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削板「リバイブ・ノイズ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 15:55:37.97 ID:ZqNT3taPo
Revive Noise




……雑音の復活


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安価ダンガンロンパSSを復興させたい @ 2025/07/05(土) 12:27:48.99 ID:p5pl6xro0
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速水奏「プロデューサーさんにスカウトされた話」 @ 2025/06/30(月) 23:35:01.77 ID:EyxvIr6M0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part7 @ 2025/06/28(土) 18:43:24.71 ID:5y5+uScJ0
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2 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 15:56:57.75 ID:ZqNT3taPo
あーあー

削板「………」

根性のねえ音だな。

ミク「……うーうー」

削板「……」

根性入れろよ

ミク「いーいー……」

削板「……」

しょうがねぇなぁ……

俺が根性ってモンを教えてやるよ

3 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 15:58:20.80 ID:ZqNT3taPo
・学園都市の第七位、削板さんがプロトタイプの初音さんを路地裏で拾うお話

・暇つぶしに作ったからすぐ落ちるかも

・一応シリアスな感じに収める予定。

・キャラ崩壊警報

4 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 15:59:30.35 ID:ZqNT3taPo
削板「……喋れるか?」

と、聞くとまるで一歳児のように口を大きく動かし

ミク「いーいー……」

……少し残念がるような声を出した。

削板「……無理みたいだな。」

ミク「あー!あー!」

削板「ん?書くものが欲しいのか?」

……文字を書くことは出来るみてえだ。

ミク「うー!うー!」

削板「んー……おっ!たまたまポケットに鉛筆と紙が。」

ミク「ん!ん!」

削板「ほれ。」

そう言って紙と鉛筆を渡した。
5 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 16:00:32.65 ID:ZqNT3taPo
ミク「………」カキカキ…

『あなたは誰?』

削板「……まぁ、そうなるよな。」

そこで、俺は自分の二つ名と共に自分の名前を名乗った。

削板「俺は削板軍覇。学園都市の第七位だ。」

初音ミク「……」カキカキ

『田舎ガキ大将?』

……よく言われる。

削板「呼びやすかったらそう呼んでもいいぞ。」

『じゃ、大将で』

削板「おう!」

削板「お前はなんて言うんだ?」

『初音ミク。ミクって呼んで』

削板「おう!わかった。」

ミク「あー!あー!」

と、言って文字を書いていた紙を俺に見せてきた。
6 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 16:01:30.88 ID:ZqNT3taPo
削板「ん?……ああ、紙がもう埋まったか。ちょっと待ってろ。」

ーーーーーーーーーーーーーーー

削板「ほい。メモ帳。」

ミク「ん。」カキカキ…

『これからどうしようか?』

んなこと言われてもな……

削板「行くあてとかないのか?」

『うん。』

『っていうか、記憶が不良に絡まれてあなたに助けられるところしかない。』

削板「記憶喪失か?」

『そうみたい。』

珍しく俺の推理が当たる。

削板「うーん。困ったな……。」

そうして悩んだ俺の口は……

削板「行くあてがないならしばらく俺の部屋に居てもいいけどな……」

……爆弾を投下してしまった。

『私はそれがいい!』

お約束すぎる……

削板「……いいのか?」

儚い幻想を武器に再確認

『私がイイってイイの!』

お約束ぅぅぅぅ!!
……ここまで来たら俺もお約束に乗っとらなきゃいけない

削板「……じゃ、一緒に来るか?」

すると……

ミク「あー!!」パァァァアアア

………

削板「……じゃ、行くか。」

破顔一笑という言葉が本当に似合う笑みを見せてきた。
7 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 16:03:17.96 ID:ZqNT3taPo
半角にし忘れたとこがあるんで脳内変換よろです。

ーーーーーーーーーーーーーーー

ーソギーのお部屋ー

削板「ここが俺の部屋だ。」

ミク「んー。」カキカキ…

『わりと綺麗でびっくり』

そこで、俺の決めゼリフ

削板「根性さえあればなんでも出来るんだよ。」

……と言って、玄関から入ってすぐのリビングではない部屋を指さす

削板「とりあえず、あの部屋使ってねえから使っていいぞ。」

ミク「あー!」パァァァアア

タッタッタッ……ガチャ!

>アー!アー!

