このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

あおい「ボクが主人公のサクセス?」(百合・安価あり) - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/06(木) 00:47:54.70 ID:wH00xx9AO
登場キャラの都合時系列は一部無視します

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1346860074
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/09/06(木) 01:05:08.33 ID:cK3gIaQDo
百合ときいて
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/06(木) 01:06:26.93 ID:wH00xx9AO
恋恋高校

あおい「はるか!」

はるか「ど、どうしたのあおい?」

あおい「やったよ! 野球部の設立が認められた!性格に野球同好会だけど」

はるか「ほんとうに? おめでとう、あおい。高校で野球やるの夢だったものね」

あおい「うん。一か八かで恋恋高校に来て正解だったよ。他の高校の野球部じゃ女のボクは入部できなかったと思うし」

はるか「それで、これからはどうするの?」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 01:15:30.80 ID:wH00xx9AO
あおい「え?」

はるか「同好会は設立できたけど、まだあおい一人しか部員はいないんでしょ? 野球って九人いないとできないし…」

あおい「そうなんだよね……最低でも九人、それと顧問の先生も見つけなきゃ試合もなにもできないし」

あおい「とりあえず、他に野球を一緒にやってくれる子を探してみるよ!」

はるか「ごめんね……力になれなくて」

あおい「気にしないで。はるかは生まれつき身体が弱いんだからしょうがないわよ」

はるか「でも、あおいのことは応援するね。部員見つかるといいね」

あおい「うん、ありがとう!」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 01:21:18.92 ID:wH00xx9AO
・・・・・・・・・・

あおい「さてと、とにかく部員を探さなきゃ。女子高のこの学校で野球やってくれるような子が見つかればいいけど……。とりあえず手当たり次第に声をかけてみようかな」

あおい「あのー、すみません!」

生徒A「はい?」

あおい「ボク、早川あおいっていいます。同じ一年だよね? もう部活は決めた?」

あおい「よかったら野球部、もとい野球同好会に……」

生徒A「ごめんなさい、私もう文芸部に入るって決めてるの」

あおい「そ、そうなんだ……ごめんね、急に呼び止めたりしちゃって」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 01:27:02.30 ID:wH00xx9AO
あおい「あっ、そこの人!」

生徒B「なんですか?」

あおい「ボク、野球同好会の早川あおい。キミいい身体してるね、よかったら野球やらない?」

生徒B「け、結構です……スポーツ苦手なんで」

あおい「そ、そう……」

あおい(困ったなぁ……なかなか入部してくれる人が見つからない)

あおい「……!!」



幸子「……」



あおい(あの人が持ってるもの……間違いない、野球の道具だ!!)

あおい(もしかしてあの人ボクと同じ……よし、声をかけてみよう!)
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 01:33:12.39 ID:wH00xx9AO
あおい「あの、すいません!」

幸子「なに?」

あおい「ちょっといいですか、部活の勧誘なんですけど」

幸子「部活の勧誘?」

あおい「ボク、早川あおいっていうの。さっき野球同好会を設立したんだ」

あおい「キミの持ってる道具、野球の道具でしょ?野球やってるのなら、 よかったらボクと一緒に野球同好会に入らない?」

幸子「……」

あおい「どうしたの?」

幸子「……悪いけど、私は野球なんてやってないわ」

あおい「!?」

幸子「私はソフト部に入部するつもりなの。これはソフトの道具。勘違いしないでよね」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 01:43:30.26 ID:wH00xx9AO
あおい「そ、そうだったんだ……」

あおい「でも、野球ってすごく面白いんだよ! よかったらこれを機会にソフトボールから野球に転向してみない? ソフト経験者なら野球でもきっと活躍できると思うし」

幸子「いくら言っても無駄よ、野球なんかに興味ないの」

あおい「な、なんかですって!?」

幸子「あんたこそ野球同好会なんて辞めてソフト部に入ったら? どうせ部員も集まらないわよ」

あおい「むっ……そんなことないわよ! きっと集まるんだから!」

幸子「そう、ならやってみれば?」

あおい(むむむっ……)

