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まどか「さやかちゃんがちょっぴり変だ……」 さやか「……あたしってホントチョコ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/07(月) 08:14:35.72 ID:Kbyd9cYk0
〜さやかちゃんと夢オチ編〜

―崩壊した町―

ワルプルギスの夜「あははははは」口から炎ボー!

ほむら「――っ!」どかーん!

ワルプルギスの夜「あははははは」ビルの破片どーん!

ほむら「――かはっ!」

ほむら「こ、これなら!」時間停止+タンクローリーアタック

ワルプルギスの夜「あははははは」どかーん!

ほむら「こ、これで少しはダメージを与えられた――」

ワルプルギスの夜「あははははは」

ほむら「――そ、そんな、これでも駄目なの!?」

ワルプルギスの夜「あははははは」口から炎ボー!+ビルの破片どーん!

ほむら「きゃあああああ!」


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4日も埋まらないということは @ 2025/07/22(火) 00:48:35.91 ID:b9MtQNrio
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クリスタ「かわいいだけじゃだめですか?」 @ 2025/07/19(土) 08:45:13.17 ID:AK1WfFLxO
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八幡「新はまち劇場」【俺ガイル】Part1 @ 2025/07/19(土) 06:35:32.67 ID:BGCulupRO
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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 @ 2025/07/18(金) 23:44:57.84 ID:Xc8IdKRvO
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どかーんと一発 @ 2025/07/18(金) 21:10:10.35 ID:CEsRuBor0
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冒険者育成学校 @ 2025/07/18(金) 01:36:01.28 ID:PkrtUMnv0
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たてづらい部!! @ 2025/07/17(木) 23:24:46.15 ID:o3A0TqwG0
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2 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 08:16:35.55 ID:Kbyd9cYk0
QB「……」  

まどか「……」 

さやか「……」 

まどか「そんな、あんまりだよ! こんなのって……こんなのってないよ!」 ワ「クチカラホノオボー! ホ「キャアアア

QB「彼女だ――」 ビルノハヘンドーン! キャアアア

さやか「……彼女だけでは荷が重かったんだ」 モウイッカイ、クチカラホノオボー! キャアアア

QB「ちょ!? それ僕の――」 モウイッカイ、ビルノハヘンドーン! キャアアア

さやか「……まどか、運命を変えたいかい?」 ツイデニ、クチカラホノオボー! キャアアア

まどか「えっ?」 ツイデニ、クチカラホノオボー! キャアアア

QB「いや、だから! それ、僕の台詞――」 トリアエズ、ビルノハヘンドーン! キャアアア

さやか「……この世界の何もかもを全て、君が覆してしまえばいい」トリアエズ、クチカラホノオボー! キャアアア

QB「ちょっと! さっきから君は――」 トリアエズ、ビルノハヘンドーン! キャアアア

さやか「……それを可能にする力が君にはあるんだ」 ナントナク、クチカラホノオボー! キャアアア

まどか「本当に?」 ナントナク、ビルノハヘンドーン! キャアアア

QB「だから、僕の台詞を――」 メンドウダカラ、クチカラホノオボー! キャアアア

さやか「……もちろんだよ、だから――」 モウテキトウニ、ビルノハヘンドーン! キャアアア

QB「今だ! 僕とけい――」 オマケデ、クチカラホノオボー!ビルノハヘンドーン! キャアアア

さやか「……とりあえず、面倒になったからリセット」指パッチン

まどか「え?」

QB「へ?」
――――
――

―鹿目家 まどかの部屋―

まどか「……夢オチ?」
3 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 08:18:14.52 ID:Kbyd9cYk0
〜さやかちゃんと鹿目まどか〜

―通学路―

まどか「ごめん、さやかちゃん! 仁美ちゃん!」

仁美「まどかさん、おはようございます」

さやか「……三分間だけ待ってやる」

まどか「もう、来てるよ?」

さやか「……リボンがバナナカラーから血の色に……染めた? 人の血で……」

まどか「染めてないよ! 朝から発想が怖いよ!」

仁美「あらあら、さやかさんは朝から全壊ですわね」

わたし、鹿目まどかには二人の友人が居る。

一人はちょっと変った女の子、美樹さやかちゃん

もう一人は志筑仁美ちゃん、すごくお金持ちのお嬢様なんだ。

仁美ちゃんはさやかちゃんに紹介してもらって仲良くなったけど、さやかちゃんとの出会いは衝撃的だった。

さやかちゃんと出会ったのは小学校に入学した頃だった……。

泣き虫だったわたしはクラスメイトにいつもイジメられてた……。

そんな時、颯爽と現れてわたしを助けてくれたのがさやかちゃんだった……。
4 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 08:19:05.47 ID:Kbyd9cYk0
〜さやかちゃんと鹿目まどか2〜

―見滝原幼稚園―

少年B「――やぁ〜い、まどかの声の人は何十年も永遠の10歳少年と冒険仲間〜!」

まどか「ふぇぇぇん」グスグス

少年A「また泣き虫まどかが泣き出したぞ〜!」

少年B「弱虫! 泣き虫! まどかの声の人はポ○モンで使い捨てヒロイン役〜!」

まどか「使い捨てじゃないもん! 次のソフト発売しても、継続してヒロインだもん! うわぁああああん!」グスグス

少年A「嘘だ〜! どうせ、新女性キャラに変更だろ〜!」

少年B「まどかの声の人の前任ヒロインはカオヘの会社所属〜!」

まどか「うわぁぁぁん!」グスグス

さやか「……やぁい、まどかの声の人はシン○ォギア〜」

少年A「誰だよ、オマエ」

さやか「……あたしはポッキーのチョコの部分の様な気がする存在でありながら、プリッツの親戚だと思う」

少年B「だから、誰なんだよ」
――――
――

まどか(あの時、虐められてたわたしを助けてくれたのがさやかちゃんとの出会いなんだ〜)

まどか(……あれ?)
5 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 08:19:51.21 ID:Kbyd9cYk0
〜さやかちゃんと転校生〜

―教室―

早乙女「皆さん、今日は先生から大切なお話があります。心して聞くように」

早乙女「目玉焼きの焼き加減は半熟ですか? 完熟ですか? はい、中沢くん!」

中沢「えっ? えっと、ど、どっちでもいいです!」

早乙女「そうです! どっちでもいいのです!」

早乙女「ちなみに美樹さんは?」

さやか「……生卵がいいです」

早乙女「……転校生を紹介します! 暁美さん、入ってきて」

ガラガラ、教壇横マデホムホムホムラ

ほむら「……」

早乙女「では、自己紹介を」

ほむら「暁――」

さやか「……美樹さやかです」

早乙女「美樹さんではありません、暁美さんです!」

さやか「……暁美さやかです」

早乙女「そういう意味じゃありません!」

まどか「さやかちゃん、あの転校生の子が自己紹介するんだよ」

さやか「……」ショボン

まどか「」サヤカチャンナデナデ

さやか「……ありがと」

まどか「うへへ」サヤカチャンナデナデ

ほむら「……?」

ほむら(何かがいつもと違うような気がする……)
6 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 08:21:19.64 ID:Kbyd9cYk0
〜さやかちゃんと転校生2〜

―教室―

仁美「暁美さん、すごい人気ですわね」

さやか「……そうだね、あたしの全盛期ぐらいの人気だと思う」 ホムラ「カナメサン、ホケンシツ、ツレテッテモラエル?」

まどか「全盛期って?」 ホムラ「……」

さやか「……第四話のBパート」 ホムラ「……」 ヒトミ「アラ、ホケンシツデスノ?」

まどか「!?」 ホムラ「……エエ」 ヒトミ「ダッタラ、ワタシガツレテッテサシアゲマスワ」 ホムラ「……オネガイスルワ」

ほむら(……何かがおかしい?)
7 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 08:22:14.45 ID:Kbyd9cYk0
〜ほむらと仁美〜

―廊下―

ほむら「……」ホムホムホムホムラ

仁美「……」ヒトヒトヒトミ

ほむら(……すごく、気まずい)

ほむら(というより、何かがおかしい……)

仁美「保健室はここですわ」

ほむら「えぇ、ありがとう」

仁美「では、私は教室に戻りますので」ヒトヒトヒトミ

ほむら「えぇ」

ほむら「……何かがおかしい」
8 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 08:23:10.24 ID:Kbyd9cYk0
〜さやかちゃんと放課後喫茶〜

―喫茶店―

さやか「……あはははは、まどか、何それ? マジデ?」

まどか「……?」

仁美「……?」

さやか「……まどかの前に突如現れた文武両道才色兼備ミステリアス転校生暁美ほむら」

まどか「……??」

仁美「……??」

さやか「……実は夢の中で会っていたってか? しかも、向こうも面識があるような素振りだったと」

まどか「……???」

仁美「……???」

さやか「……二人はアレだ、前世か何かで結ばれた仲だったんだ……これぞ宇宙の神秘」

まどか「突然、どうしたのさやかちゃん? いつも以上に変なこと言い始めて」

仁美「そうですわ、突然、暁美さんの話を始めるなんて……」

さやか「……言わないとね……何事も原作通りが一番いいんだよ?」

まどか「……原作通り?」
9 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 08:24:27.52 ID:Kbyd9cYk0
〜さやかちゃんとテレパシー〜

―CDショップ―

さやか「……仁美と喫茶店で別れたあと、まどかと一緒にCDショップへ立ち寄るのであった」

QB『助けてまどか!』

まどか「?」

さやか「……どうしたの、まどか? テレパシー?」

まどか「え? あ、声が聞こえて……」

さやか「……ふむ、返事は任せよ」

まどか「え?」

QB『お願いた――』

さやか『……どうした、宇宙人QBよ……転校生、暁美ほむらに襲われたか?』

QB『え? ちょ! なんで、返答できるの!?』

さやか(……ふむ、原作通りに進めるか)

さやか「……こっちから声がする」サヤサヤサヤカ

まどか「さやかちゃん、ちょっと、待って!」マドマドマドカ
10 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 08:25:02.76 ID:Kbyd9cYk0
〜さやかちゃんと魔法少女〜

―立ち入り禁止な例の場所―

QB「う、うぅ……」

さやか「……インキュベーター発見」サヤサヤサヤカ

まどか「……さやかちゃん、ちょっと待って!」マドマドマドカ

まどか「や、やっと、追いついた……」ゼェハァ

さやか「……大丈夫、インキュベーター?」

まどか「さやかちゃん、知ってるの?」QB抱き

さやか「……彼の名前はインキュベーター……あだ名はキュゥべぇ……宇宙人だよ」

まどか「う、宇宙人!?」

さやか「そう、彼はう――」

ほむら「――そいつから離れて」

さやか「……むぅ」ムカッ

まどか「えっ? ほむらちゃん!?」

ほむら「そいつを――」

さやか「……」消火器プシャャャャ

ほむら「ちょ! げほげほ」モクモク

さやか「……逃げるよ、まどか」サヤサヤサヤカ

まどか「う、うん」マドマドマドカ

ほむら「ま、待って! まだ、台詞の途中!」モクモク
11 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 08:26:17.88 ID:Kbyd9cYk0
〜さやかちゃんと使い魔ズ〜

―結界内―

さやか「……気がついたら、そこは見知らぬ危険な異世界だった」   ヒゲ? ヒゲヒゲヒゲ!

まどか「さ、さやかちゃん! 大変だよ! 変なの! 変な髭もじゃに囲まれてるよ!」 ヒゲヒゲ ヒゲ? ヒゲヒゲ!

