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ダークエルフ「今から男に告白するぞ」 -
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1 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 07:53:28.56 ID:mkx1Ub3y0
男「道に迷った・・・」
刀「言わんこっちゃないな相棒」
男「何が簡単にエルフの里には行けますよ〜だと!あの酒場の親父め・・・」
刀「人を簡単に信じてはイケナイということだ相棒」
男「そうだな良い経験になった」
刀「我が相棒ながら、楽天家だな」
男「ポジティブと言え」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1342911208
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/
旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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こんな恋愛がしたい 安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/
アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/
2 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 08:19:17.78 ID:mkx1Ub3y0
刀「ポジティブでもなんでも良いよで、どうするよ?道に迷ってかれこれ3日だ
食料も底をついたし、本格的に危ないじゃね?」
男「何とかなる・・・ハズ・・・」
刀「相棒・・・頼りないぜ・・・」
男「褒めコトバ」
刀「開き直るな相ーー」
「た、助けてくれー!」
声の聞こえた方に目を向けると、エルフらしき男性とその男性を追いかけ
ているのであろう魔物が此方へ向かってきている。
刀「お、あれエルフ族じゃないか?」
男「迷走3日目にしてようやく天は俺に味方したのか・・・」
刀「んなこと言ってないで助けようぜ」
男「言わずもがな!」
3 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 08:22:23.82 ID:mkx1Ub3y0
どもです。ぼちぼち投下していきます。
初めて投下するのでいたらない箇所も
ありますが、よろしくお願いします。
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/07/22(日) 08:39:45.86 ID:+ftMmOFx0
前書きは良いから続きを書くんだ!
あとsagaを入れるとフィルターを外せて便利だよ
期待
5 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 09:08:25.69 ID:mkx1Ub3y0
エルフ男「(くそ・・・!こんなハズでは・・・!)」
エルフ男は走る。後ろから迫る脅威からひたすら逃げる。
こんなことになるとは、思っても見なかった。
いつものように、長に魔物の調査を任され何事もなく
1日を終えるハズだつた・・・なのに・・・
今、私は命を刈り取られようとしている。
魔物の実力を見誤った完全に自分の失態だった。
6 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 09:37:46.03 ID:mkx1Ub3y0
動悸が激しい・・・息が苦しい・・・
身体に力が入らない・・・意識が・・・遠のく・・・
朦朧とした意識の中エルフ男は叫ぶ
生きることへの執着、魂の叫び。
しかし、無慈悲にも息の根を止めようと迫りくる脅威
エルフ男「ああ・・・もうだめだ・・・」
エルフ男は膝をつきそして倒れる。
エルフは脅威へと目をやる。
魔物「グラァァァァァァァァ!!!」
雄叫びを上げエルフ男の首へ噛みつこうとする脅威
エルフ男「ここまでか・・・」エルフ男は自分の死を覚悟する
男「オイオイ、諦めるには少しはやいぞ」
瞬間、眼前まで迫っていた脅威が吹っ飛ぶ。
7 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 09:49:20.61 ID:mkx1Ub3y0
エルフ男「なに!?」エルフ男は我が目を疑う。
今、自分に迫っていた魔物をこの青年は蹴りとばした。
自分があれほど苦戦した存在をたったの一蹴りで沈めたのだ
エルフ男「君はいったい・・・」
男「悪いが説明は後だ、今の内に逃げるぞ、立てるか?」
エルフ男「あ、ああ」
8 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 10:09:41.44 ID:mkx1Ub3y0
エルフ男「先ほどは助かった」
男「気にするな、助けたいから助けた」
エルフ男「感謝する。それで君は一体
何物だ?どうしてこんな森の奥に?」
男「俺は名は男、エルフの里にいこうと思ってな」
エルフ男「そうか私はエルフ男だ、男、君は私の恩人だ
お礼というほどではないが、里までの道案内をしよう」
男「本当か!?」
エルフ男「ああ、よし善は急げだ着いてきてくれ」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/22(日) 12:46:30.80 ID:d/78k3Zo0
かまわんつづけたまえ
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/07/22(日) 13:12:06.41 ID:OrXwnSv2o
スレタイまでの道程は長そうだな
でも
だが、それがいい
11 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 16:04:24.34 ID:mkx1Ub3y0
ありがとうございます。
やる気もみなぎってきます。
投下します。
12 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 16:07:25.05 ID:mkx1Ub3y0
男「ああ、言い忘れていたがコイツは俺の相棒の刀だ」
刀「刀だよろしくな」
エルフ男「刀がしゃべった!?」
13 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 16:27:06.93 ID:mkx1Ub3y0
エルフ男「すまない、取り乱した」
刀「良いってことよ」
男「コイツが喋ると大体同じ反応が返ってくるからな」
刀「そういうこった、でエルフ男さんよエルフの里には
いつ頃着くんだ?」
エルフ男「ああ、あともう少し・・・よし着いたぞ」
と、言われたが視線の先は草木が生い茂っているだけであり
里どころか人の気配すらない。
男「何もないが・・・」
エルフ男「ああ、すまない言い忘れていた」
エルフ男はその場で手を前に突き出す
エルフ男「エルフの里の周りには[不可侵の結界]が発動していてな」
エルフ男が手を突き出したところから入り口のようなものが出現する。
エルフ男「エルフの民以外は里に入る事ができなくなっている」
男「どうりで・・・」
刀「たどり着けないワケだ」
14 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 16:53:48.20 ID:mkx1Ub3y0
エルフ男「以前はコレほど強くはなかったんだが・・・
結界を任されているエルフが気難しい奴でな・・・」
男「仕事熱心なんだな」
刀「仕事熱心のレベル越えてるぜ相棒、他種族との交易に
かなり支障ができるんじゃね?」
エルフ男「交易の際には結界は弱めることになっている
さて話しもなんだ、中に入るぞ」
男は入り口を通る
刀「おお・・・」
男「ここがエルフの里か・・・!」
エルフ男「エルフの里はあの巨大な大木を中心に形成されている」
男「大きい木だな・・・」
エルフ男「長の話しでは1000年も前から
あそこにありつづけているらしい」
刀「え・・・その人何歳だよ・・・」
男「長?」
エルフ男「長は私達エルフのトップだ、あの大木の中にいる
里に来たのだから挨拶しないとな、いくぞ」
15 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 17:15:20.88 ID:mkx1Ub3y0
エルフ男「長、ただいま戻りました」
長「おお、エルフ男ご苦労だったな、帰りが遅かったようだが
後ろにいる人族と関係があるのか?」
長と呼ばれた金髪の女性は碧眼を男へ向ける
エルフ男「はい、魔物に襲われているところを彼に救ってもらいました」
長「そうか・・・人族の青年よ名を聞きたい」
男「俺の名前は男といいます」
長「男よエルフ男を救ってくれたこと、感謝する
礼をしたい望む物はあるか?」
男「なら長さんに頼み事がある」
長「言ってみなさい」
男「俺に治癒魔法を教えていただきたい」
16 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 17:39:47.98 ID:mkx1Ub3y0
エルフ男「な!?」
長「本気か?」
男「本気です。俺に治癒魔法を教えてください」
長「ふーむ・・・よし、いいだろう男、君に治癒魔法を伝授する」
エルフ男「え!?ちょっと長!正気ですか?」
長「正気だ、男よ後日君に治癒魔法を教える者を紹介する」
男「ありがとうございます」
エルフ男「お、長!」
長「エルフ男」
エルフ男「な、なんでしょうか?」
長「今日は男をお前の家に泊まらしてやれ」
エルフ男「それは構いませんが・・・」
長「よし、なら決まりだ男よエルフ男の家で今日は休みなさい」
男「わ、分かりました・・・」
エルフ男「はぁ・・・男、受け取れ」
男はエルフ男から地図を受け取る
エルフ男「男、この地図に私の家の場所を記しておいた
私は報告をすまさないとイケないから先に帰っていてくれ」
男「ありがとう。それでは失礼します」
17 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 17:53:44.73 ID:mkx1Ub3y0
男「あ、言い忘れてましたがコイツは俺の相棒の刀です」
刀「刀だよろしくな」
長「ホウ・・・東洋の剣は言葉を発するのか、勉強になった」
刀「・・・アレ?」
男「冷静に指摘するとは流石エルフの長だ、では改めて失礼します」
エルフ男「少し悔しく思うのは、なぜだろうか・・・」
18 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/22(日) 18:20:34.17 ID:mkx1Ub3y0
エルフ男「長、本当に男に治癒魔法を教えるのですか?」
長「モチロンだ、あの青年は良い治癒術師になるぞ」
エルフ男「しかし、治癒魔法はエルフの秘伝です!
それを簡単に教えるだなんて申しては・・・」
長「心配するな、教えるのと習得できるのとではワケが違う」
エルフ男「それはそうですが・・・」
長「命の恩人くらい信用しろエルフ男、あの青年は
悪い人間ではない、私が保証する」
エルフ男「長、随分と男の肩を持つのですね・・・」
長「久しぶりの客人だからなのかもな・・・」
男「まあ、長を信じてみますよ」
長「そうか・・・ああ、報告は報告書に書いてくれ
あとダークエルフの家へこれを」
エルフ男は長から手紙を受け取る。
エルフ男「長これは?」
長「後日のお楽しみだ」長は無邪気に笑う
エルフ男「後日って・・・はぁ・・・男を[
ピーーー
]気ですか?」
長「イヤ、面白いことになりそうだからだ。それに
彼女ほど治癒魔法に通じている者はいないぞ?
教えるのも上手いらしいしな」
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/07/22(日) 18:26:50.24 ID:VJDhWXb3o
saga(さが)をメ欄に入れると、死ねとか殺すが[ピーーー]ってならないよ
20 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/22(日) 18:41:43.34 ID:mkx1Ub3y0
ダークエルフの家
エルフ男「(長はああ言っていたが面白いではなく
恐ろしいことになりそうだ・・・はぁ・・・長の言葉を信じよう)」
エルフ男はドアをノックするが当の本人がでてこない。
エルフ男「(おかしいな・・・ダークエルフは基本家にいる
よほどの事がないかぎり家からは・・・まさか・・・!)」
エルフ男は長からの手紙をドアの下おき、全速力で自分の家へとむかった。
21 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/22(日) 18:48:37.89 ID:mkx1Ub3y0
ご指摘ありがとうございます。
続き投下します
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/07/22(日) 18:53:05.50 ID:+ftMmOFx0
ツンツンのダークエルフちゃんカモン!
23 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/22(日) 18:54:47.58 ID:mkx1Ub3y0
男「・・・迷った」
刀「相棒・・・」
男「そんな目でみるな、いや目はないか・・・エルフ男の家はどこだ?」
刀「地図を渡されたんだ迷わないだろ
フツーよ・・・って相棒地図逆だ・・・!」
24 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/22(日) 19:30:53.25 ID:mkx1Ub3y0
男「おお!これで万事解決だ、でかした相棒!」
刀「まったく世話のやける相棒だ」
男「ふむ、地図を逆に見ていたのは分かった・・・
しかし、自分がどこにいるのか分からんな」
刀「俺は相棒のこれからが不安になってきた・・・」
男「よし、とりあえずここはエルフの里だ
エルフの民にエルフ男の家までの道を聞こう」
刀「相変わらずな相棒だ」
男「褒めコトバだ、ところで・・・」
男は後ろを振り向く
男「いつまで着いてくるんだ?」
?「・・・!いつ気づいた・・・」
男「最初からな、殺気がだだ漏れだ尾行するなら
もう少し上手く尾行しないと」
?「ふっ・・・つくづく人族は私を苛立たせるのが上手いな」
男「(フードをかぶって見えないが
声と体躯から見るに女性だな)」
?「人間、里から出ていけ・・・さもなくば殺ス」
男「ヤダ、と言ったらどうすーー」
言い切るまえに背後からとてつもない殺気を感じる
25 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/22(日) 19:39:15.33 ID:mkx1Ub3y0
?「忠告はした」
瞬間、周りに金属音が響く
男「オイオイ・・・危ないだろ」
男は相手の首刀を鞘に入ったままの刀で防ぐ
?「なに!?」
男「手刀で金属音・・・斬属性の魔法付与か」
26 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/22(日) 19:47:26.23 ID:mkx1Ub3y0
?「貴様・・・!!」
男「以外そうな顔しているな、まあ俺を殺したいのなら」
パチン
男「本気でこいよ」
轟音が鳴り響く
?「なに!?(炎属性の爆発系・・・!)」
27 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/22(日) 20:02:48.25 ID:mkx1Ub3y0
?「く、くそ!」
男の魔法によりフードが燃え彼女の姿が露わになる
男「銀髪に褐色の肌・・・ダークエルフ・・・!」
?「・・・み・・・な・・・」
男「?」
ダークエルフ「人間風情が!!!私を見るなぁぁ!!」
彼女の周りに収束していく高密度の魔力そして
先ほどとは比べ物にならないほどの殺気に気圧される。
男「つ!・・・やば!」
ダークエルフ「断ち切れ・・・[斬]」
男の右腕が切断される。
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/22(日) 20:16:46.11 ID:NAbrUqBF0
期待支援
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/22(日) 20:57:25.70 ID:jS7h8iSSO
乙
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/22(日) 21:25:40.28 ID:d/78k3Zo0
スゲなんつー急展開
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/07/22(日) 21:54:33.63 ID:+ftMmOFx0
急展開が心地良い。
乙。
32 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/22(日) 22:23:44.69 ID:mkx1Ub3y0
男「ぐ・・!詠唱破棄か速いな・・・!」男はすぐさま止血をする
ダークエルフ「貴様が本気をだせと言ったんだ貴様も本気をだせ!」
ダークエルフは男へと追撃を開始する
その追撃を男は紙一重で次々とかわしていく
ダークエルフ「何故だ!貴様は剣士であろう?何故背に携えている剣を
抜かない!?貴様私を侮辱しているのか!!」
男「それは本気云々で抜くワケにはいかねんだ・・・」
ダークエルフ「己・・・人間!どこまで私をコケにすれば
気がすむのだぁぁ・・・!」
男「侮辱もしていない、コケにすらしていない俺はただアンタとーー」
ダークエルフ「黙れ!!」
力任せに振りかぶられた彼女の拳を男は受け止めようとするが
逆に吹っ飛ばされてしまう。
男「ぐぅ・・・!!!(重い・・・)」
ダークエルフ「貴様が本気を出さないのならそれで構わん
私のやりたいようにする、そのまま死ね人間」
男「(これは本格的にヤバいか?)」
男は刀を引き抜こうと柄に手を添える。
ダークエルフ「ふ、今更遅いぞ人間!死ねぇぇぇぇぇ!」
エルフ男「そこまでだダークエルフ」
33 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/22(日) 22:26:43.85 ID:mkx1Ub3y0
こんばんはダークエルフをダークに省略します。
投下
34 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/22(日) 22:40:12.83 ID:mkx1Ub3y0
男「エルフ男・・・!」
ダーク「エルフ男か・・・邪魔するな!」
エルフ男「その青年は私の命の恩人だ」
ダーク「こいつは人間だ・・・故に殺す・・・!」
エルフ男「落ち着けダーク、彼は敵じゃない」
ダーク「・・・・・・・・・」
エルフ男「ダーク、彼は悪い人間じゃない俺を信じてくれ」
ダーク「・・・・・・・・・」
エルフ男「・・・・・・・・・」
ダーク「・・・・・・・・・・・・・・・分かった」
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/22(日) 22:51:20.85 ID:d/78k3Zo0
キカイダーの敵組織かよ、つってもわかんねーか
36 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/22(日) 22:53:22.69 ID:mkx1Ub3y0
エルフ男「分かってくれたか・・・」
ダーク「ああ、すまないエルフ男、取り乱していた・・・」
男「(ダークから殺気が消えた・・・終わったのか?)」
ダーク「オイ人間」
ダークが男の方へ向き空中で手を躍らせるすると
先ほど切断された腕がくっつくさらに体中についた切り傷や
擦りむいた箇所がみるみるうちに治っていく。
男「(スゴいなこれが治癒魔法・・・!)」
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/22(日) 22:54:27.51 ID:FlFsD9F4o
ダーク破壊部隊
38 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/22(日) 23:09:34.79 ID:mkx1Ub3y0
ダーク「見逃すのは今回だけだ・・・里で妙なことをしたら・・・消す」
男「肝に銘じておく、治療してくれてありがとう」
ダーク「フン・・・エルフ男その人間の面倒キチンとみろよ」
そう言い残しダークは闇へと消えた。
エルフ男「・・・行ったか、男大丈夫か?」
男「なんとかな・・・正直死ぬかと思ったが
エルフ男がきてくれて助かった、ありがとう」
刀「しっかし戦闘能力といい治癒魔法といい規格外なエルフだったぜ」
男「エルフ男彼女は一体・・・」
エルフ男「とりあえず話は後だ家へ帰ろう、ついてこい」
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/22(日) 23:28:11.20 ID:d/78k3Zo0
そっかー37これを知ってるってーと参拾杉かー?
40 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/22(日) 23:36:07.83 ID:mkx1Ub3y0
〜エルフ男の家〜
エルフ男「先ずは無事で何よりだ男」
男「エルフ男は俺の恩人だな」
刀「それにしても、あのダークエルフは何だ?
イキなり相棒に襲ってくるしよ」
エルフ男「それについては今から説明しようと思う」
男「よろしく頼む」
エルフ男「最初に彼女の名はダークエルフ、男は身をもって
知っただろうが彼女の戦闘能力はエルフの中でトップ
治癒魔法のレベルも彼女の右にでる者はいない」
男「・・・・・・」
エルフ男「そして里一番人族を嫌っている」
刀「なるほど納得だ」
男「なぜ、それほど人族を?」
エルフ男「それは私にも分からない・・・だが
最初から嫌いだったワケではない」
41 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/23(月) 00:01:36.46 ID:bDFVgR3P0
男「そうだったのか?」
刀「最初のインパクトが強すぎて想像できない」
エルフ男「ダークは十年ほど前まで人族の領土で暮らしていたんだ。
だがある日イキなり里に戻ってきたんだ、どうして
戻ってきたか聞いたが何も答えてはくれなかった・・・」
男「・・・」
エルフ男「それからだダークが人間を嫌いになり始めたのは
結界で人を寄せ付けないようにし万が一結界を抜けて
入ってきた人間は脅し里から追い出す」
刀「腕を切断して脅しってもう脅しじゃないだろ・・・」
エルフ男「嫌今回は特別だった」
男「特別?」
エルフ男「ああ、ダークは月に一度発作のような症状を起こす
発作が起きたその日は精神状態が不安定になるんだ」
42 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/23(月) 00:20:51.67 ID:bDFVgR3P0
男「それが今日だったということか・・・?」
エルフ男「ああ、精神状態が不安定な時に君を見て
つい我を忘れて襲ったのだろう」
刀「相棒災難だったな」
男「今日は色々な事があったな・・・」
エルフ男「ダークの行動には君自身も気をつけてくれ」
男「ああ、おやすみ」
刀「またな〜」
43 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]:2012/07/23(月) 04:13:29.22 ID:Ht5cpMMGo
ハカイダーか?
