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うちはイタチ「今からお前を強くする」 佐天涙子「えっ?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/08(水) 12:55:23.24 ID:nnyytdY/0
「そーれ、必殺、スカート返し〜!」

「キャーッ!佐天さぁーん!」

「おっ!今日はランジェリーすか!彼氏でもいるの〜?」

佐天涙子
彼女は学園都市に住む一人の生徒であり、2週間前に幻想御手(レベルアッパー)に手をだし、脳に損傷を負い、治療して退院したばかりであった。
彼女は無能力者であることがコンプレックスで、御坂 美琴の活躍ぶりにはひどく劣等感を感じていた。
もし自分にも能力があったら、と常に思っていたが幻想御手事件以降、2度と能力を手に入れようなどとは思わなかった。

しかし、ある一人の『男』が涙子の運命を大きく変えることになる。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1344398122
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ハルヒ「最近わたしのss見かけなくなったわね」 @ 2024/05/07(火) 15:04:17.64 ID:FJQjQ6ct0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1715061856/

孤独のエレナ Season3 @ 2024/05/06(月) 23:06:58.73 ID:mOA71iC60
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1715004418/

雑談はヒーローごっこじゃない @ 2024/05/06(月) 20:39:20.98 ID:e5NXmnk+0
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朝顔 @ 2024/05/06(月) 00:25:05.84 ID:AB/bv7Jv0
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オゾン層依存症って3回 @ 2024/05/05(日) 18:17:43.14 ID:JwHCDSU70
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714900662/

【安価スレ】あかるくたのしい傭兵生活 @ 2024/05/04(土) 01:17:50.63 ID:3fwRECJNO
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モバP「コンマ1桁が0でカオス・マジキチ化する安価SS?」 @ 2024/05/02(木) 12:55:16.10 ID:lZ9SQusw0
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酸 @ 2024/05/01(水) 23:00:19.57 ID:lK9RWrTc0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714572018/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/08(水) 13:27:16.05 ID:dig/Z9Ito
はよ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/08(水) 13:33:05.76 ID:LI0KBbyO0
とっとと書け太郎
4 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/08(水) 13:37:00.91 ID:nnyytdY/0
設定は、イタチは大蛇丸を剣にぶちこんで死んだ後。涙子の方は幻想御手事件後とします。
それでは続き、


「ここはどこだ・・・?」
半袖、短パンでサンダルを履いて歩いている一人の青年が大都会とも呼ぶべき高層ビルの摩天楼の真っただ中につっ立っている。
「確か、俺は・・。」
この男こそ、うちはイタチである。彼は、大蛇丸を異空間に封印した後、死んだはずなのだが、現に自分は生きている。
異空間忍術で飛ばされた?それとも、この状況自体が幻術なのか?イタチは答えのわからないまま、見たことのない大都市の中で歩みを進める。

「そーそー、そんでね、そこの廃工場に行くとね・・・。」
「もー佐天さん。いつまで都市伝説とか信じてるんですか?」
「いーじゃないの。いーじゃないの!そうだ!実際行ってみようよ!」
「もー、危ない事に首をつっこむのはよした方がいいですよ!」
「そーいって初春も信じてるんじゃん!」

「あの子達は・・?」
セーラー服を着ている少女二人が見えるが、もちろんイタチのもといた世界にセーラー服はなかった。それ以前に目の前に広がる高層ビル自体イタチにとっては珍しい限りである。
イタチは訳のわからないまま、その少女二人に声をかけてみる。

「ちょっといいかな?」

「!えっ、あっはい。」

初春が落ち着かない返事を返す。

「ここはどこかな?」

「どこって、学園都市ですけど。」

「学園都市?」

「はい、学園都市です。もしかして、『外』の方ですか?」

「『外』?何か特別な意味でも?」

「・・・! IDはありますか?」

「ID?ここに入るのに必要なのか?」

「アナタ・・、不法侵入者ですね!」

「えっ、ちょっと!」

イタチは面倒なことに巻き込まれてしまった。だが、


「おい、金おいてとっととされや。」

「逆らわない方が身のためだぜ〜?」

「俺たち、なっていったって能力者だからな!」

ガラの悪い連中が3人に絡んできた。
5 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/08(水) 13:56:03.84 ID:nnyytdY/0
「あちゃー、初春、状況が複雑になってきたね〜。(能力者・・・)」

