P「世紀末アイドル伝美希！」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:00:37.28 ID:jlCc3l9F0

美希「ん〜今日は良い天気なのっ！久しぶりにハニーに会えるのをお天道様も祝福してるって思うな！」

美希「…あれ？」

女A「オラオラ、さっさと聞いてみろよー」

女B「今なら2割引でご提供してるぜー！」

？「や、やめて下さい！私不良になる気はないですから！」

女A「いいからいいから試しにほら、な？一度聞くとヤバい位にキマっちまうぜ？」

美希「…やれやれ、折角の良い気分が台無しなの」

美希「ちょっと待つの！そこのゴスロリ二人組！」

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1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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少し暑くて少し寒くて ＠ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 ＠ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 ＠ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 ＠ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする（´；ω；｀）part56 ばばあ化気味 ＠ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:01:56.15 ID:jlCc3l9F0

女A「あぁ？なんだてめえは…」ギロリ

美希「ミキの名前はアンタ達みたいな三下に教える程安くないの！」

？（ミキさんって言うんだ…）

美希「その子嫌がってるみたいだし、離してあげないとミキ怒っちゃうよ？」

女B「はっこの金髪アタシ達が誰だか分かって無いみたいだねぇ」

女A「見るからにゆとり教育の犠牲者みたいなアホ面下げてるから仕方ねえか」ニヤニヤ

美希「知ってるの。こんな小さな子からお金をせびる様な小者だって」

女A「てめえ…！このタトゥーを見てもそんな減らず口を聞けるかな！」バッ

美希「…………」

女B「へっビビって声も出ないか。そう、私達はあの泣く子も黙る『魔王ファミリー』の幹部クラス」

女A・B「レッドショルダーだ！」

女B（フッ決まったな…）

美希「…あんまりにもダッサいデザインだから絶句してたの。今すぐ剥がした方が良いよ？それ」あふぅ

女A「て、てめええええ！！！」ダダダッ

女B「ブッ[ﾋﾟｰｰｰ]！！！」ダダダッ

？「コラコラ、女の子がそんな汚い言葉を使うもんじゃないぞ？」ガシッガシッ

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:03:30.37 ID:jlCc3l9F0

女A「あぁ？なんだてめえは…って！」ひゅーん

女B「うわあああああっ！！」ひゅーん

　　　　　　　ぼちゃんっ

？「その厚い化粧も、川の水で落としておくと良い」

美希「ハ……ハニー！！！」ぱああっ

P「久しぶりだな。美希」
『アイドル保育園園長　えんチョー（あだ名:プロデューサー）』

美希「ホントに久しぶりなのっ！ずっと会いたかったのー！」ダキィッ

P「ははは、オイオイ。美希も小学生になったんだから気軽に男に抱きつくなよ」

美希「ハニーはトクベツだから良いの！」

？「あ、あのー…」

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:04:18.33 ID:jlCc3l9F0

P「ん？君は？」

美希「あ、さっきの娘。怪我は無かった？」

？「ハイッ！助けて頂いてありがとうございます！！！」

P「おぉ、元気良いね。良いことだ、子供はそうでないとね」

？「あの、ずっと気になってたんですけど、ミキさんの胸にあるそれって…」

ミキ「あれ？ミキ名前言ったっけ。胸？おっきいでしょ〜」たゆんっ

P「いや、多分バッジの事を言ってるんじゃないか？アイドルバッジ」

？「やっぱり！？スゴイです！初めて見ました！！」

愛「私、日高愛って言います！！」
『アイドル的存在に憧れる的存在　日高　愛（6）』

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:05:19.89 ID:jlCc3l9F0

P「へぇ。アイドルバッジを知ってるとは…丁度良い。今は一人でも多い正義の力が必要なんだ」

P「愛ちゃん。君も一緒に来ないか？アイドル合宿に」

愛「へ？」



『アイドル合宿』
各小学校のアイドル的存在が集まり、同じ宿舎で生活を共にするという
なんともアイドル的な秘密行事である…
アイドル合宿はその目的により日時や場所が異なり、時には重大な事件などの会議の場所にもなる