うぅ、ギル博士〜
良心回路がぁぁぁ
44 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/23(月) 06:22:14.84 ID:bhOP54780
美人ダー!!なんてのもいたっけ
45 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/23(月) 07:21:18.90 ID:eBbIs3uyo
>>39
オーバー40……。
46 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/23(月) 07:24:35.62 ID:tLl6W0DF0
完結支援
47 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/23(月) 09:07:08.77 ID:bhOP54780
ハカイダーは悪魔回路じゃなイカ?んでプロフェッサーギルなwww
48 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/23(月) 09:16:40.91 ID:TYgL+aGIO
SICのハカイダーは今でもお気に入りだわ
49 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/23(月) 14:16:40.08 ID:bhOP54780
〔問題〕 赤ムカデ=(1)、青ワニ=(2)、銀エビ=(3)、ブラックドラゴン=(4)
(1)〜(4)をすべて答え、更にその和を求めよ。
50 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/23(月) 21:11:40.34 ID:bDFVgR3P0
こんばんは
睡魔に負けず続きを投下したいと思います。
51 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/23(月) 21:20:25.94 ID:bDFVgR3P0
〜深夜〜
男「・・・」
「眠れないのか?」
男「エルフ男か・・・そうだな眠れん・・・」
エルフ男「・・・男、一つ聞いていいか?」
男「なんだ?」
エルフ男「治癒魔法を覚えたいというのは本当なのか?」
男「・・・ああ、そのためにエルフの里に来た・・・だが・・・」
エルフ男「・・・」
男「今は少し迷っている」
52 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/23(月) 21:27:59.89 ID:bDFVgR3P0
男「俺にはある目的があるんだ」
エルフ男「目的?」
男「ああ、ある人を治療することだ」
エルフ男「自らの手でか?」
男「その人は、今も苦しんでいる・・・戦っている・・・」
エルフ男「・・・」
男「その人の病気を治すことが俺がその人にできる唯一の恩がえしだ」
53 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/23(月) 21:46:09.60 ID:bDFVgR3P0
エルフ男「恩返し・・・」
男「だが、俺は思った、修得できるのかと」
エルフ男「それは・・・」
男「治癒魔法はエルフの秘伝と聞いている。
そして治癒魔法修得には広い医療の知識
魔法の知識、その知識を活用することができるセンス
繊細な魔力のコントロールが必要不可欠」
男「話には聞いていた・・・覚悟もしていたんだ」
エルフ男「・・・男」
男「だが覚悟が・・・覚悟が足りなかった・・・」
54 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/23(月) 22:05:19.79 ID:bDFVgR3P0
男「今さら不安になってきたんだ・・・笑うだろ?」
エルフ男「いや、私は君が立派な治癒術師になると信じているよ、笑わない」
男「エルフ男・・・」
エルフ男「恩返しするんだろ?」
男「・・・ああ」
エルフ男「だったら迷ってないで進むだけだ」
55 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/23(月) 22:06:37.46 ID:bDFVgR3P0
睡魔に負けそうなので
また後日に
56 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/23(月) 22:23:57.42 ID:6Pc/7dKSO
乙
57 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 06:40:41.25 ID:jBpxgYxZ0
男「エルフ男ありがとう・・・」
エルフ男「フ、当然だ」
男「そう言えば、俺に治癒魔法を教えてくれるエルフは
誰になったんだ?」
エルフ男「え!ああ、それは・・・だな・・・」
58 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 06:56:49.48 ID:jBpxgYxZ0
〜翌日、長の部屋〜
ダーク「手紙に明日来いと書いていたから
来てみれば・・・人間なぜ貴様がここにいる?」
長「男よ紹介しよう、君に治癒魔法を教えるダークだ」
男「ど・・・どうも」
刀「(最悪だ!!)」
エルフ男「(男よ挫けるなよ・・・)」
ダーク「長、私は辞退したいのだが?」
長「君が一番適任なんだ」
エルフ男「私からも頼む」
ダーク「ムゥ・・・」
刀「早くも暗雲がたちこめているんだが」ヒソヒソ
男「長とエルフ男が説得してくれるよ」ヒソヒソ
59 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 07:13:28.32 ID:jBpxgYxZ0
長「ダーク、君が男に治癒魔法を教えてくれたら・・・」
長はダークに近ずき耳打ちをする。
ダーク「!!・・・本当か?」
長「私は嘘をつかないよ」
ダーク「・・・分かった、そこの人間に治癒魔法を教えてやる」
長「おお!それは良かった!」
エルフ男「ありがとうダーク」
刀「なんか説得したっぽいな」ヒソヒソ
男「らしいな・・・」ヒソヒソ
長「では、今日から頼むぞ、ダーク」
ダーク「フン・・・人間ついてこい」
男「あ、ああ」
エルフ男「男」
男「え?」
エルフ男「頑張れよ」
男「・・・ありがとう」
60 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/07/24(火) 08:34:33.24 ID:rNPIfpUUo
乙乙…?
61 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 08:36:53.69 ID:jBpxgYxZ0
〜エルフの森入口付近〜
ダーク「オイ、人間」
男「できれば人間って呼ぶのは止めてほしい俺の名前は男だ」
ダーク「人間は人間だ」
男「なら好きに呼んでくれ・・・でもこれだけは教えてほしい
どうしてそれほど人族を嫌う?」
ダーク「お前に話す義理はない」
男「・・・変わってしまったな・・・」ボソ
ダーク「何かいったか?」
男「いや、なんでもない」
ダーク「まあいい、さて人間、貴様に治癒魔法を
教えることになったワケだが・・・正直教えたくない」
男「!!なぜ・・・?」
ダーク「話しを最後まで聞け人間、治癒魔法はエルフの秘伝だ
いくら長の頼みとはいえ、そう簡単に教えるなんて
言語道断だ故に・・・」
ダーク「貴様に治癒魔法を伝授するに値するか・・・試してやろう」
62 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 08:54:45.62 ID:jBpxgYxZ0
男「!?」
男はダークから少し距離をおき、刀に手を添え身構える
ダーク「オイ人間、何も戦うとは言ってないぞ」
男「昨日のやりとりを思いだして自然と反応しただけだ」
ダーク「昨日のことは私も反省している、すまなかったな」
男「昨日とは別人だな」構えを解く
ダーク「昨日は少し気分が悪くてな・・・さて話しは戻るが
治癒魔法を伝授するか否か貴様を試す」
男「何をするんだ?」
63 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 09:06:01.31 ID:jBpxgYxZ0
ダーク「簡単だ、この先にエルフの森がある
その森の奥にある泉までいき、戻ってくる」
男「それだけか?」
ダーク「ああ、それだけだ」
男「分かった、いってくる」
男はエルフの森へと足を進める
ダーク「精々頑張れ・・・人間」ボソ
64 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 09:10:38.78 ID:jBpxgYxZ0
男「ああ、言い忘れていたがコイツは相棒の刀だ」
刀「刀だよろしくな」
ダーク「いいからさっさと行ってこい」
刀「・・・ハイ」
男「ドンマイだ相棒・・・」
ダーク「(剣が喋るとはな驚きだ・・・)」
65 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 18:41:31.43 ID:jBpxgYxZ0
〜エルフの森〜
刀「なあ相棒」
男「どうした?」
刀「迷ってないよな?」
男「もちろんだ、ダークは言っていた、この森の奥にある
泉にいき戻ってくると・・・つまり真っ直ぐ進めば
自ずと目的地につくということだ」
刀「なんて単純な・・・」
男「褒めコトバ」
刀「まったく・・・でどうするよ?」
男「何をだ?」
刀「イヤ、魔物の気配バリバリ感じているんだが・・・」
男「というより、今にも襲いかかってきそうなくらいの殺気だな」
刀「行って戻ってくるだけなんて簡単すぎて怪しかったが
なるほど、こういうワケか・・・」
男「今のところ襲いかかってはきなさそうだから様子見だな」
刀「背中に突き刺さるような視線が痛いな・・・」
男「お前に背中はないぞ」
男と刀はさらに奥へと進む。
66 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 19:19:06.49 ID:jBpxgYxZ0
ダークの家
ダーク「人間め身の程もわきまえずに
治癒魔法を覚えたいなどと戯れ言をぬかすと
どうなるか・・・思い知れ・・・!」
「師匠ーーーー!!」バン!!
家の扉を威勢よく開いた音が家全体に響く
ダーク「エルフ少女、扉はもう少し静かに開けなさい」
エルフ少女「す、すみません手に力が入ってしまいました・・・」
ダーク「よしいい子だ、今日は何用だ?修行はしばらく休みだぞ?」
エルフ少女「い、いえ・・・その、人族の方がここにいると
エルフ男さんから聞いたので挨拶しようかなと・・・」
ダーク「挨拶にか・・・感心するぞ、さすが我が弟子」ナデナデ
エルフ少女「師匠!う、嬉しいですが・・・は、恥ずかしいです///」
ダーク「だが、悪いな人間は今、ここにいない」エルフ少女を撫でるのをやめる
エルフ少女「え?じゃあ人族の方はどこへ?」
ダーク「さぁな、そのうち帰ってくるかもしれない」
エルフ少女「そうですか・・・分かりました、では師匠、失礼します」
ダーク「ああ、エルフ爺によろしくな」
エルフ少女「ハイ師匠!さようなら!」バン!!
勢いよく扉が閉まった
ダーク「クス・・・まったく・・・」
67 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 20:45:21.65 ID:jBpxgYxZ0
〜エルフの森泉付近〜
男「あとどのくらいでつく?」
刀「さぁな・・・だが魔物の気配が消えたことを考えると
近づいてはいると思うぞ」
男「もうすこしか・・・」
68 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 21:11:20.91 ID:jBpxgYxZ0
〜エルフの泉〜
男は歩を進める。森に入ってからかなりの時間がたっていた
しかし泉らしきものは見つからない。男に不安がよぎる。
このまま泉にはたどり着けないのではないのか?
もしたどり着けなかったら?治癒魔法を諦めなくてはいけない
そうなったら?彼女を助けることはできない。
ーーお前は寄せ集めの半端ものだーー
ーーこの出来損ないが!!ーー
過去の記憶、思い出せばそれほど良い思い出はない
ーー出来損ないかぁ・・・私と一緒だな・・・!ーー
だが一つだけ・・・良いと言える出会いがあった
男「(俺らしくないな・・・)」
男は胸の内に芽生えた不安をかき消し
力強く歩を進める。
そして一瞬男の目の前が真っ白になり
泉があらわれた。
69 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 21:32:15.21 ID:jBpxgYxZ0
男「・・・・・・え?」
男「(目の前に泉がある・・・ついたのか?)」
男は視界に広がる泉に目を奪われた。
先の魔物の気配が漂う森ではない、
この空間だけ別の世界に感じる。
それほどまでに神秘的で美しい泉だった
70 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]:2012/07/24(火) 21:52:52.30 ID:xjUAScHXo
頑張れー!ワクワク
71 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 22:03:28.21 ID:jBpxgYxZ0
睡魔に負けず投下します
72 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 22:16:53.70 ID:jBpxgYxZ0
男「キレイだ・・・」
「気にいったかい?」
男「!?」
隣には見知らぬ中性的な男性がいた
「この泉はキレイだろう?私が毎日浄化しているからね」
男「アンタは一体?」
「相手の名を聞くときは自分から名乗るのが礼儀だよ」
男「それは、すまない俺の名は男、アンタは?」
「まあ、私に名前なんてないけどね」アハハ〜
男「・・・・・・」ムカッ
「でもダークには大精霊と呼ばれているよ」
73 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 22:37:34.62 ID:jBpxgYxZ0
男「ダークと知り合いなのか?」
大精霊「ああ、私の友達だ、ダークに君のことは聞いているよ」
変な奴がきたとか言ってご立腹だった」
男「変な奴か・・・」
大精霊「そういえば男くんダークと初めてあったとき
右腕切断されてたよね?」
男「あ、ああ」
大精霊「いや〜あれスゴかったでしょ?スパっ!と切れてさ
でも君の心音まったく乱れてなかったんだよね〜
まるで腕を切られているのに慣れているかのようだった
私はとても驚いたよ」
男「・・・」
大精霊「でも、もっと驚いていることがあってね」
74 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 22:44:40.89 ID:jBpxgYxZ0
大精霊「エルフの森を歩いていたとき魔物の気配したでしょ?
あの魔物達はね、私の仲間なんだ」
大精霊「その魔物たちに私はある命令をしていたんだ
エルフ以外の者を噛み殺すっていう命令をね・・・」
75 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/24(火) 22:45:54.67 ID:jBpxgYxZ0
寝落ちは勘弁
続きはまた後日に・・・
76 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]:2012/07/24(火) 22:56:37.62 ID:xjUAScHXo
乙した
77 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/24(火) 23:24:52.50 ID:UDgKFuFno
乙っす
78 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/24(火) 23:33:39.24 ID:cDHVvtbIO
おつ
79 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/25(水) 08:10:33.45 ID:TfzSX/3B0
大精霊「でも君は襲われることなく、この泉にたどり着いた」
エルフの血をもつ者しか入ることを許されないこの聖域にね」
大精霊「人族の姿をしながらエルフしか入れないこの聖域に
たどり着いた君は・・・何者なんだい?」
男「それは・・・いいのか・・・俺にもわからない」
大精霊「・・・ふむ、何か訳ありのようだね、なら聞かないさ」
男「!・・・いいのか?」
大精霊「かまわないさ、それに君はおもしろうそうだしね」ニコ
80 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/07/25(水) 17:42:37.64 ID:SMfO7OrN0
いいぞ
81 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/07/25(水) 19:13:53.54 ID:pyNT0SIHo
wwktkが止まらない
82 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/25(水) 20:07:13.83 ID:TfzSX/3B0
男「ありがとう大精霊・・・」
大精霊「どういたしまして、もういくのかい?」
男「ああ、そろそろ戻らないと」
大精霊「だったらコレをダークに渡してくれ」ポイ
大精霊に渡された袋の中には山菜が入っていた。
男「これは・・・!!」
大精霊「おや、これを知っているようだね?」
男「俺の生まれは東方なんだ」
大精霊「おお!ならこれを使った料理を作れるかい?」
男「まあ、いけないことはない」
大精霊「ダークは山菜料理が大好きでね、作ってあげるといい
きっと今よりは態度がマシになるよ」
男「そうか?」
大精霊「モチロン!長がダークに耳打ちしていたの覚えているかい?
長はその時こう言った」
ーー「男に治癒魔法を教えたら山菜十年分やろう」ーー
83 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]:2012/07/25(水) 20:30:22.34 ID:TKT2ICSSo
頑張れ
84 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/25(水) 20:31:02.51 ID:TfzSX/3B0
男「山菜・・・十年分・・・」
大精霊「山菜くんに感謝しないとね、まあ結局「人間はやはりだめだ」
とか言ってエルフの森で君を魔物たちのエサにさせようとした
のだけど失敗してしまったというから考えるに・・・ん?
そんなにニコニコしてどうかしたのかい?」
ーー山菜?ーー
ーーなんだ、東方の生まれなのにしらないのか?ーー
ーーう、うんーー
ーー食べてみるか?ーー
ーーい、いただきます・・・うう・・・苦い・・・ーー
ーーフフ・・・子供にはまだは早かったなーー
男「・・・・・・」
大精霊「男君?」
男「・・・いや、変わらないものもあるんだな・・・と思ってな」
85 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/25(水) 20:47:26.55 ID:TfzSX/3B0
男「とりあえず、ダークに山菜を料理をつくろうと思う
ありがとう大精霊、近いうちにまた来るよ」
大精霊「いつでも、大歓迎さ、健闘を祈ってるよ〜」
男「ああ、いい忘れていたがコイツは相棒の刀だ」
刀「刀だよろしくな」
大精霊「君もおもしろうそうだね、ああ僕も言い忘れていたが
魔物達にした命令を[男を襲え]に変更したから
そっちの意味でも健闘を祈っているよ〜」
男&刀「へ?」
大精霊「これは曲がりなりにも試験らしいからね
最後くらい試験ぽいことしなきゃ」
86 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/25(水) 21:08:49.70 ID:TfzSX/3B0
誤字脱字には気をつけます
投下
87 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/25(水) 21:16:12.01 ID:TfzSX/3B0
〜ダークの家、夜〜
ダーク「ふ・・・あの人間は今ごろ・・・」
トントン
ダーク「(こんな夜中に誰だ?)」
扉を開けると足元に人間が倒れていた
ダーク「な!?人間貴様!どうして・・・」
88 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/07/25(水) 21:23:59.03 ID:8sgCj6Zn0
ダークエルフはツンツンなくらいが丁度良いよね。
最初からデレてたりしたらつまらない。
つまり支援。
89 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]:2012/07/25(水) 21:26:12.09 ID:HnUGurslo
褐色銀髪娘なのか?だとしたら素晴らしいな
90 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/25(水) 21:34:46.33 ID:TfzSX/3B0
男「こ・・・治癒魔法を・・・よな?」
ダーク「なに?」
男「これで治癒魔法を教えてくれるんだよな?」
ダーク「・・・ああ、いいだろう、貴様に治癒魔法を教えてやる」
男「やっ・・・た・・・」
人間はそう言うなりそのまま気絶してしまった
ダーク「(まさか・・・エルフの森から帰ってくるとはな・・・)」
ダーク「(しかし・・・玄関の前で気絶するとは・・・)」
ダーク「フン・・・見逃すのは今度こそ最後だ・・・
ありがたく思えよ人間」
91 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/25(水) 21:39:10.60 ID:TfzSX/3B0
ダークさんは人間基準で二十代後半位の容姿です。
ダークさんはツンツンなんです
92 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/25(水) 21:48:13.02 ID:TfzSX/3B0
〜翌日〜
男「・・・・・・ここは?」真っ青な空が広がっている
ダーク「目が覚めたか人間?」
男「俺はたしか森に・・・」
ダーク「覚えてないのか?」
男「あ、ああすまない」
ダーク「まあいい、さあ、さっさと起きろ修業のお時間だ」
93 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/25(水) 21:59:45.66 ID:TfzSX/3B0
男「・・・え?」
ダーク「どうした?治癒魔法を覚えるのだろう?」
男「試験に俺は受かったのか?」
ダーク「本当に何も覚えていないようだな・・・
まあ、結論をいうならば合格だ」
男「!!・・・そうか・・・」
ダーク「分かったらさっさと起きろ」
男「あ、ああ分かった。よろしく頼む」
ダーク「フン・・・人間に治癒魔法を教える日がくるとはな」
94 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/07/26(木) 00:42:32.63 ID:ktx4ZQmz0
どんなにダークエルフが男に対して辛辣でキツく接しようともスレタイのおかげで安心して読める
なんという安心設計SS
95 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/26(木) 07:26:44.06 ID:3LXGChSSO
乙
96 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/26(木) 09:28:45.04 ID:WmOmyqN80
わかんないとこがスッゴーく気になるよねコレ。
97 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
:2012/07/26(木) 12:46:10.33 ID:/hlTHDa+0
sage
98 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/27(金) 00:25:49.25 ID:ti0w/qAa0
ダーク「さて、忌々しいが貴様に治癒魔法を教えることになった」
男「よろしく頼むダーク」
ダーク「まずは手本を見せてやろう、[斬]」
男の右腕が切断された
男「な!?」
ダーク「まずはこの斬属性について説明しよう、しかし人間・・・
貴様には痛覚というものはないのか?」
男「痛みにはなれているんでな」
ダーク「まあいい、それと私の名前は極力呼ぶな、不快だ
それでも呼ぶときは、さん、をつけろ」
男「わ、分かったダーク・・・さん」
ダーク「よろしい、話を戻そう、さてこの斬属性の魔法だが
貴様は習得してるか?」
男「習得してはいないが知ってはいる」
99 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/27(金) 00:39:54.99 ID:ti0w/qAa0
ダーク「治癒術師が覚えるべき魔法・・・それが
この斬属性だ」
ダーク「特に[斬]は重宝するぞ、習得難易度こそ初級だが
極めれば不可視の刃と化し宮廷魔術師の障壁も切断できる」
男「だが、それに比例して消費魔力が多くなり
詠唱もながくなる、まあ詠唱破棄できれば
そこは解決だが、燃費が悪いことには変わりない」
100 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/27(金) 00:58:27.07 ID:ti0w/qAa0
ダーク「だからこその修業だ、最初は斬属性の魔法を習得、
そして詠唱破棄、最後に魔力の効率化、コレをする」
ダーク「これしきで音をあげるなよ?」
男「もちろんだ」
ダーク「ならコレも読んでおけ」
ダークに渡されたものは、ぶ厚い魔法書だった
男「(・・・まじかよ)」
ダーク「さあ、修業開始だ私の指導は厳しいぞ?」
男「分かった、だがそのまえに切断した腕を返してくれ」
ダーク「貴様の右についているのは何だ?」
先ほど切断された右腕が元通りにくっいていた
男「(な!?いつのまに治療を・・・!」
101 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/07/27(金) 08:22:55.50 ID:9OhFtHPEo
乙
102 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/07/27(金) 18:23:11.40 ID:pS8KzDFa0
腕切断され過ぎワロタ。
乙。
103 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/27(金) 23:33:36.10 ID:ti0w/qAa0
睡魔に負けず投下します
104 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/27(金) 23:45:29.48 ID:2xN1Ui1F0
キター!
