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【マテパ】アクア「……あんたがあたしのマスターかい?」【Fate】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/06/28(木) 22:43:50.64 ID:85ccj0qe0
朝日に包まれた町並みに目を細め、僕は戦争の終わりを実感する

無視できないほどの“異物”が混じりこんだ此度の戦争は

全ての参加者にとって予想外の事態の連続であり

最終的に、誰もが想定しなかった結末に到達した


だが、全てが思い通りにいかない事など最初から解っていたのかもしれない

なぜなら、この戦争で起きたそれらの事象の中で最も想定外の事態は

冬木市全市民を巻き込んだキャスター組の暴走でも

無謀極まりないバーサーカーとの死闘でも

僕の天敵であったあの男との対峙でもなく


僕にとってのこの戦争の始まりの日、召喚の儀を行ったまさにその日に起こったのだから

召喚の儀を行ったその日―――


僕のサーヴァントは……自ら、その命を絶った

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1340891030(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 22:44:53.76 ID:85ccj0qe0
―アインツベルン城・礼拝堂―

アハト翁「………アイリスフィールよ、器の状態は?」

アイリ「何の問題もありません。冬木においても、つつがなく機能するものと思われます」

アハト翁「今度ばかりは……ただの一人たりとも残すな。六のサーヴァント総てを狩りつくし、必ずや第三魔法、天の杯“ヘブンズフィール”を成就せよ」

切継(第三魔法の成就……すでに本来の目的を見失ったか、アインツベルン)

切継(まぁいい、それならばお望みの通り、あんたの一族が追い求めた聖杯はこの手で完成させてやる)

切継(だが、それだけでは終わらせない。万能の釜の力を以て、僕は僕の悲願を遂げる……)

アハト翁「じゃ、そういう事で」ノシ

切継「……待て」

アハト翁「………なんだ」

切継「聖遺物はどうした」

アハト翁「…」

アイリ「おじい様……まさか」

アハト翁「失敗した」ホッホッホ

切継「さらりと言うな、くそじじい!」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 22:45:45.24 ID:85ccj0qe0
―数十分後―

切継「―――と、言うわけで聖遺物なしで聖杯戦争に挑むことになったわけだが……」

アイリ「一応、予備となる聖遺物はいくつか保管されてるらしいのだけど――」

切継「いや……やめておこう。そんな半端な聖遺物を使ったところで――」

切継「どうせ……でかい口叩く割に大した実力のない役立たずの英霊が呼ばれるのが落ちさ」

切継「ランサーのサーヴァントだからというだけの理由で剣の宝具を持ち込まず」

切継「スキルも使えないどころかマスターとの仲間割れを誘発させるようなスキルだけのサーヴァントがさ」

アイリ「……やけに具体的ね?」

切継「だったら聖遺物など使わずに僕と相性のいいサーヴァントを呼んだ方がましだ」

アイリ「……そうね。大丈夫、あなたならきっと最強のアサシンを召喚できるわ」

切継「……アサシンは確定なのか」

アイリ「あっ、キャスターかもしれないわね」

切継「………」

アイリ「と、とりあえず召喚の儀の準備をしておくわね」

イリヤ「イリヤもてつだうよー」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 22:46:27.53 ID:85ccj0qe0
切継(しかし、本当に聖遺物なしで大丈夫か……?)ウーン

切継(そもそも召喚の儀は聖杯戦争における重要な第一歩)

切継(その最重要要素である聖遺物を使わないなど勝負を投げたも同然)

イリヤ「キリツグー、準備終わったよー」

切継(そのような考えに至る陣営など、おそらく僕たちぐらいのものだろう)

アイリ「切継…?」

切継(……そもそも、僕と相性のいい英霊なんてモノがはたして存在するのか……?)

アイリ「ねぇ、切継ったら」

切継「……!なんだい、アイリ」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 22:48:35.51 ID:85ccj0qe0
切継「ハハハ、何言ってるんだいイリヤ。僕は元からこんな目だよ」

切継「ほらイリヤも好きなものを召喚陣に入れなさい」ハハハ

イリヤ「じゃあねじゃあね、キリツグからもらったアメ玉ーー」

アイリ「お守り代わりに持ってたイリヤのおしゃぶりなんてどうかしら」

切継「それじゃあ僕はナタリアの形見のライターでも」

イリヤ「いぬー」バウアウアー

アイリ「調理失敗しちゃったドリヤ!」

切継「デザートイーグル!」

イリヤ「サトキチー」ンコーン

アイリ「清村君と杉小路君と1〜4巻!」

切継「清村君と杉小路君よ1、2巻!」

イリヤ「清村君と杉小路君ろ 1〜5巻!」

アイリ「切継がこっそり持ち込んでいたタバコ!その吸殻!」

切継「噛んだガム!ガラスの破片!生ゴミ!」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 22:49:26.33 ID:85ccj0qe0
切継「はぁ…はぁ…よし、こんなものか……じゃあ――」