「はやく白井さんに連絡をっ、キャッ!」

早くも初春が人質にとられてしまった。

「はい、残念でした〜。俺の能力<速度調整(スピーダー)>がある限り、お前ら遅く見えちゃうわけよ。」

「さっすが〜、兄貴!やることが違う!」

「俺たちいらねんじゃね?ていうかこの子かわいくね?お持ち帰って調理決定だなこりゃ!」

下種な会話が当たりに響く。

「おい、そこのニーチャンよぉ、今俺たちの言うとおりにすれば、ひどい目にあわなくてすむぜぇ?」

「そーそ、そこの子も早くこっちに渡して、万事解決ってやつっすよ!さぁさぁ!」

「・・・。」

イタチは断固無視する。

「おいおいおい、だまってちゃわかんねえだろ?」

「・・・。」

「ムカツクなこのニーチャン!」

「ちょ、ちょっと、大丈夫なんですか!?もっと怒らせてますよ!それに初春もなんとかしないと!」

「大丈夫だ、あういうのはすぐにやられるタイプだ。心配はない。」

「このぉ!」

<速度調整>以外の二人が一斉にイタチに殴り掛かるが。

「グホッ。」

「グヘッ。」

軽く相手の一撃をかわし、それぞれ鳩尾に一発入れ込んでいく。二人はあっという間に気絶した。

「す、すごい・・。」

イタチの動きに唖然とする速度調整だが、こっちには人質がいるということで、

「おい、動くなよニーチャン・・。一歩でも動いてみろ。こいつの命はない・・。」

「あぅ・・・。」

一本のナイフの刃先が初春の首の頸動脈ピンポイントで迫りくる。そのまま力を前に入れれば初春の命はないだろう。
だが、そんな状況でもイタチは冷静さを欠く様子はない。

「ほぅ。いつどこにいても、あんなのはいるものだな・・。」

「へっ、これが真の悪ってやつだ。ニーチャン、現実は非情だぜ・・・。」

「現実は非情か・・。確かにそうかもしれない・・。」

「じゃぁな、ニーチャン・・。」

「じゃぁ最後に俺の『眼』をよーくみてもらおうか・・。」

イタチは『普通の』写輪眼で速度調整を凝視する。

「なんだ、そりゃ!カラーコンタクトか!笑いしかできねえやこりゃ!アハ!アハハハ! ハ・・。」

バタッという音とともに速度調整が気を失い、初春は解放された。
6 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/08(水) 14:27:17.93 ID:nnyytdY/0
「大丈夫かい?」

「大丈夫、初春!?」

「えぇ、大丈夫です。お兄さん、助けてくれてありがとうございました。」

「いや、礼ならいらない。」

「って!あなたにはまだどうして学園都市にいるのか、事情聴取はたーっぷり風紀委員(ジャッジメント)の方で行わせていただきます!」

「面倒になったな、こりゃ・・。」

「(すごい、一人で3人の相手を・・。私も、あれほど強かったら・・・。)」

風紀委員一七七支部にて、
「気づいたらここにいたって?そんなB級映画みたいな超展開を信じろとでもいいますの?」

「いや、本当にそうなんだ。信じてくれ。」

「はーっ、世の中メルヘンな方もいたものですわね〜。そこまでして学園都市にいたいわけなんですの?」

「いやそういうわけでも・・・。」

「仕方ないですわね・・。今からアナタのIDを特別に作るよう申請して差し上げますの。アナタのお名前は?」

「うちはイタチだ。」

「あーら名前もすっごい珍しいこと・・。ま、もう用はないから、さっさと帰りやがれですの。」

「はは・・・。そりゃどうも。」

白井黒子という女性による長い事情聴取は終わり、今回は見逃してくれることになった。
更にはイタチのIDも発行するよう申請してくれるとのことであった。
階段を下りるとベンチで一人の女の子がしょんぼりしていた。さっきのもう一人の方の女の子だった。