105 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/27(金) 23:49:57.80 ID:ti0w/qAa0
ダーク「フン・・・腕をくっつけることなど造作もないことだ」
ダーク「さあ、貴様をみっちり指導してやろう」
男「・・・・・・おす!」
〜数時間後〜
ダーク「よし、[斬]を習得できたな?試しに
この木を切ってみろ」
男「分かった(魔力を手に集中させ・・・留める・・・そして!)」
男「我、魔力を刃と化し断ち切らん[斬](一気に放つ!!)」
男の放った刃は、木を切断させるまでにはいたらなかった
ダーク「ふむ・・・妥協点だな、だが・・・」
男「ハア・・・ハア・・・ぐ・・・!」
ダーク「魔力不足だな・・・」
106 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/28(土) 00:04:35.49 ID:tXyOPzz90
男「これでも魔力には自信があったんだが・・・」
ダーク「私には疲れてみえるんだが?」
男「これは・・・そのだな・・・」
ダーク「言い訳は聞かん、貴様には追加で魔力増加の修業も
しないとな、大変だな人間」
男「ふう・・・ダークさんがそう言うのなら仕方ないか・・・」
ダーク「さあ、午前は終わりだ、昼は勝手に食べていろ」
男「もう、そんな時間か・・・あ、ダークさん」
ダーク「なんだ?」
男「はい、コレ・・・あぶなく忘れるところだった」
男は山菜の入った袋をダークに渡す
107 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sagesaga]:2012/07/28(土) 00:06:39.25 ID:PA8bJZ9to
危うくじゃないのか
108 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/28(土) 00:24:05.46 ID:tXyOPzz90
ダーク「・・・・・・!!!」
男「エルフの森で見つけたんだ」
ダーク「そ、そうか・・!」
男「食べる?」
ダーク「人間の採った山菜なぞ!・・・山菜なぞ!・・・」
男「食べないなら・・・俺が食べるが・・・」
ダーク「いや、私がもらおう」
男から山菜をひったくる、
ダーク「・・・・・・♪」
男「(そんなに好きなのか・・・大精霊の言っていたことは
本当だったんだな・・・)」
109 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/28(土) 00:26:09.07 ID:tXyOPzz90
ご指摘ありがとうございます。
110 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/28(土) 00:40:13.90 ID:tXyOPzz90
ダーク「さて人間、私は急用がてきた」
男「え?なら午後はどうするんだ?」
ダーク「ここに行け」
地図を渡される
ダーク「そこに記されている家にいけ、私の友人がいる
挨拶してこい」
男「挨拶してくればいいのか?」
ダーク「ああそうだ、その内世話になるから今のうちにな」
男「分かった、いってくる」
111 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/28(土) 06:57:16.89 ID:/NR1HfxSO
山菜もらって耳がピコピコしてるダークエルフを妄想した
112 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/28(土) 13:09:21.60 ID:cALdoD8Zo
山菜料理に喜ぶダークエルフはよ
113 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/28(土) 22:11:07.27 ID:tXyOPzz90
男「さて、ダークさんにもらった地図を辿ってきたが・・・」
刀「また迷ったか相棒・・・」
男「・・・なぜ迷う?」
刀「俺に聞かれてもな・・・」
男「今回は地図を逆にもしていない・・・うーむ」
「あ、あの〜男さんですよね?」
114 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/28(土) 22:13:02.40 ID:tXyOPzz90
山菜料理は少し先かも知れません
投下
115 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/28(土) 22:26:02.20 ID:tXyOPzz90
男「ん?君は・・・?」
エルフ少女「は、初めまして男さん!私はエルフ少女といいます!!」
男「そうか、よろしくなエルフ少女・・・でもなんで俺の名前を?」
エルフ少女「エルフ男さんから聞きました」
男「エルフ男からか〜納得だ・・・それで俺に何か用かな?」
エルフ少女「何か困っているように見えたので声をかけました!」
男「君は優しいな・・・」
エルフ少女「エルフは慈愛の精神と
平和を愛する種族ですから!」エッヘン
116 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/28(土) 22:38:06.19 ID:tXyOPzz90
男「そうか・・・(例外な人物ガ一人いるけどな)」
エルフ少女「はい!それでどうしましたか?」
男「実は道に迷ってしまってな」
エルフ少女「なるほど」
男「地図を見てもさっぱり分からん」
エルフ少女「・・・その地図見せてくれませんか?」
男「ああ、いいよ」
」
117 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/28(土) 22:53:24.55 ID:tXyOPzz90
エルフ少女「や、やっぱり・・・」
男「どうかしたのか?」
エルフ少女「これを書いたのはダークさんですよね?」
男「ああ」
エルフ少女「ダークさんは地図を書くのが下手なんです
こんなの見てたら誰でも迷います!」
男「そうなのか?」
エルフ少女「はい、というわけで燃やします」
シュボ!
男「あらら・・・」
エルフ少女「変わりに私が案内しますね」
男「おお!ありがとう助かるよ」
エルフ少女「こちらこそ、ではいきましょう」
118 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/29(日) 00:22:14.65 ID:v9hy5p6L0
なんとなくモヤモヤするダークはよ
119 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/07/29(日) 01:34:18.02 ID:ARfr4dfmo
乙
120 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 06:23:56.01 ID:YqFy07W90
〜エルフ少女の家〜
エルフ少女「着きましたよ」
男「エルフ少女ありがとうな」
エルフ少女「いえいえ、お気になさらずここ私の家ですから」
男「え?そうなんだ」
エルフ少女「はい、では中へどうぞ」
男「お、おじゃまする」
エルフ少女「
121 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 06:25:37.86 ID:YqFy07W90
ミスしたのを消せないのが無念
122 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 06:54:56.78 ID:YqFy07W90
エルフ少女「ただいま〜!」
「おお、きたか・・・いらっしゃい」
中に入ると一人の壮年男性が出迎えてくれた
エルフ少女「男さん紹介しますね、私の父です」
エルフ父「よく来た人族の青年よ」
男「男だ、道に迷っていた所をあなたの娘さんに
助けてもらった、感謝する」
エルフ父「気にするな、娘は当然のことをしたまでさ」
エルフ少女「そうですよ」エッヘン
エルフ父「さて、さっそくだが本題に入る・・・」
エルフ少女「私は飲み物をもってきますね」
エルフ父「頼んだぞ」
エルフ少女「は〜い」
彼女は家の奥へと消えた。
男「本題とはなんだ?」
エルフ父「ダークから聞いていないのか?」
男「俺はただ、挨拶してこいと・・・」
エルフ父「ふ・・・ダークらしいな・・・私は斬属性が得意なんだ」
男「え?は、はい・・・」
エルフ父「つまり本題というのはだな・・・」
123 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/07/29(日) 07:38:27.18 ID:ARfr4dfmo
乙?
124 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/29(日) 08:13:57.80 ID:I75s9CyC0
出てくるのがエルフばかりとか・・・・超俺得じゃねーか!!www
全力支援!!
125 :
◆OMKIIM81fs
[sage]:2012/07/29(日) 11:06:55.50 ID:lydWW8rno
句読点が気になる
126 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/29(日) 11:22:05.93 ID:Cb01JcwFo
酉つけたままひとのスレに文句いいにくるとは
自分は素晴らしい日本語のSSを書いてますって言いたいのか?
でも探さないけどね
127 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/29(日) 11:26:55.03 ID:bYZtM62DO
この投下ペースだと、スレタイまで相当かかるな…
128 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/29(日) 11:39:00.29 ID:OmsKKVYIO
>>126
たまにいるクソコテだろ
自分はSS書かない癖に他人のSSで出しゃばる評論家()
129 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(三重県)
[sage]:2012/07/29(日) 14:00:01.75 ID:lydWW8rno
ごめんよ
130 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/29(日) 14:00:40.29 ID:WXGpuPBKo
[
ピーーー
]よ糞コテ
131 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(三重県)
[sage]:2012/07/29(日) 14:07:40.42 ID:lydWW8rno
余計な事言ってすまん……
132 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/29(日) 14:15:27.30 ID:2vmDf+cpo
わかったから静かにしてて
133 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 15:50:49.09 ID:YqFy07W90
更新もう少し早くできるよう努力します
句読点については改善したいので
アドバイスしていただけると嬉しいです
投下
134 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 16:11:00.43 ID:YqFy07W90
〜エルフの泉〜
大精霊「へぇ、彼に男くんの魔法指導を頼んだんだ?」
ダーク「エルフ父が適任だと判断した」
大精霊「まあ、斬属性限定で言えば君より彼の方が
格上だからね、いいんじゃないかな?」
大精霊「しかし君は酷いことを言うね
男君に魔力不足だなんてさ」
ダーク「・・・私より少ない」
大精霊「オイオイ、ダークエルフの君と比べてどうする
男君は充分魔力があるよ」
ダーク「フン、百回程度魔法を行使しただけで力尽きる
これを魔力不足と言わんとしてなんとする?」
大精霊「だから君と比べてどうするよ、人族なら
五十回行使できれば良い方さ、そう考えると
男君は単純に二倍だよ?」
135 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 16:31:55.97 ID:YqFy07W90
ダーク「・・・フン」
大精霊「はぁ・・・君はもう少し男君に優しく
できないのかい?」
ダーク「私は人間が嫌いだ」
大精霊「カタキはとったじゃないか?」
ダーク「・・・・・・カタキをとったが
私はあの少年を救う事ができなかった・・・」
ダークは拳をグッと握りしめる
ダーク「私は少年を奪ったアイツらが憎い
アイツらを野放しにしていた王が憎い・・・
なにより己の私利私欲の為にしか
行動しない人間が憎い・・・」
大精霊「ダーク・・・」
136 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 17:03:32.89 ID:YqFy07W90
ダーク「そういうことだ・・・さて、話は終わりだ
大精霊アレをよこせ」
大精霊「・・・まだ食べるの?」
ダーク「無論だ」
大精霊「即答だね、いいよハイ」
大精霊は山菜をダークに渡す。
ダーク「悪いな」
大精霊「悪いと思うなら、僕からこれ以上とらないで
ほしいよまったく・・・」
ダーク「無理だな、それとあの人間に山菜を渡したのはお前だろ?」
大精霊「そうだけど?」
ダーク「エルフの森に東方の特産物が生えているワケがない
大精霊、なぜ聖域であるこの泉に人間を入れた?」
大精霊「ああそれはだね・・・単に面白いことに
なりそうだったからかな?」
ダーク「・・・・・・」
大精霊「・・・さて冗談はさておき、僕は男君を意図的に
聖域へは入れていない、男君がこの聖域へ導かれたんだ」
137 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 17:18:01.26 ID:YqFy07W90
ダーク「なんだと?」
大精霊「最初は聖域が男君を拒絶してたんだけど、しばらくたつと
聖域が男君を受け入れたんだ。なんでか分からないけどね」
ダーク「・・・・・・何故だ?」
大精霊「さあ?こればっかりは分からないよ」
ダーク「・・・まあいい帰る」
大精霊「男君によろしくね〜」
ダーク「・・・ああ」
138 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 17:48:04.32 ID:YqFy07W90
〜エルフ少女の家〜
エルフ父「というわけで、君に魔法指導をすることになった
これからよろしく頼むぞ」
男「お願いします」
エルフ少女「私もお願いします!」
エルフ父「ちなみに、娘もダークに治癒魔法を教えてもらっている。
治癒魔法について分からないことがあれば聞いてみるといい」
エルフ少女「聞いてくださいね?」
男「ああ、頼りにしてるよ」ナデナデ
エルフ少女「えへへ・・・///まかせてください!」
139 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 17:59:57.97 ID:YqFy07W90
エルフ父「ホウ・・・」
エルフ少女「男さん。今日はもう遅いので泊まっていきませんか?」
男「今回は遠慮するよ」
エルフ少女「そうですか・・・残念です」
エルフ父「なら、男君はどこに泊まるんだ?」
男「え〜と、庭ですかね」
エルフ少女「へ?」
エルフ父「・・・どこの庭だい?」
男「どこってダークさんの家の庭にですが?」
エルフ少女「ええ!?風邪ひいてしまいますよ!」
男「大丈夫だ、問題ない」
エルフ父「ハッハッハ!!君は面白いな!!」
男「そうですか?」
140 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 18:07:48.65 ID:YqFy07W90
エルフ父「ハッハッハ・・・しかしダークは納得するのか?」
男「秘策があるので問題ありません!」
エルフ少女「秘策ですか?」
男「それでエルフ父さんにお願いがあります」
エルフ父「聞こうじゃないか」
男「ありがとうございます。では・・・」
男「山菜ください」
141 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 18:38:57.05 ID:YqFy07W90
〜ダークの家、夜〜
ダーク「(すこし遅くなってしまったな・・・しかし・・・)」
ダーク「(なぜ家の前にテントが・・・?)」
ダーク「(それにあの人間は焚き火の前で何をしているんだ?)」
男「あ、ダークさんお帰り」
ダーク「人間、貴様このテントはなんだ?」
男「ああ、俺ここで寝泊まりするからよろしく」
ダーク「・・・切るぞ」
男「じゃあこれ食べてから決めてくれ」
ダーク「これは・・・」
山菜料理だった
男「ダークさんに食べてもらいたくて作ってみた」
ダーク「(焚き火の前で何をしてるかと思えば・・・
それにこの山菜料理・・・)」
男「はい、ダークさん」
人間は皿に山菜料理を盛りダークに差し出す。
男「もしこの料理が美味しかったら・・・
ここで寝泊まりするのを許可してほしい」
ダーク「えらく自信があるようだな?」
男「自信作なんだ」
ダーク「ホウ・・・ならお手並み拝見させてもらおうか」
142 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 18:51:24.79 ID:YqFy07W90
ダーク「(ふん・・・家の庭で寝泊まりなど変質者紛いな行為は
たまったものではないな、まったくこれだから人間は・・・)」
ダーク「(さっさとマズいと一言いって退散させーー)」
人間の作った山菜料理を一口食べる。
143 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 19:19:51.97 ID:YqFy07W90
ダーク「・・・・・・・・・・・・え?」
ダークは戸惑い、そして驚愕する
男「ダークさん?」
ダーク「どう・・・して・・・?」
ダークは俯いた
男が声をかけるが、ダークは反応がない
何も答えない。心配になって男が彼女の顔を覗きこむと
彼女の瞳は涙で濡れていた
144 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/29(日) 19:33:41.18 ID:v9hy5p6L0
フラグ・・・だと・・・?!
145 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 19:42:07.07 ID:YqFy07W90
男「ダークさん!?」
ダーク「・・・なんでもない」
彼女は涙を拭う
男「すまない、口にあわなかったようだな・・・」
ダーク「・・・・・・美味しいよ」
男「え?」
ダーク「いや、なんでもない帰る」
山菜料理がのった皿を持ち、家へと踵を返す
男「え?あ、うん」
ダーク「オイ男」
男「な、なんでしょうか?」
ダーク「夜は冷える風邪をこじらせるなよ?
うつされたらたまったもんじゃないからな」
146 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 19:50:15.57 ID:YqFy07W90
男「わ、分かった・・・」
ダーク「・・・じゃあな」
そう言い残しダークは家へ消えた
男「(あれ・・・ここで寝泊まりしていいんだよな?)」
男「(・・・・・・初めて名前呼んでくれたな)」
男「(とりあえず今日は寝ようか・・・)」
147 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 20:22:54.56 ID:YqFy07W90
男が作った山菜料理は同じだった
以前私のために少年が作ってくれた山菜料理にだ
そう味さえも・・・・・・
ーーダークこれ食べてみてよーー
ーー山菜料理か、いただこう・・・うん美味しいよ少年ーー
ーー本当か!?作ったかいがあったよーー
ーー山菜の甘みとカリカリとした食感が噛みごたえが
あっていいな・・・てこれは少年が作ったのか!?ーー
ーーああ、美味しいっていわれて嬉しいよーー
ーーわ、私より上手くないか?ーー
ーーダークの指導のおかげだーー
ーーむ・・・そうか///ーー
ーーはは、照れてる?ーー
ーー・・・照れてないーー
ーーはは、可愛いよダークーー
ーーこ、コラ!?頭を撫でるな・・・!ーー
ーーああ、ごめんごめんーー
ーーいやまて、あと三分そうしていろーー
ーークス・・・了解ーー
ーー・・・・・・んーー
148 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 20:37:38.80 ID:YqFy07W90
ダーク「(さっきはつい感傷的になって泣いてしまった・・・)」
ダーク「(まさか、また食べられるとはな・・・)」
ダーク「(男・・・か・・・)」
ーー君はもう少し男君に優しくできないのかい?ーー
ダーク「(・・・・・・まぁ少しくらいは優しくしてやろう)」
ダーク「・・・カリカリ(うん、上手いな)」
149 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/29(日) 20:43:11.03 ID:YqFy07W90
次回から急展開(嘘)
ps3から書いているので遅いですが
見守っててください。
150 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/07/29(日) 20:47:33.40 ID:7gc5QlkM0
(ノ・∀・)ノ =====乙))゚Д゚)・∵.
151 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/07/29(日) 21:36:18.78 ID:OF1pM2MCo
PS3からか、
>>1
乙ー
152 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/07/29(日) 21:39:33.33 ID:ARfr4dfmo
乙
153 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/29(日) 21:47:36.56 ID:QO6ArlvSO
ps3ってそんなこともできんのか
154 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/07/29(日) 22:03:27.93 ID:Bs3Jcxem0
>>153
俺もPS3持ってるけど、PS3でSSというか長文を打つとか正気の沙汰じゃない
155 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/29(日) 22:14:07.73 ID:ofR85Y9Qo
PS3!
なおさら乙だな
156 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/29(日) 23:04:54.91 ID:zlD1fY5IO
PS3で長文とか尊敬しますwwww
157 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/07/29(日) 23:32:21.21 ID:MFBHHpFso
専用キーボードあるんでないの
158 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/29(日) 23:42:19.75 ID:Fije3O1IO
流石にUSBキーボードは有るだろ
てかps3のあのブラウザでやってると思うと正気とはおもえん。乙でした
159 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/07/29(日) 23:47:09.80 ID:ARfr4dfmo
普通Bluetoothキーボードぐらい常備してるだろ
160 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sagesaga]:2012/07/29(日) 23:49:51.22 ID:HhLofkeVo
キーボードあってもPS3で書きたいとは思えない
161 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/30(月) 00:05:03.21 ID:sNU6daCa0
姉にpcを占拠されているのでやむを得ずPS3で書いてます
キーボードは近いうちに買います。
162 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]:2012/07/30(月) 00:38:47.10 ID:PoGyLd1wo
(驚愕)
163 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/30(月) 00:47:48.77 ID:F7Iy2OLXo
→驚愕する
164 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/30(月) 00:52:18.86 ID:8CbUzIIeo
vitaでもかける?
165 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/30(月) 00:58:07.30 ID:WSk+/p4Ro
安いのなら1000円しないだろ買えよ
166 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/07/30(月) 01:00:25.76 ID:8kpQTtyEo
>>161
驚愕の新事実発覚w
あと乙
167 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/30(月) 01:15:09.31 ID:mk4BqiDY0
今まで色々な
>>1
を見てきたが、ここの
>>1
には驚愕した
そうか…ps3か…
まさかの限定仕様とか言わないよなww
168 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/30(月) 02:21:49.89 ID:Rc/qwA8co
大先生の自信作です。よったら句読点に気をつけながらどうぞ
男「なんだそれは」 少女「魚。食糧取ってきた」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343146687/
169 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/30(月) 02:29:14.44 ID:QE2IW/HIO
>>164
書けないこともない
こっちはタッチパネルだから少しは書きやすいかも
でもqwer配列しかないって難点が
170 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/30(月) 05:30:10.44 ID:8CbUzIIeo
わざわざさがしたのか…
171 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/30(月) 11:00:30.62 ID:m+Oasctxo
>>168
トリ消し忘れたくらいで、そんなイジメてやるなよ
172 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/07/30(月) 11:22:56.10 ID:fYeAJpHxo
>>168
面白かったから困る
173 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/30(月) 11:55:39.02 ID:lDUDC2vlo
『トリつけたまま批評する漢』を讃えるスレはコチラです
174 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(京都府)
[sage]:2012/07/30(月) 12:44:15.70 ID:1mQ1by1co
>>173
あっちでやりなよ…
175 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/30(月) 18:22:36.98 ID:8CbUzIIeo
わりと面白かった
176 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/30(月) 20:32:20.29 ID:sNU6daCa0
大先生の作品面白いですね
句読点についても参考になります
それでは投下
177 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/30(月) 20:44:21.97 ID:sNU6daCa0
〜翌日〜
男「・・・朝か」
刀「よう相棒お目覚めか?」
男「そういうお前もな」
刀「相棒が限界まで魔翌力を使うからだろ」
男「すまんすまん、少し張り切りすぎた」
刀「俺は割とマジに怒っているぞ?」
男「刀・・・」
刀「相棒はもう少し後先考えるべきだ」
男「わ、悪い・・・」
刀「危うく「刀賢解放」するところだったんだ。反省しろよ?」
男「は、はい・・・」
178 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[sage]:2012/07/30(月) 20:55:49.73 ID:RuuNG6m9o
そうなんだよ大先生のやつ普通に面白いんだよ
179 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/30(月) 20:56:56.51 ID:AA+As+LIO
スルーしてたらいいのに煽るのかよ
180 :
銀髪スキー
[sage]:2012/07/30(月) 21:03:38.52 ID:sNU6daCa0
刀「ならいい、ほら修業だ修業」
男はテントの中からでる
男「そうだな。まずはダークさんにーー」
エルフ少女「男さ〜ん!」
男「お、エルフ少女かおはよう」
エルフ少女「おはようございます!」
エルフ父「私もいるよ男君。おはよう」
男「エルフ父さんもおはようございます」
181 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/30(月) 21:28:53.43 ID:QWlMl37Jo
sagaしたら?
sageじゃなくてsaga(さが)な
182 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/30(月) 22:54:21.77 ID:09HnJLmWo
先生の作品そこそこ面白いけど句読点については人のこと言えないな
そして俺はこっちの方が好き
183 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/31(火) 00:50:27.79 ID:YIdee2BIO
大先生って逃げたの?
html化依頼してたけど
184 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/31(火) 00:53:37.85 ID:Lbs25cvIO
大先生人気すぎワロタ
185 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/07/31(火) 02:15:17.45 ID:TY3fWX17o
大先生面白いよな
186 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[sage]:2012/07/31(火) 07:35:48.26 ID:eEV4xL4Mo
>>1
が書き込んでる間は黙って見てろよアフォか
187 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/31(火) 15:39:32.60 ID:O6t25S0+0
すいません昨日寝落ちしてしまいました・・・
気をつけます。投下
188 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/31(火) 15:49:51.47 ID:O6t25S0+0
エルフ少女「男さん修業ですよ!修業!頑張りましょう!」
男「え、えらく張り切っているな」
エルフ父「ははは、こういう娘なんだよ」
刀「見た目はお淑やかなのにな」
エルフ少女「おお!男さんの剣はしゃべるんですか!?」
男「ああ、紹介するよ俺の相棒だ。名前は刀」
刀「刀だ。よろしくな」
エルフ少女「こちらこそよろしくです!」
エルフ父「・・・・・・」
189 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/31(火) 16:07:25.89 ID:O6t25S0+0
エルフ少女「お父さんどうしましたか?」
エルフ父「・・・いや、なんでもないよ」
エルフ少女「そうですか分かりました!」
男「・・・・・・・・・」
ダーク「朝から元気だなエルフ少女」
エルフ少女「師匠、おはようございます!」
男「ダークさんおはよう」
ダーク「おはよう。エルフ少女それと人間
なんだ、今日はお前も来ていたのかジジィ」
エルフ父「男君の魔法指導を私に頼んだのは君だろう?」
ダーク「む、そうだったな」
エルフ父「ははは、というわけだ男君を借りていくよ
男君着いてきなさい」
男「分かった」
エルフ「男さん。いってらっしゃい!」
男「ああ」
190 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/31(火) 16:24:39.00 ID:O6t25S0+0
〜エルフの里、川〜
エルフ父「さて、今日は魔力をコントロールする修業だ」
男「なにをするんだ?」
エルフ父「これを使う」
エルフ父がもっていたのは石だった
エルフ父「この石は少し特殊でな」
石が青くなる
エルフ父「魔力に反応し色を変える」
今度は赤くなる
エルフ父「込めた魔力の量に応じてな」
紫へと色を変え・・・そして砕けた
191 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/31(火) 16:34:04.75 ID:O6t25S0+0
エルフ父「ちなみに魔力を込めすぎると砕ける」
男「なるほど」
エルフ父「私が何色か言う。男君はその色になるよう魔力を込めてくれ」
男「よし、分かった」
192 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/31(火) 17:28:02.93 ID:O6t25S0+0
数時間後
エルフ父「赤、青、紫」
男「・・・・・・」
エルフ父「青、紫、赤、青、青、赤、紫」
男「・・・・・・・・・」
エルフ父「赤、紫、青、紫、」
男「・・・・・・・・・」
エルフ父「よし、今日はそれくらいでいいだろう」
男「・・・オス!」
エルフ父「(しかし・・・・・・)」
エルフ父は辺りを見回す。
色とりどりの石が男とエルフ父を囲んでいた。
その数、およそ三千。
エルフ父「(人間でありながら、これほどの魔力を
保有しているとは・・・さすが・・・」
エルフ父は目の前の人間に視線をやる
エルフ父「さすがは契約者と言ったところか・・・」
瞬間、目の前にいる人間の命を狩る
193 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/31(火) 17:43:23.97 ID:QpgsEtEyo
ちょっと男が狩られたのか!?