切継「片づけて真面目に召喚するぞー」スパー

アイリヤ「「はーい♪」」

アイリ「珍しいわね、あなたがこんなに乗ってくれるなんて」

切継「聖杯戦争が始まる前からこんな事態だ、僕だってボケたくもなるさ」ハァ

アイリ「ふふっ、それもそうね。それじゃあ片づけようかしら」

切継「あぁ、それと危険かもしれないからイリヤはそろそろ部屋に戻ってなさい」

イリヤ「はーい」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 22:50:49.19 ID:85ccj0qe0
本当にこんな聖遺物でもなんでもないモノを触媒にするわけにはいかない

放り込んだものを召喚陣を消さないように気をつけながらどかしていく

噛んだガムにガラスの破片に生ゴミ、そして異臭を放つ暗黒物質……

我ながらいったいどこからこれだけのゴミを……全部僕が入れたんだっけ

タバコとその吸殻……ばれていたのか、今度から気を付けよう

イリヤはまた森から動物を……ん、なんだこの動物。ねこ?キツネ?タヌキ?…まぁ、いいや

清杉のコミックス……ろの6巻はいつになったら出るんだろうか……

そして次に射撃練習用のデザートイーグルを拾い上げたとき、アイリが異変に気付いた

アイリ「……!?あなた令呪が…!」

アイリに促されて右手を見ると令呪がうっすらと輝きを放っていた
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 22:52:03.98 ID:85ccj0qe0
まさか――

嫌な予感が脳裏をよぎると同時に水銀で描かれた召喚陣が令呪に呼応するように光を放つ

切継「これは…!待て、僕はまだ……!」

令呪と召喚陣が輝きを増していく。そして召喚陣が目もくらむような光を放ち――

アイリ「そんな、まだ詠唱もしてないのに……!」

眩い光が収まると同時に召喚陣に“彼女”が降り立った

切継(これが……僕のサーヴァント……?)
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 22:52:45.94 ID:85ccj0qe0
OP「ねこの歌/Zero」作詞・作曲:ねこ

にゃーにゃにゃっ にゃー にゃにゃぃ
にゃんにゃっにゃ にゃ にゃーにゃにゃにゃ
にゃにゃにゃぃ にゃにゃ にゃにゃ にゃにゃっ 
にゃにゃにゃ にゃにゃーーにゃにゃーー

にゃーにゃにゃぃ にゃーにゃ にゃにゃぃ にゃ
にゃにゃにゃ にゃ にゃにゃにゃ にゃにゃっ
にゃにゃにゃ にゃにゃ にゃにゃっ 
にゃっにゃっ にゃにゃにゃにゃ にゃにゃーーにゃにゃにゃ

にゃっにゃー にゃにゃっにゃ にゃにゃっにゃ

にゃっにゃー にゃにゃっにゃ にゃにゃーにゃ

にゃにゃにゃっにゃ にゃーにゃ にゃにゃ

にゃにゃにゃ にゃっにゃ にゃにゃーーーーーにゃにゃーーー

にゃにゃにゃにゃにゃ にゃっにゃっ
にゃにゃにゃにゃにゃ にゃっにゃっ

にゃにゃにゃ にゃっ にゃにゃにゃ にゃーにゃーにゃっ

にゃぃにゃにゃ にゃにゃにゃーにゃにゃにゃー 

にゃにゃにゃにゃ にゃにゃ にゃーーーーっ
 
にゃにゃにゃにゃにゃ にゃっにゃっ
にゃにゃにゃにゃにゃ にゃっにゃっ

にゃにゃにゃ にゃっ にゃにゃにゃ

にゃっ にゃっ にゃっ

にゃん にゃにゃ にゃにゃにゃーっ にゃにゃにゃ

にゃにゃにゃーーーーーーーーーーーーー

にゃにゃにゃ にゃーーーーにゃーーー

にゃにゃにゃっ にゃっにゃっ にゃにゃにゃ にゃ

にゃーーーーーにゃいーーーーーーーーーー……………
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 22:55:27.25 ID:85ccj0qe0
呼び出された黒いローブまとったサーヴァントは不思議そうにあたりを見回していた

切継(このステータスと容姿……キャスターか?いや、それにしても―――)

???「ここはどこだい?」

切継(……若い、いや幼い。どう見ても子供じゃないか。こんなサーヴァントで戦争に勝ち残れるわけが――)

???「おい聞いてるのかい、そこのあんたに聞いてるんだよ」

切継(くっ、こんなことになるなら堅実に予備の聖遺物で――)

???「……」ポイ

――コロコロ


切継(…ん?これは……召喚陣に残っていた飴玉…?)

