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劇場版 仮面ライダーキバ 運命のシンフォニー - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/25(金) 18:29:43.83 ID:m4OlrUcO0
内容は打ちながら考えるので投稿が遅くなるかもしれません。
自分は今とある期間の中に置かれている身ですが、がんばって書こうと思います。
クロスオーバー作品です。舞台は「仮面ライダーキバ」の最終話から数カ月後。
出来るだけ早く終わらしたいのですが、話が曖昧にならないように気をつけようと思います。おもしろいと思っていただければ幸いです。

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小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
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旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/25(金) 18:47:56.25 ID:m4OlrUcO0
紅家

♪〜〜(ブラッディローズの音色)

渡「♪〜〜〜〜」

【バイオリンの美しい音色が響き渡るこの舞台。これは、仮面ライダーキバ、紅渡の物語である】

キバット「いやぁ、渡の演奏はいつ聞いても、心が洗われるみたいだぜ」

タツロッド「ほんとですねぇ〜」

??「お楽しみ最中、申し訳ねぇな」

渡「♪〜〜…え?」

【現われたのは、ガルル、バッシャードッガ。渡のキバとしての力の礎となる仲間だ】

バッシャー「お兄ちゃん。久しぶりだね」

ガルル「渡。お前に話がある」

渡「ど…どうしたんですか?」

キバット「なんだなんだ?」

ガルル「…突然だがお前にはこれからある世界に飛んでもらう」

渡「…えっ!?」
3 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/25(金) 19:14:50.84 ID:m4OlrUcO0
キバット「おいおい、そりゃまたどうして」

ガルル「…つい昨日の事だ。俺達はキャッスルドランの中でゲームをしていた。そこに」

バッシャー「どこかから、誰かが助けを求めてる声が聞こえてきたんだよ」

ドッガ「聴こえた、聴こえた。」

ガルル「お前らは黙ってろ…まぁ、その通りだ」

〜回想〜

ドッガ「ぐぅ〜〜、また負けた〜」

ガルル「ふん、運が悪かったな」ニヤリ

〜〜が必要なんです

バッシャー「…ん?ねえねえ、何か声が聞こえるよ?」

ガルル「何?」

〜あなた達の、キバの力が必要なんです。助けてください〜

ガルル「誰だ?」

〜俺の世界は、今、ある生命体によって危機が迫っています。人類の危機です。あの世界の「戦士」は3人とも、その生命体の手によって姿を消してしまいました。…俺の世界を救うには、どうしてもあなた達の力が必要です。どうか俺達の世界のために、あなた達の力を貸してください。お願いします〜シュッ

ガルル「…何だったんだ、今のは…」

バッシャー「…あ!ねえねえ!時の扉が光ってるよ!」

ガルル「何?」

ドッガ「ま、眩しい…」

ガルル(…あの声の正体、まったく見当がつかねえが…この件はあいつに任せるべきか)

ガルル「…渡に会いに行くぞ」

バッシャー「え、それじゃあ…」

ガルル「俺には今の声の主が誰なのかは分からない。だが、あの時の扉があの声と共鳴してるって事は…」

ドッガ「…な、なんだ?」

ガルル「…何か、想像を超えるとんでもない事が起こっている事を知らせてるのかもしれない…」

〜〜

ガルル「…というわけだ」

キバット「おいおい、胡散臭いうえに怪しくねえか?」

タツロッド「そうですよ〜、別の世界なんてそんな突飛すぎますって〜」

キバット「渡はどうする?」

渡「え、ぼ、僕は…少しおっかないかなぁって…」

ガルル「…」

渡「で、でも…別の世界の事でも、人々が危機にさらされていて、それで僕たちに助けを求めてきたのなら、…僕は、助けに行きたい」

キバット「渡…」

タツロッド「えぇ〜?それは面倒くさくn」

ガルル「…よく言った。流石は音也の息子だ…。キャッスルドランならもう家の前に待たせてる。行くぞ…」
4 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/25(金) 19:36:53.10 ID:m4OlrUcO0
〜渡、時の扉を経由し、とある別の世界へ向かう〜

〜別の世界〜

渡「ここが、僕たちのいる世界とは別の世界…」

渡「…」

渡(人が、いない…?)

女性「きゃぁー!!」

渡「!?」

怪人「シャァァ・・・」

女性「た…助けて…」

キバット「渡!あいつはファンガイアじゃない!アンノウンだ!」

渡「えっ!?」

キバット「姿形はファンガイアに似てるが奴らはそれとは違う!でもどうしてアンノウンが!奴らは神話の中に出てくる幻の存在じゃなかったのか!?」

アンノウン「シャァァァ!!」

渡「とにかく助けないと!」

キバット「あぁ…ガブッ!」

foahheen♪foahheen♪

渡「変身」

xzam・・・seeen!

仮面ライダーキバ「ふっ!」

キバット「きばって、いくぜ!」

5 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/25(金) 19:42:17.66 ID:m4OlrUcO0
キバ「はぁっ!」

アンノウン「!?」

キバット「ウェイクアップ!」pyalloween!

キバ「はぁぁ…」

アンノウン「『アギト』…いや、お前は…!?」

キバ「はぁぁーーーっ!!!」

アンノウン「グッ、シャァァァァァー!!」バァーーン!!
6 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/25(金) 19:52:21.47 ID:m4OlrUcO0
渡「(変身解除)大丈夫ですか!?」

女性「は、はい…」

渡「よかった…」

女性「…」ボー

渡「えーと…」

女性「…」

渡(ど、どうしよう…)

女性「あ、あの…」

渡「は、はい!」

女性「私、電来鉄道でアナウンスをしています、風谷真魚っていいます」

渡「真魚、さん…」

真魚「あなたは…あなたは、翔一くんと同じ『アギト』なんですか?」

渡「ア、アギト?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) [sage]:2012/05/25(金) 20:38:26.32 ID:cwuDTXKH0
ネオファンガイアェ
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/05/25(金) 21:03:53.88 ID:slm299A+0
クウガでてこないかな?
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/05/25(金) 21:29:52.08 ID:2JCovGY+0
アギトとのクロス……ってことでいいのかなぁ?
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/25(金) 21:30:42.53 ID:bmQIvo+9o
変身サウンドの書き方かっけぇwwwwwwww
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2012/05/25(金) 22:18:37.63 ID:Pves3MW2o
キバットアンノウン知ってるのか
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2012/05/25(金) 22:40:45.83 ID:bPtcte8g0
こんな変身音表記は初めて見た、かっけえ
是非続きを・・・
13 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/26(土) 16:17:38.50 ID:9JI61XMZ0
昨日0コメントだったのに支援コメント……だと……

がんばりますありがとういや本当にありがとう
14 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/26(土) 17:05:41.23 ID:9JI61XMZ0
真魚「教えて…私たちの世界は、何でこんな事になってしまったんですか!?」

渡「え、いや、あの落ち着いてくだs」

真魚「氷川さんは!葦原さんは!…お父さんや皆は…!」

渡「あ、あ、あの、落ち着いてください!」

真魚「何で私達だけが…」

キバット「おーいおい!落ち着けってお姉ちゃん!可愛い顔が台無しだぜ!」

真魚「え…?(キバットを見る)きゃっ!?」

キバット「えぇっ!?」

渡「キバット!驚かせちゃうから黙ってて!」

キバット「へ、へ〜い…」

渡「だ、大丈夫です、真魚さん。それより、色々聞かせてほしいのは、僕の方なんです」

真魚「えっ…ど、どういう事ですか?」

渡「聞いてください。僕は…僕は、別の」

??「おーい!まなねー!」

渡「世界から…えっ?」

真魚「太一!」

太一「まなねー!こんなところにいたのかよ!早く戻ろうぜ!皆心配してるって!」

【この少年は、美杉太一。美杉真魚の義理の弟である。】

太一「あれ?まなねー、腕から血が出てるぜ!」

真魚「あ、うん…さっきね、アンノウンに襲われて…」

太一「えぇっ!?」

真魚「でもね!この人が助けてくれたの」

渡「えっ、あっ…こ、こんにちは」

太一「んー?誰だー?お前」

渡(お、お前って…)

真魚「太一!お前っていい方は…きゃーっ!!」

渡「えっ!?」

真魚「ア、アンノウン…!」



ジャガーロード「グィシャァァァァァ…」

ビーロード「アァァァァァァ…」




15 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/26(土) 17:11:59.55 ID:9JI61XMZ0
キバット「なにぃ!?また出やがった!」

ジャガーロード「この世界にまだアギトがいたか…」

ビーロード「アァァァァァ…」(闇のサイン)

渡「真魚さん!その子をを連れて逃げて!」

真魚「えっ…は、はい!太一!」

太一「えっ、で、でもあいつは…」

渡「キバット!」

キバット「うっしゃぁ!きばって、いくぜ!」ガブッ!

foahheen♪ foahheen♪

渡「変身」

xzam・・・seeen!

キバ「はぁっ!」

太一「うわぁーっなんだあれ!」

真魚「太一!隠れてて!」

16 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/26(土) 17:30:42.25 ID:9JI61XMZ0
【長めの戦闘シーンは描写が苦手なので、脳内で補ってください】



キバ「ふっ!はっ!」

ビーロード「ギッ!ジャァァっ!」

ジャガーロード「アギトォ!」

ジャガーロード・パンテラス・トリスティスは、槍を召喚して、キバに襲いかかる。

キバ「ぐはっ!」

ビーロード「シャァァァァッ!!」

キバ「ぐっ!」

ジャガーロード「ハァァ!」

キバ「うわぁっ!」キバ、転がりこむ

キバット「渡!ここはワイルドなガルルか、遠距離戦のバッシャーだ!」

キバ「うん!」

虎と蜂ののアンノウンに苦戦するキバ。ガルルフェッスルを取り出し、基本フォームの「キバフォーム」から、猛々しい剣技で戦う「ガルルフォーム」に変身しようとするが…

ジャガーロード「ハァァ!」

キバ「うわぁぁっ!!」

キバット「渡!」

太一「ま…まなねー!あいつやばいよ!」

真魚「ど、どうしよう…」

ビーロード「アァァァアアァァ!!」

キバ「ぐっ!あがっ!」

ジャガーロード、槍をキバの首にかざす

ジャガーロード「アギト。お前はここで終わりだ」

キバ「はぁ…はぁ…ぐっ…」

??「ちょっと待ったぁ!」

ジャガーロード「ん?」

??「しゃぁっ!」

???で切りつける

ジャガーロード「グアッ!」

ビーロード「ァアァ!?アァァァ!!」

??「はっ!せいっ!」

ビーロード「アァァッ!」

??「あんた、大丈夫か!?」

キバ「え、あ、はい…」

??「…あれっ?ベルトが…あれぇー?……まいっか!ここは俺に任せとけ!」
17 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/26(土) 17:54:35.87 ID:9JI61XMZ0
ジャガーロード「お前は何者だ…」

??「俺は怪人と戦う仮面ライダーだ!」 ドゥルドゥル・ドゥードゥ…

ビーロード「シャァァァ!!」

??「はぁっ!」リュウノカゲヲマトウ…アカイチヲカンジル

ジャガーロード「目障りだ…!」

??「はっ!はぁぁー!」ダレカジャナイ…ジブンダケガ

ジャガーロード「ぐっ…」

??「決めるか!」オワリーノナイィタタカーイヲーケッシテ

??「gatia!ブォォン…スィ、gatiavion!」オソーレハシーナイ

ファイナルベント カナーラズー

ドラグレッダー「AHHHHHHHH!!」

??「はぁっ!はぁぁ…はっ!やぁぁぁぁぁーーーー!!」ユルーギーノナーイケダーカーサヲー

ジャガーロード「ドラゴン…お前は一体…うがぁぁぁぁぁぁーーー!!!」

ビーロード「ギィアァァァァァァァァ!!!」

??「よし!」get and go…

キバ「す…すごい…あの人…」

真魚「渡さーん!」ダッ 

キバ「あ!真魚さん…」

真魚「大丈夫…ですか?」

渡「(変身解除)あ、は、はい…」

太一「お前、そんな強くもないんだなー」

キバット「あ?小僧、何か言ったか?」

太一「うわぁぁーっ!なんだこいつー」

キバット「こいつとは何だ!」

真魚「よかった…あのアンノウン、強かったから…怪我はないですか?」

渡「あ、僕は大丈夫です。あ、ちょっとすみません!」ダッ

真魚「渡さん?」



??「ふー、モンスターも倒したけど、何で喋ったんだろうなー。仮面ライダー…だったりして…!?」

渡「すみませーん!」

??「ん?俺?」

渡「あ、あの…あなたは一体…」

??「…あー!さっきの仮面ライダーか!そっかそっか!」

(変身解除)

