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ソーニャ「やしょくソーだんからみあい」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 09:43:33.83 ID:qmC+0iWF0
このSSは…
アニメ登校シーンで手首外しの時は治しているのに、首締め落としの時はフォローが無い…
というところから発展してしまったムッツリソーニャ(+変態)による
キルミーやすニャSSです

数日前N速に載せては途中でdat落ちしてしまったソーニャ「や食(やしょく〜の再カキコ&続きです
あの時は色々と失礼しましたが、なんとかメドがたった?ので投下してみます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1334364208(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
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パンティ「ガーターベルト大丈夫かー」ストッキング「血が止まらないわー」 @ 2025/07/26(土) 02:27:49.65 ID:OmgbeFOdO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753464469/

うんち @ 2025/07/25(金) 23:18:36.55 ID:tsEvWZe2o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753453115/

天龍「イキスギィ!イクイク!ンアーッ!枕がデカすぎる!」加賀「やめなさい」 @ 2025/07/25(金) 19:40:58.85 ID:LGalAgLLo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1753440058/

(安価&コンマ)コードギアス 薄明の者 @ 2025/07/23(水) 22:31:03.79 ID:7O97aVFy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753277463/

ご褒美にはチョコレート @ 2025/07/23(水) 21:57:52.36 ID:DdkKPHpQ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753275471/

ビーノどっさりパック @ 2025/07/23(水) 20:04:42.82 ID:dVhNYsSZ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753268681/

コナン「博士からメールが来たぞ」 @ 2025/07/23(水) 00:53:42.50 ID:QmEFnDwEO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753199622/

4日も埋まらないということは @ 2025/07/22(火) 00:48:35.91 ID:b9MtQNrio
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753112915/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 09:44:11.24 ID:qmC+0iWF0
あさ

や「ソーニャちゃん おっは」

首をキュッ やすな「あうっ」 ガクッ

ソ(毎朝私に締め落とされても こりないやつだ)

ソ(ま、私はもうすでに背後から触れられても平気なんだがな)

ズルズル…

ソ(さて、私も飽きずにいつも通りに人気の無い路地裏に やすなを連れ込んで…)

――わさわさ わさわさ… いただきます♪いただきます♪…

ソ「ふぅ、さて…今朝はこれくらいにしとくか…よし、(グイッ)、起きろ」

や「はっ!私は折部やすな!ここはどこ? あっ!ソーニャちゃん!おはよう!」

ソ「やっと気がついたか 早くしないと遅刻するぞ」

や「もう!ソーニャちゃんてば!あいさつしたらちゃんとあいさつを返してよね!」

ソ「ごちそ…おはよー」

や「うっわ 雑っ!まったく気持ちがこもってない!こんな清々しい朝なのに!」

ソ(気持ちならさっきお前の身体にすりこんだつもりだが)スタスタ

や「てかなんでこんな狭い所にいるの?って 待ってよーソーニャちゃーん!」

ソ(今朝も ごちそうさまでした)
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 09:45:30.08 ID:qmC+0iWF0
やすみじかん

や「ねーねーソーニャちゃん! ソーニャちゃんって一日何食?」

私は朝食・昼食・おやつ・夕食・たまに夜食で4〜5回!」

ソ「なんだいきなり…私は平日は朝食・や食・昼食・夕食の4回だ」

や「え?なんで夜食が朝食と昼食の間に?」

ソ「本当は夕食の後…できれば寝る前に食べたいんだが。都合が付かないからその時間帯なんだ」

や「…夜飲むサプリメントとかを朝と昼の間に摂取しているとか、そういうこと?」

ソ「…そんなもんだな」

や「だけどソーニャちゃんが早弁してるとこなんて見た事ないなあ」

ソ「早弁じゃない!(…据膳だ)ボソッ…まあ、見世物でもないし」

や「時間帯をずらしてまで食べてるものって…なんだろう?教えてよ!」

ソ「だから教える様なものじゃない…ただのや食だ」

や「夜食って言ってもいっぱいあるじゃん!」

ソ「や食はや食だ」

や「もう、じゃあ、その夜食ってのを食べないとどうなっちゃうのか教えてよ」

ソ「えっ?……ああ、そうだな、意外に思うかもしれないが…精神が落ち着かない」

ソ「…や食をとるとスッキリするんだ」

や「へえー 私もその夜食を食べてみたいなあ」

ソ「…!!(やすなが自分を…)ゴクリ…ま、まあいずれ機会もあるさ、その時は、私も…」

や「? ふーん…まっ、夕食の後にその夜食を食べれるように頑張ってね!!」

ソ「…ああ、頑張るよ。地道に頑張る(…そしていつかはお前と共に…)」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 09:47:02.47 ID:qmC+0iWF0
まだやすみじかん

や「で、ご飯の話だけど。実はどうも最近体重が増えちゃった?みたいでさあ」

ソ「そうか?そうは見えんが。(毎朝触っているけど変わってないぞ)」

や「それでちょっと素食にしよっかなー って思ってるんだ」

ソ「ブッ…ソ、ソ食!?」

や「そう、素食!ってなにそのリアクション!私には合わないっていいたいわけ?」

ソ「(やすなが私を…)…い、いや、なかなか挑戦的というか、維新的というか…」

や「もー バカにしてる!」

ソ「バカにしてはいないぞ、むしろ望むところではないかと思う」

や「なんでソーニャちゃんが望むところなの… あっ もしかしてソーニャちゃんも
素食につきあってくれるの?」

ソ「えっ?あっ…だ、だから、望むところだと…」

ソ「そ、それに私は、たまに、夕食の後にソ食をとっている」

ソ(自分で自分を…だから、多分ソ食だろう)

や「え?ソーニャちゃん夜食は朝食の後にとってるってさっき言ってたじゃん」

ソ「あ、ああ…や食をとれなかった日や、翌日にや食をとれなさそうな時はソ食を
摂るようにしている」

や「へえー しっかりしてるねえ。ところでその素食ってどんなの食べてるの?」

ソ「え…どんなのって…そ、そりゃあ…そりゃあ…その…や…(やすなを想って…)や…」

や「や…野菜?」

ソ「っ! そうそう! 野菜!なるべくヘルシーなやつ!」

や「をを! ソーニャちゃん、意外や意外、草食系女子ってやつだね!」

ソ「ソー食系女子?なんだそれは!?」

や「聞いての通り 草食な女の子のことだよ、ちょっとした流行りだね
そうかー 草食系になるってのもいいねー♪」

ソ(ソー食な女の子…?ちょっとした流行り…?
も、もしかして世間では私のタイプの様な女子を狙うのが流行っているのか?)

ソ(そして、やすなはそのソー食系になろうと考えている…?)

や「難しい顔してるねえ…」

ソ(だとすれば、互いに捕食関係…ではなく!完全に相思相愛…?)

