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流星「賢吾。頼まれてたやつ持ってきたぞ」 賢吾「すまんな朔田」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:42:52.81 ID:TV5aQFHS0
流星「ほら」

賢吾「彼女の匂いが染みついてる」クンクン

流星「早く返さないとバレるぞ」

賢吾「ああわかってる。すぐに終わらせるから」ポロン

流星「お、おい!」

賢吾「・・・・・」シコシコシコシコシコ

流星「可哀想になユウキくんも・・・」

賢吾「ハァハァ」シコシコシコシコシコ

流星「大切にしてるはやぶさ君が賢吾に・・・・・」

賢吾「・・・・・」シコシコシコシコシコ

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クリスタ「かわいいだけじゃだめですか?」 @ 2025/07/19(土) 08:45:13.17 ID:AK1WfFLxO
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八幡「新はまち劇場」【俺ガイル】Part1 @ 2025/07/19(土) 06:35:32.67 ID:BGCulupRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1752874532/

【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 @ 2025/07/18(金) 23:44:57.84 ID:Xc8IdKRvO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1752849897/

どかーんと一発 @ 2025/07/18(金) 21:10:10.35 ID:CEsRuBor0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752840609/

冒険者育成学校 @ 2025/07/18(金) 01:36:01.28 ID:PkrtUMnv0
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たてづらい部!! @ 2025/07/17(木) 23:24:46.15 ID:o3A0TqwG0
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ゼンレスゾーン淫夢要素ゼロ @ 2025/07/16(水) 18:57:50.86 ID:RQSyJ1Qxo
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【ギルデッドエネミー】ウルフ「まるでじゃんけんだ」 @ 2025/07/16(水) 01:49:20.03 ID:ryYxoR/vO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1752598160/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:43:56.20 ID:TV5aQFHS0
賢吾「うっ・・・」ドピュッ

流星「気が済んだだろ。もう返しに行くぞ」

賢吾「まだだ・・・まだ足りない」

流星「やめろよ。さすがに怒られるぞ」

賢吾「心配するな。バレはしない」シコシコシコシコシコ

流星「バレても俺は知らないからな」

賢吾「ああ」シコシコシコシコシコ

流星「・・・・・」

賢吾「それより朔田。君の持ってるそれは」

流星「えっ。な、何のこと」

賢吾「如月のパンツだな」

流星「すまない。つい・・・・・」

賢吾「いいんだ」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:44:32.36 ID:TV5aQFHS0
賢吾「・・・・・」シコシコシコシコシコ

流星「・・・・・」シコシコシコシコシコ

賢吾「・・・・・」シコシコシコシコシコ

流星「・・・・・」シコシコシコシコシコ

賢吾「・・・・・」シコシコシコシコシコ

流星「・・・・・」シコシコシコシコシコ

賢吾「・・・・・」シコシコシコシコシコ

流星「・・・・・」シコシコシコシコシコ

賢吾「・・・・・」シコシコシコシコシコ

流星「・・・・・」シコシコシコシコシコ
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:45:14.79 ID:TV5aQFHS0
流星「・・・どうすんだこれ」

賢吾「拭こう」

流星「カピカピになってるだろはやぶさ君」

賢吾「じゃあどうすればいいんだ朔田!」

流星「返そう」

賢吾「・・・・・」

流星「ユウキくんの事だ精子とか解らないんじゃないか?」

賢吾「確かに」

流星「多少手触りがかわるけどな」

賢吾「戻しに行くか」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:45:55.81 ID:TV5aQFHS0
ユウキ「ねぇ弦ちゃん」

弦太朗「どうした」

ユウキ「はやぶさ君が臭い・・・」

弦太朗「うわ・・・くっせぇ!」

ユウキ「今朝はこんな匂いしてなかったのにどうしてだろ」

弦太朗「わからねぇ」

流星「ほらバレてない」

賢吾「・・・・・」

流星「このままやり過ごそう」

賢吾「そうだな」

ユウキ「臭いよー」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:46:46.00 ID:TV5aQFHS0
賢吾「でも俺の精液がついたはやぶさ君を触ってるんだよな」

流星「関節手コキみたいなもんだな」

賢吾「清々しい・・・・・」

流星「・・・・・」

賢吾「という事は君の精液が付いたパンツを履いた如月は」

流星「!」

賢吾「そうだろ」

流星「うひょー」

賢吾「妊娠したらどうする?」

流星「守るよ」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:49:47.53 ID:TV5aQFHS0
流星「弦太朗ちょっと」

弦太朗「流星。こいつを嗅いでみてくれ」

流星「えっ」

ユウキ「私のはやぶさ君がね。臭くなっちゃったの」

流星「あとでいいだろ。やめてくれよ」

弦太朗「おい!賢吾はやぶさ君がさ」

賢吾「お、おう」

ユウキ「臭くなっちゃったの。触り心地もなんか・・・・・」

賢吾「大変だな。うん。それより」

ユウキ「どうしてだろ」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:51:46.56 ID:TV5aQFHS0
賢吾「ほらきっと大人になったんだろ・・・」

ユウキ「大人?」

流星「そうだ!大人だよ。な?弦太朗」

弦太朗「?」

賢吾「俺たち男はある日を境にイカ臭くなる」

流星「わかるよねユウキくん」

ユウキ「?」

弦太朗「ああ!わかったぞ!」

賢吾「言ってみろ」

弦太朗「[田島「チ○コ破裂するっ!」]だろ!?」

流星「正解!」

弦太朗「よっしゃああああああああ」

賢吾「つまりはやぶさ君は君が居ない間にシコってたんだ」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:52:47.09 ID:TV5aQFHS0
賢吾「ほらよく見たらチンコみたいなものが」

ユウキ「えっ・・・私そんなもの・・・」

流星「ここから出たんだろうね」

弦太朗「よかったなユウキ!これでこいつも立派な大人だ!」

賢吾「それにしてもこんなものをくっ付けるなんて」

流星「・・・・・(本当は俺たちがこっそり付けたのにね)」

賢吾「君も変態さんだな?ん?」

ユウキ「知らないよ・・・私付けた覚えないよ!」

賢吾「変態だなぁ・・・・・」

流星「嘘付かなくてもいいんだよ」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:53:58.79 ID:TV5aQFHS0
賢吾「何とか誤魔化せたようだ」

流星「よかったな」

賢吾「それよりあの真っ赤になった顔」

流星「興奮しただろ賢吾」

賢吾「きっと処女だな。そうだろ朔田」

流星「うん。俺も思う」

大文字「何の話してるんだ?」

賢吾「あんたには関係ないだろ」

流星「大学生は帰れよ」

大文字「そ、そんな酷い」

賢吾「こういう奴居るよな」

流星「引退したのに居座る迷惑な先輩が」

大文字「・・・・・」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:55:01.22 ID:TV5aQFHS0
JK「ちょっと入口の前で立たんでくださいよ」

大文字「あっ。ごめん」

JK「何か楽しい事があったんでしょ歌星さん、流星さん」

賢吾「実はな」ヒソヒソ

JK「マジっすか!?」

流星「凄いだろ」

JK「凄いっすよ。尊敬するっすよお二人とも」

流星「いやいや」

JK「いやー凄いっすよ」

大文字「・・・・・」

賢吾「邪魔なんで部外者はちょっと」

大文字「うん。帰るよ俺」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:55:43.82 ID:TV5aQFHS0
流星「お前も混ざるか」

JK「いいっすよ。俺って女に不自由しないタイプっすから」

賢吾「ふーん」

流星「次はどうするんだよ!」

賢吾「そうだなー」

JK「・・・制服はどうっすか」

賢吾「いいね!」

JK「ひとっ走りパクってきますよ」

賢吾「頼むぞ。これお駄賃」

流星「あざーっす!」

流星「500円か・・・・・」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:56:39.00 ID:TV5aQFHS0
賢吾「次は制服だぞ朔田」

流星「嬉しいだろ?嬉しいだろ?」

賢吾「制服の次は下着でそして・・・」

流星「生マンコキター!」

賢吾「キター!」

友子「・・・」

流星「あっ。賢吾・・・」

賢吾「もしかして聞いてたかな・・・?」

友子「き、聞いてませんよ・・・私」

賢吾「よかった・・・バレてたら気まずい」

流星「君も来たなら挨拶しなきゃ」

友子「うるさい」

流星「えっ」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:57:37.98 ID:TV5aQFHS0
賢吾「話しかけろよ朔田」

流星「・・・・・」

友子「・・・・・」

流星「ダメだ。あの子はなぜか俺には強気でかかってくる」

賢吾「そんなことないよな野座間?」

友子「えっ・・・はい」

賢吾「ほら」

流星「何だ気のせいか。よかったよかった」

友子「流星さん」

流星「はい」

友子「何かホモっぽくて気持ちが悪い。弦太朗さんも先輩も迷惑してる」

流星「いや別にホモってわけじゃ」

友子「キモいからやめて」

流星「う、うん。解ったよ。そんなに怒らないで。傷つくから」

賢吾「・・・・・」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:58:39.41 ID:TV5aQFHS0
流星「普段大人しいやつから怒鳴られると重いよな・・・・・」

賢吾「泣くな。許してやれよ君も」

友子「は、はい」

流星「何で賢吾と会話してる時だけモゴモゴしてるんだよ!」

友子「流星さんには関係ない!ホモの仮面ライダーなんて嫌!」

流星「馬鹿野郎!先代2号ライダーのバースだってホモだったろ!」

友子「うるさい」

賢吾「朔田。君の負けだ」

流星「ううっ・・・・・」

賢吾「許してやれよ」

友子「・・・・・」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 22:59:42.41 ID:TV5aQFHS0
流星「昔からライダーなんてホモだったじゃないか・・・・・」

賢吾「もういいから」

流星「本郷猛と一文字隼人と滝和也だって今のご時世じゃ」

賢吾「泣くな朔田」

流星「そうだよ!仮面ライダーとはホモの歴史なんだ!」

賢吾「は?」

流星「仮面ライダー好きの君はホモ好きなんだな?」

友子「もういい・・・流星さんと話してると疲れる」

流星「勝った・・・賢吾!」

賢吾「そうだな。お前の勝ちだ」

流星「勝ったんだ!」

賢吾「うん」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:01:03.47 ID:TV5aQFHS0
JK「先輩!パクってきましたよ!」

友子「あっ・・・それ」

賢吾「何とタイミングが悪い奴なんだ・・・」

流星「貸せ!」

JK「はい」

流星「これは女子用の制服だ!俺がJKに頼んだんだ」

友子「最低。流星さん最低だ!」

流星「最低で結構。でも俺はホモじゃないんだ!これでわかったろ」

友子「もういいキモいから喋らないで」

流星「いや俺は喋り続けるぞ!」

友子「ごめん・・・どいて」

JK「ご、ごめん」

流星「逃げたぞ!あいつ逃げたんだな」

賢吾「もういいから朔田。もういいんだ」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:02:10.67 ID:TV5aQFHS0
流星「やっちまったな」

JK「そうっすね」

賢吾「・・・・・」シコシコシコシコシコ

流星「仕方がなかったんだ」

JK「解りますよ。その気持ち」

流星「・・・・・」

JK「俺・明日事情を説明しときますよ」

流星「JK・・・・・」

JK「友子ちゃんもわけを話せば」

流星「いい奴だなお前」

JK「光栄っす」

流星「惚れそう・・・・・」

JK「・・・・・」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:03:00.09 ID:TV5aQFHS0
ユウキ「弦ちゃん・・・・・」

弦太朗「どうした?ジャージ何か着て」

ユウキ「制服が盗まれたの」

弦太朗「何だと!」

ユウキ「・・・・・」

弦太朗「泣くんじゃねぇユウキ!俺が探し出してやる」

ユウキ「いじめなのかな・・・?」

弦太朗「お前みたいないい奴をいじめる野郎なんていねぇよ」

ユウキ「・・・・・」

弦太朗「安心しろ!絶対に見つけ出してやる!」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:03:56.31 ID:TV5aQFHS0
賢吾「・・・・・ふぅ」

流星「また派手にやったな」

JK「相当溜まってるんっすね」

賢吾「貰っていいかなこれ」

JK「ダメっすよ!」

流星「ちゃんと戻さないと全校集会もんだぞ」

賢吾「あの校長・・・話長いからな」

流星「だろ?頭悪そうなくせにな」

JK「しかも何喋ってるかわかりゃしないっすよ」

賢吾「戻しに行くか・・・・・」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:04:39.15 ID:TV5aQFHS0
弦太朗「おい!流星!賢吾!」

賢吾「まずい」

流星「隠せ!」

弦太朗「大変なんだよ」

賢吾「ど、どうした如月」

弦太朗「ユウキの制服が盗まれた!」

賢吾「なんだってー!」

流星「そ、それは」

JK「やばいっすね」

弦太朗「犯人捜すぞ」

賢吾「ちょっと待ってくれよ如月」

弦太朗「早く!」

賢吾「はい」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:05:40.16 ID:TV5aQFHS0
賢吾「どうするんだよ」

弦太朗「ぜってぇにあいつが犯人だ!」

流星「そういう決めつけはダメだぞ弦太朗」

弦太朗「うるせぇ!」

流星「は、はい」

JK「一体誰なんすか」

弦太朗「マント付きのあいつだ」

賢吾「・・・どうする」

流星「このままあいつに罪を擦り付けよう」

JK「そうっすね」

弦太朗「ぶっ殺してやる!」

流星「怖い」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:06:43.21 ID:TV5aQFHS0
リブラ「見つからないもんだな」

ヴァルゴ「・・・」

リブラ「嘘だよ!ちゃんと探してるからやめて」

ヴァルゴ「本気でネビュラ行きだぞお前」

リブラ「う、うん」

フォーゼ「居たぞ!てめえええええええええええええええええええ」

リブラ「うわ!何だ!?」

フォーゼ「ユウキの制服返せ!」

リブラ「な、何の話だ」

メテオ「往生際が悪いな」

賢吾「幹部なら堂々としろ」

JK「あいつ先輩の制服盗んだんっすよ」

ヴァルゴ「マジで?」

リブラ「ち、違う!」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:07:25.48 ID:TV5aQFHS0
フォーゼ「オラ!制服出せや!!」

リブラ「し、知らないんだ」

メテオ「可哀想にな」

賢吾「哀れな奴」

リブラ「た、助けて」

フォーゼ「待て逃げるな!」

メテオ「ほっといていいの?」

ヴァルゴ「制服盗むとかさすがの私もちょっとドン引き・・・」

賢吾「だよな」

リブラ「違うんだ!違うんだよ」

フォーゼ「とぼけるな!!」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:08:08.50 ID:TV5aQFHS0
フォーゼ「ちっ。バカが」

リブラ「」

メテオ「もうよせ。こんなバカほっとこう」

賢吾「悪いな」

JK「待ってくださいよ!」

リブラ「・・・行ったか」

ヴァルゴ「行った」

リブラ「秘技・死んだふり。節々が痛いけど殺されずに済んだ」

ヴァルゴ「よかったな」

リブラ「よし今のうちに」

ヴァルゴ「帰るぞ」

リブラ「えっ?」

ヴァルゴ「お呼びだ」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:09:36.53 ID:TV5aQFHS0
速水「いやー大変な目に会いましたよ。ハハッ」

我望「・・・お前。制服盗んだんだって」

速水「誤解です。断じてありません」

ヴァルゴ「我望様。しっかり嘘付いてますこいつ」

速水「待て待て!どうしてこうなる!」

ヴァルゴ「女の敵だ」

我望「はぁ・・・もうラプラスの瞳とかどうでもいいわ」

速水「頑張りますから!勘弁してくださいよ!」

我望「ヴァルゴ。やっちゃって」

ヴァルゴ「はい」

速水「や、やめるんだ・・・やめてくれ・・・」

我望「園田くんによろしく!」

ヴァルゴ「さようなら」

速水「うわ・・・うわあああああああああああああああああああああああ」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:10:23.65 ID:TV5aQFHS0
流星「弦太朗?」

弦太朗「あん?」

流星「・・・制服盗んだ奴見つけたらどうするの」

弦太朗「[ピーーー]」

賢吾「き、如月」

弦太朗「何だよ」

賢吾「もしも俺や朔田の制服が盗まれたらどうする?」

弦太朗「殺してやるよ」

賢吾「そ、そうか」

流星「・・・・・」

JK「どうするんすか」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:11:23.30 ID:TV5aQFHS0
弦太朗「わりぃなユウキ」

ユウキ「いいよ別に」

賢吾「しかし酷いよな制服を盗むなんて・・・」

流星「そ、そうだな」

JK「そうっすね・・・」

流星「俺たちが捜すから弦太朗はユウキくんを家に送り届けてくれ」

弦太朗「おう」

賢吾「こ、こっちは任せろよ」

弦太朗「おい!」

流星「なに」

弦太朗「見つけたら俺の前に差し出せ」

賢吾「わかったよ。怖いから睨むなよ」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:12:00.93 ID:TV5aQFHS0
流星「きっと殺されるな」

賢吾「・・・」

JK「どうするんすか」

流星「その制服。捨てよう」

賢吾「それが一番だな」

流星「最初から風に飛ばされたことにでもしようか」

JK「それがいいっすね」

賢吾「よし捨てるか」

流星「捨てちゃえ捨てちゃえ」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:12:46.09 ID:TV5aQFHS0
流星「気持ちのいい朝だ」

賢吾「おはよう朔田」

流星「おはよう」

賢吾「悩み事が無くなって気持ちがいいな」

流星「そうだな。あっ!弦太朗」

弦太朗「・・・・・」

流星「機嫌悪いな・・・ユウキくんは」

弦太朗「休みだよ」

賢吾「・・・・・」

弦太朗「見つかったのか?」

賢吾「あ、ああ。まだだ」

弦太朗「・・・・・」

流星「殺される。バレたら殺される」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:13:36.67 ID:TV5aQFHS0
弦太朗「おい!」

流星「な、なに?」

弦太朗「ボーっとしてる暇があったら探せよ」

賢吾「そんなこと言われても」

弦太朗「早くしろ!」

流星「わ、わかったよ。そんなに怒るなよ」

弦太朗「うるせぇ!!」

賢吾「はい!」

弦太朗「とっとと見つけろよ」

賢吾「はい・・・」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:14:12.80 ID:TV5aQFHS0
弦太朗「あいつらだけじゃ頼りになりそうもねぇな」

JK「・・・・・」

弦太朗「てめえ居たのか」

JK「うっす」

弦太朗「行けよ」

JK「・・・」

弦太朗「殴るぞ」

JK「はい!行かせてもらいます」

弦太朗「うるせぇ!舐めてんのか!!」

JK「・・・」

弦太朗「仕方がねぇ・・・あいつに電話しようか・・・」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:14:55.48 ID:TV5aQFHS0
翔太郎「おっ。電話だ。もしもし」

弦太朗「俺だ」

翔太郎「何だお前か。何の用だ?」

弦太朗「話しは後でする。来てくれ。頼んだぞ」

翔太郎「おい!弦太朗!もしもし!!」

フィリップ「どうした?」

翔太郎「ちょっくら弦太朗のとこ行ってくるわ」

フィリップ「うん。頑張ってね翔太郎」

翔太郎「お前も早くインフルエンザ治せよ」

フィリップ「・・・」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:15:44.08 ID:TV5aQFHS0
翔太郎「おっす久しぶり」

弦太朗「もう片方はどうした」

翔太郎「インフルエンザ」

弦太朗「ちっ」

翔太郎「わけを話してみろよ」

弦太朗「頭の悪い方に用はねぇ。失せろ!」

翔太郎「は?」

弦太朗「探偵だから呼んでやったら頭の悪い方がきやがった。運がねぇぜ」

翔太郎「喧嘩売ってんのかお前」

弦太朗「売ってたらどうすんだよ」

翔太郎「買ってやるよ」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:16:44.73 ID:TV5aQFHS0
賢吾「どうすんの」

流星「適当な奴を犯人にしとこうか」

JK「いいっすよ。それで」

大文字「おーい」

賢吾「あれにしよう」

流星「先輩!遊んでやるからこっち来てくださいよ」

大文字「良かった。嫌われてなかったんだ。俺」

賢吾「ちょっと耳を」

大文字「うん。仲間っていい。友達って最高だ!」

JK「気の毒に・・・・・」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:17:28.77 ID:TV5aQFHS0
フォーゼ「いい加減にくたばりやがれ!」

ジョーカー「うるせぇ!」

フォーゼ「てめえ!!」

ジョーカー「生意気なんだよ!」

フォーゼ「クソ野郎!!」

ジョーカー「[ピーーー]ぇ!」

フォーゼ「オラァッ!!」

ジョーカー「舐めんじゃねぇぞ!」

フォーゼ「殺してやる!殺してやるぞ左翔太郎・・・」

ジョーカー「そいつは俺のセリフだ。如月弦太朗!!」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:18:12.40 ID:TV5aQFHS0
流星「あ、あれ」

賢吾「・・・・・」

大文字「とにかく俺が言えばいいんだな」

賢吾「頑張って・・・」

大文字「よし!弦太朗!!」

フォーゼ「[ピーーー]![ピーーー]!![ピーーー]!!!」

ジョーカー「ぐっ・・・・・」

大文字「おーい」

フォーゼ「終わりだ翔太郎」

ジョーカー「・・・・・」

大文字「おい!」

フォーゼ「うるせええええええええええええええええええええええ」

大文字「ぎゃっ」

ジョーカー「今だ!!」

フォーゼ「しまった・・・」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:18:57.76 ID:TV5aQFHS0
流星「おい」

大文字「」

賢吾「こいつはダメだ。使い物にならん」

JK「大丈夫っすか?」

翔太郎「わりぃな」

弦太朗「・・・」

翔太郎「おい弦太朗。気がすんだろ。ほら」

弦太朗「触んなよ」

翔太郎「・・・」

弦太朗「もういい。俺は俺で探し出してやる・・・変態野郎を」

流星「ひっ」

弦太朗「じゃあな」

賢吾「如月?如月いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:19:42.59 ID:TV5aQFHS0
流星「行ってしまったな」

賢吾「何か大事になってきたな」

翔太郎「何なんだよあいつは」

流星「色々と事情があって」

翔太郎「ふーん。まあいいや・・・ちょっと休ませてくれ」

流星「大丈夫ですか!」

賢吾「気絶しただけだ・・・ラビットハッチに運ぼう」

JK「大文字先輩はどうするんすか!」

流星「ほっとけ。丈夫そうな体してるだろそれ」

賢吾「キングは強いだろキングなんだから」

JK「すんませんね先輩」

大文字「」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:20:26.65 ID:TV5aQFHS0
賢吾「ほらしっかりして」

流星「あっ。おはよう!」

友子「・・・おはようございます歌星先輩・・・」

賢吾「おはよう」

流星「おはよう!」

友子「先輩・・・その人は仮面ライダーWの」

賢吾「如月にやられてな」

友子「弦太朗さんに?」

流星「おはよう!」

友子「・・・」

流星「無視するなよ」

友子「気分が悪いんで帰ります・・・」

賢吾「う、うん」

流星「おい待ってよ!!」

賢吾「よせ。嫌がってただろ」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:21:06.56 ID:TV5aQFHS0
翔太郎「・・・」

賢吾「こういう時に女が居ないと不便だな」

流星「風城先輩を呼ぼう」

賢吾「彼女は旅行中だ」

流星「けっ。役に立たない女だ」

賢吾「全くだキングといいクイーンといいカスしかいない」

流星「カスの2トップ」

賢吾「彼女しかいないな」

流星「ユウキくんか」

賢吾「電話しよ」

流星「死ぬなよ翔太郎さん」

翔太郎「いや病院連れてけよ」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:21:59.01 ID:TV5aQFHS0
ユウキ「・・・私いかないよ・・・」

賢吾「なぜだ!」

ユウキ「だって・・・」

賢吾「君しかいないんだよ」

ユウキ「もう学校に行きたくない・・・怖い・・・」

賢吾「怖いじゃないんだ!人の生命がかかってるんだぞ!」

ユウキ「で、でも」

賢吾「それに如月だって」

ユウキ「弦ちゃん?」

賢吾「君にも責任があるはずだ!如月が狂ってしまったのは」

ユウキ「どういうこと?賢吾くん!」

賢吾「来たら話す。待ってるよ」

ユウキ「・・・」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:22:44.32 ID:TV5aQFHS0
ユウキ「弦ちゃんが・・・私のせいで」

ユウキ「行かなきゃ!怖がってる場合じゃない!」

ユウキ「待っててね弦ちゃん!」

「あっ!危ない!!」

ユウキ「あっ」

「いたた・・・」

ユウキ「あのぉ・・・大丈夫ですか」

名護「これがバイクだったら君は死んでた。俺のチャリテクに感謝しなさい」

ユウキ「は、はあ」

名護「それと俺に謝りなさい」

ユウキ「ごめんなさい」

名護「解ればいいんだ。行きなさい」

ユウキ「でも怪我してますよ」

名護「気になるなら治療しなさい。それが俺への償いだ」

ユウキ「・・・・・」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:23:27.95 ID:TV5aQFHS0
名護「こんな時間にウロウロするなんて」

ユウキ「学校に行く途中です」

名護「言い訳はやめなさい」

ユウキ「ごめんなさい」

名護「俺の自転車にも謝りなさい。ほら」

ユウキ「・・・・・」

名護「なるほど謝る気0か」

ユウキ「ご、ごめんなさい」

名護「どうだ自転車。許すか?」

ユウキ「この人・・・頭おかしい」

名護「許してくれるようだ。感謝しなさい」

ユウキ「怖い・・・」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:24:12.61 ID:TV5aQFHS0
流星「遅い」

賢吾「何をモタモタしてるんだ!」

翔太郎「いやもういいからな」

ユウキ「賢吾くん!流星くん!」

賢吾「遅い!」

ユウキ「弦ちゃんは!?」

流星「弦太朗はいない。代わりに翔太郎さんがいる」

ユウキ「えーっと」

翔太郎「そんなに気を使わなくてもいいから」

名護「不思議な空間だ」

ユウキ「あっ。付いてきちゃった」

名護「俺は名護啓介だ。名護さんと呼びなさい」

流星「何だよこいつ」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:24:53.15 ID:TV5aQFHS0
ユウキ「弦ちゃんがこんな事を・・・」

翔太郎「別にいいんだ。気にするな」

流星「今の弦太朗は凄まじい怒りで犯人を捜している」

賢吾「そう。これは間接的に君の責任でもあるんだ」

流星「君が制服をちゃんと管理していれば・・・」

ユウキ「うん・・・」

賢吾「幼馴染であり一番の友達を傷つけられたんだ」

流星「弦太朗はもう止まらないぞー」

ユウキ「そうだよね・・・探してくるね・・・」

翔太郎「おい言いすぎだぞ!」

賢吾「だって本当の事ですから」

流星「そうそう」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:25:29.20 ID:TV5aQFHS0
弦太朗「てめえか!てめえだな!!」

「おい弦太朗くん!やめなよ死んじゃうぞ」

弦太朗「離せよ!馴れ馴れしい」

「いてっ」

弦太朗「てめえ・・・」

映司「久しぶりだね」

弦太朗「何だよ」

映司「どういう事情か知らないけどやり過ぎだよ弦太朗くん」

弦太朗「関係ねぇだろ。あっち行け」

映司「待てよ!」

弦太朗「うるせぇってんだよ!!!」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/09(水) 23:25:45.65 ID:eChH0rMPo
やっぱり753は315で…す……?
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:26:15.40 ID:TV5aQFHS0
フォーゼ「逃げんじゃねぇぞ!」

オーズ「待てよ!戦う気はない」

フォーゼ「うるせぇよ[ピーーー]!お坊ちゃん」

オーズ「うーん。仕方がない」

フォーゼ「こいよこいよ」

オーズ「すまない弦太朗くん」シャチ!ウナギ!タコ!

フォーゼ「そんなん待てると思ってんのか」

オーズ「あっ・・・」

フォーゼ「翔太郎に比べたらてめえは雑魚だ」

オーズ「・・・・・」

フォーゼ「俺の邪魔すんじゃねぇぞ。火野映司」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:26:57.52 ID:TV5aQFHS0
賢吾「・・・」

流星「大変な事になったな・・・」

賢吾「そうだな」

流星「どうするんだ」

賢吾「・・・」

流星「このまま逃げ切ろうか?」

賢吾「それが一番いい」

流星「黙っとこう」

賢吾「・・・」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:28:07.42 ID:TV5aQFHS0
映司「・・・」

ユウキ「大丈夫ですか?」

映司「あっ・・・」

名護「起きなさい」

映司「弦太朗くんは?」

ユウキ「弦ちゃんが居たのですか!?」

映司「う、うん」

名護「言いなさい。それが君の役目だ」

映司「それが逃げられて」

ユウキ「・・・」

名護「そうか。なら仕方がない帰りなさい」

映司「誰だこの人は」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:28:43.49 ID:TV5aQFHS0
名護「俺は名護だ。人は親しみを込めて名護さんと呼ぶ」

映司「名護さん?」

名護「聞こえないな」

映司「名護さん!」

名護「上出来だ。名護さんと覚えておきなさい」

映司「君は弦太朗くんの友達だよね」

ユウキ「はい」

名護「しかし君にしろユウキちゃんにしろいい歳した若者が」

ユウキ「・・・」

名護「恥を知りなさい!」

映司「名護さんのご職業は」

名護「俺はいいんだ」

映司「・・・」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:29:17.30 ID:TV5aQFHS0
翔太郎「お前たちは何をボソボソ喋ってるんだ?」

流星「いや何にも」

賢吾「・・・」

翔太郎「そうか」

JK「大変っすよ!」

流星「どうした?」

賢吾「どうせゾディアーツだろ。朔田行って来て」

流星「はいはい」

JK「違うっすよ。何かその」

賢吾「何なんだよ一体」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:29:49.76 ID:TV5aQFHS0
ビートルアンデッド「・・・」

賢吾「何だよあれ」

JK「解らないっす」

ビートル「この学校に如月弦太朗って居るよね」

翔太郎「どうやら弦太朗に用があるらしいな。あの怪物」

流星「弦太朗なら居ないぞ!」

ビートル「だってさ」

ショッカー戦闘員「人を散々殴っといてあいつめ・・・」

賢吾「誰なんだお前たちは!」

ビートル「俺は大ショッカー。お宅の弦太朗がムチャクチャやらかしてね」

流星「翔太郎さん」

賢吾「よろしく!」

翔太郎「は?」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:30:23.50 ID:TV5aQFHS0
翔太郎「俺か?」

流星「頑張ってください」

翔太郎「仕方がねぇ。俺がやらないとここの生徒達がな」

JK「男っすね」

翔太郎「避難の方は頼むぞ」

賢吾「よし!行って来い」

ジョーカー「何だよこのお調子者」

JK「流星さんは?」

流星「俺はいいよ。どっかの女の子に馬鹿にされてね。戦いたくないの」

友子「・・・」

流星「あーあ。謝ってほしいな。ごめんなさいって」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:31:02.15 ID:TV5aQFHS0
ジョーカー「数が多すぎだろ!」

賢吾「よし翔太郎さん。後ろに気を付けろ」

ジョーカー「お、おう」

流星「謝れよ。ごめんなさいって」

友子「・・・」

流星「ほら流星さんごめんなさいって言えるでしょ?俺には気が強いもんな」

友子「ご、ごめんなさい・・・」

流星「聞こえないよ」

ジョーカー「馬鹿野郎!何やってんだ!!」

ビートル「[ピーーー]ぇい!」

流星「おっと!俺の運動神経を舐めんなよ」

ビートル「いや。それはいいんだけどさ・・・あれ」

ジョーカー「だ、大丈夫か?」

友子「はい・・・」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:31:43.24 ID:TV5aQFHS0
ジョーカー「お前たちは向こうに行ってろ」

友子「はい」

ジョーカー「女を狙うなんて戦士の風上にもおけない奴だな」

ビートル「いや違う。俺はあっちの二枚目を狙ったから」

ジョーカー「まあいいや・・・」

JK「ほら翔太郎さんの邪魔になるから逃げるよ」

友子「う、うん」

賢吾「逃げようか」

流星「そうだね」

ビートル「あっ」

ジョーカー「ここからは子供が出る幕じゃねぇ。大人の時間だ」

ビートル「・・・」

ジョーカー「お前の罪を数えろ」

ビートル「・・・ゴクッ」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:32:20.68 ID:TV5aQFHS0
賢吾「・・・終わりました?」

翔太郎「ああ。見てみろこいつ」

ビートル「」

翔太郎「爆発もしねぇ消えもしねぇ・・・」

賢吾「よし」

流星「どうするんだ」

賢吾「戦闘員!こいつを持ってけ!」

戦闘員「な、なんだこれ」

賢吾「いいか戦闘員。これはお前たち大ショッカーがパクったもんだ」

戦闘員「えっ?」

流星「そ、そうだ!」

賢吾「首領によろしくな」

流星「しっかり頼むぞ」

戦闘員「覚えてろよ!お前たちは幹部を一人やったんだ!ただじゃすまんぞ!」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:33:01.33 ID:TV5aQFHS0
友子「あ、あの」

翔太郎「?」

友子「あ、ありがとうございます」

JK「この子がはっきり言葉喋るのって珍しいんすよ翔太郎さん」

翔太郎「へへへ」

流星「何はともあれ無事でよかったな!」

友子「触らないで」

流星「け、賢吾」

賢吾「ほら見ろあんなことするから」

流星「俺の方があの人より強いのに・・・」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:33:30.66 ID:TV5aQFHS0
戦闘員「死神博士ー!」

死神博士「どうしたんだ」

戦闘員「こ、これ」

死神博士「何だそれは?」

アポロガイスト「どうやら制服のようです・・・女の」クンクン

死神博士「見れば解る」

シャドームーン「これがどうしたんだ?」

戦闘員「プレゼントのようです!」

死神博士「お前ら欲しいか?」

アポロガイスト「お前欲しそうにしてるな」

シャドームーン「お前の方こそ」

死神博士「まあいいや。そこら辺に捨てとけ」

戦闘員「はい」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:34:05.51 ID:TV5aQFHS0
死神博士「首領!」

首領「zzz」

アポロガイスト「寝てますね」

シャドームーン「死神博士。どうします」

死神博士「これは我らに対する宣戦布告と見た」

アポロガイスト「でしょうね」

シャドームーン「敵に制服を送り。いきなり戦闘員をボコボコにし」

死神博士「ザンジオー!ザンジオー!」

ザンジオー「はい!」

死神博士「全怪人に連絡しろ。ライダーを片っ端から潰せと」

ザンジオー「・・・マジかよ」

死神博士「頼むぞ」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:34:40.72 ID:TV5aQFHS0
映司「見てください。これ」

名護「明らかに弦太朗くんが暴れたような跡だ」

ユウキ「弦ちゃん・・・私のせいで」

名護「反省しなさい」

ユウキ「・・・」

映司「ちょっと名護さん!」

ビショップ「おやおや」

名護「あっ。ファンガイアの」

映司「知り合いですか?」

名護「俺のライバル的な存在だ。映司くん」

映司「そうですか」

ビショップ「全ライダーを殺せとそう命令されましてね」

名護「任せたよ映司くん。やりなさい」

映司「わかりました!」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:35:37.11 ID:TV5aQFHS0
スワローテイル「名護啓介!なぜ変身しない!?」

名護「忘れたんだ!妻に買い物を頼まれその帰りにこの戦いに巻き込まれた」

ユウキ「・・・」

名護「弦太朗くんどころか俺も巻き込んだ。君が全て悪い」

ユウキ「・・・ごめんなさい」

オーズ「何バカやってるんですか!」

スワローテイル「こんな奴が相手じゃ・・・」

オーズ「こいつ素早いな・・・仕方がない。これと・・・」

スワローテイル「せいっ」

オーズ「あっ!しまった名護さん!!そのメダルを」

名護「いっぱいあるぞ。どれにするんだ」

オーズ「何でもいいです適当に!」

名護「任せなさい!ほら!」

オーズ「ありがとうございます!」ライオン!カマキリ!タコ!
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:36:26.79 ID:TV5aQFHS0
オーズ「どう戦うんだよこれで」

名護「後ろだ!」

オーズ「おっと」

名護「そいつは力が無い。よく見るんだ」

スワローテイル「・・・」

名護「ギリギリまで追いつめて渾身の力でぶっ叩きなさい」

オーズ「大丈夫かな・・・?」

名護「今だ!」

オーズ「セイヤアアアアアアアアア」

スワローテイル「うがっ」

名護「やったな映司くん。俺のアドバイス通りだ」

オーズ「ありがとうございます」

名護「だが君の戦い方は80点だ。肝に銘じておきなさい」

オーズ「・・・」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:37:02.63 ID:TV5aQFHS0
名護「お前は何なんだ言いなさい」

ビショップ「大ショッカーだ・・・」

名護「何をわけのわからん事を」

映司「ショッカー?ショッカー!?」

名護「とにかくお前はここで死ぬ。自分の非力を恨みなさい」

ビショップ「無念・・・」

名護「どうする映司くん?ユウキちゃん?」

ユウキ「私は弦ちゃんを探します」

名護「君はまた我儘を言うのか」

ユウキ「ごめんなさい」

名護「もういい!好きにしなさい!行くぞ映司くん」

映司「ユウキちゃんは」

名護「いいんだ。こっちに来なさい」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:37:42.81 ID:TV5aQFHS0
フォーゼ「ざけんじゃねぇぞ・・・」

クロコダイルオルフェノク「ぐっ・・・」

フォーゼ「俺に勝とうなんてなぁ・・・100年早いんだよ」

クロコダイル「カンベンシテクレ」

フォーゼ「聞こえねぇ・・・俺は甘ちゃんじゃねぇんだよ!!!」

クロコダイル「ノーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

フォーゼ「ペッ」

V3「随分と荒れてるな」

フォーゼ「何の用だよ」

V3「お前もわかってるはずだ。世界各国でライダー達が戦ってる事を」

フォーゼ「知るか。お前たち老害はあっち行ってろ」

V3「ふっ。相変わらず態度がデカいな!如月弦太朗!」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:38:20.66 ID:TV5aQFHS0
V3「V3反転キーック!」

フォーゼ「うっ」

V3「確かに俺たちはお前たちに比べ性能は低い。それに体育会気質だ」

フォーゼ「ごちゃごちゃうっせぇよ!」

V3「だが俺たちには戦いの歴史と鍛えぬいたこの体がある」

フォーゼ「・・・」

V3「俺たち仮面ライダーは・・・」

ユウキ「待ってください」

フォーゼ「ユウキ・・・」

ユウキ「私が悪いんです!制服を盗まれた私が悪いんです!」

V3「?」

ユウキ「許してください!弦ちゃんを!お願いします!!」

フォーゼ「ユウキ・・・頭を上げろ・・・こんな奴。俺がぶっ殺してやる」

V3「いや待てよ」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:39:10.56 ID:TV5aQFHS0
友子「お茶です・・・」

翔太郎「悪いな」

JK「友子ちゃん・・・何も入ってないよね?」

流星「・・・」

賢吾「どうした朔田?」

流星「お茶がない」

賢吾「野座間。君もいじわるはやめたらどうだ?」

友子「・・・」

流星「いいんだ・・・もう」

翔太郎「俺のやるから泣くな」

流星「す、すんません」

友子「ダメ。この人にやるお茶なんてない」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:39:41.52 ID:TV5aQFHS0
映司「これからどうするんですか?」

名護「黙って俺に付いてきなさい」

映司「?」

名護「俺たちの仲間に会いに行くんだ」

映司「ライダーですか?」

名護「お喋りは厳禁だ!行くぞ」

映司「は、はい」

名護「もっと大きな声で」

映司「はい!」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:40:15.36 ID:TV5aQFHS0
V3「待ってるぞ・・・如月弦太朗・・・」

フォーゼ「・・・」

ユウキ「弦ちゃん!」

風見「心配するな。寝てるだけだ」

ユウキ「V3さん」

風見「風見な」

ユウキ「すみません・・・」

風見「いやいいんだ。俺はこれで」

ユウキ「はい」

風見「・・・・・」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:40:59.34 ID:TV5aQFHS0
ユウキ「帰ろうよ弦ちゃん」

弦太朗「お前の制服見つけるまで帰れない」

ユウキ「もういいよ!」

弦太朗「・・・」

ユウキ「明日からちゃんと学校にも行くよ。制服だってまた買えばいい」

弦太朗「それでいいのかユウキ」

ユウキ「うん!」

弦太朗「・・・それなら帰るか。肩貸してくれ」

ユウキ「はい」

弦太朗「ありがとよ」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:41:51.11 ID:TV5aQFHS0
名護「入るぞ!」

翔太郎「さっきの・・・それと映司か」

映司「お久しぶりです」

流星「どうしたんですか?」

賢吾「そうそう」

名護「俺たちは大ショッカーに襲われた。手を貸しなさい」

流星「だって」

翔太郎「手を貸すとか貸さないじゃないだろ」

映司「という事は」

翔太郎「行こうぜ」

名護「よし!全員俺に付いてきなさい!!」

賢吾「・・・・・」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:42:24.41 ID:TV5aQFHS0
氷川「・・・運が無い・・・非番の日に・・・」

裁鬼「」

斬鬼「」

キックホッパー「」

パンチホッパー「」

デルタ「」

シザース「」

カイザ「」

ギャレン「」

電王「」

氷川「こ、殺される・・・」

カッシスワーム「消えろ人間!」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:42:57.74 ID:TV5aQFHS0
ウラタロス「ちょっとお兄さん」

氷川「な、なんだこいつは」

ウラタロス「僕が力貸すから戦ってよ」

氷川「?」

ウラタロス「ほらあのベルトを拾って」

氷川「こ、これ?」

ウラタロス「そうそう。憑依するよ!」

氷川「うわっ!」

カッシスワーム「おい」

U氷川「変身!」

電王「お前僕に釣られてみる?」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:43:32.44 ID:TV5aQFHS0
弦太朗「おいおい。死体だらけだ」

ユウキ「生きてるよ」

U氷川「ふぅ・・・終わったね」

弦太朗「あんたもライダーか?」

U氷川「僕?うん」

ユウキ「へえー」

U氷川「名前はえーっと。鈴木亀吉です/氷川誠だよ。もしもーし」

弦太朗「よろしくな鈴木!」

U氷川「うん。よろしくねお嬢さん」

ユウキ「はい」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:44:08.32 ID:TV5aQFHS0
名護「あっ!」

翔太郎「弦太朗!」

映司「ユウキちゃん!」

流星「誰だよあいつ」

賢吾「さあ?」

U氷川「鈴木です。よろしくね」

友子「あっ・・・はい」

流星「おい!馴れ馴れしくすんな」

映司「やっぱりライダーですか?」

U氷川「あれ?映司くんか。僕だよウラタロスだよ」

映司「ああーっ!」

U氷川「ちょっと先輩が倒れてね。この体を借りてるんだ」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:44:46.76 ID:TV5aQFHS0
死神博士「各地で幹部が敗れてるようだな」

アポロガイスト「見たいですね」

戦闘員「イイーッ!残りの幹部は連れてきました」

ガドル「何の用だ」

水のエル「?」

死神博士「少ないな」

戦闘員「倒されましたからね」

死神博士「・・・・・」

シャドームーン「俺たちもそろそろ動く時では」

死神博士「まだいい」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:45:16.10 ID:TV5aQFHS0
流星「しかし制服一着でえらい騒ぎになったな」

賢吾「そうだよな」

ユウキ「何の話してるの?」

賢吾「何にもない!大丈夫だ!!」

ユウキ「?」

翔太郎「来たぞ」

名護「何が来たんだいいなさい」

映司「来ましたね」

名護「?」

弦太朗「やってやろうぜ先輩!」

名護「言いなさい気になるだろ!」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:45:46.28 ID:TV5aQFHS0
ガドル「ここから先は行かせない」

フォーゼ「よっしゃ!タイマンはらせてもらうぜ」

電王「待ちなよここは僕に・・・僕たちに任せて」

フォーゼ「けどよぉ」

電王「まあ任せておいて」

W「行こうぜ」

オーズ「先輩達が待ってるんだ」

ユウキ「行こうよ弦ちゃん!」

フォーゼ「死ぬんじゃねぇぞ」

電王「さてとごめんね氷川くん。巻き込んじゃって」

ガドル「かかって来い仮面ライダー」

電王「行くよ!」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:46:14.96 ID:TV5aQFHS0
電王「お前も何か色が変わるんだね」

ガドル「それがどうした俺は最強の戦士だ」

電王「ふーん。なら僕もキンちゃん!」

キンタロス「おう!」

電王「増えたけど大丈夫?/頑張ってみる」

電王「行くで!」

ガドル「何だこいつ口調と姿が変わったぞ?」

電王「ドリャァッ!」

ガドル「ぬっ」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:46:48.32 ID:TV5aQFHS0
氷川「・・・・・」

リュウタロス「次は僕だね」

氷川「ウラタロス。一体何人居るんだ・・・」

ウラタロス「あと4人ぐらいかな?大丈夫?」

氷川「俺は・・・津上さんや彼らのような力はない」

ウラタロス「・・・」

氷川「でも俺は彼らに負けない人間としての心が魂がある!」

ウラタロス「ふふ。魂ね」

氷川「俺の体が限界になるまで使ってくれ!」

モモタロス「気に入ったぜその言葉!」

ウラタロス「あっ。先輩。起きたんだ」

モモタロス「やってやろうぜ兄ちゃん!今日は俺たちとアンタの電王だ」

氷川「よろしく頼むよ。みんな」
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/09(水) 23:46:59.80 ID:eChH0rMPo
なぜ氷川…G3じゃなくて電王ってのがまた謎の選択…
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:47:30.11 ID:TV5aQFHS0
ジョーカー「この先に先輩達が居るんだな」

賢吾「また敵が居るぞ」

水のエル「・・・」

流星「やっと俺の出番だな」

名護「待ちなさい!」

オーズ「ダメですよ名護さん」

名護「俺がやる。行きなさい」

ユウキ「で、でも」

名護「行きなさい!」

フォーゼ「・・・行こうぜ」

水のエル「人間が私に勝てると思ってるのか」

名護「人間?俺は名護啓介だ!」

水のエル「人間でしょ」

名護「名護さんと呼びなさい」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:48:13.20 ID:TV5aQFHS0
水のエル「・・・しぶといなお前」

名護「俺の良さはこのしぶとさと傲慢なところだ。感謝しなさい」

水のエル「・・・うざっ」

名護「かかって来なさい!俺は死なんぞ」

水のエル「なら望み通りに・・・」

渡「名護さーん!」

名護「渡くん」

渡「恵さんからです!」

名護「よっし。間に合った・・・俺はいい妻を持った。生意気だけどあいつ」

水のエル「お前もアギトか?ギルスか?」

名護「俺は名護啓介だ!」

渡「僕はキバットがやられましたんで見学してますね」

水のエル「・・・それがお前の姿か」

イクサ「その命、神に返しなさい!」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:48:49.79 ID:TV5aQFHS0
X「Xキーック!」

スーパー1「スーパーライダー閃光キーック!」

カッパ「」

ライダーマン「あっ!あいつら」

1号「仮面ライダーW!」

2号「オーズ!」

ストロンガー「きやがったなフォーゼ!」

ジョーカー「待たせましたね先輩」

オーズ「やってやりましょう」

スカイ「敵は多いぞ」

フォーゼ「大丈夫っすよ先輩!俺たちライダーは絶対に負けない」

アマゾン「弦太朗の言う通り。アマゾンたち悪に負けない」

1号「いい後輩を持ったな俺たち」

2号「そうだな」

フォーゼ「行くぜ!」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/09(水) 23:49:26.57 ID:TV5aQFHS0
RX「来たなお前たち」

ZO「ここは俺たちに任せとけ」

J「お前たちは死神博士の元へ!」

ジョーカー「おお」

RX「翔太郎!」

ジョーカー「はい?」

RX「一度シャドームーンと戦ってるお前だ。今度のあいつは一味違うぞ」

ジョーカー「・・・・・」

RX「頑張れ。そして今度こそあいつを・・・」

ジョーカー「わかってますよ先輩」

フォーゼ「て、敵が混ざってるぜ!」

シン「・・・」

オーズ「違う違う。これでもライダーだから」

フォーゼ「嘘だろ!?怪物じゃねぇか映司さん!」

シン「もういいよ・・・行けよ」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/10(木) 00:14:05.24 ID:95+all4DO
オーズバカにされすぎ泣いた

でもテンポ良いからすんなり読めちゃう
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/10(木) 00:53:11.09 ID:2VdVA/1do
来たかC
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 01:23:45.96 ID:aRMS9BY40
アギト「来たか」

ブレイド「ウェーイ!」

龍騎「ここは俺たちが食い止める!」

ジョーカー「頼んますよ先輩」

ファイズ「ほら行った行った」

オーズ「大丈夫なんですか」

響鬼「俺たちは鍛えてるからな!」

フォーゼ「任せたぜ先輩!」

ブレイド「ウェーイ!」

ジョーカー「行こうぜ!」

オーズ「はい!」

カブト「さて俺たちは雑魚を一掃するか」

アギト「そうだな。行こうみんな」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 01:28:51.06 ID:aRMS9BY40
クウガ「翔太郎くん!映司くん!弦太朗くん!」

フォーゼ「おう!」

クウガ「頑張れよ」グッ

ジョーカー「アンタ達が守ってきた笑顔を」

オーズ「俺たちの代で終わらせるわけにはいきませんからね」

フォーゼ「派手な色してんな」

ディケイド「何だよ馴れ馴れしい」

ジョーカー「やめろ。こいつは破壊者なんだぞ」

ディケイド「・・・」

ジョーカー「怒らせると何すっかわからねぇぞ」

フォーゼ「ふーん。俺は全てのライダーとダチになる男だ!破壊者ライダーもドンと来い!」

ディケイド「ぐぬぬ・・・」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 01:35:03.93 ID:aRMS9BY40
死神博士「あっさりと侵入されたな」

アポロガイスト「・・・」

首領「三大幹部よ。貴様たちが迎え撃つのだ」

シャドームーン「なら俺だけでもいい。そうでしょ死神博士」

アポロガイスト「いや俺の方がいいですよ。死神博士」

シャドームーン「俺だ」

アポロガイスト「俺だ」

死神博士「やめろ。わし達で行くんだ」

アポロガイスト「死神博士がそういうのなら」

シャドームーン「仕方がない」

死神博士「今日こそは・・・今日こそ恨みを晴らしてやるぞライダー共」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 01:44:18.66 ID:aRMS9BY40
フォーゼ「どこだ死神博士!」

賢吾「元気だなあいつ・・・」

ジョーカー「この部屋も違う」

オーズ「ここも違うか」

JK「どこっすかね?」

フォーゼ「ここだろ!出てきやがれ!!」

ユウキ「弦ちゃん!壊しちゃダメでしょ」

友子「あっち」

フォーゼ「?」

友子「ここ真っ直ぐ行った部屋に・・・居ると思います・・・」

フォーゼ「よし!友子の勘は凄いんだぜ先輩!」

オーズ「信じてみましょう彼女を」

ジョーカー「凄いなお嬢さん」

友子「あっ・・・はい」

流星「何だよ!翔太郎さんに股開く一歩手前じゃないか!」

友子「・・・うざい」

JK「行きますよ」

流星「賢吾・・・」

賢吾「どうした」

流星「心が折れそう・・・」

賢吾「・・・泣くな朔田」
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 01:50:44.66 ID:aRMS9BY40
ジョーカー「本当だった」

死神博士「よく来たな仮面ライダーよ」

アポロガイスト「ガイストカッター!」

オーズ「よっと」

アポロガイスト「我が名はアポロガイスト!貴様の相手は俺だオーズ!」

ジョーカー「シャドームーン」

シャドームーン「その姿。Wだな」

ジョーカー「光太郎さんに頼まれてんだ。あんたの相手は俺だ」

シャドームーン「・・・」

フォーゼ「おい死神博士!こっからは俺とお前のタイマンだ!」

死神博士「よかろう・・・」

イカデビル「今日この場でライダーの歴史を終わらせてやる」

フォーゼ「おもしれぇ!ケリを付けてやるぜ!」
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/10(木) 02:01:20.69 ID:2VdVA/1do
ふむ
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 02:01:30.47 ID:aRMS9BY40
アポロガイスト「どうしたどうした!」

オーズ「こうなったらこれで」

アポロガイスト「遅い!アポロマグナム!」

オーズ「ぐっ・・・」

アポロガイスト「メダルが無ければ貴様は弱いなオーズ」

オーズ「・・・」

アポロガイスト「セットするまで待ってやる。ほらやってみせろ」

オーズ「・・・」クワガタ!カマキリ!バッタ!

アポロガイスト「その程度か。全く凄味が足らんぞ!」

オーズ「ウリャァッ!」

JK「まずいっすよ。映司さん。負けちゃいますよ!」

ユウキ「け、賢吾くん」

賢吾「俺はノータッチだ」

流星「俺も」

アポロガイスト「増えようが何しようが無駄無駄無駄ーッ!」

JK「あっ!」

オーズ「ッッ・・・」

96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 02:12:18.49 ID:aRMS9BY40
アポロガイスト「まずは我々の勝利だな」

オーズ「・・・あれしかない」

アポロガイスト「あれだと?」

オーズ「そうだ!」

アポロガイスト「また増えるか。芸の無い男だ」

オーズ「JKくん。そのメダルを全て投げつけてくれ」

JK「はい!行きますよ!」

オーズ「ありがとう!」タカ!クジャク!コンドル!

オーズ「アポロガイスト」シャチ!ウナギ!タコ!

オーズ「これで最後だ!」ライオン!トラ!チーター!

オーズ「一斉攻撃で行くぞ!」サイ!ゴリラ!ゾウ!

タジャドル「セイヤァァァァァァッッ!!!!」

シャウタ「イヤァァァァァァッッ!!!」

アポロガイスト「こ、この・・・」

ラトラータ「ウリャァァァァァッッ!!」

ガタキリバ「トリャァァァッッ!!!」

アポロガイスト「お、俺が・・・負ける」

サゴーゾ「ドリャァァァッッ!!!」

アポロガイスト「ヌワァーッ!」

賢吾「うわ凄いな」

流星「確かに」
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 02:20:45.73 ID:aRMS9BY40
シャドームーン「一人で二人・・・それがお前たちの売りではなかったのか」

ジョーカー「相棒は病欠なんだよ。大馬鹿野郎」

シャドームーン「・・・」

ジョーカー「光太郎さんに頼まれてんだ。お前を・・・」

シャドームーン「光太郎?」

ジョーカー「RXだよ!」

シャドームーン「・・・知らんな」

ジョーカー「知らないなら・・・覚えてないのなら・・・思い出させてやる!」

シャドームーン「どう足掻こうがこの俺には勝てぬ」

ジョーカー「勝てるさ。映司だって奴に勝ったみたいじゃないか」

シャドームーン「俺と奴とでは日頃の鍛錬を欠かした事のない俺の方が上だ」

ジョーカー「そうかい」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/10(木) 02:33:14.89 ID:2VdVA/1do
みてるよ
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/10(木) 03:02:26.75 ID:2VdVA/1do
ふむ
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/10(木) 03:28:51.02 ID:2VdVA/1do
寝たか
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/10(木) 07:44:07.75 ID:quPdPBMwo
どうしてこんな大事になってしまったんだ…
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/10(木) 08:27:38.48 ID:95+all4DO
オーズってこんなに弱い設定だったけ?

舐めプされるほど隙だらけなのか?
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/10(木) 08:36:31.36 ID:quPdPBMwo
アンクがいないからメダル交換がうまくいってないんだろ
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/10(木) 13:50:21.25 ID:yTLg+UIDO
むちゃくちゃすぎて面白い
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 19:48:33.96 ID:JqTa2OUF0
賢吾「あっ」

流星「ヤバいな。翔太郎さん」

ユウキ「賢吾くん!流星くん!何とかしてよ!!」

賢吾「仕方がない。シャドームーン!」

シャドームーン「何だ?」

賢吾「素手の相手に君は剣を使っている。卑怯とは思わないのか?」

流星「そ、そうだ!卑劣だ!この卑怯者!!そうでしょ?」

友子「・・・」

流星「この子も口では言わないがクソッタレの卑怯者だと言ってるぞ!」

ジョーカー「・・・あいつら余計な事を」

シャドームーン「面白い。ならばサタンサーベルを捨てよう」

ジョーカー「待ちな・・・捨てることはねぇぞ・・・」

賢吾「何言ってんだあんたは!」

流星「死ぬぞ」

ジョーカー「手加減されるの・・・嫌いなんだよ俺は。来いよシャドームーン!」

友子「・・・カッコいい・・・」

流星「そうだろ?自分でもそう思ってるんだ」

賢吾「よかったな朔田」
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 20:01:36.01 ID:JqTa2OUF0
シャドームーン「終わりだ!」

ジョーカー「終わらねぇよ」

シャドームーン「なっ」

賢吾「あれは」

流星「真剣白羽取り!」

ジョーカー「うおおおおおおおおおおおおおおおお」

シャドームーン「うっ」

ジョーカー「ライダーキーック!!!」

シャドームーン「ガァッ!」

ジョーカー「これで最後だ!」

シャドームーン「お、俺のサタンサーベルを!」

賢吾「おいおい。相手の武器を使ってるぜ」

流星「女子高生に色目を使うからだ」

友子「・・・ちっ」

シャドームーン「・・・負けだ・・・」

ジョーカー「笑いな。あんたの武器を使っちまって」

シャドームーン「いいんだ・・・あいつに・・・光太郎に伝えてくれ」

ジョーカー「・・・・・」

シャドームーン「秋月信彦は死んだ。とっくの昔に成仏してたってな・・・」

ジョーカー「ああ。伝えるよ。絶対にな」

シャドームーン「ふっ・・・」

賢吾「やっと終わったか」

流星「ここは俺たちに任せて翔太郎さんと映司さんは先に!」

JK「しっかり」

映司「行きましょう・・・弦太朗くん。先に行ってるぞ」

フォーゼ「任せとけ!」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 20:14:29.84 ID:JqTa2OUF0
フォーゼ「オラオラオラオラ!」

イカデビル「こいつ」

フォーゼ「オラァッ!」

イカデビル「うわっ」

ユウキ「弦ちゃん!」

フォーゼ「おうよ・・・ってこいつは・・・」

賢吾「しまった!」

流星「どうしてあんな所に!」

イカデビル「な、なんだよ」

フォーゼ「・・・てめえら・・・やっぱりそうだったんだな!!!」

イカデビル「?」

フォーゼ「ユウキの制服を盗んでのはてめえらだったんだな・・・・・」

賢吾「い、いかんぞ」

流星「キレる。確実にキレる」

フォーゼ「ぶち殺してやるぞイカ野郎!」

イカデビル「貴様もわしと同じイカだろうが」

フォーゼ「うるせえええええええええええええええええええええええええええ」

イカデビル「な、なんだ・・・この力は」

フォーゼ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ・・・・・オラァッ!」

イカデビル「あっ・・・あっ・・・」

死神博士「わしの・・・積年の恨みが・・・制服を取られた怒りに・・・負けるなんて」

フォーゼ「立てよ!ダチを泣かせやがって!!」

ユウキ「弦ちゃん!もうダメだよ!死んじゃってるよ!!」

フォーゼ「・・・・・」

ユウキ「死んでる相手に攻撃するなんて弦ちゃんらしくないよ!」

フォーゼ「・・・そうだな。悪いなユウキ・・・」

賢吾「ふぅ・・・」

流星「終わったな。俺たちの苦労も」
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 20:31:49.97 ID:JqTa2OUF0
翔太郎「医療室か」

科学者「あっ!お前たちは」

弦太朗「寝てろ!」

科学者「」

映司「えーっと赤チン・・・赤チンはっと」

JK「これっすね」

友子「包帯です」

翔太郎「サンキュー」

ユウキ「ほら弦ちゃん動かないで」

弦太朗「い、いいよ」

ユウキ「ダメだよ。ちゃんと塗らないと」

賢吾「朔田」

流星「解ってるよ賢吾」

ユウキ「こっち向いて」

賢吾「い、痛い・・・・・」

ユウキ「賢吾くん!頭から血が」

賢吾「手当てしてくれ・・・・・」

ユウキ「う、うん。無理しちゃダメだよ。体弱いんだから」

流星「怪我した・・・・・」

友子「・・・・・」

流星「おーい・・・怪我したよ俺」

友子「・・・・・」

流星「おい!」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 20:47:57.56 ID:JqTa2OUF0
映司「これが首領の間か」

弦太朗「行こうぜ!」

翔太郎「ああ」

「よく来たな三人のライダーよ」

映司「俺が前に見た首領と違う!」

悪魔元帥「その通り。わしはジンドグマの悪魔元帥である」

弦太朗「大ショッカーじゃねぇのかよ!」

悪魔元帥「ショッカー・・・ショッカーって悪の組織はショッカーだけじゃないんだ!」

翔太郎「てめえはいつのライダーとやり合った組織なんだ」

悪魔元帥「スーパー1」

映司「嘘だ!沖さんと戦ったのはドグマだ!」

弦太朗「てめえなんてしらねぇよ!」

賢吾「どっちでもいい!どうせこいつしか残ってないんだ」

流星「そうだそうだ!」

悪魔元帥「おいネガタロス!」

ネガタロス「やっと俺の出番か。悪魔元帥」

映司「あっ。モモタロス!」

悪魔元帥「わしをマイナーキャラと馬鹿にしたお前たち・・・許さんぞ!」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/10(木) 20:50:11.80 ID:2VdVA/1do
きてた
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 22:32:21.65 ID:JqTa2OUF0
ストロンガー「電キーック!!!」

ガラガランダ「ガーーラァーッッッ!!!」

ギャレン「ザヨ゙ゴー!」

ジャークミドラ「ヌワーッ!」

アマゾン「大・切・断!」

スーパー1「月面キーック!!」

十面鬼ゴルゴス「ギャーッ!」

1号「片付いたな」

2号「後はあいつらだけだ」

名護「どきなさい!俺が通るぞ!」

V3「おい!」

名護「どうした。遠慮なく言いなさい」

V3「彼は具合悪そうな」

名護「彼は俺が行こうとしたときに何かそこに居たんだ。用があるらしい」

V3「・・・」

名護「俺は急いでるんだ!先に行くぞ!」

ストロンガー「んだよあのバカは」

地獄大使「・・・お前ら勝ったと思うなよ・・・」

ジャーク将軍「その通りだ・・・」

ギャレン「ナニイッテダ!」

地獄大使「後ろを見てみろ!」

ストロンガー「あん?」

ピーコックアンデッド「橘ぁ・・・」

ギラファアンデッド「・・・」

死神クロノス「・・・」

アリカポネ「・・・」

奇戒人ガンガルー「・・・」

奇戒人メカゴリラ「ウホッ」

サイ怪人「・・・」

コガネムシ怪人「・・・」

バードドーパント「・・・」

ライオンクラゲヤミー「・・・」

アルターゾディアーツ「・・・」

ジャーク将軍「援軍だ・・・」

地獄大使「死んでしまえ」

ストロンガー「やれやれだ」

1号「みんなやるぞ!」

2号「ライダーパーンチ!」

ギャレン「イサカーッ!」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 22:44:58.32 ID:JqTa2OUF0
ネガタロス「変身」

翔太郎「よし」

名護「待ちなさーい!」

弦太朗「んだよてめえか」

ユウキ「何の用ですか?」

名護「翔太郎くん。届け物だ」

フィリップ「やあ翔太郎」

翔太郎「フィリップ」

ネガ電王「何をグズグズしている!」

映司「翔太郎さん。フィリップさん」

翔太郎「任せとけ」

フィリップ「行くよ翔太郎」ゴホゴホ

翔太郎「お前。インフルエンザ」

フィリップ「いいんだ」サイクロン

翔太郎「頑張れよ」ジョーカー

名護「行くぞ!付いてきなさい!!」

弦太朗「お、おう」

悪魔元帥「表へ出ろ。オーズにフォーゼ」

弦太朗「行くぜ映司さん!」

映司「これで最後だ」

悪魔元帥「・・・(最後だと・・・馬鹿が。わしにはまだ切り札がある・・・あいつに電話しとこ)」

名護「俺を忘れるな。名護だ。覚えておきなさい」

悪魔元帥「・・・名護?」

名護「初対面のくせに呼び捨てはやめなさい。名護さんだ」

悪魔元帥「何とかならんのかこいつは」

ユウキ「この調子なんですよ」

名護「ヒソヒソ話をするな!」

ユウキ「・・・ごめんなさい」

映司「あんなのほっといてほら表に」

悪魔元帥「そ、そうだな」

弦太朗「行こうぜ」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 22:54:06.29 ID:JqTa2OUF0
悪魔元帥「・・・」

映司「行くよ弦太朗くん」

弦太朗「今度こそ・・・最後だ!」

悪魔元帥「これがわしの最後の切り札だ!キングダーク!」

名護「何だこの巨人は!」

賢吾「デ、デカい」

流星「・・・・・」

ガオウ「悪魔元帥。約束通りかっぱらってきたぞ」

悪魔元帥「はい報酬。ついでにさ。戦ってよわしの代わりに」

ガオウ「上乗せしろよ」

映司「変身!」タカ!トラ!バッタ!

弦太朗「行くぜ!」

ユウキ「3!」

JK「2!」

友子「1」

弦太朗「変身!」

ユウキ「宇宙・・・」

フォーゼ「キターッ!」

名護「黙りなさい!」

ユウキ「いいんです。弦ちゃんの好きにさせてください」

名護「全く隙だらけだぞ。俺も変身と」

ガオウ「俺はどいつだ」

オーズ「俺だ。悪魔元帥は任せたよ弦太朗くん」

フォーゼ「任せとけ!という事でアンタはあれだ」

イクサ「お、面白い・・・」

キングダーク「・・・・・」

悪魔元帥「ガオウー!わしの代わりだぞ!フォーゼも倒せ」

ガオウ「だとさ」

オーズ「もう行ったけど弦太朗くん」

ガオウ「なっ!?」

フォーゼ「悪魔元帥いいいいいいいいいいい」

悪魔元帥「バカが!簡単に通して!」
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 23:03:13.39 ID:JqTa2OUF0
キングダーク「・・・・・」

イクサ「おい!どうするんだこれ!」

賢吾「知らん」

流星「足元狙えば」

JK「流星さんの言う通りっす」

友子「・・・・・」

イクサ「おいお前!行進をやめなさい!」

ギャレン「どうやら間に合ったようだな!」

イクサ「あっ橘さん!俺に力を貸しなさい」

ギャレン「これは土産だ!」

ピーコック「」

ギラファ「」

JK「これをどうしろと」

ユウキ「どうするの賢吾くん!ねぇ!」

賢吾「いてて・・・」

ユウキ「うわっ!ごめんね賢吾くん。痛かった?」

賢吾「ウヒュヒュヒュ」

流星「うっ!俺も腹痛か・・・こんな時に・・・」

友子「はいはい」

流星「いててて」

友子「うるさい!」

流星「はい・・・ごめんなさい・・・」

ギャレン「敵は巨大だ。だが俺たちは」

イクサ「逆境に強い」

ギャレン「行くぞ名護!」

イクサ「橘さん!」

ギャレン「奴の脳天に同時攻撃だ!」

イクサ「見なさい!若者よ!そして語り継ぎなさい!!」

ギャレン「これが俺たちの!」

イクサ「最後の攻撃だ!!」

ユウキ「やったー!」

賢吾「ただのバカじゃなかったんだ・・・」

JK「凄い・・・っす」

流星「よっしゃ!」

友子「・・・はしゃぐな」

流星「・・・っす」
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 23:12:35.33 ID:JqTa2OUF0
オーズ「セイヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!」

ガオウ「デカい声を荒げれば良いってもんじゃないぞ!」

オーズ「お前たちの切り札。キングダークもあの通りだ」

ガオウ「それがどうした!」

オーズ「今日ここでお前は終わるんだ!JKくん!」

JK「映司さん!」

オーズ「ありがとう!」タカ!クジャク!コンドル!

ガオウ「あん?」

オーズ「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!セイヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

ガオウ「ガオッ!」

オーズ「終わった・・・これで後はWとフォーゼの戦いだけだ・・・」

ユウキ「凄い!」

オーズ「・・・相棒が居るっていいもんだよね。ユウキちゃん」

ユウキ「?」

オーズ「翔太郎さんにはフィリップくんが弦太朗くんにはユウキちゃんが」

ユウキ「何の話しですか?」

オーズ「友達を大切にするんだよ・・・」

ユウキ「はい!」

賢吾「如月の相棒って俺じゃね?」

流星「あの女さ。弦太朗に色目使い過ぎなんだよ。何なんだよ畜生」

賢吾「そういうな・・・あーあ痛い痛いよー」

ユウキ「大丈夫!賢吾くん!?」

賢吾「クフフ」

映司「ごめんね。ちょっと・・・休ませて・・・」

友子「枕・・・です」

JK「布団っす」

映司「・・・・・」

流星「これだから女は嫌なんだ」
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/10(木) 23:15:40.00 ID:2VdVA/1do
C
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 23:21:08.07 ID:JqTa2OUF0
ネガ電王「今度はロッドフォームだ」

W「ならこいつよ!」ヒート!メタル!

ネガ電王「き、貴様・・・真似ばかり!」

W「たまたま一緒なんだよ。手加減はしねぇぞ」

ネガ電王「えーい!ガンフォームだ」

W「次はこれだ翔太郎/ああ」ルナ!トリガー!

ネガ電王「あわわ・・・」

W「仕上げだ」エクストリーム!

ネガ電王「た、退散だ!」

W「これで決まりだ!!!」

ネガ電王「ネガーッ!」

W「ふぅ・・・」

アギト「おーい!」

V3「どうやら終わったようだな」

翔太郎「先輩・・・」

RX「シャドームーンは・・・?」

翔太郎「あいつなら安らかに」

RX「そうか」

翔太郎「秋月信彦・・・光太郎さんの友達はとっくの昔に成仏してたらしいっす」

フィリップ「肩貸してくれ君」

アギト「あ、ああ。大丈夫かこの子」

ストロンガー「先に馬鹿を行かせたんだけどよ。心配で俺たち4人が来たんだよ」

翔太郎「馬鹿っすか?」

ストロンガー「ギャレンの橘」

翔太郎「げっ」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/10(木) 23:28:38.67 ID:oPFtg12Jo
橘さんはヘタレで天然ってだけで馬鹿でないぞ!
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 23:38:32.89 ID:JqTa2OUF0
悪魔元帥「ついにわしの真の姿を見せるときが・・・」

サタンスネーク「来たようだな」

フォーゼ「それがどうした!」

サタンスネーク「この姿になったわしは止められんぞ!」

フォーゼ「女子高生の制服パクりやがった奴の親玉のくせに」

サタンスネーク「は?」

フォーゼ「でけぇ口叩くんじゃねぇ!」

サタンスネーク「な、なんなんだこいつは」

フォーゼ「いいか!ユウキはあいつはいい奴なんだ!!」

サタンスネーク「ぐふっ」

フォーゼ「ガキの頃から明るくて優しくて俺の一番のダチなんだ!」

サタンスネーク「ま、待て・・・」

フォーゼ「転校してきた俺に・・・数年ぶりに会った俺の事を忘れずに居てくれた!」

サタンスネーク「ごぁっ・・・か、かんべん・・・」

フォーゼ「そして・・・週に4度ぐらいうちに来てくれて色々とやってくれるんだ!」

賢吾「えっ。そ、そうなの」

流星「弦太朗のパンツも洗ってるのか!」

ユウキ「だって弦ちゃん。お爺ちゃんと二人暮らしでしょ?」

賢吾「ちっ如月・・・」

流星「このアマ・・・」

フォーゼ「そんなあいつをお前達は泣かしたんだ!」

サタンスネーク「わしの話しも・・・聞け!」

フォーゼ「地獄に落ちやがれ!悪魔元帥!!!!!」

サタンスネーク「何なんだ!こいつーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!」

フォーゼ「終わった・・・長い一日だった・・・終わったんだ」

JK「お疲れ様っす」

友子「弦太朗さん」

ユウキ「弦ちゃん!」

賢吾「何か腹立ってきたんだけど朔田」

流星「俺も」

弦太朗「やったぜユウキ!」

ユウキ「うん!」

賢吾「如月ィ・・・・・」

流星「城島ァ・・・・・」
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県) [sage]:2012/05/10(木) 23:40:41.13 ID:+uUEBB/xo
賢吾と流星クズ過ぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/10(木) 23:43:13.96 ID:2VdVA/1do
わろた
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 23:46:54.52 ID:JqTa2OUF0
映司「よく寝た・・・終わったんだね」

弦太朗「おう先輩!」

映司「しかし二人・・・死んじゃったな」

名護「死んでないぞ!この瓦礫を持ち上げなさい!」

映司「よっこらしょ」

名護「終わったんだな。起こしなさい」

橘「は、腹が減った」

弦太朗「どんな体してんだよ。ほら」

映司「名護さん」

橘「悪いな弦太朗」

名護「映司くん。おんぶしなさい」

ユウキ「先生。心配してるかな?」

弦太朗「いいんじゃね」

JK「そうっすよ」

友子「適当に嘘付けばいい・・・」

弦太朗「帰ろうぜ!」

賢吾「朔田・・・俺・・・」

流星「何だろな・・・この何とも言えない感じ・・・」
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/10(木) 23:57:38.68 ID:JqTa2OUF0
弦太朗「おっす!翔太郎さん!」

翔太郎「おっす!」

本郷「来たな主役たち」

映司「あっ本郷さん!一文字さん!」

隼人「久しぶりだな映司」

弦太朗「終わらせましたよ先輩!」

風見「いや・・・まだ終わってない・・・」

翔太郎「どういう事っすか?」

結城「俺たちには解るんだ」

敬介「首領はまだどこかに居る」

アマゾン「あいつしぶといのが売り」

茂「空気読もうぜ本郷さんも隼人さんも。な?洋」

洋「えっ・・・そうですね」

一也「悪魔元帥か。懐かしいな」

良「?」

茂「よし!翔太郎!映司!弦太朗!祝杯だ!!」

翔太郎「行きましょう!」

光太郎「俺は彼を送ってくよ」

フィリップ「・・・・・」ゴホゴホ

映司「行こうかみんな」

弦太朗「飲酒キター!」

賢吾「ちっ・・・」

ユウキ「弦ちゃん!お酒はダメだよ」

流星「ちっ・・・」
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 00:08:27.13 ID:K/QmSN2V0
茂「おいおい!他の連中はどうしたんだよ」

翔一「五代さんは旅の続きらしいですよ。真司くんは先輩に連れられてヒビキさんは歳だとかで」

茂「他の連中はノリ悪いもんな。本郷さんらも残党狩りだとさ」

橘「こない奴はほっとくんだ」

翔太郎「にしても昭和ライダーの人らって老けないっすね」

映司「本当だ」

弦太朗「もうこの肉食ってもいいんじゃねぇか」

ユウキ「ダメだよまだ赤いでしょ」

賢吾「[ピーーー]よ・・・」

流星「[ピーーー]よ・・・」

茂「俺たちは・・・腹ん中までやられてっからな。それのせいだろ」

光太郎「来ましたよ」

翔太郎「おっす」

光太郎「フィリップくんなら届けたよ。変な女の子に因縁つけられたけど」

翔太郎「あいつ」

賢吾「朔田。外に出よう」

流星「そうだな・・・あいつ見てると気分が悪くなる」
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 00:38:05.10 ID:K/QmSN2V0
賢吾「朔田。これ何だと思う」

流星「何だよこれ」

賢吾「橘のベルト」

流星「ふーん・・・捨てちまえよ」

賢吾「まあ見てろよ・・・こいつをこうして」

流星「・・・・・」

賢吾「よし!封印解除だ!」

流星「う、うわっ」

スタッグビートルアンデッド「・・・・・」

賢吾「適当にやったのに何か出たぞ」

流星「天才だなお前」

スタッグ「ちっ」

賢吾「お、おい」

スタッグ「ふん」

流星「どっか行ったぞ」

賢吾「どうするんだよ」

流星「そのベルトは廃棄しとこう」

賢吾「・・・だな」

流星「後は何とか誤魔化そう」
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 00:51:31.87 ID:K/QmSN2V0
弦太朗「一気飲みで行くぜ!」

翔太郎「ほら飲んじまえ!」

賢吾「ほら君も」

ユウキ「私はいいよ・・・」

賢吾「ジュースだよ。一度飲んでみ」

ユウキ「賢吾くんが言うんだし・・・飲んでみよ」

賢吾「フフフ」

橘「俺のベルトがない!」

翔一「ちゃんと管理しないから」

橘「ど、どこにやってしまったんだ」

流星「・・・・・」

賢吾「・・・・・」

橘「くそ・・・・・」
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/11(金) 01:07:36.79 ID:q/Lw1WkLo
こいつらホント問題児だな
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 01:15:01.38 ID:K/QmSN2V0
翔一「明日。僕も探しますから」

橘「封印してたカードまでも・・・・・」

翔太郎「弦太朗!寝てんのか・・・」

映司「俺たち今日は翔一くんの家に泊まるから」

JK「うっす。映司さん」

翔太郎「また会おうぜ」

友子「はい」

光太郎「茂さんは?」

茂「そうさな・・・俺も泊めてもらうわ」

翔一「・・・狭いですよ俺の家」

茂「かてぇ事言うなよ。酒飲んでんだぜ俺たち」

翔一「・・・・・」

流星「さて俺は弦太朗と友子ちゃんを家まで送るよ!」

友子「いい。流星さんはちょっと」

賢吾「仕方がないなユウキは俺が・・・ウフフ」

流星「そんなに嫌なら帰り道に変な奴に犯されればいい!」

友子「・・・・・」

流星「さあ弦太朗。帰るぞ」

賢吾「ここからは大人の時間よ。朔田」

流星「そうだな賢吾」

JK「?」

橘「ベルトが・・・」

流星「見苦しいぞ」

賢吾「男なら諦めが肝心なんだ」

橘「はあ・・・」
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 01:29:38.44 ID:K/QmSN2V0
ユウキ「ん・・・」

賢吾「起きた起きた」

流星「おーい弦太朗・・・」

弦太朗「ガァーッ」

流星「寝てる寝てる」

ユウキ「そうか寝ちゃったんだね私」

弦太朗「・・・・・」

ユウキ「弦ちゃん。起きなきゃ」

賢吾「いいんだ。如月ならほら家が目の前にある」

流星「弦太朗は俺に任せるんだ!」

ユウキ「うん。わかった。ええーっと鍵はどこだっけな」

賢吾「へ?」

ユウキ「弦ちゃんの家の鍵」

賢吾「ど、どうして?」

ユウキ「合鍵だよ。ほら弦ちゃん無くしちゃったりするし」

流星「ふ、ふーん・・・そういう事なんだな・・・賢吾」

賢吾「あ、ああ」

ユウキ「どういう意味?」

賢吾「君と如月ってはっきりに言ってあれなんだろ・・・・・」

流星「穴が棒に出し入れされるような・・・・・そんな関係なんだろ」

ユウキ「?」

賢吾「とぼけるな!はっきり言ったらどうなんだ!!」

流星「あーあ嫌だね。ユウキくん!いつか孕むんだろな」

ユウキ「・・・二人とも何言ってるの」

賢吾「もういい!帰るぞ朔田」

流星「そうだな!この淫乱め!」

賢吾「不潔だ不潔すぎる」

流星「清純ぶってやる事はやってるんだよなぁ!ペッ」

ユウキ「どうして怒ってるんだろ?」

弦太朗「ガァーッ!」

ユウキ「ほら。こんな所で寝ちゃだめだよ。お布団敷いてあげるから」
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 01:43:18.76 ID:K/QmSN2V0
賢吾「夜風が沁みるな」

流星「そうだな」

賢吾「あいつら・・・」

流星「裏切りだよなあれは」

スタッグ「よぉ」

賢吾「あっお前は」

流星「お前に構ってる暇は無いんだよ帰れ」

スタッグ「そういうな。お前たちは俺の封印を解いた」

賢吾「何で日本語ペラペラなんだよ」

流星「ふざけるな!」

スタッグ「仮にもカテゴリーAの俺だ。ほらこれだ」

流星「・・・誰でもわかる日本語・・・」

賢吾「どこで買ったんだこの本」

スタッグ「盗んだ」

賢吾「それで・・・俺たちに何の用だ」

スタッグ「恩返しだけでもしてやろうかなってな」

流星「恩返し?」

スタッグ「そうだ。何でも言え」

賢吾「どうする朔田」

流星「・・・そうだな。これにしよう」

スタッグ「言ってみろ」

流星「如月弦太朗を死なない程度に痛めつけてくれ」

賢吾「それはいい」

スタッグ「そいつをやればいいんだな」

流星「頼んだぞ」

賢吾「死なぬ程度にな」
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/11(金) 12:59:51.97 ID:Db5/60tDO
少しずつ綺麗になってく展開かと思ったら相変わらずクズすぎワロタ
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/11(金) 13:04:18.79 ID:VISgp4nEo
最初は流星ホモっぽかったのに…
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/11(金) 13:54:47.84 ID:k6cwc9Wxo
何だよこのスレ
破壊力ありすぎだろ
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/11(金) 16:07:54.00 ID:w120e1Iqo
ワロタ
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 22:31:04.84 ID:dmYsdyI20
賢吾「でもいいのか朔田よ」

流星「いいんだ」

賢吾「どうして?」

流星「奴にしばかれてる弦太朗を救えば・・・」

賢吾「なるほど!」

流星「そして賢吾がその隙にユウキくんを」

賢吾「ふふふ」

流星「所詮はあのアンデッドも俺らの駒よ」

賢吾「楽しみよのう」

流星「ああ。今日は帰って一眠りしよう」

賢吾「そうだな・・・」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 22:38:25.04 ID:dmYsdyI20
弦太朗「んだよてめえ!」

「あっ・・・あっ・・・」

ユウキ「もういいよ!やめなよ弦ちゃん!」

弦太朗「いきなり喧嘩吹っかけやがって。さすがの俺もキレるとこだったぜ」

賢吾「何だよ朝っぱらから?」

ユウキ「あっ賢吾くん。何かねA組の子がいきなり弦ちゃんに」

流星「こいつ・・・どこかで」

弦太朗「頭いてぇんだよ。帰れよボケが!」

「す、すんません・・・ホントに・・・」

流星「なあ賢吾。あいつって」

賢吾「おい」

「よお・・・・・」

流星「お前やっぱりあいつか!」

「そうだ」

賢吾「まさか人間に化けるなんて。心なしかうちの校長や橘に似てる」

「一応桑田って名乗ってる。クワガタだから」

流星「しかし桑田。お前弱いな・・・」

桑田「ヘタレに封印されてたからな。多分移ったんだろ・・・ヘタレが」

流星「ダメだ。こいつには何も期待できん」

桑田「安心しろ。次の休み時間には必ずやってやる。必ずな」

賢吾「一応期待しといてやるよ」

流星「頼んだぞ桑田」

桑田「任せとけ」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 22:46:03.74 ID:dmYsdyI20
弦太朗「休み時間ごとに喧嘩売りやがって・・・」

桑田「うるせぇ!俺はお前あれだお前を倒して天高の頭になんだよ」

弦太朗「頭だぁ?んじゃてめえの頭カチ割ってやるぞ!」

賢吾「何で変身しないのあいつ」

流星「さあ?」

ユウキ「何の話してるの?」

流星「淫乱は黙れ」

賢吾「おい朔田!いいんだ君は気にしなくても」

ユウキ「?」

桑田「うげぇ・・・ゴホゴホ・・・オエッ・・・」

弦太朗「いいか?今度喧嘩売ってきてみろ・・・こんなもんじゃすまねぇぞ」

桑田「お、覚えてろ・・・」

弦太朗「あ?」

桑田「いえ。もういいっす。すんません如月さん・・・」

弦太朗「解ればいいんだよ!なら今から俺とお前はダチだな!」

桑田「は、はい」

賢吾「使えねぇ・・・」

流星「チッ」

桑田「・・・」

ユウキ「もう行こうよ弦ちゃん。ほら」

弦太朗「行こうぜ賢吾、流星」

賢吾「お、おう」

流星「後で俺らんとこに来いよ」

桑田「うん」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 22:56:12.72 ID:dmYsdyI20
桑田「昔は強かったのに俺・・・あんな奴と一緒に居たから・・・」

伊坂「こんなところに居たのかお前」

あずみ「情けないねぇ」

金居「なあ」

桑田「げっ。上級アンデッドの奴ら」

伊坂「まあ何だお前のおかげで俺たちも封印を解かれたんだ」

桑田「そ、そうか」

金居「一暴れしようと思ってな。貴様もくるか?」

桑田「俺はパス」

あずみ「あら。そうなの」

流星「おーい桑田」

桑田「お、おう」

賢吾「友達か?」

伊坂「ガキ共と遊んでろよ。桑田」

金居「フッ」

賢吾「何で変身しなかったんだよ!」

桑田「フェアじゃない」

流星「馬鹿か!フェアも糞もあるか!」

桑田「・・・・・」

賢吾「はあ・・・もういいよ。行くぞ朔田」

流星「いいか桑田?俺はメテオだ。この件をゲロったらお前を[ピーーー]」

桑田「わかってるよ。すまんな二人とも」

流星「チッ」

賢吾「へたれはダメだなやっぱり」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 23:03:27.03 ID:dmYsdyI20
橘「ベルト・・・ベルト・・・」

翔一「もう諦めましょうよ」

光太郎「そうだ。ライダーはゴロゴロいるんだ。君一人ぐらい」

茂「あーあ。寝みぃな・・・帰っていいか?」

橘「待ってくださいよ!城さん!南さん!津上!」

茂「うるせぇな。こいつは俺はもう帰るぜ」

橘「薄情者!」

茂「ちっ。てめえぶん殴るぞ」

橘「・・・・・」

光太郎「俺たちが捜しますから」

翔一「城さんは帰っていいですよ」

茂「そうかい。ほんじゃ任せるわ」

橘「ベルト・・・」

光太郎「あの人。気が短いから怒らせない方がいいよ」

橘「は、はあ」

翔一「あっち探しましょうか橘さん」

橘「そうだな」
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 23:18:56.00 ID:dmYsdyI20
流星「あれ?弦太朗は?」

ユウキ「気分が悪いから帰っちゃったよ」

流星「お見舞い行こ・・・」

ユウキ「そうだね!」

流星「いや俺は一人で行きたいからね。何なの君は?」

賢吾「だそうだ。俺たちは俺たちでどこかに行こう」

ユウキ「?」

JK「せ、先輩!大変っすよ!!」

賢吾「出た。また何か出たんだな!」

JK「はい!」

流星「俺はパスね。興味ないから」

ユウキ「どんなの?」

JK「外行けば解りますよ!」

ユウキ「行こう!」

賢吾「あっ!待つんだ」

JK「流星さんは?」

流星「俺帰るよ。めんどくさい」

JK「・・・・・」
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 23:30:13.79 ID:dmYsdyI20
ピーコック「お前が噂のゾディアーツか」

レオ「誰なんだ貴様たち」

サーペント「私たちはアンデッド」

ギラファ「全ての生物の祖」

ユウキ「あっ」

賢吾「何だあいつは」

ピーコック「アンデッドだと言ってるだろうに」

レオ「帰れ。この学園内で暴れられると非常に迷惑なんだよ」

ピーコック「黙れ!」

賢吾「戦闘をおっぱじめやがった」

ユウキ「どうしよう」

橘「待て!」

ピーコック「橘!」

橘「どうりでアンデッドの匂いがすると思ったらこんな所に居たのか!」

ギラファ「変身できぬお前に何ができると言うんだ」

橘「うるさい!南さん!津上!頼みますよ」

ピーコック「ボケたか橘」

賢吾「後ろに誰も居ないぞ」

橘「えっ。嘘だろ?」

ピーコック「おいお前。ちょっと待ってろ」

レオ「おう」

ピーコック「覚悟しろよ橘」

橘「ちょ、ちょっと待て!ユウキちゃん!弦太朗は!?」

ユウキ「帰りましたよ」

ピーコック「終われ橘!」

橘「う、うわ・・・・・うわあああああああああああああああああああああ」
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 23:40:01.82 ID:dmYsdyI20
桑田「た、橘」

ピーコック「そらそらそら!」

橘「うっ!げっ!」

ユウキ「賢吾くん!流星くんは!?」

賢吾「知らん」

ユウキ「ど、どうしよう橘さんが死んじゃうよ・・・」

桑田「俺には関係ない。橘が生きようと死のうと・・・」

サーペント「邪魔だよあんた達!」

賢吾「に、逃げろ!」

ユウキ「あっ・・・」

橘「危ない!」

桑田「橘!?」

橘「逃げるんだ・・・ユウキちゃん・・・」

ユウキ「橘さん・・・」

橘「俺もヘタレてる場合じゃないな・・・生身だろうとやらねばならんのだ!」

ピーコック「立派だな橘。だが勝てるのか俺に」

橘「やってみないとわからん!」

桑田「橘・・・橘朔也・・・俺は何を見て来たんだ・・・こいつはいつも最後の最後まで」

スタッグ「諦めない男なんだ!橘あああああああああああああああああああああああああ」

ピーコック「お、お前!」

スタッグ「立つんだ橘」

橘「お前・・・もしかして」

スタッグ「世話をかけたな橘。俺は」

橘「いやいいんだ。戻ってきてくれてありがとう」

スタッグ「俺を封印するんだ。そして」

橘「再び共に戦おう」

スタッグ「行くぞ」

橘「おうよ!」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 23:51:58.64 ID:dmYsdyI20
ピーコック「終わったか」

橘「ああ。行くぞ伊坂・・・変身!」

ピーコック「さあ来い・・・」

ギャレン「すでに来ている。気がつかなかったのかお前は」

ピーコック「速い・・・橘ァ!!!」

ギャレン「伊坂ァ!再び封印されろ!!」

サーペント「ちっ!おらぁ!」

アギト「待った。これは橘さんの戦いなんだ。邪魔はさせない」

レオ「何なんだこいつらは」

ダスタード「・・・・・」

賢吾「アンタ達!何やってたんだ!!」

アギト「仕方がないだろ。勝手にどっか行っちゃうんだからあの人」

RX「そうだぞ賢吾くん!許せ」

レオ「おいお前らあの黒いのやれ」

ダスタード「・・・・・」

RX「いっぱい居るな。忍者か?」

ストロンガー「だろうな」

RX「あっ。いつの間に」

ストロンガー「暇だったからよ付けてたらこれよ。おいライオン」

レオ「?」

ストロンガー「かかって来いよ。俺が相手してやる」

ギャレン「ふぅ・・・ふぅ・・・次はお前だ・・・」

ギラファ「二度もこの俺を倒せると思うなよ!」

ギャレン「倒せるさ。今の俺ならな」

流星「よお賢吾」

賢吾「朔田か。見てみろよあいつら」

流星「けっ。バカバカしい」

賢吾「バカだから仕方がない」
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/11(金) 23:58:44.09 ID:dmYsdyI20
流星「奴らは馬鹿だ」

賢吾「熱けりゃいいってもんじゃない」

流星「見てみろよあれ」

ギャレン「ドリャァァァッッ!!!」

ギラファ「ウガッ!」

アギト「橘さん。置いときますね」

サーペント「」

ギャレン「すまんな。封印と」

RX「忍者共は片付けましたよ」

ストロンガー「やるじゃんか。ライオン」

レオ「こ、こいつ・・・」

ストロンガー「おっ?終わったのかお前たち」

ギャレン「はい。封印しときました」

アギト「・・・・・」

RX「・・・・・」

ストロンガー「そうか。じゃあ今日はここまでだな」

レオ「おい!待て!逃げるんじゃない」

ストロンガー「お前をやるのは俺じゃねぇ。フォーゼだ」

レオ「・・・・・」

ストロンガー「そいつを頭ん中に叩き込んどけ!」

賢吾「はいはい」

流星「ペッ」
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 00:07:32.12 ID:CVeIsnQO0
流星「でもよかったな」

