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P「Dazzling World」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :バッコス ◆rEnZuhXifY :2012/07/20(金) 22:57:04.19 ID:qtC0cnJNo
P「無題」を改題

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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 :バッコス ◆rEnZuhXifY [saga]:2012/07/21(土) 00:40:40.77 ID:mG+ZiWu2o
「終わりました……」

俺は光を鈍く反射している課長の禿げた頭を見ながら告げた。

「ん?ああ……終わったの?」

課長は顔を上げて、中間管理職特有の卑屈な笑みを顔に浮かべながら言った。
顔は笑っているが目は笑っていない。
俺は、猜疑心に満ちて、小動物のように忙しなく動くその目が好きじゃなかった。

「何か手伝うことはありますか?」

「ん……いや、今日はもう帰っていいよ」

「はい……」

「ところでP君はもうウチに慣れた?」

課長はポケットから取り出した薄汚いハンカチで額の汗を拭いながら俺に聞いた。

「はあ……もう半年になりますから……それなりには」

「そう……それは良かった」

課長は朗らかに笑ってみせた。
それがアピールであるのは分かっていた。
もう半年も経っているのだ。
今更の過ぎる。
俺は一礼して課長に背を向けた。

課長の粘ついた視線を背に受けながら荷物を手早くまとめる。
仕事が終わったなら、こんなところに長居したくはなかった。
若い営業の連中はいないから今は課長と2人きりだった。
中年と一緒にいて喜ぶ趣味はない。

「お先に失礼します」

「はい、お疲れさん」

課長は突き出た腹を掻きながら、俺にねぎらいの言葉をかけた。
俺はそのままオフィスを出た。



夕暮れの街は日中の熱がまだ残っていた。
まだ梅雨が明けたとは聞いてないが、すでに風は夏めいている。
定時を一時間ほど過ぎたビジネス街は俺と似たようなスーツ姿の男で溢れていた。
誰もが叩き売られている果物のような萎びた顔をしている。
たぶん俺も同じ顔をしているのだろう。

仕事は以前より楽になった。
休みのない前職に比べたら、定時で帰れて土日が休みの事務など仕事のうちに入らない。
だが、今の俺は以前よりも疲れていた。
仕事に張りがなくなったせいだろう。
書類との格闘など、本気にならなくても頭を空っぽにして機械的に処理するだけで十分だ。
アイドルと真剣に向き合ってた頃が懐かしい。
あの頃の俺に比べたら、今の俺は抜け殻同然だった。
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/31(火) 01:44:48.55 ID:9o76A3sKo
続かないのか・・・
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/31(火) 11:56:45.55 ID:eKU05KdIO
座して待とう
5 : ◆S/8TFCzg22 [saga]:2012/09/17(月) 00:07:12.12 ID:50Mw0Ruoo
あれれ
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/09/17(月) 21:56:26.03 ID:4KyUGvheo
はよ
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