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魔理沙「おい、デュエルしろよ!」霊夢「幻想ノ宴?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 17:43:10.42 ID:MjZze9Sro
魔理沙「おい、デュエルしろよ!」

霊夢「また唐突ね……今日は何? つかデュエルって何よ」

魔理沙「カードゲームで対戦することをデュエルって言うらしいぜ?」

霊夢「カードゲーム? 弾幕ごっこじゃなくて?」

魔理沙「いや、弾幕ごっこは弾幕ごっこなんだが」

霊夢「あんた、言ってることが意味不明よ。分かるように喋りなさい」

魔理沙「ああ、これこれ。こいつで遊ぼうと思ってさ」

霊夢「何これ」

魔理沙「カードゲームだって言っただろ? こういう知的な遊戯も悪くないと思ってさ」

霊夢「そういうのがやりたいならアリスとチェスでも打ってればいいじゃない」

魔理沙「細かいことはいいんだよ! いいから私とデュエルしろよ!」

霊夢「ふーん、幻想ノ宴ねえ……これどうしたのよ」

魔理沙「こーりんとこにあったから、ちょろっと」

霊夢「また拝借してきたってわけ……」

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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 17:55:18.01 ID:MjZze9Sro
早苗「おや、これはまた珍しいものをやってますね」

魔理沙「おう。来てたのか」

霊夢「意味もなくね……早苗、あんたこういうの得意?」

早苗「得意も得意、大得意ですよ! 諏訪のカードショップを総なめにしたクイーン・オブ・デュエリストとは私のことです!」

魔理沙「ほう、それは初耳。どんなのやってたんだ?」

早苗「…………も……」

魔理沙「も?」

早苗「……もんこれ……とか……めがてんとか……」

魔理沙「それどっちも随分前に幻想入りしたよな?」

早苗「あとガンガンヴァーサスとか……」

魔理沙「またコアなところを」

霊夢「外の世界の話とかどうでもいいけれど、それで、これどうやって遊ぶのよ。私ルール分からないわよ」

魔理沙「大丈夫だぜ! 教えるから!」

霊夢「だるい。めんどい。茶がうめえ」

魔理沙「そう言わずに!!」

霊夢「ああはいはい。そんな顔しなさんなって……」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/04/06(金) 18:06:21.95 ID:K7UM37yAO
(毛玉*・∀・)ワクワク
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 18:16:00.56 ID:MjZze9Sro

      _......_ .    ・このスレは東方projectの同人カードゲーム『幻想ノ宴』のリプレイSSです
     , ´  <*y   ・さるのとかは出てきません。多分
     i,(i ノノハ)_)  ・この幻想郷に常識は通用しねえ
    ノ_iパ ヮ゚ノハ   ・雛様参戦希望
      ,´i'_ソノj,〈つ ________E[]ヨ________________________
  | ̄ ̄>>1代理 ̄ ̄ ̄|
   ____∧____________________________
 /
|  最近なんか増えてきたデュエルスレに感化されて突発的に立てやがりましたよこの阿呆
|  宴自体が初耳の人も多いかと思いますがルール説明とかもしつつだらだらと進めるらしいです
|
|  ついでに宴人口が増えたらなーとかなんとか
|  興味を持ってくれたなら虎とかメロンで探してみてください
|
|  なお言うまでもないですが上海アリス幻樂団および雛札製作委員会とはまったく関係ありません
|
|
|  雛札製作委員会
|   http://www.geocities.jp/hinafuda/
|  幻想ノ宴@Wiki
|   http://www26.atwiki.jp/gensouutage/
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 18:26:25.63 ID:MjZze9Sro
魔理沙「ときに早苗。お前を生粋のデュエリストと見込んで頼みがある」

早苗「な、なんですか」

魔理沙「ルール説明頼む」

霊夢「オイコラ。あんたが持ってきたんでしょこれ」

魔理沙「いやー、実は私もよく分かってないんだぜ?」

霊夢「それでどうしてやる気になったのよ……」

魔理沙「やりながら覚えてればいいかなーって」

霊夢「アバウトねえ……」

早苗「ふむふむ。大体分かりました」

霊夢「早っ! 飲み込み早っ!?」

早苗「ふふふ、私もあっちじゃ色々やってきましたからね。
    基本はどのカードゲームもMTGの派生だと思っていいですし。これ結構亜流ですけど。
    マナとかランドとか、ちょっと特殊ですねえ。戦闘判定も独特ですし……」

霊夢「私にはあんたが何を言ってるのかも分からないわ……」

魔理沙「大丈夫だ。私にもさっぱりだから」

霊夢「あんたがそれを威張って言うな」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 18:36:33.12 ID:MjZze9Sro

・少女ルール説明中...


早苗「この『幻想ノ宴』はいわゆる対戦型カードゲームですね。よくあるタイプの」

霊夢「よくあるって言われても私にはそのよくあるのが分からないわよ」

早苗「ええっとぉ……複数のカードでデッキっていうセットを作って、それをお互い順番に引きながら……」

霊夢「ごめん、私でもそれくらいは分かるわ。ちょっと難癖つけたかっただけだから」

早苗「酷っ! なんだか私への風当たりが強い!」

霊夢「まあ超基本的なところはすっとばしていいわ。で、どうやるの?」

早苗「えーと、それじゃあまずカードの説明からですね」

魔理沙「なんだかんだ言って霊夢も付き合いがいいんだぜ」

霊夢「うるさいわね。暇なのよどうせ」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 18:50:48.83 ID:MjZze9Sro
早苗「じゃ、カードの説明ですね。大きく分けて四種類」

 ・キャラクターカード
 ・スペルカード
 ・イベントカード
 ・サポートカード

早苗「です。順番に説明していきますね。まずキャラクターカードから」

――――――――――――――――――――
楽園の素敵な巫女 博麗霊夢

属性:人間 結界師 
体力:19
回避:3

決死判定(3)

[戦闘フェイズ]呪力2
フェイズ終了時まで、
自分のスペル1枚 は「 低速移動(1) 」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)
――――――――――――――――――――

霊夢「あら、私」

魔理沙「そういうゲームだからな。細かいツッコミはなしでいくぜ? メタ台詞とかな」

早苗「デッキとは別にキャラクターカードを用意して使います。
    プレイヤーの基本スペックはキャラに依存するので、それによって体力差などが最初から生まれちゃったりしますね」

霊夢「それじゃあ下手するといきなり凄いハンデが生まれたりするんじゃないの?」

早苗「それは各キャラの固有カードなんかで、やりようによってはきちんと挽回できるレベルですね。中には致命的な相性もいますけど」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 18:57:42.47 ID:MjZze9Sro
魔理沙「この、回避ってステータスがあるってことは、攻撃を避けたりするのか?」

霊夢「あんた一応ルール覚えてるんじゃないの……」

魔理沙「いわゆる様式美ってやつだぜ?」

早苗「他のカードゲームと大きく違う点はそこですね。
    このゲーム、命中判定があります。弾幕ごっこなので」

魔理沙「なるほどなー」

早苗「『属性』はそのキャラの特徴ですね。
    基本的には意味がありませんが、他のカードと組み合わせて効果を発揮したりします」

霊夢「相手が妖怪だったら強くなる、とか?」

早苗「そういう感じですね。下に書いてあるのはそのキャラの特殊能力です。
    体力とか回避の数値自体は同じでも特殊能力が違うキャラもいますから」

霊夢「この『決死判定』っていうのは何?」

早苗「それは説明がめんどいので後回しで。戦闘の説明のときに」

魔理沙「こんな説明で本当に大丈夫なのか?」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 19:17:53.78 ID:MjZze9Sro
早苗「それで、デッキを組むときに、デッキとは別にキャラクターカードを4枚用意するんですが」

魔理沙「4枚? 1枚でいいんじゃないのか?」

早苗「他のカードにはレベルっていうのがあって、それが関係するんですよ」

霊夢「何それ」

早苗「簡単に言うと、レベルが高いほど強いカードが使えるっていうことですね。
    キャラクターカードの構成は、いわゆるデッキの『色』を示していて、
    4枚全部霊夢さんだと『霊夢レベル4』、魔理沙さんと2枚ずつだと『霊夢2 魔理沙2』という具合になるんです。
    後者だと『霊夢レベル2』『魔理沙レベル2』までのカードが使えますが、レベル3のカードは使えない、というように」

魔理沙「チームバトルか。永夜抄みたいだな」

霊夢「ってことは『霊夢1 魔理沙1 早苗1 チルノ1』とかって組み合わせもアリなのね?」

早苗「チルノは出てきません」

霊夢「えっ」

早苗「出てきません。でもそれで感覚としては正解ですね。
    そのキャラクターの中から一人を決めて、リーダーに指定します。
    で、プレイヤーのスペックはリーダーのものになります」

魔理沙「他のは? ベンチ?」

早苗「基本的には使いませんね。KOFみたいにはいきません」

霊夢「応援してるだけか……」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 19:27:37.74 ID:MjZze9Sro
早苗「じゃあ次はスペルカードですね」

――――――――――――――――――――
恋符「マスタースパーク」

条件:魔理沙2
性質:集中
呪力4
攻撃4 迎撃2 命中4

貫通

[戦闘フェイズ]呪力1
フェイズ終了時まで、 このスペル は「攻撃+1」「命中−1」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)
――――――――――――――――――――

魔理沙「お、私の代名詞だな」

早苗「他のTCGで言うクリーチャーやモンスターカードがこれにあたります。
    この『条件』が今説明したデッキのレベルですね。キャラクターに魔理沙が2枚いります」

魔理沙「あ、やっぱり命中の数字がある」

霊夢「この『呪力』って何?」

早苗「いわゆるマナコストですね。このスペルを使うのには4マナいりますよーって意味です」

魔理沙「お? 『攻撃』と『迎撃』が別になってるんだぜ?」

早苗「このゲームの特徴として、戦闘を受けた側は防御じゃなくて『迎撃』でして。
    基本的に攻撃>迎撃ですけれど、その分のダメージが発生します。迎撃に特化したデッキ構築もアリですね」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 19:34:25.26 ID:MjZze9Sro
霊夢「他のはなんとなく分かるとして……『性質:集中』?」

早苗「弾幕の種類です。集中、拡散、通常の三種類。それぞれなんとなく傾向がありますけど」


・集中
  攻撃力高め、命中低め、高速移動に弱い、貫通スペルの大半が集中
・拡散
  命中高め、低速移動に弱い、防壁多し
・通常
  命中それなり、高速移動・低速移動の影響を受けない、呪力コストがやや重い


早苗「あとはキャラの属性と同じように、性質を対象にする能力なんかもあります」

霊夢「また新しい単語が……なんとなく分かるけど」

魔理沙「空気を読むのは雷魚の専売特許だぜ?」

早苗「貫通とかはまたあとで。これも戦闘の説明のときに」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 19:45:08.34 ID:MjZze9Sro
早苗「じゃあ次はイベントカードですね」

――――――――――――――――――――
パターン避け
条件:なし
使用:戦闘
呪力3

フェイズ終了時まで、 自分のリーダー は「回避+2」を得る。
――――――――――――――――――――

早苗「インスタント、速攻魔法。使い捨て能力のカードですね」

霊夢「条件がないのもあるのね」

早苗「いわゆる無色カードですね。
    汎用性は高いけど、似たようなカードでも指定があると更に強力になります。
    使用タイミングが決められてるのでいつでも使えるというわけではありませんけど」

魔理沙「分かりやすから説明が短くて楽だぜ」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 19:55:05.42 ID:MjZze9Sro
早苗「では最後にサポートカード、アーティファクトとか永続魔法とかですけど、これ自体に三種類あります」

霊夢「どういう意味?」

早苗「サポートにはリーダー、スペル、シーンの三種類があって……まあ見てもらった方が早いですね」

――――――――――――――――――――
幻想結界

条件:霊夢1・紫1
配置:スペル
呪力2

[充填フェイズ・戦闘フェイズ]常時
このサポートが配置されたスペル は相手のイベント・特殊能力の目標とならない。
――――――――――――――――――――

魔理沙「お、合体技!」

早苗「協力カードっていう呼び方の方が定着してますけどね」

霊夢「つまりこれはスペルカードにくっつけて使うってことね?」

早苗「ですです。リーダーサポートはリーダーに配置して使います。
    一枚のスペルにサポートは一枚だけ。
    リーダーサポートは何枚でも貼れますけど、同名カードは一枚だけです」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 20:00:39.64 ID:MjZze9Sro
魔理沙「それで、シーンってのはなんなんだ?」

