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幽霊「一目惚れした」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 21:52:31.18 ID:yxPOejhIO
幽霊「一目惚れした」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1334837503/
上記のスレで投下させていただいたSSを加筆修正し、尚且つ続きをダラダラと
投稿したいと思います。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1335271951(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
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■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:08:31.92 ID:A9RjOWcxo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750421311/

■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:07:56.06 ID:9l741hD4o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750421275/

■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:07:18.78 ID:XCIH42NJo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750421238/

■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:06:42.32 ID:sMr/Yf+to
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750421202/

■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:06:05.72 ID:A9RjOWcxo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750421165/

■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:05:29.13 ID:9l741hD4o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750421128/

■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:04:47.30 ID:XCIH42NJo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750421087/

■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:04:05.72 ID:sMr/Yf+to
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750421045/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 21:53:34.25 ID:yxPOejhIO
幽霊「やだ、かっこいい///」

男「ゆ、幽霊」ガタガタガタ

幽霊「ちょっとそこのお兄さん」

男「ひいっ」

幽霊「そんな露骨に怯えないでよ」ションボリ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 21:55:17.63 ID:yxPOejhIO
男「最初は綺麗な着物の女の人が居るなって思ってみてて」

幽霊「綺麗だなんてそんな///」ポッ

男「近づいてみたら透けてて」

幽霊「いやんエッチ」

男「取り憑かれた」

幽霊「///」

男「なにこれこわい」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 21:55:52.25 ID:yxPOejhIO
男「え?ガチ幽霊ですか?」

幽霊「本物本物」

男「浮翌遊霊とかそんなライトな感じの?」

幽霊「え?私悪霊だけど」

男「うっそだー」

幽霊「本当だって。こうやって肩を…」

ツン

男「ものっそい肩重い!やめてっ!!」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 21:56:37.90 ID:yxPOejhIO
男「家まで憑いてこられた…」シクシク

幽霊「男くんの部屋…キャー///」

男「何で俺なんですか?」

幽霊「言ったじゃない。一目惚れ」

男「前世の縁とか俺に秘められた力が〜とかは?」

幽霊「一切なし」

男「ええー」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 21:57:37.76 ID:yxPOejhIO
幽霊「男くんって高校生なのに一人暮らしなんだ」

男「一人暮らししたくて無理して遠い高校受けたのに」シクシク

幽霊「泣かないで男くん」ウルウル

男「はうっ///」

幽霊「赤くなってる。可愛い♪」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 21:58:25.96 ID:yxPOejhIO
男「そ、そうだ父さんから貰った数珠を…!」ゴソゴソ ジャラ

パツン

男「」

幽霊「男くんひどーい」

男「幽霊さんに近づけただけで爆ぜた……」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 21:59:02.11 ID:yxPOejhIO
男「寝ようそうしよう」

幽霊「ちょっと、現実逃避してないでもっと構ってよー」

男「おやすみなさい…」

幽霊「ぶーぶー」




ギシ…ギシリ パンッ

男「ラップ音なんて聞こえない」ガタガタ

<●>

男「押入れの隙間から誰か覗いてなんてない」ガタガタ
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 21:59:02.86 ID:G+aJhW6SO
俺のところにこないかな
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:00:09.78 ID:yxPOejhIO
ー朝ー

男「」ゲッソリ

幽霊「男くん人相変わった?」

男「幽霊さん朝なのに元気なんですね…」

幽霊「私幽霊だし」

男「そう意味で言ったんじゃ…」

幽霊「変な男くん」クスクス

男(あれから金縛りに10回以上あったり足首掴まれたり)

男(死にそう)

幽霊「学校でしょ?私も憑いてく」ダキッ

男「いやあぁー!抱きつかないで体重いのほおぉ!」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:01:07.02 ID:yxPOejhIO
男(朝日が眩しい…)

幽霊「あ、猫だよ男くん」

猫「シャー!!」

男「物凄く威嚇されてますよ幽霊さん…」

幽霊「怖くないよー」チッチッチッ

猫「に"ゃー!!(泣)」ダダダダダ

男「猫が幽霊見えるって本当だったんだなぁ」

幽霊「シクシク」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:02:06.61 ID:yxPOejhIO
女「あ、男くんだおはよー」

男「女さん、おはよう」

女「男くん今日はずいぶん早いんだね」

男「うん、ちょっと眠れなくて」

女「大丈夫?凄く疲れてるみたいだけど」

男「うん、なんとか」

キャッキャッ

幽霊「…」イライラ

女「そ、そうだ。今度の休みさ」

男「うん?」

女「よければ私と……」

ツンッ

男「らめぇ!肩重いのらめなのぉ!!」

女「お、男くん?!」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:03:00.64 ID:yxPOejhIO
ー学校ー

男「うぅ、幽霊さんひどいよ」

幽霊「ひどくない」プクー

男「結局あの後も突かれ続けて女さんとまともに話できなかったし…」

つ←指スッ

男「ご、ごめんないもう勘弁してください!」

幽霊「ぷっ、男くん面白い」クスクス
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:03:56.95 ID:yxPOejhIO
キーンコーンカーンコーン

男「お、終わった。なんかいつもの倍疲れた」

幽霊「男く〜ん、暇だったよお〜」ダキッ

男「あっうそっいやっこんなところでダメぇ!!」ガターン

モブA「なんだ!?男が突然奇声を発して倒れたぞ?」

モブB「大丈夫か!?」

幽霊「あれ?男くん?」ツンツン

男「」

幽霊「あは?」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:05:17.89 ID:yxPOejhIO
ー男家ー

男「」シクシク

幽霊「男くんごめんね?許して?」

男「あ」

幽霊「ん?」

男「思い出した」

幽霊「なにが?」

男「ふっふっふっ」ガサゴソ

幽霊「?」キョトン

男(お婆ちゃんから貰ったお守りなら!)

男「幽霊さん食らえ!」バッ

ボッメラメラ

男「うわっちゃ!燃えた!?」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:06:52.45 ID:yxPOejhIO
男「お、お婆ちゃんから貰ったお守りが…」

幽霊「んふふ、無駄よ男くん。私は一度決めたらとことん取り憑くわよ」

男「そんな…っ!」ガク

男「幽霊さんひどい!俺をこんなに虐めて!」

幽霊「だって私は悪霊だし?」

男「ノリの軽い悪霊だなぁ!」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:07:54.40 ID:yxPOejhIO
男「はぁ、もういいや。昨日からほとんど食べてないからご飯作ろう」

幽霊「一人暮らしは大変ね」

男「料理は好きだからそんなに苦には…そうだ幽霊さん好きなものとかあるの?」

幽霊「え?作ってくれるの?私の分も?」

男「一人分も二人分も作る手間変わらないし…あ、幽霊だから食べられないのか?」

幽霊「…」プルプル

男「幽霊さん?」

幽霊「男くん優しい!大好き!!」ダキッ

男「いやあぁ!もう無理なのほおぉ!!」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:09:50.99 ID:yxPOejhIO
男「いただきます」

幽霊「いただきま〜す♪」

男「幽霊も食事するんだなぁ」

幽霊「お供物みたいなものね」

男「でも幽霊さんモグモグどうやって食べるの?」モグオモグオ

幽霊「んー吸い取る感じ?」

シオシオ

男「うおぉ、幽霊さんの分のご飯がみるみるカッサカサに」

幽霊「んー///男くんのご飯美味しい///」

男「うっ、あ、ありがとう///」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:10:44.32 ID:yxPOejhIO
ー食後ー

男(改めて見ると幽霊さん凄え綺麗だなぁ)

男(髪さらっさらだしまつ毛長いし着物似合うし)

ムクッ

男(oh…考えるな、処理したくても幽霊さん居るからできな……)

男(あれ待てよ?幽霊さんって俺に取り憑いた悪霊なんだから四六時中……)

男「」サー

TV<フレッシュ

幽霊「あはははは」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:13:12.72 ID:yxPOejhIO
幽霊「はー面白かった」

男「…」ムラムラ

幽霊「男くん?さっきから静かだけどどうしたの?」

男「」ビクッ

男「なななななんでもないですはい」

幽霊「?」

男「よーしお風呂でも入ろうかなー」

幽霊「男くん何で屈伸してるの?」

男「あ、いやー何ででしょーねーじゃっ!」

ガチャバタン

幽霊「……」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:14:33.96 ID:yxPOejhIO
ー風呂ー

シャー

男(よし、何とか逃げれた)

男(ここで処理するしか道はない!)

男(うおおおおお!)

シコシコシコシコ




『うおおおおお』

幽霊「…」

幽霊「うーん、無理やりやると取り殺しちゃうしなぁ」

幽霊「惚れちゃったからなあ///」

幽霊「今は我慢」フンス

『もういっちょおおおお』

幽霊「…」

幽霊「もう、男くんったら///」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:15:51.23 ID:yxPOejhIO
男「あがり…ました('A`)」ゲッソリ

幽霊「おかえり男くん」ニコニコ

男(4回もしてしまった……しかも幽霊さんで)

男(冷静になった今、死にたい…)

幽霊「ずいぶん長かったね」

男「えっ!あぁ、俺風呂大好き。うん」

幽霊「ふーん」ニヨニヨ

男(排水溝が詰まらないように掃除してたら時間がかかってしまった)
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:16:57.99 ID:yxPOejhIO
男「寝よう。もう限界」ファサァ

幽霊「男くん…添い寝してあげよっか?」

男「はい。…はい?」

幽霊「だから添い寝」

男「ゆ、ゆゆゆ幽霊さんそんな女の子なんだからは、はしたない」

幽霊「幽霊相手に遠慮しなくても」

男「ゆ、幽霊さんは俺となんかいやじゃ…」

幽霊「もう、何度も言わせないでよ……私は男くんの事大好きなんだから///」

男「あ……はい///」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:18:32.89 ID:yxPOejhIO
幽霊「それじゃぁ…」モゾッ

男(ゆ、幽霊さんが近づいてくる!)ゴクリ

男(これが女の子の香り…お線香の香りが実家を思い出させるなぁ)クンカクンカ

幽霊「男くん……」

男(幽霊さんが幽霊さんがぁ!!)

ダキッ



<ラメェ~カラダオモイノホオォ~
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 22:25:03.10 ID:2Wlpxulqo
再投下?
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:25:54.62 ID:yxPOejhIO
ー朝ー

男(………)

男(寝ると言うより気絶だった気がするぜ)

幽霊「男くんおはよう♪」

男「あ、幽霊さんおはよう……」

ピーン

男「……oh」

男「幽霊さんこれはちがっ!」バタバタ

幽霊「隠さなくてもいいのに///」

幽霊(……おっきい)

男「うおぉ、消えてしまいたい……」シクシク

幽霊「もう、大袈裟なんだから」クスッ

27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 22:28:32.53 ID:yxPOejhIO
>>25
誤字脱字の修正と少ーしだけシーンの追加をしまする。
前回投下分まで終わったらダラリダラリと続きを書こうかなと。
ここなら落ちる心配しなくていいしまだ幽霊さんたち達のこと書きたかったし。
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:29:28.20 ID:yxPOejhIO
ー学校・放課後ー

男「ふぅ、今日は何のごともなく終える事ができた」

男「幽霊さん今日はちょくちょく居なくなってたけどどこ行ってたの?」

幽霊「ん?なぁに気になるの男くん」ニヨニヨ

男「あ、いやどっかで変な事してるんじゃないかと…」

幽霊「もうひどいなぁ。旧校舎の方に行ってたのよ」

男「旧校舎?なんでまた」

幽霊「話し相手沢山いたから男くんが授業受けてる間の暇つぶし」

男「あーあそこいっぱいいるんだー」

男(聞かなかった事にしよう)
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 22:30:43.26 ID:yxPOejhIO
ー帰り道ー

???「そこのお前!」

男「はい?」

幽霊「ん?」

少女「悪霊にとりつかれてるぞ!」

男「女の子?」

幽霊「…」

少女「ふふん、偉大な霊能者の私が特別に祓ってやろう」フフン

男「君幽霊さん見えるの?でもそう言う遊びはやめたほうがいいよ」

男「幽霊さんこう見えて悪霊だし」

少女「子ども扱いするな!こう見えて二十代だし本物の霊能者なんだ!」ムキー
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:32:46.98 ID:yxPOejhIO
少女「とにかく!そこの悪霊は私が除霊してやる!覚悟しろ!!」

幽霊「私がこんなちんちくりんに?ぷぷー」

少女「笑うなー!」

男「幽霊さん祟ったりしたらダメだよ?」

幽霊「えー、どうしよっかなー」

少女「くっそー!バカにして…」ゴソゴソ

少女「くらえー!」ブワッ

男「うわっ!なんだこれぺぺっ!しょっぱぁ!!」

少女「あれ効かない…」

幽霊「浄めの塩?」

男「うおっ、幽霊さんの近くに落ちた塩がみるみる黒く……」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:34:49.23 ID:yxPOejhIO
少女「なら…」ゴソゴソ

男(何だろう、俺をみている気分だ)

少女「これならどうだ!」バシャ

男「だから何で俺?!酒臭っ!!」

幽霊「御神酒……」

少女「うがー!何で効かないんだよー!」

幽霊「…さて、満足したかしら?」

少女「うっ」

幽霊「男くん以外の人間には容赦しないわよ」

幽霊「特に私を祓おうなんて馬鹿な人間にには……」ユラァ

少女「ひっ」

ギャーギャー

男「カラスが超飛びまくってる」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:38:06.81 ID:yxPOejhIO
少女「く、来るなぁ!」シャシャ

幽霊「九字なんて切っても無駄よ」

ゴゴゴゴゴ

少女「た、たすけ」ガタガタ

幽霊「…」スッ…

少女「ひぃっ!」

男「幽霊さんストーップ!」

幽霊「男くん?」

少女「はへ?」

幽霊「ちょっと、邪魔しちゃダメじゃない男くん」

男「幽霊さんこんな小っちゃい子にひどいことしちゃダメだって」

男「あんまり無茶すると嫌いになっちゃいますよ?」

幽霊「あら?今までは好いててくれてたの?///」

男「そ、そうじゃなくてですね///」

少女「う、うわ〜〜ん」

男「あー、泣いちゃった」

少女「覚えてろよバカ!ハゲーー!!」

ダダダダダ

男「なんだったんだ」

幽霊「さあ?」クスクス
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 22:39:46.76 ID:yxPOejhIO
男「変な少女との遭遇で遅くなっちゃったな」

幽霊「男くん、私先に家に帰ってるわね」スー

男「へ?あ、はい」

男「なんだったんだ?」


ー男家前ー

男「ふいぃ、到着」

ガチャ

幽霊「お帰りなさい、あなた♪」

男「んぐっ!?」ドキンッ

男「…た、ただいま///」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:40:50.65 ID:yxPOejhIO
男「…これがしたくて先に帰ったんですか?」

幽霊「あら、嬉しくなかった?」

男「それは…///」

男(なんだろう。すげードキドキする)

幽霊「うふふ」

男「一人でこっちきて…その、ちょっと寂しかったから何かその…」

男「うん、嬉しかった…かな?」

幽霊「………」プルプル

男「あれ?幽霊さん?」

幽霊「男くぅ〜〜ん!!」ダキッ

男「うわあぁ!身体重いよおぉー!」

幽霊「男くん可愛いもう大好き!」スリスリ
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:43:01.62 ID:yxPOejhIO


男「」チーン

幽霊「んっふふ〜ん♪」ツヤツヤ

男「はっ、俺はいったい」

男「そうだ、幽霊さんに抱きつかれてそのまま…」

幽霊「ごめんね男くん、やり過ぎちゃった……」ツヤツヤ

男「なんか幽霊さん嬉しそうなんでもういいです」

幽霊「それにしても男くん頑丈ね」

男「へ?」

幽霊「私に取り憑かれたら普通もっと衰弱するんだけど…」

男「あは、あははは……」

幽霊「きっと相性がいいのね///」

幽霊(この調子だと近いうちに最後までいっても……じゅるり)

ゾクゾクッ

男(悪寒が…)
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:44:54.19 ID:yxPOejhIO
ー翌日朝ー

チュンチュン

男「……爽やかな朝」

男(昨日も幽霊さんが抱きつい、もとい添い寝してきた)

男(寝付くまで身体重かったけど起きたらスッキリ爽やか)

男(……)

男(慣れ始めてる!?)

幽霊「男くん……ふぁ、おひゃよう」クシクシ

男(寝ぼけてふにゃふにゃしてる幽霊さん可愛いなあ…///)

男(……)

男(…でも悪霊)
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:46:09.28 ID:yxPOejhIO
男「なんぞこれ」

轢死霊『うーあー』

婆霊『』プルプル

犬霊『わふっ』

男「ほんとなんぞこれ」

幽霊「男くんどうしたの?」

男「いえ、なんかそれはもうハッキリクッキリ幽霊さん以外の霊がわんさと見えるんです」

幽霊「あー」

男「元々少しは見える方だったけどこれはひどい」

幽霊「私と一緒に居たから霊感強くなっちゃったんだね」テヘペロ☆

男「なにそれこわい」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:47:00.12 ID:yxPOejhIO
幽霊「でも安心して男くん。私以外の悪霊は取り込んじゃうし」

幽霊「男くんには指一本触れさせないから」フンス

男「すげぇ日常生活に支障が出そうなほどみえるってか霊多いな!」

幽霊「なんか慣れてくると意識的にみたりみえなくしたりできるみたいだよ?」

男「マジですか…うわっあれグロいな」

クイクイ

男「ん?」

幼女霊「…」

男「………ん?」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:48:44.03 ID:yxPOejhIO
幼女霊「…」ウルウル

男「え、ちょなんで泣くの?」

幼女霊「…」ギュゥッ

男「なんだろう、涙溜まった上目遣いで服のすそ引っ張られるとこう……込み上げてくるものがあるな」

幽霊「男くん……ロリコン?」

男「ハッハッハッ、ソンナワケナイデスヨ」

幽霊「って言うか私の男くんに取り憑こうなんて100年早いわ」

幼女霊「っ!」ビクビクッ

幽霊「あ!こら男くんの影に隠れるな!」

男「幽霊さんどうどう」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:50:52.61 ID:yxPOejhIO
男「こんな小さい可憐な女の子をいじめたらダメだよ幽霊さん」キリッ

幽霊「……」ジトー

男「…」ダラダラ

ギュゥ

男「おっと、この娘どうしたんだろう?」

幽霊「おおかた自分の姿がみえる男くんに引き寄せられたって所かしら」

男「え、俺マジにこの娘にも取り憑かれちゃったの?」

幽霊「浮翌遊霊みたいだからそんなに害はないけど……」

幼女霊「…」スッ

男「ん?抱っこか?しょうがないな…はっはっはっ可愛いなぁ身体重たぁい!」

幽霊「男くんのばーか」ムスッ
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 22:51:55.49 ID:nye95Aybo
メール欄にsaga入れた方がいいよ
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/24(火) 22:52:02.40 ID:yxPOejhIO
ー学校ー

キーンコーンカーンコーン

友「っあー、もうちょいで昼飯だ」

友「って男お前大丈夫か?!すげえゲッソリしてるぞ!?」

男「お、おぉ…」

男(授業が始まってすぐ、幼霊ちゃんが膝の上に乗ってきた)

男(それを見た幽霊さんが背中から抱きついてきた)

男(今なら高重力下で修行した悟空とベジータの気持ちがわかる)

幼女霊「……」ニコニコ

幽霊「……」プクー

男「ははっ」

男(死ぬ)
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 22:53:08.70 ID:yxPOejhIO
>>41
忘れてた。センキゥ


カッチコッチ

男(……)

男(だが待って貰いたい)

男(霊障に慣れて余裕が出てくるとあれだ)

男(背中に当たる二つの柔らかい膨らみに)

男(モモの上に感じる幼霊ちゃんの尻の重み)

男(………)

男(色即是空空即是色煩悩退散)

幼女霊「……?」モゾモゾ

ピンポーン

男(oh…)
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 22:54:36.71 ID:yxPOejhIO
幼女霊「……??」モゾッモゾッ

男「おふぅっ」

男(マイサンが大きくなって座りが悪くなったのか幼霊ちゃんがよく動くっ!)

