シャルロッテ「うまくない、ミルクが足りない」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 00:13:37.98 ID:MojLKt8l0

※注意

○魔法少女まどかマギカＳＳです
○設定は完全にパラレルです
○キャラの口調とか性格とかが違うだろ！って思われるところも多々あると思いますが、
ご了承ください
○この作品は、『アナトール、工場へ行く』の改編になります、が、原作とは大きく違う所もあります

それでもよろしい方は、どうかお付き合いください



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1343661217

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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旅にでんちう ＠ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず ＠ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 ＠ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 ＠ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい　　安部菜々編 ＠ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 ＠ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ？」 ＠ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する！」 ＠ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 00:21:04.28 ID:MojLKt8l0

はじめに

この物語に登場する魔女は、原作とは違い人々を絶望には追い込むという事はしません
しかし、危害を加えるという点では同じです
危害といっても、少しイタズラが過激になった程度だと思ってください
けど人々はそんな魔女たちを恐れ、嫌っていました

これは、一人の魔女がある出来事をきっかけに、人々と仲良くしようと奮闘する…そんな物語です

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 00:24:16.21 ID:MojLKt8l0

〜シャルロッテ結界内〜

シャル「うーん…」

エリー「お邪魔しまーす」

シャル「うーん、困った困った」

エリー「お待たせシャル、ちょっと遅れちゃったけど大丈夫？」

シャル「あーでもない、こーでもない、それなら…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…

エリー「……シャル？」

シャル「さて、どうしたものだろうｋ」

エリー「当て身」ﾄﾞｽｯ

シャル「あべし！！」ﾑｷｭｰ

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 00:29:52.51 ID:MojLKt8l0

シャル「もー、いきなり何するのさー！」

エリー「ゴメンゴメン、なんか話しかけても反応がなかったからついね」

シャル「だからって当て身はないでしょ」

エリー「ついやってみたくなったのよ、反省はしていない」

シャル「もー、エリーのバカ〜」

エリー「ところで一体何を考え込んでたのよ、ずいぶん唸ってたみたいだけど」

シャル「うん、ちょっとね」

エリー「それって今日呼ばれた事と関係してるの？」

シャル「いえーす」

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 00:34:14.37 ID:MojLKt8l0

エリー「またろくでもない事じゃないでしょうねー、前みたいなチーズ補完計画みたいの
だったらお断りよ」

シャル「いやいや、今回は真面目なのよ」

エリー「本当に？」

シャル「今回ばっかりは本当だよ、このチーズをかけてもいいよ！！」ﾊﾞｧｰﾝ!!

エリー「パルメザンチーズを丸ごと…どこで手に入れたのよ？」

シャル「…まあ、色々とね」

エリー「…シャルが本気だってことは分かったからべつにいいけど」

シャル「良かった！このチーズとっておきのやつなんだよ」

エリー「私には心底どうでもいいけどね」

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 00:38:34.70 ID:MojLKt8l0

エリー「で、相談したい事って一体何よ」

シャル「うん、あのね、エリー」

エリー「はいはい」

シャル「…私たちって、人間の役に立てないのかな〜ってね？」

エリー「…はぁ！？いきなり何言い出してるよ」

シャル「まあこういう反応だろうってのは分かってたけどね」

エリー「率直に言っちゃえば無理よ。住む世界も違うし、それに私たちは人間たちに災いを
もたらす存在よ」

シャル「災いって言っても、ほんの小さな事だけどね」

エリー「家の中にあるチーズを食べつくしたり、チューリップ畑を一晩のうちにバラ園に
変えたりね…いや、結構ひどいか」

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 00:44:00.02 ID:MojLKt8l0

シャル「けどさ、どうにかして役に立ちたいなーって思ったりね」

エリー「シャルがそんな事言いだすなんて…一体何があったの？」

シャル「……」

エリー「…話しにくい事なの？」

シャル「ううん、違うの。ただね、この前の夜いつものようにチーズ目当てである家に
お邪魔したのよ」

エリー「お邪魔するといえば聞こえはいいけど、実際の所は不法侵入だけどね」

シャル「でね、その時聞いちゃったのよ…」

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 00:48:42.86 ID:MojLKt8l0

〜前の夜〜

シャル「ふふふ、あんパン食パンチーズパン」

シャル「ジャムバタチーズいただきまーすっと〜♪」

シャル「さてさて、このお宅にはどんなチーズがあるかな〜」

シャル「個人的には粉チーズあたりをいただきたいんだけどなー果たしてどうなることやら」

ﾎﾞｿﾎﾞｿ…

シャル「！！」ｻｯ!

シャル「…誰か起きてるのかな、こんな時間に？」

？？？「なんだよ！」

シャル「…何かを話してる？どれどれ…」ｷｷﾐﾐｿｰｯﾄ

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/31(火) 00:53:11.70 ID:tKSGwnGIO

そこまで設定崩壊するならオリキャラでやってくださいよ
まどマギじゃなきゃ読者がつかないって言ってるようなもんですよ

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 00:55:13.60 ID:MojLKt8l0

？？？「じゃあ魔女って存在を退治しないといけないの？」

？？？「そうさ！魔女たちは人知れず人々を不幸にしようと活動しているんだよ！！」

？？？「けど、そんな悪い存在じゃないって聞いた事が」

？？？「そんなの建前だよ！！実際はもっと恐ろしい存在なんだ」

？？？「…そうなんだ、私、ちっとも知らなかった」


シャル「！！！」ｶﾞｰﾝ!!

シャル「私たちって…そんな風に思われているんだ」

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/07/31(火) 00:56:35.69 ID:3KeUVHcqo

談義スレの童話とシメサバの人かな、期待

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 00:58:45.49 ID:MojLKt8l0

？？？「嘘だと思うなら他の人にも聞いてごらんよ、きっといい噂はないからね」

？？？「そんなみんな知ってる事なの！？」

？？？「少なくともこのあたりでは有名だと思うよ、いやしくて、ずるがしこい魔女って事でね」

？？？「…怖いね」

？？？「だろう？だからそんな魔女を退治するために僕と契約して魔法少女にｎ」

？？？「その必要はないわ」ﾌｧｻｯ

？？？「！！君は」

？？？「まだ懲りてないのね貴方…いいわ、ここで仕置きしてあげるわ」

？？？「えっ！あ、あなたは一体」

？？？「覚悟しなさい…」ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄ!!!

？？？「きゅっぷーーーい！！」



シャル「いやしくて、ずるがしこいか…そんなことないと思うんだけどな」

シャル「…帰ろう」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ…

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/31(火) 01:02:54.15 ID:tKSGwnGIO

えっこれ面白い？純粋に面白いとおもってる奴いんの？
ラノベの悪いとこ真似したような陳腐な台詞回しが！？

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 01:03:24.21 ID:MojLKt8l0

〜　〜　〜

シャル「…てなことがあった訳よ」

エリー「ゴメン、シャルの気持ちも分かるけど、どっちかって言うとその後の部屋の様子の方が
気になるんだけど」

シャル「ひどいよエリー！！こっちは真剣に話してるのにさ」

エリー「ああ、ゴメンゴメンつい気になっちゃてね､深夜にマシンガンをぶっ放す光景が…」

シャル「もー」

エリー「…けど、言い方はオーバーだったかもしれないけど、大体あってると思うわよ」

シャル「…！！」

エリー「まず間違いなく私たちの存在なんてそう思われてるだろうし、こっちもそれを承知で色々と
やってる訳だしね」

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 01:06:42.67 ID:MojLKt8l0

シャル「…やっぱりどうにもならないかな？」

エリー「少なくとも私はそう思うわ」

シャル「けど、どこかに…どこかにヒントがあるような気がするんだよ！！」

エリー「それでさっきからずっと唸りながら考えていたのね」

シャル「うん、けどなかなか名案が浮かばなくてね」

エリー「ゴメンねシャル、いい案が出せなくて」

シャル「ううん、気にしないでエリー。こんな相談自体が無茶苦茶だしね」

エリー「それなら他の魔女たちに相談してみたらどう？」

シャル「…あのね、エリーに相談する前に他の魔女たちにも相談したんだよ」

エリー「それでも私を頼ったってことは…」

シャル「…うん、みんな大体エリーと同じ意見だったんだ」

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 01:12:20.36 ID:MojLKt8l0

〜相談した魔女たちの意見〜

エルザマリア「人の役に立ちたいですか…難しいですね」

エルザマリア「そもそも私たちは人に仇なす存在。その考え自体が無理なのではないでしょうか？」

エルザマリア「唯一できるといえば…人に触れない、ということでしょうか…」


ゲルトルート「人の役に立ちたい？あー無理無理」

ゲルトルート「そもそも人の方だって喜ぶと思う？私はないと思うなー」

ゲルトルート「むしろ怖がらせるのがオチだと思うよ」


壱原侑子「あー、人の役に立ちたい？」

壱原侑子「ゴメン、相談は後にしてもらえない…ちょっと二日酔いでね」

壱原侑子「あーーー、液キャベがあればなんとかなると思ったんだけどな…うぷっ！」



ベアトリーチェ「はぁ、何を戯言を申す？」

ベアトリーチェ「魔女が人を使役する事はあっても、その逆はないと思うぞ」

ベアトリーチェ「それよりチェスに付き合わぬか？最近退屈しておっての」



シャル「…てな感じでして」

エリー「相変らず人選がカオスね」

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 01:16:06.80 ID:MojLKt8l0

シャル「あーもう、なんかいい案浮かんでこーい！！」ﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟｶ!!

