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雲「人間になるわ。」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 16:56:01.83 ID:jZP5HEGp0

雲A「地上に降りてみたい。人ってばあんなに生き生きして…。」

雲B「やめときな。」

雲A「何で?」

雲B「それはね…貴方は人じゃないのよ?分かる?」

雲A「じゃあ私が人間の形になればいい?」

雲B「え?」

雲A「試しにあの飛行機に乗り込んで見るわ。」ッサ

雲B「ちょ、ちょっと」

乗客「ギャアアアア」

乗客「うわっ何事!?」

乗客「うっぷ」

雲B「…。」

雲A「駄目みたい。」

雲B「そりゃそうでしょ…。」

雲A「いっその事地上に降りよう。」

雲B「死ぬ気なのね。」

雲A「死ぬの?雲でいても消える時が来るのよ。」


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バームくんへ @ 2025/06/11(水) 20:52:59.15 ID:9hFPsRzXO
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秘境 @ 2025/06/10(火) 00:47:53.81 ID:BDVYljqu0
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【安価】上条「とある禁書目録で」鴻野江「仮面ライダー」【禁書】 @ 2025/06/09(月) 21:43:10.25 ID:qDlYab/50
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749472989/

ツナ「(雲雀さん?!)」雲雀「・・・」ビショビショ @ 2025/06/07(土) 01:30:36.87 ID:AfN9Rsm0O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749227436/

【安価コンマ】障害走を極めるその5【ウマ娘】 @ 2025/06/06(金) 01:05:45.46 ID:RaUitMs20
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貴様たちの整備のお陰で使いやすくしてくれてありがとう @ 2025/06/04(水) 20:56:21.03 ID:QjuK6rXtO
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阿笠「わしの乳首に米粒をくっ付けたぞい」コナン「は?」灰原「は?」 @ 2025/06/04(水) 04:01:13.39 ID:ZjrmryLdO
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レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだ電脳世界) @ 2025/06/02(月) 21:21:00.13 ID:ix3UWcFtO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1748866860/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 16:59:59.87 ID:jZP5HEGp0
雲B「雲Aって雨雲だし地上に降りるって雨になるのかな…。」

雲A「じゃあ行ってきます。」

雲B「あ、ちょ!!」

・・・・・・

地上にて

雲A「フフフ…そのまま降りて来たわ…。」

雲A「地上ってこんなに迷路だったの…雲には関係ないけれど…。」

雲A「やってやるわ…。」

カツンカツン

雲A「ん…誰か来る…?」

人間「うわっなんだこりゃっここだけ無駄に霧が深い感じがするぞ!!」

雲A「人間…来た…」

人間「ん…?」

雲A「それじゃ失礼して…。」バサッ

人間「うおっぷ」 スルリ…
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 17:04:08.61 ID:jZP5HEGp0
雲A(これで人間の体を乗っ取った…)

雲A(でも…動けないわ…。)

雲A(人間の体って不便…。)

男「なんだここ霧っぽいな。」

雲A(また、誰か来た…!)

男「ん・・・霧が晴れてきt…何だお前は」

雲A(…何語?)

男「…?喋れよ」

雲A「しゃ…ベル…?」

男「…?ど、どうした…?外人さんか…?」

雲A「がい・・・じん・・・?」

男「あれ…?間違った事言ったか?」

雲A「え、あ、」

男「お前は言葉がはなせないのか?」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 17:10:24.83 ID:jZP5HEGp0
雲A(何を言っているのだろう。)

男「仕方ない手で表現しながら話そう。」

男「お前はどうしたんだ?」手を顔の高さまで持って行きながら。

雲A(よくわかんない。でも、何かを聞いて来てる気がする。)

人間(しょうがないな…)

人間(喋り方、教えたげるから。)

雲A(えっ誰!?)きょろきょろ

男「ん・・・?どうした?・・・?」

人間(貴方が乗っ取った体の持ち主だよ!!日本語がわからないなら教えてあげるから!)

