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杏「テリーのワンダーランド!」椋「……?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 15:35:23.83 ID:8tteOoch0
光坂高校前・道路



杏「学校も後は卒業を待つだけだし、……特にすることもないわね」ハァ





春原「……ふんふーん♪」スタスタ


杏「おっす! 陽平!」ズドン


春原「うごぉべっ!?」


杏「なーに道ばたで寝てんのよアンタ……」


春原「いきなりバイクでタックルされて倒れない奴が居ますか!?」


杏「……? あっ。 あっはっは!ごめんごめん!バイクに乗ってるのすっかり忘れちゃってたわ!」


春原「お前の勘違いで僕の命を奪われかねないよ!!」




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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 15:40:00.02 ID:8tteOoch0


杏「そういや、アンタもう就職決まったって聞いたけど、ほんとなの?」


春原「ふふん! まぁね!」


杏「でもよく受かったわね〜。 だってアンタ何も出来ないでしょ」


春原「それ相当失礼ですからねっ!? ……まっ、僕ほどの人間ともなれば、技術なんて無くてもその人柄だけで引く手数多なのさ!」


杏「あっはっは! スープに入れると美味しいわよね!」


春原「鶏ガラじゃねえよ!」


3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 15:49:02.69 ID:8tteOoch0


春原「お前の方は何なんだよ。 学校だってあってないようなもんだし、何やってんの?」


杏「いやー、あのね。 暇で暇で! 何せ椋は看護学校に入る前の課題とかやってて相手してくれないし、
他の子も今は卒業前旅行とか行っちゃってるのよねー」


春原「……なぁ、お前って友達いな――」


杏「ふんっ」バキッ


春原「んぎゃあ!!」パサッ


杏「失礼ねっ! 私も課題があったから行けなかっただけ! もう終わっちゃったの!」


杏「(……本当はお金がなくて断念しただけなんだけど…………)」


杏「……ん?」チラッ
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 16:04:36.94 ID:8tteOoch0