美希「それでハニーは急にミキを誘ってくれたんだよねっ？」

P「あぁこの地区のアイドルは俺が任されてるからな」

P「おにぎり小の代表は勿論おまえだ、美希…！」

美希「あはっ☆困っちゃうな〜そういう星の下に産まれちゃったのかな？」あははっ

P「美希はたしか保育園の91期卒だったよな？」

P「91期…黄金世代だった…。あの年ほど誰にアイドルバッジをあげるか迷った年は無かったぞ」

美希「えぇ〜迷わず美希に決まったんじゃなかったの？ちょっとショックなの…」

P「ははは、今回呼んだのも皆その時のメンバーだ。皆ミキに会いたがってるよ」

愛「あ、見えました！あれですね！」

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:06:15.42 ID:jlCc3l9F0

今回、場所はたるき山の「天海自然の家」
人里離れた古い山奥にある古い建物である。

愛「わーい！」タタタタ　ガッ！

愛「あぅっ！」ズテッ！

愛「あいたたた…転んじゃいました」

？「うっうー！大変です！大丈夫ですか？」

愛「え？」

やよい「ケガは無い？」スッ（手を出す）
『もやし小学校アイドル的存在　高槻　やよい（7）』

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:06:48.45 ID:jlCc3l9F0

愛「あ、はい！大丈夫です。ありがとうございます…」ギュッ　スクッ

やよい「それは何よりですっ」ニコッ　スタスタ

愛（た、太陽みたいな笑顔の人だなぁ…）

？「高槻やよい」

愛「え！」

伊織「美希がいなければアイドルバッジを胸に飾ったのは、間違い無くあの子だった」
『ウサギ小学校アイドル的存在　水瀬伊織』

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:07:40.67 ID:jlCc3l9F0

伊織「あら、来たみたいね」

　　　　　ザッ

千早「…………」
『蒼鳥小学校アイドル的存在　如月千早（7）』

響「ん〜やっぱり自然の空気は気持ち良いぞっ！」
『なんくる小学校アイドル的存在　我那覇響（7）』

貴音「風のせせらぎがまこと心地良いですね…」
『銀月小学校アイドル的存在　四条貴音（7）』

雪歩「良い土…穴を掘って埋まってみたい位ですぅ」
『スコップ小学校アイドル的存在　萩原雪歩（7）』

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:08:14.17 ID:jlCc3l9F0

　　　　　　　　　ザッ

美希「あはっ☆」
『おにぎり小学校アイドル的存在　星井ミッキュィ〜（7）』どんっ！

響「！！美希！」

貴音「美希！」

雪歩「美希ちゃん！」

伊織「美希！」

やよい「美希さんっ！！」

美希「あははっ響！貴音！雪歩！デコちゃん！やよい！皆元気そーだねっ！」

響「美希こそっ！」

伊織「相変わらず無駄に胸デカいわね」

美希「皆も全然変わって無いって感じだねっ！」

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:08:49.61 ID:jlCc3l9F0

ワイワイ　ガヤガヤ

愛「す、凄いです…アイドル的存在の人がこんなに…」

愛「私みたいな一般庶民がここに居て良いんでしょうか…」

P「勿論だよ」

愛「！」

P「あの中に生徒会長や学級委員長をやってる者は一人も居ない」

P「全員称号なんて何も無い、ただの生徒さ」

愛「！………」


美希「あ、千早さんっ！元気だった？」

千早「…………えぇ…」

美希「？」

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:09:34.88 ID:jlCc3l9F0

P「よーし皆！オリエンテーションだ！！」

P「えー今回皆に集まって貰ったの「ハニー！！！」

P「ん？どうした美希」

美希「どうしてミキ達を集めたの？」

響「いや、今からPがそれを言うんだと思うぞ」

P「…『魔王ファミリー』皆聞いた事あるか？」

貴音「！魔王…」

雪歩「ファミリー…」

美希「ミキ達が前に組んでたユニットの知り合いかな…」

愛「違いますよ。ほら、さっきのあの人達…」

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:10:06.33 ID:jlCc3l9F0

P「この近くの王子町を中心に暴れまわっているアンチアイドルチーム『魔王ファミリー』」

P「殆どは小学生だが、いいとしこいたその辺の族よりもタチが悪い…」

P「正統派アイドルをゴミの様に貶し、洋楽やパンクロック等を至高とする連中だ」

P「奴らの活動で有害なのは、奴らが売ってる物だ」

愛（タバコとか危ないおクスリとかかな…カツアゲでそれ等を無理矢理買わせてとか…）ドキドキ

