このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

一護「ストライクウィッチーズ?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 20:29:16.76 ID:p/9A+dvn0
BLEACHとストパンのSS

一護「最近虚がでてこねえな」

織姫「でも黒崎君のお仕事が減ってラッキー、なのかな?」

一護「そうだな……でも何かの前触れなんじゃねえかと思っちまう」

茶渡「一護……少し考えすぎなんじゃないのか?」

一護「そうかもな。ワリイ、心配かけちまって」

織姫「いいよ、いつでも相談にはのるからね」

茶渡「む」

一護「どうした?チャド」

茶渡「地面に、穴が……」

一護「ホントだ……なんだ、アレ」

織姫「こ、こっちにくるよ!」

一護「逃げろ!お前ら!」ドンッ

織姫「きゃあ!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1345202956
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/

エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713062467/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 20:29:52.13 ID:p/9A+dvn0
一護「うおっ!」ズプ

茶渡「一護!」

一護「な、なんだこれ……抜けだせねえ!」

織姫「黒崎君!今助けるからね!」

一護「い、井上!あぶねえから近づくな!」

織姫「でも!」

一護「クソ……どうなってやg」トプン

茶渡「い、一護の霊圧が……」

織姫「消えた……」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 20:31:12.73 ID:p/9A+dvn0
501統合戦闘航空団基地周辺

一護「ん……ここは?」キョロキョロ

一護「海、と……でかい建物があるな」
ガサガサ、ドスン!

一護「な、なんだ!?」

ルッキーニ「うあ〜!痛いー!」

一護「なんだ。子供か……」

ルッキーニ「んあ?男がいる!誰?」

一護「俺か?俺は黒崎一護だ。お前は?」

ルッキーニ「あたしはフランチェスカ・ルッキーニ!少尉だよ!」

一護「少尉って……軍人ごっこか?」

ルッキーニ「ちーがーうー!ホントに軍人だよ!」

一護「なにいってんだこいつ……」

ルッキーニ「信じてない?」

一護「まあな」

ルッキーニ「ならしょーこみせてあげる!ついてきて!」

一護「お、おう」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 20:31:59.15 ID:p/9A+dvn0
ハンガー

ルッキーニ「みて!ここにストライカーとか、銃がおいてあるんだよ!」

一護「へえ。よくできてるんだな」

ルッキーニ「作り物じゃないよ!本物だよ!」

シャーリー「どうしたルッキーニ、そんなにさわいで……誰だこいつ?」

一護「黒崎一護だ」

シャーリー「くろさき?扶桑の出身か」

一護「扶桑?なんだそれ。日本じゃねえのか?」

シャーリー「日本?」

もしかして……日本がなにかわかってないのか?

一護「なあ、ここってどこの国なんだ?」

シャーリー「ん?ブリタニアだよ。知らないのか?ブリタニア」

一護「知らねえ。ていうかブリタニアなんて国あったか?」

シャーリー「おいおい……大丈夫かよお前」

一護「こっちがいいてえよ……」

あの穴に飲み込まれたせいなのか?
異世界に飛ばされたとか……
尸魂界もあるくらいだし、ありえない話じゃないな
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 20:33:06.80 ID:p/9A+dvn0
シャーリー「もしかしてお前、記憶喪失ってやつか?」

ルッキーニ「記憶喪失!?一護記憶喪失なの!?」

記憶喪失か。そういったほうが都合がいいのかもしれない

一護「ああ、そうらしい」

シャーリー「となると……自分の住んでたところもわからないのか?

一護「そうだな」

シャーリー「うっひゃー……それは大変だな。ここにおくのは……厳しいかな」

ルッキーニ「なんで?」

シャーリー「男だからだよ。軍規で決まってるだろ?」

ルッキーニ「うじゅー……めんどくさーい、困ってるなら助けてあげればいいのにー」

一護「いや、いいんだ。ここがどこなのか教えてくれただけでもありがてえ」

シャーリー「ごめんな、うちの上司はみんな堅物でさ」

一護「最後に一ついいか?今何年だ?」

シャーリー「ん?西暦か?今は……」

シャーリー「1944年だ」

一護「なん……だと……?」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 20:33:33.87 ID:p/9A+dvn0
シャーリー「どうした?」

一護「い、今は、2012年じゃねえのか?」

シャーリー「はあ?なにいってるんだよ。ま、まさかあんた未来から来たのか!?」

一護「どうやらそうみてえだな……信じらんねえけどな」

シャーリー「ど、どうしようルッキーニ!私たち今未来の人と話してるぞ!」ガクガク

ルッキーニ「すごーい!一護未来からきたんだ!通りで変な顔してるわけだ!」

一護「関係ねえだろ」

芳佳「シャーリーさん!ルッキーニちゃん!昼食の用意ができました……よ?」

一護「ん?なんだ、あの子も軍人か?」

シャーリー「ああ、この前入ったばっかの新人でさ、宮藤っていうんだ」

一護「へー……ていうか俺普通に見つかっちゃったけどいいのか?」

シャーリー「あ」

一護「おい」

芳佳「ど、どうしよう、坂本さんに伝えたほうがいいのかな?ああ、でもシャーリーさんもいるし」

一護「なんだあれ」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 20:34:08.63 ID:p/9A+dvn0
書き溜め終わった
ちょいちょい投下してくから暇だったら見てって
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/08/17(金) 20:36:03.28 ID:n+QQx6DIo
変わったクロスだな…
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/17(金) 20:37:37.33 ID:i+SbvJyIO
まだ微妙
面白いとは言えない
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/08/17(金) 20:37:53.93 ID:Gpo+gyNF0
原作知らないから聞くけどストライクウィッチーズって異世界にキャラが来たりするのか?
あと一護がツッコミ役でなぜか安心した
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 20:47:32.50 ID:p/9A+dvn0
芳佳「あ、あの!」

一護「なんだ?」

芳佳「いえ、あの……お、お名前は!」

一護「黒崎一護だ」

芳佳「黒崎、一護さん……あ、扶桑の方ですね!私も扶桑からきたんです!」

一護「いや、扶桑じゃなくてだな……」

芳佳「嬉しいなあ、私と坂本さん以外の人で扶桑から来てるだなんて」

一護「にほ……おい、止めてくれ」

シャーリー「しょうがねえな宮藤のやつ」

ルッキーニ「うじゅじゅー、芳佳ー一護困ってるよ?」

芳佳「あっ!す、すいません!なんだかうれしくってつい……」

一護「お、おう。気にすんなよ」

芳佳「えへへ、ところでどんな船にのってきたんですか?船がくるだなんて聞いてませんでしたけど」

一護「あ、いや……」

ルッキーニ「一護ねー、記憶喪失なんだってー」

芳佳「き、記憶喪失!?」

一護「あ、ああ。どうやらそうらしい」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 20:56:33.37 ID:p/9A+dvn0
芳佳「大変!私の魔法で治せるかな?……無理かなぁ……」