さやか「……そうだね」

まどか「いや、そうだね、じゃなくて! 変なのに囲まれてるんだよ!」

さやか「……うん、大丈夫……何とかしてくるから」サヤサヤサヤカ

まどか「ちょ!?」 サヤカ「……ソイヤ」ブチブチブチ  ツカイマ「チョ、イタイ! ワイノジマンノヒゲガ!?」

まどか「あわわわわ」 サヤカ「……ソイヤソイヤソイヤ」 ツカイマ「ヤメテ、イタイ、イタイ」

まどか「わぁ! わぁ! わぁ!」 ツカイマ「キサマ! チョウシニノルナヨ!」ツカイマパンチ  サヤカ「……アタラナイ」ヒョイ  ツカイマ「ウソオ!?」

まどか「まさかの時間停止!?」 サヤカ「……ジカンテイシ」指パッチン ツカイマ「ピタ」
12 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 08:26:48.72 ID:Kbyd9cYk0
〜さやかちゃんと魔法少女2〜

マミ「あなた達、危ない所だったわね? でも、もう大丈夫よ!」

まどか「へ?」

さやか「……?」ブチブチブチ ツカイマ「イタイ!」

マミ「でも、もう大丈……」

使い魔A「……」シクシクシク

使い魔B「自慢のヒゲが……」シクシクシク

使い魔C「ヒゲガヒゲガ……」シクシクシク

使い魔(以下略)「……」シクシクシク

マミ「……何これ?」
13 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 08:27:43.67 ID:Kbyd9cYk0
ここまで
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/07(月) 09:23:54.02 ID:CuX6JIPDo
中々期待大
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 09:32:58.97 ID:dL39KdWk0
笑いが止まらんwwww期待大
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 10:48:54.33 ID:YzVD0wbDO
なんぞこれwwww
さやかちゃんがチートでほむらとべえさんの扱いが酷ぇwwwwww
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 11:54:50.41 ID:v/mxVu3jo
さいこちゃん!
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 11:55:28.79 ID:joJghT3DO
メタの上のさやか 現在>>1の手により公開中!
19 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 15:13:48.89 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんと魔法少女3〜

QB「――耳の骨が痛い」ボロボロ

マミ「これは……どいうこと?」

使い魔A「……」シクシクシク

使い魔B「……」シクシクシク

使い魔C「……タ、頼ム、ト、トドメヲ、トドメヲサシテクレ」シクシクシク

さやか「……」トッポスパー

さやか「……無理だな」

まどか「……えぇ〜」

使い魔A「……」シクシクシク

使い魔B「……」シクシクシク

使い魔C「……ソ、ソンナ!?」シクシクシク

さやか「……どうしても頼むなら、そこの魔法少女に頼むといい」ポッキースパー

まどか「さやかちゃんの外道! 鬼! 悪魔! かませ犬! 青の子!」

さやか「……」ガーン

さやか「……ぐすん」シクシクシク

まどか「冗談だよ〜、うへへへ」サヤカチャンナデナデ

さやか「……がんばったもん、怖かったけどがんばったもん、かっこつけて、粋がってみたもん」シクシクシクシク

まどか「うへへへ、大丈夫だよ、さやかちゃんが頑張ってるの知ってるからね〜」サヤカチャンナデナデ

さやか「……うん、うん」グスン

マミ「え? 何、この空気は!?」
20 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 15:16:21.65 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんとエセ厨ニ病〜

QB「――腕の骨も痛い」ボロボロ

使い魔A「……」シクシクシク

使い魔B「……オ、オネガイダ! ト、トドメヲ、トドメヲサシテクレ」シクシクシク

使い魔C「……ア、デキレバ、ティロ・フィナーレデオ願イシマス」シクシクシク

マミ「……え? 私? 私なの?」

マミ「……」カンペチラ

マミ「……えっと、ティ、ティロ・フィナーレ!」大きな銃どーん!

使い魔A「アリガトウゴザイマス!」どかーん!

使い魔B「我々ノ業界デハゴ褒美デス!」どかーん!

使い魔C「イタ気持チイイ!」どかーん!

使い魔(その他「以下略!」どかーん!

マミ「……ふゥ」

マミ「……えっと」本取り出し

まどか「本? なんだろ? ……タイトルが『サルでもわかる厨ニ病セリフ集』?」サヤカチャンナデナデ

さやか「……ぐすん」

マミ「……」ペラペラヨミヨミ

マミ「……なるほどね、わかったわ」パタン

マミ「まさか、こんな所まで機関の手が伸びていたなんて……予想外だわ……」

まどか「……」サヤカチャンナデナデ

さやか「……ぐすん」
21 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 15:18:17.56 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんとエセ厨ニ病2〜


QB「――肋骨の辺りも痛い」ボロボロ

ほむら「……ちっ、QBを仕留めそこなったか」アピールシナガラ、影からチラッ

マミ「……」キヅイテナイ

まどか「……」キヅイテナイ

さやか「……」ナキヤンダ

マミ「……別にね、没個性だから『厨ニ病属性』を付けようとしてる訳じゃないわよ?」

まどか「……」

さやか「……」
22 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 15:19:59.81 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんと僕の名前はキュ(以下略〜

マミ「……これでよし!」傷の治療

まどか「おぉ〜」

QB「ふぅ、ありが――」

さやか「……ありがとう、マミ(QBっぽく)」

QB「!?」

マミ「お礼ならこの子達に言って、私じゃ間に合わなかったかもしれないから……」

QB「……うん、ありが――」

さやか「……ありがとう、まどか、さやか(QBっぽく)」

QB「!?」

まどか「なんで、名前知ってるの!?」

マミ「この子は私の友達なの、助けてくれてありがとうね」

まどか「わたし達こそ、助かりました……あの、あなたは?」

マミ「あ、ごめんなさい、自己紹介がまだだったわね」変身解除

マミ「私の名前は巴マミ、あなた達と同じ見滝原中学の生徒よ、よろしくね」

まどか「変身した!? むしろ、変身解除した!?」

さやか「……いえ、こちらこそ」

マミ「そして、この子の名前はキュゥべぇ」

QB「よろ――」

さやか「……よろしくね(QBっぽく)」

QB「!?」
23 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 15:21:52.48 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんと魔法〜

マミ「ねぇ、QB、もしかして、この子達も?」

QB「う――」

さやか「……うん、そうだよ(QBっぽく)」

QB「!?」

まどか「?」

QB「……まどか、さやか、君達に――」

さやか「……まどか、さやか、実は僕、君達にお願いがあるんだ(QBっぽく)」

QB「!?」

まどか「お願い?」

さやか「……あたしも?」

さやか「……あのね、僕と契約して魔法少女になって欲しいんだ(QBっぽく)」

QB「ちょ!?」

24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 15:46:03.53 ID:0gkHgDIro
こんなつまんないスレ久々に見た
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 15:54:45.13 ID:dL39KdWk0
いや、なかなかおもしろい
続けたまへ
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 16:25:36.19 ID:T7e0bFO90
ワルプルの効果音のせいでクソワロタwwwwww
27 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/07(月) 18:34:14.04 ID:2wnb61Vp0
すまない、今日、休みだからはっ茶けて徹夜したら、
いつの間にか寝てしまっていた。 続きうp
28 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 18:35:00.03 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんとマミさんの家〜

―マミの家―

QB「――僕のロクショウが一撃で頭部破壊!? リーダー機なんですけど!?」DSピコピコ

マミ「ろくにおもてなしの準備もないんだけどね」

さやか「……ショートケーキの上に乗っているチョコチップが蟻に見える」ショートケーキモグモグ

まどか「……さやかちゃん、めっ!」サヤカチャンタタキ、ペシッ

さやか「……ごめんなさい」イタイ

さやか「……訂正、イチゴの種がアブラムシに見える」イチゴモグモグ

まどか「……さやかちゃん、めっ!」サヤカチャンタタキ、ペシッ

さやか「……ごめんなさい」イタイ

マミ「ふふっ、仲がいいのね」

さやか「……マミさん、マミさん」チョイチョイ

マミ「?」

さやか「……ごにょごにょ」内緒話中

まどか「?」ショートケーキモグモグ

マミ「ん? 別に構わないけど、あなたはすでに魔法少女について知っているのね」

マミ「キュゥべぇに選ばれた以上、あなた達にとっても他人事とは言えないものね、魔法少女のこと説明しておくわ」

マミ「二人ともこれを見てくれる?」

まどか「きれい……」

さやか「……」ショートケーキモグモグ

マミ「これはソウルジェム、キュゥべぇに選ばれた以上、あなた達にとっても他人事とは言えないものね」

マミ「これでいいかしら、美樹さん?」

さやか「……うん、ばっちり、円盤特典」ショートケーキモグモグ

まどか「円盤特典?」
29 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 18:39:35.72 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんとマミさんの家〜

まどか「契約――」

QB「!」

QB「――そう、僕との契約によってソウルジェムを手に入れた者は魔女と戦う使命を課せられるんだ!」超早口

QB「……」チラ

さやか「……?」クビカシゲ

QB(……割り込まないのかよ)

QB「……でも、その代わりに一つだけどんな願いも僕が叶えてあげられるんだ」

さやか「……どんな願いでも?」

QB「うん、どんな願いでも」

さやか「……魔法少女が魔女にならないようにして」

マミ「え?」

QB「え?」

まどか「?」

さやか「……全ての魔法少女は魔女にならない」 マミ「マジョッテナニ? ドイウコト? マホウショウジョガマジョニナル?」

さやか「……全ての魔法少女はあたしが幸せにする」 マミ「ワラエナイ、ジョウダンネ! ネエ、ドイウコトヨ!」 マドカ「マミサン、オチツイテ」

QB「いや、その願いはちょっと……」 マミ「ソウルジェムガマジョヲウムナラ、ミンナシヌシカナイジャナイ!」 マドカ「ワー、マミサンガサクランシター!?」

さやか「……残念、エントロピーを凌駕しました」ピカー

QB「ちょ!?」
――――
――
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/05/07(月) 18:41:00.62 ID:9Vkt+Rdgo
このさいこちゃんは常時ジト目だな
31 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 18:42:23.14 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんとお茶会〜

―神の世界―

さやか「……それがどんなに恐ろしい願いなのか解かっています」紅茶ズズー

さやか「……そうなればあたしは、あたしという固体は魔法少女を幸せにし続けるという概念としてこの世界に固定される」

さやか「……そう、それはまるで毎年出てくる、季節限定ポッキーのような存在」

さやか「……魔法少女達が不幸になりそうになると、突然、現れて幸せにして帰っていく……そんな存在に……」

まど神「突然、現れてそんなこと突然言われても意味がわからないよ!?」

まど神「意味がわからないよ、さやかちゃん!?」

さやか「……Don't Think Feel」ドヤァ

まど神「それ、言葉のキャッチボールで使う台詞じゃないよ!? 『どうよ、少し頭いいだろ』みたいな顔で言うの!?」

さやか「……いいんです、そのつもりなんです」

まど神「無視された!?」

さやか「……希望を抱くのが間違いだなんて言われたら、そんなの違うって」

さやか「……何度でも言い返せます。いつまでも言い張れます」

まど神「だから、言葉のキャッチボールしてよ、さやかちゃん!?」

杏子「あんたらが誰か知れないけど、いいんじゃねぇの?」パンケーキモグモグ

杏子「戦う理由、見つけたんだろ? 逃げないって決めたんだろ?」棒読み+カンペチラチラ パンケーキモグモグ

杏子「なら、仕方ないじゃん。あとはとことん突っ走るしかねぇーんだからさ」棒読み+カンペチラチラ パンケーキモグモグ

まど神「杏子ちゃん、どこから現れたの!?」

さやか「……あたしが連れて来ました。カンペ通りに台詞を読むとパンケーキが報酬でもらえます」

まど神「それ、わたしのおやつだよね!? 何、報酬であげてるの!?」
32 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/07(月) 18:46:25.29 ID:2wnb61Vp0
>>30
初登場ほむらみたいな常時無表情で馬鹿みたいな事をいいますw
33 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/07(月) 18:48:57.87 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんとお茶会2〜