賢吾「あのアンデッドが吐いてたら大変な事になってたぜ・・・」

流星「次はどうする?」

賢吾「次か・・・」

名護「おお!いい所に居た!」

賢吾「うわぁ・・・」

名護「そういう言い方はやめなさい」

流星「何の用だよ」

名護「弦太朗くんに用があるんだ。案内しなさい」

流星「気分が悪いから家に居るらしいぞ」

名護「よし解った。案内しなさい」

賢吾「うるせぇなこいつ」

流星「変身・・・」

メテオ「ホァチャッ!」

名護「ぶっ!」

メテオ「自分で探せ馬鹿が」

賢吾「朔田。行くぞ」

流星「しばらく寝てろ」
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県) [sage]:2012/05/12(土) 00:11:38.34 ID:KRQ4kJ0ko
橘さんかっけー
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/12(土) 00:12:45.45 ID:p28A26Sio
散々引っ張ってこんなところで変身かよ流星www
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/12(土) 00:15:34.29 ID:+3iUqKrBo
二人ともクズすぎるだろwwwwwwwwwwww
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 00:28:02.41 ID:CVeIsnQO0
流星「弦太朗のお見舞いの品で随分と時間くったな」

賢吾「結果的にエロ本とAVとその他18禁の品なんだよな・・・」

流星「よし。インターホンを押すぞ」

ピンポーン

弦太朗「ユウキ出てくれ」

ユウキ「うん」

名護「待ちなさい俺が出る。誰だ?」

流星「えっ。何で?」

名護「君たちか。上がりなさい」

賢吾「・・・・・」

名護「早く戸を閉めなさい。風呂上りなんだ」

流星「おい!何で居るんだ!学校に居たんじゃないのか!?」

ユウキ「えっ?あれだけの騒ぎがあったから1週間ほど休校なんだって。だから早く」

流星「チッ。雌豚が」

賢吾「如月。土産だ。ほら」

流星「どうだ弦太朗!」

弦太朗「うおーっ!」

賢吾「そのダッチワイフはな。顔を見てみろよ」

弦太朗「なでしこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

流星「誰よこの子は」

ユウキ「弦ちゃんが恋した女の子だよ」

流星「は?お前には聞いてないだろ?」

名護「何と破廉恥な。全て没収だ。渡しなさい」

賢吾「欲しいだけだろ」

名護「黙れ!俺は名護だぞ!全てリサイクルするんだ!地球のために・・・」
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/12(土) 00:41:22.47 ID:0gx5c6qTo
なでしこダッチワイフとか普通に欲しいんだけど
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 00:56:27.71 ID:CVeIsnQO0
弦太朗「それで俺に何の用だよおっさん」

名護「おっさんと呼ぶのはやめなさい」

流星「早く話せよ」

名護「君たちはネオファンガイアを知ってるか」

ユウキ「知りません」

名護「なら黙って聞きなさい!奴らは未来からやって来たファンガイアの強化版だ」

弦太朗「で?」

名護「一度は俺や渡くんや太牙くんや何か変な奴と共に追い返した。ちなみに俺の結婚式の日な」

賢吾「だから何だよ」

名護「ついこの前だ。この現代と未来に穴が開いた。知ってるな。その件で君たちは大バトルを展開してた」

ユウキ「知らないです」

名護「黙りなさい。そこから再びネオファンガイア共が攻めて来たんだ」

弦太朗「だからどうしたんだよ」

名護「これは俺の頼みだ。手を貸しなさい」

流星「バカか。アンタは」

賢吾「そうだぞ。何言ってんだ」

名護「近所に居るライダーはお前たちだけなんだ!手を貸しなさい!」
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/12(土) 01:10:49.88 ID:p28A26Sio
名護さんの安定感
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 01:28:06.54 ID:CVeIsnQO0
名護「ネオファンガイアとはレジェンドルガや諸々の種族との合体版とも言われている」

賢吾「まだ言ってるよこいつ」

名護「ちなみにこれが資料だ。古本屋で見つけた」

流星「妖怪図鑑・・・」

弦太朗「気持ちが悪い・・・」

ユウキ「弦ちゃん。もう寝ようか」

流星「おい!弦太朗に触るんじゃない!」

ユウキ「えっ」

賢吾「こんなあずきとぎや油すましがそのネオファンガイアのモデルなのか」

名護「違うな。西洋妖怪だ!そんな子泣きじじいのページは関係ない!」

賢吾「うぜぇ・・・」

名護「俺は今日ここで泊まる。ユウキちゃん布団を敷きなさい」

流星「君も泊まるのか?」

ユウキ「うん。お爺ちゃん出かけてるし弦ちゃん具合悪そうだから」

流星「なら俺も泊まる。な?賢吾」

賢吾「当たり前だ!」

名護「寝るぞ」

流星「・・・賢吾よ」

賢吾「今日は俺が大人になる時よのぉ・・・ふふふ」

ユウキ「?」
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 01:39:30.58 ID:CVeIsnQO0
賢吾「みんな寝たみたいだな」

流星「そうだな」

賢吾「さてユウキ・・・ユウキと」

流星「弦太朗・・・」

名護「待ちなさい!」

賢吾「うおっ・・・何だ寝言か」

流星「こいつは簀巻きにして外に放り出しておこうか」

賢吾「そうだな。邪魔なんだよこれ」

流星「念のために腹を殴っとこう」

賢吾「起きたら厄介だ。こいつだけは」

ピンポーン

流星「誰だよこんな時間に」

賢吾「無視しよう」

ピンポーンピンポーン

名護「うるさいぞ!誰だ一体!」

オオカミ男「こんばんは。ネオファンガイアの・・・」

流星「こ、これがネオファンガイア?」

オオカミ男「俺はネオファンガイア行動隊長。またの名をチェックメイトフォーのルーク」

名護「どうしてここがわかった!言うんだ」

オオカミ男「野生の勘。お前を現代で[ピーーー]。お前の子孫は頗る程に厄介でな」

賢吾「本当に西洋妖怪だ。鬼太郎の敵っぽい・・・」

名護「待ちなさい。今は夜中の2時だ。朝にしなさい。いいな?」

流星「いいのかよ」

名護「俺を信じなさい。奴は厳つい顔に似合わず礼儀正しそうだ」

オオカミ男「・・・・・」
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 01:48:27.42 ID:CVeIsnQO0
名護「俺だ。何?こんな時間に何か用でもだと!?」

「そうだよ。時間を考えろ」

名護「黙れ!俺は名護だぞ。俺の言う事を聞きなさい」

「で?」

名護「ただいま弦太朗くんの家に西洋妖怪いやネオファンガイアの幹部が居る」

「ああ」

名護「来なさい。今すぐに」

「・・・行けばいいんだろ。行けば・・・」

流星「誰だよ」

名護「俺が君たちのように雇った助っ人だ」

賢吾「如月や朔田だけじゃないのか」

名護「そんなことを言った覚えはないぞ!」

流星「何だよこのお調子者は」

名護「時間がかかる。2時間ぐらいな。だが俺は寝る。眠いからな」

流星「どうする賢吾」

賢吾「もういい。俺も寝る。何か白けた」

流星「うん。それがいい」

賢吾「寝ろ寝ろ」
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 02:00:31.64 ID:CVeIsnQO0
オオカミ男「未来から遥々来たのに何だよこれ。キングに怒られるのは俺だぞ」

「こいつが名護さんの言ってた奴か」

オオカミ男「・・・誰だ」

照井「照井竜」

オオカミ男「照井?」

照井「変・・・身!」

オオカミ男「新世代ファンガイアを舐めるなよ!」

アクセル「・・・知らんな」

オオカミ男「へっ?」

アクセル「こっちだ!」

オオカミ男「何だこいつ!」

アクセル「未来から来たのに付いてないな・・・ファンガイア」

オオカミ男「なっ・・・」

アクセル「終わりだ」

オオカミ男「うぎゃぁー」

アクセル「あっ・・・やべっ」

弦太朗「うるせぇな・・・誰だよ!ぶっ壊した奴!」

ユウキ「どうしたの弦ちゃん?」

名護「何の騒ぎだ。話なさい」

照井「名護さん」

名護「照井くんか。こんなにハチャメチャにして君って奴は」

弦太朗「おい!てめえ!どうする気だ!!」

名護「まずは上がりなさい。ユウキちゃん。君は朝食の準備だ」

照井「・・・」
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 02:38:59.89 ID:CVeIsnQO0
賢吾「・・・今度はどうする朔田」

流星「そうだな・・・」チラッ

ユウキ「大丈夫弦ちゃん?」

弦太朗「お、おう・・・」

流星「なあ賢吾。もしもユウキくんが死んだらどうする」

賢吾「悲しいね」

流星「だろうな。でも俺が思うに自分の物にならないのなら」

賢吾「[ピーーー]ばいいか・・・」

流星「今度のネオファンガイア共がもしも失敗したら」

賢吾「次は直接手を下すんだな朔田」

流星「うん。許せ賢吾」

賢吾「いいぞ。如月に取られるぐらいなら」

流星「城島に取られるぐらいなら」

賢吾・流星「[ピーーー]ばいい・・・・・」

名護「どうだ美味いだろ!もっと食べなさい」

照井「いや別にアンタが作ったわけじゃないだろ」

名護「いいんだ。俺が作った事にしなさい」

照井「どうでもいいわ」

名護「お前たちも手伝いなさい!」

賢吾「・・・・・」

流星「チッ」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/12(土) 03:51:07.58 ID:sPWhkZdfo
安定してる名護さん
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/12(土) 11:15:14.52 ID:p28A26Sio
ネタスレかと思ったら濃厚なオールライダー大集合スレだったでござる
名護さんはぶれないな
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/12(土) 12:59:50.90 ID:+nhUL4Ooo
そういえば主役ライダーで剣崎だけ来なかった理由がないぞ?
ダディが代わりか
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/12(土) 13:02:00.37 ID:p28A26Sio
>>160
>>89
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2012/05/12(土) 21:08:06.44 ID:+nhUL4Ooo
スルーしてたわ
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 22:34:38.04 ID:1aKOcxj40
名護「よし集まったな!」

賢吾「何だこいつ」

JK「何っすか。こんな朝早くに弦太朗さん」

友子「・・・」

名護「俺が話そう。俺たちは未来の悪を倒すために集結した!」

流星「・・・何て格好してんだこいつ」

名護「俺が作ったユニフォームだ!これを着なさい」

照井「名護さん。バカな事はやめろよ」

名護「敵がネオファンガイアの妖怪なら俺たちも妖怪だ!弦太朗くん。君は鬼太郎だ」

弦太朗「鬼太郎キター!」

名護「ユウキちゃんは猫娘だ。JKくんは子泣きじじい、友子ちゃんは砂かけばばあだ」

流星「ユニフォームってただの鬼太郎ファミリーのコスプレじゃねぇか」

賢吾「[ピーーー]よ」

名護「黙れ!賢吾くんは一反もめんで流星くんはぬりかべだ!」

照井「・・・俺はセーフだよな・・・」

名護「安心しなさい。照井くんにはほら」

照井「ね、ねずみ男か!?」

名護「ちなみに俺は何だかわかるか!弦太朗くん!」

弦太朗「えーっと・・・えーっと」

ユウキ「目玉のおやじ!」

名護「正解だ!」

弦太朗「さすがユウキだぜ!」

ユウキ「えへへ」

賢吾「やだ可愛い」

流星「[ピーーー]よ城島。ぶりっ子してんじゃねぇぞ」

照井「全身タイツはやめろよ名護さん」

名護「心配するな。通気性は抜群だ。さあみんな着替えなさい!敵はもう来てるぞ」

照井「その被り物は何だよ」

名護「眼球部分だ。めだまの親父の」

照井「・・・・・」
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 23:02:00.96 ID:1aKOcxj40
流星「しかしバカだろ。あいつ」

賢吾「パンツ丸見えなんだけど。見てみろよ朔田」

流星「チッ」

ユウキ「弦ちゃん。上下逆だよ。ほら」

流星「おい!弦太朗に触るな!おい!」

友子「・・・」

流星「あっ!着物の着方がわからないんだね!俺がしてあげるよ!」

照井「どんだけはっちゃけてるんだ・・・あいつ」

名護「子供だな」

照井「・・・ねえ名護さん。この人数で本当に戦うのか」

名護「大丈夫だ。助っ人があと二人ほど待機してる。俺の言う事を信じなさい」

流星「賢吾・・・」

賢吾「殴られたんだな・・・しかしいい眺めだ・・・おほほ」

JK「いやっすよ。何っすかこの格好!」

名護「とても似合ってるぞ。我慢しなさい」

JK「・・・恥ずかしくないんすか」

名護「とても清々しい気分だ」

JK「・・・」

照井「これに何を言っても無駄だ」

JK「そうっすね」
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 23:10:18.07 ID:1aKOcxj40
名護「よし行くぞ。もう迎えは来ている」

流星「トラック・・・」

北條「あっ。名護くん」

名護「この人は北條さんだ。今日は臨時でG3になってくれるらしい」

北條「先の戦いで氷川さん体中がやられてね。急遽俺に」

弦太朗「氷川って誰だ?」

ユウキ「わからない?」

流星「氷川とは仮面ライダーG3の装着者。まだまだ勉強不足だなユウキくん」

ユウキ「うん。そういうの私・・・」

流星「弦太朗に余計な知識を吹き込むんじゃねぇぞ」

ユウキ「流星くん最近変だよね。賢吾くん」

賢吾「なあに・・・あいつが変な事したら俺が・・・」

JK「行ったッすよ」

賢吾「・・・・・」

照井「どうも」

北條「どうも」

名護「ノロノロするな!早く来なさい!」

賢吾「うぜぇなこいつは・・・」
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 23:17:31.12 ID:1aKOcxj40
警官「おい君たち」

名護「どうした。言ってみなさい」

警官「・・・何だよお前たちは・・・何なんだこれは」

名護「鬼太郎ファミリーだ。行かせてもらうぞ」

警官「待て待て!」

名護「しつこいな。いいか俺は名護だ。わかったな」

警官「は?」

名護「無知とは恐ろしい。聞きなさい俺たちはだな・・・」

警官「怪しい奴だ。ちょっと来い」

名護「おい!離せ!おい!」

照井「出してください」

北條「いいの?」

流星「あいつは馬鹿だ。何が鬼太郎だ。消えろよタコ」

賢吾「ざまあみろよ」

名護「助けなさい!俺を助けなさい!」

照井「さよなら名護さん」

北條「じゃ出すよ」

名護「おーい!」

流星「ペッ」

賢吾「バカが!そのまま帰ってくるなよ」

JK「可哀想っすね」
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 23:25:33.11 ID:1aKOcxj40
ユウキ「ところで三人目の助っ人は?」

北條「もう現場に居るらしい」

照井「ネオファンガイアか」

流星「・・・・・」

ユウキ「どうしたの流星くん?気分悪いの?」

流星「うるせぇ!話かけるんじゃねぇぞ!雌猫が」

ユウキ「ご、ごめん」

流星「あーあ・・・車酔いだわこれ・・・」チラッ

友子「だから何」

流星「・・・いえ何もないっす・・・」

ユウキ「お薬あるけど」

流星「だから何だよ・・・俺はこの子と会話してるんだよ・・・何なんだよさっきから」

賢吾「君も朔田に近づくな。俺の傍に居ろ」

照井「心配だ・・・」

JK「そうっすね・・・」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 23:37:56.39 ID:1aKOcxj40
北條「あれがネオファンガイアか・・・」

照井「轢いちゃいましょう」

V3「G3トレーラーか。援軍だぞネオファンガイア」

ベアード「よくもクイーンを・・・」

魔女「」

ドラキュラ「おい!あのトラックごとひっくり返せ」

フランケン「うっす」

北條「うりゃぁ!」

流星「さて脱出するか。友子ちゃんか弦太朗。俺に捕まれ」

弦太朗「しっかり捕まってろよユウキ」

ユウキ「う、うん」

照井「ほら君たちも」

JK「了解っす」

友子「はい・・・」

北條「これがライダー魂じゃい!」

フランケン「うがぁっ!」

ドラキュラ「トラックごと道連れにするとは」

ベアード「敵ながら天晴れ」

照井「北條さん・・・」

弦太朗「あんたの男気。忘れねぇぞ」

流星「賢吾!大丈夫か!?」

賢吾「朔田!」

流星「・・・」

賢吾「・・・」

流星「情けねぇ・・・」

賢吾「はぁ・・・」
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 23:46:51.78 ID:1aKOcxj40
V3「残りはキングとビショップを名乗る二人だけだ。雑魚は片付けた」

照井「なら俺は・・・」

「待ちなさーい!!」

ユウキ「パトカーがこっちに来るよ」

名護「俺だ!」

流星「・・・」

賢吾「お前・・・どうやって」

名護「事情を話したらパトカーをくれた」

流星「嘘付け」

名護「嘘ではない。おい!かかって来い」

ドラキュラ「キング。ここは俺に」

ベアード「任せたぞ」

名護「変身」

イクサ「さあかかって来なさい!」

ドラキュラ「・・・」

イクサ「さあ!」

ドラキュラ「・・・キング」

ベアード「どうした?」

ドラキュラ「十字架・・・十字架・・・」

イクサ「おい!」

ドラキュラ「どうやら私はダメです。キング」

ベアード「そ、そうか」

イクサ「きなさい!」

流星「・・・」

賢吾「・・・・」
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/12(土) 23:56:02.66 ID:1aKOcxj40
ベアード「ならばネオファンガイアのキングであるわしが相手をしてやろう」

イクサ「待ちなさい」

ベアード「今度は何だよ・・・・・」

イクサ「腹ごしらえをしてくる。待ってなさい」

ベアード「・・・・・」

イクサ「腹は減ったは戦はできんと言うだろ?イクサだけに」

流星「くだらねぇ」

賢吾「ばっかじゃねぇの」

名護「じゃ行ってくるから待ってなさい!」

ベアード「わし達もう帰るわ」

照井「そうか」

弦太朗「じゃあなネオファンガイア」

ベアード「・・・・・」

ドラキュラ「キング」

ベアード「何も言うな・・・」

照井「何だかんだで救われましたね風見さん」

風見「・・・ああ」

弦太朗「どうしたんすか!先輩」

風見「俺はもう行くよ。やらなきゃ行けない事があるからな」

ユウキ「さようなら」

弦太朗「よし!帰ろうぜ!!」

賢吾「ネオファンガイアもこの程度か・・・」

流星「弱いな・・・弱すぎる・・・」
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/13(日) 00:06:50.21 ID:4f9rIF5Y0
賢吾「・・・」

流星「賢吾」

賢吾「どうした朔田」

流星「これからどうすんだよ」

賢吾「わからん・・・」

流星「おい見てみろよ。あいつ・・・」

戦闘員「ふぅ・・・」

賢吾「どうやら大ショッカーの残党のようだ」

流星「ふーん・・・おい!」

戦闘員「げっ。ライダーだ・・・」

流星「何やってんだお前」

戦闘員「か、関係ないだろ」

賢吾「喋った方が身のためだぞ?ん?」

戦闘員「・・・・・」

流星「ほら早く」

戦闘員「お、おう・・・」
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/13(日) 00:25:37.93 ID:4f9rIF5Y0
戦闘員「ゾル大佐を筆頭に我々の残党が集まっているのだ」

流星「そうかそうか」

賢吾「人数は?」

戦闘員「まだまだ少ない」

流星「なるほどな・・・ならお前に良い事を教えてあげよう」

戦闘員「?」

流星「フォーゼの弱点だ」

戦闘員「!」

賢吾「お、おい」

流星「いいか耳を貸すんだ」

戦闘員「そいつを拉致ればいいんだな」

流星「その通り。犯してもいいぞ」

賢吾「お前たちの組織ってクローンとか作れるよな?」

戦闘員「さあ?」

賢吾「作って欲しい子が居るんだよな」

流星「だってさ」

戦闘員「・・・」
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/13(日) 12:44:27.53 ID:kCBYzv+No
安定のクズっぷりwww
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/13(日) 13:07:48.62 ID:TDVJMjrmo
ふむ
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/13(日) 22:55:55.44 ID:OjncN/H70
科学者「人間のクローン?無理だよ無理」

賢吾「じゃあ。それは何だよ」

科学者「戦闘員用だ」

流星「無理だとさ」

賢吾「チッ」

戦闘員「心配するなフォーゼの弱点だけは拉致しといてやる」

流星「頼んだぞ」

賢吾「こいつら何なの」

科学者「ああ。この戦闘員のクローンを海外に送るんだ」

戦闘員「そして海外の大ショッカーの残党が怪人を送ってくれるシステムさ」

賢吾「・・・」

戦闘員「やべっ!ゾル大佐だ!ほらこの通路から逃げろ」

賢吾「頼んだぞ」

流星「人質は痛めつけてもいいぞ!」

ゾル大佐「何をしてるんだお前たちは」

科学者「いえ別に」

戦闘員「ところでゾル大佐・・・ちょっと」

ゾル大佐「話してみろ」

戦闘員「あのですね・・・」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/13(日) 23:03:39.88 ID:OjncN/H70
流星「久しぶりの学校か」

賢吾「あれから4日・・・特に変わった事がないな」

流星「あの野郎。ハッタリかましたんじゃねぇのか」

賢吾「その時はあのアジトをライダー共にちくればいい」

流星「なるほど・・・それにしても弦太朗のやつ遅いな・・・」

賢吾「おう」

流星「ユウキくんは居るのに・・・あの女、弦太朗がいないと他の子と喋るんだな」

賢吾「彼女も友達が多い方だから。そこがまた・・・」

流星「おいユウキくん!こっち来て」

ユウキ「あっ。ちょっと待って」

流星「チッ・・・早くしろよクズが・・・」

ユウキ「何の用?」

流星「弦太朗はどうした」

ユウキ「・・・わからない・・・」

流星「は?ちゃんと管理しろよ!」

ユウキ「ごめん・・・」

賢吾「訳ありか」

ユウキ「昨日から帰ってないみたいなんだよね弦ちゃん」

流星「何だと!」

賢吾「マジでか!?」

ユウキ「うん・・・」

流星「賢の字。こいつは」

賢吾「流の字。きっと・・・」

流星「よっしゃ!弦太朗を慰めにいこ!」

賢吾「行って来い行って来い」

弦太朗「俺なら居るぜ・・・」

ユウキ「げ、弦ちゃん」

流星「弦太朗!?」

賢吾「どうしたんだお前・・・」
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/13(日) 23:14:25.33 ID:OjncN/H70
流星「どうしたんだ!そのツラは」

賢吾「そ、それに学ランじゃないリーゼントでもない・・・ブレザーだ・・・」

ユウキ「弦ちゃん?」

弦太朗「うるせぇな・・・どうだっていいだろ・・・」

ユウキ「・・・何か嫌なことでもあったの?」

流星「何だよこのアマ・・・」

賢吾「落ち着け。彼女なら如月でも」

弦太朗「向こう行けよ。邪魔なんだよ!俺に近づくんじゃねぇよ!」

ユウキ「えっ」

弦太朗「てめえ!また俺んチに勝手に入ったんだってな!」

ユウキ「だ、だって」

弦太朗「ざけんじゃねぇぞ!何様だてめえは!」

流星「いいぞ!もっとやったれ!!」

弦太朗「・・・ちとだぁってろよ・・・」

流星「・・・」

賢吾「落ち着け如月」

弦太朗「潰すぞ」

賢吾「・・・」

大杉「コラァ!授業始まってんだぞ!」

弦太朗「・・・」

大杉「おっ?如月ぃ。やっとちゃんとするようになったんだな!」

弦太朗「俺がちゃんとしちゃ悪いのかよ?なあ!?」

大杉「い、いや・・・その・・・」

弦太朗「あんまし俺を舐めんじゃねぇぞ」

大杉「お、お前!教師に向かって・・・」

弦太朗「あ?」

大杉「すまん・・・すまんかった・・・」

弦太朗「・・・」
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/13(日) 23:27:20.85 ID:OjncN/H70
弦太朗「・・・」

ユウキ「弦ちゃん」

弦太朗「俺に近づくな」

ユウキ「近づかないから。タバコはダメだよ。吸ったことないでしょ?」

弦太朗「お前は俺を知らねぇからそんな事言えるんだ」

ユウキ「うん・・・でも理解はしてるよ弦ちゃんのこと。友達だから」

弦太朗「・・・お前よぉ。普通の奴があんなつっぱった格好すると思うか」

ユウキ「・・・」

弦太朗「俺は・・・」

ユウキ「俺は?」

弦太朗「・・・やっぱりいいや。俺には近づくなよ。いいな?それとこれは返すよ」

ユウキ「こ、これ」

弦太朗「今日でフォーゼはしまいだ。後は勝手にしろよ。じゃあな」

ユウキ「待ってよ!弦ちゃん!」

弦太朗「付いてくんな!」

ユウキ「・・・」

流星「プッ。ざまあねぇぜ」

賢吾「後は俺が彼女を慰めれば」

流星「コロッと賢吾の物よ」

賢吾「ふふふ」
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/13(日) 23:41:54.80 ID:OjncN/H70
渡「怪人の生き残りですかね?」

睦月「どうだろうね」

蜘蛛男「」

蝙蝠男「」

渡「まさか大ショッカーでしょうか」

睦月「・・・かもしれない。チベットに居る橘さんやイラクに居る一文字さんからも連絡が」

渡「つい先週潰したばかりなのに」

睦月「まだまだ残党は居るようだ。見てみろ」

クモライオン「・・・」

コウモリ奇戒人「ピューッ」

睦月「行こうか渡くん」

渡「そうですね睦月さん」

弦太朗「どけよ」

レンゲル「あっ」

キバ「弦太朗くん」

弦太朗「道端で遊んでんじゃねぇよ」

レンゲル「どうやら大ショッカーの残党のようなんだ」

弦太朗「だから?」

キバ「君も手伝って・・・」

弦太朗「興味ねぇよ・・・」
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/13(日) 23:55:14.78 ID:OjncN/H70
ユウキ「どうしちゃったんだろ・・・」

賢吾「心配するな!俺が居るだろ」

ユウキ「賢吾くん」

賢吾「な?」

ユウキ「・・・」

賢吾「如月のこと何てほっといて俺と・・・」

ユウキ「ダメ!やっぱり弦ちゃんの事ほっとけないよ!」

賢吾「いいんだ。如月はもう」

ユウキ「友達でしょ?賢吾くんも弦ちゃんも」

賢吾「君はまだわかってないようだ」

ユウキ「?」

賢吾「君は如月に捨てられたんだ」

ユウキ「・・・」

賢吾「飽きられたんだよ!如月に!」

ユウキ「飽きられたって別に・・・」

賢吾「さあ行こう!アイツなどほっといて」

ユウキ「ちょっと賢吾くん!離してよ」

賢吾「大丈夫。来るんだ」

ユウキ「ど、どこに?」

賢吾「ホテル」
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/14(月) 00:07:44.05 ID:hMsj+LAW0
弦太朗「やるじゃねぇか・・・」

睦月「おいおい。未成年がタバコなんて」

弦太朗「どうだっていいだろ」

渡「よくないよ。僕たちは仮面ライダーなんだぞ」

弦太朗「調子乗りにバイオリン野郎が俺に説教たれてんじゃねぇよ」

睦月「・・・」

渡「・・・」

矢車「いい目をしてるな・・・お前」

睦月「矢車さん!」

渡「大事な話してるんで・・・ちょっと・・・」

矢車「如月。俺の弟になれ」

弦太朗「目の前に立つんじゃねぇよ。[ピーーー]ぞ」

矢車「いい目だ・・・」

弦太朗「・・・殺してやる」

矢車「[ピーーー]?殺してみろよ・・・」

弦太朗「オラッ」

矢車「ぶっ!」

弦太朗「一発で這いつくばってるくせに調子のんじゃねぇよ」

矢車「め、飯食ったばっかなんだ・・・」

弦太朗「それがどうした」
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/14(月) 00:37:38.14 ID:hMsj+LAW0
渡「矢車さん」

矢車「・・・いいよなお前たちはボコられなくて」

睦月「余計な事を言いませんでしたからね僕たち」

矢車「いいよな・・・」

アマゾン「渡、睦月こんなとこ居たか」

渡「どうもアマゾンさん」

睦月「帰国してたんですね」

アマゾン「大ショッカーの残党退治にな。想どうした?」

矢車「・・・いいよなアンタは」

アマゾン「?」

睦月「弦太朗くんにボコボコにされましてね」

アマゾン「弦太朗に?どうして」

渡「それがサッパリ」

アマゾン「弦太朗。むやみやたらに暴力を振るう男違う」

睦月「ですよね」

渡「矢車さんのせいですよ。やっぱり」

矢車「・・・そうやって俺の責任にするんだな・・・」

睦月「ダメだこいつ」

渡「一緒に居ると疲れる」
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/14(月) 01:22:27.80 ID:hMsj+LAW0
賢吾「いいだろ!いいだろ!」

ユウキ「やめてよ!」

賢吾「・・・」

ユウキ「賢吾くん。おかしいよ」

流星「おかしいのは君の方だ」

ユウキ「流星くん」

流星「なぜ賢吾を受け入れない!?」

ユウキ「だって友達同士でしょ私たち」

賢吾「男女間に友情なんて成立すると思うのか君は・・・甘いんだよ」

ユウキ「そんな・・・」

流星「君の信じている弦太朗だってね。内心は体狙いだったかもしれないぞぉ」

ユウキ「弦ちゃんは違うよ。賢吾くんだって違うでしょ?流星くんも友達でしょ?」

流星「バカか。友達なら賢吾が誘うと思ってるのか」

賢吾「そういうことだ」

ユウキ「嫌だよ。こんなのおかしいよ!」

賢吾「大人しくしてくれよ。な?」

ユウキ「・・・」

流星「弦太朗の事は俺に任せて・・・」

ユウキ「嫌だよ!」

賢吾「あっ!おい待て・・・うっ・・・」

流星「賢吾・・・発作か」

賢吾「すまん・・・」

流星「なあに。彼女はもう君の手の中さ。後はこの俺が」

賢吾「頼んだぞ。朔田」

流星「任せとけよ」
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/14(月) 01:47:01.66 ID:hMsj+LAW0
ユウキ「・・・おかしいよ・・・みんな・・・」

弦太朗「何やってんだ人んチの前で」

ユウキ「弦ちゃん・・・」

弦太朗「お前。泣いてるのか?何かされたのか!?」

ユウキ「ち、違うよ。目にゴミが・・・」

弦太朗「そうか」

ユウキ「う、うん」

弦太朗「・・・上がれよ」

ユウキ「・・・うん」

弦太朗「・・・・・」

ユウキ「制服がボロボロになってる・・・」

弦太朗「なあユウキ」

ユウキ「ん?」

弦太朗「キツイ事言ってごめんな」

ユウキ「別にいいよ。誰だって機嫌が悪いときだって」

弦太朗「・・・」

ユウキ「何かあったの?嫌なら別に言わなくてもいいけど・・・」

弦太朗「喧嘩で負けた」

ユウキ「えっ」

弦太朗「ボロボロにな」

ユウキ「そうなんだ・・・」

弦太朗「おう・・・」

ユウキ「痛そうだね顔とか・・・」

弦太朗「いてぇさ・・・あんな負け方するなんてよ」

ユウキ「変なこと聞いてごめんね。弦ちゃん」

弦太朗「俺も誰かに話してスッキリしたかったのかもしれねぇ・・・特にユウキお前は」

ユウキ「うん」

弦太朗「一番のダチだから」
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/14(月) 02:04:26.99 ID:hMsj+LAW0
ユウキ「ねぇ弦ちゃん」

弦太朗「何だよ」

ユウキ「男の子と女の子の友情ってどうなんだろね」

弦太朗「別に。変わらねぇだろ」

ユウキ「そうだよね・・・」

弦太朗「俺はユウキも美羽も友子も他の女のダチも男同士と変わらねぇって思ってるし」

ユウキ「・・・」

弦太朗「そういう事だ」

ユウキ「弦ちゃんに相談してよかった・・・本当によかった・・・」

弦太朗「何だよ泣くなよ!」

ユウキ「ごめん・・・」

弦太朗「用が済んだら帰ってくれ。頼むから」

ユウキ「うん」

弦太朗「しばらくは俺に近づかないでくれよ」

ユウキ「何か理由があるんだね。この制服。私が直しておいてあげる」

弦太朗「わりぃな」

ユウキ「弦ちゃん」

弦太朗「・・・」

ユウキ「何があったか知らないけど。弦ちゃんはやっぱり弦ちゃんだよ」

弦太朗「?」

ユウキ「じゃあね。弦ちゃん」

弦太朗「じゃあな」

ユウキ「・・・負けないでね弦ちゃん・・・弦ちゃんの事だからきっと・・・」

弦太朗「何だって?」

ユウキ「な、なんでもないよ!バイバイ弦ちゃん」

弦太朗「ああ・・・俺は・・・やっぱり負けっぱなしじゃ終われねぇよ・・・俺は俺だから」
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/14(月) 07:47:46.37 ID:xDEJYD5Yo
>流星「賢吾・・・発作か」

こういう設定だけ本編通りちゃんと残ってて吹く
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/14(月) 09:01:24.51 ID:fYw+nXiBo
本編は今発作?なにそれおいしいの状態
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/14(月) 23:17:52.90 ID:isvUx08y0
流星「チッ・・・おい!」

ユウキ「流星くん」

流星「弦太朗に何か言ったのか!」

ユウキ「言ってないよ何も」

流星「そうかそうか・・・」

ユウキ「?」

流星「言ってないならいいんだ。さて賢吾のとこに行くぞ」

ユウキ「変なことしない?」

流星「当たり前だろ!友達じゃないか!賢吾だってちょっとあれだったんだ」

ユウキ「・・・」

流星「信じてくれよ・・・なあ?」

ユウキ「う、うん・・・」

流星「よっしゃ行くぞ!」

ユウキ「痛いよ!引っ張らないで流星くん!」

「ちょっと待った。その女を渡して貰おうか?」

流星「誰だお前(どうせ大ショッカーだろ。待ってたぜ。ふふふ)」

ガテゾーン「大ショッカー幹部の一人。元クライシス帝国のガテゾーン」

ユウキ「ど、どうしよう」

ガテゾーン「風の噂でこの女がフォーゼの弱点だと聞いてね・・・渡せ」

流星「こんな女でよかったらどうぞ」

ユウキ「ちょっと流星くん!?」

流星「バイバイ」

ガテゾーン「聞き分けのいいガキだな。お前はもう行っていいぞ」

流星「どうも」

ユウキ「やだ!離してよ!!」

ガテゾーン「ほら大人しくしろ!」

流星「プッ」

ユウキ「助けて・・・弦ちゃん」

流星「そうやって弦太朗に頼むのはよせ!君のせいでどれだけ弦太朗を・・・」
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/14(月) 23:31:11.90 ID:isvUx08y0
流星「さっさと拉致って!ほら早く」

ガテゾーン「ノリノリだな。このガキ」

戦闘員「そうっすね」

「おい・・・」

流星「げっ・・・」

ユウキ「弦ちゃん!」

弦太朗「ユウキの悲鳴が聞こえたと思ったら・・・てめえら」

流星「こいつめ!」

戦闘員「いてっ」

流星「さあユウキくん!早く」

ユウキ「う、うん」

流星「俺の演技のおかげで長引いたようだ。弦太朗!来てくれると信じてたぞ」

ユウキ「そうだったんだ。ちょっと疑っちゃったけど」

流星「いいんだ。俺は許す」

弦太朗「ユウキ。貸せ」

ユウキ「うん!」

弦太朗「・・・変身」

ガテゾーン「来たなフォーゼ」

フォーゼ「俺はもう負けらんねぇ・・・誰にも負けねぇ・・・」

ガテゾーン「何言ってんだ貴様は」

フォーゼ「相手が100人だろうと1000人だろうと絶対にな!」

ガテゾーン「おい。お前たち手を出すなよ。こいつは俺とフォーゼの戦いだ」

フォーゼ「・・・」

ガテゾーン「久しぶりに面白い相手だぜ」

フォーゼ「そうだな。あんた見たところ銃を使うようだな」

ガテゾーン「ああ。百発百中の腕前よ」

フォーゼ「早撃ちで決めようや」ファイヤー

ガテゾーン「望むところだ」

フォーゼ「っとその前に・・・オラァッ!オラオラオラオラ!」

流星「弦太朗!どうした車なんてぶっ壊し始めて」

フォーゼ「熱が必要なんだよ。熱いのがな。この姿はよぉ・・・」

ガテゾーン「ハッ・・・何て野郎だ!」
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/14(月) 23:43:12.05 ID:okOCIzUNo
流星が何か名護さんみたいにwww
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/15(火) 00:36:23.44 ID:NsrQQtnf0
フォーゼ「吹き飛べ!」

ガテゾーン「て、てめえ!」

フォーゼ「これじゃあ早撃ちもクソもねぇな」

流星「うーん汚い。それに引っかかるあの敵もアホだけど」

ガテゾーン「おおおおおおおお」

フォーゼ「死んだか」

ガテゾーン「ま・・・だ・・・だ」

フォーゼ「しつけぇな。首一つでも生きれるのか」

ガテゾーン「ロボットだから・・・」

フォーゼ「大ショッカーは何でまた現れたんだ」

ガテゾーン「お前たちが滅ぼしたのは組織の一部・・・」

流星「ふっ。だからどうした。そうだろ?弦太朗」

フォーゼ「・・・」

ガテゾーン「楽しみにしてろ・・・近いうちに・・・」

フォーゼ「おい!おい!」

流星「どうやらこと切れたようだな」

ユウキ「弦ちゃん」

弦太朗「近いうちか・・・ユウキ」

ユウキ「どうしたの?」

弦太朗「こいつを預かっといてくれ」

ユウキ「いいけど」

弦太朗「俺はフォーゼだからよ。そいつをお前が持ってればどこにでも行くよ。絶対に」

ユウキ「うん!」

流星「・・・・・」

弦太朗「この学ラン。やっぱり直さなくていいや」

ユウキ「何で?」

弦太朗「どうせすぐボロボロになるんだ。だから・・・」

ユウキ「うん。何も聞かないよ。弦ちゃん気をつけてね」

弦太朗「おう。流星」

流星「ん?」

弦太朗「ライダー部のことは頼んだぞ」

流星「任せとけ!」

弦太朗「じゃあな二人とも」
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/15(火) 00:50:46.92 ID:NsrQQtnf0
流星「よし・・・こっそりと」

ユウキ「ダメだよ流星くん!」

流星「うるせぇ!」

ユウキ「弦ちゃんの好きにさせてあげようよ」

流星「ペッ。反吐が出るぜ・・・てめえ」

ユウキ「・・・」

流星「何か知らんがこれで弦太朗にもしもの事があったら」

ユウキ「うん・・・」

流星「てめえの責任だぞ」

ユウキ「・・・うん」

流星「チッ」

ユウキ「弦ちゃん・・・」
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/15(火) 01:41:36.97 ID:NsrQQtnf0
矢車「・・・」

睦月「動いてくださいよ」

渡「アマゾンさんは?」

睦月「沖さんを迎えに行くとかで先に」

渡「そうですか」

睦月「もうほっといて行こうか」

渡「でも」

睦月「死にはしないだろ・・・多分」

渡「そうですね」

睦月「俺たちは早く如月くんと合流しなきゃな」

渡「行きましょうか」

矢車「・・・希望がある奴はいいよな・・・」
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/15(火) 02:02:39.64 ID:NsrQQtnf0
JK「弦太朗さん。今日も来ないっすね」

ユウキ「そうだね」

JK「俺・・・変な噂を聞いちゃったんですよね」

賢吾「言ってみ」

JK「関東一帯に縄張りを置く紅蜥蜴って族がいるじゃないっすか」

流星「ああ。知ってるよ」

JK「そいつらが天高の生徒を片っ端からしめてるらしいんすよ」

賢吾「えっ。何で」

JK「何でも天高の生徒が奴らのバイクをハチャメチャにぶっ壊したとかで」

賢吾「・・・」

流星「あっ」

JK「どうしたんっすか」

流星「べ、別に」

賢吾「朔田ちょっと外にでようか・・・」

流星「そうね」

JK「?」

友子「まさか・・・弦太朗さん」

ユウキ「弦ちゃんはそんなやたらに暴力を振るわないよ!」

JK「そうっすよね。弦太朗さんなら直接そいつを殴りにいきますからね」

友子「ごめんなさい」

JK「まさかこの件に弦太朗さんは絡んでないっすよね」

ユウキ「うん。大丈夫だと思うよ」

友子「・・・」
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/15(火) 02:08:45.87 ID:NsrQQtnf0
賢吾「まずいな」

流星「確かに・・・」

賢吾「まさか見られてたなんて」

流星「・・・」

賢吾「あれだけバイクがあったらメチャクチャにしてみたくなるよな」

流星「あるある」

賢吾「まさか如月の怪我って」

流星「違うだろ!弦太朗は天下無敵なんだぜ」

賢吾「いやいや。あれだけの人数だ・・・さすがの如月も」

流星「どうするんだよ」

賢吾「黙っておこうか」

流星「だよな。黙ってればいつも何とかなるもん」

賢吾「せめてもの罪滅ぼしに大ショッカーのアジトを教えようか」

流星「それがいい」

賢吾「どうせあの残党もクソの役にも立たないしな」

流星「早めに潰しといた方がいい」

賢吾「さて・・・誰に言おうか」

睦月「あっ。君たちは如月くんの」

賢吾「部外者は失せな」

渡「僕たちだよ」

流星「キバの渡さんと・・・誰だよ」

睦月「上城睦月。レンゲルだ」

賢吾「そんなマイナーライダーは知らん」

流星「帰れよ」

睦月「・・・・・」
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/15(火) 05:33:07.02 ID:O+7jwcSCo
わろた
賢吾ひでえ
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 05:34:19.73 ID:iayWdZpko
これ見てるとやっぱ弦太朗ってヤンキーなんだなぁとは思う
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 07:30:32.43 ID:VsjPE0USo
そういやタチバナさん誰かに似てると思ったらガテゾーンだったのか
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/15(火) 17:20:23.22 ID:GAl7wz3Q0
渡「・・・不思議な場所ですね」

睦月「月?」

ユウキ「ようこそライダー部へ!」

流星「はしゃぐな。引っ込んでろ」

ユウキ「・・・」

睦月「如月くんは?」

流星「だから居ないって言ってるだろ」

賢吾「しつこいな。こいつ」

睦月「・・・」

渡「出直しましょうか・・・」

ユウキ「待ってください。私たちも手伝わしてください!」

渡「ダメだよ・・・確かに君たちは先の戦いで頑張ってたけど。今度だけは・・・」

ユウキ「手伝いたいんです!もう弦ちゃん一人に苦しい思いはさせたくない」

JK「俺も行きたいっす」

友子「私も・・・」

渡「らしいですよ。睦月さん」

睦月「どうしようかな・・・」

流星「アンタが決める事じゃない」

賢吾「そう。俺たちは行くぞ」

睦月「何だよこいつら・・・」

流星「それに俺と賢吾はすでにアジトを見つけてる」

賢吾「フラフラしてるアンタらよりは役に立ってるんだけど。そうでしょ?」

渡「・・・行こうか。いいですよね睦月さん?」

睦月「う、うん。いいと思うよ」

矢車「俺も居るぜ・・・」

睦月「うわっ・・」

矢車「前の戦いで大ショッカーに弟と・・・ついでに剣やら風間が全治3週間の怪我を負わされたんだ・・・」

流星「ふーん・・・」

矢車「連れてけ。渡、睦月・・・この俺を」

睦月「好きにしてくださいよ!」

渡「途中でへたばらないでくださいね」

矢車「・・・ん?」

友子「?」

矢車「お前・・・俺の妹にならないか」

流星「待て!この娘は俺にべた惚れなんだ!誘うんじゃない」

矢車「・・・」

友子「邪魔なんだけど流星さん。前に立たないで」

流星「お、おう・・・」
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/15(火) 20:43:58.81 ID:k4rEXtTh0
賢吾「ここ」

睦月「こんなところ?」

賢吾「頭悪いな・・・地下だよ地下に通じる穴があるんだよ」

流星「プッ」

睦月「ぐぬぬ・・・」

矢車「お前から俺と同じ匂いがする・・・」

友子「えっ・・・」

流星「どれどれ」クンクン

友子「やめろ」

渡「心配だ」

JK「大丈夫っすよ・・・多分っすけど」

ユウキ「うん」

流星「へえー。弦太朗が居ないからって他の男の近くに居るんだ」

賢吾「・・・チッ」

ユウキ「流星くんも賢吾くんも何か勘違いしてるよ!」

睦月「君たちって凄く仲が良いって聞いたんだけど」

JK「色々とありましてね・・・」

賢吾「コラ!話してる場合じゃないだろ上城さん」

流星「ふざけるのもいい加減にしろ!」

睦月「・・・」

渡「行きましょうか矢車さん」

矢車「・・・行こうか。闇の中に」

渡「これはダメかもしれん・・・」
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/15(火) 21:13:59.72 ID:k4rEXtTh0
ゾル大佐「ガテゾーンからの連絡が来ないと思ってたらやられてたのか」

ボスガン「みたいだな。それにほら侵入者が」

ゾル大佐「またもやこいつらか。ったくライダーはすぐに我々の邪魔を・・・」

ビルゲニア「だがここに来る前に奴らは死ぬだろうよ」

ゾル大佐「ここは蟻の巣の如くグネグネしたアジトだからな」

ビルゲニア「それにここを潰されたら元も子もない」

ゾル大佐「よし。各部屋の幹部共に必ず殺せと伝えろ。それとあれを動かせ」

ボスガン「わかった。戦闘員398号、753号」

398「はい」

ボスガン「お前は幹部へ連絡するんだ。753号」

753「何だ。言ってみなさい」

ボスガン「・・・態度デカいな」

398「もう行っていいのか」

ボスガン「行けよ。753号はあの装置を動かしとけ。フルパワーでな」

753「いいだろう。俺に任せなさい。それと戦闘員を生み出す機械をあの装置と言うのはやめなさい」

398「中二病まっしぐらって感じ」

ボスガン「う、うるさい!いいから行けよ」

ゾル大佐「前から思ってたけど態度デカいよなあの二人」

ボスガン「装置の故障だ・・・きっとそうだ」
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/15(火) 22:35:25.16 ID:k4rEXtTh0
睦月「何だよこれ・・・」

流星「気味の悪い蜘蛛みたいなのがウジャウジャ居るんだけど」

賢吾「蜘蛛・・・お前か!お前だろ!!」

睦月「違う!離せ馬鹿!」

ユウキ「流星くんも賢吾くんもダメだよ。決めつけちゃ」

流星「黙れよ」

賢吾「うん。わかってるよ」

童子「・・・」

姫「・・・」

渡「あれですね。何か餌をやってますよ」

矢車「人間だ・・・捕まえた人間を食わしてる・・・」

睦月「ここは俺が食い止めよう。みんなは先に」

ユウキ「でも」

渡「ここはみんなで・・・」

睦月「いいんだ。君たちは行くんだ!早く行くんだ!」

矢車「行こう・・・」

賢吾「そうさ。一人一殺の覚悟で」

流星「ライダーの宿命ってやつさ」

睦月「彼らの言う通りだ。渡くん、矢車さん」

渡「はい」

睦月「俺がここで死んでもまだ如月くんやアマゾンさん、沖さんが居る」

渡「死ぬなんて言わんでくださいよ・・・」

矢車「・・・言いたいことはわかってる。睦月よ・・・」

睦月「・・・」

賢吾「ほら行くんだ!俺の手を握って」

ユウキ「えっ?う、うん」

流星「君も!俺の手を」

友子「触るな」

渡「・・・行ってきます睦月さん」

JK「行きましょう渡さん」

矢車「死ぬなよ睦月・・・」

睦月「・・・よし。おい!」

童子「?」

姫「・・・」

睦月「変身!」

ツチグモ「ググググ」

レンゲル「お前たちは俺が相手する」
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/15(火) 22:55:00.71 ID:k4rEXtTh0
渡「睦月さん・・・」

流星「馬鹿野郎!悲しんでる場合じゃないだろ!」

賢吾「そうだぞ!」

矢車「・・・お調子者だな・・・」

ユウキ「最近おかしいんです。あの二人」

JK「そのお陰で先輩が部長らしくなったというかしっかりしたというか」

ユウキ「えへへ」

流星「笑うな!」

賢吾「よせよ。可哀想じゃないか」

「紅渡・・・」

渡「お前」

キング「会いたくもねぇ・・・でもてめえには復讐したかった・・・お前たち親子にはな」

流星「クスクス」

賢吾「どうした」

流星「いい歳したおっさんがあんな格好で・・・」

賢吾「プッ」

JK「ロックを馬鹿にせんでくださいよ」

流星「先輩に逆らうのか?お?」

賢吾「偉くなったのぉ・・・この腹黒裏切り野郎・・・」

JK「くっ・・・」

渡「僕もアンタには会いたくなかった」

キング「今度はお前が死ぬ番だ。キバ」

矢車「行こうぜ」

ユウキ「は、はい」

矢車「何だか知らないがあの二人には因縁があるらしい。俺たちが入る隙間がない・・・」

賢吾「さっさと行こうぜ」

流星「ライダーとは己の命を捨てる者よ。そうでしょ?」

友子「・・・」

JK「頑張ってくださいね」
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/15(火) 23:18:00.71 ID:k4rEXtTh0
弦太朗「待てってんだよ!この野郎!」

「ひ、ひぃ・・・」

弦太朗「捕まえたぞこの野郎・・・」

「てめえ!この前ボコボコにされたの忘れたのか!!」

弦太朗「雑魚は片付けといた・・・俺をやった奴らは念入りによぉ」

「いいのか!俺をやったら総長が・・・いやチームそのものが動き出すぞ」

弦太朗「しらねぇよ・・・」

「いいんだな!?関東中のだぞ!一人がやられりゃそいつを潰すまで動くんだぞ」

弦太朗「・・・もし動き出してもそいつらが最後の一人になるまでやってやる」

「バカかてめえ」

弦太朗「天高の奴らが怪我すりゃお前を真っ先に始末してやる。バッキバキにしてやる」

「・・・・・」

弦太朗「お前だけじゃねぇぞ!お前の家族もお前のダチも近所中のやつら全員ぶっ殺してやる!」

「・・・ま、待て・・・待ってくれよ」

弦太朗「やるなら俺だけにしろよ。俺は負けねぇからよ・・・じゃあな」

「う、うわああ・・・」

弦太朗「・・・ふっ・・・」

アマゾン「派手にやったな弦太朗」

弦太朗「先輩たち・・・見てたの?」

一也「お前が暴れまわる姿を最初から最後までな」

弦太朗「呑気な人たちだぜ」

一也「行こうか。弦太朗」

弦太朗「?」

アマゾン「仲間のピンチだ」
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/15(火) 23:39:07.89 ID:k4rEXtTh0
矢車「道が二つに分かれてるな・・・」

賢吾「ここは二手に別れよう」

流星「俺は仮面ライダーだし。女の子守んないといけないから」

賢吾「そういう事だ。JKはそっちにやる」

矢車「・・・いいのか」

JK「俺はかまわないっすよ」

友子「私もそっちに・・・」

流星「違うだろ!こっち来いよ!」

友子「流星さんと一緒は嫌。絶対に嫌」

流星「ふ、ふざけんな!いいからこっち来い!」

友子「嫌だ」

ユウキ「流星くんも友子ちゃんも喧嘩しちゃ・・・」

流星「これは彼女と俺の問題だ。部外者はすっこんでな」

矢車「友子。お前はこいつらに付いてけJKお前もだ」

流星「ほら見ろ!このアホたれも言ってるだろ」

賢吾「アホでもいいこと言う」

ユウキ「大丈夫ですか?矢車さん」

矢車「・・・こっちの道」

ユウキ「はい」

矢車「戦士の勘ってやつさ。嫌な予感がする・・・」

賢吾「あんたの予感なんてな」

矢車「どうせ地獄に落ちるなら一人の方がいい・・・ましてやお前たち若い奴なんて」

流星「お言葉に甘えよう。ほら行くぞ友子!」

友子「うざい。本当にうざい。[ピーーー]ばいいのに」

矢車「ユウキ」

ユウキ「はい?」

矢車「如月はきっと来る・・・必ずな。信じるんだ」

ユウキ「はい!」

賢吾「ほら来いよ」
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/15(火) 23:54:52.10 ID:k4rEXtTh0
賢吾「矢車・・・いい奴だったな」

流星「お前は前だけ見てろ!」

JK「おっす・・・」

賢吾「上城にしろ紅渡もいい奴だったな・・・」

流星「後はJKが邪魔だよな」

賢吾「邪魔だな。おい」

JK「はい」

流星「この道をひとっ走り行って探りいれて来い」

JK「えっ?」

ユウキ「ダメだよ。一人で行かせちゃ」

流星「いいんだ。こういう時に部長気取りっすかこの人は」

賢吾「あいつらな心配いらん。そうだろ?」

JK「だ、大丈夫っす!行ってきます」

流星「いったな」

賢吾「ああ。これで奴が消えれば制服事件の件を知る者は」

流星「俺と賢吾しかいない」

賢吾「一応生きてる事を祈っといてやろう」

流星「一応な」

ユウキ「何の話してるの?」

流星「関係ねぇだろ。俺に絡むなよ。カスが」ペッ
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/16(水) 00:04:48.10 ID:nUHyAsvV0
流星「戻ってこないな」

賢吾「死んだんじゃね」

ユウキ「酷いよ!私見てくる!」

賢吾「あっ!待つんだ!!」

流星「・・・やっと二人になれたね」

友子「近づかないで」

流星「は?君がやられても救わないよ俺は」

友子「・・・もう仮面ライダーにならないで」

流星「あっ!返せ!」

友子「嫌」

流星「この野郎!逃げるな」

友子「・・・・・」

流星「何て足が速い女だ」
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/16(水) 00:24:42.16 ID:nUHyAsvV0
賢吾「うっ・・・」

ユウキ「賢吾くん!」

賢吾「頭が・・・頭が・・・」

ユウキ「どうしよう・・・私が思いっきり走ったりしたから」

ボスガン「侵入者共が・・・こんなところにまで来たか。ほらこいつ」

JK「」

ユウキ「酷い・・・」

賢吾「・・・死んだふりしとこ・・・」

ボスガン「次はそこの寝てる奴だ」

ユウキ「待って!」

ボスガン「止めるな娘。お前は最後よ」

ユウキ「・・・私だって仮面ライダー部の部長だから・・・頑張らなきゃ。みんなを守らないと」

ボスガン「バカか?挑むのか俺に?」

ユウキ「・・・」

賢吾「大丈夫だ。きっと如月が来る・・・そして俺がいいとこ取りと」

ボスガン「いいだろ。剣はお前にやろう。脚だ。脚だけで相手してやる」

ユウキ「・・・賢吾くん。後は頼んだよ」

賢吾「死んだふり」
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/16(水) 01:15:25.37 ID:nUHyAsvV0
アマゾン「睦月・・・睦月!」

睦月「・・・アマゾンさん」

一也「これ全て君がやったのか」

睦月「ええ・・・死ぬかと思いましたよ」

弦太朗「みんなは」

睦月「先に行ったよ。如月くん・・・」

弦太朗「後は任せてくれ先輩・・・行こうぜ」

アマゾン「睦月心配するな」

一也「君はゆっくり休んでるといい」

睦月「頼みましたよ・・・」

弦太朗「ユウキ、賢吾、JK、友子、流星。死ぬんじゃねぇぞ」

睦月「・・・疲れた・・・」

一也「アマゾンさん。どうやら至る所で戦闘員が湧き出てるみたいです」

アマゾン「・・・わかってる」

一也「・・・・・」
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/16(水) 01:25:19.67 ID:nUHyAsvV0
キバ「ふっ・・・」

バット「がはっ・・・」

キバ「今度こそ終わりだな」

バット「ふざけるな・・・俺はまた生き返ってやる・・・絶対にお前を」

キバ「今度蘇ってもまた僕が倒す。僕の子や孫がお前を倒す。何度蘇っても僕の一族が」

バット「ふざけたことを」

キバ「お前が勝つことは絶対にありえない。キング」

バット「うっ・・・」

弦太朗「やったっすね。先輩!」

一也「しっかりしろ」

渡「どうも」

アマゾン「渡。ここで休め」

渡「・・・・・」

弦太朗「寝やがった」

一也「疲れてるんだろ。そっとしといてやろう」

弦太朗「・・・」
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/16(水) 01:46:22.09 ID:nUHyAsvV0
ユウキ「えい!えい!」

ボスガン「どうした!当たらんぞ!ソラッ!」

ユウキ「うっ・・・」

ボスガン「全然ダメだな。ほら来いよ」

ユウキ「えいっ!」

ボスガン「貴様ごとき女子高生が・・・貴族である俺に勝てるはずがない!」

賢吾「・・・何を自慢げに・・・」

ボスガン「だが弱者を虐めるのは楽しい。強者のみの遊戯よ」

ユウキ「痛いよ・・・苦しいよ・・・」

ボスガン「痛いか?苦しいか?」

賢吾「ダメだ・・・彼女には無理だ。今のうちに逃げよう・・・」

ユウキ「私がみんなを守らなきゃ・・・弦ちゃんがいつも守ってくれたように」

賢吾「女は彼女だけじゃないんだ。俺は父親の仇を討つまで[ピーーー]んから。さようなら」

ボスガン「おいおい。逃げてるぞ」

ユウキ「賢吾くんは生きなきゃいけないから。それに死ぬなら私だけでいい」

ボスガン「なら殺してやろうか。そろそろ飽きた」

ユウキ「・・・(宇宙飛行士になりたかったよ・・・弦ちゃん)」

ボスガン「一撃で殺してやるから安心しろ。何しろ俺は優しい方だからな」

ユウキ「・・・(みんなと卒業したかったな。弦ちゃんや賢吾くんや流星くんと・・・)」

ボスガン「[ピーーー]」

ユウキ「・・・・・」

弦太朗「死ぬのはてめえだ!」

ボスガン「き、如月!」

ユウキ「弦ちゃん・・・」

JK「弦太朗さん・・・」
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/16(水) 02:07:12.63 ID:nUHyAsvV0
弦太朗「傷だらけじゃねぇか・・・」

ユウキ「平気だよ・・・たまには部長らしいことしないとね・・・」

弦太朗「・・・寝てろ。いいな」

ユウキ「うん・・・あとこれ・・・」

弦太朗「ありがとよ」

ボスガン「この野郎!よくも俺の顔面に蹴りを!メットごしでもムカつくんだぞ」

弦太朗「JK。お前も」

JK「うっす。先輩の事は任せといてください」

弦太朗「頼んだぞ。おい!」

ボスガン「やる気になったようだなフォーゼ!」

弦太朗「・・・変身」

ボスガン「我が電磁波剣の錆にしてやろう」

フォーゼ「消えんのはてめえだ」エレキ

ボスガン「フォーゼ!!!」

フォーゼ「おっと」

ボスガン「最初の一太刀は防いだようだな!だが」

フォーゼ「黙ってろよ」

ボスガン「うっ・・・」

フォーゼ「喋り過ぎなんだよ。どういう気分だ?」

ボスガン「こ、この」

フォーゼ「いてぇよな。でも一発刺されただけマシだろ。ユウキはボコボコになってたんだぜ」

ボスガン「あれは正式な決闘だ!なぜ俺がこんな目に」

フォーゼ「うるせぇよ・・・[ピーーー]よクソゴミ野郎!!」

ボスガン「あああああああああああああああああああ」

フォーゼ「言い訳なら地獄の閻魔にでもいいな」
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2012/05/16(水) 06:53:48.46 ID:MXTddpLAO
今更だが、メール欄にsagaって入れといた方が良いぜ
文章が規制されて読みにくい
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/16(水) 07:00:22.24 ID:zYse5RJuo
独特な雰囲気があって面白い
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 07:59:06.90 ID:92Nsa9REo
ユウキだけ原作以上の立派な子になってる…
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 09:37:44.54 ID:sirIx4RSo
ゲスいギャグと良い仮面ライダーSSの融合
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 13:46:41.42 ID:vll91oVOo
ユウキ嫌い
ウザい
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 13:52:47.18 ID:92Nsa9REo
>>217
流星乙
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/16(水) 22:04:05.17 ID:xyiFTOuY0
流星「返せ!このクソアマ!」

友子「やだ」

アマゾン「何してるお前たち」

ゲドリアン「畜生・・・」

流星「この女が俺の奪ったんですよ!」

アマゾン「トモダチの物。取っちゃダメ」

流星「ほら見ろ!」

友子「うざっ」

流星「ところでその縛られてるのは」

アマゾン「幹部。アマゾン、弦太朗たちと一緒に向かってるとき捕まえた」

ゲドリアン「離せ!」

流星「おらおら」

ゲドリアン「こ、このガキ・・・」

流星「返せよ」

友子「チッ・・・はい」

流星「いい子だ」

ゲドリアン「・・・言ったら命は助けてくれるのか」

アマゾン「俺。どんな者でも無暗に命を奪わない」

ゲドリアン「・・・ここを真っ直ぐ行って四個目の通路を右に曲がってさらに左に行くとたどり着く」

アマゾン「わかった。嘘違うな」

ゲドリアン「別にゾル大佐には恩とか何もないから俺」

アマゾン「行くぞ。友子、流星」

友子「はい」

ゲドリアン「ふぅ・・・助かった・・・」

流星「おい」

ゲドリアン「まだ何か用でもあるのか」

流星「俺はあの人と違って甘ちゃんじゃなくてね。悪いけど死んでもらうよ」

ゲドリアン「へっ?」

メテオ「くたばれ!化け物!」

ゲドリアン「げ、外道が・・・」

メテオ「外道で結構。お前たちなど生きる価値無しなんだよ」

ゲドリアン「」

流星「さて行っちゃうか」
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/16(水) 22:23:53.41 ID:xyiFTOuY0
弦太朗「ユウキとJKを頼むぞ賢吾」

賢吾「ま、任せとけよ・・・ひひひ」

一也「女の子を相手にここまでするなんて」

弦太朗「ダチをここまでやられたんだ。一匹たりともにがさねぇよ。先輩」

一也「やる気満々だな。弦太朗」

弦太朗「当たり前っすよ」

一也「・・・行くか」

弦太朗「おっす」

賢吾「だ、大丈夫?」ハァハァ

ユウキ「うん。平気だよ・・・私より」

賢吾「こいつは大丈夫だろ」

ユウキ「・・・」

賢吾「ねぇ知ってる」

ユウキ「?」

賢吾「処女を捨て去るとより宇宙に近づけるらしいんだってさ」

ユウキ「な、何が言いたいの賢吾くん・・・」

賢吾「パンツ丸見えで誘ってるんでしょ。やっぱり?」

ユウキ「こんな時に冗談は・・・」

賢吾「冗談じゃないさ。今の君は動けないし叫ぶこともできない」

ユウキ「や、やめてよ・・・」

賢吾「冗談じゃないよ。如月も来ないよ。いいよね?」

ユウキ「やだよ!離してよ!!」

賢吾「バカ!デカい声出すんじゃない!あいつが・・・」

弦太朗「おい・・・」

賢吾「あっ!如月。あっちに何か居て走ってったぞ!」

弦太朗「何だって!?一也さん先行っててよ」

一也「お、おう」

弦太朗「待ちやがれ!!」

賢吾「・・・俺がこんな男だって知ったら如月のやつ悲しむだろな・・・友達想いだから」

ユウキ「・・・・・」

賢吾「言うなよ」

ユウキ「うん・・・」
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 22:31:10.13 ID:rxnDQtTYo
ゲドリアンは原作でも可哀想だったよな
皇帝が邪魔しなきゃどう見ても成功してたし
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/16(水) 22:46:01.52 ID:xyiFTOuY0
753「ほらそこでパンチを繰り出しなさい!」

戦闘員1「イイーッ!」

矢車「ここはトレーニング室だったのか・・・カッコつけたのに楽な方へ行ったんだ俺」

398「おっ矢車か。久しぶりだな!おい」

矢車「・・・?」

398「俺だよ。橘だよ。ほら」

矢車「アンタ・・・チベットに居たんじゃ」

橘「行ったふりしてここを探ってたんだ。そうだろ名護!」

戦闘員1「あっ!あの戦闘員・・・ライダーだったんだ」

戦闘員2「他の奴に比べたらよく食うと思ってたんだよ俺」

753「俺もライダーだ。こっちを見なさい」

戦闘員3「な、なんだって!?」

戦闘員2「別に幹部でもないのにえらっそうな奴だと思ってたんだよ俺」

名護「矢車くん。共に戦うぞ。橘さん準備しなさい」

戦闘員1「囲め!囲んじまえ!!」

橘・名護・矢車「変身」

ギャレン「ざっと見て何人居ると思う」

イクサ「50人・・・いや30人・・・自分で考えなさい!」

キックホッパー「数ぐらい把握してくれよ・・・」

グリラスワーム「何だ何だこの騒ぎは」

戦闘員1「おつ。幹部殿」

戦闘員3「ライダーです」

戦闘員2「俺は怪しいと思ってたんだよな」

グリラスワーム「・・・・・」

キックホッパー「幹部は俺がやる。アンタらは雑魚を任せるよ」

ギャレン「任せとけ!」

イクサ「任せなさい。俺に」

グリラスワーム「矢車か」

キックホッパー「・・・」
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/16(水) 23:07:36.02 ID:xyiFTOuY0
弦太朗「どこに居るんだよ怪しい奴は・・・ここか!」

ビルゲニア「ん?」

弦太朗「お前か・・・無抵抗のユウキと賢吾に襲いかかったのは」

ビルゲニア「何の事やらサッパリだが。ちょうどいいフォーゼよ。相手になってもらうぞ」

弦太朗「いいぜ・・・」

ビルゲニア「くらえ!」

フォーゼ「当たるかよ!この色白野郎!」

ビルゲニア「おっと」

フォーゼ「おい。その盾捨てろ」

ビルゲニア「ふざけるな!」

フォーゼ「男と男のタイマンにやれ剣だやれ盾だって・・・」

ビルゲニア「生憎だな。この俺にはそんな精神を持ち合わせていない」

フォーゼ「それじゃ俺も使わせてもらうぜ。割って挿す!」

ビルゲニア「?」

フォーゼ「こいつでてめえの盾も剣も吹き飛ばしてやるぜ!くらいやがれ!」

ビルゲニア「バカが!」

フォーゼ「一発跳ね返したぐらいで調子に乗るんじゃねぇぞ!連発だ!!」

ビルゲニア「ガキは所詮ガキ・・・こんな攻撃で」

フォーゼ「おっ?ご自慢の剣と盾にヒビが入ったようだぜ」

ビルゲニア「何だって!?」

フォーゼ「嘘に決まってるんだろ!隙有りだぜ」

ビルゲニア「し、しま・・・」

フォーゼ「ライダー超電磁ボンバー!」

ビルゲニア「何ちゅう奴だ・・・」

フォーゼ「これで賢吾たちに手を出す馬鹿が死んだな。行こうっと」
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/16(水) 23:09:11.74 ID:zYse5RJuo
7538315
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/16(水) 23:26:03.57 ID:xyiFTOuY0
流星「弦太朗だ!弦太朗が居るぞ!!」

友子「うるさいな。こいつ」

アマゾン「おーい」

弦太朗「流星!友子!先輩!」

アマゾン「みんな無事だったか」

弦太朗「無事っすよ。先輩もあの獣野郎を倒したみたいっすね」

アマゾン「一也は」

弦太朗「一也先輩なら先に行ったみたいっすよ」

流星「行こうぜ弦太朗。俺たちの力を見せようぜ!俺たちの」

弦太朗「張り切ってるな!流星」

友子「・・・ホモ」

流星「おい!そういう言い方はやめろ!」

友子「・・・」

アマゾン「喧嘩するほど仲が良いって言う」

流星「惚れてるんですよね。こいつ」

弦太朗「嫌よ嫌よも好きの内ってか」

流星「だろうな。素直になれよこいつめ!」

友子「ちょ・・・触るな。キモい」

弦太朗「行こうや先輩」

アマゾン「そうだな」

流星「キモいとか何がキモいんだ!」

友子「存在」
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 23:38:46.80 ID:rehrW/dTo
流星は弦ちゃんと友子どっちが好きなんだ
両刀か
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/16(水) 23:45:17.13 ID:xyiFTOuY0
ゾル大佐「よくぞここまで来たと褒めたいが・・・」

スーパー1「・・・ッッ」

ゾル大佐「一人で来たのがまずかったようだな」

ドラス「・・・・・」

ゾル大佐「さすがの貴様とて俺のドラスに勝てんよ」

スーパー1「冷熱ハンド!」

ドラス「ハァハァ」

スーパー1「ならばエレキハンド!」

ゾル大佐「無理するな。ドラスには何も通じんよ」

スーパー1「・・・」

ゾル大佐「だがドラスまで使わせるとはライダー共・・・」

スーパー1「月面キーック!」

フォーゼ「ウリャァッ!」

アマゾン「ケケーッ!」

ゾル大佐「フォーゼ!アマゾン!」

フォーゼ「何だよこの怪物」

スーパー1「ドラス・・・だとさ」

アマゾン「ドラス?」

ゾル大佐「切り札だよ切り札。だが3人のライダーが揃ったようだ・・・念には念を入れて」

狼男「俺も相手をしてやろう。だれが来る!」

フォーゼ「俺が相手してやるよ」

アマゾン「立てるか一也」

スーパー1「すみませんね」

狼男「俺は地獄大使や死神博士のようなにはいかぬぞ」

フォーゼ「地獄大使ってのは知らんけど。来いよ」
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/16(水) 23:58:59.85 ID:xyiFTOuY0
友子「変身しないの」

流星「俺はいいんだ」

友子「もうライダーじゃないね。流星さん」

流星「ライダーだよ。俺」

友子「なら戦えば」

流星「いいだろう!そのかわり戦ったらやらせろよ!」

友子「いや」

流星「やーめた」

友子「[ピーーー]よクズ」

流星「だいたい俺らが戦うのに報酬が無いってのがな」

友子「仮面ライダーは無償で戦うの」

流星「俺は違う」

友子「・・・」

流星「俺はホモであるが女も好きだ!何しろこの俺のファンは男女問わず多いのだ」

友子「だから?」

流星「明らかに俺の女候補ナンバー1の君がやらせれば俺とてやる気が」

友子「もう死んで」

流星「あの有名な刃牙とて童貞捨てた瞬間強かったぞ!」

友子「帰れば」

流星「帰らんぞ俺は帰らんぞ」

友子「はあ・・・」

流星「おっし!そこだ右だ右だぞ!弦太朗!沖さんは蹴りだ!アマゾンさんそこだ!」

友子「威勢だけはいい」
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/17(木) 00:10:27.88 ID:BXMaT1FD0
橘「面白そうな話をしてるな」

名護「注目しなさい!」

矢車「いいよな・・・楽しそうで」

流星「生きてたんだアンタ」

矢車「苦戦したぞ・・・」

流星「暇人だよなぁ・・・自分たちの仲間が死んでるかもしれないのに」

友子「あっ」

名護「どういう事だ!言ってみなさい」

流星「睦月とか言うのと渡さんだよ」

橘「睦月が死にかけだと!?」

名護「渡くんが?詳しく説明してみなさい」

流星「行ってみればわかるよ。ほら行けよ」

橘「名護!」

名護「橘さん!」

橘「弟子は死なせんぞ」

名護「俺が行くまで生きてなさい」

流星「これでバカは去ったな」

友子「矢車さんは?」

矢車「いいんだ。変身も無理だし。ほら・・・」

流星「バッタがムチャクチャに」

矢車「見学だよ・・・俺は」
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/17(木) 01:22:04.21 ID:BXMaT1FD0
フォーゼ「てめえじゃ話になんねぇんだよ!」

狼男「うおっ」

フォーゼ「どきやがれ!」

アマゾン「大切断!」

スーパー1「梅花二段蹴り!」

ドラス「・・・・・」

フォーゼ「この野郎!!」

矢車「頑張ってるよな・・・あいつら・・・」

流星「だが俺たちにはどうにもすることができん」

友子「やれよ」

矢車「・・・」

ザビー「・・・」

矢車「ザビーゼクター・・・お前」

ザビー「・・・」

矢車「これは・・・なるほど再びお前とか」

流星「何だよこの蜂は。シッシッ」

矢車「やってやる・・・変身!」

ザビー「俺は先に行く。準備ができたら来い朔田」

流星「はいはい」

ザビー「如月!今行くぞ!!」

フォーゼ「だ、誰だ」

アマゾン「想か」

スーパー1「これで4対1」

フォーゼ「よし!」

ドラス「・・・・・」

フォーゼ「何か喋れよ!」

ドラス「・・・」
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県) [sage]:2012/05/17(木) 01:58:11.81 ID:3AEtBOsD0
メール欄に入れるのはsageちゃう、sagaや
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/17(木) 01:58:55.75 ID:BXMaT1FD0
スーパー1「しかし強い」

ザビー「いや弱点があるはずだ」

アマゾン「弱点無い。あいつ斬られても蹴られても再生する」

流星「弦太朗!あれを使え!!」

フォーゼ「あれ・・・そうか!」

流星「俺の想いが通じたようだ」

友子「はいはい」

フォーゼ「さすがのこいつも宇宙なら」

スーパー1「宇宙で倒すのか?」

フォーゼ「この40番の力で!」

流星「やったれ!ライダー部の力を見せてやれ!」

フォーゼ「・・・」

ザビー「どうした?」

フォーゼ「反応しない」

アマゾン「?」

フォーゼ「おい!こら!」

ドラス「シャーッ」

フォーゼ「ちょっと!タンマ!いてっ」

アマゾン「弦太朗!」

ドラス「・・・・・」

フォーゼ「・・・まだだ・・・まだ一個ある・・・」

スーパー1「ドラス。弦太朗が準備するまで俺たちが相手をしてやる」

アマゾン「・・・・・」

ザビー「なるべく奴の体力を減らしましょう」

フォーゼ「なでしこ・・・俺に力をくれ!」

スーパー1「準備完了だな!」

ザビー「ドラス。お前の最後だ」

フォーゼ「おりゃあああああああああああああああ」

ドラス「ウウッ・・・・・・」

フォーゼ「このままぶっ飛ばしてやる!」

ドラス「ガガッ」

フォーゼ「ライダーきりもみクラッシャー!!!!!」

ドラス「」

フォーゼ「やったぜ!やったぜ!!」
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 02:07:30.54 ID:BXMaT1FD0
賢吾「はっ・・・俺は・・・」

ユウキ「どうしたの?」

賢吾「どうやら悪しき者に操られたらしい」

ユウキ「よかったぁ・・・賢吾くんが元に戻ってくれて」

賢吾「お、おう(興奮しすぎて危うく俺の地位を落とすとこだったぜ・・・)」

弦太朗「おーい・・・」

ユウキ「弦ちゃん!」

一也「しかし直接宇宙へ吹っ飛ばすなんてな」

アマゾン「弦太朗。俺たちの予想を上回る」

矢車「あんな終わらせ方をするなんて」

弦太朗「帰ろうぜ」

ユウキ「うん!」

JK「帰りましょうか・・・痛いっすよもう・・・」

渡「やあ」

睦月「勝ったんだね・・・」

流星「あれ?橘たちは」

睦月「知らない」

弦太朗「バカはほっとこうぜ」

賢吾「そうだな」

流星「あんなの二人が消えたとこで支障はないしな」
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 17:05:37.89 ID:GQS/yb3u0
ゾル大佐「このまま逃げられると思ってんのか・・・」

弦太朗「まだ生きてたのか」

ゾル大佐「まだ俺には切り札がある・・・」

矢車「さっきのあれが切り札じゃないのか」

ゾル大佐「うるさい!切り札は何個あっても切り札だ!この愚か者め!」

賢吾「バカは無視しよう。行こう」

ゾル大佐「こら!起動させてやるクライシス要塞を・・・」ポチッ

流星「死んだか」

ゾル大佐「」

一也「いかん!崩れるぞ!」

弦太朗「逃げようぜみんな!」

ユウキ「うん」

賢吾「・・・終わったな」

流星「またもや俺たちは逃れる事ができた」

賢吾「運がいい」

流星「ああ」

渡「ほら早く」

賢吾「チッ」

流星「うるせぇなこいつは」

渡「・・・」
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 17:23:33.43 ID:GQS/yb3u0
弦太朗「死ぬかと思った・・・」

賢吾「これ」

矢車「例の要塞らしいな」

友子「落っこちてる」

ユウキ「どういうこと賢吾くん?」

橘「死ぬかと思った・・・」

名護「助けなさい俺を・・・早く!」

睦月「橘さん!」

渡「名護さん!」

アマゾン「どういう事だ。これ」

橘「どうやら探してる間にこの要塞の中に潜入してしまって」

名護「適当なボタンを押したら落下したんだ。感謝しなさい俺に」

一也「・・・マジか」

翔太郎「あれ?もう終わったのか」

弦太朗「おせぇよ先輩」

翔太郎「そういう言い方はねぇだろ!風都でもあいつらが出たんだよ」

賢吾「役立たず」

流星「帰れよ探偵(笑)」

翔太郎「すっげぇムカつく」

弦太朗「これから祝勝会やるんだぜ」

一也「俺たちはいいよ」

アマゾン「すぐに日本を離れないといけない」

賢吾「真面目よね」

流星「よね」

翔太郎「帰っても暇だしよ。行くわ」

弦太朗「さすが」

翔太郎「照井のやつが離婚一歩手前なんだよな」

弦太朗「マジっすか」
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/17(木) 17:47:37.21 ID:65RDBwkpo
照井になにがあったんだよwwwwwwwwww
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 18:22:41.04 ID:GQS/yb3u0
弦太朗「まさか照井先輩がな」

流星「あの手のタイプは長続きしないんだ」

賢吾「あれはえらっそうだからな」

流星「ところで弦太朗。今日はリーゼントじゃないのな」

弦太朗「ゴタゴタしてて俺のポマードが切れてたんだよ」

流星「大暴れして祝勝会を上げて」

賢吾「三日三晩寝てたもんなお前・・・死ねばよかったのに」

弦太朗「元気がでねぇ・・・」

ユウキ「弦ちゃーん!」

流星「チッ」

ユウキ「はい。これ」

弦太朗「おお!」

ユウキ「弦ちゃんのポマードだよ。切れてたから」

流星「何でそんなの知ってんだよ!」

ユウキ「だって・・・お掃除してたら」

流星「ざけんな!このストーカーが!」

ユウキ「ごめん」

弦太朗「何叫んでんだよ流星」

流星「何でもないっすよ」

賢吾「あいつは情緒不安定なんだよ」

ユウキ「・・・」

賢吾「俺の事もなるべく把握してよ。ね?」

ユウキ「う、うん」
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 19:16:33.70 ID:GQS/yb3u0
賢吾「最近は校内で何も事件が起こらないな」

流星「暇」

矢車「まったくだ・・・」

弦太朗「何で居るんだよ!」

ユウキ「矢車さんだ!」

矢車「ニートを舐めるなよ・・・」

賢吾「こういう大人にはなりたくない」

矢車「ここが部室か・・・ところでさっきから・・・」

流星「フードロイドもアンタを敵とみなしてる」

矢車「ったく・・・躾がなってないな・・・俺のザビーとホッパーを見てみろ」

ユウキ「可愛いー」

流星「チッ」

矢車「大人しくしてるだろ・・・」

弦太朗「どうでもいいけどよ。帰れよ」

矢車「俺の話しも聞いたらどうだ・・・」

弦太朗「おう」

矢車「・・・お茶」

友子「・・・」

矢車「お茶だ。友子」

友子「呼び捨て・・・」

流星「俺の友子に呼び捨てするんじゃない!そうだろ友子?」

友子「うざいからあっち行って」

流星「うざくないだろ俺。俺ってモテるからさ別の女のとこ行っちゃうよ俺」

友子「もう死ねばいい」
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/17(木) 19:19:31.59 ID:qIRMoU0go
友子ワロタ
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 19:36:17.01 ID:GQS/yb3u0
矢車「弟の入院費が払えない・・・ついでに風間と剣も・・・」

弦太朗「で?」

矢車「カンパしてくれ」

賢吾「知らんよ。帰れ」

流星「天道とか加賀美とか居るだろ。そいつらに」

矢車「天道はイタリアに居る。加賀美も悪い奴らと戦ってる」

弦太朗「働け。働くんだ矢車」

ユウキ「そうだよ矢車さん!」

矢車「・・・」

流星「働け」

賢吾「働け」

矢車「妹よどう思う」

友子「妹じゃない」

流星「未来の義兄がお前だなんて俺は嫌だぞ!」

矢車「・・・」

友子「帰れ」

流星「だとさ矢車さん」

友子「お前だよ」
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 20:22:06.97 ID:GQS/yb3u0
弦太朗「参ったよな矢車の野郎には」

流星「あいつどこ行ったんだ」

弦太朗「しらねぇ」

賢吾「野たれ死ぬのが関の山だろ。ほっとけほっとけ」

流星「俺ほどではないが男前だしよ」

ユウキ「今日はもう帰ろうか」

賢吾「お、おう」

流星「は?命令してんじゃねぇぞ」

友子「うざいからちょっと黙れ」

流星「・・・」

大文字「よっ!」

弦太朗「美羽のやつみねぇよな」

ユウキ「大学生にもなると忙しいんだって」

賢吾「どっかに暇人が一人居るけどな」

流星「親のすねかじりで車乗り回して」

弦太朗「未だに大学に馴染めねぇんだってな」

JK「言い過ぎっすよ」

ユウキ「あれ?大文字先輩居たんだ」

友子「影が薄い・・・」

大文字「いいんだよ・・・いいんだ・・・」
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 20:39:38.68 ID:GQS/yb3u0
大文字「げ、弦太朗」

弦太朗「触んなよ!付いてってやるから!」

大文字「すまん」

JK「俺も暇だから行っていいっすか」

大文字「・・・いい奴だなお前・・・」

流星「俺は友子ちゃんを送るよ。さあ来い」

友子「遠慮したいんだけど」

流星「いいからいいから」

友子「触んな」

賢吾「へへへ」

ユウキ「どうしたの賢吾くん?発作?」

賢吾「な、なんでもない」

ユウキ「そう」

賢吾「如月はいいのか」

流星「あんなデカいのが居たんじゃ邪魔だ」

賢吾「・・・」

流星「お前こそ今日は決めろよ」

賢吾「任せとけ」
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 20:50:54.25 ID:GQS/yb3u0
賢吾「やっと二人っきりになれたね」

ユウキ「どうしたの改まって」

「あれが如月弦太朗の仲間か」

賢吾「落ち着け歌星賢吾・・・焦ってはいけない・・・」

「どっちにしようか」

ユウキ「変だよ賢吾くん?また悪い人に操られてるの?」

「見た感じあの男は体が弱そうだ・・・となると」

賢吾「俺に惚れろ」

ユウキ「は?」

「女にしよっと」

賢吾「惚れろ!」

ユウキ「い、いきなり・・・そんな」

ゴーストイマジン「憑依させてもらうぞ!」

賢吾「ええやろええやろ・・・」

ユウキ「うっ・・・」

賢吾「どうした?」

Gユウキ「女の体は・・・いいな・・・」

賢吾「どうしたんだ・・・一体」

Gユウキ「邪魔だ!失せろ!」

賢吾「ひっ・・・」

Gユウキ「さて行くか・・・」

賢吾「ユウキがグレてしもた・・・」
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/17(木) 20:52:12.38 ID:qIRMoU0go
ついに電王きた
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 20:58:22.06 ID:GQS/yb3u0
ユウキ(ゴ)「おい。如月弦太朗はどこに居るんだ」

賢吾「知らんがな。自分が一番・・・」

ユウキ(ゴ)「教えろよ」

賢吾「ユウキ!目を覚ますんだ」

ユウキ(ゴ)「吐かねぇのなら・・・無理にでも言ってもらうぜ」

賢吾「ははっ。女の力で」

ユウキ(ゴ)「こいつならどうよ・・・こいつは」

幽汽「お前たちと同じライダーってのになれるんだぜ!」

賢吾「何と!」

幽汽「言えよ殺されたくないだろ?」

賢吾「教える。教えるから命だけは勘弁してくれ」

幽汽「よろしい」

賢吾「ほっ・・・」

幽汽「案内しろ」
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 22:21:40.42 ID:GQS/yb3u0
賢吾「ここが如月の家だ」

幽汽「ここね」

賢吾「多分まだ帰ってない」

幽汽「・・・」

賢吾「大文字ってバカと一緒にどこかへ」

幽汽「それを先に言えそれを」

ユウキ「しばらくこの体は借りるとしよう」

賢吾「へ、変なことするんじゃないぞ」

ユウキ「するわけねぇだろ。イマジンの誇りに誓って」

賢吾「・・・帰る」

ユウキ「好きにしろ。如月を見つけたらこの事を報告しとけ」

賢吾「うん」

ユウキ「言っとくけど俺は強いぜ」

賢吾「はいはい」

ユウキ「・・・」

賢吾「大変なことになったなこれは・・・」
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 22:30:28.65 ID:GQS/yb3u0
大文字「美羽がよぉ・・・彼氏作ってさ」

弦太朗「良いことじゃねぇか!てっきり俺に惚れてっかと思ってたけど」

大文字「ううっ・・・」

JK「落ち込まんでくださいよ」

大文字「悔しいよ俺・・・」

弦太朗「情けねぇな・・・デカい図体してんのによ・・・おっ電話だ。はい」

賢吾「如月!俺だ」

弦太朗「どうした」

賢吾「ユウキが豪いことになった!」

弦太朗「・・・んだと・・・」

大文字「弦太朗ぉ・・・」

弦太朗「纏わりつくんじゃねぇ!今大事な話してんだよ!!」

大文字「・・・はい」

弦太朗「どこいんだよ」

賢吾「お前の家」

弦太朗「クソッタレが・・・」

大文字「どうした?俺に相談してみろ」

弦太朗「俺の前に立つんじゃねぇよ・・・殺すぞ」

JK「弦太朗さん?」

弦太朗「この馬鹿頼んだぞ」

JK「あっ!弦太朗さん!」
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/17(木) 22:39:40.24 ID:65RDBwkpo
ユウキだから幽汽か
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/17(木) 22:44:24.85 ID:qIRMoU0go
ハッ!!!!
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 22:48:07.60 ID:GQS/yb3u0
ユウキ「・・・暇だ」

弦太朗「ユウキ!」

ユウキ「きやがったな。如月弦太朗・・・」

弦太朗「どうしちまったんだよお前」

ユウキ「うるせぇよ・・・変身・・・」

幽汽「俺と戦え!」

弦太朗「誰だかしらねぇがユウキから出てけよ」

幽汽「聞こえんなぁ!」

弦太朗「うっ」

幽汽「ほらしっかりしろよ!」

弦太朗「・・・野郎・・・」

幽汽「変身しないとお前もこいつも死ぬぞ!」

弦太朗「俺が勝てばユウキから出てけよ・・・ぶち殺してやるよ!」

幽汽「・・・」

フォーゼ「てめえこの野郎が!!」

幽汽「よっと・・・まだまだ」

フォーゼ「よっとじゃねぇんだよ!クソバカがぁ!!」

幽汽「あうっ・・・」

フォーゼ「出てけよユウキから早くしろよ!コラッ!」

幽汽「・・・」

フォーゼ「おら立てよ。出て行くまでぶん殴るぞ!」

幽汽「へへへ・・・手加減してやりゃ図に乗りやがって!」

フォーゼ「だからどうした」

幽汽「ああ・・・痛い痛い・・・この子も痛がってるぞぉ」

フォーゼ「・・・」

幽汽「これ以上殴られたらこの子死んじゃうかもな・・・」

フォーゼ「ユウキは・・・あいつはこんな事で死ぬタマじゃねぇよ」

幽汽「死ぬよ。確実にな。死んじゃうぞ」

フォーゼ「じゃあどうすればいいんだよ!」

幽汽「自分で考えてみろよ。如月弦太朗」
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 23:08:15.98 ID:GQS/yb3u0
モモタロス「あの野郎!どこ行ったんだ!」

ウラタロス「落ち着いてよ先輩。キンちゃんもこんなとこで寝て」

キンタロス「zzz」

リュウタロス「あいつらの中に入ろうよ!疲れたよ僕」

矢車「早くしろ」

影山「ごめんよ兄貴」

風間「まさか病室から抜け出すとはな」

神代「俺は脱出においても頂点に立つ男だ!」

矢車「銭がないんだ。逃げるぞ」

モモタロス「仕方がねぇな!」

ウラタロス「行こうか」

影山「あ、兄貴!何かくるよ!!」

キンタロス「よっしゃ!一番乗りや!!」

風間「おおっ!?」

ウラタロス「さっきまで寝てたのに」

神代「かかって来い」

リュウタロス「何かこいつムカつく」

矢車「ん?」

モモタロス「行くぜ行くぜ!!」

U風間「行くよみんな」

K影山「この方が捜しやすい」

R神代「モモタロス?」

矢車「いって・・・」

モモタロス「何で俺だけぶつかるんだよ!」

矢車「何やってんだこいつは・・・頭打った・・・」

モモタロス「この石頭が!」
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 23:21:48.39 ID:GQS/yb3u0
幽汽「考えは決まったか?ん?」

フォーゼ「お前も倒すしユウキも救う」

幽汽「アホだな。こいつ。お前が勝てばこの子は多分死ぬよ」

フォーゼ「こんな方法で俺に勝って楽しいか」

幽汽「勝てばいいのさ。勝てばね」

フォーゼ「きたねぇ・・・」

幽汽「俺はライダーに勝ったという勲章が欲しいんだ!」

フォーゼ「・・・勲章ならくれてやる。だからユウキから出てけ」

幽汽「わかった。おい!こいつを押さえつけとけ」

ファントムイマジン「ほい」

シャドウイマジン「思う存分ぶん殴っちまえゴーストよ」

幽汽「あっ。変身は解除しろよ」

フォーゼ「・・・」

弦太朗「やれよ」

幽汽「殴られ続けたら死ぬかもしれんよ」

弦太朗「うるせぇ!やってみろよ!!」

幽汽「俺が飽きるまで殴ったろ」
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 23:32:59.02 ID:GQS/yb3u0
幽汽「手が痛い」

ファントム「死んだんじゃないか・・・これ」

シャドウ「死んだら死んだで別にいいだろ」

ユウキ「弦太朗。いや弦ちゃんよ。起きてたら聞いてよ」

弦太朗「・・・」

ユウキ「お前の負け。この体も返さない」

ファントム「聞いてるか」

シャドウ「死んでるわこれ」

ユウキ「さようなら」

ファントム「行こうぜ。電王共が来たら厄介だ」

シャドウ「餞別だ。この女のぬいぐるみ」

ユウキ「ハハハ」

ファントム「腹減ったよ俺」

シャドウ「死んでるよなこれ」

弦太朗「・・・」
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/17(木) 23:50:28.38 ID:GQS/yb3u0
U風間「先輩」

モモタロス「何だよ!」

R神代「本当にこっちなの?」

モモタロス「俺の鼻を信じろ!」

矢車「おい弟!おい!」

K影山「ガァーッ」

矢車「寝てる・・・こんな状況で寝てる」

モモタロス「コラ!起きろ!!」

矢車「お前。俺の弟を殴ったな」

モモタロス「仕方ねぇだろ!」

矢車「仕方がないだと・・・この赤鬼が」

モモタロス「やんのか」

U風間「ちょっとやめなよ」

電王「もうおせぇ!!」

キックホッパー「・・・・・」

U風間「やれやれだ・・・もう僕だけで行くよ先輩」

電王「好きにしろ!」

キックホッパー「ああ。こいつもライダーだったんだ」
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/18(金) 00:06:40.92 ID:qcz3Gm3S0
弦太朗「ち、ちくしょうが・・・どこ行きやがった・・・」

