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ラインハルト「私がアイドルのプロデューサー?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:06:16.77 ID:s6hREFaW0
dies irae × アイドルマスターの誰得クロス。
キャラ崩壊(主にdies側の)に注意。
diesのキャラは今あるdiesツイッターのノリでいきます。

では一つ、皆様私の歌劇をご覧あれ。
その筋書きはありきたりだが。
役者がいい。至高と信ずる。
ゆえに、面白くなると思うよ。

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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:09:23.72 ID:s6hREFaW0
ヴェヴェルスブルグ城なう――

ラインハルト「私がアイドルのプロデューサー?」

メルクリウス「然り。やってくれるかな、我が友よ」

ラインハルト「いやさ、やけに唐突だな、カールよ」

メルクリウス「なに、簡単なことだよハイドリヒ。最近我が女神がアイドルにハマっていてね。ならば、そうするしかあるまい」

ラインハルト「意味がわからないのだが、我が友よ。女神がアイドルとやらにハマっているのは分かった。なら、なぜ私がそのプロデューサーをやらねばなるまい?」

メルクリウス「やれやれ、これで分からぬとは、仕方ないな」
メルクリウス「では、この私が分かりやすく説明してやろう」
メルクリウス「マルグリットがアイドルにハマる→我が友たるハイドリヒがアイドルをプロデュースする→プロデュースしたアイドルが人気になる→マルグリット、そのアイドルのファンになる→つまり、私のファンになったも同然」
メルクリウス「どうだ、完璧な筋書きだろう」

ラインハルト「・・・なあカールよ。たまに卿はとんでもないアホだと思うのは気のせいか?」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:12:18.91 ID:s6hREFaW0
メルクリウス「超人はいつの世も狂人扱いされる。つまりはそういうことだよ、ハイドリヒ」
メルクリウス「それに、私くらいになるとマルグリットに関わる万象全てがご褒美になるのだ」

ラインハルト「なんというか、卿は幸せそうだな・・・。ところで、何故私なのだ? こういう役は卿の代替でよいのではないか?」

メルクリウス「最初は私もそうしようと思ったのだが・・・我が代替には意味が分からんと一蹴されてしまったのだよ」
メルクリウス「私の素晴らしい筋書きが分からぬとは、我が息子ながら嘆かわしい」

ラインハルト「まぁ、その反応が普通だとは思うがな」

メルクリウス「さて、どうかな、ハイドリヒ。我が脚本、乗ってくれぬかね」

ラインハルト「ふむ・・・最近はこの城での生活も飽いてきたところだしな。卿の話に乗るのも面白いかもしれん」

メルクリウス「では・・・?」

ラインハルト「いいだろう。このラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒ、アイドルのプロデューサーとやら、しかとやってみせよう・・・!!」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:14:39.00 ID:s6hREFaW0
東京某所芸能事務所765プロ――

高木「みんな集まったかねー」

律子「はい、みんな集まってますよ。ところで社長、突然みんなを集めて、どうしたんですか?」

高木「あー、実は君たちに新しいプロデューサーがつくことになったのだよ」

律子「ええ!? き、聞いてないですよ社長!!」

高木「すまないね、律子君。なんというか、突然決まってしまったものだから。でもまぁ、君も一人でプロデューサー業は大変だっただろう」

律子「ええまぁ・・・」

高木「そういうわけで、今から新しいプロデューサーがくる。実を言うと、私もどのような人か知らないのだよ」

小鳥「え!? 面接とかしなかったんですか?」

高木「ああ、そのプロデューサーというのが、私の古い友人の知り合いらしくてね。その友人が面接はいらないと言ったものだから、できなかったんだよ」

律子「ちょっ・・・そんなんでいいんですか!?」

高木「まぁ、大丈夫だと思うよ。その友人は変人だが、人を見る目は確かだ。きっとそのプロデューサーが、我が765プロをトップにたたせると信じているよ!!」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:15:17.50 ID:s6hREFaW0
律子「そんなんでいいんですか、社長・・・。で、そのプロデューサーはいつ来るんです?」

高木「うむ、約束ではもうそろそろ来るはずだが・・・」

コンコン

高木「おっと、どうやら来たようだね」

ガチャッ

ラインハルト「失礼、ここが芸能事務所の765プロでよいのかね?」

みんな「「「「」」」」

小鳥(なななななななんですかこのイケメン!!しかも外国人!!やだ小鳥濡れちゃう!!)

