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遊戯王GX――異教の神々―― -
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1 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[sage]:2012/04/30(月) 03:25:41.89 ID:L9zIW8Mn0
※前書き※
遊戯王GXのオリ主モノ。
あのカード群を使いたいがために書いたもの。
オリカは原作アニメオリカ以外なし。自作オリカはなし。
シンクロはなし。エクシーズもなし。
オリジナル展開はおそらくあり。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1335723941
(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
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]: ID:???
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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/
少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/
渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/
二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/
佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/
全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/
君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/
笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/
2 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[sage]:2012/04/30(月) 03:26:26.66 ID:L9zIW8Mn0
???「粒ぞろいではあるな」
???「毎年かなりの倍率だからね。見学者もかなりの数だよ」
???「ふぅん。だがこの群の中でも、キングを掴めるのは一握り。まぁ、俺を超える者などいないがな」
???「兄様を超えるデュエリストなんて、いるわけがないよ。……可能性を秘めている者ならともかく」
???「……薫の出番はもうすぐか」
???「一番だから、やっぱり注目の的だよ。でも、今回はどのデッキを使うんだろうね」
???「そんなことは知らん。だが……あいつが俺を唯一認めさせた因子であることに変わりはない。あいつは確かに無限の可能性を秘めている」
???「兄様がそういうことをいうなんて、兄様を知っている人なら驚くだろうなぁ」
海馬「正確には、認めさせられた、とも言えるがな。……神代薫、『あの存在』を使役せし者」
3 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:27:10.38 ID:L9zIW8Mn0
〜〜〜
――デュエルアカデミア試験会場
試験官「それでは、試験番号1番! 神代・C・薫!」
薫「……」
タッタッタ……
???≪ふん、力を試すものとしては、大した覇気がない。貧弱がぁ≫
薫≪……楽な方がいい≫
???≪それもそうか。早く終わらせろ。退屈は嫌いだ≫
薫「……試験番号1番。神代・C・薫」
試験官「よろしい。それでは、これから実技試験を開始する。落ち着いて、普段の力を見せてください」
薫「……」
試験官「それでは……デュエル!」
薫「……デュエル」
4 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:27:41.95 ID:L9zIW8Mn0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【薫】 LP:4000
【試験官】 LP:4000
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三沢「あれが試験番号1番……俺を筆記で追い抜かした秀才か、果たして、どんなデュエルを見せてくれるんだろうか」
翔「1番って聞いて、すっごい有名人かと身構えたけど……聞いたことない名前だなぁ。でも、多分、すごいデュエルになるんだろうなぁ」
5 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:28:11.58 ID:L9zIW8Mn0
試験官「先行は私です! ドロー!」
試験官「私は、手札を一枚捨て、手札から《THE トリッキー》を特殊召喚!」
試験官「さらに、トリッキーを生贄に捧げ、《偉大魔獣ガーゼット》を召喚!」
試験官「このモンスターは、このモンスターを召喚する際に生贄に捧げたモンスターの、二倍の攻撃力となる!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《偉大魔獣ガーゼット》 攻撃力:2000×2=4000
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
観衆「おおお!!」
三沢「1ターン目にして攻撃力4000……神に匹敵するモンスターを出すか。いくら試験生でも、1番相手には問答無用か」
翔「こ、攻撃力4000!? オベリスクに匹敵する攻撃力!?」
男子生徒A「こりゃあ、いくら1番でも負けるかもなぁ」
亮(……興味本位で来てみたが、今回のデュエル、どんでん返しの結果になるやもしれん。あの神代という奴からは……微かに、理解しがたいオーラが出ている)
6 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:28:54.01 ID:L9zIW8Mn0
試験官「さらに私は、カードを1枚伏せ、ターンエンド!」
試験官(伏せたカードは《我が身を盾に》。これにより除去を防ぎ、ガーゼットで攻める! さぁ、試験番号1番。この状況をどう覆す?)
薫「……僕のターン、ドロー」
薫「……僕は、《手札抹殺》を発動。お互いの手札を全て捨て、捨てた枚数だけデッキからカードをドロー」
試験官「手札交換? 揃いが良くなかったのですかな?」
薫「……」
試験官「まぁ、いいでしょう。私は残りの手札2枚を捨て、2枚ドロー!」
薫「……ドロー」
薫「……発動、手札断札。僕は、手札から2枚捨て、デッキから二枚ドロー」
薫「……《おろかな埋葬》発動。デッキから1枚のカードを、墓地に落とす。僕が落とすのは……ワイト」
試験官「ワイト?」
7 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:29:27.64 ID:L9zIW8Mn0
翔「……あの人、何がしたいのでしょう? さっきから、手札を捨てたり、デッキからカードを墓地に落としたり」
男子生徒B「あまりに不利な状況だから、やけくそになってるんじゃないか?」
三沢「……ワイト。攻撃力がわずかにしかない、弱小の通常モンスター」
亮「なるほど……これは、文字通り倍返しってことか」
三沢「ワイトを墓地に落とす利点……そうか!」
薫「……《アームズ・ホール》をデッキの一番上のカードを墓地に落とし発動。デッキから、好きな装備魔法を手札に加える。僕は……《戦線復活の代償》を加える」
薫「そしてこの魔法を発動したこのターン、僕は通常召喚ができない」
試験官「通常召喚の権利を、自ら捨てた!?」
8 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:30:01.35 ID:L9zIW8Mn0
亮「……一見とんでもない行動に見えるが、あの装備魔法こそが……」
三沢「このデュエルのポイントになる」
薫「……《ワン・フォー・ワン》を、手札のカードを1枚墓地に送り発動。手札、またはデッキから、レベル1のモンスターを、特殊召喚する。……おいで、死者の迷える魂。《ワイト》」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《ワイト》 攻撃力:300/守備力:200
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
女子生徒A「手札を捨てて、態々召喚したのが《ワイト》!?」
男子生徒C「やっぱり自暴自棄なんじゃないのか?」
クロノス「……本来なら笑われる弱小カード。デスが、何やら、とてつもなく嫌な予感がするノーネ」
9 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:30:32.77 ID:L9zIW8Mn0
試験官「……ワイト、ですか」
薫「……死者の魂は、群れを作り、そして……強大なる列を成す」
試験官「はっ?」
薫「……フィールドの《ワイト》を墓地に送り、先程手札に加えた《戦線復活の代償》を発動。このカードは、フィールド上に存在する通常モンスターを墓地に送ることで発動できる」
薫「自分、または相手の墓地に存在するモンスターを選択して、自分フィールド上に、このカードを装備した状態で特殊召喚する」
薫「……けど、このカードが破壊されたときに、同時に装備モンスターも破壊される」
試験官「限定的な《死者蘇生》ということか!」
