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剣崎一真(ジョーカーになった後)「魔法少女?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/28(月) 04:24:14.21 ID:ybKv5qf00
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/05/28(月) 04:26:34.14 ID:4Wx3cu35o
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/05/28(月) 04:27:18.94 ID:1Wmp4UiFo
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:27:20.50 ID:ybKv5qf00
剣崎「……日本、か……」

剣崎「橘さんも実験失敗してアンデット解放しちゃうなんてドジだよなぁ、まったく」

剣崎「始も、元気でやってるのかな……」

剣崎「……ダメだ、会えばきっと本能が抑えられない」

剣崎「俺と、始は……戦わない。絶対に!」

モノリス「…………」

剣崎「またか……このっ!」

モノリス「……」シュンッ

剣崎「……とりあえず、また海外にいこう……」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:27:50.26 ID:ybKv5qf00
剣崎「……平和だよな、この町は……」

剣崎「……ん? あれ?」

剣崎「おかしいな……道に迷った?」

剣崎「それにしたってなんだか気持ち悪い……まるで……」

使い魔「キシャアアアアッ!」

剣崎「!? アンデッド……なのか?」

使い魔「ギュアァァァッ! ギュアアァァ!」

剣崎「くそっ、いったいどうなってるんだ……変身しないと……」バッ

剣崎「……あぁ、ベルトは返したんだったっけ。 久々に変身なんかするから……」

剣崎「今の俺は……!」グッ
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:28:18.52 ID:ybKv5qf00
使い魔「ギュアアアァァァァッ! ギュッ!?」

パーン

剣崎「……? 銃撃?」

マミ「大丈夫ですか? 危ないところでしたね」

剣崎「女の子……? 君こそこんなところにいちゃ危ない、下がって」

マミ「大丈夫ですから、下がっていてください……私は専門家ですから」

剣崎「専門家……? 君も仮面ライダーなのか?」

マミ「かめん……? よくわからないですけれど、いいから速く!」

剣崎「いや、君みたいな女の子一人じゃ危ない、あいつらは」

マミ「ええい、いいからっ!」シュルルッ

剣崎「リ、リボン!? ちょっと待って!」

マミ「そのまま結界をはります、そこから出ないでください!」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:28:47.12 ID:ybKv5qf00
剣崎「結界? 待ってくれ、アイツらはなんなんだ! なんで君みたいな女の子が」

マミ「さっさと終わらせないと……!」バッ

剣崎「服が……変わった?」

マミ「はあぁっ!」ダンダンダンッ

剣崎「銃が大量に!? いったいどこから」

マミ「ていっ!」バンバンバンバンバン

剣崎「……仮面ライダーじゃ、ない……でも……」

マミ「ティロ……フィナーレ!」ドンッ!

剣崎「いったい、どういうことなんだ……?」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:29:57.28 ID:ybKv5qf00
マミ「ふぅ、危ないところでしたね……今回のことは忘れて……」

剣崎「待ってくれ、君は仮面ライダーじゃないんだよな?」

マミ「かめんらいだー……さっきも聞きましたけれど、まったくわかりません。今回の記憶は」

剣崎「あいつらはなんなんだ!? アンデッドじゃない! 君もまるで普通の女の子じゃないみたいに」

マミ「えぇいっ! もうっ! 忘れてっ!」キィィン

剣崎「うっ……!?」

マミ「……ふぅ、大丈夫ですか? あなたはここで倒れてて」

剣崎「ごまかさないでくれ! 君のさっきの姿は、あいつらはなんなんだ!」

マミ「えっ……記憶が消えない!?」

剣崎「うぇっ?」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:30:24.67 ID:ybKv5qf00
剣崎「……魔法少女?」

マミ「えぇ、そうです。私たちは願いを叶えてもらった代わりに戦い続けないといけないんです」

剣崎「なんで、そんなことに?」

マミ「……私は……そ、それより剣崎さん?」

剣崎「ん、どうした?」

マミ「仮面ライダーって……本当ですか?」

剣崎「……元、だけどね。アンデッドと戦ってたんだ」

マミ「へぇ……仲間とか、いたんですか?」

剣崎「あぁ、いたよ! 不安定だけどがんばりやの後輩、睦月。科学者としても一流の頼れる先輩、橘さん」

剣崎「それと……俺の、最高の友達……始」スッ

マミ(……なんだか、せつなそうな目……どうしてかしら……?)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:30:53.45 ID:ybKv5qf00
マミ「……その人たちとは、今どうしてるんですか?」

剣崎「え? あぁ……俺、旅しててさ。ずっとあってない……かな」

マミ「そう、ですか……さびしくないんですか?」

剣崎「さびしくなんてない! ……っていうと嘘になるかな」

マミ「じゃあ、なんで会いにいかないんですか?」

剣崎「……それは」

マミ「……? キュゥべぇ? どうしたの? キュゥべぇ!?」

剣崎「ど、どうしたんだ!?」

マミ「す、すいません剣崎さん! その、私の友達が、助けを……」

剣崎「わかった、俺もついていく!」

マミ「え、えぇっ!?」

剣崎「大丈夫、こう見えても意外と丈夫なんだ。危なくなったらちゃんと逃げるから」

マミ「そ、それなら……」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:31:23.62 ID:ybKv5qf00
剣崎「ここに、魔女の結界っていうのがあるんだな? パっと見は普通だけど……」

マミ「大丈夫ですか、剣崎さん? 私から離れないでくださいね!」バッ

剣崎「わかってる! いくぞ!」

マミ「えぇ、いきます……!」ダダッ

スゥッ

使い魔「ゲゲッゲッゲッゲッゲ」ワラワラ

マミ「……どうやら、私と同じ学校の女の子も閉じ込められてるみたいですね、急がないといけないのに数が……」

剣崎「じゃあ、俺はその子達の保護を」

マミ「一人でですか!? 危ないですよ?」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:32:43.98 ID:ybKv5qf00
剣崎「大丈夫大丈夫、頑丈だっていっただろ? その子たちは?」

マミ「……あっちに。でも……」

剣崎「わかった、大丈夫だから……まかせといてって」ポンポン

マミ「あぅ……わ、わかりました。せめてこれを」スッ

剣崎「銃?」

マミ「ごめんなさい、1発しか撃てないんですけれど……でもこれぐらいの使い魔なら叩くだけでも倒せるので」

剣崎「優しいんだな、マミちゃんは」ナデナデ

マミ「あ、そんな……ことは……お、お守りぐらいにしかなりませんけれど」

剣崎「いいや、心強いよ! その女の子達を助けないと」

マミ「えぇ……本当に、気をつけてくださいね?」

剣崎「あぁ、まかせろ! マミちゃんこそ気をつけろよ!」

マミ「だ、大丈夫です!」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:34:09.41 ID:ybKv5qf00
剣崎「ウェェイッ!」ガンッ

使い魔「ギュェッ!」

剣崎「ウェイッ! ウェイ! ウェェェイ!」ガンガンガン

剣崎「……ふぅ、どうにか突破できてるけど……あ、ひょっとしてあれって」


使い魔「ギュ、ギュギュギュッ!」

まどか「きゃっ!? あ、あれ……?」

剣崎「間に合ったみたいだな、大丈夫?」

さやか「だ、大丈夫です……あなたは?」

剣崎「俺は……話はあとだ、こっちへ!」

まどか「わ、わかりました!」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:34:49.46 ID:ybKv5qf00
剣崎「……ウェェェィイッ! っく、さすがに数が多すぎる……!」

まどか「さ、さやかちゃん……」

さやか「まどか、あきらめちゃダメだよ!」

まどか「で、でもこの子も、もう!」

剣崎「……この子? 君たち2人以外にも誰かいたのか!?」

まどか「え?」

さやか「……この、白い猫みたいなの……見えてないんですか?」

剣崎「いや、まったく……っく、ウェイッ! どういうことなんだ……?」

まどか「あ、あぶないっ!」

剣崎「え? あっ……」

ドンッ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:35:19.23 ID:ybKv5qf00
マミ「……どうやら、ギリギリセーフってところかしら」

剣崎「マミちゃん!」

さやか「なにあれ……コスプレ……?」

マミ「話はあと、一気に片づけちゃいましょう!」ババババッ

剣崎「わかった、俺も」

マミ「間違えて撃ってしまうとまずいので下がってください!」

剣崎「……わかった……」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:36:06.08 ID:ybKv5qf00
マミ「改めて自己紹介させてもらうわ。 私の名前は巴マミ。魔法少女よ」

まどか「魔法……少女……?」

マミ「うん、そして今あなたが抱いているのが私の友達のキュゥべぇ」

さやか「こいつ、そんな名前なんですか?」

剣崎「……?」

マミ「どうしたんですか、剣崎さん?」

剣崎「やっぱり……そこに、いるんだよな?」

さやか「え、おじさんこの子見えてないの!?」

剣崎「お、おじさん!? ……あ、でももうそんな年なのか……?」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:36:57.52 ID:ybKv5qf00
マミ「改めて自己紹介させてもらうわ。 私の名前は巴マミ。魔法少女よ」

まどか「魔法……少女……?」

マミ「うん、そして今あなたが抱いているのが私の友達のキュゥべぇ」

さやか「こいつ、そんな名前なんですか?」

剣崎「……?」

マミ「どうしたんですか、剣崎さん?」

剣崎「やっぱり……そこに、いるんだよな?」

さやか「え、おじさんこの子見えてないの!?」

剣崎「お、おじさん!? ……あ、でももうそんな年なのか……?」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:37:26.69 ID:ybKv5qf00
マミ「改めて自己紹介させてもらうわ。 私の名前は巴マミ。魔法少女よ」

まどか「魔法……少女……?」

マミ「うん、そして今あなたが抱いているのが私の友達のキュゥべぇ」

さやか「こいつ、そんな名前なんですか?」

剣崎「……?」

マミ「……キュゥべぇ、大丈夫?」

QB「……うん、どうにか落ち着いてきたよ」

さやか「しゃべったぁ!?」

剣崎「うぇ?」

QB「改めてお礼を言わせてもらうよ。 僕の名前はキュゥべぇ!」

剣崎「……」

QB「君たち、僕の姿が見えるっていうことは魔法少女になる素質があるんだよ!」

まどか「そ、素質……?」

QB「うん、だから……」


QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:38:33.84 ID:ybKv5qf00
剣崎「その……マミちゃん?」

マミ「なんですか?」

剣崎「えーっと……その、キュゥべぇっていう子は俺には見えないみたいなんだ」

マミ「あぁ、その……キュゥべぇは魔法少女の素質のある子にしか見えないんです」

剣崎「なるほど、どうりで……!? 誰だっ!」

ほむら「……あなたこそ、なにものなのかしら?」

まどか「ほむらちゃん……!?」

さやか「転校生……! アンタ、よく顔見せれたね!」

マミ「……あなたも、魔法少女みたいね。話を詳しく聞かせてもらえるかしら?」

ほむら「……」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:39:07.85 ID:ybKv5qf00
ほむら「……あなたと話す言葉はないわ」

マミ「そう。 それなら……」スチャッ

剣崎「ま、待て! なにしようとしてるんだ!」ガシッ

マミ「へひゃっ!? け、剣崎さんこそどこ触ってるんですか!」

剣崎「あっ、いやっ、違う! 違うんだ! 今のは事故で!」

さやか「ほほぅ、マミさんとその男の人はそういう」

剣崎「ご、誤解だ! 違う! 本当に!」

マミ「あわっ、あわわわっ……わた、わたしは……」

ほむら「……くだらない。 鹿目まどか」

まどか「えっ、私……?」

ほむら「……そいつの話に耳を傾けないことね。きっと後悔するわ」シュンッ

剣崎「消えた!?」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:39:36.07 ID:ybKv5qf00
さやか「くっそー、なんだよアイツ!」

マミ「……転校生っていったわよね、あの子」

さやか「えぇ、今日転校してきたやつなんです! 怪しいとは思ってたけどまさか」

剣崎「ちょ、ちょっと待ってくれ! 本当にあの子悪い子なのか?」

さやか「おじさんは黙っててよ! この子……見えてないんだっけ? いじめたのもアイツなんだよ!?」

剣崎「うっ……そう、なのか?」

まどか「えっ、あっ……はい。この子が、助けてって……」

剣崎「……そう、か……君も?」

さやか「えっ? 私は聞こえなかったんだけどまどかが急に走り出したから」

QB「どうやら鹿目まどか、キミの素質は素晴らしいものみたいだね」

マミ「剣崎さん、どうやら鹿目さんの素質がすごいから受信してしまったようですよ?」

剣崎「そう。……そうか……」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:40:25.50 ID:ybKv5qf00
まどか「そんな、私なんて……」

QB「誇ってもいいよ、キミの素質は本当に素晴らしいものだ。どんな願いだって叶えられる!」

さやか「願いを叶える?」

マミ「まぁまぁ、今日はもう遅いし……詳しい話はまた明日にしましょう?」

さやか「あ、はい……わかりました」

マミ「うんうん、素直でよろしい! 剣崎さん……あとでお話したいのですけれど」

剣崎「わかった……俺も、少し聞きたいことがあるんだ」

マミ「それじゃあ、明日……またね。鹿目さん、美樹さん」

まどか「…………はい。それじゃあ……」

さやか「マミさん、また明日詳しく聞かせてくださいね!」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:40:57.27 ID:ybKv5qf00
剣崎「……それで、マミちゃん。話って?」

マミ「人に聞かれるとまずい内容なので……その……」

剣崎「うん?」

マミ「わ、私の家に……来てもらえますか?」

剣崎「ウェェッ!?」

マミ「あ、そ、そういう意味ではなくて! その!」

剣崎「わ、わかってる!でも、知らない男を家にあげるなんて、親御さんが!」

マミ「お、親は……いないんです……!」

剣崎「留守ならなおさら、戸締りに気をつけないと」

マミ「違う、違うんです……私……」ポロポロ

剣崎「うぇっ……な、なんで泣いてるんだよ?」

マミ「私の……両親は……死んでるんです……!」

剣崎「……!」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:41:32.62 ID:ybKv5qf00
剣崎「……どう、して?」

マミ「す、すいません急に取り乱して……歩きながらで、いいですか?」

剣崎「……わかった」

スタスタスタスタ

マミ「……魔法少女の、ことは話しましたよね?」

剣崎「あぁ、願いを叶えてもらう代わりに戦うって……」

マミ「私の……願いは……」

スタスタスタ……

マミ「助けて……って」

……ピタッ

剣崎「……」

マミ「みんな、助かったかもしれないのに……! ただ、助けてって!」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:42:05.43 ID:ybKv5qf00
剣崎「……」

マミ「私、事故にあって、両親も、一緒で!」

剣崎「マミ、ちゃん……」

マミ「それで、怪我して、みんな、ぐちゃぐちゃで!」

剣崎「マミちゃん……」

マミ「そこで、キュゥべぇが、だから、助けてって、私だけ、みんなが!」

剣崎「マミちゃん!」ガシッ

マミ「あっ……ご、ごめんなさい……私……」

剣崎「……大丈夫、大丈夫だよ」ギュッ

マミ「……あ、あぁぅ……でも、みんなを……」

剣崎「でも、今……がんばってるじゃないか」ナデナデ

マミ「……っく、うぅっ……私、わたしぃ……!」ポロポロ
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:42:31.85 ID:ybKv5qf00
剣崎「俺も……ちっちゃいころに両親が死んでるんだ」

マミ「うぅぁ……えっ……」

剣崎「それから、みんなを……助けたいってさ……」

マミ「で、でも私は……」

剣崎「だけど、助けるためにがむしゃらにがんばっててさ」

マミ「……」

剣崎「俺には、先輩がいたから……がんばれたけどさ」

マミ「っ……」

剣崎「マミちゃんは一人でがんばってたんだろ? 不安にもなるだろうけど……でもさ……その」

剣崎「……あぁっ! 思ったようにいいこと言えないけど!」

剣崎「マミちゃんは、悪くない!」

マミ「あっ……あぁ……」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:44:03.18 ID:ybKv5qf00
剣崎「俺も……ちっちゃいころに両親が死んでるんだ」

マミ「うぅぁ……えっ……」

剣崎「それから、みんなを……助けたいってさ……」

マミ「で、でも私は……」

剣崎「だけど、助けるためにがむしゃらにがんばっててさ」

マミ「……」

剣崎「俺には、先輩がいたから……がんばれたけどさ」

マミ「っ……」

剣崎「マミちゃんは一人でがんばってたんだろ? 不安にもなるだろうけど……でもさ……その」

剣崎「……あぁっ! 思ったようにいいこと言えないけど!」

剣崎「マミちゃんは、悪くない!」

マミ「あっ……あぁ……」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:45:14.58 ID:ybKv5qf00
剣崎「大丈夫だよ、認めてくれてる人はいる……いないのなら俺が、がんばったっていってあげる」

剣崎「だから、泣かないでいいんだ。生き残ったからって自分をせめちゃだめだ」

剣崎「だって、マミちゃんは……魔法少女として、みんなを守ってるんだろ?」

マミ「私……私は……」

剣崎「ほら、泣いてちゃかわいい顔が台無しだぞ?」

マミ「……、ふふっ、剣崎さんのセンスって、ふるいんですね」

剣崎「うぇっ!? お、俺なりに頑張って励ましたつもりなんだけどなぁ……」

マミ「……そう、ですよね。パパや、ママのぶんまで、がんばらないと」

剣崎「だからって、抱え込みすぎてもダメだからな? 友達にも相談しないと」

マミ「……友達……」

剣崎「うぇっ……あれ? まさか」

マミ「……その……魔法少女が、いそがしくて……」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:45:41.23 ID:ybKv5qf00
マミ「友達と遊べなくて、だんだんクラスからも……」

剣崎「まいったなぁ、友達の作り方かぁ……」

マミ「……剣崎さんみたいな人なら、いっぱい友達もいたんでしょうね」

剣崎「いや、ぜんぜん!」

マミ「えっ?」

剣崎「俺、初めて友達できたの22歳だぞ?」

マミ「えぇぇっ!?」

剣崎「だから友達の作り方はわかんないんだよなー……あっ」

マミ「ど、どうしたんですか?」

剣崎「そうだ、俺達友達になろう!」

マミ「えええええぇぇぇぇっ!?」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:46:09.95 ID:ybKv5qf00
マミ「と、友達ってそんな」

剣崎「俺のこと、本気で思ってくれる大切な友達! できたときすっごい嬉しくて!」

マミ「え、えぇ」

剣崎「だからさ、俺でよかったらマミちゃんのこと心配させてよ!」

マミ「……ほ、本当に?」

剣崎「あぁ、手伝えることなら手伝うしさ」

マミ「わ、私と……一緒に……?」

剣崎「身体だって丈夫だからさ、盾にしてくれたっていいんだぜ!」

マミ「もう、そんなことしませんよ……本当に」ギュッ

剣崎「……マミちゃん」ナデナデ

マミ「ありがとう、ございます……」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:46:58.01 ID:ybKv5qf00
剣崎「……あっ」

マミ「どうしたんですか、剣崎さん?」

剣崎「あの、さ……マミちゃん。ちょっと離れてもらってもいい?」

マミ「な、なんでですか!? 私、なにか……だって、一緒にって!」ギュッ

剣崎「いや、その……周りの、視線が……」

ヒソヒソ オイアレ ヤダー フケツ… ヒソヒソ

マミ「あ……あぁっ!?」

剣崎「そういえば道端だったよなぁ、って……マミちゃん?」

マミ「うわああああぁぁっ!」ダダダダダッ

剣崎「ちょ、ちょっと待って! 速い……!」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:47:28.31 ID:ybKv5qf00
剣崎「はぁっはぁっ……追いついた。マミ、ちゃん?」

マミ「うぅぅ……もうあのあたりのお店いけない……!」

剣崎「ご、ごめんな?」

マミ「い、いいんです……私が嬉しくてつい抱きついちゃったから……」

剣崎「いや、俺が……」

マミ「いやいや、私が……」

剣崎「……っく、あはは!」

マミ「な、なんですか?」

剣崎「いや、なんだかさ……今のほうがらしい感じがするよ」

マミ「もうっ、からかわないでくださいよ!」

剣崎「あぁ、ごめんごめん。それで……俺の話なんだけどさ」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:47:57.06 ID:ybKv5qf00
剣崎「今……キュゥべぇって子はここにいるのか?」

マミ「いえ、さっきの話の時に鹿目さんのことが気になるって……」

剣崎「そうか、それなら……あのさ」

マミ「どうしたんですか?」

剣崎「……その子は、本当にいい子なんだよな?」

マミ「……え?」

剣崎「いや、いきなりこんなこと聞くのもなんなんだけど……」

マミ「キュゥべぇは私の友達です! それを疑うなんて、剣崎さん……」

剣崎「違う、違うんだ……なにかひっかかってて」

マミ「友達になってくれるっていってくれて嬉しかったです。でもキュゥべぇはずっといてくれた、私の大切な友達なんです!」

剣崎「……そう、だよな。 ごめんな。友達を疑われたら怒りたくなるよな」

マミ「……ちゃんとキュゥべぇに謝ってくださいね」

剣崎「俺、見えないんだけど……こっちの声は聞こえてるんだよな?」

マミ「はい。だから今度いる時に教えてあげますから」

剣崎「わかった……」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:48:29.45 ID:ybKv5qf00
剣崎「……それじゃあ、今日はここらへんで」

マミ「あっ……あの、剣崎さん」

剣崎「ん、どうした?」

マミ「私の家……そこのマンションなんです。今度紅茶をごちそうしますから、来てくださいね?」

剣崎「……あぁ! 絶対いくよ。本当にごめんな?」

マミ「ちゃんと謝ればキュゥべぇも許してくれますよ、たぶん……だから、また」

剣崎「うん、わかった。……それじゃな?」ピッ

マミ「はい。絶対ですからね!」フリフリ

マミ「……友達、かぁ……あんな年上で、しかも男の人だなんて……」

QB「マミ?」

マミ「きゃっ、キュゥべぇ!?」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:49:13.02 ID:ybKv5qf00
QB「どうしたんだい、マミ?」

マミ「な、なんでもないわよ。キュゥべぇこそどうしたの?」

QB「いや、鹿目まどかに接触したかったんだけど……邪魔をされてしまってね」

マミ「邪魔……あの、転校生の子?」

QB「うん、名前は暁美ほむら……どうやら魔法少女が増えるのに反対しているみたいだ」

マミ「そう……それで?」

QB「うん、怪我したりしたらまずいから逃げてきたんだよ。マミの仲間が増えて負担も減らせると思ったのだけど」

マミ「あら、気をつかってくれたの? ありがとう」ナデナデ

QB「まぁ、効率的にも複数で当たったほうが負担は減るだろうからね」

マミ「……でも、いいわ」

QB「……?」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:49:46.82 ID:ybKv5qf00
マミ「幸せな子達を、わざわざ戦わせる必要はないもの」

QB「でもマミ、いつも一人で戦っていて辛いんじゃないのかい? 前だって溜息をついていたじゃないか」

マミ「それは……まぁ、そういうこともあったけれど」

QB「なら、仲間はいるに越したことは」

マミ「いいの、いいのよ……ほら。とりあえず紅茶にでもしましょう」

QB「……佐倉杏子のことなら、今回はケースが」

マミ「キュゥべぇ! ……そういう意味じゃないわ。本当にいいのよ。ありがとう」

QB「……わかったよ。そこまでいうのなら積極的には関わらないでおこう」

マミ「ふふっ、ありがとう……やっぱり優しいのね」ギュッ

QB「やれやれ、あまりキミだけに負担はかけたくないんだけどね」


QB(……あの男、何者だろう?)