真司「俺の名前は城戸真司。仮面ライダー龍騎。信じてもらえないかもしれないけど、別の世界からやってきたんだ。あ、今年で33歳ね!」



※渡は真魚さんに名前を名乗ったから名前を知ってるって設定です
18 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/26(土) 18:32:50.22 ID:9JI61XMZ0
渡「べ…別の世界から?」

真司「あぁ。実は俺、10年前にある厄介なことに巻き込まれて、仮面ライダーになっちゃったんだよ。でも、その厄介事が収まって、今はカフェでアルバ…いや、カフェの普通の店員として普通に働いてたんだ。けど、突然…」


〜回想〜

真司「ふ〜ふ〜ん〜ふふふ〜ふ〜ん♪」

真司「今日もおっれは床掃除〜カフェのなっかで床掃除〜♪」フキフキ

真司「ふつ〜に生っきてきたの〜に〜いっつのまっにか俺oreジャーナルくび〜♪」

真司「編集長は〜お怒りだ〜♪令子さ〜んはおあきれだ〜♪俺は今年で33だ〜」

真司「は〜終わった終わった。さて、録画しといたオーズ見るかー。ライダーは助け合いなんていい事言うね〜」

〜龍騎〜

真司「ん?」

〜龍騎。聞こえますか、龍騎〜

真司「龍騎って…俺、だよな」

〜俺の世界が、強力な生命体によって破滅の危機を迎えています〜

真司「何だって!?」

〜そこはこの世界とは別の世界ですが、そこで暮らす者達、ほぼ全人類が「消えて」しまったのです〜

真司「うそだろぉ!?」

〜俺の世界の3人の仮面ライダーもーーー消えて、しまいました〜

真司「仮面ライダーって13人だけじゃ…いや、別の世界の事か…」

〜お願いします。龍騎。あなたの力が必要です。俺の世界を助けてください〜

(ミラーモンスターやライダーバトルの黒幕が現れるときになる音)

真司「こ、この感じは…」

〜そこの光っている鏡から、俺の世界に行く事ができます。お願いします。龍騎…〜プツッ

真司「あっちょっ!…今の声は…」
19 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/26(土) 18:37:49.40 ID:9JI61XMZ0
真司「…龍騎、か…」(ポケットから出した龍騎のカードデッキを見つめる)

真司「蓮にこんな事言っても信じてもらえなそうだしなぁ…はぁ〜あ」ポリポリ

真司「…よし。とりあえず、違う世界でも人々が大変なことに巻き込まれてるなら、助けにいかないとな。俺、そのために仮面ライダーになったんだったし」

真司「この鏡からいけるのか…」

〜〜

真司「…と言うわけで、この人が少ない世界にやってきて、さっき君を助けたわけ」

渡「そうだったんですか…」

真司「ところで、君は…?君も、仮面ライダーみたいだけど。ちょっと、俺達とは違う感じがする」

渡「は、はい。僕も…」

真魚「渡さーん!」

太一「渡ー!」

渡「あっ…真魚さん!太一君!」

渡「し、真司さん。この世界の人達…みたいです」

真司「この世界の?…そうか」

渡「あの人達なら、なぜこの世界に人が少ないのか、知っていると思います」

真司「そうだね。それに、君の事もまだ何も聞いてないし…それに」

真司「さっきのミラーモンスター…いや、さっきの怪人や怪人が言っていた「アギト」の意味も、俺達はまだ知らないからね」



20 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/26(土) 18:52:32.07 ID:9JI61XMZ0
真魚「渡さん!一体どうしたんですか?」

渡「いや、ちょっとこの人と話してて…」

真司「初めまして。城戸真司といいます」

真魚「えっあっ…初めまして」

真司「実は俺は…別の世界からこの世界にやってきた、仮面ライダーなんです」

真魚「ベ、別の世界から…?」

真司「俺はこの世界が今どういう状況なのか、なぜ人が君と君の隣の子供の2人くらいしかいないのか、さっきの怪人は何なのか、何も分からない。だから、教えてほしいんだ。この現状を、この世界に住む君の口から」

真魚「…」

太一「ま…まなねー?どうしたの?」

真魚「…分かりました。私たちが知っていることは、何でも話します。だから、まずは私達の仲間の所についてきて下さい。そこが安全ですから。渡さんもきてください。こっちです」

渡「え?あ、はい…」

真司「話は進んだみたいだ。行こうか、渡君。」

渡「は、はい!」

真司「そういえば、君も別の世界から…?」

渡「は、はい!紅渡といいます。バイオリンを作る仕事をしてます」

真司「バイオリン?それはすごいね。何歳なの?」

渡「24歳です」

真司「若いなぁ」
21 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/26(土) 19:52:14.76 ID:9JI61XMZ0
〜菊池クリーニング〜

啓太郎「あ、真魚ちゃんと太一君、おかえりなさい!」

真魚「ただいま、啓太郎さん、翔太郎さん」

子供達「真魚ちゃんおかえりー!」

子供達「太一にいちゃーん!」

太一「ただいまー!」

渡「こ…子供!?」

翔太郎「…ん?真魚ちゃん、そこのお二人さんは誰だ?」

啓太郎「え?…あ!もしかして、俺達と同じ人達!?」

真魚「ううん。ちょっと違います。この人たちは…別の世界から来た人達です」

啓太郎「…えぇっ!?」

翔太郎「何だって!?」

紅渡「は、はじめまして。紅渡です」

キバット「俺様は、キバットバット3世だ!」

翔太郎「うぉぉ!なんだこいつ!?」

啓太郎「うわぁぁぁぁぁ!!しょしょしょしょしょうちゃん!おおおおおおるるるるふxjp」

渡「あ〜落ち着いて!落ち着いて下さい!」

翔太郎「あ、あぁ、悪いな。それより、別の世界から来た、っていうのはどういう事なんだ…?」

真司「その話は、俺からしますよ。あ、俺の名前は城戸真司です。」


〜〜〜〜

翔太郎「…なるほどな。この世界を助けるために、わざわざ別の世界から来てくれたのか」

啓太郎「す、すごい話だね〜!僕は未だに信じられないけど…」

翔太郎「あぁ、自己紹介が遅れたな。俺の名前は左翔太郎。私立探偵だ」

啓太郎「あっ、僕は、菊池啓太郎。この菊池クリーニングのオーナー、やってます!」

翔太郎「で、あそこで子供たちと一緒にバスケットボールをやってるのが、フリーターの橘さんだ」

子供達「橘さーん、パス!」

橘「あぁ!それっ!」シュート!

子供達「すごーい!」キャッキャッ

橘「あぁ、ありがとう」キャッキャッ

22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/26(土) 20:39:23.87 ID:iIIvYWsZo
真司は死んでないのか
劇場版のゾルダみたいにライダーバトルをリタイヤしたとか?
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/26(土) 23:07:47.78 ID:QohjOsqDO
駄目だ、手の中にリブラスイッチがチラチラ見えるwwwwww
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/27(日) 00:26:29.90 ID:ZpK2Nrw1o
子供とキャッキャッキャッキャッ遊んでるフリーター橘朔也
25 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/27(日) 11:07:56.86 ID:d4WGA0ip0
翔太郎「…俺たちの事はいい。次は、この世界の話だ」

翔太郎「ここ数年、この世界には、「アンノウン」と呼ばれる、超越生命体が現れた。奴らはターゲットに選んだ人間を、人間には起こすことが不可能な方法で殺害する。もちろん警察もアンノウンが起こした事件を追っていたが、アンノウンは人間よりもずっと凶悪で強い。…奴らがどこから来たのか、何者なのかは俺達一般人にはわからない」

キバット「アンノウンは、俺たちの世界じゃ神話の中の登場人物だったのに…」

啓太郎「あ、でもでも!そんなアンノウンと戦う仮面ライダーもいたんだよね!」

翔太郎「あーお前うるさい!…あぁ、その通りだ。この世界には、俺や真魚ちゃんの知る限りで、3人の仮面ライダーがいた。G3−]、ギルス、そして、アギトの3人がな」

渡(アギトって…仮面ライダーの事だったんだ)


翔太郎「3人のライダーは、協力してアンノウンと戦い、人々を守っていった。…俺の出身はここじゃないが、よくアンノウンが出没した時は、駆けつけてきてくれたもんさ」

翔太郎「だが、あの日…アンノウンは強行手段に出やがった」

真司「強行手段?」

翔太郎「アンノウンの親玉が、人類を消したんだよ。…神隠しのごとく」

渡「…け、消した!?」

翔太郎「あぁ…いきなり消えちまった。俺の相棒も、啓太郎の彼女も、真魚ちゃんのお父さんも」

翔太郎「そして、前よりアンノウンが頻発的に現われるようになった」

真魚「…お父さん…」

啓太郎「結花さぁん…」グスッ

翔太郎「ちなみに、どうして俺達…俺と啓太郎、真魚ちゃんに太一とあの子供達、あと橘さんが残されたのかは分からない」

真魚「…」

橘「俺の好きだった人も消えた…」

啓太郎「えっ!?橘さんもですか!?」

橘「あぁ…ザッザヨゴォー!」

渡「ひっ!」

翔太郎「あぁ、この人は時々変になるから気にするな」

橘「ボトボトダ!オデノハァトハボトボトダァ!」

真司「それで!消えてしまった人々は一体どうなったんだ?」

翔太郎「分からねえ。…生きているのか、死んでいるのかも」

真司「…なんて事だ…」

渡「あっあの!それで…3人の仮面ライダーは…どうなったんですか?」

翔太郎「…消えちまったよ。G3とギルスは、アンノウンと戦ってるときに、他の人々と一緒にな…俺がこの目で見た。…ギルスは…俺の友達だった」

真司「翔太郎くん…」

翔太郎「…あぁ、話がそびれたな。…そして、アギトは…」

キバット「…!渡!」

渡「…えっ?」

キバット「そ、外だ!外を見ろ!」

【宙に浮かぶ巨大な要塞(クライシス要塞みたいなもん)】

真司「なんだよ…あれ!?」

翔太郎「…あいつだ…人々が消えた時も、あいつが現れたんだ!」

要塞からの声「この世界にまだ…アギトになるものが現れたか…」

キバット「喋ったぞ!?」

渡「と、とにかく外に出よう!」
26 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/27(日) 11:51:51.78 ID:d4WGA0ip0