エリー「ちょっと！そんなに頭を叩いたって何も出てこないわよ」

シャル「ほら、電化製品って叩けば治るって言うじゃん」

エリー「アンタいつから電化製品になったのよ」

シャル「じゃあエリーを…」

エリー「やめて、お願いだからやめて」

シャル「えー、残念」

エリー「あんたがやると直るの通り越して破壊しそうだからさ」

シャル「大丈夫だよ！！…多分」

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]：2012/07/31(火) 01:17:56.83 ID:aOSMzgZO0

>>9
おまっ、そこがいいんだろ？
ここじゃよくあることだし私怨

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 01:20:09.45 ID:MojLKt8l0

シャル「あー、本当に何かないかなー」

エリー「何ってねぇ…そもそもあんた何かできる事あるの？」

シャル「えーっと、掃除に洗濯」

エリー「おい、さらっと嘘をつくな。いつも使い魔にまかせっきりの癖に」

シャル「えへへ///」

エリー「照れなくていいからね、ここ、どっちかって言うと恥ずかしがるところだから」

シャル「むー、じゃあエリーがなんか言ってみてよ」

エリー「ないものをどう言えと」

シャル「ひどい！！」

エリー「いやだって事実じゃん、あんたが得意なのは食べることぐらいじゃない。おまけに味には
うるさいしさ」

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/07/31(火) 01:23:22.83 ID:MojLKt8l0

シャル「だっていつでも美味しいものを食べたいじゃん！！」

エリー「いや、それは分かるけどさぁ」

シャル「それに私が味にうるさいのはチーズだけであって…うん？」

エリー「…？シャル」

シャル「チーズ…味…うまい棒」

シャル「うーん…」ﾎﾟｸﾎﾟｸﾎﾟｸ

シャル「！！！」ﾁｰﾝ!!

シャル「そうだ、私はグルメなんだよ！！」

エリー「シャ、シャル！？ついに壊れたの」

シャル「違うよ、ついに名案が思いついたんだよ！」

エリー「…はぁ？今ので」

シャル「そう、エリーのおかげでね！ありがとう、エリー」ｷﾞｭｰ!

エリー「ど、どういたしまして」

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]：2012/07/31(火) 01:28:44.29 ID:MojLKt8l0

今日はここまでです

まあ確かにオリジナルで…という手もあったんですが
アナトール（チーズ）→シャルロッテという図式が思い浮かんでしまいまして、後はもう
そのままやっちゃえー！！という感じでできました

まあ気楽に見てくれるとありがたいです

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ　　　　　　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾞﾝ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ（∩`･ω･）　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾞﾝ
　＿/_ﾐつ/￣￣￣/
　　　 ＼/＿＿＿/￣


↑がやっぱり大好きです
それではまた

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/31(火) 01:36:24.61 ID:QDmNHlb90

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ　　　　　　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾞﾝ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ（∩`･ω･）　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾞﾝ
　＿/_ﾐつ/￣￣￣/
　　　 ＼/＿＿＿/￣

期待

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/31(火) 01:36:36.52 ID:tKSGwnGIO

>>21
正にぽれがそのAA状態だな(・ω・)
まぁお前のSSのつまらなさはぽれの精神状態より異常だけどな(・ω・)

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/31(火) 01:36:59.38 ID:QDmNHlb90

書き忘れた…、乙！

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/31(火) 07:27:41.28 ID:V/3G2BODO

乙

ｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞ
ｻﾊﾞ　　　　　　　ｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞ
ｻﾊﾞｻﾊﾞ（�嫣･ω･）　　ｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞ
　＿/_ﾐつ/￣￣￣/
　　　 ＼/＿＿＿/￣

26 ：名無しNIPPER [sage]：2012/07/31(火) 10:59:44.26 ID:4AYYjTtAO

これって絵本でしたっけ? 読んだことある気がする
ならオレ得だ！ せーの
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ　　　　　　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾞﾝ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ（∩`･ω･）　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾞﾝﾊﾞﾝ
　＿/_ﾐつ/￣￣￣/
　　　 ＼/＿＿＿/￣

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/31(火) 14:13:17.74 ID:vGq3LCcIO

んん…パクリな上にまどマギでやる必要性を感じないし今んとこおもんない
まあ頑張れ

28 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/07/31(火) 14:38:14.63 ID:ySjpS638o

だれもテメーの感想なんて聞いてねーよks
一々おもんないとかレスしなくていいから＾＾;

29 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/31(火) 17:54:39.43 ID:20ikuqGuo

シメサバ良かったから期待

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]：2012/08/01(水) 14:10:53.24 ID:DByib4Cxo

他のスレにも殆ど同じ事書きこんでる荒らしなんだから無視すれば良いのに

31 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/01(水) 23:10:54.01 ID:U3uJJW9i0

シャル「さーてと、そのためにはまずは…」ｺﾞｿｺﾞｿ

エリー「ねぇ、一体何をしようとしているの？」

シャル「ふふ、知りたい？」

エリー「下手したら大惨事になる可能性もあるからね」

シャル「ひどいなー、流石にそこまではしないよ」

エリー「じゃあ何を…」

シャル「あのね、実は…」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

エリー「！！…まあ、よく思いついたもんだわね」

シャル「でしょ！」

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/01(水) 23:21:44.11 ID:U3uJJW9i0

シャル「でさ、ちょっとエリーにも協力してもらいたい訳よ」

エリー「いや、それはシャルじゃなきゃできないし、私じゃ役に立たないでしょ」

シャル「いやいや、エリーにはこれを人間の言葉に変換して印刷してもらいたいんだよね」ﾋﾟﾗｯ

エリー「なになに『おいしい』『うまくない』『塩をひとつまみ』…？」

シャル「まあ平たく言えば味の感想だね、これを置いていこうと思うの」

エリー「別にこんなことしなくても普通に書いていけば」

シャル「私たちの字って、かな〜り特殊でしょ？仮にこれを人がそのまま見たらどう思う？」

エリー「…呪われてると思うわね」

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/01(水) 23:29:49.57 ID:U3uJJW9i0

シャル「そう、だからエリーお願いした訳よ」

エリー「分かったわ。けどこれ全部印刷すると結構な量になるわよ？」

シャル「まあ仕方ないよ、より正確に伝えるためだからね」

エリー「けど、この『愛が足りない』とか『＼(^o^)／』とかどこで使うの」

シャル「…まあ備えあれば憂いなしってね」

エリー「何も考えてないんかーい！！」ｳｨｰﾝ

シャル「それでも印刷してくれる優しいエリーなのでした」

エリー「ま、まあついでよついで！」

シャル「照れるな照れるな」

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/01(水) 23:41:58.29 ID:U3uJJW9i0

〜　〜　〜

エリー「…よし、これで印刷完了ね」ｸﾀﾋﾞﾚﾀﾜﾈ

シャル「お疲れ様エリー！！はいカール(チーズ味)」ｻｯ

エリー｢ありがとう…けど、どうせならもうちょっと潤いのあるものが…｣ﾊﾟｯｻﾊﾟｻﾖ

シャル｢うん?チーズフォンドュとか？｣

エリー｢ゴメンやっぱいいわ｣

シャル「よし、これで準備は完了だよ！｣

エリー｢けど、本当にやるつもりなの？｣

シャル｢もちろん！やると決めたら一直線だよ！！｣

シャル｢それに、あくまで今回はできるかどうかを証明したいだけだからさ、そんな目立つ真似は
しないよ｣

エリー｢…そこまで言うなら止めないわ。ただ無理だけはしないでね｣

シャル｢大丈夫だよエリー。けどありがとう、心配してくれて｣

35 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/01(水) 23:48:03.50 ID:U3uJJW9i0

エリー｢そういえば、シャルはこんな事をどこでしようとしているの？｣

シャル｢あのね！ここの街の外れにチーズ工場があるの、エリー知ってる？｣

エリー｢チーズ工場…ああ、あの小さな工場の事？｣

シャル｢そうそう、あそこ人は少ないし小さな所なんだけど、チーズ作りには真剣に取り組んでいるんだよ｣

エリー｢何回か盗み食いに行ったんですね分かります｣

シャル｢ウグッ！…コホン、だからあそこだったら私の意見も受け入れてくれるような気がしたのよ｣

エリー｢確かに大きな工場だったらただのイタズラと勘違いされる可能性もあるからね｣

シャル｢そう…まあ、そこの工場でも真面目に見てくれるかどうかってのは分からないんだけど｣

シャル｢けど、まずはやってみてからじゃないとね！｣

エリー｢その前向きな所、少しは見習いたいものね｣

36 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/01(水) 23:53:05.20 ID:U3uJJW9i0