QB(マミと一緒に来たのは、何故だ? 通りすがり? 違う)

QB(なんで魔法少女と行動を共にしていたんだ? ……もし、変身しているところを見ても記憶は消すはずだ)

QB(それに、このマミの安定した状態……怪しいね。なにかある気がする……調べてみないと
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:50:14.11 ID:ybKv5qf00
スタスタスタスタスタ

剣崎「……マミちゃん、かぁ」

剣崎「あんなに、まだ子供なのに……皆のために戦うだなんて……すごいな」

スタスタスタ……

剣崎「ところで……」

ピタッ

剣崎「ほむらちゃん……だったっけ? でてきなよ」

ほむら「……気付いていたのね」

剣崎「まぁ一応俺も……元仮面ライダーだから」

ほむら「……仮面ライダー?」

剣崎「あぁ、だからさ」

ほむら「驚いたわね……あんな都市伝説、本気にしてるの?」

剣崎「うぇっ?」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:51:10.23 ID:ybKv5qf00
ほむら「あら? あなた……この本のファンなんでしょう?」スルッ

剣崎「これって……虎太郎の本? 出版したのか!」

ほむら「……まぁなんでもいいわ。いい歳してこんな本を本気にして自己投影するような人なんてね」

剣崎「いやぁ、懐かしいな……そうか、もうそんなに前の話なんだな……」

ほむら「話を聞きなさい。……あなたにも警告しにきたの」

剣崎「ん、わかった……どうしたんだ?」

ほむら「……巴マミを、鹿目まどかには近寄らせないで」

剣崎「……? どうしてだ?」

ほむら「どうしても、よ。巴マミに依存されると面倒なことになるの」

剣崎「依存って……マミちゃんは別にそんなつもりじゃなくて」

ほむら「巴マミのことなんてどうでもいいわ。 私の目的は鹿目まどかを契約させないこと……わかったわね?」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:52:06.87 ID:ybKv5qf00
剣崎「……どうしてだ?」

ほむら「別に、理由なんてどうでもいいでしょう。鹿目まどかに契約されたくない。それだけよ」

剣崎「その理由が知りたいんだ」

ほむら「あなたに話す必要はないわ」

剣崎「それでも俺は知りたいんだよ」

ほむら「……そう。知らないわね」

剣崎「どうしてもって言ったら?」

ほむら「別に、私には問題は起きないわ。鹿目まどかの契約阻止のために巴マミを排除する可能性もあるけれど」

剣崎「……本気か?」

ほむら「えぇ、本気よ。私は目的のためなら犠牲を厭う気はないわ」

剣崎「……なら、なんで」

ほむら「? ……理由なら答えないといったはずだけど」

剣崎「そんなに、悲しそうなんだよ」

ほむら「っ……!」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:52:48.51 ID:ybKv5qf00
剣崎「なぁ、なにかあるんだろ? 理由が」

ほむら「ないといっているでしょう。 あったとしてもあなたには関係ないわ」

剣崎「いや、あるさ……俺はマミちゃんの友達だからな」

ほむら「友達? ふざけないで。冗談で首を突っ込んでいい世界じゃないの」

剣崎「ふざけてなんかない。 本気で心配して、本気で一緒にいられる。そんな友達だ」

ほむら「中学生相手に、いい大人が? ジョークにしたって笑えないわ」

剣崎「いてもいいだろ? そんなバカな大人がさ」

ほむら「……本気なの?」

剣崎「あぁ、本気さ。俺は目的のためなら犠牲になるのなんて厭わない」

ほむら「……ばかばかしい。話しただけ無駄だったようね」シュンッ

剣崎「あっ、待て! ……くそっ、消えるなんて……」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:53:16.41 ID:ybKv5qf00
剣崎「……いったい、なんだ? この違和感」

剣崎「ほむらちゃんが、悪い人間で……取り分が減るとか、マミちゃんを孤立させたいとか」

剣崎「それだけじゃない、気がする……いったい……」

剣崎「あぁぁっ! こういう時橘さんだったらあっという間に答えがわかるんだろうけどなぁ!」ガシガシ

剣崎「……日本を離れるタイミング、逃したかな……大丈夫、始にさえあわなければ、たぶん……」



ほむら「……初めてのパターンね……」

ほむら「いったい何者なのかしら? 巴マミをナンパでもした?」

ほむら「それにしては妙な……そう、妙な雰囲気を……」

ほむら「……やめましょう。こんなことに体力をまわすぐらいなら阻止手段を考えていたほうがよっぽど有意義だわ」

ほむら「巴マミの依存体質は、まどかを魔法少女に執拗に勧誘することに現れる……」

ほむら「あの男が、巴マミの依存相手になってくれれば楽なのだけれど」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:53:42.63 ID:ybKv5qf00
ほむら「……やめましょう。魔法少女ですらない相手に依存したところで失う絶望が大きくなるだけ」

ほむら「いっそ静かに一人魔女にでもなってくれれば楽なのだけれど……」

ほむら「その場合は戦力が足りなくなる可能性もあるわね。装備は充実させておかなくちゃ」


マミ「……剣崎さん、かぁ……うふふ……」

QB「ずいぶん幸せそうだね、マミ?」

マミ「あら、そう見えた?」

QB「うん、ずいぶんだらしなく見えたよ……あの男のことかい?」

マミ「あらやだ……そうかしら? あの男って、剣崎さんのこと?」

QB「あぁ、魔法少女ですらない相手に依存していいのかな?」

マミ「依存だなんて……ただ、私は」

QB「ていのいい遊び相手程度にしか思われてないかもしれないよ?」

マミ「……! そんな、剣崎さんはそんな人じゃないわ!」

QB「さて、どうだろうね? 男というのは女性に対してよく思われたいためになんでもするというし」

マミ「あ、あの人は違うの! 私の友達になってくれるっていったのよ!?」

QB「やれやれ、わけがわからないよ」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:54:13.07 ID:ybKv5qf00
マミ「今日のキュゥべぇは変よ、いったいなんなの?」

QB「それをいうならマミのほうが変さ。それに……あの男が本気でマミのことを思ってくれてたとしてもだ」

マミ「な、なに?」

QB「……魔女と戦う時にまでついてきてもらう気なのかい?」

マミ「そ、それは……」

QB「並の人間なら発狂する可能性すらあるのに。今回みたいに?」

マミ「だって……」

QB「自分のことを思ってくれている人間を危険にさらすっていうのは、僕の知っている定義では友達とはいわないね」

QB「『囮』さ」

マミ「キュゥべぇ!」

QB「……やれやれ、ヒステリーはみっともないよ?」

マミ「っく……!」

QB「まぁ、考えてみなよ? 自分を思ってくれているっていう相手に対するふるまいってやつをさ」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:55:00.24 ID:ybKv5qf00
☆ 翌日 中学校前

剣崎「うーん、そういえばまた明日って言ってたよな……このあたりにいれば」

チョンチョン

剣崎「ん、なんですか?」

警官「いやぁ、中学校前を不審な男がうろついているという通報がありましてね」

剣崎「うぇっ……」

警官「ちょーっと、お話聞かせてもらってもよろしいですか?」

剣崎「うぇぇぇっ!?」

警官「まぁまぁ、大丈夫ですよ。なにもしてないんですよね?」

剣崎「ちょ、ちょっと待ってくれ! 俺は友達が」

警官「あーはいはい、詳しくは署でね」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:55:41.59 ID:ybKv5qf00

マミ「……私、このままでいいのかな」

QB「どうしたんだい、マミ?」

マミ「キュゥべぇ……ううん、本当に鹿目さん達を魔法少女にしてもいいのかなって」

QB「キミ自身が魔法少女の体験ツアーなんてものをさせたんじゃないか」

マミ「そう、そうよね……でも……暁美さんのことも気になるし」

QB「やれやれ、魔法少女になってほしくて体験ツアーをしたんじゃないのかい?」

マミ「そのつもり、だったのだけれど……」

QB「そういえば、今日はずいぶん動きにキレがなかったね」

マミ「……私、このままでいいのかわからないの……」

QB「なにがだい?」

マミ「なにも、かも……私、このままじゃ……」

QB(……ふむ、ソウルジェムがそれほど濁ってないってことはこれはフリってところだね)

QB(かまってほしくてしかたないんだろう、鹿目まどかに依存させれば……)

QB(魔法少女として、仲間を求めるはずだ。適当になぐさめてあげよう)
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:56:10.68 ID:ybKv5qf00
マミ(……剣崎さん、今日は会えなかった……やっぱり、私じゃ……)

マミ(……友達……嬉しかったのになぁ……)



ほむら(……あの男は巴マミの周りから手をひいたようね。賢明な判断だわ)

ほむら(まどかに依存される前になにか手をうたないと……契約のきっかけになりかねない)

ほむら「……はぁ」

ほむら「っ! なんで私、溜息なんか……」

ほむら「期待なんてしていないわ。元々ありえないイレギュラーだもの」

ほむら「少し偶然が重なってついてきていただけ。他はいつも通り変わらない」

ほむら「……そう、問題ないわ」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:57:06.46 ID:ybKv5qf00
剣崎「あぁ……ひどい目にあった……」

剣崎「警察とかシャレにならないよなぁ、前も万引きの疑いで捕まりかけるし……」

剣崎「結局マミちゃん達には会えなかったし……明日は大丈夫かな」

剣崎「よし、今度はちゃんと学校終わる時間ぐらいを見計らっていくことにしよう」


まどか「……ほむら、ちゃん……なんでだろう」

まどか「なんで、こんなに気になるのかな……」

まどか「マミさん、かっこよかった……やっぱり……」

まどか「ほむらちゃんと同じ、魔法少女になれば……仲良くなれるのかな……?」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:57:49.02 ID:ybKv5qf00
☆ 翌日 

剣崎「あっ、マミちゃん!」

マミ「……! 剣崎さん」

剣崎「あのさ、昨日は」

マミ「……わかってます、勝手に舞い上がってたけれど……」

剣崎「うぇっ?」

マミ「えっ?」

剣崎「いや、俺は昨日さ……」

マミ「……鹿目さん?」

剣崎「あの……あれ?」

まどか「マミさん……大変なんです、さやかちゃんが、さやかちゃんが!」

マミ「……病院に結界が? わかったわ。いきましょう」

剣崎「ま、待ってくれ! 俺の話を」

マミ「……普通の人には。魔法少女になることもできない人には、危険ですから」タァン

剣崎「どこ撃って……リボン!?」シュルルルッ

マミ「さぁ、急ぎましょう鹿目さん」

まどか「は、はい……でも……」

剣崎「待ってくれ、マミちゃん! 俺は!」

マミ「……いいのよ。お別れの言葉を聞いたら悲しくて力がでなくなっちゃうもの」

まどか「……はい……その、こっちです」

マミ「……」

剣崎「待て、待ってくれ! くそっ、この……!」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:58:32.20 ID:ybKv5qf00
ほむら「……なにをしているのかしら」

剣崎「あっ……ほむらちゃん? これ、ほどいてくれ! はやく!」

ほむら「何故そんなことをしなければならないの?」

剣崎「いいから! マミちゃんが! 嫌な予感がするんだよ!」

ほむら「……そういえばもうそんな日付だったかしら」

剣崎「頼む、なんだってする! 急がないとまずいんだ!」

ほむら「まぁいいわ。 目的はおおむね一致するもの……連れて行ってあげる」

剣崎「ありがとう! やっぱりほむらちゃんも優しいんだな!」

ほむら「からかわないで。おいていくわよ?」

剣崎「ご、ごめんっ! だから頼む!」

ほむら「……えぇ、急いだ方がいいわね。 お互いに」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 04:59:38.44 ID:ybKv5qf00
マミ「……私、かっこよくなんてないのよ?」

まどか「そんなことないです、マミさんはもう一人ぼっちなんかじゃないです」

マミ「本当に、これから私と一緒に戦ってくれるの?傍にいてくれるの?」

まどか「はい、私なんかでよかったら」

マミ「……鹿目さん。本当に……」

ほむら「待ちなさい、巴マミ」

マミ「……暁美さんね。何か用かしら」

剣崎「マミちゃん……話を聞いてくれ!」

マミ「……剣崎さん、まで。二人はグルだったの?」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:00:12.10 ID:ybKv5qf00
剣崎「なぁ、マミちゃん」

マミ「やめて、来ないで……」

剣崎「俺はさ……」

マミ「聞きたくない、ヤダ、一人は嫌なの! 鹿目さん、一緒に」

剣崎「マミちゃん!」

マミ「……だ、だって……剣崎さんも、きっと私を」

剣崎「大丈夫だよ、一緒にいる。友達だっていっただろ?」

マミ「で、でも昨日は……それに、魔女と戦うのだって」

剣崎「魔女なんかどうにだってなるさ! 大丈夫。俺はいなくならない」

剣崎「……昨日は……その、警察が……」

マミ「えっ?」

ほむら「……は?」

まどか「……えーっと……あれ?」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:00:42.83 ID:ybKv5qf00
マミ「そ、それじゃあ昨日は補導されてたんですか!?」

剣崎「う、うん……その、本当にごめん!」

ほむら「……信じられないわ」

マミ「も、もうっ! 昨日本当に寂しくて、やっぱり嘘だったのかなって」

剣崎「嘘はつかないって、だからさ」

マミ「……本当に、一緒にいても大丈夫なんですよね?」

剣崎「あぁ、約束する。俺は死なないし一緒にいるからさ」

マミ「ありがとうございます……ねぇ、鹿目さん……その……」

まどか「……私も、っていうのはダメなんでしょうか……?」

ほむら「やめておきなさい。バカがうつるわ」

マミ「ちょ、ちょっと暁美さん!?」

剣崎「お、俺これでも結構頭いいんだぞ!?」

マミ「えぇっ!?」

剣崎「うぇぇぇっ!? なんでマミちゃんが一番驚くんだよ!」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:01:08.65 ID:ybKv5qf00
まどか「……ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「なにかしら」

まどか「……私、本当に混ざっちゃダメ、なの?」

ほむら「えぇ、一生後悔することになって、そのうえで周りの人間をすべて不幸にしたくないのなら」

まどか「でも、あの二人はすごく幸せそうで」

ほむら「……いつまでも続くものではないわ。一時の快楽のために身を滅ぼすのは愚か者のすることよ」

まどか「……でも……」


さやか『おーい! 誰か! 本気でヤバい感じになってるよ! 早く早く! ハリーアープ!』

マミ「……! 美樹さん」

剣崎「どうしたんだ? 何か」

マミ「剣崎さん、急がないと美樹さんが……」

剣崎「そうか、わかった! 急ごう!」ギュッ

マミ「え、えぇ! もちろん!」

マミ(手を、手を握ってもらえた! 一緒に、走ってくれてる! 私……今、幸せ……!)
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:01:37.33 ID:ybKv5qf00
※※※ 魔女直前でマミがほむらをふいうち拘束しました ※※※

ほむら「……手を出す気はないといったはずだけど」

マミ「ごめんなさいね、特等席ってことで許してもらえるかしら」

ほむら「今すぐ離して。後悔することになるわ」

マミ「大丈夫よ。今日はとっても調子がいいの……」

マミ「さぁ、今日という今日は一気に決めさせてもらうわよ!」

さやか「いっけーマミさん!」

マミ「ティロ・フィナーレ!」ドギュゥーン

シャルロッテ「……」ズルゥ

マミ「……えっ」

剣崎「……! マミ!」ドンッ

ガブッ ムシャムシャ バリバリ

マミ「あっ……あぁぁっ……!?」

ほむら「……予定外ね。早くほどきなさい。まどかに気が向く前に!」

QB「まどか、まずい! 契約を!」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:02:04.29 ID:ybKv5qf00
ほむら「また妄言を……いい加減に」

マミ「あ、私の、せいで、だって、ともだちで、いっしょ……やだ……」ズクン

ほむら(……っち、ここで魔女化までされると複数同時相手は面倒なのだけど)

シャルロッテ「……?」モグモグ

剣崎「……俺なんか食っても、うまくないだろ」ズルッ

マミ「……あ、あれ……剣崎、さん……? 今、あれ? でも……

ほむら「……どういうこと? 今確かに……」

剣崎「……あぁぁ……あああああアアアアア!」ガッ

シャルロッテ「!?」

ほむら「魔女を殴り飛ばした!? 人間の腕力じゃ……っひっ」

マミ「血、血が……血が、緑……!?」

剣崎「……ごめんな、マミちゃん。 ウゥゥオォォオオオオ!」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:02:38.35 ID:ybKv5qf00
マミ「剣崎、さん……剣崎さん……?」

ジョーカー「……ウオォォァッ!」ブンッ

シャルロッテ「……! !?」

ほむら「……どういうこと? あの男が魔女だったにしても……」

QB「やれやれ、まさかこんなところで旧歴史の影を見ることになるなんてね」

ほむら「……説明しなさい」

QB「未だに拘束から抜け出せないキミにすごまれてもね……まぁ今回は教えてあげるよ、特別にね」

マミ「キュゥ、べぇ……ねぇ、剣崎さんが……」

QB「おや、マミも聞きたいのかい?」

ほむら「……巴マミのソウルジェムの濁りは泊まったようね。混乱しているからかしら」

QB「さて……どこから話そうか? 僕らは実は何万年も前から地球にいたっていうのは知っているかい?」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:03:08.82 ID:ybKv5qf00
マミ「キュゥべぇ、あなた……?」

QB「まぁ、ボクらはキミたちの文明の発展を助けてきたんだ。感謝してほしいね」

ほむら「その代償をさんざん奪っておきながら……!」

QB「そこら辺は価値観の相違ってやつじゃないかな? まぁ、話を続けさせてもらうよ」

QB「それで、ボクらの目的のためには大量のエネルギーが必要なんだけど……」

ほむら「……」ギリッ

QB「当初は様々なことを模索したものさ。単純な作業から、労働、闘争へと姿を変えてきた」

QB「それとともに、感情・精神のエネルギーにも……ね」

QB「そしてボクらは生み出したんだ。命のエネルギーを、生命の要求を競わせる……『バトルファイト』を」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:03:36.69 ID:ybKv5qf00
QB「進化したいという、繁殖したいという、繁栄したいという命のもつエネルギー」

QB「それを集め、高め、戦わせたんだ……『望みをなんでも叶える』と言ってね」

QB「そして最後の、究極まで高まったエネルギーを刈り取る」

QB「理不尽に奪うんじゃあ最後に変換するときの効率が異常に悪いっていうことがわかってね」

QB「だから、狩る者を作った……その役割を持っていたのがあの『ジョーカー』さ」

ほむら「ジョーカー……」

QB「純粋な戦闘本能、高いスペック、そして倒した相手の力の強奪」

QB「まさに完璧な『狩る者』だったよ。幾度かのバトルファイトでかなりのエネルギーが回収できた」

QB「しかし……」

ジョーカー「ウワァァァァッ!」ガシッバキッ

シャルロッテ「……! ……!」

QB「1万年前、問題がおこった」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:04:04.96 ID:ybKv5qf00
QB「最強のはずの『ジョーカー』が……負けてしまったんだ」

QB「さすがに焦ったよ。複数体に襲われようとも問題ないはずだったのにね」

QB「そして勝者は……ヒューマンアンデッド。キミたちのご先祖様さ」

QB「願いは……さて、なにを叶えたんだっけ」

QB「ともかく。そうしてバトルファイトの歴史は幕を閉じた。ジョーカーが勝たなければエネルギー効率は最悪だからね」

QB「そんなわけで、それからかな? キミたちの『感情』に目を付けたのは」

QB「なかなか興味深いものを感じるよ。大きなな生死の問題よりも目の前の小さなことに対して大きなエネルギーを産む」

QB「そんなキミたちの存在には、ね」

ほむら「いいたいことは……それだけ?」ジャキッ

QB「おや? いつの間に拘束から抜け出したんだい?」

ほむら「さっきの話の途中で巴マミの拘束が緩んだのよ。気絶させたわ」

QB「なるほどね……それで、ボクを撃ってなんになるっていうのかな」

ほむら「……っ!」グリッ

QB「そんなことより、あっちをどうにかしないと……ね?」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:04:30.73 ID:ybKv5qf00
ビリビリビリビリビリ!

まどか「ひ…ひぃぃぃ」

さやか「あいつ…魔女を両手で引き裂いて…」

マミ「!!剣崎さん、ちょっとまって!」ダッ

QB「早くしないと大変なことになるよ、彼は魔女との戦いかたを知らない、このままじゃまどかたちも巻き込まれるよ」

ほむら「く!!」ダッ
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:05:23.04 ID:ybKv5qf00
剣崎(何だコイツ!?何度も何度も倒してもよみがえってくる…どうしたら良いんだ?)グググググ

マミ「剣崎さーん!!」

剣崎「!?(マミちゃんだめだこいつは何度倒してもよみがえる!このままじゃまた不意打ちにってしまう!)」

ほむら「…弱点を打てば良いのよ」シュン

剣崎「!?(いつの間に?)…ダミイウイウド?(どういう意味だ?)」グググググ

ほむら「…とにかく、私が弱点を縛るからあなたはそいつの相手をしていなさい」シュン

剣崎「…(言われなくても!!)」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:05:52.57 ID:ybKv5qf00
マミ「剣崎さんでしょ!?返事して!」

剣崎「チッコ、メダチャキ!ツイコイセイサルスー!!(こっちきちゃだめ!コイツ再生する!!)」ググググググ

マミ「…何言ってるの!?けどその声は確かに剣崎さんだわ、今助けてあげる!」チャキ

剣崎(まずい、このまま外を倒されたら中からもう一体が出てきて俺が食べられる…どうにかして会話しないと…)





剣崎(試してみるか…裏技を…)
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:06:20.80 ID:ybKv5qf00
マミ「剣崎さんに当たらないように…めがけて……発s…!!」

剣崎「ウ!! ツ!! ナ!!!」

マミ「へ!?」

剣崎「マ! ミ! チャ! ン! コ! イ! ツ! サ! イ! セ! イ! ス! ル! ン! ダ!! ウッ! チャ! マ! ズ! イ! (マミちゃん、コイツ再生するんだ!打っちゃまずい!)」

マミ「再生って…またさっきのように!?」

剣崎「ハァ…ハァ…(わかってもらえた…結構しんどいなこのしゃべり方…)」コクン

マミ「剣崎さんを危ない目にあわせるところだった…けど…どうすれば」

ほむら「心配する必要は無いわ」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:06:56.63 ID:ybKv5qf00
人形「」ドサ

マミ「…何それ?」

ほむら「本体よ、こいつを倒したからにはあの魔女はもう再生できない、つまり」

マミ「つまり…?」

ほむら「思う存分打ちなさい、ティロ何とかを」

マミ「ティ…ティロフィナーレよ!!もう!」ジャキン

ほむら「…もうどいて良いわよ仮面ライダーさん、後は彼女に任せなさい」

剣崎「ウオ…ルカスタ(おう…助かる)」ググググググ…バッ!
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:07:30.43 ID:ybKv5qf00
シャル「」ニュルルルルン

マミ「…ティロ……」

シャル「」ゴア!!