律子(やばいやばいやばいなにこのオーラ普通の人のオーラじゃない)

春香(ていうかなんで軍服着てるの!?)
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:16:42.02 ID:s6hREFaW0
高木「き、君が・・・新しいプロデューサーかね・・・?」

ラインハルト「然り。私がここ、765プロに新しく入るプロデューサーだ」

高木「な、なんというか・・・また、凄まじい人が来たものだな・・・」

ラインハルト「ふむ、まぁ私が人として些か外れているのは分かっているつもりだが、まぁ、ここではそんなもの関係あるまい」
ラインハルト「ここでは、私はただのプロデューサーでしかないのだからな」

美希(この人何言ってるの・・・?)

高木「あ、ああ!! と、とりあえず、自己紹介をお願いできるかね」

ラインハルト「そういえば、まだ名乗っていなかったな」
ラインハルト「我が名は、ラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒ。我が友の頼みで、アイドルのプロデューサーとやらをすることになった」
ラインハルト「私が指揮するのだから、卿らは我が総軍となりて、この世界の頂点を目指して貰う。みな、私に付いてこい・・・!!」

小鳥(はい!! 私どこまでも着いていきます!! アイドルじゃないけど!!)
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:18:09.04 ID:s6hREFaW0
高木「う、うむ、ありがとう、えーっと・・・」

ラインハルト「ハイドリヒでよい。我が友はそう呼んでいる」

高木「あ、ああ。分かったよ、ハイドリヒ君。それと、一つ君に言っておかなくてはならないことがあるのだが」

ラインハルト「なんだね」

高木「君はこれから、プロデューサーとして、いろいろな所に行くことになるだろう」
高木「その時は、961プロに十分に気をつけてくれ」

ラインハルト「961プロ・・・他の事務所のことか」

高木「ああ。961プロの社長である黒井は、私と旧知の仲なのだが・・・何故か私に対して一方的な敵意を持っていてな」
高木「何かをしてくる、とは思いたくはないが、用心に越したことはない。・・・まぁ、君なら大丈夫だと思うが・・・」

ラインハルト「ああ、分かったよ。気には止めておこう」

高木「うむ。ではみんな!! 今日から彼と共に頑張ってくれたまえ!!」

みんな「「「は、はい!!」」」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:18:43.24 ID:s6hREFaW0
みんな「「「・・・」」」

律子(ちょっと、誰か彼に話しかけなさいよ!!)

春香(む、無理ですよ!! 私なんかが話しかけたらなんかダメな気がするし!!)

伊織(律子が話しかければいいでしょう!! 同じプロデューサーなんだから!!)

美希(ミキも、律子、さんが話しかけるべきだと思うな)

ラインハルト「ふむ・・・手持ち無沙汰になってしまったな」

律子(くっ・・・。わ、分かったわよ・・・)
律子(あー、やっばい。凄い緊張する。こんなんアイドル時代ですらなかったわよ)

律子「すみません、えーっと、プロデューサー殿」

ラインハルト「ん、なんだね。発言を許そう」

律子「あ、ありがとうございます」

美希(発言を許そうとか言う人初めて見たの)

春香(ていうか許されないと発言しちゃいけないの!?)
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:20:01.18 ID:s6hREFaW0
律子「わ、私!! あなたと同じプロデューサーの秋月律子です!! い、一応!! あなたの先輩にあたるので!! わ、分からないことがあればなんでも聞いてください!!」

ラインハルト「ほう、卿もプロデューサーなのか。いやさ、正直私も困惑していてな。何せ、プロデューサーの仕事とは何をすればいいのかよく分からなかったのだよ」
ラインハルト「我が友に聞いても、アイドルマスターになればいいだのと意味不明なことを言ってくる」
ラインハルト「そう言う意味では、卿がいろいろと教えてくれると助かるな」

律子「は、はい!! 私なんかがお役に立てて、光栄です!!」

ラインハルト「私自ら人に教えを請うなど、何時以来だろう。ああ、未知とはなんとも、素晴らしい!!」

響(なんか感動してるぞ・・・)

律子「あ、あの!! 今日はこれから、どうなさるんですか!?」

ラインハルト「今日は顔合わせのみと聞いていてな。これからの用事は決めておらん」

亜美「なら、兄ちゃんに質問タイムだYO!!」

みんな「「「!!??」」」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:20:31.92 ID:s6hREFaW0
雪歩(兄ちゃんってまさか、プロデューサーのこと!?)