幸子「じゃ、私は部活があるからこれでね」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 01:49:07.51 ID:wH00xx9AO
あおい「むっかー! こうなったら絶対に、何がなんでも部員を集めてやるわ!!」

あおい「そしたらあの人を驚かせ……そういえばあの人、名前はなんていうんだろう」

あおい「まぁいいか。とにかく勧誘勧誘!」

あおい「すいません、野球部に入りませんか!」

生徒C「ごめんなさい、茶道部に入るんで」

あおい「野球部に入りませんか!?」

生徒D「演劇部に入ってるんで」

あおい「野球部に!!」

生徒E「吹奏楽部に……」

あおい「野球(ry」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/09/06(木) 01:54:04.71 ID:cK3gIaQDo
支援
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 01:56:19.65 ID:wH00xx9AO
・・・・・・・・・・

あおい「はぁはぁはぁ……」

あおい「うぅ……一人も捕まらなかった」

あおい「困ったなぁ、女の子で野球やってくれる子はいないのかな。楽しいのに……」

あおい「……とにかく、諦めずに一人でもいいから見つけなくちゃ。そうしなきゃ練習もできない」

あおい「まだ部活を決められない子もいるだろうし、そういう子を強引に誘えば……」

どーん!!

あおい「!!」

雅「きゃっ!?」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 02:01:45.93 ID:wH00xx9AO
あおい「いたた……」

雅「ご、ごめんなさい。ちゃんと前を向いて歩いてなくて……」

あおい「ううん、ボクの方こそ考えごとをしてて不注意だったよ。ごめんね、怪我はない?」

雅「大丈夫だけど……」

雅(あれ?)

あおい(この子も一年か……ここでぶつかったのも何かの縁、とりあえず勧誘してみよう!)

あおい「あの、もう部活って決まってる? まだなら……」

雅「あの、それって……」

あおい「え?」

雅「ひょっとして、野球の道具?」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 02:12:41.56 ID:wH00xx9AO
あおい「えっ、そ、そうだけど」

雅「じゃ、じゃあ野球部員なんですか!?」

あおい「うん、まだ野球同好会だけどね。今日設立したばかりなんだ」

雅「この学校、野球部ないって思ってたのに……それに女の人が野球をやってるなんて……」

あおい「?」

雅「……あの、その野球同好会って今からでも入れますか?」

あおい「……え!?」

雅「よ、よかったら僕をその野球同好会に入れてください」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/09/06(木) 02:14:34.44 ID:tWqBrXsY0
期待しとる
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 02:22:16.52 ID:wH00xx9AO
あおい「……」

雅「だ、ダメですか……?」

あおい「ううん、全然いいよ!! むしろこっちから入部をお願いしたいくらい!!」

雅「ほ、本当ですか!」

あおい「もちろん! キミは野球経験者なの?」

雅「はい。中学まではやっていたんですけど、女子が入部できる野球部がある高校が見つからなくて。諦めて仕方なく恋恋高校に入ったんですけど……まさか野球部ができていたなんて」

雅「僕、野球が大好きなんです! ぜひ一緒にやらせてください!!」

あおい「うれしい……ありがとう! ボクうれしいよ、同じ野球が好きな女の子に会えて!」

あおい「ボクの名前は早川はあおい。キミは?」

雅「小山雅です」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 02:28:46.20 ID:wH00xx9AO
あおい「雅か……よろしくね!」

雅「はい、早川さん!」

あおい「あおいでいいよ。同い年なんだし、気さくにね」

雅「じゃあ……よろしくね、あおい」

あおい「うん、こちらこそ!」

あおい(よし、これで一人ゲット! しかも同じ野球好きなんて、夢みたい)

あおい(これで後七人集まれば……)

はるか「あっ、いたいた。あおい!」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 02:34:30.04 ID:wH00xx9AO
あおい「はるか、どうしたの?」