マミ「フィナーレ!!」ズドゥム!!

シャル「!?!?」

ドガーン

ほむら「……いつ見ても威力バカね…」

剣崎「…(危機一髪だったな…)」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:08:50.61 ID:ybKv5qf00
シュウウウウウウウン

さやか「倒したの?」

まどか「背景も戻ってるし、うん!倒したんだ!」

マミ「はぁぁぁ…怖かった…」

ほむら「これで一つの凶器が消えたわね…、まあ、それにちなんで謎も一つ増えたけどね…」

剣崎「はぁぁぁ…疲れった…」

マミ「あ、剣崎さん元の姿に…」

ほむら「…今回聞くのは止す事にするわ、なぜかこっちも疲れてきた」


剣崎「あ、ほむらちゃん、もう行くのか?」

ほむら「ええ、さすがにもう疲れたし、グリーフシードも貴方達に渡すわ」

剣崎「…ああ…ありがとう」

ほむら「…またね、仮面ライダーさん」シュン

マミ「剣崎さん、それよりその緑の血…」

剣崎「ん?良いよ別に俺はそれより、まどかちゃんとさやかちゃんは?」

まどか「あ…はい…大丈夫です、助けてくれてその、ありがとうございます…」

さやか「…」


剣崎「…?さやかちゃん、君は?」ズイ

さやか「ひっ…」パシン

マミ「美樹さん!?」

まどか「…」

さやか「あ…ご、ごめん剣崎さん、その…今のは…ほ!包帯買ってきますんで暗いところで隠れてください!人目にみつかぅたらヤバイでしょ!は!ははは!」ダッ

まどか「あ、さやかちゃん!ごめんなさい、さやかちゃんには悪気は無いんです、さっきの戦いがどきどき続きだったからきっと今も緊張しているんですよ…」

剣崎「…」ニコ

マミ「剣崎…さん」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:09:16.79 ID:ybKv5qf00
剣崎「大丈夫、ちょっとショックだったけどね…」

まどか「本当に、ごめんなさい…」ガクガク…ブルブル

剣崎「…まどかちゃん、誤ること無いって…」

マミ「もう帰りましょう…剣崎さん、もうそろそろ夜ですし」

剣崎「うん、さやかちゃんに言っておいて、包帯は別に買わなくて良いからって、あと夜は危険だから気をつけて帰れよ!」

まどか「はい……はい」ガクガク…
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:09:46.70 ID:ybKv5qf00
部屋の中で…

マミ「…剣崎さん、大丈夫ですか?」グルグル

剣崎「うん、包帯巻いてくれてありがとう、もう大丈夫」

マミ「あれが…仮面ライダーなんですか?」

剣崎「え?」

マミ「剣崎さんのあの姿が…仮面ライダーって…」

剣崎「え!?ちがうって!あ、けど広い意味で言うとそうなのかな?」

マミ「広い意味?」

剣崎「人を守る鋼鉄の戦士、それが仮面ライダーって俺は信じているんだ」

マミ「ふふ、そうなんですか………やっぱり、辛いですか?戦士って…」

剣崎「うぇ?」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:10:20.00 ID:ybKv5qf00
マミ「あの姿では誰も剣崎さんだとは気づいてくれない、言葉もおかしくなるから会話もできない
たとえ助けてもさっきのように恐れられる…そして自分ができるコトはその人に微笑んでくれるだけって…辛すぎじゃないんですか?」

剣崎「!?お…おい、泣く事は無いだろ?」

マミ「剣崎さんも涙を流してくださいよ…普通人間は、あんなことされると辛くて泣き出すんですよ…」

剣崎「え、俺を…人間だと思ってくれるのか?あんな姿を見たのに?」

マミ「当たり前ですよ…人じゃなければ、人を救う意味なんて、“仮面ライダー”になる意味なんてありません…」

剣崎「…人を救うものはまた人ってことか…深いな…」

マミ「当然のように感想言うのやめてくだ……さい…男ならここは一言で閉める…べしです」

剣崎「そっか…じゃあ…“ありがとう”、ちょっとウルって来たぜ」ポン

マミ「剣崎…さん…」ナデナデ

剣崎「あと、男はくじけちゃいけないんだ、だからくじけ涙は流さない、なかないぞ!」

マミ「…ふふ、そうですよね、剣崎さんも人間である前に男でしたね…もう眠たいでしょう」

剣崎「ん?あ、言われてみれば…ふああああ…グー」

マミ「早、人間技じゃない」

剣崎「むにゃむにゃ…早速否定かよ、マミちゃん…むにゃむにゃ」

マミ「聞こえていたんですか!?すいません!」

剣崎「…むにゃむにゃ…ラ...ジャ...タ」

マミ「どんな夢を見ているんでしょうね...」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:11:03.73 ID:ybKv5qf00
夢の中

555「やっぱり!スマートブレイン焼きが...」

ディケイド・クウガ「お黙りなさい」

555「ふぁーいず...」



ディエンド「ナマコだー!!うわぁあああああああ」ドドドドドド

ディケイド「なぜだー!!」

キバーラ「タイムベント」

剣崎(ブレイド)「何だこの夢」

ガバ!!

剣崎「酷い茶番劇な夢だった…なんで俺が最後まで出ないんだ…というかあのライダーたちは何だ…」(この夢はストーリーに関連しません)

剣崎「とりあえずおきないと…て…良いにおいがする…」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:12:22.02 ID:ybKv5qf00
マミ「あれ?やっと起きたんですか?、ご飯できてますよ」

剣崎「…おお!ベーコンエンドエッグじゃないか!いやぁアメリカにいたころはこれが好きだったな!いっただきまーす」

マミ「英語の発音すごい…といううか剣崎さんアメリカに住んでたんですか!?」

剣崎「ん?いや、その日暮しでホームレスやってたよ」パクパク

マミ「へー…どうやってアメリカに…」

剣崎「泳いで」パクパクモグモグ

マミ「へ?」

剣崎「怒りを沈めるためアメリカまで泳いだんだよ、途中で鯨とかに乗ったりしたけど…」

マミ「えええ!?方向とかわかるんですか!?」

剣崎「当たり前だ、俺は頭が良いっていっただろ」パクパク

マミ「じゃあ…日本への帰りも?」

剣崎「それは飛行機にへばりついて、ふう…ご馳走様」

マミ「うわぁ…て、もう食べ終わったんですか?」

剣崎「うん、牛乳飲んで良い?」ゴキュゴキュ

マミ「あ、はい…て!一箱全部飲むんですか!?」

剣崎「うん、俺の友達が毎日おいしそうに飲んでいるの思い出して、俺も飲もうかなって」

マミ「へ…へー、剣崎さんって結構ワイルドなのね…泳いでる途中サメ食べたりして…」

剣崎「あ、食といえばサメの肉はまずいからな!だまされても食べちゃダメだぞ!」

マミ(食べてたよこの人…)
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:12:54.15 ID:ybKv5qf00
マミ「私はこれから学校に言ってきます、留守番頼みますよ剣崎さん」

剣崎「うぇい、ちょっと日本で最近おこっている事みたいからパソコン借りても良い?」

マミ「良いわよ、それじゃあいってきまーす」

剣崎「行ってらっしゃい」

バタン

剣崎「…さーて、何から探そうか…」




剣崎「」カタカタカタカタ


  |仮面ライダー   ||検索|<カチ


剣崎「こんな雑な検索方法で見つかるわけが無いけど…な…て?これってまさか…!」

【続報】緑の鎧騎士現る…これが噂の仮面ライダーか!?【画像アリ】

剣崎「この画像って睦月!?そしてトライアルシリーズ!?」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:13:44.25 ID:ybKv5qf00
学校にて

「聞いた?仮面ライダーがこの近くで見つかったらしいって」ザワザワ
「ああ、けどあれってコスプレイヤーとかじゃないのか?」ザワザワ
「スタッフが怪人に襲われて3人死んだんだってさ、嘘な訳があるか」ザワザワ

マミ「…仮面ライダー…なんで急にこんな?」

ほむら「巴マミ、貴方ほんとテレビを見ないのね」

マミ「え?」

ほむら「見滝原の近くで緑色の仮面ライダーが見つかったらしいの」

マミ「仮面ライダーって…どうしてみんなが知ってるの…」

ほむら「…都市伝説よ、かわいそうになってくる」

マミ「何それ?」



ほむらはマミに仮面ライダーの情報とマミがぼっちである現実を伝えた


マミ「わたし…ぼっちじゃないもん、剣崎さんがいてくれたらそれで良いもん」ウジウジ

ほむら「情けないわね、巴マミ、けどこれに関しては私たちには関係ないことよ」

マミ「え?けど、剣崎さんには…」

ほむら「彼が関係があると思うならば伝えれば良いし、無いとおもうなら伝えなければ良いじゃない」

マミ「…ちょっと家に電話掛けてくる」

ほむら「はぁ…一人で決断できないのかしら…人に甘え始めるとすぐこれになるんだから、マミさんは…」

74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:14:15.69 ID:ybKv5qf00
ジリリリリリン

剣崎「さすがに出ちゃまずいな…マミちゃんの家だし」カタカタ

ジリリリリン

剣崎「クソっ情報が多すぎて場所の特定ができない、見滝原のどこだ?」

ジリリリリン

剣崎「うるさいな!何ですか!」ガチャ
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:14:46.95 ID:ybKv5qf00
マミ『剣崎さん!仮面ライダーが!この町に出たそうです』

剣崎「え?マミちゃんか。かってに受話器取ってごめん、それより、詳しい場所の特定はできる?」

マミ『え?もう知っていたんですか…えーと、詳しい場所といえば噴水がある公園だと噂になってます』

剣崎「よし!噴水のある公園か!!公園か!!何処だ!?」

マミ『一人で行く気ですね?ダメですよ、私が帰るまでお留守番していてください』

剣崎「あ…そうか、ごめんじゃあまた後でな、情報ありがとうマミちゃん」

マミ『どういたしまして、素直でありがとうございます、ではまた』ピッ

剣崎「…もっと探してみるか」カタカタカタカタ
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:15:41.29 ID:ybKv5qf00
マミ「ふう…そろそろクラスにいか無いと…」タッ、ピューン

さやか「……まどか、マミさん幸せそうだね」

まどか「うん…」

さやか「剣崎さんは悪い人じゃないんだよね」

まどか「うん…」

さやか「けど…なんでこんなに、体が震えるんだろう?剣崎さんのことを思うと…怖くて怖くて…」ガクガク

まどか「…ねぇ一回保健室に行く?さやかちゃん?」

さやか「うん…うん…」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:16:36.53 ID:ybKv5qf00
???

灰色の怪人「グオオオオン」

さやか「なに…何なのコイツ」

恭介「さやか、逃げないとやばいよ!」

さやか「に…逃げるったって…どうしたら…」

灰色の怪人「シャア!!」シュバシュバシュバ

さやか「な…何あれ、触手!?いやぁ!」

恭介「さやか!!」バッ

ドスドスドス

恭介「ぐうううああ!!」

さやか「恭介!?左腕が!」

恭介「はぁぁ!!うぐぅぅう…」ズボズボズボ

ドサァ

さやか「恭介…恭介!!」

灰色の怪人「…ガオオオオ!!」

ドガ!

さやか「が…!」ドサ…

恭介「さや…か…」

灰色の怪人「ククククク」 START UPブオンブオンブオン>

…………

ドガーン…
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:17:18.55 ID:ybKv5qf00
恭介「………またあの夢…」

恭介「…はぁ(怪物が現れるなんてそんなはずありえない、さやかも知らないっていうし…きっと夢なんだ)」

ガララ

医者「あ、恭介君…起きたんだね」

恭介「先生…?今日のリハビリは12時からって…」

医者「……」

恭介「先生?」

医者「恭介君、実に残念な知らせがある」

恭介「どういうことですか?」

医者「…君の足はともかく君の腕は特殊な壊れ方をしていてね…」

恭介「え?」

医者「筋肉の細胞が中から死んでいるんだ…そのせいで君の腕は動かない」

恭介「は…はい」

医者「用は中の筋肉を切り取ってしまわないといけない…それは簡単だ」

恭介「じゃ…じゃあ手術さえすれば僕の腕は…!」

医者「…腕は治る…だけどね」

恭介「な…なんですか?」

医者「指を動かす神経ごと抉り出さなきゃいけない…つまり…君の指はもう…」

恭介「………うそですよね?」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:17:47.41 ID:ybKv5qf00
恭介「別の方法じゃダメなんですか!?」

医者「今の科学力では…無理だ…諦めてくれ…」

恭介「そんな…そんなそんなそんな!!うそだぁああああああ!!」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:18:24.20 ID:ybKv5qf00
保健室にて…

さくや「恭介…今何しているのかな?」

さくや「…会いたいよ…恭介…!」

そして時はたち、夕方となった

まどか「あ、さやかちゃん」

さやか「いまノートの書き取り終わったよ…いやぁさすがにきついね3時間もサボると」

まどか「今日はどうする?マミさんにあってみる?」

さやか「…いや、やっぱりしばらくは会いたくない…またCD見に行こうよ」

まどか「上条くんの為でしょ?がんばれさやかちゃん!」

さやか「だ…だからそういうのじゃないって!ははは」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:19:05.36 ID:ybKv5qf00
病院

まどか「うまく行くと良いね、プレゼント作戦」

さやか「だからそんなのじゃないって……」ドキドキ

まどか「がんばれ!」

さやか「よーし!」ガチャ…

恭介「…さやかか」ボー

さやか「恭介?」
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:19:47.17 ID:ybKv5qf00
マミ「剣崎さーん」ウルウル

剣崎「うお!?お帰りマミちゃん、いきなりどうしたの?」

マミ「ううう…美樹さんと鹿目さんにさけられている気がするの」シクシク

剣崎「あー………大丈夫だ!あの二人だってきっと今日用事があるんだ」

マミ「そうなのかな…」メソメソ

剣崎「(一気に甘えてきたなこの子…)よし、その噴水公園に行くとするかー!」

マミ「はーい!その前にシャワーと着替え」

剣崎「じゃあ待ってる…間に完成させるか、ライダーの手がかりを…!」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:20:29.69 ID:ybKv5qf00
さやか「はい、恭介、珍しいクラシックのCD」

恭介「あ…ああ、そこにおいといて」

さやか「え…うん」

恭介「……クッ!」ブチッ

さやか「あ!コラ!そんな乱暴にイヤホン抜くと壊れるよ!」

恭介「うるさい!」

さやか「…恭介?」

恭介「…」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:21:47.67 ID:ybKv5qf00
さやか「…どうかしたの、いつもの恭介らしくないよ」

恭介「さやか…君は僕をいじめているのかい?」

さやか「え?」

恭介「毎週一回は僕にバイオリンのCDを買ってくる、僕はもうバイオリンなんて弾けないのを知っていて…」

さやか「そ…そんな!いつかは直るって!」

恭介「そんな簡単じゃないんだよ!」バキャ

さやか「あ!!何するんだよ!恭介!酷いよ!!」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:22:14.01 ID:ybKv5qf00
恭介「僕の右腕は中から腐り始めている、手術はできるけど指の神経を抉り出さなきゃいけない」

さやか「え…恭介…そんな!」

恭介「…僕の腕は、腐って堕ちるか指を捨てるかしかないんだよ!」

さやか「……」

恭介「この気持ちわからないだろ…さやかには…僕は…僕は…」

さやか「ばか…」

恭介「………」

さやか「バカバカバカ!!恭介のバカ!もういい!もう…知らない!!」ダッ

ガチャ…ズドン…

恭介「……クソ…」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:23:06.81 ID:ybKv5qf00

ガチャ、キィィン

まどか「…はいるよ、上条くん」

恭介「…鹿目ちゃん?」

まどか「何であんな事いったの?さやかちゃんに?」

恭介「…ごめん今は…一人にしてくれ誰かとしゃべるような気分じゃ…」

パチン!

恭介「…!…?」

まどか「最低だよ…上条くん…最低すぎて…思わず叩いっちゃった…」


上条「鹿目ちゃん…?」

まどか「今すぐさやかちゃんに誤ってよ!いくらなんでもかわいそうだよ!!」

上条「君には関係ないだろ!」

まどか「さやかちゃん…泣いていたよ」

上条「え?」

まどか「さやかちゃんって結構打たれづらいの、先生にしかられたら泣いちゃったりするしすねちゃったりするし」

上条「そんなはずは…」

まどか「あるんだよ!だから今すぐ謝ってあげてよ!」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:23:34.23 ID:ybKv5qf00
恭介「…そうだよね、僕はさやかに甘えていたのかも知れない…彼女は家族のようにいつもそばにいてくれたから…」

まどか「幼馴染だもんね、二人は…」

恭介「鹿目ちゃん、僕謝るよ!さやかは?」

まどか「わからない、一緒に探そう!何か心当たりある?」

恭介「さやかが見滝原で行きそうな場所は…見滝原を全部を見渡せる…あそこしかない」

まどか「あそこって?」

恭介「スカイタワー公園」
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:24:20.22 ID:ybKv5qf00


剣崎「ついたけど…やっぱり人が多いなぁ」

ザワザワザワザワ

マミ「前が見えない…今回は諦めた方が良いのかしら?」

剣崎「こんなときに瞬間移動ができるあの子がいてくれたらな」

ほむら「呼んだかしら?」ホムホム

マミ「また良いタイミングで…あ、そのたい焼きおいしそう…」

ほむら「ここ近くにバトルスーツたい焼きマシン1号が設置されたのよ、それよりなんかようかしら?」ホムホム

剣崎「ここでの現場をちょっとね」

ほむら「そう、奇遇ね、私もちょうど見たいと思っていたの」

マミ「え…けど明美さんには関係ないことって」

ほむら「関係がちょっと深まった、撮影された怪人に共通点を感じたのよ、“あるもの”と」

マミ「“あるもの”って?」

ほむら「とにかく私は見に行ってくるわ、二人はそこ出たい焼きでも食べていなさい、ここのたい焼きはおいしいから」シュン

剣崎「さすがだな…外の目を気にしてタイミングを計ってから瞬間移動した」

マミ「…あ」グー

剣崎「…ここはほむらちゃんに任せて久しぶりに本場のたい焼きでも食べるか」

マミ「ですね」

剣崎「よーし、奢ってやる!」

マミ「剣崎さんお金もって無いじゃないですか」

剣崎「ウェー…い」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:24:53.77 ID:ybKv5qf00
上空から

ほむら「…スタッフ3人の死骸が会った場所と何か爆発したような跡…思ったよりたいしたこと無いわね…それにあの二人も言われたとおりたい焼きを食べてる」

ほむら「ふぅ…どうしましょうか…このまま帰るのも…あれは?上条恭介とまどか?」

ほむら「どうしたのかしらそんなにあわてて?」ギュン
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:26:01.03 ID:ybKv5qf00
恭介「はぁ…はぁだめだ…このままじゃ日が暮れちゃう…」

まどか「もう少しだよ…我慢しないと…」

通行人「ブツブツブツ」ユラ…

まどか「きゃ!」ドン

恭介「鹿目ちゃん!大丈夫?」

まどか「大丈夫…押されただけだから…」

恭介「…なんだ?集団で何か行動しているぞ」

まどか「え?…あれは…魔女の口付け?」

恭介「え?あれ仁美さんか?」

まどか「仁美ちゃん!?大変!あの人たち自殺する気だよ止めないと!」

恭介「自殺だって!?そんなバカな…」

まどか「く…詳しいことは後で話すから上条くんはさやかちゃんを早く見つけて!」

恭介「う…うん、てあれ?気分が…あれ?あれれ…そうか…僕ももうすぐ死ぬんだ」

まどか「上条くん?」

恭介「あの人たちも自殺か…僕もどうせバイオリンを弾けないんだ、いっそここで死んだ方が良い」

まどか「何言ってるの!?冗談はやめて!上条くん!上条くんって…ば…?」

恭介「」ズオォォォォォォォォォ

まどか「魔女の…口付け…上条君にまで」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:26:27.28 ID:ybKv5qf00
上条「…」

まどか「上条くん!上条く〜ん!!…だめ反応が無い…マミさん…マミさんなら!」

  (剣崎ジョーカー「」ゴゴゴゴゴゴゴ)

まどか「…ダメ、マミさんはよんじゃいけない…一人で…一人でも止めなきゃ…!」

タッタッタッタッタッ
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:27:00.34 ID:ybKv5qf00
まどか「警察にも連絡入れることができた…あとは魔女が出るまでせめて仁美ちゃんと上条くんをここから出さないと」

上条「あ…仁美ちゃんも自殺かい?奇遇だね」

仁美「上条さん、ふふ、こういうの実は初めてですの」

上条「そうなんだー自分も初めてなんだ、あはは」

仁美「おほほ」

まどか「あはは…何のんきに自殺の話とかできるの?」ガックシ

仁美「あれ?誰ですか?そこにいるのは?」

まどか「…!!(ばれた!?)」

上条「姿を見せなよ、何もしないから」

まどか「…」スッ


仁美「まどかさん…」

恭介「どうしたんだい?さやかはスカイタワーにいるんだよ」

まどか「そういう問題じゃない、自殺なんてやめようよ、そんなことしても何にもならないよ」

恭介「だけど…僕の腕は治らないんだ…やっぱりそれが辛くて」

まどか「治るよ!上条くん、この世には、魔法も奇跡もあるんだから、だからきっと!」

恭介「…そんないい加減なこと言っても…僕の腕は治らないんだよ!!」ブンッ





恭介「あれ?」


93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:27:44.92 ID:ybKv5qf00
まどか「い…今動いたよね?上条君の腕?」

恭介「う…うん、思い通りに…手術も何もして無いのに…」

まどか「ゆ…指は?」

恭介「う…うん」

グッパ、グッパ…

恭介「動く…動くぞ!!やった!!奇跡だ!!奇跡が起こったんだ!」

仁美「…」サッ

まどか「へ?」

ドゴォ
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:28:38.80 ID:ybKv5qf00


恭介「ハッ!?鹿目さん!?」

まどか「く…う…」ドサ

恭介「な!なんてことをするんだ!!」

仁美「……」

恭介「鹿目さん大丈夫かい?立てる?」

まどか「う…ん」ガバ…

恭介「さっさとこんなとこから出よう、自殺といって何も持って来ていない集団だし」

仁美「…」ズオオオオオオ

まどか「は…か…上条くん」ゾク…

恭介「なんだい?」

まどか「逃げなきゃ…早く逃げて!!」

上条「え……?あれ?出口は…ここはどこだ!?」

まどか「あ…ああ…」ガクガクガクガク

上条「これは何!?」

まどか「結界の中…もう…逃げられない…!」

上条「どういう…」

使い魔「きき、ききききききき!」

上条「…な…何なんだこれは?」

まどか「逃げて…逃げて!上条くん!」

使い魔「ききききー」

上条「うわぁ!!くっ!にげるよ鹿目さん!」ダッ
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:29:18.01 ID:ybKv5qf00
ほむら「何かしらこれは?」

怪人1「ガガガガガ」

怪人2「ギギギギギ」

怪人3「グググググ」

ほむら「おかしな時間軸ねぇ…どういううことかしら!これは!」ジャキ AK47

ズドン!!
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:30:06.11 ID:ybKv5qf00


上条「はぁ…はぁ…はぁ…」

まどか「何とか逃げ切れたね…」

上条「うん…鹿目さん、あれはなんなんだ?」

まどか「…魔女の使い魔…かな?魔女を守る子分みたいな物…」

上条「魔女って?」

まどか「…弱い心の人を操って、自殺させることでその魂を食べる存在」

上条「魔女…」

まどか「見た目は完全に怪物だけど…結界、つまりここから出られないだから人を直接食べることはできない」

上条「直接食べるって…」

まどか「大きな口で…パクンと…ううう…」

上条「…鹿目さんは直接見たことがるのかい、その瞬間を…」

まどか「…」ガタガタガタ、コクン…

上条「そうか…僕たちは…どうなるんだろう?」





ウァオオオオオ!!オーオー!!ウァオオオオオオ!オーオー!!

