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真(チェンジ)!!まどか☆マギカ 世界最後の日 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/08(金) 22:39:34.94 ID:q4Hz+lyAO
ほむら「ふぅ……」

ほむら(今回の時間軸で、今度こそまどかを救ってみせる……そのためにも、たまには友好的に振る舞ってみましょう)

ほむら(美樹さやかや巴マミにも、今回は友好的に。行くことにするわ)

ソレジャアハイッテー

ほむら「」ガラガラッ、スタスタ……

カッカッカッ

黒板『暁美ほむら』

ほむら「暁美ほむr……ひぃっ!?」

まどか?「」ゴゴゴゴゴ……

さやか?「」ゴゴゴゴゴ…

ほむら「あ、暁美ほむらです……」

早乙女「それじゃあみんな、仲良くしてあげてね?」

ほむら(この時間軸は、何が起きているの!?なんでまどかが赤いマフラーみたいな布を首に巻いてて、さやかもさやかでとても恐ろしい雰囲気で、そして何より、)

ほむら(二人とも、なんで、……なんで凄くいかついのよーっ!?)

テレレー テレレー テレレ−テレレーレデッ デデデデッ イノチヲーモーヤセーイカリヲーモーヤセー イマーガ ソ ノ ト キ ダ !

シュゴオォォ...ドォォォン!
真!!まどか☆マギカ 世界最後の日
チェェェェンジ、ゲッタァァァァァ

・まどマギとチェンゲの、クロスというよりパロディです。ゲッターチームもゴウもケイもガイも出ません。まぁそれでよければどうぞ。


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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/08(金) 22:45:45.53 ID:trKF7Z0co
さっそく吹いた
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/08(金) 22:49:06.53 ID:q4Hz+lyAO
ほむら(恐ろしい雰囲気過ぎて、授業が耳に入らなかった……)

ほむら(――でも、今回の時間軸では『友好的』と決意したし……)チラッ

まどか「……」ゴゴゴゴゴ…

ほむら(声を、……声をかけるわ!)

ほむら「……鹿目さん」
まどか「……」

ほむら「……あれ、鹿目さん?」

まどか「……」

ほむら「鹿目まどかさん!」

まどか「……あぁ?まどか?」

ほむら「ヒィッ!……鹿目、まどかさん?保健室に案内して貰って、良いかしら……?」ガクブル

まどか「いや、それは構わねぇが……私は鹿目じゃねぇぜ?」

ほむら「えっ?」

まどか「私は流。流まどかだ」

さやか「どうした、まどか。……おっ、そっちは転校生か、まどかは手が早いな」

まどか「何言ってんださやか、えっと、暁美は保健室に行きたいんだよ」
ほむら「……美樹さやか?」

さやか「……は?」

ほむら「ヒィッ」

まどか「暁美には初対面の相手の名字を間違う趣味でもあんのか?……こっちは神 さやかだよ」

さやか「さやかでいいぜ、宜しくな」

ほむら「よ、宜しく……」

ほむら(一応まぁ会話出来た……出来たけど何か違うわ!)
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/06/08(金) 22:56:12.40 ID:+XDgddjUo
大雪山おろし!
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/08(金) 22:57:02.33 ID:q4Hz+lyAO
ほむら「へ、へぇ。じゃあまどか達は日夜、その早乙女先生の作った『ゲッターロボ』で、インキュベーターと戦ってるのね」

まどか「まぁ、そういうこった」

さやか「正確には真ゲッターだがな」

ほむら「ほむぅ……」

ほむら(わかったことは一つ。どう考えても間違いではないらしい。何よインキュベーターとスーパーロボットが戦ってる時間軸って)

まどか「しかし早乙女のババァも、最近は研究所に籠もりっきりだな……」

ほむら「そうなの?」

さやか「今日ほむらが来たのに合わせて、一月ぶりに来たんだよ」

ほむら(早乙女のババァて、ババァは言い過ぎじゃないかしら)

まどか「ったく、真ゲッターの整備も必要なのによ……!」

キャー!ドカァーン!キュップイ!

さやか「これは!」

まどか「街の方だな!行くぞさやか!マミさんにも連絡を!」

ほむら(どうやら本当に戦ってるようね、びっくりだわ……それより、マミもいるなら。彼女にも接触しましょう。嫌な予感しかしないけれど)
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/08(金) 23:09:41.49 ID:q4Hz+lyAO
市街地

キャー タスケテー!ドゴォ!

QB「きゅっぷぃ……人間を取り込むのは疲れるなぁ」

まどか『じゃあ引導を渡してやるぜ!インキュベーター!』

まどか『さやか、マミ!用意はいいな!』

マミ『私はオーケーだ!』

さやか『誰だと思ってやがる』

まどか『よし、行くぜ!チェェェェェンジ、ゲッタアアアアァァァァ、1!!!!』

真ゲッター1『』ゴゴゴゴゴ…

QB「やっと来てくれたね、ゲッターロボ!さぁ、僕と契約して、宇宙のエネルギー問題を解決してよ!」

まどか『うるせえ、ぶっ潰す!ゲッタアアアアァァァァ、トマホォォクッ!!』

ドゴォ!ズバァッブチィ!

ほむら「はぁ、はぁ……やっと追いついたわ。急にマシンに乗るんだもの、時間停止でも間に合わないわよそりゃ」

チェェェェンジ、ゲッタァァァァァ2!
ドリルミサイル!キュップイ!ドゴォ!ボガァン!

ほむら「うわぁ、巨大QBの大群……その大群と戦うのが、真ゲッターね」
QB「くっ、やはり勝てないか……」

マミ『まどか、さやか!次は私に任せろ!』

まどか『ヘマすんじゃねえぜ、マミ!』

マミ『チェェェェェンジ、ゲッタアアア3!』

ゲッター3『』ドォン!

ほむら「あれがマミのゲッター……巴マミのことだから、射撃でもするのかしら?」

マミ『大雪山おろしいぃぃ!』

ドゴゴゴォォ!ズドォ!

QB「「「」」」グシャアッ

ほむら「」

ほむら(まさかの投げ技かよ!)
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/08(金) 23:16:14.02 ID:f+vsRN2w0
俺はストナーサンシャインやるまで応援してる
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/08(金) 23:17:40.89 ID:q4Hz+lyAO
まどか「ふぅ、なんとかなったぜ……ん?ほむらも来てたのか」

ほむら「え、えぇ。あなた達の戦いが気になってね」

さやか「インキュベーターの相手なんざ、汗もかかねぇよ」

マミ「ふぅ、お疲れ、まどか、さやか。そっちの娘は?」

ほむら(やはりマミもいかついのね……)「あ、暁美ほむらといいます」

さやか「今日転校してきたばかりなのに、まどかや私を心配して見に来てくれたんだ」

マミ「あら、優しいのね。私は巴マミよ、よろしく」

ほむら(えっ)

ほむら「……巴?本当に?」

マミ「あぁ、本当よ?どうしたの一体?」

まどか「さっきから名字に疑問が浮かぶみてぇなんだ、気にしないでいいぞマミ」

ほむら(巴マミだけ巴マミなの!?おかしいわよ!)
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/08(金) 23:19:35.96 ID:u2s3gN1DO
つまり、早乙女先生に旦那さんが出来たという事か…
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/08(金) 23:25:50.05 ID:q4Hz+lyAO
数日後

ほむら(あれから数日、まどか達と話したり、調べることでいくつか今までの時間軸との違いはわかった)

ほむら(ゲッターチーム、ゲッターロボの存在がなにより大きな違いだけれども。……佐倉杏子、この時間軸では早乙女杏子。彼女は真ゲッターロボのテストで亡くなっていた)

ほむら(早乙女先生と血縁は無かったはずなのに、この時間軸では親子なのね……まどか達ゲッターチームは彼女の死を乗り越えられないまま、毎日インキュベーターと戦っているみたい)

ほむら(あと、インキュベーターの研究者の第一人者は、志筑・スティンガー・仁美と上條・コーウェン・恭介なのね、意外な人選だわ。あと変な名前になったわね。彼女達は早乙女先生に協力しているみたいね)

ほむら(そうして、まどか達が戦いに明け暮れるある日、世界は終末に動き出した、突然)
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/08(金) 23:34:03.89 ID:q4Hz+lyAO
まどか「ゲッター線の反応が強くなっているだと?」

さやか「あぁ、レーダーで見るとこの地点。数日の内に凄まじいスピードで増大しているんだ」

マミ「地図と照らし合わせてみましょう……!」

ほむら「どこだったんですか?」

マミ「そ、それが……」

まどか「早く言いやがれマミ!」

マミ「……研究所よ」

さやか「……なに?」


マミ「……地図上では、早乙女研究所みたいよ、この地点は」

まどさやほむ「「「……!?」」」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/08(金) 23:37:23.25 ID:q4Hz+lyAO
早乙女研究所

まどか「おいババァ!」ドンドン!

さやか「何でだ、何で出ない!今日も学校には居なかったんだ、早乙女先生は研究所に居るはずだぞ!」

マミ「……」

まどか「おいババァ!居留守だってんならドアぶち抜くぞ!……インキュベーターだったら、ゲッターロボで研究所ごとだ『その必要はない』なに!?」

早乙女『その必要はないぞ、流まどか、神さやか、巴マミよ……!』
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/09(土) 00:01:06.17 ID:LFejYmoAO
まどか「おいババァ、どういうことだ!」

早乙女『馬鹿め、わざわざ答える義理は無いわ!』

さやか「このゲッター線増大は一体……っ!」

ゴゴゴゴゴ……!

マミ「け、研究所が揺れている……!」

早乙女『貴様等を、我が最愛の杏子を殺したまどか、さやか……貴様等を許したことは一度もない!』

まどさや「「……!」」

早乙女『そしてそれは、許しを請うても私は許さん!』

ゴゴゴゴゴ…

早乙女『だから、復讐をするのた!――この、』
ゴゴゴゴゴ――!

真ドラゴン『』ドォォォン!