――カッ!
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 22:56:33.85 ID:85ccj0qe0
切継「」プスプス

アイリ「ああっ、切継が一瞬でぼろ雑巾のように!」

アクア「このアクア様を無視するたぁいい度胸だね。も一発いっとくかい?」

切継「ま、待て!僕は君のマスターだ、僕が死ねば聖杯は手に入らなくなるぞ!」

アクア「ようやく口を聞いたねぇ。で、マスター?聖杯?何だい、それ?」

アイリ「…!?あなた、サーヴァント………よね?」

アクア「サーヴァント…?あぁもう、訳のわからない事を次から次へと………ん」

アクアと名乗ったサーヴァントが召喚陣の端に落ちていたデザートイーグルを拾い上げる

アクア「イイもんあるじゃないか…よっと」カチャッ

切継「……!?おい、何をするつもりだ…?」

アクア「…………すぐにわかるさ」ニヤッ

――ッターン!

そして彼女は迷うことなく引き金を引き、自らのこめかみを打ち抜いた

切継(終わった……僕の聖杯戦争が、始まる前に――)


アクア「……あんたがあたしのマスターかい?」 完
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 22:57:22.66 ID:85ccj0qe0
第一回 クリムェ…道場

クリム「こんなSS読んでくれたみんなこんにちわ―ー!」

ミト様「こんにちわー!」

クリム「運悪くバッドエンドを迎えてしまったあなたを助ける、クリムェ…道場はっじまるよー!」

ミト様「はじまるよー!」

クリム「師範代はおなじみゼロクロでの不遇っぷりに魔獣属性が目覚めそうな私、クリム・テイル、そして――」

ミト様「ゼロクロ3人の主人公の一人、女神ミト・ジュエリアことメルパトラ・アーロでお送りしまーす」

クリム「」 ( ̄△ ̄)

クリム「……いいえメルパトラ、いや弟子一号。まだ物語は終わってないわ」

ミト様「……?」

クリム「今回はただの顔見せ!ちゅーーとりある!だって……まだ“誰も死んでない”もの」

ミト様「……あぁ、そうとも言えるねクリム…じゃなくてししょー?」

クリム「そうそう、それじゃあ本編……もうちょっとだけ続くんじゃよ」フォフォフォ

ミト様「みんな、ばいばーい」ノシ

第一回 クリムェ…道場 終
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 22:58:11.54 ID:85ccj0qe0
切継(終わった……僕の聖杯戦争が、始まる前に――)

アイリ「……何かしら、この魔力の流れは……!?」

その時、倒れていたアクアの体が弾け、無数の光の断片となって空中に散らばる

アイリ「これは……一体…?」

切継(サーヴァントの肉体が、分解され……再構成されている!?)

光の断片となったアクアの体が再び集まり、パズルのように人の姿を形作っていく

最後の2片が目の位置に収まり、アクアではない“誰か”が完成した

切継「……君は……誰だ…?」



ティトォ「えっと、はじめまして。ぼくは……“ティトォ”」


第一話『英霊召喚』終
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 22:58:48.55 ID:85ccj0qe0
次回予告