幽霊「……男くん」ペロッ

男「うわっほい!」

先生「男、うるさい」

男「す、すみません…」

ペロッハム…

男『ゆ、幽霊さん耳ねぶっちゃらめぇ!』

幽霊「知らなーい」クスクス

ムクムク

幼女霊「…???」ゴソゴソ

男(幼霊ちゃんまさぐっちゃだめへぇ!)
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 22:54:52.06 ID:G+aJhW6SO
sageやないsagaや
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/24(火) 22:55:40.48 ID:nye95Aybo
sageじゃないsaga

sagaって入れることによって、例えば>>40の浮翌遊霊が浮遊霊に治る
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 22:58:01.99 ID:yxPOejhIO
>>46
把握。こうやね。


ー昼休みー

男「」グッタリ

女「お、男くん大丈夫?」

男「…大丈夫」

男(俺は己に勝った!第一部完っ)

友「男死んでるとこ悪いけど飯食おうぜ。女さんも一緒に食う?」

女「うん、私もいいの?」

男「うん、オッケー」

男(幽霊さんは俺をこねくり回して満足したのか幼霊ちゃんを連れて旧校舎の方に行った)

男(幼霊ちゃんは取り込んじゃダメって言ってあるし大丈夫だろう)

男「今は消費したエネルギーを少しでも回復しないと」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 22:59:43.44 ID:yxPOejhIO
友「ウメー」モグモグ

女「男くんのお弁当って手作りなんだね」

男「ん?うん。昨日の晩飯の残りだけどね」

女「そうなんだ。でも料理できる男の人って憧れるな」

男「そんなたいそうなもんじゃないけどねぇ」

友「ウメー」モグモグ

女「あ、あのさ男くん」

男「ん?」

女「この前言いそびれちゃったんだけど…次の日曜日さ、一緒に出かけない?」

男「え?俺と?」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:01:20.22 ID:yxPOejhIO
女「う、うん。ダメ、かな?」

男「いや、そんなダメってことは」ゾクッ

男「っ!?」バッ

<●>

男「はうぅっ!」ドッキーン

女「男くん?ど、どうしたの?」

男(幽霊さんドアの隙間から超見てる恐い!)

男「は、ははは」ソー

<●>

(´・ω

男(…なんで幼霊ちゃんまで幽霊さんの真似してんの?)
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:02:21.96 ID:yxPOejhIO
男「ご、ごめん次の日曜はちょっと都合が悪いんだ。ははっ」

女「そっか…」

男「で、でも落ち着いたらどっか行く?」

女「う、うん!行きたい!」

男「じゃ約束ね」

女「うん♪」

友「ウメー(泣)」モグモグ

幽霊「…ぐぬぬ」

幼女霊「…」グヌヌ?
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:03:23.36 ID:yxPOejhIO
ー帰り道ー

幽霊「男くん浮気はダメよ?」

幼女霊「…♪」

男「ぐおおぉ」

男(首にしがみついたままの幽霊さんに抱っこちゃん状態の幼霊ちゃん)

男(いくら霊障に慣れてきたとは言えこの状態で家まで帰るのはキツイっ!)

男「幽霊さん…俺もう、しんどい…重い」

幽霊「女の子抱えて重いとか言っちゃう男くんは許してあげなーい」ギュッ

男「ふぬぬ!」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:04:22.17 ID:yxPOejhIO
男(まぁ女さんとはちゃんと幽霊さんの許可もらってからにしないとな)

男「ひーこらひーこら」

幽霊「ほら頑張れ頑張れ〜」

幼女霊「……♪」

男(幽霊でも俺のこと好きって言ってくれるのは素直に嬉しいし)

男(ないがしろにはできないよなぁ)

幽霊「ふふっ」

男(…後が怖いし)
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 23:06:14.78 ID:yxPOejhIO
少女「待ってたぞ悪霊!」ビシッ

幽霊「あら」

男「昨日の痛い子」

幼女霊「…?」

少女「ってお前何で増えてんだー!?」

男「保護した」キリッ

幽霊「男くん……」ツネッ

男「あ、痛いです割りとマジで痛いですごめんなさい」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:07:46.25 ID:yxPOejhIO
少女「お前霊を集めやすい体質なんだな…」

少女「大変だっただろう。だが私が来たからにはもう安心だ!」

男「昨日泣かされて帰ったじゃん」

少女「うるさいうるさーい!」

幼女霊「…!」ビクッ

男「こら、大きな声出すと幼霊ちゃんがビックリしちゃうじゃないか」

少女「あ、ごめんなさい」

少女「…って違う!除霊するの!」バッ

男「…お札?」

少女「そうだ!とっときのやつだ!!」

幽霊「元気な子ね」ハァ
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:09:42.78 ID:yxPOejhIO
少女「この前のお返しだ!」

男(あっ、デジャヴ)

少女「くらえー!!」

ボッメラメラ

少女「あつ!?あっつう!!」ブンブン

男「うん、やっぱり俺をみているようだ」

幼女霊「…」ビクビク

少女「そんな…このお札が効かないなんて……」

幽霊「そんなの効かないわよ。坊主も裸足で逃げ出す悪霊舐めないでちょうだい」

少女「う……」

少女「うわ〜〜ん!次はもっとすごいのパパにもらって来てやるー!」

少女「覚えてろ!ブース!!」

ダダダダダ

男「また来るって」

幽霊「はぁ…何なのいったい」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:10:59.52 ID:yxPOejhIO
ー男家・風呂ー

シャワー

男「ふぅ」

男(さて、今のうちに処理をしておかないと)

モゾ

男「昨日4回も抜いたのに元気だなマイサン」

男「では…」

幽霊「男くん♪」

男「ひゃっほい!」ビクビクーン

幽霊「ふふっ」

男「ゆ、ゆゆゆ幽霊さん!?」

男(おっぱいおっぱい!)
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:11:55.99 ID:yxPOejhIO
男「鍵閉めたのになんで」

幽霊「幽霊だから関係ないし」

男「ですよねー」

男「ってなんで裸なんですか!?」

男(おっぱおおっぱお!)

幽霊「お風呂に入るのに着物は邪魔でしょう?」

男「ソノトオリデスネ」

幽霊「私が居るからって遠慮しなくていいのに」キュッ

男「はうっ」

幽霊「ふふっ」シュッシュッ

男「うはっおはっ」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:13:07.85 ID:yxPOejhIO
男(背中から抱きかかえるように握られておっぱいが!)

シュッシュッシュッシュッ

男(自分の手じゃ無いってだけでもヤバイのに幽霊さんの手だとスゴイよ!)

シュッシュッ シュッシュッ

男「おほったはっ」

幽霊「すごい……ビクビク脈打ってる///」

コスコスコス

男「さらに激しく!」

幽霊「男くん、我慢しなくていいのよ?」ハムッ

男(耳耳耳みみみ!)

男「うはっ」

ビュビュッ
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:14:00.22 ID:yxPOejhIO
男「ふは……」ビクビク

幽霊「いっぱい出たね男くん」

男(すごかった……)

幽霊「でも……」チロッ

男「はうっ!?」

チュッチュッ

男(幽霊さんが俺のを舐めっ)

幽霊「んっんっ」ジュッジッュ

男「うあっこれやバッ」

チュパッジュッジュポ

幽霊「んむ…」サワッ

男「っ!?」

男(お袋さんがお袋さんが!)
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:15:20.04 ID:yxPOejhIO
男(一度逝って敏感になってるのにこれは無理!)

幽霊「んっあむっんん」

ジュポッジュポッ

男「ゆ、幽霊さん出るっ!」

幽霊「んんっ」

ビュクッビュクッ

幽霊「んっんっ…」コクコク

男「あ……」

幽霊「んふっ」チュルッ

幽霊「ふふっ、飲んじゃった♪」

男「!」ドキーン

男(すげーエロい)
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:16:12.17 ID:yxPOejhIO
男(あの後結局もう一回搾り取られた)

男(幽霊さんのことまともに見れない///)

男「あ、幼霊ちゃんは…」

幼女霊「……」スースー

男「寝てた」ホッ

幽霊「男くん♪」

男「ゆゆ幽霊さん!?」

幽霊「気持ちよかった?」

男「それはもう…じゃなくてなんであんな……」

幽霊「好きだからに決まってるじゃない///」

男「うぐっ///」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:16:59.41 ID:yxPOejhIO
幽霊「これからは我慢しないで?」

幽霊「私が楽にしてあげるから…」

男「うぐぐ」

幽霊「あの続きはまたこんどね///」

男「は、はいい!」

幽霊「じゃ、今日は寝ましょう」

男「はい!」

男(なんかもう完璧のパーフェクトに取り憑かれた気がする)

男(ま、いいか)

男「あ、今日も添い寝……」



<アッーカラダオモイノラメェ~!


幼女霊「……」スースー
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 23:18:12.73 ID:yxPOejhIO
思った以上に推敲と誤字修正に時間がかかるな…
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:19:32.98 ID:yxPOejhIO
ーある日・男家ー

男「そう言えば幽霊さんって着物脱げるんだ」

幽霊「ええ、もちろんよ」

男「ふーん、そっか」

幽霊「なぁに?脱いで欲しいの?」ニヨニヨ

男「ちがっ」

幽霊「もう、男くんのエッチ///」バシッ

男「すごく痛い!」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:23:03.81 ID:yxPOejhIO
男「いや、他の服も着れるのかなって」

幽霊「他の服?」

男「うん。ほら幽霊さんって、綺麗だから普通の洋服も似合いそうだなって///」

幽霊「綺麗だなんてもういやん///」バシッバシッ

男「照れて叩かないで霊障上乗せですごい痛い!」

幽霊「男くんがそこまで言うならぁ…」スルスル

男「ここで脱がないでぇ!」



幽霊「じゃーん」

男「あ、うちの制服。すげぇ似合う」

幽霊「///」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 23:24:56.15 ID:yxPOejhIO
幽霊「他にも色々着れるけど……」

男「幽霊さん?パソコン見つめてどうしたの?」

幽霊「…うふっ」スゥッ

男「あれ?幽霊さん?」

PC<コッチコッチ

男「PCから声がする…」

幽霊「やっほ♪」

男「うおぉ!二次元から美少女が!男たちの夢が今ここに!!!」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:26:04.22 ID:yxPOejhIO
幽霊「他にも…」ヌギヌギ

男「だから目の前で脱がないで!」

幽霊「じゃん♪」

男「メイド…だと?」

幽霊「ご主人さま…」シナッ

男「PCから現れた美少女がメイドでご主人様だと…!?」

男「正直たまりません///」

幽霊「うふふ」

男「でも幽霊さん結構俗っぽいのね」

幽霊「テレビでやってたよ?」

男「あー…」

TV<ギューン!

幼女霊「…」♪
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 23:27:43.16 ID:yxPOejhIO


TV<アリダー!

男「赤蟻硬いなぁ」ピコピコ

幼女霊「…」♪

男(晩飯を食い終わったら幽霊さんが)

幽霊「ちょっと旧校舎まで行って来るね〜」

男(と、出て行ってしまった)

男(暇になったからゲームを始めたんだけど…)

TV<サンダー!

幼女霊「…っ」ビックリ

男(足の間を幼霊ちゃんに占拠されてしまった)

ピコピコ

男「………」

男「うふり」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 23:29:48.61 ID:yxPOejhIO
男(いかん、にやけるな俺。これじゃいけない人みたいだ)

幼女霊「♪」ニコニコ

男(でも幼霊ちゃんの事はよくわかんないんだよな。喋んないし)

男(幽霊さんは浮翌遊霊だって言ってたけど…)

ナデナデ

幼女霊「…?」パチクリ

男「うへへ」

男(可愛いからいいか)

男「でも幽霊さんほどじゃないけど幼霊ちゃんでも触られると身体重くなるんだな」

幼女霊「……」ギュ

男「あぁ、大丈夫大丈夫。離れてなんて絶対言わないから」

幼女霊「…」ニコ

男「はうんっ」ズキューン

男(天使やでえ)
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/04/24(火) 23:30:52.71 ID:a+wTNv+Ko
いつの間にかまたsaga消えてるよ!
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/24(火) 23:30:55.28 ID:yxPOejhIO
幽霊「男くん」ヌッ

男「わっはぁ!」ビクーン

幼女霊「…!」ビックリ

男「ゆゆゆゆゆゆ幽霊さんお帰りなさい」

幽霊「どもり過ぎ。もう男くんったら」

男「は、早かったね…」

幽霊「ちょっと用事があっただけだから」

幽霊「それより男くん?」

男「はいぃ!」

幽霊「幼女霊ちゃんに鼻の下伸ばしてなかった?」

男「めっそうもない」

幽霊「……ロリコン」

男「ぐふぉっ」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 23:31:46.01 ID:yxPOejhIO
>>70
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 23:33:27.07 ID:yxPOejhIO
>>70
やっちまった。気をつける。


幽霊「まったく、油断も隙もないんだから」

男「誤解なんだ……俺はロリコンじゃないんだ……」

幼女霊「?」

幽霊「取り込んじゃおうかしらこの娘」

男「幽霊さんそれはだめぇ!(泣)」

幽霊「冗談よ、もう」プク

幼女霊「…」オロオロ

男「幽霊さんがね?僕をね?いじめるんだ?」メソメソ

幽霊「もう男くん冗談だったら」ダキッ

男「ぬわぁー!」

幼女霊「……」ダキ

男「幼霊ちゃんまでらめぇ!壊れちゃうぅ!!」



男「…三途の河が見えた」ゼエゼエ

幽霊「落ち着いた?」

男「あい」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage saga]:2012/04/24(火) 23:33:49.27 ID:a+wTNv+Ko
メール欄見て貰うと分かるが、「sage saga」って出来るからね!
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 23:36:01.41 ID:yxPOejhIO
ぼちぼち忙しくなってきた。ギリギリまで頑張る。


男「ところでさ、幽霊さん」

幽霊「なに?」

男「幼霊ちゃんって何で喋らないのかな。もしかした生前になにか…」

幽霊「んー、そういうのじゃないと思うわよ?」

男「そうなの?」

幼女霊「…?」

幽霊「この娘まだ幽霊成り立てっぽいし子どもだし」

幽霊「色々わかってないんじゃないかな」

幽霊「そのうち思い出したり喋ったりするはずよ」

男「そうなのか。無駄に重たい想像しちゃったぜ」

ナデナデ

幼女霊「///♪」

幽霊(むぅ…)イラッ

男「幽霊さんは?」

幽霊「私?私は幽霊歴長いし色々と経験豊富よ?」ズイッ

男「幽霊さん…顔、近い///」

幽霊「うふふ」ペロリ

幼女霊「……」

男「幼霊ちゃんもみてるし、そのぉ///」

幽霊「もう、へたれ」ツンッ

男「うわっいつもよりガクっときた!」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/24(火) 23:38:30.82 ID:yxPOejhIO
いかん集中力切れてきたのかいらんもんコピペしてしまったり
sagesaga入れ忘れたり酷い。



ー風呂ー

男「はふぅ」

男(幽霊さん綺麗だし幼霊ちゃんは可愛いしでいい事なんだけど)

男(疲れた…)

ムクリ

男「…お前は元気だね」

幽霊「本当、スゴイびくびくしてる///」

男「きゃあぁ!幽霊さん!?」

幽霊「そんなに驚かないでよ」

男「だってここお風呂…え?今日も?」

幽霊「もちろん♪」

男「」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/24(火) 23:40:09.86 ID:yxPOejhIO
幽霊「今日は……んしょ」ギュッ

男「おほっ」

男(おっぱいがおっぱいが)

幽霊「んっんっ」タユンタユン

男(挟まれて擦られてあばばばば)

幽霊「んふっ」チロッ

男「うひょっ!?」

男(おっぱいで挟みつつ先端を舐める何てそんなっ!)

幽霊「ふふ、気持ちいい?」ユッサユッサ

男「幽霊さんこれすごっうはっ」ビクンビクン

幽霊「んっんむっちゅっ」

男(柔らかくて温かくてぬめぬめのぬちょぬちょで……)

男(このパイズリすごいよぉ!!)

幽霊「んんっ」

男(馬鹿なっスピードが上がっただと!?)

男「幽霊さんダメっ男逝きますっ!」

ビュルビュルッ

幽霊「きゃっ」

男「ふへっ……」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/24(火) 23:41:13.19 ID:yxPOejhIO
幽霊「もう……スゴイ量///」ペロリ

男(はうーんっ)

ビンッ

幽霊「あら?まだ元気ね」

男「あ……あぁ……」

幽霊「まだまだ楽しみましょう…」

男「あぁ…」

幽霊「うふふ……」

<アオォーーーッ



幼女霊「……」zzZ
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/25(水) 00:00:56.70 ID:zpulqxiIO
ー学校・放課後ー

男(幽霊さんに取れ憑かれてから早一週間)

男(ここ数日幽霊さんは放課後毎日旧校舎に行ってる)

男(今日も昼休みから幼霊ちゃん連れて行ってまだ戻ってこない)

男(なにしてんだろうなぁ)

友「男ー今から暇かー?」

男「友?女さんもどしたの。部活は?」

女「うん、ちょっと…」

友「手伝って欲しい事があるんだけどさ」


男「旧校舎について来い?」

女「うん、部活で使う道具がしまわれてるって先生が言うんだけど…」

友「あそこって怪談話の宝庫じゃん?みんな怖がっちゃってさ」

友「お前霊感とか強いほうだったろ?」

男「えー、それで俺も一緒に行くの?」

男(幽霊さん確か旧校舎に本物がわさわさ居るって言ってたよな…)

男(俺見えるけどそれだけだぞ?)