早乙女「この、真ドラゴンで貴様等に、世界最後の日を見せてやろう!」

14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/09(土) 00:04:43.82 ID:LFejYmoAO
今日はここまで。思いつきの見切り発車だから、内容の薄さは申し訳ない。書き溜めして、また夕方くらいに投下します。

巴マミの大雪山おろしと早乙女研究所を書きたかっただけですハイ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/09(土) 01:42:32.79 ID:HQnqproXo
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/09(土) 06:28:35.84 ID:ZNllpVPSO
ほむほむは第三者ポジのままなのか弁慶ポジになるのか
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/06/09(土) 07:45:50.13 ID:tja0ekrAO
なんでネタ全開っぽいのにこんなにワクワクさせられるSSなんだ……
期待してるぜ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/06/09(土) 09:51:12.56 ID:CYbJIQ2co
サラッとあんこ殺しやがった
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県) [saga]:2012/06/09(土) 10:00:20.29 ID:vcTih8Ba0
>>16
そりゃ勿論マミさんの苗字が巴な時点で弁慶ポジになるに決まってるじゃないかw
てか、コーウェンとスティンガーの人選がw
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/06/09(土) 10:21:17.48 ID:LlLOxqjTo
スティンガーとコーウェン芸名みたいな名前でわろた
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/09(土) 11:41:24.24 ID:M0uL+bv+o
超期待
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/06/09(土) 11:55:23.20 ID:jsBmzGjAO
くたばれインキュベーダー野郎!ですね分かります
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/09(土) 18:05:58.97 ID:LFejYmoAO
まどか「なんだ!?真ドラゴンの周りに居るのは、無数の……」

さやか「ゲッターロボ、か……?」

早乙女「ハハハハハ!これが早乙女研究所のゲッターロボ軍団!そして、更に!――オープンゲットォ!」

ゴゴゴゴゴ……

マミ「一斉に、真ドラゴンに取り込まれていく……!」

まどか「はっ、趣味の悪いデザインだが、立派にゲッターロボだってことか!いくぞ、さやか、マミ!」

さやか「今回は一人乗りのゲッターを持ってきた!それぞれで撃破しつつ、真ドラゴンを止めるぞ!」

マミ「おう!」

まどさやマミ『ゲッタアアアアァァァァ、1(2!)(3!)』

早乙女「くくく、無駄なことよ!今日こそが、世界最後の日!見滝原から、この世界を一度滅ぼしてやろう!ハハハハハハハハハハ!!」



まどか『バトル、ウィィングッ!』ズバァッ

ゲッタードラゴン「」ドカァーン

さやか『フン、真ゲッターが相手だと、流石のゲッターロボも見劣りするみたいだな』ギュイィン

マミ『大雪山おろしいぃぃ!』ブオォン!

ゲッターポセイドン「」ドゴォ

マミ『よし、勝てるz『マミ、あぶねぇ!』……ッ!』ズバァッ!

QB「きゅっぷい!」ブゥン!

マミ『ぐっ!』ガキィン!

まどか『おい、なんでインキュベーターが居やがる!ウオォ!』ズバァッ

QB「」ビシャァア

さやか『ゲッター線の増大に、関係があるのか……?』

マミ『ぐあぁぁ!』ドカァン!

QB「きゅっぷい!」ガシャン!ズバァッブチィ!

QB「きゅぷぷい!」ガブゥ!ズガァン!

さやか『マミ!大丈夫か――うぉ!?』バシュ……グググッ

QB「逃がさないよ」グググッ……

まどか『さやか、マミ!くそっ、ゲッタアアアアァトマホォォク!!』ズバァッ ズバシャァッ

QB「」

QB「」

QB「」

早乙女「ハハハハハ!インキュベーターが来るとはな!真ドラゴンにおびき寄せられたか!――ヌゥ!」

まどか『早乙女のババァ!テメェと真ドラゴンを止める!』

早乙女「ほぅ、自らごと真ゲッター1で自爆し、この真ドラゴンを破壊するつもりか?……ハァッ!」ドゴォ!

竜馬『なっ――!ゲッターが!?』ズズゥン……

早乙女「甘いわ!まどか、此処で復讐を――うおぉ!」

QB「きゅっぷい!」ガブゥ

QB「きゅっぷい」ガブゥ!
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/09(土) 18:11:43.08 ID:9MWJySJD0
竜馬おるぞ
25 :本当にすまん、竜馬はまどかに脳内で書き換えといてくれ :2012/06/09(土) 18:20:20.59 ID:LFejYmoAO
まどか『な、何だ?真ドラゴンが、インキュベーターに食われて行く……!』

QB「」ガブゥ

QB「」ガシャン

早乙女「ヌオォォ!!」ズバシャァッ

まどか『ババァ!……クソッ、私も早く脱出しなければ……』

QB「逃がさないよ、ゲッターロボ」

QB「きゅっぷい!」

まどか『く、動け!――早乙女のババァめ、やりやがったな』

QB「いただきm」ギュイィン!

QB「」ズドォ!

まどか『な、なんだ……ゲッター2と、3?』

??『……』

??『――』

まどか「このゲッターには、誰が乗ってやがる……?」



国際機密連合

ピピピピピ……カタカタ、タァーン!

上條「……そろそろだね、ひとみさん」

仁美「そ、そうですわね、上條さん!」

上條「――重陽子ミサイル、発射!」

ズドォーーン……

仁美「ハァッ!」シュバッ

上條「フッ!」シュバッ

スタッスタッ

上條「この目でゲッター線を見に行こう、きっと凄く綺麗だと思うだろう?ひとみくん」

仁美「そ、そうですわね!上條さん!早乙女博士も、よくやるね」

上條「さぁ、この星の夜明けが始まる……!」ウルウル

仁美「うん……!」ウルウル

キィーーーン……
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/06/09(土) 18:27:03.31 ID:HZdvpgqZo
この上條は声が低い、間違いない
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/06/09(土) 18:35:25.30 ID:DNDrKqpbo
クソワロタ
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/09(土) 18:42:12.76 ID:LFejYmoAO
まどか『……誰が乗ってやがる?』

さやか『ゲッター2は俺だ』

ゲッター3『……』

まどか『ゲッター3は誰なんだ……?』

??『……ほむら!』

まどか『あぁ?――アイツ!まだ居やがったのか!』

ほむら「ハァッ、はぁ……」バァン!ズガガガガ!

QB「きゅぷっ」バシャァッ

さやか『さっきからコイツ、ほむらほむらうるさくてな』

まどか『ふぅん、知り合いなのかもな……ん?』
ピーッピーッ

まどか『何だ、コッチに凄いスピードで来る……!』

さやか『宇宙からだ!――これは、重陽子ミサイルか!?』

まどか『何!?着弾地点は!?』

さやか『早乙女研究所だ――!まどか、あとお前!三人乗りで真ゲッターは宇宙に向かい、ミサイルを撃破する!』

??『……ほむら、ほむらは俺が守る。守ってみせる――!』


宇宙

まどか『間に合ったか……!』

キィーーーン……

さやか『撃墜する!チェェェェェンジ、ゲッタアアアアァァァァ2!ドリルミサイル!』バシュウ!

「ハァッ!」ガシィッ!

まどさや『!?』

上條「これはこれはゲッターチーム諸君、初めましてだね?」

仁美「突然ミサイルをぶっ放すとは、随分なご挨拶じゃあないかい?」

さやか『あれは、コーウェン博士とスティンガー博士!?なぜミサイルに乗っている!?』

まどか『ゲッターの攻撃を、受け止めやがった……』

??『……』
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/09(土) 18:51:39.79 ID:LFejYmoAO
上條「ゲッター線の輝きを見に来たが、君にも僕達にも時間は無いみたいだ。――そうだろう?ひとみくん」

仁美「そ、そうですわね!上條さん!そろそろ“奴”も来るみたいだし!」

さやか『奴……?』

ゴゴゴゴゴ……!

メタルビースト『』キイィィィ――!!

早乙女「フハハハハ!先程振りだな!ゲッターチームよ、いや……まどか、さやか。そしてホムよ!」

まどか『早乙女のババァ!生きてやがったか!』
さやか『ホム?お前はそんな名前だったのか』

ホム『……』

早乙女「まぁ良い。このミサイルさえ落ちてしまえば、世界はおしまいよ!世界最後の日を見ながら、宇宙で息絶えるがいい!」

上條「僕も手伝おう、早乙女博士。ひとみくんはミサイルの軌道をチェックしていてくれ」

仁美「任せて下さいまし!」

まどか『くそっ!代われさやか!チェェェェェンジ、ゲッタァァ1!』

さやか『奴らめ、生身でゲッターの相手をするとはな!』
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/09(土) 19:01:47.91 ID:LFejYmoAO
まどか、『ゲッタアアアアァァァァトマホォォク!』ブオォン!

上條「」ガシィッ!

まどか『グググ……うおぉ!』グググッ…

上條「まだまだだね、ゲッターチーム!」バギィン!

まどか『トマホークが折れたっ……!ちぃっ!』ガキィン

早乙女「フハハハハ!真ゲッターを使いこなせない貴様等には、この崩壊は止められぬわ!」ズガァン!

さやか『代われ!ゲッタアァァァァチェェェェェンジ!』

さやか『チェェェェェンジゲッタアアアアァァァァ2ゥゥ!ドリルハリケェェン!』

キュイイイイン……ブオオォ!

上條「うおぉ!」

早乙女「ぬぅ!」

まどか『今だ!チェェェェェンジ、ゲッタァァ1!ゲッタアアアアァァァァ、ビイィィィィム!』バシュウウウウ!

メタルビースト『gugyaaaaaaaa!』

さやか『出力が足りないのか!』

ホム『……ゲッターに委ねろ』

まどか『…ゲッターに?』

ホム『三つの心を、ゲッターに預けるんだ……!』

さやか『三つの心を、』
まどか『ゲッターに……!うおぉぉぉぉぉぉ――!』


ゲッタアアアアァァァァァァ、ビイィィィィィィィィィィィィムッッ!