194 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/31(火) 17:46:42.96 ID:O6t25S0+0
が、寸前のところで狩ること叶わず
男はとっさに後方へと回避した
男が先ほどまで腰を下ろしてた場所は爪に引っかかれたような傷で
深く抉られていた。
エルフ父「ホウ・・・かわしたか」
男「・・・エルフ父さん何を!?」
エルフ父「貴様の狙いはなんだ?」
男「え?」
エルフ父「貴様の狙いは何だと聞いている!!!」
男を無数の刃が襲う。男は避けるが、
数が多く体のところどころに切り傷ができる
男「・・・・・・ぐ!」
エルフ父「もう一度聞こう、貴様の狙いはなんだ?」
男「俺は何も・・・」
エルフ父「とぼけるな!!」
男「だから俺は・・・!!」
エルフ父「契約者が何をほざく!!」
195 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/31(火) 19:22:02.34 ID:yYOounhIO
乙?
196 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2012/07/31(火) 19:35:22.25 ID:V3KNbWRPo
\ さいごのガラスをぶち破れ〜 /
* \ 見慣れた景色をけりだして〜 /*
* ( \/ /_∧ <./| /| + /\___
+ ..ヽ/ /Д`/⌒ヽ / .| / / / //
。 / /\/ ,ヘ i  ̄ > \_/ * /____//
し' \_/ i />  ̄ ̄ ̄ ̄
+ i⌒ヽ ./  ̄>__ + 。 ..|| |::
/⌒ヽ i i \( .|/ / /\ + .|| |::
* ..i | /ヽ ヽ *∠__/  ̄ + *..|| |::
ヽ ヽ| |、 \_ノ > <> * || |::
。 \| )  ̄ ./V * 。 .|| |::
____ .ノ ./⌒)∧ / ..+_________||___
。 / し'.ヽ ( .∨ /\________|__|
// し' / /\ + ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
197 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/07/31(火) 20:18:07.80 ID:UubldWq5o
乙乙!
198 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/31(火) 21:23:30.63 ID:lPIi2a180
ちょくちょく展開がジェットコースター気味やね、目が離せへんでホンマ
199 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/31(火) 21:24:15.28 ID:lPIi2a180
ちょくちょく展開がジェットコースター気味やね、目が離せへんでホンマ
200 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/07/31(火) 21:25:50.22 ID:lPIi2a180
誤爆スマソ
201 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/31(火) 23:33:26.98 ID:SQ6E40QAo
カララララカチッカラララララカチッカラララ
202 :
銀髪スキー
[saga]:2012/07/31(火) 23:36:45.22 ID:O6t25S0+0
男「な!?なぜそれを」
エルフ父「知っているさ。契約者・・・己の醜い欲に染まった人間だ」
エルフ父「さて、君に質問だ」
エルフ父「君は一体・・・何を失った?」
男「エルフ父さんには悪いが言うつもりは・・・ない!」
エルフ父「ならば・・・力ずくで聞こくとにしよう」
男の視界からエルフ父が消える。
男「・・・!!消えーー」
エルフ父「後ろだよ」
男は振り向くと同時にエルフ父の拳が男の頭に叩きこまれた。
脳が激しく揺れ、一瞬意識が途絶える。
近くの木に激突し、地面に顔を打ちつけたところで、
男は意識を取り戻した。
男「・・・・がっ・・・く・・ぐぅ・・・」
エルフ父「加減はしたよ」
刀「相棒!!」
男「・・・ゲホ・・・ハァ・・・ハァ・・」
エルフ父「やはりその刀か・・・」
203 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/01(水) 00:03:12.13 ID:6NdmnD2w0
エルフ父「契約者はある物を肌身はなさずもっている
契約した魔族をこの世界にとどめておくための器をな」
エルフ父「そしてその器には魔族の魂が宿る。
君の場合はその刀であろう」
エルフ父はまだ立ち上がることができない男の方へと歩みよる
エルフ父「魔族と契約すると驚異的な身体能力
膨大な魔力などの恩恵を得られる」
エルフ父「そのかわりに代償を払わなければならない」
204 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/01(水) 00:23:00.68 ID:6NdmnD2w0
エルフ父「さあ、聞かせてもらおうか・・・」
エルフ父は男の首を掴み、宙吊りにする
エルフ父「貴様の払った代償はなんだ?」
男「言うわけにはいかないな・・・」
エルフ父「次は手加減せんぞ」
男「まあ、このままじゃ・・・俺も危ないから少し抵抗しようかな」
エルフ父「なに?」
男「相棒!!」
刀「あいよ刀賢解放!」
男「オオォォォォォォォ!!」
男はエルフ父の腕を掴む、その万力のような締めつけに
エルフ父は苦痛に顔を歪ませる。
エルフ父「なんだと!?ぐ・・・!」
エルフ父「貴様、その姿は・・・!?」
205 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)
:2012/08/01(水) 01:03:13.00 ID:lTzm0p80o
しえん
206 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/01(水) 01:10:06.45 ID:uahd/hxDO
エルフ父は死んでもらう…なのでぶっ殺せ
207 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2012/08/01(水) 01:24:58.92 ID:PYYvkg3X0
しえん
208 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/01(水) 01:35:04.16 ID:Q6VMqQrCo
乙乙…?
209 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/01(水) 02:18:58.19 ID:6NdmnD2w0
あまりの苦痛にエルフ父は男の首から手をはなす
男「ォォォ・・・」
エルフ父「な、元に戻った・・・?」
男「俺は・・何もしない・・・」
エルフ父「う、嘘だ!あの時だって・・・」
男「エルフ父さん落ち着いてくれ」
エルフ父「そんなのことを言っても私は・・・私は!」
男「落ち着け!!!!!」
エルフ父「!!」ビク!!
男「落ち着いてくれ・・・頼む」
エルフ父「・・・・・・・・・・・・・すまない」
210 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/01(水) 02:42:39.58 ID:6NdmnD2w0
男「落ち着いたか?」
エルフ父「すまない、つい感情にながされた・・・」
男「そうか・・・」
エルフ父「・・・・・・・・・二十年前」
男「?」
エルフ父「私の前に人間が現れた」
エルフ父「双剣を携えた仮面の男だった」
エルフ父「そして彼は突然こういった」
ーーエルフ父!!決闘を申し込む!!ーー
エルフ「当時の私はエルフの中でトップクラスの実力をもっていたた
当然、腕に自信もあった。即、決闘を受けたよ」
エルフ父「結果、ボロボロだった・・・人間だからと油断
していたんだ」
211 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(滋賀県)
[sage]:2012/08/01(水) 04:22:01.56 ID:MpZEkA5to
おつ
212 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/01(水) 08:06:03.94 ID:j3NiMcKSO
厨二だな
支援
213 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/01(水) 08:28:26.89 ID:zjoBLuo4o
乙乙!
214 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/01(水) 09:20:49.09 ID:rv24PISIO
乙
215 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/01(水) 14:42:12.64 ID:6NdmnD2w0
エルフ父「歯がたたなかった・・・そして負けた俺に彼は」
ーー相手との力量差を把握仕切れない貴殿がエルフの中でトップクラスの実力とはな、拍子抜けしたよ貴殿には私の刀の糧になってもらう死ねーー
エルフ父「だが、私は殺されなかった・・・彼はいった、
殺すには惜しいと」
ーー貴殿はまだまだ未熟だが、鍛えれば
さらなる高みへと到達できるはずだーー
ーー私も手伝うことにしよう。激情は生きとし生けるものを
劇的に変化させる。例えば・・・復讐ーー
エルフ父「そして仮面の男は私の妻を殺し・・・娘も重症を負った」
216 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/01(水) 14:55:17.15 ID:6NdmnD2w0
エルフ父「最後に彼は私にいった」
ーー私の名は武士道。戦いを愛する剣士、そして契約者だ
貴殿との戦いを楽しみにしている。さらばだ!!ーー
エルフ父「私の妻はあんなふざけた男に殺され、娘も心に大きな傷をもってしまった・・・何より、自分が相手との力量差を把握していれば!!」
男「エルフ父さん・・・」
エルフ父「それから私は修業を始めた。契約者
について調べたのもその頃だ」
217 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/01(水) 16:30:42.87 ID:4cLawqEIO
乙
218 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/01(水) 17:00:29.08 ID:6NdmnD2w0
エルフ父「契約者というものは、欲望の塊。己の純粋なる
欲望への感情に導かれ、魔族と契約し、己の欲望を
叶える者達」
エルフ父「つまり、君は欲にまみれた人間ということだ」
エルフ父「君もあの仮面の男と同類かもしれない、だから攻撃した」
男「・・・・・・」
エルフ父「だが、私が間違っていたようだ・・・」
男「え・・・」
エルフ父「刀賢解放といったね?」
男「あ、ああ・・・」
エルフ父「大丈夫あれは秘密にしておくよ、
殴った詫びもかねてね」
男「エルフ父さん・・・」
エルフ父「君のその力、使っていれば私でも殺されて
いたかもしれない。だか君は攻撃しなかった」
エルフ父「その優しさを信用してみようと思う。なにより・・・」
エルフ父「娘が懐いているからな!」
男「・・・・・・・・・ふ、親ばかだな」
エルフ父「ははは、好きによんでくれ」
男「・・・ありがとう」
219 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/01(水) 17:23:43.37 ID:6NdmnD2w0
エルフ父「さあ、今日はもう帰ろう」
男「そうだな」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜ダークの家〜
ダーク「なぜそんなにボロボロなんだ人間?」
男「ちょっと張りきりすぎた。な?エルフ父さん」
エルフ父「そうなんだ少し厳しく指導したんだ」
ダーク「ならいいが・・・」
エルフ少女「ふぇぇぇ、男さん大丈夫ですか?」
男「ああ、気にするな」
ダーク「人間も元気なようだし今日は解散しよう」
ダーク「エルフ少女キチンと今日修業したことを
頭で整理しておきなさい」
エルフ少女「はい!師匠ありがとうございました!」
エルフ父「では男君明日もよろしくな」
男「ああ、頼む」
220 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/01(水) 20:40:53.28 ID:zjoBLuo4o
乙乙…
221 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/01(水) 20:41:23.12 ID:zjoBLuo4o
ミスった
乙乙!
222 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/08/01(水) 21:22:27.35 ID:Th7ohLJd0
一さんアンタ凄いよじっくりアゲて
223 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/02(木) 19:53:26.29 ID:WHs1nY0B0
エルフ父と少女は家へと帰っていった
ダーク「男」
男「なに?」
ダーク「傷だらけだな」
男「エルフ父さん容赦しなくてさ」
ダーク「治癒してやろうか?」
男「大丈夫だよ、大したケガじゃ・・・」
ダーク「そうか、そんなに私に治してほしいのか」ウンウン
男「え?」
ダーク「仕方ない弟子だ、さあいくぞ」
男の腕を掴みダークは家と連れていった
ダーク「さあ、まずは手からだ」
ダークは自分の手を男の手にそえ治癒魔法を行使する
男「あの、ダークさん?」
男の傷は少しずつ癒えていく
ダーク「なんだ?」
男「いや、なんか優しいな〜ってさ・・・」
224 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]:2012/08/02(木) 21:30:41.01 ID:ojIjrutTo
ダークさんの態度に変化・・・?
225 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/08/02(木) 21:33:50.99 ID:3bP+RLAXo
罠かっ⁉
226 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/08/02(木) 21:35:18.07 ID:PhgHPBzgo
あれ?今日はもう乙なの?
227 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/02(木) 21:46:50.41 ID:WHs1nY0B0
ダーク「か、勘違いするな」
ダーク「私はただお前の作った料理が食べたいから
こうしてお前に借りをつくらせているだけだ」
ダーク「だから別にお前の事など・・・ってなんだその
ニヤけた顔は?」
男「いや、そんなことしなくても言ってくれれば
いくらでも作ってあげるよ」
ダーク「・・・本当か?」
男「モチロンだ」
ダーク「なら作ってくれ」
男「え、今?」
ダーク「さあ、作れ」
男「はいはい」
228 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/02(木) 21:48:24.54 ID:WHs1nY0B0
睡魔に倒されるまで投下
229 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)
[sage]:2012/08/02(木) 21:49:31.91 ID:qF7dpu8ho
治療中止かよww
230 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
:2012/08/02(木) 21:49:39.18 ID:MGT2RCLPo
がんばれ
231 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/02(木) 22:06:22.21 ID:WHs1nY0B0
数十分後
ダーク「・・・・・・」もぐもぐ
男「味付け変えてみたんだが、どうだろうか?」
ダーク「悪くない」
男「そ、そうか良かった」
ダーク「・・・男聞きたいことがある」
男「なに?」
ダーク「少年という人間を知っているか?」
男「・・・いや、知らないな」
ダーク「そうか、ならいい」
男「一体どんな人なんだ?」
ダーク「・・・お前と同じ東方の生まれだ。
ただ・・・それだけだ」
男「・・・・・・」
232 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/02(木) 22:18:35.05 ID:WHs1nY0B0
〜テント〜
刀「相棒」
男「ん?」
刀「言わなくていいのか?」
男「構わない」
刀「だが・・・」
男「俺は治癒魔法を習得するために、この里へきた」
刀「本当はあのダークエルフに会うためにきたんだろ?」
男「・・・・・・」
刀「素直じゃねーなまったく」
233 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/02(木) 22:36:14.49 ID:WHs1nY0B0
男「褒めコトバ」
刀「開き直りやがって」
男「で、刀どれくらい減った?」
刀「約五ヵ月。半年くらいじゃね?」
男「そんなもんか・・・」
刀「まだ上がってたよ」
男「なんとかできるか?」
刀「今までどうり封じておくのが一番だ」
男「・・・そうか」
234 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/02(木) 22:55:30.51 ID:WHs1nY0B0
男「・・・よし!」
刀「うお、どうした?」
男「俺はやりたいことをやる」
刀「・・・」
男「魔法極めて、治癒魔法もサクッと習得して、この里のみんなと
仲良くなる。そして」
男「ダークさんに恩返しするんだ」
刀「・・・相棒らしいな」
男「だろ?」
刀「ああ、めちゃくちゃ良いと思うぜ」
男「明日から忙しくなるぞ相棒」
刀「そうだな、さっさと寝ちまおうぜ」
男「ああ、おやすみ」
235 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/02(木) 23:05:58.77 ID:WHs1nY0B0
〜翌日〜
ダーク「なんだ、偉く張り切っているな?」
男「心機一転というやつだ、修業を頼む」
エルフ父「良い心がけだ、なら私も答えねばな」
エルフ少女「私も頑張りますよ!」
修業の日々が始まる。
236 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/08/02(木) 23:47:07.18 ID:nRlBvN5Y0
えっデレた?
237 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/02(木) 23:50:51.26 ID:WHs1nY0B0
〜王都、王宮〜
「武士道よ」
武士道「王殿如何なさいましたか?」
王「お主はこの世界をどう見る?」
武士道「主観ですが正直、つまりませんな
私と肩を並べるほどの強者がおりませんゆえ」
王「お主らしいな・・・」
武士道「戦いは私の人生そのものですので。王殿はどうお考えに?」
王「私はただ民の平和を祈るばかりだ」
王「だが、その平和が崩れさろうとしている」
武士道「魔物達の狂暴化ですか?」
王「そうだ、魔物による被害が例年と比べて爆発的に
増えている。死者もでてしまった」
王「早急に手をうたなければならない」
武士道「ならば私に任せていただきたい」
武士道「戦果をあげて見せましょう」
王「ふ・・そのためにお主を呼んだのだ。期待しているぞ」
武士道「御意」
238 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/08/03(金) 08:36:20.89 ID:a6CpQeo3o
乙
239 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/03(金) 19:53:41.12 ID:8HSQA1JD0
〜修業、エルフ父の場合〜
エルフ父「さあ、今日も頑張ろう男君」
男「ああ、気合いれていくぜ」
エルフ父「しかし男君は斬属性の魔法ととても相性がいいな」
男「そうなのか?」
エルフ父「飲み込みの早いことこの上ない!これほど才能が
ある者はダーク以来だよ」
男「ダークさんと同じ・・・」
エルフ父「嬉しいかい?」
男「ああ、まあな」
エルフ父「彼女はエルフの中でもその実力は頭一つ
飛び抜けているからね」
エルフ父「まったく二人揃って教えがえのない・・・」
男「よく分からんが悪い」
エルフ父「よし、決めたぞ今日は組み手をする
斬属性を実戦で使う組み手だ」
男「組み手か、エルフ父今日こそ倒させてもらうぞ」
エルフ父「はっはっは、やってみろ!」
二時間後
男「・・・ギブアップ・・・」
エルフ父「私の勝ちだな」
男「くっそ・・・」
エルフ父「これからも精進するように」
男「あ゛、ありがとうございました・・・」
240 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/03(金) 19:55:00.65 ID:YJaVxv8Do
乙乙!