男「あ」

友「どした?」

男「ちょい待ってて」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:02:16.71 ID:zpulqxiIO
男(あれから待ち伏せしてなかったし)

男(もしかしたら…)

少女「あ」

男「居た」

少女「あー!出たな悪霊きょうこそは……あれ?悪霊とチビっこいのは?」

男「少女ちゃん確か霊能者だったよね?」

少女「確かってなんだ!私はれっきとした本物だ!あとちゃん言うな!!」

男「ちょっとついて来て。どうせ暇なんでしょ?」

少女「あ、こら引っ張るなー!」




男「お待たせ」

友「おうどうしたんだよ…て誰その子」

女「男くんの妹さん?」

少女「ぜーぜー……妹言うな私は二十代だ……」

男「この子本物の霊能者らしいから一緒に来てもらおうと思って捕まえてきた」

少女「だから…私は本当に本物の…ゼーゼー」グッタリ

男「何でもいいじゃん、ちゃっちゃと済ませちゃおう」

男(この子の今までの戦績を見ると激しく不安だけど居ないよりマシだろ)
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:05:33.83 ID:zpulqxiIO
ー旧校舎ー

ギシッギシッ

少女『お前悪霊どこいったんだよ』ヒソヒソ

男『なんか用事あるって出かけた』ヒソヒソ

少女『なんだそれ!?そんなフリーダムな悪霊聞いたことないぞ!?』ヒソヒソ

男『そんな事言われても俺悪霊なんて幽霊さんしか知らないしなぁ』ヒソヒソ

友「やっぱ怖えよ旧校舎!」

女「うん…日の光もあまり入らなくてすごく不気味」

女(男くんスゴイなぁ。全然平気そう)

女(でもあの子なんだろう?知り合い?すごく可愛い子…)

友「確かこの階の女子トイレだっけ?花子さん」

女「と、友くんやめてよ……」

少女「はんっ、そんなポピュラーな幽霊私にかかればイチコロだ!」

男「少女ちゃんは頼もしいなぁ」ナデナデ

少女「頭なでんなっあとちゃん言うなっ!!」

女(仲いいなぁ…)
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/25(水) 00:08:27.76 ID:zpulqxiIO
ギシッギシッ

友「…」

女「友くんどうしたの?」

友「いや、あそこのトイレかな〜なんて考えたら……」

女「や、やめてよぉ」ヒシッ

男「お、女さんあんましがみつくとおっぱいが腕に…」

少女「なんだ?行かないのか?」

コン…コン…

女「ひっ」ギュウゥ

男「おふぅっ」

女「と、友くん冗談はやめてぇ」フルフル

友「…俺……なんもしてないよ?」涙目

コンコンコン

友・女『ひっ』

男「ノック?の音が近づいてきてる…」

少女「出たな悪霊」ウキウキ

ヌッ

『きぃやああぁぁあぁぁぁ〜〜〜!!』

ドドドドドドド……

男「あ、二人ともちょっと」

男「…」

男「ちょ待てよっ」

男「………」

男「///」

少女「お前は一人でなにしてんだ?」

男「今はそっとしておいて………」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:10:51.09 ID:zpulqxiIO
少女「それより出てくるぞ!」

男「…」ゴクリ

???「うるっさいねぇ」

男「……」

男(スゴイのが出てくるのかと身構えてたら)

男(不機嫌そうなお姉さんがトイレから出てきた)

少女「覚悟しろ悪霊!!」ビシィ

???「うるさい」クイッ

少女「ふぎゃん!」ゴスッ

男「うおぉ!天井の板が降ってきた!?」

少女「きゅぅ」

男「……ほんと役立たないなこの子」
84 : :2012/04/25(水) 00:12:04.08 ID:HthIx8SAO
これは幽霊が地獄に堕ちるバットエンドスレですね解ります
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:12:56.35 ID:zpulqxiIO
男「……」

???「あん?」

男(あれ?俺一人になっちゃってんじゃん。どうしよう)

男(幽霊さんで慣れたつもりになってたけど)

男(俺悪霊とか無理だし。なんもできないですから!)

男「あは、あはははは…」

男(オワタ?)

男「起きてー!ねえお願いだから!」ユサユサ

少女「」

男「諦めんなよ!熱くなれよ!!」ガクガク

少女「」

???「あーもう」ガシガシ

男「ひいっ!すんません自分調子に乗ってました!!」土下座

???「あ?あーお前あいつの言ってた男か?」

男「へ?」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:16:05.65 ID:zpulqxiIO
???「ふーん…」ジロジロ

男「あの……え?」

???「なるほどねぇ」ジロジロ

男「………」

???「………」

男「///」ポッ

???「うざい」ガシッ

男「ひぎぃ!これ無理身体壊れちゃいますうぅ!!」



男「お、お花畑が…」ハァハァ

???「なんだあいつなんも言ってないのか」

男「えっと、なんで俺の事知ってるんです?」

???「別に…しかしあんたあり得ないくらい良い物件みたいだね」

男「はい?」

???「霊にとって居心地がいい宿主のことさ」

男「はぁ……」

???「顔はあたしの好みじゃ無いけど中々良い男じゃないか」

???「あいつが入れ込むのもわかるね」

男「あの〜?」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/25(水) 00:18:13.46 ID:zpulqxiIO
???「んふ」ニヤッ

男「はい?」

ガシッ

男「おぎゃぁ!いきなりなにををを!?」

???「ん〜?いいからいいから」

サスサス

男「はひぃ!」ビクビクッ

ムクムク

???「へえ、大きいね」

サスサスサス

男「な、なにをっぬふぅっ!」

???「つまみ食い?」

男「うひっ」

スッスッスッ

???「苦しそうだねぇ」

男「ひぃー!おかしくなっちゃう!!」

???「楽にしてあげよっか?」

カチャカチャ

???「ふふふふ」

『ダメーー!!』
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:19:22.84 ID:zpulqxiIO
???「ちっ、帰ってきやがったか。せっかく良いところだったのに」

幽霊「男くん大丈夫!?」

男「あへあへあへ」

幽霊「ちょっと花子!なにしてくれてんのよ!」

花子「あたしだって味見くらいしてみたかっただけよ」

幽霊「がるるるる!」

男「あへあへ……はっ!幽霊さん?」

幽霊「男くーん!」ギュウゥ

男「あっダメっ抱きしめたらうひょう!」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:22:37.01 ID:zpulqxiIO


男「花子さん?このお姉さんが?」

花子「そっ、トイレの花子さん。有名でしょ?」

幼女霊「……」ジー

男「あ、幼霊ちゃん。どしたのそんな隠れて」

タッタッタッ

幼女霊「……」ギュッ

花子「そんな睨まなくったって取りゃしないよ」

幽霊「どうだか」ギュウ

男「ひぃ、身体重いけど我慢……!」

男「しかし随分イメージ違いますね」

花子「あ?」

男「だってほら、一般的なトイレの花子さんって言えば」

男「ちびまる子ちゃんみたいな服装のちっちゃなオカッパの子じゃないですか」

花子「なに?そっちの服装の方がいいの?別にできるけど……」

男「……いや、やめてください。花子さんでそのビジュアルやられるとすごいイケナイことしてるみたいに……」

幽霊「花子は特別変なのよ!」

花子「あーもう謝ってるじゃないさ機嫌直しなよ」

幽霊「ふんだっ、男くんは私の男くんなんだから」

幼女霊「…」ヒシッ

花子「愛されてるねぇ」ニヤニヤ

男「いやぁ///」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:25:02.20 ID:zpulqxiIO
男「それで、幽霊さんは花子さんどどんな関係なの?」

幽霊「花子に頼まれたのよ。ここら辺のタチの悪い霊を始末してくれって」

幽霊「さっき全部終わらして戻ってきたら男くんが花子に襲われてるんだもん」

幽霊「思わず花子も取り込んでやろうかと思ったわ」

男「花子さんってやっぱり悪霊なんですか?」

花子「そうだよ」

男「え?じゃあ自分でやればよかったんじ?幽霊さんに頼まず」

花子「面倒臭いじゃん」

男「」

幽霊「こういうやつなのよ」ハァ
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:26:45.28 ID:zpulqxiIO
男「なるほど、ここ何日か旧校舎に来てたのは花子さんの手伝いだったんだ」

幽霊「うん。こめんね男くん、何もいわなくて」

男「でもなんでまたこんな手伝いを?」

幽霊「うん、えっと。授業中に男くんの邪魔したくなかったし」

幽霊「でも暇だったからウロウロしてたら花子と出会って」

幽霊「話してみたら花子はここら辺の縄張りの主だって言うから」

幽霊「みかじめ料?みたいな」

男「うん、なんとなくわかった」

男「ごめんね幽霊さん、寂しい思いさせちゃって」

幽霊「男くんっ!」ウルウル

ダキッ

男「あがががが」

花子「あほか」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:29:01.56 ID:zpulqxiIO
花子「で、男は何しにきたんだい?」

男「あ、忘れてた友と女さん」

男「部活で使う道具とやらをとってきてやらないと」

男「幽霊さん幼霊ちゃんもういいの?」

幽霊「うん、もう全部済んだし帰ろ」

幼女霊「……っ」ダキツキガッタイ

男「ぐお!幼霊ちゃん今日はアグレッシブね」

男「それじゃ花子さんまた」

花子「はいはい」

幽霊「もう男くんに手出さないでよ!」ベー

花子「わかったから早くいきな」シッシッ

タッタッタッタッタッ…

花子「騒がしい連中だね」

花子「………」ジー

少女「」
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:30:28.08 ID:zpulqxiIO
友「男悪かった!許してくれ!!」

女「ごめんね男くん私たちだけ逃げちゃって……」

男「あー気にしない気にしない」

友「しかしお前大丈夫だったのか?」

男「あぁ、ただの見間違いだったよ。なんもいなかった」

女「そっか、よかったぁ」ホッ

友「道具も取ってきてもらっちまって悪かったな」

男「気にすんなって」

女「でも男くん勇気あるんだね」

男「はっはっはっ、それ程でも痛いです!」ツネッ

男『幽霊さん抓らないでぇ!』

幽霊「でれでれしないっ」プイッ

幼女霊「………」ツネ

男(幼霊ちゃんまで……ひどい)
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:33:06.85 ID:zpulqxiIO
男「それじゃ、俺帰るわ」

友「おう、ホントありがとな」

女「男くんまた明日ねー」

男「じゃなー」


男「はぁ、なんかどっと疲れた」

幽霊「スーパー寄るの?」

男「うーん、そうだなぁ」

男「………」

男「あれ?なんか忘れてね?」



少女「ふぎゃぁー!触るなー!!」

花子「元気の良い子。ふふっ」
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:35:42.09 ID:zpulqxiIO
少女「やめろぉ!くんなバカぁ!」

花子「こら、暴れるんじないよっこの」グイッ

少女「んんーー!??!」

花子「んむ、んちゅっじゅるっ」

少女「んっ!んんっ……」

花子「ぷはっ」

少女「は…ふぁ」クタッ

花子「キス一回で大人しくなっちゃって、可愛いじゃないか」

少女「や、やめろぉグスッ」

花子「まぁまぁ、気持ちよくしてやるからさ」ツツー

少女「ひっやぁっ」

ただいま

少女「んんっ」ビクビク

花子「んふふ、可愛がってあげる…」スス

少女「やめろぉ…手……入れんなぁ」

花子「可愛いおっぱいだねぇ。うりうり」モミュモミュ

少女「んんっ!……は、ぁ………やだよぉ」

花子「お姉さんに任せなさいって」クリックリッ

少女「ひっ!?ああぁっ!」ガクガク

花子「あらやだスゴイ感度」モミモミクリクリ

少女「あくっ……んんんー!」

花子(…楽しい)
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:39:57.42 ID:zpulqxiIO
花子「こっちはっと」ツイッ

少女「あっ!ばかやめろ変態ー!」ジタバタ

花子「こらっ暴れんなって……このっ」カプ

少女「ひぅっ!?」

花子「あら?首弱いの?」アムアム

少女「………っ」フルフル

花子「くふっ」グッ

少女「ぁっ」

ヌチャッ

花子「おやまぁぐっしょり」ニヤァ

少女「ぅ……ぅぅぅ」

花子「あ、さて?」

ツプッ

少女「んぁっ!?」

花子「キツイわね、よっ」

クニクニ

少女「あっふぁっ!」

クチュックチュッ

少女「ひっふぁ……んん」

花子「こっちは?」ムキッ

少女「〜〜〜〜〜っ!!??」ビクビクビクッ

花子「いきなり剥くのは可哀想だったかな?」フフッ

少女「ぁ……ぁ………」
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/25(水) 00:43:55.36 ID:zpulqxiIO
クチュクチュクチュ

少女「あっあっあぅっ」

花子「ふふふ」ツンツン

少女「ひぐ…んぁっ!」

花子「んーえい」ズプッ

少女「んんんんんーー!!」ノケゾリ

花子「ん〜良い声」ゾクゾク

少女「あ………は…………」グッタリ

花子「良い精気だすなぁ。反応も良くてたまんない」ペロッ

花子「さて、次はあたしも気持ちよく……」

少女「ふぐっ……」

花子「ん?」

少女「びええぇぇーーーー!」

花子「あれ?」

少女「ひっぐ、ぐすっうわあああーん!」

花子「………あれ?」

花子「あれぇ?」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/25(水) 00:44:54.63 ID:5ijY6SgSO
駄目だ

ちょっと抜いてくる
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/25(水) 00:45:38.09 ID:zpulqxiIO


男「ご飯できたよー」

幽霊「わーい」

幼女霊「…♪」

男「じゃあ手を合わせて」

『いたたき』

ドンドンドンドンドン

男「うわぁ何事!?ごめんなさい!?」

ピンポンピンポンピンポン

男「ひぃなに?空襲?」

ピンポンピンポンピンポン

男「開ける!開けるからちょっと待って!」

ガチャ

少女「うわああぁぁーん!!」

ダキッ

男「うぐぼはぁっ!!」

少女「びええええうわあぁぁー!!」

幽霊「ちょっと何事?」

男「」

少女「ひっぐ、ぐすっうえええぇん!」

幽霊「本当に何事よこれ」

幼女霊「………?」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:46:42.98 ID:zpulqxiIO
少女「ひっく、ひっく」

男「ちょっとまずそのあられもない姿をどうにかしないと」

男(少女ちゃんのこと忘れてた☆)

少女「ずすっ、うえぇぇ」

男「どうしようこれ」

幽霊「男くんごはーん」

幼女霊「…」

男「幽霊さんちょっと待ってて」

少女「怖かった、怖かったよぉ」グスグス

男(な、何があったんだ)
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:48:37.16 ID:zpulqxiIO


幽霊「なるほど、あの後置いてかれたこの子は花子にいたずらされたと」

少女「あ、あんたがグスッ悪いのだからねひっく」

男「本当にごめんなさい」土下座

幽霊「マジ泣きして花子が引いてるところを逃げたしてきたと」

少女「絶対ズズッ絶対に許さないんだから」

男「まことに申し訳ありませんでした」土下座

少女「汚された……汚されちゃったよぉ」ヒックヒック

幽霊「あの色情狂本当に取り込んでやろうかしら」

少女「…………住む」

男「はい?」

少女「私もここに住む!」

男「……はいぃ!?」

少女「こんな事師匠とパパに知られたら殺されちゃう!」

少女「あいつ消すまで帰れないもん!びえええぇぇぇ!!」

男「ええー」

幽霊「……」ジロッ

男「うひっ」

男「ほ、他に住む家探すとか……」

少女「こんな辺鄙な街にツテなんてないもん!!」

少女「お金もないし……責任とんなさいよぉ!うえぇぇぇ」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:50:41.23 ID:zpulqxiIO
幽霊「男くん?」ギロッ

男「」

男(あ、死んだ。俺死んだよ)

幽霊「…」ハァ

幽霊「少なからず男くんのせいなんだから責任とってあげなさい」

男「あり?」

幽霊「まぁ、ほとんど花子のせいだけど男くんにも非はあるんだし」

幽霊「どうせ助けてあげるつもりにだったんでしょ」

男「あ、うん」

男「あれ?怒らないの?」

幽霊「しょうがないじゃない、そんな男くんが好きなんだから///」

男「///」

少女「びええぇぇぇ!」

幼女霊「……」ウツラウツラ
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:52:01.78 ID:zpulqxiIO
男(あの後少女ちゃんは泣きながら俺の分の飯を全部平らげ)

男(泣きながら風呂に入って俺のベッドを占領して寝てしまった)

男(俺はお客様用の布団を引いて寝てるんだけど…)

男「………あの、幽霊さん?そろそろ許してください…」

幽霊「ダメ、今日一晩は絶対許さない」ギュウゥ

男「ぐおぉ、そんな半分覆いかぶさるように抱きつかれると身体ががが」

男「幼霊ちゃんも少し離れて……もう寝てるし」

幼女霊「zzZZ」スースー

男「俺のせいとは言え…みるみる家族が増えるよ」

幽霊「やったねタエちゃん?」

男「………」

男「幽霊さんどこでそのネタを?」

幽霊「ベッドの下の本」

男「殺せ!殺せよぉ!!」

幽霊「男くん落ち着いて」ツン

男「あふんっ」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 00:53:39.89 ID:zpulqxiIO
幽霊「明日花子のヤツには説教しとくから」

男「幽霊さんって花子さんより強いの?」

幽霊「強いとか弱いって言うか…私の方がダントツで強力な悪霊って事かな?」

男「悪霊か…幽霊さんからは悪霊って感じ全然しないんだよなぁ」

幽霊「こんな私見せるの男くんにだけだよ///」スリスリ

男「幽霊さんそれ以上はらめなのぉ!金縛りになっちゃいましゅうぅ!!」ビクビク

幽霊「ふふっ」スリスリ

幼女霊「zzZ」スリスリ

男「」

少女「ぐーぐー」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/25(水) 00:54:55.34 ID:zpulqxiIO
キリがいいので今日はここまで。
あかん、誤字修正いくつか見逃したorz
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/25(水) 00:55:23.46 ID:5ijY6SgSO
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2012/04/25(水) 01:07:29.25 ID:oY+BEfsXo
乙です
なかなかいいキャラ達なので楽しみにしてます
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/25(水) 10:02:52.75 ID:GcbfmfEIO
前スレも見てたよ
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/25(水) 11:17:14.94 ID:EyjUfnrDO
>>1

ホントに20代なのかよ少女ちゃんw
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 20:53:32.10 ID:skj0EJHl0
男「幽霊さん火の玉ってさ」

幽霊「どつしたの藪から棒に」

男「いやね?あれって所謂霊魂なの?」

幽霊「私出せるよ?」

男「マジ?」

幽霊「ほら」ポッ

メラメラ

男「おぉすげぇ、本物の火の玉だ。ちゃんと青いんだ」

チョイチョイ

男「んお?」

幼女霊「……」

男「もしかして幼霊ちゃんもだせるの?」

幼女霊「……」コクコク
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 20:54:24.01 ID:skj0EJHl0
男「へぇ、ちゃんと幽霊してるんだなぁ幼霊ちゃんも」

幼女霊「…」ググッ

男「…」

幼女霊「///」グググッ

男「……」

幼女霊「//////」プルプルプル

男(なにこのかわいいの。抱きしめたい)

幽霊「…」

幽霊「えい」メラッ

男「あっつう!!」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 20:55:53.56 ID:skj0EJHl0
−ある日−

少女「おいお前!ちょっとついて来い!」

男「え、なに」

少女「ここに住むんだからロッカーに預けてある私の荷物取りに行くんだ。手伝え」

男「はいはい」

少女「そういや悪霊は?」

男「幽霊さんは花子さんに説教しに行って……ん?」

少女「」ブルブルブル

男(トラウマになってらっしゃる)

少女「…」キョロキョロ

男(学校の駅近くのコインロッカー)

男(花子さんが近くに居るかもしれないからついて来いって言ったのか)

男(重症だなー)

少女「よ、よし」ガチャ

少女「これもて」ポイポイ

男「うわっと」

少女「よし、帰るぞ!」

男「はいはい」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 20:56:54.79 ID:skj0EJHl0
少女「手伝ってくれたからこの私がジュースを奢ってやろう!」

男「あーありがとうございます」

少女「感謝しろよな」ニッ

男(悪い子じゃないんだよなぁ)

少女「ほら、これで買って来い」

男「財布ごと!?」

少女「私のぶんもなー」



キンコーン

<イシャシャマセー

男(えーっと小銭は)

男(あ、免許。本当に二十代だった。ちょっとショックだ)

男(…………大型特殊…だと?)