31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/09(土) 19:28:54.70 ID:LFejYmoAO
メタルビースト『』バシャァッ

早乙女「ヌウゥ…!」ビシャァア

まどか『ババァ、まさかインキュベーターに寄生されてたのか……!』

さやか『しかし、博士は退けた!あとは上條だけだ!』

上條「あ、ァァ…」

上條「下がれひとみくん!」ダッ

仁美「!、とんでもない、とんでもないことになるんですわね上條さん!」バッ

まどか『待ちやがれ!』
上條「フフフ……さらばだ!君たちは取り返しのつかないことをした!」

仁美「その報いは自らの物とするがいい!」

上條「これから人類が迎えるものこそ、明日という名の希望なのか、」

仁美「はたまた破壊という名の絶望なのか、」

上條と仁美「それは、神のみぞ知る!」

早乙女「――だが、報いは受けなければならん。そう、その本質がなんであるか知ろうともせず、無限のエネルギーよ、とゲッター線を弄ぼうとした、愚かな者ども」

早乙女「さぁ、世界最後の夜明けに懺悔せよ!フハハハハハハハハハハハハハハ!」バッ

まどか『うるせぇ!それはテメェがすることだ!』

さやか『追うな、まどか!今はミサイルを!』

まどか『クソッ!……さやか、ミサイルは。ミサイルには間に合うか!』

さやか『まぁ、何とかギリギリだがな……オープンゲット!』

バシュウウウウ――!

まどか『おい、どうするつもりだ!』

さやか『最高速度のゲッター2でミサイルに追い付く!ゲッター2以外じゃあ追いつけない!』

まどか『だがよ、こんな無茶な合体したら!き、杏子みたいなことが……!』

ホム『ゲッターを信じろ』

さやか『ホム……』

まどか『……ヘッ、行くぜ!さやか、ホム!』

二人『応!!』

キイィィィィィ――

さやか『チェェェェェンジ、ゲッタアアアアァァァァ2!』

まどか『行った!』

さやか『間に、合えぇぇぇぇぇぇぇ!』バシュゥゥゥゥ!



……カッ!チュドオォォォォォォォォン!



……こうして、世界はゲッター線の汚染により、崩壊を迎えた。


真まどか☆マギカ 世界最後の日 第一部 早乙女の反乱 終
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/09(土) 19:29:43.02 ID:LFejYmoAO
第二部は、また書きためてから投下します。それではまた明日。
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/09(土) 19:44:39.33 ID:XAS32KIqo
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/06/09(土) 20:24:48.19 ID:lzvvFY6no
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/06/09(土) 21:22:52.98 ID:Hjnihdop0

ほむほむに一体なにが・・・!?
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/06/09(土) 21:57:01.84 ID:HZdvpgqZo
ええい!たっくんはどこだ!たっくんを映せ!

37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/09(土) 22:31:55.29 ID:CoRlFzO/o

こんなSSあればと思ってたんだよ、最高に期待してるわ
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2012/06/10(日) 23:19:37.72 ID:tF07lmfAO
申し訳ない、投下は明日になります
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/10(日) 23:47:26.82 ID:tIlUlFRMo
待ってるよん
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/11(月) 22:30:55.28 ID:aoLn2tHAO
見滝原

ほむら「……はっ」

ほむら「……ここは、病院?確か私は、あの時の爆弾に巻き込まれない為に時間遡行を行って……」

戦闘区域 回想

バラタタタタタタ…

QB「きゅぷっ」ブシャァ

QB「」ビシャァア

ほむら「はぁっ、着いてきたのはミスだったかしら、ね!」バァン!

QB「」

キィーーーン……!

ほむら「……なっ!?なんでミサイルが!――ゲッター2も並んでる、ミサイルを止めるつもりね!……だけれど、止められなかった場合を考えると」

ほむら(時間を、戻すしかないか……どんなまどかでも、見捨てるのは心が痛むけれど)

カチッ キュイイイイン…

ほむら「……さよなら、まどか」

ドカアァァァァン!


回想終わり

ほむら「……間に合ったのかはわからないけれど、私が死ぬわけには行かなかった」

ほむら「学校に、行きましょう」

スタスタ……

ほむら「しかし窓もなくて、暗い所ね。前は普通の場所だった――あれ、私はいつも病院に戻るはずよね?病院では、無さそうな……」

??「お、起きたのかほむら。おはよう」

ほむら「えっ?あぁ、おはよう……えっ?」

マミ?「元気そうだな。体には気をつけろよ?」

ほむら「……巴、マミ?」

マミ?「あぁ?、いや……ほむら、夢でもみたのか?俺は車だろ?車マミ」

ほむら「車、マミ…?」

マミ「そうだよ。まさか寝てる間にインキュベーターにやられちまったわけじゃあないよな……?」

ほむら「インキュベーター!?」

マミ「あ、あぁ。インキュベーターだ。……まぁ、それだけ元気なら大丈夫みてぇだな。安心したよ」

ほむら(なんで、なんで――時間を戻したのに、)

ほむら(見滝原ではインキュベーターが暴れているみたいで、巴マミが今度は名字が変わっていて、それで、……巴マミがまたいかつくなってるのよぉ!)

ギュウゥゥイイイン
アツクナレ!ユメミタ アシーターヲー カナラァズイツカツカマエル
ハシリダセ フリムク コトーナークー ツーメタァイヨルヲ ツキヌケロー

シュゴォォォ…ドォォン
真 ゲッターロボ 世界最後の日

41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2012/06/11(月) 22:52:37.55 ID:aoLn2tHAO
酷いくらい頭回らないので寝ます……。明日また改めて。
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/11(月) 22:59:46.06 ID:OzxclOljo
がんば
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/12(火) 09:41:01.61 ID:02ndQoTG0
シュゴォォォ…ドォォン
の脳内再生率がやばいww
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/12(火) 23:22:54.95 ID:uV65YfSAO
ほむら「つまり、今はあのミサイルから十三年後で、とm…車マミ達は地下に潜っている訳ね」

マミ「そういうこった。……忘れちまったのか?」

ほむら「覚えてるわよ、衝撃的なことだから」

ほむら(しかし、流石に訳がわからない……ある程度前回を引き継いでいる感じなのに、何かが食い違う。目の前の“車 マミ”がその例ね)

ほむら(神さやかに巴マミ、そして流まどかが見当たらないのは気になるけれど……まずはきっちり現状を把握しなければ)

?「あ、ほむらさん!おはようございます、マミさんもおはようございます!」

マミ「ああ、おはよう」

ほむら「おはよう、……?」

?「?あれ、俺の顔、何か付いてます?」

マミ「ほむらは寝ぼけてるんだ、あまり気にしない方がいいぞ」

ほむら「あ、いや寝ぼけてはないわ。本当に失礼なこと聞くんだけど……貴方の名前を聞きたいの」

?「?……なぁんだ、マミさんの言う通り!やっぱりほむらさん寝ぼけてる」

タツヤ「タツヤ。鹿目タツヤですよ?目ぇ覚めました?」

ほむら「……!?」

ほむら(鹿目、タツヤ……弟さんがいる、とはこんな時間軸になる前に聞いたことはあったけれど……彼がそうなのね)
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/12(火) 23:37:39.79 ID:uV65YfSAO
ほむら(それから少し記録を閲覧したり、マミやタツヤに話を聞いてわかった)

ほむら(……流まどかと神さやかは行方を眩ましている。あの日の私を巻き込んだ、あのミサイルの日から)

ほむら(今の地上がどうなっているかは此処で暮らしている私達にはわからないみたいね。……まぁ、あんなミサイルが落ちたなら、そりゃあ大変なことになってるはず)

ほむら「……いずれ、地上に行ってみる必要がありそうね」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2012/06/12(火) 23:38:38.45 ID:uV65YfSAO
今日も2レスだけ。おやすみなさいー。
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/12(火) 23:44:08.15 ID:vcvRVIsxo
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/06/13(水) 00:12:01.84 ID:tHC9s1qBo
まどマギのssを読み来たんだがそんなことはなかったぜ
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/06/13(水) 19:04:12.83 ID:uyRcsYWxo
ワロタwwwwww乙wwwwww
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/27(水) 18:48:49.57 ID:H8KrdWtco
待ってる…からな
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2012/06/28(木) 06:48:11.63 ID:9K6YUO5AO
危うく虚無る所だった……1です。

今週末までに投下します
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/28(木) 17:33:17.48 ID:9K6YUO5AO
自分自身でもかなり訳わからなくなったので、一旦二部までのキャラ紹介をば。
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/28(木) 17:34:59.01 ID:9K6YUO5AO
流まどか
見滝原中学校の学生。早乙女博士(先生)の元で、ゲッターロボのパイロットとして日夜インキュベーターと戦う。真ゲッターロボに乗っていた。早乙女研究所戦では一人乗りのゲッターで、ゲッターロボ軍団を相手に立ち回る。
13年前の戦いによって、消息を断つ。

神さやか
見滝原中学校の学生。早乙女博士(先生)の元で、ゲッターロボのパイロットとして日夜インキュベーターと戦う。ゲッター2に搭乗。
こちらも、13年前の戦いで消息を断つ。

巴マミ
見滝原中学校の学生。早乙女博士の元で、ゲッターロボのパイロットとして日夜インキュベーターと戦う。ゲッター3に搭乗。原作の武蔵と違い、ゲッターチームでの合体や大雪山おろしを決め、真ゲッターにも乗れた。マミさん補正かな……。
早乙女研究所戦にて、隙を突かれ死亡。

早乙女博士
まどか達の担任。世界的には早乙女研究所の博士として有名で、ゲッターロボの生みの親。娘を殺された恨みで、まどか・さやか、そして世界に戦いを仕掛けた。
13年前の戦いで、消息不明。

上條・コーウェン・恭介
ゲッター線の研究者かつバイオリニスト。まどマギと違って無茶苦茶体がゴツい、デカい。
早乙女博士と共に現れ、予言めいた言葉を残し、消息を絶った。


志筑・スティンガー・仁美
こっちはまどマギに近い雰囲気だが、マッドな感じが出ている。そうだね、上條くんとは仲良しなんだ!
こちらも13年前に消息を絶った。

ホム
急にさやかとゲットマシンに乗って現れた、謎の人物。ほむらを守る使命感がある。果たしてその正体は……

暁美ほむら

みんなの良心ほむほむ。周りに振り回されながらも、ゲッターについて知ろうと悪戦苦闘。
13年前の戦いでは、最後にインキュベーターと戦闘をしている時以降、姿を現していない。

54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/28(木) 17:47:01.23 ID:9K6YUO5AO
二部

車マミ
本人いわく『巴先輩の部下』。ほむらには訳がわからない。見た目はマミなのにマミじゃないからね!13年前の戦いを政府からの保護や、地下シェルターで乗り切る。


鹿目タツヤ
日本軍の整備士。マミを慕う、まどかの弟。

巴先輩
ほむらの記憶と食い違う存在。ここから、ほむらはただでさえおかしい世界に更に疑問を抱くようになっていく。

暁美ほむら
ゲッター線の影響か、またしてもゲッターロボの居る世界に帰ってきた。此処ではマミのお世話になっていたらしい。13年前の戦いや、周りとの違和感に気づき、行動を開始する。

あらすじ
第一話 夢の中でも、ありえないような……

また見滝原に戻ったほむら。次こそは守るとまどかに誓い、また教室のドアを開けた。
そこに待ち受けていたのは、ほむらでさえも目を疑う世界!