一護「魔法?魔法なんてあるのか」

ルッキーニ「えー、そんなことも忘れちゃってるの?ウィッチはみんな魔法使えるんだよ」

シャーリー「宮藤の場合は治癒魔法だな。軽いケガならすぐなおせるらしいぞ」

一護「へえ、便利なんだな。井上みてえだ」

芳佳「井上、さん?」

一護「ああ、こっちの話しだ」

芳佳「そうだ!えーと、黒崎、さん?」

一護「一護でいいぜ」

芳佳「え、えー……い、一護……君」

一護「お、おう」

芳佳「ミーナさんに会いにいきましょう」

一護「ミーナ?」

シャーリー「ここの隊長してる人だよ」

ルッキーニ「怒らせるとすっごい恐いんだよー!」

一護「なんで俺がその人に会わなきゃならねえんだ?」

芳佳「だって記憶喪失ですよ!行くところがないならここにいたほうが安全じゃないですか」

シャーリー「なるほど。交渉だな?」

ルッキーニ「うえー、あたしやー。こわいもん」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2012/08/17(金) 21:07:32.22 ID:nRvKHWnAO
すでに番長のがあるが影響された?
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 21:08:09.60 ID:p/9A+dvn0
芳佳「そういうことです!さあ、いきましょう」

一護「そうだな。寝るところがねえとダメだもんな」

シャーリー「よーっし、私も人肌ぬぐとするか!」

ルッキーニ「なんでそんなやる気あるのー?なんかヘン」

食堂

ミーナ「あら、連れてきたみたい、ね……」

芳佳「ミーナさん!記憶喪失です!」

ミーナ「は、はい?」

シャーリー「こいつ記憶喪失らしくてな。帰る場所もないっていうからしばらくここにいさせてやることできないかな?」

ミーナ「それは……」

バルクホルン「ダメだ。軍規で男子と接触するなと決まっているだろ」

ハルトマン「えー、いいじゃん別に。困ってるんなら助けてあげようよ」

坂本「……さっきから何も喋ってないが、言葉まで忘れたのか?」

一護「ああ、すまねえな。一応自己紹介しとくか。俺は黒崎一護」

坂本「黒崎……扶桑出身か」

一護「いや、扶桑じゃなくt」

シャーリー「そう!扶桑出身らしいんだけど他のことは全然わからなくてさ。思い出すまでここにいさせてやってくれよ」

芳佳「お願いします!ミーナさん!」

ミーナ「困ったわね……私も助けてあげたいとは思うのだけれど」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 21:09:06.80 ID:p/9A+dvn0
>>13
影響というか前々からやってみたいって思ってたけどどう書けばいいかわからなかったから冒頭だけ真似てる
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 21:18:51.77 ID:p/9A+dvn0
一護「頼む。記憶が戻るまででいいんだ……ダメか?」

ミーナ「そんな、頭を下げられても……」

エイラ「いいんじゃねえカ?こいつもこんなに頼んでるんだしサ」

サーニャ「……眠い」ポヤー

エイラ「さ、サーニャ……」ハァハァ

ペリーヌ「私は反対ですわ。女子しかいない中に男子が入るなど、考えられません!」

リーネ「私も男の人って苦手で……でも、少しの間なら」

芳佳「ミーナさん、ダメですか?」

ミーナ「……わかったわ。記憶が戻るまでよ。それと黒崎君には個室を与えて、必要な時以外は部屋からでないこと」

一護「ありがてえ。恩にきるぜ、えーと……」

ミーナ「ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ。ミーナでいいわ」

一護「わかった。よろしくな、ミーナ」

ミーナ「ええ。さ、ご飯にしましょう」

芳佳「よかったね、一護君」

シャーリー「あとでたっぷり礼してもらうぞー」

一護「おう。ありがとな、お前ら」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 21:23:46.52 ID:p/9A+dvn0
坂本「ここが黒崎の部屋になる。必要な時以外はここからでないこと」

一護「わかった。へえ、意外と広いんだな」

坂本「お前、その髪の色……」

一護「これか?これ、染めてるわけじゃねえぞ。地毛だ」

坂本「地毛だと?……お前本当に扶桑人か?」

一護「扶桑……ああ、そうだ」

坂本「どうも怪しいな……まあいい。用を足したい時はここを左に曲がって奥のところだ」

一護「ああ。ありがとな」

坂本「うむ。ではな、黒崎」
パタン

一護「……」

一護「はあ、なんだってこんな世界に飛ばされたんだ」

一護「これも虚の力なのか?」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 21:28:46.66 ID:p/9A+dvn0
コンコン
芳佳「一護君、入っていい?」

一護「ああ、いいぜ」

芳佳「よかったね、ここにいていいって言ってもらえて」

一護「そうだな。これも芳佳と、えーっと、誰だっけあいつ」

芳佳「シャーリーさん」

一護「そうそう。あとついでにあのチビッこいのもな」

芳佳「ルッキーニちゃんだね。

一護「そうそう。他にも色々いたな」

芳佳「うん。私も入れて十一人だよ」

一護「そうか。挨拶しにいってもかまわねえかな?」

芳佳「多分大丈夫だと思う。一緒にいこうか?」

一護「頼む」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 21:34:44.88 ID:p/9A+dvn0
芳佳「リーネちゃーん!」

リーネ「あ、芳佳ちゃん!と、く、くろさき、くん」

一護「おう。改めて自己紹介をと思ったんだが、大丈夫か?」

リーネ「う、うん。大丈夫、です」

一護「そう固くならなくてもいいって。俺は黒崎一護だ」

リーネ「リネット・ビショップ、軍曹です」

一護「よろしく、リネット?あれ、リーネってのは名前じゃないのか」

芳佳「あ、それはあだ名だよ」

一護「そうなのか。呼びやすいし、俺もそっちで呼んでもいいか?」

リーネ「え、と……はい」

一護「?」

芳佳「リーネちゃんはね、男の子が恐いんだって」

一護「そうだったのか。わりいな、気づけなくて」

リーネ「い、いいの。小さなときから男の人と関わって来なかった私が悪いの」

一護「じゃあ、俺でよければ慣れる練習手伝うぞ?」

リーネ「え?」

一護「男に慣れる練習だ」

リーネ「え、あの……よ、よろしくおねがいします」

一護「ああ。じゃあ芳佳、次いこうぜ」

芳佳「うん!」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 21:35:50.59 ID:p/9A+dvn0
一旦休憩
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2012/08/17(金) 21:52:11.55 ID:M/MUt1La0
ネウロイとの戦闘に期待
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/08/17(金) 22:16:25.45 ID:IfgXJfHP0
どっちも好きな作品だから期待。どっちも能力関連の設定が割とふわっとしてるから相性いいかも。支援
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) [sage]:2012/08/17(金) 22:16:51.55 ID:uP4LqnHGo
さかもっさんが涙目になるな
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 22:28:35.38 ID:p/9A+dvn0
芳佳「あ、ペリーヌさんだ」

一護「ぺり?」

ペリーヌ「あら宮藤さん、と……」

一護「黒崎一護だ。よろしく」

ペリーヌ「え、ええ。私はぺリーヌ・クロステルマン。中尉ですわ」

一護「ああ。ところで今なにしてるんだ?」

ペリーヌ「見てわからないんですの?お花の手入れをしてましてよ」

一護「花か……どんな花が好きなんだ?」

ペリーヌ「花に好きも嫌いもなくてよ、強いて言えばこのマリーゴールドが……」

一護(しまった。長くなりそうだ」

ペリーヌ「そしてこちらの」

一護「わかった、もういい。ありがとな、ペリーヌ」

ペリーヌ「お花のことならいつでも聞きにいらして構いませんのよ?」

一護「そうするよ。芳佳、次いこう」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 22:36:41.17 ID:p/9A+dvn0
基地内部