P「奴らはパンクロックやらジャズやらの布教活動を行っていてな」

P「バイトして集めたCD等を、割引きして売って回ってその素晴らしさを伝えていると聞く」

伊織「何て事を…そんな事されて中二病でもこじらされたら、私達のCDが売れなくなるじゃない！」

貴音「下劣な……！」

響「友達の話では年会費とか言ってお金を巻き上げてるらしいぞ」

響「その子は質の良い情報誌や色んな特典とかも付くからおトクだって言ってたけど…完全に騙されてる！」

愛（え、えー？）

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:10:42.36 ID:jlCc3l9F0

P「奴らの半分以上は王子小だが、最近勢力を伸ばしておにぎり町やマメ市にも被害（シェア）が及んでいる」

P「もう警察ではどうにもならないそうだ…」

愛「王子小学校ですか…」

伊織「たしかウチから王子小に行った奴居たわよね？」

雪歩「真ちゃんだ！」

貴音「はて、そういえば真はまだ来ておりませぬね」

雪歩「プロデューサー！真ちゃんは？」

P「…………俺がいけなかった。真なら一人で大丈夫だと思っていた…」

P「全治二カ月だ……今入院してる…」

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:11:44.22 ID:jlCc3l9F0

ざわっ…！

美希「な……！」

雪歩「ま、真ちゃんが全治二カ月……？」

伊織「実力ならリッチャンに匹敵するおと、女よ…？」

やよい（…魔王ファミリー……）

美希「…………！」ﾋﾟｸｯ

P「でもこの合宿の事一応伝えたら、来るって言ってたぞ？」

雪歩「いや二カ月じゃ無理ですよぅ！」

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:12:22.67 ID:jlCc3l9F0

響「…なぁ、千早。千早って蒼鳥小学校だったよな？」

千早「…………」

響「王子小とすぐ隣じゃないか。千早、真に手を貸してやったのか？」

千早「………知らなかったわ」

響「知らなかっただと！？お前、それでも…　ガッ

伊織「ちょっと！止めなさいよ響！」

千早「…………」スッ　スタスタ

P「おい千早！どこに行く気だ！」

千早「トイレです」パタンッ

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:13:06.27 ID:jlCc3l9F0

皆「…………」

やよい「私達、狙われてますね」

伊織「！」

P「その通りだやよい。アイツ達にとって一番厄介なのは、警察でもなんでもない。お前達アイドル的存在だ」

P「その数1000とも言われる魔王ファミリーに対抗するには…俺達も徒党を組む必要がある。これはその為の合宿だ」

P「でも安心しろ、この場所は俺達以外誰も知らない。安心して作戦を立てられる」

美希「それはどうかなぁ？ハニー」

P「美希？」

美希「それならさっきからずっとこっち見てる、窓の外のアレは何なの？」

P「え……！！！」

悪徳「…………ぐへへへ」じゅるり

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:15:35.03 ID:jlCc3l9F0

貴音「刺客！」

雪歩「ま、魔王ファミリーの人ですかぁ！？」

P「馬鹿な！？俺が集合場所をここに決めたのはほんの一時間前だぞ！」

やよい「…この中に」

やよい「裏切り者が居ます………！！！」


To be continued…

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/28(木) 21:34:41.07 ID:O77z9scSO

ぶっ[ﾋﾟｰｰ]でワロタｗｗｗｗｗｗ
sagaした方がいいよ

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]：2012/06/28(木) 21:54:20.09 ID:hCwDpkPAO

期待。

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]：2012/06/28(木) 23:23:11.22 ID:3pwchjbSo

元ネタ知らなくても楽しめますか？

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/06/28(木) 23:51:03.88 ID:r4QHEX+3o

やっぱり昨日は落ちたんだなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
今度は最後まで頑張って

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/29(金) 01:15:52.57 ID:g6HosXQT0

