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カイト「アウラ…?」まどか「え?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆Whc/JdNwwk [saga ]:2012/09/02(日) 18:32:19.91 ID:tmOK9oFL0
パキィイン……!

カイト「うっ……あ、ああああああああああああああ!!」

クビア「グオオオオオオオオオオオオ!!」


バチバチバチバチ!!


カイト(腕輪が壊れて、クビアが消えていく……これで)


パシャア!


カイト(! コアから何かが…!?)

ガシッ!

カイト(しまった…!落ち)

ブラックローズ「カイトー!」

カイト「うわあああああああ!」


−−−


まどか「う……ん〜」

タツヤ「まろか!まーろーか!」

まどか「ふぁ〜。おはよう、タツヤ」

タツヤ「あい!」

まどか(なんか、凄い夢だったな……)

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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/09/02(日) 18:34:05.32 ID:zgVqBgd3o
カイトとは俺得
3 : ◆Whc/JdNwwk [saga ]:2012/09/02(日) 18:46:19.39 ID:tmOK9oFL0
さやか「まどかもそう思うよね?」

まどか「え?」

さやか「あー。聞いてなかったなー」

まどか「ご、ごめん…」

マミ「鹿目さん、さっきから上の空だけど、体調でも悪いの?」

まどか「そ、そんなんじゃないです。ただ今日みた夢が忘れられなくて…」

さやか「ほほう、またキャラ立ちか〜?」

まどか「そ、そんなんじゃないよー!」

マミ「どんな夢だったの?」

まどか「笑わないで下さいよ……?」


カクカクシカジカ


さやか「ブフォーッ!」

マミ「………」

まどか「うう……笑わないでって言ったのにー……」

さやか「いやー、うん。流石だよまどか。アンタの夢は実に夢がある」

まどか「フォローになってないよ」

マミ「……」プルプル

まどか「マミさんもいつまで笑ってるんですかー!」

マミ「……」

さやか「マミさん?」

マミ(鹿目さん……なんて素晴らしい妄想力なの!ああ話したい!この間見た私が世界を救う夢を話したい!でもそんなことしたら二人の中の私のイメージがry)

まどか・さやか「?」
4 : ◆Whc/JdNwwk [saga ]:2012/09/02(日) 19:19:04.50 ID:tmOK9oFL0
病院

さやか「おまたせー」

まどか「あれ?さやかちゃん、上条くんに会えなかったの?」

さやか「なんか都合悪いんだってさ。失礼しちゃうわよねー」

まどか(さやかちゃん……残念そう)


キラッ


さやか「あれ、いま何か光った?」

まどか「! さやかちゃん、アレ…!」

QB「グリーフシードだ!マズイ、孵化しかかってる!」

まどか「うそ…!?」

QB「二人とも逃げるんだ!このままだと結界に閉じ込められてしまう!」

さやか「まどか!アタシが見張ってるからマミさん呼んできて!」

まどか「でも、そしたらさやかちゃんが」

さやか「QBと一緒にいればいざという時は大丈夫!いいよね?」

QB「構わない。さあ、まどかは早くマミを!」

まどか「ま、待ってて!すぐに呼んでくる!」―数分後―


マミ「無茶しすぎ」

まどか「うう……」

マミ「って怒りたいとこだけど、今回は冴え手だったわ。これなら魔女を取り逃がす心配も」

コツン

まどか「あ…」

マミ「言ったわよね。二度と会いたくないって」

ほむら「今回は私が倒す。あなたは手を引いて」

マミ「嫌よ。助けを待っている子がいるの」

ほむら「美樹さやかとQBの安全は保証するわ」

マミ「信用すると思ってるの?」

シュルルル!

ほむら「!?」

マミ「大人しくしてたら帰りにちゃんと開放してあげる」

ほむら「バカ…こんなことしてる場合じゃ…!」

マミ「行きましょう、鹿目さん」

ほむら「ま、待て!」


カツカツ


ほむら(このままだと、巴マミは……)


ザッ


ほむら「!」
5 : ◆Whc/JdNwwk [saga ]:2012/09/02(日) 19:41:05.97 ID:tmOK9oFL0
マミ「ティロ・フィナーレ!」ギュルルルルル!

さやか「やった!」

お菓子の魔女「」プルプル



ズルッ!



お菓子の魔女「」アーン

マミ「え?」

QB「マズイ!」

さやか「あっ…!?」

まどか「マ、マミさん!!」


ガチン!



お菓子の魔女「?」

さやか「……あ、あれ?」

まどか「マミさんが、消えちゃった…」

QB「二人とも、マミはあそこだ!」


ザッ


カイト「間に合った……怪我はないですか?」

マミ「え、ええ……」

カイト「良かった」ニコッ

マミ「ッ!」ドキーン!

さやか「だ、誰…?」

まどか(うそ、あの人…!?)

お菓子の魔女「」グワッ!

マミ「危な―」


フッ


お菓子の魔女「」ガチン!

さやか「また消え」

カイト「ここまでくれば大丈夫かな」

さやか「うわぁ!?」

カイト「あ、驚かしてごめんね」

QB(マミを担いで一瞬でここまで……この少年は一体何者なんだ?)