「どうしたんだ?そんな顔して。」

イタチは優しく声をかける。自分はここでは『暁』としてのイタチでなく『本来の』イタチとして行動しようと決めていた。

「私・・、友人一人も救えないなんて・・。」

「お前はその能力者とやらではないのか・・?」

「違います。レベル0(無能力者)ですよ、私・・・。」

「そうか・・・」

「アナタはうらやましいですよね・・・。」

「何故そう思う?」

「だって、能力かどうかは知らないけど、あんな人間離れしたようなスピードで動いたり、いきなり気絶させたりして・・。」

「能力を持ったことで不幸になる話もあるかもしれないぞ?」

「そんなことあるはずないですよ!」

「さっきから聞いてると、君は能力を持ってないことにコンプレックスを抱いている、違うか?」

「っ・・!」

「何故そこまで能力に憧れる?強くなりたいと思うんだ?」

「そ、それは・・・。」

「君はただ、能力を手にすることで自分は能力を持っているという安心感に浸りたいんじゃないのか?」

「・・・。」

「そんな者が能力を手にしたところで待っているのは力に溺れる悲しい末路だ。やめておけ。」

イタチは、涙子を傷つけようとして言っているのではなく、『今の現実を受け止めて』ほしいがためにいっているのだ。
もし、ただ能力を持っているというステータスがほしいがために力を持とうというのであれば、それは愚かな行為であると伝えたかったのだろう。

「そ、そんな・・・。」

「俺はもう行くぞ・・・。」

「あ・・・、」

佐天は何も言えずに只々、青年の背中が見えなくなるのをじっと見ていた。
7 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/08(水) 14:49:10.38 ID:nnyytdY/0
あれから2時間、
時刻は最終下校時刻を過ぎ、初春よりさきに寮に戻っていた涙子はイタチの言葉を脳内でリピートしていた。

『君はただ、能力を手にすることで自分は能力を持っているという安心感に浸りたいんじゃないのか?』

「私はっ・・、私はっ・・・。友人を守る力がほしい・・・。確かに安心感に浸りたいのもあるかもしれない・・。けど・・、守ってもらってばっかりいるのはイヤ!私も、みんなの力になりたい・・・。だから強くなりたい!」

心の内を無意識に口にしていた涙子。一方、ベランダに人影が見えた。どこかで見たことのあるシルエットだったので、恐る恐る近づき、

「あの、どちら様ですか?」
と訊ねると、

「何だ、それが君の本心だったんじゃないか。」

「イタチさん・・・。」

どういう訳かは知らないが、イタチは初春と涙子の部屋のベランダに立っていたのだ。

「って!なんでウチ知ってるんですか!?」

「それか、初春という子から聞いた。今晩は泊めさせてもらう。」

「えっ、ちょっ!ていうか、ちゃんと玄関から入ってよね!」

「それほど気が強いなら大丈夫か・・。涙子。」

「あっ、はい。」

「今からお前を強くする。」

「えっ?」



スレタイを回収したところで今日はここまでです。
また投下しに来ますね。(書き溜めた方がいいかな?)それではっ。
8 :以下、VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/08(水) 14:54:03.25 ID:UEVzYnLI0

これから期待
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/08/08(水) 14:56:08.53 ID:FLBBBwzUo
大した奴だ
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/08/08(水) 15:01:56.97 ID:F9+/eMImo
乙。
流石はイタチさんだ。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県) [sage]:2012/08/08(水) 15:02:54.95 ID:OJ1+w7RLo
サスケェ……の性格がちょっと違う気がするけどまあ>>1の好きにやるといい。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県) [sage]:2012/08/08(水) 15:03:23.94 ID:OJ1+w7RLo
間違えた。
イタチさんだった。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/08(水) 15:04:17.43 ID:LI0KBbyO0
乙←これは(ry

期待してるぜ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/08(水) 15:30:35.39 ID:8O982UOro
乙ェー
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/08(水) 19:15:50.88 ID:jdlpksH70
何これ期待乙
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/08/08(水) 20:11:19.92 ID:dD9E/I/l0
1>書き溜めがいいよ。安価スレやってる人だと、
なしでやってもめちゃくちゃ速い人がいるけど
慣れてないならやったほうがいいと思う。
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/08/08(水) 20:21:13.14 ID:Jht26lJso
期待
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/08/08(水) 20:36:09.76 ID:0T84tzYT0