男(なんに使うんだ大型特殊免許なんて……)

<アジュジュシター

ギャーギャー

男「んん?」

警官「こらキミ!こんな夜中になにをやっているんだ!」

少女「だから私は二十代だっつーのー!うきー!!」

警官「そんなウソはいいから!ほら来なさい!!」

男(……)

男(ええー)
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 20:58:32.64 ID:skj0EJHl0
−男家−

少女「なあお前」

男「なに?少女ちゃん」

少女「ちゃん言うな。お前あんな悪霊に取り憑かれてて本当に何ともないのか?」

男「え?全然」

少女「そんなはずない!あいつエリートの私から見てもごいすーにデンジャーな悪霊だぞ!?」

男(エリートとはなんだったのか)

少女「自覚が無いだけでどんどん蝕まれていくんだぞ!?」

少女「やっぱり除霊しないと……」グヌヌ

男「大丈夫だってー」

トトトッ

男「お、幼霊ちゃんどしたの」

幼女霊「……」グッグッ

男「あぁ、抱っこか」

少女「お前バカか?このちびっこいのだって幽霊なんだぞ!?」

少女「下手に関わったり受け入れたりしたら霊障が…」

男「大袈裟だなぁ少女ちゃんは。ほ〜ら抱っこ」

幼女霊「///」

男「可愛いなぉもう!ちきしょう身体が最高に重いぜひゃっほー!」

少女(ええー)

幽霊「男くん幼女霊ちゃんばっかりずるい!」ダキッ

男「んほおぉーらめなのほぉー」ビクンビクン

少女「あぁ、Mなのか」
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:00:18.05 ID:skj0EJHl0
−学校−

友「男ー飯一緒に食おうぜー」

女「私もいいかな?」

男「ういよー」

幽霊「男くん私ちょっと花子のとこ行ってくるわね」

男『花子さんのとこ?』

幽霊「放課後迄には戻ってくるから」

男『りょーかい』


ー旧校舎ー

幽霊「んー男くんが授業受けてる間はどうしても暇なのよねー」

幽霊「まぁいいや、花子で暇潰そうっと」


ートイレー

幽霊「花子いるー?」

ガチャ

花子「あ」←花子さんルック

バタン








男「幽霊さん戻ってくるの早かったね」

幽霊「今はそっとしておいてくれないかな、男くん………」
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:01:37.40 ID:skj0EJHl0
−別の日−

少女「ちょっと一日家空けるぞ!」

男「どしたの?」

少女「弟弟子に私の荷物と軍資金持ってこさせてるから受け取りに行ってくる」

男「え、軍資金貰えるなら部屋を借りるとか……」

少女「私の純潔が……」シクシク

男「すみませんでしたもう言いません」

男「って言うかまだ物増えるの!?」

少女「固い事言うなって。じゃ行ってくるぞ!」

男「ふえぇ、お家狭くなっちゃうよぅ」
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:02:33.70 ID:skj0EJHl0



男「少女ちゃん居ないと静かだ」

幽霊「あの子うるさいもんねぇ」

幼女霊「……」コクリコクリ

男「幼霊ちゃん眠いの?」

幼女霊「……」コシコシ

幽霊「私が寝かせておくから男くんお風呂入っちゃえば?」

男「んーそうする」

幽霊「…今のやりとり夫婦みたいだったね男くん///」

男「ゆ、幽霊さん///」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:03:27.42 ID:skj0EJHl0



男「さて、寝るか」

幽霊「そうね」

男「おやすみー」

幽霊「おやすみなさい男くん」

幽霊「……」

男(最近幽霊さん達が居る生活にすっかり慣れたなぁ)

男(スキンシップは相変わらず凄いけどモンモンとする事も減ったし)

男(幽霊さんがお風呂に乱入してくる頻度も減ったし)

男(平和だなぁ)

男「ふわぁっ……」

幽霊「……」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:04:40.79 ID:skj0EJHl0
男「ぐー」

モゾモゾ

男「んん?」

男「ふおぉ!身体か重いし動かない!」

男「何事!?」

幽霊「ふふっ」

男「ゆ、幽霊さんむっ!?」

幽霊「んっちゅ…」

男(幽霊さんの唇ががががが)

幽霊「んん……」ニュルッ

男「んむぉ!?」

男(舌舌したした下幽霊さんの舌が!)

チュッチャプッチュッ…

幽霊「……ふふ」

男「ゆ、幽霊さん……」

男(幽霊さんエロいよおぉ!俺の口と幽霊さんの口の間で糸引いてるよぉ!!)

幽霊「そう言えば私たち…キス初めてだったね」

男「そう言えば…」

幽霊「もっとすごい事してるのにね……ふふっ変なの」

男「うおぉ///」

男(なにこれどうしちゃったの?幽霊さんいつも以上に可愛い!)

幽霊「……男くん」

男「は、はひっ」

幽霊「さわって?」

男「」
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:06:00.21 ID:skj0EJHl0
幽霊「ほら」プルンッ

男「う……わっ」

男(ありがてぇ…ありがてぇっ!)

男「じゃ、じゃあ……」ゴクリ

幽霊「んっ……」

フニュンッ

幽霊「あんっ///」

男(すごく…柔らかいです)

モミュモミュ

幽霊「んんっ」

男「……」バクバク

男(すげぇ柔らかいのに指押し返してくる……これがおっぱい様の本気っ!)

幽霊「男くん…どう?私の胸……」

男「すごい……癖になりそう」

幽霊「ふふっ嬉しい」

男(ぐうぅ、気の利いたセリフの一つもいえないなんて……俺のバカっ意気地なし!)

モミモミモミ

幽霊「ん……ふぅっ」

男(立った!チクビが立った!!)

男「……」

ピンッ

幽霊「ふぁっ///」

幽霊「男くん…そんな、弾いちゃ……ダメ///」

男(あ、これやばいわ俺おかしくなるわ)
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:07:12.99 ID:skj0EJHl0
俺「…」アム

幽霊「やんっ」

チュウー

幽霊「んぁ…吸っちゃ……んんっ」

男(おっぱいおっぱい!)

幽霊「男くん、胸ばかりじゃなくって…こっちも触って?」

男「あ、手を……」

ヌチッ

幽霊「っ」

男(お父さんお母さん僕は今日おま○こに触りました)

幽霊「指……動かして?」

男「は、はい……」

クチュッヌチュッジュッ

幽霊「ふあぁっ」

クチュクチュクチュ

幽霊「んん……ふぅ……んぁっ///」

男「んむ、んちゅ」

モミモミ

男(びっしょびしょだ。幽霊さん俺の指で感じてくれてるんだ)

男(もっと頑張らねばなるまいっ!)

ジュプジュプジュプッ

幽霊「お、男くん激し過ぎ…ひあぁっ!!」ビクンッ

幽霊「ぁ…………ふぁ」クタッ

男「んぷっ!」

男(おっぱいで窒息する!男感激っ!)
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:08:23.49 ID:skj0EJHl0
幽霊「はぁ……はぁ………」

男「ぷはっ!ゆ、幽霊さん大丈夫?」

幽霊「んん……男くんの指で…逝っちゃった」トロン

男(はいもう無理)

男「幽霊さん!」ガバッ

幽霊「お、男くん?きゃ」

男「幽霊さん…い、挿入ます!」クチャ

幽霊「男くん待って…まだ敏感で」

男(待ちませーん!)

ズニュルッ

幽霊「んああぁぁ!!」

男「うっわ…これ……すっご」ブルブル

幽霊「ぁ…あぁ……」

男(あったかいナリぃ。マジ溶けそう…)

ズル

幽霊「あっ待ってまだ動かないで…っ」

ズンッ

幽霊「ふぁんっ///」

男「ぐ……うぅ!」

ズッズッズッズッ

幽霊「あっあっふあぁっ!」

男「ごめん幽霊さんもうとまんない!」

ズッズッズッズッズッズンッ

幽霊「いいよっ男くんもっと突いてぇ!」
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:09:39.34 ID:skj0EJHl0
男「うっふぅっ!」ギリッ

男(まだだ、もっと幽霊さんの膣内を味わいたい!)

ジュッズッズッチュッ

幽霊「男くん男くんっ!」ギュウゥ

ズッズズッズッジュポッ

男「くっそ、もっ……限界っ!」

幽霊「男くんっ!!」ガシッ

男(だいしゅきホールド!?本当に無理!)

男「ぐぅっ!」

幽霊「ふあぁぁっ!!!」

ビュルッビルッ!

男「う……お」

男(搾り取られるうっ!)

幽霊「ぁ……は…………」
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:10:40.05 ID:skj0EJHl0
男「」カサカサ

幽霊「男くん男くん///」スリスリ

男「これ………ダメ……俺、癖になっちゃう」

幽霊「男くん私すごい幸せ///」

男「幽霊さん……」

モゾッ

男・幽霊『!?』

幼女霊「zzZZ」

男「あ、危ない。幼霊ちゃんのことすっかり忘れてた」

男(このために下の布団に寝かせてたのか)

男「そう言えば幽霊さんどうして急にこんな……///」

幽霊「あのちびっ子が居なかったし男くん霊障にすごい耐性ついたみたいだったから」

幽霊「チャンスかな?って」ペロッ

男「」ズキューン

幽霊「男くん大好き///」ギュッ

男「あでも思い出したら身体すごく重ぉい!」ビクビク



幼女霊「…………」
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:12:00.04 ID:skj0EJHl0
−翌日・朝−

幽霊「男くん♪」スリスリ

幼女霊「……」ギュウ

男「前略母さん父さん身体が重いです」

男(朝から幽霊さんがべったりひっついて離れない)

男(幼霊ちゃんも抱きついたまま離れないし)

男「俺は幸せもんだなちきしょう!」ダー

幽霊「お、男くんなんで号泣してるの!?」

幼女霊「……」オロオロ

メラメラ

男「うおっ、火の玉?」

幽霊「これって花子からの連絡?」

幽霊「………」

幽霊「えー、すぐ来いって」

幽霊「せっかく男くんとイチャイチャしたいのに」

男(可愛いなぁ)
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:12:34.21 ID:skj0EJHl0
幽霊「それじゃ男くん行ってくるね?」シクシク

男「あぁ、もう泣かないで。いってらっしゃい」

幼女霊「……」フリフリ


男「ふいぃ」

男(正直疲れた)

男(昨日の幽霊さんとのハッスルでスタミナ空っぽ)

男(少女ちゃんは夜まで帰ってこないしまだ午前中だし日曜だし)

男「寝るか」

幼女霊「…」

男「それじゃ幼霊ちゃんおやすみい」zzZ

幼女霊「…………」
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:14:28.96 ID:skj0EJHl0

男(うぅ〜ん。寝苦しい)

男(つか身体が重くて動かない…金縛り……)

男「この感覚!デジャヴ!?」

幼女霊「……」

男「あれ?幼霊ちゃんなんで俺の上に乗ってるのかしら?」

幼女霊「………」

グイッ

男「はい?」

チュッ

男「………」

幼女霊「///」

男「…はい?」

男(え?なにこれ、ギャグ?)

幼女霊「///」ヌギヌギ

男「うおおおぉ!?ちょっと待ったあぁ!!?」ガバァ

幼女霊「…!」ビックリ

男(ちょっと待ってお願い何が起きてるのなんで幼霊ちゃんが恥ずかしそうに服脱ごうとしてんの?)

男(……ちょっとわからないですね)

幼女霊「……」ススッ

チュッ

幼女霊「///」

男「」
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:15:44.88 ID:skj0EJHl0
幼女霊「おに……ちゃん幼のこと、きら………い?」

男「」

男「」

男「はっ」

男(凄まじい衝撃で意識が円環の理に導かれた)

男(ふぅ、落ち着け俺。俺は昨日一つ上の男になったはず)

男(………)

男「……………………は?」

幼女霊「?」

男「えっと、え?」

幼女霊「おに…ちゃん?」

男「あ、はい」

男(………)

男(キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!)

幼女霊「?」

男「え、うそ、幼霊ちゃん今喋った?」

幼女霊「うん」コク

男「」
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:16:48.31 ID:skj0EJHl0
男「」

男(はっ、また持っていかれてた)

男(くっ、なんて破壊力だお喋り幼霊ちゃん)

男(HP30以下のエネミーは即死の恐るべき威力)

男(だから落ち着け俺ぇ!)

幼女霊「おにい…ちゃんだいじょ…うぶ?」

男「はいっ!元気です!」

男「だから落ち着け話が進まねえぇ!!」

幼女霊「!?」ビクッ

男「あ、ごめんビックリさせた?」

幼女霊「……」ウルッ

男「なぁ!?」

幼女霊「うえぇ……」ポロポロ

男「うわあぁぁ!!幼霊ちゃんを泣かせてしまったあぁ!死ねっ!俺死ねっ!!」

幼女霊「おにいちゃん…ごめん…ね?おにいちゃん幼のこと…きらい…なのに」ポロポロ

幼女霊「幼が…おねえちゃんの…まねした…から……おこったん…だよね」ポロポロ

男「…んんー?」

幼女霊「幼…おにいちゃんの…ことすき……だから」ヒックヒック

幼女霊「おねえ…ちゃんのまね…したら……よろこんでくれると……おもって」ポロポロポロ

男「」
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:18:30.44 ID:skj0EJHl0
男(なんど意識を持っていかれるんだ俺!いい加減耐性をつけろ!適応しろ!)

幼女霊「ひっく、ひっく」ポロポロ

男(まず状況を整理しろ……今幼霊ちゃんはなんと言った?)

男(すごぉくまずい事を言ってなかったかしら?)

男「えーっと、幼霊ちゃん。もしかして昨日の…えーっと、みちゃった?」

幼女霊「…」コク

男(マイガッ!)

男(うわぁ、死にてぇ。リアルに死にてぇ)

男(気まずいってレベルじゃねーぞ!)

男「え、えぇっと、幼霊ちゃん。昨日のあれってなんだか……その、わかってたりする?」

幼女霊「……」フルフル

男(あ、わかってはないんだ)

男「じゃ、じゃあ何でそれを俺にしようと思ったの?」

幼女霊「おにいちゃんが、うれしそう…だったから」

幼女霊「おねえちゃん…おにいちゃん、すき。幼も…おにいちゃん、すき」

幼女霊「だから…よろこんで……ほしかったの」ポロポロ

男「うわあぁ!だから泣かないでおくれぇ!!」

幼女霊「だって…おにいちゃん……幼のこと、きらい」

男「それだけはありえない」キリッ
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:19:48.72 ID:skj0EJHl0
男「って言うか幼霊ちゃんは無理に幽霊さんの真似しなくてもいいんだよ」ナデナデ

幼女霊「……」

男「幼霊ちゃんが俺に甘えてくれるだけで俺は嬉しいから」ナデナデ

幼女霊「……う、ん」

男「だからもうこんな事迂闊にしないって約束、ね」

幼女霊「うん」コク

男「よっしゃ、幼霊ちゃんはいいこだなぁ」ワシャワシャ

幼女霊「///」

男「それより幼霊ちゃん、いつから喋れるようになったの?」

幼女霊「……?わかん…ない」

男「んー謎だ」

幼女霊「おにいちゃん…」

男「んあ?どした?」

幼女霊「…」

チュッ

男「うっひょぅ」

幼女霊「これは…うれしい?」

男「当たり前じゃないか」キリッ

幼女霊「///」

幽霊「男くん………」

男(はい死んだー)
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:20:32.70 ID:skj0EJHl0





男「」

幽霊「…」プンプン

幼女霊「…あ、あぅ」オロオロ

バンッ

少女「たっだいまー!」

少女「ひぃ!なにこの干物!」

幽霊「知らない!」プイッ

幼女霊「……」オロオロ

少女「?」
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:22:25.04 ID:skj0EJHl0
−少し遡って−

幽霊「もう、男くんとのイチャイチャを邪魔するなんて」

幽霊「くだらない用事だったら半分は取り込んでやるわ」

ー旧校舎トイレー

幽霊「花子?来たわよ〜用事って」

ガチャ

花子「よう」←花子さんルック

バタン

幽霊「…………」

幽霊(……)

幽霊(どうしよう)
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:23:48.64 ID:skj0EJHl0
ガチャ

花子「いきなり締めんなよひどいやつだ」←花子さんルック

幽霊「成仏したいの?」

花子「おいなんでマジギレしてんのさ」←花子さんル(ry

幽霊「こ、こいつ」ブルブル

花子「変なやつだ」←花子さん(ry

幽霊「あんたにだけは言われたくないわぁ!!」




幽霊「で、なんでそんな格好してるのよ」

花子「ほら、男のヤツが前に言ってたじゃないか」

花子「花子さんはちびまる子ちゃんの洋服のイメージが強いって」

花子「やってみた」

幽霊(頭痛い)

幽霊「スカート短いってレベル超えてるわよ。パンツ丸出しじゃない」

花子「アダルティだろ」フリフリ

幽霊「胸についてるチューリップ型の名札は……」

花子「オシャレ?」

幽霊「白いソックスにぺったんこの上履き……」

花子「健康的なエロス」

幽霊「私を呼んだ理由は?」

花子「男に見せる前に品評してもらおうと」

幽霊「お別れね花子」ゴゴゴゴゴ
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:24:50.78 ID:skj0EJHl0




花子「お前……ちょっと本気だっただろ……」ボロッ

幽霊「このエロ魔人っ!言っとくけどその格好で男くんの前に出て来たら」

幽霊「……お前を消す」

花子「はいはい…」

幽霊「もう帰る!男くんに慰めてもらうんだから」

花子「はいはい……」

幽霊「ちゃんと着替えなさいよ!」

花子「はいはい、じゃーなー」ヒラヒラ

幽霊「うぅ、ひどい物見た。男くん恋しいよぉ」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:28:35.68 ID:skj0EJHl0
−登校中−

浮遊霊「あ〜……」

地縛霊「う〜……」

男「……」

男「ねぇ幽霊さん」

幽霊「なに?男くん」

男「あそこら辺彷徨ってる方達と比べると幽霊さんとか幼霊ちゃんって」

男「明らかに違うけどなんで?」

幼女霊「…?」

幽霊「んー単純に幽霊やってるキャリアが違うとか」

幽霊「この世に残した残念とか執念の強さとか素質とか色々あるけど」

幽霊「どうしたの急に?」

男「純粋な興味もあるんだけど…」

犬霊「わふっ」

幼女霊「……♪」タタタッ

ナデナデ

犬霊「くーんくーん」

幼女「♪」

男「他の幽霊達はその場でじーっとしてたりウロウロしてるだけだけどさ」

男「あのワンコ明らかに俺らの事認識してるよなーって思って」

幽霊「動物は霊になっても動物ってところかな?」

男「うむ、よくわからん」

幼女霊「♪」ナデナデ

犬霊「わんっ♪」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:30:04.87 ID:skj0EJHl0
−放課後−

男「幽霊さん、幼霊ちゃん…身体重いよ?」

幽霊「だって男くんが授業中は引っ付けないんだもん」ダキッ

幼女霊「…さびしかった」ダキッ

男「うおぉ…」

幽霊「あと女の子に重いなんていっちゃダメだよ?」ギュウ

幼女霊「…だよ?」ギュウ

男「あばばばばば」



男「ひーこらひーこらばひんばひん」

幽霊「ほら頑張って」

幼女霊「…♪」足パタパタ

男「そう言えば幽霊さんと幼女霊ちゃんっな何か仲良くなってない?」

幽霊「そう?元からだよねー」

幼女霊「ねー」

男「うぎぎ、もう俺…このタッグ相手じゃ死ぬまで尻に敷かれそう」

幽霊「なに言ってるの男くん」

幽霊「死んでもずっと一緒だよ?///」ギュウ

幼女霊「幼も一緒」ギュウ

男「おふぅっ」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:31:18.06 ID:skj0EJHl0
<ワンワンワン!ギャーギャー!