要塞からの声「聞け。愚かなるアギトよ」

ダグバエル「私はダグバエル・ロード…アンノウンとグロンギの長をしている」

翔太郎「グロンギ…?まさか、あのグロンギか!?」

渡「グロンギ!?」

翔太郎「アンノウンが現れるずっと前に出没していた未確認生命体だ…もう滅んでいたかと思ったのに…」

ダグバエル「残された人間よ!お前たちが愛する人間達は、我々の手の中にある」

翔太郎「…!おい!人々を…お前が奪った人々をどうする気だ!!」

ダグバエル「くっくっく。殺しはしない。これから私たちが作り変える世界の奴隷になってもらうだけだ。命までは奪わん」

真司「世界を、作り上げる…?何を言っているんだ!」

ダグバエル「聞くがよい!これからこの地球は、アンノウンが人間を支配する星になるのだ!アンノウンが生物上最強の種と化す!!」

真司「そんな事の為に…何億もの人々を消したのか!?」

ダグバエル「…人間は愚かだ。愚かな人類など、ここでリセットしてしまったほうがいい…そうは思わないのか?」

翔太郎「てめぇ!勝手に決め付け…」

ズ・グムン・ギ「アァァァァァ!!」

ゴ・バター・バ「シャァァァ!!」

リザードロード「ミャギャジャァァァァ!!」

渡「!」

啓太郎「ア、ア、ア、アアアアンノウン!!」

ダグバエル「お前たちにはこの怪人達でお出迎えしよう。深い絶望を、味わう事だ」ヒュッ

真司「待て!」

渡「翔太郎さん!みんなを連れて隠れててください!」

翔太郎「あ、あぁ…お前は!?」

渡「僕なら大丈夫です!早く!!」

ズ・グムン・ギ「アァァァァ!!」

渡「キバット!」

渡「…」

渡「…え?キバット?」

27 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/27(日) 11:52:19.29 ID:d4WGA0ip0

〜菊池クリーニング〜

子供達「ねーねー、もしかして妖精さんなのー?」

キバット「ちょっ放して!今取り込み中だから!」

子供達「こいつかってー!」バキッ

キバット「痛ったー!!痛てぇ!」

橘「これ、食ってもいいかな?」

キバット「知るか!くそっ、タツロッドー!こういうのはお前の役目じゃないのかー!?」


28 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/27(日) 11:52:56.71 ID:d4WGA0ip0
渡「キバット!?あれ!?」

リザード・ロード「アギトォ!」

渡「うわっ!」

真魚「わ、渡さん!」

翔太郎「あいつ大丈夫なのか!?」

真司「…ここは俺が何とかする。その間に皆は逃げるんだ」ダッ

翔太郎「何!?っておい!」

真司「(窓にカードデッキをかざす)」myahhohwen!チャッ

真司「変身!」フッ!

シュッ!vallalallowsyeen!!

翔太郎「何だって!?」

啓太郎「仮面ライダー!」

龍騎「しゃぁっ!」ソードベント!
29 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/05/27(日) 12:03:14.84 ID:d4WGA0ip0
疲れる…明日から仕事だしかける回数少なくなっていきそうだけど思い出したら見てくれる感じでいいです。
ちなみにもうお分かりかと思いますが、啓太郎、翔太郎、橘さんはゲストです。変身一発を飲んでカイザになったりどっかのてんびん座の怪人になることもないです。
あと>>1にキバ最終話から数カ月後って書きましたが、現実世界同様時間が立って、2012年に作られたライダー作品だと思ってください。フォーゼが今放送されてますが、このタイミングで「キバと龍騎とアギトの映画やってるぞ!」って感覚で見ていただけたら幸いです。おもしろいかは皆さまの感覚で別れると思いますが…

今は10年たって成長した真司君でも楽しんでください。
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/06/03(日) 08:05:01.10 ID:jSM1c88Fo
期待
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/06(水) 02:01:24.92 ID:dizlTscTo
作品のチョイスがすごく俺好みだ
期待
32 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/06/10(日) 21:30:48.14 ID:5rXXkZWO0
龍騎「はぁぁぁーっ!」ジャキーン!

ズ・グムン・バ「グムッ!ギッ!」

龍騎「…せやっ!」ジャキーン!

ゴ・バター・バ「ブフゥッ・・・!」

龍騎「はぁぁーっ!」ダッ!

リザード・ロード「キシャッ…!」

渡(すごい…1人で3人の怪人を相手に…)

龍騎「よし!」vaca!

boom…si,vaca_vion!

ドラグバイザー「アドベント」

ドラグレッダー「Ahhhhhhhhhhhh!!!」

(火炎弾連射!)

3怪人「シャァァァァァァァァァァ!!!!」burn!

啓太郎「すごい!やった!」

龍騎「ふぅ…怪我は、なかった?」

渡「し、真司さん!」

龍騎「ん?」

渡「すみません、僕も変身して戦えれば…」

龍騎「あぁ、気ーにすんなって!堅い奴だなー」パンパン!

渡「いたたっ!」

翔太郎「…恐れ入ったぜ。助けてくれてありがとうな」

啓太郎「すごいねー、真司さんって!すっごく強かった!」

真司「いやいや、どうって事ないよ」(変身解除)

翔太郎「あんた達には感謝するよ…そろそろ夜だ。菊池クリーニングに戻ろう。歓迎するぜ」

真魚「渡さんも、ぜひ」

渡「は、はい」

渡(キバット…何してるんだろう…)






菊池クリーニング

子供たち「あれー?パズルの最後のピースがないよー?」

キバット「んー?本当だ…どこいったんだ?」

橘「そのパズルのピースは、俺が飲み込んだ!」

キバット「何だって―!?」

子供たち「うぇぇぇぇぇぇぇん!!」

橘「怖くてさ…完成させるのが…完成させたら…終わりのような…」

キバット「あ…あんた、大丈夫か?」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/10(日) 21:39:41.47 ID:NIJuCwavo
待ってた!vaca!!
34 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/06/10(日) 21:59:30.07 ID:5rXXkZWO0
そして夜、菊池クリーニング

食事中

啓太郎「えっ!じゃあ翔太郎君と真魚ちゃんって、3人のライダー全員と知り合いだったの!?」

翔太郎「あぁ…」

真魚「は、はい。G3は、氷川誠さんっていう、優しくて強い警察官だった人が、G3システムを装着して、アンノウンと戦っていました」

翔太郎「俺も仕事柄、アンノウン事件の時にはよく世話になったな。あんな生真面目で不器用な刑事さんは初めてだったぜ」

渡(生真面目で不器用…名護さんみたいな人かなぁ)

真魚「優しくて、強くて、決して逃げない人でした…」

翔太郎「よく一緒に焼き肉や、やたら美味い讃岐うどんを食べに行ったもんさ……氷川…」

真司「そうだったんだ…」

真魚「はい…」

橘「真魚ちゃん」

真魚「…は、はいっ?」

橘「このハラミ、食べていいかな?」

真魚「えっ?あ、ど、どうぞ」

橘「ありがとう」ニコッ

翔太郎(あんた、食い過ぎだよ…)

啓太郎「…ギッ、ギルスは?どういう人だったの?」

翔太郎「…涼か。あいつにはよく助けてもらった」

真魚「葦原さんは、ちょっと怖い雰囲気があるけど、私たちがアンノウンに襲われた時は、いつも助けてくれました」

翔太郎「…あいつはいい奴だった。本当に。時々、何考えてるのか分からないこともあったけどな」

真司(蓮みたいな奴かな…)

啓太郎(何考えてるか分からない…草加さんみたいな人かなぁ?)

渡「あ、あの!どうしても聞きたいことがあるんですけど…」

翔太郎「ん?」

渡「その、3人目の仮面ライダー…アギトの事が、知りたいんですけど…」

翔太郎「…翔一、か…」

真司「翔一?」

真魚「わ、私が話します。翔一君…津上翔一が、仮面ライダーアギトに変身して、G3やギルスと一緒に、アンノウンと戦っていたんです。翔一君は…私の父の家で、父さんや太一や私と一緒に、暮らしていました」

啓太郎「ええっ!じゃあ真魚ちゃん、アギトと一緒に暮らしてたの!?」

翔太郎「いちいち茶々入れんな、うるさい」

真魚「翔一君は…この世界を滅ぼそうとしていた、闇の力に戦いを挑んで、そして…」

真魚「…闇の力と一緒に、死んでしまいました」

渡「えっ…」

真司「…!」

啓太郎「…えぇぇっ!?」

35 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/06/10(日) 22:22:52.01 ID:5rXXkZWO0
真魚「翔一君は、氷川さんや葦原さんと一緒に、アンノウンの幹部と戦っていたんです…」



〜〜〜〜〜

葦原涼「…俺は、不死身だ!変身!」

氷川誠「僕は…ただの…ただの、人間だ!」

津上翔一「…運命が、お前の手の中にあるなら……俺が…俺が奪い返す!変身!」

闇の力(オーヴァーロード)「…人間は、最早滅びる以外に道はない…」クゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

ギルス「あいつは!…何をするつもりだ!?」

シャイニングアギト「…はぁぁぁぁ………」

真魚「翔一君!?翔一君!」

翔太郎「真魚ちゃん!近づいちゃだめだ!」

G3−]「真魚さん!離れていてください!…津上さん!?」

エクシードギルス「津上!?何をするんだ、津上!!」

(アギトの紋章が地に浮かぶ)

シャイニングアギト「はぁぁぁぁぁぁぁ…はっ!」

真魚「翔一君!やめて!」

シャイニングアギト「はぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」<シャイニングライダーキック>


闇の力「……ッ!!お前は…やめろッ!!貴様……!」

シャイニングアギト「皆の居場所は…俺が守る!はぁぁーーーーーー!!!」


G3−]「…一体、何が起こってるんだ!?」

エクシードギルス「…!!」


バーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!
(大爆発)

エクシードギルス「つっ…津上ぃーーーー!!!!」

G3−]「津上さん…津上さーーーーーん!!!!」

翔太郎「翔一…!翔一……!クソッ!翔一!」ブゥゥゥゥゥン……

真魚「翔一、君…?翔一くーーーーん!翔一くーーーーーーーん!!!!!」



〜〜〜〜〜

真魚「…闇の力は、完全に消えてなくなったと思います。……翔一君……」

渡「そんな事が、あったんですか…」

翔太郎「…それからだ。あのダグバエルとかいう奴が現れて、アンノウンが大量発生し、氷川や涼、そしてたくさんの人々が突然消えてしまったのは……」

真司「…知らなかった…この世界で、そんな悲しい事が…!」

太一「翔一は、すごく優しくて、野菜作りが好きで料理が上手くて、いい奴だったんだぜ!まぁ、俺の友達みたいな感じかなー」

渡「太一君…大丈夫なの?」

太一「そりゃあ、翔一や父さんや氷川の兄ちゃんがいなくなったのは寂しいよ。でも、いつまでもくよくよ悲しんでたら、翔一にガツンと怒られそうでさ!」

真魚「太一…」

36 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/06/10(日) 22:32:16.98 ID:5rXXkZWO0
真司「…真魚さん。太一君。安心して。俺と渡君が、必ずあのダグバエルを倒して、君達のお父さんや友達をこの世界に戻して見せる。きっとだ!そうだよな、渡君!」

渡「えっ!…は、はい!もちろん!僕、頑張ります!」

啓太郎「ほ…ほんとに!じゃあ、長田さんやたっくんも!?」

真司「あぁ!必ず!」

橘「小夜子も助けてくれるのか…?」ガタッ

真司「あぁ!絶対に助ける!」

橘「小夜子…君との思い出は、数えるほどしかない。けど、君を思い出させるものは、数えきれないくらいある。そして、何より…君の笑顔が忘れられない。俺は…俺は…俺は!君の事を大切に思っていた!」

真司「えっ、いや、ちょっと」

橘「こうしてはいられない!」ダッ

渡「橘さん!?」

翔太郎「あの人はちょっと情緒不安定なんだ…悪い人じゃないから、気にしないでくれ」

渡「は、はぁ…」

翔太郎「……」









キバット「静かな夜だなぁ〜」

タツロッド「キバットさぁ〜ん」

キバット「タツロッドじゃないか!どうしたんだ!?」

タツロッド「ガルルさん達のトランプを見てるのも飽きてきちゃって〜」

橘「サヨゴォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!」ドッ

タツロッド「えぇっ!?」

キバット「何だ!?どうした!?何でマイク持ってんだ!?」

橘「つーよっくなっれる!辛味噌っ!!辛味噌っ!!」

キバ「はぁぁぁぁぁ!?」

37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/06/10(日) 22:38:07.55 ID:/KDG7mh2o
橘さんネタキャラすぎるwww
38 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/06/10(日) 22:39:51.94 ID:5rXXkZWO0
↑ちょっとミスがいくつかあるから修正