U風間「弦太朗・・・くん?」

弦太朗「誰だよ・・・」

U風間「ほら一度だけ。この雰囲気思い出して」

弦太朗「ああ。てめえか・・・」

U風間「どうしたんだい?」

弦太朗「ユウキがよ・・・変なのに取りつかれちまったんだ・・・」

U風間「それってライダーに変身しなかった?」

弦太朗「よく知ってるな・・・」

U風間「やっぱりあいつか」

弦太朗「・・・・・」

U風間「弦太朗くん!」

弦太朗「ちったぁ寝かせろ・・・うるせぇんだよ」

U風間「ご、ごめん」
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/18(金) 01:19:07.07 ID:qcz3Gm3S0
K影山「しっかりしいや」

矢車「・・・」

モモタロス「やるじゃねぇか・・・」

流星「また何か来たんだけど」

友子「・・・」

K影山「ここでええんか」

矢車「しばらく厄介になるぞ」

流星「帰れ!賢吾もJKらも休みでやっと二人っきりになれたんだぞ!」

友子「はぁ・・・」

R神代「ねぇねぇ!ここどこ?宇宙だよね外って」

友子「う、うん」

U風間「何だみんなもここに来たんだ」

流星「弦太朗!どうした!!貴様か!?」

U風間「?」

流星「よくも俺の弦太朗を許さん!!」

友子「ぶん殴っていいですよ。これ」

U風間「女の子がそんなこと言っちゃいけないよ」

流星「貴様!弦太朗も奪い俺から友子も奪う気か!!」

U風間「はぁ・・・大丈夫なのこの子?」

友子「狂ってるんです」

R神代「ねぇってば僕の話しも聞いてよ」

流星「こら!」

K影山「落ち着かんか!」

流星「邪魔するな!」

矢車「朔田。俺たちの話を聞け」

流星「うるさい!」

弦太朗「てめえが一番うるせぇんだよ!」

流星「ぶわっ」

弦太朗「口縫われてぇのか・・・」

流星「す、すまん・・・」

モモタロス「おっ。黙りやがった」

流星「フフ。弦太朗から俺への愛の鞭か・・・」

友子「キモッ」
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/18(金) 01:40:21.33 ID:qcz3Gm3S0
流星「なんだってー!」

ユウキ「先輩が・・・」

弦太朗「ああ」

流星「よっしゃあああああああああああああああああ」

モモタロス「いや喜んでる場合じゃねぇだろ!」

弦太朗「流星!てめえ!!」

流星「うわっ!ちょっと待て」

K影山「落ち着くんや!弦太朗!」

弦太朗「はぁはぁ・・・」

R神代「面白い玩具だね。これ」

友子「この人・・・取りつかれてる変な龍みたいな生物に」

弦太朗「俺は・・・ユウキを殴っちまった」

モモタロス「仕方がねぇだろ・・・憑依されてたんだ。手を抜いてたらお前も」

弦太朗「ユウキはいい奴なんだ。そんな奴を俺は」

流星「ただうるさいだけじゃないの・・・」

弦太朗「死ねよ!殺してやる!!流星!!!」

流星「ぶっ!ちょ・・・ちょっと!うっ」

弦太朗「てめえのはらわた全部ぶちまけてやんよ!」

流星「げ・・・げん・・・」

弦太朗「いいか!?ユウキは俺の事を一番理解してくれてるダチなんだ!俺や爺もあいつには世話んなってる」

U風間「止めなきゃ」

矢車「止めても無駄だ。朔田が悪い」

弦太朗「付き合いの短いてめえにはわからんねぇだろうな!二郎とか言う奴のために俺を殺したてめえには!!」

友子「弦太朗さん・・・もういいから」

弦太朗「わかんねぇよな!!!」

流星「がっ・・・こ、殺される・・・やばい・・・」

弦太朗「ドタマかち割ってやるよ!腹ボコボコに蹴られるよりはマシだろうよ」

モモタロス「タンマだ!タンマだ弦太朗!!」

弦太朗「邪魔すんな!」

モモタロス「あいたっ」

U風間「キンちゃん!リュウタ!」

K影山「わかってるわ」

矢車「呼ばれてるぞ」

R神代「♪」

弦太朗「地獄に落ちろや!」

流星「あわわ・・・」
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/18(金) 01:55:19.93 ID:B+f/kd4So
流星さんにもついに天罰が
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/18(金) 01:57:18.42 ID:qcz3Gm3S0
友子「弦太朗さん」

弦太朗「あん?」

友子「これにはよく言い聞かせとくからもうやめて」

弦太朗「どけよ友子!」

友子「退かない。こんな弦太朗さん。私見たくない」

矢車「さすがは俺の妹。勇敢さはぴか一だ」

モモタロス「似てねぇな」

矢車「義理のだから」

モモタロス「義理だとさ」

K影山「よお解らんはこの兄ちゃんだけは」

弦太朗「・・・友子に免じて許してやらぁ」

流星「助かった・・・」

弦太朗「だが次ユウキを馬鹿にしてみろ・・・今度はこんなんじゃすまねぇぞ」

流星「・・・」

弦太朗「お前の息が止まるまで殴り続けてやる。つまり死ぬんだよ」

流星「お、おっす・・・気をつけます・・・」

弦太朗「・・・寝る」

モモタロス「お、おう」

矢車「やっと大人しくなった」

流星「痛い・・・死にそうだよ・・・友子ちゃん・・・」

友子「・・・はぁ・・・流星さん。病院いこ・・・」

流星「やっぱり俺に・・・」

友子「違う」

流星「とほほ」

U風間「女の子一人じゃ運ぶのは無理だよ。僕が」

流星「邪魔すんな!」

友子「お願いします」

モモタロス「カメ。流星と友子は頼んだぞ」

U風間「任せといてよ先輩」

モモタロス「やれやれ」

矢車「お前どうすんの」

モモタロス「決まってんだろ!あの野郎をぶっ倒してやる!」
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/18(金) 02:20:42.55 ID:qcz3Gm3S0
ユウキ「電王一向が」

ファントム「この時代に降り立ったらしいぜ」

シャドウ「いつまでその体に居るんだよ」

ユウキ「居心地いいんだぞ。意外と」

シャドウ「何か調子狂うんだよな。そう思うだろ」

ファントム「俺は別に」

シャドウ「・・・調子狂うだろ。リーダーが女子高生て」

スネール(女)「私たちの出番はまだか?」

アントホッパー「早くしてくれ」

ファントム「どうする」

ユウキ「好きに暴れて来い」

スネール(男)「やっと来たみたいだぜ」

ブラッドサッカー「待ってたんだよ。この時を」

トータス「へへへ」

スパイダー「モグラ共!準備はいいか」

モール「おおーっ!」

シャドウ「元気だよな」

ファントム「みんな恨みがあるんだろうよ」

ユウキ「次は電王か」
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/18(金) 10:54:57.13 ID:7u/MXDj5o
流星フルボッコワロタ
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/18(金) 17:18:14.81 ID:I/YftYNko
流星クズ杉わろろ
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/18(金) 21:54:42.86 ID:Xz5cu4Tr0
モモタロス「しかし弦太朗の野郎には参ったな」

矢車「ああ・・・いきなり飛び起きて買い物行って来いってな」

モモタロス「ラークだったかあいつの吸ってるやつは」

矢車「どれでもいいだろ」

モモタロス「怒られっぞ!」

矢車「ところでお前・・・金は?」

モモタロス「お前持ちじゃないのか!」

矢車「お前だよ」

モモタロス「お前だよ」

矢車「お前だと言ってるだろ」

モモタロス「てめえだよ!」

ブラッドサッカー「ヒャッハー!ここのコンビニは占拠したぜ」

矢車「何か来たぞ」

モモタロス「あっ!」

ブラッドサッカー「その声は!電王の」

モモタロス「俺はモモタロス様だ!」

矢車「・・・今のうちに万引きしとこ」

モモタロス「行くぜ!」

ブラッドサッカー「来いや!電王!!」

電王「俺、参上!」

矢車「あいつは変身できるんだ・・・これもとっとこ」

店員「いや。ちょっと待てよ」

矢車「この一大事に万引きなんて気にするな」

店員「気になるからな」

矢車「ほら見てみろ」

電王「うおりゃあああああああああああああ」

ブラッドサッカー「げべっ」

店員「あっ!商品が」

矢車「今のうちに」
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/18(金) 22:24:42.98 ID:Xz5cu4Tr0
流星「痛いよ・・・痛いよ・・・」

友子「そんなに痛いの?」

U風間「しこたまぶん殴られて蹴られてたからねぇ」

流星「痛いよ友子ちゃん」

友子「どこが」

流星「ちんちん」

友子「死ね」

流星「さすってほしいな・・・痛いんだよ」

U風間「この子っていつもこんな調子なの」

友子「頭がおかしいんです」

U風間「ふぅ・・・やれやれ・・・」

流星「何誘ってんだ!お前は!」

U風間「うわっ急に元気になった」

流星「まったく俺と言う美少年がいながら君は本当に・・・欲張りだな」

友子「捨てましょうこれ」

U風間「そうするか」

流星「冗談だよ!待ってよ」

トータス「うひゃひゃひゃひゃ」

U風間「イマジンだ・・・あいつ前に見たな」

友子「暴れてる」

U風間「変身したいのは山々なんだけどね・・・この人もライダーなんでしょ?ベルトがない」

流星「プッ。意気地なし」

U風間「殴りたい。大人げないけど殴りたいこいつを」

友子「何かきた」

U風間「トンボか・・・ちょっとあっち行ってよ!シッシッ」

流星「アホはトンボと戯れてろ。俺がこいつを倒すから」

友子「さっきまで死にかけてたのに」

メテオ「オアチャァァァッッ!」

トータス「あらよっと」

メテオ「分裂した」

トータス(兎)「ほら来いよ」

トータス(亀)「・・・」

Uドレイク「ピンチのようだね流星くん」

メテオ「誰だよ」

Uドレイク「僕だよ僕。どうもねこの腰に付いてたボーガンから変身するみたいだよ」

メテオ「邪魔すんなよ女たらし」

Uドレイク「君の方こそね」
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/18(金) 22:40:34.88 ID:Xz5cu4Tr0
K影山「どこ行くんや!」

R神代「見てよクマちゃん!剣だよ剣!」

K影山「怒られんで!それにそんな危ないの振り回したらアカンて」

スパイダー「いてぇっ!」

R神代「あっ。当たっちゃった」

K影山「ほら見てみぃ・・・すんまへんな」

スパイダー「気をつけろよな。行くぞモグラ共」

モール「うーっす」

K影山「イマジンや!」

スパイダー「俺たちのこと知ってるんだ・・・ふーん」

K影山「知ってるも何も」

R神代「地面からザリガニが出てきたんだけど」

K影山「このキンタロスの新パワーが相手したるわ!」

R神代「ねぇ」

Kパンチホッパー「行くでぇ!」

R神代「うわっ!凄いよ!凄い!」

Kパンチホッパー「矢車が言ってたやろ・・・お前とカメは聞いてへんだけど」

R神代「って事は僕も変身できるんだね」

スパイダー「俺がライダー一番乗りか!」

R神代「どうやってするんだろ・・・」

Kパンチホッパー「ドスコイ!」

R神代「ザリガニが剣にくっ付いた」

モール「この坊主!」

Rサソード「いってっ・・・やったね。やったよね?」

Kパンチホッパー「そいつらは任せるで」

Rサソード「倒すけどいいよね?」

モール1「いいよねって言われても」

モール2「いいわけないだろ!」

モール3「ふざけやがって」

Rサソード「答えは聞かないけどね」

Kパンチホッパー「弦太朗の友達はどこにおるんや!」

スパイダー「知るか!」

Rサソード「剣って扱い辛いな・・・」
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/18(金) 23:07:49.36 ID:Xz5cu4Tr0
モモタロス「やれやれ参ったぜ・・・」

弦太朗「おせぇよ」

矢車「そういうな・・・ごっそりと土産を」

弦太朗「すまねぇな」

U風間「あれ?どうしたの先輩たち」

友子「・・・」

流星「弦太朗!」

弦太朗「あん?」

流星「お、怒ってるのかあいつ」

友子「流星さん。ちょっと黙って」

K影山「起きたか弦太朗」

弦太朗「どこ行ってたんだよ」

R神代「ほら見てよ」

モール3「は、離せよ!」

モモタロス「バカ!こんなところ連れてくんなよ!」

U風間「なるほどね。こいつに吐かせるんだね」

流星「吐けよ!コラ!」

モール3「し、しらぬ・・・」

弦太朗「どけ流星。俺がやる」

流星「よっ!弦太朗」

友子「帰れよ」

モモタロス「どうすんだ」

弦太朗「ゲロするまで殴る」

モール3「!?」

弦太朗「どうせ死んだっていいだろ。こんなの」

U風間「怖いねー。狂犬みたいだよ彼」

弦太朗「よし殴るぞ。吐くまで死ぬんじゃねぇぞ」

モール3「あっ・・・」
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/18(金) 23:24:21.75 ID:Xz5cu4Tr0
弦太朗「幽霊列車」

モモタロス「俺たちのデンライナーと同じようなもんだ」

モール3「ヒューヒュー」

矢車「死にかけだな」

弦太朗「居場所は何となくだが把握したぜ」

モモタロス「準備はいいか!野郎ども!!」

U風間「張り切ってるね先輩」

K影山「行こうや」

R神代「とっとと終わらせて帰ろうよ」

流星「安心しろ。弦太朗は俺が守るよ。君も同じように」

友子「遠慮しとく」

矢車「こいつ・・・ホモなのか」

流星「失礼な!俺は両刀使いだ!」

矢車「・・・そうか」

流星「そもそもホモなら女がホイホイ寄って来ないだろ!」

モモタロス「何か吠えてるぜ」

弦太朗「アホはほっとこうぜ」

流星「そろそろ友子よ。いいだろ」

友子「呼び捨てにするな。キモい死ねクズ」

流星「照れ屋なんだよこいつは」

友子「触んな!」

矢車「おい」

流星「ちょっと待って。このアマに説教してるとこだから」

友子「邪魔。どいて」

矢車「みんな行ったんだけどな」

友子「私たちも行きましょう」

矢車「そうだな。朔田付いて来い」

流星「尻軽ぅ尻軽ぅ」

友子「はぁ」
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/18(金) 23:49:32.25 ID:Xz5cu4Tr0
ユウキ「出かけに行ったイマジン連中が帰って来ないの」

ファントム「みたいだな」

シャドウ「置いてこう」

ファントム「遅刻する奴が悪いもんね」

ユウキ「こいつを使い次はあそこに行くぞ」

シャドウ「全盛期の1号・2号を倒すのね」

ユウキ「そうさ。次々と全盛期の歴代ライダーを狩ってやる!この俺が」

アントホッパー1「ぎゃっ」

アントホッパー「ひっ」

スネール(男)「あうっ」

スネール(女)「」

ユウキ「どうした!」

電王「俺、参上ってか」

Uドレイク「ここが秘密の基地か」

Kパンチホッパー「全員倒させてもろたで」

Rサソード「眠いよ」

フォーゼ「来てやったぜ。ユウキから出てけ!」

ユウキ「しつこいな・・・死んでなかったんだ」

シャドウ「ほら見ろ!生きてたじゃないか」

ファントム「ゴースト。アンタはそいつに乗って過去へ飛んでけ」

ユウキ「任せたぞ」

フォーゼ「待てコラ!」

シャドウ「おっと。ここから先は」

矢車「行って来いよ。お前たち。ここは俺がやってやるよ」

流星「プッ。カッコつけて」

フォーゼ「わりぃな矢車」

電王「頼むぜ」

矢車「任せとけよ」

流星「ふふふ」

友子「なに」

流星「俺が行くからって寂しがるなよな」

友子「そのまま死んで」

流星「うふふふ」
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/18(金) 23:59:16.34 ID:Xz5cu4Tr0
幽汽「攻撃できんのお前」

フォーゼ「おいどうすりゃいいんだよ」

Uドレイク「よし!あの子の体から追い出そう」

電王「なるほどな」

Kパンチホッパー「せやな」

Rサソード「飛びかかるよ!」

幽汽「アホか。お前ら人間に飼われてたイマジンと!」

モモタロス「ダメだこいつ!」

ウラタロス「吹き飛ばされる」

幽汽「野性を生き抜いてきたこの俺とは格が違うんだよ!」

キンタロス「」

リュウタロス「うわあ」

幽汽「この列車は1号・2号ライダーの時代へと向かってる」

フォーゼ「それがどうした」

幽汽「ウォーミングアップにはちょうどいい」

フォーゼ「ふざけんじゃねぇ!」

幽汽「こいつらは返すよ。ほらよ」

モモタロス「弦太朗!避けろ!!」

フォーゼ「ちょ、退けよ!」

ウラタロス「だ、だめだ」

キンタロス「」

リュウタロス「ぶつかる!」

フォーゼ「いって・・・」

幽汽「・・・」

フォーゼ「おい大丈夫か・・・おい!」

幽汽「?」

フォーゼ「消えちまったあいつら・・・」
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/19(土) 00:18:34.28 ID:1sAFqMlm0
フォーゼ「おーい」

幽汽「見つかったか」

フォーゼ「こいつらに憑依はしてないみたいだ」

風間「」

影山「」

神代「」

「おーい・・・ここだ弦太朗・・・」

フォーゼ「どこだよ」

「どうも僕たちこのスイッチの中に入ったみたい」

「泣けるで」

「出してよ!ねぇ!」

フォーゼ「ふざけんな!そんなのアリかよ!」

幽汽「どうしたゴチャゴチャ騒いで」

フォーゼ「ちょっと黙れ」

幽汽「・・・」

フォーゼ「ロケットがモモタロスか」

モモタロス「おう」

フォーゼ「ペンがウラタロスでハンマーがキンタロス」

ウラタロス「どうも」

キンタロス「どうなってるんや」

フォーゼ「ボードがリュウタロス・・・何でこうなるんだよ!」

モモタロス「しらねぇよ!怒鳴るんじゃねぇよ!」

フォーゼ「ざけんな!」

幽汽「狂ったか・・・仕方がない楽にしてやるか」

フォーゼ「もういい!てめえら大人しくしてろ!」

幽汽「おい。俺を殴れるのか。この娘、先の戦いで結構痛がってたぞ」

フォーゼ「うっ・・・」

幽汽「またお前の負けだよ!」

モモタロス「ええーい。一か八かだ」

ウラタロス「考えてる事は一緒だね先輩」

キンタロス「何するんや」

リュウタロス「?」

モモタロス「俺たちを使え!弦太朗!!」

フォーゼ「は?」

モモタロス「考えてる暇はねぇ!やるかやらねぇか!どっちだ!」

フォーゼ「やってやらぁ・・・目には目をイマジンにはイマジンだ!!」

幽汽「何だ何だ・・・」

フォーゼ「こいつが俺とイマジンの力だ!」
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/19(土) 01:29:33.55 ID:1sAFqMlm0
フォーゼ「何かすげぇ!」

幽汽「気持ち悪いぞ見た目が・・・」

フォーゼ「舐めんなよ!」

幽汽「いいのか!俺を殴れば・・・」

フォーゼ「お前だけをぶん殴ってやる・・・追い出してやるぜ」

幽汽「やってみろ」

フォーゼ「せーの!」

幽汽「うぐっ・・・」

ユウキ「あっ・・・弦ちゃん?」

ゴースト「どうなってんだ!どうして外に」

フォーゼ「これがこいつの力よ。よくわからねぇけどよ!」

モモタロス「俺の剣だ!」

フォーゼ「よくもユウキに憑りつきやがったな!」

ゴースト「ぎゃっ」

フォーゼ「今度はこいつだ!」

ウラタロス「僕のロッドだ」

フォーゼ「オラオラオラァ!」

ゴースト「がはっ・・・に、にげ・・・」

フォーゼ「逃げんじゃねぇ!」

キンタロス「斧や!」

フォーゼ「ドラァッ!」

ゴースト「待ってくれ!」

フォーゼ「仕上げはこいつだ・・・」

リュウタロス「あっ!僕の銃だ」

フォーゼ「こいつめ!」

ゴースト「うわっ!うわっ!」

フォーゼ「これで止めだ!」

ゴースト「うわあ・・・」

フォーゼ「ライダークライマックスキック!!!」

ゴースト「ぎゃあああああああ」

モモタロス「やったぜ!弦太朗!!」

フォーゼ「てめえの終着駅は地獄だ!」

ゴースト「俺がここで死ねば・・・この列車は止まらんぞ・・・いいのか!」

流星「チッ。帰ってきやがったかこいつ」

ユウキ「私・・・何してたの?」

フォーゼ「とまらねぇってさ」

ウラタロス「どうする?」

キンタロス「そないなこと言われても・・・」

ゴースト「ひひひ・・・道連れじゃ」
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/19(土) 01:42:11.04 ID:1sAFqMlm0
デネブ「おーい!」

リュウタロス「見てよ!」

モモタロス「おせぇよ!」

デネブ「こっちに飛び移れ!」

フォーゼ「モモタロスのダチか?」

モモタロス「おおよ」

フォーゼ「ユウキ捕まってろよ。流星も」

ユウキ「うん」

流星「弦太朗・・・」ハァハァ

ゴースト「」

フォーゼ「死んだみたいだぜ」

キンタロス「アカン。すっかり忘れたわ」

U風間「この人たちも返さないとね」

R神代「そうそう」

K影山「今行くわー」

ユウキ「何がどうなってるの弦ちゃん?」

流星「君が弦太朗をだね」

弦太朗「余計なこと言ったら殺すぞ流星・・・」

流星「はい。すんませんでした」

モモタロス「侑斗はどうした」

デネブ「寝込んでる」

弦太朗「幽霊列車の最後だな」

流星「ふふ。そうだな」

ユウキ「?」

モモタロス「矢車の野郎も終わらせてるだろうな」

弦太朗「あいつはアホだけど強いぜ」

流星「俺の友子が心配だ!急ぐんだ!」

デネブ「う、うん」
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/19(土) 01:56:57.37 ID:1sAFqMlm0
矢車「あいつら倒したかな・・・」

友子「・・・」

流星「友子!」

矢車「な、なんだよビックリした!これも電車か・・・」

流星「そ、そうか・・・そうやってまたホイホイと付いてく気だったな」

友子「呼び捨てにするな。ムカつくんだけど」

矢車「用が済んだだろ。弟とその他の体から出てけ」

U風間「はいはい」

モモタロス「俺たちも行くとするか。またな弦太朗!」

弦太朗「またなモモタロス!」

ユウキ「ありがとう赤鬼さん!」

モモタロス「赤鬼って」

影山「兄貴ー!」

矢車「弟よ!」

ウラタロス「またね友子ちゃん・・・これとは切った方がいいよ」

友子「考えておきます」

流星「こんな珍妙な生物にまで靡くとは!淫乱め!」

友子「うるさい」

キンタロス「zzz」

リュウタロス「また寝ちゃってる」

風間「どうなってるんだ・・・」

神代「俺は記憶喪失においても頂点に立つ男だ」

モモタロス「じゃあな」

弦太朗「おう」
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/19(土) 02:16:50.35 ID:l23v84Bho
> 神代「俺は記憶喪失においても頂点に立つ男だ」
くそわろた
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/19(土) 02:36:16.88 ID:1sAFqMlm0
ブラック将軍「・・・何だこの列車は」

ゲルショッカー戦闘員「ギーッ!」

ブラック将軍「どうやって突っ込んできたんだ?」

戦闘員「いきなりです。ドカンと」

ブラック将軍「いきなりか・・・この列車を科学班に回せ」

戦闘員「ギーッ!」

首領「どうしたのだブラック将軍」

ブラック将軍「いえ面白そうなものが」

首領「それよりもショッカーライダーの方はどうなっている」

ブラック将軍「一応2体までは完成してます。そしてムカデタイガーの方も」

首領「心配するなよ。今度の計画こそな」

ブラック将軍「は、はい」

戦闘員1「そんなライダーのレプリカ作るぐらいなら最初から作れよ」

戦闘員2「予算が無いんだってさ」

戦闘員3「シーッ。聞こえるぞ」

ブラック将軍「・・・」

戦闘員1「将軍?」

ブラック将軍「何しとるんだ!早く持ち場に戻れ」

戦闘員1「ギーッ!」
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 04:25:24.20 ID:ul54b/xco
流星さんもクズだけど弦ちゃんもまぁまぁクズだな
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 04:38:00.91 ID:6bhxfIYro
弦ちゃん普通にDQNだよな
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 15:05:18.89 ID:ueHT9j2mo
>>1もしかしてすげーシリアスな魔王SS書いてる?
あまりにも文体が違いすぎるから、たまたまIDが被ってるだけのような気がしなくもない
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/19(土) 22:53:43.41 ID:y9yk4lK80
弦太朗「zzz」

ユウキ「弦ちゃん。また寝てるね」

賢吾「ここ最近、色々とあったからな」

流星「いい寝顔だ」

ユウキ「弦ちゃん。もう授業始まっちゃうよ。おーい」

流星「俺の弦太朗に気安く触るな!」

弦太朗「・・・うるせぇ。寝かせろ・・・」

大杉「コラァ!お前らもう始まってんだぞ!如月ィ!!起きろォ」

弦太朗「黙れって言ってんのがわからねぇのか。殺すぞハゲ・・・」

大杉「ひっ・・・」

ユウキ「ごめんね先生。弦ちゃん疲れてるの」

大杉「こいつはこいつで頑張ってるからな・・・」

賢吾「誰だ先生。その子は」

大杉「ああ。転校生の南原だ」

南原「南原朱美です。風都から来ました」

流星「風都か・・・おほほ可愛い娘」

大杉「よし南原はほらあの制服の違う奴居るだろ。あいつの隣な」

流星「俺だよ!俺だよ!注目して!この美男子を!」

賢吾「俺のが男前だっての。そうだろ」

ユウキ「どっちもカッコいいと思うよ」

賢吾「如月よりも?」

ユウキ「うーん・・・」

賢吾「カッコいいだろ俺って?」

ユウキ「うん。賢吾くんの方が大人っぽいよ」

賢吾「なら今晩待ってるぞ」

ユウキ「?」

流星「可愛いのぉ可愛いのぉ・・・」

南原「ハハハ」
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/19(土) 23:01:41.93 ID:y9yk4lK80
流星「友子ちゃん。君とももう終わりだね」

友子「は?」

ユウキ「今日ね転校生が来たんだよ。女の子の」

流星「そう落ち込むな。俺の2号にしてやるから」

友子「うざい」

賢吾「朔田。お前・・・如月はいいのか」

流星「弦太朗は特別さ。賢吾もユウキくんを早く寝とっちまえよ」

賢吾「今晩来ると思う」

流星「ほほお・・・」

JK「大変っすよ!」

賢吾「はぁ・・・」

流星「こう団欒しているときっていつもお前がぶち壊すよな」

JK「すんません・・・」

ユウキ「どうしたの?」

JK「出たんすよ!久しぶりにゾディアーツが!」

弦太朗「よっしゃああああああああああああああああああ」

ユウキ「あっ!弦ちゃん」

流星「何か懐かしいな」

賢吾「久々ってかんじ」

流星「とにかく行ってみようぜ」

賢吾「幾多の死線を潜って来た俺たちだ」

流星「だな」
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/05/19(土) 23:07:14.18 ID:0lS+QQPAO
流星は
弦太朗…狙う奴でも侮辱する奴でもキレる
友子…狙う奴には警戒、でも友子を侮辱しても怒らない(むしろソイツを引き合いにして自分を持ち上げようとする)

つまり
弦太朗は愛してる
友子は欲望の捌け口としてお気に入りなだけ
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/19(土) 23:16:11.51 ID:y9yk4lK80
ユウキ「あれは何座?」

賢吾「こしし座のライオネットだ」キリッ

流星「よっ!星座博士」

賢吾「褒めるな褒めるな」

ライオネット「お前がフォーゼか!」

フォーゼ「そうだぜ!」

ライオネット「こいつの力試しにはちょうどいい」

ユウキ「頑張れ!弦ちゃん!」

流星「暇だなぁ・・・」

JK「何か強くなったっすね弦太朗さん。前よりも」

流星「愛の力さ」

賢吾「朔田の愛が奇跡を呼び起こしてるんだな」

流星「ちなみに君も俺の愛が明るくしたんだよ」

友子「頭おかしいでしょ。病院行った方がいいよあんた」

流星「照れ隠しか。可愛いやつめ!」

友子「チッ」

フォーゼ「オラオラオラオラ!」

ライオネット「噂通りの強さだな・・・この力もまだ使いこなせない・・・」

フォーゼ「待ててめえ!」

賢吾「あーあ。だりぃ」

流星「弦太朗!待つんだ!」

賢吾「俺もう帰るわ」

ユウキ「う、うん」

賢吾「だりぃだりぃ・・・」

ユウキ「待ってよ弦ちゃん!流星くん!」
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/19(土) 23:28:24.12 ID:y9yk4lK80
フォーゼ「野郎ぉ・・・どこ行きやがった!」

流星「どうやら俺たち二人に怯えきってるらしいな。ふふ」

ユウキ「どっか行っちゃったね」

流星「こういう時に部長が的確な指示を出さなきゃ」

ユウキ「ごめん・・・」

流星「そんなアホな事やってっからこの前君は・・・」

フォーゼ「余計なこと言ったら殺すぞ流星」

流星「ご、ごめんよ!つい彼女が調子に乗ってるから。すまん!」

フォーゼ「わかりゃいいんだ」

「クフフフフ・・・・・」

フォーゼ「あぶねぇ!」

ユウキ「きゃっ」

流星「いててて尻に何か刺さった!」

フォーゼ「何だよこれ」

流星「十字架だ。十字架の雨が・・・俺の尻を・・・許せん!」

ユウキ「大丈夫流星くん?」

「外れちまったか。残念だ」

流星「弦太朗のナニ以外の物を俺の尻に突き刺しやがって!姿を見せろ!!」

「姿を見せなくても倒せるさ。フォーゼと・・・誰だお前」

流星「孤高の美男子・朔田流星。またの名を天才美少年。モテ王、弦太朗親衛隊長・・・それから」

「もういい。もういいから」

フォーゼ「姿を見せろや!このシャバ憎が!!」

流星「お前の尻もハチャメチャにしてやるぞ!」

「下品だ・・・男前なのに・・・」

流星「・・・わかったぞ!またもやユウキくんに!」

ユウキ「えっ?」

流星「この悪霊め!!」

ユウキ「えっ?えっ?」

フォーゼ「何してんだ!てめえ!!」

流星「・・・いい蹴りだ・・・」
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/19(土) 23:42:03.83 ID:y9yk4lK80
弦太朗「どっか行きやがったな・・・声が聞こえねぇ」

JK「弦太朗さーん!」

流星「尻が痛いんだけどさ。見てよこれ」

友子「寄るな。気持ち悪い」

流星「照れるなよ友子。もっと自分の気持ちに正直になれ。な?弦太朗」

弦太朗「そうだぜ友子!」

流星「でも女の子なら他にも居るしね。転校生の可愛い子ちゃんとかさ」

友子「あっそ」

流星「俺ほどのイケメンはこの先現れないよ。確実にね」

友子「邪魔だからどっか行って。うざいから」

弦太朗「流星のやつ最近変だよな」

ユウキ「そうだよね」

JK「弦太朗さんも急にキレたり・・・歌星さんも変態になったり・・・」

弦太朗「季節の変わり目だからな。仕方ねぇよ」

ユウキ「うん」

JK「今日は解散っすね。また明日ってことで」

流星「明日もあの子に会えるんだな」チラッ

友子「弦太朗さんはいいの」

流星「俺は女の子は可愛けりゃいいの。弦太朗は特別なんだよ」

友子「ふーん」

流星「と言っても女ってバカだからホイホイ寄ってくるから。俺に」

友子「死ね女の敵」

流星「ふふふ」
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 23:45:48.64 ID:RwA9S/8xo
> 弦太朗「そうだぜ友子!」

急にいつもの弦ちゃんワロタ
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/19(土) 23:58:25.99 ID:y9yk4lK80
流星「可愛いよな。あの子」

弦太朗「そうか?」

流星「おお!弦太朗!お前も女に興味がないんだな!俺と一緒だ!」

ユウキ「弦ちゃんね。好きな女の子が居たんだよ・・・今も居るけどね」

流星「ああ知ってるよ。あいつだろ。ヤリマンだぜよあいつは」

弦太朗「ぶっ殺す!」

流星「ま、待って・・・」

賢吾「頑張れ朔田。俺は知らん・・・」

南原「ねぇ如月くんと誰だっけ」

流星「朔田流星。これは電話番号とアドレス」

南原「は、はぁ・・・」

ユウキ「流星くん普段はこんなんじゃないんだよ」

南原「そ、そうなんだ・・・へえー」

賢吾「南原か・・・」

ユウキ「どうしたの」

賢吾「確かに可愛らしい!だが」

ユウキ「だが?」

賢吾「君のが最高だ!」

ユウキ「わーい」

南原「・・・・・」
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/20(日) 00:11:22.13 ID:YtIo1axI0
流星「弦太朗って俺に惚れてるよな絶対に」

友子「知らない」

流星「あそこまで殴るなんて愛があればだよ!」

友子「・・・そんなことで一々呼ばないで私を」

流星「同学年に友達ってJKぐらいだろ?ありがたく思え」

友子「・・・」

ライオネット「おっ居た居た。朔田流星」

流星「この前の」

友子「どうするの私は知らないよ」

流星「こいつ倒したらどうする?」

友子「別に」

流星「やらせてくれるんだな。よっしゃ」

友子「言ってないし」

流星「おい!聞いたな。本当は内緒なんだけど俺はメテオ。仮面ライダーよ」

ライオネット「不思議な学校だ。仮面ライダーが二人も」

流星「凄いだろ」

友子「能書きはいいから早くしろ」

流星「は、はい・・・変身・・・」

ライオネット「・・・」

メテオ「どうよ」

ライオネット「と言われてもね」

メテオ「弦太朗に代わってお仕置きしてやる」

友子「・・・はぁ」

ライオネット「・・・」

メテオ「いや成敗の方がカッコいいよな」

ライオネット「どっちでもいい」
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/20(日) 00:19:29.66 ID:MUj27Amto
ヤリマンだぜよ でちょっと笑った
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/20(日) 01:29:13.13 ID:YtIo1axI0
ライオネット「どうやら力の使い方を覚えたみたいだ俺」

メテオ「しばらく戦ってなかったから・・・ヤバいな俺」チラッ

友子「・・・」

メテオ「なーんちゃって!こっからが大逆転よ」

ライオネット「消えろ!」

メテオ「口から火の球を出すだけか!まだまだ・・・」

ライオネット「爪もある」

メテオ「あらぁ・・・」

ライオネット「フォーゼを呼べ」

メテオ「げ、弦太朗にこんなカッコ悪い姿を・・・」

ライオネット「死ぬぞお前」

メテオ「君が普段から死ね死ねって言うから本当に死にそうじゃないか!」

友子「・・・ごめんなさい」

メテオ「こういう時は素直だよね・・・」

ライオネット「余裕だよな。どっからそんな自信が出るの」

メテオ「愛の力だ」

ライオネット「・・・プッ」

メテオ「今だ!隙有りだ!!」

ライオネット「うるさい!」

メテオ「ぎゃっ」

友子「流星さん」

メテオ「俺はこんな所じゃ死ねん!なぜなら」

ライオネット「何だよ」

メテオ「俺はカッコいいから」

友子「ふざけてないで真面目にやれ」

メテオ「はい・・・」

ライオネット「もういいだろ。これで最後」

フォーゼ「流星!助けに来たぜ!!」

メテオ「弦太朗キター!」

ライオネット「来たな」

フォーゼ「この前の続きだ!あの十字架野郎もついでに出せや!」

ライオネット「お望みなら」
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/20(日) 01:43:32.98 ID:YtIo1axI0
賢吾「十字架?」

メテオ「俺たちに奇襲攻撃をかました奴さ」

フォーゼ「ちょうど2対2だ」

ライオネット「待ってな」

友子「元に戻ってく」

JK「誰が変身してるんすかね」

ユウキ「ああーっ!」

南原「どうも」

メテオ「俺ってあの子にボコすかにやれてたんだ・・・ふふふ」

友子「気持ちが悪い」

フォーゼ「転校生!どうしててめえが」

南原「一つはスイッチの回収。もう一つは・・・」クロス

クロスドーパント「この時代でフォーゼを倒すためよ!」

メテオ「あれは・・・何だい賢吾」

賢吾「あれはドーパント。風都から来たとか行ってたがこういう事だったのか!」キリッ

クロス「お前の望んだ十字架野郎を出してやったぜ」

メテオ「女の子がそんな口調!野蛮だぞ」

クロス「変装に決まってんだろ。このおバカが!」

メテオ「どうもお乳の膨らみが嘘っぽいと俺は思ったんだ」

賢吾「確かに股間がモッコリしてた」

メテオ「・・・」ジーッ

友子「な、なに」

メテオ「本物だな。入れ物はしてない」

友子「殺す。こいつ絶対に殺してやる」

クロス「この前の続きだぜ。フォーゼ」

フォーゼ「上等だカマ野郎!」

メテオ「変身解いていいかな」

友子「勝手にしろクズ」

メテオ「言葉攻めが激しくなったきたな。俺は好きだよ。そういうの」
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/20(日) 01:54:34.10 ID:YtIo1axI0
翔太郎「また来たなこの学校に・・・おい!先生」

大杉「あーん?お、お前」

翔太郎「おっす!弦太朗たちは」

大杉「如月ィ?またどっか行ったよあいつら」

翔太郎「顧問のくせに信頼度0だな」

大杉「う、うるさい!」

翔太郎「ここにさ。風都から来た転校生が来たでしょ」

大杉「ああ。うちのクラスだけど」

翔太郎「やべぇな・・・ってこんなアホと話してる場合じゃないか」

大杉「なに?なに?また俺だけ仲間外れー?」

翔太郎「うざってぇな。一大事なんだよ深刻なの」

大杉「教えてくれよ!おーしーえーろー」

翔太郎「うるせぇ!てめえみたいな素人にゃ関係ねぇんだよ!」

大杉「・・・」

翔太郎「厄介ごとに首突っ込むなよ。邪魔だから」

大杉「邪魔・・・」

翔太郎「おーい!弦太朗ー!ユウキー!賢吾ー!」

大杉「・・・」

翔太郎「もう用はないからどっか行ってくれ」

大杉「うん」

翔太郎「急いで掴まえないとなあいつらを」

大杉「・・・」

翔太郎「今度俺の目の前に出現したら殴るぞ」

大杉「すまん」
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/20(日) 02:13:47.99 ID:YtIo1axI0
フォーゼ「攻撃があたらねぇぞ」

クロス「フフフ」

ユウキ「どうしよう賢吾くん」

賢吾「ドーパントは専門外だから。すまん」

流星「頑張れ!弦太朗!俺が付いてるぞ!」

フォーゼ「あたらねぇんだよ!」

翔太郎「そいつは胸の十字架を回転させ一時的に時間を止めるんだ」

友子「翔太郎さん」

流星「尻軽が」

友子「うるさい!」

流星「いてっ」

友子「・・・」

流星「なるほどなそういうプレイね」

フォーゼ「どうするんすか先輩」

ジョーカー「ん?前後からの同時攻撃ならやれるだろ」

フォーゼ「本当かよ」

ジョーカー「やってみないとわからねぇだろ!」

フォーゼ「そうっすね!」

クロス「こ、こいつら・・・」

ジョーカー「こいつには聞きたいことがある。メモリだけぶっ壊すんだ」

フォーゼ「わかってるよ」

クロス「うわっ!」

フォーゼ「よし!」

ジョーカー「やれやれ・・・」

フォーゼ「にしても何でアンタが居るんだよ」

ジョーカー「ああ。こいつをね追ってきたんだ」

フォーゼ「ふーん」

ジョーカー「おい!起きろ」
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/20(日) 22:11:00.70 ID:DUBp0m450
流星「こんなオッサンだったなんて・・・」

翔太郎「お前たちは誰だ」

弦太朗「さっさと吐けや!」

戦闘員「ごほっ・・・ゲルショッカー・・・」

流星「何であんな可愛い女に化けた!言え!!」

戦闘員「・・・趣味」

流星「くっそー」

友子「バカじゃないの」

ユウキ「ねえ賢吾くん。ゲルショッカーって何?」

賢吾「アフリカの秘密団体ゲルダムとショッカーが合併した組織さ」キリッ

戦闘員「もうお前たちもおしまいだ」

弦太朗「んだと!てめえ殺されてぇのか!!」

翔太郎「そんなにぶん殴ったら死ぬぞ。それでどういう意味だ」

戦闘員「我々はひょんな事から時間を移動できる乗り物を手に入れた」

弦太朗「で?」

戦闘員「その乗り物を使い我々は未来に過去に現代へと飛んでライダーを・・・」

流星「このオカマ戦闘員が!」

戦闘員「ぐふっ」

翔太郎「何やってんだ!」

戦闘員「」

翔太郎「おい!しっかりしろ!おい!」

戦闘員「」

賢吾「死んだな」

弦太朗「ウロチョロしてんじゃねぇよ。クズが・・・」

流星「ご、ごめん。殴らないで・・・死ぬから・・・だがそれがいい」

友子「弦太朗さん。やっちゃって」

弦太朗「よし!」
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/20(日) 22:28:11.60 ID:DUBp0m450
映司「何か頻繁に日本に帰ってきてるな俺・・・」

剣崎「ウェーイ・・・・・」

渡「しっかりしてください・・・」

映司「あれは剣崎さんに渡さん・・・」

巧「火野か・・・」

映司「乾さん!どうしたんですか3人とも!」

天道「わからない・・・だが体がとてつもなく重い・・・」

映司「天道さんまで」

剣崎「ウェェェェェェェイイイイイイイイイイイイイイ」

映司「剣崎さん・・・消えてしまった・・・」

渡「天道さん・・・透けてます」

天道「お前も・・・」

巧「・・・・・」

映司「乾さん!天道さん!渡さん!」

草加「おおっ!乾巧が消失した!やった!!ラッキー!」

映司「何が起こってるんだ・・・みんな消えてしまった」

草加「ざまぁみろ・・・プププッ」

映司「・・・」

草加「俺の顔に何かついてるかなぁ?」

映司「貴方がやったのこれ」

草加「違うよ。偶然にも居合わせたら消えたんだ4人とも」

映司「そうですか・・・どうして消えてしまったんだろ」

草加「喜ぶんだ。乾巧が消えたんだぞ」

映司「うざいなぁ・・・誰だよあなたは」

草加「人に名を聞くときは自分から名乗るのが礼儀じゃないのかなぁ?」

映司「セイヤァッ!」

草加「」

映司「ここまでうざい人間に出会ったのは生まれて初めてだ」

草加「」

映司「一度弦太朗くんのところに行こう・・・」

草加「」
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/20(日) 22:49:26.05 ID:DUBp0m450
弦太朗「どうすんの」

翔太郎「あ?流星が洒落にならねぇことするから聞きだせなかっただろ」

弦太朗「ダチのせいにすんのか?探偵のてめえが聞きだせなかったのが悪いだろ」

翔太郎「ちげぇよ。てめえのせいだ。ド低能」

弦太朗「やんのかてめえ」

翔太郎「そういやこの前の続きがあったよなぁ・・・弦太朗」

弦太朗「てめえには一発多く貰ってんだよ。殺すぞ翔太郎」

ユウキ「弦ちゃん!翔太郎さん!」

賢吾「無視しよう。俺の予想的にこいつらはスイッチやメモリを我が物にしてるらしい」

ユウキ「うん」

賢吾「そしてこいつらは歴史をも破壊しライダー全滅を狙っている。そうだろ朔田」

JK「死んでます」

流星「生きてるぞ。友子肩貸して」

友子「そのまま消えろ」

流星「だろうな。このままじゃ俺たちがやばい。きっとやばい」

戦闘員1「戦闘員リーダーが死んでるぞ」

戦闘員2「あっ!お前たちだな!」

戦闘員3「こんな酷い事を」

オウムクワガタヤミー「どうした」

戦闘員1「リーダーが殺されました・・・」

流星「また何か出たんだけど」

賢吾「如月!翔太郎さん!出番だぞ!」

フォーゼ「てめえこの野郎!」

ジョーカー「るせぇぞ!」

賢吾「お前たちもゲルショッカーだな!」

オウムクワガタヤミー「その通り」

オウムトラヤミー「ゲルショッカーの科学力で」

オウムタコヤミー「セルメダル一枚から作られた合体ヤミーよ」

オウムゾウヤミー「この時間のライダーを倒すためにやってきたのだ」

流星「なるほどな。俺の思ったように歴史が壊されまくってるらしい」

賢吾「そのようだな朔田」

流星「やれやれ。どうやら俺の本気を見せるときのようだな」

賢吾「ふっ・・・手加減してやれよ」

流星「ああ。10秒で倒す!」

オウムトラヤミー「何だって!?」
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/20(日) 23:02:23.52 ID:DUBp0m450
メテオ「」

オウムタコヤミー「よわっ」

オウムゾウヤミー「俺たちが強すぎたんだきっと」

賢吾「4対1なんて卑怯だぞ!」

戦闘員「うるさい!」

オウムクワガタヤミー「しかしまぁ・・・どう足掻こうがお前たちの負けだ」

オウムトラヤミー「いくらお前たちでも時を飛び越える事はできまい」

ユウキ「弦ちゃん」

フォーゼ「何だよ!」

ジョーカー「どこ見てんだ!」

JK「まずいっすよ。歌星さん」

賢吾「・・・逃げよう」

ユウキ「ええーっ」

賢吾「無理でしょ。無理だよこれは」

ユウキ「弦ちゃんと翔太郎さんは喧嘩してるし流星くんは・・・」

オウムタコヤミー「何か言い残すことは」

賢吾「この後輩コンビと朔田をやるから俺と彼女は逃がしてくれ。頼むよ」

JK「なっ」

流星「ま、待つんだ・・・どうせ生贄に捧げるなら・・・」

JK「俺っすか!?」

賢吾「お前には未来がない」

流星「俺たちには未来がある」

オウムゾウヤミー「まずこいつでいいんだな」

JK「ダメっすよ!俺にだって夢が」

賢吾「バイバイ」

オウムタコヤミー「死ね・・・」

JK「う、恨んでやる!このコンビ絶対に恨んでやる!」

流星「さよならJK。俺は君を忘れない」

オウムタコヤミー「あっ!コラ逃げるな」

JK「逃げろ・・・逃げるんだ」
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/20(日) 23:15:16.85 ID:DUBp0m450
オウムタコヤミー「待て!このクソガキ!」

JK「どうするんだよ俺・・・」

オウムタコヤミー「これでしまいだな・・・」

JK「見つかった・・・」

「ちょ、とまんねぇよ!」

JK「トラック!?」

オウムタコヤミー「ビピッ」

「爺の奴!何考えてんだよブレーキ壊れてんじゃねぇか!」

JK「えっ?弦太朗さん!?」

「やっと見つけたぜ!よくもこの俺の時代を荒らしやがったな!こいつは土産だ」

オウムヤミー「」

オウムタコヤミー「未来の世界で暗躍してたオウムヤミーじゃないか!どうしたんだ」

オウムヤミー「奴だ・・・奴だ・・・」

オウムタコヤミー「お前は誰なんだ!あーん!?」

フォーゼ「俺は未来からやって来た2代目フォーゼよ」

オウムタコヤミー「何とまあ・・・」

フォーゼ「大丈夫か。おじちゃん」

JK「おじちゃんて・・・」

フォーゼ「ちなみに頭部のファイヤーパターンが二代目の証」

オウムタコヤミー「んなこと聞いてねぇ!」

フォーゼ「俺は歴史に名を残すグレートな男だぜ!あらよっと!」

JK「どうしてトラックで」

フォーゼ「ん?うちの曾爺がこいつをタイムマシーンに改造したんさ」

JK「へえ」

フォーゼ「バック・トゥ・ザ・フューチャーで培った知恵らしいぜ」

オウムタコヤミー「くらえ!タコの足を」

フォーゼ「黙ってろよ!」

オウムタコヤミー「グピッ」

フォーゼ「大丈夫か。おじちゃん」

JK「・・・・・」

フォーゼ「どうしたよ」

JK「何が起こったかわからない・・・」
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/20(日) 23:24:18.96 ID:DUBp0m450
映司「天ノ川学園高校・・・学園って柄じゃないよな」

草加「人の事をいきなり蹴っ飛ばして・・・逃げられると思ってるの」

映司「・・・」

オウムトラヤミー「どこ行った!?」

オウムクワガタヤミー「逃げ足だけは早いな奴ら・・・」

映司「あっ」

オウムトラヤミー「火野映司」

オウムクワガタヤミー「先代のオウムヤミーがえらく世話になったようだな」

映司「・・・あんた逃げた方がいいよ」

草加「変身」

カイザ「何か言ったかなぁ?」

映司「・・・」

オウムトラヤミー「オーズに変身しろ!」

カイザ「こっちだ。俺を見ろ」

オウムトラヤミー「うっ」

オウムクワガタヤミー「一撃だと!」

オーズ「セイヤァァァァッッッ!!!!」

オウムクワガタヤミー「」

オーズ「やった!」

カイザ「一体倒すのに30秒か・・・弱いなぁ」

オーズ「帰れよ」

カイザ「帰らんよ」

オーズ「はぁ・・・」

カイザ「コラ!待て」
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/20(日) 23:37:58.55 ID:DUBp0m450
フォーゼ「邪魔すんな!」

ジョーカー「あっち行ってろ!」

オウムゾウヤミー「」

フォーゼ「続きやろうぜ」

ジョーカー「ああ」

賢吾「あの追ってった2体も元の場所に帰ってるとは気がつくまい」

流星「頭いい。さすがは賢吾」

ユウキ「私・・・探してくる」

賢吾「どうせ食われてるだろ」

流星「彼の冥福を祈ろう」

JK「おーい」

賢吾「何だ生きてたのか」

流星「チッ」

ユウキ「誰この人?」

JK「驚かんでくださいよ。この人は」

弦助「どうも二代目フォーゼの如月弦助っす。未来からやって来たっす」

賢吾「如月・・・もしかして如月の!?」

弦助「弦太朗は俺の親父っすよ」

流星「いやああああああああああああああああああああああああ」

ユウキ「ど、どうしたの」

流星「弦太朗に子供が・・・子供が・・・」

賢吾「落ち着け。お前の子供かもしれないだろ」

流星「なるほど」

友子「アホちゃうか・・・こいつら」

流星「俺が母親か」

弦助「んなわけねぇっすよ。相変わらずホモホモしっすね。流星おじさん」

流星「誰だ!母親は!!」

弦助「言えねぇっす」

流星「ケッ。変な髪型しやがって態度のデカい野郎だ。弦太朗の紛いモンが」

弦助「あん?」

流星「や、やんのか!?」

弦助「おじちゃんよぉ・・・俺の髪型バカにしちゃいけねぇよ・・・」

流星「は、はい」

弦助「歯ぁ喰いしばれや!」

流星「はい!」
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/20(日) 23:57:09.34 ID:DUBp0m450
賢吾「おーい如月」

弦太朗「これで2勝1敗か」

翔太郎「バカか!俺のが上だ」

ユウキ「弦ちゃん!弦ちゃんってば」

弦太朗「どうした?」

ユウキ「見て!弦ちゃんの子供だよ!」

弦助「父ちゃん!」

弦太朗「わけわかんねぇよ。誰だよこいつ」

流星「未来からやって来たそうだ・・・」

翔太郎「確かに似てる。特に髪型もその格好も」

弦助「兄弟ん中でも特に親父似なんすよ。マジで」

JK「何人兄弟なの」

弦助「4人っす。俺は末っ子っす」

JK「へえ・・・」

弦助「いや凄いっすよ。俺らの世界は何とか食い止めたんすけどね」

弦太朗「おい!俺の嫁は誰なんだ!」

流星「・・・俺」

弦太朗「黙れよホモ」

流星「すんません」

ユウキ「撫子ちゃんだよ弦ちゃん」

弦太朗「マジでか!やったぜ!!」

ユウキ「よかったね!弦ちゃん!」

翔太郎「それで誰なんだよ。あんなマヌケと結婚した悲惨な女は」

弦助「口硬いっすか翔太郎さん」

翔太郎「風都一の硬さだ」

弦助「あのっすね・・・」

翔太郎「・・・えっ!」

弦助「驚いたッすか」

翔太郎「うん・・・まあな・・・うん」

弦太朗「またどこかで出会うんだよなきっと」

ユウキ「うん!」

翔太郎「ふーん・・・」
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/21(月) 00:10:21.14 ID:6jGZfMrn0
弦助「俺は過去へ父ちゃん達を飛ばすためにこいつを届けたんっす」

翔太郎「トラックじゃねぇか」

映司「何だこのトラック!」

弦太朗「映司さん!こいつ見てよ」

映司「?」

弦太朗「息子っす」

弦助「ガキのとき以来っすね映司さん」

映司「???」

草加「君は馬鹿なのかなぁ」

弦太朗「誰だてめえ。殺すぞ」

弦助「生意気っすね。このインテリ坊ちゃん・・・」

草加「・・・」

賢吾「おい如月の子」

弦助「何っすか賢吾おじちゃん」

賢吾「おじちゃん・・・」

弦助「しょーもねぇ事は言わんでくださいよ。一大事なんすから」

賢吾「それでタイムマシーンとやらでどうするんだ」

弦助「過去に飛ぶんすよ。格時代のライダーが敗れるほんの数時間ぐらい前に」

映司「剣崎さんは過去の世界の剣崎さんが倒されたから消えたんだ」

流星「それはまずい!俺まで死んでしまう」

弦助「さっさと行くっすよ」

弦太朗「待てよ。もっと聞きたいことがあるんだ」

ユウキ「部室へゴー!」

弦助「何言ってんだよ父ちゃん!馬鹿か!」

流星「俺もある聞きたいことが」

賢吾「俺も」

JK「俺もっす」

友子「私も」

翔太郎「実は俺だって」

大杉「俺もぉ!」

弦助「ざけてんのかこのおっさん共」
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/21(月) 01:23:47.97 ID:6jGZfMrn0
弦助「何もかわらねぇのなここ」

弦太朗「未来の俺はどうなってんの」

ユウキ「私は宇宙飛行士になれたの!?」

賢吾「俺は!」

美羽「この子が弦太朗の息子なの?」

大文字「うーん・・・似てる確かに似てる」

JK「みたいっすね」

弦助「わかったよ!言うからそう身を乗り出すなよ」

翔太郎「よし」

映司「俺も聞きたいな」

弦助「父ちゃんは世界中を周ってる。全世界の奴とダチになるんだってよ」

弦太朗「すげぇな俺!」

弦助「賢吾おじちゃんは・・・」

賢吾「何だ」

弦助「ハゲ散らかして見るも無残な姿になってるっす」

賢吾「なん・・・だと・・・」

弦助「隼おじちゃんはね」

大文字「きっと美羽と結婚して幸せに・・・」

弦助「ホームレスっす。うちの近所の公園によく出没するんすよ」

大文字「・・・・・」

弦助「美羽おばちゃん」

美羽「おばちゃん!?ふざけるな!訂正しろクソガキがぁ!!」

弦助「・・・大学時代の彼氏と結婚して二人で事業し俺らの世界じゃハンパない事になってるっす」

美羽「へ、へえー・・・そうかそうか」

弦助「海蔵おじちゃんは・・・」

JK「わああああああ!!シーッ!シーッ!」

弦太朗「どうしたJK」

ユウキ「急に叫んじゃって?」

弦助「漁師っす。以外でしょ?こんなチャラ男がっすよ」

JK「・・・そうなんだ・・・親父・・・」

弦助「それから・・・」

友子「・・・」

弦助「友子おばちゃんと流星おじちゃんは・・・」

流星「やっと俺の番か!」

弦助「言えねぇよ!こいつだけは言っちゃいけねぇよ!」

流星「言え!言うんだ!!」

弦助「だって言ったらお互い気まずくなるっすよ!」

友子「嫌な予感が」
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県) [sage]:2012/05/21(月) 01:30:45.47 ID:kZN4QyT70
早速海蔵ネタ使ってきたかwwww
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/21(月) 01:46:42.43 ID:6jGZfMrn0
弦助「ダメっすよ」

流星「言わんか!」

弦助「黙れよ。俺がダメって言ったらダメなんだよ・・・クソジャリが」

流星「・・・」

弦助「大杉先生は独身のまんま死亡するっす」

大杉「ええーっ!?」

弦助「翔太郎さんは日本じゃ有名な名探偵に映司さんはアンクさんを生き返らせるっす」

翔太郎「俺が」

映司「そうか。やっぱりアンクは生き返るんだ・・・」

ユウキ「ねぇねぇ!私は」

弦助「夢を叶えるよ・・・子供も居るし」

ユウキ「私も結婚してるんだって弦ちゃん!」

弦太朗「マジか!て事は俺たちの子供同士がライダー部を!」

弦助「そうだよ。ちなみに俺が部長な。すげぇだろ父ちゃん」

弦太朗「お前の他に俺の子供が居るんだろ?どんなんだよ」

弦助「みんな父ちゃん譲りの喧嘩強さに母ちゃん譲りの明るさをもってるぜ」

草加「俺も自分の未来が聞きたいなぁ・・・」

弦助「んなことより父ちゃん!早く過去へ行って救おうぜ」

弦太朗「いいぜ!俺も先輩たちには世話んなってるしよ」

JK「あれって弦助くんの曾爺ちゃんが作ったんっすよね」

弦助「そうっすよ。すげぇ元気なんすよ。旅してる父ちゃんや外国に居る母ちゃんの分まで俺らを」

弦太朗「別居してんのか!俺となでしこは」

弦助「母ちゃんの仕事の都合だよ。たまに会いに行ってるけど」

流星「よっぽど酷い母親なんだな・・・何なら俺が」

弦助「おい!母ちゃんは夢のある仕事してんだよ!宇宙に羽ばたいたんだぜ!」

流星「よ、よせよそんなに怒るなよ!」

弦助「今度うちの母親コケにしたらグチャグチャにしてやっからな」

流星「・・・」

弦助「わかったな」

流星「は、はい」

ユウキ「宇宙?弦ちゃんの奥さんと私って同じ場所で働いてるのかな」

弦太朗「ユウキと一緒ならなでしこも安心だぜ!」

弦助「・・・まあそんなところさ」

映司「行こうかみんな」

弦太朗「そうっすね。みんなを早くすくわねぇと」

翔太郎「行こうか」
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/21(月) 02:18:39.67 ID:6jGZfMrn0
弦太朗「どう動かすんだよ」

弦助「俺や父ちゃんでも動かせるように爺がちゃんとやってくれた」

賢吾「なるほど。親子二代で頭悪いから」

弦助「これブレーキ壊れてっから。気をつけてね」

レオ「凄い騒ぎがあるとか言うからやって来てみたら・・・トラック?」

流星「で、出た!」

友子「何後ろに隠れてんのよ」

レオ「フォーゼにWにオーズ・・・3人も勢揃いか」

弦太朗「このクソ忙しい時によぉ!」

戦闘員「うるさいぞ。ブラック将軍がこの人のボスに高いギャラ出して雇ったんだ」

レオ「というわけだ。どうせいつかやろうとしてたんだ。手間が省ける」

弦助「ちょっと待てちょっと待て!俺が居るから4人でしょ」

レオ「誰だ」

弦助「未来からやって来た二代目フォーゼよ!」

レオ「なんだと」

フォーゼ「こいつは俺に任せてくれよ。父ちゃんは先に」

弦太朗「待てよ!俺もやるぜ!」

フォーゼ「行けよ。時間がねぇんだよ」

翔太郎「弦太朗。俺も残ってやる。心配するな」

弦太朗「・・・よし!頼んだぜ弦助!」

フォーゼ「任せとけよ」

翔太郎「二人でやれば何とかなるだろ」

賢吾「発進!」

流星「お菓子もあるよ。食べる」

友子「真面目にやれ」

翔太郎「凄いな本当にどっか行っちゃったぜ」

フォーゼ「凄いでしょ。うちの爺」

翔太郎「えらい爺さんだこと・・・」

フォーゼ「頑張ってくれよ父ちゃん、母ちゃん。俺もこのライオン野郎を」

レオ「お前たち二人で俺をどうするつもりだ」

翔太郎「倒す!」

フォーゼ「今逃げ切ってもいつかメテオにやられるけどね。あんた」

レオ「・・・頭おかしいのか貴様」

フォーゼ「よく言われるぜ!」

翔太郎「自慢する事でもないだろ」ジョーカー

フォーゼ「ぶっ倒そうぜ翔太郎さん」

ジョーカー「ああ。弦太朗Jr」
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/21(月) 02:39:07.89 ID:6jGZfMrn0
大文字「しかしトラックって」

賢吾「余所見すんな。時間の狭間に落ちたら多分死ぬぞ」

大文字「はい・・・」

弦太朗「・・・」

ユウキ「大丈夫だよ。弦助くんって弦ちゃんに似てるし大丈夫だよ!」

弦太朗「ああ」

流星「でも俺ってどうなってんの未来では」

友子「死んでるんじゃない。うざいし」

映司「写真か・・・弦助くんと・・・これは兄さんか彼の」

草加「勝手に人の物を見るのはよくないと思うなぁ」

映司「何で居るんですか!」

JK「誰っすかこの人」

草加「草加雅人。よろしく」

弦太朗「あ?」

草加「そういう態度は・・・」

弦太朗「考え事してっときに話かけんなよ」

草加「俺は君より」

弦太朗「気にいらねぇんだよ!喋り方も態度もよぉ!」

草加「ちょ、ちょっと待て!離せ!」

弦太朗「邪魔なんだよ!」

草加「あーあー」

映司「落っことしたね。別にいいけど俺は」

弦太朗「へっ。ああいう図々しい野郎はどの時間でも生きてけるだろ」

賢吾「おい!キング。もうすぐ目的地に着くぞ!」

大文字「お、おう」

美羽「最初はどこなの」

弦太朗「決まってらぁ!1号・2号が敗れ去る前の時間よ!」
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/21(月) 05:49:54.13 ID:FUsYOzlqo
草加wwwwwwwww
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/21(月) 07:43:10.73 ID:IHQP7A0ro
NEWフォーゼか…
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/21(月) 08:53:48.32 ID:DzEJcVEFo
Newフォーゼ公式でも出してほしいなって思った
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/05/21(月) 13:09:46.33 ID:AtwKjmVAO
正夫キバ、NEW電王、アクアに続く4人目のミライダーか
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/21(月) 20:57:08.79 ID:FUsYOzlqo
この流星を見てタチバナさんは何を思うのか・・・
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/21(月) 22:49:31.65 ID:r6f1aisw0
カミキリキッド「ケケケ。終わりだなダブルライダー」

1号「くっ・・・」

2号「どうして今になってお前たちショッカーの怪人が」

カミキリキッド「ゲルショッカーのご加護よ。お前たちを抹殺する」

ジャガーマン「なあ。あれ何だよ」

ゴキブリ男「な、なんだよあれ!」

弦太朗「どけどけどけ!!!!」

ジャガーマン「ぎゃん!」

カミキリキッド「ああっ!」

1号「・・・何だあれ」

弦太朗「おっす!先輩」

1号「先輩だって一文字」

2号「俺は知らんぞ本郷」

弦太朗「俺はアンタ達の後輩だ!」

ユウキ「ダメだよ弦ちゃん!ちゃんと説明しないと」

賢吾「何で俺が禿げるんだ!」

大文字「ホームレス・・・嫌だ!」

映司「張り切ってるね」

JK「そうっすね」

弦太朗「俺は遠い未来からやって来た後輩だって」

ユウキ「仮面ライダー何です弦ちゃん」

友子「止めなくていいの」

流星「賢吾ならもうそろそろだろ。ほら」

賢吾「うっ・・・」

大文字「賢吾!賢吾おおおおおおおおおおおおおおおおお」

流星「なっ」

友子「・・・流星さんのくせに当たることあるんだ」

美羽「おい!しっかりして隼!」

大文字「任せとけい!」

JK「映司さん!」

映司「わかった。弦太朗くんと本郷さん達は揉めてるみたいだし俺が」
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/21(月) 23:13:39.89 ID:r6f1aisw0
弦太朗「だから後輩だって言ってんだろ!」

隼人「信じられると思ってんのか!」

流星「俺の指揮能力のおかげで奴らを煙巻いたんだ」

友子「映司さんのおかげだから。ふざけんな」

本郷「君も俺たちと同じなのか」

映司「はい!ちょっと体の中身が違いますけど」

賢吾「退却できたがどうするんだ本郷さん」

本郷「一度少年ライダー隊の本部に戻ろう」

大文字「美羽・・・何か折れてる気がするんだけど・・・」

美羽「気のせいでしょ」

大文字「・・・冷たい!どうして冷たいんだ美羽!」

美羽「うざいの。わかるでしょ?」

大文字「そ、そんな・・・」

流星「うざいだってよ。だっせぇな」

友子「お前も十分うざいからな」

本郷「このユウキくんの話ではゲルショッカーが時間を飛び回り俺たちや他のライダーを」

映司「そうなんですよ。大変な事になってましてね」

ユウキ「私たちの時代の本郷さん達も消えちゃったみたいなんですよね」

賢吾「俺たちはこのトラックで時間を飛び回りそれを防ぐために未来から来たんだ。わかるな」

本郷「・・・何となく」

弦太朗「てめえコラ!」

隼人「やんのか!」

大文字「落ち着け弦太朗」

弦太朗「邪魔なんだよ!」

隼人「どっか行ってろ!デカブツが!!」

大文字「み、美羽・・・」

友子「呼んでますよ」

美羽「無視するのが一番ね」

賢吾「俺は歌星賢吾。こいつらのリーダー的な存在だ」

本郷「本郷猛。よろしく」

流星「先輩はキングの事を本当に嫌ってるんだな」

友子「見ればわかる」

流星「でも君って一々俺に構うよね」

友子「・・・」

流星「急に無視するなんて可愛い奴よ」

友子「は?」
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/21(月) 23:30:32.92 ID:r6f1aisw0
カミキリキッド「ブラック将軍」

ブラック将軍「どうした」

カミキリキッド「噂のフォーゼらしき一行が」

ブラック将軍「来たんだな。そうかそうか」

カミキリキッド「どうします将軍・・・将軍!」

ブラック将軍「待て待てこっちからも連絡来てるんだ。忙しいんだぞ大幹部って」

カミキリキッド「・・・ふざけんなよ俺のが先だろ・・・クソが」

ブラック将軍「・・・うん。ああわかった。はいはい・・・」

カミキリキッド「終わりましたか?」

ブラック将軍「ああ。今から面白い物を転送する」

カミキリキッド「面白い物・・・?」

ブラック将軍「我々が未来で手に入れた物だ。この中から好きなのを選べ」

カミキリキッド「メモリ・メダル・スイッチ・・・」

ブラック将軍「早くしろ通信料が高いんだぞ過去と未来の場合は」

カミキリキッド「じゃあメモリで」

ブラック将軍「わかった。転送する。必ずやライダーを潰せ!」

カミキリキッド「はい」

ガニコウモル「よっと」

カミキリキッド「はやっ。もうやって来た」

ガニコウモル「古臭いな過去のアジトは。ほらブラック将軍から」

カミキリキッド「・・・どうすんのよこれ」

ガニコウモル「こめかみにブスッと」

カミキリキッド「・・・」

ガニコウモル「ゲルショッカー用に改良してある。心配すんな」

カミキリキッド「・・・ゴクッ」

ガニコウモル「何気に凄いぜ。力が姿が変わっちまう」

カミキリキッド「やってやろう。奴らを・・・ライダーを抹殺してやる」
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 00:36:34.27 ID:Y/8Veerg0
弦太朗「ガキに手伝わせるなんて馬鹿じゃねぇの」

隼人「てめえの頭はそのガキ以下じゃねぇか」

本郷「おい一文字。やめとけ。ここが俺たちの本部だ」

隼人「ケッ」

ユウキ「お邪魔しまーす」

弦太朗「誰もいねぇじゃん」

本郷「・・・おかしいな?」

隼人「そういえば夏休みだとかでナオキもミツルもいねぇや」

本郷「滝は熱出すしおやっさんは腰を痛めて・・・」

賢吾「やれやれ・・・頼みの綱は」

流星「俺たちだけのようだ!」

大文字「任せてくださいよ俺たちに」

隼人「どうすんの本郷」

本郷「彼らの協力を借りよう」

隼人「こいつは外してくれよ」

弦太朗「てめえが外れろや」

映司「弦太朗さんも一文字さんもやめましょうよ!」

本郷「ほら離れろ一文字」

流星「弦太朗・・・」ハァハァ

隼人「覚えてろよ」

弦太朗「この件を片付けたらケリつけてやるよ」
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/05/22(火) 01:59:25.46 ID:Y/8Veerg0
ガニコウモル「何でライダー隊の本部ってこんな解りやすいとこにあるんだ?」

カミキリキッド「余裕かましてんだろ。多分」

エレキボタル「克ちこんでやろうぜ」

カミキリキッド「よし!オラァッ!」

本郷「誰だ!ノックもせんと」

隼人「出やがったな亡霊共」

弦太朗「来たぜ」

映司「怪人ばかりだな」

流星「へっ。お前ら何て秒殺よ。秒殺」

友子「私の後ろに隠れて言わないでよ。前に出ろ」

本郷「・・・この近くに空き地がある。そこで決着を付けよう」

カミキリキッド「望むところよ」

ガニコウモル「お前たちだけはこの時代で抹殺してやんよ!」

モスキラス「チューチュー」

シオマネキング「シャーシャー」

アブゴメス「ブーンブーン」

ギリザメス「ザメザメ」

流星「おい賢吾にキング。行かんのか」

賢吾「だって・・・なあ」

大文字「うん。行ったって俺や賢吾の悲惨な未来は変わらんのだろ」

流星「バカだなぁ。よく聞くんだ!ユウキくんや風城先輩だって結婚してるだろ」

賢吾「・・・」

大文字「それを言うな!」

流星「もしかしたら相手がお前たちかもしれんだろ」

賢吾「!!!」

大文字「でも俺ホームレスじゃん」

流星「あの人らだって立派に働いてる時があるだろ」

賢吾「そ、そうだよな」

大文字「流星の言う通りかもしれん」

賢吾「よし!行くぞ本郷さん!」

本郷「お、おう」

大文字「遅れんなよ一文字さん!」

隼人「急に元気になったなこいつら」

友子「・・・嘘でしょ流星さん」

流星「あいつら馬鹿だからコロッと騙されやがる」

友子「最低」

ユウキ「私って賢吾くんと結婚してるんだね!」

弦太朗「お似合いじゃねぇか!賢吾はいい奴だぜ!」

ユウキ「うん!」

流星「うん。じゃねぇよ・・・こいつも相当のアホだな。弦太朗は許すけど」
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 02:38:03.41 ID:Y/8Veerg0
オーズ「これで残りの怪人は7体か」

ギラーコオロギ「」

ミミズ男「」

海蛇男「」

JK「戦闘員も歌星さんと大文字さんがバッタバッタと倒してます」

賢吾「未来があるんだ!ハゲてても!」

大文字「キング百貫落とし!」

友子「また戦わないんだ」

流星「俺は切り札だからな」

2号「トオッ!」

モスキラス「飛び上がりやがった」

毒トカゲ男「後ろ回れ後ろ!」

1号「ライダーパーンチ!」

シオマネキング「いてっ」

ギリザメス「こ、この!」

JK「あっ!危ない映司さん!」

オーズ「おっ」

アブゴメス「ちっ」

JK「映司さん!こいつっす!」

オーズ「ありがとう!」タカ!クジャク!コンドル!

フォーゼ「どっちから来る」

カミキリキッド「・・・」

ガニコウモル「・・・」

フォーゼ「どうせなら二人まとめてかかって来いよ!やってやるから」

ガニコウモル「舐めた口を」

カミキリキッド「ぶち殺してやる!」

オーズ「セイヤァッ!!!」

アブゴメス「」

オーズ「あと6体か」

フォーゼ「オラァッ!オラオラオラァ!」

ガニコウモル「・・・カミキリキッド。あれを使え・・・」

カミキリキッド「・・・ああ。そうだな」ナスカ!

ナスカドーパント(R)「これが・・・」

ガニコウモル「これぞ未来で奪取したガイアメモリの力よ」

ナスカ「この漲る力・・・」

フォーゼ「姿が変わったからってなんだ!」

ナスカ「おおっと」
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/22(火) 06:33:41.75 ID:YpVLYYJeo
ユウキ良い子すぎて泣いた
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 17:02:44.17 ID:VuLRIWJe0
流星「おい賢吾」

賢吾「こいつめ!こいつめ!」

戦闘員「」

賢吾「何だよ朔田」

流星「姿が変わったんだけど。何なのあれ」

賢吾「うーん・・・あ、あれは!」

大文字「知ってるのか!賢吾!?」

賢吾「あれはナスカドーパントの赤バージョン」キリッ

流星「ドーパントか」

賢吾「須藤霧彦から奪取した園咲冴子が変化したとされるドーパントだ」ドヤッ

大文字「さすがは歌星賢吾・・・物知りじゃ」

美羽「バカやってないで戦いなさい」

大文字「うん!」

賢吾「残りカスはキングに任せよう。どうせそれぐらいしか役に立たんし」

流星「まったくだ」

フォーゼ「何でてめえがそんなになれるんだ!」

ナスカ「力だよ。力」

フォーゼ「答えになってねぇよ!」

1号「ライダーヘッドクラッシャー!」

毒トカゲ男「」

2号「ライダーパーンチ!ライダーパーンチ!!」

ギリザメス「」

モスキラス「ど、どうしよ」

シオマネキング「また地獄に落ちるのは嫌だ!」

ガニコウモル「狼狽えるな。信じろゲルショッカーの力を」

1号「何度やっても無駄だ!」

2号「再び地獄へ叩き落としてやる!」

オーズ「やりましょう。お二人とも」

フォーゼ「・・・そのメモリをぶち壊せばいいんだよな」

ナスカ「やってみろ!」

流星「弦太朗・・・カッコいいぞ!ここでお前が死んだら俺とお前の弦助が生まれんぞ!」

友子「違うってんだろ。男が産めるわけがない」

流星「友子ちゃんはガキだな・・・未来になれば子供の一人や二人」

友子「出せないから」
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 18:20:30.87 ID:VuLRIWJe0
フォーゼ「てめえ!コラ!動くんじゃねぇ!」

1号「ライダー!」

2号「キーック!」

モスキラス「」

シオマネキング「」

JK「映司さん!」

オーズ「待ってろよ弦太朗くん!」クワガタ!カマキリ!バッタ!

ガニコウモル「な、なんだ!何する気だ!」

オーズ「あいつにぶつけて動きを止める!」

ガニコウモル「おい!離せ!」

オーズ「セイヤァッ!!」

ナスカ「あたっ」

フォーゼ「この野郎!メモリを引っこ抜いてやらぁ!」

ナスカ「いててて!やめろ・・・」

フォーゼ「よっしゃ取れたぜ。粉々にして」

カミキリキッド「く、くそ・・・」

フォーゼ「さてと決めてやるか・・・どれにしようかなぁ?」

カミキリキッド「くっ・・・」

フォーゼ「こいつに決めた!」

カミキリキッド「ば、ばか!待ってくれ!」

フォーゼ「死ね!ライダーロケットドリルキーック!!!!」

カミキリキッド「」

1号「やったな」

2号「ただの生意気野郎じゃねぇんだ」

フォーゼ「当たり前だぜ!」

オーズ「これで未来の本郷さんや一文字さんも救われる」

賢吾「次は順番的にV3か・・・しかしどの時間に行けばいいんだ」

大文字「何だこの紙は・・・おっ!」

賢吾「どうしたー!?」

大文字「どうやらどの時間に飛ぶかの計画表らしい」

賢吾「几帳面な戦闘員が居て良かったぜ」

戦闘員「」

賢吾「これさえあればどこへ行くかわかる。お手柄だぞキング」

大文字「だろ!俺って役に立つだろ!」チラッ

美羽「で?」

大文字「・・・何もないっす」
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 19:08:48.42 ID:VuLRIWJe0
賢吾「よし直った」

弦太朗「本当かよ」

賢吾「俺を信じろ!」

流星「次はV3だって・・・」

友子「へえー」

流星「男前らしいから君なんて余裕で尻尾振って行きそう」

友子「だから?」

流星「この尻軽が!」

ユウキ「ダメだよ喧嘩しちゃ」

流星「黙れ!」

大文字「俺のがイケメンだと思う!」

美羽「喋んな」

大文字「・・・」

JK「大変っすね・・・」

映司「お元気で過去の本郷さん」

本郷「ああ。未来の俺によろしくな」

弦太朗「じゃあな!」

隼人「行ってこいや。生意気野郎!」

賢吾「心配するな俺たちが必ず止める奴らの野望を。キング行くぞ」

大文字「さよならー」

本郷「いったな」

隼人「どういう構造のトラックなんだよあれ」

ザンジオー「あれ?一足遅かったようだ・・・」

本郷「来たな一文字」

隼人「まーた再生怪人か」

ザンジオー「ただの再生怪人ではないぞ俺たちは!こいつを見よ!」ウェザー!

ゴースター「・・・」マグマ!

スノーマン「・・・」アイスエイジ!

イソギンチャック「・・・」スイーツ!

ユニコルノス「・・・」トライセラトップス!

ギルガラス「・・・」バード!

本郷「ガイアメモリだったか。それは」

隼人「だからどうだってんだ!」

ウェザー「未来の力を手に入れた俺たちに旧型のお前たちでは勝てまいよ」

本郷「負けるわけにはいかんな一文字」

隼人「ここでまたやられちまったら笑えねぇからな本郷・・・行くぞ」

本郷「おう!ライダー・・・」

隼人「変身!」

1号「どこからでもかかって来い!」

2号「俺たちは誰にも負けん!」
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 19:56:04.66 ID:VuLRIWJe0
友子「さっきからよく食べるね」

流星「蓄えておかないとな!丈夫な子が産めんよ」

友子「バカなの?」

賢吾「どうせ君も孕むんだしさ・・・今からしようよ・・・」ハァハァ

ユウキ「だ、だめだよ。こういうのは結婚してからじゃないと」

流星「はあ?頭おかしいの?これだから宇宙キチは困る。簡単に股開くくせに」

弦太朗「てめえ調子こいてんじゃねぇぞ流星。刺すぞ」

流星「・・・挿す?よし来い!」

弦太朗「泣くんじゃねぇぞ」

流星「いってえええええええええええええええええええええええええええええ」

ユウキ「弦ちゃん!」

弦太朗「こいつが刺せって言うから」

ユウキ「流星くん!しっかりして!」

流星「貴様が弦太朗を管理しないから!俺が刺されたんだぞ!」

ユウキ「痛い痛いよ!」

弦太朗「てめえ何ユウキの髪引っ張ってんだよ・・・今度はそんなんじゃすまんぞ」

大文字「後ろ楽しそうだな・・・」

美羽「楽しいわけないだろ。バカなの?だから私に捨てられるのよ」

大文字「はい・・・」

JK「え、映司さん」

映司「zzz」

JK「寝てやがる・・・」

流星「刺されたんだけど」

友子「唾つけとけば」

流星「はい。唾付けて」

友子「弦太朗さん。殺してもいいですよ。これ」

賢吾「真面目にやれ!」

弦太朗「あ?」

賢吾「・・・」

大文字「もうすぐ着くぞ!」

弦太朗「見ればわかるよ」

賢吾「お前は大人しく運転してろや」

流星「これだからキングはダメなんだ」

大文字「・・・・・」
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 20:55:06.52 ID:VuLRIWJe0
流星「・・・V3いないな」

弦太朗「また轢いちまったな」

賢吾「これはデストロンの怪人・・・ハサミジャガーだ」ドヤッ

ハサミジャガー「」

JK「居ましたよ戦闘員が」

大文字「よし捕まえた」

戦闘員「離せ」

弦太朗「V3は風見先輩はどこに居るんだ」

戦闘員「しらねぇ!知ってても言うもんか!」

弦太朗「殺されてぇのか!」

戦闘員「・・・」

弦太朗「よし1、2回刺せば吐くだろ」

流星「このお兄さんね。友達の事も平気で刺すから。これ傷ね出来立てホヤホヤの」

戦闘員「・・・ゴクッ」

弦太朗「ユウキと友子は見るんじゃねぇぞ。エグいからな」

美羽「私はいいんだ」

弦太朗「ああ。美羽は強いからよ」

大文字「うん強い」

美羽「で?」

大文字「・・・」

戦闘員「待って!言うから刺さないで!」

弦太朗「いい子だ。おら言えや!」

戦闘員「・・・風見志郎は捕えた」

弦太朗「アジトはどこだよ」

戦闘員「これです」

賢吾「スマフォ・・・ここら辺は未来的か」

弦太朗「ここか。隼トラック出せや。殴りこむぞ!」

大文字「よし!」

映司「・・・」

流星「派手に暴れてやろうぜ」
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/22(火) 21:40:28.49 ID:XT1hZn/Ro
大文字先輩(´;ω;`)
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 22:16:42.96 ID:VuLRIWJe0
原始タイガー「戦闘員の帰りが遅いと思ったらこんな所に居たのか」

火炎コンドル「お前たちが未来のライダーか!」

サイタンク「なるほどいい面構えをしてる」

弦太朗「出たぜ映司さん」

映司「こいつらを倒し風見さんを救おうぜ!」

弦太朗「行くぜ!」

映司「変身!」

フォーゼ「宇宙キター!」

原始タイガー「ブラック将軍がくれたこのメダルとやらを使おうか」

サイタンク「ああ・・・」

火炎コンドル「・・・食べるんだっけ」

オーズ「メダル!?」

賢吾「奴らはガイアメモリやスイッチ以外にもメダルまで」

トラヤミー「・・・」

コンドルヤミー「・・・」

サイヤミー「・・・」

原始タイガー「奴らをぶち殺せ!」

トラヤミー「おおー!」

オーズ「こいつらは俺に任せて弦太朗くんは怪人の方を」

フォーゼ「いいぜ!」

オーズ「こいつで」サイ!トラ!コンドル!

コンドルヤミー「ウオラァッ!」

オーズ「ダメだ・・・このコンボじゃ」

JK「何でそんなのしたんすか!」

オーズ「・・・ノリ」

JK「もう!こいつ使ってください!」

オーズ「よし」サイ!ゴリラ!ゾウ!

サイヤミー「あ?」

オーズ「セイセイセイセイッ!!」

コンドルヤミー「じ、地面が!?」

JK「今っす!」

オーズ「今度はこれで」ライオン!トラ!チーター!

トラヤミー「うわっ」

コンドルヤミー「眩しい・・・」

サイヤミー「ど、どこだ」

オーズ「こっちだ!」タカ!クジャク!コンドル!

トラヤミー「あっ!」

オーズ「セイヤアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

サイヤミー「」

コンドルヤミー「」
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 22:32:25.31 ID:VuLRIWJe0
フォーゼ「しぶといぜ!」

原始タイガー「挟み撃ちだ!」

サイタンク「うおおおおおお」

フォーゼ「何が!挟み撃ちだ大馬鹿野郎!」

原始タイガー「ブォォッ!」

火炎コンドル「上が隙だらけだ」

フォーゼ「やかましい!」

火炎コンドル「おっ」

賢吾「頑張ってるな如月」

大文字「そうだな」

流星「傷口が・・・開くんだけど」

ユウキ「病院行った方がいいよ!」

流星「は?お前の頭の方が病院行きだろ?」

美羽「元気ね。っていうか性格変わったよね流星くん」

流星「惚れましたね俺に!」

大文字「コラーッ!」

美羽「惚れないし隼はうざいし」

大文字「・・・」

流星「俺たちはみんな弦太朗との出会いで変われたんだ」

ユウキ「そうだよね」

流星「いやお前は違うだろ。何なの仲間になりたいの君?」

美羽「あっ」

流星「ぎゃん!」

フォーゼ「バカやってんじゃねぇよ」

火炎コンドル「仲間にあんな石をぶつけるとは」

サイタンク「恐ろしい男よのう・・・」

フォーゼ「見せてやるよ。俺がさっき思いついた大技をな」

原始タイガー「やってみせろ!」

フォーゼ「ライダー大回転チェーンソーキーック!!!!」

賢吾「うわっ・・・すげぇ」

ユウキ「やったー!」

美羽「ちょっと流星くん!」

流星「」

友子「いいんです。ほっとけば起きます」

JK「こっちも片付きましたよ」

映司「あれ流星くん?」

友子「いつもの病気です」

映司「納得」
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 23:10:12.88 ID:VuLRIWJe0
クロウロード「偵察に行った奴らが殺されました」

ブラック将軍「ふーん・・・」

科学者「ブラック将軍!これを見て下さい」

ブラック将軍「やっと完成したか」

クロウ「何ですかそれ?」

ブラック将軍「こいつか?これは我がゲルショッカーの技術で生み出した怪人!」

クロウ「へえー」

ブラック将軍「機械合成怪人の武器!牙一族の獰猛な牙!翼一族の鋭い翼!鎧一族の頑強な鎧!」

クロウ「それで」

タイホウバッファロー「最後まで話を聞け」

ピッケルシャーク「これだから新参者は」

ナイフアルマジロ「プッ」

クロウ「ぐぬぬ・・・」

ブラック将軍「それらを蠍に移植した怪人!その名はデストロン!」

クロウ「そんな滅んだ組織の名を付けるなんて・・・不吉だ」

カメバズーカ「は?うちの組織の名を舐めてんのか!爆破さすぞ!」

ブラック将軍「私は一足先に未来に帰るから。いざとなったらこいつを使え。いいな」

タイホウバッファロー「はい」

クロウ「・・・肩身が狭い・・・ふざけんなよ」

ギロチンザウルス「風見どうすんの」

ドクバリグモ「殺そうぜ。俺らだって一度やられてんだから」

タイホウバッファロー「いやダメだ。どうせなら頭を改造してやろう」

クロウ「・・・とっとと殺した方が」

ピッケルシャーク「空気読もうぜ」

ナイフアルマジロ「お前もう未来に帰れよ!」

クロウ「・・・俺。外見てくるわ」

タイホウバッファロー「サボんなよ」

クロウ「・・・畜生め」
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 23:20:51.50 ID:VuLRIWJe0
クロウ「ざけんなよな・・・」

「ロープアーム!」

クロウ「うっ・・・」

「よし捕獲したぞ」

クロウ「誰だ」

「風見はどこだ」

クロウ「言わんぞ」

「ドリルアーム」

クロウ「や、やめろよ・・・」

「虫歯がありそうだな・・・お前」キュイーン

クロウ「ないよ!そんなの生まれてこの方一度もないよ!」

「・・・・・」キュイーンキュイーン

クロウ「言うからその音はやめてくれ!」

「最初からそうすりゃいいんだ」

クロウ「この山を越えたとかにアジトがある」

「で?風見は」

クロウ「地下の収容所だ。行けばわかる」

「・・・」

クロウ「もういいのか」

「好きにしろ」

クロウ「チクってやる・・・」

「・・・」

クロウ「あんなムカつく奴でも一応報告せんとうるさいし」

「マシンガンアーム」

クロウ「いや待てよ・・・このままほっといても・・・」

「死ね!」

クロウ「カァーッ!」

「あの鳥は未来からの怪物か・・・待ってろよ風見」
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 23:41:58.93 ID:VuLRIWJe0
大文字「山道か・・・」

美羽「ぼやくな。前見ろ前を」

大文字「はい・・・」

弦太朗「zzz」

流星「寝てる時は可愛いのな・・・ふふふ」

友子「気持ち悪い」

映司「前から思ってたんだけど流星くんってホモなの」

流星「失礼な!」

映司「ご、ごめんよ」

流星「この面子の中で抱きたいのは友子!掘られたいのは弦太朗!わかりますね」

友子「無視しといてください。病気なんですよこれ」

流星「そうやって俺に対する扱いが徐々に酷くなってるな!照れてるんですよこいつ」

映司「・・・仲のいい事は素晴らしいよ」

賢吾「うっ・・・」

ユウキ「賢吾くん!」

賢吾「発作のふりするのもいいよな・・・フヒヒ」

映司「ライダー部ってちょっとあれな集まりなの」

JK「・・・そうっす」

大文字「うわっ!」

映司「どわーっ」

流星「この腐れキングが!何をすっ転ばしてんだ!」

弦太朗「人が気持ちよく寝てんのに何してんだてめえ!」

賢吾「ちゃんと前見て運転しろよクズが!」

美羽「何か爆弾的な攻撃を受けたのよ・・・それをかわしきれない隼も悪いけどね」

弦太朗「美羽がそういうなら」

流星「さすが会長」

賢吾「俺たちはいつもこの人に教えられる」

JK「そうっすね」

映司「大丈夫か大文字くん」

大文字「はい」

ユウキ「元気出してくださいよ」

大文字「うん・・・」
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 23:53:37.92 ID:VuLRIWJe0
弦太朗「よくもやりやがったな!コラッ!」

タイホウバッファロー「・・・最後の攻撃だったのに・・・」

賢吾「死んだぞこいつ」

風見「すでに俺たちが倒したからな」

弦太朗「風見先輩じゃないっすか」

映司「ご無事でしたか」

風見「地獄から蘇った奴に救われたのさ」

結城「誰だい風見この子たちは?」

風見「知らん」

美羽「やだカッコいい」

大文字「うーん・・・俺の方が格上」

美羽「黙れよ。そのトラック起こしとけ」

大文字「うっす」

ユウキ「私たちは未来から来たんです!」

結城「未来?」

カメバズーカ「・・・馬鹿野郎・・・俺たちにはまだ切り札があるんだぜ」

ナイフアルマジロ「デストロンを機動させてやる」

風見「結城」

結城「ポチッっと」

ナイフアルマジロ「ああーっ!アジトを!」

カメバズーカ「・・・爆破させやがった・・・」

弦太朗「よしこれでV3とライダーマンも救われたぜ!」

ユウキ「うん!」

風見「ちょっと説明してくれよ」

結城「何が何やら」

映司「あのですね」
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/22(火) 23:59:37.89 ID:VuLRIWJe0
風見「そうか。それで未来から」

結城「なるほどな」

弦太朗「そうっすよ」

映司「じゃ僕たちは先を急ぎますんで」

風見「ああ・・・」

結城「頑張るんだぞ」

弦太朗「行け!隼」

大文字「はい」

美羽「シャキッとしろよ」

大文字「はい!」

ユウキ「次は?」

賢吾「Xだ」

風見「・・・」

結城「未来か」

風見「ところでお前って死んだんじゃ」

結城「あのロケットから奇跡的に助かったんだ」

風見「運がいいな」

結城「だろ?」
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/23(水) 00:16:32.72 ID:dHM9bedD0
ヘラクレス「ギャーッ!」

アトラス「おい!何か来たぞ」

弦太朗「すっかり轢き逃げが板に付いてきたな!」

流星「末は人殺しだな。こいつ」

大文字「・・・ハハッ」

賢吾「Xがくたばる前の5分前だな」

弦太朗「おっす!」

X「おい危ないぞ」

映司「心配しないでください。僕たちも仮面ライダーです」

X「仮面ライダー?こいつらの復活と関係あるのか?」

アポロガイスト「ほほぉ・・・仮面ライダーが3人も」

フォーゼ「ちなみにこんな姿な」

オーズ「そうです」

アポロガイスト「神話怪人に悪人怪人よ!こいつらをやっちまえ!!」

ネプチューン「ほーん」

ジンギスカンコンドル「・・・」

フォーゼ「先輩は休んどいてくださいよ」

X「そうはいかん」

フォーゼ「いや休んでろよ」

X「ならあいつ・・・アポロガイストだけは手を出すなよ」

フォーゼ「だとさ映司さん」

オーズ「了解と」

流星「賢吾ぉ」

賢吾「どうした朔田」

流星「暇じゃね」

賢吾「・・・ほっといてもいいか」

流星「そうしよ」

友子「お前は戦えよ」
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/23(水) 01:26:35.71 ID:dHM9bedD0
フォーゼ「これで10匹目!」

トカゲバイキング「」

フォーゼ「めんどくせぇから一気に片付けてやるぜ!」

クモナポレオン「何をする気だ」

フォーゼ「焼き殺す」

ガマゴエモン「生意気な!」

フォーゼ「その炎。貰うぜ!」

アリカポネ「・・・」

カブトムシルパン「ゴクッ」

フォーゼ「ライダー爆熱シュート!!!」

タイガーネロ「アオーッ!」

サソリジェロニモ「」

フォーゼ「これで全部だ!映司さん!」

JK「これで!」

オーズ「うん」シャチ!ウナギ!タコ!