響(さすがは亜美!! 命知らずにも程があるぞ!!)

ラインハルト「ふむ、私は一向に構わぬよ」

真(プロデューサー、亜美の兄ちゃん呼びスルーした!?)

響(むしろちょっと嬉しそうだぞ!?)

ラインハルト「では、質問タイムとやらを兼ねて、卿らのことも私に教えてくれんかね」
ラインハルト「プロデューサーたるもの、アイドルのことは知っておかなくてはなるまい?」

律子「そうですね・・・じゃあみんな!! 今から彼に質問タイムよ!! 一人1問、何か聞くこと!! それと同時に、簡単な自己紹介をしなさい!!」

みんな「「「は、はーい」」」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:22:39.64 ID:s6hREFaW0
律子「そうね・・・じゃあ、亜美、言いだしっぺの法則ってやつよ。あんたがトップバッターね」

亜美「あいあいさー!! まっかせてーりっちゃん!!」
亜美「まずは自己紹介!! 双海亜美だよ!! で、こっちが双子の真美!!」

真美「ちょっ、真美も一緒にすんの!?」

亜美「んっふっふ〜、当たり前じゃん!! 亜美と真美は二人で一人なんだからね!!」

真美「んっふっふ〜、そう言われちゃうと仕方ないな〜。えっと、真美だよ!! よろしくね、兄ちゃん!!」

ラインハルト「ああ、似ていると思っていたが、やはり双子だったのか。よろしく頼むよ、亜美、真美」

亜美「えへへ〜、よろしくだよ、兄ちゃん!!」

真美「じゃあじゃあ、質問いっちゃう〜?」

亜美「そうですな〜。じゃあ、まずはみんなが気になっているであろう質問をしますか、真美隊員!!」

真美「流石、分かっていますな〜、亜美隊員!!」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:23:18.74 ID:s6hREFaW0
亜美「ずばり!! 兄ちゃん何人!? どー見ても日本人じゃないっしょ!!」

真美「そーそー、兄ちゃんが入ってきたとき、真美なんか開いた目が塞がらなかったよ!!」

ラインハルト「それを言うなら、開いた口が、ではないのかね」

真美「そだっけ? まあ、そんなんどーでもいいじゃん!!」

亜美「さあ兄ちゃん!! 答えてYO!!」

ラインハルト「ふむ。それくらいなら答えてやろう。私はドイツの生まれでな。日本には我が友の計らいで訪れている」

亜美「おー!! 真美真美!! ドイツだよドイツ!!」

真美「ドイツの科学力は世界一ィイイイイいだね、亜美!!」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:24:26.23 ID:s6hREFaW0

律子「まぁ、二人とも自己紹介したし、亜美と真美は双子だし二人で一つの質問でいいでしょ。じゃ次、誰がする?」

あずさ「は〜い、私がしま〜す」

律子「お、あずささんですか。珍しいですね、自分から手を上げるなんて」

あずさ「いえいえ〜」

律子「じゃあ、お願いします、あずささん」

あずさ「初めまして〜、三浦あずさです。この中では一番の年長者で〜す」

ラインハルト「ふむ。確かに、この中では一番落ち着いている。私の知り合いにも、卿によく似た者がいたよ。まぁ、よろしく頼むよ、あずさ」

亜美「では!! 恒例の質問タイム!!」

真美「あずさお姉ちゃんの質問は〜ジャラジャラジャラジャラ〜ジャン!!」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:25:01.14 ID:s6hREFaW0
あずさ「プロデューサーさんは何をなさってる人なんですか〜?」

ラインハルト「何を、とは? 私はプロデューサーだが」

あずさ「あ、いえ。このお仕事をするまでは何をなさっていたのかな、と」

ラインハルト「ああ、そういうことか。ふむ、これは答えても良いのだろうか・・・?」

プルルルル

律子「電話・・・? 誰のですか?」

ラインハルト「ああ、すまない、私のだ」

春香(この人、ケータイ使うの!?)