雲A(あ、ごめんなさい…。)

男「…?おかしな奴だな…大丈夫か…?立てるか?」手を差し出しながら。

雲A(…?)男の手を取る。

雲A「!!」

人間(そこは「立てるよ」って言うの。)

雲A「た、てる…よ。」

男「…喋れるじゃん。」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 17:16:39.02 ID:gVFtqLMP0
雲が主人公ってなんだか絵本的で素敵
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 17:24:36.32 ID:jZP5HEGp0
男「帰る所は?」

雲A(?) 人間(無いって答えて。)

人間(僕も帰る所無かったんだ。)

雲A「ない…。」

男「…なるほど…うちくる?」

人間(行くって。) 雲A「行く」

男「そ、そうか。じゃあ行こうか…」スタスタ

雲A(…)スタスタ ズッテーン

男「何転んでんの?」

人間(貴方人間の体初めて…?)

雲A(そうよ…。歩けないわ。)人間(歩けないの。って言って。)

雲A「歩けないの。」

男「しかたないな…。俺が支えてやるから。」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 17:30:52.73 ID:jZP5HEGp0
>>5
ありがとうございます。

――――

男「お前は何者だ?」

人間(私も知りたい。貴方は何者?言ってくれたら日本語に訳す。)

雲A「(雲だったの。地上には無い大空に浮かぶあれよ)」

男「はぁ?」 人間(なるほど、分かんない。)

人間(でも本当みたいだね…雲のときの記憶が流れてくる。)

男「…謎だな。ま、今日は家に泊まって、自分のとこに帰れよ。ホントは帰るとこあるだろ。」

人間(無いのにね。)

雲A「無いのにね。」 人間()

人間(そ、それは発言するとこじゃない!!!)

男「無いのにね?」

雲A(おっちょこちょいね。) 人間(あんただよ!)

男「まあいいや。よくないけど」

雲A「あl、dんkmhd」雲語

男「何事!?」

雲A(…) 人間(何でも無いわ) 雲A(…) 人間(そこは発言するとこ!)

雲A「なんでもないわ。」

男「…そ、そうか。」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 17:38:57.81 ID:jZP5HEGp0
男「ここが家だ。」

雲A(屋根を下から見るって変な感覚。)

男「中は汚いけど勘弁な。」

雲A(この中…初めて入る…わくわく…はしてない)

雲A「ふわあ…」

雲A(あれ…なんだか眠い。) 人間(…寝るの?だったら寝てる間になんとか日本語を叩き込んどくわ)

男「…眠そうだな…。」

雲A「あ…。」ユラッ

男「おい、立って寝るな!!!」ガシッ

男「あぶねーな…布団で寝ろ」

雲A「…スヤスヤ」

男「何何だコイツ。何で連れて来ちまったんだ俺。」

雲A「スヤスヤ…」

男「俺も昼寝するか…。」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/15(金) 17:44:55.14 ID:WXUL4/FDO
人間は私って言ったり僕って言ったり…
性別はこれから明らかになるのかな
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 17:51:45.63 ID:jZP5HEGp0
夜にて

雲A「ふあっ…ここ…どこ?」ムクリ

人間(喋れるようにしといたよ!!)

男「起きたか。」

雲A「…だ…れ?」

男「おいおい、帰る所が無いって昨日言ってた奴は誰だ?」

雲A「…わ、たし…。 雲…なの。」

男「誰だ?の部分だけ反応するな、そして訳分からんし。」

雲A「お・・・なかすいた。」

男「そこに昼飯の残りがあるから勝手に食え。」

雲A「お昼は・・・過ぎたわ。」

男「そ…そうだな。じゃあそれ食っていいから。」

雲A「いただきま…し。」ガシッ

男「いただきます、な。」

男(やっぱこいつは語感が無いのか、それともやはり日本語は不慣れか?)

