【Fate】みんなでかんがえたサーヴァントで聖杯戦争【皆鯖】

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【Fate】みんなでかんがえたサーヴァントで聖杯戦争【皆鯖】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

1 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 01:19:26.34 ID:7KPqhsFm0

――告げる。

汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

聖杯の寄るベに従い、この意、この理に従うならば応えよ。

誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。

汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ。

このスレは
Fateシリーズおよび、みんなでかんがえるサーヴァント
(http://www13.atwiki.jp/minasava/pages/1.html)
の設定を利用した安価スレです。また独自の解釈なども含まれます。

サーヴァントによっては公式等の兼ね合いや>>1の個人的趣味により
一部ステータスやスキル、宝具等に変更が加わる場合がございます。

また基本的に召喚されるサーヴァントは皆鯖のものですが、
一部サーヴァントを選択した際に、敵に原作のサーヴァントが召喚可能になる場合がございます。
(例:アーチャーでアルジュナを召喚→ランサーでカルナが召喚される)

またコンマによる判定方法は、
1:ファンブル
2～4:失敗
5～7:成功
8～9:大成功
0:特殊判定(クリティカル)
となります。

基本的に遅筆ですがよろしくお願いします。
１スレ目(陰陽師貴方)　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1331824528/
２スレ目(ナチス貴女)　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1333297916/
３スレ目(アンリ貴女)　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1334147652/
４スレ目(法力僧貴方)　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1335073033/
５スレ目(法力僧貴方～男の娘貴方)　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1335990079/
６スレ目(男の娘貴方)　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1336645758/
７スレ目(ヘタレ貴女～見稽古貴方)　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1337533390/
８スレ目(見稽古貴方～皆鯖聖杯戦争～無貌神貴方)　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1338308541/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1339517966（SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中！）

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」＠ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする（´；ω；｀）part56 ばばあ化気味＠ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠～Latest Edition～＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな君のせいだ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超Ａ級スナイパーが魔王様を狙ってる？」〈ゴルゴ13inひめごう〉＠ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです＠ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「２号線」【コンマ判定新鉄・関東】＠ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 01:23:03.87 ID:6STWD8Rro

>>1乙

3 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 01:29:37.09 ID:7KPqhsFm0

選択1：購買でパンを買い直す

……結局、俺は購買でパンを買い直すことにした。

それにしても屋上がダメか――となると本格的に食う場所は教室か、会議室になるわけだが……

１．教室でニャル子と食事
２．会議室で士郎達と合流
３．他の場所を探す
４．おや、見覚えのある頭が――
５．自由安価

↓３

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/13(水) 01:33:25.37 ID:Q6hkRj1Z0

1+ニャル子に人間が食べたら精神に異常をきたす素材を使うのを止めたら食べると言ってみる

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 01:33:30.87 ID:6STWD8Rro

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 01:33:31.79 ID:hfr28OEDO

空き教室

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 01:33:31.99 ID:BBrkpmb10

１ついでに弁当も食す

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/13(水) 01:33:37.71 ID:oahhZ9+AO

１

9 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 01:41:16.77 ID:7KPqhsFm0

選択3：空き教室を探す

まあここにいても仕方ない。

そう考えた俺は購入したパンを掴んで手っ取り早く近くの空き教室へ向かう。

流石に空き教室なら誰も来ないだろう。

あのやかましい邪神も側にいないし、せっかく静かな食事ができる。

そう考えながら俺は、手慣れた手つきで教室の鍵をこじ開けた。

そしてがらりと開けた空き教室の中に――

１．キャスター
２．ライダー
３．アーチャー
４．誰もいなかった

↓４

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/06/13(水) 01:46:53.38 ID:Q0uaJOs20

ksk

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/13(水) 01:47:06.37 ID:oahhZ9+AO

１

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 01:47:10.06 ID:6STWD8Rro

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 01:47:10.71 ID:hfr28OEDO

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/13(水) 01:47:12.15 ID:Q6hkRj1Z0

１

15 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 02:13:29.87 ID:7KPqhsFm0

選択1：キャスター

――巨大な十字架が俺目がけて振り下ろされた。

しかしそれは俺の頭を粉砕するギリギリ手前で止まった。

キャスターの動きが止まっているのだ。

長身の修道女は力を入れて、十字架を最後まで振り下ろそうとする。
しかしどんなに頑張ってもそれ以上先には進みそうにない。

『俺への攻撃を禁ずる』

一番始めに使った令呪――どうやらまだその効果が効いているようだ。

16 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 02:13:55.57 ID:7KPqhsFm0

キャスター「やはり、この令呪は解呪されていませんか――」

キャスターは苦々しげにそう吐き出すと、諦めたように十字架を自分の手元へ戻した。

「まったく、いい加減諦めてもくれねえかな。一度殺されたこっちの身にもなってみろよ」

キャスター「それでもマスター。私は、貴方の内に潜むソレを許すことはできないのです。
　　　　　　ソレは元来、この世界には存在してはならない邪悪――忌むべき異形なのです」

淡々と死刑宣告を告げるキャスター。
どう足掻いても彼女には俺の身に宿る無貌の神が認められないのだろう。
まあ、ある程度ソレは仕方のないことだと弁えているが、俺に罪はないだろう。

キャスター「ええ、マスターはただの被害者です。よって貴方の魂はきっと我らが父の元へ迎え入れられるでしょう」

……どうしても、キャスターは俺ごとこの邪神を討ち滅ぼしたいらしい。

それにしても、どうしたものか。
俺としても誰かを助けるためには、この無貌の神の力は無くてはならないものなのだ。
そう簡単においそれと切り捨てるわけにも行かないのが現状だ。

さて、どうするか
１．キャスターを無視して食事を済ます
２．会話する？
３．自由安価

↓３

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 02:15:06.86 ID:hfr28OEDO

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 02:15:42.16 ID:hfr28OEDO

ksk

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 02:15:43.72 ID:6STWD8Rro

20 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 02:17:16.74 ID:7KPqhsFm0

選択2：会話する？

何を話す？
↓３

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/13(水) 02:24:01.99 ID:oahhZ9+AO

あまり調子乗ると処女懐胎させっぞ

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/13(水) 02:25:56.54 ID:yp8nV6Y0o

救われない人を救うためだと思って戦争中は抑えて欲しい

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 02:26:32.59 ID:6STWD8Rro

↑をシニカルに

24 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 02:32:39.55 ID:7KPqhsFm0

今日はここまでです
お疲れ様でした。

しかし処女懐胎クッソワロタ
確かに純潔散らしてねえけどなwwwwww

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) ：2012/06/13(水) 02:39:29.98 ID:oahhZ9+AO

乙
ケツ穴調教は純潔を散らしてるのかな？

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 02:53:19.08 ID:6STWD8Rro

乙

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/06/13(水) 03:16:43.06 ID:MruDeXSa0

乙
邪神の力で処女懐胎…可能なのか

28 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 09:29:03.52 ID:ddWFOkODO

乙
だから安易に外道プレイにはしるのはやめろとあれだけ(ry

29 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/13(水) 11:07:37.32 ID:J0n4ssE10

外道プレイは法師の二の舞だぞ

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/13(水) 11:11:35.29 ID:r1Tbqsg90

なんで馬鹿な事するんだよ………外道プレイはやめてくれよ……

31 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/13(水) 11:14:01.74 ID:oQapqhhp0

っと思ったら安価は違ったか…勘違いスマナイ…

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/06/13(水) 12:47:48.15 ID:p6wgfIa1o

>>27
処女膜さえ破らなければいいのだから
膣口に精液を注ぎ込めばいけるかも？

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/13(水) 16:42:47.91 ID:oahhZ9+AO

とりあえずアストルフォちゃんのエロはよ

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) [sage]：2012/06/13(水) 17:45:46.09 ID:+4mxp/mAO

アストルフォちゃんでもいいけどホモは勘弁してくだしあ

35 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/06/13(水) 19:01:43.43 ID:Eq5lqesL0

よくよく考えれば、空間転移で精液を子宮に送り込める魔術師なら
処女懐胎は可能だよな…

36 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 19:24:44.43 ID:7KPqhsFm0

しかしこの主人公同性には評価高いのになぁ(アストルフォちゃん含む)
どうして女子相手には大河以外評価低いんだか

直後、キャスター感情判定
1に近いほど、「で？　それで？」状態

37 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/13(水) 19:25:13.18 ID:Q6hkRj1Z0

あ

38 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/13(水) 19:43:03.53 ID:6papSorK0

お、来たか

39 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/06/13(水) 20:37:28.30 ID:ZkEtmeR80

どうなるんだ……

40 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/13(水) 21:17:02.71 ID:J0n4ssE10

まだか

41 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 21:54:59.65 ID:+7UrWppPo

いまさらだけどさ、>>1は名前付けることで個々の主人公を区別つけやすくしようとしてるんだろうけど、逆に印象に残ってないから思い出しづらいんだよな

42 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 22:05:08.89 ID:6STWD8Rro

以前までがサブキャラばっかだったもんな

43 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 22:25:20.53 ID:7KPqhsFm0

選択：戦争中は自粛して頂きたい
判定8：貴方の過去の話

「……まあお前が俺を殺したい、と思うのは構いはしない。
　俺を殺そうとするのも……人様に迷惑を掛けない範囲なら大目に見てやる」

俺はため息混じりに、目の前のキャスターに向かいそう呟く。
彼女が俺を、俺に憑いているヤツを殺したいと思うのは別に不思議じゃあない。
ただ別に殺すのは構わないが、もう少し時間が欲しいのだ。

「けどよ、今は聖杯戦争中だ。しかもまだどうやら悪い子ちゃんが残っているご様子だ。
　……なら、せめてソイツを片づけるまでは待ってくれよ」

バーサーカー、と小さく俺は呟いた。
ランサーとは別に、現在人的被害を増やしているサーヴァントだ。
勿論、ソレがどれほど強大なサーヴァントか、昨日対峙した彼女ならばわかるだろう。

それがわかっているのか、キャスターの表情が硬くなる。
彼女は睨み付けるように俺を見つめると、そのまま短く口を開く。

キャスター「……マスター」

「あん？」

キャスター「何故貴方はその身に、その悪魔を宿してまで戦おうとするのですか？」

ああ、だが質問が来るとは俺にも完全に予想外だった。
しかし逆に考えれば今まで質問が来なかった方が不思議だったのだ。

――どうして一介の人間である俺があんなモノと契約したのか？

――アレがどういう存在なのか理解していて、なおアレに力を借りようとするのか？

それに疑問を持たない方がどうかしている。
沈黙は許さない。そういうように、キャスターはその瞳で俺を睨み付ける。

……あまり話したくはないのだけれど、話さなければ開放してくれないだろうな

44 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/13(水) 22:45:39.57 ID:J0n4ssE10

ああここから過去話に繋がる訳ですね

45 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 23:13:23.88 ID:7KPqhsFm0

「――さあな。誰かを見捨ててまで十年前の地獄から生還した、その代償かもしれねえな」

「死者500名を出した冬木大災害。そこで、俺とその誰かは死の間際だった」

焼ける空気。焦げる肺。
息をするたびに燃え尽きる己（おの）が命(せい）。

まるで地獄のような地獄の中、手を掴んだ誰かと、共に死の淵へ向かう俺。
揺れる灼熱の中、もはやその視界さえ、はっきりしない。

「――で、そのとき奴が現れた」

46 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 23:18:06.33 ID:7KPqhsFm0

――闇の中にソレはいた。
夜よりも暗い黒と、燃える炎よりも赤い三つ眼を携え、
吐き出すような灼熱の地獄にその、猫のような物が現れた。

“ほう。これはこれは――見苦しくも賢明に運命に抗おうとする、ああなんと醜くも美しい命だ”

“ふむ。面白く、興味深い。なるほど、君はここで死ぬ運命か――それは、実に惜しい”

それは面白い面白い面白いと三度人の言葉を漏らした後、
まるで死に至る俺たちを嘲るように、にぃいいっ、と耳まで裂けた口を吊り上げた。
悪魔のような笑みを浮かべながら、まるで教会の神父のように、優しい声でそれは語りかけてきた。

“今から君に、私は二つの運命を提示しよう――このまま運命に頭を垂れ無力に死すか、我と契約し運命に拳を上げ微力に死すか”

“当然のことだが、君に選択する権利はある。運命に従いここで死ねば、それから先にこれ以上の絶望は存在しない。
　そして、もう一つ。ここで生き延び、その果てに待つかもしれないさらなる絶望へ抗ってみるか――それには多少なりとも私も助力しようではないか”

それは俺の顔を覗きながら、謳うように悪魔の契約を口ずさむ。
囀るように、その邪悪は言葉を紡いでゆく。

47 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 23:19:45.15 ID:7KPqhsFm0

“但し、これは契約だ――勿論、対価は頂こう。そうだな。君の隣にいる彼女、彼女の運命と君の運命を取り替えることにしよう。
　何を驚いた顔をしている？　君は後30分で死に、彼女はその五分後救助される――そういう運命なのだよ。今は、ね”

途端に、俺の中で沸き上がるの誰かへの怒り。
共にこんな地獄で果てると思ったからこそ、この手を握ってあげていたのだ。
一人は寂しいだろうと思って、あの瓦礫の下から助けてやったのだ。

なのに、コイツは俺を裏切りやがって――っ！

俺の手を握った誰か。見知った誰か。幼馴染みかも知れないし、家族だったかも知れない誰か。
目の前の混沌は満面の嘲りを浮かべ、俺の耳元で甘い契約の言葉を漏らした。

“少年、君の意見を聞こう――何君が死ぬまでに時間はまだある。私達にとって、その程度瞬きも同然だ”

死にたくない。だから、俺は――

48 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/13(水) 23:26:51.06 ID:ZCwBKYBl0

うわぁ……

49 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/13(水) 23:30:46.04 ID:Q6hkRj1Z0

でもその女の子生きてたとしても結局言峰に我様の苗床にされてたって考えるとやるせないね…

50 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 23:36:09.96 ID:7KPqhsFm0

キャスター「……相変わらず貴方に宿るソレは、吐き気を催すような邪悪の権化ですね」

第一声がそれだった。
まあ別にアイツのイメージアップのための話でもなし、仕方ないと言えばそうだが。

「……そう邪険にしてやるなよ。アレが何かを対価に、願いを叶えるのはひどく稀なことだ。
　本来なら、アイツは破滅と絶望しか撒き散らさない最悪だ。俺は運良くそんなヤツの気まぐれに巡り会うことが出来たわけさ」

愚痴を言ってもどうにもならないさ、と首を横に振る俺。
それもそうですね、と仕方なさそうにキャスターも頷く。

キャスター「それでマスター。先ほどの話の続きですが――？」

「俺は今ここにいる――なら、結末まで語る必要はないだろ？　そう言うことだよ」

キャスター「ああ、つまりマスターが人を救おうとするのは――」

「罪と罰――だよ」

吐き出すように、俺はそう息を零した。
見知らぬ誰かへの贖罪とその誰かを犠牲にした俺への刑罰。
それが、俺が無貌の神を必要とする理由。だから、俺は――

キャスター「――マスター。貴方は、見た目よりは悪人でなかったようですね」

うなだれる俺の顔に、キャスターは聖職者のように初めて優しく手を伸ばしてくれた。

【キャスター《最悪》→《理解(最悪)》を入手しました】

51 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 23:37:23.93 ID:6STWD8Rro

コンビとしちゃ悪く無いな

52 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/13(水) 23:38:13.34 ID:J0n4ssE10

まずは一歩前進

53 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/13(水) 23:38:52.82 ID:Q6hkRj1Z0

ダンさんと緑茶ぐらいの関係にはなれたと思いたいけど…

54 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/13(水) 23:39:24.77 ID:7KPqhsFm0

夕方、俺は――

自由安価
↓３

55 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/06/13(水) 23:39:39.40 ID:ZkEtmeR80

こっからマルガリータルート行けるか？

56 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/13(水) 23:39:55.56 ID:J0n4ssE10

凛さんと会話

57 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/13(水) 23:39:58.25 ID:6STWD8Rro

同盟組で集まる

58 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/13(水) 23:40:11.97 ID:Q6hkRj1Z0

無貌の神とパトロール（）を

59 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/13(水) 23:42:14.51 ID:ZCwBKYBl0

くそぅ、また見ぬうちに選択が間に合わなかった……

60 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/14(木) 00:35:27.64 ID:/5Zj3VCL0

選択：同盟組で集まる

凛「それじゃあ、話をまとめましょうか。間桐くん、お願いするわ」

放課後。俺と慎二、そして遠坂は空き教室の一つを借り受け、
今後の方針について話し合うため、まず昨日互いの得た情報を交換していた。

慎二「僕に命令するな遠坂！　……まず、ランサーからでいいだろ。
　　　ランサー、フィン・マックール。破邪の槍、英知の指、治癒の掌を持つケルト神話の大英雄。
　　　まずこいつが街で事件を起こしていた第一の犯人だったわけだけど――」

凛「私のライダーの手により、始末された――だったわよね」

彼女の言葉に近くの椅子に座っていた桃色の髪の少女が、驚いたように反応する。
昨日、ランサーに一方的にやられていたあのライダーだ。

アレのことを話すか――俺は少しだけ身を固めて覚悟を決める。

ライダー「え？　あ、う、うん！　そうだよ！　あんな悪人、ボクの槍捌きでイチコロだったさ！」

しかしライダーは一言も昨日のことについて触れることはなかった。
……よく見れば手が震えている。ああなるほど、思い出したくもないのか。

そんな彼女の言葉に、ふぅん、というように慎二は話を続けた。

慎二「そして、先輩を襲った忍者のアサシン……これは遠坂は見たのかよ？」

凛「苦無の跡は確認したわ。ただ本当にアサシンがランサーの協力者か、
　　漁夫の利を狙ったマスターの差し金かはわからないけど」

どうやらあの後、俺が襲われた場所とやらに遠坂は向かったようだ。
そのときの状況から、今日の朝の俺への疑念が浮かび上がったのだろう。

61 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/14(木) 00:42:52.95 ID:/5Zj3VCL0

慎二「そして僕と先輩のキャスターが遭遇した黒鎧の騎士の姿をしたバーサーカーだな」

「全ての近接ステータスが最低Ａランク程度、そして手に握ったあらゆる道具を宝具化するバーサーカーか」

最後に残るのは、慎二とキャスターが戦ったヤツのことだ。
話に聞く限り、すべてが規格外の相手。

遠坂はかなり強力な英雄をわざわざバーサーカーで召喚したのだろう、と言っていた。
その分魔力消費量は莫大なモノで今回のバーサーカーによる被害も、
その維持を行うための魂食いの可能性が高いらしい。

凛「それで間桐くん、他にバーサーカーの正体に関して思い当たる内容はなかったかしら？」

慎二「無茶言うなよ遠坂！　流石の僕だってあのときばかりは死ぬかと思ったんだぞ！？
　　　……ただ何でも武器にする宝具は多分、あいつの逸話を宝具化したものじゃないか？
　　　例えば誰かの武器を使ったり、近くにある物で敵を倒した逸話を持つ英雄じゃないか、と思う」

なるほど確かにそんな明確な形を持たない宝具と言うことは、
英雄のエピソードの具現化した宝具の可能性が高いかもしれない。

非常に具体的な慎二の意見に、なるほど、と遠坂も頷いた。

凛「近くにある道具で、敵を倒した逸話を持つ黒騎士、ね……該当しそうな英雄はいるけど、
　　まだ確定させられるような内容じゃないわね」

例えばサー・ランスロットとか、と彼女はその後を続ける。

62 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/14(木) 00:48:42.21 ID:802zHhvd0

このメンツじゃ何スロットさんにアロンダイト解放されてしまったらハムスライス3年分が出来上がりそうだな

63 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/14(木) 00:49:47.70 ID:ZHEPv7Ed0

このバーサーカーってランスロットか
てっきりＡＳ基準のローランかと思ったよ

64 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/14(木) 00:50:12.70 ID:/5Zj3VCL0

さて大まかな情報はまとまった。
で、第一目標は現在進行形で被害を広げているバーサーカーのわけだ。

慎二「遠坂。どちらにしてもアイツを止めないと、昨日のランサーを倒した意味がないからな。
　　　早めにバーサーカーを討たないと、まだまだ被害が広がるぞ」

凛「……得体の知れない相手。三人で掛かっても正面からは止められそうになさそうね」

冷静な遠坂の意見。確かに、近接戦最強がキャスターという俺たちの戦力ではかなり厳しいモノがある。
セイバーがいればかなり違うのだろうが、残念ながら俺たちは最優の騎士には遭遇していないのだ。

すると残る手はかなり限られてくる。
その中で有効なモノはとなれば――

「と、なるとマスター狙い、か」

俺の言葉に、ため息を吐きながら遠坂は頷いた。

凛「あんまり使いたくない手だけど、昨日一日でも被害はそれなりだったから……最悪そうなるかも知れないわ」

慎二「そう言えば遠坂。ランサーのマスターは結局見つからなかったのかよ？」

凛「ええ。逃げられたわよ、完璧に。姿さえはっきり捉えられてないわよ」

「……だとしたら、そいつのことも考えなくちゃな」

逃げたランサーのマスター。
ランサーと協力関係の疑われるアサシン。
そして、強敵バーサーカー。

姿の見えないセイバーも含めて、課題は山積みだ。
とにかく今日も夜から、町を探索することが決まった。

それまで少し時間がある。

さて、誰と話そう？
↓３

65 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/14(木) 00:50:52.33 ID:Oyk2785AO

ライダー

66 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/14(木) 00:51:26.94 ID:hOQeH0Sko

ニャル子

67 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/14(木) 00:51:27.97 ID:3vSOuCbh0

にゃるこ

68 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/14(木) 00:53:56.02 ID:/5Zj3VCL0

直後ニャル子判定

奇数：帰宅中
偶数：まだ校内

69 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/14(木) 00:54:43.95 ID:ZHEPv7Ed0

えい

70 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/14(木) 00:54:53.02 ID:Oyk2785AO

ｪ

71 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/14(木) 00:56:16.94 ID:/5Zj3VCL0

判定5：帰宅中

再指定
↓３

72 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/14(木) 00:57:41.17 ID:/5Zj3VCL0

今日はここまでで

お疲れ様でした。

73 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/14(木) 00:57:42.73 ID:lTE8l8Cc0

凛さん

74 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/14(木) 00:57:46.77 ID:Oyk2785AO

ライダー

75 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/14(木) 00:57:47.33 ID:hOQeH0Sko

凛

76 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/14(木) 00:57:48.93 ID:kcqwU33AO

ライダー

77 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/14(木) 00:57:49.80 ID:l1aqnhZx0

凛

78 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/14(木) 00:58:10.44 ID:ZHEPv7Ed0

凛

79 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) ：2012/06/14(木) 01:00:29.85 ID:/5Zj3VCL0

選択：ライダー

では会話内容

自由安価(※ただし無貌の神に関する内容は、運命干渉判定が入ります)
↓３

80 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/14(木) 01:01:10.21 ID:/5Zj3VCL0

取り忘れ
安価なら下

81 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/14(木) 01:01:27.46 ID:3vSOuCbh0

本当はあれ嘘だろ？

82 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/14(木) 01:02:04.89 ID:l1aqnhZx0

ランサーを倒した君の力、バーサーカー戦でも期待してるよ

83 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/14(木) 01:02:25.60 ID:3vSOuCbh0

ランサーの件ね

84 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/14(木) 01:04:26.77 ID:/5Zj3VCL0

直後、ライダー感情判定
大成功以上のみ……

好印象：+1

85 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/14(木) 01:05:04.30 ID:Oyk2785AO

ヒロイン！

86 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]：2012/06/14(木) 01:05:37.23 ID:9JtzquGno

よくやった

87 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/14(木) 01:06:02.01 ID:l1aqnhZx0

ほんとに同性のコンマ運良いな

88 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/14(木) 01:07:39.74 ID:/5Zj3VCL0

判定0：ひろいん！

ライダー、貴方にのみ昨日の出来事について吐露します

ではお疲れ様でした
短いですが今日はここまでです　
途中寝てしまってすみませんでした

お休みなさいです

89 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/14(木) 01:09:27.55 ID:Oyk2785AO

乙
お嫁さん！

90 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/14(木) 01:10:47.05 ID:l1aqnhZx0

乙でした

91 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]：2012/06/14(木) 01:11:51.51 ID:9JtzquGno

乙

92 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/14(木) 01:13:37.89 ID:Oyk2785AO

ところでやっぱりバサカはロランでいいよな？
けど宝具違う？

93 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/14(木) 05:53:15.42 ID:b5pv9j8d0

ローランは宝具化スキル持ってないし寝取り騎士がバサカかと

94 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/14(木) 06:20:35.59 ID:b5pv9j8d0

今wiki見てきたら劣化ランスの宝具持ってたわ
アストルフォの笑顔曇るでこれは

95 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/14(木) 10:29:31.09 ID:Oyk2785AO

マインドブレイクアストルフォちゃん！

96 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/14(木) 11:33:41.62 ID:56INk1OH0

wiki見たけどローランのランスロット劣化宝具がわからない…

97 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/14(木) 12:40:22.54 ID:kcqwU33AO

劣化ランス宝具があるのは僕鯖の方のwiki
まぁ、実際バサカが登場するまで断定は出来ないな

98 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/14(木) 12:48:25.60 ID:QT7lNee80

>>97
僕鯖の方か。教えてくれてありがとう！

99 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/14(木) 14:23:56.37 ID:Oyk2785AO

多分オーナー宝具は、騎士は無形の太刀にて勝利せん《ファントムソード・オルランド》じゃないか？

100 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/14(木) 15:03:24.47 ID:lTE8l8Cc0

ローランが手にした物がなんであれＡランク宝具になるて言うのだな
だだランスロットのように武器を使いこなすスキルは無く振り回すか投げるようにしか
使えない感じだな

101 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/14(木) 21:13:42.50 ID:kvU4fey20

今回の貴方は女神転生的な感じだな

102 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/14(木) 21:53:36.92 ID:5bVqu1bU0

ニュートラルが貴方にとって一番幸福だけど一番攻略が難しいって訳か

103 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/06/16(土) 00:48:25.55 ID:jcFmopUw0

あ

104 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 01:29:45.85 ID:n1hgPLJV0

ちょっとだけ

105 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/16(土) 01:30:11.40 ID:sAUoGKvHo

ほう

106 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/06/16(土) 01:30:25.40 ID:cx4FuFjh0

ういーす

107 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 01:35:11.06 ID:n1hgPLJV0

選択：ライダーと会話
選択：ランサー戦の話と、バーサーカー戦への期待
判定0：ひろいん！

さて、どうしようか。
そういえば……ライダーと話したことはなかった。
昨日、俺のあの姿を見たのはアイツだ。
彼女自身どれほどアレを理解しているのか、把握できるなら把握しておきたい。

ライダー「あれ、なんだったのさ……なんで、どうして……」

ライダーは近づいてくる俺になど、意識の内に入っていないようだ。
汗ばんだ手はふるふると震えていて、表情はひどく強ばっていた。
ある程度予想は出来ていた物の、思った以上にひどいことになっている。

「……おう、ライダー」

ライダー「ひぃっ！」

ため息混じりに、俺はピンク色の髪の彼女に、そう声を掛けた。
途端驚いたように彼女は飛び上がり、周囲にきょろきょろと眼を向ける。

108 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 01:36:26.96 ID:n1hgPLJV0

ライダー「え、えっ！？　あっ、え、えっと君は……」

「八雲麻尋……キャスターのマスターだ」

頭をかきながら、俺は自己紹介をする。
しっかし無貌の神の姿とはいえ、元々が俺だからそこまで露骨に怖がられるとなあ……

ライダーは蝶の髪飾りを揺らして、こちらの方に顔を向けた。

ライダー「え、あ、うん！　そうだった……そうだったね！
　　　　　それで、ボクに何か用かな？」

「いや、調子悪そうだなお前。どうした？　あのランサーを一人で倒したんだろ？
　アーチャーとかはあまり評価してなかったみたいだけど、お前結構やるんじゃねえか。
　このままバーサーカー戦も期待しているぜ？」

ライダー「……」

「あ？　どした？」

その言葉に途端に黙り込むライダー。
まずい。不自然なことを言ってしまったか？
まさかあの正体が俺だとは早々気づかれないだろうが、万が一でも気が付かれてしまったら厄介だ。

109 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 01:41:10.24 ID:n1hgPLJV0

そう考えている俺の袖を、ぎゅっ、と誰かがつかんだ。
ん？、と俺は思考の底から顔を上げる。
小さく震えるような指先で、ライダーが俺の制服の袖をしっかりと掴んでいた。

ライダー「……ちょっと、来て」

「ひっぱんな、服が伸びる……で、どうした？　その様子、ただ事じゃねえんだろ？」

ライダー「実はさ……」

ライダーは吐き出すように掠れた声で、小さくあの夜の顛末を囁いた。
当然、その内容は俺も知っている。けれど、八雲麻尋は初めてこの話を聞くのだ。
気取られてはいけない。

俺はその緊張を、話におびえたように振る舞い、唾と共に呑み込んだ。

「……どういうことだよ、ソレ」

ライダー「ボクにも分からないよ……あんなの見たことも聞いたこともないよ！」

小さな、けれどそれは確かに悲鳴だった。
間違いなくあの一件は、ライダーの精神に影響を与えているらしい。
キャスターと比べて、と思ってはみるものの、
キャスターには『殉教者の魂』という対精神干渉スキルがあったことを思い出した。

110 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 01:43:40.45 ID:n1hgPLJV0

それにキャスターは俺の正体を知っている。
未知に比べれば、既知の怪物などなんら畏れることは無い。

それよりも確認するべきは、今俺の情報がどこまで知れ渡っているか。
それについて、だ。

「……まだ、遠坂とかには言ってないのか？」

俺の言葉に、こくんとライダーは桃色の髪を揺らして頷いた。

ライダー「君が、最初だよ……ボクだって、忘れたいくらいなんだ。
　　　　　でも忘れらないの！　あの眼、あの貌……あの笑い……忘れたいと思っても、頭から離れないよ！」

「……」

じゃあ何で俺には話すんだよ……これも運命干渉とやらによるものか？
まあ、情報が漏れてなかったのはありがたい。

最悪記憶を弄るという方法もあるが、
遠坂のような上位の魔術師やサーヴァントのような高位の存在にどの程度有効なのかもわからない。

それも考えると、できるだけ穏便に済ませたいところだ。

ライダー「……ねえ、ボクはどうすればいいのかな？」

１．……何かあれば力になる。相談してくれ。
２．悪い夢だったのさ。忘れろよ。
３．自由安価

↓３

111 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/16(土) 01:44:46.21 ID:EpP2vAu10

１

112 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/16(土) 01:45:16.95 ID:ZeIZvcwPo

１

113 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/16(土) 01:45:18.95 ID:sAUoGKvHo

114 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 02:10:18.78 ID:n1hgPLJV0

選択2：悪いだったのさ。忘れろよ。

「……きっと、お前が見たのは悪い夢だ。だから、忘れた方がいい」

俺は静かにそう口を開く。
つらい記憶なら、忘れておいた方がいい。
わざわざそんなこと、覚えておく必要はない。

けれど、昨日の悪夢を忘れることなど難しい。
そしてその記憶はライダーを苛む苦痛となるであろう。

……一時しのぎにしかならないことはわかっている。
きっとまたあの姿を見せてしまえば、同じようにライダーの記憶の底に眠るアレを思い出させてしまう。

それを承知して、彼女の記憶を改竄してしまうべきか？

俺は記憶を――
１．操作する
２．操作しない
３．他の方法を考える？

↓３

115 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/16(土) 02:11:12.43 ID:sAUoGKvHo

116 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/16(土) 02:11:55.22 ID:EpP2vAu10

２

117 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/16(土) 02:17:04.53 ID:+2OHfN7K0

118 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/16(土) 02:17:18.21 ID:9CwTsSQAO

３キャスターに頼む

119 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 02:43:29.41 ID:n1hgPLJV0

選択2：改竄を行わない

……いや、やめておこう。

安易な記憶操作は、必ずどこかで障害が出る。
ライダーには悪いが、堪えて貰うことになる。

ライダー「……わかった。話、聞いてくれてありがと」

そう言って彼女は弱々しい表情で、それでもしっかり強く微笑みを浮かべた。
まったく、申し訳ないとしか言いようがない。
ならば、せめて何かあれば話くらいは聞いてやらないとな。

「力になれず、すまんな。……話くらいなら、聞いてやるよ」

ライダー「……うんっ！」

その言葉に、小さくライダーは頷いた。

【ライダー《信頼できる仲間/(異形の怪物)》→《信頼/(悪夢)》を入手しました】

さて、夜今日は――
１．遠坂達と共に索敵を行う
２．本日は帰宅する
３．自由安価

↓３

120 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 02:43:55.66 ID:n1hgPLJV0

ここまで
おやすみなさいです

121 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/16(土) 02:44:58.79 ID:4Gj2+dkDO

122 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/16(土) 02:44:59.57 ID:sAUoGKvHo

123 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/16(土) 02:45:09.76 ID:ZeIZvcwPo

１

124 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/16(土) 11:36:36.44 ID:Da/Vx/Aw0

あー、貴方のアストルフォちゃんの目星判定はしてなかったのか…

125 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 16:09:05.74 ID:n1hgPLJV0

「よぉ、てめえら。久しぶりだな。オレだよ、日本武尊様だ」

「さて今回の聖杯戦争、バーサーカーとセイバー、
　そしてそれ以外のサーヴァントではかなりの戦力差が開いちまってる」

「つまりこの２騎を相手どって、他のサーヴァント連中が単独でやり合うことは、まっ、ほとんど無理に近けえ。
　つーかバーサーカーはライダー、アーチャー、キャスター３騎揃っても難しいんじゃねえかな？」

「もちろん如何に蕃神とはいえ、この２騎に単独で挑むのは諦めた方が特だ」

「それとバーサーカーは、初遭遇時のライダーの生死で決定されるぜ。
　まあどちらも脅威度はほとんどかわらねえけどよ。
　まっ、オレみたいな可愛い子がいじめられるのがお好きという変態がいれば、是非とも生存させることをお勧めするよ」

「んじゃあ、口上もここまでに。そろそろ噺を再開しようじゃねえか。
　――早速、運命のシナリオ分岐から再開だぜ？」

……………………………………………………

「……おい……ちょ……マ、マスター……まだカメラ、まわって……んっ！」

はじめますん

126 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 16:15:40.46 ID:n1hgPLJV0

選択2：本日は帰宅する

そう言えば、今日は先にアイツを帰宅させたのだった。
気が付けばもう七時になりそうだ。
長時間アイツを一人にしたら何をしでかすかわかったものではない。

しかしそうなると今日の探索は、慎二と遠坂だけで行うことになる。
果たして昨日のランサー以上の実力を持っていそうなバーサーカー相手に、
こいつらだけで残れるかと言えば……少し怪しそうな匂いがする。

となれば、キャスターには昨日と同じようにアイツらについて貰うべきか？

キャスターには――
１．慎二達について貰う
２．まあ大丈夫だろう。連れて帰る。
３．自由安価

↓３

127 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/16(土) 16:16:49.94 ID:Da/Vx/Aw0

喰奴貴方はこの先どうなることやら

128 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/06/16(土) 16:19:06.15 ID:H5FC0uAFo

１

129 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/16(土) 16:20:00.10 ID:9CwTsSQAO

１

130 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/16(土) 16:20:19.89 ID:ZeIZvcwPo

１

131 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 16:25:16.06 ID:n1hgPLJV0

選択1：慎二達について貰う

「悪い。慎二、遠坂、今日は俺、帰らせて貰うことにするわ。
　ちょっとあいつ一人にしとくと何しでかすかわかんねえからなぁ。
　……キャスター、今日もこいつらについてやってくれないか？」

キャスター「わかりました、マスター。では、何かあれば令呪でお呼び出しください」

キャスターは何事もなく、こくりと頷いた。
昨日は反対していた遠坂も、朝のやり取りからか、
こちらに冷たい視線を向けているものの、否定的な意見を出すことはない。

「ああ、お前も。何かあったら、パスを通して連絡をくれ」

キャスター「了解です――それではまた後ほど」

おう、また後で。
俺は鞄をひっつかんで、空き教室を後にする。
さて、早いところ戻らなければまた家がどのような幻夢境に改造されていることやら。

直後、ニャル子判定

132 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/16(土) 16:28:45.15 ID:ZeIZvcwPo

えい

133 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/16(土) 16:28:48.53 ID:9CwTsSQAO

ヘイ！

134 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/16(土) 16:42:47.77 ID:Da/Vx/Aw0

家政婦としていろいろ名状し難き奉仕種族が働いてるおうちとかSAN値がいくらあっても足りないな！

135 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 18:06:43.13 ID:n1hgPLJV0

判定5：普段通りにかわりなく

「……ただいま」

無貌の神「麻尋さん！　お帰りなさいませ！」

俺を出迎えたのは元気そうな少女の声とよく覚えのある食欲を誘う刺激臭だった。
そう言えば、久しぶりだな。この料理は。

「この香り……カレーか？」

無貌の神「はい。麻尋さんは今日遅いだろうと思って煮込んでました」

おたまで、時々鍋を底からかき混ぜながら、銀髪の少女は俺の質問に元気よく答えた。
まあそれよりも俺にとっては中に入っている肉が、
ちゃんとした人の食べ物なのかという方が重要なのだが。

「はんっ……で、当然食える肉だろうな」

無貌の神「当然です！　仏の顔も三度まで！　私に貌はありませんが、同じ過ちを繰り返すニャルラトホテプではありません！
　　　　　今日はちゃんとお肉屋さんで買って来た鹿児島産の牛肉です！　証拠ならこのトレイに！」

流しに置かれた発泡スチロールのトレーを見せる少女。
ああなるほど。今回はちゃんと地球産の牛肉を使ってくれているな。

「いつもそうしてくれれば、俺も安心して食えるんだけどなぁ……」

さて、カレーが出来るまで少々時間が掛かりそうだ。

その間俺は――
１．無貌の神と話す
２．キャスターとの念話を行う
３．少し寝る
４．自由安価

↓３

136 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]：2012/06/16(土) 18:09:01.48 ID:IMWTQOgAO

１

137 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/06/16(土) 18:09:32.67 ID:nV75EXbS0

138 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/16(土) 18:09:45.51 ID:Da/Vx/Aw0

１
弁当の時もそうしてくれと

139 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 18:47:58.29 ID:n1hgPLJV0