ニヤリ

ソ(だが、私とて今すぐに体を許すというわけにはいかん)

ソ「まあ、そう簡単にはいかないだろうな。だが、期待しているぞ」

や「ずいぶん悩んでたみたいだけど… 応援してくれるんだね!ありがとう!!」

ソ「……… ………」

や「でさでさー!!」

ソ(おい!次の話題に移るなよ!ソー食に挑めよ!)
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 09:50:43.41 ID:qmC+0iWF0
※ここまでが、や食、そ食、ソー食という単語を思いついた勢いで書いた部分です
短めなのでキルミーの某板にも(行間なしで)投下しています。
ここから先は、じゃあ次は二人を外出させるか!という話になります。
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 09:51:36.27 ID:qmC+0iWF0
べつのひの ほうかご

や「ソーニャちゃん!今日一緒に夜食を食べよう!」

ソ「…ダイエットしてるんじゃなかったのか?」

や「うん!だけどたまにはいいかなって!」

ソ「ダイエットならそこを我慢しないとダメなんじゃないか?」

や「だからせめてソーニャちゃんを巻き込もうかと」

ソ「おぉい!」

や「それに、ソーニャちゃんならダイエット中でも良さげな夜食を知ってそうだし」

ソ「(私のや食ってお前の事だぞ!)…いや、そうか、うん、分かった。
…それほど、や食を食べたいと言うなら…よし、腹をくくる。では…!」

ガシッ

や「え?なに?ソーニャちゃん?…なんか、怖いんだけど…」

ソ「や食…するんだろ?」

や「え…?でも、まだおやつの時間帯なんだけど…」

ソ「うっ」

や「…もしかして…ソーニャちゃん。今日の夜なんか用事あるの?」

ソ「い、いや、別にこれといって予定はないが…(くそっ 鈍いやつめ)」

や「じゃあさ!夕食も一緒に食べない?

そのあと…夜食を一緒に食べよう!」

ソ「えっ?…ああ…って、お前…ただ夜まで私と遊びたいだけじゃないだろうな!?」

や「ギクッ べ、別にそんなことないよー 一緒に食事したいだけだよー」

ソ「ほほう……いいだろう」

や「えっ? 本当?」

ソ「ああ、ただし条件がある…」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 09:53:06.80 ID:qmC+0iWF0
がっこう

や「ハァ ハァ…ソ、ソーニャちゃん…も、もうだめ…」

ソ「なにを言っている、夕食の時間までまだまだあるぞ」

や「でも… わ、わたし… もう、げんかい…」

ソ「…私のペースじゃキツかったか?」

や「あ、あたりまえだよ… だって…ソーニャちゃん…スゴい…もん…」

や「だから… 私なんか… あっ、だめっ あっああああ!」

ビクッ!

ガクッ

ソ「あっ、おい!…大丈夫か?」

や「いたたたたた!ほらあ、足つっちゃったよ!」

ソ「…普段から運動してないからだ」

や「でも だからってずっと校内ランニングなんて!」

や「雨の日の運動部じゃないんだから…しかもソーニャちゃん遠慮しないし」

ソ「ダイエットには適度な運動も必要だぞ」

や「私にとっては適度じゃない…!」

ソ「仕方無いな… お前はここで休んでいろ 私はもう少し回ってくる」

や「うん…」

タタタタ…

やすなが見えなくなって…

ダダダダダダ…

ソ(…しまった!や食の大チャンスを逃してしまった!)

ソ(なにマジメにダイエットってかトレーニングをしてるんだ!くそおおおお!!)
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 09:54:57.82 ID:qmC+0iWF0
かえりみち

や「あー疲れた。お腹すいたー」

ソ「さっきからそればっかりだな」

や「脚いたーい。…ところでどこでごはん食べる?」

ソ「夕食か、適当にファミレスでいいんじゃないか」

や「そだね あっ 私ポイントカード持ってるファミレスがあったんだ!そこにしよう!」

ピーン

ソ「いや駄目だ。ファミレスは誘惑が多い」

や「なんでよ!?さっき自分でファミレスって言ったじゃん!」

や「それに誘惑ってソーニャちゃんウエイトレスさんにちょっかい出しちゃうってグヘッ」

ソ「私を何だと思ってる!!(お前以外に手を出す訳ないだろう!)」

ソ「お前の事だ!まず絶対にデザートとか余計なものを注文する!」

や「うっ」

ソ「そしてポイントが〜とかいってなんだかんだで多く注文するに決まってる!!どうだ?」

シーン…

や「…うん…いやたぶん間違いなくそうなると思う…ソーニャちゃん良く分かってらっしゃる…」

ソ「そこまで落ち込まなくても… じゃあ、私のおススメの街中のそば屋に行こう」

や「えっ? ソーニャちゃんおススメのそば屋? へー行きたい行きたーい!!」

ソ(しまった、殺し屋として極力立ち寄る先は隠すという鉄則を忘れていた!でも…いいか)

や「やっぱりそこってキラーそばとかあるんでしょ?死ぬほどなんとかな」

ソ「あるかぁ!」

ポカっ
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 09:56:05.22 ID:qmC+0iWF0
※ここまでがdat落ちするまでの内容です
その際にCして下さった方々すみませんでした…
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 09:56:53.40 ID:qmC+0iWF0
そばや

ガラガラ

ソ(…そこそこ入っているな、カウンターかな)

や「ん〜 おつゆの良い香り♪」

店員のおばさん「はい、いらっしゃい」

や「ん〜…なんにしようかな〜?」

ソ「天ぷらは1個までだぞ 目的を忘れるな」

や「こだわるなあ…」

ソ「すいません、『そばやきそば』一つ」

や「なにそれ!?そんなのメニューにあった?」

ソ「そばを焼く裏メニューだ。語呂が悪すぎるからメニューにはない」

や「じゃあ私も!『殺しかけそば』一つ!」

ソ「あっ お前!やめろ!」

や「えっ?」

店員のおばさん「あら。良く知ってたわね〜、それ」

店員のおばさん「それじゃあ『そばやきそば』と『殺しかけそば』一丁〜!」

や「えっ?えっ?本当にあったの?」

ソ(だからさっき釘をさしておいたのに…)

…しばらくして…

ソ「さて、いただきます」

や「いただきます! って私の麺が緑色なんですけど…」

ソ「茶そばだって緑色だろ」

や「いやでも… (これ間違いなくわさび練り込んでいるでしょ)」

ソ「モグモグ… さっさと食え まあ、汗かいた方が健康にはいいからな」

や「うう… 分かった。食べる。…だけど最初の一口はソーニャちゃんが食べさせて」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 09:59:38.14 ID:qmC+0iWF0
ソ「は?なんで私が? 自分で食え!」

や「だって 怖いんだもん〜 絶対これ辛いよ〜!」

ソ「我慢して食えばいいだろ」

や「え〜 やだー!」

ソ「(ムカッ)やだとは何だ!貴様、自分で注文しておいて店の人に失礼だぞ!」

ソ「最初から嫌な予感がしたのなら注文変えてもらうとかいくらでもできただろう!!
今更残すなんて私が許さんぞ!」

や「(ツン!)食べられません〜!ほら、口が開かないの術〜(自分のアゴをひっぱって)」

ソ「貴様ぁ!ならば私が無理矢理食わせてや…ハッ」

や「ニヤニヤ」

ソ「くそっ… 分かったよ… 食べさせりゃいいんだろ、食べさせりゃ」

ソ「それで、ツユはどれくらいつける?」

や「たっぷりつけて下さい。麺の辛さをツユで薄める!」

ソ「分かった… 麺はこのくらいか…(ドサクサで自分のハシで…と)」

や(そういえばソーニャちゃんって外国人らしいけどハシの使い方上手だなあ)

チャポン

ソ「ほら、口を開けろ…(くそう!無防備な唇しやがって!!)」

や「はーい」

パクッ モグ… ツーーーーーーーーーーーーーーン!