薫「僕は……自分の墓地にあるこのカードを特殊召喚。死者の魂を統べし、骸の王。……《ワイトキング》」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《ワイトキング》 攻撃力:9000
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
10 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:31:24.35 ID:L9zIW8Mn0
試験官「なっ!? な、なん、だと……攻撃力、9000!?」
薫「《ワイトキング》は、墓地に存在する《ワイト》、《ワイトキング》の数だけ、攻撃力を上昇させる」
試験官「で、ですが! デッキに入れられる同名カードの上限は3枚まで! いくら全てのそれらが墓地に落ちたとしても、5000にしか……」
薫「……墓地に存在する《ワイト夫人》と《ワイトメア》は、墓地に存在する間《ワイト》として扱われる」
薫「まず、《手札抹殺》により、《ワイト》、《ワイトキング》、《ワイトメア》を1枚ずつ、合計3枚が墓地に送られた」
薫「そして、次に発動した《手札断殺》により、手札の《ワイト夫人》2枚が墓地に送られる」
薫「さらに、《おろかな埋葬》により、デッキの中から《ワイト》1枚が墓地に」
薫「次に、《アームズ・ホール》によってデッキの一番上から、《ワイト夫人》が墓地に」
薫「《ワン・フォー・ワン》の発動コストとして、手札から《ワイトメア》が墓地に」
薫「最後に、《ワン・フォー・ワン》によって場に出したワイトを、《戦線復活の代償》のコストとして墓地に……」
試験官「合計、9枚のワイト達……よって、9×1000の、9000!?」
薫「……バトル。攻撃力9000の《ワイトキング》で、攻撃力4000の《偉大魔獣ガーゼット》にアタック。『ナイトメア・ペイン』」
試験官「ぐあああああ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
9000−4000=5000ダメージ
【試験官】 LP:4000⇒0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
11 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:32:09.61 ID:L9zIW8Mn0
薫「……死者の笑い声が聞こえる。喜んでもらえた」
試験官「ぐっ……私の、負けだ」
観衆「おおおおお!!」
男子生徒B「すっげぇ! あの状況から勝っちまった!」
女子生徒「それも一ターンキル! さすが受験番号1番だ!」
三沢「なるほど、あれだったら、俺も負けを認めざる負えないってことか。これは、とんでもない強敵が現れたってことだ」
翔「すごいっス! 試験官相手に、それも神を超える攻撃力のモンスターで勝ちました!」
亮「俺に匹敵する攻撃力のモンスターを使役する一年生か。……面白くなりそうだな」
12 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:32:36.11 ID:L9zIW8Mn0
〜〜〜
十代「『スカイスクレイパーシュート』!」
クロノス「マンマミーヤ!?」
亮「……ほう、面白いデュエルをする。HEROデッキか……興味深い」
???「……遊城十代」
亮「む? ……お前は。受験番号1番……!」
薫「……カイザー。初めまして」
亮「ああ。よろしく頼む。おそらくお前は合格確実だ。同じ学び舎の仲間として、よろしく頼む」
薫「……遊城十代。精霊に愛されてる」
亮「……精霊?」
薫「……カードに愛されている」
亮「カードに、か……確かに、あの天才的なドローは、デッキから愛されているかもしれんな」
薫「……でも、まだ器にはなれない」
亮「?」
薫「……よろしく、カイザー」
タッタッタ……
亮「……神代薫。謎、と言うには、浅はかすぎるか……」
13 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:33:10.06 ID:L9zIW8Mn0
〜〜〜
――そして、デュエルアカデミア入学日。ラーイエロー寮の一室にて
???≪我が子よ≫
薫≪……どうしたの?≫
???≪この時間は、確か歓迎の宴をしているはずだが≫
薫≪……興味がない≫
???≪お前らしい答えだな。……遊城十代とやらが気にかかるか≫
薫≪……背中に、《ハネクリボー》の影が見えた。彼もまた、選ばれし者の一人≫
???≪しかし、お前と比べまだひ弱な存在でしかない≫
薫≪……人は成長する≫
???≪それも正論、か。……む?≫
薫≪……精霊の気配。それも、例のハネクリボー≫
???≪どこぞやで戦いの儀を行っているようだ≫
薫≪……興味がある≫
???≪向かうか。それもまた一考≫
14 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:33:50.57 ID:L9zIW8Mn0
〜〜〜
???「……」
明日香「! そこにいるのは誰?」
十代「え?」
翔「まさかガードマンですか!?」
薫「……」
明日香「あなたは……確か、首席の……」
薫「……神代薫」
十代「首席? ってことは……」
翔「そうか、アニキは見てないんだった! この人は、筆記試験及び実技試験の首席である、神代薫さんです!」
十代「へぇ。俺は遊城十代! 見ての通りオシリスレッドだ! お前は……イエローか」
翔「何せ首席ですから。でも、この人のデュエルは本当にすごかったんですよ!」
十代「へぇ……ってことは、お前は2番だ!」
薫「……2番?」
十代「ああ。俺はクロノスっていうお偉いさんにデュエルで勝ったからな!」
薫「…………ポジティブ」
翔「まぁ、ある意味一番アニキにぴったりな感想っていうか」
明日香「まさにその言葉を体現したような存在よね」
15 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:34:18.32 ID:L9zIW8Mn0
薫「……ハネクリボー」
十代「え?」
薫「……ハネクリボーによろしく」
十代「な、なんだよいきなり!」
薫「……天上院、丸藤……有名人ぞろい」
明日香「私って、そんなに有名人かしら?」
翔「すっごく綺麗だからじゃないですか? でも僕は有名なんかじゃ……」
薫「……また」
翔「え?」
タッタッタ……
明日香「行っちゃったわね」
翔「なんだか、とっつきにくい人でしたねぇ」
十代「……首席、かぁ……デュエルしてみたいぜ! もしかしたら、あの万丈目ってやつよりも強いかもな!」
明日香「……そうかもしれないわね」
翔「アニキと神代さんのデュエルですか。見てみた気がするっス!」
16 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:34:56.53 ID:L9zIW8Mn0
〜〜〜
薫「……僕と、デュエル?」
三沢「我儘なお願いなのは分かっている。だが、どうしても君とデュエルがしたくてね」
薫「……バトルジャンキー?」
三沢「というわけではない。……いや、否定もできないか。君の知っての通り、俺は君に筆記でも、実技でも追い抜かれてしまった」
薫「……」
三沢「イエローの2番手、というのも名誉なことではあるが……人と言うものは大層欲深い。俺が目指すのはトップ! しかし、トップへの道に、君は必然として立ちはだかる。それを打ち破りたいんだ」
薫「……要約すれば、悔しいからデュエルで勝ちたい、と」
三沢「その通り」
薫「……いい」
三沢「ありがとう。それじゃあ、今から外で始めてもいいかな?」
薫「……」コクッ
17 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:35:43.32 ID:L9zIW8Mn0
〜〜〜
???≪子よ、我の出番か?≫
薫≪……パパはまだ≫
???≪だが、相手は知能派で名を押してる決闘者。おそらく、そのデッキの対策を練られているはず。面倒ではないか?≫
薫≪……だからこそ≫
???≪なるほど、張り合おうと言うわけか。これは見物だな≫
薫≪……なぜ、何時の間に観衆が増えてる?≫
???≪お前は新参者達の頂点に立ちし者。何より、お前は人とかかわらないことで知られている。不動の山が動き出すのだ、興味なぞいくらでも集約できるものだ≫
薫≪……迷惑≫
???≪これもまた一興だ≫
三沢「いつの間にか観客が集まってきたな。まぁ、同じ立場だったら気持ちは分からなくもないか。いくぞ……デュエル!」
薫「……デュエル」
18 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:36:12.60 ID:L9zIW8Mn0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【三沢大地】 LP:4000
【神代薫】 LP:4000
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
薫「……先攻。ドロー」
薫「……《ダークグレファー》を召喚。効果発動」
薫「手札から闇属性モンスターを捨て、デッキからさらに闇属性モンスターを墓地に送る」
三沢(一見すると、ただのディスアドバンテージでしかない。だが、あのデッキ相手では、それらが強大なる力を生む)
薫「《手札断札》。お互い2枚の手札を捨て、2枚ドロー」
三沢「ドロー」
薫「……ドロー」
薫「……カードを2枚セット。ターンエンド」
19 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:36:45.97 ID:L9zIW8Mn0
三沢(静かなスタートだな。……だが、いくらキングが来ようが、俺の手札には対策の手がある!)