241 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/03(金) 19:55:57.55 ID:YJaVxv8Do
ohリロしとらんかった
すまん
242 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/03(金) 20:12:00.73 ID:8HSQA1JD0
〜エルフ少女の場合〜
エルフ少女「男さん、またボロボロですね」
男「お前のお父さん強いよまったく」
エルフ少女「あんまり無理しないでくださいね?」
男「エルフ少女は良い子だな〜」
エルフ少女「本当ですか!?」
男「うん本当」
エルフ少女「男さ〜ん!」
男「オイオイ、イキナリ抱きつくな」
エルフ少女「むぅ分かりました。じゃあ撫でてください」
男「まあ、それなら」
エルフ少女「私がいいと言うまで撫でてくださいね?」
男「はいはい」ナデナデ
243 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/03(金) 20:41:56.43 ID:8HSQA1JD0
エルフ少女「ふふーん♪」
男「なあ、エルフ少女」
エルフ少女「なんですか?」
男「今更聞くのもなんだけどさ」
男「なんで斬属性覚えなきゃいけないんだ?」
エルフ少女「本当に今更ですね・・・」
男「うん、で・・・なんでなの?」
エルフ少女「そうですね、要は自衛のためです」
エルフ少女「治癒術師が死んだら誰が患者を助けるんだ!と
以前師匠が言ってました」
エルフ少女「治癒術師は貴重な人材ですので下っ端の兵士
みたいにバタバタ死んだでは笑えないんですよ」
男「なるほど・・・」
エルフ少女「斬属性はたしかに燃費が悪いです、でも
下手に他の属性の魔法を覚えるよりずっといいです」
男「ためになりました」
エルフ少女「どういたしまして」
男「ところで撫でるの止めていい?手が疲れてきた・・・」
エルフ少女「まだダメですよ?」
男「はぁ・・・分かったよ」
エルフ少女「えへへ〜」
244 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/03(金) 20:55:23.13 ID:8HSQA1JD0
〜ダークの場合〜
男「ダークさん・・・もうこれ以上は!!」
ダーク「だらしがないぞ男、治癒術師になるんだろ?」
男「いや、そうだけどそれって筋トレとなんか関係ある?」
ダーク「健全なる肉体と精神を育むそうすることで
治癒魔法の行使がより強力となる」
男「すぅはぁ・・・そんな始めて知ったよ」
ダーク「つべこべ言わずに動け動け〜」
245 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[sage]:2012/08/04(土) 07:55:42.24 ID:YllL1oZpo
>>1
が書き込んでる時のレスは控えよね
246 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/08/04(土) 08:02:09.38 ID:9JRZa3z6o
乙
247 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/04(土) 11:12:35.75 ID:0KpLzVtlo
>>245
本当にすまんかった
次からちゃんとリロしてから書き込むよ
248 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/08/04(土) 20:24:18.40 ID:BawzPpl40
エルフ少女は何歳なんだろな、男に懐いてるってゆーかほぼガチ惚れだよね
249 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
:2012/08/04(土) 20:39:16.16 ID:UQcZpsE3o
>>248
250 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
:2012/08/04(土) 21:00:22.00 ID:+3FBdakM0
O2
251 :
銀髪スキー
[sage]:2012/08/06(月) 19:23:40.80 ID:bTLvFpAy0
私用で投下できませんでした
申し訳ない。では投下
252 :
銀髪スキー
[sage]:2012/08/06(月) 19:35:55.85 ID:bTLvFpAy0
ダーク「最後に里を一周してこい」
男「分かった。刀はお留守番な」
刀「おう」
男は刀をダークに預ける
男「いってくる」
そうして男は走りにいった。
ダーク「・・・ふむ」
「修業は順調かい?」
ダーク「・・・長か」
253 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/06(月) 19:50:17.81 ID:bTLvFpAy0
ダーク「仕事はどうした?」
長「少しくらい息抜きしたっていいだろ?」
ダーク「エルフ男に丸投げしたな?」
長「・・・・・・いや、そんなことは・・・」
ダーク「図星か」
長「ゴホン、それはさておき青年の調子はどうだい?」
ダーク「順調だ。アイツは筋がいい」
長「・・・驚いた・・・」
ダーク「何故だ?」
長「ダークが人族の彼を素直に褒めるなんてね」
ダーク「事実を言ったまでだ」
長「・・・そうか」
254 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/06(月) 20:02:11.59 ID:bTLvFpAy0
長「では私は失礼しよう」
ダーク「さぼるなよ?」
長「わ、分かっている!」
ダーク「あと山菜十年分」
長「定期的に渡すよ。そうしないとすぐ食べてしまいそうだからね」
ダーク「・・・分かった」
長「そんなに残念そうな顔しないでほしいのだが・・・」
ダーク「好物だからな」
長「まったく・・・ああそうだ」
長「発作からそろそろ1ヶ月たつ。間違っても青年を
殺したりしないように」
ダーク「・・・ああ」
255 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/06(月) 20:20:25.96 ID:bTLvFpAy0
〜深夜〜
ダーク「(アイツは・・・男は人族・・・)」
ダーク「(私が憎むべき存在・・・)」
ダーク「(だが・・・)」
ダーク「(アイツといるのはそこまで嫌ではない)」
ダーク「(・・・ムゥ)」
ダークは窓の外に目をやる。男のテントが見える。
テントには明かりがついていた。
ダーク「(アイツはたしか炎属性と斬属性しか使えないと
言っていたが光属性なんていつの間に・・・)」
ダーク「(しかし、何をしているんだ?)」
ダーク「(・・・いってみるか)」
256 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/06(月) 20:40:35.40 ID:bTLvFpAy0
〜テント〜
ダーク「オイ男何をしているんだ?」
男「ダークさんか?夜は冷える。入りなよ」
中に入る。男は魔法書を読んでいた。
ダーク「それは・・・」
男「ダークさんがくれた魔法書だよ」
ダーク「嫌みのつもりで渡したのだがな」
男「でも、勉強になるよ」
男「魔法の系統、属性、威力、効果、どれも詳細に記録してある」
男「覚えてて損はないからね」
ダーク「努力家だな」
男「ダークさんほどじゃないよだって・・・」
男「これ書いたのダークさんでしょ?」
257 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/06(月) 21:03:03.32 ID:bTLvFpAy0
ダーク「よく気づいたな・・・!」
男「前に貰った地図に書いてた字が同じだったからさ」
ダーク「それだけで・・・」
男「見てるから・・・」
ダーク「え・・・」
男「俺、ダークさんのこと見てるから」
ダーク「・・・!!」
ーー俺、ダークのこと見てるからーー
男「その銀色の髪も」
ーー銀色の髪とっても綺麗だよーー
男「褐色の肌も金色の瞳も」
ーーダークの肌、俺は好きだよ、その金色に輝く瞳もねーー
男「優しいところも」
ーーダークは優しいエルフだよーー
男「俺はそんなダークさんが・・・」
ーー・・・大好きだよ。ダークーー
ダーク「つ!!」
258 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/06(月) 21:16:04.08 ID:bTLvFpAy0
ダークは男の頬を殴る
男「・・・ダークさん?」
ダーク「・・・なんで」
男はダークへと向き直る。金色の瞳からは涙がとめどなく流れていた
ダーク「なんでこんなに・・・!」
男「ダークさん・・・」
ダーク「寄るな!!」
男「・・・」
ダーク「ぁ・・・く!!」
ダークはテントから飛び出した
男「ダークさん!!」
259 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/06(月) 21:44:54.92 ID:bTLvFpAy0
〜エルフの泉〜
ダーク「・・・グス」
大精霊「おや、こんな夜更けにくるとは」
ダーク「・・・大精霊か」
大精霊「何かあったのかい?」
ダーク「似ているんだ・・・」
大精霊「・・・」
ダーク「男が少年に似ているんだ・・・」
大精霊「うんうん」
ダーク「アイツを見るたびに少年と重なる。アイツがいった
言葉が少年と重なる。山菜料理だって・・・」
大精霊「そっか・・・」
ダーク「アイツは人間だ!人族だ!少年を奪った憎い存在なんだ!
なのに・・・!!」
大精霊「そうだね」
ダーク「私はアイツのことを憎めないんだ・・・」
大精霊「最初と比べると劇的な変化だね」
ダーク「最初は男のことを憎んでいた。だがこの1ヶ月アイツを
みていると少年の面影が見え隠れして・・・」
大精霊「男君が実はその少年君だったりしないのかい?」
ダーク「イヤ、それはない・・・」
ダーク「少年は人族じゃない確かに人間の血も入っていたが
少年の容姿は銀色の髪。そして額に角が2つ」
大精霊「鬼人族かい?でも鬼人の髪は黒・・・」
ダーク「少年はエルフと鬼人、人間の混血種だ」
大精霊「へぇ、三つの種族の混血種か」
ダーク「そうだ。だから違うそれに少年はもう・・・」
260 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/06(月) 21:57:46.97 ID:bTLvFpAy0
大精霊「うん、わかってるよ。だから泣くのはもうおしまい」
ダーク「・・・大精霊、ありがとう」
大精霊「な〜に僕は年中暇だからね、いつでもウェルカムだよ」
ダーク「しかし、勢いで男を殴ってしまった・・・」
大精霊「男君と一度距離をおいたらどうだい?」
大精霊「そろそろ発作も近いし、いい言い訳になるよ」
ダーク「・・・そうしよう」
大精霊「うん、一応明日男君に謝りなよ」
ダーク「ああ、それじゃあ、またな」
大精霊「バイバーイ」
大精霊「・・・」
大精霊「・・・人族かぁ」
大精霊「ダーク・・・男君は純粋種じゃないよ」
261 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/06(月) 22:02:28.54 ID:bTLvFpAy0
今日の投下は終了です
相変わらず遅いですが粉骨砕身
頑張ります。
262 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]:2012/08/06(月) 22:04:09.39 ID:OKazVy7Wo
乙ぅ
263 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/08/06(月) 22:07:28.88 ID:1VGA6jAEo
おつんー
まってる
264 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/08/06(月) 22:08:04.06 ID:fE2dKmkr0
乙
ちょっと展開が早くなったかな?
265 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/06(月) 22:10:10.91 ID:YMigwbDSO
乙
266 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/08/07(火) 07:06:45.12 ID:/OPqv6kwo
乙
267 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/08/09(木) 07:37:34.34 ID:8dw7zgC50
ダークの男に対する気持ちの変移が良い、憎悪と興味が綯い交ぜになったような態度が
少しづつ解れて好意を感じ始めてきてる。只それでもぬぐいきれない葛藤もあるようで
それが今後どう展開するのかねー
268 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/09(木) 13:47:25.72 ID:pYvtuR7oo
乙乙!
269 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/08/09(木) 14:00:38.25 ID:00YS01J50
糞スレ発見
270 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
[sage]:2012/08/09(木) 16:56:37.15 ID:CQj6c3Wjo
>>269
こいつは今日14時前後にいろんなところに同じこと書いてるやつだから気にしないで
271 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/08/10(金) 18:56:52.37 ID:vynQ8gCDO
良スレ発見
272 :
銀髪スキー
[sage]:2012/08/10(金) 20:59:30.97 ID:W88vtE8X0
復活しました。では投下
273 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/10(金) 21:14:26.78 ID:W88vtE8X0
〜数週間後〜
男「はあ・・・はあ・・・」
エルフ父「どうした、終わりか?」
男「まだ・・・終わらん!」
男はエルフ父へ突貫。
男「オッラ!!」
エルフ父の顔面右拳で打ち抜こうとするが、避けられ
右腕を捕らえられてしまう
エルフ父「ぬん!!」
エルフ父は突貫してきた男の運動エネルギーを利用
一本背負い
274 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/10(金) 21:31:16.18 ID:W88vtE8X0
男「なんの!![斬]」
右腕を切断し、後ろへバックステップ
エルフ父と距離をとる
エルフ父「まさか腕を切るとは・・・」
男「驚くのはまだ早いぞ!!」
男は左足を後方へと振りかぶる
男「いくぞ・・・[斬]」
そして振り上げる
エルフ父「な!?足で斬だと!!」
エルフ父は魔力障壁を展開し防ぐ
エルフ父「く!!なんて威力だ、障壁にヒビが・・・!」
275 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/10(金) 21:45:47.37 ID:W88vtE8X0
男「一点集中!!」
男は姿勢をやや低くし、左腕を前へ突き出し
人差し指をエルフ父へと向ける
エルフ父「何だあの構えは・・・」
見たことのない構えにエルフ父は一瞬思考が中断
男「狙い撃つ、[突]」
エルフ父「な!?これは!」
男が放った[突]はエルフ父の魔力障壁を貫通
276 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/10(金) 21:56:31.95 ID:W88vtE8X0
エルフ父「く!!」
魔力障壁を貫通してきた[突]は勢いよくエルフ父の喉元へと迫る
それをエルフ父は間一髪で避ける
突はエルフ父の首もとを掠めていき、後方の
木々に風穴を開けていった
エルフ父「あ、危なかった・・・」
277 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/10(金) 22:14:56.56 ID:W88vtE8X0
男「一点集中型の斬属性魔法だ。悪くないだろ?」
エルフ父「男君には驚くを通り過ぎて呆れてしまうな」
エルフ父「(ここまで斬属性を使いこなすとは・・・それに)」
エルフ父「([突]。[斬]を構築し直し、切っ先を鋭くさせ
さらには貫通力を高めるために螺旋回転を加える」
エルフ父「おまけに詠唱破棄とは・・・足で[斬]を放つ
ことといい、君のセンスは目を見張るよ」
278 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/10(金) 22:24:08.03 ID:W88vtE8X0
男「足で[斬]を使おうと思ったのは、蹴りは殴る力の三倍の強さが
あるっていうのをエルフ少女から聞いたのが始まり」
エルフ父「ふむ、なるほど。なら[突]は?」
男「[突]はエルフ父の障壁壊せないか考えてたら思いついた」
男「まあ、亀裂入ってなかったら、たぶん壊せなかったな」
エルフ父「(まったくこの人間は!!)」
実に楽しませてくれる。エルフ父の内心は歓喜に満ちていた
279 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/10(金) 22:37:11.36 ID:W88vtE8X0
男「それに魔力消費も悪い。要修業だな」
男は自身の右腕を切断した箇所へくっつけ治療魔法を行使する
エルフ父「治癒魔法まで習得しているとは・・・!!」
男「まだ初歩の治癒魔法だけどな」
エルフ父「だが治療魔法を覚えているあたり
ダークとの修業も順調なようだな」
男「これは・・・独学で覚えた」
エルフ父「なに?ダークに教えてもらってないのか?」
男「ああ」
エルフ父「なぜだ?」
男「それが・・・俺にもわからくて」
280 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/10(金) 23:54:07.51 ID:W88vtE8X0
エルフ父「ふむ・・・男君」
男「はい?」
エルフ父「ダークの家に行ってはみたのかい?」
男「ええ、でも家に入ることはできませんでした」
エルフ父「(なら発作は始まっていないはず・・・)」
エルフ父「(今の彼ならもしかすると・・・)」
エルフ父「男君話しがある」
男「話しですか?」
エルフ父「ああ、ダークと、ある少年の話だ」
281 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/10(金) 23:55:42.63 ID:W88vtE8X0
投下終了です
途中寝てしまいました
申しわけない。
282 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/08/11(土) 00:08:38.97 ID:ctrqjNdpo
乙
283 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)
[sage]:2012/08/11(土) 00:08:44.88 ID:AfyE2RZMo
乙でした
284 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/11(土) 00:27:30.41 ID:P5QQ1S4X0
追いついた!とりあえず乙と支援を!
っC
285 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/08/11(土) 07:56:18.40 ID:QaL9KH4h0
いよいよ核心に?
286 :
銀髪スキー
[sage]:2012/08/12(日) 23:00:31.92 ID:12SHRuF50
お盆休みも近いですね。では投下
287 :
銀髪スキー
[sage]:2012/08/12(日) 23:15:55.37 ID:12SHRuF50
男「ダークさんと少年の話・・・」
エルフ父「そうだ・・・もっともこの話しはダークではなく
大精霊から聞いたものだ」
男「大精霊に?」
エルフ父「ダークにとって大精霊は家族みたいなものだからね
仲がいいぶん、色々と話しているらしい」
男「そうか・・・」
エルフ父「さて、話を戻すぞ
今から私が話すこと、しっかり聞いてくれ」
男「あ、ああ」
エルフ父「たしか大精霊の話によると十年前の出来事だそうだ」
288 :
銀髪スキー
[sage]:2012/08/12(日) 23:43:56.92 ID:12SHRuF50
エルフ父「ダークは王都。人族の領土で暮らしていた」
エルフ父「当時のダークはお金がなくて治療ができない
人や孤児院の子供を治療、介護をしていた」
エルフ父「いわゆるボランティアだな」
エルフ父「治癒に介護の日々、大変だが彼女は笑っていた」
エルフ父「ある日、大精霊が[ツラくないのかい?]と聞いたらしい」
エルフ父「そうしたら、ダークは[誰かを助けることが好きなんだ]と即答」
エルフ父「大精霊は清々しいといっていたっけな」
289 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/13(月) 07:36:47.57 ID:fSCWfEIs0
エルフ父「ダークは幼い頃から優しい子でな私にいつも言っていた
誰かの役に立ちたいと」
エルフ父「自分の治癒魔法で傷ついた人を助けたいとね」
男「・・・・・・」
エルフ父「まあ、そんなある日のことだ」
エルフ父「たしか・・・早朝の出来事だった」
エルフ父「ダークはその日孤児院に用があった」
エルフ父「そして孤児院に向かう途中で倒れている人間を見つけた」
エルフ父「酷く衰弱していたらしい。死の一歩手前だったとダークは
言っていたよ」
エルフ父「まあ、すぐに治療したからなんとかなったがな」
男「その倒れていたのが少年か」
エルフ父「ああ、ダーク曰わく運命の出会いだったそうだ」
290 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/13(月) 07:51:39.86 ID:fSCWfEIs0
〜十年前〜
「・・・ここは・・・」
「孤児院の空き部屋だ」
「あ、あなたは・・・誰ですか?」
ダーク「私の名前はダークエルフだダークとよんでくれて
構わない。君の名前は?」
少年「少年・・・」
ダーク「そうか少年というのか、して少年は何故あんな
道端で倒れていたんだ?」
少年「・・・・・・」
ダーク「言えないのか?」
ダーク「言えないならそれでいい」
少年「え・・・いいの?」
ダーク「誰だって言いたくないこと、一つや二つあるからな」
少年「あ、ありがとうございます」
291 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/13(月) 08:14:49.92 ID:fSCWfEIs0
ダーク「どういたしまして、少年は見たところ混血種のようだな?」
少年「う、うん鬼人と人間、エルフの混血種だよ」
ダーク「そうか・・・少年、行くあてがないなら
しばらくの間私と一緒に住まないか?」
少年「え!?」
ダーク「ダメか?」
少年「い、嫌じゃないけど・・・どうしてそんな話しに?」
ダーク「助けた責任はとるよ。それに・・・」
少年「それに?」
ダーク「まあ、これは後々に話すさ」
ダーク「で、どうだ少年。君が自立するまで面倒みてやるぞ?」
少年「え〜と・・・じゃあお世話になります!」
292 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/13(月) 08:20:23.71 ID:fSCWfEIs0
ダーク「よし決まりだ!さっそく私の家へ招待しよう」
少年「え、もう?」
ダーク「そうだ、あと服も買わないとな、そんなボロボロ
な服は処分だ」
ダーク「まずは服屋だな」
少年「は、はぁ」
293 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/13(月) 08:29:27.19 ID:fSCWfEIs0
〜ダークの家(王都)〜
ダーク「ここが私の家だ」
少年「えっと、おじゃまします」
ダーク「これからは、ただいまだぞ?」
少年「う、うん」
ダーク「よろしい、では食事にするか
朝から何も食べてないだろ?」
少年「あ・・・うん」
294 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/13(月) 11:14:47.54 ID:fSCWfEIs0
〜食事〜
ダーク「おいしいか?」
少年「・・・美味しいです」
ダーク「クス・・・それは良かった」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜風呂〜
少年「だ、ダークさん?」
ダーク「なんだ?」
少年「いや、なんで一緒に入ってるの?」
ダーク「なんだ私じゃ不満か?」
少年「は、恥ずかしいよ」
ダーク「ふ・・・子供が何を言っている」
ダーク「ほら、体を洗ってやろう」
少年「お、お願いします」
295 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/13(月) 11:32:27.89 ID:fSCWfEIs0
ダーク「ふ〜サッパリしたな」
少年「・・・」
ダーク「どうした少年?」
少年「・・・なんでもないです」
ダーク「そうか、今日はもう寝るか?」
少年「・・・うん」
〜寝室〜
少年「ベットが・・・一つ」
ダーク「そうだ今日は一緒に寝よう」
少年「・・・僕は床でねるから」
ダーク「だめだ」グイ
少年の腕をとり抱き寄せた
少年「ダークさん。く、苦しい」
ダーク「・・・・・・」
少年「ダーク・・・さん?」
ダーク「背中の傷はどうしたんだ?」
少年「!!!」
ダーク「生々しい傷跡だ」
少年「・・・この傷は・・・」
296 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/13(月) 12:01:12.25 ID:fSCWfEIs0
少年「・・・ダークさんには言ったよね僕が混血種だって」
ダーク「ああ」
少年「僕の父さんは鬼人と人間のハーフ、母さんは純粋なエルフ」
少年「そして子供は三つの種族の混血種」
少年「僕くらいの鬼人族の子は身長が170センチもあるんだって
でも僕は140センチ」
少年「魔力だって純粋なエルフの足元にも及ばない」
少年「おまけに、この髪と角。人族でもない」
少年「僕は鬼でもないエルフでも人間でもない
自分が何者かわからない。出来損ない」
少年「周りからイジメられて、石を投げられたり
化物って言われたり」
ダーク「背中の傷はその時のか?」
少年「うん・・・」
297 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/13(月) 12:07:58.60 ID:fSCWfEIs0
ダーク「つらかったな」
少年「うん・・・」
ダーク「しかし、出来損ないか〜私と一緒だな!」
少年「え・・・」
ダーク「私も幼い頃は出来損ないと言われていたんだ
この黒い肌のせいでな」
少年「そうなんだ・・・」
ダーク「だが今は違う。努力して力を得た」
少年「力・・・」
ダーク「どうだ少年・・・」
ダーク「強くなりたくないか?」
298 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/08/13(月) 17:30:29.25 ID:3hSEl391o
乙
299 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/08/13(月) 23:32:16.67 ID:yO+FZ29V0
そっかーウンウン
300 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/13(月) 23:41:00.72 ID:I8nr5qCJ0
すごく面白いです
301 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/14(火) 22:34:41.36 ID:+tKWpr+X0
男「・・・・・・」
エルフ父「少年は強くなることを決意し、ダークとの修業の日々
が始まった」
エルフ父「少年は耐えた。過酷な修業にただ強くなりたい
一心で」
エルフ父「そして十年後、少年は強く、たくましくなったそうだ」
刀「いい話じゃねーか」
エルフ父「そうだな。だが・・・」
エルフ父「その数ヶ月後少年は殺された」
エルフ父「人間共の手によって」
302 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/14(火) 22:47:36.63 ID:+tKWpr+X0
男「・・・」
刀「・・・」
エルフ父「なぜ殺されたか、詳しくは私に
教えてくれなかった」
エルフ父「だが、人間を嫌う理由はそれだろう」
エルフ父「そして発作の原因でもある」
エルフ父「・・・そこで男君お願いがある」
男「?」
エルフ父「ダークを・・・救ってくれ」
303 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/14(火) 22:56:14.26 ID:+tKWpr+X0
エルフ父「君なら、絶対にダークを救うことができる
後悔や怒りにもう苦しまれずになる」
エルフ父「君にしかできないことだ・・・」
エルフ父「やってはくれないか?」
男「・・・だが俺はーー」
エルフ父「刀賢解放」
男「・・・」
エルフ父「あの時の姿、私はもう確信している」
エルフ父「男君、君は・・・」
304 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/14(火) 23:06:24.06 ID:+tKWpr+X0
〜エルフの泉〜
ダーク「男が・・・少年だと?」
大精霊「そ、可能性は高い」
ダーク「大精霊、つまらない冗談はよせ」
大精霊「今回は大真面目だよ」
ダーク「以前にも言ったが少年は殺されてーー」
大精霊「でも死体はなかった」
ダーク「・・・そうだが」
大精霊「それに何の根拠もなしに言っている訳じゃない」
ダーク「根拠か・・・」
大精霊「前から思っていたけどね。」
ダーク「で、その根拠とやら聞こう」
305 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sagesaga]:2012/08/14(火) 23:37:40.44 ID:FM79tVNYo
ようやく分かるのか
306 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)
[sage]:2012/08/14(火) 23:41:37.87 ID:1L1GiwJIo
核心クルーーー!?