男「ん?何事?」

犬霊『わんわんわんっ!』

少女『お前犬っころのくせに生意気だぞ!除霊してやる!』

ギャーギャー

男「…少女ちゃんなにやってんの」

犬霊『ワンッ!』

少女『くのっこの御神酒で…』ゴソゴソ

犬霊『わふっ』カプ

少女『あ!こら持ってくな返せあほー!』

<ギャーギャー



男「…」

幽霊「…」

幼女霊「…」

男「少女ちゃんって勝てる相手居るのかな……」ホロリ

幽霊「今日は美味しいもの作ってあげよう、男くん」

男「…うん」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:33:27.91 ID:skj0EJHl0
−夜−

男「少女ちゃんってさ」

少女「あんだー?」ポテチパリパリ

男「少女ちゃん花子さんやっつけるまで帰れないんだよね?」

ガタンッ

少女「…」ガタガタガタガタ

男「うわぁ…」

幽霊「完全にトラウマになっちゃってるわねこれ」



男「落ち着いた?」

少女「…なんだお前私に出てって欲しいのか?」ムスッ

男「あいや、そう言う訳じゃなくて….」

幽霊「お邪魔むしー」

幼女霊「むしー?」

少女「うっさい悪霊!」ガルル

少女「でもあんな事されたままなのも悔しいし……」

少女「…」

幽霊「男く〜ん♪」ダキッ

幼女霊「幼も」ダキッ

男「うほ〜い幸せだけど身体ダルイよほおぉ!」

少女「よしわかった!」ダンッ

男「お?」

少女「明日あいつを退治するぞ!」

男「おぉ〜」

少女「だからお前もついて来い!」

男「……ええー」

少女「露骨に嫌そうな顔すんなアホー!」ゲシ

男「うふんっ!」

幽霊「ちょっと男くんにひどい事しないでよ!」

幼女霊「おにいちゃん…だいじょうぶ?」サスサス

男「なんで俺まで…花子さんちょっと苦手なんだよなぁ」

少女「元はと言えばお前のせいで私は…わ、たしはあんな///」

少女「だから責任とれバカっ!」ゲシゲシ

男「えふんっ!」

幽霊「だからやめなさいって!」

少女「うっさい悪霊!」

幼女霊「……」オロオロ
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:35:15.16 ID:skj0EJHl0
−翌日放課後−

少女「よ、よよよよし、い、いくわよ」ガクガクブルブル

男「すごい震えてるよ足に来てるよ少女ちゃん」

少女「う、うっさい大丈夫だ」ガクガクブルブル

少女「あとちゃん言うな」ガクガクブルブル

男「あ、まだそこ突っ込むんだ」

幽霊「男くんは私が守ってあげるから安心してね?」

幼女霊「…」フルフル

男「幼霊ちゃん大丈夫?」ナデナデ

幼女霊「…ん」コク

男「花子さんかー悪い人じゃないと思うんだけどなぁ」

少女「あ、相手は凶悪な悪霊だぞ!油断すんなバカっ!!」ガクガクブルブル


−旧校舎−

ギシッギシッ

男「そう言えば幽霊さん旧校舎に話し相手沢山居るって言ってたけど」

男「俺花子さんしか見た事ないや」

幽霊「他の子達は基本この世にあんまり興味ないみたいだから」

幽霊「自分の場所から動かないのよね。上の階に居るけど会う?」

男「……遠慮しとく」


−トイレ−

少女「」ガタガタガタガタ

男「すげぇ携帯のバイブみたい。これって霊障じゃないよね」

少女「ば、バカ言ってないでい、行くぞ」ガタガタガタガタ

男「本当に大丈夫?少女ちゃん」

少女「わ、私にかかれば悪霊の一体や二体」ガクガクガクガク

幽霊「あれ?なんだろう嫌な予感」
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:36:11.10 ID:skj0EJHl0
少女「」ガクガクガクガク

パンッ!

少女「〜〜〜っ!」ヒリヒリ

少女「出てこい悪霊!この私が除霊してやる!!」

幽霊「あ、ちょっとま」

ガチャ

花子「ん?」←ワカメちゃんルック

バタン

少女「」

男「」

幽霊「」

幼女霊「」
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:37:37.34 ID:skj0EJHl0
少女「」

男「…」

幽霊「…」

幼女霊「…」

幽霊「……ちょっと待ってて」

ガチャバタン

『花子あんた次それやったら消すって言ったわよね私』

『だからちびまる子ちゃんはやめてサザエさんのワカメちゃんを参考にしてみた』

『全然変わってないじゃない!!パンツ全開放ってどこの痴女よ!膝上何センチ!?』

『セクシーだろ?』

『うるさいこの変態!』

『いたっちょっと痛いじゃないか。私の方がスタイルいいからって嫉妬するんじゃないよ』

『はぁ?』

『君の男が私に釘付けなのがそんなに気に食わなかったのか?心の狭いやつだ』

『……』

『これは男が私に惚れてしまうのも時間の問題……どうした、なぜ無言で近づいてくる』

『おい、ちょっやめ』






ガチャバタン

幽霊「さ、帰りましょう?」

男「…花子さんは?」

幽霊「居なかったわよ?どっか出かけてるんでしょ」ニコッ

幼女霊「……ふぇっ」フルフルフルフル

幽霊「怖かったね〜帰って一緒にお風呂入りましょ?」

幼女霊「」コクコク
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:38:59.30 ID:skj0EJHl0
男「グラマラスなワカメちゃんが……」

幽霊「男くん」

男「は、はい」

幽霊「何も見なかった」

男「……はい」

幼女霊「……」フルフルフルフル

男(凄まじくマニアックなコスプレAVみたいな絵図らが……)

男(……名前をつけて保存)

幽霊「男くん?」ニコッ

ツン

男「ひぎぃ!!ダルイじゃなくて激痛!?」



少女「」
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 21:39:57.39 ID:skj0EJHl0
−男家−

少女「」

少女「はっ、私はいったい。ここはどこだ!」

男「あ、おはよう少女ちゃん」

少女「ちゃん言うなっ!」

少女「あれ?私何にしてたんだっけ?」

男(都合の悪い記憶を自ら消したのか)



−旧校舎トイレ−

TV<ホワホワホワホワハナコサ〜ン

花子「……」ボロッ

花子「おかしい、あってるじゃないか」ボロッ

花子「……」

花子「……髪型か?」
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/25(水) 21:43:41.35 ID:skj0EJHl0
今日はここまで。思ったより多いな…

明日には以前投下した分の誤字修正と若干の修正・追加を終わらせて
明後日続きを書けたらいいなぁ。
いくつか思い浮かんでるけどまとめれてないから出来るかわがんにゃいけど('A`)
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/04/25(水) 21:45:58.53 ID:U0N/qeT20

面白かった〜
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/25(水) 22:16:12.52 ID:5ijY6SgSO
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/25(水) 23:05:02.91 ID:rv+1HelWo
お、こっちに来てたのか
期待
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:19:21.89 ID:VFGAkj0B0

男「ただいま〜」ガチャ

少女「お」

男「うぉっビックリした」

男「そんな大荷物抱えてどこいくの?」

少女「仕事だ!」

幽霊「仕事?」

少女「そうだ。近くの廃墟で除霊の仕事だ!」

少女「私は自立した大人の女だからな」エッヘン

男(大人の………女)

幽霊「その体で大人ねぇ」ププッ

少女「あんだコラー!やるか悪霊!」

幽霊「や〜い、ちんちくりん」

男(仲悪……仲良いのか?)

少女「あれ、ちびっ子は?」

男「犬霊と遊びに行った」

少女「ほんとちびっ子はちびっ子だな」

幽霊「あなたもね」ププッ

少女「ムキー!」

ギャーギャー

男(少女ちゃん……ちんまくてプリティーだな)

少女「ゼェゼェ…あーもう、行ってきます!」

幽霊「べー」

バタン

男「少女ちゃんが除霊の仕事か……嫌な予感しかしないな」

幽霊「大丈夫じゃない?」クスクス
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:20:40.66 ID:VFGAkj0B0



男「ふいぃ、今日も疲れた」

幽霊「お疲れ様♪」モミモミ

男「おほおぉ!ずっしりくるのほおぉ!!」

幽霊「んふふ」モミモミモミ

男「あひぃ!らめなのぉ〜!」

幽霊「男くん……」チュッ

男「うひょっ!?」

幽霊「んっ……ちゅっ……」

男「あひんっ!幽霊さんそこっらめぇっ!」

幽霊「ふふっ」ダキッ

男「ゆ、幽霊さんどうしちゃったの?スイッチ入っちゃってる?」

幽霊「だって久しぶりの二人きりなんだもん…ん」チュッ

男「んむっ」

幽霊「ちゅっ……あむ」

男「んむむっんふー」

男(幽霊さん情熱的過ぎ!)

幽霊「んんっ…じゅ…」

男(歯茎から舌の裏側まで絡まって絡まってもう訳わからん)

幽霊「ん……ぷはっ」

男「幽霊さん…」

幽霊「男くん…しよ?///」

男(いいですとも!)
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:22:51.11 ID:VFGAkj0B0




男「あむ」

幽霊「ん……男くん首…くすぐったよ///」

男(幽霊ってキスマーク付くのかな)

チュウゥ

幽霊「あっ….」

男(幽霊さんの切なそうな声でご飯三杯は軽いな)

モミモミ

幽霊「んん…待って」シュルッ

男(半脱ぎの着物のエロさは異常)

幽霊「いいよ…ちゃんと触って」

男「…」ゴクリ

男(気がつけば対面座位……興奮してきた)

モミンモミン

幽霊「あんっ///」

男「やーらかい///」

コネコネ

男(先っちょのサクランボが震えてるな……いただきます)

カプッ

幽霊「ひんっ」ピクンッ

男「あむあむ…ちゅうぅ」

幽霊「ん…気持ち……いいよ///」

男(凄まじい破壊力だ)
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:24:36.77 ID:VFGAkj0B0
幽霊「もう、ん……大丈夫だよ?」

男「う、うん」

男(幽霊さんが跨ってる俺の股間が幽霊さんの愛液でぐっしょり)

男(そして俺の股間のハッスルスティックは元気一杯)

男「じゃ、じゃあ…」

モゾッ

幽霊「んんっ」

男(合体!)

ニュププッ

幽霊「んくっ!」ビクビクンッ

男「…あったかい」

幽霊「んっ…男くんのおっきくて…形わかっちゃう///」

男「う、動いてないのに絡みついてきて締められて…や、やばいっ」

幽霊「…えいっ」

ヌルッヌッヌッ

男「うひっ!?」

幽霊「ふふっ」ヌコッヌコッヌコッ

男(幽霊さんの方が動き出した!?擦られちゃうぅ!!)

幽霊「んっんんっ…男くん気持ちいい?」

男「すごっあひっらめっ」

ジュポジュポッ

幽霊「あっあっ!」ギュウウゥ

男「ぐぉっひいぃっ」
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:26:13.51 ID:VFGAkj0B0
男(負けられない戦いがここにある!)

男「ゆ、幽霊さん!!」ガシ

幽霊「ふぇ?」

ズンッ

幽霊「ひっ!」

男「うっこのっ!」

ズッズッジュプッ!

幽霊「あっ男…くん突き上げ、ないでっ」

男「はっはっ…ぐっダメ…やめたげない!」

幽霊「奥……だめぇ!ふあぁん!!」

男(は、吐きそうなくらい気持ちいい!)

幽霊「やっ…ひっ……くる!きちゃうのぉ!!」

男(畳み掛けるっ!)

男「幽霊さん!」チュッ

幽霊「んん!?んんん〜〜〜っ!」

ジュブッジュブッジュブッ

幽霊「んっ!んむぅ!んんんっ!!」ビクビク

男(もうわけわからんあへあへ)

幽霊「ぷはっ…あっだめっいやっいく!いくのぉ!!」

男「ぐぬおぉぉ!」

幽霊「男くん男くん男くん!!」

男(も、だめ)

ビュルッドプッ!!

幽霊「んんん〜〜〜っ!」ギュウウウゥ
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:28:05.58 ID:VFGAkj0B0
男「ぬわぁ!し、搾り取られる!?」

幽霊「あ………はっ………ふっ……ぁ……………」

男「うはっ……し、死ぬ」



幽霊「はぁ……はぁ…んっ」

男「はっ……はぁ」

男(幽霊さん抱きしめるのに力入れ過ぎて腕が離れない)

幽霊「男…くん」ギュッ

男「幽霊さん」ナデナデ

幽霊「んんっ……ふふっ///」

男「あぁもう幽霊さん可愛いなぁちくしょう……ん?」

幼女霊「……」ジー

男「」

幽霊「よ、幼女霊ちゃん!?」

幼女霊「……」ジー

男「」

幽霊「幼女霊ちゃんこれはね?その……ちがくて」

男「」

幽霊「え…っと、どうしよう男くん」

幽霊「……男くん?」

男「」

男(頭真っ白)

タタタッヒシッ

幼女霊「二人だけ……ずるい」

幽霊「あぁもう!男くんしっかりして!」ペチペチ

男「」
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:29:26.52 ID:VFGAkj0B0
幼女霊「……」ムスッ

男「別に幼霊ちゃんを仲間はずれにしてた訳じゃないんだよ〜?」ナデナデ

幼女霊「……」プイッ

男「あはははは…」ナデナデ

男(死にたぁい)

幽霊「…はうぅ、幼女霊ちゃんにみられるとはすごい恥かしい」シュン

男(ウルトラ気まずい。死んでしまいたい)

幽霊「うぅ、迂闊だった」

幼女霊「……」ヒシッ

幽霊「幼女霊ちゃん……怒ってない?」

幼女霊「……」コク

幽霊「よかったぁ」ナデナデ

男(うん、こうしてみると姉妹のようだ)

男「みんな仲良しだ。あっはっはっはっは」

男(……しばらく立ち直れん)

男「よし、それじゃ仲良しの印に今日は幼霊ちゃんの好きな物を作ろう」

幼女霊「……ほんと?」

男「ほんとほんと」

幼女霊「………ハンバーグ」

男「よし、任せれ」

男「じゃ、買い物行ってくる」

幽霊「私幼女霊ちゃんと待ってるね。引っ付いて離れないし」ナデナデ

幼女霊「…」ヒシッ

男「はいはい、行ってきます」

幽霊「いってらっしゃいあなた♪」

幼女霊「いって……らっしゃい」フリフリ
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:31:13.95 ID:VFGAkj0B0
−スーパー帰り道−

男「合挽き肉が安くて助かった」

女「あ、男く〜ん」

男「あれ?女さん今部活終わり?」

女「うん、男くんはお買い物?」

男「晩飯の材料」ガサッ

女「ちゃんと毎日自炊してるんだね。偉いなぁ」

男「んーまぁね」

男(毎日用意しなくてもいいって幽霊さんいってたけど)

男(幽霊さんも幼霊ちゃんもあんな美味しそうに食ってくれるんだから)

男(作り甲斐があるってもんだ)

男(……一番もりもり食ってるのは少女ちゃんだけど)

女「えっと、その、男くん」

男「んお?」

女「お、お出かけの話…どうなったかな///」

男「あ〜」

男(幽霊さんに聞いとくの忘れてた)

男(まぁ許してくれるとは思うけどだまって約束すると後でえらい目に合いそうだひなぁ)

男「ごめん、もちっと待って」

女「もしかして…彼女さんが居たりとか?」ドキドキ

男(取り憑かれてますっ!…とは言えないぜ)
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:32:31.40 ID:VFGAkj0B0
男「彼女ってわけじゃないんだけど…ごめんね」

女「う、うん」

男「あ、じゃ俺こっちだから」

女「うん、また学校でね」



女(彼女居ないのか…な?)

