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【真V安価】陽介「東京が死んで、俺が生まれた」【ペルソナ】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga]:2012/09/03(月) 22:12:14.18 ID:QieFamYdo

・真・女神転生V×ペルソナ3,4のクロスSSとなります。

・ストーリーは真Vマニクロを基本とし、オリジナルストーリー、設定捏造も含まれております。

・時系列はP4U終了後となります。初SSですがよろしくお願いします。


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>この間、急に直斗から特別捜査隊の全員にメールが来た。

>どうやらラビリスの事件の時にお世話になった桐条さんが入院したらしい。

陽介「あの時はお世話になったし、お見舞いぐらいは行かないとな。」

>メールには病院の場所と行く時間が書かれてあった。

陽介「それにしても遠いな…新宿衛生病院か……って都会じゃねーか!」

陽介「これはあれか?また相棒に会えるチャンスなのか?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1346677933
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/09/03(月) 22:15:47.24 ID:l9bBOPgAO
期待
3 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/03(月) 22:16:13.12 ID:QieFamYdo
駅員「代々木公園駅〜代々木公園駅〜
駆け込み乗車はお止め下さい。ドアぁ閉まります。」

陽介「ここか、降りるところは。」

>携帯に直斗からメールが来た。

直斗「遅すぎですよ先輩。桐条さんのお見舞い行くの今日なの忘れていませんよね?
早く代々木公園に来てください。桐条さんに会える時間が減りますよ。」

陽介「探偵王子はしっかりしてるな。…代々木公園だっけか?早く行くか。」

−−−代々木駅−−−

「あれ? お客さん?」

駅員「お客さんも、代々木公園の見物ですか?
あんな事件があった後だから、野次馬は増えたけど、利用客はめっきり減っちゃってね……」

陽介「あの〜 話がよく見えないですが、何かあったんですか?」

駅員「あれ? もしかして、あの事件をご存知ない?」

陽介「はい。」

駅員「……ええと、ですねぇ、昨日、駅を出てすぐの代々木公園で、暴力事件があったんです。
死者も出たとかで、パトカーやら救急車やらのサイレンが一晩中鳴り響いてましたよ。」

陽介(マジかよ…今からそこに行くって言うのに怖くなってきたじゃねーか)

駅員「いや、失礼しました。いくら暇でも、勤務中の私語はいけませんね。」

陽介「いえいえ、こちらこそ色々聞かせてもらってありがとうございました。」

陽介(………怖えぇ。またシャドウ絡みの事件じゃねーだろうな…)

陽介「それにしても喉乾いたな、何か買うか。」

>自販機

陽介「とりあえず何か買うか……ってなんじゃこりゃ。どの見本とも違うし…まぁいいか。」

>陽介は謎の飲み物Xを手に入れた。
4 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/03(月) 22:22:29.19 ID:QieFamYdo
−−−代々木公園西入口−−−

陽介「誰もいねぇな…逆側か?」

−−−代々木公園東入口−−−

男「チッ…公園まるごと封鎖とはな。
現場写真の一枚も撮らせない気かよ……お手上げ侍だなこりゃ。」

男「……? 俺っちに何か用か?」

陽介「もしかして、ここで起きた事件の事ですか?」

男「ああ、テレビではこう言ってるなぁ。【企業と市民団体の衝突で死者の出る騒動に】……
でも裏の世界ではこう言われてるって感じだ。【姿を変えた、闇の勢力同士の争い】ってな。」

>携帯が鳴っている。 里中からだ。

千枝「おーっす。花村?
やっと連絡がついたわー何やってんのよ、もぉー」

陽介「ちょま、里中、今どこにいる?」

千枝「まぁ、あんたが遅れるのはいつもの事だし、あんまり遅いから直斗くんと一緒に病院に来ちゃったよ。
もうすぐ着くとこ。
悪いけど、直接病院に来てよね。」

陽介「でもよ、俺場所わかんねぇぞ。」

千枝「新宿駅から東に歩けば、見えてくると思うから。それじゃまた後で。」

陽介「おい! ちょっと待て! 里中!
さーとーなーかー」

>電話は切れてしまった。

陽介「何だよ全く。あいつの奴。」
5 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/03(月) 22:30:10.87 ID:QieFamYdo
男「ちょっと待った、お前、新宿衛生病院に行くのか?」

陽介「ええ、まぁ。」

男「次の行き先も一緒とはねぇ。これも何かの縁かもな。
俺っちの名前は伊織順平。ジュンペーで良いよ。」

順平「これやるよ。まだ発売前なんだけどな。
お前、ここであった事しらねぇだろ。って事はだ、ここから行く病院がどんな所かも知らないだろ。」

順平「俺っちの書いた【特集・ガイア教とミロク教典】。よんでおいて損は無いぜ。」

>陽介は月刊アヤカシを手に入れた。

順平「まぁ噂半分にして読んでくれや。
今度会ったら記事の感想でも聞かせてくれ。」

>順平は居なくなった。

陽介「まぁ後で読むかな。 とりあえず今は病院だな。もうみんな来てんのかな?」
6 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/03(月) 22:35:06.46 ID:QieFamYdo
−−−新宿衛生病院−−−

千枝「あ、やっと来た、こっちこっち〜」

陽介「あれ?里中だけか?他のみんなはどうした?」

千枝「あれ、聞いてなかったっけ?
雪子は旅館の方が忙しくて来れないらしいし、完二君も実家の巽屋が忙しいらしいし、りせちゃんは…ねぇ。」

陽介「アイドルに復帰して忙しいってか。
なら悠は、相棒はどうしたんだ?」

千枝「鳴上君は忙しいけど後からくるってよ。」

陽介「ならあれか、今居るのは俺とお前と直斗のやつだけってか……
ところで、その探偵王子はどこ行ったんだ?」

千枝「それがね、ここ…変な感じなのよ。
人が誰もいないし……で、今直斗君に桐条さんを探してもらってるわけ。あんたも遅れて来たんだから探してきなさいよね。」

陽介「マジかよ! 今来たとこだぜ。」

千枝「つべこべいわずにサッサと行く!……あれ? 何、その雑誌。」

陽介「読むか?」

千枝「どうせあんたの趣味でしょ? ならくだらない本ね。」

陽介「くだらないって何だよ。」

千枝「でも、暇つぶしにはなりそう。
花村は早く直斗君探して来てよ。
私はここで待ってるし、…あ、雑誌は借りとくよ。 誰もいないならこんなとこ早く出たいし。」

陽介「分かったよ。(とりあえず適当に探すか。)」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/03(月) 22:37:08.28 ID:YH4/AQqIO
投下遅いなこいつ

反応伺ってんならキモいから早くしてよ
待ってるからさ!
ねぇ早く!

8 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/03(月) 22:40:48.01 ID:QieFamYdo
−−−屋上−−−

陽介「あれは…直斗か?」

直斗「……ひっ!! 何ですか! 脅かさないでくださいよ先輩。
突然、音立てたらびっくりするじゃないですか。」

陽介「わりぃわりぃ。
ところで、桐条さんは見つけたのか?」

直斗「いえ。それにしても変ですね。 まるでここだけテレビの中見たいに誰もいません。」

陽介「桐条さんは本当にいるのか?」

直斗「ええ、桐条さんに電話して確かめたのですが…確かにここだと。」

陽介「ならなんでいないんだ?」

直斗「何か事件の匂いがします。
一旦里中先輩の所に戻ります。何も無いならいいですが…」

>直斗は屋上から出ていった

陽介「はぁ…俺も一旦戻るか…」
9 :メモ帳からコピーするのに手間取ってるだけです ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/03(月) 22:42:32.86 ID:QieFamYdo
−−−1階−−−

千枝「おかえり。 ねぇ花村。
ここに載ってる【特集・ガイア教とミロク教典】ってやつ……
ちょっと気になる事が書いてんの。
ガイア教とか言うカルト集団がいて、その人達は【ミロク教典】って言う予言書見たいな物を信じてるんだって。」

陽介「その予言って?」

千枝「世界を滅ぼす【混沌】が訪れるんだって。
教団はそれを実現させようとしてるらしいよ。」

直斗「……えーっと、桐条さんが見つかりませんねぇ。」

千枝「直斗君良いところに来た!
ちょっとこれなんだけど…」

直斗「成る程、ガイア教団ですか…」

千枝「…それでね、ここ、【新宿の東にある某病院。ここに計画を解く鍵が……】」

陽介「…で、真相は次号!ってなわけね。」

千枝「その病院が案外ここだったりして………何だか怖くなってきた。
こんなとこくるんじゃなかった。」

直斗「そうなると、ますます桐条さんの事が心配になりますね。
仕方ありません、もう少し探しましょう。」

陽介「探すってどこをだ?」

直斗「ここには分院があるらしいので、そこを当たって見ます。
これを。花村先輩は地下を探してみてください。」

>陽介は職員用IDカードを手に入れた。

直斗「ではまた、……桐条さんを見つけれれば良いのですが…」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/03(月) 22:42:41.50 ID:nvJaZ+BIO
期待
11 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/03(月) 22:45:38.85 ID:QieFamYdo
−−−地下−−−

セキュリティシステム
「職員用IDカードを入れてください。」

陽介「ここだな。」

>陽介は職員用IDカードを使った。

陽介「何だ、ここ。 何かあっちの方から不気味な音も聞こえるし…
中に入らないといけねぇよな…」

−−−室内−−−

???「……誰かね。 今になって静寂に水を差すとは。 困った物だ…」

陽介「貴方は一体…… 」

???「そうだな…あえて名乗るなら【十月 伊久志】とでも名乗ろう。
ところで君は何者だね。
公園の粛清劇を生き残った同朋……という訳ではなさそうだ。
……そうか、ここは病院だったな。桐条君の見舞い客と言った所か。」

陽介(十月?桐条さんの知り合いか?)

十月「だが、蜂の穴から堤が崩れる、という事もある。
少し不憫だが………消えてもらおう!」

陽介(何かやべぇ!ここは逃げるぞ!)

十月「無駄なことを……末期は潔くするものだ。」

女性の声「そこまでだ!」

美鶴「どうして彼を見逃せない。
この程度では計画は揺るがないはずだ!」

十月「事の大小ではない。 私は計画に例外を許すつもりはない。」

美鶴「ならば私はもう貴方には協力出来ない。」

十月「困った人だ… まぁ、知人の面倒は貴方に任せるとしよう。
今すぐ部屋を出なさい。私はこの幸福な終わりを1人で迎えたいのです。」

陽介「ちょっと……桐条さん?」

美鶴「ええと、君は確か花村君だったかな? 屋上で待っている。
あそこならこれから起こる出来事を見渡せる。」

陽介「えっ、ちょっと。待ってください。」

美鶴「待っている暇などない。
もう時間がないのだ。 世界の終わりまでな…」

陽介「えっ…何がなんだか分からないんですけど……
行ってしまった……はぁ、行くしか無いのか。屋上だったな。」

>通路の先に誰かいる…

老婆「どうなさいましたか、坊っちゃま? あのお方が気になるんでございますか?
…そうでございますか。 それはそれは……
でも今は忙しゅうございます。 あとにいたしましょう。」

>老婆と子供は消え去った…
12 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/03(月) 22:48:37.25 ID:QieFamYdo
−−−屋上−−−

美鶴「来たか、花村君。」

陽介「あの〜え〜っと〜…」

美鶴「さっきは間に合って良かった。君が悪魔に喰われ無くて…」

陽介「悪魔? 一体何の話です?全くもって訳がわからないのですが…」

美鶴「あの人の…十月の話は聞いただろう。 間もなく、この世界は【混沌】に沈む。それが【受胎】。」

陽介(人の話はスルーですかー)

美鶴「人がかつて経験したことの無い、世界の転生。
世界が生まれる為には一度死ななければならない。
その罪を償うのは私だ。
けれど…最後に決まった運命で、君はここに辿り着いた。
これで君は【受胎】を生き残るはずだ。
それはもしかしたら、死より辛いかもしれない。
だが、私は君を信じている。かつてのラビリスの時のように。」

陽介(受胎? 世界の転生?運命?死ぬ? 一体何の事だよ! 訳わかんねぇよ!)

美鶴「花村君、私に会いに来るがいい。
たとえ世界がどの様になっても、私が力を貸そう…
これから起こる出来事で私は【巫女】として創世の中心となす。
今は理解出来ない事だらけだろうが、もう時間がないのだ。
花村君。もし君が私の元へ辿り着いた時には、全ての疑問に答えてあげよう。
…そして、私の本当の心の内を……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

陽介「な…なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/03(月) 22:50:26.00 ID:YH4/AQqIO
良いよ!スピード上がってきたよ!

やればできるんだから全力を出せよ!
14 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/03(月) 23:00:22.17 ID:QieFamYdo
プロローグ 東京受胎 完

今日はここで終わりです。
次回から、本格的にバトルが始まります。

安価について
次回詳しく説明しますが、基本は悪魔との会話や選択肢に使います。

ルートについて
真Vのルートについては、基本的には選択肢を選ぶ事によって内部数値が変動します
ルート決定条件は今の所原作通りを予定しています。
具体的にはいわゆる◯◯◯◯突入時、or◯◯◯◯到達時です。

以上で簡易的な説明を終らせて頂きます。
質問はネタバレ以外なら答えていきます。
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/03(月) 23:03:02.39 ID:YH4/AQqIO
乙!面白かった!

次回作を楽しみにしてる!
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/03(月) 23:09:33.80 ID:nvJaZ+BIO

続きまってる。
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/09/04(火) 19:34:55.07 ID:1cdFic9AO

こういうので陽介主人公はマジで珍しいな
大体番長なのに
18 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/04(火) 21:21:36.74 ID:fo2Qe2/Uo
投下再開します。
19 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/04(火) 21:22:36.95 ID:fo2Qe2/Uo
>……………………

謎の声「……我が世界へ入りたる者よ。 お前の心を見せよ。
…おお、お前の心には何もない。 【コトワリ】の芽生えすら無い。
それでは出来ない。 世界を創造する者とは成りえない。
行け!そして探すがよい。 お前は何者かにならねばならぬ……」

>…頭がぼーっとする…

>まわりがぼやけて見える…

>その正面にさっき見かけた老婆と金髪の子供の姿が見える…

老婆「…恐れ多くも、坊ちゃまは貴方に興味をもたれています。
ヒトに過ぎない哀れな貴方に、特別な贈り物をあげようと申しております。
貴方はこの贈り物を受け取らなくてはなりません。」

陽介「…何だ……一体……!!」

老婆「動いてはいけません……痛いのは一瞬だけです……」

陽介「何だ…ありゃ… 虫…なのか?」

>金髪の子供が口に虫みたいなものを入れてきた。

子供の声「……これでキミはアクマになるんだ……」

>……………………………

>体中に激痛が走る。どうやら気を失ってたらしい。

>老婆の声が聞こえる……

老婆「悪魔の力を宿せし禍なる魂【マガタマ】 これで貴方は悪魔になったのです。」

陽介「……!! 何だ? 体中にタトゥーみたいなのが入ってるし…
しかも上半身は裸…おまけに下は短パン一丁…一体、俺、どうなっちまったんだ。」

老婆「坊ちゃまは、いつも見ておられます。くれぐれも退屈させることないよう……」

>陽介は【マロガレ】のマガタマをゲットした。
20 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/04(火) 21:23:55.51 ID:fo2Qe2/Uo
陽介「一体、何がどうなってるんだ!? もう最初から訳のわかんねーことだらけだし…マジありえねぇっての。」

>………………………

陽介「なんかテレビの中と感覚が似てるな…ってことはだ、もしかしたらペルソナ出るのかもな。 試してみるか。」

陽介「こい! ペルソナ!」

>しかし何も起こらなかった。

陽介「…マジかよ…何も起こらねぇ…って事は少なくともテレビの中とかじゃねぇ…ならどこなんだよ!」

>…………………………

陽介「考えても仕方ねぇ。とりあえず部屋から出るか…」



−−−シンジュク衛生病院−−−

陽介「誰もいねぇ……何だ?ありゃ。 青白い…まるで人魂みたいな…」

>急に目の前の青白い物体が話しかけてきた。

思念体「何ジロジロ見てんだよ?」

陽介「ひぃ!! ひ…人魂が喋った!!」

思念体「悪魔のくせに、オレがそんなに珍しいのか?」

陽介「悪魔のくせに…って俺のことか?」

思念体「そうだ。お前どっから見ても悪魔だろう。」

陽介「マジかよ…ってことはやっぱり俺、悪魔になっちまったってわけ!?」

思念体「何一人でブツブツ言ってんだ? まあいい、オマエ病院を歩くつもりなら忠告しておくぜ。」

陽介「忠告って…何かあんのかよ…」

思念体「オマエは自ら困難な道を歩んでいる。 決して敵に後ろを向けることができない。 心しておくんだな。」

陽介(マジかよ…敵から逃げられねぇってことか…)

>奥の部屋から物音が聞こえる……

陽介「誰かいるのか!」
21 :思念体が言っている様に、この陽介はハードモードです ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/04(火) 21:26:40.44 ID:fo2Qe2/Uo
−−−ターミナル−−−
順平「……誰だ!…………おまえ……まさか、公園で会ったやつか?
その姿はいったい……コスプレ大会か何かか?」

陽介「コスプレじゃねーし!……ってか自分でも分からないんですよ。」

順平「すまんすまん。」

順平「…そうか。とりあえず、意識は元のままらしいな。」
「……やれやれ。何がどうなってんだか。いきなり目の前が光に包まれて、気がついた時にゃ、この部屋だ。
その辺を回った感じじゃ、どこかの病院らしいが……おまえがいるって事は、衛生病院か?」

陽介「多分…」

順平「……とにかく、だ。外の様子を知ろうにも、おちおち歩くことさえできん。
おまえ……もう出会ったか?」

陽介「誰のことですか?」

順平「人じゃない。……【悪魔】とだ。
俺っちに起きた事といい、おまえさんのその姿といい……警察やらをアテにしてる場合じゃないっぽいな。」

順平「チッ……こいつはマジメに可能性を考えるべきかも知れん。
とても俄かには信じられんが……
ここが衛生病院だってんなら、あり得ない話じゃない。」

陽介「何がですか?」

順平「東京受胎だよ……
本当に、起きたのかも知れん。
それにこのドラム缶みたいなオブジェには見覚えがある。
こいつは十月の秘蔵の品だったはずだ。」

陽介(確かに。初めてあいつと会った時の部屋にもあったな。)

順平「間違いねえ。全てのカギはあの男が握ってる。
……このまま話しててもラチが明かねぇ。
おまえ……戦う力があるなら、調べてくれ。
部屋の外の思念体と話したところで何も分かりゃしねえ。」

陽介「だからって俺かよ…」

順平「おまえも世界がどうなっちまったか……
他に生き残った人間はいないのか……気になるだろ?」

陽介「…確かに他のみんながどうなったか気になるな。」

順平「だろ? とにかく、誰かに出会う事が出来れば何か分かるはずだ。

陽介「順平さんは一緒に来ないんですか?」

順平「……残念だが、俺には悪魔のいる場所を歩き回れる力はない。
それに、このオブジェについて調べたい事もある。
アテにしてるぜ……よろしく頼む。」

>もう行くしかないようだ…

陽介「分かりました、順平さんはいなくなったりしませんよね。」

順平「俺っちの事なら心配いらねぇ。第一、ついて行ったら足手まといになっちまう。
……なあに、俺っちだってこんな所でくたばる気はねぇよ。その為にも、こいつを調べてるんだからな。……さあ、早く行ってこい。」

順平「まずは外を目指すんだ。……頼りにしてるぜ。」
22 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/04(火) 21:27:49.53 ID:fo2Qe2/Uo
−−−地下施設−−−

陽介「…っとりあえず外に出る方法を探さないとな。 たしかこの近くにエレベーターがあったはず……行ってみるか。

>エレベーター前

陽介「っとここだな。」

>ただならぬ妖気を感じる……

陽介「…………で…出るためには開けるしかねぇよな。…っておわっ」

>……………………………………………

>謎の場所に出た。

陽介「な…エレベーターに乗ったと思ったら、一体どこに出たんだ?」

>何者かが目の前にいる。

>頭の中に声が響く……

声「…こい………悪魔の……力……見せよ……」

>何者かは消え去った。

陽介「どうやら行くしかねぇみたいだな。 もうここまで来たらやけくそだ。 どこまででも行ってやる!」

>…………………

陽介「とは言ったものの何も出ないのか?ここ。」

【外道 ウィルオウィスプ】×2

ウィルA「クイテ…ェ…」

ウィルB「クワセロ…」

陽介「うわあああああ!なんか出たぞ!!こいつらが悪魔か?!
………逃げらんねぇ。こうなりゃやってやる!」

陽介「うおおおりゃあああああ」

ウィル「ウボァー……」

陽介「危なかった…とりあえず適当に殴ってたら勝ったな……」

陽介「これからこんなのがいっぱい出てくるっぽいな。シャドウとは違う感覚だ。…とりあえず先を急ごう。」

>………………………………

>……………………

>頭の中に声が響く…

声「こっちだ……」

>何物かは消え去った…

陽介「さっきから何なんだ? とりあえずついていってみるか。」

>………………………………

>………………

陽介「ドアがあるな…ここか?」

>頭の中に声が響く…

声「ついたか……力は……見た………上々……だ…
また…近いうちに…会う…」

陽介「一体誰なんだ……おい!聞いてんのか?」

>………………………
23 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/04(火) 21:29:02.88 ID:fo2Qe2/Uo
−−−シンジュク衛生病院−−−

陽介「あ、あれ? 気づいてみれば、病院の廊下じゃねーか……
さっきの変な場所と、変な声は何だったんだ?…」

陽介「まるで俺のことを試しているみたいな……
とっととこんな病院抜け出しちまおうぜ。」

思念体「ねぇ。貴方、病院の外に出ようとしてた?」

陽介「何か知ってるんですか?」

思念体「知ってるって程じゃないけど…」

陽介「なんでもいいので教えてください!」

思念体「そう…なら、隣の建物はどうかしら。
ここは本院で、連絡通路の先に分院があるけど。」

陽介「まじっすか! ありがとうございます!」

陽介「連絡通路か…行ってみよう。何か手掛かりがあるかもな!」
24 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/04(火) 21:30:28.37 ID:fo2Qe2/Uo
−−−連絡通路

陽介「カギかかってんじゃねーか。……どうにかしないと病院から出れねぇぞ。」

???「ねぇ…」

陽介「ん?…何か聞こえたような…」

???「ねぇってば!」

陽介「おかしいな、声は聞こえるんだけど…」

???「こっちよ。こっち!」

陽介「こっちって言ったって誰もいない……ってうわぁ!」

小さな悪魔「何驚いてるの? あなたこの辺では見ない顔の悪魔ね…
あなたも何か探し物?」

陽介「…まぁな」

小さな悪魔「ねえ、その探し物だけど…あたしが【仲魔】になっていっしょに探してあげようか?」

陽介「【仲魔】って何だ?」

小さな悪魔「悪魔の仲間…だから仲魔。あたしもちょうど探してたどころなの。
この病院を出てヨヨギ公園に行くのに手を貸してくれる悪魔をね。
たいして強そうじゃないけど…あなたで我慢してあげる。
どう? あたしを仲魔にする?」

陽介(強そうじゃないって……ちょっと傷つくな… でも一人より二人の方がいいよな。)

陽介「しますします。仲魔にします!」

小さな悪魔「そうと決まれば、こんなとこ早く出ましょ。
なんとかパスって鍵があれば、そこのドアを開けて分院に行けるわ。
そのなんとかパスなら、ガキって悪魔たちが持ってるはずよ。
…あたしは、妖精ピクシー。今後ともヨロシク、ね。」

陽介「ピクシーか…よっしゃあ!今後ともよろしく!」

>ピクシーは仲魔になった。
25 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/04(火) 21:34:00.22 ID:fo2Qe2/Uo
人修羅の嫁、加入。次回、ボス戦。

本日の本編はここで終わりです。
今回に安価あると言ったな、あれは嘘だ。
…………すいません。
少し休憩の後、本編と何の関わりも無い小ネタを1つ投下します。

只今の陽介達のステータス

魔人 花村陽介 Lv4
妖精 ピクシー Lv2
26 :小ネタになります。 ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/04(火) 21:57:51.66 ID:fo2Qe2/Uo
謎の場所にて

陽介「とりあえず先に進むか。」

>…………………

【幽鬼 ガキ】×1

陽介「さっきの人魂みたいのとはまた違う悪魔っぽいな…」

>陽介の攻撃!

>しかし、寸前で避けられた!

陽介「ちょ、マジかよ。」

>ガキの[ひっかき]!(単体に物理小ダメージ クリティカル率25%)

>陽介にクリティカル!(残HP25)

陽介「ちょま、やべぇって。」

>陽介の攻撃!

>しかし、寸前で避けられた!

陽介「さすがに避けすぎだって!」

>ガキのひっかき!

陽介「待って! 今それくらったら確実にヤバい!」

>陽介にクリティカル!(残HP5)

陽介「ヤバい…逃げっぞ!」

天の声「難易度HARDなので逃げれません^^」

陽介「\(^o^)/」

>ガキの攻撃!

陽介「アリエネーダロッ!」
27 :小ネタになります。 ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/04(火) 21:59:28.37 ID:fo2Qe2/Uo

                         ⊂⊃         (´∀` ) //)
                         ∧∧        ⊂  ⊂)/
              ⊂⊃    (\\(´∀`)//)     U U
              ∧∧      ⊂(   )⊃
          (\\( ´∀`)       U U
    ⊂⊃
    ∧∧  死 の 安 ら ぎ は 、 等 し く 訪 れ よ う 。
(\\( ´∀)
  \\  ⊃     ⊂⊃
     UU      ∧∧
          (\\  ´)        ⊂⊃
            \\ )        ∧∧
              U.U    (\\(   )//)  ⊂⊃
                      \\ハ//    ∧∧
                                         ⊂⊃
       人 に 非 ず と も 、 悪 魔 に 非 ず と も 、 ∧∧
                                         (∀` )//)
                               ⊂⊃      ⊂  .//
                          .      ∧∧       UU
                      ⊂⊃      (´∀` )//)
                      ∧∧     ⊂  ⊂)/
              ⊂⊃ (\\(´∀`)//)  U U
              ∧∧    ⊂(   )⊃
          (\\( ´∀`)      U U
           ` ⊂⊃  ⊃
            ∧∧ U
        (\\( ´∀)      ,、,     ,、,
         \\  ⊃   (( (⊂(。Д。⊂陽介⊃)) )
                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            大 い な る 意 思 の 導 き に て
28 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/04(火) 22:12:35.24 ID:fo2Qe2/Uo
投下終了。

正直、最後のがやりたかっただけと言う。
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/04(火) 23:10:06.40 ID:yy16DewA0

陽介弱いwwwww
30 :少し時間が早いですが投下します。 ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/05(水) 18:00:20.74 ID:fi4F1G0Wo
ピクシー「あそこの部屋から声がする… きっとあの部屋ね。」

陽介「何かちょー不気味な声がするんですけど…」

ピクシー「つべこべ言わない。 あなたそれでも悪魔なの?」

陽介「…」

−−−203号室前−−−

声「ググ…ガガ…マガツヒ…クイテー」

ピクシー「いたいた!ガキ達はこの中ね。」

陽介「なあピクシー、さっきから言ってる【マガツヒ】って何なんだ?」

ピクシー「あなた悪魔なのにそんなことも知らないの? 【マガツヒ】って言うのは、悪魔にとっての力の源みたいなものね。
基本的に、この世界の住人はみんなこのマガツヒを持っているの。感情から生まれる精神エネルギーって言えばわかるかしら?
要はMAGみたいなもの。」

陽介「マガツヒについては分かったけど、その何だ?MAGってのは?」

ピクシー「それはこっちの話。 今は関係ないわ。 分かる人にはわかるかもね。」

陽介「…」

ピクシー「ほら、黙ってないで。さっさとなんとかパスを奪いに行くわよ。」

>ピクシーは声色を変えてしゃべった。

ピクシー「マガツヒ……アル……タクサン……モッテキタ……」

声「ググ……ガガ?……マガ…ツヒ…………クイテークイテー!!」

>扉が開いた。

ピクシー「よし…引っかかった! 行くわよ、準備はいい?」

陽介「病院を脱出するためだ。行くっきゃねぇ!」
31 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/05(水) 18:01:22.48 ID:fi4F1G0Wo
−−−203号室−−−

「ググ?……ガガ?……マガ…ツヒ?……」

ピクシー「あんた達にやるマガツヒなんてあるわけないでしょ!
痛い目にあいたくなかったら…なんとかパスを渡しなさい!!」

【幽鬼 ガキ】×3

____________________________

ピクシー「ヨースケ、【プレスターン】について教えとくわよ。」

陽介「【プレスターン】って何だ?」

>真Vの目玉ともいえるべき戦闘システム、プレスターンシステムの簡易的な説明をします。

ピクシー「今、ヨースケのパーティは私とヨースケの二人。
だから、ヨースケと私、二人分の行動回数があるわ。
基本的に、この二人分の行動が終了したら相手のターンね。」

陽介「そのくらいは分かるよ。」

ピクシー「でも、相手側の弱点を付いたり、物理攻撃がクリティカルヒットすると、
行動回数は半分しか消費しないわ。 つまり、もう一回行動可能ってこと。」

陽介「要するに、俺らで言う1MOREみたいなものか。」

ピクシー「ちなみに、攻撃がスカったり、無効になったりすると、その時の行動回数が倍になるわよ。
うっかり火炎無効の敵なんかに火炎攻撃すると、一気に二人分の行動回数が削られるから注意よ。」

ピクシー「あと、攻撃を反射されたり吸収されたりすると、残りの行動回数が無くなって、即相手ターンになるわ。 くれぐれも気をつけないとね。」

陽介「って事はだ。 これは敵側にも言えることなんだよな。」

ピクシー「もちろん! だから、ヨースケはガンガン相手の弱点を突いて、逆に弱点を突かれないことが重要なの。」

ピクシー「これで説明は終わり。 分かった?」

陽介「OK。よくわかったよ。」
_____________________________________
32 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/05(水) 18:02:23.72 ID:fi4F1G0Wo
ピクシー「それじゃあ早速戦闘開始よ。 ガキは魔法が弱点よ! 私が魔法と使うからヨースケは援護して。」

陽介(なぜか命令される側になってることは置いといて、)「了解!」

>ピクシーの〔ジオ〕!(敵単体に電撃小ダメージ。20%の確率で【感電】させる。)

>陽介の通常攻撃!

>…………………

ガキ「マガ……ツヒ……。」

>戦闘に勝利。陽介のLvがアップ! ピクシーのLvがアップ!