中々面白そうではないか。
超期待。
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/09(木) 02:17:37.10 ID:r0pcsfHuo
風遁スカートめくりの術
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/09(木) 06:28:02.26 ID:04W0fANIO
神風の術かよw
21 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/09(木) 12:47:49.39 ID:qKRYSEPW0
こんにちは〜。では今日の分投下しますね。


「えっ?」

涙子は驚きを隠せなかった。いきなりイタチが自分を強くすると宣言したのだから。
だが、さっきはやめておけ、と力を手に入れるのを諦めるようにいったものを何故今さらになって力を与えると言い出したのか、その理由ははっきりしない。

「お前が本当にそう思っているのなら、力を与えてやらないこともない・・。」

「・・・。イタチさん・・・。」

「何だ・・?」

「私は、守ってもらってばっかりは嫌なんです!私だってみんなの力になりたい。だから!」

「・・・。」

「私を、弟子にしてください・・・。」

「・・・。わかった・・。だが、俺がお前に教えようとするのは『科学に基づいた能力』でも、『魔法じみた能力』でもない。」

「!つまり、どういうことですか・・?」

「俺がお前に教えるのは、『忍術』だ・・。」

「に、忍術?」

涙子には意味がわからなかった。
涙子の想像する力、能力いったものは、あの超電磁砲みたいに、AIM拡散力場だの、演算をくみ上げるだの何かしら科学に関連した能力と思っていたからだ。それをこの男は『忍術』とわけのわからないことをいっている。涙子の想像する忍術は、水に潜る水遁の術とか、そんな単純なものばかりである。だが、イタチのいう『忍術』がそんな生半可なものでないことは涙子に知る由はなかった。

「そうだ。忍術だ。」
22 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/09(木) 12:49:03.56 ID:qKRYSEPW0
「忍術って、キャーッ!」

「クァー!クァー!」

涙子の前を多くの鴉が横切って飛んでいく。
気が付くとそこは、夕方頃の河原だった。目の前にはイタチもいる。だが、何故河原にいるのかがまたわからない。

「これは、忍術の一つ。幻術だ。」

「幻術?」

「そうだ。単純にいえば、相手の精神に干渉し、幻を見せる術。精神の弱い奴ほど追い込まれる術だ。」

「へーっ。って!それ私にかけてどうするつもりですか!?」

「何、どうすることもない。ただプレゼントがしたいだけだ・・・。」

「プレゼントって・・・。!」

「カァー!」

突然、一羽の鴉が涙子にめがけて突進する。

「むぐっ!むぐっ!」

一羽の鴉は無理やり涙子の口の中に入る。涙子は突然のことに、息ができなくなる。
落ち着いたところで。涙子は口を開く。
「ゲホッ・・・。ゲホッ・・・。ちょっと!あれがプレゼントですか!?もうちょっと優しい渡し方で・・・。」

「現実でプレゼントするにはあまりにも刺激の強いものなもので・・。すまないな・・。」

「・・・んさーん。」
23 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/09(木) 12:49:55.27 ID:qKRYSEPW0
「はい!?」

「佐天さーん!」

「お、お、初春!?」

イタチによるプレゼントが終わった後、気が付けばそこは、さっきの部屋だった。何の変りもない、自分の住んでいる部屋だ。

「もー、佐天さんったらボーッとして、何考えてたんですか?」

「いや、特に、何も・・。アハハ・・。」

「もー、どうせまた都市伝説のことでも考えてたんですか?それよりも、ごはんできたよ。
イタチさんもご一緒にどうぞ。」

「じゃぁ、お言葉に甘えて・・。」
24 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/09(木) 12:50:58.28 ID:qKRYSEPW0
真夜中。
イタチは一人ベランダで考えていた。
忍術を教えるとはいったものの、術を使うにはチャクラか少なくともそれに代替するエネルギーが必要だ。だが、彼女は無能力者。もちろんここは忍の世界でないことからチャクラなんてものはないし、代替するエネルギーも、無能力者である彼女が持っているとは到底思えなかった。先程渡した『プレゼント』も、それらがあってはじめて使えるようなものなのだ。