カイト「…!」

まどか(な、なんで私を見て驚いているの?)

カイト「アウラ…?」

まどか「え?」
6 : ◆Whc/JdNwwk [saga ]:2012/09/02(日) 19:59:33.32 ID:tmOK9oFL0
カイト「あ、ごめん。知ってる子に似てたから」

さやか「ちょ、ちょっとアンタ何者!?いきなり消えたり現れたり!」

カイト「僕?う〜ん、説明すると長くなるけど」ストン

マミ「あっ…」

カイト「その前に」フッ

ザッ

お菓子の魔女「!」

カイト「コイツを倒さないと」

―虎輪刃!―

お菓子の魔女「〜〜〜〜〜〜!?!?」

ズルッ!

カイト「再生した……!?」

お菓子の魔女「」グアッ!

カイト「それなら!」

―シュビレイ!―

お菓子の魔女「!?」ビリビリビリ!

マミ「魔女の動きが…!」

カイト「トドメだ!」

―夢幻繰武!―


お菓子の魔女「−−−−−!」



シュウゥゥゥゥ………カラン


カイト「ふぅ」

まどか「た、倒しちゃった……」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/02(日) 20:34:06.28 ID:e5cahh3DO
銀河眼のカイトじゃなかった
8 : ◆Whc/JdNwwk [saga ]:2012/09/02(日) 20:34:19.16 ID:tmOK9oFL0
シュゥウウウ

さやか「もとの景色に戻った」

QB「どうやら、本当に魔女を倒したようだ」

ほむら「その様子だと、あなたも彼を知らないみたいね」

まどか「ほむらちゃん…!」

カイト「キミはさっきの……良かった。無事だったんだね」

ほむら「ええ。おかげさまで」

さやか「転校生の知り合いなの?」

ほむら「いいえ。初対面よ」

マミ「あの、あなたは」

カイト「僕はカイト。って言ったほうが良いのかな」

ほむら「釈然としない言い方ね」

カイト「本当の名前じゃないんだ。ああでも、このPC(からだ)だとそうなるのかな……」

さやか「ハッキリ言いなさいよ」

カイト「信じてもらえないかもしれないけど、僕はゲームの世界から来たんだ」

まどか「ゲームの世界?それじゃあ、あなたはゲームのキャラクターなの?」

カイト「いや、僕自身はゲームのキャラじゃなくて、このカイトを操作してるプレイヤーなんだ」

マミ「つまり、あなたはゲームのキャラクターの身体を借りてここにいるの?」

カイト「うん」

さやか「わけわからん」

カイト「実を言うと僕にも何がなんだか……気付いたらさっきの場所にいて、彼女が叫んでたんだ」

まどか「ほむらちゃんが?」

ほむら「カイト、余計なことは言わなくて良いわ」

カイト「え?余計なことって」

ほむら「……」ギロッ

カイト「うっ…!?」ビクッ!

マミ「暁美さん、カイトくんを睨まないで」

ほむら「そんなことしてないわ」

さやか「いや、めっちゃ睨んでたじゃん……」

ほむら「……」ギロッ

さやか「ひっ!?マ、マミさーん!」

まどか「さやかちゃん…;」

カイト「(笑)」
9 : ◆Whc/JdNwwk [saga sage]:2012/09/02(日) 20:36:11.34 ID:tmOK9oFL0
ここまで。次は明日ぐらいにでも ノシ
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/02(日) 20:48:48.29 ID:sb2vlVoPo
>>9
楽しみに乙
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/09/02(日) 22:00:16.17 ID:dp9ZRRAJo

スーパー中学生のカイトさんじゃないっすかwwwwww
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/09/03(月) 01:56:46.71 ID:Sge0D6Pko
コイツただの聖人だよな
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/09/03(月) 03:03:39.84 ID:CWwy2wnYo
GU組と絡む4コマのカイトはかなりぶっ飛んでてそっちがでてくるわ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/03(月) 03:09:05.27 ID:ZdKYpToU0
正直ミストラルの娘のミレイユがスーパー4歳児だからスーパー中学生が普通に思えてしまう

とりあえず期待
15 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/03(月) 18:05:24.73 ID:LURSOxky0
さやか「あー怖かった。転校生のやつ思いっきり睨みやがって」

まどか「さやかちゃんが余計なこと言うからだよ。ほむらちゃん、怒って帰っちゃったし」

さやか「アタシ悪くないと思うんだけど」

マミ「それは置いといて。カイトくん、これからどうするの?」

カイト「元の世界に変える方法を探します。やらなきゃいけないことを残したままこの世界に来てしまったので」

さやか「まさかとは思うけど、その格好で出歩く気なの?」

カイト「あ……」

マミ「確かに、その格好は目立つわね」

カイト(困ったな……服を買おうにもお金なんかないし)


……キュィィン


カイト「!」

まどか(あれ?今カイトくんの右腕で何か光ったような……)

カイト(腕輪……!?)


ピカッ!


カイト「うわっ!?」

まどか「きゃ!?」

さやか「どうしたの!?…ってあれ?アンタいつの間に着替えたの?」

カイト(! 服が変わった……これって、学校の制服?)