第二話 脅威!神か悪魔か真ゲッター

この街にもインキュベーターはいる。ほむらはまたあの淫獣を狩ると決意し、ゲッターチームに同行する。
しかし、そこでほむらを待ち受けていたのは、想像を絶する驚愕だった!

第三話 日本壊滅!!さらば見滝原!

早乙女博士が世界を相手に戦いを始めた。ゲッターチームとほむらは、早乙女研究所でゲッターロボ軍団を相手に戦う。
一方国際機密連合の上條と志筑は、重陽子ミサイルの発射を目論み……。

第四話 激震!!荒れ狂う戦場!

――またしても、ゲッターのいる世界に戻ったほむら。しかし、今回はすでにゲッターは居なかった。
地上へと出たほむら達を、新たな戦いが待ち受ける。果たしてほむらは、あの見滝原(せんじょう)に戻ることが出来るのか!?
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2012/06/28(木) 17:47:29.28 ID:9K6YUO5AO
ふぅ。では本編書きためときますー。
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/06/28(木) 22:06:23.46 ID:vAFdzsgSo
ktkr
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/29(金) 00:06:04.72 ID:AiJFVII5o
待ってる
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/30(土) 15:38:00.41 ID:lvQZNrKAO
投下開始
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/30(土) 15:42:09.58 ID:lvQZNrKAO
格納庫

ほむら「へぇ……つまり、あなたは早乙女のご子息である元気と共に、政府に保護されていた訳ね」

マミ「あぁ。俺は巴先輩が積み荷を『謎のゲッター』に奪われた後保護されたんだ。今は軍で少佐をやってる」

ほむら「あぁ、だからこんな武装がここにはあるのね」

マミ「地上の偵察を政府から依頼された。地上には今もインキュベーターがいる……行けるのか?」

ほむら「行くしかないのよ。この戦いも、私自身の戦いも、私には必要だから……」

マミ「……よくわからんが、まぁやる気は十分だ。――行くぞ、油断するなよ!」タッタッタッ…


偵察部隊 地上

ほむら「BT-23、ねぇ……」

マミ「各国も、俗に言う『スーパーロボット』の開発を手掛けているからな。こうして偵察機もある訳だ。しかし地上は廃れてやがるな……こっちか」

ほむら「早乙女研究所に向かっているのよね?」

マミ「あぁ。一応安定し始めた地下の政府は、ようやく地上での出来事に目を向けたんだ」

タツヤ「けれど、まだ未知の部分が大きい。だから、まずは情報収集っすね。ゲッター線の研究所なら、絶対何かありますよ!」

マミ「……よし、着いたぞ。各員配置に付け。完了次第、研究所内部を確認していく」

「配置、完了しました!」

マミ「早かったな……よし、開けるぞ」

ガチャ……


研究所内部

マミ「13年前のまま、だな……」

ほむら「ここが、早乙女研究所……世界最後の日の、始まり」

タツヤ「あっ、データベースは動く……情報があるのか?」

カタカタ……

マミ「各員は散開だ。注意しつつ、捜索に当たれ」

ほむら「……嫌な、空気ね」

タツヤ「……あった、これは一体……!」

マミ「?どうしt……!これは!?」

ほむら「映っているのは、化け物二体と、隣は、ホム……?」

マミ「まさか、早乙女博士は!ゲッターは!」

『……キュップイ!』

ガギィン!バゴォン!

60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/30(土) 15:43:11.40 ID:lvQZNrKAO

マミ「!」

タツヤ「まさか!」

QB「きゅっぷい!」バリィン!

ほむら「――居たわね、インキュベーター」ダァン!

QB「」ドチュッ

マミ「総員撃てえぇ!」ズダダダダ……!

QB「きゅぷっ」バシャア

QB「きゅぷぷい」パァン

タツヤ「くそっ、キリが無い……!」ダダダダ!
マミ「まだ来るぞ!」

QB『きゅっぷい!』

ほむら「今度は、機械の獣……?」

マミ「地上で残骸でも取り込んだか!」ダダダダ
QB『』チュイン!カキィン!

ほむら「効かないわよ!?」

QB『きゅぷっ』ズバアッ!

マミ「ぐはぁっ……」

ドサァッ

タツヤ「マミさん!?」

ほむら「マミ!」

マミ「ちくしょう……ほむら、タツヤを、頼む……」

タツヤ「何言ってんすかマミさん!」

ほむら「くそっ、さっきのホムの載ったデータベースといい、このインキュベーターといい、無茶苦茶だわ、わけがわからない!ここは危険よ。逃げなさい、鹿目タツヤ!」

タツヤ「えっ――?」

ドチュッ

61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/30(土) 15:44:32.77 ID:lvQZNrKAO
QB「もぐもぐ」

バチュッ、ブチィ、ゴリッ……

ほむら「うっ……おぇっ」

ビシャァ

ほむら「――はぁっ、はぁっ、うぉぇ、はぁ……逃げ、ないと」

『……ほむら!』

ほむら「……?やだ、幻聴が出始めたわね……」

『――飛べ、ほむら!』

ほむら「……はぁっ、この世界では、砂時計は戻るか分からない。うぅっ、はぁ、はぁ……」

QB「きゅっぷい!」

『大丈夫だ。何故なら――』

ほむら「……何?砂時計は、……!」チラッ

ホム『そう。ゲッター線の力は……!』

ほむら「……なんて突拍子の無い世界かしら」

パァン!

QB『』チュイン!

ほむら「はぁっ、ふう……」

ほむら(何か。何かがわからないけど。――何か食い違う)

ほむら「車マミ、あとは鹿目タツヤ、か……、鹿目?」

ホム『抜け出すんだ、ほむら!この呪われた時間軸から!』

ほむら「……流まどか、鹿目タツヤ」

“私は流。流まどかだ”

ほむら「……とにかく、まずは時間が欲しいわ。“ここは、もう”」

“私の戦場じゃ、ない”

バシュウウウウ……!

62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/06/30(土) 15:44:59.08 ID:lvQZNrKAO
国際機密連合

上條「……おや?暁美ほむらは……ふむ」

仁美「とうとう来ましたわ!役者は、ようやく揃うみたいですわね!」

QB『……まったく、どうかしてるよ君たちは』

上條「インキュベーダーよ、君も協力している時点で同罪ではないかね?」

QB『それでも、君たちには及ばないさ。わざわざ魔女を一体捕まえて、暁美ほむらにゲッター線の幻覚を見せるなんて。数合わせのつもりでも、エネルギー回収の邪魔はs』パァン

上條「全く、口数の多い奴だ」

QB『……無駄だよ』

上條「わかっている。……まぁ魔法少女だか魔女だかも、脆いものだな全く」

仁美「しかし、『魔法』には目を見張るものがありますわ!」

上條「そう!そして、その“魔法”があるから、世界最後の日に立ち会えるのだよ!これがどれだけ素晴らしいか、君には分かるかな、暁美ほむら。……これで、ようやく始められる。行こうか!君もゲッター線の夜明けに立ち会いたいだろう、仁美くん!」

仁美「そ、そうですわね、上條さん!今こそ、」

「「ゲッター線に、未来あれ!!」」

バシュウウウウン……

QB『ふぅ……しかし、世界最後の日、ねぇ。本当に、上手く行くといいけど。御馳走様』

ブゥン…
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2012/06/30(土) 15:46:22.05 ID:lvQZNrKAO
おしまい。とうとうチェンゲでもまどマギでも無い展開です。まさに超展開。収拾つくかな……


ではまた次回。
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/30(土) 18:20:51.40 ID:lm6xjTw8o
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/06/30(土) 22:02:05.43 ID:EDC2h4Qzo
あつ
66 : ◆Kh8MqYLXK2 :2012/07/01(日) 23:46:05.44 ID:Q+yj8FjAO
自分のやる気燃料の為に小ネタ投下、ついでに酉付け


ほむら「くっ……」ダダダダ!

QB「」バチュッ

QB「きゅっぷい」

QB「契約!」

ほむら「キリがないわ、このままじゃやられる!」

――バシュウウウウン!

QB共「」チュドーン

ほむら「あ、あれは!?」

ゲッターロボ?「」

?『待たせたわね!』

ほむら「この声は……!」

秋山杏子「この橘研究所が作ったゲッターロボ斬と、」

ほむら(あれは、なんか……なんか無茶苦茶凛々しい杏子!?)

柴崎マミ「私達ゲッターチームが来たからにはもう大丈夫!」

ほむら(なんかヘルメット被った[ピザ]ゲフンゲフン……キャッチャーみたいな格好のマミ!?)

美樹茜「二人共、行くわよ!」

ほむら(さやかも凛々しい……名前はもう聞こえる分にはさやか要素無いわね)

マミあん「「おう!」」

茜「いくわよ!うおおぉぉぉぉぉぉぉ!」




――――――

ほむら「――ハッ」ガバッ

ほむら「……夢?」キョロキョロ

ほむら「そうよね……ゲッターチームはまどか、さやか、マミのはずだし、ゲッターロボの風貌も違ったし」

ほむら「……夢よね?」

いつの日か『ゲッターロボ大決戦!』の時間軸に跳んだほむらが、ゲッターロボ斬に会うのは、また別のお話。
67 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/07/01(日) 23:48:35.57 ID:Q+yj8FjAO

あ、saga忘れちった。テヘペロ

ゲッターロボ斬の夢をほむらが見たお話。ゲッターロボ大決戦!の時間軸?今のところ書く予定はないです虚無りたくないです

では本編書いてきます、またね!
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/07/02(月) 01:47:23.65 ID:rzI8ur0Oo
乙おつ
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/02(月) 20:23:12.92 ID:EiGhqV0Wo
70 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/07/15(日) 14:48:56.68 ID:V8G2SqDAO
ネオゲ全話とチェンゲの三話まで見直したぜー!