「…それが僕達に与えられた不死の呪い」

「英雄でなく罪人か――つくづく奇妙な英霊だね」

「あなた達はあの人を理解してくれる」

「待ってるのは性に合わないね。行こうか、アイリスフィール」

次回「冬木の地」

(さぁ、お手並み拝見と行こうか。可愛い騎士王さん――)
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/06/28(木) 23:00:05.33 ID:85ccj0qe0
短いけどここまで 次回はマテパ再開日決まったら
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/06/29(金) 02:30:41.08 ID:LpEfhDzdo
プリセラさん存在意義危うくねーか
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/06/29(金) 09:28:13.82 ID:h6UMXHrAO
初っ端からトバしてるな
実にいいカオスだ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/07/03(火) 23:58:45.47 ID:Hu8ejWf7o
おお、マテパSSだ
期待してる
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/07(土) 22:17:12.77 ID:/KzoEmgco
こんなスレあったのか
全力で支援せざるを得ない
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/18(水) 04:17:57.96 ID:tTFlDUiSo
>>15
次回までにこのスレ残ってるだろうか・・・>再開日
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/07/22(日) 00:10:50.10 ID:yg5WW/r60
>>1だけど自分でもそんな気がしてきたから
次のガンガンに情報なかったらその時点で2話あげることにします
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/07/23(月) 14:32:26.34 ID:43TQ//d/0
次の更新をお待ち申し上げております。
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/07/25(水) 07:03:36.77 ID:wlSW6g2l0
ティトォが三人の似顔絵描いて、当のモデル達に「じゃがいもが三つ…?」とか言われるのか
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/26(木) 08:03:44.49 ID:zLFoMZVNo
>>21
∩(・ω・)∩バンジャーイ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/27(金) 01:56:10.24 ID:9NhVdSUyo
もちろん次のガンガンに情報があって2話があがるのが一番いいんだが・・・
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) [sage]:2012/07/28(土) 22:29:21.53 ID:Y+S8q3LAO
TAPのクラスはアヴェンジャーとかそういうのになるのかね?
冬木の聖杯戦争のアサシンにはハサンしか出ないらしいけどたまにはマリーみたいなアサシンも出ればいいのに
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga]:2012/08/13(月) 02:45:22.71 ID:iZuoE8h30
お待たせしました、第二話上げます
4章、いつになったらみられるんだろう……
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 02:46:20.67 ID:iZuoE8h30
第二回 クリムェ…道場

クリム「バッドエンドを迎えてしまったあなたを助ける夢のレスキューコーナー、クリムェ…道場!」

ミト様「始まるよー!今回あえなくバッドエンドを迎えてしまったのは――」

クリム「>>1、ていうかこのスレだね♪」

ミト様「……」
クリム「……」

クリム「おっかしーなー?死んじゃったキャラの救済にかこつけて裏話、無駄話をするコーナーのはずだったのになー」

ミト様「そんなわけでクリムェ…道場、予定より4、5回は早い第二回です。まぁ、世の中思い通りにはいかないよね」

クリム「私は、予定よりも多くメルパty…ゲフン…弟子一号の可愛いロリブルマ姿が見れるので全然おっけーなのです」

ミト様「SS速報のみんな、見せられなくてごめんねー。それじゃあ師匠、そろそろアドバイスをおねがいしまーす」

クリム「今回のバッドエンドの原因はマテパ4章の再開があっさり決まると思ってたところね」

ミト様「そうだよね、肝心なことをすっかり忘れていたのよね」

クリム「そう!マテパ4章は本来、早ければ2007年末に開始する予定だったってことを!」

クリム「それを考えればこの流れは必然、むしろ今年中の再開すら怪しいと考えるべきなのよ」

ミト様「まぁそれは悲観しすぎだと思うけど、あの人(土塚先生)のやることは本当に予想がつかないからね」

クリム「そう、だからみんなの予想を裏切って三人目の主人公クリムが活躍するゼロクロアフターが始まる可能性も――」

ミト様「ないない、それはない」

クリム「……と、とにかく!今月のガンガンにも再開日情報なかったから予告通り第二話投下するよ」

クリム「なおこの作品は両作品のネタバレ、確信バレの恐れがありますのでお気をつけください」

ミト様「それと真名に関する予想とかは控えてくれたらうれしいかな」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 02:47:03.50 ID:iZuoE8h30
前回のあらすじ

第一次、第二次聖杯戦争において煮え湯を飲まされ続けたアインツベルンは

全ての敵を殺しつくす最強のサーヴァントを召喚しようと目論み

聖杯戦争のルールを捻じ曲げ“この世のすべての悪”と呼ばれる悪魔の召喚に成功する

が、呼ばれた“悪魔”は最強どころか宝具すらも持たない普通の人間であり

結果としてアインツベルンは第三次聖杯戦争においても早々に敗北を喫したのだった


アハト翁「で、“あれ?これ儂らがんばらないほうがいいんじゃね?”と思って呼んだのがお前だ」

切継「概ね同意だが、聖遺物探しぐらいはがんばってくれ……あとそれ前回違い」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 02:48:16.30 ID:iZuoE8h30
―アインツベルンの森―

イリヤ「よおーし、今日こそは絶対負けないからね(≧▽≦)♪」

切継「おっ、見つけた」

イリヤ「うそぉ!?どこどこ?あたし見落としたりしてないよ!?」

切継「ほら、あそこ……今日一個目のクルミの新芽だ。……僕の先取点だな」

切継(わざわざ、確認しに来たか……チャンピオンもかなりお焦りのようだね)

イリヤとのクルミの新芽探しは今のところイリヤの12勝9敗

――だが、ここ三日は怒涛の追い上げで僕の3連勝となっている

イリヤ「うぅ……負けないもーん!」

イリヤ「イリヤもいっこ見ぃーつけた!」

切継「おっ、僕も二個目だ」

イリヤ「ええっ!!」

切継「おっと、あそこにも。これで三個目、っと」

イリヤ「……!ちょっと、キリツグなんかズルしてない!?うーん、確かに普通のクルミの芽だけど…」

切継「ハハハ、ナンニモシテナイヨ」

イリヤ「ふーん、もし嘘だったら絶対に許さないんだからね」イッー!