男「だあっ手で食うな!!箸は無理そうだからスプーンでも使え!!」

モグモグ

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 17:58:00.21 ID:jZP5HEGp0
>>9
性別はすぐに分かると思います多分。

―――――

男「雲って言ってたけどさ…雲ってお腹空くのか。」

雲A「…お腹って何?」

男「さっきお腹空いたって言ったよね!」

雲A「そう」

男「人ごとじゃないからな?」

雲A「」モグモグ

男「無視?」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 18:05:10.44 ID:jZP5HEGp0
男「名前は何て言うんだ?」

雲A「…無い…。」

男「雲だったときの名前は?」

雲A「雨雲」

男「…雨子って呼ぶか。」

雲A「…雨…子…。」

男「不満か」

雲A「不満な事は無いわ。」

男「」

男「お前女か?まあ外見は女の子だからそうだと思うんだけど。」

雲A「そ…うだお。」

男「そうだお!」

雲A「馬鹿にした。」

男「ごめんって。雲って性別あるんだな。」

雲A「何となく女の子が良い」

男「自分の意思で決めていいものなのか…。」

男「俺の名前は男な。」

雲A「男」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 18:12:26.70 ID:jZP5HEGp0
夜9時くらい

雲A改め雨子「男がいってしまった。」

人間(…)

雨子「男が行ってしまった?」

人間(そうね)

雨子「男が逝ってしまった。」

人間(それは違うと思う)

雨子「バイトって?」

人間(自宅警備員の逃げ口よ。)それも違うと思う

雨子「…ふーん?」

人間(夜にバイト…って…。)
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 18:13:57.06 ID:jZP5HEGp0
雨子「お風呂に入って寝とけって言われた。」

人間(あっちの部屋がお風呂場っぽいからそっちに行って服を脱いで水を浴びるのよ。)

雨子「分かった。」

雨子「変。」

人間(何が?)

雨子「水を浴びるっておかしいことよ。」

人間(…まあ雨雲だったし浴びせる側だもんね…。)

雨子「溶けそう」

人間(え…。)

雨子「………。」

人間(え、あ、)

雨子(雲に戻っちゃった)

人間(私の体は…!?)
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 18:17:30.04 ID:jZP5HEGp0
深夜3時くらい

・・・・・・・

男「ただいま…?」

男「家の中が…曇ってる…。」

雨子「しくしく」

男「うわっ部屋の中びちょびちょじゃんか!!」

雨子「なんとか人に戻ったわ…しくしく…。」

男「びっしょびしょじゃねーか!!どういうことなの!!」

雨子「私が雲に戻って泣いてしまったの。」

男「そういうことですか!!わかりません!!」

雨子「そうなの?」

男「やっぱ出てってくれる?」

雨子「分かった。」

男「おう、潔いな。」

雨子「おせわになりました。」 フラフラ…

男「あ、おい、マジで行くのか…!」

男「全く…家がびちょびちょ…。」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 18:20:16.15 ID:jZP5HEGp0
住宅街

雨子「追い出されちゃった」

雨子「行く所が無いわ…。」

人間(じゃあそろそろ体返して。)

雨子「嫌よ。」

人間(…はあ…まあ良いけど。僕死んでますから)

雨子「…死んだの?」

人間(霊体を乗っ取っておいてよく言うわ。)

雨子「何で人に体が見えるの?」

人間(それは貴方が乗っ取ったからじゃない?)

雨子「ふーん…」

雨子「怖い…。」

人間(外が怖いの?)

雨子「暗いわ。」

人間(どっちにしても空も同じだったんじゃ…まあいいや…どうするの?)

雨子「帰るわ。」

人間(どこに?)

雨子「男の家に。」

人間(えっ、そ、そう…大丈夫かな…。)
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 18:24:15.70 ID:jZP5HEGp0
バタンッ

男「何だ?」

雨子「ただいま」

男「帰って来て良いなんて言ってなくない?」

雨子「帰る所は無い。」

男「それはそうだな。どうしよう?」

雨子「ここに泊まる」

男「それは駄目だと思うけど。どうしよう?」

雨子「…泊めて下さいお願いします。」

男「気持ちこもってないな…まあいいや。はあ…。まあ、女の子を放浪させるにもいかんしな…。しかし帰ってくるなりぼろぼろだな!どうした!」

雨子「転びまくったのよ。」

男「ああ…まだ歩くの慣れてないのか…赤ん坊?」

雨子「馬鹿なの?」

男「何かむかつくな。」

男「俺はもう寝るから」

雨子「私も寝るわ。」

男「お前のはそこのびしょびしょの布団だから。」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 18:26:11.99 ID:jZP5HEGp0
早朝4時くらい
男「…。」