シャル｢じゃあそろそろ夜も更けてきたし行ってくるねー！｣

エリー｢うん、行ってらっしゃい！｣

シャル｢行ってきまーす！！｣ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ



エリー｢行っちゃったか…さあ、どうなる事やら｣

エリー｢まあ、確かにシャルには適役かもね、チーズの味見係なんて｣

エリー｢けど…人間達に拒絶されなければいいけど…｣

37 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/01(水) 23:59:44.86 ID:U3uJJW9i0

〜　〜　〜

シャル｢いやー、しかしいい月夜だなー｣

シャル｢まんまるい月って見てるとカマンベールチーズに見えてくるんだよねー｣ｳｯﾄﾘ

シャル｢…って見とれてる場合じゃないか、これからが大事なんだしね｣

シャル｢さてと、この道を曲がって後はまっすぐ行けば…｣

シャル｢うん、無事にとうちゃーく！｣

(株)　ト　モ　エ　乳　業

シャル｢それじゃあさっそくお邪魔しますか！！｣

38 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]：2012/08/02(木) 00:02:38.67 ID:LqsdV21F0

今日はここまでです

あと、↑のトモエ乳業なんですが、実際に地元にあったりします(漢字は違うかもしれませんが)
この話には全く関係してませんけど

それではまた

39 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/08/02(木) 00:08:02.56 ID:QkgnOU1e0

乙
ただ今のところ全く面白くないね
早く盛り上がる場面が来ないかな・・・。

40 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/08/02(木) 00:08:51.67 ID:Gl1/bwq/0

乙、前作も楽しませてもらったよー
ってかｗｗトモエ乳業ｗｗ

41 ：名無しNIPPER [sage]：2012/08/02(木) 01:03:47.33 ID:lQb4aSvAO

ｗｗｋｔｋが止まらないぜ!!
＼(^o^)／とかかわいいなあ…ほんとに

おっつん

42 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/07(火) 20:07:21.64 ID:FhBjX1Kzo

madaka

43 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/07(火) 22:54:50.53 ID:es9luU4z0

シャル｢ってなわけで侵入成功っと！！｣ｼｭﾀｯ!

シャル｢まあ魔法とかそんなんじゃなくて単純にピッ○ングで忍び込んだんだけど｣

シャル｢魔法で開けられない事もないけど、この後の事を考えると少し魔翌力を温存して
おきたいしね〜｣

シャル｢さて、お目当ての部屋は何処かな〜｣

シャル｢えーっと…事務室、違う。ロッカールーム…ここも違う。円環の理…色々と間違ってる｣

シャル｢うーん…！！｣ｷｮﾛｷｮﾛ

商品開発室

シャル｢あったーーー！！｣

44 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/07(火) 23:00:59.85 ID:es9luU4z0

シャル｢よし、お邪魔しまーす！｣ｶﾞﾁｬ

試作品Ａ　試作品Ｂ　試作品Ｃ…

シャル｢おーよしよし、試作品のチーズがたくさんあるよ｣ｼﾞｭﾙﾘ

シャル｢っといけない、今回は盗み食いに来たわけじゃないんだからね｣

シャル「さてと…パワーを集中しまして…」ﾑﾑﾑ…

シャル｢…フォームチェーーーンジ！！！｣

ﾎﾞｶｰﾝ!!

シャル｢形態変化、完了！｣ｴﾎｳﾏｷﾀﾞﾖｰ!!

45 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/07(火) 23:03:45.92 ID:FhBjX1Kzo

きたか！

46 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/07(火) 23:06:09.51 ID:es9luU4z0

〜　〜　〜

ワルプルギスの夜「説明しましょう！！」

ワルプルギスの夜「シャルロッテはフォームチェンジをする事によって、味覚が三倍も良くなるの」

ワルプルギスの夜「その他にも戦闘力が三倍、スピードが三倍、お肌のつやが三倍になったりするのよ」

ワルプルギスの夜「デメリットとして魔翌力の消費が激しいのと、見た目が完全に…アレな
方向になっちゃう点ね」

ワルプルギスの夜「まあそれを差し引いてもメリットが大きいの！！」

ワルプルギスの夜「以上！！今回出番がこれだけのワルプルギスの夜でした」

ワルプルギスの夜「………」

ワルプルギスの夜「………くすん」

〜　〜　〜

シャル「…何か今、ものすごい解説があったような…気のせいかな？」

47 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/07(火) 23:22:25.47 ID:es9luU4z0

シャル「まあいいや、時間もない事だしどんどん食べてみよう」

シャル「それじゃあ、いただきまーす！！」

シャル「うん、美味しい美味しい！！」ﾑｸﾞﾑｸﾞ!

シャル「けどこれはもう少し塩がほしいかな」ﾒﾓﾒﾓ

シャル「でこれは…うーん、まろみが足りないな〜」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

シャル「ミルクが足りないな、この味だと」ﾒﾓﾒﾓ

シャル「で、これは…むぐ！！」ｸﾞﾍｯ!!

シャル「ま、まずい…こう形容しがたい不味さだわ」

シャル「捨てる、これしかないわ」ﾄﾞｰﾃﾓｲｲﾔ!

48 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/07(火) 23:28:36.69 ID:es9luU4z0

〜数十分後〜

シャル「ふぅ、ご馳走様でした〜」ﾊﾟﾜｰﾓﾂｷﾀﾖ

シャル「で、試食した感想をプレートに張り付けて…と」

シャル「よし、これで完成だね！」

シャル「けど、一応名前ぐらいは入れていこうっと」

シャル「手書きだから読めるか少し心配だけど、大丈夫だよね！！」

シャル「まあ『シャルロッテ』は練習してきたし、きっと読めるはず」ｶｷｶｷ

シャル「最悪、心の目でなんとか…」

49 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/07(火) 23:34:31.99 ID:es9luU4z0

シャル「さーて、用がすんだらあとは退散するだけだね〜」

シャル「それじゃあ、おじゃましましｔ」ﾄﾞｽﾝ!!

シャル「ん？なにかにぶつかったかｎ」ｸﾞﾗｯ!!

シャル「ってうわぁぁぁぁぁぁ！！！」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ!!

シャル「ふう、驚いたーって何が落ちてきたんだろう？」

シャル「確かこっちの方向に転がって行ったと思うんだけど…って何かの像が！！」

ﾏﾐｰﾝ…

シャル「うわぁ…これはひどい」

シャル「これ、私一人じゃどうしようもないよね…」

シャル「………」

シャル「不慮の事故…だったね、これは」

シャル「うん、そうだ、きっとそうだね…」

シャル「よしっ帰ろう！！」ｽﾀﾀﾀﾀｰ!!

シャル『けど、みんな喜んでくれるといいなぁ…』

50 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/07(火) 23:42:19.03 ID:es9luU4z0

〜次の日〜

さやか「はいはい、今日も今日とて仕事ですよ〜っと」

さやか「しっかし、マミさんのお誘いで入社したはいいけど、ここまで小さい会社だったとはね」

さやか「給料とかはしっかりしてるし、社長もマミさんだから気楽でいいけど、正直いつ
危なくなるか分からないよね〜」

さやか「はぁ、今日も今日とて綱渡り〜っと」

まどか「もう、会社の前で何物騒な事言ってるの！？」

さやか「おおまどか、おっはよー！！」

まどか「おはよーって…さやかちゃんったらこういう時だけ調子がいいんだからー」

さやか「いやー、ゴメンゴメン。まさか聞かれてるとは思わなくてさ」

51 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/07(火) 23:49:35.31 ID:es9luU4z0

まどか「けど冗談でも今みたいな事言わない方がいいよ？マミさんも必死でやってくれてるん
だからさ」

さやか「いやー、マミさんには十分感謝してますよ。このご時世にいい待遇で働かせてもらってるん
だからね」

まどか「でしょ、それなのにそんな事がマミさんに聞かれたらマミさんすごく落ち込んじゃうよ？」

さやか「あぁー、確かにね。社員五人で良くやってるよねホント」

まどか「それだけマミさんも苦労してるんだよ」

さやか「…って言うか工場なのに社員が五人ってどうなのかね」

まどか「細かい事はいいｎ」ｷｬｱｱｱｱｱｱｱ!!!!!!

まどさや「「！！！」」

まどか「今のってマミさんの悲鳴！？」

さやか「だと思うよ、何かあったのかな？」

まどか「まさか…泥棒さんとか」

さやか「それは否定できないね。とにかく急ごう！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ!!