――――――――――――――――――――
博麗大結界

条件:霊夢2
配置:シーン
呪力4

[戦闘フェイズ]常時
自分のリーダーの属性に『結界師』が含まれている場合、
使用条件に『(自分のリーダー)』が含まれているスペルすべては「 防壁(1) 」を得る。
――――――――――――――――――――

霊夢「あ、属性。こういう風に関係するわけね」

早苗「フィールド魔法って言うと分かりやすいでしょうか。
    お互いの場に影響し合あって、場に1枚しか出せません。
    新しく出すこともできますけど、その場合古いシーンは捨て札になっちゃいます」

魔理沙「ふむふむ……」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 20:06:22.03 ID:MjZze9Sro
早苗「それじゃあ基本的なゲームの流れです。
    デッキはキャラを除いて40枚。リーダーの体力が無くなるか、デッキがゼロになると負けです」

魔理沙「その辺は普通だな」

早苗「次にターンの進行です」


・充填フェイズ(ドロー後タイミング)
    ↓
・戦闘フェイズ
    ↓
・起動フェイズ(メインフェイズ)
    ↓
・終了フェイズ
    ↓
・相手のターンへ


早苗「これを繰り返してお互いにカード使ったり戦闘したりするわけですね」

魔理沙「戦闘フェイズがメインよりも先に来てるんだぜ?」

早苗「それもこのゲームの特徴ですね。順番に説明します」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 20:16:27.30 ID:MjZze9Sro
〜充填フェイズ〜

早苗「まず、充填フェイズの初めに呪力、このゲームにおけるマナが発生します」

魔理沙「土地カードが無いんだぜ?」

霊夢「あんた、さっき何言ってるのか分からないって言ってたのに……」

魔理沙「円滑な進行のためだからな。細かいこと言ってるとハゲるぞ?」

早苗「実はスペルがクリーチャーと土地を兼任するんですよ」

魔理沙「……? どゆ意味?」

早苗「スペルを出すときはコストいらないんですけど、アンタップがないんですよ。
    寝てるときにはランドになって、コストを払って起こしたらクリーチャーになるという」

霊夢「あ、なんとなく分かった」

魔理沙「お前、物分りいいなあ……」

早苗「では改めて。充填フェイズ開始直後、呪力が発生します。
    発生する数は『寝ているスペル枚数+1』。最初、スペルがなくても呪力は1発生しますよ」

魔理沙「つまり、4枚場に出してて、呪力は5発生するってことでいいのか?」

早苗「そういうことです。なおマナバーンはありませんので、呪力はターン経過で持ち越されます」

霊夢「節約しておいて一気にドカン、っていう使い方もあるってことね」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 20:28:23.72 ID:MjZze9Sro
早苗「呪力が発生したらドロー。山札からカードを1枚手札に加えます」

霊夢「普通ね」

魔理沙「普通だぜ」

早苗「その後、イベントと特殊能力の使用タイミングがあります。
    ターンプレイヤーから順番に交互に優先権が発生します。
    何もなければパスして、お互いが連続してパスしたらフェイズが進みます」

霊夢「相手ターンだと一度パスを待たないと何もできないのね」

早苗「このときちょっと注意しないといけないのが、他のゲームでいう『スタックやチェーンといったものが存在しない』ってところです」

魔理沙「どういうことだ?」

早苗「イベントや能力は即座に解決します。ですから、基本的にカウンターっていう概念がありませんね」

霊夢「その方が面倒じゃなくていいわよ」

早苗「じゃあ次は戦闘フェイズでーす」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 20:36:31.09 ID:MjZze9Sro
〜戦闘フェイズ〜

早苗「そのまんま。スペルを使って戦闘します」

魔理沙「やっときたぜ! やっぱり私らは弾幕合戦が花だよな」

早苗「攻撃側が攻撃スペルを指定して、迎撃側が迎撃スペルを指定します。
    戦闘は1ターンに1回。お互いに1枚ずつです。細かい計算はあとで」

霊夢「えええ……」

早苗「色々説明が長くなりそうなので……。
    戦闘フェイズも充填フェイズと同様に、戦闘が始まったら能力・イベントタイミングがあります。
    攻撃しなかった場合、このタイミングは発生せずに即座にフェイズを終了します」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 20:47:16.96 ID:MjZze9Sro
〜起動フェイズ〜

早苗「ここでできることは三つ。
    スペルの配置、スペルの起動、サポートの配置です。
    順番に制限はありませんけど、スペルの配置はフェイズに1枚だけ。
    さっき言ったようにスペルの配置には呪力はいりませんが、起動とサポートの配置には呪力を消費します」

魔理沙「イベントは使えないのか?」

早苗「イベントは充填フェイズか戦闘フェイズしか使えませんね。特殊能力も同様です。
    常時発揮型の特殊能力は起動フェイズで発揮するものもありますけど」


〜終了フェイズ〜

早苗「起動フェイズでやることが終わったら最後に終了フェイズに移行します」

霊夢「何をするの、ここ」

早苗「手札が8枚以上あったら、7枚になるまで手札を捨てます」

魔理沙「だけ?」

早苗「だけです。ここが終わったら、ターンは終了。相手のターンに移ります」

霊夢「やっと終わりね。長かったわ」

魔理沙「まだ戦闘の説明が残ってるぜ?」

霊夢「そうだった……」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 21:35:16.64 ID:MjZze9Sro
〜戦闘について〜

早苗「戦闘では、戦闘スペルとリーダーキャラの数値を使って計算します。
    攻撃側は攻撃値、迎撃側は迎撃値が打点となって、スペルが命中した場合その点数のダメージを相手リーダーに与えます」

魔理沙「命中>相手の回避の場合に命中、逆に命中<回避の場合には回避される、ってことでいいのか?」

早苗「大・正・解!」

霊夢「じゃあ命中=回避の場合はどうするのよ」

早苗「そこで『決死判定』が発生します」

霊夢「あ。ここで出てくるのね」

早苗「リーダーの『決死判定X』は、相手の命中=自分の回避のとき、呪力Xを支払うことで回避することができる、というものです。
    《博麗霊夢》の場合は回避が3、決死が3なので、相手の命中が3のとき、呪力3支払えば回避、払わなければ命中ということになります」

魔理沙「なるほどなー」

早苗「じゃあ>>10のマスタースパークを例に説明しましょう」

霊夢「風祝が謎の言語を発してるわ……」

魔理沙「常識が通用しないぜ……」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 21:43:15.96 ID:MjZze9Sro
・攻撃側
リーダー《博麗霊夢》
スペル《恋符「マスタースパーク」》

・迎撃側
リーダー《博麗霊夢》
スペル《恋符「マスタースパーク」》


早苗「同じスペルでも攻撃と迎撃で点数が違うのでダメージ量が変わります」


・攻撃側
攻撃4 命中4 回避3

・迎撃側
迎撃2 命中4 回避3


魔理沙「この辺は私でも分かるぜ」

霊夢「だからその自身はどこからくるのよ……」

早苗「このままお互い何もしなければ、お互いに命中。
    攻撃側に2点、迎撃側に4点のダメージが入り、お互いのスペルは準備状態になります。
    あ、タップ状態を『準備状態』、アンタップ状態を『起動状態』っていいます」

魔理沙「戦闘破壊はされないのか?」

早苗「されませんよ、土地兼任なので。
    スペル破壊系の効果はマナ圧迫の意味もあるので総じて必要呪力が多かったり条件が厳しかったりします」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 21:49:47.04 ID:MjZze9Sro
霊夢「それで、回避した場合は?」

早苗「じゃあ今の例で、攻撃側で《パターン避け》を使ってみましょう。回避が2増えます」


・攻撃側
攻撃4 命中4 回避5

・迎撃側
迎撃2 命中4 回避3


魔理沙「うん、中らないな」

早苗「回避した場合ダメージは入らないので、迎撃側にだけ4点のダメージが入ります」

霊夢「ふうん……なんとなく察しはついたわ」

魔理沙「おう?」

霊夢「回避した場合、それだけじゃないのね?」

早苗「はい。回避した場合、スペルは起動状態のままです」

魔理沙「おお、またスペルを起動しなくて済むってことか。
     マスタースパークだと起動には4必要だから、呪力4点分お得ってわけだ」

早苗「そうそう。ですから、迎撃はとても重要なんです。
    たとえ迎撃0だとしても命中させて打ち落とせば起動分の呪力を要求できるわけですから」

霊夢「なるほどねえ」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 22:02:36.84 ID:MjZze9Sro
魔理沙「これで終わりかな?」

霊夢「まだ残ってるわよ。マスタースパークの持ってる『貫通』がなんなのか、よね」

早苗「そうそう。これは『基本能力』といって、常時発揮されるスペルの効果です。基本能力は次の六つ」


・高速移動(X)
  相手のスペルが『集中』の場合、「回避+X」
・低速移動(X)
  相手のスペルが『拡散』の場合、「回避+X」
・誘導弾
  相手のスペルが持つ高速・低速移動を無効化する

・防壁(X)
  相手のスペルを「攻撃−X」、「迎撃−X」する
・貫通
  相手のスペルが持つ防壁を無効化する

・信仰(X)
  自分の受ける戦闘ダメージがX以下の場合、それをゼロにする
  相手のスペルが「信仰(Y)」を持っている場合、自分のスペルは「信仰(−Y)」を得る


霊夢「高速・低速移動に対して誘導弾、防壁に対して貫通が有効打になるわけね」

魔理沙「信仰の計算がややこしいぜ……」

早苗「そこについてはどうしても慣れですねえ……」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 22:13:12.71 ID:MjZze9Sro
魔理沙「今度こそ終わりか?」

早苗「今度こそ終わりです」

霊夢「思ったより細かくて長かったわ……」

早苗「こんな説明で大丈夫だったでしょうか」

霊夢「うーん……まあ、多分」

魔理沙「習うより慣れろだ。まずはやってみようぜ!」

霊夢「確かにこの場合は一理あるわね。とはいえ、デッキ組んでないわよ」

早苗「そう言うと思ってさっき説明しながら組んでおきました」

霊夢「準備早っ! さすがの私でもちょっとヒくわよ!?」

魔理沙「さっすがぁ。それじゃあ早速デュエルといくか」

霊夢「ちょっと待ちなさいよ。ちょっと休憩……そんな捨てられた犬みたいな目で見るな。お茶あげるから」

魔理沙「茶菓子も要求するぜ」

早苗「羊羹がいいです」

霊夢「あんたらちょっと図々しすぎないかしら!?」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/06(金) 22:15:56.99 ID:MjZze9Sro
少女休憩中...


なにぶん人口が少ないので前置きのルール説明が長くなりましたが
次からちゃんとデュエルという名の弾幕ごっこになります
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/07(土) 01:42:06.93 ID:1fI2cbMDO
幻想の宴は面白そうだったから買ってみたはいいけど相手が居ないのとルールがわからんのでずっと放置していたから、このSSでルール把握したら友人に布教してみたい。

つまり何が言いたいかと言うとだな期待!
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/07(土) 21:40:19.41 ID:ipzzs7Tto
魔理沙「さて、一服したしそろそろ始めるとするか」

霊夢「はいはい。それじゃあちゃぶ台の上片付けるわね」

早苗「デッキの中身チェックはいいです?」

霊夢「さっきお茶飲みながらしたから、まあ、大丈夫かな」

早苗「はーい。じゃあ私はルール見ながらジャッジしますね」

魔理沙「先攻後攻決めはどうする?」

霊夢「ジャンケンでいいんじゃないかしら」

魔理沙「それじゃあ、じゃんけん」

霊夢「ぽん」

魔理沙「よし、先攻いただき! 幸先がいいぜ」

霊夢「じゃあ私が後攻ね」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/07(土) 21:45:27.81 ID:ipzzs7Tto
魔理沙「私のデッキは当然、魔理沙4だぜ。リーダーももちろん私だ」


――――――――――――――――――――
普通の黒魔術師 霧雨魔理沙

属性:人間 魔法使い
体力:20
回避:3

決死判定(4)

[戦闘フェイズ]呪力2
フェイズ終了時まで、 自分のスペル1枚 は「 高速移動(1) 」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)
――――――――――――――――――――



霊夢「私は早苗2霊夢2よ。リーダーは早苗」

――――――――――――――――――――
祀られる風の人間 東風谷早苗

属性:人間 守矢神社
体力:19
回避:3

決死判定(3)

[戦闘フェイズ]呪力3
フェイズ終了時まで、「信仰(X)」を持つ自分のスペル1枚 は「命中+1」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)

[戦闘フェイズ]常時
呪力代償が1点のスペルすべて は「攻撃−1」を得る。
――――――――――――――――――――


早苗「お互い回避3リーダーですね。体力差は初期で1点、後手の霊夢さんはやや不利でしょうか」

霊夢「プレイング次第でどうとでもなるって言ったのはあんたじゃない」

早苗「そうですね。それじゃあ始めましょうか」
29 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 21:47:59.59 ID:ipzzs7Tto
先手:魔理沙(魔理沙4)

     V S

後手:霊夢(早苗2霊夢2)



「「デュエル!!」」
30 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 21:55:08.60 ID:ipzzs7Tto
早苗「お互いデッキをシャッフルして、初期手札は6枚です。お互いにマリガンはなしで開始」

霊夢「マリガン?」

早苗「初期手札にスペルカードがなかった場合引きなおすことができるんですよ」

魔理沙「聞いてないぜ。まあ大丈夫だが」

霊夢「そういう大事なことは先に言いなさいよ。私も大丈夫だけど」

魔理沙「じゃあ私からだな。まずは呪力が1発生、先攻の第一ターンのドローはなしだ」
31 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 21:57:16.77 ID:ipzzs7Tto
魔理沙(相手のリーダーは早苗。体力はこっちの方が1高いが、特殊能力が二つか……)

魔理沙(呪力1のスペルの攻撃力を下げる能力は厄介だな。先手を取れたのはいいけどいきなり攻撃するのは得策じゃない、か?)