アトラス「姿が変わった」

オーズ「セイヤァッ!!!」

アキレス「うっ・・・」

オーズ「残りはアポロガイスト!お前だけだ」

JK「頑張ってくださいね」

X「今度こそお前も終わりだな」

アポロガイスト「次に地獄に落ちるのは貴様だ!Xライダー!!」

フォーゼ「やっぱ勝負はタイマンっすよ」

オーズ「そうなの?」

フォーゼ「敬介先輩もあのアポロガイストってのも生き生きしてやがる」

オーズ「・・・」

X「うおっ!」

アポロガイスト「ガイストカッター!」

フォーゼ「ね?」

オーズ「確かに」

JK「弦太朗さん!あれ」

フォーゼ「あれは!」

オーズ「知ってるの弦太朗くん?」

フォーゼ「ああ。俺がつい最近ぶっ倒した野郎が乗ってた列車だ・・・」

オーズ「・・・デンライナーと同じような物。あれが元凶か」

ユウキ「何か降りてきたよ弦ちゃん!」

ポセイドン「ふぅ・・・」

オーズ「あいつは」

ポセイドン「また会ったな・・・オーズ」
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/23(水) 01:54:14.15 ID:dHM9bedD0
弦太朗「ああ・・・だりぃ」

ユウキ「弦ちゃんは戦わないの?」

弦太朗「これは男同士のタイマンだ。俺の出る幕はねぇよ」

JK「お疲れっす」

弦太朗「腹減った」

オーズ「俺にそういう拘りないから」

ポセイドン「ハアアアッッッ」

弦太朗「意地をみせたれや!」

オーズ「このままじゃ殺されるるからな」

ポセイドン「やる気になったか」

JK「どうするんすか!弦太朗さん」

弦太朗「そのメダル3つを映司さんに渡してやれよ」

JK「これっすか?」

ユウキ「何これ?」

弦太朗「映司さん!もっぺんこいつでかましてやれ!!」

オーズ「これは!」

ポセイドン「死ね・・・死ね・・・オーズ・・・」

オーズ「未来のコアメダルが相手ならこっちだって!」スーパータカ!スーパートラ!スーパーバッタ!

ポセイドン「なっ」

ユウキ「消えちゃった」

オーズ「後ろだ」

ポセイドン「オーズ!」

オーズ「これで最後だ!」

ポセイドン「オーーーーーーーズ!!!」

弦太朗「相変わらずそのメダルはすげぇな」

オーズ「これが無かったら俺はこいつに確実に敗北してた・・・確実に」

JK「後はXライダーだけっすね」

弦太朗「大丈夫だろ。ほら」

X「X二段キーック!」

アポロガイスト「ア、アポロ・・・」

X「真空地獄車!!」

アポロガイスト「また・・・やられるのか・・・俺は」

弦太朗「よっしゃ!次行くぞ!」

敬介「誰なのこいつら」

映司「僕たちは未来から」

敬介「・・・信じれる気がする」

ユウキ「映司さーん!」

映司「あっ。うん」

JK「待ってくださいよ」

敬介「未来のライダーか・・・」
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/23(水) 02:08:42.51 ID:dHM9bedD0
弦太朗「次はアマゾン」

賢吾「道のり長すぎだろ。死ねよクソライダーが・・・」

JK「うわっ!」

弦太朗「うるせぇな!何だよ」

JK「窓見て下さいよ・・・」

コウモリフランケン「・・・」

弦太朗「付いてきがったな!」

賢吾「落ちろ!」

流星「こいつめ!」

弦太朗「俺が外に出て落としてやろ」

ユウキ「ダメだよ!危ないよ!」

弦太朗「どっこいしょ」

コウモリフランケン「このまま行かせない。お前たちの旅も終わる」

弦太朗「やかましい!落ちろ不細工!」

コウモリフランケン「ああーっ」

弦太朗「落ちた」

流星「お疲れさん」

賢吾「もうアマゾン救うのやめようぜ」

弦太朗「あ?」

賢吾「あいつ気持ち悪いし」

弦太朗「虚弱児はすっこんでろよ」

賢吾「・・・」

弦太朗「オラ!隼もっとスピード出せやウスノロが!」

大文字「はい!」

流星「君はゲテモノ好きだからアマゾンにも股開きそう」

友子「落とすよ流星さんも」

流星「そうやって俺にすぐに喧嘩を売る!」

友子「アンタが先だろ」

流星「君が敵に攻撃されたり犯されても笑ってるよ俺!」

友子「で?」

流星「いいの?本当にいいの!?」

友子「近くに居てもうざいだけだし。別に」

流星「何て女だ話にならん!」

友子「・・・」

弦太朗「よし着いたぜ!」
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/23(水) 08:22:44.52 ID:PU61nxKAo
流星と賢吾がどんどんクズにwww
そしてシリアスな展開の後で>>1を見て吹く
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/23(水) 20:09:23.38 ID:hfqn/RsOo
だんだん各ライダーへの説明がテキトーになっててワロタ
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/23(水) 20:49:54.34 ID:nq3AfLtB0
ユウキ「アマゾンさんだ」

アマゾン「・・・ハァハァ」

流星「賢吾あれ!」

賢吾「どうやらゾディアーツらしいな」

大文字「エリャァッ!」

ゲンゴロウ獣人「あう」

大文字「轢き逃げ記録更新っと・・・」

弦太朗「おい賢吾ぉ・・・あれは何の星座よ」

賢吾「あれはとかげ座・・・リザードゾディアーツだ!!」キリッ

アマゾン「お前たち誰?」

弦太朗「話しは後だぜ。こいつを片付けてからだ!」

リザード「相変わらずうざいね如月くん」

ユウキ「私たちは未来からやって来た・・・」

アマゾン「おやっさんが言ってた事ある」

賢吾「どうやら俺たちに救われた記憶は共通してるみたいだ」

流星「ふーん」

弦太朗「誰だよてめえ!正体晒せや!」

牧瀬「僕さ」

弦太朗「ああーっ!」

ユウキ「うわぁ・・・牧瀬くんだ・・・」

賢吾「天高一の変態!変態の中の変態!」

大文字「変態界のキングと異名を持つ」

美羽「全ての女生徒の敵」

JK「思い出しても寒気がするっすね」

流星「そういえば聞いた事がある。気持ちの悪い変質者が居ると」

友子「はっきり言って流星さんよりキモい」

アマゾン「俺と戦ってる時もチラチラと女見てた」

映司「酷いなみんな・・・」

牧瀬「はいストップ。やめないか君たち」

弦太朗「何でてめえが居るんだよストーカー!」

牧瀬「敗者復活戦さ。俺は再びこのヴァルゴさんにスイッチを貰った」

ヴァルゴ「おい私に話しかけるな。汚らわしい・・・」

牧瀬「・・・・・」

弦太朗「てめえもあれか!ゲルショッカーか!?」

牧瀬「そうあの時の列車で僕たちは運ばれたのさ」

ヴァルゴ「乗り気じゃなかったのに私は」

ユウキ「わかる!牧瀬くんと二人旅って嫌だったでしょ?」

ヴァルゴ「メチャクチャ」

牧瀬「やめたまえ!これ以上僕を侮辱するのは」

弦太朗「うるせぇよ・・・賢吾にした事やユウキを苦しめた事を俺ぁ忘れちゃいねぇぞ」
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/23(水) 20:53:42.15 ID:m4V40Ib/o
牧瀬www
友子に流星よりキモいと言わしめたり、ヴァルゴさんに嫌われるとは
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/23(水) 21:08:38.81 ID:nq3AfLtB0
フォーゼ「よしアマゾン先輩は雑魚を頼んます」

アマゾン「わかった」

フォーゼ「流星!たまにはてめえもやれよ」

流星「弦太朗。無理だ。ここは過去だタチバナの力も過去までは届かない」

ヴァルゴ「お前もライダーなの?」

流星「ち、違うよ」

ヴァルゴ「そうか・・・おいトカゲ!」

牧瀬「わ、わかりましたよぉ・・・フヒヒ」

ヴァルゴ「帰ったらダークネビュラ行きを検討しよう・・・」

リザード「リターンマッチだ!如月!!」

フォーゼ「二度とたてねぇようにバラバラにしてやるよ」

ユウキ「頑張れ!弦ちゃん!」

リザード「ユウキ・・・俺のユウキだ!」

フォーゼ「どっち見てんだこの・・・童貞が!!!」

リザード「ギャッ!」

流星「俺よりもキモいの」

友子「少しね。ほんの少し」

流星「・・・俺のがイケメンだからな。うん」

友子「そういうところが気持ち悪いの」

リザード「あ、あれ?あんな可愛い子居たかな・・・」

フォーゼ「どっち見てんだ!このタコが!!」

リザード「友子・・・野座間友子か!!」

流星「ホントは惚れてるくせに。こいつめ」

友子「そうやって突っつくのやめろ」

リザード「うおおおおおおお!!!!」

フォーゼ「おい!友子!!流星!!」

友子「あっ」

リザード「女とは殺して初めて自分の物となる!これが僕の生き方」

ヴァルゴ「キモッ」

流星「友子ちゃん!おい起きろ!」

リザード「残念だ。あと一歩で殺せたのに惜しい・・・」

フォーゼ「牧瀬えええええええええええええええ」

リザード「いてっ」

フォーゼ「よくもやりやがったな!!許せねぇ!!」

リザード「仕方ないだろそういう性癖なんだから!」

フォーゼ「黙れコラ!!」
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/23(水) 21:11:53.63 ID:m4V40Ib/o
ヴァルゴさん可愛い
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/23(水) 21:19:15.97 ID:nq3AfLtB0
流星「・・・友子ちゃん。待ってろよすぐに片付けてやるから。弦太朗」

フォーゼ「あ?」

流星「ドライバー貸して」

フォーゼ「バカ言ってんじゃねぇよ」

流星「俺は大真面目だ。こいつは俺が片付ける」

アマゾン「映司こいつら倒す。友子病院に連れてく」

オーズ「はい」

弦太朗「ほらよ」

流星「メテオになれるんだ。フォーゼにだって・・・変身」

リザード「お、俺・・・イケメン嫌いなんだ・・・モ、モテるだろ?モテるんだろ!!」

フォーゼ(流)「調子に乗るなよ。ストーカー・・・」

リザード「こ、この・・・」

フォーゼ(流)「力の弱い女から狙う貴様に」

リザード「ヴァ、ヴァルゴさん!」

ヴァルゴ「無視」

フォーゼ(流)「今日を生きる資格はねぇ!」

リザード「あわわ・・・」

フォーゼ(流)「アタタタタタタタタタタタタタタタ!!!!!」

アマゾン「気をつける。そいつ再生する」

リザード「そ、そうだぞ・・・僕は!」

フォーゼ(流)「アタタタタタタタタタタタタタ!!!!!!」

リザード「再生が・・・」

フォーゼ(流)「フォォ・・・アタァッ!!!」

リザード「がはっ」

弦太朗「やりやがった!」

賢吾「うむ。さすが朔田だ」

ユウキ「これでもう牧瀬くんも生き返らないよね」

アマゾン「凄いなあいつ」

JK「普段はいかれてますけどね」

流星「はい。返す」

弦太朗「強かったぜ流星!」

流星「えっ?本当に!?これが愛の力だな!」

アマゾン「ホモか?」

映司「そうですよ」
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/23(水) 22:42:51.66 ID:nq3AfLtB0
弦太朗「俺たちはストロンガーの時代に行くから。隼たちは友子を」

美羽「現代に一度帰るのね」

映司「さっきみたいな事もあるから俺は彼らに付いてくよ」

弦太朗「おう」

アマゾン「弦太朗」

弦太朗「何だそのポーズ」

アマゾン「これトモダチの印」

弦太朗「じゃあこれは俺のダチの印だ!」

ユウキ「二人ともちょっと似てるね」

流星「で?」

ユウキ「・・・」

流星「友子ちゃん。もうちょっとの辛抱だ」

友子「流星さん」

流星「どうした」

友子「ちょっとカッコよかった・・・見直した・・・」

流星「聞いたか?聞いたよな!?」

賢吾「ああ」

流星「惚れたってさ!すっごく惚れたとよ!!」

JK「元気っすね」

流星「そうか友子。でも弦太朗が居るから君は二番な」

友子「うざい・・・」

流星「愛情表現の裏返しってやつか!いいぞ!」

弦太朗「よかったな流星!」

アマゾン「おめでとう」

流星「照れるからやめろよ。このトカゲ男!」

映司「あの牧瀬って子と幹部が消えてるぞ」

弦太朗「ほっとけほっとけ」

賢吾「行くぞ如月」

弦太朗「また会おうぜ先輩」

アマゾン「またな弦太朗」
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/23(水) 22:58:53.13 ID:nq3AfLtB0
コウモリ奇っ戒人「うぎゃっ!」

弦太朗「サンキューな隼」

大文字「友子を送り届けたらまた来るよ」

茂「おい!んだよこれはよぉ!」

弦太朗「俺は如月弦太朗。仮面ライダーだ!」

茂「てめえ頭いかれてんのか」

弦太朗「本当の事言っただけだろうが?お?」

ユウキ「やめなよ弦ちゃん」

賢吾「こいつの言ってる事は本当の事だ。信じろ」

茂「割り込んでくんじゃねぇよ!」

賢吾「ぶわっ」

ユウキ「賢吾くん!」

弦太朗「てめえ!よくも賢吾を!ぶち殺してやらぁ!!」

茂「上等だてめえ!吐いた唾飲むんじゃねぇぞ!」

藤兵衛「やめんか茂!」

ユウキ「弦ちゃんもダメだよ」

茂「止めんなおやっさん!」

弦太朗「ユウキ!こういうバカはいっぺんぶん殴らねぇと気がすまねぇんだ!」

ユウキ「みんなを助けなきゃいけないんだよ私たち!」

藤兵衛「如月弦太朗くんだろ?猛から話は聞いている」

賢吾「なら話は早い俺たちはストロンガーを救うために来た」

茂「俺を?冗談じゃねぇぞ!見てみろよこの奇っ戒人の山をよぉ!」

弦太朗「でも未来じゃ消えてんだよ!」

茂「話のわからねぇ奴だな!」

藤兵衛「バカ!」

茂「」

藤兵衛「ハンマーでド突いても死なんだろこいつは・・・」

ユウキ「弦ちゃんも落ち着いて」

弦太朗「ふん」
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/23(水) 23:26:17.75 ID:nq3AfLtB0
藤兵衛「確かに茂は怪人は倒したがまだ幹部は出現してない」

弦太朗「ほら見ろ!」

茂「お、おやじ・・・てめえ!」

ユウキ「あっ。起きた」

藤兵衛「猛や隼人たちライダーも続々と日本に戻ってきている。だから」

弦太朗「なら心配ねぇんじゃないの」

賢吾「念入りに」

タイタン「ほぉ・・・奇戒人が見事に敗れたな」

茂「タイタン!またてめえか!」

ブラック将軍「見事に私たちの計画を潰してくれたな」

藤兵衛「ブラック将軍!?」

弦太朗「出やがったな黒幕が!」

茂「おやっさん。本郷さんらはいつ来るんだよ」

藤兵衛「さあ・・・30分ぐらい」

茂「その前に終わらせちまってるかもしんねぇぞ」

ユウキ「弦ちゃんもほら仲直りして」

茂「・・・弦太朗って言ったか。てめえこの怪人軍団を何分でやれるよ」

弦太朗「10分・・・いや5分」

茂「半分は任せたぞ」

弦太朗「わかったよ先輩」

ブラック将軍「行け!今度こそ叩き潰すのだ!」

茂「変・・・」

弦太朗「身!」

ストロンガー「タイタン!そこ動くんじゃねぇぞ」

タイタン「来い」

フォーゼ「ブラック将軍。てめえを潰してやんよ」

ブラック将軍「バカが。私がこんな所で戦うわけないだろ!お前の相手は」

ガドル「俺だ」

ブラック将軍「頼んだよ」

ガドル「ゲゲルにも飽きてたところだ。俺の圧勝だしどう見ても」

フォーゼ「また変わった野郎だな!」

ガドル「俺は破壊のカリスマ」

フォーゼ「なら俺は宇宙最強のライダーだぜ」
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/23(水) 23:48:07.02 ID:nq3AfLtB0
ガドル「口だけか・・・」

ユウキ「弦ちゃん!」

賢吾「ダメだ如月が」

タイタン「お前の仲間やられてるぞ」

ストロンガー「言いたくねぇけどあのバカ。俺に似てるだろ?大丈夫だよ」

ガドル「消えろ」

フォーゼ「こ、この・・・」

メテオ「弦太朗!」

フォーゼ「流星か」

ユウキ「あっちからも援軍がキター!」

ストロンガー「きやがったな先輩たち」

大文字「弦太朗!おい起きろ」

ガドル「ふっ」

メテオ「お、俺の弦太朗をよくも!」

ユウキ「流星くんどうして変身して」

メテオ「うるせぇよメス。黙ってろ」

JK「弦太朗さんをここまでやるとは」

ストロンガー「おい後輩共。俺の時代は大丈夫よ。先行って来い」

ユウキ「で、でも」

ストロンガー「心配すんな。どうせ未来で会えるだろ。弦太朗!」

ガドル「命だけは助けてやる。だが今度この俺の前に現れたら確実に殺す。いいな」

弦太朗「」

メテオ「この!」

賢吾「ほら朔田。行くぞ」

メテオ「ぐぬぬ」

ガドル「加勢してやろうか」

タイタン「いらん。邪魔」

ガドル「・・・・・」

ストロンガー「来いよタイタン。今日こそは付けようぜ決着をよぉ」

タイタン「ふん」

大文字「俺たちが来なかったら弦太朗は死んでたな!」

賢吾「は?」

大文字「ごめん」
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/24(木) 00:11:30.40 ID:VWyz4onM0
流星「弦太朗がこんなにやられるなんて」

ユウキ「ところで流星くんはどうして変身を」

流星「・・・」

賢吾「気になるんだけど」

流星「それはね。これだ!」

賢吾「何だそりゃ」

流星「弦助くんから貰ったNEWメテオドライバーだ!タチバナ入らずの未来的アイテム」

ユウキ「へえー」

流星「どうやら俺の子供が使用してるのを弦助くんが借りたそうな」

賢吾「なるほど。よっぽど頭のいい奴が作ったんだな」

流星「ちなみに技のバリエーションも若干増えてるっぽい」

大文字「次はどこだ」

賢吾「次はスカイライダー。4年のブランクがあるぞ」キリッ

ユウキ「弦ちゃん。しばらく戦えそうにないよ」

流星「俺に任せとけ。ユウキくん」

ユウキ「う、うん」

JK「いつもとキャラが違うっすね」

流星「構ってくれる奴が居ないから・・・」

JK「・・・」

流星「ボケても仕方がないだろ・・・」

ユウキ「流星くん・・・」

流星「同情すんじゃねぇ!」

ユウキ「ごめんなさい」
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/24(木) 01:06:51.20 ID:oKnWIHNJo
流星、ボケだったのかww
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/24(木) 01:46:49.42 ID:VWyz4onM0
ゴキブリジン「うぎゃぁっ」

賢吾「アンタも轢き逃げが好きだな」

大文字「癖になる」

洋「・・・」

JK「キョトンとしてる・・・」

流星「ああーっ!!」

賢吾「どうした朔田!」

流星「政だ・・・花屋の政だ・・・」

ユウキ「?」

流星「そうだろ!花屋の政だ」

賢吾「・・・鍛冶屋の政だろ」

JK「鍛冶屋っすね」

洋「俺は筑波洋。政って誰だよ」

流星「何だ他人の空似か・・・」

ユウキ「流星くん!」

流星「チッ。えーっとリーダー格は・・・」

洋「危ない!後ろだ!」

アブンガー「アブンガーキーック!」

流星「ハエ・・・」

アブンガー「虻だ」

流星「ハエでしょ!ハエだよね!?」

賢吾「朔田。アブだ。奴はスカイライダーの能力を一年かけて調べ上げた怪人だ」

ユウキ「物知りだね賢吾くん」

賢吾「だがアブンガーと出会ったスカイの色は特訓後の色合いで少なくとも2年はネオショッカーと」

流星「御託はいい。未来メテオの超パワーを見せてやるよ!」

ユウキ「頑張れ!」

流星「弦太朗が居ないからはしゃげない・・・友子ちゃんが居ないからボケてもつっこんでくれない」

洋「ライダーなのか!なら俺も」

メテオ「よしよし。来いアブンガー」

スカイ「流星・・・だっけか。アブンガーは君に任せる」

メテオ「アンタはその他の雑魚を頼むわ」

スカイ「わかった!」

賢吾「朔田のやつ・・・いつもと違う。悲しい・・・」

ユウキ「最近の流星くんは変だったからね・・・」

メテオ「みさらせ!これが未来のメテオじゃ!」マーキュリー

賢吾「ベルトからシャボン玉が」

アブンガー「遊びじゃないんだぞ!」

メテオ「動くな。一歩でも動いてみろ・・・」

アブンガー「こいつめ!」

メテオ「爆発する一気にな。いくらスカイの能力をコピーしていてもこの爆発からは逃げられまいよ」
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/24(木) 02:12:52.82 ID:VWyz4onM0
メテオ「呆気ない物だ・・・バラバラになっちゃった」

ユウキ「凄いね」

メテオ「褒められても嬉しくない」

ブラック将軍「やはりな様子を見に来たらこれだ・・・」

メテオ「来たな。元凶が」

スカイ「こいつが・・・」

メテオ「そっちも終わったんですね」

スカイ「ああ」

ブラック将軍「私に勝てると思ってるのか・・・こいつを使おう」

賢吾「で、出たー!ガイアメモリ!」

大文字「芸がない組織よのう」

ブラック将軍「これはゲルショッカーが独自に作り出したメモリ」レオ!

レオドーパント「それもゾディアーツスイッチ・レオの力をメモリに合わせた力」

賢吾「ゲーッ!」

大文字「どういう事だ!」

レオ「現代においてフォーゼの子とジョーカーを圧倒した力が欲しくてな。作ってみた」

賢吾「えっ?あの二人倒されたの」

大文字「いや。撃退したみたいだぞ。帰ってきたらぐったりしてた」

ユウキ「よかった!」

賢吾「だが朔田の前では赤子も同然」

大文字「今の流星には勝てないだろうよ」

メテオ「うるさいぞ。解説してんじゃねぇよ」

JK「大人しくしましょうよ」

ユウキ「そうだよ賢吾くんも先輩も」

賢吾「・・・」

大文字「・・・」

メテオ「2対1だ。ブラック将軍」

スカイ「卑怯とは言うまいな」

レオ「・・・面白い」

メテオ「面白くも何ともない!」

スカイ「セイリングジャンプ!」

メテオ「これをこうして」ジュピラー!ジュピラー!

レオ「何だそれは?」

メテオ「ダブルパンチだ!」

レオ「うおっ」

メテオ「休んでる暇はないぞ。上を見ろ」

レオ「あっ」

スカイ「大回転キーック!」

レオ「ぐはっ」

メテオ「立て。遅かれ早かれやられるお前だ。今倒されてもよかろう」
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/24(木) 17:46:44.82 ID:UH3USVGyo
オリジナルの設定が結構面白いな
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/24(木) 18:12:59.99 ID:oKnWIHNJo
マーキュリーチートすぎワロタ
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/24(木) 19:59:50.79 ID:spOfdV7z0
 
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/24(木) 20:13:01.13 ID:spOfdV7z0
レオ「・・・うっ」

ブラック将軍「・・・しまった」

賢吾「ガイアメモリが壊れたんだ!」

大文字「ざまあみろ!」

ブラック将軍「い、一度退却だ!」

メテオ「逃がさんぞ・・・」

スカイ「避けろ!メテオ!」

リザード「惜しい・・・あと一歩だったのに!」

ユウキ「げっ。牧瀬くん」

リザード「ブラック将軍。お逃げなさい。僕も逃げるから」

ヴァルゴ「お前は来なくていいよ」

リザード「そういう言い方はよしたまえ!ユウキくん。これを」

ユウキ「バラ・・・」

リザード「僕が覚醒したその時には君のお花を貰うよ」

ユウキ「お花?」

賢吾「それは処女のことですな」

大文字「さすがは天高一の博識。お前には頭が下がる」

ブラック将軍「次だ・・・次に会う時はメテオ・・・お前を」

メテオ「楽しみにしてるよ」

大文字「行ってしまったな」

賢吾「ふっ・・・今回の朔田の大活躍。さすがの如月も」

弦太朗「・・・」

ユウキ「弦ちゃん。寝てなきゃ」

JK「自慢のリーゼントが・・・普通の弦太朗さんになってる」

賢吾「愚か者!あの男に負けたのがよっぽど堪えたようだな!?」

大文字「あの男?」

賢吾「ゴ・ガドル・バ。破壊のカリスマと恐れられる男でクウガと同じ多彩な変身を持つ」キリッ

大文字「プッ。そうなんだ弦太朗が」

流星「筑波さん」

洋「どうした?」

流星「貴方は7人ライダーのシゴキで多くの技を身に着けたと聞くけど」

洋「うん」

流星「一つ二つ。俺に伝授してくれ」

洋「いいぞ。教えてやる」
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/24(木) 20:31:11.14 ID:spOfdV7z0
流星「ありがとう筑波さん」

洋「頑張るんだぞみんな!」

JK「真面目だ・・・」

弦太朗「・・・」ブツブツ

ユウキ「えっ?お腹空いたの?」

弦太朗「・・・うん」

賢吾「敗北のショックだな」

大文字「情けないのぉ・・・」

流星「おい。早く出せや」

大文字「は、はい!」

ユウキ「元気出してよ弦ちゃん」

弦太朗「うん」

賢吾「次はスーパー1だぞ」

流星「弦太朗。しばらく休んでろ。俺が・・・片を付けてやるよ」

JK「ホモじゃない。ホモじゃなくなってる!」

流星「俺たちの旅はまだまだ長いな・・・」

ユウキ「そうだね」

流星「弦太朗。頼んだよユウキくん」

ユウキ「うん」

JK「いつもなら罵倒すんのに・・・どうなってんのこの人」

弦太朗「・・・」ブツブツ

ユウキ「今度は勝てるよ弦ちゃん」

弦太朗「うん」

賢吾「今なら勝てそうじゃね。俺でも」

大文字「やってやれ。やっちゃうんだ」

賢吾「よし!おい如月!!」

弦太朗「・・・」ブツブツ

ユウキ「えっ?それ言うの・・・」

賢吾「?」

ユウキ「舐めた真似したら殺すって」

賢吾「すみませんでした」
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/24(木) 21:24:45.75 ID:spOfdV7z0
大文字「着いた」

ヤッタラダマス「」

賢吾「いい轢きっぷりだ」

谷「た、助かったよ」

JK「どうもっす」

流星「賢吾。このおじさんは」

賢吾「この人は谷源次郎。筑波洋や沖一也のおやっさん的存在だ」

ユウキ「未来からやってきました」

谷「・・・は?」

流星「話せば長くなります」

一也「おやじさん」

谷「一也!」

流星「俺たちも仮面ライダーなんですよ」

谷「本当か?」

チョロ「どうも信用できないな」

一也「・・・」

流星「・・・」

一也「仮面ライダーか」

賢吾「ああ」

大文字「俺たちはアンタ達を救いに来た」

一也「信じましょう」

谷「そうだな・・・確かにこんなトラックが突然現れたら」

チョロ「未来から来たとしか」

流星「復活してるでしょ?怪人が」

一也「倒したはずのドグマ怪人が。不思議と」

流星「一緒に戦いましょう」

一也「・・・」
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/24(木) 22:17:38.03 ID:spOfdV7z0
一也「ここが敵のアジトだ」

流星「・・・何か一匹だけ変な怪人が居ますね」

ウヴァ「迷ってしまった・・・」

流星「おい」

ウヴァ「げげっ!ライダーか!?」

流星「何やってんのお前」

ウヴァ「アジトに戻れないの」

大石「おい。ウヴァ」

一也「き、貴様!」

流星「知ってるのか沖さん」

一也「奴の名は大石秀人。またの名を」

大石「ドグマ超A級怪人ギョストマだ!」

ウヴァ「ひえー・・・」

ギョストマ「俺は再び地獄から帰ってきたのだ。ジンドグマから権利を奪うために」

一也「ならばこの俺の手で再び地獄に送ってやる!」

流星「なら俺の相手はお前か・・・」

ウヴァ「バカか!俺は嫌だぞ!!」

クワガタヤミー「・・・」

カブトヤミー「・・・」

カマキリヤミー「・・・」

バッタヤミー「・・・」

ウヴァ「任せたぞ!」

流星「おい賢吾。大文字。追え」

賢吾「ええーっ」

流星「四の五の言わず行けってんだ!」

大文字「はい!」

スーパー1「行くぞギョストマ!」

ギョストマ「ああ・・・」

スーパー1「・・・」

ギョストマ「見よ!これが俺の新たなる技・・・だぁっ!」

スーパー1「ただの突き・・・ぐっ・・・」

ギョストマ「ウヴァから貰ったヤミーとやらを体内に埋め込ませてもらったぜ」

スーパー1「どういう意味だ・・・」

ギョストマ「寄生虫ヤミーと言ってな。対改造人間用に生み出されたそうだ」

メテオ「どけこら!」

カマキリヤミー「ぎゃっ」

メテオ「くらえ!!」マーズ

ギョストマ「ふん。次はお前か」

メテオ「ああ。俺に任せてくれ沖さん」

一也「頼んだ・・・ぞ」
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/24(木) 22:54:48.73 ID:spOfdV7z0
メテオ「さて」

ギョストマ「沖一也の命も持って5分」

メテオ「3分で倒してやる」

ギョストマ「ちなみにこれが対寄生ヤミー用の解毒剤だ。こいつを」

メテオ「なっ」

ギョストマ「俺の頭に乗せる。落っこちたら割れる。取らなきゃ沖一也は死ぬ」

メテオ「卑怯な」

ギョストマ「卑怯も糞もあるもんか!やれ!!」

クワガタヤミー「キャーッ」

カブトヤミー「ギャーッ」

スーパー1「れ、冷熱ハンド・・・流星くんの邪魔はさせんぞ」

カマキリヤミー「ギギギ」

スーパー1「エレキハンド!」

カマキリヤミー「」

バッタヤミー「」

ギョストマ「さて・・・」

メテオ「・・・」

ギョストマ「俺が派手に動けばこの解毒剤が落ちるぞ」

メテオ「・・・」

ユウキ「流星くん!」

メテオ「・・・」ヴィーナス!

ギョストマ「おっと・・・何だそいつは」

メテオ「見れば解るだろ。ヌンチャクだ。ハァ・・・」

ギョストマ「貴様が攻撃を行えばこいつが落ちるんだぞ」

メテオ「ハァァ!!!!」

ギョストマ「ふっ・・・ヌンチャクを振り回してどうするつもりだ」

メテオ「ヌンチャク?違うなよく目を凝らして見てみろ」

ギョストマ「ぬっ・・・トンファー・・・いや槍か・・・」

メテオ「こいつは7つの武器に変化できる優れ物。どの攻撃がくるか・・・」

ギョストマ「超A級怪人の俺に死角はないのだ!」

メテオ「ハイヤァッ!」

ギョストマ「答えは槍か・・・だが外れたな。これで貴様も」

メテオ「解毒剤は頂いたぜ。沖さん!」

ギョストマ「槍の先端にだと・・・だが俺には勝てぬ。お前の実力じゃ到底な!」

メテオ「動くな。動いたら死ぬぞ」

ギョストマ「バカ言ってんじゃ・・・」

メテオ「だから動くなと言ったんだ外道が」

ギョストマ「槍で奪った瞬間にこの俺の首までも・・・」

メテオ「死ぬ前に教えておいてやる。俺はメテオだお化け魚」

ギョストマ「恐るべき使い手よ・・・」
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/24(木) 23:13:46.64 ID:spOfdV7z0
賢吾「いやー逃がしちゃったよ」

大文字「逃げ足の早い奴よのぉ」

流星「・・・」

JK「本当に探してたのかこの人たち」

流星「沖さん。俺たちは急がねばなりません」

一也「すまなかったな」

流星「沖さん。行く前にこいつを見てください」

一也「・・・」

流星「フゥ・・・」

一也「それは!」

流星「赤心少林拳・秘中の秘」

一也「梅花の型・・・」

流星「この絶対的な防御の型・・・これでいいんですよね」

一也「君はそれをどこで」

流星「それは言えません。すみませんが」

一也「そうか。頑張ってくれみんな!」

賢吾「朔田・・・お前は」

大文字「俺はホモでヘラヘラしてた流星がよかった」

弦太朗「・・・」

ユウキ「弦ちゃん・・・」

大文字「次はZXだったか?」

賢吾「そう。ZXとは忍者ライダーの異名を持つライダーだ」

大文字「なるほど」

一也「俺の次にもライダーは生まれるんだな」

流星「俺とこの弦太朗で40周年らしいですよ」

賢吾「あと火野映司と後藤なんとかとホモも」

一也「ホモ・・・」

流星「それでは沖さん」

一也「ああ」

ウヴァ「・・・咄嗟にメダルに変化してこのデカい奴のポケットに入ってたりして」
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/24(木) 23:28:17.35 ID:spOfdV7z0
ユウキ「弦ちゃん」

弦太朗「・・・」

JK「すっげぇ落ち込んでるっすね」

ユウキ「そうだ!髪型いつもみたいに戻してあげるね!」

弦太朗「・・・はぁ・・・」

ユウキ「ダメだ。髪型まで決まらないよ・・・」

賢吾「静かでいいな」

大文字「うむ」

ユウキ「流星くん」

流星「弦太朗とて一人になりたい時はある。今はそっとしておいてやろう」

ユウキ「そうだね」

弦太朗「zzz」

ユウキ「寝ちゃった。疲れてるんだね弦ちゃん」

JK「毛布っす」

ユウキ「弦ちゃん。安心してて今度は私たちが弦ちゃんを守るからね」

流星「いい子だ・・・」

JK「本当に流星さんなんすか!」

流星「うん」

JK「違う・・・絶対に違う・・・」

大文字「まだか」

賢吾「まだメーターが回ってる」

大文字「流星が居るから安心だよな」

賢吾「うん」

ウヴァ「隙を見てあの如月をやってやる・・・そしたら俺も」

賢吾「何ブツブツ言ってんの」

大文字「賢吾だろ」

賢吾「幻聴か・・・」

大文字「疲れてるんだな・・・俺たち」
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/24(木) 23:55:12.54 ID:spOfdV7z0
トカゲロイド「」

大文字「これで8匹目と」

暗闇大使「誰だ!」

村雨「お前たちは」

流星「俺はメテオです。村雨さん」

賢吾「地獄大使!」

暗闇大使「は?暗闇大使だから!ふざけんな」

村雨「仮面ライダーか」

流星「ええ」

暗闇大使「なるほど。噂の未来ライダーか。ならばわしも」

サザンクロス「ゾディアーツスイッチで」

大文字「賢吾!」

賢吾「あれは南十字星座。サザンクロスだ!」

JK「サザエっすね」

賢吾「俺に聞くな!」

メテオ「行きますか」

ZX「ああ」

ユウキ「行ってくるね弦ちゃん!」

弦太朗「やめとけユウキ。行くな」

ユウキ「平気だよ」

弦太朗「前に言ったよな。俺は負けねぇって・・・だがら戦わせてくれや俺に」

ユウキ「弦ちゃん・・・」

弦太朗「大人しくしてるんだぞ」

フォーゼ「やってやるよ。こいつぶっ倒してあのカブトムシ野郎と出会うまで」

ユウキ「突き進むんだね!」

フォーゼ「そうだぜ!」

サザンクロス「くらえ!」

メテオ「体中から機関銃が」

ZX「ZXイナズマキーック!」

メテオ「うおおおおおお」ジュピラー!

サザンクロス「このわしの装甲をそう簡単に!」

フォーゼ「ところがどっこいだ!」

サザンクロス「お前・・・いつの間に!」

フォーゼ「うるせぇ!ライダー100億ボルトブレイク!!」

サザンクロス「ぎゃー!わしの体にヒビが!」

フォーゼ「ぶちかませ!」

ZX「ドリャァッ!」

メテオ「アタァッ!」

サザンクロス「がはぁっ・・・」

暗闇大使「わしが・・・負けるなんて・・・」
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/25(金) 00:13:08.67 ID:Qzy84QtZ0
村雨「未来の俺ってどんなのだ?」

弦太朗「しらねぇ。喋った事ねぇもん」

村雨「・・・」

弦太朗「無愛想だったと思うぜ。何かムカつくしよ」

村雨「無愛想か・・・」

流星「弦太朗キター!」

JK「よかったっすね」

ユウキ「弦ちゃんが元に戻って良かった!」

弦太朗「心配かけたなユウキ!」

流星「おい。俺の弦太朗に気安く触んなよ」

賢吾「朔田が元の朔田に」

大文字「良かったなー」

村雨「頑張って来いよ後輩」

弦太朗「未来で何か奢ってもらうッすよ先輩」

流星「行こうか。弦太朗・・・悪を潰しに」

弦太朗「おう!」

JK「友子ちゃんが居ないからまだシリアス状態なんだ・・・所々ホモだけど」

ユウキ「はは・・・」

賢吾「ホモでどうしよもない朔田に戻らないかな」

大文字「現代に行けば戻るだろあれ」

ウヴァ「いやいや。あのまんまでいいだろ」

賢吾「・・・」

大文字「・・・幻聴だ」

賢吾「寝ていい」

大文字「いいよ」
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/25(金) 00:39:30.30 ID:bmQIvo+9o
ウヴァwwwwwwwwww
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/25(金) 01:30:42.98 ID:Qzy84QtZ0
弦太朗「何かムチャクチャだな」

賢吾「一度ゴルゴムに制圧されたからな。まだ復興中なんだろ」

大文字「轢き逃げ」

タマムシ怪人「」

JK「好きっすね。あんたも」

鬼島「おやおや・・・」

弦太朗「てめえ!」

流星「鬼島!」

鬼島「ちょっと違います。あたしはアンタ達に敗れた鬼島夏児の息子。鬼島夏仁」

弦太朗「あんな奴が結婚できんのか!」

流星「父親の仇を討つ気か!」

鬼島「未来じゃあたしもアンタ方の息子に世話んなってるんですよ。これは土産です」

光太郎「うっ・・・」

草加「やぁ」

鬼島「この仮面ライダーBLACKまったくダメ。やる気が感じられない」

賢吾「全てを失ったばかりの南光太郎が戦えるわけないだろ!」

草加「如月弦太朗。お前のおかげで散々な目にあったよ」

弦太朗「死んでなかったんだ」

大文字「あんなとこから捨てたのに」

鬼島「お喋りしてる暇はないでしょ」

キャンサー「さあ」

流星「こいつは俺にやらせてくれ弦太朗」

弦太朗「やっちまえ!」

ユウキ「大丈夫ですか?」

光太郎「・・・」

カメレオン怪人1「・・・」

弦太朗「なぁにガンくれてんだ」

カメレオン怪人2「珍しい頭してるなって思って」

カメレオン怪人3「お前は我々7人のカメレオン怪人が」

カメレオン怪人4「地獄へと送ってやろう」

カメレオン怪人5「・・・」

カメレオン怪人6「・・・」

カメレオン怪人7「ペロペロ」

弦太朗「おもしれぇ!」

メテオ「俺の息子ってどんなの」

キャンサー「兄弟揃いも揃ってうざい。笑えないほどに」

メテオ「ふーん」

キャンサー「邪魔なあいつらの父親をあたしが片付けてやるよ!」

メテオ「親子二代に渡って俺に倒されるとは哀れな男たちだ」
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/25(金) 01:52:26.92 ID:Qzy84QtZ0
バダー「あれがガドルの言ってた未来のクウガ・・・のような奴か」

賢吾「ちょっと何してんの」

大文字「部外者は立ち入り禁止だぞ」

バダー「ふん。どけ」

賢吾「何だと!」

大文字「ぶん殴って止めるしか・・・」

バダー「邪魔だ」

賢吾「ひえー・・・怪物だ」

大文字「おい草加!おいお前ちょっとやってよ。ライダーなんだろ」

草加「戦ってください・・・だろ?」

ウヴァ「うるさい!何だその態度は」

ユウキ「せ、先輩のポケットから!」

JK「何て物買ってるんすか!」

賢吾「ウヴァだ」

ウヴァ「し、しまった!勢いで」

バダー「どけ」

ウヴァ「はい」

草加「怪物のくせに・・・情けないね」

ウヴァ「お前アホか?あのバッタ男・・・ただ者じゃないぞ」ゴクッ

フォーゼ「割って挿す!」

カメレオン怪人1「回り込め!挟み撃ちにしろ!」

フォーゼ「させねぇよ!ライダー超電磁ボンバー!」

カメレオン怪人「ぐわあああああああああ」

キャンサー「ほい!ほいっと」

メテオ「親父の時より硬さがあがってやがる」

キャンサー「おやおや・・・もうおしまいですかい?おじさん」

メテオ「お前の親父を倒した。こいつの強化版。未来のな」

キャンサー「アンタの息子はそんなの使わなかったよ?二つ増えたとこで・・・」

メテオ「きっと試作品か何かだろ。文句なら弦助にいいな!」メテオハリケーン!!

キャンサー「そ、そいつは」

メテオ「ホアアアアアアアアアッッ!!アタァッッ!」

キャンサー「あたしの体に・・・亀裂が!」

メテオ「食らえ!メテオハリケーンパニッシャー!!」

キャンサー「ど、どっちだ!どっちから」

メテオ「ただ2つ増えたってわけじゃない。強力な風を巻き起こしやがて」

キャンサー「巻き込まれる・・・」

メテオ「貴様を打ち砕く!」

キャンサー「うぎゃああああああ」

メテオ「命だけは助けてやる。さっさと未来に帰るんだな」
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/25(金) 02:05:59.72 ID:Qzy84QtZ0
弦太朗「何さっきから見てんだよ」

バダー「見事だな」

弦太朗「てめえのそのベルト」

バダー「100人目の獲物はお前で決定だ」

弦太朗「あ?」

バダー「俺は貴様たちがクウガを救いに来るまで待っててやる。また会おう」

JK「おっ。幽霊列車だ」

ウヴァ「あっ!俺も行くから乗せて」

大文字「騒がしい奴だな」

弦太朗「次はどこだ賢吾」

賢吾「またこの人だ」

光太郎「俺か・・・?」

賢吾「アンタはこれから3か月後にRXと言う新たなる力を会得する」

光太郎「・・・」

弦太朗「流星。行こうぜ」

流星「鬼島Jrどうする」

鬼島「」

弦太朗「どうせ寝てんだろ。ほっとけ」

流星「・・・そうだな」

光太郎「俺も連れて行ってくれ」

ユウキ「いいの賢吾くん?」

光太郎「頼む!俺は立ち直れているのか見てみたいんだ!」

賢吾「好きしな」

大文字「また引き返せばいいしな」

草加「俺は」

弦太朗「は?」

流星「厚かましい奴だな」

草加「言い過ぎじゃないかなぁ・・・」

流星「でも弾除けにはなりそうだよな。これ」

弦太朗「そうだな。おい草加!」

草加「何かなぁ?」

弦太朗「連れてってやるから。てめえユウキとJKの弾除けになれ」

草加「ど、どうして」

弦太朗「てめえみたいなクズはそれがお似合いなんだよ」

流星「意味わかるよね?」

弦太朗「もしも二人にかすり傷一つ付けてみろ・・・殺すぞお前」

流星「殴り殺すってさ。わかったな草加雅人」

草加「わ、わかったよ・・・」
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/25(金) 05:43:46.74 ID:rdJr525Go
当たり前だが草加の扱いがひでぇwwwwww
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/25(金) 08:26:29.66 ID:bmQIvo+9o
メテオ強くなりすぎだろwwwwwwww
本編の弱体化が嘘のようだ
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/25(金) 08:48:18.93 ID:ENfm+/DXo
ヴィーナスかっけぇ、メテオの武器はこんな感じが良いなぁ
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/25(金) 15:50:35.59 ID:ZXyoOmdso
あんこちゃん的な武器なのかな

響出るの?
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/25(金) 19:17:53.02 ID:WlirnffCo
>>89に居たよ
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/25(金) 19:18:21.22 ID:WlirnffCo
>>89に居たよ
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/25(金) 19:18:50.34 ID:WlirnffCo
2重ごめん
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/25(金) 22:28:31.24 ID:3b7FDN9E0
大文字「お約束」

キュブリカン「」

光太郎「あれが俺か?」

RX「リボルケイン!」

デスガロン「きかぬ!とぉ!」

ヘルガデム「・・・・・」

弦太朗「あ、あぶねぇ!」

ユウキ「えっ」

賢吾「デスガロンのブーメラン攻撃だ」

ウヴァ「間一髪」

ユウキ「あ、あれ・・・さっきの」

弦太朗「コラァ!草加てめえ!!」

草加「何か・・・ぶっ!」

弦太朗「何かなぁじゃねぇんだよこのダボが・・・」

草加「助かったんだから・・・」

弦太朗「ああん?嫁入り前のユウキのツラに傷ついたらどうすんだてめえ!!」

流星「何で居るのお前」

ウヴァ「移動中にあのバッタ男に落とされてここに・・・」

JK「・・・」

光太郎「大丈夫か!」

RX「お前は俺か?」

光太郎「俺は過去の南光太郎。仮面ライダーBLACKだ」

ユウキ「ありがとう!虫さん!」

ウヴァ「・・・照れるからやめろ」

弦太朗「デスガロンとか言うのと無表情野郎はアンタら光太郎先輩コンビに任せるぞ」

BLACK「ああ」

RX「あのデスガロンは俺が戦ったデスガロンより遥かにパワーアップしてる。多分ヘルガデムも」

弦太朗「草加てめえも少しはあの変なの見習え」

流星「そうだぞ。ここでヘマしてたらクソ野郎止まりだぞ」

ウヴァ「おい大丈夫かお前」

草加「・・・どうも」

弦太朗「この時代のボスみたいなのはあいつか」

山田「僕だよ如月くん」

流星「山田だ。眠りから覚めたのかお前」

山田「牧瀬くんの力のおかげでね」

流星「また牧瀬か。あの変質者」

弦太朗「お前とはダチになる気がしねぇ。ぶっ潰してやるよ!」

山田「僕だってあの暗い夢の中で多少はパワーアップしたんだ」

アリエス「今度はこの余がお前たちを眠りに付かせてやる」

弦太郎「上等だ!」
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/25(金) 22:42:54.03 ID:3b7FDN9E0
デスガロン「これがRXの進化前か!」

BLACK「ゴルゴム怪人より強い・・・それにこいつの姿」

デスガロン「シャドームーンの戦闘スタイルを組み込まれている」

ロボライダー「ヘルガデム!」

ヘルガデム「・・・」

ロボライダー「ぐぅ・・・」

BLACK「未来の俺は変化できるんだ」

バイオライダー「次はこれだ!」

デスガロン「ヘルガデムには如何なる攻撃も通用しない!やれ!」

ヘルガデム「・・・」

フォーゼ「その攻撃やめろ。芸のねぇ野郎だ」

アリエス「今度の余の力は一味違う。見てみろ」

賢吾「アストロスイッチが飛んで行く!」

大文字「あっ!あの演劇小僧の手に渡ったぞ!」

アリエス「ファイヤーか。使わせてもらうよ」

賢吾「なんだってー!!」

フォーゼ「野郎・・・あの杖にくっ付けやがった!」

アリエス「くらえ!」

フォーゼ「人のモン勝手に使ってんじゃねぇ!」

ウヴァ「恐るべき力よ。奴の能力は眠らせるだけではなくスイッチをも操るか・・・」

草加「このままやられちまえ・・・」

流星「お前後で俺の練習台な。死んでも誰も悲しまんだろ」

草加「・・・」

デスガロン「さあて光太郎コンビ。こいつで決めさせてもらうぞ。ヘルガデム!」

ヘルガデム「・・・」

BLACK「あのロボットがデスガロンを取り込んだだと・・・?」

デスガデム「あらゆる攻撃を避ける液化能力とシャドームーンの力を組み込んだ新生怪魔ロボット」

賢吾「二種類の物を組み込む・・・まさにゲルショッカーの所業」

RX「・・・これまでか」

BLACK「信彦・・・俺に力を・・・俺たちに力をくれ!」

ウヴァ「その時。奇跡が起こった」

ユウキ「えっ?」

ウヴァ「俺・・・何か言った?」

BLACK「サタンサーベル!」

RX「ありがとう信彦。BLACK!」

BLACK「よし!同時攻撃だ!」

RX「リボルケイン!光の剣と闇の刃の合体攻撃だ!」

BLACK「信彦おおおおおおおおおおおおおおおおお」

RX「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

デスガデム「何という事だ・・・データにはない攻撃を・・・さすがは世紀王か・・・」
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/25(金) 23:03:56.29 ID:3b7FDN9E0
アリエス「お次はエレキだ!」

フォーゼ「このパクリ野郎が・・・」

アリエス「いいね気に入ったよ。続いてマグネットで」

ユウキ「流星くん!」

流星「信じろ。俺の弦太朗を必ず奇跡を巻き起こす」

賢吾「そ、そうだ!」

大文字「ここで死ぬ如月弦太朗ではない!」

アリエス「安心したまえ。城島さんとメテオを除くライダー部は全て消す。牧瀬くんが残せとか何とか」

草加「僕はライダー部じゃないので」

ウヴァ「俺も」

アリエス「ウヴァだっけ。裏切り者は殺すよ。これが掟だ」

ウヴァ「えっ何で!?」

賢吾「元々ライダー部なんて俺認めてないから。セーフだよな俺」

大文字「俺って大学生だからさ」

JK「何言ってんっすか!」

流星「そろそろ俺が行くしか」

ユウキ「大丈夫だよみんな!弦ちゃんは絶対に負けないよ!」

フォーゼ「よく言ったぜ。ユウキ・・・俺は負けねぇ」

アリエス「ふーん。でもこれで終わらせるよ。マグネット!」

フォーゼ「プッ」

アリエス「あれ?どうして!?」

フォーゼ「そいつは一つじゃダメなんだよ!返しやがれ!」

アリエス「あっ」

フォーゼ「正しい使い方ってのを教えてやるよ。普通に機能を眠らせればよかったのによぉ」

アリエス「ぐっ」

フォーゼ「幹部クラスの中でてめえが一番の雑魚だ!」

アリエス「・・・」

フォーゼ「ライダー超電磁ボンバー!もう一撃!!」

アリエス「うおっ」

賢吾「度重なる死闘で如月の力は通常でもコズミック並」

大文字「大した奴よ」

草加「いけ好かない奴だが感謝しとおこう。ムカつくけど」

ウヴァ「ありがてぇ・・・ありがてぇ・・・」

JK「こいつらクズだな」

光太郎「やったな弦太朗くん」

光太郎2「ここは俺たちに任せて次へ行くんだ!」

弦太朗「必ず迎えに来るぜ黒い服着た光太郎さん」

流星「大丈夫か?弦太朗。ほら肩につかまれ」ハァハァ

弦太朗「すまねぇな流星」

流星「フヒヒ」
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/25(金) 23:27:27.31 ID:3b7FDN9E0
ユウキ「弦助くんたち元気にしてるかな」

賢吾「次と次とその次を救ったら一度現代へ戻ろう」

ウヴァ「何か知らんが俺も立派な裏切り者か・・・とほほ」

草加「みんな俺の話を聞け」

弦太朗「聞いてくださいだろ」

流星「落とすぞ」

草加「・・・俺が仮面ライダーって知ってるよねぇ?」

弦太朗「おい流星。足もて」

流星「このタコ。どのツラ下げてしょうもない事言ってるんだ」

草加「や、やめろ!離せコラ!」

ユウキ「ダメだよ弦ちゃん。流星くんも」

流星「は?このクソアマ何俺に命令してんの。殴っちゃうぞ」

弦太朗「ユウキ殴ってみろ。ズタズタにしてやるよ流星」

流星「はい。すみません」

ウヴァ「はっ!」

JK「どうしたんすか」

ウヴァ「どうやらあの女の子がこのチームの大将なのだな」

JK「部長っすからね」

草加「ライダーなのに・・・ライダーなのに・・・」

ユウキ「わかってますよ!草加さんも立派なライダーだよねウヴァさん」

ウヴァ「うん。俺もお前はライダーだと思うぞ」

草加「何ていい奴らなんだ・・・他はクソばっかなのに」

弦太朗「ユウキ。あんま近づくと変な病気貰うぞ」

ユウキ「酷いよ弦ちゃん。そんな言い方しちゃダメだよ」

弦太朗「・・・」

ユウキ「戦いばかり続けてたから疲れてるんだよね」

弦太朗「お、おう」

ユウキ「弦ちゃんって友達想いの人だから草加さんやウヴァさんとも友達になってくれますよ」

弦太朗「そうだぜ。悪かったな草加」

草加「土下座」

弦太朗「おい調子に乗ってんじゃねぇぞ。てめえ一人んなったら足腰たたねぇぐらいに」

草加「へぇ・・・いいのかなぁ?」

弦太朗「そのよく動く顎をバラバラにしてやるよ。なあ!」

草加「ぎええええええええええ」

弦太朗「次は指だけじゃすまねぇぞ。おい聞いてんのか!」

草加「は、はい・・・勘弁してください弦太朗さん・・・」

弦太朗「てめえはどうなんだ」

ウヴァ「おっす」

ユウキ「どうしたの草加さん?」

弦太朗「アホだから指立てふせやったら折れたってさ。アホでゴミクズだからなこのクソ野郎は」
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/25(金) 23:49:29.52 ID:3b7FDN9E0
大文字「到着!」

シン「ぐえええ・・・」

弦太朗「この時代のライダーはっと」

流星「お前がこの時代で暗躍してるんだな。地獄大使!」

ガラガランダ「ガアラーッ!」

弦太朗「この時代のライダーはどこのどいつだ!」

ガラガランダ「それ。そのトラックの下に居るの」

大文字「うわっ!気持ち悪っ・・・」

弦太朗「そういえば映司さんが言ってたなこれもライダーだって」

シン「」

ガラガランダ「まさか殺すとは・・・」

賢吾「いや。問題ない」

流星「シンは死んでない。シンだけに」

JK「・・・」

草加「いや。どう見ても」

弦太朗「おう!シン。こんなところに」

ウヴァ「えっ」

賢吾「シンだな。全く地べたに座り込んで」

流星「ほら立ってシン」

ウヴァ「お、おう」

ガラガランダ「いや見た目が違う!俺が戦ってたのはなんだったんだ!」

流星「見知らぬ化け物だろ」

弦太朗「隼。捨てて来ようぜ」

大文字「そうだな・・・」

シン「」

ガラガランダ「シン?」

ウヴァ「シンだ!」

ガラガランダ「確かにあれよりライダーっぽい」

弦太朗「隼。お前が頭の方持てよ」

大文字「嫌だよ。何か変な液垂れ流してるし」

シン「」

メテオ「お前の運命は俺が決める」

ガラガランダ「メテオだな!」

メテオ「瞬殺させてもらうぞ。時間が無い。」ウラヌス!

ガラガランダ「・・・何だそれは」

メテオ「ただの正拳突き・・・ただしその威力は」

ガラガランダ「ガアアアラアアアアアアアッッ!!」

メテオ「天をも貫く超威力!」

ガラガランダ「ガラアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

メテオ「貴様は天で死んだが行先は地獄よ・・・」
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/25(金) 23:58:23.55 ID:3b7FDN9E0
大文字「よし!流星!」

コウモリ男「」

メテオ「大丈夫ですか?」

ZO「ああ。すまん」

イカデビル「もう一人。来たな」

メテオ「俺はメテオ。フォーゼの代役だ」

イカデビル「面白い!」

ユウキ「海に潜っちゃったよ」

メテオ「心配するな」ネプチューン!

JK「足が変化していく」

イカデビル「水中戦でこのわしに・・・」

メテオ「後ろだ」

イカデビル「!」

メテオ「この力は海で本来の力を発揮する」

イカデビル「ぬかせ!」

メテオ「相手が悪かったな!」

イカデビル「あ、足に・・・」

メテオ「海をも引き裂く超回転の蹴り!」

イカデビル「なんだとぉ!」

メテオ「イカデビル。地獄の閻魔に土産として送ってやる」

イカデビル「どういう意味だ」

メテオ「イカの丸焼きをだ」

イカデビル「・・・」

メテオ「ウオオオオオオラアアアアアアアアアッッッ!!!!」

イカデビル「イカーッ!」

賢吾「おっ。出てきた」

イカデビル「死んでない・・・まだわしは」

メテオ「よいしょっと。3」

イカデビル「は?」

メテオ「2」

イカデビル「・・・?」

メテオ「1」

イカデビル「死ねぇい!」

メテオ「0」

イカデビル「う・・・うぐぐぐ・・・」

メテオ「破裂だイカデビル」

イカデビル「うげええああああああ」

メテオ「ふん」

弦太朗「すげぇ!」

メテオ「だろ?」
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/26(土) 00:15:32.97 ID:t9uSOhxi0
大文字「これが最後だな」

コブラ男「」

メテオ「この時代は」

ジャークミドラ「私だ」

メテオ「アンタがJか」

J「君も仮面ライダーか?」

メテオ「話は後だ。さあ来い」

ジャークミドラ「うぬか未来から来たライダーとやらは」

メテオ「御託はいい。ジャーク将軍」プルートゥ!

ジャークミドラ「ぬ?」

メテオ「ハァァァァッッッ・・・・・」

ジャークミドラ「戦いはすでに始まってるぞ!」

メテオ「ウラヌスは天を貫くほどの拳の強化」

賢吾「ああ」

メテオ「ネプチューンは海を切り裂くほどの脚の強化」

大文字「・・・そしてプルートとは!?」

ジャークミドラ「ハァッ!」

メテオ「気功・・・大地を揺るがすエネルギー波」

ジャークミドラ「気だと?馬鹿なこのわしがそれを!」

メテオ「無駄だ。秘技・梅花の型。如何なる攻撃をも包み込む絶対的防御」

ジャークミドラ「ぬぬぬ・・・」

メテオ「終わりだな。ハァーッ!」

ジャークミドラ「ぬう・・・っっ・・・」

メテオ「無駄だ。お前の運命はここで途切れた」

ジャークミドラ「ぬわああああああああああああああ」

メテオ「よし終わった。帰ろう」

賢吾「あ、ああ」

JK「そんなに帰りたかったんすか?」

流星「当たり前だろ!」

ウヴァ「ホームシックと言うやつか」

草加「情けなぁ・・・」

弦太朗「は?お前に喋る権利ねぇから」

ユウキ「弦ちゃん!」

流星「おいキング。ほら早く一度帰るんだろ!」

大文字「わかったわかった」

ユウキ「どうしたの流星くん?」

流星「友子に会いたいんだよ!早く!早く!」

ウヴァ「友子?」

草加「?」

流星「ゴーッ!」
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/26(土) 01:08:22.53 ID:DYr36tX9o
シンさん扱いひでえwwwwwwww
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/26(土) 01:36:36.97 ID:t9uSOhxi0
流星「友子ちゃーん!」

美羽「流星くん。ここ病院だから静かにしろ!」

翔太郎「どうだ弦太朗」

弦太朗「あ?ほぼ救ったやったっすよ」

流星「会いたかったぞ。君も俺に会いたかったはずだ!」

友子「チッ。うるさい。あっちいけ」

弦助「父ちゃん。無事だったか!」

弦太朗「よぉ弦助」

ユウキ「あっ。弦助くんの鞄のそれ!」

弦助「はやぶさ君の小さいバージョン」

ユウキ「これって売ってるやつ?」

弦助「母ちゃんが俺たち兄弟に作ってくれた」

ユウキ「へえー。はやぶさ君も有名になったんだね!」

弦助「う、うん」

翔太郎「映司から連絡あってな。消えたライダー達がまた元に戻ったとよ」

弦太朗「やったぜ!」

翔太郎「ただよ。ほらシンだったか?あれだけな」

賢吾「大丈夫。ほらシンならそこに」

ウヴァ「お前の家ってここから近所なんだ」

草加「まあね」

翔太郎「ホントだ」

流星「このNEWメテオドライバーが凄くてさ。聞いてよ!」

友子「わかったから。頑張ったんだね流星さん」

JK「無敵だったよ」

賢吾「しかし朔田のこれといい。如月の子のこれといい。誰が作ったんだ」

弦助「賢吾おじちゃんっすよ。色んなモン作って俺や彗星のとかを」

ユウキ「彗星?」

弦助「流星おじちゃんと友子おばちゃんの子供だよ」

友子「げっ」

流星「ほら見ろ!散々嫌がってても結局は俺に股開くじゃないか!」

弦助「し、しまった・・・何てこった・・・」

友子「最悪だ・・・」

弦助「ちゃんとガキ作ってくださいね。彗星んとこの兄弟も全滅っすから・・・」

賢吾「そうなのか。だから俺はハゲるんだ。そしてユウキを嫁に」

弦助「独身っす。それに童貞っすよ。おじちゃんは」

賢吾「・・・・・」

大文字「お、俺は」

弦助「アンタはダメなまんまだよ」

流星「俺の子はどこ居るんだ!」

弦助「階段踏み外して入院中っす。だから代わりにこいつをね」
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/26(土) 01:58:29.12 ID:t9uSOhxi0
翔太郎「俺は名探偵だとよ。すげぇだろ」

JK「俺は漁師っすよね」

弦助「比較的裕福っすよ。子宝にも恵まれて。美羽おばちゃんもね」

美羽「だからおばちゃんはやめろ」

弦助「おじちゃん。ほら見てよ」

流星「ほほー」

ユウキ「凄い!みんな流星くんや友子ちゃんにそっくりだ!」

弦助「こいつが二代目メテオの彗星。似てるっしょ」

流星「俺のがイケメンだろ!訂正しろ!」

弦助「これが長女の月子、次男の太星、次女の水子、三男のの金星、三男の地星」

草加「大家族ってやつなのかなぁ?」

弦助「四男の火星、五男の木星、六男の土星、三女の天子、四女の海子、五女の冥子」

ウヴァ「これは凄い・・・」

流星「友子ちゃんも変態だな。ん?」

友子「吐き気が・・・」

弦太朗「俺んとこはどうなんだ!見せろ!」

弦助「無理」

弦太朗「あんだろ写真が!」

弦助「無理だから。易々と見せれねぇよ!」

大杉「俺は」

弦助「てめえは死んでるよ。前にも言ったろ!女生徒のジャージ盗んで屋上から落っこちて」

大杉「俺の人生・・・一体何なんだ・・・」

弦助「もういいだろ!あんまり未来を知ってもいい事ねぇぜ!」

弦太朗「ぜってぇに聞き出してやっからな」

弦助「しつけぇな・・・」

ウヴァ「行こう。過去に飛びライダーを救いに」

弦太朗「なーに仕切ってんだコラ!」

ウヴァ「す、すみません・・・」

弦助「父ちゃん!」

弦太朗「何だよこれ」

弦助「賢吾おじちゃんが作った9つのスイッチ。役に立つかは知らないよ。ハゲてるし」

賢吾「ハゲは関係ないだろ!何だお前は!」

弦太朗「ありがとよ」

弦助「ユウキ・・・さん」

ユウキ「どうしたの?」

弦助「父ちゃんって頭おかしいからなるべくサポートしてやって」

ユウキ「うん!」

草加「行こう如月」

弦太朗「お前とあの虫男。後で腹パン40発な」

草加「・・・・・」
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/26(土) 02:19:31.42 ID:t9uSOhxi0
速水「ありがとうございます!ありがとうございます!」

我望「やっぱりお前の瞳が必要かな?って思ってな」

速水「でしょ?私もそう思ってたんです!な?」

ヴァルゴ「近寄るな変態」

牧瀬「校長が幹部だったなんて」

ヴァルゴ「リブラ。変態には変態だ。こいつはお前に任せる」

速水「ええーっ。それならレオに」

立神「あ?またネビュラに送るぞ」

ヴァルゴ「レオは未来から来たフォーゼと仮面ライダージョーカーに深手を負わされたんだ」

速水「だっせぇ・・・プッ」

立神「殺されたいのお前?なあ?」

速水「い、いや・・・その・・・」

立神「ちゃんと眼ぇ見て話せよ」

速水「は、はい。すみませんでした。久しぶりの地上なもので・・・つい」

牧瀬「よろしく校長。僕は誰だか解るよね?」

速水「うん」

牧瀬「今日から同格だからね。どうも鬼島くんや山田くんに舐められてたみたいだよね」

速水「どんな能力なんだ。何座?」

牧瀬「秘密。そいつを明かすのはメテオとの決着の時だよ」

速水「よし!これからは俺をマスターと呼ぶんだ。付いて来い!」

牧瀬「はしゃぎ過ぎなんだよ・・・カスが」

ヴァルゴ「やっと厄介払いができた」

我望「ご苦労さん」

ブラック将軍「我望理事長」

我望「おや?ブラック将軍」

ブラック将軍「あの牧瀬という男は使える。だがあっちの方はどうだ」

立神「ゴミ」

ヴァルゴ「恥さらし」

我望「はっきり言って君に貸したアリエスの方が強い」

ブラック将軍「弾除けにはなるわな。あんなのでも」

我望「アリエスのスイッチか。すまんね」

ブラック将軍「アンタから貰ったゾディアーツスイッチのおかげで色々な研究ができた」

速水「忘れ物忘れ物・・・」

我望「はぁ・・・リブラ」

速水「部外者は去れ!」

ブラック将軍「・・・」

我望「今重大な話をしてるから。わかるだろ」

速水「はい」

我望「早くあいつと遊んで来い。シッシッ」

速水「わかりました・・・」
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/26(土) 05:04:46.49 ID:Mb793JGXo
相変わらず校長の扱いが…
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/26(土) 11:21:37.20 ID:DYr36tX9o
非常に軽いな
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/26(土) 13:49:57.60 ID:wBRRwo19o
シンさん轢き殺されたままかよwww
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/26(土) 15:17:10.36 ID:bOx8CdHDO
殺伐としたこの雰囲気がステキ
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/26(土) 23:15:03.09 ID:akQIRxrm0
大文字「ついた」

グムン「」

賢吾「これがグロンギ族だ。如月」

弦太朗「この時代にあのバッタやカブトムシが居るんだよな!」

賢吾「そうだ。探そう」

ウヴァ「何て君の悪い生き物だ」

草加「君は自分の姿を見たことないのかなぁ?」

弦太朗「おい。てめえはまだ自分の立場が解ってねぇんだな」

ユウキ「弦ちゃん。虐めたりするのは可哀想だよ」

弦太朗「一番はユウキだ。その次に俺で後は下っ端だ。その下っ端の中で一番クズなのは」

流星「草加だ」

草加「・・・」

弦太朗「何だその眼は。また指折られたいか?」

草加「いえ・・・ごめんなさい」

JK「誰か倒れてますよ弦太朗さん!」

一条「・・・」

弦太朗「おい起きろ。おっさん!」

一条「君たちは・・・」

賢吾「俺たちは」

大文字「未来から来た」

ウヴァ「仮面ライダー部の者だ」

草加「何があったか話して」

流星「お前は喋るな。おじさん何があった言ってみろ」

草加「・・・」

一条「仮面ライダー?」

弦太朗「ライダーしらねぇのか」

一条「まったく」

賢吾「田舎もんだな」

大文字「俺がライダーについて一から説明してやる」

弦太朗「てめえら黙ってろよ。ユウキどうしたらいい」

ユウキ「まずは病院だよ。怪我してるもん」

弦太朗「おいウヴァ運べ」

ウヴァ「了解!」

弦太朗「うるせぇ!」

ウヴァ「はい・・・」

一条「・・・」
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/26(土) 23:32:52.73 ID:akQIRxrm0
バダー「バカ!違うって言ってんだろ」

ザイン「・・・」

ガドル「ズやメを集めてお山の大将気取りだな」

バダー「何だお前か。何の用だ」

ガドル「俺はザギバスゲゲルへ進む」

バダー「小物を狩りながらゲゲルを進めたお前がダグバに勝てると思ってんのか」

バヅー「兄ちゃん。やめようよ」

バダー「お前は黙ってろ。いいか?俺の100番目の獲物は大物だ」

ガドル「フォーゼとか言う男の事だろ。あれのどこが」

バダー「お前には解るわけない。無感情のお前にはな」

バヂス「そうだ!バダーの言う通りだ」

ギイガ「ゴのトップだからって調子にのんな!」

ガドル「あ?」

バヂス「ヒィー」

ギイガ「う、嘘っす。何も言ってないっす」

バダー「精々頑張るこったな。ガドル」

ガドル「ふん」

バヅー「兄ちゃんどこ行くんだよ」

バダー「奴が来た」

ギャリド「頑張るんだバダー」

ガドラ「我らグロンギの星!」

ザイン「バダー!バダー!」

バダー「このゲゲルを終えたら」

ガドル「・・・」

バダー「貴様ともやり合ってみたかったぜ」

ガドル「ぬかせ。ダグバを倒し貴様が来るのを待ってやる」

バダー「楽しみにしてるぜ」

バヂス「行ったか」

ガドル「さて」

バヅー「アンタも行くのか」

ガドル「俺がザギバスゲゲルを制す」

ゴオマ「はしゃぎすぎなんだよ。ブラック将軍に蘇らせた貰ったくせに何がダグバだ」
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/26(土) 23:46:00.69 ID:akQIRxrm0
一条「そうか五代と同じ」

弦太朗「五代先輩は殺されたんすか」

一条「五代はあいつは今も冒険を続けてる」

草加「意地張らないで呼び戻せばいいんじゃないかなぁ?」

一条「・・・」

賢吾「五代雄介はみんなの笑顔のために闘い続けた。だから今度は一条さんが」

大文字「五代雄介の笑顔を守るために再度復活したグロンギと戦ってるってわけだな」

JK「本当なんすか?」

一条「・・・そうだ」

ユウキ「友達想いなんですね一条さん!」

流星「お前って友達居ないの」

弦太朗「こいつはゴミでどうしよもないからいねぇだろ」

草加「ウ、ウヴァ・・・ウヴァが友達」

ウヴァ「一応な・・・」

弦太朗「こんなのがダチってか」

流星「悲しいね」

弦太朗「一条さん。俺に任せてくれよ!あいつら根こそぎぶっ潰してやっから!」

流星「その通りだ。フォーゼとメテオの力があれば」

草加「カイザ・・・」

ウヴァ「やめとけ。殴られっぞ」

弦太朗「どこに居るのかわからねぇけどよ」

流星「むっ?エンジン音・・・」

JK「外に何か居るっすよ!」

バダー「・・・」

弦太朗「バッタ野郎・・・出やがったな!」

ユウキ「待ってよ弦ちゃん!」

ウヴァ「あっ!俺を蹴落としたバッタ男!」

賢吾「・・・」

大文字「行くか」
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/26(土) 23:59:24.09 ID:akQIRxrm0
弦太朗「よぉ」

バダー「変身しろ」

弦太朗「いいぜ。その前にバイクから降りろ」

バダー「この鉄の馬は俺にとって手であり足でもある」

弦太朗「は?ビビってんのか」

バダー「なんだと!」

弦太朗「地に足付けて俺とぶん殴りあえってんだよ」

賢吾「ふっ。怯えてるな如月に」

大文字「情けない男よ」

ウヴァ「降りぬのならそのままでいろ!俺が倒してやる」

バダー「いいだろう。降りてやる俺が馬乗りだけだと思うなよ」

弦太朗「来いや!」

賢吾「始まったな」

大文字「ああ」

ウヴァ「手に汗握るぜ」

流星「おい草加ジュース買って来い」

草加「はい・・・」

JK「すっかりパシリになってる」

フォーゼ「宇宙キター!」

ユウキ「宇宙キター!」

フォーゼ「俺の名は仮面ライダーフォーゼ!」

ユウキ「タイマンはらせてもらうぜ!」

バダー「2対1か。タイマンじゃないな」

フォーゼ「タイマンだよ大馬鹿野郎!」

バダー「俺のスピードに勝てると思ってるのか!」

賢吾「何というスピード!」

大文字「そしてあのジャンプ力!」

流星「なーに調子に乗って弦太朗の邪魔してんだ!」

ユウキ「痛いよ!髪引っ張らないでよ」

流星「こら草加!お前ユウキくんの髪を!」

ウヴァ「あいつ居ないぞ」

流星「・・・お前だ!お前が悪いんだ!」

ウヴァ「痛いって!殴るな!」

ユウキ「・・・本当に草加さんなのかな」

フォーゼ「ちょこまか動きやがって」

バダー「お前たちのお家芸。その元祖である俺の蹴りを受けてみろ!」

フォーゼ「元祖だと!?」

バダー「食らいやがれ!!!!」
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/27(日) 00:16:52.58 ID:pM4IJnwJ0
フォーゼ「うっ」

賢吾「なるほど超古代の怪物でバッタの怪人」

大文字「あのマフラーといいバイクといい・・・まさに元祖仮面ライダー」

バダー「どうした!立ち上がれ!!俺を楽しませろ!」

フォーゼ「ふざけんじゃねぇ!」

草加「ジュース買ってきたぞ」

ウヴァ「ウーロン茶・・・緑茶・・・」

流星「茶しかねぇのか!」

賢吾「この新入りはダメだな」

大文字「糞の役にも立たん」

フォーゼ「野郎・・・」

バダー「噂通り確かに強い。だが俺のがもっと・・・」

フォーゼ「もっと何だってんだ!こっからが俺の本気だぜ!」

バダー「・・・ペッ・・・やるじゃないか」

フォーゼ「余裕かましてんじゃねぇぞ!」

賢吾「出た!如月の喧嘩殺法!」

大文字「ここからが弦太朗の本領発揮だ」

ウヴァ「こいつら凄い張り切ってるな」

JK「ライダー部の実況&解説係っすから」

フォーゼ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!」

バダー「うううおおおおおお」

フォーゼ「ウオラァッ!!」

バダー「ダァッ!」

賢吾「互角だ」

大文字「ああ。だがあのバッタの方が一歩上のようだ」

賢吾「如月!9つのスイッチを使うんだ!」

フォーゼ「うるせぇな・・・あのハゲ」

賢吾「誰がハゲだ!」

大文字「抑えて抑えて」

ウヴァ「あんまり怒鳴るとホントにハゲるぞ」

フォーゼ「どいつにしようかな・・・この赤いのにしよう」

バダー「それが貴様の切り札か」

フォーゼ「どうだろうな。俺も使い方がわからねぇ」

バダー「面白い」
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/27(日) 01:36:21.40 ID:pM4IJnwJ0
フォーゼ「うがあああああああああああああああああああああ」

賢吾「何だ!全身が真っ赤になってるぞ!」

大文字「心なしか角のような物まで」

JK「どうなってんすか弦太朗さん!」

草加「このまま死ぬんじゃないかなぁ・・・」

流星「アタァッ!」

草加「ぶげっ・・・」

流星「おっと前歯がへし折れたか。すまんな」

草加「・・・」

フォーゼ「ハァ・・・」

バダー「来い」

フォーゼ「ううっ・・・」

バダー「速い!」

賢吾「何だと!右手が真っ赤に燃えているぞ!?」

大文字「爆熱フィンガーか!?」

ウヴァ「流派東方不敗だな!」

JK「うるさいよ」

フォーゼ「消し飛べ・・・」

バダー「うおおっ!」

賢吾「何と一撃で!」

大文字「よし!これでクウガの時代も救われたぞ!」

流星「よくやったな弦太朗。よし変身を解除し」

フォーゼ「どけぇ!!!!」

流星「あいたっ!」

ユウキ「弦ちゃん!?」

フォーゼ「次はどいつだ・・・来いよ・・・」

賢吾「狂った。如月が狂った」

大文字「どう考えてもあのスイッチのせいだ。賢吾!」

ウヴァ「お前と言う奴は!」

賢吾「違うバカ!未来の俺に文句を言え!」

ユウキ「流星くん!しっかりして!」

流星「これは・・・愛の鞭・・・へへへ・・・」

JK「流星さーん!」

フォーゼ「・・・」

賢吾「いかん。こっちをじっと見てる」

大文字「よし。お前の出番だ」

草加「殺しちゃってもいいのかなぁ?」

ウヴァ「仕方があるまい」

ユウキ「ダメだよ!」

フォーゼ「沈めてやるよ・・・てめえら全員を」
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/27(日) 01:52:07.35 ID:pM4IJnwJ0
賢吾「きっとあのスイッチは爆発的な力の代わりに」

大文字「理性を無くすんだな」

ウヴァ「もう30分も殴り続けて蹴り続けてる」

カイザ「」

フォーゼ「立てよ。ほらどうした・・・」

カイザ「」

大文字「さてと逃げますか」

賢吾「そうしますか」

ウヴァ「この流星だけは運んで行こう」

フォーゼ「にがさねぇぞ!」

ウヴァ「ひえー!」

賢吾「JKすまん」

JK「えっ?ちょ、ちょっと!」

フォーゼ「邪魔だってんだ!」

JK「うわぁっ」

ユウキ「弦ちゃん!もうやめようよ!」

賢吾「・・・残りは俺たち4人」

ウヴァ「あれだ。太古の昔より鬼や何かを鎮めて来た儀式を」

大文字「この魔王と化した弦太朗を抑えるのにはそれしかないようだ」

ウヴァ「静まりたまえ・・・」

賢吾「お供え物を置いて」

大文字「生贄は・・・草加でいいか」

ウヴァ「静まれぇ・・・」

賢吾「静まれぇ・・・」

大文字「静まれぇ・・・」

フォーゼ「うざってぇんだよ!!!!」

ウヴァ「ウバーッ!」

大文字「ぎゃいん!」

賢吾「あわわわわ・・・」

フォーゼ「ううっ・・・」

ユウキ「弦ちゃん。もうやめよ。ダメだよこんな事しちゃ」

賢吾「無駄だ。ダメダメ」

ユウキ「みんなもこんな弦ちゃんは嫌だよ。弦助くんだってこんな事するためにスイッチを渡したんじゃないよ」

フォーゼ「どけ」

ユウキ「どかないよ!」

ウヴァ「へへへ。隙を見せたか弦太朗。隼!」

大文字「すまん弦太朗!」

フォーゼ「邪魔・・・」

大文字「ぎゃーっ」

賢吾「モロに顔面を・・・」
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/27(日) 02:08:39.91 ID:pM4IJnwJ0
フォーゼ「・・・」

賢吾「ど、どうすんの」

ウヴァ「・・・」

ユウキ「弦ちゃん・・・」

フォーゼ「どけ」

ユウキ「嫌!どかないよ。絶対に」

ウヴァ「ユウキが盾になってくれるようだ」

賢吾「何と勇敢な。また一段と惚れた」

ユウキ「元に戻ろうよ!もう敵は倒したんだよ。落ち着こうよ。弦ちゃん!」

フォーゼ「・・・」

賢吾「動きが止まった」

弦太朗「・・・ん?」

ウヴァ「元に戻ったぞ!」

弦太朗「俺・・・何やってたんだ?」

ウヴァ「それはもう壮絶な」

賢吾「凄惨な光景を見ろ!」

ユウキ「よかった・・・」

弦太朗「俺。何やってたんだ」

ユウキ「何もしてないよ。もう大丈夫だからね弦ちゃん」

弦太朗「?」

大文字「ぎ、儀式が成功したのか・・・」

流星「さすが俺の弦太朗。自力で」

ウヴァ「はりきって次のライダーの世界に行くぞー!」

弦太朗「だるい・・・」

ユウキ「うわわっ・・・弦ちゃん?寝ちゃったんだ」

賢吾「ほら起きろ。こら」

草加「き、如月は・・・」

賢吾「寝てるぞ」

草加「女にもたれかかって寝るなんて不純じゃないかなぁ?」

流星「次はどこを折ろうかな・・・」

草加「もうやめて!折るのはやめて!」

流星「しかし・・・ふふ。何と可愛らしい寝顔だ」

賢吾「俺はとっても憎らしい・・・」

ウヴァ「儀式は凄い効果があるな」

大文字「ほぼ俺たち3人の勝利とみた」

JK「アホやこいつら・・・」
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/27(日) 10:24:43.43 ID:ZpK2Nrw1o
バーニングフォームみたいだな
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/27(日) 19:47:57.75 ID:Z64oyvXSo
儀式ワロタ
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/27(日) 22:11:33.89 ID:CVrgHVLB0
 
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/27(日) 22:32:27.24 ID:CVrgHVLB0
賢吾「何か来た」

ウヴァ「どうせゲルショッカーだろ。はいはい」

戦闘員「あれがライダーですぜ」

風のエル「・・・」

水のエル「・・・」

地のエル「・・・」

戦闘員「頼みましたよ。また迎えに来ますから」

賢吾「あれは!エルロード!」

大文字「だがエルロードとはアギトの時代の敵!」

流星「現代から来たってわけか」

水のエル「アギトの時代から」

草加「という事はアギトが殺される前から来たって解釈でいいのかな?」

地のエル「ああ」

流星「なるほどな」

弦太朗「おっしゃ!体力が回復したぜ!待ってろよカブトムシ野郎」

ウヴァ「びっくりした・・・」

弦太朗「バッタ。お前のバイク借りるぜ」

ユウキ「待ってよ弦ちゃん!」

賢吾「待て!待ってくれ!」

草加「3対3か」

流星「違う。俺だけでやる邪魔すんな」

風のエル「一人だと笑わせ」

メテオ「おい」

地のエル「後ろだ!」

大文字「いつの間に変身したの」

ウヴァ「知らない」

メテオ「まずは一人」ジュピラー!マーズ!

ウヴァ「何だと!」

大文字「ダブルパンチだって!凄いぞ!」

JK「弦太朗さんと友子ちゃんが居ないとホントに強いっすね」

ウヴァ「いいぞいいぞメテオ!」

草加「頑張れ頑張れメテオ!」

メテオ「やかましい!」サターン!

ウヴァ「やっべ」

草加「うぎゃあああああああああああああああああ」

水のエル「仲間すらも殺すとは」

地のエル「冷酷な男よのぉ・・・」

メテオ「次はどいつだ。どうせなら同時に来てもいいぜ」

水のエル「私が行こう」

メテオ「来い」
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/27(日) 22:57:45.23 ID:CVrgHVLB0
賢吾「うっ!」

ユウキ「賢吾くん!」

賢吾「発作・・・おぶって・・・」

ユウキ「うん」

賢吾「ハァハァ・・・」

ユウキ「お、重い・・・」

賢吾「すっげえいい匂い・・・」クンクン

ユウキ「息荒いよ賢吾くん!」

賢吾「俺・・・死ぬかもしれない・・・」

ユウキ「そんなにえらいの?病院行こうか?」

賢吾「いい。ただ死ぬ前に一つ頼みがある」

ユウキ「なぁに?」

賢吾「やらせてくれ・・・死ぬ前に」

ユウキ「ええーっ」

賢吾「どうせ如月の性欲処理もしてるんだろ!そうなんだろ!」

ユウキ「違うから!前にも言ったよね?お爺ちゃんと二人暮らしだから大変だって」

賢吾「ううっ・・・苦しい・・・ああ死ぬこれはもうダメだ・・・」

ユウキ「しっかりして賢吾くん!」

賢吾「無念・・・死因は友である歌星賢吾に股を開かなかった城島ユウキの責任・・・」ガクッ

ユウキ「賢吾くん!賢吾くん!」

ミミヒコ「ラッキー。兄ちゃんあいつらってフォーゼの仲間だよな?」

クチヒコ「城島ユウキと歌星賢吾。どっちも殺すリストに入ってるぜミミヒコ」

賢吾「あれはゴルドラとシルバラ。なるほどブラック将軍は俺たち抹殺のために刺客を次々と」

ミミヒコ「よく知ってるな坊主!恨みは無いが死んでもらうぜ」

賢吾「」

ユウキ「どうしよう・・・賢吾くんは持病の発作だし・・・」

ミミヒコ「兄ちゃん。片方死んでるぜ」

クチヒコ「ショック死だな。じゃあ俺は女の方を」

ユウキ「賢吾くん。私はあの人達を引き付けて逃げるから。みんなに知らせて」

賢吾「」

ユウキ「よし!頑張るよ私!」

クチヒコ「逃げんな待てや!」

ミミヒコ「待ってよ兄ちゃん!」

賢吾「ありゃ死んだな。一応知らせておくか・・・」

クチヒコ「逃げ足は速いようだな・・・でもな」

ゴルドラ「死んだぜお前!」

ユウキ「うわぁっ!」

ゴルドラ「よし止まったな。いい子だ」

ユウキ「うっ・・・痛いよ・・・」

ゴルドラ「二匹目クリア」
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/27(日) 23:18:44.29 ID:CVrgHVLB0
弦太朗「おっす」

ガドル「よく場所が解ったな」

弦太朗「勘。しかし前に会った時と姿がちげぇな」

ガドル「ダグバの持つ力。ゲゲルを制した者の姿」

弦太朗「お前ともケリつけなきゃなんねぇからな」

ガドル「今度・・・俺の目の前に姿を現した時は死ぬ。そう言ったよな」

弦太朗「負けねぇし俺は死なねぇ・・・」

ガドル「ならば存分にこの俺にぶつけて来い!」

弦太朗「・・・変身」

フォーゼ「・・・」

ガドル「・・・」

フォーゼ「弦助。使わせてもらうぜ。この青いのを」

ガドル「ほぉ・・・」

フォーゼ「すげぇ。何だこりゃメテオストームみたいになっちまった!」

ガドル「姿は変わった。そして力も増したか」

フォーゼ「ぜってぇに倒す」

ガドル「勝負は一撃。先に動いた方が負け・・・」

フォーゼ「行くぜ!」

ガドル「バカかこいつは!」

フォーゼ「くらえ!」

ガドル「とんだ大馬鹿野郎だ!」

賢吾「おおっ。やってるやってる」

フォーゼ「ぐぐぐっ・・・」

ガドル「風・・・」

賢吾「何という風!フォーゼサイクロンステイツと名付けよう」

フォーゼ「ライダー大回転キック!!!」

賢吾「あの長刀状の武器を地に突き刺し回転し蹴るとは」

ガドル「そしてこの摩訶不思議な風による・・・」

フォーゼ「うおりゃああああああああああああああ」

ガドル「ごはっ・・・」

フォーゼ「ふぅ・・・ふぅ・・・」

ガドル「一撃・・・俺が一撃で・・・」

フォーゼ「やったぜ」

賢吾「よくやったな如月!」

フォーゼ「賢吾」

賢吾「いやーよかったよかった。あっそうだ」

弦太朗「どうした」

賢吾「・・・すまん如月・・・ユウキが・・・」ゴホゴホ

弦太朗「ユウキがどうした!」

賢吾「急がねば・・・ユウキが・・・」ガクッ
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/27(日) 23:39:25.80 ID:CVrgHVLB0
メテオ「最後の一人」

水のエル「」

地のエル「ぐっ・・・」

メテオ「ライオンか。その姿」

大文字「ライオンには恨みがあるからな」

ウヴァ「へえー」

JK「呑気しないでくださいよ!」

メテオ「どうせ帰ったら現代で試してやろうと思ってたんだ。これをな」

大文字「そ、それは!?」

メテオ「NEWメテオドライバー。切り札中の切り札・・・」プラネット!

