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一方通行「借金の形に身売りする事になった」 -
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1 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/01(日) 23:27:45.49 ID:1/pV3biy0
「――目覚めたら其処は娼館でした、ってか」
「オカシイだろ上層部。暗部云々はどォした」
「しかも男相手に身売りしろとか正気かオイ」
「要するにケツ掘られろってことじゃねェか」
「性初体験で処女喪失とか冗談でも笑えねェ」
「男相手に筆卸しとかもっと笑えねェけどよ」
「てか俺性欲一切持ち合わせないンですけど」
「それで娼館勤めとか無茶振りじゃねェの?」
「大体こンな方法で八兆円返済出来ンのか?」
「そもそもさァ……『売りモンになるまでは俺が調教するからな』っつってたけどよォ……」
「……何で木原くン普通に生きてンの……?」※ご都合主義です
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ゼンレスゾーン淫夢要素ゼロ @ 2025/07/16(水) 18:57:50.86 ID:RQSyJ1Qxo
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【ギルデッドエネミー】ウルフ「まるでじゃんけんだ」 @ 2025/07/16(水) 01:49:20.03 ID:ryYxoR/vO
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■ 萌竜会 ■ @ 2025/07/15(火) 00:40:24.35 ID:LBAUOkqwo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752507623/
■ 萌竜会 ■ @ 2025/07/15(火) 00:39:16.20 ID:qbAcbrETo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752507555/
猫饅頭 @ 2025/07/14(月) 19:14:21.34 ID:1knELuPaO
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(安価&コンマ)コードギアス・・・ @ 2025/07/13(日) 22:27:49.60 ID:9f2ER2kw0
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KU-RU-KU-RU Cruller!Neo @ 2025/07/13(日) 21:55:45.76 ID:YIcI6tEGo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752411332/
ひたむきに! @ 2025/07/13(日) 20:04:58.82 ID:YMv4024Yo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752404698/
2 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/01(日) 23:28:09.06 ID:1/pV3biy0
一方通行(♂)にエロい事したい/させたい ※ただし相手は男に限る
そんな爛れた動機のホモ安価スレ
■一方通行は受固定(精神的攻は可)
■グロ系は禁止
■キャラ崩壊必須
■時間軸行方不明気味
■細かい設定等その他は必要に応じて随時追加
大体そんな感じで参ります
でも安価の割に遅筆傾向/投下中唐突に消えたら多分寝落ち御免
よろしくどうぞー
3 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/01(日) 23:29:16.13 ID:1/pV3biy0
まずは木原くンによる一方通行の調教から
早くお店に出せる【商品】になるように、
借金返済する為にも大金を稼げるように、
色々仕込んで巧く育ててあげましょう(性的な意味で)
4 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/01(日) 23:46:21.69 ID:1/pV3biy0
―――――
―――
―
用意された部屋の扉を開けると、部屋の中央のベッドには白い身体が横たわっています
薬を打たれている所為か細い肢体は力なく投げ出され、薄い瞼も完全に伏せられています
手元の小瓶の栓を抜き鼻腔に近付けると、やがてゆっくりと首が巡り、赤い瞳が睨むように見上げてきました
「お目覚めか、一方通行」
一方「…」
一方通行は無言で身体を起こしました。睨みつけたままの反抗的な態度です
「おいおい…奴隷のクセに、ご主人様にその態度はどうなんだぁ?」
一方「…っ!」
髪を鷲掴んで顔を上げさせ、目を覗き込んで言い聞かせますが、
一方「ンのクソったれ…! …っ!?」
「ったく、しょうがねぇな」
改めようとする気配がないのでそのままベッドに頭を沈めるよう叩き付けました
そのまま上体で覆い被さり後ろから耳元に囁きます
「ま、その為に俺が調教するんだしなぁ」
「これからたっぷりとその身体に解らせてやるよ…一方通行」
まず何をする? >>+2
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/01(日) 23:47:44.38 ID:20XmseD+o
べろちゅー
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[AA]:2012/07/01(日) 23:48:25.71 ID:IzSld0v60
抱きしめる
7 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/01(日) 23:56:22.01 ID:1/pV3biy0
ふいに押さえ付けていた手を離し、そのまま細い胴に腕を回しました
驚いたように顔を向ける一方通行に構わず、細い腰を引き寄せ抱き締めます
一方「お、オイ…何して…」
乱暴な対応から一転、突然の優しげな素振りに一方通行は戸惑っているようです
何をする? >>+2
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/01(日) 23:57:31.35 ID:6aOSorMLo
尻をなでまわす
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/01(日) 23:58:06.50 ID:E5qTCmkdo
眼球を2つとも修復不可能なレベルになるまでえぐる
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/02(月) 00:00:56.16 ID:Urniug5z0
鎖骨をぺろぺろ
11 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 00:11:11.20 ID:ABX7ji5J0
>>9
売りモノにならなくなるので損傷レベルのグロ系は禁止です
安価下で参ります
細い咽喉元に唇を当てると、腕の中の身体がびくりと小さく跳ねました
中央のくぼみをぞろりと舐め上げ、滑らかに浮き出た鎖骨に舌を這わせて行きます
いたずらに舌先で擽り、あるいは軽く歯を当てて刺激してやると、その度に小さく肩を震わせています
一方「…っ」
ちゅ、と音を立てて吸い上げてやると、吐息に混じって微かに声が零れました
まだ喘ぎと言うほど艶めいたものではありません
どうやら一方通行は未知の感覚に戸惑っているようです
何をする? >>+2
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/02(月) 00:13:28.13 ID:P53l/1m5o
乳首をつねる
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/02(月) 00:13:47.93 ID:h7y96uSIo
木原印の怪しい薬で乳首わ開発
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/02(月) 00:14:16.26 ID:epA4/3sz0
乳首開発
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/02(月) 00:22:08.13 ID:8mQTSPhvo
お前ら乳首大好きね…
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/02(月) 00:22:08.89 ID:a9HbzzuDO
この乳首率である
17 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 00:25:57.79 ID:ABX7ji5J0
シャツを捲り上げると、薄い胸の頂に小さな桜色が覗きます
まだ柔らかなそれを指先でこすってみました
一方「…男の胸なんか弄って楽しいのかよ…」
呆れたような声色と表情から見るに、まだ特に快感は覚えないようです
まずはここから開発する事にしましょう
18 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 00:30:47.36 ID:ABX7ji5J0
ベッドサイトに設えられた棚から小さな小瓶を取り出します
少しとろみのある、淡いピンク色の液体が入っています
栓を開けると、ふわりと甘い香りが広がりました
半分ほどを掌に零し、体温を馴染ませてから指先で掬うと、まだ柔らかな乳首に塗りこめていきます
一方「…何…を」
瓶の側面に刻まれた木原の文字
木原数多謹製の、一方通行の為に開発した薬の一つです
そんな事は知らずとも、怪しげな薬だというのは察せられるのでしょう、少し警戒するような目です
それでも反抗しようとしないのは少し優しくされたからでしょうか
19 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 00:47:25.51 ID:ABX7ji5J0
塗りこめながらくにくにと弄っていると、薬の浸透と刺激によって次第にぷっくりと膨らんで来ます
さらに指先で摘んだり押し潰したり、と繰り返している内に硬く芯を持って尖り切ります
いつの間にか息が上がっているようです
薬でてらてらと濡れた先端を指の腹でこすり上げると、びくんと肩が大きく震えました
一方「っン…ゥ…」
声に熱がこもっています。どうやら感じているようです
感触に肩を震わせながらも、シーツを握り締めるようにして、耐えています
20 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 00:57:26.73 ID:ABX7ji5J0
木原印のこの薬は耐性を作らせず副作用を齎さない優れものです
つまり、くり返し使えば更に効果が上がっていく代物です
まだ瓶の中身は半分ほど残っています
倒れ掛かっている上体を完全に押し倒し、上を向いてピンと立った乳首に瓶から直接注いでやりました
一方「あ、ァ…っ!」
途端、艶めいた悲鳴が上がります
ところで、一方通行の体質やら何やらを考慮して作り上げられたこの薬
更に言うなら逆にそれ以外の相手に使っても、どういう作用か全く効き目がありません
粘膜に触れようと嚥下しようと、木原には何の影響も齎さないのです
なので、指だけでなく唇、舌をも使って徹底的に攻め立ててやることが出来るのです
膨らんで充血している乳首を口に含んでやれば、一方通行の身体がびくびくと跳ねあがります
一方「ひっ! や、あ、何、なンで…っ」
酷く敏感になっている場所への遠慮ない刺激に混乱してしまっているようです
過ぎる刺激に身体を震わせて、燻る熱にやや苦しげに喘いでいます
どうやらまだ性的に未熟な身体では絶頂に達する事が出来ないようです
どうする? >>+2
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/02(月) 00:58:26.09 ID:90FFrQw40
ksk
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/02(月) 01:00:07.93 ID:XgLsPTUSO
けつのあなに指突っ込む
23 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 01:14:05.52 ID:ABX7ji5J0
乳首への刺激は続けながら、下着ごとズボンを下ろします
使い込まれていない幼いサイズの根はしんなりとしたままです
太腿を開いて身体を割り込み、膝を入れる事で腰を浮かせると、双丘の狭間が此方を向きます
ひっそりと息づく幼い蕾はまだ何かを受け入れる事が出来る状態ではありません
薬に塗れたままの指先で更に零れた薬を掬い取って絡め、狭間に滑らせます
小さな穴が刺激にぴくぴくと震えます。きゅっと窄まり、指を拒んでいるようです
無理に侵入しようとすれば、性感を得るどころか、苦痛を与えるだけです
生憎一方通行は痛みで絶頂出来るほど被虐嗜好は持ち合わせていません
宥めるように、緩めるように、指の腹で優しくゆるゆると撫でて行きます
勿論薬を塗りこめるのを兼ねて、ですが
24 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 01:30:05.88 ID:ABX7ji5J0
乳首への刺激をやや穏やかなものに変えつつ、尻穴を指の腹で押すように愛撫します
絡んだ薬を粘膜へ押し込めつつ、周辺の肉を解して行きます
一方「ひ、あ…っ!」
つぷ、と指先が僅かに入り込むと、一方通行が小さく悲鳴を上げました
そこに苦痛や嫌悪の色はありません
やや驚きと、困惑と、艶を帯びた熱っぽい声
どうやら、いけるかもしれません
25 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 01:30:32.60 ID:ABX7ji5J0
少しずつ深さを増しながら抜き差しを繰り返して行きます
くぷくぷと濡れた音を立てながら、第一関節ほどまでを埋め込んでは抜き、を繰り返します
やがて第二関節まで入るようになると、抜き差しの合間に、埋め込んだまま指先で中を探ります
前側にしこりのような部分を感じます
核心には触れないように周りをゆるゆると刺激してやると、時折零れる声が確実に甘さを増して行きます
そろそろでしょうか
26 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 01:49:46.25 ID:ABX7ji5J0
一方通行の顔を見上げ、タイミングを見計らいます
きゅっと瞼を閉じたまま時折甘い声を零して喘いでいます
薬は十分に効いているようです
口に含んだ乳首は完全に勃ち切っています
先ほどまで反応の無かった幼い根が緩やかに首を擡げ始めています
先端からは透明な液体がつうっと糸を引いていました
でもそちらには触れません
一旦胸元から口を離し、しばらく放って置かれたままだったもう一方の乳首に吸い付きます
唇で食み、歯を当て、舌を絡め、やや強めに吸い上げました
同時に、ギリギリまで引き抜いていた指を、しこりを押し上げながら一気に根元まで押し込みます
27 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 01:55:43.27 ID:ABX7ji5J0
一方「ひァ、あ、あァァ―――っ!」
とうとう一方通行が絶頂を迎えました
甲高い悲鳴とともに背が弓のようにしなり、弾みで乳首が弾けるように解放されます
手は指先が真っ白になるほどシーツを握り締め、足が爪先までぴんと張ります
根元まで埋め込まれた指はまるで放すまいとでもいうようにきつく締め付けられています
太腿がびくびくと痙攣したように震えています
勃ち上がりかけていた根からは液体が散って自らの下腹部を濡らしています
とろりとしたそれは色は無く透明で、どうやら精液ではないようですが
28 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 01:56:48.44 ID:ABX7ji5J0
やがて硬直していた四肢が弛緩し、一方通行の身体がベッドに力なく沈みます
肩で荒く息をし、薄い胸が大きく上下しています
目尻からは生理的なものなのか涙が零れ、焦点がやや虚ろです
放っておいたらそのまま眠ってしまいそうです
どうする? >>+2
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/02(月) 01:57:40.87 ID:RSRHPWV80
ksk
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/02(月) 02:02:56.72 ID:XgLsPTUSO
電気ショック
31 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 02:15:20.12 ID:ABX7ji5J0
>>30
微弱な電流の刺激で目を覚まさせる、という解釈で参ります
今にも眠ってしまいそうな一方通行を見て暫し思案した後、おもむろにベッドの下に手を伸ばします
引っ張り出したのは細い黒コードの束です
先端にはそれぞれ小さなクリップのようなものが付いています
また、小さな長方形の物体が繋がっています。リモコンのようです
32 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 02:25:34.86 ID:ABX7ji5J0
コードを、というよりクリップを吟味し、選んだ二本を引っ張り出します
ぱくぱくと何度か開閉させて具合を確かめます
造りが緩く、閉じる力も余り強くない物のようです
クリップをそれぞれ開いたまま、漸く息遣いの収まったその胸元に近付けます
正確に言うならば、まだ芯を持ったままの乳首に、です
意識の飛び掛っている一方通行は状態を認識出来ていないようで、反応がありません
全く抵抗の無いまま、クリップが乳首を挟み込みます
一方「ン…っ」
特別に作られたそれは、敏感になっているとは言え殆ど指先でそっと摘んだ程度の刺激しか与えません
ぴく、と僅かな反応がありましたが、それだけです
軽くコードを引っ張り外れないことを確かめると、また微かに身じろぎましたが、やはり静かなままです
呼吸は穏やかで、眠りに落ちる寸前だとわかります
しかし、それは許されませんでした
33 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 02:44:50.93 ID:ABX7ji5J0
かち、と小さな音
同時にぱち、とやはり小さな音がします
ですが、齎した効果は大きなものでした
一方「ィ、ぎっ!?」
疲労感と虚脱感に包まれてとろとろと眠りに落ち掛けていた意識が一気に引き摺り起こされます
先ほどまでの甘やかな嬌声とは違う、くぐもった苦鳴とともに一方通行の身体が跳ね上がりました
一方「あ、あっ! ひ…っ!」
原因は両の乳首を挟みこんだクリップ
ぱち、と弾けるような音を立てて一方通行を責め立てます
「誰が眠って良いと言ったんだ? 一方通行ぁ」
言いながら、木原の手に収まったリモコンが無造作に操作されていきます
一方「っン! あゥ、あ…!」
何かから逃れようとするように上体を捻りますが、即座に木原が押さえ込んだために許されません
「まだ寝ぼけてんのか? 勝手に動こうとするんじゃねぇよ」
メモリを少しづつ押し上げていくと連動してぱちぱちっという音がゆっくりと強くなって行きます
一方「いっ…! や、やめ、…ひィっ…!」
敏感なままの乳首を手酷く嬲られて、赤い瞳から再び涙が溢れ出します
既に眠気など完全に吹っ飛んでしまったようです
どうする? >>+2
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/02(月) 02:47:29.25 ID:a9HbzzuDO
ご奉仕を覚えさせるために指ふぇらさせてみたり
35 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/02(月) 02:47:35.74 ID:ABX7ji5J0
すいません、今日は寝ます
安価下さった皆様ありがとうございました
また続きは明日に
安価↓+2でお願いします
36 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/02(月) 03:27:22.67 ID:XgLsPTUSO
ksk
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/07/02(月) 03:58:12.14 ID:H6Jptf3qo
撮影
38 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)
[sage]:2012/07/02(月) 05:56:11.05 ID:x3t7fMMq0
夜にこんな紳士的なスレが勃ってたなんて
期待
39 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/02(月) 23:23:52.95 ID:ABX7ji5J0
>>34
飛ばした形になってしまいまして申し訳無いです
ちゃんとリロードしてから投下すれば良かった…すいません
厭きずにまたご参加頂ければありがたく
<パラメータについて>
具体数値は表示しませんが、一方通行にはパラメータが存在します
安価内容に応じて様々な数値が変動します(乱数計算なので同じ安価でも変動数値はその都度変わります)
それによって、出来なかった事が出来るようになったり、出来ていた事が出来なくなったり、同じ安価でも違う反応になったりします
また、どんな【商品】に仕上がるかもパラメータで決まります
その辺りもお楽しみ頂ければ、と
40 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 23:26:37.37 ID:ABX7ji5J0
びくびくと震える一方通行を横目に、木原はまた棚へと手を伸ばします
取り出したのは、つや消しの施された黒い革張りの箱です
更にその中身は、極シンプルな造りをした、何処からどう見ても紛れないカメラでした
余計な機能を一切削ぎ落として撮影のみに特化し、故に最高画質を誇る一品です
木原の手に収められたカメラの、眼球の様な無機質レンズが一方通行に向けられます
暗い場所でも繊細な部分まで鮮明に捉える事が出来ると謳うその性能は確かなものでした
ピントを合わせたカメラを構えたまま、再びリモコンを手に取ります
メモリを押し上げれば、ぱちんと弾けるような音と共に白い肢体が小さく悲鳴を上げて仰け反りました
その瞬間を音も無くカメラが捉えます
潤んだ瞳や濡れた唇、クリップに挟まれ充血して尖り切った乳首、透明な液体を散らす下腹、しんなりと太腿に垂れかかる幼い根、薬液と腸液にぬめる尻穴
全身を捉え、或いは部分に接し、時折電流を悪戯に操作しながら一方通行の痴態を余す所無く写していきます
一通りカメラに収めた所で、箱へは戻さずそのまま棚へ置きます
ついでに入れっぱなしだった電流も一旦切ってあげました
シャッターは無音の仕様ですが、恐らくフラッシュで気付いていたのでしょう
一方通行が咎めるように強い視線を向けて来ています
睨むというほどのきつさは感じられませんが、痛みの余韻なのか恐れからなのかは判りません
また、身体は強張ったままで、話せるほどの余裕はまだ無いようです
どうする? >>+2
41 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/02(月) 23:27:16.33 ID:cw7s5RaWo
ksk
42 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/02(月) 23:29:19.15 ID:Urniug5z0
髪の毛をわしゃわしゃする
43 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 23:47:59.93 ID:ABX7ji5J0
リモコンを操作しコードを引っ張ると、激しい反応にも乳首を話さなかったクリップがいとも容易く外れました
まだ薬が抜けず敏感な所為で少々むず痒いような感覚が残りますが、痛みは殆どありません
見上げてくる赤い瞳が困惑に揺れています
余りにもあっさりと解放された為に逆に戸惑っているようです
何処か気の抜けたような表情に思わず手を伸ばすと、叩かれるとでも思ったのか細い肩が怯えるように震えました
先ほどまでの仕打ちを鑑みれば致し方のないことでしょう
苦笑しつつも手は止めず、木原はの長い指先で細く白い髪をそっと掬い上げます
思いがけない行動に瞳をきょとんと見開いた表情が見上げて来ます
不意を突かれて曝け出された素顔はまるで幼い子どものように、或いは小動物のようにも見えました
さらさらと手触りの良い髪は今は汗でしっとりと濡れていますが、不快な感触ではありません
目を細め、愛玩するような手付きでその髪をわしゃわしゃと掻き回してやりました
優しげな感触に驚いたのか、一方通行は更に目を見開いた後、目を伏せて俯きました
手を止めずに顔を見やれば、白い頬が薄らと赤みを帯びています
引き結ばれた唇が僅かに綻んでいるようにも見えます
慣れない事、そして先ほどまでとの落差もあってか、どうにも気恥ずかしいようです
どうする? >>+2
44 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/02(月) 23:49:50.09 ID:5xdNSj97o
これは801板発の調教ゲーネタ?
あれの一方さんファイルは良かった…
45 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/02(月) 23:53:53.68 ID:ABX7ji5J0
>>43
誤字訂正 ×話さなかった→○放さなかった
>>44
基本構造はアレが元です。改変甚だしいですが
安価↓
46 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/02(月) 23:54:55.99 ID:XgLsPTUSO
息子しゃぶらす。丹念に
47 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北陸地方)
[sage]:2012/07/02(月) 23:54:57.29 ID:aExcKD7AO
尻スパンキング
48 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)
[sage]:2012/07/02(月) 23:55:51.27 ID:EkTYeJX80
きわどいポーズをさせる
49 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/03(火) 00:06:05.73 ID:UHGhBO2t0
途中で勝手に眠ろうとしたお仕置きと、その後のフォローはこんなものでしょう
そろそろ調教を再開することにします
どうやら優しくされる事(肉体的にも精神的にも)に慣れていない一方通行には、そんな対応が中々に効果的なようです
何処となくしおらしい今の彼にならば、多少ハードルの高い行為も要求出来そうです
ただ、痛みにも慣れず弱いのでその方面はまだ難しそうです
まずはプライドを削る方向で、ご奉仕をさせてみる事にします
最も判り易い方法で
50 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/03(火) 00:28:04.30 ID:UHGhBO2t0
初回から全部というのは恐らくやり方も知らないので無理でしょう
前準備だけは整えてやる事にします
まずはベルトを外し、釦を外します
一方通行が訝しげに見ているのを確認してから、殊更ゆっくりと金具を下ろして行きます
赤い瞳が瞬き、視線が木原の手元と顔を行き来しているのが判ります
そうして一方通行の眼前に晒されたそれは、逞しいといって差し支えないモノでした
生まれて初めて他人のものを目にした一方通行はなんとも形容しがたいような表情を一瞬晒し、顔を背けました
「一方通行」
そうした反応は予想の範疇だったので、木原は特に激する事無く呼びかけます
呼ばれた一方通行はびくっと小さく肩を跳ねさせたものの、比較的素直に木原の顔を見上げました
訝るというよりも不安げな目です
木原は、言い聞かせるようゆっくりとした口調で、拒む事を許さぬよう低い声で、簡潔に一言命令を下しました
「しゃぶれ」
51 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/03(火) 00:55:16.90 ID:UHGhBO2t0
しばらく固まっていた一方通行は、それでものろのろとした動きで上体を傾げていきました
しかし木原の腿の間に蹲るような体勢でまた動きを止めてしまいます
「止まってんな。ちゃんと気持ち良くしろよ」
こくりと小さく咽喉が鳴り、伏せた状態のまま顔だけを上げて木原の顔を見つめてきました
唇が何か言いたげに薄く開いては、言葉を飲み込むように噛み締められます
そんな動作を幾度か繰り返した後、漸く小さな声が発せられました
一方「コレ…舐めれば…イイ、のか…」
52 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/03(火) 00:55:59.16 ID:UHGhBO2t0
出てきたのは反抗でも否定でもありませんでした
戸惑いや躊躇いはあるものの、大分従順になっているようです
そして、恐る恐る、といった仕草で指を木原のモノに添わせました
細い指で支えながら、先端に唇でそっと触れます
まだ勃ち上がっていないそれは先走りすらありません
自分の唾液を舌に溜め、絡めるようにして這わせていきます
そっと根元に絡む指も、ねっとりと舐め上げる舌も、伏せられた睫さえもが僅かに震えているのが解ります
何とも初心な所作です
裏筋を指で刷り上げ、口に含んだ先端を飴玉のように転がします
技巧も何も無い、必死なばかりの拙い愛撫です
ですが、それすら興奮の材料にしかなりません
53 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/03(火) 01:07:35.48 ID:UHGhBO2t0
ぴちゃ、ちゅぱ、とやけに可愛らしい音が響きます
一方通行は木原の股間に顔を埋めて懸命に舌を動かしています
恥辱にでしょうか、抜けるように白い頬は鮮やかな朱を刷いています
目元を潤ませたまま、瞳だけで見上げてくるのに言葉を促してやれば
一方「ン…、ちゃンと、気持ち、っ、イイ、か…?」
しゃぶっている内に興奮してきたのでしょうか、口を離しているにも拘らず妙に声が上擦っています
肯定の代わりに髪を撫でてやれば、一瞬目を細めました
まるで猫のようです
大分慣れてきたようで、指で陰嚢を刺激しながら、唇と舌を使って裏筋やカリ、鈴口、或いは根元、と木原の反応の良い部分を探りながら全体を丹念に舐っています
流石は第一位といったところでしょうか。この短時間で良くぞ、といえるほどの上達振りです
それでも未だ埋められない拙さは、その拙さ故に情欲を刺激されます
一方通行は口いっぱいに木原を銜え込んでいます
先走りと唾液が混ざり合い、唇をてらてらとぬめらせています
それもまた興奮を煽る何ともいやらしい光景です
そろそろ、限界も近くなってきました
どうする? >>+2
54 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/03(火) 01:09:35.66 ID:B93FVPs30
ksk
55 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/03(火) 01:12:21.40 ID:WYIbbx1SO
罵詈雑言を浴びせつつ喉奥に突っ込み出す
56 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/03(火) 01:23:22.55 ID:UHGhBO2t0
すいません、私事情で何ですが、明日はちょっと早いのでもう寝ますすいません
皆様安価下さってありがとうございました
続きはまた明日に
結構細かく設定作ってあるので、質問とかあればいつでもどうぞ
必要に応じて順次開示はして行きますが、答えられるものは答えられる範囲で答えさせえて頂きます
明日は安価
>>55
から参ります
57 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/03(火) 01:25:32.46 ID:WYIbbx1SO
>>1
乙
58 :
名無しNIPPER
[sage]:2012/07/03(火) 01:30:03.38 ID:jM17fb2AO
ギャグかとおもったらガチかよ・・・
といいつつ一気読み。なんか目覚めてしまいそうだ
59 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[saga sage]:2012/07/03(火) 02:03:19.01 ID:9WWhH8fxo
ガチなホモ、嫌いじゃないぜ。
支援
60 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/03(火) 02:12:43.49 ID:050N8+yO0
マジ
61 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/03(火) 12:50:50.26 ID:rL2G6+HUo
もしよければ
>>44
の調教ゲーについて教えてくれ
すごく気になる
62 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)
[sage]:2012/07/03(火) 21:43:58.42 ID:8D6HrOFE0
801板住人がつくった禁書キャラ調教ゲームだよ!
配布場所は801板で聞いたらエロい人が貼ってくれるかも!
63 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/03(火) 23:00:54.44 ID:rL2G6+HUo
>>62
ありがとう、空の人
64 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/03(火) 23:08:19.05 ID:UHGhBO2t0
だってガチしか書けないんだもん
ギャグ書けない→エセシリアス調→ガチになる そんな三段論法
何はさておき、少しでも楽しんで頂けているなら幸いです
でも1番楽しんでるのは多分
>>1
です皆様ありがとうございます
某調教ゲームに辿り着きましたら是非心行くまで楽しんで下さい
幾ら好みに改造してもその内また原点がやりたくなる不思議
65 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/03(火) 23:08:47.51 ID:UHGhBO2t0
気持ち良くしろ、というシンプルな命令の後、特に指示は出されていません
一方通行は筋の浮いた木原の剛直を深く銜え込み、一心に舐めしゃぶっています
口の中いっぱいに膨らんだそれは、拙いながらも確かに快感を与えられている証です
しかしこの先、最終的に射精まで導く為にどうすれば良いのかが一方通行には解りません
反応の良い部分を重点的に懸命に舌を使っていますが、中々それ以上の変化を感じ取れずにいます
ふいに頭部に何かが触れる感触がしました
木原が髪を梳くように指を這わせています
銜え込んだ剛直への刺激を続けながらも、頭皮を愛撫するようなその動きに、一方通行は陶酔を滲ませた表情で目を伏せました
66 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/03(火) 23:20:42.13 ID:UHGhBO2t0
「…何だ、随分気持ち良さそうだなぁオイ」
見えないのを良い事に酷薄な笑みを滲ませながら、木原はその瞬間を待っていました
懸命になる余り無意識に入っていた余分な力が抜けるその瞬間
更には、改めて深く銜えようと一方通行が口を開いたその瞬間
「そんなにしゃぶるのが好きなら、もっと奥まで銜えろよ変態」
言いながら、添わせていた手で後頭部を掴み、押し付けるように強く引き寄せます
すると当然、張り詰めた剛直は開いた喉奥まで挿し込まれます
一方「ンむ゙っ!?」
強引に入り込んできた硬い異物に驚く声も、沸きあがる嘔吐感に零れる苦鳴も、まともな言葉にはなりません
反射的に押し出そうと粘膜が蠢きますが頭をきつく押さえ込まれている所為で全く叶いません
むしろその動きが木原自身を刺激し、体積は更に増していきます
一方「ゥ、ぐ、…っンゥ」
圧迫感に苦しげに呻く声も口内を震わせて、木原の性感を助長するばかりです
67 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/03(火) 23:37:11.01 ID:UHGhBO2t0
気道を半ば以上塞がれ呼吸を制限されている所為で、びくびくと一方通行の身体が震えます
何とか逃れようと腰を掴んで頭を引こうとしますが、木原とは膂力が違い過ぎ、抵抗にもなりません
むしろその動きを逆に使われ、ほんの僅か抜けた直後に再び、更に奥まで押し込まれてしまいます
その所為で広がったカリが咽喉奥に引っ掛かる形になり、溜まった精を吐き出すまでは抜き出す事も出来ません
剛直の先端がごり、と喉奥を突き上げます
一方「っゥぐ…!」
限度を越えた余りの苦しさに一方通行はくぐもった呻きを上げました
下顎に押し付けられた舌が何とか吐き出そうと蠢き、同時に咽喉が強く収縮します
今までに無いきつい締め付けに木原の剛直が大きく震えます
そして次の瞬間、その先端から勢い良く熱が放たれ、喉奥に叩き付けられました
一方「ンむ゙!? っンン゙…っ!」
僅かすら零す事を許さないとでも言うように、更に強く頭を押さえ付けられます
一方通行は強引に開かれた喉奥に注ぎ込まれる精液を反射的に飲み下して行きます
酷い臭いと味ですがそれ以上に、完全に呼吸を阻まれた苦しさに耐えかねたのです
それは木原の思い通りなのですが、そこまで思考を回せる余裕など、今の一方通行にあるはずもありません
68 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/03(火) 23:55:41.81 ID:UHGhBO2t0
一方「ァぐ、ゔ、…っは、かはっ! ァ、…ゔェ…っ」
漸く吐精の勢いが止まり、剛直がずるりと引き抜かれました
名残のような白濁が唾液と混ざり合い、激しく咳き込む口端からぽたぽたと零れています
一方「っふ…ゥ、く、…はっ…、は、ァ…」
上体を支えていた震える腕が突然かくりと崩れ、木原の眼前で細い肢体がシーツに力なく沈みました
肩が大きく上下しています
荒れた音の混じった呼吸音もやがて静まり、重い疲労感の滲む吐息に変わっていきます
うつ伏せの体勢で僅かに横を向いた顔は、既に瞼が殆ど伏せられていました
気にする余裕も無いのか薄く開いた唇の端から細く唾液が零れてシーツに滲みています
浅く細かった呼吸が、ゆっくりと深くなっていきます
眠りに落ちていく兆候です
69 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/04(水) 00:15:38.50 ID:mrAgl41Q0
どうやら体力の限界を超えてしまったようです
ここでもう一度強制的に覚醒を促しても、恐らく今度はまともな調教にはならないでしょう
もう少し体力をつける必要もあるかもしれません
初日にしては随分濃い調教内容だった事も要因かもしれませんが
「…まぁ良いだろ。時間はたっぷり有るんだからな」
ともあれ、本日の調教はこれで終了する事にしましょう
基本的に調教の後始末は専門の人員が要るので木原が考慮する事ではありません
自分の衣服だけ整えると、汗やら薬やらに塗れたままの一方通行をそのままに木原は部屋の唯一の出入り口へと向かいます
ドアノブに手を掛け捻ろうとした所でふと動きを止め、首だけを巡らせて後方を見遣りました
視線の先には完全に眠りに落ちた一方通行がいます
ぐったりとした細い身体を見つめる木原の口元には酷薄な微笑が浮かんでいます
獰猛な印象を与える表情です
愉しげな、と言い換える事も出来るでしょう
獲物を見つけた獣のような笑みでした
「これからじっくりと仕込んでやるからな」
「愉しみにしてろよ、一方通行」
閉まるドアの向こうに消える背から発された言葉は一方通行の意識には届きません
今はただ、一時だけ許された安らかな眠りに身を委ねるのでした
―
―――
―――――
一日目 終了
70 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/04(水) 00:28:55.04 ID:mrAgl41Q0
<パラメータについて>追記
パラメータには『体力』の項目が存在します
体力が尽きると自動的に調教が終了になります。今回はこのパターンです
体力が残っている場合でも終わる事も出来ます
<時間の経過に関する彼是>
調教が終了すると一日も終了します
次の調教は翌日という事になります
調教に期限は特にありません
時間の経過は機械的なものであって、例えば一年を経過しても年齢が増えたりはしません
71 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/04(水) 00:34:19.55 ID:CMFv/P8Zo
乙!
なんか凄く面白い、期待
72 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/04(水) 01:01:23.12 ID:mrAgl41Q0
二日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、部屋の中央のベッドには白い身体が横たわっています
音に気付いたのか、気配に気付いたのか、ゆっくりと首が巡り赤い瞳が見上げてきます
身体は清められ、シーツも清潔な物に代えられています
木原が傍まで歩み寄っても一方通行はベッドに沈んだままです
「時間だ。起きろ」
短く告げると、小さく息を吐いてから、ゆっくりと上体を起こします
一旦起き上がると改めてベッドの上で座り、どこかぼんやりとした視線で木原を見上げます
緩く伏せられた瞼がやけに憂鬱そうにも見え、やや気だるげな表情です
前日の疲れがまだ完全には抜け切っていないようです
どうする? >>+2
73 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/04(水) 01:01:57.56 ID:mrAgl41Q0
>>55
読み返してみると、罵詈雑言が反映できていませんね…申し訳無い
折角の安価にちゃんと応えられるよう精進しますすみません
安価内容は具体的な行動の他、台詞や名詞等でも可です
具体的な内容であれば出来るだけ添えるように、
台詞や具体的でない安価の場合はこちらで何とか上手く解釈をして、
頑張って書いていきますのでお付き合いの程をよろしくどうぞ
と言いつつ今日は此処まで。そろそろ寝ますすみません
安価やご支援頂きましてありがとうございます
それでは続きはまた明日に
もっと巧く書けるようになりたいなぁ
被ったら安価↓でお願いします
74 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/04(水) 01:02:01.07 ID:KZZKT2fSO
ksk
75 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/04(水) 01:05:37.52 ID:KZZKT2fSO
>>73
別にいいよー
安価ならバランスの取れた朝飯食わす。コラーゲンとビタミン多めで
76 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/04(水) 02:12:22.68 ID:nnyBMLxeo
801板の情報見て調教やり始めたら夢中になってしまって
もうこんな時間とかなにこれ怖い
77 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東)
[sage]:2012/07/04(水) 09:19:09.95 ID:WDwxQ9zAO
地の文のお堅い感じと丁寧さがいいな。調教の雰囲気と相まっていい味出してる。
>>1
の文章好きだよー応援してます。
78 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/04(水) 23:33:59.35 ID:mrAgl41Q0
色々ありがとうございます
もうすぐ日付が変わってしまいそうです…
せめて一つぐらい安価まで辿り着きたいものですが
79 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_re]:2012/07/04(水) 23:38:16.38 ID:mrAgl41Q0
木原の背後、開けられたままの扉から、ホテルのルームサービスで使用するようなワゴンが入ってきました
それに連れて食欲を誘う芳香が部屋の中に漂います
昨日の続きでもさせられるのだろうかと思っていた一方通行は、予想外の光景にきょとんと目を瞬いています
一人用の小さなワゴンを木原の横に置いて、顔も体格も判らない運び手は無言のまま部屋を出て行きました
そのまま恭しく扉が閉められます
先ほどまでと同じく部屋の中には木原と一方通行だけですが、無視出来ない闖入物が木原の隣に鎮座している状況です
木原の手がワゴンをベッドの前、つまりは一方通行の前に移動させます
「朝飯だ。食え」
無言のまま伺うような視線を向けてくる一方通行にそれだけを言って木原は椅子を引き腰を降ろしました
ベッドに座る一方通行から見ればちょうどワゴンを挟んだ対面です
一方通行は困惑した表情で木原を見つめ、恐る恐るといった手付きでワゴンに乗ったトレイに手を伸ばします
金属製のカバーを開ければ、途端に立ち上る湯気と芳香と共に、食材の鮮やかな色が目に飛び込んできました
80 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_re]:2012/07/04(水) 23:43:10.00 ID:mrAgl41Q0
ジャガイモのガレット
チキンとトマトのふわとろチーズオムレツ
野菜と茸たっぷりのミルクスープ
アボガドとフルーツのカクテルサラダ
コーヒー
そこには絵に描いたような『朝食』が並べられていました
一方「……なァ。なンだ、コレ?」
「飯だっつったろうが。さっさと食いやがれ」
一方「……そォいう事じゃねェよ」
当たり前の顔をして不遜に言い放つ木原に、困惑の色を隠さないまま一方通行は言葉を投げ掛けます
一方「なンだよこの扱いは。奴隷とか言ってやがったクセに」
「……アホか」
すると今度は木原が、こちらは呆れを隠さずに切り捨てます
訝るように目を細める一方通行の細い四肢に視線を巡らせ、溜息を吐きつつ一連の朝食を指して言いました
「身体壊されちゃ元も子もねぇだろ。しっかり食って、回復しとけ」
まるで幼い子どもにでも言い聞かせるような口調です
実際木原は多少なりともそんな気分だったりもするのですがそれは特に言いませんでした
81 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_re]:2012/07/05(木) 00:00:07.29 ID:P68d4vAj0
まだ些か蟠るものは抱えつつも、明確に拒む理由も無いので、一方通行は言われた通り朝食を摂る事にしました
全体に味は薄めで香辛料も控えめ、口当たりが柔らかく、余り咀嚼せずとも容易に嚥下でき、消化の良いように調理されたメニューばかりです
昨日の名残も多分に有り、余り食欲も湧かないのですが、どうやらそれも考慮して作られているようでした
一方通行は、少しずつ、ゆっくりと食事を進めていきます
元々食の細い方ではあるのですが、それに合わせて少な目の量にも拘らず時間が掛かっています
今の己の置かれている状態、加えて正面で木原が見ているという現在進行形のこの状況に、殊更手が緩くなってしまうようです
何故見ているのかと抗議した所で木原は恐らく何処吹く風の態度なのだろうと容易に予想が付いてしまい、抵抗する気も起きません
食器の微かに触れ合う音と、一方通行の飲食する音以外に何も聞こえない、会話の欠片も全く無い静かな時間がゆっくりと過ぎていきます
大分時間をかけて全部の料理を食べ終えました
最後に口をつけたコーヒーも飲み干し、これで朝食は終了です
食器をワゴンに戻し、改めてベッドに座り込んだ一方通行が小さく首を傾げて見上げています
無言のままだった木原の視線に食事中ずっと晒され続けた所為か、どことなく落ち着かない様子です
どうする? >>+2
82 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東)
[sage]:2012/07/05(木) 00:02:39.13 ID:hj8tiYaAO
加速
安価下
83 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/05(木) 00:05:57.36 ID:05mzNZqDO
優しげな素振りから流れるようにくすぐりプレイに移行
ところでメ欄の最後のs
84 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/05(木) 00:20:27.65 ID:P68d4vAj0
>>83
s抜けてるの気付かなかった… ありがとうございます
ワゴンを脇に押しやりベッド脇へ歩み寄ります
一方通行の目が少しばかり警戒の色を帯びます
それに薄く苦笑を浮かべつつ手を伸ばし、口元についていた食べ物の欠片を拭ってやりました
そのまま食べてしまうと、一方通行の頬にさっと朱が走り、顔を下げてしまいます
耳元まで薄ら赤く染まっているのを見るに、中々激しい羞恥に襲われているようです
宥めるように頭を撫でてやればちらりと視線だけで見上げてきます
更に後頭部から首筋にかけて優しい手付きで髪を梳いてやれば、気持ち良さ気に目を伏せて受け入れています
頭を撫でられるのが好きなのか、髪を梳かれるのが好きなのか、或いは両方でしょうか
そうされる度に陶酔にも似た表情をするようです
85 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/05(木) 01:00:07.53 ID:P68d4vAj0
さらさらとした髪の触感を愉しみつつ、今度は襟足から掬い上げるように後頭部へと撫上げます
指から零れた髪の毛先が首や耳を掠めて落ちて行くと、その度に一方通行の肩が僅かに震えます
反応に気付いた木原は、試しに髪を梳く素振りに紛れて指先で耳の後ろ辺りをなぞり上げてみました
一方「っ」
ぴくん、と小さいながらも明確な反応が返ります
感じている、という訳ではなさそうですがどうしたことでしょう
もしかしたら、くすぐったいのでしょうか
そう考えた木原は、俯いた一方通行の目に入らないのを良い事ににやりと企んだ笑みを浮かべました
86 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/05(木) 01:07:36.05 ID:P68d4vAj0
引き続き髪を梳く振りをして、わざと毛先が肌を掠めるように落とします
徐々に指先の位置を耳元や首筋に移行します
明確な意図を持って首筋から顎の下の柔らかな皮膚をつうっと撫で上げると、細い肩があからさまに跳ね上がりました
一方「ひゥ…っ、ちょ、何す、ン…っ!?」
驚いて目を向けてくる一方通行に構わず、指先は背筋を滑り、或いはわき腹を辿り、皮膚の柔らかな部分をシャツの上からなぞり上げます
一方「ァう、ひゃ、は、あは…っ」
一方通行が逃れる間も無く、木原の手は悪戯に敏感な部分を探り、刺激していきます
それは、昨日のような性感を呼び起こす繊細な物ではなく、もっと遠慮の無い動きでした
いつの間にかシャツの中に進入した手が、特に反応の激しい部分を重点的に擽ります
一方「はゥっ、や、あは、っは、っァ、はひ、ィあァっ…!」
容赦の無い責めに、悲鳴なのか嬌声なのか笑い声なのか最早判別のつかない声と共に全身を撓らせ、シーツの上で押さえ込まれたままびくびくとのたうちます
息を切らせながらもどうにか木原を止めようと必死で手を伸ばしようやくその腕を掴みますが、能力の使えない一方通行では敵うはずもありません
一方「っひは、は、ァ、も、やめ、ァふ、ひゃは、っは…は、ァは、…ひゃゥ…っ!」
木原の腕に爪を立てながら、あるいはシーツをきつく握りながら、笑い声と入り混じって苦しげに喘ぎ、とうとう赤い瞳から涙が零れ出しました
ひゅっ、ひゅう、と咽喉が上擦った音を立てています
仰け反ったまま全身をがくがくと震わせ、呼吸も満足に出来なくなって来ているようです
どうする? >>+2
87 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/05(木) 01:11:33.20 ID:kYE6x17u0
ksk
88 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/05(木) 01:11:46.13 ID:1K248osoo
●REC
89 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/05(木) 01:23:03.13 ID:P68d4vAj0
某調教ゲームは下手すると気付いたら徹夜の事態に陥ったりします怖い
>>83
くすぐりプレイ=ソフトSMのつもりで書きましたが、
もしやもっと可愛らしいものだったりするんでしょうか…
意図されたものと違っていたらすいません
今日は此処まで、そろそろ寝ます。中々進められなくてすいません
安価、ご支援頂きましてありがとうございます。励みにしつつ精進します
それでは続きはまた明日に
明日は安価
>>55
から参ります
90 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/05(木) 01:23:52.30 ID:P68d4vAj0
あ、間違えました
安価
>>88
からですすいません
91 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/05(木) 01:23:53.53 ID:kvYj2b+SO
>>1
乙
92 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/05(木) 01:27:59.36 ID:05mzNZqDO
実際はソフトからハードまで色々だと思うけど完全にストライクゾーンでした
つまり1乙
93 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/07/05(木) 22:39:05.66 ID:Ekcrp6Yz0
最近夜になるとこのスレが楽しみで仕方ない
94 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/05(木) 22:55:36.26 ID:P68d4vAj0
皆様ありがとうございます
本当はもっと早い時間に来れれば良いんですが、中々
95 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/05(木) 23:18:40.22 ID:P68d4vAj0
>>88
くすぐりプレイを●REC という解釈で参ります
膝を胴に乗せる形で抑え、片手でなおも弱い部分を擽りながら、空いた手をベッドヘッドに伸ばします
そこには黒い箱状の物体が置いてありました
木原の片手に収まる程度の大きさの、シンプルなビデオカメラです
昨日使用したカメラと同様、撮影のみに特化した故に最高画質・最高音質を誇る高性能な代物です
電源を入れ録画開始を確認すると、無機質なレンズを一方通行に向けます
一方「ひ、ァ、かは、は、っはひ、ィ、あ、っ…ふ、は、…はゥっ!」
更に、細い腰を跨ぐ形で乗り上げ完全に逃げ場を奪うと一層手の動きを激しくします
片手がカメラで塞がっている為、特に反応の激しい部分だけを徹底的に責め立てていきます
途切れ途切れに上がる声は、苦鳴の割合が大部多くなっています
意味のある言葉の欠片すら発する余裕が無いようです
開いたままの口端から唾液が零れ、顎を辿ってシーツにまで滴っています
赤い瞳は見開かれっ放しで眦から涙が止め処なく流れています
一方「っァ、かは、…は、ゥ…、ンっぐ、が…ァ、か、は…っ!」
時折、かひゅ、と咽喉が引き攣った音を立てます
呼吸が更に覚束無くなっています
どうする? >>+2
96 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/05(木) 23:21:28.09 ID:kYE6x17u0
ksk
97 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/05(木) 23:23:30.65 ID:kvYj2b+SO
ちょっと止めて呼吸整えた後再開
98 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/05(木) 23:47:09.75 ID:P68d4vAj0
窒息しかかっている一方通行の様子に、木原は一旦手を止めてあげる事にしました
執拗に責め立てていた刺激が急に鎮まり、一方通行の身体から一気に力が抜けます
仰け反って浮いていた背中がシーツに沈み、指先まで引き攣っていた四肢がぐったりと投げ出されます
薄い肩や胸が大きく上下し、荒い呼吸の合間に咽喉がかひゅ、はひゅ、と掠れた音を立てています
滂沱の涙を流していた目元は真っ赤に染まっています
焦点を失って茫洋とした瞳は上に乗ったままの木原の顔の辺りに向けられています
ですが視線は虚ろで、そこにいるのが木原である事を理解しているかどうかは判りません
まだ思考が回る余裕が無いのでしょうか、呆けたようにぼうっとしているだけです
それでもゆっくりと呼吸音がしずまっていきます
時折溜まった唾液を嚥下する音が小さく聞こえます
呼気に混じっていた掠れた音は大分消えています
不意に赤い瞳がわずかに揺れました
薄い瞼が何度かゆるゆると瞬いた後、ようやく焦点の合った視線が木原に向けられます
体勢は変えず、カメラも構えたままですが、一方通行に気にした様子は見られません
どうやら大分呼吸は落ち着いたようです
そっと静かに息を吸い込み、は、と小さく呼気が零れました
99 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/06(金) 00:13:11.72 ID:OLcHaKIq0
唾液に濡れた唇が薄く開き、何か言いたげに動きますが、そこから意味のある言葉が発される事はありませんでした
一方「っ…!」
木原の指がつうっと脇腹をなぞり上げました
同時に鋭く息を呑む音
信じられないものを見るように、恐れに染まった瞳が木原を見上げています
指先が戯れのように胸元から下腹部へと皮膚を撫で、殊更ゆっくりとした動きで再び横腹へ流れます
一方「ひィ…っ!」
先ほどまでの苦しみを喚起する刺激に一方通行の上擦った悲鳴が響きます
腰を抑え込まれたまま逃れることも出来ず、細い肢体はかたかたと震えています
赤い瞳が愕然と見開かれ、色を失った唇が戦慄き、白い頬は完全に血の気が引いて蒼褪めています
ゆるゆると薄い皮膚を辿る指先は最早、凶器に等しいのでしょう
一方「ァ…や、…やめ…」
哀れなほどに怯え切った声が辿々しく懇願します
ですが、その虚しい願いが叶う事はありません
木原は捉えた獲物を見据えて愉しげに目を細め、鮮やかに酷薄な笑みを浮かべました
―
―――
―――――
二日目 終了
100 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/06(金) 00:17:24.89 ID:OLcHaKIq0
--体力の限界により調教終了です--
…思わず朝チュン状態にしてしまいましたすいません
何でこんなオイシイ場面を書かなかったんだすいません
101 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/06(金) 00:28:28.99 ID:OLcHaKIq0
三日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、部屋の中央のベッドには白い身体が横たわっています
音に気付いたのか、気配に気付いたのか、ゆっくりと首が巡り赤い瞳が見上げてきます
身体は清められ、シーツも清潔な物に代えられています
木原の姿を認めた一方通行はびく、と小さく肩を震わせました
疲れの残る身体をゆっくりと起こし、ベッドに座り直します
赤い瞳が恐る恐るといった素振りで木原の様子を伺っています
「…はっ。どうした、随分素直だな?」
薄ら笑みを浮かべて言う木原に対し、一方通行はすっと視線を泳がせて、結局下を向いてしまいました
その様子に敢えて無言でいると、また赤い瞳が視線だけで見上げてきます
どうやら木原に対し、そこそこ強い恐れを感じているようです
どうする? >>+2
102 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
:2012/07/06(金) 00:28:46.42 ID:QEDz0Gj30
今からでも書いて!というのは冗談で
>>1
乙
103 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/06(金) 00:33:06.77 ID:smT8COUSO
手コキの練習、フェラの練習、脚コキの練習3セット
104 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/06(金) 00:47:00.71 ID:OLcHaKIq0
本当に何で書かなかったんだろう…
飛ばした場面はその内回想とか言って書いてみる手もありですかね……余裕が出来れば
今日は此処まで、そろそろ寝ます。ちょっと早いですがすいません
安価、ご支援等頂きましてありがとうございます
それでは続きはまた明日に
明日は安価
>>103
から参ります
105 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/07/06(金) 00:51:05.47 ID:QEDz0Gj30
乙
106 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/06(金) 23:02:43.87 ID:OLcHaKIq0
毎度ありがとうございます
くすぐりプレイ続行→朝チュンの途中経過はとりあえず置いておきまして、先へ進みます
107 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/06(金) 23:05:30.79 ID:OLcHaKIq0
今の一方通行は当初と比べ目に見えて従順な態度です
初日から二日目にかけての調教による成果です
優しげな素振りに困惑しつつも一方通行の頑なな壁は微かに綻び緩んで、木原に少しばかり心を開きかけていました
その隙間に捻り込む如くように容赦無く与えられた苦痛と恐怖は生半可なものではなかったようです
更には最後まで意識を保てないほどに激しく責め立てられ続けたのですから無理もありません
下手に反発すれば今度はどんな『お仕置き』を受ける事になるのか判らないのですから
今の一方通行の態度から鑑みるに、逃げ出そうとする事も反抗する事も、余程で無い限り懸念は要らないでしょう
調教が始まってまだ三日目ですが、そろそろ良い頃合のようです
木原はそろそろ一方通行の本格的な調教に手をつける事にしました
108 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/06(金) 23:16:41.22 ID:OLcHaKIq0
<報告とお願い>
ここまでの調教により、パラメータに一定以上の変動が起こりました
それに伴い進行に幾つか変更事項が生じました
調教中の安価によって多数決を採る場合がありますので、出来れば必要数名様のご参加を頂きたく
ある程度の時間経過時点で採択数に達しない場合は従来通り(基本は>>+2)を採用する方向で
よろしくどうぞ
109 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/06(金) 23:19:43.45 ID:OLcHaKIq0
それでは基本から始める事にしましょう
奴隷の基本といえばまずはご奉仕です
そしてご奉仕といえば、よく挙げられるものとしては口による男根への愛撫ですが
「…下手糞なフェラをどうにかしなきゃなぁ」
先日の調教を思い起こして木原は呟きます
確かに今まで経験が無かったにしては上達が早いと言えど、一方通行の技巧は決して素人の域を出るものでは全くありません
それでは【商品】としては到底やっていけません
また、男根への奉仕は口だけでなく手でも施しますし、相手の性癖によっては足、或いは他の方法でも行わなくてはならない場合も多分にあり得るのです
そこで木原はまずスタンダードな方法として手淫と口淫、更には多少守備範囲を広げるため所謂足コキを仕込む事にしました
110 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/06(金) 23:38:53.78 ID:OLcHaKIq0
手淫と口淫の練習はセットで行います
まず一方通行に指示して男根を取り出させます
唇や舌、歯を出来るだけ自在に操れるようになるよう、手は使わず口で開けるよう命じます
一方通行は素直に頷くと、ベッドヘッドに背を凭れてシーツに座る木原の足の間に身を移動します
伏せるような体勢で上体を倒し、木原の太腿に手を添え股間に顔を近付けていきます
小さな金具を巧く歯を使って外していく辺りは流石と言うべきでしょうか
じじ、と擦れる音と共に立てて前立てを寛げて行きます
すっかり下まで降ろしてしまうと今度は表れた下着の縁を唇で食んでずり降ろします
先日初めて目にした木原の相変わらず逞しいモノが、一方通行の眼前に突き付けられています
111 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/06(金) 23:54:35.79 ID:OLcHaKIq0
まずは手で愛撫するように、と木原は命令を下しました
一方通行の細い指が木原の象徴に添えられ、そっと絡められます
見下ろす木原の視線を後頭部に感じながら、一方通行は間の前にあるそれに集中します
先日の調教の際どこをどうすれば反応が良かったかを頭の中で反芻し、その記憶を辿るように丹念に根を擦り上げます
次第に手の中のモノが硬さと体積を増し始めました
ゆっくりと膨らんでいくそれはもう一方通行の口元にまで届きそうになっています
口も使え、と上から声が落とされます
包み込んだ手を動かしながら先端に唇で触れ、そのまま口内へと迎え入れました
木原の声に従って、ぬめりの滲む先端を舌で舐め取り、細めた舌先で擽るように刺激します
大きく膨らんだカリに舌根を押し付けて舐り、或いは咽喉まで深く銜え込んで根元からねっとりと舐め上げます
一旦ぎりぎりまで抜き出し、再び初めから同じ動きをします
そうして一連の仕草を何度も繰り返し行い、身体に覚え込ませていくのです
112 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/07(土) 00:19:06.19 ID:UBctYBTJ0
唾液と先走りの混じり合う粘ついた水音を立てながら、一方通行は丹念に木原の男根を舐めしゃぶっています
口の中で硬く張り詰めたそれは大分限界に近付いています
どちらかといえば単純な行為の繰り返しとは言え、性感を刺激をし続ければそれは仕方の無いことです
木原は自分の股間に顔を埋める白い頭を撫でながら、男根を口に銜えたままで射精まで導くように指示しました
掛ける方が好きな客も居ますし、それも慣れさせておく必要はありますが、まずは精飲を覚えさせるようです
前回のように喉奥までは挿し込まず、やや余裕のある深さで銜えたまま舌と指を使って最後の追い上げを図ります
やがて後頭部に添えられた手が強めに押し付けられ、口の中で反り返った剛直がびくりと震えた次の瞬間
熱い液体が一方通行の口の中に勢い良くぶちまけられました
噎せそうになるのを懸命に堪え、一方通行は粘つく精液が咽喉に絡むのを感じつつどうにか全てを飲み干しました
更に管内に残った僅かな名残も丁寧に吸い上げ、ずるりと抜き出した男根に舌を這わせて綺麗にします
口の中を唾液で洗い流すようにして最後の一滴まで飲み干してから、漸く顔を上げて木原を見ました
巧く出来たかどうか、木原が満足する出来だったのかどうか、と赤い瞳が不安げに揺れています
手コキ+フェラ
合否の判定をして下さい >>+1〜5で多数決判定
113 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/07(土) 00:20:12.92 ID:caccdjjSO
合。
こーいうのはコンマの方がいい気はする
114 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/07(土) 00:24:26.90 ID:UBctYBTJ0
>>113
それも一応考えたんですが、出来るだけ意向を反映する形にしたいと思いましてこちらにしてみました
今後色々試しつつ様子を見て判断したいと思っています
安価↓
115 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/07(土) 00:42:11.08 ID:fJcwGzri0
合
116 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)
[sage]:2012/07/07(土) 00:54:20.70 ID:5UJmuRa00
合
117 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/07(土) 00:59:37.97 ID:l8cWZAE9o
よし、合だな
118 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/07(土) 01:01:30.62 ID:UBctYBTJ0
多数決判定なので途中でも過半数に達したら確定です
って書くのを忘れてましたすみません
5枠中3枠を獲得したので判定は「合」になります
119 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)
[sage]:2012/07/07(土) 01:15:32.72 ID:VocuOGrz0
一方さんはほんま優秀やな
120 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/07(土) 01:28:13.18 ID:UBctYBTJ0
木原はしばし考える素振りをしています
ぺたりと蹲った体勢のまま、一方通行はまるで躾けられた犬のように、判定が下されるのを大人しく待っています
ふと、木原の目がそんな一方通行を見下ろします
反射的に細い指先がぴくりと震えて力が篭り、シーツに皺を作ります
戯れに髪を梳いていた木原の指がするりと滑って細い顎に掛かり、そのままくい、と持ち上げました
一方通行は顎を上げつつ僅かに上体を浮かせ、その動きに従います
必然的に上下で視線がかち合う形になります
何を言われるのか、と不安を隠せない一方通行に、木原は小さく息を吐いてから
「まぁ…一応合格って事にしておいてやるか」
そう言って手を放し、こきり、と首を捻って鳴らしました
「正直まだまだだがな。ギリギリ及第点はくれてやる」
ぴんと張った糸のように張り詰めていた一方通行の気がほっと緩んだのを見て取った木原は、釘を刺す口調でそう続けます
「きっちり自分でも練習しろよ。上達できなけりゃぁ……折檻すんぞ」
更に、最後の一言を、低めた声を注ぎ込むように耳元で囁いてやります
途端びくっと肩を跳ねさせた一方通行が強張った表情でこくこくと頷きました
「ったく、マジで随分素直になったもんだなぁ。……イイコだぜ、一方通行」
くくく、と面白そうに咽喉を鳴らして笑います
思ったよりも上出来だった為か、木原は大分機嫌が良さそうです
121 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/07(土) 01:41:34.15 ID:UBctYBTJ0
次は足コキの練習です
そうと決めてはいるものの、一つだけ問題があります
言うまでも無く木原は生粋のサディスト気質です
技術を身に付けさせるのは良いのですが、練習とは言え自分が受け手になる気はさらさらありません
ベッドに座り直した一方通行は、木原の指示を大人しく待っています
代替案として候補は二つほどあるのですが、
1.男根を模した練習用の道具を使う
2.新しく雇った助手を練習台にする
3.それ以外にも何か方法は無いだろうか…
…と、木原は頭を捻ります
さて、どうしたものでしょうか? >>+2
122 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/07(土) 01:42:35.89 ID:ih80ONTu0
ksk
123 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/07(土) 01:44:06.51 ID:caccdjjSO
2。木原乱数
124 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/07(土) 01:44:12.96 ID:zekCwFKno
1
125 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/07(土) 01:57:11.62 ID:UBctYBTJ0
2は人物名、3は自由安価です、と書くのをまたしても忘れてましたが…ありがとうございますすみません
<パラメータについて>追記
一方通行以外の人物にも、簡易ですがパラメータ要素が存在します
状況に応じて変動する場合があります
※各キャラの初期設定は
>>1
の独断と偏見です
木原乱数に「被虐嗜好気味」属性が追加されました
今日は此処まで、そろそろ寝ますすいません
安価、ご支援等頂きありがとうございます
それでは続きはまた明日に
明日は安価
>>123
「2.新しく雇った助手(木原乱数)を練習台にする」から参ります
126 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/07(土) 02:01:30.67 ID:caccdjjSO
また誰か、助手でなくとも客とかその他で女性はOKなん?
>>1
乙
127 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)
[sage]:2012/07/07(土) 03:17:40.68 ID:VocuOGrz0
>>1
乙です
>>126
>>1
に
>「しかも男相手に身売りしろとか正気かオイ」
とあるよ!スレの空気を読んでね
128 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/07(土) 21:19:47.86 ID:UBctYBTJ0
毎度ありがとうございます
>>126
そういえば女性陣の扱いに関しては明確に言及してないですね…
こちらの手落ちです、申し訳有りません
質問の答えとしては、スレの性質上女性の登場は想定していません、という事になります
<登場人物に関する彼是>
このスレは
>>2
「※ただし相手は男に限る」なガチホモSSなので、
娼館の客など一方通行の相手は男性限定、また調教者およびその助手も男性のみとなります
直接内容に関わりの無いモブ(後始末要員、食事の運び手等)は特に性別明記しませんが、
それらも含め登場人物は基本的に全員男性だと思って頂ければ良いかと
提示が遅くなりまして申し訳有りません
どうぞご了承下さい
129 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/07(土) 21:24:57.45 ID:UBctYBTJ0
>>123
木原乱数に関する公式情報(口調や人物像等)が少ない為、二次創作度合いが高くなっています
このスレではそういう人物設定ということで、ご了承願います
性能の優れた専用の道具で基本から訓練するのも良いですが、やはり本物を使って練習する方が上達も早いはずです
そう考えた木原は、新しく雇った助手を練習台にする事に決めました
想定した相手は木原と同じ「木原」一族の人間という事で、知らぬ仲でもありません
しかも丁度良いことに、お誂え向きな性癖を持ち合わせているのを木原は知っていました
性癖というよりは、もしかしたら素質があるんじゃないか、という程度のものです
ですが練習台にする事でそちらの方向に本格的に目覚めさせてしまうかもしれません
とは言え正直それは木原にはどうでも良い事なので特に考慮はする気もありません
一方通行にしばらく待つように告げると、相変わらず素直な態度で大人しく頷きます
成果に対し木原の機嫌が良い事が目に見えてわかる為か、部屋に来た時の張り詰めた感じが大分和らいでいます
木原は連絡専用の端末を取り出し、幾つかの操作をしてから無造作にサイドテーブルに放り出しました
130 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/07(土) 21:29:17.73 ID:UBctYBTJ0
「一方通行」
投げ出された端末はテーブルの上を滑り、かしゃ、と軽い音を立てて床に落下しますが木原は見向きもしません
逆に何となくそれを目で追っていた一方通行は、木原の声に小首を傾げて言葉を待っています
その態度に本当に犬のようだなと思いつつ木原はこれからの予定を教えてやる事にします
「これから助手が一人ここに来る。調教の続きはそれからだ。もう少し待ってろ」
一方「……。助手って、誰だ?」
調教に木原以外が関わるとは思っていなかったのか、一方通行は驚いた様子で軽く目を見開きます
警戒するような素振りでドアを見つめ、再び木原に視線を戻してそう尋ねます
「オマエが知ってるか判らんが、名前なら『乱数』だな」
一方「……イヤ、知らねェな…」
小さく首を横に振って答えた後、変な名前だなァ、と身も蓋も無い事をこっそりと呟きます
「あー、まぁ、そうだろうな」
実はばっちり聞こえていた木原ですが、そ知らぬふりでどちらに対してか判別の微妙な言葉で返します
そして、とにかく、と話を戻します
「そいつを相手に足コキの練習をしろ。……巧く出来たら、褒めてやるよ」
そう言って無造作に手を伸ばし、ぽふ、とまるで懐く犬に対するような仕草で一方通行の頭を撫でてやるのでした
131 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/07(土) 21:30:57.71 ID:UBctYBTJ0
<人物名表記に関して彼是>
木原姓が被りますので通常時の表記方法を確定、提示しておきます
木原数多 → 木原(従来通り変更しません)
木原乱数 → 乱数
132 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/07(土) 21:33:37.00 ID:UBctYBTJ0
しばらくして部屋にやって来たのは、見覚えのあるような無いような顔立ちの若い男です
思い当たって傍に立つ木原を見上げると、面白そうににやにやと笑っています
闖入者に視線を戻せば、若い男は木原のそれとよく似た笑みを浮かべて言いました
「木原乱数ちゃんでぇーっす! よろしくなぁ、一方通行」
「……。助手ってコレか?」
乱数と名乗った若い男の軽快というよりは軽薄な響きに一方通行は思わず一瞬黙り込みます
そして答えが解っているにも拘らず木原に問いかけます
木原は無言のまま喉奥を震わせて笑っています
微妙な表情をする一方通行を興味深そうに見遣った後、乱数は木原に向かって話しかけます
「で、数多さん。俺は何すりゃー良いんですかねぇ?」
「今からコイツに足コキを仕込む。オマエ、相手やれ」
「え、そんじゃー俺練習台!?」
肯定とも否定とも判別の付かない声で乱数はおどけたように笑みを深くします
対して木原は見透かしたような、あるいは揶揄うような表情を浮かべて鼻で笑います
何処となく似通った二人は対象である一方通行をさて置いたまま調教の算段を立てていきます
当の本人は頭上で行われる己に関する遣り取りに、口を挟む事無くただ見上げています
133 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/07(土) 21:59:54.00 ID:UBctYBTJ0
一方通行はベッドの縁に腰掛けています
眼前では木原乱数が床に座っています
少し離れたサイドテーブルの脇に木原数多が壁に凭れて立っています
調教は主に木原の指示で行われています
まず乱数が自らの前立てを寛げ、中々に逞しい己の分身を取り出します
更に少々粘り気の強いローションを垂らし、まだ柔らかいそれに満遍なく塗りたくります
十分潤ったところで今度は一方通行に指示を出します
少々の躊躇の後、細い足が乱数の眼前に差し出されます
乱数の目線を引き連れたままゆっくりと下降し、ローションに塗れた男根にまずはそっと爪先を滑らせます
指先でぷにぷにと突付き、指の腹を滑らせるように擦り上げます
足裏で軽く踏むように刺激すれば、ぬめるローションとまだ柔らかい肉の感触が伝わって来ます
様子を見ながら少しずつ範囲を広げ、刺激を強くしていきます
徐々に硬さを増しながらゆっくりと首を擡げていくそれを、両の足裏で挟み込む形で揉み込みます
134 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/07(土) 22:25:25.98 ID:UBctYBTJ0
反り返った裏筋を爪先で撫で上げつつ、露になった睾丸を緩急を付けて踏みます
剛直の根元を指で挟んでぐりぐりと強めに弄ります
溢れるカウパーを膨らんだ先端に塗りこみながら刺激します
足先の感覚に集中しながら乱数の様子を伺います
笑みを浮かべた頬が上気し、呼気は静かながらも熱が篭っています
一方通行が己を攻め立てる様子を、微かに愉悦の滲んだ表情で眺めています
与えられる刺激にか、倒錯的な状況にかは解りませんが、確実に快感を覚えているようです
自覚はしていないようですが、一方通行もまた陶酔したようにうっとりとした態で目を細めています
口元には酷薄にも見える淡い笑みを履いています
連日の調教で恐怖を植えつけられたとは言え、元々嗜虐傾向の一面を持ち合わせている一方通行です
この倒錯的な行為でその性質が呼び起こされているのかもしれません
135 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/07(土) 23:05:06.23 ID:UBctYBTJ0
零れる先走りに白濁が混じり始めています
一方通行が一般的な同世代と比較して非力とは言え基本的に足の力というのは強く、繊細な操作も困難です
故に足コキでは熟練した技術がなければ射精に導くのは難しいのですが、どうやら到達出来そうな様子です
一方通行がそれだけ器用なのか、乱数に余程の素質があるのか、どちらでしょうか
或いは両方かもしれません
ますます白濁の量を増やす男根を足裏で全体を捏ね回すように揉み込んでやれば、すっかり硬く勃ち切ったそれがびくびくと震えます
噛み締められた唇が荒い息を零しています
太腿に添えられている指が限界を訴えるように薄くも柔らかな皮膚に食い込みます
鈍い痛みに一瞬顔を顰めた一方通行ですが、許可を求めて傍らの木原を見上げるように伺います
「オイオイ、堪え性なさ過ぎだろ乱数。…ったく、仕方ねぇなぁ…」
溜息をつきながら、けれどその実瞳の奥に面白がるような笑みを浮かべていては説得力がありません
136 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/07(土) 23:07:10.14 ID:UBctYBTJ0
「っつってもまぁ、流石にもう限界か。―――良いぞ、一方通行」
こきり、と首を鳴らしながら許可を出してやります
木原の了承を得た一方通行は最後の追い上げに入ります
硬く張り詰めた剛直を痛いくらいに責め立て、射精を促す為根元から先端までを辿りながら嬲ります
やがて乱数の肩が一際大きく震えたその瞬間、容赦なく剛直を擦り上げ、睾丸を踏みにじります
乱数が息を呑むのと同時にぶしゃ、と濁った音を立てて先端から飛び出した精液が一方通行の足をべっとりと汚して行きます
粘つく液体がどろりと滴ってゆく感触に眉を顰め、肩で息をしている乱数を目を細めて見遣ります
そうしてしばらく嗜虐的な気分に浸っていたものの、ふと我に返った一方通行は思い出したように傍らの木原を見上げました
今回は木原に対して行為を行った訳ではありません
また、熟練には届くべくも無い一方通行の手で射精まで至ったのは、乱数が思った以上に被虐嗜好が強かった事も相俟っての僥倖です
なのでそれが程度判定に反映されるのか一方通行には見当が付きません
指示は出しつつも一切行為に混じらず傍らで眺めていた木原から見て、満足の良くご奉仕になったのでしょうか
足コキ
合否の判定をして下さい >>+1〜5で多数決判定
137 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/07/07(土) 23:11:20.99 ID:Ngtap9bao
合
138 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)
[sage]:2012/07/07(土) 23:12:25.96 ID:HEkoiGIZ0
合
139 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/07/07(土) 23:16:16.32 ID:i7xjbz+0o
合
140 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/07(土) 23:19:40.30 ID:WZr6+IN50
お前らww
合だな
141 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東)
[sage]:2012/07/07(土) 23:20:51.21 ID:WA8h7/YAO
お前ら優しいな
142 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/07(土) 23:28:03.03 ID:UBctYBTJ0
また「過半数で確定云々〜」を入れ忘れましたすいません
というか早。皆様ありがとうございます
5枠中3枠を獲得したので判定は「合」になります
143 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/07(土) 23:48:31.39 ID:NtHZJ3eIO
例えは…例えはだが
不思議な機械で子供にとかのミラクルな安価も取れたらOKなのか?
144 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/08(日) 00:00:40.07 ID:rZ5+PM+n0
判定を待つ一方通行の視線の先で、木原はくっくっ、と喉奥を鳴らして笑っています
「良いなぁオイ。良いぜ、一方通行。合格だ」
笑いながら酷く愉しげに木原は告げます
判定に安堵する一方通行ですが、何がそんなに面白いのだろうと疑問も抱きます
そんな様子に気が付いた木原は漸く笑いを納めると、まず乱数を見遣ります
「随分快かったみてぇだなぁ、乱数ちゃんよ」
「……厭味にしか聞こえねぇんですけど数多さーん?」
「揶揄ってんだよボケ。タマ踏み潰されてイクとかマジモンの変態ドM野郎だったんだなテメェ」
見下した視線で言い募る木原は殊更愉しそうです
胡乱気に言い返す乱数はといえば、達したばかりで動くのが億劫なのか床に座り込んだ体勢のまま、ローションと精液に塗れた男根も晒したままです
またも置いていかれた一方通行は、とりあえず合格点を貰った事に安堵しつつ、下手に突付くのはやめようと大人しくしています
145 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/08(日) 00:15:49.16 ID:rZ5+PM+n0
しばらく遣り取りは続き、やがて気が済んだのか木原がベッドに座る一方通行に視線を戻しました
反射的に顔を上げた赤い瞳がそっと木原を見返します
「オマエも随分愉しそうだったぜ一方通行ぁ。……あん? 何だ、自覚ねぇのかよ」
急に言われてきょとんとした一方通行を見て珍しく木原が目を瞬きます
足コキの最中己が嗜虐の笑みを浮かべていた事など全く意識していなかったのですから当然です
コイツも結局Sなんだよなぁ、と木原は心の中だけで呟きました
どちらかといえば恐怖を植えつける事で従順になった一方通行に、或いは真逆とも言えるような事を告げるのは止めておくようです
「…あー、そういや。巧く出来たら褒めてやる、っつったっけな」
そのまま話題を切り替えると、一方通行は少し考える素振りをします
答えるように小さく頷いた所を見ると、調教の前に言われた台詞を思い出したようです
やや俯きながら見上げてくる仕草は無意識なのか、ねだるような上目遣いになっています
ふむ、と木原は頭を捻ります
どうやって褒めてあげる?(行動or台詞) >>+2
146 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/08(日) 00:19:45.81 ID:rZ5+PM+n0
>>143
想定内です
ただし調教内容に一定の制限が掛かります
また効果は持続するものではありません
<安価に関する彼是>
これ以降、安価先を提示〜安価決定までの間に
>>1
が投下した分は一切換算しません
例えば>>+2の場合、
>>1
の投下を省いて2個目のレスが安価採用となります
147 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/08(日) 00:24:32.26 ID:LJd5LUoSO
カッワイー!惚れちゃいそーだぜ一方通行!!!
とか?
148 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/08(日) 00:31:26.64 ID:rZ5+PM+n0
>>145
安価内容訂正 ×行動or台詞→○行動or台詞or行動+台詞
149 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/08(日) 00:31:34.26 ID:nug33+Sno
頭とか撫でてあげる
150 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/08(日) 00:37:05.67 ID:GW97o7RHo
ご飯のメニューのリクエストを聞いてやる
151 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/08(日) 00:51:08.91 ID:rZ5+PM+n0
多少考える素振りはしたものの、一方通行を褒めるのに最も効果的であろう方法は明白です
どのご奉仕も思ったより上出来だったので、それを実行してあげる事にします
木原が手を伸ばすと、一方通行は反射的に目を伏せてしまいます
木原が植えつけたトラウマで染み付いた反応ですから仕方がありません
そのまま俯き気味の白い頭にぽふ、と開いた掌を落とします
さらさらの髪を指で梳き、或いは頭皮を愛撫するように指の腹を滑らせ、柔らかい手付きで頭を撫でてやります
頭頂から後頭部へと撫で下ろしてやると連られて少しばかり顎が上がります
さらりと流れた髪の隙間から覗く表情はやけに幼く、露になった白い頬が仄かに色付いているのが見て取れます
白い睫はうっとりと伏せられ、薄く開いた唇からはほう…と密やかな吐息が零れます
「……(しっかし…撫でられんの好きだなぁコイツ)」
一方通行の無防備かつ陶然とした様子に感心にも似た感想を抱きます
ちなみに、ベッドの傍らでは乱数が未だに床に座り込んだまま二人を見上げています
(木原or乱数が)何をする? >>+2
152 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)
[sage]:2012/07/08(日) 01:00:49.27 ID:zX8UBTY90
ksk
153 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/07/08(日) 01:09:18.07 ID:SLOLVHIJo
一方さんに性的ないたずら
154 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/08(日) 01:09:38.25 ID:LJd5LUoSO
乱数も木原くンに撫でて欲しいと懇願☆
155 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/08(日) 01:17:56.43 ID:rZ5+PM+n0
>>153
一方通行にいたずらをする人物の指定(木原or乱数)をお願いします
156 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/07/08(日) 01:26:00.59 ID:SLOLVHIJo
乱数
157 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/08(日) 01:47:18.04 ID:rZ5+PM+n0
>>153
,
>>156
ありがとうございます
木原乱数が一方通行に性的ないたずら で参ります
床に座り込んだまま二人をしばらく見ていた乱数でしたが、ただぼうっと見てるのにも飽きたようです
徐に立ち上がり、まだ余韻が残っているのかゆったりとした足取りで、ベッドの反対側へ回ります
一方通行の背中側、つまり木原の正面です
乱数が何かしようとしているのに気付いた木原ですが、咎めようとはしません
逆に一方通行の耳辺りに手を移動して髪をかき回すように撫でることで些か聴覚を阻害しつつ注意を逸らします
一方通行が乱数の動向に気付き難くなるよう手助けをしているようなものです
乱数はそんな木原の意図を一瞬訝りますが、許容されている事も事実なので追求はしないことにします
折角の配慮なのでなるべく静かにベッドに乗り上げ、そのままゆっくり近付いていきます
とはいえベッドは規格外に大きい訳でもありません
上等のマットが後ろ側に緩やかに沈み込んだ事で流石に一方通行も気付きます
そのときにはもう乱数は一方通行のすぐ後ろ、例えば両腕で抱き締められるほどの距離です
ですが木原が全く気に掛けていない事もあって一方通行もさほど警戒してはいません
ちらりと薄く開いた目で後ろに視線だけを向けますが、耳の後ろを柔らかく撫で上げる木原の指の動きに再び伏せてしまいます
無防備な背中に添うように位置取ると、乱数は目の前の細く白い身体にそっと手を伸ばしました
158 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/08(日) 02:20:32.82 ID:rZ5+PM+n0
一方「…っ?」
ぴく、と反射的に肩を震わせ、思わず開いた瞳が自らの腹部辺りに向けられます
微細な物質を扱う科学者らしく器用そうな指先が背後から回され、シャツの裾から入り込み、臍の近くの薄い皮膚に触れています
トラウマを呼び起こしかねない感触に、考えるより先に身体が逃げを打とうとします
ですが眼前には木原がいますのでそれは叶いません
柔らかく肩を抑えられ、ぽすんとシーツに腰を落としてしまいます
身体が固まり動けません
159 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/08(日) 02:24:41.13 ID:rZ5+PM+n0
ですが一方通行の懸念をよそに、両肩に置かれた木原の手は細い首筋を撫で上げ、再び頭部を撫で始めます
臍周りから下腹部へと滑る指先は繊細に肌を撫で上げています
その繊細な仕草に、一方通行は腰の奥の方にじわりとした燻りを覚えます
息も吐けないあの感覚とは全く異なる、深くに沈んでいる熱の欠片をそっと引きずり出そうとしているかのような仄かな刺激
木原の手が与える心地よさとは別の理由で一方通行は瞑った目に無意識に力を込めます
一方「ァ…っ」
ぴくん、と先ほどよりも大きく身体が跳ねます
下腹部をゆるゆると撫でていた手が、ズボンの上からとは言え中心に触れてきた所為です
一方「ふっ…あ、ァ、…ン、はっ」
空いた方の腕で胴を抱きこまれ、今度はその手がシャツに潜り込んで下腹を愛撫しています
いつの間にか頭を撫でていた手が離れ、木原は傍らに立ったまま小さく震えて反応する一方通行を見下ろしています
それに気付かないまま、衣服の上から股間を揉み込まれた一方通行は、高い声を上げて仰け反ります
指先に連動して震える身体を殆ど乱数に預けるような姿勢になっています
160 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/08(日) 02:29:34.03 ID:rZ5+PM+n0
ふと、耳元に熱い意気を感じます
それが乱数の呼気だと気付くと同時に、ぬめったものが耳の裏をぞろりと舐め上げます
一方「…ン、ァ…っ」
その感触に肩を竦めて小さく鳴きます
続けてカプリと耳朶に濡れた感触。耳朶を乱数の唇が食んでいます
細く尖らせた舌先が耳の襞をゆっくりとなぞります
一方通行は意図せず艶めいた声が零れるのを塞ごうとし、きゅっと唇を噛み締めています
更に、腹筋で押し挟むことで捲り上げた一方通行のシャツからは、真っ白な背中が見えています
滲み一つ無く滑らかな質感の綺麗な肌です
乱数はその背に、まだ勢いが完全に静まっていない己の男根をべたりと押し当てました
(木原or乱数が)どうする? >>+2
161 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/08(日) 02:30:18.33 ID:rZ5+PM+n0
これはいたずらの範疇…? もうちょっと可愛らしいものにすればよかったような気がします
あと、一方通行の足コキ部分、ちょっとノリ過ぎてやや長くなってしまいました
これでも大部削ったんですが
それでは今日は此処まで、もう寝ますすいません
安価等頂きありがとうございます
続きはまた明日に
162 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/08(日) 03:15:46.15 ID:1FIijLqSo
乙!
一方さんも愉しんだ足コキ美味しいです
嗜虐の笑み超見てえw
163 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/08(日) 03:33:06.33 ID:LJd5LUoSO
背中コキしつつ、後ろからハグして乳首クリクリ耳はみはみ
164 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/08(日) 22:17:00.33 ID:rZ5+PM+n0
毎度ありがとうございます
何か違和感があると思ったら、開発してない割にちょっと反応させ過ぎました
…元々敏感な設定だからこのぐらいならまだ許容範囲かな…?
<パラメータについて>追記
一方通行以外の人物についてのみ、パラメータに一定以上の変動があった場合はその都度報告します
前回の時点で木原数多・乱数の両名に変動があったのですがすっかり忘れてましたすいません
木原数多に「愛玩嗜好気味」属性が追加されました
木原乱数が「被虐嗜好気味」から「被虐嗜好」に属性段階が上昇しました
165 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/08(日) 22:17:32.79 ID:rZ5+PM+n0
熱いものが背中にぬるぬると擦り付けられています
逃れようと身体を捻りますが、後ろから腕を回して抱き止められているため身動ぎ程度しか出来ません
シャツの下に潜り込んだ手はするすると上へ辿り薄い胸を撫で回します
耳元に息を吹きかけ、耳朶をねっとりと舐め上げつつ時折甘噛みします
乱数の指や舌が弱い部分を掠めるたびに、腕の中の細い体がぴくりと震えます
声を出すまい唇を噛み締めていますが、浅く繰り返される吐息には確かに熱が篭っています
そして胸元を探っていた乱数の指が頂きをかり、と掠めた瞬間、
一方「…っ、ン」
肩がびくんと跳ね、小さく声が零れました
そこはちょうど初日に木原が開発した部分です
一方通行にとっては現時点で一番の弱点といえるでしょう
乱数にとっては知らない事ですが、反応の良い部分を攻めるのは当然です
余り目立った反応のない股間への刺激を一旦止めるとシャツを捲り上げます
「一方通行ちゃーん? ちょーっとコレ銜えててくんねぇ?」
わざと息を吹き込むように耳元で囁きながら裾を一方通行の口元に近付けます
一方「……ン、む…」
言葉と唇に触れる感触に薄らと瞳を明けた一方通行は、声を抑えられると思ったのか差し出されるまま素直に銜えます
真っ白な身体は細い鎖骨まで露になっています
166 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/08(日) 22:18:24.55 ID:rZ5+PM+n0
まだ柔らかな桜色の粒を指の腹で優しく擦り上げます
色の薄い乳輪から中心へくるくると撫で回しつつ、緩やかな愛撫を与えていきます
ささやかな刺激なのですが、びく、とあからさまな反応が返ります
早くも膨らみ始めた乳首を指先で摘んで押し潰し、そのまま左右に捻ります
一方「…ン、ゥ…!」
その度に腕の中の身体が仰け反り、背中に押し付けている剛直が強く擦られます
背筋を這い登る快感に眉を顰めつつ、芯を持ち始めた乳首を指の腹でぐりぐりと押し潰します
つんと尖り切り赤みを増したそれを指の腹ではさんでこりこりと弄ってやります
一方「っゥン、ンふ、っむ…ゥ、ン…ンンーっ…!」
くぐもった声があがり、耐えかねるようにびくびくと全身が跳ね上がります
太腿が引き攣るように揺れ、いつの間にか布に包まれたままの股間が緩く膨らみ小さな染みが滲んでいます
167 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/08(日) 22:25:24.72 ID:rZ5+PM+n0
「はっはー、スっゲェなコレ。どんだけ乳首開発しちゃってんですか数多さん」
傍らで絡み合う二人を眺めている木原に声を掛けますが、無言のまま口元で笑っているだけです
乱数もにやりと笑みを返すと視線を戻し、再び行為に集中し始めました
柔らかな薄い耳朶を唇で食みつつ唾液を絡めてねっとりと舐ります
真っ赤に充血しぷっくりと膨らんだ両の乳首をきゅっと摘み上げ、くにくにと丹念に捏ね回して嬲ります
後ろから抱き締めた腕の中で細い体が震えてびくびくと跳ね上がります
肉付きの少ない背中に硬く猛り勃った剛直を擦り付け、粘液を塗り拡げるように扱きます
ぱくぱくと戦慄く先端からは白濁がだらだらと零れ、乱数は耐えるように眉を顰めています
誰(木原or乱数)が、どうする? >>+2
168 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(九州)
[sage]:2012/07/08(日) 22:41:18.92 ID:y0L0KhZAO
ksk
169 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/08(日) 22:54:13.36 ID:B3cSQZgOo
乱数はそのまま乳首
木原が一方のちんこをぎりぎりまで弄る
170 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/08(日) 23:27:25.66 ID:rZ5+PM+n0
乳首をくにくにと弄るたびに度に仰け反る背中が乱数の張り詰めた剛直を意図せず刺激します
近付いている限界を感じ、乱数の表情がやや切羽詰った色を帯びていきます
不意に今まで眺めているだけだった木原が動きました
己のシャツを噛み締めたままくぐもった声で喘ぐ一方通行の正面に立ち目を細めて見下ろします
ベッドに膝で乗り上げ、一方通行の脚を掴むと大きく開かせて身体を割り込みます
一瞬乱数の方に目をやり、続けろ、と視線だけで促します
手を止めずに眺めていた乱数は意識を戻し、更に一方通行の乳首を攻め立てます
木原の手が一方通行のズボンを下着ごと下げ、膝の辺りに引っ掛かっけたまま脚を持ち上げます
不自由な脚の付け根で、緩く頭を擡げた幼い根の先端がてらてらとぬめりを零しています
透明な先走りを潤滑剤代わりに塗り拡げ、ゆるゆると扱きます
一方「ンっ、ンゥ…! っふァ、あ」
噛み締めすぎて疲れたのか、唾液塗れのシャツが口から外れます
それは胸元を弄る乱数の腕に引っ掛かり、乱数はそれを邪魔とばかりに引っ張り細い肩口に引っ掛けます
171 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/09(月) 00:02:23.37 ID:hJ+CHuuB0
やわやわと刺激を与えられた幼い根は緩やかに勃ち上がっています
つるりとした先端を指先でくにくにと弄ります
透明な先走りを零している割れ目を指の腹で押し込みそっと擦り上げます
膨らんだ二つの珠をぷにぷにと突付き、掌に来るんでやわやわと揉みこみます
一方「あゥ、っふァ、ン、はァ…あ、ァ、…っひィ、ン」
二人掛かりで同時に攻められ、声が漏れている事を気に留める余裕も無いのでしょう
一方通行は引っ切り無しに甘さの滲んだ悲鳴を上げています
まだ柔らかさを残した竿が木原の手の中でぷるぷると震えています
既に開発され敏感な乳首を執拗に責められ、幼いとはいえ性感帯である根を丹念に愛撫されて、溢れるぬめりが大分嵩を増しています
一方「あ、ァひ…っ、ィ…や、なン…なンか、…っァう…!」
細い指先が白くなるほど握りこんでいます
ぴんと伸びた足の爪先がきゅうっと丸められます
ホルモンバランスの崩れ切った影響でまだ射精が出来る身体ではありませんが、ドライオーガズムは既に経験済みです
意識は薬で色々曖昧だったとは言え身体がちゃんと覚えているのか、限界が近付いている感覚は解るようです
木原も乱数も、一方通行の反応を見ながら、達してしまう事のないぎりぎりの刺激を施し続けています
誰(木原or乱数)が、どうする? >>+2
172 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/07/09(月) 00:20:58.58 ID:bdUKMyEUo
ksk
173 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2012/07/09(月) 01:03:49.95 ID:Ovhua68AO
達させてあげる
174 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/09(月) 01:40:10.57 ID:hJ+CHuuB0
しばらく瀬戸際で焦らすように攻めたてていた木原が、握り込んだ手をきゅ、と絞り上げます
突然の強い刺激に一方通行の肩が跳ね、一際高い声が上がります
「あ、イかせてやんの? 随分アッサリじゃねぇんですかー」
「俺の気分が良いからなぁ。まぁ許してやる。それにどうせ体力的にも限界だろ」
耳朶を食みながら不明瞭な声で言う乱数に、ふん、と鼻で笑って返します
「まー確かに、体力なさそうだしなぁ一方通行ちゃん」
軽く頷いた乱数はそう言ってべろり、と耳の裏を舐め上げます
幾ら白くて細いといってもそれは能力の弊害の産物であって、本当は見目に反してそこまで貧弱な訳ではありません
ただ、連日体力の限界を超えるまで調教を続けている所為で回復が追い付いていないのです
今日の内容も前半はそう疲れるものではない筈ですが、今こうして延々と限界近くで嬲られ続けていれば結局消耗は激しいでしょう
意識を飛ばしてしまう前に絶頂させてやろうという、木原の気遣いです
もっともその割に達するぎりぎりで苛めていたのも木原の意向なのですがそれはさて置くようです
175 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/09(月) 02:07:53.55 ID:hJ+CHuuB0
乳首を捏ね回す指先に多少力を入れ、痛みに至らない程度に強めに刺激を与えます
小さな睾丸を二つまとめて握り込み緩急を付けて揉みしだきます
一方「…っひァ、は、あ、ァう、ン…!」
声は更に甘さを増しますが、まだ幼い根への愛撫では恐らく決定打には足りないでしょう
木原は空いた手を未熟な果実のような双丘の狭間に滑らせ、粘液を絡めた指の腹で小さな穴の縁をゆるゆると撫で摩ります
前回と同様、後口へ指を挿入し前立腺を刺激する事にします
今の状態でも大分性感を覚えているようなので、今回は前立腺への愛撫は多少押さえ目でも良いかもしれません
丁寧に解され緩み始めたそこに濡れた指をゆっくりと押し込んでいきます
記憶を元に前側を探れば見当を付けた場所にしこりを見つけます
これ以上焦らす事はせず、幾度か確かめるように撫でた後、中心の辺りに指の腹を押し当てます
そのまま乱数に視線で合図を送ります
乱数は目だけで頷くと、摘んでいた両の乳首を引っ張り捻ります
木原の手が、ふるふると震える竿の根元を親指で強く押し上げます
きゅっと締め付ける肉に構わず添えていた指でしこりをぐりっと押し込みます
176 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/09(月) 02:08:35.55 ID:hJ+CHuuB0
一方「ひ、ィあ、あっ、…っンあァァ…!」
途端、ぷしゃ、と透明な液体を散らせて一方通行が達しました
びくびくと跳ねる身体がやがてぐったりと弛緩します
「…あー気持ちー…」
力の抜けた身体を後ろから抱き込んだ乱数が、細い首筋に顔を埋めたまま疲れたような声を落としました
思い至った木原が視線を落とすと、予想通り一方通行の腰の辺りに白濁がこびり付いています
一方通行には気づいた様子など全くなく、瞼が殆ど落ちかけています
「……背コキでイクとかテメェホント、…ホントアレだなオマエ」
心底呆れた声を投げる木原は珍しく言葉が見つからないようです
一方通行を抱き締めたまま乱数は顔を上げます
その目は愉しげに細められ、口元は軽薄な笑みを浮かべていました
―
―――
―――――
三日目 終了
177 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/09(月) 02:10:46.81 ID:hJ+CHuuB0
--体力の限界により調教終了です--
乱数さん、木原くンが呆れるくらいに目覚めてしまわれましたすいません
178 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/09(月) 02:20:13.40 ID:hJ+CHuuB0
四日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、部屋の中央のベッドには白い身体が横たわっています
音に気付いたのか、気配に気付いたのか、ゆっくりと首が巡り赤い瞳が見上げてきます
身体は清められ、シーツも清潔な物に代えられています
木原の姿を認めた一方通行は身体を起こし、ゆっくりとベッドに座り直します
ベッドまで歩み寄る木原を赤い瞳が見上げてきます
「何だ一方通行、そんなに俺待ち遠しかったか?」
喉奥でくくっと笑うとこくりと首を傾げる様が、主人を待つ飼い犬のようです
ぽふ、と白い頭に手を載せてやると気持ち良さそうに目を閉じます
強い恐れは薄れているようですが、随分と従順な態度です
身体の疲れは完全には抜け切っていないようです
どうする? >>+2
179 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/09(月) 02:26:48.80 ID:hJ+CHuuB0
乱数がどうしてこうなった… 書いたのは
>>1
ですが
<助手について>
一度設定された助手は安価で呼び出す=調教に参加させる事が出来ます
その場合、安価で行動を指定すると共に、行動する対象を指定頂く必要があります
調教者と助手の両方を動かす事も出来ます
今日は此処まで、もう寝ますすいません
安価等頂きましてありがとうございます
続きはまた明日に
180 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/09(月) 02:48:30.95 ID:W0l4UhEDO
乙!
毎日楽しみにしてる
181 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/07/09(月) 04:00:43.67 ID:nW62jmG3o
尿道責め
182 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東)
[sage]:2012/07/09(月) 23:05:09.93 ID:0hEJPshAO
期待
183 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/09(月) 23:59:52.02 ID:hJ+CHuuB0
遅くなってしまいましたが、毎度ありがとうございます
少しでもお楽しみ頂けているなら僥倖です
ご期待に添えられるよう精進します
書いてる時は別に思わないのですが、続きを書く為に読み返すと我ながら結構ねちっこい…だから長くなるんでしょうか
もうちょっと文章をすっきりさせたいと思う今日この頃
突然ですが、質問を幾つか
お一人でもご回答またはご意見等頂ければ有り難いです
1.一日の調教開始時点での一方通行の体力の数値化(単位は%)
2.一方通行のパラメータの一定以上の変動
3.一方通行以外のキャラの基本スペック(登場時)
以上の3項目を表示した方が良いか否か
現時点では参考にさせて頂く程度ですが、ご要望が多ければ検討したいと思います
184 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/10(火) 00:01:10.73 ID:BMnYp9nSO
全表示希望
185 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/10(火) 00:01:38.06 ID:aSVDWphl0
表示希望です
186 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/10(火) 00:01:57.32 ID:yFPVEBX40
今日はどうしようか、と木原は少々考え込みます
店で売り出すには更に様々な仕込みをしなければなりません
他の部位を開発しつつ、性的絶頂の経験を積ませる事にします
既に乳首は開発済みです
今の時点では乳首への刺激だけでは達せませんが、回数を重ねていけば可能になるかもしれません
二回の絶頂はどちらも前立腺への刺激が決定打です
その際に尻穴への挿入も済ませていますが、まだ指一本を受け入れるのが精々です
最終的にはそれなりのサイズも受け入れられるようにする必要があるでしょう
或いは逆に処女のままで調教を終わらせ、商品価値を高めるという手もあります
どちらにするにしても、これから経験を積ませていけば良いでしょう
性的に未熟な状態の一方通行が達する方法は今のところドライオーガズムだけです
敏感ではあるものの性感はまだ鈍い為、絶頂に至るには前立腺を出来るだけ直接刺激する必要があります
代表的な方法で未経験のものは大まかに二通りですが、今回はその内の片方を実行する事にします
男根に専用の器具を挿入し前側から前立腺を刺激する方法――いわゆる尿道責めです
些か難易度の高い行為ですが、今の一方通行の従順具合ならば十分実行は可能でしょう
187 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/10(火) 00:14:20.91 ID:yFPVEBX40
ベッドヘッドにクッションを置き、背を凭れた体勢で腰を下ろさせます
一方通行に向き合うようにベッドに乗り上げます
サイドテーブルをベッド横に引き寄せ、金属のトレイを傍らに置きます
どちらにも細々とした物が並んでいます
大人しく待っている一方通行に軽く脚を開かせその間に割り込みます
膝に手を添え大きく股を開かせます
「一方通行。このまま自分で押さえてろ」
一方「…ン」
体勢に羞恥を覚えるのか白い頬に薄らと朱を上らせつつも大人しく従います
膝を立てた状態で両側から抱えるように腕を回して、太腿に手を添えて固定しています
もし手を放したとしても間に木原がいるので脚を閉じる事は不可能です
188 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/10(火) 00:15:19.40 ID:yFPVEBX40
尿道への挿入は男根にそれなりに硬さがなければ難しいので、まずは半勃ち程度までもって行かなければなりません
ズボンの金具を外して前立てを寛げ隙間から手を差し入れると、息を呑む音と共に身体がびくりと震えます
まだ小さな膨らみを下着の上からやわやわと揉み込みます
一方「…ふ、ァ、あ…、ン…は…っ」
余り変化は見られないものの、上から落ちてくる息に熱が篭り始めます
ゆっくりと体積が変化してきたところで下着をずり下げ、つるりとした先端を柔らかく擦ります
更に下着の中に指を差込み根元から睾丸までを丁寧に撫で回します
割れ目から透明なぬめりが滲んだところで下着の前側だけを指で引き下ろし、睾丸の裏に引っ掛けて固定します
ようやく緩く立ち上がり始めた幼い性器が根元まで露出しています
大きく開いた脚を己で固定しているため、傍から見ればまるで一方通行が自分から木原に見せ付けているような体勢です
与えられる繊細な愛撫と沸き起こる激しい羞恥に、唇が耐えかねたように噛み締められ、頬が朱に染まっています
189 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/10(火) 00:21:26.14 ID:yFPVEBX40
片手で根を包んで扱きつつ、先端にぬめりを塗りこむように指の腹で撫で回します
もう一方の手がトレイに伸ばされ、幾つも並べられた内の一つを掴み上げます
一方「あ、ァ…っは、ァ、…? …なン、だ…?」
慎ましやかに喘ぐ一方通行の眼前に差し出されたのは、非常に細い半透明の棒のような物です
赤い瞳が追ってくるのを確認し、見せ付けるように丸くなった一端をべろりと舐め上げます
唾液を纏ったそれをトレイに並んだ細長い小瓶に無造作に根元まで突っ込みます
ぐるりと一回ししてから引き上げると、粘度の高いねっとりとした液体が全体にてらてらと纏わり付いています
その光景に何故か一方通行の背中に寒気のようなものが走ります
僅かに見開かれた目の前で、木原の手がゆっくりと下ろされて行きます
棒がとろとろとぬめりを滴らせる根の先端をつうっと撫で、ぷくりと膨らんだ一端が小さな割れ目に添えられます
「ちゃんと力抜いて大人しくしてろよ一方通行」
反射的に顔を上げる一方通行の視線の先で木原が酷薄な笑みを浮かべています
不穏な声色に強張った一方通行の耳元に口を寄せ低い声で囁きます
「じゃねぇと――怪我しちまうかもしれねぇからなぁ?」
そう言って喉奥を震わせて笑う木原は、それはそれはとても愉しそうです
190 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/10(火) 00:48:58.34 ID:yFPVEBX40
息を呑んだ一方通行の瞳が大きく見開かれます
はくはくと唇が戦慄きますが、舌の根が痺れたように縺れて一向に言葉が出てきません
表情を愉しむようにしばらく見つめた後、視線を戻した木原の手がぷるぷると震える根を握り込みます
肩が跳ね、太腿を押さえる指が一瞬外れそうになりますが何とか堪えて持ち直します
もし放してしまったら、どんなお仕置きをされるのか判りません
薄れていたはずの恐怖がにわかに一方通行の全身に染み渡っていきます
固まってしまった一方通行を面白そうに一瞬だけ見上げ、木原は棒の先端を割れ目に押し付けます
一方「ひ…っ」
思わず、と言った調子で悲鳴のような声が零れます
「…力抜いてろっつったろ。言う事聞いてりゃ、ちゃんと良くしてやるぜ?」
余りにも引き攣った声に、流石に些か宥めるような調子で告げますが、そう簡単に拭えるものでもありません
それでも緩く根を扱いて幾らかの快感を与えてやると、反射的に多少の力が抜けます
タイミングを見計らい、棒の先端をつぷり、と粘液に塗れた割れ目に潜り込ませます
一方「―――っ!?」
痛みは与えていないはずですが、衝撃は大きいのでしょう、声にならない悲鳴が咽喉を抜ける音がします
身体が固まっていたのは逆に僥倖かもしれません
様々な事態を考慮して造られた専用の道具とは言え、下手に動けば薄い粘膜を傷付る可能性はゼロではないのです
かといって今のまま全身を強張らせていてはそれも逆に傷付けかねません
先端を少しばかり押し込んだ状態で落ち着くのを待ちます
191 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/10(火) 01:10:28.22 ID:yFPVEBX40
かちかちと歯の震える音が鳴っています
零れそうなほど涙を溜めた瞳は怯えを浮かべたまま、焦点のぼやけた視線で木原を見ています
しかし、思ったような痛みが無かった所為でしょうか、がちがちに固まっていた一方通行の身体から次第にゆっくりと強張りが解けていきます
しばらく手を止めたまま、更に落ち着くのを待ちます
蒼褪めていた頬には再び薄らと朱が上っています
薄く開いた唇がは、は、と小さく吐く息に、淡く熱が篭っています
先ほど棒に絡めた液体は先日使った物とよく似た薬で、更に痛覚を麻痺させる効果があります
触れた粘膜からそれが漸く回り始めたのでしょう
一方通行がそうと気付かぬ内に、身体からは力が大分抜けています
頃合を見て取って、木原は再び行為を再開します
すりすりと裏筋を撫で擦り、少しばかり埋め込んだ棒をくりくりと繰り回します
握り込んだ手の中でぴくぴくと根が震えます
一方通行の様子を伺いながら、左右に緩く回しつつゆっくりと押し込んで行きます
192 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/10(火) 01:47:26.85 ID:yFPVEBX40
中ほどまで入り込んだところで一旦止め、今度は逆にゆっくりと引き抜いていきます
一方「ンっ…、ンァ、あ、ゥ…っ」
そして再び、今度はもう少し奥まで挿入します
緩やかに捻りつつゆっくりとした抜き差しを繰り返しながら徐々に奥へと侵入していきます
薬が効いている所為か、一方通行は確かな快感にぞくぞくと背筋を震わせて喘いでいます
抱えた太腿を強く引き寄せ、股を大きく広げ、まるでもっとと強請るような体勢になっています
心境の変化から、なるべく痛みが無いようにと思って改良を加えたのですが、少し効き目が良過ぎたのかもしれません
「…あー…、まさか痛覚完全に消えちまってんじゃねぇかコレ?」
少々反省をしつつも、木原は棒の隙間からカウパーを溢れさせている狭い穴に、ずぶりと一気に棒を押し込みます
1番細いサイズの物を使用していることもあってか、蕩けきった尿道は大した抵抗も無くずぶずぶと異物を飲み込んでいきます
棒の先端が、奥にある目的の部分に到達します
ぷくりと膨らんだ棒の先端がしこりを擦り上げる感触が棒を掴む指に伝わってきます
一方「ンひィ…! あひ、ァう…ふ、ァは、…っは、ァ、…はうゥ…っ!」
薬とカウパーの混じったぬめりを使い、ぬぷぬぷと音を立てながら抜き差しを繰り返します
何かから逃れようとでもするように首を振り、太腿に爪を立て、仰け反って喘いでいます
「おーおー、このままイっちまいそうだなこりゃぁ」
手は止めず、寧ろ更に強く前立腺を押し上げながら、木原が呟きます
「…やっぱ、ちと薬利かせ過ぎたか…」
当初に比べ、木原は嗜虐的な態度を貫き難くなっているようです
びくびくと太腿が痙攣し、もう限界が近いようです
更に深く押し込んでも、引き抜いても、その刺激で一方通行は達してしまうでしょう
どうする? >>+2
193 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(九州)
[sage]:2012/07/10(火) 01:53:00.32 ID:8paUSFZAO
ksk
194 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/10(火) 01:55:18.08 ID:MlXmS6Mdo
イかせてあげる
195 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/10(火) 01:55:42.33 ID:BMnYp9nSO
ケツの穴拡張
196 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 01:59:16.21 ID:yFPVEBX40
>>194
押し込むか抜くか、どちらでイかせてあげるかの選択をお願いします
197 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/10(火) 02:04:30.12 ID:MlXmS6Mdo
押し込む方でお願いします
198 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/10(火) 02:33:32.71 ID:yFPVEBX40
>>197
細かくてすいません、ありがとうございます
押し込んでイかせてあげる で参ります
今回は他に弄っている場所も無いので前立腺に強い刺激を与える事にします
抜き差しを繰り返しながら先端の位置を調整し、ちょうどしこりの中央に当たるようにします
添えている手できゅっと竿を握りこみながら、ぐり、と核を抉るように押し込みます
一方「ァぐっ! ィ、あ、っあは、…ァああァァァ………!」
苦鳴にも似た呻きが一瞬零れ、かき消すように甲高い嬌声が仰け反った咽喉を駆け抜けて響きます
木原の手の中で、棒を深々と飲み込んだ根がびくびくと震えています
割れ目の隙間からは、びゅっ、びゅく、と透明な液体が途切れながら飛沫を散らします
太腿ががくがくと痙攣し、支えていた指先からはすっかり力が抜けてシーツの上を滑ります
硬直していた四肢が弛緩しベッドヘッドにぐったりと凭れかかります
ゆっくりとずり落ちるものの木原がいるので途中で止まってしまいます
半端な体勢のまま殆ど意識を飛ばしている一方通行を抱えてやると、赤い瞳が一瞬だけ木原を捉え、そのまま力を失って伏せられます
既に意識の無い身体をベッドに寝かせます
汗で貼り付いた前髪をそっと指で払い、撫で付けてやります
薬がある程度抜けた頃を見計らってから棒を抜いてやる事にして、身体を清める物を揃える為に木原は一端部屋を後にしました
―
―――
―――――
四日目 終了
199 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 02:35:08.33 ID:yFPVEBX40
--体力の限界により調教終了です--
木原くンが一方通行に対する態度を持て余しつつあるようです
200 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/10(火) 02:42:22.60 ID:BMnYp9nSO
おいおい……どーしたンだよ木ィ原くンよォ!!!いつものド外道ップリを見せてくれよ!!鬼畜ド外道こそが木原くンだろぉー
201 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 02:46:50.97 ID:yFPVEBX40
五日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、部屋の中央のベッドには白い身体が横たわっています
音に気付いたのか、気配に気付いたのか、ゆっくりと首が巡り赤い瞳が見上げてきます
既に木原の手で身体は清められ、シーツも清潔な物に代えられています
木原の姿を認めた一方通行は身体を起こし、ゆっくりとベッドに座り直します
ベッドまで歩み寄る木原を赤い瞳がじっと見上げてきます
「…よう、一方通行。俺を待ってたのか?」
口元に浮かべる相変わらず不遜な笑みが、どことなく柔らかいものになっています
ぽふ、と白い頭に手を載せてやると気持ち良さそうに目を閉じます
随分と従順な態度です
身体の疲れは完全には抜け切っていないようです
どうする? >>+2
202 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/10(火) 02:48:52.31 ID:BMnYp9nSO
ksk
203 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 02:50:28.97 ID:yFPVEBX40
あ、またメ欄のs抜けた…
またしてもノリ過ぎましたすいません
こういう系統はつい長く……愉しくて。はい
<パラメータについて>報告
木原数多の「愛玩属性気味」が「愛玩属性」に属性段階が上昇しました
前述の項目表示に関しましてはしばらく回答意見募集中です
今日は此処まで、もう寝ますすいません
安価等頂きましてありがとうございます
続きはまた明日に
204 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 02:51:35.60 ID:yFPVEBX40
sって何だ色変更機能ですよやだもう
205 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 03:01:42.80 ID:yFPVEBX40
>>200
ある意味相互調教ですので調教内容によって調教する側にも変化が起こります
一方通行よりもかなりパラメータ設定が簡易なのでその分変動も大幅で単純です
キャラ崩壊を起こし易いとも言いますが…
その辺りも色々お楽しみ頂ければと
安価↓です
206 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/10(火) 03:20:13.14 ID:a9Lzuebeo
客取らせるなら淫乱ルートだよな…
207 :
名無しNIPPER
[sage]:2012/07/10(火) 10:58:30.60 ID:izFcNIuAO
自分でイかせる
208 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 12:27:16.42 ID:nWhakkFDO
出先から
>>1
です。酉合ってますでしょうか
早四日目にして木原くンのデレが少々気持ち悪ゲフン
流石に早過ぎるかなという気がしなくもないので、
進行に関する事もありますのでアンケートを採らせて頂きたく
パラメータ及び数値変動幅の調整について
A.現在のパラメータ調整
B.以降の数値変動幅調整
C.パラメータ及び数値変動幅両方を調整
D.現状維持
とりあえず夜までということで
ご回答やご意見等頂けましたら有難く
209 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 14:35:45.30 ID:nWhakkFDO
出来ればついでに
>>183
も頂けると助かります
210 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/10(火) 14:45:49.90 ID:Y7zIT0YEo
>>1
がどういう基準で数値設定してるのかわからんから
「調整どうしよう」と言われてもみんな答えようがないと思う
>>183
については、数字見ても萌えないから1はなくていいと思う
2と3については、最初と
>>203
みたいに変更があった時だけ表示でいいんじゃね?
211 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 18:16:07.56 ID:nWhakkFDO
>>210
有難うございます
確かに仰る通りです、考えが至らず失礼致しました
性質上具体的な数値は出せませんが、傾向や算出の仕組みをある程度開示しようと思います
まだ出先なので帰宅後に投下致します
212 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2012/07/10(火) 18:29:55.38 ID:Pz9IWdPAO
まあ三日間は二人っきり、しかも身体に触れてるわけだから情もわくよな
213 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 22:50:07.89 ID:yFPVEBX40
遅くなってしまいましたが、只今帰宅致しました
>>211
の通り少々細かい事を書きますので、そういうのは別に良いやーという方は以下2レスほどを読み飛ばして下さい
木原くンが予想以上に早くデレた仕組みと理由を簡単に書いている訳ですが、
簡単に言ってしまえば
>>1
が組んだ計算式の構成ミスが原因ですすみません
214 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 22:55:02.69 ID:yFPVEBX40
とりあえず簡単に算出方法のご説明を
木原くンがデレた理由でもある「愛玩」と「嗜虐」の場合を例に
「愛玩」…対象に対し優しくする・慈しむ等の愛でる行為、またはそれを好む性質
「嗜虐」…対象に対し心身に苦痛を与える等の虐げる行為、またはそれを好む性質
「愛玩」を持つキャラの場合
「愛玩」に属する項目の数値算出に+補正
「嗜虐」に属する項目の数値算出に−補正
「嗜虐」を持つキャラの場合
「嗜虐」に属する項目の数値算出に+補正
「愛玩」に属する項目の数値算出に−補正
「嗜虐/愛玩」に属する項目の数値が一定以上になると「嗜虐/愛玩嗜好気味」の属性が付きます
「嗜虐/愛玩嗜好気味」の数値が一定以上になると「嗜虐/愛玩嗜好」に段階が上昇します
「嗜虐/愛玩嗜好」の数値が一定以上になるとLv.が上昇します
段階が上、更にLv.が高いほど±補正の絶対数値が大きくなります
「愛玩」と「嗜虐」はほぼ相反する要素で構成されています
多くの項目に置いて互いの数値上昇に−補正が掛かる為、一方の属性を持っている場合もう一方は上がり難い傾向があります
なお、この二つの属性は両立が可能です(両立が不可能な属性もあります)
両立している場合はそれぞれの±補正分が掛かります
共通する項目も幾つか存在し、それぞれの+補正が掛かります(共通項目自体が少ない上に数値変動域も狭いですが)
実際の計算式では色んな要素が絡んでいるのですが、ここでは割愛します
215 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 22:55:33.04 ID:yFPVEBX40
木原くンが思ったよりも早くデレた理由なのですが
嗜虐と愛玩を両立した状態での愛玩行為に対し、愛玩補正が嗜虐補正より優先になっていたのが原因でした
その時の木原のパラメータでは「嗜虐嗜好(Lv.高)」と「愛玩嗜好気味」だったので嗜虐の−補正の方が絶対値が大分大きくならなくてはおかしいのです
でも実際は嗜虐補正が実質0、愛玩補正の+αだけが加算されていたのでした
要するに
>>1
が組んだ計算式の構成ミスが原因ですすみません
事前のテストプレイで気付けば良かったんですが
その結果、予想より大きく愛玩に傾いてしまったので想定外のデレが…
なので、その辺りを調整というか修正するかどうかを迷ってしまいました訳で
なお、調整後のパラメータに関しましては、
A.現在のパラメータ調整→初日〜四日目までの数値変動分を修正した式で再計算し、現在のパラメータとのアベレージ
C.パラメータ及び数値変動幅両方を調整→初日〜四日目までの調教内容を複数回テストプレイし数値結果のアベレージ
の採用を考えています
どちらにしても全体的に愛玩属性項目の下方修正と嗜虐属性項目の上方修正になります
数値変動幅調整=修正した計算式で再設定、です
216 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 22:58:25.97 ID:yFPVEBX40
以上です
正直説明が巧くないので解り易いかの自信はありませんが
調整するのでも現状維持でも書く身としてはどちらでも楽しいです
ただ引っ掛かりがあるのが嫌だったものでして
後々引き摺って意欲が下がったり最悪書けなくなるよりは、早い内にどうするか決めてしまった方が良いと思いこの度こういう形を取らせて頂きました
我侭でご面倒をお掛けしてますがご容赦頂ければ有り難く
安価や乙を頂けるのは凄く嬉しいですし、厳しいご意見でもとても有り難いです
いつも心から感謝しております
宜しければ以降もお付き合い頂ければ僥倖です
安価
>>207
からの話はどうしましょうか…
とりあえず現在の状態で書き進めてますが
217 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/07/10(火) 23:10:46.87 ID:mkK83dLDo
乙です。例のゲームは未プレイなんで
パラメータとかよく分かってない自覚あるんだけど、
楽しんで読んでるよー
ノリノリでヤッてくれ!
