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ドラえもん「ぼくドラえもんです」上条「…」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/05(土) 21:21:20.07 ID:JTqw0Xn20
禁書目録とドラえもん(とその他の藤子作品)のクロスSSです

ドラえもん側の設定が入ることがあります(第6位は藤子キャラになる予定)

不慣れ、遅筆、多忙の三重苦ですがよろしくお願いします

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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/05(土) 21:27:01.41 ID:Y6Kx3eFN0
がんばれ
3 :↑に書き忘れましたが、基本的に台詞形式でたまに地の文が入ります [saga ]:2012/05/05(土) 21:57:33.08 ID:JTqw0Xn20

上条「あーもうまだ追ってきやがる! もう3kmだってのにーっ!」

不良「ちくしょうクソガキ止まれやこの逃げ足王!」

上条「お前こそ 一体何食べたらそんなにスタミナつくんですかぁー!?」 

ツゥルリ

上条「(バナナの皮!?) 不幸だーっ!」 ドサッ

不良「この野郎手間かかせやがって! ただじゃ帰さねえからな!」

上条「ちょっと待って! “お前ら”を助けようとしただけなんだ!」

不良「ごちゃごちゃうるせぇ!」

俺は咄嗟に右腕を前に出した。不良の鉄拳を消すことは無理とは分かっていた

だが、その鉄拳は来なかった。まるで打ち消せたかのように

その変わりに“不良”自身がこっちへ倒れ込んできたのだ

上条「一体どうなってやがる?」

分けがわからずに焦っていると、路地の向こう側から2つの人影があった

ドラえもん「なんとか間に合ったみたいだね」

のび太「大丈夫ですかー?」

第一章 機械と少年は街に降り立つ

上条「た…たぬき?」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/05/05(土) 22:01:38.22 ID:byJJjjjAO
ポコニャン!
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/05(土) 22:18:47.53 ID:FRvVmQZio
ポコニャンとか懐かしいすぎんだろ
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/05(土) 22:31:43.74 ID:JTqw0Xn20
見ればみるほど不思議な物体だ。金属のような光沢を放つ表面

その冷たい表面とは逆に、ユーモラスな感じの、起き上がりこぼしを連想させる形

そして動物のように(…いや、そうかもしれないが)豊かなその表情

なんでもあるはずのこの街で、初めて見るものだった

上条「とりあえず、助けてくれてありがとうな」

のび太「どういたしまして」

ドラえもん「当然のことをしたまでです」

上条「それでさ、助けて貰ってこんなこと聞くのはどうかと思うけど」

上条「君達って何者なの? 離れたとこから、簡単に不良を倒せるなんて」
  「それにまだ小学生だろ? なんでこんなとこにいるか気になったから…」

のび太「それはね…その前に自己紹介させて貰うね」

のび太「野比のび太です。そしてこっちが…」

ドラえもん「未来から来た“猫型”ロボットのドラえもんです」

上条「へぇ…やっぱりロボットだったのか。それじゃこっちも、オレの名前は…」

アレ…今このロボット、さらっととんでもこと言ったぞ

確か…“未来から来た”とか…未来未来…えっ、もしかして…

上条「時間旅行者(タイムトラベラー)!?」

ドラのび「!」 ビクッ

上条「すまん、驚かせちゃったか?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/05(土) 22:58:03.13 ID:JTqw0Xn20
上条「つ…つまり、ドラえもん君は未来から来たってこと…なの?」

ドラえもん「そうです、のび太君の面倒をしにやってきました」

上条「なるほど…だから凄い機能がついてて、それを使ったんだな」

後から考えると、何故オレはここまで落ち着いていられたんだだろう

未来人(人?)と接触するなんてのは、宇宙人と出逢うよりも遥かに信じがたいはずだ

多分その外見のおかげだろう。よく見る清掃ロボットの何倍にも洗練された姿

その未来的なデザインから、説得力が溢れ出ていたのかもしれない

これがシスター風の魔法使いだったら、最初から信じる気は0だったはずだ

のび太「ちょっと違うね。ドラえもんはこう見えて結構ポンコツなんだ」

ドラえもん「ポンコツで悪かったね」

のび太「でもね、ドラえもんはいろんな道具を持っているんだ」

のび太「例えばさっき使ったこの銃(ショックガン)は、相手を傷つけずに気絶させられるの」

上条「へぇ…未来ともなると凄いものが売ってるんだな」

怪我を負わせることなく倒す銃か…、ビリビリ女の電源を食らうより何倍もマシだ

不良ども…感謝しろよ、オレはそう思いながら気絶体の不良のほうを向いた時…

彼女はいた
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/05(土) 23:33:00.73 ID:JTqw0Xn20
美琴「何やってんのよアンタ。熱血教室気取りで挙げ句は子供に助けられるなんて」

美琴「バカですかぁ?」

のび太「あの人、上条さんの知り合いですか?」

上条「そんなところだ…それよりも、今すぐここから逃げろ」

のび太「逃げろって、もしかしてあの人は悪者なんですか?」

上条「ちょっと違うが大体合ってる。少なくとも今のオレには“不幸”にしかならない」

上条「早くドラえもんを連れて逃げろ! いくら未来製でも、あいつの攻撃は危な過ぎる」

ドラえもん「のび太君よく見て! あの人は体から電気を放出している!」

上条「そうだ、だから逃げろ。ドラえもんがスクラップになっちまうぞ」

美琴「ごちゃごちゃうるさいわね…ねぇ、超電磁砲(レールガン)って知ってる?」

上条「あん?」

のび太「どういう意味?」

ドラえもん「電磁石を使って、銃弾をより速く飛ばせる兵器のことさ」

ドラえもん「前に地底でリニアモーターカーに乗ったでしょ? あれと原理は一緒さ」

美琴「正解。賞品といってはなんだけど、あなた達には当たらないようにするわ」

美琴「子供に怪我さけたら大変だしね。でも威力は十分よ」

のび太「発射する気だ! 上条さんも早く逃げて!」

上条「オレは自分でなんとかできる いいから逃げろ!」

そう言った直後、オレンジ色の槍がビリビリ女の手から放たれた

オレは右腕で防ごうとするが…今度もその必要はなかったようだ

あの一瞬の出来事は忘れられないだろう、正確にはその後のビリビリ女の顔だが…
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 23:34:39.05 ID:FQDkrgwIO
ひらりマントはやめろよ?