まどか「ま、待ってよ―――！！」ﾄﾃﾃﾃﾃｰ!

52 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/07(火) 23:55:14.23 ID:es9luU4z0

マミ「あ、ああ…」

さやか「マミさん！！一体何があったんですが？」

マミ「み、美樹さん…像が」

さやか「象？…アフリカゾウの集団でも通ったんですか？」

マミ「そ、そうじゃなくって…あれよ」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

さやか「あれ？」

まどか「さやかちゃん、マミさん一体何が！！」

マミ「私の…私の銅像が」ｶﾞｸｶﾞｸ

ｸﾋﾞｶﾞﾏﾐｰﾝ…

まどか「マミさんが創業記念にって無理やり作ってもらった銅像の首がぽっきりと…」

マミ「き、昨日まではちゃんとしてたのに…」

53 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/08(水) 00:03:18.89 ID:N4HSXjEN0

さやか「あー、またとれちゃいましたか」

マミ「また！！またってどういう事なの」

さやか「いやー、あの像バランスが悪いからなのかもしれないんですが、なんか首が良く
落ちるんですよね」

マミ「初耳よそれ、もっと早く報告してよ」

さやか「いやいや、マミさんも忙しそうだったので私と杏子で修理したんですよー」

まどか「修理って…溶接とか？」

さやか「いいや、ご飯粒で」

マミ「ご飯粒？！」

54 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/08(水) 00:10:37.63 ID:N4HSXjEN0

まどか「さやかちゃん、おばあちゃんの知恵じゃないんだから…」

さやか「いやーあの時は杏子と２人で結構いいんじゃないかっていってたんだけどなー」

マミ「良くないわよ!!現に折れてるじゃない」

まどか「そうだよさやかちゃん、今度はアロンアルファとか使わないと」

マミ「それも違うわ鹿目さん！！ちゃんとした業者さん呼ぶから」

杏子「おはよーって朝から何の騒ぎだよ？」

ほむら「マミの声が外まで良く響いてるんだけど…」

まどか「あ、杏子ちゃんにほむらちゃん、おはよう！」

55 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/08(水) 00:16:12.63 ID:N4HSXjEN0

さやか「実はね〜かくかくしかじか」

まどか「四角いキューブって事なの」

ほむら「相変らず便利な説明ね、それ…」

杏子「けどご飯粒じゃ駄目だったか―、やっぱちゃんとしたボンドとかでやらないと駄目か」

マミ「もうしなくていいわよ！というよりもし今回みたいな事があったらすぐに報告してちょうだい」

杏子「はいはい、わかりましたよー」

さやか「しっかり聞きなさい！！」

マミ「美樹さん、あなたもね」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

さやか「は、はいーーー！！！」

56 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]：2012/08/08(水) 00:18:39.36 ID:N4HSXjEN0

今日はここまでです

ちなみにここらあたりから内容が原作から離れていったりします
原作好きな人がいましたら申し訳ございません

まあ別物として楽しんでくれたら幸いです

それではまた

57 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/08(水) 23:44:31.75 ID:N4HSXjEN0

ほむら「それにしても…いくら驚いたとはいってもドアぐらいはちゃんと閉めたらどうなの？」

マミ「ドア？何の話かしら」

ほむら「ほら、商品開発室のドアが開いてるじゃない、まあ盗まれるものもないと思うけど
開け放しは良くないわよ」

まどか「えっ？本当だ、開いてる」

マミ「おかしいわね…今日はまだどこにも入ってないはずなんだけど」

まどか「えっ、じゃあ戸締りがしっかりしてなかったとかですか?」

マミ「かもしれないわね、念のため見ておきましょう」ﾃｸﾃｸ

さやか「って言ってもさー、本当にここには金目のものなんて置いてないんだけどー…！！」ｶﾁｬｯ

58 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/08(水) 23:52:43.47 ID:N4HSXjEN0

まどか「何、一体何があったの？」

杏子「ど、どういう事だよ…おい」

ﾀﾍﾞｶｹﾉﾁｰｽﾞｶﾞｽﾞﾗｰ!!

まどか「試作品のチーズが全部食べられてる？」

杏子「いや、正確には食べかけられてるってところかな？にしても…」

さやか「ほ、本当に泥棒だったの!?」

マミ「という事は、まさか円環の理に導かれて…！？」

ほむら「その可能性はないわ、今円環の理…もとい金庫室を見てきたけど全く異常はなかったわ」

杏子「しっかし防犯対策とはいえど、もう少しましな名前はなかったのかねー」

ほむら「私に言わないでよ」

マミ「？なにをそんなに嫌がってるの？」

ほむら「…あなたは気にしなくていいわ」

59 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/09(木) 00:06:46.72 ID:fXo5zwia0

マミ「けど、特にお金とかが取られてなかったって事は、ただのイタズラ…？」

さやか「あ、マミさん何かプレートについてますよ」

まどか「本当だ…えーと『うまい、けど塩をもう一つまみ』」

杏子「こっちは『うまくない、ミルクが足りない』だってさ」

マミ「『まずい、すぐ捨てる事』か」

さやか「なんでしょう、味の感想と…あと何か」

マミ「何かしらこれ？ミミズがサンバを踊ったような字だけど」

さやか「こういう時こそ杏子の出番だね」

杏子「なんでだよ！！どっちにしてもこんなん読めねーよ！」

60 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/09(木) 00:14:52.57 ID:fXo5zwia0

さやか「あちゃ〜杏子でも解読は無理だったかー」

ほむら「けど本当にイタズラにしては手が込んでるわね…」

まどか「それと、この感想ってどうなんだろ、でたらめで書いたのかな」

さやか「どうだろう？なんか愉快犯っぽい所もあるし、そうなんじゃないの？」

杏子「んーだけどさ、その意見結構当たってるぜ？」ﾑｸﾞﾑｸﾞ

さやか「杏子！？まさか残ってるチーズ食べてるの」

杏子「まあ食いもの残す訳にはいかないしなー。で、やっぱあってるんと思うんだよ｡いや、私も
あんま詳しい事は分かんないけどさ」

杏子「確かに足りてない部分とかは…それに書いてある通りみたいだよ」

まどか「てことはすごい舌がいい人が来たのかな」

ほむら「問題は何のためにここに来たって事よね、それもわざわざ忍び込むような真似をして」

まどか「それは…私にも分からないよ」

61 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/09(木) 00:19:35.09 ID:fXo5zwia0

さやか「うーん、ミステリーですなー」

マミ「さて、どうしようかしら？この意見をそのまま参考にするのもいいと思うけど…」

さやか「確かにしっかり評価してるみたいなんですけど、ちょっと怖いですよね」

まどか「せめてどんな人がやったのか分かればいいんだけど」

ほむら「とりあえず今日の所は保留にしといたらどう？」

マミ「そ、そうね…ちょっと怖いしね」

さやか「じゃあとりあえずお仕事はじめて行きますか！」

マミ「そうね、それじゃあ今日も一日頑張りましょうか！」

全員「「「「「おーーー！！！」」」」」



シャル「………」ｼﾞｰ

62 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/09(木) 00:33:25.99 ID:fXo5zwia0

〜　〜　〜

シャル「ってな感じでした」

エリー「ある意味予想通りの反応だったわね」

シャル「けど、味については認めてくれたみたいだから、あと一歩だと思うんだよね〜」

エリー「いやいや、もうここは大人しく引いた方が…」

シャル「いや、掴みは完璧だったんだからあとはこれを改善していけばいいんだよ！！」

エリー「掴みはって、芸人じゃないんだからさ」

シャル「分かりやすくっていいじゃん。という事で」

エリー「…嫌な予感しかしないわ」

シャル「今度はエリーも一緒に来てくれないかな？」

エリー「お断りします！」

63 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/09(木) 00:43:16.45 ID:fXo5zwia0

シャル「えー、いいじゃん別に―」

エリー「シャルはともかく私は人間にどう思われていようがどうでもいいからね。面倒事に
なるのは極力避けたいのよ」

シャル「けど、昨日一人でやっててつくづく思ったんだよね〜。誰か協力してくれる人が
いればなーって」

エリー「……」

シャル「まあ確かに私が勝手に始めた事だからさ、強制はしないけど…」

シャル「エリーが協力してくれたら、それはとっても嬉しいなって…ダメかな？」

エリー「……」

64 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/09(木) 00:49:19.03 ID:fXo5zwia0

エリー「……」

シャル「……」ｼﾞｰ

エリー「……」ｸｯ!