選択1：無貌の神と会話

それにしても毎度のこと思うんだが、ちゃんとまともな食材で料理ができるはずなのに、
どうしてコイツは馬面の巨鳥の肉などといった意味不明な食材を使うのだろうか？

それさえなければ俺も安心してコイツの食事を取ることができるというのになぁ。

「まったく、それを昼飯もやってくれりゃあ食べてやんのによう」

無貌の神「いくら麻尋さんの頼みであっても、私のキャラクタリゼーションのためにそれを譲るわけには！」

「てめえのキャラ付けのために何で俺がマズメシを食わされなきゃならんのだ」ｻﾞｸｯｻﾞｸｯ

無貌の神「ううっ……今時ツンデレ系主人公なんて流行りませんよ麻尋さん……」

「悪いがツンもデレもねえよ」ｻﾞｸｯ

無貌の神「あべしっ！」

お前はどこのモヒカンだ。
とりあえずこちらとしては、まともな料理ならば食してやるという意思は伝えた。
これで少しでもコイツがまともな料理を作るように心がけてくれればよいのだが……

そろそろ時間だ。
さすがにまともなカレーができあがっていると思うが。

さて、できあがったカレーは……？
直後カレー判定
５以上で普通

普通の材料：+1
無貌の神：-3

140 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/16(土) 18:48:38.31 ID:sAUoGKvHo

ほい

141 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) ：2012/06/16(土) 18:49:07.36 ID:IMWTQOgAO

ん

142 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/16(土) 18:59:24.03 ID:Da/Vx/Aw0

ニャル子はメシマズ嫁っと

143 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 19:01:27.31 ID:n1hgPLJV0

判定1：SAN直葬

「……おい、こら」

皿に盛りつけられたソレを見て、
俺は正面に座る銀髪の少女の頭を鷲掴みにする。

無貌の神「何でしょうか、麻尋さん」

だらだらと冷や汗を流しながら答える無貌の神。

「本当にお前、普通の食材を使ったんだよな？」

無貌の神「私の信奉する神に従い、その発言に間違いはありません！」

「異議あり！　じゃあなんだこの物体！？　どう見たって食いもんですらねえだろこれ！？」

ニャルラトホテプがカレーと言い張る皿の上に乗っていたのは――

直後、カレー判定
1：ミ＝ゴ
2：ショゴス
3：古のもの
4：ジャイアントホワイトペンギン
5：無形の落とし子
6：黒山羊
7：クトゥルーの落とし子
8：ティンダロスの猟犬
9：アブホースの落とし子
0：アザトゥースさん

144 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/16(土) 19:01:40.25 ID:OFVbCjhNo

ｎ

145 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/16(土) 19:04:02.25 ID:Da/Vx/Aw0

なんてこった！食べ物が食べる者になってしまった！

146 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]：2012/06/16(土) 19:11:13.17 ID:ZlJPMPt3o

n……ネクロノームか

147 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/16(土) 19:18:26.89 ID:oLTsdmy80

どうやったら鹿児島産牛肉で無形の落とし子ができるんだｗｗｗｗｗｗ

148 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]：2012/06/16(土) 19:23:58.12 ID:IMWTQOgAO

鹿児島ってすげー！

149 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 19:25:34.75 ID:n1hgPLJV0

判定5：無形の落とし子

さて、皿の中でぷるぷると震えている真っ黒いタール。

地中奥深くにいらっしゃるトトr……ツァトゥガァ様のお子さんの、
無形の落とし子さんでいらっしゃいます。

いや、まずいからこれ。

抉るように覆った場所の人肉を食べる怪物とかヤバイから。

「……どうすんだよこれ」

無貌の神「難しいことは考えず、排水溝に流しちゃいましょう！」

それ絶対下水道で分裂して大繁殖する流れですよね。
ああしかしこれマジでどうするんだ？

ため息を吐きながら、皿を見下ろす俺の前で、
ごぼりと中身の黒いタールに盛り上がり、作り上げたのは……口？

無形の落とし子“……………食うか？”

「食うかぁ―――――！」

直後、キャスター組状況判定　

150 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/16(土) 19:26:05.33 ID:0cbOPGs/o

151 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/16(土) 19:29:01.22 ID:j0h6bjn90

あっちもこっちもやばば

152 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/16(土) 19:32:15.81 ID:Da/Vx/Aw0

喰奴貴方はほんと神話生物と仲がいいですね

153 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 20:00:12.69 ID:n1hgPLJV0

直後、さらに判定

分断されたのは？
奇数：キャスター
偶数：慎二

154 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/06/16(土) 20:00:37.19 ID:yt/ACHDUo

おうふ

155 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/16(土) 20:12:47.77 ID:8/bInHGV0

キャスター！？

156 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 20:47:00.03 ID:n1hgPLJV0

判定9：キャスター

キャスター“……マスター、申し訳ありません。
　　　　　　アサシンに、ライダー達と分断されました”

緊張に満ちたキャスターの声。
俺は黒いタールに満ちた皿を放り出すと、そのまま玄関へと駆け出す。
麻尋さん！　と背後から少女が声を投げてくるが、
俺は待機してろ、と怒鳴り、そのまま外へと飛び出した。

「状況は！？」

キャスター“……アサシンは私が、ライダー達はセイバーと交戦中です。
　　　　　　こちらは何とか致します。マスターはセイバーの方へ向かってください！”

アサシンは任せて、セイバー達の援護へ向かえというキャスター。
だが果たしてキャスター単騎であのアサシンに太刀打ちできるのか――？

ならば、令呪を使って呼び戻すべきか？
だがその間にアサシンがセイバーと合流する可能性もある。
そうなれば、果たして俺たちが到着するまでに慎二達が耐えられるか――

俺は――
１．令呪を使い、キャスターを呼び戻す
２．キャスターを助けに行く
３．アサシンをキャスターに任せ、セイバーの方へ向かう
４．自由安価

↓３

157 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/06/16(土) 20:48:39.34 ID:JhbrFMpBo

頼むぞキャスター、無理はするなと３

158 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/16(土) 20:49:30.14 ID:ypITCDbj0

キャスターを信じ３

159 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/16(土) 20:50:01.08 ID:jthQvGbQ0

３

160 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]：2012/06/16(土) 20:50:45.22 ID:IMWTQOgAO

３

161 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 21:29:46.49 ID:n1hgPLJV0

選択3：アサシンをキャスターに任せ、セイバーの方へ向かう

「……キャスター、アサシンを頼む。
　俺はセイバーの方へ向かう。何かあれば、令呪を使わせろ」

キャスター“はい、マスター。御武運を――」

そう言って、キャスターは連絡を切る。
どうやらあちらはあちらで、本格的に戦闘が始まったようだ。

しかし、だ。人の脚とはこんなにも遅いモノか――
この調子なら間に合いそうにねえ。

なら、簡単な話だ。

「――おい、出番だ。働けよ、無貌の神」

静かに沈む夜に、俺は白い霧を吐き出した――

直後、キャスター状況判定
スペック差：-1

さらに直後、遠坂組状況判定
サーヴァント複数：+2
ステータス差：-3
？？？：-2

162 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/06/16(土) 21:30:23.57 ID:JhbrFMpBo

ちょんわ

163 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/16(土) 21:31:03.89 ID:sAUoGKvHo

ほい

164 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/16(土) 21:32:48.03 ID:n1hgPLJV0

判定6：やや拮抗
判定6：やや拮抗

とりあえずここまででお願いします

165 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/16(土) 21:58:15.63 ID:ofGH9HTM0

乙ー

166 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/06/16(土) 21:58:40.41 ID:nV75EXbS0

乙

167 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/17(日) 05:52:11.12 ID:qyBaTs790

落し子さんはこの貴方のペットになるのか…SAN値直葬ってレベルじゃないな

168 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) [sage]：2012/06/17(日) 10:00:45.67 ID:L3nxzykAO

そういえばもしバーサーカーがローランだったら
アストルフォの宝具活躍のチャンスがあるのかな？

169 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/17(日) 22:33:44.76 ID:AbEL2wr00

直後貴方到着判定

170 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/17(日) 22:34:00.33 ID:aAzdaDjWo

ほい

171 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/17(日) 22:39:07.42 ID:qyBaTs790

ガウェガウェ

172 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/17(日) 22:43:27.43 ID:AbEL2wr00

判定3：到着までにもう２ターン必要

――だが、遠い。

屋根を足場に、街灯を避け、闇を這う獣と化してもセイバーの方へたどり着けそうにない。

「くそっ！」

思わず、舌打ちをする。
焦燥が嘲り笑うように、脚を急き立てる。

ああ畜生。あのときついていればよかった！

でも後悔するには遅すぎる。諦めるには早すぎる。
風を切り、冷気を裂き、ただ前へ前へ脚を進める。

２ターン目
直後、キャスター状況判定
スペック差：-1

さらに直後、遠坂組状況判定
サーヴァント複数：+2
ステータス差：-3
宝具：-2

173 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/17(日) 22:43:52.32 ID:qyBaTs790

あうん

174 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/17(日) 22:43:54.82 ID:aAzdaDjWo

ほい

175 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/17(日) 22:45:06.54 ID:qyBaTs790

コンマ低すぎェ…

176 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]：2012/06/17(日) 22:46:27.57 ID:aTIpI0c4o

ファンブったか

177 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/17(日) 22:50:15.57 ID:AbEL2wr00

直後、アサシン判定

奇数：このまま戦闘続行
偶数：宝具開放

さらに直後、セイバー攻撃判定

奇数：ライダー
偶数：アーチャー

178 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/17(日) 22:50:49.89 ID:aAzdaDjWo

ほい

179 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/06/17(日) 22:51:32.62 ID:AxmMARiLo

ｊ、。

180 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/06/17(日) 22:51:35.79 ID:Q4EfS9bao

てい

181 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/17(日) 22:55:32.21 ID:AbEL2wr00

では、まずキャスターから

直後キャスター負傷判定
1or2：生存判定
3に近いほど重傷、9に近いほど被害無し

聖霊の加護D+：+1
ファンブル：-2

182 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/17(日) 22:55:55.70 ID:aAzdaDjWo

ほい

183 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/17(日) 22:59:13.71 ID:qyBaTs790

まさかのカウンター

184 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/17(日) 23:02:09.22 ID:AbEL2wr00

判定0：令呪使用判定

――駄目だ。このままじゃ、間に合わねえ！

この調子だと、たどり着いた頃には俺一人では手に負えなくなっている可能性がある。
だったら、強襲する戦力は多い方がいい。

こうなったら――

１．令呪を使用し、キャスターを呼び出す
２．令呪を使用しない

↓３

185 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/17(日) 23:02:36.40 ID:aAzdaDjWo

186 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/17(日) 23:03:47.26 ID:qyBaTs790

187 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/17(日) 23:07:20.37 ID:QbsAVQ4AO

１

188 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/17(日) 23:40:38.22 ID:AbEL2wr00

選択1：キャスターを呼ぶ

「『来い、キャスター！』」

夜の暗闇を、光が走る。
それとほぼ同時に疾走する俺の真上に、見慣れた修道服が映る。

――よりによって、そんなとこに出現しますか！　アンタは！

まったく、と俺は走りながら、空中から降ってきた彼女を受け止める。
状況の把握に一瞬、キャスターは周囲へ目を走らせるが、
覗き込む俺の貌を認識した瞬間、その手にどこからか取り出した十字架を握りしめた。

「十字架を振りかざすな！　俺だ、キャスター！」

その声にようやく気がついたのか、キャスターは表情は変えなかったが、
手に握っていた十字架を消失させた。

キャスター「……マスター、ですか。相変わらず、吐き気を催すほど不快感を煽る貌ですね。
　　　　　　ですが、ありがとうございました。アサシン相手に、不覚を取っていたところでしたので」

どうもキャスターも芳しくない状況下にあったようだ。
さっきの令呪、ちょうど運のいい時に使われたらしい。

「そりゃよかった。悪いが、このまま慎二んとこ向かうぞ」

キャスター「了解しました、急ぎましょうマスター」

疾走する俺の腕に抱かれたまま、キャスターは頷く。
そして彼女は霊体化し、身軽になった俺はさらにその脚を早めた。

189 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/17(日) 23:43:59.07 ID:AbEL2wr00

直後、アーチャーダメージ判定

偽臣の書：-1

190 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/17(日) 23:44:01.78 ID:JsXv++nP0

てい

191 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 00:09:17.93 ID:MMOZ6xzw0

判定7：軽傷

凛、令呪使用
ライダーの戦闘判定に+3補正

３ターン目直後戦況判定

サーヴァント複数：+2
ライダー、令呪強化：+3
アーチャー負傷：-1

ステータス差：-3
宝具：-2

セイバー有利：-1

計：-2補正

192 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/18(月) 00:09:25.79 ID:4fLTBWZa0

てい

193 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/06/18(月) 00:11:53.29 ID:CK5ngV0R0

また成功

194 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 01:16:38.90 ID:MMOZ6xzw0

判定7：持ちこたえた

――セイバーの切っ先が神亀の腕当てを砕き、アーチャーの右腕を半ばまで切り裂く。

勿論、距離は離していた。しかしセイバーはその距離を瞬く間に詰め込んだ。

アーチャー「ヌゥッ！！」

小さく呻り声を上げ、アーチャーはセイバーを睨み付ける。

ボロ切れのようにはためくマントを羽織った、燃えるような大剣を振るう、無口な若い男。
灰銀の髪と高潔さを帯びた力強い瞳が、アーチャーの心の随を射抜く。

その男は、まるで御伽噺に出てくる勇者のようであった――

シグルド/ジークフリート――北欧神話に登場する悪竜(ファフニール/ファーフナー)殺しの大英雄。

全身に浴びた竜の血により不死身の体を、手に入れたアンドヴァリ/ニーベルングの指環により富と財をなす。
しかしクリームヒルトとブリュンヒルデの愛憎に満ちた策略の末、
彼はハーゲンの手により、その命を落とした悲劇の主人公。

そのセイバーの全身覆う竜の鱗の如き防御膜――『竜血鋼鱗(ドラグーン・シュラウド)』。
この鋼鉄の如き防御膜により肩甲骨の隙間以外は単純な物理攻撃では、彼に傷一つ負わせることは出来ない。

195 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 01:17:20.45 ID:MMOZ6xzw0

当然、アーチャーもセイバーの正体がわかった時は、そこを狙うつもりであった。
だがそれがすぐに不可能であることに気が付いたのだ。

圧倒的なステータス差。最優にして、最強のサーヴァント、セイバーの実力。
それはアーチャー、ライダーの二騎程度では覆すことの出来ない、明確な差であった。
事実、今セイバーは前衛のライダーを軽々と突破し、後衛のアーチャーの元へ速やかに踏み込んできたのだ。

十分な近接能力を持たないアーチャーでは、もはやどうしようもない。
このセイバーの力では神亀の甲羅といえ、その辺の甲冑と大差ないであろう。

アーチャー「まさかこのワシが彼の高名な悪竜殺しの英雄と相見えることになるとはのぅ。
　　　　　　……守護者上がりの英霊には、少々無茶な注文じゃったなぁ」

どこか、諦めように呟くアーチャー。
もしこの場にキャスターがいたとしても、あまり大勢に影響はなかっただろう。

まるで最後だと言うように、その目に映る燃えるような大剣を看取り――

196 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 01:17:53.90 ID:MMOZ6xzw0

凛「『ライダー！　アーチャーを助けなさい！』」

同時に、アーチャーの目の前をランスが走る。
横から割って入ったそれが、セイバーの剣を大きく弾いた。

ライダー「てりゃぁあ！」

かけ声を上げて桃色の髪の聖堂騎士が振るったランスの一撃が、
令呪のバックアップを受けて、セイバーをアーチャーから引き離す。

セイバー「……」

それを表情変えることなく、無言のままセイバーは受け止めた。
しかし先ほどまでとその視線の先は異なった。その瞳が捉えたのは、アーチャーではなくライダー。
セイバーは令呪のバックアップを受けたライダーを、より順位の高い脅威として認識したのだ。

197 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 01:20:59.42 ID:MMOZ6xzw0

セイバーはライダーに向け、剣を振る。高ランクのステータスから繰り出される斬撃。
本来ならランスごと斬り捨て、ライダーの身体を引き裂いてもおかしくない一撃。
避けることなど、赦さない。

それを、何とかライダーは受け止めた。

ライダー「くっ……うっ……っ！」

衝撃が、大気を振るわせる。
受け止めた腕が、みしみしと音を立てて軋む。
今にも折られそうに、ランスが曲がり始める。

長くは持ちそうにない――

ついに令呪の効力が切れる。
途端、ライダーを支えていた力が失われる。
崩れる拮抗、振り下ろされる剣。

そして――

彼が見たのは、
１．燃える瞳を宿した無貌
２．人の背丈ほどもある十字架

↓３

198 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/18(月) 01:21:36.61 ID:Ihk33VIAO

199 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/18(月) 01:21:46.06 ID:R6tPyAec0

200 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/18(月) 01:21:51.35 ID:4fLTBWZa0

１

201 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/06/18(月) 01:22:31.54 ID:CK5ngV0R0

２

202 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/18(月) 01:23:25.43 ID:y3xsJVVAO

ジークフリートキタ！

203 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 01:24:56.39 ID:MMOZ6xzw0

選択1：無貌の神

直後、遠坂慧眼判定
大成功以上のみ

天才(五大元素)：+1
キャスターに同行：+1

204 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/18(月) 01:25:12.17 ID:4fLTBWZa0

てい

205 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/18(月) 01:26:09.77 ID:R6tPyAec0

お

206 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/18(月) 01:28:03.53 ID:648+NSq80

節穴じゃない凛ちゃんさんだ

207 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 01:28:27.77 ID:MMOZ6xzw0

判定9：正体に気がつく

直後、遠坂感情判定

天才(五大元素)：+1
正体に気がついた：+1
無貌の神：-3

その下、間桐慎二感情判定
無貌の神：-3

さらに直後、セイバーのマスター感情判定
無貌の神：-3

208 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/18(月) 01:28:31.19 ID:4fLTBWZa0

てい

209 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/18(月) 01:28:43.48 ID:Ok/AcIkLo

ほい

210 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/06/18(月) 01:28:49.23 ID:ETPtNAHro

ｎ

211 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/18(月) 01:28:49.94 ID:Ihk33VIAO

あ

212 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/18(月) 01:29:27.03 ID:0bOXwo1eo

えい

213 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/18(月) 01:31:33.76 ID:Vk5ineZx0

流石綺麗なワカメ

214 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/06/18(月) 01:32:59.55 ID:CK5ngV0R0

セイバーはジグルドか。
ベオさんだったらASのように城が殴り壊されそうでヒヤヒヤしたぜ。

215 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/18(月) 01:33:00.30 ID:R6tPyAec0

よかった味方側は安定か

216 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/18(月) 01:35:16.58 ID:R6tPyAec0

問題はセイバーのマスターは綾香か美沙夜かどっちだ？

217 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/18(月) 01:35:46.79 ID:eZGR5Wj00

セイバーをバーサーカーにぶつければ強敵２人の内どちらかが落ちるんだけど

218 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/06/18(月) 01:38:31.15 ID:CK5ngV0R0

考えてみたら殴り壊されはしないけど、焼き尽くされる可能性が大いに出てきたｗｗ

219 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 01:41:42.19 ID:MMOZ6xzw0

判定8：わりと高評価
判定5：恐ろしいモノだが、逃げはしない
判定1：SAN値チェック失敗、敵認定

――闇の爪が踊る

――燃える瞳が舞う

――貌のない夜が嘲笑う

吐き出すような邪悪がまるでピエロのような笑みを浮かべ、セイバーの身体を吹き飛ばす。

人外の力。それはたやすくセイバーをライダーから引き離した。

それは鋭いかぎ爪の付いた無骨な手で顔を隠しながら、
あのときと同じようにその隙間から燃え上がるような眼で桃色の髪の騎士を見下ろす。

赤い瞳。ピエロのように裂けた口――それはライダーが今まで見たこともない、異形の怪物であった。

その貌は、まるで夜空に浮かんでいる嘲る三日月のようだ――

220 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 01:47:50.54 ID:MMOZ6xzw0

ライダー「……あ、ああああ…………ああっ！」

その眼、その口、その貌――その全てに、ライダーは恐怖を抱く。

あのときと同じように正体不明の悪夢は、彼の心に――

凛「――礼を言います、八雲先輩」

ライダー「――え？」

――己のマスターの口から出た名前に不思議と声を出してしまった。

貴方は――
１．振り向く
２．振り向かない

↓３

221 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/18(月) 01:48:11.65 ID:R6tPyAec0

２

222 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/18(月) 01:48:47.57 ID:R6tPyAec0

２

223 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/18(月) 01:49:14.77 ID:R6tPyAec0

２

224 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/18(月) 01:49:15.95 ID:y3xsJVVAO

１

225 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 01:50:25.70 ID:MMOZ6xzw0

ここまでです
おつかれさまでした

226 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/18(月) 01:53:18.20 ID:Vk5ineZx0

乙でした

振り向いてまたSANチェックとか笑えないよね！

227 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/18(月) 01:55:00.26 ID:R6tPyAec0

乙でした

228 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/18(月) 01:56:29.26 ID:4fLTBWZa0

乙
自分も選ぶとしたら２を選んでいただろうが、連投だから安価下で１かな

229 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 01:56:46.80 ID:MMOZ6xzw0

>>226

むしろ振り向く方が正解ですよこれ
正体補正と信頼補正で、無貌の神を無力化できますから

230 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/18(月) 01:59:06.61 ID:Ok/AcIkLo

連投してくれてありがとう

231 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/18(月) 02:16:27.30 ID:eZGR5Wj00

連投ありなの自分も我慢してやらなかったのに

232 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/18(月) 02:17:32.94 ID:Vk5ineZx0

マナーレベルでやらない方が良いに決まってるじゃん

233 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/18(月) 02:18:25.47 ID:0bOXwo1eo

二回でもあれなのに三連投って

234 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]：2012/06/18(月) 05:55:11.04 ID:x7HKZ8qAO

連投ありか、思い切ったな

235 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 08:10:30.35 ID:MMOZ6xzw0

あれ？今回は連投ですから安価下で選択は1です

なんか色々勘違いされている方がいらっしゃるようなので申し訳わけないです、はい

しかし某所で男の娘の穴に触手ぶち込むスレと言われてワロタ

触手だしたらエロを書かなきゃいけない気になる>>1でした

236 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/18(月) 08:30:53.82 ID:y3xsJVVAO

あ、連投は安価下でよかったのか
乙です

これから毎回触手だそうぜ！

237 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/06/18(月) 09:16:20.50 ID:zf6YgIeNo

乙です

触手とか最高だと思います
いいぞもっとやれ

238 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/18(月) 16:48:34.10 ID:y3xsJVVAO

しかし北欧とフランスとブリテンのドラゴンキラーが同居とか今回は凄まじい聖杯戦争だな

239 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/18(月) 17:51:22.06 ID:OOr005+S0

というか
ランサー・アサシン・セイバー・バーサーカ同盟なのか？

それともランサー・セイバー・バーサーカは個々に動いててアサシンが漁夫の利狙ってるのかな？

240 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/18(月) 19:12:25.87 ID:H1m3kaXv0

何だろう…この貴方がソウルテイカーの主人公に見えてきた

241 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 22:43:15.15 ID:MMOZ6xzw0

選択1：振り向く

よって、正気度補正：+1　および　感情補正を追加します

ワカメ：判定5→判定8（なんだ、先輩だったのか）
美沙夜：判定1→判定2（貴方、醜くってよ！）

直後、アストルフォちゃん感情判定

正体判明：+1
信頼：+2

一度目を助けてもらった：+1

無貌の神：-3

242 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/18(月) 22:43:25.64 ID:Ok/AcIkLo

ほい

243 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 22:44:41.12 ID:MMOZ6xzw0

判定5：変化無し

では少々お待ち下せえ

244 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/18(月) 22:50:36.49 ID:Vk5ineZx0

ワカメの貴方に対する信頼が半端ないっす

245 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/18(月) 22:51:29.66 ID:eZGR5Wj00

なんだセイバーのマスター美沙夜ちゃんだったのか

246 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/18(月) 22:55:07.54 ID:gIlYk7xs0

混沌貴方かっこいいと思うんだけどな
どこが醜いんだろう

247 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/18(月) 22:55:57.70 ID:Ok/AcIkLo

道端で口を裂いたメイクの人にすれ違ってみろ
目を疑うぞ

248 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/18(月) 22:57:18.15 ID:Vk5ineZx0

>>246
邪神憑依状態だとSAN値が1d30は持って行きそうな外見してそうだけどな

249 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/18(月) 22:59:29.03 ID:gIlYk7xs0

そんなにキモイのかよ
もっとこうメタリックなダークヒーローっぽいの想像してたわ

250 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]：2012/06/18(月) 23:04:16.77 ID:rJTNAIsao

造形はいいとこ"真・仮面ライダー"路線じゃね

251 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 23:06:15.01 ID:MMOZ6xzw0

選択1：振り返る

その、なんだ。
あまりにも、遠坂が当然に言うものだから、ついつい、俺は返事をしながら振り返ってしまった。

「いや、礼には……」

やべえ、しまった、と思った時にはもう遅い。

凛「――あら、本当に八雲先輩だったんですね。驚きました」

したり顔でこちらの方に、にやりと目を向けるあかいあくま。
セイバーから目を離すことなく、それでも呆れたようにため息をつくキャスター。

そして、蝶の髪飾りをつけた桃色の髪のライダーと慌てた様子の慎二が、
口をぽかんと開けながら、俺と遠坂を交互に見やる。

ライダー「え？　え？　あ、あれ？　な、何がどうなってるのさ！？」

慎二「え？　はっ！？　ホントに八雲先輩！？　どうなってんだよ！　おい、説明しろよ遠坂！？」

状況が把握できない慎二とライダーは、かなりテンパっているようだ。

252 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 23:08:07.14 ID:MMOZ6xzw0

だが、残念ながら敵さんはそう待っちゃくれない。

突然の乱入者への、評価判断が済んだのだろう。
灼熱の如き大剣を翳し、セイバーは離れていた10ｍほどの距離を一気に詰め込んでくる。

がきん、という鈍い金属音を共に、俺は鋼鉄の如き爪で、
キャスターは背丈ほどのある十字架で、その一撃を受け止める。

――重い。ただ、その一言に尽きる。

セイバーのステータス。筋力・耐久・敏捷すべてAランク。
なるほど、これが最優にして最強のサーヴァント、セイバーというものか。
どうにも、足止めが精一杯になりそうだ。

凛「先輩、ライダー達と一緒にセイバーの足止めをお願いします。私はマスターの方を追いかけます」

そう言って、遠坂は俺たちが足止めをしているセイバーの横をすり抜ける。
当然、それを追いかけようとするセイバー。

だが――

キャスター「貴方の相手は私たちです、異教徒――」

それをキャスターの十字架が、アーチャーの矢が、ライダーのランスが、そして俺の爪が封じ込める。

253 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 23:08:33.81 ID:MMOZ6xzw0

直後戦闘判定
1に近いほどセイバー、9に近いほど貴方側有利
サーヴァント級４体：+6
アーチャー負傷：-1

ステータス差：-3
『竜血鋼鱗(ドラグーン・シュラウド)』：-2

足止めに徹する：+2

計+2補正

さらに直後、凛戦況判定
1に近いほど美沙夜、9に近いほど遠坂側有利
天才(五大元素)：+1
ガンド：+1

見習い魔術師：+1

計+3補正

254 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/18(月) 23:09:16.70 ID:4fLTBWZa0

てい

255 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/18(月) 23:09:17.19 ID:Ok/AcIkLo

ほい

256 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/18(月) 23:09:39.33 ID:gIlYk7xs0

うおおおおお

257 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/06/18(月) 23:09:48.77 ID:I3U/VpsCo

この戦い、我々の勝利だ！

258 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/18(月) 23:10:08.42 ID:gIlYk7xs0

とらなくてよかった…

259 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 23:13:09.18 ID:MMOZ6xzw0

直後、美沙夜令呪使用判定

天才(五大元素)：-1
ガンド：-1
見習い魔術師：-1

260 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/18(月) 23:13:24.24 ID:Ok/AcIkLo

ほい

261 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/18(月) 23:18:58.68 ID:gIlYk7xs0

玲瓏館じゃない方はだめだなー

262 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/18(月) 23:32:01.58 ID:eZGR5Wj00

脱落かセイバー

263 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/18(月) 23:32:35.24 ID:Ok/AcIkLo

ここでも最優()

264 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/18(月) 23:34:39.48 ID:gIlYk7xs0

ジークフリートがこの程度で死ぬはずが…

265 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/18(月) 23:41:29.72 ID:Vk5ineZx0

ジークさんは搦手には滅茶苦茶弱いからこれにて終了しそうですね

266 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/18(月) 23:43:28.24 ID:eZGR5Wj00

よし美紗夜ちゃんは捕まえてレイプだ

267 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/18(月) 23:47:00.35 ID:gIlYk7xs0

貴方はそんなことしない

268 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/18(月) 23:47:36.05 ID:Ok/AcIkLo

キャラは大体固まったしなぁ

269 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 23:49:05.96 ID:MMOZ6xzw0

判定0：？？？介入
判定9：凛ちゃんさん圧勝
判定1：ガンド一発でＫＯ

勝負はあっけなかった。
時間にして、30秒にも満たない。

セイバーの剣戟を、俺、キャスター、ライダーが受け止め、それで終わった。

凛「はい、セイバー。抵抗はそこまで。貴方のマスターは押さえたわ」

暗闇から現れた遠坂が抱きかかえていたのは、
カチューシャをつけたストレートの髪の女子生徒。
何度も見かけた、その顔。今日の朝、会ったばかりだ。

「――黄路かよ」

黄路美沙夜。前生徒会長。
よりにもよってセイバーのマスターが、コイツだったとは……。

270 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 23:49:52.53 ID:MMOZ6xzw0

遠坂に抱えられている黄路はひどく、ぐったりとしている。
胸は上下しているので死んではいないが、どうやら意識を完全に失っているようだ。
この様子では、どう頑張っても令呪は使えまい。

凛「……セイバー、速やかに自害しなさい。そうすれば、彼女の身の安全は保証してあげるわ」

セイバー「……」

嘘ではないというように、黄路の頭を抱える右手に魔力が集中する。
おそらく詠唱一つで、彼女の頭が吹き飛ぶことになる。

……まさか、本当に殺すつもりかよお前。

吐き出しそうになるその言葉を、俺はこらえる。
ここでその言葉を吐き出してしまえば、きっとこの交渉は失敗に終わるだろう。

僅かな沈黙。
答えがでたのだろうか？
黙ったまま、セイバーは自身の剣を胸に突きつける。

そして――

271 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/18(月) 23:55:25.21 ID:MMOZ6xzw0

――『ここ』『では』『傷つけられない』

凛「！」

セイバー「！」

その声と、ほぼ同時だった。
遠坂の手に集まっていた魔力はたちまち霧散し、
自らの胸に剣を突き立てようとしたセイバーの動きがまるで機械仕掛けのように停止した。

同時に、身体に重くのしかかる重圧。

呼吸に問題はない。目も動く。
手も開いたり握ったり、容易に可能だった。

――ただ敵意、悪意、害意を持って行動しようとした全ての行動が『禁止』された。

慎二「遠坂！　どういうことだよこれ！」

驚いた声を上げる慎二。
同様にキャスター達の顔もひどく困惑している。

272 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/19(火) 00:01:04.91 ID:yyIK9VyR0

バベルを崩せー

273 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/19(火) 00:03:37.15 ID:9Ra4G2M+0

ニムロドかもしかして前回のサーヴァントとか

274 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/19(火) 00:03:52.80 ID:mJoVIc2v0

だが、セイバーだけは状況を理解したようだ。

彼は速やかに剣を背に背負うと、かつかつかつ、と遠坂の前まで脚を進めた。

凛「……くっ！」

セイバー「……」

黙ったまま遠坂を見下ろすセイバー。
しかし彼は遠坂に手を出すことはなかった。もしくは出せないのかもしれない。

そして彼は気絶したままの黄路美沙夜を遠坂の腕から受け取ると、
きびすを返し、速やかに暗闇の中へと消えてゆく。

ライダー「リン！　せめて後だけでも――！」

――『君たち』『では』『追いかけられない』

途端、脚が前に進むことを拒絶する。
この声の主は、セイバー達の追跡すらも許してくれないらしい。

俺たちは、夜の闇に消えるセイバーの姿をただ見送るしかなかった。

《二日目、終了》

275 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/19(火) 00:05:01.27 ID:0GvgJICAO

流石封印指定…

276 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/19(火) 00:06:15.55 ID:/H5eRwlf0

空の境界に出てきたアイツ？

277 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/19(火) 00:06:22.65 ID:yyIK9VyR0

うぜー横槍うぜー

278 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/19(火) 00:07:53.61 ID:yyIK9VyR0

劇場版の設定の通り耳栓で防ごう

279 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/19(火) 00:17:30.52 ID:mJoVIc2v0

《二日目まとめ》
拠点：深山町の学生寮

貴方
性別：男性
家系：4(おそらく貴方の家系では貴方が始めての魔術師であり、)
素質：4(その腕前のレベルも平均より落ち込んだものである)
戦闘距離：1(至近、白兵戦に対応する)
戦闘スタイル：4(攻撃よりも補助に重きを置いた魔術を使う)
生い立ち：-(貴方は一人、朝の来ない夜に抱かれて眠る)
職業：学生兼邪神
礼装：
『ゼロ・ショット/Turn Zero Kill』

――閃光、暗転、終幕。

『無貌の神』の力による戦力差で、戦闘開始前に相手を打ち倒す異形の技巧。
初見の相手のみに有効な技術であり二回目以降、また圧倒的な戦力差が存在する相手にも無効化される。
この技能は一定ランクまでの相手までならば、サーヴァント相手にも有効。

【対象との初戦闘時に判定を行い、大成功以上の場合、戦闘に勝利する。
　また成功の場合はその戦闘中に限り、+2補正を得る。合計補正差が-3以上の相手には発動しない】

特殊スキル１：【無貌の神】
・戦闘時に異形化することにより+3補正を得、こちらの-スキルを無力化する。怪物スキル。
・また生存判定におけるあらゆる補正を無効化し、ファンブル以外で生存する。
・状況によっては『無貌の神』による運命干渉が発動する。時にその範囲は世界秩序の改竄まで及ぶ。

特殊スキル２：【学生】
・探索、逃走判定に+1。自動的に年齢が中学生から高校生の間に設定される。
・朝、昼、夕方の『学校』に出入り可能。

特殊スキル３：【見習い魔術師】
・魔術に対する知識を有する。戦闘、索敵等の判定に-1補正。

【サーヴァント】
キャスター：アンティキオアの聖マルガリータ
ステータス：筋C 耐C(B) 敏C(B) 魔B(A) 幸C 宝C+
宝具：
『産まれ出ずるべき光(クルクス・プレグナートゥス)』
ランク：C+　種別：対結界宝具　レンジ：－　最大捕捉：－
　巨大化してドラゴンをも引き裂いたと言う十字架。
　「裡」という概念を打倒する宝具であり、結界などの境界を引き裂いて消滅させる効果を持つ。
　真名を解放し、祈りを捧げることでマルガリータの魔力が尽きるか、「裡」を超えるまで無制限に巨大化する。

【結界に飲まれた際に自動発動。Aランク以下の結界を破壊する】
【その際、結界を破壊した分のダメージを術者へ与える】

令呪：１

【人間関係】

『無貌の神』《興味・期待(険悪)》：『――ふむ。統一言語(ゴドーワード)か。なかなかに面白そうだ』

キャスター《理解(最悪)》：「……優しい人ですね、貴方は」

衛宮士郎《信頼》：「先輩、弁当作ってきたんですけどご一緒しませんか？」

間桐慎二《信頼・綺麗な慎二》：「変身とかかっこいいじゃないですか先輩！」

間桐臓硯《友好》：「桜よ、メシはまだかの？」「さっき食べたじゃありませんかお爺様」

遠坂凛《友好》：「……何者よ、あの声」

ライダー《信頼》：「君、だったんだ……よかった。ホントに、よかった！」

沙条綾香《関わり合いたくない人種》：「目があった目があった目があった目があった目があった――っ！」

藤村大河《信頼・理解》：「何かあったら先生にすぐに相談すること！」

葛木宗一郎《友好》：「……授業にはきちんと出なさい」

黄路美沙夜《険悪/異形の怪物》：「私、負けたはずでは……」

その他男子学生・女子学生《怖そう》：「「「目つき怖すぎ」」」

280 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/19(火) 00:22:42.68 ID:mJoVIc2v0

【敵サーヴァント】
マスター：黄路美沙夜
セイバー：シグルド/ジークフリート(マントを纏い、大剣を担いだ無口な男)
宝具：最強の魔剣グラム、無敵の肉体
令呪：？

マスター：？？？
ランサー：フィン・マックール(槍を携えた月光のような銀髪の老人)
宝具：『血統の白薔薇(ビルガ)』
　　　『全治なる白き掌(フィンタン)』
　　　『全知なる白き指(フィンタン)』
令呪：３

マスター：間桐慎二
アーチャー：亀の甲羅の鎧を身につけた色黒の大男
宝具：？？？
令呪：？

マスター：遠坂凛
ライダー：蝶の髪飾りをつけたピンク色の髪の美少女？(CV.悠木碧)
宝具：？？？
令呪：？

マスター：？？？
アサシン：忍び装束を纏った特徴のない忍者
宝具：？？？
令呪：？

マスター：？？？
バーサーカー：黒鎧の騎士
宝具：無形の太刀？
令呪：？

【特記事項】
・ライダーが無貌の神を目撃
・現在別個にバーサーカーが活動中
・無貌の神、バレタ
・セイバーへの協力者？　『統一言語』の魔術師？

【同盟】
アーチャー＆ライダー＆キャスター同盟(対ランサー同盟)：ランサー消滅確認、同盟は継続するか不明

【敗退】
ランサー

281 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/19(火) 00:25:41.55 ID:mJoVIc2v0

これまで凛ちゃんさんが把握できなかった魔術師

・貴方
・黄路美沙夜
・ゴドーワード
・(衛宮士郎)

これはひどい

282 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/19(火) 00:26:42.23 ID:/H5eRwlf0

節穴凛ちゃんさん

283 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/19(火) 00:28:40.90 ID:mJoVIc2v0

直後、凛ちゃんさん怒りの慧眼判定

大成功以上でゴドーワードの情報入手

天才(五大元素)：+1
協会へのツテがある：+1

284 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/19(火) 00:28:50.57 ID:JbsBX8B1o

ほい

285 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/19(火) 00:28:54.86 ID:0GvgJICAO

あ

286 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/19(火) 00:29:46.60 ID:9Ra4G2M+0

あとはお姉ちゃんのサーヴァントは誰か狂戦士あたりか

287 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/19(火) 00:32:33.55 ID:mJoVIc2v0

判定9：凛ちゃんさん怒りの捕捉

『偽神の書(ゴドーワード)』、玄霧皐月の情報を入手しました。

ラスボス候補一名追加ー
今日はここまでですありがとうございました

288 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]：2012/06/19(火) 00:33:07.27 ID:2eaScLquo

乙

289 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) ：2012/06/19(火) 01:10:54.68 ID:gsplJSq10