切継「ははっ、それは気を付けないといけないね」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 02:49:09.88 ID:iZuoE8h30

―アインツベルン城内部―

ティトォ「………」ジッ…

アイリ「……以外だったかしら?あの人があんな表情を見せるなんて」

ティトォ「……いえ。むしろあれが彼の、本来あるべき姿なんだと思います」

アイリ「そうね、あの人は本当は誰よりも優しい人だから」

ティトォ(そう、天秤の担い手としては彼は優しすぎる――)

ティトォ(彼はきっと、この戦争で流れる血の全てを背負うつもりだろう。ならば僕は、僕らは――)

アイリ「それと……どうかしら、ここでの生活は?」

ティトォ「えぇ……年中雪に覆われたここの環境は僕達にとって天然の結界のようなものですから」

アイリ「そう、それはよかったわ」


彼らの肉体には、およそ免疫力といえるものが存在しない

傷口からはいった雑菌さえ、彼らには死に直結する毒となる

他の二人のどちらかにその存在を入れ替える

そうして彼らは何度も存在を入れ替え、終わりなき死の苦痛を味わい続ける

――それが僕達に与えられた不死の呪い

お互いについて語り合った時、自分たちに与えられたその“魔法”を彼はそう語った

実のところ、その様子をアイリスフィールは一度目にしている

ナイフで腕に小さく傷を作り、わざと傷から雑菌を侵入させる

と瞬く間に彼の体調は悪化し、立つこともままならない状況となる

魔術と医学……いかなる治癒や解毒も効果を示さず、彼は半日で死に至った

その後、“三人目”との意思疎通ののち“戦略上の理由”によって再び彼に入れ替わるのだが……
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 02:49:53.28 ID:iZuoE8h30
―――不死である彼らにとって自らの死はホムンクルスである自分もはるかに軽い

それを自分たちに教えるがために、彼らはこの短期間で三度も死んでみせた

少なくともアイリスフィール自身は、彼らの行動をそう理解した

ティトォ「………会ってあげなくても、いいんですか。僕達は今日でここを……」

ティトォは窓から外を並んで歩く二人に視線を落していた

アイリ「会わなくても大丈夫よ、私とイリヤは。それがアインツベルンの女というものだから」

ティトォ「………アイリスフィール……あなたは……」

アイリ「………」

ティトォ「……約束します、僕達の力で必ず……必ずあなた達に聖杯を――」



ティトォ「……あっ、すぐ右側の木の手前側、四個目です」

アイリ「ティトォ……何をしているの?」

ティトォ「ええと、切継に頼まれてクルミの新芽探しの手伝いを」

アイリ「そう……止めさせて、大人げないから」

この日、チャンピオン・イリヤは三日ぶり勝利をおさめ、切継の連勝は3回でストップした
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 02:51:25.61 ID:iZuoE8h30
〜教会〜

離正「……本日未明、最後のサーヴァントたるキャスターの召喚が確認されました」

離正「これで第4次聖杯戦争もつつがなく始めることが出来そうですな、時臣氏よ」

時臣「……はい」

時臣(綺礼君が呼び出したアサシンがハサンですらない、変装だけが取り柄の男であった時はどうなる事かと思ったが)

時臣(目当ての英霊は問題なく召喚できた。少しばかりのイレギュラーなどもはや問題ではない)

時臣(この戦争……我々の勝利だ)
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 02:52:34.10 ID:iZuoE8h30

〜空港〜

アイリ「ここが切継の生まれた国。……どう、“プリセラ”……空の旅の感想は」

プリセラ「うん、気に入ったよ。速いし、ごはんも出るしね」

アイリ「そう、気に入ってもらってよかった」

プリセラ「私達の世界でも気球はあったけどあれは泳いだ方が速いからねー」

アイリ「……その基準はどうかしら」

プリセラ「そうかもね。まぁ、だからって本当に泳ぐわけじゃないし」

アイリ「ふふふ、当たり前じゃない。そんな理由で海を泳ぐ人いるわけがないものね」

プリセラ「………」

アイリ「!?」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 02:53:14.28 ID:iZuoE8h30
〜冬木市街〜