ウヴァ「何と!メテオの体が変わっていく」

大文字「これはまるでフォーゼのコズミック!」

ウヴァ「何とまあ・・・」

地のエル「退却せねば!」

メテオ「これでしまいだ!」

大文字「げーっ!」

メテオ「アタタタタタタタタタタタタタタタタタ」

地のエル「うおっ!うおっ・・・」

ウヴァ「グ、グリードの俺でも見えぬほどの拳の動きだと!?」

メテオ「ホァ・・・・・アタァッ!」

地のエル「」

大文字「黄金に輝く拳・・・」

ウヴァ「そしてその微妙に浮いている足」

メテオ「終わったな・・・弦太朗のところへ向かおう」

JK「ほら草加さんも」

草加「血が止まらない・・・」

流星「唾付けときゃ治る」

JK「流星さん。今の戦闘を録画しときましたよ」

流星「何で」

JK「友子ちゃんに見せようかと思って」

流星「くだらぬな」

大文字「・・・」

流星「男とは心で語るのよ」

JK「何がこの人をこんなのにしてしまったんだろ・・・」

ウヴァ「頭おかしいんじゃない」

大文字「病気だろうな・・・」

404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/27(日) 23:55:53.39 ID:CVrgHVLB0
弦太朗「ユウキ・・・おい!」

賢吾「ありゃぁ・・・」

弦太朗「しっかりしろ!」

賢吾「ダメだ如月。もう・・・」

ユウキ「弦ちゃん・・・賢吾くん・・・無事だったんだね」

賢吾「死にかけだ。大変だぞこれは!」

弦太朗「誰だよ。誰がこんな酷いめに」

賢吾「鬼・・・ゴルドラとシルバラって鬼だよ」

弦太朗「ざけやがって!待ってろよユウキ。今運んでやるからな」

大文字「おーい」

弦太朗「おい現代に戻るぞ」

大文字「バカ言うなよ。せっかく・・・」

弦太朗「ユウキが死にそうなんだよ!言うこと聞きやがれクソ野郎!!」

大文字「はい」

ウヴァ「・・・」

弦太朗「ボーっとしてんじゃねぇ!どけや!」

ウヴァ「い、いて」

弦太朗「てめえもだよ!ゴミ!」

草加「ぎゃっ」

ユウキ「私・・・死んじゃうのかな」

弦太朗「バカ言ってんじゃねぇよ」

ユウキ「宇宙飛行士になりたかったよ・・・」

流星「・・・ユウキくん」

弦太朗「行けよ!なにしてんだ!」

大文字「は、はい」

弦太朗「賢吾てめえ・・・」

賢吾「怒りの矛先がついに俺に・・・」

弦太朗「何でお前は無事なんだよ・・・」

賢吾「それはだな・・・」

弦太朗「ユウキ見捨てやがったな・・・クズが」

賢吾「・・・」

弦太朗「ユウキが死んだらてめえら全員皆殺しな」

ウヴァ「・・・」

流星「・・・」

大文字「・・・」

弦太朗「ヘラヘラ笑ってんじゃねぇぞボケ!」

草加「や、やめ・・・」

弦太朗「死ねや!てめえだけはここで殺してやる」

草加「や、やめて!やめろ!」

弦太朗「黙って死んでろ」
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/28(月) 00:12:54.94 ID:2THg7vYc0
大文字「よっしゃ」

ジャガーロード「」

弦太朗「何やってんだお前」

大文字「・・・つい癖で」

弦太朗「俺が運転する・・・どいてろよ」

大文字「・・・」

弦太朗「たどり着いたら隼。覚悟してろよ」

大文字「ま、まずい・・・」

賢吾「明らかに俺が真っ先に殺される・・・」

ウヴァ「賢吾、隼・・・次は確実に俺だ・・・」

流星「zzz」

JK「最後は明らかに俺っす・・・」

ユウキ「ハァハァ・・・痛いよ・・・」

ウヴァ「ユウキを介抱して好感度アップだ!」

賢吾「おほぉ・・・パンツ丸見え!」

流星「zzz」

弦太朗「待ってろよ必ずたどり着いてやっからな!」

賢吾「どこが痛いの?ん?」

ウヴァ「あばらは確実に逝ってるな・・・これは酷いぞ」

賢吾「ここかな?」

ユウキ「い、痛い・・・!」

賢吾「いい貌だ・・・」

弦太朗「・・・」

大文字「運転!運転!」

弦太朗「遊んでんじゃねぇ!」

ウヴァ「あ、暴れるな!」

流星「」

草加「ああーっ」

賢吾「草加がまた落ちてしまったぞ!」

弦太朗「てめえら寝てろ!オラオラオラオラオラ!!!!」

賢吾「」

大文字「」

JK「」

流星「」

ウヴァ「」
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/28(月) 00:53:18.26 ID:FLogjQ6DO
ウヴァさん!ユウキに憑依して体を丈夫にするんだ!
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/28(月) 01:28:17.82 ID:2THg7vYc0
弦太朗「ユウキ!病院だぞ!」

医者「な、なんだ・・・」

弦太朗「てめえ医者だろ。ユウキ治せよ」

医者「?」

弦太朗「もしこいつが死んでみろ。てめえも一緒に殺してやる。いいな」

医者「は、はい」

賢吾「まさに力技・・・」

翔太郎「おう!どうだ調子は?」

弦太朗「何呑気こいて病院いんだてめえらは!」

翔太郎「んだてめえ!いきなり殴んじゃねぇよ!」

ウヴァ「実はユウキが・・・」

翔太郎「死にかけか・・・」

弦太朗「おい医者」

医者「・・・」

弦太朗「ユウキは嫁入り前だからよ。体に傷とか残すんじゃねぇよ。わかってんな」

医者「だ、大丈夫です。はい・・・」

弦太朗「ならボケッとしてねぇで手術なり何かやれや!」

医者「はい!」

JK「流星さんどこ行くんすか」

流星「寝る。友子のベットで。何か誘ってる気がする。いやあいつはそういう女だ」

賢吾「やめるんだ朔田!」

大文字「殺される!弦太朗がこっち見てるぞ!」

弦太朗「おいホモ。バカ言ってんじゃねぇぞ」

流星「そう怒るな。深呼吸して・・・」

弦太朗「ざけんじゃねえよ」

流星「殺し屋の目だ・・・」

弦助「父ちゃん!」

弦太朗「このクソガキが・・・」

JK「弦助くん・・・何か透けてるっすよ」

弦助「えっ?うわっ!」

賢吾「これは一大事だ!」

大文字「度重なる戦いで父親である弦太朗がどっか死にかけてると俺は思う!」

ウヴァ「消えるのも時間の問題だ!大変だぞ!」

翔太郎「・・・違うだろ」

流星「寝たら治るだろ。弦太朗」

弦太朗「・・・」

ウヴァ「寝よう」

弦太朗「気安く触ってんじゃねぇよ。草加みたいにどっかの時代に落とされてぇのか」

ウヴァ「すみません・・・」

弦太朗「どいつもこいつもクソばっかだ」
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/28(月) 01:46:33.50 ID:2THg7vYc0
弦助「やばいよ。これ・・・」

JK「消えそうっすね・・・」

賢吾「違うな。これは父親の如月のせいではない」

大文字「はっ!母親である撫子がどこかで死にかけてるんだな賢吾!」

流星「彼女の家なら知ってるぞ俺」

賢吾「よし!救いに行くんだ」

大文字「おっしゃ!」

流星「弦太朗。来るか?」

弦太朗「惚れた女より一番のダチに決まってんだろ・・・」

賢吾「なら撫子は我々に任せろ」

大文字「行くぞ」

JK「俺もっすか!?」

流星「当然だ。でないと俺が弦太朗に嫌われる」

翔太郎「騒々しい奴らだな。相変わらず」

ウヴァ「元気出せ。ほらガムだ」

弦太朗「いい加減にしねぇと殺すぞ」

映司「翔太郎さん。弦太朗くん」

ウヴァ「おおっ!?火野映司か!」

映司「変身」

ウヴァ「や、やめろ!俺は改心していい奴になったんだぞ」

映司「ライダーはみんな元に戻ってるみたいですよ」

翔太郎「そうか」

弦助「いよいよ俺たち4兄弟も終わりか・・・」

映司「ど、どうしたんだこれは!」

ウヴァ「俺が説明しよう。ユウキがな」

映司「ユウキちゃんが・・・」

弦助「何とかユウキさんを救えねぇんすか映司さん!」

映司「俺に言われても・・・」

弦太朗「・・・」

映司「おいお前!お前もグリードならアンクと同じ」

ウヴァ「あ、あれやんの?」

翔太郎「何だよあれって」

弦太朗「ウヴァ。頼むわユウキ救えるならそいつをやってくれ」

ウヴァ「・・・」

弦太朗「あいつには恩があんだよ。一番のダチなんだ。頼むよウヴァ!」

弦助「俺からも頼んます。あの人を救ってやってください」

ウヴァ「仕方があるまいな。男・ウヴァ一世一代の大仕事だぜよ」

弦太朗「ありがとよウヴァ」

弦助「いい人っすね。あんた」

ウヴァ「は、はじめて人に褒められた・・・」
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/28(月) 02:09:36.60 ID:2THg7vYc0
弦太朗「おい医者。この手術ちょっとタンマだ」

弦助「てめえなぁにドス握りしめてんだ。コラ」

医者「メ、メスだよ」

弦太朗「おいウヴァ」

ウヴァ「よし・・・」

翔太郎「どうすんだ」

ウヴァ「精神を集中してるんだ・・・」

映司「・・・」

ウヴァ「喝ッッ!」

翔太郎「ユウキの中に入ってくぞ」

映司「・・・やっぱり基本的にアンクと同じなんだな・・・」

弦太朗「これで本当に大丈夫なのかよ」

ウヴァ「おうよ。これで何とかあるぞ」

翔太郎「お前も徐々に元に戻ってるぞ」

弦助「本当だ」

弦太朗「賢吾達もうまいことやりやがったか・・・」

ウヴァ「えっ?ああ解った。うん伝えるよ」

弦太朗「どうした?」

ウヴァ「私の事は気にしなくていいから。みんなを救ってだとさ」

弦太朗「・・・」

映司「弦太朗くん」

翔太郎「俺も手伝うぜ。今度はよ」

弦助「俺も行くぜ父ちゃん」

ウヴァ「それと気をつけてだってさ」

弦太朗「行ってくるぜユウキ」

流星「弦太朗」

翔太郎「一人一つの時代のライダーを救おうぜ」

映司「そして平和を取り戻すんだ今度こそ」

弦太朗「ああ。そうだな・・・ところでどう行くんだ」

流星「あのトラックならアホ共が乗っちゃってるぞ」

映司「大丈夫だよ!彼らに頼めば」

翔太郎「あいつらか」

映司「ちょっと待ってて電話するから」

流星「弦助。元通りに戻ったな」

弦助「お陰様で」

流星「賢吾たちも上手くやったようだな」
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/28(月) 02:23:12.77 ID:2THg7vYc0
映司「来た」

弦太朗「最初からデンライナーでいきゃ良かったな」

弦助「俺もそう思う」

モモタロス「映司ー!弦太朗ー!」

翔太郎「相変わらず見慣れないな」

モモタロス「手ぇ貸すぜ」

ウラタロス「オーナーがね熱出してるから。僕たち使い放題なんだ」

翔太郎「残りの時代を俺たち一人ずつでやってくから。頼むぞ」

モモタロス「いいぜ」

弦太朗「わりぃな・・・」

映司「乗りましょうか」

キンタロス「な、何やもう起きたんか!」

草加「よくも俺を二度も落としてくれたよなぁ?」

弦太朗「どの口が俺に向かって言ってんだ。あ?」

草加「・・・」

リュウタロス「何かデンライナーにへばり付いてたから捕獲したんだよ」

弦太朗「捨てちまえよ」

草加「人数は多い方がいいだろ」

翔太郎「うぜえなこいつ」

映司「あんまり会いたくはなかった」

弦助「ぶん殴っていいのか?これ」

流星「あんまし調子に乗ると今度は総入れ歯だからな」

モモタロス「そうだぞ。お前」

弦太朗「草加ちょっと来い」

草加「あちちちちちちちち」

弦太朗「根性焼き。あんまし調子に乗るとこいつを顔面中に刻み付けるから」

草加「わかりました・・・」

弦太朗「おい。行くぜみんな」

翔太郎「決着を付けよう」

映司「今度こそですね」

モモタロス「出発だぜ!」
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/28(月) 04:13:21.07 ID:yNWStxP8o
賢吾のセクハラが度を越えてきたな
いいぞもっとやれ
そして、ウヴァユウキになるわけじゃないんだな
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/28(月) 20:58:35.18 ID:UINGYvBl0
翔太郎「ここが龍騎がやられる前の時間ってわけか」

モモタロス「何で俺がお前と一緒なんだよ!」

翔太郎「しらねぇよ。文句ならくじ引きを提案した映司に言え!」

モモタロス「・・・おい。あれ見てみろよ翔太郎!」

ゲルニュート「ほら背中に乗って」

戦闘員「ギーッ!」

翔太郎「何だよあれ」

モモタロス「あいつらの背中に乗って次々と鏡の中に入ってるぜ!」

翔太郎「んなのありかよ・・・」

モモタロス「俺たちもやってやろうぜ!」

翔太郎「やってみるか・・・」

戦闘員「な、何だお前たち!」

翔太郎「うるせえ!」

モモタロス「この野郎!」

戦闘員「」

戦闘員「」

ゲルニュート「ほら次々と来い」

翔太郎「お願いっす」

モモタロス「頼むぜ!」

ゲルニュート1「こんな戦闘員居たか?」

ゲルニュート2「帽子被ったのと角が生えた戦闘員・・・」

翔太郎「変装成功だな」

モモタロス「おうよ!」

ゲルニュート1「まあ・・・いいか」

ゲルニュート2「ほら乗れ乗れ」

翔太郎「よいしょと」

モモタロス「おっしゃ!行くぜ!」

ゲルニュート「態度のデカい戦闘員だな・・・」
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/28(月) 22:10:51.10 ID:UINGYvBl0
翔太郎「ああー。きつかった」

モモタロス「龍騎ってのはどれだよ翔太郎」

翔太郎「ほら見ろ。あのライダーの数を」

モモタロス「すげぇな!俺も混ざるぜ!」

翔太郎「ったく仕方のねぇ赤鬼さんだな・・・」

モモタロス「待て待て!どけどけどけー!」

シザース「」

ガイ「」

翔太郎「よし。動くなよお前たち。俺は未来からお前たちを救いに来た」

龍騎「み、未来?」

モモタロス「てめえらの命を救いに来てやったんだぜ。感謝しろよ!」

龍騎「?」

翔太郎「てめえだな・・・ゲルショッカーとつるんでる奴は」

ライア「!?」

龍騎「確かに」

ナイト「ついこの間こいつ死んだような・・・」

ゾルダ「どうも怪しいと思ってた」

モモタロス「すげぇ!さすがは探偵だぜ!」

翔太郎「勘だよ。とっとと片付けようぜモモタロス」

モモタロス「おう!」

ライア「さすがの俺も1対5じゃ勝ち目が・・・退却を」

ジョーカー「逃げんな!」

モモタロス「待ちやがれ!」

ライア「やれ!やっちまえ!」

ゲルニュート「・・・」

ナイト「城戸、北岡」

龍騎「よっしゃ!」

ゾルダ「・・・」

モモタロス「この爬虫類野郎!」

ライア「ちっ」

ジョーカー「待て!」

ライア「来るな!来るんじゃない!」

ジョーカー「ぶっ飛べ!」

ライア「ぬわっ!」

ジョーカー「ふぅ・・・終わったか」

ライア「うっ・・・」

モモタロス「やったぜ!」

ジョーカー「よし。後は雑魚だけだな」
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/28(月) 22:27:15.27 ID:UINGYvBl0
ウラタロス「何で龍騎の方から行くんだよ」

弦太朗「今までちゃんと順番に行ってきたんだ。別にいいだろ」

弦助「そうだぜ。この亀男」

ウラタロス「やれやれ・・・親子揃って・・・」

キンタロス「ここがファイズの時代やな」

流星「あれ?草加が居るぞ」

草加「過去の俺か・・・」

草加(過去)「ふふふ・・・この爆弾で乾巧と木場勇治を・・・」

弦太朗「わりぃ事考えてる目だな」

流星「轢き殺すか。デンライナーなら一撃だろ」

草加「いや待て!そんな事したら」

弦太朗「過去のてめえがあんな事してっからユウキが死にかけてんだぞ!」

弦助「ざけやがってこのボケナスが!」

ウラタロス「リュウタ。縛っといてそいつ」

リュウタロス「動くなよー」

草加「離せ!やめろ!」

草加(過去)「ひひひ・・・ん?」

弦太朗「死にやがれ!」

草加(過去)「うぎゃああああああああああああああ」

映司「見事に弾け飛んだ・・・」

弦太朗「このままブレイドの時代だな」

流星「そうだな」

映司「あっ。草加さんが消えていく」

草加「お・・・」

弦太朗「ざまあねぇな」

ウラタロス「クズには相応しい最後だよね」

映司「この遺品も捨てとくか」

弦助「次へ行こうぜ。ほら!」

弦太朗「わかったからはしゃぐなよ」
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/28(月) 22:46:19.19 ID:UINGYvBl0
流星「剣の時代は俺たちが担当だとさ」

ウラタロス「ふーん」

流星「でも敵もバカだよな」

ウラタロス「僕たちよりも先に過去の僕たち消しても終わりないじゃんやっぱり」

流星「それも・・・そうか」

ウラタロス「さてと僕たちの相手は誰かな?」

トライアルE「・・・」

ブレイド「ウェーイ・・・・・」

レンゲル「やめてください!橘さん!」

流星「何だ橘さんか。変身」

ウラタロス「橘ってあのギャレンの?」

メテオ「その通り!」

トライアルE「・・・」

メテオ「ホァチャァッ!!!!」

トライアルE「」

メテオ「瞬殺・・・」

ウラタロス「へえー。凄いね」

橘「剣崎ー!睦月ー!」

流星「・・・」

ウラタロス「何だったんだこの怪物は・・・」

牧瀬「それは橘を元に作られたトライアルさ。朔田くん」

流星「牧瀬!」

牧瀬「決着を付けに来たよ」

流星「・・・」

牧瀬「付いてきなよ。ほら乗って」

流星「ウラタロス」

ウラタロス「行ってきなよ。ここは僕に任せて」

流星「忝い・・・」

ウラタロス「ちょっと体を借りるよ」

橘「む・・・む・・・睦月いいいいいいいいいいいいいいいい」

Uレンゲル「棒を武器にしてるんだ。へえー」

ブレイド「ウェーイウェーイ」

Uレンゲル「?」

橘「蘇ったアンデッドを倒すぞだって」

Uレンゲル「わかったよ」
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/28(月) 22:56:58.88 ID:8uBKv5P4o
まさかのたっくん出番なしwwwwwwwwww
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/28(月) 23:22:35.00 ID:UINGYvBl0
流星「響鬼の時代か」

牧瀬「僕と初めて出会ったのはアマゾンの時代だったからね」

流星「平成のアマゾンの時代で決着を付けるってわけか」

裁鬼「」

響鬼「邪魔だからこれ運ぶね」

流星「すんませんね」

牧瀬「さてと・・・あっ」

流星「死ねやコラ!」

牧瀬「い、痛いじゃないか!」

流星「友子はもっと痛かったんだよ。バカ野郎が」

牧瀬「友子?あの子か・・・確かに可愛いが好みじゃないね」

流星「友子の良さを解らん貴様は素人だ」

牧瀬「何か暗いし陰湿だし・・・それに・・・」

流星「もういい喋るな」

牧瀬「怒ったのかな?朔田くん」

流星「この地球上で友子をコケにしていいのは俺だけだ!」

牧瀬「えっ?」

流星「ちなみに甘えていいのも俺だけだ」

牧瀬「何が言いたいんだよ君は」

流星「友子はあれでスタイルもいいし。どこか優しい面もあるんだよ!」

牧瀬「そうなの・・・」

流星「そんな友子を馬鹿にしてそして傷つけたお前は・・・」

メテオ「この朔田流星が地獄へ落としてやる。来いよ外道!」

牧瀬「そうか・・・僕もボコボコにされた恨みを忘れない」

ピスケス「絶対に忘れない!絶対にだぞ!」

メテオ「魚座のゾディアーツ・・・幹部か」

ピスケス「僕は君のようなイケメンが嫌いなんだよ!!!!」

メテオ「イケメンで何が悪い!俺がイケメンと呼ばれるのも友子のおかげだ!」

ピスケス「違う!」

メテオ「違わん!俺の友子を舐めるんじゃない!」

ピスケス「この僕の力を・・・」

メテオ「強化する前に片付けてやる!」ビィーナス!

ピスケス「それは・・・」

メテオ「今日はこいつだ」

ピスケス「剣?」

メテオ「青龍刀だ。切れ味も抜群だ!」

ピスケス「甘いな。僕の鱗は」

メテオ「知らんな・・・」

ピスケス「ギエーッ!」

メテオ「最高の女は友子。最高の男は弦太朗。これがこの世の常識だ牧瀬よ」
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 00:44:30.58 ID:HEhCyl9r0
キンタロス「カブトの時代らしいで」

リュウタロス「また僕はクマちゃんか」

白ワーム「ほら運べ」

ワーム「うっす」

キンタロス「あれや!」

リュウタロス「待てー!」

天道「ワームか・・・変」

リュウタロス「ちょっと邪魔!」

天道「うわっ」

キンタロス「すまんな兄ちゃん」

天道「な、なんなんだ・・・あいつら」

加賀美「どうした天道?」

キンタロス「おっ!矢車や」

リュウタロス「ちょっと体借りるよ」

矢車「何だろ・・・」

影山「さあ・・・」

K矢車「待てやー!」

白ワーム「何だ?」

R影山「こいつめ!」

K矢車「潰しに来たで」

R影山「もう逃がさないよ」

白ワーム「こいつらがブラック将軍の言ってた」

K矢車「キンタロスや!」

R影山「僕はリュウタロス」

白ワーム「者ども!畳んじまえ!!」

ワーム「おおーっ!」
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 02:18:42.84 ID:HEhCyl9r0
フォーゼ「オラァ!」

スパイダーファンガイア「チュッ・・・」

NEWフォーゼ「ここにも居なかったな父ちゃん」

名護「なるほど。未来から来たのか。俺は信じるぞ!」

フォーゼ「邪魔だボケ!」

NEWフォーゼ「てめえ何だよ!馴れ馴れしいんだよ!」

映司「おーい!」

フォーゼ「映司さん!」

NEWフォーゼ「片付いたんすか」

映司「あっちの方のモモタロスも無事だったぞ」

弦太朗「みんなは!」

映司「疲れて眠ってる」

弦助「長かったな父ちゃん」

弦太朗「そうだな。ユウキ怪我させた野郎共もみつかんねぇしよ」

弦助「俺たちで必ずぶち殺してやろうぜ」

弦太朗「わりぃな。他人のユウキのためによ」

弦助「家族だから・・・」

弦太朗「いくつになってもユウキの世話になってんのか俺。撫子もやきもち妬いてんだろな」

弦助「そ、そうだね・・・」

弦太朗「現代に戻ろうぜ」

弦助「うん」

映司「ねえ弦助くん」

弦助「何っすか映司さん」

映司「もしかして君のお母さんって」

弦助「言わんでください。言ったらほらわかるっしょ」

翔太郎「そうだぜ映司」

映司「翔太郎さんも知ってるんですか」

弦助「内緒っすよ!二人とも」

弦太朗「何話してんの」

翔太郎「何もねぇよ」

映司「うん。何もない」

弦太朗「?」
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 02:40:45.92 ID:HEhCyl9r0
ブラック将軍「これを我望に」

ヴァルゴ「これは」

ブラック将軍「フォーゼドライバーに対抗し我々が作ったゾディアーツドライバー」

立神「・・・」

速水「おや?地震か?」

戦闘員「ギーッ!ブラック将軍!」

ブラック将軍「どうした?」

戦闘員「そ、外を!ライダー共が大量に!!」

ブラック将軍「何だと!?」

フォーゼ「出てこいコラ!」

W「早くしろダボが!/はりきってるね翔太郎。僕も時間旅行したかった」

オーズ「降りて来い!」

1号「ブラック将軍!」

2号「今度こそ決着を付けてやるぞ!」

ストロンガー「出てこねぇとぶっ飛ばすぞ!」

電王「俺は気が短いんだ!早くしろ!!」

NEWフォーゼ「ビビってんのか!」

メテオ「とんだチキン野郎だな!」

ブラック将軍「集まったなライダー連中・・・おい!」

戦闘員「ギーッ!動かすんですね!」

速水「さあーて帰りますか・・・」

レオ「待て」

ヴァルゴ「私たちも参戦するぞ」

速水「ええーっ!?」

レオ「ふざけるな。殺すぞ」

速水「はい・・・」

スーパー1「何か出てきたぞ!」

1号「あれはショッカーライダー?」

2号「俺たちだけじゃない」

フォーゼ「全員の偽物だ」

NEWフォーゼ「どうなってんだこれ」

ブラック将軍「各時代でお前たちのデータは集めさせてもらった。そしてこいつ達は!」

V3「そのデータから作り出したライダーか」

カブト「なるほどな」

ブラック将軍「やれ!」
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/29(火) 06:41:56.03 ID:ah46C0ODO
これ、シンさんの偽者だけめちゃくちゃ浮いてる構図だよな
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/29(火) 08:56:51.46 ID:+SQDECELo
まさかSSで幹部の正体バレするとは…
はっ!牧瀬くんが本編に出てきたのはそういうことなのか!?
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/29(火) 11:46:15.70 ID:Fymlzhldo
この殺伐とした雰囲気がいい
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 17:27:13.30 ID:m1Cx2IZn0
フォーゼ「邪魔だ!」

ギャレン「俺は本物だぞ!」

イクサ「相変わらずの狂犬っぷりだ。落ち着きなさい」

キックホッパー「まったくだな・・・」

フォーゼ「どけコラ!」

ヴァルゴ「一直線にこっちに来るな」

レオ「ああ」

偽ギャレン「なあに。あいつらは任せておけ」

偽イクサ「お前たちは下がってなさい」

偽キックホッパー「いいよな元気な奴は・・・」

偽カイザ「君たち幹部連中は引っ込んでくれないかなぁ?」

リブラ「こう言ってるんだし帰るぞ私たちも」

偽イクサ「何言ってるんだ!戦いなさい」

偽カイザ「これだからゾディアーツは・・・」

レオ「ヴァルゴ」

ヴァルゴ「わかってる」

ストロンガー「おい弦太朗。何だよあれ」

フォーゼ「しらねぇ」

NEWフォーゼ「ありゃダークネビュラとかいうヴァルゴの技っすよ茂さん」

ストロンガー「何か吸い込まれてるぞ」

偽ギャレン「うわあああああああああああああああああああ」

偽イクサ「ギャレンが飲み込まれたぞ。カイザ手を放すんじゃないぞ!」

偽キックホッパー「闇だ・・・俺は・・・」

偽カイザ「離せ!離すんだ!」

偽キックホッパー「わかった・・・」

偽イクサ「うわああああああああああああああああああああ」

オーズ「そうだ!あの穴に偽物を」

W「映司の言う通りだ/そうだな」

1号「こっちへ来るんだショッカーライダー!」

2号「お前たち6人をまとめてあの穴に放り込んでやる!」

フォーゼ「おら!飛んでけ偽物が!」

偽フォーゼ「あーっ」

NEWフォーゼ「てめえも行け!てめえもだ!」

シザース「あー」

裁鬼「あーっ」

メテオ「ほらほら。じゃんじゃん投げて!」

ブラック将軍「おい!止めろ!」

ヴァルゴ「しまった・・・つい・・・」

レオ「相変わらず・・・ドジだな」

リブラ「今のうちに・・・」
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 17:48:03.24 ID:m1Cx2IZn0
賢吾「あいつら俺たちを見捨てて・・・」

大文字「俺たちが撫子の家に侵入し留置所で一晩を終えたとも知れずに」

JK「アンタらのせいなんすよ!」

美羽「クズばっか」

友子「そうですね」

ウヴァ「早いんだよ!ユウキの体も少しは気を使え大馬鹿者!」

賢吾「やっぱりユウキの中って居心地いいの?何を考えてるかわかるの?」

ウヴァ「頭ん中は宇宙の事や友達の事ばっかだぜ。今のご時世に珍しい・・・」

リブラ「ここまでくれば・・・あっ」

賢吾「幹部!」

大文字「ウヴァ!出番だぞ」

ウヴァ「ちょっと待て。出るから」

ユウキ「」

リブラ「よく如月弦太朗と居るお邪魔連中・・・よし殺す!」

ウヴァ「殺せると思ってるのか。この俺を」

賢吾「やれウヴァ!」

ウヴァ「俺の名はウヴァ。昆虫の王様だ。お前のようなカミキリムシヤミーには負けはせん!」

リブラ「カ、カミキリムシ・・・」

ウヴァ「これぞ俺の万能武器であるゴルフクラブ。こいつを握らせたら俺の右に・・・」

ギャレン「居たぞ幹部が!」

イクサ「逃げるとは卑劣な男だ。こっちに来なさい」

キックホッパー「逃がさんぞ・・・」

ウヴァ「誰だよこのうざい連中は」

賢吾「よく出没するんだ」

大文字「うざトリオだ」

美羽「お前たちも十分うざい」

ギャレン「俺から行く」

イクサ「俺だ!橘さんと矢車くんは下がってなさい」

キックホッパー「俺だ・・・」

ウヴァ「待て!ここは俺の!」

賢吾「いい寝顔だ・・・突っついてみよ」

ユウキ「・・・っ。痛い・・・」

賢吾「まだ怪我も治りかけ。抵抗もできない」

大文字「やっちまえ賢吾!」

美羽「いい加減にしろ。死ねクズコンビ」

リブラ「さっさと逃げよ。バカバカしい・・・」

ギャレン「どけ!」

ウヴァ「何だお前は!」

イクサ「あっちに行きなさい怪人は!」

キックホッパー「俺だ。俺こそが相応しい・・・」
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 18:30:21.27 ID:m1Cx2IZn0
フォーゼ「長かったぜ」

メテオ「とってもな」

NEWフォーゼ「これで全てのケリが付く」

ブラック将軍「・・・私一人だけか・・・騒ぎに乗じてホロスコープスの連中まで・・・」

V3「弦太朗!」

フォーゼ「わかってる!」

1号「俺たち全ライダーの絆で」

フォーゼ「これがコズミックを超えた超コズミックだぜ!!」

2号「終わりだなブラック将軍」

ブラック将軍「ただでは終わらんぞ」

ヒルカメレオン「この私が!」

W「行け弦太朗!」

オーズ「これで最後だ!」

NEWフォーゼ「父ちゃん!」

ストロンガー「ぶちかませ!」

フォーゼ「よっしゃあああああああああああああああああああああああ」

ヒルカメレオン「うっ・・・うおっ!」

RX「消えた」

電王「どこ行ったんだ」

メテオ「宇宙」

スーパー1「宇宙だと」

ディケイド「奴ならきっと」

クウガ「うん。この戦いを終結させる」

X「・・・」

アマゾン「弦太朗」

フォーゼ「これで最後だブラック将軍!」

ヒルカメレオン「貴様のような若造に・・・」

フォーゼ「ぶっ飛べ!!!!」

ヒルカメレオン「この・・・この私が・・・」

フォーゼ「ライダー超銀河フィニッシュ!オールライダーバージョンだ!!」

ヒルカメレオン「ゲルショッカーに栄光あれー!!!!」

フォーゼ「終わった・・・」
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 18:47:32.95 ID:m1Cx2IZn0
賢吾「は?俺たちの絆抜きで勝っちゃったの?」

大文字「そりゃないぜ弦太朗!」

弦太朗「心配すんな。ユウキに友子、美羽やJKついでに流星はちゃんと心の中に居たぜ!」

賢吾「・・・」

大文字「・・・」

流星「俺のこと惚れ直したでしょ?そうだろ?今晩空いてるよ俺」

友子「うざい」

翔太郎「俺も帰るわ。風都に」

フィリップ「行こうか翔太郎」

映司「俺も旅の続きを」

弦太朗「じゃあね」

ユウキ「弦助くんも元気でね」

弦助「うん」

弦太朗「このスイッチ。ホントにくれんのか?」

弦助「やるよ。役に立つと思うから」

流星「俺のNEWメテオドライバー!」

弦助「こいつはダメっす」

弦太朗「未来の俺たちによろしくな!」

ユウキ「また遊びに来てね!今度来るときは未来の私から色々と貰ってきてね!」

弦助「わかってるよ」

流星「返せよ!」

ウヴァ「落ち着け流星」

友子「この馬鹿も未来に送っていいけど」

弦助「いらねぇっす」

美羽「バイバイ」

JK「お元気で弦助くん」

賢吾「俺たちの絆・・・」

大文字「絆って・・・」

弦太朗「じゃあな!」

弦助「ああ。たまには家に帰ってきてくれよ父ちゃん!母ちゃん!」

大文字「行ってしまったな・・・俺のトラック」

賢吾「やっぱり朔田が母親なんだろうな」

流星「弦太朗に突っ込まれ友子に突っ込み・・・最高にハイってやつか!」

友子「消えろ」

ユウキ「流星くんがお母さんなのかな?」

弦太朗「ぜってぇに嫌だ!」
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 19:58:19.69 ID:m1Cx2IZn0
賢吾「こうやって二人っきりになるのも久しぶりだな」

流星「あれからもう一週間か」

賢吾「マジでユウキとやりたいんだけど・・・」

流星「あんな女のどこがいいんだ!」

JK「何話してるんすか?」

賢吾「うわぁ・・・」

流星「出たよあっち側の人間が」

JK「・・・やっぱり怒ってますよね」

賢吾「幹部と遊んでればいいんじゃないお前」

流星「山羊座の下手くそロックンローラーとな。失せろ」

JK「・・・すんません」

賢吾「とんだ裏切り野郎だったな」

流星「クズだなJKは」

賢吾「ユウキ犯したいよー」

流星「やりゃいいんじゃない。本望だと思ってるよ彼女も」

賢吾「だが如月が近くに居るから」

流星「弦太朗の事は俺に任せとけ!」

賢吾「如月さえ居なければ・・・」

流星「城島さえ居なければ・・・」

賢吾「何かさ処女で一度やったら狂いそうだよユウキって」

流星「あの手の女は狂うぞ」

賢吾「でも未来ではユウキにも子供が居るんだよな」

流星「どうせどこかのバカな男に騙されて孕んだんじゃね?」

賢吾「俺かもしれん・・・」

流星「いや弦助は違うって言ってたろ」

賢吾「何かあいつの服とかパンツとか無いの?」

流星「あるわけないだろ」

賢吾「・・・」

流星「・・・」

賢吾「またパクったら大変なことになりそう・・・」

流星「前みたいにな」

「おい。てめえら」

賢吾「てめえ?誰に言ってんだ!」

「てめえだよ。ついでにそっちも」

流星「は?ふざけんなよ!髪の色が赤いからって何だよ!」

「殺すぞ。図にのってると」

賢吾「朔田・・・」

流星「こいつはヤバいタイプの人間だ・・・」

賢吾「逃げよう!」

流星「そうしよう」
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/29(火) 20:00:48.20 ID:vJlj7Oo9o
1週間でだいぶクズになったなこいつらもwww
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 20:17:59.38 ID:m1Cx2IZn0
賢吾「それで凶悪そうな奴だったんだよ!」

弦太朗「ふーん」

流星「殺されそうだったの」

友子「そのまま殺されればよかったのに流星さん」

流星「俺が殺されたら未来の子供達まで死ぬだろ?」

友子「それは・・・」

流星「そんな俺に君は死ねだの殺すだのよく言えるよね?」

友子「・・・」

流星「俺が生きてる限り子供を沢山産まないといけないんだよ君は」

友子「卑怯者・・・」

流星「そういうな。ふふふ」

友子「ムカつく」

弦太朗「よし!どんな奴でも俺がダチになってやるぜ!」

賢吾「好きにしてくれ」

流星「そういうとこが好きなんだよ!」

弦太朗「どこに居るんだ賢吾」

賢吾「知らん」

流星「いきなり声かけられたもんね」

弦太朗「何だよそれ!」

ユウキ「ごめんごめん。遅れちゃった!」

流星「誰も待ってないし。毎回酷い目にあってんのによく陽気だなこのアマ」

賢吾「そこが可愛いんだよ!」

ユウキ「何の話してるの?」

弦太朗「何かすげぇ奴が居るんだって」

賢吾「身長は190ぐらいで赤髪のツンツン頭で」

流星「その上目つきは物凄く悪いのな。もう獣のようで」

ユウキ「それって隣のクラスの田中くんじゃない?」

賢吾「いや田中って顔ではなかった」

ユウキ「田中一郎ってつい3日前に転校してきた」

流星「この3週間の間にどんだけ忙しかったと思ってんだ!」

ユウキ「そ、そんなに怒ること・・・」

流星「は?」

弦太朗「ユウキが悪いってわけじゃねぇだろ。怒鳴ってんじゃねぇよ」

賢吾「・・・」

流星「・・・甘いんだよ弦太朗は」

弦太朗「んだよ!その反抗的な目は。殺すぞ」

賢吾「あっ。これからは注意するんで」

流星「すんませんでした・・・」

弦太朗「ユウキ!その田中って奴のとこに案内してくれ!」

ユウキ「うん!」
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 20:44:49.85 ID:m1Cx2IZn0
弦太朗「おおっ!お前が田中か!」

田中「あ?」

弦太朗「でけぇな!」

田中「変な頭しやがって・・・てめえが噂の如月か」

賢吾「変な頭ってお前も変だぞ!」

流星「そうだそうだ!」

田中「弱いくせにピーピー鳴いてんじゃねぇよ」

賢吾「如月!やっちまえ!」

田中「喧嘩なら受けて立つぜ。俺はよぉ・・・」

弦太朗「ダチになりに来たんだ!」

田中「バカか・・・ムカつくんだよ!てめえみたいな野郎が!」

ユウキ「うわっ!賢吾くん!」

賢吾「あれはへび座のゾディアーツだ!」

流星「星座博士!」

サーペント「へへへ。フォーゼってのはお前だったよな。勝負しようぜ」

フォーゼ「上等だ!」

大杉「おっ!如月!」

弦太朗「邪魔すんな!」

大杉「・・・」

弦太朗「変身!」

フォーゼ「宇宙・・・」

ユウキ「キ」

流星「邪魔!キターッ!」

ユウキ「いたた・・・」

サーペント「ふざけてんじゃねぇよ!」

賢吾「ふっ。武器は右腕の鞭ってわけか!」

サーペント「見りゃわかんだろうが!」

フォーゼ「今さら普通のゾディアーツじゃ!」

サーペント「ああん?」

フォーゼ「俺の敵じゃねぇぜ!」

サーペント「敵じゃねぇ?それはこの俺のセリフだ!」

フォーゼ「うおっ」

サーペント「噂じゃとんでもねぇって聞いたが」

流星「強いんだぞ!」

友子「こいつは口ばっか」

サーペント「弱い。クソ野郎だな如月弦太朗!」

フォーゼ「なら丸焼けにしてやるよ!」

サーペント「やれるもんならやってみろ!」

フォーゼ「ライダー爆熱シュート!!!!」

サーペント「うおおっ!」
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 21:11:56.04 ID:m1Cx2IZn0
フォーゼ「ざまあみろ!」

サーペント「はあ?今のがてめえの攻撃かい?」

フォーゼ「何で無傷なんだよ!」

賢吾「脱皮だ!」

ユウキ「脱皮?」

賢吾「きっと奴は受けた攻撃を脱皮の効果で無効化するゾディアーツ!」

流星「ちなみに俺の大蛇はズル剥け」ポロン

友子「死んでくれないかな・・・こいつ」

サーペント「おもしれぇ攻撃だ!如月ィ!」

フォーゼ「野郎ォ!」

リブラ「・・・あいつ誰なんだ・・・」

「貴方が幹部のリブラさんね」

リブラ「むっ?」

「我望光明。そして他の幹部のところに案内しろ」

リブラ「我望様は出張だ!レオもヴァルゴも付き添いで」

「へえー。本当かな?」

リブラ「その証拠に・・・見ろ!レオと他のゾディアーツスイッチを預かっている!」

「何の会議なんだ」

リブラ「普通の会議だけど。それより卑怯だぞ二人で私をボコにするなんて!」

「別にいいじゃん」

リブラ「ゾディアーツの戦いは1対1が基本。貴様たち名を名乗れ!」キリッ

ヒュドラ「私はヒュドラ。うみへび座のゾディアーツ」

ヒドラス「俺はヒドラス。みずへび座のゾディアーツ」

リブラ「俺は十二星座で幹部でもあるマスター・リブラ!」

ヒュドラ「ムカつくのよね。よいしょっと」

リブラ「いたっ!」

ヒドラス「簡単にスイッチを落としたなこいつ」

リブラ「返せ!返さないと俺がまたネビュラに送られる!」

ヒドラス「黙れ」

ヒュドラ「スイッチ取ったわよ!田中!」

サーペント「ああん?先に帰ってろ!」

賢吾「あっ幹部が倒れてる」

流星「相変わらず弱いのぉ」

サーペント「なあ如月。俺は別に左腕も鞭にできるんだぜ。別にどうでもいい事だけどよ」

フォーゼ「だから何だってんだよ!」

サーペント「それにこいつが俺の本来の姿だと思うなよ。俺は変化する数少ないスイッチャー」

フォーゼ「?」

サーペント「俺の本来の姿はな・・・十二星座の影に埋もれた十三番目の星座・・・」

オピュクス「へびつかい座のゾディアーツだ!」

賢吾「な、な、なんだってー!!!!」
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 22:29:17.01 ID:m1Cx2IZn0
オピュクス「面白い物見せてやるよ如月ィ!」

流星「友子が危ない!」

賢吾「ユウキが危ない!」

大杉「やめろォ!俺を・・・俺を盾にすんな!」

オピュクス「この手に持ってる蛇型の鞭に噛みつかれた野郎はな!」

サーペント「如月ぃ・・・朔田ぁ・・・歌星ぃ・・・」

オピュクス「スイッチ無しでゾディアーツへ変貌しちまうんだ!そらそらそらそら!!」

賢吾「無差別攻撃だ!」

流星「何てこった!」

フォーゼ「やめろ馬鹿!ムチャクチャすんじゃねぇ!」

オピュクス「知るか。弱い奴がわりぃんだよ!」

ヒドラス「こいつのスイッチも貰うか」

速水「」

ユウキ「ああーっ!校長先生だ!」

賢吾「どうもバカっぽいから校長だと思ってたんだ」

流星「お、女だ!可愛いのか!変身を解除しろ!」

ヒュドラ「いいわよ。はい!」

流星「うげぇ・・・」

海野「私は海野釜夫。よろしくね」

賢吾「オカマだ・・・」

水木「俺は水木拳。この服装を見れば解るわな」

流星「髪型がラーメンマンみたいだ・・・」

水木「そっちじゃない!財団Xだ」

賢吾「別にどうでもいいんだけど」

オピュクス「最後におもしれぇもん見せてやらぁ。おい!」

水木「ほらよ」

オピュクス「俺は特異体質でね。如何なるホロスコープスにも変化ができるんだぜ!」

流星「は?レオのパクりか。二番煎じじゃ誰も驚かんぜ!」

レオ「とどめをさしてやる・・・如月弦太朗!」

フォーゼ「てめえ!」

レオ「くたばれええええええええええええええええ」

フォーゼ「うっ・・・ごほっ・・・」

流星「いやああああああああああああああああ」

賢吾「プッ。また負けてやんの」

オピュクス「こんなもんか。行こうぜ」

フォーゼ「ま、まだ・・・まだだ」

オピュクス「運がいいな。だが勝負は付いたんだ」

フォーゼ「・・・」

オピュクス「この俺は負け犬相手に二度も殺し合いするような安い男じゃねぇんだよ!」

賢吾「いいこと言った!」
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 23:04:23.02 ID:m1Cx2IZn0
ユウキ「・・・」

弦太朗「・・・おっす」

ユウキ「弦ちゃん!」

弦太朗「俺・・・また負けたんだな・・・」

ユウキ「うん・・・」

弦太朗「ところでここどこだ・・・」

ユウキ「弦ちゃんの家」

弦太朗「みんなはどうした?」

ユウキ「みんな・・・元気だよ!」

弦太朗「そうか・・・そいつはよかったぜ・・・」

ユウキ「弦ちゃん・・・」

賢吾「いいの嘘付いて?」

ユウキ「天高の生徒のほとんどがゾディアーツに変身しちゃったなんて言えないもん」

賢吾「嘘つきはよくないな」

ユウキ「弦ちゃん優しいからきっと傷ついちゃうよ!」

賢吾「それにこのアホ校長まで助けたりして。このアホ」

速水「アホと言うな・・・殺されるかもしれんのだぞ」

ユウキ「傷ついてる人をほっとく事なんて私できないよ!賢吾くんだって」

賢吾「嘘つきで甘ちゃんの君にはお仕置きが必要だな・・・脱げ」

ユウキ「やめてよ・・・こんなときに冗談だよね?」

速水「ああ・・・いてて腹が痛い・・・ウンコしてこよ・・・早く終わらせろよ」

賢吾「空気の読む校長だ。ほら脱いで脱いで」

ユウキ「嫌だよ!友達でしょ?賢吾くん前にもこんな事・・・」

賢吾「うるさい!」

ユウキ「・・・」

賢吾「逆らうとこの如月がどうなっても知らんぞ!いいのか!」

ユウキ「そ、そんな・・・」

賢吾「今度は誰も邪魔が入らんよ・・・」

ユウキ「どいて!」

賢吾「ぎゃっ」

ユウキ「ご、ごめん。賢吾くん」

賢吾「うっ・・・」

ユウキ「賢吾くん!賢吾くん!」

賢吾「そうやって俺を突き放して・・・如月には股を開くんだよなぁ?」

ユウキ「そんな事してないよ!何度も言ったでしょ!?」

賢吾「あの未来から来た弦助。最近やっと解ったんだ・・・あいつは如月と君の子だ!」

ユウキ「えっ!?」

橘「やはりそういう事だったのか!」

速水「ああ。スッキリした・・・終わったか歌星くん?」

橘・速水「あっ・・・何だ鏡か・・・」
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 23:24:20.79 ID:m1Cx2IZn0
橘「きっと俺たちは生き別れの双子か何かだろうな」

速水「私もそう思う」

ユウキ「どこから?」

橘「ずっと天井裏で待機してた・・・我慢できなくて」

賢吾「似てる二人が居て。凄くうざいんだけど。邪魔されるし」

ユウキ「・・・さっきの話。本当なの?」

賢吾「いやいや。雰囲気で解るだろ!アホなのか君は!?」

橘「俺もそう思ってたところだ」

速水「うん」

ユウキ「弦ちゃんと私が」

賢吾「何か抵抗あるだろ?ん?」

弦太朗「俺は別に何とも思ってないぜ」

橘「公平。好きな食べ物は」

速水「辛味噌パスタ」

橘「俺と一緒だ!」

速水「朔也兄さん!」

ユウキ「私も抵抗ないよ!友達だから弦ちゃん!」

弦太朗「そうだぜ賢吾。一番のダチと結婚してガキ作るなんて最高じゃねぇか!」

ユウキ「そうだよ!」

弦太朗「抵抗なんてやっぱりねぇや」

ユウキ「うん!」

賢吾「ふん。アホ同士好きにしろ!」

弦太朗「賢吾の奴・・・何で怒ってるんだ?」

ユウキ「疲れてるんだよ。賢吾くんだって頑張ってるもん」

橘「結婚を甘くみるな!」

速水「そうだぞ!このアホコンビが!」

弦太朗「あ?」

橘「・・・」

速水「・・・」

賢吾「・・・結婚しようが何しようが必ず犯してやる・・・」

ユウキ「弦ちゃん。寝た方がいいよ」

弦太朗「そうする」

橘「ビックリした・・・」

速水「殺されるかと思った・・・」
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/29(火) 23:55:52.56 ID:m1Cx2IZn0
田中「牡羊座、蟹座、獅子座、天秤座、蠍座、山羊座、魚座」

海野「あと5つね」

田中「この十二のスイッチを集めて財団Xをぶっ潰そうぜ」

水木「ああ。俺たちを甘く見てるんだよ上の連中は」

田中「上から粉々にしてやんよ!」

流星「そうはさせんぞ!」

友子「・・・」

田中「・・・弱い方の奴か」

流星「バカめ!こっちには強力な助っ人が居るんだよ!茂さーん!」

茂「まーたわりぃ事考えてんだな財団Xのクソッタレ野郎」

流星「これで終わりだな。友子ちゃん」

友子「たまには自分で戦えよ」

田中「七人ライダー最強の男・ストロンガーか」

オピュクス「相手にとって不足はねぇな!」

ストロンガー「いいぜ。かかって来いよ!」

海野「貴方の相手は私ね」

流星「オカマは無理だから」

友子「・・・」

ストロンガー「あらよっと!」

オピュクス「ウロウロすんじゃねえ!」

ストロンガー「電ショック」

オピュクス「て、てめえの電撃ごときでこの俺が・・・死ぬと思ってんのか!」

ストロンガー「ちっ」

オピュクス「見せてやる。俺の三番目の力を」

流星「あっ」

友子「鞭の頭が城さんの体の中に・・・」

オピュクス「貰うぜ!てめえの電気を!」

海野「彼のあの鞭ね。相手の体にすり抜けて吸収しちゃうのよね」

流星「うわぁ・・・」

ストロンガー「」

オピュクス「これがストロンガーの電気か・・・」

水木「見事」

流星「失礼しました!」

友子「流星さん。城さんは」

流星「いいんだ」

友子「ゴミが死ね」

流星「彼もここで死ねば本望だろう」

友子「一度死んだ方がいいよ」

流星「逃げろや逃げろ!」

友子「・・・」
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/30(水) 00:13:59.45 ID:T48FtLoF0
賢吾「鞭の先端が噛みついた相手をゾディアーツ化させて」

速水「さらにホロスコープスへの多段変化」

流星「極め付けは体をすり抜け相手の能力を奪うと」

橘「ダメだこりゃ」

流星「でも。ほら相手は財団Xに反旗を翻すみたいだし」

賢吾「勝手に自滅するだろ」

ユウキ「ダメだよ!みんなをどうにかして元に戻さないと!」

流星「友子ちゃんはどう思う?」

友子「私は」

速水「俺はスイッチを戻さないと・・・マジで殺される」

橘「俺も行くか」

友子「流星さん」

流星「わかったよ!行けば良いんだろ!」

弦太朗「俺もやるぜ・・・」

ユウキ「もう大丈夫なの?」

弦太朗「平気に決まってるだろ!」

ユウキ「さすが弦ちゃん!」

弦太朗「今回は俺たちだけで」

翔太郎「よぉ」

流星「来た!これで俺は戦わずにすむ!」

弦太朗「お前も暇だな」

フィリップ「あきちゃんと照井が事務所で派手に喧嘩してね」

翔太郎「ありゃもうダメだ」

弦太朗「気の毒な話だぜ」

橘「よし俺に付いて来い!」

弦太朗「てめえと馬鹿校長は一番後ろだ」

流星「わかったな」

速水「・・・」

橘「・・・」

フィリップ「勝算はあるのかい?弦太朗」

弦太朗「ねえ」

翔太郎「お前アホだろ」

弦太朗「ねぇけど。今度は俺から喧嘩売る番だからよ。負けるわけにはいかねぇぜ」
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/30(水) 01:25:38.68 ID:T48FtLoF0
田中「弱い・・・」

海野「ライダーってのもたかが知れてるわね」

水木「ふん」

カブト「」

RX「」

アギト「」

海野「どうすんの?」

田中「兵隊は集まった。もう一度天高に行き残りのスイッチを集めるぞ」

水木「いいだろう」

弦太朗「そうはさせねぇぞ」

流星「アジトを変えないなんて馬鹿だ!」

賢吾「馬鹿っぽいツラしてるから仕方がない」

田中「如月ィ・・・またやられに来たのか!」

弦太朗「ちげぇよ。ぶっ殺しに来たんだ!」

海野「殺しちゃうか」

水木「ああ」

速水「スイッチ返せ!」

橘「そうだぞ!」

フィリップ「僕たちも」サイクロン!

翔太郎「ちゃっちゃと終わらせるか」ジョーカー!

橘「変身!」

ヒドラス「どいつが俺と」

ギャレン「俺だ!弟のスイッチを返させてもらうぞ」

速水「兄さん・・・」

流星「アホや」

W「何で俺がオカマ野郎なんだよ!オカマは映司が担当だろうが!」

ヒュドラ「よろしくね」

フォーゼ「・・・」

オピュクス「しつけぇんだよ!如月弦太朗!!」

サーペント「フーフー」

ユウキ「こんなに沢山の人を・・・」

メテオ「おい。お前も戦えよ幹部だから」

速水「いや無理だからね」

賢吾「我儘言うな!」

ヒュドラ「私は別名・・・」

W「黙れ!」

ヒュドラ「聞きなさいよ!」

W「うるさい!お前の話なんて聞くか!」

ヒュドラ「もぉ・・・」

W「うわぁ・・・」
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/30(水) 01:44:05.10 ID:T48FtLoF0
W「翔太郎/ああ」ヒート!メタル!

ヒュドラ「な、なによ!」

W「メタルブランディング!!」

ヒュドラ「いやあああああああああああああああああああああああ」

流星「野太いおっさんの声で」

賢吾「よく言うぜ」

ヒドラス「弱い。俺の蛇拳の敵ではないな」

ギャレン「・・・」

ヒドラス「死ね」

ギャレン「うおおおおおおおおおおおおおおおおお」

ヒドラス「なっ!」

ギャレン「この距離なら蛇拳も使えまいな!」

ヒドラス「何だこいつ・・・」

ギャレン「スイッチは奪い返したぞ!公平!」

速水「ありがとう!」

リブラ「これで殺されずにすむ・・・」

ギャレン「同時攻撃だ!」

リブラ「うん」

賢吾「バカはバカ同士で絶妙なコンビプレーだ」

流星「弦太朗は!」

オピュクス「クロックアップ・・・」

フォーゼ「カブトの技」

オピュクス「見えねぇだろうよ!てめえじゃ!電パンチ!」

フォーゼ「その電気貰ったぜ!」

オピュクス「あ?」

フォーゼ「ライダー100億ボルトブレイク!」

オピュクス「リボルケイン」

フォーゼ「先輩の技ばっか使いやがって」

オピュクス「それがどうしたってんだ!」

フォーゼ「てめえは他人の技を借りてしか喧嘩のできねぇ弱虫野郎だぜ!」

オピュクス「ざけんな!」

フォーゼ「ざけちゃいねぇし。俺は一度負けた奴に負ける気はしねぇ!!!」

オピュクス「ぶち殺す!」

フォーゼ「今度は俺の勝ちかもな。本気じゃなかったからよ!」

賢吾「あれはロケットステイツだ!」

フォーゼ「アバヨ。強かったぜてめえ!」

オピュクス「こんな所で死んでたまるか!」

流星「おおーっ!グングン飛んでくぞー」

友子「・・・」
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/30(水) 01:54:43.31 ID:T48FtLoF0
フォーゼ「ライダーきりもみクラッシャー!!!!」

オピュクス「ぐおっ・・・」

フォーゼ「やったぜ!」

オピュクス「あめぇんだよ・・・俺がこんなんで死ぬと思ってんのか!」

フォーゼ「ならもう一発」

オピュクス「ふざけんじゃねぇぞ!如月弦太朗オオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

フォーゼ「そいつは・・・」

オピュクス・ノヴァ「超えたぜ限界を!この宇宙がてめえの墓場だ!」

フォーゼ「何度も言わせんな・・・死ぬのはてめえだ!!!!」

オピュクス・ノヴァ「如月イイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」

フォーゼ「田中アアアアアアアアアアアアアアアアアア」

オピュクス・ノヴァ「ダアアアアアアアアッッッ!!!」

フォーゼ「ライダーダブルロケットキーック!!!!」

オピュクス・ノヴァ「ああっ・・・」

フォーゼ「ううっ・・・」

オピュクス「こ、こいつ・・・」

フォーゼ「・・・」

オピュクス「俺の野望も・・・財団X崩しもこれで・・・終わりか・・・」

フォーゼ「地獄で会おうぜ・・・田中」

オピュクス「1勝1敗・・・続きは地獄だな・・・」

フォーゼ「・・・またな」

オピュクス「・・・」

フォーゼ「このまま落っこちたら・・・」

大文字「ああ・・・一人で月に居るってのも・・・おっ!」

フォーゼ「・・・」

大文字「弦太朗!キャッチだ!」

フォーゼ「がはっ!」

大文字「大丈夫か!弦太朗!」

フォーゼ「運がいいぜ俺も・・・」

大文字「死んじゃダメだ!弦太朗!!」

フォーゼ「死んでねぇよボケ!」

大文字「すまん・・・」
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/30(水) 02:18:28.01 ID:T48FtLoF0
ユウキ「無事でよかったね弦ちゃん」

弦太朗「奇跡だぜ!」

大文字「俺の・・・」

賢吾「いいんだ」

流星「他のライダー達は」

友子「もう帰ったよ」

橘「そうだ」

弦太朗「校長はどうしたんだ」

ユウキ「私たちの事は黙るからそっちも黙ってだって」

弦太朗「別にいいよな」

流星「あいつはどう見ても幹部連中の中じゃ雑魚だ」

弦太朗「そういうことだ」

賢吾「死んだと思ってたのに・・・残念だ・・・」

弦太朗「あん?」

賢吾「な、なんにもないよ」

橘「さて飯でも食いに行くか!」

弦太朗「てめえが仕切んなよ」

橘「・・・」



「田中は敗れ去ったか。裏切り者には相応しい末路だ・・・」

海野「た、助けて・・・」

「ゾディアーツスイッチか。大量にパクったからなこいつらは」

水木「・・・」

「裏切り者の貴様達はここで消え失せろ!」

海野「」

水木「」

「何気に使いやすいな。スイッチか・・・」



弦太朗「お前の傲りだろ?」

流星「勿論そうだよな」

橘「わ、わかったよ」

賢吾「太っ腹だな!」

大文字「さすがだ」

弦太朗「じゃあさ財布だけくれよ」

流星「それが一番いい」

橘「返せ!」

弦太朗「は?」

流星「喧嘩売ってるよなこいつ」

橘「ど、どうぞお使いください」

弦太朗「よし!」
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/30(水) 20:37:35.12 ID:U9r60Hd10
流星「暇」

友子「そう・・・」

流星「弦太朗も賢吾もついでにクソアマも居ないから暇なんだけど!」

友子「家に帰れば」

流星「・・・二人っきりになれて嬉しいんだろ?」

友子「気持ち悪いんだけど」

流星「JKも居ないよな・・・」

友子「神宮くんなら最近休んでるよ」

流星「じ、神宮?また新手の男か!この尻軽が!!」

友子「JKくんの本名だけど・・・知らなかったの」

流星「は?何で君だけ知ってるの!できてんのか!」

友子「同学年なら普通知ってるからね・・・」

流星「またまた。尻軽!」

友子「うるさい!」

流星「いたっ」

友子「調子に乗るな」

流星「・・・」

友子「流星さん?」

流星「・・・」

友子「嘘・・・流星さん!」

流星「・・・」

友子「流星さん!」

流星「死んでないよ」

友子「・・・」

流星「ビックリした?ビックリしたよね?」

友子「うざ・・・」

流星「死ぬわけないじゃん!朔田流星だよ俺!」

友子「流星さんって友達いないでしょ」

流星「山のように居るよ。俺ってほら表面上はいい奴演じるの得意だから」

友子「やっぱり最低だ。あんた」

流星「モテるし友達多いし頭はいいし運動神経も抜群で」

友子「よく自分のことをそんなに褒められるよね」

流星「俺だから」

友子「あっそ」

流星「そんな俺に好かれてるんだから幸せだよ君は!」

友子「うざいだけ何だけど」

流星「俺の事を仮面ライダーと呼んだ君なんだよ!ライダー同士で戦ってないし俺」

友子「・・・いいとこってそれだけだよね流星さん」

流星「もっとあるだろ!」

友子「ないよ」
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/30(水) 21:02:24.66 ID:U9r60Hd10
流星「どっか遊びに行こうよ!」

友子「嫌。絶対に嫌」

流星「いいだろ別に。未来の俺たちは子供バンバン作ってんだよ!」

友子「あー聞きたくない。何でこんなのとこ結婚してるの未来の私・・・」

流星「好きなんだろ俺の事が」

友子「寧ろうざいしキモいと思ってる」

流星「照れるなよ。恥ずかしがり屋だな君は」

友子「・・・帰る」

流星「待て!もう夜だぞ女の一人歩きは危険だ!」

友子「流星さんと居る方が危険だけどね」

流星「俺のどこが危険なんだろうかさっぱり解らない」

友子「それに私って狙われるようなタイプじゃないから」

流星「バカ言うな!」

友子「?」

流星「君は可愛い!君は優しい!変態共の餌食になるぞ!」

友子「・・・」

流星「となればこの最強の俺が必要になるわけだ!」

友子「勝手にすれば・・・」

流星「やっと素直になったな!行くぞ!」

友子「はいはい」

流星「ところで友子ちゃん」

友子「なに?」

流星「親・・・居るの?」

友子「居るけど・・・」

流星「むぅ・・・友子ちゃんの家の方角に悪い気が・・・」

友子「バカじゃないの?」

流星「俺の家の方角から帰るべきだ!」

友子「やっぱり一人で帰る」

流星「待て!冗談に決まってるだろ!」
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/30(水) 22:15:19.39 ID:U9r60Hd10
流星「本当にこの学校は直すのが早い」

友子「慣れじゃない」

流星「今日は本当に暇だったな・・・」

友子「ユウキ先輩は弦太朗さんと歌星先輩の看病で休み」

流星「ユウキくんも淫乱だよな。男2人も手玉にとって」

友子「流星さんって何でそんなに目の敵にしてるの?」

流星「俺の弦太朗に纏わりつくから」

友子「友達だからでしょ」

流星「友達?絶対にやってるよ!あの二人!未来で子供作っちゃってるんだよ!」

友子「どうしてそんな考えしかできないの。気持ち悪いよ」

流星「男女間の友情なんて成立しない」

友子「・・・」

流星「一番の友達だからってあんなにも!」

友子「頭の悪い流星さんに説明するけど」

流星「言ってみたまえ」

友子「弦太朗さんとユウキ先輩は悟空とクリリンみたいな物なの」

流星「はっ!」

友子「わかるでしょ?何となく」

流星「と言うことはキン肉マンとテリーマンみたいな感じか!」

友子「親友であってお互い息の合ったコンビみたいな」

流星「俺はピッコロやバッファローマンのようなものか!」

友子「・・・そうなんじゃないの」

流星「なるほどな」

友子「こんなので理解するんだ・・・」

流星「そんなのか」

友子「だからあまりユウキ先輩に攻撃しない方が」

流星「いや。するよ。だってあの子うざいもん」

友子「・・・」

流星「とことん邪魔するよ」

友子「少し優しくするとすぐに調子に乗る」

流星「へへへ」

友子「ところでいつまで付いてくるの?」

流星「友子ちゃんが寝るまで」

友子「もう帰っていいよ。うざいから」

流星「そ、そんな・・・」

友子「・・・」

流星「悲しいな・・・こうやって俺は一人ぼっちになるんだな・・・」

友子「・・・家の前までならいいけど・・・」

流星「せめて風呂だけは覗かせて」

友子「やっぱり帰れよ」
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/30(水) 22:40:01.79 ID:U9r60Hd10
流星「家の前まで行ったら物凄い勢いで追い返されたな・・・」

ギャレン「やめろ!やめるんだ剣崎!」

ブレイド「ウェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ!」

流星「バカとアホが戦ってる」

ブレイド「ウェイ!ウェイ!」

ギャレン「お前じゃ無理なんだ!」

ブレイド「ウェーイ!ウェイウェイ!!」

ギャレン「やめるんだ!」

ブレイド「ウェーーーーーイ!ウェーーーーーイ!」

ギャレン「待て!どこに行く!」

流星「何やってんの」

ギャレン「流星!」

流星「呼び捨てにすんのやめろ」

ギャレン「すまん・・・」

流星「俺の質問に答えろよハゲ」

橘「わかった・・・」

流星「・・・」

橘「剣崎の奴。いや他のカブト系ライダーが一同に集まる」

流星「で?」

橘「城さんが剣崎が天道が誰が最強カブトライダーか決めるんだよ!」

流星「剣崎じゃ無理だろ」

橘「俺も止めたんだ!だが」

流星「止める気があるなら全力で止めろよ。うすらバカ」

橘「・・・」

流星「頑張ってくれや橘さん」

橘「えっ!?手伝ってくれる流れかと思ったのに!」

流星「は?」

橘「俺だけじゃ無理だ」

流星「俺は弦太朗と違って甘くないんだよ」

橘「は、薄情だ・・・」

流星「ライダー同士の戦いは禁じられてるから俺」

橘「手伝って・・・」

流星「やだね」

橘「・・・」
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/30(水) 22:50:40.11 ID:NdIAd40Ko
流星クズ過ぎワロタ
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/30(水) 22:54:27.23 ID:ivCsaa8Co
カブトライダーってそれしかいないか
意外と少ないな…
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/30(水) 23:01:15.92 ID:U9r60Hd10
流星「って事があってさ」

友子「日曜日に誘うのやめてくれない?」

流星「暇なんでしょ?」

友子「・・・」

流星「橘のアホがさ。もうすごくアホで」

友子「年上の人によくアホとか言えるよね」

流星「友子ちゃんもよく俺を馬鹿にしてるじゃん」

友子「流星さんは本物のアホだからね」

流星「よく言うぜ」

橘「やはりここに居たか!」

流星「来た・・・」

橘「休日にこの部室に来るなんてやっぱり暇人だな。おい」

流星「ぶん殴っていい?」

友子「いいよ」

橘「悪かった・・・殴るのはやめて・・・」

流星「何の用?」

橘「手を貸してくれ」

流星「断る!」

橘「俺だけじゃやっぱり無理だ!」

流星「死ぬ気でやれ」

橘「ダメだった!」

友子「・・・」

流星「おいそこの扉の前に立て」

橘「?」

流星「早くしろ」

橘「こ、こうか?」

流星「あらよっと!」

友子「ちょっと流星さん!」

流星「鍵を閉めてと」

橘「あ、開けろ!飛ばされる!息ができん!」

流星「ほら。その顔が死ぬ気なんだよ」

友子「何喋ってるかわからない」

流星「さすがの橘も月面じゃ終わりだな」

橘「おい!おい!」

流星「飯食べに行こう」

友子「いいの?あれ」

流星「いいんだ。ラーメンが食いたい」

友子「・・・」

橘「おーい!」

流星「頑張れよ」
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/30(水) 23:28:07.71 ID:U9r60Hd10
流星「あいつも宇宙の藻屑となって消えたろうな」

友子「人殺し」

流星「殺すも何もバレないからいいんだよ」

友子「流星さん。あれ」

橘「し、死ぬかと思った・・・」

流星「どうやって入った!何で俺の場所が特定できた!」

橘「こいつらが扉を開けて場所を教えてくれた」

フラシェキー「・・・」

ソフトーニャ「・・・」

流星「この裏切りフードロイド!」

橘「俺の予想ではカブトムシはライダーだけではないと思う」

流星「いててて!挟むな!」

ポテチョキン「・・・」

友子「どういう意味です?」

橘「ほら。これ」

友子「トーナメント表・・・」

橘「怪人の名前も書きこまれている。これはライダー界全てのカブトムシが」

流星「関係ねぇ!てめえが天道と城茂だけって言ってたろうが!」

橘「すまん・・・」

友子「流星さん。外見て」

コーカサスビートルアンデッド「対戦相手は誰なのかな?」

流星「ほら橘」

橘「お、俺だけか?」

友子「流星さん。やりなよ」

流星「・・・あいつ倒したら」

友子「やらせないよ」

流星「なら戦わん!」

橘「もういい!俺だけでもやる!」

流星「頑張ってね」

友子「・・・」

ビートル「ギャレンか。邪魔だ!クワガタ!」

ギャレン「ギャヒン!」

流星「派手にやられてるね」

友子「・・・デート」

流星「んん?」

友子「デートぐらいならいいよ。戦ってくれるのなら」

流星「マジか!なら戦う!」

ビートル「死ねクワガタ・・・」

メテオ「ホアチャァッ!」

ビートル「ギャッ」
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/30(水) 23:49:28.54 ID:U9r60Hd10
メテオ「まずは一匹!」マーズ!

ビートル「うぎゃっ」

ギャレン「封印しよ」

メテオ「来るなら来いよ。次は誰かな」

ギャレン「ノリノリだな」

友子「単純ですから流星さん」

プロペラカブト「何だ何だ!お前カブトムシじゃないだろ!こいつは俺の対戦相手だぞ!」

メテオ「うるさいわ!」

プロペラカブト「俺のプロペラブーメランで八つ裂きに」

メテオ「俺のサターンの方が上よ!」サターン!

プロペラカブト「」

ギャレン「さすが流星だ!」

メテオ「あ?俺は俺の幸せのために戦ってんだよ」

ギャレン「・・・」

メテオ「こいつらみんなカブトムシか・・・そうだ!」

友子「どうしたの?」

メテオ「これを頭に付ける」

友子「・・・杓文字じゃ角には見えないよ」

メテオ「俺はメテオ・・・いやカブトメテオだ」

ギャレン「この図によるとここから近い距離に・・・」

ケタロス「うわぁっ!」

ビートルファンガイア「ライダーが・・・」

メテオ「あれも戦闘中か」

ケタロス「な、なんだよ・・・お前」

メテオ「邪魔」

ケタロス「」

メテオ「選手交代だ」

ビートルファンガイア「別に俺は誰でもいいがな」

メテオ「この戦いの果てに何がある?」

ビートルファンガイア「全てのカブトムシの王」

メテオ「くだらぬな・・・」

ビートルファンガイア「何だと!」

友子「流星さんにもやっとライダーとしての自覚が」

ビートルファンガイア「ならお前は何のために戦う!」

メテオ「デートだ!あの気難しい友子ちゃんがデートだぞ!」

ビートルファンガイア「い、いや・・・そんなこと言われてもな・・・」

メテオ「やかましい!食らえメテオストライク!」

ギャレン「おおーっ!動機は不純だが強さは本物だ!」

メテオ「お前の運命は俺が決める」

ビートルファンガイア「」
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/30(水) 23:58:38.74 ID:U9r60Hd10
メテオ「次だ!」ジュピラー!

カブトロング「」

メテオ「終わりっと」

ヘラクス「誰?」

メテオ「新時代のカブトライダーだ!」

ヘラクス「ふーん。この怪人の代わりに貴様がか!」

メテオ「その通り!」

カブトヤミー「ハァハァ・・・」

ビートルオルフェノク「ゼェゼェ・・・」

ギャレン「雑魚だ!こいつは俺だな!」

友子「せこい・・・」

ヘラクス「本当にカブトムシ?」

メテオ「愛のために戦います・・・」

ヘラクス「面白い。アホだけど・・・」

ギャレン「うわっ!」

友子「橘さん・・・弱い・・・」

カブトヤミー「邪魔なんだけど」

ビートルオルフェノク「ヘタレ」

ギャレン「ヘ、ヘタレだと!」

メテオ「スターライトシャワー!!!!」

ヘラクス「」

メテオ「終わりっと」

ギャレン「誰がヘタレだ!」

カブトヤミー「何だこいつ!」

ビートルオルフェノク「急激に!」

ギャレン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

メテオ「わー凄い」

友子「ホントにね」

ギャレン「これで最後だ!」

カブトヤミー「」

ビートルオルフェノク「」

ギャレン「ふっ」
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/31(木) 00:14:14.02 ID:x6XQamnY0
流星「しんどい・・・」

友子「・・・」

流星「二人ほどライダー倒したけどセーフだよね?」

友子「えっ?まあ・・・セーフかな」

流星「安心しろ。城茂と天道には攻撃せんよ」

友子「・・・」

流星「剣崎は殺す」

橘「えっ。何で?」

流星「何か腹立つから」

橘「そんな理由で!?」

ガドル「いい加減に降参しろ・・・」

コーカサス「うるさい・・・」

橘「カブト怪人とカブト系ライダーだ」

友子「流星さん」

流星「まだ待て」

橘「飯を食おう」

ガドル「うっ」

コーカサス「この怪物がぁ・・・」

友子「・・・」

流星「まだだな」

友子「?」

流星「もうちょっと」

橘「お湯・・・お湯・・・」

流星「そろそろだな」

友子「何を待ってるの?」

流星「よし!」

ガドル「ん?」

コーカサス「おっ?」

メテオ「メテオトルネード!」

ガドル「うおおっ!?」

コーカサス「な、何だこいつは!」

メテオ「終わりだ」

ガドル「」

コーカサス「」

友子「・・・相手が弱くなるのを待ってたの?」

メテオ「勿論!」

友子「卑怯者」

メテオ「ふっ・・・勝つためには手段を選ばんよ」

橘「お湯!」

メテオ「黙れ!」
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/31(木) 01:28:48.96 ID:x6XQamnY0
カブト「どうやら俺たちだけのようだ」

ストロンガー「てめえと俺と」

ブレイド「ウェーイ・・・」

メテオ「メテオストームバニッシャー!」

カブト「むっ。ベイブレードか」

ストロンガー「へっ。上等だ!」

橘「不意打ち作戦成功だな!」

メテオ「凄いだろ俺って」

友子「自分で自分をほめて・・・」

カブト「ふん」

ストロンガー「俺がんな攻撃で死ぬわけねぇだろ」

メテオ「なん・・・だと・・・?」

橘「け、剣崎いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」

ブレイド「ウェ・・・・・イ」

メテオ「剣崎の馬鹿を盾にしやがったのか!」

橘「外道が・・・」

ストロンガー「邪魔すんじゃねぇ!」

カブト「失せろ」

橘「うぎゃ!」

メテオ「橘が舞った・・・」

ストロンガー「で?流星よてめえは何のために来た」

カブト「場合によっては倒すがな朔田」

メテオ「アンタらを止めに来た」

カブト「止めるだと?」

ストロンガー「バカ言ってんじゃねぇ!」

メテオ「おっ」

カブト「邪魔だ!」

メテオ「よよっと」

ストロンガー「電パンチ!」

カブト「ライダー・・・キック!」

メテオ「ぶっ」

ストロンガー「どうした。反撃しろよ?なあ流星!」

カブト「このままじゃ死ぬぞお前」

橘「・・・やるんだ流星!殺しちまえ!」

ストロンガー「あ?」

カブト「うるさいぞ橘」

橘「こっちを見るな・・・」

メテオ「俺は手を出さんぞ!」

ストロンガー「死にてぇのか!」

カブト「どいてろ朔田」
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/31(木) 01:50:32.71 ID:x6XQamnY0
ストロンガー「てめえバカだろ?」

メテオ「どっちかと言うと天才的だ・・・」

カブト「手を出さずにどうやって止めると言うのだ」

メテオ「体を張る!」

ストロンガー「アホだ」

カブト「底なしのアホだ」

メテオ「俺は善玉ライダーと戦わないから」

ストロンガー「あめぇんだよ」

メテオ「約束!これは俺をライダーと認めてくれた女との約束!」

カブト「?」

メテオ「普段から迷惑かけたるんだ。これぐらいの約束は守らなきゃな」

ストロンガー「言いたいことはそんだけか」

カブト「引っ込んでろ」

メテオ「ちなみに悪いライダーには容赦しない!」

ストロンガー「やかましい!」

カブト「バカバカしい」

橘「まずい・・・これはまずいぞ・・・」

友子「流星さん!もういいよ!」

メテオ「うっ・・・」

ストロンガー「やっとぶっ倒れたか」

カブト「みたいだな」

ストロンガー「そろそろ始めるか」

カブト「ああ」

友子「流星さん!」

橘「あっ!ダメだ行っちゃ巻き込まれるぞ!!」

友子「あっ・・・」

橘「大丈夫か!しっかりしろ!!」

友子「かすり傷です・・・」

橘「何という事をまだ高校生である流星と友子ちゃんが体を張って頑張ってると言うのに・・・許さん!」

ストロンガー「やるじゃねぇか!」

カブト「だがこれで・・・」

ギャレン「待て!」

ストロンガー「邪魔だ」

カブト「シッシッ」

ギャレン「お前たちを止める!」

ストロンガー「ふーん」

カブト「だからどうした」

ギャレン「行くぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

「ファイア・ドロップ・ジェミニ バーニングディバイド」

ギャレン「うおおおおおおおりゃああああああああああああああ」
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/31(木) 02:07:11.60 ID:x6XQamnY0
友子「意外と強いのですね」

橘「自分でもたまに解らない時がある」

ビートルアンデッド「・・・」

橘「いかん。封印が解かれたのか!ていっ!」

友子「・・・」

橘「これで一安心だ」

流星「あら?終わったのか・・・」

友子「・・・流星さん」

流星「よし約束通りデートしてもらうぞ!」

友子「は?」

流星「は?じゃない!俺がこんなにズタボロにされたんだぞ!」

ダークカブト「ストロンガーもカブトもやられたか」

橘「貴様が黒幕か!」

ダークカブト「お、おう」

橘「どうしてこんな大会を開いた!」

ダークカブト「カブトムシこそ昆虫の王者。その中で一番強い奴と戦いたかったから」

橘「それだけのために・・・」

友子「約束だから別にいいけど・・・流星さんも約束守ってくれてるし」

流星「惚れ直しただろ?」

友子「まったく。ほら行くよ流星さん」

流星「待ってくれよ!」

友子「カッコよかったかも少し」

流星「デートと言えばホテルでしょ!」

友子「・・・やっぱりうざい。こいつは・・・」

橘「・・・」

ダークカブト「・・・」

橘「それにしてもみんな騙されたんだな」

ダークカブト「強者だからさカブト系ライダーやカブト系怪人は」

橘「・・・」

ダークカブト「追わないの?」

橘「・・・うん」

ダークカブト「ならばカブトムシかクワガタムシか決着を付けよう!」

橘「望むところだ!」

ダークカブト「行くぞォ!!」

橘「ヘシン!」
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/31(木) 02:26:45.92 ID:x6XQamnY0
流星「昨日デートしたんだ友子と」

弦太朗「マジか!?」

賢吾「これで童貞卒業だな朔田」

流星「そんなの中学の時に卒業してるけどな」

賢吾「・・・」

流星「ちなみに尻の穴は・・・」

弦太朗「気持ちわりぃこと言ったら殺すぞホモ」

流星「・・・」

ユウキ「でも友子ちゃんがデートなんてね」

友子「約束ですから。流星さんとの」

橘「静かにしろ!傷が痛む」

弦太朗「何でてめえがいんだよ」

橘「流星!お前がさっさと帰るからカブトムシ怪人連合に!」

流星「ボコボコにされたんだろ」

賢吾「バカだよな」

弦太朗「弱いくせに張り切るからだ」

流星「帰れよ」

ウヴァ「おっ?橘よこんなとこに居たのか」

賢吾「どいつもこいつも我が物顔で」

橘「どうした?」

ウヴァ「クワガタ系ライダーと怪人でトーナメントするんだと。ほら行くぞ」

橘「は、離せ」

弦太朗「さっさと行け」

賢吾「行って殺されて来い」

流星「ほら早く行け」

ウヴァ「暴れるな橘」

橘「離せ!」

賢吾「やっと静かになった」

弦太朗「そういやJKのやつ見ないな」

ユウキ「そうだよね。もうみんな気にしてないのに」

賢吾「幹部と共に暴れたカス何て俺は知らんよ」

流星「JKは反逆者だ」

友子「流星さんも弦太朗さん殺したよね」

流星「そんな事は記憶にないよ」

友子「流星さんも十分クズだ」

流星「俺のこと惚れ直したくせに」

友子「言ってない」

流星「照れなくてもいいんだぞ!」

友子「少し甘くするとやっぱりこれだ」

賢吾「朔田もあっち側の人間に・・・」
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/31(木) 06:39:31.68 ID:DucsL+4DO
今回のやり取りで結婚した理由がわかった気がする

ここまでキャラ崩壊させてるのにすんなり読めるのは>>1の実力が相当なモノなのだろうな
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/31(木) 07:39:12.15 ID:Pb4iIUYzo
戦闘シーンの分かりにくさったらないぜ
でも読めちゃう不思議
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/31(木) 10:11:24.76 ID:3TEu69Fjo
やっぱ面白いな
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/31(木) 19:54:54.07 ID:hvdibAsio
今さらだが剣崎ウェーイしかしゃべらんのなwww
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/31(木) 20:51:01.99 ID:sMQhxJBf0
ユウキ「ええーっ!大杉先生が入院!?」

賢吾「うん」

弦太朗「日頃の行いがわりぃんだろ。あいつは」

ユウキ「・・・ちょっと気持ち悪いしね・・・」

弦太朗「ユウキですらこう思ってるんだぜ。相当だろあのおっさん」

流星「静かになるな。これで」

速水「こら!静かにしろそこの4人!」

弦太朗「うるせぇな幹部。みんなにバラすぞ」

速水「そ、それだけはやめて・・・」

流星「で?あんたが担任代理か?」

速水「それは無い」

弦太朗「なら帰れよ!」

賢吾「これだから暇人は・・・」

速水「担任代理なら居る。入ってください」

ユウキ「あっ・・・」

弦太朗「てめえ!」

賢吾「何でこいつが」

流星「もう帰るか今日は」

名護「久しぶりだな!俺が帰ってきた事を心から喜びなさい」

ユウキ「ど、どうして名護さんが」

速水「・・・しつこいんだよ。あいつ家まで来て頼み込んで」

弦太朗「てめえ教員免許とか言うの持ってんのか?」

名護「運転免許すら取り消しになった!だが大丈夫だ俺は名護啓介だから」

流星「俺。今日は帰るわ」

賢吾「俺も」

弦太朗「ふざけんなよクソが」

名護「待ちなさい!」

弦太朗「どけよ」

名護「うげっ」

ユウキ「弦ちゃん!賢吾くん!流星くん!」

流星「うるせぇよクソアマが・・・」

賢吾「持病の発作が・・・うっ!」

ユウキ「弦ちゃん!またサボったりしたら留年しちゃうよ」

名護「そうだぞ!」

ユウキ「私も名護さんは嫌だけど授業だけはちゃんと受けようよ。弦ちゃん」

弦太朗「・・・仕方ねぇな。席にだけは座っといてやる」

名護「ふっ。さすがは俺だ教師にも向いている」

速水「うーん・・・侮れぬ男だ」

名護「授業始めるぞ!教科書を開きなさい」

弦太朗「チッ」
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/31(木) 22:11:27.06 ID:sMQhxJBf0
流星「・・・」

賢吾「・・・どいつもこいつも勝手に入りやがって!」

照井「悪いな」

流星「何で居るんだよ照井さん」

照井「所長・・・妻と喧嘩して」

賢吾「プッ」

照井「わ・・・笑うな!」

賢吾「それで何でラビットハッチに居るんだよ」

照井「どうせ家出するなら規模がデカい方が」

流星「なるほど!月面にまで家出するなんて前代未聞だもんな!」

照井「そうだろ?」

賢吾「帰れ!」

照井「断る!」

流星「落ち着け賢吾」

賢吾「朔田」

流星「勿論お土産はあるんだよな?」

照井「無い」

流星「なら帰れ!」

照井「断る!」

大文字「おっ。やってるな」

賢吾「いい所に来たな」

流星「あいつを追い出してやってくれよ」

照井「・・・」

大文字「ふっ。面白い」

照井「やめとけ。俺には勝てないぞ」

大文字「天高のキングでありアメフト部主将でもあった大文字隼の力を見せてやる!」

賢吾「よく言うぜあいつ」

流星「嫌われ者のくせに」

大文字「そいや!」

照井「どけ!」

大文字「」

賢吾「い、一撃だ・・・」

流星「・・・」

照井「ふん」

賢吾「むっ!ゾディアーツ反応だ!行くぞ朔田!」

流星「おうよ!」

照井「元気だな・・・」
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/31(木) 22:34:36.82 ID:sMQhxJBf0
流星「あれは何座?」

賢吾「帆座・・・ヴェラゾディアーツだ!」キリッ

流星「帆って」

ヴェラ「お前たちがフォーゼ一味だな」

賢吾「よし朔田!」

流星「パス」

賢吾「は?」

流星「だって友子と弦太朗がいないもん」

賢吾「如月と野座間が居たら弱体化するだろお前!」

流星「そんなことないもん。だってやられたら友子が構ってくれるし弦太朗が仇討ってくれるし」

賢吾「ふ、ふざけるな!」

流星「俺よりも照井さんにやらせたら」

賢吾「それはいい。居候!お前やれ!」

ヴェラ「早くしてくれねえかな!」

照井「俺?」

流星「待ってろこの赤い人が戦うから」

ヴェラ「おせえんだよ!」

賢吾「せ、背中の帆が開いた!スピードを増す気か!?」

ヴェラ「飛ぶんだよ!」

照井「やれやれだ。変・・・・・身!」アクセル

ヴェラ「お前も仮面ライダーか?」

アクセル「アクセルだ。覚えとけ!」

流星「にしても名護が臨時教師とかどうなってんのこの学校」

賢吾「校長があれだから仕方がない」

アクセル「これで最後だ!」

ヴェラ「ぐぎゃあー」

流星「これが本体か」

賢吾「隣のクラスの武藤だ!ほらプロレス愛好会の!」

武藤「ううっ・・・」

賢吾「どうしてお前が」

流星「何か暑いな・・・日照りかっての」

武藤「雇われた・・・このスイッチで・・・」

ウェザー「喋り過ぎだ・・・」

アクセル「い、井坂・・・井坂!」

賢吾「あれはウェザードーパント。天候を自在に操るドーパント」

流星「このクソ暑いのもあれのせいか。汗だくの女子高生を探しに行こうか賢吾」

賢吾「いいね!」

ウェザー「このスイッチは貰ってくぞ」

アクセル「待て!井坂!」

賢吾「透け透け透け」
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/31(木) 22:56:44.01 ID:sMQhxJBf0
弦太朗「無駄な時間を過ごしたぜ。なあユウキ」

ユウキ「私もそう思って来た」

弦太朗「お前は別に授業なんて聞かなくてもいいだろ。ユウキの夢には関係ねぇし」

ユウキ「高校の勉強って今しかできないことだからね!」

弦太朗「まあな」

ユウキ「うん!」

弦太朗「ユウキはほら夢に一歩ずつ近づいてるだろ?」

ユウキ「そうだね」

弦太朗「俺は何もねぇよ」

ユウキ「そんなことないよ!弦助くんが言ってたじゃん。弦ちゃんは旅してるって」

弦太朗「世界中の奴ら全員とダチになるとかだろ」

ユウキ「凄いよ!弦ちゃんらしいというか」

弦太朗「そ、そうか?」

ユウキ「とっても凄い!」

名護「何だ弦太朗くん悩み事か?俺に相談しなさい」

弦太朗「てめえには関係ねぇ。失せろ」

名護「しばらく見ないうちに・・・さては」

ユウキ「?」

名護「二人はふふふな関係だな!」

弦太朗「あ?」

名護「照れるな。照れなくてもいい!だが避妊だけはちゃんと」

弦太朗「舐めてんのかてめえはよ」

名護「いいんだ。誰にだってそういう時代はある。誇りに思いなさい」

弦太朗「ちょっと来い!」

名護「離しなさい!離しなさい!」

弦太朗「ユウキ。先に行っててくれ」

ユウキ「うん・・・」

弦太朗「さてと」

名護「落ち着きなさい」

弦太朗「ユウキは俺の一番のダチてのはわかるよな名護?」

名護「殴るのはやめなさい!」

弦太朗「てめえの発言はユウキを侮辱してんだよ」

名護「痛い!蹴るのもやめなさい!」

弦太朗「ユウキは安っぽい女じゃねぇんだよ」

名護「やめなさい!やめなさい!」

弦太朗「ここから落ちたらどんだけ入院すんだろうな」

名護「死ぬ!俺でも死ぬ!」

弦太朗「死ね」

名護「ああああああああああああああああああああああああ」

弦太朗「バカが。地獄に落ちやがれ」
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/31(木) 23:40:44.78 ID:sMQhxJBf0
弦太朗「バカの相手も疲れるな・・・おっ!ゾディアーツだ!」

ブッピスゾディアーツ「・・・」

賢吾「何だ如月か」

弦太朗「あれは何だよ賢吾」

賢吾「あれはとも座。またの名を船尾座のゾディアーツだ!」キリッ

弦太朗「俺はあれの方が気になるんだけどな」

ブッピス「どけ何だお前は!」

流星「ほら氷川さん。頑張れよ」

G3「くそ!何でこんな目に!」

賢吾「氷川だよ。照井捜してるんだとよ」

弦太朗「照井?」

G3「翔太郎くんに頼まれて。この学校に逃げたって聞いたんだ!」

ブッピス「くらえ!」

流星「氷川じゃ荷が重いな。俺がやってやるよ」

弦太朗「じゃ俺先に行ってるわ」

賢吾「ああ。後で行く」

メテオ「何だ弦太朗行っちゃったのか。どけ!」

G3「すまん」

メテオ「オワタタタタタタタタタタタタタタ」

賢吾「終わりだな」

メテオ「アタァッ!」

G3「見事だな」

賢吾「役立たず・・・」

G3「ぐぬぬ・・・」

メテオ「賢吾よ。このボンクラは誰だ」

賢吾「美術部の尾藤だ。ほら2年生の」

メテオ「ふーん」

尾藤「ハァハァ・・・」

G3「うぎゃあ!」

賢吾「ビックリしたな!おい」

メテオ「うるせぇな」

恐竜グリード「スイッチは貰ってくぞ」

メテオ「これ?」

恐竜グリード「ああ」

賢吾「どうぞ」

恐竜グリード「よし」

メテオ「こんなスイッチ欲しがるなんて珍しいよな」

賢吾「物好きな怪人だ」

メテオ「みんなのとこに戻るか」

賢吾「そうだな」
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/05/31(木) 23:59:27.67 ID:sMQhxJBf0
賢吾「今日はいやにゾディアーツが多かったな」

流星「二体だぜ」

照井「氷川さん。左には内緒にしてくれ」

氷川「別にいいけど」

弦太朗「てめえらどうすんだよ」

照井「俺はここで泊まるよ」

氷川「俺も」

弦太朗「荒らすんじゃねぇぞ。帰ろうぜ」

流星「そうだな」

賢吾「名護はどうしたんだ?」

弦太朗「突き落した」

ユウキ「死んじゃったの?」

流星「絶対に生きてるな」

賢吾「あれは死なんだろうから」

友子「・・・」

流星「ほら見てみろよ」

弦太朗「今日最後のゾディアーツだ!」

賢吾「ピクシス・・・牧瀬か!?」

流星「いや牧瀬なら響鬼の時代に置いてきた」

賢吾「そうだよな。もういないんだよな」

ピクシス「フォーゼ!」

弦太朗「あ?誰だてめえ。殺すぞボケ」

ピクシス「お前にボコボコにされた1年の加藤だ」

弦太朗「しらねぇな!」

ピクシス「ならば思い出させてやる!」

弦太朗「上等だ!ぶち殺してやんよ!」

流星「多いな今日は」

賢吾「在庫一斉整理じゃない?」

流星「ああ」

弦太朗「変身!」
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/01(金) 00:22:21.71 ID:sDzhNaBe0
フォーゼ「ボケが!一年坊のくせに」

加藤「」

賢吾「酷いのぉ」

流星「それでまたスイッチ回収マンが来たりしてな」

アクエリアス「加藤。貰ってくぞ」

ユウキ「あっ・・・」

賢吾「俺の第二夫人エリーヌじゃないか!」

流星「あんまし可愛くないのな」

フォーゼ「コラ!クソアマ!!」

賢吾「よせ如月!殴っちゃいかん!」

フォーゼ「お前も殺しちまうぞ」

流星「あっ逃げられた」

賢吾「よ、よかった・・・」

弦太朗「何調子に乗ってんだ賢吾?」

賢吾「い、いや・・・」

ユウキ「よしなよ弦ちゃん」

弦太朗「ふん」

流星「しかしどうして奴らはスイッチを」

風見「それは俺が説明しよう」

弦太朗「どっから沸いてきたんだ。てめえ」

風見「あれはゾディアーツでは無い。財団Xの使者だ」

弦太朗「へえー」

風見「リアクション薄・・・」

流星「どうせあれでしょ?またライダーが戦ってるんだろ。これで何度目だよ!」

風見「奴らはある特定のスイッチを回収しかつてゲルショッカーが作った」

弦太朗「帰ろうぜユウキ」

ユウキ「う、うん」

流星「行くよ友子ちゃん!」

友子「命令するな」

賢吾「さーてと」

風見「待て」

賢吾「うるさいな。とっとと喋れよ」

風見「ゾディアーツドライバー。奴らは相性の良い4つのスイッチを回収してる」

賢吾「帆座に船尾座に羅針盤座・・・それが?」

風見「星座博士だろ!知恵を振り絞って!」

賢吾「竜骨座。アルゴ座でしょうね」

風見「元は一つの星座を唯一4つに分けたとされる星座」

賢吾「だから?」

風見「・・・」

賢吾「そういうのは照井とか氷川に話してくれよ」
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/01(金) 02:06:40.47 ID:sDzhNaBe0
賢吾「だってさ」

照井「それは大変だな」

風見「ああ。俺と光太郎は一足先にここにたどり着いた」

氷川「南さんは?」

風見「探りを入れてる」

賢吾「もう夜だぞ。明日にしろ。めんどくさい!」

風見「弦太朗や流星に連絡しておいてくれ」

賢吾「チッ」

照井「俺が見た井坂や氷川さんが見たグリードは?」

風見「それは財団Xの男が変化能力だ。男の名はウル・マツバラ」

氷川「ま、松原・・・」

賢吾「もしもし?如月か参っちゃったよ・・・」

ユウキ「あれ?賢吾くん?」

賢吾「・・・何で君が出てるの・・・」

ユウキ「弦ちゃん。寝ちゃったから」

賢吾「だから何で」

ユウキ「ほら前にも話したと思うけど・・・」

照井「どうした?」

賢吾「・・・ははは」

氷川「しっかりしろ!」

賢吾「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

照井「何だ!」

氷川「どこへ行くんだ!」

ユウキ「もしもし!賢吾くん?」

名護「俺だユウキちゃん」

ユウキ「あれ?名護さん?」

風見「いつの間に居たんだこいつ」

名護「俺が三階から落ちた程度で死ぬと思ってるのか。何があったか言ってみなさい」

ユウキ「それが・・・」

名護「なるほどな。だがこんな夜分に弦太朗くんの家に居るのか君は!」

ユウキ「もう帰りますよ。弦ちゃんお爺ちゃんと二人暮らしで」

名護「不純異性交遊だな。これは!」

照井「ああ。それはダメだ」

氷川「うん。ダメだな」

名護「性の乱れは恐ろしい。そうでしょ風見さん」

風見「・・・」

名護「ユウキちゃん。明日ちゃんと話し合おうか。ちゃんと学校に来なさい」

ユウキ「もしもし?名護さん!」

名護「それで何の話をしてたんだ名護さん。言ってみなさい」

風見「はぁ・・・」
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/06/01(金) 07:44:28.47 ID:ZxUf83aTo
名護さんは名護さんだった
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/01(金) 09:17:11.78 ID:ygGEVq/po
名護さんさすがやでぇ
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/01(金) 17:49:44.06 ID:zXbT+7Xl0
名護「昨日話した通りだ」