女(………)

女(頑張ろう)



−男家−

男「下ごしらえ終わり。後は焼くだけだ」

幽霊「お疲れ様、いつもありがとうね」

幼女霊「…ありが、と…」

男「なんのなんの」

男「あ」

幽霊「どうしたの?」

男「少女ちゃんの分もいつものノリで作ったんだけど」

男「今日中に帰ってくるのか?」

幽霊「んー、本物の霊能者ならそんなに時間はかからないはずだけど」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:34:17.50 ID:VFGAkj0B0
ドンッ

男「ふおっ!?」ビク

幽霊「噂をすれば帰ってきたんじゃない?」

ピン…ポーン

男「なんだこの力のないチャイムは」

プィ〜ンプォ〜ン

男「はいはい開けるから。鍵持ってるはずだけど」

ガチャ

少女「うええぇぇ」ボロボロ

男「ええー」

少女「ひっくひっく」

男(やっぱりダメだったか)

幽霊「これはまた随分とやられたわね」

幼女霊「……」ナデナデ

少女「壁が倒れてきたり…ひっく。床が抜けたりグスン」

少女「水が吹き出できたり…うえぇ」

幼女霊「いたくないいたくない」ナデナデ

少女「ひっく…ひっく」

少女「ひっく……」

少女「zzZZ」

男「おいコラ」
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:35:28.15 ID:VFGAkj0B0
男「泣き疲れて寝るとか本当に子どもか」ペシッ

少女「はっ!敵襲か!?」キョロキョロ

幼女霊「…っ!」ビックリ

男「立ち直り早いなおい」

幽霊「もしかして大物なのかしら」

少女「……ご、ごほん//」

少女「と、とにかく。今回は相手が卑怯者だったから不覚を取っただけだ!」

少女「正々堂々真正面からの戦いなら私が負けるはずはない!」

男「正々堂々とした幽霊ってどんな幽霊?」



−廃屋−

少女「ここだ」

男「ふえぇ、お家帰りたいよう」

少女「しゃきっとしろ!」ゲシ

男「いぐんっ!」

幽霊「ちょっと私の男くんに乱暴しないでよ」

少女「うるさい!お前は帰れ悪霊!」

幽霊「いやよ」

少女「うぬぬぬ」

幽霊「ぐぬぬぬ」

幼女霊「だいじょうぶ?」サスサス

男「…幼霊ちゃん」ホロリ
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:37:02.86 ID:VFGAkj0B0
男「それにしても日もほとんど落ちたこの時間帯に廃屋なんて…」

男「無条件で怖いな」

幽霊「男くんは私が守ってあげるから♪」ダキ

男「あふんっ最近なんか身体重いの気持ちよくなってきた!」

少女「バカやってないで行くぞ変態」

男「へ、へへへ変態ちゃうわ!」

幽霊「……なんか変な感じね」

幼女霊「……」ギュッ

幽霊「ん、大丈夫だよ。幼女霊ちゃん」



−廃屋内−

ギシギシ

男「うえっぷ!埃っぽいな!」

少女「くそぉ、どこだ悪霊!」

ギシギシ

幽霊「………」

幼女霊「……」ギュッ

男「なんも居ないなぁ」

男「少女ちゃんどんな霊が居るかわかる?」

少女「私もさっき姿はみてないからな。この家に縛られた女の霊ってだけしか知らん」

男「女の霊ねぇ」

ギシギシ

男「……?幽霊さんどしたの難しい顔して」

幽霊「え?あ、ごめん違うの。この家に来てからなーんか違和感が…ね」

男「違和感?」
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:40:15.08 ID:VFGAkj0B0
ギシギシバキィッ

男「危ねえ床腐ってる!」

少女「あははっまーぬけうきゃ!?」ズボッ

男「人の事言えないじゃん体ごとはまり込んでんじゃん」

少女「うがー!早く助けろアホー!」

ギッギッギッギッ

男「…」

少女「どした?早く助けろ」

男「少女ちゃんちょい静かに。動かないで」

ギギギギギッギギギギギコッ

男「………」

男(俺ら動いてないのに家が軋んでる……)

男「ら、ラップ音?」

少女「ななななにビビってんだへたれ」

幽霊「…」

ギッキギッギギギギギ

男「に、二階から…か?」ゴクリ

少女「…行くぞ」

男「お、おう」

幽霊「男くん」

男「ふぉうっ!」ビクゥ

少女「ひきゃあっ!」ビクゥ

男「ゆ、幽霊さんどしたの?」バクバク

幽霊「えーとね、もう帰らない?」

男「は?」

幽霊「ほら、もう晩ご飯の時間だし」

少女「ふざけんなー!仕事ほっぽり出して帰れるかアホー!」

男「ここまで来たんだし最後まで付き合うって。幽霊さんも、ね?」

幽霊「……うーん」

幼女霊「…?」
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 16:41:10.04 ID:VFGAkj0B0
−廃屋二階−

ギシッギシッギシッ

男「ここ…この引き戸、か?」

少女「数珠もお札も持った。今度こそあの世に送ってやるぞ!」

幽霊「………男くん本当に開けちゃうの?」

男「?そりゃまぁ。もしかして幽霊さんが本気になるほどヤバイ悪霊なんですか?」

幽霊「あー、そう言う訳じゃないんだけどぉ…」

少女「ごちゃごちゃ言ってないで行くぞ!」

幽霊「んー……」

男「よしっ!いざ!」

ガラッ
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 17:12:15.14 ID:VFGAkj0B0
女霊「あっいやっダメなのぉ!おかしくなっちゃうぅ!!」

花子「まだまだ、もっも気持ちよくしてあげるから良い声で鳴いておくれな」

女霊「いやぁ!こわいっなんかきちゃうのぉ!!」

花子「ふふっ、そんなに乳首突き出して。あたしに食べて欲しいの?」カリッ

女霊「痛いっ……歯、立てちゃダメなのぉっ」

花子「赤くなっちゃって、可哀想に綺麗に舐めてあげなきゃねぇ」ペロリ

女霊「きゃうんっらめ…らめえぇ〜〜!」

花子「ここもこんなに濡らしちゃって…いやらしい娘」クチュ

女霊「ひっ」

花子「物欲しそうに震えてるよ?」ヌチャヌチャ

女霊「くぅん…んっくぅ」

花子「辛そうだねぇ。どうして欲しいのか自分で言ってごらんよ」

女霊「そ、そんな……ふぁっ」

花子「ほらどうしたね」ヌチャヌチャヌチャ

女霊「あぅ…ぁっ……もっと、もっと強く触ってぇ!」

花子「良く言えました」ツプッ

女霊「ひあっ!」ビクン

花子「ほら、3本も飲み込んでるよ?」クチュッジュプッ

女霊「あっあっあぁっんあぁっ!」

花子「さぁもっと鳴いて」

パタン
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 17:14:18.29 ID:VFGAkj0B0
少女「」

男「……ないわー」

幽霊「………なんのお約束よこれ」

幼女霊「……???」

男「あ、幽霊さん幼霊ちゃんの目隠しててくれたんだ」

幽霊「当たらなければよかった…こんな予感」

幼女霊「……????」

少女「」

男「見事に白目向いて失神しちゃってるよ」

少女「」

幽霊「変な気配混ざってたからもしかしてと思ったのよ……」

幽霊「まさか本当にいるなんて……あの淫乱幽霊」ハァ

男「………」

スーッ

<イクッイッチャイマシュウゥゥ〜!!

パタン

男「……まだやってるし」

幽霊「頭痛い」

少女「」
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 17:15:44.36 ID:VFGAkj0B0
−30分後−

男「開けたくないなぁ」

幽霊「もう帰っちゃおうよ男くん」

男「そう言ってもなぁ……」

少女「」

男「何が起こったか後で教えてあげないとなぁ。少女ちゃんの仕事なわけだし」

男「…ごくり」

ガラッ

花子「……ぷはぁ〜」ツヤツヤ

女霊「………すんすん」

男(あ、帰りたい)

花子「あ?なんだお前らきてたのか」

男「えーっと、こんばんは?」

幽霊「花子あんた……なにやってんのよ」

女霊「しくしく」

花子「ん?こいつがあたしの縄張りで悪さしてたからお仕置き」

幽霊「お仕置きぃ?」

花子「取り込んじゃうつもりだったんだけどあたし好みだったしいただいた。性的に」

男「ええー」

幼女霊「??」

花子「もうあたし無しじゃ居られないだろうし、悪さもしないでしょ」

花子「あ、気にしなくていいよ。あたしってば働き者だから」

花子「あっはっはっはっは」
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 17:16:41.01 ID:VFGAkj0B0
幽霊「……」

幽霊「男くん」

男「は、はい」

幽霊「私ちょーっと花子とお話があるから先帰ってて」

男「幽霊さん?」

幽霊「ね?」ニッコリ

男「ハイ」

幽霊「花子」

花子「ん?どうした?やっとあんたもあたしと楽しむ気になったのか?」

幽霊「いいからこっち来なさい」

花子「なにさ藪から棒に」

幽霊「……いいから」ゴゴゴゴゴ

女霊「ひぃっ」

花子「おいどうしt」

パタン

男「……」

幼女霊「?」

少女「」

男「また運ぶのか」ハァ
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 17:17:25.49 ID:VFGAkj0B0
−男家−

『ごちそうさまでした』

少女「はー食った食った」

幼女霊「…おにいちゃん、おいし…かった」

幽霊「男くん、食器くらい私が洗うわよ?」

男「んにゃ、大丈夫。幽霊さんは休んでて」

男(幽霊さんにやってもらうと食器だけ中に浮いてる図になるんだろうなぁ)

少女「しかしまた記憶がない……んん?」

男「ま、解決したからいいんじゃないの?」

男(またしても都合が悪い記憶を消去したのか)

男(………もう技だよなこれ)
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 17:40:02.94 ID:VFGAkj0B0
−別の日−

男「ねえ幽霊さん」

幽霊「どうしたの男くん」

男「今度の日曜女さんと遊びに行っていい?」

幽霊「…デート?」ジロッ

男「ごめんなさい遊びに行くだけです!」

幽霊「ふふっ、そんなに怖がらないでよ。傷つくなぁ」

男「…はいスミマセン」

幽霊「もうっ」

幽霊「男くんひどいなぁ。私を何だと思ってるのよ」

ツンッ

男「ひぎぃ!なんか久しぶりぃ!!」

TV<ヤマチャンハッ!ヤメヘンデー!

幼女霊「……♪」
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 17:42:19.65 ID:VFGAkj0B0
−日曜日−

男「30分も早くついてしまった」

男「んお!?女さんもう居るし!」

女「あ、男くんやっほ」

男「女さん早いね。待たせちゃった?」

女「ううん、さっきついたところだよ」

男「そっか、よかった」

女「私の方こそごめんね?お買い物付き合ってもらっちゃって」

男「おけおけ、どっから行く?」

男(普通だなぁ、平和だ)

男(………刺激がないと物足りなくなってなんかないよ?)

−ショッピングモール−

女「うふふっ♪」

男「女さん楽しそうだね」

女「う、うん///」

男「…」

浮遊霊1「あー」

浮遊霊2「うー」

地縛霊1「あー///」

地縛霊2「うー」キリッ

男(……幽霊多っ!)
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 17:43:42.61 ID:VFGAkj0B0
女「あ、この服可愛い。男これどお?」

男「うん、似合う似合う」

霊(オヤジ)「うー」フラフラ

男(あっこらジジイ女さんにちょっかい出すなこら!)シッシッ

霊(オヤジ)「うー…」スゴスゴ

女「男くんどうしたの?」

男「ん?んーん。なんでもない」

霊(子ども)「……」

男(ぅおい!スカート覗くな小僧!)バタバタ

霊(子ども)「……」ベー

女「?」

−アクセサリショップ−

女「これ綺麗……素敵」

男「シンプルだね」

霊(中年女)「…」ジー

男(すっごいガンくれてる……)

女「どうかな?」

男「いいね、可愛い可愛い」

女「///」

霊(中年女)「……」ジーー

男(……怖い)
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 17:45:43.78 ID:VFGAkj0B0
−レストラン−

女「ここのパスタ凄く美味しいんだ♪」

男「このペスカトーレ具デカイな」

霊(ヤンキー)「……」

男(てめこら女さんの隣に気安く座ってんじゃねえ肩に手かけんなこらあぁ!!)ギロッ

女「ど、どうしたの男くん顔恐いよ?」

男「な、何でもない。ムール貝に砂が入っててさ」

男(き、気が休まらねぇ!)







−夕方−

女「今日は楽しかった、男くんありがとうね」

男「う、うん。俺も」ゲッソリ

男(むっちゃ疲れた)

女「もしかして楽しくなかった?」

男「い、いや。楽しかった楽しかった」

女「そっか、よかった」

女「それじゃ、ありがとう。また学校でね♪」

男「またね」

男(か、帰ろう)

男(……でもま、楽しかったよな。うん)
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 18:00:10.54 ID:VFGAkj0B0
−男家−

男「ただいまー」

シーン

男「…あり?」

男「誰も居ないの?」

幽霊「スースー」

男「幽霊さん寝てるのか」

幽霊「んんっ」

幽霊「…スー」

男「幽霊さん綺麗だなぁ」サワッ

幽霊「んっ」

男(今日は妙に疲れたなぁ)

男(……なんか幽霊さんが近くに居てくれないと身が持たなくなってるな)

男(これが俺の日常になっちゃってんだなぁ)

男(幽霊さん悪霊なのに近くに居てくれないと落ち着かない…)

男(……うーん、何か変な感じだ)

幽霊「スースー」

男「……」

男「えい」

チュッ

幽霊「……」パチ

男「……」

幽霊「…男くんだぁ」フニャ

ダキッ

男「うわっと、幽霊さん寝ぼけてる?」

幽霊「男くん……寂しかったよぉ」スリスリ
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 18:01:33.13 ID:VFGAkj0B0
男「……ごめん」

幽霊「男くん…」スリスリ

男「俺も…幽霊さんが近くに居なかったから今日一日なんか調子でなかったよ」

幽霊「ほんと?」

男「ほんとほんと」

幽霊「うれしいよぉ///」ギュウゥ

男(クリティカルヒットしました)

男「幽霊さん」ダキアゲッ

幽霊「男くん…」ギュ

−ベッド−

男「よっと」ポスッ

幽霊「んっ」

男「幽霊さん……いい?」

幽霊「うん…………いいよ」

ギシッ

幽霊「もう大丈夫だから…」

男「うん」

クチュッ

男「いくよ……幽霊さん」

幽霊「うん…きて、男くん」
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 18:04:18.97 ID:VFGAkj0B0
幽霊「男くんの…出たり入ったり…すご…い///」

幽霊「んっはああ///」

男「幽霊さん」

幽霊「男くん///」

チュッ

幽霊「んっ」

チュクチャプ

男「ゆ、幽霊さん腰…使ったら俺、ヤバっ」

幽霊「んあっ…違うところに当たって…はぁん///」

男「こ、ここ?」クイッ

幽霊「んひゃあっ」

幽霊「男くん、これ…頭真っ白になって気持ち良くって」

幽霊「私…変になったゃうよぉ///」

男「俺も…幽霊さんの吸い付いてきて…すげぇ気持ち良い!」

ズボッズッズッ

幽霊「ふあぁん///」

男「もう….気持ちよ過ぎて限…界っ」

幽霊「うん///私も///」

幽霊「くる…きちゃうよぉ///」

ズボッズチュッブチュ

幽霊「男くん…男くん///」

幽霊「も…もうだめ…だめぇ///」ゾクゾクッ

男「ぐぅっ!」

ブピュッブピュルッ

幽霊「あ///〜〜〜〜///」ビクンッビクンッ
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 18:05:14.40 ID:VFGAkj0B0




幽霊「男くん…大好き」スリスリ

男「幽霊さん……」

男「……」

男「あ」

幽霊「どうしたの?」

男「えーっと、いい忘れてたことが」

幽霊「?」

男「俺も……幽霊さん大好きだよ」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/26(木) 18:06:55.05 ID:VFGAkj0B0
うし、ここまでが前回の分。今からまとめと書き溜めに入ります。
明日投下できたらいいなぁ。
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/04/26(木) 18:29:52.01 ID:GScCiPU20
乙〜
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/26(木) 18:49:14.31 ID:azUyMbySO
ヤッてる図って、端から見たら一人の男が何にも使わずに一生懸命エア[田島「チ○コ破裂するっ!」]して、空中に出して果ててるように見えるんだろうな
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 21:04:44.64 ID:VFGAkj0B0


−翌日当校中−

幽霊「♪」ダキツキ

幼女霊「♪」ダキツキ

男「うおぉ!体が鉛のようだ!」

幽霊「男くん急がないと遅刻しちゃうよ♪」

幼女霊「ちこくちこく」

男「そう思うならせめて離れてえぇ!」

幽霊「い〜や♪」

幼女霊「いやー」

男「ふぬぬぬ!」

ギャーギャー

タッタッタッ

女「忘れ物取りに帰ってたらこんな時間…」

女「急がなきゃ!」

女「…あ、男くん」

女「おーい、おt…」

<ユウレイサンホオズリシナイデェ〜 イ〜ヤ♪

女「……」

女「え?」



−学校HR後−

男「危なかった…朝から憑かれ、もとい疲れた」グッタリ

友「朝からしなびてんな」

男「色々あったの…」

友「それよりも女さんが遅刻なんて珍しいな」

男「そう言えば…」

女「…」
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 21:16:30.32 ID:VFGAkj0B0
−お昼−

友「飯だ飯!」

男「すげぇ腹減った」

友「女さんも一緒に食おうぜ」

女「あ、うん…」


友「あんだお前今日はコロッケか。凝ってんな」モグモグ

男「まーな」モグモグ

友「つか最近お前の弁当豪勢じゃね?前は結構適当だったのに」

男「んー?そうか?」モグモグ

女「……」

男「女さんどしたの?なんか静かだけど」

女「え?あ、うん。なんでも…」

女「…」

友「ほんとにどした?」

男「……」

男(俺昨日なんかまずったか?でも女さんも楽しそうだったしなぁ…)

女「ねぇ男くん。変な事聞いても、いい?」

男「ん?なになに」

女「…あのさ、今朝…通学してるとき男くん見かけたんだけど……」

男(…いかん!一人で騒いでる痛い子だと思われたか!?)

女「その…気のせいだと思うんだけど、着物の女の人がね、男くんの首の所に抱きついて」

女「う、浮いてた………ように見えたんだけど…」

男「え"」

幽霊「え″」

友「なんじゃそりゃ。お前幽霊にでも取り憑かれてんじゃねーの?」

女「ご、ごめん何言ってるんだろ私」

男「な、何かの見間違いぢゃないかなぁ…」

男「HAHAHAHAHA」

男(ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ)
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 21:26:20.11 ID:VFGAkj0B0
男「ご、ごめん俺ちょっとトイレ行ってくる!」

男『幽霊さん!』

幽霊「う、うん」

男「じゃ!」

ダダダダダ…

友「なんだあいつ」

女「……」




男「幽霊さん女さんに見られた!ってか女さん見える人!?」

幽霊「あるぇー?」

男「うおぉ、どうしよう!」

男「…別に隠さなくても……いや、色々とまずい気がする」

幽霊「男くん落ち着いて」

ツン

男「あふぅ!」

幽霊「さっき教室に居たときは見えてなかったみたいだし……う〜ん」

幽霊「そりゃ霊感さえあれば私たちは見えるけど」

幽霊「おっかしいなぁ?」

男「幽霊さんでもわからないの?」

幽霊「そうねぇ、前にも言ったけど意識的に見えないようにすることはできるけど」

幽霊「それって今の男くんくらいよく見えて尚且つ訓練しないとできないはずなのよ」

幽霊「気配を感じる。うっすら見える。はっきり見える。みたいに段階を踏んで強くなるものなのよね」

幽霊「あと見えてたけど見えなくなる、ってことはあるけど」

幽霊「今まで全然何もなかったのに一瞬見えてまた見えなくなるなんてのは聞いたことないわね」

男「でも着物で浮いてる女の人って俺の周り幽霊さんしかないし」

幽霊「死んでないのに浮いてたら私でも引くわ」
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 21:38:14.99 ID:VFGAkj0B0
男「とにかく今は知らを切るしかないな」

幽霊「んー…」

幽霊「あ」

男「なんかわかったの?」

幽霊「花子。花子なら何か知ってるかも」

男「花子さん?」

幽霊「そ、あいつも結構年季の入った悪霊だし」

幽霊「私の知らないことでもあいつなら知ってるかも」

幽霊「ちょっと行ってくるね」スゥ

男「あ、幽霊さん!」

男「…行っちゃった」

男「……」

男「うわぁ、どうしよう」



−旧校舎−

花子「お前男とやったろ」

バシッ

花子「いった!本気で殴るなよ」

幽霊「へ、変な事言うからよ!///」

幽霊「それになんで男くんとその…えっちしたことが関係あるのよ!」

花子「それは順を追って説明してやるから落ち着け」

花子「前に男には言った事があるんだけどさ」

花子「あいつありえないくらい良い物件じゃないさ。あたし達にしちゃ」

幽霊「それはまぁ、そうね」

花子「通常色情霊なんてのはエロに対して未練を残したやつらが人間相手に無理やりやって」

花子「満足するだけのもんさ」

幽霊「それくらい知ってるわよ。それに私は色情霊じゃない!」

花子「まぁ聞きなって」
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 21:50:21.80 ID:VFGAkj0B0
花子「通常、男だろうと女だろうと絶頂を迎えた瞬間生者からは精気が出るじゃないか」