307 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/15(水) 00:02:31.05 ID:YeoG1DEbo
キタ-
308 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/08/15(水) 13:03:21.32 ID:BuTHiM0L0
は、はよぉ・・・
309 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/08/16(木) 18:18:39.86 ID:L2muX7o1o
焦らすなー
310 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 18:52:43.06 ID:bmcxpEEK0
遅れました。
では、投下
311 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/08/16(木) 18:55:42.31 ID:O0gbINcto
キター
312 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/08/16(木) 19:06:31.29 ID:j8dEucvZ0
キテルー
313 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/08/16(木) 19:09:55.43 ID:n9owcY3io
はよ
314 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 19:14:18.46 ID:bmcxpEEK0
大精霊「まず、この聖域に入ることができるのは
エルフの民だけ。他の種族は拒絶する」
大精霊「でも、男君はこの聖域に導かれた」
ダーク「ハア・・・それは以前言っていただろう」
大精霊「でも注目するのはそこじゃないんだよ」
ダーク「どういうことだ?」
大精霊「ダークは男君に試練という名目でエルフの森に
向かわせた」
ダーク「そうだが・・・」
大精霊「森の魔物達は森を監視する者達。エルフ以外の種族は
殺す。そう命令している」
大精霊「でも男君は魔物達に襲われなかった」
ダーク「・・・・・・なんだと?」
大精霊「僕もビックリしたよ。そしてもっと驚いたのが・・・」
大精霊「なぜ魔物に襲われないのに、この聖域へ入れなかったのか」
315 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 19:21:10.35 ID:bmcxpEEK0
ダーク「いやまて、この聖域に男は入ったのだろ?」
大精霊「入った。でも少しの間聖域に拒絶されていたんだ」
大精霊「魔物に襲われない。それだけでエルフだということに
なる。エルフなら魔物達は襲わないから」
大精霊「でも聖域は男君を拒絶した。つまり・・・」
大精霊「魔物達を何らかの方法で大人しくさせていた
又は聖域の拒絶を力ずくでねじ伏せたかになる」
316 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 19:34:31.77 ID:bmcxpEEK0
大精霊「まず力ずくはないね。男君が聖域に無理やり
踏み込んできたら、僕が男君を消し炭にしてたよ」
ダーク「ならどうやって魔物達を大人しくさせた?」
大精霊「自分が敵ではないと説得でもしたんじゃない?」
ダーク「そんなことで魔物は大人しくならん」
大精霊「そう?魂に直接語りかけたら分かりあえるかもよ?
誰かさんみたいに」
ダーク「魂へ直接・・・!!」
大精霊「気づいたみたいだね」
大精霊「鬼人族限定の固有能力、そう・・・[魂への干渉]」
317 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 19:47:40.36 ID:bmcxpEEK0
[魂への干渉]鬼人族がもつ能力、鬼人族はこの能力のおかげで
魔物と意志疎通することができる。
大精霊「たしか少年君が言ってたよね?」
ダーク「・・・ああ、言っていた」
大精霊「もし男君が[魂への干渉]を使って魔物達に
襲われないようにして、かつ聖域へ踏み込んだとしたら」
ダーク「鬼人、エルフの血を引いていることになる
だがな大精霊、少年はあんな人間の容姿ではーー」
大精霊「そんなの魔法でいくらでも誤魔化せるさ」
318 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 20:01:00.80 ID:bmcxpEEK0
ダーク「・・・エルフの森から帰ってきた時の男は
ボロボロだったぞ?」
大精霊「う〜ん確かに男君が帰りに襲われたのは事実だよ
僕が魔物達に男君を襲えって命令したからね
干渉すれば、襲われないと思ってけしかけたのに
なんか男君真面目に対処するからさ〜」
大精霊「そこんところが曖昧だから
男君が絶対少年君だ!って確信もてなくて」
ダーク「・・・ふむ」
大精霊「まぁ、可能性はあるんじゃない?」
ダーク「そう・・・だな・・・」
319 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 20:10:36.37 ID:bmcxpEEK0
〜エルフの森〜
ダーク「・・・大精霊め」
ーーなるようになるって!まあ、今日はもう帰りなよ
あ、まだ発作おきてないから油断しないようにーー
ダーク「いい加減なことばかり言って・・・」
ダーク「(・・・男)」
ダーク「(お前は少年なのか?)」
ダーク「(もし少年なら・・・なんで人間の姿をしているんだ?)」
ダーク「・・・・・・」
320 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 20:26:12.85 ID:bmcxpEEK0
エルフ父「で、どうなんだ?君は少年なのか?」
男「嘘はつけないか・・・」
エルフ父「ならやはり!!」
男「でもダークさんには黙っていてくれ」
エルフ父「な、なぜだい?あの姿を見れば・・・」
男「俺は人としてダークさんと接していこうと決めた」
エルフ父「男君ダークは人族を嫌っているんだぞ?」
男「だからこそ、人間の姿でいる。俺はダークさんに
もう一度人間を好きになってほしい」
エルフ父「・・・そうか君がそこまで言うのなら私は何も言わんよ」
男「エルフ父さん・・・ありがとう」
エルフ父「ふ、君はホントに面白いな」
男「褒めコトバ」
321 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 20:51:00.92 ID:bmcxpEEK0
〜ダークの家(男のテント)〜
ダーク「お、男!?」
男「あれ、ダークさん外にいたんだ」
ダーク「お、お前は何をしているんだ?」
男「なにって、ここで寝泊まりしてるだけだけど・・・」
ダーク「た、たしかに・・・すまん」
322 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 21:06:26.40 ID:bmcxpEEK0
ダーク「・・・・・・」
男「・・・・・・」
ダーク「(・・・気まずい)」
ダーク「そ、それじゃ私は帰る・・・」
男「あ、ダークさんまって」
ダーク「な、なんだ?」
男はダークへと歩み寄りそっと手をとる
男「切り傷、ケガしてるよ?」
ダーク「ぁ・・・」
森で気づかないうちに手を切ったのかもしれないそれを
男は治癒魔法を行使して治す。
男「ダークさんがいない数週間練習してたんだよ」
男が何か言っているが耳に情報が入ってこない
男がエルフ秘伝の治癒魔法を修得していることへの驚きもない
只、自分の手を優しく握っている目の前の人間を見ていた。
323 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 21:07:43.30 ID:bmcxpEEK0
一旦お風呂入ってきます
324 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/16(木) 21:14:50.28 ID:bD74RXoIO
おつ
325 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)
[sage]:2012/08/16(木) 21:16:28.97 ID:Qja+S+sso
いってら
ダークさんま に見えた
326 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/16(木) 21:17:08.76 ID:Jzs7BuHDO
よしもう風呂から出て続き書けください
327 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/08/16(木) 21:41:49.07 ID:n9owcY3io
風呂なら今俺が入ってきた。
入る必要はないんだ。
だから、な?
328 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/16(木) 22:03:31.08 ID:jKAcwfblo
お前なら1週間や2週間くらい風呂入らなくても綺麗だよ
329 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 22:06:14.50 ID:bmcxpEEK0
戻ってきました
では投下
330 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/16(木) 22:20:32.43 ID:Jzs7BuHDO
あまりに遅いから、また生まれたての小鹿プレイの犠牲者が出たのかとオモッタヨ
331 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 22:27:36.16 ID:bmcxpEEK0
ダーク「(似ているな・・・)」
ダーク「(!!・・・な、何を考えているんだ私は!)」
男「ダークさん?」
ダーク「(コイツは人間!男は人間!)」
男「おーい、ダークさ〜ん」
ダーク「いや、少年も人間の血を引いていたな・・・
だが、少年は混血種だ!純粋種じゃない!」
男「もしもし?」
ダーク「(くそ!大精霊が変なことを言うから・・・)」
男はダークの額に自らの額をつける。
ダーク「ひう!?」
突然の行動に素っ頓狂な声がでてしまうダーク
332 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/16(木) 22:39:26.01 ID:bmcxpEEK0
ダーク「オ、オイ男・・・!」
男「なに?」
ダーク「は、離れろ!」
男「ちょっとまってね」
ダーク「(ち・・・近い、近い!)」
ダーク「(お、おお、男の顔がこんなに近くに!!)」
ダーク「(ぁ・・・男の手温かい・・・じゃない!
私はまたこんなことをーーー!!)」
男「う〜ん顔は赤いけど熱はないようだね」
ダーク「よ、用がすんだのならさっさといけ」
333 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/16(木) 23:08:51.24 ID:Pr+qI4ew0
ヒューヒュー
334 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/16(木) 23:14:38.04 ID:bD74RXoIO
>>333
うわっ臭えー
335 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/17(金) 00:40:04.57 ID:96p+5X+DO
ダークさんカワユス
336 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/17(金) 20:47:32.11 ID:uNcmqA7t0
男「・・・ダメ」
ダーク「ダメって・・・な、なんでだ?」
男「ダークさん最近俺のこと避けてるよね?」
ダーク「それは発作が近いから・・・」
男「本当は?」
ダーク「え・・・」
男「本当の理由は何?」
ダーク「そ、それは・・・むぅ」
男「言ってくれるまで離れない」
ダーク「な!?そんな・・・」
男「言ってくれれば離れるよ」
ダーク「あう、あ・・・う」
男「どうする?さっさと言った方が身のためーー」
ダーク「ぬぅぅぅあああ///」タックル
男「ぐは!?」
ダーク「ぬぅおりゃゃゃーーーー///」メリメリメリ
男「いだだだだだだ!?」
男「ダークさん止めて!ごめん悪かったから!
締めつけないでーーー!!」
337 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/17(金) 21:03:55.32 ID:uNcmqA7t0
ダーク「・・・」ピタ
男「ハァ・・・ハア・・・せ、背骨が・・・」
ダーク「・・・・・・」
男「だ、ダークさん?」
ダーク「・・・」
男「あの・・・調子に乗ってすいませんでした
だから、そろそろ離れてほしーー」
ダーク「・・・だ」
男「え?」
ダーク「男は・・・イジワルだぁ・・・」ウルウル
男「な!?」
ダーク「馴れ馴れしいし・・・私をからかうし・・・」グス
男「あ、えっと、ごめん!ダークさんまさかそんなに・・・わ」ポス
ダーク「それもこれもお前がぁぁぁ・・・」ギュッ
338 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/17(金) 21:09:55.38 ID:uNcmqA7t0
男「ご、ごめんなさい・・・」
ダーク「・・・許さん」
男「え・・・」
ダーク「・・・・・・しばらくそのままだ///」ギュッ
男「いや、その・・・」
ダーク「きるぞ?」
男「すいません。大人しくしてます」
ダーク「・・・ん」
339 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/17(金) 21:32:43.41 ID:uNcmqA7t0
〜 一時間後 〜
男「ダークさん。あの〜そろそろ・・・」
ダーク「・・・帰る」パッ
男「(ホ・・・)」
ダーク「・・・男」
男「え」ビクッ
ダーク「明日から私が治癒魔法を教えてやる」
男「あ、ああ、はい、お願いします?」
ダーク「・・・そ、それじゃ」ダッ!! バタン!!
男「・・・うわ!はや・・・」
ダークの家(ドタんバタン!ガランガシャン!ぁぁぁぁぁぁ・・・!!)
↑
ダーク
男「・・・・・・・・・・・・」
ーー男は・・・イジワルだぁ・・・ーー
男「・・・寝よう///」
340 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/17(金) 21:46:08.31 ID:uNcmqA7t0
〜翌日〜
エルフ父「はっはっはっはっは!!」
男「エルフ父さんあまり笑わないでほしい」
エルフ父「いや〜すまない。そうかそうか、あのダークがな〜」
男「朝、お越しにいったら出て来なかった」
エルフ父「しばらくすれば落ち着くだろう」
エルフ父「しかし、人間嫌いなダークがそんなことをするとは」
男「最初に比べると随分変わった」
エルフ父「男君の正体に薄々気づいているんじゃないのか?」
エルフ父「行動から考えるに男君に少年を重ねているだろう」
男「そうかもしれない・・・」
341 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/17(金) 21:52:56.28 ID:uNcmqA7t0
エルフ父「良かったな男君!ダークが人間を好きになる
かもしれんぞ!」
男「そう・・・なのか?」
エルフ父「まあ、この話はまた後でゆっくりしようじゃないか」
エルフ父「午前は娘と魔法の座学だろ?娘なら部屋にいるよ」
男「分かった」
342 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/17(金) 22:03:07.27 ID:uNcmqA7t0
〜エルフ少女の部屋〜
男「エルフ少女おはよう」ガチャ
エルフ少女「あ、男さんおはようございます!
今日も頑張りましょうね!」
男「ああ、よろしくな」
エルフ少女「ではさっそくお勉強・・の前に」ガバ!
男「え、エルフ少女?」
エルフ少女「・・・充電中です。静かにしてください」ギューー
男「す、すいません」
エルフ少女「すぅ・・・ふぁーー///」
男「(前から思うけど懐かれてるのは何故だ?)」
343 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/17(金) 22:10:36.91 ID:uNcmqA7t0
エルフ少女「男さん」
男「え、なに?」
エルフ少女「私からどんな匂いしますか?」
男「匂いか・・・少女からは森の匂いがするかな?」
エルフ少女「森?」
男「うん、とっても落ち着くそれでいて心が安らぐ・・・そんな匂い」
エルフ少女「えへへ///」
344 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/17(金) 22:15:26.92 ID:uNcmqA7t0
男「じゃあ俺はどんな匂いがする?」
エルフ少女「男さんの匂いは、ぽかぽかします」
男「ぽかぽか?」
エルフ少女「こうしていると心の底からぽかぽかしてきて
とっても優しい気持ちになれるんです!」
エルフ少女「だから、もう少しこのままでお願いします!」
345 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/17(金) 22:15:30.03 ID:rDwR93oDO
ぐへへ
346 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/17(金) 22:29:13.75 ID:uNcmqA7t0
男「勉強どうするの?」
エルフ少女「後で挽回すれば問題ナッシュビルです」
男「そ、そうですか」
エルフ少女「ふふん♪」ぐりぐり
男「まったく・・・」なでなで
エルフ少女「それに師匠ばっかりズルイですから・・・」ボソ
男「ん?何がいった?」
エルフ少女「なんでもないですよ〜
それよりもっとギュッとしてください!」
男「はいはい」
347 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/17(金) 22:32:56.29 ID:uNcmqA7t0
〜ダークの家〜
ダーク「・・・クシュン!ハクシュン!」
ダーク「?(風邪か・・・?)」ズズ・・・
348 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/17(金) 22:34:29.80 ID:uNcmqA7t0
力尽きました。
今日は終了です。
349 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/17(金) 22:39:55.46 ID:odBCbhoSO
乙
350 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)
[sage]:2012/08/17(金) 23:07:02.74 ID:BgDepysio
乙ー
351 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/17(金) 23:26:36.37 ID:BXfyJtY5o
乙!
352 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 00:03:20.72 ID:6X4ieVkj0
え〜
日付もかわりましたので投下
353 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/08/18(土) 00:10:22.02 ID:F5ZXhxBwo
力尽きてからの回復早いなwwww
354 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 00:15:11.71 ID:6X4ieVkj0
〜王都、王宮〜
王「武士道」
武士道「ここに」
王「報告書を見させてもらった」
王「お主に頼んだのは正解だった魔物達の目撃情報が
少なくなった。被害報告も減少している。
礼をいうぞ。」
武士道「私も良い暇つぶしができたので、お互いに利益が一致
ということに・・・」
王「ふ、そうか。強者がいたのか?」
武士道「いえ、たしかに魔物達は凶暴化していることもあり
楽しめましたが・・・所詮は娯楽の域」
武士道「私が望む強者はおりませんでした」
355 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 00:27:26.66 ID:6X4ieVkj0
王「お主ほどの実力を持つものはいないだろう」
武士道「・・・そんなことはありませぬ」
王「ホウ・・・お主と渡り合える強者がいるのか?」
武士道「はい、懐かしい者の匂いがしました」
王「匂い・・・とな?」
武士道「ええ、ですからしばしの間、いとまをいただきたい」
356 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 00:32:32.83 ID:6X4ieVkj0
王「いくのか?その者の所に・・・」
武士道「はっ」
王「命令だ。死ぬな以上」
武士道「御意」ザッ
王「・・・ハァ・・・戦闘狂め」
357 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 00:54:42.23 ID:6X4ieVkj0
〜長の部屋〜
長「エルフ男〜どこだ〜?」
エルフ男「長、どうしました?」
長「いや、暇だなと」
エルフ男「長、仕事」
長「エルフ男がやれ」
エルフ男「え・・・また俺ですか?勘弁してください!」
長「というわけでハイコレ」
エルフ男「これは報告書ですか?えーと・・・
魔物達の凶暴化、そして魔物達の急激な減少」
長「凶暴化した魔物達を上回る個体が里の近くに
いるらしい」
長「結界があるとはいえ、安心はできない。早急な対応求む」
エルフ男「なるほど、この魔物を討伐ということですか」
358 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 01:01:50.91 ID:6X4ieVkj0
長「人選はお前に任せる」
長「頼んだぞ」スタスタ
エルフ男「あ!ちょっと長!・・・ハァ」
エルフ男「人選か・・・人数は私を含め三人ってところか?」
エルフ男「男でもつれていくか?実力は私より上だろう。決定」
359 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/18(土) 06:54:34.39 ID:p/6WVyTIO
おつ
360 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/08/18(土) 10:29:52.96 ID:w2pj3QzPo
乙
361 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/08/18(土) 18:43:33.01 ID:7zqQUYlP0
男ひでーなフラグ立てるだけ立てて、後どーするつもりだよ
362 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 21:31:43.38 ID:6X4ieVkj0
エルフ男「しかし、もう一人は・・・う〜む」
ダーク「考えごとか?エルフ男」
エルフ男「ああ、ダークか。いやな、魔物を討伐する
人選を考えている」
ダーク「そうか、なら私がいこうか?」
エルフ男「あ、いや討伐メンバーには男をいれることにしている
だからお前は参加しなくても・・・」
ダーク「別に構わんぞ?」
エルフ男「え・・・」
エルフ男「・・・・・・え!?」
ダーク「そのリアクションうざいぞ?」
エルフ男「いやだってお前・・・」
ダーク「行くといっているんだ。四の五の言わず
了承しろ」
エルフ男「わ、分かった・・・日程は後で伝えるよろしく頼む」
363 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 21:39:12.04 ID:6X4ieVkj0
ダーク「勢いで参加すると言ってしまったが・・・」
ダーク「・・・何故言ってしまったんだ?」
ダーク「・・・男が参加すると聞いたから?」
ダーク「私は男のことをどう思っているのだろうか・・・」
ダーク「・・・むぅ」
364 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 21:47:55.48 ID:6X4ieVkj0
エルフ父「君に斬属性のすべてを私は教えた」
エルフ父「もう、教えることは何もない」
男「ああ、世話になった」
エルフ父「だが、男君はまだまだ未熟
これからも精進しなさい」
エルフ父「そうすれば君だけの究極の斬属性魔法を
編み出せるだろう」
男「究極の斬属性魔法?」
エルフ父「ああ、斬属性のゴールは自分だけの斬属性魔法を
作りだすことなんだよ」
エルフ父「男君は[突]を編み出した。素晴らしいと思う
だが、君ならもっと上にいけるはずさ」
365 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 21:55:35.09 ID:6X4ieVkj0
エルフ父「期待しているよ」
男「ああ、自分なりに頑張るよ」
男「あ、そういえば・・・」
エルフ父「ん?なんだ?」
男「エルフ男から文がきた。魔物討伐に協力してほしい
そうかいてあった」
エルフ父「おお、そうか。丁度良い、試し切りしてこい」
男「ふ・・・エルフ父ならそう言うと思ったよ」
366 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 22:18:43.56 ID:6X4ieVkj0
男「あ、それともう一つ、俺の手ぬぐいしらないか?」
エルフ父「ああ、それなら家にあるよ。やはり男君のだったか」
エルフ父「娘が家にいるはずだから聞いてみるといい」
男「分かった」タッタッタ・・・
367 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 22:24:39.58 ID:6X4ieVkj0
〜エルフ父の家〜
男「エルフ少女いるか〜?」
男「・・・」
男「あれ、いない?」
男「鍵はあいているな」
男「・・・おじゃましまーす」
男「エルフ少女は・・・いない」
カタ・・・キシ・・・
男「ん?二階から・・・自室にいるのか?」
368 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 22:31:07.38 ID:6X4ieVkj0
〜エルフ少女の部屋〜
エルフ少女「すうーはぁー///」
エルフ少女「男さんの・・・手ぬぐい」
エルフ少女「男さんの・・・匂い」
エルフ少女「すうーふぁ〜///」
エルフ少女「今日は良い日です・・・ん・・・///」
エルフ少女「男さん・・・」クンカクンカ
369 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/18(土) 22:33:02.24 ID:6X4ieVkj0
男「・・・」
男「俺は・・・」
男「何も見ていない・・・」
男「・・・帰ろう」
370 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/19(日) 00:12:28.56 ID:Rlke8CeDO
変態だーー!?(AA略
371 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/19(日) 00:18:57.28 ID:hWrj7w3DO
エルフ少女ぇ
372 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/19(日) 01:24:24.02 ID:9sQj1jyuo
エルフもオナヌーするのか
373 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/08/19(日) 09:44:33.48 ID:Jw2jjMu7o
やってないだろ、匂いかいでるだけだ、きっと
374 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/08/19(日) 13:30:37.36 ID:7H2ONJLa0
・・・ん・・・///」 ←コレをどう解釈するか、だよな
でも普通に考えれば、ダヨナ〜
375 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/19(日) 15:21:06.79 ID:Vd+0MNdOo
普通に考えればフンドシですよね!