やめてあげてよぅ…
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/05(土) 23:53:20.56 ID:JTqw0Xn20
美琴「……………………ッ!!」

結論から言うと、ビリビリ女の槍はオレに命中することは無かった

それどころかオレの前でUターンした挙げ句、ビリビリ女の目の前で燃え尽きたのだ

美琴「嘘でしょ…エネルギーごと“跳ね返す”なんて」

向こうは“打ち消される”とは予想できても“跳ね返される”ことまでは想定外だったのだろう

発射した時のポーズのまま固まって、これ以上無い位に見開いた、目の先には

闘牛師のように布(後で
聞くと、ヒラリマントという名前らしい)を構え

ドラえもんが立っていた
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/06(日) 00:20:13.18 ID:teRRZEoSO
ほう
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/06(日) 00:42:21.40 ID:J1SDQL6l0
上条「今のうちだ!」

オレは二人の手を掴むと、放心状態のビリビリ女(正直スカッとした)から逃げるようにその場を去っていった

上条「そういえば、なんでここに来たのかまだ聞いてなかったな」

追う気力も無かったのだろう、ビリビリ女からはあっさりと逃げ延びれた

けど、余裕のある状態になると、色々と疑問が湧いてくる

こんな凄い道具を持つロボットが、この都市を悠々と歩いているのは奇妙なものだ

もしこんなのが都市に入ろうならば、あっという間に捕まって分解され、隅々まで調べられるのが予想できる

この学園都市を監視する、三基の人工衛星と門(ゲート)をどうやってくぐり抜けたのだろうか…

ドラえもん「ぼくが未来からやって来た…ってことは話しましたよね」

ドラえもん「実はぼく、タイムマシンを持ってて、よくみんなで旅行に行ったりするんです」

ドラえもん「でも今回の旅行で、タイムマシンに乗っていたら、事故に逢っちゃいまして…」

上条「タイムマシンにも事故なんてあるんだ」

ドラえもん「はい、ぼくのタイムマシンは超空間を通っていくタイプなんですけど…」

ドラえもん「そこで“時空乱流”“タイムラビリンス”“ねじれゾーン”の三つのアクシデントが一辺に襲ってきて」

のび太「乗ってた5人のうち、みんなバラバラにはぐれてしまったんです」

ドラえもん「さらにタイムマシンも壊れてしまって…」

上条「それは不幸だな…」

ドラえもん「でも、この時代のこの街に居ることは確かなんです…」

ドラえもん「タイムマシンも、時間をかければ直るはずなんです…」

上条「……あのさ、さっき出会ったばかりでこんなこというのはどうかと思うけどさ」

上条「色々聞いて思ったんだ。 “今夜はうちに泊まっていかないか?”」

ドラのび「え!?いいんですか!?」

上条「ほら、二度も助けて貰ったし、他に君逹の泊まる所とかなさそうだしさ…」

上条「だから…あらためて、よろしくな」

ドラのび「よろしくお願いします!!」

こうして、不思議な来訪者との不思議な同居生活が始まった

だが、その次の日にさらに不思議なものがやって来るとはこの時思いもしなかった…

第一章 完
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/06(日) 00:47:19.60 ID:J1SDQL6l0
>>1です
今晩はこれでおしまいです
予想以上に遅くなってしまい申し訳ありませんですた…
書き溜めが出来る環境ではないので、改善するのは難しそうです
とにかく、見てくれてありがとうございました!
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/06(日) 00:56:51.40 ID:teRRZEoSO
15 :蜷咲┌縺励↓螟峨o繧翫∪縺帙s :2012/05/14(月) 19:35:59.08 ID:pk8Aa8Pl0
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 01:43:51.98 ID:mbU9ci3SO
続き楽しみにしてるね
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/05/15(火) 06:23:27.73 ID:3+4mr+HF0
御坂怖すぎるだろ
ただの通り魔じゃねぇか
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 10:37:14.11 ID:FKrAdnZIO
藤子キャラとは言ったが、[たぬき]とは言ってない…しかもFとも言ってない…
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 16:59:41.98 ID:whs/qCtIO
適切なタイミングでヒラリマントを出せるなんて、こんなの[たぬき]じゃない
慌てると役に立たなくなるのが[たぬき]だろ
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/06/03(日) 10:30:30.17 ID:uEtm06sAo
>美琴「正解。賞品といってはなんだけど、あなた達には当たらないようにするわ」
怖すぎワロタ
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/06/17(日) 20:44:54.18 ID:IJkdVmFN0
のび太なら普通の拳銃を持っていれば一発目でコインの軌道をずらして次の連射でコインを破壊して残り数発で御琴を手足を撃ちそう
というか時空乱流に巻き込まれている時点でこののび太は大長編モードに入っているな
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/09(月) 16:45:21.89 ID:ep6GYm4SO
もうおしまいか?
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