マミ「見滝原中学の制服よね。どうやって手に入れたの?」

カイト「それは僕にも…」

詢子「あれ?まどかじゃん。こんな所で何してんだ?」

まどか「マ、ママ!?」

詢子「おや。さやかちゃんじゃないか。ひっさし振りだね〜。元気してた?」

さやか「してますよー。詢子さんも相変わらずお綺麗で」

詢子「こんなおばさん褒めたってしょうがないよ。ところで、そっちの二人は」

まどか「こ、この間話した先輩のマミさんだよ」

マミ「初めまして。三年生の巴マミです」

詢子「ああ。最近仲良くなった年上のお友達か」

マミ(お、お友達……!?)ピシャァァァン!

まどか「それでこっちが、と、友達のカイトくん」

詢子「なに?まどかに男の友達だって?」ピクッ

カイト「こんにちは」

詢子「………ふ〜ん、なるほど」

カイト「?」

詢子「カイトくんだっけ。どうだい、今夜家でご飯食べていかないか?」

まどか「え?」
16 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/03(月) 18:06:33.78 ID:LURSOxky0
まどかの家


カイト「美味しい。料理凄く上手なんですね」

知久「ありがとう。遠慮しないで沢山食べてね」

カイト「ありがとうございます」

タツヤ「かうと!かうと!」

カイト「これくれるの?」

タツヤ「あい!」

カイト「ありがとう」



まどか「ねぇママ。どうしてカイトくんをご飯に誘ったの?」

詢子「え?だってまどか、カイトくんのこと好きなんだろ?」

まどか「そ、そんなんじゃないよ!」

詢子「そうなのか?まどかが男の友達なんてつくるから、てっきりそうかと」

まどか「違うよ、ただのお友達だよ」

詢子「なんだ勿体無い。あのタイプは一見して優男っぽいけど、いざという時に頼りになる。それにモテるのに」

まどか「そうなの?」

詢子「パパも似たようなタイプだったからな。でも、あの子はそれ以上かも」

まどか「ふーん…」

詢子「案外もう誰か落としてたりして」










マミ「へっくち!」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/03(月) 19:06:15.44 ID:gbc+0vmDO
まさかのhackのカイトとのクロス…ほむ続けたまえ
つかマミさん落ちやすいなークロスで必ずといってシャル相手に助けてもらうと助けられた相手に惚れるwwww
マミさん好きとしてはマミさんの落ち易さに笑う
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/09/03(月) 19:39:21.46 ID:7koFOq5Yo
ワイズマンとか榊とか楚良とかあの世界の小学生はおかしい
19 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/03(月) 19:42:39.48 ID:LURSOxky0
カイト「美味しかった。まどかちゃんのお父さんって何でも作れるんだね」

まどか「主夫だからね。最近は家庭菜園にもはまってるみたい」

カイト「へぇ。凄いな」

まどか「あのねカイトくん、この後はどこに行くの?」

カイト「え?うん、そうだね……」

まどか「もし行くところが無いなら泊まっていいよ?カイトくん、私達の世界じゃ知ってる人はいないんだよね」

カイト「でも、今日会ったばかりなのにそんな」

まどか「気にしなくて良いよ。友達だもん」

カイト「……ありがとう、まどかちゃん」ニコッ

まどか「!」カァア

カイト「?」

まどか(もう、ママが変な事言うから……)

カイト「どうかしたの?」

まどか「な、なんでも無いよ!ママたちに聞いてくるね!」

バタン

カイト「……」


キュィィン


カイト(やっぱり、これはアウラの腕輪だ。でも何で…あの時確かに、ブラックローズと一緒に壊したはずなのに……)

ほむら『随分と熱心に腕を見てるのね。怪我でもしたの?』

カイト「え?」

ほむら『窓の外よ』

ガラッ

カイト「ほむらちゃん…?」

ほむら『少し、付き合って』
20 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/03(月) 19:52:11.21 ID:LURSOxky0
ほむら「ごめんなさい。連れ出したりして」

カイト「大丈夫だけど、僕になにか用?」

ほむら「そうね、単刀直入に言うわ。鹿目まどかと距離を置いて欲しいの」

カイト「え……?」

ほむら「彼女はごく普通の家庭に生まれたありふれた中学生。本当は私や巴マミのような魔法少女や、あなたみたいに別の世界から来た常識外の人間とは付き合うべきじゃないの」

カイト「僕と関わったら、まどかちゃんを危険に巻き込むから?」

ほむら「ええ」

カイト「……」

ほむら「さっきはお願いまで聞いてもらったのに、こんな失礼なことを言うなんて悪いと思ってる。それでも、彼女とはあまり関わって欲しくない」

カイト「……わかったよ」

ほむら「ごめんなさい」

カイト「謝らなくて良いよ。もし僕が同じ立場だったら、同じことを言ってただろうし」

ほむら「その代わりといってはなんだけど、あなたにいい話を持ってきたわ」

カイト「いい話?」
























まどか「ほむらちゃんのお家に泊まる?」
21 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/03(月) 20:27:26.12 ID:LURSOxky0
ほむら「ええ、彼は私が預かるわ。一人暮らしだから部屋の空きもあるし、何より魔法少女の私なら彼をもとの世界に帰せる方法を見つけられるかもしれない」

カイト「ごめんね、せっかく聞いてもらったのに」

まどか「う、ううん!全然平気!それより良かったよ、家じゃいつまで泊まれるかわからなかったから」

ほむら「それじゃあ、遅くなる前に行きましょう」

まどか「あ……」

カイト「ありがとうまどかちゃん。またね」

まどか「うん…また、ね」



――――



まどか「はぁ…」ゴロン


まどか(カイトくんはほむらちゃんのお家にお泊りしちゃった……あれ?なんで、私落ち込んでるの……?)