――ブロロロロ………

アイリ「すごい活気ねぇー」

プリセラ「ホントだね、メモリアでもこんなに発展してなかったから私も驚いたよ」

プリセラ「それと、切継もすでに到着してる手はずだったっけ」

アイリ「えぇ、半日早くね。でも、向こうから見つけてくれるから、大丈夫よ」

プリセラ「しかしさっきからすごいはしゃぎようだね、アイリ」

アイリ「……私ね、初めてなの。外の世界を、出歩くの」

プリセラ「……じゃあ、アイリはいままでの生涯をずっとあの城で過ごしていたのかい?」

アイリ「私は聖杯戦争のために造られた人形だったから」

プリセラ「……」

アイリ「もちろん、何も知らなかったわけじゃないのよ」

アイリ「切継が映画とか写真とか、外の世界の景色や出来事をいっぱい教えてくれたもの」

アイリ「でも、この目で本当に世界を見るのは、これが初めて…だから――」

アイリ「ごめんなさい、はしゃぎすぎちゃったかしら?」

プリセラ「そんなことないさ。いや、そういう事ならむしろもっと二人ではしゃいじゃおう!」

アイリ「えっ!?」

プリセラ「運転手さん車止めてー。さぁ行こうかアイリ」

アイリ「いいのかしら、あまり派手に動くと敵に――」

プリセラ「かまわない、かまわない。だいたいそれが私達の役目なんだしさ」

アイリ「それもそうね……それじゃあ、お言葉にお甘えて――」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 02:53:48.26 ID:iZuoE8h30
その頃、衛宮切継は約束の場所で舞弥から武器を受け取っていた

厳重におさめられていた“切札”トンプソン・コンテンダーを手に取り

9年ぶりに再装填の動きをなぞった

チャキッ…カシャン!

切継「……2秒ってところか……衰えたな」

舞弥「えぇ」

切継「……そこのワルサーよりも、イリヤの体重は……軽いんだ。もう、8歳になるのに」

舞弥「……切継」

切継「そして、僕のサーヴァントはそんなイリヤも持ち上げらないんだ……」

舞弥「……それは本当にサーヴァントなんですか」

切継「あぁ、事実だ。と言っても、彼の役割は戦闘の矢面に立つことではないから大丈夫だ」

切継「――それは、残りの二人の役目だからね」

切継「今はアイリの護衛のためにプリセラに代わってもらっている。彼女なら、十分に“役目”を果たしてくれるだろう」

舞弥「……三人で一人ののサーヴァント、ですか」

切継「あぁ、そうだ。そして僕達も僕達の役目を果たすとしよう」

切継(……しかし、敵さんもずいぶんと気合が入っているな)

衛宮切継はティトォが書いた“予想図”に目を通して思案する

切継(結界24層、魔力炉3基、猟犬代わりの悪霊、魍魎数十体、無数のトラップ、廊下の一部は異界化させている空間もある)

切継「まぁ、僕には関係ないがね。行こうか舞弥」

それでもこの図は間違いなく魔術という不確定要素による“不慮の事故”の可能性を下げてくれるだろう

切継(――しかし優秀すぎるというのは問題だな)

サーヴァントはどこまで行っても道具、そこに余計な感情を差し込むものは決してこの戦争に生き残れない

だがとうに自分はあのサーヴァント達を道具としてではなく協力者の一人として信頼している

……それはきっと、こちらの事情を全て聞いた彼が最初に言った、あの一言がきっかけだ

最初に言っておきます。英雄なんかじゃない、僕らは――

「英雄でなく罪人か――まったく、つくづく奇妙な英霊だ」

そして……自分がそう思う事さえ彼は計算していたのかもしれないと考えつつ、衛宮切継は小さく微笑んだ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 02:54:14.72 ID:iZuoE8h30
〜浜辺〜

―――パチパチパチ

アイリ「ありがとう、すばらしい舞いだったわプリセラ」

プリセラ「ん、満足してもらえてこーえいですお姫様」

さざ波の音楽と月光の照明に彩られたその姿は1枚の絵画のような洗練された美しさに満ちていた

アイリ「……」

プリセラ「そういえば…本当は切継さんと一緒に回りたかったんじゃないのかい?」

アイリ「……えっ?」

プリセラ「いや、さっきからなんとなく浮かない顔してるからさ…今日一日引っ張り回しちゃった後に言うことでもないけど」

アイリ「…い、いいえ、そんなことはないわ。今日一日、あなたと過ごせて本当に良かった…それに――」

アイリ「あの人は……駄目よ…辛い思いをさせてしまうわ」

プリセラ「………あー…そういえばうちのティトォもそういう節があるね…自分の幸福に引け目を感じてる」

アイリ「………プリセラ、あなた達が私たちのサーヴァントでよかった」

アイリ「あなた達は間違いなく、私たちにとって最良のサーヴァントよ」

プリセラ「アイリ…それは早くないかい?私はまだ闘ってもいないのに」

アイリ「いいえ、あなた達はあの人を理解してくれる…あの人のあり方を、あの人の思いを――」

アイリ「私にとって、これ以上心強いことなんてないわ」

プリセラ「ははっ、そんなに信用されたら張り切らないわけにはいかないねぇ」

プリセラ「私たちの“役割”、きっちり果たすとしますか!」

アイリスフィール達が切継から与えられた役割

思えば、彼女ほどそれに向いたサーヴァントは存在しないだろう……だが――
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 02:54:48.81 ID:iZuoE8h30