杏「……何この袋」


春原「いってて……。 んな!? そ、それは僕のだぞ!返せ!」バッ


杏「よっと」ヒョイ


春原「んばっ!?」ドン


杏「いいからちょっと見せなさい! 別にイカガワしい物ってわけでもないでしょ!」


杏「(……って、陽平ならあり得るか)」


杏「……」


杏「(でもまぁ、ここまで来たんだから全部見ちゃお)」バサッ

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 16:10:20.13 ID:8tteOoch0


春原「おいコラ! 勝手に見るなって!!」


杏「……あーっ!!!」


春原「!?」


杏「こ、これドラクエじゃない! なっつかしーい!!小学校の時流行ったわよねー!」


春原「お、お前知ってんのかよ?!」


杏「もっちろん! 私だってこういうの大好きだし! よく男子に混ざってやってた! いやー懐かしい!」


春原「ある意味、男子より男子らしいもんな……」ボソッ


杏「うりゃっ」ビシッ


春原「ひぎゃあ!!」


杏「たく! ……いやー、それにしてもどうしたのよいきなりこんな昔のゲーム!」


春原「鳩尾は効く……。 ……別に。 今適当に中古屋行ったらあったから買ったんだよ」


杏「へぇ〜。 やっぱりアンタも暇なのねー」


春原「お前と同レベルだろ!?」


杏「冗談やめてよ! 私と陽平が同じレベルなんて考えたくもない!」


春原「それ相当ひどい事言ってるんだぞお前……」ゲッソリ

6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 16:18:03.84 ID:8tteOoch0


杏「じゃあとりあえずこれ、借りてくわね!」


春原「えっ!? ちょ、ちょっと何言ってんだよ!」


杏「中古屋なら安いもんでしょ? ちょっとくらいいいじゃない」


春原「それは僕が今日久しぶりにやろうと思ってたもんなんだぞ!? なんでいきなり現れたお前に貸さないといけないんだよ!」


杏「まーまー! 固い事言わずにさー!」


杏「……そうだ! なんだったらアンタ、もう一個買って来なさいよ! 通信対戦とかできるじゃない!」


春原「それならお前が買いに行けよ! それは僕のだぞ!」


杏「細かい男ねぇ……」ジトッ


春原「細かいというより事実だろ!」


杏「……あっ! ラグビー部だ!」


春原「ええ!?!?」ビクッ


春原「………………。 ……って、いないじゃん! 嘘つくな――」


杏「んじゃね〜♪」ブォン


春原「うぉおおおおおおおい!! 僕のゲームを返せえええええ!!!!」



………………

…………

……



7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 16:25:59.40 ID:8tteOoch0


藤林宅


杏「ただいま〜♪」


椋「あっ、お姉ちゃん。 おかえりなさい」パタパタ


杏「りょ〜う〜! 良いもん持って帰って来たわよ〜!」


椋「えっ? 良いもの……? ……何かな?」


杏「ふっふっふ〜! じゃーん!! ……と言いたい所だけど、今日はもうご飯の用意をしないとね!」


椋「む〜……。 気になるよ〜」


杏「腹が減っては戦はできずってね!! とりあえずちゃっちゃと用意しちゃいましょっ!」スタスタ


椋「……戦するの?」



杏「
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 16:40:22.28 ID:8tteOoch0


テレビ「キミだ〜け〜を〜♪」



杏「……ふぃ〜!お腹いっぱい!」


椋「うん、私ももう入らないや」コトッ


杏・椋「ごちそうさまでした」


杏「今日の煮付けは上手くできたわね! って言っても昨日からつけ込んでおいたからだけど!」


椋「ううんっ!ほんとに美味しかった! ……私もお姉ちゃんみたいに料理上手になりたいよ……」


杏「気にしないでもやってれば勝手に身に付くわよ! たとえ最初はミミズみたいな料理でもさ!」


椋「み、ミミズ!?」ズーン


杏「あっ!? 椋の料理がミミズみたいってわけじゃないのよ!? あくまで最初は出来なくてもって話の例えだからね!」アセアセ


椋「そ、そうかな……?」


杏「そうそう! 最初から自信無くしてちゃ駄目だって!」


椋「う、うん! ……じゃあ、私はお皿洗うからお姉ちゃんはくつろいでて!」


杏「はーい! いつもありがとねー!」


椋「料理作ってもらってるし当たり前だよ!」


杏「(……それじゃ、私は準備しますか……)」


9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 22:07:56.39 ID:8tteOoch0


居間


椋「お待たせ〜」パタパタ


杏「ほーい! 椋、こっちこっち!」


椋「え? 座布団とお茶菓子……?」


杏「おうっ! そしてこれ!」バッ


椋「……えっと、お姉ちゃん。 これ何?」


杏「えぇっ!? ちょっと椋! アンタ、スーパーゲームボーイしらないの!?」


椋「すーぱー……? ゲームか何かなの?」


杏「そうだよーっ! ゲームボーイのソフトをスーパーファミコンで遊べちゃうんだよ!」


椋「私、あんまりゲームとかで遊んで来なかったから……」


杏「あぁ……。 たしかに椋は本とか読んでる事が多かったわね……」





























10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 22:14:08.33 ID:8tteOoch0


椋「でも、これで何のゲームをやるの? お姉ちゃんって随分前にゲームを全部売っちゃってたよね?」


杏「そうそう! それが重要なのよっ!」ババッ


椋「……どらごんくえすと?」


杏「そうっ! 名前くらいだったら椋も知ってるわよね?」


椋「ほ、本当に名前くらいだったら……。 でもどんなゲームかは知らないなぁ」


杏「それは今から一緒にやって知っていけばいいのよ!」


椋「えっ!?」


杏「『えっ!?』って何よ……。 何の為に用意したと思ってるの……」


椋「わ、私はゲームとか苦手だから、別に……」


杏「はっはっはっ! 大丈夫大丈夫! 最初の方は私がやるから椋は見てて!」


椋「え、う、うん……。 それでいいなら……」


杏「よーしっ! そうと決まれば早速やりましょう!」パチッ
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 22:22:38.75 ID:8tteOoch0