魔理沙「どうせ霊夢は呪力がないから何もできないし、充填・戦闘フェイズは飛ばすぜ」

魔理沙「まずは《魔符「スターダストレヴァリエ」》を配置してターンエンドだ」

――――――――――――――――――――
魔符「スターダストレヴァリエ」

条件:魔理沙1
性質:集中
呪力1
攻撃2 迎撃1 命中3

高速移動(1)
――――――――――――――――――――

霊夢「あら、それ呪力代償は1なのね。起動できるわよ?」

魔理沙「まずは様子見だぜ。それにそっちのリーダーが早苗だからな」
32 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:00:34.11 ID:ipzzs7Tto
早苗「ふふふ、私はリーダー性能も高いですからね。優等生です」

霊夢「ちっ」

魔理沙「その調子だとやっぱり何かあったみたいだな」

霊夢「まーね。私のターン、呪力は1、ドローよ」

霊夢「充填・戦闘フェイズを飛ばして、起動フェイズ」

早苗「進行上の都合で、お互いに何もない場合はパスを省略してお送りしております」

霊夢「グダるしねぇ。手札から《夢符「二重結界」》を配置してターンエンドよ」


――――――――――――――――――――
夢符「二重結界」

条件:霊夢1
性質:拡散
呪力1
攻撃1 迎撃1 命中4

[戦闘フェイズ/迎撃時]常時
このスペルは「 防壁(1) 」を得る。
――――――――――――――――――――


魔理沙「呪力1の迎撃1・防壁1スペル……攻撃してたら返り討ちにされてたってことか」

霊夢「まったくあんたの勘は獣じみてるわね」

魔理沙「褒めてもらって恐縮だぜ。私のターン、呪力+3、ドロー!」
33 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:05:11.83 ID:ipzzs7Tto
魔理沙「充填フェイズは特にないな? 手札から《魔空「アステロイドベルト」》を配置してターンエンドだぜ」

霊夢「また攻撃してこないの?」

魔理沙「あいにくアステロイドベルトは呪力4だ。今は貯金するぜ」


先攻2ターン目終了
魔理沙 体力:20 呪力:3 スペル:2 手札:5
霊夢   体力:19 呪力:1 スペル:1 手札:6
34 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:08:44.73 ID:ipzzs7Tto
霊夢「まあいいけど。じゃあ私のターンね。呪力は合計3、ドロー……」

霊夢「起動フェイズ、まずは《神技「天覇風神脚」》を配置」

霊夢「そして呪力を3消費して、リーダーサポート《かんなぎ》を配置するわ」


――――――――――――――――――――
かんなぎ

条件:霊夢2 早苗2
使用:リーダー
呪力3

このサポートは、属性に『人間』が含まれているリーダーにのみ配置できる。
――――――――――――――――――――


魔理沙「レベル4サポート……!?」

霊夢「能力は常時発揮で二つ。どちらもイベントの使用をトリガーとして発揮される効果よ」

霊夢「一つは自分がイベントを使ったとき。相手に1ダメージを与えるわ」

霊夢「もう一つは相手がイベントを使ったとき。自分の体力を1回復して、さらに1ドローする」

霊夢「私はイベントが全部強化されて、あんたのイベントは私にもメリットがつくようになるわ」

魔理沙「ひ、卑怯臭せえ!? くそっイベントが使い辛くなったぜ……!」

霊夢「これがレベル4協力カードの威力よ。ターンエンドね」
35 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:11:14.73 ID:ipzzs7Tto
魔理沙「呪力は6、ドロー……くそ、いきなりやり辛いぜ」

魔理沙「でも使うなら今のうちだ! 充填フェイズ、呪力を3消費してイベントカード《魔力結晶》!」

魔理沙「追加代償で体力を1支払い、充填フェイズ終了時に呪力5を得るぜ」

霊夢「そっちがイベントカードを使ったからドローと体力を回復……」

早苗「おっと、体力は全快だからそれ以上増えないですね」

霊夢「なんかもったいないわね……まあドローできただけいいとしましょうか」

魔理沙「霊夢は呪力がないから何もできないな。充填フェイズを終了、呪力+5で合計8だ」

魔理沙「戦闘フェイズを飛ばし起動フェイズ。手札から《恋符「マスタースパーク」》を配置、呪力4を支払って即起動するぜ!」

魔理沙「そして呪力を2使って、こいつにスペルサポート《オーレリーズソーラーシステム》を配置」

魔理沙「こいつはスペルの攻撃を1増やして、さらに命中したときに呪力を1回復する優れものだ」

霊夢「いきなり攻撃5の貫通スペル……ちょっとやり辛いわね」

魔理沙「まだいくぜ? 呪力2、リーダーに《ミニ八卦炉》を配置。これでターンエンドだ」
36 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:12:46.04 ID:ipzzs7Tto
霊夢「一気に貯金を使ったわね。それで大丈夫なの?」

魔理沙「貯金は使うためにするもんだぜ」

霊夢「あっそ……私のターンね。呪力は3、ドローするわ」

霊夢「充填・戦闘フェイズは飛ばすわね」

霊夢「手札から《奇跡「白昼の客星」》を配置。呪力を1払って《夢符「二重結界」》を起動するわ」

魔理沙「マスタースパークに防壁は効かないぜ?」

霊夢「《奇跡「白昼の客星」》は呪力2だからね。私も節約するわ。ターンエンドよ」


後攻3ターン目終了
魔理沙 体力:19 呪力:0 スペル:3 手札:2
霊夢   体力:19 呪力:2 スペル:3 手札:6
37 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:19:37.55 ID:ipzzs7Tto
魔理沙「私のターン、呪力を3回復するぜ」

魔理沙「回復した呪力3と体力1を払って《魔力結晶》二枚目だ!」

魔理沙「イベントを使って効果があるのはそっちだけじゃないぜ。ミニ八卦炉の効果、自分がイベントを使ったとき呪力を1回復する」

霊夢「やたらと気前がいいわね。かんなぎの効果で1回復……は溢れて、1ドローするわ」

魔理沙「そっちはまだ体力全快だから回復体力分お得だぜ?」

霊夢「こっちは特にないわ」

魔理沙「それじゃあ充填フェイズ終了、魔力結晶の効果で呪力+5、戦闘フェイズだ!」

魔理沙「いくぜ! 《恋符「マスタースパーク」》で攻撃!」

霊夢「いきなりでかいのが来たわね。《夢符「二重結界」》で迎撃するわ」


魔理沙/恋符「マスタースパーク」
回避3 攻撃5・命中4(集中) 貫通

霊夢/夢符「二重結界」
回避3 迎撃1・命中4(拡散) 防壁(1)


魔理沙「呪力1消費、ミニ八卦炉の特殊能力を起動! マスタースパークの命中を+1するぜ」

魔理沙「追加効果! スペルが貫通を持つ場合、さらに攻撃+1だ!」

魔理沙「そして呪力1を払ってマスタースパークの特殊能力。命中が1下がる代わりに攻撃をさらに1上げるぜ!」


魔理沙/恋符「マスタースパーク」
回避3 攻撃7・命中4(集中) 貫通


霊夢「攻撃7……!?」

魔理沙「このまま命中判定するぜ? お互いに命中、霊夢に7、私には1ダメージだ」


魔理沙 体力:17
霊夢   体力:12
38 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:24:55.83 ID:ipzzs7Tto
霊夢「くっ……初っ端から痛いわね……」

魔理沙「やっぱり弾幕はパワーだぜ」

魔理沙「戦闘フェイズ終了時、命中したからオーレリーズソーラーシステムの効果で呪力を1回復する。呪力は5だ」

魔理沙「それじゃ呪力を4消費して、またマスタースパークを起動。ターンエンド」


霊夢「私のターン、呪力は6ね。ドロー」

霊夢「充填フェイズは特にないわ。起動フェイズまで飛ばすわね」

霊夢「《大結界「博麗弾幕結界」》を配置。こっちもまた二重結界を起動してターンエンドよ」


後攻4ターン目終了
魔理沙 体力:17 呪力:1 スペル:3 手札:2
霊夢   体力:12 呪力:5 スペル:4 手札:7
39 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:29:12.65 ID:ipzzs7Tto
魔理沙「ドロー。呪力は4だぜ」

魔理沙「充填フェイズは飛ばすぜ。戦闘フェイズ、マスタースパークで攻撃だ!」

霊夢「二重結界で迎撃するわ」

魔理沙「ミニ八卦炉の能力を使うぜ? 攻撃・命中+1だ」

魔理沙(今呪力は3、再起動できなくなるからマスタースパークの能力は使わないでおこう)

霊夢「さすがに二度目は通さないわよ。イベントカード《無重力》!」


――――――――――――――――――――
無重力

条件:霊夢2
使用:戦闘
呪力3

フェイズ終了時まで、 自分のリーダー は「回避+3」を得る。
――――――――――――――――――――


霊夢「リーダーの回避を+3するわ。合計回避6よ」

魔理沙「げっ……!」

霊夢「更にかんなぎの効果が発動! 相手に1ダメージ与えるわ」


魔理沙/恋符「マスタースパーク」
回避3 攻撃6・命中5(集中) 貫通

霊夢/夢符「二重結界」
回避6 迎撃1・命中4(拡散) 防壁(1)


霊夢「このまま判定に移るわよ。魔理沙に迎撃ダメージを1点当てて、回避成功。二重結界は起動したままよ」


魔理沙 体力:15
霊夢   体力:12


魔理沙「げげ……スペルが起こせねぇ」

霊夢「あんた、さっきのターン、スペル配置し忘れてるんだもの」

魔理沙「し忘れたんじゃなくてできなかったんだぜ……」

魔理沙「くそっ、このままターンエンドだ」
40 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:31:38.41 ID:ipzzs7Tto
霊夢「ドロー。呪力6よ」

霊夢「それじゃあ充填フェイズを飛ばして、戦闘フェイズ。二重結界で攻撃するわ」

魔理沙「起動状態のスペルがないからスルーするぜ」

霊夢「そのまま計算するわ。いい?」

魔理沙「仕方ないな」

霊夢「じゃあ攻撃で1ダメージ……」

早苗「ちょっと待ったぁ!」

霊夢「な、何よいきなり! びっくりするじゃない」

早苗「ええと……非常に言いにくいんですが……」

霊夢「何よ」

早苗「霊夢さんのリーダーキャラ、私ですよね?」

霊夢「私が使うんだから私をリーダーにしようと思ったのに、あんたがそうしろって言ったんじゃない。で、それが?」
41 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:35:22.95 ID:ipzzs7Tto
――――――――――――――――――――
祀られる風の人間 東風谷早苗

属性:人間 守矢神社
体力:19
回避:3

決死判定(3)

[戦闘フェイズ]呪力3
フェイズ終了時まで、 「信仰(X)」を持つ自分のスペル1枚 は「命中+1」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)