>ピクシーの体に変化の兆候が見られる……

陽介は【分院用ゲートパス】を手に入れた。

陽介「やったぜ! これもピクシーのおかげだな。 ありがとよ。」

ピクシー「…えっ? あ、ありがとう///」

陽介「パスも手に入ったし、早く出口を目指さねぇとな。」
33 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/05(水) 18:03:53.65 ID:fi4F1G0Wo
>…………………

−−−分院1F西側−−−

陽介「ここまで来るのに結構いろんな敵と戦ってきたな。」

ピクシー「そうね。でも、2人って言うのはちょっと心配かな。」

陽介「でもよ、他に仲魔になってくれそうなやつなんていないぜ。」

ピクシー「それはヨースケが話しかけないからでしょ。」

陽介「話しかける?」

ピクシー「そう、話しかける事によって、その瞬間から悪魔との交渉になるわ。」

ピクシー「上手く交渉できれば、仲魔になってくれるかもね。」

陽介「成る程、交渉か。……いっちょやってみるか。」

>悪魔との交渉について。

>悪魔との交渉は、基本的に安価を使っての交渉となります。

>上手く交渉して仲魔を増やしてください。

ピクシー「ちょうどあそこに悪魔がいるから、交渉してみたら?」

【地霊 カハク】×1

>陽介は話しかけてみた。

陽介「えーっと…あの………」

カハク「なに? あなた。 もしかして、今ここにいるって言う新しい悪魔?」


陽介「」

安価になります。
1 はい。
2 いいえ。
安価↓
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/05(水) 19:05:46.83 ID:Ukp/tVBUo
35 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/05(水) 19:12:32.89 ID:fi4F1G0Wo
陽介「ああ、そうだ。よく知ってるな。」

カハク「やっぱり! この辺では見ない悪魔だと思ったんだー」

>カハクは機嫌が好さそうだ。

カハク「そんなあなたが一体アタシに何の用?」

陽介「仲魔になってくれないか。」

カハク「…うーん……いいよ。」

陽介「マジか!」

カハク「何かあなたについて行ったら楽しそうだしね。」

カハク「アタシは【地霊 カハク】。 こんな姿でも、あなたはアタシを愛してくれますか?」

>カハクは仲魔になった。
36 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/05(水) 19:14:30.87 ID:fi4F1G0Wo
ピクシー「さて、仲魔も増えたことだし、さっさとこの病院を抜けましょ。」


−−−分院1F(ロビー)前−−−

>扉の先から強い妖気を感じる。 中に入りますか?

ピクシー「多分ここが出口ね。 気をつけて!ここにフォルネウスがいるわ。」

陽介「フォルネウスって誰だ?」

ピクシー「ここに陣取ってる悪魔ね。 多分、この病院で一番強いわ。 外に出ようとする悪魔はみんなフォルネウスにやられちゃうもの。」

陽介「そんなの問題ねーよ! 俺らで軽くノしてやんよ。」
37 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/05(水) 19:15:23.12 ID:fi4F1G0Wo
−−−分院1F(ロビー)−−−

【堕天使 フォルネウス】

フォルネウス「おい待てお前、見かけない悪魔だな。
        この俺に挨拶なしでここを出る気か?」

陽介「うるせーよ。どうしてもここを出なくちゃならないんだ。そこをどいてくれ。」

フォルネウス「命知らずの坊やだねぇ〜。
        さっきはヘマして人間に逃げられちまったが、キサマはそうはいかねえぞ。」

陽介「人間……?
   里中と直斗は上手く逃げたのか?!」

フォルネウス「問答無用![ピーーー]ぇぇぇぇ!」

>フォルネウスの〔ブフ〕!(敵単体に氷結小ダメージ。20%の確率で【氷結】状態にする。)

陽介「冷てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ! ダメだ!今までの雑魚とは全然違う!」

ピクシー「落ち着いて!ヨースケ。 大丈夫、危なくなったらすぐ回復してあげるから。
私が魔法、ヨースケが攻撃。 これでいけるわ。」

ピクシー「これでも喰らいなさい!」

>ピクシーのジオ!

>陽介の通常攻撃!

フォルネウス「クッ、 舐めやがって……! 調子に乗るなよ! 喰らえ!!」

>フォルネウスの〔死門の流氷〕!(敵全体に氷結小ダメージ、一定確率で【氷結】状態にする。)

陽介「冷てええええ、寒いいいいい!」

カハク「……」

陽介「やべぇ!カハクが喋らねぇと思ったら、凍ってやがる!」

ピクシー「カハクは氷結弱点だからね。 でも大丈夫、あいつかなり弱ってきてる! 今が攻撃のチャンスよ。」

陽介「よっしゃあ!総攻撃チャンスだ!」

フォルネウス「クッ、そんなばかな。負けただと……」

>陽介達の勝利!陽介のLvがアップ!ピクシーのLvがアップ!カハクのLvがアップ!

>ピクシーの体に変化の兆候が見られる……

>陽介は【ワダツミ】のマガタマをゲットした。

陽介「おっしゃあ!これでようやく外に出られるぜ。 お前達には感謝だな。」

ピクシー「こちらこそ感謝するわよ。おかげで外に出られるんだし。」

陽介「よし、出られるようになったからには、こんな病院脱出しようぜ。」
38 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/05(水) 19:17:04.18 ID:fi4F1G0Wo
陽介達、無事脱出。次回、代々木公園で謎の美女に出会う?

今日はここまでです。
説明回となりましたが、いかがだったでしょうか。
こんな感じで説明も入れていこうかと思いますがどうでしょう。
戦闘の方ですが、こんな感じで大丈夫でしょうか?

質問ばかりで長くなりましたが、今回終了時点での陽介達のステータスです。

魔人 花村陽介 Lv10
妖精 ピクシー Lv5
地霊 カハク Lv5
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/05(水) 22:42:43.37 ID:nATxoyvIO
クリティカルとか弱点属性食らっても相手の行動が増えてないんだけど…
せっかくプレスターンの説明したんだからそこはちゃんとしとこうよ
40 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/06(木) 07:01:39.99 ID:uAEn1HwWo
>>39
すいません。
フォルネウス戦に関しては、
死門の流氷

陽介hit カハク弱点 ピクシー回避
的な感じだと思って下さい。
次回からはその辺ちゃんと出来てると思います…
41 :ゆっくりですが投下します ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/06(木) 19:44:08.36 ID:uAEn1HwWo
>何かの気配がする……

老婆「すぐに死んでしまうような恥ずかしい真似はしなかったようですね。一安心でございます。」

陽介「あんたは…‼ 一体何の為に俺を悪魔にしたんだ!」

老婆「仮にも坊ちゃまの情けを受けた者。その程度の強さで終わってもらっては困ります、ホッホッホ……」

老婆「……そういえば貴方、外のトウキョウへ出るのは初めてですね?
それじゃ、婆のお節介ですがひとつだけ……
上をごらんなさい。
ごらんの通り、東京は姿を変え、丸い世界になりました。
その世界の真ん中で…なお通り輝いてるモノが見えましょう。
あれがカグツチでございます。
あれは、このボルテクス界を創りだした源。
そして、この世界に住む者に力を与えているモノです」

金髪の子供「…」くいくい。

老婆「……おや、坊ちゃま。もう行かれますか。
それでは、これで。今後ともしっかり頼みますよ。
世界を創るも良し、壊すも良し……」

陽介「世界を創る…? 世界を壊す…?」

>子どもと老婆はいなくなった……

陽介「……行っちまった。」

ピクシー「とりあえず外に出られたんだし、ヨヨギ公園に行きましょ。」

陽介「……そうだな。悩んでても仕方ねぇ。 行くか!」
42 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/06(木) 19:45:26.36 ID:uAEn1HwWo
>………………

縞柄の服を着た男の子「………ふーん…ここがボルテクス界かぁ…どこか影時間の世界っぽく感じるね。」

イヤホンを耳にした少年「……どうでもいい…。」

男の子「どうでもいい…ね… ところで、あれが人修羅らしいけどどうする?」

少年「どうでもいい。」

男の子「またどうでもいい……か。まあ、まだ少し泳がしとくのも良いかもね。」

男の子「変なお爺さんに呼ばれてここに来たけど、なんだか厄介事になりそうだね。」

少年「……」

男の子「そうだね。 調べたい事もあるし、そろそろ行こっか。」
43 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/06(木) 19:46:22.83 ID:uAEn1HwWo
−−−ヨヨギ公園−−−

ピクシー「わーい!!やっとついたー!
あなたとは、ここでお別れよね?」

陽介「ああ、そう言えばそうだったな。」

ピクシー「………」

陽介「どうした?」

ピクシー「……もうちょっとだけ一緒に行きたいと思ってる?」

陽介「おまえがそれで良いんだって言うなら一緒に行こうぜ。」

ピクシー「なら、これからもよろしく。」

>ピクシーが仲魔になった。


陽介「それにしてもヨヨギ公園は静かだな。 あれ、この扉は何で開かないんだ?」

ピクシー「そっちは妖精王のオベロン様と女王のティターニア様がロックしているから入れないわ。」

陽介「なら、こっちの扉は何だ?」

ピクシー「知らない。開けて見たら?」

陽介「それもそうだな。」ガラッ
44 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/06(木) 19:47:47.76 ID:uAEn1HwWo
−−−回復の泉−−−

???「いらっしゃ〜い。ここは回復の泉…ってもしかしてあなた花村君?」

陽介「何で俺の名前を知って……ってお前天城か?!
お前大丈夫だったのか? それにしてもこんな所で何やってんだ?」

雪子「何って……バイト?この前、ここに居た人にここを任されちゃって… …って花村君、何その格好…くっ…ププッ…あはははは! はは…半裸って…ププッ…しかも、短パン…くっ…くくく…」

陽介「笑うな! …それにしても天城が無事で良かったよ。」

雪子「くくっ……はぁー… まあいいわ、怪我をしたら何時でも来なさい。 マッカさえ払ってくれたら回復させてあげる。」

陽介「金取るのかよ! 」

雪子「これもバイトとは言えお商売だからね。」

雪子「回復の泉自体はどこの扉から入ってもここに繋がってるわ。 何かあったら相談しに来て。」

陽介「ああ、助かる。じゃ…そろそろ行くわ。」

雪子「また来てね〜」
45 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/06(木) 19:50:39.17 ID:uAEn1HwWo
−−−ヨヨギ公園−−−

ピクシー「今の誰だったの?」

陽介「ああ、今のは天城って言って前の世界での仲間だ。」

ピクシー「へー前の世界…仲間ね。」

陽介「遅くなったけど、他のみんなを探さないとな。っと言ってもどこに行けばいいんだ?」

カハク「とりあえず、悪魔と情報が集まる場所って言えばシブヤだよね。」

陽介「なら、とりあえず行くか。」


>・・・・・移動中・・・・・

【妖獣 チン】×5
>悪魔に先手をとられた!

陽介「うわっ!何だいきなり!」

ピクシー&カハク((チン5匹のバックアタック…終わったな。))

チン「コッロース!」

>チンの〔羽ばたき〕!(敵単体に1〜2回、敵複数体に3〜5回の小ダメージ。)

陽介「いってぇ!HP半分ぐらい削られたんですけど?! 何だコレ?!」

>チンの羽ばたき!

陽介「アリエネーダロッ!」

死の安らぎは 等しく訪れよう
人に非ずとも 悪魔に非ずとも
大いなる意思の導きにて
46 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/06(木) 19:52:49.17 ID:uAEn1HwWo
−−−ヨヨギ公園−−−

陽介「…」

ピクシー「…」

カハク「ほ…ほら、今のは仕方ないよ。 またシブヤ目指して頑張ろ!」

−−−シブヤ−−−

陽介「ふぅー…やっとついたぜ。」

ピクシー「とにかく情報収集ね。」

陽介「そうだな。街があるなら生き残った人間の情報もあるはずだろ。
里中や直斗、それに桐条さんの居場所を探らないとな。」

カハク「ねぇ、あそこに一体悪魔がいるから聞いてみてもいいんじゃない?」

【堕天使 デカラビア】

陽介「あのー…」

デカラビア「遅い……遅いぞ! フォルネウス!」

陽介達(!!)

陽介「なぁ、今あいつ、『フォルネウス』って言ったよな。」コソコソ

ピクシー「言ったわね。」コソコソ

カハク「倒しちゃったよね。フォルネウス。」コソコソ

陽介「倒したな。」コソコソ

ピクシー「そっとしておきましょ。」コソコソ

陽介「そうだな。」コソコソ
47 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/06(木) 19:53:55.58 ID:uAEn1HwWo
陽介「あのー…」

思念体「どうした?」

陽介「この辺で人間を見ませんでしたか?」

思念体「そうだな……そう言えば、この先のディスコに人間の女がいるって誰かが言っていたぞ。」

陽介「マジっすか!ありがとうございます。」

陽介「こうしちゃいられない、早速行ってみるぞ!!」

−−−ディスコ−−−

陽介「ディスコってここか。」ガチャ
48 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/06(木) 19:55:15.22 ID:uAEn1HwWo
千枝「花村…… 久しぶりだね…
こんな時、どんな顔すれば良いんだろうね…はは…
とりあえず喜べばいいのかな……。『無事で良かった』とか……。柄じゃないね…。」

陽介「里中……とりあえず無事で何よりだな。」

千枝「……もう分かったんだ。大声を上げても、泣き叫んでも、この悪夢は覚めない。
花村は知ってるの?東京に何が起こったか。」

陽介「えぇと……東京受胎が起こったんだ。」

千枝「受胎かぁ……あの雑誌に書いてあった事ね。」

千枝「私は、病院でいきなり気を失って……気づいたら周りがシャドウとは違う悪魔だらけで…
テレビの中と同じっぽいのにペルソナも出なくて…
死にもの狂いで外に出たんだけど、変わったのは病院の中だけじゃなくて……。」

陽介「そうだったのか……。ここまで無事で良かったよ。」

千枝「私は悪魔に殺されないように、必死で走ってきたけど…
……花村、あんたが連れているそれって、ひょっとして…?!」

陽介「あぁーっと、こいつらは敵じゃねぇぜ。信じねぇと思うが、俺も【悪魔】なんだ。
それで、一緒に行動してんだ。」

千枝「……花村が悪魔に……?
でも悪魔を連れてるから、そう考えるのが一番適当かもね。
……例え悪魔になったとしても、人間の心は失ってないんだね。」

陽介「信じられなくて当然だ。
俺だって未だに信じらんねぇよ。
でもよ、俺の心までは悪魔になってないことは分かってくれよな。」

千枝「世界に人間は自分一人じゃないかって思ったりもした。
でも、花村に会えて希望が見えてきた気もする。
私、他の人間を探して見るよ。
桐条さんや直斗君もどっかにいるかもしれないし。」

陽介「分かったよ、俺も俺なりに頑張ってみるよ。」

>……………

ピクシー「ヨースケ、どうだったの?」

陽介「里中が無事だったのはひとまず安心だな。
もうちょっとこの街を調べてみるか。」
49 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/06(木) 19:57:07.80 ID:uAEn1HwWo
【魔獣 ネコマタ】
ネコマタ「私、ギンザの組織の名前知ってるわよ。
私と【いいこと】したら教えてあげてもいいわよ?」

>ネコマタと【いいこと】しますか?

陽介「【いいこと】?! します! お願いします!」

ネコマタ「ニャー!ステキ!」

>ネコマタのひっかき!

陽介「い…痛て痛て痛ってええええええ!!
いいことって戦闘かよ!!」

陽介「チキショーやってやる!」

陽介「おりゃ!」

ピクシー「ジオ!」 weak!

カハク「アギ!」〔アギ〕( 敵単体に火属性小ダメージ)

陽介「おら!もういっちょ!」

>ネコマタが急に話しかけてきた。

ネコマタ「ちょっと!急にけしかけたのは謝るからぁ! もうやめて!」

>どうしますか。
1 戦いの姿勢を解く。
2 あくまでも倒す。
安価↓
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/06(木) 20:04:34.51 ID:Tl90H2nIO

51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/06(木) 20:06:31.45 ID:Z/mb0yjVo
52 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/06(木) 20:17:10.77 ID:uAEn1HwWo
陽介「分かったよ。もうやめてやる。」

ネコマタ「ニャー!ステキ!
お礼に仲魔になってあげる……っと言いたいところだけど、今は無理ね。
いつかあなたが困った時にはまたここに来て。その時には仲魔になってあげる。」

ネコマタ「ギンザの組織の名前は【ニヒロ機構】って言うらしいわ。」


>……………

陽介「シブヤ探索も楽じゃねーな。
ちょっと休憩がてらマッカ集めでもするか…」
53 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/06(木) 20:19:25.73 ID:uAEn1HwWo
千枝と再会した陽介、残りの人たちも探すためにシブヤを探索する。
次回、陽介達、異世界に飛ばされる?!

本日の本編はここで終わりです。
後でマッカ集め中の陽介が遭遇した出来事(小ネタ)を投下して終わります。
54 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/06(木) 20:23:03.68 ID:uAEn1HwWo
>シブヤにてマッカ集め中…



>……………




>陽介のLvがアップ!
>ピクシーのLvがアップ!
>カハクのLvがアップ!


>ピクシーの体に変化が起きた!
>見届けますか。

陽介「ん?どうしたピクシー?」

ピクシー「変化が来たのかも!」

陽介「おお、強くなんのか?!」

ピクシー「多分…」


>…………


>ピクシーはハイピクシーへと変化した!

ハイピク「私は【妖精 ハイピクシー】。今後ともヨロシクね。」

陽介「……( °Д°)」

陽介「な…なんじゃこりゃあああああああ?!」


本日のマッカ集め終了時点での陽介達のステータス

魔人 花村陽介 Lv13
妖精 ハイピクシー Lv10
地霊 カハク Lv8


ハイピクシーはライドウvsアバドン王のやつが可愛いですよね。
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/06(木) 20:26:10.21 ID:Z/mb0yjVo
ハイピクで驚いてたら次の変化は・・・
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県) [sage]:2012/09/06(木) 20:56:22.46 ID:5A7vNEsl0
千枝に雪子のこと教えなくていいの?
57 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/06(木) 21:36:49.78 ID:uAEn1HwWo
>>56
完全に自分の描写不足ですね。ごめんなさい。
その辺は軽いネタバレとなりますが、
雪子の正体は本来の泉の主である【魔神 アマテラス】の分霊であり式(要するに自分の分身をこき使う感じですね)で、
本来の雪子は東京受胎の結果、死んでいます。
なので、雪子は受胎の事を全く知りませんし、何故か円ではなくマッカを使うことも不思議と感じておりません。
陽介もそれを分かっている様なので、深く追求せず、また、千枝にも話さなかったという訳です。(世の中知らない方がいい事も有ります。)
なぜ雪子が式に選ばれたかと言うと、完全に雪子のペルソナ繋がりです。
また、こうしたお遊びもこれからも色々入ってくると思いますが、よろしくお願いします。

それでは、今日はこれで終了です。
皆様、寝ている間に悪魔に取り憑かれないようご注意を。
58 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/07(金) 20:26:41.72 ID:ShlNvspIo
投下再開します。
59 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/07(金) 20:27:39.04 ID:ShlNvspIo
>シブヤを探索中…

陽介「お、なんだここ。」

ハイピク「ここは【邪教の館】ね。 とりあえず入ってみたら?」

陽介「それもそうだな。」ガチャ

−−−邪教の館−−−

館の主「ここは邪教の館… ここでは秘術、【悪魔合体】を行っている…
我々の秘術は、悪魔を従えしお主の/助けとなり得るだろう。
各地の邪教の館に気軽に立ち寄ると良い。」

陽介「【悪魔合体】って何だ?」

館の主「悪魔と悪魔を合体させて新しい悪魔を作ることなり。
合体でしか作れない悪魔も中にはいるらしいが…」

陽介「なるほど、悪魔と悪魔を掛け合わせて、より強い悪魔を生み出せるってことか。」

館の主「…ふむ、時に主は普通の悪魔とは違うようだな。 お主は【マガタマ】を持っておる。」

陽介「【マガタマ】……? って何じゃこりゃああああ?!
何かヘビみたいな虫みたいな生き物をいつの間にか持ってたし!!」

ハイピク「フォルネウスを倒したときに手に入れてたでしょ。 覚えてないの?」

陽介(もしかしてあれか? あの変な二人に入れられたと思ったやつか? その時と病院で手に入れたコレで合計2つか。)

館の主「マガタマは悪魔の力の結晶。それによって耐性や弱点、ステータスも大きく変動するだろう。
お主が今持っているのが【ワダツミ】、氷結無効で電撃に弱い。
そして現在お主の体の中にあるのが【マロガレ】、ノーマル耐性。
上手く付け替えていけば、戦闘も楽になるだろう。」

陽介「なるほど、要するにマガタマを集めれば集めるほどいいってことか。」

館の主「その通り。 店にマガタマが置いてあることもある。 店にも出入りしてみることだな。」

陽介「本当か! 行ってみるか!」
60 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/07(金) 20:28:21.65 ID:ShlNvspIo
−−−ジャンクショップ−−−

陽介「ここか、この世界の店ってどんな感じなんだ……?」

ヒーホー君「ヒーホー! いらっしゃいだホ!
おいら、ここでお金を溜めて修行の旅に出るんだホ。
それで、サイコーでサイキョーの悪魔になるんだホ!
だからジャンジャン買い物していってホ!」

陽介「見たこともねぇような道具が置いてあるな。 
とりあえずマガタマ買うか……って高っけえええええ?!
何だよ?! 二つ合わせて『15,000マッカ』って?! さっき稼いだマッカ全部無くなるじゃねーか!!
ぼったくりにも程があるだろ!!」

ヒーホー君「そんな事無いホ。 これでも安い方ホ。」

陽介(これでも安いって……。 これからどんどん高くなんのかよ…)

ヒーホー君「さぁ買うホ? 買わないホ?」

陽介「……買うよ。 買わねえとこの先、行けねぇしな。」

>マガタマ【シラヌイ】、 マガタマ【イヨマンテ】を購入した。

>………陽介の財布がかなり軽くなった…。

ヒーホー君「ヒーホー! まいどありがとうホ!」
61 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/07(金) 20:28:57.30 ID:ShlNvspIo
陽介「シブヤにも病院みたいなターミナルがあるのか。 ちょっとのぞいてみるか。」

−−−ターミナル−−−

順平「おう、陽介! 無事で何よりだな。 歩いてここまで来たのか? どうやらかなり強い力を手に入れたみたいだな。」

陽介「順平さん、久しぶりですね。 いつの間にシブヤにきてたんですか?」

順平「この【ターミナル】を使ったんだよ。 こいつはすげぇぜ。 一瞬にして、各地のターミナルへ飛んでいける。」

陽介「ターミナルってそんな機能もあったんですか?」

順平「このターミナルは巨大なネットワークになってるっぽくてよ、恐らくはあいつ、十月の所にもつながっているはずだ。
―どうだ、俺っちと手を組まねぇか? 今の状況を変えるには、十月を追うしか無いと思うんだ。」

陽介「順平さんがいれば心強いですね。 手を組みましょう。」

順平「OK、噂によると、ギンザに創世を掲げる組織があるらしい。
しかも、そいつを率いてるってのが【人間の男】だってんだ。
俺っちの予想だとそいつが十月じゃねーかと思ってる。」

陽介「それで俺に調べてほしいってことですか。」

順平「そういうこった。 お前さんは物分かりがいいな。俺っちとは大違いだな。」

順平「この装置を使っておまえをギンザに送り届ける。 準備が出来たら言ってくれ。」

陽介「早速、…と言いたいとこですけど、ちょっと待っててくれませんか?」

順平「お、なんだ? 別に良いぞ。」

陽介「ちょっと俺、準備してきます。」
62 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/07(金) 20:29:37.38 ID:ShlNvspIo
−−−シブヤ−−−

ハイピク「何で今すぐ行かないの?」

陽介「まぁちょっとな。 せっかく悪魔合体とか出来るんだし、新しい仲魔も増やそうかなって。」

カハク「新しい仲魔? やったー。」

陽介「じゃ、ちょっくら勧誘してくっか!」

>悪魔勧誘中…… チョットコッチニキテクレナイ? ダイジョウブイタクナイッテ

−−−邪教の館−−−

館の主「悪魔が集いし邪教の館へようこそ。 今宵は一体何をする。」

陽介「えーっと、悪魔合体を。」

館の主「よろしい。では合体させたい仲魔を選ぶのだ。」

陽介「じゃあ、さっき勧誘したシキガミとコダマで。」

館の主「妖鬼シキガミと地霊コダマだな。 では行くぞ。」ウィーン

陽介「さぁ……来てくれ!」ドーン

悪魔「おいらは、【妖精 ジャックフロスト】。 いつかビックなキングになるんだホー」

>ジャックフロストが仲魔になった。

陽介「よし、それじゃあ行こう! よろしく、ジャックフロスト。」

ジャックフロスト「ヒーホーで良いホ。 よろしく、ヨースケ。」
63 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/07(金) 20:31:01.75 ID:ShlNvspIo
−−−ターミナル−−−

順平「お、準備ができたか。 それじゃあ転送するぜ。
おまえの転送に成功したら、俺っちも後を追うからな。
それじゃ、行ってこい!」

陽介「おおおおおおお!!」ギュイイイイイイイイ……!!

>……ドサッ!!

陽介「アレ?」



−−−アマラ経絡−−−

声「陽介、聞こえるか?」

陽介「その声は順平さん? 声だけは聞こえるけど… ここは一体どこなんだ?」

順平の声「そこはアマラ経絡だな。 どうやら俺っちが転送に失敗してみたいだ。」

陽介「し、失敗?! どうやったらそっちに戻れるんすか?!」

順平「心配ねぇ。 そこはターミナル同士をつなぐ通路だ。
入口もあれば出口もある。 先に進めばギンザにたどり着くと思うぜ。」

陽介「ふぅ…。とりあえず一安心だな。 そうときまればさっさとギンザに行こうぜ。」
64 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/07(金) 20:31:49.35 ID:ShlNvspIo
>・・・・移動中・・・・

陽介「そういえば、マガタマ買ったり勧誘したりしたせいで、ずいぶんとマッカが減っちまったな。」

カハク「それならアタシにまかせて!」

>カハクは悪魔に急に話しかけた。

>カハクの〔おねだり〕 (アイテムやマッカを要求する。)

カハク「ねぇねぇ、精霊さん。 アタシに何かくれない?」

【精霊 エアロス】

エアロス「ふむ、タダと言うわけにはいきませんね。
……それではチャクラドロップをいただきたい。」

>〔チャクラドロップ〕 (味方単体のMPを25%回復するアイテム)

カハク「しかたないなぁ〜。 はい。」

>カハクはチャクラドロップを差し出した。

エアロス「たしかに、……ではこちらを差し上げましょう。」

>カハクは750マッカをもらった。


カハク「ねっ。こんなもんよ。」

ヒーホー「すごいホー。マッカが増えたホー。」

陽介「確かにすごいな。 じゃ、ここらでちょっと稼ぐか。」


順平(早く進んでくれねぇかなぁ……)
65 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/07(金) 20:32:38.16 ID:ShlNvspIo
無くなった分のマッカを集める陽介達。 次回、ギンザへたどり着く?!

今日はここで一旦終わり?です。

―アイテムについて
カハクが勝手にアイテムを渡していましたが、ゲームとは違い、この世界では仲魔もアイテムを使うことができます。(ただし、回復アイテムは渡す事は出来ても使えません。)

―悪魔合体について
悪魔合体についてですが、今後は陽介達がマッカ集めの際、裏でやっていたりしますので、勝手に新しい仲魔が入ってたり、前いた仲魔がいなくなってたりします。(但し、ピクシーを除く。)

最後にマッカ集めの結果を投下して終わります。
今回は、ステータスについてはほぼ変動がないので書きません。
代わりに新メンバーのジャックフロストのスキルとステータスを書き込みます。
66 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/07(金) 20:33:25.60 ID:ShlNvspIo
>カハクのおねだり終了後。

ヒーホー「かなりマッカが集まったホー」

陽介「そうだな。集まったのはマッカと……何だ、この変な石?」

ハイピク「それは【メギドの石】ね。 まあ持ってても損はないんじゃない?」

陽介「【メギドの石】か……またどっかで使ってみるか。」


新メンバー
妖精 ジャックフロスト Lv7(継承スキル ヘッドハント)
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/07(金) 20:33:56.42 ID:WoSuVIlko
それより早くネコマタちゃんオナシャス!
68 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/08(土) 20:22:40.15 ID:FIhON57Ho
>>67
ネコマタが出てくるのは、もうちょっと先になりそうです。

それと、何かいいiPhoneのメモ帳アプリってありませんかね?

投下再開します。
69 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/08(土) 20:23:25.68 ID:FIhON57Ho
>・・・・移動中・・・・

陽介「あれ?今あった階段が消えたぞ。 どうなってんだ?」

順平の声「どうした? 先に進めなくなったか?」

陽介「ええ、階段が突然消えたんです。」

順平の声「OK、ちょっと待ってな。」ボコン!

陽介「階段が出てきました。」

順平の声「どうやら、アマラ経絡はいつも安定してるとは限らないっぽいな。
また何かあったら呼んでくれ。出来る限りの事はするぜ。」

>さらに移動中・・・ キャーカハクガミリョウニカカッチャッタヨ! イタイイタイ!オレハテキジャネーゾ! ヒホー!アツイホー!トケチャウホー!
70 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/08(土) 20:24:10.66 ID:FIhON57Ho
陽介「また階段が塞がっちまった。 順平さーん、また先に進めなくなりましたー。」

声「OK、じゃあさっきと同じように………
……聞こ……ますか? くっ、通信が……」ブツッ

陽介「あれ? 順平さん? 順平さんの声が聞こえなくなったぞ?!」

ハイピク「落ち着いて。 『いつも安定してるとは限らない』ってジュンぺーが言ってたわ。
通信が安定している場所もきっとあるはずよ。」

ヒーホー「そうだホ。近くを探してみるホ。」

>……………………

声「……い……−い、おーい、聞こえるかー?」

陽介「ここは通信が安定していますよ。」

声「どうやらそこは通信が安定してるっぽいな。 次に何かあった時は、通信が安定してる所で落ち合おうぜ。 ちょっと待っててな。 今通路をあけるぜ。」ボコン!

