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兄「妹が池に落ちてしまった………!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/02(日) 05:01:19.83 ID:y9KuNsKd0
妹が落ちた池からは、ブクブクと泡が湧いている

兄「ど、どうしよう、深そうだし………」

ブクブク………

兄「―ーええい! 待ってろ、今行くぞ! 妹!」


『お待ちなさい』


兄「!?」

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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/02(日) 05:08:51.72 ID:y9KuNsKd0

兄は、池の中から声を聞きました。
するとどうでしょう。
池の中から光とともに、見知らぬ女性が現れたではありませんか。

兄「あ、ああ………!」

女神「女の子を落としたのはあなたですか?」

兄「あ、ええと………い、妹が!」

女神「妹を落としたのですね?」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/02(日) 05:16:17.97 ID:y9KuNsKd0

兄「あ、あんた、この池の主か? 妹を返してくれ!」

女神「あなたが落としたのは金のパンツをはいた妹ですか、銀のパンツをはいた妹ですか?」

兄「………俺の妹は、そんなビッチっぽい下着など、はいていない!」

「ふむ。 ではどんな下着を履いているのですか?」

「白だ」

「あなたは正直者ですね」

「ふふん」

兄は得意げに胸を張りました。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/02(日) 05:18:27.50 ID:y9KuNsKd0
女神「正直者のあなたには、何もはいていない妹を差し上げましょう」

兄「………ま、マジで!?」

女神「マジです」

兄「うっほおう!」

兄は歓喜しました。
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/02(日) 05:25:37.93 ID:y9KuNsKd0
女神「ではお返ししましょう」

女神が念ずると、池の底から光に包まれた人影が昇ってきました。
いよいよ妹が現れるかというところでした。

兄「あいや、待たれよ!」

しかし、兄は何を思ったか
それを止めました。

女神「はい?」

兄「あの………」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/02(日) 05:32:11.45 ID:y9KuNsKd0
女神「――-――どうしたのですか、妹を返して欲しくはないのですか?」

兄「ほ、他にはできないんですか?」

女神「ほか? 他に、とは?」

兄「いや、だからパンツを変えられるんなら、スク水とか………」

女神「………」

女神は少し悩みました。

女神「………一応、できますけど」

兄「マジで!?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/02(日) 05:39:01.40 ID:y9KuNsKd0
女神「スクール水着でいいんですね?」

兄「ちょ、ちょっと待って! 今考えてるから!」

兄は腕を組んでブツブツと独り言をつぶやき始めました。

女神「………」

兄「スケスケの白スク水………いや待て、ブルマーという手もある………いや、しかし」

兄は長考していました。
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/02(日) 05:49:48.48 ID:y9KuNsKd0
女神「あの――――、私、他にもやることがあるので」

兄「ん? そうなんですか?」

女神「はい」

兄「こんな誰も来ないような場所の池で………別にお客さんとかいないでしょ?」

女神「な………」

兄は失礼なことを言いだしました。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/02(日) 05:57:03.36 ID:y9KuNsKd0
女神「き、来ますよお客さんとか! 仕事も忙しいし………」

兄「ふーん」

兄はニヤけていました。

女神(この人間、ムカつくなあ………)

女神はそれでも笑顔を作り続けました。
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/02(日) 06:13:03.21 ID:y9KuNsKd0

兄「――-――注文」

女神「え?」

兄「上半身裸でランドセル。 下はスパッツと靴下。 リコーダー完備で」

女神「………」

兄「できないの?」

女神「………っ!」

女神は池の中から妹を引き上げて、若干乱暴に返しました。
服装は池に落ちた時と全く同じで、兄は不満を訴えるように女神を見ました。

兄「おいおい、妹に罪はないぞ? 乱暴に扱うなよ」

女神「」イラッ
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/02(日) 06:17:59.45 ID:y9KuNsKd0
兄「ていうか、話が違うじゃないか………。ランドセルすらも、」

妹「………」

妹がむくりと起き上がりました。

兄「お、妹。 気がついたか」

妹「………」

兄「お兄ちゃん心配したんだ、

『『ばちん!』』

妹は兄に平手打ちを入れました。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/02(日) 06:21:10.91 ID:y9KuNsKd0
兄「い、妹!?」

妹「全部! 全部聞こえてたよ! 何やってんのお兄ちゃん! 女神さんに謝りなよ!