カイトくんのこと好きなんだろ?


まどか「! ち、違う違う!ただ夢に出てきたのがカイトくんに似て気になっただけで……」


ピタッ


まどか(そういえば夢の中のカイトくん、なにしてたんだっけ?)



カイト―やぁああ!―



まどか(そうだ…戦ってた。凄く大きくて、怖くて、恐ろしい何かと……)


カイト―  と腕輪が表裏一体ならそれで決着が付く!―


まどか(なんて名前だっけ……それに、腕輪って……)ウトウト





まどか「すぅー……」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/09/03(月) 20:28:52.17 ID:uHmwEzJY0
ここのハックって何を見ればいいんだ?
とりあえずOPがいいアニメを見るか検討中だが・・・・・
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/09/03(月) 21:10:19.73 ID:1K3lfRGqo
これはゲーム一作目
ストーリーは一番いいけど、システム的にやるには覚悟いるぞ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/09/03(月) 21:12:51.47 ID:7koFOq5Yo
PSPのLinkなら大まかな話の流れは分かる本当に大まかだけど
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/09/03(月) 21:12:55.21 ID:ldp9Kw0DO
スケィスが鬼畜すぎてもうね…何度全滅したか
でも一番好き
26 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/03(月) 21:35:12.24 ID:LURSOxky0
ブラックローズ「………」

バルムンク「ブラックローズ。こんな所にいたのか」

ブラックローズ「いちゃ悪い?」

バルムンク「いつまでそうしている気だ。最後の波はいつ来るかわからないんだぞ」

ブラックローズ「どうやって倒すって言うのよ……腕輪は消えて、カイトもいないのに!」

バルムンク「だからこそだ。アイツの気持ちを俺たちが汲まないでどうする」

ブラックローズ「やめて!もうカイトが戻ってこないみたいに言わないで!」

バルムンク「……」


シュゥゥン


ブラックローズ「………カイト」


――――



魔女の結界


ほむら「ふっ…!」

ダダダダダダダダッ!

芸術の魔女「」ガンガン!

ほむら「相変わらず固いわね…!」

カイト「ほむらちゃん、離れて!」バッ!

―ライネック!―


ドゴォォォォォオン!


ほむら(っ…!なんて魔法なの、魔女をほぼ一撃で倒してしまったわ)

カイト「なんとか倒せたね」


キュィィィン


カイト「また服が…」

ほむら「自分の意志で変えてるわけじゃないのね」

カイト「こんなこと初めてだから、どうすればいいのかまだわからないんだ」

ほむら「いずれは自分の意志で変身できるようになりなさい。でないと、いざという時に取り返しの付かないことになるわ」

カイト「うん。わかってる」

27 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/03(月) 22:39:28.98 ID:LURSOxky0
ほむら「にしても、一日に二回も魔女が出るなんて珍しいわね」

カイト「そういえば、どうしてモンスターじゃなくて魔女って呼んでいるの?」

ほむら「……いずれわかるわ。早く行きましょう」

カイト(今の目は……?)

ほむら「置いていくわよ」

カイト「あ、待って」

?「………どうして」


翌日


カイト「僕も学校に行くの?」

ほむら「ええ。一緒にいた方がなにかと便利だわ」

カイト「でも制服着てても流石にバレるんじゃ」

ほむら「その点は安心して。あなたは今日転校してくることにしておいたわ」

カイト「え?どうやってそんなこと」

ほむら「ある程度の偽証なら簡単よ(今まで色々やってきたから)」

カイト(ヘルバみたいなことするなぁ……)
28 : ◆Whc/JdNwwk [saga sage]:2012/09/03(月) 22:42:05.80 ID:LURSOxky0
ここまで。個人的に一作目は戦闘も面白い。ガードぐらいは欲しいけど
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/09/03(月) 23:09:16.35 ID:7koFOq5Yo

エレメンタルヒットとか好きだったわ。あの紙っぷりも
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/09/04(火) 09:19:48.58 ID:E/lCwJuGo
蒼炎は使わないのね
あの厨二加減が大好きだ、Link以降やってないけど
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/04(火) 10:08:45.07 ID:fgaJzwVq0
これってSIGNの司みたいにカイトのプレイヤーは意識不明でカイトは触覚とかあったり、視点も第三者視点からカイトの視点に変わってるってことなのかな?
32 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/04(火) 14:15:43.38 ID:u9JpE45k0
学校

カイト(本当に転校出来た。しかもまどかちゃんやさやかちゃんと同じクラスになるなんて驚いたな)