真司「…真魚さん。太一君。安心して。俺と渡君が、必ずあのダグバエルを倒して、君達のお父さんや友達をこの世界に戻して見せる。きっとだ!そうだよな、渡君!」

渡「えっ!…は、はい!もちろん!僕、頑張ります!」

啓太郎「ほ…ほんとに!じゃあ、長田さんやたっくんも!?」

真司「あぁ!必ず!」

橘「小夜子も助けてくれるのか…?」ガタッ

真司「あぁ!絶対に助ける!」

橘「小夜子…君との思い出は、数えるほどしかない。けど、君を思い出させるものは、数えきれないくらいある。そして、何より…君の笑顔が忘れられない。俺は…俺は…俺は!君の事を大切に思っていた!」

真司「えっ、いや、ちょっと、どうしt」

橘「こうしてはいられない!」ダッ

渡「橘さん!?」

翔太郎「あの人はちょっと情緒不安定なんだ…悪い人じゃないから、気にしないでくれ」

渡「は、はぁ…」

翔太郎「……」









キバット「静かな夜だなぁ〜」

タツロッド「キバットさぁ〜ん」

キバット「タツロッドじゃないか!どうしたんだ?」

タツロッド「ガルルさん達のトランプを見てるのも飽きてきちゃって〜」

橘「サヨゴォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!」ドッ

タツロッド「えぇっ!?」

キバット「何だ!?どうした!?何でマイク持ってんだ!?」

橘「つーよっくなっれる!辛味噌っ!!辛味噌っ!!」

キバット「はぁぁぁぁぁ!?」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/10(日) 22:52:24.09 ID:bXzREcgDO
この橘さんは一思いにネビュラれるべきだと思うww
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/10(日) 22:53:15.68 ID:NIJuCwavo
タツロッ『ド』じゃなくてタツロッ『ト』だぜ
41 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/06/10(日) 23:35:51.16 ID:5rXXkZWO0
食事から1時間後 子供達の寝部屋

真司「いないいない…ばぁーっ」

子供たち「あはははははは!おもしろーい!」

子供「ねーねー、真ちゃんは別の世界から来たおじさんなのー?」

真司「そうだよー。でも、編集長みたいなおっかない人間じゃないぞぉ〜」

子供「へんしゅうちょう〜?」

真司「あぁ、こーんな顔したおっさんだよ」ベロベロベー

子供たち「ウキャキャキャキャキャ!」

啓太郎「皆ー、そろそろ寝ないとだめだよー」

子供たち「あっ、けいたろうだー!かかれー!」

啓太郎「うわぁっ!もうー皆!寝なさい!」

渡「あの…真司さんがいた世界は、どんな世界だったんですか?」

真司「んー?俺の世界?あー、うーん。何ていえばいいのかなぁ。平和っちゃ平和だったのかなぁ」

真司「でも、ライダーになった奴は、平和何て言ってられなかっただろうなぁ。…選ばれた仮面ライダー13人が戦い合って、生き残った最後の一人が願いを叶える事ができる…それが、仮面ライダーの宿命だった」

渡「え、それって…つまり、殺しあうって事ですか?」

真司「あぁ…そうなんだ。もう10年も前になるかな。ひょんな事で、仮面ライダーになっちゃってね。戸惑うしかなかったよ。いきなり鏡にモンスターが映ってるのが見えるようになるし、ドラゴンと契約するし、いろーんな人の悲しい顔をたくさん見てきたし…俺が出会った仮面ライダーは、皆戦いを好んでやるような奴らだった。ライダーになった大学生や大企業の社長や脱獄犯が、平気で人を[ピーーー]んだもん。信じられなかったよ」

渡「し、真司さんは…?」

真司「俺は、あの無慈悲な宿命に最後まで抗い続けた。戦いを止めようとしてたんだ。渡君もわかると思うけれど、自分の欲望を叶えるために、誰かの命を奪うなんて事は、許される事じゃない。犠牲を超えた先にある世界は、決して明るくはないんだ。…俺と同じ考えを持ってた奴が一人いたんだけど、あいつも死んでしまった」

渡「…」

真司「…ライダー同士の戦いは加速して、とうとう最後の2人になった。もう一人の仮面ライダーの望みは、意識が戻らない恋人の意識を取り戻す事。俺たちはいずれ戦う事になる…そう思っていたけど、その読みは外れた」

渡「どうして、ですか?」

真司「…」ニコッ

渡「?」

真司「あいつの彼女の意識が蘇ったんだ。だからあいつと俺は、戦いを放棄した」


42 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/06/10(日) 23:36:26.82 ID:5rXXkZWO0
〜〜10年前〜〜



看護婦「秋山さん!」

真司「はぁ…はぁ…」

秋山連「恵里は!?」

看護婦「あそこの病室です!」

連「恵里…!」

真司「待てよぉ…」


病室

蓮「恵里!」

恵里「…蓮…?」

蓮「恵里…俺が、分かるか?」

恵里「…うん…蓮…久しぶりだね…」ニコリ

蓮「あぁ…あぁ!」

恵里「ずっと…私の事、心配してくれてたの…?」

蓮「と…当然だ!お前は…俺にとって、大切な存在だ!」

恵里「蓮…ありがとう…嬉しい…」

蓮「恵里…恵里っ!」ギュッ

恵里「蓮…蓮…?」

蓮「恵里…よかった…恵里…恵里ぃ…」ウルゥ…

恵里「蓮…ありがとう…」ウルッ…

真司(…こりゃぁ俺はいちゃまずいなぁ)ササッ



真司(蓮…良かったなぁ…本当によかった…)



〜〜〜〜〜

渡「じゃあ2人は、戦わないで済んだんですか?」

真司「ああ。それから今まで、俺達はライダーである事もやめて、モンスターの消えた、平和で幸せな世界で暮らしていたんだ。あいつは今、その彼女と結婚して、素敵な家庭を持ってるよ。子供が2人出来て、おっかない雰囲気だったけど、すっかり穏やかな顔になったんだよなぁ」

渡「すごく…いい人達ですね…蓮さんも、真司さんも」

真司「いやいや。あの時の俺と蓮は、本当に追いつめられているような関係だった。あいつは俺を本気で倒そうとしていたし、俺はどうすればいいか分からなくて、悩むばかりだったし。そんな俺達が戦わなくて済んだのも、恵里さんが奇跡を起こしたからなんだよなぁ。あの時あのタイミングで恵里さんが意識を取り戻した事から、俺は一つ学べたよ。どうしようもない絶望の中でも、きっと奇跡が起こってくれるんだって」

渡「どうしようもない絶望の中でも、きっと奇跡は起こる…」

真司「話が長くなったね。もうこんな時間だ。いつ敵が襲ってくるかは分からないから、今日はもう寝ようか」

渡「そうですね」

43 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/06/10(日) 23:39:21.93 ID:5rXXkZWO0
ども。テンダネスです。久しぶりに少し書きました。6月中にまた来ます。面白いと思ってくれたらぜひコメントをお書き願います。やる気がでますからww意見とかあったら受け付けます。おやすみなさい
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/11(月) 08:23:58.58 ID:4Hqu8vIio
神崎「戦え…戦え…(泣)」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/06/11(月) 08:46:10.34 ID:Vb+TItbeo

ダディハッスルしすぎだろwww
46 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/07/01(日) 21:29:31.31 ID:uZqRKTll0


翔太郎「おい起きろ!奴らだ!」

真司「!分かった!」

渡「…むにゃ…え?」

翔太郎「グロンギとアンノウンだ!俺たちもできる限りの事はやる、あんたも頼むぞ!」

キバット「渡!寝てる暇はねえぞ!」

渡「は…はい!」




太一「ま、真魚ねぇ!」

真魚「太一、外にいかないで!」

啓太郎「ひ、ひぃぃぃぃぃぃ!!」

ゴ・ジャーザ・ギ「フッフフ…」

ゴ・ジイノ・ダ「アハッハハァ……」

風のエル「残された人間共は、ここか…」

オーヴァー・ロード「始末するぞ。早急にな…」

他グロンギ・アンノウン勢「シャァァァァァァァァ……」

橘「お前らのせいで小夜子が……許さない。…許さんっ!」

翔太郎「おい!?」

啓太郎「た、橘さんっ!?」

橘「おおおおおおおおおおぉっおおおおおお!」

ジイノ「ババメ。タガゴビンエンバガメガメビガヂズザムヨガ…」
 訳【馬鹿め。只の人間が我々に立ち向かうとは…】

橘「オデノ・・・オデノアイノチクァラヲヌメルヌゥァ!オデハダディーャナザグヤダァッ!」 
 訳【俺の…俺の愛の力をなめるなぁ!俺は橘朔也だ!】

ジャーザ「ふっ!」(蹴り)

橘「うわぁっ!」

啓太郎「たっ橘さん!!」

翔太郎「馬鹿野郎!何考えてんだ!大丈夫か!?」

橘「うわぁ…ウワァァァァァァァァァァァァァ!!!」

翔太郎「おい!?」

真司「橘さん!」

渡「大丈夫ですか!?」

橘「ァァァァァァ…きっ君達は…」

真司「ここにいて…変身!」vallalallowsyeen!!

渡「変身っ!」foahheen♪foahheen♪…xzam…seeen!

47 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/07/01(日) 21:30:20.63 ID:uZqRKTll0
龍騎「行くぞ、渡君!」ダッダッ…vaca! boom…si,vaca_vion! アドベント!

キバ「はい!」<ガルルセイバー!>visoh,visoh…aooohhhhn!

グロンギ・アンノウン勢「シャアァァァァァァァァァァ!!」

キバ(ガルル)「ふっ!はっ!あぁぁぁぁぁ…はっ!」

キバット「ガルルバイト!」

キバ「……しゃぁぁぁっ!」

風のエル「アギトォ…うぉぉぉぉぉぉ!!」バーーーーーン!

オーヴァー・ロード「アギトもどきが…!!」

キバット「まだまだいくぜ!…バッシャーマグナム!そんでもってバッシャーバイト!」falalalatsyaahh!

キバ(バッシャー)「ふっ!…はぁーっ!!」

オーヴァー・ロード「ぐっ!?ぐっ…ご、がぁぁぁぁぁ!!」バーーーーーーーーン!

龍騎「はぁぁぁー!!」ストライクベント!

ジャーザ・ガルメ「グワァァァァァ!!」バーーーーン!!

ドラグレッダー「AHHHHHHHHH!!」

グロンギ勢「ゲガァァァァァァ!」バーーーーーーーン!

キバット「ピリオドはこいつだぜ!ドッガハンマー!」giooumgiooum…

キバット「終わりだ!ドッガバイト!」

キバ(ドッガ)「はぁぁぁぁーー…ふんっ!!!」

アンノウン勢「ジャァァァァァァァァ!!」バーーーーン!