三沢「ドロー! 俺は、《ハイドロゲドン》を召喚する! バトル! 《ハイドロゲドン》で、《ダークグレファー》にアタック!」
薫「……通す」
三沢「ならば、俺はダメージステップ時、手札から速攻魔法《突進》発動! 《ハイドロゲドン》の攻撃力を、このターンのエンドフェイズ時まで700ポイントアップさせる!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《ハイドロゲドン》 攻撃力:1600+700=2300
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三沢「《ダークグレファー》を破壊だ! 『ハイドロ・ブレス』!」
薫「……!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【神代薫】 LP:4000−600=3400
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
20 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:37:17.65 ID:L9zIW8Mn0
三沢「よし、流れはこっちに来てるようだ。さらに、《ハイドロゲドン》が戦闘によってモンスターを破壊した時効果を発動! デッキから、《ハイドロゲドン》を呼ぶことが出来る!」
薫「……この効果は、バトルフェイズ中に発動した」
三沢「御明察だ。バトルフェイズはまだ続いてるため、2体目の《ハイドロゲドン》で追撃できる! ダイレクトアタック! 『ハイドロ・ブレス』!」
薫「……リバースカード《サンダー・ブレイク》。手札の《ワイト夫人》をコストに、二体目の《ハイドロゲドン》を破壊」
三沢「クッ……さすがに通してくれないか。俺はカードを2枚セット。これでターンエンドだ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【神代薫】 LP:3400
伏せカード:1枚 手札:0枚
【三沢大地】 LP:4000
伏せカード:2枚 手札:2枚
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
21 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:37:54.64 ID:L9zIW8Mn0
薫「……僕のターン。ドロー」
薫「……死者の魂を統べし王、ここに現出せよ。《ワイトキング》」
三沢「来たか!」
薫「……さらに、リバースカード《連鎖破壊》発動」
三沢「何!?」
薫「召喚・特殊召喚・反転召喚された攻撃力2000以下のモンスターに対し発動するカード。対象と同名のカードを、デッキから墓地に落とす。負の連鎖は、王にさらなる力を与える」
三沢「なるほど、《連鎖破壊》によってデッキから残り2枚の《ワイトキング》を落として、攻撃力を上げる戦法か! なかなか賢いカードの使い方をするな」
薫「……デッキから《ワイトキング》2枚を落とす。そして、僕の墓地には《ワイト》が2枚、《ワイト夫人》が1枚、そして《ワイトキング》が2枚、よって場の《ワイトキング》の攻撃力は5000となる」
三沢「こうも簡単に神を超える攻撃力を持つモンスターを出すか。やはりあなどれん」
22 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:38:35.39 ID:L9zIW8Mn0
薫「……バトル。《ワイトキング》で、《ハイドロゲドン》にアタック」
三沢「だからこそ、俺は君に勝つために、このカードを伏せたんだ! リバースカード、トラップ発動《次元幽閉》!」
薫「!」
三沢「このカードは、アタックしてきたモンスターを、問答無用に除外させる、攻撃反応型トラップだ!」
薫「……王が、異世界に……」
三沢「《ワイトキング》は闇属性、さらにアンデッド族のモンスターだ。この二つの要素の特徴として、蘇生手段の多さが上げられる。だが、蘇生させたくないのなら除外させればいい! さらに、《ワイトキング》が《ワイト》の数をカウントするのは墓地のみ、除外された《ワイトキング》はカウントされなくなるわけだ」
薫「……御名答」
三沢「君からそう言われると、自信がみなぎるな。このデュエルで、俺は君を超えて見せる!」
薫「……メインフェイズ2。僕は、墓地に存在する《馬頭鬼》を効果を発動」
三沢「墓地から!?」
薫「このカードを除外することで、墓地からアンデッド族を蘇生する。……出でよ、《ワイト夫人》を守備表示」
三沢「守備力2200、下級モンスターで最も高い守備力か。やはりアンデッド族の蘇生手段は豊富だ」
薫「……ターンエンド」
23 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:39:17.70 ID:L9zIW8Mn0
三沢「俺のターン、ドロー!」
三沢「ならば俺も! リバースカード《リビングデッドの呼び声》を発動! 墓地に存在するモンスターを蘇生させる!」
三沢「俺は、前のターンに破壊された《ハイドロゲドン》を蘇生!」
三沢「さらに、手札から《オキシゲドン》を召喚!」
三沢「……守備力2200、確かにこれらのモンスターでは突破できない数値だ。だが、化学の力は、無限の可能性を秘めているんだ!」
三沢「手札から魔法カード《ボンディング―H2O》を発動!このカードは、フィールドに存在する《オキシゲドン》を《ハイドロゲドン》2体を生贄にすることで、デッキ・手札・墓地からあるカードを特殊召喚するカード!」
三沢「俺は手札からこのカードの効果で、《ウォーター・ドラゴン》を特殊召喚する!」
薫「……Hが2、Oが1。水の化学式」
三沢「そう、化学の力により、今ここに攻撃力2800の竜が現出した! バトル! 《ウォーター・ドラゴン》で、守備表示の《ワイト夫人》をアタック! 『アクア・パニッシャー』!」
薫「……夫人は、再び骸に戻る。返事がない、ただの屍のようだ」
三沢「ターンエンドだ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【神代薫】 LP:3400
伏せカード:0枚 手札:0枚
【三沢大地】 LP:4000
伏せカード:0枚 手札:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
24 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:39:55.32 ID:L9zIW8Mn0
薫「……ドロー」
薫「……魔法発動《悪夢再び》」
三沢「《悪夢再び》?」
薫「このカードは、墓地に存在する闇属性・守備力0のモンスターを2枚まで回収するカード」
三沢「守備力0……そうか! 確か《ワイトキング》の守備力は……」
薫「……そう、0。さらに、もう一枚守備力0のモンスター《ゾンビマスター》がある。僕は、《ワイトキング》と《ゾンビマスター》を墓地から手札に加える」
薫「そして、手札から《ゾンビマスター》を召喚」
三沢「確か、手札のモンスターカードを捨てることで、墓地のレベル4以下のアンデッド族モンスターを蘇生する効果を持つ!」
薫「……さすが知識人。僕は、手札の《ワイトキング》を捨て、墓地の《ワイトキング》を蘇生する。死者の魂は、無情にも不滅なり」
三沢「墓地には《ワイト》達が合計4体。よって、攻撃力は……オベリスクにも匹敵する4000! さらに1800のアタッカーも出るとは……まさにゾンビのように、湧いて出てくる」
薫「バトル……攻撃力4000の《ワイトキング》で、《ウォータードラゴン》を攻撃」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【三沢大地】 LP:4000−(4000−2800)=2800
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
25 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:40:45.72 ID:L9zIW8Mn0
三沢「クッ、こうもあっさり倒されるか! だが、《ウォーター・ドラゴン》が破壊された時、墓地に存在する《ハイドロゲドン》2体と、《オキシゲドン》を蘇らせることが出来る! 《ハイドロゲドン》2体を守備表示、《オキシゲドン》を攻撃表示だ!」
薫「……《ゾンビマスター》で、守備表示の《ハイドロゲドン》をアタック」
三沢「《ハイドロゲドン》は破壊される」
薫「……ターンエンド」
三沢(《ウォーター・ドラゴン》の効果で、なんとか、2体のモンスターは残せた。だが、相手の場にも同じく2体のモンスター、さらにはその内の一体は攻撃力が破格の4000。欲しいのは……除去カード)
26 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:41:14.95 ID:L9zIW8Mn0
三沢「ドロー! ……よし、これで!」
三沢「魔法発動! 《ブラック・ホール》! フィールドのモンスターを全て破壊する!」
薫「……ブラックホールに、消えたやつがいる」
三沢「これでお互い場のカード、手札がゼロとなった! ここからは、完全なる運の勝負となる。……正直、計算で勝てないデュエル程、俺は苦手なものがないんだが……たまには、こういうギャンブルもいいな!」
薫「……ドキドキワクワク」
三沢「ああ、その通りだな。俺はターンエンド! さぁ、ここが正念場だ!」
27 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:41:42.52 ID:L9zIW8Mn0
薫「……ドロー」
薫「……三沢大地。あなたの知識、センス、共に光るものがあった」
三沢「御褒めにあずかり光栄だ」
薫「……諺を一つ、送らせてもらう。……『策士、策に溺れる』」
三沢「なっ!?」
薫「……僕が引いたカードは《ワイトメア》。このカードは、手札から捨てることで効果を発動するカード。このカードを捨てることで、除外されている《ワイト夫人》または《ワイトキング》を、フィールドに呼び戻すことができる」
三沢「除外されている、だと!? つ、つまり……」
薫「あなたは、このカードを使うために手助けをしてしまった、ということ。あなたの綿密な対策が、敗北をもたらす事となった」
薫「幽閉されし異次元から再臨せよ。《ワイトキング》。攻撃力は、先程捨てた《ワイトメア》も含め、6000……!」
薫「バトル。攻撃力6000の《ワイトキング》でダイレクトアタック。『ナイトメア・ペイン』……!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【三沢大地】 LP:2800−6000=0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
28 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 03:42:12.51 ID:L9zIW8Mn0
薫「……死者の声が、木霊している」
三沢「負けてしまったか。……まさか、策に溺れてしまうことになるなんてな」
薫「……あなたの頭脳は、とても素晴らしい。今回は、時たま裏目にでるデュエルだった、ただそれだけ。あなたのタクティクスも素晴らしかった」
三沢「……結局はナンバー2の名を追い続けることになったが、それでも、今回のデュエルは素晴らしいものだった。この敗北は、次のステップのための敗北とするよ」
薫「……再戦、いつでも待ってる」
三沢「それはありがたい。……後、これから仲良く、よろしく頼む」
薫「……あなたとなら、話が合う」
三沢「それは、了承、ということでいいのかな?」
薫「……頭のいいあなたなら、分かっている」
三沢「なるほど。じゃあ、これからよろしく」
薫「……よろしく」
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/04/30(月) 08:16:31.57 ID:Plg/uODFo
三沢っていうオリキャラか、ふむ なるほど 三沢なんて聞いた事ないキャラだしな
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/04/30(月) 08:51:07.53 ID:XFu5dJdDO
>>29
おい………おい………
薫の性別ってどっち?