まどか「カイトくん。一緒にお昼食べよう」

カイト「うん。いいよ」

さやか「おやおや〜?まどかが男子誘うなんて珍しい」

まどか「か、からかわないでよ〜!」

さやか「冗談だって。アタシも一緒に食べて良いでしょ?」

カイト「勿論」

まどか「じゃあ屋上行こう」

さやか「というかカイト、アンタ転校生の家に泊まってるだってね。なんか変なことされてない?寝首をかかれたりとか」ヒソヒソ

カイト「そんなことされてないよ」

さやか「なら良いんだけどさ。アイツ、なんか隠し事してそうで好きになれないんだよね」

まどか「そんな悪い子じゃないと思うけどな……」

カイト「僕もそう思うよ。だって昨日も」
33 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/04(火) 14:16:17.17 ID:u9JpE45k0
屋上



ほむら「こんな所に呼び出して、何の用?」

マミ「手荒なことをする気はないわ。ただ聞きたいことがあるだけよ」

ほむら「何かしら」

マミ「昨日、あなたとカイトくんが夜遅くに一緒にいるところを見たのだけど、どういうことかしら?」

ほむら「身寄りがない彼を私が引き取ったの」

マミ「え?引き取ったって……まさか一緒に暮らす気なの?」

ほむら「ええ。というより、もうそうしてるわ」

マミ「………」むぅ〜

ほむら(なぜ不服そうな顔を……?)


ガチャ


カイト「あ、マミさんにほむらちゃん」

マミ「カ、カイトくん!?」ドキーン

カイト「二人もお昼ですか?」

マミ「え、ええ。そ、それよりどうしてここに?」ドキドキ

ほむら(この反応……まさか)

カイト「実は」

ほむら「私が彼の身元を偽装してこの学校にいられるようにしたの」ダキッ

まどか・マミ「!?」

さやか(なんで腕に抱きついた)

カイト「あの、ほむらちゃん?」

ほむら「ほむらでいいわ」

カイト「えっと、じゃあほむら。どうかしたの?」

ほむら「別に、少し眩暈がしたから腕を借りただけよ」

マミ「あ、暁美さん…!」

ほむら(これ以上は面倒ね)パッ

カイト「もう大丈夫?」

ほむら「ええ。それよりご飯食べましょう。時間が勿体無いわ」

まどか「……」ムスッ
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/04(火) 14:25:36.68 ID:eoD4DIbXo
女の子が不和なハーレムはnice boatになる気がしてならない
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県) [sage]:2012/09/04(火) 14:48:09.29 ID:5VzBJgCb0
ニコポ
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/04(火) 14:48:52.80 ID:Crx9NWbXo
まぁ.hack本編でも黒薔薇と寺島さんで修羅場ってたし
37 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/04(火) 14:54:13.82 ID:u9JpE45k0
放課後

ほむら(まさか巴マミがカイトに惚れてるとは……でも、彼女の過去と性格からすれば自分を助けた異性に好意を抱くのも無理は無いわね)ハァ…

カイト「どうかしたの?」

ほむら「なんでもないわ。帰りましょう」

カイト「うん」

まどか「ま、待って」

ほむら「鹿目さん?」

まどか「あの、カイトくん、このあと暇?」

カイト「え?」

まどか「あ、あのね。カイトくんこっちにばかりで街のこと詳しく知らないでしょ?だから、わ、私が案内してあげようかなって」

ほむら(まさか……)

カイト「えーっと…」チラッ

ほむら『……あなたに任せるわ』

カイト「それじゃあ、お願いしようかな」

まどか「本当!?」パァァア!

ほむら(まどか、あなたもなのね……)ホム-ン

さやか「まどか。マミさんの所に行こう」

まどか「ごめんねさやかちゃん。私今からカイトくんに街の案内するの」

さやか「それってもしかしてデート?デートなのか!?」

まどか「違うよさやかちゃん!それに声が大きい!」

さやか「マミさーん!まどかが女の友情裏切って男をとったー!」

まどか「誤解されるような言い方しないでー!?」





38 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/04(火) 16:01:53.73 ID:u9JpE45k0
商店街


まどか カイト マミ


ほむら(どうしてこうなった!)


まどか「あそこのファーストフードよく放課後にいくんだ」

マミ「駅に近いから丁度いいのよね」

カイト「へー。そうなんだ」

まどか「今度一緒に来ようね」

マミ「あら、私は誘ってくれないの?」

まどか「そんなことないですよー」ニコニコ

マミ「そうよね」ニコニコ

ほむら(笑顔が怖い。というか美樹さやかは巴マミに余計なこと言っておいて自分は上条恭介のお見舞いに行くなんて……)

カイト「ほむら、どうかしたの?」

ほむら「なんでもないわ。 (それにカイト本人は自分の置かれた状況に気付いてない。この子、もとの世界でもこういう状況に置かれるんじゃないかしら……?)」

まどか「それでこっちがね」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!


まどか「きゃああ!?」

マミ「地震!?」

ほむら「建物から離れて!」


キュィィイ……!


カイト(腕輪が……!?)