上条「ッ!!何だこの音楽!?て…扉?」

バタン…バタンバタンバタンバタン!!
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:30:34.15 ID:ybKv5qf00
上条「吸い込まれる!?」

まどか「いや…いやぁ!!」

バタン…キィィィィ!!

キルスティン「」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

上条「このテレビが…魔女?」

まどか「う…ううう…」

上条「つかまったのか…僕たちは…ここで…食われるのか…?」ガクガク

キルスティン「…」ゴパァ!!
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:31:01.57 ID:ybKv5qf00




ほむら「く!!」(ショットガンもバズーカもミサイルも通用しないなんて)

怪人A「ガガガガァガァ!!」ブン

ほむら「!!こんな攻撃!時間さえ止めれば!」サッ

怪人B「ギギギギィ!」ガシ!!

ほむら「しま…つかまった…けど盾で…!」

怪人c「ググググァ!」ガキン!!カランカランカラン

ほむら「盾が!!」

怪人A「ガガガ!!ガァァァァァ」ブオン!!

ほむら「ひ…


キャアアアアアアアアアアアアアア!!!」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:31:46.08 ID:ybKv5qf00
スクリュー>ブリザード>

???「はぁあああああ!!」

ブリザードゲイル>

???「おりゃあああああ!!」

ドス!!

怪人A「!?ガ…!!」パキパキパキパキ…

ほむら「え?」

???「ハァッ!!」ブン!

怪人A「」バキン!!

怪人B・C「!?!?!?」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 05:32:32.21 ID:ybKv5qf00
ほむら「あれが…仮面ライダー?」

レンゲル「………ハァ…ハァ、ハァ…」ボロ…

ほむら「ボロボロじゃない…そんな状態で」

怪人B・C「…」シュバ!!

ほむら「!?」ドサ

レンゲル「ぐ!!う…!!ぐわああ!!」ガキンガキンガキン

ほむら「!?怪人達の…動きが早くなった?」

レンゲル「」ブオン!  ゲル>

怪人B・C「!?」べチャ!べチャ!

レンゲル「」 ブリザード>

怪人C「!!」バッ



怪人B「ギギギ!?」パキパキパキ

レンゲル「はぁああ!!」ブオン

怪人B「」バリン!!

ほむら「つ…強い」

QB「驚いているようだね、明実ほむら」

ほむら「…キュウべぇ」

QB「そう、あれが最強の異名を持つスパイダーアンデットを取り込んだ…ライダーシステムといううものだよ」

ほむら「アンデット…?」

QB「そう、人間の兵器なんて一切通用しない不死身の怪物、君も思っているだろう?“あるもの”に似ているって」

ほむら「………」
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/05/28(月) 10:27:54.79 ID:RHuwVmDAO
こっちで書くならメ欄に「saga」を忘れずに
転載も楽じゃないな
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:32:23.35 ID:ybKv5qf00
>>101
忠告サンクス

何回か連投してしまった
せっかく書いていただいたのに申し訳ない
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:37:29.37 ID:ybKv5qf00
QB「まあ僕にはもう関係ないけどねバトルファイトなんて、それじゃあまたね」

ほむら「…」

レンゲル「…ぐ…ゴフ…はぁはぁ…」

怪人C「グ…グググ!!」ダッ!

レンゲル「待て!!」ダッ!!

ほむら「…行ったわね…今はまどかを助けに行かないと…ぐ…」

ほむら「さっき抱きしめられたときのダメージが…」

???「苦しそうじゃん転校生」

ほむら「え…?」

???「あんたはここで休んでて、私が行くから」シュバ!

ほむら「………美樹さやか…やってしまったわね!」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:40:14.83 ID:ybKv5qf00

マミ「暇…」

剣崎「暇すぎる…」

マミ「私たちをすっぽかして帰ったんじゃ…」

剣崎「いや、きっとあっちも見えないんだよ、だからちょっと辛抱して…」


グー…


剣崎「…」

マミ「…」

チャルメーラ、チャルメラー

マミ「剣崎さん私ラーメン食べたい」

剣崎「俺もラーメン食いたい」

マミ「……」

剣崎「……」

グー…

剣崎「食べに行こうか、もう夜だし…」

マミ「やったー!」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:40:48.30 ID:ybKv5qf00
恭介「……!!」タッタッタッタッタッ

まどか「はぁはぁ!!ダメ!もう逃げられないよ!」

恭介「諦めちゃだめだ!諦めたら!!」

使い魔「」ヒュン

まどか「きゃあ!!上条くーん!!」ヒョイ

恭介「鹿目さ…!!」

使い魔「」ヒュン!!

恭介「うわあああああ!!」

魔女「」カタカタカタカタ

恭介「や…やめろ!!」

魔女「ブオン…キィキキキキキキキキキィ」

まどか「ダメだよ!!上条くんを…くぅっうん!食べちゃだめだよ!」

上条「あ……ああ…」
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:42:11.29 ID:ybKv5qf00
そう、数ヶ月前、何気の無い普通の日だった

さやかは僕をスカイタワー公園に呼んで話したいことがあるって

さやか「うわっはー!やっぱり高い!!」

恭介「はしゃいでおちないでよ…それで…話って何?」

さやか「あ…うん、ちょっと照れくさいんだけどね、大事なことなんだ」

恭介「うん」

さやか「恭介はイエスかノーで答えてくれればそれで良いんだよ!いい、あいまいな答えはいやだからね!」

恭介「わかったよ、幼馴染のさやかの頼みなら何でも聞くけどね」

さやか「……うん、ありがとう恭介…それじゃあ言うね」


灰色の怪人「」ズオ


さやか「私ね……恭介のことが…」

恭介「!?さやか!危ない!!」バッ

さやか「え?」

バキン!!

さやか「な…な……か…怪人!?」


ドラゴンフライオルフェノク「あーあ、はずしちゃったよ、お坊ちゃん運動神経良いね」

107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:43:21.43 ID:ybKv5qf00
ダッ!!キィィィ、バタン

ドラゴンフライオルフェノク「あーだめだめ、会談は危ないよ…俺の羽がある限り、空気のある場所は全部危険なんだから…」

グオオオオン

さやか「なに…何なのコイツ…ひゃあ!」

恭介「か…ぜ?」

「「うわああああああああ!!!」」ドンガラガッシャン


恭介「くうううう…さやか、逃げないとやばいよ!」

さやか「に…逃げるったって…どうしたら…恭介の足が…変な方向に曲がって…」

108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:44:55.46 ID:ybKv5qf00
ドラゴンフライオルフェノク「あーいたいた。じゃあ、口大きく開けてー、シャァ!」シュバシュバシュバ

さやか「な…何あれ、触手!?いやぁ!」

恭介「さやか!!」バッ

ドスドスドス

恭介「ぐうううああ!!」

さやか「恭介!?左腕が!」

恭介「はぁぁ!!うぐぅぅう…」ズボズボズボ

ドクドクドクドクドク…

さやか「恭介…恭介!!」

ドラゴンフライオルフェノク「なにてめぇ邪魔してんの?最悪だよそういうう行為」

さやか「うるさい!!あっちいけ!化け物!化けものぉ!!」

ドラゴンフライオルフェノク「るせぇガキ…」ブン

ドガ!

さやか「が…!」ドサ…

恭介「さや…か…(ここで死ぬのか…僕たちは…こいつに食われて…)」

ドラゴンフライオルフェノク「ククククク、終わらせようじゃねぇか」 START UPブオンブオンブオン>

ドガ!バシ!!

ドラゴンフライオルフェノク「ぐ…がは!?」

恭介「なんだ?何がおこって…」



バババババ!



恭介「赤い…とんがりが…いっぱい」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:45:54.08 ID:ybKv5qf00
ドラゴンフライオルフェノク「ぐああああ!!」ドガーン

TIME OVER DEFORMATION ピキーン…

恭介「…仮面ライダー………」

赤いラインを保つ黒いライダー「」ガチャ

恭介「…あれ、意識が…」

巧「…おい、大丈夫かおまえ?おい…おい!」

ガクン…
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:47:02.13 ID:ybKv5qf00
恭介「すべて…思い出した…あの夢は現実だったんだ」

まどか「上条くん…」

魔女「…」カタカタカタ


ツ マ ラ ナ イ


恭介「カタカナ?いやカタカナの形をした絵か?」


オ マ エ カ ラ タ ベ ル


魔女「」ゴパァ!!

まどか「上条くん、嫌だよ!!」

恭介「く…!!(ここまでか!?)」

ヒュン!ズバン!

使い魔「キ…イイ」ヒュー…

恭介「なにが?」

ズバン!ズバン!ズバン!

まどか「うわ!どうなってるの」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:47:31.86 ID:ybKv5qf00
???「うおおおお!!!」

魔女「!!」パタパタパタ

ドゴォ!!ズドン!!

恭介「化け物が叩き堕ちた!」

まどか「それにアレって!」

さやか「うおおおお!!」ズドンズダンズドンズダン

恭介(まどか)「さやか(ちゃん)!?」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:48:12.02 ID:ybKv5qf00
さやか「ラストォォ!!」

ズドゥム!!

魔女「!?!?!?」ズドーン

恭介「!!化け物…魔女を…倒した?」

まどか「あ、言い忘れていた...魔女は絶望を撒き散らすけど、それと戦う物もいるんだ…それが…魔法少女…今のその…さやかちゃん」

恭介「魔法少女…?さやかが…」

さやか「……初戦ブイ!」^^ V
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:48:48.26 ID:ybKv5qf00
その頃、先輩二人は…

剣崎「ここって結構いろんな屋台とか来るんだな!」

マミ「うーん、このコロッケおいしい…」

剣崎「次はどこ回ってみる?」

マミ「あそこに海の幸スープがある店があるよ!食べてみよう!」

剣崎「おう、日本の海の幸はうまいからな!」

マミ「ところでここに来た意味は何だっけ?」

剣崎「…さぁ?あ、さつま芋チップスとかも売ってるぜ!」

マミ「甘い物大好き!あとでですぐに行きましょう!」

剣崎「さんせい!」
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:50:05.16 ID:ybKv5qf00
ほむら「…上条恭介…彼もまた事情を知ってしまった」

ほむら(どう捕らえるかはかれ次第ね…また美樹さやかを絶望に落とすようなことになったら…)

ガチャ

ほむら「どうしてやろうかしら…」


ズル、ズルルルルルルル!!


ほむら「」ポカーン


ズル、ズルルルルルルルルル!!

ゴキュゴキュゴキュ


杏子・謎の男「ふぅ…ごちそうさま」

ほむら「勝手に人の部屋に上がりこんできて…後それ私のカップめん?」

杏子「お、お帰り」

謎の男「さて」コポポポポ

ほむら「待ちなさい、何早速二つ目作っているの?」

杏子「許してやれよ、こいつもう研究続きで3日も食い寝していないらしいぜ」

ほむら「知ったことじゃないわ、良いから返しなさい」

謎の男「あ…」

ホクホクホクホク

ほむら「いただきます」チュル、チュルル

杏子「…んで、私を呼んだのは…」

ほむら「待ちなさい、今ツッコミが多すぎて頭の整理ができていないから、これが食べ終わるまで待ちなさい」

115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:50:57.94 ID:ybKv5qf00
謎の男「…食べ終わったか」

ほむら「ゴク…ゴク…はぁ、佐倉杏子、この人は誰?」

杏子「科学者っぽい、家が無いその日ぐらしで科学者なんだって」

ほむら「だまされていると思わないの?」

杏子「ぜんぜん!なんか小動物っぽくて面白い奴だし、なぁ橘?」

橘「ああ、金はあるのだが腹が減って倒れているところ杏子に助けられた」

ほむら「へぇー、出て行ってもらえないかしら」

杏子「なんでぇ!?」

ほむら「こんな怪しい人物をつれてくるなんて非常識よ」

橘「君達も十分怪しいがな」

ほむら「だまらっしゃい、それにこんな人物をつれてきて何かの得になる?」

杏子「……くくく、それはコイツの研究している物を聞いてから言う物だな」

ほむら「…橘さんは何研究しているんですか?」

橘「ワルプスギスの夜」

ほむら「」ブーッ
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:51:47.61 ID:ybKv5qf00
ほむら「」バタン

杏子「…驚いただろ?」ツンツン

ほむら「」コクコク

橘「君たちはそう呼んでいるようだが俺は“巨大邪神14(フォーティーン)”と呼んでいる」

ほむら「フォーティーン…なんで?」

橘「俺はアンデット専門の科学者だからだ」

ほむら「」ブーッ


橘さんの科学者証明タイム

橘「ワルプスギスの夜といううのは絶望から生まれる物、その裏でワルプスギスの夜は4つのあるカードが必要
4枚のアンデットキングだ、いわば絶望とアンデットの融合体、それがワルプスギス
アンデットだからワルプスギスの夜は通常兵器は通用しない
もちろん魔法も、だが倒す方法は二つある
ひとつは願い、それによりワルプスギスは消し去ることはできるがキングたちは残る
だからいつかまた再生する
そしてもう一つ倒す方法は、封印だキングたちもろとも封印することで完全に消すことができる
だがまずは場所を特定しなければいけない、わかったか?」


杏子「グー…ガー…」コクン、コクン

ほむら「…アンデットが、関係していた…?」
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:52:23.63 ID:ybKv5qf00
ほむら「ちょっと待って、じゃあそのキングは…」

橘「盗まれた、2枚」

ほむら「は…?」

橘「だから盗まれた理解できないか…」

バキィ、ストレートナッコォ

橘「痛いじゃないか!何をする!!」

ほむら「あんたのせいで何人の命が危ない目にさらされているのかわかっているの!」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:53:23.11 ID:ybKv5qf00
ほむら(よくないわ…このままじゃ…)

杏子「…あん?話は終わったのか?」

ほむら(佐倉杏子…彼女に頼めるかしらこの仕事…いいえ、もうこれ以上変人を増やされるのは困るわ…私自身で探すしかないわね)

杏子「…おーい、きいてんのか?」

ほむら「貴方には今のところ美樹さやかというう子にに無駄な戦闘を避けさせるようにしなさい」

杏子「ん?美樹さやか?」

ほむら「無駄な戦闘を続ける愚か者よ、グリーフシードの無い使い魔を駆るというのなら何してもかまわないわ」

杏子「お!正義面した奴か…良いぜ…粉々にしてやるよ」

橘「」コポポポポ

ほむら「」パシ

橘「アッツイ!!」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:53:58.08 ID:ybKv5qf00
恭介「さやかが…魔法少女だったんだね、助けてくれて本当にありがとう」

さやか「えへへ、いやぁ幼馴染の上条さんのためならなんでもしますよーあたしー」テレ

まどか「仁美ちゃんたちも気絶しているだけみたい…よかったぁ」ぐったり

さやか「あ…恭介、腕治ったんだね」

恭介「あ、うん、今までの緊張のせいで忘れるところだったよ」

まどか「…ねぇ…さやかちゃん、これってさやかちゃんの願いだよね」

恭介「え?」

さやか「え?い…いやぁ!別にそんなこと無いかなーって!あははあはは!」

恭介「鹿目さんどういうこと?」
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:54:56.24 ID:ybKv5qf00
まどか「魔法少女はね、願い事と引き換えに変身できるようになるの」

恭介「え…じゃあ僕の腕を直したのも…!」

まどか「きっとさやかちゃんだよね」

さやか「まどか!言うなって!…もう」

恭介「さやか…ありがとう……だけど…さやかは何でそこまでして僕を…?」


まどか「……え(やっぱり恭介くんって鈍い…)」


さやか「そ…それは…」

まどか「さやかちゃん言っちゃいなよ、上条くん鈍いから絶対言わないとわからないよ」

恭介「え?」

さやか「ゴク…う…うん…キョ…恭介!」ドクンドクン

恭介「な、何?」

さやか「私ね、前からずっと恭介のことが…恭介のことが…キョウスケノコトガ…」カアアアアボシュウウウ…


まどか「言っちゃいなって!」
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:55:25.99 ID:ybKv5qf00
さやか「好き!!」

恭介「!!さやかさん!?」

さやか「うわあああああ!!帰る!!恥ずかしい!!」

まどか「さやかちゃん!!せめて変身といてからにしなよ!!外歩けなくなるって!さやかちゃん!!」

恭介「エ…は…あ…」

まどか「恭介くんも何か言い返す!」

恭介「はひ!?鹿目さんまで僕のこと恭介って…」

まどか「死闘を通り抜けたから良いの!見えなくなる前に早く!!」

恭介「あ……あ…病院のことはごめん!!後またずっと一緒にいてくれ!!」
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:55:58.07 ID:ybKv5qf00
まどか「うわぁ…上条くんってけっこう大胆…」

さやか「」クル

さやか「じゃあまた明日ね!!きょーすけ!!」

ダダダダダッ

恭介「………まどか、ちょっと歩くの助けて、もう体力ない…」

まどか「まどかって…」

恭介「君だって僕のこと下の名前で呼んだろ?とりあえず病院まで…」

まどか「はいはい…」

仁美「すばらしいですわ、上条さん…」

まどか「あ、仁美ちゃん起きていたんだ…」
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:56:50.17 ID:ybKv5qf00
仁美「もうこの私、さやかさんに勝てる気がしません…」

まどか「仁美ちゃんも恭介くんを狙っていたんだ…」

恭介「僕と仁美さんはイイナズケだよ」

まどか「そうだったの?」

仁美「仁美、女として上条さんから手を引きます、私の目から流れるこの涙はうれし涙ですからご安心ください」

恭介「仁美さん…」

仁美「ではお幸せに!!さようならー!!」

ダッダッダッダッ

まどか「…良い子だよね、仁美ちゃん」

恭介「うん、彼女なら僕なんかよりふさわしい人が見つかるよ」

まどか「それじゃあさっさと帰ろうよ」

ズム

まどか「あ…誰か踏んじゃった、気をつけないと…」

恭介「…!おい、まどか…この人…」

まどか「ん…ひ…」

恭介「死んでいるぞ…警察官が…」




まどかはまた、警察官に電話して、そのあたり隅々まで調べられた
見つかったのは緑の破片が複数、そして砕けた怪人の体などが見つかった
それはマミと剣崎が行った公園でも見つかっていた、ここでもまた人を殺している

そう、怪人A・B・Cを覚えているだろうか、彼らは一般警察官を襲ったのちほむらを襲ったのだ
なぜかはまだ知られていないが…怪人の存在は人を脅かす物となり、ニュースにも広く語られるようになった

124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:57:19.67 ID:ybKv5qf00
剣崎「…ムムム、トライアルシリーズなのか…会えれば良いんだけどな…橘さんと」

マミ「そんなに優秀な人だったの?」

剣崎「それはもう、びっくりするくらい頭がよくて、いざっと言うう時には最強になる!」

マミ「一度会ってみたいわね、ふふ…」

剣崎「それより今日休みだよね、何かする?」

マミ「うーん、そうねー服買いに行きましょうか?」

剣崎「うん、いいよ、じゃあ俺シャワーいって来る」

マミ「私もすぐに入りますんでヒーター消さないでくださいよ」
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:57:57.69 ID:ybKv5qf00
まどかママ「こんな夜遅くまでどこ行ってたんだ!コラ!」

まどか「じ…事件に巻き込まれて」

まどかママ「そんなことは知ってる!生中継であんたの顔を見たとき心臓止まるかと思ったわ」

まどか「うええ…ごめんなさい…」

まどかママ「ごめんですんでいると思ってるのかこの子はもう!!事件巻き込まれないようにしろ!」

まどかパパ「ほんとママは心配性だね」

たくや「まどかがぶじだからいー!」
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:58:26.77 ID:ybKv5qf00
さやか宅

さやかママ「こんな夜遅くまでどこ行ってたんだ!コラ!」

さやか「信号が!」

さやかママ「まともな良いわけくらい考えなさい!バカチン!」パコン

さやか「いって!!パパー!助けてよ!」

さやかパパ「反省しなさい」

さやか「見捨てられた!?自分の父親に!?」
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 10:59:06.25 ID:ybKv5qf00
医者「君の体は不思議だね、腐った腕が一気に治っちゃうし」

恭介「自分でも驚きましたよ…」

医者「君の腕をサンプルとしてほしいね」

恭介「わりとシャレになら無いですよそれ…」

医者「でも勝手に病院から飛び出しちゃいけないよ、危険だから」

恭介「はぁ…」

医者「じゃあ、今日はもう晩いし、明日からまたリハビリ頑張ろうね」

恭介「はい、おやすみなさい」

 
ギィ…バタン


………
午前4時


恭介(まだ信じられないな、今日が起こったこと…
腕治ってまどかと少し仲良くなって魔女とか見てさやかが魔法少女で告白されたと同時に仁美さんにイイナズケの縁を切ってもらった
いろいろありすぎたけど…楽しかったな…けどこれから、さやかは戦うのかな?
あの化け物、魔女と…ずっと…ずっと…
僕には何かできないのか?何か…彼女のそばにいて、彼女を守れるような…何かが…)

バリン!