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/04/30(月) 10:44:37.87 ID:FmptnGV/o
>>21
ワイトキング2枚墓地に送って攻撃翌力5000なら
連鎖破壊発動時の攻撃翌力は3000だから発動できないんじゃないのか
32 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 11:06:00.83 ID:L9zIW8Mn0
>>29
なんかのアニメのキャラだったんですけど、なんでしたっけ?
>>30
謎です。色々と現時点では謎です。
男の娘かもしれないし、男装女子かもしれない。
服は男子服です。
>>
これは……ミスったかもしれない。
やっちまったorz
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2012/04/30(月) 13:03:58.70 ID:GAqiAIdq0
女子は全員ブルーじゃなかった?
34 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 13:18:13.21 ID:L9zIW8Mn0
>>33
薫のデータについては謎です。
表記上は男、制服も男の服。
35 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:42:21.68 ID:L9zIW8Mn0
〜〜〜
???≪やはり慣れんな≫
薫≪……何が?≫
???≪おぬしが、こうして人と関わる光景が≫
薫≪……関わらないんじゃない。気が合う人がいないだけ≫
???≪それもそうか≫
三沢「……なるほど。君の『墓地アドバンテージ』という概念は非常に面白い。それにしても、こうして資料化しているところを見ると、性格がよく出ているな」
薫「……あなたも、人のことが言えない」
三沢「いや、俺の場合はここまで情報を整理することができないからな。この前も、カードについ計算式を書いてしまったんだ」
薫「……意外と、ドジ」
三沢「知識だけでもダメってことだな。ははは。……そういえば、もうすぐ月一試験だったはずだが、そっちはぼちぼち……というか、首席に言うことじゃないか」
薫「……ぼちぼち、でんがな」
三沢「……君の言動は本当に読めないな。あっ、そうだ」
薫「?」
36 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:42:52.49 ID:L9zIW8Mn0
三沢「実は、イエローの同級生から、勉強を教える約束をしてたんだった。いくらイエローと言えども、油断は禁物だからな」
薫「……人気者」
三沢「知名度だったら君が一番だがな。……そうだ。よかったら、君も参加するかい? 首席の力を借りれるのはありがたい」
薫「……波長が合わない」
三沢「本格的に関わるわけじゃない。君の説明は、非常にシンプルで理解しやすいから、戦力になると思うんだが……」
薫「……借り、一つ」
三沢「それぐらいだったらお安い御用だ」
37 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:43:28.80 ID:L9zIW8Mn0
〜〜〜
――月一試験当日
???≪試練の日は、相変わらず騒がしい≫
薫≪……それが、学生≫
???≪難儀な身分だな。……む?≫
薫≪……煙を上げてるトラック。困り顔のグランマ≫
???≪なにやら、予期せぬ事態に遭遇しているようだ≫
薫≪……行く≫
???≪時間がないぞ≫
薫≪……グランマには優しくするもの≫
???≪ふむ。それもまた偽善であり、それもまた在り方≫
38 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:44:00.10 ID:L9zIW8Mn0
薫「……助太刀致す」
トメ「おや? あら、イエローの生徒さん。申し出はありがたいけど、確かもうすぐ筆記の試験が始まっちゃうし……」
薫「……私は大丈夫」
トメ「……ありがとう。その親切、受け取るわ」
薫「……また、お節介さんが来た」
トメ「え?」
十代「俺も手伝うぜ!」
トメ「あらあら、君もかい?」
十代「おばさんとこいつに押し付けるわけにもいかないし、助けなきゃ、俺が後悔するからな!」
薫「……大丈夫? 110番」
十代「大丈夫大丈夫! ほら、それより早くこのトラックを押そうぜ」
トメ「ほほほ、最近の子は元気だねぇ」
39 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:44:27.69 ID:L9zIW8Mn0
〜〜〜
十代「お、お前、結構ちっこい割には力があったんだな」
薫「……鍛えてますから」シュッ
トメ「ほんと、体は子供にしか見えないのにねぇ。二人とも、ありがとね」
十代「当たり前のことしただけだって! それじゃあ」
薫「……さらば」
タッタッタ……
トメ「それにしても、時間がないけど、大丈夫かねぇ」
40 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:44:54.40 ID:L9zIW8Mn0
〜〜〜
三沢「神代」
薫「……乙」
三沢「どうした? よりにもよって試験に遅れてくるなんて。……まぁ、お前は遅れても問題なさそうだけどな」
薫「……天と地と人に呼ばれた」
三沢「まぁ、相変わらず、ということか。……そういえば、お前は購買に行くのか? 今日は新パックの発売日だからな」
薫「……先に行ってて」
三沢「分かった」
41 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:45:25.91 ID:L9zIW8Mn0
〜〜〜
???≪……子よ。それは、本当に美味なのか? 黒酢のオレとは、また面妖な≫
薫≪……後味爽やか≫
???≪牛乳を割った飲み物に、果たして爽やかさは必要なのだろうか……≫
トメ「あら? あなたは確か……」
薫「……察した。パックはソールドアウト」
トメ「そう、ついさっき売り切れちゃったのよぉ」
薫「……あの後、トラブルはなかった?」
トメ「おかげさまでね。でも、あのトラックは修理に出さなくちゃね」
薫「……直す」
トメ「直す?」
薫「……車」
トメ「直せるのかい? そりゃあ、すごいわねぇ」
薫「……ぶい」
トメ「じゃあ、ご厚意に甘えましょうかねぇ。……あっ、じゃあ……はい!」
薫「……パック。なかったはず……」
トメ「取っておいた在庫さね。修理代として、取っといてくれ」
薫「……感謝」
トメ「いいのさいいのさ」
???≪情けは人のためならず、だったかな≫
薫「……御開帳」
薫「……面白い」
42 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:45:56.24 ID:L9zIW8Mn0
〜〜〜
――実技試験
???≪様子を見る限り、実力ある者はより上の者達に試されるようだ≫
薫≪……遊城十代の勝利。万丈目準、大した器ではなかった≫
???≪おごり高ぶった結果だな。だが、昇級の話を蹴るとは、大きい器をしておるな≫
薫≪……能天気なだけ≫
???≪……おそらくそうだな。お主の番だぞ≫
薫≪……面倒≫
43 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:46:38.52 ID:L9zIW8Mn0
〜〜〜
薫「……相手は、同寮の人だったはず」
明日香「あなたはイエローのトップだから、先生たちは昇級を考えているそうよ。だから、ブルー代表として私が相手になったわけ」
薫「……物好き」
明日香「実力者と戦いたいって思うものだと思うけど? ……興味があったのよね。首席かつ面白いデュエルをするあなたに、ね」
薫「……この学園には、バトルジャンキーばっかり」
明日香「私はそれほどじゃないと思うんだけど……まぁ、まずはあなたとデュエルできることを喜ぶとしますか」
薫「……時間」
明日香「おっと……それじゃあ、気合を入れて! デュエル!」
薫「……デュエル」
44 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:47:11.61 ID:L9zIW8Mn0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【神代薫】 LP:4000
【天上院明日香】 LP:4000
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
薫「……僕の先攻。ドロー」
薫「……《クリッター》を守備表示で召喚。さらに、手札から《おろかな埋葬》を発動。デッキの中からカードを1枚選択し、墓地に落とす。落とすカードは……《ワイト》」
明日香(来たわね。警戒すべきカードが)
薫「……カードを一枚セット。ターンエンド」
明日香「先攻だからまだ静かな方ね。私のターン、ドロー!」
明日香「……よし、最善の手ね。私は、手札から永続魔法《地盤沈下》を発動!》
薫「……5か所存在する相手のモンスターゾーンの内、2か所を使用不可とするカード」
45 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:47:43.15 ID:L9zIW8Mn0
十代「でもさ、モンスターを召喚されたくないなら、なんで除去カードじゃなくて、あのカードなんだ?」
三沢「それは、天上院さんの切り札が関係してるんだ。お前は天上院さんと戦ったことがあるなら、彼女の切り札を知っているだろう?」
十代「確か、あいつの切り札は、モンスターの数だけ効果が変わる……そうか! これで神代は3体しか召喚できない」
翔「3体ってなると……あのカードの効果範囲内ッス!」
明日香「さすがは首席ね。これで、あなたの最大モンスター展開数は3体のみとなった! さらに、私は《荒野の女戦士》を召喚! バトル! 《荒野の女戦士》で、相手のクリッターをアタック!」
薫「……クリッターがフィールド上から破壊された時、デッキから、攻撃力1500以下のモンスターを手札に加える。僕は……《終末の騎士》を手札に」
明日香(初めて見たモンスターカード。けれど、おそらくあのデッキにとって必要なパーツであることは間違いない)
明日香「メインフェイズ2.リバースカードを1枚セットし、ターンエンド!」
薫「……エンドフェイズ時、速攻魔法発動《サイクロン》。そのセットされたカードを破壊する」
明日香「クッ……破壊されたカードは速攻魔法《収縮》よ」
明日香(《ワイトキング》を警戒して伏せたけど、読まれたわね。そして、《地盤沈下》を破壊しなかったのは、おそらくその必要がないから、か)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【神代薫】 LP:4000
手札:4枚
【天上院明日香】 LP:4000
魔法・罠ゾーン:《地盤沈下》
モンスターゾーン:《荒野の女戦士》
手札:3枚
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
46 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:48:32.34 ID:L9zIW8Mn0
薫「……僕のターン。ドロー」
薫「……先程手札に加えた《終末の騎士》を守備表示で召喚。効果を発動。このカードが召喚・特殊召喚・斑点召喚された時、デッキから好きな闇属性モンスターを1枚、墓地に送ることができる」
明日香「やっぱり、墓地を増やすカードか……そして送るのは」
薫「……《ワイト》を、墓地に」
明日香(これで、《ワイト》が2枚墓地に!)