声「どう……やら、また通信が不安定に……
また別の……信が安定……いる場所で……会おう……」ブツッ

陽介「しかしめんどくせー場所だな。 さっさと出ちまうぞ。」

>またまた移動中… オイ!コンドハヒーホーガミリョウサレチマッタゾ! キャ! タイヘン!カハクガコオッテシマッタワ!
71 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/08(土) 20:24:59.17 ID:FIhON57Ho
声「やっと来たな。 出口が近いぞ。 例によって俺っちが出口を開けて……」

陽介「やっと来たぜ!」

声「ちっ、何者かが通信に乱入してきやがった……(フェードアウト)」ブツッ

【外道 スペクター】
「…ウォ、ウォイ。ウォマエ、ナニモノ、ダァ〜?
サッキカラ、コソコソ、スル、スルゥ……
ジャ、ジャ、ジャマ、ダ。」

陽介「一体なんだ?!」

スペクター「!! ウォ、ウォマエェェェ!ワカッタ、ワカッタゾ。
ココノ、マガツヒ、ヲ。 ヒトリジメ、スルキダロ? ウォ、ウォレヲ、ヤルキナンダロ?!」

ハイピク「……」ピクッ

陽介「マガツヒを独り占めする? そんな事しねーよ。」

スペクター「……チガウ。ウォマエ、ウーソ、イッテル。ダマサレ、ナイゾ!」

ハイピク「……」ピクピクッ

陽介「嘘なんて言ってねーよ。」

スペクター「ココ、ウォマエニ、ツゥカワセナイ。ヘンナコト、サァセナイ。
キ、キ、キ……キエロ! ウォマエ!!」

陽介達「……」

スペクター「ウォ、ウォマエ、ナカマ、タクサン!ウォレモ、タクサン、イルゾ!!」

>スペクターは仲間を呼んだ!
>スペクターAが現れた!スペクターB、C、D、F、…が現れた!
72 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/08(土) 20:26:02.59 ID:FIhON57Ho
ハイピク「……はぁ、もう何を言っても無駄みたいね。 ヨースケ、さっさと殺ってしまいましょ!
さっきもらった【メギドの石】を使ってみて!」ビキビキ

陽介「ハイピクさん、かなり怒ってる?」コソコソ

カハク「そうかもね。」コソコソ

ヒーホー「怖いホー。 荒れてるホー。」コソコソ

陽介「……っと【メギドの石】だったけ、使ってみるか。」ポイ

>ヒューン……ドーン!

陽介「何だ?! 小っさな爆発がおきたぞ!!」

ヒーホー「きれいだったホー。 楽しそうだホ、おいらもやるホー」ポイ

カハク「アタシもアタシも!!」ポイ

>…………ドーン!

スペクター「アリエンヨ、コンナノ!! ウォ、ウォレ、クワレルゥゥゥ!!」

ハイピク「うるさい!! とっとと死になさーい!!」ポイポイポイポイ

陽介「お、おい! ピクシー!投げすぎだって!!」ドーン!

>………

陽介&カハク&ヒーホー「……」プスプス

スペクター「ウォァァァァァァァーー! ウォマエ……イツカ、ゼッタイ、クッテヤル、ゾ……
……ウォレ、ウォマエ、ヲ、ワスレナイゾ……」

>ひとまずスペクターを倒した。
>陽介達のLvがアップ!
73 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/08(土) 20:26:40.45 ID:FIhON57Ho
声「おーい、おーい、大丈夫か〜?」

陽介(敵に勝ったのはいいが、少なくとも俺らにも被害がきてるぞ…)「あーハイハイ、聞こえてます。」

声「大丈夫っぽいな。 今すぐに進めるようにしてやるからな。」

陽介「よろしくたのみます。」

ヒーホー「痛いホー。怖かったホー。」

カハク「怖かったー」

ハイピク「今度会ったらコテンパンにしてやるんだから!」

陽介達(((ハイピクシーだけは怒らせないようにしよう。)))

声「今開いた通路を通ればギンザだぜ。 遠回りしちまったが、これで目的達成だな。」

陽介「サポート御苦労さまです。 それじゃあいくぜ!」
74 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/08(土) 20:27:19.09 ID:FIhON57Ho
>………………ずずずずず………

陽介「あり? 歩いてたら変な空間に迷い込んじまったぜ? ここはどこだ?」

−−−謎の空間−−−

喪服の淑女「…いらっしゃいましたか。 宿命があなたをここへ誘ってくれると承知しておりました。」

陽介「だ、誰なんだ一体?! ここはどこだよ?!」

喪服の淑女「ここはアマラの果て…… 人であった身には、魔界と説明すればよいでしょうか。」

喪服の淑女「感じていようとは思いますが…ここには数多の強き悪魔が潜んでおります。
その神におとしめられた者らは、ここをかりそめの住処とし、再び飛び立つ刻を待っているのです。」

謎の老紳士「……」

喪服の淑女「悪魔の力を宿せし少年、陽介。 今はまだ弱く、アマラのマガツヒにもただ流されるだけ……
ここに来たのは、迷い込んだのも同然に思えるでしょうが……案ずることはありません。
あなたが向かおうとしていた地まで私どもの力で送り届けて差し上げます。」

陽介「それはありがたいですけど……あんた達は一体何者なんだ?」

喪服の淑女「さあ、トウキョウにお戻りなさい。 今のあなたが、この地ですべきことはなにもありません。 そう、今の力弱きあなたには……」 

喪服の淑女「…ですけれど、これは渡しておきましょう。
その燭台……ロウソク立ては【メノラー】といいます。
あなたが自分の力の方向に迷うとき、そのメノラーが手掛かりを与えてくれるでしょう。」

>陽介は【王国のメノラー】を手に入れた。

喪服の淑女「では…ギンザへお送りします。 宿命が望むのであれば、また会うこともありましょう……」
75 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/08(土) 20:28:01.03 ID:FIhON57Ho
陽介「ハッ?! 気づいたらターミナルが目の前にある…… ギンザに着いたのか?」

声「お〜い、聞こえるか? どうにかギンザには着いたようだな。」

陽介「順平さんの声か! おかげさまで無事に着きました。」

順平の声「途中、急におまえの気配が消えちまうから心配したぜ。
アマラ経絡に飲み込まれたんじゃないかって……まあ無事で何よりだ。」

陽介「心配には及びませんよ。」

声「おまえはこれから十月を調べてくれ。 俺っちは別の方法で十月を探るぜ。
じゃ、またお互い生きて会おうぜ。」

陽介「分かりました。順平さんも十分気を付けてください。」
76 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/08(土) 20:29:06.34 ID:FIhON57Ho
無事、ギンザに着いた陽介達。 次回、陽介達が謎の人達に会う?!

今回はここで終わりです。
スペクター戦は完全にネタでしたが、メギドの石で合体前に一掃は実機でも出来る小技ですね。
最後に陽介達のステータスを乗せて終わります。


魔人 花村陽介 Lv15
妖精 ハイピクシー Lv12
地霊 カハク Lv10
妖精 ジャックフロスト Lv9
77 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/09(日) 21:59:41.20 ID:IYtS1TiMo
投下再開します。
78 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/09(日) 22:00:20.80 ID:IYtS1TiMo
−−−ギンザ−−−

陽介「ギンザの街はしっかり整備されて良い感じなんだな。」

ヒーホー「とりあえず探検するホー」


−−−ギンザBAR−−−

ハイピク「酒場ね、確かにここなら情報を集めるのにうってつけかもね。」

カハク「ねぇねぇ、ヨースケ。 アタシ茅台酒飲みたい!」

ヒーホー「おいらはミルクホー。 大きくなってキングを目指すんだホー」

陽介「おまえら、遊びにきたんじゃねーぞ。」

ギンザBARママ【夜魔 ニュクス】

ママ「あら、ここに来るなんておませな坊やねぇ。 このへんじゃ見かけないけど、【ニヒロ】に興味があってこの街にきたの?」

陽介「えーっと、そうなんですよ! どういう組織か教えてください!」

ママ「……ニヒロの本部は、ギンザを出てすぐの所にあるわ。
男の子なら、ドーンと行っちゃいなさい。 駄目だったら、また相談に乗ってあげる。」

陽介「本当ですか?! 情報ありがとうございます!」

陽介「おい、おまえら、遊んでないで早速いってみるぞ。」
79 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/09(日) 22:01:13.34 ID:IYtS1TiMo
−−−ニヒロ機構−−−
門番【堕天使 ベリス】

ベリス「待たれい…… ここは静寂を求むる場、ニヒロ機構本部なり。
総司令と巫女様のもとに、下賎な輩を通すことまかりならん。 早々に立ち去れい!」


−−−ギンザBAR−−−

陽介「というわけで、追い返されました…」

ママ「本当に行っちゃうとは思わなかったわ。 何か、ニヒロに乗り込まなくちゃいけないワケがあるの?」

陽介「ちょっとワケありで…… でも、ニヒロを調べなきゃならないんですよ。」

ママ「……なら教えてあげる。【ゴズテンノウ】に会いなさい。
ゴズテンノウはイケブクロ界隈を牛耳る悪魔の親分。
ニヒロとは対立してるから、力になってくれるかもしれないわね。
イケブクロへは、ここを出て橋を渡った先のギンザ大地下道から入れるのよ。」

陽介「本当ですか?! 早速行ってみます! たびたびありがとうございます!」

ママ「ヤボなことを言うつもりはないけど…… 貴方の望み、かなうといいわね。」

【魔王 ロキ】
ロキ「…オマエ、見ない顔だな。 ミルクでも飲みにきたのか? クククッ…」

ヒーホー「ミルクあるのかホ?! 飲みたいホー」

陽介「おまえが話に突っ込むとややこしくなるからやめてくれ…」

ハイピク「ハイハイ、それじゃあ大地下道に行ってみましょ。」
80 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/09(日) 22:02:48.00 ID:IYtS1TiMo
−−−回復の泉−−−

雪子「あら、花村君。 今日は何の用?」

陽介「久しぶり、天城。 今日はちょっとな。 地下道に回復の泉はなさそうだし、ちょっと寄ってみただけだ。」

雪子「地下道? ……うーん、ギンザ大地下道かしら。
でもあそこには人も来ないし、出張所も立ててなかったはずだわ。
次にあるのはその先のイケブクロね。」

陽介「やっぱ地下道には回復の泉がねぇのか…
ところで天城、とある人にコレをもらったんだが何かわかるか?
【メノラー】っていうらしいんだけど。」

雪子「なに?それ。 ロウソクの台? ちょっと分からないか…な。」

陽介「さすがの天城でも分からねぇか。 分かった、ありがとう。」

雪子「また何か分からないことがあったら聞きにきて。 知ってることなら話してあげる。」

陽介「おう。 それじゃまたな。」

雪子「またきてね〜」

>地下道へ移動中………

【天使 エンジェル】×2

>悪魔に先制をとられた!

ハイピク(これは……)

エンジェル「えいっ!」 〔ハマ〕 (敵単体に確率での即死効果。)

陽介「何だ?! 札が体に……」パシューン

ハイピク「あ…」


死の安らぎは 等しく訪れよう
人に非ずとも 悪魔に非ずとも
  大いなる意思の導きにて    アリエネェダロッ!
81 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/09(日) 22:03:36.59 ID:IYtS1TiMo
−−−ギンザ大地下道−−−

>……………

陽介「ふぅ… ここまで来たら安心だろ。」

ハイピク「そうね。」

ヒーホー「でもヨースケ、ここまで来るのに3回はパトってるホ。」

>パトる……死亡すること。 真Vの全滅ムービーが「フランダースの犬」の最終回に酷似しているため。

陽介「うるせぇ。 ま、ここはエンジェルみたいな即死魔法を使ってくる奴はいねぇし、楽に行けそうだな。」

カハク(それでも運が悪かったらパトるけどね…)「あっ! 敵がきたよ!」

【地霊 スダマ】×3

陽介「まあ、こんぐらい一気にいけるだろ。」

>…………………

陽介「やべ、一体倒し損ねた。」

スダマ「…」キュイーン 〔特攻〕 使用者が死亡することと引き替えに、単体に物理大ダメージ。

陽介「えっ?!……」ドーン!



死の安らぎは(ry  マタカヨ!
82 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/09(日) 22:04:22.48 ID:IYtS1TiMo
ヒーホー「またパトったホ。」

陽介「……」

ハイピク「全く、しょうがないわね。 先を急ぐわよ。」

カハク「ねぇ! 見て、あそこに誰かいるよ。」

???「!!!」

陽介「……? 俺を見て逃げる人影が…… こんな所にああいう悪魔もいるのか?」

【擬人 マネカタ】
マネカタA「もうアイツあんな所まで来ちゃったよ…… ひょっとして【マントラ軍】の悪魔かな。」

マネカタB「……とにかくみんなに報告しないと。」

>………………

陽介「やれやれ……こりゃ迷路みたいな地下道だな。」

マネカタA「うわぁ!来た!マントラ軍の悪魔だぁ!!」

陽介「……え? 何でいきなり怖がられてんの?」

ハイピク「その全身にあるタトゥーのせいじゃない?」

陽介「なにそれ落ち込む…… ってかあいつら何かと勘違いしてねぇか?」

マネカタ老人「マントラ軍の悪魔…………おしまいじゃ……
……もう、何もかも、おしまいじゃ……………
………?……ああ?……なんじゃい。
マントラ軍の悪魔ではないぞ! こんな悪魔はマントラにおらん! ……心配して損したわい。」

陽介「悪魔のような人間のような…… あんたら一体何者なんだ?」

老人「ワシらは【マネカタ】ちゅうもんじゃ。
こんな場所で暮らしとるから、どんな存在かは想像つくじゃろう。
さあ帰った帰った。 皆も引き上げるぞ。」

陽介「【マネカタ】…聞いたことがねぇな。」

ヒーホー「【マネカタ】は、イケブクロで活動している【マントラ軍】に働かされている人たちホー  きっとこの人たちはイケブクロから逃げてここに住んでるホー」

陽介「なるほどな。 じゃ、とりあえず探索してみるか。」
83 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/09(日) 22:05:19.15 ID:IYtS1TiMo
−−−ジャンクショップ−−−

マネカタ店主「あぁ〜ら、イイ男!
こわぁい悪魔かと思って、ビクビクしちゃったじゃないのぉ!
こぉんなステキな悪魔サンには、う〜んとサービスしちゃう!
い・つ・で・も・来てちょうだいね。うふっ。」

陽介「うっ……嫌な思い出が…」

ヒーホー「男なのに女みたいな喋り方をしてるホ。」

カハク「変態だー!」

店主「変態だなんて、いやぁねぇ。
ところで、何て言ったかしら、この…まがたま?
虫みたいでイヤらしいのよぉ。アンタ早いとこ買って行きなさいよね!」

陽介「ここにもマガタマがあるのか?!」

ハイピク「【ヒフミ】と【カムド】、それに【アンク】ね。」

ヒーホー「高いホー。 三つ合わせて丁度36,000マッカホー。」

陽介「……足りねぇ。 てか何だよこれ! いくらなんでも高すぎるだろ!
物価が上がってるってもんじゃねーぞ!」

カハク「仕方ないわね。 またマッカを集めましょ。」

陽介「うぅ……いつまでたってもマッカが貯まらねぇ…」
84 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/09(日) 22:06:54.95 ID:IYtS1TiMo
マガタマを買うためにイソラ焼きをする羽目になった陽介達。
次回、陽介達が盗みをはたらく?!

今回はこれで終了です。
地下道と言えばイソラ焼きですよね。

イソラ焼き終了後の陽介達のステータス

魔人 花村陽介 Lv18
妖精 ハイピクシー Lv15
地霊 カハク Lv12
妖精 ジャックフロスト Lv12
85 :名無しNIPPER [sage]:2012/09/09(日) 22:33:46.05 ID:HiRbxzuAO
86 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/10(月) 21:11:48.20 ID:M95zTb9Jo
投下再開します。
87 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/10(月) 21:13:12.37 ID:M95zTb9Jo
−−−ギンザ大地下道−−−

陽介「ほらよ、36,000マッカ集めてきたぜ。」ジャラ

店主「あら、本当に買ってくれるの〜? じゃ、これね。」

>マガタマ【ヒフミ】、マガタマ【カムド】、マガタマ【アンク】を購入した。

店主「毎度あり〜 ま・た・き・て・ね。」


>探索中…

マネカタ門番「ピピー。 そこの悪魔、止まりなさい!
ここから先は立ち入り禁止です。 マントラの悪魔が入ってきたらどうするんですか!」

陽介「いや、立ち入り禁止って言われても… どうしても、ここを通んなきゃならねぇんだ。 ダメかな?」

門番「ダメに決まってます。」




陽介「……はぁ。 完全に行き詰まったな。」

ハイピク「とりあえず、いろいろなマネカタに聞き込みをしていきましょ。
きっと何か先に進む方法があるわよ。」
88 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/10(月) 21:14:31.18 ID:M95zTb9Jo
>聞き込み中…

陽介「そう簡単に情報なんて手に入るわけねぇよな… テレビの時もそうだったし。」ガチャ

ガラクタ集めマネカタ「……やあ。 キミが今、ボクらの間で話題の悪魔かい?」

陽介「そうらしいな。 イケブクロへ行く方法について何か知らねぇか?」

ガラクタ集め「ああ分かった、門番のやつがいて通れないんだろう。
だったら交換条件といこうじゃないか。 僕の求める物を持ってきたら通れるようにしてやってもいい。」

陽介「そうだな、何を持ってくればいい?」

ガラクタ集め「僕は人間が描いた【オサツ】という絵画がほしいんだ。
スカシという技術で絵ガラが変化して、美しいガラが細かく描かれているそれは、当時の人間にとっては非常に貴重なものだったらしい。
オサツが命より大事な人間もいたらしい。」

陽介(オサツ……紙幣のことか? ちょっと勘違いしてるけど、この際どうでもいいな)

陽介「そのオサツはどこにあるんだ?」

ガラクタ集め「ウワサだと、人間でニギわっていた場所に沢山あったらしいけど、街のことかな?
とにかく頼んだよ。」




陽介「街…か。 とりあえずギンザにでも行くか。」

ヒーホー「ギンザならBARに行くホー。 あそこなら情報もいっぱいあるホー」
89 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/10(月) 21:15:50.67 ID:M95zTb9Jo
−−−ギンザBAR−−−

ロキ「何だ? 俺の部屋にオサツがあるかって? オサツといえば人間の金だな。
さぁて、あるんだかないんだか……」

陽介「どうしても必要なんだ。 頼む。」

ロキ「ククク、なら200万マッカよこしな。 そうしたらこのBARの裏にある俺の部屋ごとくれてやるよ。」

陽介「200万?! そんな金あるわけねぇよ!」

ロキ「クククッ…まあ、そうだろ。 悪いが話にならんな。 帰んな。」
90 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/10(月) 21:16:33.43 ID:M95zTb9Jo
−−−回復の泉−−−

陽介「…ってなわけなんだよ。 どうすればいい?」

雪子「何? そんなことで相談に来たの?」

陽介「こっちは真剣なんだよ。」

雪子「そんな事言ったって…ねぇ。 だったら盗んでしまったらいいのよ。」

陽介「?! ちょおま?!」

雪子「何か構うことでもある? 私たちは悪魔なのよ?
それとも何?『人の物を盗むのは良くありません』…とでも言うのかしら?」

ハイピク「それもそうね。 無理難題を押し付けてくるなら実力行使で行くしかないわね。」

ヒーホー「確か、ギンザのBARには裏口があったはずホー。 そこからいくホー」

カハク「決まりね。 さっさと行っちゃいましょ。」

陽介「知らねぇぞ、どうなっても。」

雪子「いってらっしゃ〜い」
91 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/10(月) 21:17:59.28 ID:M95zTb9Jo
−−−BARの裏口−−−

陽介「裏口ってここか? 割とすんなり入れたな。」

>千円札を手に入れた。

【妖精 トロール】
「むむむ!! オマエ!! ちょっと目を離した隙に、勝手な事をしてるぞ!?
むむむむむむーーーー!! オシャレにあの世行きだぞー!!!」

陽介「やっぱり、見張りがいたんじゃねーか。」

ヒーホー「あいつは【妖精 トロール】ホー。 妖精の中でも結構バカだホ。
だから、精神属性の攻撃が弱点ホー。
因みに、おいらの氷は効かないホー。」

カハク「だったら、アタシに任せて。 えいっ。」
〔セクシーアイ〕 (敵単体に55%で魅了させる。 精神属性。)

トロール「おう……おう…」

>トロールは魅了された!

トロール「……」

>トロールはぼーっとしている。

カハク「いまよ!」

陽介「よっしゃあ! 総攻撃チャンス!」

ヒーホー「やったるホー!」

>………

>トロールを倒した!
92 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/10(月) 21:19:11.33 ID:M95zTb9Jo
−−−ギンザ大地下道−−−

ガラクタ集め「やあ、また来てくれたんだね。」

陽介「約束のオサツを持ってきたぜ!」

ガラクタ集め「おお!!オサツだーーーー!!
約束だろ!?さあ! さあ!!」

ガラクタ集め「……よし、約束は守るよ。
たしか、イケブクロに行きたいんだったね。」

ハイピク「そうよ。」

ガラクタ集め「わかった。 僕から門番へ口を聞いといてあげるよ。
これでキミ達は通れる。 気を付けて行きなよ。」

陽介「ありがとよ。 じゃ、行くか!」

ハイピク「これでようやくイケブクロへ行けるわ。
何かつかめるといいわね。」




門番「話は聞いてるよ。 通りなさい。」

陽介「後はこの地下道を一気に抜けるだけだな。」
93 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/10(月) 21:20:42.20 ID:M95zTb9Jo
【王国のメノラー】の炎が激しく揺らめいている。

陽介「おわっ?! 何だ、いきなり炎が揺れだしたぞ?!」

ハイピク「なんか……嫌な感じがする。」

陽介「うおっ?! 地面に穴が! うわああああああああああ!!」ドサッ



−−−謎の空間−−−

陽介「どこに落ちてきたんだ?」

???「メノラーの炎が、私を戦いに駆り立てる。
お前が誰だかは知らないが、メノラーを持つ以上戦いは避けられないみたいだな……」

陽介「だ、誰だ?! 姿を見せやがれ!!」

カハク「ヨースケ、気を付けて! 何かくる!」

???「この戦い、脱しうるのはただ一人!
勝者が敗者のメノラーを奪い、生き残る……
メノラーを持つ以上、お前も最強の力を得んとする者。
しかしそれは無謀! 最強の力は最強の戦士にこそ相応しい!」

???「そしてそれは……血と喝采の中、数多の命を断ってきた最強の戦士……」

???「即ち私! マタドールにこそ相応しい!!」

【魔人 マタドール】
94 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/10(月) 21:22:22.19 ID:M95zTb9Jo
陽介「なっ……お前は一体誰なんだ?!」

ハイピク「あれは……【魔人】!
悪魔の命を狙う死神…… 何でこんな奴がここにいるの?!
気を付けて! 何も対策して無い今じゃ勝てないかもしれない!」

Mドール「お前がメノラーを手にするには力不足だ。
私に渡すのが相応だが……
どうせお前は聞き入れないだろう。」

Mドール「ならば! お前の体に問う!
この剣とカポーテにかけて今宵もまた勝利を誓わん!
血の劇場よ……最高の戦いの幕開けだ!!」

Mドール「行くぞ! 赤のカポーテ!」
〔赤のカポーテ〕 (従者の命中・回避を限界まで上げる)

陽介「こ…攻撃が当たらねぇ!」

Mドール「まだまだ小手調べだ!」
〔マハザン〕 (敵全体に衝撃属性の小ダメージ)

ヒーホー「痛いホー このままじゃ死んじゃうホー」

ハイピク「ダメッ、回復が間に合わない!」

カハク「攻撃も当たらないよ!」

Mドール「弱い……。 正直、失望したぞ!」
〔血のアンダルシア〕 (敵全体に各々最大4hitするランダム物理技)

>………

陽介「強過ぎんだろ………」



死の安らぎは 等しく訪れよう
人に非ずとも 悪魔に非ずとも
大いなる意思の導きにて



シンデルバアイジャネェ!
95 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/10(月) 21:23:53.28 ID:M95zTb9Jo
股人形に対してなす術もなくパトってしまった陽介達。
次回、新メンバー加入で股人形を倒す?!

短いですが、今回はこれで終了です。
実際、初見HARDでの先生は最初の詰みポイントで、何度パトらされたか分かりませんよね。

今回終了時の陽介達のパラメーターです。

魔人 花村陽介 Lv21
妖精 ハイピクシー Lv18
地霊 カハク Lv12
妖精 ジャックフロスト Lv13
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/09/10(月) 22:25:22.07 ID:ip7Qnx5K0

マタドール先生は補助の大切さを改めて教えてくれるくらい鬼門だからな…
先生でパトってから再度イソラ焼き突入のパターンは誰もが通る道
97 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/11(火) 21:43:41.26 ID:HjTZqsRxo
投下再開します。
98 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/11(火) 21:44:24.88 ID:HjTZqsRxo
−−−???−−−

陽介「……」

???「あら、誰かと思えばヨースケじゃない。 何か困ったことが起きたの?
……そう、私の力が必要なのね。
いいわ、今のヨースケならきっとアタシの力を使いこなせる…」

???「アタシは【魔獣 ネコマタ】。 改めてよろしくニャ。」


−−−邪教の館−−−

館の主「これでいいのだな?」

陽介「よろしく頼む。」

ヒーホー「ヨースケ、おいらは合体してビックな悪魔になるホー。 だからバイバイホ。」

陽介「おう。 ビックな悪魔目指して頑張れよ。」

カハク「まあまあ楽しかったわヨースケ。 アタシ抜きでも頑張ってね。」

陽介「マッカ集めじゃ世話になったな。 じゃあな。」

館の主「では、【妖精 ジャックフロスト】と【天使 エンジェル】、イケニエに【地霊 カハク】を合体させるぞ。」


>………………


???「私は【女神 アメノウズメ】。 私の力が必要なのね、人修羅さん。」
99 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/11(火) 21:45:32.46 ID:HjTZqsRxo
−−−ギンザ大地下道−−−

陽介「一気にメンバー交代になったな。」

ネコマタ「でも、強くなったんじゃニャいの?」

ウズメ「回復は任せてくださいな。」

ハイピク「子供っぽいのがいなくなったわね。 さ、あの魔人にリベンジしましょ。」
100 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/11(火) 21:46:09.20 ID:HjTZqsRxo
−−−謎の場所−−−

(中略)

Mドール「行くぞ!〔赤のカポーテ〕!」

陽介「やっぱり命中と回避をあげてきたか。」

ネコマタ「あげられたなら元に戻せば良いだけね。〔スクンダ〕!」
〔スクンダ〕 (敵の回避・命中を1段階下げる補助技)

ウズメ「防御も上げときませんとね。 〔ラクカジャ〕!」
〔ラクカジャ〕 (味方の防御を1段階上げる補助技)

Mドール「ほう、だがまだ小手調べ。 〔マハザン〕!」

ネコマタ「効かないニャ!」BLOCK

ウズメ「効きませんわね。」BLOCK

陽介「よし、これでだいぶ楽になったな。」

ハイピク「反撃開始ね。」

ネコマタ「これでもくらえニャ!」

陽介「おらよ!」

ハイピク「ジオ!」

ウズメ「オマケよ!」

Mドール「ほう、やるようだな。
だが、これならどうだ! 〔気合い〕」
〔気合い〕 (自分の次の物理攻撃力を2.5倍に上げる)

股人形「更にどうだ!〔血のアンダルシア〕」

陽介「やべぇ。 けど…」

ウズメ「回復は任せてくださいな。〔メディア〕!」
〔メディア〕 (味方全体のHPを小回復)

陽介「よし、回復も間に合う!
いけるぞ!」
101 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/11(火) 21:48:35.34 ID:HjTZqsRxo
Mドール「なかなかやるな。 だが、貴公に真実の瞬間を見ることはできん。」

Mドール「それを見るのは……この私だ!」

Mドール「さあ、来い!〔挑発〕」
〔挑発〕 (相手の防御力を2段階下げ、相手の攻撃力を2段階上げる)

ハイピク「注意して! 防御力が下がってる!」

ウズメ「でも、ここでこれを出してきたということは彼方さん、相当弱って来てますわよ。」

陽介「よし今だ! 総攻撃チャンス!」

ネコマタ「このまま一気に押し切るニャー!」

>…………

Mドール「この私が負けるか……」

>マタドールを倒した。

>陽介は、【基礎のメノラー】を手に入れた。

???「……やはりメノラー同士は引き合いましたか………陽介、お願いがあります。
急ぐ必要はありませんが、そのメノラーをもって、私どもの所まで来て頂けますか?
ターミナルを使って【アマラ深界】まで転送されるようにしておきます。」

陽介「どこからともなく声が聞こえる……
アマラで会ったあの女の人の声だぞ!」

声「詳しいお話は………こちらに来ていただいた時にさせていただきます。
その時までメノラーを失くさないようお気をつけ下さい………」

ハイピク「……声、消えたわね。 一体なんなのかしら?
ヨースケにメノラーを渡して、そしてそのメノラーを狙って魔人が来た………。」

陽介「まあ気になるし、イケブクロに着いた時にでも行ってみるか。」
102 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/11(火) 21:50:28.95 ID:HjTZqsRxo
−−−イケブクロ−−−

陽介「ふぅ…… やっと着いたな。」

ハイピク「そうね。 セーブもしたし、探索してみても良いんじゃない?」

ネコマタ「気をつけるニャ。 この辺には気性の荒い悪魔が多いニャー」

【妖鬼 モムノフ】×2 ヨンダ?

陽介「おわっ。 言ったそばから出てきやがった。」

ネコマタ「任せてニャー こいつは精神属性に弱いから……〔マリンカリン〕!」
〔マリンカリン〕 (敵単体に55%
で魅了させる。 精神属性。)

ネコマタ「オッケー。 一体は魅了出来たニャー。」

陽介「もう一体は魅了出来なかったか。 でも、慎重に戦えば大丈夫なはず!」

モムノフ「ソォイ!」 〔気合い〕

魅了済みモムノフ「……」

>モムノフは仲間を裏切った!

>モムノフに攻撃! (クリティカル!)