啓太郎「や、やった!あんなにたくさんいたのに!」

キバ(ドッガ)「はぁ、はぁ…や、やりましたね」

龍騎「あぁ…被害を出さずに済んだ。だが、次はいつ、攻めてくるかだ…」

橘「…!ヴエダッ、アレハムロ!」
 訳 【…!上だっ!あれを見ろ!】

翔太郎「あ?何だって?」

キバ(ドッガ)「ん?」

龍騎「…!あれは…!」


昨日現れた、空に浮かぶ、とてもとても巨大な、要塞

ダグバエル「ふっふっふ…幹部クラスの奴らを一瞬にて倒すとは…やるな、ライダー達」

龍騎「ダグバエル…!」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/02(月) 20:21:27.85 ID:zGJgj21Uo
ナニイッテンダ!
49 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/07/28(土) 00:00:24.35 ID:cFCVPIiy0
もう誰も見てないかな とりあえず挫折はしたくないから終わりまでがんばろう

龍騎「ダグバエル…!」



かつての最強のグロンギと、水、風、土のエルのそれぞれの特徴を体に宿したような、怪人が、地に降り立つ。



ダグバエル「他所者共がこれから私の邪魔するとは…気にくわないな」



龍騎「何を言ってるんだ!お前だって地球を支配しようとしている、別の世界からきた悪い奴じゃないか!」



翔太郎「そうだ!何が他所者だ!早く人々を返せ!」



ダグバエル「ふん…昨日も言っただろう。人間は愚かだ!くだらない事ではしゃぎ合い、自分の欲望を満たすために、他人を蹴落とす、知能指数もサル並に低俗で薄汚い下等種族だ!だがアンノウンは違う!アンノウンは智と美に満ち溢れた優秀で気高い種!自然の美しいこの地球に、お前たちのような人間は不釣り合いだ!愚かな人間は、後でゆっくりいたぶってやる!」



キバ「違うよ…」



ダグバエル「ん?何か言ったか?」



キバ「確かに、世の中にはちょっと変な人もいるし、愚かだと思うような事をする人間だっている。でも皆が皆、くだらない生き物なんかじゃないんだ。僕も少しだけ、人間が好きじゃなくて、関わりたくない時期があったけど、僕の周りには、いい人があふれてた!静香ちゃん、健悟さん、名護さん、恵さん、嶋さん、マスター、そして父さん…あなたがどんなに人間を見下しても、僕は人間が好きだと思う!」



キバット「渡…」



龍騎「そうだ。確かに人間は自分の欲望のために、時に他人を蹴落とし、時に大切なものを投げ捨て、そしてそれを愚かだと悟って後悔する…確かに周りから見たら、短絡的で、馬鹿な奴らだって思うのも分かる。でも人間ってさ、後悔して成長していく生き物なんだ。どんな人間だって、愚かな経験を必ず持ってる!ずっと先になって、あの時あんな事をしなければなぁって思い立つ物がきっとあるんだ!その過去があるから、人間はまた一つ成長する!後悔して、挫折して、学び、強くなる!それが人間だ!」



橘「お前たちアンノウンがどれだけ偉大かなんて知らないが…交渉もせずに人々を消し去るような無知な奴らに、人間を馬鹿にされる言われなんかない!!」

50 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/07/28(土) 00:02:13.72 ID:cFCVPIiy0
ダグバエル「やれやれ…うるさい連中だ…人間が愚かなことに、変わりはないだろう!!教えてやる!私たちが地球から人間を消し、お前たちの知らない別の場所へ送ったのは、地球を支配すると言うのが第一だが、グロンギの餌として利用するためだ!」

翔太郎「なっ…」

啓太郎「えぇぇ!?」

ダグバエル「グロンギはザキバスゲゲルと称して、人間を殺害するゲームを過去に行っていてな、我々アンノウンの傘下となったグロンギに、特典として人間どもを提供してやろうと言うわけだ!私たちは知的に行動するグロンギ達の事を買っているからな!はははははは!!」

真魚「ひ…ひどい!そんなひどいゲームはやめて!お父さんたちを…皆を返して!」

橘「なんて奴らだ…!人間の事を愚かと評する前に、そんな野蛮な奴らと手を組む貴様らの方が、ずっと愚かだ!」

ダグバエル「お前たちは私が直接倒してやる。喜べ。私に倒される事を…盛大に!!」

龍騎「…しゃぁっ!」

ダグバエル「ハッ!」

龍騎「…ぐぁっ!うっ!」

ダグバエル「ァァッ!」

キバ「うぁ…!」

ダグバエル「ほら…!どうした!さっきの勢いは!」ガァッ!

キバ「うわっ…!」ダダーン!



51 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/07/28(土) 00:03:38.02 ID:cFCVPIiy0
キバ(こいつだけは…こいつだけは止めなくちゃいけない!真魚さんや太一君達を守るためにも、この世界の人達を取り戻すためにも…!)

キバ「タツロッド!」

タツロッド「はいは〜い!ここぞのタイミングで華麗に登場!渡さん、キバットさん、盛り上がりましょう!」

キバット「こんな状況におちゃらけるな!」

タツロッド「ど、どうもすみませ〜ん…」

ダグバエル「ふん…そんな物で何ができる?」

キバット「渡、いけるか?」



52 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/07/28(土) 00:08:50.32 ID:cFCVPIiy0
キバ「うん…!いくよ、キバット!タツロッド!」

キバット「きばっていくぜ…タツロッドー!!」

タツロッド「久しぶりですねぇ〜!」

     「変、身!テンション・フォルッティッシモ!」

 woooh…cxyiincxyin!!

ダグバエル「ふん…」

龍騎「あれは!?」

キバエンペラーフォーム「…ふっ!」サッ…

ダグバエル「ほう…おもしろい!」

キバ「はぁぁっ!」

ダグバエル「楽しませてもらおうか!ふっ!はぁぁっ!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

キバ「はぁっ!はっ!…ぐっ!」

ダグバエル「その程度か?私はまだ本気ではないぞ…!しゃぁぁっ!!」

キバ「うわっ!」

タツロッド「な、中々強いですね…」

キバット「渡!接近戦じゃ厄介だ!遠くからやってみろ!」

キバ「分かった…!タツロッド!」

vroommmmm…

タツロッド「バッシャーフィーバー!いきますよ!!はぁっ!!!」

バァン!バァン!バァン!バァン!!

ダグバエル「ふっ!ほっ!はっ!…そんなチャチな火炎弾で、俺が倒せるか!ふっ!!」

キバ「うわぁぁぁっ!!!」

渡「うっ…くっ…ぁ…!」

キバット「がはっ…ちくしょう…」
53 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/07/28(土) 00:31:57.63 ID:cFCVPIiy0
真魚「渡さん!」

翔太郎「渡!おい!」

ダグバエル「そんな派手な格好でこれが本気か!笑わせるものだ!」

龍騎「渡君!…こいつは止めなくちゃいけない!!」vooh…

ダグバエル「…ふん。お前は楽しませてくれるのか?大人しく抵抗など引き下げて、大人しく倒されたらどうだ?」

龍騎「…悪いね!負ける訳にはいかないんだ!」

【龍騎とダグバエル、その戦いの場に烈火の炎が燃え上がる】

《SURVIVE》

ドラグレッダー「Ahhhhhh…!」

ドラグランザー「XAHHHHHHHHHHHHHHHH!!!」

龍騎・サバイブ「はっ!」
54 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/07/28(土) 00:48:57.74 ID:cFCVPIiy0
ダグバエル「ふん…どこまで戦えるものかな!」ジャキーン!!

龍騎「…!俺はアンノウンやグロンギが、人間より優れているとは思わない!」

ダグバエル「!…何…?人間が愚かだと言う事はお前も認めたはずだぞ!」

龍騎「誰もが皆そんな奴らばかりって訳じゃない…!殺人をゲーム感覚で行う奴らや、人を理解しようとしない奴らに、俺達を否定されたくはない!」ジャキィーン!!

ダグバエル「…ふんっ!」

龍騎「うぁっ!…あんたが人間を迫害し、自分自身の野蛮な種族の事しか考えないなら、俺はあんたと戦う。そして倒す!…モンスターから人間を守るために、俺は仮面ライダーになったんだ!はぁぁっ!!」シュートベント!

ドラグランザー「XAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!」

バァァァン!ダン!バァァァン!!

ダグバエル「ぐっ…くっ!」

vaca!boom…si,vaca-vion!トリックベント!【龍騎サバイブ、5人に分身する!】

龍騎勢「はっ!しゃぁっ!せいっ!はーっ!!


ダグバエル「ぐぅ…なめるなぁ!!」【自然発火能力】

BAAAAAAAAAAAAAAAAAAN!

龍騎「うわぁ!!」

ダグバエル「人間ごときが!図に!のるなぁ!!!」

BAAAAAAAAAAAAAAAAAAN!BAAAAAAAAAAAAAAAAAAN!

BAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAN!

龍騎「がぁぁぁぁぁっ!!」

真司「がはぁっ!」

渡「真司さん!」

真司「ぐっ…ごほっ…」

翔太郎「しっかりしろ!おい!」

真魚「しっかりしてください!」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/24(月) 19:49:18.54 ID:cf8OPmRoo
作者逃走か
56 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/09/24(月) 22:42:17.04 ID:pQ1GHz2/0
近々書こうと思う 
57 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/09/30(日) 16:10:10.22 ID:BB/vl1sj0
ダグバエル「つまらん…仮面ライダーの力はその程度か?」

渡「うっ…」

真司「かはっ…ぐっ…」

ダグバエル「お前たちの苦しむ姿はもう飽きた。ここで倒すのもかまわんが・・・それは今度にしよう。今日は疲れた」

真司「何…?」

ダグバエル「せいぜい、残り少ない日々を楽しむがいい。次は、ないぞ」

【ダグバエルが要塞の中に戻り、要塞が遙か彼方へ姿を消す】

渡「ダグバエル…ぐぅ…」ガタッ

真司「くっそぉ…」ガタッ

真魚「渡さん!城戸さん!」

啓太郎「だ、だだ大丈夫!?」

橘「…深い傷を負っている!早く手当てをするんだ!」

翔太郎「…」

58 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/09/30(日) 16:21:08.70 ID:BB/vl1sj0
【菊池クリーニング】

渡「…」

真司「…」

橘「応急手当は出来た…後は2人がいつ起きられるかだ」

キバット「渡ぅ〜!大丈夫か〜!?」

タツロット「あのダグバエルって奴、エンペラーフォームでもまるで歯が立ちませんでした〜…どうすれば倒せるのでしょう…」

キバット「あぁ…めちゃくちゃ強い奴だったな…どうなっちまうんだ俺たちは…いや!ここで俺が弱気になってどうする!」

タツロット「そうですよ!きっと勝機は見つかります!まずは二人の回復を待ちましょう!」

真魚「…(翔一君がいたら…)」

啓太郎「…ん?真魚ちゃん、どうしたの?思い詰めてるような顔してるけど…」

真魚「あっ…うぅん、こんな時に、翔一君や氷川さんがいてくれたらなぁ、って思って…」

啓太郎「あっ…うん、そうだね…」

翔太郎「…真魚ちゃん。啓太郎、明日、俺と一緒に行って欲しいところがある。真魚ちゃんに、絶対に来てほしいところなんだ」

真魚「えっ…?翔太郎さん?」

啓太郎「どうしたの?翔ちゃん?行くってどこにさ?」

翔太郎「とにかく明日、俺についてきてくれ。…行けば分かる」





59 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/09/30(日) 16:33:40.43 ID:BB/vl1sj0
次の日、翔太郎は真魚と啓太郎と共に、ある場所へバイクで向かう

真魚「翔太郎さーん!どこに行くのー?」

翔太郎「…」

真魚「翔太郎さん…?」



工場の跡地


啓太郎「ここは…工場の跡地?何もなさそうだけど…」

翔太郎「こっちだ」

真魚「ここに、何があるんだろう…」

スタスタ【啓太郎と真魚は翔太郎のいく先についていく】

翔太郎「…!」ダッ!