>>18
…もしアレがPのﾋﾟｰｰｰであり、汚い言葉を使おうとする女BをPが自らの言葉を被せて止めたという
速報の仕様をも利用した超高度な演出だとしたら…？（ニィ）

ありがとうございます。そんな機能があったのか…SS速報童貞なので、以後もおかしな事になってたらご指摘願えれば幸いです。

>>20
多分大丈夫だと思います。元ネタ知る知らない以前に楽しませられるかは疑問ですがｗｗ
むしろ元ネタ知らない方が、先が読めない分は楽しめるんじゃないかなぁ…

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/06/29(金) 01:27:24.14 ID:g6HosXQT0

元々出オチの一発ネタみたいなものなので、スベった時点で投げようかなとも思ってましたが
それも勿体無いなぁと思い直し、こちらで書く事にしました。
期待してくれる人が居る限り、完結まで頑張る所存。やる気に直結するので投下中でも何でもお喋り歓迎です。

投下ペースは自分である程度縛っとかないと、どこまでも堕落しそうなので
3日に1回。夜にまとめて投下という、個人的にはキツ過ぎず緩過ぎないものでいこうかなと思います。
3日の内に溜めれるだけ溜めとく感じでいくので、7月中には終わるかなぁと皮算用。

さて、とりあえずもうちょっと載せときますね。

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/06/29(金) 01:28:37.86 ID:g6HosXQT0

美希「やよい」

やよい「！」

美希「確かにそういう考え方も出来るの。でも逆にこう考える事は出来ないかな？」

美希「このミキ達全員の中に一人…裏切り者が居るの！」

伊織「何自分の手柄にしようとしてるのよ」ズビシッ！

悪徳「へへへ。撮ってやったぜぇ〜我那覇響と如月千早の喧嘩の瞬間！」

悪徳「さっきは星井美希がそこの男に抱きついてる所も撮れたし、これでお前達にダメージを与えられるぜ」ひひひ

P「！アイツ額にタトゥーが…幹部クラスか！？」

悪徳「はははは、じゃあな三流アイドル共が！」ダッ！

雪歩「に、逃げちゃいますぅ！」

伊織「皆で追うわよ！」

響「必要無いぞ。自分一人で十分だ」シュンッ！

悪徳「ちっ」ダダダッ

響「はっ見かけの割には速いけど、その程度で自分から逃げられると思ったか？」ダダダダダッ！タッ！

愛「回り込みました！」

貴音「流石は韋駄天の響ですね」

響「おねんねしてもらうぞ。アイドル的琉球…

悪徳「…………」ﾆﾔｯ

伊織「！駄目よっ引きなさい響！」

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/06/29(金) 01:29:38.51 ID:g6HosXQT0

響「パン……！！ぐっ！？」ﾌﾞｼｭｯ

貴音「なんと、響のなんくるパンチが！？」

伊織「あの老け顔、何か着てるわね…」

雪歩「えっ？どういう事なの伊織ちゃん！」

伊織「いやどういう事かは知らないけど、何となくよ」

雪歩「何となくなんだね！」

響「伊織〜！そういう事はもっと早く言えよ！」

伊織「はぁ？私はちゃんと言ったじゃない。アンタが引くのが遅いのよ！」

響「うるさいふらー（馬鹿）！」

伊織「な！この伊織ちゃんに向かって馬鹿ですって！？この真以下！」

響「真以下！？言って良い事と悪い事があるぞ！」ぎゃーぎゃー

悪徳「コイツら……」

やよい「へー軍用の防刃チョッキですか。響さんのなんくるパンチが利かない訳ですね」

悪徳「！？」

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/06/29(金) 01:31:03.14 ID:g6HosXQT0

悪徳「コイツ！いつの間に…どらあっ！」ビシュッ！

伊織「！アイツやよいにボールペンを…！」

やよい「遅いですっ！」シュッ

悪徳（避けただと！？）

愛「きゃああああっ！」

P「！ヤバイ延長線上に愛ちゃんが！」

美希「危ないのーーーー！！！」バッ！　モフッ

P（おぉっ上手い具合に美希のモフモフの髪で受けたな）

美希「ふう危機一髪だったの。髪だけに」

愛「それはあんまり上手くないですけど、ありがとうございます美希さん！」

美希「あはっ☆そんなミキさんなんて言わなくて良いの。気軽にミッキって呼んで欲しいな！ねぇ関根ちゃん」

関根「え…？あ、いや、私関根じゃないですけど…」

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/06/29(金) 01:32:04.83 ID:g6HosXQT0