―神の世界―

マミ「――あら? ここは一体、何処なのかしら?」

まど神「マミさんも呼んでる……というより、いろいろ台無しだよ……」

さやか「……マミさん、マミさん、これをどうぞ」カンペ+謎のノート

マミ「……これは?」

さやか「……マミさんの台詞を書いたメモと小道具です」

マミ「そう、なるほどね」メモヨミヨミ

マミ「……じゃあ、あなたから預かっていた物、返さないとね」謎のノート渡し

マミ「……」メモチラ

マミ「……あなたは希望を叶えるんじゃない、あなた自身が希望になるのよ」

マミ「私達全ての希望に――」

まど神「なんか、雰囲気だけすごくいい話っぽくなってる……」
――――
――
34 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 18:50:27.65 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんと魔法少女救済〜

―とある時代のとある世界―

少女「――ソウルジェムが黒くなっちゃった……もう、終わりなのかな……死にたくないよ……」

さやか「……突然ですが、魔法少女の魔女化制度は廃止されました」

少女「へ? あ、ソウルジェムの濁りがなくなった……しかも、魂が体内に戻った」

少女「ついでに、全身から力が溢れてくる……」

さやか「……某砲撃魔法少女のようにテンションに応じて戦闘力がアップします」親指立てるグッ

戦闘民族的魔法少女「よっしゃあ! やってやるぜぇ!」親指立てるグッ

さやか「……では、あたしは次の世界に用事があるので失礼します、では」

戦闘民族的魔法少女「しゃあ! がんばれよ! この時代の魔女は私に任せな!」

さやか「……頼もしい限りです」指パッチン
――――
――
35 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 18:56:04.61 ID:2wnb61Vp0
―駅のホーム―

ほむら「――はっ」

杏子「さやかは……? おい、さやかは!? さやかはどうした!?」

マミ「……」本ヨミヨミ

マミ「……」パタン

マミ「行ってしまったわ……円環の理に導かれて」

マミ「全ての魔法少女が幸せになるために世界を回ってた美樹さんは、すごく疲れたみたい」

マミ「それでポッキーを買いにコンビニに向かったわ」

マミ「あなただって、美樹さんの性格はわかってたでしょ?」

杏子「っく……あたしの分、頼むの忘れてた……」

ほむら「……」

まどか「どうしたの、ほむらちゃん?」

ほむら「……あ…ありのまま、今、起こった事を話すわ」

ほむら「今度こそまどかを助ける為に頑張ろうと決意して転校してきたら、いつの間にか全て解決していたわ」

ほむら「な……何を言ってるのか、わからないと思うけど、私も何があったのかわからなかった……」

ほむら「時間停止とか、時間加速とか、そんな話じゃないわ」

ほむら「もっと恐ろしいものの片鱗を味わったわ……出番的な意味で……」

まどか「う〜ん、もうすぐ、さやかちゃんも帰ってくると思うし、みんなでファミレスでご飯食べよ?」

杏子「お、いいな!」

まどか「ほむらちゃんも行くよね?」

ほむら「え? えぇ、まぁ……」

杏子「じゃあ、ついでにあたしん家に泊まらねぇか?」

マミ「佐倉さんの家じゃなくて、私の家なんだけど……いいわね、みんなでお泊りって」

ほむら「え?」

まどか「じゃあ、わたし、家に連絡してきます!」

杏子「おう!」

マミ「さて、何処に行こうかしら」

杏子「サイデリアでいいんじゃね?」

マミ「くら寿司よ!」

杏子「いや、まだ涼しいし温かい物食いたいよ!」

ほむら「何これ? え、何これ、ホント え? え? え?」

〜さやかちゃんとほのぼの魔法少女へのプロローグ〜
36 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/07(月) 18:59:10.23 ID:2wnb61Vp0
これでやっとプロローグは終了です。
頭空っぽでただ執筆意欲を満たすだけのSSなので過度な期待は危険ですw
基本的によくわからない展開で進みますw
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 18:59:56.04 ID:+C9rkGRIO
さやかのキャラが濃ゆいwwwwww
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 19:22:29.70 ID:joJghT3DO
よくわからない展開期待!
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 20:35:29.43 ID:4scXJ+oAo
なんかノリと雰囲気だけで原作が奇麗に終了してるwwwwww
40 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 22:35:26.44 ID:2wnb61Vp0
ゆっくり、更新開始します。
41 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 22:36:21.57 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんと本編開始〜

―教室―

ほむら「いつの間にか、佐倉杏子がクラスメイトになっていた……。」

杏子「お〜い、ほむら! 部活行こうぜ!」

ほむら「なんで、カツオを野球に誘う中島風に言うのよ……あと、部活って何よ?」

杏子「はぁ? 部活は部活だろ、ほら、あたしらの部活、魔法少女部だよ」

杏子「なんだ、ほむら? あれか? 豆腐のカドに頭でも討ったか? あれ、地味に記憶が飛ぶとかさやかが言ってたしな!」

杏子「まぁ、思い出せないなら仕方ねぇや、詳しい話は部室でするからさ!」

杏子「さすがに副部長が遅刻とか不味いだろ? さっさと行こうぜ!」

ほむら「なん、だと……」
42 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 22:47:19.80 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんと魔法少女部〜

―魔法少女部―

まどか「……」

仁美「……」

杏子「……」センベイポリポリ

ほむら「……」

ガラガラサヤサヤサヤカ

さやか「……間違って家に帰ってたら遅刻しました」

まどか「……」

仁美「……」

杏子「……」

ほむら「……」

ほむら(……私の知らない間に大変な事になってる)

さやか「……この沈黙……遅すぎたと言うのか……」

まどか「……遅刻はめっ!」サヤカチャン、ポカ!

さやか「……ごめんなさい」イタイ
43 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 22:53:33.83 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんと魔法少女部2〜

マミ「――みんな揃ったようね、じゃあ、魔法少女部の活動を始めるわ」

マミ「といっても、一週間後、白女と練習試合の予定が出来ましたぐらいしか、報告する事ないんだけどね」

仁美「巴部長、よろしいですか?」

マミ「何ですか、マネージャーの志筑さん?」

仁美「練習試合といえど、試合は試合……試合に備えて練習しなくて、よろしいのですか?」

マミ「えぇ、今回はポイントも発生する練習試合…・・・」

マミ「白女は部員が3人しか居ないから、私、佐倉さん、暁美さんのベストメンバーで戦うわ」

仁美「ですが、せっかくの練習試合ですよ? まどかさん達のスキルアップに利用した方がよろしいのでは?」

マミ「鹿目さん達はまだ、魔法少女になったばかりの新人……まだ、前線に立たせてもポイントは稼げないわ」

マミ「ただでさえ、先月は白女にワルプルギスの夜への挑戦権を奪われたのよ? それなのに今月まで奪われたら――」

ほむら「――その、少しいいかしら、巴マミ」

マミ「何かしら、暁美さん?」

ほむら「さっきから、何の話をしているの?」

マミ「国技」

杏子「国技」センベイポリポリ

まどか「国技」

仁美「国技」

ほむら「……訳がわからないわ」
44 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 23:01:48.28 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんが静かな理由〜

デュラハン「コクギ」

アンコ「コクギ」センベイポリポリ

ハラグロ「コクギ」

ワカメ「コクギ」

ヘンタイ「……ワケガワカラナイワ」


さやか『……来週の日曜日とかは? 来週ならヒーロー大戦観れそうだし……』念話中

まど神『ちょっと待ってね……あ〜、来週は0013世界のさやかちゃんを円環に導かないといけないや』念話中

さやか『……それは残念……その前日、土曜日は?』念話中

まど神『えっと、前日〜前日〜、あー、駄目、土曜日は0139世界のさやかちゃんを円環に導かないといけないかな』念話中

さやか『……むむむ、おのれ、おのれ、美樹さやか』ワナワナワナフー 念話中
45 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 23:06:13.62 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんとほむら語る〜

まどか「――ということなんだよ、ほむらちゃん」

ほむら「そうなの、大体、理解したわ……」

ほむら「……」

ほむら(20XX年―魔法使いはライトサイドとダークサイドの陣営に別れ、戦いを繰り広げていた)

ほむら(ライトサイドとは正義の魔法使い――魔法少女)

ほむら(ダークサイドとは暗黒の魔法使い――魔女)

ほむら(二つの陣営は過去に血で血を洗う戦いを繰り広げていた)

ほむら(しかし、サヤカインパクトとよばれる革命により二つの陣営は和解)

ほむら(現在では月一度の国技――ワルプルギスの夜と呼ばれる祭典で平和的に勝敗を決めるようになっていた)

ほむら(……訳がわからないわ)
46 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 23:09:07.75 ID:2wnb61Vp0
〜今日のQBちゃん〜

―マミの家―

QB「……」ピコピコ

QB「……」ピコピコ

QB「……」ピコピコ

QB「!?」ピコ

QB「ちょと! アンテナ、ハンマーで突撃した後にデスレーザーってそんなのないよ!」

QB「避けろ! 避けるんだ、僕のロクショウ! あ〜! やっぱり、無理だった、喰らった」

QB「左腕から右腕に貫通、さらに頭に貫通してオワッタ!?」

QB「しかも、ロクショウの頭パーツ取られた……リセットしかないよ……あんまりだよ……」
47 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 23:12:22.18 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんと部活〜

マミ「そういえば、志筑さんは『エクストリーム音楽部』のマネージャーはいいのかしら?」

仁美「大丈夫ですわ、もともと、あちらの部活は大会の時しか仕事がありませんし……」

さやか「……そういえば、恭介が新奥義会得の為に中沢と一緒に修行中だって」

まどか「へ〜」

杏子「……」せんべい、ポリッ

ほむら「……どうしたのよ、佐倉杏子」

杏子「……塩せんべいと醤油せんべいの違いって何?」

仁美「?」

まどか「?」

マミ「?」

ほむら「?」

さやか「……」念話中

まどか「う〜ん、お塩が付いてるか、お醤油が付いてるかかな?」 ヒトミ「サヤカサン、センベイッテナンデスノ?」

杏子「いや、そうだけどさ〜、あれ、両方、塩分じゃん!」 サヤカ「……ハグキニササルカラ、キョウキ」ネンワチュウ

ほむら「どんだけ、アバウトなまとめ方よ……」 ヒトミ「キョウキ!? ソンナ、キケンナモノダナンテ……サクラサン、オソルベシ……」

まどか「じゃあ、お塩のせんべいをぺろぺろ舐めた後、お醤油をかけたらお醤油のせんべいに早変わりだね!」

ほむら「!?」

ほむら「まどか! 今すぐせんべいを舐めて、私によこしなさい!」

まどか「え?」
48 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 23:20:46.85 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんと部活2〜

さやか「……」念話中

杏子「実際、プリッツとトッポの違いも塩辛いか、甘いかの違いじゃね?」センベイポリポリ ヒトミ「マダタベル、アワワワワ」

マミ「いや、かなり違うでしょ……」

杏子「そうかな?」センベイポリポリ ヒトミ「ダメデスワ! ソレイジョウハ、クチガ、チマミレニナッテシマイマス!」

杏子「まぁ、でも、中までチョコが入ってて、『その点、トッポはすげーぜ』的な違いもあるけどさ」

杏子「単純に考えたら、甘いか、塩辛いかだろ?」

ほむら「……貴方って大雑把ね」

杏子「ダークサイドとライトサイドの違いは赤か緑かの違い!」 サヤカ「……アオモアルケドネ」ネンワチュウ

杏子「ベイダーとトルーパーの違いは黒か白か!」

杏子「世の中、大雑把でいいんだよ! そう、『こまけーことはいいんだよ!』精神!」
49 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 23:31:58.79 ID:2wnb61Vp0
〜さやかちゃんと部活終了〜

マミ「さて、じゃあ、今日の部活はここまで」

マミ「明日から白女との練習試合に備えて訓練していくわよ、いいわね?」

「「「「はーい!」」」」

まどか「みんなで一緒に帰るんだって、行こ、ほむらちゃん!」

ほむら「えぇ……」

ほむら「……」

ほむら(なんか、馴染んでしまってる……)
50 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 23:36:14.68 ID:2wnb61Vp0
〜エクストリーム音楽部〜

―音楽室―

恭介「ハァアアアアアアアア!」ガキン!