妹みたいな存在だと思えば自己抑制は効く………根性!根性!!
8 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 16:20:03.51 ID:ZqNT3taPo
ピンポーン……

この時間に訪ねてくるのはあいつだけだ。
……さっき妹と言ったがこっちの方が妹という表現にしっくりくるかもしれない。

ガチャ……

那由多「削板先生!今日こそ体術の訓練お願いします!」

12歳の女の子がそんなこと聞くかよ……
と、思いつつ適当に誤魔化す

削板「……言っとくけど俺の体術は能力あってのもんで義体だからって出来るもんじゃねえぞ。」

那由多「うっ……じゃあ、今日も軽い手合わせd」

ミク「あー!あー!」

バッドタイミングゥゥゥゥゥ!!!

那由多「」ポカーン

ですよね、そうなりますよね。

那由多「ま、まあ削板先生だって高校生ですし、家に女の子が一人居ても不思議じゃない……か。」

盛大な勘違いをしてらっしゃる

削板「いや、勘違いするなよ!ってかなんであんなあーあー人間が俺の彼女にn」

ミク「ん!!」

削板「ぶへっ!」

怒ったように声を出して俺に紙を押し付けてくる。そこに書かれてあったのは……

『そんな障害者みたいに言うな!』

削板「悪ぃ……」
9 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 16:37:11.70 ID:ZqNT3taPo
そんな困ってる俺の元にさらに燃料が投下される

原谷「そぎー、今ひm……金髪ロリと緑髪女の子に囲まれてるとか、爆発しろ。」

お前だけは仲間だと思ってたんだぞおおおおお!!!……と言いたい気持ちを根性で押さえつけて

削板「お前とは違ってモテるんだよ。これが根性の力だ。」

強がってみる

原谷「………」

那由多「………」

ミク「………」カキカキ

『モテてはないと思うよ……?』

痛い……
10 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 16:47:37.19 ID:ZqNT3taPo
するとそこにやっと援軍がやってきた。

横須賀「削板軍覇ぁ!今日こそこの《内臓潰しの横須賀》が貴様を倒してやる!!!」

流石はモツ鍋、ここマンションの10階なのに声が届いてきた。

削板「よし!相手をしてやる!」ダッ!

原谷「オイ!コラ!この可愛い子の説明はぁ!?」

え?何?それが知りたかったのか?

那由多「先生ぇ!今日の相手は私です!」

もつ鍋をビブルチしたあとに相手してやるから……

ミク「んー!んーーーー!!」

よくわからんけど今は逃げさせてもらう

横須賀「今日こそ俺g」

削板「すごいパーンチ!」

の掛け声とともに何千回と繰り返してきた攻撃を繰り出す。
すると、相手も何千回とまではいかないも何百回と聞いた声を出す。

横須賀「ビブルチ!」



11 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 16:48:45.65 ID:ZqNT3taPo
暇潰しなんで、キャラの崩壊が甚だしいと思いますがご容赦

展開?んなもんクソくらえだ!
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/08/06(月) 18:44:38.74 ID:6QSpBGTAO
モツ鍋wwwwww

この場合ミクはアンドロイド?それとも氷華のような存在か某電子妖精みたくデータ的存在なのかね
13 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 19:26:57.54 ID:ZqNT3taPo
>>12
一応設定上はボカロです。

飯食いながら投下モグモグ
14 : ◆r8FSLjL3NY [sage]:2012/08/06(月) 19:35:36.76 ID:ZqNT3taPo
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

削板「…………とりあえず自己紹介してあげろ。」

ミク「うー!」

『初音ミクって言います。ミクって呼んでください。』

原谷「あ、あの俺は原谷矢文って言います!彼女居ません!」

……何を口走ってるんだ

那由多「私は木原那由多って言います!削板先生の弟子です。」

削板「根性のあるやつ
15 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 19:40:22.81 ID:ZqNT3taPo
ミスの修正

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

削板「…………とりあえず自己紹介してあげろ。」

ミク「うー!」

『初音ミクって言います。ミクって呼んでください。』

原谷「あ、あの俺は原谷矢文って言います!彼女居ません!」

……何を口走ってるんだ

那由多「私は木原那由多って言います!削板先生の弟子です。」

削板「根性のあるやつだ。」ウンウン

横須賀「内臓潰しの横須賀だ。」

削板「ある意味根性のあるやつだ。」

『説明がさっきから根性についてばっかりだよ……』カキカキ

那由多「先生は99%の根性と1%のノリでできているから仕方ないよ……」
16 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 19:51:08.43 ID:ZqNT3taPo
削板「……まぁ、あれだ。モツ鍋以外はいい奴だから大丈夫だ。」