アイリ「……ねぇプリセラ、今からでもほかの二人に変わっても……」

プリセラ「アイリ、あたし達の敵の目を引き付ける“戦場の花”。元踊り子のあたしが適任なんだよ」

プリセラ「それにほかの二人は近接戦闘は不向きなんだよ、その点あたしならアイリを守りながらでも闘える」

アイリ「だけど、プリセラ。あなたは……!」

プリセラ「……心配しなくても大丈夫だよ、アイリ。だってあたしはそのために――」

プリセラ「闘うために、自分に魔法をかけたんだからさ」

アイリ「プリセラ……」

プリセラ「ごめんね、本当は“これ”も解除すべきなのかもしれない…けど――」

プリセラ「それだけは……どうしてもできない。これは……あたしの全てだから」

アイリ「いいのよプリセラ、切継もそれはちゃんとわかって………!」

アイリ「……敵のサーヴァントね」

プリセラ「あぁ、向こうの物陰にいる……誘ってるね、これは」

アイリ「律儀ね、闘う場所を選ぼうっていうわけかしら……」

プリセラ「まぁ、嫌いじゃないけどねそういう奴はさ」



グゥウウウーーー

プリセラ「でも、それはそうとしてお腹がすいたね。やっぱり、ごはん食べてからにしよっか」

アイリ「あっ、だったら私、中華料理がいいわ。途中に美味しそうなお店が在ったのよ」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 02:55:23.21 ID:iZuoE8h30
〜港〜

ランサー「……」



―10分後―

ランサー「…………」







―30分後―

ランサー「………………」













―1時間後―

ランサー「…………………………………………………………………」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 02:56:39.72 ID:iZuoE8h30
――ザッ


ランサー「フン、ようやく来たか……今日一日この町を練り歩いていたが」

ランサー「どいつもこいつも穴熊をきめ―ケイネス「黙れランサー」

ランサー「あるじっ!?」

ケイネス「貴様のつまらぬ口上より先に、私から一言言っておかなくてはならぬ相手がいるのでな」

???「」ビクッ

ケイネス「――何を血迷って私の聖遺物を盗んだのかと思ってみれば」

ケイネス「まさか君自らがが聖杯戦争に参加する腹だったとはな……ウェイバー・ベルベット君」

ウェイバー「………」ガタブル

ケイネス「よろしい、君についてはこの私自ら課外授業を受け持ってあげようではないか」

ケイネス「魔術師同士が殺し合うという本当の意味を、その恐怖と苦痛とを余すとこなく教えてあげよう」

ウェイバー「……ヒィッ!」

ケイネス「ククク……光栄に思いたまえ」

???「調子づくのはそこまでしてもらおう、ランサーのマスターよ」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 03:04:48.50 ID:iZuoE8h30
ウェイバー「……セイバー!」

セイバー「戦場に姿も見せられぬ臆病者の分際で、よくもわがマスターを侮辱できたものだ」

セイバー「このような男が私のマスターになっていたかもしれぬと考えると不愉快極まりないな」

ケイネス「チッ……ランサー、宝具の開帳を許す、全力を賭してセイバーを討伐せよ」

ケイネス「そのサーヴァント……女性であったのは意外だがその佇まいとステータス、間違いあるまい」

ケイネス「我らがかの御三家、アインツベルンの対峙してまで手に入れた聖遺物によって呼ばれた英霊」

ケイネス「セイバーのクラスとして考えられる中で最強のサーヴァント……騎士王、アーサー・ペンドラゴンだ」

ケイネス「心してかかれランサー」

ランサー「はい……今宵必ずやあなたに勝利を――!」チャキッ


セイバー「下がっていてください、マスター」チャキッ

ウェイバー「……あぁ頼んだぞ、セイバー!」







そして…対峙する二体のサーヴァントを遠方からスコープ越しに覗く影―――

切継(なるほど……つまりあれがアインツベルンが手に入れようとしたサーヴァントというわけか)

切継(では……お手並み拝見といこうか。かわいい騎士王さん)

第二話 『冬木の地』





切継(あれ、うちの二人は?)
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 03:05:50.59 ID:iZuoE8h30
―その頃、某中華料理店―

プリセラ「うーん、辛い!けどうまい!……けどやっぱり辛い!」ハフハフ

アイリ「えぇ、ここにして正解だったわ。それと“マーボドウフ”?そっちも美味しそうね」

プリセラ「おいしいよー♪けどアイリにはちょっと早いかなぁ?」ハフハフ

アイリ「そんな風に言われると、逆に食べたくなるわね……えい!」ヒョイパクッ!