218 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/10(火) 23:51:37.13 ID:yFPVEBX40
すいません
とりあえず今日は頭を整理する意味も兼ねて本編の投下はお休みさせて頂きたく思います
来て下さった方には大変申し訳有りません
また明日の夜からアンケート結果或いは特に回答が無ければD.現状維持にて再開します
長々と失礼致しました
どうぞご容赦を
それでは今日はもう寝ますすみません
また明日からよろしくどうぞ
明日は安価
>>207
から参ります
>>183
も引き続き回答意見募集中です
>>217
ありがとうございます
お楽しみ頂けているようで幸いです
某ゲームは原形を留めていない部分が非常に多いので最早元ネタと言うのも恐れ多い気が…
ノリ過ぎて暴走しないよう気を付けつつ、頑張って書き進めて行きたいと思います
219 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東)
[sage]:2012/07/11(水) 00:46:11.46 ID:CYLyEqeAO
>>1
乙&頑張れ
自分も細かいことはよく分からんが
>>1
の書く話と安価の展開が面白いからこのスレ好き。
アンケートでの調整もいいと思うけど、
>>1
の中でしっかり設定が決まってるなら現状維持がいいです。
220 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/12(木) 00:30:57.63 ID:aAAvye+40
ご来訪ありがとうございます
先日はお騒がせ致しました
予想外の出来事があるとちょっと大仰にパニクってしまう傾向があるのが困りものです
昨夜一日お暇を頂き色々整理した事で大分落ち着きましたので、一旦気持ちを改めまして
調整に関しましては
>>218
に則りパラメータ及び数値変動幅共に「D.現状維持」という結論にて
これからも頑張って書き進めて参ります
どうぞお付き合いの程を
>>212
確かにそういう展開もありですね、思い付きませんでした
一方通行にはストックホルム症候群的な補正が掛かっていたりするのですが、
木原には特にそういった類を設定付けていないので…勿体無い事をしました
>>219
ありがとうございます
お気に召して頂けているようで幸いです
基本設定そのものはかなり細かい所まで、正直調教関係無い部分まであったりなかったり
前述の通り現状維持となりましたのでこのまま進めて参ります
>>183
に関しまして
1.一方通行の体力の数値化(%) :一旦保留
2.一方通行のパラメータの変動 :表示
3.一方通行以外の基本スペック :表示
という形でしばらく行こうかと
それに伴い、今までの一方通行のパラメータ変動歴と木原数多・木原乱数の基本スペック簡易版(登場時)を投下します
また体力表示に関しては、数値でこそ無いものの一応一日の始めの部分に多少書いてありますのでそれを目安にして頂ければと思います
本編はその後に。本日は安価
>>207
より参ります
時間遅いですが、安価一つぐらいは辿り着きたい…
221 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/12(木) 00:34:44.93 ID:aAAvye+40
パラメータは基本的に一日の調教が終了した時点で変動します
■一方通行のパラメータ変動履歴
>>69
一日目
「従順:Lv.2」↑
「恥辱:Lv.1」↑
「技巧:Lv.3」追加
「前立腺経験」追加
「空絶頂経験」追加
「尻穴経験」追加
「電極経験」追加
「撮影経験」追加
「奉仕経験」追加
「口淫経験」追加
「精液経験」追加
「精飲経験」追加
「愛玩属性:Lv.1」追加
「苦痛刻印:Lv.2」追加
>>100
二日目
「従順:Lv.4」↑
「恥辱:Lv.2」↑
「撮影経験」↑
「窒息経験」追加
「苦痛刻印:Lv.3」↑
>>177
三日目
「従順:Lv.5」↑
「奉仕快楽:Lv.2」追加 ※合否判定「合」×2により+補正(大)
「技巧:Lv.5」↑ ※合否判定「合」×2により+補正(大)
「助手調教経験」追加
「奉仕経験」↑
「口淫経験」↑
「精液経験」↑
「精液経験」↑
「被精経験」追加
「愛玩属性:Lv.2」↑
「嗜虐嗜好:Lv.4」↑
>>199
四日目
「欲情:Lv.1」追加
「恥辱:Lv.3」↑
「前立腺経験」↑
「空絶頂経験」↑
「尿道経験」追加
「尿道拡張」追加
「愛玩属性:Lv.3」↑
これ以降は変動がある場合にその都度表示します
222 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/12(木) 00:37:57.95 ID:aAAvye+40
■一方通行以外のキャラの初期スペック(登場時)
-----テンプレ-----
<姓 名> 表記
立ち位置
>>登場レス番号
代表的な性質、属性、傾向、特性等
備考
-----ここまで-----
※ご注意
各キャラの初期設定は
>>1
の独断と偏見です
特性を持たせる為に穿った設定を組んでいる場合もあります
イメージと大きく異なる可能性がありますのでご注意を
また、登場時に設定上属性の追加や削除が等の変動が行われる場合があります
以上の点をご留意及びご了承下さい
----- -----
<木原 数多> 木原
調教者
>>4
「嗜虐嗜好:Lv.8」
「サド」
「ヤンギレ(→一方通行)」
>>164
「愛玩嗜好気味」追加
>>203
「愛玩嗜好気味」→「愛玩嗜好:Lv.0」↑
----- -----
<木原 乱数> 乱数
助手
>>132
「嗜虐嗜好:Lv.5」
「被虐嗜好気味」※一方通行の足コキ練習台として助手設定されたので追加
>>164
「被虐嗜好気味」→「被虐嗜好:Lv.2」↑
----- -----
現時点での登場人物は「木原数多」「木原乱数」の二名です
これ以降は登場時点で基本スペックの提示を致します
また、パラメータは基本的に一日の調教が終了した時点で変動 に固定します
223 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/12(木) 00:41:42.70 ID:aAAvye+40
…見返してみると一方通行のパラメータ変動が細か過ぎて逆に判り難くて面倒ですかね…
次からは木原達と同じくらいに割愛した方が良いかなと思いつつ
では以下、本編です
224 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/12(木) 00:47:48.25 ID:aAAvye+40
>>207
オナニープレイで絶頂を目指す の解釈で参ります
撫でる手を放し、椅子を引いて腰をおろします
傍らには見覚えのあるワゴンがあります
載っているのは朝食ではなく、グラスや氷、マドラーやシェイカー、そしてアルコールの類です
朝から呑む気でしょうか
色取り取りの瓶を適当に漁ってサイドテーブルにも並べつつ、木原は本日の調教内容を簡潔に説明します
「一方通行。オマエ、自分でシコってイってみろ」
一方「……は?」
「オナニープレイってヤツだな。俺はここで見てっから」
世間話のように平然と告げられた内容に一方通行は思わず呆けた声を漏らします
言ってから木原はふと疑問を抱きます
「………つーかお前、自分でシた事あるか?」
下ネタ的な発言の割に性に疎く興味の薄い一方通行のこと、経験が無くても不思議ではありません
なさそうだ、というか絶対無いだろう、と確信しつつも一応尋ねてみます
一方「……ねェ、けど」
しばらく黙り込んだ後ぼそりと呟くような声で案の定な答えが返ってきます
これもまた基本から教えなければいけないだろうかと木原は少々遠い目です
思春期の子どもの性教育じゃあるまいし、と思いつつも言葉に出さない辺りは一応の情けです
「…あー…ったく、しょうがねぇなー…」
がしがしと頭を掻きつつそう声を漏らすと、一方通行が些か沈んだ様子で顔を上げます
一方「……医学的な意味でなら、知識はあるンですけどォ…」
首を傾げて木原の顔を伺うように言います
一方「実践が分かンねェから……教えて、くれねェ? 木原…くンの言うとォりに、する、から」
225 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/12(木) 01:12:19.83 ID:aAAvye+40
殊勝な事を言う一方通行に些か滅入りかけていた木原の気分も上向きます
足を組み直しつつ、一方通行に、一旦ベッドを降りて立つよう促します
今まで衣服は必要な分だけを捲ったり肌蹴たりしていました
今回は面倒を省く意味も含めて始めから全部剥いておくことにします
全裸になれ、とストレート過ぎる木原の指示に、躊躇いつつもシャツに手を掛けます
下着まで全部ベッドの脇に重ね、流石に恥ずかしそうにしながらベッドの上に戻ります
「まあ、まずは基本から行くか」
頭の中に一方通行の性感帯を並べてから、でもやはりまずはスタンダードにやっていく事にします
「膝立てて脚開け。こっち向けてな」
まだしんなりとしたままの幼い根を木原に晒す格好になる為、一方通行の白い頬がさっと朱に染まります
木原の言葉に従い、細い指が幼い性器にそっと絡みつき、ゆっくりと扱いていきます
「自分のイイトコロは大体判ってんだろ。そこを重点的に扱いていけよ」
そこへの刺激だけで達する事はまだ出来ませんが、確実に性感は拾っていたようですし、これである程度まで高める事は出来るでしょう
一方「ン…、っふ、ゥ…ン、ン」
息に熱が篭り、根が緩く首を擡げ始めてきたところで次の指示に写ります
「右手はそのまま扱いてろ。んで、左手で乳首摘んで捏ね回せ」
一方「…っァ、…ンは、あ、あ、っはァ…っ」
すぐにぷっくり膨らんだ乳首を指で挟んで更に刺激します
こりこり、と芯を捏ねる度に背筋を痺れるような感覚が走り、甘ったるい声が零れ落ちます
動きの疎かな右手の中では硬度を増した根が連動してぴくぴくと震え、先端からは透明なぬめりが糸を引いています
226 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/12(木) 01:53:12.56 ID:aAAvye+40
根を擦り立てる右手がぐちゅぐちゅと粘ついた音を立てています
きつく摘み上げられた乳首は真っ赤に充血し、ぐりぐりと押し潰されています
痛みと紙一重の愛撫を自ら施しながら、一方通行は切なげに声を上げて身を捩じらせています
一方「ァ、あ、きはらく、っひァ、や…あゥっ…っは、なン、なンで、イケな…っ、」
もうすぐそこまで絶頂が来ているのは分かります
ですがあと少しで到達できるはずなのに、幾ら強くしても激しくしても、どうしても届かないのです
「あのな一方通行、…あー、」
気持ち良いのと苦しいのとが混ざり合い、一方通行の思考を滅茶苦茶に掻き回しています
混乱っぷりが分かって、木原は一方通行に聞こえるように声をやや張りつつ言葉を投げ掛けます
「ばぁーか。後ろ挿入[い]れなきゃイけねぇだろお前は」
強く伏せられていた瞼が薄らと開かれ、涙に濡れた赤い瞳が木原を見遣ります
「そのべっとべとの指ケツに突っ込んで前立腺抉り回せよ。そうすりゃイケるぜ? …でなけりゃぁ、」
水の入ったグラスに放り込んであった細いマドラーを手に取りぺろりと舐め上げます
「我慢汁だらだら漏らしてる尿道にコレ突っ込むんでも良いけどな、昨日みてぇに」
そう言ってマドラーをグラスに再び放り込みます
「ああ、それとも――」
硝子とマドラー、そして残っていた融け掛けの氷がからん、と妙に響く音を立てます
「上手におねだりでもしてみるか? イかせて下さい、ってなぁ」
長い足を高慢に組み替え、にい、と口端を引き上げて笑います
どうする? >>+2 (木原or一方通行を指定し、行動または台詞をどうぞ)
227 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/12(木) 01:59:22.29 ID:aAAvye+40
今日は此処まで、寝落ちしそうなので切り上げますすいません
安価等ありがとうございました
続きはまた明日に
本来ドSの木原くンが自分に従順な一方通行にうっかりときめいてしまったため酷いことを自重してしまうようです
って言うとちょっと可愛いかもしれない
228 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/12(木) 02:59:54.08 ID:O8ncIMZSO
ksk
229 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/12(木) 03:02:27.52 ID:W7m5HtB5o
木原くンバイブでの慰めを教えてあげる
不覚にも、うっかりときめく木原くンに
萌えてしまったw
230 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/13(金) 00:56:13.65 ID:rF2LijxG0
ご来訪ありがとうございます。日付変わってしまいました…
大変申し訳無いのですが、これから急遽外出しなければならなくなりまして
取り急ぎ書いた所まで投下します
安価内容直前という物凄い中途半端な所で切れておりますすみません
231 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/13(金) 00:56:52.64 ID:rF2LijxG0
>>229
展開上、後ろ弄るけど中々巧くイけないので… という前置きを挟ませて頂きます
木原の言葉を受けて一方通行は根に添えていた手をそっと下ろして行きます
薄い皮膚を渡り、奥にひっそり息づく蕾をゆっくりと宥めるようにくるくると指の腹を擦り付けます
小さな穴はぴくぴくと震え、進入を拒むように堅く閉ざされています
指先にべっとりと絡みついた先走りを塗り込めるように後口をくにくにと押しながら撫で回します
一方「っふ、は、ァ、ンゥ…、っひァ、あ…!」
窄まりが僅かに緩んだ瞬間、粘液に塗れた細い指がつぷりと飲み込まれます
木原の指より細い所為か、第二関節近くまでするりと入ってしまい、その深さに思わず甲高い声が上がります
ゆっくりと入口まで引き抜き、ぬぷ、くぷ、と粘つく音を立てて入口を解します
いつの間にか乳首を弄っていた手が下り、臀部を掴み狭間をぐっと割り拡げるようにして抜き差しを補助しています
ある程度出し入れがスムーズになった所で、改めて指を挿入します
指の腹でぬるぬると前側の壁を擦りながら少しずつ奥へと入り込んで行きます
僅かに膨らんだ部分を掠めた瞬間、背筋にぞくりとした感覚が走ります
232 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/13(金) 00:57:38.65 ID:rF2LijxG0
一旦指を根元まで埋め込み、間接を僅かに曲げると、今度は少しずつ抜く形で先ほどの膨らみを探ります
しこりに触れた所で引き抜くのを止め、形に添って指の腹で撫で上げます
一方「あ、ァう…っ、ン、く、…っは、ンン、っ…ふァ、う、」
ぐりぐりとしこりを押し上げる度にびくびくと身体が跳ね、甘く濡れた嬌声が上がります
触れていないにも拘らず乳首はぴんと尖り切り、反り返った根はとろとろと露を溢れさせています
一方「っン…ふァ、あ、っはふ、ン、っは、はァ…っ」
それでも後ほんの少しがどうしても足りません
何度も何度も、上り詰めるその寸前までは行っています
ですがいざ達せそうになると感覚が飽和してしまう所為か指の動きが覚束無くなり、刺激が弱まってしまうのです
一方「はっ…ン、あ、っう、ゥ…ふァ、あ、…あァっ…」
言うなれば寸止めでお預けを喰らっているようなものです
気持ち良いのに苦しい、の状態が先ほどまでより更に強く一方通行を苛んでいます
喘ぐ声の合間に時折すすり泣くような響きが混じり始め、赤い瞳からぽろぽろと涙が零れます
今の一方通行ではまだ、これ以上自分ではどうにも出来ないようです
そう判断した木原は少しだけ手助けをしてやる事にしました
233 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/13(金) 01:08:07.65 ID:rF2LijxG0
本日の投下は以上です
短い上に中途半端ですみません
続きは明日の夜に
安価内容に関して一つだけ
>>229
バイブはどちらのタイプを使用しますか? → ディルド型 or カプセル型
単にバイブといったら前者かなとも思ったのですが、一応確認を
明日の夜までにご回答頂ければ助かりますが、特にご指定が無ければディルド型という解釈で参ります
では
234 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/13(金) 01:21:39.69 ID:t3dEOlero
投下乙です 無理しないでね
=229 ディルドでOKw 遊んであげてください
235 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/07/13(金) 02:11:19.26 ID:5R/V384r0
この一方さんはトイレはどうしてるんですか?
>>1
的には放尿プレイとかは有り?
苦手なのがあるなら教えて欲しいです
紳士的に一方さんを犯したい
236 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/13(金) 22:21:57.76 ID:ZatY1Rza0
なんだ変態か…
237 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/14(土) 00:29:36.52 ID:g3UEtm9g0
またも遅くなりましたすみません
ご来訪ありがとうございます
昨日は途中にて失礼致しました
…といいつつまた今日もこれから外出する事に
本当にすみません
昨日より更に少なくて申し訳ないですが、とりあえず書けた1レス分だけでも投下をば
>>232
の続きです
238 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/14(土) 00:30:14.79 ID:g3UEtm9g0
>>229
,
>>234
ありがとうございます
ディルド型バイブ(極細タイプ) で参ります
傍らのワゴンから小型のアタッシュケースを取り出します
サイドテーブルに載せ、黒い革張りの蓋を開けばそこには艶やかな天鵞絨[ビロード]が敷き詰めらています
その上に幾つも並んだ円筒状の物体の内、1番細身の一本を取り上げます
短い取っ手の付いたそれは、緩やかな曲線のみで構成された不思議な形状をしています
太さは木原の指ほど、根元がやや太く、波打つような表面が括れに向ってすこしばかり細くなり、更に先端が鶉の卵ほどの大きさと形状になっています
つるりとした滑らかな表面は淡いベビーピンクで継ぎ目一つありません
取っ手の柄の部分にはメモリとスイッチが付いています
「一方通行」
腰を上げ、とうとう自慰を止めてしまった一方通行の目の前にすっと差し出します
一方「…? …な、に?」
後口に差し込んだままの指を動かす事も出来ずに固まっていた一方通行が、木原の手にしている物を見て、眉根を寄せたまま僅かばかり不思議そうな色を浮かべます
「指じゃイけねぇならコレ使え。くれてやるから使い方覚えろ」
促され、ようやく指をゆっくり引き抜くと、余韻に震えつつ差し出された取っ手を掴みます
本体の方を粘液に塗れたままの手で擦り上げれば、元は淡いピンクが濃く潤んで妙にいやらしい色合いになります
既に受け入れた事のある木原の指と、太さが似ているためか何処となく同じような感触です
人の皮膚の感触を模している所為もあるのでしょう
そんな精巧な造りでありながら特有の無機質な温度が逆に異物感をも際立たせています
十分にぬめりを纏い準備の整ったそれを、木原の指示する通り膨らんだ先端を後口に押し当てます
ひくひくと震える肉の縁をつうっとなぞり、少しばかり強めにを押し込みます
「そうだ、そうやってゆっくり奥まで挿入れていけ」
ぐぷ、と濡れた音を立てて細長い淫具がゆっくりと濡れた後口に飲み込まれて行きます
239 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/14(土) 00:30:48.53 ID:g3UEtm9g0
今日はここまでです
昨日より更に短くてすみません
続きはまた明日に参ります
>>235
ご質問の回答は明日の投下の時にさせて頂きますすみません
連日中途半端で申し訳有りません
次こそちゃんと進めますのでどうぞご容赦を
それでは
240 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/07/14(土) 09:58:43.46 ID:4NWrut+wo
乙
頑張れ
241 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/15(日) 02:00:15.17 ID:2NrW4ZWE0
毎度ご来訪ありがとうございます
またもや遅くなりました、というか最早日付変わる所じゃないですね
来る前に寝落ちしてましたすみません。二日連続で貫徹とか辛い…
ちょっと寝たので大分すっきりしましたけども
>>229
手が空いてる時は頭を撫でるのがデフォルトになりつつあったり、従順わんこな一方通行にうっかりときめいちゃう天性ドS木原くン
って想像すると結構シュールな絵面だと思うのですが、これがギャップ萌えというヤツでしょうか
>>235
現在の部屋にはトイレもバスルームも備え付けで使用も自由です。施錠開錠は木原にしか出来ません
苦手なものはスカ系や嘔吐系です。綺麗じゃないので。そこそこリアル描写は目指しつつも一応「やおいはファンタジー」が信条です
スレ的には、お尋ねの放尿プレイ含め「有り」です。ただ現状の木原のパラメータだと制限が掛かる、或いは実行不可能です
ついでに言うなら、このスレでは性質上グロ系禁止にしてますが、特に書けない訳ではないです
ちゃんと答えになっておりますでしょうか
安価の可不可を含め、ご質問等いつでもどうぞ。お答えできるものはお答えできる範囲でお答えします
二日連続で中途半端に切ってしまったので今日こそはちゃんと区切りのいい所まで進めたいと思います
せめて安価一つぐらいは辿り着きたい
では
>>238
の続きから
ペース緩めで参ります
242 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/15(日) 02:09:05.87 ID:2NrW4ZWE0
一方「ふ…っァ、あ、ンく……ゥあ、はっ、…ンン…っ」
右手で柄を掴み、左手を添えるようにして、既に半分ほど姿を消したディルドを更に深く押し込んでいきます
内壁を擦り上げる無機物の感触に、一方通行の背筋にぞくぞくと寒気のような感覚が走ります
その度に閉じきらない唇からは甘やかな声が零れます
排泄する器官を逆流するという拭えない異物感は確かに不快であるのに、それを嫌だという否定の感情が何故か湧きません
その不可解さが混乱する思考に拍車をかけます
木原の指図する通りに、浅く抜き差しをしながら肉を掻き分け目指す奥へと進みます
やがて膨らんだ先端が、先ほどのしこりに行き当たります
核心に触れないように周辺をぬるぬると撫で回し、とうとう根元まで押し込みます
そこからゆっくり抜き出していけば、反しのようになっている先端がしこりに引っ掛かる形になります
243 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/15(日) 02:17:35.81 ID:2NrW4ZWE0
先端を前側に押すようにして更にほんの少し引き出せば、膨らみがしこりの核に押し当てられます
一方「ひァ…!」
びく、と伸びきった爪先が跳ね、全身が小さく震えています
達した訳ではないのですが、それに近い衝撃があったようです
はっ、はァ、と僅かに舌を出して息を吐く様が妙に艶っぽく映ります
動きの止まってしまった一方通行に、続けろ、と言葉少なく促します
一方「…ン、く、…ァふ、ンは、ァ、あゥ、っふァ…あ、ひ、」
再びぬぷ、ぐぷ、と粘ついた音を立てて細身のディルドが内部を掻き回しています
白い裸体を晒し、細い脚を開き、木原に命じられるがままいやらしい玩具で自らを犯す一方通行の姿は相変わらず初心で、それ故に何とも淫らな光景です
嬌声を上げて悶える一方通行は先ほどよりも確実に追い上げられているのが判ります
挿入した際の感触を含めたデータを元に専用に作られた一品です
その甲斐あって一方通行自身の指よりも的確に前立腺を責めているようです
しこりをぐりっと強く押し込んでやればすぐにでも絶頂出来るでしょう
244 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/15(日) 02:27:44.55 ID:2NrW4ZWE0
ですがそれでは折角準備した淫具が勿体無いです
そう考えた木原は一方通行が一度達する前に、機能を使ってやる事にしました
自主練習用にくれてやる事にしたので、使い方を教えるのも兼ねて一通り説明してやる事にします
腕を伸ばし、一方通行の手に重ねて指を絡ませます
するとがびくりと肩を跳ねさせつつ、何処かとろんとした瞳木原を見てきます
手は止めないまま、考えさせる間をも置かず、柄についている小さなスイッチを尾押し上げます
途端
一方「ィあ…っ!?」
びくん、と大げさなほど白い身体が跳ね上がります
くぐもった、ぶぅん…と妙な音が聞こえまs
245 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/15(日) 02:40:04.05 ID:2NrW4ZWE0
…言ったそばから申し訳ないですが、今日はここまでとさせて頂きます
全然安価まで行ってませんが、睡魔がいい加減ピークなのでもう確実に寝落ちする予感しかしない
そんな訳で、続きはまた明日参ります
昼間時間取れたら来れれば良いんですけれども
とりあえず夜になるまでに安価出せると良いな、とか
とか思いつつ
多分あと2-3レスぐらいでオナプレイは終わる予定です
246 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/15(日) 17:53:29.87 ID:WxEST0lso
乙
なかなかイケないのがかわいそうだが楽しくもありw
247 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/16(月) 01:42:12.08 ID:0NvKcNe20
毎度ご来訪ありがとうございます
連日遅くて短くてすいません。初期のペースに戻したい
昨夜の分は何だか誤字が凄まじい事に…半分寝ながら書いてるとダメですね
>>246
現時点ではまだあまり技巧が高くない上、素面なのもあって、自分だけじゃ中々イけないのです
慣れてない所為で一線越えそうになると手が止まってしまったり、まだまだ要練習といった所です
そんな過程を書くのも非常に楽しい訳で
では
>>244
の続きから
今日こそイかせてあげたい。そして安価まで行きたい
248 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/16(月) 01:46:35.81 ID:0NvKcNe20
一方「はっ…や、あ、あァ、ンっあ、はァ、っな、に、…ひっ!?」
身体の奥で唸り出したそれを思わず抜き出そうとします
木原がまだ添えたままの手に力を込めてそれを遮ります
「オマエなぁ、抜いたらイけねぇだろうが。ちゃんと当ててろよ」
敢えて押し込むことはしませんが、それ以上抜く事も許しません
一方「あゥ、っァ、あ、やァ…き、はら、く、」
絶頂に片足を踏み込んでいるような状態ですがそれでも達せずにいます
最奥を揺さぶるような刺激に身を委ねるのに恐れを感じているようです
熱に浮かされ潤んだ目で縋るように木原を見遣ります
木原は一方通行が淫具を抜けないよう抑えた手に力を込め、指先で器用にメモリを上げていきます
一方「ひィ、ン! っはァ、はひ、ィ、あァっ」
粘膜の奥で蠢く音が徐々に高くなり、耐えかねたように仰け反った頭が振られます
柄を掴んだまま放せない手は指先が白くなるほど強く握り締められ、伸びきったつま先がきゅっと丸められます
達する前兆を見て取った木原は、メモリを最大まで一気に押し上げます
一方「ンあァっ! あひ…っ、や、あァ、っィあァァ…っ!」
逃れようとでもするように激しく首を振り、殆ど泣き喚くような悲鳴と共に一方通行が絶頂に上り詰めました
249 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/16(月) 01:50:07.02 ID:0NvKcNe20
細い背が弓のように撓り、全身がびくびくと瘧のように震えています
反り返ったままの根からはとろとろと透明な粘液が零れ、内腿を伝ってシーツまで滴っています
時折ぴくりと震えてはぷしゃりと飛沫を吹いています
滑らかな白い下腹部や青い血管の透ける太腿の内側にはとろりとした液体が散っています
一方「あっ、あァ…っ、ひィ、ンっ」
ようやく一度達した一方通行ですが、今度は降りる事を許されず、軽くとはいえ断続的に絶頂を繰り返しています
淫具は未だ奥に埋め込まれたままで、膨らんだ先端が前立腺を押し上げ刺激し続けている為です
内蔵されたモーターがしこりをぐにぐにと捏ね回し、ごりごりと穿っています
一方「あゥ、あ、は…っ、ン、やァ、も…やめ…っ、」
一方通行は自ら蠢くバイブをぐりぐりと前立腺へ押し付けながら、まるで否定するように首を振って喘いでいます
「はっ。オマエ、誰に言ってるつもりだ? 一方通行」
押さえていた木原の手は既に離れているのですが、どうやら気付いていないようです
木原はくく、と咽喉を鳴らして笑います
「自分で勝手に気持ち良くなってるくせに、止めろとか言われてもなぁ?」
250 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/16(月) 02:16:44.56 ID:0NvKcNe20
一方「ンあ、ふ、あゥっ…ン、はっ、あ……ァ、…?」
背筋を這い登る快感にがくがくと全身を震わせながらも、木原の言葉に反応してきつく伏せていた瞼が薄ら開かれます
見せ付けるように開かれた両手と、その奥でいやらしく笑う木原の顔が視界に映ります
一方「え、あ……っァ、や、うそ、だ…、っ…ンな、俺……ひゥっ!」
潤んだ赤い瞳が見開かれ、戦慄く唇から無意識に言葉が零れます
木原の手はもう既に離れていて、それはつまり今淫具を突き込んでいるのは一方通行自身であるという証明です
それを理解した途端一方通行は一際高い悲鳴を上げて身体を大きく跳ねさせました
一方「あっ、あァ…っ、や、あひ、っふァ、ンあァ、っは、…あゥゥ…っ!」
がくりと仰け反り、高く鳴き声を上げて、激しく乱れ始めます
散々焦らされ、何度もイかされ、しかもそれが自分自身によって施された快感だと認識した事で、何かの箍が外れてしまったようです
一方「ひあっ、ァ、はひ、ァは…っはァ、ンあァァ…! …………ァ…、」
そして一際大きく全身を震わせ、その後突然、仰け反ったままがくりと力が抜けます
251 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/16(月) 02:23:06.63 ID:0NvKcNe20
薄らと開いただけの瞼はぴくぴくと痙攣しています
モーターの唸りはまだ続いていますが、弛緩した身体は時折ぴく、と震えるだけです
「あー…やっぱ限界超えたか」
どうやら繰り返し何度も上り詰めた所為で耐え切れずに意識が軽く飛んでしまっているようです
後口はバイブを深く銜えたままです
力の抜けた指を取っ手から外してやり、入れっぱなしのスイッチを切って、なるべく刺激を与えないように出来るだけゆっくりと引き抜いていきます
最後に先端のふくらみが赤く熟れた窄まりを押し広げ、ぐぽ、と粘ついた音と共に淫具が抜け落ちます
粘液に塗れた淫具の先端からまだ緩く開いたままの後口へつうっと透明な糸が引き、シーツにぽたりと染みを滲ませます
バイブをシーツで適当に拭って傍らに放り投げ、ベッドヘッドにくたりと凭れたまま呆然としている一方通行を横たわらせます
なるべく濡れていない部分に静かに寝かせ、汗で張り付いた前髪を指先で掃ってやると、微かに微笑んだようにも見えます
白い髪を撫でる手は無意識のようですが、その感触に心地よさ気に震えた薄い瞼が、やがてゆるゆると赤い瞳を覆って行きます
これは起こしてももう意識が持たないだろう、と木原はそのまま寝かせてあげる事にしました
連日意識を完全に飛ばすまで調教を施されていた一方通行は、久々にゆっくりと眠る事を許されたのでした
―
―――
―――――
五日目 終了
オナニー
合否の判定をして下さい >>+1〜5で多数決判定
252 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/16(月) 02:23:45.04 ID:0NvKcNe20
--体力が少し残った状態で調教を終了しました--
途中の半端分を換算しなくても大分長かったですね…
中々イかせてあげなくてすいません一方通行正直超愉しかった
253 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/16(月) 02:24:11.85 ID:0NvKcNe20
六日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、部屋の中央のベッドには白い身体が座っています
音に気付いたのか、気配に気付いたのか、ゆっくりと首が巡り赤い瞳がまっすぐに見遣ります
既に木原の手で身体は清められ、シーツも清潔な物に代えられています
木原の姿を認めた一方通行は、ベッドまで歩み寄る木原を赤い瞳で切なげに見上げてきます
「…よう、一方通行。俺を待ってたのか?」
口元に浮かべる相変わらず不遜な笑みが、柔らかいものになっています
白い髪をさらさらと指で梳いてやると、うっとりと気持ち良さそうに目を閉じます
従順で素直な態度です
身体の疲れは十分回復しているようです
どうする? >>+2 (↑の合否判定範囲と被っても可)
254 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/16(月) 02:30:51.84 ID:0NvKcNe20
やっとイかせてあげられました
そんな所で今日の投下は此処まで、もう寝ますすいません
それでは続きはまた明日に
投下時間を全体的に3時間程前にシフトしたい今日この頃
255 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(九州)
[sage]:2012/07/16(月) 02:33:52.72 ID:yjQvRJeAO
>>1
乙
合で
コックリングとかみたいな
256 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/16(月) 02:47:33.15 ID:/TCMcQ8IO
合
野外露出
257 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/16(月) 02:49:26.85 ID:Cv+MmOcSO
仕事でミスってイライラし、木原くンが本来の鬼畜外道で一方さんに八つ当たり。
腹パン→ならさずにケツにバイブ突っ込み蹴り入れる
258 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2012/07/16(月) 08:55:15.79 ID:cP0PnHIAO
>>257
一方さんは売りモノだし、傷ついたらどうすんだ
今日も自慰の練習する
259 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/16(月) 15:28:07.27 ID:Cv+MmOcSO
見た目に影響なきゃ多少は大丈夫かなと。ダーティで鬼畜外道こそが木ィ原くン。いい人いい人してる木原くンなんてヤダヤダアアアー!!!
260 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/17(火) 00:11:08.14 ID:xb/vdPAa0
毎度ご来訪ありがとうございます眠い
すみませんまた呼び出し喰らったので出て来ます…何か最近予想外に立て続けです何事
仮眠とパラメータ纏めが精一杯で本編書く時間取れませんでしたすみません
明日はちゃんと続きに参ります。どうぞご容赦を
彼方此方に誤字脱字がいっぱいあって泣きたい今日この頃
でも正直1番書き直したいのは乱数さんの口調です誰だお前
オナニーの合否(
>>251
)
判定範囲内に「合」×2/「否」×0 → 判定は「合」になります
<パラメータについて>報告 ※一方通行は何処まで削れば良いのか判らなくなったので前回と同じようにしてみたり
一方通行
「従順:Lv.6」↑
「欲情:Lv.3」↑(大)
「恥辱:Lv.5」↑(大)
「技巧:Lv.6」↑ ※合否判定「合」×2により+補正(大)
「前立腺経験」↑
「空絶頂経験」↑(大)
「自慰経験」追加
「強制自慰経験」追加
「愛玩属性:Lv.4」↑
「依存(→木原数多):Lv4」↑
木原数多
「愛玩嗜好:Lv.1」↑
>>257-259
傷跡や痣があったり、深いトラウマを抱えていたりすると、【商品】価値が基本的に大きく下落するのでご注意を
見た目ほど痛くないとかよく言いますが、その逆もまた然りな訳で
見た目から想像出来無い激痛だとか、傷や痣が消えても痛みだけ残り続ける方法等も色々あるわけで
つまり木原くンなら傷や痣が残らず内部に後遺症もなくただ只管その場限りの死んだ方がマシ的な痛め付け方をどうにか巧い事やってくれるんじゃないかと思います
ただ、現在の木原のパラメータですと、
>>257
の実行は可能ですが制限が掛かります
このスレの木原くンが暴力的な意味での鬼畜外道な安価を忠実に実施するには現状からの大幅な軌道修正が必要となります
いい人というか一方通行に甘い方向に傾き易い仕様になっております(
>>213-215
参照)
生来のサドっ気は健在ですので、例えばエロ方面に鬼畜な安価は比較的通ります
明日は安価
>>256
から参ります
服剥いて首輪着けてお散歩しませぅ、的な解釈で宜しいんでしょうか
それでは
261 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/17(火) 16:44:21.27 ID:9PJbc/B50
忙しいときは無理しないでなー
野外プレイ楽しみww
262 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(京都府)
[sage]:2012/07/17(火) 23:00:08.78 ID:JwM8yZDn0
テス
263 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/18(水) 02:35:46.70 ID:MTeeLrUM0
毎度ご来訪ありがとうございます
中々コンスタントに投下出来ずに申し訳無く。リアが落ち着くまでもうちょっと波があるかと…すみません
せめて最低限でも本編1レス、もしくは何らかのデータ等だけでも書いていきたいと思います
一度完全に途切れると多分モチベーションが落ちるので。頑張れ自分
今日はちょっと面倒(かもしれない)な安価が入ります。ご協力頂けたら有り難いです
コンマ安価を試してみたいのと、ちょっと色々、です
264 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/18(水) 02:36:38.02 ID:MTeeLrUM0
>>256
服剥いて首輪着けてお散歩しませぅ、的な解釈で参ります
この部屋から見ることは出来ませんが、今日の日差しは柔らかく空気が涼しくて非常に散歩日和の天気です
「っつー訳で、散歩に行くぞ」
木原の言葉に一方通行が不思議そうに首を傾げます
一方「……俺、此処から出られねェンじゃねェの?」
そう言ってとんとん、と指先でチョーカーを叩いて示します
一方通行の損傷した脳の代理演算機構は既にMNWから切り離されています
専用のスーパーコンピュータが設置されており、館の中でのみ受信可能です
もし敷地から一歩でも出ると電源OFF状態になってしまいます
だから逃げる事は出来無いと此処へ来た当初に言い渡されていましたし、既に身をもって経験済みです
疑問の色を浮かべる一方通行の前に、木原は手に持っていた物を差し出します
一方「……首輪…?」
「まぁ首輪だな。だがただの首輪じゃねぇぞ、勿論」
曰く、演算補助の電波を外でも受信できる装置を組み込んであり、コレを着けていれば外出が可能だという話です
飾り気の無いシンプルな造りで、一方通行の瞳に似た鮮やかな赤の、幅広の首輪です
チョーカーの上から着ける為か多少緩めで、電極部分を通す穴があり、端子のような部品が目立たないように取り付けられています
それだけならば首輪を模したデザインのチョーカーで通るでしょう
ですが金具に付けられた3メートル程度の細いチェーンは正直、犬か何かの散歩用のリードにしか見えません
不穏な予感に思わず黙り込む一方通行を尻目に、木原は着替えもしないとな、と嘯きます
265 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/18(水) 02:39:24.26 ID:MTeeLrUM0
とりあえず全部脱げ、という木原の言葉に従い裸になると、服はさっさと片付けられてしまいます
ベッド脇に立ったまま上から下まで舐めるように視線を這わされて、一方通行は頬を赤く染めて俯いています
顎に手を掛けて持ち上げられ、赤い首輪が巻かれます
電極に端子を繋いで具合を確かめると、リードの端を掴んだまま一旦離れます
「コレを着ろ」
木原が自分が着ていた白衣を脱いで差し出します
それ以外にリアクションが無いので、一方通行は受け取った姿勢のまましばらく固まります
現在の一方通行は素裸で、与えられているは既に着けられた首輪と、今渡された木原の白衣だけです
一方「……なァ、木原く……」
「何ボケてやがる、さっさと着ろ。出かけるっつってんだろうが」
伺うように見上げる一方通行の言葉を遮るように、淡白な口調で促します
一方「……白衣[これ]…だけ、って……本気かよ……っ」
震える声で小さく呟いたのが木原の耳に届いてはいましたが、素知らぬ態で流します
早くしろ、と再度促すと、漸く白衣に袖を通します
抵抗しても無駄な事は十分身に沁みていますし、今の一方通行には木原に逆らうという意思が殆どありません
命令に従う事でもしかしたらもっと酷い思いをする事になるかもしれないと、例え解っていたとしても、です
素肌の上に直接木原の白衣を羽織ります
木原の一方通行では体格の差でサイズが違いすぎる為、肩が落ちて袖が余り、裾は足首まで届いています
何故か留め具の一切無い合わせをかき集めるようにして握り締めていますが、大きく開いた襟からは鎖骨が露です
両手で押さえた前側はスリットのようになっていて歩くたびに太腿の付け根近くまでがちらちらと覗いてしまいます
薄手の白衣の下に何も着ていない――下着すら付けていないのが、見ようと思えばすぐに判ってしまうでしょう
266 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/18(水) 02:46:16.46 ID:MTeeLrUM0
此処へ来てから、外へ出るのは久々です
部屋に窓すらない為そもそも見ることさえ叶いませんでした
時計も無いのでどれだけ経っているのかも一方通行には解りません
一つの部屋で寝起きして廊下にすら出る事の許されない生活を強いられ続けていた為、本来なら開かれた空間は眩むほどの開放感です
ですが今の一方通行は激しい羞恥でいっぱいでそんな気分を味わうほどの余裕が欠片もありません
それを見て取ったのか、木原が幾分柔らかい口調で声を掛けます
「学園都市[このまち]でこんな時間に出歩いてるようなヤツは早々いねぇよ」
現在、朝と呼ぶには少々微妙な、平日の午前中です
学生と学校関係者、研究者が多くを占めるこの都市では確かに最も人通りの少ない時間帯です
「スキルアウトが屯[たむろ]するような路地にゃ行かねぇし」
確か近くに小さな公園があった筈だ、と木原は記憶を探ります
人気の無い時間の、更に人気の少ないその場所を今回の散歩の目的地にするようです
それを告げ、リード代わりのチェーンと軽く引っ張ると、漸く一方通行が顔を上げます
本当に行くのかと言いたげな表情に浅い溜息を一つ落とします
初めてだからと態々服を着せてやり、人気の無い時間と場所を選んでいるのは木原なりの譲歩です
首輪は兎も角、素裸で衆人環視に連れ出さないだけ随分優しくしてやっているつもりです
「…あぁ。そういや言い忘れてた。その首輪なぁ、」
そんな事はおくびにも出さず、一方通行の首元を示し、世間話でもするような軽い口調で続けます
「俺が持ってる中継装置を介して演算補助のデータを受信してるんだがな、」
ふと言葉を区切り、口元をゆるりと引き上げます
「リードが届く範囲より離れると、電波が一切届かねぇんだ。――気を付けろよ?」
267 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/18(水) 02:52:17.23 ID:MTeeLrUM0
もうそこに見える公園へと向う道を、殊更ゆっくりとした歩調で進んで行きます
辺りに他の人の姿は見当たらないようです
先に立つ木原の手にはリード、その先には数歩分遅れて一方通行が歩いています
俯き、白衣を握り締め、とぼとぼと沈んだ足取りです
時折僅かに顔を上げては視線だけで辺りを窺っています
激しい羞恥と不安と警戒で一方通行の精神はほぼ飽和状態のようです
誰かに目撃されてしまったら、ましてや遭遇でもしてしまったら、とそれだけがずっと頭の中でぐるぐる回っています
公園の入口に辿り着きますが、敷地内には誰もいないようです
遊具の類は余り無く、幾本もの樹木が彼方此方に植えられ、学園都市には珍しく緑の多い場所です
木原は中には入らず、入口の門の横を通って、公園の周囲をぐるりと取り囲む木立の中の道を進んで行きます
並木道というよりも林の中に道があるといった方が似合いそうな場所です
木の間から向こうは見通せるものの死角も多く、もし誰かがいてもすぐには気付かないかもしれません
或いは気付かない内に見られているかもしれません
逆を言えば誰かに見付かりそうになっても身を隠し易いのですが、木原がそれを許してくれるかは判りません
268 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/18(水) 02:55:46.13 ID:MTeeLrUM0
辺りの木々の葉がそよそよと吹く風に穏やかに靡いています
時折白衣の裾がはためき白い太腿が露になりますが、両手は既に前を押さえているので直す事が出来ません
木原は全く気に留めず、むしろ一方通行の挙動を愉しげに見遣りながらゆっくりと歩いています
稀に茂みががさりと鳴る度に一方通行がびくりと肩を跳ねさせています
木立の中ほどまで歩いて来ましたが、木原が帰ろうとする気配は無いようです
散策を続けるか、公園の方に向うか、思案しているようです
どうする? >>+2 (散策を続ける or 公園へ向う or 何かあればどうぞ)
また、昼の時間帯に差し掛かっている為か、近くを人が通る気配がする――ような気がします
誰? >>+4 (木原数多、一方通行以外/男性限定/人物名もしくはモブ可)
どうなる? >>+5 のコンマ以下一桁[12:34:56.78なら8]で判定
1 目撃する(木原、一方通行が認識)
2 目撃される(木原のみ認識)
3 誰にも会わない
4 目撃する(一方通行のみ認識)
5 目撃される(木原、一方通行が認識)
6 誰にも会わない
7 目撃する(木原、一方通行が認識)
8 目撃される(一方通行のみ認識)
9 誰にも会わない
0 目撃される(木原、一方通行共に認識しない)
00 遭遇する[これのみ二桁/12:34:56.78の場合の78の部分が00の場合]
269 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/18(水) 03:02:17.15 ID:MTeeLrUM0
コンマ安価ってこんな感じで良いんでしょうか
細かいですが、ご協力頂ければ僥倖です
もし今後登場した場合のパラメータ等に影響があったりなかったり
とはいってもあまり大きな変動はさせませんのでお好きなキャラをどうぞ
今気付いたけど結構な時間になってました…
そんな所で今日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
続きはまた明日に
270 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/18(水) 03:19:47.34 ID:JWS+WOqKo
乙!
271 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/18(水) 03:21:52.34 ID:JWS+WOqKo
木立の中でイタズラ程度のセクハラ開始とか
272 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(九州)
[sage]:2012/07/18(水) 03:48:16.85 ID:sBxnfKjAO
触手召喚したいw
273 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/18(水) 03:59:57.99 ID:558Ej9xIO
上条さん!
274 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(四国)
[sage]:2012/07/18(水) 05:59:12.21 ID:55LkA3uAO
目撃されるor遭遇来い!
275 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(四国)
[sage]:2012/07/18(水) 06:01:39.92 ID:55LkA3uAO
ファック
>>1
乙
276 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東)
[sage]:2012/07/18(水) 22:11:22.74 ID:99pL28zAO
毎度ながら安価きれいにまとまったなwwwwww
支援
277 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/19(木) 00:42:56.36 ID:s6dF5pC20
毎度ご来訪ありがとうございます
すみませんが今日もまたこれから出かけます
戻りの時間がわからないので書けたのはまだ一レス分だけですがとりあえず投下します
中々安定しないのが申し訳ないです…
最近昼夜逆転しかかってる所為で昼間立ったまま寝そう
昨日分、細かい安価にも関わらずご協力頂き感謝致します
正直遭遇しちゃったらどうしようとか思ってたんですが流石一級建築士はフラグだけ建てて行きました
ところで
>>269
で今後登場した場合云々とか書きましたが乱数が既に出てるのに何か除外してるような書き方になってしまって反省
気をつけます
話は変わりますが。
今まで該当する場合が無く、ちょっと気になったのでお尋ねしたいのですが
このスレ自体の進行スピードというか安価の頻度はそんなに高くありません(と思います)
また、大変有難い事に来て頂いてる方々が複数名様いらっしゃるという事もあり、
安価範囲内の連投は出来れば避けて頂きたいかな、とも思うのですが…
折角頂いているのにそういった制限というのは設けてしまっても良いものなのでしょうか
参考までにご意見等頂ければ助かります
278 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/19(木) 00:44:10.98 ID:s6dF5pC20
太陽が天頂に近く、昼時に差し掛かっているのだろうと判ります
その為でしょうか、遠くに人のざわめきのような気配を感じます
それを感じ取っているのか、一方通行が今まで以上に落ち着きません
近くに人影は見えませんが、些か強張った表情できょろきょろと周りを見回しています
怯えの色を湛えて潤んでいる赤い瞳に、木原はちょっとした悪戯心を擽られたようです
先を歩いていた木原が、一方通行に前を行くように言います
警戒しながらゆっくりと歩を進める一方通行の、すぐ後ろを歩きます
背後に感じる気配に一方通行が思わず、といった様子で振り向きます
一方「き、はら、くン…?」
口元に笑みを浮かべる木原に不穏な色を見て取って、恐る恐る名を呼びます
リードを適当にくるくると手に巻きつけて行動範囲を縮め、すぐ後ろから腕を回してするりと首筋を撫でます
びく、と細い肩が面白いように跳ね上がります
至近距離の木原をおずおずと見上げる一方通行は白衣を握り締める手に無意識に力を込めています
上から身長差で見下ろせば、大きく開いた襟刳りからは細い鎖骨と薄い胸がちらりと覗きます
空いている手で背を撫で下ろし、硬い果実のようなきゅっと形よく切れ上がった臀部へと掌を滑らせます
一方「ひゃゥっ」
つうっ、と白衣の上から双丘の狭間を指で撫で上げられて、妙に甘い声が零れてしまいます
そのまま指先はまだ立ち上がる気配の全く無い前側を羽毛のように軽く悪戯に擦り上げます
白衣の裏地が柔肌を、するするとなぞって行きます
滑らかな裏地は傷つけこそしないものの、素肌に直接触れられるのとは感覚が全く違います
撫で回す手付きがやけに怪しげです
一方「…ン、ンンっ」
不安定な腰のラインを指で丁寧になぞられ、思わず声が零れるのを自分の手で口元を被う事で辛うじて堪えています
こんな格好で、こんな場所で、こんな事をして――
一方通行は余りの羞恥に混乱してしまっているようです
279 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/19(木) 00:45:06.52 ID:s6dF5pC20
短くてすみません
遅刻するといけないのでここらでお暇させて頂きますすみません
取り急ぎ失礼致しました
続きはまた明日に
では
280 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/19(木) 00:54:26.13 ID:VBnmK2zBo
乙!
安価は連続で取りまくったりされなければそんなに気にならない
+2、4、6が安価の場合、+1、2の連投なら+1のは単なるkskだしOK
あと、内容指示みたいな安価とコンマ指定ならランダム要素も含むからOKな気がする
281 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/20(金) 02:12:07.15 ID:QPvLXqcn0
毎度ご来訪ありがとうございます
またしても遅く…というかもう眠い…
>>280
丁寧にありがとうございます
ここ暫く何度もお騒がせしてばかりですみません
何と言うか、自分はちょっと色々気にし過ぎなんでしょうかね…
畢竟、ご参加頂いてる方々が気にならないのならそれで良いのかな、と
そんな訳で、特に制限などは設けず、今まで通りで参ります
あえて言うなら連続安価はそれなりにご配慮頂ければ…というトコロで一つ
前回の投下時に入れ忘れてましたが、今回の安価は
>>271
,
>>273
,
>>274
木立の中でセクハラプレイ中に木原と一方通行が上条当麻を目撃 です
では本日は
>>278
の続きから
282 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/20(金) 02:13:42.09 ID:QPvLXqcn0
丁寧に手入れされた木は散策する人等が怪我などしないように低い部分の枝が掃われています
また品種改良でもされているのか、表面は柔らかな厚手の樹皮に覆われておりとても滑らかな手触りです
顔を真っ赤にしてびくびくと震える一方通行の足元が些か覚束無くなっています
感じているから、というよりも激しい羞恥と混乱に精神的な余裕が無い所為でしょう
かくかくと笑う膝が今にも崩折れてしまいそうです
細い腰に手を回して近くの木へとさり気なく誘導し、背を預ける体勢で寄り掛からせます
頭上にリードを巻いた手を付いて半ば覆い被さるようにし、逃亡を塞いでしまいます
そもそも首輪の所為で逃げられないのですから実際の意味は大してありませんが、心理的圧迫には効果的な体勢です
羞恥に俯いたままの一方通行は耳の先まで赤くなっています
口元を塞いでいた手が外され、唇は噛み締めたまま、その手がわずかな抵抗を示すかのように木原の胸元を押し返しています
形ばかりで殆ど意味を成さない抵抗に薄らと笑みを浮かべつつ、木原はやや屈みがちになり顔を寄せます
びく、と肩を震わせる一方通行の髪をさらりと掻き上げ、露になった柔らかな耳朶を甘噛みします
一方「…っ、ァ、…はふ、…ン…っ」
耳の縁に舌をつうっと滑らせると、白衣を握り締める手に力が篭ります
首筋に唇を当てながら、空いている手で白衣の上から細い体を撫で回します
膝の間には木原の足が割って入り、白衣の裾が捲れて脚の付け根近くまで白日の下に晒されています
細くも柔らかな太腿の滑らかな手触りを堪能しつつ、鎖骨の窪みに噛み付くように唇を落とします
そろそろイタズラの範疇では収まり付かなくなり掛けた所で――
がさり、と
すぐ近くの茂みが大きな音を立てて揺れました
283 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/20(金) 02:28:06.86 ID:QPvLXqcn0
一方「――っ!」
瞬間、ぎくり、と一方通行が全身を強張らせます
赤い瞳を大きく見開いて瞬き一つせず固まっています
不安と恐怖が羞恥を上回ったのか、押し留める為の手が今は縋るように木原の衣服を握り締めています
ようやく視線だけをずらし、まだがさがさと揺れ続けている茂みをじっと見つめます
木原もそれとなく茂みの方へ視線を向けると突然ぴょん、と茂みから小さな影が飛び出します
一方「…!?」
「…お?」
途端再び息を呑んで固まってしまった一方通行を尻目に、冷静に正体を見極めた木原が気の抜けたような声を上げます
「ちっ…。何だ、猫かよ」
とてとてと気楽に歩き去る小さな獣を見遣り、一方通行の強張っていた身体から力が抜け、無意識に安堵の溜息を漏らします
木原は横目でそれを見てつまらなそうに鼻を鳴らします
何となく緩んでしまった空気を掃うように、木原の手がいやらしい動きを再開します
一方「ンっ、…は、ふ…っやめ、きはら、く、」
前触れ無く身体を弄[まさぐ]る感触に思わず抗議するような声が上がりますが木原は聞く気配を見せません
細い腰の括れからすっきりとした腹部へと掌で撫で回し、或いは頚動脈を辿ってねっとりと舌を這わせています
一方「…っや、ン、…ふァ…あ、」
零れる息に熱が混じり始め、するすると胸元を滑る指先が押さえた白衣の隙間に滑り込もうとしたその時、
「…ぉーい、スフィンクスー! どこだー?」
今度は明確に人の声が響きました
284 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/20(金) 03:10:36.11 ID:QPvLXqcn0
今度は間違っても猫などではありません
少年と青年の過渡期程と思われる、若い男の声です
同じ方向からは小走りの足音が近付いて来ます
一方「…ァ、……っ」
つい先ほど一度気が緩んでしまった為、反動は大きいものです
上気していた頬からさっと血の気が引きます
一方「き…、はら、くン…っ、もォ、帰――ひィン…っ!」
するりと白衣の下に潜り込んだ指先が、まだ柔らかな胸の飾りをきゅ、と摘み上げます
最も敏感な場所の一つを容赦なく刺激され、意に反して高い声を上げてしまいます
一方「あ…、ァ、やめ…っ」
ふるふると首を振って拒絶するのとは裏腹に既に芯を持ち始めた乳首を、指の腹で挟んでこりこりと捏ね回します
ばたばたと慌てたような足音はすぐそこまで来ています
「…確かにこっちの方に来たはずなんだけどな。…茂みの中にいたら見つけられないぞ…」
一方「っ…!」
よりによってすぐ近くで足音が止まり、困ったような声と共にがさがさと辺りを探る音がしています
一方「や…いやだ…っ、――っもォ、やだァ…!」
縋りつくようにして木原を見上げ、声を潜めて必死に懇願する一方通行の赤い瞳は今にも零れそうなほど潤んでいます
木原はそれを平然した表情で見下ろし、一瞬どうしたものかと考え込みます
余りこっち方面で苛め抜くのもトラウマを作りかねないと判断して一旦手を緩めてやる事にします
宥めるように髪を梳きながら、大人しくしてろよ、と嘯きます
「声出したら見付かっちまうかもなぁ」
片腕を回して器用に抱き込み、意地悪く耳元で囁き掛けるとそのまま耳朶をやわやわと唇で食みます
ぴくん、と肩が震えますが、噛み締めた唇からは熱を含んだ息が零れるだけです
乳首を解放してわき腹を撫でていた手を上へ滑らせ、顎に添えて持ち上げます
逸らされた首筋に唇を押し当て、軽く歯を立てつつ、舌を這わせます
木原の胸元に縋る白い手がきゅっと服を握り込んでいます
285 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/20(金) 03:11:14.29 ID:QPvLXqcn0
「…あっ!」
一方通行が、木原の愛撫に必死に声を堪えていると、不意に響いた声と共にがさがさと鳴り続けていた音が止まります
「スフィンクス、そんな所にいたのか。…無事で良かった」
言葉通りの安堵した声と足音がゆっくりと遠ざかって行きます
一瞬見付かったのかと恐れた一方通行ですが、どうやら違ったようです
「いやー、随分探しちゃいましたよ上条さんは」
多少の距離感を伴って声は続きます
「昼の用意忘れてたのを思い出して慌てて休み時間に帰ったら、姿が見当たらなくてびっくりしたぞ」
にゃあ、と返事するようなタイミングで猫の鳴き声が聞こえます
「どこから部屋を出たんだか…抜け道でもあったんでせうか? …もしやどっかに穴が空いてるとか?」
不幸だー、と言葉の割りに軽い調子で嘆きが一つ響きます
いつの間にか木原の手が止まっていますが一方通行は気付いているのかいないのか、恐らく後者でしょう
その声に妙に聞き覚えがある気がして、記憶を探るのに意識を向けていた所為です
先ほどまで見付かるのを酷く恐れていたにも拘らず、声の主を探すように視線を向けています
木原もとうにその様子に気付き、目を眇めて白い頭を見ていましたが、一方通行の視線を追うように木立の隙間の向こうを見遣ります
286 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/20(金) 03:14:29.37 ID:QPvLXqcn0
ちょうどその時、まるで図ったようなタイミングで人影が二人の視界を横切ります
つんつんと尖った黒髪が特徴的で、学生服を身につけた、高校生ぐらいの見目をした少年です
腕に先ほどの猫を抱いて、一方通行達に気付く様子もなくてくてくと歩いて行きます
休み時間云々といっていたようですが、果たして余裕はあるのでしょうか
木原にはどうでもいい事で、一方通行には一般的な学生のスケジュールというものが判らない為、全く気にしていません
それよりも一方通行はその容貌にも酷く見覚えがあって、思い至ると同時に完全に驚く方に意識が行っていたのです
なぜならそれは、あの実験を止めに来た最弱[さいきょう]の無能力者の少年だったのですから、驚くなという方が無理な話です
一方通行は無言のまま酷く複雑な色を宿した瞳で少年の後姿をじっと見遣っています
その光景に何となく気を殺がれてしまい、木原はこきりと首を鳴らして面倒臭そうに溜息を付きます
どうする? >>+2 (散策を続ける or 公園へ向う or もう帰る or 何かあればどうぞ)
287 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/20(金) 03:16:49.62 ID:yPB1Fizc0
ksk
288 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/20(金) 03:22:05.71 ID:QPvLXqcn0
…途中でちょっと寝落ちしてましたすいません
何とか安価まで行けて良かった…
どの程度までならイタズラの範疇なのかな、とか思いつつ
恥ずかし怖がる一方通行にセクハラとか非常に愉しかったです
もうちょっと追い詰めても良かったかもしれませんが、木原くンそこそこデレ入ってるので加減が難しい所です
今日の投下は此処まで、もう寝ますすいません
それでは続きはまた明日に
289 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/20(金) 03:26:34.46 ID:X0eXgNYSO
上条さんを追いかけ、連れてきて目の前で一方さん犯す。あわよくば上条さんも参加させる
290 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北陸地方)
:2012/07/20(金) 03:28:16.86 ID:iLVlRugAO
もうホモスレはいいよ
291 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/20(金) 12:52:15.07 ID:J5XoP6xwo
もし+2が290になるなら、上げてるし荒らしだろうから無視していいんじゃね?
せっかく公園なんだしわんこスタイルか後ろから抱えただっこスタイルでおしっこさせる、とかでスカ経験つかないかな
292 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/20(金) 15:55:45.40 ID:X0eXgNYSO
>>287
でksk、
>>1
の発言はカウントしない→289じゃないの?
293 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/20(金) 22:28:56.25 ID:QPvLXqcn0
毎度ご来訪ありがとうございます
こういうのも荒らしというんですか…
正直、何か非常にご不快があったのかと半日ぐらい落ち込んでましたが、あんまり気にしない方が良いのでしょうか…
今回の安価は
>>289
です。カウントは
>>292
の通りです
前述の通り、パラメータによって安価の内容に制限が掛かる場合があります
また、グロ禁止のように、設定上制限の掛かる項目というのも幾つかあります
行動として完全に安価履行出来無い場合でも、思考や精神状態に反映することでパラメータが変動します
ので、滅多な事では無効安価にはなりません。が、反面、ご期待通りの調教内容には届かない可能性が多々あります
>>291
グロ系と異なりスカ系は禁止項目ではないので行為そのものは不可能ではありません
あとはそれぞれのパラメータによる制限がどの程度掛かるかに因ります
ご希望の行為に関しましては、現時点では、一方通行に恥辱により興奮・欲情する傾向が薄いのと、木原くンがそこそこデレ方向に傾いているので、実行は微妙なところです
294 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/20(金) 22:33:41.55 ID:QPvLXqcn0
>>289
設定上の理由により大幅に制限が掛かります
木原はもう一度少年の去っていった方向に目を向けます
何処となく見覚えのある容姿で、一方通行にとっても既知のようです
一方通行に研究者以外で関わりを持つ人物などそういるものではありません
しかもあの一方通行が明らかに感情を載せた目で姿を追うほどの人物です
それを検索条件に掛けて記憶を探れば程なく、やはり一方通行絡みの件で目にしたデータに行き当たります
(名前は――上条当麻)
(無能力者…高校生…)
(超電磁砲…クローン…欠陥電気…)
(――絶対能力進化実験[レベル6シフトプラン]を阻止…か、)
なるほどな、と声には出さずに心の内だけで呟きます
他人との関わりを極力避けていたはずの一方通行にとって珍しくも極めて強い印象を持つ相手です
あれほどの複雑な色を浮かべていた事にも納得が行きます
そしてそれほど強く心象を抱く存在ならば、調教に利用できるかもしれない、と木原は些か真面目に思案します
(今から追いかければまだ十分間に合うはずだ)
(ヤりたい盛りのガキなんざどうとでも言いくるめられるだろ)
(あのガキの見てる前で一方通行を犯してやれば、心を折れるかもしれねぇ)
(いっそ二人掛かりで一方通行を嬲ってやりゃあ――)
295 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/20(金) 22:34:35.94 ID:QPvLXqcn0
(――…いや、待てよ…?)
そこまで考えて、ふと『仕事』を請けた時の遣り取りを思い出します
(…そういや、【商品】未満を『披露』するのは御法度だったか…)
館の決まりとして、調教中の一方通行に性的な接触を図れるのは調教者である木原数多のみです
唯一の例外は助手である木原乱数だけで、それ以外の相手とは一切厳禁なのです
無事調教を終えて【商品】として店に出せるようになるまでは、如何なる理由があっても意図的な接触は許されません
(――ちっ、ダメか。この案は使えねぇな)
面白そうだと思ったんだがなぁ、といかにもつまらな気に独り言ちます
もし先ほどこちらが見かけるだけでなくいっその事遭遇してしまったのならば、『偶然』だと言い張る事も出来たかもしれませんが
思考を開始してから結論に行き着くまで掛かった時間は実質十数秒ほどです
眼前の景色に意識を戻せば、広がる光景に特に変化はありません
一方通行は上条の消えた方向を何とはなしに見ています
どうする? >>+2 (散策を続ける or 公園へ向う or もう帰る or 何かあればどうぞ)
296 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/20(金) 22:45:47.70 ID:X0eXgNYSO
ksk
297 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/07/20(金) 22:56:44.87 ID:9TPhfufNo
公園へGO!
298 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/20(金) 23:27:03.88 ID:QPvLXqcn0
思わぬ邂逅(一方的)と、折角の良案の自己却下で、木原は気勢を挫かれてしまったようです
首を振って息を吐き出し、気を取り直して今度は公園へと向う事にします
「行くぞ一方通行。さっさと立て」
そう声を掛け、歩きやすいよう縮めていたリードを解きます
気が漫[そぞ]ろだった一方通行ですが、首輪を引っ張られてはっと意識を引き戻します
過ぎる戯れの所為で肌蹴ていた白衣の襟を直し、改めて前を掻き合わせると慌てて立ち上がります
木原が公園の方に歩を進めるのを見て、一方通行は驚いたように目を見開き、思わず立ち止まってしまいます
一方「え…? …もォ、帰るんじゃ、ねェの…?」
どうやら館に戻るのだろうと思っていたようです
木原は咎めるでもなく振り向き、やれやれ、と肩を竦めます
「折角久々に外に出たんだ。堪能させてやろうっていう俺の有難い心遣いだろうが。なぁ?」
そう言ってにやりと意地の悪い笑みを浮かべます
先ほどの言葉は確認や疑問というより寧ろ願望だという事を解った上での発言です
それを悟って一方通行は俯き黙り込んでしまいます
細い指が掻き合せた白衣を握り締めるのを愉しげに見遣り、木原は今度こそ公園へと歩みを進めます
リードを引かれ抵抗も出来ずに、一方通行は木原の後ろをとぼとぼと付いて行きます
299 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/20(金) 23:53:07.76 ID:QPvLXqcn0
しばらく歩くとさっと木立が開け、目的の公園に辿り着きます
さほど広くはなく、遊具の類も少なく、芝生や木々が彼方此方に配されています
子どもの遊び場というよりは、それこそ散策向けなのかもしれません
昼時は既に過ぎ、けれど放課にはまだ早く、基本人通りの少ない時間帯です
木立の中よりは視界が利きますが、辺りに人影は見当たりません
そもそもこの辺りは普段から人が少なく出入りも頻繁ではないという、閑静な立地である事も大きな理由です
尤も、余り表の世界に憚るものではない館の性質から言ってそれは当然ではある訳ですが
(しっかし、学生なんざ特に縁遠いだろうに、あのウニ頭は何しにこんなところに来てたんだかな)
ふと疑問を浮かべますが、そういえば猫を追いかけていたのだったか、とすぐに思い至ります
一方通行をちらりと見ると、警戒を完全に解きはしないものの、人の気配が全く無いことに多少なりとも安堵している様子です
公園の中ほどまで来た所でぐるりと辺りを見回すと、近くの樹木の下にベンチが備え付けられています
全体が柔らかな曲線で形作られたそれはしっかりとした木製です
丁寧に磨き上げられた表面はどんな加工がしてあるのか不思議に柔らかな手触りです
幅のあるベンチの真ん中に遠慮なく陣取ると、背凭れに体重を預けて深く腰掛け、長い足を高慢に組みます
傍らに目をやれば、一方通行が辺りをちらちらと気にしつつも所在無い様子で立っています
どうする? >>+2
300 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/20(金) 23:54:45.77 ID:yPB1Fizc0
ksk
301 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/20(金) 23:56:26.10 ID:Y2Vvtb+IO
白衣キャストオフ
302 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/20(金) 23:56:54.41 ID:X0eXgNYSO
四つん這いにさせて足掛けにする。
303 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/21(土) 00:34:09.55 ID:0zQ8OgzB0
(マジで誰もいねぇとか……どうしたもんかね)
人の出入りが余りない事は承知の上でしたが、此処まで完全に人気が無いのは予想外だったようです
些か当てが外れた木原は、ベンチに凭れながらしばらく思案に耽ります
首だけを起こして傍らの一方通行を見遣れば、あいかわらず落ち着かない様子でちらちらと辺りを見回しています
緩く風が吹いて白衣の裾がはためき、時折白い太腿が覗きます
それを見て木原は、ふむ、と一つ頷きます
「一方通行」
一方「…?」
呼び掛けに小首を傾げて窺ってくる一方通行を、だらしなく凭れたままの格好で見上げ、
「脱げ」
簡潔にさらりと言い放ちます
一方「は…? ………!?」
一瞬、何を言われているのか判らないという顔をした一方通行が、木原の言葉を理解した瞬間固まります
「大体そりゃあ俺のを貸してやってるだけだろ。っつー訳で返せ。今すぐ」
一方「っ…!」
身勝手な、けれど有無を言わせぬ口調と共に掌がずいと無造作に突き出されます
突然の要求に一方通行は返す言葉すら思い付かずに息を呑む事しか出来ません
木原は眇めた目で、低い位置にも拘らず傲慢にも映る視線で見下ろしています
ずっと握り締めていた手がのろのろとした動きで解かれ、止め具が無いため自然と肌蹴た白衣の隙間からは白い肌が覗きます
震える指が襟元に掛かり、ゆっくりと肩から下ろされて行きます
木原の無遠慮な視線に晒されながら、白い裸体が完全に露になります
差し出されたままの手に載せられた白衣を座ったまま器用に羽織り、目の前の身体を下からゆっくりと見上げていきます
すらりとした脚に細いながらも括れた腰、滑らかな下腹と桜色の浮かんだ薄い胸、くっきりとした鎖骨から続く折れそうな細い首
人っ子一人いないとは言えど公園という公共の場所、更に白日の下で素裸になるという恥辱に、白い頬は熟れた果実のように真っ赤です
眦には今にも零れそうなほど涙で潤み、赤い瞳が縋るような視線で木原を見つめています
どうする? >>+2
304 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/21(土) 00:35:22.77 ID:IemqyDkSO
kskゥー
305 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/21(土) 00:37:48.42 ID:0zQ8OgzB0
…気を抜くと寝そうです…
そんな所で今日の投下は此処まで、もう寝ますすいません
続きはまた明日に
306 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/21(土) 00:51:32.90 ID:IemqyDkSO
そんな時はブラックペッパーコーヒーを飲むんだ。
>>1
乙。安価↓
307 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/21(土) 00:57:59.64 ID:gM+eCGGso
まだ一方さん処女だし、あまり過激なことやエロいことは出来なそう
とりあえずせっかく座ったことだしお膝にでものせてペロペロしてみようかウヘヘ
308 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/21(土) 23:48:07.81 ID:0zQ8OgzB0
毎度ご来訪ありがとうございます眠い
眠気覚ましにと思ってシャワーを浴びたら余計に眠く…失敗した眠い…
>>306
何だか目覚ましには良さそうな響き。でも味が想像付きません
胡椒も珈琲も大好きですが諸事情で夜間に刺激物をあまり摂取出来無いので、今度昼間に試してみます
では本日は安価
>>307
から参ります
ペースは緩め、寝落ち注意です眠い
309 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/21(土) 23:53:01.70 ID:0zQ8OgzB0
(…さて、剥いたは良いが、どうすっかなー…)
目の前の白い身体をじっと見つつ思案気に首を捻っています
(薬も道具も持って来てねぇしよ…)
無遠慮な視線の先では一糸纏わぬ姿の一方通行は恥ずかしくてたまらないといった様子で唇を噛み締めています
木原は徐に凭れていた上体をやや起こしつつ、
「――よし。此処座れ一方通行」
目を瞬く一方通行に自分の太腿をぽんと叩いて示します
更に跨いで座るようにと指示する木原の言葉に、しばらく硬直していた一方通行ですが、やがておずおずと身を進めて行きます
両脚を跨いで立ち膝なにって木原に相対している状態です
自ら股を開いて秘部を空気に晒すような格好に、身体の横で握り締められた手が細かく震えています
握り締めすぎて無意識に掌に爪を立てている両手を掬い上げ、自分の肩に掛けさせます
傍からはまるで自ら木原に縋り付いているようにも見える体勢です
一方「…っン…」
滑らかな太腿を掌でするりと撫で上げると、背が撓って震え、無意識にか肩口に爪を立てられます
俯いたままの白い頬は最早茹で上がってでもいるかのような色合いです
そのまま視線を下ろせば目に入るのは細い首筋です
薄い皮膚の下、くっきりと浮かぶ鎖骨に木原は思わず噛み付きます
噛み付くといっても歯型が付くほど噛み締めるのでは有りません
唇を滑らせ、指先で擽り、わざとぴちゃぴちゃと音を立ててねっとりと舌を這わせます
310 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/22(日) 02:33:31.09 ID:6J4AnqPI0
中途半端に浮いたままの腰に手を添えて腿に直接座らせます
そのまま腕を回して軽く引き寄せ、鎖骨を舐めていた舌を下方へと滑らせて行きます
一方「…ふ…」
濡れた舌先が胸の頂を掠めた瞬間、熱の篭った呼気が零れ落ちます
敏感に反応するその小さな桜色を唇で啄ばめば、柔らかかったそこは直ぐに芯を持ってつんと勃ち上がります
一方「あ、あ…っ、は、あァ、ン…っ」
更に尖らせた舌先で膨らみをくりくりと突付いてやると、噛み締めていた唇から耐え切れず甘く蕩けた声が零れます
声が十分潤った所で一旦乳首を解放し、なだらかな薄い胸を掌で撫で回しつつ唇を這わせます
すっきりとした腹部まで滑り降り、浅い筋に沿って舌で辿ると細い身体が僅かに身じろぎます
「…腹筋ってのはある意味前立腺と繋がってるんだとよ。――感じてんのか?」
鳩尾辺りに唇を押し当てたまま笑いを滲ませて囁けば、目を伏せた一方通行がふるふると首を振ります
時折声を零しつつも唇は引き結ばれていて、感じているのか、それとも否定したいのかは判りません
肌を撫で上げられるたびに、熱い吐息に咽喉を震わせ、切なげに眉を寄せて密やかに喘いでいます
311 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/22(日) 02:36:15.65 ID:6J4AnqPI0
「はっ、素直じゃねぇなぁ。――だがまぁ、身体は正直だぜ? 一方通行」
木原が喉奥で笑いながら低い声で囁きます
「見てみろよ。オマエ、勃ってんぞ」
一方「……っあ……うそ、だ…ろ」
閉じる事が出来無い脚の付け根で、緩やかに首を擡げ始めた幼い根が先端から僅かながら透明な粘液を滲ませ震えています
「ったく。こんなトコでおったてて、カウパーだらだら零しやがって。露出狂かテメェは」
一方「…っふァ、あ! や…っなンで、俺、…あっあ、…っこ…ンな、…あァ!」
薄い腹筋を舐め上げられ、潤んだ先端を指の腹でぐりぐりと弄られ、意地悪く笑う木原の声がぐるぐると回って思考を掻き乱しています
死にそうなくらい恥ずかしくて堪らないのに、どうしようもなく蕩けそうなほど気持ち良い――
そんな二つの感覚の狭間で混乱しきっている所為でますます身体は敏感に反応し、急速に熱を帯びていきます
腰に回された手がまだ硬い果実のような臀部に這わされ、やわやわと揉みしだいています
狭間を指が掠めるたびにびくりと小さく肩が揺れます
つるりとした先端からつうっと糸を引いて雫が滴り、白衣に小さな染みを滲ませました
どうする? >>+2
312 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/22(日) 02:37:00.31 ID:6J4AnqPI0
あの…途中完全に寝落ちしてましたすみません…
起きて時間見て超吃驚した
もっと軽めに可愛い感じで行きたいのに、どうしてもねちっこくなってしまいます何故だ
ナチュラルに対面座位っぽくなってますが横抱きにすれば良かったような気もします
エロ可愛い一方通行が書きたい
そんな感じで今日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等ありがとうございました
それでは続きはまた明日に
313 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/22(日) 02:37:30.19 ID:HYX8dwBSO
ksk
314 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/22(日) 02:44:29.28 ID:bnpo58/m0
とりあえず手で一回イかせる
315 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/23(月) 02:46:39.28 ID:REzIPjgp0
毎度ご来訪ありがとうございます
相変わらずの時間帯ですが、今日は寝落ちしないように気を付けようと思います
昨日は自分で吃驚した…
もっと早く来れれば一番良いんですけど。頑張ります
本日は安価
>>314
から参ります
………とりあえず?
316 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/23(月) 02:50:01.89 ID:REzIPjgp0
一方「ァ、あ…ン、っふァ、」
公園には相変わらず二人以外の気配はありません
ベンチでは明るい陽の下には不釣合いな淫らがましい行為が続いています
一方通行は一糸纏わぬ姿で、木原の膝の上でびくびくと身体を震わせています
木原は片手で細い腰骨をなぞりつつ、もう一方の手で剥き出しの臀部を撫で回しています
肩が跳ねる度に仰け反る胸元やひくつく腹部を唇と舌で丹念に愛撫しています
まだ一度も触れられていないはずの根はすっかり勃ち上がり、先端から粘つく糸を引いています
一方「は…っ、うゥ…っン、あ、ン…くゥ、」
周りの状況が神経を過剰にさせているのでしょうか
余り強い刺激は与えていないはずですが、随分と反応が顕著です
つんと尖った乳首を吸い上げると耐え兼ねるのかふるふると首を振ります
連動するように反り返った根が透明な雫をとろとろと溢れさせました
そろそろ熱を解放してやった方が良いかもしれません
腰に回していた手を開かれた脚の間に差し込みます
ぴくぴくと震える性器を緩く握りこみます
溢れるぬめりを塗り込むように軽く上下に扱いてやれば、
「ひゥ…っ、ン、っは、あ、あァ…っ」
木原の肩にきつく爪を立てて一方通行が悲鳴のような声を上げます
待ち侘びていたものが与えられたかのような喜色が確かに混じっています
317 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/23(月) 02:54:19.00 ID:REzIPjgp0
零れる先走りがくちゅくちゅと粘ついた音を立てて泡立ちます
切なげに眉を寄せた一方通行はびくびくと身体を震わせています
一方「ン…ふ、ゥ、く…、う、ゥン…っ」
木原の手が上下するのに合わせて切羽詰った声が零れます
限界がもうそこまで来てるのが傍目にも解ります
しかし今のままでは達せそうにありません
今の一方通行が絶頂を迎えるにはやはりまだ前立腺への直接的な刺激が必要なようです
そう判断した木原は小さく溜息を吐き、しょうがねぇな、と呟いて、
「一方通行。おら、ちっと腰上げろ」
声に反応はするものの既に焦点の危うい瞳を向けてくる一方通行にそう促します
根を扱いていた手を一旦止め、零れるぬめりを掬って掌で馴染ませます
「オイ…聞いてんのか、一方通行」
木原が自分の挙動をぼうっと見ている一方通行に気付きます
「オマエまだケツ弄らなきゃイけねぇだろうが。腰上げろっつーの」
羞恥と快感で混乱している所為か、声は聞こえているのに言葉への反応が酷く緩慢です
それでも再度促せばのろのろとした動きで僅かばかり腰を浮かせます
膝で立とうとしますが力が入らないのか脚がかくかくと震えています
肩に手を置いただけでは安定しないようなので腕を回させ、片手を腰に添えて支えてやります
馴染ませた粘液を指に絡め、狭間をなぞって辿り着いた窄まりの淵をくるくると撫で回します
まだ固く狭いそこはしかしまるで期待するかのようにひくひくと戦慄いています
318 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/23(月) 02:55:09.56 ID:REzIPjgp0
指の腹で塞ぐようにぴたりと当ててく、と軽く押し込んでやれば、
一方「…あゥ…っ」
ぴくりと肩を跳ねさせて一方通行が甘い声を零します
直接快感を覚えているというよりは寧ろその先に対する期待のようにも聞こえます
随分とこういった行為に慣れてきたようです
反応を確かめながら腰を支えていた手を外して、しばらく放置されていた根に再び指を絡めます
前を緩めに扱きつつ同時に後口に添えた指先をぐっと挿し込みます
一方「ひ…っ!?」
上擦った声と共にびくんと背筋が強張って撓ります
首に回した腕に力を込め、上気した顔を押し付けるように木原の肩口に埋めます
一方「っは…ふ、ンく、っン、う、ァ…はン…っ、」
粘液の絡んだ指先でくぷくぷと濡れた音を立てて浅く、抜き差しを繰り返します
押し付けた口元からくぐもった声と共に熱い呼気が零れて布越しに肌に届きます
びくびく震える根をきゅっと握り込み、指をずぶりと深く埋め込んでぐりぐりと掻き回します
瀬戸際でそれ以上焦らす事無く、前後を同時に激しく攻められ、敏感な部分へ的確に刺激を与えられて、
一方「ひ…あ、っあ、ァあァァ…っ!」
咽喉から搾り出すように高く悲鳴を上げ、回した腕にきつく力が込められます
木原に縋りつくような格好で一方通行が達します
根の先端から透明な飛沫がぱたぱたと散って木原の白衣を濡らしました
319 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/23(月) 03:08:05.90 ID:REzIPjgp0
一方通行は肩を大きく上下させて荒い息を吐いています
瞼は力なく伏せられ、全身がぐったりと弛緩しています
両腕はだらりと身体の横に垂らされ、上気したままの頬を木原の胸元に預ける形になっています
根はしんなりとして勢いを失い、責めから解放された尻がぺたりと木原の太腿に座り込んでいます
木原は無意識の内に細い背を宥めるように撫でています
(そろそろ放課だな…っつってもこの辺に学校はねぇし学生なんざ住んでねぇから関係無ぇか)
今回は珍しいイレギュラーに遭遇はしましたが、普段なら滅多無い――はずです
ふと一方通行を見下ろすと、もう呼吸は落ち着いているようです
木原の視線の先で薄い瞼が震え、ゆっくりと開かれます
赤い瞳がしばし宙を彷徨い、やがてぼんやりと木原を見上げてきます
体力的には兎も角、精神的な消耗は大分大きいようです
激しい羞恥と不安、警戒による長時間の緊張では無理も無い事でしょう
何よりもそんな異常とも言うべき状況の中で絶頂まで至ってしまった事実が最大の要因であるのは言うまでもありません
しかも単に刺激に対する生理的反応ではなく、寧ろ普段以上に敏感に快感を覚えていた事を一方通行自身が理解しているからこそです
(つまり、目的は果たした訳だ)
逆らえない状況の中で心が折れるぎりぎりまで辱め、それでも快楽を拾える身だと自覚させる――
見せ掛けの譲歩を提示する事で無意識の内に依存させ、瀬戸際で留める事でトラウマを植えつけずに屈服させる為の手段です
(もう大概戻るか…? 誰もいねぇんならこれ以上外でやる意味も薄いけどなぁ…)
一方通行の痴態に些か昂ぶっている自身を自覚しつつ、木原は思案に耽ります
どうする? >>+2 (選択+行動)
1.折角外に出て来たんだし、まだ何かする(野外プレイ続行)
2.一旦館に戻って、いつもの部屋で続き(通常の調教に戻る)
3.今日はもう帰って寝る(調教六日目終了)
320 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/23(月) 03:11:12.08 ID:REzIPjgp0
落ちなくて良かったけど全開で眠いです…
そんな感じで今日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等ありがとうございます
続きはまた明日に
321 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/23(月) 03:11:30.16 ID:6Jz4MHTSO
ksk
322 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/07/23(月) 03:17:15.78 ID:G3pADsuSo
乙
2で
乱数ちゃんいるなら幻覚で擬似露出もイイなあ
323 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/23(月) 21:02:53.75 ID:REzIPjgp0
毎度ご来訪ありがとうございます
読み返すと六日目やたら長いですね
恥ずかし怖がる脳内一方通行がエロ可愛いのがいけないと思います
表現できているかは判りませんが。頑張れ自分
本日の投下は後ほど参りますが、その前に安価内容に関して一つだけ
>>322
安価は「2.通常の調教に戻る + 乱数の幻覚で擬似露出」で参りますが、
この場合、乱数は調教に参加しますか? → 参加(木原と乱数の二人で調教) or 不参加(乱数は幻覚のみ)
急で申し訳有りませんが、23時頃までにご回答頂頂ければ助かります
特にご指定が無ければ途中で安価を取らせて頂こうと思っております
それなりに差異が生じる為こちらで決めてしまうのはちょっと悩み所なので…
それでは一旦失礼致します
また後ほど、よろしくどうぞ
324 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/07/23(月) 21:51:59.51 ID:G3pADsuSo
不参加で
325 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/23(月) 23:01:37.94 ID:REzIPjgp0
>>324
細かくてすみません。ありがとうございます
お手数お掛け致しました
それでは改めまして以下本編、本日は安価
>>322
,
>>324
から
ペース緩めで参ります
326 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/23(月) 23:11:25.29 ID:REzIPjgp0
「…おら、いい加減起きろ。いつまで寝てやがる」
呆れたような声と共にゆらゆらと身体が揺すられます
次いでぺち、と軽く頬を叩かれ漸く一方通行の意識が覚醒します
ぼんやりとした視界には声の通り呆れた表情の木原がいます
達した後の放心のままいつの間にか浅く眠ってしまっていたようです
穏やかな微風が僅かばかりの寒気を伴って剥き出しの肌を撫でて行きます
まだ半ば呆けたままの意識を掠めるように、遠巻きに密めく気配を感じます
瞬間、寒さとは違う理由で背筋が震えます
昼日中のさらりとした空気は普通ならば寒気など感じるはずもありません
肌に直接触れるその感触に現在の状況を認識したのです
同時に抑えたようなざわめきが齎す不穏な予感に心が冷えます
まだ上手く力の入らない身体を無理に起こします
後ろから抱き込んだ腕が拘束のように細い身体を閉じ込めています
そうして木原に抱えられたまま、一方通行は愕然と表情を強張らせます
正確には、姿がはっきりと見える訳ではありません
それでも茂みや木々に紛れるようにして複数の気配が感じ取れます
熱を帯びた視線が幾本も突き刺さっているのが判ります
あからさまな情欲の目で見られているのが解ってしまいます
一方「……や…だ…、」
固まったまま無意識に零れた声は怯えて震え、酷く掠れています
327 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/23(月) 23:29:08.22 ID:REzIPjgp0
一方「う…ァ、…あ…っ…」
自分の置かれている状況が信じられない、というよりも信じたくないのでしょう
がたがたと目に見えて震えながら回された腕に爪を立てています
一方「…や……いや…ァ、」
生憎、この状況が欲情を後押しするほど被虐的な嗜好は持ち合わせていません
先ほど激しい羞恥に苛まれながらも絶頂にまで至ったのは誰もいないと判っていたからこそです
一方通行は突然降り掛かった耐え難い恥辱に怯えて少しでも身を隠そうとしています
出来る筈も無いのに後退ろうとして、木原の胸に縋りつくように身を寄せています
一方「っそ……うそ…っだ、ろ…、なァ…っ、木原、く、」
懇願の色を湛えて潤んだ赤い瞳が木原を見上げます
その視線の先で木原が目を細め、口元を薄らと引き歪ませます
酷く愉しそうな笑みを浮かべて一方通行を見下ろします
一方「…っ!?」
不穏な気配にぎくりと身を竦め、咄嗟に逃げ出そうと身を捩ります
拘束する腕は的確に細い体を戒め、捉えた獲物を決して逃がしません
一層集中する不躾な視線が更に高く熱を帯びるのを感じて背筋がぞくりと震えます
一方「………あ…っ…」
おぞましいほどの寒気に思わず、逃げようとしていたはずが逆に全身を凍りつかせてしまいます
胴に巻きつけた腕に腰を抱き寄せられ、首筋に生暖かい呼気を感じても、ぴくりとも動けません
328 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/23(月) 23:58:57.53 ID:REzIPjgp0
するりと脚の間に木原の手が差し込まれます
太腿をぐいと引き上げ、慎ましやかな秘部を無遠慮に晒します
心は全力で拒絶を訴えているのに、身体はがちがちに固まったまま抗う素振りすら出来ません
咽喉はからからに干上がってしまい厭う声すら上げられません
臀部を鷲掴んで狭間を押し広げれば、散々にかき回されていたそこはまだ赤く熟れています
先走りと唾液を絡めた指でしつこいほど丹念に解され、達した後には白衣の裾で無造作に拭っただけです
中から溢れた透明なぬめりで蕾は未だ艶やかに濡れそぼっています
ごくり、とやけにはっきりと生唾を飲む音が耳に届きます
此処から人影までの距離を考えれば普通ならば聞こえるはずは無いのですが
しかし音の発生源が木原である可能性を確かめることすら出来ません
木原は今どんな表情をして自分を見ているのか、それを知りたくないのです
こんな状況だというのに、時折背筋を駆ける寒気が決して不快だけではない事を、もし木原に気付かれてしまったならば
今度はどんな行為をされるのか、或いはさせられるのかと、考えるだに肩が震えます
少なくとも生半可な事では解放してはくれないだろうと容易に予想が付きます
しかもそれを何処の誰とも付かない複数の輩に淫らな目で見られているという余りにも異常な状況です
そして何故か、現実感が妙に希薄に感じられてしまうのです
やけに淡々と平静に考える己の思考の一部を自ら疑っても仕方ないのかもしれません
――自分は果たして本当に正気なのだろうか、と
329 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !]:2012/07/24(火) 00:06:16.46 ID:zmr1JqKE0
すいませんもう眠気限界なので、全然途中ですが切り上げさせて頂きます
途中軽く落ちてました…申し訳ないです
なので今日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等ありがとうございます
続きはまた明日に
一応、あと1-2日分ぐらいで六日目は終わる予定です
…今日もうちょっと行きたかった…
330 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/24(火) 02:42:58.30 ID:HEPLODnso
乙!
追い詰められる第一位wktk
が
>>1
の睡眠不足もちょいと心配なのよな
331 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/25(水) 01:11:57.58 ID:LdGtUV9G0
毎度ご来訪ありがとうございます
予定は未定になりそうな予感です眠いです
有言不実行とか情けない…
とりあえず書ける所まで頑張ります
>>330
ありがとうございます。ご心配頂き恐縮です
リアでの生活サイクルが昼夜入り乱れてるので睡眠時間そのものは確保しているんですが、どうしても夜中は眠くなります…
そろそろ落ち着くはずなので、それまでもうしばらく波があるかと思いますが、お付き合い頂ければ幸いです
では本日は
>>328
の続きから参ります
332 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/25(水) 01:47:06.38 ID:LdGtUV9G0
一方通行は、始めはまるで人形のように全身を強張らせていた筈でした
一方「ンっ…ふゥ、う、っンン…、っは、く…っ、」
木原はまだ柔らかさを保ったままの尻穴をくにくにと指の腹で押し上げます
もう一方の手は敏感な所を探って全身を撫で回しています
丹念に、いっそ優しげなほどに丁寧に肌を探る木原の手は、時折ふと思い出したようにすっかり立ち上がった乳首を弾きます
一方「――はァ、ン、ンンっ…あ、やァ…っ」
相変わらず視線を感じているにも拘らず、随分と素直に鳴くようになって来ています
寧ろこの異常な状況に、何故かいつも以上に反応してしまう自分自身の感覚を持て余しているようです
相変わらず眉根は拒むように顰められていますが、瞳の奥に見え隠れする熱を木原は見逃しません
出かける前にはどうなる事やらと思っていたのですが、
性的な行為に関心が薄く、性欲も殆ど持ち合わせていないと言っていましたが
ここ数日だけで随分と様相が変わっています
びくびくと背を撓らせて、まるで何かガノ乗り移ったのではではないかなどと思えるほどです
体勢を崩してずり落ちかけている一方通行を再度抱え直し、改めて双丘をぐっと両側へ割り開きます
粘液に塗れた窄まりは中途半端に刺激を与えられ、解放させて、物欲しそうにぱくぱくと引く付いています
何とも淫らがましい光景です
更に太腿を抱えて持ち上げれば、木立の向こうへ向けて見せ付けるような格好です
一方「な…! や、やだ、やめ――…あっ、あ…!」
流石に抗議の声が上がりかけます
ですが原はそれを解った上で聞き流します
やめろ、とそんな短い言葉すら言い終わらない内に、とうとう指先が侵入を始めます
本来ならば排泄する為のその器官は一方通行の態度に反し、まるで待ち侘びたように木原の指をずぶずぶと呑み込んでいきました
333 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/25(水) 01:50:56.53 ID:LdGtUV9G0
一方「あ…、っあ、ァ…は…っ、」
熱気を孕みながらも静まり返った真昼の公園に、場違いなほど甘やかな悲鳴が響いています
大きく開かされた下肢からはくぷ、ぬぷ、と濡れた音が途切れる事無く聞こえてきます
細い腰を淫らにくねらせ、蕩けそうに頬を上気させ、零れそうなほど瞳を潤ませ、浅ましく淫らに喘いでいます
木原の舌がねっとりと細い首筋を舐め上げています
「一方通行、もっと脚開け」
耳元に唇を寄せ、咽喉奥を震わせいやらしく笑いながら囁きます
「中、すげぇひくひくしてんぜ。こんなんじゃ足りねえってよぉ。…もっと奥まで突っ込んで欲しいんだろ」
一方「……あ…ふァっ…――は、あァっ…!」
浅い抜き差しを繰り返して尻穴を刺激しながら、別の指で器用に蟻の綱渡りを擦り上げます
まるで瘧のように全身を震わせ、一方通行は背をしなやかに撓らせます
「おら、言ってみろよ。奥まで挿れて、掻き回して、タマの裏側ぐりぐり抉って欲しいんだろ」
くくっ、耐える事無く咽喉奥を鳴らす木原の声は完全に面白がっています
「お前さぁ……自分で解ってんじゃねーの? いつもより反応良いぜ?」
低めの、男性的な色気のある声で注ぎ込むように耳元へ舌を挿し込みつつ言葉を紡ぎます
「つまり――アイツラに見られて興奮してんだろ? ははっ、変態」
一方「っな、…。違っ……う、あ、ァふ…――ンンっ…!」
否定の言葉が途中で不自然に途切れます
縁の極近くだけを執拗に刷り上げていた指が突然沈められ、しこりの直ぐ近くを弄り始めます
核心には触れず、高ぶらせる為だけの刺激を繰り返し衝動を蓄積させて行きます
根が首を擡げて粘ついた糸を垂らしているのをすっと目を細めて見下ろします
すると突然、
一方「ふァ、っは、あ、…やあァァ…っ!」
ずっぷりと奥まで指が挿し込まれ、押し出されるように一際高い嬌声が咽喉を駆け抜けます
氷で撫で上げられたかのような感覚が背中をぞくぞくと這い登ります
おぞましいほどの寒気はしかし、不快以外の何かを孕んで一方通行を翻弄します
その度に腰の奥が火で炙られているかのように燻り、じわじわと何かが競り上がって来るような錯覚に苛まれます
334 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/25(水) 01:59:54.51 ID:LdGtUV9G0
今日は此処までですすいません
もう限界なんで、寝ます
筆は乗ってるんですけど、打ちながら半分寝てるって言う…
もう誤字脱字その他が酷い事になっております申し訳ないです脳内補完して下さいませ
ここ連日こんなんばかりですみませんが、本日は此処までで
安価等ありがとうございます
続きはまた明日に
それでは
335 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/07/25(水) 02:02:16.68 ID:vTaltOmBo
乙
木原くんが楽しそうで何より
336 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/25(水) 16:38:37.22 ID:OnLmt2eG0
かわいいな一方通行。目覚めてしまいそうになるww
337 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/26(木) 01:05:31.15 ID:So8+WPFM0
毎度ご来訪ありがとうございます
筋立ては出来てるけど暴走しそうになるので抑えつつ書いてるから時間がかかって眠気に負ける
というこの阿呆なサイクルをどうにかしたい今日此の頃
今日も今日とて眠いですが、出来るだけ書ける所まで参ります
>>335
ありがとうございます
そこそこデレ入ってる所為で肉体的に痛め付ける方向にはブレーキが掛かってますが、基本ドSなのは変わらないのです
>>336
ありがとうございます
エロ可愛い一方通行を目指しておりますのでとても嬉しいです
以降もお付き合い頂ければ幸いです
では本日は
>>333
の続きから参ります
区切りの良い所まで行けたら良いなと思いつつ
338 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/26(木) 01:18:29.71 ID:So8+WPFM0
狭い胎内で木原の指がぐねぐねと蠢いています
熱く熟れて柔らかな肉壁はぴったりと吸い付くように震えます
ずぶりと深くまで埋め込まれてはずるずると引きずり出され、ギリギリまで抜きかけてはまた奥まで侵入してきます
時折、鉤のように曲げられた指先が肉壁の向こうのしこりを撫で上げます
中心の核ではなくその周り、特に盛り上がりの縁の部分を執拗に擦り上げています
木原の手がゆるゆると動くたびに艶めいた嬌声が響きます
この状況になってから一度も触れていない根は痛いほどに勃り上がり、硬く反り返っています
先端の割れ目がぱくぱくと戦慄き、ねっとりとした糸を引いてまだ透明な雫を滴らせています
「一度も弄ってねぇっつーのに、こっちももう限界っぽいな」
そう言いながらもう一方の空いている手を伸ばします
すっと伸ばされた人差し指の腹の部分で、つるりとした根の先端に静かに、かすめるようにふます
一方「ンンっ…ふァ、あ、ひ、…んんゥ…」
ぐ、と唇を噛み締めますが、漏れ出た声に篭る熱はもうごまかしようも無いほどです
太腿の内側が引き攣り、きゅうっと窄まりが飲み込んでいる指を締め付けます
自ら内部のイイ場所を刺激してしまい、更に濡れた声が上がります
割れ目に沿うように指を動かしてすりすりと擦り上げます
一方「ひン…っ! や、あ、やだ、…れ……それっ…だめ、ェ…!」
耐えかねるように振りながら、蕩けきった声が制止する言葉を紡ぎつつ悲鳴染みて響きます
じわり、と先端から熱い液体が零れ出します
339 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/26(木) 01:22:36.64 ID:So8+WPFM0
一方「…あゥっ……! ひゃン、あ、はァっ……や、やめ…ひィン!」
ぐり、と割れ目に爪を立てるようにされて、流石に苦痛の滲んだ悲鳴が上がります
ぴゅると、透明なぬめりが僅かの量ながら吹き散らされます
柔らかかった睾丸は見る間に張り詰め、きゅっと絞り込まれます
一方「ひ…っ! や、あ、やだ、…れ……それ…っ…!」
すりすりとむき出しの先端を愛撫しながら、後ろの抜き差しを長いストロークで繰り返します
その度に内側から押し上げられるような、内部の奥から引き摺りだされるような感覚が走ります
妙な浮遊感を伴うむず痒いが立て続けに襲ってきます
ぴくぴくと足の爪先まで震えるのを見やりつつ、先端をふわりと包み込み、筋の方向に合わせて掌ですりすりと摺ります
始めは艶めいた悲鳴と共に身をくねらせていた一方通行ですが、次第に啜り泣きにも似た声が混じり始めます
一方「あ、あ、…っだ、ァ、だめ…っ」
先端から溢れ出すカウパーが量を増しています
木原の手の中で熱く滾った欲の象徴が限界を訴えてびくびくと脈打ちます
340 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/26(木) 01:36:39.33 ID:So8+WPFM0
そうして、
一方「…や、ァン…! ――っひ! …あ、あ……もォ…!」
ぷしゃ、とまた先端から少量飛沫を散らせたところで、木原は再び指の腹を穴に押し当てます
一方「…ァ、は、…ひィン…っ!」
「汁だらだら垂れてんぞ。勝手に漏らしてんじゃねぇよ」
割れ目の間にぐっと割り込み、小さな尿道口をぴたりと塞いでしまいます
縁がひくつく感触にすうっと薄い笑みを刷いて木原が意地悪く囁きます
「出して良いと言った覚えはねぇんだがな。どうしてもっつーんなら、オネダリでもしてみろよ」
一方「っは、あ、きは、ら、くン…っ、やァ、あ…出し、たい……っ」
解放しかかった物を寸前で押さえ込まれ、一方通行は蕩けた声に僅かに苦しげな色を滲ませながら木原に訴えます
一方「あ、ゥ…っお、お願…っは、ン! …っあ、も、…苦し、ィ…っ」
腕に縋りついて懇願する一方通行を木原が見下ろします
尿道は指で塞がれたままでなので、このままでは解放されません
かちかちと歯が音を立て、腕に立てた指が震えています
傍目にも限界がもうすぐそこまで来ているのがわかります
どうする? >>+2
1.指を外してイかせてあげる
2.指は外すが限界まで我慢させる
3.塞いだまま
341 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東)
[sage]:2012/07/26(木) 01:42:20.96 ID:ManhGl8AO
加速
安価だったら下
342 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/26(木) 01:42:26.57 ID:yKRx8w0SO
3
343 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/26(木) 01:44:35.81 ID:So8+WPFM0
やっと次の安価まで辿り着きました
選択肢によっては、この先にコンマ安価が入るかも知れません
ご参加頂ければ僥倖です
とりあえず今日は此処まで、もう寝ますすみません
続きはまた明日に
それでは
344 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/26(木) 01:51:14.73 ID:So8+WPFM0
安価ありがとうございます
リロードすればよかったですねすみません
明日は安価
>>342
「3.塞いだまま」から参ります
では
345 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/26(木) 01:52:00.63 ID:yKRx8w0SO
乙んぽ
346 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/27(金) 01:21:19.15 ID:Q9OLeHmv0
毎度ご来訪ありがとうございます
昨夜分で途中の一方通行の喘ぎ声がほぼ被ってました…何だあれ
あー物凄く書き直したい
普段は基本的にその場で書きながら投下していくのですが、最近寝落ちの頻度が高く進行が遅々としてしまっている打開策として
今回は一通り書いてからまとめて投下するというやり方でやってみようと思ったら結局遅くなってしまいました…難しいなぁ
さておき
本日は次の安価まで参ります
選択肢によってコンマ安価が入る場合があります
ちょっと変則的かなと思いますが、仕様という事でご承知願いたく
ご協力頂けましたら僥倖です
347 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/27(金) 01:28:16.17 ID:Q9OLeHmv0
きつく閉じられた眦からはぽろぽろと涙が零れています
甘やかな喘ぎ声には時折咽喉のひくつく音が混じります
反り返った根は木原の手の中でふるふると震え熱く脈打っています
際まで追い上げられた身体はすぐにでも達せるはずです
腰の奥からじりじりと競りあがる熱はもう今にも弾けてしまいそうです
ですが、割れ目に捩じ込まれた指が尿道口をぴったりと塞いでいるため解放する事が出来ません
どうにか出口を求めて身体中をぐるぐると駆け巡っています
何度も切羽詰った声でもう出したい、出させて、と訴える一方通行を見下ろします
太腿の内側や下腹部が限界を示すようにひくひくと引き攣っています
指を差し込んだまま器用に掌で、きゅっと絞り込まれた睾丸をくにくにと揉んでやります
今までは透明な先走りばかりでしたが、もしかしたら射精が出来るかもしれません
指の栓がずれないようにしながら割れ目に添って丹念に擦り上げます
尻穴では相変わらずぐぷぐぷと濡れた音を立てて抜き差しが行われています
己の痴態を顔も判らない誰かに見られている事などもう認識していないのかもしれません
恥辱よりも快楽が上回った所為でしょうか、辛そうにしながらも確かな快感に最早溺れ切っているような状態です
「…ホルモンバランス崩れてる所為で精通はまだの筈なんだがなぁ。特に夢精だのの報告もねぇし」
責める手は止めないまま木原は思考を巡らせています
「そういや確か性的に未熟なガキだと射精感と放尿感の区別が付き難いんだったか」
ぼそぼそと声に出していますが独り言程度の音量では既に色々と一杯一杯な一方通行の認識には触れません
「連日エロい事してる所為で引き金になったかのねぇ。それともココばっか弄ってっから潮でも吹くのか?」
指を小さな穴に押し付けたままぐりぐりと穿ってやると一層上擦った悲鳴が上がります
身体は勿論、思考も蕩けきっているらしい様子の今の一方通行ならば、よほど酷い事をしない限りは可能でしょう
今の状況が酷い事ではないと言い切れる訳でもないですが
「まあ今までゼロだったのが一週間程度で急に変化する訳――…いや、バランス崩れてんなら逆にそれも可能性はありなのか?」
呟きつつ深めた笑みがどこか肉食獣めいた獰猛さを孕んでいます
尤も、軽口の範囲を出ない様子から鑑みるに、この場で細かい事まで突き詰める気は無いようです
348 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/27(金) 01:29:58.97 ID:Q9OLeHmv0
指での栓がずれないように注意しながら割れ目に添ってくにくにと擦り上げます
尻穴からは相変わらずぐぷぐぷと濡れた音を立てて抜き差しが行われています
己の痴態を顔も判らない誰かに見られている事などもう殆ど認識していないのかもしれません
と指の腹で押し込んではギリギリまで手をゆるめ、またひとりでうそがしいと」
恥辱よりも快楽が上回った所為でしょうか、辛そうにしながらも確かな快感に最早溺れ切っているような状態です
(――このまま抑え続けりゃ確実に空イキするだろうが、どうしたもんかね)
滑りを滲ませるそこを指の腹で押し込んではギリギリまで手を緩め、肉壁を掻き分けてずぶりと深く沈めます
一方「ン、う、…はっ…ふ、う、く、……あ、う…!」
ぐり、とがちがちに固まっている根の根元を開いている指で押し込めば、一際大きく肩が跳ねます
衝撃で僅かにずれたのか、指と鈴口の極微かな隙間から、ぷちゅ、と熱い液体がほんの少しだけ弾けます
たったそれだけの解放でも脳髄まで痺れるような衝撃が全身を駆け抜けます
ぞくぞくと背筋を震わせる一方通行を見下ろし、先ほど零れた飛沫を押し込めるよう先端に、つぅ…っ、と指の腹を滑らせます
焦点を無くしてびくびくと喘ぎ乱れる一方通行に本格的な限界を悟って、木原は解放を阻んでいた指を――
どうする? >>+2
A.外してやる(→コンマ安価へ)
B.塞いだまま(コンマ安価無し)
どうなる? >>+4 のコンマ以下一桁[12:34:56.78なら8]で判定
1 潮吹き
2 潮吹き
3 潮吹き
4 放尿
5 空絶頂
6 潮吹き
7 潮吹き
8 潮吹き
9 放尿
0 空絶頂
00 初射精[これのみ二桁/12:34:56.78の場合の78の部分が00の場合]
※コンマ安価は↑で「A.外してイかせる」を選択した場合のみ有効となります
※「B.塞いだまま」が選択された場合はこちらの安価を頂いても無効となりますのでご注意下さい
349 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/27(金) 01:30:34.61 ID:Q9OLeHmv0
途中で寝落ち、な事態を避けようと書き貯めしてたら投下直前に落ちるとか本末転倒のような気がしなくもないですが
でもこの方が比較的コンスタントに書き進められるのかな…?
とりあえずはしばらく何度か試してみようと思います
そんなところで本日は此処まで、もう寝ますすいません
安価等ありがとうございます
続きはまた明日に
350 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/27(金) 01:34:28.76 ID:Q9OLeHmv0
>>348
冒頭数行訂正します何だコレ
351 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/27(金) 01:43:06.89 ID:Q9OLeHmv0
腕に縋る手にぎゅっと力が込められ、きつく爪を立てています
抜き差しを止めてもまるでせがむようにきゅうきゅうと締め付けて来ます
深く差し込んだまま指先に触れるしこりをくりくりと弄ってやれば声にすらならない悲鳴が上がります
青い静脈の透ける太腿は瘧のように痙攣し、桜色の爪先までがぴんと伸びきっています
(――このまま抑え続けりゃ確実に空イキするだろうが、どうしたもんかね)
※
>>348
の冒頭から此処まで置き換えてお読み下さい
352 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/27(金) 01:45:16.63 ID:NW5RdPxSO
めんどくさっ!この
>>1
かなりめんどくさっでもそんな
>>1
が好きksk
353 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/27(金) 01:49:40.70 ID:ICTBaJv0o
A
354 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/27(金) 01:57:00.41 ID:1ENc1dglo
乙ぅ!