雨子「…。」

男「あの、」

雨子「ん?」

男「何ですかこれ。」

雨子「寝てるの?」

男「寝てたけど…いや、お前の布団あっちな?こっちは俺。OK?」

雨子「その言葉は私の辞書に更新されてないわ。」

男「ロボットなの?」

雨子「雲よ」

男「そうだね。出てけ。」

雨子「…また追い出すのね…。」

19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 18:28:06.09 ID:jZP5HEGp0
男「いや自分の布団に帰れ。」

雨子「寂しい」

男「嘘」

雨子「ごめんなさい。」

男「嘘なのか!!!」

雨子「人が気になるわ。」

男「お前は人じゃないのか。」

雨子「雲よ。」

男「…とにかく自分の布団に戻ってくれ。頼むよ。」

雨子「しょうがないなー。」

男「何で今ちょっと口調変わったの?」

雨子「…。」

スヤスヤ
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 18:32:38.10 ID:jZP5HEGp0
朝10時くらい

男「俺学校だけど雨子はお留守番だよな。」

雨子「学校?」 人間(勉強する所よ)

雨子「行くわ。」

男「…。」

雨子「駄目だった?」

男「」

雨子「?」傾げる。

男「致し方無し…コイツはどうせついてくるんだろ。」

雨子「良く分かってるじゃない。」

男「偉そうに言う所じゃないから!」

雨子「そう?」

男「そうだよ!!」

男「で、学校行くって、どうやって…。」

雨子「それは…歩いて?」

男「そうじゃないんだけどね。」

雨子「??」

男「何か不安だ…まあ付いて来い…。」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 18:35:34.74 ID:jZP5HEGp0
誰か見てるか分からんけどちょっと飯食べてくる。
もし何か質問あったら答えるよ何も無いと思うけど(´・ω・`)ノ
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/06/15(金) 19:05:04.88 ID:jZP5HEGp0
学校にて

男「ここが学校だ。」

雨子「雨降らしていい?」

男「なんで?どう言うつながりが?そして降らすって?」

雨子「雨の日が好き。」

男「…。」 

雨子「良い?」

男「ああ。」

雨子「…もうすぐ地上に雨が降るから。」

男「ちょ、マジで言ってんのか。」

雨子「そうよ。」

男「マジだったら不味いな。早く教室行こう。」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 19:10:08.76 ID:jZP5HEGp0
教室にて

男「ふー…ホントに降って来たな。」

雨子「でしょ?」

男「…にわかには信じられないけど、そうなのかもな。」

男友「よお男〜…って、あれ?」

男「よお。」

男友「よ、よお…じゃなくて、その子誰だよ?」

男「その子は女の子だ。」

男友「そうだな。そんなのは言われなくても分かる。そうじゃなくて、どこから連れて来た?」

男「あー、空から降って来た。」

男友「何で親方様に言わなかった?」

男「親方様って誰だよ?」

男友「俺だ。」ドヤ

男「2限目始まるぞ。」

男友「つれねぇな。それにしてもお前、気をつけろよな。」

男「何が?」

男友「教室中の生徒がこっち見てるぜ。」

男「…。」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 19:15:24.33 ID:jZP5HEGp0
雨子「授業がつまらない。」

男「人の勉強だぞ。興味あるだろ。」

雨子「人の勉強には興味ない。人みたいになるために人を勉強するのよ」

男「はあ。」

キーンコーン

男「授業終わったな。」

雨子「トイレどこ?」

男「雲っておしっこするの?」

雨子「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」モジ

男「ん?」

雨子「・・・。」 人間(雨子?)

雨子「雨を降らすだけよ・・・。」ダッシュ

男「あいつにも恥ずかしいって感情があるのか?」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 19:17:34.20 ID:jZP5HEGp0
人間(相変わらず男もデリカシーが無いなぁ。)

雨子「…?知り合い?」

人間(どうだったかな。死ぬ前は知り合いって感じはしてる。)

雨子「そう。」

人間(どうしたの?)

雨子「なんでもない」

人間(そう言えば、雨子は何で人間になろうとした?)

雨子「それは…人間には…素敵な感情があるから。」

人間(そうかしら。)

雨子「恋がしてみたい。」

人間(難しいよ、それ)

雨子「難しい…?雲だったときは何も考えてなかった。」

人間(人間に乗り移って何かを感じた?)