今夜までに投下します
71 : ◆Kh8MqYLXK2 :2012/07/15(日) 22:42:22.16 ID:V8G2SqDAO
投下します。チェンゲで説明されてない部分を自分で解釈入れてます。それでもよければ。
72 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/15(日) 22:45:44.95 ID:V8G2SqDAO
見滝原

ほむら「はぁっ、はぁ……飛べた。飛べたわ。また、この見滝原に」

ほむら(そもそもさっきの時間軸は、何もかもがおかしかった。あの世界にいた巴マミは置き換えられたかのように十三年後に車マミになり、結局車マミの言っていた巴先輩は何者かわからなかった)

ほむら「それに、鹿目姓のタツヤがいた、――流まどかの弟であるから、彼もまた“流”のはず」

「ふむふむ、そこにたどり着くとは、流石魔法少女と言ったところか」

ほむら「!?」

「逃げる必要はない、殺しはしないさ。今はその時ではないからね、そうですわね?上條さん?」

ほむら「……また、なのね?上條・コーウェン・恭介に、志筑・スティンガー・仁美!」

73 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/15(日) 22:53:51.58 ID:V8G2SqDAO
上條「威勢のいい奴だ、いくら体をハード化したからといって、インキュベーターのシステムでは効率を追求し切れてはいないというのに」

ほむら「くっ……!」カチッ

カシャン

ほむら「ふっ!」バァン!

志筑「無駄だよ」チュイン!

ほむら「なっ、何で動けるの!?」

コーウェン「驚くようなことでもない。ただ人類よりも我々が上位体であるだけなのだから」

ほむら「くっ……何の目的で来たかは知らないけれど、答えて」

志筑「義理は無いけど、答えてあげよう。言わなくても言いたいことはわかるよ。……君が見たのはゲッターロボの『限りない宇宙の記憶』とでも呼べる存在だ」

ほむら「宇宙の記憶……?さっきまでの時間軸は、ゲッターロボの記録だというの?」

志筑「ゲッターロボというよりは、ゲッター線、そしてゲッター線に関わる者達だね」

上條「そう!その記憶、ゲッター線、それら全てを持つ者こそが、世界最後の日の立役者!」

ほむら「抽象的にはぐらかしてないで!私にわかるように説明しなさい!」バァン!

上條「おっと、効かないぞ?無駄弾を撃たないで貰いたいな……ふむ、ここまで頑張ったほむら君に。一つだけ、この計画の鍵を握るお前に教えてやるとしようか」

ほむら「……」

上條「世界最後の日は、今年とうとう開始されるのだ……あぁ、そうだろう?仁美さん」

志筑「そ、そうですわね!上條さん!」

ほむら「今年……?何が起きるの?」

二人「「さらばだ!世界最後の日の鍵よ!」」バシュン!

ほむら「今年?一体今年が、そして何故、何が起きるというの……、わからない」

ほむら「けど、上條達が居るなら、ここはまたゲッターの時間軸。……まずは、情報収集をするわ」
74 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/15(日) 22:58:40.96 ID:V8G2SqDAO
翌日 見滝原 図書館

ほむら「まずは上條の言っていたことが気になるわね。過去の事柄を調べ上げるとしましょう……ん、月面戦争?」

『ワルプルギスの夜撃破!月面ではゲッターロボが活躍したことで、インベーダーは全滅し、戦争は収束へ……』

ほむら「……なんですって?ワルプルギスが、撃破?」

“今まで倒すことの叶わなかったワルプルギスが、すでに撃破された?”

ほむら「……何が起きているの、この時間軸は」

『早乙女博士の娘に御不幸 新型スーパーロボットによる事故か』

『国際機密連合から、早乙女博士脱退』

ほむら「新聞を読む限り、ゲッターチームのメンバーと早乙女博士の家族、そして杏子が死んでしまったことは、前と同じね」ペラッ

ほむら「しかし、月面及び地上にて同時展開された戦争、か……後、月で戦ったのは真ゲッターではないようね。開発されるのはまだ先なのかしら。それともマミの言っていた『謎のゲッター』に関係があるのかしら」

ほむら「何にせよ、上條の言った『世界最後の日』、そして早乙女博士の言った『世界最後の日』には、何か繋がりがあるはず」

ほむら「早乙女博士か……そういえば、私が来た時の早乙女研究所での出来事について、私は知らないわ」

ほむら「前回はゲッターチームと共にいたからだけど、今回は学校にすら行っていない私は、この時間も動ける」

ほむら「……行ってみましょう、研究所へ。入れないだろうけれど、現在の状況くらいはわかるはず」

75 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/15(日) 23:01:05.79 ID:V8G2SqDAO
早乙女研究所

早乙女「……来たか」

さやか「入りますよ、博士」シュイン…

76 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 00:24:03.94 ID:OKe4AWhAO


さやか「今まで話すらしてくれなかったのに、今更どうしました?」

早乙女「……あの時以来か、杏子の事故、あの日以来、お前や竜馬とは会話もロクにしなかった……」

早乙女「……あのことは許せん」

さやか「……っ」

早乙女「しかし隼人よ、私もこんな事を言う為に呼んだわけではない」

さやか「じゃあ一体、何なんですか?」

早乙女「……これに目を、通してくれ」バサッ

さやか「……この計画書は?」

早乙女「なに、人間クローンの計画書、そしてゲッターロボGに関する申請書。それだけだ」

さやか「なんですこれは……かなりヤバメな。ゲッターロボGを量産するなんて許可が下りるかどうか」ペラッ

早乙女「国際機密連合の輩は私に借りがあるからな……何よりこれが成功せねば、この地球(ほし)に未来はないのだ」

さやか「み、未来……!?これは一体、何を目的としているんですか、博士!?」

早乙女「……、『世界最後の日』」

さやか「!」

早乙女「それは地球を食い荒らすインベーダー達の醜い侵攻よ。それを止める為、その為に私はお前に力を借りたい」

77 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 00:24:40.93 ID:OKe4AWhAO
さやか「世界、……世界最後の」

早乙女「そう、最後の日だ。……それを止める為、隼人よ、私を……」



隼人、私を


殺しては、くれないか

78 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/07/16(月) 00:25:34.28 ID:OKe4AWhAO
投下終了です。途中寝落ちしかけて投下間隔が開きました、申し訳ない
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/07/16(月) 00:39:32.53 ID:DOZfs+32o

隼人と竜馬になってるぞ
80 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/07/16(月) 02:40:42.86 ID:OKe4AWhAO
>>79

やっちまった…申し訳ない。竜馬をまどかに、隼人をさやかに置き換えてください
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/07/16(月) 03:48:17.20 ID:nY3pfBxho
インキュベーターじゃなくてインベーダーなのは故意?
82 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/07/16(月) 10:20:25.78 ID:OKe4AWhAO
>>81

インキュベーターとインベーダーは別物として居るのが今回の時間軸です。今までほむらが存在させられていた、見せられていた世界では暴れていたインキュベーターですが、こちらでは比較的に原作であるまどマギに近い立ち位置にいます。

凄く分かりづらいので時間軸だけ説明入れると、

最初からミサイル着弾後の早乙女研究所での全滅までの時間軸が、コーウェン君達いわく『全ての宇宙の記憶』です。

何かの影響なのか、はたまた意図されたものなのか、ミサイル着弾後の世界に矛盾を見つけ出したほむらは、ホムの声を聞いたと同時に時間跳躍に成功しました。

その跳躍でたどり着いた時間軸が今回のインキュベーターもインベーダーも居る時間軸です。ここでは最初の時間軸では曖昧であった、チェンゲでの月面戦争まどかなども出てきます。

長文スマソ、これもわかりにくい文章のせいだな……頑張って書きためてくる
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2012/07/16(月) 19:23:04.95 ID:lf7gVk2e0
乙! これからどうなるかわくわくするよ、楽しみにしてます
84 : ◆Kh8MqYLXK2 :2012/07/16(月) 21:50:32.83 ID:OKe4AWhAO
>>83 こんな拙い内容でわくわくしてくれたなら幸いです。ありがとう!

ヒャッハー!投下するぜぇ!
85 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 21:51:29.61 ID:OKe4AWhAO
数時間後 早乙女研究所

ほむら「着いた、早乙女研究所……けれど、今の私には此処に入ることは出来ない……ん?」

パシュン……キィィィン……

ほむら「UFO型の戦闘機かしら?飛んでいった……はっ!」ジィッ……

さやか『……』

ほむら「さやか!?さやかがあれに乗っていた……あれはゲットマシンだとでもいうの?――けれど、私が知る限り、ゲットマシンは戦闘機。UFOなんかじゃあ、ない……」
86 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 21:54:04.15 ID:OKe4AWhAO
UFO内

『乗り心地はどうかね?さやかくん』

さやか「まずまずと言ったところです。ですが、やはりゲッターには叶わないですね」

『ははは!流石早乙女研究所のゲッターチーム、お目が高い。なぁ?仁美さん?』

『そ、そうですわね!上條さん!さやかさん、君には敷島博士の隠れ家で研究を重ねてもらう』

さやか「……細胞にゲッター線を照射して成長を活性化させたクローンですね、スティンガー博士」

仁美『そうですわ。それが完成次第、貴方には鍵となる細胞を渡します』

上條『期待しているぞ、さやかさん?』

ピッ……

さやか「……はぁ」

さやか「早乙女博士を殺し、目撃者を出さないこと。そして敷島博士と共に『鍵』を完成させること、か」

さやか「国際機密連合のコーウェン博士とスティンガー博士の協力があれば、ゲッターロボGの大量生産はクリアだ。……すまねぇな、まどか、マミ。……杏子さん」

さやか「くそっ、みんなにも、みんなの家族にも迷惑が掛かっちまう。……」

……けど、けどさ


それでもゲッターチームは大丈夫だ

早乙女博士ともみんな和解出来て、平和な日が来たら、また笑えるはずさ

さやか「……それまで、あばよ」


バシュウゥゥゥ……!