一方さんの乱れっぷり眼福どすなぁ
355 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/07/27(金) 01:57:33.10 ID:5kz/Hdlpo
乙
356 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/27(金) 22:29:27.01 ID:yeVC5CWz0
乙んつん
357 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/28(土) 03:36:25.75 ID:QCM2SEsE0
毎度ご来訪ありがとうございます
…何かもう時間が凄い事に
来月に入ったらリアが安定しそうな予定。……予定。
>>352
正直自分でもたまにめんどくさゲフン多分ずっとこんな感じで行くと思います
そんな
>>1
の妄想にお付き合い下さる皆様が自分も大好きで何コレ恥ずかしい
>>354
一方通行は箍が外れると結構トんじゃうイメージがありまして、結果こんな感じです
お目汚しじゃなくて良かったですどうも恐縮です
では本日は安価
>>353
,
>>355
から「A.外してやる→空絶頂」で参ります
やっと六日目ラストです超長かったですねノリ過ぎです
358 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/28(土) 03:36:55.63 ID:QCM2SEsE0
――木原は解放を阻んでいた指を、外してやる事にします
埋め込んだ指の腹でしこりをくりくりと柔らかめに穿ちながら、ぴくぴくと震える根を解放します
先端の穴に押し付けていた指をゆっくりと放せば、透明な液体がねっとりと糸を引きます
濡れた指先で促すように裏筋をつうっと撫で上げます
それが引き金になったのか根の先端がびくりと震え、最後の抵抗のように鈴口がぱくぱくと戦慄きます
そしてとうとう、真っ赤に充血した割れ目から、ぷしゃっ、と透明な液体が弾けました
359 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/28(土) 03:37:44.97 ID:QCM2SEsE0
「………あ?」
数秒置いて、木原が気の抜けたような声を上げます
後ろに差し込んだままの指は痛いほど締め付けられています
先端からは名残のように透明なぬめりがとろとろと細く垂れ流されています
大きく上下する肩も激しく動く薄い胸も焼けそうに熱い息を吐く唇も、一方通行の絶頂を如実に語っています
木原の視線はそこではなく、大きく開いた細い脚の間、更に言うならその少し先の床です
「……外れたな」
ぼそり、と呟く声はどこか意外そうな響きです
目線の先に飛び散った飛沫はたった今一方通行の根が吐き出したものです
そこに精液の白さはなく、やはり今回も精通には至らなかったようです
尤もそれは予想の範囲内ですので特にどうというものでもありません
木原が見誤ったと思ったのはその量です
「男の潮吹きってヤツが見れるかと思ったんだがな…ちっとまだ無理だったか」
床に散らばる名残も、そもそも放出の勢いからして、今まで一方通行が達した時に漏らしたものと大した違いは無いように見えます
「それとも流石に追い詰め過ぎたか、でなけりゃ焦らし過ぎてタイミングを逸したか」
精神的な要素も否定出来る要因ではない為、仕方ないのかも知れません
「………まあ、仕方ねぇか」
微かに眉根を寄せていた木原ですが、こきり、と首を鳴らしつつ零した言葉は割合気楽な響きです
「具合はまあまあ悪くなかったみてぇだからな。その内出来るだろ」
ま、俺は結構愉しめたしな、と最後に付け足した部分が1番大きな要因の様な気がしなくも有りませんが、さておき
360 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/28(土) 03:38:47.49 ID:QCM2SEsE0
木原の腕の中に抱えられたままの一方通行は、ある程度呼吸が落ち着いてきています
表情は呆然としていますが、眦からは堰を切ったようにぽろぽろと涙が零れています
先ほどまで熱に浮かされていたのが幻のように、潤んでなお虚ろな瞳が宙を彷徨っています
双眸に薄らと浮かぶ愕然とした色合いに、絶望にも似た諦観の気配を感じ取ります
昼日の中を、公園という公共の場で、素裸に首輪とリードを付けられた姿
そんな状況で浅ましくも淫らに喘ぎ、乱れ、最後には懇願までして絶頂に至ってしまった事
誰ともわからぬ複数人に見せ付けるように繰り広げられていた己の痴態に、精神的に深く追い詰められているようです
それらが全て真実という訳では無い事を一方通行は知らないのだと、木原はそこでようやく思い出します
この状態で放置すれば確実にトラウマを植えつける事になるでしょう
それは【商品】には非常に好ましくない事です
敢えて真実を明かさない手もありますが、今回適応させるには一方通行の精神状態は良好とはいえません
辱めるという方向自体はどうやらそれなりに悪くない手段と言えそうですが、行き過ぎるのは悪影響が大きいようです
ひとまず今回は、これが意図的に引き起こされた幻覚である事を教えてあげるようです
361 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/28(土) 03:39:30.58 ID:QCM2SEsE0
今現在一方通行はいつもの部屋のベッドの上で、木原に後ろから抱き抱えるような体勢です
驚きに見開かれた一方通行の視線の先では、公園の景色が呆気ないほど容易く剥がされたばかりです
一方「……げン、かく……?」
意味を把握できなかったのかしばらく沈黙した後、呆然と鸚鵡返しに呟きます
そうだ、とあっさり頷く木原の気軽な態度に、一方通行が再び絶句します
ふらふらと周りに視線を彷徨わせ、唇が何か言いたげに戦慄き、何度も言いよどんで漸く出てきた言葉は、
一方「……何処…から…?」
些か覚束無い口調で問うたそれは余りにも妥当な質問です
白衣を羽織っていたとは言え自ら木原に跨り喘いでいたのも幻覚だったのか否か――
或いは木立の向こうに見た見覚えのある少年は――
「お前が公園で一回イった後暢気に寝てる間に戻って来てたんだよ」
恐る恐る尋ねた一方通行に返されたのは、余り捗捗しくない答えでした
「んで、目ぇ覚ます前に幻覚やら錯覚やらを引き起こす仕掛けをしてたって訳だ」
実はそれこそ助手である木原乱数が本来得手とする分野です
普通に考えればピンポイントでそんな反応を引き出すなど中々信じがたいことです
ですが、木原が合図をした途端剥がれ落ちるように開けた虚構を目の当たりにすれば疑う方が難しいでしょう
素裸に白衣一枚だけを身に纏い、首輪をつけてリードを引かれるという犬の散歩のような様相で表を出歩いていたのは確かです
木立の中での戯れを見知った相手に見付かりそうになったのも間違いありません
公園のベンチで木原に跨り淫らな行為に耽っていた事も覆せません
ですが少なくとも、誰かが木立の向こうに隠れて自分の痴態を眺めている、という事実だけは一切無かったのです
その事に一方通行は心から安堵を覚えているようです
また、普段であれば恥辱に対する性的な反応は薄いはずです
にも拘らず、寧ろそれが著しく助長されていたのも、人為的に感覚を誘導したり錯覚を引き起こしていた為です
更に、例えば本来禁止されている「【商品】未満の『ご披露』」も幻覚を使えば擬似的に可能です
あらゆる調教に際してとても重宝する、極めて有効な手段といえるでしょう
反面、作用後に精神的な負荷がかなり掛かる為、あまり乱用出来無いのが欠点といえば欠点かもしれません
362 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/28(土) 03:41:04.85 ID:QCM2SEsE0
それを裏付けるのが現在の一方通行の様子です
無論体力も相当削られているようですが、それにも増して精神的な消耗がかなり大きいようです
ぐったりと木原の腕に身体を預け、目線や唇以外、ほとんど身じろぎすらしていません
調教自体の疲労と、幻覚と錯覚の反動で、泣き腫らした瞼は開けているのが億劫なほどに重く重く感じます
うつらうつらと半ば舟を漕ぎ始めている一方通行の様子に、木原も直ぐに気が付きます
「………ちっ。しょうがねぇな」
言葉ほどきつい口調でもなく呟いて、目に落ちかかっている髪を指先で払ってやります
そうして完全に瞼の落ちた一方通行の細い体を、いとも軽い素振りで抱き上げます
この様子では、ちょっとやそっとでは目を覚ます事も無いでしょう
ゆっくりとした歩調で向う先にはバスルームがあります
鍵の掛かっていない扉は歩みを妨げる事なく開き、木原とその腕に抱えられた一方通行を迎え入れます
乱れたベッドの放置された部屋には、隣室のシャワーの音だけが響いています
―
―――
―――――
六日目 終了
363 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/28(土) 03:41:41.51 ID:QCM2SEsE0
--体力が少し残った状態/気力の限界により調教終了です--
<パラメータについて>追記
パラメータには『気力』の項目が存在します
気力が尽きると自動的に調教が終了になります。今回はこのパターンです
気力が残っている場合でも終わる事も出来ます
<パラメータ変動> ※一方通行の変動項目はある程度割愛しています
一方通行
「依存:Lv.3」↑
「従順:Lv.7」↑
「欲情:Lv.4」↑
「恥辱:Lv.7」↑(大)
「空絶頂経験」↑(大)
「露出経験」追加
「愛玩属性:Lv.5」↑
「被虐嗜好気味(恥辱系統)」追加
「性質:即落ち」追加
木原数多
「愛玩嗜好:Lv.2」↑
「露出嗜好:Lv.1」追加
木原 乱数
「固有スキル:幻覚」解放
上条 当麻
「露出嗜好:Lv.0」追加
364 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/28(土) 03:42:49.16 ID:QCM2SEsE0
七日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、部屋の中央のベッドには白い身体が座っています
赤い瞳は木原をじっと見ています
既に木原の手で身体は清められ、シーツも清潔な物に代えられています
一方通行はベッドまで歩み寄る木原を赤い瞳で切なげに見上げてきます
「あのなぁ一方通行……そんなに見てっと、穴が空いちまいそうだぜ?」
口元に笑みを浮かべた木原は、くつりと喉奥を震わせながら芝居掛かった口調で囁きます
白い髪をさらさらと指で梳いてやると、うっとりと蕩けそうな表情で目を閉じます
従順で素直な態度です
身体の疲れはそれなりに回復しているようです
精神的な疲れが多少残っているようです
どうする? >>+2
365 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/28(土) 03:43:33.42 ID:QCM2SEsE0
やっと六日目終了です
色々とノリ過ぎて大分長くなってしまいました
正直超愉しかったですありがとうございます
七日目に入った所で今日は此処まで、もう寝ますすいません超眠い
安価等ありがとうございました
それでは続きはまた明日に
366 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/28(土) 04:21:45.83 ID:dF+ZrbL/o
いいこと思いついた
お前俺のケツの中でションベンしろ
367 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/28(土) 07:19:54.31 ID:QEIJJX9O0
乳首にローター貼り付ける
368 :
◆wmC3g/mCZw
[sage]:2012/07/29(日) 03:32:27.35 ID:+t5inwCDO
出先から
>>1
です。酉合ってますでしょうか
大分遅くなりましてすみません
前言に反して申し訳ないのですが、本日の投下はお暇を頂きたく
ちょっと今日はまだまだ帰れそうにないので…
一応今のところ、午前中には帰宅できる予定なのですが
明日…と言うか今日と言うか、とりあえず日曜日に、
日中と夜の二回来れれば良いなぁと思いつつ
ご連絡のみにてすみませんが、どうぞご容赦を
それでは
369 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東)
[sage]:2012/07/29(日) 09:49:13.82 ID:rt96S8kAO
無理はしないでくれよ
370 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/29(日) 19:35:25.47 ID:+NgU95Z30
毎度ご来訪ありがとうございます
昨夜は急なお暇を失礼致しました
昼前には何とか帰宅して今まで寝てました…纏まった睡眠時間が取れるって幸せ
>>369
ありがとうございます
書く事自体はとても愉しませて頂いてるので、体調崩さない程度に頑張って行きたいと思います
それでは本日は安価
>>367
から
ペース緩めで参ります
371 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/29(日) 19:36:00.91 ID:+NgU95Z30
今日は、久々に乳首の開発を進める事にします
以前の物よりも小型のアタッシュケースをサイドテーブルに置いて蓋を開きます
中身もやはり小型の物が殆どで、様々な形状と大きさの玩具が並んでいます
乳首に使用するのであれば固定できる物が良いかもしれません
例えば挟み込むタイプのクリップ型、或いは覆い被せるタイプのキャップ型辺りが妥当でしょうか
そんな事をつらつらと考えつつ、幾つもの玩具を品定めするように眺めます
やがて取り上げたのは鮮やかな薄いピンク色の物を二つセットで
スタンダードなカプセル型の、いわゆるピンクローターです
固定する為の機構は無いのですが、医療用のテープを使用することにします
コードやスイッチの類は本体には無く、同色のリモコンで遠隔操作する仕様です
それらを一旦脇に置き、一方通行のシャツに手を伸ばします
ぷちぷち、と軽い音を立てて釦が外れて白い肌が覗きます
隙間に手を差し込み両側に開くと鎖骨から胸元、腹部までが露になります
まだ柔らかな淡い色合いの頂きに、さらりとした感触のローションを薄く塗ります
乳輪まで丁寧に塗り込むと今度はローターを手に取ります
淡い乳白色の液体に濡れた乳首を少しだけ押す程度にテープで貼り付けます
具合を確かめ納得したように頷くと、もう一方にも同じように施します
更に固定するテープが一枚では些か心許無いので、ズレを防ぐ意味も兼ねてテープをクロス状に重ねて補強します
372 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/29(日) 19:36:36.06 ID:+NgU95Z30
一通りの準備を終え、一旦離れて全体像を眺めます
一方通行は剥き出しの胸を少々前に突き出すような格好で、ベッドの上にぺたりと座り込んでいます
木原の値踏みするような視線に少しだけ身を引いて、無意識にか立てた膝が小さく震えています
自らの胸元を見下ろす瞳は潤み、白い頬は赤く染まり、細い吐息には熱が篭っています
弄ばれる己の姿に羞恥を覚えながらも、与えられるであろう快感への期待に興奮を隠し切れないようです
落ち着かせるために浅くゆっくりとした呼吸を繰り返すたび、薄い胸が上下しています
無機質な玩具の下では早くも膨らみ始めた乳首がローターに阻まれて些か窮屈そうにしています
敏感な先端が固い表面に押し付けられる感触にふる…と小さく身体を震わせます
その動きで大きく肌蹴られているシャツの襟元が片方ずれ落ちて、細い肩が露になります
立ったまま何も動かない木原に疑問を持ったのか、俯いていた顔を上げ、おずおずと視線を向けてきます
薄く笑みを浮かべ手に持ったリモコンを目の前に掲げてやると、きゅ、と唇を噛み締めます
それでも逸らさずにじっと見つめる瞳には、待ち侘びるような色が見え隠れしています
はっきりとした欲望をあからさまにはしませんが、大分積極性が出て来ているようです
館で売り出す【商品】としては中々良い傾向です
373 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/29(日) 19:37:14.33 ID:+NgU95Z30
かち、と小さな音を立ててスイッチが入ります
一瞬の間を置いて、電子信号を受けた二つのローターが低く唸り出します
一方「…っン、…は、ァ、あンン…っ」
途端、肩をびくりと震わせ、顎を仰け反らせて一方通行が喘ぎ始めます
メモリはまだ1番低いのですが、既に零れる声が艶めいています
蠢動する玩具はテープでしっかりと固定されているため、身を捩ったところで逃れる事は出来ません
ゆっくりと増していく刺激に細い指がシーツを掻いて強く皺が寄ります
一方「あ、あっ、くゥ、っン、ひァ、ァ…っ、――はゥっ!」
後ろ手に突いていた腕ががくりと崩れて身体が後ろに倒れこみます
辛うじて肘で上体を支えますが、木原が一気にメモリを押し上げたために悲鳴と共にベッドに投げ出されてしまいます
一方「ひァ、あ、は…ン、っァ、ふ、あ…あァっ」
シーツに押し付けるように腰を捻り、腿をもぞもぞと擦り合わせています
背を弓形に撓らせ、胸を突き出して、陸に打ち上げられた魚のようにびくびくと激しく跳ねています
メモリを押し上げるのに比例して、一方通行は一層激しく身を震わせ、嬌声も甘く高くなって行きます
一方「ひっ…!? っやだ、やあァ…っ、…っァ、め…っ、ひィ、や…」
突然、急に何かに驚いたように目を見開き、嫌がるように激しく身を捩ります
否定するように首を振りながら、眦からぽろぽろと雫を零しています
一方「あ…、――あ、あっ、…ァあー…っ!」
泣きながらいやらしくくねる身体が一瞬強張った後、一際高い声が響きます
全身が仰け反り、硬直し、やがてぐったりとシーツに沈みます
一方「…っふ、ァは…っ、ン、あ、ァ…」
止まらない胸への刺激に小さく喘ぎながらも、四肢は力なく投げ出されたままです
「…もしかして、お前、胸でイったのか」
一方「…っ」
顎を摘みつつ木原がぼそりと言葉を零すと聞こえたらしい一方通行が上気している頬を一層赤く染めます
どうやら図星のようです
始めに開発してからずっと弄り続けていたからでしょうか
他に一切触れていない――はっきり言ってしまえば前立腺への刺激が皆無の状態です
胸への純粋な刺激だけで絶頂を迎えられるようになったようです
「これで乳首は開発終了だなぁ。ははっ、気持ち良かったか?」
スイッチを一旦切り、からからと笑いながらそう言うと一方通行は恥ずかしげに目を逸らします
「安心しろよ。開発終わったからって放っといたりしねぇからよ」
寧ろしつこいくらいに弄り倒してやる、と木原は真っ赤に染まった耳元で揶揄するように囁きます
どうする? >>+2
374 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/29(日) 19:37:51.91 ID:+NgU95Z30
一旦此処まで
夕食摂ってきます
また後ほど
375 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/29(日) 19:43:03.34 ID:HbU6H2qB0
ksk
376 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/29(日) 19:56:15.36 ID:Pw+IyDLIO
キャップ型ローターで乳首責めながらアナル拡張
377 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/30(月) 01:54:54.15 ID:zKHVtvqy0
本日二度目の投下です
安価頂きありがとうございます
それでは安価
>>376
から参ります
378 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/30(月) 01:55:39.19 ID:zKHVtvqy0
木原は一方通行に一度起きるように指示し、その間にケースから違う玩具を取り出します
汗に濡れてもしっかりと固定したままのテープに、剥離剤代わりにローションを滲み込ませます
ローターが落ちないように押さえつつまずは下側をゆっくりと剥がします
軽くとは言え玩具越しに乳首を押し潰されて一方通行が小さく震えます
僅かに張り付いているテープごとピンクローターを両方同時に外すと、ぷっくりと膨らんだ乳首が現れます
ようやく無機物の圧力から解放されて、真っ赤に充血した先端がふるりと震えます
一方「…ンっ…ふ…ゥ…」
そこへ再びローションを塗られ、薄く塗り込めるように指の腹で撫で上げられて、一方通行が小さく声を零します
一度達した所為もあって過剰なほど敏感になってしまっているようです
あまりしつこくせずあっさり指を離すと尖りきった先端がまるで名残惜しむようにひくつきます
379 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/30(月) 01:56:16.47 ID:zKHVtvqy0
「んなにがっつかなくてもすぐに存分感じさせてやるっつーの」
そう言ってくつくつと笑いながら目の前に差し出されたのは丸みを帯びた円錐型が二つです
色は仄かに乳白色ですがほぼ透明で、柔らかなシリコン系の素材です
お椀を伏せたような、よくある吸盤の形をしています
内側の中央部分には幾つもの突起が密集しており、その中心は更に細かな繊毛状になっています
その外側、お椀の土台にあたる部分は硬質なプラスチックのカバーで覆われていて中は見えません
その横には極小さな白いバルーンが付いています
サイズはちょうど吸盤の縁が乳輪にぴったり合う程度の小さな玩具です
バルーンを指で押し潰しながら、吸盤を乳首に合わせます
一方「あ、…っ」
突起が先端を擦る感触に一方通行がびくりと身体を震わせます
構わず肌にしっかりと押し付けてからバルーンを放せば、吸盤はぴったりと隙間なくくっ付きます
一方「ひゃ…っンン、あ、あっ、は…っ」
きゅう、と乳首を吸い上げられる感触に、指先が白くなるほど強く握りこまれます
痛みに変わるぎりぎりの強さで先端に突起が食い込む感覚に、ぞくぞくと背筋を震わせます
達したばかりで敏感とは言え、取り付けただけでこの反応です
スイッチを入れたら一体どうなってしまうのだろうと、意味合いは少々違うものの、二人とも同じ事を考えています
380 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/30(月) 01:57:00.54 ID:zKHVtvqy0
ローターを動かす前に、一方通行の体勢を変えさせることにします
スイッチを入れてしまえば恐らくそんな余裕はなくなってしまうと考えたからです
木原の調教の予定を知らされていない一方通行はそれでも大人しく言われたままに後ろを向きます
手と膝を突いた四つん這いの状態で、木原に尻を向けています
そのまま首だけを振り向き後ろを窺うと、木原がベッドに乗り上げて来ます
後方から腰を抱えるようにして腕を回し、ズボンの金具を外して下着ごと膝上まで下げてしまいます
一方「あっ…!?」
露になった白い臀部を木原の手が掴んで割り開きます
驚きの声を上げる一方通行ですが、狭間に指を這わされて動きを止めてしまいます
胸に使用していた物とは違う、粘度の高いジェル状のローションを瓶から直接狭間に垂らします
一方「ひゃ…ン、や、冷た…っ」
ゆっくりと伝い落ちるそれを指で掬っては狭間に塗り込めます
冷たさにきゅっと窄まった部分を指で突付くと小さな穴がひくひくと戦慄きます
淵をくるくると撫で回し、少しずつ内部にローションを押し込めて行きます
多少緩まった窄まりが時折浅く入ってくる指先に吸い付くように蠢き始めます
その反応にそろそろ頃合だろうと判断して、木原はローターのスイッチを入れます
一方「ひあっ! あ、あ、ああァあ…っ!」
途端に甘い悲鳴が上がり、腕が崩れてシーツに突っ伏してしまいます
幾つもの突起が蠢いて包み込んだ乳首を容赦なく刺激し、特にその先端は繊毛状の突起が余す所なく擦り上げるように攻め立てています
一方「あっあっ、ンァあっ、あひィ…っ! ……っは、あ、あァ…っ」
流石に初めから強い振動を与えるのは耐えかねたようです
達するまではいかなくともシーツに爪を立ててびくびくと身体を跳ねさせる様子に、一旦最弱まで落とします
様子を見ながらじりじりとメモリを押し上げ、腿をすり合わせながら腰をくねらせる程度に調整します
381 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/30(月) 01:58:03.20 ID:zKHVtvqy0
一方「ふァ、あ…っやァ、あ、あン…っ」
シーツに顔を押し付け、開きっぱなしの口元から唾液を零して一方通行が喘いでいます
乳首を玩具に吸い付かれながら捏ね回され、尻穴を指で抜き差ししつつ掻き回されています
一番感じる敏感な部分ばかりを執拗に嬲られて目の裏が白く明滅しています
達するほどの刺激は与えられないまま、意識を飛ばす事も出来ません
快楽に溺れた瞳は焦点が合わず、蕩けきった表情で甘やかに鳴くばかりです
指が後口を出入りするたびに、大量に注がれたローションがこぷこぷと零れてシーツに滴っています
もう一方の手でそれを掬って再び狭間に垂らし、濡れた指を尻穴の淵に添えて押し広げます
一方「あ、あっ、…やァ…っ」
既に一本指を飲み込んでいる其処にもう一本添えると、今まで喘ぐだけだった一方通行が木原を振り向き、制止するような声を上げます
乳首に使用したものとは違い、些かの成分が含まれたローションはゆっくりと効果を表し始めています
強引に差し込むことはせず、周りの肉をくにくにと解すように愛撫を与え、タイミングを計らいます
立ち上がった根から糸を引いて滴るぬめりの量が次第に嵩を増します
ぴゅる、と触ってもいない先端から少量の飛沫が散ったのを合図に、二本目の指が挿入を果たします
一方「ひァ、ぐっ、…う、ァ、…っン、あ、…ひあァっ…」
たっぷりと含んだローションに手助けされて、ずぶり、とが一気に奥まで埋め込まれます
始めは浅く、反応を見ながら段々ストロークを大きくしていきます
高く上がる嬌声確実に快感を現しています
指を深く根元まで埋め込み、一瞬声が途切れた瞬間に、
382 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/30(月) 02:06:40.18 ID:zKHVtvqy0
ぐぱあ、と揃えていた指が内部で拡げられます
一方「――っ!?」
鋭く息を呑んだ一方通行が何かを口にする前に、木原は再び指の律動を再開します
一方「あっ、はぐ、ゥ、あァっ…、っン、ひ…っ」
試しに三本目を添えてみましたがまだ其処まではいけそうにありません
二本の指だけでも食い千切られそうなほどにでは、其処はまだまだ狭いようです
ぴたりと添えても形状上どうしても隙間が出来て空気が入るため、抜き差しをするたびにぐぽ、ずぽ、といやらしく粘ついた音が響きます
そうして漏れたローションは狭間を流れ、会陰を伝い、立ち上がった根の先端から溢れるカウパーと交じり合って滴り落ちていきます
一方「あふ、あ、っはひ、…ン、はっァ、ンあァ…っ」
ぎちぎちと締め付けて来るのをローションの滑りを借りて少々強引に抜き差しを繰り返しています
些か辛そうな声が混じってはいるものの、内部を押し広げられる感覚に確かな快楽を拾って嬌声が響きます
じゅぷ、と音を立てて指が根元まで埋め込まれ、ぎりぎりまで抜き出され、またずぶりと突き込まれます
大分柔らかくなった尻穴は、まだ多少のきつさは残るものの、二本の指を根元まで銜え込めるようになっているようです
どうする? >>+2
383 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/30(月) 02:07:24.50 ID:zKHVtvqy0
何とかちゃんと昨日の分取り返せ…たでしょうか
とりあえず二回投下出来てほっとしました
拡張具合がぬるめですが、今まで指一本しか入れたこと無いのでこんなものかなと
オナニープレイ時のバイブは木原くンの指と同じ太さで作られていますし
それでは本日は此処まで、もう寝ますすみません
安価等ありがとうございました
続きはまた明日に
それでは
384 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/30(月) 12:28:13.56 ID:cySINziDO
ksk
385 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/30(月) 15:55:34.42 ID:thW7I2Ouo
そろそろ挿入は可能だろうか
もしまだ無理ならフェラ→素股のご奉仕系を練習
386 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/31(火) 03:28:49.77 ID:O9kK8Krh0
毎度ご来訪ありがとうございます
先日入れるの忘れてましたので
<パラメータについて>追記
キャラにはそれぞれ特有の『固有スキル』が存在しています
能力や特技、特性等を元に設定しています
調教や接客等で効果を発揮します。多分
単発だったり、一定の持続性があったり、常時展開型だったりします
肉体・精神面に影響・干渉したり、特殊なプレイが可能になったりします
また、連続使用不可、体力気力の消耗(大)、特定条件下のみでの使用可等のリスクや制限があったりもします
それぞれ特定の行動を取るとスキルが解放されます
解放されたスキルは安価で使用することが出来ます
制限のあるスキルの場合、使用条件を満たしていないと不発扱いになりますのでご注意
それでは本日は安価
>>385
から参ります
387 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/31(火) 03:29:24.34 ID:O9kK8Krh0
上体はシーツに突っ伏したまま、腰だけを高く上げた体勢です
木原の眼前に差し出された白い臀部は強引に割り開かれています
ひくひくと戦慄く尻穴はローションと腸液でてらてらと濡れそぼっています
小さな窄まりには木原の指が二本まとめて深々と挿し込まれています
ふるふると震える根の先端からは透明な雫が細く糸を引いています
ぴんと尖った乳首にはキャップ型のローターがぴったりと吸い付いています
低く唸りながら蠢動するその刺激だけで既に何度か軽く達しているようです
指先が白くなるほどシーツを握り締め、甘やかな嬌声を上げて喘いでいます
開きっぱなしの唇からは飲み込み切れない唾液が零れてシーツを濡らしています
尻穴でゆるゆると抜き差しをしながら指の腹で粘膜を撫で回すと、一層声が高く響きます
前立腺には敢えて触れていないのですが、どうやら内壁を擦られるだけでも大分感じるようになってきているようです
埋め込んだ指を鉤状に曲げて入口の付近をぐり、と抉るように刺激します
一方「やっ、あ、あ――くゥ…っ、ひ、ァ、あゥ…っは、ふあァっ」
縁に引っ掛けるようにぐりぐりと弄ってやると腰をくねらせて高く鳴き声を上げます
また達したらしくびくびくと跳ね上がる腰の震えが鎮まったところで、ぬぽ、と音を立てて指を引き抜きます
尻穴の小さな隙間から溢れたローションが根を伝ってぼたぼたとシーツに滴ります
再び指を宛がい、ぐ、と押し込むと、そこはぎちぎちときつく締め付けながら飲み込んでいきます
中ほどまで沈めた所で、ずりずりと指の腹で内壁を擦り上げながら抜き差しをしてみます
熱く蕩けた粘膜が震え、きゅうう、と指を痛いほど締め付けてきます
元々余裕の無い入口付近は特にきつく、ローションと腸液のぬめりを借りて何とか動かします
粘膜を強引に引き摺り出す様な動きに、ぴんと伸びきった薄い皮膚が引き攣れ、びくびくと震えています
これ以上無理に押し広げたりすれば、繊細な部分が裂けてしまうかもしれません
三本目の追加でも中々難しそうで、ましてや例えば木原自身の挿入ともなればまだまだの話です
狭い入口さえ通過してしまえば中は大分柔らかいのですが
今後、じっくりと挿入に慣れさせつつ、徐々に拡張していくしかないでしょう
388 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/31(火) 03:30:40.71 ID:O9kK8Krh0
処女喪失の機会をどうするかはさておき
挿入はまだ無理そうなので、ひとまず別の方面を育てる事にします
どういう方向に仕立てるにしても、性技のレパートリーが多いに越した事はありません
先日幾つか『ご奉仕』の方法を仕込みましたが、これを更に幅を広げていきましょう
まずはぎりぎり合格点だった口淫の練習を行い、それから新しく素股を覚えさせます
普段と変わらぬ格好の木原の前には、一糸纏わぬ姿の一方通行が膝をついています
中途半端に下げられていたズボンは下着ごと脱がされ無造作に投げられています
以前教えられた通り、前立てを口を使って開き、逞しい男根を取り出します
根元に指を添えてそっと撫で擦りつつ、先端を口に含みます
唾液を垂らし唇と舌を使って全体に塗り拡げて行きます
舐めたり吸ったりしながら徐々に硬さと体積を増すそれを丹念に愛撫します
指で根元を扱きながら、もう一方の手を奥へ差し込み睾丸にも刺激を与えます
大きく張り出した傘の部分を横から銜え、唇で食みつつ吸い上げます
裏筋を丹念に舐め上げ、零れた先走りを舌先で掬い取って飲み込み、そのまま先端を口に含みます
喉奥まで迎え入れ、口内に擦り付けながらずりずりと抜き出し先端を吸い上げます
口を大きく開いて改めて銜え込み、先端からカリまでを重点的に刺激します
自分の唾液と嵩を増す先走りを飲み下しながら、口内いっぱいに含んだそれを丹念に愛撫します
股間に埋めた頭を上下させてじゅぽじゅぽと粘ついた水音を立てながら一心に舐めしゃぶっています
言いつけていた通りいつの間にか練習でもしていたのでしょうか、随分と慣れた様子です
一方「ン、む…っ、ン、ゥ…ンぷっ、ァむ…ン、ンうゥ……ン、ぐゥっ」
頭の後ろに添えられていた木原の手がぐいと強く引き寄せます
ぐっと膨らんだ先端が深く突き込まれ、勢いよく熱が弾けます
噴出した精液が喉奥を叩き、苦しげな呻きが零れます
舌や歯に絡みつくそれを懸命に飲み下していきます
思わず噎せそうになりつつずるりと剛直を抜き出すし、口内に溜まった精液を咽喉を鳴らして飲み込みます
粘つく口内を唾液で洗い流し最後の一滴まで飲み干すと、はあ、と熱の篭った吐息が零れます
389 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/07/31(火) 03:36:03.30 ID:O9kK8Krh0
細く息を吐いて呼吸を整え口を大きく開くと、まだ硬度を保っている剛直をもう一度銜え込みます
根元から先端までを一通りしゃぶるとまた抜き出します
全体を丹念に舌で舐り、たっぷりと唾液を絡めて濡らします
一旦口を離して立ち上がると、勢いを失っていたはずの根がいつの間にか再び頭を擡げています
木原の視線に気付いたのか、一方通行が恥ずかしそうに一瞬目を伏せます
それからおずおずと手を伸ばして木原の剛直に添え、僅かに開いた脚の間に熱いそれを挟み込みます
敏感な部分に触れる熱さに慄きつつ、引けそうになる腰を押し留めます
自分を落ち着かせるようにゆっくりと息を吐き、ゆるゆると腰を動かし始めます
逞しい男根が股の間の薄い皮膚をぬるぬると擦り上げています
「それじゃダメだな。もっと腰を大きく使え」
目を眇めて告げる木原の声にびくりと肩を揺らします
こくりと唾液を嚥下し、恐る恐る、といった態で前に腰を突き出します
ぬるぬると滑る先端が先ほどまで散々弄られ敏感なままの後口を撫で上げ、ぞくりと背筋が震えます
反射的にきゅう、と締められる窄まりの感触に目を細める木原に気付かず、今度は腰を引いていきます
硬い先端が会陰を辿り、根の付け根から裏側をなぞり上げます
一方「ンあっ、あ、あゥ…っ、ン、は…、はァ…っ」
びくびくと肩を跳ねさせながらも擦り付ける動きは止まらず、快感と羞恥に啜り泣くように声を上げて喘いでいます
390 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/07/31(火) 03:38:53.13 ID:O9kK8Krh0
すいません、思いっきり途中ですが今日はこの辺で切り上げさせて頂きます
安価まで辿り着けませんでしたがもう眠くて駄目だ…寝ますすいません
この続きはまた明日に
それでは
391 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/31(火) 03:46:39.99 ID:TRMaVOkSo
乙です
おやすみ
392 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/01(水) 02:14:25.67 ID:jJmaLH8n0
毎度ご来訪ありがとうございます
昨夜は中途な所で終わってしまい失礼致しました
だが今日も今日とて超眠いです寝そう
…基本6時起きな所為かもしれませんが
>>385
このスレの木原くンはご立派なモノをお持ちなのでまだ挿入は無理でした
……指二本分ぐらいのサイズだったら何とか入るんですけど。誰かいたかな…?
>>391
ありがとうございます遠慮なく
昼間に仮眠を取っても深夜の眠気には勝てないようです…
それでは本日は
>>389
の続きから参ります
せめて次の安価までっ
393 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/01(水) 02:15:23.79 ID:jJmaLH8n0
腰を前後に動かしながら、がくがくと膝が震えています
今にも崩れそうなその様子に、木原は一方通行の手を自分の肩に掛けさせてやります
更に細い腰に手を添え、支えると同時に逃れられないようにします
びくびくと震え肩に縋りつきながらも、自らの敏感な部分を反り返った剛直に擦り付けています
一方「はァ、あ、ンン…っ、ふ、うァ、…ひァ、ァ、は…っ、」
「…随分イイ声で鳴くなぁ。そんなに気に入ったのか」
己の象徴を激しく擦り立てられているというのに木原は余裕の表情でくつくつと笑いを零します
「だが、自分ばっか気持ち良くなったって意味ねぇんだよ。忘れんな、これは『ご奉仕』なんだぜ?」
だから、と幼い子どもに言い聞かせるかのような声色が、妙な圧迫感を伴っています
「てめえばっか善がってねぇで、ちゃんと俺を満足させろよ」
言いつけに小さく頷き、股間をゅ、と締め付けるように力を込めて、木原の剛直を刺激していきます
きつく目を伏せ、快感に溺れそうになりながらも、懸命に命令通り腰を振っています
擦り付けている剛直の硬さと熱が、押し付けることで一層強く感じられます
大きく膨らんだ先端から零れる粘液には少しずつ白いものが混じり始めています
一層滑りの良くなったそれを緩急をつけて締め上げながら、激しく擦り立てます
木原の剛直は大きく膨らみ今にも弾けてしまいそうです
それでも絶頂まで行き着かないのは、木原の耐久性の成せる業かも知れません
394 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/01(水) 02:24:17.73 ID:jJmaLH8n0
とうとう一方通行の方が先に耐え切れず膝が落ちてしまいます
ちょうど薄い皮膚の張った会陰に大きく張り出したカリを押し付けるような形です
ごりごり、と奥までをも抉るような刺激に声もなく全身が硬直します
一方「あっ、ひあ、…あァああっ! ――っは、ふは、ァ、あ…っ、ンゥ」
どうやらまたも軽く達してしまったらしい一方通行ですが、木原の言った『ご奉仕』を思い出しはっと我に返ります
数瞬の間を置いて、強引に呼吸を整えた一方通行は秘部を再び剛直に押し当てます
絶頂で敏感さを増しているものの、同時に熱が落ち着いたのが、先ほどまでの切羽詰った様子よりは多少の余裕が見られます
木原の剛直が特に反応する部分を重点的に、挟んで腿をぴたりと閉じて腰を振り、粘膜を擦り立てます
また何度も上り詰めそうになってはどうにかやり過ごし、木原の絶頂を促します
柔らかな媚肉に押し詰められるたびに張り出したカリがぶる、と震える振動が腰奥の熱を燻らせます
腰を引く事で抜き出された男根が一方通行のそれとが擦り合わされ、再び腿の隙間に入り込んでいこうとしたその時、
一方「あ、あァっ、ンああァ…っ、――っひァ…! ……は、あ、…ァ…」
先走りに塗れた先端が竿の付け根の窪みを押し込み、もう何度目になるか解らない絶頂へと押し上げられます
とほぼ同時に、それが引き金になったのか剛直からは勢い良く白濁とした大量の熱が、絶頂により敏感なままの秘部へと叩きつけられます
一方通行は全身を震わせて達しながら、追い討ちの如く浴びせられた木原の熱にびくりと腰を跳ねさせます
与えられる快感が限界を超え、かくん…と本格的に膝から崩折れた細い身体を抱き止めてやります
一方「…あ…、木、原く…」
体勢的に自然と木原の胸元に縋る形で頬を寄せた一方通行が、とろりと熱に浮かされた瞳でぼんやりと見上げて来ます
細く未熟な印象の下肢が他人の白濁に塗れ、ぼたぼたと滴らせている様は、背徳感にも似たいやらしさを醸し出しています
一方通行の無自覚な媚態に吐き出したばかりの熱が再び腹の奥でずくりと疼くのを感じます
フェラ→素股
合否の判定をして下さい >>+1〜5で多数決判定
395 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/01(水) 02:24:45.32 ID:jJmaLH8n0
基本的に、新しい技能を覚えたり練習する場合は合否の多数決判定が入ります
出来れば複数名様にご参加頂ければ有難く思います。勿論お一人でも大変助かります
細かいとは思いますが、ご協力のほどをよろしくどうぞ
そんなところで本日は此処まで、もう寝ますすいません
ありがとうございました
続きはまた明日に
多分明日で七日目終了の予定です
それでは
396 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/01(水) 02:29:31.87 ID:Q6hMAo2Io
乙
合
397 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/01(水) 02:31:01.03 ID:hZoTSD+q0
一方さんかわいいなぁ
合で
398 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/01(水) 02:35:14.76 ID:fYZIYiTPo
乙、一方さんは基本的にまじめで言われたこときちんとこなす子だよな
合で
399 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/08/01(水) 12:30:42.08 ID:qqrFKqCC0
合意外選択肢がない
400 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/01(水) 15:03:48.76 ID:VqTc9Z080
>>1
乙 合
ここグロなしだから安心して見られるわ
401 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/01(水) 19:51:30.80 ID:jJmaLH8n0
毎度ご来訪ありがとうございます
昼日中は大変暑くて茹で上がりそうですが、皆様お体大丈夫でしょうか
どうぞご自愛下さいませ
判定安価にご協力頂きありがとうございます
フェラ→素股の合否(
>>394
) は、5枠中5枠を獲得したので判定「合」になります
>>397
お気に召して頂けたなら幸いです
エロ可愛い一方通行を目指しておりますが目覚めつつあるエロ方面はこれから要修行です
>>398
その辺の性格は割と原作準拠仕様のつもりです
基本的には禁書キャラ随一ぐらいにいい子だと思ってます育ち方が尋常じゃないだけで
>>400
安心して頂けて恐縮です
一番の目的はエロい一方通行が書きたい!ですので、グロは方向性の問題で除外してます
苛めるけど虐げない、が隠れモットーです
今回の投下分は本編ではなくて、「合」判定に伴い発生した追加安価になります
22時頃までに安価頂けた場合は本編の投下に参ります
ご協力頂ければ僥倖です
402 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/01(水) 19:52:05.56 ID:jJmaLH8n0
思った以上に良い出来だったので木原は大分機嫌が良さそうです
どうやら今回もご褒美をあげるつもりのようです
ついでに一方通行の痴態に煽られた己の熱を昇華してしまおうという算段です
悪い男です
さておき
ご褒美には幾つか案が浮かんでいますが、どれにするかを迷っているようです
腕の中で大人しくしている一方通行を見遣りながら考え込んでいます
前回頭を存分に撫でてやった際に非常に嬉しそうにしていたのが記憶にも鮮明です
今の木原としては性的なものが好ましいようです
どんなご褒美をしてあげる? >>+1〜5で多数決
A.頭を撫でてあげる
B.乳首を舐めてあげる
C.バックで素股
D.フェラのお手本
E.上記以外 >>+8で自由安価
※どの選択肢でも行動するのは木原です
403 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/01(水) 19:52:34.09 ID:jJmaLH8n0
立て続けに安価ですみません
「E」は面倒な仕様になっておりますが、何か良い感じのご褒美がございましたらご教授を
それではまた後ほど
404 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/01(水) 20:01:17.26 ID:Q6hMAo2Io
C
405 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/01(水) 20:33:31.40 ID:mucYlgvDO
D
406 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/01(水) 20:52:52.90 ID:jJmaLH8n0
また但書きが抜けてましたすみません
2:2:1で2枠獲得が2つの場合、先に2枠選択された方を優先とさせて頂きます
407 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/01(水) 20:53:28.13 ID:hZoTSD+q0
C
408 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/01(水) 20:56:45.05 ID:NHC7Bns7o
C!
409 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/02(木) 01:02:51.08 ID:at5cEIrU0
安価にご協力頂きありがとうございます
ご褒美(
>>402
)は、
5枠中3枠を獲得したので「C.バックで素股」になります
……また但し書きを忘れゲフン
それでは以下本編です
ペースは大分緩めですが、お付き合い頂ければ幸いです
410 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/02(木) 01:04:36.44 ID:at5cEIrU0
多少考え込みはしたものの、木原は自分の要望に一番添ったものを選ぶ事にしたようです
大分色の落ち着いた頬をぺち、と極軽く撫でるように叩き、一方通行の注意を向けさせます
一方「…?」
ぼんやりとしたままの瞳が木原を見上げてきます
小首を傾げる一方通行に、一度立つように促します
「んで、そこに手ぇ突いて、こっちにケツ向けろ」
一方「…う、ン」
解りやすくそう告げてやれば、一瞬きょとんと目を見開きます
次いでじわじわと頬に朱を上らせつつも、こくり、と素直に頷きます
示されたサイドテーブルに振り向き、上質な淡い色合いのテーブルクロスに手を置きます
木原の言葉に従い、後ろにやや尻を突き出すような体勢を取ります
おずおずと脚が開かれると、混ざり合った粘液が糸を引いて床に滴ります
まだ余韻が引かないのか足元が多少覚束無いようなので、腰に手を添えて支えてやります
悪戯心で双丘の狭間を少しばかり両側に割り拡げると、奥では真っ赤に充血した媚肉がひくついているのが覗きます
一方「……うゥ…」
きゅう、と尻穴が締め付けられ、上擦った小さな声が零れます
顔を上げれば前を向いたまま俯いている一方通行の耳が真っ赤に染まっています
精液に塗れた秘部に木原の視線が突き刺さるのを感じたのか、激しい羞恥を覚えているようです
同時に、これから与えられるであろう行為に対する期待を含んでいるのは間違いないようです
努めて細く吐き出される吐息が隠し切れない熱を帯びているのが証拠です
始めは興味など欠片も無いようだったというのに、たった一週間で随分といやらしく育ったものです
411 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/02(木) 01:08:46.20 ID:at5cEIrU0
一方「…ひっ…やァ…っ」
尻たぶをそれぞれの手で撫で上げてから鷲掴みます
思わず慄くような声を上げて身体を引き掛けた一方通行ですが木原の手がそれを阻みます
「こら、逃げんな。別に酷ぇ事しようってんじゃねぇんだからよ」
一方「……あ、いや…、っ……ごめン…なさ…ィ…」
言葉も意外なものでしたがそれよりも予想以上に声が沈んで行くのに片眉を僅かに跳ね上げます
しかしよく見れば、白い髪の隙間からか今見える顔が茹で上がった蛸のように真っ赤です
些細な事に過剰に反応してしまったのを自覚して余計に恥ずかしくなってしまったようです
身体は比較的素直に順応していても、慣れない落差に精神が追いついていない部分があるようです
そんなアンバランスな面も妙に初心な雰囲気を醸し出しており、これはこれで売りに出来そうですが
最終的にどういう方向に育てていくのかはこれから詰めて行けば良いことです
とりあえず今はご褒美の時間です
もっと言うなら木原の欲望の昇華の時間です
そちらに集中する事にしましょう
412 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/02(木) 01:12:20.10 ID:at5cEIrU0
張り詰めた剛直を細い太腿の隙間に押し当てると、ぴくん、と肩が小さく跳ね上がります
一方「あ…っ」
剛直をずりずりとカーブに沿って押し付けながら狭間にゆっくりと捩じ込んでいきます
一方「ン…っ、は、ふァ、う、…ひ、あ…あァっ…」
濡れそぼった尻穴に先端が触れると再びきゅっと締まります
くるくると器用に縁をなぞり、そのまま溝を伝って前方へと押し進めて行きます
まずはゆっくりと、尻穴から会陰へレールを敷くようにまっすぐに
じくじくと内側から燻るように疼く睾丸を掻き分け、裏筋を伝って根元から先端へと向って擦り上げます
腰が密着するまで押し込み、揺すりながらゆっくりと引いて行きます
緩急をつけつつ少しずつ早めながら前後のストロークを繰り返します
両側から尻たぶを抑え、挟んだ剛直へ押し付けるようにしながら腰を打ち付けます
くったりとしていた一方通行の根は何度も擦り付けられている内に再びすっかり立ち上がってしまっています
一方「ひゃン、あっ、はァ、はひっ、あふ、あ、ン、やァ、ふは、ひィ、あ――はゥっ、」
途中からもう耐え切れずにテーブルに突っ伏し、クロスは零れた唾液でべとべとです
美しく控えめな光沢のある生地には幾本もの繊細な皺が寄り、握り締めた指先は真っ白です
がちがちに猛り立った欲望が弾けるタイミングを探って一方通行を容赦なく追い上げていきます
膨らんだ先端がゴリゴリと繊細な部分を抉り滑っていく感覚に、既に一方通行は軽い絶頂を何度か迎えています
木原が腰を支えていなければとうに完全に床に崩れ落ちていたでしょう
もう何度目になるのか判らないほど散々上り詰めさせられて、全身が悦楽に蕩けきっています
挿入しているかのように尻に腰を打ち付けるたび、ぶちゅ、と粘ついた液体が隙間から押し出されて床に飛び散ります
ぞくぞくと背筋を這い登る感覚が熱に浮かれた一方通行の意識を追い詰め、一際上の更なる高みに押し上げようとしています
413 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/02(木) 01:24:20.62 ID:at5cEIrU0
一方「あァっ、あ、ふ、ァあ…ひあァっ、やァ、はあ…っン、」
「っ、…そろそろ、か」
未知の領域の予感にがちがちと歯を鳴らしながら啜り泣き混じりに喘ぐ一方通行に限界を悟ります
一度の快楽を増幅する為に今まで堪えてきた熱も解放の頃合のようです
ギリギリまで腰を引き、すう、と息を吸い込みます
ずぶりと一気に狭間に押し込み、会陰の辺りを細かい動きで激しく擦り立てます
「ふ…っ、……行くぞ、一方通行、」
合図の声を掛けて名前を呼び、次の瞬間、
一方「…っァあ…! ―――…っ…!」
痛いほどに反り返った一方通行の根から今までになく大量の透明な飛沫が吹き上がります
鋭く上がった甲高い悲鳴はすぐに途切れ、音にすらならない悲鳴が長く尾を引いて響きます
薄い皮膚を抉るように突き立てられた木原の剛直は噴出した精液をまたも盛大に秘部に浴びせ掛けてています
勢いよく叩きつけられた熱が追い討ちを掛けて、声も出せないほど激しい快感を齎したようです
亀頭を弄り回されていた訳でもないのにまるで潮吹きの如く大量のカウパーを溢れさせるほどに
一方「……ゥ、ァ…っ、…ァ…」
突っ伏したままびくびくと全身を痙攣させて一方通行が呻いています
鎮まらない余韻が身体を震わせ声を零しているだけで、意識は殆ど飛んでしまっているようです
414 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/02(木) 01:32:55.44 ID:at5cEIrU0
「っはー……、あー…疲れた」
汗で張り付いた髪を無造作に掻きあげながら、木原が軽い口調で嘯きます
無意識にきつく締め付けられた腿の間からずるりと己を抜き出します
反射的に大きく震える一方通行ですが、すぐにぐたりと沈んでしまいます
突っ伏したサイドテーブルからずり落ちそうになっているのを軽く抱え上げてベッドまで運んでやります
ローションやらに塗れたシーツですが一部に固まっていて、余り汚れていないスペースも大分有るのでそこへ寝かせてやります
横たえられた身体はまだ小さく身じろいでいますが、四肢は力なく投げ出されて瞼も完全に下りてしまっています
ご褒美は随分と激しいものになってしまいました
一方通行は最後まで意識を保つことは出来ませんでしたが、存分に欲望を吐き出した木原は十分満足したようです
機嫌良さそうに笑いながらベッドに腰掛け、汗で貼り付いた前髪や襟足を払ってやります
「…今日はもうここまでかねぇ」
放っておいてもしばらくは目を覚まさないでしょうし、ここから更に調教を重ねられるほどの体力が残っているはずもありません
「体力も少しはついてきてるはずなんだがな」
言って相変わらず細身の白い身体に視線を這わせて溜息を一つ
「………まぁ。中々具合は順調みてぇだしなぁ。焦る事でもねぇか」
それから軽い口調でそう呟くと、最後にぽんとひとつ髪を撫でて立ち上がりました
―
―――
―――――
七日目 終了
415 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/02(木) 01:39:42.26 ID:at5cEIrU0
--体力の限界により調教終了です--
どっちへのご褒美なのやら、という話
<パラメータ変動> ※一方通行の変動項目はある程度割愛しています
一方通行
「依存:Lv.4」↑
「従順:Lv.7」↑
「欲情:Lv.5」↑(大)
「恥辱:Lv.8」↑
「空絶頂経験」↑(大)
「愛玩属性:Lv.6」↑
木原数多
「愛玩嗜好:Lv.3」↑
416 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/02(木) 02:07:47.23 ID:at5cEIrU0
八日目
―――――
―――
―
調教が始まってからちょうど一週間が経過しました
区切りも良い頃合なのでそろそろ服装でも改めてみようか、と木原は考えます
現在の一方通行は「下着」「シャツ」「ズボン」を身に着けています。都合上この一式を「基本」と称します
また「一日の調教開始時点での格好」を「デフォルト」と称します
木原が変更を考えているのはデフォルトの服装です
幾つか候補は浮かんでいますが決定打には至っていないようです
これは自分のキャラじゃない、とちょっと思っているかもしれません
一週間経過するごとにデフォルトの再設定を行います
服装とは言いつつ半裸・全裸等も含まれます
特殊な格好≒コスプレ系の場合、そういったプレイを行う際に多少難易度が下がります
慣れてくると一方通行がノってくれるかもしれません。絶対ではありませんが
デフォルト選択 >>+2
A.基本のまま
B.半裸(上半身裸or下半身裸を選択して下さい)
C.全裸
D.木原の白衣(白衣の下の服装をA〜Cより選択して下さい)
※ある程度の時間経過・または経験を積むと選択肢が増えたり自由安価が入ったりします
また、一方通行は大人しく木原が部屋に来るのを待っているようです
身体の疲れはそれなりに回復しているようです
精神的な疲れは大分回復しているようです
どうする? >>+5
417 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/02(木) 02:08:54.83 ID:at5cEIrU0
デフォルト関連については試験的な物なので仕様が変更される場合があります
面倒とは思いますがお付き合い頂ければ有り難く思います
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等ありがとうございました
続きはまた明日に
418 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/02(木) 02:12:57.22 ID:DdWh2n4l0
乙
419 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/02(木) 02:21:23.61 ID:96Up79zpo
乙
Cで
420 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(鳥取県)
[sage]:2012/08/02(木) 09:16:23.39 ID:lgRG0XD2o
乙
Dで下半身裸
421 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/02(木) 15:18:21.43 ID:fLKrs3m9o
全裸決定か
一方たんカゼひいちゃいそうで心配だ
422 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/02(木) 15:58:15.23 ID:GzGck/fIO
緊縛プレイ!
423 :
◆wmC3g/mCZw
[sage]:2012/08/03(金) 03:04:29.79 ID:HAIzIB+DO
出先から
>>1
です。酉合ってますでしょうか
先日に引き続き申し訳ありませんが、今日も投下をお休みさせて頂きたく
今回もやはりまだまだ帰れそうになくて
続きは明日の夜に参りますすみません
それでは
424 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/04(土) 02:25:45.88 ID:iXim5XPt0
毎度ご来訪ありがとうございます
中々リアが安定しなくて予定が狂う…順当に投下出来なくてすみません
夏の祭典後ぐらいには収まる見通しです多分
細かい安価にもご協力頂きありがとうございます
デフォルトは安価>>
>>419
「C.全裸」に決定です。この設定は一週間継続されます
それでは本日は安価
>>422
から
ペース緩めで参ります
425 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/04(土) 02:26:44.45 ID:iXim5XPt0
部屋の扉を開けると、部屋の中央のベッドには白い身体が座っています
赤い瞳は木原をじっと見ています
既に木原の手で身体は清められ、シーツも清潔な物に代えられています
一方通行はベッドまで歩み寄る木原を赤い瞳でまっすぐに見上げてきます
「……何だ、さっきから人の顔ばっか見て。見惚れてんのかよ?」
口元に笑みを浮かべた木原は、すっと目を細めて赤い瞳をわざと覗き込みます
頬を赤く染めた一方通行は視線を逸らして口の中で何かを呟いています
ンなわけねェだろ馬鹿か、と小さな罵倒の言葉が聞こえますが、声も表情もまるで説得力がありません
喉奥で笑いつつ白い髪を指で梳いてやると、陶酔した表情を浮かべ、まるで甘えるように頭を寄せてきます
非常に従順で素直な態度です
426 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/04(土) 02:27:38.93 ID:iXim5XPt0
本日の調教から一週間、一方通行の基本の格好を全裸に決めたので、早速実行する事にします
全ての服を脱ぐように指示すると、今までにも経験があるからか特に不審にも思わず一方通行は大人しく従います
まさかこれ以降、下着を含めた一切の衣服が与えられないとは――ひとまず一週間だけですが――思いもしていない様子です
まずは先にズボンの金具を外し、下まで下ろし、脚から抜き取ると手早く畳んでベッド脇に置きます
次に下着に手を掛けますが、少しばかり下ろしたところで躊躇したように動きが止まります
しかし逆らうという選択肢は無いようで、すぐにそのまま下ろしてしまい、ズボンの上に放ります
最後に残ったのはシャツです
上から順に釦を外し、襟を開いて袖を抜き、簡易に畳んで下着の上に重ねます
木原の目の前でベッドを背にして立ち、生まれたままの姿を晒しています
頬を薄らと染めて伏せ目がち、身体の横で軽く拳を握り締めており、流石に恥ずかしそうにしています
この部屋は冷暖房完備で空調が効いていますが、裸では流石に少し肌寒いかもしれません
能力がなければ虚弱といっていい体質の少年が風邪など引かぬように、後で空調を調整しなおす必要があるでしょう
実際に風邪を引いたら看病と称して調教に組み込めるかもしれませんが
徒然と大して益体なく考えながらも細い体躯の上から下までを眺めていた木原が、真っ白で滑らかな胸元に目を留めます
頂にぽつりと二つ控えめに存在を主張している、本来淡い桜色をしている筈の小さな乳首が、普段よりも赤みを帯びています
昨日の調教で弄り過ぎたせいでしょうか、充血し、ふっくらと腫れています
シャツを最後に脱いだのはその為だったのだと解ります
一見しただけでそうと判るほどの熟れた色合いに羞恥を覚えているようです
更に、恐らく今そこは非常に敏感になっているはずで、服が擦れるのが些か辛いというのもあるかもしれません
むしろこの状態では何もしなくてもそれなりの痛痒を覚えているはずです
427 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/04(土) 02:30:11.88 ID:iXim5XPt0
じっと見つめる木原の視線に気がついたのか、一方通行が頬を染めつつ胸元を隠すようにさり気なく手を翳します
その様子に木原はすうっと目を眇めます
視線は外さず無言のまま、腕を組んで顎に指を当てて佇んでいます
一方通行は自分の行動が木原の気分を害したのかと恐れたらしく、おずおずと手を下ろし、そっと窺うような視線で見上げます
「俺の許可無く勝手なことしてんじゃねぇぞ、一方通行」
実際の所木原は一方通行が思うほど気を損なった訳では有りませんでしたが、
「そういうヤツにはきっちり身体に教えてやらなきゃいけねぇよなぁ」
一方「…ァ…」
予定していた調教内容にうまく合いそうだからと、折角なので乗ることにしたようです
敢えて若干冷えた響きで口元だけを薄く引き歪ませると、一方通行が些か怯えた様な目で微かに声を漏らします
「――っつう訳で、今日はコイツを使う事にするわ」
久々の反応を内心で愉しげに笑いながらも表には出さず、傍らのサイドテーブルから何かを取り上げます
一方「……ロープ……?」
それを見て不穏な予感に眉を顰めた一方通行がぽつりと呟きます
木原が手に持っているのは鮮やかな濃い赤に染め上げられたロープの束です
一見滑らかな革紐のようにも見えますが、実際はジュート縄に近い性質の素材で出来ています
束ねていた留め具を外し無造作に放り投げると、解いた紐の一端を持った手を一方通行に見せ付けるに掲げます
一方「…ゥ」
予感の的中を確信した一方通行が小さく呻いて咄嗟に後退りますが、不幸にもすぐ後ろはベッドです
縁にぶつかった膝がかくりと崩折れて、不意を疲れた形になった為そのまま背中から倒れ込んでしまいます
反射的に硬直した一方通行の細い腕を掴んで、ベッドの弾みを利用し身体を返します
片手で器用に後ろ手に纏めると、くるくるとロープを巻きつけます
血流を妨げるほどきつくなく、痛みを感じるほど強くなく、それなりに自由を奪う程度には固く縛ります
束ねた腕を持ち上げると同時に腰を支えて起こし、膝を立てた状態でベッドに座り込んだ体勢をとらせます
428 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/04(土) 03:01:23.48 ID:iXim5XPt0
無意識に身体が固まってしまっている一方通行は、ロープを持った木原の手が伸びてくるのを目にしながらも最早逃げられずにいます
細い腿にロープを巻きつけ、脚を深く折った状態で膝下にも巻きつけ、最後に両方を合わせて縛ります
もう片方も同じ様に縛ると更に腕と背中の間を通したロープをそれぞれの脚に結び付けます
余ったロープを手元で無造作に束ねながら、出来上がった『作品』を眺めます
両腕は後ろ手に拘束され、胸を若干逸らし気味にし、両方の膝を立て、大きく股を開いた状態です
透けるように真っ白な肌に這う深い赤とのコントラストが目にも鮮やかです
しんなりした根も柔らかな睾丸も丸見えで、双丘の狭間までもが覗いています
辛うじて窄まりをはっきりとは目視出来ませんが、脚を持ち上げるか腰を突き出せばそれも見えてしまいます
唇を噛み締め、細い眉を寄せて、潤んだ瞳は逸らされています
表情と体勢と色合いとが相俟って酷くいやらしい光景です
「何だ、恥ずかしいのかよ?」
細い顎を摘み顔を自分に向けさせると、瞳を覗き込むようにして問いかけます
唇が何か言いたげに戦慄きますが、結局再び噛み締められてしまいます
木原は今度は隠す事無く面白そうににやにやと口元を歪ませます
「だったら良いじゃねぇか。恥ずかしい事されんの好きだろうがよ」
一方「…!? 誰が…っ」
思わず、といった調子で声を上げた一方通行ですが、木原の表情を見て声を詰まらせます
「ストリップして全裸になって、縄で縛られて全部丸見えの格好させられてよぉ――そんで興奮してんだろ、一方通行?」
一方「…な…、ンな訳…っ、」
「だってなぁ――お前、乳首ビンビンになってんぞ」
にやにやといやらしい笑みは言葉と共に深くなり、口調と台詞に煽られてかあっと一気に頬が赤く染め上げられます
一方「――そ…れは、昨日、木原くンが、――ァ、ン…! っい…弄りまくる、から、だろォが…っ」
詰まりつつも反論する一方通行ですが、途中で真っ赤に腫れた乳首を指で軽く弾かれてやけに甘ったるい声が零れてしまいます
更に伸びてくる指を身体を捩って避けようとしますが、ロープに阻まれて余り自由に動けません
429 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/04(土) 03:21:23.33 ID:iXim5XPt0
不自由ながらも身体を捻ってどうにか動こうとする一方通行の息にも些かの熱が篭っているのを木原は逃しません
やっぱ縛られて興奮してるんじゃねぇか、と耳元に唇を寄せて意地悪げな響きで囁いてやります
ふるふる、とまるで拒むように白い頭が振られます
眦からは今にも涙が零れそうです
真っ赤に晴れ上がった乳首から下方へと目を向けていきます
ふと足の間に視線が止まります
付け根にしんなりと張り付いていた性器がいつの間にか、まだ緩くとはいえ少しずつゆっくりと首を擡げ始めています
恥辱そのものに性感を覚える性質では有りませんが、その先の与えられるであろう快楽への期待に興奮する傾向があるようです
(――にして、どうせ縛るんなら亀甲縛りにでもしてやればよかったか?)
有名どころは一通り抑えているのですが、どうやら失念していたようです
今の状態から更に仕掛けることは可能ですが
現在の一方通行は、木原の行動に逆らう事も拒む事も出来ません
また、行動に大きな制限が掛かる為、自ら慰める事等は叶いません
(木原が一方通行に)どうする?
または
(一方通行が木原に)どうしてもらう? >>+2 (人物と、その行動・台詞等を指定して下さい)
430 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/04(土) 03:22:40.23 ID:iXim5XPt0
夜に部屋を覗けば全裸で眠る一方通行が見れる訳ですね何てオイシイ
個人的には
>>420
もエロいゲフン素敵だと思います
>>419
目が覚めたら全裸、の方が良かったでしょうか
シーツに包まった一方通行とか……想像すると可愛いかもしれない
>>421
能力使えない一方通行は風邪とかすぐ引きそうなイメージが…経験も耐性も無いんだろうなと
そんな訳で木原くンが気を使ってくれる、もしくは看病(っぽい事)をしてくれるつもりみたいですのでご安心
>>422
亀甲縛りとかその辺を失念してたのは木原くンじゃなくて
>>1
ですすみません…
もしやそちらの方向をご希望だったでしょうか
そんなところで本日は此処まで、もう寝ますすいません
ありがとうございました
続きはまた明日に
それでは
431 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/04(土) 11:10:31.83 ID:S+kafVITo
乙!そのうち看病プレイ期待
432 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/08/04(土) 13:40:29.95 ID:yiHGym5t0
乙
一方通行をぎりぎりまで追いつめる→おねだりさせたあとイかせる
433 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/05(日) 01:52:44.36 ID:QOYh0dZ40
毎度ご来訪ありがとうございます
諸事情により4-7日まで投下が安定しないかもしれません
投下出来ても細切れになるかもしれないというか。正直書く時間があまり取れないので
ただでさえ此処のところ安定して無いのに重ねて申し訳ないのですが…すみません
今しばらくご勘弁頂ければ幸いです
>>431
看病プレイ…愉しそうな響きです
流れとしては一日の調教開始時点での安価を取って頂くのが1番自然且つ書き易いパターンかなと
それでは本日は安価
>>432
「一方通行をぎりぎりまで追いつめる→おねだりさせたあとイかせる」で参ります
が、今回もちょっと試してみたい形式がありまして
また細かいというか面倒な事をしてますが、お付き合い頂ければ助かります
なお今回の投下は非常に短いですすみません
434 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/05(日) 01:59:41.70 ID:QOYh0dZ40
裸で縛られた姿の一方通行はどうやら逃れるのを諦めたようです
自由がほぼ利かずバランスの取れない今の状態で下手に動こうとすれば、十中八九ベッドに倒れこんでしまいます
そうすれば逆に完全に身動きが取れなくなってしまうからです
腕も脚も縄でほぼ完全に固定されていますので、そうなる確立の方が何倍も高いのです
木原としてはどちらでも一向に構いはしませんが
細く薄い胸の頂、前日の名残で常以上に敏感な乳首を、突、自らき出すような姿勢をとらされています
大きく開かされた股の間では性器が控えめに存在を主張し始めているのが丸見えです
頬を朱に染めたままおずおずと赤い瞳が見上げてきます
木原の行動が読めない事への少しばかりの恐れと、与えられるであろう快楽への期待から来る隠し切れない興奮が、瞳の奥で揺らめいています
何をされるか判らない、ということよりも、一体どれだけ乱れさせるのか、の方が一方通行にとっては重いようです
激しい羞恥が性的な感覚を過剰なまでに鋭敏にしてしまう事を自覚している所為もあるかもしれません
また、この状態では一方通行が自ら愛撫を施したり自身を慰めたりすることが出来ません
快楽を得、性感を満たす唯一の方法は木原に動いて欲しいと訴える事ぐらいです
今まではどれだけ追い詰めても木原が促して漸く言葉を発する程度でした
ちょうど良い機会なので今日は「おねだり」を仕込む事にします
木原から言動を促すことは一切しません
一方通行が自分の意思で欲しがり、ねだる言葉を口にするまで絶対にイかせないようにします
それではまずは、一方通行をぎりぎりまで追い詰めていきましょう
効果を上げる為、複数の手法を組み合わせて、または順次追加する形で施していきます
どうする? >>+1〜5の内コンマ以下一桁[12:34:56.78なら8]が大きい方から3枠採用
※今までの調教内容の安価と同様の書き方でどうぞ
※絶頂に類する安価は無効となりますアシカラズ
※緊縛方法を変更・追加する事は可能ですが、解除は不可能です
435 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/05(日) 02:00:17.39 ID:QOYh0dZ40
非常に短い上にまたもや続けて安価ですみません
面倒ですがご協力頂けましたら僥倖です
それでは本日はこの辺で。明日も早いのでもう寝ますすみません
安価等ありがとうございました
続きはまた明日に
それでは
436 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(四国)
[sage]:2012/08/05(日) 02:37:02.17 ID:dCg9C1fAO
>>434
待てどういうことだ意味が解らん
自分の理解力がおかしいのか?
437 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(四国)
[sage]:2012/08/05(日) 02:41:19.70 ID:dCg9C1fAO
スマンカッタ理解した
安価は自分のレス除く+1〜5として貰えると有り難い
438 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/05(日) 02:48:14.98 ID:YHKkkFJn0
乳首を舐める
439 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/05(日) 02:48:51.96 ID:5Dj0ovIVo
乙
折角一週間全裸なんで数日縄の痕が残る程度に縛りをきつくしたい
440 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/05(日) 03:24:49.35 ID:chIsRWKIo
>>366
441 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/08/05(日) 06:38:44.15 ID:e3TD6z4b0
前回より少し太めのバイブを突っこむ
442 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/08/05(日) 07:29:32.74 ID:7zVrcFSRo
ビデオカメラ使用
443 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/09(木) 03:54:58.11 ID:qTUhaZtf0
毎度ご来訪ありがとうございます
無言でご無沙汰致しまして申し訳ありません
書く時間どころか家に帰る時間も無いとか予想外でした
皆様も熱中症にはお気をつけ下さいませ
安価頂くのに面倒な事ばかりしてすみません
いつもご協力頂きまして本当にありがとうございます
>>440
今回の安価対象は「木原数多が一方通行に何をするか」ですので、
>>366
では木原が受け手になるものと解釈、無効となります
ご了承下さい
それでは今回の安価は
>>438
(8),
>>439
(6),
>>441
(5)から参ります
444 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/09(木) 04:00:59.02 ID:qTUhaZtf0
白い裸体に巡らされた赤い縄の一本を手に取ります
縄の結び目を片手で緩く握り込み、ゆっくりと掴んだ縄を引いて行きます
一方「…っ、…ゥ…く…」
枷の役割を果たすそれぞれは独立している為に縄を引っ張っても体勢は殆ど変わりません
絞まっていくのは腕や足にぐるぐると巻きつけられた部分だけです
行為は長引くだろうと予想して血流は留めないように仕込んでありますが
一方「…きは…ら、くっ、…う、く……ァ、…きつ、ゥ…」
じりじりと齎される圧迫感と拘束感に一方通行が小さく呻き声を零します
脂肪も筋肉も極薄い、真白く柔らかな肌に縄がぎりぎりと食い込んでいきます
先ほどまでは僅かながらも身じろいでいたのですが、それももう大分難しいようです
だいぶきつく絞られているようで、しばらく縄の痕が残ってしまうかもしれません
全ての縄枷を締め直すと再び一方通行の正面に陣取ります
後ろ手で背を反らせ、大きく脚を開いた状態は酷く不安定です
不自由ながらも何とか小さく身体を揺らして体勢を安定させようとしています
が、例えば軽く肩を押すだけですぐにシーツに仰向けに倒れてしまいそうです
一方通行が奮闘している間に木原がさり気なく次の準備をしています
音無く静かに開かれたアタッシュケースから取り出したのはディルド型のバイブです
以前一方通行に使用し且つ与えたものより少しだけ太く作られています
折角先日の拡張で指二本までは何とか銜えられるようになったので、今回はこちらを使ってみましょう
形状や素材は同じものとはいえ、まだまだ小さな窄まりには少々きついかもしれません
濃い目のローションをたっぷり使い、まず先にじっくりと柔らかく解してやれば、何とか挿入出来るでしょう
445 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/09(木) 04:08:23.17 ID:qTUhaZtf0
開かれた膝に手を掛け更に大きく割り開くと、半分ほど立ち上がった根がとろりと糸を引いています
不安定だった身体は動きに耐え切れずあっさりと背中から倒れ込んでしまいます
脚は両方とも腕につられて持ち上がっている為、形の良い臀部が晒されます
尻たぶを掴んで左右に割り開けば、奥でひっそりと息づく蕾が反応してきゅうっと窄まります
一方「――ひァあ…っ、」
ローションを瓶から直接秘部へぶち撒けるとその冷たさに悲鳴染みた声が上がります
純粋な驚きばかりではなく、妙に熱っぽいものを孕んだ響きです
とろとろと狭間を伝うそれを掬っては期待にひくつく尻穴にたっぷりと塗りたくります
指の腹でくるくると縁をなぞり、震えて緩んだ瞬間、まずは指を一本するりと滑り込ませます
浅く深く出し入れし、内壁が誘い込むような動きに変わってきたところでもう一本増やします
指を揃えて挿し込み、狭い入口をゆっくりと押し広げながら埋めて行きます
一方「あゥ…っ、ン、く…っふァ、う、や、…あァ…っ」
くぷくぷとローションを泡立てながら抜き差しを繰り返しつつずぶずぶと奥まで進みます
前立腺の核を避けて緩やかに撫で回し、きゅうきゅうと締め付けてくる内壁を擦り立てます
中のいい所を掠めるたびに嬌声が甘さを増して行きます
大分柔らかくなってきたところで、ぐぱぁ、と指を開きます
一方「やっ……ひ、ろげ、ンなァ…っ!」
顔を真っ赤に染めた一方通行が、不自由な身体を捻って叫びます
そ知らぬふりでローションをたっぷり塗りつけたバイブの先端を広げた穴にあてがいます
敏感な場所に触れる見知った硬い無機物の感触に、抗議の声が途切れ、びくりと細い肩を震わせます
一方「……う、ァ…っ」
先端の膨らんだ部分が入口を掻き分けて潜り込んでいきます
ぐぷん、と括れまでは何とか入りましたが、そこからは慎重に進めます
ゆっくりと狭いそこを押し広げながらゆっくりと埋め込んで行きます
一方「あ、う……あ、あっ…、っうァ、は、っあ…く、ゥ……き、つ、…っ」
ぎちぎちと限界まで拡げられる感覚に、嬌声というには些か苦しげな声を上げています
それでもローションと腸液のぬめりに助けを借りてゆるゆると抜き差しを繰り返していけば、徐々に声にも艶めいたものが混じり始めます
一方「ふァ、う、…ン、はァ…あ、あっ…、」
狭い後口を目一杯銜え込んだ玩具に擦りたてられ、びくびくと背筋を震わせながら喘いでいます
446 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/09(木) 04:12:56.55 ID:qTUhaZtf0
まだ全然途中ですが、今回の投下は此処までです
安価等ありがとうございました
相変わらず短くてすみません
早くペースを戻して且つ安定させたいと思います
9-10日は夏コミ参加の為お暇を頂きます
続きはその後に
それでは
447 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/09(木) 04:20:26.38 ID:7bF0Qs1SO
あァ?夏コミィ?オマエ何書いたンだよ書いたからにはタイトルぐれェ言ってけよ
448 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/09(木) 17:18:45.63 ID:jClHfpUco
乙です
夏コミ暑そうだから気をつけて!
449 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/14(火) 02:00:54.55 ID:4QsoKdsi0
毎度ご来訪ありがとうございます
また予定以上にご無沙汰致しまして申し訳ありません
1日目だけの予定が別枠で3日目にもひっそり参加して来ました
2日目は友人宅で突発コピ本手伝ってました…「ネタ降って来たから」って何あのバイタリティ
>>447
どちらも友人に便乗してるだけなので晒しませんすみません
ジャンルも作風も別物ですしご勘弁
>>448
ありがとうございます
暑かったというかもう熱かったです…サークル参加便乗はその点非常に助かります体力乏しいので
それでは本日は
>>445
の続きから参ります
450 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/14(火) 02:04:41.06 ID:4QsoKdsi0
入口近くまで引き抜いてはゆっくりと奥まで埋め込む、という動きを何度も繰り返していると、
一方「あ…あ、あ…っ……ふ、ァ…っあ、ンあァ…」
仰け反った背を更に撓らせ、甘えるような泣き声が断続的に零れます
折り曲げて拘束され、ぴんと伸びきった脚の爪先がきゅっと丸められます
つるりとした根の先端からは先走りが溢れシーツに幾つもの染みを拡げていきます
幾ら一方通行が否定していても、普通とは言い難いこの状況に興奮しているのは間違いありません
乳首や前立腺といった特に感じる部分への明確な刺激を避けているにも関わらず既に大分追い上げられています
とはいえまだ限界に至るには随分余裕があるようです
更に攻め立て追い詰めていかなければなりません
それなりにスムーズな抜き差しが可能になって来たところで今度は中を探っていきます
膨らんだ先端で内壁を撫でるように押し付けながらぐぷぐぷと音を立てて緩やかに掻き回します
浅い部分から徐々に奥へと、前立腺を敢えて避けながら進んで行きます
一番奥の狭い部分にぐりぐりと膨らみを押し付けてやると、まるで微弱な電流が走ったかのように全身をびくんと引き攣らせます
淫具を根元まで埋め込んでしばらく捻り回し後口全体がきゅうきゅうと締め付けるようになったら、再びゆっくりと引き抜きます
前側に押し付けるように引いていくと、途中で微かに引っ掛かるような抵抗が淫具を持つ手に伝わり、同時に甲高い悲鳴が上がります
長らく待ち望んだものを漸く与えられたような響きが滲んでいます
ただその刺激は極弱く、張詰めたしこりをゆるゆると撫で擦り、優しく宥めるような感触しか与えてはくれません
一方通行は無意識にか甘やかな声で鳴きながら強請るように不自由な腰を揺らしています
木原としてはそれを指摘して羞恥を煽っても良いのですが、もっと追い詰めてからの方が効果が高いと思われるため今は止めておくようです
誘うような腰の揺らめきに半分だけ乗ってやり、淫具の膨らんだ先端部分を前側のしこり、つまり前立腺にぴたりと押し当ててやります
構造に合わせて造られた形状は一度定めた場所をそう簡単にはずらしません
柄の部分にあるスイッチを入れ、少しだけメモリを押し上げます
ぶううぅぅん…と微かな唸りを上げて内蔵されたモーターが蠢き始めます
一方「ひィ…! あ、あっ、やァ、あ――ンああァあ…!」
びくり、と大きく身体を震わせ、咽喉を仰け反らせて無防備に晒しながら一際高い声が上がります
敏感に開発された性感帯は刺激の全てを快楽として拾い、容赦なく神経を犯し脳を揺さぶります
ですが、それだけでは達する事は出来ません
メモリに添えられたままの木原の手が、一方通行の様子に合わせて振動を微妙に調節し、上り詰める寸前ではぐらかしているのです
一方「はァ、っは、あゥ、ン、っ…ふ、あ、ァ…っ」
大きく広げた脚に膝を載せて更に割り広げ、腰に手を添えてがしりと掴み、無意識に逃げを打つ身体を押さえ込みます
内部に埋め込まれた淫具から与えられる刺激から逃れるには抜き取るしかないのですが、そこまで思考が回っていないようです
もう少しだけ足りない決定打を得ようと熱い内壁が貪欲に蠢いて蠢動するバイブを締め付けます
奥へと飲み込もうとする動きをぐり、と抉るように動かして強引に解きます
無論それで達してしまう事が無いように力加減を絶妙に調整しながら、です
451 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/14(火) 02:08:07.31 ID:4QsoKdsi0
そうしてしばらく機械的な刺激を続けていると、やがてふるふると全身を小さく震わせながら啜り泣くような反応に変わってきます
切なげな喘ぎに規則的な呼吸音が混じり始めた頃合を見て、前立腺の中心に蠢動するモーターを押し当てます
びく、と瘧のように震えたのは一瞬で、すぐにまた細く艶めいた声が響きます
一度限界近くまで追い立てられたものの結局解放されなかった欲情が身体の深くで燻っています
達するには遠い、けれど無視する事も出来無い微弱な振動に、中途半端に煽られた身体は戸惑いながらも確実に熱を上げていきます
それが自分自身を徐々に追い詰めていく事を、一方通行は自覚出来ていないようです
目の前に見えているのに届かない絶頂に、手を伸ばすかどうかで揺れているような状態です
深々と埋め込まれたバイブのメモリに添えた指はそのまま、木原は上体を乗り出して薄い胸に顔を寄せます
一方「ァっ…、ン、ふ、はァ、…あふゥ…っ」
汗に濡れた白い胸の真っ赤に充血した頂きにふっと息を吹きかけてみます
それだけで過剰なほど敏感になっている乳首には十分過ぎる刺激だったようです
尖られた舌先でそっと舐め上げてやれば、蕩けそうな表情になり熱い吐息が零れます
達してしまわないよう下肢への刺激を適度に緩めながら、乳首への愛撫を施していきます
片方の乳首に舌に乗せた唾液をたっぷりと塗りつけ、腰に添えていた手を放して指の腹できゅっと摘み上げます
くにくにと捏ね回してやれば十分尖りきっていた粒はすぐに芯を持ち、こりこりとした感触を伝えてきます
更にもう一方の乳首の先端を舌全体を使ってぞろりと舐め上げ、そのまま口に含んで転がします
一方「ひゃ…っ、ァあ、ン、はゥ…! ンく、…っや――あ、あっ、…ひィ、ン…っ」
唇で食み、歯で擦り、ぷっくりと膨らんだ乳輪ごときつめに吸い上げてやれば、甲高い悲鳴と共に面白いほど身体が跳ね上がります
上体を使って器用に押さえ込み、乳首への刺激に合わせてバイブを緩やかに突きこんでやれば最早誤魔化しようの無い悦楽に満ちた声が響きます
情欲に塗れ潤み切った嬌声に、しかし掠れ気味の末尾に滲む切羽詰った響きを木原は聞き逃しません
幾度も追い上げられてははぐらかされ、到達を引き伸ばされ、今も絶妙な加減で辿り着けない絶頂への、無意識の渇望が見え隠れしているのです
赤い瞳が時折縋るような色を湛えて木原を見遣っている事にも気付いていますが、それに応えてやる気はさらさらありません
明確な言葉を以って、促されるのではなく能動的に、一方通行が自分から求めない限り決して動くつもりは無いようです
木原はただ一方通行を何処までも追い詰めていくだけです
452 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/14(火) 02:27:03.76 ID:4QsoKdsi0
一方「い…ァ、あ、っ…ひン、――ィ…っく、うァ、っやあァ…!」
淫具の膨らみを前立腺に押し当てたまま、締め付ける内壁を擦り立てるようにゆるゆると掻き回します
ぴんと固く勃ち上がった乳首を嘗め回し、吸い上げ、尖らせた舌先で頑なな先端をくりくりと穿ります
性感を無理矢理引き擦り出すような執拗な愛撫に、とうとう耐え兼ねたように眦からぼろぼろと涙が零れ出します
縛り上げられ押さえ込まれた身で唯一自由になる首を厭々するように激しく振り、快楽に溺れていた嬌声には苦鳴が混じり始めています
二重の意味で限界が近いのが明白です
一方「…は…っァ……きは…ら…く、…っ」
ひゅっ、ひゅう、と咽喉を鳴らす呼気の合間を縫って届いたか細く震える呼び声に一方通行の顔を見れば、焦点を失った瞳がそれでも何とか木原を見つめています
唇がはくはくと酸素を求める魚のように開閉し、もどかしげに舌を蠢かせて、搾り出すようにようやく言葉を紡ぎ出します
一方「 >>+2 」
※一方通行のおねだりの台詞≒木原がどうやってイかせるか、です
※安価内容自体は台詞じゃなくてもそれっぽい感じで書いていきますのでご自由にどうぞ
453 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/14(火) 02:27:35.14 ID:4QsoKdsi0
今回1レスの文量を増やしてみましたが見辛くないでしょうか
どのぐらいが適当なのやらよく判りませんです…
そんなところで本日は此処まで、もう寝ますすいません
ありがとうございました
続きはまた明日に
それでは
454 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/14(火) 02:29:25.63 ID:4QsoKdsi0
と思ったら文量そんなに変わってなかったですね…??
455 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/14(火) 14:44:03.11 ID:Mz3xLzbao
乙
おかえりー
456 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/14(火) 19:36:12.86 ID:C6cCDD3IO
前から後ろから前立腺ぐりぐり
457 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/17(金) 02:55:45.69 ID:wfpCYdRf0
毎度ご来訪ありがとうございます
今日も今日とて暑いですね世間では夏休みとかお盆休みとか何それオイシイの?
一昨日は何故かエラーばかりで投下どころかページも開けませんでしたが何故に…自分だけかな
昨夜は実家に帰省して、ネット環境が無いのは解ってたんですが、携帯も殆ど電波が届かない事をすっかり失念してました
そんな感じでやっと夏コミも終わったというのに結局中々安定せずにすみません
>>455
ありがとうございます
ただいまですーの挨拶を忘れておりました失礼をば
一方通行受本買い漁って参りましたふふ
それでは本日は安価
>>456
から参ります
八日目終了です
458 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/17(金) 02:56:30.52 ID:wfpCYdRf0
>>456
「前から」+「前立腺ぐりぐり」=「尿道責め」 の解釈で参ります
一方「…イき、た………っもォ、イ、かせ、…っ…」
「…あん?」
咽喉の引き攣るような呼吸の合間に懇願の声色が響きます
「気持ちよくさせてやってんだろ。イきたきゃイけよ」
一方通行の限界を察してはいますが、木原は至極素っ気無い反応です
木原の不満を感じたのか、或いはもう耐える余裕も無いのか、一方通行は促されることもなく再び口を開きます
一方「…もっと、…っァ……それ、弄って……」
咽喉を引き攣らせつつ言いながら、無意識にか不自由な腰を誘うように揺らめかせています
「あぁ? んな言い方じゃ解んねぇっつの。それって何だよ?」
木原はちらりと視線を下肢に投げつつもやはりそ知らぬ振りで鼻を鳴らします
もっと情欲を剥き出しにさせたい、或いは露骨に性的な言葉を言わせたいようです
ほんの少し躊躇うように赤い瞳が宙を彷徨い、木原に戻った視線はもう耐えられないと訴えています
奥から次々と沸き起こる熱に突き動かされるように唇が開きます
一方「…その…、う…後ろ……」
限界間近の荒い呼吸を無理矢理抑えながら、一方通行が途切れ途切れに声を絞り出します
一方「もっと……ちゃんと、シて、欲し、ィ…」
羞恥の極みに頬と目尻を真っ赤に染めながら、一瞬だけ強く目を瞑ります
再び開かれた瞳はとろりと潤み、表情は艶やか且つ蕩け切って、吹っ切れたように欲情し切っています
一方「…ぜ、ンりつ…せン、弄って――…もっと強く…ぐりぐりって、して…下さいィ…っ」
薄らと笑みを浮かべる唇から紡がれるのは鼓膜に絡みつくような甘ったるい響きです
最早自分の言葉や声色にすら興奮してしまうのか、言いながら息を荒げ、ぞくぞくと背筋を震わせています
まるで発情した雌のような無意識の媚がやけに淫らがましい雰囲気を醸し出しています
以前と同じ、或いはそれ以上の、理性の箍が外れたような様相です
459 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/17(金) 02:57:16.17 ID:wfpCYdRf0
スイッチが切り替わったような一方通行の素振りに、その潤み切った瞳を覗き込みます
普段の無気力に近い淡白さはすっかり成りを潜め、赤い双眸はあからさまな欲望を湛えています
「…ほぉ、そうか」
すう、と目を細めて見下ろしながら、木原は満足げに薄ら笑みを浮かべます
今まで一度も触れなかった根に手を添えれば、勃ち切ったそれは嬉しそうにびくりと震えます
溢れる熱いぬめりが嵩を増して滴り、先端の割れ目がぱくぱくと戦慄きます
もう片方の手にはいつの間にか細い棒のような物が握られています
全体的にかなり細くほぼまっすぐの棒状で、先端が小さく膨らんでいる程度です
その形状は以前尿道責めに使用した淫具ととてもよく似ています
色や質感は後口に埋め込まれているバイブと同じで、柄の部分にも同じ様にスイッチとメモリが付いています
本体部分の先端から根元まで、極淡いピンク色の透明なジェルがたっぷりと纏わり付いています
こちらは以前の物とは異なり催淫作用は特に含まれておらず、主に痛みを軽減するのが目的です
「そんなに弄って欲しいなら――」
丸みを帯びた先端がとろとろとカウパーを垂れ流している割れ目にぴたりと押し当てられます
期待したのとは違う部分への、少しだけひんやりとした、そして硬い無機物の感触に、一方通行が一瞬だけ怪訝な色を浮かべます
そして、はっと思い出したように瞠目し、同時に息を呑みます
何かを言おうとしたのか唇が僅かに開きかけますが、
「――存分に嬲り尽くしてやるよ」
木原の手が尿道へ淫具を押し込む方が早かったようです
460 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/17(金) 02:58:35.36 ID:wfpCYdRf0
一方「――…ァ……! うァ、あ、…ぐ、っ…」
初めてではないとは言え本来なら在り得ない場所への侵入に、避け様の無い異物感が一方通行を襲います
潤滑剤のお陰でほとんど痛みはありませんが、流石に薬物の効力無しに快感を拾う事は出来無いようです
苦鳴とまでは行かないものの、響きが些か強張っています
一方「っあ…あゥ、は、ァ……あ、ン…く、…っふ、ンン…」
ですが、ゆるゆると抜き差しをしながら奥へ入り込んでいく内に早くも声が変わり始めます
先端が奥のしこりに届いた時には一方通行の声は再び蕩け切っています
裏側からバイブの振動で叩かれている其処を緩く擦り上げるとこりこりと手応えを感じます
深く埋め込んだ棒を細かく揺すってやれば、木原の手の動きに合わせて甲高い悲鳴が響きます
敏感な反応に思わず達させてしまう所を気付いて何とか寸前で留めます
こっそり安堵する木原とは裏腹に、瀬戸際でまたもはぐらかされた一方通行は息も絶え絶えといった様子です
これ以上焦らす行為を重ねれば絶頂を迎える前に意識を飛ばしてしまい兼ねません
それはそれで木原としては愉しいのですが、折角自主的に「おねだり」をさせて果たさないのでは今回の調教の目的に外れてしまいます
またの機会に預ける事にして、今回は自重することにします
スイッチとメモリが在る事から判るように、以前の淫具と最も違う点は、先端部にモーターが内蔵されている事です
後口のバイブと同様、先端の膨らみを前立腺の中心に合わせて宛がいます
直腸側と尿道側、つまり前後からバイブで前立腺を挟み込む形です
アナルバイブのメモリを下げ、同時に尿道バイブのスイッチを入れます
一方「あひィ…っ!」
引き攣った声が上がり、びく、と背が大きく仰け反ります
振動そのものは極弱いとはいえ両側から同時に揺さぶられる刺激に、脳髄を貫くような衝撃が走ります
一方「あっ、あ、あっあ、…あァ…っ」
両方のメモリをじりじりと押し上げてやけば、それに比例して断続的に零れる声の高さと震えが増して行きます
深々と突き立てられた二本のバイブが前後から前立腺を挟み込み、ぐりぐりと核を押し潰すように責め立てています
目も口も開きっぱなしで、眦からは涙がつっと零れ、唾液が唇を濡らしシーツにまで滴っています
顎を逸らして仰け反り、弓のように背を撓らせ、がくがくと全身を震わせています
その反応に一方通行の本格的な限界を見て取り、木原は両方のバイブのメモリを同時に最大まで一気に押し上げます
一方「っぎィ、あ、――ああ゙ァあァァ……!」
押し潰されたような呻き声が漏れ、一瞬の間を置いて、高い絶叫が響きます
快感を通り越して苦痛の入り混じったような声は掠れた尾を引いて、一方通行の身体がシーツに沈み込むと同時にぶつりと途切れました
461 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/17(金) 03:07:01.15 ID:wfpCYdRf0
一方「…ァ……ゥ……っ、ァ……」
スイッチが入ったままのバイブはまだ前後から前立腺をごつごつと叩いて責め立てています
殆どを塞がれている尿道口からは、微かな隙間から透明な粘液が僅かな飛沫を散らしています
バイブを銜え込んだままの窄まりは未だ止まない強すぎる快感に震えるように蠢いています
大きく開かれた太腿の内側が引き攣り、反った背がびくびくと震えています
赤い瞳は見開かれて焦点を失い、呆然と宙を彷徨っています
口の端からはだらだらと唾液が溢れ、喉の奥から微かな呻きが搾り出されています
正体を失くしている一方通行の様子に木原はこきりと首を鳴らし、息を吐きます
下肢に手を伸ばし両方のスイッチを切ってやると、細い身体が一気に脱力し、ぐったりと弛緩します
玩具に犯され散々嬲られた二つの穴を、まずは後口から解放してやります
なるべく刺激を与えないように縁に指を添えつつゆっくりと引き抜いていきます
先端の膨らみの直前の括れが引っ掛かるため、添えた指で窄まりを拡げます
襞を押し広げながら先端が現れ、ぐぽん、と粘ついた水音を立てて抜け落ちます
同時にローションと腸液の混ざり合った液体が大量に溢れてシーツに水溜りを作ります
一方「…ン、あ、…っふ……」
長時間限界まで拡げられていた窄まりはまだ完全には閉じ切らず、隙間からローションの名残を僅かに零しながらひくひくと戦慄いています
べっとりと様々な液体に塗れたバイブを傍らに放り投げると、今度は前へと手を伸ばします
ふるふると震える根に手を添え、埋め込まれた棒を左右に緩く捻りながらやはりゆっくりと引き抜いていきます
一方「…っ……ンゥ……」
尿道内を本来の方向に擦られる感触は、直腸と比較しても強い快感を齎すものです
零れる声にも艶めいた色が混じっていますが、それも覚醒には至りません
圧迫感から解放された事で肉体的にも精神的にも緊張が完全に解けたのでしょう
すうっと瞼が落ち、そのまま眠るように意識を飛ばしてしまったようです
支えを失いくったりとした根の先端からはそれでも、留められていたカウパーが堰を切ったようにとろとろと溢れています
全身に巡らされていた戒めも解いてやると思った通り、薄い皮膚に食い込んでいた縄の跡目が綺麗に残っています
縄の痕以外にも汗やらなにやらに全身塗れた一方通行を抱き上げると、バスルームへ向います
腕の中に大人しく収まっている細い身体に目を落とせば、抜けるように白い肌に鮮やかな赤い縄目が酷くいやらしく映えています
一方通行の肌質の所為もあって、ここまでくっきりとした緊縛痕は恐らく数日は消えないでしょう
しかも一週間は全裸のまま過ごすのですから隠しようもありません
明日の朝起きた時の一方通行の反応が見物だと、木原は愉しげに咽喉を震わせました
―
―――
―――――
八日目 終了
おねだり
合否の判定をして下さい >>+1〜5で多数決判定
462 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/17(金) 03:08:26.54 ID:wfpCYdRf0
--体力の限界により調教終了です--
気力も限界のような気もします
中々終わりに行き着かなくて超愉しかっtゲフンごめん一方通行
パラメータ変動は明日の投下時に回しますすみません
463 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/17(金) 03:08:53.81 ID:wfpCYdRf0
九日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、部屋の中央のベッドには白い物体が乗っています
よく見るとそれはシーツの塊、もっと言うなら恐らく一方通行がシーツに包まっているのでしょう
足音を立ててベッドに近付けばもそりと塊が動いて合わせ目から白い頭が覗きます
顔を上げれば頬が薄らと朱に染まり、瞳が潤んでいます
全裸であるのに加え、全身に縄の痕も残っているはずで、それが相当恥ずかしいようです
無言のまま見透かした笑みを浮かべてやると、潤んだ瞳が力なく睨んできます
髪を梳いてやると僅かに頬を緩めますが、シーツはきつく巻いたままです
従順で素直な態度ですが、今は羞恥がそれらを上回っているようです
身体の疲れはそこそこ回復しているようです
精神的な疲れは大分回復しているようです
どうする? >>+2 (↑の合否判定範囲と被っても可)
464 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/17(金) 03:13:51.65 ID:wfpCYdRf0
エロ可愛くできたかどうかが非常に心配です
夏コミで獲得した一方通行受本のようには中々行かないですねクオリティの差が激し過ぐる…
精進します。がんばれ自分
夏コミで見掛けた一方通行本は全部買ってきたハズ
上条さんは一見普通に見えてどっか歪な部分が根本にあってでもやっぱり普通に見えるのがツボ
木原くンが親馬鹿だと世界が平和で微笑ましい
垣根×一方はどんな設定でも著しく萌える
………土一や浜一はマイナーかマイナーなのかオイシイと思うんですがマイナーなのか
取り敢えずは非常に愉しかったですまた行こう
と、私事を喚いてしまって失礼しました
そんなところで本日は此処まで、もう寝ますすいません
安価等ありがとうございました
続きはまた明日に
それでは
465 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/17(金) 03:30:49.23 ID:h0cCbgKSO
乙
466 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/17(金) 03:57:22.39 ID:vI/dptWoo
乙
合で
[
田島「チ○コ破裂するっ!」
]動画撮影のちに大画面で鑑賞会
467 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/08/17(金) 07:09:00.67 ID:2yLQ09Eg0
乙!
合で
468 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/17(金) 14:06:33.43 ID:C7ObAaGHo
乙
むろん合格
初々しくてよろしい ふぅ
469 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/08/18(土) 00:27:59.75 ID:gm0LZdWw0
合ゥッッ!!
470 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/19(日) 02:48:40.75 ID:psF6QIas0
毎度ご来訪ありがとうございます
昨夜は雷の通過を待っていた筈が気付いたら朝でしたすみません
判定安価にご協力頂きありがとうございます
おねだりの合否(
>>461
)は、5枠中4枠を獲得したので判定「合」になります
>>468
ありがとうございます
不慣れながらも一生懸命頑張る一方通行が少しでも表現出来ていたなら嬉しいです
それでは本日は安価
>>466
から参ります。が、今日も短いです1レスですすみません
また調教内容の詳細について安価が入りますので、出来れば複数名様にご協力頂ければ有り難いです
勿論お一方でも大変助かります。立て続けで申し訳無いのですが、よろしくどうぞ
471 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/19(日) 03:00:16.84 ID:psF6QIas0
一方通行の顔をよく見ると、紅潮している所為で判り辛いものの、目の下辺りに薄らと疲れた様子が垣間見えます
昨日の疲労がまだ尾を引いているようで、今日の調教ではあまり激しい行為は控えた方が良いのかもしれません
そう考えた木原は腕を組みしばらく考えた後、上達具合でも確かめるか、と呟きます
小さな囁きは一方通行の耳には届かなかったようで、シーツに包まったまま小首を傾げています
数日前に行った自慰は中々の具合でしたが、素人の初心者にしては、という前置きが必須です
プレイの一巻として可能性がある以上、その程度ではやはり【商品】としては十分とはいえません
指導済みで道具も渡してありますので、意外に真面目な一方通行の性格上、多少なりとも自ら練習もしていると思われます
もし仮に全く練習をしていないとなればそれなりに対応を考えなければいけません
どちらにせよ、折角ですから本人にもきちんと己の技術の巧拙を自覚させ、更なる向上を促すことにします
自慰の様子を撮影し、後ほど映像を見て確認するのが簡単で判り易い方法でしょう
更には必要に応じて細かく指導をしてやるのも有効な手段です
今回の調教内容の概要は、自慰を撮影しその後鑑賞する、と決めたようです
一口に自慰といっても前回とは異なり現在の一方通行はある程度開発が進んでいるので、方法には幾つか候補が上がります
自分で好きなようにやらせても良いのですが、まだまだ経験も技巧も足りないので難しいと思われます
また上達を確かめるという目的を据えるとある程度方向性の指示をする方が良いでしょうが、さて――
自慰内容? >>+1〜7までの多数決、最低3枠獲得で上位2項目まで
A.性器
B.乳首
C.尻穴
D.その他(自由安価)
※獲得票の多い方に重点を置きます。同率の場合は先に規定数を獲得した方が優先されます
※道具使用の有無等含め、更に細かい内容のご希望があればその旨も。今までの調教内容の安価と同様の書き方でどうぞ
※安価外のネタも拾わせて頂くかもしれません
※今まで快楽経験の無い部分を刺激しても性感帯として開発する事は出来ません
また、撮影に関しても色々考えるところですが、細かい事はさておいて取り敢えず、
撮影方法? >>+8
a.木原が撮影する
b.木原以外が撮影(カメラ設置/乱数が撮影する、等)
c.a+b
d.その他(自由安価)
※更に細かい内容のご希望があればその旨もどうぞ
※木原が撮影に参加しない場合は、一方通行に撮影の旨を知らせるか否かもお願いします
※ちなみに一方通行の部屋には監視を兼ねた隠しカメラが複数台常時設置してあったり
472 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/19(日) 03:02:04.49 ID:psF6QIas0
またも連続安価でしかも細かくて面倒な事ばかりしてなのにやたら短くて大変恐縮です
本当はもっと早く来れれば更に先まで書けたのでしょうけれどもすみません
もっと淡々とエロい文章が書きたいです
<パラメータ変動> ※一方通行の変動項目はある程度割愛しています
普通なら
>>462
に入るのですが、合否判定が入るのでこちらに
一方通行
「依存:Lv.5」↑
「従順:Lv.8」↑
「欲情:Lv.7」↑(大)
「恥辱:Lv.9」↑(大)
「前立腺経験」↑(大)
「空絶頂経験」↑
「緊縛経験」追加
「愛玩属性:Lv.6」↑
「被虐嗜好:Lv.0」↑
木原数多
「嗜虐嗜好:Lv.9」↑
「愛玩嗜好:Lv.4」↑
そんな感じで今日は此処まで、もう寝ますすみません
安価等ありがとうございました
続きはまた明日に
それでは
473 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/19(日) 03:05:04.54 ID:SjkooNeSO
乙。ケツの穴で
474 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/19(日) 03:47:52.64 ID:+kQqOozKo
乙
Bで
クリップ型のローターはまだ使ってなかったよねフヒヒ
475 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(四国)
[sage]:2012/08/19(日) 06:00:18.82 ID:u4YsVd1AO
んー…Cで
476 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/08/19(日) 06:00:32.47 ID:HfGQfP2e0
乙
Aで
477 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
[sage]:2012/08/19(日) 06:54:07.94 ID:KLu+yaKJ0
乙
Cで
器具使用で自分でアナル拡張、とか
478 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/19(日) 20:07:01.95 ID:NC0ikas9o
おちゅおちゅ
Cがエロイと思う
479 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/19(日) 20:12:55.97 ID:XVLjLtoCo
b
480 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/08/19(日) 21:08:20.34 ID:ZZr3nQEQ0
乙
Aで
481 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/20(月) 01:41:36.78 ID:N2zRyQ6r0
毎度ご来訪ありがとうございます
いつも面倒な安価にも厭わずご協力頂きまして心より感謝致します
自分で割り振っておいてなんですが、片方は数字にでもすれば良かったですね
あと安価先の間ちょっと空ければ良かったなーとも思いますです
色々紛らわしくてすみません、と言いつつ敢えてばっさり割り切らせて頂きますご了承願います
>>473
出来れば記号付の選択肢は記号でお答え頂ければ助かります細かくてすみません
全然判りますけれども
>>479
小文字=撮影方法は安価先ではないため無効となります
折角頂いたのにすみません。またご参加頂ければ幸いです
それでは安価
>>473-480
より「自慰内容:尻穴」で参りますがまたもや短いです
撮影方法の再安価をさせて頂きますよろしくどうぞ
482 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/20(月) 01:42:16.60 ID:N2zRyQ6r0
以前に道具を渡してある事もあり、今回は尻穴を使って自慰をさせることにします
準備はしてあるものの、一方通行に与えた淫具では、些かの拡張を施された後口には恐らく物足りないでしょう
なので前回の調教で使用した少し太い造りのバイブも用意しておきます
更に今度は自分で拡張をさせてみようと考え、専用の道具も持ち出してみます
無論技巧等の問題もあってそう簡単には巧く出来無いでしょうが、試してみるのも重要な経験です
それらをベッドの上に並べるとシーツに包まったままの一方通行がじっと視線を落としています
何をする気だろう、とやや身構えている様子です
ローションも、クリームタイプからジェル状の物まで幾つか揃えて淫具の横に置いていきます
一通り整え、確認しつつ頷くと、一方通行を見遣ります
びく、と白い塊が震えます
シーツをきつく巻きつけている両手にそれぞれ木原の手が重なります
そのまま横に広げれば、抵抗もものともせずシーツが肌蹴られ、白い裸体が露になります
一方「…や…ァ、放し…っ」
能力の使えない方通行では木原との膂力の差は歴然です
せめて腕で隠そうとしているものの、木原に手を掴まれている為それもままなりません
思った通り、透けるように白い滑らかな肌に、走る赤い縄の痕がやけにいやらしく映えています
一糸纏わぬ裸体ですが、あまりにくっきりと鮮やかな縄目の痕は一見本当に縛られているかのようです
一方「……あ、うゥ…」
緊縛痕を辿って舐める様に這う木原の視線を感じ、一方通行は顔を真っ赤に染めて俯いてしまいます
この状態で自慰をしろと告げたら一層激しい羞恥の渦に巻かれるのは間違いありません
しかもそれを映像として記録し、更には鑑賞まで強要させられるとなればどれほどの恥辱を与えられるでしょうか
木原が自らカメラを回すのが一番簡単且つ一層の辱めを感じさせる事が出来ます
カメラを固定設置するか乱数辺りに撮影係を任せ、木原自身は鑑賞に徹するのも悪くありません
或いは木原が撮影しつつも同時に他のカメラを回すという手もあります
自分の痴態を撮影されているという事実は大いに羞恥を煽るでしょう
逆に隠し撮りという形にすれば発覚した時の反応が面白そうです
どう転んでも愉快な予想に木原は唇をひき歪ませ小さく舌舐めずりをします
483 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/20(月) 01:43:50.81 ID:N2zRyQ6r0
徐に一方通行の手を解放すると、その腕が抵抗を諦めたようにぱさりとベッドに落とされます
そのまま木原が一歩下がれば一方通行の視線がその動きを追うように上げられます
並べられた道具を示し、
「今日はそいつら使ってオナニープレイな。どんだけ上達したのか見せてみろ」
告げるなり、道具を眺めていた赤い瞳が跳ね上がり、大きく見開かれます
一拍遅れて言葉の意味を理解したのか、ある程度熱の治まっていた白い頬が再びじわじわと赤く染まっていきます
それでも、きゅっと唇を引き結び、躊躇いつつも従おうと姿勢を変える一方通行を、木原は一旦留めます
一方通行は手を伸ばしかけた体勢をそのままに些か戸惑いの視線を向けてきますが、そ知らぬ顔でそれを受け流します
どうせなら道具を手に取るところから含めて撮影しておきたいのでまずはカメラを回さなければなりません
撮影方法? >>+2
1.木原が撮影する
2.木原以外が撮影(カメラ設置/乱数が撮影する、等)
3.1+2
4.その他(自由安価)
※更に細かい内容のご希望があればその旨もどうぞ
※木原が撮影に参加しない場合(2・3)は、一方通行に撮影の旨を知らせるか否かもお願いします
※ちなみに一方通行の部屋には監視を兼ねた隠しカメラが複数台常時設置してあったり
484 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/20(月) 01:44:52.95 ID:N2zRyQ6r0
と言う訳で撮影方法の再安価になります
面倒な事をした上紛らわしいとかすみません以後気を付けます
そんなところで本日は此処まで、またもや短くてすみません
安価等ありがとうございました
続きはまた明日に
それでは
485 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/20(月) 02:44:35.93 ID:DIZIyybSO
やっぱ撮影はやめるけどオナるのはやれよ、と一旦引き上げたふりして、部屋に予め設置カメラを撮影モードにすればエエんやない?
486 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/20(月) 03:07:03.48 ID:jK+VPEGfo
乙
3で乱数と撮影会(撮影知らせる)
後日ダミーサイト作って映像流出しちゃったドッキリとか見たいナリ
487 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/21(火) 01:17:19.27 ID:mV+8GEab0
毎度ご来訪ありがとうございます
久々に夜間のコールが来たのでこれから出ます
なので非常に短いですっていうか書けたの1レス分だけですすみません
>>485
隠しカメラは壁天上床ベッドサイドテーブル等々部屋中に設置、常時撮影・録画中(つまり今までの調教も全部記録済み)で、
通常の監視モードでは定点ですが、例えば動きを感知してピント追尾アングル変更ズームパン等その他色々無駄に多彩に機能満載
なので2or3でカメラ設置の場合、
「知らせない」→リモコンの遠隔操作でこっそりそっちに切り替える
「知らせる」→ベッド周りに何台かカメラ置いて、これ見よがしに正面にでかいカメラを構えてみたり
という感じの予定でした。ついでに高性能集音マイクも搭載
それでは本日は安価
>>486
「木原と乱数で撮影会」で参ります。短いですが
そして相変わらず乱数の口調とキャラがアレな感じですがこのスレではもうこれで行きますご了承を
あと非常にオイシイネタをありがとうございます何それ超書きたい
488 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/21(火) 01:27:55.56 ID:mV+8GEab0
「――お呼びに応えて参上、乱数ちゃんでぇーっす」
唐突に扉が開かれ軽薄な声と共に人影が部屋に入って来ます
一方通行を制しつつ通信機で呼び出しておいた助手――木原乱数です
片手でワゴンを押しつつ、もう片手には車輪の付いたキャリータイプの大きなアタッシュケースを引いています
「ご注文の品をお届けにあがりましたよ数多さん――っと」
軽々しい口調で嘯きながら木原の前まで来ると、ワゴンをベッドの傍らに押しやり、ケースをサイドテーブルに置きます
木原は腕を組んだまま、片眉を上げて小さく溜息をつきます
「…その一々喧しいのはどうにかなんねぇのかテメェはよ」
「いやぁ、無理無理。――っつーかさぁ、」
相変わらずの軽薄な調子でぱたぱたと手を振りつつあっさりと否定します
そしてベッドの上で固まっている一方通行に視線が向けられます
「随分とやらしー格好しちゃってんなぁ一方通行ちゃーん」
一方「…っ」
「ははっ、かーわいー」
突然表れた闖入者に思わず手を引っ込め後退っていた一方通行が、ベッドヘッドに寄ったままびくりと肩を震わせます
唯一の手段だったシーツは既に取り払われている為もう身体を隠すものは何もありません
鮮やかな縄目の痕も艶かしい細く白い裸体を乱数がにやにやと笑いながら眺めています
「オイ。じゃれてんじゃねぇよ」
「おっと失礼ー」
木原の呼び掛けに振り向いた乱数はけらけらと軽い笑い声で返します
呆れた様子の木原ですが、まあ良い、とすぐに切り替え、乱数に持って来たアタッシュケースを開けるよう指示します
ぴぴっと小さな電子音と共に留め具が外れて蓋が開かれ、木原が中身を取り出します
一方「…………カメラ…」
木原の手に収まったそれを認めて一方通行が不穏な予感と共にぽつりと呟きます
乱数は更にワゴンからカメラや三脚を取り上げ、高さや角度を変えつつベッドの周りを囲むように設置して行きます
ケースに一緒に入っていた木原が持っているのと同じカメラは空いたサイドテーブルに載せられています
カメラのセッティングをしながら交わされる会話からすると、こちらは乱数が用いるようです
この先の展開がいやでも読めてしまいます
一方「……なァ、何で、…カメラ、なンか……そンなに、沢山、」
答えが解っていても思わず訊かずにはいられません
「確認っつったじゃねぇか。解析する為にも重要な資料だろ」
さらりと余りにも当たり前の事のように返されて、一方通行は反論する糸口を失います
状況と木原の言い分からするとそれはつまり、自慰を録画される、と言う事です
しかも、ベッドを取り囲む3台とは別に、木原と乱数がそれぞれ手にしている小型でありつつ最高画質を誇る件のカメラまであります
「心配すんな、隅々まできっちり映してやっからよ」
「そーそー、やらしートコばっちり撮ってやるぜ?」
どこか泣きそうな目で俯いている一方通行に木原が声を掛けます
耳の縁まで赤く染まっている様子に乱数も揶揄うような口調で声を掛けます
ですが正直全く慰めになりません。無論二人共解って言ってる訳ですが
489 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/21(火) 01:28:42.50 ID:mV+8GEab0
取り急ぎ以上です
短いのばかりで申し訳有りません
……固定カメラ要らなかったでしょうかね?
遅刻すると不味いのでもう出ますすみません
安価等ありがとうございます
続きはまた明日に
それでは
490 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/22(水) 02:34:30.74 ID:FVzAimZH0
毎度ご来訪ありがとうございます
本日は
>>488
の続きから参ります。が、今日も短いですすみません
491 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/22(水) 02:35:08.89 ID:FVzAimZH0
抵抗の感情がいくら強くとも、逆らった所で叶わないのは明白です
並べられた一連をそろそろと傍らに引き寄せ、しばらく迷ったあと小さな瓶を取り上げます
透明な瓶の中で揺れるのは緩いとろみのある淡い色合いの液体です
緊張と羞恥で震える手を抑えながら栓を抜いて掌に零し、丹念に馴染ませてから指に絡めます
踵を上げた状態で両膝を突き、片手をシーツに立てて身体を支えつつやや前屈みになりながら少しだけ腰を浮かせます
下肢に手を伸ばして前側から股を潜らせ浮いた双丘の狭間に滑らせます
一方「……ンっ…」
濡れた指が後口を撫でると思わず上擦った声が零れます
同時に尻穴がきゅっと窄まり、くち、と粘つく音を立てます
木原の仕草を思い出しつつその記憶をなぞるように穴の縁をくるくると撫で回します
一方「…っふ、ゥ、…う………ン、ン…」
窄まりが期待するようにひくひくと蠢くのを感じます
腰に痺れるような感覚が走り背筋が震えます
一方通行自身の意思とは裏腹に、身体は貪欲に反応を返します
物欲しげに戦慄く小さな穴に指の腹を当てて軽く押し込めば、吸い付くような動きをします
一方「…はゥ…っ」
柔らかく誘い込む内部に、つぷり、と細い指が潜り込みます
くぷん、ちゅぷ、と水音を立てながら抜き差しを繰り返し、少しずつ奥へと入り込んで行きます
一方「ンあ…あっ、はァ…あ、ふ、」
埋め込んだ指をくの字に曲げて前側を擦り上げれば寒気にも似た快感がぞくぞくと背筋を這い登ります
ふと陶然とした視界の端に入り込む黒い無機質な影に、唐突に今の状況を思い出します
途端、全身が燃え上がるようにかあっと一気に熱が上がります
一方「あっ…あン……やァあ…っ」
びくんと跳ねた身体を腕一本では支えられず前のめりに突っ伏してしまいます
シーツに縋りつくような今の体勢では見えませんが、後方に人の気配を感じます
人影はすぐ傍まで迫っていて、更に構えたカメラを陰部に近付けているのが判ります
激しい羞恥は神経を過敏にさせ、更に追い討ちを掛けるというループを生み出します
尻穴での自慰を他人にじっくりと凝視され、そればかりか撮影までされているという異常な状況が一層精神を追い詰めます
ただでさえ前日の名残が色濃い一方通行は、普段に比べて余りに容易く箍が緩み始めているようです
ローションで滑る肉壁は飲み込んだ指をきゅうきゅうときつく締め付けています
ある程度開拓された後口はもう既に一方通行の細い指一本では物足りないようです
492 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/22(水) 02:35:44.71 ID:FVzAimZH0
一方「ンン、…っふ…ンむ、ゥ」
窄まりを指で丹念に解しながら、一方通行はもう片手で引き寄せた淫具に舌を這わせています
最初に使用した一番細い物ではなく、先日漸く受け入れられる様になったばかりの少しだけ太さのある方を選んでいます
勿論、男性器を模したそれに口淫を施す様もしっかりとカメラに収められています
羞恥と快感に白い頬を紅潮させながら、半ば伏せられた瞳がとろりと潤んでいるのが酷く扇情的です
一方「ぷは…っ、ン、あ、ァ…は…っ」
耐え切れないとばかりに淫具を口から放し、物欲しげにひくつく後口へ性急に押し当てます
先を予想してズームするカメラの前で、唾液に塗れたバイブが肉を押し広げながらずぶずぶと飲み込まれていきます
一方「…ンあゥ…! あっ、あ、…っひあァ…っ」
途中前立腺を擦ったのか急に大きく身体が跳ね、高い嬌声が響きます
けれどそこで手を止めることなく更に奥まで穿ち、ぐりぐりと内壁を擦り立てます
限界まで広げられた窄まりは出し入れの度に僅かな隙間からローションを溢れさせ、じゅぷじゅぷといやらしい水音を立てています
抜き挿しに合わせて間断なく零れる悲鳴染みた声が艶を帯び甘く蕩けています
意図的にか偶然なのかは定かでは有りませんが、いつの間にかスイッチが入り、深くまで埋め込まれたバイブが蠢動しています
一方「ンン…っ、くゥ…ン、…あ…あゥ、あっ…」
限界が近付いているのか、びくびくと腰を跳ねさせながら切なげな泣き声が響きます
前回はこの状態になると過ぎる快感に怯んで手が緩んでしまっていましたが、どうやら今回はそうはならないようです
すでにバイブを作動させている事もあって、どうやらこのまま一人で達する事が出来そうです
一方「ひあ、っ…は、あゥ、あ…あ、も、イっ――……ひィ、ンっ!」
切羽詰った悲鳴が一瞬途切れ、一拍遅れて一際鋭い声が上がります
ぷしゃ、といつの間にか勃ち上がっていた根の先端から噴出した少量の透明な粘液がシーツに飛沫を散らします
一方「ンくゥ…あン、っは、ァふ…ゥ…っ」
一旦上り詰めた後も一方通行の手は動きを止めません
しかも上体を突っ伏したままで動き辛いにも関わらず、更なる悦楽を貪欲に求めて内部を弄っています
膝を深く折り曲げた体勢に縄目の痕がぴたりと合って、まるで緊縛されたまま自慰に耽っているようにも見えます
493 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/22(水) 02:36:23.20 ID:FVzAimZH0
ぶつ切りばっかりですみません。自分でも確認の為に読み返す度に読み辛い…
いっそ毎日じゃなくてもある程度区切りの良い所までまとめて投下する方が良いんでしょうか
ご意見等頂ければ助かります
そんな所で本日は此処まで、もう寝ますすみません
続きはまた明日に
それでは
494 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/22(水) 16:03:03.43 ID:x6vN50GU0
帰省から戻ったら大量投下されてて嬉しいw
一方通行さんエロかわいい
>>1
ボリューム多いので、2-3レスでも満喫させてもらってます
けど、毎日更新にはそんなこだわらなくても良いんじゃないか。
あまりに忙しそうだと
>>1
が心配になってしまう…
次は何日後に〜とか、だいたいの予定書いてくれたら
その日まで全裸待機で待つよw
495 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/22(水) 22:13:55.58 ID:Tx1YIm8mo
乙 毎日だと嬉しいけど
まとめて投下でも全然かまわない
無理なく進めて欲しいんだよ!