兄「ふ、フヒィ!?」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/02(日) 06:26:15.10 ID:y9KuNsKd0

その後、兄は妹に踏みつけられて土下座したあと、ランドセルを背負わされて帰宅しましたとさ



めでたしめでたし
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/02(日) 07:18:58.77 ID:Knu3TUeIO
これで終わりだとしたら反省した方が良い
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/09/02(日) 07:30:09.51 ID:ESckQmmx0
パンツは脱いだぜよ

クーラーで腹が冷える
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [kurukurukurisu4@yahoo.co.jp]:2012/09/02(日) 07:56:55.27 ID:L5BURjUy0
まったく、夏なのに体が冷えるぜ…
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/09/02(日) 08:13:51.45 ID:24TyuczX0
風邪引いたぽい…
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/02(日) 17:17:37.53 ID:DWqz/lkmo
お、おい…
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/02(日) 18:35:02.42 ID:1qJ0naJao
夏終わったんですけど?
なんだこれは
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/02(日) 21:10:48.83 ID:qGeqxUuRo
こういうのはVIPでやれ
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/04(火) 04:08:08.89 ID:WnaZVpDX0
正直すまんかった
規制されたからむしゃくしゃして立てた
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/09/04(火) 21:27:54.14 ID:P6K1CVnko
で、続きは?
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/09/04(火) 22:39:44.16 ID:ErAlzuyRo
それは可哀想だな
続きが見れれば俺はどうでもいいがな
"面白い"から続きはよ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/05(水) 01:24:45.09 ID:sakLNHyw0

昔々、あるところに

おじいさんとおばあさんが住んでいました。

おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯しにいきました。

おばあさんが川で洗濯をしていると

上流から大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこと

流れてきました。

おばあさん「ひゃあ、これはおいしそうな桃だこと」

大喜びで家に持って帰りました。
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/05(水) 01:30:20.30 ID:sakLNHyw0

おばあさんは家に帰ると

早速、桃を切り分けようとしました。

おばあさん「お爺さんも喜ぶだろうねえ………おや? 今、桃が動いたような」

おじいさん「おおい。 帰ったぞ」

おばあさん「ああ、お爺さん。 これを見てくださいな」

おじいさん「おや、桃か。 これは珍しい。――――ん? 今動いたような………」

ただの桃ではないと気づいた二人は、ゆっくりと桃を切りました。 
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/05(水) 01:34:31.10 ID:sakLNHyw0
おじいさん「名前は桃太郎にしよう」

おばあさん「ふむ。 でも爺さんや、この子は女の子ですよ」

おじいさん「ほう? うーむ。 じゃあ、それならば桃子か………桃、桃………」

おばあさん「それに桃太郎はもう、いるではありませんか」

おばあさんは部屋の真ん中に目をやりました。

そこには何年か前に拾い上げた、桃太郎がすやすやと眠っていました。
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/05(水) 01:47:58.05 ID:sakLNHyw0
おじいさん「ふむ。 兄は桃太郎にしたから、妹は桃子と名付けよう」

おばあさん「そうですね」

桃太郎と桃子はすくすくと育ちました。

育ちましたが――-――、いろいろと問題もありました。
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/05(水) 02:01:03.74 ID:sakLNHyw0
数年後、
桃子ちゃんは可愛らしい幼女に育ちました。
しかし、兄である桃太郎は部屋に篭もりがちになったのです。

おばあさん「―――桃太郎、桃太郎や、畑仕事を手伝っておくれ」

桃太郎「あ〜〜〜………………………うーん、今行くよ」

親の仕事を手伝うこともしましたが、そうでない時間が多かったのです。

桃太郎「『俺の妹が実は血の繋がってなかった件について』と………」

カタカタと、キーボードをなぞる桃太郎。
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/05(水) 02:13:29.81 ID:sakLNHyw0
『義妹ってこと? 最高じゃん』

「『それどころの問題じゃない』」

『釣り乙』

「『信じられるか? 桃から生まれたんだってよwww』」

桃太郎は。

気づいてしまったのです。

自分の家庭が『普通』ではないということに。
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/05(水) 02:28:30.81 ID:sakLNHyw0
場面は変わり、桃子の話になります。

桃子はある日、おばあさんに頼み事をされます。

桃子「おにたいじ? おに退治に行くの?」

おばあさん「ううん、違うの。 いもうと………、親戚のおばさんに、これを届けて欲

しいだけ」

桃子「………?」

中身がわからない包みと、きび団子も渡されて、桃子は『おつかい』をすることになり

ました。
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/05(水) 02:30:13.64 ID:sakLNHyw0


またつづきかんがえてくる
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/09/06(木) 10:59:16.53 ID:Ef6pxSpJo
おkパンツ脱いだ
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/06(木) 22:50:07.05 ID:8EduXBKao
よっしゃよっしゃ
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 00:41:25.15 ID:BAQwayGC0
こうして、桃子のおつかいが始まりました。
この時、まだ桃子は気づいていませんでした。
これは「おつかい」などではなく、もっともっと、長い旅になるということを。

幼女が歩いていると、犬がやってきました。

犬「ハッハッハッ」

幼女「あ、イヌだ!イヌぅ」

犬「ワン」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 00:48:27.86 ID:BAQwayGC0
桃子「お、おすわり」