一護「それにしても広いんだなこの基地は」

芳佳「うん。私も初めて来た時ビックリしちゃった」

一護「だよなあ……あっちでは……」

芳佳「あっち?あっちって?」

一護「いや、なんでもない。あそこにいるのは?」

芳佳「あ、バルクホルンさんだ。バルクホルンさーん!」

バルクホルン「ああ、宮藤か。後ろにいるのは黒崎だな」

一護「名前覚えててくれたのか」

バルクホルン「まあな。私はゲルトルート・バルクホルン。大尉だ」

一護「よろしく。バルクホルン」

バルクホルン「ミーナがいいといったからここに居させてやってるんだ。あまり問題はおこさないようにな」

一護「お、おう」

芳佳「ところでバルクホルンさん、なにしてるんですか?」

バルクホルン「ああ、ハルトマンのやつが二度寝してしまったらしくてな」

一護「なにかまずいのか?」

バルクホルン「カールスラント軍人たるもの、他の者の模範となる態度をとらねばならない。だというのにあいつは……」

一護「そういうことか。ならお越しにいけばいいじゃねえか」

バルクホルン「簡単にいってくれるな。あいつの部屋の汚さは尋常じゃないんだ」

一護「なら俺がお越しにいってやろうか?」

バルクホルン「なに?いいのか?」

一護「ああ。任せてくれ」

バルクホルン「なら、頼んだぞ」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 22:44:06.11 ID:p/9A+dvn0
一護「邪魔するぜ」

一護「……これは」

バルクホルン「あまりの汚さに言葉もでないだろう。あいつはこういうやつだ」

一護「たしかに、あまり入りたいとは思わないな」

バルクホルン「だろう?だが、男なら一度言ったことは最後までやり通すべきだ」

一護「誰もやめるだなんていってないだろ。よっと」スイスイ

バルクホルン「バカな……あのゴミ山をあんなにスムーズに……」

芳佳「一護くんすごーい!」

一護「よいしょっと。これがベッドか」

一護「おい、起きろ。お前の友達が怒ってるぞ」

ハルトマン「んん……だれ……」

一護「俺だ。さっきいた黒崎一護だ」

ハルトマン「あー、あの。その黒崎がなんのよー?」

一護「お前をお越しにきたんだ。さあ、はやくおきろ」

ハルトマン「あと四十分……」

一護「長すぎる。十分だ」

ハルトマン「えー……まあいいや、トゥルーデと違ってちゃんと待っててくれるなら」

ウーーーーーーー!!ウーーーー!!

一護「っるせ……なんだこの音!」

ハルトマン「ネウロイ!」ガバッ

一護「うおっ!ね、ネウロイ?」

ハルトマン「黒崎は部屋にいたほうがいいよー」

一護「おい!……なんだよ、起きれるんなら最初からおきてりゃいいのに」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 22:53:58.60 ID:p/9A+dvn0
ミーナ「敵は大型一体。こちらに一直線に向かってきてるわ」

坂本「奴らの目的は……ここか?」

ミーナ「そうとも考えられるわ。宮藤さんたちに先にいってもらってるわ。他のメンバーは待機よ」

坂本「ふむ。了解だ」

ミーナ「黒崎君は?」

エイラ「部屋にいるんじゃねえのカ?」

ミーナ「そうね、変な行動起こさなければいいのだけれど」

坂本「変な行動?」

ミーナ「基地の外にでたり、とかね」

ザザッザザザ

ミーナ「!どうしたの?」

芳佳『すみません!ネウロイがすごいスピ――して――そっちに――かちゃいま―た!」

坂本「ミーナ!」

ミーナ「……どうやらネウロイがこちらにきているようね」

坂本「宮藤達、失敗したな?」

ミーナ「全員戦闘準備!」

エイラ「りょーかい。サーニャ、いくぞ」

シャーリー「ルッキーニ、戦果あげるぞー!」

ルッキーニ「おー!」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 23:08:37.48 ID:p/9A+dvn0
一護「部屋にいたほうがいいっていわれたけど……気になって部屋でじっとなんてできねえな」

一護「随分さわがしい気もするけど、まあ大丈夫だろ」

キュイ!

一護「ん?」

ドッシャアア!

一護「うおおおお!!!」

一護「な、なんだ!?急に水柱が……って」

一護「なんだ、あのでかいの」

ネウロイ「キュイ!」

坂本「む?ミーナ!!黒崎が外にでているぞ!」

ミーナ「そんな!?シャーリーさん!黒崎君を守りに!」

シャーリー「了解!」ブオオン

ネウロイ「キュイ!!」グオッ

シャーリー「うわ!くそ、いかせねえってことかよ!」ダダダダ

一護「おいおい、やべえなこれ……死神の力があればなんとか!」ゴソゴソ

一護「……あれ?」

一護「ない!ないぞ!だ、代行証も、全部!」

一護「これじゃああいつにやられ」

ネウロイ「キュイ!」チュドン

一護「ち……え?」

ズドン!
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 23:21:45.49 ID:p/9A+dvn0
シャーリー「黒崎いいいいいい!!!」

ミーナ「そんな……嘘……!」

坂本「……クッ」

ルッキーニ「え?一護?嘘だよね?一護!」

エイラ「ど、どうしようサーニャ!」アワアワ

サーニャ「え、エイラ、落ち着いて、落ち着かなきゃ……!」

シャーリー「くっそおおおお!!!」ズダダダダダ

ルッキーニ「一護を、返せえええ!!!」ダダダダダダ

なんだ、これ……

身体が熱い。こんな感覚久しぶりだ。

そう、まるであの日のような

ルキアと初めてあって、死神代行になったあの日のような……

感じる……


死神の、力を!


一護「よっと」スタッ

ミーナ「え?」

坂本「く、黒崎?いや、服装が……」

一護「わりいな、心配かけた」

エイラ「な、なんだアレ」

サーニャ「さあ……」

シャーリー「ど、どういうことだ?」

ルッキーニ「すごーい!一護かっこいい!バーンってしてボーンって感じ!」

シャーリー「いやなんだよそれ」

一護「そいつ、倒せばいいんだな?」

ミーナ「え?ええ、そうだけれど……あなたもしかして、やめなさい!おとなしく部屋に戻るのよ!」

一護「そいつはできねえよ。いくぜ!」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/17(金) 23:22:50.84 ID:p/9A+dvn0
戦闘描写書くときに地の文ないとキツいのがわかった
地の文いれます。
31 : ◆Fh7mnhvako :2012/08/17(金) 23:28:14.58 ID:p/9A+dvn0
あと続きは明日の夕方から
本日はありがとうございました
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/08/18(土) 00:08:50.60 ID:UvcxsdL0o
好きなように書いてくれ
期待して待ってる
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/18(土) 01:01:47.54 ID:W0fY8mhIO
見限る
ここまで見たがつまらなかった
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/18(土) 01:14:31.25 ID:eYH6pzVLo
オサレかどうかそれが問題だ
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) :2012/08/18(土) 05:32:58.93 ID:zYoWv7Ab0
状況がよく分からん。霊圧で足場作って立ってるの?
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/18(土) 06:29:06.55 ID:oUr6Znh5o
チャドのお株を奪った……だと……?

