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日向「あれ、君、どこかで・・・」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :AB!in vip☆ :2012/05/27(日) 17:26:23.81 ID:R+4FO6U20
Angel Beats!のssです。
立ったら書きます。

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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 :AB!in vip☆ :2012/05/27(日) 17:38:51.47 ID:R+4FO6U20
 俺は野球の練習試合の帰りにとあるバンドのライブに来ていた。
 そのバンドはギター、ギターボーカル、ベース、ドラムの4人の女性バンドで日本ではかなり有名な方だ。
 俺はいつの間にか、ひきつけられるように、そのバンドを好きになっていた。そう、まるで生まれる前から好きだったように。
 
3 :AB!in vip☆ :2012/05/27(日) 17:51:39.06 ID:R+4FO6U20
日向「うわーやっぱりすげぇ熱気だな
よくチケット取れたぜホント」

 「うおー!」 「岩沢ー!」
 「関根ー!」「痺れルー!」

 そのとき、俺は人一倍熱気がある女の子を見つけた。
 桃色の髪の毛の、俺より年下だろうか。
 そして俺は体に電流が流れたような感覚になった。
 俺は彼女に会ったことがある?
 いや、もっと大切な約束をした気がする。
 とりあえず、話がしたい、彼女に触れたい。
 俺の体は勝手に動いていた。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/27(日) 19:38:20.07 ID:Pu8jpFsQo
支援
5 :AB!in vip☆ :2012/05/27(日) 20:26:34.39 ID:R+4FO6U20
日向「あの、となりいいですか?」

???「・・・!ど、どうぞ・・・」ズリズリ

日向「あ、すいません・・・」

心なしか、彼女は人1人分離れて行った。
それもそうか、いきなり見知らぬ男が近づいてきたのだから。

日向「あの、このバンド好きですか?」

話してかけみる。

???「!・・・はい!すごいんですよ!
彼女たちは!特にギター&ボーカルの岩沢さんの存在感!
一番のお勧めの曲は・・・」

彼女の説明は、とても活き活きとしていた。
説明されてる人は多少ウザったらしく感じるかもしれない。
だけど、俺はなぜか心の底から楽しく感じていた。
俺はすぐに思った。俺は一目ぼれをした。
6 :AB!in vip☆ :2012/05/27(日) 20:38:40.49 ID:R+4FO6U20
???「あ、すいません・・・つい喋ってしまいました」

日向「ああ、大丈夫ですよ」

彼女の説明が終わるころには曲が1つ終わっていた。
そして、彼女に聞いてみた。

日向「あの、どこかで会ったことありますかね?
すこし、気になって・・・」

???「よくわからないですね。あ、でも私はいつもライブに
いますからどこかで見たんじゃないですか?」

ま、そりゃそうだよな・・・俺たちは初対面だ。
きっと気のせいだ。

日向「そうでしたか。すいません・・・
変なこと聞いてしまって・・・」

???「お構いなく♪」

俺はライブ会場を後にした。
7 :AB!in vip☆ :2012/05/27(日) 20:55:13.85 ID:R+4FO6U20
そして、一年の月日が流れた。

日向「うぉーすげぇ飛ぶなぁ・・・って
やばい!窓に当たるって!」

俺の放ったホームランは、まるで吸い込まれるように
民家の窓ガラスにぶち当たった。

部員「なぁーにやってんだよ日向。
とりあえず謝ってこいよ」

日向「悪ぃ悪ぃ、ちょっと行ってくるわ」

俺はその家に行き、チャイムを鳴らした。
他人の家のガラスを割ったのはガキの頃以来だ。

女「はぁ〜い、あ、ボールの方ですね。
上ってください」

俺は家に上った。そして導かれてその部屋に入った。
そこには、ライブの時にみた桃色の髪の女の子がベッドに寄りかかり、
苦笑いしながらボールを持ってこちらを見ていた。


8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/27(日) 21:15:16.02 ID:pLC+k1jD0
期待
9 :AB!in vip☆ :2012/05/27(日) 21:29:28.46 ID:R+4FO6U20
日向「あ、あの、す、すいませんしたぁぁぁあ!!!」

???「あ、大丈夫ですよ!ガラスとか全然飛び散ってないですし!」

日向「いや!すぐかたずけますんで!」

女「じゃぁお願いしますね。ふふっ」

俺にはすぐに分かった。飛び散ってないなんて嘘だ。
彼女のベッドにはいくつかのガラス片が日の光を
うけて、キラキラと光っていた。

日向「ホントすいません!あの、少しずれてください・・・
ガラスが・・・」

???「あ、すいません、自分じゃちょっと・・・」

彼女は何を言っている。動けないとでもいうのか。
そんなはずはない・・・よな?