響(使ってる姿とか想像できないぞ!?)
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:26:02.15 ID:s6hREFaW0
ラインハルト「もしもし、私だ」

小鳥(携帯を使ってる姿ですら最高に様になってる件)

メルクリウス『ご機嫌よう、ハイドリヒ』

ラインハルト「ああ、卿か、カールよ。して何用だ、わざわざ電話などしてきて」

メルクリウス『いやなに、お前の来歴についてだがな、軽くなら話してもいいぞ』

ラインハルト「・・・タイミングがよすぎはしないか、カールよ」

メルクリウス『当然だ。なにせ、私なのだからな』

ラインハルト「・・・了解した、我が友よ」

メルクリウス『ああ、健闘を祈るよ、ハイドリヒ』

ツーツーツー
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:26:32.74 ID:s6hREFaW0
ラインハルト「あずさよ、卿の質問は私が何をしていたか、だったな?」

あずさ「え、ええ」

ラインハルト「まぁ、見てのとおり、軍人をしておったよ。といっても、ほとんどが机上での仕事だったがな」

春香(だからといって軍服着てくるのはおかしいと思います)

ラインハルト「ちなみに、この仕事に就いたのは我が友の頼みだったからだ。私自身、日々に少々飽いていてな、だから卿らのプロデューサーになった」

響(つまり、暇つぶしってことなのか!?)

あずさ「その友人って、社長のことですか〜?」

ラインハルト「いや、違うな。彼とは今日が初対面だ。我が友人はそうさな・・・変人、変態、変質者・・・ようするに、ろくでもない者・・・とだけ言っておこう」

美希(そんな変態さんと友達のこの人も、ろくでもない人だと思うな)

ラインハルト「こんなものでいいかな、あずさよ」

あずさ「はい、大丈夫です〜。よろしくお願いしますね、プロデューサーさん♪」

律子「じゃあ、次!!」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:28:41.59 ID:s6hREFaW0
数十分後――

貴音「よろしくお願いいたします、プロデューサー」

律子「ふう・・・これで最後ね。ありがとうございました、プロデューサー殿」

ラインハルト「なに、構わんよ。私としても、卿らと直接語らうことができてよかったよ」
ラインハルト「やはり、資料で見るのと実際に知るのとでは違うからな」

亜美「んっふっふ〜、亜美、ナイスアイデアだったね!!」

ラインハルト「そうだな、亜美よ。卿の案、真によいものであったぞ。褒めてつかわそう」

亜美「えへへ〜、ありがと!! 兄ちゃん!!」

律子「じゃあ、今日はこれで解散!!」

みんな「「「は〜い」」」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:30:07.71 ID:s6hREFaW0
ひとまずこのへんで。
一応書き溜めあるけどまた明日とかにしたほうがいいのかな。

・・・まあ、見てくれる人がいればの話だが。
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/01(火) 22:34:14.98 ID:fR3jm1NX0
これからどうする気だ獣殿はww
とりあえず待ってる
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:47:30.23 ID:s6hREFaW0
やっぱりキリのいいとこまでやっとこうそうしよう

翌日――

ラインハルト「おはよう、諸君」

律子「あ、おはようございます、プロデューサー殿」

ラインハルト「ああ、律子か。今日も共に頑張ろうか、我が先輩よ」

律子「は、はい。・・・プロデューサー殿、今日のご予定は?」

ラインハルト「ふむ・・・これと言って特にはないな。アイドルたちの予定は?」

律子「今日はみんなでボーカルのレッスンの日です」
律子「そういえば、今日からボーカルの先生が変わるって聞きました」

ラインハルト「今日から、か・・・何か嫌な予感がするな・・・」
ラインハルト「では、私にもそれを見せてもらおうか」

律子「そうですね。まずは、今のアイドルたちの実力を見てもらわないとですね」
律子「みんなー、そろそろレッスンに行くわよー!!」

みんな「「「はい!!」」」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:48:19.49 ID:s6hREFaW0
レッスンスタジオ――