やよい「はぁっ！！！」ドッ！！！

悪徳「ぐふぅっ！？コイツ…衝撃を内臓に直…接」バタッ

雪歩「い、一撃……」

貴音「流石はやよいですね」 ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

やよい「もうこの宿舎は危険です。早めに場所を変えた方が良いですよプロデューサー」

P「あ、あぁ…」

悪徳（ク…ククク、そうはいかねえぞ…既に10人もの幹部クラスがここら一体を取り囲んでいるんだからよ…）



少し離れた場所

幹部10「ば……馬鹿、な……」ドサリ

千早「……………」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

千早（…………春香―――）

28 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/06/29(金) 04:06:00.65 ID:4ysgeIvSO

やべぇたけし懐かし杉るｗｗｗｗ

29 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/07/01(日) 16:55:45.83 ID:SbunEKV4o

こっちに移ってたんだ

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:05:30.43 ID:LHuO87mi0

ゲロゲロ岬「アイドルハウス」

　　　　　シュタッ

P「どうだった？雪歩」

雪歩「はい、地中からくまなくチェックしましたが半径5キロ以内に人影は無かったです」

雪歩「ここなら安全かと…」

P「そうか…」

千早「プロデューサーどうしてわざわざ場所を変える必要が？全て返り討ちにすれば済む話じゃないですか」

P「アイツ達を甘く見るな千早。ガキゆえに手段を選ばない奴らだぞ」

千早「………くっ」スタスタ

31 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:06:25.25 ID:LHuO87mi0

伊織（…………）

やよい『…この中に裏切り者が居ます……！！！』

伊織「ねぇ、やよい。人を疑う事を知らなかったアンタが、裏切り者が居るだなんて…」

伊織「アンタ少し変わっちゃったわね…」

やよい「………もしも、だよ？伊織ちゃん」

伊織「！」

やよい「もしも本当に裏切り者が居るなら、私のあの言葉で表に出さなくても僅かに動揺したはず」

やよい「裏切り者が居るなんて嫌な事、考えたくないから、あの場ですぐに確かめる為に私は言ったんだよ」

伊織「……そっか」ニコッ

伊織「それで居たの？動揺した奴は。私は響なんか怪しいって思ってるんだけど」にひひっ

やよい「あはは、酷いなぁ伊織ちゃん。…いなかったよ。あの中にはね」クルッ　スタスタ

伊織「……………」じっ

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:09:04.92 ID:LHuO87mi0

P「よし！今日はもう休むとしようか。寝室は大人と子供で分けてあるからな」

皆「ハイ！」

雪歩「小鳥先生と、高木先生。夕ご飯作りに来てくれてありがとうございました」

貴音「まことに美味でした感謝いたします」

小鳥「ウフフ、良いのよ。どうせ今日は保育園も休みで暇だったしね」

高木「大学時代はよくキャンプで包丁を振るっていたものだよ。実に楽しかったね」ハハハハッ



・小学生グループ・寝室

響「なぁ千早。トイレに行くって言ってたから随分帰って来なかったけど、何してたんだ？」

千早「別に…鳥が鳴いてたからそれを聴いていただけよ」

響「ふーん。………千早、真と何かあったのか？」

千早「…何も無いって言ってるじゃない。下らない事をいつまでも喋って無いでさっさと寝なさい」

響「むっ…。ふん、メンタル弱いくせに態度がデかいトコは変わらないな」

千早「何ですって…」スッ

伊織「もーまたやってんの？止めなさいよアンタ達…」

千早「…気分が悪いわ。私は外で寝る事にするわね」スクッ　スタスタ

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:09:59.36 ID:LHuO87mi0

伊織「全くあのコミュ障共は……！やよい、アンタまで何処にいくの？」

やよい「何かちょっと寝付けなくて…外で星でも見に行こうかなーって」あはは

やよい「すぐに戻るから心配しないでね」パタンッ

伊織「ふーん……ねぇ雪歩、今何時か分かる？」