弦太朗「わかってるよ」

流星「しかし大ショッカーだ財団Xだ悪い奴って本当に暇よね」

風見「残りは竜骨座のゾディアーツだが・・・おっ来たか」

RX「ほら歩け」

アクセル「モタモタするな」

カリーナゾディアーツ「くそ・・・」

名護「生け捕りか。俺の作戦どおりだな」

カリーナ「何だよ!人が気持ちよく暴れてるのに」

名護「黙れ!」

ライダーマン「おい風見」

風見「おお。結城か」

ユウキ「はい!」

流星「てめえじゃねぇよ」

弦太朗「氷川さんはどこ行ったんすか」

RX「あいつは一々装着しないといけないから」

アクセル「その上よわっちい」

ライダーマン「これで4つ目だな・・・」

カリーナ「うげっ・・・」

風見「結城!」

弦太朗「隣のクラスの佐藤だぜ!」

流星「覗きの常習犯の」

名護「何だ覗き魔か」

RX「まったく・・・」

風見「どうしてお前が」

ライダーマン「それは俺が結城丈二では無いからだ」

マツバラ「貰うぞゾディアーツスイッチを。そして・・・」

風見「しまった!敵の変化能力を忘れてた」

アクセル「意外とドジなのね」

G3「おーい」

マツバラ「我ら財団Xの邪魔をするお前たちクズを処刑する」

風見「おのれ・・・」

RX「囲むぞ」

アクセル「はい」

G3「これだけの人数なら」

弦太朗「俺と同じの持ってるぞあいつ!」

流星「パクりだ!」

マツバラ「変身・・・」

風見「こ、これが・・・」

アルゴ「ゾディアーツライダー・・・仮面ライダーアルゴとでも名乗ろうか」
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/01(金) 18:03:52.62 ID:zXbT+7Xl0
弦太朗「アルゴだとよ」

流星「メテオやフォーゼに比べたらダサい」

アルゴ「くらえ」

アクセル「こ、これはウェザードーパントの力!」

G3「雨だ・・・」

アルゴ「落ちろ!」

流星「雨・・・友子の制服が透けてるんじゃ」チラッ

友子「何?」

流星「傘さしてんのかよ」

アルゴ「次にこのセルメダルで」

V3「恐竜ヤミーを次々と」

RX「奴は変身してても変化能力を操れるのか」

アルゴ「クズだな」

ユウキ「弦ちゃん!」

友子「流星さん」

弦太朗「わかってるよ」

流星「やればいいんだろ」

RX「リボルケイン!」

アクセル「同時攻撃だ!」

アルゴ「それで刺してるつもりか」

RX「なんだと・・・?」

メテオ「あれはアクエリアスの能力だ」

アルゴ「お前たち纏めて消してやる・・・4つの星座の力を加えた・・・」

V3「離れろ!奴は上から強力な蹴りを叩き込む気だ!」

アルゴ「ゾディアーツ・・・キック・・・」

アクセル「うわっ!」

フォーゼ「照井さん!」

RX「」

メテオ「光太郎さん!」

G3「うっ・・・」

フォーゼ「お前は別に」

メテオ「そうだな」

G3「くっ・・・」

アルゴ「残りはお前とお前とお前・・・一人足りないな・・・」

イクサ「俺だ!」

フォーゼ「てめえどこ行ってたんだ!」

イクサ「殴るのはやめなさい!便所だ!」

V3「俺たち4人・・・力を集中させ力の源である4つのスイッチを破壊するんだ」

フォーゼ「おう」

メテオ「よし!」
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/01(金) 19:07:33.69 ID:zXbT+7Xl0
アクセル「よし捕まえた」

RX「今のうちに破壊するんだ!」

イクサ「よくやった!俺の指示の」

フォーゼ「どいてろ!」

アルゴ「邪魔するな」

V3「弦太朗。あれを使うんだ。コズミックを」

フォーゼ「言われなくてもわかってるよ。行くぞ!」

アルゴ「お前の庭で殺してやる・・・フォーゼ」

イクサ「おっ。消えた」

メテオ「ふふふ・・・コズミックステイツの弦太朗は無敵よ」




アルゴ「なぜお前たちは戦う」

フォーゼ「仮面ライダーだからに決まってるだろうが!」

アルゴ「・・・ふっ」

フォーゼ「笑ってんじゃねえ!」

アルゴ「お前の得意技を封じ俺は再び地球へ向かう。そして全てのライダーを」

フォーゼ「てめえはここで死ぬんだよ」

アルゴ「やってみせろ」

フォーゼ「行くぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

アルゴ「・・・」



照井「あっ電話だ・・・もしもし。うん・・・俺も悪かったよ・・・うん」

氷川「もうライダー引退しようかなって」

光太郎「それでいいんじゃない。弱いし」

風見「弦太朗。戻ってこないな」

流星「ふっ。俺の弦太朗はそう簡単にやられんよ」

ユウキ「いつもならすぐに帰ってくるのにね」

「お・・・おい」

流星「ほら帰ってきた。さすが俺の・・・お前・・・」

マツバラ「俺だ・・・」

風見「弦太朗は」

マツバラ「知らん・・・だが死んだかもしれんな・・・そして俺も・・・」

名護「それはあり得ない。だが死んでたら嬉しい」

流星「後で殴り殺すからなお前」

名護「・・・」

マツバラ「財団は・・・ライダーを・・・」

流星「死んだか。ワープまでするとは怪物くんだなこいつは」

ユウキ「弦ちゃんは・・・?」

名護「死んだ。葬式の準備に取り掛かりなさい」
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/01(金) 20:04:56.89 ID:zXbT+7Xl0
賢吾「えっ!如月の奴が?」

流星「俺の弦太朗は財団の使者との戦いで」

賢吾「ね、願いが届いたんだ・・・」

ユウキ「照井さんや氷川さん達も捜してくれてるよ」

賢吾「そ、そうか・・・強かったもんなあいつ・・・」

友子「喜んでる」

賢吾「・・・」

名護「あれからもう五日だ。もう生きちゃいないさ」

流星「殴られたいのかお前」

名護「やめなさい」

ユウキ「・・・私もう帰るね・・・」

賢吾「お、俺も一緒に捜すよ」

ユウキ「ありがとう賢吾くん!」

賢吾「ふひひ・・・」

名護「ユウキちゃん。落ち込んでるな」

流星「弦太朗を誑かすような女だからな。情でもあるんだろ」

名護「流星くんと友子ちゃんもそんな関係なんだろ。詳しく話してみなさい」

流星「バレたか!」

友子「バレたとかじゃないし二人ともうっとしい」

流星「そんなこと言っちゃって」

名護「照れなくてもいいんだぞ!」

友子「名護さんと流星さんは探さないの?」

名護「俺はいいんだ」

流星「俺は探すぞ弦太朗を!」

友子「弦太朗さんの事になると真剣になるよね」

流星「バカ言うな。俺は友子ちゃんでも探すぞ!」

友子「・・・」

名護「俺はどうするんだ流星くん」

流星「お前は死ね」

名護「言うじゃないか!さすがは俺の弟子」

照井「おい朔田」

流星「何だアンタか」

照井「これ。如月のスイッチだろ」

流星「ファイヤーだ。アストロスイッチだ!」

友子「という事は」

照井「如月はどこかに落下したんだろう。運良くな」

名護「さすがは照井くんだ。喜びなさい!」

照井「は?」

友子「バカはほっときましょう」

流星「こいつは大馬鹿だからな」
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/06/01(金) 20:30:58.95 ID:ZxUf83aTo
ふむ
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/01(金) 20:36:22.74 ID:zXbT+7Xl0
名護「疲れたな。少し休みなさい」

流星「知るかアホ」

友子「どこへ行くの流星さん」

流星「こっちの方から弦太朗の匂いがする」

友子「・・・」

流星「俺を信じろ」

名護「確かに匂いがするな。俺を信じなさい」

照井「真面目にやれよ」

名護「まあ待て。見てみろこの構図を」

照井「あっ。氷川さん」

氷川「アストロスイッチとか言うのがこんなにも」

流星「へえー。役に立つんだなアンタでも」

名護「俺の話を聞きなさい!」

氷川「もしもし・・・風見さんですか。そうですかはいはい」

流星「誰がお前の話なんか聞くか!」

氷川「弦太朗くんが無事に見つかったらしいぞ」

名護「どうしてそんなに生意気なんだ!」

流星「は?」

名護「謝りなさい!」

流星「ふざけるな!」

氷川「行こうか」

照井「歌星たちにも電話しとかないとな」

友子「流星さん。先に行ってるよ」

メテオ「ああ」

イクサ「こいつめ!こいつめ!」

メテオ「うるせえ!」

イクサ「俺の方が年上なんだぞ!」

メテオ「やかましい!」

イクサ「謝りなさい!」

メテオ「謝らん」
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/01(金) 21:01:52.49 ID:zXbT+7Xl0
弦太朗「本当に死ぬかと思ったぜ・・・」

ユウキ「無事でよかったね」

賢吾「チッ」

弦太朗「運も実力のうちって言うからな」

賢吾「チッ」

ユウキ「どうしたの賢吾くん?」

賢吾「べ、別に」

弦太朗「でもしばらくは学校休みだなこれじゃ」

ユウキ「そうだね」

賢吾「一生休んでろよ・・・」

弦太朗「何か言ったか?」

賢吾「言ってないよ」

弦太朗「あ?」

賢吾「・・・」

弦太朗「言いたい事があるならはっきりしろよクソが」

ユウキ「二人とも」

賢吾「何も無いから」

ユウキ「喧嘩しちゃダメだよ!」

弦太朗「・・・」

賢吾「チッ」

弦太朗「その舌打ち何とかなんねぇのか?」

賢吾「すまん」

弦太朗「わかりゃいいんだよ」

賢吾「・・・」

ユウキ「賢吾くん。帰ろうか」

賢吾「うん」
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/01(金) 22:29:34.62 ID:zXbT+7Xl0
流星「弦太朗が見つかった良かったな!」

友子「そうだね」

流星「俺の祈りが通じたんだ!愛の力って奴よ!」

友子「それより流星さん」

流星「何だ」

友子「土曜日に誘うのやめてくれない?」

流星「暇してんだろ!それに土曜日だぞ」

友子「暇だけど・・・」

流星「ほら見ろ」

友子「・・・」

名護「休みの日に男と女がこんな所に居るなんて怪しからんな」

流星「出た」

名護「怪しいと思って付けてたんだ」

流星「こんな所って何だよ。コンビニで立ち読みしてるだけだろ」

名護「黙りなさい。今日の俺は担任代理・名護啓介ではない」

友子「?」

名護「見廻り隊・名護啓介だ。働き者だと尊敬しなさい」

流星「バカは無視しとこう」

友子「うん」

名護「待ちなさい!」

流星「家に帰れよ。嫁さん居るんだろ」

名護「・・・嫁にも子供にも邪魔者扱いされてるんだ」

友子「どこでも一緒なんだ」

名護「なんだと!俺を侮辱する気か!」

友子「いや別に」

名護「勉学に勤しむのが学生の本分だろ!それを・・・この淫乱女め!」

流星「てめえ・・・この野郎!」

名護「な、殴ったな・・・ふふふ」

流星「何を笑ってんだ!ああん!?」

名護「来い!俺は弦太朗くんによく殴られてる!それに比べたら!」

流星「それじゃ死んでもいいんだな?」

名護「それはダメだ。落ち着きなさい」

友子「流星さん。こんなバカの挑発に乗らないで」

流星「一生そこで這いつくばってろ。カスが」

名護「・・・」

流星「宇宙中で友子ちゃんを馬鹿にしていいのは俺だけなんだよ」

友子「・・・」

流星「淫乱なのは本当だがな」

友子「は?」

流星「うふふふ」
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/01(金) 23:12:24.96 ID:zXbT+7Xl0
友子「流星さんって性格変わったよね」

流星「当たり前だ!あんなイカれた性格のままだったら何か嫌だろ」

友子「まあね」

流星「それにあれじゃモテない」

友子「・・・」

流星「いやクールと優しさを持つ男としてモテるかも」

友子「少し黙れば?」

流星「でも俺は何もしなくてもモテるからね。ほらこれ見てよ」

友子「手紙・・・」

流星「モテモテでしょ?」

友子「はいはい。凄いね」

流星「妬いちゃってる?」

友子「別に」

流星「だが安心しろ。俺は女には興味ない」

友子「ホモだもんね」

流星「弦太朗にしか興味がない!」

友子「気持ちが悪い」

流星「そういうな」

友子「もう帰るね」

流星「待て!夜まで時間があるんだぞ」

友子「夜って」

流星「鈍いな。わかるだろ」

友子「流星さんの言いたい事ってだいたいわかるけどね」

流星「なら待つんだ!」

名護「話しは聞いたぞ!」

流星「アタッ」

名護「」

流星「待ってくれよー」

友子「いや」

流星「・・・うっ・・・」

友子「どうせ演技でしょ」

名護「救急車だ!」

友子「えっ」

名護「度重なる戦いで流星くんは」

友子「そ、そんな・・・」

流星「・・・また騙されたな」

名護「いい演技だったぞ流星くん」

流星「何度も引っかかっちゃって・・・」

友子「死ね」

流星「死なないよー」
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/01(金) 23:39:34.56 ID:zXbT+7Xl0
流星「そんなに怒るなよ」

友子「・・・」

流星「お前のせいだ!」

名護「なぜ俺の責任なのか。ちゃんと説明しなさい」

流星「その喋り方やめろ。不愉快だ」

名護「そういうな」

友子「名護さんと遊んでれば。一生」

流星「お前はもう帰れよ」

名護「暇なんだ。遊んでくれ」

友子「バイバイ流星さん」

流星「待て!」

名護「待ちなさい!」

流星「悪かった。すまない」

友子「謝ってくれるなら別に」

名護「うぎゃーっ!」

友子「・・・」

流星「名護のやつ。撥ねられたな」

友子「どうするの」

流星「あいつの事だ死なないだろ」

友子「名護さんだからね」

名護「ま、待ちなさい・・・」

流星「こっちに気がついた」

友子「逃げよう」

流星「そうだな」

名護「待ちなさい!」

流星「追ってくるぞ」

友子「・・・」

名護「俺とした事が腕がへし折れてしまっている!だが安心しなさい」

流星「・・・」

友子「怖いんだけど」

名護「俺は死なん!」

流星「おっ」

友子「あっ」

名護「ぎゃーん」

流星「また撥ねられた」

友子「・・・」

名護「こ、今度は肋骨が折れたようだ・・・だが・・・」

流星「ゾンビかこいつは」

友子「・・・」

名護「逃がさん!待ちなさい!」
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/01(金) 23:58:38.78 ID:zXbT+7Xl0
流星「やっと撒いたようだ」

友子「もう帰りたいんだけど」

流星「待てよ」

友子「・・・」

流星「もうちょっとだけ一緒に居てよ」

友子「嫌」

流星「頼むよ」

友子「・・・」

流星「よし!」

友子「何か飲む?」

流星「弦太朗の精液・・・」

友子「キモい。死ね。帰るよ私」

流星「冗談だよ!どうしてすぐに怒るんだ」

友子「流星さんがアホすぎるから」

流星「はい。煮干」

友子「で?」

流星「カルシウムを取れ!」

友子「いらない」

流星「ああーっ!」

友子「拾って来れば」

流星「俺を犬扱いするか・・・なるほどそういうプレーだな!」

友子「バカ」



立神「メテオの正体があんな坊主なのか・・・」

アイズドーパント「ええ。貴方に雇われたあの日から如月弦太朗の周囲をね」

立神「本当かどうか知らんが痛めつけてフォーゼもおびき寄せて」



流星「とってきたぞ!」

友子「いらないよ。私」

流星「・・・嫌な奴に出会っちまったな」

レオ「お前がメテオだったとはな」

流星「何のことやら」

レオ「とぼけるな!」

流星「いっ・・・」

レオ「変身しろ」

流星「ボ、ボケてんのか?俺がメテオのわけ・・・」

レオ「ならこの女は貰ってくフォーゼとメテオを呼んでくるんだな小僧」

流星「待て!」

レオ「ふん」

流星「うげっ」
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/02(土) 00:14:18.63 ID:k8Mxq1fM0
立神「あいつ」

アイズ「メテオだったでしょ?」

立神「違うとよ」

アイズ「う、嘘・・・」

友子「・・・」

立神「フォーゼは如月弦太朗。ならばメテオは誰だ女?」

アイズ「だからあの二枚目の」

立神「言え!」

友子「知らない」

アイズ「立神さん」

立神「なんだよ!」

アイズ「私の目を信用してくださいよ」

立神「信用ならん。ドーパントが」

アイズ「・・・」

立神「知らんとはどういう事だ。お前は奴らの仲間だろ」

友子「知らない」

アイズ「痛めつけて吐かせましょうか」

立神「目玉男。もう一度お前の目ん玉を飛ばして調べろ」

アイズ「態度デカいんだよ・・・我望のパシリが」

立神「何か言ったか?」

アイズ「いいえ」

友子「仮面ライダーメテオはどこからかやって来る。だから知らない」

立神「嘘を付くな」

友子「・・・」

立神「俺は女でも容赦せぬぞ」

リブラ「可哀想に・・・酷い奴だよレオも」

立神「あ?」

リブラ「いえ何もないっす」

立神「お前はさっさと帰れ。校長先生」

リブラ「は、はい・・・如月弦太朗たちに報告せねば」

立神「言え」

友子「知らない」

立神「強情な女だ」

アイズ「うーん・・・」

立神「どうだ!」

アイズ「わかりません」

立神「役に立たんなお前は」

アイズ「くっ・・・」

リブラ「こいつも横暴なレオの被害者だな・・・」

友子「流星さん・・・」
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/02(土) 00:42:38.84 ID:W6SeqBjbo
総じて一番クズなのは賢吾だな
今のところage要素がないww
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/02(土) 01:28:15.63 ID:k8Mxq1fM0
名護「流星くん。起きなさい」

流星「・・・どうやら寝てたようだ」

名護「友子ちゃんを押し倒そうとしてやられたんだな。正直に話しなさい」

流星「違う」

名護「嘘を付くな!」

流星「拉致られた」

名護「なんだと」

流星「今から助けに行く」

名護「俺も連れて行きなさい」

流星「アホでも使い物になりそうだな。弾除けとして」

名護「言うじゃないか!」

アイズの目「・・・」

流星「・・・俺がメテオだ。今から行ってやる。案内しろ!」

アイズの目「・・・」



アイズ「やっぱりあの二枚目がメテオか」

立神「・・・」

友子「違うから。あの人ただの」

立神「ふぅ。嘘ついたのか」

リブラ「やめとけ」

立神「まだ居たのかお前」

リブラ「・・・」

友子「わ、私だって幹部の正体知ったから弦太朗さんたちに」

立神「言えると思ってんのか・・・」

レオ「お前とメテオはここで殺してやる。もっともお前は色々と喋らせてからだが」

リブラ「げ、外道が・・・」

レオ「何か言ったか?」

リブラ「何も言ってないよ。行かねば!如月弦太朗に知らせなければ」

友子「・・・」

レオ「お前らの本拠地は校内のどこかにあると睨んでる」

友子「知らない」

レオ「吐かなきゃこの爪でズタズタに切り裂くぞ」

アイズ「怖いな・・・この人」

レオ「言え」

友子「言わない!」

レオ「・・・」

イクサ「待ちなさい!」

アイズ「き、来ましたよ!」

レオ「来たか・・・」

メテオ「来てやったぞ。友子を帰せ」
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/02(土) 01:42:53.47 ID:k8Mxq1fM0
レオ「名は何という」

メテオ「朔田流星。仮面ライダーメテオ」

アイズ「な、名護啓介・・・」

イクサ「俺を知ってるのか。サインなら後でやる待ってなさい」

メテオ「おら友子を返せ」

イクサ「返しなさい!」

レオ「俺に勝てたらな!」

イクサ「ふっ。バカがライジングイクサとメテオストームのライダー風神・雷神コンビを知らんのか」

アイズ「アホだ・・・」

メテオ「今日はどれに変身する気だ?」

レオ「・・・」

メテオ「羊か?蟹か?蠍か?それとも最近手に入れた山羊か水瓶か魚か?」

レオ「何が言いたい」

メテオ「情けないんだよお前は」

レオ「何だと」

メテオ「獅子が他の生物の力を頼るなんて・・・サバンナの地でライオンが泣いてるぜ。お前の情けなさに」

レオ「いいだろう!俺の力で貴様を倒してやる!」

イクサ「来なさい!」

アイズ「うるさい男だ・・・相変わらず!」

イクサ「そんな攻撃では当たらないぞ!」

アイズ「ぬっ・・・」

イクサ「所詮。お前の攻撃では俺を倒せないようだな」

アイズ「だ、黙れ」

イクサ「ドーパントとはメモリを破壊するか何かすればいいんだよな」

アイズ「・・・」

イクサ「・・・最後に一言」

アイズ「?」

イクサ「その命、神に返しなさい」

アイズ「うわー」

イクサ「終わった。流星くん。友子ちゃんは俺に任せなさい」

メテオ「頼んだぞ」

イクサ「・・・初めて頼りにされた」

友子「流星さん!」

イクサ「来るんだ・・・こいつは」

友子「知り合い?」

イクサ「俺がかつて捕まえた男だ。久しぶりにボタンを回収しておこう」

友子「どうして」

イクサ「俺は幼少期よりボタン毟りの啓ちゃんと恐れられていた」

友子「たんに嫌われてただけじゃ」

イクサ「黙れ!」
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/02(土) 02:02:50.06 ID:k8Mxq1fM0
レオ「前に戦った時よりも・・・強くなってやがる」

メテオ「怒りだよ。レオ」

レオ「怒りだと?」

メテオ「如月弦太朗に手を出されると怒ると評判な俺だが」

レオ「・・・」

メテオ「野座間友子に手を出されるともっと怒りが上がると知らんのか!」

レオ「うおぉっ」

メテオ「ちなみにこれは俺が強くなったんじゃなくてお前が弱くなったんだレオ」

レオ「ふ、ふざけるな!」

メテオ「女を拉致して優位に立った気がしてる奴に俺は負けない!確実にな」

レオ「こ、この・・・」

ヴァルゴ「レオ」

レオ「ヴァルゴか」

ヴァルゴ「一度帰るぞ。お呼びだ」

リブラ「プッ。負けてやがる。如月弦太朗を呼びに行かなくてよかったぜ」

ヴァルゴ「メテオの正体が解っただけでもお手柄だ。行くぞ」

リブラ「だっさ」

レオ「メテオ。次に出会った時は必ず殺してやる。絶対だ」

リブラ「よくやった朔田流星。こいつも今じゃ負け犬ならぬ負け獅子だ」

レオ「帰ったらお前。死刑な」

リブラ「そ、そんな・・・」

メテオ「いちまったか・・・」

友子「流星さん」

流星「友子ちゃん!」

名護「良くやったぞ。流星くん」

流星「カッコ良かっただろ?」

友子「う、うん」

流星「惚れただろ?」

友子「少しね」

流星「抱かれたいだろ」

友子「それはない」

名護「だがあそこで止めを刺しとくべきだったな」

流星「さてデートを続きだ」

友子「えっ」

流星「黙って俺に付いて来い!」

友子「ちょ、ちょっと」

名護「今の戦いは70点ってところだな」

鈴木「行きましたよ」

名護「アイズドーパントこと覗きの常習犯・鈴木。お前には罪を償ってもらうぞ」

鈴木「とほほ・・・」
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/02(土) 02:17:54.00 ID:k8Mxq1fM0
流星「もう8時だ」

友子「何かあるの?」

流星「君へのプレゼントだ」

友子「プレゼント?」

流星「この夜空に上がる花火に君への想いが込められている!」

友子「ほ、本当に?」

流星「本当さ。これで俺の事が好きになるはずだ」

友子「期待していいのね流星さん」

流星「ほら!見てみろよ夜空を」

友子「うん!」

流星「・・・」

友子「・・・」

流星「・・・」

友子「上がらないね」

流星「うん。嘘だから」

友子「は?」

流星「だって春だよ今」

友子「ふ、ふざけるな」

流星「本当に嘘に騙されやすいな」

友子「死ね!」

流星「殴る事ないじゃないか!」

友子「期待してたのに・・・」

流星「大丈夫。まだプレゼントはある」

友子「嘘じゃないよね」

流星「これは何たって未来に関わる事だから」

友子「な、なんなの?」

流星「俺の子種」

友子「もう帰る」

流星「怒るなよ!」

友子「普通怒るからね」

流星「でもあそこでマジになったら俺らしくないだろ!」

友子「確かにね」

流星「だから俺と付き合え」

友子「うざいし嫌」

流星「せめてやらせて!」

友子「ナンパでもすれば。流星さん顔はカッコいいんだし」

流星「やだ。友子ちゃんがいい」

友子「・・・帰る」

流星「待つんだ!」

488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/02(土) 02:31:06.46 ID:k8Mxq1fM0
弦太朗「派手なツラになったな」

流星「友子ちゃんに派手に殴られてな」

賢吾「それは酷い」

ユウキ「何かあったの?」

友子「流星さんが最低で」

流星「照れるな。内心では最高と思ってるんだろ」

友子「思ってない」

弦太朗「喧嘩するほど仲が良いって言うじゃねぇか」

流星「だよな。ああそういえば俺な敵に正体バレたから」

賢吾「えっ。嘘だろ」

流星「盛大にバレた」

弦太朗「別にいいんじゃね」

ユウキ「そうだよ。気にする事ないよ!」

流星「俺の100年に1回あるかないかのドジだぜ」

友子「私が捕まったからって言わないの」

流星「別に君の責任じゃないからね」

友子「・・・そう」

流星「優しいだろ俺」

友子「優しいんじゃないの」




我望「メテオの正体が」

立神「朔田流星と言う高校生です」

速水「でも負けて帰ってきた奴です。信用しない方が」

立神「殺すぞ」

速水「今なら勝てる気がする!」

ヴァルゴ「レオもリブラもやめろ」

速水「・・・」

立神「・・・」

ヴァルゴ「もっと仲良くできないのか」

立神「無理がある」

速水「そ、そうだ」

我望「喧嘩するほど仲が良いと言うじゃないかヴァルゴ」

ヴァルゴ「そうですね」

立神「お前この話が終わったら表出ろよ」

速水「嫌だ。助けてヴァルゴ」

ヴァルゴ「私はこれで」

立神「覚悟しろよリブラ」

速水「すんませんでした!」


489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/02(土) 23:21:29.23 ID:/fyKJovi0
立神「ここがダークネビュラの内部か・・・」

速水「お前は初めて来るんだったよな」

立神「ああ」

速水「ヴァルゴ。私たちを呼び出してどうするんだ」

ヴァルゴ「掃除だ。私は半月に一度ここを掃除している」

立神「初耳だ」

ヴァルゴ「先に戦いで大量の物を送り込んでしまったからな」

速水「掃除ってお前ゴミは宇宙に転送してポイしてるんだろ。だったら・・・」

ヴァルゴ「つべこべ言うな。学園が綺麗なのは誰のおかげか知らないのか」

速水「お前・・・まさか!」

ヴァルゴ「私がゴミをネビュラに転送してるからだ」

立神「本当だな。色々と落ちてる・・・」

ヴァルゴ「ここは広いからな。迷子になるぞ」

速水「私は2週間ほどここに閉じ込められていた。だいたいの事ならわかる」

「このチャンスを待っていた・・・」

立神「言いたいことがあるならはっきり言えリブラ」

速水「えっ?」

立神「貴様だろ。さっきの声は」

速水「し、知らない」

ヴァルゴ「きゃっ」

速水「どうした!」

立神「意外と女らしい声で叫ぶんだ・・・」

ヴァルゴ「デカいネズミが・・・」

「ネズミじゃありませんよ。あたしですよあたし・・・」

速水「むっ・・・この声は・・・」

鬼島「お久しぶりですね。校長先生」

速水「鬼島だ・・・会いたくなかった」

鬼島「やっと出れるチャンスが来たんですよ」

立神「あいつって行方不明になってたキャンサーだろ?」

ヴァルゴ「そうだ」

鬼島「この杖とスイッチは貰うよ・・・お前たち大幹部は一生そこに居ろ!」

立神「ガキが舐めるな!」

鬼島「・・・」

立神「うぐっ・・・」

鬼島「ハハハ。あたしはこれで」

速水「プッ。蟹に負けてやんの」

ヴァルゴ「出入り口が閉まって」

速水「お前の力なら開けられるだろ。心配するなよ」

ヴァルゴ「あれが無いと開けることができない・・・」

速水「えっ・・・」
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/02(土) 23:40:04.04 ID:/fyKJovi0
賢吾「ここ3日ほどゾディアーツの影がない」

流星「大ショッカーやら財団Xもな」

賢吾「というわけで。遊びに行こうか」

ユウキ「ごめん。私バイト」

賢吾「ど、どういうことだ!また如月絡みか!!」

ユウキ「違うよ。内緒」

流星「怪しいな・・・これは」

JK「やめましょうよ。嫌がってるっすよ」

ユウキ「絶対に言えないよ!」

流星「こら」

ユウキ「いたっ」

弦太朗「おっす」

流星「弦太朗。聞いてくれよユウキくんがさ」

弦太朗「バイトだろ。知ってるぜ」

賢吾「な、なんで・・・いつも俺だけハブるんだ!」

弦太朗「胸倉掴んでんじゃねぇよ。殺すぞ賢吾」

賢吾「くっ・・・」

ユウキ「私行くね」

流星「ああ行け行け」

弦太朗「大人しくさせといてやれよ」

流星「で、でも」

弦太朗「もしもユウキの邪魔するようならお前ら2人とも骨の1、2本は覚悟しろよ」

賢吾「はい」

流星「はい」

JK「俺たちは安心だよね」

友子「うん」

流星「おい!友子に気安く話しかけるんじゃない!」

JK「すんませんっす」

流星「わかればいいんだ」

弦太朗「俺も行くわ」

流星「どこへ!」

弦太朗「親父とおふくろの墓参りだ」

賢吾「・・・お前も墓に入ればいいのに」

流星「俺も行く!」

友子「流星さん一人で行かせると墓石でドミノしそうだから私も」

JK「俺たちは留守番っすね」

弦太朗「そういえば隼の奴もみねぇな」

流星「美羽先輩にしつこく付きまとって訴えられたんだとよ」

賢吾「あいつはそういう奴だ」

弦太朗「ゴミだな」
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/06/02(土) 23:46:36.60 ID:2+rfp1+Oo
大文字さん哀れ
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/02(土) 23:56:56.23 ID:/fyKJovi0
流星「ここに俺の義父と義母が眠ってるんだな・・・」

弦太朗「てめえは黙ってろよ」

流星「この勢いで友子ちゃんの両親に挨拶でも行くか」

弦太朗「お前ら仲良いよな」

友子「この人が勝手に付き纏って」

流星「照れるなよ」

光太郎「弦太朗くん」

弦太朗「光太郎さん!何してるんすか」

光太郎「墓参り」

弦太朗「アンタも色んな人が死んでるんすよね」

光太郎「まあな」

流星「ねえ光太郎さん。俺とこいつって付き合ってるっぽくね?」

光太郎「?」

友子「この人ちょっと頭が」

光太郎「・・・仲良いね君たちって」

流星「ほら見ろ!第三者の視点から見ても!」

弦太朗「俺は全ての人間とダチになる男っすから!」

光太郎「友達は大切にしなきゃな」

弦太朗「わかってるっすよ」

光太郎「・・・」

流星「付き合っちゃえよ」

友子「嫌だ」

光太郎「俺はこれで」

弦太朗「また会おうぜ」

光太郎「またな」

友子「光太郎さん。落ち込んでる」

弦太朗「一番のダチや色んなもんを死なせたりしてっからな」

流星「何だ?あの人に興味深々か」

友子「違う」

流星「やっぱり尻軽だな」

友子「弦太朗さん。行きましょう」

弦太朗「おう」

流星「今度は弦太朗に手を出す気か!」

友子「うるさい!」

流星「・・・」
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/03(日) 00:16:59.24 ID:Ivpy3e/Z0
賢吾「朔田。誰も来ないよな」

流星「みんな移動教室だからな」

賢吾「み、みつけた!」

流星「早く終わらせろよ」

賢吾「わ、わかってる・・・」

流星「・・・」

賢吾「体育後のユウキの汗つきジャージの匂いは格別だ」シコシコシコシコシコ

流星「俺も弦太朗のでマスかこうかな・・・」

鬼島「相変わらずぶっ飛んでるねお二人さん」

流星「・・・賢吾」

賢吾「・・・・・」シコシコシコシコシコ

流星「鬼島。久しぶりに会ったな。賢吾の件は内緒ね」

鬼島「お前だけは最初にこの力を試してやりたかったよ。流ちゃん」

流星「で?」

キャンサー「俺が暗い闇の底で・・・己の肉体を鍛え上げ生み出した技」

流星「何が言いたいか知らんが。かかって来いよ鬼島」

キャンサー「キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエイ」

流星「おっと・・・何がしたいんだ?」

キャンサー「空間を切り裂きどこかへ吹き飛ばすあたしの新たな能力」

流星「どこにも飛んでないだろ。大馬鹿もの!」

キャンサー「ならば歌星くんはどこへ行ったのか?」

流星「あれ?賢吾・・・」

キャンサー「お前や如月を殺すまであたしに笑顔は帰って来ない」

流星「お前程度にやられる俺ではない!」

メテオ「行くぞ鬼島」

キャンサー「体の硬さもあの時の数倍だ。そしてスピードも!」

メテオ「かった・・・」

キャンサー「あの地獄に比べたらここなんて・・・笑わせるねェ!」

メテオ「ふざけんな!」

キャンサー「さてと・・・」

メテオ「またあれか・・・」

キャンサー「キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエイ」

メテオ「同じ技で俺を倒せると思ってんのか」

キャンサー「残念。ただの攻撃だ」

メテオ「し、しまった・・・」

キャンサー「さようならだ。メテオ」

メテオ「おっ・・・あーっ」

キャンサー「へへへ」

鬼島「次は誰にしようか」
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/03(日) 01:45:16.56 ID:Ivpy3e/Z0
ユウキ「無い!」

弦太朗「どうしたユウキ?」

ユウキ「ジャージが無くなっちゃった・・・」

弦太朗「何だと」

ユウキ「前にもあったよね・・・こういうの」

弦太朗「誰だ!ユウキのジャージをパクった奴は!」

ユウキ「・・・」

弦太朗「今名乗り上げたら顔面一発で済ませてやるぜ。てめえか!」

「ち、違うよ」

弦太朗「・・・片っ端からぶん殴って吐かせてやる」

ユウキ「弦ちゃん!暴力はダメだよ」

弦太朗「・・・」

ユウキ「ジャージなら買えばいいんだから」

弦太朗「ユウキが良いなら別にいいけど」

ユウキ「ならこのお話はお終いだね!」

弦太朗「てめえらユウキに感謝するんだぞ」

「はい・・・」

ユウキ「賢吾くんと流星くんが居ないね」

弦太朗「あいつらの事だ。どうせサボってんだろ」

鬼島「・・・」

ユウキ「あれ?」

弦太朗「どうした」

ユウキ「鬼島くんが」

弦太朗「あの野郎って行方不明になってんじゃ」

ユウキ「でも居たような?」

弦太朗「・・・」

ユウキ「気のせいだったのかな」

弦太朗「後で探しに行こうぜ」

ユウキ「そうだね」
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/03(日) 22:17:39.74 ID:+lbfbKeY0
賢吾「朔田。起きろ」

流星「・・・どこだここ」

賢吾「俺たちは運がいい・・・周りを見てみろ」

流星「こ、ここは」

賢吾「そうユウキの家だ。そして部屋だな」

流星「鬼島の新技でこんなところに吹き飛ばされたのか」

賢吾「いい匂いだ・・・」クンクン

流星「ほほお・・・弦太朗がガキの頃の写真が」

賢吾「ミニはやぶさ君か。チンコ擦り付けとこ・・・」

流星「見事に宇宙的な部屋だな」

賢吾「ああ。若干だが女の子らしさもある。そこがいい」

流星「賢吾。これ」

賢吾「こ、これは!」

流星「ちぢれ毛だ」

賢吾「く、くれ!」

流星「だが男のかもしれんぞ」

賢吾「き、如月か!?」

流星「それは無い」

賢吾「だが念のために貰っておこう」

流星「これからどうするよ?」

賢吾「みんなに鬼島の事を報告しよう」

流星「そうだな」

賢吾「下着だけはしっかりと回収しよう。全部俺のだ!」
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/03(日) 22:33:55.82 ID:+lbfbKeY0
弦太朗「最近姿を見せねぇと思ったら。久しぶりだな鬼島」

キャンサー「久しぶり」

弦太朗「どこ行ってたんだ蟹野郎?」

キャンサー「地獄さ。暗い闇の中であたしはずっと耐えてきた・・・」

JK「心なしかゴツくなってるっす」

弦太朗「地獄だかどこだか知らねぇけど。俺がもう一度送ってやるぜ!」

キャンサー「笑わせるねぇ・・・」

弦太朗「変身!」

フォーゼ「宇宙キター!」

キャンサー「相変わらずうるさいねぇ・・・」

ユウキ「テンション低い!」

キャンサー「・・・」

フォーゼ「てめえが地獄とやらに行ってる間に俺は・・・」

キャンサー「・・・」

フォーゼ「パワーアップしたんだぜ!死ねや蟹野郎!!」

JK「モロに命中した!」

ユウキ「やったー!」

キャンサー「それだけか?」

フォーゼ「かってぇ・・・何て硬さだ」

キャンサー「今度はこっちから行くぞ」

賢吾「如月!気をつけろ!!」

流星「そいつは」

キャンサー「キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエイ」

賢吾「あー」

流星「あー」

JK「空間に亀裂・・・っすか」

キャンサー「どうして帰ってきたか知らんが」

フォーゼ「てめえ!賢吾と流星どこへやった!」

キャンサー「知らないねぇ。知りたきゃお前さんも行くといいさ」

フォーゼ「ぶっ殺してやんよ!鬼島!!」
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/03(日) 22:42:01.54 ID:+lbfbKeY0
賢吾「今度はどこだ」

流星「この匂いは!」

賢吾「誰のだ朔田」

流星「友子ちゃんだ!間違いない!」

賢吾「・・・噂とは違うな」

流星「シンプルな部屋だ。弦太朗に聞いた話では禍々しいとこだと言うのに」

賢吾「日記がある・・・どれどれ」

流星「どれどれ」

賢吾「今日は流星さんが凄まじいほどにうざかった。死ねばいいのに」

流星「愛情表現の裏返しだ」

賢吾「流星さんがまたバカな事をしてた。殺意が沸いた」

流星「好かれてる!俺って好かれてる!」

賢吾「今日の流星さんは少しだけカッコよかった。少しだけ」

流星「・・・」

賢吾「流星さんはちゃんとしてればカッコいい。ちゃんとすればいいのに」

流星「ストップ」

賢吾「いい所なのに」

流星「照れるだろ。本当に好意を持ってるのなら本人の口から聞きたい」

賢吾「う、裏切り者!」

流星「悪いな」

賢吾「戻るか」

流星「そうするか。下着は没収しておこう」
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/03(日) 22:53:23.04 ID:+lbfbKeY0
流星「急げや急げ」

賢吾「急げ」

大文字「何やってんだ二人とも」

流星「弦太朗のピンチだ!」

大文字「何だって」

賢吾「相手はパワーアップしたあの鬼島夏児だ!」

大文字「あいつか」

賢吾「ほらお前も行くぞ」

流星「ノロノロするな」

大文字「俺・・・いいよ」

流星「何言ってるんだ!」

大文字「俺が美羽に訴えられたこと知ってるだろ」

賢吾「そんな事は関係ない!」

流星「そうだぞ!」

大文字「賢吾が言うのはわかる。でも流星」

流星「何だよ言えよ」

大文字「お前ってちょくちょく友子に会ってるんだよな」

流星「で?文句あんの?」

大文字「い、いや・・・」

流星「殴るよ」

大文字「ご、ごめん」

流星「屑が」

賢吾「泣いてないで行くぞキング」

大文字「お、おう」
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/03(日) 23:04:55.28 ID:+lbfbKeY0
フォーゼ「当たらねぇ・・・全部あいつの甲羅やあの攻撃で」

キャンサー「どうした如月!来いよ!」

フォーゼ「舐めんなよ!てめえみたいな陰湿落語小僧に負けっかよ!」

キャンサー「ただの不良のくせに・・・何なんだその態度は!」

フォーゼ「ただの不良?違うな俺は如月弦太朗よ!」

JK「押されてるっすね」

ユウキ「どうしよう・・・流星くんも居ないし」

友子「流星さん・・・」

賢吾「間に合った!」

キャンサー「えっ・・・何で」

流星「また帰ってきたぞ!」

フォーゼ「流星!賢吾!」

大文字「俺も!」

友子「女の敵だ・・・」

ユウキ「隼先輩・・・」

大文字「・・・」

キャンサー「何でお前たちが!」

流星「お前のちんけな技が」

賢吾「俺たちに通用すると思うなよ!」

フォーゼ「だとよ。お前も大した事ねぇな」

キャンサー「そ、そんなはずは!」

フォーゼ「地獄がどうしたって・・・ああん?」

キャンサー「うぐっ」

フォーゼ「自慢の甲羅ってのも気の持ちようだったみてぇだな!」

キャンサー「あたしの技は無敵のはずだ!」

賢吾「ふっ。二度も同じ技か」

流星「進歩がない」

大文字「し、しまった!吸い込まれる!」

賢吾「バカ!掴むな」

流星「離せ!」

大文字「あー」

キャンサー「ほら見ろ」

フォーゼ「野郎・・・よくも流星と賢吾を」
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/03(日) 23:21:24.96 ID:+lbfbKeY0
賢吾「あいつの技ってあれだな」

流星「部屋に転送ばっか」

大文字「美羽だ!美羽の部屋だ!」

賢吾「そ、そうか!」

流星「閃いたか賢吾!」

賢吾「どうやら鬼島の技には俺たちの想いによってその場所に転送するんだと思う」

流星「なるほど賢吾はユウキくん。俺は友子ちゃん。犯罪者は風城先輩か」

大文字「犯罪者と言うな」

流星「これで攻略法は見つかったな」

賢吾「他の技は大した事はない。残りはより頑丈になったあの甲羅」

流星「何か無いの」

賢吾「ほら如月の子から貰った9つのスイッチなら・・・」

流星「よし!知らせよう」

賢吾「だがあれで・・・」

流星「そうだあれを使おう。思い出してよかった」

賢吾「あれって何だ?」

流星「サタンサーベルだ。光太郎さんに会って無かったら忘れてただろうに」

賢吾「よし戻るぞ!そして鬼島の新能力でそこにワープしよう。場所はわかるんだろな」

流星「墓地に一つだけ剣の突き刺さってたやつがあったから。大丈夫」

賢吾「行くぞキング」

流星「早くしろ!」

大文字「下着はもらっとこ」
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/03(日) 23:32:35.15 ID:+lbfbKeY0
キャンサー「今度は戻ってこないだろうな」

賢吾「如月ー!」

フォーゼ「帰ってきたみたいだぜ。ショボい能力だな」

キャンサー「ぐぬぬ・・・」

流星「来い!もう一度あの技をやってみせろ!」

ユウキ「流星くん。どうしちゃったんだろ」

友子「調子に乗ってるか。何か自身があるのかだと思います。あの人の場合」

キャンサー「お望みとあらば・・・」

フォーゼ「やめろ!」

賢吾「いいんだ如月」

流星「少しだけ待っててくれ」

大文字「任せな」

JK「先輩だけ車に乗ってるっすね」

ユウキ「ちょっとおかしくなっちゃったんだと思うよ・・・」

キャンサー「キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエイ」

賢吾「あー」

流星「あー」

大文字「あー」

キャンサー「こ、今度こそ」

フォーゼ「ざけんな!ぶち殺してやる!このクソッタレが!!」

キャンサー「ぐぎゃっ」

フォーゼ「この・・・糞蟹が!!」

キャンサー「眼が・・・眼が!」

ユウキ「わかった!鬼島くんの弱点は目だよ弦ちゃん!」

キャンサー「に、逃げねば・・・」

フォーゼ「待てこら!」
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/03(日) 23:49:04.85 ID:+lbfbKeY0
フォーゼ「どこ行きやがった!出て来い!!」

キャンサー「あたしの空間引き裂き能力はスカ・・・」

フォーゼ「ビビってんじゃねぇぞ!」

キャンサー「き、如月・・・」

ユウキ「居たよ!弦ちゃん!」

キャンサー「!」

フォーゼ「見つけた。逃げんなよボケが」

キャンサー「眼さえやられなければ!あたしの体をどう破る!如月弦太朗!」

フォーゼ「気合に決まってんだろうが」

キャンサー「笑わせ」

流星「その答えはこいつだ!」

キャンサー「うっ・・・車?それがどうした」

大文字「新車が!新車が!」

賢吾「如月!こいつだ!」

フォーゼ「これは」

流星「サタンサーベルだ!ちょっと拝借した」

フォーゼ「・・・鬼島ァ。おしまいだ」

賢吾「新スイッチの3番目を使え!」

フォーゼ「ああ」

キャンサー「その剣であたしをやれるのかい?」

フォーゼ「一発。一撃。一瞬。一回で終わらせてやる」

キャンサー「はあ?」

フォーゼ「行くぜ!鬼島ァ!!!!」

キャンサー「こ」

フォーゼ「・・・」

流星「あれは何のスイッチだったの」

賢吾「クロックアップ。両足がそれっぽくなる」

キャンサー「あたしの背後に回っただけか!それがどうした」

フォーゼ「終わってんだよ鬼島」

キャンサー「終わってるだと」

フォーゼ「てめえの体を見てみろ」

キャンサー「あ・・・あ・・・あたしの・・・体が・・・」

フォーゼ「今度こそ本当に地獄に落ちてくれよ鬼島」
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/03(日) 23:57:54.51 ID:+lbfbKeY0
鬼島「はぁはぁ・・・如月・・・」

速水「情けな!」

立神「スイッチは返してもらうぜ」

鬼島「出れたのか・・・あんた達」

速水「うるさい!バーカ!」

立神「負け犬がとっとと失せろ」

鬼島「・・・許さん・・・どいつもこいつも・・・許さん」

速水「だっさ。クソだなレオ」

立神「ああ。所詮はこの程度だろ」

ヴァルゴ「行くぞ。2人とも」

速水「負け犬。君は留年だな!」

ヴァルゴ「退学じゃないのか」

速水「留年の方がより屈辱的だ」

立神「なるほど」

鬼島「ち、ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

ヴァルゴ「哀れだな」

鬼島「いつか・・・いつか全員ぶち殺してやる!必ず!」



ユウキ「ねえ弦ちゃん」

弦太朗「どうした」

ユウキ「下着が無くなっちゃったの」

友子「私も」

美羽「私もよ弦太朗」

JK「下着ドロっすか」

賢吾「それなら知ってるよ犯人」

弦太朗「誰だ!」

流星「大文字隼。あいつだ」

美羽「ふぅ・・・あれももうおしまいね」

ユウキ「最低」

友子「ゴミ・・・」

弦太朗「ちょっくら殺してくるわ」

流星「行ってらっしゃい」

賢吾「これで俺たちも安心だ」
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/04(月) 00:14:52.63 ID:feshsIJ20
流星「弦太朗」

弦太朗「よお」

流星「大文字はどうしたんよ?」

弦太朗「しばらく病院暮らしだろうよ」

流星「そ、そうか。ところで友子ちゃんは?」

ユウキ「熱だって。今日はお休みみたいだよ」

流星「そ、そうなのか・・・行ってこよ・・・」

ユウキ「?」



友子「何もすることがない・・・」

流星「友子ちゃーん」

友子「う、うっとしいのが来た・・・」

流星「お見舞いに来たぞ」

友子「流星さん」

流星「どうした?りんごだ食え」

友子「窓から侵入するのやめてくれない?」

流星「いいだろ別に」

友子「よくないから」

流星「暇してんだろ。ほらゲームするぞ!」

友子「熱だから・・・怠いから・・・」

流星「下着付けてないな!」

友子「死ね」

流星「遊ぼうよ遊ぼうよ」

友子「帰ってよ」

流星「・・・」

友子「熱うつるよ」

流星「こうやって友達を失っていくんだな・・・」

友子「・・・」

流星「また一人・・・」

友子「わかったから。居ていいよ」

流星「ほら居てほしいんだ!」

友子「その代り静かにしててね」

流星「何で?」

友子「頭痛いから」

流星「・・・それは恋の病だ友子ちゃん」

友子「・・・」

流星「相手は勿論。俺!」

友子「帰れ」

流星「やだね」

友子「・・・」
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/04(月) 01:23:49.98 ID:feshsIJ20
流星「何か無いかな・・・」

友子「勝手に漁るのやめてくれない?」

流星「おっ。卒業アルバム略して卒アル」

友子「・・・」

流星「見ていい?」

友子「どうぞ」

流星「ふーん・・・小学校時代から目に隈造ってたんだ」

友子「うん」

流星「勿体ない可愛いのにな・・・」

友子「どうせ嘘でしょ。いつも」

流星「これは本当。嘘も偽りもございませんよ」

友子「そう・・・」

流星「白紙か。裏表紙は」

友子「友達居なかったからね」

流星「作ればいいのに」

友子「無理。人付き合い苦手だったから」

流星「・・・よし!」

友子「何書いてるの?」

流星「見てみろ!」

友子「6年1組・朔田流星は野座間友子の一番の友達・・・」

流星「これで小学校時代の君と友達になった!喜べ!」

友子「このマークは何なの?」

流星「流れ星。俺の象徴。まさに俺って感じするだろ?」

友子「う、うん」

流星「ちなみに小学校時代から俺は美少年としてモテてたぜ」

友子「そういう自慢はいいから」

流星「本当の事だから仕方があるまいよ」

友子「・・・」

流星「次は中学時代に行ってみよう!」

友子「うるさい」
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/04(月) 01:53:38.84 ID:feshsIJ20
流星「今と変わらないのね」

友子「つい最近のことだから」

流星「居ないね」

友子「何が?」

流星「大勢の中に友子ちゃんが」

友子「人の輪に入るのが苦手だし」

流星「そうかそうか」

友子「知ってて聞いてるでしょ?」

流星「うん」

友子「・・・」

流星「よしまた書かせてもらうぞ」

友子「はいはい」

流星「ほらよ」

友子「同じじゃん」

流星「いいだろ別に!一番最初に書いたから一番の友達なんだよ」

友子「流れ星マークが増えてる・・・」

流星「これには意味があるんだよ」

友子「どういう意味?」

流星「1個の流れ星マークは子供ちんこ。10個で大人ちんこという意味」

友子「意味がわからない」

流星「俺もわからない」

友子「消してよこのマークだけ。何か嫌」

流星「油性だから消えん!」

友子「・・・」

流星「これで小学校と中学校は制覇した。次は」

友子「まだ貰ってないから」

流星「高校も俺が最初に名を残すぞ!」

友子「その頃には卒業してるよ流星さん」

流星「その前に昴星に戻ってるもんな俺」

友子「そうだったね。交換留学生だから・・・」

流星「だが山田がほら居ないだろ。先の戦いで置いてきたしさ」

友子「そういえば」

流星「ということで俺は天高に卒業するまで居られる!」

友子「よかったね」

流星「ついでにダブれば君と同じ学年になれるからまた書ける」

友子「別にダブらなくても書いていいよ。最初に」

流星「マジでか!普段俺に対して鬼のように厳しい君が」

友子「これだ。すぐに付け上がる」

流星「熱効果ってやつか。人間体が弱ると素直になるもんだからな」

友子「うざい」
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/04(月) 02:13:12.68 ID:feshsIJ20
流星「帰るわ」

友子「もう帰るんだ。いつもしつこいのに」

流星「早く熱を治してくれんと俺が暇だから」

友子「なるべく早く治して・・・」

流星「それとこれ返すよ」

友子「げっ・・・これは」

流星「ぬ、盗まれた下着だ」

友子「いらない」

流星「いらないの?」

友子「気持ち悪いし」

流星「大文字のアホもエロい奴よ」

友子「あんな人だと思わなかった」

流星「あんな奴だったんだよ。さてと」

友子「流星さん」

流星「何だ。帰ってほしくないのか!」

友子「何で窓から帰るの?」

流星「だって窓から来たから」

友子「普通に帰れば」

流星「こっちの方が俺らしいから」

友子「・・・」

流星「でも良かったな友子ちゃん」

友子「?」

流星「友達が増えて」

友子「流星さんも」

流星「俺は1000人ぐらい居るから!何言っちゃってんの」

友子「嘘だよね絶対に」

流星「今度この家の前に大量に連れてきてやるよ!」

友子「やめろ。近所迷惑だから」

流星「そんなに俺1人が来てほしいのか・・・」

友子「そっちの方がまだマシ」

流星「素直じゃないのね」

友子「マシだって言ってるのマシだって」

流星「照れてるな。照れてるよね!」

友子「帰れ。帰れ」

流星「ところでこの下着どうするの?」

友子「捨てといて」

流星「了解した」

友子「またね流星さん」

流星「ちゃんと治して学校に来るんだぞ。みんな待ってるから」

友子「う、うん」
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/04(月) 07:32:04.34 ID:bcdJmpsko
流星がマトモすぎて泣いた
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/04(月) 08:29:59.47 ID:Al3vMNRDO
もはや流星が主人公
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/06/04(月) 11:36:23.38 ID:ne9NfxFao
流星が主人公になってる
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/06/04(月) 18:40:29.57 ID:W6oDbY/I0
まてまて
下着盗んだりしてんだぞこいつは
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/04(月) 19:24:56.54 ID:2ZDA1eJPo
そして際立つ賢吾のクズっぷり
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/04(月) 20:45:53.24 ID:9OrKFwZC0
賢吾「・・・何で寝てるのこの二人」

弦太朗「・・・」

ユウキ「・・・」

流星「学校に来るまでずっとゲームしてたんだとよ」

賢吾「どうせ棒を穴に突っ込んだり動かしたりするゲームだろ」

流星「・・・」

賢吾「ふざけやがって!」

流星「マリオカートだってさ」

賢吾「嘘だ!お前も如月を奪われてるんだぞ!悔しくないのか」

流星「・・・大人になれよ賢吾」

賢吾「キーッ!!!!」

大杉「おいお前らああああああああああああああああああああああああああ」

賢吾「ドア開けた瞬間に吹っ飛んだ」

流星「派手に落ちたな死んでるんじゃないか。あれ」

ガオウ「この学校を占拠させてもらうぞ」

王蛇「ハァ・・・」

エターナル「・・・」

アーク「・・・」

キックホッパー「・・・」

パンチホッパー「・・・」

カイザ「言いたい事は解るよね?」

グレイブ「大人しくしててください」

賢吾「テ、テロリストだ。朔田」

流星「あの一人ぼっちのオタクが一度は妄想する学校を占拠するテロリストか」

賢吾「しかもほら。あの人質になってる奴」

カイザ「大人しくしてくれないかな」

大文字「くっ・・・」

流星「あのゴミカス」

賢吾「相変わらず足を引っ張るのが好きだな・・・」

流星「おい!矢車に草加」

キックホッパー「朔田」

流星「何でお前まで居るんだ。何で草加は生きてるんだ」

キックホッパー「バイトだ・・・」

パンチホッパー「俺たちはこのガオウ一味で悪を学ぶんだよね兄貴」

カイザ「ほら起きろよ。怯えてるのか?如月弦太朗!」

弦太朗「うるせぇな・・・こっちは寝不足なんだよ。死ねよ・・・」

カイザ「ギェッ」

賢吾「寝起きの如月に喧嘩を売っちゃいけないぞ」

流星「首が180度に曲がってる」

カイザ「」
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/04(月) 22:19:18.04 ID:9OrKFwZC0
賢吾「逃げるぞ朔田!」

流星「よし来た!」

パンチホッパー「飛び降りたよ」

ガオウ「ほっておけ」

キックホッパー「それにしてもここから飛び降りるとは」

グレイブ「大した人たちだ」



流星「死ぬかと思った・・・」

賢吾「さすがに高すぎだったか」

流星「3B以外の生徒はみんな非難したみたいだな」

賢吾「マヌケなテロリストめ!」

流星「どうすんの」

賢吾「ユウキが中に居るから行かねばならぬよ」

流星「弦太朗が居るから大丈夫だろ」

賢吾「・・・変わったな朔田」

流星「俺は変わらんよ」

賢吾「・・・」

名護「また大変な騒ぎになったな」

賢吾「名護に橘」

流星「何て格好してるんだ」

名護「今日の俺たちは一味違う。よく聞きなさい」

橘「そう。俺たちは刑事。ナゴとサクヤという名コンビのな」

流星「・・・」

賢吾「タカとユージの真似してるんだろ。大人になってくれよ頼むから」

名護「俺たちは奴らテロリストの家族を連れて来た」

橘「説得するなら家族がいい。そうだろ京水!」

京水「本当に克己ちゃんが居るのよね!?」

名護「安心しなさい。居る」

賢吾「家族じゃないだろ」

京水「雰囲気イケメンは黙れ。やだ!超イケメン男子が居るじゃないの!」

流星「寄るな」

橘「それとほら頼もしい仲間が居る」

ウヴァ「賢吾!」

賢吾「ウヴァ!」

速水「大変な事になったな。私は危険を察知し先に脱出したが」

流星「普通校長が真っ先に逃げるか?」

速水「怖いから・・・」

ウヴァ「そうだぞ流星。怖いものは怖いんだ」

京水「安心して私は流星ちゃんの味方よ!」

流星「・・・」
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/04(月) 22:38:25.00 ID:9OrKFwZC0
賢吾「さて行くか」

ウヴァ「行こう。隼を助けねば」

京水「待っててね克己ちゃん。今行くから」

リブラ「理事長に叱られるだろな・・・」

JK「流星さん、歌星さん」

友子「・・・」

流星「ライダー部の事は二人に任せたぞ」

JK「俺たちも行くっすよ」

流星「君たちはまだ若い。行かせるわけにはいかんよ」

友子「流星さん」

流星「どうした」

友子「私の熱がうつったでしょ」

流星「?」

友子「流星さんなのに発言が真面目すぎる。おでこも熱いし」

流星「俺は昔からこんなのだ」

友子「違う。行かない方がいいよ」

流星「嫌だ!行く」

友子「行かせない」

ウヴァ「おい賢吾」

賢吾「チッ。朔田はもう無視して行くぞ」

京水「イケメンっていつもコブ付きなのよね」

リブラ「この一大事に」

賢吾「お前たちは行かないのか?」

橘「い、行くに決まってるだろ」

名護「失敬な!」

京水「みて!」

名護「何だ。言ってみなさい」

京水「イケメンに囲まれてる!」

橘「ほぉ・・・」

賢吾「何納得してんだよ」

ウヴァ「流星!先に行ってるぞ」

流星「お、おう」

友子「待て。死んじゃうよ」

流星「死なないよ」

友子「さすがに死んじゃうから」

賢吾「朔田。コンビ解消だな・・・」
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/04(月) 23:04:58.71 ID:9OrKFwZC0
キックホッパー「この・・・」

弦太朗「うるせえ!」

ガオウ「・・・本当に寝てるのかそれ」

キックホッパー「寝ててもフォーゼドライバーは離さないのか・・・執念だ」

パンチホッパー「ユウキちゃん。起きるんだ」

ユウキ「・・・ん・・・」

ガオウ「この娘には用は無い。人質ならこいつが居る」

大文字「俺を殺すのはやめてくれ!」

ガオウ「始末しておこう」

キックホッパー「だ、だめだ」

ガオウ「貴様・・・」

キックホッパー「殺すならあれ殺してこの女を人質にしよう」

パンチホッパー「そ、そうだ。この娘は弦太朗にとって弱点なんだよ」

ガオウ「ならこいつは」

キックホッパー「弱点では無い」

パンチホッパー「そうだね」

大文字「やめろ!ユウキを殺せ!弦太朗も殺せ!」

ガオウ「うるせえ奴だ・・・ん」

キックホッパー「どうしたガオウ」

ガオウ「命知らずのバカ共が入ってきた。おい」

グレイブ「はい」

ガオウ「始末して来い。お前たち」

グレイブ「わかりました。行きますよ」

王蛇「・・・」

アーク「・・・」

エターナル「・・・」

キックホッパー「よくあんな奴らを手なずけたな」

ガオウ「グレイブ以外の奴らには魂が無い」

パンチホッパー「死体?」

ガオウ「俺を雇った者が奴らをよこしたんだ。他は知らない」

パンチホッパー「ふーん」

大文字「助けて!助けて!」

弦太朗「グーッ」

ユウキ「スゥーッ」

キックホッパー「なぜ寝れるんだ・・・」
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/05(火) 00:29:20.96 ID:kUTxKhYq0
賢吾「校長」

リブラ「何だ」

賢吾「校内をムチャクチャに荒らされた感想は?」

リブラ「・・・」

橘「やめるんだ賢吾!」

名護「そうだぞ!」

京水「酷い子・・・」

ウヴァ「言いすぎだぞ賢吾!」

リブラ「悲しいに決まってんだろ!」

賢吾「そ、そうか・・・」

グレイブ「あっ。橘さん」

橘「お前は・・・」

名護「お前たちの目的は何なんだ。言ってみなさい!」

アーク「・・・」

京水「克己ちゃんは!どこ!」

グレイブ「2階ですよ。オカマさん」

京水「だ、誰がオカマじゃい!」

ウヴァ「お前だろうな」

リブラ「きっとそうだ」

京水「心外よ!」

賢吾「お前たちに任せるよ」

名護「安心しなさい」

橘「俺たちは絶対に勝つ」

賢吾「信用できんな・・・」

橘「少しは信用しろ!」

名護「どうして君は俺たちに突っかかる。言ってみなさい」

京水「僻みよ!嫉みよ!」

ウヴァ「賢吾。謝った方がいいな」

リブラ「そうだよ歌星くん」

賢吾「うるせえな!どいつもこいつも!何だよ死ねよ糞虫共が!」

名護「待ちなさい!」

橘「京水たちは賢吾を

京水「任せといて!」

リブラ「必ず勝つんだぞ」

橘「ああ」

ウヴァ「待ってくれ賢吾!」

グレイブ「話しは終わりましたか?」

橘「終わったぞ」

名護「ここからは俺たちの戦いだ」

アーク「・・・」
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/05(火) 02:09:06.74 ID:kUTxKhYq0
ユウキ「うーん・・・よく寝た・・・」

キックホッパー「起きた」

ユウキ「あれ?みんな居ない。どこ行ったんだろ?」

弦太朗「・・・何だもう放課後か・・・帰ろうぜユウキ」

ユウキ「うん」

ガオウ「お前たちバカか状況を見てみろ!」

弦太朗「あ?何だこいつは」

ガオウ「そいつを渡してもらうぞ」

パンチホッパー「大人しく言うことを聞いた方がいいよ」

キックホッパー「でないとこいつが・・・」

大文字「た、助けて!」

弦太朗「こいつは賢吾の親父の形見みてぇなもんなんだよ。隼の命じゃ釣り合わないぜ!」

ユウキ「矢車さんも影山さんも悪い事しちゃダメですよ!」

ガオウ「裏切れないわな俺を・・・」

パンチホッパー「あ、兄貴」

キックホッパー「弟よ。前金は貰った・・・今さら」

パンチホッパー「そうだよね。おっさんと可愛い子どっちの味方に付けって言われたら」

キックホッパー「裏切るよ。俺は」

ガオウ「てめえら。食い殺してやるよ!」

王蛇「・・・」

大文字「や、やめろ!せめて俺の縄をほどいてくれ!」

弦太朗「いいぜ。てめえら二人まとめて相手にしてやらぁ!!」

キックホッパー「逃げよう・・・」

パンチホッパー「そうだね・・・」

フォーゼ「ユウキ。先に俺の家行ってゲーム付けといてくれ。朝の続きだ」

ユウキ「うん!」

フォーゼ「さてと。どっちからかかってくる?」

大文字「やめろ!そうか俺が嫌いなんだな!だがせめて学び舎を壊す行為はやめろ!」

王蛇「・・・」

ガオウ「今さら謝っても許しはせんぞ!」

フォーゼ「来いよ。鰐野郎」

大文字「ひえー」
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/06/05(火) 02:20:53.82 ID:kUTxKhYq0
エターナル「・・・」

京水「やめて克己ちゃん!」

ウヴァ「京水。邪魔だ!」

リブラ「攻撃できん!」

エターナル「・・・」

京水「いつにも増して激しい攻撃ね!嫌いになれないわ!」

リブラ「どうするんだよ・・・」

ウヴァ「京水がウロウロして攻撃もできん」

エターナル「・・・」

矢車「何してんだお前たち・・・」

ウヴァ「矢車か。ちょうどいい」

リブラ「手を貸してくれ」

京水「克己ちゃーん!」

エターナル「・・・」

矢車「そいつ大道克己じゃないぞ・・・」

影山「ただの人形みたいなもんだってさ」

ウヴァ「えっ。マジで」

リブラ「聞いたか京水くん」

京水「聞いたわ・・・よくも騙してくれたわね!」

エターナル「・・・」

京水「叩いて叩いて!縛って・・・ポイよ!」

ウヴァ「そのまま俺の電撃だ!」

リブラ「最後はこの私の・・・錫杖殴打!」

京水「やったわね」

ウヴァ「哀れな偽物よ」

リブラ「テロリストは?」

ユウキ「弦ちゃんが」

リブラ「それなら安心だ」

影山「うん」

矢車「ヘタに手を出すとこっちが危ない・・・」

ウヴァ「帰ろうか」

京水「そうね」
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/05(火) 13:41:57.17 ID:UgfeztHDO
>>518
あれ?大文字良いやつじゃね?
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/05(火) 17:51:31.71 ID:XHwOYZza0
フォーゼ「ほらよ」

王蛇「」

大文字「さ、さすが弦太朗だ」

ガオウ「粋がるなよガキが!」

フォーゼ「調子に乗ってんのはてめえだろうが」

大文字「弦太朗!弦太朗!」

フォーゼ「うるせぇな!何だよ!」

大文字「助けてくれ」

フォーゼ「てめえで何とかしな」

大文字「・・・」

ガオウ「続きだ」

フォーゼ「ああ」

大文字「あいつはお前の教室や学校を派手に荒らしたんだぞ!」

フォーゼ「それがどうしたんだ」

ガオウ「さっきから何だ貴様は」

フォーゼ「卒業したてめえに関係あんのか?盗人野郎が」

大文字「・・・」

フォーゼ「大人しくしてろよ隼」

大文字「はい・・・」

フォーゼ「もしも俺とこいつの喧嘩の邪魔してみろ」

大文字「はい・・・」

フォーゼ「殺す」

大文字「はい・・・」

ガオウ「余所見をするな!」

フォーゼ「おっ」

大文字「頑張れテロリストのおっさん」

フォーゼ「やるじゃねぇか!」

ガオウ「・・・」

大文字「弦太朗。俺はキング何だ年上なんだ調子に乗りやがって・・・」

ガオウ「さっさとそのベルトを渡せ!」

フォーゼ「渡せるかよ!」

大文字「あのおっさんが優位に立ってるな。よし・・・」

ガオウ「オオラァッ!!」

フォーゼ「ちっ・・・」

大文字「弦太朗!死ねえええええええええええええええええええええええええ」

フォーゼ「あん?」

ガオウ「ぐぉっ!?」

大文字「ああああああああああああああ」

フォーゼ「隼の糞バカが・・・あのおっさんと一緒に落ちやがった。チッ」

ガオウ「」
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/05(火) 18:17:17.21 ID:XHwOYZza0
賢吾「落ちてきた」

橘「ど、どういうことだ」

京水「ライダー部ってみんなイケメンなのね!」

賢吾「ふっ」

京水「一人を除いて」

賢吾「こんなオカマにまでコケにされて哀れだな大文字隼」

大文字「」

名護「見ろ!弦太朗くんが来たぞ!」

弦太朗「派手にやりやがったなこいつら」

ガオウ「」

ユウキ「また休校らしいよ」

弦太朗「そうか。帰ろうぜゲームの続きだ」

ユウキ「うん。でも先輩はどうするの?」

弦太朗「こんなの無視しとけ」

ウヴァ「こいつ何かしたのか」

弦太朗「下着盗んだ」

京水「女の敵ね」

流星「そうだよ」

弦太朗「ユウキや友子、美羽の下着盗んだこの馬鹿にかける情けはねぇよ」

ユウキ「でも可哀想だよ」

弦太朗「ユウキの頼みではこいつは聞けねぇよ」

ユウキ「そうだよね!ごめんね隼先輩」

友子「これ死んでるの?」

流星「こっちは死んでるけど大文字は辛うじて息してる」

友子「・・・」

流星「お前もお終いだな」

大文字「」

賢吾「俺や朔田の罪を擦り付けられ見捨てられて・・・ふっ」

橘「どうするよ」

名護「睦月くんの家に行きましょう。俺はそれがいいと思う」

京水「イケメン?」

橘「イケメンだ」

京水「決まりね!」

ウヴァ「充実した一日だった・・・」

速水「学校が・・・」
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/05(火) 18:51:52.36 ID:XHwOYZza0
流星「またしばらく休み何だよな」

友子「そうだよ」

流星「しばらく君の家でお泊りだな」

友子「は?」

流星「だってほら熱うつされただろ?君に」

友子「それは悪いと思ってるけど・・・」

流星「一人暮らしって辛いんだよね・・・」

友子「・・・」

流星「はぁ・・・」

友子「・・・仕方がない。両親にもちゃんと」

流星「あれ?本気で泊めてくれるの?」

友子「・・・」

流星「マジか・・・やっぱりその気があったんだね!」

友子「もういい。帰って」

流星「友子ちゃんがお家にちゃんと帰るまで見張らないとね」

友子「そうやって言って毎日毎日・・・」

流星「変な奴が多い世の中だ。それと君は尻が軽い」

友子「弦太朗さんと帰ればいいのに」

流星「弦太朗は大丈夫に決まってるだろ!ふざけるな!」

友子「元の流星さんに戻ってる」

流星「俺はいつもの俺だ!」

友子「熱も引いてるし」

流星「何だ一丁前に心配してるのか俺の事を」

友子「頑張ってるからね。頭おかしいけど」

流星「俺を敬え!」

友子「はいはい」

流星「家に着いた」

友子「・・・」

流星「今日の任務はこれにて終了・・・」

友子「あっさり帰るんだ。珍しい」

流星「熱の残りカスを始末しないとまた君にうつるからね」

友子「流星さん」

流星「飯ならいらんぞ」

友子「・・・ありがとうね。いつも」

流星「何を言ってるんだ。俺と君との仲じゃないか!」

友子「そ、そうだね」

流星「俺の優しさにまたもや惚れただろ」

友子「ちょっとね」

流星「ほら惚れたんだ!そういう運命なんだ」

友子「そうかもね」
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/05(火) 20:01:55.94 ID:RQo/6CFdo
友子デレた
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/05(火) 20:18:28.48 ID:XHwOYZza0
賢吾「暇だ・・・」

JK「あれ?歌星さんじゃないっすか」

賢吾「お前か」

JK「何してるんすか?」

賢吾「暇してるに決まってるだろ!このクズが。死ねよ」

JK「す、すんません・・・」

五藤「おい!ジーン!」

新田「早くこいよ。JK」

賢吾「いい御身分だな。元ゾディアーツのクソ共とつるむなんて」

JK「・・・」

賢吾「もうライダー部やめろよ。お前」

JK「ひ、酷いっすよ」

賢吾「失せな」

JK「はい・・・」

賢吾「どうしようも無いな。あいつは」

大文字「全くだ」

賢吾「どこから沸いてきた」

大文字「そんな事よりこれ見てみろよ」

賢吾「ゾディアーツスイッチ・・・」

大文字「拾った」

賢吾「ほお・・・」

大文字「こいつを使って弦太朗に復讐しようぜ」

賢吾「俺たちでか?」

大文字「ああ。調子に乗り過ぎなんだよ」

賢吾「待てよ俺たちが出しゃばる必要はないぞ」

大文字「?」

賢吾「如月に恨みを持ってる奴なんて星の数ほど居るんだ・・・」

大文字「そいつらに渡せばいいか」

賢吾「そうだ」

大文字「楽しくなりそうだな」

賢吾「俺は如月を許さない。朔田もな」

大文字「あのド腐れ新参者が。目にもの見せてやるよ」
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/05(火) 20:29:42.12 ID:UgfeztHDO
大文字wwwwwwオレの>>520のコメントを返せwwwwww
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/05(火) 20:44:30.59 ID:XHwOYZza0
賢吾「休校中だからアンタに来てもらった」

速水「で?どうしてこの私が生徒とファミレスに居ないといけないんだ」

賢吾「チクろうかな・・・」

大文字「アンタがゾディアーツなんてバレた日には地位も名誉も全て失うだろうよ」

速水「わ、わかった・・・」

賢吾「ここの代金も忘れずに」

速水「くっ・・・」

賢吾「用件はこれだ」

速水「何だスイッチか・・・ふぅ」

賢吾「如月を潰す。手ごろな奴はいないか?」

速水「落としたスイッチが一つ見つかった・・・嬉しい」

賢吾「おい!」

速水「あっ。すまん」

大文字「居るんだろ。どうせなら強い奴がいい」

速水「そうだな・・・」

賢吾「さっさと答えろ」

速水「あいつがいいな」

賢吾「あいつ?」

速水「今から呼ぶ。待ってろ」



速水「こっちだ!」

野本「本当にまたくれるのかそれを」

賢吾「お前はドラゴンゾディアーツの野本!」

大文字「陸上部の」

野本「くれよ」

賢吾「ほらよ」

野本「・・・」

賢吾「そいつを使って」

野本「わかってる。フォーゼとメテオをやればいいんだろ?」

賢吾「殺してくれよ」

大文字「頼んだぞ」

野本「任せとけ」

速水「ところでどうして朔田流星までも?」

賢吾「裏切り者だ・・・」

大文字「あいつは明らかに変わってしまった・・・」

速水「嫉み僻み・・・」
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/05(火) 22:34:23.20 ID:XHwOYZza0
賢吾「やってるやってる」

ジラフ「死ねや如月ィ!!」

大文字「あれは何だ賢吾」

賢吾「あれはきりん座。ジラフゾディアーツだ」キリッ

速水「ジュラフとか国によって名前が変わるんだぞキリンって」

大文字「で?」

速水「・・・」

フォーゼ「てめえは誰だよ!」

ジラフ「俺は・・・俺だ!」

賢吾「首を伸縮自在に」

大文字「いいぞ!野本!」

フォーゼ「誰だかしらねぇけどよ!せっかくの休みを邪魔すんじゃねぇ!!」

ジラフ「その傲慢な性格・・・ムカつくんだよ」

フォーゼ「俺は生まれた時からこんなのだ。人に指図されんのが嫌いなんだよ!」

ジラフ「キング大文字・クイーン風城が貴様に肩入れをしいよいよ俺の時代かと思った矢先!」

フォーゼ「言ってる意味がわからねぇな!」

ジラフ「貴様によって全てを潰された!この俺の築き上げてきた全てをだ!」

ユウキ「わかった!この声あの人だよ!」

フォーゼ「誰だ」

ユウキ「ええーっと・・・あの人だよ!」

フォーゼ「・・・どうせ影の薄いカス野郎だろうぜ!」

ジラフ「本当に俺の事を・・・忘れたのか!」

フォーゼ「しらねぇな!てめえのクソなげぇ首。斬っちまうぜ!!」

賢吾「バリズンソード+ファイヤーか」

大文字「首がすっ飛んだ!」

フォーゼ「とどめだ!!」

賢吾「ガトリング・・・だと・・・?」

大文字「チッ。すっかり戦い方を覚えたようだな・・・」

賢吾「これで終わりか・・・」

速水「いや待て!あいつを!」

フォーゼ「・・・てめえ」

ジラフ「第2Rだ・・・如月弦太朗・・・」

大文字「首長形態からえらく姿が変わったな」

賢吾「あれは麒麟だな」

フォーゼ「ユニコーンって奴かあれは」

ユウキ「うん。毛だらけのユニコーンだよ!」

ジラフ「殺してやる・・・殺してやる・・・」

大文字「しかし何故キリンから麒麟に」

速水「漢字で書くと麒麟だからだろ」

賢吾「そういう事だ」
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/05(火) 22:53:13.58 ID:XHwOYZza0
リブラ「むっ・・・」

賢吾「いつの間に変身してんだこいつ」

リブラ「そうか・・・あいつもそうだったのか!」

大文字「一人で盛り上がって楽しいか?」

賢吾「教えろ」

リブラ「奴もホロスコープスになるべく運命を持っている」

賢吾「双子座?」

リブラ「山羊座だ」

大文字「山羊座ってもう出てんだろ!いい加減にしろ!」

リブラ「・・・カードゲームってあるだろ」

賢吾「あるな」

リブラ「レアカードってこの世で一枚しかないと言うわけではないだろ」

賢吾「そういう事か・・・」

リブラ「そういう事だ」

フォーゼ「姿が変わろうがなんだってんだ!」

ジラフ「動きが速くなった・・・そして!」

ユウキ「弦ちゃん!」

ジラフ「雷の槍だ。俺の妙技を見よ!」

賢吾「何てことはないな」

大文字「ただの槍投げ」

リブラ「だが案外効いてるな」

フォーゼ「うざってぇな!!!!」

ジラフ「・・・ッッ」

フォーゼ「ぶっ潰れろ!!!!」

賢吾「潰れちまった・・・」

リブラ「そろそろ私が行こうか」

大文字「おら。さっさと行け」

フォーゼ「まだ息があるんか。まあいいや逃がしてやる失せな」

ジラフ「如月ィ・・・如月ィ!」

リブラ「もういい。行くぞ」

フォーゼ「校長てめえがまた一枚噛んでんのか」

リブラ「ほら帰るぞ」

フォーゼ「こいつは誰なんだよ。教えろ!」

リブラ「秘密だ」

フォーゼ「待ちやがれ!」
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/05(火) 23:14:30.13 ID:XHwOYZza0
賢吾「あれから5日経った」

速水「明日から登校だぞ」

大文字「相変わらず直すの早いなあの学校・・・」

野本「もう行ってもいいだろ。殺してやるよあいつを」

賢吾「ああ。俺がサポートに付いてるんだ。任せとけ」

速水「・・・」

野本「まさか俺が幹部クラスにまでなるとはな。速水」

速水「は、速水・・・?」

野本「同格だろ?何驚いてんだよ」

速水「・・・」

野本「行ってくるか・・・」



弦太朗「久しぶりの学校だぜ!」

ユウキ「賢吾くん。まだ来てないね」

流星「そういえば見ないよなあいつ」

カプリコーン「邪魔するぜ」

弦太朗「あ?JKのダチの」

ユウキ「五藤くんだったかな?」

流星「一度弦太朗が倒したお前がどうして居るんだ!」

カプリコーン「地獄から舞い戻って来た・・・」

弦太朗「JKのダチが俺に喧嘩売るわけねぇ」

流星「どうせ偽物だろうよ」

カプリコーン「どうだかな」

弦太朗「表に出ようぜ」

流星「せっかく立て直したんだ。ぶち壊したらまずいだろ」

ユウキ「弦ちゃん。流星くん」

弦太朗「ユウキは教室に居た方がいい」

流星「危険だからな」

ユウキ「頑張ってね二人とも」

弦太朗「行くぜ流星!」

流星「おう!」
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/05(火) 23:40:19.13 ID:XHwOYZza0
賢吾「袋叩きだと!」

大文字「卑怯な!何て卑怯な奴なんだ」

フォーゼ「オラオラ!どうしたよ!」

メテオ「卑怯なんて言わせないぞ」

カプリコーン「てめえら・・・」

フォーゼ「フリスビーを投げて来たぞこいつ!」

メテオ「円盤投げ・・・弦太朗。マグネットを」

フォーゼ「ほらよ」

メテオ「右手で引き付けて左手で殴る!」

カプリコーン「カアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

賢吾「雷の槍だ。さすが陸上部」

大文字「無数の槍の雨。弦太朗と流星は避けきれるかな。フフフ」

カプリコーン「俺の速さを舐めるなよ!!!!」

フォーゼ「どうするよ」

メテオ「ん?これだけ電気があるなら好都合だ。全部」

フォーゼ「吸収しちまうか」

賢吾「エレキだ。エレキだ!」

大文字「その攻撃をやめるんだ!!」

カプリコーン「くたばれ!如月弦太朗!!!」

フォーゼ「ドリャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

賢吾「終わりだな」

大文字「所詮は野本。この程度だったんだよ」

フォーゼ「終わりだ!」

カプリコーン「二度もこんな奴に・・・負けるなんて・・・俺が・・・」

メテオ「やったな弦太朗」

フォーゼ「誰だよこれ」

野本「・・・」

メテオ「知らない」

フォーゼ「もう授業が始まってんな」

メテオ「戻りますか」

賢吾「・・・いったな」

大文字「行ったか」

賢吾「どうするんだ。こいつを」

速水「心配するな。待ってろ」

賢吾「・・・」

速水「もしもしヴァルゴか?また嗅ぎまわってる刑事が居るからさ来てくれよ。うん」

賢吾「どうすんだ」

速水「ダークネビュラ行きだ」

大文字「負け犬はいらないからな」

賢吾「終わりだな」
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/05(火) 23:58:55.78 ID:XHwOYZza0
友子「何かまた大変だったみたいで」

流星「ああ」

友子「どうしたの?難しい顔して」

流星「これだよ」

友子「手紙・・・」

流星「ちなみに女の子からの物ではない」

友子「読んでいいの?」

流星「いいよ」

友子「・・・これって」

流星「果たし状だろうよ」

友子「前のあの」

流星「ライオン野郎からだな」

友子「無視すれば?」

流星「無視したらほら君を狙うだとか」

友子「心配してくれてるんだ・・・」

流星「当たり前だ!俺は君に惚れてるんだぞ!」

友子「うん。知ってる」

流星「知ってるならいい加減に俺と付きあえ!」

友子「嫌だ」

流星「嫌って・・・おっと。そろそろ行くとしますか」

友子「別に行かなくてもいいんじゃない?危ないし」

流星「君が一人の時に襲撃されたら」

友子「それなら流星さんの傍に私がずっと居たらいいと思う」

流星「なるほど!あんなライオン程度ならいつでも倒せるし」

友子「うん」

流星「さすが友子ちゃんだ頭いい」

友子「別に頭が良いってわけじゃ」

流星「よし無視しよう。あんなの無視だ」

友子「帰ろうか流星さん」

賢吾「・・・やっぱり朔田は」

大文字「裏切り者だ」



レオ「・・・」

ヴァルゴ「どうした。こんなところで」

レオ「人を待ってる」

ヴァルゴ「そ、そうか」

レオ「もう3時間は待ってるんだが・・・」

ヴァルゴ「すっぽかされたんじゃ」

レオ「男が男に果たし状を送ったのだ。それで来なければ男じゃない」

ヴァルゴ「・・・」
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/06(水) 00:14:19.88 ID:H9JHcETl0
立神「オラ!立てコラ!!」

速水「すみません!すみません!」

ヴァルゴ「もうやめろ」

立神「チッ」

速水「どうして私が殴られなきゃならないのだ!」

立神「ムカつくんだよお前のその顔が」

ヴァルゴ「カプリコーンのスイッチが二つに・・・」

速水「それだろ。俺も驚いたんだ。星の運命って怖いよね」

立神「黙れ!」

速水「ブギャッ」

ヴァルゴ「落ち着け!」

立神「・・・」

速水「い、いい歳した男が・・・果たし状送って無視されて・・・」

立神「き、貴様ァ!!!」

ヴァルゴ「やめろ。リブラも言いすぎだぞ!」

速水「高校生に馬鹿にされるダメボディーガードが!」

立神「殺してやる!」

速水「待てスイッチを押すなんて!」

レオ「死ねコラ!!」

リブラ「俺を殴れるか。チェンジ我望様」

ヴァルゴ「我望様に化けた・・・」

リブラ「来いよ殴ってみろよ!負け獅子が!」

レオ「ぐぬぬ・・・」

リブラ「ペッ」

レオ「殴れぬ。あのアホが変化してると解っていてもあの方だけは・・・」

ヴァルゴ「あれは忠誠心の欠片も無い男だ。お前は正しいよ」

リブラ「忠誠心?俺は偽物だと解ったら。問答無用で殴る!それが愛だ!」

レオ「バカか。こいつは」

ヴァルゴ「バカなんだろうな」

リブラ「ほらほら。お前が好きな我望理事長だぞー」

レオ「ぐっ・・・」

リブラ「さてと・・・」

レオ「待て!」

ヴァルゴ「無視しとけ。あんな男は」

レオ「し、しかし・・・」

ヴァルゴ「私がその筋に聞いた話だが。奴はまた下着や女学生のジャージを盗んだらしい」

レオ「またか」

ヴァルゴ「遵って今より奴をダークネビュラへと飛ばす」

レオ「ふっ。浮かれやがって消えろリブラ!」

リブラ「うわああああああああああああああああああああああああああああああああ」
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/06(水) 01:27:24.78 ID:H9JHcETl0
弦太朗「悪かったな賢吾」

ユウキ「全部校長先生が悪かったんだよね」

賢吾「わかってくれればいいんだ」

大文字「俺たちは心が広いのだ」

JK「すんませんでした」

弦太朗「今度あのタコに出くわしたら殺してやろうぜ」

流星「そうだな」

友子「あれから何か来た?流星さん」

流星「ライオンからか。来ないねまったく」

友子「そうなんだ」

賢吾「チッ」

大文字「チッ」

JK「どうしたんすか?」

賢吾「別に」

大文字「うん」

流星「友子ちゃんが最近やたらと引っ付いてきてね」

弦太朗「できてんのかお前たち!」

ユウキ「仲いいもんね二人とも!」

流星「俺から離れたくないだってさ」

友子「そんなこと言ってない。調子に乗らないで」

流星「照れてるんだぜ」

弦太朗「照れてるな」

ユウキ「照れてるよ!」

JK「平和っすね」

賢吾「そ、そうだな・・・」

大文字「憎い・・・この未来ある5人の男女が・・・憎い・・・」

賢吾「時期を待つんだ大文字」

大文字「・・・くっ」

賢吾「必ず如月と朔田を苦しめる方法があるはずだ・・・耐えろ」

大文字「わ、わかってる・・・」

JK「?」
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/06(水) 01:45:01.98 ID:H9JHcETl0
レオ「相変わらずいい飛ばしっぷりだな」

ヴァルゴ「そうだろ?」

レオ「スイッチを回収しておこう」

ヴァルゴ「あれの代わりならいくらでもいる」

レオ「ふっ」

ヴァルゴ「それでは私は先に行ってるぞ」

レオ「ああ」

「火の玉スカーフ」

レオ「あちっ!誰だ!?」

「タイタン破壊銃!」

レオ「・・・何者だ」

鬼島「スイッチを落としちゃダメですよ」

レオ「お前・・・また」

鬼島「三度あたしの元にスイッチが。運命を感じるねぇ・・・」

レオ「失せろ。殺されたいのか」

鬼島「違う。今度はあたしの番だ」

タイタン「おっと動くなよ。ホロスコープスとやら」

キャンサー「食らいます」

レオ「超新星・・・お前!」

キャンサー・ノヴァ「食わせてもらいますよ!」

レオ「は、離せ!この!!」

キャンサー・ノヴァ「ごちそさん」

タイタン「まさか食らうとはな鬼島よ」

キャンサー「貪欲な強さの執念があたしを強くし続ける。今度のあたしは食らうたびに強くなる」

タイタン「・・・」

鬼島「行きましょうやタイタンさん」

タイタン「仮面ライダー狩りだ」

鬼島「待ってろよ如月弦太朗、朔田流星。今度のあたしは無敵だ」

タイタン「・・・」
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/06(水) 02:08:07.55 ID:H9JHcETl0
賢吾「お前質問しろよ。ほら」

大文字「嫌だよ」

賢吾「失う物が無いなら平気だろ。言えって」

大文字「わかった・・・なあ弦太朗」

弦太朗「何だ隼」

大文字「・・・弦太朗とユウキってもう済ませてるんだろ」

JK「何てこと聞いてるんすか!」

弦太朗「やってるわけねぇだろ。許してやったからって調子こくなよ」

ユウキ「何を済ませてるの?」

賢吾「こ、こ、子作り・・・」

ユウキ「えっ?」

大文字「違うんだ!許してくれ弦太朗!」

弦太朗「俺とユウキはダチなんだぜ」

ユウキ「そうだよ賢吾くん」

賢吾「嘘つけアホコンビが・・・」

大文字「それなら何でお前たちのガキが俺たち尋ねに来たんだよ・・・頭おかしいのか」

弦太朗「てめえら歯ァ喰いしばれ。ボコボコにしてやる」

賢吾「逃げるぞ!」

大文字「よし!」

弦太朗「待ちやがれ!!」



賢吾「派手に殴られたな・・・」

大文字「蹴られるもした」

賢吾「ムカつく・・・」

大文字「俺もだ・・・」

鬼島「・・・」

賢吾「鬼島だ!」

大文字「いい所であった!」

タイタン「誰だこれは」

鬼島「フォーゼの仲間の」

賢吾「違うよ」

大文字「どっちかと言うと敵だよ」

賢吾「鬼島。ヤクザと一緒に何をする気だ」

鬼島「殺すのさ」

タイタン「仮面ライダーをな」

賢吾「そうか」

大文字「いいところで出会った」

鬼島「・・・」

タイタン「・・・」

賢吾「今度こそ如月を・・・」
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/06(水) 22:12:59.40 ID:lVFtSOky0
賢吾「呼んできたぞ」

弦太朗「またてめえか」

流星「目玉のおやじだ・・・」

キャンサー「お前さんを倒すまであたしゃ終わらないよ」

タイタン「俺はお前たちライダーが憎い」

弦太朗「流星。鬼島の方は任せたぜ」

流星「目玉のおやじは」

弦太朗「俺に任せとけよ」

タイタン「デカい口を叩くな!」

大文字「あのタイタンって奴は大丈夫か?」

賢吾「百目タイタン。地底王国の魔王と恐れられた男だ」

大文字「きっと蟻とかモグラの改造人間なんだろうな・・・」



キャンサー「流星!朔田流星よ!こいつがあたしの力だ!」

メテオ「姿が変わった・・・だと・・・?」

レオ「あたしは食らった者の姿に変化し力を得ることができる。わかるな」

メテオ「お前は姿を現すたびに能力が増えるどうしてだ?」

レオ「それはあたしが・・・強さに貪欲だと言うことだ!」

メテオ「お前のそれは強さと言わぬ」

レオ「ならば強さとはなんだ!」

メテオ「愛」

レオ「愛?笑わせるねぇ!」

メテオ「愛が俺を強くするんだ!」

レオ「黙れ!」

メテオ「お前は強い。だが・・・」

レオ「だが」

メテオ「俺には勝てぬ!ホワァチャァッ!!」

レオ「ぬっ!」

メテオ「終わりだ」

レオ「なっ・・・オエエエエエエエエエエエエエエエエエ」

キャンサー「・・・食らった者が・・・吐き出して」

メテオ「どうだ」

キャンサー「だがこの姿でも!」

メテオ「終わった。二度も言わせるな」

キャンサー「ふざけるな!こっちを向け」

メテオ「・・・外部からの攻撃は滅法強いが内部の脆さは変わらんな」

キャンサー「なっ・・・ううっ・・・ががが・・・」

メテオ「俺が極めた拳法は一つでは無い。中国拳法界・幻の拳を使わせて貰った」

キャンサー「ひっ・・・ひいいいいいいいいいいいいい」

メテオ「これは内部から貴様を破壊する。お前もこれで終わりだ。鬼島夏児よ」
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/06/06(水) 22:28:35.64 ID:lVFtSOky0
フォーゼ「魔王ってのも伊達じゃねぇな」

タイタン「城茂以来だ。お前のような男に出会うのも」

賢吾「頑張れ頑張るんだタイタン」

大文字「負けは許さぬぞ・・・」

タイタン「俺の百の眼は貴様を捕えて離さんぞ」

フォーゼ「それがどうした!」

タイタン「それがどうしただと?自惚れるな!」

フォーゼ「調子こいてんじゃねぇ!」

タイタン「フルパワーで消し飛ばしてやる・・・」

賢吾「奴め体内のマグマパワーを全開に!」

大文字「あ、暑い・・・」

タイタン「食らいやがれ!」

大文字「目玉から大量の炎を!」

賢吾「校舎に燃え移ったぞ!」

フォーゼ「バカか!また燃えちまっただろうが!」

タイタン「この俺を止められるか!」

フォーゼ「止めてやらぁ・・・」

タイタン「・・・」

フォーゼ「賢吾ォ。こいつは使っても大丈夫か?」

賢吾「あ、ああ」

大文字「暴走する奴か。ざまあみろ・・・」

フォーゼ「この学校は俺が守るんだよ。ぶち壊す奴はこの俺が」

タイタン「この俺が?」

フォーゼ「ぶち[ピーーー]!行くぜタイタン!!」

賢吾「真っ赤になった」

大文字「狂え狂え・・・」

フォーゼ「ぶっ飛べ!」

タイタン「焼け[ピーーー]!」

賢吾「頑張れ頑張れタイタン!」

大文字「[ピーーー][ピーーー]弦太朗!」
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/06(水) 22:42:44.10 ID:lVFtSOky0
ユウキ「大丈夫弦ちゃん?」