87 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 21:55:09.67 ID:OKe4AWhAO
数日後 見滝原市 夜

ほむら「……参ったわね。この記事が本当なら、神さやかが失踪した」

『神さやか失踪か!?早乙女研究所は事実上の凍結へ……』

ほむら「……少なくとも、『全ての宇宙の記憶』がゲッターロボの記録だとしたら、ゲッターロボは必要となる。世界最後の日、なんて厄介そうなものを前にして、私は胡座をかいて待つわけにはいかないわ」

ほむら「……研究所に行ってみましょう。凍結なら、人員も居ないはず。居たとしても最低限、時を止めれば対処可能よ……あいつらさえいなければ、だけど」

ほむら「……コーウェン、スティンガー。貴方達の好きには、させないわよ」タッタッタッタッタ……

88 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 21:56:38.36 ID:OKe4AWhAO
同日 夜 見滝原

?「……さやか、一体どこに行きやがった」

?「くそっ、探してるだけじゃあ見つからない……早乙女のババァを問いつめてやる。あいつが最近変な奴らとつるんでるのは知ってんだ」

?「マミも何か知ってるみてぇだしな……、さやかが居なけりゃ、研究所が本当に無くなっちまう。――そんなんじゃ早乙女のババァが死に急いじまうぜ」

『ジジッ――ザー……』

まどか「ん?」

『まどか、聞こえるか!?』

まどか「マミじゃねえか、どうしたんだ」

マミ『すまねぇ……!本当にすまねぇ!』

まどか「……なんだよ?」



マミ『タツヤが、タツヤが……!』



89 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 21:58:03.87 ID:OKe4AWhAO

タッタッタッタッタ……

まどか「はぁっ、はぁ……くそっ!」



−−−−−

マミ『タツヤが寝たか確かめに寝室へ行ったんだ、そしたら居なくなって……帽子と上着は着ていったみたいだ』

まどか「何のためにだ!大体何で見逃してんだよ、あぁ!?」

マミ『風呂だったんだよ!――俺も探す、まどかも頼む』

まどか「当たり前だ!」
−−−−−




まどか「はぁっ、はぁ……行くとしたら、研究所。連れ去りなら、わかんねぇ」

まどか「だがなんか胸騒ぎがする……あのババァに問い質さなきゃあ、気が落ち着かねぇ」

まどか「まずは、研究所だ!」

タッタッタッ、タッタッタッタッタ……
90 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 21:58:45.13 ID:OKe4AWhAO
研究所 廊下

早乙女「……来たか」

バシュウゥゥゥ……

タ、タ、タ……

さやか「……」

早乙女「……敷島には会ったか」

さやか「クローン研究だけは、頼まれてやる。そう仰っていました」

早乙女「ふん、どちらにせよ、そう深くは知れまいよ。……さぁ、ひと思いにやるがいい」

さやか「……」チャキッ!

早乙女「撃つのだ……贖罪の為、世界の為。己の行いに懺悔しながら、世界を救うのだ」

さやか「……くっ」カタカタ…

早乙女「さぁ、さぁ!」
さやか(すまねぇ、みんな……すまねぇ、杏子さん!)

ダァァァン!……
91 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 22:00:19.44 ID:OKe4AWhAO
研究所

まどか「はっ、はぁ……ババァの部屋に、行くか……!」

……ダァン!

まどか「!」

まどか「タツヤ!ババァ!」

タッタッタッタッタ…!



研究所内部

ほむら「さっきから人が居ないわね……どうやら凍結で決まりみたい」

ほむら「しかし大きな施設だわ。……嫌な気配で、一杯ね『ダァン!』ひっ!?」

ほむら「……銃声!?」

タッタッタッ……

92 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 22:01:13.46 ID:OKe4AWhAO
研究所 廊下

さやか「ハァッ、はぁ……」

早乙女「」ドクドク……

さやか「はぁっ、あとは……逃げるだk「おい」!」

まどか「おい、何だよ。何だよこれは!何なんだ!一体誰が!」

さやか(どうしてだ、何でだ!――よりによって、まどかが来るなんて!)

まどか「誰かまだいやがるのか……!」チャキッ

さやか(ここは暗闇だ……廊下からは見えない、だがアイツなら、見えなくても気配で、誰かが居るくらいはわかっちまうだろうな……くそっ、殺るしかないのか!?)

まどか「……撃つぜ」

さやか(チクショウ。……世界の為だ博士の為だ杏子さんの為だ。すまねぇ、すまねぇまどか!)


さやかは今だけ、今だけインベーダーになりたかった

インベーダーのように、ただ意志もない

殺戮に飢えた野獣なら

一番の仲間を殺すとしても

こんなに泣きそうにはならなかっただろう



さやか(だから今だけは、狂う……狂ったように、ただ目的を遂げる!)ジャキン!

“目撃者は、出してはいけない”

93 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 22:02:11.05 ID:OKe4AWhAO
まどか「……撃つぜ」カチッ

まどか「……っ!」ダァン!

チュイン!

まどか「外したか!……っ!?」

ヒュン!

まどか「うおっ!」サッ

?「チイッ!」

まどか「お、お前は……!」

?「」バッ!

バッッ スタッ

まどか「待ちやがれ!待て!」



まどか「まて、さやか!――はっ!」

タッタッタッ……

タツヤ「……お、お姉、ちゃん?」

バシュウゥゥゥ……

まどか「タツヤ!……あっ、ち、違うんだタツヤ」

タツヤ「あ、あっ、ぁ……」ガタガタ

まどか「これは違うんだ、俺じゃあない!」

タツヤ「――ああぁぁぁあああぁあぁああぁ!」ダダダ!

まどか「待ってくれ!タツヤ「待ちなさい」……!」



?「まどか。貴方はどうして愚かなの……」



94 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 22:02:49.80 ID:OKe4AWhAO
まどか「……誰だ」

?「貴方がちゃんと中学生だったら、会っていたわね」

まどか「……研究所のモンじゃあない、な。ガキは帰りな」

?「殺人犯を見逃すわけにはいかないわ」

まどか「待て俺はやっちゃあいない!これはさやk……とにかく俺じゃあない!」

?「ん?……さやか?さやかが来ているの?」

まどか「あ?いや、UFOみたいなので逃げた奴が居るんだ。そいつがさやかだ!……さやかを知ってるのか?」

?「……ゲッターチームは有名だからね」

まどか「はっ、そうかよ!……さっさとそこをどけよ、殴りたくはないぜ」

?「撃ちはしたのに?」

まどか「だから俺じゃあ……!「信じるわ」……あ?」

?「信じるわ。流まどか」

まどか「……本当か?」

ほむら「えぇ。私も最近この研究所について調べていてね。UFOらしきものが、ここから飛び立つのを、見たことがあるわ」

まどか「ここから?どういうことだ……」

ほむら「まずは逃げましょう。このままじゃ捕まってしm……ぅっ」バタン……

まどか「あ?……おい、どうしたんだよ!お「動くな」……あぁ?」

警官「通報があった!お前か、犯人は!」
95 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 22:03:27.68 ID:OKe4AWhAO
まどか「なっ……!ちょっとまて、違う!」

警官「早乙女博士を殺害するとは!現行犯逮捕だ!」

まどか「くそっ……!」ダッ!

警官B「待て!」ガシィ!

まどか「離せ!」ググッ

警官C「おとなしくしろ!」ガッ!

まどか「かはッ……!くそっ、違う!俺じゃねぇ!」

俺じゃない!さやかだ!さやかが!さやかを探してくれ!そこの女も知っている!だから、さやかを……!
96 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 22:04:27.15 ID:OKe4AWhAO
数日後 見滝原市 軍施設

中沢「……先輩」

マミ「中沢……タツヤが、あんなに明るかったタツヤが、笑わないんだよ……」

TV『……流まどか容疑者は、現在取り調べ中で……』

中沢「まどかが……本当にまどかがやったのか?」

マミ「そんなわけがない!……まどかはあの日、タツヤを探しに行ってたんだぞ!」

中沢「けど最近、博士とは仲が悪かったし、タツヤも研究所に居たんだろ?」

マミ「……数日間、あいつはずっとさやかを呼んでいる」

中沢「さやか……一体あの人もどこに行ったんだ」

マミ「あと、あそこに“謎の女子学生”がいた、とも証言してるらしい」

中沢「……そんなのあり得るのか?監視カメラにも映ってなかったんだろ?」

マミ「痕跡がなに一つない、さやかとその学生、か。……まぁとにかく」

マミ「俺たちは、待つしかないんだ。本当のことがわかるまで」

中沢「それまで、どうにかなりますかねぇ……」

マミ「……まどか」

97 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/16(月) 22:05:41.76 ID:OKe4AWhAO
更に数日後 どこかの研究室


上條「ついに手に入ったぞ、仁美さん!」

仁美「そ、そうですわね!上條さん!ついに、魔法少女の細胞と、ソウルジェムのサンプルが!」

QB「二人とも、はしゃぐのはいいけど。あまりグチャグチャにはしないでくれよ?」

上條「案ずるな、インキュベーターよ。こいつは世界最後の日の鍵の一つだ、それまでは綺麗にしておくさ」

QB「それならいいさ。……さて、邪魔しないように僕はいくよ」スタスタ…

上條「わざわざ研究所から回収した甲斐があった!ようやく手に入る、これでホムが手に入る!」

仁美「材料は揃った!あとは造るだけ!」

二人「「始めよう!世界最後への下準備を!」」
上條「お前はその器の中で、世界最後の日が始まるまで眠るがいい、暁美ほむらよ」

ほむら『……』



98 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/07/16(月) 22:09:52.18 ID:OKe4AWhAO
てな感じです、はい。今回はチェンゲでいうところの一話より前の話でした。凄く読みづらい文になっちゃった……

99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/17(火) 21:19:36.07 ID:N1z1vMdno
読みやすいし面白いよ乙
100 : ◆Kh8MqYLXK2 :2012/07/21(土) 22:06:11.15 ID:woH4RHdAO
ヒャッハー!今晩中に投下だぁー!推敲を兼ねるから遅筆だがすまねぇー!
101 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/07/22(日) 10:25:41.70 ID:iFT8xe7AO
寝落ちした……今晩に投下します