雪歩「え？えっと、21時5分かな…」

伊織「ありがと………」

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:10:55.33 ID:LHuO87mi0

〜Pの部屋〜

美希「あはは、こんな夜遅くにPの部屋に呼び出されるなんて何かドキドキしちゃうなっ」

P「バーカ。…保育園の時からそうだったが、あれだけの個性派集団」

P「やっぱり美希。お前が居なければまとまらない」

P「何だかんだ言っても皆美希の事だけは認めてるからな。頼んだぞ」

美希「アハハ、ミキ、責任重大的存在だね」

関根（まだ髪にボールペン絡まってる…さっきシャワー浴びてたのに）

美希「大丈夫だよ。ハニーにそんなに熱烈にお願いされちゃゼッタイ期待に応えないとって思うな！」ニコッ

35 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:11:23.25 ID:LHuO87mi0

P「ホント頼もしいよ」

P「愛ちゃん、ゴメンな。何か流れでこんな大事に巻き込んでしまって…」

関根「いえいえ、平気ですよ！沢山のアイドルの皆さんに囲まれてますから、何にも怖くないです！」

美希「でしょー？プロジェクトフェアリーもミキがイッパツで倒しちゃうから見てなよ関根ちゃん！」

関根「はい…いえ、あの、関根って誰ですか？」

美希「あれ？関根麻里じゃなかったっけ？名前」

関根「全然違いますよ！1文字も合ってませんって！」

関根「私は日高愛！それでプロジェクトフェアリーじゃなくて魔王ファミリーですから！」

美希「えーウソでしょ？」

関根「ホントですよっ！」

36 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:11:54.58 ID:LHuO87mi0

〜木陰〜

？「もしもし、ボクだよ。まったく、あんな老け顔を呼ぶなんてさ」

？「とりあえず移動先はゲロゲロ岬…あぁ、今夜中に全員殺るよ」

？「ボク一人で十分だけどさ、念の為に冬馬君と北斗君も呼んでおいてくれない？」

千早「…………！」スタスタ

千早（何？あの人影……）

美希「どーしたのっ千早さん！」

？「！」スッ

美希「眠れないって感じ？」

千早「美希…」クルッ

千早（居なくなってる……）

37 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:12:49.22 ID:LHuO87mi0

伊織「…………」ｺﾝｺﾝ

小鳥「あら？伊織ちゃんどうしたの？」

伊織「やよい見なかった？こっちに来てるんじゃないかと思ったんだけど…」

高木「いや、来ておらんよ。高槻君がどうかしたのかね？」

伊織「ううん、何でもないのよ。それじゃあ。…高木先生、小鳥に襲われない様に気をつけなさいよ？」にひひっ

小鳥「ピヨッ！？そ、それを言うなら高木先生が私をでしょう！」

高木「…いや、その発言もどうなのかね？」

　　　　　　　　パタンッ

伊織（やよい…一体何処へ？）

伊織「あ、千早に美希！」

美希「あ、デコちゃん！どうしたの？」

伊織「デコちゃん言うなっての。2人共やよい見なかった？」

千早「高槻さん？……居ないの？」

伊織「えぇ、さっきから探し回ってるんだけど…」

美希「それは心配だねー」

千早（さっきの人影……まさか）

美希「それじゃあ皆でちょっとその辺りを周ってみるの」

伊織「そうね」


？（フフフ、上手い具合に厄介な三人がどこかに行ってくれたね）

38 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:13:20.68 ID:LHuO87mi0

テクテクテクテク

美希「ありがとうなの、千早さん」

千早「？」

美希「たるき山の宿舎の周りに倒れてた人達、千早さんが倒したんでしょ？」

美希「トイレに行くなんて嘘をつくとこが千早さんらしいの」ニコッ

千早「…気付いてたのね」

美希「あれって多分全員昆布クラスなんでしょ？」

千早「ぶふっ！ふっふふふふふっ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

伊織「…幹部、よ。千早も相変わらず意味分かんないツボしてるわねぇ」ハァ

千早「…コホン。幹部クラスなんて雑魚のまた雑魚も良い所よ」

千早「まだまだ恐ろしい相手はいくらでも居る…」