中沢「甘いッ!」ガキン!

恭介「――ッぐぐ!」ギリギリギリ

中沢「――ッく!」ギリギリギリ

中沢「――っ!」距離を取るバッ

中沢「やるな……さすが、バイオリンの天才……弓と楽器の二刀流でここまでの速度を出すとは……」

恭介「それはお前もだろ……中沢……まさか、リコーダーの二刀流でこれだけの重い攻撃を与えるなんて……」

恭介「おかげで攻撃を受けすぎて弦の損傷が50%を突破したよ……」

中沢「それはお前もだろ? 上条恭介……左手のリコーダーは真っ二つだ……」

中沢「これが先月まで怪我で入院していたヤツの腕とかな……」

中沢「天才相手にこれじゃあ分が悪い……奥義で決めさせてもらうぞ、上条恭介!」リコーダー構える

恭介「!?」

中沢「奥義――半熟卵と完熟卵≪ハーフ&ハードボイルド≫!」カッ

恭介「しまった!? まさか、その奥義を使うか!?」
51 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 23:42:18.30 ID:2wnb61Vp0
〜エクストリーム音楽部2〜

音楽室内で大規模な爆発が起きる――

中沢が演奏した――半熟卵と完熟卵≪ハーフ&ハードボイルド≫――

その音色は聴いた者の動き――自由を奪い拘束する――そして、内部から音色を爆発させる――

単体向きの楽曲――それゆえに相手に大ダメージを与えることに特化していた――

それはまさに奥義と呼ぶに相応しい一撃必殺の楽曲!!

恭介「ぐはあああああああ!」轟!

恭介「――がはっ!」ドシャ

上条恭介は動かない――否、動けないのだ!!

そう、それほどまでに中沢が放った一撃必殺の奥義

半熟卵と完熟卵≪ハーフ&ハードボイルド≫のダメージが重すぎた――

恭介「……」

中沢「……俺の勝ちだ、上条恭介!」
52 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/07(月) 23:55:33.25 ID:2wnb61Vp0
〜エクストリーム音楽部3〜

恭介「――いいや、僕の勝ちだ……」

中沢「何、何を言って――ッぐ!?」キィィィィン

突如、中沢の周りに青白い光が集まる――

そして、青い光は中沢の身体を包み圧迫し――そして、ダメージを連続して与えていく!

中沢「――っく、こ、この攻撃は……まさか!?」キィィィィン

恭介「……そうだ、がはっ! 僕の新奥義……蒼き光の収束≪ブルーライト・コンバージェンス≫」

恭介「中沢……お前の奥義と正反対の奥義――小さな攻撃を連続しダメージを蓄積する奥義!」

中沢「……ダメージは小さいがカウンターで発動できる奥義か! グァアアアア!」キィィィィン

恭介「そうだ……さすがは中沢だぜ……」

中沢「……だが、俺もこのままではやられん! 半熟卵と完熟卵≪ハーフ&ハードボイルド≫」カッ

恭介「しまっ!?」

そして、音楽室内が青い光と白い光に包まれ爆発する――

その爆発は音楽室内だけには留まらず、周辺の校舎と地面を揺らすのであった――
53 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/08(火) 00:00:56.42 ID:166RnpJq0
〜さやかちゃんと下校中〜

―通学路―

グラグラグラグラグラ!

ほむら「!?」

ほむら「な、なに!? じ、地震! 地震よ、まどか! しかも、すごく大きいわ!」

まどか「あ〜、多分、上条君達だね!」

さやか「……エクストリーム音楽部ではいつもの事だよ?」

ほむら「いつもって何よ! そもそも、何よ、そのエクストリーム音楽部って! いつ、そんなの出来たのよ!」

さやか「……いつだっけ?」

マミ「さぁ……私が入学した時は普通にあったわよ?」

ほむら「!?」
54 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/08(火) 00:19:39.90 ID:166RnpJq0
〜エクストリーム音楽部‐戦いの行方‐〜

音楽室内は蒼と白の光がぶつかり合っていた――

天才と秀才の全力勝負――

その余波は周辺にも及んでいたがいつもの事であった。

しかし、いつも以上の力のぶつかり合い――全力勝負だった為か、音楽室内全体に亀裂が入る!

恭介「――っぐ、うっ、うぉおおおおおおおお! 蒼き光の収束≪ブルーライト・コンバージェンス≫」カッ

中沢「――っが、あっ、あぁああああああああ! 半熟卵と完熟卵≪ハーフ&ハードボイルド≫」カッ

光と光のぶつかり合い――

天才と秀才――この二人の間に入る事は生半可な者には無理だった。

そんな、両者の間に一つの影が飛び込む――
55 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/08(火) 00:29:59.78 ID:166RnpJq0
〜エクストリーム音楽部‐戦いの行方2‐〜

その男の手には先ほど中沢が捨てた折れたリコーダーが握られていた。

男はその折れたリコーダーを構える――

知久「音色破壊≪ティンバー・ブレイク≫」カッ

鹿目知久――彼の音色により蒼と白の光が瞬時に消し飛ぶ――

周囲の音質を善悪問わずに消し去る楽曲――

それゆえに、二人の音色が作り出した光が瞬時に消し去る!!

知久「両者――そこまで!!」

その鹿目知久の言葉を聞いた上条恭介と中沢が倒れる。

知久「二人ともすばらしい演奏だった……」

知久「だが、中沢! 半熟卵と完熟卵≪ハーフ&ハードボイルド≫は演奏時間が長い分、強力」

知久「だが、それゆえにカウンターを入れられやすい! 次からはその辺も踏まえて奥義を選択するんだ!」

中沢「はい! 鹿目先生!」

知久「そして上条! 怪我で離れていたが、少し実力が落ちている!」

知久「あの時、油断しなければ、中沢に半熟卵と完熟卵≪ハーフ&ハードボイルド≫を演奏される心配はなかった!」

知久「だが、蒼き光の収束≪ブルーライト・コンバージェンス≫によるカウンター、見事だったよ」

恭介「ありがとうございます!」

知久「さぁ、二人とも今日の部活はここまでだよ、予習もいいけど帰って今日の疲れを取ることいいね?」

「「はい!」」

エクストリーム音楽部の創設者にして、現顧問である鹿目知久の唯一の外での仕事であった――
56 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/08(火) 00:30:53.39 ID:166RnpJq0
今日はここまで
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/08(火) 01:34:09.05 ID:a0o9hJaTo

訳が分からないよ
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/08(火) 08:21:52.52 ID:VfbA7cdDO
囲碁サッカー部だったか?ああいうのと似た空気を感じる部だなww
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/05/08(火) 08:36:06.39 ID:Z4IaA/lAO
ツッコミどころが多すぎるwwwwwwwwwwww
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/08(火) 15:51:10.18 ID:c5Xyoh5ko
セクシーコマンドーやないか
61 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/08(火) 17:49:35.25 ID:166RnpJq0
18時から5話だけ更新
62 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/08(火) 18:00:45.46 ID:166RnpJq0
〜とあるアントニーさんの後日談〜

『アントニーさんのセピア色な回想シーン>>11>>12>>19>>20

―薔薇園の魔女の結界―

アントニーA「……」鏡を見つめる薔薇園の魔女の手下

アントニーB「……」鏡を見つめる薔薇園の魔女の手下

アントニーC「……」鏡を見つめる薔薇園の魔女の手下

アントニーD「……まぁ、そのさ、あれだ、お前ら元気出せよ」薔薇園の魔女の手下

アントニーA「……」鏡見つめ中

アントニーB「……」鏡見つめ中

アントニーC「……」鏡見つめ中

アントニーD「ほら、でもさ、相手が悪かったて……あんな、訳のわからないヤツなんて……」

アントニーD「いや、まぁ、俺は被害受けてないから、ヒゲあるよ? まだ、ダンディムだよ?」

アントニーD「その辺、ヒゲがなくなったお前らの気持ちが理解できるとは言わないけどさ……」

アントニーA「……」鏡見つめ中

アントニーB「……」鏡見つめ中

アントニーC「……」鏡見つめ中

アントニーD「それなのに元気出せとか酷なこと言ってるけどさ……」

アントニーD「……その、お前らが元気無いと調子狂うんだよ」

アントニーA「……」鏡見つめ中

アントニーB「……」鏡見つめ中

アントニーC「……」鏡見つめ中

アントニーD「ほら、俺らっていつも一緒のな、仲間ってヤツじゃん?」テレ

アントニーD「だからさ、お前らが元気ねぇーと、俺も気分が沈んでしまうんだよ……」

アントニーD「だからさ、ここいらで――」

アントニーA「――ね?」鏡見つめ中

アントニーD「え?」

アントニーA「……ヒゲなしってありじゃね?」鏡見つめ中

アントニーB「……ありだな!」鏡見つめ中

アントニーC「……大いにありだ!」鏡見つめ中

アントニーD「え?」

アントニーA「――これからの時代はダンディじゃない! これからは童顔の時代だ!」

アントニーB「ありだな!」

アントニーC「大いにありだ!」

アントニーD「……え? ……あれ? え? え? え?」
63 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/08(火) 18:06:33.55 ID:166RnpJq0
〜さやかちゃんとまど神様とタカ!クジャク!コンドル!〜

―神の世界―

さやか「……」紅茶ズズー

まど神「……」             

さやか「……」紅茶ズズー

まど神「……」

まど神「なんか、もう平然と神の世界を出入りしてるよね……もう、ツッコまないけど」

さやか「……」紅茶ズズー

さやか「……今週の日曜日……今週の日曜日はどうよ?」クッキーモグモグ

まど神「今週の日曜日? ちょっと待ってね!」手帳ペラペラ

まど神「大丈夫」親指グッ

さやか「……じゃあ、今週の日曜日にヒーロー大戦で」親指グッ

まど神「うん、りょうかーい! それにしてもさやかちゃん、ホントにディケイド大好きだね」紅茶ズズー

さやか「……メタ系仮面ライダーだからね、カメンライドとかファイナルフォームライドとか……」紅茶ズズー

まど神「あぁー、そういうことね……わたしはダブルの方が好きなんだけどな〜」

さやか「……エクストリーム」紅茶ズズー

まど神「……残念、ゴールドでした」紅茶ズズー

さやか「……どこかでタジャドルコンボが発動したか」クッキーモグモグ

まど神「なんで、タジャドルコンボになった時、ゴールドエクストリームになったんだろうね……」

さやか「……う〜ん、何でだろうねぇ〜」紅茶ズズー

さやか「……ん? あ、あ」

まど神「何か閃いたの?」

さやか「……あ〜あ〜あ〜」

まど神「……?」クッキーモグモグ

さやか「……か」

まど神「……か?」

さやか「……交わした約束忘れないよ〜♪ 目を閉じ確かめる〜♪ 押し寄せた闇 振り払って進むよ〜♪」

まど神「何故、このタイミングで突然、歌うの!?」
64 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/08(火) 18:12:46.94 ID:166RnpJq0
〜仁美ちゃんは常識知らずでSS≪ショートショート≫〜

―部室―

マミ「ふむふむ、なるほどね、この場面ではこの台詞を使うと……奥深いわね、厨ニキャラ道……」厨ニ病セリフ集ヨミヨミ

杏子「……」せんべいポリポリ

仁美「……」ワナワナワナフー

さやか「……王手」パシ

まどか「待った!」

さやか「……待ったなし」

ほむら「いや、オセロに王手ないから!? というより、白黒盤面のどれが王よ!?」

杏子「……」せんべいポリポリ ホムラ「トイウヨリ、マドカモツッコミナサイヨ!? ナンデ、ミンナスルーナノ!? オカシイデショ!? ムシロ、ワタシガオカシイノ!?」