啓太郎「あっ、翔ちゃん!?」

真魚「どうしたのー?」

翔太郎「……よかった、変わらないままだったか」

啓太郎「はぁ、はぁ、翔ちゃん、一体どうしたのさ…って、えっ…」

真魚「……あぁっ…!!」

翔太郎「真魚ちゃん、こいつを見てくれ…こいつを見せたかったんだ」

2人は翔太郎の目の前にある、何か、立ち尽くした銅像のようなものを見ていた。

啓太郎「こ、これって…まさか」

人型の仮面をした銅像で、まるで倒れた所から立ち上がり、空を見つめるような格好をしていた。

真魚「翔一、君…?」

翔太郎「あぁ、翔一だよ。…本物だ」

翔太郎に連れられてきた真魚が見たのは、石像となってしまった仮面ライダーアギトだった。





60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/30(日) 21:49:47.90 ID:6VvkokmDO
おかえり!
とっくに落ちてたかと思って諦めてたけど、再開してくれるとは!
61 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/10/01(月) 19:52:43.18 ID:2QzD6xz90
意外と支援してくれている方がいるようだし、スレ立ててもう5カ月たっちゃったけど、遅いペースでがんばろうと思う。ちなみに前にここで某アニメのssを一個だけ完結まで書いたことがある。挫折したのも多いけどね。
62 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/10/01(月) 20:07:31.27 ID:2QzD6xz90
翔太郎「覚えてるか、あの日だ…翔一がG3とギルスの3人で、敵の幹部に最後の勝負を挑んだ日だ」

翔太郎「翔一が敵の親玉に、最後の一撃をくらわした時だ。あの時、大爆発が起こって、翔一は敵の親玉と一緒に死んじまったのかと思った…」

翔太郎「真魚ちゃんや氷川があの爆発にのめりこんでいる間、俺は見た」



真魚「翔一くーーん!翔一くーーーーん!!!」

G3−]「津上さん…!」

エクシードギルス「あいつ…馬鹿なことを…!」

翔太郎「…なんてこった……」

翔太郎「…ん?」

【翔太郎は、遠い大爆発の中から、地に落ちていくあるものを見た】

翔太郎(あれは…まさか…あの姿は…アギト!?翔一なのか!?)

翔太郎「翔一…!翔一…!クソッ!翔一!」ブゥゥゥゥン…



翔太郎「あの爆発から、翔一…シャイニングフォームになったアギトが落ちていく姿を」

翔太郎「そして俺はここに駆けつけた時、見たんだ。ここで、どうして翔一が、こんなに固まっちまった姿になったのかを」



工場の跡地 入口

【翔太郎、入口にハードボイルダーを止める】

翔太郎(この辺に落ちた気がする…)

翔太郎「!…あれは…翔一!!」

アギト(翔一)「ぐっ…はぁ、はぁ…」

翔太郎(翔一…!今すぐ助けにいかねぇと…!)

アギト「ぐっ…何とか、奴(闇の力)を倒せたか…」

?「中々やるじゃないか。アギトよ」

アギト「!?」

翔太郎(!?誰だ!?)

63 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/10/01(月) 20:25:36.57 ID:2QzD6xz90
アギト「何者だ、お前…!」

ダグバエル「我が名はダグバエル。いずれこの地球の支配者に成り変わるアンノウンだ」

アギト「何…!」

ダグバエル「まさかあの闇の力とその下僕のエル達を倒してしまうとはな。お前とあの2人のアギトもどき達には感服するよ」

アギト「お前もあいつらと同じように、人々を傷つけるのか…!?」

ダグバエル「傷つけると言うより、少しばかり自由を奪わせてもらうのだよ。私の傘下となったアンノウンとは別の種族…グロンギのゲームの駒となてもらうのさ」

アギト「人間を、グロンギの餌に…?そんな事は、俺が許さない!!」

ダグバエル「私と戦うつもりか?闇の力との戦いで、力も使い果たしたお前が?」

【アギト、シャインニングカリバーを召喚する】

アギト「…俺は守る…皆の幸せを、皆のいるべき居場所を守る…お前に皆の笑顔を汚させない!」

翔太郎(しょ、翔一…)


アギト・ダグバエル「ふっ!!」

アギト「はっ!はぁっ!」ジャキーン!ジャキーン!

ダグバエル「ふっ!はぁっ!」ダダン!

アギト「ぐっ!…はっ!」

ダグバエル「ぐっ」

アギト「はっ!ふっ!はっ!はぁーっ!!」

ダグバエル「がぁ…っ!ぐぉっ…!!」

アギト「………はぁ…!」【6本角のアギトの紋章が顕れる】

ダグバエル「ぐぁっ…!」

翔一「いいぞ、翔一…!」

アギト「……はぁっ!」

アギト「はぁーーーーーーーーーっ!」

ダグバエル「くっ…!…ふん、その程度か?」

アギト「何っ!?」

ダグバエル「くらえ!」【水、風、土の力を一点に右手に集め、シャイニングライダーキックを繰り出すアギトに構える】

ダグバエル「ふぉぉっ!!!」

アギト「ぐぁぁぁっーーー!!!」

翔一(翔一!)

アギト(グランド)「ぐ…はぁ、はぁ、はぁ……」






64 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/10/01(月) 20:26:53.88 ID:2QzD6xz90
↑翔太郎君間違えたので訂正

アギト「何者だ、お前…!」

ダグバエル「我が名はダグバエル。いずれこの地球の支配者に成り変わるアンノウンだ」

アギト「何…!」

ダグバエル「まさかあの闇の力とその下僕のエル達を倒してしまうとはな。お前とあの2人のアギトもどき達には感服するよ」

アギト「お前もあいつらと同じように、人々を傷つけるのか…!?」

ダグバエル「傷つけると言うより、少しばかり自由を奪わせてもらうのだよ。私の傘下となったアンノウンとは別の種族…グロンギのゲームの駒となてもらうのさ」

アギト「人間を、グロンギの餌に…?そんな事は、俺が許さない!!」

ダグバエル「私と戦うつもりか?闇の力との戦いで、力も使い果たしたお前が?」

【アギト、シャインニングカリバーを召喚する】

アギト「…俺は守る…皆の幸せを、皆のいるべき居場所を守る…お前に皆の笑顔を汚させない!」

翔太郎(しょ、翔一…)


アギト・ダグバエル「ふっ!!」

アギト「はっ!はぁっ!」ジャキーン!ジャキーン!

ダグバエル「ふっ!はぁっ!」ダダン!

アギト「ぐっ!…はっ!」

ダグバエル「ぐっ」

アギト「はっ!ふっ!はっ!はぁーっ!!」

ダグバエル「がぁ…っ!ぐぉっ…!!」

アギト「………はぁ…!」【6本角のアギトの紋章が顕れる】

ダグバエル「ぐぁっ…!」

翔太郎「いいぞ、翔一…!」

アギト「……はぁっ!」

アギト「はぁーーーーーーーーーっ!」

ダグバエル「くっ…!…ふん、その程度か?」

アギト「何っ!?」

ダグバエル「くらえ!」【水、風、土の力を一点に右手に集め、シャイニングライダーキックを繰り出すアギトに構える】

ダグバエル「ふぉぉっ!!!」

アギト「ぐぁぁぁっーーー!!!」

翔太郎(翔一!)

アギト(グランド)「ぐ…はぁ、はぁ、はぁ……」

65 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/10/01(月) 20:55:22.60 ID:2QzD6xz90
ダグバエル「やはり闇の力との戦いの後に、グロンギとアンノウンの頂点に立つ私とは刺し違えることもできないようだな」

アギト「ぐっ…くっ…お前は、俺が止める…!」

ダグバエル「冗談はよせ。今のお前はもう終わりだ。…だが、お前は殺さない。我々アンノウンとグロンギがこの世界を支配した時に、この世界を守れなかった脆弱な勇者という肩書きを持つブロンズ像になってもらう!」

アギト「何…!?」

ダグバエル「ふっ…はぁっ!」

アギト「何を…ぐっ!これは…!」

【ダグバエルの放つ光線を受けたアギトの足から先が、みるみる石化していく】

翔太郎「しょ、翔一…!」

ダグバエル「はっはっは!これでお前はもう動けまい!」

アギト(ぐっ…このままじゃ、世界がアンノウン達の手に…!どうする…!)

アギト(…!そうだ、俺はオルタフォースの力で、マシントルネイダーに自分の意志を伝心できる…!その原理を利用すれば…!)

アギト「…はぁっ…!」

【下半身の7割ほどを石化によって浸食された時、アギトはオルタリングからフレイムセイバーを出し、何かを祈るような態勢を取った】

ダグバエル「身動きが取れないのに、剣などを出してどうするつもりだ?」

アギト(…頼む。誰でもいい。俺たちの知らない、氷川さんでも葦原さんでも他のアギトでもない、別の世界の仮面ライダーでもいい!…俺の世界は、今、ある生命体によって危機が迫っている。人類の危機です。あの世界の「戦士」は、その生命体の手によって姿を消してしまいました。…俺の世界を救うには、どうしてもあなた達の力が必要です。どうか俺達の世界のために、あなた達の力を貸してください。お願いします…俺たちの世界を、皆の居場所を、守ってください!!)

ダグバエル「何をしている…?」

アギト(頼むぞ…俺の意志を、他の世界の仮面ライダーに伝えてくれ…!)

【オルタリングさえも徐々に浸食されていく】

アギト「…はぁっ!!」

【最後の力を振り絞り、アギトはオルタフォースによって彼の「意思」が詰まったフレイムセイバーを、最後の希望が託された赤き剣を、力の限り、遠く、遠くへ投げ飛ばした】

翔太郎(翔一…?)

ダグバエル「何の意図があっての行動かは知らんが…もうお前は固まる。この世界も、我々のものだ!」

アギト(どうかな…俺は、奇跡を信じる…真魚ちゃんや太一やおじさん、氷川さんや葦原さんや可奈さんが笑っていける居場所を守ってくれるために駆けつけてくれる存在を…!たとえ氷川さんや葦原さんがこいつらに苦戦しても、それでも、俺は、奇跡を…!信じる…!)

【仮面ライダーアギト、石化】

66 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/10/01(月) 21:25:03.19 ID:2QzD6xz90


翔太郎「翔一は最後、ベルトから出した剣をどっか遠くに投げて、ブロンズ像になった…俺には、何もできなかったよ…」

真魚「翔一君…」グスッ…

翔太郎「真実を知っていたのに、今まで話さなかったことは、悪かったと思ってる…でも、真魚ちゃんに、生きているのか死んでいるかも分からないこいつを見せるのは、気が引けたんだ…闇の力と一緒に死んでこの世界を守った、そう信じている真魚ちゃんに、ダグバエルに負けてこんな像になっちまった翔一を、見せたくなかったんだ」

啓太郎「翔ちゃん…」

翔太郎「あいつは勇敢だった。闇の力と相打ち覚悟で戦って、爆発に巻き込まれた後にあのダグバエルに立ち向かったんだからな。あいつの戦う姿は、俺がグロンギの遊び道具になる事があっても絶対に忘れねぇ」

真魚「ぅっ…ぅっ…翔一君…何で…」

翔太郎「強く生きてくれ、真魚ちゃん…翔一は、真魚ちゃんや太一や啓太郎の居場所を守るために戦い抜いたんだ…この事をどうしても教えたくて、今日はここに連れてきた」

橘「やはりそういう事か」スッ

翔太郎「!橘さん…!?」

橘「話は聞いた。俺には、何となく分かっていたが」

真司「聞かせてもらったよ…仮面ライダーアギト…翔一君の最後の戦いの事も」

翔太郎「城戸さん…渡も…」

渡「太一君が、朝意識が戻った僕たちに、教えてくれたんです。翔太郎さんが、真魚さんと啓太郎さんを連れて、どこかに行ったって」

タツロット「すいませ〜ん!翔太郎んたちのバイク、着いていかせてもらいました〜!」

キバット「まったく、2人とも病み上がりなのによくがんばれるぜ〜。ま、渡にとっちゃ随分成長したもんだけどな」

真司「それより翔太郎君、俺には、アギトが最後に投げたっていう剣の事が気になるんだ。なぜ身動きがとれなくなるその寸前に、アギトはそんな事をしたんだろう…もしかしたら、何かのメッセージかもしれない」