乙

290 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/06/19(火) 01:14:54.51 ID:tEuu1Affo

乙ですー

アストルフォちゃんきゃわわ

291 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/06/19(火) 13:07:11.74 ID:bDEACx9A0

いきなり4対1で自害を強要されるとか……まちがいなくセイバーの幸運はEですな。

292 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/19(火) 13:44:37.97 ID:mJoVIc2v0

アナウンスメント

今日はお休みかもしれない
明日は確実にお休み

とりあえず報告しておきます

木曜日は多分できるとおもいますので、続きはそのときに

しかしランサー決まらないな
セツリあたりが原作的にも知名度的にも女体化させて問題なさそうな面子ですね

293 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/19(火) 13:55:18.49 ID:KY6RTZIX0

りょーかい

型月の嘘企画の戦車男で女の子化(?)されてたエンキドゥは？

294 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/19(火) 14:24:47.84 ID:mJoVIc2v0

エルキドゥちゃん(♀)の活躍は番外編で

ケルトハルあたりもいけなくもなさそうです
ただ氷の魔女イメージでペサール(ピサール)でもありかな？
記述の少ないサーヴァントなら捏造も楽

メイン氷鞘と氷魔術のランサー/キャスターって感じで
まあまだほとんど考えてないんで、もう少し案は練ろうかなと思います

お詫びのライダーちゃん　ほうちぷれいへん

ライダー「あっ……な、なんれえぇ？」

ライダー「もう！　いじわるしないでよぉ……」

ライダー「あうう……わかった、いう！　いうからぁ！」

では乙です

295 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/19(火) 14:28:39.35 ID:ZR8JYrlAO

乙です

ところでアストルフォちゃんの騎乗スキルは夜の(ry

296 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/06/19(火) 15:52:16.87 ID:3WwYQNh7o

VIP見てたろお前ww

297 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/19(火) 16:28:36.53 ID:ZR8JYrlAO

どのスレ？

298 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/06/19(火) 16:42:00.97 ID:3WwYQNh7o

士郎「セイバーって騎乗スキル持ってるんだよな？って事は…」

ってやつがあったのよ昨日。違ったか

299 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/19(火) 18:06:22.32 ID:bU3p4FeL0

始皇帝とか女体化したら面白そう。
AUOと赤王を足して割った感じで

300 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/19(火) 22:55:39.84 ID:mJoVIc2v0

「はーい！　みんなのアイドル、アストルフォちゃんだよ！」

「今日も明日も更新できなくてごめんなさい！」

「お詫びといってなんだけど、>>1がアフターストーリーを用意するよ！
　といっても、投下自体はまた今度になると思うけど！」

「さあ下のメニューから好きなものを選んでね！」

誰の後日談を見ますか？

１．一代目セイバー
２．五代目貴方
３．七代目貴方
４．アストルフォちゃん(四代目ライダー)がいいです(^p^)
５．その他

↓６

301 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/06/19(火) 22:57:34.28 ID:BeAoloego

４，４，４！迸る様に４！！

302 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/19(火) 22:59:08.61 ID:Vrek468Mo

303 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/19(火) 23:00:12.18 ID:ZR8JYrlAO

１

304 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/19(火) 23:01:12.25 ID:lYN7BSX80

むしろ無貌貴方の大河に事情を見破られてしまったエピソードをry

305 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/06/19(火) 23:03:37.39 ID:BeAoloego

ｋｓｋ

306 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/19(火) 23:03:39.45 ID:JbsBX8B1o

作中で描写されなかったら>>304
されたらアンリ

307 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]：2012/06/19(火) 23:03:41.80 ID:rRFA6k0AO

４

308 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/06/19(火) 23:06:38.80 ID:te5mAvhfo

３！！

日本武尊のエロシーン！！！！

309 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/19(火) 23:18:42.01 ID:mJoVIc2v0

「SSF!　SSF!」

「幸運EXマジ自重！　限定エピソードまさかの藤村タイガー！」

「このまま本編中に出番ないかと思ったらここで来るなんて！」

「というわけで、今回のお話は冬木の虎こと藤村大河先生です！」

「じゃあまた次回！　みんなお疲れ様！」

310 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/20(水) 00:43:31.38 ID:Pm/oBx2bo

乙

311 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/20(水) 02:40:52.13 ID:ZYbQ3EEj0

誰得だよ…誰得だよ…ついてねえ！ついてねえよ！

312 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/20(水) 09:30:47.04 ID:/bCRFluAO

虎もいいけどアストルフォちゃんか健ちゃんのエロもはよ

313 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/20(水) 20:48:48.70 ID:eHQJePfu0

亀だけど女体化ソロモン王で魔導王ソロモンガーから魔王少女リリカルそろもんにクラスチェンジしてみ

314 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/20(水) 23:09:27.42 ID:3w24K7Nx0

リリカルソロモンとか怖い……

某アニメみたいな女体化源頼光もみてみたいな

315 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/21(木) 17:00:52.90 ID:/W+CzwhK0

英雄戦姫見たいに全員女体化しても良いのよ
少なくともそうすればヒロインには困らないし

316 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/21(木) 17:34:22.73 ID:IuQ9n5po0

いや、全部だったらまったく別者じゃ…

317 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/06/21(木) 19:15:00.47 ID:D8QiJakk0

いっそ男は女にして女は男にすれば……無理か。

318 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]：2012/06/21(木) 20:05:16.60 ID:NVOFTrPgo

カイニスさんとテイレシアスさん大増殖

319 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/22(金) 01:55:39.98 ID:Kr4byME00

ごめんなさい
今日無理です
寝ます

お詫びに七代目時系列で触手×セイバー置いてくので勘弁してくんさい
では短いですが

320 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/06/22(金) 01:57:05.54 ID:xfKrkct9o

ひゃっはー！！！

すっかり触手のことしか考えられないよ！

321 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/22(金) 02:08:15.11 ID:Kr4byME00

七代目「さてさてとりあえずセイバーの口、お尻、尿道と大体の場所は開発したけど、
　　　　今日はどうやってセイバーをいじめるとしよう。愛歌、何かいい案ない？」

愛歌「寄生プレイがまだよ」

七代目「ん？　いつもの触手で大丈夫なのかい？」

愛歌「うん。ちゃんと寄生専門の子もいるもの」

愛歌「やっちゃう？」

七代目「やっちゃう」

セイバー「え？　おい？　な、なんだよマナカ！　お、お前もなんでそんなわらってんだよ！
　　　　　ひっ！　ちょ、待って！　絶対太いから！　ひゃう！　あう……大きい……ぉい！　何俺の中に出してんだよ！
　　　　　ふぁっ！　大きい……ごろごろって……マ、マナカ！　コイツ止め……お、お前も見てないで助けろよ！」

七代目「すごいな。セイバーびくびくしてるよ……これでどうするんだい？」

愛歌「後は放置してれば、孵化した子が勝手にセイバーの中に住み着くの。
　　　四六時中おなかの中で媚薬まみれの粘液を撒き散らして、とぐろを巻いて繊毛で腸壁を擦っちゃうけど――」

七代目「なるほど、それは楽しみだね」

322 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/22(金) 02:13:15.28 ID:Kr4byME00

……そう言ってセイバーを放置したのがおよそ四時間前。
愛歌曰く触手が孵化するためには一時間程度の時間が必要であり、
それなりの大きさに育つまでさらに一時間ほど必要になるという話だったが――

「ごめんごめん。買ったゲームがつい面白くてさ。思った以上に長い時間遊んじゃったよ。
　さて、予定よりも二時間放置しちゃったわけだけど……大丈夫かな？」

愛歌「セイバーなら大丈夫。サーヴァントは貴方の思っている以上に丈夫なの。
　　　それにセイバーはいやらしい子なんだもの、あの程度問題ないわ」

セイバー「あうぅぅぅ……すごいっ……ひゃうっ！」

黒髪の少女の姿をした少年は、がくがくがくと身体を震わせて絶頂に達する。
くるりとした愛嬌のある黒曜石の瞳から大粒の涙を零しながらも、
セイバーは嬉しそうに頬を赤らめながら、口元に小さな笑みを作っている。

何度にも渡る絶頂。だが射精は出来ない。令呪と呪詛と調教による三重の拘束だ。
いかにセイバーとはいえ、これだけの縛りを与えれば、肉体的反応でも強制的に遮断されてしまう。
令呪の無駄遣いといえばそうかもしれないが、これほどの逸品をみれるのなら貴方にとって悪い取引ではない。

「やあ、セイバー。調子はどう？」

セイバー「……これ、ヤバっ……んっ！……もう何回もイってて……ひぃいっ！　またぁっ！」

貴方の問いかけに喘ぎ声が混じりながらもはっきりとした口調で、セイバーは返事を返す。
しかし長時間の快感に敏感になった身体は、喋るだけでも絶頂を迎えてしまうようだ。

まただ。服に隠れてはっきりとはわからないが、セイバーは膨れたお腹を抱えてまた身体を大きく反らした。
スカートの一部が不自然に盛り上がり、その周辺は漏れ出た先走り汁で変色している。
ああなるほど。絶頂はしても射精できていないから、連続して何度もイっているのだろう。

323 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/22(金) 02:23:42.10 ID:Kr4byME00

本来なら射精を強制的に止められれば苦痛を感じるだろうが、
長い調教の成果か、今の彼の身体は明らかにそれを快感として認識している。
だからこそ出せないその苦痛が、新たな快感として雪だるま式に増幅しているのだ。

並の人間ならば発狂死してもおかしくないほどの快感の波。
それを純粋に快楽として愉しむことの出来る精神は流石、最優のクラス・セイバーと言うべきか。
おそらく彼は年単位でも、この状況で感じることが出来るかも知れない。

この状況で何日も放置するのも、それはそれで楽しそうである。

愛歌「いやらしい子。お尻だけでイってるんだ……本当に女の子みたい」

「この状態で僕が抱きしめたら？」

セイバーに掛けた令呪。

『貴方の監視下の元で、貴方に触れながら、貴方のにおいを認識できない状況下での射精を禁ずる』

完全に無駄遣いの内容だが、聖杯戦争が終結している今、惜しい物でも何もない。
それよりも今はいかにこの長い黒髪の少女の姿をした少年を、
もっと可愛いらしく可愛がるかが貴方にとっては最優先事項なのだ。

そのためにはこうやって手は惜しむことなく尽くすべきであり――

セイバー「あっ……ああっ――んんんんっ！！！」

貴方に抱き寄せられた途端、ドクッドクッドクッ、と体を震わせながら、
セイバーは淡い水色のスカートの中で漏らしてしまった。
よほど溜まっていたのだろう。しみはスカートの半分以上にまで広がり、淡色をより濃い色に変色してしまっている。

ひぃはぁ、ひぃはぁ、と肩で息をするセイバー。
口から漏れ出ているよだれを気にする気力さえないようだ。
空気を読んでいるのか、今は彼のお腹の中に棲む触手の群れはその蠢きを穏やかな物へ変えていた。

「――次はこのまま外で、かな？」

衆人環境でこの触手が暴れ回ったら果たしてセイバーはどうなるのか？
きっと彼のことだ。もっと可愛らしく乱れてくれるに違いない。
その言葉に嬉しそうに貴方の腕の中で、セイバーは体を震わせながら、こくりと頷いた。

《Side　Story　END》

324 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/06/22(金) 02:27:22.18 ID:xfKrkct9o

＞それを純粋に快楽として愉しむことの出来る精神は流石、最優のクラス・セイバーと言うべきか。

最優って凄い……改めてそう思った
ふぅ……

325 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/22(金) 02:29:44.69 ID:XObeOYSGo

乙
最優(笑)、直感A(爆)と言われるセイバーさんだが被虐プレイでは真価を発揮しているな

326 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/22(金) 02:31:04.70 ID:Kr4byME00

溶けた砂糖は蜂蜜の底に、熟れた蜜柑の汁を注ごう
甘い甘い腐敗に満ちた薄闇の底で、共に終わりのない快楽を――

七代目コンセプトはもはやこんな感じで決まってしまってます
黄金律のせいで、一生遊び放題の貴方と愉快な仲間達

あといろんな意味で愛歌お姉ちゃん駄目ですわ。出禁さんも「それも良し」で止めんしアカン。

ではおやすみなさいです

327 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/22(金) 03:42:19.22 ID:HB84cqVH0

おやすみ

328 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/22(金) 13:18:53.36 ID:2QNQf7FO0

……ふぅ………

ところで大河ちゃんの華麗な目星判定はまだですか

329 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/22(金) 23:46:41.61 ID:Kr4byME00

ただいま帰宅しました

マジで発表の準備が終わらないので来週は水曜あたりまでお休みします

とりあえず今日はやる予定です

少々お待ちください

330 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 00:00:02.21 ID:vVO9M/8H0

【幕間】

無貌の神『「統一言語」――なるほど、バベルの言葉か』

「……おい、一人で納得するな。話せよ」

ひどく目つきの悪い無愛想な長身の男子高校生の呟きの意味を理解できない俺は、そう答えた。
その言葉にふむ、と八雲麻尋の姿をした無貌の神は、
冷たい、射抜くような目でこちらを見る。

無貌の神『そう急かすな。時に宿主殿、バベルの塔の逸話は知っているか？』

「……ニムロド王の逸話だな。幼稚園はカトリックでね、聖書は何度も読まされた」

旧約聖書に載っているバベルの塔の逸話。
神への初めての反逆者である暴虐者ニムロド王は、
神に近づこうと天まで聳えるバベルの塔を建設していた。

しかしそれを驕りと考えた神の手により、バベルの塔は崩壊。
また神は人間が二度とこのようなことをおこなさないよう、
それまで統一されていた人々の言語を幾多にも分けてしまい、意志の不通を発生させたのだ。

331 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 00:08:55.27 ID:vVO9M/8H0

無貌の神『――なら、話は早い。つまるところ、統一言語とはそれだよ、宿主殿』

「意味がわからん。つまり、どういうことだ？」

おいこらお前。残念な目で俺を見るんじゃねえ。
まるで俺が授業のわからない生徒みてえじゃねえか。

はぁ、と無貌の神は俺の姿で小さくため息を吐き出した。

無貌の神『……世界が神に乱される前、まだ一つだった時代。神代に全てのモノが共通して話していた言葉だ。
　　　　　全ての言語はそこより分かれ落ちた。統一言語一つで全ての民族の文化が理解できるわけだ』

無貌の神『……と言っても、あくまでそれはオマケに過ぎないようなモノだがな宿主殿。
　　　　　統一言語の真価はなんと言っても「世界に話しかける言語」という一点のみだ。
　　　　　――意味が分からない、という顔をしているな、宿主殿。
　　　　　簡単な話だ。「世界そのもの」に話しかけるため、その世界に属するモノは統一言語に逆らうことは出来ないのだ』

世界そのものに話しかける言葉。
ああ、つまるところそれは――

無貌の神『――「統一言語」とは、生物無生物意志有無無関係に、万物に通用する催眠術だ』

そう、ひどく楽しそうに無貌の神は答えを呟いた。

332 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 00:26:45.96 ID:vVO9M/8H0

「……で、どうやればその「統一言語」を無力化できる？」

俺の質問に目つきの悪い男子生徒はしばし無表情のまま思考を巡らせた後、無い、と口を開いた。
意味がわからない。森羅万象、何かには必ず欠点が存在する。

だが、それがないとはどういうことだ？

まるで、全知全能ではないか。
あるはずだ。それを攻略する方法が。なければ、どうすればいいんだ。

すがるような目で見る俺を嘲笑うように、無貌の神は重ねて絶望を吐き出す。

無貌の神『「統一言語」は初めに神より与えられた、神代の言葉だ。
　　　　　「統一言語」に拒絶することは、世界を拒絶することに等しい。
　　　　　たかだか宿主殿如きの一個人が世界に反逆できるはずもないだろう』

333 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 00:35:40.74 ID:vVO9M/8H0

無貌の神『――尤も、世界の“外側”にいる「私」には無関係な話だがな』

その言葉に、俺はは、っとして目の前に立つ俺の似姿を見る。
そいつはまるで愉しいと言わんばかりに、口の端を歪めて答えた。

無貌の神『だから、“穴”を創っておいた。言葉である、ということは空気の振動が必要になると言うことだ。
　　　　　つまるところ、統一言語がきちんと体を成せねばそれは通用しないのだ。
　　　　　本来ならばその程度で無力化できるモノではないが、菌糸類のチェック漏れに感謝するのだな宿主殿』

意味は理解した。
個人にかかる統一言語は、聞かなければ無力化できる。
空間や無機物に語りかける統一言語は、空気の振動を打ち消せば、無力化できる。

つまり、意味を持った『音』として発音させなければ、良いということだ。

無貌の神『ここまで俺がお膳立てをしたわけだ。後は宿主殿の方でなんとかすることだな』

これ以上は力を貸せない、と無貌の神は続ける。
それで十分だ、と俺は頷いた。

334 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/23(土) 00:45:00.18 ID:Hs3921fv0

菌糸類のチェック漏れってｗｗｗｗ

335 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 00:48:29.01 ID:vVO9M/8H0

さて、そうとなれば今はこれ以上の会話は不要だ。
力は貸さない、お前で何とかしろと無貌の神は話した。

早く、この悪夢から醒めることにしよう。
ああしかし目の前に立つ邪なる神は、毒を残さずにはいられないらしい。

深遠なる宇宙を映す黒い瞳で、
俺の似姿はまるで三日月のような笑みを浮かべて、ゆっくりと口を開いた。

無貌の神『さて、宿主殿。つまらぬことを聞くが、お前が見捨てた少女の顔、覚えているか？』

「……どういうことだ」

気がつけば俺は、目の前に立つ似姿の襟首を掴み、その瞳を睨み付けていた。
口から零れたのは、思ったよりも感情のこもっていない、低い声だった。
胸の内には焦げるほどの感情があるのに、口から出た声はひどく凍えている。

336 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/23(土) 00:49:56.92 ID:Q6KHs2GDo

あぁ、まさか

337 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 00:52:07.76 ID:vVO9M/8H0

ああ、なるほど。
人間というのは本当に怒っている時は、こんな感じになるのか。

そんな俺の様子を、やれやれとさも愉快そうに眺める無貌の神。
もう一度何か声を発すれば、思わず殴り飛ばしてしまいそうだ。

無貌の神『何、彼女に顔が無ければ貌向けできまいだけの話だがね』

握り拳に力を込める。
意味は理解できない。
それでも、確実にそれ以上喋らせてはいけないことだけは理解できた。

もうどうなっても知ったことではない。
俺はバネのように右拳でヤツの顔面を――

無貌の神『まあその現実を受け入れられるかは、宿主殿次第さ』

そう言ってかちりとガラの悪い不良は、腰に下げていた懐中時計の針を回した。
がちんがきん、無骨な機械仕掛けの神により、俺の視界は瞬く間に崩れ、分解を始めた。

338 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 00:57:25.46 ID:vVO9M/8H0

《三日目》

眠りの中で沸き上がった怒りをねじ伏せるように、鉄の音が鳴る。

いつものように聞き慣れた音。

ただそれでも人を時間通りに覚醒させる耳障りな音。

色々表現しているが、どう足掻いても目覚まし時計の音でしかないのだが――

誰がいた？

↓３

339 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/23(土) 01:00:38.02 ID:tf2rAjRAO

ライダー

340 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/23(土) 01:00:43.54 ID:Hs3921fv0

凛

341 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/23(土) 01:01:13.65 ID:x5V4TwAAO

凛ちゃんさん

342 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/23(土) 01:01:22.71 ID:nvdGzo8AO

にゃるこ

343 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 01:12:16.71 ID:vVO9M/8H0

直後、凛ちゃんさん判定
1ほど情報の受け渡し

天才(五大元素)：-1
友好：+1

344 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/23(土) 01:12:22.38 ID:Hs3921fv0

てい

345 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/23(土) 01:46:38.64 ID:8igXAX++0

結局落し子はどうなったんだ（震え声）

346 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 02:03:00.26 ID:vVO9M/8H0

ねむけやばい

判定8：意外と……

凛「随分ひどい悪夢だったようですね、八雲先輩」

ぶれた視界に映ったのは、ここ数日見慣れた赤い私服を着たツインテール。
二年の女子生徒にして魔術師にして冬木の霊地の管理者、遠坂凛だ。
ここにいる、ということは昨日の『声』についての情報を得たということか。

「それにしてもお前よく部屋に入ってこれるな。
　何お前、男が悪夢に魘されていたので盛り上がれる性質なのか？」

凛「まさか柳桐くんじゃないですし、男の喘ぎ声で盛り上がる趣味はありません。
　　それよりも、昨日の声の主についての情報が得られました。
　　もう少しで間桐くんが合流するそうなので、そのときにお話し致します」

「……学校があるんだが」

凛「当分学校には近づかないでください。間桐くんにも今日は休むようにつていています。
　　今回の相手は、どうにも一筋縄では行きそうにありませんから」

とりあえず、話は慎二が合流してから、となるだろう。
そして学校へ行くな、ということは、
昨日の黄路美沙夜との関係から見るに、昨日の魔術師も学校関係者、と考えておいた方がいいだろう。

着替える先に外へ出てろ、と俺は遠坂に伝える。
それに従って遠坂は部屋を出る時にこちらを振り返り、

凛「そういえばさっきはあんな趣味はないといいましたけど、
　　怖がられている先輩が魘されていたのは、ギャップがあってなかなか愛嬌がありましたよ」

などと意味ありげな笑みを浮かべてほざいたのだった。

347 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) ：2012/06/23(土) 02:05:43.59 ID:iXBKxHc/0

凛さんが敬語使てると原作からだと違和感あるな

348 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 02:59:10.37 ID:vVO9M/8H0

凛「――ゴドーワード・メイデイ。それが昨日黄路美沙夜の援護を行った魔術師の名前。
　　『偽神の書(ゴドーワード)』、『統一言語師（マスター・オブ・バベル)』の異名を持つ、現在最も魔法使いに近い魔術師。
　　『統一言語』と呼ばれる技能を持った、アトラス院の出身の封印指定よ」

慎二「ふ、封印指定だって！？　おい遠坂、お前この土地のセカンド・オーナーじゃないのかよ！？
　　　何でそんな大物、今の今まで見逃していたんだよ！」

凛「……ええ、迂闊だった。これに関しては弁明のしようがないわ」

慎二の言葉に、珍しく遠坂は謝罪の言葉を告げる。
一方の慎二もそれ以上遠坂を責めることはなかった。

仲が悪いと評判のこの二人だが、
どうにも手を組んでみれば、それなりに相性はいいようだ。

一方キャスターとライダーは、遠坂の口から出た『BABEL』という単語に反応していた。
特にキャスターの方は、それが一体何を意味するのか、きちんと思い当たったようだ。

349 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 03:04:10.96 ID:vVO9M/8H0

キャスター「『統一言語』……『バベル』……ようやく合点がいきました。
　　　　　　　確かに、その言葉なら上位の存在であるサーヴァントにも影響が及びます」

しかも対魔力の有無は関係ありません、とキャスターは呟いた。
あくまでゴドーワード・メイデイは語りかけるだけ。
実際に俺たちに効力を及ぼすのは、世界ということだ。
だからこそ、Ａランクの対魔力を持ったあのセイバーにも効果が及んでいたのだろう。

それにしても、ゴドーワードとはたいした名前だ。

ゴドー。偽神。偽りの神。全知全能の如きモノ。
本物の神様には遠く及ばないが、それでもただの人から見れば神に等しき能力。

だのに、メイデイとはこれはまた。
五月一日。意味がわからない。その日付に何の意味が？

五月。別の言い方では――

350 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/23(土) 03:10:27.55 ID:Q6KHs2GDo

さっちん……じゃないよな

351 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 03:14:43.06 ID:vVO9M/8H0

「……おい、待て。そいつの名前、五月一日(Mayday)って言ったか？」

俺の反応をまるでわかっていたかのように、はい、と遠坂は頷いた。

凛「先輩、その通りです。ゴドーワード・メイデイ、彼の日本での名は玄霧皐月。
　　先輩もよくご存じでしょう。穂群原学園の三年英語担当の教師です」

知らないわけがない。
玄霧皐月。穂群原学園の三年英語担当。
眼鏡を掛けた、いつも笑顔の女子からの人気が高い男性教師だ。

出身はイギリスのウェールズ。過去に日本に住んでいた事もあるという。
どうやら少し記憶力に異常があるらしく、記憶力自体は素晴らしい物の、
髪を切った程度で誰かわからなくなる程度に記憶に齟齬が生じる不都合を抱えている先生だ。

本人は、視覚情報を言葉で変換しているなどと冗談交じりにいっていた記憶があるが、
なるほど、『統一言語』を扱う魔術師と考えれば、その辺の合点も行く。

352 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 03:30:15.66 ID:vVO9M/8H0

「……おいおい。ウチの学校、マジで魔術師の溜まり場かよ」

俺に、遠坂に、間桐。
それに加えて、黄路美沙夜と玄霧先生。
掘り返せば、後二人三人くらいは出てきそうな感じがする。

それにしてもどうしたものか。
とりあえず何らかの形で無貌の神の言っていた対処手段とやらを話さないといけない。

つか、昨日あの姿を見せた以上、まずは無貌の神について話すべきか。

それ以外にも黄路、バーサーカー、アサシン、
そして姿を見せないランサーのマスターと話し合わなければならない情報は多い。

それに夢の中で、無貌の神の残した言葉も気になる。

とりあえず、情報整理の時間が欲しい。

休憩てがら、誰かと話すことにしようか？

朝、誰と話す？

１．無貌の神(ニャル子)
２．キャスター
３．間桐慎二
４．遠坂凛
５．ライダー

↓３

353 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/23(土) 03:32:46.87 ID:d2Qsq8BDO

加速

354 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 03:32:54.29 ID:vVO9M/8H0

今日はここまでです
おやすみなさい

355 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/23(土) 03:32:56.00 ID:Q6KHs2GDo

356 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/23(土) 03:32:59.30 ID:x5V4TwAAO

357 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/23(土) 03:33:10.67 ID:d2Qsq8BDO

乙

358 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 03:39:35.16 ID:vVO9M/8H0

これまでやりましょう
では、ほんとのほんとにおやすみなさい！

選択1：ニャル子

何を話す？
１．もっとまともなメシを作れ
２．昨日のアレはどう処理したんだよ？
３．今日夢の中で聞いた話について
４．自由安価

↓３

359 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/23(土) 03:42:19.78 ID:NX/G5sQao

360 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/23(土) 03:49:37.05 ID:d2Qsq8BDO

361 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/23(土) 03:49:38.46 ID:Q6KHs2GDo

軽目な1からの3

362 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/23(土) 03:50:04.79 ID:NX/G5sQao

乙

363 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/23(土) 03:51:22.31 ID:Q6KHs2GDo

乙

364 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/23(土) 09:35:51.06 ID:tf2rAjRAO

乙アルラトホテップ

365 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/23(土) 20:37:40.94 ID:n3C5JCsvo

>まさか柳桐くんじゃないですし、男の喘ぎ声で盛り上がる趣味はありません。
一成の扱いェ

366 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/23(土) 23:08:24.69 ID:vVO9M/8H0

申し訳ありません
やはり土日もお休みいたします

再開は次週水曜日以降でお願いします

367 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/23(土) 23:37:18.47 ID:tf2rAjRAO

了解です

368 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/24(日) 02:05:29.13 ID:IcCknU1n0

がんばれようｐ主ー

369 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/25(月) 03:13:09.17 ID:ybPOI5PAO

第４回聖杯戦争のアストルフォちゃんの逆レイポはよ

370 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/25(月) 19:33:04.12 ID:TOxMTJlf0

これでマスター関係が判明していないのバーサーカーとアサシンぐらいか
外道王のマスターは判明してももう脱落して意味ないし……

371 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/27(水) 18:01:41.50 ID:ldYDshEh0

こんばんは

お久しゅう鰤です皆様
今晩は何とかできそうかな？

多分八時か九時くらい予定で

ところで今忘却録音読み直しているんですが、玄霧先生が全くわかりません
エイエンってなんでしたっけ？

玄霧先生解説してくれる人お持ちしております
でなきゃこの人の出番がつくれねえっす

知らない間に殺されちまうで

372 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/27(水) 21:51:26.85 ID:ldYDshEh0

選択1：無貌の神と会話

無貌の神「麻尋さぁ～ん！」

台所から悲鳴に近いような少女の声が、俺の名を呼んでいた。
無貌の神の顕現の一つである、銀髪の少女の声だ。

そう言えば何故か長い間ヤツを放置していた気がする。
実際は昨日の夜にも喋っているはずなので、そんなことは無いはずなのだが。

「どうした？」

台所の方へ顔を出した俺の襟首を小さな白い手が掴む。
思いの外怪力だコイツ。おう、喉が締まる。やめんか、ばか。
力こめんじゃねえ。早く開放……ヤバっ、酸素が……

無貌の神「ううぅ……忘れられているかと思っちゃいましたよ。休止期間入れて十日間出番無かったんですよ！
　　　　　放置しないでくださいよ麻尋さん！　ウサギちゃんは寂しいと死んじゃうんですから！」

目に大粒の水滴を浮かべた銀髪の少女は、今にも泣きそうな声で口を開く。
一方、襟首を掴む手にさらに力を篭められ、ぐええ、と口から泡を吐き出す俺。

マテ。ウサギちゃんより先に、俺が死ぬ。

ようやくそれに気がついたのだろうか。
ま、麻尋さん！　と彼女は俺の襟首から白い手を離した。

「えほっ、げほっ……ったく、死んだらどうする！　それとメタ発言やめんか！　くぉのバカ！」

けほけほっ、と開放されて普段のように息の戻った俺は、
咳をしながら目の前の銀髪の少女にそう愚痴をこぼす。

373 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/27(水) 21:59:27.43 ID:ldYDshEh0

「ったく、年中盛ってるお前はウサギちゃんですよっと。
　……そう言えば、お前も学校は休んだのか？」

無貌の神「妖怪猫被りには、念には念を入れて念入りに釘を刺されました。
　　　　　折角お弁当を用意していたのに、ですよ！」

訴訟です！　訴訟！　と台所に置かれている重箱を見せつけるニャルラトホテプ。
重箱に詰められたのは唐揚げにサラダに卵焼きに、その他色とりどりの食材各種。

いかにも美味しそうな詰め合わせだが、
コイツの場合、この中でまともに食べられる料理は二、三品あればマシな方なのだ。　

「あん？　俺の方が訴訟もんだよ。
　今度こそ、まともな素材でまともな食い物になったよな？」

その言葉に途端にぴしっ、と背筋を伸ばし、
はきはきとした口調で話し始めたニャルラトホテプ。

無貌の神「も、黙秘権を行使します！」

「邪神に人権なんぞねえだろうがぁ！」

どうやらまた食えたような物ではないらしい。

374 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/27(水) 22:06:15.51 ID:8pAodR120

神話生物で作られたお弁当とか型月的に食べちゃったらどうなるんだろ？

375 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/27(水) 22:19:22.74 ID:ldYDshEh0

もうコイツには何かしらそういう類の呪いがかかってるとしか思えない。
でなきゃどうしてただのカレーであんな汚物が誕生するんだよ！

オレ外道マーボー今後トモヨロシクは、泰山が販売してる劇物だけで勘弁してくれ。

ああ！　ったく、こんな話をしたいわけじゃねえんだよ！
それに夢の中で、無貌の神の残した言葉。その意味を聞きに来たんだ。

別々の化身。異なる顕現とはいえ、邪神は邪神。無貌の神だ。

きっとあいつでは、あそこまでしか話してくれそうにない。
ということは、いつも通りならば残りはコイツに聞け、ということか。

――だが、どうして、何故思い出せないのか？

何故、今までそれに気がつかなかったか。気がつけなかったのか。

――俺の根底にあるはずの罪悪であり、懲罰であるにもかかわらず、なんで忘れてた？

ただ、悔しかった。
彼女のことを忘れていたのに、俺は贖罪などとほざいていたのか？

ああ、なんて笑えねえ冗談だよ、クソッ！

376 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/27(水) 22:28:47.30 ID:p8TNAivj0

きてたか

377 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/27(水) 22:43:35.81 ID:ldYDshEh0

「……おい、アレどういう意味だ？」

突然の言葉に、はいっ！？、と驚いたように飛び上がるニャルラトホテプ。

無貌の神「え？　な、何ですか急に！？　ま、まさか告白！？　それともそれ以上のことですか！？
　　　　　　そんな麻尋さん！　まだリビングで後輩達がいるこんなところでなんて！？」

きゃー、と年頃の少女のように銀髪の少女は頬を染めて喜ぶ。
違う。そうじゃない。俺が聞きたいのは、何故あの子の顔を思い出せないかということだ。

あの子が生きていた。その残り香すら、お前らは奪い去るというのか？

許せない。許せるわけがねえ。
とん、と俺は銀髪の少女の肩に、無骨な手を置いた。

無貌の神「きゃっ！　ま、麻尋さん……？」

突然のことに、少しだけ驚いたように目を開いて、ニャルラトホテプは碧色の瞳で俺の顔を見上げる。
揺れる瞳。紅に染まった白い肌。緊張に結ばれる唇。

378 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/27(水) 22:50:43.71 ID:ldYDshEh0

それら全てを踏みにじるように、俺は冷たい声で口を開く。

「――てめえら、何をしやがった？」

まさか、こいつにこんな声で話すとは思っていなかった。
話すことになるなんて、考えもしなかった。

だが、仕方がない。こいつらは、どう足掻いても俺の敵だったのだから。
そんなことわかっていた。十年前のあの大災害で。
あんな契約を持ちかけられた時から、わかっていたはずなのだ。

ただ、少しだけ、それを忘れていた。忘れさせられていた。
けれど、もうそんな間違いは起こさない。間違い起こさせない。

敵なのだ。敵なのだ。俺にとって、こいつらは恨むべき敵であり、憎むべき仇なのだ。

肩を握る手に力がこもる。
意外なほど、小さな少女の身体。やろうと思えば、今の俺でも壊せるかもしれない。

俺は目の前で震える少女の瞳を穿つように、抉り睨む。
殺すように。殺すように。殺すように。殺すように。殺すように。
あの朝の来ない夜と同じように、俺は明確な敵意と悪意と殺意を持って、少女に視線を向ける。

……そして、ついに観念したのだろうか。

彼女は震える唇で、今にも泣きそうな声を紡ぐ。

無貌の神「……ごめんなさい麻尋さん。その質問にお答えすることはできないんです」

無貌の神「ごめんなさい！　ごめんなさい！　ごめんなさい――っ！」

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、と銀髪の少女は、
碧の瞳から涙を零し、ただただ償いの言葉を述べる。

けど、聞きたいのはそんな言葉じゃない。
知りたいのは、そんなことじゃない。

俺は――
１．…………
２．それでも聞き出さなければならない
３．自由安価

↓４

379 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/06/27(水) 22:52:05.97 ID:IuvTHSN0o

２

380 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/27(水) 22:52:17.78 ID:EYr53M1k0

なぜ答えられないのか理由を問う

381 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/27(水) 22:53:07.79 ID:VUOHMh0n0

２

382 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/27(水) 22:53:19.33 ID:nM9QeUGAO

>>380

383 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/27(水) 22:53:20.65 ID:W4FcQTVio

>>380

384 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/27(水) 22:59:55.18 ID:PiTiYekOo

>>380

385 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/27(水) 23:11:27.96 ID:ldYDshEh0

選択3：なぜ答えられないのか理由を問う

「――どうして、答えられない」

無貌の神「……そういう、契約なのです。それ以上は――ごめんなさい、ごめんなさい」

銀髪碧眼の少女は、ただそれだけ、意味のある言葉を発した。
反対に意味のある言葉は、それだけだった。
彼女はさきほどの同じように、後はごめんなさいごめんなさいと繰り返し呟くだけだ。

――契約。

それが何を示すかはわからない。
ただこれ以上は、聞いても無駄だということは理解できた。

つまりは、自分の脚で見つけろ、ということか。
俺は彼女の肩から手を離す。もう、コイツに用はない。

ニャルラトホテプは、はっ、として涙を湛えたまま、俺の顔を見上げる。

無貌の神「麻尋さ――」

「もういい」

投げかけられた言葉。伸ばされた手。
それらを一言で切り捨てて、俺はキッチンを後にした。

昼、俺は――
↓３

386 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/27(水) 23:12:27.29 ID:W4FcQTVio

庭で黄昏る

387 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/27(水) 23:13:42.17 ID:W4FcQTVio

ksk

388 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/27(水) 23:15:06.27 ID:WQQCyOoG0

現状の再確認

389 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/27(水) 23:15:08.92 ID:8pAodR120

公園へ

390 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/06/27(水) 23:15:09.29 ID:U1ZKBIoV0

キャスターと会話

391 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/27(水) 23:15:53.82 ID:W4FcQTVio

そうだよ、災害のあった場所に行くのがベターかもしれなかったんだよ

392 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/27(水) 23:23:22.85 ID:VUOHMh0n0

とりあえずセイバー陣営を叩くために同盟存続の流れだろうか？

393 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/27(水) 23:23:51.26 ID:ldYDshEh0

選択：現状の再確認

状況(感情判定)の整理は――

１．一人で行う
２．遠坂、慎二と行う
３．キャスターと行う
４．その他人物(※複数名可能、ただしニャル子以外)

↓３

394 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/27(水) 23:24:56.02 ID:VUOHMh0n0

２

395 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/27(水) 23:25:11.66 ID:8pAodR120

１ついでに誰も邪魔が入らないところでやって欲しいな、具体的には公園とか（ﾁﾗｯ

396 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/27(水) 23:25:18.09 ID:EYr53M1k0

２

397 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/27(水) 23:25:35.90 ID:VUOHMh0n0

２

398 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/28(木) 01:02:37.44 ID:HsA3hmsY0

中断してしまい申し訳ありません

明日はこの続きからです

おやすみなさい

399 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/28(木) 01:23:04.30 ID:le4jhvEj0

乙。おやすみなさい

400 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/29(金) 23:10:36.96 ID:gK8Xsh9A0

もう少ししたら始めましょう

401 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/29(金) 23:11:53.31 ID:p/1npyuQo

了解

402 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/29(金) 23:21:48.42 ID:gK8Xsh9A0