オサレでスタイリッシュに頼む
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/18(土) 07:03:32.92 ID:8YZBahGao
なんか棒読みに感じるけどオサレだったらおk
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/18(土) 07:45:59.51 ID:SpdvwBGSO
ウィッチで一護に勝てる奴いんの?
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/08/18(土) 13:40:41.77 ID:/sFkNmjwo
もっとポエムとか入れようず
40 : ◆Fh7mnhvako :2012/08/18(土) 19:58:39.81 ID:baotvpJA0
>>39
     /.: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
    /: : :             \
  /: : : :            \          剣を握らなければ お前を守れない
/: : : : : :               \ 
: : : : : : : :.._        _      \    
: : : : : : : ´⌒\,, ;、、、/⌒`        l
: : : : ::;;( ● )::::ノヽ::::::( ● );;:::    |        剣を握ったままでは お前を抱き締められない
: : : : : : ´"''",       "''"´       l  
: : : : : : . . (    j    )/       /  
\: : : : : : :.`ー-‐'´`ー-‐'′    /               
/ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : イ\                      RIGHTARM
: : : : : : : : : :.``ー- -‐'"´        \                       OF THE
: : : : . : : . : : .                   \                      GIANT
 (´(     ,r―――‐-y .,--,   r----y r----, ,-----、 ,r-ァ ,r-y     ) ヽ
  ヽ、`ヽ __ 一7 /'7  } / /  / / ̄  .//l  l´ / / 7 // /_/ / _  ,r´,r´ 5
   ,/ / l (  /   ̄ <´/ /  / └‐ァ //_l  l / / '--' / _. / )ヽ ヽ ヽ、
  / (  ) ヽ, / /'7 / / /  ./ / ̄ //~~l .l / /./ ̄// / / ./ ノ (  )  ).
./l ヽ-、`''´ /___ー'_,ノ /__'--ァ/___'--ァ/_/  l_-'_'-'__ノ/__ノ/___'--y__ `~ ,--' lヽ
.l ヽ_ノ   .7翼jニニニニニ フ--y〃/ / _ _┬翼jニニニニニニフ/  ヽ,_ノ/
 ヽ,__,,,,,,7翼jニニニニニフ  /   /    / ̄翼jニニニニニフ /,,___,ノ   
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

こんなの書けない
41 : ◆Fh7mnhvako :2012/08/18(土) 20:51:20.16 ID:baotvpJA0
ミーナ「黒崎君!」

一護「大丈夫だ。すぐ、終わらせる!」トンッ

一瞬でネウロイの上に跳躍し、剣を振りかぶる。

一護「月牙――」

坂本「なんだ、あのでかい剣は!扶桑刀、ではないようだが……」

ミーナ「そんなこと言ってる場合じゃないわ美緒!止めないと……」

一護「天衝!!」

残月から巨大な霊圧の塊がネウロイに向けて放たれる

ネウロイ「キュイイ!!」
見事命中し、ネウロイの身体が真っ二つになる、が
肝心のコアを破壊していないため再生を始めてしまう

一護「おい、なんだよあれ聞いてねえぞ!」

ミーナ「ネウロイを倒すにはコアを破壊しなければいけないのよ!」

一護「コア?……よくわかんねえけど攻撃してればなんとかなるだろ」

ミーナ「そんな簡単には……美緒、コアの位置を特定できる?」

美緒「ああ、今発見したところだ。黒崎!そいつの尾の部分を狙え!」

一護「わかった!」

もう一度剣を振りかぶり、残月に霊圧をこめる。

一護「月牙――」

一護「天衝!!」
二度目の月牙がネウロイに向かっていく。
このスピードならネウロイも避けることができないはずだ

ネウロイ「キュイイイ!」

一護「なに!?」
当たるかと思われた月牙はなにもない空間を進んでいく
ネウロイがとっさに避けたためだ

一護「くっそ……めんどくせえ!」スッ!

瞬歩でネウロイを追いかけ、斬りかかる

一護「オラァ!」ズバッ
ネウロイの尾の部分に命中し、コアを発見することができた

一護「こいつでいいだよな!?」

ミーナ「ええ、それよ!」

一護「じゃあな、黒いの!」
コアを切り裂き、ネウロイが破片へと変わっていく

一護「終わったか……」

シャーリー「シールドはらないと危ないぞ?」

一護「シールド?これのことか」

シャーリー「そうだ。ネウロイの破片に当たると危ないからなー、こうやってシールドはらないといけないんだ」

一護「そうなのか。でも俺そんなのはれねえしな」

シャーリー「だから私が守りにきてやってるんだろ?」

一護「ああ、ありがとな」

ミーナ「黒崎君、基地に帰投したあと詳しく話しをきかせてくれるかしら?」

一護「……ああ、わかった」

ミーナ「それでは、帰投します!」

全員「了解!」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/08/18(土) 21:21:04.44 ID:P2Lu8P8o0
残月⇒斬月ね。待ってました。支援
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/18(土) 21:48:45.90 ID:baotvpJA0
ミーナ「……それで、あれはどういうこと?」

一護「いや、なんだ……みんなの前でいうことでもないだろ……」

ミーナ「いいえ。これは全員が把握しておくべき問題だとおもいます」

一護「そ、そうか」

ミーナ「先程のネウロイとの戦闘時にあなたは心臓を貫かれました。だというのにあなたは平然と立ち上がり、ネウロイと戦    闘を行なっています」

ミーナ「なぜ立ち上がれたのかはひとまずおいておいて……」

一護「……」

ミーナ「あの力はなんですか?」

一護「……今からいうことを信じるのも信じねえのもあんたたちの自由だ。あの力は、死神の力だ」

ルッキーニ「一護、こわいやつなの?」

一護「死神っていってもみんなが想像してるような鎌もって命刈り取るようなやつじゃねえよ」

一護「人間達を食っちまう悪い奴等を退治する仕事をしてるんだ」

ミーナ「なるほど、だからあんなに強力な力を……」

芳佳「あのー……よくわからないんですけど」

サーニャ「そういえば……芳佳ちゃんたちはいなかったね」

エイラ「モッタイナイナー、すごかったんだぞ、黒崎のやつ」

リーネ「ネウロイを倒しちゃったんですよね?男の人なのに……」

バルクホルン「お前たちを含め私とハルトマンとペリーヌが黒崎の勇姿をみることができなかったな。少し残念に思う」

ハルトマン「そうだねー、あたしもみたかったなー。黒崎の……なんだっけ?」

一護「月牙天衝だ」

ハルトマン「そうそう、それだ」

ミーナ「……とにかく、このことは上層部に伝え、黒崎君の今後を決定します」

一護「ああ、すまねえな。記憶喪失だってだまして」

ミーナ「そういえばそうね、どうして記憶喪失だっていったのかしら?」

一護「正直訂正するのがめんどうだった」

シャーリー「私が早とちりしちまったせいなんだ!黒崎は悪くない」

一護「いや、いいんだ。ここは男がいちゃだめなところらしいしな、だましてた俺が悪い」

坂本「うむ。素直に自分の失態を認めることができるその懐のでかさ、さすが扶桑男児だな!ハッハッハッハッハ!」

一護「ど、どうしたいきなり……」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/18(土) 21:49:20.14 ID:baotvpJA0
>>42
恥ずかしい
ありがとう
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/18(土) 22:02:10.42 ID:baotvpJA0
ミーナ「黒崎君はこのまま自室で待機していてください」