〜♪


杏「いやーっ! この音!! スーパーゲームボーイの音だわー!」


椋「そ、そうなの?」


杏「すっごく短い音だけど頭に残ってるのよね〜。 いやー、ほんっとーに懐かしいわ!」


椋「(な、なんかお姉ちゃんすごくウキウキしてるなぁ)」


椋「(まぁ、昔からお姉ちゃんは男の子と遊んだり、ゲームしたりするの好きだったから。 こういうの好きなんだろうな)」


椋「(……何か私も楽しくなって来たかも)」


杏「でんででーんでーんでーんでーんでーんでーーん♪」


椋「あ、この音楽聞いたことある!」


杏「わっはっは! あったりまえよー! ドラクエっていったらこのイントロが代名詞みたいなもんなんだからー!」


椋「へ〜……。 あっ、何か流れ星みたいなのが出てきたよ?」


杏「おっ! 椋、良い所つくわねー!」


椋「……どらごんくえすと、 てりーのわんだーらんど?」


杏「そうっ! こーれが面白いのよほんとに!」


椋「(タイトルとか見れば、どんなゲームか分かると思ったけど……。 まだこれだけじゃ分からないなぁ)」


杏「……よし、それじゃ『さいしょから』と!」

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 22:26:48.19 ID:8tteOoch0


椋「青い子と白い子が走ってるね」


杏「……」


椋「何かあめ玉とかんぴょうが転がってるみたい」


杏「椋、ちょっと静かに!」


椋「う、うん……」


杏「……」


椋「(熱中してるなぁ……)」


13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 22:30:57.74 ID:8tteOoch0


椋「テリーくんと……、ミレーユちゃんっていうんだ」


杏「そ! このゲームの主役なんだからっ!」


椋「ミレーユちゃん、面倒見がいいお姉さんなんだね」


杏「まるで私みたいにね!」


椋「……」


杏「何で黙るのよ!?」


椋「あ、なんかテリーくんだけ起きたよ!」


杏「スルー!?」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 22:33:40.24 ID:8tteOoch0


杏「ま、まぁいいか……。 よっし! それじゃ早速やりますか」


椋「……タンスとか調べられるんだ」


杏「もう10年以上前のゲームの割には、こういうところ作り込まれてるわよねー」


椋「お、お洋服が入ってるんだ……。 何か暮らしがリアルに現れてるんだだね」


杏「そういえば椋って昔くまさんパンツばっかり履いてたよね」


椋「な、何でそんな事今お思い出すの!?」


杏「いや、なんとなく……」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 22:40:56.66 ID:8tteOoch0


椋「あっ、何か出て来たね」


杏「くっそー……。 この赤いまりもめ……」


椋「……?」


杏「まぁ見てなさい」


椋「……あ、テリーくんをはじき飛ばした」


杏「……」


椋「ミレーユちゃんを連れて来て…………タンスに入った!?」


杏「そーなのよ……。 あの野郎、ミレーユをさらっていきやがったの」


椋「そ、そんな! 2人は仲良しなのに!」


杏「だけどね、椋! ……やられるだけで終わるはずが無いのよ!」


椋「!」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 22:44:28.02 ID:8tteOoch0


椋「あ、白いまりもみたいなのが出て来たね! こっちの方がかわいい!」


杏「そうなのよっ! コイツが救世主になってくるわけ!」


椋「テリーくんを別の世界へ……?」


杏「うん。 それにしても、タンスが別世界に繋がってるなんて、今考えてみるとドラえもんみたいよね」


椋「あ、確かに」


17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 22:47:59.52 ID:8tteOoch0


椋「て、テリーくんが回転ジャンプしてる!!」


杏「これ昔から謎だったのよねー。 どうやってジャンプしてるんだろうねえ。 ミレーユは普通なのに」


椋「体操選手とかなのかな」


杏「そんな現実的なもんなの!?」


椋「そ、それじゃあジャンプ力とか足りないかな?」


杏「……そういう問題?」


18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 22:56:15.48 ID:8tteOoch0


杏「さーて着いたわよ!」


椋「す、すごい神秘的な場所だね! 木の枝が一杯生えてるよ」


杏「おおおおお! モンスターじいさんよ! 本当にいつ以来かしら!」


椋「モンスターおじいさん?」


杏「見てれば自ずと分かるわよー!」


椋「そ、そっか」


杏「……それにしても旧作にしては本当によく出来てるわね、マップとか」


椋「そうだね。 さっき10年以上前って言ってたけど信じられない」


杏「広いわねー。 でも相変わらずキャラクターが皆肩振り過ぎよね」


椋「ぷっ、あはははは、きひひひ、た、確かにね……あっはは」


杏「よく男子がこんな風に肩上げて『マスターテトごっこ!』とか言ってやってたわねー」


椋「お、お姉ちゃん、や、やめ……あはは、くふふふふふ、あはっ」


杏「どんだけツボってるのアンタ……」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 23:03:28.53 ID:8tteOoch0


椋「王様が出て来たね!」




王『よく来た! 新たなマスターよ! わしがこの国の王じゃ!」(本来は全てひらがな)