選択2：遠坂、慎二と

慎二「……先輩？　顔色悪いですけど、大丈夫ですか？」

リビングに入るなり、俺の顔を見た慎二はそう口を開いた。
ああ。何せあのやりとりの後だ。顔色の一つや二つ、変わっていてもおかしくないだろう。

「何、少し昔のことを考えていただけだ。……遠坂、始めてくれ」

凛「じゃあ、現状についてまとめましょうか」

俺の様子に遠坂は少しだけ怪訝そうな顔をしたが、何事もなかったかのように話を始めた。

１．セイバー/黄路美沙夜

凛「セイバー、北欧の大英雄シグルド/ジークフリート。マスターの性能に似合わず、随分な大物を引いたものね」

慎二「おい、遠坂。一瞬で決着つけてたけど、結局黄路先輩は何の魔術を使ったんだよ？」

凛「妖精の使役。それだけよ。それも使役というよりは、
　　単に妖精を憑けられていただけだったみたいだけど。それもあのとき片づけたからもう彼女は魔術を使えない」

「……となると、問題は玄霧先生か」

凛「はい。『偽神の書(ゴドーワード)』――玄霧皐月。彼の行動が気になります。
　　黄路先輩の特性を考えると、アトラス院の玄霧先生が彼女の魔術の師である可能性は高いかと」

403 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/29(金) 23:23:09.73 ID:gK8Xsh9A0

２．バーサーカー(黒鎧の騎士のサーヴァント)

凛「これが今一番厄介な問題ね」

「マスター不明、バーサーカー自身についてもその素性は把握できていない」

慎二「だけど証拠隠蔽の完璧さから腕の立つ魔術師だということは、間違いと思います」

トップクラスの実力者である遠坂相手に、慎二達が直接遭遇するまで、
自身の所業を明かさなかったほどの魔術の腕前。

そして、セイバー以上のステータスを持つバーサーカーを操る技量。
どうやらかなり優秀な魔術師であることに、間違いはないようだ。

現在考えられる限り、そのマスターとして尤も可能性が高いのは――

「――封印指定の、玄霧皐月か」

凛「まだ外来の者の可能性もありますが、現時点で私たちが把握している人物なら彼しかいません。
　　……ただ私も詳しくは知りませんが、協会からの連絡が本当なら、玄霧皐月は決して他人を傷つけることはない、と」

「……俺の知る限りでも、確かにあの先生がそんな性格とは思えねえな」

慎二「あくまで現段階では候補の一人、ですね。
　　　そうであった場合、そうでなかった場合、その可能性は両方考えておくべきです」

凛「現段階で玄霧先生に関してはっきりしていることは、黄路先輩とは何かしら関係があると言うことだけです。
　　あの人の並列思考の特性からも、師がアトラス出身の先生であることは間違いないかと。それ以外はまだ可能性の段階に過ぎません」

404 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/29(金) 23:25:27.84 ID:gK8Xsh9A0

３．アサシン(忍び装束のサーヴァント)

慎二「どうやらランサー絡みの線じゃなかったみたいだな、遠坂」

凛「ええ。今回の行動を見るに、そう考えた方が賢明ね」

セイバー、バーサーカーは単独でも強力なサーヴァントだ。
一方、こちらはサーヴァントこそ貧弱であるが、３騎のサーヴァントを所持している。

つまり今アサシンが最も、戦力的に不安を抱えているのだ。
特に暗殺者にとって、単独で行動しているセイバー達より、
複数サーヴァントを抱え込んでいるこちらの陣営の方が脅威になったのだろう。

そこでアサシンは同盟の一角であるキャスターを排除するため、マスターである俺を狙った。

だがよりにもよってこともあろうかその俺が、厄介な化け物だったというわけだ。
だからこそ昨日は、キャスターそのものを狙いに来たということなのだろうか？

凛「……次アサシンが動くとしたら、それは私たちがセイバーかバーサーカーと戦っているときでしょうね。
　　もし最悪の事態を考えるとするのなら、アサシンがどちらかと同盟を結んでいるような状況になるわ」

付け加えるなら、こちらもマスターが玄霧先生である可能性を否定できない、か。

405 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/29(金) 23:34:00.93 ID:gK8Xsh9A0

４．玄霧皐月

「……統一言語。「世界に話しかける」、神代の言葉。
　早い話がサーヴァントでも逆らうことの難しい催眠術みたいなものだ」

凛「それで、八雲先輩。先輩に憑いているものの話では、声を遮断すれば無力化できるということでしたね」

「まっ。簡潔に言えばそうなるか――できるか？」

凛「……難しいかも知れませんが、やってみる価値はあります」

なら、この件は彼女に任せることにしよう。
声を無力化すれば、後は先生の気を失わせるなりすればいい。

とにかく統一言語さえ何とかすれば、彼の対処は随分楽になるはずだ。
但し、仮に先生がアサシンやバーサーカーのマスターでなければ、の話だが。

いや、それ以外にセイバーの存在がある。
玄霧先生の考えはわからないが、おそらく黄路と行動を共にしている可能性が高い。

となれば、セイバーが玄霧先生を守る可能性もでてくるのか……
思いの外、統一言語以外にも厄介な要素が含まれている。

406 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) ：2012/06/29(金) 23:46:55.64 ID:lKUDNkJO0

今気付いたけど空の境界の方の美紗夜だったんだ
勘違いしてた

407 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/29(金) 23:50:58.00 ID:gK8Xsh9A0

今のところ、注意するべきは封印指定と協力関係にあるセイバー。
そしてマスターも超一流と思われる、魂食い中のバーサーカー。

……できることなら、セイバーとバーサーカーで潰し合って貰いてえな。

まあ、そんな愚痴を言っても仕方がない。
俺たちが優先するべきは、まずバーサーカー。

今のところ犠牲者が確認できているのはヤツだ。
アサシン、セイバーも問題ではあるが、特に実害を出すバーサーカーの処理は一刻を争う。

今夜もヤツを優先して捜索するになりそうだ。

夕方、俺は――
↓３

408 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]：2012/06/29(金) 23:51:07.26 ID:Glw43dJ9o

ｋｓｋ

409 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/29(金) 23:51:32.51 ID:u4Sbe2+7o

ｋｓｋ

410 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/29(金) 23:51:34.19 ID:p/1npyuQo

かつて災害のあった場所へ

411 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/06/29(金) 23:51:39.22 ID:PzPgHfO5o

まだ飯食ってねえや…

412 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) ：2012/06/29(金) 23:52:05.79 ID:lKUDNkJO0

先生の家を家宅捜索みんなで行こう

413 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/06/29(金) 23:53:33.15 ID:fKGx2GxK0

おぉ

414 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/29(金) 23:57:37.43 ID:gK8Xsh9A0

選択：中央公園へ

１．一人で行く
２．キャスターと行く

↓４

415 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/06/29(金) 23:58:19.70 ID:+gKrLWoGo

416 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/29(金) 23:59:02.88 ID:u4Sbe2+7o

417 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/29(金) 23:59:05.67 ID:W9YTSn3AO

418 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/29(金) 23:59:06.21 ID:j1ai6jX/0

２

419 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/29(金) 23:59:07.05 ID:p/1npyuQo

420 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]：2012/06/29(金) 23:59:15.13 ID:nRy1uBZAO

２

421 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) ：2012/06/30(土) 00:09:08.03 ID:dd54qOUY0

なにがあるか分からないしね

422 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 00:22:48.33 ID:O/Ecrg820

選択2：キャスターを連れて行く

キャスター「マスター、お一人でどこへ向かわれるつもりです？」

玄関で靴ひもを結ぶ俺に、キャスターはそう背後から声を掛けた。
しゃがんだまま後ろを見上げる俺。キャスターの身長は175cmもある。

なるほど、下から見上げればかなりの威圧感はある。
後、胸もある。眼福眼福。

キャスター「……マスター？」

俺の邪な目線を敏感に察知して、巨大な十字架を虚空から取り出す修道女様。
清楚な彼女が向けるゴミ虫を見下すようなひどく冷めた目線は、
まったくもって残念なことにそちらの業界の方々に取ってたはただのご褒美でしかあるまい。

きっと伝承の中で八つ裂きにされた踏みつけられた悪魔とやらも、いい思いをしたに違いない。

423 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 00:38:43.30 ID:O/Ecrg820

キャスター「……豚が」

キャスターがこちらに向ける目線がさらに厳しくなる。
ああ、あれだ。侮蔑とか軽蔑とかそんなのを越えたもはや汚物を見るような目だ。
養豚場の豚を見るみたいな、そんな感じ。

真面目に大きさとか臭いとか哺乳類とかで、ゴミ虫より豚が駄目なヤツはいるからな。

……さてはてまあ、冗談はここまでにしておこう。
でなきゃマジでコイツ令呪の縛りを振り切ってもう一回俺の頭を潰しかねないぞ。

「何、その少し目覚めの悪いことがあってな。それを確認しに行くところだ」

昨日俺が話した冬木市大災害について。
夢で、無貌の神に言われてこと。

どうしてもそれを確認したくて、新都にある中央公園に向かいたいと俺はキャスターに告げた。

424 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/30(土) 00:42:37.80 ID:8mh/ymKO0

キャスターのイメージがリサリサ先生になりそうだ

425 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 00:43:17.44 ID:SgPNZnlHo

案外主人公の遠い祖先だったりしてな

426 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/30(土) 00:47:48.51 ID:uIeQfew+0

リサリサだと主人公のカーチャンになってまう

427 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/30(土) 00:51:02.34 ID:wrxEMOXAO

無貌貴方「ハッピーうれピーよろピくねー」

428 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 00:54:41.32 ID:O/Ecrg820

キャスター「――まさか、一人で行くおつもりでしたか？　この聖杯戦争中に」

そう、話を聞いた彼女は口を開いた。
いつの間にか、そのことが頭の中から抜け落ちていた。

そういえば今は聖杯戦争中だった。
最初の夜、初めて遠坂から受けた忠告を思い出した。

無貌の神の力。どうにも、俺はそれを過信しすぎている。
その力の通用しないセイバーやバーサーカーの存在を
把握しているのに、どうしてこうもまあ迂闊に行動できようか。

まったく恥ずかしいったら有りはしない

「あー、そうだったな。悪い。――キャスター、護衛を頼む」

キャスター「はい」

頬をかきながら呟く俺の言葉に、キャスターににっこりと頷いた。

429 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 01:05:06.08 ID:O/Ecrg820

さて、キャスターと何の話をしよう

１．夢で無貌の神が話したことについて
２．今の戦況に関して
３．その他

↓４

430 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/06/30(土) 01:09:03.56 ID:uIeQfew+0

特に話すことが無いしそのまま直行

431 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/30(土) 01:09:03.77 ID:8mh/ymKO0

１

432 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/06/30(土) 01:09:50.68 ID:J/X2Edeso

２

433 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 01:09:51.83 ID:SgPNZnlHo

１＋前に話したあの子の顔が、記憶の中で貌が無い事

434 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/30(土) 01:10:21.31 ID:WXK6S7UAO

バサカの正体

435 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 02:25:59.05 ID:O/Ecrg820

選択1：夢で無貌の神が話したことについて

キャスター「――本当に、救いがたいほどの邪悪ですね」

話を聞いたキャスターは俺の背後で霊体化したまま、そう言葉を零した。
けど、俺が聞きたいのはそんな分かり切ったことではない。

何故俺が彼女の顔だけを思い出せないのか。
その理由(ワケ)を知りたいのだ。

「……それでキャスター、お前の考えを聞かせてくれ」

キャスター「その邪悪については、私よりもマスターの方が詳しいのでは？」

気のない返事。まあ、そうだろう。
でも今はどんな些細な考えでも欲しかった。
俺では思いつかない内容も、サーヴァントであるキャスターなら思い当たるかもしれない。

「生憎、俺はバカなもんでね。とにかく、今は縋れるモンには神にでも仏にでも藁にも縋りてえんだ」

キャスター「……主と死人と枯れ草を同列に並べるのは感心いたしませんが、
　　　　　　わかりました。あくまで、私の見解ですが――っ！」

436 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 02:34:56.05 ID:O/Ecrg820

――ぃん

同時に、俺たちは警戒態勢を取った。
耳に届いたかすかな金属音。これは――戦闘？

マスター！　とキャスターが声を出す。
その声に弾かれるように、俺は音の方向目がけて駆けだした。

次に耳に届いた音は、明らかに激しく鉄がぶつかり合う音だった。

剣を持つであろうサーヴァント。
さらに遠坂達から、戦闘に関する連絡はない。

――ならば、考えられるのは二騎だけ。

「セイバーとバーサーカーか！」

途中、人払いの結界を越える。
遠坂の話が正しければ、黄路美沙夜はもう魔術が使えない。
この結界を張ったのは、バーサーカーのマスターか？

――剣戟の音が鼓膜を突き破るように大きくなった。

直後、戦況判定
1に近いほどセイバー、9に近いほどバーサーカー有利

『竜血鋼鱗(ドラグーン・シュラウド)』は、バーサーカーの竜種特攻により無力化

ステータス差：+1
竜種特攻：+2

437 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/30(土) 02:35:01.75 ID:8mh/ymKO0

てい

438 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) ：2012/06/30(土) 02:38:53.28 ID:SQ3MD5tj0

さあどうなる

439 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 03:32:45.68 ID:O/Ecrg820

判定8：バーサーカー有利

剣が唸る。風を裂き、鉄がぶつかる――

互角――まったくの互角。最強の魔剣を、ただの鉄の棒が受け止める。

薄汚れた黒い魔力の膜に覆われているが、どう見たとしてもそれはその辺りの道路に立っている街灯だ。
だが今やそれはただの街灯ではなく、英雄すらたやすく撲殺する悪魔の棍棒と化していた。

灰銀の髪の勇者は驚いたように目を見開き、前に立つ黒騎士を睨み付ける。

輝きもない闇のように真っ黒に染まった全身鎧。
甲冑に付いていた純白の外套は今や血のような朱色。
色褪せた金髪に、悪魔みたい赤い瞳と、マスクで口元を隠された面貌。

赤と黒と闇に染まった魔王の如き騎士は、
血に充ち満ちた眼でセイバーを捉えると絶叫を上げ、嵐のような猛撃を銜える。

一方のセイバーは完全に防戦一方に追い込まれていた。
セイバーとて、悪竜ファフニールを殺した北欧の大英雄である。

本来ならばこのバーサーカーが相手であれ、ここまで劣勢に陥ることなどないのだ。

440 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 03:35:02.89 ID:O/Ecrg820

だがマスターがあまりにも未熟故、本来の霊格よりもスペックが低下し、
さらに魔力不足に悩まされている今の彼では、この狂戦士に到底太刀打ちできない。

何故ならこのバーサーカーもセイバー、シグルド/ジークフリートと同様に竜を殺した大英雄の一人なのだ。

バーサーカー「■■■■■■■■───！！」

バーサーカーが吼える。
風が荒れ、巻き起こった強風がセイバーの後方に立つ、黄路美沙夜の元まで叩きつけられる。

バーサーカーとの戦闘が始まってから彼女もセイバーと共に戦うマスターとして、
何度も何度も目の前に立つ『死』の姿を見つめ直した。

けれど、結果は変わることはない。
彼女に与えられたマスターとしての透視能力は、何度も同じ情報のみを映す。

クラス、バーサーカー。
真名、不明。
性別、男性。
属性、混沌・狂。
ステータス、筋A+　耐A+　敏A　魔C　幸B　宝A+。
クラススキル、狂化C。
保有スキル、蛮勇A、心眼(偽)B、天使の加護C。
所有宝具、詳細不明。但しその手に握るすべての武器はAランクの宝具となる。

――彼女の目に映るのは、ただの絶望でしかなかった。

441 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 03:36:54.53 ID:D9f3wphjo

>但しその手に握るすべての武器はAランクの宝具となる。

ランスロットより遥かに上だな…これで重火器もったら無敵じゃね？

442 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 03:37:33.04 ID:O/Ecrg820

直後、戦況判定
1に近いほどセイバー、9に近いほどバーサーカー有利

『竜血鋼鱗(ドラグーン・シュラウド)』は、バーサーカーの竜種特攻により無力化

足手まとい：+1

ステータス差：+1
バーサーカー宝具：+2

バーサーカー有利：+1

443 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/30(土) 03:37:38.71 ID:/kCWeUi80

Aランクかー…そうかAかー…

444 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/30(土) 03:38:42.43 ID:/kCWeUi80

うぉ！？すまんねローランｗｗｗｗ

445 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 04:17:33.13 ID:O/Ecrg820

判定6：やや拮抗

マントをはためかせ、灰銀髪の勇者は、なんとか黒の騎士の猛攻に食らいつく。

死力を振り絞り、ようやく拮抗状態へと持ち込む。

それでも、主導権は目の前のバーサーカーにあるのだ。

実際一秒ごとに、一手ごとに、じりじりとセイバーは劣勢に立たされてゆく。

撤退すらままならない状況。

このバーサーカー相手に背を向ければ、たちまちAランクの投石で背中を打ち抜かれてしまうだろう。

だからといって、このままでは最初に魔力切れを起こすのは確実にセイバーの方だ。

そうなればマスターである黄路美沙夜の命はない。

この拮抗状態が崩れるのも、時間の問題だ――

貴方は――
１．セイバーに助勢する
２．バーサーカーに助勢する(感情判定を行います)
３．静観する
４．自由安価

↓３

446 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 04:18:49.50 ID:D9f3wphjo

ｋｓｋ

447 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県) [sage]：2012/06/30(土) 04:19:31.88 ID:Nu3ZXy/so

kskst

448 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) ：2012/06/30(土) 04:21:50.41 ID:dd54qOUY0

銃火器の類は扱えない無窮の武錬ないから叩くか物を投げるしかできない
銃もたせても棒の用殴るしか扱えない

449 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 04:23:15.50 ID:O/Ecrg820

ファントムソード・オルランドの解説を求めているわけではないので安価下

450 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 04:23:36.78 ID:D9f3wphjo

451 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 04:29:29.66 ID:O/Ecrg820

直後、？？？判定

失敗で令呪のみ

天才：-1
偏執的狂気：+2

452 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/30(土) 04:33:02.52 ID:WXK6S7UAO

ホイホイ

453 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 04:34:28.34 ID:O/Ecrg820

判定3：令呪のみ

よって令呪のみ使用

ここまでですおやすみなさい

454 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 04:35:20.19 ID:D9f3wphjo

乙

455 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/06/30(土) 04:40:32.71 ID:WXK6S7UAO

乙
早くアストルフォちゃんの笑顔曇らせたい

456 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/06/30(土) 04:42:51.45 ID:/kCWeUi80

おつかれっしたー

457 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 16:56:04.54 ID:eIZ8gt1Ho

誤爆したんだし、投下しないとな!

458 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/06/30(土) 18:04:47.21 ID:O/Ecrg820

直後貴方とキャスターの奇襲判定

成功以上でバーサーカーに負傷(-1)、さらに有利状態で戦闘開始

失敗はそのまま戦闘へ移行
ファンブルのみこちら側へのダメージ判定

無貌の神：+3

バーサーカー(人間と英霊の差)：-3
心眼(偽)B：-2
ステータス差：-4

戦闘中：+2
キャスターとの合同攻撃：+2

計：-2

459 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/06/30(土) 18:05:31.28 ID:7R5uunxGo

ほい

460 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 18:05:42.49 ID:O/Ecrg820

取り忘れ安価なら下

461 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/06/30(土) 18:07:52.71 ID:XNKjiX2AO

462 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 18:25:14.61 ID:Q8Z6FUfIO

大成功と思ったらファンブルでござる

463 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 18:26:37.98 ID:SgPNZnlHo

そういう意味じゃないだろ

464 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 18:34:40.50 ID:Q8Z6FUfIO

あら…勘違いすまない

465 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 18:58:21.48 ID:O/Ecrg820

判定6：成功

キャスター「――セイバー、合わせてください」

凛、と張りつめた若い女性の声。

同時にセイバーは、黒騎士の鉄棒を剣の腹で受け止める。
本来なら力負けする状況。

だが横から伸びた巨大な十字架が、魔剣グラムと共にバーサーカーの一撃を受け止めていた。

そして――

「上出来だ、キャスター」

闇を裂く闇。浮かぶ赤い閃光。チェシャ猫は嗤う。
黒よりも暗い影が、バーサーカーの右腕の筋を斬りつける。

バーサーカー「■■■■■■ーーー！！！」

初めて、痛みに声を上げるバーサーカー。
そして血が迸る赤い瞳で、目の前に立つ暗闇の睨み付ける。
それは邪気な笑みを浮かべると、嘲るように裂けた唇を耳元まで釣り上げた。

「――俺、参上」

直後、戦況判定

１ターン目
1に近いほどセイバー、9に近いほどバーサーカー有利

サーヴァント級３体：-4
足手まとい：+1

ステータス差：+1
バーサーカー宝具：+2
負傷：-1

貴方有利：-1

計-2補正

466 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/06/30(土) 18:59:06.04 ID:7R5uunxGo

てい

467 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 19:12:52.44 ID:O/Ecrg820

判定2：セイバー側有利

直後、２ターン目戦況判定
1に近いほどセイバー、9に近いほどバーサーカー有利
さらに貴方有利で判定

サーヴァント級３体：-4
足手まとい：+1

ステータス差：+1
バーサーカー宝具：+2
負傷：-1

貴方有利：-1

計-2補正

468 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 19:14:02.50 ID:SgPNZnlHo

ほい

469 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 19:16:54.88 ID:O/Ecrg820

判定0：特殊判定

直後判定
奇数：敵行動
偶数：味方行動

470 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 19:17:15.24 ID:SgPNZnlHo

ほい

471 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 19:56:18.92 ID:O/Ecrg820

判定4：味方行動

黄路「――八雲さん。セイバーの宝具を使用します。
　　　ギリギリまで、バーサーカーを引きつけてください」

ここで勝負を決める。俺達の背後に立っている黄路美沙夜はそう告げた。
俺のことをさんざん嫌っているようだったが、
流石の黄路も倒すべき敵の優先順位ぐらいは決めていたようだ。

バーサーカーを倒しておかなければ、被害は拡大する。

おそらくセイバー、シグルド/ジークフリートの宝具ならば、確実にバーサーカーを倒せるということなのだろう。

しかしその宝具の使用には、僅かにラグが出るようだ。
その発動のために、少しだけバーサーカーを止める誰かが必要になる。

それが俺たちということだ。

下手をすれば巻き込まれる恐れもある。
それでも、このバーサーカーが倒せるとなれば――

１．キャスターと協力し、バーサーカーの足止めを行う
２．このまま戦闘を続行する
３．自由安価

↓３

472 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/30(土) 19:58:29.84 ID:wrxEMOXAO

473 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/06/30(土) 19:59:08.09 ID:Yw7aPvfko

474 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 19:59:08.31 ID:bMLOjP3DO

475 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 19:59:09.00 ID:SgPNZnlHo

476 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 20:14:52.07 ID:O/Ecrg820

選択1：バーサーカーの足止めを行う

キャスター「マスター、よろしいでしょうか？」

キャスターの言葉に、俺は頷いた。
それとほぼ同時にセイバーが大きく後ろへ飛び退き、戦線から離脱する。

途端、バーサーカーの攻撃の重量とその数が増す。
今までそれら受け止めてきたのは、他でもないセイバーだった。

当然それを受け止めていたセイバーがいなくなれば、
そのバーサーカーの攻撃を俺とキャスターで受け止めなければならない。

乱打される瀑布を受け止めるたび、鉄如きの皮が剥げ、肉を削り取る。
一撃で骨が砕かれないだけマシだが、如何せん痛覚はどうしようもない。

俺の隣で同じようにバーサーカーを押しとどめているキャスターの十字架も、所々へこんでいたり曲がり始めていた。

477 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 20:36:11.40 ID:O/Ecrg820

時間にして僅か数秒。
それでも、バーサーカーの猛攻は俺たちをぼろぼろにするには十分すぎた。

まだかまだかまだかまだか――っ！

黄路「――令呪に告げます。セイバー、『運命(さだめ)られし破滅の剣(グラム)』を持ち、バーサーカーを打ち倒しなさい」

同時に、がしん、と剣を地面に突き立てる音を聞いた。
弾かれるように俺とキャスターはその場を離れる。

一秒。爆散するように、セイバーの大剣が星屑のように粉々になる。
二秒。その星屑をかき集めるように爆熱の炎が燃え上がり、セイバーの手に炎の刃を生み出す。
三秒。無造作に振られたその炎は恒星の如き膨大な熱量と輝きを放ちながら、一直線にバーサーカー目がけ、放たれた。
　　　炎の刃は周囲を破砕し、巻き込みながら火砕流のように通り道を焼き尽くす。
四秒。少し遅れ、灼熱の余波が俺とキャスターの身体に降りかかった。

――対城宝具、『運命られし破滅の剣(グラム)』

またの名をバルムンクと呼ばれる、ヴォルスング王の大樹に突き立てられていた最強の魔剣。
それがシグルド/ジークフリートの持つ、最強の攻撃宝具なのだろう。

478 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 21:08:17.13 ID:O/Ecrg820

恒星の如き灼熱に炎が通り過ぎた地面は蒸発し、濛々と蒸気を上げながら融解していく。
視界は白い高温の蒸気に閉ざされ、一寸先ですら見通すことは難しい。

融解した岩石からは様々な毒素を含んだガスが、吹き出している。
まるで誕生直後の地球表面でも見ているかのようだ。少なくとも、こんな環境下で生き抜ける生物はいない。

それにしても、張られていた人払いの結界が大規模な物で助かった。
でなければ、間違いなくセイバーの一撃は周囲に多大な損害をまき散らしていたであろう。

一方直撃は間逃れたものの、高温の熱風に薙ぎ払われた俺の服は、耐火温度の限界を超え、早速炎を吹き上げていた。

「あちあちあちっ！　――黄路！　ここまで余波がデカイならちゃんと教えとけよ！」

そう文句を言いながら、俺は自分の服に燃え移った火をなんとか消火し終える。
邪神でなければ死んでいたぞ、今回は。

けれど、黄路からの返答はない。
セイバーからは一番彼女が離れていたし、視界がふさがれても声は届くと思うが……

「……おい、聞いてんのかよ。おう……」

キャスター「マスター。彼女ならば、魔力不足で気を失っております。
　　　　　　命に別状はございませんが、当分は安静にさせておくべきです」

そう、いつの間にか背後に姿を現していたキャスターは口を開いた。
どうやら先ほどのセイバーの宝具は、例え令呪があったとしても、
正規の魔術師でない彼女にとっては、ひどく負担が大きい物だったようだ。

セイバーは剣を失い、マスターは気を失っている。
こちらも体調こそ悪いものの、彼らよりも疲労しているわけではない。

となれば、今はセイバーを倒すチャンスであり――

１．悪い考えだ
２．……
３．自由安価

↓３

479 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/30(土) 21:10:23.14 ID:wrxEMOXAO

480 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 21:10:28.88 ID:bMLOjP3DO

481 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 21:10:29.41 ID:SgPNZnlHo

482 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/30(土) 21:10:30.75 ID:8mh/ymKO0

１

483 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 21:10:50.93 ID:QMA2Zs9uo

3そんな気分じゃないな。とりあえず撤収するか。

484 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 21:38:15.99 ID:O/Ecrg820

選択1：悪い考えだ

上がる白い蒸気の幕が、徐々に薄くなってゆく。
気がつけば、辺りに満ちていた熱気もどことなく落ち着いてきたようだ。

少しだけ薄くなった霧の向こう側に、
黄路美沙夜を抱え、こちらをじっと見つめるセイバーの姿があった。

「……ったく、我ながら悪い考えだ。シャレにもなんねよ。
　とりあえず撤収するぞ、キャスター」

キャスター「はい、マスター。セイバー、お気をつけて」

この場を離れる俺とキャスターを、セイバーは黙って見送る。
相変わらず一言も喋ることはなかったが、こちらに向けた瞳はどこか優しげな物になっていた。

さて忙しいのはこれからだ。
とりあえずここの後始末に関しては、早いところ遠坂にでも伝えることにしよう。
また文句を言われそうだが、バーサーカーを倒したのだ。

そのくらい多めに――

直後、バーサーカー攻撃判定
筋力A+：+2
バーサーカー宝具：+2

耐久A：-1

485 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/30(土) 21:38:33.56 ID:8mh/ymKO0

てい

486 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 21:56:11.25 ID:O/Ecrg820

判定9：セイバー、大ダメージ

剣を失い、美沙夜を抱え、背を向けていたセイバーは完全に反応に遅れた。

セイバー「――っ！」

セイバーの肩を、投げつけられた砲弾が吹き飛ばす。
右肩が消し飛び、砲弾の勢いでそのままちぎれた右腕が回転しながらミンチにされる。

それでもセイバーはすぐに左腕に黄路を抱え直し、背後からの攻撃に備えた。

冷たい冬風が、残った蒸気を吹き飛ばす。
白の帳が消し飛ばされた後、そこに立っていたのは――

バーサーカー「■■■■■■■ーーーーーー！！！！」

――赤いマントを翻し、黒い鎧を纏った、血に染まった瞳の魔王だった。

バーサーカーは死んでいなかった。
身に纏う鎧にこそ、所々焦げ熔け落ちた場所があるもの、
それでもあれほどの熱量を受けておきながら、致命的と思える傷を一切負っていなかったのだ。

恒星の如き灼熱と輝きに呑み込まれ、薙ぎ払われ、
焼き尽くされておきながら、その身体は未だ黒金の城として大地にそびえ立つ。

たった一人の騎士は太陽の如き紅蓮の灼熱を、完璧に受け止めていたのだ。

487 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 22:06:52.99 ID:O/Ecrg820

何故だ。どうして。A++の対城宝具の、直撃を受けたのだ。
それにどうして、生きていられる!?

「――どういうことだよ」

目の前の光景に、俺は呆然と呟くしかなかった。
一方セイバーと相対するバーサーカーは、腰の鞘から一本の剣を抜き放つ。

それは神々しいほどの白く眩い光を帯びていたが、
バーサーカーの手に握られた途端、バーサーカーの魔力によってどす黒い輝きを帯びた剣と化した。

キャスター「『絶装天剣(デュランダル)』。まさか、貴方は――っ！」

その剣に見覚えがあるのだろう。
キャスターが悲痛に近い声を上げる。

バーサーカーの正体がわかった。けれど、もう無意味だ。
正体がわかったところで、なんともならない相手だということが、はっきりしたのだから。

488 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 22:22:42.54 ID:O/Ecrg820

セイバー「……」

セイバーは黙ったまま、目の前の黒き死を睨み付ける。
そしてセイバーはバーサーカーから目を離すことなく、
左腕に抱え直した黄路美沙夜を的確にこちらの方に投げてよこした。

慌てて、俺は彼女を受け止める。
気を失ったままだ。これでは到底令呪の使用は不可能だろう。

……それで、意味が理解できた。

セイバーは、足止めをするつもりだ。
死ぬことがわかっていながら、自分のマスターを生き残らせるために、
あの漆黒のバーサーカーへ立ち向かうつもりなのだ。

489 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 22:26:39.55 ID:O/Ecrg820

セイバー「……」

彼がこちらを振り向くことはない。
彼がこちらに話すこともない。

もはやセイバーはこちらに意識を向けることはせず、
ただ目の前のバーサーカーに向けて背負っていた鞘を武器代わりに手に取った。

キャスター「行きましょう、マスター」

彼女の言葉に俺は黙ったまま、黄路美沙夜を両手で抱える。
耳に、鉄がぶつかる音と肉が裂く音が聞こえてきた。

その音を背に、俺はキャスターと共に黒き死から逃げ出すしかなかった。

490 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 22:29:22.22 ID:O/Ecrg820

直後、黄路美沙夜体調判定
1に近いほど回復に時間がかかる

見習い魔術師：-1

491 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/30(土) 22:29:29.12 ID:8mh/ymKO0

てい

492 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 22:32:05.23 ID:O/Ecrg820

判定1

早急に魔力補給が必要なレベルが必要なレベルじゃないですかー！

同じ美沙夜なのにどうして玲瓏館とこんなにも差がついたのか

493 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/30(土) 22:34:05.26 ID:wrxEMOXAO

早速魔翌力補給しようか(迫真)

494 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 22:34:19.91 ID:eIZ8gt1Ho

慢心、環境の違い

495 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 22:34:33.52 ID:O/Ecrg820

では、凛ちゃんさんによる魔力補給

回復にかかる時間は？

1ほどかかる
天才(五大元素)：+1
美沙夜ちゃんファンブル：-2

496 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/30(土) 22:34:42.24 ID:wrxEMOXAO

あ

497 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 22:38:21.08 ID:O/Ecrg820

判定3：明日の昼当たりまで

よって明日の夕方行動まで、凛ちゃんさんは屋外での行動はできません

直後、今夜のバーサーカーの被害判定
戦闘を行った：+2

498 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/30(土) 22:38:27.30 ID:8mh/ymKO0

てい

499 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 22:38:57.93 ID:SgPNZnlHo

消☆滅

500 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 22:42:48.40 ID:O/Ecrg820

判定0：特殊判定

よって襲撃判定

バーサーカーが襲撃したのは？
1～4：アサシン
5～8：アーチャー
9,0：キャスター

501 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/30(土) 22:43:01.69 ID:wrxEMOXAO

あ

502 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 22:43:05.20 ID:O/Ecrg820

直後で

503 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/30(土) 22:43:15.38 ID:8mh/ymKO0

てい

504 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) ：2012/06/30(土) 22:43:44.50 ID:dd54qOUY0

セイバーバーサーカー強敵２人共倒れしてくれたか理想的な展開だな
後は残た連中で普通に勝ちあがれば良い

505 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 22:47:04.80 ID:O/Ecrg820

判定8：ＶＳアーチャー戦

直後、結果判定
ファンブル以外アーチャー消滅

506 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/30(土) 22:47:10.11 ID:wrxEMOXAO

あ

507 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 22:48:17.82 ID:/uvs6G040

バーサーカーが死んだ！

508 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 22:48:42.26 ID:eIZ8gt1Ho

この人でなし！

509 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 22:49:19.82 ID:O/Ecrg820

判定1：アーチャー生存

よって直後、その被害判定

1～3：重傷
4～6：負傷
7～8：無傷
9～0：バーサーカーにカウンターダメージ

510 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/30(土) 22:49:25.68 ID:8mh/ymKO0

てい

511 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 22:50:17.96 ID:Q8Z6FUfIO

ワカメぇぇぇえ

512 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 22:54:20.52 ID:O/Ecrg820

判定8：神託Dにより、亀神様のお告げがあった

今回のワカメマジ優秀！

最後直後、黄路美沙夜の感情判定

助けてくれた相手：+1
険悪：-2

513 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/30(土) 22:54:38.02 ID:wrxEMOXAO

あ

514 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 22:56:21.17 ID:f8/IOoxG0

だめだこの美沙夜･･･

515 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/06/30(土) 22:56:22.33 ID:8mh/ymKO0

頑なだなぁ・・・

516 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 22:56:41.77 ID:O/Ecrg820

判定1：相変わらず気の合わない相手

ということで美沙夜ちゃんルートの可能性は終了いたしました。
凛ちゃんさんによる記憶処理後、普通の学生生活に戻って頂きます。

では、まとめます。

517 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) ：2012/06/30(土) 23:07:22.03 ID:O/Ecrg820

《三日目まとめ》
拠点：深山町の学生寮

貴方
性別：男性
家系：4(おそらく貴方の家系では貴方が始めての魔術師であり、)
素質：4(その腕前のレベルも平均より落ち込んだものである)
戦闘距離：1(至近、白兵戦に対応する)
戦闘スタイル：4(攻撃よりも補助に重きを置いた魔術を使う)
生い立ち：-(貴方は一人、朝の来ない夜に抱かれて眠る)
職業：学生兼邪神
礼装：
『ゼロ・ショット/Turn Zero Kill』

――閃光、暗転、終幕。

『無貌の神』の力による戦力差で、戦闘開始前に相手を打ち倒す異形の技巧。
初見の相手のみに有効な技術であり二回目以降、また圧倒的な戦力差が存在する相手にも無効化される。
この技能は一定ランクまでの相手までならば、サーヴァント相手にも有効。

【対象との初戦闘時に判定を行い、大成功以上の場合、戦闘に勝利する。
　また成功の場合はその戦闘中に限り、+2補正を得る。合計補正差が-3以上の相手には発動しない】

特殊スキル１：【無貌の神】
・戦闘時に異形化することにより+3補正を得、こちらの-スキルを無力化する。怪物スキル。
・また生存判定におけるあらゆる補正を無効化し、ファンブル以外で生存する。
・状況によっては『無貌の神』による運命干渉が発動する。時にその範囲は世界秩序の改竄まで及ぶ。

特殊スキル２：【学生】
・探索、逃走判定に+1。自動的に年齢が中学生から高校生の間に設定される。
・朝、昼、夕方の『学校』に出入り可能。

特殊スキル３：【見習い魔術師】
・魔術に対する知識を有する。戦闘、索敵等の判定に-1補正。

【サーヴァント】
キャスター：アンティキオアの聖マルガリータ
ステータス：筋C 耐C(B) 敏C(B) 魔B(A) 幸C 宝C+
宝具：
『産まれ出ずるべき光(クルクス・プレグナートゥス)』
ランク：C+　種別：対結界宝具　レンジ：－　最大捕捉：－
　巨大化してドラゴンをも引き裂いたと言う十字架。
　「裡」という概念を打倒する宝具であり、結界などの境界を引き裂いて消滅させる効果を持つ。
　真名を解放し、祈りを捧げることでマルガリータの魔翌力が尽きるか、「裡」を超えるまで無制限に巨大化する。

【結界に飲まれた際に自動発動。Aランク以下の結界を破壊する】
【その際、結界を破壊した分のダメージを術者へ与える】

令呪：１

【人間関係】

『無貌の神』《興味・期待(険悪)》：『運命の歯車は回り、ようやく物語の幕は開かれた――』

キャスター《理解(最悪)》：「どうして、彼のような御方があのようなクラスで……」

衛宮士郎《信頼》：「先輩、弁当作ってきたんですけどご一緒しませんか？」

間桐慎二《信頼・綺麗な慎二》：「とにかく急いで先輩達と合流するぞ、アーチャー！」

間桐臓硯《友好》：「桜よ、メシはまだかの？」「さっき食べたじゃありませんかお爺様」

遠坂凛《友好》：「黄路先輩は大丈夫です。それより、バーサーカーの正体ですが――」

ライダー《信頼》：「ど、どうしたの、マヒロ？　え、後で話すって……な、何かあったの？」

沙条綾香《関わり合いたくない人種》：「目があった目があった目があった目があった目があった――っ！」

藤村大河《信頼・理解》：「何かあったら先生にすぐに相談すること！」

葛木宗一郎《友好》：「……授業にはきちんと出なさい」

黄路美沙夜《険悪/異形の怪物》：「……さつ、き」

その他男子学生・女子学生《怖そう》：「「「目つき怖すぎ」」」

518 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/06/30(土) 23:14:56.64 ID:4coR1Mll0

さすがアンドゥヴァリの腕輪は格が違った（不幸の）

519 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 23:16:05.68 ID:O/Ecrg820