シャル「……ねぇ」

エリー「あー、はいはい、分かったわよ！！手伝います、だからそうやって見つめるのはやめて
ちょうだい！！」

シャル「わーい！！エリー大好き」

エリー「言っとくけど、なにか面倒な事になりそうだったらすぐに抜けるからね！そこの所は
覚えといてよね」

シャル「大丈夫、けどありがとう！エリー」

エリー「べ、別に…ただ気が変わっただけだからね！」

シャル「はいはい典型的なツンデレですね分かります」

エリー「ちーがーうー！！！」

65 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]：2012/08/09(木) 00:53:36.63 ID:fXo5zwia0

今日はここまでです

なんというか…自分の中だとシャルとエリーの関係性ってこんな感じなんですよね〜
前作のを引き継いでるというのもありますが

それではまた

66 ：名無しNIPPER [sage]：2012/08/09(木) 00:56:46.37 ID:UAxYZGGAO

かわいければ全然構わないよ！
いちおつ！

67 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/09(木) 02:37:31.38 ID:U+UHx+IIO

酷いな

68 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/09(木) 02:46:23.75 ID:1owczU+SO

乙

69 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/09(木) 11:46:17.61 ID:/Vu86SKVo

それでこそだぜ乙

70 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/08/09(木) 13:55:08.75 ID:00YS01J50

糞スレ発見

71 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/08/09(木) 16:52:39.71 ID:5SJhxtlI0

可愛いは正義
乙

72 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/08/10(金) 03:25:08.54 ID:zhGHW7vIO

大まかなストーリーにキャラすら余所から借りてきてこの出来とか


そもそも原作がかなりの良作だからな？
それなのに会話がつまらないってヤバイよ

73 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/08/10(金) 16:54:30.74 ID:7TSKNgEP0

感想
タイトルが若干萌えた

それだけ

74 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/10(金) 20:26:11.15 ID:WQq1Y4UDo

乙。この距離感好きだよ
でも、ここにもIOが湧いてんだな

75 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/17(金) 18:29:29.96 ID:4hITJyqao

おい

76 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/19(日) 17:34:14.19 ID:+kDClHNio

まだかよ

77 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]：2012/08/19(日) 23:27:16.59 ID:+eqqc/gh0

失礼します、作者です

お盆の間仕事が忙しかったため書き込みができませんでした
お盆休み？何なんでしょうね( ﾟ∀ﾟ)ｱﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼ / ＼/ ＼

…とまあそんな感じでしたが、ようやく投下ができる状況になりました
それで、近日中にラストまで一気に投下しますので、もう少しお待ちください

それではまた

78 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/20(月) 01:12:27.35 ID:zfWMYw/vo

よっしゃあああああああ

79 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/22(水) 18:16:05.58 ID:y8VVI9Voo

＼(^o^)／

80 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/23(木) 22:47:13.90 ID:vSO6sQo70

〜その夜〜

シャル「さて、またまたやってきました！！」

エリー「…はぁ、今からでも帰れないかしら」

シャル「もう、ここまで来たんだから文句は言わないでよ〜」

エリー「別に文句ってわけでも…ん？」

シャル「？どうしたの、エリー」

エリー「あのさー、この正面にある像、なんか首がないみたいなんだけど」ｷﾚｲﾆﾎﾟｯｷﾘﾄ

シャル「え、ほ、ホントウダネーフシギダネーアハハハハ！！」

エリー「…そのわざとらしい返事ってアンタまさか！」

シャル「…のワの」

エリー「全く、あんたが迷惑かけちゃ本末転倒でしょ」

シャル「反省してます」

エリー「アンタね…まあ今度からは気をつけなさいよね」

シャル「うー、エリーがお母さんみたいな事言うー」

エリー「やかましいわ！！」

81 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/23(木) 22:52:45.35 ID:vSO6sQo70

シャル「まあそんな事もありまして、無事に開発室に到着―」

エリー「なるほどここね、確かにたくさんのチーズがあるわねって当たり前か」

シャル「で、昨日はエリーに出してもらったやつを貼って見たんだけど、やっぱ細かい
ところまで伝えるのは難しいって痛感してねー」

エリー「つまりシャルの食べた感想を、そのままどんどん文章化していけばいい訳ね」

シャル「話しが早くて助かるよ、エリー」

エリー「まあ大体予想はついていたし…さっさと始めたらどう？」

シャル「はいはい、それじゃあ…フォームチェーーーンジ！！！」

ﾋﾟｶｰﾝ!!!

シャル「完　　　成」ﾄﾞﾝ!!!

エリー「…やっぱその形態はないわ〜」

シャル「ひどい！！人が気にしてる事を」

82 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/23(木) 22:57:53.79 ID:vSO6sQo70

エリー「さて、冗談はこのぐらいにしといて…ここにあるチーズをどんどん食べて感想を書いていってね、私がそれをまとめていくからさ」

シャル「はいな、じゃあいくよー！！」

ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

エリー「！！！」

シャル「これは…ここをこうして、で、これは甘みが足りないと」ﾊﾟｸﾊﾟｸｶｷｶｷ

エリー「チーズを食べつつその都度感想をまとめ上げている…！！しかもその動きに全くの
無駄がないと…！？」

シャル「よし！！任務完了！」

エリー「ちょっと、まだ五分も経ってないわよ！それなのにもう終わったの？」

シャル「そうだよー、だからこの形態にフォームチェンジしたわけじゃん。もう切れるけど」ﾎﾞﾌﾝ!

エリー「何て常識はずれな」

シャル「っていうか魔女って存在自体がもう常識外れだから」

83 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/23(木) 23:02:20.78 ID:vSO6sQo70

エリー「…じゃあちょっと翻訳しながらまとめるから、少し待っててね」

シャル「はーい」

エリー「そうそう、シャル…あなた何か伝言を残していきなさい」ｶﾁｶﾁﾋﾟｺﾋﾟｺ

シャル「伝言？なんでよ」

エリー「いや、今日シャルから話を聞いた感じだと、どうしても不審者っぽい感じが
あるからさ、何か伝言でも残した方が安心すると思うのよ」ｶﾁｶﾁﾋﾟｺﾋﾟｺ

シャル「え〜、なんか夢がないな〜」

エリー「いやいや、むしろ普通だからねこういう考えは」

シャル「私としては『小人の靴屋』みたいなのを考えていたんだけどね」

エリー「けど結局は疑われた訳でしょ？」

シャル「…まあそうだけど」

エリー「だったら今度はそうならないようにちゃんと書いときなさい。もちろんここの人たちが
読めるように書き直してあげるから」

シャル「むー、なんか本当にお母さんみたいな事を言うね、エリーってさ」

エリー「誰が母さんか」

84 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/23(木) 23:10:36.82 ID:vSO6sQo70

エリー「けど…ここまで細かい感想を、よくあんな短時間で書き上げられたわね」

シャル「どう、驚いた？」

エリー「…正直驚いたわよ。って言うかどこにペンを持ってたｎ」

シャル「こまけェことはいいんだよ！！」

エリー「…まあいいわ。よし、これで完成っと！」

シャル「ありゃ、エリーも結構仕事が早いじゃん」

エリー「まあ内容自体はシャルがまとめてくれてるし、ただ書き写す作業だからそんなに
時間はかからないわよ」

シャル「そんなもんかー、じゃあ後はこれをお願いねー」

エリー「はいはい、さっき言った伝言ね…あら、シャルにしては案外まともな事を書くのね？」

シャル「それってどういう意味？」

エリー「冗談よ、さーて、じゃあこれを書きうつしたらさっさと退散しましょうか」

シャル「うん…けど、今度は、どうだろうね？」

エリー「さぁ、私に聞かれても？でも」

シャル「でも？」

エリー「…これを見てくれれば、案外納得してくれるかもね」

85 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/23(木) 23:18:37.85 ID:vSO6sQo70

〜次の日〜

まどか「…ありゃ〜」

さやか「ほむらの言った通りになったね」

杏子「『お金目当ての犯行でもないし…もし愉快犯の犯行だとしたら、多分また来ると思う
からしばらくの間様子をみましょう』ってなことでまた同じような状態にしておいたら」

ほむら「…まさか翌日に来るとは予想外だったわ」

さやか「しかも状況的には全く同じ。チーズも大体が食べかけでまたそのチーズの感想が
残ってると」

まどか「けど今回のは、なんかずいぶんしっかりしてるみたいだけど…」

ほむら「そこね。前回と違うのは」

杏子「今回は〜が足りないだけじゃなく、そのチーズの熟成度合いやら加工の仕方やら…
まあ事細かく書いてあるな」

まどか「…ここまで来ると、愉快犯って言うのもどうかと思うんだけど…」

86 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/23(木) 23:27:33.18 ID:vSO6sQo70

マミ「…けどどうしましょう？特に取られたものもなかったから警察には相談してないけど、
こんな事が続くようなら…」

杏子「…ん、なんだこれ、手紙？」

ほむら「杏子、ちょっと見せてちょうだい」

杏子「ああ、別にいいけど…」

ほむら「……」

マミ「…どう暁美さん、ま、まさか犯人からの脅迫とか…！？」

ほむら「…違うわ。むしろこれって…」

さやか「一体何を考えて込んでんのさ？」

ほむら「…みんなにも読んでもらった方が早いわね」

まどか「えーと、なになに…」

87 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/23(木) 23:33:24.14 ID:vSO6sQo70