恭介「なんだ?ガラスが割れるような音がしたけど…」

128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:01:25.00 ID:ybKv5qf00
恭介「ここからなら、下が見える…!!」

レンゲル「ぐ…はぁ…はあ…ぐふ…」

恭介「仮面ライダー!?血だらけだ…た…助けに行かないと!」

タッタッタッタッタッ

レンゲル「ク…クソ…ここまでなのか?」

上条「あ!よかった!まだいた!」

レンゲル「…子供?」

上条「大丈夫ですか?今すぐ助けを呼んできます…」


レンゲル「…まて…」


恭介「はい?」

レンゲル「この…ベルトを…」

シャキィィィン

睦月「これ…託す…橘朔也という人に…」スッ…

恭介「ひ…人だ」

睦月「頼む…怪人がきたら…クラブのカードをこのバックルの中に入れてこのレバーを引くんだ」

恭介「は…はい…」

睦月「あとは…君に任せる…」ガク…

恭介「え…しっかりしてください!ねぇ!!」

睦月は病院に運ばれそのまま昏睡増状態に至った
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:02:25.66 ID:ybKv5qf00
次の朝

剣崎「…モシャモシャモシャモシャ、食べないの?マミちゃん?」

マミ「……」

剣崎「昨日食べ過ぎたからな、まだおなかイッパイなのか?」

マミ「…(いえない…4キロも体重増えたなんて…いえない)」

剣崎「このウインナうまいねー、ぽりぽりと良い歯ごたえで」

マミ「…ゴク」

剣崎「卵も焼き加減が最高!ご飯に乗せてケチャップで食べてもうまい」

マミ「ううう…」

剣崎「あと〆はやっぱりこれ!牛乳の一気飲み!」ゴキュゴキュゴキュ

マミ「あ…あああ…」 ゴクゴクゴクゴク>

剣崎「ぷはぁッさいっこう!!虎太郎のきもちがよくわか…」

バタン!

マミ「ウワアアアアアアアアン!!いってきまーす!!」

剣崎「……あれ?どうしたんだろう今日のマミちゃん?あ、ラッキー、残してる」パクパク
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:02:59.98 ID:ybKv5qf00

マミ「せめてパンぐらい食べておいた方がよかったな…」

さやか「あ!マミさん!」

まどか「おはようございます」

マミ「二人とも…酷いじゃないの…昨日は私をおいて魔女狩りに行くなんて」

まどか「あれ?ばれていました?」

マミ「生中継で鹿目さんの顔を見たとき心臓止まるかと思ったわ」

まどか「お母さんにも言われました…へへ」

さやか「テレビ越しでもわかるんですか?」

マミ「うん、結構わかる物よ、で、暁美さんがやっつけたのね?」
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:03:59.99 ID:ybKv5qf00
まどか「それが…」

さやか「私がやったんですまどかと恭介を食べようとしたんだから…こう、ガッと!倒しちゃいました!」

マミ「え…それって…」

さやか「私も、魔法少女になっちゃいました!」

マミ「!!…そう…なの」

さやか「何ですか浮かない顔をして…」

マミ「覚悟を持って…あなたは魔法少女になることを決めたのね?」

さやか「え…」

マミ「一回なったら、もう二度と普通の生活に戻れないのよ!」

さやか「そんな…か、覚悟の上です!」

マミ「本当ね!本当なのね…後悔なんて、しないでね…」

さやか「…なんですか、マミさん変ですよ、お先にいってきます」タッ

マミ「美樹さん…」

まどか「さやかちゃんはちょっとまだ慣れてないから…けどくじけても、さやかちゃんにはいろんな人がいるから、きっと支えてくれると思います…」

マミ「そう…ちょっと心配しすぎだったわ」

まどか「そうですよ、マミさんだってグリーフシードのためさやかちゃんと争うわけが無いですし、きっと大丈夫ですよ!」
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:04:43.86 ID:ybKv5qf00
病院では……

恭介「チェンジ、スタッブ、スクリュー、ラッシュ、バイト、ブリザード、ゲル、ポイズン、スモッグ、リモート…」

恭介「そしてフュージョンジャック…アブソーブクイーン…エヴォリューションキング」

恭介「…僕が…仮面ライダーに」

ガチャ

ナース「上条さん、リハビリの時間ですよ」

恭介「はっ!!」

ナース「トランプ?へー一つ一つ絵が描いてあるんですね…」

恭介「昔好きだったアニメのトランプですよ…、最近放り出してみたんです…あと今日のリハビリは…自分でやってみます」

ナース「そうなんですか、けど通常メニューもちゃんとやってくださいよ」バタン

恭介「………練習、……してみるかな」
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:05:38.79 ID:ybKv5qf00
人気の少ない病院の背

恭介「病院の後ろは壁だし、ここなら誰も来ないだろ…」

恭介「確か…チェンジのこのカードを、バックルに入れたら…レバーを引く」

ジャキ<オープンアップ

恭介「!!光の…かべ?近づいてくる…!この壁…触れるのか?」

めり…

チュイーン!!

恭介「腕が…鎧になった?じゃあ全身で通れば…」

チュイーン!!

恭介「………凄い、これが仮面ライダー?」
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:06:20.38 ID:ybKv5qf00
レンゲル(恭介)「体がものすごく軽い…重い装備をつけているはずなのに…」

レンゲル「はっ!」ドゴォ

ビシィ!!

レンゲル「…地面にヒビが…」

レンゲル「次は、カードをいろいろ試してみよう…」

ジャキン…ジャキン…ジャキン………

レンゲル「…リモートとこの3つのカードは何の意味があるんだろう?そろそろ戻ろう」

レンゲル「変身解除するには…レバーを閉めて…」

ピキーン…

恭介「戻った……けど、やっぱり仮面ライダーって凄いな、僕もいつか…」

ズシ!!

恭介「うぐ!!(なんだ、この体の重みは…まるでマラソンを限界まで走らされたようだ…)

恭介「はぁ…はぁ…昼寝しよう、瞼が鉛のように重い…」

すた…すた…
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:06:58.26 ID:ybKv5qf00
学校

さやか「あ…仁美」

仁美「あらさやかさん、上条さんとの交際、おめでとうございます」

さやか「い…いやぁ…てれるなぁ」

仁美「やはり恭介さんを幸せにできるのはさやかさんしかいませんって」

さやか「あ…ありがとう、だけど私はそんな立派じゃないよ」

仁美「自信を持ってください、あなたは私より上条さんを知っている、誇りに思ってください、それを」

さやか「仁美…」ジーン

仁美「それでは私は行きますので、ごきげんよう」

さやか「うん!ありがとう!仁美ちゃん!」

まどか「仁美ちゃんは相変わらずだね…それで、今日も病院行く?」

さやか「もちろん!さやかちゃんもう振り切っちゃったもんねー!」

まどか「うん、私もついていくよ、恭介くんのことが少し心配だし」

さやか「“恭介くん”!?まどか、あんたまさか!」

まどか「うん、死闘を潜り抜けたからお互いの呼び名を変えてみたの」

さやか「…トッチャヤダヨ、キョースケ」

まどか「トラナイヨ、ウェヒヒ」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:07:33.89 ID:ybKv5qf00
ほむら「……上城睦月…どこにいるのかしら?」

杏子「適当に探していれば見つかるんじゃねぇの?」

橘「四葉のクローバー…無いな…」

ほむら「何しているのかきいてもいいかしら?

橘「四葉のクローバー探しだ」

ほむら「帰って」

橘「…」

ほむら「私の家の方向行くんじゃないわよ、聞いてるの?橘、ねぇサクヤ!!」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:08:33.99 ID:ybKv5qf00
杏子「おいおいせっかくの情報屋を帰らせるなんておかしいぜ、おまえ」

ほむら「良いのよ…もう情報は十分だわ、彼の意味不明な行動は頭が痛くなる」

杏子「てかおまえ学校行かないの?」

ほむら「ええ、いまは上城睦月を探すのを優先にしないと」

杏子「ふーん、じゃあそろそろ学校が終わる時間だし、私はスタンバってるぜ!」

ほむら「いってらっしゃい、殺しはしないでね」

杏子「ひひひ!間違って死んじゃうかもな」タッ

ほむら「…さて、どうしたことかしら…」


ピリリリリ


ほむら「ん?携帯?はい、暁美ですが」

橘「俺だ」





ピリリリリ

ほむら「何ですか?」

橘「病院の近くの子から四葉のクローバーと引き換えに情報を入手した」

ほむら「…それで…何と?」

橘「睦月は血だらけの状態でこの病院に運ばれ、今は寝ているそうだ」

ほむら「っ!!キングのカードは」

橘「まだわからない、俺は調査しに行く」

ほむら「そうですか…クローバーも最初から交換するつもりで…」

橘「何のことだ?意味がわからないぞ」

ほむら「ですよね」ピッ

ほむら「はぁ………また殴りたい、あの顔」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:09:26.51 ID:ybKv5qf00
剣崎「」カタカタカタカタ

剣崎(だめだ、やっぱり情報が多すぎてどれがガセかどれが本当なのかわからない…)

剣崎「もっといい情報は…!……っ!!!」

上城睦月・病院の外で倒れているところ少年に見つかり、今はこん睡状態

剣崎「睦月……」

マミ「ただいま!剣崎さんん何か情報とか…」

剣崎「血のあとはは森から続いて病院まで、きっと凶暴な動物に襲われてか…」

マミ「剣崎さん?」

剣崎「アンデットに…!襲われたんだ!!マミちゃん!」

マミ「はい!?」

剣崎「行こう!見滝原の森に!」

マミ「え…はぁ…」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:10:23.48 ID:ybKv5qf00
さやか「今日もマミさん早く帰ったなぁ…」

まどか「きっと剣崎さんのことだよ………ねぇさやかちゃん」

さやか「ん?」

まどか「まだ剣崎さんのこと…怖い?」

さやか「え…?いや!そんなこと無いよ!」

まどか「本当?」

さやか「だって私には今、力もあるし剣崎さんは仲間だって認識してるし!」

まどか「そっか……私は…まだ怖いかな」

さやか「なんで?」

まどか「だって…あんなに良い人が、人に疑われそうな姿で戦わなきゃいけないんだもん…」

さやか「え?」

まどか「剣崎さんには悪いけど私どうしてもあの姿を受け入れられないの…」

さやか「けど見方を変えるとかっこいいじゃん!それでも…」

まどか「…だめ、私にはできない…どうしても彼を…化け物としてみちゃうんだ…」

さやか「まどか…」

まどか「ごめんこんなことはなしちゃって…早く上条くんのところに行こうよ!」タッタッタッタ

さやか「あ!まどか!…まどか!まてぇい!!」ピューン
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:11:09.70 ID:ybKv5qf00
まどか・さやか「あはははは、はは!」

さやか「っ!?」

まどか「アハh…て、どうしたの?」

さやか「違和感を感じる…結界だ」

まどか「え…」

さやか「けどまだ小さい!今叩けばきっと誰も犠牲にならないですむ!」

まどか「じゃあ早く行くよ!恭介くんはお預けだね」

タッタッタッ
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:12:07.38 ID:ybKv5qf00
ほむら「人が増えると暇になるわね」 シュルルルル>

ほむら「まだ美樹さやかと佐倉杏子が戦っているような時間じゃないし」 ギロ、ギロロ>

ほむら「そろそろ帰ろうかし…」 シュッ>

ほむら「はっ!!」 ドゴォ!!

???「いけないなぁ、人の本拠地は挨拶してから入る物だぜ」

ほむら「なに…このかんじ」

ジェリーフィッシュオルフェノク「…ボコ」ゆーらゆらー
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:12:39.07 ID:ybKv5qf00
トライアルΧ(カイザ)「こいつは時間を操る、捕まえてから電撃を食らわせろ」

ジェリーオルフェノク「ボココ…おじょうちゃんはどこまで耐えられるかな!」

ほむら「く!!」シュン

カイザ「逃げることを考えるな、ここには電磁フィールド張られてある、時間を止めていても電撃は止められまい」

ほむら「言われなくとも!」

ジェリーオルフェノク「スキ見つけちゃったよ!ボココ!!」

ほむら「ひゃ!!」ぱさ…

ジェリーオルフェノク「ボコ、ボココ!大人びているのはいてるねぇ?」

ほむら「ヘンッタイ!!」ジャキ!!


ズガガガガガガガガガガガ


カイザ「おっと」

ジェリーオルフェノク「ボココココ!聞かない聞かない!」シュババババ!!

ほむら「これなら!!」ドン!!

ドガァン!!

ジェリーオルフェノク「きかないきかない!!ゴポポポポ!!」

カイザ「それに…そんな大きな爆薬とか使って良いのかなぁ?」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:13:12.10 ID:ybKv5qf00
ほむら「な…にが…(!!息が…苦しい!)」


カイザ「俺たちは酸素が要らないから平気だけど」

ジェリーオルフェノク「君はそうも行かないようだね、ぼここゴポポポポ!」

ほむら「や…やばいこのままじゃ…」

ジェリーオルフェノク「はい、お仕置き、ボコッ♪」バリバリバリ、シュッ

ほむら「は…!」ペタ

ほむら「うぐぅあああああああああああ!!」

ジェリーオルフェノク「ボココ!!コボココ!!叫べ!叫べ!!」
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:13:49.77 ID:ybKv5qf00
ほむら「な…にが…(!!息が…苦しい!)」


カイザ「俺たちは酸素が要らないから平気だけど」

ジェリーオルフェノク「君はそうも行かないようだね、ぼここゴポポポポ!」

ほむら「や…やばいこのままじゃ…」

ジェリーオルフェノク「はい、お仕置き、ボコッ♪」バリバリバリ、シュッ

ほむら「は…!」ペタ

ほむら「うぐぅあああああああああああ!!」

ジェリーオルフェノク「ボココ!!コボココ!!叫べ!叫べ!!」


電磁バリアを張ることで空気の出入りをなくなり、爆発で大量の酸素が燃える、そして弱ったところ電撃で攻撃して体の中にある二酸化炭素をすべて吐き出してもらう

まさにほむら専用の罠
カイザはそのままほむらの腹にパンチを入れた


ほむら「ぐふ!!」………ガクン

カイザ「…時間を操る魔法少女かぁ…ふふふ、いい材料になるだろうな」

ジェリーオルフェノク「その前に俺に遊ばせてゴポポ!」

カイザ「ククククククク…」
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:14:24.77 ID:ybKv5qf00


「ンチャラムホヲセナハ!!(ほむらちゃんを放せ!!)」


ジェリーオルフェノク「ん?」

ブン…!バキャァ!!

ジェリーオルフェノク「が!?体が!!」

カイザ「何!?そうか…おまえは!」

ジョーカー「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

カイザ「ジョォカァ…」ニタリ
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:15:12.30 ID:ybKv5qf00
ジェリーオルフェノク「な…か…怪人だと!?俺は聞いてない!帰る!ゴポポ」

マミ「ティロ…フィナーレ!!」ドヒュン!!

ジェリーオルフェノク「え!?」


  ダァンッ…


ジェリーオルフェノク「グアアアアアアアア!!」ドガーン!!


ジョーカー「ダンスエカ、ンチャラムホヲ(返すんだほむらちゃんを)」

カイザ「嫌だといったら?」

ジョーカー「…ルキ(切る!!)」ジャキン!

カイザ「やってみろ!最弱のジョーカー!」
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:16:03.03 ID:ybKv5qf00
ひゅん…
ドガァバキィ、ズバ!!ガキン

ジョーカー「く!!」

カイザ「こっちは片手ハンデだぞ、倒せないのかなぁ?薄汚いアンデットでは?」

ジョーカー「イサルウ!!(うるさい!!)」ブン

カイザ「ハァッ!!」ガキン

ジョーカー「いまだ!マミさん!!」

マミ「わかった!!ティロ!!」

カイザ「」バ!!

マミ「明美さんを盾にして…!!」
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:16:35.59 ID:ybKv5qf00
ジョーカー「ダ! イ! ジョ! ウ! ブ! ウ! ツ! ン! ダ!」

マミ「え…」

カイザ「バカが」ぐぐぐぐ…

ジョーカー「オ! レ! ヲ! シ! ン! ジ! テ!」

マミ「…ティロ!!」

カイザ「自らの手で仲間の命を奪え!」

マミ「フィナーレ!!」
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:17:50.81 ID:ybKv5qf00


   ズドン……


カイザ「なぜだ…なぜこんなピンポイントに…肩を壊せる?」

ほむら「」ドサ…

剣崎「…自分の足元を見ろ」

カイザ「!!貴様…悪魔か…」

剣崎「まあ、足元なんてもう無いか…」

マミ「ひ…あ…足が…」

剣崎「不死ってのはな痛みさえも感じなくなるんだよ、おまえは言葉しゃべれるようだけど…まだ戦闘は少ないだろ?」

剣崎「足さえ壊せばあとは簡単、勝手にこちらの腕をつかんでくれるのだから動かすだけで良い…」

カイザ「……貴様…貴様!!」

剣崎「とどめも痛みが無いように、苦しまないウヨニヨルヤテシ(ようにしてやるよ)」

カイザ「ぐおおおおお!!ジョォカアアアア貴様ァああああ!」

メキャ………

マミ「ひ…!」

剣崎「…爆発は、しないんだな…」

150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:18:36.54 ID:ybKv5qf00
マミ「あ…あの、剣崎さん?」

剣崎「怖けりゃ怖いって言って良いよ。俺は人間であると同時に…一人のため何百人かの犠牲を出した化け物だから」

マミ「剣崎さん…」

剣崎「ごめんな!久しぶりの戦闘でちょっとドラマチックになっちまった!帰ろうぜ…睦月の敵はとったと思うし」

マミ「剣崎さん…剣崎さんは…正義のために戦う!仮面ライダーです!!」

剣崎「……」

マミ「それを…誇りにもって」

剣崎「ああ…ありがとう…」
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:19:10.54 ID:ybKv5qf00
さやか「アレがボスか!!」

使い魔「!!」ヒュー

さやか「逃げるんじゃない!!ハァ!!」ヒュン

ザク!!

使い魔「ぎゅうううういいいん…!」

まどか「動きが止まったよ!」

さやか「よし!これでラスト!!」


  ガキン!!


杏子「延期戦〜♪」


さやか「な!?」

まどか「だれ?」

杏子「おう…レッ!!」バシン!!

さやか「な!?グ…うああああ!!」

まどか「さやかちゃん!!」
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:20:09.11 ID:ybKv5qf00
ズドン!!

杏子「おまえマジよええ〜初心者でも今のはよけれるぞ?」

さやか「な…んだと?」

まどか「まさかあの子って…マミさんの言ってた…グリーフシード目当ての魔法少女?」

さやか「まどか…コイツやばいよ…離れてて!」

杏子「うお!立ち上がれんの?無理するなよ〜最低でも5階から叩きつけられたような衝撃だぜぇ?」

さやか「…たおす!」

 ギュン!!

まどか(最初に出たときの高速攻撃だ!これなら!)

杏子「お〜やるんだね…ふるばりあ〜!なんちって」

さやか「なめるなぁ!!」ブン!

ガチン

さやか「へ!?」
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:21:05.83 ID:ybKv5qf00
杏子「ネズミ罠に引っかかるなんて馬鹿じゃねぇの?まっいっや!」

さやか「つ…つかまった!!」

杏子「ほーれほれほれ!!」ブン!!

さやか「ぐあ!」ドゴン

さやか「うぐぅ!!」ガキン

さやか「うああああああ!!」メキャ!!
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:21:53.17 ID:ybKv5qf00
まどか「さやかちゃん!!」

さやか「う…ううう…」

杏子「弱いものいじめするからこうなるんだよ、腕がイッちゃったか?」

END

ブオオオン

まどか「使い魔が逃げて…結界が解けていく…」

杏子「その腕じゃやべぇな!お医者さんに見せてもらったらどうかな〜」ニコニコ

さやか「う…うるさい…!!」

杏子「ま、一般に見ても全治3週間だな、しばらくおとなしくしてな〜」クル

コツ…コツ…コツ…コツ

「待てよ」

杏子「う〜ん?」クル

まどか「さやかちゃん…だめだよ…強すぎるよ」

さやか「一撃だけでも良いんだ…一撃だけでも与えれば!」

杏子「へー、頑張るねぇ…傷も治ってるし…じゃぁ第二ラウンドと行こうか?」
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:22:59.42 ID:ybKv5qf00
さやか「うぐ!うああ!」ドカバシ

杏子「オラオラ、どうしたどうした!」ジャラ!!

まどか「もうやめてよ!!二人とも!!こんな戦いしてもむだだよ!!」

杏子「うぜぇ!」

ジャラジャラジャラジャラ!

まどか「!!閉じ込められた!?さやかちゃん!さやかちゃん!!」ドンドン



外から

まどか「〜〜!!〜〜〜〜!!〜〜〜〜〜!!」ドンドン

さやか「あんた…まどかを…か…くあ…!!」ジャラジャラ

杏子「ほーら、抵抗しないとドンドン首が絞まっていくぞ、自分の体を軽くする魔法も覚えてないのかよ!キャハハ!!」

さやか「カッ…あっかッ…はッ…」ジャラ…ジャラ………ジャラ…

杏子「ん?あれ?殺しちまったか?」

ジャラジャラジャラジャラ。ドスン!!

杏子「反応ねぇなー、おーい、生きてる…」シュ!!