【敵サーヴァント】
マスター：黄路美沙夜
セイバー：シグルド/ジークフリート(マントを纏い、大剣を担いだ無口な男)
宝具：
『竜血鋼鱗(ドラグーン・シュラウド)』
ランク：A　種別：対人宝具　レンジ：－　最大捕捉：１人
　ファフニールの血によってもたらされた呪いの肉体。
　肩甲骨の間の部分を除いて、全身を鋼鉄のように強化する防御膜を表皮に形成しており、
　物理攻撃ではAランク相当の筋力によっても微傷程度のダメージしか与えられない。
　真名開放で肩甲骨の間の部分を除いた全身に、毒々しい血の色をした『竜血鋼鱗(ドラグーン・シュラウド)』を纏う。

『運命られし破滅の剣(グラム)』
ランク：A++　種別：対城宝具　レンジ：1～99　最大捕捉：1000人
　ヴォルスング王の大樹に突き立てられていた、最強の魔剣。
　刀身を燃料として破砕し、巨大な炎の刃で、通過する全ての対象を焼却する。
　また、周囲に対し、熱エネルギーの余波による無差別な攻撃を行う。
　この炎は竜殺しの特性を備えており、竜種及びそれに起因する属性を持つ者には追加ダメージを与える。
　砕けた刀身は柄に持ち主の魔力を充填することで、再び宝具としての機能を取り戻すことが出来る。

令呪：２

マスター：？？？
ランサー：フィン・マックール(槍を携えた月光のような銀髪の老人)
宝具：『血統の白薔薇(ビルガ)』
　　　『全治なる白き掌(フィンタン)』
　　　『全知なる白き指(フィンタン)』
令呪：３

マスター：間桐慎二
アーチャー：亀の甲羅の鎧を身につけた色黒の大男
宝具：？？？
令呪：？

マスター：遠坂凛
ライダー：蝶の髪飾りをつけたピンク色の髪の美少女？(CV.悠木碧)
宝具：？？？
令呪：２

マスター：？？？
アサシン：忍び装束を纏った特徴のない忍者
宝具：？？？
令呪：？

マスター：？？？
バーサーカー：ローラン/オルランド(黒鎧の騎士)
宝具：『騎士は無形の太刀にて勝利せん(ファンドムソード・オルランド)』
　　　『絶装天剣(デュランダル)』
　　　『聖なる天鎧(エンジェルアーマー・ロラン)』
令呪：２

【特記事項】
・ライダーが無貌の神を目撃
・現在別個にバーサーカーが活動中
・無貌の神、バレタ
・セイバーへの協力者？　『統一言語』の魔術師？ →玄霧皐月
・バーサーカーの正体、判明
・貌を思い出せない少女

【同盟】
アーチャー＆ライダー＆キャスター同盟(対ランサー同盟)：ランサー消滅確認、同盟は継続するか不明

【敗退】
ランサー
セイバー

520 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/06/30(土) 23:29:04.65 ID:O/Ecrg820

今日はここまでです

ありがとうございました

では次回から悲劇のアストルフォちゃんをお楽しみくださいませ

521 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 23:29:39.17 ID:SgPNZnlHo

乙

522 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/30(土) 23:30:08.18 ID:QMA2Zs9uo

乙
アストルフォちゃんの活躍に期待だね

523 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/06/30(土) 23:31:37.24 ID:Rm3wwD3E0

乙
アストルフォちゃんに悲劇起こりすぎワロタ

524 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/06/30(土) 23:31:59.97 ID:wrxEMOXAO

乙

525 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/06/30(土) 23:35:20.93 ID:7R5uunxGo

乙

アルトルフォちゃんぺろぺろ

526 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) [sage]：2012/07/01(日) 00:04:33.84 ID:FY4r+wSAO

そういえば何でローランはグラム食らって無傷なんだ？

527 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/01(日) 00:19:25.03 ID:HjaTBvXf0

【元ネタ】ローランの歌、狂えるオルランドゥ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ローラン(オルランド)
【性別】男性
【身長・体重】180cm・80kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A+　耐久A+　敏捷A　魔力C　幸運B　宝具A+
【クラス別スキル】
狂化：C
　幸運と魔力を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
　言語能力を失い、複雑な思考ができなくなる。

【固有スキル】
蛮勇：A
　無謀な勇気。
　同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを大幅に向上させるが、
　視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。

心眼(偽)：B
　直感・第六感による危険回避。ほぼ野生に近い本能的な勘。

天使の加護：C
　天使の加護により、一対一の戦いにおいて幸運を引き寄せる。

対魔力：E
　魔法庭園の主、魔女ファレリーナから奪った、
　魔術を無効化する剣による対魔力を有するが、狂化によりランクダウン。
　無効化はできず、ダメージ数値を多少削減する。

【宝具】
『絶装天剣(デュランダル)』
ランク：A(A+)　種別：対人宝具　レンジ：1～2　最大補足：1人
　天使に授けられたとされる両刃の片手剣。
　その黄金の柄には聖バジルの血、聖ピエールの歯、聖デュニの毛髪、聖母マリアの衣服の一部といった聖遺物が納められている。
　第一の奇跡、”折れない剣”という概念の具現化。いかなる手段によっても破壊されない。
　第二の奇跡、真名開放でその刀身に魔力を纏わせ、切断力を強化。
　さらに敵がアンデット、吸血鬼、悪魔などか、属性が『悪or狂』である場合、追加ダメージ。
　第三の奇跡、柄に収められた聖遺物が魔力炉としての機能を持つため、運用・真名開放に魔力を消費しない。
ただし現在は宝具『騎士は無形の太刀にて勝利せん』の影響により、ランクダウンしてる。

『騎士は無形の太刀にて勝利せん(ファントムソード・オルランド)』
ランク：A　種別：対人宝具　レンジ：1　最大捕捉：30人
　無形の魔刃。ローランが手にしたありとあらゆる物体をAランク宝具にまで昇華、固定する宝具。
　また、竜退治の逸話を持つため竜属性を持つ者に追加ダメージを与える。
　しかしこの宝具の本質は神秘の強化・固定であり、物を支配下に置く能力ではない為、
　車や銃器などの精密機械や複雑な操作を必要とする道具は本来の用途で使えない。
　魔法庭園で装備を奪われたローランが、樫の枝を手に竜と闘い勝利した逸話の具現化。

『聖なる天鎧(エンジェル・アーマーロラン)』
ランク：A(B)　種別：対人宝具　レンジ：-　最大補足：1人
　天より祝福され与えられた加護の力で、ローランの全身を覆う聖なる防護膜。
　この聖なる護りがありとあらゆる攻撃をローランの肉体に届く前にシャットアウトする。
　ただし加護膜は常時発現しているわけではなく、ローランが無防備や無警戒であればあるほどその守りの絶対性を増してゆく。
　そのためローランを背後から奇襲または暗殺、あるいは流れ弾などの偶発的な事故で傷つけるのは不可能に近い。
　また天界の護りであるため、不浄なる地上と長く接触している足の裏だけは聖性が中和されるため防護膜を張ることができない。
現在は宝具『騎士は無形の太刀にて勝利せん』の影響により、ランクアップしてる。

【解説】
　シャルルマーニュが従えた十二勇士の筆頭。
　シャルルマーニュの甥でもある彼は、大帝の最も信頼の厚い騎士として数多の武勲を挙げた。
　カタイの王女アンジェリカに夢中になり、祖国の危機を無視した罪により、一時期理性を剥奪される。
　しかし、同じ十二勇士の一人であるアストルフォの活躍により、理性を取り戻した。
　義父ガヌロンの策謀により、ロンスヴォルの血戦で戦死する。

528 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/01(日) 00:22:56.90 ID:osTH/hAU0

乙でした

529 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/01(日) 00:23:51.10 ID:w75/veASo

>ローランが無防備や無警戒であればあるほどその守りの絶対性を増してゆく。
>そのためローランを背後から奇襲または暗殺、あるいは流れ弾などの偶発的な事故で傷つけるのは不可能に近い。

極悪宝具だな…これがある限りアサシンさんの存在価値がゼロに近くなってしまう。

530 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/07/01(日) 00:26:55.78 ID:DlCHF7Tuo

アサシンさんの本領はマスター暗殺じゃないですかやだー

531 ：1 ◆0e.G9BzteE [sage saga]：2012/07/01(日) 00:38:18.44 ID:HjaTBvXf0

>>526

Fate／Another Servant HeavensFeel 2　第３６話　より引用

＞「────現世の主君が汝に命じる。
＞　　　　わたしの騎士よ、一切の抵抗をするな───────！！！！」

＞聖堂騎士と太陽船の激突は完全に拮抗している。
＞衝突の余波で発生した激烈な衝撃波が両者の周囲をズタズタに引き裂いても、騎士は無傷のままそこに存在していた。
＞令呪の強権によって無抵抗状態にされている今のローランを傷付けられる者など何一つとして存在しない。

＞あの強大な仇敵を真正面から打破出来る、彼女だけに与えられた唯一の手段《こうげき》。
＞綾香はセイバーを令呪で強制的に完全無防備状態にさせる事で絶対無敵の天使の鎧である『聖なる天鎧』を任意で誘発させたのだ。
＞この瞬間のパラディンはまさに不死身にして無敵。
＞ラメセスが如何に強力無比な超宝具を保有していようが関係ない。
＞ローランが天の聖鎧を纏っている限り、誰であろうが騎士を傷付けることなど絶対に叶わないのだから───！！

令呪使用でローランを無抵抗に→『聖なる天鎧』による完全防御発動→グラム無効化、の流れです
今回は素がA+の耐久に、『聖なる天鎧』がAランク防御宝具になっていたので耐えた感じですが

532 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/01(日) 00:40:53.24 ID:w75/veASo

>>530
マスターを人質にするか転々するかの2択ですね

533 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) [sage]：2012/07/01(日) 00:46:28.82 ID:FY4r+wSAO

>>531
なるほど・・・
令呪有りとはいえA++の対城宝具に耐えるとか強すぎだろｗｗｗｗ

534 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]：2012/07/01(日) 01:42:59.41 ID:UJSb92AQo

何が何でも強過ぎワロタ、原作キャラだとギル以外誰勝てるんだろうか

535 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/01(日) 07:09:57.18 ID:j03YcAHc0

武器を持ち替えまくったらヘラクレスも余裕で倒す事が出来るとかひどいチートだな

536 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/01(日) 17:48:30.95 ID:C0D1zB/AO

フランス最強の英雄だから仕方ない

537 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/01(日) 19:21:55.41 ID:rer9UdJeo

フランス最強って湖の騎士さんじゃないのか

538 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/07/01(日) 19:36:12.06 ID:N+NnKtBh0

そりゃブリテンだからイギリスの方でしょ湖の騎士さんは

539 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]：2012/07/01(日) 19:42:56.23 ID:/51Qj4kxo

ドイツの、ムラがあり過ぎて最強と言って良いかよくわからないけど有名な英雄さんは日本じゃ影薄いしなあ

540 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/01(日) 21:02:41.55 ID:HjaTBvXf0

皆様お疲れ様です
今日はお休みします

来週の予定は不明なのでわかり次第ご連絡します

ジークフリートならドイツ
シグルド、シグルズなら北欧ですね

何スロットさんを書いた人はフランス人でも彼の所属国は一応ブリテンなんで

541 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/01(日) 21:18:05.87 ID:C0D1zB/AO

乙です

542 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/01(日) 21:23:47.52 ID:Y3FnYAMeo

了解

543 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]：2012/07/01(日) 22:07:49.81 ID:ngLXPvso0

乙です

544 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/01(日) 22:41:48.83 ID:co2PO0bG0

イギリス…ランスロットorギャラハッド
ドイツ…ジークフリートorスツーカの悪m(ryｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ
フランス…ローラン
日本…日本武尊
中国…関羽orゲイ(羽に升)or台所のブラックサレナ

各国の最強の英霊ってこの辺じゃ無い？

545 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/02(月) 22:51:46.67 ID:/sP76+sP0

【幕間】

無貌の神『ふむ。こんばんは、第四の壁の向こう側の諸君達』

無貌の神『さてはて。今回俺から言うべきことは何もないのだが、お前達が知っておきたい内容は幾つかあるだろう』

無貌の神『そのうち、私の行動に支障のでない範囲でいくつか質問に答えようではないか』

無貌の神『安心したまえ、あくまでこれは夢の中のお話だ。夢は誰も傷つかない。
　　　　　よって、この場所での質疑応答は現実の世界たる本編では何の影響も及ぼさない』

無貌の神『まあ、その間に>>1の食事が済むまでの尺稼ぎということだ。
　　　　　たまには、このような趣向も悪くはないだろう。ああ、無論本編外での質問でも構わない』

無貌の神『では、質問をお聞きしよう。↓５辺りまで、何か聞きたいことがあれば遠慮せずに聞いて欲しい』

546 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/02(月) 22:54:04.56 ID:Z3dhJ+ca0

ニャル子さんとアンタの違いを三行で

547 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/02(月) 22:55:55.54 ID:kEW27iiro

無貌の神は何に愉悦を感じるの？

548 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/02(月) 22:56:12.31 ID:Oxfg9TnAO

アストルフォちゃん孕ませたいけど

549 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/07/02(月) 22:56:42.41 ID:gZUXoofbo

男の娘を虐めたいんですけどどうしたらいいですか

550 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/02(月) 22:57:15.44 ID:oG4nEb/do

出来れば記憶を取り戻すヒントを
無理なら↓

551 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/02(月) 22:57:45.06 ID:RBlKcwXIO

ニャル子について一言

552 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]：2012/07/02(月) 22:58:11.31 ID:c+Pr13rbo

使い続けるとどんなデメリットがあるか、ないならそれでも良いが

553 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 00:30:33.46 ID:FZAvq26R0

>>546

無貌の神『ふむ、俺と銀髪の少女の違いか。
　　　　　　簡単だ。“無貌の神”の化身であるということを除き、全くの別個体だ。
　　　　　　趣味性格思考能力目的行動原理etcetc――全てにおいて俺とあの少女は異なる。
　　　　　　ホトトギス』

>>547

無貌の神『それは俺の性格付けについて聞いているのか？
　　　　　　ふむ。ふむ。ふむ。ふむ。そう来たか、そう来たか』

無貌の神『人が盲目な運命に嬲られながらも賢明に生き抜く姿も、力及ばず運命に抗えず身を滅ぼす姿も、
　　　　　　運命に流されるまま無様に生き残る姿も、まったく別の力で俺でさえ予期できぬ結末を迎える有様も――等しく、等しく愛している』

無貌の神『だからこそ俺は、力を貸すだけだ。あくまで選択肢を提示するのみ――それを選ぶのは、宿主殿自身だ』

無貌の神『それと、覚えておくといい。こう見えても、俺は嘘は吐かない主義だ』

554 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 00:33:05.08 ID:s1lfftX7o

無貌様の博愛っぷりに泣いた…本当に(娯楽として)人間を愛してるんだな

555 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 00:33:42.14 ID:YUxkyQg1o

>>553
３行でまとめられないのは同じなのかよｗｗｗｗｗｗ

556 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 00:34:05.44 ID:cFkTm3Fdo

邪神の間で流行ってんのかそれ

557 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 00:34:16.29 ID:FZAvq26R0

無貌の神『……相変わらず、このスレではライダーが人気だな』

>>548

無貌の神『孕ませたいか。ふむ。それについては宿主殿がその場面まで持っていければこちらで触手を用意しよう。
　　　　　　後は宿主殿の望むまま、アナルだろうが尿道だろうが睾丸だろうが乳腺だろうが開発してやるといい』

>>549

無貌の神『いじめたいか。そちらは今後ライダーを無視しておけばいい。救いの手を、差し伸ばすな。
　　　　　　何、バーサーカーの効果は絶大だ。勝手に深みへ嵌って自滅するだろうな――勿論死亡するが』

>>550

無貌の神『まず自力で記憶を取り戻すことは不可能だ。どう足掻いても宿主殿では思い出せん。
　　　　　　では、どうすればいいか？　――１つ目は、その嘆きを再生してみてはどうかね？
　　　　　　２つ目は、古代では月にはあらゆる失われたモノが存在するという。そこにならば、残っているかも知れんな』

無貌の神『但し、その記憶そのものが真実とは限らない
　　　　　　――いや、確かに記憶そのものは正しいのが、それだけが答えに行き着くことはない。
　　　　　　卵の前には、鶏がいる――それを見つけなければ、真実には辿り着かないぞ宿主殿』

558 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 00:38:36.05 ID:FZAvq26R0

>>551

無貌の神『彼女に、一言、か？　――ふむ。私は確かに“契約通りに、事を遂行した”ぞ？』

>>552

無貌の神『私の能力を使い続ければ、という質問で問題はないかな？
　　　　　　ふむ。問題はない。契約した時点で、すでに事は済んでいる――そういうことだ』

無貌の神『但し、再度契約を執り行う場合には相応の対価を頂こう。
　　　　　　それがいやならば、その身体、俺に譲り渡すという選択肢も用意してやってもいい』

無貌の神『では幕間もここまでに、本編を再生しよう――』

559 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 00:40:37.48 ID:FZAvq26R0

《四日目》

朝。目が覚めた。
あの後俺はキャスターと共に遠坂の元へ、気を失っていた黄路美沙夜を送り届けていた。
どうやらあの足止めしていたセイバーがさらに魔力を使用していたようで、
黄路美沙夜はかなり危険な状態に陥っていたようだ。

よって現在遠坂がその治療に当たっているが――どうやら時間は掛かっているようだ。

バーサーカーの正体。
セイバーの敗退。
そして、玄霧皐月の不在。

――どうして、俺たちの時だけ彼が介入したのだろうか？

――何故、昨日バーサーカーとの戦いに彼が介入しなかったのか？

……まさか本当に玄霧先生が？

560 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 00:41:23.94 ID:FZAvq26R0

いや。それなら初めから『統一言語』を使っておけば、俺もキャスターもあの場で倒せていたはずだ。
それにセイバーと手を組んでいたならば、先に他のサーヴァントを協力して倒していても良かったのではないか？
セイバーとの一騎打ちならば、バーサーカーに軍配があがるはずだ。

なら、まだ今の時点では協力しておいたほうが得策だった。

どちらの可能性にしろ、結論を出すには、早い。

……まだ、無貌の神の話も終わっていない。

とにかく朝だ。俺は何をするべきか――

↓３

561 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/03(火) 00:42:25.55 ID:gZTzIsRAO

凛、慎二と会話

562 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 00:43:24.99 ID:s1lfftX7o

>>561

563 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/03(火) 00:43:26.10 ID:135JeF7Do

朝飯を…慎二と一緒に作る

564 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 00:43:26.87 ID:cFkTm3Fdo

>>561

565 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/03(火) 00:43:48.59 ID:/6RrGliB0

ニャル子の朝食の処理方法を考える

566 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/07/03(火) 00:45:02.35 ID:+4i9GZmAO

はええな

567 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 00:49:57.50 ID:cFkTm3Fdo

>>47より契約は運命を取り替えるのが対価
そしてニャル子の契約だから話せないという発言
運命を取り替えただけだとしたらどうして話せないのかな

568 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 00:50:43.74 ID:FZAvq26R0

直後、まず慎二到着判定

失敗の場合、まだ他の場所に滞在中

569 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/03(火) 00:50:57.46 ID:gZTzIsRAO

あ

570 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 00:51:00.18 ID:cFkTm3Fdo

ほい

571 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 00:53:13.65 ID:FZAvq26R0

判定6：慎二到着済み

次直後、慎二の調理腕前判定
１ほど壊滅的

綺麗な慎二：+1
桜がいつもやっている：-2

572 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/03(火) 00:53:22.01 ID:gZTzIsRAO

あ

573 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/03(火) 00:53:25.67 ID:/6RrGliB0

あ

574 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) [sage]：2012/07/03(火) 00:55:57.51 ID:Ph1fpO7AO

またSAN値を削る料理が出てきそうですな

575 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/03(火) 00:56:17.07 ID:/6RrGliB0

今度はクトーニアンとかが出来るのか

576 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/03(火) 00:58:08.27 ID:135JeF7Do

ダメだったよ…

577 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/07/03(火) 01:04:40.13 ID:+4i9GZmAO

志郎呼んでこい

578 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 01:06:04.90 ID:s1lfftX7o

士郎「このクトーニアン煮込みは出来損ないだ、食べられないよ」

579 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 01:15:43.22 ID:FZAvq26R0

判定1：ワカメを水で戻す程度の腕前

腹が減っては戦ができぬ。とりあえず腹ごしらえだ。
まずは朝食を作ることにしよう。

そう考えた俺はリビングで待機していた慎二に声を掛けた。

「慎二、お前メシつくれるか？」

できれば手伝って欲しいんだが、と声を掛けるも、
慎二は少しだけばつの悪そうな顔をして首を横に振った。

慎二「……ワカメを水に戻すくらいなら」

「……なるほど。いつもご飯担当は士郎と桜ちゃんか」

わかってはいたが、まあいつもあの二人がいるなら料理をしなくても仕方ないだろう。

慎二「……すみません」

「いや、問題ねえ。別のヤツに頼めば済む話だし。
　それより休んでろよ……昨日大変だったんだろ？　俺がすましておくよ」

さて、慎二が駄目となれば、別のヤツを捕まえることになる。
他の奴らが料理できるか、となれば少々怪しいが、流石に英雄なら最低限の料理はできるかもしれない。

さて、誰に頼むか――
１．キャスター
２．ライダー
３．……無貌の神、か？
４．やっぱり俺一人でいいかもしれない

↓４

580 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/07/03(火) 01:17:09.10 ID:zgaWspEOo

２！

581 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]：2012/07/03(火) 01:17:12.47 ID:WyVx1Yvfo

３

582 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/03(火) 01:17:14.04 ID:gZTzIsRAO

583 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/03(火) 01:17:14.74 ID:WGg5hlJJ0

２

584 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 01:17:15.51 ID:cFkTm3Fdo

585 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/03(火) 01:18:01.51 ID:/6RrGliB0

３
変な素材を入れないかチェックしておけばどうにかなるはず

586 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 01:19:24.40 ID:FZAvq26R0

選択2：ライダー

直後ライダー料理腕前判定
1ほど適当に混ぜ合わせても何とかなる
9ほど純粋にうまい

587 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 01:19:30.82 ID:cFkTm3Fdo

ほい

588 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 01:21:07.29 ID:FZAvq26R0

なんでこの貴方の周回メシマズしかいないのかねぇ・・・

これも這い寄る混沌の策略か

589 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 01:22:03.36 ID:Mj0COK7DO

つ、次の方ー

590 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 01:24:32.33 ID:FZAvq26R0

ちなみに

直後キャスター腕前判定

591 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 01:24:35.76 ID:cFkTm3Fdo

ほい

592 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/03(火) 01:24:38.86 ID:gZTzIsRAO

あ

593 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/03(火) 01:25:13.41 ID:135JeF7Do

普通か

594 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 01:50:40.57 ID:FZAvq26R0

判定2：適当に作っても最悪の事態にはならない

「よし、メシをつくるか」

ライダー「おー！」

俺の隣で元気よく握り拳を上げる割烹着姿のピンクの髪の少女。
どこからか引っ張り出してきたその割烹着と突っ込みたいが、多分邪神の持ち物だろう。

とりあえず冷蔵庫には卵が余っていた。
数も余っているし、今日はこれで目玉焼きでも作ることにしよう。

いくら何でもあの邪神と同じようなことをこのライダーはしないと思うが……

ライダー「お塩はどれかな……」

「ああ、塩は赤い蓋の……」

ライダー「これ入れちゃえ、えい」

「おい待てー！　お前どっち入れたー！」

ライダー「大丈夫大丈夫何とかなるから！　次は卵を――」

「そんな割り方やめてー！」

さてはて完成したのは……

直後判定
1～4：スクランブルエッグ
5～7：卵焼き
8～9：目玉焼き
0：異形の何か

595 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/03(火) 01:50:46.39 ID:gZTzIsRAO

あ

596 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 01:50:46.61 ID:cFkTm3Fdo

ほい

597 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 01:51:18.17 ID:FZAvq26R0

完成した！？

598 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/03(火) 01:52:59.99 ID:/6RrGliB0

ネタ的にはすごく惜しいな

599 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 02:19:19.80 ID:FZAvq26R0

判定9：普通の目玉焼き

さてはて、それからそれから～

「すげーなおい。包丁使って、卵唐竹割り！　とかしてたはずなのに、ちゃんと目玉焼きが出来たぞ」

ライダー「ふふん。だから、大丈夫だって言ったでしょ？　ボクの手に掛かればこんなもんだよ」

目の前にきちんと皿に載せられた目玉焼きを見て、色々驚く俺。
そんな俺を見てピンク色の髪の少女は、ﾄﾞﾔｧｧ、とやけに平たい胸を張った。

「あーすごいですね、はいはい。見てるこっちは冷や冷やしたよ……」

だってコイツ、火の扱い方も刃物の扱い方も滅茶苦茶だったからな。　
多分料理とかまともにやったことないレベルだろう。
料理器具で大道芸なんてするんじゃねえ。下手したら指切ったり、火傷してたぞ。

600 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 02:20:31.94 ID:FZAvq26R0

注意しても、三秒後にはすぐに別の遊びをはじめやがって。
そんな俺の顔を見て、大きな瞳をくるりとまわし、ライダーは俺の顔を見上げる。

ライダー「もしかして心配してくれたの？　ｳｪﾋﾋ」

どうにもコイツは元からこういう性格のヤツらしい。
サーヴァントだから大丈夫だとは思うが、実際のところ気が気でなかった。
振り回される方の身にも、なってもらいたいものだ。

「……まったく、次から気をつけろよ」

甘いな、俺も。
そう考えながら、俺はぽんと彼女の頭の上に手を置いた。

ライダー「うん！」

ライダーは嬉しそうに微笑んで、元気よく頷いた。

昼、俺は――

↓３

601 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/03(火) 02:22:05.36 ID:QZujyF5Q0

キャスターに作ってもらった弁当で昼飯

602 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 02:22:09.02 ID:cFkTm3Fdo

無貌の神の様子を見る

603 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 02:22:09.45 ID:Mj0COK7DO

ニャル子と話す

604 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 02:23:57.92 ID:FZAvq26R0

選択：ニャル子と会話

何を話す？
↓３

605 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/03(火) 02:25:02.86 ID:QZujyF5Q0

自分の記憶

606 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 02:25:03.31 ID:s1lfftX7o

ｋｓｋ

607 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 02:26:12.47 ID:cFkTm3Fdo

昨日は言い過ぎた

608 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]：2012/07/03(火) 02:26:21.11 ID:WyVx1Yvfo

何故自分を好いてくれるのか

609 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/03(火) 02:35:20.78 ID:FZAvq26R0

今日はここまでです

夜遅くまでありがとう御座いました

610 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 02:35:32.61 ID:cFkTm3Fdo

乙

611 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/03(火) 02:36:10.34 ID:s1lfftX7o

乙

612 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]：2012/07/03(火) 02:41:38.78 ID:UkzVZEut0

おつかれー

613 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/03(火) 04:05:23.70 ID:/6RrGliB0

ニャル子は別の側面というより貴方と契約したアイツとは別人って考えたほうが良さそうだな

614 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/03(火) 19:25:36.80 ID:nLdf5VOAO

むしろニャル子本人の契約の可能性も

615 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 19:38:00.45 ID:rkMLRoFy0

どうにも長引いちゃってますねえ

早め早めに終わらせようとは思っているんですが

バーサーカー戦終わって一区切りついたら、四代目貴方のコンティニューでも挟みましょうか

616 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 19:42:06.85 ID:rkMLRoFy0

選択：ニャル子と会話
選択：昨日の謝罪

朝ご飯の後、俺は彼女の部屋の前まできていた。
食事の最中もアイツはかなり俺に遠慮していたようで、
いつものように騒ぐことなく、離れた場所で静かに食事を取っていた。

「……どう考えても、俺のせいだよなぁ」

ぽりぽりと髪をかきながら、俺は小さく息を吐いた。
まったく、嫌になるな。先に出来る後悔ってないものかねえ。

まっ。ここでグダグダ悩んでいてもいい結果は得られない。
早いところ、謝っておいた方が俺としても苦しくない。

扉をノックしようと俺は手を挙げた。

けれど、それよりも少しだけ早く、きぃぃ、と軋んだ音を立てて、内側からドアが開けられた。

無貌の神「ま、麻尋……さん」

そこに立っていた少女は銀色の前髪を揺らし、驚いたように緑の瞳で俺の顔を見上げる。
どうやらコイツとしてもいきなり俺と出会ったのは予想外らしいが、それは俺も同じようなモンだ。

出鼻をくじかれて、完全にどうすればいいのか、頭が混乱してしちまってる。

「よ、よお、ニャルラト――」

ぎこちない笑みを浮かべながら、やあ、と俺は手を挙げて、

617 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/04(水) 19:42:26.79 ID:fu5e++Bqo

ガチで話を創っていく所は回を重ねる毎に話の重みがインフレするからなぁ

618 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 19:43:07.38 ID:rkMLRoFy0

無貌の神「私が悪いんですごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい私のせいなんですごめんなさいごめんなさいごめんなさい――」

どうやら叩かれるとでも思ったようだ。
銀髪碧眼の少女はいつものように明るくネタを話すこともなく、
ただただ頭を下げて、そう狂ったように謝り続ける。

「……わりぃ。昨日は少し、言い過ぎた」

俺は上げていた掌を、少女の頭の上に置いた。
一度だけ、ぴくっ、と体を震わせるニャルラトホテプ。
沈黙。けれど、それ以上俺が何もしないことに気が付いたのだろう。

まるで親に怒られた後の子供のように、怯えた様子でおそるおそる彼女は俺の方を見上げた。

無貌の神「お、怒って、ないんですか？」

「……ああ、すまねえ。ただの、八つ当たりだった」

619 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 19:45:33.06 ID:rkMLRoFy0

自嘲じみた笑みを浮かべて、俺は小さく答えた。
今思えば、昨日のあの行動はあちらの無貌の神に踊らされていたようなもんだ。

実際に俺が憎むするなら、あちらの無貌の神に対してだ。
この少女にぶつけたのは、ただのやり場のない怒りに過ぎない。

無貌の神「ま、麻尋さ～ん！」

ぽふっ、と目の前の少女が飛び込んでくる。
それを受け止める。見た目通り、軽い体重。
かなり勢いを胸で受け止めたはずだが、よろめくことはない。
白い細い手は、俺の腕と見比べればたちまち折れてしまいそうなほどか弱い。
泣いていたのだろうか。えっぐえっぐ、と小さく肩を震わせていた。

「はいはい、泣くな泣くな。さりげなく人の服で涙を拭くな。
　そして鼻をかむんじゃねえええ！！　なにやらかしとんじゃああ！！」

感動的な展開にしっかりをオチをつける邪神だった。

さて、何か話しておきたいことはあるか？
１．バーサーカー戦について
２．特に話すことはない(夕方行動へ移行)
３．その他自由安価

↓４

620 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/04(水) 19:48:11.34 ID:8dVyIHMIO

621 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/07/04(水) 19:48:44.95 ID:SanjxsFp0

622 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/04(水) 19:49:53.39 ID:nzo7Opnyo

１

623 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/04(水) 19:49:55.37 ID:fu5e++Bqo

契約とは誰と誰の契約の事を指しているのか聞く

624 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/04(水) 19:51:24.71 ID:CReuqMVIO

625 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 21:01:06.09 ID:rkMLRoFy0

選択3：契約の話

無貌の神「ううう……ひどいですよぉ、麻尋さん。
　　　　　何も女の子にゲンコツしなくてもいいじゃないですかぁー」

「うっせ、バカ！　人の服で鼻をかむ女の子なんてこっちからお断りじゃ」

ちょっとでも気を許せばこれだもんな。
……ったく、もう少しその辺直してくれれば、俺もまだ優しくできるんだけどな。

同じ邪神なら少なくともアイツよりは何倍も信用できるのは、間違い。

「……そういや、お前言ってたけどよ。『契約だから話せない』ってどういうことだ」

無貌の神「え！？　私、そんなこと言っていましたか？」

「おう、バッチリ」

しまった、というように額を抑える銀髪碧眼の少女。

626 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 21:07:02.55 ID:rkMLRoFy0

けれど、どうしてだろう。
ようやく安堵したとでもしたというように、彼女は小さくその口元を綻ばしていた。

「……で？　どういう契約で、俺が不利益を被ってるんだ？

無貌の神「どうしても話さなくちゃいけません？」

俺の言葉に、静かにニャルラトホテプはそう返す。
ただ本人はやはり気づいていないのか、その口元が緩やかなカーブを描いている。

隠せてねーぞ、お前さん。
……おい、だんだんニヤニヤ笑いになってるぞ。

けれどそれを指摘することなく、おう、と俺は頷いた。

無貌の神「女の子は秘密がある方が美しくなれるんですよ！」

「誰もお前のこと女と思ってねえから」

おー、どうやらこの一言は刺さったか。
途端に表情が曇ったぞ、コイツ。
けど、いつものことなので立ち直りは早かったようだ。

無貌の神「その言い方はあんまりですよぉ……けど、分かりました！
　　　　　このニャルラトホテプ、麻尋さんのためなら覚悟を決めます！」

627 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 21:33:33.83 ID:rkMLRoFy0

無貌の神「――私と、別の無貌の神の契約です」

……おい、なにかすさまじい話を聞いた気がしたぞ。

話が見えない。話がわからない。
けれど、それは間違いなく、今までで一番大切な話だ。

無貌の神「実は以前、私も麻尋さんと同じように、この神と契約したことがあるんです。
　　　　　それ、ちょっとその、失敗してしまいまして今こうなっちゃいましたけど……それ以上は“まだ”話せません。ごめんなさい」

いつの間にか、彼女の笑みが変わってた。
安堵と、先ほどまで見えなかった寂しさが入り交じった微笑み。
どこか悲しさを覚える、そんな表情だ。

628 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 21:35:07.99 ID:rkMLRoFy0

そしてそれ以上、銀髪碧眼の少女が口を開くことはなかった。
どうやら本当に“今は”ここまでのようだ。

これから先を知りたくば、さきに俺の問題を解決しろということらしい。
どうにもこうにも、このニャルラトホテプも、あの契約に関わっているのか。
ああ、ある程度予想のほどは、ついてきた。

……待ちかまえている真実とやらは、どうにもそう簡単な物じゃないらしい。

「……わかった。残りは、全部思い出したら迎え(きき)に来る」

無貌の神「はい。待ってます、麻尋さん」

そう、少女は嬉しそうに、寂しそうに、こくりと頷いた。

629 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 21:39:14.81 ID:rkMLRoFy0

さて、夕刻だ。
どうやら遠坂の方も、黄路の治療が終わったようだ。

これでようやくバーサーカーについて話し合うことができそうだ。

夕方、俺は――

↓３

630 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/04(水) 21:40:05.35 ID:1vSeMzvAO

凛、慎二と話し合う

631 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/04(水) 21:40:11.00 ID:fu5e++Bqo

バーサー会議

632 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/04(水) 21:40:16.56 ID:u5wtR1JV0

作戦会議

633 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/04(水) 22:05:11.21 ID:5YVQFAEi0

ひょっとして事故のときの少女がニャル子だったりするのかな？

634 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/04(水) 22:35:58.26 ID:f0OvImeJo

〉〉633
帰れ顔面クトゥルフ

635 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/04(水) 23:01:34.36 ID:CZNuKwga0

>>633それ以上はいけない

636 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/07/04(水) 23:15:20.42 ID:UWh739b70

>>633
先読み厨は今すぐお帰りください

637 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 23:18:02.90 ID:rkMLRoFy0

選択：作戦会議

「ニャルラトホテプ。悪いが、ライダーと晩飯作っててくれないか？」

無貌の神「ま、麻尋さん！　私一人でも大丈夫ですよ！
　　　　　こんなのあんまりだよぉ、なピンク頭など必要ありません！」

ライダー「ボクだってこのくらい一人できるよ！」

「あーはいはい。わかりましたよ、っと。
　慎二。こいつらが危ねえことしてねえか、監督を任せた」

半ば慎二に問題児二人を押しつけるようにして、
あいつらをキッチンに押し込めた俺は、ゆっくりと息を吐く。

「……これでいいか、キャスター？」

その問いかけに、はい、と背後で霊体化したまま、キャスターは頷いた。

キャスター「ありがとうございます、マスター。
　　　　　　ライダーには一度彼女のマスターへ話を通してから、耳に入れて貰った方がいいので」

「……まっ、昔ともに戦った仲間がああなってしまえば、っていうのは分からなくもないか。
　ともかく、バーサーカーについては一度遠坂に話を通しておこう」

とりあえずライダーの説得は、話し合った後で遠坂とキャスターにでもやって貰うことにしよう。

638 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 23:28:16.53 ID:rkMLRoFy0

凛「それは、本当なのキャスター」

昨日と比べて、少しだけやつれた表情の遠坂の問いかけに、こくり、とキャスターは頷いた。

キャスター「はい。同じ基督教に連なる英霊として、あの剣の輝きは決して見間違えることはございません。
　　　　　　天使より授けられた、不滅を謳う聖剣、『絶装天剣(デュランダル)』。
　　　　　　その剣で数々の武勇を立てた英雄達の中で、最も輝かしい武功を打ち立てた者は彼を除いて他にいません」

デュランダル。
昨日、キャスターがバーサーカーの武器を目にした時に呟いた、剣の名前。
それはフランス最強の英雄が手にしていた、不滅の聖剣。

そしてその英雄こそが、あのバーサーカーの正体。

キャスター「カール大帝直属の聖堂騎士(パラディン)、
　　　　　　『十二振りの聖王剣(ドゥーズペール)』がその筆頭、ローラン伯で間違いございません」

――ローラン、またの名をオルランド。

それがあのバーサーカーの正体だと、キャスターは遠坂に告げた。
その言葉に少しだけ、遠坂は考え込んで、確かに、と口から零した。

639 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/04(水) 23:30:27.30 ID:/zeSPQHbo

狂えるオルランドか

640 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/04(水) 23:30:57.66 ID:4iEul9K10

ついに男の娘とアホの子が出会うのか？

641 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/04(水) 23:32:17.26 ID:jhtk0deW0

魂食いしまくってるローランが理性取り戻してもまた発狂しそうな状況だよね

642 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 23:36:10.62 ID:rkMLRoFy0

凛「……樫の枝で竜を殴り殺した逸話があの宝具。神の怒りにより理性を失い狂った逸話はバーサーカー適性。
　　加えて、聖剣デュランダル……ここまで条件が揃ってしまえば、そう考えるほかないわね」

信じたくないように、遠坂は口を開く。
それはそうだろう。わざわざこのクラスの英霊をバーサーカーのクラスで召喚しているのだ。

どう頑張ってもこちらの戦力とは、比べ物になりそうにない。
それでも何か、バーサーカーを討ち取る方法を考えなければならない。

「遠坂、対処法はあるのか？」

凛「……はい。物語の中で理性を失ったローランを、私のライダーが正気に戻しています。
　　ライダーの宝具なら、バーサーカーのクラススキルである狂化を解除できる可能性があると思います」