〜　〜　〜

初めまして
まず一つ謝っておく事があります。今回、開発室にお邪魔させてもらって、チーズの味見
をさせてもらったのは私です
みなさんを驚かせてしまった事は本当に申し訳思っています
それで、なんでこんな事をさせてもらったかといいますと、実は私はトモエ乳業の皆さん
の役に立ちたいからなのです
自慢ではありませんが、私には一口食べただけでそのチーズの善し悪し、改善点、その他
諸々が分かる舌があります。
そこにそれぞれのチーズの感想が残っていますので、確認してください
そして、その感想の通りにチーズを改善させていただければ、よりよいチーズができると
思います
…私は、とある事情でみなさんの前に姿を出す事はできません。ですが、みなさんの力に
なりたいという気持ちは本物です！！
あと、私自身の事はあまり詮索しないで頂けると嬉しいです。
もしよろしければこれからも続けていきたいのですが…どうかよろしくお願いします

シャルロッテ

88 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/23(木) 23:40:36.89 ID:vSO6sQo70

杏子「…なんなんだ、一体？」

さやか「うーん、人前に出れない美食家…ミステリーですな」

杏子「美食家って言うと思い浮かぶのは…海原雄ｚ」

さやか「絶対に違うから」

まどか「けど、悪い人じゃなさそうだよね、しかも感想も嘘じゃなさそうだし」

杏子「って言うより、これ、マジですごいんじゃねーのか？こんなん素人に書けって
言っても無理だぞ？」

マミ「けど、やっぱり不思議よね…どうしようかしら」

ほむら「…いっそこのシャルロッテっていう人物に任せてみるのもいいんじゃないの？」

さやか「！！！どうしたのほむら！熱でもあるの」

杏子「そ、そうだよな。薬、薬と…」

ほむら「あなたたちは私をなんだと思ってるのよ」

まどか「ほむらちゃん…無理しなくてもいいんだよ？」

ほむら「まどかまで…」

89 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/23(木) 23:45:00.19 ID:vSO6sQo70

さやか「とまあ茶番は置いといて、ほむらからそんな意見が出てくるとは思わなかったからさ」

杏子「そうそう、どっちかって言うとそういうの嫌がりそうな感じだからなー」

ほむら「…まあ確かに気味が悪いって言うのもあるけど、意見自体はしっかりしてるんだし、
特に害もなさそうだし、それに」

マミ「それに？」

ほむら「こんな地方の零細企業、いつ潰れるかも分からないしそれならいっそ色んな事に
チャレンジするのもいいかなって思ったのよ」

マミ「(´・ω・｀)」

マミ「｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡」ﾌﾞﾜｯ!!

ほむら「い、いえ、冗談！マミ、冗談だからそんなホントに泣かないで」

マミ「み、みんながそんな風に思っているなら、もう潰すしかないじゃない！！」ｶﾁｯ

まどか「ちょ、マミさん、会社を燃やそうとしないでください！！」

さやか「杏子、マミさんをお願い！！私はライターを取り上げるから」

杏子「分かった！！」



シャル「！！！」

90 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/23(木) 23:51:37.71 ID:vSO6sQo70

〜　〜　〜

シャル「やったよエリー！私たちの事が少しは認められたみたいよ」

エリー「って言うかその後はどうなったのよ！？会社は無事なの」

シャル「あー、帰る時は煙も出てなかったし、多分大丈夫かな？」

エリー「いや煙が出てたらもう手遅れだから…」

シャル「けど、これからもがんばっていかないとね」

エリー「…ふう。私の仕事はまだあるって事か、かったるいわね」

シャル「もちろん！ここまできたら地獄まで付き合ってもらうよ！！」

エリー「いくらなんでもそこまでは嫌よ」

シャル「目指せ！日本一のチーズ工場ってね！！」

エリー「…目標だけは立派ね」


こうして、少女達と魔女との奇妙は付き合いは始まっていったのです

91 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 00:00:06.03 ID:3KqzUYY+0

それから毎晩、シャル達は工場を訪れチーズの試食をして、その都度感想を残していきました


エリー「…ねえ、この(*´ω｀*)はどういう意味なのよ？」

シャル「えーと、『絶対にはやらない』って意味で」

エリー「もっと分かりやすく書かんかい！！あとこれ！！」

シャル「ん？これはちゃんと書いたはずだよ」

エリー「確かにしっかり書いてあったわよ…問題はなんでラテン語で書いたかって事よ！？」

シャル「ちょっとした気分転換だよ」

エリー「こんなんわかるようならこんなとこに就職してないでしょう！！」

92 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 00:09:17.71 ID:3KqzUYY+0

そして少女達は、シャル達の残していった感想を元に、チーズの味をよりよく改善していったのです


さやか「うーん、どうしたもんかなー」

まどか「どうしたの、さやかちゃん？」

さやか「いや〜、これを参考にして改善してみようとしてるんだけど…舌の上でしゃっきり
ポンと残る味って、どう再現すればいいのかと思って」

まどか「ずいぶん難解だね…」

さやか「うん。まあ、あっちも大変そうだけどね」

まどか「ああ、杏子ちゃん達の方ね…」

杏子「う、うめェ…うめぇけど」

ほむら「頑張って杏子！あと２６個よ」

杏子「いや…最終チェックを一人でやるのは…無理だろ」ﾊﾞﾀｯ

マミ「！！佐倉さん」

ほむら「杏子が倒れた…となると後は」

マミ「わ、私はいいわよ！ほら社長だしね」

ほむら「いいから食べて頂戴｡この作業も大事な作業なんだから｡チーズ好きの
あなたなら適役でしょ？」

マミ「い、いや〜！好きだけど体重が増えちゃうのは嫌なの〜」

まどか「…やれやれだね」

93 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 00:15:22.36 ID:3KqzUYY+0

…魔女と少女達の苦労もあったのでしょう。いつしかトモエ乳業のチーズは美味しいという評判が
どんどん広まっていきました


まどか「マミさん！！大ニュースですよ」

マミ「あらどうしたの鹿目さん」

まどか「う、うちのチーズが『つまみに食べたいチーズ部門第一位』を獲得したんです！！」

マミ「ほ、本当なの？」

まどか「本当ですよ！ただ…」

マミ「ただ？」

ほむら「そのランキングが、Ｄ○Ｃのランキングにあったって事ね」

まどか「本当は素直に喜びたいんですけど、あのランキングは…」

マミ「…仕方ないわね」

ほむら「何故かあのランキング、項目が多いせいかすごく嘘臭く見えるのよね」

94 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 00:21:17.17 ID:3KqzUYY+0

さやか「さーて、これはこっちにっと…」

杏子「おーいさやか、大丈夫か？」

さやか「杏子、大丈夫よこんぐらいは！！」

杏子「しっかし、ここ最近ホントに忙しくなったよなー」

さやか「まあうちの商品が認められたって事だからね、そこの所は嬉しいけど」

杏子「…本当、あのシャルロッテってやつのおかげだな」

さやか「そうだね、毎日欠かさず来てくれるし特に何も請求もしてこないし…不思議な人だよね」

杏子「案外妖怪だったりしてな」

さやか「もう、杏子ったら〜！！ってはぅ！！！」ｸﾞｷﾞｯ!!

杏子「！！おい、今の音って…まさか」

さやか「こ、腰が〜」ﾍﾞﾀｯ!!

杏子「さやかーーーー！！！」

95 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 00:27:15.73 ID:3KqzUYY+0

…そしてついには、トモエ乳業のチーズは全国規模で有名なものとなったのでした！！


まどか「マミさん！全国からチーズの注文がこんなにも来てますよ！」

ほむら「つい最近だとテレビのお土産コーナーでも紹介されてたわね、うちのチーズが」

マミ「…あまり実感はなかったけど、うちも全国規模で有名になったわね」

まどか「そうですねマミさん」

ほむら「だからといって入り口前の自分の像をクリスタルにするなんて言う発想はやめて
ほしいものね」

杏子「あー、あの即効で却下されたやつか」

マミ「だ、だって…せっかく有名になったんだし…」

ほむら「だからといってそんな無駄づかいはできないわよ」

マミ「けど、記念品の一つぐらいいいかな〜って」

ほむら「少なくとも来客の方が反応に困るのはやめた方がいいわ…」

マミ「！！そ、そうだったの！？」ｶﾞｰﾝ!