一護「な、なあ……俺、処刑とかされちまうのか?」

ミーナ「悪いようにはならないと思うわ。安心して」

一護「そうか、わりいな、手間かけさせちまって」

ミーナ「いいのよ。さ、自室に戻って」

一護「ああ」

一護の部屋

一護「どうして代行証もないのに死神になれたんだ……」

一護「あの、ネウロイっていったか?あいつに胸を貫かれたらいきなり……」

一護「考えても仕方ねえ、疲れたし寝るとするか!」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/18(土) 22:53:01.89 ID:baotvpJA0
数日後

コンコン
バルクホルン「黒崎、ミーナが呼んでいる。こい」

一護「わかった」



黒崎「よお、呼んだか?」

ミーナ「ええ、先日いったあなたの今後についてですが……」

黒崎「ああ、なんだって?」

ミーナ「あなたの強さを見込んで、かしらね。普通ではありえない辞令がきたわ」

一護「…………なあバルクホルン、辞令ってなんだ?」

バルクホルン「ここでいえばそうだな、上層部がうちに伝える命令みたいなものだ。配属や転属のさいに辞令が送られてく        る」

一護「へー……俺軍人になるのか」

バルクホルン「普通ならそうだな」

ミーナ「話しを進めていいかしら?」

一護「おう」

ミーナ「黒崎君は……まあ、簡単にいってしまえばここの一員になるわ」

一護「雑用係か?任せろ」

ミーナ「もちろん炊事洗濯もろもろはやってもらうわ。そうではなく、ここで私たちと一緒にネウロイと戦ってもらうという    ことよ」

一護「なん……だと……?」

ミーナ「ふふ、そんなに驚かなくてもいいんじゃない?あなたとしては嬉しいんじゃないかしら」

一護「なんで俺が喜ばなくちゃならないんだ?」

ミーナ「女の子の中に男の子一人だけ、なにか期待したりしないの?」

一護「何かって……!そ、そんなことしねえよ!」

ミーナ「もちろん、問題を起こした場合はそれなりに対処させてもらうわ。特に隊のメンバーとの問題はね、フフフフ」

一護(こええ……こええよこの人……)

バルクホルン「そうだ。軍規は守らなければならない。それを疎かにして罰を受けるのは当然だ」

一護「わ、わかった。俺は死神の力でネウロイと戦えばいいのか?」

ミーナ「そうなるわ。あなたの活躍に期待しています」

一護「ああ、期待してもらっていいぜ。あと、元の世界に帰る方法もみつけなきゃな……」

ミーナ「そうね……私たちもできる限りのことはしていくつもりよ。さ、部屋に戻って」

一護「わりいな、頼んだぜ」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/19(日) 01:20:07.33 ID:0xDhXuF8o
命刈り取ってる死神だっているんだぞ69
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/20(月) 13:20:57.81 ID:ODtpYa7X0
見直したらスペースいれたせいで読みにくくなってる
今から少しだけ投下してく
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2012/08/20(月) 13:32:23.56 ID:u/p1cDDAO
今後の方針としてはどうすんの?
番長みたいにイチャイチャしながら戦闘すんのかバトルだけなのか……前者は番長だから違和感はないが苺オレンジは後者しかできなくね
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/20(月) 13:37:17.54 ID:ODtpYa7X0
バン!

芳佳「一護君!ミーナさんからきいたんだけど、ここに配属されたって本当!?」

一護「ああ、これからよろしく頼む」

芳佳「えへへ……一緒に訓練がんばろうね!」

一護「……訓練?」

芳佳「うん!私たちと一緒に!」

一護「な、なんで俺が訓練なんかやらねえといけねえんだよ!」

芳佳「なんでって……新人だから?」

一護「新人……?ああ、そういえばそうだな。入隊ってことになってるんだっけか?」

芳佳「うん、ほら早くいかないと坂本さんに怒られちゃうよ?」

一護「訓練っていまからやるのかよ!」

芳佳「じゃ、先にいってるねー!」

一護「おい、まてって!……訓練ってどこでやってるんだよ……」


廊下

エイラ「お、黒崎じゃないか。どっかいくのカ?」

一護「ああ、訓練するとかいってるんだけどどこでやるのかわからないんだ」

エイラ「それなら滑走路の方じゃないか?いつもあそこで走ってるのみるぞ」

一護「滑走路?どこにあるんだそれ」

エイラ「ハア、仕方ねえナー。案内してやるからついてこい」

一護「ああ、ありがとよ。えーと……」

エイラ「そういや自己紹介してなかったな。私はエイラ・イルマタル・ユーティライネン。少尉ダゾ」

一護「ああ、よろしくエイラ。俺は黒崎一護だ」

エイラ「知ってるよ。さ、いくぞ黒崎」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/20(月) 13:42:50.48 ID:ODtpYa7X0
>>49
日常パートいれながら戦闘にもってく
多分これの繰り返しになると思うけど退屈させないように頑張る
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/20(月) 13:58:18.10 ID:ODtpYa7X0
滑走路

エイラ「ここダナ。ほら、宮藤達が走ってるぞ」

一護「本当だ。ありがとなエイラ。またなんかあったら頼んでいいか?」

エイラ「勘弁してくれよ。私だって暇じゃないんダ」

一護「そうか……それなら仕方ないな」

エイラ「……まあ、暇なときは別にいいけど」

一護「おお!ありがとうエイラ!じゃあまたな」タタ

エイラ「……サーニャおきたかな」テテテッ



滑走路

一護「わりい、遅くなった」

坂本「まったくだ。さあ、走れ!」

一護「ここをか!?長すぎるだろ!」

坂本「弱音を吐くな!10往復!」

一護「ま、マジかよ……」

芳佳「はあ、はあ、一護君、がんばって〜!」

リーネ「も、もうダメ……」ハアハア

一護「うわ、キツそうだな……がんばれよお前ら」タッタッタ

坂本「ふむ……宮藤とリーネは一旦休憩!よくがんばったな」

芳佳「は、はいぃ!ありがとうございます」

リーネ「や、やっと休める……」

53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/20(月) 14:30:11.36 ID:ODtpYa7X0
一護「ハア……ハア……」(あれ?意外と走れるな……)

坂本「よし、黒崎。休憩していいぞ」

一護「ああ」

坂本「……ふむ。あまり疲れているようには見えないな。体力には自信があるのか?」

一護「元々自信はあったけど、向こうにいたときよりも走れるようになってるみたいだ」

坂本「体力が上がっているということか。こっちに飛ばされたショックみたいなものなのだろうか」

一護「だろうな。身体能力があがってるっていっても、死神になれないんじゃあな……」

坂本「死神になるとは?」

一護「代行証ってのがねえと死神になれねえんだよ。ネウロイに撃たれたときはなぜか死神になれたが」

坂本「そういうことか。その代行証というのはどうしたんだ?」

一護「いつも持ち歩いてるはずなんだけどな……どこかに落としたかな……」

坂本「よし、こちらでも探させておこう。黒崎がいるのといないのとでは戦力が段違いだからな!」

一護「すまねえな、坂本」

坂本「上司にむかって呼び捨てはないだろう。それにみるからにお前は私より年下だろう」

一護「みるからにって……俺のほうが身長たけえじゃねえか」

坂本「私は19だ」

一護「なん……だと……?」

坂本「お前はどうなんだ?」

一護「じゅ、17だ……」

坂本「ハッハッハ!そんな顔をするな、以後気をつけるように!」

一護「あ、ああ。『坂本さん』」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/20(月) 14:31:18.56 ID:ODtpYa7X0
ちょっと出かけてくる
夕方か夜に書き始める
短かったけどありがとうございました
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/20(月) 21:33:51.44 ID:ODtpYa7X0
ウーーーーーーー!ウーーーーーーー!