モムノフ「クラエ!」〔突撃〕
※気合いで攻撃翌力が2,5倍になっています。

陽介「ちょ…それはヤバい………アッー!」 (クリティカル)



死の安らぎは 等しく訪れよう
人に非ずとも 悪魔に非ずとも
大いなる意思の導きにて
103 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/11(火) 21:51:24.04 ID:HjTZqsRxo
−−−回復の泉−−−
雪子「あはははは! そんなことがあったの?!」

陽介「笑い事じゃねーよ。」

ウズメ「嫌な……事件でしたわね。」

ネコマタ「申し訳ないニャ。 コレは完璧にアタシの失態ね…」

ハイピク「まあ、良いんじゃないの? ヨースケだし。」

陽介「俺だから良いってなんだよ。
それにしても、ここは力強い悪魔が多いな。」

雪子「この近くにのビルはマントラ軍の本営だからね。 マントラが恐ろしいなら近づかない方がいいわ。」

ハイピク「そう言えばヨースケは、ここからはどうするの?」

陽介「そうだな……」

1 アマラ深界に行ってみる。
2 マントラ軍本営へ行ってみる。
安価↓
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/11(火) 21:56:54.39 ID:vX2WZnpDO
2
105 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/11(火) 22:00:43.10 ID:HjTZqsRxo
陽介「そうだな。とりあえず、マントラ軍本営へ行ってみようと思う。」

雪子「さっきの話聞いてなかったの? マントラ軍は力でねじ伏せる集団よ。」

陽介「ああ、それでも行かないと。 仲間を探す為には【ゴズテンノウ】に会わなきゃならねぇ。」

雪子「そう。 ならいってらっしゃい。 でも気を付けて、何かあったら直ぐに決闘裁判よ。」

陽介「そうなったらそうなったで何とかするさ。 じゃ、行ってくる。」

雪子「ケガしたら何時でもうちに来てね。 マッカのある分だけ回復してあげる。」
106 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/11(火) 22:02:59.16 ID:HjTZqsRxo
マントラ軍本営へ行く事に決めた陽介達。 マントラ軍本営で待っていたものとは?

次回、決闘裁判?!

今回は短いですが選択肢の決定で終わりです。
モムノフ怖いですよね。 特に気合いが……

今回は新メンバーのステータスを表示して終わりです。


新メンバー
魔獣 ネコマタ Lv20(特別仕様) スキル、スクンダ持ち。

女神 アメノウズメ 継承スキル(ラクカジャ、おねだり、息吹の具足) Lv21
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/11(火) 22:08:55.00 ID:vX2WZnpDO
合体は○×が無いから楽だなww
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/09/11(火) 22:45:41.46 ID:b5ujN7qJ0

やっぱりモムノフはぐう畜だな
109 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/12(水) 20:45:48.55 ID:Fv/9JrN4o
>>107
きっと陽介も○×に苦労してると思いますよ。


投下再開します。
110 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/12(水) 20:47:01.16 ID:Fv/9JrN4o
−−−イケブクロ−−−
陽介「マントラ本営に行くとは言ったものの、いざ行くとなったら怖ぇーな。」

ハイピク「ならちょっとこの辺を探索してから行きましょ。」

陽介「そう言えば、ここ探索して無かったな。」

ネコマタ「モムノフに掘られただけだったニャー」

陽介「嫌なこと思い出させるなよ……」

ウズメ「あれは運が悪かったのだと思いなさいな。」

ハイピク「バカやってないで探索するわよ。」



>探索中………

【妖鬼 オニ】
>悪魔が急に話しかけてきた。

オニ「世の中、力こそがすべてだ!
自分の身に降りかかる問題は、自分の力で排除するしかねえ。
そう思うだろう?」

陽介「…」

1 そう思う
2 そんな事はない
安価↓
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/12(水) 20:56:55.40 ID:4Pc1dBsDO
2
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/12(水) 21:06:29.71 ID:djGXkcim0
2
113 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/12(水) 21:20:47.18 ID:Fv/9JrN4o
陽介「そうは思わねーな。
実際に今までも仲魔の力を借りてここへ来たし、力以外の解決方法ってのもあるんだぜ。」

オニ「なんだよ、ハッキリしねえヤツだなあ……」

オニ「悪いが俺様とオマエは合わねぇ。
ここはイケブクロ、力のみが真実の街だ。
精々雷神 トール様にやられない様に気を付けな。」

>オニは去って行った。




陽介「そう言えば今、オニが雷神とか言ってたよな…」

ハイピク「今居る仲魔は電撃に弱いから、一体ぐらい電撃無効の悪魔を作っても良いんじゃない?」

陽介「それもそうだな。 ちょっとだけ戦力を強化するか。」


>悪魔勧誘中……
114 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/12(水) 21:23:26.85 ID:Fv/9JrN4o
−−−邪教の館−−−
主「では、合体するぞ。」

陽介「さて、こい!」

>…………

???「我は【鬼神 タケミナカタ】。 この力、貴公に捧げようぞ!」


陽介「もう一丁!」

>…………

???「私は【妖魔 ディース】。 私の力で貴方を助けましょう。」


−−−イケブクロ−−−

陽介「一気に仲魔が増えたな。」

ハイピク「そうね。 だいぶ戦力も増えたと思うわ。
でも覚えておいて。
一度の戦闘に仲魔として出られるのは、3体までよ。」

陽介「何でだ?」

ウズメ「それに関しては、人修羅殿、貴方の負担を考えてですわ。」

陽介「俺の?」

ネコマタ「一度に呼び出す仲魔が多いと、それを1人で指示する事はとっても難しい事なのニャー」

陽介「なるほどな。 俺の指示が届く範囲が大体3体までって事だな。」

ハイピク「そういう事。 さて、話も終わったし、早くマントラ軍の所に行きましょ。」
115 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/12(水) 21:24:42.43 ID:Fv/9JrN4o
−−−マントラ軍本営−−−

>扉の中から声が聞こえる……

声「……何なんですか貴方は!
……僕は何も……
……」

>声は聞こえなくなった。


陽介「今の声は……まさか直斗か?! 中に入るぞ!」


−−−マントラ軍本営ビル−−−

直斗「な、何なんですか貴方は!
ぼ…僕はまだ何にもしてません!!
また……?!」

陽介「おい! 直斗!」

直斗「あ…貴方は、花村先輩…?!
力を貸して下さい! こんな所で油を売っているヒマは無いんです!
桐条さんが……っ!!」ドカッ!

陽介「お、おい! 大丈夫か?!」

【鬼神 トール】
トール「見かけぬ悪魔だな?
このマントラに足を踏み入れし者は全て我が裁きを受けてもらう。
そいつを捕まえておけ!」
116 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/12(水) 21:26:21.20 ID:Fv/9JrN4o
−−−牢屋内−−−

陽介「捕まっちまった……。
直斗が無事だったのはひとまず良かったとして、牢屋に入れられたんじゃどうにもなんねぇよな…」

ハイピク「ここに入った以上、もうマントラにとっては罪なんでしょうね。
成り行きに任せましょ。」

看守【妖精 ジャックランタン】
看守「おいコラ、オマエはこれから裁判を受けるんだぞ?
力による決闘裁判だ! 潔白だと言い張るのなら、死ぬ気で相手をねじ伏せてみろ。
まあ、オマエには無理だろうなぁ…… ひゃははは……!」

陽介「決闘って……あんな裸マントにハイレグパンツのやつとなんか戦えるわけ……あんなパンツうちでも扱ってねーぞ!」

ネコマタ「ツッコミどころが色々間違ってると思うニャー」

看守「ほら、喋ってないで。 そろそろ開廷だ。 出ろ。」

陽介「おいおい、まじでやるのかよ……」トボトボトボ

看守悪魔 【妖鬼オニ】
「何だオマエ。裁判を受けるのなら、さっさと反対側の扉に行けよ。」

陽介「ま、間違えただけだって。
逃げようなんてしてねーよ?!」

オニ「……それとも、オレサマを買収して、裁判の裏情報を聞き出す気か?」

陽介「金を払えば助けてくれるのか?!」

オニ「ふっ、被告の分際で案外分かってるじゃねーか。
じゃ、さっさと200マッカよこしな。」

陽介「それで生き残れる確率が上がるなら、安いもんだぜ!」

>陽介は200マッカ支払った。
117 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/12(水) 21:27:00.30 ID:Fv/9JrN4o
オニ「よし……じゃあ耳の穴カッポじってよく聞けよ。
いいか?オレたちマントラの流儀では、裁判はバトル3連戦で白黒つける。
で、その3連勝に勝てなきゃ有罪、……すなわち死刑だ。
せいぜい準備ぐらい整えとけよ。」

オニ「大まかな流れはここまでだ。
更に詳細を知りたかったら、もう200マッカよこしな。 コッチも命がけなんだ。」

陽介(なら最初から400マッカで良いじゃねーか…)

陽介「分かったよ、ほらよ。」

>陽介は更に200マッカ支払った。

オニ「よしよし。 じゃあ、オマエが裁判で戦う相手の情報を教えてやろう。
まずは…………!」

ジャックランタン「おい、そこで何やってんだよ。」

オニ「な……何でもねぇよ!
……そう!コイツが道を間違えたんだ。 だから注意してたのさ!」

ランタン「………ふーん。 親切なこったね。」
118 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/12(水) 21:28:36.82 ID:Fv/9JrN4o
オニ「ふぅ……あぶねぇ、あぶねぇ。
アイツ、足音ねぇから気付かなかったぜ。
……よし、続きだ。 対戦相手の情報だったな。」

オニ「まず、初めの対戦相手は、【炎】で被告を焼きまくる悪魔だ。
炎といえば、アレに弱い。 アレだよアレ、分かるだろう?」

陽介「成る程、炎か。 ならディースの出番だな。」

ディース「任せて下さい。 きっと役に立ってみせましょう。」

オニ「次の悪魔が、【衝撃的】なレディーだ。
……男の魅力で【感電】させるか?」

ウズメ「【衝撃】に【感電】ですか……。」

ネコマタ「なら私達に任せるニャー」

オニ「で、最後だ。最後は、マントラ軍No.2のあのお方だ。
キツーイ雷落とされねえよう、せいぜい気をつけな。
ちなみに、弱点なんて無いぜ、あのお方には。」

陽介「【雷神】か……。」

タケミー「ならば我にお任せを!
雷ぐらい跳ね返して見せましょう!」

オニ「……さあ、情報はこれで全部だ。
さっさと反対側の扉に行け。
じゃないと、またアイツに怪しまれるだろう?」

陽介「助かったぜ。 ありがとよ!」
119 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/12(水) 21:37:18.16 ID:Fv/9JrN4o
直斗に会ったものの、捕まって決闘裁判をさせられる羽目になった陽介達。
次回、決闘裁判三連戦。

書き溜めを間違って消えてしまったので、短いですが今回はここで終わりです。
何で金子さんの描く悪魔ってあんなに裸マントとか裸に布切れ一枚とかが多いんでしょうね。


新メンバー
鬼神 タケミナカタLv17

妖魔 ディース Lv23
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/12(水) 22:00:49.99 ID:4Pc1dBsDO
ディースさんでぃーっす。
薄着なのに隠し方うまかったりねww
121 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/13(木) 21:09:59.90 ID:yTSEX0nFo
投下再開します。
122 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/13(木) 21:10:28.44 ID:yTSEX0nFo
−−−マントラ軍本営ビル−−−

裁判官【妖鬼 オニ】
「これより、我らマントラの流儀にのっとり、決闘による裁判を開廷する。
被告人ヨースケは、速やかに闘技台へと移動せよ。」

オニ「……被告人ヨースケは、ふてぶてしくイケブクロをうろつき、挙句に、我らの本営ビルに入り込んだ。
さらに、目撃者の証言によれば、ギンザの大地下道を通って来たとのことで、ニヒロのスパイの可能性もある……」

陽介「な、な……なんじゃそりゃ! 理不尽じゃねーか! 大体俺はニヒロを探るために……」

ハイピク「落ち着きなさい、ヨースケ。」

オニ「このイケブクロの街は、我らマントラ軍の縄張りだ!
我らの縄張りで、新参者がデカイ顔をするだけでも、十分有罪に値する!」

ディース「ひどい裁判ですわね。 これがマントラのやり方ですか……」
123 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/13(木) 21:11:13.02 ID:yTSEX0nFo
【魔獣 オルトロス】
「判決ヲ 下ス……オマエハ 死刑ダ。 死刑以外 アリエナイ。
オレノ 心ヲ満タス 死ニ方ヲ 考エロ。 準備ノ時間ヲ クレテヤル。」

陽介「情報によるとこいつは炎を使う… となると、火炎無効の【シラヌイ】を使うか。」

シラヌイを装備した。

陽介「仲魔は…… ディース、ハイピクシー、ウズメでいいか。」

ディース「貴方の力に成りましょう。」

オルトロス「デハ、行クゾ!」
〔マハラギオン〕 (敵全体に火炎中ダメージ。)

陽介「火炎しか使ってこねぇ! こりゃ楽勝だな。」BLOCK

ディース「心地よいぐらいですわね。」

陽介「反撃、くらいな!」
〔アイスブレス〕 (敵複数体にランダムで1,2回、氷結小ダメージ。 17%で氷結させる。 )

ハイピク「凍ったよ!」

陽介「よっしゃあ! 総攻撃チャンス!」

オルトロス「クッ、強イジャ…ナイ…カ……」

>オルトロスを倒した。

陽介「楽勝だったな。 次、来いよ。」
124 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/13(木) 21:11:57.54 ID:yTSEX0nFo
【鬼女 ヤクシニー】
「オルトロスに勝てた程度じゃ、あんたに下った判決は覆らないわ。
あんたは死刑なの……ああ早く切り刻みたい!
でも、準備の時間はあげる。せいぜい、あがいてちょうだいね。」

陽介「さっきはノーダメージだったし、このまま……」

ハイピク「はいちょっと待った。 自分のマガタマ確認してみなさい。」

陽介「……え?」

※シラヌイ 火炎無効 衝撃に弱い

ハイピク「さっきの情報を聞いてたでしょ? 
このままじゃ衝撃魔法を叩き込まれてまたパトるわよ。
マガタマの付け替えは死活問題。 とりあえず衝撃無効のヒフミに付け替えなさい。」

陽介「あ、危なかった…… 助かったよ。」

ヒフミを装備した。

陽介「仲魔は……ウズメ、ネコマタ、ハイピクシーでいいな。」

ネコマタ「任せるニャー。」

ヤクシニー「では、よろしいかしら? 行くわよ!」
〔マハザンマ〕 (敵全体に衝撃属性の中ダメージ。)

陽介「効かねーな!」BLOCK

ウズメ「効きませんわね。」BLOCK

ネコマタ「効かないニャ」BLOCK

ハイピク「お次はこちらから! 〔ジオ〕!」

陽介「感電したぜ! いくぜ総攻撃!」

ヤクシニー「ムカツクわ…ああ…ムカツク…認めないわよ…こんなの認めないわよ…
あぁぁぁぁぁッ!!」

>ヤクシニーを倒した。
125 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/13(木) 21:14:03.07 ID:yTSEX0nFo
陽介「今回も楽勝だったな。
この調子で次も……」

タケミー「待て、何か凄い妖気を感じる……」

オニ「いっ、いよいよだぜ……」

トール「ここまで見事な戦いぶりだった、と誉めてやろう。」

陽介「は、はあ。」(そういやこのハイレグパンツが残ってたな。 それにしてもこのパンツ、どこで売ってるんだろな。)

トール「しかし……この私にも、キサマの力が通用するかな?
我が裁きのハンマーをもって、キサマの力を試させてもらうぞ。
今しばらくの猶予を与える。 万全の準備を整えるがよい。」

陽介「電撃無効のマガタマはねぇな。ならとりあえずカムドにするか。」

>カムドを装備した。

陽介「仲魔は……ハイピクシー、タケミー、ウズメでいいな。」

タケミー「必ずや、貴公に勝利を
もたらしましょう!」

トール「では……キサマの力を見せてもらおう!」
126 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/13(木) 21:15:07.28 ID:yTSEX0nFo
トール「いくぞ…!」ジオーンガ!
〔マハジオンガ〕 (敵全体に電撃中ダメージ)

陽介「あばばばばば!!」

ウズメ「キャ!!」WEAKPOINT

陽介「やべぇ、ウズメは弱点だったか。 ……でも。」

タケミー「ふん!」カーン

トール「ほぉ、跳ね返してきたか。」

陽介「これで相手の行動は0だな。」

ウズメ「回復ね。 〔メディア〕!」

陽介「おら!」

ハイピク「えいっ!」

タケミー「破!」CRITICAL
〔静天の会心〕 (カグツチ光がSILENTの時、通常攻撃が必ずクリティカルになる。)

ウズメ「せっかくだから、防御も上げましょ。 〔ラクカジャ〕!」
127 :トールの通常攻撃が「ダーイ」にしか聞こえない ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/13(木) 21:17:23.74 ID:yTSEX0nFo
トール「ほう、弱点もいるが反射でカバーか。 なるほど、うまくやっているようだが……
ならば、こうすればよい。 〔ジオダイン〕!」ジオーンガ!

ウズメ「きゃあああああ!!」WEAKPOINT

トール「さらに!」ダーイ!

ウズメ「……」

陽介「ヤバい! ウズメが死んだ!」

ハイピク「生き返らせるアイテムもないよ!」

陽介「さすがはマントラNO.2…
ちょっとヤバいな…」

トール「そのうっとうしい防御も剥がさせてもらう!」
〔デカジャ〕 (相手の能力アップ効果を無効化する。 )

陽介「ラクカジャも無効化された… でも、仕方ねぇ……こい! ネコマタ!」

ネコマタ「……」
128 :トールの魔法攻撃が「ジオーンガ!」にしか聞こえない ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/13(木) 21:18:38.84 ID:yTSEX0nFo
トール「ネコマタを召喚したところで同じこと。 〔ジオダイン〕!」ジオーンガ!

陽介「頼む…ネコマタ……」

ネコマタ「……」スッ
攻撃を寸前で避けた。

トール「なっ。 俺の雷を避けただと?!」

陽介「よそ見は駄目だぜ。」

トール「ぐっ! しまった…」

陽介「今だ! 〔竜巻〕、ぶっ飛べ!」
〔竜巻〕 (敵単体に1〜2回、敵複数体に2〜4回の衝撃属性大ダメージ。 )

>……………

トール「ぬぬっ…なぜだ!」

ネコマタ「さっき、〔スクンダ〕を二回かけていたんだニャ。」

陽介「避けれるかどうかは完全に運だったけどな。」

トール「なるほどな……」
129 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/13(木) 21:19:40.36 ID:yTSEX0nFo
トール「…………私をここまで追いつめるとは、……見事だ。
どうやらキサマの奥底には、他の悪魔に無い何かが宿っているようだ。
……これは、私を楽しませてくれた礼だ。 受け取るがいい。」

>陽介は【ナルカミ】のマガタマを手に入れた。

陽介「ひょっとして、助かったのか…?」

トール「……【ゴズテンノウ】に会え。
我らの指導者ゴズテンノウは、真の強者のみが生きるユートピア建設を目指されている。」

トール「ゴズテンノウは、この本営ビルの最上階に在らせられるぞ。
キサマの力で世界が変わるかもしれん。 よく覚えておけ。」

陽介「分かった。 【ゴズテンノウ】に会えば良いんだな。」

トール「おい、裁判官。ヨースケに、無罪判決を下せ、私が認める。」

オニ「えっ!? 無罪?…はっ、ハイ!!
……で、では、判決を下す……です。
トール様の命令……いや…被告ヨースケの力に免じ……
……ここに無罪放免を言い渡す!
……これにて裁判は閉廷、被告は釈放につき、すみやかに退去せよ!」

ハイピク「ヤレヤレ…一時はどうなるかと思ったけど、どうにか切り抜けられたわね。」

陽介「今回はネコマタのおかげだな。」

ネコマタ「ヨースケの力になれて良かったわ……ニャ。」

陽介「お前、前々から思ってたけど……無理してないか?」

ネコマタ「そんな事はないニャ。」

陽介「なら良いけどよ。」
130 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/13(木) 21:20:18.96 ID:yTSEX0nFo
−−−イケブクロ−−−

ランタン「チッ! トール様に認められるなんて、運のいいヤツめ……
ホラよ。 どこにでも自由に行きやがれ!」

陽介「これも実力ってな。」

ハイピク「調子に乗ってると、またパトるわよ……」

ランタン「……そうそう。 トール様が、オマエは顔パスだってよ。
マントラ軍の本営内を、自由にウロついていいんだとさ。
……気にいらねえ!」

陽介「とりあえず、随分ダメージを受けたし、ウズメも生き返らせてやらねぇと……」

ハイピク「回復の泉ね。」

ネコマタ「疲れを癒すニャー」
131 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/13(木) 21:22:21.96 ID:yTSEX0nFo
−−−回復の泉−−−

雪子「いらっしゃい。」

陽介「とりあえず回復と、ウズメを生き返らせてくれ。」

>…………

雪子「噂は聞いてるわよ、あのトールを負かしたようね。」

陽介「ギリギリだったけどな。 みんなのおかげだ。」

雪子「マントラに認められるなんて、なかなかやるんだね。 花村君の癖に。」

陽介「俺が認められるのが駄目なのかよ!」

雪子「……そう言えば聞いてるかしら?
最近、縞柄の服を着た男の子と、丁度私達の年ぐらいの少年が、この辺で悪魔を探しているって噂があるようだけど…」

ハイピク「聞いた事はないわね。」

雪子「まあ、花村君なら大丈夫よね。
ところで、これからどこへ行くの?」

陽介「えーっと……」

1 アマラ深界へ行く。
2 ゴズテンノウに会いに行く。
安価↓
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/09/13(木) 21:32:31.93 ID:597kdtvC0
2
133 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/13(木) 21:42:00.35 ID:yTSEX0nFo

陽介「ゴズテンノウに会いに行こうと思う。」

ハイピク「ニヒロの思惑を調べるのね。」

陽介「ああ、それと桐条さんの居場所もな。」

雪子「マントラ軍本営に行くのね。
気を付けてね、噂が本当だったらもしかしたら会うかもしれない…」

陽介「まあ、どんな敵が来ても勝てるさ。」

ハイピク(完全にフラグ立てたわね。)

ネコマタ(これは駄目なやつニャ)

ウズメ(パトらないように細心の注意をしないといけないわね。)

タケミー(この主、大丈夫なのか?)

ディース(何があっても人修羅様を守るだけです。)

陽介「………?」
134 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/13(木) 21:45:15.43 ID:yTSEX0nFo
ゴズテンノウに会いに行く事になった陽介達。
次回、噂の人が来る?!

今回も選択肢の決定で終わりです。
タケミーってゲームだとトール倒した後は正直もうほとんど出番が無いですよね……

最後、久しぶりに陽介達のステータスを表示して終わります。


トール戦後の陽介達のステータス

鬼衆 花村陽介 Lv25
妖精 ハイピクシー Lv22
魔獣 ネコマタ Lv21
女神 アメノウズメ Lv22
鬼神 タケミナカタ Lv19
妖魔 ディース Lv24

>ネコマタの体に変化の兆候が見られる………
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/09/13(木) 22:22:56.80 ID:597kdtvC0

ネコマタの変異とかピクシーと師匠に並ぶ悲劇
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/14(金) 15:57:36.15 ID:Ru6AXoCDO
ヤクシニーの上半身裸に反応しない陽介……やはりホm
137 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/14(金) 21:20:27.99 ID:L5QntGXBo
すいません。
ちょっと忙しいので、今日と明日は更新出来そうに無いです。
138 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/16(日) 22:24:51.84 ID:G4FXlTBuo
ふぅ…
投下再開します。
139 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/16(日) 22:25:39.92 ID:G4FXlTBuo

−−−マントラ軍本営ビル−−−

ヒーホー君「オイラ、強くなるためにマントラに入門しようとしてやってきたホ。」

陽介「お前、ひょっとしてシブヤで店を開いてたやつか?」

ヒーホー君「そうだホ。 でも怖いから中に入れずにいるんだホ…」

陽介(ビックな悪魔になるには遠そうだな…)「理不尽な裁判にかけられるからやめといた方が良いぜ。」

ネコマタ「ゴズテンノウに会うんでしょ? 早く行くニャ。」

陽介「そういえばそうだったな。 早速入るか。」

ハイピク「待って! 柱の所に…何か…いる!」
140 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/16(日) 22:26:27.66 ID:G4FXlTBuo
モコイ「なんだがとってもダークネス。 ボク、ボルテクス界デビューしたッスよ。」

陽介「な、何だ?! この辺では見かけない悪魔だな。」

モコイ「ウヒッ、ユニバースの有里 湊VS人修羅…それってイケてる?」

陽介「ユニバース? それに有里湊って誰だ?」

ハイピク「ヨースケ! 階段の所に!」

ディース「縞柄の男の子に俺らと同じぐらいの年の少年。噂の通りですね。」

陽介「ちょ、あれは噂じゃなかったのか?!」

ファルロス「……人修羅さん。まずはその力を見極めさせてもらうよ。」
141 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/16(日) 22:27:23.01 ID:G4FXlTBuo
ファルロス「湊、まずは慎重にね。間違っても殺したらダメだよ?」

陽介「ちょ、あの人『殺す』とかなんとか言っちゃってますけど?!」

ハイピク「ヨースケ、危ない!」

陽介「えっ?!」ヒュン

湊「…」
〔おもちゃの弓〕 (弓による攻撃。 敵単体に数回物理ダメージ+一定確率で魅了)

陽介「な、何なんだ?! いきなり攻撃してくる奴があるかよ!! 誰だよ一体!?」

ウズメ「気を抜かないで人修羅さん。 また攻撃がきますわよ。」
142 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/16(日) 22:29:57.03 ID:G4FXlTBuo
陽介「やべぇ、コイツはもしかしたらトールより強いかもしれねぇ。
とりあえず攻撃を下げっぞ!」
〔タルンダ〕 (敵全体の攻撃力を下げる。)

ウズメ「防御も大事にね。 〔ラクカジャ〕!」

ファルロス「やるね。 ……でも。」

湊「オルフェウス!」カッ
>ンダの効果をかき消された。

陽介「下がった能力を戻してくんのかよ?!」

ウズメ「下げるのが駄目なら、こっちを上げればいいだけですわ。〔ラクカジャ〕!」

ファルロス「攻撃して来ないの?
だったらこっちから行くよ?」

湊「チェンジ、スサノオ!」カッ
〔残影〕 (敵単体に物理大ダメージ。 クリティカル率が恐ろしく高い)

陽介「おわっ」CRITICAL

陽介「ちょ、なんて威力してんだ?! 補助かけてこれかよ?!」ゾクッ

ファルロス「1MORE!」

湊「チェンジ、モコイ!」カッ
〔モコイブーメラン〕 (敵全体に物理ダメージ+確率で混乱)

ハイピク「キャッ!」

陽介「やべぇ、回復が間に合うか?」

ウズメ「任せて! メディア!」
143 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/16(日) 22:31:17.82 ID:G4FXlTBuo
ファルロス「ふーん、これでも倒れないか…… 湊、少し力を抜きすぎじゃない?
人修羅さん、なかなかやるね。」

湊「どうでもいい。」
〔挑発〕 (敵全体の攻撃力を上げ、防御を下げる。
さらに、湊の使う挑発は自分のMPも回復する。)

ハイピク「防御が下がってるよ! 気をつけて!」

ウズメ「また防御を上げましょうか?」

陽介「いや、このまま押し切る! 総攻撃だ!」

ディース「短期決戦で行こうと言うのですね。 分かりました。」
>ディースは力を溜めた。

陽介「今だ! 総攻撃!」

湊「くっ…」CRITICAL

陽介「怯んだぞ! 今だディース!」

ディース「これでお終いです!」
144 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/16(日) 22:32:34.94 ID:G4FXlTBuo
ファルロス「はいはーい、そこまでそこまで!」

陽介達「?!」

ファルロス「君の力は見させてもらったよ、人修羅さん。」

陽介「どう言うことだ?」

ファルロス「このまま闘いを続けても意味が無いと思って。」

陽介「何だよ! それは俺達が弱いってことか?」

ファルロス「誰もそんな事は言ってないよ。」

ファルロス「ただ、今回は力が見たかっただけ、それだけだよ。」

ファルロス「人にあらず悪魔にあらず… 故に人修羅、か…。」

ファルロス「改めて自己紹介しよう、君と戦ったのが有里 湊、そして僕はファルロス。
ある老紳士の依頼で君の様子を探りに来たんだけど…」

陽介「老紳士?!」

ファルロス「おじいさんの思惑が気になるし、少し調べて見る必要がありそうだ。」

ファルロス「事と次第によっては、もう一度湊と手合わせするかもしれないよ?」

ファルロス「…それまではその命、死神なんかに刈られないよう大事にしなくちゃね。」ニッコリ

陽介「……!?」ゾクッ

ファルロス「じゃ、そういう事で。 バイバイ。」

>二人は立ち去った。



ファルロス
「湊、これは一筋縄ではいかなそうだよ?」

湊「どうでもいい。」

ファルロス「まっ、気を引きしめて調査するとしよー。」
145 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/16(日) 22:34:12.67 ID:G4FXlTBuo
−−−回復の泉−−−

雪子「どうだったの? ゴズテンノウには会えた?」

陽介「いや、それどころの騒ぎじゃなかったって。」

雪子「何かあったの?」

陽介「ああ。あれからな……」

>……………

雪子「そう、あれは唯の噂じゃ無かったのね。」

陽介「それにしても、何だったんだ? あの2人組……」

ディース「何者にしても、何か特別な感じがしました。 そう、言うなれば………死神と生きてる者では無い様な…」

陽介「考えすぎじゃね?」(でも、最後に感じた悪寒は一体……)

ディース「そうだと良いのですが……。」

ハイピク「そう言えば、『老紳士の依頼』って言ってたよね。
ひょっとして……」

陽介「まだ結論づけるにはまだ早えーよ。
でも、本当にそうだとしたら…
あの老紳士は警戒しないといけないな。」

ウズメ「ならば、一度【アマラ深界】へ行ってみたらどうです?
あの老紳士に来てくれるよう頼まれたのでしょ?」

陽介「ああ、ならゴズテンノウに会った後にでも行くか。
今はとりあえずにマントラ本営行こう。」
146 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/16(日) 22:35:10.51 ID:G4FXlTBuo
ゴズテンノウに会いに行こうとした矢先に突如現れた謎の2人組。
彼らの言う老紳士とは一体?
次回、とりあえずゴズテンノウに会いに行きます。

眠いので、今回はここで終わりです。
いやぁ、あの人は強いですよね。
特に戦闘時の音楽は印象的でしたし、 クリティカルで何度パトらされたかわかりません…

今回、陽介達のステータスに変動は特にありません。
147 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/16(日) 22:39:15.32 ID:G4FXlTBuo
そう言えば、書くのを忘れていました。
ディースのステータスです。

ディース (アークエンジェル×モムノフ)
継承スキル(タルカジャ 気合い)
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/17(月) 01:08:24.94 ID:wG54BxKDO
ダンt…ライドウさんにキタローか。いい配役だな〜
149 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/17(月) 22:17:04.89 ID:r+zd177/o
投下再開します。
150 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/17(月) 22:18:16.07 ID:r+zd177/o
−−−三度目のマントラ軍本営−−−

ネコマタ「早速、ゴズテンノウに会うニャー」

陽介「ちょっと待った。 先に地下に行くぞ。 直斗が気になる。」

−−−B1階 牢獄−−−

直斗「来てくれたんですか、先輩。
悪魔の奴ら、一体いつまで閉じ込めておく気でしょうか。」

ディース(人間はマガツヒのタネ… ここで手放す気は無いでしょうね、マントラなら特に…)

直斗「先輩が決闘裁判で勝った事は聞いていますよ。 自由の身らしいですね。
まあ、僕は無理せず、脱出のチャンスをうかがいますよ。」

陽介「そうか……すまないな、ここから出してやれなくて。」

直斗「良いですよ、別に。
それにしても、よく決闘裁判で勝てましたね。
それに、何で悪魔なんか引き連れてるんですか?」

陽介「……俺は悪魔になった。 力を得たんだ。
……信じられねぇとは思うが、事実なんだ。」
151 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/17(月) 22:18:58.81 ID:r+zd177/o
>…………

直斗「にわかには信じられませんが、先輩のその体、そして悪魔を引き連れていると言うことから、悪魔になったと言うのは本当っぽいですね。」

直斗「それより、ニヒロに桐条さんが居るという情報を手に入れました。」

陽介「桐条さんが?! 無事だったのか!」

直斗「しかも、マントラ軍はニヒロに攻め入るつもりらしいです。
なので、このままだと桐条さんが危ない可能性があります。」

陽介「攻め入るって本当か?!」

直斗「先輩、桐条さんを頼みました。
正直、今の僕には何も出来ませんしね。」

陽介「分かった。 俺に任せろ。」
152 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/17(月) 22:19:48.09 ID:r+zd177/o
−−−60階 ゴズテンノウの間−−−

陽介「ここがゴズテンノウの間… なんかヤバい感じの妖気が来てるぞ…」

陽介「お、おじゃましま〜す……」ガチャ

ゴズテンノウ「よく来た、ヨースケ。 大いに歓迎しようぞ。」

陽介(どこから声が……ってでけぇ!! 悪魔と言うより巨像じゃねーか。)

ゴズテンノウ「我はゴズテンノウ。マントラ軍の長として、悪魔らを導いておる。」

ゴズテンノウ「しかし、その方の戦い見事であった。
新たな猛き悪魔の出現……誠に喜ばしい。
まずは褒美じゃ。遠慮なく受け取れい。」

陽介は力を授かった!