それがキャスターがどうしてもライダーを確保しようとした理由。
ライダーが月へ向かい、失われたローランの理性を取り戻した逸話。

それがあれば、あのバーサーカーを弱体化できるかもしれない。

とにかく、今の俺たちじゃ、あのステータスもあの宝具もどうしようもない。
だから少しでもそれを無力化する方法に頼るしかない。

643 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 23:44:39.87 ID:rkMLRoFy0

キャスター「問題はライダーですが……」

凛「そうね。あの子のことだから、絶対一人で行動しようとする。
　　キャスター、私と一緒に説得お願いできる？」

わかりました、とキャスターは頷く。大筋はまとまった。
ライダーの宝具によるバーサーカーの弱体化。それが今回の作戦だ。
後は夕食後にでも、慎二とアーチャー達を交えて、実際の作戦について細かく話しあおう。

さて今ライダーは、ニャルラトホテプと一緒にキッチンで夕食を作っているはずだ。
お目付役で慎二をつけているはずだから、少なくとも未知の物体Ｘなんて出来ないとは思いたい。

そう考えながら、俺は様子を見るために遠坂達よりも先に、キッチンへ脚を踏み込んだ。
けれど、そこで見えたのは青っぽい海草頭と、銀髪のストレートヘアーのみ。

肝心のピンクヘアーが見あたらない。

……何か、嫌な予感がする。

644 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/04(水) 23:51:46.91 ID:8dVyIHMIO

アストルフォェ……

645 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/04(水) 23:53:12.15 ID:rkMLRoFy0

「……ニャルラトホテプ。ライダーは？」

無貌の神「彼女ですか？　卵が足りないと、先ほど近くのコンビニへ行きましたが」

がちり、と嫌な予感が加速する。
ああ、嘘であってくれればいいんだが。

「何分ほど前だ？」

無貌の神「そうですね。もう二十分……少し、遅くありませんか？」

「少しどころじゃねえ！　往復でも、五分ちょっとだ！」

コンビニなんぞこの建物を出たすぐ向かい側の見えるんだ。
迷うわけもないし、卵だってコンビニの店内を見ればすぐ見つかる！

ただ現代の物に気を取られて、遊んでいるだけならいい。

だけど、もしかしたらさっきの話を――

646 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 00:03:44.73 ID:wpx+3AIw0

遅れて、キッチンに遠坂が駆け込んでくる。
見ればすでにコートを羽織っていつでも外に出られるように準備していた。
なら、ほぼ確定といっているような物だ。

「……遠坂、パスと使い魔は？」

その言葉に、遠坂は首を横に振った。

凛「パスは切られています……見張りにつけた使い魔も、本でやられているようです」

『単独行動』スキル――は、持っていなかったはず。
だがどうやらライダーはそれに該当する類のスキルを持っていたようだ。

予備としてつけておいた使い魔もライダーの宝具で無力化されたとのこと。
完全に、こちらの脚を潰されている。

そして、あのライダーがここまでやって、行動しようとする理由はただ一つ。

「……と、なるとあの会話、聞かれていたか」

キャスター「……急ぎましょう、マスター」

キャスターの言葉に、俺はリビングに掛けていたコートを羽織って頷いた。

647 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 00:05:27.24 ID:wpx+3AIw0

今日はここまでです

次回バーサーカーイベントで、ルート分岐へ移行します

長時間おつきあい頂きありがとうございました

648 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/05(木) 00:05:53.74 ID:+6SVIOzb0

乙

649 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 00:06:03.64 ID:QOjiaO4no

乙

650 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 00:06:03.92 ID:1VsCDiFvo

乙

651 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/07/05(木) 00:09:42.86 ID:cXMNl9V20

乙

652 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 00:14:41.15 ID:gNwd2af3o

乙カレス
コンマが暴走してバサカに蹂躙されるアストルフォちゃんが見える…

653 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/05(木) 00:17:10.21 ID:gVw6tRmv0

アストルフォちゃんがローランにオソワレルのか

654 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/07/05(木) 00:26:08.61 ID:Nda0ZR5Fo

乙です

やめてよローラン、正気に戻ってと哀願するアストルフォちゃんが目に浮かぶ
これが愉（ｒｙ

655 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/05(木) 07:51:43.67 ID:izPaU9jAO

乙

アストルフォちゃん不幸伝説はじまるよ！

656 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/05(木) 13:35:09.69 ID:izPaU9jAO

しかしニャル子さんが女の子だとしてもういっこくらい裏がありそうなんだよなあ

657 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:02:14.74 ID:wpx+3AIw0

アストルフォちゃんの笑顔曇らせ隊はっじまるよぉ～

658 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 21:02:47.78 ID:QOjiaO4no

いえ～

659 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:04:37.08 ID:wpx+3AIw0

先にルート分岐に関して

今回は
１．ニャル子ルートと
２．ライダールートの二つに分岐します

但し安価とコンマが良ければどちらのルートでも残ったもう片方も攻略できるので頑張ってください

では、はじめませう

660 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:07:21.20 ID:wpx+3AIw0

Aランクの騎乗スキル。

その恩恵により、ライダーはただの鉄の馬をまるで手足のように自在に乗りこなす。
走る自動車の間を縫って、彼はひたすら前へ進む。

マスターである遠坂凛とのパスは切った。
使い魔も全部『魔を紐解く叡智の書（ソーサリーブレイカー）』で無力化した。

それもこれも、邪魔されたくなかったから。
本当にあのバーサーカーがローランなのか、自分の目で確認しなければいけなかったから。

いくら彼が発狂した逸話があるからって、
いくら彼がバーサーカーとして召喚されたからって――、

――彼が無辜の人を手に掛けたなんて信じられない。

661 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:08:17.73 ID:wpx+3AIw0

誰よりも他人を護ろうとした彼が、
誰よりも聖堂騎士(パラディン)として誇り高かった彼が、
誰より人のことが大好きだった彼が、

――そんなこと、するわけないよ。

そうじゃなきゃ、憧れたりなんてしない。
そうじゃなきゃ、好きになったりなんかしない。

――そうじゃなきゃ、あんなに恋い焦がれるわけ、ないよ。

イケないだって知ってる。神様がお許しにならないって知ってる。
でも、それでも、大好きだったから。

近くで、サーヴァントの気配を感じた。
大通りから奥まった路地裏。

やけに静まりかえっている。
濃厚な魔力と死の気配は、そこから漂っていた。

662 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:09:09.06 ID:wpx+3AIw0

――行こう。行かなきゃ。

ライダーは鮮やかなハンドル捌きで路地裏へバイクを走らせた。
狭い路地裏も、コーナーもライダーなら問題はない。

徐々に強くなる、血の臭い。

通路に飛び散る艶やかな原色の赤。
ちぎれた、手足や内臓のようなもの。

それらを轢いて、潰して、飛び越えて、ライダーは奥へ奥へ突き進む。

そして彼はすぐに開けた場所に出た。

撒き散らされた血、骨、臓物、その他etcetc――．

何人分だろう。見当なんかつきやしない。
その中心に蹲るのは黒鎧を纏った大男。
ちょうど夕日の陰に隠れているせいで、よく見えない。
でも、なんだ。鎧の色、黒だよ。マントも血のような赤だ。

663 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:11:37.65 ID:wpx+3AIw0

いつもローランが自慢していたのは天使様が授けてくれた白の鎧と赤い十字の刻まれた白の外套だ。
きっとキャスターは見間違えたんだ。
だって、ボクのローランがそんな――

ぎぎぎぎっ、と鎧を軋ませ、バーサーカーは立ち上がる。

先ほどまで影で隠れ見えなかった顔や鎧の姿が、
血のような燃え上がる太陽の断末魔に照らし上げられた。

そうして立ち上がった狂戦士の姿を見た瞬間、全てが凍りついた────。

ライダー「――え？」

――一瞬、ライダーにはそれが誰かわからなかった。

いや、分からないなんてことはない。
いつも考えていたはずの誰かだから。いつも憧れていたはずの誰かだから。

――いつも想っていたはずの誰かだから。

大好きだった、誰か。
だから、見間違えることはなかった。
認めたくなくても、どう足掻いても間違いなく彼だから。

664 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:12:32.70 ID:wpx+3AIw0

それはとても見知っていた誰かの変わり果てた残骸。
赤と黒と赤と赤と赤と赤と赤と赤の――血に染まった殺戮の魔王。
敵意と害意と殺意の漆黒を身に纏ったその鎧には、彼がいつも自慢していた白い輝きなんてどこにも見えない。

綺麗な金髪も、宝石のような碧眼も、人なつっこい笑顔も、一欠片たりとも残ってなんかない。
灰色のようにくすんだ金髪と、血走った深紅の瞳と、
悪魔のように皺の走った憎悪の表情。そして極め付けは口を覆う漆黒の鉄のマスク。

ひどいよ。こんなの、あんまりだよ。
原型一つすら残さないなんて、そんなのひどすぎるよ。

信じたくない。認めたくない。
だから、彼は名前を呼んだ。

きっと別人のはずだから。
大丈夫。きっと、彼なわけ、ない。
だから、振り向いてくれるはずないよ。

665 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:13:27.97 ID:wpx+3AIw0

ライダー「嘘……だよね……ローラン」

そして、その声に反応するように、ぎぎぎっ、とバーサーカーは顔を上げた。

バーサーカー「■■■■■……AAAA…ol…oooooo!!!!!」

聞き取れない。聞き取りたくない。
正常な発音が出来ない、狂化による弊害だ。
それでもきっと彼はこう言ったのだろう。

――『Astolfo(アストルフォ)』と。

バーサーカーが大きく腕を振りかぶる。
距離は、離れている。けど、彼がそうしたということは――

666 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:15:03.93 ID:wpx+3AIw0

ライダーは本能的にバイクから飛び降りた。
同時に、竜すら殺害する魔弾と化した投石がバイクのタンクを穿つ。

着弾、そしてそれからほぼ間を置かずに爆発するバイク。
炎混じりの爆風を浴び、ライダーは前方を吹き飛ばされる。

油臭い煙が狭い路地裏に充満する。
口元をマントで押さえながら、ゆらゆらと立ち上がるライダー。
目の前に立つのは、深紅の瞳の、黒鎧の魔王。バーサーカー、ローラン。

――敵意と殺意の籠もる瞳には、もはやライダーの知るあのバカで優しい聖堂騎士の面影はどこにも残っていなかった。

ライダー「ロー、ラン……」

バーサーカー「AAAA……l……oooooo!!!!!」

雄叫びと共にバーサーカーはコンクリートの地面を砕きながら、一直線にライダー目掛けて突撃する。
粉々に砕け散った破片と粉塵を撒き上げながら、繰り出される狂戦士の一撃。
いつの間にかその手に握られたのは、
毒々しい漆黒の輝きを帯びた、不滅を謳う聖剣『絶装天剣(デュランダル)』。

667 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:16:17.99 ID:wpx+3AIw0

当然、ライダーではまともに受け止められない。
受け流すので精一杯だ。

ほんの僅かに聖剣がランスに触れる。
それだけで腕が麻痺して、使い物にならなくなる。
一撃、二撃。たった二発受け流しただけで、ランスはおシャカになった。

一撃目で曲がり、二撃目で根本からへし折られる。
ただの鉄くずと化したランスは、そのままあらぬ方向へ吹き飛ばされ、壁に突き刺さる。

圧倒的な戦力差。
どうしようもないほど、埋められない隙間。

振り上げられた聖剣の一撃。

それは間違いなくライダーの頭上へ振り下ろされ――

668 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/05(木) 21:22:08.59 ID:izPaU9jAO

アストルフォちゃん！

669 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/05(木) 21:23:02.48 ID:efc17vf/0

あまりにも無力！

670 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/05(木) 21:26:26.88 ID:gVw6tRmv0

アストルフォちゃんは軒並みCランクの宝具でワンチャン系じゃないからなー

671 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]：2012/07/05(木) 21:28:57.95 ID:94NQ7iQSo

フィンの爺はこの展開を指ペロで分かった上であんなこと言ってアストルフォちゃんをなぶっていたのか
そう思うとその麻婆がどれだけ美味かったか想像も出来ませんな

672 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:30:40.05 ID:wpx+3AIw0

「おらぁあああああああああ！！！！」

ライダーが聞き慣れた誰かの声。
この場にいないはずの、誰かの声。
それにバーサーカーが反応する。それでも、一瞬だけ遅かった。
漆黒の狂戦士の腕に、鋭い蹴りがたたき込まれる。

がんっ！　と黒い怪物の一撃が、バーサーカーの手から聖剣を蹴り飛ばした。

さらに追撃。宙返りして、踵落とし。
狂戦士の後頭部に勢いをつけた質量が振り下ろされる。
ごきっ、と嫌な音が聞こえる。

「くそっ！　コイツ、どんだけかてぇんだよ！」

そう言って三日月笑いの顔無しは、愚痴を吐き出す。
負傷したのは攻撃を受けたバーサーカーではなく、攻撃した貴方のほうだ。
尋常でないバーサーカーの堅さ。

単純なA+ランクの耐久だけでなく、宝具『聖なる天鎧(エンジェル・アーマーロラン)』による強力な防御能力。
それは意識が単一の対象に向かいやすく、行動も単調になりやすい狂化の弊害をうまく補っていた。

673 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:31:53.08 ID:wpx+3AIw0

勢いをつけた貴方の攻撃ですら、まともにダメージが通ることはない。
がきん、と鎧に攻撃を阻まれた貴方は一度大きく飛び下がり、ライダーの前に立つ。

ライダー「マ、マヒ……」

「言い訳は後で聞く。説教もだ。今はコイツをどうするか考えろ！
　ニャルラトホテップ！　遠坂達にもこの場所を伝えろ！」

無貌の神「あいさ！　了解です！」

そう言って背後で待機していた銀髪の少女はしゅぴっ、と敬礼する。
貴方に高度な魔術の心得はない。キャスターは、サーヴァントのいない遠坂の護衛に回した。
だからこそ、今回貴方は銀髪の少女に着いてきてもらったのだ。

一度戦った相手だ。
堪えるだけなら何とか出来る。
後は、とにかく遠坂達が到着するまでの時間を稼いで、撤退に移ることに――

無道「――『狂え、バーサーカー』」

……低い重圧に満ちた男の声が、禍々しく、死を宣告した。

【バーサーカーのステータスが更新されました】
　筋力A+　耐久A+　敏捷A　魔力C　幸運B　宝具A+
→筋力A++ 耐久A++ 敏捷A+ 魔力B　幸運A　宝具A++

　狂化C→A

674 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/05(木) 21:36:26.96 ID:gVw6tRmv0

狂化って幸運はあがらなかった希ガス

675 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]：2012/07/05(木) 21:36:42.59 ID:YU8N1WYso

宝具まで上がるってどういう事なの…

676 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/05(木) 21:37:45.62 ID:gVw6tRmv0

ああ、狂化ってB以上は幸運もあがるのか

677 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/05(木) 21:37:54.27 ID:/dR20zAJo

『』チート過ぎだろｗｗｗｗｗｗｗｗ

678 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:38:04.39 ID:wpx+3AIw0

バーサーカーが吼える。
大気が震える。衝撃が、身体を縛り付ける。

先ほどまでとは、明らかに違う。
圧倒的な暴力の塊。純粋無垢な死の実体。

血と肉と殺戮の魔王は、全身に満ちる禍々しい魔力を吐き出す。

その衝撃波は邪神である貴方を後ずらせ、
銀髪の少女とライダーを共にはじき飛ばした。

――唯の咆吼でさえ、まともに受け止めることを許しはしない。

出来た隙は一瞬。
それでも、今のバーサーカーには十分だった。
剣を振り上げ、バーサーカーを少女に向かい襲いかかる。

回避は、間に合わない。
そして、少女は身を守る術を持ち合わせていない。

だから貴方は、バーサーカーの攻撃から――

１．銀髪碧眼の少女を護った(ニャル子ルートへ)
２．桃色の髪の騎士を護った(ライダールートへ)

21：42：41.20直後からレス↓３までで多数決

679 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 21:38:10.03 ID:QOjiaO4no

何だかヒョギフ思い出したわ

680 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 21:38:38.15 ID:QOjiaO4no

681 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 21:39:33.24 ID:QOjiaO4no

誤爆

682 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:39:43.87 ID:wpx+3AIw0

ASバサカローランはこれにティルフィングと戦闘続行スキルのおまけつきなんで魔王様に比べればまだまだっすよV

683 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/05(木) 21:41:45.63 ID:4rV8bWCAO

>>679
大統領の貴重な産卵シーン？

684 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 21:42:34.62 ID:3bDz7uSNo

685 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/05(木) 21:42:36.91 ID:kA7GD+Gx0

２

686 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/05(木) 21:42:36.92 ID:/dR20zAJo

２

687 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/05(木) 21:42:39.91 ID:OlbYMgAAO

688 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/05(木) 21:42:40.59 ID:gVw6tRmv0

１かな

689 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 21:42:41.47 ID:QOjiaO4no

690 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]：2012/07/05(木) 21:42:41.75 ID:xdQlZxLAO

２

691 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 21:42:42.91 ID:g4V8p43DO

692 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/05(木) 21:42:49.18 ID:izPaU9jAO

２

693 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/07/05(木) 21:43:22.94 ID:YZoL3qxAO

694 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]：2012/07/05(木) 21:44:52.40 ID:I0/ZMhnBo

１

695 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 21:47:02.94 ID:wpx+3AIw0

689 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 21:42:41.47 ID:QOjiaO4no
1
690 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]：2012/07/05(木) 21:42:41.75 ID:xdQlZxLAO
２
691 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 21:42:42.91 ID:g4V8p43DO
1

間違いじゃなければ、１で問題ないですよね？

では、ルート分岐します

696 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/07/05(木) 21:52:50.24 ID:9OUx1FlBo

最近知り合ったばかりの鯖よりも、長い付き合いの少女をかばうのが普通ですよね

697 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 21:57:44.46 ID:rfvY23Xn0

アストルフォは>>1の加護を受けているから次週でもチャンスあるで

698 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 22:05:10.34 ID:wpx+3AIw0

選択1：銀髪碧眼の少女を護った

身体が勝手に動いた。
理解するよりも先に、足が前に出る。

動けないアイツの前で俺はバーサーカーを受け止める。

抉られる痛み。裂かれる痛み。

振り下ろされた不滅の聖剣は、
躊躇うことなく俺の身体を鮮やかに袈裟切りする。
豆腐よりもたやすく切れる俺の身体。ぐえぇ。

吹き出る血流。飛び出す内臓。皮一枚で繋がった胴体。
こりゃだめだ。さすがに、死んだかもしれん。

それを呆然と見下ろしながら、俺はその場に崩れ落ちた。
下がる視界に一瞬だけ、驚いたように目を見開いた銀髪碧眼の少女の姿が見て取れた。

699 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 22:08:15.03 ID:wpx+3AIw0

おいおいおい。いつもの笑い顔はどうしたんだよ。
似合わねえぞ、んな顔。今にも泣きそうじゃねえか。

ぎぎぎっ、と鎧を動かし、滑らかな動きでバーサーカーが剣を返す。
この追撃で間違いなく首が落ちた。あーまだ落ちてない？　
結果は一緒だよ。避けようもないし、潔く諦めるとしよう。

音はない。それでも銀髪の少女がこちらに何か叫びながら手を伸ばしたのが分かった。

同時に狙ったかのようにバーサーカーの足下に、大きな手裏剣が撃ち込まれる。
一瞬、動きの止まるバーサーカー。

そしてバーサーカーをその場に縫いつけるように、四方から再び手裏剣が投げつけられた。

700 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 22:15:19.31 ID:wpx+3AIw0

……アサ……シン？

ぼやけた視界では、はっきりと捉えられない。

それでもあれは確実にアサシンの武器で――

凛「先輩！」

キャスター「しっかりしてくださいマスター！」

バーサーカーが動きを再開する前に、路地裏にキャスター達が駆け込んできた。
そして乱入と同時に、遠坂はポケットから複数個の何かを取り出し、
それを再び雄叫びを上げるバーサーカー目がけて投げつけた。

眩い閃光と轟音。バーサーカーの叫び声。

同時に誰かが俺の身体を掴み上げる。
ずるり、ぶちっ、と身体がちぎれる感覚。

おいおい、もっと丁重に扱ってくれよ。

そう思いながら俺は意識を暗い海の底へ落とす。

――ひどく懐かしい声が、俺の名前を呼んだ気がした。

《四日目終了》

701 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 22:16:53.08 ID:wpx+3AIw0

休憩を挟みます

再開は１１時以降で

702 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 22:17:59.40 ID:yBtM72K/0

乙

703 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 22:18:29.98 ID:QOjiaO4no

乙

704 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 22:19:01.13 ID:3bDz7uSNo

乙
バーサーカー無双過ぎてマスター狙うくらいしか勝ち目が無い気がしてきた

705 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/05(木) 22:19:02.90 ID:izPaU9jAO

乙
さてアストルフォちゃんも一緒に狙うか

706 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 22:19:18.25 ID:rfvY23Xn0

わくわくすっぞ

707 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 22:22:05.50 ID:wpx+3AIw0

あ、ちなみにマスターの無道さんはみんなでかんがえた聖杯戦争シリーズでは最強のマスターですよ
なんか設定的には真面目にやれば大僧正クラスになれる破戒僧らしいです

>>1のなかでは荒耶と凶羅を足して２で割った感じですかね

708 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/07/05(木) 22:25:08.37 ID:AEo2UNDm0

とりあえずガトーをシリアス寄りにしたみたいなやつと思っていいのか

709 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/05(木) 22:37:30.22 ID:bua9dNki0

そういえば前に皆鯖マスター出していくって言った足しちょっとずつ出てくる感じになるのか

それにしてもローランのステがヤバすぎｗｗｗｗ強力なマスター＋魂食いしまくった結果なのか・・・

710 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/05(木) 22:38:21.91 ID:gVw6tRmv0

聖人になれるかもしれない臥籐さんが憤死するレベルだな

711 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 22:56:58.54 ID:wpx+3AIw0

《四日目まとめ》
拠点：深山町の学生寮

貴方
性別：男性
家系：4(おそらく貴方の家系では貴方が始めての魔術師であり、)
素質：4(その腕前のレベルも平均より落ち込んだものである)
戦闘距離：1(至近、白兵戦に対応する)
戦闘スタイル：4(攻撃よりも補助に重きを置いた魔術を使う)
生い立ち：-(貴方は一人、朝の来ない夜に抱かれて眠る)
職業：学生兼邪神
礼装：
『ゼロ・ショット/Turn Zero Kill』

――閃光、暗転、終幕。

『無貌の神』の力による戦力差で、戦闘開始前に相手を打ち倒す異形の技巧。
初見の相手のみに有効な技術であり二回目以降、また圧倒的な戦力差が存在する相手にも無効化される。
この技能は一定ランクまでの相手までならば、サーヴァント相手にも有効。

【対象との初戦闘時に判定を行い、大成功以上の場合、戦闘に勝利する。
　また成功の場合はその戦闘中に限り、+2補正を得る。合計補正差が-3以上の相手には発動しない】

特殊スキル１：【無貌の神】
・戦闘時に異形化することにより+3補正を得、こちらの-スキルを無力化する。怪物スキル。
・また生存判定におけるあらゆる補正を無効化し、ファンブル以外で生存する。
・状況によっては『無貌の神』による運命干渉が発動する。時にその範囲は世界秩序の改竄まで及ぶ。

特殊スキル２：【学生】
・探索、逃走判定に+1。自動的に年齢が中学生から高校生の間に設定される。
・朝、昼、夕方の『学校』に出入り可能。

特殊スキル３：【見習い魔術師】
・魔術に対する知識を有する。戦闘、索敵等の判定に-1補正。

【サーヴァント】
キャスター：アンティキオアの聖マルガリータ
ステータス：筋C 耐C(B) 敏C(B) 魔B(A) 幸C 宝C+
宝具：
『産まれ出ずるべき光(クルクス・プレグナートゥス)』
ランク：C+　種別：対結界宝具　レンジ：－　最大捕捉：－
　巨大化してドラゴンをも引き裂いたと言う十字架。
　「裡」という概念を打倒する宝具であり、結界などの境界を引き裂いて消滅させる効果を持つ。
　真名を解放し、祈りを捧げることでマルガリータの魔翌力が尽きるか、「裡」を超えるまで無制限に巨大化する。

【結界に飲まれた際に自動発動。Aランク以下の結界を破壊する】
【その際、結界を破壊した分のダメージを術者へ与える】

令呪：１

【人間関係】

『無貌の神』《興味・期待(険悪)》：『まったく持ってあの剣、とんだ「魔を断つ剣」のようだ』

キャスター《理解(最悪)》：「一通りの治療はすませましたが、これでは――」

衛宮士郎《信頼》：「先輩、弁当作ってきたんですけどご一緒しませんか？」

間桐慎二《信頼・綺麗な慎二》：「くそっ、なんでだよ！　何で先輩が！」

間桐臓硯《友好》：「桜よ、メシはまだかの？」「さっき食べたじゃありませんかお爺様」

遠坂凛《友好》：「――後は経過を待つしかないわね」

ライダー《信頼》：「ああ、ボクのせいだボクのせいだボクのせいだ――っ」

沙条綾香《関わり合いたくない人種》：「目があった目があった目があった目があった目があった――っ！」

藤村大河《信頼・理解》：「何かあったら先生にすぐに相談すること！」

葛木宗一郎《友好》：「……授業にはきちんと出なさい」

黄路美沙夜《険悪/記憶改竄済み》：「最近彼の姿、見ていませんね。不良とはいえ、少し心配になります」

その他男子学生・女子学生《怖そう》：「「「目つき怖すぎ」」」

712 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 22:58:20.66 ID:wpx+3AIw0

【敵サーヴァント】
マスター：黄路美沙夜
セイバー：シグルド/ジークフリート(マントを纏い、大剣を担いだ無口な男)
宝具：『竜血鋼鱗(ドラグーン・シュラウド)』
　　　『運命られし破滅の剣(グラム/バルムンク)』
令呪：２

マスター：？？？
ランサー：フィン・マックール(槍を携えた月光のような銀髪の老人)
宝具：『血統の白薔薇(ビルガ)』
　　　『全治なる白き掌(フィンタン)』
　　　『全知なる白き指(フィンタン)』
令呪：３

マスター：間桐慎二
アーチャー：亀の甲羅の鎧を身につけた色黒の大男
宝具：？？？
令呪：？

マスター：遠坂凛
ライダー：アストルフォ(蝶の髪飾りをつけたピンク色の髪の美少女？(CV.悠木碧))
宝具：『恐慌呼起こせし魔笛（ラ・ブラック・ルナ）』
　　　『あヽ誇り高きはボクの技（ランス・オブ・アルガリア）』
　　　『魔を紐解く叡智の書（ソーサリーブレイカー）』
　　　『聖者の月輪（ホイール・オブ・ザ・ムーン）』
令呪：２

マスター：？？？
アサシン：忍び装束を纏った特徴のない忍者
宝具：比較的大きな手裏剣を持っていた。あの形、かなり特徴的だった。
令呪：？

マスター：無道
バーサーカー：ローラン/オルランド(黒鎧の騎士)
宝具：『騎士は無形の太刀にて勝利せん(ファンドムソード・オルランド)』
　　　『絶装天剣(デュランダル)』
　　　『聖なる天鎧(エンジェルアーマー・ロラン)』
令呪：１

【特記事項】
・ライダーが無貌の神を目撃
・現在別個にバーサーカーが活動中
・無貌の神、バレタ
・セイバーへの協力者？　『統一言語』の魔術師？ →玄霧皐月
・バーサーカーの正体、判明
・貌を思い出せない少女
・アサシンの介入？

【同盟】
アーチャー＆ライダー＆キャスター同盟(対ランサー同盟)：ランサー消滅確認、同盟は継続するか不明
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→バーサーカー討伐まで続行中

【敗退】
ランサー
セイバー

713 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 23:06:55.94 ID:wpx+3AIw0

【幕間】

無貌の神『ふむ、二日ぶりだな、宿主殿』

そう俺に語りかけてきたのは、ひどく目つきの悪い無愛想な長身の男子高校生だ。
冷たい、射抜くような目。着崩した制服と態度などのガラの悪さも、この男がまともな生徒とは思えない。

俺、八雲麻尋――そのものであった。

否。正式に言うなら、これは俺でない。
俺の姿を真似た、無貌の神である。

現実世界にいる銀髪の少女と、夢の狭間にいる俺そっくりの不良。
どちらも『無貌の神』という同一の神に他ならない。

その少女と似姿。どちらもこの神の別の側面が、別々の姿を取って現れたに過ぎないのだ。
俺は死亡直後の曖昧な視界を何とかただして、目の前の似姿に向かい、声を掛ける。

「あー畜生、死んじまったよクソッタレ。それで、どんくらい蘇生に掛かりそうだ？」

いつもならここで俺の死亡状況について、面白そうに語るはずなのだが、今日はどうも様子がおかしい。
どうかしたか、そう俺が聞こうと口を開くよりも早く、珍しく申し訳なさそうな口調で目の前の似姿は話し始めた。

ああ、まあそれは予想してたとおり、とんでもねえ内容だったわけで――

無貌の神『それなのだがな、宿主殿。誠申し訳ないことに蘇生のための魔力が足りないのだよ』

714 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/05(木) 23:09:54.27 ID:izPaU9jAO

キタ！

715 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/05(木) 23:13:34.89 ID:gVw6tRmv0

現時点でニャルラトホテプの喰奴なのにこれ以上の悪魔合体をしろとって状況だな

716 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/05(木) 23:22:59.72 ID:wpx+3AIw0

「……どういうことだ？」

俺の言葉に、そうだな、と邪神は頷く。

無貌の神『ふむ。あの聖剣、そして彼の大英雄の超抜能力。
　　　　　そのどれもがいい具合に合わさったようでな、とんだ「魔を断つ剣」に切られてしまったのだよ』

聖剣デュランダルの持つ破邪の効力。
それがバーサーカーの持つ、神秘の強化能力でランクが低下しているにもかかわらず、強化されていたらしい。
そのせいで俺以上に、俺の身体に宿る「無貌の神」に想像以上の手傷を与えてしまっているようだ。

無貌の神『それで、まあ、そのせいで「魔」である俺は、ひどく治りが遅い状況なのだ。
　　　　　身体はくっつけておいたが、どうにもこのままでは俺がまともに戦えない。
　　　　　と、いうことでだ。宿主殿、どこからか魔力をかき集めて貰いたいのだよ』

だが、魔力なんぞどうかき集めればいいと言うのか？

無貌の神『ふむ、魔力なんぞそこらの人間を襲うか、片っ端から地脈から吸い上げてしまえば良かろう。
　　　　　それが嫌ならば、適役にでも頼むしかないのだがな』

おいこらまてそれ以上言うな。いいな絶対に言うんじゃねえぞ！
いいな今すぐその減らず口を閉じな！　グーパンで殴ってやっから！

無貌の神『……これだから童貞は。だが、生きるか死ぬかの瀬戸際だぞ、宿主殿。
　　　　　覚悟を決めろ、それとも俺にその身体を譲り渡すか？　まあ、精々足掻いて愉しませてくれ』

最初はグー！　と同時にストレートをたたき込もうとする俺。

けれどやはり無貌の神の方が早かった。
そう言ってかちりとガラの悪い不良は、腰に下げていた懐中時計の針を回した。
がちんがきん、無骨な機械仕掛けの神により、俺の視界は瞬く間に崩れ、分解を始めた。

717 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga sage]：2012/07/06(金) 00:00:15.33 ID:8IBcbQJZ0

やっぱりバーサーカーって英霊には嫌われるのかね？
zeroでもセイバーがランスに「バーサーカーに身を堕としてまで」って言ってたし

718 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/06(金) 00:01:56.92 ID:rQt9Ca5Qo

>>717
そりゃあ仮にも英雄様がアッパッパーにされたら誰だって嫌だろ

719 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 00:04:48.01 ID:muvkuG+w0

《五日目》

無貌の神「ま、麻尋さん！　目が覚めたんですね！」

視界がまだものの輪郭を捉えられていないとき、
耳元でそんなデカイ声で騒がれたら誰だって驚いて飛び上がりそうになるわ！

「あ！？　一体何が、いてっ！」

無貌の神「ああ、動かないでください麻尋さん！　身体がまっぷたつになっていた状態なんです。
　　　　　とりあえず主要神経系統と内臓系統、あと骨格は何とか復元が完了しています。
　　　　　それでもまだ完全につなげられてるわけではないので、無茶は禁物です！」

そう言った甲斐甲斐しく俺の身体をベッドに押し戻す銀髪碧眼の少女。
俺は痛む胸を押さえながら、どうにか室内の中に目を走らせる。

どうやら、ここは自分の部屋らしい。
この部屋には今は俺とニャルラトホテプしかいないが、
扉の向こうから聞こえてくる音から考えるに、どうやら他の連中もこの家に残っているようだ。

「とりあえず、水をくれ」

無貌の神「はい、麻尋さん」

すぐさまコップに水を入れて差し出す銀髪の少女。
こうやって水を差しだしてくれているということは、
とりあえず消化器官はきちんと戻っていると考えてもいいだろう。

720 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 00:21:32.71 ID:muvkuG+w0

ぬるめの水をゆっくりと少しずつ喉へ落とし込んでいく。

これが熱かったり、冷たかったりしたら、傷にしみてひどい目にあったに違いない。
その辺、普段は気がつかない、この少女の配慮という物が身にしみて理解できた。

「状況は？」

水を飲んで落ち着いた俺は、そうニャルラトホテプに声を掛けた。

無貌の神「はい。私たち無貌の神は「魔」に定義されるため、教会の秘蹟では逆効果をもたらします。
　　　　　そのため治癒については無貌の神の再生能力に、私と遠坂さんの治療を行いました。
　　　　　……もっとも、ほとんどは魔力を貯蔵してる宝石を持ってた遠坂さんに頼みましたが」

「……けれど、治療は完璧じゃない、か」

無貌の神「申し訳ありません。思った以上に、聖剣による破邪の能力が強力で――」

夢の中で無貌の神が言ったとおりだ。
聖剣の破邪の能力による蘇生阻害。それのせいで思うように身体が修復していない。

但しそれは魔力があれば何とかなる問題らしい。
それなら本来は時間を掛ければ、少しずつだが回復するはずだ。

けれど、今その時間がないのだ。
だからこそ身体を修復するために余所から魔力をかき集めるしかない。

問題はその方法。
魂食いや竜脈略奪は問題外。
俺の身体についている神は、土地の基盤ごと食い荒らしかねない。

となれば、死ぬか、童貞捨てるか。――なんだその選択！？
いや、確か遠坂は宝石に魔力を貯蔵していたはずだ。
一か八かそれに頼るという手も――けど、それを消費すればバーサーカー戦がきつくなるのは目に見えている。

どうにもまあ、穏便にとはいかないようだ。

ここは――
１．ここは恥を忍んで、ニャル子に頼む、か？
２．遠坂から宝石を貰えないか聞いた方がいいか？
３．……無貌の神に身体を譲り渡す
４．自由安価

↓４

721 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 00:23:37.29 ID:37ONUIvlo

１

722 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/06(金) 00:23:43.09 ID:NlXgnf/AO

１

723 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/07/06(金) 00:23:43.38 ID:e4EOXIMAO

1いざヒロインへ

724 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 00:23:46.14 ID:EJ95UrFT0

１

725 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/07/06(金) 00:43:51.97 ID:8cQktohyo

無貌の神の魔翌力が足りない時に無謀の神から魔翌力供給してもらっても
プラスマイナスゼロではないのか？

726 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 00:44:47.05 ID:fKB9DJO/o

別固体みたいだから問題無いと思われ

727 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 00:52:34.89 ID:muvkuG+w0

選択1：恥を忍んで、ニャル子に頼む

……こう悩み続けてもどうしようもあるまい。
八雲麻尋。一世一代の覚悟、ここで決めるしかなかろう。
緊張に息を呑み込む。そしてベッドのすぐ側に座る銀髪碧眼の少女に目を向けた。

緊張で手が汗ばむ。おいこら、何固まってるんだ。
こんなもの、さっきのバーサーカーを前にした時に比べれば断然マシだろうが！

口に出したら、もう後戻りはできない。
でも後戻りする気も、もう、ない。

俺はゆっくりと固い唇をこじ開ける。

「……なあ、ニャルラトホテプ。怒らずに聞いてくれな。実は――」

無貌の神「おお！！　思った以上に麻尋さんのモノ大きいですねぇ！」

「いきなり何してくれとんじゃワレェーー！！」

そう叫ぶと同時に反射的にごん、と俺は少女の頭に拳を落としていた。
いや、誰だって知らない内にズボン脱がされて、大事なモノ♂をいじくり回されていたらそりゃ怒りますって。

728 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/06(金) 00:54:33.20 ID:ydkcY6Gc0

さすがニャル子、傍若無人だな。

729 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 01:03:33.56 ID:muvkuG+w0

当然のように頭を痛そうに押さえながら、涙目で銀髪の少女はぶーぶーと不満を漏らす。
むしろ文句言いたいのは俺の方じゃ！　しかもコイツ無駄に石頭だから拳が痛い。

無貌の神「あいたー！　麻尋さん何度も言ってますけど女の子にゲンコツはなしですってぇー！」

「お前こそいきなり何俺のズボン脱がしてんだよ！　ちょっとは空気読めよ！」

無貌の神「空気嫁？　何言ってるんですか、麻尋さんのお嫁さんは私じゃないですか」

「エアワイフの話なんぞしてないから！　あーもう、謝れよ！　さっきまでの俺の気苦労を謝れ！」

無貌の神「そんなつもりはなかったんです……ちゃんと誤りますから赦してください！」

「どう聞いても故意でねえですか！　……ったく、何が悲しくて下半身出しながらこんな話しなくちゃいけねえんだよ」

ああ、なんか悲しくなってきた。
いかん、視界がぼやけてきやがる。しかもあまりにも情けなさ過ぎて、っていうあまりにも低レベルな理由でだ。
あー、このまま消えてしまいたい。墓穴掘っても掘り抜けて突き抜けたなら、そこはブラジルでした、なんて。

無貌の神「いつまでも天元突破せずに戻ってきてくださいよ、麻尋さん！
　　　　　……でもいつもの感じに戻ったじゃありませんか。堅苦しくなんてする必要はありませんよ。
　　　　　まあ、私も初めてですから、少し大目に見て頂ければ、嬉しいかな、なんて♪」

ふふふっ、と白い頬を紅に染めて、さっきからおっきくなってる俺のモノに手を伸ばす少女。
その動作があまりにも自然すぎて、俺は止めるなんて考え、微塵にも思い浮かべることなんてできず――

730 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 01:05:43.09 ID:muvkuG+w0

１．手コキ
２．フェラ
３．触手オナホ

↓３

731 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 01:06:10.22 ID:37ONUIvlo

732 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/07/06(金) 01:06:22.34 ID:e4EOXIMAO

733 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/06(金) 01:06:24.05 ID:fQn0pf3z0

２

734 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 01:06:24.15 ID:fKB9DJO/o

735 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/06(金) 01:07:32.85 ID:ydkcY6Gc0

なんかSAN値が削れそうな選択肢があったんですけど

736 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/07/06(金) 01:09:39.85 ID:8cQktohyo

無貌の神の穴の中は触手がうごめく異界なのか・・・

737 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 01:24:12.64 ID:muvkuG+w0

選択2：フェラ

無貌の神「えー、麻尋さん。折角ですからここは３を選んでおきましょうよ。
　　　　　　触手プレイの出来るヒロインなんて私含めて３人くらいしかいませんよ」

明らかに不機嫌そうに銀髪碧眼の少女は、
うねうねと蠢く肉色をした筒状の触手を自分自身の影から引きづり出した。

触手自体も不機嫌そうにその先端をふくらませているが、全然可愛くねえよ。
どうにもこの触手も彼女の一部といえば一部らしいが、俺に触手で責められる趣味はないから。

「何が悲しゅうて男の俺が触手で責められんといかんのだ。
　やりたけりゃ、今流行りの男の娘にでもくれてやれよ」

無貌の神「むぅー、わかりましたよ。もったいないですけどこれ、ドアの向こうの覗き屋さんにでもプレゼントして差し上げます」

うぞうぞ、とニャルラトホテプの影の中へ消えていく触手。
同時に扉の向こうでくぐもった声が聞こえたが、きっと気のせいか。

無貌の神「――というわけで、覚悟してくださいね麻尋さん。足腰立たなくなるまで吸い上げて差し上げますので♪」

そう言って、少女は顔に似合わない妖艶さで、ぺろり、と自分の唇を舐め上げた。

738 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 01:24:56.35 ID:muvkuG+w0

今日はここまでで

お疲れ様でした

739 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 01:25:07.98 ID:fKB9DJO/o

乙

740 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 01:25:41.03 ID:37ONUIvlo

乙
一体誰が触手の餌食に…いやー愉しみですね。

741 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/06(金) 01:26:55.18 ID:NlXgnf/AO

乙
どうあがいても触手から逃げられないアストルフォちゃんマジアストルフォちゃん

742 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/07/06(金) 01:41:12.75 ID:tIkxoqyu0

乙
アストルフォちゃんがいつも通りで、

ああ―――安心した

743 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/07/06(金) 01:44:03.19 ID:NtJB7TeSo

乙ー
アストルフォちゃんは……相変わらずだなぁ

744 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]：2012/07/06(金) 01:56:13.14 ID:tCId5mWi0

乙
凛とかキャスターって可能性は無いんですか！？

745 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/06(金) 02:43:49.32 ID:ydkcY6Gc0

アストルフォ→ニャル子→貴方って感じの魔翌力移動が起こるのか…

746 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 05:50:14.35 ID:Vkh6JSvao

凛→アストルフォちゃん→ニャル子→貴方→マル子→俺→凛

747 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/06(金) 12:22:53.34 ID:p6hE8vjZ0

>>746
あれ、俺がいる？

748 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/06(金) 17:17:42.01 ID:NlXgnf/AO

触手～新しい生け贄よぉ～

749 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/07/06(金) 20:48:14.39 ID:8cQktohyo

マル子って誰さ

750 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 20:48:48.60 ID:fKB9DJO/o

マルガリータのことかー！！

751 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]：2012/07/06(金) 20:48:51.35 ID:Qhj3Naoso

マルガリータちゃん

752 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/06(金) 21:08:18.81 ID:ydkcY6Gc0

キャスター「あたしゃこんなことは勘弁だよ」

753 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/06(金) 21:14:21.20 ID:p6hE8vjZ0

>>752　
「キャスター、それマル子違う、まる子や！」

754 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/06(金) 21:18:04.31 ID:+FZyrapDo

遥か―草原をー♪

755 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/06(金) 21:25:11.86 ID:p6hE8vjZ0

三千里？

756 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/06(金) 21:27:13.01 ID:NlXgnf/AO

何がどうなってやがる！?