仁美「……」ワナワナワナフー   マドカ「ワー、ホムラチャンガ、ゴランシンダー!?」 サヤカ「……チェックメイト」パシ

杏子「……」せんべいポリポリ

仁美「……」ワナワナワナフー

杏子「……」せんべいポリポリ

仁美「……っ」ガタッ

杏子「……?」せんべいポリ

仁美「これ以上は危険ですわ! 佐倉さん!」

「「「「「何が!?」」」」」
65 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/08(火) 18:18:38.21 ID:166RnpJq0
〜さやかちゃんと土曜日と映画館〜

―映画館―

さやか「……ここ、ここ、ここならまだ、ガンバライドカード貰えるから」サヤサヤサヤカ

まど神「うへへ、ごめんね? なかなか時間が作れなかったからギリギリになっちゃって……」マドマドマドカミ

さやか「……気にしないで、悪いのは全て美樹さやか……美樹さやか、いつか復讐してくれる、ぐぬぬ……」サヤサヤサヤカ

まど神「自分で自分に対して!? 何、そのセルフ復讐劇!?」マドマドマドカミ

さやか「……そうこうしてる間に、チケット売り場前です」サヤサヤサヤカ

まど神「そうだねぇ〜」マドマドマドカミ

―映画館チケット売り場前―

劇場スタッフ「いらっしゃいませ」ペコリ

さやか「……う〜ん、料金……中学生だから子供だね」

まど神「うん、すみません、スーパーヒーロー大戦のチケット、中学生2枚ください!」

劇場スタッフ「――はい、中学生2枚ですね」

さやか「……いいえ、中学生1枚と神1枚です」

まど神「!?」

劇場スタッフ「――はい、中学生1枚と神1枚ですね、少々、お待ち下さい」

まど神「!?」
66 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/08(火) 18:24:44.30 ID:166RnpJq0
〜さやかちゃんと土曜日と映画館‐その後‐〜

―映画館―

さやか「……DVD付きパンフレットが一つだけ」

さやか「……とりあえず、ジャン――」

まど神「……」パンフレット持つ

さやか「……あっ」

まど神「すみません! これください!」レジまでマドマドマドカミ

―ゲームセンター―

さやか「……ガンバライド」サヤサヤサヤカ

まど神「いいけど、クレイドールエクストリーム禁止ね」マドマドマドカミ

さやか「……うん」 カードヲスキャンシテクレ

まど神「先攻はさやかちゃんに譲るね」

さやか「……」 カメンライダーディケイドコンプリートフォーム

まど神「……」 コンプリートスキャンモード +150

まど神(フルスキャンだと……)

さやか「……」ドヤァ

まど神「……」 カードヲスキャンシテクレ

まど神「……」 カメンライダーW サイクロンジョーカー

まど神「……」 エクストリームチャンス サイクロンAP+10 ルナ体力+80 ジョーカー属性2倍 トリガー必殺+250 

まど神「……」 サァ、タタカイガハジマルゾ

さやか「……」

「「ガンバラーイド」」

―神の世界―

まど神「あ〜、楽しかった! また、遊びに行こうね!」

さやか「……うん」

まど神「……さやかちゃんだけだもんね、こっちに行き来できるのも」

まど神「わたしをこの世界に連れてこれるのも……」

まど神「この世界にみんなを連れてこれるのも……」

さやか「……毎日、遊びに行く」

さやか「……こっちにも遊びに連れていく」

さやか「……今度、みんなも紹介する」

まど神「うん、ありがと」

さやか「……帰る」

まど神「……うん、おやすみなさい」

さやか「……おやすみ」
67 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/08(火) 18:25:58.56 ID:166RnpJq0
今日の更新はここまで
次回更新は明日のこれぐらいの時間を予定中
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/08(火) 18:50:59.35 ID:VfbA7cdDO
乙!
髭無かったら本格的にわたあめwwww
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/08(火) 18:58:08.86 ID:MgPSmaCD0
訳が分からないままほのぼのするw
70 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/09(水) 16:14:20.23 ID:FuTJpchK0
今日、更新予定でしたがお休みします。
理由としては、書き溜めしていたストックが底を着いてしまった。
なので、今日は書き溜めることに専念して、次回更新は明日か明後日にしたいと思います。
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/09(水) 16:31:51.58 ID:Wwzj1vmIO
おつおつ
72 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/09(水) 16:45:06.63 ID:FuTJpchK0
>>71
スレ立て当日にレスが大量についたことが嬉しくてつい、
ストック全解放しなければ、毎日更新できたのに……orz
明後日までには、安定して更新できるぐらいのストックは溜めたいところですw
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/09(水) 16:46:53.80 ID:Wwzj1vmIO
昨日の誤爆でどういう状況かは結構わかってるから応援してる
74 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/10(木) 17:16:10.92 ID:NLkh55mO0
日曜日分ぐらいまではストックが出来たので
18時から少しだけ更新します。
75 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/10(木) 18:05:37.63 ID:NLkh55mO0
〜魔法少女部の部活風景〜

―部室―

マミ「ふむふむ、なるほどね……」厨ニ病セリフ集ヨミヨミ

杏子「……」ポッキーモグモグ

仁美「……」ワナワナワナフー

杏子「……いや、ポッキーも偶に歯茎に刺さることあるけど凶器じゃねーから、お菓子だから」ポッキーモグモグ

仁美「そうでしたの……安心しましたわ」ホッ

杏子「つーか、さやかに一般庶民の話は聞くなよ……あれは一般とは程遠い人種だからさ……」

仁美「なんと!?」

まどか「うへへ、さやかちゃん……残念だけど、これでチェックだよ?」黒チャス駒カチッ

さやか「……」白チェス駒カチッ

まどか「……?」

さやか「……残念、まどかの黒の両隣を白で挟んだので、間にあるまどかの駒は黒から白に変ります」

さやか「……これでこの駒はあたしの使い魔」

まどか「!?」

ほむら「……」カキカキカキカキ←部費の申請書類執筆中(本来はマミ部長の仕事)

まどか「まさか、チェスにそんなルールがあるなんて……奥深いね、チェス……」黒から白に変更中

ほむら「そんな、チェス無いわよ!?」ガタッ
76 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/10(木) 18:10:16.70 ID:NLkh55mO0
〜杏子ちゃんは哲学大好き〜

ほむら「あと、なんで私が部費の申請書類を書いてるのよ! これはあなたの仕事でしょうが、巴マミ!」

マミ「えっ? あー」厨ニ病セリフ集チラミ

マミ「……」そして閃きピンポーン

マミ「クッ、静まれ私の右腕……駄目、これじゃあ制御出来ないわ、とても執筆は無理ね……っく」右手押さえながら

ほむら「どんな言い訳よ!?」

まどか「しかも、参考書見て初めて思いつくレベルという……」白から黒へ変更中

ほむら「あと、チェスじゃなくてオセロになってるし!? チェスでオセロするな!」

さやか「……大丈夫だ、問題ない」


杏子「……」ポッキーポキッ

杏子「……役割というのは、所詮、人が勝手に決めたものさ」

杏子「例えば、そのチェス……それはチェスを考案した人がチェスに与えたのが今の役割だ」

杏子「だけど、チェスに感情があるなら……本当に今の役割で満足してるのかな?」

杏子「だけど、それは残念ながら人間にはわからない……人間にはチェスの気持ちなんて理解できないんだ」

杏子「だけど、わからないからと言って、チェスの本音は実はチェスはオセロをやりたいのかも知れない……」

杏子「満足していない、与えられた役割で満足する筈がない、それが感情のある者の考え方だ」

杏子「ほむら、あんたの今書いてる部費の申請書類……」

杏子「それは本来は副部長の仕事じゃない……だけど、もしかした、それはあんたがやりたい役割かも知れない」

ほむら「――で、結局、何が言いたいのよ」

杏子「わからないなら、わからないなりに、いろんな役割を試してみればいい」

杏子「あたしはそう言いたかったのさ……」遠くを見る目

ほむら「……」
77 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/10(木) 18:18:13.71 ID:NLkh55mO0
〜結論から言えば……〜

杏子「――白女との練習試合は白女側の副部長と見滝原側の部長両名が練習試合の存在自体を忘れていた為に中止で終わった」

杏子「そして、現在――練習試合の存在を忘れ、また、練習試合の日程を伝え忘れていた部長、巴マミは」

杏子「副部長、暁美ほむらによって説教されているのであった……」

杏子「……」チラッ
――――
――

ホムラ「ダイタイ、セメテニッテイグライ、ワタシニツタエテイレバ――」

マミ「……スミマセン、モスイワケゴザイマセン、スミマセ――」ペコペコ

――――
――

まどか「……王手!」パチン

さやか「……残念、将棋のルールに王手というものは存在しません」

まどか「えっ、そうなの?」ビックリ

仁美「いえ、普通にありますけど……」
78 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/10(木) 18:24:03.45 ID:NLkh55mO0
〜その頃、白女の魔法少女部では……〜

キリカ「……」正座中

織莉子「……」

ゆま「……」椅子で足組んでる

織莉子「……呉キリカ副部長、何か言うことは?」

キリカ「――大変申し訳ございません!」ドゲザー

織莉子「……はぁ」

織莉子「千歳ゆま部長、呉キリカ副部長の処罰いかがいたしますか?」チラッ

ゆま「……」紅茶ズズー

ゆま「……そうだね、キリカのミスは本来なら副部長としてやってはいけないミスだね」

キリカ「……」ビクッ

織莉子「……つまり、呉キリカは副部長を辞めてもらうという方針ということですか」

ゆま「うん、それが一番だと――」

キリカ「……」うまい棒チラチラ

ゆま「!?」

ゆま「今回は罰則無しで!」

キリカ「ありがとう!」うまい棒渡し

ゆま「うまい棒だぁ、わーい!」トテトテユマユマ

織莉子「うふふっ、それじゃあ、そろそろティーパーティしましょう、よろしいですわね、ゆま部長?」

ゆま「うん!」ユマユマ

キリカ「よし、ティーパーティだ! 織莉子ークッキーあるー?」

織莉子「ちゃんと作ってきてるわよ?」

キリカ「だって! ゆま、楽しみだよね!」

ゆま「うん! ゆま、織莉子のクッキー大好き!」ユマユマ
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/10(木) 18:27:56.73 ID:RVg+oYQIO
キリカ転校しててワロタ
80 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/10(木) 18:29:35.91 ID:NLkh55mO0
〜結局、『ワルプルギスの夜』代表権の行方は……〜

マミ「……」ゴゴゴゴゴゴ

キリカ「……」ゴゴゴゴゴゴ

見滝原魔法少女部「……」ゴクリ


織莉子「――ただならぬ、空気が漂っています」

ゆま「――当然だよ、代表権を賭けた一騎打ち……」

ゆま「……しかも見滝原の代表――巴マミだね」

織莉子「巴マミ? その魔法少女は一体……」

ゆま「魔法少女の間でも有名な実力者だよ……もしも、この勝負方法じゃなければ……」

織莉子「なければ……」ゴクリ

ゆま「キリカは間違いなく負けていたね……」

織莉子「そんな!?」ビックリ

ゆま「でも、この勝負なら実力よりも運に大きく左右される形になるからね……」

ゆま「この勝負の行方は神のみぞ知るってところかな……」 サヤカ『……ショウブノユクエハ?(念話)』

ゆま「……空気が重くなるのは仕方ないよ」キョロキョロ     マドカミ『ワカリマセン!(念話)』キッパリ

織莉子「ゆま部長、お菓子ですよー」クッキー渡し

ゆま「わーい!」ユマユマ


マミ「……」

キリカ「……」

「「三回勝負で最初はグー! ジャンケンポン!」」

キリカ「ぐぁ! 負けたぁ!」

マミ「よし! まずは一勝!」
81 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/10(木) 18:34:02.02 ID:NLkh55mO0
以上で今日の更新は終わりです。
ジャンルについても、かなり迷ってしまいましたが、
『ほのぼの四コマ風SS』というジャンルで行きたいと思いますw