はるか「実は話が……あら、その子は……」

あおい「ああ、この子は雅。今さっき野球同好会に入ってくれたんだ」

はるか「部員が見つかったの? おめでとう」

あおい「こっちははるか。ボクの中学からの友達だよ」

雅「よろしくね」

はるか「よろしくお願いします」

あおい「それで、話って?」

はるか「うん。実は……よかったら私、マネージャーとして野球同好会に入りたいの」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 02:44:09.41 ID:wH00xx9AO
あおい「マ、マネージャー?」

はるか「野球はできないけど、あおいの力になりたくて考えたの。マネージャーとしてならあおいの側で支えられるかなって……いい?」

あおい「うん、もちろん! ありがとうはるか!」

はるか「よかった」

あおい「なんだかこの調子ならすぐにメンバーが集まりそうかも」

雅「早く野球やりたいね」

あおい「ボクもやりたくてウズウズしてるよ。よーし、頑張って部員を集めよう!」

「「「おー!!」」」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 02:49:32.17 ID:wH00xx9AO
とりあえずここまで。
12以来久しぶりにパワプロの新作をやったら衝動的に書いてしまいましたた。
とにかく知ってる限りのパワプロの女選手を同じ高校で野球させたくて、雅やみずきを無理やり恋恋高校に入れます。
細かい設定は忘れてたりするんで間違えてたらすいません。
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/09/06(木) 05:34:29.72 ID:lCf7IL0AO
エロはあるのかな?
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/09/06(木) 07:10:36.79 ID:cK3gIaQDo
乙乙
続き期待してます
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/06(木) 10:54:04.76 ID:Hkm/xvQ5o
二年目で聖か...
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/06(木) 12:15:42.53 ID:rOZSiVfSO
あの野球バカは出るのかな
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/06(木) 17:02:18.72 ID:ub0DP3AHo
期待
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 22:00:44.53 ID:wH00xx9AO
数日後・・・・・・・

ワーワー!! キャーキャー!!

あおい「みんな楽しそうに部活してるなぁ……」

あおい「ボクたちも早く部員を揃えなきゃ。とは言っても、どうすれば集まるんだろう」

コロコロ…

あおい「ん? このボールは……」

ソフト部「すみませーん、ボール取ってくださーい!」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 22:08:02.92 ID:wH00xx9AO
あおい「あ、はーい」

あおい(ソフト部か。何人かうちに来てもらえたらいいんだけど…)

あおい「じゃあ、投げるねー!」

(ビューン!!)

ソフト部「!!」

(ポロッ)

あおい「あっ…大丈夫?」

ソフト部「だ、大丈夫です。ありがとうございました」

あおい「どういたしまして」

ソフト部(すごい早い返球だからびっくりしちゃった……)

あおい(うーん、ソフトボールの球は投げづらいなぁ)





幸子「……」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 22:18:59.46 ID:wH00xx9AO
あおい「よし、気をとり直して部員集めをはじめるぞ!」

ほむら「あの〜」

あおい「!!」

ほむら「あっ、驚かせちゃってスイマセン」

あおい「あれ……キミは確か同じクラスの星川さん?」

ほむら「星川ほむらっス。覚えてくれてて嬉しいっス」

ほむら「でも呼び方はほむらでいいっスよ。ほむらもあおいちゃんって呼んでいいっスか?」

あおい「うん、いいよほむら」

あおい(この子とは初めて話したけど、なんだか仲良くなれそう)
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 22:32:09.25 ID:wH00xx9AO
ほむら「それにしても、さっきはいい球投げてたっスね」

あおい「え?」

ほむら「ソフト部の人にボールを返してたじゃないっスか」

あおい「ああ、あれね。見てたんだ」

ほむら「あの一投だけでほむらのセンサーはビビっと反応したっス。あおいちゃんはただ者じゃないっスね」

あおい「やだな〜、大したことないよ」

ほむら「ほむらの目は誤魔化せないっス。あおいちゃんって、実はかなり野球上手いっスよね?」

あおい「かなりってほどじゃ……って、あれ? ボクが野球やってること知ってるの?」

ほむら「はいっス。さっきの一投もそうだし、野球同好会の宣伝をして学校を回ってるのも知ってたっスから、経験者だと思って」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 22:39:33.62 ID:wH00xx9AO
あおい「うん、そうなんだ。中学までは野球やってたんだけど、この学校は野球部がなくて」