日向「え、どういう・・・」

女「この子、3か月前に事故でね・・・」

???「大丈夫だよママ・・・」

そんな・・・1年前はライブであんなにはしゃいでいたじゃないか・・・
こんな理不尽な世界・・・ないじゃないか・・・


10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2012/05/27(日) 22:10:45.82 ID:8kssNDHh0
???「そんなことより!そのユニフォームもしかして
ウチの学校の野球部ですか?」

日向「君、VIP高校の生徒?」

???「そうです!2年のユイっていいます!」

どうやら、ウチの学校の生徒らしい。
そして2年せいか・・・1歳離れているな。

日向「俺は3年の日向ってんだ。」

ユイ「じゃあ、日向先輩ですね。」

   「日向先輩」

俺は彼女にこう呼ばれることが、初めてではないような気がした。
そして、こみあげてくる何かがあった。


11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2012/05/27(日) 22:11:16.06 ID:8kssNDHh0
パソコン変えました
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2012/05/27(日) 22:16:26.29 ID:8kssNDHh0
日向「まぁ、まずはかたずけなきゃだな」

ユイ「あ、ママ、ちょっと」

女「はいはい、じゃあ飲み物持ってくるわね」

日向「あ、大丈夫です!すぐ終わりますんで!」

女「いいのいいの、ゆっくりリして行ってね」

グラウンドに部員達待たせてるんだけどな・・・
あとであいつらにも謝ろう

13 :AB!in vip☆ :2012/05/27(日) 22:29:09.26 ID:8kssNDHh0
日向「そういえば、君の友達はお見舞いに来たりするのか?」

ユイ「・・・」

まずい、また地雷ふんじまったか。
学習しねーな、俺・・・

ユイ「さ、最初のうちは来てたんですけどね・・・
みんなだんだん来なくなって・・・」

日向「あのさ、俺でよければ毎日でも来るけど・・・」

ユイ「気を遣わなくても大丈夫ですよ・・・
慣れてますから・・・」

日向「いや!来てやるぜ!
だからさ・・・元気出せよ。」

ユイ「ありがとうございます・・・」

俺が彼女のそばにいなきゃならない。
なぜかそんな気がした。
14 :AB!in vip☆ :2012/05/27(日) 22:41:06.32 ID:8kssNDHh0
ユイ「そういえば野球部ってもうすぐ甲子園ですよね?」

日向「ああ!俺たちの3年間がかかった大事な試合だ!」

あの時はヤバかった。セカンドフライを落としそうになった時は
死ぬかと思った。まぁ、何とか取れたんだけど。

日向「そんときになったらお前も連れてってやるよ!」

ユイ「ホントですか!?」

日向「ああ、約束だ。」

テレビ「では!今話題のスパースター!
TKさんのご登場です。」

TK「カモ〜ン!レッツダ〜ンス!」

日向、ユイ「「この人どこかで・・・」」

テレビだから当たり前か。
15 :AB!in vip☆ :2012/05/27(日) 22:42:26.48 ID:8kssNDHh0
寝ます。明日は学校なので午後7時くらいからになります。
需要ありますか?
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/05/27(日) 22:52:59.72 ID:Vqd8xLd7o
ある
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/05/27(日) 23:10:18.81 ID:Pu8jpFsQo
あるぞ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/05/27(日) 23:28:58.04 ID:b9LxWxndo
ある
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/27(日) 23:32:41.65 ID:YBP+6YrDO
あるようでなかった。そんなSS

支援
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/05/27(日) 23:33:21.02 ID:eVDxfb+00
ない訳がない
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2012/05/27(日) 23:37:04.27 ID:AyQU8C8jo
楽しみにしてる。
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/05/28(月) 02:39:30.26 ID:CRyu0+C9o
ヒナユイは相当良いSSあるけどな

支援
23 :AB!in vip☆ :2012/05/28(月) 18:35:01.75 ID:A3/w6rMY0
〜数日後〜

日向「お、そういえば明後日だな!
甲子園!」

ユイ「はい!絶対行ってやりますよ!」

テレビ「セクシー!セクシー!ボディ!フゥ!」ピッ

テレビ「続いてのニュースです。
本日の決勝で、柔道の松下選手のオリンピック出場が・・・」

私は先輩といるだけで幸せだった。
なにもなかった空白の3ヶ月間が、先輩への想いで
どんどん埋まっていった。
私は先輩の事が好きになっていった。
1年前のライブの日、私は先輩に話しかけられて
びっくりした。
だって、あんなところで話しかけられる理由なんて
ないじゃない。
24 :AB!in vip☆ :2012/05/28(月) 18:43:59.69 ID:A3/w6rMY0
だから私は少し遠ざかった。
そしたらまた、話しかけられた。
 「あの、どこかで会いましたかね?」
私は初めて先輩の顔を見た。