や「!!!!!!!!!(ちょっ!ちょっ!これツユもわさび漬けじゃん!」

や(麺に気を取られて油断した!!し、死ぬ!舌が死ぬ!!殺される!)

パカッ

ソ「おいっ!吐きだすなよ!ちゃんと食え!」

グッ(ソーニャがやすなのアゴを押して口を閉ざす)

や「んー!んー!」

ソ「とにかく食え!」

や(ちょっとソーニャちゃん!アゴ抑えられちゃ噛めないよ!)
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 10:02:15.24 ID:qmC+0iWF0
やすなは指でアゴのソーニャの手を指して、口に持ってきてとアピール

ソ「? あ そうか。すまんすまん」

スッ

や(と、とにかく早く飲み込まないと…)

…ゴクリ

ソ(よし、飲み込んだな しかしこれはこれでたまらん。ゴクリ)

ソーニャの手がやすなの口から離れる

や「プハッ! ハァッ か、辛い辛い辛い!水水水!」

パッ

ソ「あっ、私の水…」

ゴクゴクッ!

や「ぷはぁ! あっ水もう一個ある!ゴクゴクッ!ぷはーっ!いやー 辛いのなんのって!」

ソ(み、見えてしまった… 私が口をつけた所、まさにそこから飲みやがった…)
※そばやきそばの油で唇の跡がコップに残ったと言う事にして下さい

や「いやー ソーニャちゃんごめん 辛すぎるよ、これ …ソーニャちゃん?」

ソ「あ… いや、そうだ舌は大丈夫か?」

や「まだピリピリするけど… うん、大丈夫」

ソ「そうか… まあ、懲りたろ?いい加減な気持ちで頼むな。普通のそばでも食べていけ」

や(ソーニャちゃんも知ってるなら止めてよ…)

や「ごちそうさまでした〜」

店員のおばさん「またおこし下さい〜」

ガラガラ…(店を出る二人)

かえりみち

や「いやぁ、普通のそばはおいしかった!!」

ソ「…全くバカが。で、この後どうする?」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 10:04:26.29 ID:qmC+0iWF0
や「うーん… ソーニャちゃんとカラオケでもして時間を潰して…」

や「…それでまたどこかで軽く何か食べようと思ったけど…やめとく」

ソ(えっ!!何故?)

クワッ! ソーニャの目が見開く!

や「怖いよソーニャちゃん…」

や「あんなに辛い物食べたからお腹の調子がどうなるか分からないから…今日はもうやめておくよ」

ソ「そ、そうか……そうだな… 体調を崩しては元も子もないからな…。ま、まあゆっくり休め」

や「うん… そうする あ、ソーニャちゃん」

チュッ

や「ほっぺにノリがくっついてたよ」

ソ「!!!!! そ、そそそそ、そういう事は口で言え!」

や「言ったけど」

ソ「『言ったけど』じゃない!取る前に言え!言ってから取れ…じゃない!!」

ソ「自分で摂れるから言うだけでいい!」

や「またまた〜 わざとのくせに〜」

スパァン!!

ソ「…いやすまん、お前の頬に私の指紋がついていたのでな、口をおさえた時についたのだろう」

や「り、理不尽…」

ソ「とにかく、今日は帰って休め!」

や「は〜い。……今日は誘ってくれてありがとう!また明日ね!」

ソ「…ああ」

…帰り道を一人歩くソーニャ…

ソ「くそー…まさかこんな展開になるとは…」

ソ「仕方がない…今夜は一人でや食をとるか…(あいつの口をおさえた手ってどっちだったっけ…)」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 10:05:52.24 ID:qmC+0iWF0
A×Bな番外編

店員のおばさん「やっぱりこのそば(殺しかけそば)食べられなかったわねぇ」

店長「まあ、仕方あるまい。お代は貰ったから文句は言えんさ」

他の客A「あの〜 すいませ〜ん。そのおそば、貰っていいですか〜?」

おばさん「え?ああ 忍者そば(※大量ののりに隠れた黒いそば)のお姉さんかい」

店長「別に構わないが…見てたろう?あの騒ぎ」

客A「見てました〜 ごちそうさまでした〜 だから、せっかくなのであやかって貰おうかな〜と」

店長「よく分からんが… まだ食べられるから食いたきゃさっさと食べな。お代はいらん」

客A「ありがとうございます〜」

おばさん「はい、無理しないでね」

トン

客A「…では、食べて下さい♪」

他の客B「へっ? あたしが食べるの?」

客A「どうぞ〜 こっちも負けていられませんから〜」

客B「いつの間にリアクション対決になってるんだよ!しかも相手はもういないし!」

客A「リアクション対決じゃありません 愛情対決ですー」

客B「あ、愛情って! ちょっ」

客A「そば…への愛情ですよぉ」

客B「あ、ああ…そばね、そばへの愛情…ってだからなんであたしが!」

客A「(そばにいる人への愛情ですけどね)…食べてくれたら、ここのお勘定は私が持ちます」

客B「う…分かった!それならあたしにもメリットがある!受けて立とう!」

客A「おおー」パチパチ

客B「それじゃいくぞ!…形意拳!『鯨喰い!』」

ガバァッ

店長・他の男性客「「お嬢ちゃん!邪道喰いはよせー!!」」

おばさん「あんたら娯楽漫画の見過ぎだよ!」

客B(!!!!!や、やっぱヤバイ!少しづつ食べるべきだった!み、水を…)

モゴモゴ

客B(…!?口が…口が開かない!!)

客A「『口が開かないの術、ゼロスタイル〜♪』」

客B(お、鬼!あんた忍者じゃない!鬼だ!た、助けて…辛い!辛いぃぃぃ!)
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 10:13:57.47 ID:qmC+0iWF0
番外編おわり

客A「本編はまだ続くんじゃ♪」

で、続きがあるんですが、ちょっと雰囲気というか毛色?が変わっている気がします
やすニャなことには変わりは無いんですが。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/04/14(土) 11:13:40.16 ID:56XwP7B1o
すべてを晒せばいいと思うよ!
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:12:57.34 ID:qmC+0iWF0
べつのひ やすみじかん

ソ「おい」

や「なに?ソーニャちゃん」

ソ「金曜日の夜は暇か?」

や「!!…そ、それは…もしかしてデートのお誘い!?」

ソ「違う! このあいだ辛い物食べさせただろう?」

ソ「それでまさか、翌日遅刻する程とは思ってなくてな… その詫びというか… まあそんなところだ」

ソ(本当は、今度こそお前とのや食を実施するためだが)

や「ひざまづいてお誘いしてくれたらOKする」

ソ「…分かった」

や(えっマジ? 頼んでみるもんだなあ)

ソ「じゃあ…」ダンッ!!