橘「君もやはりそう思うのか。ところでアギトは銃はもっていないのか?」

翔太郎「あぁ…俺も何であの時、翔一が剣を投げたのかはわからねぇ…あの時は翔一がブロンズ像になっちまったのと、ダグバエルに気付かれないように逃げてくるので精いっぱいだから、探してないんだけどな。…確か、あの方向に投げたはずだ」

啓太郎「あっ!じゃあさ、探してみようよ!そのアギトが投げた剣!何かのメッセージかもしれないよ!」

渡「メッセージ…ですか?」

真司「あぁ。そういう事も考えられる。ダグバエルが責めてこないうちに、その剣を探したい。翔太郎さん、協力してくれるか?」

翔太郎「…俺にできる事は何だってする。翔一を助ける事もできなかった、罪滅ぼしだ」

橘「君はダグバエルとかいう奴から逃げのびて、俺たちに真実を伝えるために生きてくることができた。それだけでもよくやった」

翔太郎「うるせぇよ…」

渡「でも…翔一さんが元に戻ることができたら、すごく嬉しいですよね…まだ死んだって訳じゃないみたいだし…もしかしたら、剣を探せば、何か翔一さんを元に戻す方法がつかめるかも」

翔太郎「…あぁ、そうだよな。…だんだん落ち着いてきたぜ。剣の事なら、まだ記憶に鮮明に残ってる。投げた場所も、どの辺に落ちたのかも何となくわかりそうだ」

真司「よし、俺たちで探そう。アギトが投げた、その剣を」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/04(木) 21:39:03.20 ID:ytk+knyjo
お、きてる
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 21:18:56.37 ID:ds4V/Th6o
>>57見て「今日は疲れた」とかふざけんなと思ったが
よく考えたら最近の怪人って何の理由もなしにトドメ刺さないよな…
69 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/10/24(水) 21:09:50.06 ID:4RCYwEsK0
啓太郎「う、うーん…」ザクザク

渡「探すって言っても…」ザクザク

キバット「剣一本つってもこんなに広いとなぁ…」

真魚「あっ!翔太郎さん、これ、剣の先っぽみたいなのがあったんですけど…」

翔太郎「いや、剣は折れてないはずだ。俺の目が正しかったら、剣の先がどっかに突き刺さった」

真魚「そうですか…」

橘「多分それはディアマンテ・エッジだろう。ところで翔太郎君。これじゃないか?」

翔太郎「あったか!?……いや、違う。もっと兵士とかがもってそうな普通の剣だ。てかなんだそりゃ」

キバット「どれどれ〜?あっ!ザンバットソード!」

渡「えぇぇ!?どうしてこんな所に!?」

橘「やはりそういう事か」

キバット「なにが!?」

真司(剣…それが石像になったアギトを蘇らせるヒントの礎になるかもしれない…)

バーーーーーーーーーーーーン!!!バーーーーーーーーーーーン!!!バーーーーーーーーーーン!!!

真司「!?」

啓太郎「うわぁぁっ!」

翔太郎「何だ!?」

【天に巨大な要塞が浮かぶ】

ダグバエル「2人の仮面ライダーと残された人間よ。一日ぶりだな。はっはっは!」

渡「ダグバエル…!」

キバット「マジかよ!もう攻めてきやがった!」

ダグバエル「もっと君達に余裕を持たせておけばよかったかと思ったが…待つのもくたびれるからなぁ」

【要塞の中からダグバエルが地に降りてくる】

ダグバエル「お前達はここで全員倒す。…見世物の像に変わり果てた、どこかの哀れな仮面ライダーのようになぁ!」

翔太郎「てめぇ…!翔一の事をよくも…!許さねぇ!」

橘「よせ!…ここは俺がやる」

キバット「アンタはライダーでも何でもないだろ!」

真司「…渡君。アギトの剣は真魚さん達に任せよう」

渡「…はい。僕達は…」

ダグバエル「またやるのか?自慢の最強フォームで歯が立たなかったというのに」

渡「あいつを…ダグバエルを止める!」

キバット「よぉーっし!その意気だ渡ぅ!天国の父ちゃんもきっと喜んでるぜ!」

真司「真魚さん。翔太郎君。啓太郎君。橘さん。あいつは俺たちが何とかする。時間を作るから、剣を探してくれ」

真魚「はい!」ダッ

翔太郎「任せろ」ダッ

啓太郎「ぜ、絶対見つけるから、無茶はしないでね!」ダッ

橘「死ぬなよ」ダッ

真司「あぁ…俺は絶対に[ピーーー]ない。俺の目の前で…誰かを傷つけさせたりはしない!」
70 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/10/24(水) 21:12:47.63 ID:4RCYwEsK0
禁止用語とか書くには何打てばいいんだっけ…とにかく↑修正

啓太郎「う、うーん…」ザクザク

渡「探すって言っても…」ザクザク

キバット「剣一本つってもこんなに広いとなぁ…」

真魚「あっ!翔太郎さん、これ、剣の先っぽみたいなのがあったんですけど…」

翔太郎「いや、剣は折れてないはずだ。俺の目が正しかったら、剣の先がどっかに突き刺さった」

真魚「そうですか…」

橘「多分それはディアマンテ・エッジだろう。ところで翔太郎君。これじゃないか?」

翔太郎「あったか!?……いや、違う。もっと兵士とかがもってそうな普通の剣だ。てかなんだそりゃ」

キバット「どれどれ〜?あっ!ザンバットソード!」

渡「えぇぇ!?どうしてこんな所に!?」

橘「やはりそういう事か」

キバット「なにが!?」

真司(剣…それが石像になったアギトを蘇らせるヒントの礎になるかもしれない…)

バーーーーーーーーーーーーン!!!バーーーーーーーーーーーン!!!バーーーーーーーーーーン!!!

真司「!?」

啓太郎「うわぁぁっ!」

翔太郎「何だ!?」

【天に巨大な要塞が浮かぶ】

ダグバエル「2人の仮面ライダーと残された人間よ。一日ぶりだな。はっはっは!」

渡「ダグバエル…!」

キバット「マジかよ!もう攻めてきやがった!」

ダグバエル「もっと君達に余裕を持たせておけばよかったかと思ったが…待つのもくたびれるからなぁ」

【要塞の中からダグバエルが地に降りてくる】

ダグバエル「お前達はここで全員倒す。…見世物の像に変わり果てた、どこかの哀れな仮面ライダーのようになぁ!」

翔太郎「てめぇ…!翔一の事をよくも…!許さねぇ!」

橘「よせ!…ここは俺がやる」

キバット「アンタはライダーでも何でもないだろ!」

真司「…渡君。アギトの剣は真魚さん達に任せよう」

渡「…はい。僕達は…」

ダグバエル「またやるのか?自慢の最強フォームで歯が立たなかったというのに」

渡「あいつを…ダグバエルを止める!」

キバット「よぉーっし!その意気だ渡ぅ!天国の父ちゃんもきっと喜んでるぜ!」

真司「真魚さん。翔太郎君。啓太郎君。橘さん。あいつは俺たちが何とかする。時間を作るから、剣を探してくれ」

真魚「はい!」ダッ

翔太郎「任せろ」ダッ

啓太郎「ぜ、絶対見つけるから、無茶はしないでね!」ダッ

橘「死ぬなよ」ダッ

真司「あぁ…俺は絶対に死ぬわけにはいかない。俺の目の前で…誰かを傷つけさせたりはしない!」
71 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/10/24(水) 21:29:42.95 ID:4RCYwEsK0
渡「…キバット!…タツロット!」

キバット「おうっ!きばっていくぜ!」

タツロット「ピュンピュ〜ン!い〜きまーすよ〜!!」

≪BGM SUPERNOVA≫

キバット「ガブッ!」zizi!

foahheen♪foahheen♪foahheen♪

(城戸真司、等身大の鏡に向かってデッキを突き出し、バックルが真司の腰に巻き上がる) myahoween…

渡「ふっ!」

真司「はっ!」

渡・真司「変身!!」

xzam・・・seeen!

タツロット「テンションフォルテッシモ!!」

viohh…vaoohhhhhhhh!kinkinkin!【エンペラーフォーム変身!】

vallalallowsyeen!! 《SURVIVE》tohhh!!【龍騎サバイブ、爆誕!】

キバエンペラー「はぁっ!」

龍騎サバイブ「ふっ!」

ダグバエル「来い…!」

キバ「はっ!!」

龍騎「せいっ!」

ダグバエル「ぅぅん!!」

龍騎「はぁーっ!」

キバ「はっ!」

ダグバエル「ぐおおぉっ!」

龍騎「行くぞ…!」vaca!boom…si,va,ca vion!《ストレンジベント…vion!トリックベント!…boom…vion!シュートベント》

龍騎勢「くらえ!」【5人の龍騎によるメテオバレット!】BAAAN!BAAAN!BAAAN!BAAAAAAAAAN!

ダグバエル「ふん…!当たるか、そんなものがぁ!!!」

タツロット「ガルルフィーバー!行きますよぉ!」

キバ「くらえ…!はぁぁっ!」ダァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!

ダグバエル「ふっ…」

キバ「はぁぁっ!ってあれ…!?」

ダグバエル「はぁぁっ!」

キバ「うわぁぁっ!」

ダグバエル「小賢しいわ!仮面ライダー!そんな攻撃で倒せるなら、誰が2つの種族の頂点になど立てよう!」

ドラグランザー「VAHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!」

ダグバエル「ん!?」




72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/24(水) 21:55:10.83 ID:cwUHRExvo
フィルターはメ欄に「saga」だよ
さげ(sage)じゃなくてサガ(saga)ね
73 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/10/24(水) 21:56:43.71 ID:4RCYwEsK0
龍騎「これで、どうだ…!行けー!!」

ドラグランザー「VAAAA!VAAAA!VAAAA!」【ドラグランザーの火炎放射がダグバエルに襲いかかる!】

ダグバエル「何だと…!ぐっ!がぁ…!うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

キバ「す、すごい」

キバット「おいおい…あいつ一人でもやれそうな気がしてきたぜ…」

ダグバエル「くっ…はぁ…はぁ…」

龍騎「今だ渡君!奴を倒せ!」

渡君「は、はい!」

キバット「よし…勝気が見えてきたぜぇ!」

galagalalala…

タツロット「ウェイクアップフィーバー!!」

キバ「……はぁぁ……ふっ!」

キバ「はああああああああああああ!!」

ザクッ!

ダグバエル「ぐぉっ!…ぐっ…ぐっ…!」

キバット「いけーっ!渡ー!!」

キバ「はぁぁぁ…はぁー!!」

ダグバエル「貴様ら五時に…貴様ら五時に負けるかぁ!!…ふおぉっ!」バシーーーーン!!