ゴゴゴ……


マミ「凄い揺れだったわね…」

ほむら「みんな、怪我は無い?」

まどか「大丈夫…カイトくんは?」

カイト「………」

まどか「カイトくん?」

カイト(今のは……禍々しき波…?)
39 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/04(火) 17:19:05.53 ID:u9JpE45k0
Ωサーバー 遺跡都市 リア・ファイル



ブラックローズ「みんな集まったわね」

バルムンク「ブラックローズ。話とはなんだ」

ブラックローズ「決まってるじゃない、作戦会議よ。いつまでも落ち込んでるわけにもいかないわ」

バルムンク「……そうか」

ブラックローズ「クビアを倒す代わりに、アタシたちはアウラの腕輪を失い波に対する対抗策を失った。それだけじゃない、カイトのプレイヤーも意識不明者になった」

ワイズマン「すべての力はしずくとなり、世界は黄昏ていくか……碑文のままだな」

ブラックローズ「それなんだけど、本当に碑文が示したのは黄昏なの?」」

ヘルバ「面白そうね。続けて」

ブラックローズ「Twilightは黄昏と薄明―夜明けの光の二つの意味がある。もしハロルドが黄昏じゃなくて薄明としてこのゲームを作ったなら、こんな終わり方にするはずが無いわ」

リョース「だとしても、それでどうなる?」

ブラックローズ「『夜明け前がもっとも暗い』。ハロルドはそう言ってた」

バルムンク「なるほど。光の見えないこの状況が一番暗いというなら、後は明るくなるだけか」

ブラックローズ「腕輪もカイトも失った。でもアタシたちにはまだアウラがいる」

ヘルバ「それで、具体的には何をするの?」

ブラックローズ「オルカ作戦で追い詰めるのまでは一緒。あとは総力戦で波に当たる」

リョース「それは賭けだな」

ヘルバ「でもやる価値はある。ただし……」


ジジジジッ!


ヘルバ「追い詰められたのは、私達のようだけどね」

バルムンク「ブラックローズ!俺をPTに!」

ミストラル「あたしもいれて!」

ブラックローズ「ミストラル、でも」

ミストラル「大丈夫。あたしもカイトを助けたい!」

ブラックローズ「……」コクン

バルムンク「危険だと思ったらすぐに強制終了するんだ。いいな?」

ミストラル「バルたんもね!(・ω<)ミ☆」

ヘルバ「データ増大!波、来るわよ!」

ブラックローズ(カイト…カズ……必ず助けるから!)
40 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/04(火) 18:11:07.42 ID:u9JpE45k0
カイト「……」

ほむら「右腕になにかあるの?」

カイト「え?」

ほむら「二人と別れて、いえ、あの地震の後からずっと気にしているじゃない」

カイト「……」

ほむら「言いたくないのなら無理には聞かないわ。それより気を抜かないで。魔女の気配が近いわ」

カイト(……もし波がこの世界に来ているのなら、早く腕輪の力を扱えるようにならないと)



錆付いた工場


ほむら「ソウルジェムの反応が消えた……?」

カイト「中で人が倒れてる!」

まどか「誰かいるの…?」

ほむら「! 鹿目さん、どうしてここに」

まどか「仁美ちゃんに魔女の口付けがあって……マミさんに連絡して後を追ったら、ここに着いた途端みんな倒れて…」

カイト「大丈夫。みんな気絶してるだけみたい」

マミ「鹿目さん!大丈夫!?」

まどか「マミさん!」

マミ「これは……?」

さやか「みんなおっそーい!」

まどか「さ、さやかちゃん!?」

マミ「その姿は、まさか」

さやか「魔女ならとっくに、この魔法少女さやかちゃんが退治したよ」

ほむら「……くっ」

カイト(ほむら……?)
41 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/04(火) 19:00:25.87 ID:u9JpE45k0
ガシャァァァァン!


カイト「!」

さやか「なんだ!?」

マミ「あれは…!」

杏子「う……ぐっ…」

マミ「佐倉さん!?」

杏子「あ…? よう、マミか……」

マミ「その傷……一体何があったの!?」

杏子「へましちまったよ……まさか、この街にあんなのがいるなんて思わなかった……かはっ!」

ビチャビチャ!

まどか「血が…!」

さやか「アタシに任せて!」

パァァァ…!

杏子「なんだ、お前…見ない顔だな…」

さやか「美樹さやか。この街の新しい魔法少女よ」

杏子「ああ……QBの言ってた奴か……」

マミ「喋っちゃダメ。大人しくして」

ほむら(佐倉杏子がここまでやられるなんて……一体)



――――ぴちょん



まどか「―っ!?」ビクッ

マミ「空間に波が…!」

さやか「何が来るの!?」

ほむら(この感じ……魔女じゃない……!?)

杏子「逃げろ……あんなの、誰も勝てねぇ…!」


バシュウッ!!