  知っている

私はどこかで先輩を見たことがある。
だけど、思い出せない。
大切な思い出なはずなのに・・・
私は申し訳なくなって、知らないふりをした。
先輩もあのバンドが好きなら、どこかで
会っているのかもしれない。きっとそうだ。
だけど、忘れようとしても、忘れようとしても、
心に残るモヤモヤは拭えなかった。

日向「?どうした?ボーっとして」

ユイ「あ、いえ、何でもないですよ。
ただ、久しぶりに外に出てみたいなって」
25 :AB!in vip☆ :2012/05/28(月) 18:57:12.07 ID:A3/w6rMY0
日向「・・・俺さ、すげぇいい所知ってんだ。
だからさ、甲子園行くついでに行かねぇか?」

ユイ「え、でも・・・」

日向「でもじゃねーよ、俺が車いす押してやるからさ」

ユイ「じゃあお言葉に甘えて♪」/⌒☆

ユイは、3か月前の事故で下半身に後遺症が残り
動かなくなったらしい。
だからと言って上半身が動くわけでもないらしい。
まぁ、リハビリをすれば動くらしいが。
俺は部活の帰りにリハビリも兼ねてユイの家に
毎日通っていた。迷惑ではないかと聞いてみたら、
全然と言っていた。
いつしか俺はユイの家に行き、ユイと話し
ユイの笑顔を見るのが生きがいになっていた。
26 :AB!in vip☆ :2012/05/28(月) 19:09:12.82 ID:A3/w6rMY0
〜甲子園の帰り道〜

ユイ「元気出してくださいよ、日向先輩」

日向「はぁ〜・・・まさかあそこで一点取られるとはな・・・」

ユイ「でもすごい活躍だったじゃないですか!
あの選手の球を打つなんて、それも
ホームランだったじゃないですか!」

日向「ま、そうだよな!何だよ、
俺実はかなりすごいんじゃないか!?」

ユイ「先輩、調子に乗りすぎです」

日向「あぁ、すまんすまん」

そんな雑談をかわしていたら、
ユイと約束した場所に着いた。
ユイはかなり驚いていた。なんせ、
ユイはもう来ることができないと諦めていた場所だから。
27 :AB!in vip☆ :2012/05/28(月) 21:09:54.81 ID:A3/w6rMY0
ユイ「先輩、こ、ここって!」

日向「ああ、俺たちが初めて?会った場所だ」

今俺たちの目の前にあるのは小さなライブハウス。
全てはここから始まった。
今日は彼女たちのライブだ。
今ではすっかり人気になりチケットを取ることは
めったにできない。
だけど彼女たちは時々このライブハウスに来て演奏をする。
ここで育った恩返しなのかもしれない。

 「キャー!岩沢さんよー!」 「ひさ子さぁ〜ん!」
「見ろ!入江と関根だ!初めて見たよ、可愛いぃー!」

相変わらずすごい熱気だ。人波にのまれてしまいそうになるくらいに。

ユイ「す、すごい・・・」

ユイの目は輝いていた。
俺たちは最前列に行くことができた。
まず一曲目はcrow songだった。
あの時ユイは俺に一番のお勧めの曲として教えてきたっけ。
そして、曲が終わると同時に岩沢がユイに話しかけた。

岩沢「そこのお嬢さん、久しぶりに見たと思ったら
彼氏と一緒かい?」

ユイ「え・・・!え!わ、わたしですか!?
か、彼氏だなんてそんな・・・///」

岩沢「ふふっ可愛いね、今日は君の為に
新曲を贈るよ。聞いてくれるかい?」

ユイ「は、はは、はい!」


28 :AB!in vip☆ :2012/05/28(月) 21:16:46.48 ID:A3/w6rMY0
そう言って彼女たちが演奏し始めたのは
『一番の宝物』
という曲だった。
俺はその曲に聞き入った。
泣いてしまった。ユイも泣いている。
なぜだろう、涙が止まらない。
俺は、ユイの事がずっとずっと前から好きだった。