キバ「うわぁぁぁぁっ!」

龍騎「渡君!」

ダグバエル「ふん…!誉めてやろう!俺をここまでてこずらせたライダーは、お前たちが初めてだよ!…敬意を表すとしようか…」

龍騎「何だって…?」

ダグバエル「私はグロンギとアンノウンの長だが…別種族の怪人のコネクトもとってあるのだよ!」

キバット「別種族って…まさかファンガイアやレジェンドルガもか!?」

ダグバエル「左様!お前たちのようなライダーを倒すのに長けた、特に強い怪人達よ…出でよ…!」

【天の要塞から、地に謎の光がもたらされ、そこから何人もの怪人が這いずるように地に立つ】


リブラゾディアーツ「ふっふっふ…愚かな人類の歴史も、ここで幕引きだ…」

ドラゴンオルフェノク「あはは…面白そうだね」

ルークファンガイア「ここが新たなタイムプレーの戦場か…!」

コーカサスアンデッド「随分苦戦してるじゃない、ダグバエルさん」

テラードーパント「やれやれ…ご老体にあまり労働を強いてほしくないものだ」


龍騎「何だ、こいつら…!」

キバット「あれは…ルーク!イクサが倒したんじゃなかったのか!?」

タツロット「おそらく、別の世界から来たんじゃないですか…?」

ダグバエル「ライダーたちを倒せ。私は残りの人間たちを始末してくる」

渡「!!」






74 :テンダネス ◆jbogzDvDVc [saga]:2012/10/24(水) 21:58:36.03 ID:4RCYwEsK0
>>72ありがとう!覚えとく!今日はここまで 作者としては真司君が若干大人っぽくなってる所に注目してほしい
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/24(水) 23:21:56.18 ID:cwUHRExvo
読者としては橘さんVSリブラに期待したいです
76 :テンダネス ◆jbogzDvDVc [saga]:2012/10/29(月) 22:02:47.81 ID:ZOBpxowd0
ライダーゲームでも10年ぶりの真司君復帰!このシンクロが嬉しい!
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 20:54:48.79 ID:jPbYYnFDO
更新きてたか、乙
78 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/12/04(火) 21:43:52.18 ID:AstsaYyj0
龍騎「待て!そんな事、絶対にさせるか!」

ドラゴン「じゃぁ…楽しませてよねぇ…ははは」

コーカサス「そうだね。見せてやるよ。カテゴリーキングの力を!」

ルーク「キバ!タイムプレーの…続きだ!!はぁーーー!!」

キバ「っ!はっ!」

ドラゴン「はぁっ!」

キバ「がぁぁ…!」

リブラ「覚悟を決めろ!」

キバ「!ぐっ!」

タツロット「ドッガフィーバー!」

リブラ「ぐはっ!……ふん。確かに重い一撃だ。だが、超新星を遂げた私にこんなものは無意味!覚悟しろ!ウォー!」

キバ「がぁっ!」

龍騎「渡君!」

コーカサス「他人の心配してる暇はないんじゃない?ゲームを始めるよ?はっ!」

龍騎「!ぐっ!」

テラー「見せてもらおうか。ライダーの力という物を」

ルーク「はぁぁぁぁっ!」

キバ「うっ…」

ドラゴン「君も弱そうだなぁ…はっ!」

キバ「…!(ス、スピードが…!速い!)」

ドラゴン「どうしたの?もっと、戦ってよ」

キバ「ぐはぁ…」

キバ「がはっ…!」

龍騎「くそっ…!」BOOM…

コーカサス「おっと、させないよ!」ジャキーン!

龍騎「うわっ(ぐっ、カードが…!)」

テラー「ふっ!」<テラーフィールド発生>

龍騎「何だよ、これ…がっ!うわぁぁぁぁぁぁぁっ!」

テラー「絶望的な恐怖。君は今その片鱗を味わっている。君の希望を全て、漆黒の絶望が侵し尽くすだろう」

キバット「渡!立て!このままじゃ皆やられちまうぞ…!」

龍騎「ぐっ…!こいつら…!」

コーカサス「もうさー、諦めなよ。そろそろダグバエルさん、人間のところに着く頃じゃないの?」

リブラ「君達の天秤は、当の昔に壊れている。いや、我々が壊したようなものか」

??「ちょっと待ちなよ!」

<銃声>

リブラ「ん?ぐぉぉぉぉ!」

ルーク「ぐっ!誰だ!?」

テラー「…君は確か…」

仮面ライダーディエンド「やぁやぁ、僕は通りすがりの仮面ライダーだよ」

龍騎「ぐっ…あいつも、仮面ライダーなのか…?」
79 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2012/12/04(火) 21:58:43.63 ID:AstsaYyj0
キバ「あなたは、一体…」

ディエンド「同業者のよしみでさー、別の世界からわざわざ、助けに来てあげたわけさ。どこぞの破壊者さんと違ってね。感謝したまえよ?はっ!」

ルーク・リブラ「ぐはぁっ!」

ディエンド「でも僕、何かと忙しいんだよね。今僕の仲間がスーパー戦隊っていう派閥とドンパチっちゃっててさー、それで向こうさんもライダーの僕を狙ってるもんだから、今倒されないように逃げてる途中なんだ。君達もゴーカイレッドには気を付けたまえ」

龍騎「は?スーパー戦隊?自称スーパー弁護士って奴ならなら知ってるけど…」

ディエンド「訳のわからないことを言うのはよしたまえ、城戸真司。さて、さっさと君達の仲間を出したら、また逃げるか」

キバ「仲間を、出す…?」

ディエンド「ふっ!」<KAMENRIDE…イクサ・バースト、セーブ!ナイト!ゾルダ!オウジャ!>

PARARARA!

名護啓介「…何だここは。いつものカフェにいたはずだが…」

紅音也「ここが美人とかわいこちゃんの集うパラダイスか!はっはっは!ってここはどこだ…」

キバ「なっ名護さん!父さん!」

音也「ん?うぉっ!誰かと思えば渡じゃないか!」

名護さん「渡君。ここはどこなんだ。状況を説明しなさい」

秋山蓮「…?」

北岡秀一「あれ、事務所にいたはずなんだけど…吾郎ちゃーん?っておまっ、浅倉…!」

浅倉威「ここか…祭りの場所はよぉ…なぁ!北岡ぁ!はっはっはっは!」

龍騎「えぇぇ!?お前らどうやってきたんだ!?」

蓮「城戸…」

北岡「あらあら、これはこれは随分懐かしいメンツだねぇ…10年前が懐かしいよ」

浅倉「会いたかったぜぇ、北岡ぁ…はっはぁ…」ニヤ…

ディエンド「彼らとがんばりたまえ。じゃあねー」

<良空間へ消えていくディエンド>

龍騎「あぁちょっ、おい!」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 22:23:48.09 ID:S1PaS/6DO
盛り上がって参りました
81 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2013/01/10(木) 22:16:22.35 ID:ixCSXBJX0
龍騎「待てよぉー!」

浅倉「…あぁっ!」パンチ!

龍騎「いってぇ!」(変身解除)

浅倉「理屈は知らんが…久々に外に出れたんだ…始めるか!ライダー同士の戦いを!」

北岡「おいおい…」

蓮「相変わらず、くだらないままだな。浅倉」

浅倉「はっはぁ…お前とはほとんど戦えずじまいだったからなぁ…それに随分とイラつかせやがった…」

北岡「やれやれ…こっちはお前の顔も忘れかけてきて、病院の退院記念に、吾郎ちゃんとフランス旅行に行ってたはずなんだけどねぇ…」

浅倉「ぁあぁ…戦いが俺を満足させる…イライラも空腹もな。北岡、俺に会いたいって願ったんじゃないのかぁ?」

北岡「笑えない冗談はよせよ。神様に異議を申し立てなきゃ」

真司「おいおい!今はそれどころじゃないんだって!それにライダー同士の戦いなんてもう10年も前に終わってるんだよ!分かってるのか!?」

浅倉「ごちゃごちゃとつまらん事を喋る奴だ…お前から先に倒してやろうか?」

真司「何ぃー!?」

リブラ「いつまで我々を放置するつもりだ?」

浅倉「あ?」

コーカサス「ゲームは終わってないんだけどなー」

テラー「年寄りは待たせるものではないぞ」

北岡「おい、何だあいつら?ミラーモンスターか?」

真司「あいつらはこの世界を支配しようとたくらんでる、アンノウンとグロンギの部下の幹部だ!」

蓮「なるほど…それで俺たち仮面ライダーが別の世界から呼び出され、このカードデッキも何故かまた持っているというわけか」

北岡「何?…あれ、本当だ」

浅倉「何でもいい…戦えさえすればなぁ…俺は今戦いに飢えてるんだよ…!」


82 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2013/01/10(木) 22:55:06.44 ID:ixCSXBJX0
名護「…なるほど。つまりその未確認生命体により、この世界が破滅の危機を迎えている、そういう事だな」

渡「はい」

音也「別に俺たちが住んでいるわけでもない星が破滅しようが栄えようが知ったことじゃないが…愛すべき息子の頼みなら、断るわけにはいかないな」

名護「力を貸そう。世界の平和は、全宇宙の平和だ」

渡「父さん…!名護さん!」

ドラゴン「いつまで無駄話をしてるのかなぁー?」

ルーク「お前たちはイクサの…理屈はわからんが、どうやら時空を超えたようだな!面白いぞ…かつての借りを返させてもらう!」

音也「それはこっちのセリフだ。せっかくゆりが成仏させてやったはずなのに、こんな所でまた蘇りやがって。今度は代わりに俺がお前を倒してやる。ゆりの代わりにな」

名護「ルーク…お前は俺の義母の敵だ。生かしてはおけない。この地に貴様のようなファンガイアを産み落とした神の過ち…俺が正す!」

キバット「いくぜぇー渡!」

タツロット「ピュンピュ〜ン!」

渡「…うん!」


83 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2013/01/10(木) 23:03:10.73 ID:ixCSXBJX0
北岡「まさかまたライダーになる日が来るとはなぁー…そう思うだろ?浅倉さん」

浅倉「まったくだ。だが、これで戦える。モンスターとも…お前ともだ、北岡」

北岡「おーこわ…ま、あの頃は調子不十分で、ちょっと戦いずらかった感じもあるしなぁ。…今の俺で、どこまでお前と戦えるかっていうのも、試してみたいかな」

浅倉「あぁ…?…はっはぁ…はっはっはっはぁ!」

北岡「…ふん…」

蓮「…城戸」

真司「蓮…」

蓮「…」

真司「…」

蓮「…行くぞ」

真司「…あぁ!」
84 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2013/01/10(木) 23:11:54.84 ID:ixCSXBJX0
<鏡にデッキをかざす>

<Xバックルが顕現する>

音也「遊び心は見つけたか?」

名護「あぁ。だから強くなった」

音也「ほう?そいつは…」

音也「楽しみだ!」r・e・a・d・y!

名護「ふっ……!」r・e・a・d・y!

キバット「ガブリッ!」foahheen♪ foahheen…♪

真司「変身!」vallalowseen!

蓮「…変身!」vallalowseen!

北岡「はっ、これこれ…!変身!」vallalowseen!

浅倉「あぁぁ…!変身!」vallalowseen!

音也「ふっ!……変身!」【fist・on】

名護「…変身!《fist・on》

渡「変身!」xzam…seeen!

85 :テンダネス ◆jbogzDvDVc :2013/01/10(木) 23:18:35.31 ID:ixCSXBJX0
ちょっとかっこよさげげにまとめてみる+修正

北岡「まさかまたライダーになる日が来るとはなぁー…そう思うだろ?浅倉さん」

浅倉「まったくだ。だが、これで戦える。モンスターとも…お前ともだ、北岡」

北岡「おーこわ…ま、あの頃は調子不十分で、ちょっと戦いずらかった感じもあるしなぁ。…今の俺で、どこまでお前と戦えるかっていうのも、試してみたいかな」

浅倉「あぁ…?…はっはぁ…はっはっはっはぁ!」

北岡「…ふん…」



蓮「…城戸」

真司「蓮…」

蓮「…」

真司「…」

蓮「…行くぞ」

真司「…あぁ!」


<鏡にデッキをかざす>

<Xバックルが顕現する>


音也「遊び心は見つけたか?」pilololo…

名護「あぁ。だから強くなった」 pilololo…

音也「ほう?そいつは…」



音也「楽しみだ!」r・e・a・d・y!

名護「ふっ……!」r・e・a・d・y!

キバット「ガブリッ!」foahheen♪ foahheen…♪



真司「変身!」vallalowseen!


蓮「…変身!」vallalowseen!


北岡「はっ、これこれ…!変身!」vallalowseen!


浅倉「あぁぁ…!変身!」vallalowseen!


音也「ふっ!……変身!」【fist・on】 varaumsalululu,pararara,teen!


名護「…変身!《fist・on》 varaumsalululu,pararara,teen!


渡「変身!」xzam…seeen!
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/20(日) 23:42:35.33 ID:yTPorEBmo
夢のオールスター
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