あと、更新についてですが……
毎週、火曜日、木曜日、土曜日を更新日にしたいと思います。
時間は夕方〜深夜のどこかで更新します。
82 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/10(木) 18:57:52.86 ID:NLkh55mO0
『さやかちゃんがちょっぴり変だ』キャラクター紹介

[見滝原中学校/魔法少女部メンバー]

・美樹さやか
チート能力所持者、神出鬼没で常に無表情で馬鹿なことをいう変な人
見滝原中学、魔法少女部に所属している。

・鹿目まどか
さやかに対してノーツッコミな女の子、実はハラグロらしい……。
見滝原中学、魔法少女部に所属している。

・巴マミ
見滝原中学、魔法少女部の部長
キャラ作りの為に厨ニ病を演じる、ニセ厨ニ病患者

・暁美ほむら
見滝原中学、魔法少女部の副部長
原作では変態レズストーカーだが、ここでは唯一の真人間?
その為か、常にツッコミに回っている。

・佐倉杏子
お菓子大好きで哲学大好きな女の子、だけど学問的な話は苦手
見滝原中学、魔法少女部に所属している。

・志筑仁美
見滝原中学、魔法少女部のマネージャーでものすごいお嬢様
ものすごいお嬢様だから、一般常識を知らない。


[白女/魔法少女部メンバー]

・千歳ゆま
白女、魔法少女部の部長
白女の初等部在籍だが、かなりの実力者でしっかり者
しかし、子供なのでお菓子やゲームなど子供が好きな物に弱い

・美国織莉子
白女、魔法少女部の部長補佐
白女、中等部所属のしっかり者、魔法少女部のお母さん的ポジション

・呉キリカ
白女、魔法少女部の副部長
白女、中等部所属のうっかり者なお間抜けさん


>>79
オリコ組みはまとめておきたいという考えからですw
ちなみに転校した流れとかは深く考えてないです……。
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/11(金) 08:51:44.03 ID:71KUhN0Uo
こまけぇことはいいんだよ
あんこだって学校いってんだから
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/11(金) 22:23:25.64 ID:GyyhlARbo
いや、変態レズストーカーは二次設定やんwww
85 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/12(土) 17:28:06.17 ID:NKeHHZhz0
更新します
86 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/12(土) 17:30:31.93 ID:NKeHHZhz0
〜二勝一敗で代表権獲得したとか……〜

さやか「……前回のあらすじ」
――
――――
マミ「……」

キリカ「……」

「「三回勝負で最初はグー! ジャンケンポン!」」

キリカ「よし! 私の勝ちだ!」

マミ「っく、まだよ……」


マミ「……」

キリカ「……」

「「三回勝負で最初はグー! ジャンケンポン!」」

キリカ「ぐぁ! 負けたぁ!」

マミ「やったわ! これで二勝目よ!」

――――
――
さやか「……以上です」


―部室―

マミ「では、私のおかげでこの度、初の代表選手に選ばれた訳だけど……」ドヤァ

マミ「今だ豆腐の角で頭をぶつけて以来、記憶が戻らない暁美さんの為に『ワルプルギスの夜』について説明するわ」

「「「「はーい!」」」」

ほむら「……(回想>>41)」

ほむら(そういえば、何故かそんな話になってたわね……)

マミ「『ワルプルギスの夜』は前回も説明したけど……」

マミ「魔法少女≪ライトサイド≫と魔女≪ダークサイド≫が平和的に戦う為の月1度の国技よ」

マミ「……」

マミ(魔法少女と魔女をライトサイドとダークサイドと読む……)

マミ(……上手い事、厨ニ台詞っぽく出来たわね)ドヤァ
87 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/12(土) 17:33:25.68 ID:NKeHHZhz0
〜ワルプルギスの夜って?〜

マミ「ワルプルギスの夜では、参加選手一人一人にHP≪ヒットポイント≫が100ポイント与えられる」

マミ「そして、参加者は互いに攻撃しあう事でHPを削り、相手選手のHPを0にし退場させる」

マミ「自分のHPを守りつつ、相手のHPを0にする」

マミ「それを繰り返し、相手陣営の参加者全てを退場させれば勝ちになるわ」

マミ「ちなみにポイントの有効判定はQBが行なっているの」

マミ「つまり、QBが白といえば白、黒といえば黒、QBを見つけ出し脅して勝利宣言を勝ち取るのも戦略の一つよ」

マミ「そうならない為にQBも審判中は見つからないように隠れて審判をしているの」

マミ「わかった、暁美さん?」

ほむら「……えぇ」

ほむら(スポーツマンシップはないわけね……)


仁美「ちなみに魔女側の代表選手はどうなってますの?」

マミ「えっと、ちょっと待ってね」資料ペラペラ

マミ「――今回はお菓子の魔女チームが代表を勝ち取ったみたいね」

マミ「お菓子の魔女……名前からして、私一人でも何とかなりそうな相手ね」ドヤァ

マミ「じゃあ、今日の部活はここまで! 明日からワルプルギスの夜に向けて特訓するわよ!」

「「「「はい!」」」」
88 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/12(土) 17:34:11.71 ID:NKeHHZhz0
〜暖かいとさやかちゃんでも眠くなる〜

―朝の通学路―

さやか「……うとうと」フラフラフラ〜

ほむら「ほら、そっちは道路よ? 危ないからこっちに来なさい」サヤカチャングイグイ

さやか「……うとうと」フラフラフラ〜

ほむら「そっちは溝があるわ、こっちに来なさい」サヤカチャングイグイ

さやか「……うとうと」フラフラフラ〜

ほむら「だから、そっちは道路よ? 危ないからこっちに来なさい」サヤカチャングイグイ

さやか「……うとうと」フラフラフラ〜

ほむら「だから、そっちは――」



仁美「さやかさん、眠そうですわね?」

まどか「うへへ、そうだね」

まどか「こんなにもポカポカして気持ちがいい天気だと、さすがのさやかちゃんも眠くなっちゃうんだよ」

仁美「ですわね、さすがのさやかさんも春の心地よさには勝てなかったようですわね」



さやか「……うとうと」フラフラフラ〜

ほむら「だから、そっちは道路よ? 危ないからこっちに来なさい」サヤカチャングイグイ

さやか「……うとうと」フラフラフラ〜

ほむら「だから、そっちには溝があるわ、こっちに来なさい」サヤカチャングイグイ

さやか「……うとうと」フラフラフラ〜

ほむら「さっきも言ったでしょ、そっちは道路よ? 危ないからこっちに来なさい」サヤカチャングイグイ

さやか「……うとうと」フラフラフラ〜

ほむら「だから、そっちは――」

以下、教室に着くまでエンドレス
89 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/12(土) 17:38:12.46 ID:NKeHHZhz0
〜ある日の部室にて……〜

まどか「――部室に来たら、さやかちゃんが机に頭をつけて、死んだように寝てた……」

さやか「……」グテー

まどか「朝、すごく眠そうにしてたから、日当たりがいいから、寝ちゃったのかな?」

ほむら「何故か、すごく疲れたわ……」ホムゥ〜

仁美「お疲れ様ですわ、コーヒーでも入れますわよ?」

ほむら「ありがとう、頂くわ……」ホムゥ〜

さやか「……」グテー



杏子「――しかし、あのさやかが寝ぼけるとかね〜」←朝のやり取りを説明してもらった

仁美「佐倉さんは巴先輩と一緒に住んでいますから、反対方向でしたわね?」

杏子「あぁ、マミのヤツ、家事とか上手いけど朝はすげぇ弱いからな」

杏子「朝、寝ぼけたあいつを起こしてから、そっちに向かってたら余裕で学校に遅刻してしまうよ」

まどか「うへへ、マミさんって朝弱いんだ〜」

杏子「おうよ、ついでに寝ぼけてて、よく、へんなこと言うぜ?」


仁美「暁美さん、コーヒーですわ」コーヒー渡す

ほむら「ありがとう」コーヒー貰う

ほむら「うん、美味しいわ」コーヒーズズー

仁美「それはよかったですわ」
90 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/12(土) 17:39:46.28 ID:NKeHHZhz0
〜ある日の部室にて……2〜

ほむら「――で、寝ぼけてどんなこというのよ?」

杏子「うん? あぁ、今朝は……『えへへ、さくらさん、だいすき〜』だったな」テレ

ほむら「それは、まぁ、なんというか……」コーヒーズズー

まどか「うへへ」

仁美「キマシタワー?」

さやか「……」グテー

杏子「……まぁ、あたしが一緒に住むまでペット(QB)と一人と一匹暮らしだったからな」

杏子「結構、嬉しくてつい本音が……ってところじゃねぇの?」テレ


ガラガラ←扉が開く音


マミ「――遅くなったわ、ごめんなさいね」


杏子「……」

まどか「……」

ほむら「……」

仁美「……」

さやか「……」グテー

マミ「あら? どうしたの、みんな 私の顔に何かついてるかしら?」

まどか「いえいえ、気にせず、気にせず……」ニヤニヤ
91 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/12(土) 17:41:28.96 ID:NKeHHZhz0
〜ある日の部室にて……3〜

マミ「そう、まぁいいわ……美樹さんはお昼寝中かしら?」

まどか「わたしが部室に来た時にはすでに寝てました」

マミ「そうなの? 珍しいわね……」

マミ「まぁ、いいわ」

マミ「ミーティングを始めるから、美樹さん起こしてもらえるかしら?」

まどか「あ、はい」

さやか「……」グテー

まどか「さやかちゃ〜ん、ミーティング始まるから起きないと〜」ユサユサ

さやか「……」ズルッバタン←さやかが床に落ちる音

さやか「……」床に寝転がってグテー

杏子「おいおい、どんだけ深く寝てるんだよ……」

まどか「もぅ、さやかちゃん〜起きてってば〜」ペチペチ←さやかの頬に触れる

まどか「……えっ?」

まどか「……嘘、えっ? へっ?」ペチペチ

仁美「どうしましたの?」

杏子「?」←さやかに触れてみる

杏子「!?」

杏子「……嘘だろ、おい」

杏子「……どいうことだよ」

杏子「こいつ、死んでるじゃねぇーかよ!?」

ほむら「!?」

マミ「!?」

仁美「!?」
――――
――
―五人のすぐ後ろでは……―

人魚っぽい剣士「……うとうと」ガラガラ←扉を開ける音

人魚っぽい剣士「……うとうと」ズルズル←歩く音

人魚っぽい剣士「……うとうと」ピタッ

人魚っぽい剣士「……次回に続くかもしれない」

人魚っぽい剣士「……うとうと」ズルズル←歩く音

人魚っぽい剣士「……うとうと」ピシャッ←扉を閉める音
――――
――

ほむら「……美樹さやかが死んだ? 嘘よね、佐倉杏子」

杏子「嘘じゃねぇよ……こんなこと、冗談で言えるかよ……」ギリ

仁美「そんな!?」

マミ「――きゅ、救急車! そうよ、救急車呼ばなきゃ! え、でも、警察? え、消防署?」pipipipo

マミ「もしもし! 病院ですか! 至急、救急車一台お願いします!」

電話『ただいま、午後3時をお知らせいたします』

さやか「……」グテー

まどか「ひっく、うっ、嘘だ、嫌だよ、さやかちゃん、うわあああああん」ポロポロ
92 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/12(土) 17:42:15.72 ID:NKeHHZhz0
今日の更新はここまで……だと思う?
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/05/12(土) 17:42:41.14 ID:ZCb5hHgSo
おもわない
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/12(土) 17:47:48.91 ID:vxDYIr6IO
深夜にあるんですか(パァァ
95 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/12(土) 17:56:27.52 ID:NKeHHZhz0
現状、この続きが無くて飛んだ状態で『ワルプルギスの夜編』書いてある状態だから
続き執筆したら、今日の分で更新予定。
『ワルプルギスの夜編』があまりにも真面目過ぎてね……。
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/13(日) 09:00:37.48 ID:8T0lWxJDO
ってかさやかちゃんなに魔女化しちゃってんのぉぉおおお!?
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/14(月) 16:13:53.42 ID:EdBSHv/0o
>>96
イベントを盛り上げるため、定番の裏切り演出をやってみたかった、とかじゃね?
98 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 20:44:17.86 ID:wB3KXrAh0
更新します
99 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 20:45:25.90 ID:wB3KXrAh0

〜今日のQBさん〜


―マミの家―

QB「……前回のあらすじ」PCカタカタ←キーボード打つ音

QB「……なんか、さやかが死んだらしい」PCカタカタ

QB「……以上、終わり」PCカタカタ

QB「!?」PCカタッ

QB「……えっ? アークビートル、サイカチス、ドークスがWi-Fi配信!?」

QB「期間は……もう、終了してるじゃねぇか!」ガタン!