薫「……《手札断殺》を発動。お互いの手札から、お互いはカードを2枚捨て、デッキから2枚をドローする」
明日香「2枚捨てて……ドロー」
薫「……ドロー」
明日香(そして手札から捨てられたのは《ワイト夫人》と《ワイトメア》。これで墓地の《ワイト》は計4枚! 《ワイトキング》の攻撃力は4000は保証される)
薫「……魔法カード《増援》。デッキからレベル4以下の戦士族を手札に加える。……加えるカードは《ダークグレファー》」
薫「さらに、カードを1枚セット。ターンエンド」
明日香(今気付いたのだけれど……よく見れば、デッキからカードを墓地に落とす事によって、デッキは圧縮されていく。つまり、それだけドローによって《ワイトキング》を引く確率が増えているわけか! これは、早く勝負をつけないと)
47 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:49:02.07 ID:L9zIW8Mn0
明日香「私のターン! ドロー!」
明日香「……確かにあなたの《ワイトキング》は脅威よ。けれど、あなたの墓地を増やすテクニックが、同時に私の切り札を呼ぶ手助けともなった! 魔法カード《融合》発動!」
薫「……」
明日香「あなたが何故攻撃力の勝る《終末の騎士》で《荒野の女戦士》を攻撃しなかったか私にはわかる。あなたが懸念したのは、私の切り札を呼ぶための布石を潰すため。《荒野の女戦士》は戦闘によって破壊された時、デッキから攻撃力1500以下の戦士族・地属性モンスターを呼ぶモンスター」
明日香「その効果によって融合素材を呼ばれることを考えた。けれど、《手札断殺》によって素材が揃ったら、元も子もないわね!」
明日香「手札の《エトワール・サイバー》と《ブレード・スケーター》を融合! 舞え、《サイバー・ブレイダー》!」
十代「うわっ! 明日香の切り札が出ちまった!」
三沢「今回はかなり動きはスローリーだな。さて、これからどう動くのか」
48 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:49:33.66 ID:L9zIW8Mn0
明日香「《サイバー・ブレイダー》は、相手のコントロールするモンスターの数だけ効果を変化させるモンスター! そしてあなたがコントロールするモンスターは1体! よって、一つ目の効果を付属させる! 『パ・ド・ドゥ』! 《サイバー・ブレイダー》は、戦闘によって破壊されない!」
明日香「バトル! 《サイバー・ブレイダー》で、守備表示の《終末の騎士》をアタック! 『グリッサード・スラッシュ』!」
薫「……!」
明日香「さらに、《荒野の女戦士》でダイレクトアタック!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【神代薫】 LP:4000−1100=2900
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
明日香「よし、先制に成功した。私はこれでターンエンドよ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【神代薫】 LP:2900
魔法・罠ゾーン:セットカード×1
手札:2枚
【天上院明日香】 LP:4000
魔法・罠ゾーン:《地盤沈下》
モンスターゾーン:《サイバー・ブレイダー》、《荒野の女戦士》
手札:1枚
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
49 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:50:09.24 ID:L9zIW8Mn0
薫「……僕のターン、ドロー」
???≪ほう、これは先程引き当てたカードかぁ。これも運命だった、というわけだな≫
薫「……《ダークグレファー》を守備表示で召喚。このカードの効果により、手札から闇属性モンスターを捨てることで、デッキから闇属性モンスターを墓地に送ることが出来る」
明日香「墓地がまた増える……!」
薫「……手札の《ワイト夫人》を墓地に送り、デッキから《ワイトメア》を墓地に送る」
明日香(これで墓地の《ワイト》は6枚!)
薫「……ターンエンド」
明日香「(よかった……《ワイトキング》は出なかったみたい。この状況で攻撃力6000なんて、たまったもんじゃないものね)
50 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:50:42.61 ID:L9zIW8Mn0
明日香「私のターン、ドロー!」
明日香「手札から魔法カード《戦士の生還》を発動! 墓地から戦士族モンスターを1体回収する。私は墓地から《エトワール・サイバー》を回収! そして、《エトワール・サイバー》を召喚!」
明日香「バトル! 《サイバー・ブレイダー》で、守備表示の《ダークグレファー》を攻撃!」
薫「……」
明日香「さらに、《荒野の女戦士》でダイレクトアタック! さらに、《エトワール・サイバー》で追撃! しかも、《エトワール・サイバー》には、ダイレクトアタック時には攻撃力を500アップさせる効果を持つ!」
※アニメではなくOCG準拠です。アニメでは600ですが、OCGでは500に修正されています。
薫「!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【神代薫】 LP:2900−(1100+1700)=100
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
明日香「残り100か……カードをセットし、私はこれでターンエンドよ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【神代薫】 LP:100
魔法・罠ゾーン:セットカード×1
手札:1枚
【天上院明日香】 LP:4000
魔法・罠ゾーン:セットカード×1、《地盤沈下》
モンスターゾーン:《サイバー・ブレイダー》、《荒野の女戦士》、《エトワール・サイバー》
手札:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
51 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:51:11.23 ID:L9zIW8Mn0
???≪ほう、なかなか絶体絶命ではないか≫
薫≪……否、勝つ≫
薫「僕のターン……ドロー」
薫「……僕は……手札から《ワイト》を攻撃表示で召喚」
明日香「《ワイト》をですって!? キングじゃない!」
明日香(いくら《ワイトキング》が強力でも、《ワイト》自体はただの弱小モンスター、それをどうして!?)