376 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/19(日) 16:47:57.25 ID:IFMjaoaIO
女の子のふんどしはいいと思うぞ、こうキュッとしてクチュッとなるところが
377 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/19(日) 17:49:19.32 ID:QMMYxEVIO
褌も素晴らしいが某エルフの教官の葉っぱパンツも同じ位(頭が悪くて)素晴らしいと思うんだ
378 :
銀髪スキー
[sage]:2012/08/19(日) 20:27:00.63 ID:qr8aHtPp0
エルフは健全なんです
投下
379 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/19(日) 20:36:10.31 ID:qr8aHtPp0
ダーク「男、顔が赤いぞ?」
男「あ、ダークさん。なんでもないよ・・・」
ダーク「そうか、ならいい」
ダーク「話は変わるが、私も魔物の討伐に参加
することになった」
ダーク「よろしく頼むぞ」
男「そっか、分かった。よろしく」
ダーク「修業の成果見せてもらおう」
男「期待に応えられるように頑張るよ」
380 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/19(日) 20:43:30.34 ID:qr8aHtPp0
ダーク「ああ、それと・・・」
男「なに?」
ダーク「いや、その・・・山菜の・・・」
男「もしかして、山菜料理食べたいの?」
ダーク「まあ・・・そうだな」
男「ダークさんになら、いくらでも作ってあげるよ」
ダーク「む・・・そうか」
男「まってね、いまから作るから」
ダーク「ありがとう」ニコ
381 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/19(日) 21:04:53.59 ID:qr8aHtPp0
男「じゃ、台所かりるよ〜」タタタタタ
ダーク「・・・」
ダーク「(・・・なんだろうな)」
ダーク「(あれほど人間を憎んでいたのに)」
ダーク「(男のこと憎んでいたのに)」
ダーク「(今は憎むどころか、男に好意を抱いている)」
ダーク「(少年と似ているからか?いや、たしかに似ているが
少年と男を重ねてしまうが・・・)」
ダーク「(それ以外に男が魅力的な人間だということは
この2ヶ月よく知ることができた)」
ダーク「(だからこそ・・・この気持ちは)」ギュッ
ダーク「(・・・だが今は・・・しまっておこう)」
男「ダークさんできたよ〜」
ダーク「ああ、いただくよ」
男が私に教えてくれるまで、この気持ちは
男「自信作なんだ」
ダーク「前も言ってたな」クス
男「そこは気にしない」
ダーク「ふふ・・・分かったよ」
しまっておこう。
382 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/08/19(日) 22:41:17.05 ID:7H2ONJLa0
けっこう、「あっ」とゆーまに男に傾いてしまったよなダークさん
で、どーすんだ男あっちもこっちも、どんだけ修羅場が待ち遠しいんだ
この天然ジゴロ
383 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/20(月) 20:21:59.07 ID:k62kd0PIO
おつ
384 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/22(水) 23:32:03.16 ID:h+n489s70
〜数日後〜
エルフ男「準備は整ったか?」
ダーク「問題ない」
男「俺も大丈夫だ」
エルフ男「よしじゃあ出発だ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ェルフ男「長からの指示によると、結界の外にいる魔物の
掃討及び、特異体の抹殺だそうだ」
ダーク「特異体?」
ェルフ男「最近魔物達が狂暴化しているのは知っているな?」
ダーク「ああ、知っている」
ェルフ男「簡単に特異体を説明するとだな・・・」
男「魔物の上位種だ」
385 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/22(水) 23:54:16.44 ID:h+n489s70
ダーク「男・・・」
ェルフ男「そうだ、よく知っているな?」
男「特異体は通常の魔物達を上回る戦闘能力をもち
様々な形状に姿を変えることが可能、特定の姿をもたない」
男「と、ェルフ少女が言っていた」
ダーク「む・・・」
ェルフ男「少女が知っているということは・・・
親父さん口が軽いぞ・・・ハア・・・」
男「なるほど、ェルフ父なら特異体のことは知っているか
それとェルフ男、ェルフ父は基本、親馬鹿だ。」
ェルフ男「親父さんには後でお灸をすえなければ」
386 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)
[sage]:2012/08/23(木) 00:07:42.94 ID:YKeRfS15o
エルフのエが小さいのは伏線か!
387 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/23(木) 00:07:48.73 ID:bavtHHd90
男「まあ、いいじゃないか。娘のことを男手一つで
育ててきたんだ。親馬鹿にもなる」
ェルフ男「だがこれは機密事項・・・なんだが」
男「ェルフ少女なら誰にでも話すことはないだろ」
ダーク「誰にでも・・・」
ェルフ男「ハア、そうだな。過ぎたことは仕方ないか・・・」
男「そうだよ、ほら先に進もう」
388 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2012/08/23(木) 01:49:56.26 ID:bN6NtXETo
>>386
我慢だ…我慢するんだ…突っ込まず自分の考えが合ってるかドキドキしながら読むのが、M道ってもんじゃないか
例え、そのシーンが終わるのに1ヶ月、半年、一年かかろうとね
389 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
:2012/08/23(木) 10:52:55.82 ID:LcEfy/3Fo
あれ?
ェルフ男って誰だ?
390 :
sage
:2012/08/23(木) 19:22:59.47 ID:55hDCbkB0
>>389
下げろ!下げるんだ!
391 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[sage]:2012/08/23(木) 19:32:22.58 ID:8MSr2gja0
>>390
その前にお前が下げるんだ!
392 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(京都府)
[sage]:2012/08/23(木) 19:43:08.27 ID:ERFTROeMo
カオスwwwwwwww
393 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/23(木) 21:00:24.31 ID:pR9n+NXzo
乙乙!
394 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/23(木) 21:59:50.59 ID:ZPUS6q8mo
なんだこの流れはwwww
395 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/23(木) 23:56:33.36 ID:PDWhE8HG0
母さん父さん、今日も平和です
396 :
銀髪スキー
[sage]:2012/08/24(金) 22:53:43.41 ID:Ot0R0I220
ミスりました。ごめんなさい
投下
397 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/24(金) 23:11:01.79 ID:Ot0R0I220
〜数時間後〜
ズバン! ザク! グサ!
エルフ男「おお・・・これは・・・」スパン!
エルフ男「魔物達が憐れに見えてくるな」ザク!
男「これくらいなら余裕だ」ザン!
ダーク「男、腕を上げたな。師匠として嬉しいぞ」
男「そりゃあ、光栄だ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エルフ男「全滅・・・」
男「ダークさんの期待には応えられたんじゃないか?」
ダーク「そうだな・・・だが・・・」
ズシン・・・・・・!!
ダーク「もう一仕事残っているぞ?」
ズシン・・・!!
エルフ男「来たか・・・!!」
ズシン!!
男「特異体・・・!!」
ガアアアァアァァァァァァァァァァァ!!!!!!
398 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/08/25(土) 00:40:00.23 ID:FhTvhCGLo
乙?
399 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/25(土) 08:24:33.56 ID:DdK/bEdP0
ドゴ!!
男「おっと」
エルフ男「くう!(地面が破ぜた・・・なんて力だ!)」
ダーク「ふむ・・・」
ダーク「体躯は男の二倍ほど。筋骨隆々、そして獣人型の魔物か・・・」
ダーク「しかし・・・」
エルフ男「ダーク、男さっさと倒すぞ!」
男「なら先手必勝!」
刀「もう攻撃されたけどな」ボソ
男「言うな」
ダーク「よし私から攻撃する!!」
400 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/25(土) 08:40:57.71 ID:DdK/bEdP0
ダーク「いくぞ、[斬]」ブン!
ザン!
ダークが放った斬撃は、魔物の体を断ち切った。が・・・
エルフ男「く!やはり」
ダーク「再生したか・・・」
男「だが魔物には必ず核があるそこを壊せば」
エルフ男「だがどこに核が?」
ダーク「ふん、そんなもの・・・」
ダーク「切り刻めば解決だ。男、時間を稼いでくれ」
男「分かった」
男「エルフ男、援護してくれ」
エルフ男「了解だ!」
401 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/25(土) 09:01:21.22 ID:DdK/bEdP0
男「一気にいく!」ダッ!
魔物「グラアア!」ドスドスドス!
魔物は男を掴みにかかる。
男「大振り」身をかがめ、かわす
男「お前投げられたことあるか?」
掴みにかかってきた腕を掴み
男「ふん!」背負い投げる
ドン!!
男「まだだ[斬首縛り]」ジャラジャラ
男の手から鎖が出現。魔物の首に巻きつく。
魔物「グルルルルル・・・!!」ガシ
ミシミシミシ
男「ぐう!ちぎられる・・・!」
男「ダークさん!」
ダーク「もう少しだ!」
男「よし!だったら・・・エルフ男!アイツの腕を!」
エルフ男「まかせろ!」
エルフ男「私にも斬属性は使える![双斬手]」ズザン
402 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/25(土) 09:13:23.95 ID:DdK/bEdP0
魔物の両腕を切断
魔物「ガァァァァァァ!?」
男「あばれんな!オ・・・ッラ!!」
ザン!!首を切断する
ダーク「二人とも離れろ!」
男、エルフ男「!!」ザッ!
ダーク「この魔法は少し加減がきかない」
ダーク「さぁ・・・散れ」
ダーク「[斬・不絶]」スゥー・・・
ダークはゆっくりと腕を振り下ろす
魔物の体が一瞬震えたと思えば、魔物の肉体は塵となり消えた
403 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/25(土) 09:26:05.01 ID:DdK/bEdP0
ダーク「・・・ふぅ」
エルフ男「相変わらずダークの斬属性魔法は規格外だ」
男「意外に呆気なく終わったな」
ダーク「そうだな」フラ・・・
ダークが倒れる寸前のところを男が支える
男「おっと、大丈夫ダークさん?」
ダーク「ああ、なんとかな・・・」ギュ・・・
エルフ男「なにわともあれ二人とも助かった」
エルフ男「私は周辺を回ってくる。二人はここで
休んでいてくれ。」タッタッタッタ
404 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2012/08/25(土) 12:31:33.12 ID:oGSVwENqo
それ死亡フラグや
405 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/25(土) 14:18:21.11 ID:BJjez3CIO
乙
406 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/25(土) 19:20:17.33 ID:GakLkfDIO
エルフ男ー!!
407 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/26(日) 10:40:24.91 ID:yRJbBx5C0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
男「ダークさん、さっきのは?」
ダーク「[不絶]のことか?」
ダーク「不絶は私の究極の斬属性魔法だ」
ダーク「威力は絶大だが、ご覧のとうり。お前に
支えてもらってなければ立っていられない」
ダーク「おまけに詠唱も長いから一対一での実用性は皆無だ」
男「でも特異体を倒せたんだ、一件落着だよ」
ダーク「ああ・・・。それと男、私も聞きたいことがある」
男「なに?」
ダーク「・・・男、お前はーーー」
408 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/26(日) 10:54:36.04 ID:yRJbBx5C0
?「やはり特異体では相手にならんか・・・」
ダーク「!?」
男「誰だ・・・!(エルフ男ではない!)」
?「私は武士道」
武士道「久しぶりだな黒エルフ」
ダーク「お、お前は・・・!!」
男「仮面の男・・・双剣」
ーー双剣を携えた仮面だったーー
男「そうか・・・」
男「(コイツがエルフ父の妻をエルフ少女を!!)」
409 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/26(日) 12:50:27.34 ID:vQ/rVi3IO
おつ
410 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/08/26(日) 17:38:00.39 ID:qUjKkNAKo
乙乙!
411 :
sage
:2012/08/27(月) 15:16:19.14 ID:nfhUQ8Wd0
訂正
ーー双剣を携えた仮面の男だったーー
でま投下
412 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/27(月) 15:29:17.01 ID:nfhUQ8Wd0
武士道「しかし、驚いたぞ特異体をあれほど容易く沈めるとは」
武士道「待ったかいが・・・あったというものだ」
武士道は双剣を引き抜き、構える
男「・・・!!」ビリビリ
男「(体が震えるほどの気迫!!ただ者じゃないな)」
男「(どうする?今の俺では歯が立たない。ダークさんも
さっきの戦いで疲弊している・・・ここは逃げーー)」
ドン!!!
男「な!?」
武士道「ぐふぁ!!」
男「ダークさん!?」
413 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/27(月) 15:39:28.21 ID:nfhUQ8Wd0
ダーク「待ったかいがあった・・・だと?
ダーク「それはこっちのセリフだぁぁぁ!!」ダッ!
武士道「ぐ!!速いな!」
武士道「だが恐れることない!!」
ダーク「ならこれでどうだ!![斬]」
武士道「甘いな」サッ
ダーク「なに!?私の不可視の斬撃を!!」
414 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/27(月) 16:14:59.63 ID:nfhUQ8Wd0
ダーク「ぐ!か、身体が・・・」
武士道「ふん、大量に魔力を消費した直後に魔法を行使するからだ」
ダーク「く・・・そ!」
武士道「黒エルフよ貴様とは正々堂々勝負したかった」
武士道「さらばだ」
男「ところがどっこい!」ブン!
武士道「なに!?」ザッ!
415 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/27(月) 16:25:04.12 ID:nfhUQ8Wd0
武士道「貴様勝負に水をさすとは・・・」
男「正々堂々勝負したいんだろ?だったら俺が相手だ」
武士道「黒エルフの代わりということか・・・よかろう」
武士道「受けて立つ!!」
男「よし、なら場所を変えよう」
男「こんな森の中じゃ満足に剣が振れないだろうしな」
武士道「ホウ、私を気遣ってくれるか」
武士道「だが心配するな」ザン!
ドスン!!!
男「木を刀で・・・!」
武士道「私の剣は鉄をも切り裂く!!」
416 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/27(月) 16:30:08.42 ID:nfhUQ8Wd0
ダーク「お、男」
男「ダークさん巻き添えくらわないよう気をつけてくれ」
ダーク「わ、分かった」
武士道「準備はいいか?」
男「ああ、いいぞ」
武士道「では尋常に・・・」
男「勝負!!」
417 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/27(月) 16:41:46.20 ID:nfhUQ8Wd0
武士道「いかせてもらおう![波斬]」
男「斬撃を飛ばした・・・!!」
男は勢いよく跳躍し、かわす
武士道「その選択はミスだ!」
跳躍した男へと武士道は追撃を開始
男「それはどうかな?」
男「くらえ、エルフ父直伝・・・」
男「[血千波動!!]」
真下にいる武士道へと突き出した手から半球型の波動が出現
武士道を飲み込む。
418 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/27(月) 16:48:11.14 ID:nfhUQ8Wd0
ザクザクザクザクザク!!
武士道「むぅ・・・煩わしい!」
男「ハア・・・どうだ斬撃の嵐にはいった気分は・・・ハア・・・」
男「と、いっても・・・」
パリーン
男「かすり傷ていどか・・・」
武士道「ふん、歯ごたえのない」
男「さて、どうするか・・・」
419 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/27(月) 17:07:06.38 ID:nfhUQ8Wd0
武士道「ふ、魔力が半分もへっているな」
武士道「さあ、どうでる・・・青年」
男「・・・・・・・・・」
武士道「来ないのなら・・・こちらから行く!!」
刀を投擲
男「な!?」
不意打ちに反応が遅れるが、なんとか身をふせ、かわす
武士道「私は肉弾戦も得意なのだよ」
男「!!いつの間に・・・ぐ!」
420 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/27(月) 17:20:01.48 ID:nfhUQ8Wd0
武士道「ははははは!防いでるだけでは勝てんぞ」ドドドドドドドドド!!
男「くっ・・・そ!!」
男「調子に・・・のるな!!」
男「!?」悪寒
男は後方斜め上にジャンプ
ザン!!!
男「後ろから刀がーー」
武士道「がら空きだ!!」
男「なに!?ぐは!!」
強烈な回し蹴り
男「ぐんぬ!!」ズザザーー!!
身体をひねり、からくも着地
421 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/27(月) 17:48:09.57 ID:nfhUQ8Wd0
ダーク「お、男・・・!」
男「大丈夫大丈夫、心配しないで」
男「でも・・・このままじゃ勝てないか・・・」
男「ハア・・・ダークさんとは人間のまま仲良くなりたかったんだけど・・・」
男「・・・しかたないな・・・」
男「相棒」
刀「いけるぜ」
武士道「ブツブツと独り言を、気でも狂ったか?」
男「まあ、そう言わず見てろよ」
男「俺の本気・・・みせてやる!!」
422 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/27(月) 18:02:24.60 ID:nfhUQ8Wd0
「刀賢・・・解放」
ゆっくりと剣を引き抜く、同時に熱風のごとき魔力が全身に
流れ込んでいき、変革を始める。
男の髪が銀色に煌く、
体中の血液が入れ替わる興奮
細胞が生まれ変わる歓喜
そして男の額にあるは双角
ダーク「・・・少・・・年・・・」
423 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/27(月) 18:04:33.49 ID:nfhUQ8Wd0
男「ごめんねダークさん」
男「コイツ倒したら、訳を話すから」
424 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/27(月) 18:07:40.15 ID:nfhUQ8Wd0
今日は終了です
もう少しで完結するので
なまあたたかく、見守ってください。
425 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(広島県)
[sage]:2012/08/27(月) 18:43:28.75 ID:Tr0v53iBo
遂にか、おつ
426 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/27(月) 18:51:39.23 ID:DcuVi9hIO
乙
427 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)
[sage]:2012/08/27(月) 20:06:06.36 ID:J3o948+AO
乙
428 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/08/27(月) 20:07:30.82 ID:pGai2RJ6o
乙
429 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]:2012/08/27(月) 20:33:02.24 ID:dd56Uct7o
乙
これじゃあ結局人間は好きになれないよな
430 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/28(火) 01:20:06.96 ID:zxrT4atIO
おつ
431 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/28(火) 18:04:49.27 ID:dSHRxPkD0
武士道「なんと面妖な・・・!!」
男「この姿は加減がきかない、速攻でケリをつける」
武士道「ふん、戯れ言をーー」
男「速攻と言ったはずだ!」ドン!!