本当に申し訳ない
102 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/22(日) 22:02:31.28 ID:iFT8xe7AO
投下します
103 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/22(日) 22:04:18.40 ID:iFT8xe7AO
森 夜

ブロロロロ……

?「しかし、軍の中でも機密とされる荷物の受け渡しとは、大変そうだなぁ」

?「上も口を酸っぱくして『守秘義務』について説教垂れてやがったからな。ったく、これだから現場を知らねぇ奴は――あぁ、そういえば、“あいつ”が良くなった」

?「ほ、本当にか!へへっ、今度見舞いにいってやらなきゃな。……あの『事件』の年から、何が狂っちまったんだろうなぁ。この写真だってよ、」ピラッ

?「」パシッ

?「あっ、先輩!何しやがる!」

?「忘れろと言っただろ!――あの事件は、もう終わったんだ」

?「けどよ!アンタだって、あいつが、“流まどか”が犯人たぁ、思っちゃいねえんだろ!?」

?「……アイツがさやかを呼び続けて、さやかは出てこない。博士は死んだんだ。俺たちに残ったのは、軍のろくでもねぇ形だけの役職と、それなりの毎日だ。それでいいじゃねえか」

?「……はぁ、けどよ先p『応答せよ、応答せよ』」

『巴マミ、応答せよ。もうすぐ受け渡しのポイントに到着する。到着次第……』

マミ「コンテナを受け取りゃいいんだろ!守秘義務だとか秘匿とか最重要事項だと、いい加減しつけえぞ!」ガチャン!

マミ「ハァ。……行くぞ、弁慶」

中沢「おう……」

ブロロロロ……



今から十年程前、突如月面に現れたインベーダーは、瞬く間に月を制圧!その侵攻の手を地球へ向けようとしていた!
一方その地球では、様々な事件や災害の一部が『魔女』と呼ばれる存在の仕業であることが解明された!

この地球に迫る危機に、各国は自国で開発したスーパーロボット、魔女に対しては今まで表には出て来なかった魔法少女、そして魔法少女を生み出したインキュベーターと協力。
“国際機密連合”を設立し、地球月面同時戦争を展開!

日本のゲッター線研究の権威、早乙女博士が開発したスーパーロボット『ゲッターロボ』と、それに搭乗した見滝原出身の少女達『ゲッターチーム』の活躍により、月面戦争は終結。

地球でもワルプルギスの夜と呼ばれる超弩級魔女を魔法少女部隊が撃破し、地球には一度の安息が訪れていた……。

104 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/22(日) 22:07:22.35 ID:iFT8xe7AO
森 受け渡し地点

オーライ、オーライ……車両配置及び、人員の撤収を開始……

マミ「こりゃあまた、でっけぇコンテナだな」

中沢「一体俺らは何を運んでんだ……?」

?「」ジーッ……



数分後

マミ「……よし、全員居るな。車両に乗り込み次第、コンテナを輸送するぞ!」

イェッサー!

中沢「ふう、あとは運ぶだけだな」

マミ「これだけ入念にすりゃあ、上も黙るしかないだろうよ。……よし、乗るぞ」

?「」ジーッ……

?「キシャアアアア!」バッ!

中沢「なっ」

マミ「――あれはっ」

ウ、ウワアアアア!インベーダーダアアアア

マミ「ちきしょう、何で居やがる!……総員、目標に攻撃!」

ズダダダダダ!

「キシャアアアア」クパァ

ズドドドド

「うわっ」ビシャア

「やめてくれぇ!」ズバァ

ズバァ スパァン……

マミ達「「うおおっ!」」ゴロゴロ

中沢「チィッ!」ズダダダ

ウジュルウジュル……

マミ「インベーダーが広がって行くぞ……!」

中沢「建物が!」

ウジュルウジュル……ギュイィィィ!

「キシャアアアア!?」

マミ「うおぉ!?な、なんだ!?地面が、揺れるっ……!」

中沢「今度は何だ!?」
105 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/22(日) 22:10:29.94 ID:iFT8xe7AO
「キシャアアアア!?」

『……』ズバァッ!

「ギシャアア」ドパァン

『』ギュイィィィン!

中沢「お、おい、あれって……」

マミ「ゲッター2……!じゃあ、あれに乗っているのは……」

?「おおい、お前達!」

中沢「誰だ!?」

?「そのコンテナを、絶対にこいつらに渡すんじゃあないぞ!」

マミ「爺さんが、ゲッターにしがみついていやがる……!」

?「行け!ここはコイツが何とかするから、お前達はコンテナをぉ!」

マミ「だそうだ。――まずはコンテナを確保する」

マミ「輸送車両に乗るぞ!」

中沢「応!」

タッタッタ……

「キシャアア!」ダダダダダ

?「任せたぞ、お前達ー!!」

106 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/22(日) 22:11:31.51 ID:iFT8xe7AO
トンネル

ブロロロロ……!

中沢「インベーダーは、十年前に全滅したはずじゃ!?」

マミ「それを俺らの前に今一度呼び寄せるたぁ、このコンテナには何かあるぜ?――来たぞ。一発かましてやれ!」

中沢「うおぉ!」ズドォン!

バシュウゥゥゥ……

「!」グパァ

「ギシャアア!」ズガァン!

中沢「チキショウ!かわされた!」ズドォン

「キシャアアアア!」ガリッ、ガシャァン

中沢「コンテナが持たねえ!」

マミ「弁慶、運転代われ……奴に目にモノ見せてやる」

107 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/22(日) 22:13:28.61 ID:iFT8xe7AO
「!」グググッ……ガシャァン

「キシャアアアア」コンテナトリダス

?『』ブォン……

「?」

バシュウゥゥゥ!シュルシュルシュル……

「!キシャアアアア!」

ゲッター3『へっ、そのコンテナは渡せねえな、放しやがれ、インベーダーめ!』グググッ……

バキバキバキ…

「キシャアアアア!!」

ゲッター3『大人しくしやがれ!』グググッ…バキッ…

中沢「トンネルを抜けるぞ!」

ブロロロロ……

?『……』

中沢「なっ、危ねぇ!」グルグル

ギュオオォ……!

?『……』スッ

ズガァン!

ゲッター3『ガハァ……!』

中沢「うわああああ!!」ズドォン

マミ「な、なんだあれは!」

?『……』

あれは、俺の、

俺の知らない

マミ「俺の知らない、ゲッターだと!――ガハァ!!」

ヒュウウウウ……ズガァァン!!
108 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/07/22(日) 22:14:23.51 ID:iFT8xe7AO
ズガァン!ズドォ!

中沢「く、くそっ……なんだ、あのロボットは……」

ゲッター?『』ズガァン!ズバァ!

「キシャアアアア、ギシャアア……」

ズバァ!ズドォン!

「ァ……ァァ……」

ゲッター?『……』ヒョイ

中沢「コンテナが……ぐふっ……乗っているのは誰だ……」

ゲッター?『』ウィィン……

?「……」ジーッ……

中沢「……あ、あれは」
ゲッター?『』ウィィン

ゲッター?『』バシュウゥゥゥ!

中沢(あれは、博士?……うぅっ)

ドサッ
109 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/07/22(日) 22:15:47.59 ID:iFT8xe7AO
投下終了……書き方が下手だと戦闘描写がぐっちゃぐちゃやな……本当に地の文入れるか次回から悩むレベルだ……

ではまた次回
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/22(日) 22:17:58.98 ID:XO4v6r5DO



ワルプルさんが適当に撃破されとるwwwwwwwwww
111 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/07/22(日) 22:39:07.15 ID:iFT8xe7AO
>>110

まどか「乙ありだぜ」

ほむら「しかし、確かにワルプルギスが簡単に撃破されてる感じが否めないわね?」

QB「まどマギに近い設定で考えるなら、まどかに関する因果云々の強弱=ワルプルギスの強さみたいに解釈した場合なら、弱かったのかもね」

マミ「確かに、こっちの鹿m……違ったわね、流さんは契約云々の因果に組み込まれてないし。因果がないなら、暁美さんがループする度ワルプルギスがどんどん無理ゲー、にはならなさそうね」

杏子「他に理由は……あるか?」

さやか「石川賢作品的には、ワルプルギスの強さがどれくらいの位置に来るか考えたら簡単じゃない?」

「「「「「あー」」」」」

まどか「確かに、石川先生の世界的には、すごく物足りない強さかもね、ワルプルギス」

ほむら「と言った感じで、このSSにおけるワルプルギスに関するちょっとした妄想はおしまいよ」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/25(水) 15:53:50.70 ID:ysXEFZBpo
乙〜
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/07/29(日) 20:10:55.62 ID:kG5IW2kSo
おお、来てた
ワルプルさんとステルバーでいい勝負かな?
114 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/07/29(日) 21:22:47.24 ID:mQ7LjY2AO
>>113

ほむら「ステルバーに乗ったシュワルツが居れば確かに強みね」

まどか「魔女が見えればだがな……だからこそ地上は魔法少女部隊が居たわけだ」

マミ「適材適所、というわけね。キュウべえは魔法少女と人間の橋渡しとして、この世界では馴染んでいるのよ」

まどか「見えなきゃ橋渡し出来ねぇじゃあねぇか!」

ほむら「インベーダーとつるんでるあたりに、そこも関わってくるわよ、設定忘れなければね」

さてまた書きためるぞー
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/08/07(火) 02:44:39.36 ID:YymLs6Mbo
ワルプル「アハハハ」

ゲッペラー「うーっす」
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/14(火) 13:15:27.04 ID:u73Z/fqqo
かきためてんだろーなー
117 : ◆Kh8MqYLXK2 :2012/08/14(火) 22:02:22.18 ID:A+138n0AO
>>116
いいタイミングだ……!