雨子「別に何も変わらない。」

人間(そう)

雨子「…。」

人間(雨子?)
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/15(金) 19:22:20.39 ID:WXUL4/FDO
男はなんであっさり雲だって信じたんだ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 19:22:36.14 ID:jZP5HEGp0
雨子「さっき変な気持ちになった」

人間(何で?)

雨子「おしっこ」

人間(やめて、一応声色は僕のものなんだ。恥ずかしい。)

雨子「///?」

人間(恥ずかしいって思った?)

雨子「良く分からない、けど男に言われた時にお腹の中が燃え上がって腹が立った。顔が熱い。」

雨子「今、人間が恥ずかしいって言ったときも、何か変だった。」

人間(奇遇だね、さっき僕もそう思ってた所。それを恥ずかしいって言うんだと思う。)

雨子「恥ずかしい…。」

人間(僕と雨子は感情が共有されてるってことかな。)

雨子「感情って気持ち悪い」

人間(素敵って言ってなかったっけ…?それは人間を全否定してるよ)

雨子「そうかも」

人間(そこは否定しろよ・・・)

雨子「駄目なの?」

人間(別に…さあ教室戻ろうよ?)

雨子「そうね」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/06/15(金) 19:30:57.42 ID:jZP5HEGp0
>>26
それは家を水浸しにした件をちょっと信じたんだと思う。
まだ完全には信じてないはず。
―――――


人間(はあ…それにしても、自分の体が他人に動かされてるって変な感じ…。)

人間(雨子は何考えてるのか分かんないし…でも記憶は共有してくる。)

人間(でも雲だった頃はほとんど地上を見てるだけ…)

人間(人間は地上に縛られてるのにそれを雨子は自由だと思った、そこが始まり?雲の方がよっぽど自由じゃない。)

雨子「そうよ、そして違うわ」

人間(勝手に僕の思考回路に乱入しないで。)

雨子「気になる」

人間(気にしないで)

雨子「人間の記憶は教えてくれないの?」

人間(僕にも記憶が分からないんだよ。機械で言えば破損データ・・・は言い過ぎか…なんて言うかロックがかかってる感じ。)

雨子「は・・・そん・・・?ろ・・・っく・・・?」

人間(ごめんごめん。鍵がかかってて中が見れない感じ。)

雨子「ふーん…」

人間(分かったのかな…。)
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/06/15(金) 19:35:37.92 ID:jZP5HEGp0
夕方

男「授業も終わった。帰るぞ。」

雨子「お腹空いたわ」

男「はあ。自分の食いもんは自分で用意出来ない?」

雨子「バイト?」

男「そうだな、バイト…って、できるか?」

雨子「自宅警備員の逃げ口」

男「どういうことなの…。」

雨子「人間が言ってたわ」

男「人間?」

雨子「私の中にいる。」 人間(僕の中に入って来たのあんただけどね?)

30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/06/15(金) 19:36:47.15 ID:jZP5HEGp0
男「うん…?」

雨子「分かって。私の中にいるの」

男「何かエロいな」

雨子「エロい…?」キョトン

男「まあいいや、つまりお前の中に人間がいるのか。」

雨子「そう」

男「えっと、どう言う事?」

雨子「私が人間になるために乗り移った人間がその人間よ。」

男「へー…わからん…」

雨子「分かって。」

男「分かるか!」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/06/15(金) 19:41:32.93 ID:jZP5HEGp0
男「で、何だ、その人間ってのがその体の持ち主で、お前はその人間の体を乗っ取った、と。」

雨子「そう。」

男「で、そいつは死んでる、…と。」

雨子「そう」

男「もしかしてお化けですか?」

雨子「それは違うと思う。」

男「あーもしかして…」

雨子「…?」

男「いや、何でもない。」ジー…

雨子(凄い…見つめてくる…)

雨子(やだ…怖い…何…?) 人間(…。)