ミク「うー!」

横須賀「(;_;)」

原谷「……で、お前はこの子をどうするつもりなんだ?」

いつもバカなやつが至極真っ当なことを言ってきてちょっと戸惑う

削板「どうするって……どういうことだよ?」

原谷「ミクちゃんが記憶失ってて声が出ないって色々な課題が山積みじゃないか。」

……確かにそうだ。
そこで……

削板「どうしたい?」

俺はとりあえずミクに聞くことにした。

ミク「ん………」カキカキ

1、『自分が何者か知りたい。だから記憶を取り戻したい』

2、『声を元に戻したい』

次レス
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/08/06(月) 19:52:51.84 ID:fLxgVpUY0
両方
一つだけだったら1
18 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 20:00:50.02 ID:ZqNT3taPo
両方オッケーです。

『声をちゃんと出せるようになって、記憶も取り戻したい』

削板「よし!根性のある答えだ!」ワシャ…

根性があって嬉しい答えだったから思わず頭を撫でた。

ミク「…」///

するとちょっと照れた

原谷「何桃色空間醸し出してるんだよ。爆発しろ。」

どこがだよ。

那由多「ミク⇆先生←原谷ですか……私としては原谷さんを応援したいところですね……」

お前は変な方向に飛ぶな

横須賀「(;_;)」

……モツ鍋ェ……

19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/08/06(月) 20:08:17.58 ID:kRuEawfb0
ナイスだ
20 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 20:34:11.25 ID:ZqNT3taPo
削板「とうとう俺もツッコミ役か……」

原谷「ツッコミ役が根性根性言っててどうするんだよ。」

削板「……まぁ、とりあえずミクの望みを叶えるにはどうしたらいいだろうか?」

根性のある答えだとは言ったものの方法は全くわからない。
すると……

那由多「先生!私が思うにミクさんはアンドロイドじゃないでしょうか?」

………………マジ?
俺はあいつがふざけるのは腐った要素がある時だけってのは長い付き合いで知ってる。
だが、それでも信じられなかった。
こんなに感情が豊かで見た目も人間そっくりで……
だから……

削板「なんでそう思った?」

那由多「うまく言えないんですけど、同じ感じがするんです。私の義体と。」

那由多「それに私の能力はAIM拡散力場を捉える能力です。」

那由多「義体をつけている以上はこの街の学生……つまり、能力者のはずなんですけど、」

那由多「ミクさんからは一切のAIM拡散力場が出ていない……」

那由多「だから、アンドロイドなんじゃないかって。」

なるほどな……

原谷「アンドロイドだとしたらどっかの研究所のプロジェクトなんじゃないか?」

原谷「だとしたら俺がなんとかして情報を調べ上げれば、ミクさんがどんな目的で作られたかわかるんじゃ……」

21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/06(月) 20:35:58.42 ID:7ycp//Ogo
自我を持ったアンドロイドなんて・・・と思ったが学園都市では珍しくもなかった
22 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 20:45:35.81 ID:ZqNT3taPo
削板「たまには根性のあること言うじゃねえか。」

『根性の意味わかってるのかな?』カキカキ…

那由多「ダメだよ。常識的に考えちゃ。先生の辞書では、根性=とにかくいい事なんだから。」

削板「?そうじゃないのか?」

原谷「違うに決まってるだろ。」

削板「まぁ、とりあえず……」

原谷「リセットスキル高ぇな。」

そうでもしないと早く話が進まないだろ。

削板「じゃあ、原谷は情報収集。俺と那由多はミクの発声練習だ!」

那由多「発声練習?」

削板「……とにかく声を出す練習だ!」

そこで俺の大熱弁

削板「いいか!声ってのはな。根性さえあればいくらでも出るんだ!ただ、俺が思うに今のミクには根性が足りねぇだけだと思うんだ!」

原谷「もういい。わかった。」

お前のリセットスキルもなかなかじゃねえか

那由多「やっぱり先生にツッコミは無理だね。」

………根性だ……根性さえあれば……

横須賀「(;_;)」

………モツ鍋ェ………
23 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 20:56:49.63 ID:ZqNT3taPo
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とりあえずあの後何故か急遽出来た『ミクを支援する会』は終わってみんな帰った。
那由多は一人だけ名残惜しそうにして帰ったが。
そうすると俺は必然的にミクと二人きりになるわけで……

テレビ『ーー、何位ですか!』テッテレ!