ゴズテンノウ「さらに多くの悪魔を使役できるようになったはずだ。
これが我の力ぞ。 今後とも我に尽くせば更なる力を授けようぞ……
どうじゃ? これから我がマントラに仕えること依存あるまい?」

陽介「…」

1 仰せに従う
2 断る
3 決められない
安価↓
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/09/17(月) 22:40:12.65 ID:rKMm7r150
1
154 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/17(月) 22:43:08.75 ID:r+zd177/o
陽介「わかった。 ただし、俺は好きなようにやらせてもらうぜ。」

ゴズテンノウ「ハッハッハ!! その方の心、しかと聞いたぞ! いやぁ、愉快、愉快。
ふむ、条件については好きにするがよい。 では、さっそくマントラの者として働いてもらおうかの。」

ゴズテンノウ「本題に移ろう。 我らの敵は【ニヒロ機構】。 それは知ってるな。
奴等は【静寂】を理想として我らを脅かしている。 これ以上奴等を見過ごしてはおれぬ。」

陽介「それじゃあ、やっぱり…」

ゴズテンノウ「私は、すでにギンザにあるニヒロの本部を攻めるよう配下に命じた。
お前も悪魔ならば、ギンザに向かえ。そして、ニヒロを成敗するのだ!
…行けい!」
155 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/17(月) 22:43:44.55 ID:r+zd177/o
−−−イケブクロ−−−

ハイピク「…さて、ひとまずイケブクロに戻ってきたけど、どうするの? ニヒロに行くの?」

陽介「ああ、行くぜ。 でもニヒロを攻撃するためじゃねぇ。
桐条さんの無事を確かめるためだ。」

???「おう、アンタは… 裁判で勝ち残ったヨースケだよな。」

陽介「裁判官のオニか! あんときはありがとよ。」

オニ「みんなニヒロを襲いに行っちまったぜ。 アンタはいかねぇのか?」

陽介「いくぜ。 でもその前にちょっとな。」

オニ「ならよ、ついでだから俺の話も聞いてくれねぇか?」

陽介「いいぜ。 何だ?」

オニ「東館にどーも強い悪魔の気配がするんだよな。 
せっかくだから、確認してきてくれよ。」

ハイピク「強い悪魔? ………もしかして魔人かしら?」

陽介「魔人が出たのか?! ということはメノラーを持ってるのか?」

ハイピク「行くでしょ?」

陽介「当たり前だ! 急ぐぞ!」
156 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/17(月) 22:46:33.29 ID:r+zd177/o
陽介「っとその前に…」

−−−邪教の館−−−

館の主「今日は何の用だ?」

陽介「魔人が出たらしいからちょっとな。」

館の主「ふむ、魔人か。」

陽介「何か知ってるのか?」

館の主「いや、魔人については知らんが、お主はこんな話は知っているか?」

館の主「アマラの奥深くには、【死兆石】と呼ばれる物が有ることを…」

陽介「死兆石ってなんだ?」

館の主「死兆石とは、魔人を作成する為に必要な石。
必要な材料が揃い、お主のレベルが足りていれば、
魔人はきっとお主の力になろう…」

陽介「魔人が仲魔になるってことか?!」

館の主「そういう事だ…… ところで、何か用が会ってここに来たのでは無いのか?」

陽介「そうだった。 合体を頼みたい。」

館の主「して、その2体の悪魔は。」
157 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/17(月) 22:49:17.83 ID:r+zd177/o
>……………

館の主「ふむ、では【女神 アメノウズメ】と【鬼神 タケミナカタ】。
この両名で良いな?」

陽介「ああ、頼む。」

ウズメ「人修羅さん、またね。」

陽介「魔人戦の時にはかなり世話になったな。 ありがとよ。」

タケミー「我は主の力となり得ただろうか?」

陽介「……まぁ、トールの時だけは役にたったかな…?」(それ以外では役にたってないなんて言えない…)

ネコマタ(事実上のいらない子宣言だニャー)

館の主「……では、いくぞ!」

>…………………

???「私は【地母神 キクリヒメ】。 どうぞよろしく、人修羅さん。」
158 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/17(月) 22:51:07.46 ID:r+zd177/o
イケブクロの東館に魔人が出ると聞いて急いで向う陽介達。
次回、第二の魔人?!

今回はここで終わりです。
マントラ軍本営ビルの60階から飛び降りて、
HPが1になった所にバックアタックされてパトった人は私以外でもいるはず……

最後に新メンバーのステータスです。

地母神 キクリヒメ Lv24
継承スキル(チャクラの具足、メディア、ラクカジャ)
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 00:48:22.22 ID:Vr7kIAqDO
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/22(土) 10:12:58.57 ID:kklP0enIO
まってる
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/23(日) 07:20:55.28 ID:fFfXL2nIO
まだー?
162 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/27(木) 21:37:29.12 ID:FbiMoHrio
投下再開します。
163 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/27(木) 21:38:21.97 ID:FbiMoHrio
−−−イケブクロ 東館−−−

ハイピク「東館まで来たけど、どこにもいないわね。」

陽介「とりあえず、散策するか。………っておわああああ。」ドサッ


−−−謎の場所−−−

陽介「いててて…ちくしょう、また落ちたのかよ。」

ハイピク「またここに来たって事は……」

???「…暗黒の力に魅入られた魔人とは汝のことか。」

陽介「?! おわっ後ろ?!」

???「人はいつか死に…世界はいつか滅ぶ…しかるに汝は、それに逆らおうとしている。
迷いたもうな、人修羅様よ。 汝の死への抗いは、迷いに過ぎぬ。」

陽介「あれ? いなくなった…ってまた後ろかよ!」

???「いくらメノラーを手にしたところで汝の迷いの暗黒は晴れはせぬ。
一切衆生の迷いを解くのが我が務め。 汝の身、我に任せるがよい。」
164 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/27(木) 21:39:28.60 ID:FbiMoHrio
【魔人 だいそうじょう】
「受け取られい……我が死の救いを!」

ハイピク「油断しないで! あのマタドールとか言う奴よりも強い!」

大僧正「さぁ、我が経文にて往生するがよい。 南無……」
〔瞑想〕 (敵単体からHPとMPを大幅に吸収する)

陽介「くっ!! ち、力が抜ける……」

ネコマタ「当たらなければどうと言う事は無いニャー。 〔スクンダ〕」

キクリン「でも、当たった時の事も考えましょ。 〔ラクカジャ〕」

ハイピク「大丈夫、ヨースケ? 〔ディア〕」

陽介「どうして魔人ってのはこんなにも厄介連中ばかりなんだよ!! 早々にケリをつけるぞ!」

大僧正「そう生き急ぐな人修羅様よ……死は救いであるぞ。」

陽介「いや、まだ死にたくねーよ?!」
165 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/27(木) 21:40:28.82 ID:FbiMoHrio
大僧正「……汝が業、我が経のうちに成仏すべし。」チリンチリン
〔マハンマオン〕 (敵全体に破魔属性で成功率30%の即死効果。)

陽介「お札が……ってこれなんかデジャヴ……ってやべぇ!! みんな気合いで避けろ!!」

ネコマタ「ニャー!!」パシューン

陽介「ふぅ……ってネコマタが死んだ!!」

ハイピク「この人でなしっ!」

陽介「仕方ない、来い! ディース!」

ディース「即死攻撃ですか……でしたら!」
〔テトラジャ 〕 (味方全体を1度だけ破魔無効、呪殺無効にする。 )

陽介「よし、これで即死は大丈夫だな。」

キクリン(ネコマタさんは犠牲となったのだ……破魔の犠牲にな……)
166 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/27(木) 21:41:21.01 ID:FbiMoHrio
大僧正「愚かなり、いつまで生に執着するか……
汝、煩悩の火に焼かれよっ! 喝ぁぁぁぁぁっ!」チリンチリン
〔煩悩即菩提〕 (敵全体にダメージ+20%でバッドステータス効果。※魅了/混乱/睡眠のいずれか )

陽介「おわっ?!」BLOCK

キクリン「効きませんわね。」BLOCK

ハイピク「キャ!!」

陽介「ピクシーが混乱しちまった!!」

ハイピク「○%△#□$◇?!」
>ハイピクシーは混乱している…
>ハイピクシーは1546マッカばらまいた!

陽介「ちょ?! 何やってくれてんの!! せっかく集めたマッカが……」

陽介「ってか混乱回復させれるのはピクシーしかいねぇぞ! どうすんだよ?!」

キクリン「アイテムも無いし… 自然に回復するのを待つしかありませんわ。」

陽介「ちくしょう……それじゃあどんどんマッカが減るじゃねーか…」
167 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/27(木) 21:42:31.72 ID:FbiMoHrio
大僧正「愚かな…金に執着するとは……」

陽介「いや大事だよ、マッカ。 ただでさえ物価が高いのに。」

ディース(HARDモードのせいで物価が3倍ですからね……
それにしても、HARDとは…人修羅様はMなのでしょうか……)ゾクゾクッ

陽介「今何か悪寒が……」

大僧正「ならば我が呪をもって滅するがいい!」
〔マハムドオン〕 (敵全体に呪殺属性で成功率30%の即死効果。)

陽介「おいおい、テトラジャ張ってんの忘れたか?」BLOCK

大僧正「なっ…しまった!!」

ディース「そのお年ではボケるのも仕方ないですわ。」
168 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/27(木) 21:43:22.66 ID:FbiMoHrio
キクリン「今ですわよ!」

ディース「総攻撃チャンス! 三人しかいませんけど…」

陽介「これで終わりだ! 〔竜巻〕!ぶっ飛べぇぇ!」

…………

大僧正「覚えておくとよい……魔人はいつもお主の側で命を狙っているとな……」

だいそうじょうを倒した。
陽介は【永遠のメノラー】を手に入れた。

陽介「ちょ、俺狙われてるの?!」

ディース「何があっても、貴方を助けますよ。」

ディース(虐められる人修羅様を見るのも好きですが……)ジー

陽介「なんかいやな視線が……」
169 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/27(木) 21:44:23.37 ID:FbiMoHrio
ハイピク「ハッ!! あれ? 魔人は?」

陽介「もう倒し終わった後だよ。」

ハイピク「えっ?! まぁ良いわ。」

陽介「それはそうと、まぁよくもマッカばらまいてくれたな……また集めなおしじゃねーか。」

ハイピク「うぅ、ちょっと混乱してて……」

陽介「まあいいよ。 また集めなおしゃあ良いだけだ。 さて、ネコマタも復活させて、ギンザに行こうぜ。」

キクリン「ニヒロに攻め入りですわね。」

陽介「………」

ハイピク「どうしたの?何か考え事?」

陽介「いや、なんでもない。 行こうぜ。」
170 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/27(木) 21:47:10.82 ID:FbiMoHrio
2番目の魔人も無事撃破した陽介達。 しかし、陽介は何か気になる様子。
次回、新メンバー参入?!

今回はここでおしまいです。
ちょっと体調崩してて、暫く更新出来てなかったです……
次からは通常通りに更新していきます。

陽介達のステータス

鬼衆 花村陽介 Lv30
妖精 ハイピクシー Lv25
妖魔 ディース Lv25
魔獣 ネコマタ Lv21
地母神 キクリヒメ Lv27

>ネコマタの体に変異の兆候が見える…
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/27(木) 23:18:34.91 ID:+B9bWDWDO
マニアクスのタイトルはマゾヒストになるかもしれなかったんだよww
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/28(金) 16:13:24.88 ID:eaG0lHVDO
屑陽介死ねよ
173 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/28(金) 23:32:09.64 ID:jfT5n2NRo
何時の間にか居眠り……
投下再開します。
174 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/28(金) 23:33:01.20 ID:jfT5n2NRo
−−−回復の泉−−−

雪子「そう。 また魔人に会ったのね。」

陽介「ああ、お坊さんみたいな奴がな。」

雪子「ところで花村君、聞いたわよ、貴方マントラ軍に付いたそうね。
あれだけ酷い目にあってもマントラ軍に付くって事は、何か考えがあるの?」

陽介「ニヒロを調べるのに手っ取り早いと思ったからな。
でも、俺は力が全てだとは今のところ思っちゃいねーよ。」

雪子「そう。 それを聞いて安心したわ。
ところでこれからニヒロに攻めに行くの?」

陽介「……いや、アマラに行こうと思う。」

ハイピク「どうして?! あれだけ人を助けに行くって言ってたのに。」

陽介「やっぱり、あの老紳士達の事が気になる。
それに、いくらマントラ軍とは言えども相手はニヒロだ。
そう簡単に落ちはしねぇだろ。」

ハイピク「だから、行くなら今のうちにって事ね。」

陽介「そうだ。」

ハイピク「ヨースケがそう言うなら止めはしないわ。
じゃあ行きましょ……あの2人に会いに。」

雪子「アマラの奥に行くのね……
気を付けてね。 花村君……」

陽介「天城? 何か言ったか?」

雪子「ううん。 何でもない。 行ってらっしゃい〜」
175 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/28(金) 23:34:37.84 ID:jfT5n2NRo
−−−アマラ深界 第一カルパ−−−

陽介「ここがアマラ深界……」

ハイピク「トウキョウとは違う雰囲気ね。 【魔界】って感じがするわ。」

>【基礎のメノラー】を灯した。
>通路が開いた。

キクリン「こんな場所に私たちを招いて…一体何がしたいのかしらね。」

陽介「わからねぇ。 でも……東京が受胎して、謎の二人に悪魔にされて…
その上別の謎の二人にメノラーを渡されて…… なんかいいように使われている気がするな。」


探索中…

【女神 サティ】

陽介「敵か! 最近死にまくってるからな、ここは慎重に……」

サティ「これで終わり! 〔アギダイン〕!」

〔アギダイン〕 (敵単体に火炎属性の大ダメージ。)

陽介「ちょ……でけぇ!」ドーーーーン!



死の安らぎは 等しく訪れよう
人に非ずとも 悪魔に非ずとも
大いなる意思の導きにて
176 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/28(金) 23:35:40.26 ID:jfT5n2NRo
陽介「どーしろっていうんだよ!! てか相手のレベルが高すぎだろ! 何だよあの火力!」

ネコマタ「うーん、清々しいほどのパトっぷり。 惚れ直しちゃうニャ。」

ディース(虐められる人修羅様……やっぱりいいですわね…)

陽介「いや、清々しいって何だよ!」

ハイピク「バカやってないで先進むわよ。」


>探索中………

陽介「お、何だこれ。 なんか石みたいな……」

ハイピク「もしかして、邪教の人が言ってた【死兆石】じゃない?」

陽介「これがか? まあ、今度邪教のおっさんにでも聞いてみるか。」

>陽介は死兆石を1つ手に入れた。
177 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/28(金) 23:36:31.63 ID:jfT5n2NRo
更に探索中………

???「おい、そこのお前。 ちょっとこっちに来い。」

陽介「誰だ? ………って、お前悠じゃねーか! おま、こんなところで何してんだ?!」

悠「【バイト】だ。」

陽介「バイト、って相棒もかよ……。 で、一体だれに雇われたんだ?」

悠「【第五カルパのB666Fに居る夫婦】からだ。」

陽介「B666Fって…ここそんなにあんの?!」

悠「ところで陽介、【いいもの】買ってみないか?」

陽介「【いいもの】って何だ?」

悠「いいものってのはな…… 
全てを見抜く力の持ち主、コイツの目の前じゃ、どんな迷宮もいちころ。
見知らぬ場所を冒険する… そんな際のお供に最適の悪魔だ。 おまけにかわいい。」

陽介「何で時価ネットの社長みたいな声マネしてんの…… で、値段はいくらするんだ?」

悠「値はちょっと張るが……15,000マッカだ。 買うか?」

陽介「高ぇな! でも気になるしな…… よし、わかった。 買うよ。」

悠「まいど〜 じゃ、商品はこれね。」

陽介「今度はあいかちゃんのものまねかよ… で、肝心の商品は……」

???「それはおいらだホー」

???「おいらは、【妖精 ジャックランタン】。 今後ともよろしくだホー」
178 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/28(金) 23:37:30.94 ID:jfT5n2NRo
陽介「『だホー』ってことは、ジャックフロストの親戚か何かか?」

ランタン「おいらは、フロストの兄ちゃんだホー。」

陽介「なるほどな。」

ハイピク「久しぶりね、ランタン。」

ランタン「久しぶりホー。 ヨヨギ公園以来だホ。」

陽介「なんだ、知り合いだったのか?」

ハイピク「妖精はみんな元々、ヨヨギ公園に住んでいたのよ。」

ランタン「その時からの知り合いホー」

陽介「そうか。 じゃ、新しいメンバーも入ったし、先に行くか。」

ランタン「みんなよろしくだホー」

ネコマタ「よろしくニャ。」

キクリン「あらあら、これはまた小さな悪魔ね。 よろしくね、かぼちゃの妖精さん。」 

ディース(小さいと言うのも良いですわね…)ジー

ランタン「………?」
179 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/28(金) 23:40:58.88 ID:jfT5n2NRo
悠「ところで、こんな噂は聞いたことあるか?」

陽介「ん? なんだ?」

悠「アマラ深界の更に奥……【冥府の宝物庫】と呼ばれる場所がある。
そこには珍しい宝石などがあるらしいんだが………」

陽介「………」ゴクッ

悠「カグツチの光が最大になった時に宝石の入った箱を開けると………」

陽介「ちょっと待て、それって……」

悠「出るんだよ、【イギリス人の姿をした少女の幽霊】が………!」

陽介「うわあああああああああ!!
やっぱそんな話かよ!! ……ってか、そんな話どこで聞いたんだ?」

悠「【赤い服を着たおじさん】と、【黒い服を着たおじさん】が話していたのを聞いただけだ。」

陽介「なんか一気に信憑性が無くなったな……」

悠「噂なんてそう言うものだ。
まあ、万が一ってことで頭の隅っこにでも置いとけばいい。」

陽介「OK、適当にしとくわ。」

悠「じゃあな。 もしかしたらまた会うかもな。」


陽介「よし、先に進むか。」

ハイピク「さっきの話もうちょっと聞きたかったかもー」

陽介「なんだ? お前怪談話とか好きなのか?」

ハイピク「ちょっと気になっただけよ。 先に行きましょ。」
180 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/28(金) 23:41:39.89 ID:jfT5n2NRo
−−−アマラ深界 第一カルパ 最深部−−−

喪服の淑女「アマラ深界を潜り抜け、メノラーを配することができたようですね。」

陽介「ここに来るのに何回か死にかけたけどな。」

喪服の淑女「貴方なら、他のメノラーも取り戻せるでしょう。
しかし、気を付けなさい。
メノラーを奪った魔人達は悪魔の中でも一際強い力を持つ異形の者達なのですから。」

喪服の淑女「そんな魔人たちがメノラーを奪い去ったきっかけも……
思えば、元の世界で1人の男が起こした東京受胎にあるのかもしれません。」

陽介「十月か…」

喪服の淑女「東京受胎…これによりボルテクス界が産まれました。
その世界を照らす力の源、カグツチ。
かつて人の身であった貴方は何も知らずこの世界をさまよっているのでしょう。」

喪服の淑女「では、メノラーを配して頂いたお礼に… 【ボルテクス】と【カグツチ】について少しばかりお教えしましょう。」

喪服の淑女「【カグツチ】…これは創世を成すための光です。
創世とは即ち今までの世界の滅びと引き換えに新たな世界を誕生させることです。」

喪服の淑女「その新たな世界の行く末を、カグツチはその時々で選んだ生命体に決めさせるのです。
トウキョウにも、カグツチに選ばれ創世を為さんとする者が幾人か存在している事でしょう。」

陽介「……」
181 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/28(金) 23:42:26.39 ID:jfT5n2NRo
ランタン「……zzZ」

喪服の淑女「カグツチに選ばれた者が誰で、どのような意思を持っているか…
それにより産まれてくる世界の姿かたちが決定されるのです。」

喪服の淑女「そして……この広大なるアマラ宇宙の中、創世が為されているのはこのボルテクスだけではないのです。
あらゆる場所で、カグツチは生まれ…育ち…滅んでいくのです。」

喪服の淑女「あなたの知らない何処かでまた幾万、幾億という世界が生まれ変わっていることでしょう。
それが…大いなる意思のもとに定められたアマラの摂理なのです。」

陽介「ちょっと待った! ってことはあれか、【受胎】は色んな場所で起こってるってことだよな?!
あの十月っていうオッサン一人の問題じゃねぇのか?」

喪服の淑女「そうです。 私は、主と共に世界の契り、営み、……そして滅びを幾たびも見てきました。」

陽介「幾たびってことは、こことは違う別の世界でも何回も何回もって事だよな。」

喪服の淑女「そうです。 何のために世界は生まれ変わるのか、という解き得ぬ命題と共に。
今……まさにその答えを見つけようとしているのかもしれません。」

金髪の老紳士「…………。」

喪服の淑女「貴方の行動が…その機縁となるでしょう。
一刻も早く残りのメノラーを取り返し…我が主の下に来て下さい。
我が主は貴方に期待しております。」

喪服の淑女「堕ちた天使に授けられたその力…無にはせず、命も奪われぬようお気を付けを……。」
182 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/09/28(金) 23:43:16.76 ID:jfT5n2NRo
−−−イケブクロ ターミナル内−−−

陽介「この世界が【創世】のために作られてるなんてな……」

ハイピク「『何のために世界が生まれ変わるのか』、ね…。
あの二人、本当に何者なんだろうね…。」

陽介「ここでこうやって考えるなんて俺らしくねぇよな。 さて、状況を動かすためにもニヒロに攻めに行くぞ!」
183 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/28(金) 23:46:02.77 ID:jfT5n2NRo
アマラの奥でこの世界に起きている事を聞いた陽介。
事態を動かすためにもギンザへ行く。
次回、ニヒロ攻め

今回は説明多めとなりましたが、ここで終わりです。


新メンバー
妖精 ジャックランタン(アマラ仕様) Lv25
■スキル
 エストマ 宝探し 
 リベラマ トラフーリ
 リフトマ チャクラの具足
 ライトマ 見覚えの成長
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/29(土) 00:24:42.33 ID:R2lrrlYDO
トラフーリ来たこれでパト率は下がるなww
185 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/29(土) 22:01:03.85 ID:JWD5HUAJo
投下再開します。
186 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/29(土) 22:02:57.03 ID:JWD5HUAJo
−−−ギンザ−−−

ハイピク「さて、ギンザに着いたのは良いけど、どうする? このままニヒロに攻める?」

陽介「とりあえず、情報収集だな。 これこそ捜査の基本!」

ネコマタ「捜査って何ニャ。」

ハイピク「まあ、情報ならやっぱりあそこしかないわね。」

ランタン「BARだホー!」
187 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/29(土) 22:03:35.18 ID:JWD5HUAJo
−−−ギンザ BAR−−−

ママ「あら、久しぶりね。 今日は何のご用かしら?」

陽介「ニヒロに攻めに行くところだ。
マントラのニヒロ襲撃について、何か知らねぇか?」

ママ「あら、貴方マントラについたの?
でも遅かったわね。 マントラが攻めてきて、あっけなくニヒロが陥落したらしいわよ。」

ディース「ニヒロが陥落?! いくらマントラが強いとはいっても……
そんな早くに陥落するはずがありません!」

ママ「まあ、あくまでも聞いただけよ。
でも、そんな事はトウキョウが始動するキッカケ……
創世に向かうのか、混沌のままか。 ……それはわからないけど。」

陽介「桐条さんが心配だ! 早く行ってみんぞ!」

ママ「……一応言っておくわ。
ロキって悪魔、この頃機嫌が悪いらしいから話しかけない方がいいと思うわ。
なにやら自分の部屋が荒らされたんですって。」

ハイピク「それって……」

陽介「だからどうなっても知らねぇって言ったじゃん…」
188 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/29(土) 22:05:13.17 ID:JWD5HUAJo
ロキ「クソッ! 誰だ、俺の部屋を荒らした奴は……
おまけに用心棒のトロールまで倒しやがって……
おかげで俺の大損じゃねーか!」

ハイピク「…………」ピクッ

陽介「い…いやぁ、ひどい事をする悪魔もいるんですね……」

ロキ「何か言ったか? 小僧。」ギロッ

陽介「い、いや何も。」ドキドキ

ロキ「なら出ていけ! 今の俺は機嫌が悪いんだ。 殺されたくなかったら今すぐ出ていけ!」

ハイピク「………」ピクピクッ

陽介「ちょっと〜ピクシーさ〜ん。」

ハイピク「何よ、あんたなんか魔王のクセして呪殺効くくせに。」

ロキ「……………」ピクピクッ

陽介「ちょ、おま何言って…」

ロキ「…聞こえなかったか? 今すぐd」

陽介「すんませんでしたー」ピューン


陽介「おま、なに火に油注いでんだよ!」

ハイピク「本当の事を言ったまでよ。」

陽介「だからってあそこで言わねぇだろ普通……」

ハイピク「元はと言えば、あいつが大金ふっかけてくるからじゃない。 自業自得ね。」

陽介(やっぱこの子怖え……)

ネコマタ「どうでもいいからとっととニヒロへ行くニャー。」
189 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/29(土) 22:06:26.85 ID:JWD5HUAJo
>ニヒロへ移動中…………

>ネコマタのLvがアップ!
>ネコマタの体に変化が起きた!

ネコマタ「湧きあがるパワー!」

陽介「お、変化か?」

ネコマタ「パワーアップニャー!」

陽介「前回はあんなんだったしな……今回は!」

ハイピク「あんなんって何よ。」


>………………


>ネコマタはセンリへと変化した!

センリ「我は【聖獣 センリ】。 今後ともよろしく。」

陽介「……………((((;゚Д゚)))))」

陽介「ウソダ……ウソダドンドコドーン!」
190 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/29(土) 22:07:47.15 ID:JWD5HUAJo
−−−ニヒロ機構−−−

陽介「外からだと分かんねぇけど、内部は結構荒らされてるな。」

悪魔「ガハハハハ……何が静寂な世界だ!何が創世だ!
ニヒロ機構など、あっけなく崩壊したぞ!ぐはははは!」

キクリン「悪魔も一切いませんわね。」

ディース「もう少し奥も探してみましょう。」


−−−ニヒロ機構 中枢部−−−

>部屋の中から物音が聞こえる。

ハイピク「中に入って調べましょ。」

陽介「誰かいるのか?!」

順平「誰だッ?! ……何だ、お前かよ。あんまり驚かさないでくれよな。
バレたかと思っちまったぜ。」

陽介「順平さん!! 今までどこに?! ってかどうやってここまで来たんですか?」

順平「もちろんターミナルを使ってだ。 この前はのことは申し訳ねぇ。
間違ってアマラ経絡に落としちまうなんてな…
……でも、結果的には好都合だったみたいだな。 もし成功してたらここに転送されてたかもしれねぇ。
まさか、こんなに巨大な拠点があるなんてな……思っても無かったぜ。」

順平「そういえば、なあ、まさかとは思うが……おまえがマントラ軍に付いたって話は本当か?」

陽介「…」

1 そうだ
2 違う
安価↓
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/09/29(土) 22:24:55.16 ID:sHaF+MeP0
1
192 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/29(土) 23:06:10.27 ID:JWD5HUAJo
陽介「そうだ。 噂ってのは早いもんだな。」

順平「……そうか。まあ、おまえが決めたことだ。
俺がどうこう言うことじゃないことはわかってるけどよ……」

陽介「でも、完全にマントラに同意したわけではないぜ。
あくまで桐条さん救出のために同意しただけだよ。」

順平「そうか。 ならひとまずは安心だな。」


順平「……この部屋は、巨大なマガツヒ収集装置になってるみてぇだ。
もっとも、今は襲撃で活動を停止してるらしいが。」

センリ「マントラに、寄ってたかって攻撃を受けた…」

順平「ああ。 マントラ軍の連中、意気揚々と帰っていきやがった。」

順平「ニヒロにハメられたとも知らずにな……」

陽介達「?!」

陽介「ちょ、どういうことだよ…?!」
193 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/29(土) 23:07:44.07 ID:JWD5HUAJo
順平「アマラ経絡をおかげで見抜けた。 マガツヒの流れが妙だ。 つまりこれは……」

ハイピク「偽の中枢で、本当の中枢がどこかにあるってことね。」

順平「お、お嬢ちゃんはものわかりがいいな。 つまりはそういうことだ。
十月もきっとそこにいるに違いねぇ。 
だが……マントラの騒ぎが収まりつつある今、ここから先はかなり危険なはずだ。」

陽介「それでも_俺は十月に会うぜ! あいつの真意を突き止めるためにな!」

順平「……わかった。 気を付けて行って来いよ。」
194 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/09/29(土) 23:08:32.35 ID:JWD5HUAJo
マントラに攻められたニヒロ。しかし、それは罠だった。
十月を追う陽介達。
次回、馬鹿?マヌケ?