[戦闘フェイズ]常時
呪力代償が1点のスペルすべて は「攻撃−1」を得る。
――――――――――――――――――――

霊夢「へ?」


[戦闘フェイズ]常時
【呪力代償が1点のスペルすべて】は「攻撃−1」を得る。


早苗「二重結界、呪力代償、1ですね?」

霊夢「もしかしてこれ、自分のスペルもかかるの?」

早苗「スペルすべてって書いてますから。だから……」


夢符「二重結界」/攻撃0 命中4(拡散)


霊夢「ぬがああああああっ!!」

魔理沙「命中したけどノーダメージだぜ」

霊夢「あんた私に何か恨みでもあるの!?」

早苗「そういう性能なんですよ我慢してください!」

霊夢「けっ使えねえ……《神技「八方鬼縛陣」》を配置、呪力を5使って《神技「天覇風神脚」》を起動するわ。ターンエンドよ」
42 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:37:22.14 ID:ipzzs7Tto
魔理沙「呪力は7……くそっ、スペルがこねえ。起動フェイズまで飛ばすぜ」

魔理沙「《恋符「マスタースパーク」》と《魔符「スターダストレヴァリエ」》を起動」

魔理沙「合計呪力を5使って残り2、ターンエンドだ」
43 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:38:54.84 ID:ipzzs7Tto
霊夢「私のターン、呪力は5、ドローっ」

霊夢「……よし。呪力を2払って、イベントカード《鑑定》を使うわ」

魔理沙「また1ダメージか……」(残り体力11)

霊夢「このカードは二つの効果から片方を選んで解決するわ」

――――――――――――――――――――
鑑定

呪力:2
条件:
使用:充填

以下の1つ効果のうち1つを選択する。

1.自分のデッキの上から1枚を公開する。
  その後、それをデッキの一番上か一番下に戻し、デッキの上から1枚を手札に加える。

2.自分のデッキの上から4枚を抜き出し、その中にサポートカードが含まれている場合、
  そのサポートカード1枚を相手に見せてから手札に加える。
  その後、残りのカードを好きな順番でデッキの一番下に戻す。
――――――――――――――――――――

霊夢「解決する効果は2、山札を4枚見て……おっけー。シーンサポート《香霖堂》があったわ」

霊夢「これを手札に加えて、あとの3枚をデッキの下に送る」
44 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:42:19.88 ID:ipzzs7Tto
霊夢「それじゃあ戦闘フェイズに移るわ。天覇風神脚で攻撃!」


――――――――――――――――――――
神技「天覇風神脚」

条件:霊夢2
性質:集中
呪力5
攻撃4 迎撃2 命中5

信仰(1)

[戦闘フェイズ]常時
このスペルでの戦闘中、相手のリーダーに 『異変』 が配置されている場合、
相手の戦闘中のスペル は「攻撃−1」「迎撃−1」「命中−1」を得る。
――――――――――――――――――――


魔理沙「ちっ、でかいのが来たぜ。スターダストレヴァリエで迎撃だ」

霊夢「私はこのままでいいけど、あんたは何かある?」

魔理沙「このままだと決死されるからな。ミニ八卦炉の効果を使って命中を上げるぜ」


霊夢/神技「天覇風神脚」
回避3 攻撃4・命中5(集中) 信仰(1)

魔理沙/魔符「スターダストレヴァリエ」
回避4 迎撃1・命中4(集中) 【高速移動(1)】←発揮中


霊夢「じゃあこれでいいわね? お互いに命中するけど……」

霊夢「天覇風神脚の信仰(1)で迎撃1を遮断、ノーダメージよ」


魔理沙 体力:10
霊夢   体力:12


魔理沙「くそ、最初はリードしてたのに」

霊夢「馬鹿正直に真正面から突っ込んでくるんだもの。イベント一枚で避けられるわ」

霊夢「ねえ、これ同時に体力ゼロになったらどうするの?」

早苗「えーと。先に攻撃スペルのダメージ計算してからなんで、戦闘で相打ちになったら攻撃側の勝ちですね」

霊夢「なるほどねー」
45 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:43:58.12 ID:ipzzs7Tto
霊夢「じゃ起動フェイズ。二枚目の天覇風神脚を配置。起動はなしよ」

霊夢「代わりにシーンサポート《香霖堂》を配置するわ」

霊夢「効果は充填フェイズ開始時にカードを1枚引く……お互い毎ターン2ドローになるってことね」

早苗「厳密には『香霖堂でドロー』→『呪力発生』→『通常のドロー』ですけど実質的には同じですね」

霊夢「それじゃターンエンドよ。ありがたく2ドローするがいいわ」
46 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:47:09.57 ID:ipzzs7Tto
魔理沙「私に威張るなとか言ってた霊夢も十分威張ってるぜ……呪力は4、香霖堂の効果も含め2ドローだ」

魔理沙「ふう。おかげでスペルカードがきた。呪力がカツカツなのは辛い」

魔理沙「戦闘フェイズに行くぜ? マスタースパークで攻撃だ!」

霊夢「はいはい。二重結界で迎撃するわ」

魔理沙「霊夢の呪力はゼロ、回避は怖くないからな。マスタースパークとミニ八卦炉の能力を両方使うぜ。攻撃は7だ!」


魔理沙/恋符「マスタースパーク」
回避3 攻撃7・命中4(集中) 貫通

霊夢/夢符「二重結界」
回避3 迎撃1・命中4(拡散) 防壁(1)


霊夢「はいはい。じゃあこっちに7点、そっちに1点ね」


魔理沙 体力:9
霊夢   体力:5


魔理沙「命中で呪力+1、合計3だ。よし、あと少し!」

霊夢「そうそう上手くいくかしら?」

魔理沙「あと一発当てるだけでいいんだろ? いけるいける」

魔理沙「とはいえ起動はできないからな。《星符「ドラゴンメテオ」》を配置してターンエンドだ」
47 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:54:07.95 ID:ipzzs7Tto
霊夢「じゃあ私のターン、2ドロー……呪力は7よ」

霊夢(とは言ったもののまずいわね。回避イベントの枚数も限られてるし)

霊夢(早めにカタをつけるしかないか)

霊夢「起動フェイズまで飛ばすわ。《秘術「忘却の祭儀」》を配置」

霊夢「それと、呪力を5払って再度《神技「天覇風神脚」》を起動。ターンエンドよ」


魔理沙「私のターン、2ドロー。呪力は8だ。充填・戦闘フェイズは飛ばすぜ」

魔理沙「起動フェイズ、《光撃「シュート・ザ・ムーン」》を配置」

魔理沙「そして呪力を4ずつ支払って、マスタースパークと《魔空「アステロイドベルト」》を起動」


――――――――――――――――――――
魔空「アステロイドベルト」

条件:魔理沙2
性質:拡散
呪力4
攻撃3 迎撃1 命中5

防壁(1)

[戦闘フェイズ]呪力1
フェイズ終了時まで、 このスペル は「 誘導弾 」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)
――――――――――――――――――――


霊夢「迎撃に防壁スペルね……呪力よりもダメージ減少を狙ってきたわけ」

魔理沙「そういうことだぜ。ターンエンドだ」


先攻8ターン目終了
魔理沙 体力:9 呪力:0 スペル:5 手札:6
霊夢   体力:5 呪力:2 スペル:7 手札:5
48 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:57:28.31 ID:ipzzs7Tto
霊夢「じゃあ私のターン、2ドローするわ。呪力は9よ」

霊夢「充填フェイズを飛ばして戦闘フェイズよ。天覇風神脚で攻撃するわ」

魔理沙「アステロイドベルトで迎撃するぜ」


霊夢/神技「天覇風神脚」
回避3 攻撃3・命中5(集中) 信仰(1)

魔理沙/魔空「アステロイドベルト」
回避3 迎撃1・命中5(拡散) 【防壁(1)】←発揮中


魔理沙「これで少しはダメージを減らせるぜ」

霊夢「でも残念ね。イベントカードを使うわ。《風詠み》!」


――――――――――――――――――――
風詠み

条件:早苗1
使用:戦闘
呪力1

フェイズ終了時まで、 スペル1枚 は「 低速移動(2) 」を得る。
――――――――――――――――――――


霊夢「呪力1で使えるのが嬉しいわね」

魔理沙「また1ダメージか……」(残り体力8)

霊夢「目標はもちろん天覇風神脚、アステロイドベルトは拡散だから、回避が2上昇するわ」

魔理沙「はっ、馬鹿だな霊夢。アステロイドベルトには誘導弾が……」


[戦闘フェイズ]呪力1
フェイズ終了時まで、 このスペル は「 誘導弾 」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)


霊夢「あんた呪力ゼロよね」

魔理沙「のおおおおおっ!?」
49 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 22:59:53.47 ID:ipzzs7Tto
霊夢/神技「天覇風神脚」
回避5 攻撃3・命中5(集中) 信仰(1) 【低速移動(2)】

魔理沙/魔空「アステロイドベルト」
回避3 迎撃1・命中5(拡散) 【防壁(1)】


霊夢「合計で回避値は5、このまま呪力を3払って決死回避するわ。残り呪力も体力も5よ」


霊夢  体力:5
魔理沙 体力:5


魔理沙「や、やばいぜ……」

霊夢「起動フェイズね。《大結界「博麗弾幕結界」》を配置。スペル起動はなし。ターンエンドよ」

魔理沙「迎撃スペルを起こさないのか?」

霊夢「だってどうせ命中したら負けるもの。回避するしかないわ」
50 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 23:08:44.01 ID:ipzzs7Tto
後攻8ターン目終了
魔理沙 体力:5 呪力:0 スペル:5 手札:6
霊夢   体力:5 呪力:5 スペル:8 手札:6


〜少女計算中〜


魔理沙(ぐ……手札に命中を上げるカードが来てない。また無重力を使われたら……)

魔理沙(その時点で、かんなぎのダメージで私の体力は4)

魔理沙(天覇風神脚の迎撃は2、これで私の体力は残り2点)

魔理沙(なんでもいいからもう2枚イベントがあったらその時点でアウトだ。それに、それとは別に天覇風神脚の攻撃が待ってる)

魔理沙(手札は……オーレリーズソーラーシステムと被って使い物にならないミニ八卦炉)

魔理沙(あとは香霖堂が場に出てから連続で引いたスペルが3枚と……)

魔理沙(それに回避を+2するイベント《パターン避け》)

魔理沙(ただ、相手の天覇風神脚は元々の命中が5な上に信仰持ちだ。早苗のリーダー能力で命中がさらに上がる。回避もできそういない)

魔理沙(頼みの綱はこのドロー。命中を上げる《ピンポイント》がくれば……!)

魔理沙(大丈夫だ、香霖堂のおかげでドローは二枚ある。確率は低くはないはずだっ!)
51 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 23:11:21.26 ID:ipzzs7Tto
魔理沙「……よし。なぁ早苗」

早苗「はい」

魔理沙「こんなとき、デュエリストならこう言うんだよな」

早苗「……はい!」

魔理沙「私は……私のデッキを信じるぜっ! 充填フェイズ、呪力は5! 2ドローッ!!」

魔理沙「……」

早苗「……」

霊夢「……」

魔理沙「ピンポイントこねええええええ!!」

早苗「あちゃー」

霊夢「うるさいわねえ……」
52 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 23:14:05.35 ID:ipzzs7Tto
魔理沙(待て、待て待て、どうにかできないか!?)


〜少女再計算中〜


魔理沙(えーとえーと、これもう1ターンは耐えれる?)

魔理沙(ここで攻撃せずに、高速移動(1)を持ってるスターダストレヴァリエを起動、呪力4)

魔理沙(天覇風神脚は集中で命中5、早苗の能力で命中は6まで上がる)

魔理沙(でもこっちはリーダーの能力で呪力を2使えばさらに高速移動がつくから回避が5、ここでパターン避けを使えば2増えて回避7)

魔理沙(って呪力1足りねえ!)

魔理沙(あ。先にパターン避け使ったらミニ八卦炉の効果で呪力+1されるからいけるじゃん! 次のドローを期待できるぜ!)

魔理沙(いや待てよ。霊夢は今まで命中が上がるタイプのイベントを使ってないよな……?)

魔理沙(霊夢の手札は6枚、あっちのターンでドローして8枚)

魔理沙(いや、私がパターン避けを使ったとして、かんなぎの効果でドローするから9枚か?)


霊夢「ねえまだー?」

魔理沙「ちょっと待って! もうちょっと!」
53 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 23:14:49.63 ID:ipzzs7Tto
魔理沙(一か八か賭けるか……?)