ソ「ちゃんとひざまづいて…と」グリグリッ

や「ちょっ!ソーニャちゃん上履き踏まないで!」

ソ「手を取って…」グイッ

ソ「お誘いしましょう…」メキメキ…

や「い、痛たたた!痛い!うそうそ!やめやめ!…行、行きます!行かせてもらいます!」

や「ソーニャちゃんからのお誘いなら、喜んで!」

ソ「…ん」

や(照れてる 照れてる)

や(あと早く足をどけて!)
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:14:11.13 ID:qmC+0iWF0
ほうかご

ソ「じゃあ、先に当日の流れを説明するぞ」

――おおまかな流れは以下の通りである

まず、学校が終わったらお互い帰宅して、着替えてから、決めた場所で待ち合わせ

夕食を済ませた後、ボーリングで時間を潰して、夜食を食べて解散

夕食も夜食もちゃんと店を予約済みで――

ソ(そして帰り道で真のや食を…ふふふふふふふふ…)

や(なんでこう『作戦』っぽい説明なんだろう)

ソ「…という流れだ。いいか、予約するから当日は絶対に遅刻するなよ」

や「…だったらソーニャちゃん 迎えに来てよ」

ソ「やだよ 面倒くさい」

や「そこまで計画して、どうしてそういうセリフが出るかなあ」

ソ「嫌ならこの話は無しだ」

や「ちょっ、極端すぎない? 分かったよ。ちゃんと行きます!」

ソ「よし、頼むぞ」

や(…っていうか、やっぱデートだよね… おめかししちゃおうかな…)
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:16:10.44 ID:qmC+0iWF0
当日 駅の前の近くの待ち合わせ場所

や「よし、到着!残念ですが普通に間に合いました!」

や(お父さんが邪魔しなければ、もっと早く着いたんだけど…)

や(“別に女の子のお友達と会うだけだけなら、そこまでおめかししない!怪しい!”ってさー)

や(別にそんなに気合入れてないんだけどな〜。それにソーニャちゃんは関心ないタイプだけど)

や(意外と女の子同士の方がファッションバトルが激しいんだよね…)

…そんなことを考えていると 数分が経過した

や「ソーニャちゃん、遅いなあ。もう待ち合わせ時間なのに…」

ところが、現れたのは典型的なナンパ男×2だった

普通ならナンパされることなんかないのに…これはおめかし効果だろうか

男1「ねーねー そこの可愛いお嬢ちゃん(以下略」

や「いえ。友達と待ち合わせ中で…(もー、早く来てよー!)」

男2「ならそのお友達と一緒に(略」

や「でも、もう行く所決めてるんで」

男1「いーじゃん 代わりに俺と行こうぜ」

男2「あっ ずりーよオメー、俺が最初にうおっ」

そこに割り込む一つの影

低い声「すまない、遅れたな 行くぞ」

淡々と、その声の主は告げて…やすなの手を取り、男達から離そうとする

男1「なんだてめえ!横取りすんな!」

シュパッ ズルッ ドシン(男1に足払い、見事にこける)

男2「このガキ!よくもやりやがったな!」

トンッ ガクッ ドサッ(男2の首筋に手刀、気絶して男1の上に倒れる)

男2「キュウ…」

男1「やられてしまったー!やられてしまったぞー!この!逃げるのかー!」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:18:08.14 ID:qmC+0iWF0
…待ち合わせの場所とは少し離れたところ

低い声の主「…ここまでくればもう大丈夫だろ、さ、改めて出発するか」

や「あ、あの…」

低い声の主「?どうした」

や「も、もしかして…ソーニャちゃん?」

ソ「もしかしなくても 私だが!?」

や「で、でも…その…」

ソ「な・ん・だ !? 何がいいたいんだ?」

や(そりゃあ、その格好…)

ソーニャは、いつもの制服&髪型ではなかった

執事の様にビシッと決めた灰色(制服と同じ色)の上下のスーツ

そしてツインテはほどいて、うなじのやや上辺りからシングルのテールを伸ばしている

リボンはいつものと同じ物の様だ

白い手袋をしていないのが不思議なくらいだ、本人は正装のつもりなのは分かる、だが…

や(男装…いや、いわない方が身のためだ)

や「カッコイイ…(ポッ…)カッコイイです」

ソ「う、うるさい!…(が、我慢だ!我慢しろ!ソーニャ!我慢するんだ!)

ソ「さ、さあ!行くぞ!」スタスタ

や「あっ、待ってよ!」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:21:21.81 ID:qmC+0iWF0
街中

や「…ところで、どうして時間通りにこなかったの?」

ソ「来てた。お前が気付かなかっただけだ」

や「え…?そういわれても…どこにいたの?」

ソ「駅前のビジネスホテルの玄関の前。一応お前は見えていたぞ」

や「…私がいたところと、かなり距離がないかい?」

ソ「そのあたりじゃないと、この格好が浮いてしょうがなかったからな…」

や「だったら最初からそこに指定してよ…」

や「ていうか、そんな浮く格好って自分で思うなら、別の格好にすればいいのに」

ソ「あの場所では、だ」

ソ「今から行く所は、まるで逆。この格好が当たり前だ …ほら、見えてきたぞ」

や「…えっ?ここって…有名な高層ビルだよね…」

ソ「ああ、あの44階にあるレストランに予約をとっている」

ソ「ちょっとしたツテがあってな、私達でも予約がとれたんだ」

えっ、という声が出る間もなく、やすなの顔が真っ赤になる

や(ソ…ソーニャちゃん…ちょっとマジすぎるよ…!)

ソ「ちょっと服装がうるさいところでな……って どうした?」

や「い、いや…その…ちょっと私には、豪華すぎるというか…高級すぎるというか…」

ソ「なんだ、そんなことか… いいか、やすな。お前は招待される側なんだから気にするな。」

ソ「いいな、招待する側がそう言っているんだから、気にするな」

や「…う、うん…で、でも…」

ソ「(仕方ないな…)…お嬢様」

かしずくソーニャ

や「へ?わ、私?」

ソ「貴女様はこのわたくしめが責任を持ってエスコートいたしますので なにとぞ
お気を張らずにお過ごし下さいませ さ、お手を…」

や(いやソーニャちゃん!そのクサイ台詞は逆効果!バカ!バカ!あーもう鼻血出そう!)

ギュッ

ソ「さ、行くぞ」

ソ(…私だって好きでこんな格好している訳じゃないんだからな!)