今回はここまで。
ネコマタの変異とかトラウマ物でしょ。 あれ。

新メンバー?
聖獣 センリ Lv27
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/29(土) 23:11:17.76 ID:JUqYALr5o
笠外して仮面とかで顔隠せば・・・ダメかな・・・
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/29(土) 23:40:07.00 ID:R2lrrlYDO
とうとうセンリさんが来てしまった……
あのポーズがねww
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/29(土) 23:48:47.74 ID:N4h4YgIVo
ピクシー→ハイピクシーはまだ許せる
ただしセンリ、テメーは駄目だ
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/09/29(土) 23:52:10.76 ID:sHaF+MeP0

変異のショックといえばスカディも相当破壊力あるぞ…
199 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage saga]:2012/09/30(日) 20:56:54.59 ID:BnL8xXveo
  |l、{   j} /,,ィ//|     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ     | あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
  |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |     < 『おれは投下しようと思ったら
  fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人.    |  書き溜めが保存出来てなかった』
 ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ   | 寝ぼけてたとかボタン押し間違えだとか
  ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉.   | そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
   ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ. │ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
  /:::丶'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ \____________________



3日分の書き溜めが消えてしまったので、流石にブルー入ります……
保存ボタン押したはずだったのに……
ですので申し訳ないですが、次回はちょっと未定になります。
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/09/30(日) 22:16:26.21 ID:6LE7EOJt0
書き溜めがマハムドオンパトしたのか…ドンマイ
続きを楽しみに待ってる
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/30(日) 22:50:35.11 ID:9KqFgVNPo
アナテマのマガタマがあればこんなことには…

待ってる
202 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/03(水) 22:16:55.05 ID:NG4332eeo
戻って来ました。
シャワーを浴びてくるので、10分ぐらいしたら、投下再開します。
203 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/03(水) 22:30:11.41 ID:NG4332eeo
−−−ニヒロ機構−−−

>散策中………

<ソレニシテモ、マントラグンノヤツラハアホダナ
<マッタクダ ニヒロコソサイキョウナノダ

ランタン「こっちから何か聞こえるホー。」

陽介「突入あるのみ!」


【妖魔 コッパテング】
「……マントラ軍のアホども、まんまとダマされやがった。力、力って、知恵が足りなくていけないねえ。
………ん? 誰だオマエ。」

【夜魔 インキュバス】
「へえ……どこの悪魔か知らないけど、脳ミソ働くヤツもいるんだねえ。
どうせ、氷川総司令の首を取ろうって三下だろうよ。
せっかくのお客だ、丁重にあの世へご案内差し上げよう。」

悪魔たち「死ねェェェ????」
204 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/03(水) 22:31:27.93 ID:NG4332eeo
ディース「私たちを三下呼ばわりとはいい度胸ですわね。」

ハイピク「殺っちゃいましょ。」

>瞬殺中……
>陽介は、悪魔の落とした【黄のキーラ】を入手した。

陽介「ん? なんだこれ。」

ランタン「何かの鍵っぽいホー」

ハイピク「ここの悪魔達が落としたってことは重要なものじゃないの?」

陽介「じゃあどっかで使うかもしれないから取っておくか。」

ハイピク「いまさらだけど、キリジョーサンに何でここまでして会いに行くの?」

陽介「助けるためだよ。 ……それに、聞きたいこともあるしな。
なぜこの世界を創る手助けをしたのか……
元の世界に戻る方法ももしかしたら……」

キクリン(元の世界……ですか)

ハイピク「ふーん、まあいいや。 先に行きましょ。」
205 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/03(水) 22:32:57.52 ID:NG4332eeo
−−−ニヒロ機構 宝物庫−−−

陽介「いかにも何かを隠してるって部屋だな」

ハイピク「もしかしたらまたキーラがあるのかもね。 入ってみましょ。」

【堕天使 エリゴール】
「おやおや、マントラの悪魔にも頭の良い奴もいたものですね。」

陽介「何だ?! 敵か?!」

キクリン「おおよそのところ、宝を守る門番と言った所でしょうか。」

ハイピク「全く、マントラの連中ももうちょっと本腰入れて殲滅しなさいよね。」

エリゴール「ふむ、キーラのことまで知っているなら話が早い。
早速ですが、あなた達には消えていただきましょう。」

センリ「まあ、こうなるよね。」

ランタン「戦闘だホー。 でも、おいらは何も出来ないから応援するホー」

エリゴール「キーラは渡さん……死ねェ!」

>エリゴールは仲魔を呼んだ!
>妖魔ディースが現れた!

エリゴール「どうです?仲魔を呼べるのは別に貴方だけではないのですよ。
では、いきまs……」

陽介「なあ、アレお前と同じ種族じゃないの?」

ディース「そうね。 ちょっと話してくるわ。」
>ディースは悪魔に話しかけた。
206 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/03(水) 22:35:26.26 ID:NG4332eeo
ディース「ごきげんよう。」

悪魔「あら、貴方は私と同族ね。 で、私に話しかけたと言うことは、何かあっての事でしょう?」

ディース「さすがは同族、話が早いですね。 では、この戦いから貴方だけでも引き下がってはもらえませんか?」

悪魔「何かと思えばそんな事ですか……
……普段ならNOと言いたいところですが、久しぶりに同族と会えた御礼です。」

ディース「では……」

悪魔「ええ、今回は引き下がりましょう。 ただ、一つだけ質問があります。
どうしてこんな悪魔について行くのです?」

ディース「それは、この人といると飽きないからに決まってます。」

悪魔「そうですか。 同族がそうおっしゃる程の悪魔。 私も少し興味が出てきました。
それでは、お元気で。」
>悪魔は去っていった。
207 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/03(水) 22:36:20.47 ID:NG4332eeo
ディース「という事で、お仲魔には帰っていただきました。」

エリゴール「えっ?!」

ハイピク「もう諦めた方が良いんじゃないの?」

エリゴール「ええっ?!」

キクリン「では、続きをしましょうか。」

エリゴール「ええーーーっ!!」

陽介「総攻撃チャンス!」

>…………

>エリゴールを倒した。
>陽介は【白のキーラ】を入手した。

陽介「またキーラか。」

ハイピク「ここにもあるって事は、結構重要な物って事は確定みたいね。」

ディース「先に進みましょう。」
208 :エリゴールさん、出落ちでごめんなさい。 ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/03(水) 22:37:55.85 ID:NG4332eeo
−−−ニヒロ機構 通路−−−

陽介「また同じような部屋があるわけだが……」

ハイピク「当然キーラもそれを守る門番も居るでしょうね。」

陽介「ですよね〜」

ランタン「何が居ようとヨースケがやっつければ良いだけホー」

陽介「それもそうだな。 じゃ、突入しますか!」

【堕天使 ベリス】
「誰だ貴様! もしや…このキーラを狙ってやって来たか!」

陽介「そうそう、そのキーラって集めると何かあるのか?」

ベリス「4つのキーラは総司令の元へ行くためのカギ……
まさか!貴様すでにいくつかのキーラは入手済みというワケか!!
渡さん! このキーラは渡さんぞ!! このベリス様が相手だ!!」
209 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/03(水) 22:38:54.30 ID:NG4332eeo
ハイピク「説明乙」

キクリン「あらあら、説明どうもありがとう。」

ランタン「こいつアホだホー」

センリ(こんな奴がニヒロに居てもいいのだろうか……)

ディース「なるほど、キーラを4つ集めると総司令の所へ行けるわけですか……知りませんでした」

ベリス「な、何ぃ!! 貴様ら……この俺様を騙しやがったな!」

陽介「いやいや、お前が勝手に喋ったんだろ……」

ベリス「問答無用ッ! 総司令の元へは行かせん! 死ねぇえええ!!」
〔ヒートウェーブ〕(敵全体に物理小ダメージ。)
210 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/03(水) 22:39:54.65 ID:NG4332eeo
陽介「見切った!遅ぇよ!」

ベリス「なっ! 避けただと?!」

陽介「次はこっちからいかせてもらうぜ!〔アイスブレス〕!」
〔アイスブレス〕(敵単体に1〜2回、敵複数体に2〜4回の小ダメージ+17%の確率で氷結効果。 )
 
ベリス「なっ! か、体が動かん!(凍結)」WEAKPOINT 

キクリン「では、これで!」CRITICAL

ディース「次は痛いですよ?〔気合い〕」

ハイピク「それっ!」CRITICAL

陽介「おらよ!」CRITICAL

キクリン「まだまだ続きますよ?」CRITICAL

ディース「まだ耐えられますか?」CRITICAL

ハイピク「これで終わりっ!」CRITICAL
211 :これがッ プレスターン性の恐ろしく楽しいところッ! ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/03(水) 22:41:59.49 ID:NG4332eeo
ベリス「この俺様が……こんなザコ共に……ぐあああああ!!」

>ベリスを倒した。
>陽介は【赤のキーラ】を入手した。

ランタン「おいらたちをザコ呼ばわりした酬いホー」

陽介「お前はなにもやってないけどな。」

ランタン「ひどいホー ちゃんと応援してたホー」

キクリン「そうね。応援御苦労さま。」

ランタン「キクリヒメは優しいホー。 ヨースケとは大違いだホー」

陽介「………」


センリ「今の奴の言葉が本当ならキーラは後1つですね。」

ディース「4つのキーラをどこかにセットすれば奥に進めるという寸法でしょうね。」

ハイピク「よし、じゃあ馬鹿達はほっといて先に進みましょう。」

ランタン「今ハイピクシーがおいらのことバカって言ったホー ひどいホー。」

陽介(馬鹿っていう自覚はあるんだな……)
212 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/03(水) 22:43:08.00 ID:NG4332eeo
4つのキーラを入手すれば奥に行けると知った陽介達。残るキーラは後1つ。
次回、ウザい3連星?!

今回はここで終わりです。
ベリス戦でのプレスターンアイコンの計算ってちゃんと合ってますよね?


久々の陽介達のステータス

神兵 花村陽介 Lv32
妖精 ハイピクシー Lv28
妖魔 ディース Lv26
聖獣 センリ Lv27
地母神 キクリヒメ Lv29
妖精 ジャックランタン Lv26

ディースの体に変異の兆候が見える……
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/10/03(水) 22:55:32.14 ID:q6r75i6v0
復活したか、乙
プレスターンの計算はあってるはず
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/03(水) 23:31:49.91 ID:ctMSyMfDO
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/10/04(木) 13:40:23.16 ID:2kXSwekH0
メガテンはいいなあ
ほんとにいいなあ
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/10/04(木) 17:56:38.15 ID:GpwOezxpo
乙乙
ちょっと計算してみた。

○○○○ バトル開始
●○○○ アイスブレスで1つ点滅
●●○○ キクリヒメの攻撃で1つ点滅
×●○○ ディースの気合いで1つ消費
×●●○ ハイピクシーの攻撃で1つ点滅
×●●● 陽介の右ストレートで1つ点滅
××●● キクリヒメの攻撃で1つ消費
×××● ディースの攻撃で1つ消費
×××× ハイピクシーの攻撃で終了

間違ってたらスマソ
217 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/04(木) 22:04:00.53 ID:gIQM4Q7Jo
皆さんありがとうございます!

投下再開します。
218 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/04(木) 22:04:41.82 ID:gIQM4Q7Jo
−−−ニヒロ機構 通路−−−

陽介「お、なんかまためんどくさそうな所に出たな。」

ハイピク「迷路みたいなところね。」

ランタン「迷路?おいらはパズルなら得意ホー」

陽介「まあいい、先に進むぞ。」

>………………ボコン

陽介「何だ?! 急に目の前に壁ができたぞ!!」

【夜魔 キウン】
「オット……ここから先へは進ませぬ! お主らにはキーラは渡さぬぞ!」

ハイピク「なっ……今のあんたの仕業ね!」

キウン「黙れッ! 十月様の手を煩わせる必要も無いわ!
そこで一生彷徨っていろ!」

>キウンは消え去った…。

陽介「よりによって迷路なのにさらに回り道かよ……」

キクリン「力がすべてのマントラとはまた違った厄介さがありますね。ニヒロには……
仕方がありません。とにかく先に進むことだけを考えましょう。」

ハイピク「なんかニヒロってめんどくさい所ね。」
219 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/04(木) 22:06:21.11 ID:gIQM4Q7Jo
>探索中…………

キウン「クククク…… そっちは行き止まりだ。」ボコン!

陽介「また道をふさがれたっ! 勘弁してくれよぉ……」

キウン(こやつらなぞにキーラは絶対に渡さん! ではオレはこのあたりで先に逃げるとしようか……)


>……………………


>月齢一周後。

ハイピク「ふぅ……やっと迷路から抜け出せたわね。」

陽介「ハァ…ハァ…もうしばらくこんな迷路は見たくねぇな…。 心が折れそうだ…」

ランタン「そろそろおいらの足も限界ホー」

陽介達((((((ランタンに足はあるのか?))))))

悪魔の声「ククク……どうした?通路を抜けるのに手間取ったのか?
最後のキーラを手に入れたければ、オレを見つけることだな。」

ハイピク「うわ、あいつの声だけが聞こえる! なんか馬鹿にされた感じ!」

ランタン「上等だホー! かくれんぼなら見つけるのは得意だホー!」
220 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/04(木) 22:07:04.85 ID:gIQM4Q7Jo
ハイピク「こんなとこ、一発で見つけてやろうじゃないの!」

陽介「でも、ここ、部屋がいっぱいあるぞ?」

ハイピク「…………!!」

ハイピク「ここ!! ここが絶対に怪しい! 早く開けてヨースケ!」

陽介「はいはい、まあ一発で当てられるなんて思っても無いけどよ………」ガラッ

【キウン・A】
「一発でこの扉を引き当てるとは……お前、なかなかに運が【悪い】な。」

陽介「うわぁ……本当に一発で当てちまったよ……」

【キウン・B】
「なんせオレらにいたぶられながら死ぬことになるからな!」

【キウン・C】
「なかなか楽しませてもらったよ。チンピラにしておくには、実に惜しい悪魔だ。 だが、遊びもここまでだ。」

【キウン・A・B・C】
「「「死ねぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」」」

陽介「うっぜええええええーーーーーーーーーー!!!」

キクリン「3人でハモるところが鬱陶しいですわね。」
221 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/04(木) 22:07:57.75 ID:gIQM4Q7Jo
ハイピク「こいつ等一体一体はたいしたことないわ。
一体づつ確実に倒していきましょ!」

陽介「OK! なら、さっさと片付けるぞ!総攻撃だ!」

ディース「わかりましたわ。」

A「ギェァーーーー!! 後は任せたぞ!BとC!」

>キウン・Aを倒した。

B「Aーーー! 貴様らッ!全員血祭りにあげてくれるわ!」

C「おのれェ、よくもAを! A、お前の遺志は受け継いだぞ! 」

ハイピク「このアツさ……イラっとくるわね。」

陽介「ってか俺らが悪者っぽくなってるのは何で?!」
222 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/04(木) 22:09:05.37 ID:gIQM4Q7Jo
B「ゆくぞっ!地獄に墜ちるがよいわ!」
〔ムド〕(敵単体に呪殺属性で成功率40%の即死効果。)

陽介「うわっ! せ、せせ背筋がゾクッてしたぞ!」ギュオォォン

キクリン「まずいですわね。人修羅さん含め、ディースさん以外には呪殺耐性がありませんわ。
今のは運が良かっただけで、もし人修羅さんにムドが『当たれば』…」

陽介「ちょ、そうなる前に倒させてもらうぞ!!」

B「ギェェェェェェェェェ!! 後は任せたぞ、キウン・C!」

>キウン・Bを倒した。

C「Bィィィィィーーーーーー!! 任せておけ! お前の無念はオレ果たす!」

C「人修羅め、今度こそあの世に送ってくれるわ!!」〔ムド〕

ハイピク「あ、危ない!!」

キクリン「人修羅さん!!」
223 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/04(木) 22:11:07.06 ID:gIQM4Q7Jo
>……………カンッ!!

陽介「…………っ」BLOCK

陽介「……?! あれ?」

ディース「やれやれですわね…… もう私のことをお忘れですか?」〔テトラジャ〕

C「こ、こいつっ!」

ディース「相手が呪殺をしてくるならシールドを貼る。 バトルの基本ですわ。」

ハイピク「さすがディースさん! 私たちに出来ないことを平然とやってのけるッ!
そこにシビれる!あこがれるゥ!」

ディース「褒めても何も出ませんよ? それより……人修羅様、大丈夫ですか?」

陽介「助かったぜ! お前のおかげだよ。」

ディース「まあ、人修羅様がムドに倒れる姿も、また良いものかと思いますが……」

陽介「声! 何か嫌な声聞こえるんですけどぉ!!」
224 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/04(木) 22:14:05.57 ID:gIQM4Q7Jo
ディース「貴方には恨みはありませんが…… 私たちを甘く見たことを後悔しなさい!」

陽介「さっきの声の件については無視ですか〜」

C「ウギャーーーーーー! む、無念だぁぁぁ!」

>キウン・Cを倒した。
>陽介は緑のキーラを入手した。


>ディースのレベルがアップ!
>ディースの体に変化が起きた!

ディース「あら、どうやら変化らしいですわね。」

陽介「ディース、さっきはありがとう……って変化か?!」

ディース「パワーアップですわね。」

陽介「3度目の正直ッ………!」

ハイピク「いい加減にしないと殴るわよ。」
225 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/04(木) 22:15:31.57 ID:gIQM4Q7Jo
>………………

>ディースはヴァルキリーへと変化した!

レナス「私は【軍神 ヴァルキリー】。 戦乙女の力、ぜひ貴方のために!」

陽介「……………。 おっしゃああああああああ!」

陽介「ついに、ついに当たりきたあああああああああ!!」

ハイピク「………」ビキビキ

陽介「………へっ?」

ランタン「カッコイイホー お馬さんだホー」チョ、アアッ!ピクシーサンッ!ムリヤリハヤメテェー!

レナス「あら、そうですか? では今度一緒に馬に乗りますか?」ウルサイッ!チュウコクハシタモン!!

ランタン「やったホー! 絶対だホ?」イタイッ、イタイッテ!!コノママジャホントニイクッテ!!

レナス「ええ、約束です。」アンタイッペンパトッテキナサイッ!!

キクリン「今後ともよろしくね? ヴァルキリーさん。」アッー!!
226 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/04(木) 22:16:22.70 ID:gIQM4Q7Jo
陽介「ハッ!! 一瞬天使が見えた……じゃなくて。
改めて、ヴァルキリー、よろしくな。」

レナス「もし完全に死んでしまっても、その時は私が責任をもってヴァルハラへお連れしますわ。」ニコッ

陽介「ディースの時より酷くなってる気がっ?!」

ランタン「それより、ようやくキーラが4つそろったホー。 これで先に進めるホー」

陽介「そうだな。 それじゃあキーラを使う場所を探しに行くか!」
227 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/04(木) 22:17:40.34 ID:gIQM4Q7Jo
ついに4つのキーラを入手した陽介達。 十月の狙いとは一体?!
次回、裸マント、白いブリーフのチーターマン?!

今回はここで終わりです。
キウン戦一回でここまで引き延ばされるとは思わなかった……

新メンバー
軍神 ヴァルキリー LV33

最後にちょっとしたおまけがあります。
228 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/04(木) 22:20:20.52 ID:gIQM4Q7Jo
おまけ

注意:メタ発言多め、寒いギャグ、一人ツッコミ、痛い発言などが本編より多く含まれています。 本編には一切関係ありません。






ハイピク「前々からずっと思ってたんだけど……」

陽介「ん? 何だ?言ってみ?」

ハイピク「私を含めメンバーみんな、何で変なあだ名がついてるの?」

陽介「ああ、それか……それはだな……」

クマ「それはクマが説明するクマー」

陽介「ちょ、クマ吉! どこから出てきた!」
229 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/04(木) 22:22:27.61 ID:gIQM4Q7Jo
クマ「そんなもん、テレビの中からに決まってるクマ。」

陽介「そうじゃなくて! どうしてお前がここにいるんだよ!」

クマ「それは……クマがP4メンバーの中でりせちゃんとともに、このSSに登場予定が無いからクマ……」 

クマ「そのかわり、今回は説明役として選ばれたクマー」

クマ「ピクシーちゃんが聞きたいのはあだ名がついてる意味ね?」

ハイピク「ええ、そうよ。 だってネコマタやセンリにはあだ名は無いのに、私含むみんなにあだ名がついてるじゃない。
私やランタンならともかく、ヴァルキリーなんてもう元の名前の影すら無いじゃない。」

クマ「それはね……ぶっちゃけると、名前の長い悪魔の名前をいちいち打つのが面倒くさいからクマー」

陽介「うわっ! こいつぶっちゃけやがった!」

クマ「だからー、出来れば名前欄は3〜5文字ぐらいまでにしたいクマよ。
その結果がこれクマ。 ヴァルキリーについては、良い短縮法が見つからなかったから、
とあるゲームから名前を頂いたクマ。」
230 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/10/04(木) 22:26:13.64 ID:gIQM4Q7Jo
ハイピク「なるほどなー。 つまり、めんどくさいのね。」

クマ「もし、こっちの方がいいって名前があったら教えてくださいクマ。
もしなければこのままクマが適当に名前を短縮するクマ。」

クマ「しょうもない小ネタとかも入ってて、かなり寒いこのSSですが、
これからもお付き合い、よろしクマー」

クマ「いまさらながら、このSSを書く上で、参考にさせてもらってるサイトをのせて今日は終わりクマ。」




参考にさせてもらっているサイト
・ゆめのしまアーカイブ@wiki 真・女神転生Vマニアクスクロニクルエディション攻略
ttp://www38.atwiki.jp/dds_yumenoshima/pages/291.html
・真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス @wiki
ttp://www16.atwiki.jp/noctan
・真女神転生NOCTURNE徹底攻略
ttp://arl.sakura.ne.jp/dds/nocturned/index.htm


2ch、家ゲーRPG板より
・真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス○○○
・真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス パーティ自慢大会○○
・真・女神転生3で全滅したら上がってくるスレその○○

その他
・悪魔合体用ツール Devil Navigator Maniax
・Google大先生
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/04(木) 22:37:07.98 ID:TYguuQ7DO
レナスさんが来てくれたら本当に大当たりだけど、
このヴァルキリーさん髪が上に向いてる変な人じゃないですかやだー

232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/10/04(木) 22:50:18.11 ID:bTyyUvGh0

ヴァルキリーは英雄狩りが便利だから見た目変だろうがノーカウントですよ!
ミトラ? 聞こえんなぁ
233 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/05(金) 23:13:18.01 ID:fKR22V1eo
書き溜めを続けていて、気がついたらこんな時間に………

投下再開します。
234 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/05(金) 23:14:01.84 ID:fKR22V1eo
−−−ニヒロ機構 謎の台座−−−

陽介「一通り探してみたけど、やっぱ一番ここが怪しいな。」

ランタン「ヨースケ見るホー 何かはめ込むようなくぼみがあるホー」

センリ「最初に来た時はどうやら見逃してたみたいね。」

キクリン「最初に来た時はキーラを使う場所なんて探していませんでしたからね。」

ハイピク「それじゃあ早速はめ込みましょ。」

ゴゴゴゴゴゴゴ………

ランタン「階段が出てきたホー!」

陽介「よし! これで……これで十月や桐条さんの所へ行けるぞ!」

レナス「では、先に進むとしましょう。」
235 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/05(金) 23:14:46.67 ID:fKR22V1eo
>扉の先から強い妖気を感じる。

陽介「ここに……ここにいるんだな…」

ランタン「何か嫌な感じがするホ。」

ハイピク「でも行くんでしょ?」

陽介「もちろんだ!」

レナス「一応戦闘の準備をしておきましょう。」

陽介「そうだな……じゃ、マガタマは……」

キクリン「とりあえず、精神無効のイヨマンテか物理に強いカムドあたりでどうです?」

陽介「それじゃあカムドで行くか。」

>陽介はカムドを飲み込んだ。

陽介「よし。じゃあ改めて、突入!」
236 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/05(金) 23:16:02.71 ID:fKR22V1eo
十月「ほぉ……ここまで来る者があるか……
これは驚いた。もしやあの時の少年かね? 大きな力を得たと見えるな。」

ハイピク「こいつが十月ね。」

陽介「十月! 桐条さんはどこだ!」

十月「お嬢様ならここにはいない。 しきりに後悔していたのでね。
とある場所に置いてきたよ。」

十月「まあいい。たった1人でここまでたどり着いた健闘は称える。
それほどに求めるなら、君も知るがいい。……この世界の真実をね。」

十月「見たまえ……この装置はマガツヒを集めるためのものだ。
君は、マガツヒが何のために存在するか知っているかい?」

陽介「そ、それは……」

ハイピク「そんなもの悪魔のエネルギー源に決まってるじゃない。」

十月「違うな……。 だがここまで来れた褒美だ。 教えてあげよう。」
237 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/05(金) 23:17:15.19 ID:fKR22V1eo
十月「マガツヒ……それは神への供物。 創世の守護神を招くための道具だ。」

ランタン「しゅ、しゅごしん……って何だホ?」

十月「思想を【コトワリ】として広め、手中にマガツヒが集まった時……
神は現れ、創世のための力を授けてくださるのだ。」

淑女『その新たな世界の行く末を、カグツチはその時々で選んだ生命体に決めさせるのです。
トウキョウにも、カグツチに選ばれ創世を為さんとする者が幾人か存在している事でしょう。』

陽介「【創世】……!!」

十月「世の成り立ちさえもが書き換わる。
そう……この混沌の世界は【創世】を目的として生み出されたのだ。
……私の手によってな。
間もなく、我が創世は成される。
時の営みと最も調和した静寂の円環……【シジマ】の世界が生まれるのだ。」
238 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/05(金) 23:18:35.15 ID:fKR22V1eo

十月「ところでだ、マントラは中枢を叩いたと思っているようだが、この通り本当の中枢は健在。
……だが、身の程をわきまえない連中には報いを受けさせねばならない。」

ハイピク「あんた! 何をする気!」

十月「我らニヒロに牙をむいた者がどうなるか……世に知らしめる為にもな。
……いい機会だ。 君もその目で見るがいい。」

十月「見よ!私に逆らった報いだ!」

陽介「な、何だ?! 地震か?!」

キクリン「貴方……一体何を?!」

十月「今のは【ナイトメア・システム】。 ……分かるかね。
世界中のマガツヒの流れを支配し、全てを我が手に集めるシステム……
標的はマントラ本営……かの地のマガツヒは残らず搾り取らせてもらった。」

ハイピク「あんた! 悪魔にとってマガツヒがどれだけ重要か分かってるの?!」

十月「ああ、悪魔からマガツヒを搾り取るということは、悪魔を殺すのと同じこと。
つまり、今のでマントラは壊滅。 あのゴズテンノウとか言う悪魔もな……」
239 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/05(金) 23:19:28.89 ID:fKR22V1eo
ハイピク「分かってんなら何で!!」

十月「やはり何も分かってないな。 この世は創世のためにある世界。
理想の世界のためなら小さな犠牲は付き物なのだ……」

十月「そうそう、このシステムは桐条美鶴を媒体として動いている。
彼女は実に役立っているよ。さすがは創世の巫女……といった所か。」

陽介「………!! 十月、桐条さんはどこにいるんだよ?!」

十月「言う必要があると思うのかね?
やはり君は【受胎】を生き残るべきではなかったようだ。
少年、君はこの私がここで終わりにしてあげよう。」

十月「出でよ! 我が忠実なるしもべ…… オセ!!」
240 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/05(金) 23:20:47.10 ID:fKR22V1eo
【堕天使 オセ】
「残念だが少年。 お前の命もここまでのようだな……」

十月「さらばだ。彼が終わらせてくれるだろう……」

陽介「待て、十月!」

オセ「ここから先には通させん!」

キクリン「どうやらやるしかないみたいですよ。」

オセ「貴様ら全員生きては帰さん!」
〔タルカジャ〕 (味方の攻撃力を一段階上げる補助技。)

ハイピク「気をつけて! 相手、パワーを上げてきてるわよ!」

オセ「我が双剣の錆となるがいい!」〔ヒートウェーブ〕

陽介「やべぇ……シャレになってねぇぞ!」

キクリン「これは早急に防御を上げないといけませんが、その前に回復しませんと。」〔メディア〕

レナス「しかも、こちら側は相手のカジャ系を打ち消す技は持ってないので、早急に決着をつけませんと。」

ハイピク「そうなると、長期戦は不利ってことね。
なら、一気にいくわよ!」
〔ラクンダ〕 (相手の防御力を一段階下げる補助技。)

陽介「先に補助をかけちまうぞ!」

キクリン「わかりました。〔ラクカジャ〕!」

レナス「短期決戦なら!」〔気合い〕
241 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/05(金) 23:21:43.01 ID:fKR22V1eo
オセ「まだまだ。 これくらいで倒れるなよ。」〔タルカジャ〕

オセ「ふん!」

ハイピク「キャー!」

陽介「やべぇ!ピクシーが!!」

キクリン「大丈夫です、落ち着いて。」
〔ディアラマ〕 (味方単体のHPを中回復させる。)

レナス「まずいですわね……このままでは長期戦になって回復が追いつきませんよ。」

ハイピク「まだよ! 後ちょっとで……」

陽介「とりあえず今は攻撃すっぞ!」

オセ「ふん、少しはやるようだな。 _だが、これでどうだ?」
〔テトラカーン〕 (1ターン、味方全体を物理反射状態にする。)

陽介「最悪だ! これじゃあ物理攻撃出来ないじゃねーか!」

オセ「次で終わらせてやる。 己の不運を嘆くんだな。」〔タルカジャ〕
242 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/05(金) 23:23:08.19 ID:fKR22V1eo
陽介「やべぇ……次あんな攻撃食らったら……」

ハイピク「……………今よ!」ポイッ

キクリン「今のは………成る程、だから……」

レナス「ああ、その手がありましたか。」

陽介「えっ?なに?何か秘策でもあるの?」

ハイピク「まあ見ておきなさい。
これで終わりっと。」〔ラクンダ〕

オセ「さて、後悔の時間は済んだか?」〔気合い〕

陽介「ちょ、気合いまで使ってくるとか完全に殺すモード入ってんじゃねーか!」

キクリン「これはかなり痛いでしょうね。」

レナス「確実に死ぬでしょうね。」

ハイピク(計 画 通 り !)ニヤッ

オセ「仲良く全員死ぬがいい!」〔ヒートウェーブ〕

陽介「うわあああああああ!!」
243 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/05(金) 23:25:00.08 ID:fKR22V1eo
>………………

ハイピク「ふっふっふ……あんたの負けよ、オセ!」カーン

オセ「なっ!」バシ,バシ、バシ、ビシィッ!