「ここは、彼女の中に入ってチャクラ供給炉みたいなものを作らないとダメか?」

イタチはベランダから中に戻り、ぐっすり眠っている涙子のおでこに人差し指を置いた。

「!!!!ここは・・・!?」

気が付くとイタチは、悠々と広がるお花畑にいた。恐らくここが、彼女の精神世界であろうが、イタチが驚いたのはその点ではなく、目の前にいる、『何か』だ。

「・・・。お前、何者だ・・?」
25 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/09(木) 12:52:26.66 ID:qKRYSEPW0
イタチは目の前にいる『何か』に話しかける。
その『何か』は、白い装束を身にまとい、背中からは銀色の翼が生えている。頭上には金色に輝く輪がついている。一言で言うなら、『天使』であった。

「そなたこそ、勝手に『ここ』に来るとは、何者だ?」

「俺は、涙子の師匠、とでも言おうか。」

「ほう。涙子の師匠、か。それより、ここから出て行ってもらおうか。」

「(こいつから感じる力は何だ?チャクラでもない・・。だが、このパワー・・。尾獣に匹敵する!いや・・、それ以上か・・・。ならなぜ、彼女に今までエネルギーを供給してこなかった?『中』にいるのなら、エネルギーを供給すれば、彼女は少なくとも無能力者ではなかったはず・・。ここは・・・。)待て。」

「何だ。」

「多分、俺はここでお前に反抗したところで多分勝てない。それほどの力があると俺は思っている。だが聞きたい。お前は何故、それほどの力がありながら、彼女に力を与えなかった?」

「そなたの見る目は本物のようだな・・。いや『眼』といっておこうか。それはな・・・、」

「・・・。」

「『あの男』が目をつけてくるからだ。」

「『あの男』とは一体何者だ?」

「史上最低の『魔術師』だ。あの男の顔は二度と見たくない・・。」

「史上最低の魔術師か。その男に目をつけられるとどうなる?」

「彼女は恐らく社会的に死に、我も囚われの身となってやつの野望をかなえるための道具となるだろう。」

「成程。下手に力を使って、その男に気づかれないために力を一切与えず、彼女を無能力者に留まらせることで生きさせようと・・。」

「そういうことだ。わかったら、早く・・・、」

「頼みごとがある。」

「注文の多い人間だな。今度は何だ?」

「彼女に力を与えてほしい。」
26 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/09(木) 12:54:22.50 ID:qKRYSEPW0
「そなたはさっきの話を聞いて何も思わなかったか?力を使えばあの男は彼女に接近する!彼女はやりたくないことをやらされる人生を送らされるんだ!我も同じだ!それだったら、いっそのこと、無能力者のまま、何も知らずに生きていた方がいい人生を過ごせる・・・。」

天使の叫びが花畑全体に鳴り響く。花は風に揺られ、花弁はイタチと天使の周りを飛び舞う。だが、イタチはあくまで姿勢を崩そうとはしない。

「はぁ・・。天使、逆の考え方をしたことはあるか?」

「なんだと?」

「彼女に力を与えることが、彼女を救う、と。」

「何をいっているんだそなたは!」

「お前の話は、『その男が涙子の力に気づく』というのを前提としている。だが、こうは考えなかったか?

『その男の周り(仲間)が彼女の力に気づく』ということを・・・。」

「!!!」

「お前は、その男をマークしすぎたあまりに他の方向に考えがいかなかった。お前のいう『魔術師』が実在するなら、異能の力を察知する魔術師がいてもおかしくはない。違うか?
お前が俺の眼に特別な力を感じたように・・。」