ぽた…ポタ…

さやか「」ニッ

杏子「……ペロ…やるじゃん…新入り、もっと痛めつけられたいんだってな?
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:23:30.07 ID:ybKv5qf00
杏子「この顔の傷…高くつくぜ…」じゃら…ジャララララ

ゴゴゴゴゴゴゴ

さやか「く…う……(鎖が、竜の形になって)」

杏子「くらえ!!!」ゴァァァァァ

さやか(こっちに来る!!)

ラッシュ> スタッブ> スクリュー>

杏子「え?」
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:24:17.45 ID:ybKv5qf00
<フルクラッシュドリル

レンゲル「」ギュオオオオオオオオン

さやか(緑の…騎士?)

ズド!!

杏子「え………」



バリン!!!

さやか「鎖の竜が…はじけた…」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:25:46.05 ID:ybKv5qf00
レンゲル「…近づくな…さやかに」

杏子「お…おお(何だコイツ?オーラーがまったく違う!!)」

さやか「だ…誰なの!あんたは!」

レンゲル「仮面ライダーだ…!」

杏子「仮面ライダー…へへ、どんな奴が出てきたかと思えば…また正義面したやろうか…」

レンゲル「続けるというのか?」

杏子「覚悟しな!私は自分を犠牲にするようなバカがだいっ嫌いなんだよ!」ブン!

レンゲル「」ガシャ、ジャキン


杏子「開いたか…!これがおまえの…本気か!こい!」

ドゴン!どが…バキ…




杏子「ぐ!!」ズザー

レンゲル「その程度か?」

さやか「凄く強くて…凄く硬い…これが…仮面ライダー?」

杏子「ク…ちっくしょう…!!」ダッ

さやか「に!逃げた!!まて!!」ぐ…


 ピシィ!!


さやか「う…だめだ…動けな…」

レンゲル「…さやか、まどかは?」

さやか「ホント誰なのよ…あんた。アイツを追っ払ってあげたことは感謝するけど…せめて正体を言ってよ」

レンゲル「………(え?)」

レンゲル(恭介)(気づいてないの!?)

レンゲル(自分で自分が鈍感だと思ってたけど…さやかも十分鈍感だ…けど…仮面ライダーだから正体を隠しておいた方が良いのかな?)
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:26:35.92 ID:ybKv5qf00
まどか「…あ……あの子の結界が消えた…て…仮面ライダー?」

さやか「まどか、そうだよ!仮面ライダーだよ!」

レンゲル「あ…いや」

まどか「えーと…さ、サインください!」ノート&鉛筆

レンゲル「えええええ……ごめん、僕用事があるから!さやか!まどか!またね!」

まどか「あ…行っちゃった……」

さやか「けどアイツ…私たちの名前知ってたよ…ほんとに誰なんだろう…」
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:27:07.63 ID:ybKv5qf00
さやか「〜て!事があったんだ!」

恭介「へー、凄いね…」

さやか「ここ最近へんなのが続いて本当に大変だよ、凄く痛かったし…」

まどか「腕がもう逆方向に」

恭介「それは大変だったね」

さやか「人事だと思いやがってー、退院したら巻き込んでやるからね」

恭介「は…ははは勘弁してくれよ」

まどか「うん、ほんとに誰なんだろうね…あの仮面ライダー」
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:28:03.93 ID:ybKv5qf00
橘「さて情報交換と行くが…どうしたんだ二人とも、ボロボロだぞ」

ほむら「ほうっておいて!」

杏子「くぅ…いてぇ…」

橘「まずは俺からだ…睦月は見つかったがカードとバックルは消えていた」

ほむら「カードと…バックルが?それってまさか!キングが取られたって事!?」

橘「いや睦月は俺の弟子だ、そんなヘマはしない…限界と感じたとき…きっと誰かにバックルとカードを託したんだ」

ほむら「…それでそのカードとバックルは?」

橘「わからない…だがきっとこの町のどこかにあるはずだ」

杏子「いってー…」

橘「暁美は?」

ほむら「…森からでようとしていたとき、急に襲われたわ、確か本拠地って言ってたわ」

橘「ほう、完全に関係ないとは限らないな…今度そこを調べてみよう」

ほむら「…急にまじめになったわね、橘さん」

橘「俺はいつだって真面目だ、杏子は?」

杏子「あーーーーー………ん?私?」
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:28:42.82 ID:ybKv5qf00
杏子「正義の味方いじめてたら緑で硬くて紫の目でで四角くて杖使う奴が出た」





杏子「あー眠い」
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:36:45.77 ID:ybKv5qf00
……

ほむら「………はぁ、心当たりがあるわ。カードを持っている人に……」

橘「あんな雑な説明でよくわかるな…」

ほむら「……上条恭介……何故あなたは…」
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:37:11.51 ID:ybKv5qf00
恭介(守れた…守れたんだ、この手でさやかを…このバックルさえあれば…僕は…仮面ライダーだ…!)

トントン

ナースコール『上条さん、お客様がいらしましたよ』

恭介「え(誰だろう)、はい今空けます」


 ガチャ…


杏子「よぉ」

ほむら「…」

橘「君が恭介君か」ガチャン

恭介「な!?さっきさやかをいじめていた!!」

杏子「やっぱりおまえか…レンゲルって奴は…」ニタリ

恭介「く!!」ガチャ!

ほむら「無理しない方が良いわよ、変身は体に大きな負担がかかるわ、立て続けに変身したら…最悪死ぬわよ」

恭介「何だって!?そんな話信じるか!!オープンアップ!」
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:37:44.82 ID:ybKv5qf00
橘「やめるんだ、恭介くん」ガシ

恭介「は…離せ!!」

橘「俺は、橘ギャレンだ」

恭介「………橘?」

(睦月「これ…託す…橘朔也という人に…」)

恭介「………」
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:38:23.76 ID:ybKv5qf00
恭介「橘朔也さんですよね…」

橘「ああ、そしてギャレンは仮面ライダーの時の名前だ…

恭介「そう…なんですか…」

橘「ああ、俺たちは君を襲おうとは思っていない、安心してくれ」

恭介「は…はぁ…」チラ

杏子「…あたしもボロボロだよ、おまえのせいでな」
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:39:07.77 ID:ybKv5qf00




説明後

恭介「つまり…このカードとバックルを持ってると…襲われるかもしれないんですか?」

橘「ああそうだ」

恭介「だけど今日一度も襲われていませんよ…」

橘「レンゲルが死んだと思われ…目標が変わったからだ」

恭介「え?」

ほむら「キングを持つものは貴方一人ではないのよ」

杏子「橘は2枚持ってたけど二つとも盗まれたって」

橘「かたじけない…」

ほむら「とにかく、さっさとカードとバックルを渡しなさい」

恭介「あ…」

橘「君の身のためだ…頼む」

恭介「え…けどこれが無いともう僕は二度とレンゲルには…」

杏子「普通に考えてなれるわけがねぇだろアホ、さっさと渡せ」





恭介「……………いやだ…」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:39:57.77 ID:ybKv5qf00
ほむら「え?」

橘「なに…?」

恭介「いやだ!!僕は仮面ライダーになりたい、なりたいんだ…!!」

杏子「ば…子供みたいなこと良いやがって!恥ずかしくねぇのか!」

ほむら「憧れを抱くのは良いことよ…けどそれが実際どんなに辛いことかわかってから抱くべきよ」

恭介「覚悟はある!!僕は戦える…!」

橘「……そんな薄っぺらい外側だけの感情に何がある?」

橘「何かを失ってからではもう遅いんだ…俺はそれに気づくのが遅かったせいで一番大切な物を失った」


恭介「………」


橘「ベルトは呪いのようなもの…取りはずしたら一般人に戻れるわけじゃないんだ…それを理解してほしい…」

恭介「……僕は…守ります、この世のすべてを…だからこのバックルは…持たせてください…必要なんです…僕には」

杏子「…バカじゃねぇの?空気呼んで諦めろよもう、しつこい男って嫌われるぜ」

橘「…そうか、じゃあ託すとするかバックルとカードを…君に」

杏子「はぁ!?」
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:40:35.63 ID:ybKv5qf00
杏子「ちょっと待てよ!本当にいいのかよ!?」

ほむら「諦めなさい、もち主が要らないというのだから」

杏子「おかしいだろ…こんな子供に大切な物かすなんて…明らかに」

橘「少年、元気でな、俺たちも行くぞ」

ほむら「本当にアレで良いのね?」

橘「あいつを見てるとある奴を思い出すからな…」

ほむら「ある奴って?」

橘「俺の後輩であり、親友でもある男だ…」

杏子「橘おかしいってマジで…」

橘「いいんだ…あれでな」
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/05/28(月) 11:41:02.24 ID:ybKv5qf00


恭介「……僕は仮面ライダーを続けられる…続けられる…さやかやみんなを守ったりもできるんだ…」

恭介「僕は…僕は仮面ライダーだ…仮面ライダーだ…!」

チェンジスパイダー「………」グオオオオン
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/28(月) 11:53:19.42 ID:Rs5k1UNho
オープニング推奨
http://www.youtube.com/watch?v=fUr-WraDQhI
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/05/28(月) 11:56:44.93 ID:4Wx3cu35o
転載乙!
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/28(月) 12:04:25.10 ID:Rs5k1UNho
乙!
がんばれ!
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2012/05/28(月) 12:32:51.05 ID:YMVBwCPAO
心に剣 輝く勇気 たぁぁぁぁしかに閉じ込めて〜♪
剣崎はやっぱり始と会ってしまうんかね
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/28(月) 12:44:27.51 ID:C2SBj1NYo
転載乙
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/28(月) 12:54:15.00 ID:Vcc3HGU6o
続きが楽しみ過ぎる
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/28(月) 16:51:43.38 ID:VueLnQMAo
なぜ微妙に555?
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/05/28(月) 16:52:56.66 ID:EocN6floo
ムッキー&嶋さん&虎姐さんでもきちんとスパイダーを封印出来てないとは
さすが橘さんの弟子……
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/28(月) 16:58:07.37 ID:EhKlPvnj0
恭介がここまで目立って活躍するssは初めてかもしれん…
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/28(月) 17:08:26.94 ID:Rs5k1UNho
(^U^)<恵まれない14の為に、カテゴリーKよろしくお願いしまーす

( 0M0)<お、ちょうどいいキング二枚持ってた


こうしてキング二枚は敵の手に渡った
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/28(月) 17:16:25.87 ID:bfEFQLkFo
これ最初に書いてた人?後の人?
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/05/28(月) 17:29:30.85 ID:o5gVkHUho
あとの人が仕上げるはずだよ
最初の人は「もう書かない」って言ってたし
あとこれは転載だけだから書いてた人はたぶんまだでかけてる
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/05/28(月) 17:59:50.75 ID:ooNcWaUH0
このSSの後半を書いていたものですが書き込み制限を受けています
自分の家のホストからはちょっとSS書くのが難しくなりました
SSスレでまとめてくれたのはありがとうございます、だけど最低3日は書き込みができなくなると思います…
またかけるようになったらすぐに書き込みますので、その時まで待っててください
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/05/28(月) 18:01:35.58 ID:o5gVkHUho
>>183
そう、無理はするなよ?
e-モバイルか……
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/28(月) 18:05:28.14 ID:Rs5k1UNho
>>183
三日間ゆっくり休んでください!
応援しています!
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/05/28(月) 18:07:41.30 ID:ooNcWaUH0
三日後にもこのスレ残りますか?
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/05/28(月) 18:16:49.74 ID:o5gVkHUho
>>186
保守も支援も必要なしで2ヵ月ぐらいもつよ
1レスに80行まで入るしゆったり書けるのがポイントな。だからゆっくり休め
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2012/05/28(月) 18:18:19.71 ID:0qcp35yq0
こっち移ってきたのね、転載乙
一ヶ月ぐらいほったらかしても落ちないからゆっくりで構わないよ
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/05/28(月) 18:29:30.09 ID:ooNcWaUH0
”ありがとうございます、ゆっくり休ませてもらいます
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/05/28(月) 18:30:16.14 ID:ooNcWaUH0
ありがとうございます、ゆっくり休ませてもらいます
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/05/28(月) 18:32:52.14 ID:ooNcWaUH0
あ?二回のせちゃったww
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/05/28(月) 18:44:08.69 ID:C2SBj1NYo
>>183
おうわかった
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岩手県) :2012/05/28(月) 20:25:43.19 ID:NEmpn4eL0
こっち移ってたのか、よかったよかった
>>177
原作終了後だと剣の怪人が剣崎と始以外いないからだろう
出せてもトライアルじゃ限界ある品
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/05/29(火) 12:12:50.62 ID:953q115do
橘さんが出るなら何でも良いです
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2012/05/29(火) 13:54:56.41 ID:bIXg9uC/0
橘さん、校長業務の方はいいんですか
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/29(火) 17:37:20.12 ID:QRU87nwPo
天野さん伝説
椿の夢の中に出てきたと思ったら、実際に天野さんから連絡がきた
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/29(火) 21:01:18.34 ID:FHxgqw5Wo
555だすなら龍騎のほうが相性良さそう

同じカードだし、設定にてるし、マミられる黄色いるし
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/29(火) 21:06:38.11 ID:3rhOTDz4o
>>197
書いてた人いわく
「555はこれ以上からまない、都市伝説だから」
らしい。だいたい絡ませられないだろ本編後
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/29(火) 21:35:34.18 ID:QRU87nwPo
こんなスレもあるからぜひ見てくれ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1338146654/
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/29(火) 21:38:05.97 ID:LYUS0hMeo
さぁ、どこに貼ろうとしたのか言ってもらおうか(迫真)
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/05/30(水) 12:13:38.69 ID:HC13bUELo
す....すみません.......
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/05/30(水) 23:06:58.13 ID:iroVxEyAO
オレァ、クサムヲ ムッコロス!

   / ̄ ̄ ̄\
  /   / ハ \
 /  / // / \ ヽ
`/  //イ/ ==ヽ |
| //(●)  (●|/|
| /イ   / ヽ ||
| ヒ|  (●●) ||
| ヽ  r==-、 / |
| | \  ̄ ̄ / ノ
∧ |   ̄ ̄/ヽ/
 \|    ∧ |\
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/06/01(金) 18:20:46.91 ID:ZxUf83aTo
(0ww0)
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/01(金) 18:24:52.61 ID:VpXSD9X1o
>>203
saga付けないとwwになるよ
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/01(金) 19:17:08.59 ID:T0k3A2HDO
(0w >< w0) ジェミニ

(0w0)(0w0) カンリョウ
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [saga]:2012/06/01(金) 20:27:27.98 ID:ZxUf83aTo
(0ww0)これでできるかな
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/01(金) 20:35:50.90 ID:VpXSD9X1o
>>206
sagaは半角な

( 0w0)
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/06/01(金) 20:59:42.82 ID:WRly/4slo
|0M0)
209 :これで [saga]:2012/06/01(金) 21:06:22.50 ID:ZxUf83aTo
(0w0)
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/06/01(金) 21:12:04.67 ID:ZMyHeq6Fo
( 0w0)
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/02(土) 10:02:05.26 ID:dDt/iAcHo
(0w0)
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/02(土) 10:02:31.46 ID:dDt/iAcHo
( 0w0)
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/02(土) 10:34:42.61 ID:a4jRvkFfo
あいやめろよ、
荒らしになってんぞ
>>1が来るまで静かに待ってろよ
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/06/02(土) 16:29:46.87 ID:2+rfp1+Oo
了解
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県) [sage]:2012/06/02(土) 17:32:02.75 ID:zPwGZ4vVo
最初に書いてた人書かないのか…
なんかまた立てて書くって言ってたけど違うのか…
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/02(土) 17:37:57.60 ID:3bkVVbKjo
>>215
名乗るのもあれなんだけれど、最初に書いてた方です

ここまで続いててここまで書いてもらったものはもう俺が書いてたのとは別だし
でも序盤が全く同じのがあっても仕方ないじゃん? だから俺はROMになって書くのやめることにしたんよ

面白いし続き待ってるから、ゆっくり帰ってきてほしいよね
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/02(土) 18:31:09.16 ID:a4jRvkFfo
>>216
じゃあさ、代わりにまどかに仮面ライダーをクロスさせるのではなく、
逆に仮面ライダーにまどかやほかの作品をクロスさせたりしてみるのはどうですか?
例えば

ほむら「バトルファイト?」

ほむら「私がヒューマンアンデット?」

とか
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2012/06/02(土) 19:06:13.75 ID:6eYWK24l0
なぜかVIPでは書き込みができるのにここではできない
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2012/06/02(土) 19:08:24.82 ID:6eYWK24l0
後に書いた者の友達です
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/02(土) 19:13:25.29 ID:3bkVVbKjo
>>217
僕のいく道は僕自身が決める
まぁいつかそういうネタをかくかも知れないけれど……その時はよろしく


>>218
ふむ、家からだと規制されてるってこと?
だとしたらe-モバイルか……規制かかりっぱなしなんだよね。1年ぐらいは……どうする?
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2012/06/02(土) 19:15:09.47 ID:6eYWK24l0
↑その人からのメッセージです
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2012/06/02(土) 19:18:55.85 ID:6eYWK24l0
>>220
VIPでスレ立ててくれませんか?
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/02(土) 19:19:26.47 ID:3bkVVbKjo
あぁ、ごめんね見間違えした
……規制は解けないだろうしなぁ
いちいち他の環境から投下してもらうのも……どうしたもんだろう?

本人の希望とかはあるのかな?
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/02(土) 19:22:35.74 ID:3bkVVbKjo
>>222
スレたてって今からかい?
何時何日からスレ立てろって言われたら>>1にここのURLぶっこんでたてるぐらいはするよ
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2012/06/02(土) 19:26:38.73 ID:6eYWK24l0
>>223
VIPにスレッドを立ててもらう以外はないですね
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2012/06/02(土) 19:28:04.23 ID:6eYWK24l0
>>224
スレ立てよろしくお願いします
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2012/06/02(土) 19:29:15.33 ID:6eYWK24l0
↑ VIPにスレッドを立ててもらう以外の希望はないらしいです(追記)
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/02(土) 20:14:57.59 ID:3bkVVbKjo
すまん席を外してた
今からたてていいのかな? 時間的にタイミングが合わないと悲惨なことになるだろうし
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/06/02(土) 20:24:29.40 ID:BBZXEEiw0
>>228 今からでお願いできますか?
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/02(土) 20:27:26.76 ID:3bkVVbKjo
>>229
剣崎一真(ジョーカー)「魔法少女?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1338636411/

はいどうぞ。応援してるよ
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/02(土) 21:07:00.99 ID:3NL1iFsDO
また向こうで始まったのね、誘導乙
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/06/02(土) 21:09:47.16 ID:eoeAMHfR0
今日の分が終わったらこっちへコピーしていいかな?
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/06/02(土) 21:36:36.83 ID:69TeyfrC0
コピーは俺がやるわ
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/03(日) 08:28:44.75 ID:TsNWhbZ5o
おい向こうのスレ落ちてんぞ
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/06/03(日) 11:35:36.48 ID:ZKt7pwAAO
コピーはどうした
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 13:58:15.15 ID:Z1g8fvc7o
糸冬 了
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/06/03(日) 17:05:54.50 ID:f2cxbmQXo
あの日から数日後、さやかは正式に恋人となった恭介の部屋で夕方を過ごしていた

さやか「ねぇ恭介…」

恭介「なんだい、さやか?」

さやか「もう腕も治ったし、バイオリンも弾けるでしょ?」

恭介「ああ」

さやか「ちょっと引いて、久しぶりに聞きたくなった」

恭介「うん、いいよ…」


♪〜…♪〜〜…♪〜♪〜

さやか「………」

♪〜…♪〜〜…♪〜♪〜
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 17:10:38.01 ID:f2cxbmQXo




ガキャイン!!

さやか「!?」ビクゥ!!

恭介「あ…線が…切れた…力みすぎたのかな…」

さやか「びっくりした…恭介、ちょっと体しっかりしてきたね、リハビリの影響?」

恭介「え…そうかな?」

さやか「そうだよ、前はひょろひょろだったけど今は少し筋肉がついてるように見える」

恭介「あ、ああ!きっとリハビリの影響だね、朝から昼までずっとリハビリしてるし…先生にも明日には退院できるって」

さやか「私の予想が当たってた!でしょー!そっか恭介の退院も明日か」

恭介「退屈な病院生活にはもうこりごりだよ」
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 17:14:46.18 ID:f2cxbmQXo
恭介(そうか…秘密の特訓のおかげで体つきもよくなっているんだ…腕も硬く感じるし絶好調だ!)

さやか「あ!そろそろ私帰るね!またママに怒鳴られたらたまらないよ…じゃあまた明日!」

恭介「ああ…また明日…さやか」

恭介(それにしてもあの日から魔女も怪人も出てないなんて…
試したい…僕はずっと特訓していたんだ、無駄にしない!!
でろ…出ろ…出ろ!出ろ!!妖怪や怪物でも何でも良い、出て来い!!)



さやか「あ、まどか、待っててくれたんだ……」

まどか「うん、さやかちゃん一人じゃ心配だしね…どうかした?」

さやか「…恭介…最近様子が変なんだ、突然怖い顔をしたりするし…落ち着きが無いように手が震えたり」

まどか「きっと外に出たくてうずうずしているんだよ。さ、帰ろう!」

さやか「うん…」
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 17:15:14.73 ID:f2cxbmQXo
ほむら宅

杏子「ほらココ!ココ!壁の一部が扉の形に盛り上がってるんだよ!」

ほむら「やな予感しかしないわ」ガチャン、キィィィィ

橘「…」ズルル

キィィィィ、ガチャン

ほむら「…はぁ……」スタスタスタ

バタン

杏子「何があった?」

ガチャ

ほむら「」スタスタスタ AK47 M9バズーカ ミサイルランチャー

杏子「あーーーーーーーーーー」ガチャン………

杏子「…あ!!!」
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 17:15:40.46 ID:f2cxbmQXo
杏子「おい!やめろ!!人間にそれはねぇって!!」ガシッ

ほむら「杏子さん!離してお願いだから離して!!こいつ…!!こいつだけは!!」

橘「」チュルルルン、ゴクン

ほむら「サクヤァッッ!!!」

橘「ほら」ヒュン

杏子「あ?」ズシ…

ほむら「これは…」

橘「ココの施設を借りて完成させた…これが…ライダーシステムだ」
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 17:16:34.52 ID:f2cxbmQXo
橘「佐倉にはランス」

杏子「ランス…!いい響きジャン」

橘「暁美にはラルクだ」

ほむら「……ラルク!」

橘「もうカードは入っている…変身というう掛け声とともにバックルを開け」

杏子・ほむら「…」ガチャ、ガチャ!

杏子「へへ、まさか都市伝説のひとつになるとはな!変…身ッ!!」オープンアップ!