花子「あたしもそれを吸収したりして力付けたりするし」

花子「ただ、男の場合その精気の質がはんぱないわけさ」

幽霊「へ?」

花子「なんだいあんた知らなかったのか」

幽霊「うっ、そ、そりゃ男くんとえっちした時は自分でもびっくりするくらい気持ちよかったり」

幽霊「すごい幸せだったり満足感とかはあったけど…///」

幽霊「って何言わせるのよ!///」

花子「あんたが勝手に言ったんじゃないか…」

花子「精気。言い換えれば生気、生者の気。しかもとびきり上質なやつだ」

花子「そんなもの何回も体に受けてみろ」

花子「幽霊としての質も位もガンガン上がるに決まってるって寸法さ」

花子「そうなったら幽霊、悪霊、怨霊、そう言った存在でありながら」

花子「人間にも見える程に存在が強くなる」

花子「あんたもう妖怪なんじゃないの?」

幽霊「よ、妖怪…」

花子「ぶっちゃけあんた男とやってるとき生きてる人間にもあんたのこと見えるからね」

幽霊「……は?」

花子「それだけあいつが規格外ってことさね」

幽霊「本当に?」

花子「本当に」

幽霊「……男くんすごい///」

花子「はぁ」
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 21:59:07.35 ID:VFGAkj0B0
花子「ただ、良いことばっかりでもないみたいね」

幽霊「そうなの?今の話聞く限りじゃ私すごく強力な霊になってるみたいじゃない」

花子「そこが問題なのさ」

花子「あんた今朝その女ってやつに姿見られたって言ったよね」

花子「ってことは昨日の夜やったね」

幽霊「///」

花子「あー、照れなくていいから」ボリボリ

花子「あんた今自分で自分の力コントロール出来てないんじゃない?」

幽霊「え?」

花子「だから見えたり見えなかったりするのさ」

花子「女以外の人間に見られなかったのが奇跡だね」

幽霊「そ、そんなことは…」

花子「昨日の夜男に精を注ぎ込まれたから力が強く出てたのさ」

花子「途中で引っ込んだんだかなんだかは知らないけど」

幽霊「精を注ぎこむって…///」

幽霊「それに力の制御くらい…」

花子「あ、バカここでやるんじゃないよ!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



友「何だ!?地震?」

女「きゃぁっ!」

モブ1「うわー!」

モブ2「机の下に隠れろ!」

男「…何故だろう、激しく嫌な予感」
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 22:09:45.01 ID:VFGAkj0B0
幽霊「あ、あれ?あれ?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

花子「…あたし知らなーい」

幽霊「薄情者!何とかしてよ!」

花子「あんた元々あたしより力強いのに無茶いわないでよ」

幽霊「と、止まんない〜!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

花子「はぁ、しょうがないね」

花子「あたしの家壊されても嫌だし」

幽霊「ひ〜ん(涙)」

花子「どれ」

モミン

幽霊「ひぇ?」

モミモミ

花子「やはり…憎たらしいくらい触り心地の良い胸だね」

モミコネモミコネ

幽霊「へ?ふぇ?」

花子「乳首も綺麗なピンクしてから。男が好きそうな体だねぇ」

ツネッ

幽霊「っっ!?」

バキッ!

幽霊「いきなり何すんのよ色魔!」

花子「」

幽霊「はぁはぁ…あれ?止まった」

幽霊「よ、よかった……花子?」

花子「」チーン

幽霊「きゃー!花子しっかり!!」
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/26(木) 22:23:10.90 ID:VFGAkj0B0
花子「いったぁ…顔殴るんじゃないよ顔を」

幽霊「ごめんなさい」シュン

幽霊「で、でもいきなりあんなことされたら誰だって!」

花子「怒りで無理やりコントロールさせようとしたけど」

花子「大正解だったみたいだね」

幽霊「そういう事…はぁ」

花子「ま、とにかくしばらくは特訓することだね」

花子「姿消したり表したりはすぐ出来るんじゃないかい?」

幽霊「そう簡単に行けばいいけど」

花子「別にあたしはあんたが力に慣れようが慣れまいがどーでもいいけどねー」

花子「むしろ姿が消せなくて学校にこれない間に男やれるから都合がいいかもねぇ」

花子「あたしも力高まるし」ニヤッ

幽霊「花子、幽霊って下半身いらないわよね」

花子「……冗談だよ」



−新校舎−

幽霊「厄介な事になっちゃったなぁ」

幽霊「でも男くんがそんなに凄かったなんて…///」ポッ

幽霊「とにかく今は普通の人には見えてないみたいだし」

幽霊「男くんの所に戻ろう」

ガラ

幽霊「男くーん」

モブ1「男の頭に蛍光灯が直撃したぞー!」

モブ2「保健の先生呼んでこい!」

女「お、男くんしっかりしてぇ!」

友「気をたしかにもつんだ男!傷は浅いぞ!!」

幼女霊「……」オロオロ

男「」ドクドク

幽霊「」



<オトコクーーーーーーーーーン!!
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/26(木) 22:24:39.19 ID:VFGAkj0B0
前スレでもエアセックスって言われてたので男の名誉のために設定小出し。
少なくてごみんね。
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/26(木) 23:55:56.27 ID:azUyMbySO
なるほど
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/04/27(金) 00:17:06.70 ID:V30QBneuo
ゆるそう
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/27(金) 01:08:53.38 ID:n8rav6TDO
うわー めっちゃ面白いわー

設定から何からすべて俺好みwwwwwwwwww

191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/04/27(金) 10:54:53.81 ID:iVZnijSr0
面白い展開になってきた
期待大
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/27(金) 17:48:36.53 ID:B5whehWDO
わりとあっさりヤっちゃったなーと思ったが、意外に話が膨らみそうだな
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/27(金) 23:49:40.13 ID:uize83Xx0
日付が変わる前に間に合ったぜ。今から投下。
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/27(金) 23:50:23.24 ID:uize83Xx0
−男家−

幽霊「男くん痛くない?」サスサス

幼女霊「いたいいたい?」サスサス

男「なんとか平気」

幽霊「ごめんねぇ」シクシク

少女「頭に包帯巻いて帰ってくるなんて。学校で何やってんだお前らは」

男「まぁちょっと切れただけで済んでよかったよ」

幽霊「うぅ、力が上手く制御できなくなってるなんてショック…」

少女「ぷー!へちょいな悪霊」

幽霊「なによこのちんちくりん!」

少女「あんだとー!」

幽霊「シャー!」

少女「がるるるる!」

男「二人ともストップ、落ち着いて」

幼女霊「…」オロオロ
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/27(金) 23:50:58.24 ID:uize83Xx0
男「とにかく、幽霊さん花子さんなんて言ってたの?」

幽霊「それはその…///」

男「なんで赤くなってるの?」

幽霊「もう、男くんのえっち!」バシッ

男「たわばっ」ピュー

少女「おぉ、水芸」

幽霊「しまったつい…男くんしっかりして!」

幼女霊「おにいちゃんしんじゃ、だめ」

男「」ピュー
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/27(金) 23:51:52.71 ID:uize83Xx0




男「なるへそ。俺の近くにいると霊は強くなるっぽいと」

少女「お前エネルギータンクか何かか?」

幽霊「あはははは…」

幽霊(さすがにちびっ子のいる場所じゃ言えない)

男「それでなんとかなりそうなの?幽霊さん」

幽霊「んー、コツさえつかめればなんとか?」

少女「…へっぽこ幽霊」ボソッ

幽霊「ぬわぁんですってぇ!」

男「幽霊さんストップ!家壊れちゃうのぉ!」

幽霊「ぐぬぬぬぬ」

少女「ぴゅ〜♪」

男「少女ちゃんもあんまり今の幽霊さん挑発しないで」

少女「ちゃん言うな!」

男「…ほんと、仲良くて困っちゃう」シクシク

幼女霊「おにいちゃん、ふぁいと?」
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/27(金) 23:52:21.46 ID:uize83Xx0




−学校・グラウンド−

???「はぁい、女ちゃん」

女「あ、先輩。お疲れ様です」

先輩「ん、お疲れ様」

先輩「今日の地震凄かったね。女ちゃんのクラス怪我人でちゃったんだって?」

女「男くんが落っこちてきた蛍光灯で頭切っちゃって」

先輩「ありゃー。女ちゃんの愛しの男くんが怪我しちゃったのか」

先輩「そりゃ女ちゃんも心中穏やかじゃいられないねぇ」

女「はい…」

先輩(んん?)

先輩「なんだか今日は練習に身が入ってないみたいだけどそれ以外に何かあった?」

女「そんな事…ないですよ?」

先輩「嘘つきぃ」ダキッ

女「ひぅっ」ビクッ

先輩「吐いちゃいなって。楽になるよ」

女「…」
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/27(金) 23:53:05.97 ID:uize83Xx0





先輩「なるほどねぇ。意中の男くんに別の女の影が…」

女「で、でも見間違いかもしれないですし……浮いてたし」ゴニョゴニョ

先輩「ん?」

女「な、なんでもないです!」

先輩「ん〜、でもさ。男くんとやらはそこそこカッコイイんだろ?」

女「それは……はい///」

先輩「照れない照れない。可愛いやつめ」ウリウリ

先輩「でもま、そうなると他の娘たちもほっとかないんじゃない?」

女「そ、そんな!」

先輩「顔良し、性格良し、おまけに家庭的」

先輩「そりゃ女ちゃん以外に惚れちゃう娘が居ても不思議じゃないわよね」

女「うぅ…」

先輩「ま、奥手な女ちゃんがデートしたってのは驚いたけど」

先輩「まだ弱いわよね」

先輩「大人しくて可憐ってのは魅力だけど時には激しく攻めないと」

女「…激しく」

先輩「そう、激しく」

先輩「いっその事告白しちゃえば?」

女「ふえぇっ!?」

先輩「デートしてくれたってことは少なくとも脈なしって事はないでしょ」

先輩「…まぁこの手の男って大体が鈍感って相場は決まってるんだけど」ボソッ

女「へ?」

先輩「んー?こっちの話」

先輩「思い切って告っちゃえばインパクトはでかいよ」

先輩「憎からず思ってる女の子から告白されて揺らがない男は居ない!」

女「こ、告白」ドキドキ

先輩「無理にとは言わないけどさ、男くん他の娘に取られてからじゃ遅いよ」

女「……」
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/27(金) 23:53:34.79 ID:uize83Xx0
−別の日−

友「じゃあまた明日なー」

男「おう、部活頑張れよ」

女「男くん…ばいばい」

男「女さんも頑張ってね」

女「…うん」



男「んー、今日の晩飯何にしよう」

男(幽霊さんは花子さんのところで特訓)

男(幼霊ちゃんはつきそい)

男(ここ何日か一人で帰ってるけど若干物足りん)

男(…)

男(部活動か。一人暮らしじゃ無理だよなぁ)

男(俺一人ならまぁ何とかなるかもしらんが)

男(4人分の飯こさえるとなるとそれなりに時間がかかるもんなぁ)

男(でも幽霊さんと幼霊ちゃんはほんとに少しだけで満足みたいだし)

男(少女ちゃんが食費と水道光熱費半分払ってくれてるから大丈夫だけど)

男(そこらへんはしっかりしてるんだよなぁ。さすが二十代の大人の女)

男(………)

男(違和感が半端ない)
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/27(金) 23:54:04.30 ID:uize83Xx0
−男家−

男「ただいまー」

少女「男!準備しろ!」

男「はい?」

男「帰ったそばからなに言ってるの少女ちゃん」

少女「仕事だ仕事。手伝え!」

男「だが断る」

男「飯の支度あるし除霊の仕事でしょ?俺役に立たないって」

少女「バイト代出すぞ。時給4000円」

男「任せてくれたまえ」キリッ
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/27(金) 23:54:57.23 ID:uize83Xx0


−廃墟−

男「バイト代に釣られて付いて来ちゃったけどもさ」

男「俺見えるだけで何もできないじゃん!」

少女「アホ、お前にそんな期待はしてない」

少女「今日は私のアシスタントだ!」

男「へーへー」

男「でもぶっちゃけ少女ちゃん俺の見てる限り勝率ゼロ割じゃん」

少女「シャラップ!今日は本気の私を見せてやろう」ニヤリ

男(あ、フラグが立った)

−廃墟内−

男「ボロンボロンだな。壁に四露死苦って書いてある」

男「…テンション上がっちゃってこんなん書いちゃったんだろうなぁ」

少女「男うるさいぞ」

男「はいはい」

男「で、ここで何するの?」

少女「よろしい、この少女様が説明してやろう」

男「説明してもらわなアシスタントもくそもできんがな」

少女「ぅおほんっ、まぁ例に漏れずこういう廃墟は恰好の心霊スポットな訳だが」

少女「最近になってここに肝試しに来た若い奴らが何かを見て」

少女「慌てて逃げ出すか動けなくなって警察呼ぶなんて事が続いてるらしいんだ」

少女「そこで私の出番な訳だ」エヘンプイ
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/27(金) 23:55:32.89 ID:uize83Xx0
男「まぁそりゃわかるけどここ入ってから結構な数の霊がいるぞ?」

少女「あんなの居ても居なくても変わらないような有象無象は今回は無視っ!」

少女「よっぽど霊感が強いやつじゃないと見えないだろうし今回の件とは無関係だろうな」

男「へぇ、少女ちゃんって霊となると見境無しだと思ってた」

男「ちゃんと考えてるんだな」

男「見直したよ」

少女「そ、そうか?///」

少女「ってお前は私をなんだと思ってるんだ!」

男「ちょっと頭の弱いロリ少女」

少女「よし、死ね」ゴスッ

男「腿は地味に痛いっ!!」

少女「安心しろ。死んで霊になったら除霊してやる」ガスガス

男「膝入れないで!歩けなくなっちゃうぅ!!」
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/27(金) 23:56:04.79 ID:uize83Xx0
少女「ほら、アホやってないで仕事するぞ」

男「いたいよぅいたいよぅ」ゴロゴロ

少女「ほら、この御札壁に貼れ」

男「シカトされた」

ペタリ

男「これでいいの?」

少女「上出来だ」

男「これどんな効果があるの?」

少女「厄を吸って霊が嫌がる清浄な空気に変えるありがたい御札だ」

少女「弱っちぃ霊ならこれだけで出ていくか除霊出来るけど」

少女「たちの悪い悪霊なら怒って出てくるはずだ」

男「ふぅ〜ん」

男(…本当に出て来ちゃったとき大丈夫かしら)
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/27(金) 23:56:28.73 ID:uize83Xx0

−1時間後−

パキッ カツーン パキガリッ

男「…ラップ音がやべぇ」

少女「来ないなぁ」

男「日もとっぷりと暮れて相当怖いです帰りたいです」

少女「バイト代」

男「ぐぬぬ」

ズルッ           ズルッ

男「ひぃ!」

少女「来たか!」

ズルッ  ズルッ  ズルッ

男「何この何かを引きずってるっぽい湿っぽい音」

少女「男、これもっとけ」ポイ

男「お守り?」

少女「中にヒトガタが入ってる。身代わりになってくれるから持っとけ」

男「お、おう」

男(やだっ、この少女ちゃんかっこいい///)
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/27(金) 23:57:04.40 ID:uize83Xx0
ズルズルズルズルズル

男「早くなったぁ!?」

少女「霊気が濃くなったな。男!御神酒撒け。空気を浄化だ!」

男「これだな?とう!」パシャッ

ズルズルズルズルズルズルズルズルズル

悪霊「あ″ーあ″ーー」

男「ひいぃっ!貞子100%!!」

少女「よし来いっ!」ジャラッ

少女「…おんあぼきゃ べいろしゃのう」

少女「まかぼだら まにはんどま…」

悪霊「あ″あ″あ″あ″あ″!」

男「おぉ、効いてる」

男(ってか少女ちゃんが押してる。感動したっ!)

少女「じんばら はらばりた…」

悪霊「があ″あ″」

グラッ

男「!」

男(天井のコンクリが!?)

男「少女ちゃん危ないっ!」ダッ

少女「ふえっ?」

ゴスッ
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/27(金) 23:57:54.91 ID:uize83Xx0
少女「いったぁ…」

少女「なにすんだ男…うぉ、天井が!」

悪霊「あ″あ″あ″」

少女「こいつ!」

少女「…じんばら はらばりたや うん!」

悪霊「ああぁあぁぁぁぁぁ……」

シュウゥゥゥ

少女「……」

少女「…ふぅ、私にかかればこれくらいお茶の子さいさいだ!」

少女「コンクリは危なかったが男!グッジョブだ!」

男「」ドクドク

少女「あ」

少女「男しっかりしろー!」

男「俺が死んだら…海の見える丘に埋めてくれ……」

男「そしてもちろんそこに咲くのは…」

男「…ヒナゲシ」ガクッ

少女「男ーーー!」
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/27(金) 23:58:54.38 ID:uize83Xx0


−男家−

少女「頭の傷が開いただけか。よかった」

幽霊「良くないわよ!私が居ない間に男くんになにしてくれてんのよ!」

男「おぉぅ、血が足りねぇ」フラフラ

幼女霊「おにいちゃんだいじょうぶ?」

男「大丈夫幼霊ちゃん。飛行機も12時間あれば直るから」

幼女霊「…おにいちゃんがへん」ウルウル

少女「大丈夫そうだぞ?」

幽霊「どこがよ!あぁ、もう男くんが壊れちゃった…」

少女「叩けば直るか」ボグッ

男「いふんっ」

男「…ぶったね」

少女「お?直ったか?」

男「もっとぶってくれ!」

少女「…」

幽霊「…」

幼女霊「…」

少女「なんかその、ごめん」

幽霊「男くん…」ホロリ
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/28(土) 00:00:21.34 ID:/DHcsHVp0








幽霊「…男くん」スースー

幼女霊「むにゃ」スースー

男「少女ちゃん、悪霊の弱点は肩のうしろの2本のツノのまんなかのトサカの下のウロコの右…」ウーンウーン

少女「……」

少女(今日はちゃんとできた…)

少女(私だってやればできるんだ。うんうん)

少女(………)

少女(男、私を庇ってくれたんだよな…)

少女(怪我開く位必死になって…)

少女(……)

少女(//////)

少女(な、何を考えてるんだ私!///)

少女(寝よう)

少女「……」モゾッ

少女(寝れない…)ドキドキ
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/28(土) 00:01:19.47 ID:/DHcsHVp0
中々筆が進まなくて難義した。明日も投下できればいいな。
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/28(土) 07:47:46.34 ID:ACTyW2pDO
順調にフラグが立っていくな
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/28(土) 09:06:59.68 ID:cWT2IeTSO
安定のフラグ建築

今回色々ネタ詰め込んだなwwwwwwwwwwww
肩車して後ろ向きに乗り2本のゴボウを持った歌舞伎顔の男イヨーポンポンだろjk
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/04/28(土) 13:57:45.12 ID:LgmM8IjRo
肩の後ろの2本のゴボウの真ん中にあるすね毛の下のロココ調の右が何だって?
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/04/28(土) 17:58:20.27 ID:eFfSrLfGo
はんどまじんとか
なんという地獄堂霊界通信
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/04/28(土) 18:39:38.41 ID:8A85rdoCo
>>212
グルグルを知らんとは
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/28(土) 22:10:57.37 ID:/DHcsHVp0
−学校−