私は先輩の事が生まれる前から好きだった。

そんな気・・・いや、それは気のせいから確信へと
変わっていった。
29 :AB!in vip☆ :2012/05/28(月) 21:20:43.76 ID:A3/w6rMY0
ネタ切れがヤバいです。
3日間、早ければ2日間位話を練り直したいので
保守していただければ幸いです。
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/05/28(月) 21:25:45.28 ID:UajOh3e6o
三日後、そこには誰も保守してないのに残ってるスレを見ておどろく>>1の姿が……
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2012/05/28(月) 22:03:12.63 ID:A3/w6rMY0
保守しなくても落ちないもんなの?
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/05/28(月) 22:05:05.75 ID:RqvqY3LAO
>>30
止めれwwww
保守無くても二、三ヶ月保つから安心しろ
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/05/28(月) 22:12:20.20 ID:4xLHcHO6o
読んでるから頑張って
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/29(火) 01:07:13.27 ID:U0bCn55xo
保守しなくても1,2ヵ月は大丈夫だった気がすr
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2012/05/29(火) 19:36:45.19 ID:8PFEyc600
関根かわいいよ関根
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/05/29(火) 22:23:33.15 ID:fEOwcnwq0
>>35
それは同意だがsageようぜ
37 :AB!in vip☆ :2012/05/30(水) 15:55:41.87 ID:TtVcsL4m0
岩沢「二人とも、どうしたんだ?
泣いたりなんかして」

ユイ「ひぐッ・・・う・・・
うわぁぁぁあん!」

日向「ど、どうしたんだユイ!」グスッ

ユイ「だって・・・だ・・・って・・・」ボロボロ

私は全てを思い出した。
そうだ、私は前生きていたときも
事故で動けなくなったんだ・・・
でも今回は違う。先輩がいるから。
あのみんなで騒いでいた日々がフラッシュバックする。
先輩とよくプロレスの技掛けあって
遊んだっけ・・・
楽しかったな。
38 :AB!in vip☆ :2012/05/30(水) 16:03:31.87 ID:TtVcsL4m0
そしてあの日、先輩は私にプロポーズ
してきたんだ。
嬉しくて泣いちゃったなぁ・・・
あんな私を好きになってくれて・・・
先輩、約束守ってくれたんだ。

ユイ「先輩、本当に来てくれた・・・」

日向「? 何言ってんだ?」

ユイ「な、何でもいいですよ!
ほら、そんなことより次始まりますよ!」

日向「そんなことってお前・・・」

キーーーーーーーーン デデンデーン・・・

ユイ「ほらほら!
始まりましたよ!Alchemyですよ!」
39 :AB!in vip☆ :2012/05/30(水) 16:14:05.36 ID:TtVcsL4m0
岩沢「今日は集まってくれてありがとう!
最高のライブだったよ!」
 「いいぞー!」
     「アンコール!アンコール!」

岩沢「じゃあ、アンコールに応えよう!
hot meal!」

ユイ(あ、これ、岩沢さんが残した曲だ・・・
すごいね、やっぱり、私と全然違うや・・・)

フラフラナママイーエージヲタドッテ・・・

懐かしいな・・・
私も色々やったな。
岩沢さんの歌って音楽に対する自分の気持ちを
歌ってたんだ・・・
今更こんなことに気づくなんて
まだまだなんだな・・・

ユイ「いいぞー!いけー!」

岩沢(元気でたな・・・ユイ!
しっかりしろよ、日向!)
40 :AB!in vip☆ :2012/05/30(水) 16:24:36.51 ID:TtVcsL4m0
ユイ「いやーやっぱすごかったすね!」

日向「そうだろうそうだろう!
でもなんでお前泣いてたんだ?」

ユイ「やだなー!ただ感動した
だけっすよ。日向先輩も泣いてたじゃないですか!」


日向「なっ!お、俺もただ感動しただけだ!」

ユイ「フーン・・・」ジトー

日向「うっな、何だよ」

ユイ「別に?何でもないですよ」ニコッ

私はあの時のように体を動かし先輩と
じゃれあう事はできないけれど
先輩に車いすを押してもらい先輩と一緒に
帰るのが幸せだった。
41 :AB!in vip☆ :2012/05/30(水) 16:32:18.65 ID:TtVcsL4m0
ライブの日以来、ユイは心なしか明るくなった。
前は少し諦めたような目をしていた。
だけど今は前に進もうとしている。
きれいな笑顔だ。
そのユイの笑顔に、俺は懐かしいという
感覚を覚えた。

日向「もうすぐクリスマスだな。
ユイ、どこに行きたい?どこでも連れてってやるぜ!」

ユイ「いいんですか?じゃあ、
あそこ行きましょうよ!大通り!
イルミネーションがすごいんですよ!」

日向「じゃあそこに行くか!
たのしみだなぁ〜!」

ユイ「こんな可愛い女の子と行くんだから
楽しみじゃないわけないじゃないですか」

日向「おまえなぁ・・・」
42 :AB!in vip☆ :2012/05/30(水) 19:14:43.02 ID:TtVcsL4m0
また明日になるけど続けても良いですか?
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/30(水) 19:39:00.20 ID:rezTg1RXo
つずけてください
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/06/29(金) 22:58:33.81 ID:LUVG/izwo
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/06/30(土) 10:42:44.20 ID:14YQw6FY0
いつまでたってもこない明日
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/07/16(月) 21:47:41.30 ID:bZn/aa9bo
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