陽介「?! 一体何が起きたんだ?!」

キクリン「さっきピクシーさんが何か使うのを見たでしょう?
あれは【物反鏡】よ。」
【物反鏡】(アイテム版テトラカーン)

レナス「敵が攻撃力を上げている間に敵の防御力を下げる。 そしてそこに、物反鏡。
更に気合いまで使ってくれたので、さぞかし反射のダメージは痛いでしょうね。」

ハイピク「これで終わりっと。」ゴォォォォ
〔羽ばたき〕

オセ「クソッ……しくじった……」


>オセを倒した。
>陽介は【アナテマ】のマガタマを手に入れた。
244 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/05(金) 23:26:35.51 ID:fKR22V1eo
キクリン「ところで気になったのですが、何時の間に物反鏡なんて持ってたんです?」

陽介「それは俺も聞きたい。」

ハイピク「ふっふっふ。仕方ないわね……
実は、内緒にしてたんだけど、あたし、ワールドマップで色々と見つけた物を拾ってたの。」
〔宝探し〕(ワールドマップでアイテムを発見し入手する。)

陽介「って事は他にも沢山アイテムがあるのか?」

ハイピク「それはヨースケには教えてあげない。」

ランタン「ならおいらには教えてくれるホー?」

ハイピク「後で教えてあげる。」

陽介「なに? これ俺いじめられてんの?!」




レナス「ところで、十月には逃げられましたが、どうしましょうか?」

陽介「イケブクロのマントラ本営に行ってみよう。
どうなってるか気になるしな。」

キクリン「では、早速行きましょうか。」
245 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/05(金) 23:28:33.49 ID:fKR22V1eo
十月に会うも逃げられ、美鶴には会えなかった陽介達。
騒ぎが起きているマントラ本営に急ぐ。
次回、新たなる創世を創り出す者?!

今回はここで終わりです。
書いてる時は眠たい時が多いので、自分でも何を書きたいのかわからない……なんてことがあると思います。


宝探しについて。
通常のプレイでは物反鏡などを拾って来る事はありませんが、今回はストーリー重視なのでそこのところはよろしくお願いします。

また、今後もこの様な事がありますが、あくまでもSSという事でよろしくお願いします。
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/06(土) 01:00:58.69 ID:JS1RqOZDO
シリアスな場面で裸マントに白ブリーフ
誰も驚かないとは……トールさんとか見すぎて慣れたなこいつらww

247 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/06(土) 22:18:11.65 ID:TsTaFjGCo
投下再開します。
248 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/06(土) 22:18:42.85 ID:TsTaFjGCo
−−−イケブクロ−−−

陽介「ってことで、イケブクロに来たわけだが……」

ランタン「何か空気がほかの街と違うホー」

ハイピク「そうね。何だか息苦しい感じがするわ。」

キクリン「それに、あれだけ居たマントラ軍の悪魔の姿も見えない……」

レナス「ここで何か大変なことが起きているのは確かみたいですね。」

陽介「よし、早速マントラ本営へ行くぞ。」
249 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/06(土) 22:19:23.93 ID:TsTaFjGCo
−−−マントラ軍本営ビル−−−

千枝「……久しぶりだね、花村。」

陽介「里中か?! 何でこんなところに?!」

千枝「決闘裁判に勝った奴がいるって聞いたから。
やっぱりあんただったか。 大変だったけど……来てみてよかった。」

陽介「そうか……で、わざわざ会いにきてくれたのか?」

千枝「ちょっとあんたに話もあってね。」

陽介「ん?何だ?」

千枝「あんたならもう知ってるよね。 何でこの世界がこの形になったか……
あたしね、この世界の決まり事に従うようにしたの。 郷に入れば郷に従えってね。」

千枝「あたし、【創世】をやってみようと思う。」

陽介「ちょ、そ……創世ッ?!」
250 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/06(土) 22:20:13.62 ID:TsTaFjGCo
千枝「おかしいこと言ってるって、あんたなら言うんだろうね。
でもあたし、考えたんだ。 この世界でどうすればいい、だけじゃなくて……
何でこんな世界になっちゃたんだろうって。」

千枝「そうしたらね、見えてきたこともあるんだ。
もう前の世界は、うまく言えないけど、不要な存在を許容できなくなったんだなって……。」

千枝「たくさんの物があって、たくさん人がいて……
でも、もう何かを創り出すことも無く、何も無い時間が流れるだけ。
世界が求めていたものは、もうあそこには無かったんだって。」

千枝「確かにあたしは受胎で全部失っちゃった。それは悲しいことだけど……
でも、あたし自身は生き残った。」

千枝「ううん、きっと選ばれたんだ。 ……そう信じて目指そうと思う。
あたし自身に残ってる悲しみを飲み下しさえすれば……
【コトワリ】という、無限の可能性を秘めた力が手に入る。」

陽介「…………」
251 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/06(土) 22:22:36.36 ID:TsTaFjGCo
千枝「『選択せよ』……声はあたしにそう教えてくれた。
あんたも生き残ったんなら声、聞いてるよね。
もう世界は不要な存在を許容できない。 だからあたしは創るんだ。」

千枝「【真に強い者のみが生きる世界】―【ヨスガ】。 花村になら分かるよね?」

陽介「………」

1 分かる
2 分からない
3 決められない
安価↓  ※物語の重要な選択肢です。注意してください。
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/10/06(土) 23:53:58.25 ID:JITIVUab0
2
253 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 00:09:34.91 ID:ZM5Iiyxno
陽介「ごめん、分からねぇ……」

千枝「……………残念だね。 あんたならきっと理解してくれると思ってたんだけど。
でもあたし……この考えだけは、曲げられない。」


千枝「これからあたし、創世のためのマガツヒを集めようと思うの。
あては、まだ無いけど……まあなんとかなるでしょ。
【ヨスガ】は強者の【コトワリ】。 自分の力でやれる所までやるつもりだよ。」

千枝「……今日は話せてよかった。 また会おう、ってね。
生き残った者同士、きっとこの先も道はどこかで重なってる…… じゃあね。」

千枝は立ち去った。


陽介(声……か。)

------------------------------------------------
謎の声『行け!そして探すが良い! お前は何者にかにならねばならぬ……』
------------------------------------------------

陽介「何者……か。 俺は、何になろうとしてんのかな……
で、何をしようとしてんだろうな……?」

ハイピク「……迷ってても仕方ないわよ。 とにかく先に進みましょ。 そうでしょ?」

陽介「ああ、そうだな。 それじゃ、先に進むとしますか。」
254 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 00:10:11.92 ID:ZM5Iiyxno
−−−マントラ軍本営ビル内−−−

悪魔「う、ううっ……力が……力が失われていく……」

陽介「お前は! あの時の裁判官! 大丈夫か?!」

オニ「ナゼだ?! オレたちは、ニヒロに勝ったんじゃねえのか?!」

オニ「もうヤってられねぇ……冗談じゃねぇ……みんな勝手にしやがれぇ……」

>オニは立ち去った。

陽介「え?あ、あれ? 行っちまった……」

ハイピク「やっぱり、今のオニみたいにみんな逃げたのかしら。」

陽介「まさか、マントラが負けたからってみんな見限ったのか?!」

キクリン「大体そうでしょうね。 悪魔は崩壊した組織なんかには興味がないのですわ。」

レナス「人間みたいに、いつまでも引きずってないってことですわね。」
255 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 00:11:48.98 ID:ZM5Iiyxno
陽介(だとしたら、俺が死んだらみんなもどっかに行っちまうってことなのか……?)

レナス「大丈夫ですよ。 貴方が死んだときには、私が全責任をもってヴァルハラヘ連れて行きますよ。」

陽介「おわっ?! ……もしかして…聞こえてた?」

ハイピク「あんたの考えることなんてお見通しなのよ。」

キクリン「そうですわ。 それに、出来る限りみなさん貴方様の力になりますよ。」

ランタン「ずっとついて行くホー!」

ハイピク「それに、あんたどうせパトっても、ターミナルで復活するでしょ。」

陽介「ピクシーさん? そう言うのはやめてもらえませんかね?」

ハイピク「でも元気出たでしょ?」

陽介「………ああ。 そうだな!」

レナス「それは何より。」

陽介「よし、じゃあゴズテンノウの所へ行ってみるぞ!」
256 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 00:12:18.00 ID:ZM5Iiyxno
>移動中………

ハイピク「それにしても、マントラは崩壊、十月には逃げられ…… これからどうするの?」

陽介「やっぱそこだよなぁ……これからどうしよう……」

ランタン「まぁ、適当にしてればなるようになるホー」

陽介「ま、それもそうだな。」

陽介「おっ、着いたみたいだな。 じゃ、入るか。」
257 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 00:12:57.21 ID:ZM5Iiyxno
−−−ゴズテンノウの間−−−

陽介「し、失礼しまーす……」ガチャ

牛頭「おお、戻ってきたか…猛き悪魔よ…
見たであろう…我が軍勢によってニヒロの朽ちたる様を…
しかし何故だ…我が体から力が……!!」

陽介「ゴズテンノウ……」

牛頭「無念だ……もはや、滅びを待つのみか……」

牛頭「否! 我は滅びぬ!! 体は滅せようとも、精神は滅びぬ!
我の遺志を継ぐ何者かが現れる。 その者をして、必ずや復活しようぞ!」

牛頭「必ずや……必ずや、力の国を再興せん……!!」

>ゴズテンノウは消滅した……

レナス「これがマントラの最後ですか……」
258 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 00:13:26.47 ID:ZM5Iiyxno
声「やはり、そこにいたのか……」

陽介「だ、誰だ?!」

トール「俺だ、人修羅よ。」

陽介「なんだ、トールさんか。」

トール「ゴズテンノウは……
いや……マントラ軍は、ニヒロ機構のナイトメア・システムで、崩壊した……。」

トール「ニヒロには、ただトウキョウの支配を目指す以上の、強い思想があった。
我々は、恐怖政治の枠を超えられなかった……だから、敗れたのだよ。」

レナス「確かにそうなのかもしれませんね。 事実、すでにマントラは悪魔に見捨てられたようなものですからね。」

トール「そう…以前捕らえた、キサマの友人がいたな。
ヤツともども、キサマも好きにするがいい……」

陽介「直斗を解放してくれたのか?! 良かった……」

トール「……ではさらばだ。
【真の強者のみが生きる世界】を求め、私は旅立つ。
キサマが真の強者であれば、いずれまた会おう……」

>トールは去っていった。

陽介「とりあえす、直斗に会いに地下に行くぞ!」
259 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 00:18:05.36 ID:ZM5Iiyxno
久々に千枝に再開した陽介達。
しかし、千枝は創世を目指すと誓う。 それに・・・陽介
次回、決戦!ハイウェイでの死闘。

今回はここで終わりです。
今回で、大体全体の1/4は終わったかな?

ところで聞いてみたいのですが、これからパーティーINしてみて欲しい悪魔とかっていますか?
260 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/10/07(日) 00:22:36.40 ID:ZM5Iiyxno
ミス発覚。訂正

久々に千枝に再開した陽介達。
しかし、千枝は創世を目指すと誓う。
しかし、それを否定する陽介。
次回、決戦!ハイウェイでの死闘。

こっちですね。
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/10/07(日) 00:49:39.53 ID:rBMqIPsl0

個人的にはクー・フーリンとスカアハが入ってほしいかな
でもメガテン的にはケルベロスも捨てがたい…
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 00:52:03.59 ID:Eh+ob1Nno
魔人マザーハーロットは仲魔入りして欲しいが結構先になりそうだなぁ
どのスタンス選ぶかによって仲魔も変わったりする?
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 01:04:39.67 ID:Tky+JmuDO
INしてほしい悪魔……スカアハとティターニアかな
ガチ攻略的にはセイテンタイセイww
主旨とは少し違うが合体事故のキャラも見たい。パト復活ありだしロードできちゃうだろうけどww

264 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 22:26:43.21 ID:ZM5Iiyxno
>>261
師弟の絡みとかも面白そうですね。

>>262
スタンスによる仲魔変更は今のところ考えては無いです。

>>263
合体事故ですか……出すとすれば、外道とか幽鬼辺りって事ですかね?
考えておきます。


それにしてもやっぱり師匠は人気ですね。
では、投下再開します。
265 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 22:27:45.86 ID:ZM5Iiyxno
−−−マントラ軍本営 B1F 牢屋−−−

直斗「お久しぶりですね。 先輩の噂は聞いてましたよ。 ……牢屋の中でですが。」

陽介「久しぶり。 無事で何より。」

直斗「先輩もニヒロの襲撃に参加してたんでしょ? 知ってたんですか?
桐条さんがニヒロの巫女だって。」

陽介「ああ、大体の見当はつけてあった。」

直斗「まあ、どっちにしろ、その様子じゃ連れて帰れてはいないみたいですね。」

ハイピク「仕方ないでしょ。 キリジョーサンとやらは、ニヒロにはもういなかったんだから。」

直斗「もうこうなったら仕方ありませんね。 あの人に賭けてみるしかありませんね。」

陽介「あの人?」

直斗「噂で聞いたんです。 マネカタの中に、未来のことが予言できるマネカタがいて、
その人はマントラ崩壊も予言してたらしいです。」
266 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 22:28:22.62 ID:ZM5Iiyxno
ランタン「予言って、そんなすごいマネカタがいるホ? ………でも、予言って何ホ?」

陽介「で、そいつは今どこにいるんだ?」

直斗「噂によると、今はカブキチョウの捕囚所にいるらしいです。
僕はその人に会いに行きたいと思います。
では、縁があればまた会いましょう。」

>直斗は立ち去った。

陽介「予言が出来るマネカタ…… 俺達もこれからどうすればいいか分からない……」

ハイピク「なら会ってみる価値はありそうね。」

陽介「そうだな。 じゃあ会いに行くか!」

レナス「なら、決まりですね。 善は急げ。 早速行きましょう。」

陽介「っとその前に……」
267 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 22:29:00.17 ID:ZM5Iiyxno
−−−邪教の館−−−

主「久しぶりだな。 おお、お主、死兆石をもっているな。」

陽介「やっぱアマラで拾ったのはこれか。 で、これで魔人は作れるのか?」

主「いや、今はその時ではない。」

陽介「そうか。 じゃ今回は魔人は諦めよう。」

主「なら、今回は何を合体させる。」

>…………………

主「では……【地母神 キクリヒメ】、【天使 アークエンジェル】。 この2体の悪魔で良いな?」

陽介「ああ、よろしく頼む。」

キクリン「人修羅さん。 この旅は結構楽しかったですよ。」

陽介「魔人戦の時からだったか? あの時からかなり世話になったな。」

キクリン「回復と防御は大事ですからね。 これからも大切にしてくださいね。」

主「それでは行くぞ…」

>……………………

???「私は【女神 サラスヴァティ】。 音楽で貴方の心を癒しましょう。」
268 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 22:29:42.85 ID:ZM5Iiyxno
−−−イケブクロ ハイウェイ−−−

思念体「なぁ、お前知ってるか?」

陽介「ん?なんだ?教えてくれ。」

思念体「最近、ここのハイウェイに暴走族が出てくるんだ。」

陽介「族ってことはたくさんいるのか?」

思念体「いや、一体だけだ。 だがな、気をつけろよ。 その辺の悪魔とは格が違うぜ。」

陽介「そうか、忠告ありがとうよ。」

レナス「ほかの悪魔とは格が違う……もしかして魔人でしょうか?」

ハイピク「……その可能性はあるわね。 ヨースケ、気を付けてね。」
269 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 22:31:07.98 ID:ZM5Iiyxno
ランタン「ぬーすんだバーイクではーしりだすー♪ホー」

レナス「ノリノリのところ悪いですが、これは馬ですよ。」

ランタン「良いんだホ。 ハイウェイって言ったらバイクなんだホ。」

陽介「バイクで思い出した……俺の原付………」

>【王国のメノラー】の炎が激しく揺れている…

サラス「……何か来ます。」

陽介「へっ?」クパァ

陽介「またこの展開かよ!!」ヒューン

ハイピク「いい加減慣れなさいよね。 ってかさっき『気を付けて』って言ったじゃない!」

陽介「うおおおおおおおおお……!!」ドサッ

ランタン「おおー着地がビシッときまったホー」

レナス「ここに来たと言う事は……ランタン、危ないのでちょっと降りててください。」

ランタン「分かったホー」
270 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 22:31:55.27 ID:ZM5Iiyxno
ドドドドドドドドドドドドド………

陽介「これは……バイクの音か?!」

ドドドドドドドドドド………

サラス「どんどん近付いてきてますね。」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・・・・・・・

レナス「さて、来ますよ!」

???「…感じる、感じるぜ。俺が求める力を……メノラーを持つヤツが近くにいる!」

???「オマエか?! オマエが持ってるんだなっ!」

【魔人 ヘルズエンジェル】
「メノラーをよこしな! そうすりゃ連れてってやるぜ… スピードの向こう側へ!!」
271 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 22:33:20.78 ID:ZM5Iiyxno
陽介「出たな魔人! ……って、今回はゴーストライダーかよ……」

サラス「とりあえず、何をするにも防御ですわね。」〔ラクカジャ〕

レナス「相手は魔人です。 何をしてくるか分かりません。 ここは様子見で…」

ハイピク「いいえ、ぼさっとしてる暇はないわ。 先手必勝! 行くわよ!!」 〔羽ばたき〕

地獄天使「ああ? 何だそりゃ。」BLOCK

陽介「衝撃属性が効かない……!! ヤバい!」

地獄天使「さあ、行くぜ! 俺とコイツの怒りを止められるかな!!」
〔ヘルエギゾースト〕(敵全体に衝撃中ダメージ、+上げられた敵の能力を元に戻す。


陽介「やばい、防御が元に戻った!」

地獄天使「まだまだ行くぜ! まずはこいつからだ!!」

サラス「キャ!!」CRITICAL

ハイピク「大変! サラスヴァティが!」

地獄天使「もう一回だな」ニヤッ

サラス「キャーーーー!!」

陽介「サラス!!」
272 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 22:34:07.78 ID:ZM5Iiyxno
陽介「てめぇ!! 回復役を集中的に狙うのは反則だろ!!」

地獄天使「反則ぅ? 何言ってんだ? 戦いにおいて回復役から狙うのは当たり前だろ。」

レナス「悔しいですが、相手の言ってることは正しいですわ。
それに、何も回復が出来るのはサラスさんだけではないのですよ。」〔ディアラマ〕

陽介「ああ、ありがとう。 よし、次はこっちからだな。 来い!センリ!」

センリ「何か久しぶりに呼び出された気がしますが……まあいいでしょう。」

陽介「相手は衝撃属性使いだ。 なんとかなるか?」

センリ「衝撃属性なんて私には効きませんよ。 それに……当たらなければ良いのです。」〔スクンダ〕
273 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 22:35:11.58 ID:ZM5Iiyxno
地獄天使「へっ、補助なんて俺にはきかねぇんだよ!」〔デクンダ〕

センリ「やれやれ、カジャもンダも無効ですか……」

地獄天使「ほら、このまま地獄に落ちな!」〔ヘルエギゾースト〕

センリ「そんなの効くわけないじゃないですか。」

地獄天使「チッ! 吸収かよ……」

陽介「攻撃さえしのげれば余裕だな。 このまま押し切るぞ!」

地獄天使「…俺の走りにここまでついてきたのはオマエが初めてだ。 だが、これならもうこれまい!」
〔ヘルバーナー〕(敵全体に火炎属性大ダメージ。)

レナス「あ、それも効きませんよ。」

地獄天使「クソッ! そっちも吸収かよ……」
274 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 22:37:40.71 ID:ZM5Iiyxno

陽介「さて、終わりだな。 思う存分攻撃させてもらうぜ!」

地獄天使「ぐっ………まだだ!まだ終わってない! これでもくらえ!」
〔ヘルスピン〕(敵全体に物理中ダメージ。)

ハイピク「残念。 その考えはすでに読んでいるわよ。」〔物反鏡〕

地獄天使「なっ……なにー!!」バンバンバシッ!

ハイピク「行動が単調なのよ。 それがあんたの敗因。 さて、これで終わりにしましょ。」

陽介「総攻撃チャンス!」

>………………

地獄天使「チッ……チクショー……」

>ヘルズエンジェルを倒した。
>陽介は【威厳のメノラー】を手に入れた。
275 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 22:38:33.16 ID:ZM5Iiyxno
声「無事に、3体目の魔人を退けたようですね。
手に入れた二つのメノラーを使い、新たなアマラ深界へおいでなさい……」

陽介「この声……あの喪服の女の人の声か!」

ハイピク「教えなさい!! どうしてこんなことをするの! メノラーの奪い合いなんて……
あんた達の目的は何?!」

レナス「無駄ですわ。 もう声は聞こえなくなりましたもの。」

陽介「アマラか……まあ、その前に回復の泉で回復だな。」

ランタン「これからどうするホ?」

ハイピク「それもあっちで考えましょ。 今は疲れたから、泉で休憩しましょ。」
276 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/07(日) 22:43:12.58 ID:ZM5Iiyxno
無事、3体目の魔人も撃退することができた陽介達。


今回はここで終わりです。
次回は……決めてないです。
どうしよう……安価で良いかな?

1 アマラ深界へ行く
2 カブキチョウ捕囚所へ行く
安価↓
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/10/07(日) 23:48:10.53 ID:fvbS3c+o0

安価は1で
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/08(月) 01:31:37.84 ID:9J9AI/4DO
ランタンちゃんとレナスの馬に乗せてもらってるww
仲魔同士の絡みも面白いわ
279 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/08(月) 22:31:31.72 ID:1ouDxSb1o
投下再開します。
280 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/08(月) 22:32:49.51 ID:1ouDxSb1o
−−−イケブクロ 回復の泉−−−

雪子「あら、花村君。 久しぶり。 ゆっくりしていってね。」

陽介「ああ、ここはいつ来ても落ち着くな……」

雪子「そう? それはそれで良いんだけど……」

雪子「それより、噂で聞いたわよ。 マントラが崩壊したんですって? 大丈夫だった?」

ランタン「ひどい目に遭ったホー」

ハイピク「そうね。これからどうなっていくのやら……」

雪子「なるようになるわよ。 これまでもそうだったでしょ?
……そしてこれからも………」

陽介「…? まぁ、そうだな。 じゃ、行ってくるわ。」

雪子「どこへ行くの?」

陽介「またアマラへ行こうと思う。」

雪子「そう、気を付けてね。」

雪子(貴方がこの先どの道を進むのかは分からないけど、“今回”は良い結果だと良いわね……) 
281 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/08(月) 22:33:39.56 ID:1ouDxSb1o
−−−アマラ深界 第二カルパ−−−

陽介「よし、着いたな。」

レナス(メノラーを巡っての争奪戦……一体何の目的があってこんなことを…?)

ランタン「先に進むホー!」

>【永遠のメノラー】と【威厳のメノラー】を灯した。
>通路が開いた。

サラス「ここはボルテクス界とは雰囲気が違うのですね。」

ハイピク「ええ、ここはどうもボルテクス界とは別の所らしいわ。
あの女の人は【魔界】みたいなものだって。」



気高き声「……お前が、堕天使の意を受け、混沌の企みに手を貸している魔人か……?」

陽介「な、何だいきなり?!」
282 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/08(月) 22:34:16.06 ID:1ouDxSb1o
気高き声「お前は知っているのか?! 自らの行動が……自身をどのような道へ進ませているかを……」

レナス「この気配……今までより比べ物にならないほど強い! 魔人?いや、それ以上…」

気高き声「我はお前を見守り続けていた。 お前は今、神の意志に逆らおうとしているのだ。
残されたその心まで暗黒に染まる前に……墜ちた天使に協力するのはやめるのだ……!!」

陽介「ちょ、ちょっと待ってくれ! 一体何の事を言ってるんだ?! それに、堕ちた天使って……」

>声は聞こえなくなった……

ハイピク「聞こえなくなったわね……」

センリ「それにしても今の気配……一体何者だったのでしょう?」

レナス(残されたその心まで暗黒に染まる前に、ですか……)

陽介「なんか嫌な感じがするな…… ここはさっさと通り抜けるぞ!」
283 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/08(月) 22:36:23.98 ID:1ouDxSb1o
>移動中………

>悪魔に後ろを取られた!!

【妖獣 フレスベルグ】
「オレサマ、レベル75!」

陽介達「?!」

陽介「ちょっと待てーーーー!! コレ、ラスダンレベルの悪魔だろ! ここで出てきたらダメなタイプだろ普通!!」

ベルグ「オマエ、最近パトッテナイ。 ダカラ、オレサマ、オマエ、マルカジリ!」

陽介「いや!そんな気遣いいらねぇって!!」

ベルグ「アリガタク受ケ取レ!」
〔アイアンクロウ〕(敵単体に物理大ダメージ 命中率が低いが、クリティカル率が高い。) 

陽介「頼む! 当たらないでくれ!!」ザシュ

ハイピク「あー……」


死の安らぎは 等しく訪れよう
人に非ずとも 悪魔に非ずとも
 大いなる意思の導きにて
284 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/08(月) 22:38:50.33 ID:1ouDxSb1o
陽介「………」

ハイピク「……まぁ、こーいう理不尽な全滅も真Vの基本よね。」

レナス「ああ、何回見ても人修羅様がパトる所は見ていて飽きませんわね。」

陽介「それでやられる俺の身にもなってくれよ…… また最初のマッピングからやり直しじゃねーか。」

ハイピク「前から思ってたんだけど、何でヨースケはマップを全部埋めようとするの?
余計に歩き回るからこうやってパトるんじゃないの?」

陽介「えっ? だってマップを完全に埋めないとなんか気持ち悪くね?」

レナス(人修羅様はドMかつマッパーでしたか…… 確かに、ズボンを脱いだら真っ裸ですしね……)フフフッ

陽介「なんかまた寒気がするんだけど……」

ランタン「気を取り直して、先へ進むホー!」

レナス「あらあら、ランタンの方が主人公っぽくなってますね。」

陽介「なんか傷つく……」
285 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/08(月) 22:40:01.47 ID:1ouDxSb1o
>マップ埋め中……

陽介「ん? 何だここ?」

ランタン「呪いの空間らしいホー」

陽介「知ってるのか?!ランタン。」

ランタン「いや、さっき子どもの思念体に聞いただけホー」

陽介「呪い……か。 入るの止めようかな…… いや、ここはマップ埋めのためだ!!行くぞ!」

ハイピク「どうなっても知らないわよ……」

ランタン「いざとなったら逃げればいいホー」

レナス「さっきみたいに先制を取られなければの話ですが……」

陽介「フラグ見たいに聞こえるからやめて!」

レナス「え? だからフラグを立ててるわけですが……」

陽介「?!」
286 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/08(月) 22:40:50.59 ID:1ouDxSb1o
−−−呪いの回廊−−−

>移動中……

陽介「痛ぇ! 何だここ!ちょっと歩くだけでヤバいぐらいダメージ喰らうぞ!」

ハイピク「こんなところで悪魔に遭ったら完璧にパトるわね。」

>悪魔が現れた!

レナス「あら、噂をすれば。」

【邪神 トウテツ】×2 【堕天使 フラロウス】

陽介「………。 やっぱりここにいていい悪魔じゃねーだろ! もうちょっとLvを考えてくれよ!」

サラス「幸い、先制をとれたみたいですわ。」

陽介「よし、交代! 来い、ランタン!」

ランタン「戦闘では初めて出るホー 逃げるが勝ちホー!」
〔トラフーリ〕(戦闘から確実に離脱する 。)

陽介「ふぅ…危ないところだった…… ありがとな、ランタン。」

ランタン「おいらもやる時はやるホ?」

ハイピク「それにしてもこの回廊、いつまで続くのかしら……」
287 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/08(月) 22:42:03.98 ID:1ouDxSb1o
……………

陽介「おっ、ついに抜けたか?」

ハイピク「やっと抜けたの? で、ここどこ?」

???「やっと来たか……」

陽介「……その声は………!」

悠「久しぶりだな。」

陽介「相棒! ここで何やって……って聞くだけ愚問だよな。」

悠「よくわかってるな。」

陽介「で、今回は何だ?」

悠「ここまで来れたご褒美だ。 やるよ。」

>陽介は250000マッカ手に入れた。
288 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/08(月) 22:42:44.82 ID:1ouDxSb1o
陽介「うおおおおお! 良いのか?! こんな大金もらっちまって!」

悠「ああ、ここに来れる奴がいたら渡すって約束だったからな。」

陽介「約束? 一体誰とのだ?」

悠「それは言えない。 ないしょだ。」

陽介「そっか。 なら仕方ない……って気になる! 教えてくれ、誰なんだ?」

悠「………」

>悠は消え去った。

陽介「えっ?! 何?! どこ行ったの?! 相棒ッ!」

ハイピク「よほど言いたくなかったのかもね。 またきっと会えるわよ、だからもう先に行きましょ。」
289 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/08(月) 22:45:32.51 ID:1ouDxSb1o
陽介「俺は…嫌われたのか……? 相棒………」

レナス「あら、置手紙ですわ。」

陽介「?!」

ハイピク「見せて。 なになに……『この回廊の呪いが解けたら、もう一度来い。 そうしたら教えてやる。』だって。」

ランタン「良かったホ。 嫌われてなかったホよ。」

陽介「……よし。 先へ進もう!」

ハイピク「変わり身早っ!」

レナス(人修羅様はドMでマッパーで更にホモの可能性が……)

陽介「大体何を考えてるのか分かってきた……… そんなんじゃねーからな!」
290 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/08(月) 22:46:58.42 ID:1ouDxSb1o
マップ埋めのついでに思わぬ大金をもらった陽介。
次回、謎の4人組?!