「!そ、それは・・、」

「もし、彼女が何の力も持たないまま、魔術師の一斉攻撃を受けたら、何もできずに終わる。当然の結果だ。それでも、彼女に力は与えないと・・・?」

「・・・。」
黙り込む天使。
イタチのいうことがそれほど刺さったのだろうか、少し落ちこんでいる様子であった。

「彼女自身も力を欲しがっている。それは単に自分を守る方法としてだけではなく、親しい友を守る方法としてもだ。だからお願いだ。彼女に力を与えてやってほしい・・・。」

「だが、彼女は能力開発を受けたことがある。彼女が魔術を使うとなれば、彼女の身に大きな負担がかかる・・・。」

「天使、俺は涙子の何であるといった?」

「師匠・・。」

「そうだ、俺が彼女に教えるのは『魔術』ではない。『忍術』だ。」

「『忍術』?そんなものがあるのか!?」

「では、何故俺はここにいる?」

「そなたは・・・、まさか・・、」

「俺は『忍者』だ。」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/09(木) 12:57:29.60 ID:PphsAPy70
どうやら佐天さんはただの佐天じゃなくて
チート佐天、略してチー天さんだったようだ
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/08/09(木) 12:59:04.58 ID:c3gNcBjbo
正直イタチの皮を被った何かにしか思えない
29 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/09(木) 13:21:51.14 ID:qKRYSEPW0
「わかった。いいだろう。我は何をすればよいのだ?」
天使は遂に、涙子に力を貸すことを承諾した。

「忍術はチャクラとよばれる・・・、まぁエネルギーみたいなものが必要だ。彼女は当然そのエネルギーを持っていない。そこで、お前のエネルギーをチャクラとして使う。」

「つまり、忍術とやらを使う時に涙子に力を流せばいいわけだな?」

「そういうことだ。できればあらかじめ流しておいた方が時間の遅れを出さずに済む。」

「わかった、そなたを信じよう・・・。」

「お前はさっき、魔術は体に負担をかけるといったが、忍術の中にも体に負担をかけるものがある。俺はその術を時がくれば彼女に教えるつもりでいる。だが、そうでもしないと強力な敵が現れたときに対応できなくなる。彼女はいつ狙われてもおかしくはないのだからな。」

「・・・。わかった・・・。」

「大丈夫だ。心配するな・・・。」

「涙子を、頼んだぞ!」


「・・・。ふっ。」
イタチは涙子の精神世界から戻ると、外の空気を吸いにベランダに出る。

「天使の力を持つ忍、か。涙子がちゃんと力を使いこなせるようになるかが焦点だ。
天使チャクラの忍ということにしよう・・・。涙子は忍の世界でいう、人柱力・・・。だが、天使は何故涙子の中に・・・?うずまきナルトの九尾みたいにあるいきさつでもあったというのか?そしてこの世界はどういう世界だ?科学と魔術が占める世界なのか?」

シーンとする真夜中、色々と考えを膨らますイタチであった。


以上です。
佐天さん強くしていく方向でいきたいと思いますwwww
イタチさんが何か脱線しているような気もしますが、多分誰かがイザナギを仕掛けたんでしょう!
また投下しにきますね。それではっ。
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/08/09(木) 15:18:56.91 ID:MtJLnWFq0

31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/08/09(木) 23:03:59.80 ID:01UEhjGIO
SSの基本くらい学んできてから始めてくれませんかね

イタチがアホの子になってるし…まあキャラの頭の悪さは作者の頭の悪さと同じぐらいって言うしな

つまんねつまんね
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/08/09(木) 23:15:51.15 ID:WCnNGcORo
>>31
じゃあ読むなよ
俺は期待して読んでる、がんばれ
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/10(金) 00:38:45.91 ID:YfHOztvdo
ちょっとssの基本学んでくる
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/08/10(金) 01:37:29.39 ID:gMXkSi3V0
31>他スレでID同じ奴が荒らしてたんだけど。
1>は気にしなくていいぞスレにこんなのが沸くのは、いつも
の事だし。とりあえず頑張って書いてくれ。

35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/08/10(金) 10:07:16.51 ID:pv5LbN7Qo
まさか……イザナミなのか?
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/10(金) 11:53:41.87 ID:BLUx5IBrP
イタチの性格が幻術かと思うレベルで不可解
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/08/10(金) 12:05:11.55 ID:9RnvvX7/o
きっといろいろやりすぎたリバウンドでこんな性格になったんだよ
NARUTOはにわかだけど忍術を使う佐天さんが見たいから期待
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/10(金) 14:14:13.52 ID:zhGHW7vIO
イタチがオリキャラになってる