496 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/23(木) 03:18:06.18 ID:7oBApXwc0
毎度ご来訪ありがとうございます
丁寧なご意見を頂き感謝致します
色々頼ってばかりですみません。ありがとうございます
基本全部即興で直書きしているので、まとめて投下の場合は予定が正直自分でも判らないという難点がありますが、
例えば大まかに「2〜3日以内に」とかでも良いのでしょうか
しばらくは現状維持で進めつつ、考えます
>>494
おかえりなさいませ
ありがとうございますエロ可愛い一方通行を目指しております
お待ち頂くとか恐縮ですでも服は着て下さいませー
>>495
ありがとうございます
書けた分だけ投下してるので無理してるという訳でもないのです眠気に負けたりするだけでっ
それでは本日は
>>492
の続きから参ります
取り敢えず、短いとか言わないようにしようと思います
497 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/23(木) 03:18:36.42 ID:7oBApXwc0
蠢動する淫具はきつく締め付ける後口を目一杯広げた状態で収まっている状態です
たっぷりと纏わりつくローションの滑りを借りて内壁をずりずりと擦り立てています
体勢と、軽くとは既に幾度も達している所為で、内部を弄る手の動きは大分ぎこちなくなっています
それでも、惰性というよりは余韻に引き摺られるように、自らを犯す事を止めようとはしません
バイブのメモリは中程まで押し上げられ、覚束無い抜き差しを補うように敏感な場所を嬲っています
一気に絶頂まで突上げられるほど激しくはありませんが、その一方で体力を使い切らずにずるずると引き延ばされているようです
整った顔が浮かべる表情は果てなく繰り返される悦楽にだらしなく歪み、完全に性の快楽に陥落した者のそれです
熱に潤んだ瞳からぼろぼろと涙を零しながら、高い嬌声に咽喉を震わせ喘いでいます
一方「ひァ、ン、ンふ…ゥ、…っあ、はふ…」
「…おーおー、蕩けた面しやがって」
カメラ越しに一方通行の媚態を眺めながら、木原が嘲るように咽喉をくつくつと震わせて笑います
「ったく、何回イきゃ気が済むのかねぇ、一方通行? テメェでケツ掘んのがそんなに気持ち良いか、あぁ?」
一方「ン、はっ……ンァう…、ァ、あン…っ、きも…ひ、イ…れふ…っ、ひィあ、ゥ、あァ…っ」
「舌回ってねぇぞオイ」
耳元に口を近付けて注ぎ込むように囁いてやれば、胡乱な瞳を揺らめかせながら視線だけで見上げてきます
縺れた舌を懸命に蠢かせ、正体は朦朧としたまま半ば無意識で応えが返されます
薄らと笑みの形に引き歪んだ唇の端から滴る唾液が、発情した獣のような淫らさを醸し出しています
再び上り詰めびくびくと全身を引き攣らせながらも、やはり手は止まりません
完全にスイッチが入ってしまっているようです
蕩けきった内部をなおも淫具でごりごりと穿ち、快楽を貪っています
小さな窄まりは濡れそぼり、飲み込んだバイブを放すまいと締め付けています
いやらしい無機物に押し広げられた襞はぴんと限界まで延び切っています
これよりも太い物を受け入れるにはまだ肉体的な抵抗がありそうです
今以上の拡張を自分自身で施すには一方通行の技量ではまだ難しいと終われます
寧ろ繊細な場所を傷付けてしまう可能性の方が高いでしょう
まだ客を取った事の無い【商品】に、既に肉体的な損失があるというのは価値に大きなマイナス影響を及ぼしかねません
残念ながら今回は一方通行自身の手による大幅な拡張は見送る事にしたようです
それでも今のバイブである程度スムーズな抜き挿しが可能になっているという事は多少なりとも開拓出来た証です
もう少し一方通行の技量が上がってからか、或いは木原の手によってならば拡張の段階を進められる筈です
木原の逞しさではまだ難しいものの、挿入が可能になる日もそう遠くはないかもしれません
処女喪失を誰が果すかはまた別に頭を悩ませる所ではありますが、流石にそこまで考えるにはまだ若干気が早いでしょう
498 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/23(木) 03:19:42.15 ID:7oBApXwc0
一方「っ…ン、は……あ、はひ、ィ…っ、――ンあァゥ…っ」
がくがくと震えていた膝がとうとう限界を超え、全身のバランスを崩した所為で淫具がぐりぐりと内壁を突上げます
一方「あ、ぎィ…っ――あ、あっ――…ひィああァァ…!」
膨らんだ先端部分にごりっ、と最も敏感な部分を容赦なく抉られて、苦鳴に近い声が上がります
次いで零れた震える声と共に、瞳が大きく見開かれます
そして不自然に途切れた空白の後、背筋を一気に駆け上る衝撃に慄くような悲鳴が響きます
電流でも流されたかと錯覚するほどの凄まじい感覚は、快感を通り越して最早苦痛に近いものです
今まで酩酊に似た状態だった一方通行の意識が一気に覚醒します
快楽に溺れて茫洋としていた瞳は一瞬だけ明瞭さを取り戻したものの、直ぐに陶然とは程遠い様子で再び焦点を失います
一方「…ふ……あ……っあゥ…」
振動自体はさほど強くはなっていなかった為、奥深くまで突き込まれたバイブが与えてくるのは緩やかな快感だけです
ですがそれを受け止める一方通行は、ずっと緩やかな快楽に溺れていたものを突然限界を超えさせられてしまった為、感覚にズレが生じてしまっています
膜を隔てているような、それでいてダイレクトに揺さぶられているような、混濁した状態です
押し出されるように飛沫いた粘液が皺の寄ったシーツを汚し、その上に覆い被さる様に突っ伏した体勢で、投げ出された四肢をぴくぴくと引き攣らせています
突き出される形で僅かに浮いた双丘の狭間には淫具の柄の部分がひっそりと覗いています
一方「…やァ…っ…あ……ふ、ァ……ンっ…」
微弱とは言え敏感な最奥をモーターが嬲り続けている所為で、無意識の内にいやらしく腰が揺らめいています
長時間穏やかな快楽に身を委ねていた一方通行は、ゆっくりと体力を削られ続けていた訳で
激しい疲労ではないにせよ、消耗は深いのでしょう
シーツに縋る指先にもあまり力は入っておらず、ましてや淫具を抜くほどの余裕はもう残っていないようです
自慰の撮影の後には録画した映像の鑑賞というイベントがまだ残っています
最後に一際激しい絶頂を果し、余韻も良い具合に撮れた所で、この辺りで切り上げてやる事にします
オナニー(2回目)
合否の判定をして下さい >>+1〜5で多数決判定
499 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/23(木) 03:21:00.67 ID:7oBApXwc0
取り敢えず一区切り、この後に鑑賞会です
それにしても乱数さんの存在感が完全に空気ですごめん
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
ありがとうございました
続きはまた明日に
それでは
500 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/23(木) 07:08:07.41 ID:IDvH/E4IO
乙!
合としか言いようがない
501 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/23(木) 12:24:35.83 ID:PCGk44lQ0
1に乙!一方さんにも乙!!
合に一票で
鑑賞会wktk
502 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/23(木) 12:26:44.94 ID:oPdfNsI2o
乙
もろちん合
503 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[sage]:2012/08/23(木) 13:34:37.12 ID:FYaPoeKao
乙です
合
504 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(九州)
[sage]:2012/08/26(日) 02:45:52.44 ID:AnmryPFAO
乙
合だとも!
鑑賞会が楽しみで仕方ない
505 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/26(日) 17:45:08.83 ID:IWnN4WjDO
ケイタイから
>>1
です酉合ってますでしょうか
言った直後に投下止まってすみません
ちょっと事故って退院なぅ
帰宅したら続き書きます
それではまた夜に
506 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/08/26(日) 17:49:17.06 ID:1+O2nV3u0
大丈夫?
507 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/26(日) 21:31:40.65 ID:6qAl3fSMo
エエエ無理なくと言われた矢先に…
お大事にな〜!
508 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/26(日) 23:47:05.15 ID:b1WXzgPd0
毎度ご来訪ありがとうございます
そんな訳で、またも無言でご無沙汰失礼致しました
日曜だけど暇でしょうがないので退院して来ましたが明日会計に行かねば
判定安価にご協力頂きありがとうございます
>>461
オナニー(2回目)の合否は、5枠中4枠を獲得したので判定「合」になります
それでは本日は
>>498
の続きから参ります
鑑賞会です
>>506
,
>>507
ありがとうございます
軽いヒビ程度なんで大した事は無いのです大丈夫ー
とはいえ片足がっちり固められてます
杖って動き辛いですね。こんな状態であんな立ち回りできるとか一方通行スゲェ
509 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/26(日) 23:47:38.65 ID:b1WXzgPd0
白い双丘を鷲掴んで左右に割り開けば、ローションと腸液に塗れた狭間が露になります
未だ与えられ続ける快感にひくひくと戦慄く後口からまるで生えているようにも見える柄を掴み、ずるる…、と淫具を抜き出します
一方「…ンゥ、う……ふ、ァあ…はっン…」
敏感な内壁を擦りながら異物が排出される感覚に一方通行が身動ぎながら小さく喘ぎ声を零します
蠢動を続ける膨らみが窄まりを一杯に押し広げて抜け落ち、閉じ切らない隙間から粘液が零れてシーツに滴ります
はーっ、はーっ、と荒いというよりは深い呼気が響きます
昂ぶる神経を鎮めるように、目を伏せたまま、幾度も繰り返されます
次第に緩やかに、そしてゆっくりと変化する呼吸に合わせて、肩や背中の上下の動きも落ち着いて行きます
バイブのスイッチを切ってサイドテーブルに放り投げ、弛緩しシーツに沈み込んだ細い身体を抱え上げます
くったりと力の抜けた一方通行は抵抗も無く大人しく木原の腕に収まります
薄い瞼はそっと伏せられ、様々に塗れた状態とは裏腹にいっそ穏やかとも言える表情です
眠っているというよりはちょっと意識が落ちているような状態です
軽く頬でも叩けばすぐに目を覚ますでしょうが、取り敢えず覚醒を促すのは後回しにします
ワゴンに詰まれた綺麗なタオルやらを取り上げ、べっとりと下肢に纏わり付く粘液を適当に拭って行きます
壁際では先ほどから乱数がなにやらごそごそと動いています
この部屋はベッドの脚側の壁一面そのものが大きなモニターになっています
壁に直接設置された端子から伸びるケーブルに匣形の機材やらカメラやらが接続されています
乱数はカタカタと軽妙な手付きで機材と繋がれているパソコンを弄っています
ベッドヘッドにクッションを寄せて背を預けると、
「こーんなもんかねえ」
相変わらず軽薄な声が届き、画面を覗き込んでいた乱数がひょいと顔を上げます
「んー、これでオッケーかな、っと。数多さん、そろそろ映像準備終わりますけどー? そっちは? 始めちゃっても良い感じ?」
「…あぁ。さっさとしろ」
言いながら、一方通行の細い背を自分の胸に凭れさせます
後ろから腕を回して抱え込むような体勢です
「ははっ、了解りょーかい。そんじゃー早速、」
乱数が手元を操作するのに合わせて部屋の照明が薄暗くなって行き、モニターがぱっと点灯します
そして、たん、と無造作にエンターキーを叩く音が響きます
「スタートでぇーっす」
510 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/26(日) 23:48:27.37 ID:b1WXzgPd0
「……ろ、…おい…、…せら…ーた――」
どこか遠くで呼びかける声と、ぺち、と頬を軽く揺らす感触に、微睡んでいた一方通行の意識がゆるゆると浮上します
「一方通行、」
瞼が薄く開いたのを認めた木原が、上から覗き込むように呼びかけます
一方「…き…はら…くン…?」
まだ半分意識が飛んだままのようなぼんやりとした口調に小さく息を吐くと、もう一度滑らかな頬にぺち、と掌を当てます
一方「ン、ごめ………あ、俺…?」
「ったく、いつまでも寝ぼけてんなよ。オナってイったまま落ちやがって」
一方「…あゥ…」
事態を把握していないらしく、こくりと小首を傾げる一方通行に、木原は語弊のあるような言い方で状況を告げます
ある意味端的で解り易い分あからさまな言葉に一方通行がかあっと頬を赤く染め上げます
そうして俯いた一方通行の耳に悲鳴染みた高い声が聞こえ、疑問符を浮かべてそろりと目を上げ視線だけで辺りを見渡します
一方「…? ………は…?」
眼前に浮かび上がる壁一面のモニターに、ベッドの上にいるらしい一人の人物の映像が写ります
胴も四肢も抱き締めたら折れそうに細く、透き通るように白い肌に赤い縄痕が這う裸体を晒しています
ベッドの上にうつ伏せた姿勢で自らの後口を指と玩具で犯しながら、白い髪を振り乱して喘いでいます
手がいやらしく蠢き、背を震わせて仰け反るたびに、赤い目から涙が零れ、あの高い声が響きます
まるで女のように甲高く、胸焼けがしそうなほど甘ったるく蕩けた、艶かしい悲鳴です
一方「…っあ、や、やだ…っ」
それが誰なのか――そして一旦何の映像なのかを悟って、反射的に悲鳴を上げた一方通行は両手で自分の耳を塞ぎます
そのまま下を向いて映像も声も認識出来無いように縮こまります
無論それを大人しく見過ごしてやる木原ではありません
ほっそりとした手首を握って強引に耳から引き剥がします
両方の手首を一纏めにして片手で掴むと、もう一方の手を細い顎に滑らせ、無理矢理上を向かせます
「ちゃんと見ろよ。反省会だ」
一方「っ…いや、ァ……やだっ……手、放し…っ」
目の前で大写しになっている己の痴態を直視できるほど自虐の精神は持ち合わせていません
強く目を瞑り、無駄だと判っていてもなお木原の手から逃れようとするように弱々しく首を振ります
片眉を跳ね上げた木原が指先に力を込めると、細い顎が痛みの予感に怯えて震え、ぴたりと抵抗の動きが固まります
「――…一方通行」
再び顎をくいと持ち上げ、耳元に口を寄せて低めた声で脳髄に注ぎ込むように囁きます
「ちゃんと見ろ、っつってんだろ。…俺の命令が聞けねぇってのか?」
一方「…ひっ…」
びくん、と大きく肩が震え、捕らえられたままの手がぎゅっと握り込まれ指先が白くなっています
一方「…っ……ご…めン、なさ、ィ…」
くぐもった声で謝罪の言葉を呟き、一旦ぎゅっと強く目を瞑った一方通行は、やがて諦めたようにゆるゆると瞼を開きます
「そうだ、それで良い。――イイコだ、一方通行」
恐る恐るモニターを見上げる一方通行に木原は喉奥をくつりと震わせて満足げに笑います
手首を開放して空いた手が白い髪を柔らかく梳きますが、その手付きとは裏腹に一方通行は身体の強張りを解けずにいます
511 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/26(日) 23:49:24.05 ID:b1WXzgPd0
動画タイトルは「とある一位の自慰行為[オナニープレイ]」とかですかね
捻りがないですね。良さ気なタイトルお待ちしてます
お待ち頂いておりました鑑賞会ですが、中途半端で切ってしまってすみません
鎮痛剤の所為か超眠いですご勘弁
幾つか不慮の事態が重なって予定が読めなくなってます
しばらくは、出来る時に出来る分だけ投下する、な感じの方針で行こうかと思いますすみません
ご了承頂ければ有り難く
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等ありがとうございます
続きはまた明日…じゃなかった、近日中に
それでは
512 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(鳥取県)
[sage]:2012/08/27(月) 00:38:00.43 ID:jKF+NuOdo
乙!お大事に
513 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/27(月) 16:51:25.14 ID:eUOoRAdq0
鑑賞会イイヨイイヨ〜!!!クッソ参加してぇ
どこまで羞恥に耐えられるか期待
ケガ大変でしたね。おだいじに
514 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/08/30(木) 23:44:43.46 ID:vib6/hWX0
毎度ご来訪ありがとうございます
ご無沙汰失礼致しておりますすみません
前述通りしばらく大幅にペースダウンですが、生温くお付き合い頂ければ幸いです
細切れなのが続くと本編より前後のレスが長くなりそうなので、取り敢えずは鑑賞会終了まで、
投下の前後のこういう部分をある程度省略してみようと思います
1レスだけ投下とかもあると思います。投下中に消失したらその日は落ちたと思って下さいませ
ご感想ご意見ご質問等は随時大歓迎中です
>>512
ありがとうございます
大人しく静養しております多分
>>513
ありがとうございます
参加気分を味わって頂けるぐらいの描写力があれば良いのですが。精進します
軽度且つ腕じゃなくて良かったです。静養中です多分
ちょっと訂正
>>508
で『5枠中4枠を獲得したので判定「合」』になってますが、正しくは『5枠中5枠』です
満場一致だーと思ったのは覚えてるので多分タイプミスですすみません
それでは以下、
>>510
の続きから参ります
出来るだけコンスタントに鑑賞会終了まで漕ぎ着けたい今日この頃
515 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/08/30(木) 23:45:57.52 ID:vib6/hWX0
木原の指示で映像が一旦停止し、動画の冒頭へ戻ります
一方通行がそろそろと手を伸ばす様子が大きなモニターにくっきりと映っています
映像と同じベッドの上では一方通行が全身を強張らせて固まっています
後ろから腕を回して抱き込む体勢は一方通行の逃亡を初めとする拒絶を封じるのが主な目的です
現に意識を浮上させた後映像を認識した一方通行は耳を塞ぎ顔を俯けていました
己の痴態を見せ付けられるという仕打ちに対して当然とも言える反応ですが、無論木原がそれを許すはずもありません
反論を許さずただ命令を下してやれば、全身で拒否を示しながらも最終的には従う一方通行に、木原は満足げな笑みを浮かべています
汗でしっとりとした髪を柔らかな手付きで梳いてやりますが、流石に強張りはそう簡単には解けないようです
耳朶まで真っ赤に染まったまま、唇をきつく噛み締め、眦に涙を一杯に溜めて今にも泣き出しそうな様子です
それでも木原の言い付け通り、壁一面に映し出される己の痴態を見つめています
ローション塗れの指が音を立てて自身を犯す様子に両手が握り締められています
指が前立腺を擦り上げると開かれっぱなしの口から甘い声が零れ、その度にびくり、と小さく肩が跳ね上がります
最早目を逸らす事が出来ずにいる一方通行の視線の先で、手持ちカメラの映像は更に被写体へと寄っていきます
蕩けた表情で淫具を銜え込む口元や、増やされた指をきゅうきゅうと締め付ける尻穴を大きく映し出しています
埋め込んだ指が開かれ、唾液に塗れた無機物が蠢く窄まりへと押し当てられ、ゆっくりと潜り込んで行きます
緩やかに蠢動するバイブはきつい内壁を押し広げて進み、泡立つローションをこぷこぷと漏らしながらやがて根元まで挿入を果たします
シーツに突っ伏し崩れた体勢で動き辛いにも拘らず、一方通行の自らを犯す手の動きは止まりません
寧ろ更なる快感を貪欲に求めて下肢が大きく開かれ、細い腰が見る者を誘うかのように揺らめいています
一方「――っ、…ァ…」
「お? どうした?」
指先が白くなるほどきつく握りこまれた手と、小さく息を呑む音に、回した腕で腰を抱いたまま木原が軽い調子で問い掛けます
一方「…お……俺………ン、な…」
「あん?」
一方「……い…つも、あ……っあンな顔……して…ン、の……?」
顔は前を向いたまま、途切れ途切れの震える声が絞り出されます
画面には木原のカメラが捉えた一方通行の艶やかな表情が大きく映し出されています
甘い嬌声を漏らす唇はだらしなく開かれたまま唾液を滴らせ、赤い瞳はぼろぼろと涙を零しながらも熱を帯びています
後方から撮影している乱数のカメラはぎちぎちに淫具を銜え込む尻穴を捉えています
淫具を突き込めば震える内壁が嬉しそうに締め付け、抜かれる動きには充血した媚肉が捲れてびくびくと戦慄くのが丸見えです
正体を失くして快楽に耽るその表情も、発情した獣のように腰をくねらせる動きも、まるで淫蕩な妖婦を思わせます
普段の様子からは想像もつかないほどにいやらしい、淫楽に溺れた痴態をカメラに向って惜しげもなく晒しています
信じられない物を見ているかのように赤い瞳が見開かれています
かちかちと小さく鳴っているのは色を失くした口元です
震える歯が上手く噛み合わず微細な音を立てているようです
516 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/30(木) 23:47:29.37 ID:AlIKhuDSO
いいねェ
517 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東)
[sage]:2012/08/30(木) 23:49:35.06 ID:R0LuMQ/AO
ああ
518 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/31(金) 12:55:52.74 ID:jc+fJ24T0
第一位エロすぎる
こんな本人と鑑賞会を前に、冷静でいられる木原くンすげェ
いいぞもっとやれww
519 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/03(月) 00:31:07.19 ID:VmPa1LdG0
>>516
,
>>517
,
>>518
ありがとうございます。木原くンが冷静かどうかは……ノーコメントで
木原の腕の中で画面を見上げる一方通行は再び黙り込んでしまいます
白い手は胸の前で交差して己の二の腕を掴み、自分自身を抱き締めている様な格好です
映像から少しでも遠ざかろうとしてか、細い背が木原の胸にぺたりと押し付けられています
華奢な身体全体が細かく震えているのが判ります
『――…あ、も、イっ――……ひィ、ンっ!』
一方「――っっ!」
画面の中の一方通行が限界を訴えながら達した瞬間
腕の中で声にならない鋭い呼吸音が上がり、細い肩がびくんっ、と大きく跳ね上がります
蕩けた表情で慰める手を止めない様子に、己の腕を掴んでいる指先にぐっと力が込められます
『――…蕩けた面しやがって――』『――…きも…ひ、イ…れふ…っ、――』
一方「…っ…あゥ…」
木原の揶揄する声がスピーカーから発され、次いでよく知っている筈の声が別人のような響きで一方通行の鼓膜を否応無しに揺らします
脳髄を羞恥にじわじわと浸されるような感覚に知らずぞくぞくと肩を震わせます
ふと視線を落とした木原は細い腿がゆるゆると擦り合わされているのに気が付きます
何かに耐えるように二の腕に爪を立てる白い指先
斜め後ろから見下ろす視界にもはっきりと判るほど真っ赤に染まった頬
零れそうに潤んだ赤い瞳は明らかに熱を帯び始めています
その視線を追って目線を上げればモニターの中では一方通行が薄らと艶かしい笑みを浮かべています
根元まで埋め込まれた淫具を敏感な部分に押し付け、いやらしい声を引っ切り無しに上げています
手がぐりぐりと内部を抉る度に、甘ったるい嬌声が響く度に、それを見つめる一方通行がびくびくと背を震わせています
一方「…ン、ふ……っ、あゥ…う、」
両手はいつの間にか口元に添えられ、濡れた声が零れるのを抑えようとしています
もじもじと擦り合わされる太腿に、シーツに押し付けながら緩く蠢く下肢
それらを認めて木原はぴくりと片眉を跳ね上げます
「……オイ、一方通行。お前――」
『あ、ぎィ…っ――あ、あっ――…ひィああァァ…!』
一方「ふ、っァ、――ンうゥ…っ」
何事かを言いかけた木原の声に、スピーカーから響く甲高い絶叫が被さります
モニターには体勢を崩した所為で一方通行の尻穴に埋め込まれた淫具が前立腺を容赦なく抉った、その瞬間の映像が映し出されています
画面を見詰める一方通行は己の口を押さえたまま、震える腿をぎゅっと締め付け、全身をびくびくと引き攣らせています
その反応を見下ろしながら、木原はやっぱりな、と声には出さずに呟きます
「――はっ。何だ、自分のオナニー見て興奮してんのかお前」
一方「ン、ン……は、ふ…、っ…うゥ…」
くぐもった声を塞ぐ手はそのままに、後ろから抱き込む木原の胸に縋るようにして、ふるふると首を振り、眦から涙を零しています
木原の台詞を否定するような仕草ですが、言った当人も正直その通りだとは思っていません
恐らく映像と音声によってその時の刺激や快感がフラッシュバックのように引き起こされたのだろうと
何せ目の前で再生されているのは数分前まで一方通行自身が実際に行っていた行為です
それを推測した上で、敢えて語弊のある言い方をするのは、ただ一方通行の羞恥を煽る為というだけの理由です
520 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/04(火) 03:00:46.71 ID:C4gVxzkp0
とはいえ、木原の言った事が全く的外れという訳でもありません
今までにも激しい羞恥を感じる環境で深い快感を与えられるという状況を幾度か経験しています
その所為でしょうか、恥辱の先の快楽を無意識の内に期待してしまう傾向があるようです
予感に反応して身体が昂ぶり、それが更に羞恥を煽り、緊張から感覚が鋭敏になってしまいます
その状態でフラッシュバックにも似た現象をほぼ強制的に引き起こされているようなものです
スイッチが入れば容易く陥落してしまう今の一方通行が強烈な錯覚に引き摺られるのも予想の範疇です
一方「…ふゥ、ン、む…ゥー…っ」
やけにくぐもった響きに顔を覗き込むと、口元に当てた手が丸められ、指に噛み付いているのが見えます
掌で抑えるだけでは間に合わないと判断したのか、強く噛み締める歯列が関節周りの薄い皮膚に食い込んでいます
あまりに力を込めているためこのままでは食い破ってしまいそうです
それを止める為というよりはそもそも声を抑えるという行為を容認する気の無い木原は、細い手首を捕えて口元から引き剥がします
当たった歯が無用な傷を付けないように、突然手首を掴まれて力が緩んだ隙に引き剥がします
一方「っ…ンあゥ、あ…ァ、…はっン…っ」
途端再び零れ始める声は大分甘く蕩けています
絶頂の余韻と止まらない蠢動に艶やかに喘ぐ画を潤む視界で見遣りながら、奥の方からじわじわと沸き起こる感覚に身動いでいます
かくかくと震える膝の下に手を差し入れ掬い上げると、両側に大きく割り開きます
一方「あっ…!? ひ、あ、あ……やっ…木、原く…」
青白く静脈の透ける太腿がびくりと引き攣ります
全く一度も触れていない根が滑らかな下腹部に付きそうなほど反り返り、戦慄く先端から透明な先走りを止め処なく滴らせています
露になった股間はローションを綺麗に拭ってあるにも拘らずぐっしょりと濡れそぼっています
幾ら抱え上げているとは言えほぼ真上から見下ろす木原の角度では見えない尻穴も、
「あーあーあーあー、ケツの穴までスッゲェぐっしょぐしょなんですけどー?」
ベッドに上体を乗り出すようにして割り開かれた股間を覗き込む乱数が笑みを含んだ揶揄の声を上げます
「粘膜パクパクしてんの、カウパー飲んでるみてーじゃね? ははっ、やっらしーい」
一方「え、あ……やァ…っ!」
木原に抱えられた脚を乱数の手が膝を掴んで持ち上げるようにしながら更に大きく左右に押し広げます
突然の仕打ちに赤い目を見開き悲鳴を上げる一方通行の、急に空気に晒された秘部が慄くようにひくついています
しとどに濡れた後口がきゅっと窄まり、襞に絡み付いていた粘液がこぷりと溢れます
一方「…ン…あ、あゥ……」
狭間をゆっくり伝い落ちるとろとろとした生暖かい感触に薄い皮膚がもどかしげに漣を立てます
「…オイ」
「うおっ。……やーだなー。んなドスの効いた声とか止めて下さいってー」
木原が胡乱気に睥睨すると、一瞬軽く目を見開いたもののすぐにへらりと軽薄に笑みを返して乱数はひらひらを掌を振って見せます
持ち場から離れる前に映像をまた冒頭からリピートしていたらしく、モニターでは一方通行がローション塗れの指をずぶずぶと埋め込む場面が流されています
521 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/04(火) 03:02:45.69 ID:C4gVxzkp0
一方「…や…も、やだ…ァ…」
映像に合わせて再び響き始めたスピーカー越しの嬌声に一方通行が耐えかねたように首を振ります
また固く目を瞑り顔を俯けていますが今度は木原も咎めるつもりは無いようです
寧ろ口元に薄く笑みを刷いてどこか愉しげな表情で鼻を鳴らしてその様子を見ています
一拍置いて直ぐに表情を戻し乱数に視線を移すとすっと冷ややかに目を細めます
「――で、何やってんだテメェは」
「えー、だーってしょーがねーでしょおー? 一方通行ちゃんエロ過ぎなんですけど?」
わざとらしい口調で言いながらにやにやと笑みを浮かべています
「そりゃーエロい映像見んのも良いけどそっちはデータ録ってあるし? どーせ見んならやっぱナマだぜナマ。ラーイーブ」
横目でちらりとモニターを見上げ、淫具を貪欲に締め付ける媚肉のアップが目に飛び込んで、思わず乾いた唇をぺろりと舐めます
「っつーか数多さんばっかり一方通行ちゃんで遊んでズリィんですけどー?」
視線を戻せば頬を真っ赤に染めた一方通行が羞恥に顔を歪ませながらも沸き起こる熱に悶えていて、酷くいやらしい光景です
一方「はっ……はァ、…ン…く、あ、…っンゥ…」
唾液に塗れた唇を大きく開き、犬のように舌を出して荒い呼吸を繰り返しています
昂ぶった身体はそれでも、直接的な刺激を一切与えられていない為か、達するには随分遠いようです
ですが数分前までは繰り返し上り詰めていた余韻が完全に引いた訳でもなく、熱を鎮める為には大分時間が掛かるでしょう
肉体的にというよりはどちらかといえばより精神的に、かなり切羽詰った状態になっているようです
腕は押さえられている所為で自分でどうにかする、という方法はこのままでは取れません
そもそも木原の許可を得なければ、恐らくこれ以上の意図的な変化は望めないでしょう
乱数が思った事を一方通行も気付いたらしく、手を使えない代わりに胸元に頬を摺り寄せて木原の注意を引きます
「あん? 何だ、一方通行?」
そ知らぬふりで尋ねる木原は実際十中八九悟っているのでしょう
それでも一方通行に発言を促す理由は、一方通行自身に言葉にさせる為です
無論一方通行も既にそれは判っているのでしょう
一方「き…原、くン…」
何も無い筈なのに奥からじわじわと競り上がって来るような感触に震える声を何とか抑えながら一方通行が呼びかけます
一方「…俺の、に、触って…っ、………っ……もォ、無理…っ…」
とろんと熱に潤んだ瞳が咽喉から搾り出すように限界を訴えます
一見冷めたような表情で見返す木原の双眸の奥にちらちらと燻る炎が垣間見えます
反省会と銘打ったのなら映像の内容を見返し、改善点を洗い出すなりするべきなのでしょう
ですがそれはそもそも一方通行に映像を見せ付けるための口実で、木原としては元々鑑賞会のつもりです
己の痴態を目の当たりにさせて自覚させ、存分に恥辱を味合わせるという本来の目的は果せたといえるでしょう
ひとまずこの辺りで切り上げて、多少ならば一方通行の懇願に応えてやっても良いだろうかと木原は心中で頷きます
522 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/04(火) 03:04:03.08 ID:C4gVxzkp0
「……折角だから、どこを触って欲しいか希望を聞いてやるよ」
抱える熱を一切感じさせない平坦な声が、鷹揚な口調で尊大に答えを返します
細い身体を見下ろせば、ぷっくりと膨らみつんと尖って充血した乳首や、割れ目を震わせながらカウパーを垂れ流す性器や、滑りに塗れ粘ついた音を立ててひくつく尻穴が、どうか触って欲しい、と誘っているかのように見えます
「オラ、どうする? 乳首か? ペニスか? ケツの穴か?」
突然気前の良い素振りで木原が選択肢を挙げていきます
喉奥を震わせて愉しげに笑う様子は、機嫌が良いのか何かを企んでいるのかの区別が非常に付け難いものです
一方「………。――っ、ン…」
微かに残った冷静な部分が訝しむものの、熱に翻弄された思考回路は平常を長時間保ってはくれません
耳に届く甲高い嬌声に、ぞく、と背筋を震わせる感覚が走り反射的に息を呑みます
その所為で思いがけずあっさりと目の前に提示された解放に意識が惹かれてしまいます
しばし――といってもほんの数秒ですが――迷った一方通行が、おずおずと唇を開きます
どうする? >>+2
A.乳首
B.性器
C.尻穴
D.その他(自由安価)
E.放置
※A〜Dは「一方通行がどこを触って欲しいか」です
※Eは「木原の意向による放置プレイ」です
※この安価で九日目は終了となります
523 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/04(火) 06:12:08.03 ID:oDTZzrKAo
ksk
524 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(四国)
[sage]:2012/09/04(火) 06:16:29.70 ID:J0nZhPrAO
Aで
525 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/04(火) 12:27:03.28 ID:91vKnUeh0
ゴクリ…!!
526 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/05(水) 17:26:18.74 ID:ZckD9i9i0
流石すぎワロタww
527 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/09/06(木) 02:19:33.03 ID:mqsWHxhZ0
今更ながら
>>44
の調教ゲーって
まだ配布してるん?
できれば貼って欲しい
528 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/06(木) 02:29:06.22 ID:VpbDrSlUo
>>527
それは無理
もともとのプログラム配布の規約で18禁(2chならpink鯖)以外の所に出してはいけないことになってる
pink以外で話題に出すのも禁止なので、みんな「例の」とか「801板の」と遠回しな案内にならざるを得ない
やりたきゃ801板の禁書スレ行って検索してみ
529 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/07(金) 01:29:12.94 ID:zgTBjrZF0
ありがとうございます
……何だかちょっと誤解がありそうなので弁明させて頂きますが。一方通行がエロ過ぎるのですよ?
>>1
がエロい人な訳じゃないのですよ?
>>524
A.乳首 で参ります
一方「…………ィ」
「あ?」
ぼそり、と呟かれた言葉は余りにも微かで流石に木原にも聞えなかったようです
素で聞き返されて、朱を刷いた頬を更に真っ赤に染めながら、一方通行は少しだけ躊躇った後再度口を開きます
一方「………ちくび……さわって、ほしい…」
今更ながら余程恥ずかしいのか幼い子どものようにたどたどしい口調ですが、囁かれた言葉や声は似つかわしくない熱を孕んでいます
自慰の間も一度も触れていない薄い胸の頂で、つんと尖った先端が期待にふるふると震えています
初心さを残しながらも艶かしい痴態に、正面に陣取り眺めている乱数が己の乾いた唇をぺろりと舐めるのに木原がすうっと目を細めます
「――乱数。お前舐めてやれ」
「え、俺? 良いのかよ?」
思わず敬語を忘れて確認する乱数に返って来たのは沈黙でしたが、木原が薄く笑みを浮かべているのを肯定と受け取ります
「そんじゃー早速遠慮無く。――イタダキマス」
軽薄な口調で言いながら、広げた膝の間に身体を割り込ませ、胸元に顔を近付けます
笑みを含んだ形の乱数の薄い唇がぱかりと開かれ、熟れた果実のように鮮やかに色付いた乳首に躊躇無く吸い付きます
一方「はゥ…! っはァ、あ、ひゥっ……ン、ン、…あふゥ…っ」
目を潤ませた一方通行が、待ち望んだ刺激に甘やかな声を零します
芯を持ちながらも柔らかなそれを口に含んだまま舌先で転がせば、熱を帯びた吐息と艶めいた嬌声が鼓膜に絡みつくようです
一方「あ…あン、っはァ、――あゥ…ン、は、っ…あ、あァ、ひン…っ」
ぬめった舌先に触れた乳首がぴくぴくと震えるのを感じ、薄らと膨らんだ乳輪ごと含むように唇を押し当てて吸い上げます
一方「ひっ――あ、や…ン、…ふ、あ、あゥっ…」
途端、ぞわ、と背筋を這い登る寒気にも似た感覚に、引き攣った悲鳴が零れます
ほんの僅か含まれたどこか硬質な響きを聞き取って、じわじわと痺れにも似た感覚の走る片側を解放し、まだ何もしていない方に舌を絡めればまたすぐに声が蕩けていきます
唇で挟んだり歯で掠めたり、舌を絡めて押し潰したりと、良い反応を探りつつも好き勝手に嬲っていると、手を掛け押し広げたたままの膝がかくかくと震えいるのに気が付きます
薄く盛り上がっている乳輪の縁を中心に向って舐め上げながら視線だけを下に向ければ、足の間の付け根の部分では勃ち上がったまま放置されている根が目に入ります
一旦顔を離し、また逆側の、痛痒の余韻が残る敏感な乳首の下に唇を押し当てて小さく繰り返し吸い付きます
外さないままの視線の先では弾けそうに膨張した根がぷるぷると震え、潤んだ先端の割れ目からたらたらと透明な粘液が止め処なく滴り落ちています
幾らかはシーツに散ってぱらぱらと染みを作っていますが、殆どは薄い皮膚を舐めるようにして会陰そして尻穴へと細くも切れる事無く流れて行きます
柔らかく熟れた襞は濡れた粘膜をぱくぱくと戦慄かせ、自らの漏らした先走りを物欲しげに啜り込んでいるかのようです
提示された選択肢の中で一方通行が選んだのは乳首でしたが、それ以外の部分ももう既に限界に近い所まで来ている様子です
乱数の予想を肯定するかのように、一方通行が乱れた息の下から木原に――或いは乱数にも――艶めいた声で訴えます
一方「ひィ、ン、っ……や、もっと……下も……さわっ、て、ェ…っ」
「駄目だ」
延々と引き伸ばされる緩やかな刺激では耐え切れないと切なげに求める一方通行に、木原は素っ気無く返します
「そこが良いっつったのはお前だろうが。っつーか乳首だけでもイけるだろ。欲張ってんじゃねえよ」
一方通行が望んでいるのは単発の絶頂ではなく、あと少しで感覚が満たされる、その僅かな不足部分を埋めて欲しいだけなのですが、木原はそれを承知の上で敢えて応える事を避けています
希望に添った選択肢を提示する事で一見一方通行の意思を汲む様な形を取りつつ、実際には行為の範囲を極力限定しているという、詐欺のような手口です
530 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/07(金) 20:10:44.10 ID:rK4W+3ruo
エロ過ぎる第1位が
1のエロい筆によってより輝く…
安価とはいえ、木原くンてば鬼畜よなww
531 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/08(土) 19:02:22.97 ID:8wcTELlDO
一方さんを筆責めか。それはエロいな
532 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/09(日) 02:48:59.42 ID:iqDtxtpO0
毎度ご来訪ありがとうございます
だから誤解ですと申し上げてっていうかどう転んでそんな話に。好きですけども
どんだけデレても鬼畜じゃなきゃ木原くンじゃねぇですので
最も敏感な箇所の一つである胸の先端を熱く滑る舌が丹念に舐っています
じりじりと絶頂へと押し上げられる感覚に、くらくらと眩暈にも似た状態が少しずつ強さを増していきます
同時に、求めても与えられず、満たされないままに上り詰めさせられていく、その二つの感覚の落差に混乱もしているようです
身体の奥底で燻る熱がじりじりと神経を灼いているような錯覚を引き起こします
己でどうにかしようにも腕は依然自由にならず、脚は大きく開かされて閉じられず、刺激を欲しがってひくつく秘部が空気に晒されたまま放り出されて切なげに震えています
一方「っ…あ、やァ、ン……っン、あ、ひ…あァっ……は、う…っ」
最早スピーカーから流れる声を掻き消すほどの大きさで、高く艶めいた嬌声が部屋中に響いています
熱が冷め遣らぬままに弱点を執拗に嬲られ続けている所為か、ただでさえ敏感な身体はもう限界が近いようです
口腔での愛撫を続けながらちらりと木原の顔を見上げれば、一方通行の蕩けた顔を眺めていた視線が一瞬だけ乱数を見下ろします
声に出さずに会話を成立させると、乱数はその指示に従いそれなりに緩やかだった刺激を激しいものへと変えて行きます
様子を窺いながらギリギリまで追い詰めるだけだったのが、確実に絶頂へと導く為の動きに変わります
無意識なのか薄い胸を突き出すような体勢で、びくびくと肩を跳ねさせては熱の篭った吐息を喘ぐ声に乗せて吐き出します
一方「ン…ィっ……、っは、あ…あ、もォ、…ヤバっ…」
切羽詰った悲鳴が本当に限界なのだと切実に訴えてきます
心底からの懇願を耳で捉えた乱数は、既に木原の許しも出ているので願いを聞き届けてやる事にします
唇を押し付けたまま舌を絡め、ぴくりと震える突起をきゅうっと強めに吸い上げてやると、
一方「ひっン、あ、あ、――ああァあ…!」
引き攣った悲鳴を上げながら、瀬戸際まで追い上げられていた一方通行があっさりと最後の一線を越えて絶頂に達します
一方「っ…ひィ…ン、…あ、あ……ンあァ…」
目を見開き背を仰け反らせ、閉じ切れていない口の端から唾液を零しながら、余韻にがくがくと全身を震わせています
乱数の視線の先では濡れそぼった尻穴が何も銜えていないのにきゅっと窄まって内壁を締め付け、それを最後にゆるりと力を失います
立ち上がっていた根もぬめりを腿やシーツに飛び散らせて、まだ完全には萎えていないとはいえやはり幾らかしんなりとしています
一方通行は呆けた表情のまま木原の胸に後頭部を完全に預けた体勢でくったりと寄り掛かっています
流石に乱れた呼吸も繰り返す内に少しずつゆっくりと落ち着いていき、内側を巡っていた熱も次第に収まりを見せ始めています
懇願に対する木原の返答から鑑みれば、どうやら本当に解放してくれるつもりは無いようです
例え表面上はそれなりに整ったとして、奥底の熱はしばらく燻り続けているでしょう
本日の調教は仕舞いにするようで、大人しくしていればやがてその熱も鎮まる筈です
ある程度落ち着き始めた一方通行は流石に余裕が出来たのか視線をくるりと巡らせています
先ほどまで一方通行の胸元を嬲っていた乱数がいつの間にか見えません
軽く意識が飛んでいた間に姿を消してしまったようです
部屋の外にいるのか、部屋の中に幾つか設置してあるどれかのドアの向こうにいるのか、それすらも判りません
カメラや三脚、スピーカーなどの機材は持って来たとき同様ワゴンとアタッシュケースに収まっています
ベッドに転がっていた淫具等もワゴンのトレイの中に並べられて仕舞われています
533 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/09(日) 02:55:14.66 ID:iqDtxtpO0
不意に、僅かながら空気の流れる気配と共に、部屋の奥のドアが開いて乱数が姿を見せます
「いやっほー。風呂の準備はオッケーだぜ? 湯加減絶ー妙」
何故か捲くってある袖を戻しながら乱数が相変わらずの軽薄調子で言いつつベッドの方へ戻ってきます
設定さえすれば全てコンピュータがオートで制御するようになっている筈なのですが
ベッドの上ではやや疲労感を漂わせている一方通行が裸のままぺたりと座り込んでいます
未だにちらちらと余韻を燻らせている内側の熱を抑えるように両手が握り締められ、シーツに皺を作っています
傍らに立っている木原がベッドの端に転がっている空の小さなボトルを拾い上げ、ワゴンの方へ無造作に放り投げます
こん、と軽い音を立てて転がったボトルのラベルには判りやすくローションの文字が入っています
逆に、ずらりと並べられている幾つかの細々とした道具の中から今日自慰に使用したバイブを取り上げ、サイドテーブルに置きます
「オラ、これもくれてやる。練習しとけよ?」
音に反応したのかゆるゆると顔を上げる一方通行にバイブを示しながらそう告げると、
一方「……っ、……はい…」
僅かに身体を震わせ声を詰まらせながらもこくりと頷きます
以前からは想像も出来無いような素直な態度に満足げに笑うと、ふと離れた所で待機している乱数に気付いたようでさっさと行け、と素っ気無く促します
ちぇっ冷てーの、と毛の先ほども気に掛けていない様子で嘯いた乱数は、持ち込んだ機材やらを器用に一度で運び出しつつ退出します
「――で、だ。一方通行」
一方「……ン」
部屋の中に二人だけになったところで無造作に呼び掛ければ従順な犬のように木原の顔を見上げます
ベッドの上に鎮座している一方通行を値踏みするような視線で上から下まで眺めやります
「今日はそこそこ体力残ってるみてぇだからな。自分で風呂入れ」
いつもなら俺が隅々まできっちり洗ってやってるんだがなぁ、と薄く笑みを浮かべながら言えば一方通行の頬にふわっと朱が浮かびます
散々淫猥な姿を披露し愛撫を懇願し絶頂まで見せ付けておいて、方向性が違うとでも言うのか、その程度の言動にもまだ些かの羞恥を覚えるようです
「これからは後始末の仕方ぐらいは覚えて貰わねぇとなぁ」
初心な反応に構わず木原は言葉を続けます
「まずは基本だな。ケツん中のローション全部キレイにしておけ。指突っ込んで折り曲げて掻き出せば良いんだから簡単だろ」
一方「…ンっ…」
言いながら目の前に手を差し出し、実際の形を作って動かして見せます
指の腹で内壁をなぞり上げる動きに、一方通行がぴくりと肩を震わせたのを素知らぬ振りで過ごし、どこかいやらしい手付きで掻き出す動作を繰り返します
「口頭で誤魔化しても無駄だぜ。後でちゃーんとチェックするからなぁ」
一方「……っ」
シーツに突いた手が握られ、更に皺がよります
しばらくの沈黙の後、深い諦念と共に解く息を吐き出しつつ、うン、と震える声が了解を告げます
拒んだ所で赦される筈も無い、というのが一方通行の見解で、少なくとも現段階では実際にその通りです
指示に対して素直に従い、出来得る限り応えるのが一番、肉体的にも精神的にも負荷が少なく済む方法です
木原が黙ったまま見下ろしてくるのに、ぼんやりとその顔を見ていた一方通行が急に何かに気が付いた様に、はっ、と顔を上げます
身体の芯に錘を吊り下げられているような感覚に陥りながら、ゆっくりとベッドから降り立ちます
「……風呂、入って、くる…」
木原の咎める素振りが無い事から恐らく当たっているのでしょう
そのまま乱数が準備したというバスルームへの扉が開き、細く白い背がゆっくりとその向こう側へと姿を消します
くつくつと喉奥を震わせて愉しげに笑う木原の声はしばらく響いていました
534 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/09(日) 03:33:21.49 ID:iqDtxtpO0
木原の指示に従ってバスルームへ来た一方通行ですが、実は意識のある状態で此処に入るのは初めてです
いつもは大抵激しい調教で意識を飛ばし、或いは体力を消耗し過ぎて眠ってしまったりといった状況ばかりなのです
そして気が付けば次の日、また調教が始まる時間の前に目が覚める、といった具合です
思わずまじまじと見渡してしまうのも無理は無いのかもしれません
大き目のバスタブは大人二人が余裕で入れそうな大きさです
シャワーのホースは大分余裕のある長さで、ヘッドが幾つも種類があって取り替えられるようになっています
洗い場の面積も大きく取ってあり、備え付けのバスルームとは思えない広さがあります
壁には幾つも小さな棚が備えられ、ボディソープやシャンプー等は勿論、スポンジ類や、ローションボトル等も数種類揃えられています
壁も床も天上も全て淡い色合いの滑らかなタイル張りですが、硬質な感じは無く、どこか柔らかみのある手触りです
例えば転んだりぶつけたり或いは擦ったりしても、判りやすく言えば突然押し倒されても肌を痛め難いように特殊な資材で出来ています
無論その造りは用途に因る物であり、いわゆるバスルームプレイ兼用である事は間違えようもありません
曇らない加工の施された大きな鏡に映る、卑猥を絵に描いた様な自分の現状を頬を羞恥に染めながらちらりと横目で見遣り、些か熱っぽい溜息を吐きます
まずは唾液やらに塗れた肌を洗い流し、その後、腸内のローションを掻き出さなくてはなりません
実はバスルームに入る直前、木原は急に一方通行を呼び止め、確認は明日にすると告げて出て行ってしまいました
お陰で急がなくて済むのは良いのですが、恐らくその分ちゃんと綺麗にしなければならないのは良かったと言って良いのかどうか迷う所です
どちらの方が難易度が高いのか解りません
とにかくやらなければいけない事は変わらない為、一方通行は鏡を出来るだけ見ないようにしつつ、シャワーのコックに手を伸ばします
さああ…と、空気を含んだ柔らかな水の降り注ぐ音がバスルームに響きます
肌を弾くシャワーの刺激にさえ背筋を微かに震わせつつ、上体をやや前屈みに倒しながら壁に手を突き、脚を左右にそっと開きます
そうして、一方通行の白く繊細な指先が、躊躇いながらもゆっくりと下肢へと伸ばされ――
―
―――
―――――
九日目 終了
535 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/09/09(日) 16:07:04.80 ID:iqDtxtpO0
--体力がそこそこ残った状態で調教終了です--
ぶった切った感満載ですが、本当は
>>533
で終了だったのに切る所間違えゲフン、仕様です
<パラメータ変動> ※一方通行の変動項目はある程度割愛しています。また、合否判定による補正表示、経験項目の変動表示を以降省略します
一方通行
「従順:Lv.9」↑
「欲情:Lv.9」↑
「恥辱:Lv.10」↑
「技巧:Lv.8」↑
木原数多
「ヤンギレ」消失
「愛玩嗜好:Lv.7」↑
木原乱数
「露出嗜好:Lv.1」↑
536 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/09(日) 17:16:27.00 ID:iqDtxtpO0
九日目 調教終了後
……………
………
…
薄く湯気の篭る浴室内にはシャワーの音が響いています
空気を多分に含んだ当たりの柔らかい水滴が、半ば床に蹲っている一方通行に降り注いでいます
一方「…ン、は……く、ゥン…っ」
中で折り曲げられた指がゆっくりと抜き出され、ごぷり、と粘ついた音を立てて白く濁った液体が尻穴から溢れ出します
太腿の内側を伝い床に零れ落ちた白濁が流れるお湯と交じり合って排水溝へと流されて行きます
一方「っふ…、っあ、う……っひィ、」
ある種眩暈のするような光景を見ながらも、胎内の異物感が薄れた事で安堵を含んだ小さな溜息が零れます
が、そうして身体の力が緩んだ途端、隙間からとろりと薄く色付いた粘液が流れ出します
思わず気を抜いていた一方通行の口から色めいた呻きが漏れ、まだ差し込まれたままの指をきゅっと締め付けます
指先に絡まる粘液の感触に、まだ全てを掻き出せていない事を悟って一方通行の瞳が揺らぎます
一旦ぎゅっと目を閉じ、覚悟を決めたようにゆっくりと開くと、恐る恐るといった様子で指を再び根元まで埋め込んでいきます
木原の命令通り、内部に残っているローションを出来るだけ綺麗に洗い流してしまわなければなりません
透明ならばまだ腸液との判別も難しいのでしょうが、明らかに色の違う液体は少しでも残っていればすぐに判ってしまいます
自慰で使用したのとは違い、どろりとして白く濁ったローションは、撮影が終わった後に改めて木原に注がれたものです
バスルームで何がしかの準備を終えた乱数が戻ってきた時に木原が持っていた小さなボトルの中身がそれです
容量は少なめとは言え封を切ったばかりの新品を丸ごと一本分使い切っているのでやはりそれなりの量があります
先端に付いた5センチほどの細いノズルを根元まで埋まるように挿し込まれ、ゆっくりと抜き取りながら最後の一滴まで搾り出し、更に奥へと押し込む為に再度根元まで埋め込まれたのです
ある程度の粘度を持った大量の液体を強制的に直腸内へ注入されるというその感触は今まで経験の無いものです
指や淫具と異なりはっきりとした形の無い異物が確かな質量を持って内壁を押し広げ、余す所無く満たしながら奥へ奥へと侵入してくるのです
思わず引き攣った悲鳴を上げる一方通行を力尽くで押さえ込み、愉しそうな笑みを浮かべて見下ろしていた木原の姿が脳裏に焼きついています
注がれた大部分は既に流され、奥へと押し込まれていた残骸が漸く指に絡みつきながら体外へ引きずり出されます
精液を模したようなぬめった白濁が、擦られ過ぎて赤く腫れた後口からとろとろと滴る光景はあまりに卑猥です
一方「――っは、はァ、はっ………はァ、…っふ…」
漸くほぼ全てを掻き出して、ぺたりと床に座り込んだ一方通行が大きく肩で息をつきます
床に落ちた水流が白濁と交じり合って淡いマーブル模様を描きながら排水溝へと吸い込まれていきます
余韻にぼうっとした目でそれを追いながら、一方通行は身体の奥底で燻る熱を自覚します
ローションを掻き出す為とは言え、身体が冷め遣らぬ内に延々と尻穴を抉り回していたのですから無理もありません
何もせず大人しくしていれば緩やかではあっても熱は抑えられたかもしれないのですが、木原の指示に逆らう訳にも行きません
じくじくと感覚の末端を炙られているような感覚を何とかやり過ごそうと、自らの身体を抱き締めながら、必死で呼吸を落ち着かせようとしています
シャワーが火照った身体に頭上から降り注ぎます
当たりの柔らかい温めのそれがゆっくりと神経を落ち着かせてくれているようで、ふ…と息を吐き出しながら一方通行がふと顔を上げます
鏡に移る己の顔の薄らと朱を刷いた頬や目尻がそれでも、熱に浮かされ緩みきっていたものよりは大分マシになっているのを確認して安堵します
顔に掛かる前髪を掻き揚げ、後はもう一度ちゃんと身体を洗って終わりにしようと、シャワーのコックに手を伸ばそうとして、
一方「………え?」
視界の端、鏡に映る画の奥に不穏な物を見た様な気がしてぎくりと動きが止まります
537 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/09(日) 22:44:59.66 ID:iqDtxtpO0
光の加減でレンズの端が僅かに反射したのに気付いたのは、或いは不幸だったのかもしれません
それは、備え付けの小さな棚に並んだボトルの間にひっそりと紛れて置かれていました
気が付いてしまえば今まで判らなかったのが嘘のように、電源が入っていることを示すグリーンランプが妙に目に付きます
一方「………ァ…」
そうして一方通行は乱数の言っていた「準備」の意味を正しく把握出来てしまいます
湯加減云々はミスリード、または特に意味のある言葉では無かったのでしょう
一方「……あ、う…」
伸ばしかけて固まっていた手をやっと引き戻し、自らを抱き締めるように回します
鏡をよく見て確かめる事も出来ず、況してや後ろを振り返って確認する余裕など残っていないようです
一方(……ずっと――撮られてた……? …全部…っ…)
やっと落ち着いてきていたはずの身体がまた細かく震えている事を自覚します
どうして木原や乱数の言動に疑問すら持たなかったのかと今更思ったところでどうにもなりません
尤も、例え最初から気付いていたとしてもやらないという選択肢はないのですが
一方(……これも、後で木原くンに……いや……もしかしたら…)
一方(今、も……見られてるかも……しれねェ…?)
ふと思い浮かんだ妙に強い確信のある予感に、ぞく、と寒気にも似た感覚が背筋を這い登ります
一方「…っ…は…」
それはしかし恐怖でも嫌悪でもなく、むしろ真逆の、燻る熱を煽るような感覚です
痴態を撮られていたという事実に、先ほどまで見せ付けられていた映像、そしてそれに対する自らの反応を無意識の内に思い出してしまいます
ふるふると頭を振り止めようとする一方通行自身の意思とは裏腹に、次々と脳裏で再生される恥辱の記憶は沸き起こる熱に拍車を掛けるばかりです
一方「…ふァ…あ……や…っ…」
己を抱き締めたまま呻いていた一方通行が不意に、びくん、と背を跳ね上げます
耳元に蘇るはしたない己の声に、じわじわと染み渡る痺れにも似た感覚に耐え兼ねて微かに腰が揺れます
一方「…ひィ、ン…っ」
奥を抉る淫具の感覚が呼び起こされれば、真っ赤に熟れた窄まりが瘧のように震えます
一方(…あ、あっ……もォ、無理…っ)
火が着いたように一気に熱くなる身体に一瞬声すら出せず、一方通行はとうとう己の限界を認めます
強く目を瞑って荒く息を吐き、掴んでいた二の腕を離した手をするりと下肢へ潜らせます
熱を持ってじくじくと疼く尻穴に触れた指は、そのままつぷんと中へ入り込みます
一方「…ンン……は、あァ…っ」
先ほどまでとは違い、明確に快楽を求めて蠢く指に、身体は素直に反応します
きゅうきゅうと吸い付く内壁を掻き分けて奥へと入り込み、最も感じる部分をぐりぐりと押し上げます
一方「ひっ…あ、あ、…っは、う、」
数瞬前までの躊躇いや戸惑いがまるで幻のように、吹っ切れた、或いは箍が外れた如くに快楽を貪っています
もっと奥まで刺激が欲しくて、指を二本に増やし、じゅぷじゅぷと音を立てて抜き差しを繰り返します
根元まで埋め込み、更にぐいぐいと押し付けますが、一番欲しい所まであと少し届きません
一方「…や、ァ……足り、な…」
自分が何を口走っているのかすら自覚の無い様子で呟きながら、濡れた床に蹲ったまま顔だけを上げ、熱に潤んだ瞳が何かを求めてゆらゆらと彷徨います
視線が止まったのは、バスタブの横のまるで測ったような高さにあるコーナーテーブルの上、細々とした小物の中に見覚えのある棒状の物体が並んでいます
538 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/10(月) 00:26:46.95 ID:O3nsu3M20
内部をゆるゆると掻き回しながら、もう片方の腕を伸ばしてそれを手に取ります
埋め込んでいた指を第一関節辺りまでずるりと引き抜き穴を広げます
期待にひくひくと震える其処へ卵状に膨らんでいる淫具の先端を押し当てると、躊躇無くずぶりと奥まで挿し込みます
その淫具は言うまでも無く乱数が準備した内の一つであり、木原が最初に一方通行に与えた細めのバイブです
本来ならば今の一方通行にとっては多少物足りない程の太さですが、散々弄っていた所為で腫れて狭くなっている為に寧ろちょうど良いサイズのようです
柔らかな内壁はずぶずぶと侵入してくる無機物を放すまいと言わんばかりにぴったりと吸い付いています
指では届かなかった深い部分へ辿り着いた先端が、かちりと小さな音が響くと同時に低く唸り始めます
一方「ひゃ、ァ、あ……ンああァあ……!」
反省会と銘打って繰り返し見せ付けられた己の痴態に昂ぶった身体の、求めても許されなかった部分を漸く満たされて、歓喜と悦楽の悲鳴が響きます
迎えた絶頂にがくがくと全身を震わせながらも、手は更に動き続けています
深く埋め込まれた淫具で内部を掻き回し、いつの間にか空いている手で屹立している自身を擦り立てています
一方「ふあァっ、あ、ひィ……気持ちイ…っあ、あ……止ま、ン、ない…ィ…っ」
犯し責め立てているのは一方通行自身だというのに、過ぎる快楽に身悶えながら咽び泣いています
余程渇望していたのか、漸く満たされた感覚が既に限界を超えてしまっても、言葉通り自分で自分を止められずにいるようです
それでいて、思考の一部はまるで別人のように妙に冷静なままで、自らを嘲るような声が脳裏で囁きます
一方(あんだけ散々ヤりまくったのにまだ足りねェのかよ)
一方(男のクセに乳首だけでイくとか、ケツでイかねェと満足出来ねェとか)
一方(大体、テメェのオナってる映像見て興奮するとか)
一方(撮られてンのに気付いて萎える所か欲情するとか)
一方(どンだけ淫乱な変態に造り変えられてンですか俺ァ)
一方(……あァ、でも)
一方(ナカに突っ込まれたローションが、――ひ、あァっ!?」
途中から何故か不穏な方向に飛びかけた思考が、突然ぶつりと途切れます
軽くとは言え何度も上り詰めていた身体が一際大きく震え、硬直した次の瞬間、糸が切れたようにがくりと崩れ落ちた所為です
力が抜けて手は外れたものの淫具は深く挿し込まれたままで、床に伏せた姿勢でびくびくと四肢を引き攣らせています
降り注ぐ温めのシャワーが少しずつ思考を落ち着かせてくれますが、指はまだ痺れたように力が入らず淫具を抜き取る事が出来ません
ただ、大分感覚が鈍くなっている事と、先端の当たる位置がずれてしまったお陰で、これ以上再燃する事が無さそうなのは幸いでしょうか
目を伏せしばらく気を散らしていると、ふと気付いた時には奥で蠢くモーターの動きが弱まっており、不規則に途切れ始め、やがて止まってしまいます
一方「…? …なに…?」
余韻に震える声が思わずぽつりと疑問を零します
まるで電池切れの玩具のようだと思いながら、ようやく動くようになった腕を伸ばし、もう殆ど感覚の無い内部から淫具を抜き出します
何気無く柄を見ればスイッチは入った状態で、その横の小さなランプが消えています
一方「………あ、え…?」
思わず気が抜け掛け、ぱちぱちと目を瞬きますが、考えてみれば木原がそんな不備を犯す筈がありません
恐らくは乱数に指示でもして、敢えて残量を少なくしてあったのでしょう
そしてそんな事をする理由は限られている訳で、それはつまり、
一方「……予測済み…か…」
ややあってぽつりと落とされた声には意外にも、然して暗い感情は込められていません
どうあっても木原の掌で転がされているのだと思うと寧ろ逆に気が楽になるような錯覚すら覚えます
539 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/10(月) 00:46:39.64 ID:O3nsu3M20
余り力の入らない腕で体重を支えながら身体を起こし、壁に設置された鏡を背にして寄り掛かります
ふと何の気無しに視線を上げれば向かいの棚に置かれたカメラが目に入ります
ランプがついたままである事に気付き思わずレンズを見つめると同時に、実にわざとらしいタイミングで電源が切れます
一方「……あァ…」
納得したような囁きが漏れ、やっぱ見られてたンだなァ、と声には出さずに呟きます
少しばかり投遣りな思考は気が抜けた所為ばかりでもないのでしょうが、流石にそれを考察するのも億劫なほどには疲労は深いようです
壁に手を付きながら何とか身体を立たせると、傍らで出しっぱなしのシャワーを改めて頭から被ります
ボディソープもシャンプーも使わず、申し訳程度にざっと髪を掻き混ぜ肌を掌で撫でて洗った事にしてしまいます
引き摺るようにバスルームから出ると、傍らに重ねてある一番大きなタオルを身体に巻きつけます
ともすれば眠ってしまいそうになるのを堪えつつ、何とか辿り着いたベッドにどさりと倒れ込みます
半分眠りに足を突っ込みながらタオルを外すと、余程上質な代物なのか既に水気は適度に拭き取られ、滑らかな肌はさらりと乾いています
一糸纏わぬ素肌を晒しても寒くはなく、寧ろこれも先読みしていたのか空調は温かさを感じる程度に調整されています
念の為一振りしたタオルを適当に広げるとその上に、まるで胎児のように丸まった体勢で横向きに寝転がります
そうして漸く全身の力を抜き、誘う眠気に逆らわず瞼を伏せると、そのまますうっと滑るように意識は落ちていくのでした
…
………
……………
540 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/09/10(月) 01:01:13.32 ID:O3nsu3M20
<イベントについて>調教後の小イベント
ある程度体力が残った状態で調教を終了すると、ランダムで小イベントが発生します(0〜80%)
イベントの種類は複数存在します。少ないですが。以後増えるかどうかは未定です
基本的には独立した内容ですが、直前の調教に関連した展開になる事もあります
今回の場合は後者でした(+安価
>>522
の選択肢で多少展開が変化する感じで)
※なお、発生も内容もランダムですので安価での指定は出来ません
541 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/10(月) 01:19:25.05 ID:O3nsu3M20
十日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、部屋の中央のベッドに一方通行が横たわっています
どうやら珍しく眠っているようで、木原の来訪にも目覚める気配はありません
何となく足音を潜めてベッドに近付き、傍らに立って見下ろします
まるで胎児のように身体を丸め、幼児のようにあどけない表情です
顔の横にそっと手を置き状態を屈めて耳を近付けると、静かで緩やかな寝息を立てているのが聞こえます
そこまで近付いて漸く気配を感じたのか、白い睫がふるりと震え、薄い瞼の下からゆっくりと赤い瞳が現れます
「……よう。お目覚めか? 一方通行」
そのままの体勢で顔を覗き込みながら囁くように声を掛けます
一方通行はまだ半ば夢の中にいるようなぼんやりとした表情で木原を見上げています
身体の疲れはそこそこ回復しているようです
精神的な疲れが多少残っているようです
どうする? >>+2
542 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/09/10(月) 01:34:46.77 ID:O3nsu3M20
毎度ご来訪ありがとうございます
投下の度に挨拶を書かないと落ち着かない今日この頃、不安定にも程がある日々が続きましてすみません
何度かぶつ切りが続いたので思い切ってちまちま書き溜めた分を推敲しつつある程度まとめて投下してみました
こんな感じで良いんでしょうか。いまいちペースが解らない
いつも以上に細かく書き込み過ぎて、内容進んで無いのにレスだけ消耗してる様な気がします
もっと淡々とエロい文章が書きたいです。どうすれば良いんだ…
あと改行の限界に挑戦した気分
そういえば小イベントのパラメータ変動抜けました今気が付いた
次の投下時に回しますすみません
そんな感じで本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価や感想等いつもありがとうございます
続きはまた近日中に
それでは
543 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/10(月) 02:16:36.17 ID:g23QxCXN0
一方さんはエロいなぁーksk
544 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/10(月) 02:29:32.70 ID:imvKYAySO
ニヤニヤしながら昨日の事についてネットリなじる。
そのあと押し倒して首筋なめつつお前もう本当に後戻りできねーなぁ…的な事を囁く
乳首いじりつつ腹を愛撫で開発し、犯す
545 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/10(月) 03:29:41.81 ID:NjEHYcrDO
大量投下乙
>>1
の書く一方さんはエロ過ぎる
>>531
筆責めって何?
546 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)
[sage]:2012/09/10(月) 04:10:52.27 ID:uqpQCE8AO
くすぐる
547 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/09/11(火) 01:00:49.59 ID:rmuQypNj0
毎度ご来訪ありがとうございます
今回は本編の投下ではないですすみません
安価内容に関して確認と言うか、解釈に迷った部分がありまして
>>544
「腹」が表面か内部かでちょっと迷ったり、「犯す」≒「挿入」なのかなーと悩んだりしたのですが
腹を愛撫で開発 →
>>310
辺りを発展させた感じ
犯す → 腹コキ(そんな言葉があるかは判りませんけれども)
とりあえずこんな感じで。前者が手前味噌ですみません
明日の夜頃までにご訂正等頂ければ助かりますが、特にご指摘が無ければ上記の解釈で参ります
投下に来れるかはまだ未定ですけれども区切りという事ですみません
それから
>>540
に入れ忘れた小イベントのパラメータを
<パラメータ変動>
一方通行
「従順:Lv.10」↑
「欲情:Lv.10」↑
「恥辱:Lv.11」↑
「反抗:Lv.0」↓
「愛玩属性:Lv.7」↑
「被虐嗜好:Lv.1」↑
>>543
,
>>545
ありがとうございます
皆様のお陰で随分エロい子になっております。
>>1
の所為じゃないもん
筆責めは言葉通りのエロいプレイです。木原くンも好きかもしれないです
今日はこれだけです寝ますすみません
それではまた後日に
548 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/11(火) 01:01:54.01 ID:Z34Og/cSO
あー、わりぃ。おなかは外側な。
549 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/09/12(水) 02:10:55.64 ID:s7sNUtEX0
毎度ご来訪ありがとうございます
優柔不断で曖昧模糊なメンタルをどうにかしたい今日この頃ですすみません
>>548
早々に頂きましてありがとうございます
お手数お掛けしましてすみません
それではほぼ
>>547
の解釈で書かせて頂くという事で参ります
今更ですが。
折角安価頂いたのを更にお訊きするのってどうなんでしょうか
お手数をお掛けしてるのは勿論ですが、それ以前に失礼なことなのかなぁと思いましてですね…
今までにも既に何度かさせて頂いてしまってる訳で、本当に今更なのですが
何と言うか…基本的に
>>1
の解釈で書いてしまっても良いものでしょうか?、と
意図されたものとズレてしまう可能性は否めないのですけれども
そもそも最初の頃はそうだった筈なんですが、プレイの幅が広がるにつれて色々と迷い癖が出てしまい…すみません
相変わらずですみません
ご意見等頂ければ幸いです。色々治して生きたい
それでは本日は安価
>>544
,
>>548
から
しばらくは書けた分ずつまちま投下して参ります眠い
550 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/12(水) 02:13:39.04 ID:CQP/txISO
いや俺の書き方が悪かったから…マジスマン。後安価後に聞くのは別にいいと思う。
>>1
の解釈でやっちゃうのもありと思うし。
551 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/12(水) 02:16:01.35 ID:s7sNUtEX0
木原は半分ベッドに乗り上げた状態のまま身体を起こし、眼下を見下ろします
ベッドに寝転がったままの一方通行はまだどこか夢見心地の表情です
寝起きで仄かに色付いた頬は微かに綻んでおり、穏やかな雰囲気を漂わせています
四肢の力を抜き、真っ白なシーツにすっかり埋もれているその姿は、何ともあどけない様子です
まるで昨日の痴態が幻か何かかと思ってしまいそうなほどです
実際には詳細な部分まで鮮明に映像に残ってしまっている訳ですが
無論、それは木原の記憶にもしっかりと焼き付いています
淡く微睡む瞳がどれほどに濡れて熱を帯びるのか、
薄く開かれた唇がどんな艶めいた声を上げるのか、
真っ白な肌が熟れた様に鮮やかな赤に染まるのか、
今すぐにでも寸分違わず脳裏に蘇らせられるほど明瞭に刻み込まれています
思わずモニタ越しに眺めていたバスルームでの痴態を思い起こし、木原の唇に獣めいた笑みが浮かびます
こくりと咽喉が鳴り、低く響いたその音に漸く一方通行の瞳がはっきりと視界を認識します
「お目覚めか、一方通行」
一方「………きはらくン…?」
先ほどと同じ言葉を掛ければ、語尾に僅かに滲む不穏な空気を敏感に感じ取った一方通行が、些か訝しげな声で名前を呼びます
それに無言で返しつつ一旦身体を離してベッドの端に腰を下ろし、長い足を無造作に組みます
のろのろと起き上がりベッドヘッドに凭れるように座る姿勢をとった一方通行の方に、身体ごと向きを変えます
そのまますいっと上体を乗り出して一方通行の顔を覗き込むと、ぴく、と一瞬小さく肩が跳ねます
木原の愉しげな笑みというのは大抵が一方通行にとっては不穏な展開が待っている事を意味します
故に経験則から無意識に警戒してしまうのは致し方のない事です
それを判った上で木原は更に笑みを深めます
にやにやという擬音が聞こえて来そうな、いかにも悪巧みをしていますと言わんばかりの表情です
熱を孕んだ予感にか、早くも薄らと赤みを帯び始めた耳元に唇を寄せ、ぼそりと呟きます
「――昨日は、随分とオタノシミだったなぁ…?」
一方「…っ…」
耳に掛かる息と密やかに響く声、そして何よりその言葉の含む意味に、一方通行が小さく息を呑む音が聞こえます
「テメェのケツに指突っ込んで、そんじゃ足りねぇっつってバイブしゃぶって突っ込んで、奥まで挿入て前立腺突いてぐっちゃぐっちゃやらしー音立ててよぉ」
するりと腋の下から差し入れた木原の手が一方通行の凭れているベッドヘッドに掛かります
「馬鹿みてぇにアヘ顔晒してエロい声で啼きまくりやがるし」
木原の伸ばした腕の中へ、逃れられないようにと一方通行の細身を閉じ込めている体勢です
「盛りの付いた雌犬かっつーの。しっかもカメラの前でだぜ? やっぱ露出狂だろオマエ」
一方「やっ…言う、なァ…っ、…っふァ…ンン、…それ…ェ、っ…あ……や、やめ…っ」
時折細めた舌先で真っ赤になっている耳朶をちろちろと舐め上げながら、甘い毒のような声で囁き鼓膜すら犯すように注ぎ込みます
少なからず恥辱が欲情を呼び覚ます性質の所為で、早くも一方通行は甘く蕩けた声を零しています
まるで茹で上がった蛸の如く真っ赤な耳朶を甘く喰みながら、木原は昨日の痴態を事細かに並べ立てて一方通行の羞恥心を嬲ります
「しかもよぉ――あんだけ散々乱れまくってイキまくったっつーのに、その後も凄かったよなぁ?」
バスルームでの隠し撮りに加えてリアルタイムで見物されていた事実を明かされても、それすら煽る材料にしかなりません
ぞくぞくと背筋を這い登る寒気にも似た感覚に、最早反論する余裕すらなくふるふると震えています
552 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/12(水) 18:57:00.67 ID:EeCxtt0DO
乙
聞くのは別に失礼とかじゃないよ。ちゃんと考えてくれてんだなぁって思う
俺は
>>1
の解釈とか展開好きだからそれで書いてほしいけど
553 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/15(土) 04:17:44.70 ID:fvawmIdv0
「随分やらしー格好だったぜぇ? カメラに向ってケツ振って、テメェの指突っ込んで白いモンだらだら垂れ流してよぉ」
木原はいやらしげに笑いながら揶揄い調子で昨日の痴態を並べ立てています
「ぶち込まれたザーメン掻き出してるみてぇだったぜ、ありゃあ」
敢えてそんな代物を選んだのは木原なのですが、まるで一方通行に非があるような物言いです
「しかもあんだけ腫れ上がってんのに結局オモチャまで突っ込んでひいひい善がりやがって。なぁ?」
くつくつと喉奥を震わせる木原の様子はどこまでも愉しげであるのに、どこか冷ややかな空気をも感じます
耳にふっと息を吹き込まれ思わずぴくりと跳ね上がると、それを押さえ込む様に木原の両手が一方通行の肩に乗せられます
ぐ、と下に圧し付けるような力を感じたのは一瞬
ベッドの中心に近い方へぐるりと身体を回転させられ、仰向けの状態でとさりと上体が背中から倒れます
一方「うあっ…!? …………え、あ…」
突然の意図しない身体の動きに反射的に声が漏れます
思わず閉じた目を恐る恐る開けば眼前には木原が薄く笑みを浮かべて覗き込んでいます
顔の横には細い手首を掴んだままの手が置かれ、上からはちょうど折り重なっているように見えます
脚が左右に割り開かれている所為でしんなりとした根が露ですが、細い腿の間には木原が陣取っているため膝を閉じる事が出来ません
簡単に言えば、全裸でシーツに押し倒され、圧し掛かられている状態です
一方「あっ……木原、く…」
唇に浮かぶ薄らとした笑みはそのままに、細い首筋や色付いた胸元を舐めるような視線が這い回ります
薄氷のような微妙な冷ややかさが嘲りを感じさせ、見下す瞳に知らずぞくりと寒気に似た感覚が背筋に走ります
同時に身体の奥がざわつくような気配を自覚しますが、木原に気付かれぬよう知らぬ振りで強引に押し込めます
一方「…ンゥ…っ」
不意に、前触れ無く屈み込んだ木原の唇が首筋を掠めます
耳のすぐ下の柔らかな部分を吸い上げ、押し当てた唇をするすると鎖骨まで滑らせ、今度は舌でゆっくりとなぞり上げます
一方「は、あ…っ…ン、…っふ…ァう…」
とくとくと脈打つ頚動脈に添ってねっとりと舐め上げれば、甘やかに声が蕩けます
逃げを打つというよりは自ら強請るように首筋を晒し、半ば伏せられた赤い瞳が陶酔したように潤んでいます
抗う素振りすら見せず与えられる快楽に素直に身を委ねる姿勢に、最早当初の反抗的な態度や性への無関心さは全くといって良いほど見出せません
時折無意識に覗く妙に初心な仕草に漂う不慣れなさが、ほんの僅かな面影を残すのみ
或る程度の範疇であれば辱めさえ快楽へのスパイスに摩り替わるという為体です
554 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/15(土) 04:18:28.02 ID:fvawmIdv0
「お前――もう本当に後戻りできねーなぁ」
沿った首筋から柔らかな皮膚の感触を愉しみつつ顎の下へと舌を這わせ、そのまま顎のラインをゆっくり舐め上げます
赤く色付いた耳へ辿り着くとぴちゃり、とわざとらしく濡れた音を立てて舌を差し入れ、嘲りを込めた声を注ぎ込みます
が、最早それすら今の一方通行には熱を煽る材料にしかならないようです
一方「ふァ、…っあ、は……あ、ごめ、…っなさ…――あ、ンン…っ」
何に対しての謝罪なのかも不明瞭ながら、それももう抑えきれなくなってきた喘ぎに混じり、やがて意味を成さなくなってしまいます
「…ったく。マジで堕ち切ったな、こりゃ」
柔らかな耳朶からつっと糸を引いて舌を放し、滴る唾液を構わず今度は胸元に滑らせます
一方「ひゃ、ン、…っあゥ…」
ぴくりと肩が揺れ、小さく零れた声は仄かに色めいています
押し当てられた唇は浮き出た鎖骨をなぞり、胸骨の間の薄い皮膚を辿り、再び頂きに口付けます
一方「…ふァ…あ、あっ、…は…ふ、ゥ…ン…っ」
乾いた感触の薄い唇が淡い桜色の粒を柔らかく啄ばみます
まだ柔らかかったはずの先端は少しばかり膨らんで芯を持ち始めています
「…そうだな。どうせならこんなトコでも開発してみるか?」
一方「ン、ン…っは……あ、ァ…」
濡れて色の濃くなった桜色を放し、反対側の乳首に吸い付きながら口の中で呟きます
直接伝わる微細な振動に、一方通行は押さえつけられていた手首を開放されたことにも気付かず、ぱさぱさと白い髪を振って喘いでいます
木原は自由になった片手で口に含んでいない方の乳首を摘み、指の腹で柔らかく擦り立てて控えめな刺激を加えます
開発済みの敏感な部分を左右同時にゆるゆると攻められて、密やかな嬌声が断続的に響き始めます
それに合わせて時折ぴくりと引き攣る、すっきりとした腹部にもう一方の空いた手をするりと滑らせます
筋肉量の少ない、そしてそれ以上に脂肪の殆ど付いていない腹部は、綺麗な形に薄らと筋が走っています
浮いた肋骨の間を指の腹でそっとなぞり、滑らかな腹部を掌で撫で回します
すっきりとした下腹部から更に下へ降りると、そこは陰毛どころか真っ白な産毛すら殆ど生えていません
まだしんなりしたままの根には触れないようにしながら、なだらかな恥骨のラインを一撫でするとまた上へと戻ります
上質な絹布を思わせる手触りを愉しみつつ、薄い皮膚を柔らかな手付きですりすりと撫で上げます
どちらかといえばくすぐったげに微かに身を捩る方が多いのですが、時々引き攣るような反応が返って来ます
それは下腹部、特に臍の周囲にポイントが多いようです
釣られるように思い起こされるのは、以前、散歩と称して外へ連れ出した時のことです
公園のベンチで一方通行に裸体を晒させ、膝の上に座らせて悪戯めいた行為を仕掛けた際、自分はなんと言っていたのだったか――
「よぉ、覚えてるか一方通行。――『腹筋ってのはある意味前立腺と繋がってるんだとよ』、『感じてんのか?』」
一方「ひゃゥ…っ! ………あ、ァ、…っそ…――ン…!」
ぺろ、と尖りきった乳首の先端を無造作に一舐めしてから口を離し、何時かの台詞を繰り返します
今一番敏感になっている部分への遠慮ない刺激に一瞬高く鳴き声が上がります
続けて耳に入ってきた何処と無く聞き覚えのある台詞に飽和しかけていた思考が鈍く回ります
数瞬の間を置いてかちりと当てはまる場面が映画でも見ているかのように脳裏に浮かび上がります
まざまざと蘇る記憶に咄嗟に言葉を紡げない一方通行を横目に、木原は臍の下に唇を押し当てるとちゅ、と音を立てて吸い上げます
555 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/15(土) 04:20:21.28 ID:fvawmIdv0
ぴくん、と薄い腹筋が震え、同時に低く呻く声が聞こえます
薄らと仄かに色付いた痕に舌を這わせ、ねっとりと舐め上げ、細く尖らせた舌先で臍の凹みを突付きます
一方「ひっ!? …ン、や、やめ…っそれ、や……っあ、やだ…ァ、…ひあァ…っ」
途端、びくりと背を弓のように撓らせ、鋭く悲鳴が上がります
思った以上の顕著な反応に嗜虐心を刺激されたのか、木原はすっと目を細め、酷薄さすら含んだ愉しげな笑みをゆるりと浮かべます
もっと奥まで穿るようにくりくりと刺激してやれば、仰け反った首を更に激しく振って身悶えます
啜り泣きにも似た喘ぎの合間に静止の言葉を繰り返し紡いでいます
引き付けを起こしかねない様子に流石に舌の動きを緩め、けれど止める事はしないままに、木原は思考を巡らせます
完全には解放を許されなかった一方通行は、小さく震えながら乱れた息に混じって掠れた声を上げ続けています
どうやら明確な快感を拾っている訳ではないらしく、零れる声には殆ど艶や熱を感じません
恐れ戦くような色を含んだ響きは嬌声というよりも悲鳴の方が相応しいかもしれません
四肢を強張らせてびくびくと震える様子は何かに耐え兼ねているようにも見えます
ただし、そこに恐れに似た感情は見え隠れしても決して嫌悪はなく、また不快を感じていない事が傍から見ていても解ります
一旦舌を放し、唾液の溜まった小さな窪みを指先で緩く撫でながら、木原は僅かながらも落ち着いた様子の一方通行に声を掛けます
「単純にキモチイイ…って訳じゃなさそうだな。どんな感じだ?」
一方「…っひ、ゥ……っ…わ…かン、な…っ…」
「アホ。それじゃこっちだって判んねぇだろうが。何でも良いから言え」
か細い声を搾り出すようにして一方通行が返すのをさらりと切って捨て、木原は問いを重ねます
同時に乳首を摘んだまま止まっていた手をゆるゆると動かしてやります
一方「……っは、ァ………な、ンか、…っ」
性感帯への刺激による快感と、慣れない腹部への違和感とが鬩ぎ合い、過敏になっている神経を嬲ります
見開いた瞳を今にも零れそうなほど潤ませ、混乱する思考を必死に巡らせています
一方「……腹の、奥…が、…ァっ……じわじわって…っ……する、ゥ…っ」
細く息が咽喉を通る音の合間、零れる声には少しずつ艶めいた色が混じり出しています
くにくにと柔らかく揉まれ続けてすっかり充血した胸の突起が齎す、僅かな痛痒を伴った快感が染み渡っていきます
緩急を付けて同時に与えられる二種類の異なった刺激は飽和する神経を混乱させて次第に交じり合い始めます
乳首を擦る指先はゆっくりと穏やかな刺激だけを与え、その一方で腹部、特に臍周りを中心に指の腹や唇、舌を使って丁寧に丹念に柔らかく愛撫を施します
そしてそれは、実際には殆ど感じていないはずの腹部への刺激による快感、という錯覚を引き起こします
556 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/15(土) 04:20:50.29 ID:fvawmIdv0
一方「ン…ふ…っ、あ、……は、あ…ン、」
唾液を絡めた舌先がつうっと臍の縁を舐め上げれば、薄らと熱を帯びた声が口端からぽつりと滴ります
ずっと乳首を弄っていた手は既に胸元から離れ、細い腰に添えられているだけです
始めは快感とは程遠かったはずの腹部への愛撫だけで、少なからず艶を含んだ声を響かせています
更に下へと視線を移せば、漸く根が緩く頭を擡げ始めています
流石に乳首や前立腺のようにそれだけで達する領域にはまだまだ程遠く、もしかしたらそこまで届く事は無いかもしれません
ですが、行為の前準備や戯れ程度の愛撫には十分使える程度の反応は引き出せるようです
考えてみれば、元々嫌悪や不快を感じなかった分、素質はあったのかもしれません
じわじわと時間をかけてゆっくりと引き起こされた熱で、全身が薄らピンクに染まっています
四肢や胸周りにいまだくっきりと残っている赤い縄目の痕と相俟ってやけに卑猥な光景です
そう気付いてみれば、腹部の滑らかな皮膚がぴくりと引き攣る様も妙にいやらしく映ります
視覚と触覚がじくじくと腰の奥から沸き起こる熱を呼び起こし、木原の欲情をあからさまに煽り立てます
下腹部にねっとりと舌を這わせながら、片手で器用にバックルと留め具を外します
既に芯を持ち始めた自身を取り出せば、ごそごそと探る動きに気付いた一方通行の目が木原を見上げます
無意識に手を追えば当然目に映る欲望の証に、赤い瞳が驚きに見開かれます
滲む先走りを塗り込めるように木原の手が自身を数回扱きます
まだ幼さを残す一方通行の根とは大きさも色も全く違う木原のそれが、筋を浮かせて硬く勃ち上がります
一方「――っ!?」
思わず見入っていた視線の先で、十分な滑りを纏った剛直がべたりと腹部に押し付けられます
感じる確かな質量と熱さに咄嗟に呻き声すらも出せず、ただ息を呑む音だけが響きます
「イイコだ。――動くなよ」
一方「……っ、ィ…!」
ずるる、と薄い肉の上を滑った屹立が撫で上げます
繰り返し丹念に施された愛撫で敏感になっている腹部は、腰の奥を震わせる大きな違和感と、既に錯覚とは言い切れない漠然とした快感を同時に齎します
それは、疼く、と表現するのが一番妥当なのでしょう
一方「ァ、…ァ…〜っ」
とっくに自由になっている両手を漸く動かし、開きっぱなしの口元に重ねて被せています
指の隙間から零れる声は混乱し調子外れにも聞える高い音で、仰け反った咽喉を抜ける掠れた母音を短く繰り返しています
ぞくぞくっ、と腰の奥から背筋を抜ける寒気にも似た感覚が、木原の剛直が肌を舐める度に何度も走ります
絶頂の時の脳裏が真っ白になるような強いものではなく、けれど決して意識の外に追い遣れるような弱いものでもなく
極々微弱な電流をほんの一瞬、けれど断続的に流されているようなその感覚は、幾度も幾度も重ねられていく内に積もり積もって大きなうねりを生み出します
木原が身体を割り込ませている所為で閉じる事の出来無い脚の付け根の部分
完全に勃ち上がって震える根の割れ目から透明な雫が糸を引いて滴り、下腹部や太腿を濡らしています
木原が腰を引く際に時折掠めてしまい、その度に戦慄く先端から溢れる先走りがぷしゃりと飛沫いて染みを散らします
557 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/15(土) 04:21:26.22 ID:fvawmIdv0
「はー…思ったよりやっべぇわコレ」
ずりずりと剛直を擦り付けながら木原が感歎にも似た声を落とします
「腹筋ねぇからどうかと思ったけどよ、結局脂肪も薄いからゴリゴリ当たる訳だな。あーマジでやべぇ」
言葉の割には余裕のある様子ですが、陰嚢もすっかり張り詰めていて限界が近いのは確かなようです
言葉が明瞭に聞き取れた訳ではないのでしょうが、声に反応したのか一方通行がどこか茫洋とした視線を向けます
それににやりと唇を引き歪ませると、
「一方通行。そろそろぶっ掛けんぞ…?」
半ば面白がるような口調で言い放ち、一番反応の激しかった臍の窪みに先端をぐりぐりと押し付けます
一方「っ…! ィ…っァ、――…ァ…っ!」
「…ぅ、く…っ」
快感だけではなくぞくぞくと背筋を這い登る震えがあまりに強く耐え兼ね、目を零れんばかりに大きく見開き、噛み締めた歯をがちがちと鳴らして仰け反ります
そうすると必然的に押し付けていた先端を強く押し返される形になり、一方通行は勿論の事、木原も思わず呻き声を漏らします
剛直がぶるりと大きく震え、大量の精液が断続的に吐き出されます
腹部だけでなく、胸や、手で覆ったままの口元にまで熱い白濁が降り掛かります
また、大きく開かれっぱなしの太腿や、透明な飛沫を散らしてくたりと力を失っている一方通行の根にも白い滑りがべっとりと絡み付いています
まだ随分と余裕のある木原とは対照的に、一方通行はぐったりと全身をシーツに沈めています
肩や、精液に塗れた胸を大きく震わせ、乱れた息を何とか整えようとしています
どうする? >>+2
558 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/09/15(土) 04:21:57.13 ID:fvawmIdv0
毎度ご来訪ありがとうございます
書き途中で寝落ちしてばっかりでちまちまとしか進みませんです眠い
>>550
,
>>552
ありがとうございますすみませんありがとうございます
次の安価は多分大分先なのでゆっくり考えてみようと思います
そして多分まだまだ色々とうだうだやっていくと思いますすみません
未だに色々と試行錯誤ばかりですが生温くお付き合い下されば幸いです
そんなところで本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
明日も早いというのに何やってんだろう明日って言うかもう今日ですけど
さておき
安価等ありがとうございます
続きはまた後日
それでは
559 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/15(土) 04:47:24.41 ID:GFjm7uXSO
ksk
560 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/09/15(土) 12:06:10.65 ID:R5F1Xapso
液を全て舐め取らせる
舌が届かない場合は手を使って良い
毛繕いに見えなくも
561 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/17(月) 02:55:07.77 ID:RnWwIY4Y0
>>560
から参ります
未だ呆然とした表情の一方通行がゆっくりとした呼吸を繰り返しています
紅潮している滑らかな頬に飛んだ白濁を木原が無造作な手付きで拭います
感触に反応したのか、宙を彷徨っていた瞳がゆるりと視線を下方へと向けます
口元に添えられた指先が薄く開いた唇を緩やかな動きでなぞります
開きっぱなしの口端から零れた唾液を拭うと、差し出した手を一旦引き戻します
わざとゆっくりとした動きに釣られる様に上体を起こす一方通行に向けて木原が口を開きます
ですがその前に、未だ残る余韻に僅かに震えながらも持ち上げられた白い手が木原の手を捉えます
そして唇の隙間から差し伸ばされた赤い舌が、指に絡みつく白濁を掬って口に含み、こくりと音を立てて嚥下します
木原が指示を出す前に意図した通りの行動をとる一方通行に、声こそ出さないものの流石に軽く目を見開きます
無言で僅かに瞠目する木原の視線の先で、一方通行の細い指が掴んだ掌を柔らかな仕草で広げさせています
てらてらと滑る掌の、木原が自身を扱いた際にこびり付いた先走りを、幾度も舌を這わせて丹念に嘗め取っていきます
それが終わると節くれ立った長い指を一本一本根元から先端まで丁寧にしゃぶり始めます
一方「…ン…む……ンう、…っ…」
口に含んだ指に舌を絡め、やけに可愛らしい音を立てて吸い付く様は、まるで赤子が乳を飲むようなあどけない仕草です
しかし反面、零れる声は熱を帯びて艶かしい響きです
ふやけてしまう前にと指を引くと僅かながら抵抗が掛かり、ちゅぽん、と音を立ててようやく離れます
一方「…っふ、は……っはァ…」
後を追うように差し出された赤い舌に白い精液が絡みついてる光景がやけに卑猥です
名残惜しいと言わんばかりに唾液がつうっと糸を引き、粘つく雫が顎を伝ってゆっくりと滴り落ちます
それを何となく追えば視界に飛び込んで来るのは透けるように真っ白い肌とそれを盛大に汚す濁った白い飛沫です
「ははっ。見事に全身ザーメン塗れだな、一方通行。AV女優みてぇ」
面白げに咽喉奥を震わせ、にやりと唇の一端を引き上げていやらしげな笑みを見せ付けます
投げ掛けられた言葉に自身を見下ろし、今更ながら羞恥に白い頬を一層赤く染め上げる様は相も変わらず初心な反応です
実情に反してまるで生娘のような素振りに、どうせならもっと辱め追い詰めてやりたいという気分がむらむらと沸き起こります
また、僅かながら読み取れる物足りないと言いたげな表情はどうやら無意識のようですが、表出した欲望を逃す道理もありません
再び手を伸ばし顎から首筋にかけて伝い落ちて行く白濁を拭うと、薄く開いたままの唇を割って無造作に口内へ突っ込みます
「そんなに好きなら存分に嘗めりゃ良いさ。ほら、まだあんぞ」
一方「むぐゥ…! …っンン、ンむ、…っふ、ァう…」
突然の行為に思わずくぐもった呻きを零すものの、反射的に吐き出そうと蠢いた舌はしかしそのまま指に絡み付きます
潤んだ瞳を一層とろんと蕩けさせ、ぴちゃぴちゃと濡れた音を立てて嬉しそうに嘗めしゃぶっています
今度は途中で抜き取るような事はせず好きにさせてやると、爪の隙間から指の股まで丁寧に舌を這わせてからようやく口を放します
すっかり綺麗になった木原の手から掴んでいた指を外し、一方通行は一見満足げに熱っぽく甘やかな溜息を零しますが、
「そんなんじゃ足りねぇんじゃねぇのかよ」
木原の手に付いた量は極少なく精液も先走りもとっくに嘗め尽くして、途中からはただ指をしゃぶっていただけです
「良かったなぁ。まだまだ残ってんぜ? ――どうせなら全部綺麗にしちまえ」
それも、と言いつつ指で指し示したのは一方通行自身の身体です
特に胸元から下腹部にかけて盛大にぶちまけられた白濁が重力に従ってゆっくりと滑らかな肌を伝い落ちて行きます
或いは起き上がる際に閉じた脚の間――もっと具体的に言うなら一方通行自身の性器や会陰や更には尻穴の方にまでも大量の精液が絡み付いています
562 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/18(火) 00:59:38.61 ID:Lwec5t9B0
白濁に塗れた自身の肌をぼんやりと見下ろす赤い瞳が一層潤みを増します
内側で燻る感覚に耐え兼ねたように熱を孕んだ吐息が零れ落ちます
ふと気付いたように中途半端に投げ出されていた手を引き寄せると、青く血管の透ける白い甲や薄らと筋の走る細い腕にも木原の放った欲の名残が飛び散っています
今にも滴りそうな雫に誘われたように差し出される赤い舌は透明と白濁の混じり合った粘液を纏っています
少しずつ乾き始めている精液を唾液で解いて綺麗に舐め取りながら、辿る唇が肘から手首へと上って行きます
淡い桜色の爪の先まで舐め上げ、ふ…と小さく溜息を吐くと、再び視線が自身の胸元へと向けられます
紅潮した肌をゆっくりと伝い落ちていくどろりとした液体を繊細な指先が掬い上げます
指ごとぱくりと口に含んで刮ぎとっては咽喉に絡みつくそれをこくり、と飲み込みます
やがて幾度も繰り返すのに飽いたのか、或いは少量ずつでは物足りなくなったのでしょうか
掌を椀状にして肌に当てつつ臍の辺りから胸元までを纏めて拭い上げれば、手全体に粘液が絡み付きます
それを、ちゅる、じゅるる、と粘ついた音を立てて啜り上げます
流石に粘度の有る物を一度には含み切れなかったのか、唇の端から唾液と混ざり濁ったマーブル状の液体がたらりと零れます
ごくりと咽喉を鳴らして飲み下し、感歎にも似た溜息を吐くと、口内で上顎と下顎が間に白い糸を引いているのが垣間見えます
僅かに肌にこびり付く残滓を唾液塗れの指でぐいと拭い、そのまま手を下へ滑らせて次は股間に溜まった白濁を掬い上げます
窪んだ掌に溜まった精液に、もう一方の手で太腿を拭って集めた分も加え、両方の掌を器代わりに口元へ運びます
ぎりぎりまで近付けた唇の隙間から舌が差し出され、白く濁った水面へとぷんと沈みます
ぴちゃぴちゃとやけに粘ついた音を立てながら、まるで幼い獣がミルクを舐めるような仕草です
ある程度口内に溜まったところで唾液と混ぜ、咽喉に絡みつくそれに噎せそうになりながらもごくりと妙に響く音を立てて全て嚥下します
比較すればそれなりとはいえ結局の所然して容量も無い即席の器はあっという間に空になってしまいます
僅かな量をも惜しむように細められた舌がつう…っと指の間に残ったモノまで丁寧に舐めとります
唾液塗れの掌をシーツに押し付け腕で身体を支えながら、少しばかり腰を浮かせます
空いている手を潜らせて狭間から会陰までを撫で回して精液を掻き集めます
緩く芯の残っている根にも木原の精液がまるで自身が吐き出した名残のように絡みついています
残念ながら一人尺八を行うには大分無理があるのは明白で、自慰と似た手付きで根元から先端へと緩く握り込んだ手を扱き上げます
その動きで僅かに管に残っていたらしいカウパーが押し出され、鈴口からこぷりと溢れて木原の精液と混じり合います
自分の性器周辺に付着していた事も己の先走りが含まれているのにも頓着する素振りはありません
寧ろ名残惜しげに少しずつ啜り、掌の筋に残った僅かな残滓も丁寧に舐め上げて、一雫すら残さずに飲み干します
ゆっくりとした熱っぽい呼吸を鎮めるようにそっと繰り返していた一方通行がふと顔を上げ、視線をふらりと揺らします
茫洋としていた瞳は明確な意図を持って木原を上から下へと眺めやり、ある一点でぴたりと止まります
視線は外さずその先、つまり木原に向って両手両膝を突いたまま一方通行が身を乗りだします
半ば倒れこむように上体を沈めた先は、一方通行の正面でベッドの上、崩し気味の片胡坐で座っている木原の股座です
まだ余り硬度を失っていない剛直は潤滑剤代わりに塗りこめた先走りと零れる精液が綯い交ぜになって濡れそぼっています
全てをと告げた言葉を何処まで含めて解釈したのか、一方通行は木原に確認や了承を窺う事も無く逞しい股間に顔を埋めます
一方通行とは違いきっちりと生え揃っている下生えを適当な房に分けてぱくりと銜え、唾液で潤し唇で柔らかく扱いて絡みつく白濁を丁寧に取り去ります
毛並みを手櫛で整えつつ奥で膨らんでいる双球を細い指でそっと持ち上げて支え、隙間から零れて裏側や陰部を濡らす粘液を綺麗に舐め取ります
茂みからすらりと勃ち上がったままの剛直は銜えるのではなく、舌全体を使って根元からぐるりと回りつつ先端へ向ってゆっくりと舐め上げていきます
時折僅かに零れ落ちる白濁も余さず飲み下しつつ、最後に先端に唇を当てて管に残った残滓を吸い上げると、今度こそ本当に満足げな溜息を漏らします
どうする? >>+2
563 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/18(火) 01:00:14.32 ID:9LbIkD9SO
ksk
564 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/09/18(火) 01:10:00.09 ID:RuDGcGi1o
誉め殺し
565 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2012/09/18(火) 01:10:49.14 ID:5aPmkzxAO
今日は何するかを考えつつ全身を温かいタオルで拭いてやる
566 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2012/09/20(木) 23:32:06.00 ID:WRwOa7EAO
まだかなぁ
567 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/09/23(日) 03:40:45.97 ID:rp1PoGEB0
毎度ご来訪有り難うございます
またもや大変ご無沙汰致しましてすみません…
お待ち頂いてた方には非常に申し訳無く且つ大変恐縮ですありがとうございます
忙しいというほど忙しくも無かったはずなんですが
引継ぎとか一時引越しとかギブス外しとかで何だかバタバタ慌しかった感じですすみません
取り敢えず自分なりの解釈で出来る所は頑張ってみようと思います
そういえば前にもそう言ってたし自分で。すっかり忘れてたけdゲフン頑張ります
意図の斜め上をぶっ飛んでたり結局お尋ねしてたりしたら生温く鼻で笑ってやって下さいませ
では本日は安価
>>564
から
誉め殺し≒言葉攻め的な解釈で参ります
568 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/23(日) 03:42:14.66 ID:rp1PoGEB0
指先についた僅かな残骸を赤い舌が名残惜しげに嘗め取ります
口内で唾液と混ぜ合わせ、こくり、と咽喉を鳴らして嚥下します
はぁ、と小さく息を吐く濡れた唇は艶めいた淡い笑みを湛えています
薄い瞼の半ば伏せられたうっとりとした瞳はすっかり情欲に潤んでいます
木原はしばらくその様子を眺めた後、おもむろにすっと手を伸ばします
白い頭に指を差し入れ、少しばかり湿気を含んでなおさらりとしたその感触を密かに愉しみつつ、
「……まぁ、こんなもんかね」
横柄な視線で白い裸体をざっと検分するように眺めてから呟きます
多少べたついた感じが残っている程度は、指で拭っただけなのだし妥協してやっても構わないか、とは心中のみに留めます
「随分綺麗に出来たじゃねぇか。偉いな? 一方通行」
多少わざとらしい口調でそんな言葉をかけてやります
流石に訝しさを覚えたらしい赤い瞳が僅かに窺うような色を浮かべます
例えるなら小さな子どもの初めてのお使いを誉めそやすイメージ…あえて臆面も無く率直で判りやすい言い様です
それをやるのが木原から一方通行へでは違和感が勝っても仕方が無いのかもしれません
けれどこの場合、ストレートな物言いが一番相応しいあろう事も否めません
好意的な言動を向けられる事が圧倒的に少なかった一方通行にとってそれが「誉める」為には一番効果的と言えます
とはいえ最終目的はそこではないのですけれども
誤魔化しを兼ねて褒美代わりに細い髪を掻き分け頭皮を指の腹で柔らかく撫でてやります
繰り返し行き来する柔らかな手付きに、一方通行がいかにも気持ち良さ気に目を細めます
「よく出来ました、ってか。……ははっ。あんだけ盛大にぶちまけたモン、本当に全っ部嘗めちまいやがるし」
ふわふわとした頭頂を掌で柔らかく撫で付け、形の良い後頭部からゆっくりと撫で下ろします
襟足から首筋を辿って耳の後ろまで指を滑らせ、薄く柔らかな皮膚の感触を堪能しつつ緩やかに撫で擦ります
柔らかく優しく穏やかな動きはしかし、ご褒美と称して頭を撫でるには妙にいやらしげな手付きです
「初めてでもちゃんと言う事こなせるんだから優秀だよなぁ? 流石に第一位なだけあるってか」
一方「……ンっ…」
ぞく…と背筋を僅かに震わせ少しばかり首を仰け反らせた一方通行が、ぴくりと小さく肩を跳ねさせます
襟足の辺りをするすると撫でる手は果たして宥めているのか煽っているのか、判別がつきません
反面、細く息を震わせながらも指の動きから逃れようという素振りもありません
蕩けているくせに頑なな態度の一方通行を眺める木原は愉しそうに目を細め、くつりと咽喉奥を鳴らします
「顔上げて口開けて、べろべろ嘗め回して。ちゃんと全部良く見えるようにやってんだから偉いよなぁ」
「折角ノリノリでやらしートコご披露だったっつーのに。またカメラ回しときゃ良かったぜ」
珍しく、惜しい事をした、と言わんばかりの様子で木原が嘯きます
とは言え、監視を兼ねた隠しカメラでの録画は常に行われているので内心そこまで落胆している訳でも無く、
「しっかも旨そうにザーメン啜ってたしな。いつのまにそんなになってんのオマエ?」
一方「…っン……な、ことっ…」
いやらしげに唇を引き歪めて揶揄う声はからりとしてやけに愉しげです
囁く声に緩く首を振って反論を試みますが、脳裏に蘇るつい先ほどまでの己の痴態に思わず言葉に詰まってしまいます
或いは少しずつ追い立てられていく反面もどかしくもある衝動に耐え兼ねているようにも見えます
569 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/23(日) 03:44:23.30 ID:rp1PoGEB0
「――っつうかよぉ…」
ふと何かを思い起こしたように、呼びかけた木原が僅かな沈黙を落とします
一旦閉じてまた薄らと開いた唇が、ふ…と大部分の揶揄に微かな嘲りを含んだ笑みを浮かべます
「俺が綺麗にしろっつったのはテメェの身体だけだったんだけどよ」
意味は分かるよな、と意地悪げな声がくつくつと笑いながら鼓膜を揺らします
髪を梳いていた指が首筋をゆるりと撫で、掌を顎に掛けてぐいと持ち上げやや上向きの状態で固定します
朱を刷いた耳元に唇を寄せ、とろりと甘い蜜の毒を注ぐような声がそっと紡がれます
「俺のブツまで嘗めろとは一言も命令した覚えはねぇんだがな。言われなくても率先してしゃぶるとか、本っ当に偉いよなぁ一方通行ぁ」
にやにやと笑いながら囁かれた言葉に、ふわっと浮かび上がるように一気に頬が朱に染まります
告げられた言葉は明瞭に効果を齎し、限界まで潤んだ瞳から静かに零れ落ちる一滴がシーツに染みを作ります
一方「……っ」
けれどもその理由は決して羞恥や恐懼によるものだけではありません
はっ、はっ、と短く浅く繰り返される密やかな呼気はまるで発情した獣が熱を鎮めようと抗っているかのようです
激しい快楽を伴って幾度も繰り返される事で刻み込まれた一種の倒錯的な性質は、羞恥と共に紛れも無い欲情を呼び覚まします
中途半端に立てられた膝がもぞもぞと蠢き、細い腿がじりじりと擦り合わされています
脚の付け根付近では色素の沈着が無い綺麗な色をした一方通行の性器が、再び緩く首を擡げ始めています
ある種可愛らしささえ漂わせてプルプルと震えている先端から、つうっと糸を引いて透明な雫が滴ります
胸元では小さな胸の頂がぷくりと膨らみ、染み渡るような痛痒と、じんわりとした熱を帯びています
こびり付いた精液を削げ落とすのに何度も擦り立てていた所為で、淡いピンク色だったそこはすっかり充血してしまっています
乾いた唇をちろりと嘗める赤い舌が妙に隠微な空気を醸し出しています
そうして唾液の滲む口端を親指の腹でつうっと撫でれば、薄く開かれた唇が指先を捉えて柔らかく食み、舌先がそっと嘗め上げます
細い指が木原の手を包むように絡み、ぱくりと第一関節ほどまでを銜えて軽く吸い上げながら、しっとりと濡れた赤い瞳が木原を見上げます
露骨に媚を売る仕草や縋るような上目遣いは恐ろしい事に殆ど無意識の産物です
ねっとりと指に絡みつく口腔の柔らかさと熱が、実はまだ全然冷め遣らぬ木原の情欲をじわじわと煽ります
どうする >>+2
570 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/09/23(日) 03:45:47.44 ID:rp1PoGEB0
本当はもっとじっくりねっとり追い詰めたかったんですが
如何せん正直台詞回しほど苦手な物は無いという書き手としてあるまじき欠陥が
言葉攻め自体は大好きなんですけど
基本的に台詞の割合が非常に少ないのは実はその所為だったりしますすみません
なので台本形式とか無理の極みです多分書いた事無いですが
全部地の文だけで書けってのはそんなに苦でもないのですが
でも書けと仰られればどんなのでも頑張ります。うん。頑張りますですよ
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません超眠い
足が軽くて超楽ですきっと今日からちゃんと眠れるいやっふー
さておき
安価等頂きましてありがとうございます
続きはまた後日、出来れば明日も来れたら良いなと思います
それでは
571 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)
:2012/09/23(日) 04:38:48.72 ID:JaVW77CAO
おつ。
572 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/09/23(日) 04:58:42.96 ID:jbIqWl0to
乙
女装させて街中でばれないようにプレイ
スカートだと弄りやすいし器具とか隠しやすい
573 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/24(月) 02:23:50.69 ID:lecHyCCZ0
安価
>>572
にて参ります
前置きに
>>565
を頂きます
(さて、この後どうすっかな……)
まだ半日ほど残る今日のスケジュールを考、深い所で燻る熱を落ち着かせる為にやや大きめの息をゆっくりと吐き出します
一方「…っ」
自分に対して溜息を吐かれたと思ったらしい一方通行がびくっと小さく震えて木原を窺います
「ん? ああ、別にお前を責めてる訳じゃねぇよ」
過剰な反応を宥めるようにさらりと頭を一撫でし、木原がベッドから立ち上がります
(久々に外にでも出てみるか? いっそ街中でも行くかな。この前は人もロクにいなかったし)
そうなると、シャワーとまでは行かなくともある程度きちんと身体を綺麗にする必要があります
傍らのワゴンを引き寄せ、小型のウォーマーから温かいタオルを取り出し下肢を拭うと、手早く衣服を整えます
汚れたタオルをその横のボックスに放り投げると、新しく一枚を取り出し次は一方通行の顔を拭ってやります
「大人しくしてろよ」
更に首筋や肩へと滑らせ、指で擦っただけでは落ち切らない残骸を丁寧に拭き取って行きます
柔らかな手付きで皮膚を拭う上質なタオルの肌触りや温度、べたつく肌が綺麗になっていく感触に、一方通行は気持ち良さそうな様子です
ある程度拭いては新しい物に取り替えながら丁寧に身体を清められ、うっとりと目を伏せて大人しく木原に身体を預けています
手は胸元へと差し掛かり、少しばかり硬さを残す乳首を撫でると流石に小さく声を漏らします
微かな吐息交じりの甘やかな声は極小さな囁き程度で、それでもしっかり聞えていた木原ですが、特に反応は返さず手も止0めません
まだ敏感なままのそこをタオル越しに出来るだけそっと撫で上げます
肉付きの薄い肋骨から腹部へ、ひくりと引き攣る薄い皮膚を、浮き出た筋に沿ってタオルを滑らせます
一番多く精を散らした下腹部では特にべたつく臍の周りを重点的にタオルを当てて行きます
全身を這い回るささやかな感触に、ゆるゆると頭を擡げ始めているもののまだ柔らかな性器を、余り刺激しないようにそっと拭います
余り見えない所為か股の間には所々べったりと付着したままで、それも綺麗に拭き取ってやります
更にその奥、会陰から尻穴にかけては幾ら柔らかな手付きであっても流石に敏感な反応が返りますが、
一方「…っ…ン…、ァ、…っンン…」
木原の言いつけを守ろうとしているのか、切なげに身を捩り、僅かに腰をくねらせながらも必死に声を堪えています
漸く全身を清め終わり、使ったタオルをダストボックスに無造作に突っ込みます
一方通行はベッドの上で、綺麗になった裸体を自らの腕でそっと抱きしめるようにして座り込んでいます
穏やか過ぎる愛撫を全身に時間をかけて施させていたようなものですから仕方が無いのかもしれません
細く吐き出される吐息は乱れてこそいませんが、仄かながらも確実に甘やかな熱を含んでいます
それを横目に見つつ無言でいると、ある程度収まった一方通行が躊躇いがちに木原を上目遣いで見上げてきます
整えるのに時間を掛けてしまい待たせてしまったのかと、恐る恐る窺っているようです
574 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/24(月) 02:24:44.52 ID:lecHyCCZ0
「――よし。出掛けんぞ、一方通行」
一方「………は?」
木原の脳内予定など知る由も無い一方通行からすれば余りにも唐突に告げられた言葉は、二重の意味で咄嗟に理解しかねるものだったようです
一方「え、あ……あの……き……木原、くン…」
「あん?」
先ほどまでとは一転、涙目になっている一方通行に首を傾げる木原でしたが、続く言葉で納得します
一方「また、その、く………首輪、とか……は……裸…なのか……?」
何度も声を詰まらせ言い淀みながら紡がれた言葉に、揶揄ってやっても良かったのですが、既に泣きそうな様子に何となく気が削がれます
木原は自然と浮かべかけた意地の悪い笑みを早々に消し、それを否定してやります
「いや、今回は目的が違うからな。ちゃんとした服を着せてやるよ」
その言葉に小さく安堵の息を吐く一方通行ですが、
「ま、首輪は流石にしねぇと出れねえが」
続いた台詞にぴしりと固まったのを些か呆れたように眺めます
「中継機器が無けりゃお前、演算剥奪の廃人モードだろうが。……単体なら首輪っぽいデザインのチョーカーにしか見えねえから平気だろ」
一方「………う、ン」
脅しなのか慰めなのか良く判らない台詞でしたが、とりあえず一方通行の怯えた空気は払拭できたようです
(あーあ、この反応……前回苛めすぎたか? やっべ)
言葉の割には特に反省もしていない木原は心の中だけで呟くと、ワゴンの下段から何かを引っ張り出します
出てきたのは布の束――よく見るとそれらは数枚の衣服のようです
そのまま無造作にベッドの上に放り投げれば、ばさり、とシーツにが広がります
一方「………。なァ…コレ…」
眼前に広げられた一式を見て一方通行は思わず沈黙し、やがて戸惑ったような声を上げます
一方「…女物…じゃねェの…?」
「ああ、そうだぜ?」
一方「………俺…男…なンですけどォ…?」
「そうだな。それがどうかしたか?」
一方「………何でもねェ」
あっさりと返す木原の様子に、どうやら間違いではなく、しかも拒否どころか選択権も無いらしいと悟ります
なにせ下着まで女物が用意されています
勿論着用した事など無い一方通行にも解り易いようにとの配慮なのか、着脱の簡単なフロントホックタイプです
上下セットで淡い色合いのそれは繊細なレースで控えめに飾られ、シンプルながらも可愛らしいデザインです
服を着る前にと先に例の首輪を取り出し手際良く取り付けている木原に気にした素振りはありません
「まぁ、嫌なら下は履かなくても構わねぇがな」
胡乱気な目をしている一方通行に対し、木原は手を止めないまま「あ、ブラは付けろよ?」とさらりと言い放ちます
まるで何でもない事のように言い放つ木原の平然とした様子に、一方通行は色々と諦めたようです
最後の抵抗といわんばかりに恐る恐る手を伸ばし、引き寄せた一式を、躊躇いの残る手付きで身に付けていきます
羞恥で頬を真っ赤にしながらの拙い逆ストリップを、木原がにやにやといやらしく笑って眺めています
枚数の割には時間を掛け、ようやく全ての衣服を身に着けた一方通行は、真っ赤な顔を伏せたままのろのろとベッドを降ります
575 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/24(月) 02:25:56.43 ID:lecHyCCZ0
木原の目の前には一見美少女にしか見えない少年が、いかにも恥ずかしそうに俯きながら佇んでいます
(……しっかしまぁ……思った以上に違和感がねぇなオイ)
改めて全身を眺めての感想を一言、声に出さずに呟きます
白く華奢な体躯を包むのはシンプルなデザインのセーラー服です
涼やかな色合いの花を象った髪飾りが白い髪をさり気なく彩ります
用意された衣服は学園都市にある某高校の制服です
平日の昼間の時間帯に学生の格好をしてうろつけば見咎められる可能性があります
ですがそこに白衣を身につけている木原が一緒であれば、研究者と能力者の組み合わせにしか見えず、実験協力と見做される筈です
敢えて問題があるとすれば、幾ら白衣を着ていても一見して木原は普通の研究者にはどうしても見えない事でしょうか
とは言え個性的な人間の坩堝と行っても言いこの街では結局そこまで追求される事も無いとも言えます
実際には調教者と調教中の性奴隷候補な訳ですが
特に意味の無い思考を止めると木原はこきりと首を鳴らし、まだ俯いたままの一方通行を眺めます
立地上寂れているといっても過言では無いこの場所からそれなりに人通りのある街中へ出るには多少の時間を要します
完全放下時間に近付けばそれだけ人通りも増え、交通機関も混んで来ます
前半の調教で既に半日は過ぎていますので、事前にしておく事が特に無ければそろそろ出発した方が良いかもしれません
スカートを握り締めている細い指を何となく見遣りながら、木原は軽く首を捻ります
どうする? >>+2
※目的(建前可)、目的地(具体でも大体でも可)、移動手段(徒歩・乗物等)等を含みます
※或いは出掛ける前にしておく事など
576 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/09/24(月) 02:26:25.73 ID:lecHyCCZ0
毎度ご来訪有難うございます
日付とっくに変わってしまいましてすみません
女装版一方通行のイメージは言わずもがなの鈴科百合子嬢です
定番かなと思ったのですけれども、苦手な方がいらっしゃったらすみません
そんな感じ本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等頂きましてありがとうございます
続きはまた近日中に
それでは
577 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/24(月) 02:49:38.27 ID:fw6z/t/y0
乙
女装来た!ksk
578 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/24(月) 07:32:50.85 ID:PDozzceSO
乙
579 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/24(月) 12:00:30.59 ID:rKXtXc+IO
乙
乳首にリモコンローターつけて第七学区を散策
580 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/25(火) 02:36:16.58 ID:0G4Y0mUH0
安価
>>579
にて参ります
追加要素に
>>474
を頂きます
ざわざわと人のざわめく喧騒が開けた空間に犇めいています
此処は第七学区の中心を貫く大通りです
どうやら既に放課となった学校もあるようで、辺りにはちらほらと学生の姿も見られます
その中で、どこか隠し切れない異質さを醸し出す二人が通りを連れ立って歩いています
長い白衣の裾を捌きつつ悠然と歩を進めるのは、周りから頭一つ飛び出して目立つ長身痩躯の男性です
鋭い顔立ちに大きく刺青を刻んでおり、鞭のようにしなやかな印象で、服装に反して一見研究者には見えません
そのすぐ後ろを俯いたまま些か覚束無い足取りで付いて行くのは、スタンダードなセーラー服に身を包んだ小柄な少女です
透けるように白く、折れそうに細く、いっそ消え入りそうに儚げな雰囲気で、遠目でも判るほどの端正な顔立ちです
繊細な指先は前を行く男性の白衣を遠慮がちに摘んでいます
人込みに慣れていないのか、或いは注目されるのが気恥ずかしいのか、頬は熟れた桃のように柔らかく色付いています
傍目にも肌理の細かさが判るくらいに滑らかで、且つ目元まで朱に染まっているのが妙に艶かしく映ります
時折指先に力が篭り白衣に皺を寄せていますが、男に気にした様子は見られません
寧ろ少女をちらりと横目で眺める視線が愉しげな色を帯びてさえいるようです
研究者らしからぬ白衣の人物が相当のS気質なのか、或いは既に何かの実験でもしているのでしょうか
事情を知らない人間が、しかも遠目に眺めているだけではさっぱり判る訳もありませんが
一方「…ンン…っ……ァ…ン…」
密やかに響く低い唸りと微かな振動に、細い肩がぴくんと跳ねては小さく息を呑む音が零れます
その度にきゅ、と摘まれた白衣が引かれ、俯き気味の顔を横目で窺えば唇を噛み締めつつ眉が切なげに顰められています
敏感な胸へと与えられている微弱な刺激に必死に耐えているようです
詳細を述べるなら、木原の唾液で濡らした乳首にクリップ型のローターを取り付けられている状態です
なにせ出発時から今までずっとバイブレーションのスイッチが入れっぱなしになっています
更には遠隔操作で木原の意の侭に緩急を弄られ、敏感な部分をピンポイントで長時間責められ続けている所為で大分息が上がっています
女物の衣服を着たまま人通りのある街中を昼日中歩き続け、どうやら第一位だとは全く気付かれていないようなのは幸いですが
燻る熱を緩やかに煽られる感覚にじわじわと込み上げてくるのは紛れも無い欲情で
無意識にか細い腿を擦り合わせているのは、本当はその奥に刺激が欲しいのだという自覚を紛らわせる為でもあって
そんな素振りにどうか気付かれないようにと心底願わずにはいられない一方通行ですが、勿論木原が察しない訳も有りません
寧ろ全て判った上で敢えての放置です
何せ未だ漸く街中に繰り出したばかりなのですから
オタノシミはこれから、といった所でしょうか
木原は先の展開を予感して知らぬ内に薄らと笑みを浮かべている己に気が付き、咽喉をくつりと鳴らします
思わず漏れた小さな笑いはどうやら一方通行の耳には届かなかったようで、余裕の無さが窺えます
581 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/25(火) 02:37:40.28 ID:0G4Y0mUH0
このまま大通りを冷やかして歩くのも悪くはないでしょう
が、折角外へ来たのですからどこかへ出向いてみても良いかもしれない、と木原は内心で一人ごちます
地区の特性上、通りには主に学生をターゲットにした店舗が多く立ち並んでいます
方向を変えて少し歩けば中学校や高校、あるいは学生寮なども数多くあります
また、路地裏にはスキルアウトが屯している塒なんかも点在している筈です
どうする? >>+2
A.大通りの散策を続ける
B.どこかの店へ入る
C.とある高校へ
D.常盤台中学へ
E.学生寮へ
F.裏路地へ
G.その他
※目的地(具体でも大体でも可)、目的(建前可)、移動手段(徒歩・乗物等)等を含みます
※C・Dは学校の方へ向うというだけで中に入る訳ではありません。というか入れません
※行った先で何かしたいことがあればその旨もどうぞ
※場合によってはコンマ又は多数決安価が入る可能性があります。その際にはご協力頂ければ幸いです
582 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/09/25(火) 02:38:24.33 ID:0G4Y0mUH0
毎度ご来訪有難うございます
出来るだけ投下の頻度を以前に近付けられれば良いなと思う今日この頃です
珍しくローター取り付けの場面や移動時間をすっ飛ばしてみました
有り難い事にもうスレの半分以上が埋まっておりますし、たまにはさらっと場転して進行速度を上げてみようかと
どちらの方が良いでしょうかね?