ほむら「これがあれば…!ラルク変身…!」オープンナップ!

ギュイーン!!
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 17:17:29.06 ID:f2cxbmQXo
ランス(杏子)「これが…!」

ラルク(ほむら)「仮面ライダー…!!」

橘「成功のようだな…、そのスーツは魔法や能力がカードとして使えるようになっている、デッキを見てくれ」

ランス「お、“チェイン”だってさ」ニヒヒ

ラルク「タイム…普通に魔法少女からの二重変身したほうが強いんじゃないの?」

橘「いや、このカードは君達の力を具体化させたものだ、魔法少女用に作ったためライダーへの変身と同時に魔法少女にも変身している
さらにカードを使うことにより魔翌力の消費をほぼゼロにすることができる、このカードはフィルターのようなものだと思ってくれ」

ランス「おおお!じゃあもうグリーフシードとかいらないじゃん!すげぇ!」

ラルク「…あのベルトは?」

橘「ん?ああ…あれはグレイブ未完成品だ」

ラルク「未完成?」

ランス「みかん製?いてっ!」パコン
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 17:17:56.38 ID:f2cxbmQXo
橘「ああ、ケロベロスといううアンデッドの力を十二分に発揮するベルトだ」

ランス「ふーん」

橘「だが人間、魔法少女が使ってもパワーに振り回されてしまう…だから未完成だ」

ラルク「あなたはそれを着るの?」

橘「いいや、俺にはコレがある」スッ…

ラルク「銀色…新型のバックル?」

橘「逆だ、壊れたのを直したライダーシステム一号…今日で8年目の誕生日だ」

ランス「8年って…使い物になるのかそんなふるいの?」

橘「一番着慣れているのはこいつだからな…」
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 17:18:24.51 ID:f2cxbmQXo
ガシャン…!

ほむら「ふぅ…着心地はなかなかいい物ね」

杏子「これでグリーフシードはいらないなんて超最高!!反則すぎる、これならリベンジできるかな…」

ほむら「…レンゲル(オリジナル)にはまだ手を出しちゃだめよ…彼の精神はアンデットに」

杏子「んあ?わかってるよ、私もあいつみたいに子供じゃねぇし、あーむ!」モグモグ

ほむら「そう、私は少し用事があるわ」

杏子「例の場所か?やめとけって、結局逃げられて何も残ってなかったろ?」

ほむら「何かがあるはずだわ…何かが」シュン

杏子「いってらー」ゴロン
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2012/06/03(日) 19:02:55.67 ID:f6Dd9RO10
( ^U^)どうした?続きをコピーしないのか?

それともここまでで落ちたのかな
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/03(日) 19:14:31.94 ID:TsNWhbZ5o
まあ落ちたやつだけど一応URL貼っておくか
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1338636411/
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2012/06/03(日) 19:30:10.71 ID:f6Dd9RO10
じゃあついでに http://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1338636411/
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 21:13:55.55 ID:f2cxbmQXo
剣崎「…そーっと…そーっと!」

カードタワー 

マミ「後もう少しで7段!がんばって剣崎さん」

ほむら「剣崎一真さん」シュン

剣崎「っ!うわ!!」

グラ…グラ…ドンガラガッシャン

マミ「ああ…そろそろ7段だったのに…」

ほむら「最近魔女が出ないというせいで完全にだらけているわね」

剣崎「何のようだよ…ほむらちゃん」

ほむら「剣崎一真、あなたが必要なの、ついてきてくれるかしら?」

マミ「え…」

剣崎「うぇ?」
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 21:14:24.89 ID:f2cxbmQXo
ほむら「というわけで、彼を少し借りていくわ…」

剣崎「ちょちょちょ!ちょっと待てよ!」

ほむら「…どうかした?」

剣崎「いや!どうかしたって言うか…なんていうか、マミちゃんは連れて行っちゃだめなのか?」

マミ「……」

ほむら「………ダメ、剣崎一真、あなた一人でついてきなさい」

剣崎「一人で…」

マミ「大丈夫よ、剣崎さん、私はお留守番しているから、たまには私なしで外出るのも悪くないわ」ニコ

剣崎「マミちゃん…」

ほむら「決まりね、さっ行くわよ」パシ

マミ「!!」

剣崎「お…おい、勝手に手を…」シュン

マミ「……」
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 21:14:54.75 ID:f2cxbmQXo
森の中、隠しトライアル研究所

剣崎「ガラクタばっかだな、本当にこんなところに何かあるのか?」ガタン

ほむら「ええ、ある筈だわ、相手は見たところ私たちの襲撃の後に逃げ去ったらしいから」

剣崎「つっても、何も見つからないぞ」

ほむら「…あなたなら、どこにあると思う?相手は怪人が死んだと決断瞬間逃げ去った
当然車もなく、手で持ち去るしかない、あなたなら大切な書類とかはどこに隠す」

剣崎「おいおい、俺は自称頭いいといったが探偵じゃな…まて、心当たりがある」
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 21:15:29.04 ID:f2cxbmQXo
森の中、大木の下

剣崎「えっほ!えっほ!えっほ!!」ザク、ザク、ザクザク

ほむら「…この下に怪人をうめた?」

剣崎「ああ…爆発しなかったからな、逆に妙だったんだ…いつもは爆発するのに…」

トライアルΧの死がい「………」

剣崎「…ああ、予想通りだ…ほむらちゃん!何かがはいったカプセルだ」

ほむら「血だらけだわね…」

剣崎「すぐ寝かせたやるから安心しろ!起こしてごめんな…」

???「ご苦労様」
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 21:16:19.89 ID:f2cxbmQXo
剣崎「!?」シュバ!!

???「ハアッ!!」ザン

剣崎「な…なに!?」

ほむら「…怪人…!」

ファイ「俺はトライアルφ(ファイ)だχのカタキ…とらせてもらうぞ!」

ほむら「く!!ラルク変身!」ガチャ、オープンナップ

剣崎「変身!!」ズオオオオオオ

ラルク「はぁっ!!」

ジョーカー「うおおおおお!!!」
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 21:16:49.11 ID:f2cxbmQXo
恭介「!!」ゾクゥ 

恭介「…きた……!化け物退治の時間だ…!」ガチャ、オープンネップ





ファイ「フン!!」ドガァ

ジョーカー「ぐがあ!!」ヨロ…

ファイ「く…よろけるだけか…化け物…なら!!」ピッ

>タイム<

ファイ「…」

ラルク「…ここで終わりだわ」

ヒュッヒュッヒュッ!ヒュヒュヒュヒュヒュユヒュヒュヒュヒュヒュ!!

ラルク「…」ドドドドドドドーン!!

ファイ「ぐああああああ!!」ゴゴゴゴゴゴゴ……

ジョーカー(……すげぇ…あれが…新しいライダーシステムの…)

ファイ「く…ふふふ…くくく」
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 21:36:41.56 ID:f2cxbmQXo

ラルク「…何かおかしい?打ち所が悪かったかしら?」ジャキ…

ジョーカー「マ テ、 ヨ ウ ス カ゛ オ カ シ イ!?」

ファイ「…打ち所も何も俺は直撃を受けていない…ぞ」

2:49

ピ…ピ…ピ!

ラルク「爆弾!?」

ジョーカー(自爆する気か…)

ファイ「勘違いするな!」シュン!!

ジョーカー「ぐあ!!」

ファイ「これはガイアメモリの情報から作った…プロトトライアルシステムだ…!」シュン
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 21:52:50.23 ID:f2cxbmQXo
ラルク「はや…!?」

ジョーカー「く!!!(く…ただのパンチの癖に…重い…)」ガシィ

ラルク「剣崎さん!!」

ファイ「……フン」ピ…キュイーン

ジョーカー「な!?(赤いドリル!?)」ズガガガガガガガガ

ファイ「止めだ!食らえ…!」

ラルク「剣崎さん伏せて!!」ギギギ…ヒュン!

ファイ「はぁぁ!!」ズガッ

ファイ(弓矢!?)

ジョーカー「く…ぁはッ!!」バリン
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 21:53:36.19 ID:f2cxbmQXo
ァイ「…そういえば…ジョーカーに気を取られていた…食らえ!」

ラルク(やっぱり早い…!目の前にまで…)

ジョーカー(させるか!!)ガシィ

ファイ「な!!」

ジョーカー「はぁッ!!」

バキィ!!

ファイ「ぐああああ!!…腕が…!」

ジョーカー(もうひとつの腕も!!)ブン

バキャ!!

ファイ「ぐあああああああ!!」

0:00<ピー

ファイ「く…両腕とトライアルシステムが…こうなれば…」

???「ストップだ!!」
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 21:54:05.97 ID:f2cxbmQXo
ジョーカー「…は!!」

ラルク「ぐ…剣崎さん…」

トライアルΔ(デルタ)「続けるというのなら、この子を殺します」カチャ

ファイ「デルタ…邪魔をするな!」

ジョーカー「……」ゴォォォォォ

剣崎「…ほむらちゃんを放せ」

デルタ「ファイ、いったん引き上げましょう、相手は不死身、感情で戦えば確実に負けます」

ファイ「だがこっちには封印のカードがある…このまま戦えば!」

デルタ「…ファイ…そんな体でどう戦うというのですか?あなたはもう生きる屍なのですよ」

ファイ「…チッ…くしょう…」

デルタ「…ほら、返してやりましょう」ヒョイ

ラルク「うぐ!!」
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/03(日) 21:54:58.01 ID:f2cxbmQXo
剣崎「ほむらちゃん!大丈夫か?」

ファイ「覚えていろ!お前等はいつか倒す!!」サッ

ほむら「…う……うううう…」

剣崎「ほむらちゃん?」

ほむら「また…負けた…ライダーシステムがあっても…また負けるなんて」

剣崎「ほむらちゃん…」

ほむら「私には何もできないんだ…私は…誰も守れない…誰一人…守れないんだ…」

剣崎「ほむらちゃん…」

ポン

ほむら「ふえ?」

剣崎「魔女とは違って、怪人との戦いはきついかもしれない…
一撃が魔法少女でも致命傷…ライダーでも受けきれないときもある
小さい的で、硬くて強い…早い、しかも頭も人並みでたいていのことはすぐにも対応される」
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/05(火) 18:25:08.65 ID:Cg73+6Goo
早く続き貼れよログ速貼っとくから
http://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1338636411/
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2012/06/08(金) 10:05:35.49 ID:RcqZaSmc0
続きどうなったんだ
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:32:32.14 ID:zen+iWwAo
剣崎「俺だって最初はアンデッドにやられっぱなしだった、だけど諦めなかった、だから倒せた
ほむらちゃんも諦めちゃだめだ、倒れても俺が立ち上がらせてやるから!」

ほむら「剣崎さん……うああああああ!!」

コツン…コツン…

チャキン…

剣崎「!…ほむらちゃん…何かが来る…変身」ズオォォォォォ

ほむら「え…ら…ラルク変身!」ガチャッ、OPEN UP

コツン… レンゲル「………」

ジョーカー「ム…」ズオオオ

剣崎「睦月か?久しぶり!ていうかお前…怪我してるんじゃないのか!」

ラルク(ほむら)「剣崎さん?そいつは上城睦月じゃ…」
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:33:31.29 ID:zen+iWwAo
剣崎「なにいって…レンゲルは睦月…うあああ!!」ジャキン!!

レンゲル「く…くくく!」ゾクゾク

ラルク「上条恭介!!何をするの!」

レンゲル「力だ…この力があれば!」

剣崎「く…睦月じゃないのか…なら!!変身」ズオオオオオオ

ジョーカー「うおおおおおおお!!」シュバ!!

レンゲル「…」<ゲル

ジョーカー「!?(拳が体を…)」

ラルク「あの手は!!剣崎さん!!逃げて」

<ブリザード

ジョーカー「!!」バッ

レンゲル「ちっ…」
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:34:00.64 ID:zen+iWwAo
ジョーカー「く!!(こいつ…睦月が使わなかったカードを…)」ズボ!

レンゲル「…怪物め…じっとしてればいいものを…!」パキ…パキ

ラルク「どういうつもり?上条恭介?」

レンゲル「黙っていろ!!」ブン!!

ラルク「は!!ぐぅ!!」ガキン

ジョーカー「(ほむらちゃん!!)、グオオオオオ!!」

ラルク「まって!!剣崎さん!!」

ジョーカー「ッ!?」ピタッ

レンゲル「食らえ!!」<スクリュー、ブリザード、スモッグ
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:34:29.93 ID:zen+iWwAo
ラルク「!!」

ダイヤモンドブリザード

レンゲル「はぁ!」ビュオオオオオオオオオ

ジョーカー・ラルク「うわあああああああ!!!」

ビュオオオオオオオオオ
オオオオオオオ…

ジョーカー・ラルク「」カキンコキン…

レンゲル「二体の氷像の出来上がりだ…後は…はぁ!!」ブン

氷像「」バリン
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:35:04.31 ID:zen+iWwAo
空の上

剣崎「ブルブル…さ…さすがレンゲルのブリザードは…け…桁違いだぜ」

ほむら「こっちはラルクが受けきってくれたけど…この“タイム”がなかったらきっと粉々になってたわね」スッ

剣崎「でも…肝心のライダースーツは…」

ほむら「…一日で壊すなんて、笑い話よね…」

剣崎「…それより、そのライダースーツは誰が?」

ほむら「橘朔也という人が作ってくれたのよ…いつも彼を否定の目で見ているのに…これじゃあ顔もあわせられないわ」

剣崎「…うぇぇぇぇぇ!?橘さん!?タチバナサクヤさん!?」

ほむら「え…ええ、そうよ、まさか昔戦っていた相手…」

剣崎「とんでもない!!あわせてくれ!!橘さんに!」
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:35:43.17 ID:zen+iWwAo




杏子「ひっひっひっひっひ、今日の漫画おもしれー」ポリポリ、ペラ…

橘「……」カタカタ…

ガチャン

ほむら「ただいま…」

杏子「あん?お帰り〜って!ボロボロじゃねぇか!どうかしたのか?」

ほむら「…ちょっと戦いに巻き込まれて…橘さん」

橘「おお、どうかしたか?」

ほむら「合わせたい人がいるの…」

橘「ほう…だれだ?」

ほむら「今来るわ」
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:36:19.29 ID:zen+iWwAo
ガチャ…

剣崎「ダディヤナザン!!!」

橘「!!その声は!!…!!…!!…げ…ゲゲゲー!!!」

剣崎「ダディヤナザーン!!」アハハ

橘「ゲゲゲー!!」ウフフ

アハハ…ウフフ

杏子「」
ほむら「」

橘「8年間どこさまよってた!!」ガン!!

剣崎「うえっ!!」
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:37:00.87 ID:zen+iWwAo
ほむら「あと橘さん…申しづらいんだけど…これ」ボロ

橘「ん?お安い御用だ、この程度の損傷」

ほむら「わかるものなの?」

橘「スーツの傷はベルトに影響を示す、ベルトの傷は薄いから大丈夫だ」

ほむら「そう…よかった」

杏子「おー!イケメンじゃん!佐倉杏子、よろしくな」

剣崎「あ俺の名前は剣崎、剣崎一真だよろしくな」

剣崎「それより橘さん…どうなっているんだ…今…日本は」

橘「説明しよう…」
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:37:30.24 ID:zen+iWwAo
橘…説明中&食事中

  /C\ 
  〔 0M0〕、<ズル、ズルルルルルルルルル!!
  (つ=|||∪  
 ̄ ̄`――´ ̄ ̄ ̄

  /\ 
  (;0w0) <オチツイテクッテクダサイ、ダディヤナザン
  (つ=|||  
 ̄ ̄`――´ ̄ ̄ ̄
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:38:11.21 ID:zen+iWwAo
剣崎「ワルプスギスの夜…4枚のキング、そんなことが…」

ほむら「キングが奪われたことは気にしないのね」

剣崎「取り返せばいいんだ…それより…あのカプセルの中には>」

ほむら「一応何かが入ってるこのカプセルは見つけたけど…入ってるのはパズルのようなバラバラのチップだけだわ」ジャラジャラ

橘「チップのパズルか…それは俺に任せろ…しかし…恭介君が暴れだしたか」

杏子「だからすぐ取り返せばいいって言ったのに…」

橘「そうなると、きっと彼は変身して逃げていただろう」

剣崎「…なんでまた、スパイダーが…」

橘「…あのカードは睦月の強い心、キング、そしてクイーンがいなければ、勝手に這い上がる
睦月が病院送りで恭介君にデッキがたくされた今、スパイダーアンデッドはまた支配から逃れようとする」

杏子「まさにアンデッドだな…」

272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:39:06.92 ID:zen+iWwAo
剣崎「じゃあ…また…」

橘「レンゲルと戦うことになるだろう…」

剣崎「…レンゲルと戦うのは、運命なんだな…」

橘「これからの戦いは苦しいものになるだろう…そして剣崎…わたしたいものがある」

剣崎「ん…いいですけど」

橘「…これだ」スッ

ブレイバックル

剣崎「これは…ブレイドの…」

橘「もう一度、仮面ライダーとして戦わないか?剣崎…」
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:39:47.52 ID:zen+iWwAo
剣崎「…橘さん…ありがとう…だけど」ガシ……クル

ほむら「え…」

剣崎「俺にはもうこいついらない…これから本当に必要になるのは君だほむらちゃん」

ほむら「け…けどこれは、剣崎さんの!」

剣崎「大丈夫、借りると思えばいいだけだから、な?」

ほむら「…剣崎さん」

剣崎「いいだろ!橘さん」

橘「ああ、それでこそ剣崎だ」



―――ブレイバックル
不良が多く不安定だが時に最強にもなれるバックル
剣崎が8年前使っていたバックルである
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:40:44.28 ID:zen+iWwAo
剣崎「もうこんな時間!!じゃあ俺はもう行くから!また会おうよ!橘さん!杏子ちゃんにほむらちゃん!お休み!」

杏子「おやすみなー、剣崎、なんだ、超いいやつじゃん!」

ほむら「…け…剣崎さん待って」ドキドキ

剣崎「ん?」

ほむら「……腰を低くして、目をつぶって」

剣崎「ん?これでいいのか?」

ほむら「……」ドキドキ

チュ…

剣崎「……うえ!?」
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:41:37.85 ID:zen+iWwAo
杏子「おー、よくやるよな…」

橘「うむ、あいつも始と同じ…少女と心通わすものか(ジョーカーになるとロリコン化するのだろうか)」

剣崎「な…何するんだよ!ほむらちゃん!」アタフタ

ほむら「…今日2度も助けてくれたお礼よ……剣崎さん…ありがとう、さようなら」

剣崎「あ、ああ…じゃあな」

ガチャン

剣崎「…早く帰らないとな、マミちゃんも心配しているだろうし…」

タッタッタッタッ
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:42:03.99 ID:zen+iWwAo
ほむら「………」

橘「さて、暁美ついて来い」

ほむら「え?」

橘「特訓だ、融合率を上げなければブレイバックルは使えないぞ」

ほむら「こんな時間から…?」

橘「そうだ、今からじゃないと間に合わない」

ほむら「といっても…」

橘「行くぞ、剣崎のためだ」

ほむら「剣崎さんの……わかりました、行きましょう」

橘「よし、留守番は頼むぞ杏子、あとラルクは俺のテーブルの上においてくれ」

杏子「おー!いってらー」
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:48:23.22 ID:zen+iWwAo
ハカランダにて

カリス「ぐあ!!」ゴロゴロ

天音(18歳)「始さん!!」

白いジョーカー「まさか自分から出撃するなど思っていませんでした」

白いジョーカー「腕っ節には自信がなかったのですが、そこそこ戦えるようです」

カリス「ぐ…!この…」

天音「は…始さんに近づくな!」

カリス「ダメだ…天音ちゃん、逃げろ!」

天音「店をめちゃくちゃにして、始さんまでこんなにするなんて…許せない!」

白いジョーカー「すばらしい台詞だ…感動的だ」シュン

278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:48:50.81 ID:zen+iWwAo
カリス「天音ちゃん!!」

天音「へ?」

白いジョーカー「だが無意味だ」

天音「う!!」ガクン

カリス「貴様!!彼女を…!」

白いジョーカー「キングのカードを…お願いします」

カリス「何…」

白いジョーカー「キングのカードをわたせば、それでいいのですよ…さぁ」

カリス「ぐ…」ジャキン…

279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:49:30.01 ID:zen+iWwAo
白いジョーカー「ありがとうございます…はい」

カリス「天音ちゃん!大丈夫か!?」

天音ちゃん「うううう…」

白いジョーカー「…ハッ!!」ズドン

カリス「ぐ…!!ぐわああ!!」ドガーン

白いジョーカー「私たちの計画を邪魔されたら困るので…さようなら」

コツコツコツコツ

280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/08(金) 16:51:30.05 ID:zen+iWwAo
姉さん「始さん!!天音!!」

始「く…」

天音「私は大丈夫だよ…」

始「…白いジョーカー…剣崎に…伝えないと…ぐ…」バタ

姉さん「無理しないの…あんな怪物と戦ったんだから…しばらくは休みなさい…」

始「ぐ…剣崎…」





281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/08(金) 18:18:39.39 ID:XKCxuFK1o
剣崎が白のJかと思ってた

J3枚あんの?
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/06/08(金) 19:12:31.89 ID:RKfWjxzr0
>>281
剣崎のジョーカー態は出てきてないからなぁ
実際の所わからないよな 案外青色だったりするかもしれん
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/08(金) 19:29:38.17 ID:hdmwXVWmo
>>282
何かに青いジョーカーって書いてあった気がする。
あとオールオーバー持ってるとも書いてあった気が・・・
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/06/08(金) 20:05:13.47 ID:aRxJg4AM0
>>283
ヒーローサーガやね
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/08(金) 21:31:19.91 ID:oVueYEwZo
>>281
白はアルビノジョーカーって言って劇場版ブレイドでのニーサンの正体
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/08(金) 22:22:25.79 ID:hdmwXVWmo
アルビノは志村純一
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/08(金) 23:11:13.39 ID:hdmwXVWmo
早くつづき貼れよ
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/06/08(金) 23:48:15.54 ID:RKfWjxzr0
なんというかというかこれは魔法少女を抜きに考えると
TV版の結末で劇場版をやってるみたいな感じだな。
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/06/09(土) 01:32:23.22 ID:VHATfFsHo
ヒーローショーの設定も若干入ってるっぽいな
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県) [sage]:2012/06/09(土) 07:38:46.11 ID:Hq1Lgb3co
おもしれーよクールだよこれ
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 21:54:04.75 ID:SQuTFs/Co
剣崎「ただいま、マミちゃん」