QB「ちくしょう、僕の僕のアークビートルが……レトルトさんでフルコンプの為にリセット繰り返しとか……」orz

いい感じで駄目な宇宙人になっていくQBであった……。
100 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 20:46:11.73 ID:wB3KXrAh0
〜魔法少女部……〜

まどか「ひっく、うっく、どうして……なんでなの?」ポロポロ

まどか「昨日は、昨日は、昨日はあんなに……校庭を無意味に走り回るほど元気だったのに……元気だったのに……」ポロポロ

まどか「なんで、走ってるのって聞いたら……ひっく、『……そこに道があるからさ』とか相変わらずだったに!」ポロポロ

マミ「……美樹さん」クッ

杏子「くそっ! なんで、こんなことになったんだよ!」壁ドン

仁美「さやかさん……」

ほむら「……」

ほむら(見たところ、外傷はない……この美樹さやかの状態、まるで魂が手元にない魔法少女と似た症状ね)

ほむら(そして、私達が部室に来た時は鍵が閉まっていた……)

ほむら「……まどか、美樹さやかは部室の鍵を持っているのかしら?」

まどか「ぐすん、鍵?」ポロポロ

まどか「……」ゴソゴソ

まどか「……持ってるよ」さやかの部室の鍵を見せる

ほむら「決まりね……」

杏子「おい! それがどうしたんだよ!」

ほむら「落ち着きなさい、佐倉杏子」

杏子「さやかが死んでるのに落ち着けるか!」

ほむら「はぁ……美樹さやかは死んでいないわ」

杏子「はぁ!? オマエ、言っていい冗談と悪い冗談が――」

マミ「――佐倉さん!」ガシッ←肩をつかむ

杏子「……」ビック!

マミ「落ち着きなさい、わかったわね……」

杏子「……あぁ、わかったよ」

マミ「暁美さん、続き話してくれるかしら?」

ほむら「えぇ、いいわ」
101 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 20:46:55.12 ID:wB3KXrAh0
〜魔法少女部……2〜

ほむら「私達がこの部室に来た時、部室には鍵がかかっていた……」

ほむら「そして、美樹さやかは部室の鍵を持っていた……」

マミ「つまり、この部室は密室だった……」

ほむら「えぇ、そうよ」

ほむら「そして、美樹さやかのこの状態……これは死んでるわけではないわ」

ほむら「多分、魂が肉体から離れているのよ」

マミ「魂が肉体から離れている?」

ほむら「えぇ、あなた達は知らないと思うけど、昔、魔法少女の魂はソウルジェムと呼ばれる宝石にされていたわ」

ほむら「その宝石が身体から離れた場合、魔法少女は一時的に死んでしまう……」

ほむら「その症状と今の美樹さやかの症状はそっくりなのよ」

マミ「確かに私達は確かにソウルジェムを持っているわ」

マミ「でも、身体から離れたからといって死ぬことは無かったわよ?」

杏子「前に寝ぼけたマミがソウルジェム家に忘れたときがあったけど、問題なかったもんな」

マミ「佐倉さん……」

ほむら「昔はそうだったのよ……多分、ソウルジェムの役割が変化したのは>>35の時ね」

ほむら「>>35の前後でソウルジェムの役割が変化した……」

杏子「>>35っていったら、今年、最初の『ワルプルギスの夜』か……」

杏子「そのときは白女が代表だったからあたしらは参加してなかったよな?」

マミ「えぇ、参加できないのに行っても仕方が無いからということで、みんなで遊園地に遊びに行ったのよね?」

まどか「ぐすん、はい……帰りに駅で話しているときにさやかちゃんが『……ポッキー買ってくる』ってコンビニに行って……」

仁美「その日は私、家の事情で行けなかった……ですわよね?」

杏子「……あー、うん、確かそうだ」

マミ「えぇ、そのはずよ」

ほむら「……まるで誰かに与えられた記憶を互いに確認しあうような会話ね」

まどか「え?」

ほむら「ここからは私の推測よ」

ほむら「その最初の『ワルプルギスの夜』がサヤカインパクトが起きた日」

ほむら「その日、世界のルールは変り、あなた達は偽りの記憶を与えら、不幸しかなかった世界の記憶を忘れた……」

杏子「世界の改変なんて……そんなこと出来るのかよ?」

ほむら「改変前の世界なら可能だったわ……改変前の世界について説明するわ」

ほむら「改変前の世界は――」
――――
――
102 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 20:47:50.01 ID:wB3KXrAh0
〜魔法少女部……3〜

ほむら「――ということよ」

杏子「もう心配はいらないって言っても、すげぇ嫌な話だな、それ……」

マミ「……つまり、魔法少女の願いで今の世界が出来たと?」

ほむら「えぇ、そして、ソウルジェムは役割が変化した……一人の例外を残してね」

杏子「例外?」

ほむら「願いを叶えた魔法少女よ」

ほむら「この世界はとてもインキュベーターが魔法少女の願いを聞いて作ったにしては幸せすぎるのよ」

ほむら「この世界は願いを叶えた魔法少女が思う理想を自らの手で作り上げた世界」

ほむら「だから、世界は幸せに出来ていても、願いを叶えた魔法少女だけはインキュベーターが望む形のまま」

ほむら「そして、願いを叶えた魔法少女は……」

まどか「……まさか、さやかちゃん?」

ほむら「そう、今の世界を作り出した魔法少女は美樹さやかよ……」

ほむら「だから、美樹さやかだけはソウルジェムの役割が前の世界のままなのよ」

マミ「つまり、今の美樹さんはソウルジェムが近くに無いから一時的に死んでると?」

ほむら「ここからは、ある意味で最悪な推測よ……美樹さやかはたぶん……」

ほむら「ソウルジェムをどこかに落としたのよ……」

他「……」orz

前の世界での魔法少女の不幸な仕組みよりも―

10cmあるか無いかぐらいの小さな宝石、ソウルジェムの紛失――

その小さな宝石を捜さなければならないという事実の方に絶望する魔法少女部一同であった――
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 21:12:33.97 ID:VtwxqFlEo
諦めてしまえば
そこで試合を終わらせられますよ?
104 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 21:13:48.25 ID:wB3KXrAh0
〜真相〜

―神の世界―

まど神「……」ボー

――――
――
ほむら「――そ、そんな、これでも駄目なの!?」

ほむら「きゃあああああ!」

QB「……」  

まどか「……」 

さやか「……」
――――
――
ほむら「――そ、そんな、これでも駄目なの!?」

ほむら「きゃあああああ!」

QB「……」  

まどか「……」
――――
――
まどか「そんな、あんまりだよ! こんなのって……こんなのってないよ!」

QB「彼女だ――」

さやか「……彼女だけでは荷が重かったんだ」

QB「ちょ!? それ僕の――」
――――
――
まどか「そんな、あんまりだよ! こんなのって……こんなのってないよ!」

QB「……彼女だけでは荷が重かったんだ」
――――
――
QB「さて、鹿目まどか――君はその魂を代価にして何を願う?」

まどか「……わたしは――」

QB「――先に言っておくけど、契約はフェアにしてくれるかい?」

QB「今、君が言おうとした願いは『全ての魔女を生まれる前に消し去りたい』とかだよね?」

まどか「!?」

105 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 21:20:18.91 ID:wB3KXrAh0
〜真相2〜

QB「悪いけど、その願いを叶えるわけにはいかないかな、だって、僕にはデメリットが大きすぎる……」

QB「仮に君の願いを叶えたとするよ? その場合、人の呪いから生まれるのは魔女から別の何かに変るだろうね」

QB「だけど、それじゃあ、永遠に宇宙の寿命を延ばす為のエネルギーを生み出す仕組みが作れないじゃないか」

QB「確かに君と契約する事でこの先、1000年間は寿命を延ばせるぐらいのエネルギーは確保できるかもしれない」

QB「だけど、それは一時的な話だよ」

QB「君たちにとっての1000年間はあまりにも長い時間かもしれない」

QB「だけど、僕たちの様な先が長い生命からしたら1000年間なんて一ヶ月程度の期間さ」

QB「そんな短い期間の為に君と契約してシステムを破壊するなんて、それは契約とは言わないね」

QB「わかるかな? 契約は常にフェアじゃないとね」

まどか「そんなの……今の契約方法のどこがフェアなの!」

QB「フェアさ」

QB「君たち人間はこの世界で一秒間に一人死んでる」

QB「だけど、世界中で一秒間に4人から5人生まれる生物だよ?」

QB「つまりは簡単に言えば一秒間に一人死んで、一人生まれれば人数が減らない」

QB「万が一ということも考慮して、一秒間に一人死んで、二人生まれれば、万が一の対策も出来る」

QB「じゃあさ、残りの1人から2人は余ってる訳だよね?」

QB「なら、余りモノを宇宙の為に使うのってすごく有効ですごく素晴らしい事じゃないかな?」

QB「だから、僕たちは一秒間に1人から2人を魔法少女にして、魔女を生み出し、そして処分する」

QB「すごく、効率的な仕組みさ、わかるだろ?」

まどか「……狂ってるよ」

QB「?」クビカシゲ

QB「何が?」

まどか「――っ!」

まどか「――あなた達は人の命をなんだと思ってるの!!」

QB「はぁ……君たちはホントに理解できないね」

QB「人の命? 自分の顔見知りじゃない人が何処でどうなろうと、別に何とも思わない人種なのに?」
106 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 21:30:14.77 ID:wB3KXrAh0
〜真相3〜

QB「君が怒ってるのだって、偽善からじゃないか」

QB「知ったから、可愛そうだから、そんな理解に苦しむ感情……」

QB「同属以外ならいくらだって生きるために犠牲に出来る」

QB「同属だってそうだよね? 彼、彼女は嫌いだから必要ない、その子、あの子は気に入らないから必要ない」

QB「君たちが抱いていた感情だよ? これはどう説明するんだい?」

まどか「それは……」

QB「別の国で戦争してても別の国の出来事、別の国で貧困に苦しんでいても別の国の出来事……」

QB「僕が人間の感情で理解できないところはそこなんだよね」

まどか「それでも、そいう人は居るかも知れないけど、けど……」

まどか「それでも、人の為に生き続ける人はいる! 人を愛せる人は居る! 人を愛し続ける人は居る!」

まどか「他を愛せる人はいる! 他を愛し続ける人はいる!」

まどか「わたしはそれを信じたいから!」

QB「……じゃあ、それを願いにするかい?」

まどか「……えっ?」

QB「魔法少女、魔女、人、インキュベーター……ここ地球には四つの種族が存在する」

QB「君の願いはその全てが和解できるか、愛し続けること世界が出来るかを見届け続ける」

まどか「……見届ける?」

QB「そうだね、君たちの言うところの『神』となり君のいうことが起きるか……それを君は見届け続けるんだ」

QB「そして、君のいうとおりなら君の勝ち、僕はどんな願いだろうと叶えてあげるよ」

まどか「……わかった、私の願いは全てを見届ける『神』になること! 勝負だよ、インキュベーター!」

まどか「わたしは人を魔法少女を魔女をインキュベーターを信じ続ける!」

QB「……うん、その君の願いはエントロピーを凌駕したよ」

そして、わたしは全ての時間軸、全ての平行世界、全ての宇宙を見守り続ける神となった――

それがわたしの願い――

それがわたしが神様になった話――
107 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 21:35:51.00 ID:wB3KXrAh0
〜神様の目線〜