原作読み直せ屑が
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/08/12(日) 20:13:56.03 ID:VLsAr/Z+0
続きまだー?
40 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/12(日) 20:22:24.21 ID:+VZ2skrQ0
こんばんは〜。二日ぶりです。
今日の分投下前にイタチさんについてですが、イタチさんのキャラ崩壊が否めなくもありません。
しかし、このままでいきたいと思います。それでは、投下しますね。



「まぁ、まずは、チャクラ・・、否、エネルギーのコントロールからだ。」

「はいっ、師匠!」

初春が風紀委員で不在の中、イタチと涙子が赴いたのはとある公園。
二人は今、大きな木の目の前にいる。

「エネルギーのコントロールは忍の基本中の基本だ・・・。思ったようにエネルギーを使いこなせなければ下手すると術の発動が不発に終わる。」

「了解っ!って、今から何をするんですか?」

「木登りだ。」

「えっ?やだなぁ〜、師匠、木登りくらい私にだってでき・・、」

「その様子だと、口で説明するよりも、実際に見てもらった方が早いか・・。」

イタチはゆっくりと木に向かって歩きだし、手をブランとぶら下げたまま文字通り登りだす。

「えっ、師匠!」

「・・・。」

涙子の考える木登りとイタチのやろうとする木登りは違う。
イタチが木に足をかけてもまだ歩みを止めようとはしない。

「ちょっ、師匠大丈夫なんですか、って!」

涙子は驚いた。
イタチの足の裏に接着剤がついているかのように木に張り付きながら一歩一歩天辺に向かってゆっくり進んでいく。木から落ちる様子は全くない。

「えっ!どうして落ちないんですか!?」

「これは体内にあるエネルギーを木から落ちないように足の裏に練り上げている。エネルギーを自在に操るという事は、必要な時に、必要な分だけ、必要なところにエネルギーを送り出す。そういうことだ・・・。」

ゆっくりとしたペースながらもあっという間に木の天辺にたどり着き、そこから飛び降りて綺麗に地面に着地した。
41 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/12(日) 20:23:57.67 ID:+VZ2skrQ0
「今からお前にも同じことをやってもらう・・・。」

「む、無理ですよ!第一、私にはそんなエネルギーがあるかどうか・・・。」

「・・・。朝起きたとき、体に何かが流れているのを感じなかったか?」

「言われてみると、何か体に違和感があったような・・・。」

「それは、お前の体内にエネルギーが流れているということだ・・。」

「えっ、嘘っ!?でも、どうして今更になって・・・。」

「力の覚醒、とでも思っておけ・・・。能力が目覚めたんだ・・・。多分・・・。」

「へぇ〜、私にそんな力があったなんて・・・。」

「だが、その力は使いこなせなけなければ意味がない・・・。ただの宝の持ち腐れで終わるだけだ・・。」

「わかった。やってみます!」

「期限は二日以内だ。それまでにできなければ修行は中止する。」

「!二日か・・。けど、これができなかったら・・・。わかりました!やってみせます!」

「フッ、せいぜい頑張るんだな・・。」

こうして、涙子の修行はスタートした。
42 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/12(日) 20:25:23.12 ID:+VZ2skrQ0
「足の裏にエネルギーを溜めて・・・、登る!ッキャー!」

涙体が上を向いた時点で足が木にうまく張り付かず、地面に尻をつく。

「最初はそんなもんだ・・・。」

「私は何か、こぅ、敵を一撃で倒す圧倒的な術とかを教えてくれると・・・、」

「そんなものが最初からできたら苦労はしない・・・。今は黙って何とかエネルギーをコントロールすることを考えろ・・・。」

「はぁい。」

この後も、登っては落下してを繰り返し、気が付けば日も暮れていた。
先に初春のところに戻っていたイタチは、夜遅くになっても帰ってこない涙子を探しに公園に再び赴く。

「はぁ・・、はぁ・・・、まだまだ〜!」

「・・・。」

涙子はボロボロになりながらも、木に必死に挑んでいる。

「イッターい・・・。幻想御手に手を出した時の私は馬鹿だった・・・。あの時の私はレベル0ということだけで悲観して、楽をしようとしていた・・。でもそれは間違い・・。だから、今、ここで、最大の努力をする!いっくぞ〜!」