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等頂きましてありがとうございます
続きはまた近日中に
それでは
583 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/25(火) 07:36:03.69 ID:XgQUcFLK0
乙
ksk
584 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/09/25(火) 07:45:38.86 ID:KdeleAEUo
乙
Cで
585 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/25(火) 22:51:26.90 ID:0G4Y0mUH0
安価
>>584
「C.とある高校へ」から参ります
辺りに屯している制服姿の学生達に、木原の脳裏にふと前回外出した際の出来事が蘇ります
猫を追い掛けていたつんつんした髪型が特徴的な以外特に取り沙汰する所も無いような、一見極普通の高校生にしか見えないあの少年
そして、こちらに気付かぬまま去っていくその後姿を、見た事も無いような複雑な瞳で見詰めていた一方通行の姿が浮かびます
元々は仕事を引き受けた際に一通り軽く眺めただけのデータの中に、確かにあった顔だという事を漸く思い出す程度
それ以前から特殊な立ち居地の存在として簡易なデータは知っていたものの、一方通行がらみでは特に歯牙にも掛けていなかった相手です
ですがその珍しい態度を見て、ただ単に調教をこなすだけでなく、人物関係等もある程度深くまで把握しておく必要性を感じたようです
(考えてみりゃ、この先一方通行を店に出した時にあのガキも客になる可能性は否めねえんだからよ)
(面倒な事情持ちの相手させて、何か取り返しのつかねぇ問題でも起こされちゃ俺が困る)
(――ん? 何だそりゃ……何が困るって?)
(……いや、困るっつーか……そう、アレだ、監督責任ってヤツだ)
現在、一方通行に関わりのあるものは有象無象を問わず詳細なデータを揃えてあります
例えば個人であればパーソナルデータは勿論、学校や勤務先の概要から所在地から経歴に至るまで全て把握済みです
研究者としても優秀な木原の頭脳ならばその程度の情報を記憶するのは片手間仕事に過ぎません
脳内検索を掛ければ即座に例の少年が通う学校の情報を呼び起こしたりする事も可能です
偶然かどうかはさておき、出向いた先であるこの第七学区内にその高校はあるようです
しかも現在地から徒歩でも余裕で行ける程度に近い距離という事もあり、木原は何となくそちらに足を向けて歩き出します
(ったく…本当ならそんな下らねぇ事に脳の容量割くのは御免なんだが、これも仕事の内だからな)
(マジで面倒だが仕事なら仕方ねぇよな。……ああ、そうだ、仕事だからやるだけだ。当然だろ)
(――…って、俺は誰に言ってんだ?)
迷いの無い足取りで歩を進めながら脳内で思考をつらつらと並べ立てている内、ふと我に返ります
視線を上げれば道の先にはよくある形状の校舎とその前に設えられた校門が見えています
ちょうど放課の時間帯だったらしく、ぱらぱらと校舎から出てくる学生達の姿が見え、少しずつ数が増えていきます
とは言えすぐに方々へと散っていくので、やや離れた位置である事もあって木原達の居る辺りは大して混雑する様子はありません
傍らの一方通行は、此処が例の少年の通う学校だとは知らない為か木原の思惑が読めず、どちらかと言えば不安よりも困惑した表情です
それでもとりあえずは人の目に出来るだけ触れないようにしたいらしく、胸元への刺激に時折背筋を震わせながらも、おずおずとした素振りで木原の陰に隠れています
校門を通る学生の群れを一通りぐるりと眺めますがどうやら見覚えのある顔はまだ見当たりません
並んでいる校舎の窓からは、既に誰もいない教室もあれば疎らながらも残っている生徒の姿も見られ、まだHR中らしい教室も幾つか在るようです
再び脳内で呼び出したデータから例の少年の教室の位置を割り出し窓から中を窺います
その様子から鑑みるに、少年のクラスはどうやら、
どんな様子? >>+2
A.まだまだHR中
B.HR終了直後
C.放課後の補習中
D.もう誰もいない
E.その他(自由安価)
※選択肢によってコンマ又は多数決安価が入る場合があります
※少々細かい安価が続きますが、ご協力頂ければ助かります
586 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/09/25(火) 23:49:41.36 ID:fO1Lp6oLo
A
587 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/26(水) 00:18:27.08 ID:5mS4I6pIO
B!
588 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/26(水) 02:50:40.74 ID:kfZLCAim0
>>587
「B.HR終了直後」から参ります
教室にそろって座っていた学生達が立ち上がり一斉に礼をします
我先にとドアから廊下へと姿を消して行く者がいれば、一箇所に集って談笑を始める者もいて、どうやらHRがちょうど終了した所のようです
道理で外の生徒の中にいない筈だと木原は心の内だけで呟きます
遠目からでも何となくわかる程度に特徴的な髪型の少年が同じクラスの男子生徒と後ろの方へ移動して何やら話しているようです
随分盛り上がっているようですが生憎この距離では声どころか読唇も難しいので予想するしか有りません
目立つ青い髪の長身の少年が怒ったような顔でなにやら懸命にまくし立てています
それを例の黒髪と、金髪にサングラスを掛けた少年が一言二言を返し、唐突にくるりと身を翻して廊下へと走っていきます
更に青髪の少年もそれを追って姿が見えなくなります
校門の周りには、大分人影が疎らになってきています
木原は傍らの一方通行の斜め後方に回り込むと、するりとスカートの中に片手を差し入れます
一方「ひンっ!? ――あ、ァ、ちょ…っは…ン、ンン…っ…」
周りに気付かれた無い程度にそっと耳元に息を吹きかけ、乳首に取り付けたままの玩具のメモリをゆっくりと押し上げます
一方「ふ、ァ……木原…く、っ…ン、あゥ…っ」
突然の変わりように混乱を深めながらも、往来で淫らな行為に耽るなどという真似に激しい抵抗をおぼえる一方通行は、必死で声を抑えています
唇を噛み締め、不自然に見えないようにと身体の脇で両手を握り締めて耐えている一方通行に、そ知らぬふりで木原は横目で校舎の入口を窺います
三人共慌てた素振りではあるものの鞄を引っつかんでいたので此れからどこかへ立ち寄るなり帰るなりするのでしょう
、
部活、或いは補習らしき事をやっている教室もありますが、そちらへ参加しない限りはそろそろ出てくるはずです
今まで微細な範囲だけに留めていたメモリを中ほどまで押し上げつつ、スカートに潜り込んだ手は未熟な果実のような臀部を鷲掴んで揉み込んでいます
更にはその指先が敏感な部分に触れ、下着の上からすりすりと擦り上げ始めます
がくがくと足が震え始めたのを見て一旦手を引き、向かい合うように身体の向きを返させると再び股間へ手を伸ばします
白衣の裾でさり気なく覆い隠して周りからは見えないようにしながら、手の動きは更に大胆になっていきます
掌で性器を柔らかく刺激しつつ、指先は秘所の奥へじわじわと入り込んでいきます
遂には股の間にまで押し入り、蟻の門渡りを指の腹でゆるゆると撫で回します
一方「…ン…あ…あゥ、…っは…ンン…っ」
複数同時に絶え間無く与えられる微細な快楽に鋭敏になっている神経をじわじわと浸食されていきます
遂には抵抗の意思を奪われ、肩で息をしながら木原の胸に寄り掛かって刺激に耐えています
白衣を握り締め、胸元に顔を埋めて零れる声を抑えている一方通行に尚も緩やかな愛撫を施しつつ、木原は校舎の入口にも気を配っています
589 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/26(水) 02:51:09.68 ID:kfZLCAim0
向かい合って密着している二人の姿は、やや年の離れたカップルが往来でいちゃついているように見えなくもありません
興味深そうに、且つ恥ずかしそうにちらちらと視線を投げ掛けながら、学生達は次々と帰路に着いています
そうして大分人も少なくなってきた頃
どうやらあのままの勢いで校舎内で追いかけっこでもしていたらしく、荒い呼吸とばたばたと慌しい足音を響かせて走り出て来たのは、
誰? >>+2 のコンマ以下一桁[12:34:56.78なら8]で判定
1 上条当麻
2 土御門元春
3 上条当麻
4 上条当麻
5 青髪ピアス
6 土御門 元春
7 上条当麻
8 上条当麻
9 土御門 元春
0 上条当麻
コンマ以下二桁がゾロ目の場合[12:34:56.78なら78の部分がゾロ目]で判定
22,66,99 上条+土御門
33,88 上条+青ピ
55 土御門+青ピ
00 デルタフォース
上記以外 モブ
※原作で関わりがあって以前に登場フラグを立てている上条さんには+補正(大)
※原作で関わりの無い青ピには−補正
※原作で関わりは在るけど上条さんの+補正に押されて実は確立下がってるつっちー
どうなる? >>+5 のコンマ以下一桁[12:34:56.78なら8]で判定
1-9 横目で通り過ぎる(興味津々)
0 思わず話しかける
00 ラッキースケベ発動[これのみ二桁/12:34:56.78の場合の78の部分が00の場合]
※木原くンからの自発的アクションは禁則事項で自重中
※上条さん不在でも発動するラッキースケベの優先順位は上条>土御門>青髪
※と言いつつラッキーかどうかは微妙な所
590 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/09/26(水) 02:51:53.18 ID:kfZLCAim0
毎度ご来訪頂き有難うございます
前回禁則事項に触れかけて上司に注意されたらしい木原くンはちょっぴり自重中だったりします
コンマ安価が毎回細かいことばっかりですみません
生温い感じでご協力頂ければ僥倖です
オイシイネタはちょこちょこ拾わせて頂いてます感謝
そんな所で本日は此処まで、もう寝ますすみません
安価等有難うございました
続きは近日中に
それでは
591 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/26(水) 03:25:18.89 ID:QV6i4Y/R0
乙ー
ksk
592 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/26(水) 03:28:21.22 ID:68fMLx6no
たぎってきたわ…乙!
593 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/26(水) 03:31:10.50 ID:68fMLx6no
まさかゾロ目が出るとは思わんかった…俺GJ
594 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/26(水) 08:54:31.53 ID:5mS4I6pIO
乙
595 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(四国)
[sage]:2012/09/26(水) 09:34:21.77 ID:wLxoHiLAO
0かゾロ目come
596 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(四国)
[sage]:2012/09/26(水) 09:36:06.86 ID:wLxoHiLAO
…ゾロ目ではあったがシット
乙
597 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/26(水) 18:43:46.25 ID:ItIf0GsSO
乙
エロいよ百合子ちゃん!!
598 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/27(木) 01:36:27.61 ID:R8c/nlK10
>>592
,595「上条+土御門 が 横目で通り過ぎる(興味津々)」 で参ります
走り出て来たのは、三人の内、黒髪と金髪の二人だけです
追い掛けていたはずの青髪の姿が見えないのは上手く逃げ果せたと言う所でしょうか
息を整えつつちらちらと後ろを確認するように振り返りながら、並んで校門の方へと歩いていきます
「何かあいつ今日は一段とテンションがおかしくなかったか?」
「昼から急に先生が出張になったからにゃー。俺としては補習がなくなってありがたいぜよ」
「代わりに校舎全部使っての強制鬼ごっこになったけどな。……はあ、疲れた」
「――川先生に捕まって一人だけ説教喰らう羽目になったのもご褒美やでーとか言ってたにゃー。俺ら完全にトバッチリだぜい」
「折角タイムセールに行けると思ったのに……不幸だ……」
「にゃっはは。それでこそかみやんクオリティだにゃー」
「……全っ然、嬉しくねえよ……」
がっくりを肩を落とす黒髪に対し、金髪は特に慰める素振りも無くからからと笑っています
まだ校舎に残っている生徒は部活動等に所属しているらしく、出て来る気配はありません
先に出ていた他の生徒達は疾うに姿を消し、現在通りを歩いているのは既にこの二人だけです
どうやら同じ方向へ帰るようで、校門を出ると木原達のいる方へ揃って近付いてきます
談笑しながらゆっくりと歩いていた二人が、ほぼ同時に道端でじゃれあっている(様に見える)二人組みに気が付きます
金髪の方は僅かに眉を顰めただけでしたが、例の黒髪が大げさなくらいに反応します
「い……っ!? つっ…土御門……アレ――ぅむぐっ!」
「突っ込むのは流石に野暮ってもんだぜよ、カミやん」
べちん、とやけに痛々しい音と共に掌を口元に打ち付けられて、黒髪の少年が顔を抑えて蹲ります
加害者である筈のの金髪の少年は、(全くコイツは、とても言いたげな表情で肩を竦め、済まなそうな素振りの欠片も見当たりません
どちらも潜めた声ではあるのですが人通りの無い空間には思った以上に音が届くもので、木原の耳にもしっかりと届いています
木原の胸に縋ってびくびくと身悶えている一方通行には気に掛けている余裕は余り無いようです
白い頭越しでほぼ正面に見ている木原と違い、完全に背を向けている一方通行は、少年二人の視線に全く気付いていません
しっとりと湿り気を帯びている薄い布地から手を放し、裾の縁を指で辿って後ろへ回り、肉付きの薄い臀部に掌を這わせます
スカートの上からとは言え無遠慮に尻を撫で回す光景に、ちらちらと視線を向けていた思春期真っ只中の少年二人が思わず注視しています
きゅっと切れ上がった形のいい双丘をやんわりと揉みしだき、その内節くれ立った指の一本がスカートの襞に隠れるようにして狭間へと滑り込みます
薄い布地の内側でひくつく窄まりを見つけ出し、指の腹を押し当てて布越しにくりくりと穿ちます
白衣の裾が動きに合わせて滑り落ち、先ほどまでは隠れて見え辛かった肥0る部分まで覗いています
一方「や、あ……ァ、ふ、は……っひ、ァン…っ…」
少しの間放り出されていた前側には膝頭が宛がわれ、小刻みに揺すってやんわりとした刺激を与えています
臀部を揉みしだく手の、股の間から差し込まれた指先が皮膚の薄い部分をすりすりと撫で擦っている様子が垣間見えます
いかにも堪らないといった様子で胸元に顔を押し付けて縋りつき、肩を跳ねさせながら身悶え、抑えきれない嬌声を零しています
普段と異なる高めの声はどちらかといえば女性のような響きに近く、無意識の内にで正体を隠すのに役立っているようです
目の前で展開される淫らな光景に、ごくり、と生々しい音を立てて咽喉を鳴らしたのはどちらだったのでしょうか
昼日中に往来でするような行為ではない筈なのですが、まるで当然のように、少しずつエスカレートしながら繰り広げられています
敢えて視線は向けない視界の隅で、異様とも言える状況に半ば飲まれ掛けながら、最早視線を反らす事も出来ずに見つめている少年が二人
見惚れていると言っても間違いではないとッボ余りにも無防備な様子で食い入るように見つめています
一方通行は逆に、恥ずかしくて堪らない、早く解放されたい、と潤んだ瞳に切実な色を浮かべて木原をじっと見上げています
599 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/28(金) 00:07:44.29 ID:XMfQI9q50
八つ当たり的校内鬼ごっこからようやく逃れ校門から数歩踏み出した所で、全く予想もしていなかった光景に完全に帰り足を挫かれています
スカートの上から臀部を揉みこんでいる所為で布地が持ち上がり、すらりとした脚が付け根ギリギリまで覗いています
或る意味現実離れした目の前の状況に、短めの裾から覗く真っ白な細い腿を思わず凝視したまま立ち尽くしています
丸みを撫でながら伸ばされた指先が器用にするりと布地のへと潜り込み、
(……はっ!? いかん、いかんですよ、紳士としてコレ以上は見ていけません!)
(……おぉう……俺も思わずじっくり見入ってたにゃー…)
ごくり、と自分の唾を嚥下した音で同時に我に返った二人が慌てて目を逸らします
恐る恐るお互い顔を見合わせて小声で気まずげに言葉を交わします
ぼそぼそと会話をしながらその一方で、見てはいけないと思いつつどうしてもちらちらと視線を泳がせてしまう辺りは健全な高校生男子という事でしょう
後ほんの僅かで秘所を覆っている小さな布が見えてしまいそうですが、何故かそれ以上捲れることが在りません
もしかしたらそこまで計算した動きで撫で回しているのかもしれません
学校からは直接見えず、人通りもすっかり閑散としたとはいえ、そもそも日中の往来で堂々とするような行為では在りません
だというのに寧ろ自分達の方が場違いな気にさせるのは、男の胸に縋って控えめに喘いでいる少女の声や態度がまるで嫌悪の欠片も含んでいない所為です
先ほどまでは下肢辺りを覆っていた白衣がズレ落ちてしまった為に、細い脚の間に差し込まれた男の膝が小刻みに動いている所まで見えてしまっています
必死で抑えていても時折零れてしまうらしい小さな声がやけに艶めいていて、耳に絡みつくような響きが見ない振りをして帰るという選択肢を知らず霞ませています
片方の手でさり気なく細い腰を支え、感触を愉しむように臀部を這い回っていた手がすっと滑って前側に回り込みます
ぎりぎり中身が晒されない角度でスカートが捲られ、その下に手がするりと進入を果します
どうやらその手で二人からは見えない敏感な部分に刺激を与えられたらしく、細い肩が今までに無くびくりと大きく震えます
少女の耳元に男の薄い唇が寄せられぼそぼそと何事かを告げるとその直後、一気に耳朶までが見事なくらい真っ赤に染め上がります
そして、ちょうどその時、
「……ろよ、こんなに濡らやがって。見られてんのがそんなに感じ……」
((うわーっ!?))
風の具合なのかやけに色気を纏って囁く男の声が一部聞こえてしまい、卑猥な内容に思わず心の中で混乱しきった悲鳴があがります
お互い聞こえる訳も有りませんが、まるで図ったように完璧なユニゾンです
(かかか帰ろう土御門! 今すぐ帰ろう帰るべき帰りませう!)
(全面的に賛成だぜい! 即時撤退するぜよカミやん!)
流石に精神的な限界を突破したらしく、知らぬ内に紅潮していた顔をばっと見合わせると言葉も無く二人同時にスタートを切ります
学校から飛び出してきた時よりも更に慌しい足音を立てて何故か自分たちの寮とは違う方へ走っていきます
寮への迂回路は大分遠回りなので出来れば御免蒙りたいところですが、本来の帰り道はそろそろ猥褻罪でも適用されそうな二人のすぐ横を通らなければ行けません
悩む隙も無かったようです
思ったより時間は経っていなかったらしく殆ど明るさの変わっていない路地を、足を引き摺るように歩いています
居たい訳でも、疲れている訳でもないはずなのですが、まるで肩に重い荷物を持っているように重い足取りで歩いています
交わす言葉も思い付かないのか妙な沈黙を保ったまま寮に辿り着き、並んだ扉の前で立ち止まってもまだ無言のままで数秒間
「正直、さぁ」「…あぁ」
漸く重い口を開くと、ぽつり、と独り言のように言葉が落とされます
「………滾った、よな」「………あぁ」
言葉少なに同意を返し、再び顔を見合わせて何かを確かめるように頷き合います
それぞれ部屋に飛び込むと玄関を施錠し靴を脱ぎ捨て荷物を放り出し、向った先は、
600 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/28(金) 01:15:21.47 ID:XMfQI9q50
学生らしく青い反応の二人が走って消えてからしばらく経ち、腕の中ではすっかり蕩けた様子の一方通行が頬を胸に当てて撓垂れ掛かっています
かくかくと笑う脚が崩れていないのは股間に差し込まれたままの膝が遮っている所為です
現在木原からの行動は抑えている為何か仕掛けてこないだろうかと待っていたのですが、お遊びにしては少々過激過ぎたのか、最終的には二人揃って逃げられてしまいました
一方「…ふァ、っあ……木原…く、…ァン…っ」
セーラーの裾からするりと入り込んだ手が、平らな胸に着けられたブラのカップの中へと潜り込みます
つんと立ち上がった乳首は洗濯バサミに似た形状のクリップで摘まれ、それがごくごく小さなモーター音を発して蠢動しています
硬くなっている先端を指の腹でつ…と擦ればぞくぞくと背筋を震わせて声も無く仰け反ります
中途半端な刺激を彼方此方延々と施されていた所為で、燻りは大分熱さを帯び、全身を鋭敏に目覚めさせて行きます
神経を宥めるように白い髪を柔らかく梳く指の感触にさえ、ずりずりと額を擦り付けて耐えています
戯れに弄っていたまだ綺麗な色をした性器もだいぶ張り詰めています
女性用の面積の小さな下着に辛うじて納まっているものの、先端から滲んだ粘液が下着を濡らし、会陰のほうまでじんわりと染みを拡げています
それを耳元で囁くと即座に耳朶までもが真っ赤に染まり、瞳が泣きそうに潤んでいます
一方「はっ……あ、あ……」
時間的に次の場所へ行くには殆ど余裕がありません
一度くらいはきちんと絶頂させてやるべきでしょうか
或いはあえてこの状態で放置すると言うのも一つの手ではあります
とりあえずは部屋に戻る算段をしながら、木原は今日の調教の締めはどうしようかと頭を捻ります
どうする? >>+2
※部屋に戻るのは確定事項です
※多分これで十日目ラストです。多分
601 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/09/28(金) 01:17:35.32 ID:XMfQI9q50
毎度ご来訪有難うございます
…寝落ちした上誤字が酷ぇや…元は何て書いてたのかももう判らなゲフン
前回の外出時より行動範囲が広かったり遭遇率が高いのは服を着てるからですの
今回、時間軸が多少重複しつつ視点がころころ変わるので読み辛かったらすみません
>>589
の安価2つめはゾロ目にするかどうかを迷って0にしたので、ちょっぴりエロス成分を増やしてみた、つもり
でも全体的にエロ系濃度は低めな感じですね。木原くンが痴漢にしか見えない
そんな感じで本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等有難うございました
続きはまた後日に
それでは
602 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/09/28(金) 01:26:36.24 ID:Mdx02ZoSo
露出ステータスつけるためにもいかせる!
603 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/28(金) 01:38:09.30 ID:Vzce7yxSO
乙
散々焦らしたあとでイかせる
604 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/30(日) 01:58:44.82 ID:tpoqG+Le0
>>603
「散々焦らしたあとでイかせる」で参ります
大分出来上がった状態の一方通行ですが、実はまだ本日一度も絶頂を迎えてはいません
腹部を弄られていた際も初めての開発で到達出来る訳も無く、実際は混乱しきっていた状態に急な衝撃で反射反応的に飛沫いただけというのが真相です
木原は大量に精を吐き出した為に熱も情欲も大分落ち着いていますが、そんな訳で一方通行は殆ど解消出来ていません
その状態で最も敏感な性感帯の一つである乳首を延々と責め続けられ、更には下肢を性的な手付きで弄り回されては堪りません
しかもそれを、女性の衣服を着たまま昼日中に放課直後で学生が大勢行き来する学校の前、という余りにも倒錯的な状況で行われたのですから尚更です
悠長過ぎる前戯に息も絶え絶えになりながら崩れる事も許されず、甘い嬌声を零しながら木原の胸に縋り付いています
一方「あ、あっ……ィ……っひ、ン!」
蠢動するローターのクリップに絞られた先端をきゅ、と強めに摘み上げると甲高く悲鳴染みた声が上がります
一瞬だけ与えられた刺激に追い縋るように木原の胸元を掴む手に力が篭り、絶頂の前兆のようにがくがくと膝が震えます
けれどすぐに圧迫は緩められ、またゆるゆるとした愛撫に戻ってしまいます
一方「ン……は、あ……ひ、っは……ン、く、…あうゥ…っ」
乳首に取り付けた玩具のメモリは再び最小まで下げられ、秘部は濡れた下着越しに柔らかく揉まれ続けています
上り詰めるにはもう二・三歩程足りない辺りで尚も焦らされ、けれど既に自分から動くには限界が近いようです
熱の篭った息を吐く口端から飲み込みきれずに唾液を垂らす様は発情した犬のようで、だらしないというよりも獣染みたいやらしさです
一方「…やっ…木原、く、っ……もォ、もォ無理っ…」
荒い息の下から必死で搾り出される声が名前を呼んで訴えます
一方「イきた、ィ、っひ、う、――っ、イ、かせて、下さ、…っ」
現在の居場所が外であり、人の姿が無いとは言え学校という公共の施設のすぐ傍だという事も、最早気にする余裕など欠片もありません
木原ですら些か意識から外れてしまっているらしく脳裏の片隅で僅かにちらつく程度、殆どを目の前で乱れる一方通行の痴態に集中しています
荒い呼吸の合間に紡がれる切羽詰った響きと、遂に堰を切ってぼろぼろと溢れ出した涙、そして瘧のようにがくがくと痙攣する下肢
更には下着越しですらはっきりと判るほど膨らんだ性器とびくびくと震える先端から溢れる濡れた感触が蕩けそうな程の熱さを伝えて来ます
追い上げを通り越し追い詰められている一方通行の限界間近を見て取って、木原も流石にこれ以上引き伸ばすのは無理だろうかと思いつつも思考を巡らせます
股間を撫でる手を更に少しだけ奥へと滑らせれば、今にも弾けそうなほど膨張しがちがちに張り詰めた膨らみが二つ指先に当たります
内側から持ち上げられ僅かにめり込んだような状態のそれは、まるでそこにもう一つ心臓が在るかのようにどくどくと熱く脈打っています
二つの丸みの間を指でなぞるとびくりと大きく肩が跳ね、鋭く息を呑む音が咽喉を抜けます
更に指の腹で控えめに圧迫すればそれだけで押し出されるように溢れたカウパーがクロッチの脇から太腿へと流れ、糸を引いて滴り落ちます
べっとりと濡れた下着を指で掛けて引き下ろし、急に秘部を外気に晒された事に反応する暇を与えず、するりと差し込んだ手で双球を包み込みます
一方「あゥ…っ、――あ、あっ、…ィ…や…っンン、…っ…だめ、ェ…っ」
縫線の中央辺りに重点を置いて掌から指先までを使い優しく丁寧に全体を揉み込むと、今までとは少しばかり異なる鳴き声が響きます
早く熱を解放してしまいたい筈の一方通行が、些か混乱した様子で頭を左右に振りながら制止の言葉を上げています
白衣の胸元を握っていた手で木原の腕を掴み爪を立てていますが、力が入らず殆ど意味を成しません
逃れようにも脚は既に限界を越えていて動けず、木原の手を止める以外に方法が無い為必死で留めようとしています
まるで気が触れそうだと言わんばかりの様相に何事かを悟ったらしく、木原は手を止めないまま、ああ、と納得したように頷きを落とします
605 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/09/30(日) 01:59:32.42 ID:tpoqG+Le0
一方「…ひっ…! や、っ……なンか、くる…っ――…おか、おかしく、っ…なる…ゥ…!」
「なるほどな、――射精[で]そうなのか」
調子外れに裏返った声で訴える一方通行ですが、木原は徐に凝りを揉み解すような手付きからぐにぐにと中身を押し出すような動きに変えていきます
痛みを与えないよう柔らかでありながら的確過ぎるその刺激は、既に限界だった一方通行には到底耐え切れるものではなかったようです
脳裏が白く明滅して眩み、細い背が弓のように撓り、木原が咄嗟に片腕を回して腰を捉えていなければそのまま倒れてしまっていたかもしれません
腹に付くほど反り返った根がぶるり震え、割れ目がぱくぱくと戦慄き、もったりと垂れ下がっていた膨らみがきゅうっと縮み上がります
乳首での玩具の蠢動は続いているとは言え極微細であり、また今回前立腺には全くといって良いほど触れていません
これで達する事が出来れば殆ど性器への刺激による絶頂と言って良いでしょう
目に見えるほど小さく固まってしまっている睾丸は、通常ならば射精の前兆です
しかし、調教が始まった時点で一方通行はホルモンバランスの崩れなどから年齢の割りに精通すら迎えていませんでした
そして今までの調教でも未だ一度も射精した事が無く、夢精などの報告も受けてはいません
以前乱数の幻覚による擬似露出プレイの際にはもしやという場面もあったのですが、結局射精には至りませんでした
後一押し刺激してやれば確実に絶頂には至るでしょうが、その際に今度こそ射精出来るかどうかはまだ判りません
この一方通行の反応や身体の状態からすると大分可能性は高いと木原は読んでいますが、前回の例がある以上断言は出来ません
また、瀬戸際どころか限界をほぼ越えかけている今の状態では、例え放出を塞き止めても恐らくそのまま達してしまうでしょう
どうする? >>+2
A.扱く(≒射精?/→コンマ安価へ)
B.塞ぐ(=空絶頂/コンマ安価無し)
どうなる? >>+4 のコンマ以下一桁[12:34:56.78なら8]で判定
1 射精
2 射精
3 射精
4 射精
5 空絶頂
6 射精
7 射精
8 射精
9 射精
0 空絶頂
コンマ以下二桁がゾロ目の場合[12:34:56.78なら78の部分がゾロ目]で判定
00 放尿
00以外 大量射精
※コンマ安価は↑で「A.扱く(≒射精?)」を選択した場合のみ有効となります
※「B.塞ぐ(=空絶頂)」が選択された場合はこちらの安価を頂いても無効となりますのでご注意下さい
※これで確実に十日目ラストです。確実に
606 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/09/30(日) 02:00:21.82 ID:tpoqG+Le0
毎度ご来訪頂き有難うございます
初日から延々とエロい事しまくってたので全然未熟だった性感が急速に目覚めつつあるようです
というか結局十日目ラストになりませんでしたすみません
しかも最後にまたもや細かい事振ってすみませんでもご参加頂ければ僥倖です
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等有難うございました
続きはまた後日、出来れば明日にも来れたら良いなと思います
それでは
607 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/30(日) 02:20:23.94 ID:bfXFU7B90
乙
ksk
608 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/09/30(日) 02:41:12.52 ID:lSzK/1jEo
乙
Aで!
609 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/30(日) 02:43:18.34 ID:LOzLEQ3SO
乙!!
遂に精通か…感慨深いな
610 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/30(日) 02:58:35.04 ID:nXlX1d+po
乙!
イカせてあげたいが…どうだ?
611 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/30(日) 02:59:28.96 ID:nXlX1d+po
よっしゃー!!!おめでとう一方たん!
612 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/01(月) 00:23:26.61 ID:FrLh6Oku0
>>608
,
>>610
「A.扱く → 射精」で参ります
とろとろと溢れる先走りには既に白い物が薄らと混じり始めています
涙交じりの荒く乱れた呼吸は引付でも起こしているかのようで、流石に焦らし過ぎただろうかと片隅で思いつつ、最後の追い上げを計ります
尤ももう殆ど限界に至っている状態で、後は僅かな後押しをしてやるだけなのですが、木原は一方通行の様子を窺いながら慎重に動きます
最も単純な快楽による絶頂に際して余りに精神的に負荷が掛かると後々傷を引き摺りかねない為、繊細な対応をしなければならないからです
まずは木原の腕を握り込んでいる手を取り、強張って震えている指を丁寧に解いて首と肩にそれぞれ掛けさせます
本当は両腕で抱きつかせる方が安定はするのですが、立ったまま向かい合って密着している体勢では続きが非常にやり辛くなってしまう為です
「オラ、ちゃんと掴んでろ。爪立てても良いからよ」
腕を回しやすいよう少しだけ肩を落としつつ細い腰を引き寄せて、ある程度体勢を安定したのを確かめると手を放します
準備の間の僅かな時間ですら苦痛になりかねないほど追い詰められている一方通行は、もう今にも意識が飛んでしまいそうな様子です
最早僅かな余裕も無いのを見て取り、空かせた手をするりと中心に滑り込ませます
片手で根を柔らかく握りこんで扱きつつ、もう一方の手では双球を包み込みこりこりと押し上げます
余り強く刺激すると逆に射精の妨げになりかねない為、指先で場所を探って快感だけを引き出すように的確に核を穿ちます
もう何度も上下させない内に筋の浮いた根がびくびくと脈打ち、控えめなカリが広がります
戦慄く先端からは白濁交じりの粘液が急に量を増してこぷりと一気に溢れます
一方「は…っ、あ、ゥ、……ィ…っ…!」
同時に、木原の首に半ば齧り付くような格好で一方通行が掠れた声を零します
熱で干上がったように咽喉が引き攣り後半殆ど音にならないそれを合図に、木原の手が導くように扱き上げ、
一方「ひ、ァ…っ、――ああァあァァァァ…!」
鋭く息を呑む音の後、咽喉奥から無理矢理搾り出されたようなキーの狂った声が響きます
先端から勢い良く噴出した白濁は性器を掴んだままの手を汚し、脚や腹部に降り注ぎ、一部は木原の胸元にまで飛び散ります
熱い飛沫は無論一方通行自身にも絡みつき、下腹や腿にぼたぼたと滴り落ちて、更にはスカートや下着をべっとりと濡らします
一方「…あ、ァ………ひィ……ン…」
勢いこそ失っているものの余韻に引き摺られるように熱に浮かされた喘ぎが零れています
木原の手の中で小さくびくついている根も、戦慄く割れ目からだらだらと精液を溢れさせています
漸く許された熱の解放にも関わらず、恐々と、寧ろ慄くような様子で一方通行が悶え続けています
きつく握り締められた拳は常以上に真っ白で、全身ががちがちに強張っているようです
下手に気を抜けば、知らないところまで意識を攫われてしまいそうで、無意識に力を入れてしまっているようです
ですが、既に色々と限界だった状態からでは、それも長くは続きませんでした
613 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/01(月) 00:23:57.18 ID:FrLh6Oku0
「――っと。危ねぇな」
実際は数瞬でしかない硬直の後、急にバランスを崩してがくりと崩れ落ちそうになるのを、予想していた木原が腕を回して支えます
初めての射精を経験した一方通行は意識こそ飛ばなかったものの、抱えられるままくったりと凭れ掛かっています
木原の白衣の胸元が己の白濁で汚れているのを気にする余裕も無いのかぺったりと上気した頬を寄せています
焦点の合わない瞳で呆然としたまま、未だ長く細く尾を引いている余韻に僅かに震えながら途切れ途切れに喘ぎを漏らしています
何となく宥めるように背を撫でてやるものの、衣服越しに触れる掌の感触にすら思わず肩を震わせてしまうようです
それでもしばらく掌を滑らせていると徐々に落ち着いてきたらしく、もぞもぞと身動ぎ、僅かに顔を傾けて木原を見上げてきます
「…どうした?」
微かに唇を開いたものの言葉を発する事も無く、ぼんやりと視線だけを向けてくるだけです
木原が短く促しますが、一方通行はこくりと小首を傾げたまま呆けたように動かず、緩慢に瞬く睫の揺れだけが唯一の変化です
流石に訝しげに眉を寄せ、とりあえず顔に掛かる長い前髪を払おうと手を伸ばした瞬間
かくん、と、突然糸が切れたように白い頭が再び胸元に落ちてきます
宙に浮いた手を顎に掛けて上向かせれば、既に完全に瞼が落ち切っています
どうやら意識を飛ばさなかったと言う表現は適切ではなかったようです
初めての射精は意識を飛ばす事も出来無いほどの衝撃と快感を齎したのです
そして吐精の後もずるずると引き摺っていた余韻が収まった事で漸く気を失う余裕も出来た、といった事でしょう
結局一方通行が何を言いたかったのか、少なくとも今の木原にはさっぱり検討も付きません
ひとまず、これ以上の調教は時間的にも一方通行の体力的にも難しいと木原は判断を下します
この高校を訪れたお目当ての人物との邂逅は一応果せたのですから留まる理由も在りません
敢えて不満を述べるとすれば一方通行が黒髪の少年を認識する機会が無かった事です
とは言え漸く一方通行が精通を迎える事が出来たのですから最終的に収穫は思った以上だったといえます
白衣にこびり付いた白濁を指で擦ると、既に乾きつつあったのかぱらぱらと破片が剥がれ落ちていきます
一方通行の下肢に溜まっている分はそこそこ嵩があった所為か手で拭えばまだとろりと絡みついてきます
どうやら精液自体の量は少なかったらしく、カウパーと混じり合って粘度が薄まり随分さらりとした感触です
また、精を吐き出した直後だというのに独特の臭いは余り感じられず、指に付いた白濁を鼻に近付けてもやはり同じ事です
それが初めてだからなのか、一方通行の個性なのかは、俄かに判別の付かない事ですが
「別にそれはどうでも良いけどよ」
一言でさらりと切って捨て、それよりも寧ろ今気にするべき問題を口にします
「コレ抱えてどうやって帰るか、だ」
意識を取り戻す気配はないものの軽い身体は抱え続けるのに特に支障はありません
ただ、このままでは今度は部活帰りの学生に遭遇する事になってしまいます
こきりと首を鳴らしつつ軽い口調で嘯くと、ずり落ち掛けていた腕の中の身体を抱え直します
一瞬だけ考え込む素振りをしますが、その割には全く迷いなく白衣のポケットから端末を取り出します
通話が繋がるまでの僅かなコールの間に、木原は心底どうでも良さそうな口調でぼそりと呟きます
「ま、俺の車じゃねぇしな」
白濁に塗れた身体や衣服を少しでも拭っておこうとかいう考えは特に無いようです
614 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/01(月) 00:24:42.45 ID:FrLh6Oku0
日が陰り始める前に館へ戻り一方通行に与えている部屋へ入ると、未だ意識を取り戻さない細い身体を抱えたままバスルームへ運びます
襟元に巻かれたスカーフを解き、様々な体液で汚れたセーラー服を脱がせて行きます
更にスカートの金具を外して細い脚から抜き取り、白濁に塗れた下肢をタオルで軽く拭います
ふと手を止めて腕の中に視線を落とせば、女性の下着だけを身に着けた一方通行が目覚める様子も無いままくったりと身体を預けています
脚の付け根、小さな布地に包まれた部分が僅かに膨らんでいるのが少しばかり違和感を感じさせるものの、やはり一見美少女にしか見えません
そのまま上へ目を移すと平らな胸を覆う布地が歪に押し上げられているのに気が付きます
首を傾げ隙間に指を差し込んで持ち上げれば、先端の赤い粒を挟み込んでいる小さなクリップが目に留まります
「……おぉ?」
そういや忘れてた、と呟きつつフロントホックを外し、ずっと着けっぱなしだったクリップ型のローターをそっと摘み上げます
既にスイッチは切ってあるのですが、漸く圧迫から解放された乳首はすっかり充血してしまっています
思わぬ失態に小さく溜息を吐きつつも裸体に剥く作業の続きに取り掛かります
秘部を覆っている小さな布は腰骨辺りの結び目を解いてやれば簡単に脱がせる事が出来ます
初めて射精を果たした性器は、乳首への微細な刺激程度では勢いを取り戻さなかったようで、力を失ってしんなりとしています
大きさは兎も角、色合いは調教当初と変わらず綺麗な淡いままの根ですが、考えてみれば一方通行は能力の弊害で色素を造れない身体です
故にメラニンの沈着が無いためどれだけ使い込んでも綺麗なままであり、それは勿論乳首や尻穴でも同じです
この先どれだけ調教を施しても、或いは何人客をとっても、散々仕込まれた中身とは裏腹に見目だけは処女同然という事になります
つまり誰の手も付いていない身体の初めてを散らすのは自分だ、という錯覚を相手に与える事が出来るのです
それは一方通行の【商品】としての価値を一層高める事が出来る筈です
「…?」
何気なくそう思った時、一瞬どこかが灼けるような感覚を木原は覚えます
が、すぐに立ち消えてしまい、少しばかり考え込むものの心当たりが無いので気の所為だろうと記憶から排除してしまいます
それよりも一方通行の身体を綺麗にするのが先だとあっさり意識を切り替えます
体力も気力も大分消耗が激しいようなので、明日の調教の為にもきっちり休ませなければなりません
コックを捻るとざあっと温かいシャワーが降り注ぎ湯気が浴室に立ち込め視界を霞ませます
こびり付いた体液やらを細部まで丹念に洗い流していけば、流れる湯と共にこぽこぽと小さな音を立てて排水溝に吸い込まれて行きます
―
―――
―――――
十日目 終了
615 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/01(月) 00:26:07.40 ID:FrLh6Oku0
--体力・気力の限界により調教終了です--
大人の階段を登った一方通行なのでした、という話
語弊がある気もするけど気にしない
<パラメータ変動> ※一方通行の場合、Lv.11以上は上昇率が抑制(上がり難い)
一方通行
「欲情:Lv.11」↑
「愛玩属性:Lv.8」↑
「被虐嗜好(恥辱系):Lv.2」↑
「精通済み」追加
「射精経験」追加
木原数多
「執着(→一方通行):Lv.6」↑
「愛玩嗜好:Lv.8」↑
「露出嗜好:Lv.5」↑
上条当麻
「露出嗜好:Lv.1」↑
土御門元春
「露出嗜好:Lv.0」追加
616 :
十一日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/01(月) 00:29:59.53 ID:FrLh6Oku0
十一日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、部屋の中央のベッドに一方通行が横たわっています
木原の来訪に気付く様子もなくぐっすりと眠っています
更にはベッド脇まで近付いても目を覚ます気配がありません
中途半端にシーツを纏った裸体にはまだ縄の痕が薄赫く残っています
前髪を払い顔を覗き込めば、目の下には極薄らとですが隈のような陰りが見えます
身体の疲れは大分深いようです
精神的な疲れもそれなりに残っているようです
どうする? >>+2
617 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/01(月) 00:30:36.08 ID:FrLh6Oku0
毎度ご来訪有難うございます
何故か射精に至るまでよりその後の方が長くなってしまいましたすいません
今更ですが十一日目からコテ前に日数を入れてみる事にしました
主に自分の為nゲフン見易いかなーと思いまして
>>599
がぶつ切りっぽくなってますが、仕様です
簡単に言うと二人共トイレで自家発電なだけですが一方通行受の話じゃないので意図的に割愛です
ついでに言うなら
>>536-539
で木原くン(+乱数ちゃン)も同じ様な事してますが一方通行受けの話じゃないので以下略です
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすいません
安価等ありがとうございました
続きはまた後日
それでは
618 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/01(月) 00:31:56.97 ID:FrLh6Oku0
雑記的な何か
有難い事に、結構安価外でもちらほらとネタ振りをして下さる方がいらっしゃるのでちょっと色々書いてみたり
冒頭から一通り浚っていきますので一部重複してるのもあります
>>5
実はまだ軽いのですら一度もしていないという事実
>>8
現状だと実に敏感に反応すると思います
>>34
割と好んでやる傾向です
>>47
痛みに弱い反面場所が場所なので程度によっては反応は悪くないと思います
>>48
全般的に素直に従うと思います
>>143
肉体変化形は、調教のどの時点で施すかで多少展開が変わりますが、基本的には無問題です
>>147
今言ったら顔真っ赤にして照れると思います
>>150
現在の内容が基本錠剤と液体だけなのですっげぇ喜ぶんじゃないかと
>>236
それが
>>1
の事なら全力で否定しますが何か?
>>255
射精出来るようになったので効果有りかと。普通に空絶頂出来るのがネックといえばネックでしょうか
>>257
現在の木原くンの仕事は一方通行の調教と店に出した場合の商品管理です。対一方通行専用木原くン
>>272
それはどちらかといえばグロ系ネタに含まれるような気がするのです。嫌いじゃないですけど
科学っぽくマニピュレータ的な物で代用すればグロ禁止でもいけるかもしれないとか思ってはいます
>>291
恥辱系の被虐嗜好が大分上がってるので状況によっては出来なくも無いと思います
>>302
苦痛系統の実行は痛みの程度によりますが、現状では主に木原くンのデレ具合で大分補正が掛かります
>>307
過激な事は傾向によります。エロい事は割りと積極的になってます
>>385
木原くンはもうちょっと拡げないと難しいです。乱数ちゃンならきっちり前戯すれば出来なくも無いです
上条さんとつっちーは濡らせばいけますけどまだお店に出てないので実質無理ですねぇ
>>431
,
>>486
イベント扱いでランダム発生(0-60%)と安価で頂くのはどちらが良いのでしょうか迷い中
勿論安価で頂いたら普通に書かせて頂きますの。タイミングの問題はありますが
>>518
あの後隠しカメラで風呂オナ覗きながら自家発電する程度には滾ってたらしいです
※一方通行受以外のネタは申し訳有りませんが基本除外させて頂いてます
619 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/01(月) 00:48:22.31 ID:aGdNVBhIO
乙
ちょっとお赤飯炊いてくる
620 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/01(月) 01:05:31.04 ID:dINqpf8SO
乙
一方さん喜ばすために何か食べたいものを聞くで
621 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/10/01(月) 03:26:14.53 ID:gcj4Gl9uo
乙
あれってそんなにすぐ乾くもんなの?
622 :
十一日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/02(火) 02:36:27.40 ID:RmOyLT7E0
>>620
「何か食べたいものを聞く」で参ります(+ちょっとだけ
>>619
的な何か)
どうやら昨日の一連の行為は思った以上に疲労が激しかったようです
何度か名前を呼び掛けますがやはり簡単には目覚めません
仕方なく肩に手を掛けて軽く揺らせば流石に、瞼は下りたままですが僅かに身動ぎます
更にもう片方の手を顔の横につき、覆い被さるように耳元に唇を寄せ、一段低い声で一言だけを囁きます
「――…一方通行」
一方「…ンっ…」
その響きにか、耳朶に触れる息にかは判りませんが、ようやくはっきりとした反応が返ります
吐息交じりの声と同時に、男にしては長い睫がふるりと震えます
薄い瞼が幾度か痙攣に似た動きの後ゆっくりと開かれ、赤い瞳が現れます
息が掛かりそうなほど近くにある木原の顔も認識出来ていないらしく、しばらくぼんやりと眺めた後、
一方「………きはらくン…?」
幼い子どものような舌足らずの口調でぽつりと呟きます
ゆっくりと瞬きを繰り返し、霞が晴れるように少しずつ、硝子のように平坦だった瞳に光が入っていきます
不意にぱちりと焦点が合い、やけに近い距離で真っ向から木原と視線がぶつかり、思わずびくりと肩が跳ねます
一方「っ…!?」
「よお。やっとお目覚めか、寝坊助小僧」
一方「え、あ……え?」
平然と呼び掛ける木原とは対照的に、ぱちぱちと忙しなく瞳を瞬かせながら一方通行が混乱した声を漏らします
目が驚きに見開らかれ、ぽかんとした表情はまるで小さな子どものようです
くつりと小さく喉奥で笑い、木原が身体を起こします
釣られるように一方通行も上体を起こしますが、全身が妙に重く感じられてやけにゆっくりとした動きになってしまいます
一方「…ふァ…、はふ………ゥ…ン…」
半身だけ起きた状態の一方通行は、細く息を吐きながら両手で目の周りをゆるゆると擦っています
執拗に纏わりつく眠気は中々抜けないらしく、寝起きにむずがる子どものような仕草です
睡眠時間はたっぷりあったはずなのですが、それよりも疲労の方が勝っているという事なのでしょう
残滓を掃うようにふるふると頭を振りますが、全体的に緩やかな動きが変わらないのを鑑みるに余り効果は無いようです
どうにも疲れ切ってしまっているらしい一方通行の様子に木原が密かな溜息を吐きます
しょーがねぇなあ、と心の中だけで呟くと、また目元を拭っている一方通行に呼び掛けます
「一方通行」
一方「…ンン…、……ふェ?」
遅いテンポで大分気の抜けた声が返って来ますが敢えて流し、木原は言葉を続けます
「何か食いたい物はあるか?」
一方「は…?」
「飯のリクエストを聞いてやる、っつってんだよ」
623 :
十一日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/02(火) 02:36:57.11 ID:RmOyLT7E0
基本的に此処での食事は、決して栄養面だけの理由でなく、錠剤やカプセル或いは液状等のサプリメント的な物が中心です
それも栄養補助ではなくメインとして摂取している為、食事というよりはいっそ餌とでも言った方が感覚としては近いのかもしれません
唯一嗜好品としてコーヒーは許されているのですが、味覚的にはともかく形態としてはそれも液体である事には変わりありません
調教が始まってからまともに『食べる』という行為をしたのはそれこそ二日目に与えられた朝食だけです
一方「……なンで…?」
「あー…まあ、アレだ、祝賀代わりっつうの? 特別に好きな物を食わせてやるよ」
訝しむというより単純に不思議そうな顔をする一方通行に対し、薄く揶揄いの色を含んだ笑みを浮かべて木原が答えます
まだ回転が鈍いままの思考では木原の言う『祝賀』の意味がぴんと来ないのか一方通行はきょとんとしてします
気付いたらまた真っ赤になるんだろうなぁ、と思いつつも木原はそ知らぬ振りで小さく笑いを零します
「良いから言ってみろ。何が食いたい?」
一方「…あ、うン…? ……えっとォ……」
妙に愉快そうな木原の笑みの意図を計るより先に重ねて尋ねられ、一方通行はまだ些かぼんやりとした表情で考え込みます
一方通行が食べたい物は? >>+1〜5の内コンマ以下一桁[12:34:56.78なら8]が大きい方から3枠採用
※素材単体から具体料理名までご自由に
※重複した場合は別枠で数えます
※必ずしも一品に限りません。適度に
※内容によって多少変化があるかもですが【商品】としてのパラメータ的には多分あんまり関係無いです
※それぞれのイメージで好きそうな物をどうぞ
624 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/02(火) 02:37:30.87 ID:RmOyLT7E0
毎度ご来訪有難うございます
また細かいことしてますが、ご協力頂ければ僥倖です
直接【商品】としては(現時点では)特に意味の無い部分の設定に変動が起きる場合があります
>>621
そこ突っ込まれるとは予想外でした
状態や状況にも因りますが通常は無理だと思います。ホルモンバランス云々って便利な設定
成分構成や濃度や粘度、温度や湿度、付着した量や白衣の吸水性等々、一応の理屈付けは考えてありますが
取り敢えず、一方通行のはよっぽど薄いんだなー、ぐらいに思って頂ければ
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等ありがとうございました
続きはまた後日
それでは
625 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2012/10/02(火) 04:51:15.02 ID:Q0kcqJ7n0
乙!
ハンバーグ
可能であれば、木原くンがあーんで食べさせてあげたらいいと思います!
626 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/02(火) 07:15:21.39 ID:OR+Pl3rIO
乙
やっぱり肉料理かなぁ
木原くンのあーんは俺も見たい
627 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/02(火) 07:51:16.55 ID:e7r+eS2Ho
乙です
コーンスープ飲んでるところ見たいです
628 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/02(火) 07:56:56.71 ID:jSVDykZGo
乙
やっぱり普通ってそんなに乾かないものなのか…
ブラックコーヒー
629 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/10/02(火) 11:35:28.12 ID:qD5bvNzF0
乙
おにぎりと唐揚げで
630 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/02(火) 16:21:25.65 ID:LRttiKxSO
乙
肉ばかりだと偏るからアスパラのベーコン巻きで
でも一方通行が進んで野菜食べるなんて思い浮かばないな…
631 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/02(火) 18:21:59.02 ID:O0jVUkpmo
一方たんは肉スキーだけど出されりゃだまって何でも食うイメージ
しかし色素沈着しないから何度でも初物偽装可能って
エロいな
632 :
十一日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/03(水) 00:07:55.40 ID:BQb7YdfF0
>>625-629
より参ります
一方「えっとォ……、肉料理?」
「オイ」
かくりと小首を傾げつつの一方通行の言葉に思わず木原が突っ込みを入れます
「いや、お前が肉が好きなのは知ってるけどよ。そりゃ流石に範囲広過ぎるだろ」
せめてもう少し絞れ、という木原の言葉に少し考え込んでから、
一方「ン、と……じゃァ、はンばーぐ…」
眠気が抜けないどころか寧ろ徐々に戻って来ているらしく、どことなく舌足らずな口調です
一方「あとォ…からあげ…も…」
「寝んなコラ」
言いながら再び眠りに引き込まそうになっている様子に流石に木原が起こしに掛かります
額を軽く指で弾いてやると、いたい、と呟きつつも半ば落ち掛かっていた瞼がゆるゆると開きます
「他に食いたいモンは?」
一方「…ンー……肉だけでイイ…」
「アホ。――ライスかパンか選べ」
流石にそれだけでは食事としてのバランスが悪過ぎる、と端末を操作して部下に指示を出しつつ簡潔に尋ねます
一方「えェー……おにぎり」
(そっちは指定すんのかよ)
渋った割にはさらりと細かい希望まで述べる一方通行に、今度は声に出さずに突っ込みつつ、次の問いに移ります
「少しは野菜も摂れ。っつー訳でサラダかスープは?」
一方「…………コーンスープ」
「コーンな」
答えを多少言い淀んだり、薄らと頬を染める様子に内心で首を傾げながら淡々と端末にメニューを打ち込みますが、
(ハンバーグ、唐揚げ、コーンスープ……って、ファミレスのお子様ランチかっつーの)
(コイツ割と子ども舌だよなぁ。コーヒー好きなくせに)
ふと理由らしき物に思い当たって合点した木原は声に出さずに呟きます
主菜副菜が肉しか有りませんが、栄養面はどうとでも補充出来るので追加するのは最低限だけに留めます
了解を確認してから端末をサイドテーブルに置き、傍らの椅子をベッドの前に引いてどさりと腰を下ろします
この館ではどんな命令にも応えられるように様々な状況を想定した環境を常に整えてあります
料理に関しても或る程度の下拵えまでは揃っていますが、それでも即座に完成という訳には行きません
当然ながら食事の準備が整うまでには多少の時間が掛かります
ベッドの上で半身を起こして座ったままの一方通行は、先ほど多少覚ましはしたものの放って置いたらまた眠ってしまいそうにも見えます
仮眠する程度の時間はありますし、軽い暇潰しになるような事を探すのも手です
尤も、今の状態の一方通行に激しい内容は避けた方が懸命、且つ余りに時間が掛かり過ぎる行動もお奨めしません
背凭れに体重を預けて長い足を高慢に組み、薄らぼんやりとしている一方通行を見遣りつつ眺めつつ、木原は思考を巡らせます
どうする? >>+2
※食事の準備が出来るまでの時間潰しな感じで、約30分〜1時間弱程度を一応の目安でどうぞ
633 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/03(水) 00:08:46.46 ID:BQb7YdfF0
毎度ご来訪有難うございます
食事風景は多分次回です今回短くてすみません
安価
>>625-629
内訳等
9 肉料理
5 コーンスープ
2 ハンバーグ/おにぎりと唐揚げ
1 ブラックコーヒー
数値がダブった場合を明記してませんでしたので今回は同率3位くにつ最採用で。コーヒーは多分付いてくるかと
……おや、結果全採用的な状態に
>>628
個人差があるし体調とか回数その他にも大いに因るので一概には言えませんけども
でもそう簡単に乾く様じゃ胎内の卵まで辿り着けませんのです
>>630
徹底管理が基本なので偏りや不足分は後で調整されます
そもそも食事自体に関心薄そうというか、食べ物に好きはあっても嫌いはなさそうだなーと思ってます
>>631
お残しはしませんそんな贅沢な、という感じの裏設定
一方通行は構成する要素の全てがエロいと思います
そんな感じで本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
本当はもう一つ先まで進みたかった…来るの遅かったからなので自業自得ですが
さておき
安価等有難うございました
続きはまた後日
それでは
634 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2012/10/03(水) 03:49:32.18 ID:fkJO/0yc0
乙!
ksk
635 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/03(水) 06:35:24.76 ID:f4JeoHAIO
乙
仮眠を取らせてあげる
寝付くまで一方さんの頭なでなでしてほしい
636 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/03(水) 07:30:03.55 ID:N4efAl5zo
雑談ついでにこれまでのことを振り返る
そもそもなんで莫大な借金が出来たのかとか
637 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/03(水) 13:41:30.83 ID:2Ez0tM8SO
930事件のせいだよな
638 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/07(日) 01:54:27.72 ID:bUf4XnCF0
>>635
「仮眠を取らせてあげる」から参ります
木原がふと視線を上げると、話の途中から眠そうにしていた一方通行はが僅かな沈黙の間に小さく舟を漕ぎ出しています
唐突にかくり、と前のめりに首が揺れるとその衝撃に目が覚めたのか薄らと瞼が開きます
しかし緩く瞬きながら手の甲で目元を擦っているのを鑑みるに、眠気は殆ど掃えていない様です
このままだと料理が来る前に眠ってしまうか、もしくは食事の途中で眠ってしまうのが容易に予測が付きます
前者ならば起こせば良いだけの話ですが、後者の場合、下手をすればハンバーグに顔を突っ込みかねません
そんな理由でよりにもよって顔に火傷などされたり、ましてや痕でも残っては困ります
決してそんな光景は第一位ともあろう者が間抜け過ぎるからではありません。ありませんとも
暇潰しに雑談でもするのも悪くない、ついでに現状に至るまでの経緯でも整理してみるか、なんて事を実はちらりと思っていた木原だったのですが
前述の事態を避けるには、適度な時間の仮眠を取らせて且つタイミングを見計らって起こしてやるのが一番簡単で確実でしょう
そう結論付けると、半分目を伏せた状態で生欠伸を噛み殺している一方通行を見遣り、声を掛けます
「一方通行」
一方「…あふ…ゥ…、…?」
呼ばれた一方通行はその声が自分に向けられたものだとすぐには把握出来なかったらしく、妙な間を置いてから木原に振り向きます
眠気過多の所為か見上げてくる表情は非常に幼い印象で、もう半分以上頭寝てやがるな、と思いつつ木原は立ち上がると細い肩に手を掛けます
一方「? きはらくン、どォし――…、…へ…?」
そのままとんと押すと完全に意外だったのか全く抵抗の無いまま、とさ、と軽い音を立てて華奢な身体がシーツに倒れ込みます
気の抜けた声を漏らしぽかんとした様子で見上げる一方通行に対し、木原は特に気の無い様子でベッドの端に腰を下ろします
重そうな瞼を緩く瞬かせるのを上から覗き込むような体勢です
「とりあえず、寝ろ」
一方「え……でも、」
「このままだとお前、飯食いながら寝そうだからな。準備出来たら起こしてやる。それまで寝てろ」
一方「……う、ン…」
これから食事じゃないのかと言いかけた一方通行ですが、続く木原の言葉に反論出来無いと悟って頷くその語尾がもう既に曖昧です
瞳を閉じると全身の力を抜き素直に睡魔に身を委ねますが、瞼が薄く開いては閉じ、を繰り返しているのを見て木原は小さく溜息を吐きます
どうやら中途半端に起きていた所為か中々ちゃんと眠りに落ちることが出来ないようです
しょうがねえな、と口の中で呟くと、片手を伸ばして白い髪に触れます
一方「……?」
そっと押し当てられる感触にゆるりと半分だけ赤い瞳が現れ、不思議そうに頭上を見ようとしますが当然視界が届く訳もありません
「良いからちゃんと目ぇ瞑ってろ」
無造作に投げるような響きで言いながら、指先でさらさらとした髪を軽く梳き、掌で頭を柔らかく撫でます
入眠を妨げないようにという意図からか、口調の割には心なしか潜めた声で、しかも壊れ物を扱うような手付きです
今までの例に違わず頭を撫でられるのは心地良いようで、それ以上の反応はなくただ素直に瞼が伏せられます
時折頭皮に触れる指先に伝わる温度が通常よりも些か高めに感じて、本当に眠る一歩前の状態であることが判ります
促すように一定のリズムで繰り返される動きに、既に片足を突っ込んでいる状態だった一方通行は吸い込まれるように眠りに引き込まれていきます
639 :
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/07(日) 01:55:02.31 ID:bUf4XnCF0
一般に、仮眠を取る場合、時間は15分から30分程度が最適とされています
寝入るまでに少々予想外の時間を要したものの、準備が整うのに合わせて起こすには寧ろ丁度良い頃合と言えるでしょう
食事の準備が整うまでの間、木原は特にすることもなく、眠る一方通行を何の気無しに眺めています
白く滑らかで人形染みた端正な容貌は、歳よりも幼く感じる淡い笑みにも似た表情でとろとろと微睡ろんでいます
完全に伏せられた薄い瞼の下で時折きゅるりと眼球が動くのが判ります
寝入ったばかりの頃に比べて少しずつ緩やかになっている眼球の動きに、段々と睡眠状態が深くなっているのを察します
時計を確認すれば、食事の指示を出してから45分程、また一方通行が眠りに入ってから20分程経過しています
「……そろそろ起こすか」
これ以上経つとやがてノンレム睡眠に入ってしまい、起こすには適しません
また、寝起き直後の摂食するよりは多少の猶予を持たせた方が良いだろうと木原は判断を下します
呟きながら手を伸ばし指先で前髪を払うと、瞼を縁取る白い睫がふるりと震えます
「一方通行」
ベッドに手を突いて上体を乗り出し、丁度真上から顔を覗き込む体勢で名前を囁きます
声は聞こえたようで僅かに反応を返すものの、まだ覚醒には至りません
「起きろ、一方通行」
一方「………ンン………」
少しだけ身を屈めてからもう一度呼び掛けます
先ほどよりも耳に届く音は大きく、兆候も見えるのですが、目覚めるには今一つ足りないようです
「――ったく。しょうがねぇなあ、この寝坊助小僧が」
こき、と軽く首を鳴らし、木原が小さく溜息をつきます
呆れたような、或いは仕方無さそうな呟きですが、些か愉しげな色も垣間見えます
どうやって起こす? >>+2
※覚醒一歩手前程度なので軽い刺激でも目は覚めます
※食事が運ばれて来るまで後10分弱程度
640 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/07(日) 01:56:20.23 ID:bUf4XnCF0
毎度ご来訪有難うございます
好きなモン食って死ねりゃ幸せ、は至言だと思う今日この頃、
凄ぇ中途半端な所でご無沙汰しましてすみません
>>636-637
概要は大体原作通りの流れです。詳細は大分違います。色々と
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等有難うございました
続きはまた後日、なるべく明日も来れれば良いなと思いつつ
それでは
641 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2012/10/07(日) 04:00:40.90 ID:LWEGUtuD0
乙です!
ksk
642 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/07(日) 06:43:24.54 ID:zYgJtuo2o
乙
愛でるようにキス
643 :
十一日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/09(火) 01:11:17.39 ID:LrTtmG7L0
>>642
「愛でるようにキス」から参ります
薄く笑みを浮かべながら、空いている手で髪を撫で、そのまま滑らかな頬へと滑らせます
掌を添えたまま親指の腹で唇をなぞれば、薄い皮膚が柔らかく押し返してきます
一方「……っふ…ゥ…」
弾力を愉しみながらやや強めに押し込むと、吐息と共に些か艶めいた声が零れます
支えている方の肘を曲げシーツに腕を付くと必然的に距離がぐっと縮まります
眠りが浅くなっているのか時折ひくつく瞼に、合わせて揺れる白い睫の一本一本までが見て取れます
男にしては長いそれが部屋の照明を受けて白い頬に薄っらと影を落としています
頬に当てている手をするりと滑らせ顎に指を掛けて軽く持ち上げれば、僅かに開いた唇の隙間から赤い舌がちらりと覗きます
ゆっくりと顔を下ろして行き、相手の吐息を肌に感じるほどに近付けます
「――…一方通行」
もう一度最後通牒代わりに、耳元へ今にも唇が触れそうな位置で囁きますが、殆ど音を伴わない声では目覚めるはずもありません
数秒待ってから目覚める様子が無いのを確認するとまた正面へと戻り、薄い唇を軽く開きます
そのまま一方通行のそれを覆うように重ねれば、ほどよい弾力としっとりとした感触が伝わります
決して深く交える事はせず、表面だけを撫でるように柔らかく啄ばみ、角度を変えて繰り返します
少しずつ、重ねる時間が長くなっていきます
隙間から零れる微かな吐息が仄かな艶を帯び、やがて熱に変わり始める一歩手前辺りに差し掛かった頃
一方「……はっ………ふァ……っン、ゥ、」
流石にやり過ぎたのか、細い身体が小さく身動ぎ、ゆっくりと瞼が開かれ赤い瞳が露になります
前兆に気付いていた木原は、一方通行が目を覚ます直前に唇を放しています
些か没頭しかけていた為か体勢を戻す暇までは足りず、極間近で顔を見合わせている状態です
覚醒直後のまだぼんやりとした瞳がゆるゆると瞬き、漸く驚いたように見開かれた時には木原は既に身体を起こしています
状況が上手く把握出来ていないのか些か混乱した様子の一方通行を、余裕を持った素振りで座ったまま見下ろしています
「目ぇ覚めたか」
一方「……あ、」
平素と変わらない口調で呼びかけられた事で逆に眠る前の状況を思い出したらしい一方通行が慌てて起き上がります
一方「っ!?」
が、ベッドに座り直した途端、急に顔を覗き込まれ思わず息を呑んで固まります
「………まぁ、さっきよりはマシだな」
一方「…?」
「食ってる最中に顔突っ込んだりはしなくて済むだろ、っつってんだよ」
仮眠を取る前は会話の最中ですら寝てしまいそうになっていた事を自覚している一方通行は全く反論出来ず、白い頬に薄く朱を走らせます
僅かに落ちた沈黙の間隙を縫うように小さな電子音が響きます
「お。来たか」
来訪を告げるその音に顔を上げると木原はさっさと立ち上がって扉の方へと向います
その背中を何と無しに見遣りながら、混乱から冷めて大分落ち着いてきた一方通行はふと唇に違和感を覚えます
644 :
十一日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/09(火) 01:12:46.01 ID:LrTtmG7L0
一方(何だコレ…? 唇ンとこだけ少し…温けェ、っつゥか…)
それはどうやら一方通行にとっては未知のもので、何処を見るともなく視線を落として考え込んでいます
意識を思考の波に漂わせながら、同時に無意識の内に己の唇に指を這わせています
違和感ではあっても不快という訳ではなく、それが余計に気になっているようです
一方(原因があるとしたら、寝てる間だけなンだが……)
一方(……そォいや、何で木原くンはあンな近く…に…?)
一方(……あ、れ? ちょっと待て……それって…――)
唇を縁に沿って指の腹でつっと撫でながら、ふと思い至った一つの可能性に何故かじわじわと顔が熱くなっていきます
「良かったなぁ一方通行。ちゃんとご希望通りのメニューが――……って、何やってんだ?」
一方「っ!」
何時の間にかベッド脇に戻ってきていた木原は食事の乗っているらしいワゴンを押しています
自分の思考に没頭していた一方通行は全く気付かず、しかも余りのタイミングに、びくりと大げさに肩を跳ねさせてしまいます
疑問符を浮かべている木原に対し、考えていた事を素直に口にするには妙に気恥ずかしく思えて咄嗟に言葉が出てきません
しかも、あくまでそれは一方通行が思い付いた可能性の一つでしかなく、違っていれば更に羞恥を重ねる事になります
微妙な沈黙の後、結局返したのは誤魔化す為の常套句です
一方「……別に……なンでもない」
「……そうかい。まぁ良いけどよ」
その割には顔赤いぞ、と言ってやろうかと一瞬思った木原ですが、口元を辿る指の動きを見て追求するのを止めておきます
そういえば今まで一度もした事が無かったんじゃないか、と今更ながらに思い至った為です
敢えて素っ気無い一言でさらっと流すと、多目的型のワゴンを簡易テーブルに組み替えベッド脇に接置します
「ま、アレだ。とにかく飯だ飯」
一方「あ……うン」
椅子の位置をずらして腰を下ろしながら告げると、まだ薄赤い頬の一方通行は素直に頷き、座ったままテーブル前に移動します
金属製の覆いを外せば食欲を誘う香ばしい匂いがふわりと漂います
小さめの皿には黄金色の唐揚げがこんもりとピラミッドのように積まれています
熱いプレートの上でじゅうじゅうと音を立てるのはこんがり焼き目のついたハンバーグで、付け合せの野菜にも炙ったベーコンが巻かれています
何故かカフェオレボウルにたっぷりと注がれた柔らかな黄色のコーンスープにはクリームとクルトン、パセリの彩が添えられています
更には食べ易いようにか綺麗な三角型の小振りなおにぎりが三個、並んで鎮座しています
そして、空のカップ&ソーサーの横にはコーヒーサイフォンが保温プレートに載って置かれています
普段摂取している『食事』とは次元すら違うような内容に、解ってはいても思わずぽかんとした表情で見ています
くう、という小さな音は、無言の空間には妙に響いて聞こえます
一方「……う」
反射的に腹に手を当てますが当然ながらどうにもなりません
思わず顔を赤くする一方通行に、赤面するのは何度目だろうかと思いつつ、木原は欠片も隠す事無く笑いを零します
「オラ、冷めねぇ内に食っちまえ」
咽喉奥を可笑しげに震わせつつも無造作な口調で促してやれば、一方通行もおずおずと座り直します
が、いきなりサイフォンに手を伸ばそうとしたのを素早く遮り、スープの器を取り上げずいと突き付けます
645 :
十一日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/09(火) 01:14:58.55 ID:LrTtmG7L0
「空の胃にブラックコーヒーとかアホか。こっちが先だ」
一方「……はァい」
空きっ腹なのは食事を制限している木原が原因なのですが
尤も何を言った所でその辺りの待遇が変わる訳ではない事は明白なので、口を噤んで素直にスープを受け取ります
両手で包むように持つと、縁に口をつけて僅かに啜ります
一方「…っ…あつ…」
「そりゃそうだろ」
舌を出して呟く一方通行にやや呆れ気味に返します
幸い火傷までは至らなかったようで、唇を尖らせて息を吹きかけては少し啜る、を繰り返します
どうやら思ったよりも気に入ったようで、少量ずつではあるものの確実に中身が減っていきます
しかしそんな時間の掛かりそうな食べ方では他の料理が冷めてしまうかもしれません
どうせ固形物を摂取させるなら最上の状態で、と考えている木原は脇に置かれたままの食器の中からフォークを一本手に取ります
湯気を立てるハンバーグを器用に一口大に切り分けるとその内一つを突き刺し、スープを啜っている一方通行の口元に差し出します
「一方通行。口開けろ」
一方「……ン。…あ」
いわゆる『あーん』というヤツですが、木原にとっては関心の無いジャンルなので特に気にはしていません
された側の一方通行にとっても今まで全く縁の無い行為なので、先ほどと違って気恥ずかしいという感覚ではないようです
四分の一ほど減ったスープのボウルは持ったままで少し下げ、唇に付いたスープを舌で嘗取ります
そのまま口元に差し出された肉片にぱくりと食いつきます
もぐもぐと咀嚼に合わせて動く膨らんだ頬が、リスやモルモットのような小型のげっ歯類を見ているようです
こくりと嚥下するのを見計らって更に一切れ差し出せばそれも素直に口にします
文字通りの餌付けが思ったよりも面白く、次は唐揚げを口元に運びます
やや大振りで流石に一口で含むにはやや大きめのそれはどうするのだろうと見ていれば、一瞬動きを止めてしまいます
どうやら少々悩んでいたようですが、再び口を開くと半分ほどを噛み切り、少しだけ急いで咀嚼し飲み込んでから残りを口にします
その後は何もしないでいれば、一方通行は一口スープを啜ってからボウルを戻し、おにぎりに手を伸ばします
順当に手前の一つを取ろうとして、一つだけが色が違うのに気付いて首を傾げます
両端の二つは白米なのですが、真ん中の一つだけは赤味掛かった色合いをしています
「どうした? …ああ、そりゃ赤飯だ」
一方「せきはン?」
「米と小豆を一緒に炊き込むと色が移って赤っぽくなるから赤飯、らしいな。食ってみろよ」
軽い口調で解説を述べる木原に促されるまま、赤飯のおにぎりを手に取ります
初めて見るのか不思議そうに一周くるりと回して眺めると、角をそれぞれ両手で摘むように持ち、頂点の部分に齧り付きます
幾らかもち米も混ざっているらしく白米のみとはまた違った触感に、少しだけ驚いたような表情を浮かべています
片手で包める程度の大きさしか無いそれはすぐになくなり、指先に付いたご飯粒も啄ばんで綺麗に食べてしまいます
添えられていたお絞りで手を拭うと、余程気に入ったのか再びスープに手を伸ばします
木原が合間を見計らってハンバーグや唐揚げ、はたまた付け合せのアスパラガスのベーコン巻き等を口元に運んでやります
その度に一方通行もぱくりと素直に齧り付きもぐもぐと頬を膨らませています
646 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/09(火) 01:17:42.57 ID:LrTtmG7L0
用意された食事は全体的に少な目の量なのですが、進みがゆっくりな所為でそこそこの時間を掛けて食べ終わります
それでも大分満腹らしい一方通行は、ベッドヘッドに背を預けた体勢で漸くありついたコーヒーを堪能しています
「……そういえばな」
一方「?」
随分と寛いだ様子を見遣り、折角だからこのタイミングで種明かしをしてやろうと企んだ笑みを浮かべつつ木原が口を開きます
唐突に話しかけられて、丁度空になったコーヒーカップを傍らに置いた一方通行がきょとんとした顔で木原を振り向きます
「先刻食っただろ、あの赤飯ってのはよ、大抵は祝いの席なんかで出す物なんだぜ?」
一方「……祝い?」
いつの間にか醸し出す不穏な雰囲気を悟った一方通行ですが、既に件の赤飯は全て腹の中に納まってしまっている状態です
「ああ。だからよ――言っただろ、祝賀代わり、ってな」
一方「……何、の…?」
訝しく思いつつもまだ正答に見当が付かないらしい一方通行に、木原がにやりと笑みを深め、口を開きます
「お前の『精通』祝い」
一方「――は…!?」
「まぁ『初射精』でも良いけどよ、どっちかっつうと精通の方が目出度くねぇか?」
一方(…っ知らねェよ…!)
言われた意味を把握した途端、一瞬で赤面し言葉を詰まらせた一方通行に、妙に暢気な口調で木原が嘯きます
反論を心の中では叫んでいるつもりなのですが、どうやら衝撃で声にならないようです
なにやら言いたそうにぱくぱくと開閉している唇からは呼吸音ばかりが零れています
そんな一方通行を尻目に、ベッドの上に乗り出し耳元に唇を寄せると木原が悪戯めいた声で囁きます
「良かったなぁ、一方通行。――これでもっと愉しめるぜ?」
一方「…っ…!」
後半で急にトーンが下がり、獣めいた低い声が耳に直接注ぎ込まれぞくりと背筋が震えます
「…お前、結構耳も弱いよなぁ」
一方「ひァ、ン…っ」
耳朶に唇を触れさせながら囁かれれば、ぴくりと小さく肩が跳ね、思わず零れた声が妙に艶めいて響きます
またも急変した態度に思考が付いてい無いのか些か怖気づいた様子に気が付くと、少しばかり声のトーンが上がります
「おいおい……まだ体力ロクに戻ってねえのにがっつりエロい事はしねぇっつーの。流石によ」
更に戯けた色も含んだ声が薄ら浮かんでいた予想を否定したお陰で、強張り掛けていた身体からゆるゆると力が抜けていきます
それでもなお窺うような上目遣いに薄く苦笑を浮かべ、わざと軽い調子でさらりと言ってのけます
「ま、お前がその気になっちまったならしょうがねぇけどな。軽ーく戯れる程度ならしてやっても構わねぇぜ」
さて、どうしたい?――と、敢えて主導権を渡すかのような言い方で、随分と譲歩する素振りです
どうする? >>+2
※一方通行がしたい事、またはして欲しい事、です。台詞とかでも可
※体力残量が非常に少ない為、安価内容によっては履行に制限が掛かる場合があります
※食事の直後なので、それなりに激しい反応を伴う行為は特に制限が掛かります
※これで十一日目ラストです
647 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/09(火) 01:20:17.60 ID:LrTtmG7L0
毎度ご来訪有難うございます
愛でるってこんな感じで宜しいでしょうかイメージ違ってたらすみません
本当は昨日書いてたんですが、投下直前にPCがフリーズしましてちくせぅもう寿命かもしれない
あと今気が付いたけど
>>646
で日数と色指定入れ忘れたちくせぅ
ところで、行動選択肢には「何もしない」「休憩」「睡眠」「調教終了」なんかも含まれます
体力気力がある程度残った状態で調教を終えると次の日の回復度合いが大分変化します
逆に体力気力が完全に空っぽになるとそれはそれで何か起こるかもしれません
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等有難うございました
続きはまた後日
それでは
648 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/09(火) 02:57:39.01 ID:MCxOrZsIO
乙
結局お赤飯そのものも採用されとるww
649 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
[sage]:2012/10/09(火) 03:25:50.73 ID:vAcRpPZG0
乙です 小動物ぽいww
安価まにあえば、目が覚める前されてたこと(キス)
恥ずかしくてまともにいえない一方さん見たい
650 :
十一日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/10(水) 01:30:13.23 ID:6si6ovsd0
>>649
「目が覚める前されてたこと(キス)」から参ります
木原の言うように『その気』になっている訳では無いものの、そういわれた一方通行はふと食事前に考えていた事を思い起こします
仮眠から目が覚めた時、唇に残っていたあの感触です
例えるなら誰かがずっと触れていた為にその箇所だけ体温が移ったかのような仄かな温かさ
無意識の内に熱を帯びた顔を隠すように俯き加減になりつつ、記憶をなぞるように指先が唇をそっと撫でています
仕草で察しているのか木原が揶揄うような表情で見下ろしています
ですが、己の思考に沈んでいる一方通行は全く気付いていません
聞こえないように密かに笑いながらも、少しばかり助け舟を出してやる事にします
「何かあるならとりあえず言ってみろよ?」
内心面白がっているのが声に出ないようにしながら促すと、功を奏したのか一方通行が恐る恐るといった様子で顔を上げます
頬は薄赤く染まったままで、目元も薄らと火照りを帯び、羞恥を堪えているような表情です
何か言いた気に唇を開き掛けては閉じるのを繰り返し、明確な言葉にするのを躊躇っている様子です
しばらくそうやって迷っていましたが、小さく唇を噛み締めると再び俯いてしまいます
表情は垂れた前髪で隠され、時折「あ…」とか「う…」といった呻き声が僅かに零れています
木原は口元の笑みもそのままに、葛藤している様子を黙って眺めています
やがて、意を決したように一方通行が顔を上げて木原を見遣ります
一方「……木原くン、」
きゅ、と唇を噛み締めてから恐る恐る囁く声がで木原に呼び掛けます
一方「え、っとォ……その、」
心は決めたものの、言おうとしている内容にどうにも恥ずかしさが勝って巧く言葉が出てきません
中々話が先へ進みませんが木原も特に急かすつもりはないようで、然して気の無い様子で一方通行の台詞を待っています
それに多少後押しをされたのか、こくりと唾液を飲み込んだ一方通行がようやくぽつりぽつりと意味のある単語を口にし始めますが、
一方「……さっき、木原くンが、……その、」
一方「……俺が……目が、覚める前に……して、た……」
言い終わらない内に声が段々と小さくなってしまいます
もごもごと口の中で何か言っているのは判るのですが、流石に内容までは聞き取れません
再び俯いてしまったのを見て、この調子ではどうやら駄目かもしれないと木原は言葉に出さずに呟きます
今までにもっと凄い事を散々やっている筈なのですが、やはり気恥ずかしさを感じるポイントに多少のズレがあるようです
それでもしばらく黙って待っていたのですが、まるで固まったように変化がありません
木原はこっそりと溜息を吐き、次の機会に持ち越そうかと口を開き掛けます
そんな雰囲気を察したのか、一方通行が急に動きを見せます
黙ったまま、俯いたままですが、すいと伸ばされた手が白衣の裾を摘みます
放すまいと言わんばかりに細い指先できゅっと握りこみ、まるで引き止めるような仕草です
一方「……木原、くン」
おずおずと向けられた目元は赤く潤んで今にも零れそうに揺れています
一方「き……」
そのどこか泣きそうにも見える顔で、それでも恥ずかしげに頬を染めながら、震える唇がゆっくりと開かれ、
一方「……キス……して……」
遂にその言葉を口にします
651 :
十一日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/10(水) 01:30:39.25 ID:6si6ovsd0
そして、一度明確に声に出してしまえば吹っ切れたのか、こくりと咽喉を鳴らしてから続いた言葉は随分と淀みなく紡がれます
一方「俺が……ちゃんと、起きてる時に……して、欲しい」
「ああ――良いぜ」
一方「…っあ、」
木原の返答が耳に届くのとほぼ同時に、流れるような手付きで顎を掬われます
すっと間近に迫る眇めた瞳に思わず目を瞑れば、柔らかな仕草で唇に触れるのは、覚えのある仄かな温もりです
一方「ン、……っ」
繊細な薄い皮膚の表面だけをそっと愛撫するような口付けが与えられます
一方「……ンァ……っふ…ゥ……」
柔らかく啄ばむような感触が、ゆっくりと、丁寧に、何度も繰り返されています
奪うような激しさではなく、絡め取るような深さでもなく、ただただ愛でるように唇を重ねられます
慣れていない所為で些か覚束無い呼吸に、察した木原が息苦しくなる前に唇を解放します
ふるりと白い睫が震えゆっくりと瞼が開かれれば、その下から現れた赤い瞳が既にとろりと蕩けています
欲情を煽るような激しい物とは全く異なる、只管穏やかな快感に心底陶酔したような様子です
そのうっとりとした表情に、木原がくつくつと咽喉奥を鳴らして笑いを零します
「気持ち良いのか、一方通行?」
一方「うン……気持ち、イイ……」
声までが熱に浮かされた調子で返され、木原が愉しげに瞳を眇めます
どこかぼんやりとした視線のまま、一方通行も釣られたようにゆるりと笑みを浮かべます
一方「なァ木原くン……もォ一回……」
余程気に入ったのか、白衣の胸元をきゅっと掴んで、うっとりとした口調で一方通行が強請って来ます
無論拒む理由もなく、木原は小さな頷きを返すと再度、淡く笑みを刷いた唇に口付けます
微妙に角度を変えて幾度も重ね、ちゅ、ちゅ、とやけに可愛らしい音を小さく響かせながら、
(この程度のキスだけでこの反応とか……相変わらず変な所で初心だよなぁ)
声に出さずに心の中だけでぼそりと呟きます
(……舌入れたらビビるんだろうなーコイツ)
尤も、今それをやるつもりは無いのですけれど
些か不穏な企みを抱えているとは知る由も無く、一方通行は与えられる快感を甘受しています
―
―――
―――――
十一日目 終了
652 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/10(水) 01:31:34.04 ID:6si6ovsd0
--体力を少しだけ残した状態で調教終了です--
小動物的一方通行の好物と餌付けとファーストキスの話、ですた
パラメータ変動は次の投下時に一緒に提示しますすみません眠い
653 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/10(水) 01:32:32.32 ID:6si6ovsd0
十二日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、中央のベッドには一方通行がぺたりと座り込んでいます
少しぼうっとした様子で何処ともなしに視線を漂わせていましたが、木原に気付くと表情を緩ませます
腰の辺りに無造作にシーツを纏っただけのほぼ裸体には縄の痕が薄らとだけ残っています
こくりと小首を傾げ見上げてくる表情は子どものように幼げです
身体の疲れはほぼ回復しています
精神的な疲れは殆ど無いようです
どうする? >>+2
654 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/10(水) 01:33:01.17 ID:6si6ovsd0
毎度ご来訪有難うございます
最近誤字脱字が多い様な気がしますすみません
直してるつもりなんですが、たまに日本語として成立してないのも在ったり無かったりすみません
半分寝てる頭で書くと粗が多くて困りモノですすみません
>>648
お祝いと言ったらやっぱりお赤飯かなぁと
どうにかして使いたいなーと思ってたら直球で米飯が来たのでついつい
>>649
食べる時のイメージはそれこそ兎とかハムスターとかその辺り
野菜片とか向日葵の種を両手で持ってもきゅもきゅしてるあの感じです可愛い
…単語ははっきり言わせない方が良かったでしょうかね?
そんな感じで本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等有難うございました
続きはまた後日
それでは
655 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/10(水) 01:33:21.01 ID:POuYLTIIO
純粋にデート
もちろん女装で
656 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
[sage]:2012/10/10(水) 02:00:49.57 ID:VCCkWXzj0
キス、グッジョブです!!!
安価なら開発済みな敏感なとこ避けて延々と愛撫
657 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/10(水) 02:35:16.04 ID:7E48yHpYo
いいなー可愛くてモダモダしてしまうw
心より乙!
658 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/14(日) 22:05:25.15 ID:zebmC+710
毎度ご来訪有難うございます
またもやご無沙汰致しましてすみません
懸念していた本体より先にモニター死んだので買い換えて来ました出費ちくせぅ
>>655
今のデレ具合なら結構普通にデートするんじゃないかと思います
いちゃらぶしやがってー
>>656
,
>>657
ありがとうございます
お気に召して頂けたようで幸いです
初々しくー可愛くーと言い聞かせつつ書いたのですが少しでも雰囲気出せてたら良いなと思いつつ
あと、前回投下に間に合わなかったパラメータを
<パラメータ変動> ※一方通行の場合、Lv.11以上は上昇率が抑制(上がり難い)
一方通行
「依存(→木原数多):Lv.6」↑
「従順:Lv.11」↑
「愛玩属性:Lv.9」↑
「被虐嗜好(恥辱系):Lv.3」↑
「接吻経験」追加
木原数多
「執着(→一方通行):Lv.7」↑
「愛玩嗜好:Lv.9」↑
それでは以下本編です
659 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/14(日) 22:06:27.03 ID:zebmC+710
>>656
「開発済みな敏感なとこ避けて延々と愛撫」から参ります
好物ばかりの食事が功を奏したのでしょうか
昨日のように眠気が残っている様子は無く、目元の隈もすっきり綺麗になっています
今までに無いほど漂う雰囲気が柔らかく、表情も穏やかです
「……何だ、随分ご機嫌だな?」
一方「…ンー…」
率直に言いながら木原が白い髪に手を伸ばすと肯定とも否定とも付かない曖昧な声が返ってきます
そしてまるで懐いた子犬が飼い主に甘えるような仕草で頭を掌に摺り寄せています
相変わらずのさらさらとした手触りを愉しみながら手櫛で髪を梳いていきます
柔らかな地肌を滑り降り、耳の後ろの生え際辺りを指の腹で揉むようにしながら辿ります
木原にしては珍しく余り性的な匂いを感じさせない手付きに、一方通行は目を閉じて気持ち良さそうに受け入れています
見ていないのを良い事に手を止めないまま木原がそっと顔を近づけていきます
ふと気配に気付いた一方通行がゆるゆると目を開くと思いがけないほど近い距離で目線がかち合います
驚きで反射的に見開かれた赤い瞳に小さく咽喉を鳴らして笑うと、わざと音を立てて耳元に軽く口付けます
羞恥でさあっと薄赤く染まった柔らかな耳朶を木原の唇がそっと食みます
一方「…ン…っ」
ささやかな感触にも関わらず小さく喘ぎが零れ、ふる…と背を震わせます
特に開発を施した訳ではないのですが、耳は元々一方通行が初めからそれなりに反応をしていた場所です
一方「…は、ァ……ふ…っ」
縁や襞に沿って唇を滑らせながら、指で首筋を撫で下ろしていきます
そのまま木原の手は薄い背中に回り、浮いた肩甲骨から背筋を滑り、細い腰を一撫ですると剥き出しの太腿に辿り着きます
青い静脈の透ける薄い皮膚をするすると掌が這い回ります
いつの間にかベッドに乗り上げていた木原は一方通行の正面で片膝を付いた体勢です
細い太腿に手を掛けて膝を曲げるように軽く持ち上げ、筋の張った内腿を撫で上げます
膝の裏を擽り、脚の付け根をなぞり、肉付きの薄い脚の特に柔らかな部分を指の腹で辿ります
一方「あ…ァ、…ン…っ」
時折肩をぴくりと震わせるものの、無意識に零れる小さな喘ぎはまだ仄かな快楽の入口付近を漂っている程度です
何かに吊られるようにふらりと宙を彷徨った手が恐る恐る木原の背に回ります
縋るように、或いは甘えるように、抱き付くような体勢でそっと木原の白衣を掴んでいます
陶酔に似た様子で伏せ気味の白い瞼がゆるやかに震え、赤い瞳が睫を揺らしながら薄らと開かれます
すぐ傍にある木原の横顔を縋るように見詰めますが、与えられる穏やかな心地よさに再び瞼の向こうに隠れてしまいます
何かを訴えるような色を淡く湛えた視線に気付いているのかいないのか、木原は変らず穏やかな愛撫を続けています
身体の奥底のほんの微かな燻りを、遠くからゆっくりと煽るような手付きです
唇から零れるあえかな吐息が、まだ欲情というにはささやか過ぎる熱を、それでも仄かに帯び始めています
どうする? >>+2
660 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/14(日) 22:26:40.17 ID:Ll8V3OiCo
きてたー!
加速下
661 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/14(日) 22:42:11.17 ID:c2rj9cpIO
愛撫しながらねちっっっこくべろちゅー
662 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2012/10/14(日) 22:59:22.86 ID:tOx91rrAO
1の髪とか頭なでる描写大好き
663 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/15(月) 01:35:26.16 ID:PrGFs47D0
>>661
「愛撫しながらねちっっっこくべろちゅー」で参ります
木原の掌が滑らかな白い肌を柔らかな手付きで撫で回しています
僅かでも反応の良い部分をさり気なく繰り返し辿りつつ、まだ未開発の部分を探っていきます
やわやわと甘噛みしていた耳を、最後に尖らせた舌先で襞をつうっと嘗め上げて離れます
間近で顔を覗き込むと白い頬が上気しているのが目に留まります
解放に気付いてゆるりと開かれた瞳が潤み始めています
唇の隙間から細く吐き出された息が甘やかな熱を含んでいます
その仄かに艶めいた響きにまるで誘われるようにして木原が唇を近付けます
始めはただそっと触れるだけの口付けを幾度も繰り返します
やがて決して拙い呼吸の所為だけでなく乱れ始める吐息を閉じ込めるように触れ合う時間が長くなっていきます
前回の接吻は此処までで終わってしまった為、その先、更に深くするにはどうするのかを一方通行は知りません
例えば水に潜った後浮上した水面で多くの酸素を取り込むような本能的な行動をとっただけです
幾度も繰り返される口付けの僅かな合間に息を吸い込もうと、少しばかり唇を開いたその隙間に、
一方「ンン…っ!?」
狙い澄ましたように滑り込んだのは
一方(……な、ン…!? 何だコレ…っ――熱…ィ…)
状況から鑑みて可能性など極限られているのですが、突然の未知の感覚に混乱する思考ではその正体を判断出来ずにいます
思わず目を強く瞑り咄嗟に首を振って逃れようとするものの、何時の間に後頭部を抑えている手がそれを許しません
熱と滑りを帯びた肉感的な異物はまるでそれ自体が意思を持った生き物のように口内を這い回ります
深く合わされた唇に呼吸を奪われ、途端に襲い来る息苦しさに脳裏が白く暈けてくらくらと揺れ始めます
咄嗟に無自覚なまま鼻での呼吸を会得しつつも、急激に高まる熱に違う理由で一層眩暈が強くなります
酩酊に似たそれに心地よささえ覚えながら、白衣を掴む手に力が込められます
が、何故か急に木原が一旦口を解放します
絡め取られたままの舌がずるりと引き出される光景に、漸く今まで口内を犯していた物の正体を悟ります
混ざり合った唾液が互いの離れた舌先を繋いで糸を引き、すぐに重さに耐えかねてぽたりと滴り落ちます
一方「…っは、ァ……――あ、ンン…っ」
無意識の内に大きく息をついた一方通行の唇を木原が再び塞ぎます
覆うように塞いだまま舌がべろりと唇を嘗め上げるとまたすぐに離れていきます
一方「…あっ…」
思わず物欲しげな声が零れ、それに羞恥を感じる余裕も無いまま一方通行は追い縋るように自分から唇を近付けます
そして強請るように口を開き自ら舌を差し出すと、それを見た木原がにいっと口端を上げていやらしげに笑い、今度は初めから深く口付けます
遠慮の欠片も無くぬるりと入り込んでくる感触にぞくりと背筋が震え、頭まで一気に熱が上がります
一方(……木原くンの…舌…が、……俺のと…絡まっ…て、ェ……っ)
開いた唇から差し出した舌を自らも絡め返しながら一方通行は陶酔した表情で目を閉じます
すると身体中を這い回る木原の手が急に性的な色合いを強め、一層激しく熱を煽り始めます
先ほどまで後頭部を捉えていたはずの手も既に外されて再び柔らかな肌の上を滑っていきす
乳首や性器や臀部を敢えて避け、まだ知らない部分から性感を探り見出そうとするように身体中を丹念に這い回っています
664 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/15(月) 01:36:22.47 ID:PrGFs47D0
一方(……あ、ァ……凄ェ……くらくら、する……)
一方(……気持ち、イイ……)
白衣に包まれた広い背中に腕ごと回して縋りつきながら、一方通行は蕩けそうなほどの悦楽にうっとりと身を委ねています
一方「ン、む……ンン……っは、ふ、……ンゥ……っ」
呼吸まで奪うような深く激しい口付けに、決して息苦しさの為だけでなく、一方通行は耳や眦まで真っ赤に染め上げています
一方(……身体も……頭ン中も……熱くて……)
一方(……脳まで融けそォ…だ……)
まだ接吻の経験が薄いにも拘らず、余程相性が良いのか、一方通行はすっかり身も心も陶然とした様子です
ねっとりと絡み合う舌がその度に、ちゅく、じゅる、といやらしい水音を立てています
木原が上から被さるような体勢の為、下になっている一方通行の口内にはどちらの物とも付かない唾液が舌を伝ってとろとろと流れ込んでいます
生温いそれを躊躇う事無く嚥下する度ごくりと震える咽喉を、飲み込みきれずに溢れた唾液がゆっくりと伝い落ちていきます
時折木原が舌を引いて離れる素振りを見せるのですが、その度に一方通行が切なげに瞳を潤ませ、もっとと強請るように追い縋ります
中々終わりの見えない口付けに、最早一方通行の鎖骨や胸元までもが二人分の唾液でべたべたに塗れています
どうする? >>+2
665 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/15(月) 01:36:50.07 ID:PrGFs47D0
毎度ご来訪有難うございます
意識してねちっこく書いた事が無いので程度が判らんのですがこんな感じで宜しいのでしょうかまだ薄い?
>>660
お待たせ致しましてすみません大変恐縮です
出来るだけコンスタントに来たいとは思ってますので生温くお付き合い頂ければ僥倖です
>>662
お気に召して頂けているなら光栄ですありがとうございます
書いてて好きなシーンなので恥ずかしながらついつい力が入ります
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等有難うございました
続きはまた後日
それでは
666 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/15(月) 01:52:28.73 ID:lNRIZhNe0
乙
厭らしさと可愛らしさのバランスが絶妙
667 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/10/15(月) 01:57:41.90 ID:k1Mcpehfo
乙
668 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2012/10/15(月) 04:51:57.00 ID:go/vQLDZ0
乙
体中にキス痕をつけてみよう!
669 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/17(水) 03:21:13.38 ID:ctXI47zP0
>>668
「体中にキス痕をつけてみよう!」から参ります
一方「ンン……ふァ……っは、ゥ……」
もう大分力が抜けているらしい一方通行は、白衣を掴む手がずるずると滑り落ちています
木原が細い顎に片手を掛けていなければそのまま後ろへ倒れこんでしまっても不思議ではありません
それでいて熱い舌はそこだけが別の生き物のように絡み合っています
口元から水音が響く度に口端から零れる唾液は既にシーツにまで滴り幾つも染みを作っています
半ば伏せられてしまっている一方通行の瞳は夢に片足を突っ込んででもいるかの如くにうっとりとした様子です
鮮やかな赤い色はすっかり熱に蕩けてしまい、まるで泣いた飴のようにとろりとしています
木原の舌が口腔の奥まで潜り込み絡め取った舌の根を少し強めに吸い上げると、ビリビリと痺れるような感覚が脳髄を奔ります
惚けていた意識が少しばかり呼び戻されると同時に、寒気にも似た快感にぞくぞくと背筋を震わせています
一方「……ァむ……ン……は、ふ……っンゥ、」
不意にもう片方の手も顎に添えられ僅かに力が込められたかと思うと、口元を指で押さえられ、そのまま唇が離れて行きます
深く絡み合っていた舌も大分力が抜けていた為動きに合わせてずるりと解け、完全に口内から引き抜かれてしまいます
一方「あ……、な、ンで……?」
当然の様に追い縋ろうとした一方通行ですが、木原の手がそれを阻んで叶いません
シーツに滑り落ちていた手を木原の手に添えて爪を立てるような仕草をしつつ抗議の声を上げます
が、すっかり力の抜けた状態では痛くも痒くもありません
更に、今の今まで口付けに没頭していた舌は巧く回らず睦言でも囁いているかのような声色です
一方「…? きは……――ひゃ、ンっ」
それをさらりと聞き流して、木原は掴んだままの顎を軽く持ち上げそこにすっと顔を寄せます
相変わらず前触れの無い行動に意図の読めない一方通行が疑問を浮かべいます
優しげな手付きに逆らう事はせず木原の名前を呼ぼうとしますが、最後まで言い切る前に艶めいた声が上がります
露になった無防備な首筋を木原が突然べろりと嘗め上げた所為です
舌を押し当てたままゆっくりと上へ辿り、耳のすぐ下の柔らかな部分を舌先で擽ると、唇を押し当ててやや強めに吸い上げます
一方「つ…っ、」
ぴり、と少々痛みに近い感覚が奔り、一方通行が僅かに眉を寄せます
微かに漏れた声が聞こえたのか、薄らと赤く色付いた部分を慈しむように柔らかく舌を這わせます
顎を片手で捉えたまま、もう片方は宥めるような仕草で後頭部の髪を掻き揚げつつ指を滑らせています
一頻り舌を這わせた後、再び唇を押し当て今度は逆に下方へと進んでいきます
道筋は直線ではなく、横から前側までを回りながらゆっくりと滑り降ります
浮き出た鎖骨を端までなぞり、中央の窪みへ戻ると更に下へ向います
一方「……あ……待っ……」
真っ白なシーツに爪を立てて皺を寄せ、びくびくと身体を震わせながら、一方通行が制止の声を投げ掛けます
ですが、瞳を快感に潤ませ吸い上げる度に甘やかな嬌声を零しているのでは説得力もありません
その証拠に、一旦唇を離し背を支えて勢いを殺しながら上体を倒させれば、抵抗の素振りさえ無く素直にシーツに身を沈めます
わざと両手首をそれぞれ顔の横へ縫い止めれば、ほんの僅かな不安とそれを遙かに凌駕する明確な期待に赤い瞳が揺れています
670 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/17(水) 03:21:54.47 ID:ctXI47zP0
「キスだの前立腺だの、ナカを弄られんのが随分イイみてぇだけどよ、」
くつりと咽喉を震わせいやらしげに目を細めて囁けば、上気した頬がふわっと一層赤みを増します
「オモテも結構、感じるトコロは色々あるみたいだぜ?」
今から証明してやるから大人しくしてろよ、と耳元に囁き、再び行為を再開します
まだ一度も触れていないのにも関わらず既に芯を持ち始めている乳首には敢えて触れず、慎ましく色付いた乳輪の縁をゆっくりとなぞります
なだらかな胸元をじっくりと堪能し、薄らと浮き出た肋骨の筋を丹念に辿ります
鳩尾の凹みから臍の周りまでゆるゆると唇を滑らせ、肉付きの薄い腹筋を優しく蹂躙します
途中で触れる柔らかな部分を、特に先ほどまで探っていた敏感な箇所に重点を置きつつ、きつく吸っては嘗め上げる、を繰り返します
そうしてまるで紋を刻むように滑らかな白い肌に小さな花弁を幾つも散らしていきます
やがて下腹部へ到達するその直前で一旦動きを止め、唇を離して上体を起こすと一方通行の様子を窺います
ある意味責め苦とも言える穏やかな刺激が収まったのを感じて、涙を湛えた瞳が木原を見上げます
ぱちぱちと瞬きをする度に睫からは細かな雫がぱたぱたと頬やシーツに飛び散ります
唾液塗れのの唇は開きっぱなしで発情した犬のような乱れた呼吸を繰り返しています
口の中の肌の上もほぼ余す所無く愛撫と接吻で優しく蹂躙されて、けれど一番敏感な部分だけは決して触れられずに放られたままで
膜越しの快感を延々と引き伸ばされているようで、すっかり快楽を覚えて込んでしまった身体ではもどかしくて堪りません
奥底で燻る熱がじわじわと神経の末端を炙り続けて、もう随分出来上がってしまっているようです
こちらも一度も触れていない筈の根がはっきり頭を擡げ、まるで泣いているかのように透明な先走りを零しています
尤もまだ睾丸は柔らかく射精に至るには大分猶予はあるようです
絶頂にはまだ遠いと判断した木原はもうしばらくこの愛撫を続けるつもりのようで、少し下の方へ身体をずらします
膝を掬い上げ軽く曲げるように持ち上げると、太腿の裏に手を添えて押し上げながら股を開かせます
一方「ひ、ン」
脚の付け根に唇を落とすと流石に、びくん、と今までより一際大きく身体が反応します
半勃ち状態の性器がぷるりと震え、先端に溜まっていた雫が弾けて太腿まで少量の飛沫が散ります
筋に沿って尖らせた舌先を滑らせると、ぐいと持ち上げた足首に唇を寄せ、踝のすぐ脇を吸い上げます
反射的に逃れようと脚に力が篭るものの、足首を掴まれていては逃れる事は出来ません
主に内側の筋に沿ってゆっくりと嘗め上げつつ少しでも反応がある部分は確かめるように唇で食み、それが明瞭であればそこにも赤を刻みます
膝裏から静脈を辿って再び脚の付け根まで戻ってくると、柔らかな皮膚にぐるりと痕をつけていきます
更に持ち上げた膝を胸元に押し付けるようにすれば硬さの残る果実のような臀部とその狭間にある小さな窄まりまでが見えてしまいます
一方「っ……や、」
動きを止めてじっと注がれる視線を感じた一方通行が思わず小さな声を零します
咎めるというよりは只管羞恥に満ちた響きです
それにくつりと悪戯めいた笑みを零し、木原は意地悪げに指示を出します
「自分で脚押さえてろ。落とすんじゃねぇぞ」
一方「…っ」
きゅっと唇を噛み締めつつも逆らうという選択肢の無い一方通行はそろそろと手を伸ばして自分の太腿を支えます
自ら秘部を見せ付けるようなポーズに激しい羞恥を感じながら、ふるふると震える根の先端からはねっとりとした雫が滴っています
脚を広げるように命を下せば、割れ目から溢れた滑りは自身を伝い、白い双丘の露な狭間をとろとろと流れ落ちていきます
てらてらといやらしく濡れ光る会陰に触れると途端に熱を帯びた嬌声が響きます
指の腹で拭ってもまたすぐに透明な粘液がねっとりと濡らしてしまう為、乾く暇がありません
671 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/17(水) 03:23:02.31 ID:ctXI47zP0
「おーおー、だらだら垂らしやがって」
仕方ねぇな、とちっともそんな事を思っていない調子で言いつつ、濡れ濡っているその部分に唇を押し当てます
同時に響いた鋭く息を呑む音を明瞭に捉えながら、薄い皮膚をきつく吸い上げます
一方「ひィン…っ!」
途端に上がる悲鳴染みた甲高い声と同時に、ぷしゅ、と透明な飛沫が少しばかり弾けます
少々時間を掛けて吸い続け見当をつけてゆっくりと唇を離せば、白い皮膚には思った以上にくっきりと赤い痕が刻まれています
「へぇ。よくもまぁこんなトコまで綺麗に付くもんだ」
一方「あ、やァ…っ」
半ば本気で感心しつつ赤く染まった部分を指先で突付けば啜り泣くような喘ぎ声が制止を求めます
が、木原は寧ろ逆に笑みを深め、更に太腿を押し上げつつ割り広げます
先走りを垂らす性器が腹に付く程まで下肢を持ち上げると、露になった睾丸を指先で掬い上げます
「――じゃあ、こっちもいけるよな?」
一方「っ! や、やだ……木原く……ひあァっ!?」
流れで木原の行動を呼んだ一方通行が声を上げますが、勿論これも木原はあっさりと聞き流します
響く一際高い鳴き声を背景に、まだ柔らかな膨らみに窄めた唇を押し当てきつく吸い上げます
びくびくと身体を震わせる一方通行に構わず、もう一方にも同じ様に施すと、ちゅぱ、とやけに可愛らしい音を立てて解放します
普通ならば特に性器周りの部分は色素が沈着し易く、幾ら吸い痕を付けても殆ど目立たないものです
しかし前述のように一方通行はメラニン色素を造る機能がすでに失われているので殆ど白かせいぜいピンクと言ったところです
強めに痕を残せば、先日ロープで縛り上げた時と同様、赤く綺麗な痕が残るはずだと木原は予想をつけていました
そして凡そ思った通り、初めて見た時から変らずつるりとした薄い皮膚には、鮮やかな赤い花弁が綺麗に並んでいます
抱えていた太腿を放してやればくったりとシーツに投げ出されます
屈めていた上体を起こし眼下の一方通行を眺めやれば、細く白い裸体の彼方此方に小さな赤がたくさん散りばめられています
暫く眺めていた木原ですがふと思い立ったように細い身体を抱え上げます
一方「うあ…っ!? ……な、何……?」
当然驚いた声を上げる一方通行ですが、木原は薄く笑みを浮かべただけで答えません
そして体勢を入れ替えるようにして足を伸ばして半ば寝そべるような格好になると、一方通行を自分の腹に跨るようにして下ろします
一方「き……木原くン……?」
シャツの上から触っても割れているのが判る腹部に手を置いて支えながら、疑問符を浮かべた一方通行が尋ねるように呼び掛けます
相変わらず無言のまま、けれどにやりと企んだ笑みを返されてびくりと肩が跳ね上がります
「中々に絶景だな」
一方「……え?」
「まるで桜吹雪だぜ?」
笑んだまま掛けられた言葉を一瞬理解できずにきょとんとした表情の一方通行です
が、続けられた言葉と意味がじわじわと頭に染み渡るにつれて、時間と共におさまっていたはずの白い頬にも再び朱が上ります
真っ白な肌に幾つも付けられた接吻の痕がまるで舞散る花弁のようだ、と
一方「…っ、……っ」
ぱくぱくと唇を開閉させますが、反論が思いつかないのか羞恥で一杯なのか、とにかく言葉が出て来ないようです
どうする? >>+2
672 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/17(水) 03:24:14.36 ID:ctXI47zP0
毎度ご来訪有難うございます
何だか思ったより長くなってしまいました超愉しかったですふへへ
>>666
有難うございます
エロ可愛いが理想なのでそういって頂けると非常に光栄ですわあい
少しでも近づけてますでしょうか頑張ります
そんな感じで本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません眠い
安価等有難うございました
続きはまた後日
それでは
673 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/17(水) 08:20:13.62 ID:7cDTYwpzo
乙
これどっちに自己投影するかでSかMかわかるな
安価なら最近デレばっかりだから
体力もあるだろうし縛るだけで
吊るしは体力かなり使うからダメよん
674 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/17(水) 20:53:43.26 ID:QBotWcWI0
乙!
せっかく体位入れ替えたことだし、一方通行が木原くンにキスマーク付けるとかどうだろう?