弦太朗「ああ。平気だぜ」

賢吾「理性を保ったまま奴を」

大文字「チッ」

JK「この目玉お化けも過去の組織の幹部なんすよね」

賢吾「そうだ」

JK「何でうちの学校に」

賢吾「俺たちは派手に暴れすぎたからな。刺客じゃね」

大文字「使えない刺客だな」

ユウキ「また学校が・・・」

弦太朗「もう帰ろうぜ」

ユウキ「今度はどれだけ休校なんだろ?」

弦太朗「しらねぇ。そういえば賢吾、隼」

賢吾「どうした如月」

弦太朗「ぶん殴るの忘れてた。ちょっと来い」

賢吾「に、逃げろ!」

大文字「殺される!」

弦太朗「おい!」

ユウキ「もう許してあげようよ」

弦太朗「チッ」

ユウキ「機嫌直してよ。今日は弦ちゃんとお爺ちゃんが好きな物作るからさ」

弦太朗「いつもわりぃな。俺も手伝うぜ」

JK「仲良いっすね」

流星「そうだろ!ほらこいつだってそう見てるんだ」

友子「で?」

JK「違うっすよ。弦太朗さん達っすよ」

友子「流星さん。あんなのが男女間の友情・・・」

流星「賢吾たちと遊んでこよ」

友子「聞いてないし・・・」
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/06(水) 23:04:04.37 ID:lVFtSOky0
流星「・・・友子ちゃん・・・」

友子「・・・」

流星「友子ちゃん・・・」

友子「・・・流星さん?」

流星「おはよう」

友子「どこから入ったの」

流星「窓から」

友子「今何時だと思ってるの?」

流星「午前4時」

友子「ふざけないで。眠い」

流星「起きろー起きろー」

友子「やめろ!」

流星「怒鳴られた」

友子「帰って」

流星「こんな陽が昇らぬうちに帰れとな・・・」

友子「親居るんだよ。バレたら」

流星「酷いなぁ・・・鬼だなぁ・・・」

友子「わかったから。何の用で来たの?」

流星「遊ぼうよ」

友子「嫌」

流星「遊ぼうよー遊ぼうよー」

友子「しつこい」

流星「遊んでくれるまで帰らないよ俺」

友子「ダメだから。ほら帰って」

流星「大声出して親起こしちゃうかな・・・」

友子「帰れって!出てって!」

流星「わかったよ・・・帰ればいいんだろ」

友子「ほら窓から出て」

流星「・・・いい寝顔だった。今日1日は最高な事が起きそう」

友子「変なこと言わないでよ」

流星「あっ・・・」

友子「流星さん!」

流星「ああああああああああああああ」

友子「落ちちゃった・・・」
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/06(水) 23:19:43.25 ID:lVFtSOky0
流星「入院中」

橘「まさかお前がこれほどの深手を負うとはな」

名護「何があったんだ。俺たちに説明しなさい」

流星「何でお前たちは平日の昼間っからこんなとこに居るの?」

橘「睦月や剣崎が構ってくれなくてさ」

名護「忘れたか俺は君の担当医。Dr名護と呼びなさい」

流星「うざってぇな」

橘「お前って友達多いのな」

流星「当たり前だろ」

名護「弦太朗くんやユウキちゃんも来てるんだ」

流星「みんな放課後に来てくれてる・・・一人来ないけどな」

名護「誰だ。言ってみなさい」

流星「友子ちゃん」

橘「ほらあれだよ」

名護「あれだな」

流星「言ってみろよ」

名護「生理だ」

橘「辛いらしいからなこれないんだろ」

流星「それは違うな」

橘「どういう事だ」

流星「俺はあの子の事を知り尽くしている。その日ではない」

橘「へ、変態だ」

名護「気持ちが悪い!警察に突き渡す立ちなさい!」

流星「お前ら暇ならさ。連れて来てよ」

橘「どうする名護」

名護「橘さんの意見に従おう」

流星「ほら行けよ橘」

橘「はい」

名護「期待してなさい流星くん」
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/06(水) 23:47:53.45 ID:lVFtSOky0
名護「入るぞ!」

ウヴァ「何だよ・・・」

橘「どうしてお前たちがここに居るんだ」

ウヴァ「土日は誰も来ないからなここ」

矢車「そうだぞ。ラビットハッチはみんなの物だ・・・」

須藤「本当に」

橘「ここには居ない」

名護「他に行こう。大人しくしてなさい!」

ウヴァ「はいはい」



橘「次はどこにする」

名護「あっちに行きましょう橘さん」

JK「・・・?」

橘「友子ちゃんはどこだ」

名護「言いなさい」

JK「知らないっす」

名護「言いなさい!」

JK「家に行ったらいいんじゃないっすか」

橘「家か!」

名護「ありがとうJKくん」

JK「うっす」

名護「これはお駄賃だ。取っておきなさい」

橘「遠慮しなくてもいいんだぞ」

JK「100円・・・」

名護「嬉しいだろ?」

JK「そうっすね」
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/07(木) 00:12:12.45 ID:V2tU/Zo50
橘「友子ちゃーん」

名護「友子ちゃーん」

友子「うるさいな。人の家の前で」

橘「来るんだ」

名護「俺たちと一緒に来なさい!」

友子「どこ?」

名護「流星のとこだ。来なさい」

友子「行かない・・・」

橘「ナジェダ!」

友子「合わせる顔がない・・・流星さんが入院したの私のせい」

橘「?」

名護「俺たちは暇人だ。じっくり教えなさい」




名護「そうか」

友子「謝ろうと思っていつも行こうとしても人が」

橘「あれは人気者だからな」

友子「・・・」

橘「謝りに行けばいいだろう」

友子「・・・」

橘「ほら行くぞ!」

名護「付いてきなさい!」

友子「一人で行く・・・」

橘「俺は友子ちゃんを信じよう」

名護「橘さんは騙されやすい。無理にでも連れて行くぞ!」

橘「やめろ!」

名護「来るんだ!」

橘「ナニヤテダ!」

友子「はぁ・・・」

橘「許さんぞ名護」

名護「それはこっちのセリフだ。橘さん」

橘「名護ォ・・・」

名護「いよいよ決着の時だ。変身しなさい」

橘「ヘシン!」

イクサ「手加減せんぞ」

ギャレン「それはこっちのセリフだ!」

友子「勝手にやってれば」

ギャレン「この!この!」

イクサ「やめなさい!やめなさい!」

友子「・・・」
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/07(木) 20:27:31.42 ID:lhD92PsO0
流星「・・・・・」シコシコシコシコシコ

友子「流星さん。入るよ」

流星「友子ちゃんか!」

友子「うん」

流星「人がナニを扱いてる時に来るなんて」

友子「?」

流星「いいタイミングだ」

友子「・・・」

流星「見たい?」

友子「見たくない」

流星「それで何の用?」

友子「ご、ごめんなさい」

流星「何の事だから解らないなぁ・・・」

友子「落ちたの私のせいだし」

流星「ああ。これか」

友子「うん・・・」

流星「痛いよ。ムチャクチャね」

友子「・・・」

流星「体で払ってくれたら許そうかな・・・」

友子「えっ」

流星「嘘に決まってるだろ」

友子「また・・・」

流星「平気だから気にするな」

友子「痛くないの?」

流星「痛くないよ。さてと退院の準備するか」

友子「まだ寝てた方がいいよ」

流星「大丈夫。ほら飛んでも跳ねても!」

友子「本当に大丈夫?」

流星「しつこいぞ!」

友子「足引きずってるけど・・・」

流星「元からこんなのだからね」

友子「・・・」

流星「行こうよ。病院にも飽きた事だし」

友子「うん」

流星「君が悪いわけじゃないんだよ。俺は頑丈だからさ」

友子「流星さん・・・」

流星「そんな悲しそうな顔するなよ。泣いたらそれが落ちるぞ」

友子「泣いてない。泣いてないよ」

流星「行こうぜ友子ちゃん」

友子「はい。流星さん」
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/07(木) 21:39:51.93 ID:gy+tRHG9o
本編であまり掘り下げられない流友をまさかこのスレで見ることになるとは
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/07(木) 22:11:20.59 ID:lhD92PsO0
賢吾「あっ・・・」ブリッ

弦太朗「どうした賢吾」

賢吾「・・・大文字のバカがうんこ漏らしたぞ!」

大文字「えっ」

弦太朗「くっせええええええええええええええええええええ」

美羽「最低・・・キモい死ね」

大文字「えっ・・・」

JK「見損ないましたよ・・・」

大文字「ちょっと待って!」

ユウキ「臭いよー」

友子「うわぁ・・・」

流星「糞漏らしが失せろ!」

大文字「どうしてこうなるんだ!ねえ!」

賢吾「着替えて来いよ。俺が付いてやるから」

大文字「漏らしてないのに・・・」

美羽「行かなくてもいいのよ。そんなバカのために」

ユウキ「賢吾くんって優しいよね」

賢吾「いい笑顔だ。今日はこの顔をオカズに・・・」

弦太朗「大文字隼じゃねぇな。大便字隼だよお前」

大文字「ううっ・・・」

賢吾「おい行くぞ」

大文字「はい・・・」

弦太朗「どうしようもない野郎だぜ」

友子「・・・」

流星「どうした外なんか眺めて」

友子「何か落ちた」

弦太朗「隼のバカが肛門から糞落としたろ」

友子「違う」

ユウキ「?」

友子「隕石・・・」

弦太朗「宇宙人!」

ユウキ「きっとそうだよ!」

流星「売り飛ばそうぜ!」

弦太朗「みんな行くぜ!」
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/07(木) 22:26:13.26 ID:lhD92PsO0
ギャバン「どうしてお前が!」

シャリバン「フーフー!」

ギャバン「電・・・いやシャリバン!目を覚ませ!」

弦太朗「何か居るぜ」

流星「宇宙人にしては何かあれだな」

ユウキ「何だろ?」

流星「おっ。ブルった・・・はい」

タチバナ「私だ」

流星「タチバナさんか。何の用だ」

タチバナ「今天ノ川学園に奇妙な二人組が居るだろ?あれは宇宙刑事だ」

弦太朗「宇宙刑事!?何だよそれ!」

タチバナ「私の古くからの知人。ちなみにメテオは彼らがモデルなのだ」

ユウキ「宇宙刑事さーん!何してるんですか?」

ギャバン「あっ!危ない!」

シャリバン「シャーッ!」

ユウキ「あわわ」

弦太朗「おっと。てめえ!」

シャリバン「ヒヒヒ」

弦太朗「何だかしらねぇけど。この赤い奴が敵で銀の奴がいい野郎みてぇだな」

流星「どうなってんのタチバナさん」

タチバナ「・・・知らん」

流星「あっ!切りやがった!おいジジイ。返事しろ!」

ギャバン「君たちは?」

フォーゼ「俺の名前は如月弦太朗。仮面ライダーフォーゼだ!」

ギャバン「仮面・・・ライダー?」

フォーゼ「あんたは?」

ギャバン「一条寺烈。宇宙刑事ギャバンだ」

シャリバン「シャーッ!」

フォーゼ「逃げやがった!せっかく変身したのに何だよ!」

ギャバン「・・・」

フォーゼ「ギャバンさんよぉ。何だよあれ」

ギャバン「あいつは俺の後輩。シャリバンだ」
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/07(木) 22:45:33.34 ID:lhD92PsO0
烈「何だよここは!」

弦太朗「月だぜ。烈さん」

烈「すげぇー。へえー」

流星「宇宙刑事って何なの?」

烈「銀河連邦警察に所属する刑事さ。ちなみに俺は長官ね」

弦太朗「偉いのか?」

烈「勿論!」

JK「色々と触ってるっすね」

美羽「あの人はどうして?」

烈「あいつはかつてこの地を狙ったマクーのサンドルバが血眼になって探していた剣の調査をしていた」

弦太朗「剣?」

烈「それは大昔イガ星人によって滅ぼされたコウガ星人が作り上げた魔神剣。甲賀魔神剣と言う名の」

JK「ドラクエっぽいっすね」

烈「魔神剣は持つ者を支配し絶対的な超パワーを引き出し理性を失わせる恐るべき魔剣」

弦太朗「その魔剣ってのにあれか」

ユウキ「おかしくなったんですね!」

烈「当たり」

流星「敵はマクーだな!」

烈「それは外れ」

流星「チッ」

烈「あいつがただ単に魔神剣を握り狂ったかそれ以外の者の仕業かまだ調査中だ」

弦太朗「俺たちも手伝うぜ」

烈「すまない」

賢吾「誰だ!また部外者なんて入れやがって!」

大文字「・・・」

弦太朗「・・・よっ!」

ユウキ「隼先輩・・・」

賢吾「何だよこの人?ん?」

烈「一条寺烈。よろしく!」

賢吾「暑苦しいオッサンだな・・・」

大文字「何でみんなして一歩引いてるんだよ・・・」

美羽「寄るな!」

大文字「死のう・・・」
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/07(木) 23:16:12.63 ID:lhD92PsO0
弦太朗「どこだどこだ」

ユウキ「どこだどこだ」

賢吾「居ないからな。クズが・・・ユウキは許す。パンツ丸見えだし・・・」

烈「いや。意外とこういう所に居るぞ」

賢吾「バカじゃねぇの!バカだよ!」

ユウキ「あっ・・・あれ」

シャリバン「フーッ・・・」

弦太朗「あんな所に座ってやがるぜ!」

烈「行くぞ」

弦太朗「賢吾とユウキは下がってろ」

賢吾「ほらこっち・・・」ハァハァ

ユウキ「うん」

弦太朗「変身!」

烈「蒸着!」

ユウキ「おーっ」

賢吾「本当に可愛いよな・・・犯したいんだけど!」

シャリバン「シャーッ!」

フォーゼ「どうする烈さん」

ギャバン「あいつと剣を離すんだ!」

フォーゼ「おっしゃ!」

シャリバン「フーフー!!」

賢吾「二刀流なんだけど?勝てるの?」

ギャバン「シャリバンは史上初の二本の剣を扱う宇宙刑事。その強さもトップ3の実力者だ」

ユウキ「烈さんが一番で三番は?」

ギャバン「シャイダー。伝説の英雄であり銀河連邦警察の創始者と同じを名を持つ男だ」

フォーゼ「その人はどうしたんすか!」

ギャバン「腹を下したんだ!」

シャリバン「ギャーッッ!!」

賢吾「何処も彼処も糞野郎ばかりだな・・・」

フォーゼ「同姓同名でもそいつは違うんだな!」

ギャバン「強いが腹が弱いんだ!」

シャリバン「シャーシャー!!!」

フォーゼ「あぶねぇんだよ!バカ野郎が!」
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/07(木) 23:34:53.47 ID:lhD92PsO0
フォーゼ「二本も振り回しやがって・・・」

ギャバン「・・・」

フォーゼ「・・・そうだ!」

ギャバン「どうした弦太朗」

フォーゼ「野郎が二本なら俺も二本持てばいいんだ!」

ギャバン「いいかもしれない」

フォーゼ「よし!コズミックで行くぜ!」

ギャバン「レーザーブレード」

フォーゼ「行くぞシャリバン」

ギャバン「君ならこいつを使いこなせるだろう」

シャリバン「ヒューヒュー」

ギャバン「レーザーZビーム!」

シャリバン「ウッ・・・」

フォーゼ「動くんじゃねぇぞ!シャリバン!」

シャリバン「・・・」

フォーゼ「ぶっ壊れろ!魔神剣!」

ユウキ「あっ!」

ギャバン「やった!」

シャリバン「・・・」

フォーゼ「本当にこれで大丈夫なのかよ!?」

ギャバン「・・・多分な」

賢吾「目を覚まさないぞ」

ギャバン「・・・」

ユウキ「もしかして」

ギャバン「信じよう。こいつの生命力を」

フォーゼ「そうだな・・・」

賢吾「本当に大丈夫かよ・・・」
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/07(木) 23:53:00.36 ID:lhD92PsO0
電「世話をかけてしまったな・・・」

烈「まったくだ」

弦太朗「よかったな!」

ユウキ「これからどうするんです?」

烈「こいつが言うには魔神剣の裏にマクーやマドー、フーマの残党が居るらしい」

電「俺たちはすぐにでも行かねばならん」

弦太朗「マジか」

流星「忘れません。宇宙刑事の事を」

JK「ヒーローっていっぱい居るっすよね」

烈「また会う日まで」

弦太朗「地球の事は俺たちに任せてくれ!」

大文字「安心し」

美羽「くっさ・・・」

大文字「・・・」

弦太朗「じゃあな」

烈「おう!」

ユウキ「行っちゃった」

賢吾「えっ!?」

弦太朗「何だよデカい声だして!」

賢吾「べ、別に・・・」

大文字「聞いてくれよ。みんな」

流星「寄るな。うんこキング」

大文字「糞漏らしたのは俺じゃない!賢吾だ!」

賢吾「おいおい。人に罪を擦り付けるとは・・・」

弦太朗「糞漏らすわダチに罪を擦り付けるわ・・・てめえ!」

美羽「ダメ人間ね」

ユウキ「賢吾くんはそんな事しないよ先輩」

流星「あんまり近寄っちゃダメだ。糞漏らし菌が移るぞ」

友子「うん」

大文字「な、なぜだ・・・」

弦太朗「お前もう帰れよ。くせえよ」

大文字「・・・」

弦太朗「賢吾。これ見てくれよ」

賢吾「何だこれ?」

弦太朗「さあな。烈さんのレーザーブレード握ったらこんなのが」

賢吾「へえ」

大文字「漏らしてない・・・漏らしてないんだ・・・」

美羽「は?頭おかしいんじゃないの?」

大文字「・・・」

賢吾「こいつも気の毒にな・・・」
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/08(金) 00:14:07.16 ID:Secn+vDP0
弦太朗「どうだったあのスイッチ?」

賢吾「解らん」

弦太朗「・・・」

ユウキ「流星くん。またどこか行ったね?」

弦太朗「友子のクラスだろ」

賢吾「最近よく行くよなあいつ・・・死ねばいいのに」



友子「何で休み時間ごとに来るの?」

流星「暇そうにしてるし」

友子「寝てるだけだから」

流星「友達作れよ。おい!みんな友子ちゃんの友達に」

友子「やめてよ!恥ずかしい」

流星「そんな消極的だから・・・」

友子「先輩達が居るからいいの」

流星「俺たちが卒業したらどうすんの?」

友子「・・・」

流星「JKだけだろ」

友子「・・・そうだけど」

流星「君が友達作らないと俺も安心して卒業できんよ」

友子「・・・」

流星「留年って手もあるけどな」

友子「前にも言ってたよね」

流星「俺はこの学校の大半の女子に好かれてるからな。さっきも下級生に」

友子「・・・」

流星「参っちゃうよね」

友子「良かったね・・・」

流星「いじけるな!君が一番なんだぞ!」

友子「いじけてないから!」

流星「その元気を他の同級生に使えよ」

友子「ほっといてよ」

流星「嫌だね」

友子「もう授業始まるから。行ってよ」

流星「わかったよ。次の時間までに友達作れよ」

友子「できるわけ・・・」

流星「できるさ」

友子「どうして?」

流星「優しいから」

友子「・・・」

流星「優しいんだよ君は」

友子「早く行って!シッシッ」
553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/08(金) 01:31:40.01 ID:Secn+vDP0
流星「また来たぞ」

友子「・・・」

流星「友達は?」

友子「できない」

流星「頑張れよ」

友子「流星さんや弦太朗さんみたいにすぐに友達なんて」

流星「ユウキくんなんて凄いんだぞ。うざいけど」

友子「ユウキさんも私と違って陽気だし」

流星「内気な奴にだってできる!」

友子「無理。だって見た目が何か怖いでしょ私って」

流星「何を言ってる。見た目なんて重要ではないのだよ」

友子「心?」

流星「心だよ。自分に自信を持て!」

友子「流星さんみたいになれないよ」

流星「俺は特別。息してるだけでモテるから」

友子「いいよね自分に自信が持てる人は」

流星「俺と喋ってる時のノリでいいじゃないか」

友子「流星さんは友達だから言えるの」

流星「友達?違うだろ。俺は君の男だ!」

友子「友達だから」

流星「・・・友達でもいいや。何番目だ!それが肝心なのである」

友子「多分1番・・・」

流星「やけに素直だ」

友子「他人を怒鳴ったり引っ叩いたりするの初めてだったからね」

流星「そして俺が初めての男に・・・」

友子「それさえなかったら最高なのに」

流星「俺に真面目になれと言うのか!」

友子「うん」

流星「いいだろう。俺も真面目になってやる。その代わりに君も友達を作れ」

友子「真面目になれるの?」

流星「男に二言は無い」

友子「だったら私も・・・頑張って」

流星「その心意気が重要なのだよ」

友子「頑張るよ私」

流星「いい笑顔だ」

友子「何でそこまで気にかけてくれるの?」

流星「惚れてるから。それに」

友子「?」

流星「友子ちゃんには笑顔で居て欲しいのよ俺はね」

友子「・・・」
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/08(金) 06:42:05.32 ID:Z5MByTPDO
この流星……できる!

この流星は弦ちゃん派だけどジロウはどうなんだろ?
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/08(金) 13:33:34.16 ID:2N7y9rDIO
>>554
それすら超越した、
私の、最高の友達
ってとこじゃね?
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/08(金) 19:05:05.56 ID:1atwjiNb0
流星「・・・」

賢吾「朔田が静かに本を読んでる・・・」

大文字「葉隠だ・・・葉隠を読んでるぞ!」

賢吾「この男・・・武士道を極めようと言うのか」

流星「・・・」

JK「寝てるっすね」

弦太朗「何だよ寝てんのか」

ユウキ「珍しいね流星くんが本を読むなんて」

友子「真面目になるとか・・・」

ユウキ「そうなんだ」

賢吾「ほらゾディアーツが出現したぞ」

弦太朗「行こうぜ」



カシオペアゾディアーツ「・・・」

賢吾「あれはカシオペア座だな」キリッ

カシオペア「お前がフォーゼか!」

フォーゼ「そうだぜ!」

カシオペア「今日がお前の最後の日だ。行くぞ!」

大文字「ふ、増えたぞ!」

JK「五人っすね」

フォーゼ「増えようが何しようが関係ねえよ!」

カシオペア「この俺の連携攻撃を見よ!」

賢吾「ボールを出した」

大文字「あれはラグビーの動き!」

フォーゼ「チョロチョロしやがって・・・渡せ!」

カシオペア5「そら!」

カシオペア4「よし来た!」

カシオペア3「任せろ!」

賢吾「見事にパスを渡し合ってるぞ」

カシオペア2「これで終わりだ!」

カシオペア1「シュート!!!!」

フォーゼ「うわぁっ!!!!」

カシオペア「名付けてゾディアーツハリケーン・・・」

賢吾「あの動き・・・まさしく」

ユウキ「知ってるの賢吾くん!?」

賢吾「あれはゴレンジャーで言うゴレンジャーハリケーンだ」

カシオペア「俺は五城明。挑戦ならいつでも受けてやるよ。如月」

大文字「自ら名を名乗るとは大胆な男だ」

ユウキ「弦ちゃん!弦ちゃん!」

弦太朗「クソッタレが・・・」
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/08(金) 20:00:54.71 ID:1atwjiNb0
賢吾「負けてばっかだな」

大文字「クスクス」

弦太朗「・・・」

ユウキ「弦ちゃん」

弦太朗「うるせぇ。近づくんじゃねぇよ」

賢吾「そうだぞ寄っちゃダメだ」

流星「・・・どうした?」

友子「弦太朗さんが」

流星「・・・そうか」

賢吾「敵は増えるわ連携でくるわで」

大文字「もうボコボコなのよ」

JK「楽しそうっすね」

賢吾「そ、そんなわけあるか!」

大文字「悲しいんだぞ!」

流星「それは中国拳法で言う五輪連星拳だな」

弦太朗「五輪連星拳・・・?」

流星「5人が1組になり襲いかかる魔の拳法」

弦太朗「俺じゃ勝てねぇのか?」

流星「弦太朗なら勝てるさ。あの人に頼めば」

弦太朗「誰だよ教えてくれ!」

流星「海城剛。元アカレンジャーだ」

賢吾「ゴレンジャーハリケーンの生みの親なら」

大文字「知ってるかもしれんな・・・チッ」

弦太朗「どこに居るんだ!」

流星「・・・付いて来い」

弦太朗「ああ」

ユウキ「弦ちゃん。気をつけてね」

弦太朗「わかってるよ」

ユウキ「行ってらっしゃい」

弦太朗「行ってくるぜ!」

JK「行かなくていいんすか?」

ユウキ「私が行っても弦ちゃんや流星くんの邪魔になるでしょ?」

JK「そうっすね」

ユウキ「頑張ってね。弦ちゃん」

賢吾「特訓中に死なないかな」

大文字「それが一番情けないだろう・・・プププ」
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/08(金) 20:44:25.51 ID:1atwjiNb0
賢吾「如月と朔田が居なくなって早5日」

大文字「死んだんじゃない?」

賢吾「あり得る。十分にあり得るぞ!」

大文字「そうなる事を俺は願いたい」

賢吾「そろそろ行くか」

大文字「頃合いだろ」

賢吾「颯爽と現れユウキを惚れさせてやる」

大文字「手を貸すぜ賢吾」



カシオペア「フォーゼはいつ来るんだ?」

ユウキ「知らないよ。知らない!」

カシオペア「逃げ出したんじゃないだろうな」

ユウキ「弦ちゃんと流星くんは逃げ出したりしない!」

賢吾「頑張ってるね・・・パンツ丸見えなんだけど」

大文字「部長だからってあそこまで頑張るかね普通・・・」

カシオペア「逃げたんだよ実際に!」

フォーゼ「俺は逃げてねぇぜ」

メテオ「俺もだ」

賢吾「来た」

JK「解ったんっすね!攻略法」

フォーゼ「全く。だが海城さん曰く」

メテオ「前に突き進めだ!」

賢吾「根性論・・・古い」

フォーゼ「分身する前にお前を倒してやる」

カシオペア「ふざけるな!そんなこと」

フォーゼ「やかましい!」

カシオペア「おおっ!?」

フォーゼ「五城・・・お前も所詮は俺の敵じゃねぇな」

賢吾「あれほどボコられて起きながら」

大文字「一発で倒すとな・・・」

弦太朗「大丈夫かユウキ?」

ユウキ「う、うん」

賢吾「ムカつく。如月の奴・・・ムカつく」

大文字「普通のゾディアーツじゃ無理だな」

弦太朗「見てくれたか!海城さん!」

流星「これが俺たち仮面ライダーです。新命さん!」

海城「大した男たちだな」

新命「ああ。だがヒーローは今も昔も変わらんよ」

弦太朗「帰るか」

ユウキ「うん!」
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/08(金) 23:11:11.72 ID:1atwjiNb0
流星「・・・」

賢吾「何考えてるんだ朔田」

流星「うるさい。勉強中だ」

大文字「弦太朗。何か言ってやれよ」

弦太朗「静かにしてやれよ」

美羽「弦太朗や流星くんは毎日戦ってるからたまには休みも必要よ」

大文字「・・・」

美羽「クズが」

大文字「クズ・・・」

友子「流星さん」

流星「勉強中」

友子「真面目の意味が違うよ」

流星「何言ってるの」

友子「違うからね」

流星「じゃあ。どうすればいいんだよ」

友子「普通にすれば」

流星「普通だってさ」

弦太朗「普通?」

ユウキ「普通?」

友子「いつものままの流星さん」

流星「そういう事か!」

友子「そういう事」

流星「なら勉強なんて辞めだ」

賢吾「何の話してんの?」

JK「解らないっす」

賢吾「・・・」

流星「友子ちゃん」

友子「はい」

流星「友達はできたか?」

友子「少し」

流星「一歩前進だな。よかったよかった・・・」

大文字「チッ」

賢吾「何の話してるんだよ?」

弦太朗「しらねぇ」

賢吾「・・・」
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/08(金) 23:40:22.51 ID:1atwjiNb0
フォーゼ「何でこの学校はこんなにも何か来るんだよ!」

賢吾「さあ」

イカヤミー「ふざけるな。俺の自由だろうが」ペッペッ

フォーゼ「きたねぇんだよ!」

イカヤミー「こ、この・・・」

フォーゼ「んだよ。ちょっと見た目が似てるから許してやろうと思ったけどよぉ」

イカヤミー「は、はい」

フォーゼ「ゆるさねえ!待て!」

イカヤミー「嫌だ・・・死にたくない!」

フォーゼ「待てって行ってんだろうが!」

イカヤミー「・・・」

賢吾「機嫌悪いな如月」

ユウキ「イライラするんだって」

賢吾「危ない奴・・・」

フォーゼ「死ねや!」

イカヤミー「ひぃ・・・」

賢吾「おっ。危ないぞ如月」

フォーゼ「あん?」

ポセイドン「よぉ。仮面ライダー」

フォーゼ「・・・ポセイドンだったかお前」

イカヤミー「お、遅いですよ・・・」

ポセイドン「ああ。悪いな。コアメダル見つかったか」

イカヤミー「こ、これです」

ポセイドン「やっと完全体になれる・・・あのオーズに復讐してやる!」

フォーゼ「話しが飲み込めねえんだよ。何だよ」

ポセイドン「お前。説明してやれ」

イカヤミー「俺たちは海闘士ヤミー七人衆」

フォーゼ「は?」

ユウキ「どういう事?」

賢吾「多分あれだ・・・うちが十二星座の敵なら奴らは七つの海を支配する敵か何かだろ」

大文字「だから海闘士か。ふーん・・・」

ポセイドン「帰るぞイカ」

イカヤミー「は、はい」

フォーゼ「・・・」
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/08(金) 23:54:59.07 ID:1atwjiNb0
弦太朗「何だよヤミーってよ。ふざけんなよ!」

ユウキ「落ち着いて弦ちゃん」

賢吾「それも七人・・・いや七体か」

弦太朗「どこに居るんだよ。おい!」

大文字「・・・わからん」

賢吾「せめて姿を現してくれたら」

映司「大丈夫」

弦太朗「映司さん。久しぶりっすね」

映司「奴らからの挑戦状だ。見て」

弦太朗「・・・おもしれぇ!流星!」

流星「おう」

映司「奴らは秘密裏で特訓をしたグリード級のヤミー集団だ。油断は」

弦太朗「油断なんてしねえよ」

映司「それを聞いて安心したよ」

弦太朗「先輩も油断すんなよ」



ポセイドン「奴らはきっちり来ると思うか?」

イカヤミー「勿論。私の書いた挑発文に怒らない奴は居ません」

サメヤミー「フォーゼだろうとオーズだろうと俺は誰でもいいぜ」

タツノオトシゴヤミー「俺もだ」

ヒトデヤミー「・・・」

アンコウヤミー「ぐへへ」

カジキヤミー「・・・」

トビウオヤミー「来なければフォーゼの本拠地であるあの学校を潰せばいいのだ」

ポセイドン「よく聞け。みんな」

サメヤミー「・・・」

ポセイドン「奴らを倒せ。必ずな」

カジキヤミー「そして行く行くはこの地上を全て海の底へと沈め」

イカヤミー「私たちの楽園を」

ポセイドン「そう。そのためにも・・・そしてオーズへの復讐だ!」
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/09(土) 00:15:57.00 ID:5I5SKXpP0
ポセイドン「来たかオーズ」

オーズ「またお前・・・」

ポセイドン「8対3・・・勝てると思ってるのか?」

フォーゼ「数じゃねぇよ」

メテオ「そう。数ではない」

ポセイドン「・・・面白い。ならば見せてやれ!」

サメヤミー「お前がフォーゼか!」

フォーゼ「俺がフォーゼだ!」

メテオ「カジキにトビウオ・・・魚ばかりだな」

カジキヤミー「食らえ俺の刃を!」

トビウオヤミー「そして俺の羽を!」

メテオ「一直線で来るなら避ければいい。それだけの事だ」

フォーゼ「鮫公・・・てめえ!」

サメヤミー「この俺の刀は全てを切り裂く。俺には勝てんのだ!」

フォーゼ「本気でそう思ってんのか・・・賢吾!」

賢吾「お、おう」

フォーゼ「こいつは使い物になるんだろうな?」

賢吾「勿論」

ユウキ「あのスイッチは?」

賢吾「あれこそギャバンとの連携攻撃の時に現れたスイッチ。レーザーブレードだ」

フォーゼ「レーザーブレード・・・ってか」

サメヤミー「真っ二つにしてやる!」

フォーゼ「そいつはてめえの方だぜ!」

サメヤミー「あがっ・・・」

メテオ「残りは4匹・・・」

フォーゼ「流星。あの特訓の成果を見せてやろうぜ」

メテオ「よし!」

フォーゼ「覚悟しろよ!」

イカヤミー「何だ・・・ボールか」

タツノオトシゴヤミー「お互いにパスをし合ってるぞ」

ヒトデヤミー「徐々に近づいている!」

アンコウヤミー「な、なんだ・・・」

メテオ「弦太朗!蹴り込め!!」

フォーゼ「シュートだ!」

大文字「全滅させやがった・・・」

オーズ「凄いでしょ彼ら」

ポセイドン「奴らが不甲斐ないだけだ」

オーズ「違う。彼らは日々強くなってる。常に闘いに身を置いてるからな」

ポセイドン「・・・」

オーズ「若いっていいよね」
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/09(土) 01:26:59.81 ID:5I5SKXpP0
オーズ「セイヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

ポセイドン「ぬうっ!」

オーズ「・・・はぁ」

弦太朗「やったっすね」

オーズ「うん」

流星「でもこいつコアメダルも無しにどうやって」

映司「・・・」

流星「こいつだけじゃない。前のガオウにしても。今頃になって」

弦太朗「いいじゃねぇか別に」

流星「・・・」

映司「仮面ライダーとしての宿命なのかもね」

弦太朗「戦い続けるのが。だろうよ」

賢吾「チッ」

流星「帰るとするか・・・」

JK「記念にこれ貰っとくか」

映司「・・・」



弦太朗「・・・」

ユウキ「どうしたの?」

弦太朗「別に」

ユウキ「?」

弦太朗「怒鳴ったりして悪かったな」

ユウキ「いいよ別に!」

弦太朗「何か最近・・・」

ユウキ「疲れてるんだよね?」

弦太朗「おう」

ユウキ「たまには休んだ方がいいよ弦ちゃん!」

弦太朗「俺って仮面ライダーだからよ・・・休めねぇよ」

ユウキ「違うよ。弦ちゃんは弦ちゃんだよ」

弦太朗「ユウキ」

ユウキ「私も仮面ライダー部の部長だから。やれるだけの事はするよ」

弦太朗「あんまし無茶すんなよ。お前は・・・」

ユウキ「わかってるよ。だから心配しないで」

弦太朗「すまねぇなユウキ」

ユウキ「いいんだよ。気にしなくても」
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/09(土) 01:47:51.78 ID:5I5SKXpP0
橘「・・・」

弦太朗「てめえ何してんだ」

橘「見て解らないのか。ラーメンの屋台引いてるんだ」

ユウキ「へえー」

弦太朗「似合わねぇな」

橘「こう見えても頑張ってるんだぞ!」

ユウキ「ダメだよ。多分頑張ってるんだからそんなこと言っちゃ」

橘「何してんの?二人揃って」

ユウキ「たまには気晴らしに遊びに行こうかなって弦ちゃんと」

橘「・・・俺を暇人だと思ってるだろ!ふざけるな!」

弦太朗「別に」

橘「お前にしろ賢吾にしろ流星にしろ・・・何なんだよ!」

弦太朗「文句あんのか?」

橘「無いよ。そんなに凄むなよ」

弦太朗「ふん」

橘「しかし・・・こんな休みの日に男と女が・・・怪しからんねホント」

弦太朗「何が言いてぇんだ橘」

橘「・・・これは多分な世の中の全ての人間の意見なんだが」

弦太朗「言えよ」

橘「できてんの?」

弦太朗「ぶち殺されてぇのか!」

橘「俺の意見じゃない!みんなの意見だ」

ユウキ「やめようよ!死んじゃうよ橘さん」

弦太朗「ユウキは俺と唯一対等のダチなんだ。ふざけてると」

橘「殺すって言いたいんだろ・・・やめろよ・・・」

弦太朗「そもそも男と女が仲良くして何が悪いんだ!」

ユウキ「私もそれは思う」

橘「別に悪くは無い。でもそんなに一緒に居たらお互いが惚れあうし別れだって辛いんだぞ」

弦太朗「そりゃ辛いだろうな」

橘「辛いさ・・・辛すぎるんだ・・・」

弦太朗「別に惚れてはねぇけどユウキは一生ダチだからよ」

ユウキ「うん。子供だって居るんだよ」

橘「な、何言ってるんだ・・・子供って・・・ふざけるな!」

弦太朗「まあ未来の話だ。そう思ってくれや橘」

橘「うーん・・・」
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/09(土) 02:06:29.21 ID:5I5SKXpP0
名護「弦太朗くん」

弦太朗「どっから出てくんだよお前」

名護「俺は今寿司屋でバイトしてる。これは俺が握った寿司だ遠慮なく食べなさい」

弦太朗「いらねぇよ」

ユウキ「あっ!ウヴァさんだ!」

ウヴァ「バレたか・・・」

名護「彼も俺と一緒にバイトしてる。君たちも少しは見習いなさい」

弦太朗「何が言いたいんだてめえ?」

ウヴァ「バイトはいいぞ弦太朗」

弦太朗「関係ねぇだろ。引っ込んでろ」

ウヴァ「・・・」

名護「お前たちも不純異性交遊か!どいつもこいつも!!」

ユウキ「えっ?」

名護「ついこの前JKくんに説教したばかりなのに・・・このバカチンが!」

弦太朗「いてぇだろうが!」

名護「いぎゃっ」

ウヴァ「見事なパンチ・・・」

弦太朗「どう見てもそんなんじゃねぇだろうが!どいつもこいつも!」

ユウキ「大丈夫ですか?」

名護「へ、平気だ・・・」

ウヴァ「ムチャクチャにして!大将に怒られるのは俺たちだぞ!」

弦太朗「あ?」

ウヴァ「いや・・・すまん」

弦太朗「俺は硬派が売りなんだよ。解ってるよな?」

名護「・・・知らん!」

ウヴァ「やめろ名護!刺激するな!!」

弦太朗「しらねぇなら体に刻んでやるぜ名護!!」

ユウキ「また殴ったりして・・・。弦ちゃんダメって言ってるでしょ?」

弦太朗「わかってるけど。つい手が出るんだよ」

ユウキ「もう高校三年生なんだから。すぐに喧嘩なんて」

弦太朗「・・・わかったよ。もう喧嘩しねぇよ。約束するよ俺」

ユウキ「それじゃ指切りしよ!」

弦太朗「お、おう・・・」

ウヴァ「だっさ・・・写メ撮って賢吾に送ってやろ・・・」

名護「恥を知りなさい!」

弦太朗「ユウキ。先に行っててくれ」

名護「さて弦太朗くん。これで俺たちは・・・」

弦太朗「喧嘩ってのはお互い殴り殴られて成立すんだよな」

ウヴァ「何が言いたいんだ・・・」

弦太朗「なら一方的にてめえらをギタギタにしたらこいつは喧嘩じゃねぇよな・・・」
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/09(土) 02:34:33.97 ID:5I5SKXpP0
ユウキ「何してたの?」

弦太朗「ちょっとな」

ユウキ「今日は楽しかった?」

弦太朗「楽しかったぜ」

ユウキ「よかった!弦ちゃんが元気になってくれて」

弦太朗「わりぃな。いつも・・・」

ユウキ「気にしなくてもいいんだよ。友達なんだから」

弦太朗「お前がダチで居てくれてよかった。心から感謝してるぜ」

ユウキ「色々な人のために頑張ってくれてるから。これぐらいは」

弦太朗「俺の役目だからな戦う事は」

ユウキ「うん・・・」

弦太朗「それに戦う事って言うか喧嘩には慣れてるから俺って」

ユウキ「うん」

弦太朗「だから俺の事はそんなに気にするな」

ユウキ「・・・」

弦太朗「お前は人一倍優しいからストレスとか・・・」

ユウキ「無いよ。だってみんなと居ると楽しいもん」

弦太朗「やっぱりユウキはユウキだな。ガキの頃から何もかわらねぇや」

ユウキ「弦ちゃんもね!」

弦太朗「ユウキの優しさには色んな奴らが感謝してると思うぜ」

ユウキ「そんなことないよ。当然のことしてるだけだよ私」

弦太朗「当然か・・・」

ユウキ「私よりも弦ちゃんの方が感謝されてると思う」

弦太朗「俺が?」

ユウキ「色々な人と友達になって心を通わせたりして。弦ちゃんはやっぱり変わらないなって・・・」

弦太朗「ありがとう。ありがとうなユウキ」

ユウキ「お礼を言うのは私の方だよ」

弦太朗「みんなの夢はこれからも俺が守って行くよ」

ユウキ「それなら弦ちゃんの夢は私が守るね」

弦太朗「任せたぜユウキ」

ユウキ「うん!」

弦太朗「家まで送るよ」

ユウキ「別にいいよ。ここから近いし」

弦太朗「お前に何かあったらダメだろ」

ユウキ「・・・お言葉に甘えちゃおうかな・・・」

弦太朗「よし決まりだな。ユウキの家まで競争だ!」

ユウキ「あっ!待ってよ弦ちゃん!」



賢吾「チッ」

大文字「堕ちた物よ・・・如月弦太朗」
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/09(土) 22:32:55.66 ID:1+iOuma50
賢吾「落とし穴を掘るとか・・・」

大文字「いやダメだろ」

流星「何してんだ?」

賢吾「う、うるさい!」

大文字「失せろ!」

流星「おい。殴られたいのかキング」

大文字「ご、ごめん」

JK「こんな所に居たんすか!」

賢吾「関係ないだろクズが」

大文字「何の用だ。言え」

JK「口じゃ説明できないっすよ!」

流星「?」



美羽「来たわねみんな」

友子「・・・」

賢吾「誰だそのガキ?」

弦太朗「ガキじゃねぇ!俺は如月弦太朗だ!!」

賢吾「冗談きついぜ」

大文字「全くだ」

友子「弦太朗さんだよ。流星さんなら解ると思うけど」

流星「・・・間違いない。この匂いは弦太朗だ!」

弦太朗「誰だよ兄ちゃん達!」

美羽「どうもみんなの事を忘れてるらしいの」

JK「ユウキさん連れてきましたよ!」

ユウキ「えっ・・・弦ちゃん!?」

弦太朗「ユウキか!でけぇ!どうしたんだ!牛乳沢山飲んだんか!?」

ユウキ「どうなっちゃってるの賢吾くん!」

賢吾「・・・」

流星「ユウキくんの事は覚えてるのか・・・悔しいぞ!俺は今、猛烈に悔しい!!」

弦太朗「なあなあ。ユウキ」

ユウキ「どうしたの?」

弦太朗「誰だよこいつら!」

ユウキ「友達だよ。弦ちゃんの」

弦太朗「こんなおっきいダチ。俺しらねぇよ」

流星「この服。誰が買ってきたんだ」

友子「私。弦太朗さん素っ裸だったから」

流星「ち、ちん毛は・・・ちん毛は生えてたか!」

友子「知らない」

流星「嘘を付け!」

友子「また前の流星さんに戻った・・・」
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/09(土) 22:48:02.16 ID:1+iOuma50
賢吾「二人の目の前で如月が縮んだのか」

美羽「うん」

JK「何歳っすか弦太朗さん」

弦太朗「6歳。5歳かもしれねぇ。俺わかんねぇや」

ユウキ「多分6歳だと思う。こんな感じだったから弦ちゃん」

大文字「こいつめ!」

弦太朗「いってぇ!何だよ!」

美羽「クズね隼」

大文字「クズで結構!今の弦太朗なら俺だって勝てる!」

弦太朗「やりやがったな!怒ったぞ!!」

大文字「うわっ!」

弦太朗「喧嘩じゃ負けたことねぇんだ!」

JK「腕力だけは元のまま何すね」

流星「あの攻撃法は・・・」

賢吾「知ってるのか!朔田!?」

流星「あれは中国拳法界の秘拳・邇楊拳」

賢吾「じ、じやんけん?」

流星「眼にも止まらぬ速さで正拳突き、目潰し、掌底をくらわす奥義だ」

賢吾「なるほど。現代で言うところのジャンケンか・・・」

ユウキ「ダメだよ弦ちゃん。友達なんだよ隼先輩は!」

弦太朗「これユウキのダチか?」

ユウキ「うん」

弦太朗「なら俺のダチだな。俺弦太朗よろしく!」

賢吾「さてどうするか」

流星「困ったな。あの弦太朗が」

美羽「・・・」

弦太朗「ユウキ!」

ユウキ「どうしたの?」

弦太朗「オシッコ!」

ユウキ「こ、こっちだよ!早く早く!」

弦太朗「漏れちまいそうだ」

賢吾「小さくなったならあいつに聞いた方が早いな」

流星「あいつ?」

賢吾「ああ」
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/09(土) 23:07:18.65 ID:1+iOuma50
弦太朗「何でみんな同じ服着てんだ?」

ユウキ「これはね制服って言うの」

弦太朗「制服?」

ユウキ「そうだよ。中学生や高校生はみんなこうやって指定の服を着るんだよ」

弦太朗「めんどくせぇ。俺は着なくていいのか?」

ユウキ「うん。弦ちゃんはまだ小学生だからね」

弦太朗「ユウキも俺と同じ小学生じゃないんか?」

ユウキ「何て言ったらいいんだろ。賢吾くん」

賢吾「バカだから適当に言い包めとけば大丈夫だろ」

流星「おっ。来たか」

モモタロス「・・・誰だあの小さいの」

賢吾「如月だ」

モモタロス「げ、弦太朗!?」

弦太朗「何だ?」

賢吾「お前なら解ると思ってな。仲間が急に小さくなった経験を持つお前なら」

モモタロス「しらねぇ。っていうか何だよ!有りえねぇだろうが!」

賢吾「お前でも無理か」

弦太朗「ねみぃ・・・」

ユウキ「ダメだよ!こんな所で寝ちゃ」

JK「遊び疲れたんすね」

ユウキ「寝ちゃった・・・」

弦太朗「zzz」

賢吾「お、おんぶしてるのか!」

ユウキ「このまま置いていけないもん」

賢吾「俺は小さくなったら抱っこがいいな・・・」

ユウキ「?」

賢吾「いいだろ?」

ユウキ「う、うん?」

友子「先輩は?」

美羽「隼?いいのよ。こんなの」

流星「ここで死んでも誰も悲しまんだろ」

大文字「」
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/09(土) 23:29:18.19 ID:1+iOuma50
賢吾「オラ。帰れ俺たちの時間だ」

ウヴァ「もう帰ってきたぜこいつら」

京水「早すぎるわ!」

須藤「俺たちに安息の地はないのか・・・」

JK「あの人たち毎日ここでたむろってますね」

流星「土日はずっとここで寝泊まりしてるんだってさ」

モモタロス「相変わらずすげぇな。ここ」

ユウキ「いい所にお布団があった!」

賢吾「あいつら。勝手に布団やら置きやがって・・・」

流星「どうするんだ賢吾」

賢吾「・・・このままでいいだろ」

ユウキ「よくないよ!」

流星「そうだぞ賢吾!嫌だよこんな弦太朗」

賢吾「だったらどうするんだ!」

モモタロス「腹減った!」

友子「うるさいんだけど」

美羽「うちに一度帰した方が」

ユウキ「お爺ちゃん今日も居ないんです」

友子「先輩の家とか」

流星「ユウキくんには懐いてる事だし」

ユウキ「お父さんとお母さんが腰抜かしちゃうよ!」

JK「どうしたらいいんすかね」

モモタロス「簡単じゃねぇか」

賢吾「言ってみろ」

モモタロス「ここにとまりゃいいんだよ!俺もここで泊まるからな」

賢吾「それが一番いいかもな」

流星「この姿でウロウロされてもな」

美羽「ユウキはそれでいい?」

ユウキ「はい。念のために私もここで泊まります」

賢吾「し、仕方がない・・・俺も寝泊まりするか」

モモタロス「賢吾!そこまで弦太朗の事を!」

賢吾「し、親友だからな・・・」

モモタロス「いい奴だぜこいつは!」
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/09(土) 23:50:14.83 ID:1+iOuma50
弦太朗「・・・すげぇ!」

ユウキ「凄いでしょ?」

弦太朗「これ宇宙か?」

ユウキ「そうだよ」

弦太朗「俺が寝てる間に宇宙飛行士になったんか・・・」

ユウキ「ちょっと違うかな?」

弦太朗「父ちゃんと母ちゃんが帰ってきたら自慢してやろ」

ユウキ「えっ?」

弦太朗「帰ってこねぇんだよ二人とも。まずは爺ちゃんに自慢して・・・」

モモタロス「おい弦太朗の親って」

ユウキ「うん・・・」

モモタロス「どうなってるんだ?」

ユウキ「小さくなってきっと頭の中もまだ両親が生きてると思ってるのかも」

賢吾「言ったらショックだろうな・・・。フフフ」

ユウキ「お願いだから言わないでね賢吾くん」

賢吾「・・・」

弦太朗「腹減った」

ユウキ「お腹空いたの?」

弦太朗「おう」

ユウキ「何が食べたい?」

弦太朗「何でもいいよ」

賢吾「・・・はっ!」

モモタロス「どうした賢吾?」

賢吾「見てみろよモモタロス」

モモタロス「・・・」

賢吾「こう如月を挟んで立ってみると」

モモタロス「勿体ぶるなよ」

賢吾「夫婦みたいだろ!」

モモタロス「全然似てねぇよ!」

大文字「いや・・・参ったねどうも」

弦太朗「出やがったな!」

ユウキ「弦ちゃん。ダメだからね」

弦太朗「あいつは悪者だぜユウキ!」

ユウキ「違うよ。いい人だよ隼先輩は」

弦太朗「ホントか?」

ユウキ「ちょっとだけあれだけどね!」

大文字「あれ?」

賢吾「あれだな」

モモタロス「あれだろうよ」

弦太朗「ユウキが言うんだからやっぱりいい奴かもしれねぇ」
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/10(日) 00:16:41.20 ID:NVR2Vzbe0
橘「・・・弦太朗?」

モモタロス「橘・・・お前!」

賢吾「ラーメンの屋台引いてるんだ」

弦太朗「こいつも俺のダチか?」

ユウキ「この人はちょっと違うよ」

橘「えっ・・・何で?」

大文字「アンタも俺と同じだな・・・」

橘「いい眼をしてるな。前から思ってたが」

大文字「そうだろ?」

橘「よし!」

賢吾「どうした?」

橘「今日はこれで閉店だ」

弦太朗「まじぃ・・・」

ユウキ「シーッ」

モモタロス「こいつ才能ねえだろ・・・」

橘「大文字隼!」

大文字「何だ?」

橘「お前は俺の後継者だ!」

大文字「後継者?」

橘「二代目ギャレンは君だ」

大文字「!」

モモタロス「良かったな隼!」

賢吾「大文字程度ならギャレンがちょうどいいわな」

橘「俺に付いて来い!」

大文字「はい!」

モモタロス「行きやがったぜ」

賢吾「バカだな。あいつら」

ユウキ「どうしようか。この屋台」

賢吾「放置しておこう」

モモタロス「それが一番いいぜ」

ユウキ「お金どうしよう」

賢吾「ただでいいだろ」

モモタロス「こんなの犬の餌だぜ!」

ユウキ「そうだね!」

弦太朗「もう帰るんか?」

ユウキ「もう遅いからね」

弦太朗「赤鬼。おんぶしろ!」

モモタロス「俺が?何でだよ!」

弦太朗「乗せろ!」

モモタロス「何だよこいつ!」
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/10(日) 01:29:46.86 ID:NVR2Vzbe0
モモタロス「しかし拍子抜けだぜ・・・なあ賢吾」

賢吾「そ、そうだな・・・」

モモタロス「あの弦太朗がこんなガキになっちまうなんてよ」

賢吾「モモタロス。頼みがある」

モモタロス「何だよ?」

賢吾「3時間ほど如月を連れてどこか行っててくれ」

モモタロス「何でだよ?」

賢吾「・・・大人の時間だ」

モモタロス「ユウキー!何か賢吾が」

賢吾「待て!ユウキも必要なんだ」

モモタロス「何言ってっかわからねぇよ。なあ弦太朗」

弦太朗「zzz」

モモタロス「・・・寝てやがる」

賢吾「俺を男にしてくれ!」

モモタロス「わかったよ。何だかしらねぇけど男になれよ賢吾!」

賢吾「フヒ」

ユウキ「あれ?モモタロスさんと弦ちゃんは?」

賢吾「さ、散歩だってさ」

ユウキ「こんなに暗いのに?」

賢吾「暇人だからな。ほら飲み物」

ユウキ「ありがとう!」

賢吾「睡眠薬たっぷりだけどな・・・ふふふ」
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/10(日) 01:55:45.54 ID:NVR2Vzbe0
モモタロス「3時間・・・暇だぜ・・・」

弦太朗「何やってんだ赤鬼」

モモタロス「起きやがったか!」

弦太朗「けぇらねぇのか」

モモタロス「大人の時間だとよ」

弦太朗「何だそれ?」

モモタロス「しらねぇ!」

弦太朗「帰ろうぜ」

モモタロス「ダメだっての。約束したから」

弦太朗「ユウキは?」

モモタロス「必要なんだとさ」

弦太朗「わからねぇ」

モモタロス「男になるとか」

弦太朗「男?」

モモタロス「男になるって事はあれだろ・・・」

弦太朗「難しい事はわからねぇ俺」

モモタロス「・・・喧嘩」

弦太朗「あの変な奴とユウキが喧嘩すんのか!?」

モモタロス「それ以外に何かあんのかよ!」

弦太朗「ねぇ」

モモタロス「そうだろ!」

弦太朗「ユウキがあぶねぇよ!」

モモタロス「でも1対1の喧嘩だぜ。邪魔しちゃ」

弦太朗「女なんだぜユウキは助けに行こうぜ!赤鬼!」

モモタロス「仕方ねぇな・・・おい。兄ちゃん達このバイク借りるぜ」

「は?ふざけんなよ!何だその着ぐるみは!!」

モモタロス「着ぐるみじゃねぇ!俺はモモタロスだ!」

弦太朗「貸せよ。友達がやべぇんだよ。なぁ」

「こ、この子連れ着ぐるみ男が・・・やっちまえ!」

モモタロス「仕方ねぇな。弦太朗隠れてろ」

弦太朗「嫌だ」

モモタロス「俺から見たら雑魚だけどお前じゃ」

弦太朗「小6にも勝ったことあるから俺」

モモタロス「ガキじゃねぇんだぞ。あいつら」

弦太朗「大丈夫」

モモタロス「・・・危なくなったら隠れるんだぞ」

弦太朗「俺負けねぇし」

モモタロス「来たぜ」

弦太朗「おう!」

モモタロス「金的攻撃・・・」
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/10(日) 22:27:45.91 ID:ZN69S1TS0
賢吾「やっと二人っきりになれたな・・・」

ユウキ「zzz」

賢吾「俺はこの時をずーっと待ってたんだ・・・」

ユウキ「zzz」

賢吾「あの時も・・・あの時も・・・如月に邪魔されて!」

ユウキ「zzz」

賢吾「だがあの如月も今やただのガキ」

ユウキ「zzz」

賢吾「遠慮無く犯させてもらうぜ」

ユウキ「zzz」

賢吾「いい寝顔だ・・・ウフッ」

モモタロス「待ちやがれー!」

賢吾「・・・は?」

モモタロス「待て待て待て!」

弦太朗「女の子と喧嘩して楽しいのかよ!こいつ!」

賢吾「なぜ・・・帰ってきた?」

弦太朗「お前がいじめるからだ!」

モモタロス「そうだぜ。この弱虫坊主が!」

賢吾「殴るな!何なんだお前は」

モモタロス「モモタロス様だ」

弦太朗「如月弦太朗だ」

賢吾「もういい!死ね!クズ!!」

弦太朗「何で怒ってんだあの兄ちゃん?」

モモタロス「しらねぇ?」

賢吾「寝る!」



ユウキ「んー!よく寝た・・・」

賢吾「チッ」

ユウキ「教室に一番乗りできそうだね!賢吾くん」

賢吾「チッ」

弦太朗「ユウキ。どこ行くんだ?」

ユウキ「教室だよ」

弦太朗「俺も行きてぇ!」

ユウキ「ダメだよ。みんな驚いちゃうよ?」

弦太朗「行きてぇ!」

賢吾「チッ」

弦太朗「おめぇ。うるせぇよ!」

賢吾「チッ」

ユウキ「また放課後にちゃんと来るからモモタロスさんとお留守番してて弦ちゃん」

モモタロス「・・・俺も留守番か・・・」
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/10(日) 22:44:17.48 ID:ZN69S1TS0
弦太朗「教室行こうぜ」

モモタロス「ユウキが来るなって言ってたろ」

弦太朗「行きてぇもん」

モモタロス「約束はちゃんと守んねえといけないんだぜ」

弦太朗「何で?」

モモタロス「カッコいいからに決まってんだろうが!」

弦太朗「何だよそれ」

照井「入るぞ」

モモタロス「照井か!何だよ急に」

照井「ああ。如月たちに話があって・・・」

弦太朗「かっけぇな兄ちゃん」

照井「・・・モモタロス」

モモタロス「驚いたろ。こいつ弦太朗なんだぜ」

照井「・・・遅かったか」

モモタロス「どういう事だ?」

照井「今、風都では如月のように急激に幼児化する現象が起きてるんだ」

モモタロス「それが何だってんだ」

照井「話しは最後まで聞け。左やフィリップもそいつの毒牙に掛かりドライバーとメモリをな」

モモタロス「奪われちまったのか?」

照井「・・・」

弦太朗「ウンコ」

モモタロス「出て右側に便所があったろ」

照井「・・・」

モモタロス「そうか!そいつがこの学校に居るんだな照井!」

照井「そうだ。手を貸してくれ」

モモタロス「面白れぇ!ちょうど暴れたりねぇと思ってたんだ!」

照井「真面目にやれよ。真面目に」
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/10(日) 23:10:12.61 ID:ZN69S1TS0
賢吾「チッ。何でこいつまで」

照井「最近。この学園内で見られない顔した奴とか」

流星「ここはデカいからな」

ユウキ「うーん」

JK「そういや臨時教師で」

友子「2年生の体育の教師で」

照井「そいつは・・・この写真の中に居るか?」

JK「これっすね」

友子「うん。間違いない・・・」

モモタロス「人相の悪い親父だな・・・」

照井「強盗、放火、殺し何でも御座れの服役囚・渡辺だ」

モモタロス「脱獄したのかよ・・・そいつ」

JK「相変わらずこの学校はあれっすね」

ユウキ「あれ?弦ちゃんは」

モモタロス「あっちで遊んでるぜ」

照井「まずは生徒の避難が」

JK「大丈夫っすよ。みんな慣れてるっすから」

照井「そ、そうか・・・」

モモタロス「派手に暴れてやろうぜ!」




照井「渡辺!お前をひっ捕らえる!」

モモタロス「神妙にお縄に付きやがれ!」

渡辺「バレたか・・・上手く行くと・・・」

照井「その前に髭揃うな。人相悪いぞお前」

渡辺「・・・ふぅ」

流星「案の定ドーパントか」

ヤングドーパント「お前が朔田流星か。お前もガキにしてやる!」

流星「子供・・・そんな事したら子供が作れんだろうが!」チラッ

友子「何で私を見るの」

ヤング「俺はこんな所で終わらんぞ!行け!」

モレクイマジン「・・・」

ランピリスワーム「・・・」

火焔大将「・・・」

オウムヤミー「・・・」

アルターゾディアーツ「・・・」

スコーピオンオルフェノク「・・・」

流星「例によって再生軍団か」

照井「幼児化した人間を救うぞ」

モモタロス「久々に大暴れできるぜ!」
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/10(日) 23:23:10.62 ID:ZN69S1TS0
電王「んだよ!全然つまらねぇな!」

メテオ「カスはモモタロスに任せときましょう」

アクセル「ああ」

ヤング「くっ・・・」

アクセル「さすがのお前も2対1じゃ」

メテオ「チビになる前に終わらせてやる!」

ヤング「何だと!この俺を・・・」

アクセル「同時攻撃だ!」

メテオ「はい!」

ヤング「なっ・・・」

アクセル「終わったな。これで・・・」

メテオ「終わった終わった」

アクセル「さてと・・・左のメモリを」

渡辺「ふざけるな・・・使うぞ。このメモリを・・・」

アクセル「やめろ!お前じゃ」

渡辺「うるさい!俺が悪のライダーだ!」ヒート!

メテオ「ジョーカーのヒートバージョンか・・・」

ヒート「ヘヘヘ。力が・・・漲る・・・溢れ」

フォーゼ「ウオラァッ!」

ヒート「ギャッ」

メテオ「弦太朗!?」

フォーゼ「よお。どうしたんだ?」




照井「立て渡辺。お前はもう一生ムショ暮らしだ」

弦太朗「俺がガキになっちまったのか!?」

ユウキ「うん」

渡辺「覚えてろよ仮面ライダー・・・お前たちは常に狙われている!覚悟しろ!」

照井「わかったわかった。話はゆっくりと聞いてやるから」

JK「また何かドデカい事が起こりそうっすね」

照井「世話になったな。左にも言っとくよ」

弦太朗「また来いよ先輩。あんがとな」

照井「・・・」

大文字「弦太朗!助けに来たぞ!!」

弦太朗「モモタロスも」

モモタロス「いつでも呼べよ!政なら大歓迎だぜ!」

橘「隼。特訓の成果を見せてやれ!」

弦太朗「また会うぜモモタロス」

モモタロス「またな!」

大文字「・・・そうか。全てが終わった後なんだね・・・」
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/10(日) 23:43:42.12 ID:ZN69S1TS0
流星「友子ちゃん」

友子「何それ」

流星「鞭」

友子「・・・」

流星「上げるよ」

友子「どうして?」

流星「俺が悪い事したら引っ叩いてほしいんだ!」

友子「は?」

流星「こう力強く俺を!」

友子「いらない」

流星「捨てるな!」

友子「いらないし。あんなの」

流星「せっかくの誕生日プレゼントを・・・」

友子「全然違うからね」

流星「・・・」

友子「落ち込まないでよ。流星さん」

流星「俺の手作りなのに・・・」

友子「わかったから。貰うよこの鞭」

流星「すまぬ・・・」

友子「それで?何しに来たの」

流星「今って夕方だろ?まだ遊べるじゃん」

友子「さっき別れたばかりなのに。何でまた窓から」

流星「この窓は俺の特別枠だ」

友子「そう・・・」

流星「ほら花火もあるんだぜ」

友子「断っても誘うんでしょ?」

流星「当たり前だ!」

友子「行こう。別に行きたくないけど・・・」
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/10(日) 23:57:26.84 ID:ZN69S1TS0
流星「俺ってカッコいいよな・・・」

友子「顔はいいよね」

流星「心もだろ?」

友子「・・・」

流星「俺って君の好みのタイプだろ?」

友子「まあ・・・うん」

流星「ほら見ろ!俺に抱かれろよ!」

友子「そういう所が嫌なの」

流星「ならどんなのがいいんだ」

友子「普通」

流星「ふ、ふつう?」

友子「前みたいに極端なのは嫌」

流星「普通か」

友子「ダメなら無理しなくてもいいけど」

流星「いいよ。普通の人間になってやる」

友子「本当に?」

流星「うん。スポーツに励んで勉強もして」

友子「それだよ流星さん」

流星「ライダー部の方はどうしよう」

友子「そうだった・・・」

流星「俺ぐらいの男なら」

友子「やっぱり無理そうだよね・・・」

流星「いやできる!」

友子「・・・」

流星「せっかく友子ちゃんにお願いされてるんだからね」

友子「ありがとう流星さん」

流星「明日から真面目になるぞ!」
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/11(月) 00:12:13.70 ID:JZm0HQJd0
流星「これでよし」

友子「あっ流星さん」

流星「これからスポーツしてくる」

友子「野球?」

流星「そうだよ。野球だよ」

友子「したことあるの?」

流星「まあね」

友子「・・・」



流星「野球部の主将・毒島くん」

毒島「3Bの朔田?」

流星「俺と野球で勝負しろ」

毒島「?」

流星「俺はスポーツに励む男になるんだ!」

毒島「悪いけど俺は・・・」

流星「ビビってんの?主将が」

毒島「・・・いいよ。一球勝負ね」



流星「ほら来いよ」

毒島「行くぞ!朔田!」

流星「セリャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

毒島「なん・・・だと・・・?」

流星「俺の勝ちだな」

毒島「こんな素人に・・・」

友子「流星さん!」

流星「友子ちゃん」

友子「違う。全然違う」

流星「どうしてだ?これで野球部は俺が」

友子「ふざけないで」

流星「・・・」

友子「これは道場破りだよ」

流星「道場破りは俺の得意技だ」

友子「ちゃんと部活に入らないと」

流星「俺には何が似合うと思う?」

友子「・・・」

流星「サッカーにしよ!」

友子「ちょっと!」

流星「心配するな。ちゃんとするから」

友子「流星さん・・・頑張ってね」

流星「やったるぞ」
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/11(月) 01:25:14.81 ID:JZm0HQJd0
流星「サッカー部主将・若林」

若林「くそ・・・こんな素人に」

流星「これでサッカー部も制覇だ」

友子「流星さん。だから違うからこれは」

流星「道場破り上等」

友子「バカなの?」

流星「いいんだよこれで」

友子「・・・」

流星「次は・・・バスケ部だな」

友子「もうやめてよ。恥ずかしい」

流星「何言ってるんだ。君へのプレゼントになるんだぞ」

友子「?」

流星「天高全ての部活を制覇した男からの最高のプレゼント・・・それは」

友子「それは?」

流星「俺の女になれ」

友子「嫌。絶対に嫌」

流星「アメフト部の主将発見!」

大文字「ん?」

流星「アチャアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

大文字「ぐべっ」

友子「もうアメフトじゃないし。それ違うから」

流星「こんな男を相手にマジになる必要はない」

友子「確かにそうだけどね」

流星「さてと・・・行ってくるわ」

友子「・・・」



流星「テニス部の海堂にバスケ部の牧に相撲部の本田に空手部の末堂に・・・」

友子「よくそんなに早くも」

流星「早いだろ?あっちの方は遅漏だけど」

友子「・・・」

流星「ちょっと休んでいい?」

友子「別にいいよ」

流星「あー・・・しんど・・」
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/11(月) 01:56:19.01 ID:JZm0HQJd0
流星「やった!コンプリートだ!」

友子「・・・」

流星「俺と付きあえ」

友子「嫌」

流星「どうして!」

友子「こんなの違うからね」

流星「ふっ・・・」

友子「何笑ってるの?」

流星「照れるなよ」

友子「はぁ・・・」

「ちょっと待ってよ朔田くん」

流星「何だ?」

潮見「生物研究会の」

流星「文科系はいいよ。シッシッ」

潮見「僕は知ってるんだぜ。君がメテオだって事を」

友子「弦太朗さん呼ばなきゃ」

流星「いつまでも弦太朗におんぶに抱っこじゃダメだろ友子ちゃん」

潮見「変身しなよ。僕も・・・」

オピュクス「凄いだろ。凄いよね。感動しなよ」

メテオ「・・・前にも居たよなこれ」

友子「うん」

オピュクス「気がついたらこの姿へ変化していた。凄いんだよこれ」

メテオ「うん。知ってる」

オピュクス「・・・」

友子「気をつけて流星さん」

オピュクス「蘇れ・・・死人共!」

メテオ「地面からゾンビ・・・何だよこれ」

オピュクス「死者をも操る鞭。あっ後ろに気を付けて」

サーペント「シャーッ!」

メテオ「二体・・・か」

友子「前に出てきた人とは違うんだ。やっぱり」

オピュクス「僕の分身さ。考えても無駄だよメテオ」

メテオ「友子ちゃん・・・」

友子「やっぱり弦太朗さんを」

メテオ「遠くに行ってて・・・できるだけね」

友子「うん」

メテオ「二番煎じが・・・再生怪人は昔っから弱いと相場が決まってるんだ!」

オピュクス「それで?」

メテオ「倒す」

オピュクス「ふざけるな。道場破り擬きが!」
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/11(月) 02:15:21.67 ID:JZm0HQJd0
メテオ「まずはゾンビ共からやるか」

オピュクス「どう攻略する?できないだろ!」

メテオ「・・・」

サーペント「シャーッ」

オピュクス「お前の次はフォーゼだ」

メテオ「弦太朗を倒せると思ってんのか。笑わせるな」

オピュクス「・・・」

メテオ「そもそもへびつかい座ってあれだろ?ハブにされた十三星座でしょ。一人だけ白銀聖闘士で」

オピュクス「関係ない!そんなの関係ない!」

メテオ「関係・・・ある!」

オピュクス「死人共!我が分身よ!殺してしまえ!」

サーペント「シャーッ!」

メテオ「人間とは死ぬまでで30%の力しか使えないらしい」

オピュクス「だから?何が言いたいんだ」

メテオ「俺は長きに渡る修行でその力のコントロールをマスターした!」マーズ!

オピュクス「な、なんだこれは!」

メテオ「超フルパワーだ!」

オピュクス「怯むな突っ込め!」

メテオ「アタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!」

オピュクス「炎の拳・・・巨大な拳が・・・」

メテオ「これは気だ。俺の気が拳を生み出した・・・」

オピュクス「ゾンビと・・・分身が・・・」

メテオ「お前にしても幹部にしろ。能力に目覚めたのならまずは修業をしろ」

オピュクス「ちっ・・・ここまで強いとは・・・」

メテオ「反省しろ!!!!ホアタァッ!!!!」

オピュクス「また・・・この攻撃方法か・・・!」

メテオ「何でか文科系の奴って目覚めやすいよね・・・」



友子「流星さん!」

流星「いててて・・・動かすな。死んじゃうから」

友子「ごめんなさい・・・」

流星「君の言うことを聞かずに派手に暴れまわってたから罰があたったんだろよ・・・」

友子「みんなに謝りに行こうよ。私も着いてくから」

流星「仕方が・・・あるまいな・・・」

友子「ねえ流星さん」

流星「惚れた?」

友子「違う。さっきの攻撃方法。あまり使わない方がいいと思う」

流星「知ってるさ。自分の体だから・・・」

友子「それならいいんだけど」

弦太朗「何やってたんだあいつら?」
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/11(月) 20:56:35.89 ID:jp7+Ykfi0
賢吾「朔田の奴。停学になったんだとよ」

弦太朗「ふーん」

ユウキ「何かやったの?」

弦太朗「派手に暴れまわったらしいぜ流星のやつ」

JK「弦太朗さんは派手に暴れても停学にならないっすよね」

弦太朗「俺はあれだ。わかんだろ」

JK「・・・」

ユウキ「放課後行こうよ流星くんの家!」

弦太朗「そうだな行こうぜ流星ん家」

賢吾「そういえば朔田ってどこに住んでるんだろな」

弦太朗「しらねぇ」

JK「聞いた事ないっすよね」

友子「・・・」



友子「もしもし」

流星「友子ちゃんか!俺が恋しいのか」

友子「何してるの」

流星「シコ」

友子「元気そうだから切るね」

流星「待ってよ!家に来てよ暇なんだから」

友子「別にいいけど・・・」

流星「珍しいな君が」

友子「私にも少し責任があるから」

流星「よろしい。待ってるよ俺」

友子「うん」

流星「絶対に来いよ」

友子「わかってる」



流星「おっ。来たか」

友子「・・・ここなの?」

流星「そうだよ」

友子「普通。意外と普通」

流星「上がりたまえ」

友子「一人なの?」

流星「そうだよ」

友子「・・・」

流星「先にシャワー浴びて来いよ」

友子「ふざけるな」

流星「ふひひ・・・冗談だよ」

友子「冗談に聞こえない」
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/11(月) 22:00:21.49 ID:jp7+Ykfi0
友子「・・・部屋散らかってるね」

流星「片付けて」

友子「自分でやりなよ。それぐらい」

流星「はいはい」

友子「・・・」

流星「みんな元気?」

友子「元気も何も」

流星「よかった。元気なのか」

友子「一人暮らしだったんだ」

流星「そうだよ。自由なんだよ」

友子「色々と置いてある・・・」

流星「これ何だと思う?」

友子「写真?兄弟なのこの人たち?」

流星「うん。俺の実家は2000年の歴史を誇る拳法寺なんだ」

友子「また嘘だろうな・・・」

流星「俺の実家。星拳寺はね・・・」

友子「うん・・・」



流星「つまり一子相伝なんだ」

友子「へえー・・・」

流星「どうよ。凄いだろ」

友子「凄いね。凄いと思うよ」

流星「他に聞きたい事は?」

友子「無いよ」

流星「あるんだろ?言ってみなよ」

友子「無い」

流星「悲しいね・・・」

友子「・・・」

流星「悲しいな・・・」

友子「いつも何してるの」

流星「アルバイト」

友子「バイトしてるんだ・・・」

流星「ちょうど時間だ・・・付いてきなよ」
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/11(月) 22:17:38.44 ID:jp7+Ykfi0
流星「ホアチャァッ!!!」

友子「・・・」

流星「・・・ああ疲れた」

「今日の分ね」

流星「どうも」

友子「ねえ」

流星「何だ?」

友子「何なのこれ」

流星「用心棒」

友子「・・・」

流星「こんなに貰えるんだぜ」

友子「やめなよ。危ないよ流星さん」

流星「仕方がないだろ」

友子「仕方がないって・・・」

流星「ここからが本番なのだ」

友子「まだあるの?」



友子「どこ行くの?そんなに玩具を買って」

流星「ここさ」

友子「ここって」

流星「孤児院」

友子「・・・」

流星「こうやって置いて」

友子「・・・」

流星「帰るぞ」

友子「えっ!?」



友子「あんな事してたんだね」

流星「驚いただろ」

友子「うん・・・」

流星「子供には優しくしないとな。それに俺は子供の時に子供らしい遊びした事がない」

友子「でもあんな風に置いたら誰が送ったら」

流星「いいんだよ。誰が送ったかなんて」

友子「そんなものかな・・・」

流星「そんなもんだよ友子ちゃん」
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/11(月) 22:33:58.80 ID:4Hqu8vIio
タイガーマスクwwwwwwwwww
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/11(月) 22:47:28.20 ID:jp7+Ykfi0
友子「優しいね流星さんって」

流星「だから苦労してるんだよ」

友子「でもあんな事したお金じゃ」

流星「ならどんなのがいいんだよ」

友子「それは」

流星「無いだろな・・・」

友子「あるよ」

流星「?」

友子「劇とか・・・」

流星「劇?」

友子「流星さんがメテオに変身して」

流星「ふむふむ・・・」

友子「子供達を喜ばせて」

流星「それいいな」

友子「いいの?」

流星「いいよ。やろうよ」

友子「うん」



友子「・・・」

メテオ「颯爽と飛び出せばいいんだな」

友子「あの怪人役の大文字先輩に飛び蹴りを忘れずに」

メテオ「全力でいいの?」

友子「別にいいんじゃない」

メテオ「しかし題名が・・・」

友子「どう?」

メテオ「仮面ライダーメテオ対じごく大使って・・・」

友子「・・・」

メテオ「さてと行ってきますか」

友子「頑張ってね流星さん」

メテオ「うん」
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 00:43:18.59 ID:QVXYEEHO0
弦太朗「どうよ停学明けは」

流星「まあまあ・・・かな」

弦太朗「そんなもんだろうな」

賢吾「朔田・・・」

流星「どうした」

ユウキ「ああーっ!」

弦太朗「マジか!」

流星「なん・・・だと・・・?」

賢吾「そうか野座間とJKがな・・・プププ」

弦太朗「前から何となくくせぇと思ってたんだよな!」

ユウキ「流星くん?」

弦太朗「流星・・・おい!」

賢吾「ダメだ・・・失禁してる・・・」



流星「どういう事だ」

友子「えっ?」

弦太朗「友子・・・とぼけても無駄だぜ」

賢吾「お前もだ」

JK「何っすか!」

弦太朗「友子がJKに何か渡すの見ちまったんだよな」

JK「違うっすよ!」

流星「ふざけるな!俺を騙そうとしてもそうはいかんぞ!!」

JK「そ、そんな・・・」

弦太朗「薄情しろ」

流星「ぶ、ぶち殺してやる・・・JK!」

賢吾「落ち着け朔田」

流星「こ、この怒りを・・・この怒りを・・・」

大文字「何の話してんだ!」

弦太朗「仕方がねぇ・・・隼にぶつけて来い」

流星「大文字!てめええええええええええええええええ」

大文字「えっ・・・?」

ユウキ「3人ともそんなに色々と聞いちゃ困ってるよ2人とも」

弦太朗「でもよぉ・・・」

ユウキ「祝福しよ。きっと私たちも知らない間に何かあったんだよ!」

弦太朗「ユウキがそう言うのなら・・・なあ?」

賢吾「如月に賛同するのは嫌だけどユウキが言うんじゃ」

JK「だから違うって」

弦太朗「嘘付くなよ。ぶっ飛ばすぞJK」

JK「・・・」

友子「・・・」
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 02:05:17.93 ID:QVXYEEHO0
JK「ちょっと喋ってただけなのに・・・何故っすか!」

弦太朗「あ?違うだろ。何か渡されてたろ」

JK「そ、それは・・・」

賢吾「やれやれ・・・嘘はよくないな・・・」

ユウキ「言った方がいいよ二人とも」

流星「二度と俺の目の前にツラ出すんじゃねぇぞ・・・カスが」ペッ

大文字「な、なぜ・・・だ・・・」

友子「みんな勘違いしてる・・・」

流星「もういい!俺はグレた!グレてやる!!」

友子「流星さん!」

ユウキ「流星くん!」

弦太朗「ほら見ろ!グレちまったじゃねぇか」

賢吾「お前って奴は!」

JK「痛いっす!痛いっすよ二人とも!」

大文字「そうだぞ!お前のせいで俺は」

JK「調子乗らんでくれませんか?」

大文字「・・・」

JK「ね?」

大文字「俺・・・何かしたのか・・・」

弦太朗「隼は引っ込んでろ」

賢吾「今回の件だけはちょっと引っ込んでろ」

大文字「賢吾・・・お前まで・・・」



流星「畜生・・・畜生・・・」

ユウキ「流星くん」

流星「ユウキくん・・・」

ユウキ「元気出そうよ!」

流星「・・・」

ユウキ「何があったか知らないけど・・・もしかして」

流星「城島ユウキ・・・凄くうざい女だなってのが第一印象だった」

ユウキ「友子ちゃんの事が好きだったのかな?」

流星「弦太朗に構うわウロウロするわ・・・言動がガキっぽい・・・」

ユウキ「わかるよ。その気持ち・・・でもね」

流星「でもよく考えたらこの女。ここぞと言う時にはしっかりしてるじゃん。優しいし」

ユウキ「友子ちゃんの幸せをね」

流星「賢吾やド腐れ牧瀬にその他色々な男共から人気のあるユウキくん・・・」

ユウキ「聞いてる?」

流星「近い将来弦太朗の女になるユウキくん・・・」

ユウキ「大丈夫?」

流星「うん。惚れた」
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/12(火) 13:46:46.87 ID:BhuzwXbIO
流星さんwwwwwwwwwww
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 17:18:19.19 ID:yGqKmKo30
JK「もういいっす!やめますよライダー部なんて!」

友子「あっ。待って」

弦太朗「少し言い過ぎたと思うか賢吾?」

賢吾「いいんだ」

ユウキ「・・・」

弦太朗「どうしたユウキ」

ユウキ「流星くん・・・引っ叩いちゃった・・・」

賢吾「羨ましい・・・」

ユウキ「・・・」

弦太朗「ユウキが他人をぶん殴るなんてよっぽどの事だったんだろうよ」

ユウキ「でも」

弦太朗「そう落ち込むなよユウキ」

ユウキ「うん・・・」

大文字「見事に分裂したな」

弦太朗「てめえが悪い」

賢吾「そうだぞ」

大文字「さっきから何なんだよ!」

弦太朗「口答えするな!」

賢吾「年上だろお前」

弦太朗「なあ隼。美羽を見習ってみろ」

賢吾「聞けば彼女は一人暮らしを始めたみたいじゃないか」

大文字「聞いた事ないぞ!」

弦太朗「バイトもして勉強も頑張り」

賢吾「それに比べてお前は毎日毎日」

ユウキ「隼先輩も頑張った方がいいですよ」

大文字「・・・」

弦太朗「たまには先輩らしいことしろよ隼」

大文字「わ、わかったよ!やってやるよ!」



大文字「と言われてもな・・・」

鬼島「おや?お前さんは」

大文字「まーたお前か」

鬼島「良い所で会いましたねぇ」

大文字「何の用?」

鬼島「あたしもゾディアーツを辞めてお前さん方の仲間になろうかなって」

大文字「・・・本当か?」

鬼島「はい」

大文字「見ろよ弦太朗!新入部員第一号だ!」

鬼島「行きましょか」

大文字「うん」
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 18:26:02.61 ID:yGqKmKo30
弦太朗「隼てめえはバカか」

ユウキ「鬼島くんはダメだよ!」

賢吾「屑だな。ゴミだよお前は」

鬼島「まあまあ」

弦太朗「お前ライダー部に入りたいんだってな?」

鬼島「わかってますって」

弦太朗「ならあれだな賢吾」

賢吾「ああ」

鬼島「あれ?」

ユウキ「あれ?」



弦太朗「俺たちの出す課題を超えてみろ!」

賢吾「まずはこれだ」

鬼島「ひ・・・火の輪くぐり・・・?」

ユウキ「こんなの合ったっけ?」

賢吾「あるよ」

弦太朗「隼。見本を見せてやれ」

大文字「ええーっ!?」

弦太朗「やれよいつもやってんだろ」

鬼島「ほ、ほんとに」

ユウキ「ねえ。隼先輩っていつもやってるの?」

賢吾「そうだよ」

大文字「や、やってやるよ!見てろよ俺の火の輪くぐりを!!」

鬼島「お、おい!そいつは危険すぎや」

大文字「あちちちちちちちちちち」

弦太朗「次、鬼島」

鬼島「お前さん達・・・頭おかしいんじゃないかい?」

弦太朗「ここで死ねば俺たちに一生喧嘩売ってこれねぇだろ」

賢吾「やらなきゃ俺たちの仲間にはなれんぜ」

鬼島「やる。やってやる・・・」

弦太朗「突っ込んだぜ」

賢吾「あいつって焼けたら食えんのかな・・・」

ユウキ「そんな事言ってる場合じゃないよ!」
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 18:53:24.30 ID:yGqKmKo30
弦太朗「頑張ったな鬼島」

鬼島「こ、これであたしも」

弦太朗「いやまだだ。おーい」

橘「これでいいのか」

賢吾「ああ」

ユウキ「お風呂?」

弦太朗「熱湯だぜ!」

鬼島「お前さん達はバカか!殺す気か!」

ユウキ「隼先輩は毎日やってるんですか?」

大文字「えっ」

弦太朗「やってるぜ」

賢吾「ほらバイト代」

橘「1200円・・・」

鬼島「わかったよ・・・やりゃいいんでしょ・・・」



ユウキ「鬼島くん大丈夫?」

鬼島「あちぃ・・・」

弦太朗「よし次だ。こっち来い」

鬼島「まだやるのか!」

大文字「もういいだろ・・・」

弦太朗「舐めんなよ鬼島」

賢吾「こんなのまだ序の口だぞ」

ユウキ「頑張ろ鬼島くん!せっかく改心したんだからさ」

鬼島「・・・」

弦太朗「いつまで寝てんだ!」

大文字「いてっ」




鬼島「何だいこれは・・・」

賢吾「お手製の電気椅子」

弦太朗「隼。見本」

大文字「ダメだろこれは!ちょっと待てよ」

ユウキ「頑張って隼先輩!」

大文字「だ、大丈夫なんだろな?」

賢吾「橘。スイッチ押せ」

橘「修行の成果を見せろ隼」

大文字「俺・・・やります!」

鬼島「大文字さん・・・」

大文字「ぎゃああああああああああああああああああああああああ」

弦太朗「死んだなこれは」

鬼島「・・・」
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 19:41:03.49 ID:yGqKmKo30
鬼島「・・・」

弦太朗「次は」

賢吾「冷凍庫に閉じ込めるとか」

弦太朗「それでいいか。飽きたし」

鬼島「へ?」

弦太朗「お次は」

ユウキ「頑張ってね鬼島くん!もうちょっとだよ!」

鬼島「う、うん」

大文字「・・・」




弦太朗「この中に入れ」

鬼島「いや・・・もう違うでしょ何か」

弦太朗「宇宙飛行士の訓練にも何かこういうのがあるだろ」

鬼島「・・・ハハハ」

ユウキ「どうしたの?」

鬼島「お前さん方を騙し仲間に入ろうと思ったが・・・もういいよ」

弦太朗「つべこべ言うな」

賢吾「入れ入れ」

鬼島「あっ!ちょっと!」

大文字「何で俺まで!」

賢吾「これでよし」

ユウキ「どうするの?」

弦太朗「これは試練だぜ」

ユウキ「試練?」

弦太朗「そうだぜ」

賢吾「俺たちは強くなれなければならない」

弦太朗「賢吾の頭、俺の力、ユウキの優しさ」

賢吾「各々の部分的なのを鍛えねばならない」

ユウキ「うん。わかった!」

橘「頑張るんだぞ隼」

鬼島「出せ!あたしはもうこんな暗いところやだ!」

大文字「ふざけるな!」
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 19:58:39.99 ID:yGqKmKo30
弦太朗「昨日は面白かったな」

賢吾「ああ」

大杉「こ、こらぁ!朔田!」

弦太朗「あのバカ退院してたんだ」

ユウキ「朔田って叫んでたよね」

流星「何か文句あるんですか?」

大杉「何てカッコしてんだ!お前は」

弦太朗「気合入ってんじゃねえか流星」

賢吾「何だこれ」

ユウキ「凄い!」

流星「俺もこっちの道で男を磨こうかなってな」

大杉「待てぇ!何だよ長ランて何だよリーゼントって!」

弦太朗「リーゼント馬鹿にしてんのか?」

大杉「い、いや・・・別に・・・」

流星「ユウキくん」

ユウキ「ん?」

流星「好きだ!やらせてくれ!」

ユウキ「えっ?」

賢吾「待てよ朔田!ふざけるな!!」

流星「どけ!」

弦太朗「待てよ流星」

流星「何だ弦太朗」

弦太朗「ユウキに手ぇ出すのは反則だぜ」

ユウキ「流星くん。この前はごめんね」

流星「いいんだよ。全然気にしてないぜ」

賢吾「ユウキ。俺にも謝ってみて」

ユウキ「?」

賢吾「言って」

ユウキ「ごめんなさい?」

賢吾「可愛い・・・」
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 20:31:10.82 ID:yGqKmKo30
流星「オラァッ!JK」

JK「な、なんっすか・・・」

弦太朗「タイマン張りたいんだとさ」

JK「俺と・・・流星さん?」

流星「そうだ。これは俺のけじめだ」

友子「やめなよ流星さん」

流星「黙れ」

五藤「あの朔田って人」

新田「かなりの手練れらしいよ・・・」

JK「いいっすよ。俺だって」

流星「付いてきな」



流星「俺が勝ったら友子ちゃんをやる」

JK「いや別に俺は・・・」

流星「問答無用!」

ユウキ「やめてよ!二人とも」

友子「弦太朗さん。二人を止めて」

弦太朗「これはタイマンだ。俺が入る隙間もねえよ」

賢吾「さあどっちが勝つか。張った張った!」

五藤「JK」

新田「俺もJKで」

三浦「朔田くん」

大杉「俺も朔田にしとこ」

流星「やるな・・・意外と」

JK「俺・・・ずっと弦太朗さんや流星さんの戦いみてきたっすから」

流星「それで?」

JK「俺もいつかはお二人のように・・・」

杉浦「何だ何だ!この騒ぎは」

賢吾「杉浦だ。生徒会が嗅ぎつけて来たぞ」

弦太朗「杉浦。邪魔だ失せろ」

杉浦「退かないさ。この学校の風紀は我々が」

弦太朗「邪魔だってんだよ!」

杉浦「いい裏拳だ・・・けど当たらない」

弦太朗「やっべぇ・・・ぶっ飛ばしちまった・・・」

賢吾「ああ・・・こりゃ酷いな」

杉浦「・・・?」

弦太朗「お前の後ろに居た奴。お前が避けっから!」

杉浦「か・・・会長おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

壬生「」ピクピク

賢吾「病院送りだなこれは・・・」
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 20:46:48.65 ID:yGqKmKo30
ユウキ「救急車来たよ!」

弦太朗「わりぃな。誰だかしらねぇけど」

杉浦「恨むぞ・・・お前たちを」

賢吾「許せ」

壬生「す、杉浦くん・・・」

杉浦「はい!」

壬生「こんな横暴・・・許さない・・・」

杉浦「わかりました!変えてやるこの学校を俺の手で!」

弦太朗「バカが吠えてら」

賢吾「前からちょっとあれだったからな杉浦って・・・」



流星「俺とお前じゃやっぱり差があるよな」

友子「流星さん」

流星「これは男と男の勝負。友子ちゃんは邪魔しないで」

JK「そうだよ。流星さんと戦えるチャンス無いから」

友子「神宮くんは黙ってて」

JK「そ、その名で呼ばないで・・・」

五藤「大丈夫か海蔵」

新田「しっかりするんだ海蔵!」

JK「やめろ」

流星「俺はショックだったんだぞ!こう見えても小心者何だから俺って!」

友子「誤解を生んだ私も悪いと思ってる。ごめんね流星さん」

流星「誤解?」

友子「頼んでこれを私の代わりに流星さんに」

流星「お守り・・・」

友子「流星さん。いつも危険な事してそうで。私心配だから」

流星「それなら直で渡してよ」

友子「・・・恥ずかしいもん」

流星「・・・JK悪かったな」

JK「あっ。はい」

流星「ユウキくん!」

ユウキ「うん」

流星「やっぱり俺は友子ちゃんの物らしい」

ユウキ「?」

賢吾「終わったな」

弦太朗「一人病院送りにしちまったけどな」

賢吾「この金でパーッと行くか。みんなで」

弦太朗「新田達も来いよ!」

五藤「は、はい」

新田「しっかりしろJK」
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 21:06:08.46 ID:yGqKmKo30
JK「この二人を?」

弦太朗「俺たちが卒業したらな」

ユウキ「うん!」

新田「確かに世話になりましたからね俺」

五藤「何っすか!ライダー部って!?」

弦太朗「てめえ!俺の事を忘れちまったんか!」

JK「あの時の記憶が無いんすよ」

賢吾「それにJKよ」

JK「はい」

賢吾「お前のために密かに朔田と作ってる物があるんだよ」

流星「見てみこれを」

JK「・・・なんっすか?」

流星「随分前に拾ったゾディアーツドライバー」

賢吾「聞けば実家が漁師らしいなお前。ほらアルゴ座のあれだしこれ」

ユウキ「弦ちゃんや流星くんみたいに」

弦太朗「お前が俺たち4人に代わって支えてくれよJK」

JK「押忍」

美羽「そういえばあと9か月で弦太朗たちも卒業なんだね」

弦太朗「卒業できるかわかんねぇけどな」

賢吾「早いもんだ。如月と出会ってもうすぐ1年なんだな・・・」

美羽「ところで隼は?」

弦太朗「修行中」

美羽「うるさいのが居ないから清々する」

友子「あの人うざいから・・・」



大文字「なあ鬼島・・・」

鬼島「な、なんだい?」

大文字「いつになったら出られるんだろな・・・」

鬼島「わからないねぇ・・・」

大文字「そうか・・・」

鬼島「・・・」
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 22:26:27.45 ID:yGqKmKo30
弦太朗「何だこれ」