男「…すまん。」

雨子「え?」

男「いや睨みつけちまったからさ、怖がってると思って。」

雨子「別に大丈夫よ。」 

雨子(…怖いって何だろ…?)ガツンッ

雨子「何かぶつかった…」

男「前見て歩け。それは電柱だよ。」

雨子「電柱さんどいて。」

男「それは死んでる。」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 19:48:03.35 ID:jZP5HEGp0
〜コンビニ
雨子「食べて良い?」

男「駄目に決まってる。買ってからだから。」

雨子「ふーん」もぐもぐ

男「言ってるそばからやると思いました。」

雨子「そばは食ってないわ」

男「そうじゃなくてね・・・」

店員「あー、何してるんですか?」

男「す、すみません、すぐお金は払いますんで…。」

店員「男が敬語何てきもちわるいですね…。」

男「…ん?誰?」

店員「誰って…酷いです。学校でいつも会ってるじゃないですか…後輩です。」

男「後輩ちゃんか、ここでバイトしてんの?」

後輩「そうです…今日は…可愛い女の子連れてるんですね。」

男「ん」

後輩「銀の長い髪…奇麗。…誰なんですか。」

男「雨子って言うんだけど…道で拾った。」

後輩「犯罪です!!!」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 19:53:32.26 ID:jZP5HEGp0
後輩「可愛い女の子でしかも小柄で銀色の長い髪の外人さんみたいな子を拉致なんて犯罪でしょ…。」

男「…ぐ…。」

後輩「どうせ連れ込んで え、えっちなことする…とか か、考えてたんでしょ…。」

男「生憎だが考えてるのはお前だけだ。」

後輩「…ぐ…。」

男「図星か。痴女か!」

後輩「泣きますよ…」ウルウル

雨子「後輩から雨が降ってるわ。」

男「悪かったよ」

後輩「だいたいこんな可愛い女の子反則です。」

男「何で?」

雨子「男?私可愛い?」

男「うーん」

雨子「」ジー

男(かわいいか…な?)
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 20:00:25.15 ID:jZP5HEGp0
男「まあ、かわいいかもな。」

雨子「犯罪ね。こんなかわいいこ家に連れ込んで。」

男「何言ってんの!!??いやってか、お前が家に押し掛けて来たんだろ!!!」

男「てかそんな台詞言う子だったか!!」

雨子「男の部屋にあった本にあったわ」

男「もう、お前はよけいな事いわんで良い…。」

雨子「何それ、酷い」

男「酷いのは何方だよ。」

後輩「とりあえず男は犯罪者なんですね。」

男「いや違うぞ。あいつは居候で俺は飼い主だ。」

後輩「それも問題ですけど!!!」

男「ぐ…」 後輩「墓穴掘ったようで」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 20:02:39.29 ID:jZP5HEGp0
男「冗談だ」

後輩「その手は通じません」

男「通じてくれ頼む。」

後輩「頼まれても困ります。」

男「くっ」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/15(金) 20:06:43.31 ID:jZP5HEGp0
男「雨子、帰るぞ!!!」

後輩「あ、逃げるんですか!!!」

後輩「雨子さんが食べた分のお金もらってません!」

男「そうだった…犯罪者になる所だった。」

後輩「200円です」

男「あいよ」

雨子「眠いわ」

男「今!?早く逃げないと!!」

後輩「今更遅いですよ…。」ガシィッ

男「やべえ!!痴女につかまれた!!汚れる!!」

後輩「え」

男「今だっ」

後輩「ひど…、」

雨子「」スヤスヤ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/06/16(土) 01:00:21.04 ID:ECjJWFOfo
童話的な発想と独特な雨子の雰囲気がいいね
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/06/16(土) 05:46:32.94 ID:YffO3j1Ho
銀髪すてききたい
39 : ◆9GGRain./w [sage]:2012/07/10(火) 11:30:49.03 ID:igUPNtMZ0