カイト「おまえは……!」


―第一相【死の恐怖】―



カイト「スケィス―――――!」
42 : ◆Whc/JdNwwk [saga sage]:2012/09/04(火) 19:01:41.32 ID:u9JpE45k0
みんなのトラウマ登場したところでここまで
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/04(火) 19:30:50.38 ID:XY7siZbl0
おつ!!!!
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/04(火) 19:59:25.41 ID:1QrkJPCYo

俺のココロはガルデニア様一色だったので修羅場なんてなかった
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/04(火) 20:18:59.77 ID:hPJbEvVDO
ハルトオオオオオオオ!!
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/04(火) 21:17:21.52 ID:TWU49bDDO
スケェェェイス!
結婚してくれー!
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/09/04(火) 21:48:22.05 ID:RHO2dE9Po

奥義暗黒吸魂輪掌破の出番か…ゴクリ

>>45
カイトさんなにしてるんですか帰りますよ
つ亜空間物質転送装置
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/07(金) 03:38:56.30 ID:wzBpv3nR0
スケィスのケルト十字好きだったな
49 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/10(月) 20:57:27.78 ID:zBfdyGXN0
スケィス「―――」


―ゾクッ!


ほむら「っ!?巴マミ!」ガシャン!

マミ「え、ええ」ジャキ!


―ダッ!


まどか「カイトくん!?」


―アプドゥ!― ―アプコーブ!― ―アプボーブ!―



ガシャァァァァン!!



カイト(考えるのは後だ……今はとにかく)

スケィス「――――」

カイト(コイツを出来るだけ遠くに!)

まどか「カイトくん!」

ほむら(まさか、一人で戦う気…!?)

さやか「な、なんなのよ今の奴……見ただけで死ぬかと思った……」

マミ「早く追わないと!」

杏子「よせ……勝てねぇって言ってんだろ……」

QB「杏子の言う通りだ。アレはキミ達がどうにか出来るモノじゃない。ここは大人しく引くべきだ」

まどか「QB!」

さやか「でもそれじゃあカイトが」

QB「その心配は無用じゃないかな。アレはきっと彼の世界から来たモノ、もしかしたら以前にも戦ったことがあるのかもしれないよ」

まどか(そういえば、さっきカイトくん…)

カイト『スケィス―――!』

まどか(あの怪物の名前を叫んでた……)

マミ「でも放っては置けないわ」

さやか「そうだよ!」

杏子「っけ……アタシはパスさせてもらうぜ」ムクリ

さやか「ちょっと、アンタまだ動いちゃ」

杏子「ハッ!お前らみたいな甘ちゃんの近くにいた方があぶねーっつーの」

さやか「なっ!?」

杏子「あばよ」

ヒュン!

さやか「な、なんなのよアイツ〜!」

マミ「彼女のことは後回し。それよりカイトくんを追うわよ!」

さやか「言われなくても!」

ほむら「………」
50 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/10(月) 20:58:05.43 ID:zBfdyGXN0
―ランセオル!―


バチバチバチィ!


スケィス「―――」

カイト「くっ…!」


―舞武!―


ギィン!


スケィス「――――」

カイト(全く効いてない……あの時よりも強くなってるのか?)

スケィス「――――」ブゥン!

マミ「レガーレ・ヴァスタアリア!」


ギュルルルルッ!


スケィス「――――」ギギギギギッ!

さやか「これでも喰らえぇ!」バシュウ!


バキィン!


さやか「折れた!?どんだけ堅いのよ!」

マミ「二人とも下がって! ティロ・フィナーレ!」


ドドドーン!!!


さやか「さっすがマミさん!」

カイト「二人とも、どうして…」

マミ「おかしなこと聞かないの」

さやか「友達を助けるのは当たり前でしょ?」

カイト「マミさん…さやかちゃん…」


ブチィン!!



スケィス「――――」

さやか「む、無傷!?」

マミ「単体ではダメみたいね。二人とも、攻撃のタイミングを合わせるわよ!」

カイト(そういえば、ほむらは……?)
51 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/10(月) 20:59:32.42 ID:zBfdyGXN0
QB「苦戦しているようだね。キミは行かなくていいのかい?」

ほむら「ええ……」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら(私が守るのはまどかだけ。あなたさえ無事なら、私は……)

QB「キミの判断は間違っていないさ。例え四人がかりでも」


ドドーン!


まどか「きゃあ!」ビクッ!

QB「アレは倒せないからね」

ほむら「……」ギリッ

まどか「……QB。もし私が魔法少女になったら、あの怪物を倒せる?」

ほむら「!?」

QB「キミの力なら造作も無いだろうね」

ほむら「ダメ!それだけは絶対にしてはダメ!」

まどか「だけどこのままじゃカイトくんも、マミさんもさやかちゃんも殺されちゃう!」

ほむら「自分の言っていることがわかっているの?魔法少女になったら、今みたいな怪物と死ぬまで戦い続けるのよ!?」

まどか「それでも―!」

「キミが望むようにすればいいんじゃないかな?」

まどか「え…?」

ほむら「誰!?」

「他人の言うことに従う必要なんか無いよ。大事なのは、キミがどうするかだ」

まどか「私が……どうするか…」

ほむら(QBの仲間?まどかを魔法少女にはさせない―!)バッ!


―アドバンズテラー!―


ほむら(!? 体が、動かない―!?)

(キミには少し大人しくしててもらうよ)

まどか「私……」

ほむら(ダメ……!)

まどか「魔法少女に―!」

ほむら(やめて!まどかぁ!)