イタチは涙子の最大の努力を影から見守っていた。
43 :  ◆yh7XZ6hD3o :2012/08/12(日) 20:26:44.95 ID:+VZ2skrQ0
「どぉりゃああ!」
再び涙子は勢いをつけて再び木に向かって走り出す。
一歩、一歩、更に一歩。涙子の足は止まることを知らないかのように天辺に向かっていく。そして・・・、

「はぁ・・・、はぁ・・、」
涙子はたった今、天辺に辿り着いた。
遠い東の彼方を見てみると、朝日が顔を出し始めたころであり、木の天辺という高いところからみる朝日はまさに絶景の二文字である。

「綺麗・・・。」

「何かぎこちない感じもするが、まぁ、まずまずだろうな・・・。」

「師匠!私、やりましたよ!」

「あぁ、一応合格だ・・・。」

「やった!」
涙子は拳を強く握り、今までの自分から一歩進歩したことに嬉しさを噛み締めて木から降りる。

「次は忍術の使用だ。今回の事ができていれば、後はそれを術の使用に応用すればいい話・・・。」

「わかりました!師匠!」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/08/12(日) 20:30:09.18 ID:7t4QKT3E0
うん、まずイタチがとある世界に来るのが有り得ないわ
まず佐天が強くなるとか、新たな能力を得るとかオリキャラが出てくるとか、そういう有り得ない事を全部省け、話はそれからだ
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/12(日) 20:32:00.12 ID:zWReJYtIO
キャラ崩壊wwwwどころじゃねえよ純粋につまんねぇよ

。」←これ辞めた方がイイよ
HTML化依頼した方がイイよ
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/08/12(日) 20:39:05.22 ID:M+NR9cJDO
>>44「あり得ないだろ」とかwwwここはそういう場所だろwwwそんなことも知らないの?
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/12(日) 20:40:23.72 ID:R+ZOLh590
読者さまのお通りだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/12(日) 20:41:20.43 ID:zWReJYtIO
「イッターい・・・。幻想御手に手を出した時の私は馬鹿だった・・・。あの時の私はレベル0ということだけで悲観して、楽をしようとしていた・・。でもそれは間違い・・。だから、今、ここで、最大の努力をする!いっくぞ〜!」

ここは笑うとこ?
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/08/12(日) 21:00:57.49 ID:M6QohYlPo
乙!基本的に 。 はいらないかな
>>1の成長に期待
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/08/12(日) 21:04:30.32 ID:kSBpgfkK0
>>46
じゃあ佐天が前触れ無しに急激に強くなって、とある世界の事件を1つ1レスで全部解決して、何故か神になるみたいな話でもアンタは批判せず、最後まで見るのか?
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/08/12(日) 21:15:31.02 ID:M6QohYlPo
>>50
俺は読むな、ぶっ飛び過ぎて笑えてくる
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [saga sage]:2012/08/12(日) 21:17:40.02 ID:kyGuTOnD0
>>50
ギャグとしてはアリなんじゃないかな?
シリアスだと酷いことになるかもしれないけど
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/08/12(日) 21:25:47.08 ID:rKxQnCv80
それならとあるシリーズが大嫌いなオリキャラがチート能力を得てとある世界のキャラを全員無惨に殺しても別にムカつかないんだな?
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/08/12(日) 21:27:24.83 ID:M+NR9cJDO
>>50
言い方が悪かった、俺はそれは禁句だと言ったんだよ。
あとその話はおも知ろそうだよ。
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/12(日) 21:31:02.91 ID:zWReJYtIO
>>53の話は糞スレ臭がする
>>50の話はシリアスな笑いを誘いそう

まぁこのスレは糞スレなんですけどね
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/21(火) 01:21:27.26 ID:mHpkCLvk0
お疲れ〜! これに懲りずにどんどん投下してよね。期待して待ってるぜ1乙!
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/07(日) 17:21:48.18 ID:siN7tpa8o
はよ
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