翔「あわわ! よりにもよって、攻撃力300の《ワイト》を攻撃表示で出しちゃうなんて!」
十代「……いや、あの顔は、勝つときの顔だ!」
三沢「おそらく、キーカードはあの手札!」
52 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:51:44.06 ID:L9zIW8Mn0
薫「……そして、手札から装備魔法《守護神の矛》を《ワイト》に装備……!」
明日香「《守護神の矛》!?」
薫「……この装備カードは、墓地に存在する装備モンスターと同名のカードの数×900をアップさせるカード」
明日香「同名……! そ、そうか! 墓地の《ワイト夫人》と《ワイトメア》は、墓地にある間《ワイト》として扱われる!」
薫「……墓地の《ワイト》、《ワイト夫人》、《ワイトメア》は合計で6枚。よって6×900ポイントの、5400ポイントを、《ワイト》の攻撃力に加算……!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《ワイト》攻撃力:300+(6×900)=5700
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
53 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:52:19.18 ID:L9zIW8Mn0
明日香「攻撃力……5700!?」
明日香(まさか《ワイト》が神を超えるなんて……けれど、セットカードは《突進》。私の今のモンスターで一番攻撃力が低いのは《荒野の女戦士》、おそらく攻撃対象はそれ。女戦士の攻撃力は1100、さらに《突進》を発動することで+700、これで攻撃力は1800になって、超過数値は3900、よってギリギリ100のライフが残る!)
薫「……さらに、リバースカードオープン《光学迷彩アーマー》」
明日香「それは! ずっと伏せられていたカード! ブラフだったのね」
薫「……このカードはレベル1モンスターにのみ装備できる装備魔法。これを装備した装備モンスターは、相手のモンスターの有無関係なく、ダイレクトアタックが可能となる」
明日香「つ、つまり……5700の、ダイレクトアタック!?」
薫「バトル……攻撃力5700の《ワイト》でダイレクトアタック。『ナイトメア・ステルス・ランス』……!」
明日香「きゃああああ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【天上院明日香】 LP:4000−5700=0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
54 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:52:41.37 ID:L9zIW8Mn0
クロノス「勝者! ラーイエローの神代薫ナノーネ!」
十代「すっげぇ! 二人とも、いいデュエルだったぜ!」
翔「まさか、攻撃力5700の《ワイト》を見るなんて、思ってもみなかったッス!」
三沢「さすがだな、それでこそ俺のライバルだ」
明日香「負けちゃった、かぁ」
薫「……おつかれ」
明日香「ええ、そちらもね。すごくいいデュエルだったわ。ありがとう。まさか、弱小モンスターの《ワイト》を、あんなに鮮やかに扱えるなんてね」
薫「……みんな、仲良し」
クロノス「ふむふむぅ! やっぱり今年のイエローのトップは出来がいいノーネ! ここは、ブルーに引き入れて、より優秀な生徒として名を上げさせたいノーヨ!」
???≪……主よ。我は今にもあの白塗りのしゃべり方に慣れぬのだが……≫
薫≪……あれも個性≫
55 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/04/30(月) 17:53:14.56 ID:L9zIW8Mn0
クロノス「勝者! ラーイエローの神代薫ナノーネ!」
十代「すっげぇ! 二人とも、いいデュエルだったぜ!」
翔「まさか、攻撃力5700の《ワイト》を見るなんて、思ってもみなかったッス!」
三沢「さすがだな、それでこそ俺のライバルだ」
明日香「負けちゃった、かぁ」
薫「……おつかれ」
明日香「ええ、そちらもね。すごくいいデュエルだったわ。ありがとう。まさか、弱小モンスターの《ワイト》を、あんなに鮮やかに扱えるなんてね」
薫「……みんな、仲良し」
クロノス「ふむふむぅ! やっぱり今年のイエローのトップは出来がいいノーネ! ここは、ブルーに引き入れて、より優秀な生徒として名を上げさせたいノーヨ!」
???≪……主よ。我は今にもあの白塗りのしゃべり方に慣れぬのだが……≫
薫≪……あれも個性≫
56 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/05/01(火) 10:10:06.75 ID:tFpU0B/uo
ダンサツダンサツマッサツホコアーマーアザッシター
墓地利用は基本だな、GX辺りから墓地利用多くなった
57 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/05/01(火) 22:06:30.95 ID:1Dr40bsFo
ただ4000超えると一々神を超える云々は要らないと思う
58 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/02(水) 00:34:20.15 ID:GJ6LWNhX0
>>56
墓地利用関係最大のピークは多分ユベルらへんですね。
まぁ、そのあとも墓地利用関係カードは増えるばかりでしたが。
>>57
なぜかアニメのキャラ達は比較したがる。
でも、そういった意見が出たならそういった表現を減らしてみたいと思います。
59 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/05/02(水) 01:24:04.03 ID:iqYgwpogo
因果切断使う奴出るかな……
60 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
[sage]:2012/05/02(水) 16:38:11.94 ID:wkVDWDIAO
魅力的なキャラばかりのGXにオリキャラ(笑)
61 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[sage]:2012/05/02(水) 18:27:49.40 ID:KXcKwnFAO
大火葬!
62 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/05/02(水) 20:18:50.12 ID:hgyfsoZOo
もしやるなら七星のアムナエル戦をどうするのか色々な意味で楽しみ
あの話、好きなんだ
63 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/03(木) 00:56:30.55 ID:zTIlMzCU0
>>59
実は三沢のデッキに入っていた、という裏設定。
>>60
おかげさまで影が薄いでござる、の巻き
>>61
ぎゃああああ!
一回メタでそれやられたからマジトラウマ。
>>62
大徳寺先生大好き。
家で飼ってる金魚にファラオって名づけるくらい大好きって関係ないな。
64 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/05/03(木) 01:01:37.65 ID:qGiqEqzCo
三沢の空気が濃い…だと…!?
65 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/05/03(木) 09:23:12.10 ID:rrsWRgMDO
>>64
本格的に薄くなるのはヨハン達が来てからだろ
66 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:29:15.42 ID:aisthuSe0
>>64
>>65
一期が彼の全盛期です。
ああ、悲しきことかな。
67 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:30:01.01 ID:aisthuSe0
〜〜〜
薫「……返答は同じです」
クロノス「でも! あなたがブルーに入れば、さらなる高みに行けるのは明白なノーヨ! ここは新たな可能性を開花させると思って――」
薫「……一年、待って下さい」
クロノス「アラビアータ?」
薫「……進級した時に、自分が納得できる力量だったら」
クロノス「一年なら待ってあげるノーネ! それじゃ、その時まで頑張るノーネ!」
タッタッタ……
薫「……これで来ないといいけど」
???≪かなり粘着質だったな。あれからほぼ毎日……≫
薫≪……情熱はある≫
???≪かなりの頑固者ではあるがなぁ≫
薫「……ん?」
68 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:30:25.18 ID:aisthuSe0
〜〜〜
――元特待生寮及び廃寮にて
十代「カードが落ちてた方向に歩いてみたけど……明日香、いねぇな」
翔「ま、まさか、いきなりワイトなんて出ないですよね!?」
隼人「そ、そんな話しないでほしいんだな!」
十代「ワイトだったら少し面白そうだけど……ん?」
隼人「広いところに出たんだな」
翔「多分……デュエルフィールドでしょうか」
十代「かなり古ぼけてるはずだけど……ここだけ妙に整理されてると思わないか?」
隼人「そういえば……」
???「よくぞ着た! 遊城十代ぃ!」
十代「誰だ!?」
翔「あっ! 向こうに人影が!」
69 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:30:54.51 ID:aisthuSe0
タイタン「……我の名はタイタン。『闇の儀』を行う、闇の支配者となる男なり」
十代「闇の……儀?」
タイタン「かつて存在した『闇のゲーム』。それを支配する力を得るための、生贄を捧げる儀式、それが『闇の儀』だ!」
翔「闇のゲーム!? 敗者は命を落とすっていう、あの!?」
隼人「で、でも、そんなの都市伝説でしかないんだな!」
タイタン「否、闇のゲームは存在する! この世に闇が蔓延る限りなぁ。そして、つい先ほど活きのいい生贄が手に入ったところだぁ。青の制服を着た、生々しい女子が」
十代「! それって、明日香のことか! 言え! 明日香はどこにいる!」
タイタン「ふははは。その女子は、そこの棺の中で眠っておるよ。そして棺はこの鍵で閉め切られている。つまり」