ソ(女子高生二人はダメだが、男女…片方が男に見れれば良いとオーナーが言ったからだ!)
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:23:23.95 ID:qmC+0iWF0
レストランの中

レストランに入ると、それこそ本物の執事の様な人が二人を案内をした

そのエスコートの中には、先程のやすなに告げたソーニャの言葉に似た言い回しもあって…
や(ソーニャちゃん、あれアドリブじゃなかったんだ…)

案内され、窓際の丸いテーブルの席に向かい合って座る二人

や「わ〜!すごい景色!!夜景がキレイ〜!」

ソ(一度でいいからこういうところから狙撃したいな…)

や「この夜景サイコー!記念に写真とっちゃお」

ソ「あっ待てっ!写真はやめろ!」

や「なんでよ!」

ソ「いや、その… 店のルールで…な。万が一の話だが写ると困る物もあるらしいんでね…」

や「…え…ちょっと…それ、引くんだけど…」

ソ「まあ、この階(44階)に店を構えている時点で察してくれ」

や「不吉…ってこと?」

ソ「まあ、そんなところだ……そんな訳でここは部屋代が大分安いらしい」

ソ「そのため費用の心配をあまりしなくていいらしく、価格もリーズナブルなんだ。
料理の味は文句なしだから、我慢してくれ」

や「…そういう話をきいちゃうと、この夜景がすごい怖くなるんですけど…」

ソ「…まあ、料理に集中しろ」

そうこうしている内に、料理が運ばれてきた

一つ一つの料理に舌鼓を打つ二人だが、肉料理でやすなの動きが止まった

や「あ、あのー ソーニャちゃん、これ、切れないんだけど…」

ソ「そうか?じゃあ係に切ってもらうか」

係を呼ぶソーニャ、ところが

ソ「なに?手伝えない?自分達でやれ?」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:25:15.20 ID:qmC+0iWF0
係員「すみませんが、オーナーから極力お手伝いするなと言われておりまして…」

ソ「どういうことだ!」

係員「いやそれが、特別価格と条件で招待しているからだそうです」

係員「食べ残し、飲み残し、その他要望があったら、価格を正規のものに上げても良い、とも…」

ソ「くっ…足元を見やがって…分かった…分かったよ、私がやるよ」

係員を逃がしたソーニャは、席を立ってやすなの後ろに移動した

ソ「ナイフを貸せ、フォークも」

や「う、うん」

腰を曲げて目線をやすなと同じ高さに合わせたソーニャは流れる様に肉を切る

スッ スッ…

ソ「ほら…こうやって切るんだ」

や(ちょっ!耳元でささやかないで!これ、何のプレイ?何プレイなの?)

ソ「…聞いてるのか?」

や「…え、よく分かりません」

ソ「おい」

や「わたしのてをつかって おしえてください」

棒読みの後、両手をソーニャの手に被せるやすな

や「わたしのてをつかって おしえてください」

もう一度言った 流石にソーニャもその意図を理解した

ソ「…今日だけだからな」

渋々やすなの手を取って、一緒にナイフで肉を切るソーニャ

や(そういえば、これってケーキカットと同じ構図では…?ふ、ふ、二人の共同作業…!)

ソ「…こんなもんだな。じゃあ、席に戻るぞ」

そう言ってソーニャはさっさとやすなから離れて席に戻ってしまった

や「あっ…(もう、切ったお肉を口に運んでもらうと思ったのに…!)」

数日前のソバの件の発端をすっかり忘れているやすなだった
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:27:24.76 ID:qmC+0iWF0
…そんなこんなで二人は全ての料理を食べ終えて…

や「美味しかったね!」

ソ「そうだな」

や「ところでソーニャちゃん…追加で料理を食べたい」

ソ「おい、お前 空気読めよ。フルコースの意味は知っているだろ?」

や「…じゃあ、飲み物が欲しい もちろんノンアルコールで」

ソ「最初からそう言え!」

や「いや本気で追加を希望してた」

ソ「おいっ!」

飽きれながら係員を呼ぶソーニャ

ソ「で…どれにする?」

や「そう言われても… うーん…じゃあ、これ」

ソ(名前の珍しさだけで選んだな…懲りないやつだ)

や「ソーニャちゃんは?」

ソ「うーん そうだな… じゃあ、これを」

係員「あ…申し訳ありません、こちら、ちょうど切らしておりまして」

ソ「なんだ… じゃあこれに近いの頼む」

係員「かしこまりました」

ソ「…で?追加注文だから私が取りにいけばいいのか?」

係員「いや、いくらなんでもそこまでしてもらう訳には行きませんよ…」

係員「…おまたせいたしました」

や「わーきたきた!いただきまーす…んー!おいしー」

ソ(可愛いなあ… じゃあ私も飲むか… ゴクリ…!?!?)

ソ(!!な、なんだこれ!アルコール入っているじゃないか!)

ソ「係員!って、いない…」

ソ(むっ、無い言われたものと味が同じだ…そうか、似た物を頼むと言ったから…)

ソ(アルコール入りのを持ってきやがったんだな。普通はノンアルコールで似た味だろう!)

や「ソーニャちゃん?どうしたの?それ、おいしい?」

ソ「あっ、ああ…美味いぞ(確か飲み残しはダメって言ってたな、くそっ気合入れて飲むか!)」

グィッ!
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:28:40.86 ID:qmC+0iWF0
…数分後

ソ「の、飲みきったぞ…そ…そろそろ…行こうか…やすな…」フラ…

や「(あれ絶対アルコール入ってたよね…)だ…大丈夫?…もう少し休んでから…」

ソ「じ、時間があまりない… とにかく、外へ出よう」フラァ…

ソーニャの足取りは思いの他しっかりしており、やすなの手助けは必要無かった

レストランの外

ソ「よ、夜風が心地いい…!」

や「ソーニャちゃん、本当に大丈夫?無理しないでここで解散した方が…」

ソ「それだったら、何の意味も無い…!今日はどうにかしてでも、や食を食べるんだ…!」

や(よく分からない執念!)

ソ「つ、次はボーリングだな… よ、よし負けないぞ!」

や「不安だなあ…」


悪化しました★


や「酔っているのに回るボールを見るからだよ…」

ボーリング場を出て歩く二人…ぐったりしたソーニャはやすなの肩を貸りている

ソ「だ、だが勝ったぞ…!次だ!…次…絶対にや食を食べるんだ!」

や「どこから来るの、この執念は…」

実はボーリング場で二人は賭けをしていた

ソーニャがやすなに負ければ、体調不良著しいとしてここで解散することにしたのだ

…だが、ソーニャは負けなかった!勝利をもぎ取ったのである

ソ「つ、次の店は、この曲がり角をあっち…次はこっち…(い、意識が…)」

や「はいはい…(ソーニャちゃんがどんどん重くなっていく…早く店に入りたいよ〜)」

ソ「…そ、そこ…!」

と、先を指さして、ガックリくるソーニャ

や「ソ、ソーニャちゃん!大丈夫?」

う〜ん、と唸るソーニャ これ以上は望めそうにない

や「けど、そこって言ってたよね…あ、ここって…」

カラフルな明かりが若者達を引き寄せる、そこは、カラオケボックス

…そのカラオケ屋の先の小料理屋こそが、ソーニャが夜食のために予約した店であったことは

…やすなは気づけなかった…
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:30:30.02 ID:qmC+0iWF0
※ここから先、つたない文章ですが二人が絡みます!
短時間でそんなディープではないですが、気をつけて下さい
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:32:22.35 ID:qmC+0iWF0
カラオケボックス 二人用の部屋