杏子「自覚なかったのかよ」

96 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 00:32:35.67 ID:3KqzUYY+0

さやか「けどさー、やっぱあれだよね。ウチがここまで有名になったのって」

杏子「ああ、あのシャルロッテってやつのおかげだよな」

まどか「けど…結局ここまで誰も見た事だないんですよね」

マミ「そうね、というより本人が姿を見せないんだけど…」

まどか「けど…ここまでこれたのもシャルロッテさんのおかげですし、何かお礼をしたいです」

ほむら「それに、そろそろ姿を見てみたいわよね」

杏子「そうだよなー、ずっと謎の人物って言うのもな」

マミ「けど、本人が嫌がるんじゃ仕方がないわよね」

さやか「！そうだ、開発室の死角にでも隠しカメラを設置して、それでどんな人かだけでも確認する
のはどうかな？」

ほむら「それって…完全に盗撮よね」

さやか「だってさ、そうするぐらいしか方法がないでしょ」

杏子「まあ、確かになー」

マミ「…そうね、ちょっと良心が痛むけどそれで行きましょうか」

97 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 00:43:54.16 ID:3KqzUYY+0

ほむら「それならカメラのセットは私がやっとくわね」

マミ「大丈夫なの？位置のチェックとか結構大変だと思うけど…」

ほむら「大丈夫よ、何回かやった事があるから」ｶﾁｬｶﾁｬ

さやか「何処でよ！？」

ほむら「それは…まあ、色々とね」

まどか「ほむらちゃん…」

〜数十分後〜

ほむら「…よし、無事に取りつけの方も終了したわ」

マミ「暁美さんお疲れ様」

さやか「けど、これで姿が分かる訳か〜。いったいどんな人なんだろう？」

杏子「そうだな、やっぱ姿を隠してるって事だから、コワモテの人とか？」

さやか「そうだったら…なんか怖いね」

杏子「だな」

まどか「ううん！！きっと違うよ、多分あしながおじさんみたいな感じの人だよ」

マミ「そう願いたいわね…私も」

ほむら「これ以上その話をしてると遅くなりそうだから、そろそろ帰りましょうか」

まどか「けど、本当にどんな人なんだろうな〜」

マミ「ふふっ、こんな言い方だと悪いけど、明日の朝がちょっと楽しみね…」

98 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 00:49:25.74 ID:3KqzUYY+0

〜次の日〜

さやか「さぁさぁ、やってきました観賞会！！」

まどか「さやかちゃんテンション高すぎ〜」

杏子「まあ今まで気になってた事だしな、無理もないだろ」

ほむら「むしろ今まで約束を守ってた私たちの方が珍しいのかもね」

マミ「まあ、ここまでしてくれた人なんですもの。それぐらいは守りたかったからね」

まどか「すごく律儀ですね、マミさん」

マミ「そうでもないわよ。私だってずっと気になってたし…」

さやか「ねーねー、その話は置いといでまずは見てみましょうよー！！」

まどか「もう、さやかちゃんったら〜」

さやか「それじゃあ、ビデオスタート！！」

ｶﾞﾁｬ!

99 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 00:52:48.21 ID:3KqzUYY+0

ｳｨｰﾝ…

杏子「…誰も来ないな」

さやか「いやいや、まだ一時間も経ってないからね」

ほむら「倍速で見てるけど、まだ来ないみたいね…」

まどか「そうだね〜…って、なんか動いたよ！」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ!

マミ「どうやらドアを開けてるみたいね…ピッキングかしら？」

さやか「そうみたいですね、手慣れてるのが気になりますが」ｶﾞﾁｬ

杏子「あっ、開いた！」

マミ「さて…どんな人なのかしら？」

ﾋﾟｮｺﾋﾟｮｺ

マミ「……え？」

100 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 00:56:23.31 ID:3KqzUYY+0

まどか「……ぬいぐるみ？」

ほむら「とモニター…でいいのかしら、あれ」

杏子「なんであんなのがここに？」

まどか「あれが…シャルロッテさんなの…かな？」ﾋﾟｮﾝ!!

さやか「って何かぬいぐるみの方が動くみたいよ」

マミ「一体何が…！？」ﾋﾟｶｰﾝ!!

シャル(恵方巻形態)ゴゴゴゴゴ…

バクッバクッ！！ムシャムシャゴクッ！！！

マミ「　　」

杏子「　　」

101 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 01:02:01.51 ID:3KqzUYY+0

さやか「…ねえ、何これ？」

ほむら「……まさか、魔女？」

まどか「魔女って…あんなのおとぎ話の中だけじゃないの！？」

ほむら「私だって分からないわよ、けど、こんな事ができるのなんて」

杏子「おいお前ら、議論もいいけどちょっとこっちも見てくれよ」

さやか「ま、マミさん大丈夫ですが！？とりあえず落ち着いてください！！」

マミ「ｺﾜｲｺﾜｲﾅﾆｱﾚﾅﾆｱﾚｵｶｼｲｵｶｼｲｺﾝﾅﾉｾﾞｯﾀｲｵｶｼｲﾖｿｳﾀﾞｵｶｼｲﾜｱﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ!!」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

まどか「マミさんがショックのあまりおかしくなってるー！」

ほむら「どうやら一気にＳＡＮ値が削られたみたいね」

杏子「んなことどーでもいいからなんとかしてくれ―」

まどか「ちょっと待っててー！！」

ほむら「……」ｼﾞｰ

ほむら「…けど、これはどうしたものかしら？」

102 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 01:10:13.01 ID:3KqzUYY+0

〜 〜 〜

まどか「…落ち着きましたか？マミさん」

マミ「え、ええ…ゴメンなさいね、迷惑かけちゃって」

杏子「モデルガン持ち出して乱射しようとした時にはどうしようかと思ったけど、まあ落ち着いて
良かったよ」

さやか「って言うか誰よ！会社にモデルガンなんて持ち込んだのは？」

ほむら「あなたでしょ」

杏子「さやかだろ」

さやか「そうでしたー！」ﾃﾍﾍﾟﾛ!

まどか「さやかちゃん…」

ほむら「って冗談はここまでにしといて…あの後映像を確認したけど、どうやらあの二人…でいいの
かしら？で間違いないみたいよ」

杏子「そうか、しっかしどうしたもんかなーこれは」

103 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 01:14:50.31 ID:3KqzUYY+0

さやか「どうするって…手っ取り早くおはらいか何かすればいいじゃないの？」

マミ「……」

ほむら「そう、じゃあ仮にそうして出なくなったとして…その後はどうするの？」

さやか「後って…」

ほむら「ウチみたいな小さい会社がここまで発展できたのは間違いなくあの二人のおかげ
…つまりあの二人がいなくなったらまたあの頃に逆戻りになるわよ？」

さやか「うぐっ！ってまあそうか」

杏子「かといってこのまま放置しておくのもどうかとは思う。一応魔女ってのは厄を呼び
込むって言われてる存在だしな」

ほむら「困ったものね…せっかく知り合えたと思ったのに」

まどか「……けど、本当に厄を呼び込む存在なのかな？」

さやか「まどか？」

104 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 01:22:25.12 ID:3KqzUYY+0

まどか「…だって、いままでの事を考えるとそんな風には見えないし、何より私たちに
協力してくれているよね」

杏子「まあな…けど、ただのきまぐれって事も」

まどか「もし気まぐれだとしたら、こんな長い間やるかな？しかも毎日来てくれて、こんな
細かくアドバイスまでしてくれて…」

さやか「…うん、そうだよね。これで害を与えるとは思えないよね」

まどか「それに…」

ほむら「それに？」

まどか「この二人…とっても可愛くないかな？」

杏子「はぁ！？おいおい正気かよ？相手はあの姿に変化できる魔女だぞ？」

まどか「あのね、私もあの姿には驚いたけど、チーズを食べ終わった後はすぐに
元に戻ったみたいだしきっとあれは仕事用なんだよ」

さやか「仕事用って…」

まどか「だから、例え魔女ってだけで排除とかは…しない方がいいと思うの。もちろん
私の意見なんだけどね」

105 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 01:24:27.05 ID:3KqzUYY+0

マミ「…そうね、鹿目さんの言う通りね」

ほむら「あら、一番怖がってたマミがそんな事言うなんて」

マミ「…否定はしないわ。けど、考えてみたらあの二人がいなかったら今の私たちの会社は
なかったのよね」

杏子「んじゃどうする？このまま放置って事でいいのか？」

ほむら「全面的には信用できないけど…いいんじゃないのかしら」

さやか「まあ私はみんながいいんならいいと思うよ？」

まどか「じゃあこれからも変わらないって事ですね！！」

マミ「けどそれだけじゃ寂しいわね…ちょっと私たちも伝言を残しましょうか？」

まどか「あの二人にですか？」

マミ「そう、それにね、こっちからもお返しとして…」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

杏子「…うん、いいんじゃないのか？そういうのも」

さやか「よっし、そうと決まればさっそく始めますか！！」

106 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 01:26:04.78 ID:3KqzUYY+0