675 :
二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/18(木) 01:26:59.26 ID:/QwZ/pAx0
>>674
「一方通行が木原くンにキスマーク」から参ります
熟れた果実のように染まった頬は俯き気味で、唇を戦慄かせているものの中々言葉が出て来ません
赤い瞳が自らの身体をそろそろと恥ずかしそうに見下ろしては羞恥に堪えかねて目を逸らします
木原は幾度も繰り返される一連の仕草を面白そうににやにやと笑みを浮かべて眺めています
一方「…っ」
ふと、小さく息を呑み、意識を切り替えたように目を上げた一方通行が、木原の方を一瞬だけちらりと見てすっと視線を横に逸らします
軽く唇を噛みつつ視線を宙に彷徨わせる様子は、先ほどまでとはまた別種の羞恥を漂わせているように見えます
躊躇いを多分に含んだ表情に気付いてはいるものの、特に声を掛けるでもなくやはり無言の侭何の気無しに眺めていると、
一方「…………ァ、……あの、ォ、」
単純な音を一つ紡ぐのでさえ酷く困難な作業をしているような調子で一方通行が口を開きます
強制的に取らされた馬乗りの体勢のまま腹部に置かれた手がきゅっと握り締められてシャツに細かい皺が寄ります
在らぬ方を向いていた瞳が恐る恐るといった態でようやく木原を映します
一方「……俺、も……その……、き、……っ」
やけに言い淀むその姿に妙に既視感を覚えた木原ですがすぐに記憶を呼び起こします
昨日キスを強請る時に一番初めの台詞を言い出すまでのあの感じと殆ど一緒です
しかもどうやら頭文字の「き」までが同じようですが、今回は何を言おうとしているのでしょうか
前回の際の状況から鑑みれば容易に見当が付くものの、木原は一方通行自身が口に出すまでリアクションを起こすつもりはないようです
ついでに言うのならば、もし木原の想定通りの内容だとすると生憎前回とは条件が少々異なります
例えきちんと要求を口に出来たとしてもすんなり叶えてやる訳にはいかないかもしれません
表面には出さずに木原が思考を巡らせていると、ふう、と自らを落ち着かせるようにやや大きめの息を落とすのが聞こえます
そこそこの時間を掛けてやっと心を固めたらしい一方通行が、紅潮した頬は隠せないながらも、それなりにはっきりと声を出します
一方「俺も……木原くン……に、……付けてェ……ンだけ、ど」
まだ余程の葛藤があるのか或いは恥ずかしいのかまるで片言ですが、一応意味の通る台詞にはなっています
しかも一番肝心の部分が抜けている為に折角口に出したというのに趣旨がはっきりしません
「あん? 何をだよ」
一方「だ…から、その……き…………きすまーく……」
極端的にそれを指摘された一方通行は、躊躇い過ぎて妙に舌足らずな口調で、それでも何とか言葉を補足します
そして、耳まで赤く染めながら小さく首を傾げ、更には上から見下ろしている筈なのにやや上目遣いになりながらぽつりと小さく尋ねます
一方「……だめ……?」
どうする? >>+2 のコンマ以下一桁[12:34:56.78なら8]で判定
0,2,4,6,8[偶数] 却下する
1,3,5,7,9[奇数] 許可する
※キスマークはある種の所有印的な意味合いもあるという事で、判定入れさせて頂きます
※デレ入ってるので大分緩め[50%]です
676 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/18(木) 01:34:02.55 ID:/QwZ/pAx0
毎度ご来訪有難うございます
最近また投下が細切れ気味な気がしますすみません
あと今気付いたけど
>>675
で十二日目が二日目になってるちくせぅ
>>673
つまり基本木原くンに投影してる
>>1
は天然鬼畜ドSという事になttゲフンいえいえまさかそんなドノーマルですよ
調教系ってドSホイホイだと思ってましたけど実際どうなんでしょうかねー
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等有難うございました
続きはまた後日
それでは
677 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/18(木) 01:40:10.93 ID:nFQMPO6D0
おお
ksk
678 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/10/18(木) 01:55:44.68 ID:omrkWwCro
乙
679 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/18(木) 11:31:56.10 ID:AHdFAnq5o
乙
自他ともに認めるM女ならここに
680 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
[sage]:2012/10/18(木) 16:09:32.40 ID:vSaYr5M90
乙
どちらもバッチコイな真性もいます
681 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2012/10/19(金) 00:07:16.92 ID:nkz8Kr2AO
却下か
さすが木原くん
682 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/20(土) 00:55:25.50 ID:tc+zCqET0
>>678
「8 却下する」で参ります
意を決した一方通行が耳まで真っ赤にしながら何とか口にした申し出に対し、不自然な沈黙だけが返ります
木原が何も言わないので一方通行もそれ以上言葉を重ねる事が出来ず、大人しく何がしかのリアクションを待っています
ふと片手がすっと持ち上がり、妙にゆっくりととした動きで指先がするりと目元に触れます
頬のラインに沿って掌が当てられ、指の腹が仔猫をあやすような動きでするすると撫でています
ベッドに寝そべっている木原の目と腹に跨っている一方通行の窺うような瞳が真っ向からかち合います
僅かに眇められた木原の視線は下から向けられているはずなのに、一方通行はまるで見下ろされているような気分に陥ります
続く沈黙にじりじりとした不安を感じ始めた頃、薄い唇がようやく開かれます
薄氷が張ったかのような仄かに冷える色を湛えた目元とは裏腹に、薄らと笑みを吐いた口元が動きます
「――キスマークを付けたい?」
途端、ぞくり、と悪寒にも似た感触が背筋を撫で上げます
声色も口調も穏やかでさえあるのに纏う響きが氷の欠片でも散りばめたかのようです
顎の下の柔らかな部分を指の腹がゆっくりと辿っていきます
「少し甘やかし過ぎたかねぇ……? 確かに最近生ぬるい事ばっかしてたかもなぁ」
くつくつと喉奥を揺らす笑い声がどこか寒々しい色を帯びています
下から見下ろしながら、木原が嘲りを含んだ声で一方通行に語りかけます
「初めに言ったこと、忘れちまったかぁ? ははっ、まさかな」
「例え制限掛かって補助を受けてようが幾ら色欲に溺れようが、この程度でそんな事も忘れちまうんじゃ学園都市随一の頭脳が泣くぜ?」
「念のためもう一度教えてやるからちゃんと覚えておけよ、一方通行」
「――お前は『奴隷』で、俺は『ご主人様』だ」
「そして俺がお前に施してやっているのは、お前を【娼館[みせ]】の【商品】として高く売り出す為の『調教』だ」
一言一言を刻み付けるように言い捨てながら、木原の浮かべていた薄っぺらい笑みさえもが消えていきます
「所有の証を刻ませろとか、望む事すら烏滸がましいんだよ。身の程知らずが」
いっそ能面染みた無表情で、同時にゆっくりとした動きで上体を起こしていた木原が、すっかり血の気の引いた耳元に唇を寄せます
一際低く押さえ込んだ声で囁いてやれば、細い肩が哀れなほどにびくりと大きく跳ね上がります
逃れられないようにと腰に掛けていた掌、或いは背中に添えていた腕には、恐れからか小刻みに震える身体の振動が伝わってきます
顎を持ち上げて俯き加減の顔を強制的に上げさせ、今度は上から覗き込む体勢で視線を無理矢理合わせます
先ほどまでの陶酔した鮮やかな赤とは違い、細った瞳孔に潤みきった虹彩は今にも零れてしまいそうです
「こりゃあもうきっちり身体にも教え込んでおかなきゃならねぇかもなぁ……?」
一方「…………ァ……っ……」
反応に気を浴した木原が、にいい、と唇の端を愉悦に引き歪めながら囁けば、殆ど音にもならない声が怯えた呼気を零します
どうする? >>+1〜5で多数決
1.お仕置きをする(性的な意味で)
2.お詫びをさせる(ご奉仕的な意味で)
3.許してあげる(デレ的な意味で)
4.その他(自由安価)
※お仕置き・お詫びの内容でご希望のプレイがあれば参考にさせて頂きま
683 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(四国)
[sage]:2012/10/20(土) 01:12:02.95 ID:ga/VHVPAO
…悩むところだが2で
684 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/10/20(土) 01:19:06.85 ID:Y74IAg8Oo
乙
1!拘束してバイブ突っ込んで放置
685 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(九州)
[sage]:2012/10/20(土) 01:28:14.30 ID:Lfv6kf7AO
乙!ここの一方たんは可愛いなぁ
1で
686 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/20(土) 01:41:11.66 ID:eKHUETmSO
乙!!
ここは1で
687 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/20(土) 03:57:49.61 ID:7I6DVdDio
おつおつ
1で
688 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)
[sage]:2012/10/20(土) 09:31:57.97 ID:JE0Yqk4E0
乙!
1確定か
体力もそんなに減ってなさそうだし激しいことしてもある程度持ちそうだな
689 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/10/20(土) 12:50:27.85 ID:Ax9CYnrYo
1かぁ
ここは2でしょ…
楽しみに待つか
690 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/21(日) 01:33:43.50 ID:/4S/g1jp0
>>683-687
より「1.お仕置きをする(性的な意味で)」で、
>>684
をベースに参ります有難うございます
少々甘やかし過ぎた自覚のある木原ですが、決して本筋を見失った訳ではありません
むしろ優しい素振りを見せることで心を開かせ、時折気紛れに見せかけて甘やかす事で依存を深めさせていたのです
そうすれば多少酷い仕打ちをした所で離れようという気すら起こさなくなります
今の一方通行はその狙い通り、これから酷い事をすると宣言されているも同然だというのに逃れる素振りすらありません
腹の上に跨ったまま全身を強張らせ、恐る恐る木原の様子を窺っています
隠せない怯えを纏った一方通行の様子に愉しげに酷薄な笑みを履いている木原は、脳内でこれからの予定を組み立てています
己の立場をしっかりと身体に覚え込ませる為、性的な方向に特化したお仕置きをする事にします
お仕置き、つまり罰という事で、まずは自由を奪う為に拘束を施します
それから性的な刺激を施す為に後口へ淫具を挿入します
そしてその状態のまま、暫くの間放置して置きます
性感による責め苦を味わせる為に構成されたシンプルな工程です
最早『性奴隷』と呼ぶに相応しく何処までも堕落した存在である事を、身体にも精神にも深く刻み込むのが目的です
その為にはどんな方法を取るのが最も効果的なのか、個々に考えていきます
拘束方法? >>+2
A.縄
B.椅子
C.ベッド
D.天井と床
E.その他
バイブ? >>+4
1.強
2.弱
3.ランダム
放置時間? >>+6
a.30分
b.1時間
c.3時間
d.終了間際
e.完全放置
※またもや細かくてすみません…生温くお付き合い頂ければ僥倖です
※安価先の間が狭いのでご注意下さいませ。もしそれぞれを書いて頂いた場合は該当部分だけを抽出します
※他にも何かご希望があればどうぞ参考までにご教授を。展開によっては拾わせて頂くかもしれません
691 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/21(日) 01:34:31.05 ID:/4S/g1jp0
毎度ご来訪有難うございます
最近、投下内容も安価も細かくてすみません
ご協力頂ければ幸いです
>>683
先の展開によってはまだありえるかもかもしれません
>>685
有難うございます
半分可愛い一方通行を目指しております
>>688
有難うございます
現時点では時間も体力もある程度余裕がありますので結構色々出来るかもです
>>689
有難うございます
ご期待の水準に届くかは判りませんが、頑張ります
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等有難うございました
続きはまた後日。出来れば明日、これたら善いなと期待と不安を膨らませます
それでは
692 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/21(日) 01:55:46.93 ID:/4S/g1jp0
そういえば前回抜けてました
>>679-680
あれ、意外とバラエティが
というかM≒一方通行に自己投影って事はつまり木原くンに調教されたい……?
木原くン側の描写ももっとした方が良いのでしょうか
>>681
上げて落とす、というか、鷲掴んで叩きつけるぐらいのイメージです
もしくは落差の激しい飴(+)と鞭(−)ですかね。マイナスの方が絶対値が大きい感じで
期待と不安を膨らませます、て文脈オカシイですね何書いてるんだろう
来れたら良いなと思います、です
693 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/21(日) 12:20:42.93 ID:V0EBeXjDO
乙
これ組み合わせ次第じゃ一方さん大変なことになるんじゃね?
ksk
694 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/10/21(日) 12:28:36.36 ID:XQ9iWPsBo
A
695 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2012/10/21(日) 13:29:54.03 ID:/CGE9B9o0
乙!
ksk
696 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/21(日) 13:47:57.96 ID:p3Xjg6+IO
3!
697 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/21(日) 15:02:25.15 ID:is/KU1Z60
乙
ksk
698 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/10/21(日) 15:37:30.25 ID:fYFLWBYqo
eで頼む
699 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/21(日) 21:56:22.36 ID:rVeqjgnC0
お前らここぞとばかりww
ところで木原君の鬼畜モードって
今後に影響するよなあ…
700 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/22(月) 04:51:37.08 ID:FOQGea0l0
>>684
,
>>694
,
>>696
,
>>698
から「縄で緊縛拘束してバイブ(強弱ランダム)突っ込んで一日中完全放置」で参ります
「んじゃ、まずコレな」
そう言って木原が取り出したのは以前にも使用した赤いジュート縄です
鮮やかな色合いの束が器用に解かれていきます
既に木原の上から退かされベッドに座り込んでいる一方通行は微かに震えながらその手元をじっと見ています
白い肌に残っていた緊縛痕はもう薄らと名残が垣間見えるだけですが、その時の記憶がまざまざと思い浮かんできます
まずは後ろを向かせ、細い両腕を後ろ手に拘束したところで木原がふと手を止めます
縛り掛けのまま一旦前を向くように指示され、上から下までじっくりと視線を這わせられて、一方通行が小さく肩を震わせます
「まぁ、折角だからやっとくか」
一方「……?」
ぼそりと呟かれた言葉の意味を把握出来ずに疑問符を浮かべる一方通行ですが、構わず木原は一度縛った手首を開放します
解いた縄のちょうど真ん中辺りで二つ折りにするとまずは首を通す為の輪を作ります
更にその下に二つ、適当に距離を採って結び目を二つ緩めに作っておきます
「亀甲縛りって知ってるか?」
輪の部分を細い首に掛け、三つの結び目の位置を調整しながら木原が尋ねます
とはいえ答えを求めている訳ではなく、視線は作業する手元に向けたままです
調節を終えた所で手を止め、眺めて具合を確かめると、予め用意しておいた淫具とローションを取ります
説明を一切しないままに準備を進めている木原ですが、流石にそれを目にした一方通行の呼吸が僅かに乱れます
淫具が抜け落ちないよう固定する為に股縄を掛けるのでその前に挿入をしておかなければなりません
ローションボトルの栓を片手で器用に開けるととろりとした液体をバイブにたっぷりと振り掛けます
全体をてらてらと濡れ光らせた淫具にねっとりと絡みつく淡い色合いの粘液がぼたぼたと糸を引いて滴り落ちていきます
小さく息を呑む一方通行にわざと見せ付けるように掲げると、うつ伏せて自ら尻穴を晒すように命を下します
唇を小さく噛み締めながらも反論はせず、そろそろと体勢を入れ替えます
真っ赤な頬をシーツに押し付け、震える手を臀部に添えて割り開くと、ひくひくと戦慄く窄まりが露になります
敢えて高い位置にボトルを持ち上げ傾ければ、ノズルの先端からつうっと流れ出したローションが狙い澄ましたように菊門を叩きます
一方「ひっ…!」
細く滴る冷たい粘液が敏感な部分をダイレクトに穿つ感触に引き攣った悲鳴が上がり、身体が跳ね上がります
反射的に逃げを打とうとする身体を何とか気を振り絞って抑え、濡れた陰部を木原に向けて差し出します
辛うじて手は臀部を抑えたままですが、とろとろと注がれ続ける刺激に細い指先が震えています
ローションが割れ目を伝って芯を持ち始めた性器を濡らし、透明な先走りと混じってシーツに染みを作っています
ちらりと舌の覗く唇からは仄かに熱を帯びた吐息が抑えきれずに零れています
ボトルをゆっくりと提げ、丸みを帯びたノズルの先端を窄まりにぴたりと宛がいます
一方「……ンン…っ」
幾ら細いとは言えまだ濡れただけで中を解されてもいません
ですがその小さな穴は押し込まれるままローション塗れのノズルをずぶずぶと飲み込んでいきます
本来排泄する用途にしか使われない筈のそこは、もうすっかり受け入れる事を覚えてしまっているようです
701 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/22(月) 04:52:03.39 ID:FOQGea0l0
無機質な異物で縁の部分を浅く犯される感触に、一方通行は額をシーツにぐりぐりと擦り付けて耐えています
一方「くふ、ゥ……っ」
木原が手を握り込むと押し潰されたボトルの先から残りのローションが直腸内へ流し込まれます
穴をぴたりと塞がれている所為で注がれた液体は否応無しに奥へと侵入していきます
もどかしさを覚えるほどにゆっくりと抜き出せば、穴からノズルまでつうっと透き通った糸を引き、ぽたりと滴ります
縁までたっぷりと濡れた穴がひくひくと震えているのを見て木原はボトルを無造作に放り投げます
片手に持ったままだったバイブは初めに使用した細い造りの物です
ある程度の拡張を施された一方通行には些か物足りない大きさですが、中を掻き回すにはこちらの方が適当です
上擦った息を静めようとしている一方通行を横目に木原は淫具をローション塗れの窄まりに押し当てます
一方「あう……!」
反応する暇を与えず突き立てれば丸みを帯びた先端がぐぷりと飲み込まれ、ゆっくりと根元まで埋め込まれます
本体のほぼ全てを内部に収めた所で柄の端にある小さな突起を押し込むと、一体に見えた持ち手の部分がかちりと音を立てて外れます
中には持ち手のスイッチと連結する為の端子と、中央に小さなリングが取り付けられています
本来指を掛けて淫具を抜き出す為の部分ですが、木原は其処を通して股縄を掛けます
ローションに塗れ固く張り詰めつつある性器の根元をくるりと一回りした縄は裏筋の付け根に当てて結び目が作られています
軽く押し上げるように位置取られた瘤は尿道を塞ぐほどでは有りませんが、些かの圧迫感を齎しています
息を乱れさせ小さく震える身体を起こさせると、股下から持って来た縄を首の後ろに潜らせます
一方「は、ン、……っく、」
そのまま背中側に引けば縄がぴんと張るのに連動して内部の淫具が奥を穿ちます
縄をそれぞれ左右に広げ前に回すと、前を通る縄の一つ目と二つ目の結び目の間に通します
更に乳首の位置に合わせて結び目を作り押し潰すように調整しながら背中へ回します
一度交差させると再び前へ持ってきて今度は二番目の結び目の下に掛けます
再度背中で交差させてから三番目の結び目の下を潜らせ、縄を改めてぴんと張ってから固結びをします
余った縄をどうしようかと弄んでいる木原の視線の先では、一方通行ががくがくと震える膝を必死で保っています
手を伸ばして肩を軽く押すと、あっさりとバランスを崩した細い身体が背中からシーツに倒れこみます
一方「っぎ、い……!」
体勢が急に変った事で淫具の先端が内部をごりごりと擦り上げます
上体を縛り上げられている所為で受身すら取れない一方通行は身を竦ませて悲鳴を上げる事しか出来ません
内腿がびくびくと引き攣り足の指先がきゅっと丸められます
それを見て思いついたらしい木原が縄を片手に持ったまま細い足首を捉えます
するり、と足首に縄が巻かれ、膝を曲げた状態で背中側に縛られた手首に繋がれます
縄自体はある程度の余裕はあるものの、下手に動かそうとすると前面の縄が引っ張られて乳首や陰部を押し上げます
出来るだけ身体を縮めている方がそういった部分への刺激は軽くなるのは当然です
ですが、これはあくまで『お仕置き』です
そんな逃げ道を木原が許すはずもありません
肘と膝を左右それぞれで繋ぎ、脚を完全には閉じられないようにして性器を晒した状態にします
一方「や…っ」
すっかり勃ち上がって先走りを溢れさせる根を露にされ、上気した頬が一層赫く染まり羞恥の声が零れます
脚を閉じようとすれば縄がきつく食い込み、それを避ける為には脚を大きく開かなければなりません
702 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/22(月) 04:52:54.00 ID:FOQGea0l0
肩を震わせ荒く息をつく一方通行は四肢を封じられて自ら起き上がることさえ不可能です
僅かな身じろぎすらも巡らされた縄を伝って敏感な部分を責め立てます
更に今の一方通行には思考を回す余裕が無いようですが、淫具にはバイブレーション機能が付いています
結び目に押し潰された乳首は固く芯を持ちいやらしいほどぷっくりと膨らんでいます
根をくるりと巻いている部分の縄が先走りで色を濃くし、水分を吸って濡れた所為で少しばかりきつくなっています
縄を通した小さなリングだけを残してずっぽりと収まっている淫具は入口で固定されているものの、中では僅かながら余裕があります
遠隔操作のスイッチが入れば最も敏感な部分とその周りを存分に掻き回してくれることでしょう
木原の手の中にあるリモコンはまだ電源オフ状態のまま、強弱のメモリがランダムに合わせてあります
振動は完全に停止はせず、切り替わるタイミングも長さも移行の程度も全く予測が出来無い複雑な設定です
また、以前は意図的だったとは言え電池切れを起こすことが無いように、非接触充電に切り替えておきます
最後にバイブのスイッチを入れたら後はこのまま調教時間終了まで完全に放置します
監視用カメラで様子を窺いつつも、基本的に何か問題が起こらない限り手を出すつもりはありません
「にしても――お仕置きで気持ち良くなってりゃ世話ねぇな?」
一方「……っ、ひァ…っ」
とろとろと溢れるカウパーでシーツまでもが濡れているのを見て木原が嘲るように囁きます
びくりと肩を震わせる一方通行ですが、その所為で食い込んだ縄が擦れ、小さな喘ぎが零れます
きゅっと丸められた足の指や引き攣る内腿が、どれだけ必死で我慢しているのかを如実に語っています
まるで犬のように浅く短く息を吐き、少しでも熱を逃がそうとしています
すぐに耐えられなくなるだろうと心の内で呟きつつも表には出さず、木原は目を眇めて笑みを深くします
湧き起こる熱を散らす事に集中している一方通行は不穏な気配を濃くする木原の様子に気付く素振りもありません
「一方通行」
それでも木原が名を呼び掛ければ顔を上げ、潤んだ瞳が木原を見上げてきます
「何度も言うがコレは『お仕置き』だ。お前がちゃんと反省してるなら、全部受け入れられるよな?」
一方「…っ…、……は、ィ、」
口元の笑みを静かに消して睥睨しつつそう告げれば、思わず息を呑んだ一方通行が肩を震わせながらも小さく頷きます
「なら良いけどな。……ま、素直さに免じてイクのは許してやるからよ。頑張れよ?」
一方「え……? ――っひ、ィ…っ!」
酷く気の無い口調でさらりと言い放たれた言葉に疑問を浮かべた一方通行が、突然背を撓らせて悲鳴を上げます
一方「あっ、あ、やあァ…!」
その所為で縄がきつく食い込み、前触れ無く蠢動を始めた淫具で自ら更に深く穿ってしまいます
不自由な身体をびくびくと跳ねさせて喘ぐ一方通行を、リモコンを弄びながら木原が愉しげな笑みを浮かべて眺めています
既に昂ぶっていた身体は的確過ぎる刺激に早々に限界を迎え、まだ色の無い先走りを散らせて今にも上り詰めようとしています
しかし、
一方「っひ、ン、……っは、ァ……あ……?」
絶頂に至る直前、唐突に振動が鎮まります
正確には振動自体は続いてはいるものの、あまりに微細な所為で最後の一押しには成り得ないのです
一方「ン…く…、…うゥ…っ、」
寸前ではぐらかされてしまい行き場を失った熱が身体の奥深くで暴れまわっています
食い込む縄のきつさとぐいぐいと押し上げてくる淫具のささやかな蠢動に細い身体がベッドの上で身悶えています
703 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/22(月) 04:53:59.63 ID:FOQGea0l0
「ははっ、可哀想になぁ。寸止めかよ」
目を眇め、嗜虐的な笑みを刷いた木原がくつくつと咽喉を震わせています
その声が聞こえたらしく薄らと目を開いた一方通行が潤んだ瞳で縋るように木原を見上げます
一方「……き…は、…っ…」
必死に絞り出した声はか細く、一つの言葉を紡ぐのすら容易ではないようです
「どうした。全部受け入れるんだろ。なぁ?」
一方「……っ、」
先回りして逃げ道を塞ぐと震える唇を噛み締めつつ一方通行が頷きます
それにまた咽喉を鳴らして笑い声を落とし、木原はくるりと踵を返します
深い所で唸るモーター音はまだ最弱のままで果てに至るには程遠く、かといって無視できる訳もなく
強制的に与えられる快楽は苦痛と紙一重で一方通行を苛んでいます
固く緊縛され動けない四肢ではどうする事も出来ずに身悶えるばかりです
揺らぐ視界で木原の背を見つめドアが開いてその向こうに消えようとする姿に、思わず不自由な身体を起こそうとします
一方「あ…待っ――…あァう…っ!」
まるでそれを見計らったようなタイミングで淫具が強く内壁を突き上げます
鋭く悲鳴を上げて細い身体が激しく乱れたのは一瞬だけで、すぐに微細な刺激に戻ってしまいます
出口で半身だけ振り返った木原はシーツに突っ伏し額を押し付けている一方通行の様子を見遣ると閉じる扉の向こうへ姿を消します
一方「っは、ァ……ン、あ……っふ、ゥ、」
ドアの閉まる音を気に掛ける余裕など欠片も無く、必死で気を散らそうとしながら、艶めいた喘ぎが止め処なく零れ落ちます
怯えさえ抱いている精神とは裏腹に、後口で快楽を得る事を覚えた身体は更なる刺激を求めて無意識の内に腰を揺らめかせています
動いても抜け落ちないようにしっかりと固定された淫具はきつく食い込んだ股縄に押され根元まで完全に飲み込まれています
唸る先端が前立腺を正確に捉えて揺さぶり続け、ひくひくと震える媚肉がきゅうきゅうと締め付けています
そうして延々と続く微細な刺激に意識に霞が掛かり始めた頃
一方「…ゥあ……あ……あ、あァ…っ」
今度は次第にゆっくりと強さを増していく振動とモーター音
涙に濡れた目が見開かれ、開きっぱなしの口から引き攣った悲鳴が上がります
そのまま意識を持って行ってくれれば、とそんな思いが思考の端をちらりと掠めますが、迫り来る波にあっさりと攫われてしまいます
一方「はゥ…っ、あ…っひ、ィ、」
びくりと身体が震えればきつく食い込む縄が固く尖った乳首をぐりぐりと押し潰し、震える根をぐいと押し上げます
瘤に押し出されるように先端から透明な先走りが熱い飛沫を散らします
激しく震える淫具は拡張されローションで満たされた内部を音を立てて掻き回しています
下肢から聞こえるぐちゅぐちゅと響くいやらしい水音に一層の羞恥を煽られ、過敏になった神経はますます追い上げられていきます
一方「あ…っァ、や、やだ、…イ、――…っ!」
先刻達し逸れた為か今度は気を備える暇も無くあっさりと絶頂を迎えます
更に振動は続き、結び目に圧迫されてとぷとぷと細く垂れ流されているカウパーに白いものが混じり始めても中々降りる事が出来ません
一方「あう、あっあ、あひィ…っ!」
股縄がきつく食い込んでいるのは判っていても撓る背中から力を抜く事は難しく、それが余計に前立腺を強く突き上げています
口端からだらだらと唾液を垂れ流し、零れんばかりに目を見開いて、意識を飛ばす事も出来ずに激しく乱れています
一際高く鳴いて身体を跳ね上げると、固く張詰めた根からびゅく、と薄い白濁が吐き出されます
704 :
十二日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/22(月) 04:55:07.49 ID:FOQGea0l0
自室へ戻った木原は椅子に座り、並べられた幾つものモニターを眺めています
映っているのは勿論、後口へ淫具を挿入され縄で緊縛された一方通行です
ベッドの上で終わりの見えない責め苦に淫らに喘ぎ、激しく乱れ、あられもなく身悶えています
淫具に奥を穿たれ掻き回される度に弓のように撓らせては自ら縄を食い込ませて更に高く悲鳴を響かせます
振動が弱まれば犬のようにだらしなく舌を出して息を荒げながら、次はいつ波が襲い来るのかと全身を強張らせています
根から吐き出されるぬめりは精液交じりの薄い白濁で、下肢やシーツに飛び散っています
尤ももう何度も達して吐精を繰り返している所為か、ただでさえ薄いそれは既に大分色を無くしてしまっています
さらりと薄い粘液は一度に吐き出される量も随分少なく、最早殆どドライオーガズムに近い状態です
前兆を感じてから絶頂に至るまでの時間も長くなっているようで、どうやら限界が近いのでしょう
画面の中ではまた達したらしい一方通行がびくびくと震えていますが、上げる嬌声も掠れて碌に音を成していません
ふと時計を見れば、現在まで余り適用されてはいないものの一応決めてある調教の終了時刻に差し掛かっています
そもそも、いつもならこれだけの責め苦を施されればとっくに意識を飛ばしてしまっていてもおかしくはありません
今回は『お仕置き』という名目上それすら出来無いように細工をしてある為に、木原が止めてやらなければ終わる事が出来無いのです
言葉だけでも十分『反省』はしていた様子の一方通行ですが、敢えて仕置きを施行したのは駄目押しのようなものです
限界を超えて責め立てればその分効力は増すでしょうが、それで性的な行為に対して余り怯えを抱かれては本末転倒です
木原の調教の際にはそれでも問題は無いものの、今後【商品】として店に出した場合に支障が出る可能性は否めません
満足の行く客層に偏りが出てしまっては売り出すのにも限界があって稼ぎにならないからです
苦痛と快楽を同時に与えられても絶頂に至ることが出来る身体を自覚させる為ならばもう十分すぎるほどでしょう
正体を失くしかけている一方通行をモニター越しに眺めながら、今回のお仕置きは目的を果たしたと判断を下します
本音を言えば木原としてはもっと愉しみたい所ですが、生憎『仕事』を忘れる訳にもいきません
残念ながら、そろそろ終わらせてやる事にしたようです
スピーカーから響く細く掠れた鳴き声を背に聞きつつ木原は自室を後にします
―
―――
―――――
十二日目 終了
705 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/22(月) 04:56:21.99 ID:FOQGea0l0
--体力・気力の限界により調教終了です--
706 :
十二日目(調教後)
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/22(月) 04:57:36.77 ID:FOQGea0l0
十二日目 調教終了後
……………
………
…
木原が部屋に入ると、ベッドの方から微かな呻き声が聞こえてきます
一方「……っァ……ァ……」
掠れたか細い響きは、低く唸るモーター音にすらかき消されてしまいそうです
終わらない責め苦と絶頂に身体は既に限界を超え、止まない刺激に意識を飛ばし切ることも出来ず
前立腺を突き上げられても反応する体力すら失われている一方通行は小さく震えながらぐったりと伏せています
だらしなく開かれた口元は唾液でべとべとに汚れ、酸素を求める魚のようにはくはくと戦慄いています
薄く開かれた瞼は睫まで涙に濡れ、未だにぽろぽろと雫を零す目元は真っ赤に腫れています
視線は何処とも無く宙を彷徨い、ぼんやりとした視界は焦点が合わず、赤い硝子を嵌め込んだだけのように虚ろです
ベッド脇でそれを見下ろす木原は無言のまま、鋭い瞳は愉しげに眇められ、薄い唇が酷薄な笑みを刷いています
久し振りに嗜虐心を煽られた木原は思う侭に一方通行を蹂躙し随分と満足した様子です
「……やっぱ『こっち』の方が性に合ってんだよなぁ」
ぺろりと唇を嘗めて機嫌良く咽喉を鳴らすと、納得した声で呟きます
そろそろ止めてやるつもりで部屋に来たものの、中々そこまで行き着きません
正体を失くし、僅かに残った意識すら苦痛と快楽に呑まれている一方通行を眺めています
まるで気に入りのオモチャを見つけた子どもにも見えますが、猛禽類のような瞳がそれを完全に裏切っています
一方「…あゥ…っ………っあ、ァ、…っ」
不意にぴくりと細い体が震え、僅かながら上擦った声が零れ落ちます
深い部分で蠢動する不穏な唸りが少しずつ音量を増していきます
幾つも涙の痕が残る頬はすっかり色を失い、縄で吊られたままの内腿ががくがくと痙攣しています
一方「……ゃ……」
掠れた悲鳴は殆ど声にならず、見開かれた瞳から滂沱の涙が溢れ出します
縛られたままの全身が引き攣れ、無理矢理突き動かされるように仰け反り、一瞬の硬直の後再び弛緩します
すっかり力を失っている根は小さくふるりと震えたものの、割れ目が微かに蠢いただけで最早僅かな泡すら零れません
幾度も繰り返された絶頂に、出すものなど一滴も残っていないようです
少しの間大人しくなっていた淫具がまたゆっくりと動き始めます
もう声すら上げる余力が無いのか、戦慄く唇からは無音の呼気だけが吐き出されます
殆ど表情を失くしている一方通行を、身を乗り出して真上から見下ろします
どうやら今の今まで木原の存在に気付いていなかったらしい一方通行が、緩く瞼を震わせます
少しだけ焦点の戻って来た赤い瞳が木原を捉えて見開かれます
一方「………めン、な、さ…」
幾度も声を出そうとしては失敗しながら、数回目の挑戦で漸く呼気が音を伴います
一方「もォ……わが…まま、いわない……から、」
一方「…ゆるし…て、くだ…さ、ィ…」
お仕置きの途中から何度も何度も喘ぎの合間に繰り返されていた言葉が、ぶつぶつと途切れつつも木原に対して紡がれます
707 :
十二日目(調教後)
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/22(月) 04:59:06.75 ID:FOQGea0l0
一方「……ごしゅじンさま」
「……」
じわじわと迫るもう何度目かもわからない絶頂に怯えながら、縺れる舌を懸命に動かして必死に懇願します
木原は軽く見張っていた目を再びすうっと細め、値踏みするように眺めています
不意に、ぶうん、とモーター音が響き、ひゅっと息を呑む音に続いてかちかちと歯が鳴り始めます
一方「…ィ…っ、…っ…」
降り切る前に再び襲い来るその感覚は、快楽を通り越して既に苦痛でしかないようです
可動域を制限されていない首を振ってどうにか逃れようとしますが勿論叶う筈がありません
唯一止める手段は木原が動く事ですが、わがままを言わないと告げたばかりでそれを求める言葉を吐く訳にもいきません
木原にもそんな気は全く無いらしく、腕を組んで一方通行の狂態を見下ろしています
一方「…っァ……ァ――…っ!」
ざらついた悲鳴が掠れた咽喉を駆け抜け、霞んだ思考が脳裏でばちんと弾けます
そのまま明滅する白に呑まれて、一方通行はとうとう完全に意識を飛ばしてしまいます
強過ぎる衝撃の余韻に引き摺られ、失神したまま身体だけがびくびくと震えています
「……あ、やべぇ」
止めに来たはずが結局意識を失くすまで何もしなかった事に対して木原がぼそりと呟きます
「ははっ、思わず愉しんでたわ。悪ぃな、一方通行」
全く気の入っていない口調で声を掛けますが勿論応えはありません
それからリモコンのスイッチを切り、ようやく完全にバイブを停止させます
ぐったりと弛緩しきった身体は、それでもまだ巡らされた縄の所為で窮屈な体勢から解放されません
上体を抱え起こすと深く差し込まれたままの淫具が内壁を擦り上げてびくりと身体が震えます
意識の無いまま反応する一方通行に構わず再び仰向けにベッドへ寝かせます
膝を大きく割り開き陰部に食い込んでいる股縄に指を掛けて引っ張るとまた細い身体が震えます
傍らから小さなナイフを取り上げ、肌に当たらないように注意しながら縄を二本とも切ってしまいます
ぴんと張詰めた縄を無造作に切れば当然反動が伝わり、戒めが緩んだ為にぐっと背が撓ります
つられて浮いた腰の下に膝を差し込んで支え、片手を脚の付け根に添えて抑えます
もう片方の手で陰部に絡みつく滑りを適当に拭うと、尻穴から生えているようにも見える小さな輪に指を引っ掛けます
そのまま軽く動かすと淫具が内壁に当たる感触がまざまざと指に伝わってきます
同時に僅かに聞こえた呻き声に一方通行の顔を見れば、瞼がぴくぴくと震えているのが目に留まります
どうやらまだ意識は浅い所で留まっているようです
この場合、不幸な事に、というべきなのでしょう
明らかに悪巧みをしていますと言わんばかりの笑みを浮かべた木原は、リングに引っ掛けた指をくいくいと蠢かせます
沈もうとして揺らめいている意識を敢えて呼び戻すように、刺激を与えているのです
一方「……ン、ゥ……」
力尽くで覚醒を促され、形の良い眉根が魘されているかのように寄せられ呻き声が零れます
ひくつく瞼に合わせて睫がふるふると震え、ずるずると意識が引き上げられていきます
あと少しで意識が戻る状態まで来た所で一旦手を止め、安堵に似た小さな吐息が零れた瞬間、
708 :
十二日目(調教後)
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/22(月) 04:59:59.63 ID:FOQGea0l0
一方「――っあァあああァァ…!」
ずるるるっ、と粘ついた水音を立てて淫具が先端近くまで一気に引き抜かれます
弓なりに仰け反り、盛大に悲鳴を上げて一方通行が目を覚まします
がくがくと震える身体を片手で押さえ、殆ど抜き出されていた淫具を再び体内に押し戻します
一方「ァぐ、っは、うゥ…っ!?」
自分の身に何が起こっているのか把握できずにいるらしい一方通行は、与えられる刺激に混乱しきった声を上げています
それを面白そうに眺めていた木原は、根元までずっぽりと埋め込まれた淫具を今度は殊更ゆっくりと引き出していきます
一方「ひっ――!」
激しく出し入れされるよりも、ゆっくりと引き抜かれる感触の方が、凄まじい刺激を齎します
一方「ィ、あ、…あ、あァあ…っ!」
濡れた瞳を零れんばかりに瞠り、開きっぱなしの口からはトーンの狂った悲鳴を上げ続けています
そうと気付く余裕も無いままでまたしても絶頂し、ぞくぞくと背筋を走り抜ける感覚に脳髄まで痺れるような錯覚に陥っています
ずるずると引き抜いては押し戻し、を繰り返しながらたっぷりと時間を掛けてようやく淫具の先端が穴の縁まで到達します
最後に膨らみが引っ掛かるのを指に僅かばかりの力を込めてやれば、ぐぽん、と音を立てて完全に淫具が抜け落ちます
余りにも長い時間銜え込んでいた所為でぽっかりと開いたままの後口から大量のローションが溢れ出し、ぼたぼたとシーツに滴ります
淫具を指に引っ掛けたまま木原が静かになった一方通行を窺います
今度こそ本当に、完全に意識が落ちたようで、暫く眺めていても細い身体は僅かな身動ぎすらありません
細く静かな呼吸だけが微かに鼓膜を揺らしています
「――ま、良いか」
淫具をベッドに投げ出して軽い調子で呟きを落とします
こきりと首を鳴らし、退けていたナイフを取り上げると手際良く縄を切っていきます
その間も一方通行は四肢を投げ出したまま殆ど反応を返しません
短く切り分けられた縄を適当に払いのけると、戒めを解かれた細い身体を抱え上げます
名残のようにローションを滴らせながら向った先はバスルームです
いつものように、様々なものに塗れた身体を隅々まで清める為です
容易く酷い仕打ちをしてのけた木原ですが、意識の無い一方通行を抱える仕草は至極柔らかです
腕の中の細い身体を見下ろす視線に先ほどまでの嗜虐の色は浮かんでいません
半端に閉じられた扉の隙間から、降り注ぐシャワーの音が誰もいない部屋に響いています
…
………
……………
709 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/22(月) 05:01:05.78 ID:FOQGea0l0
真性ドS木原くンの鬼畜モード発動です、という話
……最初いちゃらぶだったのにどうしてこうなった……
まぁデレが消える訳じゃないですけどもね
<パラメータ変動> ※Lv.11以上は上昇率が抑制(上がり難い)
一方通行
「従順:Lv.12」↑↑↑
「欲情:Lv.11」↑
「恥辱:Lv.12」↑↑
「依存(→木原数多):Lv.7」↑
「愛玩属性:Lv.10」↑
「被虐嗜好(恥辱系):Lv.5」↑↑
木原数多
「執着(→一方通行):Lv.8」↑
「嗜虐嗜好:Lv.11」↑↑
「愛玩嗜好:Lv.10」↑
710 :
十三日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/22(月) 05:03:28.27 ID:FOQGea0l0
十三日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、部屋の中央のベッドに一方通行が横たわっています
木原の来訪に気付くとびくりと身体を震わせ、慌てて起き上がります
ベッドの上で姿勢を正し、機嫌を伺うように上目遣いで恐る恐る見上げてきます
気を張っていますが、身体的にも精神的にも、大分ぐったりとした様子です
昨日の影響が大分色濃く残っているようです
ただ、木原がそれなりに機嫌が良いのを悟ったのか、潤んだ瞳には僅かに安堵の色が浮かんでいます
どうする? >>+2
711 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/22(月) 05:04:10.28 ID:FOQGea0l0
毎度ご来訪有難うございます
何かもう非常に長くなってしまいましたすみません
正直物凄く愉しかったですふへへでもこういう展開の方が筆が乗るとか人として駄目じゃねぇです?
>>693
有難うございます
大分大変な事になってしまいました。はい
>>699
沢山の方々にご参加頂けて非常に有り難いです足並み揃い過ぎて凄い
そうですね、久々に「嗜虐嗜好」が「愛玩嗜好」を超えてしまいました(
>>709
参照)ので。はい
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますって言うか途中で一回寝落ちてました眠い
安価等有難うございましたって言うか今回やたら細かくてすみません有難うございました
懲りずにやっていきますので今後も適当に生温くお付き合い頂ければ幸いです
続きはまた後日に
それでは
712 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/22(月) 05:29:46.51 ID:o7xc0DJP0
乙!
木原くンが楽しそうで何より
ksk
713 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
[sage]:2012/10/22(月) 08:46:52.01 ID:LsonLEwl0
乙 墜ちきった感じがたまらない
自分でアナルなぶらせながらフェラ
ぜひアナルに先っぽ押しつけて疑似中田氏してほしい
…体力もつかな?
714 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/22(月) 09:04:05.26 ID:5qvFRfQ50
セルフフェラさせたい
715 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2012/10/23(火) 01:13:01.82 ID:1TzEOYOAO
先生!
色々怯えてる一方さんに木原くんがデレればいいと思います!
716 :
十三日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/23(火) 03:15:10.79 ID:Bo1td5JE0
>>713
「自分でアナルなぶらせながらフェラ+α」で参ります
細い顎に手を掛けて上向かせ、端正な顔を覗き込みます
「ふん……どうやら『お仕置き』は充分身に沁みたみてぇだな」
素直に従いながらも瞳孔が細く変化する様を見て取って、木原は目を細めて満足げに笑います
赤い瞳が潤み、薄い瞼が不規則に瞬くのに合わせて白い睫が震えています
よく見ると白目の部分が薄らと充血しています
また、昨日は綺麗に消えていた目の下が淡く翳りを刷いています
「おいおい、何だそりゃあ。お前、眠ってねぇのかよ?」
一方「……なンか……目ェ覚めちまって、……、」
昨日の調教の後は完全に意識が落ちてた一方通行です
そのまま朝まで眠っていれば、少なくとも此処までの状態にはならない筈です
木原にしても夜中まで監視している訳ではなく、あれで起きるとも思わなかったため特に朝の内に確認してもいません
推測でそれ以外の理由を思い付かなかったため率直に尋ねれば、思った通り肯定が返ります
最後に僅かに躊躇った様子で黙り込んだのを見遣り、無言のまま視線で先を促します
一方「……ちゃんと寝ねェと、って、思ったンだけど……どォしても眠れなくて、ずっとうとうとしてて……」
一方「気付いたらアラームが鳴ってて……だから……あンまりちゃンと、眠れてねェ……ン、です」
ぽつりぽつりと雫が滴るように一方通行が声を落とします
一方「……ごめンなさい」
明らかに沈んだ様子で謝罪の言葉を告げると、しおらしく伏せがちになっていた目がそっと木原を窺います
瞳を抜け脳の奥まで突き通すような目が真意を探ろうとする如くまっすぐに見下ろしています
赤い瞳が戸惑いに揺れ、そこに何かを読み取ったらしい木原がく、と小さく咽喉を震わせます
「ケツが疼いて眠れなかったか?」
一方「――っ!」
「昨日は一日中バイブ突っ込みっぱなしだったからな。感覚が残ってんだろ」
くつくつと愉しげな笑いを零しながら推測を口にすれば、色味の褪せていた頬がさあっと朱を上らせます
無意識に自らを抱き締めるような格好で腕を掴み、ふっと視線を彷徨わせます
答えを返さない一方通行を咎めるでもなく木原は笑みを浮かべたまま目を細めて眺めています
一方「……、は、ィ」
きゅっと唇を噛み締め、恥ずかしげに目を伏せて、漸く小さな声が紡がれます
一方「……もォ何も……入ってねェ、はずなのに……」
白い頬が真っ赤に染まりともすれば縺れそうになる舌を必死で動かしています
「つうかバイブ置いてっただろうが。指でも良いけどよ。自分で弄らなかったのか?」
責める訳でも揶揄するのでもなく木原が単純な疑問を投げ掛ければ、返されるのは一言、
一方「……お仕置き、だった、から」
木原の許可も得ずに自慰を行う事は出来なかった、と
「は、成る程な。そりゃ良い心掛けだ」
昨日のお仕置きの効果は覿面だったようで、思った以上に従順さを示す一方通行の態度に木原が機嫌良く言葉を掛けます
717 :
十三日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/23(火) 03:15:40.99 ID:Bo1td5JE0
そしてさらりと爆弾を落とします
「んで、今も疼いてるって訳か。弄って欲しいか?」
一方「え……、――っあ…」
唐突に差し出された木原の提案に思わず顔を上げ、そんな自分の反応に次の瞬間、はっと我に返ります
更に自らの状態を明確に言い当てられた所為でじくじくとした感覚が一層疼きを増してしまいます
薄く開いた唇の隙間から零れる呼気が急速に熱を孕み、羞恥の為だけではなく耳までが真っ赤に染まります
背を微かに震わせている一方通行を木原は笑みを浮かべたまま眺めています
「で、どうすんだ?」
とは言えこのまま放っておいても仕方が無いと判断して声を掛ければ、一方通行が赤いままの顔を上げて木原を見上げます
「今の俺は機嫌が良い。素直に答えりゃ叶えてやらなくもねぇぜ」
一方「……っ」
続けられた言葉に小さく息を呑み、赤い瞳が縋るような色を浮かべますが、木原は知らぬ振りをしています
なおも少しの間躊躇っていた一方通行ですが、一旦自覚してしまった感覚を消すのは容易では無く、耐えかねて口を開きます
一方「……弄って欲しい、です」
ぼそぼそと紡がれた端的な言葉に対し、返されるのは企みを含んだ笑みです
顎を捕らえていた手がゆっくりと外され、笑んだままの唇が愉しげに言葉を吐きます
「許可はやる。自分でヤれよ」
一方「……え、」
「お前が淫乱な所為だからな。随分譲歩してやってんだ、寧ろ感謝するべきだろ」
思いがけない木原の答えに思わず絶句する一方通行ですが、続けられた言葉に反論することも出来ずに俯き、やがてそっと顔を上げます
一方「……ありがとォ……ございます」
木原が感謝するべきだというのならばその通りにしなければなりません
ベッドの上に座ったまま木原に謝辞を告げながらぺこりと頭を垂れます
動きにつれてさらりと流れた髪を木原の手が掻き揚げます
顔を上げて視線を向ければ目を細めた木原がすっと唇を耳元に寄せて囁きます
「まさか言葉だけで足りるとは思ってねぇよな。お前が本当に感謝してるっつうなら、きっちり態度で示せよ」
一方「……態度……って?」
突然言われてもどうすれば良いのか、という表情を見せる一方通行に、
「エロい事以外に頭回ってねぇのか第一位。こういう場面で他に答えがあるかよ」
軽い口調で暴言を吐きながら木原は笑みを深めます
「んなもんご奉仕に決まってんだろ」
口元に手を伸ばし、一方通行の形の良い唇を親指の腹でゆっくりとなぞりながら、シンプルな命令を下します
「――ケツ弄りながら、しゃぶれ」
718 :
十三日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/23(火) 03:16:24.02 ID:Bo1td5JE0
ベッド脇に立っている木原の前に、ベッドに乗ったまま一方通行が蹲っています
正確には正座の形に膝を折りベッドの縁に手を掛けた状態で、木原の股間に顔を寄せる体勢です
ベルトは既に外され傍らに放り出されています
恐る恐る口を開いた一方通行は、まずは止め具を唇や歯を使って器用に外します
前立ての合わせから小さな金具を歯で挟んで引き出しゆっくりと下ろしていきます
表れた膨らみはまだ硬さはなく、下着の上から唇を落とすと布越しに愛撫を始めます
間違って唾液で濡らしてしまわないように唇だけで触れ、押し付けたり滑らせたりして性感を探ります
やがて少しずつ張り出し始めた所をなぞり上げると、唇を押し当てて吸い上げたり、歯を立てないようにに柔らかく食んだりしてみます
先端があたる部分にじわりと染みが滲んだら、下着の縁を歯で銜えて引き下ろします
眼前に現れた一方通行のものとは大きさも色合いも全く違うそれに、直接唇を落とします
逞しい男根に浮き出ている筋に沿って舌を這わせていきます
頭を擡げ始めたら横から銜え、唾液を潤滑剤代わりに絡めて扱きます
大きく張り出したカリ首に尖らせた舌先を差し込んで襞の隙間まで丁寧に舐め上げます
てらてらと滑る亀頭を含んだら割れ目に舌を這わせ先端を口内に擦り付けて刺激を与えます
硬さを増して反り返った裏筋を零れる先走りを塗り込めるようにして丹念に愛撫します
太さのあるそれを口いっぱいに銜え込み、じゅぽじゅぽといやらしい音を立てながら頭を前後させます
そうして懸命に木原の剛直をしゃぶりながら、その一方で片手を自らの臀部の狭間に忍ばせています
二本ぴたりと揃えた細い指が濡らしてもいない後口に深々と差し込まれています
指には唾液をたっぷりと絡めてあるのですが、穴には潤滑剤も塗っていませんし解してもいません
前日の名残を色濃く残している媚肉は滑りを帯びて柔らかく、大した抵抗も無いまま異物の進入を受け入れてしまっています
とは言え口淫を同時に行わなければならない為に、中々思うように胎内を探る事が出来ません
己を慰めるよりも木原への奉仕が優先なのは当然で、意識や集中力はどうしてもそちらに傾いてしまいます
しかも根元まで埋め込んでも一番欲しい部分にはあと少し届かず、一方通行の指程度では拡張された穴には物足りません
漸く望んだ場所へ触れられているというのに、満たされない疼きはますます強くなるばかりです
木原の股間に顔を埋めて懸命に男根をしゃぶりながら、綺麗な形の眉が切なげに寄せられています
ふと舌に広がる木原の体液の味が少しずつ変化しているのに気付いた一方通行が、合間に熱い吐息を漏らします
先端から半分ほどまで口内に収まっている為見る事は出来ませんが、透明な先走りに白濁した精液が混じり始めているようです
同時にぐぐっと体積を増したそれをやや苦しげな様子で口一杯に頬張っている一方通行の髪に、木原の手が柔らかな仕草で触れてきます
仄かに汗を含んだ髪を梳き、熱の篭った頭皮を指の腹で緩やかに撫でると、うっとりとした様子で一方通行が目を伏せます
咽喉奥まで大きく開き、深々と銜え直すと、舌を絡めつつ抜き差しを繰り返します
張詰めていた睾丸がぐっと内側へ向って迫り上がり、そろそろ射精が近付いている事を知らせてきます
頭頂から後頭部へ掛けてゆるゆると撫でていた木原の手が前側に周り、がしりと鷲掴むとやや強引に口内から剛直を抜き出します
一方「ふァ、は…っ」
ぬぽん、と抜け出した先端から伸びた白濁交じりの糸が赤い舌にねっとりと絡み付いています
後口を犯す指はすっかり疎かになり、意識の殆どを口淫に注いでいた一方通行は、突然行為を中断されて物足りなそうな表情です
一方「っン……はァ……、な、ンで、」
「お前、しゃぶるの好きだよなぁ」
まだイってないのに、と、とろんとした瞳が無言で訴えます
「ったく、物欲しそうな顔しやがって。中毒か」
719 :
十三日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/23(火) 03:17:25.55 ID:Bo1td5JE0
「自分からそんなモン飲みたがるとかお前の味覚は理解出来ねぇな」
「まぁ俺は愉しいから良いけどよ」
「折角だ、お望み通り腹いっぱいくれてやるよ」
愉しげに罵りながら木原はくつくつと咽喉を震わせます
「その前に、ケツこっちに向けろ。ちゃんと出来たかどうか確認してやる」
すっと頭から手を放し、挑発染みた仕草で指をくいくいと曲げて促します
乏しい関連性に特に疑問を抱かなかったらしい一方通行は素直に後ろを向くと上半身をシーツに突っ伏し腰を高く上げます
そろそろと脚を開き臀部を突き出すようにして、先ほどまで指で犯していた尻穴を木原に差し出します
昨日散々嬲られたそこはまだ赤く充血したままで、唾液と腸液が混ざり合いぬらぬらと濡れ濡っています
中途半端に刺激を与えた所為でじくじくと疼き、ひくひくといやらしげに戦慄いています
一方「ひンっ…!」
昨日の名残でふっくらと腫れている肉を無造作に指で撫で上げると途端に艶めいた悲鳴が響き渡ります
一方「っは、はあ、…あァあ…、――や…あっ…」
僅かな刺激ですら長く尾を引く余韻にびくびくと背を震わせています
シーツに爪を立ててくしゃりと皺を寄せ、紅潮した頬を押し付けて、くぐもった嬌声を断続的に漏らしています
穴の縁に指を添えて左右に割り開けば切羽詰った悲鳴が上がります
部屋の照明の下で僅かに覗く腸壁も、一日中バイブに擦られ続けていた所為か大分赤みを帯びています
広げている指はそのまま、口淫と痴態ですっかり勃ち上がった剛直の、白濁の滲む先端をぴたりと穴に宛がいます
一方「ひ…っ!?」
今まで指や玩具だけしか触れてこなかった場所に突然熱く猛ったものを押し当てられて、慌てたような悲鳴が上がります
体力が余り残っていない所為で大分消耗した様子の一方通行は、上体をシーツに伏せたまま首を何とか巡らせ木原を振り仰ぎます
それを知らぬ気に大きく膨らんだ先端をぐっと押し込めば、赤く腫れ上がった媚肉がみちみちと割り開かれていきます
一方「…あ……む、無理、……ンなでけェの、入ンないィ…っ!」
がたがたと震えながら半ば本気で怯えた様子での一方通行が切羽詰った声で訴えます
本当にこのまま無理矢理挿入されてしまうと思ったのでしょうか
多少の拡張は施されているものの流石に木原の逞しい剛直を受け入れるにはまだ少し狭過ぎます
強引に進めればもしかしたらいけるのかもしれない、という程度にはなっていますが、恐らく木原の方も痛みを伴い兼ねません
尤も今回は挿入が目的ではありませんし、無用な力が入るのは余り歓迎出る物ではありません
そう判断し、虐めるのはこれくらいにしておきます
柔らかな媚肉に包まれた先端が、早く熱を吐き出したいと割れ目をひくつかせています
強張る背中を柔らかな手付きで撫でて宥めます
身を乗り出し、耳元に唇を寄せて囁きます
「おら、力抜け。無理に入れたりはしねぇよ」
「大体これじゃ狭過ぎて無理だろ。こっちも痛ェよコレじゃ」
「本番はもうちっと拡張してから、な」
その時まで処女でいるかどうかはさておき、ですが
720 :
十三日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/23(火) 03:18:33.04 ID:Bo1td5JE0
あまりの怯えっぷりに思わず甘い声色になりつつ、背中を掌でそっと撫でてやります
それが功を奏したのか、がちがちに固まっていた四肢からゆっくりと強張りが抜けていきます
一方「……本当に…入れねェ……?」
背後から被さる体勢の木原を首だけで振り仰ぎ、潤み切った瞳で一方通行が恐る恐る尋ねます
「ああ。――少なくともモノは入れねぇよ」
一方「…っ、」
妙に含みのある言い回しにびく、と肩が震えます
が、柔らかい声のままである事ですぐに力が抜けていきます
もう四つん這いの姿勢を保つのも大分辛いらしく、上体はぺたりとシーツに突っ伏しています
臀部だけを高く掲げ、また上体が寄り低い位置にあることで、木原からは寧ろやり易い体勢になっています
細い腰に手を添えて引き寄せ、臨界状態の男根を、尿道口と尻穴がぴたりと嵌るような角度に調整して改めて押し当てます
柔らかく腫れた肉に先端を埋めた状態で、きゅううっと締め付ける窄まりの感触を最後の一押しに、昂ぶった熱を吐き出します
重なった小さな穴から迸る熱い白濁が勢い良く直腸内に注ぎ込まれます
一方「あ、あー…――…ンああァあー…っ!」
本来出口となる部分はぴったりと塞がれている為、吐き出された精液は一方通行の体内へ侵入するしか行き先がありません
僅かに押し込まれている先端を窄まりがきゅうきゅうと吸い付くような動きをしています
ギリギリまで強く押し付け、粗方吐き出した所で先端は固定したまま竿を扱きます
指先が白くなるほどシーツを握り締めて身悶える一方通行に、耳朶を食みながら木原が命を下します
「一方通行」
一方「ンン、あ、…っはあ、あ、――っは、ィ、…っ」
「きっちり締めとけ。零すなよ」
軽い口調で言い捨てると、先走りを零している先端でぐりぐりと菊門を抉ります
最後の一滴まできっちりと注ぎ込み、はあ、と大きく息を吐き出してからゆっくりと離します
ぽっかりと口を開いていたそこは、既に四肢にもロクに力の入らない状態では完全に締め付けることは非常に難しい物です
現に隙間から零れた白濁が、蟻の門渡りをねっとりと這い、半勃起状態の一方通行の根に絡みつきながら流れ落ちていきます
一方「…はァ、は、……ンあ、…っふァ、あ…」
中々引かない余韻に既に限界の近かった体力が削られていきます
零れる蕩けた悲鳴がゆっくりと音量を下げているように聞こえます
和えかな吐息の合間に艶かしく嬌声が響くのを暫く愉しんでいた木原ですが、今にも意識が沈みそうな一方通行の姿に思考を切り替えます
「よぉ、一方通行。良かったなぁ、腹いっぱい飲めて。嬉しいか?」
にやにやといやらしい笑みを浮かべて木原が耳元に囁きます
「前にローション突っ込んだ事はあったけどな。――どうだ、マジモンのザーメンぶち込まれた気分は?」
一方「………ァ……ィ……」
「あん?」
飛びそうな意識を繋ぎとめるようにシーツに縋りつき、唇を戦慄かせながら譫言染みた声が零れ落ちます
721 :
十三日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/23(火) 03:20:09.57 ID:Bo1td5JE0
一方「ァ……あづ、ィ……腹ン、な…か……」
一方「……ごしゅじン…さま、の……せーえき……いっぱ、い……」
一方「……あつ、くて………きも、ち……ィ……」
口端からだらしなく唾液を滴らせながら蕩けきった声と瞳で呟いて、ふにゃりと笑み崩れるとそのままシーツに突っ伏します
直前に気付いた木原が止める暇も無いほどあっさりと、完全に意識を落としてしまっています
一応、という感じで頬をぺちぺちと軽く叩いてみるものの、目を覚ます気配は全くありません
当然締め付けていた尻穴からも力が抜け、中に注がれた白濁がごぷりと零れます
赤く腫れ上がった媚肉の狭間、ぽっかりと口を開いた菊門から濃厚な白い粘液がとぷとぷと溢れる光景は何とも卑猥です
白い筋を描きながらとろとろと流れ、会陰を伝い性器にねっとりと絡みつきながらシーツに滴り落ちていきます
粗方が流れ出た後、ひくひくと震える穴の縁には残骸がこびり付いています
うつ伏せでシーツに沈み込んでいる身体を仰向けさせて横抱きに抱え上げれば、尻の辺りから零れた白い雫が糸を引いて滴ります
いつものように向う先はバスルームですが、今日は直腸内まで綺麗に洗ってやらなければいけません
ある程度流れ出たとは言え、奥まで入り込んだであろう分はまだ内部に残っているはずです
例えば立った状態で動いていれば重力に吊られてその内出てくるでしょうが、直腸内にいつまでも残しておくと体調に影響が出ます
一方通行の意識は完全に深く落ちてしまっているので、木原が掻き出してやらなければなりません
尤も最近の調教の後始末は全て木原が手ずから行っているのでいつもの事と言ってしまえばその通りです
それにしても、
「ザーメン飲むのもぶち込まれるのもイイとか、いつの間に中毒みてぇな事になってるんだか」
「そんなに回数重ねた覚えも無いんだがな」
実際の所は特殊な生活環境やタイミングやその他様々な要因が重なった結果なのですが
現状既にそうなってしまっている上、木原にとって特に問題になることでもないので、本気で考察する気は無いようです
極めて軽い口調であっさりと結論付けて思考を打ち切ります
「――まぁ、俺が愉しいから良いか」
―
―――
―――――
十三日目 終了
722 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/23(火) 03:21:40.62 ID:Bo1td5JE0
--体力の限界により調教終了です--
いつの間にか精液中毒になっちゃってる一方通行でした、という話
木原くンの鬼畜モードはあんまり持続してくれなかったですね
パラメータは次回の投下時に廻させて頂きますすみません
723 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/23(火) 03:22:14.66 ID:Bo1td5JE0
十四日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、部屋の中央のベッドに一方通行が座り込んでいます
どこかぼんやりとした様子です
木原の来訪に気付くと嬉しそうに表情を緩ませます
体力は多少回復しているようですが、まだ疲労が残っているようにも見えます
気力はそこそこ回復しているようです
どうする? >>+2
724 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/23(火) 03:23:29.14 ID:Bo1td5JE0
毎度ご来訪有難うございます
前回に続いてまたもやノリ過ぎて長くなってしまいましたすみません眠い
>>712
有難うございます
どれだけデレても基本がドSなのでそっち方面はノリノリです
>>713
有難うございます
一線越えるとスイッチ入っちゃう感じです
>>714
かなり身体柔らかくないと大変ですよ?
>>715
デレちゃいましたねぇ
そんな感じで本日の投下は此処まで、もう寝ますすみませんマジ眠い
安価等有難うございました
続きはまた後日に
それでは
725 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/23(火) 09:07:17.46 ID:Z6GKakkh0
ベクトル操作で身体くらい柔らかく出来るでしょう
726 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/23(火) 09:12:17.47 ID:Z6GKakkh0
安価はセルフフェラさせてみる
727 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/23(火) 09:17:20.02 ID:Z6GKakkh0
ベクトル操作か木原印の薬品だな
柔らかくするには
柔らかくなったら色々な体位も可能だし
728 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/23(火) 17:28:43.56 ID:t1wkZt2So
乙
この
>>1
なら調教されてもいいwwww
連続レスで安価とか…
ベクトル操作で筋とかの構成を柔軟になるよう組み替えるの?
生体にそれはリスクあり過ぎるから薬だろうね
729 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/24(水) 01:37:49.81 ID:g44HP7dK0
確かにこれはちょっと
いちおつ
とりあえず木原君の鬼畜とデレに期待
730 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/24(水) 01:53:56.00 ID:XeAZXgqmo
一方さん体固そうだからな…
立位体前屈やらせたら床に指つかなそう
セルフフェラの前に2か月くらいストレッチやらなきゃダメじゃね?
731 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
[sage]:2012/10/25(木) 02:11:13.28 ID:+Tv1IkM00
セルフフェラまでいかんでも無理やり体を強く折り曲げられたら
舌伸ばして先っちょ舐めるくらいはできる…か?
それでもきついかな
自分のむりやり舐めさせられながら後ろズボズボやられてイっちゃうとか妄想してみた
732 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/25(木) 13:58:28.09 ID:f9qa1PrDO
お前ら…その辺の捌き方も含めて
>>1
の魅力だろ
大人しく待とうぜ
>>1
乙
733 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/26(金) 22:45:23.52 ID:geItFaTl0
毎度ご来訪有難うございます
またもやご無沙汰致しましてすみません
ここ数日間電波の届かない所に缶詰でした久々の現世ー
安価やご意見色々頂きまして大変僥倖です
相変わらず悩んでばっかりで申し訳無いのですが、少々お尋ねしたいのですけれども
>>726
までしか見てない状態でプロット組み立ててたのですが、
>>727-731
踏まえて書き直した方が宜しいのでしょうか?
書き直すというかどちらにしろ本文はこれから書くんですけど
と言いつつ今日は今からまた出なければいけないので、投下は明日か明後日の予定
取り急ぎ用件のみにて失礼致します
それでは
734 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(四国)
[sage]:2012/10/26(金) 23:09:19.00 ID:hFe2DXFAO
明日明後日をwwktkしつつ
>>1
の思うようにやればよろし
735 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/26(金) 23:53:37.67 ID:p5m5UffP0
それがいい
任せる
736 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/29(月) 02:57:12.58 ID:BzzOxVvD0
>>726
「セルフフェラさせてみる」で参ります
細い顎に手を掛け上を向かせれば、赤い瞳は仄かに欲を孕んでうっとりと潤んでいます
「熱っぽい目ぇしやがって。朝っぱらから発情してんのかよ、エロガキが」
嘲るような笑みで罵声を掛けても薄らと開かれた唇からは和えかな吐息が零れるだけです
白い頬にはまだ疲労の残滓も見えますが、熱を昇華しなければ落ち着きもしないようです
「折角その気になってんなら、今日は少しマニアックな方向を掘り下げてみるかねぇ」
調教を始めた頃に比べると、まだ二週間弱であるというのにすっかり従順な態度です
また、極薄かった筈の性的な欲望にも随分積極的になっています
様々な嗜好を持つであろう客の多様な需要に応える為には様々な方向に幅を広げる必要があります
少数派であろう特殊な物も含め、多岐に渡る行為や知識を身に付ける事に決して損はありません
身体の熟れ具合も含め、少々特殊なプレイを仕込むにもそろそろ良い頃合でしょう
とはいえ一応は疲労具合を考慮して、今日の所はあまり激しい行為は控えた方が良いようです
木原が直接手を出す事はせず、自慰の発展形に挑戦させてみることにします
「そうだな……セルフフェラでもやってみるか?」
言葉の通り自分の性器に口淫を施すという少々特殊な自慰で、嗜虐的な視姦嗜好を持つ客には特に受けるでしょう
このプレイを行う為には口が股間に届くまで身体を深く折り曲げる必要があるので、基本的に非常に高い柔軟性を要します
つまり可能か否かは骨格や筋肉の質などに大きく寄る為、鍛錬を重ねても十分に出来るようになるとは限りません
性器の大きさによっては多少緩和されるのですが、生憎一方通行のそれは年齢的に考えてもそれなりに控えめなサイズです
直接銜える以前に例えば舌を伸ばして先端を嘗めるだけにしても大分身体を屈める必要があります
幾つかの身体的な条件が揃わなければこなす事は大分難しい行為です
一方通行の場合はどうだろうかと今までの調教を思い返しているようです
初めて縄で緊縛した時は、随分大きく脚を開かせた状態で拘束していたにも関わらず特に苦痛を訴えていた記憶はありません
お仕置きの際にも、陰部にきつく食い込む縄にこそ堪らず身悶えていたものの、体勢そのものに苦鳴を漏らす事はありませんでした
それらを鑑みるにどうやらある程度の柔軟性は持ち合わせているようなので、とりあえず挑戦だけでもさせてみる事にします
馴染みの無い言葉ながらも単純な名称のため意味は把握したらしい一方通行が、ちらりと下肢に視線を落としてから木原を窺います
一方「……届かねェ……と思うン……です、けどォ……」
しばらく言い淀んだ後、恐る恐るといった口調で進言をします
木原の方はと言えば、まぁそうだろうなと内心思いつつも表には出さず、
「少しは手伝ってやるからやってみろ」
実にあっさりとした口調で軽く返します
ぱちぱちと長い睫を瞬かせ戸惑った様子の一方通行でしたが、やがて思い切ったように居住まいを正します
具体的な指示が無いからか遣り方を迷ったようですが、木原の声が掛からないので自分で考えて動いてみるようです
まずは軽く立てた膝を横倒しにして下肢を開きます
しんなりとしたままの根はまだ勃ち上がる気配がありません
太腿に手を添えて抑えながら上体をゆっくりと倒し、背中を丸める形で顔を股間に近づけていきます
ですが、当然というべきでしょう、目標の場所へ届く筈もありません
一方「……ン、ン……」
せめてもと懸命に伸ばされた舌先からつうっと唾液が糸を引いて滴り落ちていきます
737 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/29(月) 02:58:41.36 ID:BzzOxVvD0
深く折り畳まれている所為で痩せた腹部がきつく圧迫され、僅かながらも息苦しささえ覚えます
「……ったく。それは流石に無理があんだろ」
しばらく黙って眺めていた木原ですが、零れる呻きにこっそり溜息をつくと、肩に手を掛けて身体を起こさせます
「それで出来たらお前どんだけ身体柔らけぇんだっつーの。逆だ馬鹿」
あくまである程度柔らかい、というだけであり、生憎そこまでの柔軟性は持ち合わせていません
木原も最低限の手を貸してやり、一番楽であろう体勢をとらせる事にします
どうすれば良いのかと不安げに見上げてくる一方通行に指示を出し、ベッドに上向きに寝転がらせます
脚を上げて膝の裏に手を添え、腰から背中まで浮くほどに持ち上げ、身体を二つ折りにするような形で前に倒します
薄い背の下に枕と腿を差し込んで安定させると持ったままの膝を軽く左右に開き、顔の横にそれぞれ押し付けます
一方「……っァ……ふ……」
腹部に掛かる先ほどよりも更に強い圧迫感に、やや苦しげな息が零れます
「肺で息しろ肺で。浅く、ゆっくりと、だ」
苦しいからと深く息を吸い込もうとすれば更に苦しさを覚えるだけです
指示されるままにゆるゆると呼吸を繰り返す一方通行が徐々に強張りかけていた表情を緩めていきます
息遣いが安定した所で、伏せられていた瞳が開かれ、次の指示を求めて木原を見つめます
膝裏の手にやや力を掛けて抑え、腰を押して少しでも口元に近づけようとしますが、
一方「ァう……! …や、いっ……痛、ァ…っ…」
ぐぐ、と押す力に対する抵抗が強くなった途端、細い悲鳴が上がります
精一杯身体を折り曲げても根元まで銜えるのはどうやら難しいようです
もっとずっと身体が柔らかくなければこの行為を十分にこなす事は出来ません
正直な話、即効性を求めるなら関節を外すのが一番手っ取り早い方法です
ですが脱臼は癖になってしまうと今後に支障が出てしまうのでそれは避けたい所です
対策を思案しつつも一旦力を緩め、片手を伸ばして傍らから何かを取り上げます
「これ、覚えてるか? っつっても、前使った時はそんなん見てる余裕なんざ無かっただろうけどよ」
表情から察するにどうやら目の前に差し出された細い小瓶に心当たりはないようです
が、実際は木原の言う通り、以前にも使用した事がある品物です
「最初に尿道責めやった時のヤツなんだがな。痛覚を麻痺させる効果がある薬だ」
言わずもがな催淫成分も含まれているのですがそれは口にせず、木原は手の中の小瓶を見せ付けるように振ります
たっぷりと湛えられている中身がとぷん、と水面を揺らします
片手で器用に栓を抜き、瓶を傾ければ、粘度の高い液体は細く糸を引くように滴り落ちていきます
仄かに色付いた滑らかな粘液が、体勢の所為で必然的に晒されている後口にねっとりと絡みつきます
一方「ひゃン…っ」
敏感な部分への突然の刺激に、不自然な格好で押さえ込まれている身体がびくんと跳ねます
思わず零れた声は苦鳴を僅かに引き摺りながらも明らかに情欲の色を帯びています
きゅうう、と窄まり液体を飲み込もうと蠢く媚肉は、まだ烈しい淫行の名残で仄かに赤く薄らと腫れています
薬物を粘膜から直接吸収した場合、特に直腸での吸収ならば尚更、非常に急速な効果の発現を齎します
一方「っは……はふ、ァ、あ……ン、ふ……く、…あゥ…っ」
つい先刻まで努めて抑えていた呼吸は更に浅く早く、熱を孕んで艶めいています
情欲に潤んでいた瞳は眦に雫を滲ませて今にも零れ落ちそうです
738 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/29(月) 03:00:07.31 ID:BzzOxVvD0
抑え付けられ、或いは呼び起こされ、結果的に歪に捻じ曲げられた感覚は神経を炙るように苛みます
腹部への圧迫感すらじりじりと燻る熱を後押しする材料にしかなりません
そもそも痛覚とは限界を超える負荷への警告です
ただ本当の限界には多少の猶予がある為、麻痺させてしまえば更に深くまで曲げる事が出来ます
後で筋肉や関節に炎症を起こす場合もありますが、適切な処置をすれば殆どは抑えられます
もし多少の影響が残ったとしても数日あれば完全に回復する類です
勿論負荷を掛け過ぎれば本当の限界すら超えてしまいますが、その辺りは木原が様子を見て加減するので問題ありません
薬効を見て取った木原は改めて膝裏に手を掛けるとシーツに押し付け、腰の後ろを押して股間を口元に近付けます
本来なら痛覚が警告を発する限界を容易く超えて、身体が折り畳まれていきます
しかも使用した薬の効果は痛覚の麻痺だけではありません
全く刺激を与えられていない根はすっかり芯を持ち、先端からじんわりと先走りを滲ませています
薬を垂らした後一切放置されている後口は物欲しげにひくひくと戦慄いています
完全に晒された陰部は匂い立つような淫靡さを醸し出し、非常にいやらしい光景です
ですが生憎今回の目的は一方通行に自らの性器を口淫させる事なのでそちらには触れてやりません
蕩けた表情で薬の齎す快楽に喘いでいる一方通行に声を掛け、ともすれば拡散しそうな意識を向けさせます
紅潮した頬が上を向くと同時に、唇の端にぽたりと雫が滴ります
勃ち上がった根から溢れたぬめりが透明な糸を引いています
「惚けてんなよ一方通行。――ほら、どうした。やるべき事は解ってる筈だよな?」
一方「……は、ィ……」
唇を厭らしげに引き歪めて木原が促せば、うっとりと目を眇めて一方通行が小さく頷きます
特に具体的な行動を指示せずとも、目の前の光景に引き摺られるように、木原の意図した通りに動き始めます
一方「……ン、ゥ……っンァ……」
不自由な体勢ながらも可能なだけ首を伸ばし、口を開いて舌を差し出します
僅かな間隙は木原が更に少しだけ腰を押す事で埋ります
そうして、唾液のたっぷり絡んだ舌先に粘液を滴らせる割れ目が漸く届きます
更に押し進めるのは流石に負荷が大き過ぎるので止めておき、今の体勢で安定させる事にします
根を口に含む所まで行かないのは残念ですが、物理的に身体を壊してしまうのは避けなければいけません
その代わりといってはなんですが、この体勢のまま絶頂ぐらいは迎えさせたいものですが、どうでしょうか
口淫による奉仕は何度かさせているのでそれなりに技量は上がっています
あえて言うなら性器への刺激だけで達した経験が乏しいのが些かネックかもしれません
ただ、現在の一方通行は薬によって身体を高められた上性感に対して常より更に敏感になっています
その辺りの兼ね合いによっては全然可能性は有ります
どうしても無理な様なら後口に刺激を与えれば確実ですが、それは目的とズレが生じるので最後の手段です
時折押し付ける力を緩めてやりながら、木原は一方通行の様子を窺います
一方「っ…はァ、は…、ン…は、ァ……っふ……」
かなり無理のある姿勢をとっていながらその表情にも声にも苦しげな様子はありません
とはいえそれは苦痛が麻痺している所為であり、後で念入りにマッサージ等を施してやらなければ困った事になります
言ってしまえば、筋肉痛な訳ですが
それを避けようとするならば、今以上の柔軟性を得るにはストレッチを課すのが一番効果的でしょう
739 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/29(月) 03:02:06.95 ID:BzzOxVvD0
もし自由に能力を使えれば今回のように薬に頼らずとも痛覚を任意に弄る事が出来ます
あるいは筋肉に適度な負荷を掛けるなりして自在に調整する事も不可能ではありません
それが出来無い理由は唯一つ――能力が制限されているからです
通常モードでは歩行に杖を必要としませんが、能力使用モードは初めから設定されていません
今の一方通行は無能力者であり、寧ろ同じ年頃の平均よりも脆弱な少年でしかないのです
最も手っ取り早く効果が確実でリスクの無い手段が使えない以上、地道に効果を重ねていくしかありません
後でプログラムを検討しておくか、と些か面倒そうな口調で内心呟くと、それ以上は一旦話題を止めておきます
木原が頭の片隅で思考を巡らせている間も一方通行の口淫は続いています
伸ばした舌先でつるりとした性器の先端を嘗め上げ、ひくつく割れ目を擽り、とろとろと滴る先走りを啜ります
薄い胸を上下させて荒く浅い息を吐きつつも苦しげな様子はありません
木原に見下ろされながら己の性器をしゃぶる、という眩暈がするような行為に没頭しています
唇に歪んだ笑みを淡く浮かべて嘲り見下すような木原の視線にすら、倒錯的な性感を得ているようです
一方通行の口周りは溢れた唾液とカウパーでシーツまでべとべとに汚れています
混ざり合う粘液は細いながらも止め処なく溢れていて嚥下が追いつきません
先端だけを延々と刺激されている一方通行の根は、滑らかな表面に薄らと筋を走らせ、びくびくと震えています
割れ目から時折ぷしゃりと弾けるのは透明な先走りばかりで、そこに精液の白はまだ見て取れません
睾丸はふっくらと膨らみ張っているものの、射精にはまだまだ遠い様子です
一方「ンンっ……ふァ、あ、……っくゥ、……ン…っ」
びくっ、びくん、と、舌が触れるたびに段々と性器の震えが大きくなっています
それに伴い背筋をぞくぞくと這う寒気のような感覚は、今までに感じた事のあるものとはどこか違うようです
ですがその違和感を探るような余裕は一方通行にはありません
怖気づきそうになる感覚に逆らうように懸命に舌を伸ばして、膨らんだ先端を刺激し続けています
すっかり熱に蕩けていた瞳が無意識の内に僅かながらも怯えを孕んでいる事に木原が気付きます
未知の事象に襲われるのは常に些かならず恐怖を伴うものです
例え明らかに快楽に属する感覚であっても、今まで経験したことがなければそれは同じ事だと言えます
ドライオーガズムとも射精とも違う、迫り来る熱の解放を予感して、一方通行の身体ががくがくと震えます
一方「ァ……やだ……や、なンか…っ、」
精神的な切迫が限界を超えたのか、とうとう一方通行が行為を止めて木原に縋ります
具体的に何がどう、と言うのは解っていないようですが、知らない何かが来る、と繰り返し訴えています
一方「あっ…ァ、やだ、っ…ちが、違う、こンな、……あひ…ィ…っ」
ぼろぼろと涙を零しながら、最早止められないところまで来ているその感覚に、怯えた声を上げています
けれどもそうして怯えながら、確かに快楽にも喘いでいるのを、当然木原は見抜いています
「――誰が止めて良いと言った? なぁ一方通行?」
一方「ひ…っ! あ、あ、ごめン、なさ、」
静かに低い声を落とされて、はっと赤い瞳が見開かれます
同時に一瞬で恐怖の意味が塗り替えられ、身体の震えが止まったばかりかがちりと硬く硬直してしまいます
しっかりと刻み込まれた恐怖は何よりも強く一方通行を縛り付けているのです
740 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/10/29(月) 03:03:52.26 ID:BzzOxVvD0
「――続けろ」
眇めた瞳で見下ろしながら短く命じれば、再び恐る恐る唇が開かれます
奥で縮こまって縺れた舌を懸命に解き、震える性器に向けて差し出されます
心が恐怖に強張り冷え切っても、薬の染み渡った身体は依然として熱く昂ったままです
尖らせた舌先が割れ目を突いた途端、溜まっていた透明な粘液が小さく飛沫を散らします
ぴしゃりと頬に掛かる滑った感触が瞬く間に燻っていた欲を再び激しく煽り立てます
濡れた舌が膨らんだ先端をべろりと嘗め上げれば猛った根がぶるりと一際大きく震えます
粘ついた糸を引く先走りはまだ透明ですが、睾丸は既にがちがちに引き締まり、解放はすぐそこまで迫って来ています
体力は決して万全ではなく、更には急に精神的な負荷が掛かった事もあり、違う意味での限界も近いようですが
薄らと霞み掛かった意識の細い糸を必死で手繰り寄せながら、一方通行は懸命に舌を蠢かしています
硬く勃ち上がった根はまるでもう一つ心臓がそこにあるかのようにどくどくと熱く脈打っています
瀬戸際に押し上げられている性感はもう後一押しで最後の一線を越える所まで上り詰めています
どうする? >>+2
A.口淫を続けさせる
B.性器を扱いてやる
C.尻穴を弄ってやる
D.その他(自由安価)
※どれを選んでも基本的には絶頂に至ります
※B,Cは一方通行にはセルフフェラをさせたままで、行動するのは木原です
741 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/10/29(月) 03:04:33.26 ID:BzzOxVvD0
毎度ご来訪有難うございます
遅くなってしまいましてすみません
投下予定にはぎりぎりセーフかなぁ…寝る前だし。うん。すみません
結局ある程度絡ませつつもほぼ最初に立てたプロットで書かせて頂きました
一度流れを決めてしまうとイメージ固まってしまって中々崩せないんです
まだまだ全然技量不足の証ですねすみません。精進します
媚薬系はそもそも魔法のお薬的な感じで結構何でも有りな効果を持たせてるんですが、
柔軟性を高めるメカニズムにどんな作用が有効かを考えたらこれしか思い付かなかったので
他に何か有効な手立てはないかと悩み中
>>727
一番ノーリスクハイリターンですが、設定上ベクトル操作は使えませんのです
万能っぽい木原印の薬でも色々と小面倒臭い制限がありましてすみません。設定したのは
>>1
ですが
>>728
強気で反抗的なSから潜在的M素質を引きずり出すのが好みですの。一方通行とか理想ですふへへ
>>729
バランスが難しいところですがご期待に添えられておりますでしょうか
>>730
実はそこそこ柔らかい設定ですが流石にそのままでは難しかったみたいです
>>731
大体そんな感じになりましたがそのまま過ぎて正直びっくりです読まれてるちくせぅ
安価次第でどうなりますやら
>>732
恥ずかしいですけど嬉しいです大変恐縮ですうわー
なお、安価に関しては特に制限は設けていないのですが(
>>277
,
>>280-281
参照)
一応、適度に、というトコロで一つ
<パラメータ変動> ※Lv.11以上は上昇率が抑制(上がり難い)
一方通行
「欲情:Lv.12」↑
「依存(→木原数多):Lv.8」↑
「愛玩属性:Lv.11」↑
「被虐嗜好(恥辱系):Lv.6」↑
「中出経験」追加
木原数多
「執着(→一方通行):Lv.9」↑
「愛玩嗜好:Lv.11」↑
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価やご意見等色々頂き有難うございました
続きはまた後日に
それでは
742 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/10/29(月) 04:17:20.87 ID:pFvOADZlo
乙
ksk
743 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/29(月) 05:59:13.52 ID:W8AS3hru0
乙
Bで
744 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/29(月) 17:50:46.65 ID:uUz2pVsO0
イく時にグイッと口に押し込んでそのまま口内射精してほしかったり
745 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/29(月) 18:00:08.59 ID:6DOpVVhDO
口内まで届かないんじゃね?
でも少なくとも顔射だよなwktk
746 :
名無しNIPPER
[sage]:2012/10/30(火) 00:29:05.17 ID:QKXtKowI0
しばらく同じ格好をしているのと射精寸前なるのと
快楽を感じると身体って不思議と柔らかくなるんだな
by体験談
747 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/11/01(木) 02:16:21.55 ID:b8JoFfa60
>>743
「B.性器を扱いてやる」で参ります
膨らんだ先端はぱくぱくと蠢いて止め処無く粘液を滴らせています
拘束を緩めると吊られてとろとろと細く糸を引いて離れる先端を惜しむように赤い舌が伸ばされます
そこに緩く腰を押してやれば割れ目が舌に押し付けられ、隙間からこぷりと熱い液体が零れます
体勢に大分慣れてきたのか、少しずつ深く曲げられるようになっています
具合を計りながらゆるゆると押しつ戻しつを繰り返していた結果、もうすぐ先端が唇に届きそうなほどです
もう少し押し込んでやれば、亀頭だけでも口に含ませるぐらいは出来るかもしれません
もちろん無理な体勢である事には変わりないので長い時間続けるのはやはり負荷が掛かり過ぎます
が、絶頂の瞬間を狙って押し込んでやればそれも大分緩和されるはずです
頃合を見計らって緩めてやればより影響を抑える事も出来ます
当初の目的であったセルフフェラを完全には果たせなかった訳ですが、可能性がある以上、口内射精ぐらいは目指してみても良いでしょう
そうなるとこのまま口淫だけを続けさせるよりは多少手を貸してやる方が為し易い筈です
脚を抑えている手を片方外しつつも安定させる為に、また最後の一押しをし易いように、木原は僅かに体勢をずらします
「一方通行」
声を掛け、空いた手を限界まで張詰めている一方通行の根に向って伸ばします
呼び掛けに霞み掛かった視界を何とか向ければ、木原の手が勃ち上がっているそれの根元に今にも触れようとしています
「もう限界だろ? このままイけ。少しだけ手伝ってやるからよ」
一方「ひァ…!」
言葉と同時にするりと絡み付いてきた指が裏筋を撫で上げ、一瞬高い声が上がります
押し出されるようにこぷりと溢れた先走りには白いものが混じり始めています
根元の二つの膨らみはがちがちに硬く引き絞られ、ぐっと内側へ競り上がっています
一方「あ…ゥ、は、あ、あァ…っ」
シーツに縫いとめるように折り畳まれ、きつく押さえ込まれた身体ががくがくと揺れ始めます
己の先端を擽る動きが鈍くなり、閉じきれない唇からは引き攣った声が零れています
木原が性感帯への直接的な刺激を与え始めた事で、比較的穏やかだった絶頂への道程が急激に加速したようです
競り上がる熱を吐き出したいと訴えてびくびくと震える根を掌ですっぽりと握り込み、最後の追い上げに入ります
すっかり疎かになった口淫をしかし咎めることは敢えてしないでおきます
「口開けて舌ぁ出せ。目は瞑ってろよ」
木原は焦点を失いかけている一方通行にそう言うと、いつでも押せるよう腰の後ろに胴をぴたりと宛がいます
最早一方通行には思考を回す余裕すら無いようです
縺れそうになるのを懸命に解き、言われるまま素直に差し出された舌に先端が乗るように位置を合わせ、僅かに腰を押し上げます
748 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/11/01(木) 02:16:47.49 ID:b8JoFfa60
唾液と先走りが混ざり合い薄く白濁した粘液がねっとりと絡みつきます
その滑りと一方通行自身の熱い呼気が先端に纏わり付き、ずくんと筋の浮いた根を木原の手が器用に扱き上げます
敏感な部分を知り尽くしたその手の動きは、構えをさせる間も無く一気に絶頂へと追い上げます
一方「っひ…あ、ァ――っゥ、ンン゙…っ!?」
びくりと跳ね上がり硬直した身体が次の瞬間一際大きく震え、甘やかな悲鳴を響かせます
同時にぱっくりと開いた割れ目からびゅくっと勢い良く白濁が噴き出します
その直後、甲高く跳ね上がり掛けた嬌声が唐突にくぐもった呻きに取って代わられます
漸く迎えた絶頂の瞬間、すかさず木原が細い腰を限界まで折り曲げた所為です
竿に手を添え位置がぶれないように支えながら、滑りを湛えた舌を誘導路代わりにずぷりと先端を突き立てます
滑りに絡み付かれた根は狙い違わず唇を割って一方通行自身の口内へと滑り込みます
吐き出された薄い白濁は寸前で僅かに零れたものの、口元を濡らしたそれすら潤滑剤に利用して届く限界まで押し込みます
ただでさえ膂力で劣る相手に更には上から押さえ込まれた体勢では自身の力での解放は微塵も叶いません
膨らんだ先端は殆ど抵抗すら許さずに押し込まれ、ささやかながらも張り出しているカリ部分まで含まされます
勢い衰えず迸る熱い液体に口内を隅々まで犯され、混乱しきった意識が無自覚に上げようとした悲鳴すら強制的に塞がれてしまいます
どくどくと脈打つのに合わせて注ぎ込まれる自身の熱い精液が口内を満たしていきます
呼吸の出来無い苦しさから解放される為には一方通行はそれを飲み込むしかありません
薄いとは言え粘り気のある液体はねっとりと咽喉に絡みつき、姿勢の所為もあってスムーズな嚥下を阻害します
咽喉がこくりこくりと不規則に震える傍ら、飲み込みきれない分が口端の隙間からごぷりと溢れていきます
無意識にきつく寄せられる眉根とびくびくと引き攣る太腿に限界を見て取り、木原が少しだけ抑える手を緩めます
木原の動きにつれて自然と下肢が浮き、口内からずるりと根が抜き出されます
一方「…っは、かは…っ、……あ、ァ…ゥ…」
解放と同時に窮屈な姿勢で咳き込む一方通行の、濡れた口元から溢れた薄い白濁が細い顎を伝ってシーツに沁みていきます
ひくひくと震えている先端からはまだ白濁が細く糸を引いて滴り落ちています
なおも言い付けに従い瞼を伏せたままの一方通行自身の顔に、熱い飛沫が降り注ぎます
ずるずると尾を引く快感に惚けたような声を零しながら一方通行が身悶えています
限界まで張詰めがちがちに固まっていた膨らみがすっかり力をなくしたようにふにゃりと形を崩しています
木原の手は一方通行の根を捉えたままで、管に残った残滓まで搾り出そうでもするようにゆるゆると扱いています
余韻にひくつく先端から細く糸を引きつつも、殆ど全てを放出し尽くした根は木原の手の中でくったりとしな垂れています
もう搾り出す物も無いらしい根を解放し、指に絡みつく残骸を細い太腿に擦り付けると、木原はその手を前へと伸ばします
上気した頬や閉じられた瞼に飛び散った精液を指で掬い、シーツを適当に引っ張って拭い取ります
大きく胸を上下させて繰り返されていた荒い呼吸は何時の間にやら治まり、まるで寝息のように静かな細く息をする音だけが響いています
749 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/11/01(木) 02:17:45.86 ID:b8JoFfa60
「おいおい、まさかマジで寝てんじゃねぇだろうな一方通行。――オラ、目ぇ開けろ」
一方「……、…ゥ…」
ぺちりと頬に手を当てれば、白い睫がふるりと震えて薄い瞼がゆっくりと開かれていきます
どこかぼんやりとした赤い瞳が木原を捉え、まだべっとりと粘液に塗れたままの唇が僅かに蠢きますが、殆ど音を成しません
「どうだ、自分で自分のしゃぶって、挙句ザーメンまで飲んだ感想は?」
一方「……っ……ァ……」
「っつっても大分薄いがな。身体はどうしようもねぇくらい淫乱なクセに、その辺まだまだ未熟だよなお前」
ほぼ二つに折り畳まれていた身体を、下肢を膝に乗せる程度に戻してやりつつ木原が声を掛けます
揶揄の色が強いその言葉に羞恥を煽られるのか白さを取り戻しつつあった頬がふわっと朱を纏います
木原のそれとは比べるべくも無い濃さと量で、しかもその半分以上は零してしまっている訳ですが
はくはくと唇が動いて何かを言おうとしていますが、言葉が出ない、というよりも声が出ないようです
ざらついた呼気と掠れて声になりそこなった音だけが吐き出されています
幾ら痛覚を取り除いたとは言え無理のある姿勢での行為であったことは間違いなく、疲労は半端なものでは無いでしょう
今はまだ快楽の方が勝っているようですが、余韻が落ち着いてくればそれは更に強くなる筈です
筋肉や腱にもかなりの負荷が掛かっていますし、体力が大分削られているのは否めません
アフターケアとしてなるべくきっちりマッサージしてやるつもりではいます
が、それをどの程度、或いはどんな風にするかによって回復の度合いも異なってきます
本格的に全身に施してやればかなり大幅に疲労を解消できますし、とりあえず一通り解してやるだけでもそこそこの効果はあるでしょう
程度によっては次の日それなりの筋肉痛に苛まれるでしょうが、それを揶揄かってやるのも悪くありません
その場合は勿論疲労も残りますし、余り激しい調教内容は実施出来無いかもしれませんが
或いは逆に軽く済ませてしまい、それを口実に一日休養を取らせてやるという手もあります
または少々目的からは外れますが、マッサージという名目にはお遊び要素も取り込める訳で
射精後特有の気だるさにぼんやりとしている細い身体を見下ろし、木原が仄かに不穏な色も含めつつ思考を巡らせています
彼方此方染みを散らしたシーツにぐったりと身を沈めている一方通行は、放っておいたらそのまま眠ってしまいそうです
どうする? >>+2
A.このまま眠らせてあげる
B.全身きっちりと施す
C.一通りそこそこ解す
D.少しだけやっておく
E.ちょっと遊んでみる
F.その他(自由安価)
※体力と気力の回復度合いにそれぞれ影響します。あとどちらかのデレ具合
※基本的にエロくない。多分。……多分。
※十四日目ラスト。の筈
750 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/11/01(木) 02:21:05.76 ID:b8JoFfa60
毎度ご来訪有難うございます
マッサージってエロい響きだと思う今日この頃、
最近全体的にペースが落ちてる事を反省しつつすみません
>>744-746
使わせて頂きました有難うございます
最初は口開けさせて中にぶちまけて掌で押さえて無理矢理飲ませる感じだったんですが、
そうか届くのかーとか思いましてちょっと書き直してみたり
こんな感じになりましたがいかがでしょうか
……ところで体験談ってどんな状況でsゲフン
そんな感じで本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません眠い
安価等有難うございました
続きはまた後日に
それでは
751 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/11/01(木) 02:57:56.89 ID:y3yTIacLo
乙まってるわ
752 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/11/01(木) 05:39:46.67 ID:Ef33H06s0
乙
Eしかないな
753 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/11/01(木) 11:55:31.66 ID:UkVUxd1wo
Bでしょそこは
一方通行がしんじゃうよぉもとい次の日に響いちゃうよ!
754 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/11/11(日) 00:54:07.61 ID:mNVYoLbw0
一方さんprpr
755 :
◆wmC3g/mCZw
[sage saga]:2012/11/11(日) 01:42:31.81 ID:RaFFNJ840
長らくご無沙汰してましてすみません
ひっそりsageでご報告
此処暫く色々と立て込んでいた所為か頭の切り替えが上手くできず、
どうしても納得できる文が書けなかったので空白期間を置いてました
やっと落ち着いてきたのでそろそろ再度手をつけようと思います
プロット自体は出来上がっているので、もう少しだけお時間を頂ければ有難く思います
それではまた後日に
756 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2012/11/11(日) 02:11:53.12 ID:5Y0l2vB+0
ふむふむ、楽しみに待ってる
でも
>>1
のペースでいいんだから無理はしないでね
757 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[sage saga !nasu_res]:2012/11/25(日) 01:32:31.48 ID:IBe/8NwZ0
毎度ご来訪ありがとうございます
結局更に長々とご無沙汰致しましてすみません
まだ冒頭だけかつ短いのでひっそりsageにて投下です
>>752
「E.ちょっと遊んでみる」で参ります
うとうとと眠りに片足を突っ込んでいる一方通行を、何かを企んだような笑みを浮かべて見ろします
瞼が完全に落ちる度に、びく、と小さく身を震わせて何とか目を開こうとしています
「ほら、一方通行、マッサージすんぞ」
一方「…?」
唐突な言葉に一方通行は重い瞼をゆるゆると瞬かせて不思議そうな表情です
「やっぱ腰と股関節周り中心だよな、っと」
一方「え……あ、」
言いながらすい、と太腿を持ち上げられて一方通行が戸惑ったように木原を見上げます
「ったく、固まってんじゃねぇよ。力抜け。俺がやり難いだろうが」
呆れ気味に投げられる言葉に、無意識に強張らせていた全身をおずおずと緩めます
持ち上げた両脚を腿と手で挟むようにされ、無防備な下肢をすっかり預けている状態です
「今は薬効いてっから平気だろうがな。放っておいたら明日には確実に筋肉痛だぜ」
細い太腿に掌を当て、具合を確かめるように軽く揉みながら滑らせていきます
「結構酷使したからなぁ。割と洒落にならん程度にゃキツイんじゃねぇの」
限界以上に負荷を掛けたのは他ならぬ木原な訳ですが、そこはそ知らぬふりをします
「それで明日以降の調教に支障が出たら色々問題だろ」
口振りだけは仕方無さそうですが、告げる声のトーンが楽しげです
表情を見る限り隠すつもりもないようです
「だから、この俺が、手ずから、ケアしてやろうっつってんだよ」
親切めかして言いながら、木原は傍らから真新しいボトルを取り上げて封を切ります
栓を抜き傾ければとろとろと掌に溜まっていく淡い乳白色をした半透明の液体
その手を再び太腿に押し当てれば、ぺたりと張り付く濡れた感触にぞわりと背筋が震えます
塗り広げられるジェル状の液体は非常に滑らかで、且つひんやりとしています
身を竦ませるような冷たさではありませんが、火照った身体には少々刺激が強いようです
一方「…っ」
「ん? ――ああ、心配すんな。別におかしな成分は入ってねぇ。マッサージ用のローションだからな」
ぬるついた感触にか、或いは木原の手付きにか、一方通行が瞳を揺らがせます
微かに戦慄く唇と表情に木原が何かを見て取ったらしく咽喉を震わせて小さく笑い声を零します
何せ今まで使用した物は全て、程度の差はあれどいわゆる媚薬としての効能を齎す物ばかり
故に一方通行の懸念は尤もです
が、今回の目的はほぼ単純に潤滑剤としての役目だけですので催淫作用などは含まれていません
(……まだ先刻使った分がそこそこ残ってるだろうしな)
不穏さを孕んだ言葉は声に出さずにこっそりと呟かれるのみです
758 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[sage saga !nasu_res]:2012/11/25(日) 01:33:08.54 ID:IBe/8NwZ0
既に一度の放出で満足できるほど淡白ではなくなっている一方通行です
それでも燻る熱に翻弄される事が無いのは一時的に感覚が鈍くなっている為です
元々余り体力が回復しきっていない状態に加え、今日の調教内容です
吐精直後の飽和と主に肉体面での疲労が重なっている訳ですから仕方がありません
ある程度余韻が落ち着いてくればまたそこそこに炙られてくれる事でしょう
色んな意味で限界が近いのは明白で調教を続けられるほどの余裕は無さそうですが
掌にたっぷりと注がれた液体は木原の指にねっとりと絡み付いています
細い太腿の付け根に手を滑らせ、足先へ向ってローションを塗りつけるように辿ります
脹脛に指を当て、血流やリンパ液を押し出すように筋に沿って柔らかく揉み込んでいきます
下肢を愛撫する柔らかな手付きの適度な強弱と、火照った四肢にじんわりと染み渡るひんやりとした感触
それらの齎す心地良さがゆったりと一方通行を蕩けるような眠りへと誘います
体力的なこともあってか、薄い瞼は抗い切れず徐々に落ちていきます
気付いた木原が手を止めることなく耳触りばかりは優しげな声で囁きます
「別に眠っちまっても構わねぇぞ? こっちは勝手に進めるしな」
細い腿の裏側をジェルをたっぷり纏った指の腹でつうっと撫で上げます
際どい部分に触れられてぴくりと震える内腿に、一方通行からは見えない角度で木原の唇が楽しげに弧を描きます
「さて、と。――それじゃあ、存っ分にキモチヨクしてやるよ、一方通行」
勢いで書くと木原くンがエロ方向に突っ走ろうとするので進まねぇー
しばらくお預けしてた所為だろうかゴメン
思いっきり半端にぶった切ってますすみません
続きはまた後日に
759 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/11/25(日) 02:20:23.38 ID:H9aOSaHio
乙
おかえりー
760 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/11/25(日) 03:38:31.15 ID:9nel4HZwo
おかえりんかんセラレータたん
761 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/11/27(火) 15:13:33.88 ID:bM+G+/yd0
おかえりん
762 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/11/28(水) 02:21:55.20 ID:txVP2O4X0
おかえりー!
763 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/12/03(月) 02:41:51.36 ID:0fJIUHFv0
>>757-758
の続きから参ります
木原はこの仕事を始めるに当たって一通り必要な知識や技術を会得しています
身体への負荷を出来るだけ和らげる為の方法としてマッサージもまたその内の一つという訳です
心身に過度の負担を掛ければその後の調教或いは接客にも支障が出かねませんので、当然と言えるでしょう
尤もそこに何かしら淫靡な遊び心が加わるのは木原故に致し方無いと言ってしまって良いものかは判りませんが
薄い筋肉の筋に沿って掌を這わせ、指の腹で押し込み、細い脚を揉み上げます
浮き出た腰骨周りを撫で擦り、指の腹でゆっくりと加圧を掛けながら脚の付け根を辿っていきます
ひっそりと不穏を孕んだ声とは裏腹に、木原の手は丁寧なマッサージを施しています
が、時折際どい部分を掠めていく辺りはやはりと言った所です
酷使した身体を丹念に解す一方、器用な指先が悪戯に遊ぶ度に細い身体は微かに震えています
浅く微睡みに浸っている一方通行が覚醒までには至らない瀬戸際を見極めているような絶妙な手付きです
昇華し切れず奥で燻っている熱や完全には抜け切っていない薬の影響もそれなりにあるのでしょう
薄らと開いた唇から零れる吐息に和えかな熱が混じり始めています
太腿の裏側を柔らかく揉む手がゆるゆると上がっていき、付け根から緩やかな双丘へと移ります
まだ未熟な硬い果実を解すように、掌全体を使っては外側からゆっくりと圧迫します
形良く切れ上がった臀部を包むように掌を押し当てぐっと押し上げます
左右それぞれ指を広げて肉付きの薄い丸みを柔らかく鷲掴みます
すると必然的に親指を割れ目に添える形になります
下肢を支えている膝の位置を調整し、真白い丸みがもう少し上へと突き出される形にします
掛けた親指に気持ち力を込めれば狭間の奥の小さな蕾が僅かばかり左右に割り開かれます
一方「……っ、……ンン……」
直接で無いとはいえ最も敏感な場所の一つを刺激され、流石に一方通行が小さく声を漏らします
同時に、空気に晒された窄まりが左右に引っ張られたままひくりと蠢きます
最初に使った薬や溢れさせた体液は既に綺麗に拭ってあります
ですが、体温で緩くなったマッサージ用のローションは肌を伝って狭間にも流れ込んでいます
仄かに色付いた媚肉が蕩けたジェルでてらてらと濡れ光っている様は何とも卑猥です
添えたままの指で薄い皮膚を上下左右に引っ張れば、くぷくぷと滑った音を立てて窄まりが戦慄きます
764 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/12/03(月) 02:42:19.38 ID:0fJIUHFv0
一方「……っァ、……ン、ン……」
投げ出されていた手がぴくりと震え、指を立てられた白いシーツに幾筋もの皺が寄ります
青く静脈の透ける白い内腿がぴんと張って筋が浮き、淡い桜色の爪先がきゅっと丸まります
じっくりと時間を掛けて施されたマッサージと悪戯でじわじわと炙られた身体は再度昂ぶり始めています
駄目押しとばかりに、直接触れないギリギリで孔の縁の左右に指を宛がいぐっと押し広げます
一方「ンあァっ……!」
甘さの滲んだ声と共にしなやかな背中がびくりと震えます
薄い瞼が驚いた様子で瞠られ、潤んだ赤い瞳が戸惑った色で宙を漂います
細かい雫を纏った長い睫がぱしぱしと音を立てそうに瞬いています
揺れる視線の先では面白そうににやにやと笑みを浮かべる木原の顔が一瞬だけ映ります
しかし一度だけ瞬くとその笑みも消えていて、不自然な差異に僅かな混乱を覚えます
臀部を捉えていた手はいつの間にかさり気なく外され、覚醒を促した刺激からも解放されています
前後の把握が出来ていないらしい一方通行はそれでもじんわりと滲む名残に細い肩を震わせます
一方「……、あ……、俺……寝て……た?」
ふと状況に気付いて不安が過ぎったらしく、控えめな上目遣いで窺いつつ呟きます
刷り込まれた従属性で無意識に叱責を恐れる様子を認めて木原は薄く笑い、ひらひらと掌を振ります
「眠っても良いっつったろーが。――気持ち良かっただろ?」
一方「……うン。なンか、ふわふわする……」
機嫌を損ねた訳では無いと判って頬を緩めた一方通行は言葉通り浮いた口調で答えます
無造作に腰を下ろしている木原に相対する形で身体を起こし、シーツの上にぺたりと座り込みます
投げ出されたままの脚は余り力が入らず、間に木原がいることもあってそのままです
少しばかり浮いた膝下に手を差し込んで掬い上げると大分緩くなったジェルが細く糸を引いて滴ります
「折角綺麗にしたのにまた汚れちまったなぁ」
先に一通り拭ったにも拘らず、腰周りや太腿を中心に下肢はべっとりとローション塗れです
ひんやりとしていた筈のジェルは体温で温まり緩くなってさらりとした感触になっています
再び薄らと紅潮し始めている白い肌に塗り広げられたジェルが照明で艶めいて映ります
無自覚の媚態を目を細めて眺めていた木原が濡れたままの手をついと伸ばします
一方「……あ……」
零れた声は何かを期待する響きを淡く孕み、肌に触れる指先を赤い瞳が揺れながら見つめています
未成熟な体躯の不安定な腰のラインを何処となくいやらしげな手付きで撫で回しています
765 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/12/03(月) 02:43:28.84 ID:0fJIUHFv0
「――もう少し、やっておくか?」
一方「っあ……ふ、……ン……、っ…あ、ァ、」
節くれだった長い指先が、際どいラインをするすると辿っていきます
今までのささやかな悪戯とは違い、あからさまな意図を持った動きです
反射的に逃げをうとうとした一方通行ですが腰を捉えられて叶わず、肩を跳ねさせます
太腿を辿り筋に沿って揉み込む仕草は先刻までと同様に、けれどその位置取りは何とも危ういもので
一方「はァ、あ……っひ、ン」
付け根まで撫で上げた手が内腿を這い、するりと奥へ指を差し込みます
容易に秘部へ滑り込んだ指は孔の縁を擽りながらするすると谷間を撫で擦ります
先ほどは外側から圧していた臀部を今度は内側からぐにぐにと揉み上げます
一方「あ…ァ、あ、…ン、あ…ァう、っ」
そのついでと言わんばかりに絡みつく滑りを利用して浅く出入りする指先
濡れた媚肉を擽られる度にその細い背を震わせて短く啼き声を上げています
力の入らない指を木原の肩に掛け、責め立てている相手に縋り付きながら身悶えています
腰に回された腕が逃げ場を奪い、与えられる刺激を強制的に受け入れさせられているのです
木原の施したマッサージ自体は適切で、無理な負荷の影響は確実に軽減出来ています
しかし総体的に見れば結局過度の負担が掛かっているといって過言ではありません
今はまだ翻弄されている意識に自覚など程遠く、結果を思ってもいないでしょう
ですが、既に体力も気力も限界間際の一方通行には或る意味苦行にも近しい行為です
薄々察している木原はしかし、手を止めようとはしません
周囲を弄繰り回していた指を中心、窄まりへと宛がいゆっくりと押し込んでいきます
散々はぐらかした末に焦れったい程の速度で抉じ開けられて行く感触
背筋にぞくぞくと奔る寒気にも似た感覚が脳髄をも這い登り、痺れるような歓喜を呼び起こします
待ち望んでいたという自覚は一方通行には欠片もありません
それでも一度も明確に触れられていない場所へ漸く与えられた刺激は、本来の数倍にも膨れ上がります
根元まで埋め込まれた長い指がきゅうきゅうと締め付ける内部をぐるりと抉ると同時に、
一方「あ、あ、――あァああ……っ!」
木原の肩口に縋り付いてきつく顔を埋め、くぐもった悲鳴を響かせて一方通行が達します
ぶるりと震えた根の先端から熱い飛沫が勢い良く吹き上がります
無理な体勢で至った一度目とは違い、二度目の射精は遮るものがありません
量こそ然程多くは無いものの、さらりと薄い白濁は木原の胸元まで雫を散らしています
766 :
十四日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/12/03(月) 02:44:25.49 ID:0fJIUHFv0
一方「――っは、は…ふ、…は、……ァ…」
余韻を引き摺って乱れた呼吸が急速に小さくなっていきます
殆ど力が入らないらしい一方通行は無意識にしがみ付きつつも半ばずり落ち掛けています
何とか体勢を保ったものの、肩を大きく上下させて荒い息を吐いています
生理的な涙を一筋頬に零しつつ力なく目を伏せ、ぐったりと木原に寄り掛かっています
呼気はまだ仄かに熱を帯びていますが、意識は完全に落ちてしまっているようです
只でさえ残り少ない体力を大きく削られてしまったようです
指を飲み込んだままの後口は未だに漣めいています
絡みつく肉壷からずるりと引き抜けば纏わりつく粘液が糸を引きます
ぴくりと背を震わせた一方通行ですが、今度こそ目を覚ます気配はないようです
ぺちぺちと軽く頬を叩いても呻きの一つも零れません
「……流石に遣り過ぎたか……?」
珍しく口に出して呟く程度には疲労の滲む様相です
連日激しい調教を繰り返していれば回復が追い付かなくなるのはある意味必然とも言える訳で
特に今回は、先日のお仕置きから立て続けに負荷の大きい行為を選んできたような気もします
肉体的にも精神的にも大分疲労が堪っているのでしょう
余り激しい行為でなくても直ぐに体力や気力が尽きてしまうようです
そもそもの懸念だった筋肉痛は恐らく殆ど心配要らないでしょう
また、眠りは深いので以前のように寝不足になる事は無いはずです
後は体力がどれほど回復するかが問題で、また気力の程度も気に掛けておいた方が良いと思われます
明日の具合によっては一日程度調教を差し控える、或いは見送る事になるかもしれません
力無く撓垂れ掛かる身体を抱き上げつつ、僅かに目を細めて思案します
「――ま、その辺は明日の様子見て考えりゃ良いよな」
あっさりとそう結論付けて判断を投げると、いつものようにバスルームへと足を向けます
意識の無い人間一人を抱えている割に、腕の中の身体は何となく軽いような気がします
―
―――
―――――
十四日目 終了
767 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/12/03(月) 02:46:23.72 ID:0fJIUHFv0
毎度ご来訪有難うございます
ただいまーですご無沙汰してばっかりですみません
でも多分今月中は多分こんな感じですすみません
年が明ければある程度暇になる予定なんですがまだ判りません休みが欲しい
今回は投下だけでパラメータ変動等の細かいことは次に回させて頂きたく思います
というか本当なら安価を頂く回の筈なのですがもう限界です眠い
そんな訳で次回の投下時に十五日目の調教内容と一週間のデフォルトの格好をお願いしたく
後今気付いたけど最後の投下分途中改行ミスったちくせぅ
色々すみません
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
768 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/03(月) 03:26:06.59 ID:CEJenzsWo
おつおつ!
描写が細かくて好きだ
769 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/03(月) 03:54:51.61 ID:eE5i1z5Vo
乙
770 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/03(月) 04:30:06.67 ID:/Nf1adeQo
乙
771 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/12/09(日) 22:28:44.66 ID:0UAqa3Ut0
--激しい調教によって一方通行は気絶しました。調教終了です--
どんな時でも遊び心を忘れない木原くンがちょっとやり過ぎちゃった話
……正直エロが物足りないとか別に思ってないですよ?