757 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/06(金) 22:08:24.12 ID:V7ZsLz140

そゆこと

758 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 22:08:52.59 ID:fKB9DJO/o

確かにそうだな

759 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 22:11:22.26 ID:muvkuG+w0

無貌の神
「か、簡単に言わないでください！　甲鱗様を使ったデッキはプロでも簡単には創れない奥義中の秘奥義ですよ！　
どのくらい秘奥義かというと、使えば自分の命が絶命するためアイスエイジでは氷河期の災厄と恐れられ、プレイヤーが
死を賭して使う最後の究極奥義だったのです！　って言ってる割に実は甲鱗様、トーナメントでも何回も使われていた実
績があるんですよ。灰色熊の召喚コストは２マナと言われていますが、その反面、甲鱗様は８マナで召喚できることを認
めるように、そもそも日本国には甲鱗様を理解したプレイヤーが少なくありません。そもそもバニラでコモンでシングル
シンボルな甲鱗様は古来のトレーディング・カード・ゲームの基本だったんですよ。何ですか？　今でもそんなのは当り
前です、って？　違いますッ！
　ここに麻尋さんの理想の甲鱗デッキが有ると思ってください、有ると信じて気合いを入れてください！　それらのデッ
キは麻尋さんの馬鹿げた欲望によってただのビートどころかワンターンキルできるコンボような代物になるのです。でも
良く考えてください、もはやそれはＭＴＧではありません、カードを繰るだけで勝負が決まるならペテン師とやるポーカ
ーと同じなのです。最近そういう詐欺まがいな奴等が実際にいて実に嘆かわしいですよ！　そんな人達は座敷で花札でも
やっててくださいゲットバックヒアー！」

――『このワームがいいね』と君が言ったから七月六日は甲鱗様記念日

はじまりますん

760 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 22:17:15.98 ID:muvkuG+w0

選択2：フェラで

無貌の神「んふふ。我は無貌の神。無貌故に千の顔を持つ異形なり！
　　　　　一度私の身体を味わったら、きっと普通の人間じゃ満足できなくなっちゃいますよ！」

無貌の神「というわけでいただきますね……あむぅっ」

じゅぷり、といきなり奥まで俺のモノを呑み込んだ。

「うおぁっ……」

思わず、声を漏らしてしまった。
やけに狭くぬるりとした咥内。
生暖かい唾液を塗りつけるように、中で舌が俺のモノに絡み付く。

みっちりと詰まった肉が軟らかく堅い幹を押しつぶし、浮き出た血管一つ一つに圧迫を掛けてくる。
その隙間を割り込んで少しだけ温度の高い軟体が、
自由自在に肉棒の表面を這い回っている。

その感覚に思わず下唇を噛み締めてしまう自分が情けない。

761 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 22:20:32.80 ID:muvkuG+w0

それに気をよくしたのか。少女はその碧色の瞳を細めて――

「うっ……くっ……う、おぉ！」

いきなり、舌が増えた。
肉棒を這い回り、撫で上げ、責め上げる軟体がその数を急に増やしたのだ。
まるで分裂でもしたかのように、それとも単純に数を増やしただけか。

根本を這う。幹を撫でる。裏筋を舐める。カリ首を擦る。亀頭を押しつぶす。

それを、同時に、連動させて、銀髪の少女は俺を悦ばせようとする。

いつの間にか、それ以外にも咥内は驚くような変化を遂げていた。

762 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 22:27:56.55 ID:muvkuG+w0

いつの間にか、それ以外にも咥内は驚くような変化を遂げていた。

唾液の粘度が上がり、その濃度が濃くなる。そしてやけに温かい。
まるで水飴のような涎が、ぐちゃぐちゃと複数の舌で塗り込められる。

ついで咥内の肉全体が変化していた。
前までは狭いみっちりむっちり押しつぶすような感じの軟らかい肉のクッションだった。

でも、今はどうだ。
無数の襞が敷き詰められた肉の部分部分が根本から先端に向かい、
搾り上げるように連続的に締め付けている。

いっぱい“かえし”のついた柔らかな肉のリングが上下しているような、そんな感触だ。

一番最奥まで呑み込まれた亀頭は亀頭で、なにやら肉の吸盤でぐにぐにと揉まれてしまっている。

――へろ、じゅる、れろ、じゅぷ、ぶちゅ、べちゃ、ちゅうちゅう、ぐにゅぐにゅ。

水飴のように粘度の高い唾液のせいで、ひどくねちっこい水音が部屋に響き渡る。

763 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 22:29:09.93 ID:muvkuG+w0

今コイツの口の中が観測できない。
だからどんなことをされているのか、よくわからない。
見えないということ。わからないということ。それが、無駄に興奮を高めてくれる。

無貌の神ゆえ、人の身体の常識なんぞ知ったことはないという責め方。

「お、まえ、なあ……くそっ……すごっ……！」

――話はいいから、早く出してください。

そう言うように、口の端から涎を零しながら、大きな緑の瞳でこちらを見上げる銀髪の少女。

俺は――

１．顔にかける
２．口に出す

↓３～５　多数決

764 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 22:31:55.64 ID:fKB9DJO/o

765 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/07/06(金) 22:32:01.39 ID:NY5eG0HA0

ksk

766 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 22:32:18.76 ID:NAkJLPg70

２

767 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/07/06(金) 22:32:19.99 ID:e4EOXIMAO

768 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/06(金) 22:33:47.50 ID:p6hE8vjZ0

２

769 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/06(金) 22:33:47.95 ID:NlXgnf/AO

２

770 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]：2012/07/06(金) 22:35:06.47 ID:/uMTRv5Qo

771 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 22:37:00.83 ID:muvkuG+w0

選択2：口内射精

どうする？
１．やられたままでシャクなので突き入れて喉奥で
２．せっかくなので少女に任せる

↓４

772 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/07/06(金) 22:38:58.63 ID:e4EOXIMAO

773 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/06(金) 22:39:15.85 ID:NlXgnf/AO

１

774 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/06(金) 22:39:19.97 ID:ydkcY6Gc0

２

775 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]：2012/07/06(金) 22:39:26.46 ID:/uMTRv5Qo

776 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/06(金) 22:39:26.54 ID:odSxZdbAO

777 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 22:52:00.23 ID:NAkJLPg70

１圧倒的ワロタ

778 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 23:12:29.99 ID:muvkuG+w0

選択1：イマラチオ

情けないことに、もう出てしまいそうになっている。

けど、このままこいつのなすがままというのは男の沽券に関わる。

かくなる上は――

「くっ……わりぃっ！」

無貌の神「んんっ！？」

俺はニャルラトホテプの後頭部をぐいっ、と掴む。

彼女は驚いたように碧色の瞳を見開く。

かなり奥までくわえ込まれているが、それよりもさらに奥へ押し込める。

ぺりぺり、と咥内の襞が剥がれる。

どろりとした唾液に濡れた複数の舌が、ペニスを擦り上げる。

最後に亀頭に貼り付いていた吸盤状の肉を思い切り押しつぶして――

779 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 23:23:33.02 ID:muvkuG+w0

「う、おあ、あぁっ！！」

無貌の神「んっ、んんんん～～～～っ！！！」

どくどくどくっ、と俺は少女の喉奥に白濁した欲望を吐き出す。
それが思いのほか苦しかったのだろう。

狂ったように舌達が暴れ回り、裏筋やカリ首を激しく舐め上げる。
水飴のような唾液に満ちた軟らかい肉が不規則に肉棒を締め上げ、射精途中の敏感なペニスを押しつぶす。

そのせいで、さらに俺は銀髪碧眼の少女の口の中へ精液を漏らすことになる。

一方の彼女の方ももう慣れたのか。
ごくごく、と喉を鳴らして吐き出された白濁液の飲み干してゆく。
そのたびに喉が狭まり、吸盤状の肉が亀頭を押さえつける。

「う、くっ、うわ、ぁっ……」

声を漏らしながら、その感触にみっともなく俺は身もだえるしかない。
そして最後に、ちゅうちゅうとストローのように尿道に残った精液まで吸い上げると、

無貌の神「けふっ……ごちそうさまでした」

と、ようやくニャルラトホテプは俺のペニスを肉の拷問部屋から開放してくれたのだった。

780 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 23:25:43.60 ID:muvkuG+w0

休憩します

エロシーンは精神が疲労するなぁ……
今日はどこまで書けるやら

最悪明日までかかるかも

781 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 23:26:17.13 ID:KJxG/m2Go

乙

782 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 23:27:59.38 ID:fKB9DJO/o

乙

783 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/06(金) 23:28:41.87 ID:muvkuG+w0

気晴らしに甲鱗バベル回してきます

784 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/06(金) 23:28:49.67 ID:+FZyrapDo

乙

785 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/07/06(金) 23:29:06.00 ID:NY5eG0HA0

乙

786 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/06(金) 23:29:33.42 ID:ydkcY6Gc0

賢者になってしまったんですね

787 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/06(金) 23:30:53.87 ID:NAkJLPg70

触手プレイなら筆が乗ったに違いない

788 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/06(金) 23:39:50.97 ID:ydkcY6Gc0

ニャル子とネチョネチョする時点で半分触手を抱いてるような気もするけどね

789 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 00:59:42.90 ID:sMGl4jvi0

「クソ……ッタレ……」

ぜえぜえ、と肩を上下させ、息を吐き出す。

まさか、たかが前戯でここまで体力を使うとは思わなかった。

というか、さっきのは色々反則だろ！？

無貌の神「何を言っているんですか麻尋さん。最初に言ったはずです。
　　　　　一私の身体を味わったら、普通の人間じゃ満足できなくなります、って」

本番はこれからですよ？　と言いながら、
少女は白黒マス目のスカートの下からパンツを下ろす。

どうにも服を脱がないのは、コイツのポリシーのようだ。

790 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 01:01:41.62 ID:sMGl4jvi0

無貌の神「ふっふっふ、では本日のメインディッシュ頂くと致しましょう」

こちらがまだ満足に身体が動かないことを確認して、
不敵な笑みを浮かべながら、俺の身体の上に這い寄るニャルラトホテプ。

このままさっきみたいに、コイツの言いようにされるのか――？
そう考える俺の耳元に、三日月のように顔を歪めた“もう一人”の無貌の神が囁く。

無貌の神『――では、宿主殿。契約を遂行しようではないか』

台詞選択
１．「まあよくも随分好き勝手にやってくれたじゃねえか――覚悟は、できてるよな？」

２．「――さて攻守交代のお時間だ。懺悔をするなら、今のうちだぜ？」

３．「ここから俺様の華麗なる逆転劇の始まりだ――是非、楽しませてくれよ？」

↓３

791 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/07(土) 01:03:25.17 ID:qQaIg4DAO

792 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 01:03:38.05 ID:lnMIGuiXo

793 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 01:03:38.19 ID:3NcSIBVDO

794 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/07(土) 01:03:42.54 ID:SIg/Ttvxo

１

795 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 01:08:05.79 ID:sMGl4jvi0

――直後、『ゼロ・ショット/Turn Zero Kill』判定

796 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/07/07(土) 01:08:29.03 ID:7RSgFXpAO

797 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 01:08:32.04 ID:lnMIGuiXo

ほい

798 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/07(土) 01:08:56.38 ID:SIg/Ttvxo

聖者

799 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 01:10:31.33 ID:9a63p4mVo

おのれガウェイン

800 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/07(土) 01:12:35.13 ID:+2WRJM9o0

ガウェイン（？）「善き営みを守ってくださいね、麻尋さん＾＾」

801 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 01:22:11.88 ID:lnMIGuiXo

――無貌の神の真骨頂をお見せしよう

802 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 01:23:38.63 ID:sMGl4jvi0

判定3：ガウェイン「婦女子に性的虐待など、騎士として見過ごすわけにはいきません」

無貌の神「……えっと、麻尋さん。その姿、もしかして元に」

だらだらと冷や汗を流しながら、
俺に手足を押さえられたニャルラトホテプは引きつった笑みを浮かべる。
今頃気づいたか。遅えんだよ、ヴァーカ。謝ったって、赦しはしねえよ。
さーて、三倍返しにでもして返してやるとするか。

「まあよくも随分好き勝手にやってくれたじゃねえか――覚悟は、できてるよな？」

そう言って俺は真っ黒な貌に貼り付いた三日月のような笑みを、耳まで吊り上げた。

直後、１ターン目戦況判定
1ほど貴方、9ほどニャル子有利

無貌の神：-3

無貌の神：+3

803 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 01:24:37.14 ID:lnMIGuiXo

ほい

804 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/07(土) 01:25:08.90 ID:JMCjTWba0

てい

805 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 01:39:51.86 ID:sMGl4jvi0

判定4：やや拮抗

無貌の神「んんっ……！」

濡れそぼった蕾は、思った以上になめらかに俺のモノを呑み込んだ。
だが同時に中の肉壁が強烈な圧迫感で、侵入者を押しつぶそうとしてくる。

途中、何かを破る抵抗感があった。
同時に、シーツを握る銀髪の少女の手が強ばる。
よく見れば唇を噛み締めて、目にうっすらと涙を浮かべている。

その様子はまるで痛みを、こらえているようだ。

ああ、なるほど。これは――

806 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/07/07(土) 01:41:06.78 ID:7RSgFXpAO

仮

807 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 01:41:28.25 ID:9a63p4mVo

一進一退の熱い攻防だな

808 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 01:42:17.25 ID:sMGl4jvi0

「……そういえば、“初めて”とは、言ってたな」

無貌の神「当然、ですよ……くぅっ……最初は、あなたと、きめてましたか、ら……はぅっ！」

苦しそうに、それでも口元を緩めて銀髪の少女は嬉しそうにそう答える。
ああまったく。男冥利に尽きるというモノだ。

なら、こちらもそれに答えてやる必要があるだろう。

「あー、まあ無理ならすぐ言えよ。なるべく、痛くないような喘がせてやるから」

無貌の神「け、結局、っ……喘がせる、んっ、ですか！」

おう。だから、諦めて楽しみな。

直後、２ターン目戦況判定
1ほど貴方、9ほどニャル子有利

無貌の神：-3

無貌の神：+3

809 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/07(土) 01:42:21.58 ID:JMCjTWba0

てい

810 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/07/07(土) 01:42:28.63 ID:7RSgFXpAO

な

811 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 02:10:58.52 ID:sMGl4jvi0

判定8：ニャル子有利

「ぬ……おぉっ！　てめ、また、何した、うっ……くっ……！」

思わず俺は三日月笑いの口をひん曲げて、そう零してしまった。
ニャルラトホテプの中に突き入れていた怒張。

先ほどまでは折り重なるような温かな肉襞を感じていたはずだが、今はどうだ。
細く長く軟らかで弾力性のある大量の何かがその中を埋め尽くしていた。

多分、触手だろう。
みっちり詰まったそれが一斉に俺のモノに絡み付く。

細かに敷き詰められた触手が、絶え間なく撫で、擦り、扱き、搾り、這い回る。

812 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 02:14:52.19 ID:sMGl4jvi0

無貌の神「ふっふっふ！　これぞ本当のミミズ千匹、ですよ！
　　　　　こんなコトが出来るのは私くらいのものです！
　　　　　ひゃあ、はぁうん！　ほらほら！　はやく、はやく出してください麻尋さん！」

顔を上気させながらも、ふふんっ、と口元に自慢げな笑みを浮かべるニャルラトホテプ。

そんな彼女の感情に呼応するように、
びっしりと膣を埋め尽くす触手が俺のサオに絡み、亀頭や尿道口、カリをにゅるりと這い回って弄んでくる。

敏感な部分を丹念にいじくられ、嫐り立てられる刺激。
裏筋を執拗になぞられ、背筋が総毛立ってしまうほどの快感。

くそっ、完全に主導権を取り戻されてやがる。
だが、このままイクわけにはいかねえからな！

直後、３ターン目戦況判定
1ほど貴方、9ほどニャル子有利
さらにニャル子有利で判定

無貌の神：-3

無貌の神：+3
ニャル子有利：+1

813 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 02:14:55.23 ID:lnMIGuiXo

今こそ真骨頂

814 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/07(土) 02:14:55.58 ID:JMCjTWba0

てい

815 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 02:20:16.81 ID:sMGl4jvi0

判定4：やや拮抗

直後、？？？行動判定
触手：-3
ある程度慣れた：+1

816 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 02:20:47.29 ID:9a63p4mVo

い

817 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/07(土) 02:23:07.69 ID:JMCjTWba0

まさかのアストルフォ参戦

818 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/07/07(土) 02:26:51.71 ID:HYd9pq00o

アストルフォちゃんのよる貴方prprﾏﾀﾞｰ

819 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 02:27:30.75 ID:sMGl4jvi0

判定7：行動可能

じゃあ、その調教具合を直後で判定
無貌の神(ニャル子)：+3
触手：+3

人間と英霊の差(ライダー)：-3

820 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/07(土) 02:27:35.20 ID:qQaIg4DAO

あ

821 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 02:28:16.03 ID:9a63p4mVo

調教完了だな

822 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/07(土) 02:28:43.03 ID:JMCjTWba0

これはアストルフォちゃんルートも両立できるな

823 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 02:29:56.18 ID:sMGl4jvi0

判定0：穴という穴を開発済みレベル

アストルフォちゃんェ……

今日はここまでです
お疲れ様でした

824 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 02:30:02.27 ID:lnMIGuiXo

乙

825 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/07(土) 02:30:17.07 ID:qQaIg4DAO

えるしってるか男の娘は触手調教によわい

826 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 02:31:28.87 ID:9a63p4mVo

乙
いやー無貌の神は強敵でしたね

827 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/07(土) 15:59:05.10 ID:TQ0Vh0kAO

さて今回のアストルフォちゃんはドコにナニを突っ込まれてくるのかな？

828 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 22:42:49.56 ID:sMGl4jvi0

中と外、出すならどっち？

↓３

829 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/07(土) 22:43:59.27 ID:KoKZbUULo

中・・・は・・・まあいいか

中

830 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/07(土) 22:44:02.62 ID:qQaIg4DAO

中

831 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/07(土) 22:44:03.60 ID:JMCjTWba0

中

832 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 22:44:05.44 ID:lnMIGuiXo

中

833 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/07/07(土) 22:45:06.43 ID:+uPIrwag0

中

834 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 22:48:20.47 ID:sMGl4jvi0

直後、決着判定
1ほど貴方、9ほどニャル子有利で終了

無貌の神：-3

無貌の神：+3

835 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/07(土) 22:48:34.91 ID:JMCjTWba0

てい

836 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/07(土) 22:50:19.64 ID:+2WRJM9o0

翌日……クロップアップの応用でボテ腹になったニャル子の姿が……！

837 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/07(土) 22:51:53.95 ID:ioJTAxmmo

この戦い、我々の勝利だ！

838 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/07/07(土) 23:03:31.02 ID:h/NNdj+to

魔翌力供給するためなんだから、中田氏一択ですよね

839 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 23:18:46.16 ID:sMGl4jvi0

「くっ……そっ……ぉ！」

無貌の神「んっ、はっ、あんっ！　……ふふっ、ど、どうしちゃったんですかぁ麻尋さん？　
　　　　　　あ、あんな台詞を決めておきながら、ひゃっ！
　　　　　　ま、まさか私の中に、ぶっ、無様に出しちゃいそうなんですかぁ？」

膣内で縦横無尽に揺らめく触手の快楽に俺は顔を強ばらせるのとは、
対照的に、銀髪の少女は快楽に喘ぎながらも、余裕のある表情で俺の顔を覗き込む。

腰を打ち付け、肉と肉がぶつかる音に、
じゅるじゅる、べちゃぬちゃ、ぬちゅぬちゅという不自然に激しい水音が混じり合う。

わかってはいたが、これは気持ちよすぎて危険すぎる！
ああだが、そもそもこいつだけ能力使うとか卑怯だろ！

本来ならもう少しノーマルにやりたかったが、背に腹は代えられねえ。
あんな台詞を言ってしまった以上、勝負は俺が頂く！

快楽神経の伝達速度の低速化
血流量を増加させて、サイズを拡大
ついでに表皮表面に強い刺激与えるように手を加えて――

840 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 23:27:50.69 ID:sMGl4jvi0

無貌の神「――ぃいいっ！　ちょっと待ってください！　あん、それ深いです！　深すぎますってばぁ！
　　　　　　ひゃぁっ！　太くするのは卑怯です！　い、イボイボつけるのも！　ひゃっ！　あんっ！　ひゃん！」

「くっ……おいおい、さっきまでの調子はどうしたよ。い、今は可愛らしく喘いじまって」

変化はすぐに現れた。
肉棒を凶悪化させた途端、少女の顔から余裕が消失する。
狭い膣壁をさらに押し広げるように割り込んで、触手達をあらかた壁際へ押し込んでしまう。
そしてその上に複数の突起がごりごりとコスっている状態だ。

触手のせいで表面積が大きくなっているのが、あだになったようだ。

先ほどまでとはうってかわって、
ベッドのシーツをしっかりと握りしめ、嬌声を押さえるように必死に口を閉じている。

そのいじらしい少女の様子に、俺は三日月のような口をさらに裂けるように吊り上げた。

841 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/07(土) 23:32:34.93 ID:a4rmGKyP0

ふぅ・・・

842 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/07(土) 23:50:42.73 ID:sMGl4jvi0

選択：中に出す
判定1：あなた主導

……………………………………

うっすらと涙を浮かべた碧色の瞳で、銀髪の少女は俺の顔を見上げる。
彼女は何か言いたそうに口を開くが、そのたびに俺は強く突き上げ、わざと嬌声をあげさせる。

それを十回ほど繰り返して、ようやく少女は嬌声混じりに意味のある言葉を口にした。

無貌の神「あっ！、ひゃっ！、も、もう、ダメ、です！　
　　　　　　――んっ！　ま、麻尋さん、い、一緒にぃ！」

少女は、もう限界らしい。
だから最後は俺と一緒にイキたいと、そう懇願する。

「……わーかったよ。じゃ、イカせてやるよ」

笑うように俺は裂けた口を大きく開き、銀髪の少女の奥深くに杭を打ち込む。
突然のことに驚いたように碧の目を見開く少女。

そして――

「くっ――しっかり、受け止めろ、よぉ！」

ごぶりと、最奥で俺は白い欲望を吐き出した。

843 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/08(日) 00:09:06.35 ID:OUfV3nTs0

無貌の神「ひっ、あ――ひゃ、ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！！」

びくんびくん、と少女はそのか細く白い身体を強ばらせ、絶頂に達する。
いつの間にか白い小さな手が、離さないように俺の服をしっかりと掴んでいる
触手ごと、揉み、押し潰し、こねくり回すように膣壁が脈動する。

そのたびに俺の怒張も、さらに精液を銀髪碧眼の少女の胎内に叩き付けていく。

「ぐっ……おっ！……す、げぇっ！」

思わずそう零してしまう。
一分近くそうしていたのではないか――

溜め込んだモノのほとんどを吐き出した俺は彼女の中から自分のモノを引き抜く。
ごぼり、と露骨な音を立てて濃厚な体液が零れ出る。

いつの間にか、少女は黒く鉄のように固い皮膚に覆われた俺の顔に、そっと手を添えていた。
こちらを見上げる揺れる碧色の瞳。
その目尻に涙を湛えながらも、少女は本当に嬉しそうに笑みを浮かべる。

無貌の神「――麻尋さん、大好きです」

呆気にとられる俺の顔に、彼女は自分の顔を近づける。

ちゅっ、という短い感触。

……何故だろうか。冷たいはずの鉄の皮膚はやけに温かかった。

844 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/08(日) 00:11:07.84 ID:OUfV3nTs0

休憩挟みます

次はアストルフォちゃんのターン！

845 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/08(日) 00:11:54.53 ID:bgPEz1q50

乙
全裸待機余裕

846 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/08(日) 00:12:11.64 ID:NqFv2gmZo

わっほいわっほい

847 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/08(日) 00:12:46.57 ID:JDI2wLWVo

乙

848 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/08(日) 00:13:14.41 ID:P9y6XAuAO

乙
えんだあああああああ！！！

849 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]：2012/07/08(日) 00:24:29.25 ID:XdOzHEjXo

アポクリファ正式稼働決定オメ
何人かリストラされたっぽいけどアストルフォちゃんは残ってくれるよね

850 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/08(日) 03:34:09.37 ID:OUfV3nTs0

７対７のチーム戦らしいですね

何体かは別のサーヴァントに差し替えられていたらしいですが、
個人的にはカルナさんにはのこってもらいたいですね

では、ちょっとだけ続き投下

851 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/08(日) 03:46:07.32 ID:OUfV3nTs0

無貌の神「さてさて次は皆さんお待ちかねのあの子の出番ですよ！
　　　　　　いいですよ、入ってきてくださいライダー」

ライダー？　どういうことだ？
ニャルラトホテプの言葉に首を傾げる俺の前で、部屋のドアが開けられた。

そこに立っていたのは、ピンク色の髪の少女。ライダーである。
部屋に入った彼女は、そっと、ドアを閉める。

俯いたまま、その場に立つライダー。だがどうにも様子がおかしい。
まず、息が荒い。次に頬が真っ赤というほど紅潮している。
そして寒さに震えるように肩をふるふると小刻みに震わせている。

そこまで見れば彼女が風邪を引いているのではないかと思ってしまう。

だが、そういうわけじゃない。

何故か足が内股だ。しかも尿意をこらえているように前の方を押さえて、足をがくがくさせている。
それだけじゃない。微かに聞こえる、やけに粘りけのある水音。
それこそ、水飴のような粘度の高い液体をぐちゅぐちゅにしているときのような。

そして極め付け。ライダーが荒い息と一緒に口から漏らしている声は、どう聞いても喘ぎ声だ。

おいまて。これってどう考えたって……

852 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/08(日) 03:47:57.36 ID:OUfV3nTs0

ライダー「ううう……マヒロぉ、これとってよぉ……」

そう懇願するようにライダーはスカートを持ち上げる。

そこにあったのは女性器に潜り込む触手――ではなく、
何故か彼女に生えている男性器を搾り上げるようにとぐろを巻いている無数の触手だった。

ライダー「さっきいきなり出てきて、ひゃうっ！　ま、またぁ……やめて、やめてよ！　だ、だせないからっ！」

じゅっぷじゅっぷ、と触手が樹に絡みつく宿り木のようにそれを搾り上げ、高速で扱き上げる。
そのたびにライダーは桃色の髪を揺らして、ひゃう、あう、やんっ！　と色っぽい喘ぎ声を上げる。
いつも見ていた可愛らしい顔は快楽に紅潮しており、普段のお調子者とは思えない淫らしさを演出していた。

853 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/08(日) 03:53:54.59 ID:OUfV3nTs0

「なあ、ニャルラトホテプ。一つ聞きたいことがある」

無貌の神「どうしました、麻尋さん？」

ニャルラトホテプの言葉に俺は、目の前で触手に悶えるライダーを指さす。

「あいつ……男？」

無貌の神「はい、しっかりと男性です。彼の真名はアストルフォ。
　　　　　　バーサーカーのローラン伯と同じ『十二振りの聖王剣(ドゥーズペール)』の聖堂騎士(パラディン)です」

ライダーがあのバーサーカーと同じ所属だということはキャスターも言っていた。
だが、あいつはライダーが女であるように話していたぞ？　一体どういうコトだ？

無貌の神「まああの顔立ちです。マスターである遠坂さんは気づいていないようでした。
　　　　　　キャスターも真名までは判断できていたようですが、完全に女性だと思いこんでいたようですね。
　　　　　　私自身、今回剥いてみて物語通り男性だということは初めて知りましたから」

ふむ、今流行りの男の娘というやつですね。わかります。
……時代先取りすぎだろフランク王国！　それにキリスト教では異性装禁止じゃねえのかよ！？
思った以上に八世紀というモノは時代が進んでいたようだ。

この調子ならアーサー王が実は女で、その息子も女顔をした息子だとしても驚きはしない。

854 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/08(日) 03:55:14.18 ID:OUfV3nTs0

「……それにしても、凄まじいなアレ」

少女のように甲高い嬌声を耳にしながら、俺は口を開く。

無貌の神「ふっふっふっ。麻尋さん、実はあれだけじゃないんですよ。
　　　　　男性の麻尋さんにはちょっと酷かも知れませんが、彼のペニス、よく見てください」

そう言って少女の白い指先が指し示す先、
亀頭の先端で細い触手がライダーの尿道口に潜り込んでいた。

尿道の輪郭が畝のように浮きあがっており、
外からでも触手が一番奥まで入りこんでるのかはっきりわかる。
しかもそれは内側でくねりながら回転しているらしく、
そのたびに表面が不規則に波打ちながら脈動を繰り返している。

本来なら液体しか通らないところを、
軟らかいとはいえ固体の触手が無理矢理潜り込んでいるのだ。痛いどころの話ではない。

「……お前、思いのほかえぐいコトするなぁ」

同じ男としては同情するぞ、ライダー。

855 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/08(日) 03:56:25.15 ID:OUfV3nTs0

無貌の神「彼の方は、どうやらそういうわけでないみたいですよ」

ニャルラトホテプの言葉に俺は、彼の顔を見る。
ピンク色の髪。蝶の髪飾り。どこか嬉しさが残ってした、涙がこぼれ続ける大きな瞳。
いつも笑みを浮かべていた小さな口は快楽にだらしなく開かれており、口の端からは涎が小さい顎を伝って流れ落ちている。

ライダー「あう、ひゃう！　だめだめ！　もうらめぇ！」

ついに我慢できなくなったのか。ライダーは持ち上げていたスカートから手を離してしまった。
そしてそのままペニスをスカートの上から押さえると、内股のままカーペットの上に崩れ落ちる。
だがそれでもしっかりと根付いてしまった触手から、逃れることなどできるわけがない。

ライダー「ひぃっ！　れない！　れなひよぉ！　あうっ！　いじっひゃらめぇ！」

絶頂に達したのか、床に身体を伏せたままびくびくと体を震わせるライダー。
桃色の髪を振り乱し、快楽に開かれた口から涎をこぼし、顔を紅潮させている様子は、
どう見てもバイブかローターで責められている年頃の美少女にしか見えない。だが男だ。

856 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/08(日) 03:59:38.11 ID:OUfV3nTs0

ライダー「なか、ぐりぐりひないでよぉ！　ひぃってる――もういってるからぁ！」

止まって、と自分を責める触手に哀願するライダー。
しかし俺の横でにやにや笑いを浮かべている銀髪碧眼の少女は、どうやら止める気などさらさらないようだ。
がくがくと内股で体を震わせて、倒れた体勢のまま桃色髪の美少女っぽい子は再び絶頂に追い上げられる。

射精できないことで絶頂がなかなか終わらず、さらにその脈動途中のペニスを責め上げられているのだろう。
同じ男ゆえに大体その辺はそれなりの想像がつく。これはひどい。

無貌の神「触手に加えて、食道にも直腸にも尿道にも膀胱にも睾丸にも直接粘度も純度も濃度も高い、
　　　　　ドッロドロの媚薬をたっぷり流し込んであげたので相当堪らなくなっていると思いますよ。
　　　　　それでも、おかしくなっちゃわないのはさすが名を馳せた英雄だけはありますね！」

まだまだ弄りがいがありますよ、とニコニコと愉しげに語る無貌の神。
どうやらライダーの調教とやらはまだこれで終わりではないらしい。

857 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/08(日) 04:01:06.22 ID:OUfV3nTs0

ここまでです

公式のアストルフォちゃんは12月発売の小説まで待つ必要があるみたいですね
ではお疲れ様です。おやすみなさい

858 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/08(日) 04:09:21.72 ID:P9y6XAuAO

乙アルラトホテップ
ニャル子さん、まひろ以外に容赦なすぎもっとやれ

859 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/08(日) 19:55:55.36 ID:P9y6XAuAO

それで今日はどんなプレイをするつもりですかねぇ

ところで動きの見えないアサシンがこわいな
なんで主人公助けたんだ？

860 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/07/08(日) 22:54:09.41 ID:BLeVrGIQo

>>859
主人公たちに力を合わせてバサカ倒してもらわないと
自分ひとりでは確実に詰むからじゃね？

861 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 00:14:48.26 ID:3R9DFy4u0

「……いくらなんでもやりすぎじゃねえかな、これ」

幸せそうな表情で、ぴくぴくと床で痙攣するピンク頭の物体を指さして俺はため息をつく。
いや確かに本人意外と満足そうだったけどな。

無貌の神「いえいえ、ちゃんと麻尋さんを助けるため、とライダー本人から許可は頂きましたよ？
　　　　　　遠坂さんもライダーがやる気なら、って言ってＯＫ頂きましたし。
　　　　　　……まあ、結婚するまで性行為厳禁な基督教の聖堂騎士様には、
　　　　　　早急な魔力供給というものがどういう方法なのかいまいち理解できていなかったようですが」

聞かれなかったから答えなかったって、どこの孵卵器だよお前。

無貌の神「それに折角過去の英雄達を現代に残せるチャンスですよ！
　　　　　　ここで捕まえておけば将来的に役立つのは確実です！」

「本音は？」

無貌の神「こんな可愛い子がいたら触手で調教するしかないじゃないですか！」

862 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]：2012/07/09(月) 00:18:54.50 ID:xaEr01Yzo

わけがわからないよ

863 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 00:19:06.14 ID:YySK3mOoo

流石無貌の神、よく分かってらっしゃる

864 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 00:22:10.83 ID:3R9DFy4u0

「ふん！」

無貌の神「ぶべらっ！」

ごん、と俺のゲンコツにどこぞの世紀末にでてくるザコの断末魔をあげる銀髪の少女。
今回、俺はまだ変身を解除してないのでいつもより痛いはずである。

無貌の神「ううっ……なんだかＤＶがデフォになってません？　麻尋さぁん……」

頭頂部を押さえながら、涙目でこちらを見上げる銀髪碧眼の少女。

「フォークよりマシだと思えよ」

そういえばいつの間にかフォークを使わなくなってしまった。
――必要なくなったと、言った方が正しいかもしれないな。

ライダー「マヒロぉ……そんなことより、はやくぅ……たすけてぉ……」

さてはて少し見ない間涙とかよだれとか汗とかでなにやらすごいことになってるライダー。
ニャルラトホテプは少なくとも目的の魔力供給を終わらせないとライダーを開放する気はねえだろう。

けど、だな。その、なんだ。
見た目が可愛いからって、流石に男を抱くのは、なんというか、人間として終わりそうな気がする。
しかもさっき卒業したばかりなんだが……それでその、な。

865 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 00:22:46.21 ID:3R9DFy4u0

となれば、ここは――
１．ライダーを助ける(物理的に)
２．ライダーを助ける(性的に)
３．自由安価

↓３

866 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/07/09(月) 00:23:04.44 ID:LzjNbsdbo

凛ちゃんさん→アストルフォ→ニャル子→無貌の神の順に魔翌力供給されたわけですね

867 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 00:23:27.41 ID:BAmSARkDO