坂本「!」

一護「ネウロイか!」

芳佳「坂本さん!」

坂本「ああ、宮藤、リーネ、出撃準備だ!」

芳リ「はい!!」

一護「クソ!俺は……」

坂本「……黒崎。お前は待機だ」

一護「……ああ」


ハッチ

シャーリー「小型のネウロイらしいけど油断するなよ?ルッキーニ」

ルッキーニ「わかってるって!もー、大尉みたいなこといわないでよねシャーリー」

シャーリー「ははは!いくぞ、ルッキーニ!」ブロロロ!

ルッキーニ「おー!」ブロロロ!

坂本「我々も続くぞ!」

芳佳「はい!いこう、リーネちゃん!」

リーネ「うん!」

ミーナ『敵は小型のネウロイ一体。五人で小隊を組んで撃墜してください」

五人「了解!」

芳佳「そういえば、一護君どうしたのかな?」

リーネ「そういえば、あれ以来一回も死神?になってないね」

坂本「死神になるための道具をなくしてしまったようだ。今探させている」

芳佳「そうなんですか。一護君がいてくれたら百人力ですね!」

坂本「そうだな」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/20(月) 21:54:02.97 ID:ODtpYa7X0
一護「くそ、どこいった?でてこい!」ヒョイ

一護「……目が覚めた場所の周りを調べてみたが……」

一護「どこにもないな」

一護「あいつらの戦いを終わらせてやりてえし、はやいとこみつけねえとな」

エイラ「一人でなにやってんダ」

一護「エイラ!……と?」

サーニャ「こんにちは」

一護「えーっと……」

エイラ「サーニャだ!可愛いからって手ェだすなヨ」

一護「だすわけねえだろ!よろしく、サーニャ」スッ

サーニャ「あ……」ビクッ

エイラ「ああ!サーニャ怖がってんじゃないカ!どうしてくれんだ」

一護「あ、すまねえ。怖がらせちまったか?サーニャ」

サーニャ「いえ、あの……よろしく、おねがいします。黒崎君」スッ

エイラ「サーニャ、こんなやつと無理に握手しなくてもいいんだゾ」

サーニャ「いいのよエイラ。失礼なのはわたしのほうだし」

一護「……よろしく。サーニャ」グッ

エイラ「さ、サーニャと、握手……あわわ……」

一護「どうした?エイラ」

エイラ「なんでもない!なんでもないぞ!!」

サーニャ「それで、なにをしてるの?黒崎君」

一護「ああ、少し探し物をな」

エイラ「なに探してんダ?」

一護「ああ、代行証っていう五角形でドクロのマークが掘られてるヤツだ」

エイラ「ふーん……それ、どっかでみたような……」

一護「ホントか!?どこでみたんだ!」ガシッ

エイラ「うわ!ビックリしたなあもう!」

一護「す、すまねえ。それで、どこで見たかわかるか?」

エイラ「さあ……サーニャも一緒にいたような……」

サーニャ「そういえば私も見た気がするわ。どこで、とかは思い出せないけど」

一護「そうか……でもこの基地の中にあるってのは確かなんだな」

エイラ「ソダナ、そうだと思う」

一護「……やっぱ思い出せねえか?」

エイラ「ムリダナ。思い出せないもんはおもいだせないんだ」

一護「……そうか」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/20(月) 22:01:24.56 ID:ODtpYa7X0
一護「ところで今はネウロイがでてるんじゃないのか?」

エイラ「そうだけど、それがどうかしたか?」

一護「いや、司令室?で待機してなくていいのかよ」

エイラ「……あー、それは」

サーニャ「エイラが増援だすまでもないだろうから散歩しようって……」

エイラ「さ、サーニャ!それは言わないでくれっていったじゃんカー!」

一護「それくらいみんなを信頼してるってことだろ?」

エイラ「ウッ……ま、まあ多少はな!」

サーニャ「エイラ、素直じゃない」

エイラ「さ、サーニャ……」

一護「さて、探すのはあとにするかな」

サーニャ「戻るの?」

一護「ああ。何もできることはないけどな……」

サーニャ「黒崎君……」

エイラ(な、なんでいい感じの雰囲気になってんだよ〜!あー!黒崎、そんなにサーニャとくっつくな!)

一護「?エイラ、どうした」

エイラ「なんでもない!」

一護「?」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/20(月) 22:35:39.03 ID:ODtpYa7X0
一日5個くらいを目安に投下してく


一護「うーす」

ミーナ「あら、黒崎君。どこへいってたの?みんなもう帰ってきてるわよ」

一護「え、そうなのか。どこにいるんだ?」

ミーナ「今はハンガーでしょうね。もう少しすれば来ると思うわ」

一護「わかった。待ってる」

エイラ「さー、サーニャ〜……」

サーニャ「エイラ、どうしたの?」

エイラ「サーニャ、なんであんなやつと……」

サーニャ「?……エイラ?」

ガチャ

坂本「ミーナ。今帰った」

ミーナ「お疲れ様。どうだった?」

坂本「いや、特に変わった様子はなかったな。いつもどおりだ」

ミーナ「そう。良かったわ」

坂本「良かった、か……」

ミーナ「美緒?」

坂本「いや、なんでもない」

シャーリー「や〜、疲れたー!はやく飯、飯!」

バルクホルン「うるさいぞリベリアン。会議が終わるまで待て」

シャーリー「はいはいっと。あれ?ルッキーニどこいった?」

芳佳「そういえばいませんね。どこいったんでしょうか?」

リーネ「ハッチの隅っこでしゃがんでたの見たよ」

シャーリー「そうか。まあすぐ戻ってくるだろ」

ミーナ「ルッキーニさんが戻ってこないと会議が始められないのだけれど」

シャーリー「なにい!?はやくもどってこいルッキーニ!飯の時間が!」

バルクホルン「それだけ騒げれば大丈夫だ」

シャーリー「無理だー!ルッキーニイイイイ!!」

一護「大丈夫かよ……」

芳佳「あはは……」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/20(月) 22:46:47.79 ID:ODtpYa7X0
バンッ

ルッキーニ「ギリギリセーッフ!」

シャーリー「る、ルッキーニ!戻ってきたか!」ガシ

ルッキーニ「あれ、どしたのシャーリー?」

芳佳「シャーリーさん、お腹空かせちゃったみたいなの」

ルッキーニ「あ、そういえば私もお腹すいてきちゃった」グ〜

ミーナ「そろったわね、それじゃあ今回のネウロイの報告をお願いします」

坂本「ああ。今回のネウロイはーー」

一護(長くなりそうだなー……ん?)