魔理沙(ドローしたのはとうとう三枚目の魔力結晶。呪力ブーストは強いけど、この場面で呪力だけあっても仕方ない)

魔理沙(もう一枚も書いてること短いし、あんまり強そうには見えなかったけど私のカードだから放り込んだだけだし)

魔理沙(っていうかこれどういう効果だっけ?)

魔理沙(………………)


魔理沙「あ」
54 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 23:18:22.55 ID:ipzzs7Tto
魔理沙「なあ早苗」

早苗「……どうしました?」

魔理沙「私もきちんとデュエリストだったみたいだ」

魔理沙「私のデッキはきちんと私の声に答えてくれたぜ!」

魔理沙「イベントの使用権は手番プレイヤーから、即座に解決だったよな!」

魔理沙「充填フェイズ! 呪力を2支払い……」

魔理沙「イベントカード《問答無用》を使用!!」

霊夢「はいはい。それじゃイベントの使用に対応してかんなぎの効果が発動するわね。回復、ドロー」(残り体力6)

魔理沙「こいつでこのターン……全てのイベントカードの使用を禁止するぜ!」

霊夢「………………はい?」

魔理沙「だから、イベント禁止」

霊夢「………………えっ?」


――――――――――――――――――――
問答無用

条件:魔理沙1
使用:充填
呪力2

このターン、お互いのプレイヤーはイベントを使用することができない。
――――――――――――――――――――


霊夢「………………え?」
55 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 23:22:27.43 ID:ipzzs7Tto
魔理沙「ミニ八卦炉の効果で呪力1回復して、と」

魔理沙「もうイベント使えないからあとは特殊能力だけだよな」

魔理沙「お前んとこ充填フェイズに使える特殊能力ないみたいだしこのまま戦闘入るぜー。マスタースパークで攻撃ー」

霊夢「あ……うん、迎撃しまーす……」


魔理沙/恋符「マスタースパーク」
回避3 攻撃5・命中4(集中) 貫通

霊夢/神技「天覇風神脚」
回避3 迎撃2・命中5(集中) 信仰(1)


魔理沙「イベント使って体力6になっちまったからな」

魔理沙「呪力を1使ってミニ八卦炉の特殊能力を起動、マスタースパークを攻撃6、命中5にするぜ」

霊夢「……む……無重力……」

魔理沙「ダメ」

霊夢「……か、風詠み」

魔理沙「ダメ」

霊夢「……」

魔理沙「……」





\ピチューン/
56 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 23:24:14.94 ID:ipzzs7Tto
   ========================================

            当たれば勝てる

   ========================================

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'''‐-=ニ_    ヽ、            , -'´
:::::::::::_,..-‐ァ'''''´ ̄~""''' ァ- ...,,__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::"'''- .._''''''''         , -'´
:::, -'´_ ''´     _,. -'''ァ'¨ii''ヽ....ニ=''"''ヽ―-=..__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`"'''- .._   <
シ'''´~   `)-...、 ,.(´  /i |ヽiヽ 'iヾ>,.-‐''´ヾヾヾ、 ヽi~""''' ‐,- .,,__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::"'-.._  ` ヽ.
     ,-". i  >' `γ /|....|_ヾ ヽiiヽ`'''>_,..-'''":::::~ヽ   /   "''''-i .._:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::"-<´
ー,.//  l l   ̄| ̄'''"i.! | |_ヽ ヾヽ.   i . |::::::::::::::::| ) , / ,     l  ` ヽ`"'''- .._::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::"'''- .._
'''´/i ,.  l. l.   l   |ィ''ヘ::::::..ヽ ヽl '''   i. |:::::::::::::|  | // /    ,   ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;"'''- .._::::::::::::::::::::::::::::::::::::"'-.._
/ .| ト,.  l ヽ  |  |ヾ. ヽ:::::::ヽ `    ヽ ヽ_:::::ノ.  l /' /    / /ヽ   ヽ. .-‐ '''""~~~  "'''- .._::::::::::::::::::::::::::::::`'-._
.    i| ヽ、 ヽヽ. |ヽ. |'., ヽ ヽ::::::l        ` ̄.フ  ///'.|  /ァ'´ l     .l                `"'''''''''''''''''''''''''''''''''''''
    |  `ヽヾlヽl. ヽlヽ', ヾニ -'            /   / /  l / /   .|  ,.. |
  _..ノ       `   i ヽ';       ;   __,,. '   l  ∧/  ノ'  ノ    | ノ.l ノ
.フ'         /. ヽ  ヽヽ       ̄     ,-'ヽ/ __ヽ,..  ,.-'´   ,.ァノ' ノ'
' ,イ       / /  `lヽ  ~ 'ッ ‐- ... __ /,..-'''"  ヽ( ,. -‐'''"´ ´  ´
./ ヽ      //    i  ヽ /./    -'''"´     _,.. i,.)>
'   `ヽ.    i/'=、    >、 ././i.    ヽ   _,. -'''".-‐-、  |   避けられなければどうということはないんだぜ
        ) /l'   ヽ,/ y' ヽ ヽ__   |~_,.ニ'''" =´三三、:::::::l |
       .l l    .人 /   i! ,.--、 r'ニ゙゙~        `ヽ:::|三=┐
       ヾl    ヽ ヽ ,.イ. .|::::::::>'´           ヽ:::::::::::|
    _   /`ヽ ∧ `_,ノ,..-'' ,-ン'                  ヽ::::::::|
 _.-''ァ- "'''- 、::::|'レ-<´ /:::;r' /                   ヽ::::::|
  ('      `|:::::::,r'´ >'::::l' ./                   ヽ:::::|
  ヽ    / ,-l_,-‐' . l'::::::::|/                      ヽ:::|
 _,.-'_,.-''''"| /     .|::::::::r'       ::.        ....:::::::::::::. l::|
r' /    ヾ       .|:::::::ヽ:.      :::::    ...:::::::::::::::::::::::. i!
ヽl            |::::::::::ヽ::::...   ::::::::   ....:::::::::::::::::::::::::::::: |
              ヽ::::::::::ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /
57 :少女決闘中 [saga]:2012/04/07(土) 23:42:35.61 ID:ipzzs7Tto
魔理沙「実にディスティニードローだったぜ」

霊夢「イベントデッキ相手にイベント禁止とか鬼かあんたは」

早苗「3回殴れば勝てるって、酷いパワーゲーでした」

魔理沙「やっぱり弾幕はパワーだぜ。
      でもスペル事故で呪力不足だわ、せっかくのレベル4なのに上位スペルがこないわでどうなるかと思ったが」

霊夢「最後に引いてたのがピンポイントだったら勝ててたわ」


――――――――――――――――――――
レーザー避け

条件:なし
使用:戦闘
呪力2

相手の戦闘中のスペルが「 貫通 」を持つ場合、
フェイズ終了時まで、 自分のリーダー は「回避+4」を得る。
――――――――――――――――――――


霊夢「これと無重力で回避は10。次のターンの充填フェイズに鑑定使って終わりだったわ」

魔理沙「危ねー……デッキはやっぱり私を味方してくれたみたいだな」

早苗「プレイヤーより頭いいデッキっていうのもどうかと思うんですけどねぇ……」
58 :少女決闘中 [saga]:2012/04/08(日) 00:20:38.88 ID:qO09UMOro
霊夢「ま、負けたけどルールはプレイして理解したわ。今度は私も自分でデッキ組んでみようかしら」

魔理沙「よし、それじゃあその時は相手になってやろう」

早苗「私もやりたくなりましたし、せっかくですからうちの二柱にも布教しましょう」

魔理沙「巫女がそんなこと言っていいのか?」

早苗「大丈夫ですよ……多分」

霊夢「ちょっと待ってなさいよ! すぐ組むから!」

魔理沙「おう、かかってこい!」

早苗「意外と負けず嫌いなんですね……」



その後、命中難である魔理沙が回避特化キャラの霊夢にボコられたのは言うまでもなかった
59 :少女決闘中 [saga]:2012/04/08(日) 00:49:08.25 ID:qO09UMOro
そんなわけで第一回は、本領発揮できない魔理沙4対かんなぎ早苗でした
霊夢3だと魔理沙だとわりと致命的な相性になってしまうので

進行とか表記も手探り状態なので見辛いかとは思うけどそこは多少目を瞑って下さい


参戦キャラは宴のバージョンごとに以下の30キャラ

Type人: 霊夢 魔理沙 咲夜 妖夢
Type妖: 紫 アリス レミリア 幽々子
Type紅: フラン パチュリー 美鈴
Type夜: 輝夜 永琳 鈴仙
Type夢: 藍 橙 プリズムリバー
Type鬼: 妹紅 慧音 萃香
Type風: 諏訪子 神奈子 早苗
Type山: 文 小町 にとり
Type天: 天子 衣玖
Type地: 空 燐
Type覚: こいし さとり
Type星: 白蓮 星
(プリズムリバーは三姉妹で1キャラ扱い)

こいつのデッキを見てみたい、とかあったら動かしてみたいと
60 :少女充填中 [saga]:2012/04/08(日) 00:53:40.65 ID:qO09UMOro
では、次回は多分紅魔館に突撃することに

なおデュエルとか言いながら>>1は遊戯王まったく分かりませんのでご了承下さい
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/19(木) 21:21:50.23 ID:Li6V2pAIO
続き期待
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/04/23(月) 08:56:23.87 ID:5AhK6YrDo
遊戯王一筋で三千年の俺もとうとう掛け持ちするかもしれん
63 :少女充填中 [saga]:2012/05/03(木) 00:59:44.79 ID:Uhx1hTqOo
〜紅魔館〜



魔理沙「おーす。邪魔するぜー」

咲夜「また性懲りもなく鼠が出たわ……今日はどんな用向きかしら。事によってはただで帰すわけにはいかないけれど」

魔理沙「いやいや、今日はアポありだぞ? パチュリーんとこ」

咲夜「それで巫女が一緒なわけ」

霊夢「まぁそんなところ。どうせ異変もなきゃ暇だしね」

咲夜「仕方ないわね。後でお茶を持っていくわ」

魔理沙「茶菓子はなるたけ手が汚れないものがいいな」

咲夜「? クッキーでいいかしら」

魔理沙「もう一声」

咲夜「どうしてそんなに気にするの? いつもなら両手でボリボリ貪ってるじゃない」

霊夢「それがね、カードゲームをやりにきたのよ」

咲夜「なるほどね。あなたたちも幻想ノ宴を始めたってこと」

霊夢「察しがよくて助かるわ」

咲夜「スレの進行上ね。大方、パチュリー様に色々レクチャーしてもらおうっていう寸法かしら」

魔理沙「そういうことだぜ。んじゃお茶とケーキを頼んだぜ」

咲夜「いつの間にお茶請けがケーキにクラスチェンジしたのかしら……」
64 :少女充填中 [saga]:2012/05/03(木) 01:00:30.41 ID:Uhx1hTqOo
〜大図書館〜

パチュリー「なるほどね。このデッキで、霊夢相手にボコボコにされたわけ」

魔理沙「こいつ卑怯なんだよ。全然スペルが中らないんだぜ……」

霊夢「そういうキャラクター性能なんだから仕方ないじゃない」

パチュリー「そもそも魔理沙は霊夢に対して相性悪いものね。単騎構成じゃなくてタッチしてみたら?」

魔理沙「こうか?」

パチュリー「どこにタッチしてるのよ!? タッチっていうのはね、弱点を補うために他の色を若干混ぜてデッキを組むことよ」

霊夢「色? 早苗もなんだかそんなこと言ってたけど」

パチュリー「元がMtG用語だからね。たとえばこのデッキなら『魔理沙4』からレベルを1減らして、そのスキマに他のキャラを混ぜて補強するってことよ」

魔理沙「そうすると使えるカードが減るんじゃないのか?」

パチュリー「単騎構成でのレベル4のカードはないわ。リーダーレベルを見る効果もいくつかあるけど、単騎構成のメリットは主にこれね」


――――――――――――――――――――
逢魔が刻

条件:なし
配置:シーン
呪力3

[充填フェイズ/攻撃時]常時
充填フェイズ開始時、呪力をX点得る。
(Xは、自分のリーダーのレベルの半分(端数切捨て)に等しい)
――――――――――――――――――――


パチュリー「シーンサポートの《逢魔が刻》、これがある限り毎ターンの呪力供給が+2されるわ」

霊夢「なるほど。それで強力なカードをバンバン使ってしまおうって寸法か」
65 :少女充填中 [saga]:2012/05/03(木) 01:01:34.27 ID:Uhx1hTqOo
パチュリー「そしてもう一つがこれ。いわば『レベル4スペル』よ」


