


<まもなく○番線に〜♪


京母「ほら京子、電車が来るわよ」


京子「あ、あのさ…お母さん」


京子「あともう一本だけ電車後にしてくれないかな?」


結衣(京子…?小母さんと二人で何話してるんだろう?)


京母「え?うーん、まあ一本ぐらいなら構わないけど」


京子「あとさ、私、結衣と二人っきりで話がしたいからさ」


京子「お母さん先に行っててくれないかな?お願いっ!」


京母「…もしかして、結衣ちゃんに伝えるの?『あの事』」


京子「う、うん。やっぱりこのまま別れるのは嫌だからさ…」


京母「はぁ…分かったわ。でもちゃんと次の電車には乗ってくるのよ?」


京子「分かってるって、大丈夫だよ」


京母「どうせなら、しっかり気持ちを伝えなさいよ!」


京子「う、うん!」


京母「じゃあね結衣ちゃん。お母さんにもよろしくね〜」


結衣「あ、はい!」


京子「・・・」


プシュー

ガタンッガタンッガタンッ…


結衣「えっと…京子は行かなくて良かったの?」


京子「電車一本後にしてもらった」


結衣「え?それは何で…」


京子「とりあえずあそこのベンチに座ろうよ」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:45:55.95 ID:NhpM410Q0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


京子「・・・」


結衣「・・・」


京子「・・・」


結衣「・・・」


京子「・・・」


結衣「・・・」


京子「…あのさ結衣、私さっき思い残すことはないっていったでしょ?」


結衣「ああ、いってたな」


京子「実は…あれ、嘘なんだ」


結衣「え?」


京子「心残りが、あと一つだけあるんだ」


結衣「・・・」


すると京子は横で深呼吸を始めた…そして


京子「すうう…はああ…」











京子「わ、私は結衣が好きです!」







京子「小さい時からずっとあなたが好きでした!」



京子「だから…その…も、もし…同性愛でも、遠距離恋愛でもいいなら…」



京子「わ、私と…付き合ってください!」


結衣「!?」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:47:51.84 ID:NhpM410Q0
……え?い、今一体何が起きてるんだ?


京子が…?私を…『好き』って…!?


これって、告白…だよな?


思考がうまく働いてくれない。


京子「結衣…何か言ってよ…」


わかってる。必死に声を出そうとするけど、緊張しているのか声が出せない。


京子「やっぱり、女の子同士じゃ…変だよね…」ポロポロ


違う…違うんだ京子!私は、私はっ!


京子「ご、ごめん、さっきのはナシ!気にしないで」グスッ


<まもなく○番線に〜♪


京子「もう、電車来ちゃった…」


京子「結衣、今まで本当にありがとう。結衣といる毎日が本当に楽しくて…幸せでした…」


京子「例え離れてても結衣の事は絶対に忘れないから…」


京子「この思い出は消えることはないから」


すると京子は立ち上がって電車の方へ歩いて行く。


ま、待ってよ京子!私は…お前のことが…


京子「バイバイ、結衣」


挨拶と同時に振り向いた京子は明らかに無理をして作った笑顔を浮かべていた…
22 :ラムレーズン :2012/04/04(水) 02:48:33.71 ID:NhpM410Q0
お、終わってない。
す、すいません。
構わず続けてください
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:50:23.78 ID:NhpM410Q0
何やってんだよ、私は!いつまで面喰ってるんだよ。


京子が目の前から居なくなっちゃうんだぞ!それでいいのかよ!


答えなんて、もう出てるじゃないか…京子が、隣にいてくれたから。


京子が隣でいつも笑っていてくれたから、私は…!


声が上手く出てるかなんて知らない。そんな事は関係ない。


私は、絞り出すように…大声で叫んだ。


結衣「京子ぉ!私もお前が好きだぁああああ!!」


電車に乗り込もうとしていた京子の足が止まった。


京子「えっ…?」


私は、動きにくい足をなんとか動かして京子に駆け寄り…


結衣「京子!」ガバッ!


京子「ゆ、結衣!?」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:54:01.90 ID:NhpM410Q0
プシュー

ガタンッガタンッガタンッ…


結衣「・・・」


京子「あ、あの、結衣///」


結衣「…やっと気付いたんだ、私は京子が隣にいることが当たり前だと思ってた…」


結衣「でも、それってすごい事だったんだなって、よく思い知らされたよ」


結衣「私は京子がいてくれないとダメみたいだ…」


結衣「今まで普通に接してたのに驚きだよ…」


本当に自分の鈍感さには呆れてしまうほどだ。

普段何気なくいつも一緒にいたけれど

京子といる時間はかけがえのない、大切な時間だったんだという事に。


京子「結衣…」


結衣「…さて、京子が勇気を出したんだから私も言わないとな!」


京子「え…そ、それって」



結衣「すうう〜はあぁ〜」







結衣「私はあなたが好きです。ずっと傍にいてください!」





私はもう一度自分の思いをはっきりと京子に伝えた。
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:56:16.79 ID:NhpM410Q0
京子「あ、あわわ///」アウアウ


結衣「そ、それで返事は…」


京子「そんなの、決まってるよ…」




チュッ




結衣「うぇ!?///」


京子「これが、私の返事///」


京子「これからもよろしくね、結衣!」ダキッ!