ルッキーニ「ねえねえシャーリーボソ

シャーリー「ん?どうしたルッキーニ」ボソ

ルッキーニ「みてみて!かっちょいーの拾った!」ボソ

シャーリー「うお!なんだこれ?かっこいいな」ボソ

ルッキーニ「でしょでしょ!私のお宝にするんだ〜」ボソ

一護「……」

一護「!!!」

一護「あーーー!!!!」ガタッ

全員「」ビクッ

ミーナ「黒崎軍曹。静粛にしてください」

一護「す、すまんミーナ、でも!それ!」

ルッキーニ「え?これのこと?」

一護「そう、それ!代行証!!」

坂本「なに?あれが代行証なのか?」

一護「ど、どこで拾ったんだルッキーニ!」

ルッキーニ「え?ハッチに落ちてたから拾った!かっちょいいでしょ〜」

一護「それ俺のだ!くれ!」

ルッキーニ「え〜、私が見つけたから私の!」

一護「頼む、そいつがねえと死神になれねえんだよ!」

坂本「そういうことだルッキーニ。渡してやってくれないか?」

ルッキーニ「えー……私が拾ったのに……」ウル

一護「うっ……」

シャーリー「ル、ルッキーニ?」

ルッキーニ「……」ウルウル

一護「ルッキーニ、頼む」

ルッキーニ「わかった……」トコトコ

ルッキーニ「はい、これ」

一護「あ、ありがとなルッキーニ」ナデナデ

ルッキーニ「……!うん!かわりに今度虫取り手伝ってね!」

一護「ああ。でっかいの捕まえてやる」

ルッキーニ「やたー!!むーし、むーし!」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/20(月) 23:14:50.81 ID:ODtpYa7X0
坂本「ふむ……これが代行証か。ちょっとよくみせてくれ」

一護「ああ、ほら」ス

坂本「ありがとう。……特にかわったところは見当たらんが?」

一護「ああ。でもそいつで死神になることができるんだ」

ミーナ「一度、死神になってくれないかしら?」

一護「いや、でも……みんな驚くとおもうぞ?」

坂本「なにをいう。一部を除いて見ているものもいるんだ、だれも驚かんだろう」

一護「そ、そうか?じゃあ、いくぞ」

一護「!」ガッ

抜け殻「」スー

一護「……っと、こんな感じだ」

全員「」

ルッキーニ「うきゃああああ!!!お化けーーーー!!!」

シャーリー「おおお、落ち着けルッキーニ!あれは黒崎だ!そうだろ黒崎!」

一護「おう」

ルッキーニ「しゃべったあああああ!!!!」

シャーリー「それはさすがにネタだろ」

ルッキーニ「うん」ケロリ

サーニャ「び、びっくりした……」

エイラ「おい!サーニャがビックリしてんだろうが!」

一護「すまん」

芳佳「わー!わー!かっこいい〜!」

リーネ「芳佳ちゃん……」

バルクホルン「み、みたかハルトマン」

ハルトマン「う、うん。ビックリだね〜、黒崎が死んだのかと思ったよ」

ミーナ「わ、わかったわ。もうもどってください」

一護「おう」ヒョイ

抜け殻「」ニュ

抜け殻「……」

一護「ふう」

ルッキーニ「……おお」

シャーリー「今度は微妙な反応だな」

ハルトマン「なんか地味だね」

バルクホルン「うむ」

芳佳「ピンとくるものがないよ」

リーネ「芳佳ちゃん?」

一護「なんでお前ら審査員みたいなことしてるんだよ。やめろよ傷つくだろ」

坂本「まあ、なんだ……これから共に戦う仲間として、よろしく頼むぞ」

ミーナ「期待してるわ」

一護「スッキリしねえ……」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/20(月) 23:16:27.58 ID:ODtpYa7X0
今日はこれで終わり
次の投下は明日の夜です
ありがとうございました
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/21(火) 01:16:05.89 ID:uvCXdy6So
見えちゃうのか…いや、ほら見えてないならその、ね
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/22(水) 02:30:43.72 ID:10DgnbJl0
なんでこのクロスをしようと思ったんだ……
いや、面白いんだけどね?
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/22(水) 19:12:52.60 ID:sj0HLeQO0
なんか2日に一回のペースで書いちゃってるわ。すまん
再開

一護「でもどうしてハッチに代行証が?俺あそこにそんな行ってねえぞ」

シャーリー「そうだな。なにか落としたなら私が気づくはず……だと思うんだが」

一護「自信なさげだな」

一護「俺がこの世界にきたときも持ってなかったようだし……」

坂本「……黒崎、何がいいたい」

一護「ああ、つまり代行証もタイミングはずれたが俺とこっちの世界に飛ばされたんじゃねえかってことだ」

坂本「ふむ、なるほどな。だがなぜここに?ここへ飛ばされてきたのには理由があるのだろうか?」

一護「さあな。わからねえ。それは後で考えるとしてさ、今は飯食わねえか?」

シャーリー「そうだ!飯!忘れてた!」

バルクホルン「忘れる程度の空腹なら騒ぐなリベリアン。みっともないぞ」

シャーリー「なんだよ、いいだろ別に」

ハルトマン「私もお腹すいた〜」グー

ペリーヌ「そうですわね、昼食を抜いては健康に支障をきt」グー

ペリーヌ「///」カー

エイラ「ナンダヨ、ツンツン眼鏡。お前もか?」

ペリーヌ「う、うるさいですわね!いいでしょう別に!」

芳佳「じゃあお昼ごはんつくりますね!」

一護「あ、俺も手伝うよ」

芳佳「ううん、こういうのは女性の仕事だから一護君は座ってて」

一護「なんだそれ……まあいいなら座ってるよ」

リーネ「手伝うね芳佳ちゃん」

芳佳「よろしくリーネちゃん」

一護「この差はなんだ」

ハルトマン「男だからじゃない?」

一護「その一言で済まされるのか……」


………………………………

芳佳「できましたよ!さあ、召し上がれ!」

一護「いただきます」モグ

一護「……おお、美味いな」

芳佳「えへへ、そうかな?ありがとう一護君」

リーネ「……芳佳ちゃん」

バルクホルン「確かにこの煮物は美味いぞ宮藤。これならいつでも嫁にだせるぞ!」

宮藤「そ、そんなお嫁さんだなんて……」

ハルトマン「なんでトゥルーデがそんなこというのさー」ニヤニヤ

バルクホルン「う、うるさいぞハルトマン!黙って食べろ!」

ハルトマン「喋ってたのはトゥルーデじゃん」

バルクホルン「……」モグモグ

芳佳「あ、あはは……」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/22(水) 19:26:11.58 ID:sj0HLeQO0
一護「ごちそうさま。洗っておこうか?」

芳佳「ううん、いっぺんに洗っちゃうからそこに置いておいて」

一護「わかった。……これ全員食べ終わるまで待ってたほうがいいか?」

坂本「普通は上司を待つものだが別に構わないだろう。私は気にしないしな」

一護「そうか。なら部屋戻ってるわ」バタン

芳佳「やっぱり男の子って食べるの早いな・」

ミーナ「……いったわね」

坂本「そうだな」

芳佳「どうしたんですか?」

ミーナ「全員、昼食を食べ終わったら黒崎君抜きで会議をするわよ」

芳佳「なんで一護君抜きでやるんですか?」

ミーナ「黒崎君について、だからよ」

芳佳「?」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/22(水) 20:23:44.09 ID:sj0HLeQO0
ミーナ「……これはとてもデリケートな問題よ。本人にいってはダメ」