――――――――――――――――――――
魔砲「ファイナルスパーク」

条件:魔理沙3
性質:集中
呪力6
攻撃5 迎撃2 命中5

貫通 防壁(1)

[戦闘フェイズ]常時
自分の『魔理沙』のレベルが4の場合、 このスペル は「攻撃+1」「迎撃+1」を得る。

[戦闘フェイズ]呪力1
フェイズ終了時まで、 このスペル は「攻撃+1」「命中−1」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)
――――――――――――――――――――


パチュリー「単騎の場合はレベル3までしかないけれど、どのキャラもレベル3スペルの中の一枚にこの手のレベル4で発狂するスペルが含まれてるわ」

魔理沙「発狂?」

パチュリー「幻想ノ宴独自の用語ね。条件や特殊能力でスペルが強化されることを指すわ。このあたりを見てもらえれば分かりやすいんじゃないかしら」


――――――――――――――――――――
「紅色の幻想郷」

条件:レミリア3
性質:拡散
呪力5
攻撃5 迎撃2 命中5

[戦闘フェイズ]呪力3
フェイズ終了時まで、 このスペル は「攻撃+2」「迎撃+1」「命中+3」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)
――――――――――――――――――――


霊夢「なるほどね。『発狂』したら回避も防御も困難、化け物スペルになるってわけか」

パチュリー「その代わりこの手のスペルは軒並み重い……呪力コストが高いのだけど、攻撃に使うなら分割払いにできるとも取れるわね」
66 :少女充填中 [saga]:2012/05/03(木) 01:02:08.47 ID:Uhx1hTqOo
魔理沙「つまり、私のデッキのレベルを落とすことで、この発狂を封じる代わりに対応力を上げるってことだな?」

パチュリー「そうね。回避する気がない相手ならいいけど、魔理沙のは大体が集中スペルに偏ってるから、そこの巫女もだけど高い数値の高速移動を持ってるキャラだと厄介だわ」

霊夢「たとえば?」

パチュリー「レミィと、猫の方の式と、天狗」

魔理沙「あー……」

パチュリー「そこで、そういう相性の悪い相手に対策するためにレベル1分他のキャラを混ぜるの。そうね、そういう意味では……」

咲夜「はい、ご所望のお茶とケーキを持ってきたわよ」

魔理沙「おう、待ってました」

パチュリー「そうね、咲夜がいいわ」

咲夜「……なんですか藪から棒に」

パチュリー「いえね、魔理沙のデッキにタッチさせるなら咲夜が相性いいかしらって話」

咲夜「なるほど。そうですね。私なら速攻型のデッキとの相性はいいですから」

魔理沙「へえ」

パチュリー「実際に見せてあげた方がいいかもね。咲夜、ちょっと一局付き合いなさいな」

咲夜「えええ……私これからお嬢様の……」

レミリア「話は聞かせてもらったわ!!」

パチュリー「あら地獄耳」

霊夢「どっから沸いて出たんだこいつは」
67 :少女充填中 [saga]:2012/05/03(木) 01:02:42.15 ID:Uhx1hTqOo
レミリア「悪魔に隠しごとができると思ってるの? いいわ咲夜。相手をしてあげなさい」

咲夜「お嬢様がそう言うのであれば……」

魔理沙「そうこなくっちゃ」

咲夜「それで私の相手はどなたがしてくれるんですか?」

霊夢「それじゃあ私とやりましょうか」

レミリア「ふふ……ねえ霊夢」

霊夢「な、何よいきなり!? 耳元に息吹きかけないで!」

レミリア「どうせならこのデッキを使いなさい」

パチュリー「んん? ……ああ、ちょうどいいわね。霊夢をベースにタッチしてるし、ちょうどいいんじゃないかしら」

レミリア「単騎もいいけどやっぱりこのゲームは複数で組むのも面白いと思うの」

霊夢「まあいいけれど……妙なデッキじゃあないでしょうね」

レミリア「そこは大丈夫ね。何せ私が組んだんですもの。強さは保障するわ」

魔理沙「それじゃあお手並み拝見といきますか」

パチュリー「ケーキを抱えてすっかり観戦モードね……」

咲夜「遊びとはいえ手は抜きませんよ」

霊夢「当然。行くわよ……!」
68 :少女充填中 [saga]:2012/05/03(木) 01:03:35.21 ID:Uhx1hTqOo
短い前座だけですが。更新頻度少なくてスマヌ
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/04(金) 02:43:47.98 ID:WXo73UUv0


宴はもうやってないけど
サクマリ黄金時代は記憶に残ってるなあww
70 :少女充填中 [saga]:2012/06/01(金) 01:17:26.15 ID:OkxJW18io
すっげー久しぶりだけどなんとか書き終わったので
71 :少女充填中 [saga]:2012/06/01(金) 01:31:22.25 ID:OkxJW18io
パチュリー「それじゃあ二人とも、卓について」

霊夢「うーん、やっぱり机が広いとやりやすそうでいいわね」

魔理沙「ちゃぶ台でやってるとなあ……どのスペルが並んでるのかちょっと分からなくなるぜ」

咲夜「お茶を飲むのはいいけどこぼさないでよね」

魔理沙「ちくちくとうるさいメイドだぜ」

霊夢「それじゃあ先攻決めね」

レミリア「うちでは先攻後攻はダイスロールで決めるわ。十面ダイス」

魔理沙「おお、なんかサイコロの方がそれっぽい」

咲夜「8、先攻いただきます」

霊夢「5、後攻か……」

パチュリー「まずはマリガンチェックね。手札にスペルが2枚なければ公開して一度だけ引き直すことが出来るわ」

魔理沙「おろ? 1枚もなかったときじゃないのか?」

パチュリー「ルール改正があったのよ。なかった場合は今までどおりに無条件に引きなおせるから」

咲夜「こちらは大丈夫よ」

霊夢「こっちもね」
72 :少女充填中 [saga]:2012/06/01(金) 01:32:57.82 ID:OkxJW18io
パチュリー「次はお互いのキャラ構成を公開して……」

咲夜「こちらは咲夜3空1です」

――――――――――――――――――――
紅魔館のメイド 十六夜咲夜

属性:人間 紅魔館
体力20
回避3

決死判定(3)

[戦闘フェイズ]呪力3
フェイズ終了時まで、 自分のスペル1枚 は「命中+1」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)
――――――――――――――――――――



霊夢「こっちはレミリア1霊夢3ね」

――――――――――――――――――――
紅い悪魔 レミリア・スカーレット

属性:妖怪 吸血鬼 紅魔館
体力18
回避3

決死判定(2)

[戦闘フェイズ]呪力3
フェイズ終了時まで、 自分のスペル1枚 は「攻撃+1」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)
――――――――――――――――――――


レミリア「なお、マリガンチェックの部分は毎回やるの面倒だから次回からは飛ばすわよ」

魔理沙「誰に言ってるんだ、誰に」

パチュリー「それじゃあ始めてちょうだい」
73 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:33:59.32 ID:OkxJW18io
先手:咲夜(咲夜3空1)

     V S

後手:霊夢(レミリア1霊夢3)



「「デュエル!」」
74 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:35:18.92 ID:OkxJW18io
霊夢(咲夜の体力は20、レミリアは18、初期体力差は2点……)

霊夢(攻撃1回分ってところかしら、大きいわね。後手なのも辛いわ)

霊夢(相手のリーダー能力も命中を上げるものだし、厄介ね)

咲夜「充填フェイズを飛ばします。まずは《傷魂「ソウルスカルプチュア」》を配置。ターンエンド」

――――――――――――――――――――
傷魂「ソウルスカルプチュア」

条件:咲夜3
性質:通常
呪力6
攻撃5 迎撃2 命中6

[戦闘フェイズ] 呪力2
フェイズ終了時まで、 このスペル は「命中+2」を得る。
――――――――――――――――――――

霊夢「……ねえ。このスペルの特殊能力、『フェイズにつき1回まで使用可能』って書いてないんだけど。誤植?」

咲夜「書いてないからには何度でも使えるわ」

霊夢「実質必中!? うわー……」

パチュリー「咲夜のキャラコンセプトは高命中と山札破壊だからね」

魔理沙「呪力がその分必要だけどな」
75 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:36:02.18 ID:OkxJW18io
霊夢「相性最悪じゃない……充填なし。《神技「八方鬼縛陣」》を配置してターンエンドよ」

咲夜「お互い出足は遅いわね。さくさく進めましょう。呪力3、充填なし。《幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」》を配置してターンエンドです」

霊夢「後攻2ターン目、こっちも呪力3ね。充填なし、《夢戦「幻想之月」》を配置するわ。まだスペル起動はしない」

魔理沙「なんだかまだるっこしいぜ」
76 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:37:02.27 ID:OkxJW18io
咲夜「3ターン目。呪力は合計6よ。充填はなしでいいわね?」

咲夜「充填フェイズに入ります。《幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」》を配置」

咲夜「そろそろ攻めさせてもらうわ。呪力を6支払い《傷魂「ソウルスカルプチュア」》を起動!」

霊夢「く……来たわね」

魔理沙「いきなりでかいスペルを起こしたな」
77 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:38:02.04 ID:OkxJW18io
霊夢「こっちも呪力6、起動フェイズまで飛ばすわ」

霊夢「《夢符「二重結界」》を配置、即起動!」

――――――――――――――――――――
夢符「二重結界」

条件:霊夢1
性質:拡散
呪力1
攻撃1 迎撃1 命中4

[戦闘フェイズ/迎撃時]常時
このスペル は「 防壁(1) 」を得る。
――――――――――――――――――――

魔理沙「ちょっと色々おかしなスペックのスペルだぜ」

パチュリー「霊夢の守りの要ね。呪力1で迎撃時のみ防壁1、命中4もだから素で決死も出来ない」
78 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:38:50.79 ID:OkxJW18io
霊夢「さらに呪力を5支払って《夢戦「幻想之月」》を起動、ターンエンドよ」

――――――――――――――――――――
夢戦「幻想之月」

条件:霊夢3
性質:拡散
呪力5
攻撃4 迎撃2 命中5

追加代償(戦闘):呪力1
防壁(1)

[戦闘フェイズ]常時
このスペルでの戦闘中、 自分のリーダー は「回避+1」を得る。
――――――――――――――――――――

霊夢「これで命中4のスペルは決死するわ」

レミリア「ふふふ、私の決死呪力は2だから相性がいいわね。製作者は分かってるじゃない」

パチュリー「レミィは初期体力が低いからガンガン攻めないといけないのよね。その点でも迎撃に二重結界がある霊夢は相性がいいわ」
79 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:40:01.99 ID:OkxJW18io
咲夜「ではこちらのターン、呪力は3」

咲夜「充填フェイズ、何もないわね? 戦闘フェイズに移ります。ソウルスカルプチュアで攻撃!」

霊夢「二重結界で迎撃するわ」


咲夜/傷痕「ソウルスカルプチュア」
回避3 攻撃4・命中6(通常)

霊夢/夢符「二重結界」
回避3 迎撃1・命中4(拡散) 【防壁(1)】


咲夜「イベント・特殊能力の使用は特になし。このまま判定に移るわ。お互いに命中ね」


咲夜  体力:19(−1)
霊夢  体力:14(−4)


霊夢「く、体力差5点……!」

パチュリー「レミィったら打たれ弱いから……」

レミリア「まだまだこれからよ。咲夜のスペルは命中こそ高いけれどダメージ自体はさほど高くないもの」

咲夜「それは言わないでくださいお嬢様……!」
80 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:40:28.93 ID:OkxJW18io
咲夜「二枚目の《傷魂「ソウルスカルプチュア」》を配置。呪力を3支払い、《幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」》を起動」

――――――――――――――――――――
幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」

条件:咲夜1
性質:集中
呪力3
攻撃3 迎撃2 命中4

[戦闘フェイズ] 呪力1
フェイズ終了時まで、 このスペル は「 誘導弾 」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)
――――――――――――――――――――

咲夜「ターンエンドです」


先攻4ターン目終了
咲夜  体力:19 呪力:0 スペル:4 手札:5
霊夢  体力:14 呪力:0 スペル:3 手札:6
81 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:41:12.05 ID:OkxJW18io
霊夢「ドロー。呪力は3、充填フェイズは特になし」

霊夢「戦闘代償として呪力を1支払って、《夢戦「幻想之月」》で攻撃するわ!」

咲夜「《幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」》で迎撃します」


霊夢/夢戦「幻想之月」
回避4 攻撃4・命中5(拡散) 【防壁(1)】

咲夜/幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」
回避3 迎撃1・命中4(集中)