男「おはよーう」

友「おう、おはようさん」

女「あ…男くんおはよう」

友「…お前包帯増えてね?」

女「本当だ…男くん大丈夫?」

男「オシャレだろう」キリッ

友「…」

女「…」

男「…」

友「いい天気だな」

女「そ、そうだね…」

男「二人の優しがが痛い」

幽霊「男くん…」

幼女霊「おにいちゃん…」

男「やめて…今はそっとしておいて」
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/28(土) 22:11:39.74 ID:/DHcsHVp0
ガラッ

先輩「女ちゃんいるー?」

女「あ、先輩」

友「先輩おいーっす」

先輩「そっか、友くんも同じクラスだっけ。おーっす」

先輩「お、君が男くんか。二人から聞いてるよ」

男「あ、ども」

先輩「話に聞いたどおり良い男じゃない」

男「うぇ?」

女「ちょ、ちょっと先輩///」

先輩「照れちゃって、可愛いんだからこのこの」

友「んで、先輩どうしたんすか?」

先輩「あぁ、今日ミーティングやるから覚えといて」

女「わかりました」

友「了解っす」
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/28(土) 22:12:30.45 ID:/DHcsHVp0
先輩「女ちゃん、頑張りなよ」コソッ

女「先輩っ///」

先輩「じゃね」

チラッ

幽霊「ん…?」

ガラ

男「なんかすごい人だな」

友「うちの部のエースだ。実際すごい人だぞ」

男「なんか納得した」

女「……」

女(告白…か)

幽霊「……」

幽霊(うーん)
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/28(土) 22:13:34.90 ID:/DHcsHVp0
書く時間がないwwwwwうはwwwwwww
ネタはあるんだよまとめらんないんだよ
読んでくれてるみんなごめんよ。
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/04/28(土) 22:16:31.75 ID:uwkl/Fj3o
スレタイ見てもしやと思ったが
やはり貴方だったか
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/28(土) 22:33:39.73 ID:JNauO+mpo
>>215
優しがが
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/28(土) 23:18:25.97 ID:KGHFHYTIO
焦って投稿するもんじゃないな('A`)
次はある程度書き溜めてからにするよ。
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/29(日) 00:22:26.65 ID:dxNR66ESO
>>214
よく見ろ
こいつはグルグル好きだ
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/04/29(日) 11:20:14.85 ID:94jiyduMo
>>222
ワケギ湯がいて巻いた奴?
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/30(月) 22:45:36.14 ID:OR+ya53IO
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage saga]:2012/05/02(水) 01:04:23.68 ID:wxl+k+oVo
超面白い

支援
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/02(水) 14:53:44.58 ID:YU3k11qIO
幽霊ちゃんきゃわわ
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/05/03(木) 17:36:37.57 ID:9ipGXKgao
気長にまつさ・・・ていいたいところだが早めに投下してくれると嬉しい
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/03(木) 20:07:40.62 ID:bNX8R7KGo
この幽霊好みだ
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/03(木) 23:46:40.34 ID:/UVH7qSIO
GW仕事詰まっててちと厳しいの。
明後日一日休みとれたからなんとか。
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage saga]:2012/05/04(金) 01:07:21.59 ID:D1Bi2XDKo
待ってる
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/04(金) 13:24:28.91 ID:4JyGpS8f0
続きはまだかね
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/05(土) 23:43:57.30 ID:inqnr87IO
畜生今日も仕事だった。ゴールデンウィークなんて都市伝説だったんや('A`)
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 23:44:31.77 ID:inqnr87IO
しかもageちまった。
もうダメぽ。
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage saga]:2012/05/06(日) 01:49:26.46 ID:hujpKUx9o
ドンマイwww
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/05/06(日) 17:40:59.11 ID:ruKU54pMo
気長に待つから気にするな
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/06(日) 19:01:20.15 ID:18ESNJSIO
はよはよ支援
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/05/09(水) 19:38:08.45 ID:muZYT5gbo
C
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/13(日) 06:52:20.92 ID:/XGuRsps0
 気長に待ちます
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/13(日) 07:37:40.83 ID:880P1qOf0
 気長に待ちます
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/05/13(日) 10:36:00.17 ID:0fCyLxlGo
気楽に待ちます
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/13(日) 18:02:45.13 ID:4ZKYKxUk0
やっと少し時間とれた。ゴールデンウィークからここまで死ぬほど忙しかったのごめんね。
ほんの少しだけど投下できる分だけ投下する。まとまった部分何とか今書いてるからもちっと待って。
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:03:56.99 ID:4ZKYKxUk0
−廃病院−

A男「ほら、行くぜ」

B男「マジ雰囲気あんな。超怖えぇ」

C子「ちょっと待ってよ〜」

D子「ほ、本当に行くの?」

A男「大丈夫だって」

B男「そうそう、何か記念に持って帰るくらい余裕だよ」

C子「なんかドキドキするね」

D子「ひっ」

C子「どうしたのD子」

D子「あそこの窓…誰か居た」
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:05:01.97 ID:4ZKYKxUk0

C子「ちょっとやめてよぉ」

A男「誰もいねーよ」

B男「ウケる。ノリノリじゃんD子ちゃん」

D子「ち、違う。ほんとに…」

A男「ほら、しゅっぱーつ」

C子「ほらD子いこ?」

D子「…」

B「怖かったら俺に抱きついててもいいぜ?」ニヤニヤ

A男「お、普通に開くじゃん」

ギィ
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:05:50.26 ID:4ZKYKxUk0
−廃病院ロビー−

ジャリ   ジャリ

A男「ボロボロだな」

C子「落書きだらけ。なにこの変な絵」

D子「気持ち悪い…」

B男「ゆるキャラってーの?怖くないじゃんこんなの」

ジャリ   ジャリ

A男「2階に行ってみるか」

B男「そこだっけ?曰く付きだとかいう手術室があるの」

C子「何か出るって噂だよね」
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:06:28.84 ID:4ZKYKxUk0
D子「ねえ、もう帰ろう?」

B男「俺がついてるから大丈夫だって」ダキ

D子「っ」ビクッ

C子「ちょっとB男セクハラー」

A男「おらふざけてないで行くぞ」

タタッ

D子「っっ!?」バッ

B男「な、なに。どしたの?D子ちゃん」

C子「顔真っ青だよ?」

D子「い、今誰かそこに…」

A男「あーもうそういう冗談いいから。冷める」

D子「……」
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:07:06.70 ID:4ZKYKxUk0
C子「A男言い過ぎだよ」

A男「なんもいねーって。ほら」

B男「そうそう。気のせい気のせい」

A男「幽霊なんて居るわけないじゃん」

C子「D子いこ?」

D子「…」フルフル

B男「震えちゃって、可愛いー」
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:07:55.74 ID:4ZKYKxUk0
−廃病院2階−

ジャリ     ジャリ

A男「ちっ、暗いな」

C子「本当、雲出てきたみたい」

B男「懐中電灯人数分あるし問題ないっしょ」

D子「…」ビクビク

ジャリ

A男「お、あれか?」

B男「テレビでよく見る手術中とか光るやつついてる。あそこじゃん」

C子「なんかここら辺あんまり荒れてないね」

A男「ここまでこれないヘタレばっかりだったんじゃね?」

C子「なんか逆に不気味〜」
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:08:40.44 ID:4ZKYKxUk0
B男「うをっ!?」

バタッ

A男「あ?何なんもないところで転けてんだB男」

C子「B男君大丈夫…」

B男「いって〜、なんか足に…」

子供「……」ニヤァ

D子「ひぃっ!」

A男「お、おいなんだこいつ!」

タタタッ

A男「おい待てガキこら!」

C子「ちょっとA男おかしいって。なんでこんな所に子供がいるのよ!」

A男「知るかっ!くそっ行っちまった」
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:10:12.12 ID:4ZKYKxUk0
B男「な、なんだよ今の…あれ?」

フッ

D子「きゃーーーー!」

A男「なっおいなんで消えんだよ!!」

C子「よ、4本とも消え…」

B男「なんも見えねえ!」

A男「騒ぐな!すぐ目が慣れる!」

D子「もうやだー!」

C子「D子落ちつて?ね?」

D子「帰ろうよぉ…」

C子「A男もう帰ろ?やばいって」

A男「ちっ、んだよ」

B男「おー、ちょっと見えるようになって…」
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:10:48.54 ID:4ZKYKxUk0
キィ

A男「あ?なんだ今の音…」

B男「………」

A男「どうしたB男、おい」

B男「あ…ぁ…」ブルブル

A男「何が…」

ヒタッ   ヒタッ

C子・D子「ひいっ」

A男「な、なんだよあれ…」

B男「く、首が…ない」

太った首なし男「…………」ヒタッヒタッ

『うわあああぁぁ!』
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:11:39.71 ID:4ZKYKxUk0
B男「に、にげっ」

C子「いやっ、こっちくる!」

A男「くそっふざけんな!」

D子「ぁ………あぁ……」

ヒタッ    ヒタッ

A男「おい早く逃げるぞ!」

C子「A男危ないっ!」

A男「あ?」

ガシャーン

A男「うがっ」

B男「なんで車椅子が!?」

C子「ひとりでに動き出して…」

ヒタッ ヒタッ ヒタッ

D子「……」ヘタリ

A男「いってぇ…ちくしょう…」

B男「ひっ、ひいぃっ!」

C子「いやっ…いやぁ!!!」

ヒタヒタヒタッ

太った首なし男「…」ヌオッ
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:13:07.84 ID:4ZKYKxUk0


『友先輩怖いです〜』

『後輩ちゃん気を付けて…』

『あっ』

『いったぁ〜い』

『後輩ちゃん大丈夫!?』

『だい…じょうぶ?』

『後輩ちゃん相変わらず何もないところで普通にコケるのね』

『お前らうるさいぞー!もっと緊張感を持てばかー!』

『そういうあんたはなんで男に抱きついてるさね』

『こ、これは悪霊のやつが勝手に…あーもう!」

『少女ちゃんあんま暴れないで…たわばっ!』

『あいたー!私を巻き添えにコケるなあほー!』

『いたいいたい?』

『ちょっと少女さん!男くんにあまりくっつかないでください!』

『だからこれは悪霊のやつが勝手にやってんだ!』

『ふぇっ』

『あ、幼女霊ちゃんには怒ってないよ?』

『友先輩痛いです〜』

『後輩ちゃん大丈夫だから』

『あんたら真面目にやる気あんのかね』

『うるさい!あとお前あんま近づくな!!』

A男・B男・C子・D子「…へ?」
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:14:00.01 ID:4ZKYKxUk0
男「あれ?誰かいるぞ?」

女「本当だ」

後輩「ひっ」

友「げっ、なんだあのモンスター」

太った首なし男「……」

少女「あんだー?バカな肝試しカップルかー?」

A男「…へ?」

少女「邪魔だからさっさと帰れー。今から仕事するんだから」

B男「あ、はい」
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:14:27.00 ID:4ZKYKxUk0
男「少女ちゃんなんか混乱されてるっぽいよ?」

少女「私が知るか!帰れ帰れ」

C子「……」

D子「……」

A男「……」

B男「……」

太った首なし男「……」

男「なんだこの空気」
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:15:21.72 ID:4ZKYKxUk0
少女「とりあえず男、あのデブ任せた」ドン

男「無茶振りっ!?」

太った首なし男「…………」

男「あ、ども」

ゴスッ

男「ぶべらっ!」

幽霊『あ!男くん!』

少女「むぐっ!こら悪霊!勝手に人の口でしゃべるな!!」

幽霊『しょうがないでしょあんたの身体から出れないんだからー!』

女「お、男くん大丈夫!?」

幼女霊「おにいちゃん」トトトッ

友「男がすげー吹っ飛んだぞ」

後輩「ふえぇ、男せんぱぁい」

花子「なにやってんだか」
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:16:12.34 ID:4ZKYKxUk0





−廃病院外−

A男「…」

B男「…」

C子「…」

D子「…」

4人「なにこれ」
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/13(日) 18:18:57.00 ID:4ZKYKxUk0
短くてごめんね。少し時間が飛んでるよ。
こうなるまでに何があったかは今書き溜めてるから待っててくださいな。
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/05/13(日) 18:45:23.80 ID:1/9/RvkGo
C
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/05/13(日) 19:20:54.34 ID:NCBRMc7Ro
待ちきれない
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/05/13(日) 20:24:25.23 ID:OBYfwgD40
待ってました!
期待してます
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 12:33:07.89 ID:AsGsMQSDO
舞ってる
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage saga]:2012/05/18(金) 16:59:48.42 ID:pKtHtaBYo
待ってるぞ
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/19(土) 21:30:25.07 ID:XbC7wA5IO
まとまって書く時間が欲しいぜ。
小ネタで茶を濁す。
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/05/19(土) 21:34:13.55 ID:XbC7wA5IO
TV<ポ〜ニョポニョポニョ

幼女霊「ぽ〜にょぽにょぽにょ♪」

男(幼霊ちゃん歌ってる。可愛いなあもう)

幼女霊「がしゃどくろ〜♪」

男「!?」
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 21:39:49.94 ID:XbC7wA5IO
友「はぁ、今年からプールの授業男女別かよ……」

男「そんな落ち込まなくても」

友「いや、これ結構テンションさがるぞ」

男「そんなもんか…」チラッ

幽霊「なに男くん?」

幼女霊「?」

男(少女ちゃんも含め3人も女の子に囲まれてる生活してるせいかなあ)

男(以前の俺なら友と同じようになったかもしれんがそ)
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 21:44:37.55 ID:XbC7wA5IO
男(そこまで残念じゃない)

男(これが大人の余裕ってやつか)

モブA「気にすんな友!今度グラビア写真集貸してやるよ!」

モブB「俺も秘蔵のDVD貸してやるからよ」

モブC「俺男の裸も嫌いじゃないぜ」

モブD「市民プールにでも行こうぜ!」

友「お前ら……」ジーン

男「友、俺たち良い奴らを友達に持ったよな」

友「おう!」

幽霊「今ホモいなかった?」

男「俺は何も聞いてない」
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 22:08:51.51 ID:XbC7wA5IO
少女「ひまー」

少女「ゲームする気分でもないし」

少女「うーん」

少女「こういう時は必殺技でも考えるか」

少女「衝撃のファースト…」

男「ただいまー」ガチャ

少女「」ビクッ

男「あ」

少女「………」プルプル

男「し、失礼しました」バタン

<ウワアアァーー!

男「…俺は見てはいけない物を見てしまった」
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 23:45:35.01 ID:Kb9OtopDO


まったりした日常いいね
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/05/20(日) 09:17:41.37 ID:4hqMkg52o
どんな「見てはいけない」なのか気になって気になって・・
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/20(日) 11:26:18.42 ID:awTkFNPSO
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/20(日) 15:01:10.48 ID:gOTvTRzIO
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/20(日) 15:21:44.83 ID:+bGZ7KnNo
自分で考えた必殺技のポーズだろ
言わせんな恥ずかしい
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/20(日) 15:55:35.94 ID:S96CpQFIO
そうだったとして基本ぶん殴るだけのポーズをどれだけ恥ずかしくしたんだろうか
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/20(日) 19:45:54.82 ID:wEVp+b0IO
よく考えてみろ。いい年した乙女がノリノリで衝撃のファーストブリットの
ポーズしてんだぜ。


ありだな。
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/05/21(月) 00:03:00.05 ID:VyiPPEGFo
C
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/27(日) 21:01:50.34 ID:RUenirHAo
しえん
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[ :2012/05/29(火) 22:39:04.63 ID:q7SMqbPa0
吉、いいぞつづけてくれ
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/06/02(土) 11:54:07.10 ID:+1sSYQdz0
面白いのに、SSって総じて更新がとまる傾向にあるよな・・・
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県) :2012/06/02(土) 19:36:54.40 ID:vZZlWSZt0
>>278
そりゃ、スレ主にだって生活があるんだから無理はいえん
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/06/02(土) 19:52:31.68 ID:QjImZSyuo
スレ主とかいっちゃうやつ

あぁ、あと絶対しろとはいわんがsageような
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県) [sage]:2012/06/02(土) 22:37:46.91 ID:vZZlWSZt0
>>280
すまんな。俺、VIPじゃないから、細かいルールまで知らんのよ。
だが、sage進行に関しては協力しよう。
このスレ立てて、メインでやってるのが作者ならスレ主で間違いじゃないと思うんだが
こっちはsage要請には応じてるんだから、何が面白いのか、俺にもわかるように説明してくれ
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/02(土) 22:49:40.11 ID:oSMRsVTIO
こっちの事情で更新止めてしまって申し訳ない。
続き書く気はあるんだけど時間が足りへん。気長に待ってて欲しいですはい。
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/06/02(土) 22:54:11.03 ID:ywTcQvKto
>>281
VIPじゃないからっどこからVIP出てきたんだよ2ch=VIPじゃねえぞ

>>282
生存報告さえしてくれればいつまでも待ってる
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 08:03:41.04 ID:8dD4kksIO
>>281
そもそもここはVIPでも2chでもないですしおすし
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/11(月) 20:52:47.79 ID:frlKmdS0o
まだかえ
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/15(金) 08:40:58.56 ID:SREu5fiIO
生存報告ー。遅れに遅れまくっててほんとゴメンね(´・ω・`)
プロの作家さんってすげーんだなー。
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/06/15(金) 09:36:42.97 ID:pmEov7+O0
完結さえしてくれれば待つのは苦ではないんだぜ
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/06/15(金) 21:59:32.37 ID:xGFcXKNpo
報告サンクス

ゆっくりでいいよ
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/07/09(月) 13:06:49.87 ID:8quEvhcpo
まだか…
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/15(日) 10:12:45.11 ID:tcdTrzUIO
一ヶ月も放置してすまんこ。
ただ、こっちの都合でいつかけるかわかんない状態です。
プロットはある程度できていてこの作品自体愛着もあるので申し訳ないですが
別の場所で落ち着いてからきちんと投下しようかと考えています。

今まで待っててくれた皆さん期待を裏切ってしまって本当に申し訳ないっす。
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/15(日) 10:16:42.69 ID:QU45vYXXo
えっ
ここでいいんじゃないの?
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/15(日) 13:33:56.33 ID:yDH4BZADO
待ってるからな
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/15(日) 18:39:02.13 ID:lf9ZvsYIO
なにゆえ別の場所なのか
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/07/23(月) 22:31:14.70 ID:h/+D3H3/o
半年は消えないからここでいいんじゃね
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/23(月) 23:31:29.58 ID:jRCD3K5eo
立てた時期によるが2ヶ月か3ヶ月で落ちるが
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/24(火) 23:02:05.14 ID:GkkgXmrDO
生存報告があれば、2ヶ月くらいは大丈夫だったんじゃないかな?
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/08/05(日) 18:42:12.36 ID:Pv0WdVylo
まじか
ごめん俺赤っ恥
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/06(月) 21:27:19.73 ID:JSJFdhWIO
今は一ヶ月
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/06(月) 22:47:32.94 ID:1Dyuy/NGo
作者の書き込みは2ヶ月以上、それ以外の人の書き込みは1ヶ月以上途絶えると落ちる
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/08/20(月) 00:46:44.04 ID:XcGNClSRo
まじか…落ちるまであと一ヶ月といったところか…
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/09/25(火) 23:52:14.95 ID:8u7N+gDxo
アウトかな
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