今回はここで終わりです。
思ったより第二カルパが長かったので、二回に分けさせてもらいます。

なんか変なところで終わってる気もしますが、多分気のせいです。
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/09(火) 00:31:29.38 ID:4YhbxMTDO
マップ埋めないと気持ち悪いはわかるわ
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/09(火) 11:40:53.30 ID:uCz0ZD090

呪いの回廊はラスダン付近の敵が多いからいい稼ぎ場所だった
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/10/09(火) 16:53:25.77 ID:NA9SwwJco
明らかに罠だと分かりきっている落とし穴に全部落ちたり、
明らかに違う行き先だと分かりきっているワープゾーンに突撃したり、
宝箱も何もない部屋をマップ埋めの為に隅々まで歩き回ったり、
マップがちょっと欠けてるのに気付くとわざわざそこまで歩いて戻っちゃう人って…

すいません、俺です
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県) [sage]:2012/10/09(火) 21:08:03.42 ID:F0A4bdPpo
俺がいた
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/10/09(火) 21:45:18.20 ID:amN62A5e0
完全に俺じゃねーか
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/10(水) 01:26:49.13 ID:cnn18ItDO
デステニィーランドなカテドラルのマッピングがかなりマゾかったような
297 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/10(水) 04:18:54.70 ID:sor98FL7o
何時の間にか寝落ち……あると思います。

という訳で、早朝?に投下再開します。
298 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/10(水) 04:22:36.01 ID:sor98FL7o
−−−第二カルパ 最深部 のぞき穴−−−

喪服の淑女「お久しぶりです。 メノラーは少しずつ集まっているようですね。」

陽介「…お久しぶりです。 毎回魔人を倒すのは大変ですよ。」

淑女「さて、今回の受胎のきっかけとなった張本人……【十月 伊久志】という男がいます。」

淑女「今回は受胎の裏側……彼について、お教えいたしましょう。」

淑女「ガイア教本部。これが事件の発端です。
【ガイア教】とは、あらゆる思想を自分のものとし、混沌の中に真実を見出そうとする集団です。」

淑女「……そして、十月はその組織に幹部でした。」
299 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/10(水) 04:23:07.85 ID:sor98FL7o
淑女「事の発端は数年前、彼はとある人工島で起こした事件で死にかけていた……いえ、ほとんど死んでいるような状態で、このガイア教団に拾われました。」

淑女「そうして拾われ、なんとか命が助かった彼は、ガイア教に入信し、その知性と才能で数年にして一躍幹部まで上り詰めたのです。」

淑女「しかし、彼は組織の中でも異端扱いされていました。
現実の中に理想は無い、理想は己の手で生み出すモノ…
そう言ってはばかりませんでした。 そして、人の身を超えて創世を目論むに至ったのです。」

淑女「そして彼は、教団に眠っていた書物……【ミロク経典】を発見します。」

淑女「そして、アマラ転輪鼓……あなた方が使う通称で、【ターミナル】を復元したのです。」

淑女「さらに、彼は経典により受胎という滅びが起こることを知った。」
300 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/10(水) 04:23:44.57 ID:sor98FL7o
陽介「待ってくれ。じゃあ、何だ、受胎は十月が起こしたことじゃないってことか?」

淑女「御察しの通り。 受胎は、十月という男が発生“させた”ことではありません。」

淑女「受胎とは……すでに決定事項だったのです。 この世界が混沌に飲み込まれることは運命だった。
彼はミロク経典の予言でそれを知った。」

陽介「予言って……そんなの何であいつは信じたんだ? もしかしたら外れるかもしれないじゃねーか。」

淑女「いいえ、ミロク経典はただの予言書なんかではなかった……」

陽介「何でそんな事が分かるんだよ。」

淑女「書かれていたのですよ……十月が起こした数年前の事件のことも……。
彼は目を疑った。 なぜなら経典には自分の名前と自分が起こした事件の事が書かれていたのだから……」

淑女「そうして気づいたのです……この経典はただの予言書ではない……
ここに書かれている事は、自分の意志とは無関係に必ず起きることなのだと……」
301 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/10(水) 04:24:14.94 ID:sor98FL7o
陽介「十月が起こした事件って一体何なんだ?」

淑女「それは今話すことではありません。 でも大丈夫、貴方はきっとこの先知ることになる……彼の起こした数年前の事件……
他の誰でもない彼自身から……」

淑女「話を戻しましょう。 そうして受胎が起こることを知った十月はさらに事件を起こした……」

淑女「公園で発生した事件。 彼と対立する組織の仲間…… 彼を止めようとする者共……
それらを悪魔の力で葬ったのです。」

淑女「受胎の後の世界で、創世を行う皇子となるため……
邪魔者を消し去るためにね。」

淑女「そして、予定通り受胎は発生した。 十月は創世を行うため、ニヒロ機構を作ったのです。
―これが、東京で起こったことの全てです。」
302 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/10(水) 04:25:04.16 ID:sor98FL7o
陽介「じゃあ……それじゃあ…… 受胎が起こるのは、十月がいようといよまいと確定事項だったってことか?!」

淑女「ええ。 ……そうなります。 しかし、この世界がどうなるのかはまだ定まってはいません。
繰り返される創世の輪が解き放たれるのかどうか……。 ひょっとしたら貴方にかかっているのかもしれません。」

陽介「なら……延々と繰り返し世界を滅ぼしたり、創世を行わせてるのは誰なんだよ?!」

淑女「……【大いなる意思の導きの元に。】 こうとしか言いようがありません。」

陽介(大いなる意思………)

淑女「私たちは見守っています。 それでは、また会う時まで……」

ハイピク「こうなったことは仕方ないわ。 とりあえず先にいくためのメノラーも無いし、ここで一旦戻りましょ。」

陽介「ああ……」
303 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/10(水) 04:26:03.15 ID:sor98FL7o
声「……その身を悪魔に変えし者よ……
オマエがこの地に来た事で、運命の歯車は回り始めた……」

ハイピク「! だ、誰?!」

声「輪廻とは、巡り返す事よのぅ。 
されど我ら、その宿命を超えんとし、堕ちた天使に導かれておる。
お前とてそれは同じであろう?」

レナス「……この身の毛がよだつ気配……!!」

声「……メノラー奪還に遣わされた魔人よ。
汝らの求めしものは、我ら四騎士が手の内にある。
汝が勝てば、汝の手に収まろう……」

陽介「まさかっ、まさか魔人なのか?!」

声「魔人よ…… 幾つかの死を乗り越え、ここまで来た男ヨースケ。」

ランタン「何か来るホー!!」
304 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/10(水) 04:27:32.66 ID:sor98FL7o
【白い騎士】
「このメノラーを賭けた戦いに勝ち残る事があの御方の望みに沿う道……」

【赤い騎士】
「そしてその望みが叶いし時……あの御方は最終決戦に臨む覚悟をするであろうのぅ」

【黒の騎士】
「汝に覚悟はあるか、我ら魔人と戦い続ける意思が……?!」

【青白い騎士】
「戦い続ければ、その身も心も人ならざるモノになるとしても……」

陽介(…………)

------------------------------------------------------------------------------------------
十月『この混沌の世界は創世を目的として生み出されたのだ。』

千枝『選択せよ…声はあたしにそう言った。』

謎の声『行け! お前は何者かにならねばならぬ……』

------------------------------------------------------------------------------------------
305 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/10(水) 04:29:05.41 ID:sor98FL7o
ハイピク「ヨースケ……」

陽介「戦う……その覚悟はある! ―そして、老紳士の思惑も見極める!」

白騎士「なるほど……それでこそ、あの御方が見込んだ悪魔。」

赤騎士「では、この先お前さんの働きを見せて貰おうかのぅ。」

黒騎士「オマエか我らか……どちらがメノラーにふさわしいか……」

青白騎士「我ら四騎士、混沌の地ボルテクスにて汝の到来を待たん。」

>四騎士は居なくなった……
306 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/10(水) 04:29:35.92 ID:sor98FL7o
サラス「今のは……宣戦布告、と言ったところでしょうか。」

陽介「ああ、そうっぽいな。」

ハイピク「つまり、少なくとも4人とは戦わないといけないのね……」

ランタン「どんな敵が来ようと、倒せば良いだけだホー」

レナス「そうですわね。 それに、馬に乗っている騎士…… 手合わせ願いたいものですわ。」

陽介「さて、とっとと戻ってカブキチョウに行くぞ。」
307 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/10(水) 04:31:21.73 ID:sor98FL7o
淑女から十月の事を聞き、さらに四騎士に宣戦布告される陽介。
次回、新たなる思想?!

今回はここで終わりです。
やっぱりアマラは説明が多くなっていけませんね……もっとまとめられる能力がほしい…
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/10(水) 11:02:08.00 ID:jSe0i0HIO
乙ー
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/10(水) 19:40:29.77 ID:N6FODG4DO
人工島で起こした事件……おおお?

310 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/10(水) 23:33:38.24 ID:sor98FL7o
申し訳ありませんが、ちょっと2週間程忙しくなるので、更新の方が不定期になります。


今更ながら新メンバー

女神 サラスヴァティ
継承スキル(ラクカジャ、メディア、ディアラマ)



では、また近い内に……。
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/11(木) 11:30:43.21 ID:KyMo3vOIO
マジか
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/12(金) 16:18:53.50 ID:8Mf5rDKDO
待ってる!
313 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/19(金) 22:29:55.06 ID:xIIzpeFXo
ようやく少しだけ時間がとれたので、投下再開します。
314 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/19(金) 22:30:35.99 ID:xIIzpeFXo
−−−カブキチョウ捕囚所−−−

陽介「………」

レナス「ここがカブキチョウ捕囚所ですわ。 逃げ出したマネカタなんかをここで……」

ランタン「ヨースケ? どうしたホ?」

陽介「いや、わりぃ。 ちょっと考え事をな。」

ランタン「考え事ホ……?」

陽介「この世界についてな…… 十月は創世をするためにこの世界を作った。
それに、里中も創世を始めるだなんて言いやがる……
このままならもしかしたら直斗も……
そんなこと考えてたら、この世界でどうすればいいのか分からなくなってきたんだ……」

ハイピク「なんだ、そんな事で悩んでたの? そんなの結論を急ぐ必要なんてないわよ。」

サラス「そうですわ。 ただ、いつかは決断をする必要がある時が必ず来ます。
自分の立ち位置と言うところですね。 だから人修羅様、その時まで考えて、悩んで、その上で結論を出すと良いですわ。」
315 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/19(金) 22:31:12.04 ID:xIIzpeFXo
ハイピク「そうよ。 たとえそれがどんな答えだとしても、それがヨースケの悩んだ結果なら私たちはついて行くわ。」

レナス「そうですね。 分からないのなら分からないで、今出来る事を全力でする。
そう言うのもいいのではないでしょうか。」

ランタン「おいらはヨースケが行く方向に最後までついて行くホー だから、しっかり前を向いて進んでほしいホ。」

ハイピク「ランタンのくせに良い事言うじゃない。」

ランタン「ひどいホー。 おいらもキメる時はしっかりキメるんだホー」

陽介「みんな………ありがとよ。」

ハイピク「じゃあ、先に進みましょ。」
316 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/19(金) 22:32:10.92 ID:xIIzpeFXo
悪魔の声「オラオラ! 頑張らねえと裂けちゃうぞ〜!
止めて欲しいか? 止めて欲しいか?
……イヤだね!! ヒャ〜ッハッハッハッ!!」

ハイピク「あれは……」

陽介「地下道であった門番のマネカタじゃねーか!」

ランタン「助けるホー!」

陽介「おい止めろ! そいつを離せ!」

【龍王 ナーガ】
「何だキサマはっ! ……もしや、キサマがあの“ニヒロ攻めのヨースケ”か?!

陽介「なんじゃそりゃ! いつの間にそんな二つ名がついてんだよ!」

ナーガ「ここは、オレたち元マントラ悪魔の歓楽街だ!
ニヒロ攻めの武勇伝なんて、拷問プレイで帳消しにしてやる!!」

レナス(人修羅様への拷問プレイ……あんなことやこんなことを……興味があります。)

陽介「今変な事考えてるよね?! 絶対良からぬ事考えてるよね?!」

レナス「いいえ、人修羅様への拷問プレイに興味がわいただけですわ。」

陽介「やっぱり考えてるじゃねーか!!」
317 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/19(金) 22:33:46.62 ID:xIIzpeFXo
ナーガ「何をごちゃごちゃ言っている! 死ねぇぇぇ!!」
〔地獄突き〕 (敵単体に物理ダメージ。)

レナス「考え事の邪魔をしないでください!」MISS!

ナーガ「何っ?!」

陽介「考え事じゃねーだろ! それただのダメな妄想だろ!」

ナーガ「キサマら舐めやがって!!」

レナス「うるさい! 貴方はちょっと黙ってて!」
〔アギラオ〕(敵単体に火炎属性の中ダメージ。)

ナーガ「ぎゃあああああ!! 熱いいいいい!!」WEAKPOINT

ハイピク「馬鹿やってないでさっさと倒すわよ。」

>………………

>ナーガを倒した。

サラス「……あの……ヴァルキリーさんっていつもこんななのでしょうか?」

ハイピク「ほっといて、あそこまで行くと病気だから。」

サラス「はぁ……」
318 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/19(金) 22:34:23.79 ID:xIIzpeFXo
門番「ありがとう………って貴方はあのガラクタ集めと知り合いの悪魔!」

門番「お願いがあります! ここの支配者である【ミズチ】を倒してください!
そうすれば、囚われている他のマネカタ達も解放されます!」

ハイピク「その囚われたマネカタの中に、未来を予知できるって言うマネカタはいるかしら?」

門番「もしかして、【フトミミ】さんの事ですか? そうです。 あの人も助けてください!」

陽介「分かったぜ! そのフトミミさんに会うためならその程度は覚悟の内に入ってるぜ!」

門番「ありがとうございます! 何かあったらすぐに知らせてください!」

陽介「よし、じゃあ行くぞ!」
319 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/19(金) 22:35:01.19 ID:xIIzpeFXo
−−−カブキチョウ捕囚所 通路−−−

<ダレカダシテクレーーーッ!!

<タスケテクレー! ダレカーー!!

レナス「それにしてもひどい場所ですわね。 今ではマントラ残党のマガツヒ搾りとり場所ですわね。」

ハイピク「あら、もう考え事はすんだの?」

レナス「ええ、結構楽しかったですわよ。」

陽介「………………」

ランタン「大変ホー! ヨースケが固まってるホー!」

ハイピク「何寝てるの! さっさと行くわよ!」
320 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/19(金) 22:35:33.50 ID:xIIzpeFXo
−−−カブキチョウ捕囚所 部屋−−−

陽介「こっちか?」ガチャ

穴掘りマネカタ「……ギクッ! マントラ悪魔?! ………?
げげげ!スプーンが折れた! どーしてくれんだ!もう少しで穴が掘れたのに……
オマエのせいだ!オレにはスプーンは必要だったのに。」

陽介「す、すいません…… 悪気があったわけじゃ無いんだ。」

穴掘り「……そうだ。 オマエ責任とって、スプーンを手に入れてこい。
どこかの牢獄に、何でも持ってるガラクタ集めマネカタってヤツがいる。
そいつを探してスプーンをもらってきてくれ。」

陽介「ガラクタ集めもここにいるのか?!」

穴掘り「なんだ知り合いか? なら話は早い。 とっとともらってきてくれ。」

陽介「分かった。 ちょっと待っててくれ。」
321 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/19(金) 22:36:50.87 ID:xIIzpeFXo
ハイピク「でもヨースケ、どこにあのガラクタ集めがいるか分かってるの?」

陽介「分からねぇ。 でも、マップ埋めてたらきっといつか会えるだろう。」

ランタン「ずいぶん軽い考え方だホー」


>探索中………

陽介「おーい。 ガラクタ集めー! いるかー!」

ガラクタ集め「……キミ…は?! ……あの時大地下道で会った悪魔! 助けに来てくれたのかい?!」

陽介「ああ、その為にはスプーンが必要なんだ。 譲ってくれないか?」

ガラクタ集め「……え?スプーンだって? ………そう。
……ヨシ、わかったよ。 千円札探しではお世話になったからね。
ボクの持ってるスプーンをあげるよ……」

>陽介は首かりスプーンを手に入れた。

陽介「ありがとう………ってなんじゃこのスプーン?! 首かりって何?! こんなの危なすぎんだろ!!」

ハイピク「なんでもいいじゃない。 さて、スプーンも手に入った事だし、さっさとさっきの所へ戻るわよ。」
322 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/19(金) 22:38:07.39 ID:xIIzpeFXo
−−−カブキチョウ捕囚所 部屋−−−

陽介「おーい。 約束のスプーン持ってきたぞ。」ガチャ

穴掘り「おお、早くそれを渡してくれ!」

陽介「ほらよ。」

>陽介は首かりスプーンを渡した。

穴掘り「おぉ!なんかスゴそうなスプーンだぞ!」

>マネカタは穴を掘り始めた。
>穴は一瞬で掘れてしまった。

穴掘り「……すごい掘れ味だ。 一瞬だったぞ。
よし。これでこんな所ともオサラバだ。 うりゃ!」

>マネカタはできた穴へと飛び降りた。

陽介「……やっぱあのスプーンただものじゃねーな。」

ハイピク「おつかいも終わったところだし、とっととミズチを倒しに行きましょ。」
323 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/19(金) 22:39:20.56 ID:xIIzpeFXo
カブキチョウ捕囚所に無事着いた陽介達。
フトミミと言う未来を見とおせるマネカタを救うためにミズチを倒そうとする。
次回、ヘビー級?!

今回はここで終わりです。
捕囚所の蜃気楼ですが、ぶっちゃけめんどくさかったのでこの方法をとらせていただきます。

最後にちょっとしたおまけがあります。
324 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/10/19(金) 22:44:41.61 ID:xIIzpeFXo
―――カブキチョウ捕囚所 通路−−−

ヒーホー君「ヒーホー! お久しぶりだホ!」

陽介「お前ジャンクショップのヒーホーか。 こんな場所で何してんだ?」

ヒーホー「マントラが留守だからここまでやってきたホ。 ……でもここも怖いホ……」

陽介「そっか。まあ頑張れよ。」

ヒーホー「ありがとうだホ! いつか、サイキョーでサイコーの悪魔になって見せるホ!
君たちも頑張るホ?」

陽介「ああ。 楽しみにしてるぜ。」


――この悪魔が、後に“帝王”と呼ばれるほどの強大な悪魔になる事は、彼らはまだ知るよしもなかった………
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 23:10:21.20 ID:RILdU90DO
ランタン売られて来たのに……いい子だな〜。・゚・(ノД`)・゚・。
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/10/19(金) 23:10:22.14 ID:+LPdLpX/0
待ってたぞ、乙
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 11:25:27.16 ID:gWEni7ZIO
まだ?
328 : ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/11/12(月) 22:09:55.00 ID:2IclWa8jo
生存報告です。

最近忙しくて更新出来ずにすみませんでした。
エタるつもりは無いので、少しずつですが書き溜めして復活するので待ってて下さい。


べ、別にダクソのDLCやってたとかTOX2の発売に浮かれてたとかじゃ無いので……一応……すいませんでした…
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/13(火) 01:29:20.28 ID:55xhTal6o
人間性を捧げてたんじゃしょうがない
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/11/17(土) 12:30:11.56 ID:tEXJPtH/o
はよ
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 09:59:09.45 ID:XHoihAaIO
最果てのSS板にたどりついたコアなメガテンファンは必ずみているぞ
レス数×100人はいる
アニメ?知らん!ワシはメガテンが好きなのだ
ゆめゆめわすれることなかれ…
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/11/26(月) 08:12:14.61 ID:iojkwyijo
まだ?
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/12/01(土) 18:09:55.36 ID:KeCAJ7e3o
はよ
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 01:05:03.50 ID:2EGp6RGso
【予告】

ある日、14代目のところにい
335 :ミスったー ◆GcQ2euuWRNZF [sage]:2012/12/02(日) 01:11:38.85 ID:2EGp6RGso
【予告】

ある日、14代目のところに一通の依頼が届く。
差し出し人は不明。
内容はロードランと言われる場所へ行き、二つの鐘を鳴らしてくれと言う事。

不思議に思いつつも依頼を受ける14代目葛の葉ライドウ。

ヤタガラスのところへ行き、異界の門を開けようとしたその時!
謎の力により異世界へと飛ばされる14代目。

降り立った場所……それは依頼の地、ロードラン。

今、ロードランを舞台に14代目が走り抜ける⁈

DARK SOULS×14代目葛の葉ライドウ

近日公開?!
336 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/12/02(日) 01:13:33.22 ID:2EGp6RGso
嘘予告です。つい……

投下再開します。
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 01:14:52.55 ID:n/PNe0O30
待ちわびた
338 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/12/02(日) 01:16:21.33 ID:2EGp6RGso
−−−カブキチョウ捕囚所 ターミナル−−−

ハイピク「ヨースケ!ヨースケってば!」

陽介「……ん……ハッ!」

ハイピク「ようやく起きたの?」

陽介「な……何だ夢か……」

ハイピク「どうしたの?」

陽介「何か途轍もなく嫌な夢を見た気がする……」

レナス「夢ですか? 一体どんな夢だったんです?」

陽介「いや……、黒い大きな手に引き込まれたかと思えば、キメラと1人で闘ったり、
一つ目の黒龍になす術なく殺されたり……とにかく大変だった気が……」

レナス「それはそれは……夢の中でもパトるだなんて……最高ですわね」

陽介「いや、その発想はおかしくね?!」

ランタン「でも、夢で良かったホね」

陽介「ああ、そうだな」

ハイピク「どうでもいいからさっさと先に進みましょ」

陽介「それもそうだな じゃ、行きますか!」
339 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/12/02(日) 01:17:19.92 ID:2EGp6RGso
−−−ミズチの部屋−−−

陽介「さて、一通り回ったわけなんだが。」

ハイピク「どうみても、ここがアイツのいる部屋ね。」

レナス「確実に戦闘になりますわね。 マガタマの付け替えは良いですか?」

陽介「そうだったな……じゃあ、今回は……」

ハイピク「ミズチって言うぐらいだから氷結魔法使ってきそうね。」

陽介「なら、氷結無効のワダツミだな。」

>陽介はワダツミを飲み込んだ。

サラス「では、蛇退治と言ったところですね。」

ランタン「突入だホー!」
340 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/12/02(日) 01:18:17.03 ID:2EGp6RGso
【龍王 ミズチ】
「キサマ、コンナ所デ何ヲシテイル……。 モシヤ! キサマガアノニヒロ攻メノヨースケカ!」

陽介「その呼び方やめてっ!」

ミズチ「ククク……イイダロウ。
キサマハ ミズチ様ジキジキノ拷問デ、バラバラニ 引キ裂イテクレル!」

ミズチ「ワハハハハ! ミズチは ミズチ デモ、ワシノ大キサハ ヘビー級 ダゾ!!
我ガ氷結ヲクラエ!」バキィン!!
〔マハブフダイン〕(敵全体に氷結属性大ダメージ+15%の確率で氷結効果。 )

ハイピク「キャア!!」

陽介「でも俺には効かねぇ!」BLOCK
341 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/12/02(日) 01:18:52.31 ID:2EGp6RGso
陽介「次はこっちから行くぜ! 丸焼きになっちまえ!」
〔ファイアブレス〕(敵単体に1〜2回、敵複数体に3〜5回の小ダメージ。 )

レナス「こんがりと中まで焼いてあげますわ!」〔アギラオ〕

サラス「大丈夫ですか? みなさん。」〔メディア〕

ハイピク「ありがとう。 とりあえず、ダメージアップね。」〔ラクンダ〕

陽介「まだまだ! 当たっちまえ!」

レナス「ミズチのかば焼きははたして美味しいのでしょうか?」

ミズチ「ン?! ナンダカ、オマエ、デカク ナッテナイカ?!
……イ、イヤ、ワシノ 気ノセイ、気ノセイ!!」パキィン!
〔マハブフーラ〕(敵全体に氷結属性中ダメージ+13%の確率で氷結効果。)

レナス「あら、さっきより火力が落ちてますわよ。」

陽介「さっきと同じく、このまま攻撃だ!」
342 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/12/02(日) 01:20:26.52 ID:2EGp6RGso
ミズチ「……ヤッパリ、オマエ、デカク ナッテナイ!??
ヌヌーーーッ?! ワシガ シボンデルノ?!」カチィン!
〔マハブフ〕

レナス「さらに火力が落ちましたわね。」

ハイピク「これじゃあ、ザコと同じぐらいね。」

サラス「攻撃を受けてしぼむ…… 一体どんな構造をしているのでしょうか?」

陽介「よし! このまま総攻撃だ!」

レナス「丸焼きにしたら、何も残らなくなりそうですね。」

>…………………

ミズチ「バ……バカナァァ……」

陽介「おいおい、あっけねぇな」

>ミズチを倒した。
>陽介は【ミアズマ】のマガタマを手に入れた。

陽介「よし。 これでマネカタ達も大丈夫だろう。」

ハイピク「そうね。 じゃあ、さっさとそのフトミミって言うマネカタを探しましょ。」
343 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/12/02(日) 01:22:52.55 ID:2EGp6RGso
陽介「さて、フトミミはどこだ?」

逃げてきたマネカタ「ああ、それならここの奥の部屋にいます! 早く出してあげたください!
あとそれから、人間の少年も奥の部屋にいます。」

陽介「それって……ひょっとして直斗か?! ならまずは直斗の無事を確認するぞ!」

>………………

直斗「……何だ、花村先輩ですか。 今頃になって何をしに来たんです?
助けに来たつもりですか? フフッ、今さら遅いですよ。」

陽介「……」

1 言い返す
2 謝る
3 部屋を出る
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 01:26:33.27 ID:n/PNe0O30
2
345 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/12/02(日) 01:27:19.40 ID:2EGp6RGso
忘れてた
安価↓
346 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/12/02(日) 01:29:48.25 ID:2EGp6RGso
陽介「……わりぃ……来るのが遅くなった……」

直斗「別に謝ってもらいたくもありませんね。 何かが変わるわけじゃないですし。」


直斗「先輩も、桐条さんも、頼りになんかならないって事が分かりましたよ。
こんな世界で……助けてくれる人なんていないんです。
僕は……一人で生きるしかないんだ。」

ハイピク「黙って聞いてればアンタ! ここまでヨースケがアンタ達の事を思って、
どれだけ大変な思いをしてきたか…… それを分かってんの?!」

陽介「ありがとう……でもちょっと黙っていてくれ。 これは俺達の話なんだ。」

ハイピク「ヨースケ………」

直斗「この期に及んで友情ごっこですか? 全く、馬鹿軍団ですか?」

陽介「直斗……お前どうしちまったんだよ?!」

直斗「どうしたって? 別に僕は何も変わってはいませんよ。
むしろ戻っただけです。 昔の考え方に………」
347 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/12/02(日) 01:30:22.26 ID:2EGp6RGso
直斗「『真理を求めよ』……この世界に入ってきたときにそういう声を聞きました。
ずっと何のことかは分かりませんでしたが……」

直斗「でも今、ここに閉じこめられたおかげで手がかりはつかめました。
真理なんてものは、人を当てにしてもダメで、自分の中に見つけるしかない。」

直斗「ここから繋がってるアマラ経絡……ここに真理がある……」

直斗「そういうわけです、先輩。 それじゃあさようなら。」

陽介「ま、待て! 直斗!」

>直斗はアマラ経絡に吸い込まれるように消えた……
348 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/12/02(日) 01:30:53.27 ID:2EGp6RGso
陽介「直斗……一体、どうしてあんな状態になっちまったんだよ……」

声「彼は、この捕囚所という所で、個人が唯一という考え方に目覚めてしまったようです。」

ランタン「だ、誰だホ?!」

【未来を予知できるマネカタ フトミミ】
「ああ、驚かして済まない。 私はフトミミ。今の少年……いや、少女と一緒に囚われたマネカタだ。
【人修羅】……あなた方が、私に会いにここまで来る事は予知していた。」

陽介「あんたが…… やっと会う事が出来た。大丈夫か? ……それより、どうして直斗が女だって分かったんだ?」

ランタン「今のが女の子ホ?! どうみても、男の子だったホー!」

フトミミ「ありがとう、私は大丈夫だよ。 それに、話していればすぐに少女だと気付いた。」
349 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/12/02(日) 01:31:55.04 ID:2EGp6RGso
フトミミ「しかし、気の毒なのはあの少女だ。
頼りにしていた物が頼りにならないと思いこみ、その結果……
個人主義とも利己主義ともつかない思想に目覚めつつある……」

陽介(思想……直斗も、里中や十月のように創世を唱えるようになっちまうのか?!
それに……一人きりで生きていける世界なんて……)
 
フトミミ「今悩んでいても仕方ありません。 助けて頂いたお礼です。
1つ予言を差し上げましょう。 それが目的でしょう?」

ハイピク「ええ、そうしてもらえると助かるわ。 早速やって頂戴。」

フトミミ「…………………。 ……どうやらギンザに、貴方を待っている男がいるようだ。
ギンザのターミナルに行ってみるといい。」

陽介「ありがとよ。 早速行ってみるぜ。」

レナス「ところで……貴方達はこれからどうするんです?」

フトミミ「我々はここから旅立とうと思う。 どうすれば皆が苦しまなくて済むか、それを探すために……」

レナス「そうですか……それでは頑張ってください。」

ランタン「フトミミにならきっと出来るホー! 頑張るホ!」

フトミミ「ありがとうございます。 では、これで……」

>フトミミは去っていった。

陽介「よし、じゃあギンザに行くか!」
350 : ◆GcQ2euuWRNZF [saga]:2012/12/02(日) 01:35:42.27 ID:2EGp6RGso
無事にミズチを倒すも、同じようにつかまっていた直斗が新たな思想に目覚め、アマラ経絡へと身を潜める。
次回、ついに魔人が仲魔になる?!

今回はここでおしまいです。
正直なところ、直斗の容姿はP4の直斗にするか、NAOTOの方にするか悩みました。
結論から言うと、今回の直斗の容姿はP4本編基準です。
NAOTOの方も良いんですけどねー。 いかんせん勇に合わないって事で。


今回終了時点での陽介達のステータス

神兵 花村陽介 Lv37
妖精 ハイピクシー Lv33
軍神 ヴァルキリー Lv35
女神 サラスヴァティ Lv33
妖精 ジャックランタン Lv28
聖獣 センリ Lv27


昔書いた書き溜めって、後になれば成る程なんでこんな感じで書いたんだ?ってなりますよね?
………ちょっと人間性が足りないのかな……
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 04:21:46.33 ID:dVLRyLHDO
待ってた
また投下待ってる
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:48:04.83 ID:xNCOLU2b0
今さっき見つけて一気読みしました。

乙であります。
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/12/24(月) 10:16:50.40 ID:oobeAUEeo
まだ?
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/14(月) 01:20:43.65 ID:wy+Pm0B0o
はよう
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/01/27(日) 01:27:18.32 ID:yfDVmZZNo
まだ?
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