霊夢「命中補正も呪力がなければ使えないわね。このまま呪力を2消費して決死回避するわ」


咲夜  体力:15(−4)
霊夢  体力:14(回避)


霊夢「これで差を縮められたわね。起動フェイズ、《必殺「ハートブレイク」》を配置してターンエンドよ」

後攻4ターン目終了
咲夜  体力:15 呪力:0 スペル:4 手札:5
霊夢  体力:14 呪力:0 スペル:4 手札:6
82 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:41:55.34 ID:OkxJW18io
咲夜「こちらのターン、呪力は5。充填フェイズは飛ばします」

咲夜「《幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」》を配置、そして《幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」》を起動します」

――――――――――――――――――――
幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」

条件:咲夜3
性質:通常
呪力5
攻撃3 迎撃3 命中6

防壁(1) 高速移動(2)

[戦闘フェイズ] 呪力1
自分の『咲夜』のレベルが4の場合、フェイズ終了時まで、 このスペル は「 貫通 」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)
――――――――――――――――――――

霊夢「また高命中……!」

咲夜「幻想之月が拡散弾なのが残念ね。ターンエンド」
83 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:43:04.98 ID:OkxJW18io
霊夢「集中スペルはこいつを抜けそうにないわね……ドロー。呪力は4よ」

霊夢「充填フェイズはないわね。戦闘フェイズ、呪力を1支払い、《夢戦「幻想之月」》で攻撃!」

咲夜「《幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」》で迎撃します!」


霊夢/夢戦「幻想之月」
回避4 攻撃3・命中5(拡散) 【防壁(1)】

咲夜/幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」
回避3 迎撃2・命中6(通常) 【防壁(1)】 高速移動(2)


パチュリー「お互い防壁持ちだから起動呪力のわりにダメージが低いわね」

霊夢「残り呪力3を使ってイベントカード《無重力》を使用、回避を+3するわ! 合計回避7!」

咲夜「く、中らない……!」


咲夜  体力:12(−3)
霊夢  体力:14(回避)


魔理沙「一句できたぜ。『メイド長 呪力がなければ ただの人』」

パチュリー「季語がないわ」

霊夢「このまま押し切るわよ。二枚目の幻想之月を配置、ターンエンド!」


後攻5ターン目終了
咲夜  体力:12 呪力:0 スペル:5 手札:5
霊夢  体力:14 呪力:0 スペル:5 手札:5
84 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:45:25.82 ID:OkxJW18io
咲夜「ドロー……呪力は6です。充填・戦闘フェイズは飛ばすわ」

咲夜「起動フェイズ。……《幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」》を起動し、残り呪力3でターンエンドよ」

レミリア「スペルが止まったわね」

パチュリー「序盤にスペル配置が止まると後から呪力分の差が大きいのよね」

魔理沙「ああ、それで一度大事故を起こしてなぁ……何もできずにボコられたぜ」

霊夢「それはアンタがスペルを16枚しか積んでなかったからじゃない」
85 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:46:26.51 ID:OkxJW18io
霊夢「呪力は5、ドロー。充填フェイズは特にないわ」

霊夢(《夜霧の幻影殺人鬼》じゃなくてわざわざ決死される《ジャック・ザ・ルビドレ》を起動してきた……)

霊夢(リーダー能力を使って命中を5にしたところで、消費呪力は6。幻影殺人鬼の方が命中は高いし、消費呪力も低い。その上防壁までついてる)

霊夢(これは命中補正イベントがあるわね)

霊夢「戦闘フェイズ、攻撃はしないわ」

レミリア「へぇ……」

魔理沙「おいおい、回避できるだろ? なんで攻撃しないんだ」

パチュリー「咲夜には命中補正イベントの《離剣の見》があるわ。空にも回避を下げる《地獄の人工太陽》がある。この場合どちらも3」

パチュリー「霊夢の今の呪力は5、戦闘代償で呪力を1使うから、もう一枚《無重力》を握っていたとしても残り呪力は1、決死呪力が足りないのよ」

魔理沙「な、なるほど……」

レミリア「ここで幻想之月を撃ち落とされると攻撃のテンポが崩される。いい読みね。さすがだわ」
86 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:47:18.18 ID:OkxJW18io
霊夢「充填フェイズ、ハートブレイクを配置するわ。迎撃用に二重結界を起動」

霊夢「そして呪力を4消費、リーダーサポート《天賦の才》を配置するわ!」

――――――――――――――――――――
天賦の才

条件:霊夢3
配置:リーダー
呪力4

[戦闘フェイズ]常時
このサポートが配置されたリーダー は「回避+1」を得る。

[戦闘フェイズ]呪力2
フェイズ終了時まで、 スペル1枚 は「迎撃+1」「命中+1」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)
――――――――――――――――――――

魔理沙「これで幻想之月で戦闘すれば回避が5か」

レミリア「ククク、並のスペルじゃあ霊夢には当たらないわよ」

パチュリー「でも咲夜は命中特化キャラ。さて、避けきれるかしら……?」
87 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:48:29.08 ID:OkxJW18io
咲夜「呪力5発生、合計8です。ドロー」

咲夜「充填フェイズなし、戦闘フェイズに入ります。《幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」》で攻撃!」

霊夢「《夢符「二重結界」》で迎撃するわ」


咲夜/幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」
回避3 攻撃2・命中4(集中)

霊夢/夢符「二重結界」
回避4 迎撃1・命中4(拡散) 【防壁(1)】


咲夜「イベント・特殊能力ともに特になし。このまま判定に移るわ」


咲夜  体力:11(−1)
霊夢  体力:12(−2)


咲夜「充填フェイズ。呪力を5支払い、《幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」》を起動、残り呪力は3。これでターンエンドよ」


先攻7ターン目終了
咲夜  体力:11 呪力:3 スペル:5 手札:5
霊夢  体力:12 呪力:0 スペル:6 手札:6
88 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:49:37.01 ID:OkxJW18io
霊夢「呪力ゼロから6発生、ドロー……と、こいつは」

霊夢「充填フェイズはないわね? 戦闘フェイズも飛ばすわ」

魔理沙「む、またか?」

霊夢「充填フェイズ……スペルサポート《調伏》! 咲夜の《幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」》に配置するわ!」

――――――――――――――――――――
調伏

条件:霊夢1
配置:スペル
呪力3

[戦闘フェイズ]常時
このサポートが配置されたスペル は「命中−2」を得る。
――――――――――――――――――――

霊夢「これで幻影殺人鬼の命中は4ね」

咲夜「くっ……!」

霊夢「手札から《夢符「二重結界」》を配置、ターンエンドよ」
89 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:50:06.60 ID:OkxJW18io
咲夜「呪力5発生は8、ドロー」

咲夜「充填フェイズ、ありません。戦闘フェイズも飛ばします」

咲夜「起動フェイズ、《光熱「ハイテンションブレード」》を配置、起動します!」

――――――――――――――――――――
光熱「ハイテンションブレード」

条件:空1
性質:集中
呪力3
攻撃5 迎撃0 命中2

[戦闘フェイズ]常時
このスペルは特殊能力の目標にならない。
――――――――――――――――――――

魔理沙「命中2? 中りそうにないんだぜ」

パチュリー「補正イベントを重ねて命中させにいくでしょうね。でも虎の子を使って大丈夫かしら」
90 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:51:32.09 ID:OkxJW18io
霊夢「後攻8ターン目、呪力は10ね。ドロー」

霊夢「充填フェイズに何もないかしら? 戦闘フェイズに移るわ」

霊夢「呪力1消費、《夢戦「幻想之月」》で攻撃!」

咲夜「《幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」》で迎撃!」


霊夢/夢戦「幻想之月」
回避5 攻撃3・命中5(拡散) 【防壁(1)】

咲夜/幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」
回避3 迎撃2・命中4(通常) 【防壁(1)】 高速移動(2)


咲夜「このままじゃ中らないわね……イベントカード《離剣の見》を使用!」

――――――――――――――――――――
離剣の見

条件:咲夜1
使用:戦闘
呪力2

フェイズ終了時まで、 スペル1枚 は「命中+3」を得る。
――――――――――――――――――――

魔理沙「おお、スペルの性質を問わない分《ピンポイント》の上位互換か」

霊夢「……特にないわ」

咲夜「ではこのまま命中判定に移るわね。お互い命中!」


咲夜  体力:8(−3)
霊夢  体力:10(−2)


霊夢「スペル配置はなし。《夢戦「幻想之月」》を再起動してターンエンドよ」


後攻8ターン目終了
咲夜  体力:8  呪力:3 スペル:6 手札:6
霊夢  体力:10 呪力:4 スペル:7 手札:4
91 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:53:07.65 ID:OkxJW18io
咲夜「充填フェイズ、呪力5発生、合計8よ」

咲夜「特にないわね? 戦闘フェイズ、《光熱「ハイテンションブレード」》で攻撃!」

霊夢「呪力−1、《夢戦「幻想之月」》で迎撃するわ」


咲夜/光熱「ハイテンションブレード」
回避3 攻撃4・命中2(集中)

霊夢/夢戦「幻想之月」
回避5 迎撃2・命中5(拡散) 【防壁(1)】


咲夜「《離剣の見》を使うわ! 命中+3!」

魔理沙「これで命中5だぜ。咲夜のリーダー能力を使えば6だな。決死回避も無理だ」

パチュリー「残念。ハイテンションブレードは特殊能力を受け付けないの。このままだと決死回避ね」

霊夢「ということだけど。このままでも回避可能だからこっちは何もないわ」

咲夜「当然まだあるわよ。イベントカード《地獄の人工太陽》!」

――――――――――――――――――――
地獄の人工太陽

条件:空1
使用:戦闘
呪力2

フェイズ終了時まで、 リーダーすべて は「回避−X」を得る。
(Xは自分のリーダーのレベルに等しい)
――――――――――――――――――――

咲夜「リーダーレベルは3、お互い回避を3減少させます!」

レミリア「これで咲夜の回避はゼロ、霊夢は2。命中するわ」
92 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:53:38.56 ID:OkxJW18io
霊夢「くっ……呪力を2消費、《天賦の才》の特殊能力を起動! 迎撃・命中を+1するわ!」

パチュリー「もうないかしら? 命中判定に移るわね」


咲夜  体力:5(−3)
霊夢  体力:6(−4)


咲夜「これでなんとか巻き返したかしら。ハイテンションブレードをもう一枚配置、《幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」》を起動」

咲夜「残り呪力2でターンエンドよ」
93 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:54:08.32 ID:OkxJW18io
霊夢「ドロー……呪力8発生、合計9」

霊夢「幻想之月を撃ち落されたのが痛いわね……充填、戦闘フェイズは飛ばすわ」

霊夢(咲夜の体力は5……あと二回はダメージを通さないと無理ね)

霊夢「《大結界「博麗弾幕結界」》を配置、呪力を4支払って起動」

――――――――――――――――――――
大結界「博麗弾幕結界」

条件:霊夢2
性質:拡散
呪力4
攻撃2 迎撃2 命中6

防壁(1)

[戦闘フェイズ/迎撃時]呪力1
フェイズ終了時まで、 このスペル は「 防壁(1) 」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)
――――――――――――――――――――

咲夜「防壁2……面倒ね」

霊夢「ここは受けに回るわ。ターンエンドよ」
94 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:55:42.00 ID:OkxJW18io
咲夜「ドロー。呪力は9です」

咲夜「ここで攻撃しても仕方ないわね。起動フェイズまで飛ばすわ」

咲夜「《幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」》を配置、さらに《傷魂「ソウルスカルプチュア」》を起動。ターンエンドよ」


先攻10ターン目終了
咲夜  体力:5  呪力:3 スペル:8 手札:4
霊夢  体力:6  呪力:5 スペル:8 手札:4
95 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:57:05.64 ID:OkxJW18io
霊夢「呪力8発生、合計13よ」

魔理沙「おい霊夢、いくら防壁があってもソウルスカルプチュアで二回攻撃されたら終わりだぞ」

霊夢「分かってるわよ……!」

霊夢(次の咲夜の攻撃、《天賦の才》の能力を起動すれば迎撃3。そうすれば残り体力は2)

霊夢(その後、次の私のターンの攻撃で決める……!)