や「ふー…、もう、ソーニャちゃん、予約してるって言っておいて 予約してなかったじゃん」

や「…とりあえず、部屋に入れたのは良いけど、どうしよう」

や(まあ休憩するには、ちょうどいいけど…)

やすなはソーニャに視線を送るが、ソーニャはソファーに体を預けてぐったりしている

や「はあ…最初はあんなに格好良かったのに…」

や「…そういえば、ちょっとお腹空いたかな?…なんか注文しちゃおっかなー」

メニューを見つけてすぐに隅々まで目を通すやすな

や「…おおっ!このカラオケボックス凄い!食事のメニュー充実しすぎ!」

や「…なーるほど、だからソーニャちゃんはこの店を選んだのか!」

これは勘違いである

や「しょーがないなー、何か頼んじゃおっかなー?」

チラッとソーニャを見る、しかし、いまだ大分苦しそうだ…

や「そうだ、ソーニャちゃんを少し楽にさせないと」

と、ソーニャの前に立つやすな、ゴクリと息を飲んで

や「反撃しませんように、反撃しませんように、反撃しませんように…」

や「とりあえずネクタイを緩めて…」

シュルッ

や「お、大丈夫かな?」

やすなの祈りが通じたのが、ソーニャは全く抵抗を見せない

や「ふぅ、じゃあ次はボタンを外して…」

パチリ パチリ…

や(よし、呼吸が大きくなったような…?)
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:36:40.70 ID:qmC+0iWF0
と、上下する胸元を見ると、シャツの隙間から…

や(ブ、ブラが…!白…!…ソーニャちゃん、ブラ付けてきてたんだ…)

や(てっきり、薄型の高性能防弾チョッキとやらを装備してるもんだと…)

一応はクラスメートであるから、学校で着替える時は同室だ

下着姿になる瞬間はあるが、いつもさっさと着替えてしまうため良く見れていない

…そんな見せたがりではない彼女、さらにこんな格好だから付けてはいないと思っていたが、

こういう格好だからこそ…見えないところで女性らしくしたかったのかも知れない

や(し、しかも高級そう…?そ、そうだこれも胸を圧迫しているに違いない)

やすなはやすなで息が徐々に荒くなっていく

そして勢いにまかせてプチッとやすながブラを外す

すると、ブラに抑えつけられていたソーニャの豊かな胸が解放され…るなんて事は一切無く

ブラと胸に隙間が空いて空気が流れる

や(そうだ、上着も…)

もはや言い訳もせずに、上着とシャツのボタンを全部外してしまう

露わになった細身で白い肌…やすなは思わず息を抑えて凝視している

や(ソーニャちゃんの素肌をこんなに近くで見るの初めてかも…)

すると、肌にジワリと汗が浮かんでいるのを発見する

その瞬間で、やすなの思考は完全に方向性を定めた様であり…

や(ふ、拭いてあげないと…)

や(そ、そうだ、自分の舌で、ふ、ふ、ふ…拭いて、あげないと…)

ペロッ
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:39:25.66 ID:qmC+0iWF0
ソ「…んっ」

わずかだが、ソーニャが呻くのが聞こえた

無意識下でも、肌への舌の感触は違和感と感じたのだろう

それに対するリアクションか、また汗がポツポツと浮かぶ

や(もう、ソーニャちゃんってば…)

やすなはソーニャの前にひざまづいて同じ行為を繰り返す

ペロッ ペロッ ペロッ

ソ「…ぅ…ぁ」

献身的な行為と体の反応が、需要と供給を完成させてしまっている

その行為はどこまでも続くと思われたが、やすなの視界にブラが入ったところで中断された

や(ソーニャちゃんの…さくらんぼ…)

もはや汗には脇目をふれず、やすなはソーニャのそれを口に含む

チュッ…

ソ「…ん」

チュッ チュッ

や(どうよこの…啄みテクニック…)

ソ「…はぁぅ」

や(も…もしかしてソーニャちゃん、感じてる…?)

わずかだが、肌が上気している。呼吸というか反応も荒くなっている。

や(…この状態で起きちゃうとまずいなあ、もうちょっとだけにしとこう…)

チュッ チュッ…

ソ「…ううっ」

なんとか、もうちょっとだけにとどまったやすな

や(ふう…じゃ、じゃあ…あとは………!)

や(そ、そうだ、ベルトも緩めないと…)
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:41:42.96 ID:qmC+0iWF0
と、思ったところで一線を超えた自覚のあるやすなにとってはそれはもはや口実にすぎず…

ベルトを外してさらにズボンのファスナーも下げてしまう

すると、その間から白いパンツが見えた

…するやいなや、やすなはすかさず股間に顔を近づけて

や(ち、近くで良く見ないと…し、白だね…クンカクンカ…はっ!思わず臭いを…)

や(それはおいといて…ん?これ…ちょっと気合入ってるやつだ…もしかして勝負下着…?)

実は正解なのだが、やすなの思考では“ソーニャの冗談”の範囲を出ていない様だ

や(む、蒸れているかもしれない!き、きれいにしないと!!)

しっかりソファーに体を置いている以上…腰を浮かせてズボンを引きずり下ろす事は出来ない

つまり、この下着を少しずらすことしかできないのだ!!

や(し、仕方ないよね、仕方ないよね…)

頭で言い訳を繰り返しつつ、指はソーニャの下着に指をひっかけて――

プルルルル!プルルルル!

び く っ !!

部屋付きの電話が突然鳴った

心臓が喉から飛び出そうになりながらも、慌てて電話をとる

店員「すいません、ワンドリンクの注文をお願いします」

やすな「あっ、はい…(ドキドキ)…う、ウーロン茶とオレンジジュースで」

店員「はい、かしこまりました、少々お待ち下さい」

ガチャリ

や(ホッ…)

や「い、いいところだったのに……(だけど頭が冷えた…危ない危ない)」

そんな冷えた頭のやすなは、ソーニャがアラレも無い姿になっていることに気付く

や「あ、いけない!ソーニャちゃんを元に戻さないと!」

慌ててソーニャを、ネクタイを緩めて上側のボタンを外した状態まで戻す
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:43:13.84 ID:qmC+0iWF0
店員をやりすごして、やすなはまた考える

や「そういえば、ボーリング場を出てから何も飲んでないんじゃないかな…?」

しかし、とても自ら水を飲める様な状態ではない

や「となると…や…やっぱり…口移し…しかないよね…うん」

自問自答で即断即決

やすなはウーロン茶を口に含んでソーニャの顔に近づく

や(ま、まず顔を上げさせて…唇をくっつけて…)

チュッ

や(で、舌で唇をこじ開けて…お茶を流し込む…)

…ゴクリ

ソーニャのノドが動いた

や(あ、飲み込んだかな?)