十代「なるほど。明日香を返してほしければ、要求をのめってことか!」
70 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:31:22.65 ID:aisthuSe0
タイタン「物分かりがよくて助かる。そう、この闇の儀は、闇の力が働く空間でのデュエルが必要となるぅ。今から俺とデュエルをし、もしお前が勝利すればぁ、生贄を返そうではないか」
翔「明日香さんは無事なんっすか?」
タイタン「その心配はぁない。生贄は丁重に扱わなければなぁ」
十代「それを聞いて安心したぜ! なんせ、このデュエルは俺が勝つからな!」
タイタン「面白い冗談を放つ少年だ。では、はじめようぞ」
十代「望むところだ!」
タイタン・十代「デュエル!」
71 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:31:57.76 ID:aisthuSe0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【遊城十代】 LP:4000
【タイタン】 LP:4000
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
十代「先攻は俺だな。ドロー!」
十代(相手のデッキがまだ分からない以上、慎重になるしかないか)
十代「手札から魔法発動! 《E―エマージェンシーコール》! このカードは、デッキから好きな《E・HERO》を手札に呼ぶことが出来る! 俺は、デッキから《E・HEROフェザーマン》を手札に加える」
十代「さらに俺は、《E・HERO クレイマン》を、守備表示で召喚!」
十代「リバースカードを1枚セット! これでターン終了だ」
72 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:33:50.61 ID:aisthuSe0
タイタン「ふん、《E・HERO》デッキか、だがしかぁし! 偽善の味方気取りが、本物の闇に勝てると思うな! 私のターン、ドロー!」
タイタン「私は、手札から《ジェネラルデーモン》を墓地に捨てることで、効果を発動する! 《ジェネラルデーモン》は、手札から捨てることで、デッキからこのカード、《万魔殿―悪魔の巣窟―》を手札に加える
能力を持つ!」
タイタン「そして、フィールド魔法《万魔殿―悪魔の巣窟―》を発動ぅ!」
十代「パンディモニウムだって!?」
73 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:34:27.13 ID:aisthuSe0
翔「気味が悪いフィールドっすぅ」
タイタン「ここは悪魔たちのまさに巣! このフィールドに足を踏み入れたことを後悔するがいい! さらに、私は《ヘルウェイ・パトロール》を召喚!」
十代「へっ! でもそいつの攻撃力は1600! クレイマンは倒れないぜ!」
タイタン「ふんっ、そんな泥の塊など、無に還元してくれる! 永続魔法カード《一族の結束》を発動!」
十代「《一族の結束》?」
タイタン「このカードはぁ、私の墓地に存在するモンスターの種族がたった1種類のみの時に影響を及ぶすカード。このカードが影響する限り、その墓地に存在した1種類の種族のモンスターの攻撃力を、800ポイントアップさせる!」
十代「なんだって!?」
74 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:35:00.43 ID:aisthuSe0
隼人「800ポイントも!?」
翔「それじゃあ!」
タイタン「そう、《ヘルウェイ・パトロール》は悪魔族、さらに私の墓地にはぁ、同じ悪魔族である《ジェネラルデーモン》が存在する! よって、私の悪魔族は攻撃力を800ポイントアップさせる!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《ヘルウェイ・パトロール》攻撃力:1600+800=2400
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
タイタン「さらにぃ! 《ヘルウェイ・パトロール》には、戦闘で破壊したモンスターのレベル×100ポイントのダメージを与える、ダメージ効果があるぅ!」
翔「ふ、踏んだり蹴ったりっすよ!」
タイタン「バトルゥ! 《ヘルウェイ・パトロール》で、《クレイマン》を攻撃! 轢き殺せ、『ヘル・チェイス』!」
75 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:35:35.82 ID:aisthuSe0
十代「おっと、それを聞いちゃ、みすみす破壊されるわけにはいかねぇ! リバースカードオープン、罠発動! 《クレイ・チャージ》!」
タイタン「ぬ?」
十代「自分フィールド上の《E・HERO クレイマン》が攻撃された時、その攻撃モンスターと《クレイマン》を破壊し、さらに相手ライフに800ポイントのダメージを与える!」
タイタン「なんとぉ! クッ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイタン】 LP:4000−800=3200
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
隼人「うまいんだな! 相手の攻撃を逆手にとって、先制に成功したんだな!」
翔「さらに相手の場もがら空きです!」
76 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:36:05.98 ID:aisthuSe0
タイタン「ふぅ。だが、これで安心するのは愚かだぞ?」
十代「なに?」
タイタン「墓地の《ヘルウェイ・パトロール》の効果発動! このカードを墓地から除外することにより、手札から攻撃力2000以下の悪魔族を特殊召喚することができるぅ! 私の手札から出でよ! 《デーモン・ソルジャー》!」
十代「まだ出てくるっていうのかよ!」
タイタン「さらにぃ! 《デーモン・ソルジャー》の攻撃力1900に、《一族の結束》の効果で800ポイントを加算!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《デーモン・ソルジャー》攻撃力1900+800=2700
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
十代「攻撃力2700!?」
タイタン「ふははは! 悪魔たちの結束は、時に全てを凌駕する! 私はリバースカードを2枚セットし、ターンの終了を宣言だ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【遊城十代】 LP:4000
魔法・罠ゾーン:なし
モンスターゾーン:なし
手札:4枚
【タイタン】 LP:3200
魔法・罠ゾーン:セットカード×2、《一族の結束》
モンスターゾーン:《デーモン・ソルジャー》
手札:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
77 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:38:35.03 ID:aisthuSe0
十代「俺のターン、ドロー!」
十代「よし、なかなかの手札だぜ。俺は《E・HERO フェザーマン》を守備表示で召喚!」
タイタン「前に加えたカードか。だが、そんなカード、我が悪魔が粉砕してくれる!」
十代「いくら1人のHEROが勝てなくても、結束すれば強いのは、こっちだって同じだ! 手札から魔法カード《ヒーロー・マスク》発動! このカードは、自分のデッキからまず好きな《E・HERO》を墓地に送る。そして、フィールドにいるモンスターを、墓地に送ったHEROとしてそのターン扱うことができるんだ!」
タイタン「仮面を変える……そうか、つまりは――」
十代「察しがいいみたいだな! 俺がデッキから墓地に送るカードは、《E・HERO スパークマン》! そして、フィールドに存在する《フェザーマン》をこのターン、《スパークマン》として扱う!」
十代「さらに、手札から魔法カード《戦士の生還》! 墓地に存在する戦士族を手札に加える! 俺が加える戦士族は、《E・HERO クレイマン》だ!」
78 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:39:09.87 ID:aisthuSe0
タイタン「2枚のHEROが揃ったとき、2つの力は融合する、ということか!」
十代「お待ちかねの《融合》発動! さっき手札に加えた《クレイマン》と、フィールド上に存在する《フェザーマン》もとい《スパークマン》を融合! 現れよ、《E・HERO サンダー・ジャイアント》!」
十代「そして、《サンダー・ジャイアント》の効果を発動! 手札を捨てることで、このモンスターより元々の攻撃力が低いモンスターを破壊する!」
タイタン「くぅ、今は屈強な《デーモン・ソルジャー》も、元々は攻撃力1900」
十代「そして《サンダー・ジャイアント》の攻撃力は2400だぜ! 《デーモン・ソルジャー》を破壊しろ、『ヴェイパー・スパーク』!」
タイタン「ぬぅ!?」
翔「やった! これで一気にアニキの流れになった!」
79 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:39:39.97 ID:aisthuSe0
タイタン「……ふはははは」
十代「何故笑う!?」
タイタン「確かに私のデーモンは破壊されたが、しかぁし! このフィールドが悪魔の巣であることを忘れるな! フィールド魔法《万魔殿》の効果を発動! フィールドの『デーモン』と名のつくモンスターが、戦闘以外の方法によって破壊された時、デッキからその破壊された『デーモン』のレベル未満の『デーモン』と名のついたカードを、手札に加えることができる!」
十代「なんだって!?」
タイタン「私はぁ! レベル4未満の『デーモン』であるレベル3《デスルークデーモン》を手札に加えるぅ! 悪魔は不滅だ!」
十代「まさかそんな効果が……だが、お前のフィールドはがら空きのままだぜ! バトル、《サンダー・ジャイアント》で、ダイレクトアタック! 《ボルティック・サンダー》!」
タイタン「させん、させんぞぉ! ライフを500ポイント支払い、罠発動! 《デーモンの雄叫び》!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイタン】 LP:3200−500=2800
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