霊夢「戦闘フェイズを飛ばすわ」

霊夢「《天罰「スターオブダビデ」》を配置、《夢戦「幻想之月」》を起動。残り呪力8でターンエンドよ」
96 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 01:58:51.72 ID:OkxJW18io
咲夜「ではこちらのターン。準備状態のスペルは6枚、呪力は7発生し、合計11」

咲夜「では……充填フェイズ」

霊夢「っ!」

咲夜「呪力を5支払い、イベントカードを使用――《時間停止》」

――――――――――――――――――――
時間停止

条件:咲夜2
使用:充填
呪力5

起動状態のスペル1枚 を準備状態にする。
――――――――――――――――――――

霊夢「ちょっ……えぇぇ!?」

魔理沙「うわぁ卑怯くせえ!」

咲夜「目標は起動状態の《夢戦「幻想之月」》!」

霊夢「く……仕方ないわ。準備状態にして、パスよ」

咲夜「さらにもう一枚《時間停止》! 目標は《大結界「博麗弾幕結界」》!」

霊夢「ちょおおおおおっ!?」
97 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 02:00:40.66 ID:OkxJW18io
魔理沙「おいおい、迎撃できるスペルがないぞ」

咲夜「戦闘フェイズに入るわよ。《傷魂「ソウルスカルプチュア」》で攻撃!」

霊夢「く……スルーするわ……っ」


咲夜/傷痕「ソウルスカルプチュア」
回避3 攻撃5・命中6(通常)

霊夢/スルー
回避4 迎撃×・命中×
98 :ミス >>96 咲夜呪力10 [saga]:2012/06/01(金) 02:03:55.74 ID:OkxJW18io
咲夜「スペルがなければ迎撃ダメージもないしスペルを落とされることもないわ。パス」

霊夢「まだよっ! イベントカード《パターン避け》! 回避6!」

咲夜「しまっ……!」

パチュリー「咲夜の残り呪力はゼロ……命中を上げられないわね」

レミリア「詰めを誤ったわね、咲夜」

霊夢「命中判定に移るわよ、呪力を2支払い決死回避……!」


咲夜  体力:5(回避)
霊夢  体力:6(回避)


魔理沙「あ、危ねえ……」

咲夜「く……ターンエンドよ」
99 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 02:05:32.51 ID:OkxJW18io
霊夢「呪力10発生で13、ドロー……っ!」

霊夢「レミリアのおかげかしらね……運命は私に味方してくれたみたいよ!」

レミリア「霊夢がデレた……!?」

パチュリー「えっそっちなの!?」

咲夜「くっ、ここに来て……!」

霊夢「充填、戦闘フェイズを飛ばすわ。起動フェイズ……!」

霊夢「レベル3スペル《無題「空を飛ぶ不思議な巫女」》を配置、呪力を8消費して即起動っ!」

――――――――――――――――――――
無題「空を飛ぶ不思議な巫女」

条件:霊夢3
性質:拡散
呪力8
攻撃4 迎撃2 命中8

追加代償(戦闘):手札1

[戦闘フェイズ]常時
このスペルでの戦闘中、 自分のリーダー は「回避+3」を得る。
――――――――――――――――――――

魔理沙「これで合計回避7だぜ……!」

パチュリー「でも咲夜の起動スペルはソウルスカルプチュア。避けれるかしらね」

霊夢「ターンエンドよ……!」
100 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 02:07:04.59 ID:OkxJW18io
咲夜「呪力は7、ドロー……く」

咲夜「充填フェイズ、パスよ」

パチュリー「《時間停止》があれば止められるけれど、さっき二枚も使っちゃったものね」

魔理沙「結果オーライだったわけか」

霊夢「パス。戦闘フェイズに移るわ」

咲夜「攻撃宣言、《傷魂「ソウルスカルプチュア」》!」

霊夢「《無題「空を飛ぶ不思議な巫女」》で迎撃するわ」

霊夢「戦闘代償として手札から《天賦の才》を捨て札に置くわね」

魔理沙「リーダーサポートは二枚目があっても意味ないしな」


咲夜/傷痕「ソウルスカルプチュア」
回避3 攻撃5・命中6(通常)

霊夢/無題「空を飛ぶ不思議な巫女」
回避7 迎撃2・命中8(拡散)
101 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 02:10:28.78 ID:OkxJW18io
咲夜「《傷魂「ソウルスカルプチュア」》の特殊能力を使用。命中を2上昇、合計8……!」

霊夢「なんの、イベント使用っ! 《無重力》!」

魔理沙「回避10とかふざけてるぜ」

咲夜「こちらもイベントカードを使用、《離剣の見》! 命中プラス3、11っ!」

霊夢「く……パスよ」

咲夜「私もパス……命中判定に移るわ」

パチュリー「お互い命中ね。準備状態に戻るわ」


咲夜  体力:3(−2)
霊夢  体力:1(−5)


霊夢「ギリギリ残った……!」

魔理沙「出た。妖怪1たりない」

咲夜「残り呪力3、このままターンエンドするしかないわね」


先攻12ターン目終了
咲夜  体力:3  呪力:3 スペル:8 手札:3
霊夢  体力:1  呪力:2 スペル:10 手札:3
102 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 02:15:34.82 ID:OkxJW18io
霊夢「呪力11発生、合計13。ドロー」

霊夢「充填フェイズなし。……でいい?」

咲夜「特にないわ」

レミリア「《プチフレア》はなかったみたいね」

魔理沙「ん? なんだそれ」

パチュリー「ええと……これよ」

――――――――――――――――――――
プチフレア

条件:空1
使用:充填
呪力3

相手のリーダー に1ダメージを与える。
――――――――――――――――――――

魔理沙「なるほどな。バーンイベントってやつか」

パチュリー「呪力効率が悪いのが欠点だけれどね」

霊夢「危ない危ない。戦闘も飛ばすわ」

霊夢「再度《無題「空を飛ぶ不思議な巫女」》を起動してターンエンドよ」
103 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 02:16:16.03 ID:OkxJW18io
咲夜「呪力11、ドロー……!」

咲夜「……こっちも充填、戦闘フェイズを飛ばすわ」

咲夜「起動フェイズ、《幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」》を配置」

咲夜「呪力を6消費、《傷魂「ソウルスカルプチュア」》を起動してターンエンドよ」
104 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 02:17:20.52 ID:OkxJW18io
霊夢「呪力10発生、合計15よ。ドロー」

霊夢「充填フェイズ……パス」

パチュリー「さて、ここで《プチフレア》か三枚目の《時間停止》が来たら終わるけど……」

咲夜「……パス」

霊夢「なかったみたいね。戦闘フェイズに入るわ!」

霊夢「戦闘代償として手札から《調伏》を捨て札に! 《無題「空を飛ぶ不思議な巫女」》で攻撃!」

咲夜「《傷魂「ソウルスカルプチュア」》で迎撃するわ」


霊夢/無題「空を飛ぶ不思議な巫女」
回避7 攻撃4・命中8(拡散)

咲夜/傷痕「ソウルスカルプチュア」
回避3 迎撃2・命中6(通常)
105 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 02:18:17.24 ID:OkxJW18io
霊夢「こっちは何もないわ」

咲夜「《傷魂「ソウルスカルプチュア」》の特殊能力を使用、命中+2、合計8」

霊夢「命中するわね。……パス。何かまだある?」

咲夜「……ないわ」

霊夢「じゃあこのまま命中判定へ移るわよ」

パチュリー「ダメージ解決は攻撃側からね」

魔理沙「ってことは先に咲夜の体力がゼロになって……」
106 :少女決闘中 [saga]:2012/06/01(金) 02:19:10.98 ID:OkxJW18io
   ========================================

         詰めきれなければ意味はない

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                        r'´`ー、
ー.、      __  _             `i ̄: `<)
: : : l       ( ヾ}: : :`ー-.、      /:,: : : : : ヾ、
: : : `ヽ、    _フ /: : : : : : : : `ヽ.   r'‐': : : : : : :l {
: : : : : : `ー-}_ /: : : :ー‐--:、: : ><: : : : : / : |__)
`ヽ、__: : : : : :<丶: : : : : : ;.:-‐`‐ゝ-∠_ー': : : : l、
、    ̄ ̄ア(.ノ___;.-'´::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、-tニへ.
::`ー---‐'´:.:.::::::://::::::::::::::::::::::;イ::::::::::::::::::ヾ': : : : :ヽ
`ヽ、__:.:.:.:/:.:::/;:/::/:::::/;イ::::/ |::::i::::::::::::::::::ヽ: : ┌'
,..--‐‐`'´:.::/:::/:|::/:::::∠∠//  ,'::/:::::::l::::::::::::::ヽノ
-──‐ァ'´::::::/:::|::|::::;イ/rニ<、`  /ノl::::∠}::::::::i::|::::l´
   /:.:.:.::/::.:.:l/レ': |{|h::::l`  /' // ,イ::/:::|::l:::::iヽ、
-‐‐'´_;.:::イ::::.:.:.:./┴、:ハ `- '  ,  ´、_/イ://:::i::l
;.-‐:'´::::∠:--‐‐'`-ァ、.ハ   r‐-、  ``フイ/l:./l::.:|/
:.:.__/二=-:.:.:./∠:.:.:::ヽ、 ー'  ,..イ‐‐'</:/:.:.lヽ   中らなければどうということはないわ
/:.:.:.:.`ヽ、___/rl´: :ト、__;、| ` ‐ <:.:.:>‐-//::.:.ノ|:.ヽ
;/:.::::__/::::::::::< {: ヽ: : : ヾ'   _Lァ´:.:,:.:トt';:/ l/
l:./∠-‐-、,-二ゝ、|: : _ヽ,.-三-:.:.:.:,:イ:/ノヾ:、
´ ̄_....  _ヽ   ̄`=-<´フ´:.:._;.</' 「`{
コ└‐‐‐' ヾ:|       /-<´__r‐ニ--'  |
ー-、__  _.ヽ.  / / |: : : ヾr'イ ,.ヘ__,..-`---、__
  r=- >‐=ニァY`Y ´   l: : : : :[l: {ヽ.ノ'   r‐--、  `ヽ、
ァ/´ ̄,アーァ',':_: :ヽ、 / : : : r、: |ノ/ __   ̄` '   ,、   |
人_∠__ノ「´,.」_l」: :__: : : : : :_<ノ;/': | //       ヽヽ ヽ
       ヽl  }: : : :`ヽ、: :l」: :ll: : :ヾ' ー 、       `'ヽー}
  ,..-‐ァ/l |__/: : ‐-: : :`ー-; :_:/ ヽ   ヽ.      人 ノ
' ´  /'´ }_ノ: : : : : :L___: : :': :ヽ   |          |  「ヽ
   ',..-‐'´: : :/: : : : : : : `ー--: : : :ヽ. l     ヽ、   l、ノ‐'
-─': : : : : /: : : : : : : : : : : : ; : : : : : :V        ーヽ
: : : : : : : /: : : : i: : : : : : : : /: : :/: : : :ヽ          ヽ、__
107 :少女充填中 [saga]:2012/06/01(金) 02:38:42.72 ID:OkxJW18io
霊夢「な、なんとか……!」

レミリア「さすがね霊夢。私の用意したデッキでも使いこなしてるわ」

咲夜(お嬢様が嬉しそうですし、それでよしとしましょう)

魔理沙「しっかしギリギリだったな」

レミリア「今回の咲夜の敗因は呪力不足かしら。重いスペルばかり固まったから」

咲夜「呪力2以下で起動できる迎撃スペルが来ませんでしたから……」

パチュリー「でも言ったとおり回避デッキ相手に強いってことは分かったでしょ」

霊夢「まさか回避10で叩き落されるとは思わなかったわ」

パチュリー「咲夜1魔理沙3の構成、通称咲魔理は宴の一幕からあるオーソドックスな速攻デッキね」

魔理沙「なんかカップリングされてるような感じだぜ……」

パチュリー「むきゅっ!?」

レミリア「咲夜はタッチキャラとしても優秀だからね」

咲夜「メイドですから。補佐の方が性に合ってますわ」
108 :少女充填中 [saga]:2012/06/01(金) 02:51:25.05 ID:OkxJW18io
リプレイを書くにあたって一番面倒なのが呪力管理で
毎ターン増えたり減ったりするのでそのあたりを分かるように書くのが

さて、次回はどうしようかということで、一度安価を投げてみる

>>110 自機
>>111 対戦相手

リーダー構成とかもあればどうぞ
埋まらなかったら適当に組んでやるか……
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/01(金) 03:02:22.35 ID:zVwcvZnko
おつksk
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/06/01(金) 08:37:05.12 ID:SGC6FFXAO
さとり
さとり4
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/06/01(金) 23:58:06.59 ID:lUa+e4ZAO
霊夢
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