男「なんとか撒いたな…。」

雨子「」スヤァ

男「のんきに寝てやがる…まったく。」

雨子「」

男「寝ながら走るとか器用だな…」

男「まあ、今となっちゃあ地面に崩れてるんだけど。」

雨子「」

男「よいっしょ…。」オンブ

男「帰るか…。」

40 : ◆9GGRain./w [sage]:2012/07/10(火) 11:38:29.35 ID:igUPNtMZ0
〜家

雨子「?」

男「お、起きたか。」

雨子「食べ放題は…。」

男「こんびには食べ放題じゃないです。」

雨子「そうだよね」

男「うむ」

雨子「男」

男「ん?」

雨子『僕の夢は空を自由に眺めることなの。』

男「は?」

雨子「ふふ。」

男「お前…雨子じゃないな…。」

雨子「あれ、もうバレちゃった?」

男「なるほど…お前が雨子の中の人間ってことか。」

雨子「さっすが男、察しがいいね。それと…もちろん僕のこと覚えてるよねえ…?」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/07/10(火) 11:48:11.96 ID:xObnEi24o
遅かったな、待ってたぞ
42 : ◆9GGRain./w [sage]:2012/07/10(火) 11:58:02.58 ID:igUPNtMZ0
男「?」

人雨子「覚えてない…か。」

男「お前みたいな長い銀髪の女の子なんて知らんぞ。」

人雨子「…。」

男「生前もしかして知り合いだったか?」

人雨子「うん。」

男「へえ…まあ知らんもんは知らんし残念だけど。」

人雨子「まあそう言う奴だったしね」

男「失礼な奴だな…。」

人雨子「ところでどうして雨子じゃないって気づいたの?」

男「雨子はいつも無表情だからな。」

人雨子「そうなの?」

男「そうだよ。」

人雨子「へ〜」
43 : ◆9GGRain./w [sage]:2012/07/10(火) 12:08:11.58 ID:igUPNtMZ0
>>41
待っててくれる人がいたなんてwwにやにやしちゃった


人雨子「しかしホント察しがいいんだね。物わかりが良すぎるよ。でも物忘れは激しい。それに忘れてる君の方が失礼だよ。」

男「忘れたのは悪かったと思う。それよりお前は俺を褒めてるのか?見下してるのか?」

人雨子「両方さ〜。」

男「そうかい…で、お前の名前は?」

人雨子「ちょっと待ってそこまで。雨子が目を覚ますと僕引っ込んじゃうから。今は精神を無理矢理うんぬんかんぬん」

男「何を言ってるんだお前は」

人雨子「それじゃあまた今度お話ししよう?」

男「ちょっと待てよ!」

スッ

雨子「どうしたの?」

男「雨子か…。」
44 : ◆9GGRain./w [sage]:2012/07/10(火) 12:21:14.99 ID:igUPNtMZ0


男「さあ寝ろ。」

雨子「私はまだ眠く無いわ。」

男「寝て下さい。」

雨子「私は眠ると言う概念がないわ。」

男「嘘付け!!!」

雨子「嘘じゃないわ。雲の時はそうだったもの。」

男「雲の時はだろ!!」

雨子「なんで寝るの?」

男「それはどう言う意味だ…。気持ち的な意味と「人間は何故寝るのか」のどっちだ。」

雨子「人間は何故?」

男「体力を養うためじゃない?」

雨子「人間には体力があって不便ね。」

男「と言う訳で寝て下さい。」

雨子「お腹空いたもん」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/07/10(火) 14:18:37.70 ID:PYu+zFyqo
来てたのか
このままsage進行?
46 : ◆9GGRain./w [sage]:2012/07/10(火) 14:48:43.35 ID:igUPNtMZ0
他の人のスレ下がるのが申し訳ないのでsage進行ですしおすしのり巻き