王『そなたの名前はなんともうす?」


椋「あれ、名前って今決めるの? テリーくんじゃないの?」


杏「そうね……。 なんでだろ。 やっぱり知らない人には偽名を教えておくとかそういう意味なのかしら」


椋「なんか子供心では読めない様なリアルを追求してるんだね……」


杏「それはまぁ置いておいて。 何て名前にする? このゲーム最初に名前つけたら変えられないからこれかなり重要よ」


椋「……うーん。 こういうのってやっぱり本名をつけるものなのかな。 お姉ちゃんはいつもどんな名前つけてたの?」


杏「……」


椋「……お姉ちゃん?」


杏「……ドラゴンとか、ガイア、とか……」


椋「……ぷっ」


杏「笑わないで!」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 23:06:31.31 ID:8tteOoch0


椋「ご、ごめんなさい。 まさかそんな名前にしてるとは思わなくて」


杏「そ、そんな名前ぇ!? ……いいわ、椋! それなら命名権はアンタに預けるわ! ハイセンスな名前を名付けてみなさいよ!」


椋「えええ!? わ、私が!? い、いいよ! お姉ちゃんがやりなよ!」


杏「うるさいうるさい! 私の考えたカッコいい名前を笑うんだったらアンタの考えたのも見ないと気が済まない!」


椋「え〜……」


杏「ほらっ! 早く! あと3秒以内!」


椋「そ、そんな無理だよ〜!」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 23:13:51.55 ID:8tteOoch0



椋「名前なんて思いつかないよ〜……」


杏「……いいんじゃない? 『ともやくん』とかで」プッ


椋「…………!?」


杏「ふっふーん♪ 分かりやすいわねーアンタ」


椋「お、お姉ちゃんがその名前にしたいんでしょ!? それを私に押し付けないで!」


杏「なっ、はっ、なぁ!? わ、私は何で朋也の名前なんてつけないといけないのよ!!」


椋「だってお姉ちゃん、学校があった時は毎晩岡崎くんにどういう風に話しかけるか考えてたじゃん!」


杏「はぁ!? な、何でそれを……!? って、そんなことしてないしてないしてないもん!!」


椋「うそっ! 私知ってるもん!」


杏「う〜っ!!」


椋「む〜っ!!」


22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 23:19:54.08 ID:8tteOoch0


王『ともゴンよ! 早速私の頼みを聞いてくれ!』




杏「はぁ、はぁ……これでいいでしょ」


椋「う、うん……。 まぁ、これなら別に……」
 

杏「……そ、それじゃあ進めましょ……。 ……さっきの話は、絶対に内緒よ。 クマさんパンツ」


椋「!? ……そっちこそ。 …………初心お姉ちゃん」


杏「!?」




プリオ『すまねえ、今は牧場にこれしかいねぇだ』



杏「スラぼう!! また会いに来てやったわよ!」


椋「こ、これ可愛いね! スラぼうくんって言うの?」


杏「ドラクエをやるなら誰でも知ってるモンスターね。 こんなの初歩よ初歩!」フフン


椋「……」


23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 23:25:28.97 ID:8tteOoch0


王『なに!? 今はスライムしかいないともうすのか!?』




椋「あれ……? 王様、なぜか怒ってない? スラぼうってスライムの名前のことなんだね」





王『なに!!? 私の大事なホイミンまで逃がしてしまったと申すか!?』




椋「な、なんか修羅場だ……」


杏「責任問題ってやつね。 大体、こんな田舎っぺに牧場を任せるのが間違ってるのよこの王様」


椋「田舎っぺって……。 プリオくんが可哀想だよ」


杏「だってこの喋り方はひどくない? 『だべ』って今時どこのどいつが使うのよ」


椋「ま、まぁそうだけど……」


杏「よーし、それじゃどんどん先に進めましょう」


24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/25(金) 23:27:54.53 ID:8tteOoch0


即興だから粗いところもあるけどこんな感じでSS書いて来ます。
長くはならない予定。


っていうかSS速報ってクラナドスレ需要ないのかな……? けいおんとか禁書は一杯あるイメージだったけど……。

とりあえず今日はこれにて。では!
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/05/25(金) 23:35:06.09 ID:a9vtebsR0
久々のクラナド期待
もうss速報は禁書の植民地に近いからな…
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/25(金) 23:36:43.27 ID:HOM+ZvNio
クラナド嬉しいよ?
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