プハッ

や「…上手くいったかな?」

ガク

飲み切れなかったお茶が口から流れ落ちる

…ソーニャの状態に変化は見られない…

や「むー 量が少ないのかな? ではでは、もう一回…」

クイッ

…ゴクリ

や「あれ〜? まだ水が足りないのかなあ〜?」



やすなが調子に乗って何度も何度も口移しをしたその結果

ソーニャの手がピクリと動き、そして、わずかだが瞳が開かれた
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:45:49.83 ID:qmC+0iWF0
ソ(う… ここは…? 暗い… 雑音が聞こえる…)

ソ(そうだ…私は…やすなと…レストランで食事して…)

ソ(ボーリングをして…次の店に行こうと指示をだして…そこからどうしたっけ…)

ソ(それで…いま、どうも暗い所にいる…つまり…次の店に行って…)

ソ(…その帰り道の途中で…計画通りに…やすなを暗がりに連れ込んだったけ…?)

眉間にしわを寄せて、必死に目の焦点を合わせようとすると、やすなの顔が映った

や「ソーニャちゃん?気付いたの?ソーニャちゃん!」

ソ(やすなが何か言っているな… あれ?路地裏に連れ込んで?どうしたんだっけ…)

ソ(ああ、私は座ってて… そしてやすなが前にいる…つまり…そうだ…こう、しようと…)

グイッ

いきなり動き出したソーニャの片腕で、やすなは抱き寄せられてしまう

や「きゃっ」

ソーニャの無表情な瞳とやすなの困惑する瞳が直近で交錯する

ソ「やすな…」

や「ソ、ソー…!!!」

ガバッ

ソーニャが堂々とやすなの唇を奪う

しかも軽いキスではなく、やすながソーニャに口移しした時よりも深いキス

や(ソーニャちゃん…!ちょ、ちょっと!まだ、酔っ払っているとか、夢見てる!?)

そして口を合わせたまま…

ソーニャは優しく、やすなを押し倒した

やすなが無事あおむけになると、ソーニャはキスを解いた

ソ「プハッ… …やすな…」

や「ソ、ソーニャちゃん…」

ソ「お前を、いただく…」

や「へ?」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:47:45.59 ID:qmC+0iWF0
や(私を…いただく?って…)

やすなはソーニャが何をしたいのか分からない、分からないが…

なんとなく、もしかしたらと嫌な考えがよぎった

ソ「ずっと、ずっと… 私はお前を…」

や「…殺そうと、していたの?」

ソ「なに…?」

や「考えてみたらそうだよね… ソーニャちゃんが私のために… そんな恰好してくれたり」

や「あんな凄いレストランに誘ってくれたり… 優しくしてくれたり、キスしてくれたり…」

や「どれも、私を[ピーーー]ためのサービス…下準備なんでしょ?」

や「本当に、ここまでも夢気分だったから…そのまま、いい気分で死なせる様に…」

や「…この後、私は気持ちよくなりながら死ぬんでしょ?ソーニャちゃんの手で」

ソ「気持ちよくさせるというのは本当だ、だが」

ポフッ

やすなの手のひらがソーニャの唇を覆う

や「言わなくていいよ… それ以上言わなくて… わ、わたし…」

震えるやすな

ソーニャはまだ意識がはっきりしないのか、やすなの瞳に浮かんだものに気付けない

ソ(参ったな… どうも勘違いしている いやまて、この状況…)

ソ(誤解を解くより、このまま、やすなをいただくというのはどうだ…?)

ソ(それで… 私のテクで失神とかさせて… 目を覚ましたら『夢』!これだ!!)

結局いつもの朝のパターンに決めてしまったソーニャはやすなの手を振りほどく

ソ「やすな… お前はどうされたい…?」

や「え…?」

ソ「最期、お前は私にどうされたい…?私は…私はお前を…」

や(ソーニャちゃん、悲しそうな顔してる…)

ソ「天国にイかせたい」

や(天国に逝かせたい…!やっぱり、私、殺されるんだ…)

ソ「…お前は?」

や(…だったら、しょうがないか…)

や「好きにして、いいよ… ソーニャちゃんが私に最後にしたいことが、私の望み」

ソ(き、きたああああああああ!!!!!や食ゲットォォォォ!)

ソ(ライセンス来たぞ!こ、これでやすなは私のものだあー!!)
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:55:35.84 ID:qmC+0iWF0
※9行目にピーーーが入ってしまいました、すみません。中身は5行目と同じです。

あとソーニャの髪型はレストランを出た後ではツインテでもシングルでもご自由にどうぞ
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 12:57:16.33 ID:qmC+0iWF0
頭に血が上ってくる… 二人はドクドクと心臓の脈を強くして…

ソーニャは興奮で手が震える!顔が崩れる!…のを必死に抑えている

ソ「じゃ、じゃあ… 望みをかなえてやる」

や「…はい」

コクリ

それが合図――

ソーニャはやすなに重なり、やすなの上半身の服をまくり上げ、素肌をさらさせる

ブラも速攻で外し、やすなの肌をまさぐり始める…

や「や…ソーニャちゃん… 激しっ…あんっ」

ソ(やすな… やすな…)

とはいっても少し前には立場が逆でほぼ同じ行為が行われていたわけだが…

や(ソーニャちゃん、まるで動物みたい…私のことそんなに…?)

ソーニャの剥き出しの愛情を受けて、やすなに再び芽生えてくる生への執着

や(…そんなに好きなら…もっと前からしてくれてもいいのに…!)

や(私が死んだら…ソーニャちゃんは…どうするの…?)

や(どうせ…忘れちゃうんでしょう?…辛い記憶は…なんて言って!)

や(それとも、私が死んでも… 私の死体を愛してくれるの?)

や(私の死体にキスとか…してくれるの? い、いや!そんなの!)

や(私は生きた私を好きでいてほしい!!)

や「ソーニャちゃん…」

ソ(上半身はこのくらいだな… では、いよいよ…下半身へ…)

ソーニャはスカートをつかみ力を入れる!その時!

や「い、いやっ! 死にたくない!やめて!ソーニャちゃん!」

ソ「な、なんだと!ここまで来て…!いやだ!止めない!」

ズルッ!

ソーニャがスカートを強引にずり下ろす!

当然ながらその下には下着一枚のやすなの下半身が…!

や「いや!いや!やめて!」

やすなは手で下を隠そうとするが、ソーニャが阻止する

ソ「いまさら…いまさら退けるか!」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 13:01:26.08 ID:qmC+0iWF0
ボフッ

ソーニャがやすなの股間に顔をうずめる!

ソ(ふふ…!クンカクンカ、こうしてしまえば、クンカ、どうしようも、クンカ、あるまい!)

や「ソーニャちゃんのヘンタイー!」

グッ

ソ(!?)

やすなが脚で、股間のソーニャの頭を挟みんだのだ!

ソ(む!やすなめ!クンクン、抵抗するか!だがこのくらい!むしろ太もも大歓迎だ!)

や「いーやー!(ソーニャちゃん鼻息があらすぎるよー!)」

ドタバタ!ジタバタ!

やすながソーニャを挟んだまま必死に動く!