ベイ「ってなわけで、今日からテメェらの歌の指導をすることになったヴィルヘルム・エーレンブルグだ。俺が指導するんだから半端は許さねぇ」

春香(新しい先生がどうみてもチンピラな件)

雪歩「((((;゚Д゚))))」

律子「・・・あなたが新しいボーカルの先生ですか。よろしくお願いします。私は秋月律子。この子達のプロデューサーです」
律子「そして」

ベイ「おお、テメェがこいつらのプロデューサー、か・・・?」

律子「この方がもう一人のプロデューサーです。・・・って、どうしたんですか?」

ベイ「・・・なんで、ここにいるんすか? ハイドリヒ卿・・・」

ラインハルト「それはこちらのセリフだ、ベイよ。何故卿がここにいる?」

ベイ「いや、それは・・・」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:49:08.50 ID:s6hREFaW0
ラインハルト「新しい先生、と聞いて嫌な予感はしていたが・・・まさか卿がそれだとは思っていなかったよ」

ベイ「・・・俺もまさか、ハイドリヒ卿がこんなところにいるとは夢にも思わなかったっすよ。それに、アイドルのプロデューサーだなんて」

ラインハルト「ああ、カールの頼みでな。今はアイドルのプロデューサーをやっているのだよ」

ベイ「やっぱりメルクリウスの野郎の仕業ですか・・・」

ラインハルト「私は答えたぞ。して卿はどうなのだ、ベイよ」

ベイ「俺もまぁ、癪なことなんすけど、奴に乗せられてここにいるって感じっす」

ラインハルト「ふむ・・・やはり、カールか」
ラインハルト「こういう働かないでいい時は働くあたり、カールらしいと言えばカールらしいのかな」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:49:59.36 ID:s6hREFaW0
律子「えっと、大丈夫なんですか・・・?」

ベイ「ァア!? テメェ、俺のことが信用できないっていうのかよ!?」

ラインハルト「やめぬか、ベイ」
ラインハルト「我が城では、定期的に音楽会を開いていてな。彼は、そこでヴァイオリンを担当している」
ラインハルト「それに、彼個人の歌唱力も抜群でな。たまに我が城にてライブを開くことがあるほどだ」

律子「へ、へえ・・・そうなんですか」

春香(え!? この人お城に住んでるの!?)

響(もはや何にも驚かない)
響(これが悟りの領域か)
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:50:48.96 ID:s6hREFaW0
ベイ「てことだ。分かったかよ、メガネ」

律子「・・・分かりました。彼が言うんだから、一応は信用します」

ラインハルト「では、始めてくれ、ベイ。卿の教える姿、楽しませてもらおう」

ベイ「ヤヴォール・マインヘル」

・・・

ベイ「じゃあ、テメェら、始めるぞ」
ベイ「そうだな、まずは一人一人俺の前で歌ってもらおうか」
ベイ「まずはテメェらの実力を見ねえことには、何も始まんねえしな」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:51:22.36 ID:s6hREFaW0
・・・

春香「よ、よろしくお願いします!!」

ベイ「名乗れよガキ。戦の作法も知らねえか?」

春香「あ、はい!! すみません!! 私、天海春香です!! よろしくお願いします!!」
春香(戦の作法とか知ってるはずないじゃないですかーやだー)

ベイ「じゃあ、さっさと歌えや」

春香「は、はい!!」

春香「〜〜♪」

春香「ど、どうですか?」

ベイ「・・・次」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:52:10.98 ID:s6hREFaW0
春香「ええ!? か、感想とかないんですか!?」

ベイ「ああクソ、うるせえな。こちとら気ィ使ってやってスルーしてやったてのによ!!」
ベイ「じゃァはっきり言ってやらあ!! テメェそれで歌で飯食ってく気あんのかぁ!?」
ベイ「あの脳味噌沸騰野郎の方がまだマシだぞ!?」