<パラメータ変動> ※Lv.11以上は上昇率が抑制(上がり難い)
一方通行
「技巧:Lv.10」↑
全体的にパラメータが高くなっているので目立った変動が少なくなって来ました
<部屋に関する彼是+α>
現在の一方通行のパラメータから判断し、部屋変えを行います
それに伴い備え付けの設備や可能な行動が拡張されます
→部屋が1.5倍に広くなりました
→バスタブの容量が増えました
→ソファ、テーブルが追加されました
→簡易キッチンが使用可能になりました
→部屋の扉の夜間の施錠が解除されました
→夜間に木原の部屋を訪問する許可を得ました
772 :
十五日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/12/09(日) 22:31:31.98 ID:0UAqa3Ut0
十五日目
―――――
―――
―
調教が始まってからちょうど二週間が経過しました
デフォルトの再設定を行います(前回
>>416
参照)
デフォルト選択 >>+2
A.現状維持(全裸)
B.基本に戻す(下着、シャツ、ズボン)
C.半裸(上半身裸or下半身裸を選択/ある程度細かい設定もご希望があればどうぞ)
D.木原の白衣(白衣の下の服装をA〜Cより選択して下さい)
※時間経過や調教に伴う経験によって選択肢が増えたり自由安価が入ったりする事もあります
部屋の様子を窺うと、一方通行はまだ深い眠りの中にいるようです
真っ白なシーツに包まれた細い肢体はぐったりとベッドに沈み、僅かな身動ぎすらする様子がありません
伸びた前髪の隙間から覗く整った眉が微かに切なげに寄せられています
涙の余韻が残る目元には薄墨を刷いたような隈が浮かんでいます
どうやら心身共にすっかり疲れ切っているようです
ただ、意外に真っ当だったマッサージの効果か、筋肉痛の影響は殆ど残っていないようです
どうする? >>+5
773 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/12/09(日) 22:33:50.83 ID:0UAqa3Ut0
毎度ご来訪有難うございます
話がぶつ切りばっかりで遅々として進みませんですねすみません
年明けまでちょっとリアが立て込んでますが、最低でも週一は投下に来たいなーと思いつつ
でも出来れば今回は昨日か昼間に一度来たかったちくせぅ
>>768
有難うございます
理想は頭の中で映像が流れるような文章だったり。まだまだ精進です
そんな所で今回の投下は此処まで
本編殆ど進んでないのに安価二つとかすみません…
本当は前回の投下で此処までいければ一番良かったんですが睡魔最凶
生温い目でご参加頂ければ僥倖です
続きはまた後日に
それでは
774 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/09(日) 22:36:19.80 ID:qzf+zvix0
A
775 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/09(日) 22:42:18.79 ID:ZC0MS/dy0
Dで下はA
裸に白衣
776 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/09(日) 22:50:39.65 ID:9mjX7jXK0
>>775
よくやった
安価は下
777 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/09(日) 23:41:19.16 ID:oLxSvSO7o
kskst
778 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/10(月) 00:29:23.89 ID:42JjdpmAO
乳首いじり倒す
779 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/10(月) 01:35:17.28 ID:mLonWnvDO
木原くンマジ鬼原くン
一方さん死んでまうで
780 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/10(月) 03:06:11.62 ID:pYu85BjAO
これに出会ってからホモで興奮するようになった
どうしてくれる
781 :
十五日目
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/12/17(月) 01:34:08.16 ID:xMPB2rxl0
デフォルト
>>775
「木原の白衣(下は全裸)」です。この設定は一週間継続されます
本編は安価
>>778
「乳首いじり倒す」から参ります
昨夜から新たに設えられた部屋に入り、以前よりやや広めの室内を見回します
幾つかの設備に変更があるものの、基本的な内装は余り変わり映えしません
これなら前触れの無い突然の部屋変えにも然して違和感を覚える事はないでしょう
ざっと吟味しそう評価を下すとそれ以上は拘らず、無造作な足取りでベッドに歩み寄ります
傍らに立って見下ろしますが一方通行が目を覚ます様子はありません
薄い瞼は力なく伏せられ、縁取る睫が柔らかな照明を受けて淡い影を落としています
滑らかな白い頬の繊細なラインが些かやつれている様な気がします
目の下の薄墨を刷いたような陰りは先日のものよりも幾らか濃いように見えます
鎖骨や膝頭を露にしつつも白い裸体は殆どをシーツに覆われています
とはいえ、上質で薄い布地は華奢なラインを綺麗に浮き彫りにしています
撫でるように視線を滑らせれば、肉付きの薄い胸元にほんの小さな膨らみが見て取れます
ふと湧いた悪戯心のままに手を伸ばします
そっと押し込めば指の腹に伝わるのは布越しでも判る柔らかな感触
普段なら刺激すれば直ぐに芯を持つそこは、しばらく捏ね回してもふにふにと柔らかさを保ったままです
弄くる手を一旦止め、掛かっているだけのシーツを腰の辺りまで引き下ろします
剥き出しの胸元では淡い桜色が控えめに存在を主張しています
鮮やかな艶やかさとは対極の、仄かな色付きに吸い寄せられるように再び手を伸ばします
摘んだり押し潰したり、舌で転がしたり、唇を押し当てて吸い上げてみたり
手管を変えつつ布越しでなく直接触れて刺激を与えても、余り反応は捗々しくありません
深く眠っている所為で感覚が鈍化しているのか、或いは疲労で刺激を性感に変換する余裕もないのでしょうか
それでも延々と弄り回していれば流石に感じるものがあるのか、投げ出されていた指先がぴくりと跳ねます
深海からずるずると引きずり出されるように薄い瞼が重い動きでもどかしい程にゆっくりと開かれていきます
ふるふると震える睫の下、辛うじて半分覗く瞳はぼんやりと夢見心地で宙を漂っています
潤んで滲んだ赤がふらりと揺れて不意に視線がかち合います
瞬きというには緩やかな速度で瞼が上下し、漸く自分を見下ろす木原の顔を認識したようです
微かな吐息と共に唇が薄らと開かれ、僅かな隙間から小さな声が零れます
一方「……きはらくン……?」
強引な寝起きで半覚醒状態の一方通行はまだ思考が確りと回っていないのかも知れません
ほんの数日前まで確かに呼ばれていた筈の音が妙に懐かしさを伴って響きます
幼い子どものような舌足らずな口調も相俟って、ふと昔の記憶が脳裏を掠めます
それは文字通りほんの一瞬の事で感傷すら引き起こす暇もないものでしたが
横たわったままの一方通行は真新しいベッドにぐったりと身を沈め、細い四肢は力なく投げ出されています
随分と深い眠りから漸く意識を浮上させ、どうやら指一本動かすのさえ億劫そうな様子です
敏感なはずの乳首への愛撫は性感を刺激するには至らなかったようで、滑らかな肌は透ける様な白さです
時折震える長い睫と微かに上下する薄い胸の動きが無ければ、その容姿も相俟ってまるで精巧な人形のようです
どうする? >>+2
782 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/12/17(月) 01:35:58.99 ID:xMPB2rxl0
毎度ご来訪有難うございます
週一投下はギリギリセーフって事で自己弁護。だってまだ寝てないし。寝そうですが
あと今気付いたけど本編の色変え忘れたちくせぅ何度目だコレ
>>779
此処の鬼原くンは雇われ御主人様なので一応自重します。一応
>>780
ようこそ新しい世界へ、と言って良いものやら迷う所ですねぇ
当スレでは一切の責任は負い兼ねますの
そんな所で本日の投下は此処までですもう寝ますすみません
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
783 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/17(月) 02:44:12.94 ID:0yyl6xJao
乙
大人しくねさせる
回復した次の日にその分ご奉仕させる
指示せず自分で考えてやってみろ的な
で、そんなこと思いつくなんてえろがきがとか言葉攻めも忘れない
784 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/17(月) 03:07:34.43 ID:QchWAdw0o
乙
体力ヤバそうだしエロコスプレ撮影会
785 :
十五日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/12/23(日) 04:26:58.37 ID:z4Iy7TRZ0
>>784
「エロコスプレ撮影会」で参ります。体力の限界により制限が掛かります
ふと傍らに目を落とせば、やや大きめのアタッシュケースが鎮座しています
前日までの状況から鑑みても今の一方通行には碌に体力が残っていない事は明白でした
故に今日は余り負担が掛からない内容を予定し、その為の道具がその中には準備されていました
ケースを床に置いたままぱちりと硬質な軽い音を立てて蓋を開きます
大部分を占めるのは何の変哲も無い様な普通の衣服から露骨にあざとい衣装まで様々な衣類が揃っています
そしてコンパクトに畳まれた撮影機材が一式収まっています
勿論その手軽な見た目に反して最上級の画質を誇る品である事は相変わらずです
「どうせ大して動けねぇならエロい写真でも撮るかと思ってたんだがなぁ」
取り上げた高級なカメラをいとも無造作に弄びながらつまらなそうに呟きます
視線の先では未だにぼんやりとした表情で宙を眺めている一方通行が横たわっています
細い四肢は柔らかなシーツに埋もれるように力なく投げ出されています
「……ったく。思ったより回復してねえな、この様子じゃ」
頭を掻きつつ、仕方ない、とでも言いたげに長い息を吐きます
片手にカメラを持ったままベッドに寄ると、細い腰の横辺りにどさりと腰を下ろします
突然の振動に赤い瞳が微かに瞠目して木原を見上げます
流石に些か驚いたらしく白い睫が緩やかながらも繰り返し瞬いています
どうにも重たげな動きであるのは仕方の無いことでしょう
重なる疲労で些細な仕草さえも億劫そうな様子は、或いは情事後の気だるさのようにも映ります
しどけなく横たわる細い肢体は新雪のように真白い柔肌の内側に匂い立つような淫靡さを孕んでいます
元々は真っ更だった下地に施された、短い期間に色濃く刻まれた色欲塗れの日々の成果でしょうか
ベッドの上で申し訳程度にシーツを被っているだけ、という格好が余計にそう見せるのかもしれません
無防備な裸体を視線で辿れば、露な胸元で先端が漸く薄らと色を滲ませています
先ほどまで舐られていた小さな突起は唾液に塗れ、柔らかな照明の光でてらてらと艶めいています
折角だからせめてそのぐらいは収めておこうかとカメラを持ち上げシャッターを切ります
現在の少々控えめな照明でも十分に映える白い肌にはフラッシュは寧ろ色が飛んでしまうので不要です
軽く滑らかな連続音が静かな空間に響きます
機能に反し何故か妙にアナログな音と共に高質の画像データがメモリを埋めていきます
角度や遠近を変えつつ気が済むまで撮り終わった所で漸くカメラを下ろします
電源は切らないまま視線を一方通行の裸体に滑らせながら少しばかり考え込みます
アプローチを幾ら変えても元の光景が一種類だけではどうにも物足りません
かといってこの状態の一方通行を起こして立たせて着替えさせるのは正直、大分手間です
傍から見ればほんの数秒、思考をめぐらせて出た結論はシンプル且つ合理的なものでした
「これ、羽織ってみろ」
放るように言いつつ、着ていた白衣を脱いで差し出します
どうせ直ぐに体力が尽きるのなら、撮影ついでに服装の変更も兼ねてしまおうという算段です
不思議そうに瞬いて見つめていた一方通行が肘を突いて少しばかり上体を持ち上げます
ゆっくりと差し伸ばされる白魚のような指はしかし目標に届く前に遮られます
指が軽く一周してしまう細い手首をがしりと掴み、背にもう片方の掌を滑らせて上体だけ起こさせます
786 :
十五日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/12/23(日) 04:27:59.83 ID:z4Iy7TRZ0
胸元にぺたりと頬を寄せる一方通行の肩を掴んで見下ろします
起き上がった際についでのようにシーツは退けられています
華奢な裸体に大振りの白衣を羽織っただけ、という中々にマニアックな格好になっています
しかも随分とサイズが違う為、襟元は鎖骨が完全に露で、袖口からは指先さえ殆ど見えない状態です
そんな姿でベッドの上にぺたりと座り込んでいる白い少年をカメラが捉えます
響くシャッター音も気にならないのか、レンズの前で、長い袖口をだらんと垂らしたまま手を持ち上げます
そのまま両手を重ねるようにして口元まで持ってくると、子犬のように小さく鼻を鳴らします
一方「……ン、……きはらくンのにおい……」
「……、」
ぽやんとしたままの瞳で蕩けるような淡い笑みを浮かべて呟きます
眠りに落ちる寸前の子どもの、或いは夢に片足を踏み入れているような、ふわふわとした口調です
一言では言い表せないような少々複雑な表情を浮かべている木原にその自覚はないようです
無言でその姿もデータに収めると、ふにゃりと口元を緩める一方通行の細い肩に手を添えます
顔を上げるのと同時に肩を軽く押せば抵抗無くあっさりと後ろに倒れこみます
一方「…あ…」
髪や腕がぱさりと投げ出されてシーツで波打ち、いかにも押し倒されました、という光景です
思わず零れた吐息交じりの和えかな声と、困惑と微かな期待の色が入り混じった表情
節くれ立った長い指が肩をがっちりと鷲掴んでいます
薄い皮膚がきつく押さえ込まれているその部分もしっかり入るようにレンズを調整してシャッターを切ります
羞恥に潤んだ瞳と淡く朱を刷く頬が、画に一層の艶を添えます
ただ、羞恥は羞恥のままで、それが性的な興奮に繋がる所までは届かないようです
先ほどの乳首への刺激も結局最後まで性感には行き着いていません
どうやら今の状態では性的な行為に持ち込むことは難しいようです
尤も、強引に施したとしても体力が持たないと思われますが
一方「……、……」
少しの間だけ、身構えるような、期待するような素振りでいた一方通行ですが、そろそろ限界のようです
微かに震えた唇が何かを紡ごうとしますが殆ど音を成しません
肩を押さえ込む力がふっと弱まると同時に溜息にも似た呼気を零すと、睫がゆるりと瞬きます
眦に貯まっていた雫が小さく分かれて弾けます
長い指が無造作に見えてその実繊細な手付きで目元を掬います
恐らくはこのまま放って置いてもやがて眠りに落ちるでしょうが、此処は敢えて促してやる事にします
「――眠って良いぞ。一方通行」
椀状に形作られた掌で瞼を覆い、耳元に唇を寄せて囁きます
甘さの滲んだ声色に誘われるように、最後まで緊張していた指先からもすっと力が抜けます
限界だった一方通行の意識は、新雪が掌で融けるような速度で深い淵へと落ちていきます
―
―――
―――――
十五日目 終了
787 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/12/23(日) 04:31:47.87 ID:z4Iy7TRZ0
--体力・気力の限界により調教終了です--
一日の限界というより基礎体力の限界です、という話
自力で起き上がる余力も無いのですの
パラメータは次回の投下時に廻させて頂きますすみません
788 :
十六日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/12/23(日) 04:32:25.90 ID:z4Iy7TRZ0
十六日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、ベッドに一方通行が眠っています
素裸の上に直接、木原の白衣だけを羽織っています
前面に留め具が一切無いので殆ど裸に近い状態です
辛うじて裾が下腹部から太腿に掛かっているのですが、かなり際どい状態です
ある意味逆に余計に目を惹く光景かもしれません
未だに眠りの中にいる一方通行は、随分ぐったりとした様子で、身動ぎすらしません
木原がベッドの傍らに寄っても、上から顔を覗き込んでも、目覚める気配がありません
体力も、気力も、疲労は大分深いようです
それでも昨日は限界を見て取って止めた為か、昨日の朝に比べて顔色は些か良いようにも見えなくもありません
筋肉痛はすっかり残滓も無いようです
どうする? >>+2
789 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/12/23(日) 04:33:52.87 ID:z4Iy7TRZ0
毎度ご来訪有難うございます
ご無沙汰してましてすみません
とりあえず今日はもう寝ますすみません超眠い
安価等有難うございました
続きはまた後日に
もし来れたら明日って言うかもう今日ですがまぁ良いや来ます。来れたら
それでは
790 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/23(日) 14:01:55.02 ID:rInZRGcDO
乙
ご飯食べさせて寝かせてあげる
胃に優しい感じで
791 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/23(日) 18:14:24.04 ID:QdqtAu+g0
乙
安価は
>>790
792 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/23(日) 18:24:27.42 ID:QdqtAu+g0
乙
安価は
>>790
793 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/23(日) 18:25:48.44 ID:QdqtAu+g0
連投してしまった
申し訳ない
794 :
十六日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/12/24(月) 02:58:07.68 ID:sE4joM650
>>791
「(
>>790
)ご飯食べさせて寝かせてあげる」で参ります
しばらく見下ろしてみるものの、静かに眠っている一方通行に目覚める気配はありません
持って来たトレイをサイドテーブルに置いておきます
片手で掲げられる程度の大きさで、取っ手の付いたカバーで覆われています
かたん、という軽い音からすると中身は余り重い物ではなさそうです
改めて、まだ眠りの中にいる一方通行を上から覗き込み、小さな顔の横に片手を突きます
柔らかなマットが掛かる体重を受け止めて沈み、一方通行の顔がややそちらへと傾きます
その動きに吊られて伸びた前髪が流れて目元をさらりと擽ります
何の気なしに空いた指先で払うと、長い睫が小さく震えます
初めに比べて些かやつれた印象のある白い頬はそれでも滑らかな手触りです
ふっくらとした下唇の稜線を指の腹でつっとなぞってみます
一方「……っふ……」
微かな隙間から仄かな甘みを帯びた吐息が零れます
閉じられたままの瞼の薄い皮膚の下で眼球がゆるりと蠢きます
ゆっくりとではありますが、少しずつ意識が浮上しつつあるようです
顎の細いラインに掌を当て僅かに上向けると、耳元に唇を寄せて囁きます
「――起きろ、一方通行」
一方「……っ……」
耳の穴に息を吹き込むようにすると流石にぴくりと小さく肩を震わせます
その反応に薄く笑みを滲ませた表情を浮かべるともう一度、
「一方通行?」
今度はわざと唇が耳朶を掠める程近づけて声を注ぎます
一方「……ゥ……ン……」
整った眉がきゅっと寄せられ、しばらくの間を置いてから
一方「……う……」
ゆっくりと、酷く重そうな動きで瞼が上がります
ほっそりとした手が億劫そうな仕草で目元をゆるゆると擦っています
眠りを妨げられた所為でしょうか、むずがる子どものような仕草です
こういった幼さの垣間見える仕草は、特に最近、時折見られるようです
力の入っていない手付きで顔をもそもそと拭っていた一方通行がふと視線を上げます
一方「…っ…」
今更ながら間近にある木原の顔を漸く認めたらしく、その距離にびくりと肩を跳ねさせます
驚きに開かれた赤い瞳は零れそうな潤みを湛えています
白目の端の部分が薄らと充血しているのが見て取れます
忙しなく瞬く睫が細かい雫を散らしています
薄墨を刷いたような隈が頬の白さを際立たせています
一方「き……はら、くン……」
「よう。やっとお目覚めか、寝坊助小僧」
やや強張り気味の呟きを落とす一方通行ですが、咎める色の無い声にほっとしたように頬を緩めます
795 :
十六日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/12/24(月) 02:59:03.83 ID:sE4joM650
上から退いてベッドを降りると、サイドテーブルを引き寄せます
至極ゆっくりととは言え一方通行は何とか自力で身体を起こします
肌蹴た白衣の前を寄せつつ、トレイを見て不思議そうな表情です
一方「…?」
「まあ、何つうか……とりあえず、食え。飯だ」
一方「? ……うン」
僅かに言いよどむ様子に珍しさを覚えつつ、一方通行は素直に頷きます
木原がトレイのカバーを開けると、淡く湯気を立てる器が並んでいます
手前の一番大きな器にはスープのような物が注がれています
添えられた蓮華で掻き回せばとろりとした液体の中に粒状の物体が沈んでいるのが判ります
それを蓮華に半分ほど掬い、一方通行の目の前に差し出します
「ほれ、食え。ミルク粥ってヤツだ」
きょとんと見つめる様子に気付いた木原が声を掛けます
名前の通り米を牛乳で煮込んだ物で、リゾットとお粥を合わせたような料理です
以前希望の食事を訊ねた際にコーンスープを挙げていたのでこういった系統は好みに合うだろうと判断した結果です
消化が良く身体を温めてくれるそれは、今の一方通行には適していると言えるでしょう
柔らかな乳白色の表面に少量の卵と刻んだパセリが散らしてあるのが彩りを添えます
ふわりと立ち上る温かな湯気と優しいミルクの香りが鼻腔を擽ります
余り食欲の湧かなかった一方通行ですが、誘われるように小さく口を開きます
一方「…ン、む」
傍から見れば所謂「あーん」という状況なのですが、相変わらず双方共に気に掛ける様子はありません
時間の経過で適度に冷めている故に、息を吹きかけて冷ましてやる、という展開にはならなかったようです
掬ったのは少ない量だった為、頬を数回もぐもぐと動かせば直ぐに中身はなくなります
極自然な流れで差し出された二口目も素直に頬張ります
少量ずつですが途切れることなく食べ進めて行きます
元々器に半分ほどだけしか入っていなかった事もあり、残す事無く食べ切ります
淡い塩気と仄かな甘みを含んだ温かな味わいはどこか心を安らかにする効果もあるようです
疲れは見えるものの穏やかな表情がそれを物語っています
緩んだ頬や目元はとろりと融けて、時折うつらうつらと舟を漕いでいます
実は他にもまだトレイの中身は残っているのですが、この様子では無理だと思われます
最早眠気が限界のようです
元々今日はこの後もう寝かせてやるつもりでいたので特に問題はありません
通常『食事』は必要最低限の栄養を摂取る為だけに行われるのでサプリメントが中心です
それをこうして普通の料理を与えるのは精神面への作用を鑑みての事です
栄養面で不足している部分はそれこそ普段の『食事』で補えば済む事です
とりあえずメインは食べ切った訳で、精神的にも満足したようなので、良しとしておきます
刺激の少ない薬液で口を濯がせると、後は眠らせてやる事にします
796 :
十六日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/12/24(月) 03:00:31.34 ID:sE4joM650
まだ日は高いのですが、窓も時計も無いこの部屋では影響はありません
白衣を纏った細い身体をベッドに横たわらせると、腰の辺りにシーツを被せてやります
手の先まですっかり覆う袖で襟元を手繰り寄せた一方通行が小さく鼻を鳴らします
緩く笑みを浮かべる様子に木原が訝しげな表情を見せたのに気付き、頬をふわりと赤くします
一方「……木原くンの、匂い……するから……」
ますます眉を寄せる木原を見上げ、一方通行がぽそりと恥ずかしそうに呟きます
一方「何か……良く、眠れるンだ……」
居た堪れない様子で視線を泳がせつつも、結局は素直に白状します
「……、そうかよ」
何と言って良いものやら、珍しく言葉に詰まった木原は結局それだけ返します
口元に片手を寄せたまま、木原の方に身体を横向けます
ふと思いついて手を伸ばし、落ちかかる髪を梳きながら掻き揚げます
米神から耳の後ろへ指を滑らせると心地良さそうに閉じられる瞼
(そういや、頭撫でられんのが好きだったか)
こうしてやるのも久々の様な気がして何となく手を止めずにいると、やがて小さく寝息が聞こえ始めます
あどけない表情の一方通行をしばらく眺め、すっかり眠りに落ちたのを見極めてから手を放します
退こうとして一歩下がれば、何故か下に引かれる感覚を覚えます
視線を向ければ其処には白衣の裾を掴む白い指先――ではなく、それをすっぽりと覆う袖口が見えます
何時の間に掴んでいたのでしょうか
軽く引っ張ればあっけなく開放される辺り、恐らく一方通行自身も無意識だったのかもしれません
特に考えが有った訳でも無くただ何となく最後にもう一度頭を一撫ですると、溜息を一つ零します
カバーを戻したトレイを取り上げて、木原は踵を返します
後ろで小さく衣擦れの音がするのを背に聞きつつ、軽い音を立てて扉が閉まります
白衣の袖と襟に顔を埋めた一方通行はふにゃりとした微笑を浮かべています
何か、夢でも見ているのかもしれません
―
―――
―――――
十六日目 終了
797 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/12/24(月) 03:01:24.06 ID:sE4joM650
--休息の為、調教終了です--
「あーん」がデフォルトになっててどうしようこの人たち、という話。異論は認める
ゆっくりお休みなされー
パラメータは前回分含めて次の投下時に回させて頂きますすみません
798 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2012/12/24(月) 03:10:07.64 ID:sE4joM650
十七日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、ベッドに一方通行が眠っています
素裸の上に直接、木原の白衣だけを羽織っています
白衣の裾とシーツが裸体を隠すように覆っています
体力は少し回復しているようですが、疲労はまだ残っています
気力はある程度回復しているようです
目元の隈は薄らと名残が見える程度です
ベッドの傍らに立って見下ろしますが目覚める様子は有りません
幼さの際立つ表情はあどけなく、穏やかです
手繰り寄せた白衣に顔を埋めるようにして静かに寝息を立てています
どうする? >>+2
799 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2012/12/24(月) 03:11:48.91 ID:sE4joM650
毎度ご来訪有難うございます
くりすます? 何それオイシイの? 普通に仕事ですよちくせぅ
だがケーキは作りたい。食べないけど
このスレに日付の概念は薄いので時事ネタは組み込み辛いのが難点です
メタネタ番外編クリスマス話とか需要はありますでしょうかね?
本編から外れてる上に大した内容じゃ有りませんですけども
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません眠い
安価等有難うございました
続きはまた後日に
それでは
800 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/24(月) 03:13:32.30 ID:tXmRdNrE0
電動オナホ装置する
801 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/24(月) 04:43:05.12 ID:W++EMwMOo
乙
15日目の写真見せてイジる
802 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/27(木) 11:47:33.79 ID:klOElM0mo
この木原くんはなんだかんだでいい彼氏になるんだろうな
ゲンドウタイプか
803 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/01/02(水) 03:01:14.28 ID:+gdau/mw0
毎度ご来訪有難うございます
またもやご無沙汰してましてすみません
インフルと風邪で続けて寝込んでる内にクリスマスどころか年末も飛び越してしまいました
明けましておめでとうございます
その間PC禁止令出されてたので手慰みにちまちまラクガキ描いてましたのですが
色着けたのを生存報告且つ年賀状代わりに……全然おめでたくないですが
似てないのはご愛嬌という事でヒトツ
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3799668.jpg
お目汚し失礼致しました
本編の続きはまた後日に
それでは
804 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/02(水) 12:52:27.86 ID:jKTCNZkb0
多才だなぁ
>>1
お大事に……
805 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/03(木) 04:11:20.60 ID:jSM+1H1G0
>>801
「15日目の写真見せてイジる」で参ります
目を覚ました一方通行の視界には、白い天井が映っています
しばらくぼうっと眺めていると耳が小さな物音を捉えます
音のした方向へ首を巡らせれば、木原がベッドの脇に引いた椅子に座っているのが見えます
長い足を高慢に組み、手には何やら冊子のような物を持っています
先ほどから聞こえる小さな音はそのページを捲る音のようです
不意に手元に落とされていた視線がちらりと流れます
横たわったままの一方通行が目を覚ましているのに気付いて口元に薄い笑みを浮かべます
寝起きで思考の上手く回らない一方通行はそれをぼんやりと見上げています
冊子を捲る手を止めつつもページは開いたまま、腰を上げることなく声を掛けます
「――よぉ。やっと起きたか、寝坊助小僧」
木原が部屋を訪れてからそこそこ時間が経過しています
ゆるりと笑みを含んだ声には待たせた事を咎める気配はありません
面白げに眇められた目の奥には何処となく不穏な色を孕んでいます
軽く企むような表情ですが、子どもみたいな、と表現するには些か遠い雰囲気です
わざと手元を見せ付けるようにしながらゆっくりと立ち上がります
それに吊られてか、一方通行もゆるゆると上体を起こします
長い睫を揺らして瞬きながらベッド脇に立った木原を仰ぎます
無地の表紙の向こうから悪戯っぽく細められた双眸が見下ろしています
長い袖から指先だけを覗かせた手が瞼の重そうな目元を眠たげに擦っています
サイズの合わない白衣の肌蹴た陰からは淡い桜色が仄見えています
まだ全然柔らかそうな二つの頂を眺めて瞳がますます細められます
「――そんなにこれが気になるか?」
何だろうと言いたげに冊子を見つめている一方通行の様子にくつりと咽喉を鳴らします
わざと気に掛かるように振舞っているのは木原の方ですが、そ知らぬふりで嘯きます
「折角だから見るか? 中々の出来だぜ?」
ぱたん、と音を立てて冊子を閉じると一方通行の眼前に差し出します
赤い瞳が不思議そうな色を湛えて冊子と木原の顔を交互に見比べています
「ほれ。良いからさっさと受け取れっての」
一方「あ……うン」
中々動かない一方通行の目の前で冊子をひらひらと振って促すと漸く手を伸ばします
思わず恭しげに受け取った白い指がつい、と背表紙を滑ります
何も書かれていない無地のシンプルな表装に、中は厚手の硬い紙が十数枚程綴られています
フォトブックの類に見えます
戸惑った顔が上目遣いに窺いますが、木原はにやにやと笑みを浮かべているだけです
恐る恐る、といった様子でゆっくりと表紙が開かれていきます
挿まれている薄い半透明の紙をぺらりと捲ると、最初のページが目に飛び込んできます
806 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/03(木) 04:11:59.35 ID:jSM+1H1G0
薄いフィルムで覆われた台紙には白っぽい画が貼られています
先日の調教の際に木原が撮影した一方通行の写真です
真っ白のシーツにしどけなく横たわる華奢な裸体が様々なアングルで捉えられています
ベッドに身を沈めているその姿は極度の疲労でぐったりとしている状況です
それを切り取り一枚の画に収めてしまうとまるで情事後の余韻に浸って見えなくもありません
半ば伏せられてとろんとした瞳が無意識の媚態を醸し出しています
長い睫までがしっとりと潤み、気だるさの中に隠し切れない艶が滲み出ているかのようです
牡としての本能を炙る危うげで淫靡な空気が匂い立っています
何となく思えている情景の欠片が曖昧な記憶をちりちりと刺激します
頬に熱が上るのを感じながらページを捲ると、そこにはまた違う場面が映っています
半身を起こしてぺたりと座り込み小首を傾げてレンズをぼんやりと見上げている姿です
華奢な体躯にはサイズの合わない白衣を申し訳程度に纏っています
白く滑らかな素肌に直接触れている大きく開いた襟刳りと浮き出た鎖骨のコントラストが際立ちます
肩のラインが合わず指先まですっかり覆い隠してしまう長い袖が不釣合いな幼さを添えています
布地の余る白衣を手繰り寄せ鼻先を埋めてうっとりと緩んだ瞳は乖離しているかにも見えます
大きく肌蹴た胸元から覗くしっとり濡れた桜色がやはり妙に目を惹きます
直前まで弄り回されていた為に赤く熟れた胸元の頂だけが白い画の中でやけに際立っています
まるで白痴美にも似た背徳感を伴うその光景は、中性的な容姿と相俟って妙にいやらしい眺めです
次のページを捲ると今度は同じ格好でベッドに押し倒されている写真です
大きな掌に細い肩をきつく掴まれ、波打つシーツに強引に抑え付けられているようです
驚いたように見開かれた瞳がまるで情欲を誘うようにしっとりと潤んでいます
どの写真も見る者の熱を煽り立てるような妖しさをじわじわと漂わせています
にも拘らず被写体である一方通行本人には碌に自覚がないようです
写真と実情のギャップが余計に危うさを引き立てているのかも知れません
それは例えば真新しい雪を容赦無く踏み荒らすような
或いは未熟な蕾を力尽くで無理矢理抉じ開けるような
そんな一種の暴力的、冒涜的な悦楽の種を芽生えさせる、奇妙な雰囲気を感じさせます
「――やらしい画だろ、それ。実際は疲れて眠いっつーだけなのによ」
「まぁ乳首濡れて勃ってる所為も多少はあるかも知れねぇが」
節くれ立った指が白一色の写真の中に映える濃い桜色の部分をつっとなぞり上げます
途端ぴくりと震える肩に愉しげに咽喉を震わせ、妙に艶めいた声が耳元で響きます
「何つーか……オマエ、素でエロいんだよなぁ」
対面から覗き込みながら木原が低い声で揶揄うように囁きます
俯いた顔の白い頬や耳朶までもが熱を帯びて赤く染まっています
どうする? >>+2
807 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/01/03(木) 04:14:35.69 ID:jSM+1H1G0
毎度ご来訪有難うございます
イジるってこういう方向な感じで良いのやらと今更思いつつ
違ってたらすみません中身も薄くてすみません台詞回しが巧くなりたい
昨年は大変お世話になりました
出来れば今年もよろしくどうぞお願い致します
冬コミ行きたかったですちくせぅ
>>802
たまに鬼原くンが顔出しますですがそれも含めてですかもしや?
>>804
大変恐縮です調子乗りましたすみません
つーかチョーカー忘れてますねあんな大事なエロ要素抜けるなんて熱有る時描くと駄目だー
現在はインフルも風邪も完治しましたのです有難うございます
そんな所で本日の投下は此処までですもう寝ますすみません
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
何か色々支離滅裂ですみません
それでは
808 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/03(木) 11:20:45.96 ID:h7hH0mKDO
あけおめ乙!
一方たんの鎖骨prpr
エロ写真も見たいなぁー チラッ
ksk
809 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/03(木) 17:03:41.69 ID:fNAZPzF40
乙!そしてあけおめ
眠気覚ましに朝風呂を、もちろん木原くンと一緒に
810 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/01/06(日) 02:55:11.31 ID:blDe2Wfs0
<パラメータ変動>
>>787
>>797
2回分纏めた数値です
一方通行
「従順:Lv.13」↑
「恥辱:Lv.13」↑
「依存(→木原数多):Lv.9」↑
「愛玩属性:Lv.12」↑
木原数多
「愛玩嗜好:Lv.12」↑
「露出嗜好:Lv.6」↑
811 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/06(日) 02:56:09.63 ID:blDe2Wfs0
>>809
「眠気覚ましに朝風呂を、もちろん木原くンと一緒に」で参ります
肌触りの柔らかな湯が広めのバスタブにたっぷりと湛えられています
水面が揺れるのに合わせて雫の跳ねる音が浴室内に響いています
「……っあー……朝っぱらから風呂浴びんのも、偶には悪くねぇなぁ」
一方「……」
満足げに息を吐く木原に対し、一方通行は無言で俯いたままです
悠然とバスタブに寄り掛かって背を伸ばしつつ、木原が目を眇めます
「何さっきから黙って――っつうか固まってんだお前?」
一方「……、……っ」
声を掛ければ俯いたままでぎこちなく首が揺れ、けれど結局振り向きはせずに
ぽつりと落とされた言葉はささやかな水音にさえ掻き消されてしまいます
思わず片眉を上げた木原の表情は見えないはずですが、剥き出しの肩がぴくりと震えます
緊張を少しでも解せるようにか細くゆっくりと息を吐き出すのが聞こえます
一方「……だ、って……この体勢……っ」
ぼそぼそと篭った声ではあるものの何とか聞き取れる程度には整った言葉が零れ落ちます
強張った身体の横で拳を軽く握り締めたまま、絞り出す声が震えています
木原が軽く首を傾けるとしっとりと水分を含んだ髪の隙間から真っ赤に染まった頬が見て取れます
肉付きの薄い一方通行が湯辺りしては困るので風呂の温度は温めになっています
移動の間に一旦醒めていたはずの耳朶まで上気しているのは湯の熱さの所為ではないでしょう
新しくなったバスルームは二人で入るにしても決して狭くはありません
にも拘わらず木原も一方通行も浴槽の片側に寄っています
細い腰には腕が回され、臀部は太腿の付け根に下ろされ、胸に背を預ける格好です
要するに後ろから木原に抱き抱えられた状態で湯に漬かっている体勢です
つまり必然的に素肌がほぼ密着状態になるという事です
今までの調教でさえ此処まで広く直接触れ合った事は実は殆どありません
木原は特に気に掛けずに腕を曲げたり肩を回したり背を伸ばしたりと全く無頓着で
そんな風に動く度に綺麗に引き締まった筋肉の流動がダイレクトに伝わります
或いは言葉を発すればその声が鼓膜だけでなく薄い皮膚をも震わせて身体の奥まで響きます
そんな事情が重なって、初めはやけに落ち着かず身動いでいたりもしました
しかし自分が僅かにでも動けばそれが余計に今の状況を強く意識させられてしまいます
終には握りこんだ指を緩める事さえ出来ずに全身固まってしまっていたのです
812 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/06(日) 02:58:33.86 ID:blDe2Wfs0
未だ極度の羞恥と緊張で大分飽和状態なのを悟った木原がにやりと口端を引き上げます
回した腕に力を入れてほんの僅かに引き寄せればそれだけで細い背中がぞくりと震えます
一方「……っ、…は…」
空いている掌を薄い胸に滑らせれば上擦った声が吐息を伴って零れ落ちます
常よりも奔っているのが湯の中でもはっきりと判るほど脈動がどくどくと響いています
「凄ぇな……心臓、滅茶苦茶早いぞ?」
一方「ン…っ」
随分と伸びた襟足の張り付く首筋に顔を寄せると薄く笑んだままの唇で触れんばかりに囁きます
掛けられた言葉と耳朶を掠める呼気に力んだままの肩がびくりと跳ね上がります
「ったく。折角風呂入ってんだからもっと力抜けよなぁ」
呆れた口調で嘯く木原ですが、くつくつと咽喉を鳴らしていては説得力も皆無です
逆に面白がっているばかりだという事が如実に解る空気が功を奏したのかもしれません
腕の中の身体からは徐々に力が抜けているようです
薄らと上気している白い背中が抱えられるままにゆるりと凭れかかっています
どうする? >>+2
813 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/01/06(日) 03:20:00.03 ID:blDe2Wfs0
毎度ご来訪有難うございます
パラメータすっかり忘れてたすみません…まぁでももう中々大きくは変動しません
そろそろかなぁという感じですかね
……そういえばその辺の判断をどうやってするか明確に決めてないような……
ちゃんと考えておかねば
>>808
有難うございます恐縮ですうわー
でも保障と確約は一切出来兼ねますのです主に画力的な意味で
そんな所で本日の投下は此処までですもう寝ますすみません
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
814 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/06(日) 21:36:41.45 ID:qKjoW7JW0
乙!
ksk
815 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/07(月) 02:56:06.67 ID:nVcgRRIN0
乙
一方通行の頭を洗ってやる
816 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/09(水) 03:05:56.63 ID:K/IKHhP70
>>815
「一方通行の頭を洗ってやる」で参ります
心地よく鼻腔を擽る仄かに甘い香りが淡い湯気と共に浴室を満たしています
本音か建前かはさて置き、雇われ主人の木原にとって【商品】の手入れや管理も仕事の内です
普段の調教の際に使用するローション等と同様、シャンプーの類も専用の物が使われています
特に質の柔い肌や髪に負担を掛けないよう厳選した成分のみを配合した最上の品です
たっぷりと泡立てたシャンプーはまるでホイップクリームのようです
滑らかで木目細かい泡の膜が細い髪の一本一本を優しく包んでいます
柔らかなシャワーの音をBGMに、節くれ立った長い指が白い髪を丁寧に洗い立てています
前髪は綺麗に撫で付けられ、顎を上げ気味にして少しだけ仰ぐ形になっています
やや後ろに傾いだ頭を大きな掌が受け止めるような形で支えています
緩急のリズムを付けて髪をわしゃわしゃと掻き回しています
泡が目に入らないようにと瞼の伏せられた表情は至極穏やかです
木原が髪を洗ってやると告げた時には赤い目を大きく瞠ってぽかんとしていました
次いでぱちぱちと音がしそうなほど忙しなく瞬きつつ固まっていましたが、最後にはおずおずとした口調で、
一方「……木原くンに、そンな事させられねェ、よ……」
寧ろ自分が背中を流したりするべきではないかと申し出た辺りは調教の成果でしょう
直前までがちがちに固まっていた事を考えると褒めてやっても良いかもしれません
そういえば少し前から呼び方が変わっていると言うか以前の呼び方に戻っています
その辺りも後で確認しておくべきかもしれませんが、とりあえず今はさて置きます
思考を淡々と巡らしつつも表面的にはそ知らぬ顔で、指を擦り抜ける滑らかな手触りに意識を戻します
一方「……ンあ……ァ……っふ…」
生え際や頭皮を適度な力加減で揉み込まれるのが気持ち良いのでしょうか
薄く開いた唇の隙間から零れる吐息には時折小さく甘やかな声が混じっています
「お痒い所はございませんかー、ってか? 気持ち良さそうにしやがって」
一方「……うン……凄ェ、気持ち、イ……」
形式美の台詞を戯けた口調で掛けるとふわふわとした声が返ってきます
817 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/09(水) 03:06:29.31 ID:K/IKHhP70
襟足から耳の後ろへ指を滑らせれば肩が小さく震え、細い背が緩やかに撓ります
一方「……っあゥ……」
浴室という空間は構造上、小さな音でもそれなりに響きます
無自覚な喘ぎはあくまで心地良さの範疇であり性感には程遠いものです
にも関わらず、それはやけに艶めいて木原の鼓膜を揺らします
ここ数日の調教が性的な内容ではない所為もあるのかもしれません
劣情自体が僅かとは言え昇華出来無いまま燻り続けているのですから仕方の無い事です
激しい調教の繰り返しに回復が中々追い付いて行けないのが現状です
とは言え、当初に比べればそこそこ体力は付いています
さらに、気力の消耗は減少・抑制傾向にあるようです
最初に植えつけた恐怖による緊張が大分薄まっているのが要因です
甘えや緩みが過ぎる場合は多少厳しく対応すれば呼び起こせる状態でもあります
都合や具合によって加減出来る枷として機能していると見ればバランスが良いと言えるでしょう
抱き抱えて湯に浸かっていた時の固まり具合が嘘のように素直に身を預けている一方通行を見下ろします
湯気を浴びた長い睫が細かい雫を纏って照明を反射し煌いています
身体が温まった所為か透けるような白い頬は薄らと上気し淡く朱を刷いています
目を伏せていると元々の端正な造りに幼さが加わって何ともあどけない顔立ちです
華奢な体躯は一見では判別の難しい中性的なラインで、抱き締めたら折れてしまいそうなほどです
新雪のように真白く肌理の細かい肌は上質な絹のように滑らかで穢れなど知らぬかのようです
仄かに色付いた部分は淡く淡い桜色で、性的な彼是とは無縁であるようにしか見えません
けれどその実、無自覚の科は匂い立つような色香を纏って男を誘う妖しさを孕んでいます
無垢に映るその身体には淫靡な快楽が隅々まで、奥底まで、深く深く刻み込まれています
性欲とは程遠い所に在った筈の少年は、男の性を悦ばせる為の存在へとすっかり造り変えられてしまっています
そろそろ【店】に出す事を考える時期に差し掛かっているのかもしれません
勿論、接客が始まってからも調教はまだまだ続くのですが
818 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/09(水) 03:07:27.91 ID:K/IKHhP70
頭に添える手を片方外しシャワーを取ると自分の腕に付いた泡をひとまず流し、一方通行に声を掛けます
「そろそろ流すぞ。目ぇ瞑ってろよ」
一方「…ン」
眉が不安げに寄せられ、瞼にぎゅっと力が篭ります
シャンプーが目に入るのが嫌なのだという小さな子どものような理由は既に知る所です
毛先から徐々に根元へとシャワーを浴びせつつ片方の手で髪を梳いていきます
泡がすっかり綺麗に流れた所で違うボトルを手に取りトリートメントを施します
しっかり浸透させる為にしばらく時間を置いてから再びシャワーで洗い流します
次のコンディショナーも頃合を見計らって適度に洗い流し、タオルで丁寧に余分な水分を拭います
一方「……はふ……」
最後にするりと一撫でしてから手を放せば、うっとりと陶酔した吐息が零れます
丁寧な手付きで丹念に施された洗髪は余程気持ち良かったようです
元々頭や髪を撫でられる事を好む傾向にあるのも要因の一つでしょう
余韻を味わうように伏せられていた瞼がゆっくりと持ち上がり、赤い瞳が久々に表れます
促されるまま素直に身体後と振り向いた一方通行がそっと木原を見上げます
何処か困惑したような、はにかんでいるようにも見える表情がやけに初々しく映ります
気恥ずかしげに視線がゆっくりと下がり、途端ふわりと頬を染めて目線が横に滑ります
ゆるりと宙を彷徨った後再び視線が合わさると、鮮やかな双眸が零れそうに潤んでいます
一方「……あ、」
思わず零れた声と同時にほんのりと染まっていただけの頬が一気に赤さを増します
何がそんなに羞恥を覚えるのだろうかと木原が訝しみますが、それを口に出すのよりも一瞬早く
一方「……初めて、見た、から」
「あ?」
一方「……木原くンの、……裸」
疑問を悟ったようなタイミングで、ぽつりと極々小さな声で一方通行が呟きます
確かに今までの調教では例え一方通行が全裸であろうと木原が脱いだ事は一度もありません
強いて言えば必要最低限の部分を肌蹴る程度です
調教後の身体を清める時も大抵は精々袖や裾を捲くぐらいです
とは言えついでに風呂を済ませてしまおうという時も無い訳ではありません
ただしその時は大抵一方通行は意識を飛ばしてしまっています
故に、一方通行が木原の裸体を目にするのは実質これが初めてという事になります
激しい羞恥を感じながら興味はあるらしく、時折ちらりと目が向けられます
黄色人種特有の肌の色や筋肉の筋が綺麗に浮いた腕を視線が辿っています
一方「やっぱり……俺とは全然違うンだなァ……」
呟く一方通行の瞳は熱っぽく、何処か眩しげで羨ましそうでもあります
本業は研究者でありながら木原は常人よりも遙かに鍛えられた身体をしています
逞しいというよりは引き締まった体躯で、しなやかな鞭のような印象を纏っています
殆ど無意識に差し伸ばされた細い指が腹筋に走る線を羽根のように柔らかくなぞっています
どうする? >>+2
819 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/09(水) 03:42:05.75 ID:xC81ESLp0
乙!
さすが
>>1
、洗髪をここまでエロく書くとは
820 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/09(水) 04:52:39.60 ID:/D0qy61H0
せっかく風呂場にいるんだからアナル拡張
821 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/09(水) 07:20:05.09 ID:cwHmIYrSO
やべぇこの木原くんに洗髪してもらいたい
822 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/13(日) 01:36:10.94 ID:7BhoTsjr0
安価
>>820
「アナル拡張」で参ります
目の前には新しい玩具に恐々と触れる子どものような一方通行がいます
初めて見る木原の剥き出しの腹部を見つめ、綺麗に線の入った腹筋にそっと指を滑らせています
木原が手を伸ばして細い腰に触れると小さく声を上げて我に返ります
一方「ひゃうっ!? ――…って、あ……、」
「そんなに興味あるなら別に触ってて良いぜ? お前じゃ絶対こうは成らねぇだろうからな」
一方「う……」
正鵠を射過ぎた台詞に反論出来ず、無意識の行動に対する羞恥に小さく呻いて黙り込みます
勝手な行動を特に咎めはせず、木原は自分の太腿を軽く叩きます
「何だ、もう良いのか? ――じゃあ此処座れ」
一方「は……あ、え?」
「脚開いて跨げ、っつってんだよ」
瞠目して瞬く一方通行にさっさとしろと促せば、躊躇いながらもおずおずと身を浮かせます
前に上体を進めると同時に手を取り、剥き出しの肩に縋るような形で掛けさせます
それを支えにしつつ一方通行はゆっくりと腰を落としていきます
対面で腿の上に座るという体勢で行為に耽った事は以前にも経験があります
その時全裸だった一方通行に対し木原は服を一切崩していません
ですが今は一方通行だけでなく木原も一糸纏わぬ姿ですので直に触れ合うのは必然です
バスタブに浸かっていた時と違い浮力も作用しないため濡れた肌同士がぴったりと密着しています
一方「……っ……ふ……」
自分よりも体温が高く引き締まった感触を直に感じ、零れる吐息が仄かに熱を帯びています
先ほどまではもっと広い面で触れていた筈ですが
面と向かって顔の見れる体勢である事と接触に湯を介していない事が顕著な反応を引き出しています
一方「き……木原、くン……?」
極間近で木原の顔と向き合う状態に一方通行は殆ど正面を見る事が出来ずにいます
首を竦め自然と上目遣いになりながら、中々動こうとしない木原の名を呼び掛けます
真っ赤な顔でちらちらと様子を窺う一方通行を木原は冷静な素振りで見下ろしています
一方「……なァ……――っ!?」
何事かを言い掛けた途端びくりと肩を跳ねさせ、一方通行は息を呑みます
添えられたままだった木原の手が腰骨の辺りを撫で上げた所為です
細いクセに括れた腰のラインを確かめるように辿りゆるゆると這い回ります
指の腹で擽るように肌の表面ぎりぎりの距離で触れつつ徐々に背中へ移動していきます
羽根で触れるような繊細な感触が逆に敏感な感覚をじわじわと炙ります
一方「あ……っ、ン、」
肩に掛けた手が思わず力を込めたのは、背中に回された木原の手が臀部へと差掛かった所為です
形を確かめるように掌を這わせながら丸みをしっかりと捉えます
肉付きは薄いものの張りのある柔らかさと滑らかな手触りです
マッサージでも施すように掌全体でゆっくりと柔らかく揉み込みます
823 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/13(日) 01:37:36.33 ID:7BhoTsjr0
一方「ン、あ……っは、ァ、う、」
双丘を鷲掴めば当然狭間の皮膚も左右に引っ張られます
木原が掌を握り込むと薄い皮膚がぴんと張って窄まりの淵が強引に開かされてしまいます
その度浅い部分にぞわぞわと走る疼きに震える唇から湿った喘ぎが零れ落ちています
更に入口が浅ましく戦慄いているのを自覚すれば途端沸き起こる羞恥が神経を過敏に尖らせます
中心に在る欲望の象徴がひくんと震え、首をゆっくりと擡げ始めています
湯や蒸気とは違うとろりとした液体で先端が潤んでいます
一方「っふ……ンっう、ゥ……っ」
両側から狭間へ向かって少しづつ親指が位置を動かしています
やわやわと撫で回していた尻の丸みから中央にある小さな孔へと狙いを変えたようです
周囲の皮膚をくにくにと上下左右へ弄り回して翻弄しながら指の腹がとうとう孔の淵に据えられます
一方「ふ、あ、ァう、っ…あ、」
小さな穴をぴったりと塞ぐように指の腹を押し当て小刻みに動かします
片手で器用に狭間を割り開きながら一番敏感な部分を細かい振動で刺激しています
しっとり湿っているとは言え濡らしていない肌を擦らないように
空いた片手で据付の棚からボトルを取り上げ、キャップを器用に弾きます
肩に顔を埋めて縋りつく一方通行を抱き抱えるような形で腕を回します
ボトルを傾ければ指で刺激を続けている一点に乳白色の液体がとろとろと細く糸を引いて注がれます
一方「あ、う、――ンあァ…!」
滑った液体がとろとろと流れていく感触さえ、反応し始めた身体には堪らないようです
ぱくぱくと戦慄く尻穴へ滑る液体を纏った指をずぷりと根元まで侵入させます
途端に上擦った悲鳴が響きますが木原は涼しげな顔で聞き流しています
もう一本指を淵に添え僅かに力を掛ければ僅かな隙間が生まれます
小さな音を立てて気泡が生まれ、液体が隙間から中へと飲み込まれていきます
埋め込んだ指を一旦ぎりぎりまで引き抜き第一間接辺りまでをゆっくりと抜き差しします
少しばかり性的な調教から遠ざかっていた為か、拒むほどではないにしろ内壁の動きはやや固めです
それでもじっくりと刺激を沁みこませて行けば思い出したかのように少しずつ強張りが解けていきます
浅い部分を行き来する指先の動きに後口に入り込んだ液体が細かく泡立っています
潤滑剤代わりに使ったのはローションではなくボディソープです
厳選された素材を精製したそれは勿論一方通行専用に造られた物です
刺激が極少なく目に入っても沁みず口にしても害が無いという特別製です
長い指は徐々に奥へと入り込んで行き、大きなストロークでゆっくりと動いています
ぐぷ、ぬちゅ、と粘ついた音を立てて乳白色の泡が後口から零れています
粘度の高いそれは開かれた狭間にねっとりと糸を渡して絡みつきゆっくりと滴っていきます
一方「はっ……はァ、う……ン、あ、あうゥ…っ」
根元まで埋め込まれた指がずるずると抜き取られる感触に一方通行が背を震わせて喘いでいます
指が時折悪戯に内壁を抉ると肩口に縋り付いて顔を埋め、声を引き攣らせています
すっかり感覚を思い出した身体は緩やかな刺激にもどかしげに腰をくねらせています
824 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/13(日) 01:42:50.39 ID:7BhoTsjr0
きゅうきゅうと締め付けるものから更に奥へと誘い込む動きに変わったのを感じ、木原が唇を引き上げます
蠢動する内壁の感触を愉しみつつ、べっとりと塗れたもう片方の手を反対側から近付けます
一方「ひゥ…!」
物欲しげにひくつく孔の淵をゆっくりなぞれば甲高く上擦った声が咽喉を駆け抜けます
そこに拒絶の色はありません
薄い皮膚を軽く引っ張り、添えていた二本目の指を出来た隙間に差し込みます
一方「あぐ…っ、は、あ……あひ…っ」
流石に最初の瞬間こそ苦しげな声を漏らしたものの、直ぐにとろりと甘く蕩けます
堪らないと言いたげに高く嬌声を響かせ、僅かながらも尻を浮かせて揺らしています
更なる刺激を求めて無意識の内に強請っているようです
様々な行為に対応する為バスルームには淫具の類も揃えてあります
今回はそれらを使わず、このまま指だけで責めて行きます
折角身体も温まっている事もあり、後口に拡張を施す事にします
今日の方針が決まった所で先に別件の確認をしておきます
一方通行の木原に対する呼び方に関してです
元々一方通行は昔と同じように「木原くン」と呼んでいました
十二日目のお仕置き以降はその直前の遣り取りの影響か「ご主人様」に変りました
十五日目では寝惚けていた所為もあるのか「木原くン」に戻っていました
そのまま現在も、少なくとも平常時は「木原くン」と呼んでいます
ここ数日が性的調教と言える程の内容ではなかった事もあるのかもしれません
どちらかに呼び方を固定させるか、好きに呼ばせるか、或いは違う呼び名を指定するか
木原としては呼称自体にそこまで強固に拘る趣向は余り無いのですが
今後の方向性に些細とは言え変化が出る可能性もゼロとは言い切れません
言葉というのは形から入るだけでも意外と精神的に影響を及ぼすものなのです
呼び方? >>+1〜5で多数決
A.木原くン(固定)
B.ご主人様(固定)
C.現状維持(混在・パラメータや状況に応じて変動します)
D.その他(自由安価)
※「4.その他」になった場合は次回に追加安価させて頂きます
※今後パラメータに大きな変動があった場合また変化する可能性があります
※十七日目ラストです。多分
825 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/01/13(日) 01:50:06.17 ID:7BhoTsjr0
毎度ご来訪有難うございます
新刊で垣一と浜一に滾った
>>1
ですが何か
髪伸びた一方通行はますます性別不明で腰から尻のラインが素敵にエロいですねひゃっふー
っていうこの部分は無い方がすっきりして良いのかなぁでもお礼も述べないのは気が引けるというか
まぁ前回抜けたのは単なる寝落ちですけどもすみません
>>819
エロく書いたつもりが無いのにエロいってどういうことなの
>>821
洗髪だけで済む保障はありませんですよ
そんな所で本日の投下は此処まで、もう寝ますすみません
安価等有難うございました
続きはまた後日に
それでは
826 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/01/13(日) 01:52:27.83 ID:ar9sEBBto
乙乙!
Bで
827 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/13(日) 01:55:21.50 ID:1mUehc3Vo
乙
Bで
828 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/13(日) 02:07:15.87 ID:KLyvyzwDO
乙です!
Cで
829 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/13(日) 02:15:13.29 ID:85cTWhys0
乙!
Cかなー
830 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/13(日) 02:43:45.99 ID:ykGyXBZto
Cでしょ
831 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/13(日) 14:59:28.85 ID:/dZifuvSO
Bだろ
832 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/16(水) 14:27:20.67 ID:KjCdtBTG0
これって呼び方固定させても
プレイとかで例えば先生と生徒プレイ希望とかしたら
そんときだけ呼び方変えられたり出来んのかな
833 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/21(月) 02:04:29.12 ID:2EmfcZ750
安価
>>826-830
一方通行→木原数多の呼称は「C.現状維持(混在)」で参ります
二本の指を揃えてゆっくりと抜き差しを繰り返します
根元まで埋め込み、第一関節が見えるまで抜き出し、不規則に指を折り曲げ肉壁を擦り立てます
すっかり昂ぶった身体は温まっている所為もあって柔らかく、与えられる刺激を貪欲に飲み込んでいます
引切り無しに上がる嬌声も甘ったるく蕩けて、強請るような艶かしさを帯びています
胎内を探る感覚は滑らかで柔らかく、中で指をぐるりと回してもきつさは感じません
自ら腰を揺らめかせて喘ぐ一方通行の様子からもまだ余裕が見て取れます
そろそろ試しにもう一本指を増やしてみる事にします
左手の指は孔に添えたまま、程度を見計らいつつ縁をぐにぐにと揉み込んでいます
一方「…っあ、ンう、」
指先に僅かに力を込めて外側へ引っ張ると流石に細い背中がびくりと震えます
小さく声を漏らすのを間近に聞きつつも木原が手を止める事は勿論ありません
中程まで埋め込んだ二本の指をそのままぐっと左右に開き、出来た隙間に三本目の指を宛がいます
衝撃への予感にぎくりと強張った身体は反射的に異物の侵入を拒もうと動きますが、
一方「ひっ……ァ…め、や、広げン――あうゥ…っ!」
ねっとりと絡み付く滑りの助けを借りて少々強引に捩じ込みます
上げかけた制止の言葉は途中で断たれ、裏返った悲鳴が浴室に尾を引いて響きます
元凶である木原に縋り付き、肩口に顔を押し付けてびくびくと背を震わせています
尤も、苦痛は感じていないようですし、そこまで大きく負荷が掛かった訳でもない筈です
ただ、滑る勢いそのままに一気に根元まで埋め込んだ所為で衝撃はそれなりだったようです
深々と挿し込まれた三本の指を熱い媚肉がきゅうきゅうと締め付けています
「こら、そんなに締め付けんな。喰い千切る気かっつーの」
一方「ン、ン……、っふ…ァ…」
敢えて素っ気無い声を投げれば、和えかな吐息を零しつつゆっくりと背中が緩んでいきます
合わせるように内壁も徐々に解けて行きます
余分な力さえ抜ければ柔らかな肉で包まれたまだそれなりに余裕があります
無論それは今まで重ねて来た調教の賜物、指やら玩具やらで散々掻き回した成果です
より太いモノを受け入れられるようにする為には後は入口自体に拡張を施せば良い訳です
穴の縁では薄い皮膚が目一杯に張っていますが、抜き差しする余裕が全く無い程ではありません
切れてしまわないようにだけ注意しつつ、少しずつ進めていけばそれなりに広げる事が出来るでしょう
繊細な部分の具合を確かめながらゆっくりと指を抜き出します
一方「…あ、や……ふァ……あ……っひ、ン、」
浅い部分をゆるゆると擽っていると更に奥へと引き込もうと内部がざわめき始めます
誘われるまま指を根元まで突き込めば熱い肉壁が嬉しげに纏わり付いてきます
埋め込んだ指をばらばらに動かして掻き回し、蠢動する最奥をぐりぐりと指先で弄ります
敏感な部分を不規則なリズムで穿たれて、その度細い身体がびくびくと跳ね上がります
一方「っは、ひ、――ゥあ、あっあ、…あァ…!」
締め付ける内部からずるりと強引に引き摺り出せば一際高い声が響きます
834 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/21(月) 02:04:59.74 ID:2EmfcZ750
ふと感じた微かな熱さに目を落とすと湯とは違うとろりとした先走りが腹部に散っています
どうやら軽く達してしまったらしく、震える根からは名残がぱたぱたと滴っています
一方「あ、ィ…っ、はゥ、う、くっ……ン、ン…!」
木原は手を止めず、一方通行は与えられ続ける快楽に絶頂の自覚も無いまま艶やかに喘いでいます
情欲に染められた性は満たされるどころか寧ろより強い悦楽を得ようと感覚を一層鋭敏にします
更に軽くとは言え一度上り詰めた事で淫蕩な身体は侵入を受け入れる為の柔軟さを増して行きます
始めはぎちぎちと張り詰めきつかった孔もどうやら大分太さに慣れてきたようです
随分とスムーズに動くようになってきた指を少しずつ広げながら更に律動を続けます
隙間から入り込む空気を含んで更に泡立ったボディソープがぐぽぐぽといやらしい音を立てています
完全に勃ち切ったままの震える根からは熱いぬめりがとろとろと溢れています
白濁の混じり始めた粘液は自身を伝って内腿へと絡み付き、細く糸を引いて床に水溜りを作っています
纏めて三本もの指を挿入するのは今回が初めてですが、思ったよりも容易く受け入れられているようです
この調子ならもう一本増やしても行けるのではないかと木原は思案を巡らせます
甘く啼きながら自ら腰を揺らして快楽に耽る一方通行の様子を眺め、物は試しと内心呟きます
「一方通行、もう少し腰上げろ」
言いつつ尻を撫で回していた左手を離すと、一方通行は蕩けた吐息を落としながらも素直に従います
当然深く埋め込んだままの指が触れる角度も変わり、細い背が堪らなげに震えています
粘液の纏わり付いた太腿に空いた手を滑らせれば肩に掛かった指に力が込められます
一方「ふ、あ、……っあ、ン、あ…あァ、あ、」
無防備に晒された股間にゆっくりと指を這わせると小刻みに跳ねる身体に合わせて切なげな声が零れます
狭間に指を差し込み孔の縁を突付けば内部がきゅうう、と締め付けられます
ひくひくと震える尻穴の広げた隙間に指の腹を這わせると、
一方「…っ!?」
途端、驚いたように息を呑む音が聞こえます
感触で確かめた隙間の狭さに少し難しいだろうかと流石に木原も多少悩んでいるようです
とは言え結局それも数瞬の事
「ま、大丈夫だろ」
一方「ひっ――!? っあ、あ、ぐゥ…っ!」
極めて軽い調子で言ってのけ、強引に隙間を抉じ開け四本目の指を捩じ込みます
堪らないのは一方通行です
縋る指に力が篭り、咄嗟に顔を埋めた肩口にか細い呼吸が掛かります
一方「……う、ぐ…、…っ……ァ、…う…」
苦鳴交じりの啜り泣くような声と共に背中がびくびくと震えています
静脈の透ける内腿ががくがくと痙攣し、くっきりと筋が浮いています
辛うじて爪を立てる事だけは堪えたらしい指先も血の気を失っています
伸び切った薄い皮膚は弾けんばかりで、直ぐに抜き差しをするのは流石に難しいようです
ですが反面、内部はきゅっと締め付けてこそいるものの、先ほどまでの刺激で未だ柔らかく蕩けたままです
四本目の指は前から股間を潜らせている為折り曲げれば当然直腸越しに前側を刺激する形になります
具体的に言ってしまえば、前立腺を、です
835 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/21(月) 02:05:44.82 ID:2EmfcZ750
一方「っ……ひィンっ!」
記憶通りの位置を直ぐに探り当て、躊躇無く押し込んでやれば上がる鳴声は確実に快感を得た色を帯びています
どうやら限界まで押し広げられたそこは苦痛の瀬戸際でぎりぎり留まっているようです
篭った呼吸は苦しげに引き攣っていますが、痛みを訴える色は含んでいません
が、余計な力が入り過ぎていては繊細な部分を傷付ける可能性が皆無とも言い切れません
今度はある程度落ち着くまで一旦動きを止めてやる事にします
前立腺を刺激する指だけは緩やかに内壁の前側を捏ね回しつつ、一方通行の状態を窺います
木原の意図を悟っているのか、乱れそうになる呼吸をどうにか鎮めようと努めています
筋を浮かせて引き攣る内腿を抑え、臀部からは何とか力を抜こうとしています
しばらく待っていれば徐々に戻ってくる弱々しくも規則的な呼吸音
かひゅ、と掠れた呼気を最後に落として漸く一方通行が顔を上げます
のろのろと向けられた瞳は零れんばかりに潤み、同時に僅かに強張っています
木原を待たせたという事情と、木原によって与えられ続けている快楽が、混乱を引き起こしています
一方「……ァ…、」
戦慄く唇からは上擦った吐息が零れるばかりで中々明瞭な言葉が出てきません
薄く笑みを浮かべた木原はすっと目を眇め、暫しの無言を置いてゆっくりと口を開きます
「一方通行」
一方「…っ! ――あゥ…っ、」
愉しげな視線とは裏腹の温度の無い声に細い肩がびくりと跳ね上がります
同時に無意識に後口を締め付けてしまい、今度は快感に背筋を震わせます
「……。もう、良いな」
口端を微かに吊り上げ、けれど声は変えぬまま、木原は言葉を続けます
「動かすぞ、一方通行?」
一方「……はい。……ごしゅじン、さま」
疑問符を付けた口調は確認ではなく強制であり、余計なものを一切省いて端的に放たれた言葉は即ち、命令です
従順に応える一方通行の赤い瞳には欲情と怯えの色が複雑に混じり合っています
数日振りの呼称に口元に浮かんだ笑みがひやりとした冷たさを帯びます
一方「――あ、う……っひ、ァ…ンうゥ…っ」
不穏な予感に瞳孔を細くする一方通行に更に笑みを濃くし、木原は指の動きを再開します
前立腺をぐりぐりと緩急付けて穿ちつつ、それ以外の三本の指には外側へ向けて力を掛けます
もし僅かでも余裕が出来たらその傍から拡張させてやろうという魂胆です
既に殆ど限界まで伸び切っている部分をより広げる事は容易では無いのは承知の上です
それでもこの状態を保つ事で例えほんの僅かとは言え確実に拡張はされるでしょう
痛覚を快楽に変換出来るほど経験は積んでいないので、無理に動かして苦痛を与える意味も殆どありません
繊細な部分を傷付けてしまっては逆効果にさえなり兼ねません
寧ろ、本来排泄の為でしかない器官をこんな状態まで開発されている事への恥辱を与える方が余程効果的です
836 :
十七日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/21(月) 02:06:23.48 ID:2EmfcZ750
脳裏でつらつらと思考を巡らせながら、器用な両手はいやらしい動きで尻穴を嬲り続けています
些か苦鳴は薄れたとは言え快楽に浸りきっているとも言い切れない声で一方通行が喘いでいます
時折背筋をぞくぞくと駆け抜ける快楽の波も、半ば飛びかけている意識を完全には攫ってくれません
正常な思考を犯す感覚だけは殆ど飽和状態であるのに、最後の一押しを与えられないままです
眉根を寄せているのは苦しさなのか、それとも中途半端な快感の所為なのか、酷く曖昧な表情です
一方「ひっ…あ、っあァ、あ…っン、」
引っ切り無しに嬌声を上げる一方通行は徐々に焦点が揺らぎ始めています
気がつけない程度に微妙に、前立腺を穿つ指の圧迫感が強さを増しています
複雑に混ざり合った感覚は次第に快楽の方へと圧され、傾いていきます
既に一度、軽くとは言え絶頂を迎えている身体です
延々と引き伸ばされている責め苦は快楽の割合が大きいとと言えど割と消耗するものです
ある程度回復したとは言えまだ乏しい体力はそろそろ限界のようです
昇華し切れる余裕があるかどうかも微妙ですが、余韻で苦しさを引き摺るのは少々避けたい所です
まず左手を引き、広げた指を僅かばかり窄めてから残りの三本も全てずるりと抜き取ります
締め付ける胎内から纏めて引きずり出される感触は大きな快感を生み、一気に限界近くまで押し上げられます
声にならない悲鳴と共に大きく仰け反った背に空いた腕を回して支えます
更に姿勢を安定させる為細い身体を仰向けに引き下ろし、柔らかな素材で覆われた床に薄い背を押し付けます
殆ど力の抜けた両手は肩に縋りつかせたままですが、先刻までとは逆に木原が覆い被さるような体勢です
脚の間に身体を割り込ませて膝を深く折り曲げ、腰を抱え上げます
長い時間押し広げられていた所為でぽっかりと開いたままの尻穴が無防備に晒されます
必要なのは最後の一押しだけなので、与える刺激を前立腺に集中します
容易く呑み込める様になった三本の指を纏めて勢い良く突き込み、最後の追い上げを計ります
一方「ひっ…! あう、あ、――あァああっ!」
強張った悲鳴が上がったのは一瞬だけで、直ぐに蕩けた喘ぎに取って代わられます
今までが嘘のように遠慮の無い激しい律動に、瀬戸際だった感覚は直ぐに限界を越えます
女のように甲高く一声啼いて、全身を震わせながら、一方通行が絶頂を迎えます
硬く張詰めた根からは薄い白濁が勢い良く噴出し、自らの腹部や胸元にまで盛大に飛沫を散らします
弓形に仰け反った細い背や肉付きの薄い太腿ががくがくと痙攣しています
やがて絶頂の余韻が引くと同時に力を失った四肢が床に崩れ落ちます
どうやら意識は既に無いようで、頬を軽く叩いていも目を覚ます様子はありません
本来ならば、尻穴に残ったボディソープを掻き出す所までしっかりやっておきたかった所です
散々擦られて過敏になった秘部に絞ったシャワーを押し当てて反応を見るのも愉しそうだったのですが
無理に叩き起こしても殆ど儘ならないであろう状態では仕方がありません
その辺りの愉しみは次の機会に持ち越す事にして、今回は普通に清めてやる事にしましょう
意識の無いぐったりした身体を壁に凭れさせて、木原はシャワーのコックを捻ります
―
―――
―――――
十七日目 終了
837 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/01/21(月) 02:17:05.35 ID:2EmfcZ750
--体力の限界により調教終了です--
爽やかな朝風呂の筈が濃厚バスルームプレイに、な話
実は呼称安価も微妙に展開に影響してたりしてなかったり
パラメータは次の投下時に回させて頂きますすみません
838 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/01/21(月) 03:16:44.03 ID:BGBWFqiDO
ケイタイから
>>1
です酉合ってますでしょうか
寝落ちた隙に何故かPCがフリーズしたので寝ますちくせぅ
近い内にまた来ますすみません
839 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/21(月) 18:56:52.81 ID:otHSWTwGo
乙
この木原くんにいじめられたい
840 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/21(月) 20:14:14.46 ID:A8TqGQjX0
乙
一方ちゃん愛されてるなぁ……
841 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/21(月) 23:17:19.16 ID:uQmmUZk6o
乙
一方通行さん調教のおかげでエロい
木原クンありがとう
842 :
十八日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/22(火) 01:28:37.34 ID:2uCa05wo0
十八日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、ベッドに一方通行が座っています
素裸の上に直接木原の白衣だけを羽織っています
大分長さの余る袖には腕を通さず、細い肩に引っ掛けているだけです
未だ眠気を引き摺った表情で、とろんとした視線はぼんやりと宙を漂っています
どうやら木原が入って来た事には気付いていないようです
時折もぞもぞと腰を蠢かしつつ、細かい雫を纏った瞼を重たげに瞬いています
頭を軽く振ったり小さく欠伸をしたりと、いかにも寝起きといった様子です
傍らまで近付くとようやく赤い瞳が木原を見上げます
ぺたりと座り込んだままでゆっくり上体の姿勢を正し、
「……おはよォ、ございます」
眠たい幼児のような舌足らずな口調で朝の挨拶をします
ぺこりと垂れた顔を上げると同時にまた、はふ…と吐息のような欠伸が零れます
思わず口元を押さえ、白い頬を薄らと朱に染めて恥ずかしげに視線を落とします
どうにか眠気を掃おうとしているらしく、力の入っていない両手でそもそと目元を拭っています
しばらく眺めているとようやく、ある程度明瞭に覚醒したらしい一方通行が改めて面を上げます
体力はやや回復しているようですが、疲労がまだ少し残っているようです
気力はそこそこ回復しているようです
綺麗に透き通る赤い瞳が上目遣いに木原を見詰めています
賢く従順な子犬のように、かくりと小首を傾げて、木原の言葉或いは行動を静かに待っています
どうする? >>+2
843 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/01/22(火) 01:32:32.19 ID:2uCa05wo0
毎度ご来訪有難うございます
誤字脱字その他色々オカシイ箇所とか後で修正したくても出来無いのがちとネックだと思う今日此の頃
彼方此方間違い多過ぎて確認の為に読み返す度にあああああもおおおお
安価スレでも支部とかに転載して良いのかなぁ
<パラメータ変動>
一方通行
「欲情:Lv.13」↑
「被虐嗜好(恥辱系):Lv.7」↑
木原数多
「嗜虐嗜好:Lv.12」↑
もうそろそろお店に出せそうな程度には数値上がってますが、どうしようかなぁ
>>826-830
(呼称安価)
「A0:B2:C3:D0」且つ「B→B→C→C→C」でしたので、若干B寄りのCで進めております
>>832
安価頂いたのは通常時の呼称なので、プレイとして呼ばせるのは無問題です
せンせェでもせンぱいでもおにィちゃンでもパパでも三下でもクソ野郎でも
……木原くン相手でラスト2つは無いか
>>839
>>840
天然ドS木原くンは不定期に対一方通行限定デレ発動中です
他の人相手でも同じ様にしてくれる訳ではありませんのですよふふふ
>>841
一方通行の開発は木原くンの天職ですねぇ
そんな所で今回は此処まで
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
844 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/22(火) 01:38:30.68 ID:6DSZr+nAO
疲れが抜けきってないなら
一日ひたすら穏やかに(対幼児かペット感覚一〜二、三割くらい性的に)愛で倒す
845 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/22(火) 02:09:51.38 ID:0biLulD4o
乙
愛で倒した後映像流出ドッキリで
846 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/22(火) 02:11:54.61 ID:exi++zvpo
一日中ギュッとしていちゃこら微エロで止めて
とりあえず体力回復
次の日完全回復する程度までのエロまでいちゃこら
847 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/22(火) 02:26:19.23 ID:BUeFhyr90
乙
スパンキングしてケツ叩かれて痛いはずなのに段々感じてきちゃう一方さんが見たい
一方さんが可愛すぎていじめたくなる
店に出したら客数人一気に相手するのもあり?基本一人?
848 :
十八日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/27(日) 00:47:32.84 ID:AsSf0F4S0
>>845
「愛で倒した後映像流出ドッキリ」で参ります
これって
>>844
→
>>486
な感じで良いんでしょうか。違ってたらすいません
大人しく侍っている一方通行を見下ろせば、白い頬が些かの疲れを滲ませているのがわかります
目を眇めてこきりと首を鳴らし、どうしたモンかねぇ、と木原は内心で呟きます
数日前の、度重なる激しい調教に心身共に疲れ切っていた様子はまだ記憶に新しいものです
大幅な気力の消耗や疲労の蓄積は体力の順当な回復を阻害します
直接の接触をしなかったりある程度負担の軽い内容に留めたりとそれなりの配慮はしてきたつもりです
調教をせず食事を摂らせて丸一日休息を与えたり等いっそ甘やかしていると言っても過言ではありません
体力が回復するにつれて内容が濃度を増している傾向が全く無かったとは決して言えない辺りはさておき
それらの甲斐あってか、やつれていた頬や翳っていた顔色は随分と良くなっています
後は抜け切っていない疲労の残滓を拭ってやれば、また激しい調教も続ける事が出来るようになるでしょう
最後の仕上げというか、駄目押しというべきか
兎も角、今日は穏やかな一日を与えてやる事にします
最後の最後で少しばかり遊んでおこうと、密かに不穏な企みを企てつつ
「一方通行、」
ベッドへ身を乗り上げて一方通行の隣にどかりと腰を下ろし、細い肩に手を掛けて上体を引き寄せます
「んなに緊張すんなよ。今日はエロい事は(多分)やらねぇからよ」
一方「…?」
びく、と小さく震えた肩を宥めるように抱き寄せ、耳元に囁きます
「仕上がりも随分イイ具合になってるみてぇだし? ご褒美でもくれてやろうかと思ってなぁ」
顎に指を掛けて持ち上げ、耳朶を擽る声色に薄らと朱を刷いた頬に大きな掌を当てます
ご褒美の言葉に何かを期待したのかほんのり熱を帯び始めた目元に掠めるだけの口付けを落とし、
「ほら……こうやって撫でられんの好きだろお前」
一方「…ふ…あ…」
肩の手を首筋から後頭部へ向けてゆっくり這わせていきます
和えかな吐息を零して身動ぐ細い腰に腕を回してぐいと引き寄せます
首筋に軽く唇を押し当て滑らせながら、甘さを帯びた声を肌越しに直接沁み込ませる様に
「今日は一日中、愛で倒してやるよ、一方通行」
男性的な色気のある低い声でそう囁いて、壊れ物を扱うような手付きで細い肢体をシーツに押し倒します
一方「あ……きは、――ン…っ」
微かに上擦った声が名を言い終える前に、薄く開いた柔らかな唇を木原のそれが塞ぎます
口付けは長くなく、触れただけで直ぐに離れ、けれど続きが紡がれる事はありません
一方「……、っ……」
はふ、と小さく息を吐いて、一方通行が赤い瞳を潤ませます
するりと撫でる大きな掌に上気した頬を自ら摺り寄せます
髪を梳きながら頭皮を滑る指の感触に、至極気持ち良さ気に目を細めています
駄目だ眠い寝ますすみません
とりあえず冒頭だけ。続きはまた後日に
849 :
十八日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/28(月) 01:45:33.64 ID:/oUQj//30
形の良い頭をゆっくりと掌で撫でればさらさらと指の間を零れ落ちる細い髪
予め木原が告げたようにその手の動きに含みは感じられません
幼い子どもを慈しむように、或いは懐く小動物を構うように
言葉通りただひたすら愛でる事だけを意図した行為であるようです
擽ったそうに身を竦める一方通行の白い頬はすっかり紅潮し熱を帯びています
白い瞼はうっとりと閉じられ、縁取る長い睫がふるりと震えます
薄く開かれた唇から零れる吐息はほんのりと甘やかです
頭を撫でる掌はそのままに、もう片方の手をゆっくりと移動させます
顎のラインに沿ってつうっと指を滑らせて耳元へ
耳朶をそっと摘むとぷにぷにとした感触が指の腹を押し返します
頬と同じ様に赤く染まった耳もまた見た目通り熱を帯びています
淫靡な行為でいやらしく蕩けきった時とは方向性の全く異なる意味での羞恥
そもそも人と接するという事自体が一方通行にとっては酷く遠い世界だった筈で
性的な行為とはまるで無縁だったように、慈しまれ愛でられるような行為ともまた無縁であったという事
ひたすら心地良さだけを与えるその手付きに慣れず気恥ずかしさで必死な様子は微笑ましささえ覚えます
散々仕込まれた娼婦の如き身体はそれでも淫靡なスイッチさえ入らなければ未だ処女の初心さで
そのギャップに思わず口元が薄らと笑みの形に吊り上げます
押し当てたままの唇から喉奥の震えが伝わったのか、小さな肩がぴくりと跳ねます
耳元を擽る指を放して宥めるように肩を撫でてやれば細い身体からゆるゆると力が抜けていきます
再び頬に掌を当てると顎を持ち上げるようにほんの少しだけ力を掛けます
促しに素直に従い晒された顎下の薄い皮膚に首を這い登った唇がぎりぎりの距離で掠めます
耳のすぐ下に押し当てられた乾いた感触がゆっくりと肌の上を滑っていきます
細い首筋を頚動脈に沿って下り、浮き出た鎖骨を伝い、首元の中央の窪みを啄ばみます
一方「……っふ……」
延々と与えられる穏やかな愛撫に溜息とも喘ぎとも判別できない曖昧な色の吐息が零れます
動きに合わせて顎を下ろさせると空いた手を胸元へ
淡い桜色の部分には触れず、指の腹で薄い筋肉の縁をなぞるように撫でる掌の動きはあくまで優しげです
徐々に下へと滑って行く器用な手は、浮き出た肋骨の間を丁寧に辿り、臍の周囲を撫で回します
頭に触れていた手もいつの間にかサイズの合わない白衣の内側に差し込まれて細い腰に添えられています
一方「…ンっ…」
木原の手付きはまだ性的な匂いを漂わせてはいませんが、流石に感じるものがあるのでしょうか
不安定な腰骨のラインを撫でると、びく、と背中が軽く浮き上がります
少しばかり仰け反った背とシーツの間に出来た隙間にすかさず腕を差し入れます
緩い弓形の、つまりは腹部を浮かせた状態で体勢を固定されます
腹部に触れている唇に押し付ける格好になり、痕がつかない程度に肌を吸い上げられます
一方「ふ、あ…っ、ン、」
脇腹や下腹部にも同じ様に施され、その度にやや艶を帯び始めた声が吐息に混じって零れています
くたりとしな垂れている中心はまだ反応する兆しを見せていません
850 :
十八日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/28(月) 01:47:07.20 ID:/oUQj//30
静脈の透ける細い太腿を掌全体で撫でつつ少しずつ持ち上げます
細い脚の間に身体を割り込ませている為、軽く立てられた膝の奥は無防備に晒されています
腿を持ち上げる事で僅かに割り開かれた狭間へ木原はそっと手を伸ばします
一方「あっ…!?」
蟻の門渡りを伝ってするりと入り込んで来た指先に流石に高い声が上がります
昨日風呂場で執拗に嬲られたそこはまだ柔らかく、仄かに熱を帯びています
一方「ひ、ン、」
「んー…ちっと腫れてるか? 散々弄繰り回したからなぁ」
具合を確かめるように指の腹で小さな孔をふにふにと突付きながら呟きます
一方「あ、や……木原くン…っ」
押し当てた指で縁をくるくると撫で回すと、眉を寄せた一方通行が切なげに瞳を潤ませます
刺激を堪えて震える細い指がシーツに幾重の皺を作っています
覗き込んでいた股間から顔を上げた木原は、しょうがねえな、とまるで言葉と裏腹の声で嘯きます
「今日はエロい事はしねぇっつっただろ」
無言で訴える一方通行の表情に猛禽類に似た瞳を愉しげに眇め、
「――けどまぁ、場所が場所だから感じるのはしょうがねぇよな」
いつの間にか手にしていたチューブをひらひらと掲げて見せます
一方「…? あ…何…?」
言葉も行動も意味を把握出来ずに小首を傾げ、ぱしぱしと音がしそうな睫を瞬かせます
「一応言っとくが、別に妖しい類のクスリじゃねぇぞ」
今までの経緯がある為か、本当に一応といった感じで木原が前置きます
「炎症を鎮める為のただの軟膏だ。勿論効き目はお墨付きだがな」
くつくつと咽喉を鳴らして悪戯めいた笑みを浮かべています
「折角だから俺が手ずから塗ってやるよ」
ぶちゅ、と押し出された軟膏をたっぷりと指に絡め、慌てて身体を起こそうとする一方通行を横目に、
一方「え、あ……待っ――ひゃゥっ!」
中途半端な刺激にひくひくと震える尻穴へ、薬塗れの指をつぷりと埋め込みます
一方「ンあ、あ、う、」
ぬぷぬぷと音を立てて出入りする長い指
昨日のように中を掻き回す様な事はなく、ゆっくりと大きなストロークを繰り返しています
何度かに分けてチューブの中身を足しては赤く腫れた内壁に丁寧に塗り込めていきます
一方「は…あゥ…っあ、あ…」
使っているのは指一本、薬を塗布するだけならば十分事足ります
拡張された尻穴には正直物足りない太さですが生憎目的が違います
とはいっても敏感な部分である事には違いありません
抜き差しに合わせて途切れる事無く声が零れています
途中ですが今日も寝ますすみません
続きはまた後日に
851 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 02:16:29.13 ID:KbByb4EDO
>>1
も木原くンも乙です
852 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 12:44:45.16 ID:7j/UqipVo
乙
853 :
十八日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/30(水) 01:13:35.51 ID:jl3L+A/t0
小さなチューブの中身を一本全て絞り切り、内壁へ丹念に塗り込めます
やがてずるりと指が引かれ、抜け落ちると同時に細い背中がびくんと仰け反ります
一方「はゥ…っ、…あ、あ、っやァ、」
こびり付いた薬を塗り付けるようにぐりぐりと孔の縁を弄ってやると堪らない様子で首を振ります
木原がタオルで指を拭う傍ら、漸く解放された一方通行が流石に乱れた息に肩を震わせています
緩やかな動きとは言え性感帯を延々と刺激されれば慣れた体が反応してしまうのは当然で
余り煽ってしまっては意図を外れてしまう為、前立腺等を敢えて外したのが功を奏したと言えるでしょう
現在の状態は絶頂に至るにはまだ遠く、やがて鎮まるだろうという程度に抑えられています
それでも半分ほど勃ち上がった根は先端にぷくりと透明な滑りを湛えています
ふるふると震える竿に拭った指を絡み付かせれば溢れて滴り落ちる雫
一方「ンァ…あ、ふ…――っひィ!?」
「薬塗っておっ勃ててりゃ世話ねぇわ」
笑いを含んだ声と共に握り込まれ、高い声と共にびくりと全身を震わせます
硬くも軟らかくもある感触と蕩けそうな熱さが掌に伝わります
「一回ぐらいヌいてやろうか? ……っつってもまだそんなに硬くはねぇな」
一方「…ンあ…は……ンン…」
薄く笑みを浮かべて囁いてやれば切なげに眉を寄せて身悶えます
浮いた臀部の狭間でぬらぬらと濡れた尻穴が戦慄いているのが仄見えます
掌の感触とその光景に、じわり、と身体の奥で燻る物を感じて木原が目を眇めます
「……ま、今日は止めておくか」
これ以上続けると一方通行が果てる前に木原の気分が妖しい方へ雪崩れ込みそうな予感を覚えて手を放します
一方「……は、ァ……」
ついでに屈んでいた身体を起こすと一方通行が安堵に似た溜息を落とします
急所を捉えていた手が離れ、体勢からの圧迫感から解放された事への無意識の反応です
開かされていた脚をそろそろと引き寄せ、恥ずかしそうに膝を合わせます
真っ赤に上気した頬、零れそうに潤んだ瞳がおずおずと木原を見上げています
安堵と欲情の入り混じった、それでいて何処か不安さも滲む表情です
一方「……はふ…」
しばらく見下ろしていると不意に目を伏せて切なげな溜息を吐き、もじ、と太腿を擦り合わせます
半端に煽られた所為で奥の方がじわじわと疼いているようです
握り込まれた細い指がシーツに皺を寄せてふるふると震えています
「……あんまカワイイ反応してんじゃねぇよ。エロいだろ」
一方「っ……ンな、事……」
揶揄の口調を掛けられるとぶわっと耳まで真っ赤に染まります
思わず反論しかけたものの直ぐに言葉に詰まり、代わりのようにそっと息を吐き出します
呼気が孕む熱は中々冷めないようですが、何とか散らそうとしている様子です
上擦っていた息が、ゆっくりと少しずつ鎮まっていきます
854 :
十八日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/30(水) 01:14:55.31 ID:jl3L+A/t0
部屋の中央に置かれたキングサイズのベッドの上に、大小二人分の身体が寝転がっています
軽い揶揄の響きを含んだ低い声と含羞んだような囁き声が衣擦れに混じって交わされています
「……なら、こういうトコとか、どうだ?」
一方「……ン、や……く、すぐってェ……」
木原の唇や指先が肌を滑る度、一方通行が身を捩り、甘やかな声を漏らします
後口に塗り込めた薬には鎮静作用も含まれていて、その効果もあってか欲情の色は鳴りを潜めています
頭を撫でる、或いは髪を梳く、といった行為を好むのは既に承知の通りです
それ以外にも、特に敏感な部分を除いて、肌に直接触れられる事もどうやら心地好いようです
決して性的な物ではなく例えば幼児を慈しむように、或いはペットを愛玩するように
繊細で滑らかな肌理の感触を愉しみつつそっと撫で上げれば陶酔にも似た表情すら見せます
時折悪戯に指を躍らせると敏感に反応し、抗議というには甘い声で制止を訴えます
まるで獣の親子が睦み合うような雰囲気ですが、それにしては淫靡な空気を消し切れてもいません
一方「……はァ…」
熱っぽい吐息を零して、一方通行が木原の胸元に頬を寄せます
己よりも高く感じる体温が快いのかうっとりと目を閉じています
しばらく身体の奥でじわじわと燻っていた熱もすっかり鎮まり、随分リラックスした様子です
ちょうど良い位置にある白い頭を無造作に撫で付けながら、木原はふと視線だけで扉を眺めやります
それから己の腕の中にすっぽり収まっている一方通行を見下ろします
女性のようにすらりとした長い睫が白い頬に薄らと影を落としています
四肢に緊張はなく表情も穏やかで身も心もすっかり木原に預けきった様子です
そろそろ「遊び」の頃合だろうかと些か不穏な笑みを浮かべる木原に気付く様子は全くありません
こっそりと手にした端末に目的の画面を表示させ片手で器用に操作していきます
もう片方の手では上質の絹糸を思わせる白い髪をゆっくりとした手付きで梳いています
無音で次々と切り替わる小さな画面で予めの計画に沿った必要な指示を送ります
以前行った撮影会の画像を使ったダミーサイトを用いた、所謂ドッキリを仕掛けようという企みです
撮影した写真や動画は全て木原の管理下にあるのですが、一方通行にはその辺りの事情を一切知らせていません
そもそも知らせる必要もありません
兎も角
木原の指示の元、厳重に保管されている筈の、調教に関するデータファイル
その一部が何故か館の外部へと流出し、しかも専用の閲覧サイトまで出来ている――要約するとそんな筋書きです
勿論最後には真実を明かす訳ですが、実行自体が主に精神面に影響を与える事は間違いないでしょう
その為、どの程度の負荷を掛けるようにするのかが思案の為所な訳ですが、
ドッキリの負荷レベル? >>+2のコンマ以下一桁[12:34:56.78なら8]で判定
1-5 弱
6-8 中
9 強
0 ドッキリ中止
※割とデレ中なので大分甘め
855 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/01/30(水) 01:16:26.57 ID:jl3L+A/t0
毎度ご来訪有難うございます
細切れになっててすみません眠い
久々に安価ですご協力頂ければ有り難く
>>844-855
愛で倒すってこんな感じでしょうか。エロ控えめって難sゲフゲフン
>>846
体力の回復具合は疲労や気力も関わってくるので一日休んでも完全回復しない事もあります実は
状況次第
>>847
苦痛快楽に堕ちちゃうドM奴隷な一方通行もエロくて良いと思います
基本は一人ですが条件が揃えば出来る予定ですだって3Pとか書きたい
詳細は後ほど店に出す時に提示しますが、ご質問あればどうぞ
そんな所で今回は此処まで
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
856 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/01/30(水) 01:18:24.11 ID:jl3L+A/t0
レスの安価先間違ったすみません
>>844-855
→
>>844-845
857 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 05:08:16.58 ID:fo0TD6Wfo
乙
858 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 05:41:04.40 ID:4at00Y02o
乙
いじめられたい
859 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 08:16:48.97 ID:cTF91UrV0
乙
まさかのドッキリ中止とか木原くんデレすぎ
860 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 11:22:14.08 ID:deKBymVu0
ドッキリ中止っていうドッキリですねわかります
ドッキリみたかったー
861 :
十八日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/31(木) 01:31:58.72 ID:WY9VILLU0
>>857
「0 ドッキリ中止」で参ります。ぬあー
髪を梳く指の動きが疎かになったのを感じ、一方通行がそっと瞼を開きます
目だけを上へ向ければ木原の顔が直ぐそこにあります
木原の視線は一方通行の頭を通り越して斜め上へ向けられています
何を見ているのか気になるものの、そちらを見ようとすれば首を巡らせなければなりません
何かに集中しているらしい木原の意識を妨げる事に些かの抵抗を感じる一方通行
しばらく逡巡した後、結局再び目を閉じて木原の胸元に鼻を摺り寄せます
密着した肌から浸透する己と比較して随分高く感じる体温の心地良さに浸っています
シャツ越しに胸元に顔を埋める一方通行の動きに木原が端末から視線を移します
僅かに上向いた端正な顔立ちは瞼を柔らかく伏せたまま、唇は淡く笑みを刷いています
端末に集中していた所為でいつの間にか止まっていた手を頭から顎へ滑らせます
滑らかな肌を指の腹で撫で上げれば、くふん、と甘えるような溜息が零れます
いかにも気持ち良さ気にうっとりと目を伏せているその表情は平和そのもので
顎下の薄い皮膚を柔らかく擽れば小さく肩を竦めて身動ぐ細い体躯
眉根が下がり、ふにゅ、と気の抜けるような声が鼓膜を揺らします
今にもごろごろと咽喉を鳴らしそうなその様子は飼い主に懐く愛玩動物そのものです
「……、」
穏やか過ぎる光景に何となく気が削がれ、木原は内心で溜息を吐きます
「……ったく。完全にペットだな、一方通行」
一方「…う?」
いつの間にか意識が向けられていた事にワンテンポ遅れて気付いたらしく、間の抜けた声が返ります
「お前は猫かっつうの。……まぁ、寝子だけどよ」
「いや、色的には兎か? 人間と一緒で年中発情期だしな」
一方「……、……」
どっちにしろ小動物系ではあるようです
ぱちぱちと忙しなく瞬く一方通行ですが、反論は思い浮かばないようです
少々納得行かないらしい表情を浮かべてはいます
それも襟足から耳の後ろまで髪を掻き揚げつつ撫で上げてやれば直ぐに溶けてしまいます
操作途中だった端末を、少しだけ思案した後画面を消してベッド脇に放ります
先に丸めて落としたシーツのある辺りを狙ったので問題は無いでしょう
862 :
十八日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/31(木) 01:32:58.39 ID:WY9VILLU0
空いた手を細い背中へ回し、腰をぐいと引き寄せます
一方「あ…っ」
急な動きにか、押し当てられた唇にか、一方通行がびくりと肩を跳ね上げます
鍛えられ引き締まった木原のそれとは違い肉付きの薄い胸元に触れるだけの口付けを落とします
鳩尾の薄らとした窪みを啄ばみ、上へ辿ってゆっくりと鎖骨をなぞります
一方「っふ…、あ、う、」
「――確か、一日中愛で倒すっつったよな?」
襟足を掻き上げて首元に顔を埋め、露になった項に息を吹きかけつつ指先を滑らせます
一方「ン……ァ、あ……ふ、は、」
仄甘い擽ったさと奇妙なむず痒さの混在する感覚に、戸惑い気味の吐息が途切れ途切れに紡がれます
首の後ろから耳の裏を通って頭頂へ辿り、そこから毛先へ向けて緩やかに髪を梳いていきます
獣の毛繕いのようにも見える行為ですが、些かの艶めいたものを孕んでもいます
幽かに漂う妖しさは穏やかさの中にすっかり取り込まれて、明らかに表出するほど濃いものでもありません
企んでいた筈の「遊び」はどうやらその気をすっかり失ってしまった様子です
気を取り直して当初告げた通り、今日はこのまま一日中愛玩に耽るつもりのようです
さらさらとした衣擦れに、甘い睦言のような囁き声が重なり合っています
―
―――
―――――
十八日目 終了
863 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/01/31(木) 01:33:35.39 ID:WY9VILLU0
--体力・気力が残った状態で調教終了です--
小動物的一方通行と木原くン史上最高のデレ、な話
<パラメータ変動>
一方通行
「従順:Lv.14」↑
「恥辱:Lv.14」↑
「依存(→木原数多):Lv.10」↑
「愛玩属性:Lv.13」↑
木原数多
「執着(→一方通行):Lv.10」↑
「愛玩嗜好:Lv.13」↑
割とお互いデレに傾いております
864 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/01/31(木) 01:34:13.32 ID:WY9VILLU0
十九日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、一方通行がベッドに座っています
長過ぎる袖の先から指先が少しだけ覗いています
一方「あ…」
木原の訪れに気付いた一方通行がふわりと頬を赤らめます
無造作な足取りでベッドの傍らに歩み寄ります
僅かに上目遣いで窺う仕草は無自覚のようです
長い睫に縁取られた赤い瞳が嬉しそうに潤んでいます
一方「おはよォございます、……ごしゅじンさま」
無垢にさえ見える淡い笑みの奥に、仄かに艶めいた色を孕んでいるようです
体力は大分回復し、疲労も解消されているようです
気力は充実しているようです
どうする? >>+2
※コンマ安価で中止になったので映像流出ドッキリは暫く出来ません
865 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/01/31(木) 01:35:05.48 ID:WY9VILLU0
毎度ご来訪有難うございます
そろそろお店に出そうかな、という話ですが
最初は30日で一区切りにしようかと思ってたんですけど想定以上に成長早くてどうしようかなという所
一方通行がエロい所為か木原くンがエロい所為かどっちだろう
さておき
予定を前倒しして20日目終了時点でご査定頂こうかなと思ってますが、いかがでしょうか
査定と言っても、パラメータや注釈等のスペック提示して調教専念するか接客開始するかを多数決安価、な感じですが
ちなみに接客が始まってからも調教は続きます
また調教で出来る内容と接客で出来る内容は差異があったりします
その辺詳しい事は査定完了してから提示するという形で
ご意見ご質問等あればよろしくどうぞ
>>858
木原くンにいじめられたい方が結構いらっしゃるような…
寧ろ木原くンもいじめたいのは
>>1
だけですかね
>>859-860
まさかのドッキリ中止ですた。ぬあー
またの機会をお待ち下さい、という事で…
そんな所で今回は此処まで
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
866 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 01:50:21.62 ID:EDz0pLP2o
乙
Mなのでいじめたいとは思わないのです
木原くんをいじめたいとか
>>1
は根っからの女王様ですかwwww
安価なら
そろそろ客とれそうとか言ってるし
客とる前の最後の外出ラブラブ調教デート
服装は女装、調教前一方通行スタイル、白衣、その他から一方通行に選ばせる
867 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 02:37:19.52 ID:6P01oAK1o
乙
乳首ローターと尿道バイブとアナルに限界サイズのバイブ突っ込んでイラマチオ
868 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 02:37:29.82 ID:A/vOWdq10
乙
木原くんいじめは難しそうな
安価なら、どうしても初物が欲しい金持客で処女喪失
木原くんのサポート付きで(嫌がるのをおさえつけるとか、後ろを無理やり気味に鳴らすとか)
客が一方通行を痛めつけないよう監視もかねて。大事な店だし前の商品だし
客はモブかトマス・プラチナバーグか トマスって恨み持ってそうだからいいかなと
これなら木原くんいじめにもなるか
869 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 03:41:33.97 ID:CYbqUJSLo
トマス金持ってそうだもんな
乙です!
870 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 00:51:39.94 ID:cvBkg8yG0
乙
遂に一方さんデビュー戦か
学生なら第二位が買ってくれそう
手酷く扱ってくれそう
871 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 00:59:21.79 ID:NoYWeKMx0
第二位いいな
872 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 07:44:28.12 ID:1+k6zRS00
第二位なら木原くんより一方さんをいじめてくれそう
873 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/02/04(月) 02:05:38.72 ID:BiVP9itT0
毎度ご来訪有難うございます
遅くなっててすみません
何ていうかこう、大分ノリ過ぎたと言いますか
未だ安価内容半分くらいしか書いて無いのに物凄く長くなってしまったのでちょっと調整中…
もうしばらくお待ち下さいませすみません
それではまた後日
874 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/04(月) 10:59:05.16 ID:RlZlyfER0
乙!
長くて全然いいっていうかむしろ大歓迎です
875 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/04(月) 20:03:25.61 ID:3Bnswrad0
そのまま載せくれてもいいのよ?