ジタバタ!バタバタ!

ソ(ちょ…ちょっとまてやすな…これはやばい! やばい!)

や「ソーニャちゃん!はなれてよー!」

ソ(おめーが締めてるんだろーが! うおぉぉ これは…!)

ドタバタ!バタバタ!

少しして、ソーニャは手でやすなの太ももをパチパチと叩いた

タップである

…そしてソーニャは再びぐったりと力を失った

や「あれ…? ソーニャちゃん?……もしかして、私、勝った?」

思わず太ももの拘束を解くやすな

すると、ソーニャが少しだけだが、頭を上げた

ソ「… …」

や「ソ ソーニャちゃん…?」

ソ「う お おええ(以下強制的に略」

や「い、いやああああああ!!!!」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 13:02:31.81 ID:+AbaVtEnP
メール欄にsagaっていれるとピーがなくなるお
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 13:07:39.79 ID:qmC+0iWF0
〜しばらく きれいな映像(チョーさんの指示で街の地図が作られる様)をご覧下さい〜
※撮影協力 学園新聞部

夜の街中

や「…へんたい スケベ おっさん」

ソ「う、うるせー…」

や「何度でもいうよ このケダモノォう!」

結局、異常な興奮+やすなによる頭のシェイクにより

レストランの食材をカラオケの部屋に移動させたソーニャ…

店員に替えの服と下着を買ってきてもらい

大した額ではないが罰金を払ってカラオケ店を出た後は

出すもの出して落ち付いたソーニャが隣の小料理屋にドタキャンの詫びを入れ

二人は微妙な距離のまま、並んで進むえりみち…

ソ(くそっ…)

ソーニャは先程からやすなの顔を見るどころか、とにかくやすなの方を向けない…

や「ちょっとー 聞いてるの?」

グイッ

ソ「おい、ひっぱるな!」

や「きゃー!触らないでー!妊娠しちゃうー!」

ソ「触ったのはお前からだろーが!」

グイッ

逆にソーニャがやすなを引っ張る

や「ちょ…」

偶然か奇跡か、二人が拳一つの距離を空けて、向かい合う

や「……………」

ソ「……………」

や「……………」

ソ「……………」

や「…街の中だよ?みんながみてるかもよ…?」

ソ「…さーな…ターゲット以外は見えないな…」

二人はどちらからともなく唇を近づけて…
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 13:08:47.50 ID:qmC+0iWF0
ブーッ ブーッ ブーッ!

ビクッ!

ドキッ!

や「携帯携帯…あ、お母さんからだ!」

ソ「かーっ!(母娘揃って、空気を読めない!!)」

ソーニャは手で両目を覆い、天を仰ぐ

や「お母さんたちから、道に迷ったけど宿に着いたってメールだった」

ソ「ふーん 大した内容じゃないな」

や「…そう思う? ほんとぉーにそう思う?」

ソ「そりゃそうだろ 時間が時間だから宿で夕食は食べられないかも知れないが

ソ「目的地に着いたならそれでいいだろ (私たちみたいに)間違わずに」

や「そうだね!!そうですね!」

ソ「なに怒ってんだよ…ほら、機嫌なおせ、やり直すぞ」

や「え゙っ…ソーニャちゃん、本気?」

ソ「本気だ」

グイッ

や「やめてー 妊娠しちゃうー」

ソ「望むところだ」

や「ちょ!」

ソ「そうだな… 女の子だったら名前はどうしようか…」

や「将来…1クールアニメ作れるくらい欲しいなあ」

ソ「…スタッフ? 声優?」

や「…うふふ、分かんない!…ところでさあ、さっきのメール」

や「…気付かない?」

ソ「…?別に… お前の親がどこかの宿に着いた…とし…か…っ」

や「ということは?」

手で顔を覆い、真っ赤になるソーニャ

ソ「…お、お前も人の事いえないぞ…」

や「何の事かな?友達が遊びに来るだけ、だけど?」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 13:13:59.61 ID:qmC+0iWF0
行く行かないの返事はもはや二人には必要無いらしく、話が進む

や「とりあえず、帰ったらどうする?

おふろ?

わたし?

それとも…?」

ソ「その並びおかしくないか?…ああ、そうか、や食、ごはんってことか」

や「ぶーっ!正解は洗濯です!早く洗わないと臭いとれなっちゃうよ!」

ソ「おい!そりゃそうだが!…いや、まて…全部できるな」

や「へ?」

ソ「風呂に入って…洗濯しながら…お前と…ゴホン」

や「きゃー いくら私達が洗濯板だからってー グエッ」

ソ「きさま… よくそんなジョークが軽く口から出てくるな…!」

や「…あ、やっぱ気にしてる?…今日一番怖い顔ですよ?」

ソ「…全く…まあ…仕方がない。さっさと洗濯にめどつけて頑張るか…」

や「頑張るって 何を〜?」

ソ「後で分かる…いずれにしろ…
   K今夜は
    M燃えるぜ
     Bベイベー…」

や「は?何言ってんの?」ポカーン

ブチッ!(堪忍袋の緒が切れた音)

ソ「て、てんめえー!!!!」

首をキュッ やすな「あうっ」 ガクッ

ソ「し、しまった!いつものクセで… おいっ起きろ!」

ソ「お前がいないと、家の場所が分からないんだ!おーい、起きろー!!」

…長い夜は まだまだ途中なのでした…

「やしょくソーだんからみあい」

おわり
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 13:15:33.49 ID:qmC+0iWF0
A×Bな番外編2

宿の客A「いい湯ですね〜」

宿の客B「いい湯だな〜」

客B「って、あたしたちこっち(宿)に来てていいのか〜?」

客A「どういうことです〜?」

客B「だって、ボーリング場や小料理屋がどうとか〜」

客A「どうせおじゃま虫ですよ〜 それに〜」

客B「それに〜」

客A「あなたをカラオケ屋にいかせると〜 とても嫌な予感がします〜」

客B「なんでカラオケ屋〜? 銃で撃たれちゃうとか〜?」

客A「わかっているなら 大人しくしていてください〜」

客B「ちぇっ 乱入してやろうと思ったのに…」

おしまい
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 13:17:33.80 ID:qmC+0iWF0
※この話はこれで終わりです。こんな長かったのか…
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) [sage]:2012/04/14(土) 13:36:41.51 ID:NqDI6dZTo
古畑任三郎か
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 14:21:17.00 ID:4cbws0AJo
乙な
終わったら下のスレに依頼するんよ

■ HTML化依頼スレッド Part3
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1319808816
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 17:06:46.12 ID:LQLwMzHx0
失礼しました

その前に次回予告を…

デケデン(SE)

神出鬼没で縦横無尽
にんにんくのいちJK忍者
鬼に託せし謎小箱
右にまわせば欠片も消えて
左にまわせば夢現に絡む
放棄の末に放置あり
発覚自覚紅三角
結びを巡るABC

キルミーSSその2「にんだいあるであいさんかく」

さて、どうする、呉織あぎり!
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/15(日) 01:42:42.31 ID:n7X60JgIO
よきかな
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