男「まったく」

雨子「はやくして」

男「居候なのに何で偉そうなんですかね」

雨子「豆腐が良いわ。」

男「へいへい」包丁で豆腐を切る

雨子「・・・!」

男「〜♪」

雨子「包丁見せないで!!!!」

男「どわぁっ!!??急にでかい声を出すんじゃない」

雨子「包丁…」gkbr

男「何だ…?」洗って棚にしまう。

雨子「包丁はだめ。」

男「…?」
47 : ◆9GGRain./w [sage]:2012/07/10(火) 14:55:32.52 ID:igUPNtMZ0

男「しかしびびったなあ…。」

雨子「どうして?」

男「お前の細い声があんな力強い声になるなんてさあ…ってかどうした?」

雨子「聞かないで。」

男「言いたく無いなら良いけども。」

雨子「分からないの。」

男「そうか。」

雨子「この部屋暑いわ。」

男「切り替えの早さは雨子だな…ちょっと安心した。」

雨子「?」

男「なんでもないよ。早く食って寝るぞ。」

雨子「いやよ。」

男「」
48 : ◆9GGRain./w [sage]:2012/07/10(火) 15:04:44.12 ID:igUPNtMZ0
翌朝

雨子「今日は人間の最大の武器、恋を勉強する」

男「はあ?」

雨子「今日は人間のお勉強1日目。」

男「ほう。」

雨子「まず脱ぎます。」

男「ほうほう。」

雨子「全部脱ぎます。」

男「やめなさい?」

雨子「止めないで私は真剣よ。」

男「それって俺の漫画の台詞だよね。」

雨子「そうよ。」

男「そうだよね。それで恋の勉強は何故…。」

雨子「人間が言ってたわ。恋は人間の最大の武器って。」

男「恋が武器ってワケ分からんな。後、人間って言うと人類の方なのか人間って言う人なのか分かんないね。」

雨子「だから止めないで私は真剣よ。」

男「それ好きなの?後なんで脱ぐの?」
49 : ◆9GGRain./w [sage]:2012/07/10(火) 15:16:43.39 ID:igUPNtMZ0
雨子「脱がないと始まらないわ。」

男「それは一線を越え過ぎじゃない?」

雨子「?」

男「それは…。」

雨子「新しい服を着るために脱ぐの。」

男「ああ、そういうね。」

雨子「」ヌギ

男「俺さ、見てて良い?」

雨子「?」カアア///

男「え、赤くなるの?」

雨子「人間が恥ずかしいって言ってる。」

男「あ、ああじゃあちょっと腹筋しとくわ」
50 : ◆9GGRain./w [sage]:2012/07/10(火) 15:25:33.55 ID:igUPNtMZ0
雨子「よし」

男「何で着替えるんだ?」

雨子「出かけるのよ。」

男「え?1人で?」

雨子「二人よ」

男「二人?」

雨子「白って言う子と仲良くなったの。」

男「白…?」

雨子「そう。」

男「白…って誰よその男。」

雨子「女よ。」

男「そいつと何すんの?」

雨子「恋をお勉強する。1日目って言った。」

男「しかし急だな。」

雨子「とにかく行くわ。」

男「ちょっと待て」
51 : ◆9GGRain./w [sage]:2012/07/10(火) 15:31:08.70 ID:igUPNtMZ0
男「これ持ってけよ。」

雨子「何?」

男「ケータイ。」

雨子「大事にするわ。」

男「大事にしなくても良いけど困ったらそれを使って俺を呼びなさい。」

雨子「わかった。」

男(白って奴は女らしいけどちょっと怖いな・・・。」

雨子「いってきます」

男「お、おう。」

雨子「いってくるね、男」

男「二回も言わなくてよろしい。」
52 : ◆9GGRain./w [sage]:2012/07/10(火) 15:37:51.78 ID:igUPNtMZ0

人間(男ってば警戒しなさ過ぎ。)

人間(後、白って名前すら記憶にないなんて。)

雨子「いいにおい・・・。」フラフラ

人間(雨子そっちじゃなくてあっちに行くのよ)

雨子「お腹空いたわ男」

人間(男はいません)

雨子「そうだった」

雨子「疲れた・・・・。」

人間(もうちょっと歩いて。)

雨子「飛ぶわ」

人間(え?)
53 : ◆9GGRain./w [sage]:2012/07/10(火) 15:42:40.07 ID:igUPNtMZ0
人間(浮いてる!!浮いてる!!凄いけどやめて!!!)

雨子「楽なのに?」

人間(こんなの人じゃないから!!)

雨子「むぅ」

人間(もう…。びっくりした…人になりたいなら人が出来ないことをしてはいけないよ?)

雨子「そうなの?」

人間(そうだよ…。と言うか人間なのに飛べるんだね。)

雨子「体が雲のように軽くなるの」

人間(そ、そんなこと出来るの…。)

雨子「恋の勉強は?」

人間(それよりあなたの勉強を先にしたいよ…。)
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/08/30(木) 10:10:11.79 ID:jUV8j4Dco
まだか
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