プリセラ「あっ」

アイリ「」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 03:08:35.84 ID:iZuoE8h30
回予告

「チャームの魔術……人妻にたいして失礼ね」ヒリヒリ

「貴様ら…たたが食事ごときのために我との決闘に遅れたと――おいセイバー、なぜ目をそらした」

「こんなもんじゃないだろ、あんたの実力は……全力できなよ、アーチャ―!」

「クハハ…面白い、ならばとくと見るがよい。我の最強法具を!」

次回『狂獣咆哮』

「■■■■■■ーーー!!!!」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [saga sage]:2012/08/13(月) 03:10:11.44 ID:iZuoE8h30
ここまでー、まだまだ序盤でなかなかネタが入れられねー
次回はSNのセイバールートクリアしたら投下します
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/08/13(月) 08:05:00.96 ID:6OH3ZjcPo
乙ー

>セイバールートが終わったら
つまり明日位か
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/14(火) 00:46:57.67 ID:vXcNLlvSo
乙乙
既に存分にネタ入ってる気もするが、まだ足らないのかwwwwいや見たいけどwwwwwwwwwwww

ガンガンは駄目だったが、22日はいい知らせが聴けるといいな・・・
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/08/14(火) 00:50:40.71 ID:0Jbq1/6Co
第三ルートだったら三日以上かかるところだったぜ
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県) [sage]:2012/08/14(火) 18:07:38.15 ID:mc9zr//8o
ウェイバー君がセイバーか
ティトォたちが召喚されたワリを食うのはいったい誰だ
49 :そこの20と36と37 [sage]:2012/08/21(火) 01:21:40.42 ID:leWLdTtIo
もしかして>>1は、
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1333208304/
の>16だったりする?
50 :がお送りします [sage]:2012/09/18(火) 04:59:13.78 ID:SS7GubVN0
アダ「はいどーも、このSSの真の主人アダラパタさんです」

アダ「なかなか次話あげーね>>1の代わりに生存報告にきやがりました」

アダ「どうやらリアルが微妙に忙しかったり、他のSSに手ぇ出してたりで時間がなかったみたいですねェ」

アダ「まぁ来月の12日には魂引きずり出してでもあげさせるんで適当に待ちやがってください」

アダ「ていうか本来のボクの役割はレス回答なんですよ。余計な仕事まわさねーでほしいですねェ」

アダ「レス回答と言えば>>49さん、その書き込みは>>1で間違いねーですよ」

アダ「まぁ他に質問があればぜひアダラパタポストに。答えるかどうかはボク次第ですけどねぇ」ケキャキャ
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/10/08(月) 02:58:02.55 ID:4NnQMCB2o
それではアダラパタ ポストを開いてみましょう
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/08(月) 12:53:28.58 ID:tA5pc6nIo
    ___ _
   /  / ヽ
   |___|/ ヽ
     || \ _ /
     ||
゛゛'゛'゛゛゛'゛'゛゛゛'゛'゛゛゛'
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/10/12(金) 22:50:32.60 ID:fJ6hanBu0
予告の日付ですがごめんなさい、もう少し時間がかかります
あと関係ないけどまどマギ×マテパクロスとかテンション上がってきたぜー!!
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2012/10/15(月) 08:41:51.67 ID:KoWqFIXAO
超覇導天武刻輪連懴保守
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/16(金) 21:23:57.24 ID:vzvo4KDto
失踪?
56 :>>1 [sage]:2012/11/16(金) 23:13:41.99 ID:zuFyfWzX0
>>55
ごめんなさい、最近忙しくて余裕がないです
かといって次回はセイバー&アーチャーメインなのでFateもちゃんとやらずにキャラぶらすのも怖いので……
取りあえず時間を見つけて投稿したいです。
仮に落ちたとしても上げなおしてでも完結させるつもりなので気長に待ってくれるとうれしいです
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/17(土) 00:57:46.21 ID:eUhgjjDLo
あ…いやすまん
面白そうだと思って見にきたら長い時間書き込みなかったから思い込んでた
気長に待つことにするよ
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/27(木) 16:39:16.73 ID:6Ps6Aozv0
保守
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