868 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 00:23:28.72 ID:pCq7q616o

869 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/09(月) 00:23:42.64 ID:LJn/DN9AO

870 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/09(月) 00:23:43.55 ID:oT3S7QtA0

２

871 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 00:23:56.88 ID:YySK3mOoo

2据え膳を頂く

872 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/09(月) 00:34:22.54 ID:4Eva1GfS0

2代目貴女のアストルフォは、まだまともな扱いだったのに、どうしてこうなった！？

873 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 00:35:26.22 ID:3R9DFy4u0

直後、あなたの技量判定

大成功以上のみスタープラチナ可能
無貌の神：+3

肉の芽(触手)：-3

874 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/09(月) 00:35:34.99 ID:LJn/DN9AO

あ

875 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 00:35:39.01 ID:pCq7q616o

ほい

876 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/09(月) 00:35:39.72 ID:4Eva1GfS0

てい

877 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 00:37:01.05 ID:YySK3mOoo

ここでゾロ目とは…やはり天才か

878 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/09(月) 00:40:05.93 ID:PM/Bqjup0

でも英霊に効果のある媚薬があるってことは……

後始末が大変ですね！！

879 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 00:41:26.84 ID:pCq7q616o

英霊のステータスに精密性を追加するんですね

880 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 00:55:40.37 ID:3R9DFy4u0

判定9：とれた

となればあれだな。とりあえずあの触手を引き剥がしてやれば――

無貌の神「それはやめて方がいいですよ麻尋さん。
　　　　　　その子引き抜かれそうになると麻尋さんの脳に侵入しようとしたり、さらに寄生主の脳を食い荒ら――」

「とれたぞ」

無貌の神「へ？」

俺の言葉に首をかしげる無貌の神。
彼女に俺は一瞬前にライダーの股から抜き取った触手の束を見せつける。
うねうねと蠢くたび、なにやら粘度の高い粘液が飛び取るが、あいにく鉄の肌の俺には効きはしなかった。

一方、勢いよくこんなモノを尿道から引き抜かれたライダーといえば、
ものすごくだらしなく恍惚とした表情でびくんびくんと床に伏せて大きく痙攣していた。

「ん、あ？　説明途中みたいだったな、わりぃ。とりあえずとれたぞ？」

無貌の神「え？　へぇっ！？　そんなぁ！？」

さてはて、どうやらこの触手さんはかなりのアブないものだったようだ。
こんなものを気軽に人に使ってしまう悪い娘にはお仕置きが必要だな。

881 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 00:57:09.39 ID:YySK3mOoo

肉の芽的な触手だったのか…脳に植えたら戦力増やし放題だな

882 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 01:07:57.11 ID:3R9DFy4u0

えい、と手に持った触手を目の前の少女に放り投げる。
それはどうやら彼女を新しい対象と見いだしたようで、すぐさまその身体を押さえつけにかかる。

無貌の神「ひっ！　ま、まってください麻尋さん！　な、何で触手がぁ！？」

それから逃れようと必死に触手を押さえつけようとするニャルラトホテプ。
その両手を、がしっ、とピンク色の髪の少女っぽい子が押さえ込む。

ライダー「捕まえたよマヒロ！」

「よしよくやった。そのまま押さえてろライダー。コイツにはお仕置きがたっぷり必要だ」

銀髪の少女を、さきほどまで射精の開放感に身もだえていたはずのライダーだった。
ライダーが少女の手を押さえてことで、たちまち触手は彼女の身体を押さえ込んだ。

ライダー「さっきはよくもボクをあんな目に遭わせてくれたね……ちょっとくらい仕返ししても許されるよね？」

883 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 01:16:10.10 ID:3R9DFy4u0

へへへっ、と怪しい笑みを浮かべるライダー。目が据わっている。
どうやら彼もこのまま水に流す気はないらしい。

まっ、今回は身から出た錆びと言うことで諦めることだ。
触手が純度の高い媚薬を少女の身体に塗り込める。少女の息は荒い。
さて、そろそろ食べ頃か。

「さ、お前も諦めて愉しむこった」

無貌の神「ひっ！　それ、それ太すぎますって、麻尋さん――っ！
　　　　　　に、二本も！？　ひゃあ！　お、お尻の方もですかぁ！？」

ライダー「ふぁ……そんなおっきの、はいるんだぁ……うわっ、おなか波打ってる……
　　　　　　すごぉい……動いてるの、わかって……ね、ねえマヒロ、つ、次はボ、ボクの番でっ！」

（省略されました・・・全てを読むにはワッフルワッフルと書き込んでください）

884 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/09(月) 01:17:30.72 ID:oT3S7QtA0

ワッフルワッフル

885 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 01:17:36.07 ID:YySK3mOoo

ワッフルワッフル

886 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/09(月) 01:17:48.88 ID:LJn/DN9AO

ワッフルワッフル

887 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/07/09(月) 01:24:29.12 ID:Pv+6S68t0

ワッフルワッフル

888 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]：2012/07/09(月) 01:28:17.75 ID:AT1+kzDlo

ワッフルワッフル

889 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/09(月) 01:34:24.00 ID:PM/Bqjup0

ワッフルワッフル

自分で作成した触手をきちんと制御できぬとは……触手調教師の風上にも置けないな

890 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 01:34:51.56 ID:3R9DFy4u0

そんなこんなで約一時間後。
ベッドの上に転がる怪物一名、少女一名、男の娘一名。
ニャルラトホテプが喚びだしていた触手は精根尽きたか、当の昔に萎びて枯れてしまっていた。

……というか途中から記憶がない。
けれどこの惨状を見る限り、結局ライダーには手を出してしまったようだ。

描写が飛ばされてしまったことは、読者の方々に深くお詫び申し上げよう。
出るかはしらんが、できればファンディスクかサイドストーリーでも期待してくれ。

無貌の神「うっ……ううっ……もう無茶しないでくださいよぉ、麻尋さぁん」

涙目でこちらを恨むような目つきで見上げる銀髪碧眼の少女。

「あ、わりい。その……やりすぎた」

思わず、謝ってしまう。

891 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/09(月) 01:40:50.94 ID:oT3S7QtA0

キングクリムゾンされたか

892 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 01:43:10.55 ID:3R9DFy4u0

そんな俺の顔に、彼女は嬉しそうに手を伸ばした。
つるりと、白い指先が優しく黒い鉄仮面の肌を撫でる。

無貌の神「……ふふふっ、許してあげます。ちょぉっと当初の予定とははずれましたが、
　　　　　　ライダーの方も無事手込めにできましたし、私の目的も達成しましたよ。
　　　　　　とりあえず、これで聖杯戦争が終わっても、麻尋さんはひとまずは安心してください」

「……あん？」

無駄に、何かが引っかかる言い方。
少しだけ感じる不自然さ。それに俺は思わず首をかしげる。
そんな俺の様子に少女は、くすくすっ、とまるでいたずらっ子のように無邪気に笑った。

無貌の神「どうしたんですか？　これでバーサーカー戦のめどもついたじゃありませんか、麻尋さん。
　　　　　体調も回復しましたし、使えそうなサーヴァントも見繕いました。寸分違わず存分に順調ですよ。
　　　　　だから、最後まで生き残ってください。私がお願いするのは、これだけですから」

じっと、碧色の瞳が俺の顔を見つめる。
そこに映し出されたのは、燃えるような赤い瞳の、黒い無貌の、三日月笑い。
紛れもなく、八雲麻尋の顔だ。

「ああ」

その言葉にもう一度嬉しそうに、寂しそうに、銀髪の少女は微笑を浮かべた。

893 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 01:44:53.96 ID:3R9DFy4u0

作戦決行は、今日の夜。

それまで、何をするべきか

昼。俺は――
↓４

894 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/09(月) 01:47:31.38 ID:LJn/DN9AO

ニャル子に先ほどの引っ掛かる言動を問い詰める

895 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/09(月) 01:48:08.30 ID:4Eva1GfS0

何気ない風を装ってキャスターと凛にアストルフォの性別をばらす

896 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 01:48:32.28 ID:YySK3mOoo

>>894

897 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 01:48:54.27 ID:pCq7q616o

ニャル子とテレビゲーム

898 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/09(月) 01:49:05.66 ID:PM/Bqjup0

ニャル子とコミュ

899 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 01:54:59.03 ID:3R9DFy4u0

直後、ニャル子感情判定

ニャル子の心情判定
1に近いほど一人で、9に近いほど思い出作り

900 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 01:55:19.28 ID:pCq7q616o

ほい

901 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 02:04:20.49 ID:3R9DFy4u0

判定8：思い出作りに

無貌の神「麻尋さん麻尋さん！　久しぶりにゲームでもしませんか？」

「あん？　藪から棒になんだよ……まあ、いいけどよ。それで、どれをやるんだ？」

無貌の神「はい！　これなんですけど――」

そう言って彼女が持ってきたのは――
１．対戦ゲーム
２．協力プレイ用

↓３

902 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 02:04:58.06 ID:YySK3mOoo

903 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 02:05:50.59 ID:pCq7q616o

904 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/09(月) 02:05:57.90 ID:PM/Bqjup0

２

905 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 02:19:33.11 ID:3R9DFy4u0

今日はここまでです

ありがとうございました

906 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 02:20:33.65 ID:pCq7q616o

乙

907 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 02:33:50.77 ID:YySK3mOoo

乙

908 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]：2012/07/09(月) 02:36:14.71 ID:AT1+kzDlo

乙

909 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 22:08:54.64 ID:3R9DFy4u0

選択2：協力プレイ用

「――『Night Wars』？　懐かしいな、ＰＳ版か。こんなもんどこで？」

『Night Wars』――とある実在の人物を主人公として、
自らの内に潜むもう一人の自分の狂気と闘いながら倫敦の夜を彷徨い、
次第に魔物達との戦争に巻きこまれていくというアドベンチャーゲーム。

最近、新ハードで『大英帝国ナイトウォーズ』という名前で復刻されたのだが、
カタカナになったおかげで、外人はこのナイトとは『夜』ではなく『騎士』と思い違い、
一時期海外の情報では“英国の伝説にある騎士同士の戦いを描いたシミュレーション”と
間違って紹介されてしまったことがあった。

俺もずっと昔に買ったことあるが、結局最後までクリアできることはなかった。
例の冬木大災害で、ハードごと燃え尽きちまったからである。

それにしてもこれはPS初期に出されたゲームで「アドミラブル大戦略IV」とともに、
今は相当な価格のプレミアがついていたと思うがどうしてこんなものをコイツは用意できたんだ？

910 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 22:09:54.81 ID:3R9DFy4u0

無貌の神「覚えてませんか？　麻尋さんが持っていたじゃないですか」

「ああ？　でもあれはあの火事で燃えて――」

俺の言葉にニコニコと銀髪碧眼の少女は、ケースの底面を指さした。
うわぁっ、恥ずかしい。マジックでデカデカとケースに俺の名前書いてあらあ。

無貌の神「はいはい！　細かいことは後ですよ！
　　　　　　実は私も久しぶり過ぎてもう覚えてないんですけど――大丈夫ですよ、多分？」

よし。とりあえず説明書を読み直すところから始めようか。
俺はいつも使っているPS3をどけ、久しぶりに取り出したPSの端子をテレビへ差し込んでゆく。
昔のことを思い出す。そう言えば当時使っていたコントローラーには、スティックはついていないタイプだった。

911 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 22:11:30.52 ID:3R9DFy4u0

「……ったく、それにしてもお前、隠す気なくなったな」

2P側のコントローラーをニャルラトホテプに渡しながら、俺はよっとソファーに腰を下ろす。

無貌の神「まあ相変わらず話すことはできませんが、別に行動までは禁止されていないので。
　　　　　　それに今回の聖杯戦争で、私の方も色々とめどが立ったんです。
　　　　　　どっちかと言えば、こっちの方が理由として大きいんですがねぇ」

どちらにしても契約自体、随分ザルなこった。まあ、そちらの方があの邪神らしい。
俺は、ゲーム機の電源を入れる。
画面が暗くなり、PSのロゴが出た後、ひどくなつかしい音楽と共に小さい頃はやけに怖かったゲームのOPが始まった。

何かニャル子と話す？

自由安価(何もなければ、なしでも可)
↓４

912 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/07/09(月) 22:13:44.58 ID:LzjNbsdbo

ksk

913 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) [sage]：2012/07/09(月) 22:13:48.53 ID:XP+R0IAAO

ksk

914 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/07/09(月) 22:14:10.80 ID:n8k6ZAHbo

ｋｓｋ

915 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/09(月) 22:14:18.36 ID:oT3S7QtA0

今回の戦争が終わったらどうするつもりなのか

916 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 22:14:44.23 ID:LctOyDZMo

貴様！このゲームやり慣れてるなっ！！

917 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/09(月) 22:14:44.97 ID:68l1NmQIO

なんか懐かしいな……にしてもお前はやったことあるのか？

918 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/09(月) 22:22:03.29 ID:n4mwvAoAO

目的が明らかになるか？

919 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 23:21:47.32 ID:3R9DFy4u0

選択：聖杯戦争後の話

「そういやさ、お前」

無貌の神「どうしましたか麻尋さん？」

「今回の聖杯戦争が終わったらどうするつもりだ？」

さきほど銀髪碧眼の少女がちらりといった「聖杯戦争でめどがたった」といった言葉で少し考えていた。
こいつ、聖杯戦争が終わったらどうするつもりだ？

少なくとも一緒に暮らしていてニャルラトホテプが、
どこの大学へ願書を出しているとか、どこかに就職面接を受けたとか言う話は聞いていない。
無論、留年するという話も聞いていない。

……となれば、このままだとこいつはプーになるわけだ。

まさかまだ俺に厄介になるつもりじゃないよな？
いや、こいつのことだ。そんなノリで人生決めてもおかしくない。

だが彼女の口から出たのは思いがけない言葉で――

920 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 23:30:01.39 ID:3R9DFy4u0

無貌の神「えーと、ですね……考えて、ない、です。はい」

考えてもいなかった。そう少女は気まずそうに口を開いた。
まるで今回の後など、ないかと思っていたかのように、そう少女は考えていたというのだ。

「……おいおい。そろそろ俺たち卒業だぞ？　今後のこと考えてなくてどうすんだ」

そんなとんでもないことを、さも当たり前のように口にしたものだから、
ついつい俺もいつものようにため息をついて、何にもならない言葉を返してしまった。
デリカシーがありません、と頬をふくらませて抗議するニャルラトホテプ。

無貌の神「むぅー。なら、麻尋さんに養って貰いますよ。折角既成事実も作ったことですし」

「あれ含めんの！？」

いや、確かに状況が状況とは言え、ばっちり中にだしちゃったけどさぁ！？

921 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/09(月) 23:45:41.39 ID:3R9DFy4u0

無貌の神「そうです。ちゃんとライダーという証人も用意しましたから言い逃れはできませんよ。
　　　　　　それよりも麻尋さん、きちんとライダーとはコミュニケーションを取っておいてくださいね。
　　　　　　何せ麻尋さんはこれから彼にはお世話になることになるはずですから」

そう言ってかちかちとコントローラーを動かしながら、こちらに目を向ける銀髪の少女。
やはりその口元に浮かんでいる笑みには、どこか寂しさが隠し切れていない。

何か、あるのか？　けれど、その理由が、その意味が、読みとれない。

「……」

黙ったままの俺に、彼女はその笑顔のまま、話し続ける。

無貌の神「あっ、それと麻尋さん。記憶の件、ライダーに頼んでおきました。後で彼から、記憶の瓶を受け取ってくださいね」

「……記憶の瓶？　なんだそりゃ？」

首をかしげる。
どうしてライダーが失われた俺の記憶を持っているんだ？

922 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 00:00:31.54 ID:8tpVOeuK0

無貌の神「『狂えるオルランド』で、ライダー、アストルフォは、
　　　　　　月に失われたローランの理性を取り戻しに行っているんですよ。
　　　　　　当時、月は地上から失われたあらゆるものが保管されている場所と考えられていました」

――『忘却の月』と、彼女は言った。

月は失われた万物の事象の貯蔵庫。
そこへアストルフォは神罰により、喪失させられたローランの理性を取り戻しに行ったのだ。

無貌の神「はい。だから今回、彼にバーサーカーの瓶を回収して貰うついでにお願いしたわけです」

「……何から何までわりぃな」

無貌の神「いえ、当然のことですよ。ということで、です。後で絶対、ライダーのところへ向かってください」

俺の言葉に、そう少女は笑って答えた。
失われた記憶。欠けたピース。それが、ようやく揃う。

――ただ、どうにもそれで終わりではないような気がする

一緒にゲームに興じる彼女の横顔に、俺の胸にそんな不安が残っていた。

夕方、俺は――

↓３

923 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/10(火) 00:01:03.18 ID:snFaE/KOo

ライダーの所へ

924 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/10(火) 00:01:37.52 ID:W4ZLeNSAO

ライダーから記憶の瓶を受けとる

925 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/10(火) 00:01:54.24 ID:XWycZqLbo

>>923

926 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/10(火) 00:01:55.28 ID:6j+QBTAX0

>>924

927 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 00:12:03.70 ID:8tpVOeuK0

直後ライダーのリアクション判定

9に近いほどスキンシップ

混沌・善：+1

928 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/10(火) 00:12:18.65 ID:W4ZLeNSAO

あ

929 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 00:53:58.46 ID:8tpVOeuK0

選択：ライダーへ会いに行く

せっかくあいつにお膳立てをして貰ったのだ。
受け取りに行かなければ、その好意を無為に踏みにじったことになる。

さーて、肝心のライダーはどこにいるのやら、と。

ライダー「マヒロぉ～！」

えっへへ、と突然宙から目の前にライダーが姿を現した。

霊体化……していたわけではないようだ。
どちらかといえばまるで、『虚空を裂いた』ように突然その場に現れたのだ。

ニャルラトホテプの言葉を思い出す。
ライダーは天馬の引く馬車で、『忘却の月』という異界を行き来した逸話を持つ。

それから考えるに、どうやら先ほどまでライダーは宝具を使って、その『忘却の月』まで行っていたということだろう。

930 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 01:08:36.49 ID:8tpVOeuK0

「よ、ようライダー」

若干突飛押しもない登場の仕方に焦りながらも、俺は手を挙げて応える。

ライダー「忘れる前に渡しておくね。彼女から頼まれてものだけど、これ。はい！」

渡されたのはコルクで蓋をされた透明な小瓶。
側面に貼り付けられているラベルは崩したようなフランス語で書かれており、
それを読みとることはできないが、かろうじて八雲麻尋と書かれていることは推測できた。

「おう、サンキュー」

ライダー「それと、これ、も、かな？」

そう言ってライダーが差し出したのは、アニメキャラがかかれた封筒だった。
ただし古い。もう十年以上前にはやったアニメのデザインの封筒だ。

今はもう売っているはずがないようなもの。

「……これは？」

ライダー「よくわからないけど、あの子が、一緒にこれも渡して欲しいって」

月には、地上から失われたあらゆるモノが保管されているという。
それは記憶や理性といった実体のないものだけではなく、
このような形のある物まで保管されているというのだろうか。

931 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 01:18:58.40 ID:8tpVOeuK0

封筒を見る。

宛名には、俺の名前。

その封筒を裏返す。

そこに記された名前は――だ。

どうやら――から、俺へ宛てた手紙らしい。

その封筒に俺は指をかけて、それを小柄なライダーの手が止めた。

ライダー「まだ読んじゃダメだよ、マヒロ。彼女から、中身は全部終わってから読んでください、だって」

全て終わってから、ということはこの聖杯戦争が終わってから、ということか。

俺は顔を上げてライダーの目を見る。

――断固として、読ませる気はないという強い意志を秘めた眼差しだ。

少なくとも、彼の前で読むことができそうにない。

そして今それを俺に渡したということは、銀髪の少女の言葉通り、俺が読まないと信じているからだろう。

932 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 01:32:50.43 ID:8tpVOeuK0

……これについては、バーサーカー戦が終わった後にでも直接ニャルラトホテプに聞こう。

俺は封筒を小瓶と一緒にポケットへ入れる。

その様子にライダーはようやく緊張が解けたように、ほっ、と胸をなで下ろした。

とりあえずライダーの用事は大体これで終わった感じか。

もう日も傾き掛けている。

そろそろキャスター達と作戦について話し合う必要があるだろう。

そう思い、俺はライダーに声を掛けようとして、

ライダー「……ごめんなさい、マヒロ」

俯いたまま、桃色の髪のライダーは小さく口を開いた。

933 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/10(火) 01:38:41.02 ID:tRTb99Ro0

今更だけどキャスターがｸｳｷﾀﾞﾅｰ

934 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 01:53:53.63 ID:8tpVOeuK0

ライダー「本当だったら、ボクが一番最初に謝らなくちゃいけないはずだったのに……」

ライダーの口から出た言葉。
昨日の単独行動への謝罪だ。
勝手に一人で先走ったあげく、こちらに損害を与えてしまった。

しかも俺は致命的な傷を受け、一時はまともに戦うことすら難しくなってしまった。
表面上は変化がなかったように見えたが、やはりその辺はしっかりと責任を感じていたようだ。

頭を垂れたまま、ライダーは、ごめんなさい、と呟く。

何と声を掛けてあげるべきか？
１．反省してるならそれでいい。以後、気をつけろ。
２．俺は、気にしちゃいない。大丈夫だ。
３．おう、身体で払えよ(ゲス顔)
４．自由安価

↓４

935 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/10(火) 01:54:32.17 ID:JVzpFdSuo

936 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/10(火) 01:56:34.62 ID:fPKdv8lDO

937 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/10(火) 01:57:00.44 ID:fPKdv8lDO

ksk

938 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/10(火) 01:57:01.85 ID:snFaE/KOo

939 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/10(火) 01:57:05.24 ID:W4ZLeNSAO

拳骨入れて、これでチャラだ

940 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/07/10(火) 02:04:46.61 ID:mmuzUJRxo

３やろ・・・

941 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 02:16:23.17 ID:8tpVOeuK0

選択1：反省してるならそれでいい。以後、気をつけろ。

「……ライダー。頭出せ」

ライダー「へ？　う、うん……」

俺の言葉に、頭に？マークを浮かべながらも、おずおずと頭を差し出すライダー。

「舌、噛むなよ」

そう言って俺は、銀髪の少女にやるのと同じように、ごんっ！、と彼の頭に拳を落とした。

ライダー「ひゃぅ！」

痛みにかわいらしい声を上げるライダー。

942 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 02:23:01.32 ID:8tpVOeuK0

ライダー「ま、マヒロぉ～」

うるうると目に大きな涙の粒を浮かべながら、
年頃の少女のような顔立ちの騎士がこちらに抗議の目を向ける。

何か女の子を殴った時のように無駄に心が痛いが、このままじゃダメだ。
耐えろ、俺。

小さくため息をついて俺は、桃色の髪の彼に目を向ける。

「……ちゃんと反省してるようだし、今回は大目に見る。
　次から気をつけろ。頼りゃいいんだよ、バカ。一人で抱え込むな。ちゃんと相談しろ」

その言葉にライダーしばしこちらの顔をその大きな瞳で見ていたがすぐに、

ライダー「……うんっ！」

と叩かれた頭を押さえたまま、嬉しそうに頷いた。

さて、ライダーと何か話せそうだが――
↓４

943 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/10(火) 02:28:48.64 ID:FtoNSeYAO

ローランについて聞く

944 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/10(火) 02:30:07.03 ID:JVzpFdSuo

>>943

945 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/07/10(火) 02:31:09.34 ID:wOF7MtZYo

>>943＆さっきはどうだったんだ？（ゲス顔）

946 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/10(火) 02:33:05.06 ID:tRTb99Ro0

ローランの理性もちゃんと取ってきたよな？忘れたとか言ったら……

947 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 02:58:04.75 ID:8tpVOeuK0

選択：>>946

しかし『忘却の月』へ行ってきたということは、ちゃんと目的の小瓶も回収してきたのだろうか？
万が一という可能性もある……一応確認しておいた方がいいか。

「そーいえば、バーサーカーの理性はきちんと持ってきたか？
　あれがないと話にならんぞ。忘れたとか言うなら……」

早く取りに行ってこい……とした俺だが、どうしてだかライダーは身をちぢこめていた。
単純に、怯えているとは違う。無駄に息が荒い。顔は僅かに赤みを帯びている。
しかもその目は、明らかに恐怖と期待と何か別の物が入り交じったような色をしている。

ライダー「ど、どうするつもりかな……？
　　　　　　ま、また、さ、さっきのあれ、さ、されちゃうのかな？」

なぜか、内股ですりあわせながらこちらを上目遣いで見上げるライダー。

１．さっきのって？(ゲス顔)
２．だめだはやくこいつなんとかしないと！
３．……とりあえずどっちなんだ？
４．自由安価

↓４

948 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/10(火) 03:00:11.16 ID:FtoNSeYAO

１と３

949 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/07/10(火) 03:04:37.53 ID:mmuzUJRxo

１まぁ、多少はね（ゲス顔

950 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/10(火) 03:30:26.15 ID:tRTb99Ro0

２
宗教的に考えてキャスターに懺悔した方がいいんじゃないか？（震え声）

951 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/07/10(火) 03:57:46.56 ID:8NQZbLsV0

952 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/10(火) 06:25:59.26 ID:FtoNSeYAO

何故２を選ぶのか

953 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/10(火) 08:25:00.65 ID:W4ZLeNSAO

恥ずかしくて照れてるだけなんだよ
そのうち見稽古貴方みたいにズブズブな関係になるだろ

954 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/10(火) 18:37:14.47 ID:FtoNSeYAO

まあ初めてのセックスであそこまでやられたらね

955 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/10(火) 19:11:17.05 ID:6j+QBTAX0

なんとか“する”んだろ？
つまり２回戦ってことだな

956 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 22:12:00.60 ID:8tpVOeuK0

♂プレイ(意味深)

当時のキリスト教では同性愛は火あぶりらしいっすね

ちなみにキャスターは空気を読んだ凛ちゃんさんが護衛として外へ連れ出している状態です
なので彼らはライダーがどんなことをされたのかご存じありません

957 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/10(火) 22:21:09.40 ID:cDuY5sT7o

墜落するのか

958 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 22:43:45.03 ID:8tpVOeuK0

ちなみにアストルフォちゃんの調教具合は判定0＋3補正なんで判定CountOverですね

選択2：だめだこいつはやくなんとかしないと！

ライダー「さっきみたいに出せないのにまえぐちゅぐちゅされたり、後ろに二本とか入れられちゃうのかな？
　　　　　　あ、おちんちんの穴から一気に引き抜かれるのも、んんぅっ、あれも、好き、かなぁ？
　　　　　　あ、あのへんなおくすりもいっぱい注がれたりして……あうぅ、たえられるかなぁ、ボク」

前をもじもじと押さえ、顔を真っ赤にしながら期待したような目でこちらを見上げるライダー。
その可憐な小柄な口から、出る言葉出る言葉全部が淫語である。

「――だめだこいつはやくなんとかしないと！」

その言葉に食いつくように人の話を一ミリも聞いていないライダーは、さらにヒートアップする。

ライダー「な、なんとかしない、って、今度はもっとすごいことされちゃうのかな！？
　　　　　　今度は前の穴ずっと塞がれてるのに、おしりの中ゴリゴリされちゃうの？
　　　　　　それとも、にょ、尿道の奥まであのぬちゅぬちゅした触手入れられたまま一晩放置されちゃうの？
　　　　　　も、もしかして、あの女の子が言ってた触手の、た、卵とか、う、産まされちゃうのかな!?」

Oh……ニャルラトホテプ、お前恨むかんな。

「えーい！　今夜終わったら何でも好きなのしてやるからとりあえずその妄想をしまえ！」

ライダー「き、期待してるから！」

……無駄に精神が疲れた。頭の頭痛が痛い。

さて、夜だ。
遠坂も慎二もそろそろ戻る頃だろう。

俺は――
１．バーサーカー戦に向かう

↓３

959 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/10(火) 22:43:59.42 ID:snFaE/KOo

960 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/10(火) 22:44:40.91 ID:o4YQ+u5Co

961 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/10(火) 22:44:48.04 ID:6j+QBTAX0

１

962 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/10(火) 22:44:55.74 ID:hBaNMId+o

１

963 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/07/10(火) 22:48:36.78 ID:tRTb99Ro0

キャスターがマスターコロコロする理由がまた一つ増えましたね（ﾆｺｯ

964 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/07/10(火) 22:52:59.11 ID:TxSTgCQ+0

聖杯の真下で殴り合う触手と聖女……アリだな

965 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 23:13:00.91 ID:8tpVOeuK0

選択1：バーサーカー戦に関して

――バーサーカー、ローラン。

フランク王国、シャルルマーニュ直属の十二勇士、
『十二振りの聖王剣(ドゥーズペール)』最強の聖堂騎士(パラディン)。

ただの樫の木で魔法庭園の竜を撲殺し、地中海を泳いで横断し、
その身体は足の裏以外剣や槍で傷つくことはなく、熊を素手で殴り殺したなどなど。
とにかく彼はその異常な筋力と耐久力に関する逸話が、くどいくらいに多いのだ。

――そして今それはバーサーカーになったことで、さらに強力に、さらに凶悪になったと考えた方がいい。

だからこそ、少しでもバーサーカーを弱体化させる必要がある。

そこで登場するのがライダー、アルトルフォが『狂えるオルランド』の中で使用した、
『忘却の月』から持ってかえってきたローランの理性が入った小瓶。

ライダーの持つ小瓶ならば、バーサーカーの狂化を無効化できるかも知れない。

966 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 23:22:40.58 ID:8tpVOeuK0

……問題は、どうやってバーサーカーまで接近するか、だ。

小瓶を使うには、バーサーカーのすぐ近くまで近寄る必要がある。
だが騎乗物があったとしても、ライダー単独ではそれは不可能だ。ステータスに開きがありすぎる。

そして、こちらの戦力は俺、キャスター、ライダー、アーチャー、そして遠坂凛。
果たして、この戦力で押し切れるか――？

アサシン「――ソレニツイテハ微々タル程度ダガ、我ラカラモ助力致ソウ」

ずぃっ、と夜の闇から、忍び装束を身に纏った男が姿を現す。
その背後に控える、同じ姿をした、複数人の忍者集団。

――アサシンだ。

967 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/10(火) 23:28:58.53 ID:FtoNSeYAO

忍者キタ！

968 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/10(火) 23:29:33.61 ID:hBaNMId+o

Oｈ、ニンジャ！

969 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 23:37:08.09 ID:8tpVOeuK0

分身の術、か？

……いや、違う。どちらかといえばあの背後に立つ忍者達からは、どこか無機質な感じがぬぐえない。

デコイ、カカシ……そんな感じがする。
……となれば、おそらくアレがアサシンの宝具か？
諜報、戦闘補助用の人形部隊、と考えた方が良さそうだ。

しかし何故このタイミングで出てきた。
そして助力という言葉。アサシンにとってあのバーサーカーは手に余る相手なのか？

凛「何のつもりかしら、アサシン？」

どうやら同じことで遠坂も引っかかっていたようだ。
睨み付けるように、彼女は一番先頭に立つ忍び装束を睨み付ける。

アサシン「主殿ヨリ、オ主ラノ援護ヲセヨト承ッタ。我ラニトッテモ、アノ狂人ハ鬼門デアルガ故」

そう、抑揚も感情もない声でアサシンは応える。
相変わらずその声は、複数の性別や年齢の混じった雑音混じりの声で、
どれが本当のアサシンの声なのか、推測できない。

970 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/10(火) 23:45:11.99 ID:8tpVOeuK0

それにしても俺とキャスターを二度に渡って襲っておいて、

「……随分と虫のいい話じゃねえか、忍びさんよぉ」

アサシン「――今マデノ非礼ナラバ詫ビヨウ」

あっさりとアサシンはそう応える。
今までのことなど問題ないかのように、簡単にアサシンはそう答えたのだ。
アサシンというサーヴァントの性格が、まるで見て取れない。

……そして、真意が、わからない。

先ほどの言葉は方便で、バーサーカー戦の最中に、背後からばっさりという可能性もある。
だが、詳細なステータスはわからないものの、
俺やキャスターを直接相手取った実力から、戦力としては是非とも欲しいというのが本音だ。

果たしてこのアサシンと協力していいものか――

ここは――
１．アサシンと協力する
２．アサシンと協力しない

↓４

971 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/07/10(火) 23:45:32.81 ID:7FcNAbhU0

１

972 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/10(火) 23:46:02.66 ID:snFaE/KOo

973 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/10(火) 23:46:04.90 ID:W4ZLeNSAO

974 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/10(火) 23:46:05.65 ID:6j+QBTAX0

１

975 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/10(火) 23:47:00.73 ID:FtoNSeYAO

２

976 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/11(水) 01:04:00.01 ID:jXM5ZgzZ0

選択1：アサシンと協力する

「――背は腹に変えられない、か」

凛「……悔しいですが、そういうことになりますね」

アサシン「判断ガ速イナ。コチラトシテモ、ソレハ助カル」

俺と遠坂の言葉に、協力感謝スル、とアサシンは応えた。

とりあえずこれで一つ目の課題だったバーサーカーとの戦力差は、少しくらい埋まっただろうか？

次の課題。どう、接近するか。
バーサーカーの宝具、『騎士は無形の太刀にて勝利せん(ファントムソード・オルランド)』。
この宝具により、通常の速度での接近は、間違いなく投石で迎撃される。

ライダーのAランクの騎乗スキルでも、今のバーサーカーに接近することはたやすいことではない。
彼の騎乗宝具『聖者の月輪（ホイール・オブ・ザ・ムーン）』は異界への移動用の宝具であり、
戦車そのものは破壊力、防御力の点で難があり、またローラン相手に戦闘できるほど小回りはきかないらしい。

977 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/11(水) 01:14:19.61 ID:jXM5ZgzZ0

「――となれば、バイクによる接近、が一番安全なのか？」

凛「それに加えて、令呪のバックアップがあれば、あのバーサーカーの懐に入るのは可能かもしれません」

遠坂の令呪は残り二画。そして彼女はここで残りの一画を使用する決心があるようだ。
あのバーサーカーを倒さなければいけない敵なのだ。

そうしなければ、より多くの命が奪われることになる。

――持てる手段全てを使って、ヤツを止めなければならないのだ。

978 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/11(水) 01:15:35.03 ID:jXM5ZgzZ0

直後、バーサーカー被害判定

前日に戦闘を行った：+1
魔力消費大：+2

979 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/11(水) 01:15:56.75 ID:Q9LkUeQAO

あ

980 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/11(水) 01:18:59.50 ID:jXM5ZgzZ0

判定8：大成功

よって、被害拡大。
隠蔽よりも被害の方が拡大したため、教会による討伐令が発令

981 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/11(水) 01:19:52.77 ID:jXM5ZgzZ0

ちょっとパソコンの調子が悪いので一旦ここで切ります

申し訳御座いません。

お疲れ様でした。

982 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]：2012/07/11(水) 01:20:08.56 ID:Q9LkUeQAO

乙

983 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/11(水) 01:23:45.08 ID:GykTCGjAO

乙
ついにローランと対決か
わりかし描写が絶望的ばったけど勝てるかしらん

984 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/11(水) 01:24:42.03 ID:Z+C4cJKvo

乙

985 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/07/11(水) 17:21:36.80 ID:GykTCGjAO

さてアサシンがこわいな

986 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/11(水) 20:25:43.29 ID:mkjp1+CKo

ああ、ass ass in だけにな

987 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山形県) [sage]：2012/07/12(木) 02:28:08.61 ID:+9Tqa816o

NINJAさんが接近して瓶使えないのん？

988 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/12(木) 22:34:10.26 ID:qdc2WiKz0

次スレです

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1342099981/

989 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/12(木) 22:36:09.56 ID:UyvOfNROo

乙
そういや決め台詞案って結局どれも採用されなかったのかな

990 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/12(木) 22:38:38.21 ID:qdc2WiKz0

もはや一ヶ月も前なので>>1がすっかり忘れて……

終わるまでには使えたらなとは思います

以下、>>1000で開放サーヴァント、原作でもOK

991 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/12(木) 22:39:50.47 ID:aggn05ZHo

現在解放されているサーヴァントを新スレに書いておいてくれたら嬉しい。

992 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/12(木) 22:43:50.91 ID:UyvOfNROo

ksk

993 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/12(木) 22:44:42.35 ID:b+zLgTRDO

前スレ見ればおk

994 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]：2012/07/12(木) 22:44:48.69 ID:NSu18cs5o

埋めろ

995 ：1 ◆0e.G9BzteE [saga]：2012/07/12(木) 22:45:22.03 ID:qdc2WiKz0

>>991

了解しました。ついでに>>1000で決定中のサーヴァントも入れておきます。

996 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/12(木) 22:45:54.15 ID:UyvOfNROo

埋め

997 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/12(木) 22:46:05.68 ID:b+zLgTRDO

埋め

998 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/12(木) 22:46:06.32 ID:UyvOfNROo

埋め

999 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage　saga]：2012/07/12(木) 22:46:08.47 ID:M6xcxlub0

ペンテシレイア

1000 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/12(木) 22:46:08.73 ID:UyvOfNROo

ペンテシレイア

1001 ：1001 ：Over 1000 Thread

☆．。　．：*　゜☆．　　。．：＊::::::::::::::::゜☆．。．　：＊☆::::::::::::::::::　。．：＊゜☆．。．：＊
:::::::::::::＝:。．：　＊　　・゜☆　　＝�:☆．。　．：*・゜☆．　　。
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女「人間やめたったｗｗｗｗｗ」２＠ 2012/07/12(木) 22:45:13.00 ID:Wldddmhk0
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ケイネス「呪いを解いてもらうんだお！」　舞弥「お断りします」（ﾟωﾟ）＠ 2012/07/12(木) 22:39:18.49 ID:ELDvq2c80
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【Fate】みんなでかんがえたサーヴァントで聖杯戦争【皆鯖】＠ 2012/07/12(木) 22:33:01.87 ID:qdc2WiKz0
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バイト先の上司のことが気になる。助けて下さい＠ 2012/07/12(木) 22:27:27.23 ID:olJWQz460
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ぱちんこAKBのホール導入が待ちきれねぇ！AKBSKENMBHKTSDNJKT乃木坂スレ＠ 2012/07/12(木) 22:05:24.28 ID:876PwTpIO
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ここだけ能力者の集まる高校　さらにコンマゾロ目で異能の力に覚醒 32 ＠ 2012/07/12(木) 22:04:01.57 ID:Pio+1vuVo
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ここだけ絶望ハンバーグ工場　00で呼び出され帰らぬ人に。＠ 2012/07/12(木) 21:49:31.28 ID:TpMsv7Ufo
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ここだけ魔王の城　コンマ00で魔王様に怒られる＠ 2012/07/12(木) 20:40:22.74 ID:es4AOWkIO
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