ミク「あー!あー!」

俺は間を持たせるためにとりあえずテレビをつけた。

テレビ『第ーーーー………14位ぃ!』

ミク「うー……」

削板「十位以内に入ってると思ったのか?」

ミク「う!」カキカキ

『だってネギラーメンが入ってないなんておかしいよ!』

削板「ネギが好きなのか?」

『大将は嫌いなの?』

削板「いや、真っ直ぐで根性があっていいと思うぞ!」

『だよね!』

24 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/06(月) 20:59:55.57 ID:ZqNT3taPo
地の文って案外難しいな……
(今、セリフにしてるのはいつものソギー。地の文で書いているのは内なるソギーって感じです。)

こんな感じで進んで行きます。
キャラ崩壊が素晴らしいですが、暖かい目で見守ってください。

では、後ほど。
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/06(月) 21:30:03.34 ID:7m6r9hGmo
なんかいいな、この雰囲気
26 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/07(火) 16:43:01.25 ID:y5EcMQ8to
どうも>>1です。

では、暇潰しに某SSを見ながら投下です。
27 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/07(火) 16:50:53.27 ID:y5EcMQ8to
削板「さて、飯でも作るかな。」

ミク「お!」カキカキ

『男飯ってやつだね!』

削板「おう!根性の入った男飯だ!」

ミク「ん。」カキカキ

『何作るの?』

削板「餃子を作ろうと思ってるんだ。」

『ネギを沢山入れてね!』

削板「根性の入ったヘルシーな餃子になりそうだな!」

ミク「い!」ニコ!
28 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/07(火) 17:11:50.10 ID:y5EcMQ8to
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ミク「あ………」

『これは何?』

いや、そう言いたくなる気持ちもわからんではないよ。うん。でもな俺は根性でなんとかここまで持ち直せたんだ。

………経緯を話そう。
具材を作る過程はうまくいってたんだ。
皮で包むのもうまくいってた……はずだった。
焼くときに包み方がまずかったせいか、中身が漏れだしてしまいこんなことに。

ミク「あー」

といって食べ始めた。
そのあとも何口も食べつづけているところを見ると、そこそこ味はいいらしい。

削板「んじゃ、俺も食うか。」

うん。やっぱり味はそこそこだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
29 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/07(火) 17:45:48.19 ID:y5EcMQ8to
削板「……」

飯を食い終わったあと、とりあえず風呂に入ることにした。
ミクが『レディファーストだよね!』と言ってきたので仕方なく譲ってあげることに。

削板「……」

で、俺は暇だからソファーで寝っころがってる。

削板「……暇だ……」

ミク『いぁぁぁぁぁああああ!!!』

削板「どうした!?」ダッ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そこで、俺は忘れていた。

削板「どうかしたのか!?」ガラッ

入浴中であることを

ミク「ああああああ!!」ブン!

俺のお気に入りの木製のオケが勢い良く投げられる

削板「ぶへ!?」

………アンドロイドだからだろうか。そこそこ勢いが強かった。
で、俺はこれ以上妙なことになる前に目を手で塞いだ。

削板「な、何があったんだ……?」

ミク「う……」

そうか紙だと濡れると思ってるのか。

削板「大丈夫、この紙は確か濡れても大丈夫とかだっから。」

ミク「ん。」カキカキ

『Gが出た……』

マンションの十階だからそんなの出るはずがないんだけど……

削板「今どこに居る?」

『そこ。』

見るとただの黒い模様だった。

削板「あー、それただの模様な。」

ミク「え?」

削板「おう。」

そこで俺は重大なことに気づく。

削板「……ミク。さっきお前。『やあああ!!』って言えてなかったか?」

ミク「あ!」

『そうだね。』






30 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/07(火) 17:52:03.77 ID:y5EcMQ8to
削板「!そうか!い+あうお でや行の音が出せるのか!」

削板「そう分かったら練習だ!」

『お風呂から出たらね。大将もずっと下ばかり見てるの辛くない?』

削板「ん……まあ、そうだな。」
31 : ◆r8FSLjL3NY [saga]:2012/08/07(火) 17:54:40.97 ID:y5EcMQ8to
今日はここらでひとまず終わり。

では、後ほど。
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/07(火) 19:39:58.06 ID:9U8E5X9m0
期待
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/08/08(水) 04:04:28.02 ID:5UFX74QAO
那由多さんどこかに設定画とかある?
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