バルクホルン「そんなに重要なことなのか?」

ミーナ「ええ。下手をすれば彼がこの基地以外のところに飛ばされるわ」

坂本「なにがあった、ミーナ」

ミーナ「え、ええ……ふざけているわけじゃないのよ?これは真面目な話であって……」

坂本「隠さないで早く言え。重要なことなのだろう」

ミーナ「……彼の部屋からこんなものが」ピラッ

ルッキーニ「あ、私のズボン」

全員「……」

バルクホルン「軍法会議だ」

ミーナ「落ち着くのよバルクホルン大尉!」

バルクホルン「私は冷静だ!いくら男とはいえこんな不潔な真似を!」

ハルトマン「確かにないねー。さすがに私でも引くわ」

サーニャ「黒崎君ってもしかして……」

エイラ「サーニャ。もしかしてなんだ?ナンナンダ?」

サーニャ「エイラ、近いわ」

ペリーヌ「殿方がその、ソウイウことをするというのは耳にしたことがありますわ。でもこんな、身近な場所で……」

シャーリー「ルッキーニ、お前……」

ルッキーニ「シャーリー、なんでみんな慌ててるの?」

シャーリー「純真なやつだなー……」

ルッキーニ「?」

リーネ「よ、芳佳ちゃん、どうしよう……」

芳佳「そ、そうだね!ドーシヨッカー!!」

芳佳(あれ?もしかして私が入れちゃったんじゃないかな。ルッキーニちゃんに服届けにいくときズボン一枚くらい足りなかった気がするもん。どうしようかな、今更『残念、私でしたッ☆』なんて言える状況じゃないし、どうしようかなあ)

リーネ「芳佳ちゃん、顔真っ青だよ?具合悪いの?」

ガチャ

一護「代行証忘れてた」

全員「……」シーン

一護「?どうしたお前ら」

ミーナ「いえ、なんでもないわ黒崎軍曹。忘れ物を持ったら退出してください」

一護「お、おう?わかった」スタスタ

一護「そうだ」

一護「タンスの中に俺のじゃないぱんt……ズボンが混ざってたんだが、誰のだあれ?」

ミーナ「!!」

ミーナ「それは、これのことかしら?黒崎軍曹」ピラッ

一護「おう、それそれ。届けようとしてベッドに置きっぱなしにしてたの忘れてた。ていうかなんでミーナがもってるんだ」

ミーナ「随分冷静ね。黒崎軍曹」

一護「冷静もなにもないだろ。ていうかなんでみんな俺のこと睨んでるんだよ」

ミーナ「あくまで知らないフリを通すつもりね、黒崎軍曹」

一護「だからどういうことだよ……」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/22(水) 20:43:13.22 ID:sj0HLeQO0
ミーナ「率直に言います。あなた、とりましたね?」

一護「はあ?」

ミーナ「ルッキーニさんのズボン、とりましたね?」

一護「なんで俺がそんなことしなきゃいけないんだよ!」

ミーナ「あなたの部屋から出てきたのよ!」

一護「だからちげえって!」

ミーナ「じゃあなんであんなに冷静だったのかしら?事前に言い訳を考えていたんでしょう」

一護「おい、決め付けるなって。妹とそんなに歳の変わらない相手に変な感情もつわけないだろ」

バルクホルン「なん……だと……?」

一護「どうした?」

バルクホルン「黒崎、お前妹がいるのか?」

一護「あ?ああ。双子のな」

バルクホルン「そうか!双子か!いやあ、それはいいものだろうな!」

一護「まあな、二人とも良い子でな。自慢の妹たちだ」

バルクホルン「ふふん、私にも妹がいるぞ!」

一護「そうなのか。名前は?」

バルクホルン「クリスだ!」

一護「へー、今はどこに?」

バルクホルン「病院だ。ずっと寝たきりだったが最近ようやく目を覚ましてくれた」

一護「良かったじゃねえか。おめでとう」

バルクホルン「いいっやそんな、おめでとうだなんてそんな!私に言わずにクリスにいってやってくれ」

一護「そうだな、今度会いにいってもいいか?」

バルクホルン「もちろんだとも!」

ミーナ「えーと、黒崎軍曹?」

一護「ん?ああ、とにかく俺はやってねえよ。何かの間違いじゃねえのか?芳佳が服をみんなの部屋に置く時に俺の服の間に挟まってたとか」

芳佳「あ、あー!そうかも、うん、絶対そうだよ!それだと思う。一護君がそんなことするわけないですし!」

ミーナ「宮藤さん?」

芳佳「……すいません、私がやったとおもいます」

一護「な?いったろ?」

ミーナ「……まあ、いいわ。今回は宮藤さんのミスと、私の早とちりのせいでこんなことになってしまったわ。ごめんなさい。罰はトイレ掃除でいいかしら?」

坂本「いや、別に罰を受けることはないだろう。まだ上層部に報告したわけじゃないのだろう?」

ミーナ「ええ。まずはみんなに相談してから、と思って」

坂本「なら構わないだろう。みんなもそれでいいな?」

全員「はい」

ミーナ「ごめんなさい黒崎君。私のせいでこんな……」

一護「別にいい。誤解は解けたみたいだしな」

ミーナ「ありがとう、心が広いのね」

一護「まあ、その……扶桑男児だからな」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/22(水) 20:45:14.29 ID:sj0HLeQO0
続きは明日か明後日の夜です。
ありがとうございました
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/22(水) 23:05:36.71 ID:saHSFR9IO
お姉ちゃん妹のことになるとテンション上がりまくりだな
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/08/23(木) 01:00:21.27 ID:eXpDUNIAO
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=30524&msgfull=yes
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [magic.mirror @ezweb.ne.jp sage]:2012/08/24(金) 19:52:28.30 ID:LDVHa7kF0
保守
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/08/25(土) 23:53:42.42 ID:HSAmMpOR0
すまん一週間くらい書き溜めしてくるわ
連日投下キツすぎ笑えない
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/08/26(日) 01:16:32.19 ID:2jI1C4Cbo
続き楽しみにしてる
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [magic.mirror@ezweb.ne.jp sage]:2012/08/26(日) 04:56:50.97 ID:OuPFDmZM0
まだか
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/26(日) 12:16:02.06 ID:eilHU2boo
…ふぅ
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/08/29(水) 22:31:38.91 ID:YH1uu+GMo
楽しみにしてるぞ
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/09/02(日) 03:34:29.88 ID:SLqIYnBE0
そろそろか?
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/09/08(土) 15:36:33.52 ID:6qU8mpDto
そろそろかな?
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/09/12(水) 10:54:29.40 ID:6MPCb0i3o
まだなのか
80 : ◆Fh7mnhvako :2012/09/16(日) 10:10:15.18 ID:iOjzt1e00
待っててくれた人ごめん
俺ガキだから受験勉強しないといけないんだ
大学受からないと追い出される

受験おわったらまたたてなおすよ
すまん
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/23(日) 19:30:28.42 ID:8A+6/FVy0
こんなん書いて投稿する暇あるなら受験勉強しとけよ
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/10/14(日) 07:25:48.20 ID:1A/m4xyF0
>>80 ストレスがある時に、現実逃避により、良い作品が出来るのだが、

大人としては「勉強の結果を出してからSS書くように」と言うべきだな…

55.55 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)