〜その夜〜

シャル「さあ、今日も今日とて試食ターイム！！」

エリー「元気ね、シャルは…けど、この会社もずいぶん大きくなったわよね」

シャル「もしかしたら私たちの評価も役に立ってるのかな？」

エリー「というか間違いなくそうね、この会社の業績があがりだしたのもこの試食を始めた時ぐらいからだし」

シャル「そっか…なら良かった。迷惑になってないなら」

エリー「全く、あんたは少しは自分に自信を持ちなさいよ！」

シャル「だって〜、自分の事を客観的に見れないんだもん」

エリー「全く、大胆なんだか臆病なんだか…あら」

シャル「どうしたの、エリー…ってなんだろう、これ？」

エリー「カバーのかかった包みと…手紙かしら？」

シャル「手紙！？」

107 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 01:29:08.76 ID:3KqzUYY+0

エリー「ちょっと待っててね…今読んでみるから」

シャル「なになに！？クレーム？クレームなの！！」

エリー「…ちょっと黙っててもらえるかしら？」

シャル「あ、あれか、『豆腐の角に頭をぶつけちまえ！』とか『お前に食わせるタンメンはねぇ！』
的なことがかかれてるとｋ」

エリー「ちょっとは静かにしてろーーー！！！」

シャル「　　　　　」ｼｰﾝ

108 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 01:31:05.04 ID:3KqzUYY+0

エリー「…ふむふむ」

シャル「……」

エリー「って事はこの中身は…」

シャル「…ねぇ、エリー」

エリー「…お待たせ、シャル」

シャル「…！！で、どうだったの？」

エリー「大丈夫よ、悪い事は何も書かれていないわ…それより、シャル」

シャル「な、何かな」

エリー「おめでとう、あなたのやってきた事は無駄ではなかったのよ」

シャル「へ？ど、どういう事？」

エリー「そうね…ちょっと読んでいくから聞いててもらえるかしら」

109 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 01:35:27.00 ID:3KqzUYY+0

拝啓、シャルロッテ様へ

このような形で話すのは初めてですね。
私は巴マミ、この会社の代表です。そして、今回この手紙を書かせていただきました
まず最初に…今までアドバイスの方ありがとうございました！！
はじめは何かのイタズラかと思いましたが、あなたたちのおかげでここまで会社は成長
する事が出来たのです。本当に感謝しています
そして先日…興味本意ではあったのですが、あなたたちの姿を見たくてカメラの方を設置
させていただきました。
あなた方に許可を得ずにした事は、申し訳ございません。
けど、あなたたちの姿を見たときは、驚きを隠せませんでした。
正直なところ、あなたたちみたいな…魔女という存在がいるなんて事は信じていなかった
のです
おとぎ話の中の存在と思っていたものですので、始めは驚きを通り越して恐怖すら感じて
しまいました。
けど、あなたたちは私たちからしてみれば大切な友人である事には変わりはありませんし、
むしろ魔女というだけで差別しそうになった私たちの方が愚かでした。
もしよろしければ、これから私たちとの付き合いをお願いできますでしょうか？

それと、あなた方に喜んでいただけるかどうかは分からないのですが、こちらの方で
ちょっとしたお礼の方を作らせていただきました。
もしよろしければ、お召し上がりください

�潟gモエ乳業一同

110 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 01:42:06.01 ID:3KqzUYY+0

シャル「……」

エリー「…全く、私は無駄だと思っていたんだけどねってシャル？」

シャル「……うっ」ｼﾞﾜｯ

エリー「ど、どうしたのよ急に泣き出して」

シャル「違うの、嬉しいの…今、今まで感謝された事なんてなかったから…！！」

エリー「…良かったじゃないの、今までの事が報われて」

シャル「うん、…すっごく嬉しいの！！」

エリー「そういえば、これを始めたきっかけがそれだったもんね」

111 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 01:46:41.77 ID:3KqzUYY+0

シャル「…で、この包みの中身はなんなんだろう？」

エリー「さあ、手紙には何も書かれていなかったけど…」

シャル「それじゃあさっそく開けてみようか」ｶﾞｻｶﾞｻ

エリー「召し上がっててことは何か食べ物なのかしらね」

シャル「さて、じゃあオープン！！」ｶﾊﾟｯ!

エリー「！！…これはまた、細かいって言うか」ﾋﾞｯｸﾘ

シャル「私たちの形のチーズだ！！」ｶﾜｲｰ!!

エリー「撮影した姿から作ったのかしら？それにしても良くできてるわね」

シャル「見て見てー。私のチーズ可愛いでしょう？」

エリー「良かったわね、あっちの形態のチーズじゃなくて」

シャル「…うん、流石にアレだったらかなりへこんでたね」

112 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 01:49:19.78 ID:3KqzUYY+0

エリー「さて…これからどうするの？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

シャル「どうするって？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

エリー「シャルの当初の目的だった『人の役に立ちたい』ってのは叶ったんでしょ？だからここで
やめるのもありだとは思うけど」

シャル「エリーは一体何を言ってるの？」

エリー「何って…今後の事なんだけど」

シャル「これだけ感謝されて、さらにこんな手作りのチーズまで用意してもらって、それなのに
ここでやめる？とんでもない！！」

エリー「けど、どこかで手を引かないとキリがないわよ」

シャル「いいじゃん！こうなったらできる所まで行ってみようよ！」

エリー「どこまで行くつもりなのよ…」

シャル「それに、エリーもまんざらじゃないんでしょ？」

エリー「……そりゃあ、まあ…」

113 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) ：2012/08/24(金) 01:58:27.42 ID:3KqzUYY+0

シャル「それならさ、これからも協力してみんなの為に頑張ろうよ！エリー」

エリー「はぁ、結局シャルのペースに付き合わせられるのよね、私って」

エリー「…けどまあ、こういうのもアリよね」


その後、エリーとシャルの書かれたチーズも販売されるようになり、これまた大評判になりました！
またその可愛らしさから、会社のロゴともなりトモエ乳業のトレードマークともなったのです。
…こうして、魔女と彼女達の付き合いは、これからも続いていくのでした



ＥＮＤ

114 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]：2012/08/24(金) 01:59:46.84 ID:3KqzUYY+0

はい、これにてシャルロッテ「うまくない、ミルクが足りない」のほうは完結です
しかし…一気に投稿してみたんですが、なかなか疲れますね。
お盆休みの影響で投稿できなかったのもありますが…

この後はこのｓｓの蛇足みたいな感想になりますのでよろしければどうぞ

115 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]：2012/08/24(金) 02:05:42.90 ID:3KqzUYY+0

さて、冒頭でも言っていますがこのｓｓは『アナトール、工場へ行く』の改編になって
います。といっても舞台が現代になったりとほぼ原形が無くなっていますが
シャルロッテに置き換えたのは完全な思い付きです。まあチーズ好きだしうまくいくかなーと
思ったんですが、なかなか難しかったです。
けど、今の子の教科書には果たしてこの話は載っているのでしょうか？個人的には名作なんで
残り続けてほしいものですが…

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ　　　　　　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾞﾝ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ（∩`･ω･）　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾞﾝ
　＿/_ﾐつ/￣￣￣/
　　　 ＼/＿＿＿/￣

やっぱり↑のＡＡはかわいいですね
それではまた、次の作品で

116 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/24(金) 02:16:52.26 ID:2fiIej2SO

乙です！

117 ：名無しNIPPER [sage]：2012/08/24(金) 08:02:15.12 ID:EhE2kgLAO

おっつんです! 今回もこのテイストで美味しかったよー

つ カマンベール

118 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/24(金) 12:02:16.93 ID:xC5t0gPfo

乙
次も楽しみに待ってる
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾇﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾙﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ　　（∩`･ω･）　　　 ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ＿/_ﾐつ/￣￣￣/　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ　　 ＼/＿＿＿/￣ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾎﾟﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
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119 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) ：2012/08/25(土) 22:27:17.72 ID:WBTPNorto

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾛﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
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ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾃﾞﾃﾞｰﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
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ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ　　 ＼/＿＿＿/￣ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾟｧﾆﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
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ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾙﾊ゜ﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ

120 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]：2012/08/25(土) 22:33:56.59 ID:PTTKVhUAO

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ

121 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]：2012/08/25(土) 23:07:57.51 ID:XNnUnlrOo

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ　　　　　　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾟﾝﾂﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ（∩`･ω･）　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾞﾝ
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122 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/29(水) 20:37:12.86 ID:Fpihu5dH0

乙！
次回作も楽しみにしてます

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ　　　　　　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾞﾝ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ（∩`･ω･）　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾞﾝ
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123 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/30(木) 02:39:59.39 ID:TDfDc0AQo

ｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞ
ｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞ
ｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞ　　　　　　　　ｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞ
ｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞ　（∩`･ω･）　　ｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞ
ｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞ＿/_ﾐつ/￣￣￣/　　ｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞｼﾒｻﾊﾞ
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次回作期待してます

124 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/30(木) 10:56:19.67 ID:ta1PP8Uho

>>123
これいいな