武士道「くぼぁ!?」
武士道は二、三回ほどバウンドした後、止まる。
武士道「ぐ・・・ゴハ・・・」
男「死なないか・・・さすが契約者」
武士道「フウ・・・私と同類か・・・」
武士道「しかし、その姿・・・久しいな」
432 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/28(火) 18:13:58.72 ID:dSHRxPkD0
男「なに?」
武士道「覚えていないか・・・無理もない」
武士道「・・・私は貴様を殺した」
男「!!?」
武士道「正確には殺しそこねているがな」
武士道「現に貴様は生きている」
男「・・・詳しく聞かせてもらおうか」
武士道「無理だな・・・」
男「なんだと・・・」
武士道「・・・その身体では、私を倒すことかなわぬ」
男「・・・」
武士道「速攻で・・・と言ったな。なるほどそういうことか・・・」
男「・・・クソ」スゥーー
433 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/28(火) 18:19:30.62 ID:dSHRxPkD0
武士道「貴様の力は強大、だが肝心の肉体が耐え切れていない」
武士道「私を倒そうとすれば、その前に貴様が死ぬ・・・」
武士道「だが、私も貴様の拳たった一発でこのザマだ」
武士道「今日は引かせてもらう」
434 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/28(火) 18:35:34.61 ID:dSHRxPkD0
男「ま、まて!!」
武士道「ははは、次に会う時を楽しみにしているぞ。青年!」
エルフ男「そう簡単には返さんぞ」
武士道「なに!?」
エルフ男「[双斬手]」ザン
武士道「ぐ!?(左腕が・・・!)」
エルフ男「チッ・・・」
男「エルフ男!?」
エルフ父「遅くなったな男君」
男「エルフ父!?」
エルフ男「援軍といったところだ」
エルフ父「妻の仇とらせてもらう」パキポキ
武士道「多勢に無勢・・・しかし!!ここはなんとしても引く!」ボン!!
エルフ父「煙幕!!」
武士道「ただの煙ではないぞ!」
エルフ男「これは・・・毒ガスか!」
435 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/28(火) 20:18:30.06 ID:zxrT4atIO
おつ
436 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]:2012/08/28(火) 21:17:18.59 ID:C3/1A1luo
乙
武士道なのに毒ガス
437 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(京都府)
[sage]:2012/08/28(火) 22:54:05.34 ID:rnFflUF1o
武士道のかけらもないな
438 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)
[sage]:2012/08/28(火) 23:19:32.05 ID:BySB4RsAO
乙
439 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/28(火) 23:56:42.31 ID:gUrou3+G0
グラ公に変換される
440 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(青森県)
[sage]:2012/08/28(火) 23:59:54.36 ID:dSHRxPkD0
グラさんカッコいいよね
441 :
銀髪スキー
[saga]:2012/08/29(水) 00:06:46.95 ID:yrHhnXqd0
男「お前それでも武士か!」
武士道「この名前は我が一族で一番強い者が与えられる名だ」
武士道「私の本当の名ではない」
武士道「では、近いうちにまた会おう。さらばだ!」
男「・・・くそ!!」
442 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/29(水) 01:01:23.32 ID:78qXx7BSo
武士www
443 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/29(水) 08:04:20.55 ID:C70W52KIO
たけしみち!
とか嫌がらせで呼べばよいと思う。
444 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/08/29(水) 08:28:16.50 ID:pssg51rjo
なんで武士道見てストロング武道思い出したんだろう……字面か?
445 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/29(水) 13:46:07.53 ID:cjUcaB13o
忍者じゃねーかwwwwww
446 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/08/31(金) 10:44:10.63 ID:H4p4gHBIO
Mr.ブシドー
447 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
:2012/09/02(日) 23:23:21.59 ID:klYaL5Eto
ほ
448 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長野県)
[sage]:2012/09/02(日) 23:48:21.59 ID:GVpx4Cago
>>447
保守いらない
449 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/09/03(月) 00:30:32.37 ID:6qHj8nXBo
まだ?
450 :
銀髪スキー
[saga]:2012/09/03(月) 20:49:00.78 ID:bD8coJ3x0
エルフ父「・・・逃げたか」
エルフ男「追うか?」
エルフ父「やめておこう。少し吸ってしまったからな」
エルフ男「男とダークは?」
エルフ父「二人とも大丈夫だ。兎に角、今は里へ戻る」
エルフ男「分かった」
451 :
銀髪スキー
[saga]:2012/09/03(月) 21:03:19.20 ID:bD8coJ3x0
〜エルフの里、夜〜
男「・・・」
ーー私は貴様を殺したーー
男「(・・・アイツ)」
エルフ少女「・・・男さん」
長「エルフ少女よそこに隠れて何をしている?」
エルフ少女「お、長様!?驚かさないでください!」
長「ホウ・・・あれは男じゃないか。」
エルフ少女「長様!顔を出しすぎです。見つかります!」
長「フム、すまない」
452 :
銀髪スキー
[saga]:2012/09/03(月) 21:08:04.44 ID:bD8coJ3x0
長「エルフ少女は何をしていたんだ?」
エルフ少女「え・・・それは・・・」
長「まあ・・・話しかけたいが、話しかけられなくて
コマッているのだろう
453 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(滋賀県)
[sage]:2012/09/04(火) 03:20:52.42 ID:1rMl86ubo
きてたか
454 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]:2012/09/08(土) 23:33:13.22 ID:b88PNhtK0
エルフ少女ったら「明子姉ちゃん」状態wwwwって
やっぱわかんねーだろなー
455 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/09(日) 23:05:49.07 ID:jaNOlotyo
>>454
男がちゃぶ台返し食らうのか
456 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2012/09/12(水) 22:14:14.34 ID:RRatuRlE0
追いついた。wwktk
457 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[sage]:2012/09/13(木) 00:05:15.64 ID:8So00rVeo
>>455
本編では一回しか演ってないんだけどな。貧乏だし。
458 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/09/13(木) 00:54:46.17 ID:x0W9Vj0Go
>>457
まじか
459 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[sage]:2012/09/13(木) 06:36:43.56 ID:YSCAaKNWo
>>458
意外に記憶なんて曖昧なもん、なんだよなー
460 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/13(木) 06:44:53.06 ID:01a6W34IO
>>459
実は丸いちゃぶ台ではなく、四角い座り机で、息子を殴ろうとしてひっくり返しただけ。
ただ、オープニングだかエンディングだかで、そのシーンの静止画をコラージュにいれていたので記憶が・・・みたいな話。
461 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/09/13(木) 19:08:24.69 ID:r9I+Y0aH0
オイコラ静かに待たんか
462 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/13(木) 20:36:32.57 ID:jVfmCWU5o
>>461
ageながら説教とか笑わせないでくださいよ
463 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/09/13(木) 23:10:26.40 ID:Seuuy+Xyo
まだー?
464 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(滋賀県)
[sage]:2012/09/16(日) 20:07:06.61 ID:yOLnTjzRo
もうダメなのか…
465 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)
[sage]:2012/09/18(火) 06:58:35.25 ID:8gZjuX6ho
はyo!
466 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)
[sage]:2012/09/19(水) 17:54:33.40 ID:UMWP9cPqo
タイトル回収はよ
467 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]:2012/09/20(木) 22:15:32.42 ID:JLWNn1d2o
まだか
468 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/09/21(金) 02:09:38.76 ID:ez2W9u45o
生きてる?
469 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/09/22(土) 15:29:29.38 ID:ZYapDDvA0
生存報告だけでもしてくれ
470 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/22(土) 20:17:36.73 ID:cpjsHIxIO
...| ̄ ̄ | < 続きはまだかね?
/:::| ___| ∧∧ ∧∧
/::::_|___|_ ( 。_。). ( 。_。)
||:::::::( ・∀・) /<▽> /<▽>
||::/ <ヽ∞/>\ |::::::;;;;::/ |::::::;;;;::/
||::| <ヽ/>.- | |:と),__」 |:と),__」
_..||::| o o ...|_ξ|:::::::::| .|::::::::|
\ \__(久)__/_\::::::| |:::::::|
.||.i\ 、__ノフ \| |:::::::|
.||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\ |::::::|
.|| ゙ヽ i ハ i ハ i ハ i ハ | し'_つ
.|| ゙|i〜^~^〜^~^〜^~^〜
471 :
銀髪スキー
[sage]:2012/09/23(日) 21:24:17.90 ID:jrrN2Bhc0
すいません
PS3壊れたので報告できませんでした
今こうして書いているのは姉のPCを隠れて
使っていますので更新再開はPS3さんが復活する
来週ということでお願いします
472 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/23(日) 21:32:18.72 ID:bHlwMVqIO
ok
473 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/23(日) 22:05:40.97 ID:Ea60k+3+o
PS3直す金あるならPC買いなよ
474 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/09/23(日) 22:09:16.61 ID:MlsE5Pq2o
そう言えばPS3で書いてたんだったな
ちゃんと終わらせてくれるなら多少遅くなってもかまわないよ
あれからキーボードは買ったんだろうか
475 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/24(月) 07:43:54.68 ID:lnmekYiao
>>473
自己中な奴だな
476 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/26(水) 23:37:14.15 ID:1VyTevXF0
大丈夫待つ
477 :
銀髪スキー
[sage]:2012/09/29(土) 08:07:56.47 ID:PrhQqb9Y0
随分遅れてすいません
投下します
478 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/09/29(土) 08:17:20.39 ID:J8rxSzhvo
きたか…!!
( ゚д゚) ガタッ
/ ヾ
__L| / ̄ ̄ ̄/_
\/ /
479 :
銀髪スキー
[saga]:2012/09/29(土) 08:22:47.58 ID:PrhQqb9Y0
エルフ少女「そ、そうなんです・・・」
エルフ少女「あんなに思い詰めた男さんを初めて見て・・・」
エルフ少女「でも、男さんに何て言えばいいかわからなくて・・・」
長「エルフ少女」
長はエルフ少女の頭にそっと手をのせ、優しく撫でた
エルフ少女「お、長様?」
長「そうやって他人を思いやる気持ちがあるだけで、あの青年は喜ぶよ」
長「青年のことはそっとさせていなさい」
エルフ少女「で、でも・・・」
長「察してやりなさい。慕っているのなら・・・尚更だ」
エルフ少女「・・・は、はい///」
480 :
銀髪スキー
[saga]:2012/09/29(土) 08:33:14.14 ID:PrhQqb9Y0
長「さあ、今日はもうお帰り。なに明日になれば青年も元気になっているよ」
エルフ少女「そう・・・ですね。分かりました」
そう言い長とエルフ少女は帰路につく
エルフ少女「男さん・・・」
481 :
銀髪スキー
[saga]:2012/09/29(土) 09:11:50.62 ID:PrhQqb9Y0
〜王都、治療所〜
武士道「こ、ここは・・・」
「お!兄ちゃん目ぇ覚めたか!」
武士道「貴殿は・・・」
オヤジ「俺か?俺はこの治療所の近くで酒場を営んでいる
酒場に来る奴らからはオヤジやら呼ばれてるよ」
武士道「・・・私は・・・なぜここに?」
オヤジ「覚えてねぇのか?イヤ、無理もないか・・・」
オヤジ「俺の酒場に転がりこんだお前さんを見たとき
全身傷だらけで今にもこときれそうな状態だった」
オヤジ「だから俺は急いでお前さんをここまで運んだんだぜ?・・・」
武士道「かたじけない」
オヤジ「いやいや、いいってことよ助かって良かったな」
武士道「ああ。オヤジ殿、礼はいつか・・・」
オヤジ「お礼?うなもん気にすんなそれより・・・」
ガチャ
オヤジ「おう嬢ちゃん、気がついたぞ」
武士道「な・・・!」
嬢ちゃん「!!・・・武士道」
武士道「な、何故ここに!?」
オヤジ「うーん俺はお邪魔みたいだな。じゃあ俺はおいとますらぁ
兄ちゃん、嬢ちゃんのこと安心させてやれよ?」
オヤジ「お前さんが寝てた三日間ずっと看病してたんだ
ほんじぁあな。お礼ならそのうち酒場にこいよ歓迎する」
彼は病室から出て行った。
482 :
銀髪スキー
[saga]:2012/09/29(土) 09:50:12.19 ID:PrhQqb9Y0
嬢ちゃん「・・・」
武士道「・・・王殿、お久しぶりです」
王「怪我は・・・もういいのか?」
王は武士道が横になっているベッドに腰を下ろす。
武士道「王殿の献身的な看護のおかげで・・・」
王「そうか・・・」
武士道「ご心配をおかけしました」
武士道はだるさが残る身体を起こす。
病室の窓をふと見ると雨がふっていた
王「まったくだ」
武士道「私はもう大丈夫です。王殿任務を・・・
たとえ片腕がなかろうと、それ相応の期待に答えてーー」
王「今日は寒いな」
武士道「え?」
王の唐突な言葉に一瞬固まってしまう
たしかに雨が降っているせいか少々肌寒く感じる
武士道「お寒いのなら毛布を・・・」
王は武士道の手を握りしめ
武士道の顔をじっと見つめて。王は繰り返した
王「私は・・・寒い」
それ以上、彼女は何もいわない
彼女が今何を欲しているのか、武士道は察することができた
武士道は彼女をそっと抱きしめる
それを待ちわびていたように彼女は
武士道の背中に手を回し強く抱きしめた
483 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/09/29(土) 11:59:51.41 ID:whFfY9w/o
乙
484 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/29(土) 13:38:08.62 ID:keZeeklIO
おつ
485 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/09/29(土) 16:51:17.90 ID:uxw5yhE60
縺翫▽縺翫▽
486 :
銀髪スキー
[saga]:2012/09/29(土) 20:16:11.34 ID:PrhQqb9Y0
王「心配だった・・・」ギュッ
武士道「はい・・・」
王「三日前、ここに来た。お前がいると
ジジィ達に言われてな」
武士道「はい・・・」
王「死んでしまったのかと思った」
武士道「申し訳ありません・・・」
王「いや、良いんだ。生きててくれた
それだけで私は救われる」
武士道「はい・・・」
王「本当に゛・・・グズ・・良かっだ」ギュッ
武士道「はい・・・」
武士道は彼女の背中を優しく撫でる
487 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/30(日) 00:12:34.80 ID:xUcmTJtDO
こんなゴミクズキャラに分不相応な相手役が必要だったのか?
488 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/09/30(日) 00:29:38.62 ID:LMrSoN+7o
王から死んでくれるんだろ
489 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/09/30(日) 00:50:00.65 ID:KNykStmHo
蛇足感が凄いな
こんなんと決戦するぐらいならこのまま突然死で終わりでいい
490 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/30(日) 02:33:10.85 ID:vXKJ+iBIO
ただの噛ませで王脂肪→武道死落胆じゃない
491 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/30(日) 09:11:32.82 ID:4E9cO041o
ブシドーはいいから本編はよ
492 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2012/09/30(日) 19:55:53.37 ID:+R3pQMEV0
中の人変わった?
つまらなくなってんだけど
493 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/09/30(日) 19:59:42.86 ID:LMrSoN+7o
ブシドーなんて居なかった
居なかったんだ…
494 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/30(日) 21:03:45.53 ID:xUcmTJtDO
本気出させるために敵の家族[
ピーーー
]ような屑を同じ目に合わせてスッキリさせてくれるんだろ。
楽しみにしてようぜw
495 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/30(日) 23:41:13.86 ID:IqxHFGHDO
武士道のいちゃらぶシーンなんていらないから
男とダークのいちゃらぶはよ
496 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/09/30(日) 23:57:51.06 ID:SOZYCqgIO
中身の無い萌えだけ書いてればウケるんだよ
497 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/01(月) 00:24:23.25 ID:WvMdzX190
批判され過ぎワロタwwwwwwww
確かに蛇足感がヤバいが
498 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/10/01(月) 01:03:49.67 ID:+mQMjb1Bo
あれ違うSS???となってワロタw
499 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/01(月) 12:03:54.53 ID:tOdEtgV50
なんつーかトリップつけたほうがいんじゃね
500 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/09(火) 15:45:07.64 ID:Q4wGyjbDO
なんだ
>>1
拗ねちまったのか
501 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/11(木) 11:33:54.27 ID:KyMo3vOIO
まだ?
502 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/11(木) 13:03:05.73 ID:G8M0MpdIO
これだけで拗ねちゃうの?メンタル弱いなおい
503 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]:2012/10/11(木) 20:15:12.60 ID:8fPwBBoWo
おいこれ以上余計なこと言うなよ
504 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2012/10/12(金) 03:06:14.94 ID:Mmllv/OX0
>>1
が投げたら、ここまで読んできた俺達はどうしたらいいんだ…
待ってるからマジでスレタイ回収してくれ
505 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/13(土) 19:48:53.33 ID:ldPlqFFXo
終わり?
506 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/10/13(土) 22:25:27.46 ID:2dLs+tTu0
>>1
俺は楽しみに待ってる!
気がむいたら投下していってくれ!
507 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]:2012/10/14(日) 03:51:39.19 ID:RiJAMQXe0
拗ねちゃま…
508 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/14(日) 21:17:03.21 ID:5nIkPVpDO
おいこれ以上
>>1
の考えたさいきょうの
「戦いに取り憑かれた戦闘狂だけど、こんな自分を愛してくれる王にだけは優しい魅力的な敵キャラ」を
ディスるんじゃねえよ! こんな熱い漢とのラストバトルなら最高に盛り上がると思って
意気揚々と書いたんだぞ!
謝るのです!
509 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/15(月) 20:12:13.23 ID:rqQtAsOg0
クソワロタwww
510 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/15(月) 20:52:01.96 ID:RPYNjmEUo
いやほんと投げ出したくなるのもわかるよ
でもお願いだから
武士道をどうするつもりだったのかネタバレだけでもして下さいwwww
511 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)
[sage]:2012/10/15(月) 21:08:47.02 ID:B4cumzYCo
>>508
クッソワロタ
>>1
早くかけ下さい
512 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/17(水) 12:33:16.22 ID:8UY63ZkIO
恥ずかしい
>>1
だなぁ
今度はどんなトラブルがあって書けなかったのかな
513 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/19(金) 21:16:10.82 ID:9dxTpLW60
>>1
気長に待ってる
514 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/11/02(金) 13:59:37.96 ID:L/kPcLXDO
なんだこれ
晒しとこう
515 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/11/10(土) 11:36:11.49 ID:gWEni7ZIO
はよ
516 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
:2012/11/16(金) 14:38:02.74 ID:7wfIXneh0
はよはよ
517 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/11/16(金) 15:27:17.99 ID:ZYnvNGFDO
こうやってさ、ちょっと自信もって書いた作風を貶されたくらいで拗ねて
削除依頼も出さずに逃げちまう駄作者が多いから、批判厨が活気づくんだよな。
批判した読者は
>>1
の醜態を見て、さぞ大笑いしてることだろうよ。
と、中身読まずにここ十数レスだけ見て言ってみる
518 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/11/17(土) 12:32:20.55 ID:tEXJPtH/o
まだ?
519 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/11/17(土) 22:10:26.21 ID:hI2X5PGIO
糞スレに相応しい終焉
520 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/11/18(日) 00:03:32.50 ID:DhgL62Rco
(´・ω・`)
521 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
:2012/11/22(木) 00:47:19.36 ID:9KjtDRxR0
おわりでっか?(´∀`)
522 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/11/22(木) 01:33:47.20 ID:k9+qIywx0
>>1
見てるぅ〜?ww
アンチ大勝利だよー
523 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/11/22(木) 04:21:39.32 ID:h2vFIP+IO
いや、見てないだろ
524 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/11/22(木) 13:47:53.12 ID:Tgl4ZXvYo
...| ̄ ̄ | < 続きはまだかね?
/:::| ___| ∧∧ ∧∧
/::::_|___|_ ( 。_。). ( 。_。)
||:::::::( ・∀・) /<▽> /<▽>
||::/ <ヽ∞/>\ |::::::;;;;::/ |::::::;;;;::/
||::| <ヽ/>.- | |:と),__」 |:と),__」
_..||::| o o ...|_ξ|:::::::::| .|::::::::|
\ \__(久)__/_\::::::| |:::::::|
.||.i\ 、__ノフ \| |:::::::|
.||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\ |::::::|
.|| ゙ヽ i ハ i ハ i ハ i ハ | し'_つ
.|| ゙|i〜^~^〜^~^〜^~^〜
525 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/11/26(月) 08:17:39.84 ID:iojkwyijo
はよ
526 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]:2012/12/01(土) 18:13:29.68 ID:KeCAJ7e3o
まだ?
527 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/02(日) 09:02:49.66 ID:E4N9mvd4o
愛知県wwww
528 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/02(日) 13:45:56.77 ID:3+/1osV7o
>>527
死ねよ
529 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/02(日) 14:48:59.86 ID:eGL4Yh2IO
県名表示消えて良かったな愛知wwww
530 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/02(日) 19:05:03.08 ID:M4msdI+ao
くせぇ
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クオリティの高いサービスを貴方に
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