マミ「…お帰り、剣崎さん…その傷どうしたんですか」ニコ…

剣崎「ちょっとね…ほむらちゃんとあの怪人たちの手がかりを探していたら…怪人に襲われて」

マミ「治療しますから入ってください」

剣崎「うん…」





マミ「…どうかしましたか?」

剣崎「いや…ほむらちゃんに…」

マミ「暁美さんがどうかしましたか?」

剣崎「…いや…なんでもない」

マミ「…おなかすいてますよね?」

剣崎「あ、いや…作ってくれてごめんだけど…もう食っちゃったから」

292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 21:54:36.14 ID:SQuTFs/Co
マミ「…そうですか…それで、暁美さんの家では何を?」

剣崎「昔の戦友と話したんだ、ある時期、巨大な魔女が現実に現れる…」

マミ「巨大な魔女が…?」

剣崎「ああ、ワルプスギスの夜って言うらしい…それをとめるためにほむらちゃんは俺の戦友と力を合わせているらしい!」

マミ「…そうですか…」

剣崎「…マミちゃん」

マミ「すみません、今日はもう眠いので…このことはまた明日はなしましょう」タッタッタッ

ガチャン

剣崎「…クソ!!何でだよ…俺は…」

293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 21:55:18.20 ID:SQuTFs/Co
数日前…剣崎は、マミに告白された

マミ「…!…!!」ドキドキ、ジー

剣崎「…ウェ!?だだだ!!だけど俺、30歳だぞ!!まだ22歳に見えるけど!」

マミ「関係ありません!私は剣崎さんが好きなんです、ハイかイイエで答えてください!」

剣崎「あ…う…うん…ハイ…俺もマミちゃんが…」カァァァ

マミ「…はぁ!!」ボシュ…

剣崎「わああああ!!マミちゃん!!凍りもっていかないと!」

軽い気持ちで彼女の返事を受けてしまった、落ち込ませたくないという感情で…

それが間違いだった…剣崎はほむらに本当に恋をしてしまい
不安定に悩み始めた…

マミもまた…ベッドの上、一人でないていた

剣崎「…………つくづくバカだよな…俺って…バカを通り越して最低になるあんて…クソ!!」

剣崎「クソ……」

294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 21:55:52.24 ID:SQuTFs/Co
次の日…

恭介「」♪〜〜…♪〜〜…

パチパチパチパチ

医者「退院おめでとう」

さやか「おめでとう」

まどか「おめでとう」

仁美「おめでとうございます」





恭介「今日はありがとう二人とも」

さやか「私達がおごれるのはファーストフードしかないから…礼を言われるほどじゃないよ」

まどか「そうだよ!今日はめでたい日なんだから遠慮しなくてもよかったのに」

295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 21:56:25.96 ID:SQuTFs/Co
ほむら「何なのよこの特訓…意味がわからないわ…」ヘトヘト

杏子「はははははははは!!思い出しただけで笑いが!!」

橘「暁美の融合率は確実に上がっている、そうだ、魔法で体を支えてブレイドになれない」





マミ「今日はここら辺かしら?パトロールに付き合ってくれてありがとう…剣崎さん」

剣崎「ああ…怪人が出たら大変だからな」


296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 21:56:52.05 ID:SQuTFs/Co
全員「「「「「「「「あ…」」」」」」」」

杏子「…出たな、上条さんよ…」

さやか「あんたは…あの時の!!」

恭介(コイツ…)

まどか「さやかちゃん…行こう…恭介君もいるし…」

ほむら「剣崎さん…まどか…」

剣崎「ほむらちゃん…」

マミ「……」

橘「」ピッ、ゴトン モズク汁

297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 21:57:26.37 ID:SQuTFs/Co
さやか「それにマミさんや剣崎さんまで…」

マミ「………」

剣崎「…あ、こんばんは…さやかちゃん」

さやか(う…近づきがたい雰囲気…)

まどか「剣崎さん…」ブル…

杏子「どうする?ここで戦うか?」

さやか「…ふん…じゃあねあんたと戦う気は無いから」

杏子「は?雑魚がいきがるんじゃねぇよ、私が言ってんのはそこのデクノボウのことだよ」ビシ

恭介「何だと!」キッ!!

さやか「はぁ!?あんた一般人を襲うつもり!?」

杏子「…ぷははははは!!傑作だ!コイツの目つきのどこが一般人なんだよ?」

さやか「目つき?」

杏子「見てみろよ…完全に殺し屋の目をしてるぜ…」

さやか「は…なにいって…」

恭介「」ギリギリギリ…

さやか「きょ…恭介?」

298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 21:57:57.16 ID:SQuTFs/Co
まどか「恭介くん…どうしちゃったの!ねぇ!?」

恭介「…オープンアップ」ガチャ、OPEN UP

さやか「!!恭介が…仮面ライダー?」

杏子「そう来なくっちゃな!!変…ッ身!!」OPEN UP

レンゲル「なに!?」

ランス「どうだ?これで同じ条件だ…ずっとな…ずっと待ってた…生意気なガキを殴れる、今日という日を!」

レンゲル「ほざけ…」

さやか「そそそ…そんな…」


299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 21:58:27.96 ID:SQuTFs/Co
同時刻、ほむらサイド

ほむら「…剣崎さん、私…」

剣崎「ほむらちゃん…」

マミ「…変身」

剣崎「!?」クルッ

ほむら「!!」

マミ「剣崎さんから離れて!」スチャ

ほむら「巴マミ!どうするつもり…」

マミ「剣崎さんから離れなければ…打つわ!」ポロポロ

300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 21:58:56.25 ID:SQuTFs/Co
剣崎「マミちゃん!やめるんだそんなこと!」

マミ「なんで…なんでなの?何で私の大切な物、いなくなっちゃうの?」

マミ「キュウべぇも…お母さんとお父さんも…剣崎さんまで…おかしいよ…なんで…」ポロポロ

剣崎「マミちゃん!…」

マミ「離れて!!剣崎さんから!離れてよ!!」

ほむら「……!!巴マミ!!後ろ!!」

<ブリザード

マミ「離れろ!!」スチャ!!

301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 21:59:31.07 ID:SQuTFs/Co
<バーニングショット

ズドンズドンズドン!!

剣崎「マミちゃん!伏せろ!」

マミ「え!?」バッ

ズドドン!!

ギャレン「…剣崎らしくないな、こんな時に悩むなんて」

剣崎「……橘さん…」

橘「帰ってその子と話をつけて来い」

剣崎「……マミちゃん…ごめん、俺…」

マミ「……」ムク

スタ…スタスタ

302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 22:00:46.33 ID:SQuTFs/Co
ほむら「あ…」

ギャレン「君もだ暁美、弱っているの時に慰めの言葉をもらったのだろう…それに流されてはだめだ、あいつはすぐに悩みを抱えるような奴だから…みんなを幸せにしようと考える」

ほむら「かれは…」

ギャレン「アイツをあまり悩ませないでくれ、もうきっとあいつの頭の中は後悔と絶望でいっぱいなんだ」

ほむら「諦めろってこと?」

ギャレン「今は目の前のことに集中してくれ、このままだと誰かが死ぬ…」

……

303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 22:01:13.15 ID:SQuTFs/Co
ランス(杏子)(畜生!同じ状況のはずなのに…バカみたいにつええ…!)

レンゲル「行くぞ!!はぁ!!」ブン

ランス「うぐ!!ざけんなぁ!!!」<チェイン

シュルルルル!!

レンゲル「く!!」ガキン…

さやか「恭介!今助けるから!!変…」

レンゲル「!!邪魔をするなぁ!!」ブン、バキン!!

ランス「うええええ!?鎖を壊した!?」


304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 22:01:49.91 ID:SQuTFs/Co
まどか「どうかしてるよ…恭介くん…」

さやか「そうだよ!こら恭介!」

レンゲル「黙っていろ!!二人はただ僕に守られていれば良いんだよ!!」

ランス「…てんめ!!」

さやか「そんな…恭介…!この、バカ野郎!!」

レンゲル「うおおおお!!」

<ファイア、バレット

ズドン

レンゲル「ッ!!ぐあああ!!」

305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 22:02:42.38 ID:SQuTFs/Co
ギャレン「いい加減にしろ…君は仮面ライダーだ」

ほむら「…」スタ…

レンゲル「ぐ…うるさい!」ブン!

ギャレン「ふん!」ガキン、スチャ、ドドドン!!

レンゲル「ぐふぅ…!」

さやか「恭介!!やっぱり助けが…」

レンゲル「うるさい!!」パシ!

さやか「!!こら恭介!私のソウルジェムを返せ!」

レンゲル「こんな物!!」ブン

さやか「あああああ!!」

306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 22:03:18.21 ID:SQuTFs/Co
ドサッ…

まどか「やりすぎだよ!恭介くん!いい加減に…さ…さやかちゃん」

レンゲル「…?……さやか!?」

さやか「……」

杏子「な…何だコイツ?いきなり倒れたぞ」

ギャレン「!?」ビシュウウン

橘「おい、どうした…返事しろ………脈が…無い」

レンゲル「ど…どういうことだ…」


307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 22:03:46.08 ID:SQuTFs/Co
まどか「脈が無いって…なんで…」

QB「やってしまったね、上条恭介」

レンゲル「え…何だこの白い奴…は」

QB「さやかは魔法少女にしてあげた張本人さ、よろしく」

まどか「ねぇこれどうなってるの?さやかちゃんは何で!!」

QB「はあ…まどか、そっちはさやかじゃなくて、ただの抜け殻なんだって」

レンゲル「抜け殻…てどういう…」

QB「さやかはさっき、君が投げて捨てちゃったじゃないか」

308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 22:04:39.57 ID:SQuTFs/Co
QB「魔法少女にとって、元の身体なんていうのは、外付けのハードウェアでしかないんだ
   君たちの本体としての魂には、魔力をより効率よく運用できる、コンパクトで、安全な姿が与えられているんだ
   魔法少女との契約を取り結ぶ、僕の役目はね。君たちの魂を抜き取って、ソウルジェムに変える事なのさ」

杏子「なんだよそれ…それじゃアタシたち、ゾンビにされたようなもんじゃないか!!」

橘「ゲスめ…」

QB「むしろ便利だろ?金も時間も要らない、願い一つで無敵の体を手に入れる
   不具合だらけのライダーシステムは、下手したら麻薬のように体を蝕む
   僕のはいたってクリーンでなおかつ安全な方法だよ、まっ戦闘面においては仮面ライダーが勝るけどね」

まどか「こんなのってないよ…さやかちゃんを帰してよ!!」ポロポロ

QB「それが君の願いかい?」

まどか「へ……」フルフル…

QB「わからないな…魂なんてあって無いようなものじゃないかなぜそんなに魂のあり方にこだわるんだい?
   そもそも君たち人間は、魂の存在なんて、最初から自覚できてないんだろう?」

橘「いい加減にしろ、魂を手にもつ恐怖…それがどれだけ恐ろしい物か」

QB「正直言って、君にもわからないよね橘朔也?魔法少女じゃないくせにこの会話に入らないでくれるかな?」

309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 22:05:05.62 ID:SQuTFs/Co
さやか「…カハッ!!」

まどか「さやか…さやかちゃん!」

ほむら「ずいぶんと遠くに飛ばしてくれたわね、上条恭介」

レンゲル「あ…ああああ…」

ほむら「…おろかね……自分がやってしまったことの責任も取れないなんて…」コトッ

QB「残念だなーもう少しでまどかが願いを言おうとしていたのに」

ほむら「鹿目まどか…二人を帰らせてあげなさい…貴方達の親が心配しているわ…」

まどか「……恭介くん…ほら恭介くん…行こう…」

レンゲル「……」ガシャン

恭介「ぼくは…僕は…」

さやか「…すー、すー…」

杏子「ほら、帰ろうぜ…こいつらはこぶの、手伝ってやっから…」

まどか「うん…ありがとう…ありがとう…うぐ…」

310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/06/10(日) 22:06:16.16 ID:SQuTFs/Co
ずいぶん間があいたなぁ
転載完了。また書くならスレ代行してやるから言ってくれ
1ヵ月ぐらいなら待つから
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) :2012/06/10(日) 22:25:03.72 ID:KyzAS9na0
>>310
おつ
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/10(日) 22:49:28.54 ID:W7WPPkkAo
>>310
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/10(日) 23:12:02.25 ID:HKbeHaIV0
乙です
剣崎が14才の中学生に恋するのは違和感あるなあ
ほむらもあっさりデレすぎじゃないか?
途中までよかっただけに残念
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/06/10(日) 23:14:45.03 ID:TwyGKQYgo
ジョーカーからすれば14はババアだもんな
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/10(日) 23:15:25.89 ID:SQuTFs/Co
個人的にもそこが残念だなぁ
面白かったのに、面白いのに
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/11(月) 08:15:03.94 ID:jFj/Czaqo
>>314
ムッコロリさんは関係ないだろww
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/11(月) 11:38:12.57 ID:L+kszW3DO
>>314
一万歳以上のアンデッドからすれば百歳越え老婆だろうがロリだろww
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/06/17(日) 18:09:29.80 ID:tJVhzKRAO
>>316
オレァ、クサムヲ ムッコロス!

   / ̄ ̄ ̄\
  /   / ハ \
 /  / // / \ ヽ
`/  //イ/ ==ヽ |
| //(●)  (●|/|
| /イ   / ヽ ||
| ヒ|  (●●) ||
| ヽ  r==-、 / |
| | \  ̄ ̄ / ノ
∧ |   ̄ ̄/ヽ/
 \|    ∧ |\
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/18(月) 21:21:36.86 ID:SOMKb+T50
かっこいいギラファさんを出してくださいお願いします
話の構造的に無理かな
320 :名無し :2012/06/23(土) 15:29:43.73 ID:qe7NXyUd0
続きはまだでごわすか?
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/23(土) 17:43:54.74 ID:rpV55zZRo
早くVIPにスレ立て代行して作者の書く場所を作れよ。

なんなら俺が立ててくるけど
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/24(日) 23:41:07.22 ID:ze5U4jXko
>>318
リント ン ボドダ ゼ ボボ ゼパ ザバゲ
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県) [sage]:2012/06/24(日) 23:44:12.00 ID:Q/kaHb5ho
グギグギうるせえな
324 :hhhhhhh :2012/06/28(木) 17:19:52.77 ID:o3JXIz290
アボーン
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/06/28(木) 17:50:35.00 ID:zGgQcDpAO
(^U^) 聞くところによると、14様はババアらしいね
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/29(金) 01:07:09.53 ID:74JhnBBSO
>>318
くそわろたwwwwwwwww


これみて一話から見直した
やっぱ最終回はなけるな
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/29(金) 12:41:11.60 ID:7ZKnFhUg0
いいね
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/04(水) 11:45:14.94 ID:gWaMgo8DO
ブレイドでも歯が立たないプラントアンデッドをも圧倒する最強のアンデッドと呼ばれたカリスを倒した
もずくギャレンでも太刀打ちできない伊坂を恋人を失って恐怖心を克服し封印した橘さんが
生身の睦月に入院するほどの重症を負わされ最強のライダーとなったレンゲルを必殺パンチ一発で倒した
ブレイドが苦戦するほどの桐生レンゲルをカード見てからバーニングディバイド余裕でしたギャレンが
全く太刀打ちできないエレファントアンデッドをジャックフォームであっというまに倒したブレイドでも倒せない
トライアルDをも消滅させるキングフォームブレイドと同等の力を持つワイルドカリスの必殺技をも余裕で耐える
ギラファアンデッドをも瀕死に追い込むケルベロスをも倒したキングフォームを数で圧倒するダークローチを
無限に生み出すねじりこんにゃくに意思とは無関係に命令を出し続けるジョーカーによる滅びの日を防ぎつつ
人間たちの中で生き続けさせるために自らジョーカーとなり本能に従い戦うアンデッドの運命と戦い続ける剣崎の出番マダー?
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/07/04(水) 13:14:21.37 ID:R9SvRbTso
>>328
>生身の睦月に入院するほどの重症を負わされ
これ打ち所が悪かっただけじゃないですかー
まさか坂から転がしたら入院するなんて思わないじゃないですかー
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/04(水) 23:27:53.41 ID:qXVUQO6Co
呼ばれたらスレたてる準備はできてる
まだかなー
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/05(木) 23:29:51.31 ID:lOEMev59o
なんだかんだで最後の投下から1ヵ月すぎてるんだぜ……?

2ヵ月以上で削除対象だっけ
332 :saga [sage]:2012/07/06(金) 12:50:12.01 ID:9XkXrbaD0
乗っとりもあれだしなぁ
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/07/06(金) 15:53:39.55 ID:tpuVYu79o
作者がなぜかここでは規制されてて書けないといってた
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/06(金) 22:29:34.53 ID:VOKqdGTxo
だからこそ連絡が欲しいんだけどね……
スレたてる気はいつでもあるし、待ってるからさ

もしもう書きたくないのなら……リテイクで最初から書かせてもらいたいし
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/06(金) 23:13:41.94 ID:f9KWW+QUo
ジョーカー剣崎とまどかクロスってだけなら、書きたいなら好きに書けばいいんでないの
どこまでこのSSを踏襲する気か知らないが、ネタ被り自体は珍しくない
それとも三次創作がしたいの?
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/06(金) 23:24:21.57 ID:VOKqdGTxo
いや、ぶっちゃければ最初に書いてた方なんだけどさ
>>216は本音だし、続きはずっと待ってるけど同時に書きたい気持ちも無いわけじゃないんだ

ただ、このスレと今書いてる人がいるのなら序盤がそのまんま同じ展開になるSSってどうよ? って思うしさ
だから連絡が欲しい。今書けないから待ってて、の一言でもいいから
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/06(金) 23:34:35.87 ID:fiYPntK+o
>>336
vipの時から居た者だけどぶっちゃけると後から出てきたやつよりおまえの書いたやつの方がみたい。
あとからでたやつは無理やり恋愛展開入れてきてグダグダだし

ここでも別スレでもいいから書いてくれないか?


あと一番最初に立て逃げした奴は[ピーーー]
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/07/06(金) 23:50:37.16 ID:9XkXrbaD0
>>337
同意

別スレでいいから立ててくれ

この際VIPでいいし
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/07/07(土) 04:44:28.10 ID:f0zL0rfK0
こっちに書き込めるならVIPでなくてもいいんじゃね?
でも俺もおまいさんの書いたのが見たい
ブレイド以外のライダー作品が絡んでグダグダし始めたし
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2012/07/07(土) 22:36:41.87 ID:Vw0Ahaf90
絡もうと絡むまいとgdgdしなきゃなんだっていいから、書けるというなら是非とも頼む
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) :2012/07/08(日) 12:02:56.91 ID:9+OtffBW0
書くんだったらここにURLでも貼っていただきたい
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/12(木) 00:05:36.88 ID:5LHdWgoDO
( 0H0) 最強のライダーは俺一人でいい…
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/07/12(木) 00:06:28.20 ID:ps+uEoPoo
今日立ってたよね
途中で落ちたけど
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/07/12(木) 06:52:12.09 ID:OkdBkM8/o
>>343
マジで?VIPに?
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/12(木) 10:56:37.54 ID:nFP0alLAO
VIPにたてたよ
ごめんね、今書いてる奴じゃなくてリテイクなんだ

こっちでやると無駄に長くしちゃいそうだったから土日あたりに時間とって俺のほうは完結させる
今書いてるほうの人は気にせず書いてくれ
スレだってたてるからさ
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/07/12(木) 11:34:43.37 ID:6MhUHMefo
結局はここに立てるの?VIPに立てるの?
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/12(木) 11:59:43.91 ID:nFP0alLAO
VIPではじまったんだからVIPで終わるよ
ここだと長編にしたくなるだろうけど自分が今書いてるSSは別であるから厳しいし
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/07/12(木) 12:03:16.01 ID:Uv4ZhmQHo
立てるときはここに告知する?
スレの名前は同じ?
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/12(木) 15:29:16.70 ID:nFP0alLAO
告知する気はないかな
一応別スレだし、タイトルは少しだけ変える

長々失礼した。今書いてる奴のことも待ってるからな?
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/07/12(木) 16:04:36.92 ID:6doeC0Uio
>>349
じゃあ土日は何時頃に立てるかはまだ未明なんだな…
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/07/14(土) 22:31:48.61 ID:7fmFS5Sno
VIPのほう落ちたか?
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/14(土) 23:03:08.71 ID:TMvfxvf6o
>>351
いつまのまに立ってた!?
スレタイなに?
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/07/14(土) 23:19:23.73 ID:7fmFS5Sno
>>352
剣崎「魔法少女……?」
落ちたみたいだけど
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/14(土) 23:31:02.58 ID:TMvfxvf6o
http://2chnull.info/r/news4vip/1342231389/1-1001
これ
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/14(土) 23:54:12.15 ID:5hXcsX86o
また途中までかよどうしようもねえな
356 :(^W^)つ)OM0)・∵. ブッ!! :2012/07/15(日) 00:57:59.54 ID:go9NpToJ0
何度でも蘇って書いてくれる所は
不死のアンデットっぽくてブレイドSSらしいな
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/16(月) 00:16:50.62 ID:m4LSVVTLo
なるほど何度でもリテイクされる様は龍騎やディケイドでもあるのか
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2012/07/16(月) 00:28:01.14 ID:qUqGyGDt0
スレ立ての数だけ その力手に入れる
何度だって立ち上がれ
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/07/16(月) 00:45:33.37 ID:edZuc3bco
もう封印されちまえよ
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/16(月) 01:01:46.86 ID:bDhBmqW1o
今日たってた?
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/07/16(月) 01:05:10.67 ID:7Ii34wg0o
俺のチンポなら
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/07/19(木) 07:58:15.31 ID:yrOBR9/K0
というか、ここが何よりももったいないんだよな
こっちでやらないのならHTML化依頼しろよ……
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/23(月) 22:56:47.87 ID:bF0BPOdDO
もうこのスレ使わないの?
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/24(火) 00:14:22.31 ID:HUo67CiBo
そもそもこないだのも途中だったよな?
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/30(月) 21:01:13.00 ID:ZCktNweDO
これもう落ちるに任せる感じなのか
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/30(月) 21:51:52.20 ID:IipIIkxUo
ちゃんとか書けよ
最初にVIPで立て逃げした奴と同じだな
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/03(金) 15:10:41.51 ID:kCogB8TBo
「作者」の書き込みは>>228が最後

2ヵ月ルールで落ちる、か
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/03(金) 23:36:56.80 ID:WwIMakIDO
(;0w0)<そんな……俺のスレが…ボロボロに……?
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/10(金) 00:50:48.38 ID:kD3DLPcIo
ウソダ・・・ウソダドンドコドーン!
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