犬「ワン」ビシィッ

桃子「お! おて、 お手だよ!」

犬「ワン」

桃子「いいこいいこ。これあげる」

お婆さんからもらったきび団子を犬の前に差し出すと、
犬はすぐに食いつきました。
桃子は犬を仲間にできたのではないかと、そう思われた
その時です。



「きゃああー!」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 00:54:48.44 ID:BAQwayGC0
どこからか、女の子の悲鳴が聞こえてきました

桃子「今の、なんだろう―――、いってみよう」

犬「ワン」

叫び声がした方向に走ると、そこでは小さな女の子が、
不審な人物に追いかけられているのを見つけました。



幼女「いやああッーーー!」

不審者「逃げるの!? 逃げるの!?」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 01:04:11.13 ID:BAQwayGC0
桃子「あ、あれは………おじいさん!」

桃子は、不審者だと思っていた人物が、自分がよく知っている人物だと知って衝撃を受けました。

おじいさん「パワーつけろよ! パワーつけろよ!」

幼女「誰かー! 誰か助けてー!」

そう、不審者の正体はおじいさんだったのです。
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 01:12:23.04 ID:BAQwayGC0
もともとロリコンの気質があったおじいさんは、いつからか
近所の幼女に数々の卑猥なイタズラを仕掛けるようになりました。

おじいさんは、気が弱そうな女の子の前に立ちふさがり、
下半身を露出させながら追いかけ回すというタチの悪いいたずらをしていました。
いえ、ロリコンではありません。
ロリコンの風上にも置けないクズ野郎です。
ただの卑劣な犯罪者でした。

今日も自分の陰部をしごきながら、幼女を追いかけ回していました。
行動の特徴から、近所の男の子達からは「マスターおじいさん」と呼ばれ、恐れられてきました。



おじいさん「亀の頭じゃ!亀の頭じゃ! ふひひっ!」

幼女「いやああああ」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 01:20:19.74 ID:BAQwayGC0
おじいさんは。
普段は助けを呼んだりできなさそうな、おとなしい女の子を狙っているのですが、
今回は大声を出されました。
「選別」に失敗したみたいです。

桃子「女の子がおそわれてる! なんとかしないと………!」

犬「わうッ!」

桃子「あっ」

犬がおじいさんに向かって駆け出しました。
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 01:26:39.80 ID:BAQwayGC0
犬は走ります。
走って走って、素早くおじいさんに追いつきます。

おじいさん「んんッ!? なんじゃお前は! 邪魔を――――ーぎゃ、あっああああ!!」

犬はおじいさんに噛み付きました。

犬「ぐるるる!」

おじいさん「ぎゃ、ああッ――――――ー!」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 01:37:33.81 ID:BAQwayGC0
おじいさんは犬に噛み付かれて悶え苦しみました。
自業自得です。

桃子「大丈夫?」

幼女「あ、ありがとう」

桃子「ううん、それは犬くん、犬くんに言ってね」

その時、村の方からぞろぞろと、何人かの人がやってきました。
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 01:40:24.11 ID:BAQwayGC0

村人A「おじいさん!お前を逮捕する!」

村人B「逮捕する!」

おじいさん「へ、へぇッ!? なんじゃあ?」

村人C「何だはなかろう! お前の悪事にみんな呆れとる! 牢屋で頭冷やさんか!」

おじいさん「うっ………ぐ………」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 01:55:33.08 ID:BAQwayGC0
桃子が犬を抱きかかえると、犬はペロペロと舌を伸ばしました。

桃子「ひゃっ………、ちょっと」

犬「ハッ、ハッ、ハッ、」ぺろぺろ

桃子「くすぐったいよぅ」

犬は着物の隙間を探して頭を突っ込みます。

おじいさん「ああ―――ッ!おまわりさん!犬が女の子の服に顔を突っ込んでッ!
舐め回しておりますぞ! おまわりさんや! おまわりさん聞いてますか!
おま―――グフッ!?

村人「さっさと歩かんかい!」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 01:58:49.48 ID:BAQwayGC0
桃子「おじいさん!」




桃子が大声を出して、おじいさんと村人たちは皆、振り返りました。
桃子を見ました。



桃子「ちゃんと『はんせい』したら、また、おうちにもどってきてね!」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 02:09:05.24 ID:BAQwayGC0
村人たちは、少し困ったような反応を見せて、互いに顔を見合わせたりしました。
何人かの村人は何かを言おうとしましたが、声にはできませんでした。
おじいさんはゆっくりと下を向き、それからは何も言わずに、村人と歩いて行きました。

桃子「………」

犬「はっ、はっ、はっ、」

桃子「―――あつい? 水、のみにいく?」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 03:12:46.20 ID:BAQwayGC0
桃子は近くにある川に向かいました。
そこで次のお供と出会うことになります。



今日はここまで
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/09/13(木) 04:09:36.12 ID:IZiqQpQGo
ほう
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/09/21(金) 05:03:48.28 ID:8SoVs10to
まだかな(・ω・*)
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