結衣「ああ、よろしくな京子!」ギュッ!


こうして京子と私は、晴れて両想いの恋人になりました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


さて、この後私たちがどうなったかというと…

私と京子は小母さんに会って京子と一緒に住まわせてほしいと必死にお願いした。

すると小母さんは「まあこうなるんじゃないかと思ってたわ」と、以外にもあっさりと承諾してくれた。

なんか…もっと反対されるんじゃないかと思っていたため、拍子抜けしたような感じになったが

そしてこのことは私の母親にも既に連絡がいっており、二人の面倒を引き受けることで許可がおりたらしい。

どうやらもう両親にはこうなる事はお見通しだったようだ…


でもわかってたんなら、『最初からこうしてくれ!』と言いたい気分だったけど

同居させてくれるのを了解してくれた親には感謝の気持ちでいっぱいだった。
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:57:15.47 ID:NhpM410Q0
そして、京子はその翌日からまた七森中に戻ってきた。

綾乃は最初『もうなんなのよ!本当に人騒がせな人ね!罰金バッキンガムよ!』

と、怒っていたけどそのあとは泣きながら喜んでくれた。

もちろんあかりや、ちなつちゃんも温かく迎えてくれた。


あかり「京子ちゃんが居なくならなくて本当に良かったよぉ〜」グスッ


ちなつ「まったく、転校するっていうからサービスしてあげたのに」


ちなつ「戻ってくるなんて反則じゃないんですか!」


ちなつ「まぁ…でも一応、おかえりなさい京子先輩!」


それから……
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 02:59:16.36 ID:NhpM410Q0
〜結衣の家〜


結衣「ほら京子!もう起きないと遅刻するぞー!」


京子「うーん…もう後5分…」


結衣「あーもう!よし、こうなったら…」




チュッ




京子「ふぇ!?」ガバッ


結衣「おはよう、京子」ニコッ


京子「ゆ、結衣///い、今キス…」


結衣「だってそうでもしないとお前起きないだろ」


京子「お前には恥じらいというものはないのか!」


結衣「恥ずかしくないよ、だって相手は京子だから」ニコッ


京子「なっ!///」ボフッ


結衣「ほら早く、準備して!」


京子「ああ〜待ってよ〜結衣ぃ〜」


当たり前に隣にいる事が、本当は奇跡のような出来事で…ってまでは言い過ぎかな?

でもこの大切な時間を京子と一緒に歩んでいける事に感謝しながら。


毎日を二人幸せに暮らしています。



〜fin〜
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/04/04(水) 03:02:42.12 ID:NhpM410Q0
これにて終わりとなります。
短いですが、最後まで私の妄想作品に付き合って頂きありがとうございました!

終わったと勘違いさせてしまう文を作っているあたりまだまだだなと思ってしまう・・・
29 :ラムレーズン :2012/04/04(水) 03:03:43.14 ID:NhpM410Q0
さっきはすいません。
今度こそ終わりだな。
乙! 良い結京だった!
所であの時の新幹線代もったいねー
そうなること分かるなら乗らなくて良い気が…
とにかく次回作期待!
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 03:07:24.49 ID:kMjXTjtO0

さっきはすまんかった
結京はやっぱ最高にして最強だな
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/04(水) 04:06:51.23 ID:YK250gbLo
んん?
おつ
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/04(水) 13:16:05.10 ID:twve/zjqP
良かったけど
>>1がいらん自演入れてるのがうざい
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/04/04(水) 22:46:18.35 ID:1VTqEljAO
>>32

>>1です

途中同じIDでコメントされていたのはどうやら身内のものみたいです。つまり、身内に見られていたようです。恥ずかし過ぎる…

以上くだらない言い訳でした。以下さげ。
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/04(水) 23:07:36.37 ID:HrVDpmZZP
よくわからないが、本当だったら割と[ピーーー]るなwwww

まぁSS自体は面白かった。乙
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/04/05(木) 12:53:39.04 ID:feRfAZxGo
家族に見られてるなんてワロタwwwwww


ワロタ……乙
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