春香「のワの」

ラインハルト「・・・ベイ」

ベイ「あ・・・、すんません、ハイドリヒ卿・・・」

ラインハルト「よい。確かに彼女の歌はまぁ・・・あれだったが」

春香「」

ラインハルト「しかし、なんというかな、不思議と人を惹き付けるものがあったのも確かではないかね?」

春香「!?」

ベイ「・・・」

ラインハルト「卿の使命はなんだ? 彼女らに歌を教えることであろう」
ラインハルト「春香の歌はまだ拙い。だからこそ、卿の力を貸してやるのだ」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 22:52:55.92 ID:s6hREFaW0

ベイ「・・・そうっすね。――ってことだ、ガキ」

春香「はい・・・」

ベイ「テメェの歌は正直あれだ。だけどまぁ、才能はある」
ベイ「けど、そりゃあ歌の才能ってわけじゃねえ。なんつーか、あれだ、ぁあ、クソ、上手くは言えねぇけど」
ベイ「そしてテメェに歌ぁ教えんのは俺だ。そして、さっきも言ったが、俺ァ半端は許さねえ」
ベイ「だから、まぁ、心配すんなや。それに、ハイドリヒ卿の元にいたら、誰だって大丈夫だ」

春香「ヴィルヘルムさん・・・」

ベイ「クソ、やっぱこういうノリは馴れねえな。おら、テメェの番は終わりだ、さっさと次に代われよ、ガキ」

春香「は、はい!!」

・・・
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/05/01(火) 22:57:20.96 ID:ri/UcP7R0
なんでこのクロスしようと思ったんだ・・・。
スレタイみてまさかと思って開いたらそのまさかでくそわろた
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 23:00:45.87 ID:s6hREFaW0
今日はここまでで。

一応、黒円卓の連中は大体出すつもり。
お茶の間の人気ものとかマッキースマイルとか。
ベイが歌教えてるのはあれだ。
中の人的な意味でってのもあるけど、正田の嫁のツイッターでベイは歌うことが好き的なコト言われてたから。

では、今宵の歌劇はこれにて一旦閉幕。Auf wiedersehen 
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/05/01(火) 23:01:14.04 ID:JQa+y/2E0
銀英伝かと思って開いたら知らん作品だった
ガッカリしたようなほっとしたような……
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/01(火) 23:01:45.61 ID:s6hREFaW0
>>28
好きなんだよ
アイマスが、diesが。
ならば、クロスするしかあるまい。
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2012/05/01(火) 23:01:57.70 ID:6HUE4ySAO
スレタイで銀英伝かと思いきや
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/05/02(水) 00:55:39.46 ID:t5aj29aM0
じ、じーくはいるびくとーりあ……?
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/02(水) 12:45:20.59 ID:JCd8bSlIO
ニートもわざわざ獣殿にプロデュースさせるより人体の黄金律な容姿を持つ獣殿自身をアイドルにさせた方が手っ取り早かったんじゃね?

なんにしても、貴重なDies作品だし期待
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/02(水) 14:20:26.96 ID:RKitQq7Po
形成(笑)さんの出番が気になるな
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/05/02(水) 21:30:02.67 ID:nbfwv20AO
伝説が終わり歴史が始まる……

あれ、違うのか?
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/03(木) 15:41:58.71 ID:9a37Po/To
アンナちゃん!アンナちゃんをはよ!
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/11(金) 05:04:54.70 ID:y4/nTWgDO
続きマダックス?
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/15(火) 08:02:27.94 ID:ifj6XedIo
スレタイ見てぬーのぬいぐるみかと思ったよ
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/06/01(金) 00:15:41.63 ID:f46OzeeYo
怒りの日SS少ないから期待!
ベイが歌唱指導なのは中の人的にしょうがないね
あとなんかこのスレは怒りのクリスマスとか怒りのバレンタインを髣髴とさせるなwww

ジークハイル・ヴィクトーリア!
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/07(木) 12:53:32.42 ID:UHh0eWWDO
未知すぎるスレだwwwwww
既知感が枯渇して行く!
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/06/29(金) 12:43:09.54 ID:ZvSPHpPZ0
重畳。続きを激しく渇望する。
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/01(日) 13:32:08.05 ID:SZ8h+Ufu0
続きをください
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