80 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:40:43.72 ID:aisthuSe0
十代「くそっ、罠か!」
タイタン「このカードは、ライフを500支払うことで発動できる罠。この罠は、墓地に存在する『デーモン』を蘇生することができるぅ! 蘇れ、《ジェネラルデーモン》!」
十代「そのカードは、フィールドをサーチするために送ったカード!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《ジェネラルデーモン》攻撃力2100+800=2900
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
タイタン「だが、この罠によって蘇生した『デーモン』は、生贄として捧げることが出来ず、発動したターンのエンドフェイズに破壊されてしまうがなぁ。しかぁし、攻撃力2900のモンスターにアタックはできまいだろうて」
十代「クッ……《サンダー・ジャイアント》の攻撃を中止する」
タイタン「そもそも、たかが1回の好転で、調子づくのが愚かなのだ。状況が一転も二転もする、それがデュエルだ!」
タイタン「エンドフェイズ時、《デーモンの雄叫び》によって蘇生された《ジェネラルデーモン》は破壊される、がしかし! この時《万魔殿》の効果! 戦闘以外によって破壊された《ジェネラルデーモン》のレベル未満の『デーモン』を手札に招き入れる。レベル4未満、レベル3の『デスルークデーモン』を手札に!」
隼人「ただ攻撃を阻止しただけじゃなくて、手札にモンスターを2枚も確保したんだなぁ」
翔「アニキの場には《サンダー・ジャイアント》がありますけど、セットカードも、手札もないっす!」
81 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:41:16.51 ID:aisthuSe0
タイタン「……行くぞ! 私のターン、ドロー!」
タイタン「……少年よ。またの再戦を待ってるぞぉ」
十代「なっ!?」
タイタン「私は、手札の《デスルークデーモン》を召喚! このモンスターの攻撃力は1100だが、 《一族の結束》の効果によりぃ、攻撃力を800ポイントアップ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《デスルークデーモン》攻撃力:1100+800=1900
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
タイタン「そして、フィールドに『デーモン』と名のついたカードが存在する時、このカードを発動することが出来る! 装備魔法《堕落》!」
十代「《堕落》? ……あっ、《サンダー・ジャイアント》が!」
翔「闇に囚われて……」
隼人「相手のフィールドに行っちゃったッス!」
82 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:41:49.84 ID:aisthuSe0
タイタン「このカードは、『デーモン』と名のついたカードが存在する時にしか発動できないカードだ! このカードを装備させた相手のモンスターを、デーモンの魔力の虜とすることで、私の支配下にすることができるぅ!」
十代「な、なんだって!?」
タイタン「対象は《サンダー・ジャイアント》! このカードが存在する限り、《サンダー・ジャイアント》は我の手足となるのだぁ! バトルゥ! まずは《デスルークデーモン》で、遊城十代にダイレクトアタック!」
十代「ぐあああああ!!」
タイタン「そしてぇ、私の手足となった《サンダー・ジャイアント》で、最後のダイレクトアタックだぁ! 『フォールド・ボルティック・サンダーァァ』!!」
十代「うわああああああああ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【遊城十代】 LP:4000−(1900+2400)=0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
83 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:42:18.93 ID:aisthuSe0
翔「そ、そんな、アニキが負けちゃった!?」
隼人「十代!」
十代「くそぅ……あ、明日香を返してくれ!」
タイタン「……本来ならその要求をのむわけにはいかないのだが。今回は生贄を返す事としよう」
十代「ほ、ほんとうか!?」
タイタン「ああ。『闇の儀』を始めるには、まだあのレベルのデュエルではエナジーが足りぬ。……遊城十代! 俺はお前と再び戦う! その時までに、腕を磨いておくのだなぁ!」
十代「また人を捕まえる気か!」
タイタン「当たり前のことよ! 私は常にお前の壁として現れ、そして私は闇の支配者となるのだぁ! さらばだぁ!」
十代「待て! ……ん? これは、鍵。そうだ、明日香!」
84 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 04:42:45.84 ID:aisthuSe0
〜〜〜
明日香「う、ん……」
翔「よかった! 起きてくれた」
隼人「これで一安心なんだな」
十代「大丈夫か?」
明日香「え、ええ。……そうか、私、後ろから何かを嗅がされて、それ以降の記憶が……」
十代「タイタンっていうデュエリストに捕まってたんだ。なにかわけのわからねぇ儀式の生贄にするためにな」
明日香「私、危なかったんだ……」
十代「……今回は、相手に助けられた。本来なら、明日香は生贄にされていたはずなのを、相手から見逃してくれたんだからな」
翔「それにしても、闇のゲームだったりなんて、本当に存在するんでしょうか?」
隼人「それは分からないけど、タイタンのあの口ぶりから察するに、また現れることは明白なんだな」
十代「……今度は、絶対に負けない……!」
翔「アニキ……やっぱり、目に見えて落ち込んでるように見えるッス」
隼人「ここにきて、負けなしだったし、それに負け方が負け方だったんだな。しょうがないんだな」
翔「そういえば、明日香さんのそばに、こんなのがあったんですけど、何かわかりますか?」
明日香「え? ……! これは、兄さんの写真に、兄さんが失踪した時の事件資料!?」
隼人「棺の中にあったってことは、多分タイタンが入れたのか?」
翔「で、でも! あの人は明日香さんを生贄にするために捕まえたんですよ!? なんで明日香さんの目的を知ってて、かつその手助けを……?」
明日香(……タイタン。直接は会ってないけど、おそらく一筋縄ではないはず。一体、何ものなの?)
85 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/05/05(土) 07:50:25.92 ID:vOlGTISDO
十代が……負けた…!?
86 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/05/05(土) 09:49:46.59 ID:YW78l3DOo
ドロソ使わないと手札がな……
アニメHEROで超融合・融合素材代用が使えないなら抹殺断殺で墓地アドからミラクル・平行世界で出すしかなさそう
87 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
[sage]:2012/05/05(土) 17:09:58.90 ID:pcwnMksAO
いくらなんでも改悪すぎるだろ
何で原作で勝てたキャラにわざわざ負けてまでオリキャラを目立たせるようにするんだよ
88 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[sage]:2012/05/05(土) 18:11:22.10 ID:Nz0Kt86AO
十代はあんまり命掛かってないからちょくちょく負けるし問題ない
89 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/05(土) 18:26:51.38 ID:aisthuSe0
>>85
>>87
>>88
実は、十代って本編で結構負けてるんですよね。
勝つときがあまりにチートドローで負け戦が影薄いですけど。
後、タイタンさんには今後頑張っていただきます
>>86
アニメ初期の十代デッキェ……
壺とか宝札系をガン積みしないと回りませんからねぇ。
90 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/05/05(土) 23:23:13.19 ID:vOlGTISDO
カイザー初戦
オジャ万丈目(八百長無しなら)
ダメだ、これ以上負けが思い出せない
91 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/05/06(日) 00:10:20.95 ID:WijS0DdDO
ガチ負けは初期カイザー、初期エド、初期オブライエンだけだな
万丈目は手札一枚余ってる、カイバーマンはさすがにちょっと違うと思う……
92 :
VIPにかわりましてワイトがお送りします
[saga]:2012/05/06(日) 00:31:06.32 ID:jkBhzsRB0
>>90
>>91
主人公にしては多い。
まぁ、負けても命とられるデュエルが多かったわけでもないし(賭けは多かったけど)。
カイバーマンは……確かに違う分類ですかね。
ガチ負け+その他を数えると、遊戯と比べて負け数が多い、ような気がする。
だが見てたのが何年も前で、今見直しながらやってるところだから記憶があいまい。
93 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(兵庫県)
[sage]:2012/05/06(日) 03:36:54.66 ID:E8lrEGEX0
むしろ闇属性デッキに対策次元幽閉ぐらいで挑んだ三沢の方が違和感強かった
あれは十代の融合に封魔の呪印使う男だぞ、本気で大火葬するか
連鎖除外か魂の解放使うぐらいの対策っぷりはほしかったし
それなら異次元からの埋葬で逆転勝利も演出できただろうに
94 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(兵庫県)
[sage]:2012/05/06(日) 03:47:35.37 ID:E8lrEGEX0
あ、闇属性デッキに水属性デッキで〜ってことね
まぁ原作でエースカードだし仕方ないちゃ仕方ないけど
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