39 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:13:48.81 ID:LHuO87mi0

千早「『魔王ファミリー』総ヘッドの魔王麗華を初め」

千早「その側近には2人の副ヘッド『ともみ』と『りん』」

千早「その他に四天王とNo.5が居て、その更に下が幹部クラスという訳よ」

美希「へーそんなおっきい組織だったんだ。プロジェクトフェアリー」

千早「…そして、最近になってまた新たな新メンバー『閣下』と呼ばれる子が入った…」

伊織「へぇ。それは初耳ね」

千早「…真をやったのは……」ﾀﾗﾘ

美希「え？」

千早「……いえ、何でも無いわ」スタスタ

40 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:14:25.33 ID:LHuO87mi0

〜某所・山奥〜

亜美「お〜なかなか良い感じにからあげクンが出来あがってきてますなぁ」

真美「まさかこんな材料で手作り出来るなんてね→さすがリッチャンは物知りだよね」

あずさ「あらあら、Ｌチキに挟む様のパンもふっくらして来たわよ〜」

真美「あ、あずさお姉ちゃん。リッチャンは？」

あずさ「まだ滝に打たれていたわ。頑張るわよね〜」

亜美「既に敵ナシの強さを手に入れてるのにね〜どこまでになる気なんだろ？」

北斗「ンハッ☆なんだか良いスメルが俺の鼻に届いて来たねっアーハン？」
『魔王ファミリー四天王　北斗』

真美「！？な、何だコイツ！？」

？「時間を掛けんなよ北斗、翔太の奴が待ってんだから。後そこのメロンソーダは俺のな」

41 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:15:06.98 ID:LHuO87mi0

北斗「分かってるさ冬馬。ねぇそこのエンジェルちゃん達？そこの食べ物、俺達に譲ってくれないかな？」

亜美「なにを面白い顔と格好でふざけた事抜かしてんのさ！」

真美「んっふっふ〜ん。真美達を笑い死にさせる気〜？」

あずさ「…貴方達に渡す物はありません。どうか帰って頂けませんか？」

北斗「HAHAHAこの俺の肉体美を見ても、そんな事が言えるのかな…？」ｼｭﾙッ

真美「！？な、何をっ///や、止めっ！」

あずさ「キャアアアアアアアアッ！！！」

42 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:16:12.75 ID:LHuO87mi0

〜マメマメ港第4倉庫〜

？「なぁ麗華。わざわざ北斗と冬馬まで行かせる必要あったのかー？」

？「…確かに、翔太一人で十分な気もするけど…」

麗華「変装術とアクロバットの達人で四天王の一人翔太。確かに一人でも十分かもねぇ」

麗華「でもさァもしアイドル達の中にこの前の菊地クラスのが居たら、あの2人も居た方が良いだろ」

麗華「ねぇ、アンタもそう思うだろ？」

麗華「―――やよいちゃん」


やよい「くぅっ………」ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ　どーん


？「おうおーう？そんなに暴れたって、鎖は解けやしないよ？」

？「…手荒な真似はしたくない。じっとしてて」

43 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/07/02(月) 00:16:59.18 ID:LHuO87mi0

？「でもさぁ麗華。そんな奴居る訳無いって」

？「菊地クラスで考えられるのはリッチャン位だろぉ？」イヒヒヒ

？「…確かにあの人がアイドル達の味方になるなんて事は考えにくいよね」

やよい「…居ますよ」

3人「！」

やよい「リッチャンさんよりも真さんよりも強くてアイドル的な人は、ちゃんと居ます」

やよい「私達のアイドル的存在…貴方達が束になっても勝てる訳ありません！」

麗華「……ふっふふふふっあーはっはっはあっ！！！」

やよい（美希さん……！）

44 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]：2012/07/05(木) 00:27:34.24 ID:lOEMev59o

ここまでがVIP分だな
待ってるよ

45 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/07/09(月) 22:48:03.00 ID:1aWROhI3o

結局進んでないのかよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