一回目のチャンスがやってきた――

―@:;」「世界―?‘+;l宇宙―lj;@:「@^9時間―

まどか「……あの話って?」

杏子「……美樹さやか、助けたいと思わない?」

まどか「!?」

まどか「助けられるの?」

杏子「わかんねーよ」

杏子「でもさ、あたしは助けられないって、わかるまで諦めたくないんだ」

杏子「バカかって思われるかもしれないけどね……」

杏子「あいつは魔女になっちまったけど、友達が呼びかければ人間だった頃の記憶を思い出すかもしれない――」
――――
――

杏子「――無理強いはしないよ、あんたを守りきれる保証も出来ないしね」

まどか「……」

杏子「……」

まどか「……ううん、手伝わせてほしいの」

まどか「わたし、鹿目まどか!」

杏子「ったく、調子狂うよな……佐倉杏子だ、よろしくな」
――――
――

人魚の魔女「……」

鹿目まどかが呼びかける――

魔女は魔法少女を攻撃する――

魔法少女は攻撃されながら耐え続ける――

まどか「さやかちゃん、わたしだよ! まどかだよ!」

まどか「聞こえる? わたしの声がわかる?」

人魚の魔女「……」

杏子「怯むな! 呼び続けるんだよ!」

まどか「……っ、さやかちゃん、やめて! お願い! 思い出して!」

わたしは信じて見守り続ける――
――――
――

杏子「……心配するなよ、さやか」

杏子「あんた、一人を置き去りにしないって」

杏子「一人ぼっちは寂しいもんな――」
108 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 21:47:02.32 ID:wB3KXrAh0
〜神様の目線2〜

二回目のチャンスがやってきた――

数千個の世界を見届け続けて、再び訪れた二回目のチャンス――

―huamp4556:;lp;世界―lo32i5t:;.@p3[@宇宙―p30lr..sa@p;^q時間―

ほむら「――私も参加しても構わないかしら?」

杏子「オマエ、何しにきやがった!」

まどか「ほむらちゃんはさやかちゃんを殺しに来たの?」

ほむら「誤解しないで頂戴、私は美樹さやかを救い出す手伝いをするためにここに居るわ」

杏子「なっ!?」

杏子「オマエ、諦めてたんじゃないのかよ!」

ほむら「……あなたと同じよ、佐倉杏子」

ほむら「何回も何十回も魔法少女が絶望していく所をみてきたわ」

ほむら「そこには奇跡なんてなかった……」

ほむら「でもね、あなた達を見ていて信じてみてもいいなって、思えたの……」

まどか「ほむらちゃん……」

杏子「へっ、みんなで救い出そうぜ! さやかをさ!」

まどか「うん!」

ほむら「えぇ!」
――――
――

人魚の魔女「……」

左手を失った鹿目まどかが立ち上がる――

周りの魔法少女へと視線を向ける――

まどか「……うっ、ほむらちゃん?」

ほむら「……」

手足を千切れた暁美ほむらが横たわる――

もう、暁美ほむらは二度と動かない――

まどか「っ……あ、杏子ちゃん?」

杏子「……」

佐倉杏子は見当たらない――

違う、佐倉杏子なのかがわからない――

佐倉杏子がさっきまで居た場所には――

ミートソースのような物体があるだけだった――

まどか「……あぁ、うっ、あぁあああああ!」

人魚の魔女が剣を振り上げ、振り下ろす――

何かが潰れるような音が聞こえた――
109 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 22:01:10.95 ID:wB3KXrAh0
〜神様の目線3〜

三回目のチャンスがやってきた――

数億個の世界を見届け続けて、再び訪れた三回目のチャンス――

―nijhioa35493q2.:.glgh,l世界―/@l@p.omikno:/:@\[宇宙―/@@pi3l5p4.p.:.ko,l時間―

マミ「――いいわね、鹿目さん」

まどか「あの、マミさん」

マミ「何かしら?」

まどか「……その、ホントにいいんですか?」

マミ「――確率的には1%も可能性が無いかもしれない」

まどか「だったら!」

まどか「だったら、ほむらちゃんや杏子ちゃんみたいに……わたしに付き合わなくていいんですよ?」

マミ「……でもね、私は鹿目さんに助けてもらったから今も生きてるの」

マミ「あの時、真実を知って冷静でいられたのは鹿目さんのおかげよ?」

まどか「それは……」

マミ「あのとき、鹿目さがいたから私はまだ生きてるのよ?」

マミ「一度、自分で捨てようとした命……鹿目さんの願いの為に使うとずっと決めてたの」

マミ「だから、私は鹿目さんが信じた1%を信じるわ!」

マミ「いきましょ? あまり、美樹さんを待たせるものじゃないわ」
――――
――

人魚の魔女「……」

マミ「――っ! 悪いけど拘束させてもらうわよ、美樹さん!」

巴マミがマスケット銃を撃つ――

銃弾は魔女の足元に命中し、そこから無数のリボンが植物のように伸びる――

リボンが魔女の動きを拘束し動きを封じる――

まどか「お願い、さやかちゃん! もう、やめて! お願いだから、目を覚ませてよ、さやかちゃん!」

人魚の魔女「……」

マミ「美樹さん、あなたは正義の味方になりたかったのでしょ? だったら、こんな所でこんな場所に居たら駄目よ!」

まどか「お願いだよ、さやかちゃん! 思い出してよ……」

魔女の拘束が解けてくる――

マミ「待って、鹿目さん! リボンの拘束が!」

鹿目まどかが魔女の元まで行き、その身体に触れる――

鹿目まどかが涙を流し呼びかける――

まどか「お願い、ひっぐ、だから……目を覚ませしてよ……」

まどか「いやだよ……さやかちゃん、もう一度、みんなでお話しようよ……」

魔女に巻きついたリボンが千切れる――

魔女が手に持った剣を鹿目まどかに向けて振るう――
110 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 22:11:13.46 ID:wB3KXrAh0
〜神様の世界〜

疲れてしまった――

人を信じるのも、魔法少女を信じるのも、奇跡を信じるのも――

何かを信じる事に疲れてしまった――

何度も裏切られてしまった――

もう、数えられないほど裏切られてしまった――

この世に生きる全ての生命に――

奇跡というものに――

この世の全てに――

生まれた時から神様なら、何かを信じ続けることが出来たのだろうか――

それとも、わたし以外の神様も何かを信じる事をやめてしまってるのだろうか――

もう、何もわからない――

わたしは信じる事に疲れてしまった――

わたしは全てを見守り続ける事に疲れてしまった――

わたしは全てを見守り続ける事をやめることにした――

わたしの負けだよ?――

わたしと勝負していた対戦相手さん――

もう、誰と勝負をしていたのかさえ思い出せないけど――

勝負はわたしの負けだから――

もう、ゲームをやめていいよね?――

うん、わたしはもう勝負をやめよう――

わたしは全てを忘れよう――

わたしはこの世界で誰にも裏切られる事なく存在し続けよう――

そして、わたしは全てを忘れて、この世界に存在し続ける――
111 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 22:28:22.79 ID:wB3KXrAh0
〜オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフ〜

彼女達は何を喋ってるのだろう?――

彼女達って何?――

喋るって何?――

なんで、目から水が出てるのだろう?――

なんでって何?――

目から出ている水は何?――

目って何?――

水って何?――

何だろう?――

何かを気がついた?――

気がついたって何?――

何かって何?――

なんでか、嫌だ?――

嫌だ?――

嫌って何?――

わたしは嫌だ?――

わたしは何かを気がついた?――

わたしって何?――

わたしって何?――

わたしって何?――

わたしって何?――

わたしって何?――

わたしって――

――さやかちゃん!

わたしってさやかちゃん?――

わたしってさやかちゃん?――

わたしってさやかちゃん?――

わたしってさやかちゃん?――

わたしってさやかちゃん?――

わたしって――

――お願いだから、思い出してよ! さやかちゃん!――

わたしはさやかちゃん……――

わたしはさやかちゃん……――

わたしはさやかちゃん――
112 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 22:43:33.57 ID:wB3KXrAh0
〜わたしってさやかちゃん〜

先ほどまで劇場には一人の少女と魔女が居た――

劇場のような場所が無くなる――

周囲の風景に色が着色されていく――

人にとって馴染み深い風景になった――

近くに二人の少女が立っている――

少女が首を傾げる――

さやか?「……わたしはさやかちゃん?」

まどか「さやかちゃん!」

二つ結びの少女が短い髪の少女を抱きしめる

さやか?「……わたしってさやかちゃん?」

まどか「そうだよ! さやkちゃんはさやかちゃん! わたしの知っている美樹さやかだよ!」

さやか?「……わたしはさやかちゃん」

さやか?「……わたしは美樹さやか?」

まどか「うん、うん、そうだよ……ひっく、っ、さやかちゃんだよ」

二つ結びの少女の目から涙がこぼれる――

さやか?「……わたしは美樹さやか」

まどか「ひっく、っ、うん、うん、さやかちゃんだよ?」

さやか「……わたしは美樹さやかなんだ」

髪の短い少女が笑う

さやか「……わたしは美樹さやかだよ?」
113 : ◆tseeoZwP.A [saga]:2012/05/15(火) 22:56:05.43 ID:wB3KXrAh0
〜わたしってさやかちゃん2〜

―nihanr-432;.tolwtl世界―.pleokri4tmffap,f::a:;.f.av宇宙―a3krpoto4jtzxxaaoerktxal34k時間―

二つ結びの少女が短い髪の少女を抱きしめながら泣き続ける。

まどか「うん、さやかちゃんだよ! よかった、よかったよ!」

さやか「……彼女、目から水で出るよ?」

短い髪の少女が首を傾げて聞く。

まどか「ひっく、えぐ、っ、彼女じゃないよ、まどかだよ……?」

さやか「……まどか? まどか、まどか、まどか――」

繰り返す、口ずさむ――

『まどか』という単語を記憶する為に繰り返す。

さやか「……まどか、水出てるよ? わたし、それ嫌?」

まどか「えぅ、ひっぐ、水じゃないよ……ひっく、えぐ、涙だよ……」

さやか「……涙は嫌いだよ? まどかはそれを出したら駄目だよ?」

さやか「わたしは嫌だよ? うん、わたしは嫌だ」

まどか「ひっく、うぐっ、今だけだから……えぐっ、ひっぐ、今だけだからぁ……」

さやか「……じゃあ、あとでいい」

まどか「うん、ありがとう、ありがとう、さやかちゃん……」

さやか「……」

さやかがまどかを抱きしめ返す。

まどか「……ありがとう、さやかちゃん」
114 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/15(火) 22:57:05.50 ID:wB3KXrAh0
とりあえず、ここまで
115 : ◆tseeoZwP.A [saga sage]:2012/05/16(水) 01:37:39.78 ID:9pg9P3660
【お知らせ】
まだ、過去編の途中ですが少し区切りがついたので、
少しお休みを貰い、別スレのSSを更新するかもしれません……。
お休み期間については来週、もしくは再来週までになりそうです。
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/05/16(水) 03:45:32.51 ID:dbQRjOhh0
ダウナーさやかちゃんかわいい
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