876 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/06(水) 03:12:37.07 ID:y2Y/f2qT0
>>867
「乳首ローターと尿道バイブとアナルに限界サイズのバイブ突っ込んでイラマチオ」で参ります
ここ数日の調整の賜物か、体力気力共に大分調子は良いようです
しばらく抑え目にしていた調教ですが、それなりに激しい行為を施しても良い頃合でしょう
そろそろお披露目を考える時期が来た事もあります
今までに開発した中でも特に敏感な部分を重点的に責めてみる事にします
具体的に言えば、乳首、性器、そして尻穴の3箇所です
単独での刺激でも絶頂する事が出来るそれらを同時に責めるという経験は以前にもあります
あれから更に行為を重ねた今ならば一体どれほど乱れる事になるのかと想像するだけで愉悦を覚えます
或いは緩やかな刺激を与え続けて延々と紙一重で達せない責め苦を与えるのも良いかもしれません
実際どの方向に持っていくのかは様子を見ながら追々考えていく事にします
脳内で思案を巡らせつつ、表面上は淡々と調教の準備を進めていきます
一方「……ン…」
真っ白なシーツの上に並べられた幾つもの道具を見て一方通行がこくりと小さく咽喉を鳴らします
見覚えのある品々に早くも淫靡なものを感じ取っているのでしょうか
眉尻を下げ、目元を薄らと赤く染めながら木原の手元を見詰めています
見せ付けるように、或いは焦らすように、至極ゆっくりとした素振りです
淫具の類や小さな瓶等を揃え、最後に置かれた物は布に包まれていて正体が判別出来ません
木原も敢えて説明するつもりはないようです
無造作な手付きで小さな瓶を取り上げ、吊られて視線を上げた一方通行の眼前で軽く振って見せます
中に満たされた透き通った液体がたぷたぷと揺れています
栓を開ければ仄かな甘い香りがふわりと漂います
とろとろと掌に溜まっていく液体を赤い瞳が熱っぽく見詰めています
半分ほど減った瓶を傍らに置き、白衣の前を肌蹴ます
露になった胸元には薄ら色付く小さな飾りが二つ並んでいます
胸を突き出すように指示すれば僅かに躊躇した後おずおずと体勢をずらします
後ろ手に腕を付き僅かに仰け反るようにして薄い胸が差し出されます
期待に震える桜色の片方に指先から細くローションを垂らします
とろりとした液体越しに、肌に触れるかどうかの微妙な動きで指を滑らせます
一方「…は…ふ…」
吐息交じりの和えかな喘ぎを零しながらも、細い指を握りこんで身体が震えないよう耐える様がいじましく映ります
脇へ零れそうになる雫を掬ってはくるくると指先で円を描きながら乳輪の縁まで丁寧に塗りつけていきます
まだ柔らかさを保ってはいるものの芯を持ち始めた乳首はつんと先端を上向かせています
十分塗りたくってから手を放せば、控えめの照明にてらてらと濡れ光って何ともいやらしい色合いです
一方「あ……、は…ァ…」
安堵と物足りなさが入り混じった溜息が零れ落ちます
何処か切なげな響きは紛れもなく欲情を孕み始めています
877 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/06(水) 03:13:34.53 ID:y2Y/f2qT0
しっとりと色を濃くした胸元に小さな御椀型の物体が近付けられます
以前にも使用した乳首用のローター、所謂ニプルキャップです
潤んだ視線の先で少しひんやりとした感触がゆっくりと押し付けられます
一方「…ンン…っ」
弾力のある柔らかな繊毛状の突起が乳首に絡み付き、乳輪に合わせてぴったりと吸い付きます
思わずびくりと身体が震えますが一切介せずにもう片方にも同じ物が取り付けられます
一方「…あ…う…」
堪らず目を逸らせた一方通行の唇から小さな声が零れます
まだバイブレーションのスイッチは入っていません
敏感な部分へ食い込む繊毛の感触に、刻み込まれた感覚が呼び起こされているようです
敢えて未だスイッチ入れず、木原は次の道具を手に取ります
滑らかな手触りの細い棒状で細かい凹凸で覆われた先端部は丸く膨らんで瘤状になっています
それもニプルキャップと同様、既に経験があります
先端部に内蔵されたモーターによって前側から前立腺を刺激する尿道バイブです
瞠られた赤い瞳に見せ付けるように掲げながらローションをたっぷりと垂らして絡めます
その名の通り尿道へ挿入する淫具ですが、その為には性器をある程度勃たせる必要があります
膝を立てさせ脚を開かせるとまだしんなりとしたままの根にもローションを掛け
一方「ひゥ…っ、」
鋭く息を呑むのと同時に胸に取り付けたローターのスイッチを入れます
突然の強い刺激に悲鳴染みた高い声が上がり、びくんと背を撓らせます
胸を突き出しつつ腰をくねらせてどうにか刺激を散らそうとしているようです
勿論しっかりと食い付いた淫具はそう簡単に外れる筈もありません
一方「あ、あ…っ…は、…あゥ…っ」
メモリを徐々に押し上げていき、一方通行が堪らず目をぎゅっと伏せた辺りで一旦手を止めます
隙間なく吸い付いた繊毛が芯を持った乳首を擽り捏ね回しています
具合を見ながら微妙に強さを調節しているとやがて根がゆるゆると首を擡げ始めます
先端をひくひくと戦慄かせながら少しずつ硬さを増して行きます
じわりと粘液を滲ませ膨らませる割れ目に棒の先端を宛がいます
一方「っ…!」
僅かに潜り込んだ淫具が粘膜に触れ、今までとは何処か違う感覚に一方通行が息を呑みます
ひゅ、と鳴った響きには怯えに似た色が混じっています
今回使ったローションはあくまで潤滑剤で、痛覚を取り除く作用は殆ど含まれていません
能力故に痛覚が幼く、また快感に変換できるほどの経験も無い一方通行にとって痛みとは純粋に恐怖の対象です
しかもそれが敏感且つ急所である性器に尿道への挿入という本来在り得ない形で与えられるのです
幾ら経験を重ねようとも異物感と圧迫感は消え去る訳でもありません
胸からの快感に身を震わせながら、それ以上にこれから与えられるであろう感覚に身を硬くしています
繰り返される浅く速い呼吸がモーター音と重なって鼓膜を揺らします
878 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/06(水) 03:14:28.75 ID:y2Y/f2qT0
数瞬だけ考え込んだ木原ですが、怯えて縮こまろうとする根を支えるように掌を添えます
割れ目に宛がった先端をくりくりと左右に捻って柔らかく擽ります
一方「ンあ、あ……は…あ、あァ…」
動きに合わせてぞわぞわと背筋を這い登るそれは紛れも無い快感で
引き攣っていた声が熱を加えた砂糖のようにじんわりと甘く蕩けています
雁首を擡げてびくびくと戦慄く根から溢れる体液の量が嵩を増して行きます
孔を弄くられている所為で粘ついた音を立てて弾けた先走りがシーツに飛び散っています
固まっていた身体が少しずつ力を抜いていくのを見て取り、木原がタイミングを計ります
強張っていた肩が緩んで細く溜息が零れ、割れ目がひくりと震えた瞬間
一方「――ひぎィっ!?」
ずぶりと一気に棒を突き刺します
首を絞められた家畜のような悲鳴が鋭く響き、赤い瞳が大きく瞠られています
シーツを握り締める指は力が入りすぎて真っ白になり、膝ががくがくと震えています
細い内腿はぴんと筋が張って痙攣し、薄い腹筋がびくびくと引き攣っています
一方「…あ…あ……」
宥めるように緩やかな快感を与えられ身を委ねかけた直後の苦痛
今までの調教では痛覚をほぼ皆無にする薬を使用していた為知ることも無かった感覚です
状況を理解する前に感覚が塗り潰され、身動ぐ事も出来ずに固まってしまっています
先ほどまで木原の手の中に合った棒は先端から突き出た数センチだけを残してすっかり姿を消してしまっています
捩じ込まれた淫具はみっちりと肉壁を押し広げ隙間無く塞いでいます
本当なら痛みと恐怖ですっかり勢いを失ってしまっている筈の根は硬く屹立した状態を強要されています
一方「ひ…ぐ……うゥ…」
細い尿道を無理矢理抉じ開けられた痛みと苦しさ、深い部分を犯される恐怖と圧迫感
掠れた呼吸を繰り返す一方通行の眦から堪えきれずにぼろぼろと雫が溢れ出します
カチカチと鳴っているのは恐らく奥歯のぶつかり合う音で
今も胸で震え続けているローターの齎す快感を拾えないほどに衝撃は大きいものだったようです
しばらく無言で見下ろしていた木原ですが、中々落ち着かない様子に流石に首を捻ります
「前の薬も少しぐらい混ぜときゃ良かったか? ……いや、でもなぁ」
「少しぐらいは痛みに耐性付けとかねぇと使い物にならねぇだろ、正直」
「……ったく。甘やかし過ぎんのも考えもんだよな」
想定以上の反応に思わず自嘲めいた言葉が零れます
一方通行にはそれを聞き止める余裕も未だ無いようです
客の中には苦痛を与える事に性的な興奮を覚える嗜好の持ち主もいるだろう事は十分想定の範囲内です
苦痛に悶える様を愉しむのか、快楽を得る身体を嬲るのかはまた方向性が違いますが、それは今後の調教次第で如何様にも伸ばせるでしょう
どちらであっても余りにも耐性が無さ過ぎて行為を続けるのに支障が出ては困ります
様々な趣向に対応する為には痛みに慣れておくのもある程度は必要でしょう
そう考えると今回は丁度良い機会だったのかもしれません
879 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/06(水) 03:15:20.05 ID:y2Y/f2qT0
根から手を放しべっとりと塗れたローションと先走りをシーツで適当に拭います
リモコンを組み込んだ端末に指を滑らせ尿道バイブのスイッチを入れます
メモリは最弱で、虫の羽音のように細かく震える微かなモーター音が小さく唸り始めます
一方「……ァ、…っ…」
かひゅ、と掠れた呼気と共に上擦った掠れ声が戦慄く唇から零れ落ちます
がちがちに強張っていた背をびくんと仰け反らせて、酸素を求める魚のように口をパクパクと開閉しています
シーツにぎりりと爪を立て、真っ白な指先を布地ごときつく握り込んでいます
狭い管を押し広げられる苦痛は引かないままその奥にある快感の塊を小刻みに穿たれて
一方「あ…ぐ、あ、…ひ、ィ…」
喉奥から搾り出すような苦鳴にじわじわと艶めいた色が滲み始め、縮こまっていた双珠も段々と張詰めて来ています
「――お、そろそろ気持ち良くなってきたか?」
一方「…や……や、違、う……っひ、ン、」
「はっ。タマまでがちがちにしといて何言ってやがる」
一方「や、あァ…っ」
股間の奥へするりと潜り込んだ手が膨らみを二つ纏めて握り込むとがくりと肘が崩折れます
弓形に仰け反った胸元の飾りもすっかり尖り切り、食い込む突起にぐにぐにと捏ね回されています
きつく寄せられた眉はまだ苦痛を色濃く残しているにも拘らず身体は徐々に快感へと傾いているようです
強い痛覚から逃れる為に少しでも快感を拾おうとする本能的な防衛反応です
これを更に重ねていけばやがて痛覚そのものを快感へと変換させる事も出来るようになっていきます
所謂マゾヒスト、苦痛快楽系の被虐嗜好者へと仕立て上げる為の手法の一つです
今の段階ではまだまだ遠い話ですが、素質が無い訳ではないということは言えるでしょう
どうせならもう少し早めに手をつけておけば良かったのかもしれないと薄ら思いつつ木原は首をこきりと鳴らします
最後にもう一つ、布に包まれた筒状の物体を手に取りするりと解いて行きます
形状は精巧な男性器そのもので見慣れたアナルバイブですが、太さや長さは随分立派です
先日拡張を施した一方通行の後口にぎりぎり入るかどうか、無理に捩じ込めばもしかすると切れてしまうかもしれません
残りのローションを全てぶちまけると丁寧に全体に塗り広げます
きつく目を閉じて和えかに喘いでいる一方通行に四つん這いになるように命を下します
薄く目を開いた一方通行は縋るような瞳を向けますが、木原が何も反応をしないのを見て諦めたように目を伏せます
刺激に耐えつつのろのろと姿勢を変える一方通行は凶悪な凶器を気に留める余裕さえなかったようです
必死に堪えている震える身体を敢えて急かす事はせず、木原はにやにやと笑みを浮かべて淫具を弄んでいます
ねっとりと粘液の絡みつく作り物の男性器はその精巧さも相俟って酷く厭らしく艶光っています
目を眇める木原の視線の先で肉付きの薄い真っ白な尻が向かって掲げられます
広げられた脚の間から僅かに覗く二つの珠がぷるぷると震えています
先端からは殆ど無い隙間から滲み出た先走りが棒を伝ってシーツに僅かな染みを作っています
爪を立てた手や突いた膝ががくがくと震えるのを必死に抑えているのが見て取れます
大きな手が尻たぶを鷲掴み、狭間を大きく割り広げますが、瓶の中身は既に残っていません
仕方なく手にこびり付いたローションを晒された窄まりに擦り付けます
今日初めて触れた入口は硬く、濡れた指を浅く捩じ込んで更に塗りたくります
歯を食い縛っているのかシーツに噛み付いているのか、妙にくぐもった呻きが聞こえます
炎症を鎮める軟膏を塗ったとは言え拡張は大分激しかった所為か淡く名残が仄見えます
880 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/06(水) 03:16:08.22 ID:y2Y/f2qT0
薄赤く熟れている媚肉に浅く指を埋め、第一関節辺りまでぬぷぬぷと抜き差ししつつ入口付近を解します
徐々に指を増やし三本目までいった所で少し奥へ進め、ゆっくりと押し広げます
一方「ンあ…っ」
反射的に突っ伏していた顔が持ち上がり、久々の明瞭な声は随分と色めいた嬌声です
今までならば抗議の声が上がるのですが、何故かそれは聞こえてきません
余裕が無い所為なのかそれとも違う理由なのかは定かではありませんが
拡げた尻穴をずりずりと擦り立てると再びシーツに顔を埋めて身悶えています
痛みに慣れてきたのか、或いは快感が痛覚を上回りつつあるのか、喘ぎ声は大分熱を帯びています
入口が程々に柔らかくなった所でそろそろバイブを使用する事にします
ギリギリの太さとは言え先端の一番膨らんだ部分さえ入ってしまえば中は随分柔らかく蕩けています
ゆっくりと捩じ込んでいけば傷付けずに挿入する事が出来るでしょう
指を抜きローションを塗りこんだ先端を押し当てます
その瞬間だけびくりと身体が震えますが、きゅっと指を握りこんで衝撃に耐える姿勢を取っています
布に包まれた物体の実像は見えずとも他の品々からどうやら予想はついていたようです
とは言えその大きさまでは流石に想像がついているとは思えません
態々教えてやる気もありませんが、恐らくは先端部分が入りきる前に実感する事でしょう
ゆっくりと、至極ゆっくりと、凶悪な玩具を押し込めて行きます
張り出した雁部分が未だ差し掛からない内から早くもみちみちと不穏な音を立て始めます
一方「あぐ…ゥ…」
「おい、力抜けっつーの。入らねぇだろうが」
想像していたよりも大分太さがある事に気付いたのでしょう
余計な力の抜けかけていた四肢が再び硬く緊張しています
苦しさが増すだけだと解っていても中々思い通りに緩める事が出来ないようです
木原の声が届いているのかどうかすら定かではありません
ゆっくりと、けれど決して止まることなく極太の異物が押し入ってきます
固く閉ざされた孔をめりめりと抉じ開けながら、纏わり付く滑りを利用して少しずつ内部へと潜り込んでいきます
一方「…ひぐ……ゥ……う、ぐ…ゥ…」
押し殺された嗚咽と苦鳴が入り混じり、途切れ途切れに響いています
極太の淫具の最も膨らんだ部分が孔の縁に掛かっています
柔らかな皮膚はぴんと伸び切って先日拡張した限界ぎりぎりまで押し広げられています
一方「う、う……った、痛いィ…っァ、あ……く、るし、」
「だから力抜けっての。ここ入りゃ後は楽になるんだぜ?」
一方「はあっ……ァ、はっ………らく、に、な……る?」
直前で留めゆるゆると揺らしながら声を掛けると、意識の端に引っ掛かったのか一方通行が僅かに顔を上げます
荒く乱れた息の下で、縋るような声がその部分だけを鸚鵡返しに呟きます
「……、ああ。だから少しだけ力抜けよ。……ほら」
見えないのを良い事に薄く笑みが浮かぶのを隠さず、あくまで声だけは優しげに木原が囁きます
一方「…う、……ン、」
ぎゅう、とシーツに立てられた指がきつく握り締められます
881 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/06(水) 03:17:08.18 ID:y2Y/f2qT0
上擦る息を堪えて努めて細く吐き出しながら、一方通行は少しずつ下肢の力を抜こうとしています
やがて限界まで引き伸ばされた皮膚がひくひくと震えるのを見取り、木原はますます笑みを深めます
淫具を掴む手に改めて力を掛けると一瞬びくりと背中が強張ります
意識して細く長く息を吐くのに合わせてゆっくりと下肢の力が抜けていくのが解ります
同じ速度で息を吸い、留め、再び吐き出すのを見計らって、張り出した部分をやや強引に捩じ込みます
一方「ひぐゥ…っ! ――っひ、あ、あァあ…っ!?」
「お、やっと入ったな。手間取らせやがって……しかも後は自分で飲み込んでやがるし」
ローション塗れの孔は押し込まれるままに最も大きく膨らんだ部分をぐぶんと飲み込みます
どれだけ力を抜いたからといっても目一杯に押し広げられ強引に捩じ込まれる苦しさが消える訳ではありません
にも拘らず、受け入れる快楽を深く刻み込まれた内壁は侵入する淫具の感触にいやらしく蠢きます
木原が軽く押すだけで、極太のバイブをずぶずぶと自ら奥へ引き込んでいきます
普段はきゅっと窄まっている孔の縁をぱっくりと押し広げたまま熱く熟れた肉壺にずっぷりと埋め込まれています
柔らかくも狭い直腸をみっちりと満たした異物に内側から圧される感触は息苦しさに近い感覚を齎します
けれど同時に、奥深くを掻き回され抉り弄られる事への暴力的な快楽の予感が慣れた身体を否応無しに昂ぶらせていきます
堪えるような呼吸が熱を孕んでいるのを見過ごす木原ではありません
男性器を象った淫具の短い柄の端には指を掛ける為の小さなリングが取り付けられています
根元部分が返しのようになっている形状上、それなりに力を込めなければ抜けない仕様になっています
手放しのままメモリを最強まで上げても抜け落ちてしまう事はほぼありません
苦痛を厭い快楽に慣れた身体は本能的に痛覚から逃れる為に快感を拾う事に天秤を傾けようとします
尿道と直腸に侵入する異物の苦痛を伴う圧迫感よりも既にそれが齎してくれる筈の悦楽を探ろうと蠢いています
肉体も精神も思考も、一方通行に関して最も理解している木原はそんな機微さえ読み取ります
細い肢体を見下ろす猛禽のような瞳は深い愉悦に眇められています
一方「…は……はァ…、…っは…」
「全部入ったな。――こっち向け、一方通行」
一方「…ン…ゥ………っは、…ィ、」
最も辛い部分を過ぎた事で呼吸からは痛みを訴える引き攣るような響きが抜けていきます
微弱な振動が敏感な部分を嬲る感覚に身悶えながらも一方通行が再びゆっくりと向き直ります
今にもベッドに崩れ落ちそうな様子で、がくがくと震える腕で必死に身体を支えています
無言で見下ろす木原は薄らと笑みを浮かべながら淡々とした素振りで端末に指を踊らせます
一方「ひィっ! あ、あ、ンああァあっ!」
途端、異なるモーター音が重なり合って大きく響きます
がくりとベッドに突っ伏し喘ぐ細い身体を満足げに見遣ると再び端末を操作して全てのメモリを最弱まで下げます
ほんの数秒とはいえ突然激しく乱された余韻を引き摺りながら一方通行はのろのろと顔を上げます
潤んだ眦を赤く染め、色濃い苦痛と持て余す快感の狭間で酷く困惑した表情を浮かべています
頬に掌を滑らせ顎を指で掬い上げると、濡れた瞳に嗜虐の形に引き上げられた唇が映り込みます
「っつーかよ、お前ばっかり気持ちよくなってちゃ駄目だろ。なあ一方通行」
「手間掛けさせた詫びも含めて、しゃぶるぐらいはするべきだよなぁ」
酷薄に笑んだまま声だけは悪魔めいて甘やかに、淫靡な囁きが耳元に落とされます
「ほら、口開けろ。今日は咽喉を使ってやるからよ」
882 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/06(水) 03:18:03.45 ID:y2Y/f2qT0
くぐもった呻きと粘ついた水音、モーターの湿った唸りが響いています
いやらしく腰をくねらせながら一方通行が身悶えています
半ばベッドに崩れ落ちながら木原の腰に縋りつくようにして何とか上体を支えています
木原の股間に顔を埋め、屹立した剛直を深々と銜え込まされています
後頭部を大きな手が鷲掴んで逃れられないようにがっしりと押さえ込んでいます
一方「…っゥ……ン、ンっ……ンむ゙ゥ…っ」
じゅぽじゅぽと音を立てる口端から泡立った粘液が溢れています
口元はべとべとに塗れ、細い顎を伝っては粘つく糸を引いて滴り落ちます
初めゆっくりだった動きは徐々に速さと深さを増して、今や大きく膨らんだ先端が咽喉に突き込まれています
同時に、つんと尖りきった乳首を繊毛状の突起が柔らかく摘み上げ、時に痛いほどきつく食い込んで捏ね回しています
更に下肢では深々と埋め込まれた二つの淫具が前立腺を前後から責め立てています
取り付けられた淫具は入れ替わり立ち代り緩急を付けてそれぞれの部位を嬲っています
時折絶頂に紙一重の所までまで追い上げつつ後一歩二歩届かない辺りで延々と責め立てているのです
それでも与えられる刺激は快感として、狭い孔を貫かれ押し広げられる苦痛を既に上回っています
強制的に奉仕させられながらも、苦悦の混濁した感覚は完全に悦楽の側へと傾けられてしまっています
奥まで強引に突き込まれる圧迫感に最初は苦しげにしていた一方通行ですが、段々とコツが解って来たようです
頭上から落とされる命令に素直に従い、何とか応えようと懸命に口を使っています
「ん、中々悪くねぇな。イイ具合に締め付けやがる」
「もう少し舌も使ってみろ。……っ…、そう、その感じだ」
鼻で呼吸をしながら意識して咽喉奥を開き、差し出した舌を不自由なりに蠢かせて裏筋を擽り、唇を窄めて搾る様に吸い上げます
とぷとぷと溢れ出す熱い粘液を飲み下す度に咽喉が震えるのも良い刺激となっているようです
口内を満たす木原の体液の味が変化しつつあるのを舌で敏感に感じ取り、薄く開かれた瞼の下から赤い瞳がちらりと覗きます
頬や目尻を紅潮させ陶酔に似た表情の中、鮮やかな赤が欲情に潤んでいます
漲る男根を深く銜え込んだ一方通行が無意識の媚を含んだ上目遣いで木原を見上げています
熱く滑る肉に包まれた剛直は表面に筋を浮かせてどくどくと脈打っています
どうする? >>+2
883 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/02/06(水) 03:19:43.70 ID:y2Y/f2qT0
毎度ご来訪有難うございます
幾ら削っても同じくらい書き足したら結局長さ一緒だよ…
一方通行を性的にいじめるのが愉し過ぎるのがいけないんだと思います
>>866
,
>>868
天然鬼畜ドSだからこそ圧し折るのが愉しいと思うんですけどねー
でもこのスレは木原くンが一方通行を性的にいじめるのが主体なので
>>870-872
ていとくん大人気
新刊でのドSっぷりと一方通行への執着は非常に美味しかったです
木原くンがあんまりいじめてくれないのは
>>1
の設定ミスでですね…
>>874-875
そんな訳で結局調整しても長いままでした、という
現時点で登場想定してるキャラには設定に幾つかパターンがありまして
その辺も登場時に選択の安価を頂ければと思ってますが、如何ですかね
そんな所で今回は此処まで
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
884 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 04:01:00.80 ID:mUkbe1us0
乙!!
ksk
885 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 06:37:13.04 ID:IriE/EJK0
乙
木原君結構優しい
886 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 11:46:26.23 ID:tli63BJr0
スパンキングとかして白い肌赤くさせたい
ドSな一方さんがマゾな一方ちゃんになってく過程をぜひ
今の一方さんって木原くんには従順だけど客とって他の人相手になると態度全然違ったりするのかな
従順な一方さんもいいけど反抗的で牙むいてる一方さんも見たい
887 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 21:19:48.33 ID:IriE/EJK0
折角一方さんなのにMにするのは勿体ない気がしないでもない
888 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/02/07(木) 01:38:52.63 ID:TFYNdYpT0
毎度ご来訪有難うございます投下じゃないですすみません
前回の
>>881
と
>>882
の間が2レス分も抜けてるとゆー事に気付きまして…何か思ったより短いと思ったらああああ
一応補足と言うか抜けてる部分を要約すると、
ローターとバイブを色々弄ってイけない程度に嬲りつつしゃぶらせてから咽喉にがっつり突っ込む な感じです
……もうログ消しちゃったっつーのちくせぅ……
ところで安価は
>>886
「スパンキング」って事で宜しいでしょうか
それではまた後日
889 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/07(木) 20:42:21.69 ID:TFYNdYpT0
>>886
「スパンキング」で参ります
口一杯に銜えられた剛直は大分嵩を増したとは言え限界までは未だ多少の余裕があります
形の良い後頭部を鷲掴み前後に揺さぶりながら、びくびくと身悶える細い肢体を見下ろします
唾液と先走りが口周りや顎をべたべたに汚しています
崩れそうな身体を支える事に必死で拭う余裕も無いようです
突き込まれた先端がごりごりと粘膜を抉り、細い咽喉が歪に膨らんでいます
摘まれた乳首を捏ね回され、乱れた白衣から剥き出しの肩が震えています
身体の深い部分を前後から責め立てる振動に腰がいやらしくくねっています
白く滑らかな臀部が8の字を描くように揺らめいています
きゅっと切れ上がった二つの丸みの間から僅かに覗く小さなリングが妙に目に付きます
目を細めると頭を動かす手は止めないままもう片方の手を伸ばします
喉奥を突き上げると細い背が撓り、小振りな尻がくっと上向きます
一方「ンン゙っ!?」
そこを狙い、ぱちん、と小気味良い音を立てて平手を打ち付けます
口を塞がれたままの一方通行がびくりと全身を波打たせ、くぐもった声で呻きます
直ぐ傍では極太のバイブが深々と埋め込まれています
叩かれた振動が伝わり新たな刺激となったのでしょう
不自由ながらも振り仰いだ赤い瞳が大きく瞠られています
響く音の割に痛みは薄い筈ですが、衝撃はそれなりにあったようです
奥まで銜えさせられたまま更にぐりぐりと押し込まれ、眦からはとうとうぼろりと雫が溢れます
流石に呼吸が苦しいようで、肩を上下させながら眉をきつく顰めています
改めて髪ごと頭を掴むと奥まで入り込んだ亀頭を咽喉に擦り付けながらゆっくりと抜き出します
一方「っかは、ァ…ぐ、…っげほ、…かふ…っ、…は…ふ…っ、」
剛直が抜け落ちるなりベッドに蹲った一方通行は噎せ返るほどに激しく咳き込んでいます
唾液とカウパーが混じって口端から零れ、細い顎からぼたぼたとシーツに滴ります
掠れた呼吸に咽喉を鳴らし、涙に濡れた瞳が懇願するように見上げてきます
怯えの色を見取って笑みを深めればますます見開かれる双眸と、逆に細く引き絞られる瞳孔
一方「……あ……ご、しゅじン、さま……っ……や、」
わざと見せ付けるように掌を翳せば大きく肩を震わせて息を呑む音が響きます
震える懇願の声に気を良くし、再び手を振り下ろします
一方「ひっ! やっ…いた、ィ、やめ、…や…っ、ひィ、ン!」
ぺちん、ぱちん、と弾ける音を立てて打ち付ける度にびくびくと背筋が跳ね上がります
未だ痛覚から直接に快感を得られる訳ではありませんが、振動が淫具を通して強制的に性感を嬲っています
また、一打一打の痛みが薄くともそれが何度も重ねられれば話はまた別です
立て続けに打たれた白い肌は熟れたように赤く、痛痒にも似た疼きと共にじんじんと熱を持っています
身体の奥で低く唸るモーター音は未だ続いており、齎される快感は苦痛に喘ぐ感覚を一層混乱させています
890 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/07(木) 20:43:39.68 ID:TFYNdYpT0
痛みと熱さがじわじわと表面を炙り、叩かれるたびに内側を嬲る淫具がぶるりと震えます
同じ様な手法を繰り返していけばその内、苦痛から性感を得られるようにもなっていくでしょう
ただ、早い段階からあまりやり過ぎると逆効果になってしまう恐れがあります
シーツに突っ伏した一方通行は尻を叩かれるたびに哀れな声を上げて身悶えています
女性めいた細い指は指先が白くなるほど握り締められています
声は引き攣って四肢を強張らせ、未だ痛みや恐怖が大きく上回っている事がわかります
今回はそろそろ収めてやった方が良いかもしれません
振り下ろそうとしていた手を止め、汗まみれの背中を撫でるように滑らせます
指先が背筋を辿って這い登る感覚に肩が跳ねます
一方「ンゥ…っ、…あ……は、ふ…っ」
臀部を叩く痛みと奥を震わせる刺激が止まった事で握っていた指がゆるゆると解かれていきます
じんじんと疼く尻を無意識に揺らしながら、汗まみれの首筋を撫で上げる手付きに身を震わせます
一方「…ゥあ…あ…、…はァ…ン、」
やがて呼吸が落ち着いてくると次第に痛みも薄れて来たようです
僅かながらも余裕が出来た神経は再び快感を拾い始め、喘ぐ声は早くも艶を取り戻しつつあります
蹲った体制のまま一方通行が上気した顔を持ち上げます
濡れた瞳は未だ不安定に揺らぎ、瞬く度に長い睫から細かい飛沫がぱらぱらと散っています
余韻は薄く引き摺っているようですがそれも徐々に鎮まっていくでしょう
紅潮した頬に唾液塗れの剛直を擦り付けると零れた体液がべっとりと跡を残します
筋を浮かせた先端に吐息を零す唇が触れ、差し出された震える舌先が割れ目から滴る熱い体液を受け止めます
たっぷりと滑りを湛えた舌が口内に引き込まれ、こくりと嚥下する小さな音が妙に鼓膜に絡み付きます
はあ、と熱っぽい呼気を一つ落とし、怯え交じりの情欲を孕んだ赤い瞳が上目遣いに窺っています
伏せた獣の姿態で顔だけを上げ細い腰をくねらせながら次の動きを待っています
鮮やかな赤みを残したままの尻がひくひくと堪らなげに揺らめいています
どうする? >>+2
891 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/02/07(木) 20:45:01.02 ID:TFYNdYpT0
毎度ご来訪有難うございます
一番ノってた部分が消えててちみっと凹んでおりますちくせぅ……
話は一応繋がって見える辺りが救いかなぁ
>>885
最近特にデレ原くンですので甘いですねぇ
ドSは健在だし前回も結構ねちっこくいじめてた筈だったんですけどふふ
>>886
木原くンに対しての従順さであり、仕事に対しての従順さでもあり、というところでしょうか
客に対してはお互いの好感度によって態度も違いますし、変動します
>>887
やり方によってはMになってもSが消えるとは限らなかったり
乱数ちゃンとか両用ですし
そんな所で今回は此処まで
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
892 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/07(木) 20:55:01.82 ID:7cwDY+BB0
バイブを一気に抜いて射精
木原くンの木原ジュニアで入り口ごりごり
893 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/07(木) 21:11:31.63 ID:KcBFEOVGo
乙
バイブ入れたまま素股
894 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/07(木) 21:16:28.58 ID:YwPOL0Z7o
乙
895 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/12(火) 01:22:54.08 ID:uV8HZUP00
>>893
「バイブ入れたまま素股」で参ります
雄の本能に訴えるような痴態に腹の奥でじくりと疼くものを覚え、木原は無意識に唇を嘗めます
屹立から零れる熱い滴りは既に白濁が混じり、擦り付けた頬や唇をべっとりと汚しています
薄く開いた唇から赤い舌を伸ばして先端をちろちろと嘗めている仕草はまるで仔猫がミルクを飲むようです
僅かすら零さないようにと集中しているらしく、丁寧且つ丹念な舌使いは中々悪く無い感触です
ですがそれなりに反応してる今の状態では刺激がささやか過ぎて少々物足りなくもあります
また、淫具によって与えられている快感とは言え奴隷が悦楽に耽っているのでは調教として成り立ちません
奉仕繋がりとでも言いましょうか、先ほどまでは口淫をさせていたので、次は素股をさせる事にします
一方「…え……あの、……このまま、で…?」
そう告げると、奥を穿つ感覚に背を震わせながら一方通行が恐る恐る問い掛けます
乳首のローターは勿論、前後のバイブも挿入したままです
この状態で素股を行えばどうなるのか、考えなくとも答えは明白です
信じられないと言わんばかりに瞠られる赤い瞳を黙って見下ろしていればやがてゆっくりと瞼が伏せられて
こくり、と小さく咽喉が鳴ると伏せていた身体がゆっくりと起き上がります
一方「……て、を」
「あん?」
一方「その……肩に…手ェ掛けても……、…っ、」
俯きながら呟かれた言葉に躊躇う手首を掴んで肩に掛けさせます
細い脚をそろそろと開き、腰掛けた木原の太腿を跨ぎます
体勢を変えた所為で奥の当たる角度が変るのか、青く静脈の透ける内腿がぴんと張って筋が浮かびます
おずおずと向けられた瞳はすっかり潤んで目尻まで赤く、薄く開かれた唇からは浅く速い呼吸が聞こえます
肩に縋りつく細い指もかたかたと震えていて、極度に緊張しているのが如実に判ります
与えられ続けている快感を堪えている所為なのか、或いはこれから齎される快感を予想している為でしょうか
恐らくは両者なのだろうと読んではいるものの、だからといって止めてやるつもりもありません
覚束無い動きを促す意味を含めて細い腰を引き寄せてやれば、びくりと肩が震えます
細く息を吐き、意を決したように唇を引き結んで
木原の太腿を跨いでいる脚を更に開き、位置を測りながらゆっくりと腰を落としていきます
接する直前躊躇うように一瞬だけ動きを止めたものの、木原が口を開く前に再び動きを再開します
密着させても薄い肉付き故にどうしても隙間が出来易い為、更にぐっと押し付けて股座に挟み込みます
そのまま腰を前後に動かせば、ローションや先走りに塗れた秘部と筋の浮いた男根が擦れ合います
一方「……あ、は……あァ……っ」
躊躇いや羞恥の色を含んでいたのは初めだけで、直ぐに喘ぎは蕩けて艶やかな熱を帯び始めます
幅広の肩口に縋りつくようにしながら、大事な部分を使って木原の剛直を丹念に扱いています
外側から圧す熱い肉棒と内側から押し広げる淫具に敏感な部分を挟まれごりごりと擦り立てられています
896 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/12(火) 01:24:00.81 ID:uV8HZUP00
一方「あ、あっ……ら、め……こ、ンな…のォ……っ、」
過ぎる程の刺激に堪らないとばかりに首を振り、崩れそうになる膝を堪えつつ懸命に腰を振っています
痩せた股座に屹立した逞しい男根を挟み込んで敏感な部分を擦り付け、ぬちゅぬちゅと粘ついた音を立てています
一方「あはァっ、ンあ、う……っひあ、あ、ァン…っ」
前後には淫具を埋め込んだまま、更に下からも刺激されて、声が引っ切り無しに上がっています
特にバイブレーションの動きが強まった瞬間はびくびくと全身を震わせて身悶えています
尿道を完全に塞がれている所為で先走りさえ吐き出す事も叶わず、割れ目を戦慄かせるばかりです
一方「はひ…っ、あ、ァ、っはァ…あ、ひィ…ン、…っはゥ…っ」
甲高く啼いて背を仰け反らせる度に繊毛状の突起が食い込んだ乳首がびくりと突き出されます
ぴったりと吸い付くローターに延々と啄ばまれて淡い桜色はすっかり赤く熟れてしまっています
乱れっぱなしの呼吸に合わせて薄い胸板が上下し、滑らかな腹筋がひくついています
肩に掛かる細い指も余り力が込められておらず、何かの拍子に滑って外れてしまいそうです
体勢と自重で圧し付けられている双球は今にも弾けそうなほど漲っています
男根を挟み込んで擦り立てるその弾力と熱さは直接的な快感を一層助長します
全体にのたくる蛇のような筋が浮き、そろそろ木原にも限界が近付いている事を示しています
直に触れる薄い部分が特に感じるのか、断続的に零れる嬌声は俄かに艶を増していきます
リズムを取るように自ら腰を振って固さと熱さを増した逞しい男根に敏感な部分を擦り付けています
益々溢れる粘液が皮膚を滑らせ、張り出した笠が裏筋から会陰を通って、尻穴から突き出した淫具の柄を叩きます
一方「ンぎィっ!? ――あ、あァあああっ!」
ごつり、と奥まで響く衝撃に鋭く息を呑んで一瞬硬直し、直後、悲鳴と共に細い背が折れそうなほど大きく仰け反ります
二つの嚢はぐっと内側に引き絞られ、勃ちっぱなしの根がびくびくと震えています
どうしても熱を吐き出せない苦しさに身を捩じらせながら、喘ぐ唇からはぼたぼたと唾液が滴り落ちています
木原の剛直が淫具を突いた瞬間、狙い済ましたようにアナルバイブが激しく震えた所為でしょう
目を見開きがくがくと痙攣する一方通行は軽く絶頂に至ってしまったようです
臨界状態だった身体は備える暇も無く上り詰めてしまったのでしょう
屹立しっぱなしの根はびくびくと震え、充血した割れ目がぱくぱくと戦慄いています
ですが尿道を完全に塞がれている為に漲る精を吐き出す事は出来ません
一方「あ……あゥ…う……、っ……あ、ひ……ィ、」
敏感な部分に喰らい付く淫具は未だ尚低く唸りを上げて性感帯を嬲り続けています
頭の芯が麻痺しているような感覚とは裏腹に、半ば無意識のまま一方通行は尚も腰をくねらせています
仰け反った反動が剛直を強く扱き立て、溢れた白濁が陰部に絡み付き、ねっとりと糸を引いて滴っています
薄く笑みを浮かべた表情には未だ余裕が見て取れるものの、漲った昂ぶりはどくどくと熱く脈打っています
どうする? >>+2
897 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/02/12(火) 01:28:01.63 ID:uV8HZUP00
毎度ご来訪有難うございます
土日に投下出来なかったですちくせぅ
でも一応少しずつペースは戻って来てるような。とか書くとまた遅れsゲフン
本編
>>896
の最後の一行の頭に「木原の」って付け足して下さい脳内で
すみません
そんな所で今回は此処まで
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
898 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 06:54:46.52 ID:7rIHohxM0
乙!
一方さんエロすぎてもっといじめたくなるな
ksk
899 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/13(水) 00:54:55.09 ID:CVoxXcgN0
ケツのバイブは一回抜いて、木原くンのを挿入してみよう
900 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 16:54:09.42 ID:he+5Vj9DO
ついに処女喪失かwktk
精液大好きな一方さんは、木原くンの精液で中も外もベトベトにしてしまえばいいと思うよ!
901 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/22(金) 00:02:41.23 ID:I9REeENT0
毎度ご来訪有難うございます
大分間が開いてしまってすみません
取り敢えず途中までですが投下しますー
開きっ放しの唇から嬌声と唾液を滴らせて一方通行が喘いでいます
入り混じって低く唸るモーター音はそれぞれ最も敏感な部分を嬲り続けています
どくどくと脈打つ熱い屹立に粘液塗れの陰部を自ら擦り付けて身悶えています
全身をびくびくと波打たせながらもいやらしく腰を振って淫靡な痴態を晒しています
時折奥を強く穿たれては悲鳴を上げて背を仰け反らせています
最初にアナルバイブを弾かれ一度絶頂に至ってから更に数回、浅いドライオーガズムを繰り返しています
内側に淫具を孕んだまま薄い皮膚でごりごりと扱かれる動きは中々悪く無い感触です
とはいえこの状態では木原の受ける快感よりも一方通行の得ている快楽の方がまだ大きいように見受けられます
久々に淫蕩に耽っている所為か珍しく下肢に漲る熱の限界が近いようで
(……あー……やっべ、ぶち込みてぇ)
すうっと細めた瞳の奥に欲情をちらつかせ、細い肩越しに薄らと肉付きの薄い臀部を見下ろします
滑らかな真っ白な肌にはまだ平手で打ち据えた際の余韻が薄赤く残っています
くねる腰の動きに合わせて尻が揺れる度に狭間にはちらちらと小さなリングが覗きます
(あのサイズが入るんなら俺のもいけるだろうがなぁ)
腰を引き寄せ、押し付けられて一際激しく乱れるのを愉しげに眺めつつ、木原は内心で呟きます
(店に出す前に具合を確かめておくのも仕事の内、ってか)
(水揚げで処女を高く売りつけるっつーのも選択肢だけどよ)
刻み込まれた悦楽も、施された拡張も、元々の素質だと言い切ってしまえばそれまでです
女性の膣の様に処女膜がある訳でも無いので是非を確かめる術もありません
能力の弊害による色素生成機能の欠陥故にまだ初物であると思わせる事は出来るでしょう
とは言え、客が勝手に誤解するのは兎も角情報を率先して騙る事は御法度です
(流石に両立は出来ねぇからなー……ちっ。面倒臭ぇな色々)
声に出さずに舌打ちしつつ、取り敢えずは尻穴を塞ぐ極太の淫具を抜き取る事にします
下肢では相変わらず張詰めた怒張と粘液塗れの陰部がぐちゃくぐちゃといやらしい音を立てて擦れ合っています
一方「あひ…っ、あ、あァ、っはァ…ン、」
「一方通行、身体倒すぞ。気ぃ付けろよ」
一方「ン、ンあ…っ、……あ、なに……ひゃンっ!?」
極短く告げて、惚けた鈍い反応に意地の悪い笑みを零し、細い太腿に掌を滑らせます
両膝を掬い上げつつ身を乗り出せば、やけに可愛らしい高い声を上げて後ろに倒れ込みます
細い肢体は抵抗する間も無く勢いに一瞬だけふわりと浮き上がりそのままベッドに背中から沈みます
902 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/22(金) 00:03:17.87 ID:I9REeENT0
上質なマットは軽い身体を柔らかく受け止め、突然の動きに驚いて硬直したのはほんの一瞬だけ
急に体勢を変えられて直ぐに着地が走り、しかも膝を深く折り曲げた形で押し上げられて、
一方「っああァあ…!」
折れそうなほど仰け反った細い頤、トーンの裏返った悲鳴が堰を切ったように咽喉を駆け抜けます
前触れ無く深い場所で振動する先端の当たる角度が変り、ぐりり、と抉るように奥を突き上げられれば堪えようもありません
「おーおー、またイっちまいやがって。射精も出来無ぇのに何度目だよ?」
一方「……あ……あ……」
揶揄う声を意識に止める余裕は無いらしく、余韻を引き摺るようにびくびくと震えています
落ち着くのを待たず膝裏から太腿へ手を滑らせ両側にぐいと広げます
反射的に内腿がぴんと張り細い筋が浮くものの碌に力が入らないらしく脚を閉じる事は到底叶いません
主に白濁交じりの先走りとローションに塗れた陰部の更に奥まった場所があられもなく木原の眼前に晒されます
つい先刻まで自ら擦り立てていた薄い皮膚は赤く熟れ、ねっとりと粘液に塗れて一層色味を濃くしています
小振りな双丘の狭間で目一杯押し広げられた窄まりがひくひくと震えています
そこから生えているようにも見える淫具の柄と、取り付けられた小さなリングが誘うように揺らめいています
指を通し、まずは感触を確かめるようにと僅かばかり力を掛ければその途端、
一方「…っ!」
固まっていた身体がびくんと大きく震えると同時に息を呑む音が聞こえます
いつの間にか振動は弱められているものの完全に停止した訳ではありません
みっちりと埋められた淫具は前後に動かされればそれなりの刺激を生み出す事は必定です
軽くとは言え何度も絶頂し、更にたった今一際激しく達したばかり
ただでさえ敏感な身体は今現在、過剰なほどに刺激に対して反応してしまう状態です
それを理解した上で躊躇わず引き抜く方向へ力を掛けようとする木原の動きを悟り、赤い瞳が大きく瞠られます
一方「あ……まっ、」
待って、と思わず零れ掛けた懇願が明確な音に成る前に
「せめてゆーっくり抜いてやるからよぉ、……意識飛ばすんじゃねぇぞ」
一方「……っ、……!!」
酷薄にすら響く愉しげな声に音にならない悲鳴が重なり、部屋に篭る淫靡な熱を裂くように響き渡ります
まだ途中ですが今回は此処までですすみません
安価等有難うございました
次の投下で処女喪失判定入る予定です
出来るだけ早く来たいと思います
それでは
903 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/22(金) 08:38:22.35 ID:XY5Lj60vo
乙
出来れば客じゃなく木原クンで・・・って思ってたのでナイスな流れ
904 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/22(金) 23:30:58.66 ID:qsUuCpeY0
そうだそうだ
905 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/22(金) 23:35:29.32 ID:UT3/1a4Co
垣根と麦野に買い取られて2人に嬲られて終わるのもいいな…
2人の財力なら借金返済して買い取れそう
垣根の能力で麦野にあれつけて一方通行を2人で嬲り尽くすのも見てみたい
906 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/23(土) 01:27:14.89 ID:X6fU+odi0
>>905
女キャラは駄目って前置きあるからそういうのやめなよ
907 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/23(土) 01:30:54.22 ID:d6if0ygfo
>>906
そうだねごめんよ
借金返済して買い取ることができる財力にだけ頭がいってたよ
908 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/24(日) 21:48:33.50 ID:4uT19Ia00
相変わらずのエロさに感服だぜ
客取るなら自分も垣根を推す
909 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/24(日) 22:22:39.58 ID:P9CYZJwDO
垣根いいね
垣根なら、今の木原くンがやらないようなひどいことも
躊躇わずにやってくれそうな気がする
910 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/25(月) 08:05:50.09 ID:QMwhdsEa0
木原くんとか垣根もいいけどやっぱ上条さんとかも見たい
あと個人的に青髪ピアスもみたい
一方さん処女喪失相手は木原くんでよかった
911 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/26(火) 02:30:56.06 ID:7oGPck080
>>902
の続きから
意識を飛ばさない瀬戸際を見極めつつ、言葉通り至極緩慢な速度でゆっくりと時間を掛けてバイブを抜き出された後
一方「…う…ァ、……あ、……っ…ひ、ィ……っ、」
濡れた目を見開き、尖った頤を上向け、細い咽喉を震わせて一方通行が身悶えています
達したばかりで敏感な内部を淫具の一番太い部分で強引に抉じ開けられ
薄い壁越しに前立腺をごりごりと擦られ続け、断続的に絶頂を繰り返し
絡み付く肉を捲りながらぴんと張った薄い皮膚を弾くように抜き出されて
強過ぎる快楽の余韻を未だに引き摺ったまま全身をびくびくと痙攣させています
固い異物が直腸内を奥から外へ移動していく感触は、排泄感にも似た快感と共に激しい羞恥を齎します
それは性感帯を抉るように擦り立てられる強い快楽と綯い交ぜになって思考を一層混濁させます
極太の淫具を銜え込んでいた尻穴はすっかり解放されたにも拘らずぽっかりと口を開いたままです
真っ赤に熟れた媚肉がまるで強請るようにうねり、ローションと腸液の混じった粘つく糸を滴らせています
呆然とした表情で惚けている一方通行を横目に、木原は自らの剛直を粘液塗れの陰部に擦り付けます
一方「っあ…!?」
びくん、と大きく身体が揺れ、虚ろだった瞳が急速に焦点を結びます
大きく開かれ無防備に晒された下肢にべたりと張り付く滑りを纏った熱の塊
どくどくと脈打つ鼓動さえ伝わってきて、眼前の光景と合わせて滑らかな頬や耳朶までが一気に紅潮します
一方「や…あ……っ、な、ン……!」
「何言ってんのか全然わかんねぇよ」
ぱくぱくと酸素を求める魚のように開閉する唇からは息が零れるばかりでまともな言葉を成していません
膝裏を捉えられ腰を深く折り曲げられている所為で、くちゅくちゅと濡れた音がやけに近くから聞こえてきます
真っ赤に熟れた孔の縁がひくひくと物欲しげに戦慄いているのさえ見えてしまう距離と角度
熱と粘液に塗れた肉がねっとりと糸を引きながら擦り合わされる生々しい光景から目を放せずにいます
会陰に雁を擦り当てながらゆっくりと位置をずらし、ひくつく孔の縁を膨らんだ亀頭でなぞってやれば、
一方「ひィっ!? ……あ、や……無理だ……ァ……ンな…でけェの…っ!」
震える唇からは、前に同じ様に尻穴に押し当てた時と殆ど違わぬ言葉が紡がれます
あの時は完全に怯えきった表情と声で全身をがちがちに強張らせていました
けれど、今は
確かに怯えの色は皆無ではないにしても、滲む期待と欲情は最早隠し切れないほど顕著です
細かい雫を纏った睫に縁取られ、しっとりと潤んだ瞳は媚びるような上目遣いで木原の挙動を窺っています
淫靡に色付いた肉壷はぽっかりと口を開け、熱い欲望の楔が埋め込まれるのを待ち焦がれてさえいるようです
912 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/02/26(火) 02:31:48.81 ID:7oGPck080
すっかり出来上がっている様子の一方通行が無意識に見せる艶かしい媚態に、腹の奥でずくりと熱が疼きます
それは下肢で漲る欲望に直結し、屹立した怒張を更に固く猛り立たせます
粘液越しに直接触れている敏感な部分がそんな変化を感じ取らない筈がなく
一方「うァっ!? え、あ、なン……っ急に、おっきく、なっ…」
更には、そんな台詞を耳まで真っ赤に染めながら狼狽えた調子で言われて滾らない訳がありません
初心な素振りで戸惑う赤い瞳に見せ付けるように、たった今まで内部に収められていた淫具を翳します
ローションと腸液に塗れててらてらと濡れ光る男性器を模した玩具を見て、揺れていた瞳が大きく瞠られます
「テメェのケツにゃ今の今までこんなもん銜え込んでたんだぜ? 入らねぇってこたぁねぇだろ」
一方「……あ……うゥ……」
業とらしく咽喉を鳴らして哂ってやれば返って来るのは呻き声だけで
思っていたよりも随分と凶悪なサイズにどうやら言葉も出ないようです
代わりの様に、尻穴がひくひくと震え、宛がわれている亀頭をやわやわと刺激します
「上の口より下の口の方が全然素直だなぁ、オイ」
にやにやと唇を歪めて揶揄いの言葉を投げても素直じゃない口から声は出てきません
「もう一回、限界まで広げてごりごり擦られて奥までガンガン突かれてぇんじゃねぇの?」
声低い声で耳元に囁いた台詞に顕著な反応を返したのはやはり素直な方の口で
一方「…ンっ…!」
「…っ、……テメ、急に締め付けんじゃねぇよ」
戯れ半分で僅かに押し込んだ先端にきゅうきゅうと吸い付かれ、流石に木原が小さく呻きます
限界瀬戸際で律している熱はもし一方通行であれば既に幾度も精を迸らせている程漲っています
そんな状態で解放を誘うような刺激を与えられれば寧ろ耐えていられるのが不思議なくらいです
盛大に吐き出したらさぞかしキモチイイだろうと思いつつ、冷静な思考を巡らせます
指や淫具の挿入を重ねつつも未だ本番には一度も至っていない事
そろそろ店に出す為の審査に掛けても良い状態に仕上がっている事
自分が処女を散らす機会は恐らく今日か明日しか残っていないだろうという事
言葉にも態度にも欠片も出すこと無く、木原は自身に向けて最後の確認を問い掛けます
処女喪失? >>+2のコンマ以下一桁[12:34:56.78なら8]で判定
1-9 処女喪失(→体位安価へ)
0 挿入しない(体位安価無し)
※デレ具合と執着具合が高いので甘めです
初挿入の体位? >>+4
※体位安価は↑で「1-9 処女喪失」になった場合のみ有効となります
※現時点は正常位っぽい感じの位置関係
※難易度によっては一方通行が対応出来無い可能性が有ったり無かったり
913 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/26(火) 02:33:46.32 ID:Ve0/R/ueo
ksk
914 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/02/26(火) 02:34:20.12 ID:7oGPck080
毎度ご来訪有難うございます
凄ぇ半端な所でぶった切ってしまってすみません
ペース云々言うと遅れるジンクスでもあるんだろうか
>>898
有難うございますどんどんいじめてあげて下さい
>>900
何時の間にやら中毒になっちゃってますたエロい
>>903-904
,
>>910
木原くンも自分で散らしたかったみたいです
後は判定で9割処女喪失ですが、どうなりますやら
>>905-907
実は身請けも出来たりします。条件厳しい反面、機会は財力に制限されず割と平等にあったり
正直むぎのん男性化とか格好良さそうで凄ぇ心惹かれるんですが
残念ながらTS含め女性はNGですすみません。例外は鈴科百合子嬢(仮名)のみで
>>908-910
相変わらずていとくん大人気なのはやっぱりデレ原くンじゃSっ気不足な所為だろうか…
今の所は基本ドS設定ですが、どうなりますやら
上条さんや青ピも含め、出演予想キャラは性格パターンが幾つか有ったりもするのですふふふ
ところで以前グロの範疇じゃね?と申し上げた触手ですが
ぶっちゃけ解禁しちゃおうかなーと思ってるんですが如何でしょうかね
マニピュレータとか木原印の触手型生物とか未元物質で触手モドキとか陰陽術オイシイよね!とか
主に未元物質と陰陽博士の所為で妄想が止まらない。でも一番滾るのは木原印
そんな所で今回は此処まで
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
915 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/26(火) 03:59:04.77 ID:tMP5wEUIo
乙
916 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/26(火) 05:08:27.95 ID:4gkvt8HDO
乙
処女喪失キター!
917 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/26(火) 05:26:25.00 ID:wuI1xQ7y0
乙!処女喪失おめでとう!!
お互いの顔が見えるよう正常位で
918 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/26(火) 07:44:07.11 ID:eqOITigE0
正常位正常位
919 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/26(火) 11:27:28.14 ID:JdDm7qr50
処女喪失おめ
触手ぜひやってほしいです
920 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/26(火) 11:36:01.75 ID:bcJUAgdq0
対面座位もいいんじゃないのっと
921 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/26(火) 17:49:34.21 ID:+uWSq6+s0
折角なんでラブラブエロエロ希望
死語か
922 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/27(水) 01:54:16.31 ID:m3YQv0fa0
甘々な木原くンと一方さんだから対面座位もいいな
ギュッギュしながらちゅっちゅしてるのも見たいww
923 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/03/04(月) 01:13:03.52 ID:JJEZVc0Q0
>>915
「7 処女喪失」
>>917
「正常位」で参ります
延々と淫具で嬲られ続けた菊門は解放に安堵するより寧ろ虚空を埋める物を欲しがり、強請るようにひくひくと震えています
猛り立つ怒張の先端から溢れる白濁が熟れた媚肉をとろとろと伝うそのコントラストが妙に目に焼き付きます
ぽっかりと開いたままの柔らかな入口に固く膨らんだ亀頭を改めて宛がいます
一方「あっ…」
今回のその動きはもう形ばかりのものではないと気付いたのか、一方通行がはっと顔を上げます
思わずといった調子で漏れた声も、驚きに瞠られた赤い瞳も、欲情に濡れた期待を怯えた色の下に孕んでいます
あからさまに求められるよりも余程情欲を煽る媚態に薄く笑みを零し、改めて細い腰を引き寄せます
「処女喪失オメデトウ、ってなぁ。……力抜いとけよ、一方通行」
まるで誂えたかのようにぴったりと密着する秘部はお互いはっきりと判る程に熱を帯びています
一方「しょっ…!? って、あ……き、木原く、」
「――挿れるぞ」
一方「……っ、……ァ……!」
酷く焦った声が呼び掛けるのを意図的に遮り、蕩けそうなその感覚に誘われるように木原はゆっくりと腰を押し進めます
ぐぶぶ、と、いやらしいほど生々しく粘ついた音を立てて擦れ合う肉と肉
開いたままの入口を更に抉じ開けて入り込んでくる熱の塊に、零れそうなほど大きく瞳が見開かれます
一方「あ、うァ、…ひ…っ、」
「……ちっ。……オイ、一方通行、もっと力抜きやがれ」
熱の篭った喘ぎは隠し切れない怯えを孕み、連動して尻穴がきゅっと窄められます
僅かに押し込んだ先端を急に絞られ、思わず眉を顰めつつ木原が宥めるような声を掛けます
下肢の感覚に意識の殆どを持って行かれているらしく反応は芳しくありません
それでも辛うじて意図は届いたようで、反射的に閉じかけた膝がゆるゆると開かれていきます
細い咽喉を震わせ、浅い息を繰り返しながら、紅潮した面が木原をそろそろと見上げます
呼気を吐く薄く開かれた唇は無言のまま、潤んだ赤い瞳に焦がれる色を見て取って、木原は再び腰を動かします
一方「あ……はァ…っ……くゥ、あ……っ」
指とも玩具とも全く違うその圧倒的な熱量と質量の予感に、細い体躯が慄くように震えます
けれど拒絶の色は既に無く、寧ろ熱く蕩けた肉壁が自ら奥へ引き込もうと蠢いていて
924 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/03/04(月) 01:14:19.98 ID:JJEZVc0Q0
脳裏が眩むほど淫らなその動きに誘われるまま、勢いよく腰を沈めます
張り出した笠が限界まで穴を押し広げ、柔らかな肉を強引に掻き分けて、滾る欲望を一気に根元まで埋め込みます
一方「っあァ、あ――あああァあァァァっ…!」
「…くっ…!」
引き裂くような甲高い悲鳴と共に仰け反った細い頤が天を向きます
今にも蕩けそうな感触でありながら反面ぎちぎちと締め付けてくる後口に流石に木原も小さく呻きます
「くっそ……柔らけぇクセにキツイとか、中々の名器じゃねぇか…、っ、」
搾り取るように蠢く肉の感触を味わいながらふと目を落とせば一方通行の根がびくびくと脈打っています
細い淫具を奥まで銜え込んだまま、真っ赤に充血した割れ目がぱくぱくと戦慄いています
既に何度も達していながら未だに一度も精を放っていない為、双珠は今にも弾けそうなほど固く張り詰めています
どうやら今の挿入で再び達したらしく、一方通行は性器だけでなく全身を波打たせて身悶えています
耐えかねた様にふるふると首を振る度に白い髪がシーツの上で散らばります
一方「ァ、は、……あ、っい……ィ、っ…はら、く……、ゥ、」
「あぁ? どうした?」
まともに喋ることすら困難な様子で口を開く一方通行が名を呼ぶのを辛うじて拾い先を促します
きゅ、と軽く唇を引き結んだのが、何かの意志を固めたかのようにも見えます
僅かに訝しげな色を浮かべる木原の様子とは裏腹に赤い瞳は真っ直ぐで、濡れた唇がゆっくりと開かれます
一方「は、ァ、あ…づい、……っ木原、くンの……熱いィィ……っ」
言葉通り熱に浮かされた声で、何ともいやらしい台詞が返ってきます
以前の、挿入はせず精液のみ注ぎ込んだ時にも似たような言葉を漏らしていたのが思い出されます
形だけは精巧に作られた紛い物の男根で犯されている時とは明らかに一線を隔した反応です
許容量を越えるほどの感覚に翻弄され、熱に浮かされた譫言の様な囁きは続きます
一方「本当に……俺ン中……っ木原くンのが…ァ……っふ……入って…る…」
快感と羞恥と隠し切れない些かの苦痛に、白い頬や耳までをも茹で上がったように真っ赤に染めて
顰めた眉に下がった眦、はくはくと震える唇の端に漂う仄かな笑みは紛れも無い歓喜を孕んでいて
一方「……俺の、処女……っン、はァ……木原くン、に……、」
夢見心地でさえある声でうっとりと囁きながら、一方通行がふにゃりと笑み崩れます
一方「……嬉し、ィ、……っ」
「……一方通行、」
目を瞬かせ、半ば無意識に名を呟いた木原の視線の先で
言い終えると同時、ぽろり、と大粒の涙が一滴、滑らかな頬を伝って零れ落ちます
それらの意味するものを悟り思わず言葉を失った木原を濡れた瞳が見上げています
深い部分で繋がったままの状況にそぐわず無垢にすら映るその表情に、木原は胸の辺りでざわりと疼くものを覚えます
925 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/03/04(月) 01:15:41.99 ID:JJEZVc0Q0
情欲とは些か次元の異なるその熱は、けれど同時に、滾る下肢に確かに直結するものでもあって
一方「ひあァ…っ!?」
深く埋め込まれた雄の象徴が更に体積を増して締め付ける胎内を内側から強引に押し広げます
身体の中と外をびくりと跳ね上がるように大きく震わせ、一方通行がまるで女のような高い啼き声を響かせます
一方「ンっ…またおっき――ひンっ! い、ァ、あひィっ…!」
いやらしく絡み付く内壁の動きを眉を顰めてやり過ごしつつぐりぐりと奥を穿ちます
細い指がシーツに皺を寄せ、大きく開かれた内腿がぴんと張詰めひくひくと痙攣しています
薄い背を弓形に撓らせ、小さな淫具に啄ばまれたままの乳首を晒すように胸を突き出しています
快感から逃れようとしているのか、それとももっと欲しがっているのか、掴まれたままの腰をくねらせています
一方「ひっあ、や……っあ、あゥ…!」
「はっ。処女喪失したてのクセに自分からケツ振って善がりやがって、このエロガキが」
一方「っひぐ、う、ァあ、っは…あ、ンァあっ!」
何かの形を取り掛けた内心のざわめきを誤魔化す様に木原はにやりといやらしげな笑みを閃かせます
熱い肉棒はずちゅずちゅと粘つく水音を立てて胎内を掻き回しています
そろそろ本格的に限界を間近に感じながら、尚も余裕を含んだ表情は崩さず段々と律動を激しくして行きます
突き上げる動きに比例して引っ切り無しに嬌声を高めていく一方通行の耳元に笑みを含んだ唇を寄せます
「ナカ掻き回されんのがそんなに気持ち良いかよ、雌犬」
一方「あ、あン…っ、はァっ、…は…はい、き、もち、ィ……っ――ひぎィ…!」
「…くっ…!」
蕩け切った表情と声で思いもよらず素直に答えを返され、木原は小さな舌打ちと共に思い切り奥を抉ってやります
妙に獣染みた、違う言い方をするなら本能的な欲望に満ちた呻き声を漏らして、一方通行がびくんと身を竦ませます
と同時に深い部分が一際きつく怒張を締め付け、流石に大分切羽詰った呻きが零れます
恐らく一方通行自身は無意識のまま、追い討ちを掛けるが如く漲る熱を搾り取るように肉壁がうねります
どうする? >>+2
926 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/03/04(月) 01:17:29.87 ID:JJEZVc0Q0
毎度ご来訪有難うございます
一方通行処女喪失おめ!
ついでに特大のデレ入りました結構夢見る乙女的な思考回路…?
そして何だか木原くンがツンデレに足を踏み入れている様な気がしないでもない今回ですた
>>917-918
,
>>920-922
初挿入の体位が対面だったらラブエロ傾向かなーという訳でこんな感じで
まだまだエロは続きます。の予定
>>919
ぶっちゃけ
>>1
が書きたいので解禁にします。読みたい方は安価ぷりーず
でも中身には期待しないで下されー
そんな所で今回は此処まで
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
927 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 02:22:42.09 ID:oKzSwY9I0
これ木原くン以外には靡かない完全木原ラブなのか、実は他の男にも同じような事言っちゃう小悪魔ビッチなのかどっちに進むんだろう
928 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 03:01:32.18 ID:griMI5un0
おっつおっつ、相変わらずエロ可愛い
安価だったら騎乗位にして言葉で煽りながら一方さんに腰振らせる
929 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 06:10:33.49 ID:q83fOG1So
おつ
処女喪失オメデトウ!
一方通行さんがエロカワイイ
戸惑っててる木原くんもちょっとカワイイ
930 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 12:45:28.89 ID:YnjMvkcB0
ついに喪失きたかァー!!一方たん可愛いったらない
そりゃ木原くンもザワつくだろうそうだろう
エロたぎるわ
>>1
乙 これでまた一週間がんばれまする
931 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 15:26:06.67 ID:JhQVvTTr0
もう二人で末永く幸せにエロく暮らせばいい気がしてきた
932 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 17:35:18.62 ID:vKCMJrYS0
>>931
木原くンが身請けしてくれれば叶うな
そんなルートも読んでみたい
…木原くンのデレが最高潮、かつタイミングが合えば叶うんだろうか
933 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 17:52:51.50 ID:MTqeHiVw0
幸せそうな笑顔浮かべる一方通行を酷い扱いして泣かせたい
934 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 19:14:32.45 ID:3jJHB+CJ0
乙
一方さん可愛すぎて昇天する
一方さんには幸せになってほしいけど酷い目にもあってほしいなあ
935 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 19:30:33.56 ID:KBfRpunDO
エロ可愛い一方さんと
>>1
乙
もしもの話だが
木原くンや客が一方さんを身請けしたらその後どうなるの?
身請け先での話が続くの?
それとももしかして終わり?
936 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 21:46:53.60 ID:CN6e+QJJ0
乙!
一方さん処女喪失おめ!
執着レベルが更に上がりそうだけど、木原くンはマジで店に一方さんを出せるのか?
でも、客に非道いことされた一方さんを優しく慰める(精神的な意味でも身体的な意味でも)慰める木原くンもいいかも!
937 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/03/11(月) 02:26:10.46 ID:u4MLfunB0
>>928
「騎乗位」で参ります
射精を促す内壁のうねりに息を吐いて自らを落ち着かせ、木原は一方通行の様子を窺います
薄い腹筋を引き攣らせ、細い内腿を痙攣させて、止まらない律動に引っ切り無しに喘いでいます
漲る熱を抑えるのも本格的に限界が近いのを自覚している木原はそろそろ吐き出してしまおうかと画策をします
中に出された時の一方通行の反応を思えばこのまま奥に注ぎ込んでやるのも悪くは有りません
とはいえ、ただ単に自分だけが動いて終わりというのは如何なものだろうかと思考を巡らせます
単に快楽を得る為の性交ならばそれでも問題は無いのですが、一方通行はこれから店に商品として出なければなりません
客となる連中は皆それ相応の対価を払って買いに来るのです
単純に性欲処理する為の穴としてならば今の状態の一方通行に教え込む要素は大してありません
自分で好きなように腰を振って精を放つだけで終わりという客もいるでしょう
訓練が必要なのは一方通行が動く事で相手に快楽を与える為の技術です
今ならばある程度好都合な条件も揃っている事ですし、基本的な方法を試させてみる事にします
腰を支える手に力を込め、片方の手を背に滑らせます
身体の内部をぐりぐりと抉る動きが弱まり、背中に回った大きな掌が引き寄せようと力が掛かります
一方「ンァ、あ、っは……ン、何…? ――ひァああっ!?」
喘ぐ息の下で不思議そうに窺う一方通行に応える事無く一気に上体を引き起こします
もうこれで何度目になるのかも解らない、甲高い悲鳴が再び響き渡ります
入れ替わるように木原が仰向けになれば、腰に跨って腹に手を付き身悶えている一方通行が目に映ります
一方「っひ、ィ、はひ…っ、」
肘も膝も今にも崩れそうにがくがくと震わせながら息を切らせています
以前に同じ様な体勢になった際の、白い肌に無数の花弁を散らせていた光景が一瞬重なります
至る所に所有の証を刻まれて恥ずかしげにしていた初心さは可愛らしささえ感じさせる様子で
一方「あ、う……くゥ……、っふ、…ンン、……っ」
それが今では、全身を淡い桜色に染め上げ濡れた喘ぎを零しながら身悶えています
奥を穿つ剛直を自らの体重で更に深く銜え込む形になり、蕩けた内壁は放すまいというように肉棒に絡み付いています
深い悦楽に浸りながら尚も快楽を求めて自ら腰をくねらせる様は何とも淫らがましく映ります
一方「ンァ……あ……木原、くン……?」
体勢を入れ替えてから一切動きを見せない木原に、漸く呼吸を鎮めた一方通行がかくりと小さく首を傾げます
熱の篭った呼気を漏らしつつ、そっと窺う瞳には何処か焦れたような色が宿っています
どうして動いてくれないのかと疑問がありありと見て取れる表情に内心で笑みを零します
限界間近の漲る熱をはぐらかすように表面ばかりは素っ気無い調子で木原が口を開きます
「つーか先刻からテメェばっかアンアン喘いでイきまくってよぉ。これじゃ調教にならねぇだろうが」
一方「あゥっ……ご……ごめン、なさ、」
ぐり、と一度だけ奥を突き上げてやれば肩をびくりと跳ねさせながらも、少しばかり怯えた様子で声を震わせます
下から見上げる体勢にも拘らず上位から見下ろす視線に息を詰め、大人しく次の言葉を待っています
938 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/03/11(月) 02:26:40.20 ID:u4MLfunB0
「悪いと思ってんなら、そうだな……一方通行、オマエ、自分で腰振って俺をイかせてみろよ」
一方「……え」
些か意地悪げな笑みを含んで告げられた思い掛けない内容に、濡れた瞳が大きく見開かれます
手淫や口淫と違い、後口での行為は今までその殆どが刺激を受容するばかり
引き締まった腹筋に付いた手がきゅっと握り込まれ俯いた様子は葛藤しているのが明らかです
「俺もそろそろ一発抜きてぇんだよ。いい加減限界だっつーの?」
揺れる瞳を見遣りつつ、あくまでさらりとした口調はそのままに
「条件は緩くしてやってんだぜ。出来無いとは言わねぇよな?」
多少難易度を下げてやっているような物言いですが、要するにいいからやれと言っている訳で
「腰上げて、落として、振って。反応良いとこ探しながら色々動かしてみろ」
一方「う……うン……」
もぞもぞと身動ぎつつも一体どうすれば良いのかと戸惑う様子に、教えるというには至極簡素な言葉を掛けると素直に頷きます
一方「ン…っ」
気を抜けば崩れそうになる肘と膝を突っ張り、密着する腰をゆっくりと上げていきます
ずるる…と抜き出されていく怒張と共に赤く熟れた媚肉が少しばかり捲れ、混ざり合う粘液が糸を引いて滴り落ちます
同時に内壁がまるで精を搾り取ろうとするかのように絡み付いてきます
一方「ひ、ィ……あ……う、」
「凄ぇぎっちぎちに締め付けてんぞ。食い千切る気かよ」
半分ほど姿を覗かせた逞しい男根は表面にくっきりとのたくる蛇のような筋を浮かせ、どくどくと脈打っています
「おら、止まってんなよ。テメェで入れろ。一番奥までな」
一方「は……ァ、あ…っ…ン、……はゥ…っ…」
「もたもたすんな。そんなんじゃ何時まで経っても終わんねぇぞ」
はふ、と熱い息を零し、覚悟を決めるように目を伏せ、今度はぐっと腰を落とします
一方「く、ゥ……あァ……ひゥ…っ」
ぐぶぶ、と空気の漏れる音を立てて剛直が飲み込まれていきます
直腸を犯す肉の熱さと内蔵を押し上げられる息苦しさに息を乱しつつも何とか根元まで中に収め切ります
にやにやと笑みを浮かべて眺める木原の視線に促されるように、拙い仕草で抜き差しを繰り返していきます
「中びくびく震わせやがって。自分ばっか良くなってじゃねぇよ」
一方「あ…あゥ……っン、ふ……はァあ…っ」
「もっとケツ締めて腰振ってぐっちゃぐちゃに掻き回せっての」
ぞくぞくと背筋を這い登る感覚に身を捩り、細い四肢をがくがくと震わせています
張り出した雁が縁に掛かるまで抜き出し、自ら迎え入れるように脚を大きく開いて根元まで飲み込みます
939 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/03/11(月) 02:27:30.96 ID:u4MLfunB0
初めは躊躇いがちだった腰を振る動きはすっかり滑らかになり、口端からだらしなく唾液を零しながら快楽を貪っています
一方「ふァ…っ…あ、は……ひィン…っ…」
「この短時間に随分と慣れてきたもんだな、一方通行?」
しかも自らの快楽を追うだけでなく、木原の根が反応する動きを重点的に反復しています
剛直がぶるりと身を震わせればその動きが刺激となって一方通行にも更なる快楽を齎す事を悟っているのです
「途中からずっと腰振り通しじゃねぇか。…っ、エロい面しやがって」
一方「ひンっ……らってェ……気持ちィ…っ……ァ…止まン、ないィ……っ」
犬のように差し出した舌から唾液を滴らせ、堪らず首を振りながら、甘ったるい声が零れ落ちます
上下の動きで抜き差しをしつつ前後左右にも腰をくねらせ、内壁に押し付けるように剛直を擦り立てています
勃ちっ放しの根が軽い絶頂を示してびくびくと震える間も、腰の動きは完全には止まりません
全身を襲う快楽の波に感覚が覚束無くなりながらも盛りの獣染みた仕草で銜え込んだ楔を緩急付けて絞り上げています
浅い経験に反してまるで色事に熟れた娼婦の如く、蕩けた内部が精を搾り取ろうと蠢いています
先刻口にした言葉通り限界の近い木原の根が流石に耐えかねたように一際大きく震えます
「っ…く、」
一方「ふァ…っ!? ……ン、はァ……木原く……、」
敏感な部分で変化を感じ取った一方通行が、とろんとした目で木原を見詰めてきます
一方「……オレで、ちゃンと、……っン……気持ち、ィ…の……?」
「…ちっ、」
乱れた呼吸の下から問い掛ける声に思わず小さな舌打ちをするも、息が上がっているのは否めません
膨張し切った熱の塊を物欲しげにきゅうきゅうと締め付けて、一方通行が嬉しそうに唇を緩めます
「……。そろそろ、出すぞ」
直接的な答えではないにしろ、結局は肯定と同意義の言葉を返し、放していた手を再び腰に添えます
「あぁ、一応訊いてやろうか? ザーメン大好きな雌犬ちゃんよ。何処に出して欲しい?」
一方「ひン…っ、……な、中にィっ……、」
動きを押さえ込まれ、奥を軽く抉られて悲鳴を上げつつも、反射的に答えを返します
一方「ごしゅじンさまの…熱いのっ……お腹いっぱい……下さいィ……っ」
「――迷い無しに即答かよ、この精液中毒が」
淫靡な嘲笑と共に猥褻な罵倒を投げ付けて、さてどうしてやろうかと木原は意地悪げに目を眇めます
何処に射精する? >>+2
A.そのまま(騎乗位で中出し)
B.押し倒す(正常位で中出し)
C.ぶっ掛け(掛ける先も選択して下さい)
D.その他(自由安価)
940 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/03/11(月) 02:29:38.40 ID:u4MLfunB0
毎度ご来訪有難うございます
ちゃんと煽れてますでしょうか相変わらず台詞回しに自信無いですすみません
あとコレ或る意味木原くン焦らしプレイじゃね?とちょっと思った今回ですた
>>927
大まかな方向性はほぼ固まってますが、今後変化する可能性もまだまだ、な感じです
店に出す際にその時点での状態をさらっとお知らせする予定ですのでその辺もご参考に
>>928-930
ちゃんと一方通行エロ可愛く書けてますか恐縮です有難うございますわーい
ていうか木原くンもですか。以前にも言われてましたが…そうか、可愛いのか… 同志がいて何よりですふふふ
>>931-934
実は木原くンも身請け出来ますのでルート可能性は有りです
恋人でもペットでも性欲処理専属奴隷でも「ごしゅじンさまの好きにしてくれて良いンだぜェ…?」
いちゃラブエロで善がり啼かせるのも愉しいけど手酷く虐めてマジ泣きさせるのも愉しいですよねふへへ
>>935
身請け=借金返済になるので目的達成になるんですが、どうしましょうか
幾つか案は考えてるんで、そうなった場合はアンケでも採らせて頂こうかと
>>936
上がりますけど出します。木原くンは雇われご主人様なので命令には従わなければなりませんのです
……という建前の裏で、実際に木原くンが何を思ってどう動くのかはまた別ですよねぇふふふ
ところで
そろそろ次スレ準備の時期かと思うのですが…「2」って付けるだけでも良いのかなぁと悩み中
タイトルつけるの苦手ですどうしよう
あと「安価」って入れるべきなんでしょうか? このスレ立てる時にはすっかり忘れてたんですが
そんな所で今回は此処まで
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
941 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/11(月) 02:41:46.73 ID:BErwFoHDO
待ってましたー乙!
初めてなのに一方たんエロいよエロいよー
木原くンの言葉責めがすごく好きです
スレタイは、>1さんが負担にならないようにすればいいと思います
現行タイトル+2でも、十分わかりますし
942 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/03/11(月) 03:40:38.76 ID:RQxs2qEDO
久々過ぎて抜けましたすみません
騎乗位
合否の判定をして下さい >>+1〜5で多数決安価
↑の次回行動安価と被っても構いません
943 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/11(月) 07:19:06.00 ID:9M/TkxtR0
乙!
もちろん合で
安価ならB
944 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/11(月) 08:04:10.45 ID:fupfVVsVo
乙乙!
今回も一方さんはエロ可愛いなー
合で
945 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/11(月) 12:52:09.33 ID:gThEyVklo
乙
合で
946 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/11(月) 14:19:50.43 ID:QrzP6qPk0
超乙!もちろん合です
初心っぽいのにおねだりしちゃう一方たんエロ過ぎ可愛い
木原くんしっかり言葉責めしつつ優しいな
947 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/14(木) 11:54:46.64 ID:3L6giYLF0
go
948 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/03/18(月) 02:58:30.04 ID:2cEhPj/l0
>>942
騎乗位の合否判定は合5:否0で「合」
>>943
「B.押し倒す」で参ります
ずちゅ、ずちゅ、と肉が擦れ合ういやらしい音と主に、泡立った白濁が結合部から零れ落ちています
一方「あゥ、あ、っ…はァ、ン、」
そろそろ力の入らなくなって来た腕で懸命に上体を支え、細い肢体を獣のようにくねらせて、淫蕩な快楽を貪っています
一方「はっ……く、ふゥ…っ…」
同時に、身体の深い部分まで穿つ熱の塊が脈打つ響きの変化に限界の近さを感じ取りながら、何とか絶頂へ導こうと懸命に腰を振ります
上下の動きに合わせて後口をきゅうっと締め付け、銜え込んだ剛直から精を搾り取ろうと内壁を震わせます
まるで初めてとは思えないほど熟れた反応に、紅潮した頬を見上げます
波のように押し寄せる快感に僅かに眉を寄せつつ、それでも少しばかり足りないな、と内心で呟きます
大分覚束無くなっている動きでは深い性感こそ得られるものの、決定打には後一歩二歩ほど届かないようです
とはいえ、まだ十分体力の残っている内であれば、或いは木原でなければ、射精まで導く事も出来たのかもしれません
「ったく、何処で覚えてきたんだか……随分と良い具合じゃねぇか」
一方「あ…ひァ…っ、ン、ン……はゥ…っ」
腰の動きは止めないまま、辛うじて聞き取れたらしい木原の声に、一瞬だけ潤んだ瞳がとろりと緩みます
そして、きついほどの締め付けが一旦緩まり、腰を落として根元まで銜え込むと同時に縁から奥へと漣の様に肉壁が震えます
「……っ」
後少し気を抜いていれば持って行かれていたかもしれないと思うほどの快感が腰から背筋をぞくぞくと這い登ります
恐らくはそれが一方通行が自分だけで木原を達させる最後の機会だった筈で
どうせならそのまま吐きだしてしまえば良かったかという気分がちらりと掠めます
反面、調教者の立場としてはそう易々と目的を果たさせるのも如何かとも思う訳で
どちらにせよ今ので絶頂に至らなかった以上、後は一方通行が動くだけで最後まで行き着く事は難しいだろうと思われます
「まぁ、正直ちっと物足りねぇがな。初挑戦で及第点、って事で多少は大目に見てやる」
一方「っは、ふァ…あ、……ひァうっ!?」
台詞の後半で唐突に身体を起こし、バランスを崩した一方通行の脚を膝裏から掬い上げると、
「ご褒美だ。テメェの大好きな熱いザーメン、奥までたっぷり注いでやるよ」
一方「ひ、ぐっ……!」
再び体勢が逆転し、シーツに背を沈められ、深く折り曲げた脚を押さえ付けられて、詰まった息に苦しげに呻くのも束の間
「零すんじゃねぇぞ、一方通行ぁ……っ」
一方「あ、ああァあああァァっ!」
身体を二つに折り畳まれた体勢で深く突き立てられた亀頭に最奥を抉られ、締め上げられたような悲鳴が上がります
限界まで張り出した笠に性感帯をごりごりと容赦無く擦られ、一方通行がもう何度目になるか判らない絶頂を迎えます
漲る怒張が中でぶるりと大きく震え、次の瞬間、先端から勢い良く濃厚な白濁が迸ります
太い肉棒でみっちりと埋められた肉壷に外へと逃れる間隙はほぼ皆無で
一方「うァ、あ、――ひ……っィ、……っ……!」
指や男根では到底届くべくも無い深さまで、形や固さを持たない流動する熱の塊は容易く侵入を果たします
四肢の動きとは裏腹に、迸りを叩き付けられた内壁は寧ろより奥へと誘うようにいやらしくうねっています
949 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/03/18(月) 02:59:50.78 ID:2cEhPj/l0
どくどくと溢れ出た熱い奔流は柔らかくも狭い肉壁の隙間を縫って奥へ奥へと入り込んでいきます
未知の領域まで犯される感触に無意識に逃れようとする身体を抑え込み、更に腰を押し付けます
真っ赤に熟れた媚肉は注がれる精を一滴も漏らすまいとするようにきつく締め付けています
一方「ひィっ……っィ、あっ…――はゥ…っ…!」
まともな音を成さない悲鳴を途切れ途切れに上げながら、ずっと絶頂から下りれずにいるようです
最初の吐精の勢いが収まっても律動は止めず、沸き起こる射精感と促す締め付けに逆らわず更に二度、三度と、迸る熱を叩き付けます
脈打つ怒張を包むのが柔らかく蕩けた内壁なのか濃厚な精液なのか判らなくなるほどにたっぷりと注ぎ込みます
ぴったりと合わさった肉の微かな隙間からほんの僅かばかり白濁が滴るものの、その殆どは内部に留められています
零すなと告げられた言葉が無意識の内に深く穿たれたままの男根を媚肉でに締め付け、それらが栓となって零れるのを塞いでいるのです
淫具を飲み込んだままの一方通行の根は絶頂の度にびくびくと震えるだけで、双球も未だがちがちに張詰めています
細い肢体を激しく痙攣させ、眦から滂沱の涙を零し、口端から唾液の糸を滴らせながらあられもなく身悶えています
圧倒的で激しい性感と、じわじわと染み渡る微かな苦しさが入り混じり、何処か倒錯的な色を孕んだ深い快楽を齎しています
ともすれば飛んでしまいそうな意識が強過ぎる快感の所為で強引に引き止められている状態です
一方「ァ、づ……、ン……っはァ、……きは、ら、く」
「あぁ…?」
滑らかな真っ白の肌を今や全身鮮やかなピンクに染め上げ、白魚のような指先で木原の腕に縋り付く様はなんとも淫らで
呼吸も覚束無いというのに淫蕩な笑みすら浮かべて一方通行がうっとりとした口調で呟きます
一方「…あづ…ィ、……っおなか…ァ……きもち、ィ、くてェ……」
一方「…俺ェ……あた、ま……融けちゃ…」
へらり、と何処かの螺子が抜けような調子で漏らした呟きは比喩にしてもやけにしっくりと当てはまる言葉で
されるがままに奥深くを揺さぶられながら、すっかり緩みきった表情を浮かべています
淫蕩な笑みに応えるように、尚も内部をずりずりと擦り立てながら木原もにやりと唇を引き上げます
「淫乱第一位の雌犬ちゃんは大好きな精液腹一杯で随分ご満悦みてぇだなぁオイ」
一方「うン……俺ン中ァ…全部……、っン……木原くンで…いっぱい……」
「ははっ、だらしねぇ顔しやがって」
精液に満たされた肉壷をゆるゆると掻き回され、艶めいた吐息交じりの声が零れ落ちます
「っつうか、オマエ、下っ腹ぽっこり膨らんでんぞ。ガキでも孕んでるみてぇによ」
すっきりと薄いはずの下腹部は歪に膨らんで、飲み込まされた異物の質量を顕わにしています
限界まで漲っていた熱を二度三度と吐き出した後も、木原の剛直は未だ硬度を保ったまま一方通行の中に納まっています
多少嵩は減ったとは言えその分の白濁は胎内に注ぎ込まれており、殆ど漏れることなく未だにたっぷりと満たされています
そろそろ限界の近い一方通行が何処まで意識を飛ばさずにいられるかは微妙な所ですが、木原としてはまだ何度か射精出来る状態です
もしくは性交はこの辺りで一旦収め別の調教内容に切り替えるという選択肢もあります
恐らく体力は尽きるでしょうが、今日は未だ一度も許していない吐精を果たさせてやっても良いかもしれません
或いは処女喪失と中出しの経験も得た事ですし、この辺で今日の調教は切り上げ、身体を清めるのも一つの手でしょう
お互いの身体を深く繋げたまま、ようやく焦点の戻って来た一方通行を見下ろしながら、木原は内心で思案を巡らせています
どうする? >>+2
950 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/03/18(月) 03:01:02.25 ID:2cEhPj/l0
毎度ご来訪有難うございます
擬似は経験済みだけど本番は初って事で、一方通行中出し経験おめ!
あと木原くンやっと射精まで行き着きましたですねお疲れ様ですたー
>>941
,
>>944
,
>>946
何とか週一は保って行きたい今日この頃
学園都市第一位はエロ方面でも第一位、多分開発者の所為だと思いますエロ原くンめ
言葉責め出来てますか良かったーもっとエロくねちっこく書けるように精進します
尚スレタイは現行+スレ数で行こうかと思います。ご意見有難うございました
まぁいつまで続くか判りませんけどねー
そんな所で今回は此処まで
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
951 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/03/18(月) 03:04:01.70 ID:2cEhPj/l0
しまった文字色とタイトルそのままだったああああ頭半分寝てると駄目ですねちくせぅもう寝るぅー
952 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/18(月) 03:11:15.51 ID:Yr5p/F4eo
乙!
953 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/18(月) 08:05:39.05 ID:WoeSWlk1o
乙おつ!
抜かずにセックス続行、木原がイクときに一方通行も出させてあげるで
954 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/18(月) 14:47:23.36 ID:9r0eHiFR0
乙
可哀そうだからせめて尿道のだけでもとってあげてほしい…
955 :
◆wmC3g/mCZw
[sage saga]:2013/03/28(木) 22:20:34.91 ID:BRdTqBTDO
sageにてひっそり
ケイタイから
>>1
です酉合ってますでしょうか
またもや間が空いててすみません。家に帰れねぇ…
プロットは大体出来てるので帰宅し次第書きます
出来るだけ早く投下に来たいと思います頑張れ自分
それではまた後日
956 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/04/01(月) 01:53:59.40 ID:DbHIr+UDO
>955
乙です。
いつまででもお待ちしております!
どうかご無理をなさらずに。
957 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/04/01(月) 03:09:34.68 ID:0VQ5bETZ0
>>955
乙です
ゆっくり待ってるよ、お身体大事にね
958 :
◆wmC3g/mCZw
[sage]:2013/04/05(金) 12:19:45.07 ID:of0CY5zDO
ケイタイから
>>1
です酉合って以下略
今日帰って寝て起きたら書きます
今日か明日には投下に来たいと思います眠い
それではまた
959 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/04/07(日) 02:21:26.06 ID:wVk+TABn0
>>953
細い身体の中心を示す小さな臍の下を、節の立った長い指がくるくると弧を描きながら辿っています
本来ならばすっきりと滑らかなラインを描く筈の下腹部は内側から押し上げられて歪に膨らんでいます
掌を押し当て揺さぶると薄い皮膚が水を詰め込んだ風船のようにたぷたぷと震えます
狭くも柔らかな内部を好き勝手に蹂躙している肉棒とそこから吐き出された大量の精液が収められている所為です
一方「うゥ……っン……は、ァふ…っ」
喘ぎとも呻きともつかない和えかな声が、浮ついた呼気と共に訥々と零れ落ちていきます
奥まで穿たれ緩やかに揺さぶられる快感と、目一杯押し広げられた直腸を尚も掻き回される苦しさに細い眉が歪められています
大きく開いて固定されている内腿には汗やら精液やらが入り混じってこびり付き、時折薄く筋が走ります
細い指は爪を立てるほどの力も入らず、求めているのか拒んでいるのか曖昧な強さで木原の腕に縋っています
やわやわと蠢く内壁と自らの精液が絡み付く木原の剛直は数度の吐精を経てもまだ勢いを保っています
木原としてはこのまま全て吐きだしてしまいたい所ですが、生憎そろそろ一方通行が持ちそうにありません
それでもせめて後一回ぐらいはいけるだろうと細い腰を持ち直せば、荒い息の下、一方通行が瞳を潤ませて見上げてきます
一方「あ…待っ……ォ…俺、もォ……」
はくはくと浅い呼吸を繰り返す唇が開かれ、縺れる舌を解いて何とか言葉を紡ぎ出しますが、
「何だ、堪え性がねぇな。――もう少し頑張ってみろよ、一方通行」
一方「ひゃ…っ!?」
木原のモノとはサイズも色も大分異なるそれを長く節くれ立った指がするりと絡めとります
根元から先端へ順に指を掛けて柔らかく握り込めば、上擦った息とやけに可愛らしい悲鳴が上がります
中心の管を隙間無く埋める芯の通った根は溜った欲望を吐き出す事も逆に萎える事も出来ずにぴくぴくと震えています
「俺はまだまだ足りねぇんだがな」
一方「あ…! あ、うゥ…っ」
咽喉を鳴らして呟き、掴んだ腰をぐっと引き寄せると、小さな悲鳴が熱を孕んでいるのに唇が薄らと吊り上がります
一方「ンァ……っは……あァあ……」
「生憎と寝てる相手を犯る趣味は持ち合わせてねぇんだよ俺は。ダッチワイフじゃあるまいし」
深い場所をゆっくりと捏ね回しながら、細い身体を折り畳むように身を乗り出し、顔を近付けます
熱を帯び、真っ赤に染まった耳朶に唇を触れさせ、笑みを含む艶めいた低音で囁きます
「次で終わりにしてやるから、もう暫くそうやって喘いでろ」
一方「ふ…ァあ……っン、はう…ゥ…」
雁裏を指の腹ですりすりと撫でると白い髪をシーツに跳ねさせながら熱の篭った喘ぎが呼気と共に吐き出されます
ゆるゆると与えられる快楽と、吐き出せないまま尚も追い上げられる苦しさが入り混じり、時折辛そうな表情を垣間見せています
「っつーかよ、苦しいのも段々キモチヨクなって来てんじゃねぇのかオマエ?」
一方「っ…ンな、こと……――はうゥっ」
揶揄う調子で投げられた言葉に思わず漏れかけた反論も、反り返った裏筋を根元から撫で上げられては切ない嬌声に取って代わられてしまいます
止まらない手淫に僅かに湿り気を帯びた先端の割れ目が酸素を求める魚のようにぱくぱくと戦慄いています
960 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/04/07(日) 02:22:31.74 ID:wVk+TABn0
「キツそうな顔してる割にはこっちもずっとガッチガチだしよ」
一方「ひ、ンっ」
言うが早いか木原の指がするりと根元の下へ滑り込みます
薄い皮に包まれた双珠は強く鷲掴んだらいっそ弾けてしまうのではないかと思うほど固く張り詰めています
尿道を犯す細い淫具の内蔵されているモーターは既に動きを止め、今や吐精を遮る為の栓としてしか機能していません
「……まだイくんじゃねぇぞ……?」
やや低めた声で端的に命令を下し、声も出せないまま首だけで頷いた一方通行を横目に熱く滾る根を握り直します
先端から少しだけ覗く淫具の柄に親指の腹をぴたりと宛がい、押し込む方向へと軽く力を込めます
同時に埋め込んだままの剛直で内壁の前側を抉るようにぐっと腰を回します
一方「っィ…――っ!」
途端に引き攣った呻きが鋭く響き、ぎくん、と四肢が強張ります
縋る先を求めて伸ばされた細い指がぐっと腕に食い込みます
指に伝わる抵抗で当たり具合を確かめつつ、ゆっくりと小さく円を描くようにしながらぐりぐりと淫具を蠢かします
一方「かはっ…! ――っひィ、ァ、あ――…〜〜〜っ!」
単純に痛みというには余りにも甘過ぎる感覚がぞわぞわと背筋を這い登っていきます
大きく開いた咽喉から肺の中身を纏めて吐き出し、一瞬だけ止まる呼吸音
次の瞬間反射的に鋭く吸い込んだ酸素もまた、今度は強く噛み締めた歯の隙間から啜り泣き混じりの喘ぎと共に搾り出されます
細い指が己の頭を抱えるような格好で汗でしっとりとした前髪を掻き揚げぎゅっと握り締めています
内部からぐいぐいと太い怒張に押し上げられ、逆側からは細い淫具で押し込まれ、碌に身動ぐ事すら出来ません
指先が熱を帯びてじりじりとした痛痒を訴え、それは漣のように全身に広がり、平衡感覚さえ覚束無くなっていきます
木原の腕に添えたままのもう片方の手は押し留めたいのか更に促しているのか判らない仕草で肌に爪を立てています
強張ってぎこちない動きで首を振り、唇を震わせて忙しなく浅い息を吐いています
噛み締めすぎた歯をぎしりと軋ませ、髪をぱさぱさと乱しながら、切羽詰った声で懇願を投げ掛けます
一方「…っめ……っだめ、それェ…っ!」
「そうか? 随分良さそうだがな。ナカもすっげぇびくびくしてんぜ?」
前後から前立腺を弄る動きは止めないまま、もう一つの心臓のようにどくどくと脈打つ根を残りの指で器用に絡めとります
一方「やあァ…! っやだ、もォやだ、……おかしく、なる…ゥ…!」
そのまま些か強めに握り込んでやれば殆ど悲鳴のような声が必死に訴えてきます
961 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/04/07(日) 02:23:22.74 ID:wVk+TABn0
早々に尿道へ挿入されていたバイブは今まで一度も抜かれず、つまりは一度も射精を許されていないと言う事です
そのまま強制的にドライオーガズムだけを散々極めさせられ、射精への欲求は最早渇望にまで至っています
しかも、一方通行にとって今や最も強い情を向ける相手である木原に処女を捧げ、更にその熱を望むまま体内に注ぎ込まれた悦び
鋭敏さを凌駕するほど深く満たされた感情が一時的に麻酔の役目を果たす事でマイナス側の感覚が抑制されていました
その最も顕著な感覚、即ち解放されない苦しさが事此処に至って漸く表面化して来た事も大きな要因であると言えます
更に、尿道に与えられる刺激は射精感を一際強く助長し、けれどその刺激を齎す淫具は同時に出口を塞ぐ栓となっています
淫具を抜けばその動きが決定的な刺激となって蓄えられた精を盛大に解き放つ事でしょう
勿論一方通行自らがそれを果たすことは叶わず、溜りに溜った熱は臨界まで漲り行き場の無いまま体内を暴れまわっています
一方「…ィ…っ!」
再び、割れ目から飛び出ている部分に親指の腹を押し当てて、ぐり、と僅かに押し込みます
押し潰したような呻きと共に瞳が大きく瞠られ、眦から生理的な涙が溢れ出します
それでも言付けを守ろうと必死に絶頂を堪える様子に木原が満足げに目を眇め、小さく咽喉を鳴らします
強張りを宥めるように優しい手付きで裏筋を擽り、柄を摘んでゆっくりと引き出していきます
「どうだ? コレ抜かれんのは気持ち良いだろ?」
一方「――っ…! 〜〜〜〜〜っ…!」
背筋を這い登る寒気にも似た痺れるようなぞわぞわとした感覚に、殆ど音にならない悲鳴が咽喉を震わせます
或いは苦悶にも見えるその様に確かな快感を見て取り、木原は淫具を動かす手をぴたりと止めます
一方「ンァ……っふ、……あう…ゥ……、」
安堵とほんの僅かな渇望が見え隠れする溜息を零し、赤い瞳が揺れながら自らの下肢を見詰めています
少しだけ解放の予兆を与えられた欲望は酷く正直で、充血した割れ目をぱくぱくと開閉して溜った熱を吐き出したいとあからさまに訴えています
目の眩むような光景にただでさえ回す余裕の無い思考は容易く本能的な快楽に引き摺られていきます
彼方此方を開発された身体の中でも最も性感著しい部分を執拗に責め立てられて、一瞬遠のいていた限界の向こうが再び迫ってきます
一方「っひぐ…ゥ……もォ……っ……無、理ィ……っ」
「おいおい、まだ耐えてろって」
後口では埋め込まれた木原の剛直が栓となって注がれた大量の精液を体内に押し留めています
その状態で更に至極緩い動きで掻き回され、いやらしい音と泡をぐちゃぐちゃと立て続けています
「ココに溜り捲くってるザーメン全部ぶち撒けたらさぞかし気持ち良いだろうな?」
強制的に滞らされている流れを促すように、一旦離れた指が裏側に触れ、中を走る尿道に沿ってゆっくりと根元から先端へ向けて撫で上げます
甘い毒を注ぎ込むように響きばかりは優しげな声で囁きながら、淫具に引き摺り出された粘膜を指先でくちくちと弄ります
「俺がイくまで我慢出来たら――そん時はコレ、抜いてやるよ」
だからもう少し耐えてろよ、と嘯く声はやけに甘く、逆らい難い響きを持って一方通行に見えない枷を嵌めます
962 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/04/07(日) 02:24:23.01 ID:wVk+TABn0
粘液塗れの肌が打ち合う音と二人分の荒い呼吸が混じり合い、篭った空気を一層濃密に染めていきます
結合部からは泡立った濃厚な白濁がねっとりと糸を引きながら滴り落ちています
角度の所為か時折空気が入り込んで、ぐぽ、ぬぽ、といやらしい音を漏らしています
一方「はひっ……ィ、あ、……ンァあ……っ」
その合間を縫うように切なげな喘ぎ声が苦しげに甘やかに響いて木原の耳を愉しませます
眦を紅潮させながら強く目を瞑り、濡れた唇を戦慄かせ、白い髪を振り散らして身悶えています
尿道を穿られながら後口をゆっくりと大きなストロークで抜き差しされるのが如何にも堪らない様です
木原の告げた言葉は細い体躯の隅々まで染み渡り、与えられる熱に翻弄されながら更に濃度を増して行きます
今にも果てそうになるのを必死に繋ぎとめる様子がいじらしくもあり、また、酷く淫らにも映ります
一方「ひ…ぐ……っ、ン、ン……っく、」
「……、っ…」
時折堪り兼ねたようにぶるりと全身を震わせる動きが後口を伝わって木原の剛直を絞り上げます
反応にも表情にも切迫した物を感じて木原がつっと目を眇めます
どうやらこれ以上は本当に限界を超えて意識を飛ばしてしまうかも知れません
それでは折角此処まで我慢させてきた意味が半減してしまいます
更に言うならば、散々煽っては焦らし、を繰り返している木原自身も結局同程度耐えているのは同じな訳で
最後にもう一度、全て吐き出すには至らずとも出来るだけ昇華してしまいたい木原としてもそろそろ頃合です
息も絶え絶えといった様子の一方通行の腰を改めて抱えなおすと、その動きを悟って薄い瞼が薄らと開かれます
ずっときつく瞑っていた所為で中々焦点の合わない赤い瞳が漸く木原の視線とかち合った所で、
「……さて、と。そろそろ終わりにすんぞ」
柳腰に片手を沿え、太腿を抱え上げるようにして下肢を持ち上げ膝を深く折り畳みます
所謂まんぐり返しの体勢で、繋がっている部分が一方通行の視界にもしっかりと入る状態です
一方「……っァ……」
生々しい情景を潤んだ視界に捉えた途端、既に真っ赤な頬が更にぶわりと色味を増します
掠れた呼気は熱で干上がった咽喉に引っ掛かり殆ど音を成さないまま吐き出されてしまいます
腸液交じりの白濁に塗れた怒張が媚肉を捲りながらゆっくりと抜き出されていきます
張り出した雁が淵に引っ掛かり、ぬらぬらと濡れた肉棒が滑らかな双丘の狭間からその大部分を露出しています
あまりに卑猥な光景に零れんばかりに目を瞠るその視界の中、根に絡んだ指が淫具の柄を捉えます
僅かに引っ掛かるような抵抗の後、たっぷりとローションを纏った細い淫具が至極緩やかな速度で引き出されていきます
一方「〜〜〜〜〜…っ…!」
ぞくぞくぞくっ、と一際大きな震えが背筋を駆け抜け、脳裏がちかちかと明滅します
やや乾いた唇にちらりと舌を這わせ、口端を艶めいた笑みの形に引き上げ、木原は咽喉奥をくつりと鳴らします
半分ほどまで現れた淫具を一旦掴み直し、引っ掛かりの無いよう角度を合わせて固定します
漲る精を搾るようにきゅうきゅうと締め付ける内壁の動きが、爆ぜる欲望の最後の引き金を引いて
「っ――イけよ、一方通行…!」
963 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/04/07(日) 02:25:05.52 ID:wVk+TABn0
低く獣染みた咆哮と共に強く腰を打ち付け、根元まで一気に挿入を果たします
身体の最奥をずどん、と重い衝撃が穿ち、目の裏が真っ白に灼き尽くされます
同時に尿道を塞いでいた淫具もずるりと抜き出され、乱れたシーツの上に放り出されます
再び胎内に収まった肉棒が大きく震え、一瞬の間を置いて、先端がぐっと嵩を増します
腰の奥から競り上がる感覚に逆らわず、最も深い場所でその昂ぶりを解放します
どくどくと注ぎ込まれる熱の奔流は既に満杯の腸内を強引に押し広げながら更に奥深くへと入り込んで行きます
その勢いに押し出されるように、漸く道の通った尿管を灼けるような熱い感覚が襲います
漸く異物を除かれた根が弾けるように反り返ってびきりと固く屹立し、充血した口を開きます
一方「…ァ…――っァ……〜〜〜〜〜…っ…!」
延々と閉じ込められて溜りに溜った欲望が爆ぜ、割れ目から一気に噴出します
残らず吐き出された空気の塊が、声無き悲鳴となって濃密な空気を切り裂き響き渡ります
下肢を折り込まれた形で固定されている所為で、迸りは一方通行自身の腹部や胸元に降り注いでいます
一方「……ひ…ァう……っ…――は、……ァあ…っ」
射精の勢いが収まった木原は詰めていた息を大きく吐き出しますが、一方通行は未だ絶頂の最中です
しなやかに背を仰け反らせ、爪先まで上気した全身を痙攣させて、やっと許された射精感に身を委ねています
興奮と羞恥で鮮やかに紅潮した肌に半透明の白いマーブル模様がねっとりと絡み付き、伝い落ちていきます
常と比べれば大分濃いもののそれでも未だ緩い粘液は大分吹き散らされ、顎や口元にまで飛沫が掛かっています
ほぼ二つ折りの姿勢も相俟ってか、歪に膨らんだ下腹部が妙に目に付きます
締め付けがある程度緩んだ辺りで、余り刺激を追加しないようにゆるゆると腰を引き、男根を抜き出していきます
「……まぁ、こんだけ出せば流石にそこそこ落ち着くか……」
言葉の割りに些か物足りなげに呟く木原の根はそれでも表面にくっきりと浮いていた太い筋も大分鎮まっているようです
本音はせめて後二、三回程と言いたい所ですが、流石に無茶振りなのは一方通行の様子を鑑みるまでも無く明らかです
張り出した雁が穴の縁を押し広げながら通り抜ける感触で意識を浮上させたらしく、彷徨っていた赤が木原の顔を捉えます
不意に泣きそうに歪められた表情を垣間見せ、落とされた視線を追えば今し方解放された後口がぽっかりと口を開けています
淫具と男根で長時間押し広げられ延々と律動を繰り返していたそこはすっかり形を覚えてしまったようです
ふと、縁の周囲の赤く腫れ上がった媚肉がひくっ、と引き攣ります
一方「……っン……ァ…う……」
「……うお」
ごぶり、という妙に濁った音と主に、尻穴からどろりとした液体が溢れ出します
思わず驚きの色を滲ませた木原の視界で、赤く腫れ上がった尻穴から濃厚な精液が吐き出されています
熟れた赤と濁った白の、いやらしくも生々しいコントラストが目に飛び込んできます
「こりゃまた随分……」
一方「ンァ……っン、……や…」
何処か感心した風情でぽつりと呟くと、頭上から小さな声が聞こえ、力の入らない手を懸命に伸ばそうとしています
上手く動かないらしい指をぎこちなくお椀方に窄め、とぷとぷと白濁を零す後口を塞ぐように宛がいます
一方「……やら……溢れ、るゥ……」
細かく震える指は大きな隙間が空いて蓋の役目になっておらず、白濁はその指を汚しながら尚も流れ出しています
964 :
十九日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/04/07(日) 02:26:31.27 ID:wVk+TABn0
「……オイ」
一方「ン…っ、……あ、やだ…っ」
低めの声で呼びかけつつ、ぴん、と指先で根の先端を軽く弾くと、顕著な反応が返ってきます
先端からびゅる、と吐き出される色味の薄い精液と、尻穴からごぷりと溢れる濃厚な白
一方「…だめェ……木原くンの、せーえき……っ…零れちま…う……」
幾ら塞き止めた所で身体への影響を鑑みればこの後全て掻き出すのですが
本気で嫌がっている様子を見るのは中々悪い気分では無いな、と木原はゆるりと口端を吊り上げます
「ったく、すっかり立派な精液中毒になっちまってんなぁ」
愉しげに囁き、ふるふると震える臀部から狭間の窄まりぎりぎりまで指を滑らせます
「そんなに好きなら下っ腹破裂するまでぶち込んでやろうか」
一方「ァ……ンン…っ、」
穴の縁をゆるりとなぞり上げれば一方通行が小さく悶えつつ身を震わせます
「――ま、次の機会があれば、だがな」
流石にもう本気で限界らしく再度達するほどの刺激には届かないようです
ですが、細く糸を引いて滴り落ちる精液は、最初の勢いこそ無いものの、まだ完全には止まりません
まとめて一気に吐き出したのか固く反り返っていた根自体は既に解けてしんなりと首を垂れています
長らく淫具を銜えていた為か尿道口はぱっくりと開いたままで、色味も粘度も薄い液体をとろとろと垂れ流しています
筋を這わせた表面が時折ひくりと引き攣り、その度にやや色の濃い粘液がこぷりと溢れ出します
濃い白濁とさらりとした残滓を絡めた指が穴の縁を軽く出し入れしています
固く太いモノで擦られ過ぎて腫れた肉壁が、抜け出ようとする木原の指を名残惜しむように柔らかく絡み付いてきます
尤もそれは肉欲を刻み込まれた身体が余韻に反応しているだけで、一方通行の意識はもう殆ど飛んでしまっています
最奥を貫かれると同時に漸くの射精を迎えた時点で一方通行の脳裏は激しく明滅を繰り返し真っ白に染まっていました
焦点を失った瞳は宙を彷徨い、滂沱の涙がぼろぼろと溢れて、だらしなく開いた口元は唾液でべとべとに汚れています
暫く続いていた全身の内外に及ぶ痙攣も徐々に断続的になり、そろそろ落ち着きの兆しを見せています
あんまし体力ねぇのも問題だよな、と嘯く木原の絶倫振りの方が寧ろ――と言いたい所ですが、それを指摘出来る存在は生憎居合わせません
小さな溜息一つと引き換えに腰の奥で蟠る熱を難無く遣り過ごし、鬱陶しげに前髪を掻き揚げます
「随分奥まで入っちまったからなぁ……洗浄すんのも一苦労だぜ、全く」
薄い瞼に掛かる細い髪を指で払い、汗と白濁塗れの痩身をいとも軽々と抱き上げて、木原は言葉とは裏腹に愉しげな声で呟きます
散々に汚れ滅茶苦茶に乱れたベッドを尻目に、二人分の人影がバスルームへと姿を消します
―
―――
―――――
十九日目 終了
965 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/04/07(日) 02:28:01.10 ID:wVk+TABn0
--体力の限界により調教終了です--
処女喪失(木原くン) と 初中出(木原くン) おめ! な話
長かったですねー
<パラメータ変動>
一方通行
「欲情:Lv.14」↑
「奉仕快楽:Lv.4」↑
「依存(→木原数多):Lv.11」↑
「被虐嗜好(恥辱系):Lv.8」↑
「処女」喪失
木原数多
「執着(→一方通行):Lv.11」↑
「嗜虐嗜好:Lv.13」↑
「愛玩嗜好:Lv.14」↑
おめでとうの対象は果たして一方通行なのか木原くンなのか
966 :
二十日目
◆wmC3g/mCZw
[saga !nasu_res]:2013/04/07(日) 02:31:18.14 ID:wVk+TABn0
二十日目
―――――
―――
―
部屋の扉を開けると、一方通行がベッドに横たわっています
ベッドの傍らに立ち、無防備に眠る一方通行を見下ろします
サイズの合わない白衣が肩からずり落ち、前も大きく肌蹴て白い裸体がほぼ丸見えです
一方「……ン…ゥ…」
暫く眺めていると、気配に気付いたのか小さな声が零れ、睫がふるふると震えます
億劫そうに持ち上がった白い瞼の下、濡れた赤がやけに艶めいて映ります
一方「あ……」
ぼんやりと焦点を彷徨わせていた瞳が不意に木原を捉え、僅かに瞠られた後ふわりと笑み崩れます
肘を突き、もそもそと上体を起こし掛けて、
一方「……?」
途中でぴたりと動きが止まります
不思議そうな表情で己の腰の辺りに目を落とし、小さく首を傾げています
「……、どうした?」
予想は付くものの敢えてそ知らぬふりで訊ねてみれば、白い頬を朱に染めた一方通行が俯いて肩を震わせます
一方「……えっと……、その、……こ、」
「あん?」
口内でもごもごと篭った声を転がすのに促しの声を掛けると、一瞬の躊躇の後、おずおずと真っ赤な頬を晒します
数秒言い淀んでから告げられたのは、初々しく目尻を潤ませてぽつりと落とされた一言
一方「……腰……力入ンない……」
激しい羞恥の中に紛れも無い喜色を浮かべて、何処か艶めいた気配を含んだ唇が淡く笑みを象ります
体力はそこそこと言った所です
些かの疲労が見えますが、気力は充実しているようです
どうする? >>+2
967 :
◆wmC3g/mCZw
[saga]:2013/04/07(日) 02:37:18.79 ID:wVk+TABn0
毎度ご来訪有難うございます
大分間開いてしかも突貫クオリティですいません眠い
寝て起きたら日付だけが一日替わってるとか何それ怖い
今回も長いですがもう調整とかしないでそのまま投下します
>>954
ほぼ最初っから入れっぱなしで連続強制ドライとか鬼原くンェ…
>>956-957
有難うございます恐縮ですすみません有難うございます
お待たせした分少しでもお楽しみ頂ければ僥倖です
尚、前述
>>865
の通り、二十日目終了後に水揚げの是非判定を頂こうと思います
多分まだ先ですし、次スレになるかもですが、その際はご協力頂ければ僥倖です
そんな所で今回は此処まで。もう寝ますすいません眠い
安価等ありがとうございました
続きはまた後日に
それでは
968 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/04/07(日) 08:29:16.83 ID:ntQ8ocyo0
ksk
969 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/04/07(日) 08:30:29.85 ID:WmQxVLUE0
セルフフェラ(身体をやわらかーくする薬使う)
今回は自分だけでイかせる
970 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/04/07(日) 11:48:06.29 ID:iQrWBoFco
乙
一方通行さんかわいい!
971 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/04/07(日) 16:18:39.09 ID:DA0Yg0Vf0
乙
ここの一方さん買いたいなぁ
972 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/04/07(日) 21:53:27.28 ID:RpJxXytio
乙
一方さんエロ過ぎだろ
店に出したとして誰にでもこうだったら恐ろしいな
973 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/04/08(月) 00:43:28.51 ID:zs2JLwho0
乙
一方さんたまらんエロい可愛い
苛めるより愛玩したくなるな…
974 :
二十日目
◆wmC3g/mCZw
[sage saga !nasu_res]:2013/04/16(火) 00:05:07.63 ID:OlX+13Xa0
毎度ご来訪ありがとうございます
まだ途中までなのでひっそりsageにて投下です
>>969
ベッドの上で半身を起こした体勢のまま、一方通行は己の細い腰を労わるように撫でています
僅かに眉を顰めつつも、嬉しそう、或いは幸せそうなとも言える笑みを浮かべています
はあ、と零れる吐息は仄かな熱っぽさと同時に何処か気だるげな色を滲ませています
ちっとやり過ぎたか、と頭の端をそんな思考が掠めますがおくびにも出さず、ポケットに手を突っ込みます
「舌出せ、一方通行」
一方「え? あ……うン……?」
唐突な言葉に疑問符を浮かべつつも素直に頷くと、軽く上を向いて口を開きます
口元に近付けた指先に誘われるように、赤い舌がそっと差し出されます
ポケットから取り出した、手にすっぽりと隠れるほどの小さな瓶に入っているのは無色透明の液体です
緩い粘度を持ったそれは糸を垂らすように細く零れ、舌に滴り喉の奥へと流れ込んでいきます
鼻腔を擽る仄かな香りと味蕾を刺激する僅かな味覚はどちらも蜜のようにねっとりと絡み付く甘さを孕んでいます
然して多くも無い量はすぐに全て嚥下され、寝起きで空っぽの胃にひんやりとした感触だけを残し、速やかに吸収されます
開きっ放しだった所為で顎へと垂れた液体と唾液を指で拭うと当然のように一方通行が丁寧に舌を這わせます
一方「……? なァ木原くン、今の、何だ?」
液体を綺麗に嘗め取っても暫く名残惜しむように指を銜えていた一方通行が、ふと唇を離して不思議そうに小首を傾げます
今までの経験からして何か妖しげな薬効があるものだと思っていたらしく、その割に前兆さえ感じられない事に疑問を覚えたようです
強制的に熱を昂ぶらされる事も、感覚が敏感過多になる訳でもなく、状態は特に変わりません
正体の知れない物を摂取したのに身体に何の変化も齎されない事が逆に不安なのか、赤い瞳がふるふると潤んでいます
「一応言っとくが、媚薬の類じゃねぇぞ」
特に隠しておく必要も無いのであっさりと明かしてやれば、それはそれで疑問であるらしくますます首が傾げられます
「筋肉の伸縮を助成したり関節の稼働域を広くしたり痛みを和らげたりするモンだ。効果は一時的だがな」
「要するに、身体を柔らかくする薬、ってとこだな。簡単に言えば」
それはつまり、そんな薬を使わなければ出来無いような事を今日はするつもりだと、暗に告げている訳で
一方「……それって、」
「セルフフェラ、な。前にもやっただろ」
何となく先の読めたらしい一方通行が言いかけたのを遮る形で、木原がほぼ予想通りの言葉を重ねます
「前回は俺が大分手助けしてやったよなぁ。脚押さえてやってたし、最後には扱いてイかせてやったろ?」
「店に出たらそれじゃ通用しねぇんだよ。一人で最後まで出来るようにならなきゃなぁ」
自慰行為において客の手を煩わせるなど、それを先方に望まれない限り許される事ではありません
「解ってんのか? オナニーでさえオマエがキモチヨクなる為じゃねぇんだぜ」
「それを鑑賞するオキャクサマに満足してもらう為の手段なんだからな」
目を瞠って固まっている一方通行を見遣り、だから、と何処か冷えた響きの声が端然と言葉を紡ぎます
じわり、と胃の底に何かが滲むような感覚を覚えて一方通行が思わず身震いをします
その様子に薄い笑みを浮かべた木原はベッドヘッドに凭れかかると傲然と言い放ちます
「今日は自分だけでイけるまでやれ。一部始終じっくり見ててやるからよ」
975 :
二十日目
◆wmC3g/mCZw
[sage saga !nasu_res]:2013/04/16(火) 00:06:50.03 ID:OlX+13Xa0
身軽な動きでベッドに乗り上げベッドヘッドに無造作に腰を下ろすと長い足を高慢に組みます
木原の方を向いてぺたりとシーツに座り込んだままの一方通行が上目遣いで窺うように見上げて来ます
白い指がシーツに細かく皺を寄せ、薄く開いた唇から少しだけ上がった息が零れています
「遣り方は解ってんだろ。さっさとやれよ」
投げるように言葉を落とせば細い肩が跳ねるように震えますが、こくりと小さく咽喉を鳴らしておずおずと姿勢を変えていきます
木原に背を向けると枕を丸めて腰の下へと宛がいそのままゆっくりと仰向けに寝転がれば、丁度ほぼ真上に木原を仰ぐ形です
無言のまま見下ろす静かな視線に意を決したようにきゅっと唇を噛み締め、腹に力を込めるとそろそろと下肢を持ち上げます
僅かに眇められた目が霜を鏤めたような色を帯びているのに恐れと疑問を抱きつつも動きは止めません
腰の下の枕をずらして位置を合わせ、軽く反動をつけて下肢を折り、畳んだ膝を顔に近付けます
脚を開いて膝をそれぞれ顔の左右に割ってシーツに突き、太腿の裏に手を掛けて体勢を支えます
小さく溜息をついて目を上げれば未だ力なく萎えたままの性器が股間で項垂れているのが映ります
そのまま視界を少し動かせば先ほどと変わらない様相で見下ろす木原と視線がかち合い、ぶわりと頬が朱に染まります
少しでも冷静になれば自分がどれだけ凄まじく恥ずかしい格好をしているのか自覚せざるを得ません
しかも、ほぼ真上から見下ろしている木原に対しては秘部を余すことなく眼前に晒している状態です
自分の顔を跨ぐように脚を開いている所為で尻の狭間の窄まりまでが丸見えです
前日の名残が色濃く刻まれたその部分が、視線を感じていやらしくひくつくのさえ見られていることでしょう
一方「…っ、」
思わず息を呑み、けれど声は上げることなく、支えた太腿をぐっと引き寄せます
ふと唇に生暖かい感触を覚えて目線を己の下肢に向けるといつの間にかしんなりとしていた筈の根がゆっくりと首を擡げています
これも前日の名残でしょうか、赤みを帯びた割れ目には潤みが溜り、やがて雫となって糸を引いて滴り落ちます
先ほどの感触はこの未だ色の無い先走りが零れたものなのだと判ります
鈍い思考を回している内にまた温い体液が一滴ぽたりと落ちて、唇から顎へと流れます
与えられた薬に催淫効果は無い筈ですが、この状態を木原が見られている状況が精神面に影響を与えているのは否めません
これから自分が繰り広げるであろう更なる痴態を余す所無く見られてしまうという確定事項もそれを助長しています
羞恥を感じ、それに興奮し、反応した身体を自覚してまた羞恥と興奮を覚えるサイクルは、すっかり心身に刻み込まれてしまっています
半ばまで勃ち上がった根を見遣り、小さく咽喉を鳴らして溜った唾液を嚥下すると、脚を抱えた手に更に力を掛けます
今日の調教内容はセルフフェラ、つまりまず自身の性器を銜えなければ始まりません
ある程度の大きさを誇る立派なモノならばまだしも、一方通行のそれでは完勃ちになっても自分の口に含むのは中々に至難の域です
幸いと言って良いのかどうか、一方通行が感じる性感帯は先端や雁裏といった比較的浅い部分に多いのが救いでしょうか
それでも身体がほぼ二つ折りの状態にならなければいけない事に変わりはなく、更に手に力を込めて引き寄せます
既に普段ならば苦しい筈の深さまで身体が折り畳まれているというのに、痛みも抵抗も感じません
木原の言を鑑みればこれが先ほど摂取した液体の齎す効果なのでしょう
薬効の裏にどれほどの反動があるのかを考えられる程今の一方通行は余裕を持ち合わせていませんが
使用した薬の強さを選択して下さい >>+2 (弱 1 < 2 < 3 < 4 < 5 強)
※後で色々反動とかあったりなかったり
まだ途中ですが今回は此処までです寝ます眠いすいません続きはまた後日
一方通行のは小さいからセルフフェラ難しいんだぜー… 愉しいけどな!
976 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/04/16(火) 03:45:00.72 ID:/WrczBGQo
乙
反動怖いけど痛いのだめ!
3〜4ぐらいで様子みながら徐々に程よくなるまで強くしていくじゃだめ?
977 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/04/16(火) 06:38:49.48 ID:2kI6rO0Ho
>>976
で、結局5に。
978 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/04/16(火) 07:14:33.10 ID:JwkO00jDO
>>977
木原くン、流石鬼畜www
979 :
◆wmC3g/mCZw
[sage saga]:2013/05/06(月) 16:29:00.32 ID:Xy5ZJxc20
ひっそりsageにてご報告
大分長らくご無沙汰しましてすみません
ちょっと色々あって肺に穴空いたりして流石にヤバイと思いましたまる
出来るだけ近い内に再開したいと思います
それではまた後日
980 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/05/06(月) 16:30:11.67 ID:f2EaSxeNo
肺気胸?
981 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/06(月) 18:10:30.77 ID:ssQccBhso
>>979
最近付き合いある人も穴とかで肺が4割動かないけど元気だよ!
SSは気にせず体調を最優先で労わってあげてね
982 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/09(木) 22:46:45.97 ID:8N0nKw1Ho
そんなことになってたとは…大丈夫すか!?
前から睡眠少なそうで気になってたんだが
無理せずお大事にな〜!お帰りお待ちしてます
983 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/21(火) 13:50:26.11 ID:6WUTdMgNo
お大事に!
密かに待ってるよー
984 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/05/22(水) 00:34:50.18 ID:XEebgM/R0
お大事に…無理はダメ、絶対。
楽しみに待ってる!待ってるから!w
985 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/22(水) 14:02:18.47 ID:afEkLBRt0
「俺、この病気がなおったら、続きを書くって
約束してんだ」 キリッ
・・・しぬなよ!?死亡フラグなんて幻想をぶちkorosu! って感じで頑張れ
986 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/05/27(月) 15:49:56.27 ID:+4bDU/Eo0
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
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ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
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ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
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ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
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ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
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ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
987 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/30(木) 15:38:23.86 ID:YE0dVmvs0
1は元気になったのだろうか…早く完治するといいな
988 :
VIP縺ォ縺九o繧翫∪縺励※NIPPER縺後♀騾√j縺励∪縺兌sage]
:2013/05/31(金) 01:17:26.25 ID:pSlIADR00
≫1は生きているのだろうか……。
一方通行 分が足りねぇよぉぉおぉお
989 :
◆wmC3g/mCZw
[sage saga]:2013/06/02(日) 23:53:20.35 ID:90+eJ5BT0
皆様ご来訪有難うございます
ひっそり舞い戻って参りましたポンコツボディの
>>1
です生きてます。はい。
この度は大変長々とご無沙汰致しまして、何と言ってお詫びすれば良いものやら…
申し訳ありません
実は帰宅したのは5月31日だったのですが
色々片付けて時間掛かってしまったのと、それで思ったより体力消耗してしまいまして
そうこうしている内に月まで替わってしまいましたすみません
ちなみに
>>979
は術後の一時帰宅というか転院の際に細々した物を取りに来た時でした
>>980-985
,
>>987-988
ご心配お掛け致しましてすみません
ご心配頂きまして有難うございます
肋骨骨折二本と外傷性気胸で割と九死に一生でしたが無事生還致しました
激しい運動は出来無いそうですがその辺は元々しないからもーまんたいで
普通に生活する分には支障無いし全然大丈夫ですちゃんと元気ですえへへ
沢山のお言葉本当に嬉しいです有難う御座います超心あったかいですふへへ
でも折角頂いたのにレス返しが個別じゃなくてすみません本当にすみません
正直まだ色々実感沸かずに頭の中ぐるぐるで文章に纏まり無くてすみません
ちゃんと主治医のお許しも出ましたのでぼちぼち続けて行きたいと思います
投下ペースは暫く緩いかもしれませんが生温くお付き合い頂ければ幸いです
なお、大分間が開いてしまっている本編の続きですが、
収まる長さならこのスレに、跨りそうなら次スレに投下しようと思います
忘れない内に先にスレだけ立てておきまする
一方通行「借金の形に身売りする事になった」2
http://
事務報告ばかりでなんですが本日はこの辺で失礼致しますすみません
出来るだけ早く再開したいと思います
それではまた後日に
990 :
◆wmC3g/mCZw
[sage saga]:2013/06/02(日) 23:54:25.59 ID:90+eJ5BT0
あれ、抜けた……何やってるんだろうすみません
一方通行「借金の形に身売りする事になった」2
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1370184739/
991 :
◆wmC3g/mCZw
[sage saga]:2013/06/02(日) 23:55:25.44 ID:90+eJ5BT0
ついでにぶち壊れたケイタイの代わりにスマホから書き込んでみるテスト
992 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/06/02(日) 23:56:57.83 ID:a+Cmhw/to
予想していたよりも重体でビビった……
何にせよ、よくなってよかった!
993 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/06/02(日) 23:57:37.16 ID:FETsESTWo
事故ったのか 良く生きてたな
994 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/06/03(月) 00:12:50.46 ID:/veNpmNAo
乙
体調優先で無理しちゃだめだよ
995 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/06/03(月) 00:14:59.60 ID:4RI5ocT9o
おかえり!
無理しないでねー
996 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/06/08(土) 22:56:31.43 ID:CXjkCibX0
もう次スレ立ってるし残りは埋めてもいいんじゃない?
997 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/06/08(土) 23:10:28.62 ID:WxzB1C3fo
梅
998 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/06/08(土) 23:43:01.39 ID:9r3nR30SO
あ
999 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/06/08(土) 23:44:38.61 ID:9r3nR30SO
うめ
1000 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/06/08(土) 23:45:04.98 ID:9r3nR30SO
満杯
1001 :
1001
:Over 1000 Thread
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1002 :
最近建ったスレッドのご案内★
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両親が離婚していた話 @ 2013/06/08(土) 23:27:21.45 ID:gg+xWpVR0
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グリーン「最近二人とも変じゃないか?」ナツメ・エリカ「えっ」 @ 2013/06/08(土) 23:20:17.53 ID:dEu+poAX0
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群馬県桐生市「おかしーなー惡の華やってんだけどなー」 @ 2013/06/08(土) 22:51:02.38 ID:9evLFoYe0
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っk @ 2013/06/08(土) 22:50:25.78 ID:+dZQF8xWo
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俺P「おはよう!」 春香「はい?」 @ 2013/06/08(土) 22:34:45.23 ID:Z23GyFwf0
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美琴「じゃあ、LV5の親交を深める会を始めましょうか」 @ 2013/06/08(土) 22:32:31.34 ID:q33aK8uB0
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VIPでEXVS避難所 @ 2013/06/08(土) 22:29:32.65 ID:xplroi0AO
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