52 : ◆Whc/JdNwwk [saga sage]:2012/09/10(月) 21:00:25.06 ID:zBfdyGXN0
短いけどここまで。続きは今週中には
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/10(月) 21:05:47.86 ID:FwWTjHIHo
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/09/10(月) 21:12:21.10 ID:OhXRTMH4o

辛いとはいえデータドレインあるからぶっちゃけいらな(ry
55 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/15(土) 17:33:06.74 ID:2nBB1d0N0
ピキッ……パリィン!


―PROTECT BREAK―



さやか「え?」

マミ(何かが破れた…?)

ダッ!

マミ「カイトくん!?前に出すぎたら危険よ!」

カイト(プロテクトが剥がれた、今なら腕輪で―!)


バッ!


カイト「いっけぇ!」


―――――シィン


カイト(え……?)

スケィス「――――」ブゥン!


ゴシャァ!!


カイト「かはっ…!」

マミ「カイトくん!」

カイト(データドレインが、発動しない……!?)

さやか「このぉ!」


―ピキッ


さやか「氷…?」

マミ「!? 美樹さん離れ―」


バキャァァァン!!


さやか(爆発、した……!?)

マミ(氷爆……なんて威力なの…!?)


ドサッ


カイト「マミさん!さやかちゃん!」

スケィス「――――」スッ

カイト(まさか、データドレインを―!)


キュィィィイン!


カイト「やめろぉおおおおお!」
56 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/15(土) 17:33:53.03 ID:2nBB1d0N0



バチィン!!


スケィス「―――」

カイト「!?」

まどか「…………」シュゥゥウ……

マミ「鹿目さん…?」

さやか「まどか、アンタまさか……」

まどか「――!」ギンッ!


バシュゥ!バシュゥ!


スケィス「」ガガガガッ!

カイト「スケィスを、押してる………」

マミ「強い…」

スケィス「――――」バッ!


―ピキッ


さやか「危ない!まどか逃げて!」

まどか「……」


バキャァァン!


カイト「まどかちゃん!」

スケィス「――――」


…………………キュィィィン


スケィス「――――」ピクッ

カイト(この感じは……!?)

まどか「……!」キュィィイイン!!

さやか「なんなの、アレ…?」

マミ(弓矢を中心に展開するあの魔法陣は……)

カイト「データドレイン―――!?」
57 : ◆Whc/JdNwwk [saga]:2012/09/15(土) 17:34:20.56 ID:2nBB1d0N0
ドシュゥウウ!!



スケィス「――――」パリィィン!

さやか「い、石になった!?」

まどか「はぁ…はぁ……」


ドクン


まどか「うぐっ!?」ドサッ

マミ「鹿目さん!」

スケィス「――――」ユラッ

さやか「アイツまだ……!?」

カイト「まどかちゃん!」


―ドォォォオン!


カイト「!?」

さやか「きゃあ!?か、雷…?」

マミ「助かったわ……どうやら、今ので消滅したみたいね」

カイト(今のは……)


――――


「さよなら、スケィス」

QB「凄まじい魔法だ。しかし何故だい?それだけの力があるならまどかを契約させなくても、キミだけで倒せたはずだろ?」

「ボクにとっても彼女の力は必要だったからね」

QB「なるほど。どうやらボクもまどかもキミに利用されたというわけか」

「言うわりには悔しそうじゃないね」

QB「生憎ボクには感情がないんだ」

「そうなんだ」

QB「キミはどうなんだい?さっきから表情一つ変えないけど」

「そんなの決まってるよ。そんな下らないもの、あるわけないじゃないか」

ほむら「ぐっ…!」ザッ

「驚いた。もう動けるのかい?魔法少女ってのは意外に高性能なんだね」

ほむら「お前は、一体……!」

「ボクが誰なのか詮索する前に、彼女のもとに行ったほうが良いんじゃないかな?初めての戦いでソウルジェムの濁りが限界まで達してるかもよ?」

ほむら「! 絶対に、許さない……!」ダッ!

「あはは」
58 : ◆Whc/JdNwwk [saga sage]:2012/09/15(土) 17:36:25.75 ID:2nBB1d0N0
ここまで。奥義暗黒(ryはしばらく封印です
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/09/15(土) 20:30:05.39 ID:u6q5a2YAO
……クビア?
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/09/15(土) 21:10:25.29 ID:FK4xGgaYo

クビアっぽいなー
まどかのデータドレインは腕輪みたいにペナルティ付きなんかね
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/16(日) 18:08:15.51 ID:RJthxxII0
うむ、続きが楽しみだ
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/09/16(日) 20:59:18.90 ID:PiKHH/mAO
お兄ちゃんと呼ばれた日
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/09/20(木) 18:49:37.32 ID:VHrrE9SAO
俺はここにいる!スケェェェェェェェェェェェェェス!
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/10/11(木) 19:31:13.11 ID:aC99MrsAO
まだか
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/10/16(火) 22:30:58.29 ID:5Gpbylwbo
まだ・・・?
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/10/29(月) 07:14:46.86 ID:MB5w070Z0
まだだったか...
でもクロスゾーンがこんな展開で吹かされたわwww
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2012/11/10(土) 05:52:51.36 ID:/9LsRFfL0
まだか...
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/11(日) 20:24:42.32 ID:qd0dEhGio
.hackの絡むssは少ないから期待してるんだけどな・・・
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