ユウキ「えーっと・・・悪党募集」

弦太朗「くだらねぇ」

ユウキ「ポイ捨てしちゃダメだよ。ゴミはちゃんとゴミ箱に捨てなきゃ」

賢吾「悪党ってバカだろうな。こんなので集まるわけがない」



ネガタロス「・・・」

ガテゾーン「こんなバカみたいなので集まるわけないだろ!」

ビルゲニア「・・・」

ネガタロス「誰だよこんなバカな事を考えたのは!」

ガテゾーン「お前だろうが・・・ふざけるな」

ビルゲニア「さてと」

ネガタロス「どこ行くんだ」

ビルゲニア「南光太郎か如月弦太朗・・・どっちでもいい斬りに行く」

ガテゾーン「待てよ。俺だって」

ネガタロス「待て待て!俺が大将だ。俺が決める・・・そうさな」

ガテゾーン「俺だ」

ビルゲニア「・・・」

ネガタロス「シードラゴン3兄弟。お前たちだ!」




弦太朗「おい杉浦」

杉浦「出たなこの学園の癌め・・・」

弦太朗「わりぃなって思ったからほら。あの女に渡して来いよ」

杉浦「何だこれ?」

ユウキ「お饅頭」

杉浦「城島くんもこんな奴と一緒に居ない方がいいよ」

ユウキ「何で?」

杉浦「何でって」

流星「また何か出たらしいぞ弦太朗」

弦太朗「流星。行って来いよ」



メテオ「ゾディアーツ?」

友子「違うと思う。他の怪人だと」

シードラゴン一世「イーチ」

シードラゴン二世「ニーチ」

シードラゴン三世「サーチ」

友子「頑張ってね流星さん」

メテオ「任せとけ!」
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 22:39:22.24 ID:yGqKmKo30
弦太朗「終わったか?」

流星「うん。見ろよ弦太朗」

弦太朗「怪人?」

流星「ここ最近なりを潜めてたんだろな。このバックル」

賢吾「ショッカーだ」

JK「マジっすか」

翔太郎「マジだぜ」

友子「翔太郎さん」

フィリップ「間違いなく彼らだ」

JK「フィリップさん」

弦太朗「相変わらず・・・暇だろ?」

翔太郎「仕事だバカ!」

賢吾「・・・」

フィリップ「?」

賢吾「やれやれ」

フィリップ「・・・」




良太郎「ど、どうしてこんな事にー」

サイギャング「待てこら」

良太郎「ど、どうしよ・・・」

モモタロス「相変わらずだな良太郎」

良太郎「この声・・・モモタロス!?」

モモタロス「帰ってきたぜ」

良太郎「久しぶりだね」

モモタロス「挨拶は後だぜ良太郎」

良太郎「うん!」

サイギャング「何ださっきから?」

電王「俺、参」

サイギャング「ドリャアアアア」

電王「名乗りぐらいやらせろよ!」
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 22:55:21.81 ID:yGqKmKo30
フィリップ「ここがラビットハッチ」

賢吾「勝手に触るな!」

フィリップ「興味深いね翔太郎」

翔太郎「俺は何回も来てるからなここ」

弦太朗「これ。見てみろよ翔太郎さん」

翔太郎「知ってるぜ」

フィリップ「丁寧に住所まで書いてるね」

流星「今度の敵は相当アホだな」

JK「アホっぽいっすね」

弦太朗「この場所に行こうぜ」

翔太郎「行きますか」




電王「どうだ久々の感想は」

良太郎「何とも言えない」

RX「危ない!」

アリカポネ「ぐええ・・・」

電王「お前・・・」

良太郎「知ってるのモモタロス?」

電王「南光太郎だ」

RX「モモタロス・・・いや良太郎くん?」

電王「どっちでもいいぜ。何なんだよこれは」

RX「このチラシを見てごらん」

電王「・・・悪党募集」

良太郎「悪党?」

RX「そう。悪党だ」

電王「何だかしらねぇがおもしれぇ!」

RX「相変わらず好きだな君は」
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 23:10:08.57 ID:yGqKmKo30
弦太朗「ん?」

翔太郎「あっ」

光太郎「あれ?」

良太郎「どうも」

弦太朗「アンタらもこのチラシだろ」

光太郎「弦太朗くん達もか?」

翔太郎「はい」

ユウキ「始めまして!」

良太郎「えっ?」

モモタロス「さっき話したろ弦太朗の」

良太郎「あっ。こちらこそ」

弦太朗「突っ込もうぜ」

翔太郎「行こうぜフィリップ」

フィリップ「ああ。翔太郎」

光太郎「しかしこんなチラシでな・・・」

良太郎「モモタロス」

モモタロス「おうよ!」

流星「・・・」

友子「どうしたの?」

流星「何でもない」

友子「?」



ガテゾーン「おいおい。誰だ住所書いた奴は」

ビルゲニア「ネガタロス」

ガテゾーン「いないぞ。どうなってんだ!」

ビルゲニア「仕方があるまい。グランザイラス」

グランザイラス「任せとけ」



フォーゼ「何か来たぜ」

電王「何だよあれは」

RX「避けろ!」

W「な、なんだ!?」

グランザイラス「5人・・・たった5人か」

ガテゾーン「いや一人は俺が貰うぜ・・・フォーゼお前だ!」

フォーゼ「俺かよ!二度も俺に喧嘩売りやがって!」

RX「気を付けろ。こいつの強さは段違いだ」

W「見たいっすね」

電王「この火の玉野郎が!」

メテオ「ふぅ」

グランザイラス「纏めてかかって来い!」
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 23:25:31.98 ID:yGqKmKo30
賢吾「こういう時って」

JK「どうしたんすか?」

賢吾「朔田も戦ってる大文字も居ない」

ユウキ「賢吾くん仲いいもんね」

賢吾「一緒に馬鹿やってくれる奴が居ない」

友子「・・・」



W「てめえ!」

電王「コラァッ!」

グランザイラス「バカめ。俺が誰だか教えてやれ!南光太郎」

RX「グランザイラス。クライシス帝国の最終兵器にして最強怪人」

電王「それがどうしたんだよ!」

RX「かつて俺を含め11人のライダーが束になっても勝てなかった」

W「マジか・・・」

メテオ「でも倒せたんでしょ?」

RX「ああ」

メテオ「それやってくださいよ」

W「それはきっとバイオの力じゃないかい?南光太郎」

RX「そうだ」

電王「ならそいつで!」

メテオ「俺たちがなるべく食い止めるから」

W「頼んだぜ先輩!」

RX「任せろ」



賢吾「来た来た」

橘「何だよ学校は?」

JK「よっぽど相方が欲しいんすね・・・」

橘「何だこれは!」

賢吾「戦闘中」

橘「俺も行かねば!」

友子「行かないで橘さん」

橘「どうして?」

友子「邪魔だから」

ユウキ「友子ちゃん!」

賢吾「邪魔って」

橘「酷すぎる!」
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 23:43:24.35 ID:yGqKmKo30
ガテゾーン「いい加減に」

フォーゼ「それは俺のセリフだぜ!」

ガテゾーン「クソッタレが!」

賢吾「如月のやつ頑張ってるな」

橘「・・・」

賢吾「何か言えよ!」

橘「叩くなよ」

フォーゼ「どいつで決めようかな」

ガテゾーン「前に俺を仕留めたあれにしろ」

フォーゼ「あ?」

ガテゾーン「今度は負けんさ」

フォーゼ「おもしれぇ!また墨にしてやらぁ!」



賢吾「橘。火の用意だ」

橘「原始人みたいにやればいいんだな」

賢吾「違うだろ!ギャレンに変身して炎をだ」

ユウキ「早く!橘さん!」

友子「ノロノロしないで」

JK「早くしてくださいよ!」

橘「わかった!待て待て」



フォーゼ「来た来た」

ガテゾーン「蘇った俺の装甲を」

フォーゼ「うるせぇ!」

ガテゾーン「勝負だ如月弦太朗!!」



メテオ「派手だな」

W「弦太朗の奴やりやがったな」

電王「行っちまえ!」

グランザイラス「俺が二度も貴様の!」

バイオ「あれから何年経ったと思ってる」

グランザイラス「なっ!」

バイオ「終わりだグランザイラス」
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/12(火) 23:54:18.69 ID:yGqKmKo30
流星「アジトって言うわりに何も無いな」

光太郎「そうだね」

良太郎「うわっ!」

翔太郎「どうした」

良太郎「いや・・・何にも」

弦太朗「逃げ足が早い奴らだぜ」



光太郎「俺は引き続きこのチラシの黒幕を思うよ」

翔太郎「俺たちは一度風都に」

フィリップ「またね」

良太郎「モモタロス」

モモタロス「何だよ」

良太郎「また行っちゃうの」

モモタロス「心配すんな。戻ってくるから」

良太郎「うん」

弦太朗「帰るぜ。みんな」

賢吾「またな橘」

橘「・・・呼び捨て・・・どうしてだ」



弦太朗「前から思ってたけどよ」

流星「うん」

弦太朗「俺って単位足りてんの?」

ユウキ「うーん。ギリギリみたいだよ」

弦太朗「ギリギリか」

JK「ダブったら洒落にならんすよね」

賢吾「俺もよく考えたらまずい・・・」

友子「流星さんは?」

流星「俺?心配いらんよ」

友子「本当に?」

流星「信じたまえ」

弦太朗「よし決めた!」

賢吾「・・・」

弦太朗「しばらくは活動中止だ!フォーゼの」

ユウキ「弦ちゃんにもお休みが必要だもんね!」

流星「面倒ごとは俺に任せとけ弦太朗」

弦太朗「頼んだぜ」

流星「任せな」

賢吾「俺もしばらくは休止だな・・・」

弦太朗「ダブんのは嫌だからな」

賢吾「俺も」
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/13(水) 00:14:29.00 ID:lmN3KRWl0
友子「流星さん」

流星「な、なんだ・・・友子ちゃんか」

友子「何でそんなに驚いてるの?」

流星「いきなり人の家に来るからに決まってるだろ!」

友子「・・・」

流星「言っとくけど飯無いよ」

友子「材料ならあるよ」

流星「準備がいいな!」

友子「・・・」



友子「いつも偏った物ばかり食べてるんでしょ?」

流星「俺は何でも食う男だからね」

友子「早死にするよ」

流星「大丈夫。死なないから」

友子「そうやって油断してると・・・」

流星「お代わり」

友子「はい」

流星「最近親切だよね俺に」

友子「あんまり変わらないと思うけど・・・」

流星「美味いね。いいお嫁さんになれるよ」

友子「そ、そうかな?」

流星「俺の妻だ!君は相応しい!」

友子「・・・考えとく」

流星「えっ?」

友子「何も言ってない」



流星「ねえ知ってる」

友子「何を?」

流星「戦争に赴く男のお守りには女の陰毛があるんだって」

友子「で?」

流星「このお守りに」

友子「無いよそんなの」

流星「なら今から入れてみようか」

友子「嫌。絶対に嫌」

流星「嘘だよ嘘」

友子「本当に嘘なの?」

流星「朔田流星。嘘付かない」

友子「嘘ばかり付いてるくせに」

流星「嘘つかないよ」

友子「ついてる」
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/13(水) 01:21:53.73 ID:lmN3KRWl0
流星「泊まれ」

友子「嫌だ」

流星「ユウキくんはよく弦太朗の家に泊まってるよ」

友子「弦太朗さんは変な事しないから」

流星「まるで俺が変態みたいじゃんか!」

友子「変態でしょうが」

流星「酷い!偏見だ」

友子「偏見って言われても」

流星「まあいいや。家まで送るよ」

友子「・・・」



弦太朗「友子が流星の」

賢吾「朔田の奴・・・」

ユウキ「仲良いからね二人とも」

弦太朗「流星の事だ絶対に」

賢吾「今夜決めるだろうな」

ユウキ「?」



流星「まさか俺の家に来てくれるとは」

友子「何か心配だったから」

流星「感謝!」

友子「元気だよね」

流星「毎日作りに来てくれよ」

友子「いいけど別に」

流星「俺が死ぬまでだよ?」

友子「それって」

流星「嫁になれ・・・」

友子「バカ言わないでよ」

流星「いいだろ別に。強いよ俺」

友子「そういう問題じゃないから」

流星「チッ」
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/13(水) 01:37:32.09 ID:lmN3KRWl0
流星「・・・やれやれ」

友子「?」

流星「下がってて友子ちゃん」

友子「う、うん」

流星「出てきなよ」

ビルゲニア「・・・」

流星「本当に出てきちゃったよ」

ビルゲニア「我が名は剣聖ビルゲニア。知っていると思うが」

流星「誰でも知ってると思ったら大間違いだぞ!」

ビルゲニア「お前を殺し俺の手柄にさせてもらうぞ」

流星「簡単には行かんぞ。何故なら俺は拳聖メテオだからね」

友子「初めて知ったんだけど」

流星「今考えた」



ビルゲニア「何が拳聖だ!」

メテオ「だからさっき付けた異名だから!」

ビルゲニア「黙れ!我が刃と盾には」

メテオ「やかましい!」

ビルゲニア「ぬっ・・・」

メテオ「拳VS剣。勝者は拳の方だ」

友子「どうして?」

メテオ「俺の拳の硬さは全てを砕くから」

友子「・・・」

ビルゲニア「バカを言うな。戦闘中にお喋りなんぞ」

メテオ「余裕だよ余裕」サターン

ビルゲニア「余裕・・・なら俺があの女を狙ってもいいんだな!」

メテオ「バカ!ふざけるな」

友子「えっ」

ビルゲニア「闘いの邪魔だ女」

メテオ「こ、この野郎!!」
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/13(水) 02:02:58.19 ID:lmN3KRWl0
友子「流星さん・・・」

ビルゲニア「女を庇うか・・・ライダーとは今も昔も甘い!」

メテオ「いてて・・・」

友子「流星さん!しっかりして!」

メテオ「死ぬ・・・死んじゃう・・・」

ビルゲニア「情けない男だ」

友子「死なないで流星さん」

メテオ「・・・なら約束してくれ」

友子「うん。何でも言って」

メテオ「彼女になってよ」

友子「いいよ。だから死んだら嫌だよ流星さん!」

ビルゲニア「二人仲良く死ぬがいい」

メテオ「よっこらしょ・・・」

ビルゲニア「何っ」

メテオ「そんなに驚くなよ」

ビルゲニア「貴様は確実に致命的な傷を受けた・・・なぜだ!」

メテオ「そう思ってたのはお前で俺は全く食らってない」

ビルゲニア「お、おのれぇ・・・真っ二つにしてやる!」

メテオ「真剣白刃取り!」

ビルゲニア「こいつ・・・」

メテオ「いい剣だな。おい」

ビルゲニア「返せ!卑怯者が!」

メテオ「素手相手に剣使ったり盾で守ったり女の子狙ったり・・・自分の剣で死になビルゲニア!」

ビルゲニア「なっ・・・この俺が・・・三度も命を落とすとわ・・・」

メテオ「はい終了」



友子「流星さん・・・」

流星「ん?」

友子「お腹から血が」

流星「かすり傷だよ。そんな事より付き合ってくれるんでしょ?」

友子「いいけど・・・そんな事って」

流星「やったぜ!一歩前進だ!」

友子「病院行こうよ。私付いてくから」

流星「いいよ別に一人で行けるから」

友子「・・・本当に?」

流星「うん」

友子「もう私一人で帰れるから。ちゃんと行くんだよ」

流星「心配するな」

友子「・・・また明日ね」

流星「・・・うん」
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/13(水) 02:27:13.54 ID:lmN3KRWl0
流星「平気じゃないんだよね・・・これ」

流星「思いっきりぶっ刺さったから・・・病院開いてるかな・・・」

流星「・・・はぁ」

流星「マカロニ刑事もこんな気分だったんだろな・・・最後に思い浮かんだのが俺は友子ちゃんだけど・・・」

流星「ごめんね・・・友子ちゃん・・・」

流星「・・・」



弦太朗「もしもし・・・ユウキか?」

ユウキ「どうしたの弦ちゃん?眠いよ」

弦太朗「流星がやべぇ」

ユウキ「どういう事?」

弦太朗「何でもいいから俺の家に来てくれ!」

ユウキ「うん?」



流星「・・・どこだここは?天国か!」

弦太朗「よぉ流星」

流星「弦太朗・・・どうなってんの?」

弦太朗「俺の第六感がピーンてなってよ。運んでメディカルでよぉ・・・」

流星「また借りが出来ちまったな・・・」

弦太朗「俺だけじゃねぇよ。ユウキや賢吾、JKに美羽そして友子もみんなお前のために」

流星「よく見たらみんな寝てる・・・」

弦太朗「寝させてもらうぜ流星」

流星「すまないな弦太朗」



流星「死ぬかと思った・・・マジで」

友子「やっぱり嘘ついてた流星さん」

流星「おはようございます」

友子「・・・」

流星「そんなに怒るなよ」

友子「怒るよ普通」

流星「あそこで痛いって言ったらカッコ悪いし君が泣いちゃうだろ」

友子「流星さんが死んだらもっと泣くよ」

流星「素直だね。ドッキリじゃないのか・・・これ」

友子「寝てた方がいいよ」

流星「寝る前に頼みがあるんだ」

友子「言ってみて」

流星「腹が減った。君の手料理が食いたい」

友子「うん」

流星「手料理食うまで死なんから安心しろよ」

友子「うん・・・」
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/13(水) 22:19:44.68 ID:nkgT/DFf0
弦太朗「明後日退院か」

流星「弦太朗やみんなのおかげでな」

賢吾「病院の飯って不味いだろ。不味いよな」

流星「あんなの食うわけないじゃん」

弦太朗「どういう事だよ流星」

流星「これだよ。これ」

弦太朗「弁当か?」

流星「友子ちゃんが毎日ね」

JK「愛っすね」

大文字「愛だな」

賢吾「チッ」

弦太朗「どっから沸いてきたんだよ隼」

大文字「人をあんな所に閉じ込めて!」

賢吾「で?」

大文字「・・・」

弦太朗「でも流星もようやく大人になったんだな」

賢吾「やったんだろ野座間と」

流星「してないよ」

弦太朗「ダメだな流星」

賢吾「そんな事してたら一生・・・」

流星「言ってなかったか?そんなの中一の時に終わらせてるよ弦太朗。男はまだだけど」

弦太朗「は?」

賢吾「・・・」

JK「だいたい高校生にもなって童貞って。ねえ弦太朗さん」

弦太朗「お、おう」

大文字「そうだよな賢吾」

賢吾「あ、ああ」

弦太朗「そんな奴いねぇよな賢吾!」

賢吾「そ、そうだよな如月!」

JK「でも中一って早いっすね」

流星「いや普通だろ」

大文字「俺も中学だったな」

JK「弦太朗さんは?」

弦太朗「し、小六」

賢吾「俺も中学・・・かな」

流星「さすが弦太朗だ」

JK「俺たちより一歩も二歩も進んでるっすね」

弦太朗「そ、そうだろ」

流星「小学生の時の俺なんて」

弦太朗「・・・」
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/13(水) 22:59:02.29 ID:nkgT/DFf0
弦太朗「言えねぇ・・・」

賢吾「何とか話題を逸らさねば」

流星「どうした?」

賢吾「最近あれだな・・・な?如月」

弦太朗「そうだな賢吾」

大文字「何だあれって」

弦太朗「わかるだろ隼」

大文字「いててて!」

JK「あれっすね。わかりますよ」

弦太朗「流星もわかるよな?わからねぇって言ったら腹殴るけど」

流星「ふっ。俺と弦太朗の仲じゃないか」

弦太朗「さすが流星だぜ!」

賢吾「朔田。もう帰るよ俺たち」

流星「待ってよ!」

弦太朗「お前は怪我してんだから」

流星「そ、そんな・・・」

弦太朗「隼、JK帰るんぞ」

大文字「大人しく言うことを聞いておこう」

JK「ぶん殴られたら元も子もないっすからね」

賢吾「退散!退散!」



JK「暇そうでしたね」

大文字「何の娯楽も無いからな」

弦太朗「溝がみえるぜ・・・」

賢吾「俺たちとあっち側でな」

大文字「どうした」

弦太朗「うるせぇ!」

大文字「ぐぅっ・・・」

弦太朗「あんま舐めたこと言ってっと腹パンだぞ」

大文字「は、はい・・・」

JK「機嫌悪いっすね弦太朗さん」

賢吾「おっと何故か手に持ってたコンパスが」

JK「いてっ!」

賢吾「悪いな。コンパスが」

JK「痛いっすよ・・・」

弦太朗「ざけやがって」
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/13(水) 23:20:38.39 ID:nkgT/DFf0
弦太朗「今日は一発抜いて寝よ・・・」

ユウキ「あっ。おかえり弦ちゃん」

弦太朗「ユウキ・・・何で居るんだよ」

ユウキ「今日もお爺ちゃん居ないから。弦ちゃんが私に」

弦太朗「そうだったな・・・いつもわりぃな・・・」

ユウキ「どうだった流星くん?」

弦太朗「元気だったぜ」

ユウキ「良かったね」

弦太朗「・・・」

ユウキ「どうしたの?」

弦太朗「何でもねぇ」

ユウキ「何かあったの?」

弦太朗「気にするな・・・」

ユウキ「?」

弦太朗「何だろ・・・今日のユウキはエロく見える・・・」

ユウキ「ご飯にしようよ!」

弦太朗「・・・ゴクッ」



ユウキ「さてと・・・帰るね」

弦太朗「えっ」

ユウキ「?」

弦太朗「泊まってけ」

ユウキ「・・・わかった!」

弦太朗「何だよ」

ユウキ「何か怖い物でも見たんでしょ?」

弦太朗「は?」

ユウキ「弦ちゃんにも怖い物があるんだね。へえー知らなかった」

弦太朗「お、おう」

ユウキ「仕方ないな。泊まってくよ」

弦太朗「すまねぇな・・・」

ユウキ「いいよいいよ。友達だもん」

弦太朗「すまねぇ・・・」
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/13(水) 23:45:47.85 ID:nkgT/DFf0
弦太朗「なあユウキ。頼みがあんだけど」

ユウキ「ん?」

弦太朗「やらせてくれ!」

ユウキ「ええーっ!?」

弦太朗「俺だけ何だぜ・・・」

ユウキ「・・・」

弦太朗「・・・ライダー部の中で童貞なのわ」

ユウキ「弦ちゃん」

弦太朗「ああ」

ユウキ「そういうのはね。ちゃんと付き合ってからじゃないと」

弦太朗「待てないよ」

ユウキ「・・・大丈夫だよ弦ちゃん!」

弦太朗「何がだ?」

ユウキ「ほら思い出してよ」

弦太朗「・・・?」

ユウキ「・・・」

弦太朗「わかった!」

ユウキ「そういう事だよ」

弦太朗「変なこと言って悪かったなユウキ・・・」

ユウキ「いいんだよ」

弦太朗「・・・」

ユウキ「明日も早いからもう寝ようか」

弦太朗「おう」

ユウキ「おやすみ」

弦太朗「すまねぇなユウキ・・・」



賢吾「・・・!」

賢吾「風俗に行けばいいじゃん」

賢吾「悪いな如月。お前だけが童貞だ」

賢吾「へっへっへ」



JK「いてて・・・刺されたところが・・・」

名護「どうした言ってみなさい」

JK「何で居るんすか!人の家に」

名護「いいんだ」

JK「良くないっすよ!何か用件でもあるんすか」

名護「時期にわかる」

JK「は?」

名護「いいからもう寝なさい!」

JK「うざ・・・」
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/14(木) 00:13:59.66 ID:f2+WslXh0
弦太朗「嬉しそうだな賢吾」

賢吾「如月か。フフフ」

弦太朗「気持ちの悪い奴だな」

ユウキ「教えてよ賢吾くん!」

賢吾「秘密」

弦太朗「あ?」

賢吾「睨むなよ!」

ユウキ「聞きたいなー」

JK「うっす」

弦太朗「よぉ」

JK「面白いもん見つけたんすよ」

賢吾「何だそれは」

JK「こっちっす」

弦太朗「気になるぜ」

賢吾「助かった・・・」



ユウキ「何だろ?」

賢吾「ネガ・・・部・・・」

弦太朗「だっせぇ名前」

賢吾「何するのが目的なんだ」

ネガタロス「あっ・・・」

弦太朗「てめえ!」

ネガタロス「・・・」

弦太朗「学校にまできやがってコラ!」

ネガタロス「これは俺の世界制覇の新たなる一歩だ」

賢吾「バカバカしい」

ユウキ「?」

弦太朗「とっとと出てけ黒いの」

ネガタロス「出ていかんぞ俺は!」

弦太朗「てめえ一人で何が部活だ。死ねボケ!」

鬼島「あたし達も居るんだぜ」

山田「久しぶり」

杉浦「如月!」

牧瀬「今日こそは君たちを」

ネガタロス「な?」

弦太朗「ゴミばっかじゃねぇか」

賢吾「如月。やっちまえ」

弦太朗「おう」

ネガタロス「待て!俺の話も聞け」

弦太朗「やだね」
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/14(木) 01:33:10.62 ID:f2+WslXh0
ネガタロス「俺と戦え!」

弦太朗「ざけんな。死ね」

ネガタロス「逃げんのか・・・如月弦太朗!男かそれでも!」

弦太朗「あ?」

賢吾「挑発に乗るな如月」

ユウキ「そうだよ弦ちゃん!」

弦太朗「やってやるよ。てめえらと俺らライダー部。二つも同じような部活はいらねぇんだよ!」

ネガタロス「ふふふ」



ネガタロス「五番勝負だ」

弦太朗「とっととやろうぜ」

ネガタロス「慌てるな。このくじ引きで決める」

弦太朗「どうでもいいから早くしろ」

ネガタロス「何が出るかな・・・」

ユウキ「ワクワクするね賢吾くん!」

賢吾「・・・可愛い」

ネガタロス「相撲だ!」

弦太朗「相撲だろうが何だっていいぜ俺は」

ネガタロス「杉浦。お前が行け」

タウラス「よし!」

弦太朗「杉浦ぁ・・・借りを」

大文字「待てよ弦太朗。俺が行く」

弦太朗「バカかてめえは」

大文字「俺はこう見えても相撲も得意なんだ」

弦太朗「・・・負けたらぶち殺すぞ」

大文字「・・・ゴクッ」



大文字「うりゃあああああああああ」

タウラス「バカだろキング。君のおかげでこの学園の秩序が!」

大文字「おっと・・・あぶなっ」

賢吾「明らかに負けが見えてるだろ」

ユウキ「どうするの弦ちゃん?」

弦太朗「おい隼!負けんじゃねぇぞ!」

大文字「わ、わかってる・・・」

弦太朗「ここで勝ったら美羽はてめえのもんだぜ!」

JK「本人居ないのにムチャクチャだ」

大文字「ホントか!ならばこんなゾディアーツ・・・そりゃあああああああああああ」

タウラス「何ぃー!?」

大文字「これで一勝。美羽は俺の物だ!」

タウラス「くそ・・・」
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/06/14(木) 04:41:27.76 ID:+ktt1Shzo
大文字さんかっけー
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/14(木) 06:37:09.17 ID:5vK0+DSDO
人の欲望の力か…

素晴らしいっ!
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/14(木) 19:33:27.62 ID:BZ9drZyU0
ネガタロス「次は・・・これだ!」

ユウキ「100m走?」

弦太朗「JK。行って来い」

JK「俺っすか」

ネガタロス「山田」

アリエス「余に命令するな」

ネガタロス「よーい・・・ドン!」

JK「・・・」

賢吾「速い・・・山田の奴」

ネガタロス「これで一勝一敗ってところだな」

弦太朗「バカ!ボーっとしてっから」

JK「面目ないっす」



ネガタロス「三回戦は知恵だ」

賢吾「知恵なら俺だな」

牧瀬「どうするんだネガタロスさん?」

ネガタロス「お前そのぬいぐるみ貸せ」

ユウキ「や、やだよ!」

ネガタロス「貸せって」

弦太朗「おい。はやぶさ君に手を出したらてめえの手足もぎ取って溝に捨てるぞ」

ネガタロス「それが必要だったのに・・・」

弦太朗「知恵だろ。俺が問題出してやるよ」

賢吾「如月・・・」

牧瀬「・・・」

弦太朗「1+1は?」

賢吾「2」

弦太朗「これで2勝だぜ」

牧瀬「おかしいだろ!」

弦太朗「審判にイチャモン付けんのか?牧瀬?」

牧瀬「知恵関係ないだろ!」

弦太朗「ぶっ殺すぞ牧瀬」

牧瀬「・・・」

ネガタロス「何て奴だ・・・次の種目を出そう・・・」

弦太朗「早くしろ」

ネガタロス「二人三脚」

ユウキ「私と友子ちゃん?」

流星「いや俺がやろう・・・」

弦太朗「流星!いつのまに」

流星「さっき・・・友子ちゃん」

友子「うん」
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/14(木) 20:22:07.43 ID:BZ9drZyU0
流星「ここ?」

ネガタロス「そうこの急な石階段を二人三脚で行くんだ」

弦太朗「あぶねぇよ」

ネガタロス「鬼島行って来い」

キャンサー「あたしの相方は?」

ネガタロス「先生!アンタの出番だ!」

イクサ「やっと俺の番が来たか。覚悟しなさい流星くん」

流星「おいネガタロス」

ネガタロス「何だ」

流星「こんな危ないの女の子にやらせたくない」

ネガタロス「それで?」

流星「俺一人。うさぎ跳びでやってやる」

イクサ「冗談はやめなさい」

友子「ダメだよ流星さん。傷口開いちゃうよ」

流星「俺はそんな軟な男じゃない」

友子「大丈夫なの?」

流星「当たり前だろ。ほら開始だ」



イクサ「右だ!」

キャンサー「黙れ」

流星「意外とキツイね・・・」

友子「流星さん」

流星「大丈夫・・・大丈夫だから」

友子「もういいからやめようよ。勝負なんて関係ないよ」

流星「俺は弦太朗に借りを返してない。それにライダー部が無くなるなんて死んでも嫌だ!」

友子「流星さん・・・」

弦太朗「ネガタロス。降参だ」

ネガタロス「勝負を捨てるのか貴様!」

弦太朗「捨てるんじゃねぇ。次の勝負でてめえを潰す。一つの負けぐらい関係ねぇよ」

ネガタロス「後悔することになるぞ」

弦太朗「上等だ」

賢吾「朔田!もういいってさ」

流星「そ、そうか・・・」

友子「流星さん!しっかりして!」

流星「・・・おっぱい触らせて」

友子「死ねよ」
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(USA) :2012/06/14(木) 20:35:22.50 ID:DqCA1qyR0
ブレない流星wwwwww
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/14(木) 23:51:55.06 ID:BZ9drZyU0
フォーゼ「ラストは俺だぜ」

ネガタロス「最終バトルは・・・オセロだ!」

フォーゼ「バカか」

賢吾「大馬鹿だ」

ネガタロス「文句ならくじに言え!」

名護「いいじゃないか。勝負を受けなさい」



フォーゼ「俺が白」

ネガタロス「俺は黒」

フォーゼ「最後だからタイマンだと思ったらこれかよ」

ネガタロス「うるさいな・・・」

フォーゼ「せっかく変身したのによ」

ネガタロス「文句を言うな」

フォーゼ「終わらねぇかな」

ネガタロス「はい。一列貰い」

フォーゼ「仕方がねぇ・・・やめだ!」

ネガタロス「あっ!」

フォーゼ「てめえも変身しろ!そんでもってタイマンだ!」

ネガタロス「野郎・・・」



フォーゼ「来いよ」

ネガ電王「やってやらぁ!」

JK「結局これが一番っすよね」

フォーゼ「ソラソラソラァ!」

ネガ電王「うっ・・・げぇっ・・・」

フォーゼ「寝てんじゃねぇよ!」

ネガ電王「こ、こいつ・・・」

フォーゼ「悪ってのは栄える事がねぇんだよ」

ネガ電王「うるさい!」

フォーゼ「てめえは終いだ」

ネガ電王「無念・・・無念だ・・・」



弦太朗「燃やそう」

賢吾「それがいいな」

流星「何がネガ部だ・・・」

鬼島「覚えてなよ・・・」

山田「僕たちは恨みを忘れない」

杉浦「そうだぞ如月」

牧瀬「ユウキ・・・ユウキ・・・ウヒヒヒ」

弦太朗「勝手にしろ」
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/15(金) 00:11:04.19 ID:xoqzsIXA0
流星「退院!」

友子「はいはい」

流星「嬉しいだろ?嬉しいよね?」

友子「少しね」

流星「嘘つけ」

友子「普通よりちょっと上」

流星「遠慮するな俺と君の仲じゃないか」

友子「そ、そうだけどさ」

流星「素直だな・・・偽物じゃないのか?」

友子「引っ張るなほっぺを」

流星「ふふふ」

友子「先に行ってるね」

流星「待ってよ!」



弦太朗「流星の野郎・・・退院なんだってよ」

JK「行かなくてもいいんすか?」

ユウキ「ダメだよ!」

JK「?」

賢吾「鈍いなお前」

弦太朗「もっと勉強しろよ」

JK「精進するっす・・・」



流星「ねぇ」

友子「?」

流星「何かしようよ」

友子「・・・」

流星「家に行こうよ!」

友子「嫌」

流星「うっ・・・腹の傷が・・・」

友子「大丈夫!?」

流星「痛い・・・」

友子「わかったから。流星さんの家にいこ」

流星「すまん・・・」

友子「立てる?」

流星「こっちは立ってるぞ」

友子「そこで寝てていいよ」

流星「待ちなさいよ!」

友子「はぁ・・・」

流星「何もしないから」

友子「・・・」
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/15(金) 01:12:14.80 ID:xoqzsIXA0
弦太朗「賢吾ってあれだろ」

賢吾「何だ?」

弦太朗「ユウキに惚れてるだろ」

賢吾「・・・」

ユウキ「えっ!?」

弦太朗「知ってるんだぜ」

賢吾「そ、そんなわけ」

弦太朗「付き合っちまえよ」

JK「弦太朗さん」

弦太朗「何だよ」

JK「そんな事したら未来の弦助さんが」

弦太朗「関係ねぇよ」

JK「何て無責任な父親なんだ・・・」

ユウキ「困るよ弦ちゃん!」

弦太朗「だって可哀想じゃねぇか」

ユウキ「賢吾くんも友達だし弦ちゃんだって」

JK「そうっすよね。弦太朗さんとユウキさんの子供って言われてもね」

美羽「考えてみたらこの二人が結婚して子供なんてね」

JK「居たんすか!」

美羽「居ちゃ悪いの?」

JK「いいっすよ居ても」

大文字「俺も居るぜ」

JK「アンタはちょっと」

大文字「えっ・・・」

弦太朗「いいじゃねぇか。なあ賢吾?」

賢吾「お、俺はいいぞ」

ユウキ「急に言われても」

弦太朗「考えてやってくれよ」

賢吾「・・・如月。いい奴だったんだなお前」

ユウキ「困ったなぁ・・・」
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/15(金) 01:58:26.52 ID:xoqzsIXA0
友子「帰るね」

流星「うん」

友子「お腹」

流星「ヤバくなったら真っ先に君に連絡するよ」

友子「病院でしょ」

流星「死にかけてそのまんま死んだら君の顔が見れないだろ」

友子「そうだけど」

流星「ありがとう。友子ちゃん!明日も来てくれよ」

友子「うん」



ユウキ「困るよ弦ちゃん」

弦太朗「どうして?」

ユウキ「弦ちゃんも賢吾くんどっちも大事な友達だから」

弦太朗「・・・」

賢吾「俺は構わんよ」

弦太朗「ほら」

ユウキ「今は・・・そういうのに興味ないもん」

弦太朗「そうか・・・悪かったなユウキ」

JK「ゾディアーツっす」

美羽「ほら弦太朗」

弦太朗「ああ」



アリエス「来ると思ってたよ如月」

フォーゼ「またお前か」

賢吾「どうやってスイッチを」

アリエス「ネガタロスに取り戻して貰った」

フォーゼ「そうか」

アリエス「余は今度こそお前を」

フォーゼ「相変わらずゴチャゴチャうるせぇな」

アリエス「何だ・・・と!」

フォーゼ「タイマンだ!」

ユウキ「ごめんね賢吾くん」

賢吾「いいんだ」

ユウキ「でもね賢吾くんも私の」

賢吾「俺はいつでも待ってるから」

ユウキ「友達だから」

賢吾「いつまでも待ち続けるぞ」

ユウキ「う、うん・・・」

フォーゼ「これで最後だ!山田!!」

アリエス「ぎえええええええええええええ」
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/15(金) 22:35:37.56 ID:a9q3vOst0
弦太朗「次は腕立て伏せ400回」

JK「無理っすよ!」

賢吾「お前は俺たち3人の後継者なんだ」

流星「片腕なら200回でいいぞ」

JK「そ、そんな・・・」

ユウキ「やめなよ3人とも!嫌がってるでしょ」

弦太朗「ほらJK」

流星「逃げるなよ」

JK「嫌っすよ!」

弦太朗「おい逃げるな!」

友子「流星さん。やりすぎだよ」

流星「すぐにJKの肩を持つ・・・」



JK「何だよ3人とも・・・」

巧「ウロウロしてんじゃねぇよ!」

草加「い、乾巧・・・俺を殴って楽しいか・・・」

巧「いいから死ね!死ねクズ!」

JK「何してるんすか」

巧「弦太朗のとこの」

JK「JKっす」

巧「ああ。こいつを殴ったり蹴ったりしてるんだ」

JK「この人なら仕方ないっすね。っていうか生きてたんだ」

巧「お前はどうしたんだどんよりして」

JK「実はっすね・・・」



巧「弦太朗たちが」

JK「はい」

巧「お前があいつらの代わりに部活を支えてくんだろ」

JK「そうっすよ」

巧「なら仕方ねぇんじゃ」

JK「俺には無理っすよ!」

巧「・・・」

JK「乾さんは鍛えないで楽して強くなってるじゃないっすか!」

巧「そ、それは」

JK「もうほっといてくださいよ!」

巧「おい!待てよ」

草加「嫌われ者だなぁ・・・」

巧「お前殺すからジッとしてろ」

草加「・・・」

巧「待てこら!」
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/15(金) 23:09:08.32 ID:a9q3vOst0
弦太朗「JK!」

ユウキ「帰ってないみたいだね」

賢吾「居留守使ってるんじゃ」

流星「俺の出番だな」

友子「鍵ならあの鉢植えにあると思う・・・」

流星「何で知ってるの!おかしいだろ!」

友子「勘」

弦太朗「友子の勘は当たるからな」

ユウキ「あったよ!」

賢吾「ドンマイだな朔田」

流星「あの野郎!」

友子「勘だから。発狂しないで」

流星「・・・」

友子「神宮くんは友達だから」

流星「俺は」

友子「・・・彼氏」

流星「キャッホー!」

弦太朗「うるせぇなマリオの真似してんじゃねぇよ!」

賢吾「神宮海蔵・・・JKの本名か?」

弦太朗「知らなかったんだよな賢吾たちは」

ユウキ「結構質素な生活してるんだね」

流星「そのくせ使用済みのコンドームがゴミ箱に・・・」

賢吾「特訓メニュー増やしたろ・・・」



JK「勢いで実家に帰ってきてしまった・・・」

「あれ?JKくんか」

JK「あっ!」

敬介「久しぶりだな。どうした?」

JK「神さんこそ・・・どうして俺の家に!?」

敬介「ちょっとな」

JK「親父は・・・?」

敬介「出かけてるぜ」

JK「そうっすか・・・」

敬介「待てよ。話なら聞くぜ俺が」
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/15(金) 23:22:57.90 ID:a9q3vOst0
敬介「そうか」

JK「はい」

敬介「弦太朗はきっと君が可愛いんじゃないか」

JK「俺がっすか?」

敬介「君に強くなって欲しい。だから厳しくするんだ」

JK「・・・」

敬介「俺の親父もそうだった。死んだけどな」

JK「親父さんっすか」

敬介「鬼のように厳しく俺の事を投げたりぶん殴ったり」

JK「・・・」

敬介「頑固親父だったからね。俺を強くするための愛情表現だったかもしれない・・・今に思えば」

JK「弦太朗さん達も神さんと同じなんすかね」

敬介「可愛い後輩のためだ。心を鬼にしてるんだろう。それだけ君に期待をしてるんだ」

JK「・・・」

敬介「この海のような強い男になるんだ・・・海蔵」

JK「知ってるんっすか!俺の名前」

敬介「まあな」

JK「親父とどういう関係なんすか?」

敬介「・・・古い友人のような物かな」

JK「全く知らなかったっすよ。俺」

敬介「・・・」

JK「神さんはライダーになって後悔してないんすか」

敬介「俺?してないな。寧ろ感謝してるよ」

JK「感謝?」

敬介「この力を人類を守る力をくれた親父にね」

JK「人類・・・大切な人を守る力・・・」

敬介「どうした?」

JK「俺。帰るっす!」

敬介「会わなくていいのか?」

JK「こんな情けない姿を親父に見せたくないっすよ!」

敬介「行って来い」

JK「はい!」

敬介「頑張るんだぞ海蔵」

JK「うっす!」

敬介「・・・」
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/15(金) 23:38:49.55 ID:a9q3vOst0
敬蔵「行ったか海蔵の奴」

敬介「ああ」

敬蔵「仕方の無い奴だ。あのバカは」

敬介「昔のお前にそっくりだぞ」

敬蔵「俺?あんな情けなかったか?」

敬介「あんなもんだったぜ」

敬蔵「・・・変わってないな兄貴は」

敬介「カイゾーグ・・・改造人間だから俺」

敬蔵「・・・俺は無力なガキだった。俺だけ親父が遠ざけるため親戚に預けられ」

敬介「仕方がないさ。敬蔵お前はまだ子供だった。親父は幼いお前に」

敬蔵「わかってる。けど・・・親父が殺され兄貴はGODと戦ってる間・・・俺は」

敬介「海蔵が今戦ってるだろ?弦太朗や流星やみんなと」

敬蔵「・・・」

敬介「海蔵も俺たちや親父と同じ立派な海の男だ」

敬蔵「海蔵に正体を明かさなくてよかったのか?」

敬介「いいだろ。知らないままで」

敬蔵「世話ばかりかけちまったな兄貴」

敬介「子供のいない俺にとって海蔵は子供みたいなもんだ。会った回数は少ないけど」

敬蔵「ありがとよ」

敬介「ああ。親父よ・・・アンタの孫は立派な男だぜ。少し弱弱しいけどな」

敬蔵「・・・」

敬介「でも紛れもなく神啓太郎の孫だ。なあ親父・・・」

敬蔵「頑張れよ海蔵。今度会う時には強くなってるんだぞ・・・」
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/15(金) 23:52:17.93 ID:a9q3vOst0
JK「乾さん!」

巧「ん?」

JK「さっきは生意気な事言ってすんませんでした」

巧「気にするな。それよりお前」

JK「はい!」

巧「いい面構えだぜ」

JK「そうっすか?」

巧「弦太朗たちが捜してたぜ」

JK「はい!」

草加「・・・」

巧「まだ生きてたのかお前」

草加「俺は死なない」

巧「首の骨でも折っとくか・・・」



JK「弦太朗さーん!」

弦太朗「帰ってきたな」

JK「流星さん!」

流星「おう」

JK「賢吾さん!」

賢吾「?」

JK「ユウキさん!」

ユウキ「うん」

JK「友子ちゃん!」

友子「うん」

JK「会長!」

美羽「元気ね」

JK「・・・大文字さん・・・」

大文字「何で俺の時だけテンションが低いんだ」

JK「俺をもう一度鍛えてください!」

弦太朗「いいぜ」

JK「ありがとうございます!」

賢吾「急にやる気出してどうしたんだ」

JK「気にしないでください」

ユウキ「あんまり無理しちゃダメだよ」

JK「はい!」

弦太朗「まずは腹筋からだぜ!」

JK「うっす!」

賢吾「部屋を荒らしまわった事はどうする」

流星「黙っておこう」

JK「頑張るっすよ!俺!!」
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/16(土) 00:13:16.91 ID:tBG/XzbD0
流星「ねえ」

友子「?」

流星「しようよ」

友子「・・・何を」

流星「セッ」

友子「帰る」

流星「嘘だよ」

友子「・・・」

流星「俺ってさすっげえカッコいいじゃん?」

友子「うん・・・カッコいいけど」

流星「今まで家に居れた女の子は全て手籠めにしてるんよ」

友子「・・・最低」

流星「君はどうしてガードが硬いんだろうね」

友子「知らない」

流星「そりゃ無いぜ!」

友子「私は軽い女じゃないから」

流星「・・・」

友子「そんな目で見ないでよ」

流星「・・・」

友子「知らないよ私」

流星「・・・」

橘「流星!流星は居るか!」

流星「チッ」

橘「大変なんだ!」

流星「金なら貸さんぞ」

橘「違う!」

流星「何だよ」

橘「良いだろう・・・話そう・・・」



ブレイド「ウェーイ!」

ギャレン「やめろ!剣崎!」

レンゲル「何封印解いてるんですか!」

ブレイド「ウェーイ!ウェーイ!」

ギャレン「あっ!俺のカードまで!」

ブレイド「ウェーーーーーーーーーーーイ」



橘「というわけだ」

流星「封印解きやがったのか」

橘「頼むよ流星。手伝ってくれ」

流星「めんどくせえ・・・」
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/16(土) 01:18:10.09 ID:tBG/XzbD0
流星「何で俺に頼むんだ。いつも」

橘「数少ない友達だから」

流星「名護とか矢車とかに頼めよ」

橘「名護は今フランスに居る」

流星「・・・何考えてるんだあいつ」

橘「矢車も消息不明だ」

友子「・・・」

流星「仕方ないな。行くぞ橘」

橘「いい奴だ・・・本当にいい奴だ」

流星「ちょっと待ってろ準備するから」

橘「はい」



友子「本当に行くの?」

流星「いつまでも居そうだからねあいつ」

友子「危ない気がする」

流星「俺ってば仮面ライダーだからね」

友子「でも」

流星「心配するなよ」

友子「うん・・・」

流星「一緒に来る?」

友子「いい。私が行くと足引っ張りそうだから」

流星「それがいいかもね」

橘「早く行くぞ!」

流星「うるせえ!モズク男!」

橘「・・・」

友子「流星さん!」

流星「ん?」

友子「行ってらっしゃい」

流星「行ってくるよ」

友子「帰って来るまで私ここで待ってるから」

流星「戸締りしてちゃんと君の両親に連絡入れとけよ」

友子「うん」

橘「行くぞ!」

流星「ちょっと黙ってろよ」

橘「・・・」
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/16(土) 01:36:55.57 ID:tBG/XzbD0
賢吾「如月の家でゴロゴロするのが日課になって来たな」

弦太朗「休みって言っても暇だしよ・・・」

「弦太朗!」

ユウキ「お客さんだ。ちょっと待っててくださいね」

弦太朗「誰だろな」

ユウキ「あっ!」

烈「久しぶり」

弦太朗「一条寺さんじゃないっすか!」

賢吾「どうした?」

烈「ちょっとな」

弦太朗「また事件っすね」

烈「君たちの友達にギャレンってのが居るだろ?」

ユウキ「居ますよ。すっごくおバカで!」

弦太朗「ド天然の」

賢吾「食い意地のはった奴が」

弦太朗「あいつ何かしたんすか?」

烈「その前にちょっと話をしようか」

弦太朗「おう」

烈「かつて獣星帝国マクーにサンドルバと言う男が居た」

賢吾「ドン・ホラーの息子か」

ユウキ「物知りだよね賢吾くんって」

烈「そのサンドルバが蘇ったと言う噂を俺はシャリバンから報告を受けた」

弦太朗「それで」

烈「蘇ったサンドルバは俺を狙い何故か地球へとやって来た。不思議だろ」

ユウキ「はい」

烈「どうやら生き返ったサンドルバはギャバンとギャレンを一字間違えて地球へと来たみたいなんだ」

賢吾「アホだ・・・相当アホだ」

弦太朗「橘の奴があぶねぇじゃねぇっすか」

烈「俺の調べによるとサンドルバは剣崎と言う男を洗脳しアンデッドの封印を解き」

賢吾「なるほどあんたが封印したと思い込んでるサンドルバはそれを解いて」

烈「俺を倒す兵隊をかき集めてるみたいなんだ」

弦太朗「どこに居るかわからねぇんすか?」

烈「サッパリだ」

ユウキ「サッパリだって。どうしようか?」

弦太朗「やるっきゃねぇよ!ユウキ!」

ユウキ「そうだね!」

烈「また迷惑をかけてしまったな」

弦太朗「何言ってんすか!俺たちはもうダチっすよ!マブダチっすよ!」

ユウキ「遠慮しないでください!」

烈「・・・頼もしい奴らだ。君たちは」
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/16(土) 01:53:30.41 ID:tBG/XzbD0
弦太朗「行こうぜ烈さん」

烈「おう!」

ユウキ「あっ美羽先輩だ」

賢吾「JKも居る」

ユウキ「何してるんですか?」

美羽「バイトよ。バイト」

ユウキ「頑張ってくださいね。私たちも今から」

賢吾「お前は何してんだ?」

JK「ジョギングっすよ」

弦太朗「美羽はバイトにJKは鍛えてんのか」

ユウキ「二人とも頑張って!」

賢吾「また明日」

烈「元気だな君たちは」

弦太朗「若いっすからね俺たち」

JK「一条寺さんっすね」

美羽「そうね・・・あっ!時間が」

JK「俺も走らなきゃ」



橘「友子ちゃん涙目だったな」

流星「ああ」

橘「腹減ったな・・・」

流星「知らんよ」

橘「一度お前の家に・・・」

流星「ふざけるな!」

大文字「橘さん!」

橘「隼!」

流星「ホァチャァッ!」

大文字「うぎゃっ!」

橘「おい!」

流星「うるせぇのは二人もいらないんだよ」

橘「隼!おい!」

流星「俺は絶対に帰らなきゃならんのだ」

橘「隼はどうするんだ」

流星「捨てておけ」

橘「で、でも」

流星「俺にとっては大文字の命より友子との約束の方が重いんだよ」

橘「・・・悪いな隼」

大文字「」

流星「行くぜ橘」

橘「お、おう」
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/16(土) 22:37:25.35 ID:iPRN5ZE50
弦太朗「おい流星!」

賢吾「開けろ馬鹿!」

ユウキ「やめなよ二人とも」

友子「はい」

烈「ちょっと集合」

弦太朗「何で友子がいんだよ」

烈「同棲じゃないか。最近の学生は早いから」

賢吾「有り得る話だ。最近の朔田ときたら・・・」

ユウキ「どうして友子ちゃんが?」

友子「留守を預かって」

弦太朗「あいつどこか行ったのか?」

友子「橘さんと」

賢吾「ギャレンの奴です。一条寺さん」

烈「どうやら彼らも動き出したようだな弦太朗」

弦太朗「行こうぜユウキ、賢吾」

賢吾「野座間も行くぞ」

友子「私はいい・・・」

ユウキ「どうして?」

友子「流星さんが帰ってくるまで待っていたいから」

烈「羨ましいな」

弦太朗「おい!烈さんよぉ・・・ロリコンかよ」

烈「違うわ!いい嫁さんになるよ彼女は」

ユウキ「良かったね友子ちゃん!」

烈「俺なんて妻の尻に敷かれて・・・」

賢吾「もういいから」

弦太朗「ぜってぇに流星と戻ってくるからな」

ユウキ「安心しててね」

友子「はい」

賢吾「・・・」

烈「どうした?」

賢吾「・・・」

弦太朗「おい賢吾」

賢吾「・・・」

ユウキ「おーい」

賢吾「野座間が凄くいい女に見える・・・何だろう」

烈「こいつはいつもこんな調子なのか弦太朗?」

弦太朗「ムッツリなんすよ」

賢吾「・・・惚れた」

ユウキ「えっ?」

賢吾「何でもない・・・何でも・・・」
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/17(日) 00:12:37.97 ID:R0tOd+840
流星「おい!」

橘「・・・」

流星「聞いてんのかよ!」

橘「あ、ああ」

流星「食いすぎなんだよ」

橘「適量だ」

流星「食いすぎなんだよ」

橘「・・・いいだろ別に」

流星「危機感ってのはねぇのかよ」

橘「あるよ」

流星「嘘付け」

橘「・・・」

流星「行くぞ」

橘「待て流星」

流星「何だよ?」

橘「金が足りない・・・」

流星「この糞バカが・・・」



橘「また返すよ」

流星「返せよ」

橘「ああ」

流星「ならこれ」

橘「何だこれは?」

流星「いいからサインしろ」

橘「仕方があるまい」



流星「弦太朗たちにも手伝ってもらうか」

橘「最初からそうすればよかったろ」

流星「俺に命令するな」

橘「・・・」

流星「っていうか敵の居場所」

橘「知らん」

流星「役にたたねぇ奴だなお前」

橘「うるさい!」

流星「チッ」

橘「・・・」

流星「行くぞ」

橘「弦太朗の家だな」

流星「ああ」

橘「弦太朗が居れば鬼に金棒だ」
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/17(日) 01:44:31.74 ID:R0tOd+840
弦太朗「賢吾」

賢吾「・・・」

弦太朗「おい」

賢吾「あっ」

ユウキ「どうしたの?」

賢吾「べ、別に・・・」

烈「具合でも悪いのか?」

賢吾「違う」

弦太朗「?」

ユウキ「?」

賢吾「帰ったら野座間で一発抜こうと思ってたが・・・」

弦太朗「早く流星たちと合流しようぜ」

ユウキ「うん」

賢吾「決めた!」

弦太朗「どうした?」

賢吾「帰る」

弦太朗「は?」

賢吾「すまんな如月、ユウキ、一条寺さん」

烈「お、おい」

ユウキ「どうしちゃったんだろ賢吾くん」

弦太朗「わからねぇ」

賢吾「待ってろよ!野座間!」



流星「弦太朗」

橘「留守みたいだな」

流星「お前が食ってばかりいるからだろ」

橘「腹が減っては戦はできん」

流星「それがどうした」

橘「いや・・・何でもない」

流星「・・・」

橘「どうした?」

流星「猛烈に嫌な予感がする・・・」

橘「腹減ったのか?ほら」

流星「・・・」



賢吾「野座間!野座間!」

友子「賢吾先輩?」

賢吾「ちょっと来てよ!」

友子「えっ?」

賢吾「いいから!」
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/17(日) 22:30:05.98 ID:kGCcuLO80
弦太朗「烈さん。ほら」

烈「何だあれは」

ユウキ「アンデッドだよ!」

弦太朗「行ってみようぜ」

烈「よし」



流星「おい橘」

橘「ん?」

流星「アンデッドの群れが」

橘「来たな!」

流星「行くぞ橘」



サンドルバ「ギャバンが封印したと言うアンデッド・・・フフ」

烈「待て!サンドルバ」

サンドルバ「そ、その声は!」

烈「久しぶりだな」

サンドルバ「よくここがわかったな」

弦太朗「そいつらに付いて行ったら出くわしたんだ」

流星「おっ弦太朗だ」

橘「偶然にも」

烈「サンドルバ」

サンドルバ「何だ」

烈「そんな化け物。俺は封印してないから」

橘「そうだぞ!ふざけるな」

弦太朗「てめえは間違ってんだ」

流星「ギャレンとギャバンをな!」

サンドルバ「まさか・・・」

烈「母親が居ないとからっきしダメだなお前」

サンドルバ「うるさい!」

烈「今一度・・・地獄に送り返してやる」

サンドルバ「勝負だ!ギャバン」

烈「蒸着!!」



弦太朗「さっさと片付けようぜ」

流星「ああ」

橘「倒したら消し飛ばしたりするなよ!」

弦太朗「うるせぇな・・・」

流星「感謝しろよ橘」

橘「行け!弦太朗!流星!」

ユウキ「頑張ってね二人とも」
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/17(日) 22:54:58.59 ID:kGCcuLO80
ギャバン「迷惑をかけたな」

弦太朗「ダチっすから。俺たちは」

流星「一文字違うだけで大変だな」

ユウキ「何してるんだろ」

橘「カードを振り分けてるんだ」

流星「こいつはほっておいて」

弦太朗「またな」

ギャバン「ああ」



流星「珍しく賢吾が居ないな」

弦太朗「帰っちまってよ」

ユウキ「具合悪そうだったの」

友子「あっ!」

流星「友子ちゃん!」

弦太朗「流星。帰ってきたぜ」

友子「それより」

流星「それよりって・・・酷い!」

友子「賢吾先輩が発作で」

弦太朗「またかよ」

流星「何で賢吾が君と」

友子「流星さんの家に居たら急に来て」

ユウキ「大変だ!」

弦太朗「仕方のねぇ奴だぜ」

流星「賢吾に鞍替えするつもりか!」

友子「そういうわけじゃない」
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/17(日) 23:45:21.23 ID:kGCcuLO80
賢吾「・・・」

弦太朗「元気ねぇなお前」

流星「何かあったのか」

賢吾「いいや」

弦太朗「言えよ」

名護「入るぞ」

賢吾「何にもないって」

弦太朗「言え!」

流星「言うんだ!」

名護「俺の話を聞きなさい」

JK「嫌がってるっすよ」

ユウキ「やめなよ二人とも」

名護「聞きなさい!」

賢吾「言えるわけない・・・」

名護「無視するな」

賢吾「特に朔田には」

名護「・・・・・」
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/18(月) 05:32:07.46 ID:RyZ+1d5p0
弦太朗「てめえ居たのか」

名護「何だ!その言い方は」

流星「チッ」

名護「舌打ちはやめなさい」

弦太朗「何か用でもあるのかよ」

名護「よく聞いてくれたな弦太朗くん。これを見なさい」

弦太朗「何だこれ」

名護「戦隊だ」

賢吾「わかったから。もう帰れ」

名護「やめなさい!そういう目で見るのは」

ユウキ「よく解らないよ。名護さん」

名護「毎年色々な戦隊が現れているが今年は居ない」

友子「ゴーバスターズ・・・」

名護「黙れ!彼らは何かそれっぽいとこに居るだろ!」

友子「・・・」

流星「帰ろうか。病院紹介してやるから」

名護「やめろ!俺は正常だ!」

流星「はいはい」

弦太朗「・・・」

ユウキ「どこ行くの?弦ちゃん」

弦太朗「帰る。ムカつくんだよあいつ」

ユウキ「うん。また明日ね」

名護「俺とチームを組みなさい。名は・・・未定だ」

流星「恥ずかしくないのお前」

名護「俺は正しい。恥ずかしさなど微塵にも無い!」

ユウキ「どうしよう賢吾くん」

賢吾「野座間もいいがユウキも捨てがたいな・・・」

流星「ていうか何だよこのコスチュームは」

名護「凄いだろ」

流星「全身タイツだろ・・・全身タイツか・・・」

賢吾「全身タイツか。ほぼ裸だよな・・・」

名護「どうだユウキちゃん友子ちゃん」

ユウキ「ええーっ」

流星「俺やるよ。そうだろ賢吾!」

賢吾「ああ」

名護「礼は言わんぞ。さっさと着替えなさい!」

ユウキ「本当にやるの?」

賢吾「乳首・・・乳首・・・」

友子「ねえ流星さん」

流星「割れ目・・・割れ目・・・」
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/18(月) 22:14:48.80 ID:p02XNoGc0
賢吾「朔田」

流星「賢吾」

賢吾「久しぶりに意見が合いそうだな」

流星「全身タイツだぜ」

賢吾「乳首くっきり割れ目もくっきり」

流星「ヒッヒッヒ」

名護「何の話をしてるんだ。言いなさい」

賢吾「作戦会議だ」

名護「いい心がけだ」

流星「っていうか何でこんなバカげた遊びを考えたんだ」

名護「ライダーの時代は終わったんだ」

流星「は?」

賢吾「相変わらず頭悪いな」

名護「黙れ!いいか世はスーパー戦隊を求めている」

流星「・・・」

賢吾「・・・」

名護「つまり俺たちは新しい戦隊だ。わかるな」

流星「何となく」

賢吾「何となくな」

名護「なら素早く着替えなさい!」

流星「・・・名護」

名護「何だ。疑問があるなら俺にぶつけなさい」

流星「何でお前は青なんだ」

名護「イメージカラーだ」

賢吾「ふぅ・・・やれやれ」

名護「名護と言えば青。啓介と言えば白だ」

流星「で?」

名護「物覚えの悪い奴だ。俺は名護啓介だ」

流星「だから何だよ」

名護「つまり俺は名護啓介って事だ」

流星「ウザさにおいては橘以上だよお前」

賢吾「矢車や草加の方がまだマシだ」

名護「俺をもっと褒めなさい」

流星「俺は赤なんだ」

賢吾「緑・・・」

名護「モタモタするな!」

流星「これ終わったらこいつは殺そう」

賢吾「それがいい」

名護「早くしなさい!」

流星「うるせぇな・・・」
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/18(月) 22:43:17.26 ID:p02XNoGc0
名護「みんな着替えたな」

流星「うひょおおおおおおおおおおおおおおおお」

友子「なに?」

賢吾「ハァハァ・・・」

ユウキ「どうしたの賢吾くん?」

名護「圧巻だろ」

JK「・・・」

名護「久しぶりだな。まあゆっくりしなさい」

JK「なんっすか・・・それは」

名護「定員は5人までだ。残念だが見学してなさい」

JK「はあ」

流星「もう気がすんだろ?」

名護「まだだ」

ユウキ「どうするの?名護さん」

友子「帰りたい」

名護「パトロールだ」

流星「もういいだろボケ」

賢吾「死ね」

名護「付いてきなさい!」

ユウキ「待ってよ名護さん」

賢吾「いい尻だ・・・」

友子「どうしたの流星さん?」

流星「ンフッ」

友子「キモい」
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/19(火) 00:24:14.12 ID:i7lHf0Gg0
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/19(火) 00:49:25.64 ID:i7lHf0Gg0
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/19(火) 01:21:46.16 ID:r3L9NMHDO
終わったんだ


人も居なくなったしいいんじゃない
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/06/19(火) 06:14:05.63 ID:0I4kBJwb0
何気に楽しみにしてたけど、終わっちゃうのか。
面白かった。おつ!
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/19(火) 12:20:43.46 ID:yDGj1xZx0
一時的にね
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/19(火) 19:32:46.53 ID:gf4PkI2O0
士「ここがフォーゼの世界か」

弦太朗「邪魔だどけ」

士「・・・乱暴の奴だな」

ユウキ「待ってよ弦ちゃん!」

士「・・・」



賢吾「・・・」

流星「・・・」

ユウキ「転校生が来るみたいだよ」

弦太朗「どんな野郎だろ」

流星「どうせ・・・」

賢吾「変わり者だろうよ」



士「門矢士だ」

賢吾「ほら見ろ」

流星「案の定変な奴だ」

士「何だよ一人だけ・・・何で学ランなんだよ・・・」

弦太朗「俺、如月弦太朗よろしく」

士「ああ」

ユウキ「よろしくね」

士「ああ」

賢吾「無愛想だ」

流星「無愛想だな」



弦太朗「おい士」

士「ふん」

弦太朗「無視すんなよ!おい」

ユウキ「待ってよ士くん」

士「付いてくんな」

賢吾「ムカつく奴だ」

流星「ああ」

士「馴れ馴れしい奴だ・・・」

弦太朗「ダチになろうぜ」

士「嫌だ」

弦太朗「遠慮すんな!」

士「断る」

弦太朗「てめえ・・・人が下手にでてりゃ」

ユウキ「喧嘩はダメだよ弦ちゃん」

弦太朗「チッ」

士「ふっ」
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/20(水) 08:21:49.92 ID:/JkaJt8Jo
新章はじまた
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/22(金) 01:50:13.61 ID:WtmW1QfM0
フォーゼ「オラオラオラオラァッ!」

賢吾「今日もまた一匹と」

流星「久しぶりのゾディアーツって感じだな」

士「あいつがフォーゼか」

ユウキ「そうだよ。よく知ってるね!」

士「俺も仮面ライダーって奴だから」

弦太朗「何だてめえもライダーなのかよ。へえー」

流星「何て名前よ」

士「・・・ディケイド」

賢吾「何だディケイドか」

流星「そういえば門矢士って名前だったな。お前」

士「ここにも用は無さそうだ・・・」

ユウキ「どこ行くの?」

士「お前には関係無い」



士「次はどこだろうな」

弦太朗「待てよ士」

士「またお前か。しつこい奴だな」

流星「どこへ行くんだ」

士「関係無いだろ。あっちに行け」

弦太朗「面白うそうだしよ。俺たちも行くぜ」

士「ふざけるな!これは遊びじゃ」

弦太朗「なら俺と勝負しろ。そんで勝ったら連れてけ」

士「・・・」



流星「大変な事になったね」

友子「触るな。やめろ」

流星「ヒヒヒ」

賢吾「頑張れよ如月。いい暇つぶしだ」

フォーゼ「やるじゃねえか」

ディケイド「お前」

フォーゼ「お前がどこの誰だか知らねぇけどな!」

ディケイド「こ、この」

フォーゼ「俺も手伝ってやるぜ」

流星「そう暇なのだ俺たちは」

賢吾「気晴らしにどこかに行きたいんだ」

ディケイド「何て奴らだ・・・こいつら」

フォーゼ「ほら。みんな行きたいって言ってるんだ」

ユウキ「お願い士くん」

ディケイド「好きにしろ。どうなっても知らんからな俺は」
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/23(土) 23:49:09.84 ID:vLTVBvJu0
弦太朗「何だここ」

ユウキ「うわーっ」

流星「写真館・・・古臭いの」

賢吾「何だよ。このカメラ。こんな写真館近所に無いぞ」

士「おい触るな。俺にも自分が何者なのか解らないんだ」

弦太朗「記憶喪失ってやつか」

士「ただ世界を巡ってそのライダーと出会えとか何とか」

賢吾「こいつ病気なんじゃないの」

流星「妄想だろうな。んなことできるわけ」

士「来たか」

ユウキ「なあに?これは」

士「俺にもわからん。フォーゼの世界の時にも同じように」

友子「これってガイアメモリ?」

弦太朗「行こうぜ。お前の記憶探しに」

ユウキ「ほら早く」

士「・・・」



士「Wの世界」

弦太朗「翔太郎さんたち居んのかな?」

ユウキ「わかんない」

士「おい。あんまりウロウロすんなよ」

弦太朗「うるせぇな。俺に命令すんなよ殺すぞ」

士「言っとくけどお前たちの」

ユウキ「見てよ弦ちゃん!何か居るよ」

弦太朗「行ってみようぜ」

士「だから待てよ。何だってんだ畜生」

流星「俺たちは留守番しておこう。友子ちゃん」

友子「珍しい物ばかり」

賢吾「おっと」

流星「あーあ。壊しちゃったよ」

賢吾「・・・捨てておこう」

流星「それがいいな。おっ高値で売れそうな物が」

友子「はあ・・・」



弦太朗「おい士。見てみろよ翔太郎さんだぜ」

ユウキ「いつもと違って真っ赤だね。どうしてだろ?」

ヒート「うおりゃああああああああああああああああ」

士「あれはお前たちの知ってるWでは無い。似て非なる物」

弦太朗「ふーん」

ユウキ「そうなんだ」
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/06/24(日) 00:49:27.43 ID:XZ8rjbqE0
珍しく続きがなかなかこないな……
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/24(日) 23:52:11.26 ID:A+MQDvdx0
弦太朗「おっす!」

ヒート「・・・誰だてめえ」

士「通り」

ユウキ「通りすがりの仮面ライダー部だよ」

士「・・・」

ヒート「は?仮面ライダーなの?君ら」



ショウタロウ「俺はショウタロウ」

弦太朗「お前も探偵か」

ショウタロウ「探偵?ちげぇよ。俺は漫画家だ」

ユウキ「探偵じゃないの?」

士「何でも言うが違うからな。いい加減に覚えろよ」

弦太朗「漫画家でライダーかよ。変わってんな」

ショウタロウ「俺ぐらいだろうよ」

ユウキ「どんな漫画描いてるの?」

ショウタロウ「・・・」

士「どうした」

ショウタロウ「打ち切られてんだよ3回も・・・」

士「くだらんな。行くぞ如月」

弦太朗「待てよ士。空気の読めねぇ奴だな」

士「・・・腹立つな。こいつは」



ショウタロウ「漫画は売れねぇしよ・・・」

ユウキ「可哀想・・・」

弦太朗「あれ?士は」

ユウキ「どっか行っちゃったよ。探してこようか」

弦太朗「あの手のタイプはすぐに単独行動しやがるからな」

ショウタロウ「あの無愛想なのもライダーなのか」

弦太朗「そうだぜ」

ショウタロウ「俺も漫画家やめてライダー一本に絞ろうかな」

弦太朗「お前なんでライダーになったんだ」

ショウタロウ「わからねぇよ。ただ近所に住んでた親父さんが死ぬ間際にくれたんだ」

弦太朗「へえー。すげぇ親父さんだな」

ショウタロウ「変なおっさんだったけどな」
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/25(月) 01:26:51.05 ID:MErZbbT10
賢吾「朔田・・・寝てるのか」

友子「持たれるな」

流星「zzz」

賢吾「離れればいいだろ」

友子「それが・・・」

流星「zzz・・・」

賢吾「なるほど野座間が離れても近寄ってくるのか」

流星「・・・!」

賢吾「急に飛び起きるなよ・・・ビックリした」

流星「・・・」

友子「なに?」

流星「凄く嫌な夢を見た・・・」

賢吾「どんなの?」

流星「ヴァルゴがおっさんだった・・・」

賢吾「それは無い。あれがおっさんだったら腹切ってるよ俺」

流星「俺もだ。俺の予想じゃ美人だと思うのに」

賢吾「いい女だといいな。ヒヒヒ」

流星「さてともう一眠りするか。友子ちゃん膝」

友子「嫌。っていうかこんな所で寝ないでよ」

流星「・・・」

友子「どうしたの?」

流星「別に・・・何でもないよ」

友子「?」

流星「友子ちゃん」

友子「今度はなに?」

流星「俺から離れるな絶対に」

友子「寝たいなら別の場所で寝ればいいのに」

流星「膝じゃなくて肉体的にも精神的にも俺から離れるなよ」

友子「う、うん」

賢吾「・・・如月のとこ行ってこよ」



ユウキ「待ってよ士くん」

士「如月のとこにでも居ろよ」

ユウキ「どこ行くの?」

士「この世界に俺が何なのかがわかる手がかりをな」

ユウキ「大変だね」

士「大変に決まってるだろ。ほら如月のところに」

ユウキ「私も探そ」

士「はあ・・・」

658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/25(月) 02:08:44.48 ID:H9YBoAsDO
のざまぇ……
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/06/25(月) 03:52:52.64 ID:bZCPmQNUo
ヴァルゴ=江本
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/25(月) 22:33:46.73 ID:Mr99QS5S0
弦太朗「それ何だ」

ショウタロウ「これか?知らん。朝起きてたらくっ付いてた」

賢吾「如月」

弦太朗「いい所に来たな賢吾」

ショウタロウ「お前の友達か?」

弦太朗「頭良いんだぜ」

賢吾「これ・・・」

ショウタロウ「新型の時計か何かだろ?」

賢吾「爆弾・・・時限爆弾だ!」

弦太朗「冗談はやめろよ賢吾」

賢吾「・・・マジだ」

ショウタロウ「嘘だろ!?」



弦太朗「ぶっ壊そうぜ」

ショウタロウ「それがいいな」

賢吾「よせ吹っ飛ぶぞ。何でこんなの付けられたんだ」

ショウタロウ「昨日の晩・・・ドーパントとやり合ってな」

賢吾「・・・」

ショウタロウ「派手にやられた」

弦太朗「やられたのかよ」

ショウタロウ「そんで起きたらこれもんよ。ハハハ」

弦太朗「笑い事じゃねぇだろ!」



ユウキ「どこだろうな?」

士「おい動くな」

ユウキ「えっ?」

士「あれ」

ユウキ「うわっ!」

士「ドーパントだ・・・何だこの数は」

コマンダー「誰だ!」

士「喋るなよ・・・ユウキ」

ユウキ「う、うん」

コマンダー「・・・気のせいか。処刑の時間だ。方々に散れ!」

士「処刑・・・?」

ユウキ「どういう事なの?ねえ士くん」

士「わからん」
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/26(火) 19:19:40.79 ID:WLsrm/dc0
ディケイド「待て!」

コマンダー「誰だお前は」

ディケイド「通りす」

ユウキ「通りすがりの仮面ライダー部だよ!」

ディケイド「・・・」

コマンダー「仮面ライダー?あの偽善者のお仲間か」

ディケイド「・・・お前の言う偽善者ってもしかしてあれか」

コマンダー「あの赤い奴だ」

ディケイド「生憎だが俺は奴の味方では無い!勘違いするな」

ユウキ「頑張れー士くん!」




ショウタロウ「どうすんの俺!」

弦太朗「どうするんだよ賢吾」

賢吾「・・・」

ショウタロウ「この若さでくたばるとは・・・何てこった」

賢吾「そのドーパントを探せばいいだろ」

弦太朗「さすが賢吾だぜ」

ショウタロウ「この街は俺の庭のようなものだ。楽勝よ!」



コマンダー「立てよ」

ファイズ「ちっ・・・急にパワーが上がった・・・」

ユウキ「凄いね。見た目が変わるんだ士くんも」

ディケイド「・・・感心してる場合じゃないだろ!逃げろよお前は」

ユウキ「逃げないよ。大丈夫!きっと弦ちゃんが来てくれるよ!!」

ディケイド「あいつが・・・」

ユウキ「うん」

コマンダー「私はこの街の処刑人。ライダーなんぞ2人もいらない

ディケイド「知らんな。そんなこと」

コマンダー「ならば死ね!」



ショウタロウ「やべぇよ」

弦太朗「あと30分ぐれぇだろ」

賢吾「お前の庭なんだろ!しっかりしろよ!」

ショウタロウ「んなこと言われても」

弦太朗「おっとブルった。もしもし・・・何だユウキか」

ショウタロウ「どうすんだよ俺!」

弦太朗「士が!?」

賢吾「どうした」

弦太朗「士がドーパントとやり合ってるらしいぜ」

ショウタロウ「そいつが俺の探してる奴かも」
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/26(火) 22:10:22.68 ID:WLsrm/dc0
フォーゼ「来たやったぜユウキ!」

ヒート「やっぱりお前か!」

賢吾「おい。あと5分だぞ」

ヒート「わかってらぁ!」

コマンダー「出たかこの街を守る偽善者が」

ヒート「誰が偽善者だ!」

コマンダー「悪を殺さす痛めつけ警察へ渡す。正義とは言えん!」

ユウキ「気をつけた方がいいよ弦ちゃん」

フォーゼ「どうして」

ユウキ「あの人。何か」

ディケイド「重火器のようなドーパントだ如月」

フォーゼ「だとよショウタロウ」

ヒート「上等だ!昨晩の方を付けてやるぜ!!」

コマンダー「ふふふ」

ヒート「うおおおおおおおおおおおおお」

コマンダー「こうして逃げれば爆死するのだが」

ヒート「その前にお前をやる」

コマンダー「これが力の差だ!」

ヒート「うっ」

コマンダー「今までお前が戦ってきたドーパントとは格が違うんだよ」

賢吾「あと1分」

フォーゼ「どうすんだよ!」

ディケイド「やれやれ。おいショウタロウ」

ヒート「うるせぇ!あっち行ってろ」

ディケイド「そうはいかん」

ヒート「おい!何してんだ!!」

ディケイド「痛いけど我慢しろよ」

フォーゼ「何だよそれ!」

ユウキ「ショウタロウくんが」

賢吾「棒になった・・・」

ディケイド「あと30秒。一撃で決着をつける」

ヒート「おい!どうなってんだこれは!?」

ディケイド「うるさい」

コマンダー「面白い。来い偽善者集団」

ディケイド「処刑人か何かは知らんが・・・」

コマンダー「消え失せろ!!」

ディケイド「脳天に風穴を開ける!」

コマンダー「くたばれええええええええええええ」

ディケイド「終わりだ!哀れな処刑人よ!!」

フォーゼ「ぶち込め!」
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/26(火) 23:19:58.22 ID:WLsrm/dc0
士「どうだ」

ショウタロウ「死ぬかと思った」

弦太朗「爆弾も解除されてるぜ」

ユウキ「そういえば友子ちゃんと流星くんは?」

賢吾「朔田は寝てる。野座間は一緒に居る」

弦太朗「次行こうぜ士」

士「ああ」

ショウタロウ「おい!どこ行くんだよ」

弦太朗「次の世界だっけ」

士「そうだ。お別れだ」



流星「来た来た」

弦太朗「何やってたんだよ」

流星「寝てた」

士「呑気なもんだ」

流星「なんだって!?」

士「・・・」

流星「こいつムカつく」

友子「流星さんも挑発しなくていいのに」

弦太朗「次はどこだろうな」

ユウキ「電王とか?」

賢吾「俺はどこでもいい」

ショウタロウ「俺も」

賢吾「・・・」

士「何でお前」

ショウタロウ「俺も連れてけ」

流星「誰」

弦太朗「ああショウタロウ」

ショウタロウ「お前たちに付いてったらいいネタ拾えそうだし」

ユウキ「士くん」

士「もう好きにしてくれ・・・どうでもいい」

ショウタロウ「超好みのタイプなんだけど!」

友子「ど、どうも」

流星「触んな馬鹿!死ね無精髭」

ショウタロウ「んだと!てめえ!!」

弦太朗「早速流星と仲良くなったか!どっちもやれやれ!」

士「・・・」

賢吾「頑張れよ門矢」

ユウキ「そうだよ士くん」

士「馬鹿がもう一匹増えた・・・」
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/27(水) 23:03:59.87 ID:Q+nokJLk0
弦太朗「今度はどこだよ。なあ」

士「うるさい。ちょっと黙ってろよ」

「ウェーイウェーイウェーイ」

「ウェーイウェーイウェーイ」

「ウェーイウェーイウェーイ」

ユウキ「みんな同じ言葉で喋ってるね」

流星「げっ」

賢吾「どうした朔田」

友子「・・・」

ショウタロウ「どうしたの友子ちゃんよ」

流星「おいコラ。気安く話しかけんじゃないよ」

ショウタロウ「何だお前はこの」

友子「この声は剣崎さんだ」

弦太朗「言われてみればそうだな」

ユウキ「うん」

橘「おい!やめろ!!やめるんだ!」

弦太朗「橘だぜ!ユウキ!」

ユウキ「うわ!本当だ」

賢吾「どこの世界でも橘は全く変わらんな」

橘「た、助けてくれー」

士「仕方がない。待ってろ」



橘「助かったよ」

流星「おい橘。何で襲われてたんだよ」

橘「初対面の相手に失礼だな!」

士「どうでもいいだろ。それで?何なんだ」

橘「俺の仲間に剣崎カズマと言う男が居たんだ」

ショウタロウ「なるほどなるほど・・・」

友子「何かメモ取ってる」

橘「その剣崎が・・・剣崎が・・・」

弦太朗「早く言え」

橘「アンデッドに乗っ取られてしまったんだよ!」

士「まためんどくさいな」

弦太朗「ったく剣崎の奴だけは」

賢吾「どこでも同じだな」

弦太朗「流星。行ってやれよ」

流星「うん。行くわ。おい行くぞ橘」

橘「すまない・・・すまない・・・」

友子「私も」

士「やれやれだ」
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/29(金) 01:41:03.36 ID:73ScCnyw0
橘「なあ流星よ」

流星「初対面のくせに下の名で呼ぶなボケ!」

橘「すまん」

士「何だ言ってみろ」

橘「大人数で行った方がいいんじゃないか?」

士「見知らぬ世界だ。ゾロゾロ大人数で行くのは不味い」

流星「それに俺はあの新入りが嫌いだ。そうだろ友子ちゃん」

友子「流星さんで慣れてるから私は」

流星「酷い!何て言い方をするんだ君は!!」

友子「流星さんも十分うざいからね」

士「よくこんなのとつるんで居られるな」

友子「慣れです。それに流星さんは私が居ないと変な行動するから」

流星「愛だよ愛。わかるな士」

士「・・・如月よりこいつの方が若干うざい」

橘「無駄口を叩くんじゃない!!」

流星「うるせぇな殴るぞ」

橘「か、門矢」

士「邪魔」

橘「と、友子・・・」

友子「やめなよ流星さんも士さんも」

流星「友子ちゃんは俺よりこいつの味方をするのか!」

友子「可哀想でしょこの人」

流星「チッ」

士「喧嘩するな。橘どっちだ」

橘「あっち」

士「・・・行き止まりだぞ」

橘「こっち」

士「・・・帰り道だ」

橘「どっちだったか・・・そっちは」

士「もういい!ふざけるな!!しっかりしろよ」

橘「忘れてしまったんだからしかたがないだろうが!」

士「どうしようもないアホだ」

流星「アホ」

橘「うるさい」

士「友子。お前は帰った方がいいぞ」

橘「危ないからなマジで」

友子「いいです」

士「そうか」

橘「本当に?」

友子「はい」
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/06/29(金) 02:06:28.31 ID:73ScCnyw0
士「言っとくがどうなっても知らんからな」

友子「はい」

流星「心配するな俺が守るから」

友子「ほらこう言ってますんで」

橘「信用できるのか?」

流星「余計なこと言ってんじゃねぇよ」

橘「すまん」

士「・・・」

流星「文句ないだろ士」

士「ああ」

流星「本当に?」

士「しつこい」

橘「大丈夫なの流星って」

友子「普段はあんな感じですけどやる時はやる人です」

橘「あれが・・・」

友子「あれがです」

流星「おい士」

士「触るな」

友子「それに離れるなって」

橘「やるタイプなのか・・・あいつ」

友子「流星さんですからね」

流星「そう。俺はやる時はやるよ。マジで」

橘「・・・」

流星「俺から離れるんじゃないぞ」

友子「うん」

士「ところで橘よ」

橘「何だ」

士「剣崎は強いのか」

橘「強いよ。凄く」

士「・・・」

橘「俺の分のアンデッドまで封印してくれるから」

士「・・・は?」

橘「俺はすごくに負けるから!剣崎やムツキが」

士「お前帰れ」

橘「少しは役に立つ」

士「無理だ帰れ」

橘「そういう言い方はやめろ。傷つくから」

士「ダメだ。こいつは」

橘「大丈夫大丈夫」

士「・・・」
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/07/02(月) 22:08:15.18 ID:hZ2Jjs9H0
ブレイド「・・・」

橘「ほら見ろよ」

士「・・・」

橘「剣崎な」

流星「見ればわかる」

橘「よし」



ディケイド「仮面ライダー剣」

ブレイド「ダレダオマエハ」

流星「しゃ・・・喋った!!」

友子「喋れるんだ・・・あの人」

ディケイド「通りす」

ギャレン「おい!剣崎俺だ!!」

ブレイド「ダディアナサン。マタヤレニキタノカ」

ディケイド「・・・」

ギャレン「お前を支配しているキングから救いに来たんだ!!」

流星「そうだ!そうだ!」

友子「何で変身しないの?」

流星「できないんだ!何か知らないけど」

ディケイド「・・・如月やショウタロウを連れてこればよかった・・・」

流星「ホアチャァッ!!」

友子「あっ」

流星「・・・生身でも強いよ俺」

ギャレン「うわあああああああああああああああああああああ」

ディケイド「アンデッドの数はざっと40そこそこか・・・ならば」

カブト「クロックアップ」

流星「ほら立てよ橘」

ギャレン「すまん・・・」

カブト「何をしてるんだ。行け」

流星「お前の手で戻せよ剣崎を」

ギャレン「無理!無理だろさすがに」

流星「行け!」

ギャレン「わかったよ・・・行けばいいんだろ・・・」

流星「本気を出せよ橘。俺の世界の橘はやる時はやる男だ・・・アホだけど」

ギャレン「頑張ってみる」

カブト「どいてろ朔田」

流星「俺にもカッコつけさせろ!」

カブト「何でお前達はそうやって」

友子「おバカなんです。この人」

カブト「・・・もういい」
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/07/02(月) 22:25:11.04 ID:hZ2Jjs9H0
ギャレン「剣崎」

ブレイド「ウルサイ。オレハケンジャキデアッテケンジャキデアラズ。オレハスベテノアンデッドノキング」

ギャレン「剣崎は剣崎だ!」

ブレイド「クドイ!!」

ギャレン「うわああああああああああああああああああああああああ」

ブレイド「ドケダディ」

ギャレン「ど、退かん・・・俺は・・・」

ブレイド「ドケ!!」



流星「凄いなお前」

ディケイド「俺にもよく解らんが・・・こんな事もできる」

友子「あっ・・・何か出した」

レンゲル「・・・」

流星「お前何者だよ」

ディケイド「さあな・・・ただ他のライダーの力を借り姿も変える事ができる」



ギャレン「全てはこのカードが悪いんだ!」

ブレイド「ヨ、ヨセ」

ギャレン「こうしてやる!出て来い!!」

コーカサス「やりやがったな・・・貴様・・・」

ギャレン「剣崎?」

ブレイド「ウエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエイ」

ギャレン「蘇った!」

カリス「よくやったな橘」

レンゲル「・・・」

ギャレン「相川?」

流星「士だ。門矢士」

カリス「四人同時攻撃だ」

ギャレン「よし!」

ブレイド「ウェーイ!」

レンゲル「・・・」

ギャレン「お前を封印する!」

コーカサス「や、やめろ・・・やめろォ!」

流星「やればできるじゃん橘」

友子「あれでも先輩ライダーだからね」

ギャレン「やった・・・やったぞ剣崎!!」

ブレイド「ウェーイ」

士「ふぅ・・・やれやれ」

ギャレン「やった!」

ブレイド「ウェーイ!!」
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/07/02(月) 22:35:06.61 ID:hZ2Jjs9H0
弦太朗「帰ってきたぜ」

ショウタロウ「本当だ」

ユウキ「どうだった?」

士「終わった」

流星「何故か変身不可能だった」

賢吾「違う世界だからじゃないか」

流星「・・・前みたいなの?」

賢吾「そう」

ショウタロウ「どうよ調子は」

流星「まだ居たんだお前」

ショウタロウ「ったり前だろ!」

弦太朗「喧嘩すんな」

流星「弦太朗は甘いんだよ」

ショウタロウ「喧嘩なら俺だって」

弦太朗「今度口答えしたらぶん殴るぞてめえら」

流星「はい・・・」

ショウタロウ「ふん」



橘「行くのか」

士「俺たちは忙しいから」

ユウキ「またね!橘さん」

弦太朗「またな橘」

橘「流星」

流星「・・・」

橘「強くなったか俺」

流星「どうだ士」

士「・・・ああ。強いんだろ。うん」

ショウタロウ「同じ赤いライダーだからよ。応援するぜ俺は」

友子「強いよ橘さん」

橘「そうか」

士「次行くぞ」

弦太朗「おお!」

賢吾「ああ」

橘「頑張れよ・・・」
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/07/06(金) 01:34:20.00 ID:J2dlqp7O0
ユウキ「ここは?」

士「どこだろうな」

ショウタロウ「ライダーってやっぱりいっぱい居るのか」

弦太朗「居るぜ100人ぐらい」

ショウタロウ「めんどくせぇな。それぐらいの人数なら」

流星「あっ!誰か走ってくるぞ賢吾!」

賢吾「おおっ!!」

あきら「ハァ・・・ハァ・・・」

弦太朗「あれは何だよ賢吾」

賢吾「あれは魔化魍だ」

弦太朗「魔化魍?」

ユウキ「ほらヒビキさんの」

ショウタロウ「俺が行く。可愛い子がピンチっぽいし」

流星「待てよ俺だ」

士「お前は変身できないだろ。ショウタロウに任せておけよ」

ショウタロウ「そうだぜ。俺の炎の拳を見てな」

弦太朗「頑張れよショウタロウ」

ショウタロウ「任せろ!」



弦太朗「俺は如月弦太朗。よろしくな!」

ユウキ「城島ユウキだよ!」

あきら「すみません。助かりました」

流星「俺は朔田流星。こいつはショウタロウってバカ」

ショウタロウ「だれがバカだ。クソボケ」

賢吾「歌星賢吾だ」

友子「野座間友子です」

門矢士「門矢士。君はあれかライダーか?」

あきら「ライダー・・・?」

弦太朗「何でもかんでもライダーじゃねぇだろ」

賢吾「そうだぞ門矢」

士「うるさいな。聞いてみただけだろ」

流星「君はあれか。男とかは」

あきら「いえ・・・居ないです」

流星「聞いたか賢吾!」

賢吾「ああ!」

流星「すまんな。女友達の友子ちゃん・・・うん。本当にごめん」

友子「は?」

流星「家まで送るよ案内して」

あきら「えっ・・・ちょっと」

士「あいつ・・・本当に疲れる・・・」
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/07/06(金) 01:57:53.86 ID:J2dlqp7O0
士「如月」

弦太朗「流星の事だろ?俺たちに任せとけよ!」

ショウタロウ「あの野郎・・・!」

士「ショウタロウは俺と来いよ」

ショウタロウ「は?ふざけんなよ!」

士「女と夢どっち取るんだよ」

ショウタロウ「まあ・・・お前たちに付いてけばよネタが」

士「どうも一人じゃあれだ。それにほら」

ショウタロウ「何だよこれは?」

士「お前の持つメモリに似てるだろ。今度使ってみろよ」

ショウタロウ「・・・弦太朗。あいつが舐めて事しやがったら」

弦太朗「ぶん殴るんだろ!わかってるぜ」



ユウキ「あの人。可愛いね」

賢吾「ユウキの方が可愛い。俺もタイプだけどあの子」

弦太朗「なでしこのが可愛い。ちょっとだけ可愛いけど。正常だろユウキ」

ユウキ「うん!」

流星「いくつなの」

あきら「19歳です」

流星「19だって!弦太朗!賢吾!」

弦太朗「聞こえてるよ。久しぶりに張り切ってるなあいつ」

賢吾「あれこそ朔田の本来の姿だ!」

友子「・・・」

ユウキ「どうしたの友子ちゃん?」

弦太朗「焼きもちか?」

友子「ち、違い・・・ます」

流星「大学生?」

あきら「大学生で・・・鬼の見習いです」

流星「鬼?」

あきら「貴方達の言う仮面ライダーのような」

流星「ライダーだってさ!大学生だってさ!」

弦太朗「そろそろ殴っとくか」

賢吾「待て如月。面白そうだから待つんだ!」

弦太朗「どうするんだユウキ」

ユウキ「うーん。いいと思うよ。仲良くやってるみたいだし」

弦太朗「友子は」

友子「殴ってください。思いっきり」

弦太朗「だとよ」

ユウキ「ダメだよ暴力は!流星くんだって舞い上がってるだけだしさ」

友子「はあ・・・」
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/07/29(日) 10:09:37.16 ID:yjAYIRajo
来ないなー
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/08/03(金) 01:15:50.64 ID:Age2HDJDO
来ない
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/08/17(金) 16:09:14.40 ID:U/18R0AZo
来るかなー?
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/08/26(日) 01:05:33.91 ID:Zychb2gDO
今日でフォーゼも最終回か
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/04(火) 23:13:59.92 ID:HfndtH2DO
ウィザードが始まった
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/09/04(火) 23:54:30.47 ID:6gDtfgwV0
そういえば終わったんだったなフォーゼ
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/09/06(木) 04:46:17.65 ID:4ZwNvsjZo
もう2か月か・・・
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/18(火) 23:57:04.05 ID:5r1QA8PDO
来ないな
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