今夜中に投下予定
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/14(火) 22:35:18.80 ID:u73Z/fqqo
良かったぜ待ってる
119 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/08/14(火) 23:33:25.03 ID:A+138n0AO
QB「今までの簡単なあらすじを説明するよ」

・暁美ほむらは、“ゲッターロボ”にまどか達が乗って戦う時間軸に飛んだ。
早乙女博士の反乱を真ゲッターで止めようとするも、失敗。ミサイルの爆発で地球は甚大な被害を受ける。

・ほむらが目を覚ますと、名字の変わったマミと、まどかの弟タツヤは、地下で生活していた。地上の偵察中に全滅しかけるが、ホムの声を聞き、再び時間を巻き戻した。
ーーここまでが上條&志筑曰わく『限りない宇宙の記録(ゲッターの記録)』ーーー


・新たな時間軸の調査をするほむら。早乙女に殺害を頼まれたさやか。タツヤを探しに行ったまどか。研究所で邂逅した三人に待つのは、世界最期の日への序章だった。

・数年が経ち、軍に所属したマミと中沢は、コンテナ回収時にインベーダーと、『謎のゲッター』に襲われた。

QB「こんな感じだね。質問は沢山してくれるとありがたいかな、自分の整理にもなるしね」
120 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/08/14(火) 23:34:12.84 ID:A+138n0AO
国際機密連合

米「日本は抜きだ……話し合いを始めるぞ」

仏「昨晩確認された、謎のゲッターについて、か」

西「早乙女博士もいない今、新しいゲッターなど存在するのか……?」

韓「敷島なら、あるいはな……有り得なくはない」

バタン!

役員「すいません!日本から入電です!」

米「どうした君、無礼だぞ!」

役員「申し訳ありません!……日本に、」

121 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/08/14(火) 23:37:32.44 ID:A+138n0AO
日本 浅間山周辺

ガシャン

『うわぁ!』チュドーン

『勝てるわけがない……!』ボゴォ

ガシャン ガシャン

ザッザッザ ッ ザ ッ ザ ッ

ガ シ ャ ン

ゲッターロボG『『『『』』』』ザッザッザッ……

ガ シ ャ ン




役員「日本浅間山周辺に、敵戦力出現!識別は……ゲッターロボG!」
122 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/08/14(火) 23:38:51.55 ID:A+138n0AO

米「な、なんということだ……!」

中「しかし日本は、何時の間にこれほどの戦力を……?」

『フハハハハ……久しい盟友が集っているな?』

蘭「なっ……」

露「早乙女博士……?」

早乙女『ワシがいることがそんなに不満か……?かつての盟友たる貴様等は、いわばワシのおかげでその椅子を磨けるというのにな』

米「御託はいい!このゲッターロボ軍団はどういうことだ!」

早乙女『フハハハハ……今から対処しても遅かろうて。――ワシはな、この世界が憎くて仕方ない!』

韓「復讐か!?」

早乙女『そう!その名は“世界最後の日”!……さぁ、この世に懺悔し、今までに悔いるのだな!フハハハハ……!』

ブツン

米「くっ……馬鹿げている!各国のスーパーロボット軍団を集結だ!浅間山の敵戦力を排除する……!」

?「まぁまぁ、落ち着いたら如何かな?熱くなるのは良くない癖だ」

?「そ、そうですわね!上條さん!……ついに、始まるねぇ」

葡「おぉ!あなた方は……」

中「上條・コーウェン・恭介博士に、志筑・スティンガー・仁美博士!」

米「あなた方が来てくれるとは、心強い……!」

上條「まずは……対策を取らなくてはな」

志筑「えぇ、上條さん」
123 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/08/14(火) 23:39:55.16 ID:A+138n0AO
日本 スーパーロボット基地

隊員1「なんで私たちが降りるのですか!?」

2「三人のチームで動かすはずでしょう!」

上司「すまないな、これも命令なのさ……はぁ、死刑囚を乗せるたぁまた、おかしな話さ」



日本軍基地 病室

黒服A「おい、あれが……?」

黒服B「そうさ。早乙女杏子の弟のような存在だった、流まどかの実の弟」

タツヤ「……」

A「気の毒だなぁ。姉のような存在は死に、その父親は実の兄が殺したとはまた、複雑なこった」

中沢「……」

B「父親代わりの中沢さんも、怪我を負っちまった」

中沢「……、ん。此処は……?」

A「病室ですよ、中沢さん」

中沢「そうか、……!タツヤ!」ギュッ

タツヤ「……」

中沢「すまない、心配掛けたなぁ……!」ナデナデ
124 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/08/14(火) 23:41:19.42 ID:A+138n0AO
基地格納庫

「ほらよ」ガチャン

?「……」

「手錠は外したぞ。上の命令だ。早乙女博士をもう一度、殺してこい。流まどか」

まどか(ちくしょう……)

ウィィン……

まどか「……」

まどか(何も、ゲッターは変わってないな)

まどか(あの日から、何もな……!)

まどか「……ゲッタアァァァァァァ、ウィィング!」ブワァッ!

バシュゥゥゥ――……


125 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/08/14(火) 23:42:32.77 ID:A+138n0AO
病室

中沢「……!ゲッター?」

中沢(今窓の向こうに確かに見えた、あれは……)

バシュゥゥゥ――……

『……』

中沢「ゲッターロボか!?乗っているのは、間違いない、まどかか……!」
126 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/08/15(水) 00:00:11.03 ID:TI4YO+VAO
浅間山


早乙女「人類は己の犯した罪に、裁かれなければならない……!さぁ!懺悔し、罪を償うのだぁ!」

『うるせぇ!それはテメェ一人でやりやがれ!』

早乙女「!……来たか!」

まどか『早乙女のババァ……!』

早乙女「まずは良く来たと誉めてやろう!この裏切り者めが!ゲッター軍団の前に沈むがよい!」

まどか『うおぉぉぉ!』
127 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/08/15(水) 00:02:01.98 ID:TI4YO+VAO
G『『『『』』』』

バシュゥゥゥ――

ザ ン ッ !

G『』

ジジジ……ドカァン!

ゲッター1『うおぉぉぉ!』

G『『『『』』』』ザッザッザッ!

まどか『ゲッタアァァァァァァ!ビイィィィィィィム!』バシュン!

ズドドドドド!

ゲッター1『ゲッタアァァァ、ウイィング!』バシュッ!

まどか『頭を貰う……!』ググッ

G『』ググッ……

まどか『オラァ!』ボゴォ!

G『』グラッ…!

ズズゥン……

G『『『』』』

まどか『どけえぇ!』

ズバァ!

まどか『ウオォ!』

ドゴォ!

まどか『でえりゃあぁァァァ!』ズガァン!

G『』ズバァッ!

まどか『へっ……!いくらゲッタードラゴンでも、人が乗らなきゃあ、ただのポンコツだな!』

早乙女「ふむ、流石はゲッターリーダー。伊達じゃあない」ガシャン!



まどか『うおぉ!?』ガシィ!

ライガー『』グググ……!

まどか『ゲッターライガー!?クソっ』

ライガー『『『』』』

ガシィ!ガシィ!

早乙女「フハハハハ!それだけのライガーに組み敷かれては空中では身動き出来まいて。死ぬがよい……!」ガシャン!


ドカァン……!

早乙女「フハハハハ……何!?」

まどか『オープン、ゲット!上を取った!』

キィィィン……!

まどか『カプセルを背に守りながら受け止められると思うなよ!貰った!』

ガキィィ!
128 : ◆Kh8MqYLXK2 [saga]:2012/08/15(水) 00:08:20.83 ID:TI4YO+VAO
まどか(受け止められた……!)

早乙女「愚かな……よもや忘れたとは言わせんぞ!杏子を奪った貴様とさやかは、許さん!」

まどか『……!あれは、事故だ!』

早乙女「そうやって、また殺すのか……?」

まどか『っ……!俺は、殺してはいない!テメエも、俺に罪を着せたさやかも!俺は許さねぇ!殺してやりたい……!』

「いけない……!」

「『!?』」

?「それは、いけない……!」

まどか『なんだ、テメエは……!一体誰だ!』



真まどか☆マギカ 世界最後の日 第一話 完
129 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/08/15(水) 00:09:30.78 ID:TI4YO+VAO
ようやく原作の一話まで来たよ……!長かった!

今日はここまで。質問あったら書きまくってね
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/15(水) 00:20:33.63 ID:qnMEcR8po
乙〜
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage saga]:2012/08/15(水) 00:26:23.17 ID:Ehg1ndlW0

ゲッターとは非常に俺得なものを発見した
いつか新ゲの世界にほむらが跳ぶのを密かに期待したり

昔こんな画像を保存してたのを思い出した
http://s.cyrill.lilect.net/uploader/files/201208150025100000.jpg
http://s.cyrill.lilect.net/uploader/files/201208150025100001.jpg
http://s.cyrill.lilect.net/uploader/files/201208150025100002.jpg
http://s.cyrill.lilect.net/uploader/files/201208150025100003.jpg
http://s.cyrill.lilect.net/uploader/files/201208150025100004.jpg
http://s.cyrill.lilect.net/uploader/files/201208150025100005.jpg

http://s.cyrill.lilect.net/uploader/files/201208150025100006.jpg
http://s.cyrill.lilect.net/uploader/files/201111242254350006.jpg
132 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/08/15(水) 00:33:38.03 ID:TI4YO+VAO
>>130 >>131

乙ありー!しかしその絵のまどかは可愛いなぁ
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/08/15(水) 13:26:18.05 ID:R8vaZ+cjo
>>131
マブさん……
134 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/08/15(水) 15:53:30.40 ID:TI4YO+VAO

さやか「デミをマブと呼ぶんじゃねぇ!ドリルミサイル!」

>>133 「ぐああああ」チュドーン
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/08/31(金) 22:50:14.43 ID:IEsqmU6Jo
マダカァー
136 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/09/03(月) 21:55:58.88 ID:aYFLdzFAO
>>135

ホムラチャン!


すいませんまだなのです。リアルが忙しくてですね……週末には投下します。
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/04(火) 00:37:12.53 ID:JQ67N8sIo
待っとるわ
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/08(土) 19:23:32.83 ID:kUr3yKPvo
終末って今さ
139 : ◆Kh8MqYLXK2 [sage]:2012/09/26(水) 18:59:10.05 ID:NSPxUYlAO
すいません。よーやくゴタゴタを終わらせてきました。週末!必ず週末に投下します!
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/26(水) 19:12:23.01 ID:3/tpwMKJo
きたか
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 23:05:34.42 ID:ChmF1vIGo
二ヶ月経過だ
まずいぞ、生存報告だけでもしてくれ
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