あおい「だからボクは野球部のない恋恋高校に野球部を設立しようと思ってるの。それしかこの学校で野球をやる手段はないからね」

ほむら「素晴らしいっス、あおいちゃん」

あおい「えっ、そ、そう?」

ほむら「はい! 野球にかけるその情熱……同じ野球好きとして感動したっス!」

あおい「!!」

あおい「ほむらちゃん、野球好きなの!?」

ほむら「はい、大好きっスよ。小さい頃からよくプロ野球を見てたっス」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 22:44:34.51 ID:wH00xx9AO
あおい「ほ、本当に!?」

あおい(すごい……野球好きの女の子にまた出会えた!)

ほむら「それであおいちゃん、実は相談があるっス」

あおい「な、なにかな?」

ほむら「ほむらも野球同好会に入れてくれないっスか? まだメンバーは募集してるっスよね?」

あおい「!!」

あおい「も…もちろんよ!! 大歓迎!!」

ほむら「よかった。高校じゃ野球について話せる人なんていないと思ってたから、同好会に入れて超嬉しいっス」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 22:48:36.67 ID:wH00xx9AO
あおい「ありがとうほむら、メンバーが足りなくて困ってたんだ。助かるわ」

あおい「それでポジションとかは……」

ほむら「よろしくお願いしますっス! ほむら、マネージャーとして頑張るっス!」

あおい「……え?」

ほむら「?」

あおい「今……なんて?」

ほむら「マネージャーとして、頑張るっス!」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 22:52:44.34 ID:wH00xx9AO
あおい「ええええええええ!!」

ほむら「ど、どうしたんスか?」

あおい「マネージャー志望だったの…?」

ほむら「はい。ほむら、野球は好きっスけどもっぱら観戦が中心で」

ほむら「プレイの方はあんまりできないんスよね」

あおい「そ、そうだったんだ……」

ほむら「なにか問題あるっスか?」

あおい「実は……マネージャーはもう決まってて」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 22:59:07.30 ID:wH00xx9AO
ほむら「えっ、そうだったんスか?」

あおい「まぁ……マネージャーが二人いても問題はないんだけど……」

あおい(けどボクとしては、ほむらには部員になってもらいたい……)

ほむら「あおいちゃん?」

あおい(ほむらにこのままマネージャーとして入部してもらうか、それとも強引に口説いて選手にさせるか)

あおい(どっちにしよう)


どっちにする?
1:マネージャーとして入部を認める
2:強引に口説く

>>34
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/06(木) 23:00:24.62 ID:UhnYX3QIO
2
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/06(木) 23:04:40.84 ID:osPTHML10
2
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 23:07:57.12 ID:wH00xx9AO
あおい(やっぱり今は一人でも多くの部員が必要だし……ここはほむらに選手として入部してもらうしかない!)

あおい「ほむら」

ほむら「なんスか?」

あおい「ほむらにはぜひ、マネージャーとしてじゃなくプレイヤーとして野球同好会に入部してほしいの!」

ほむら「ええっ!?」

あおい「お願い! ポジションは好きなところを選んでいいから、うちの選手になって!」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 23:20:14.41 ID:wH00xx9AO
ほむら「で、でも……」

あおい「お願い、ほむらの力が必要なの!」

ほむら「ほむら……身体も小さいし運動神経もいいわけじゃないし」

ほむら「部員として入部したらあおいちゃんの足を引っ張るだけっスよ」

あおい「そんなことないわよ!」

あおい「背が低くてもいい、運動が得意じゃなくてもいい。ボクはほむらと一緒に野球がやりたいの!」

ほむら「あおいちゃん……」

あおい「こうして野球好きな女の子同士が同じ学校で出会えたなんて、奇跡よ。きっと神様がほむらに野球をやれって言ってるんだわ」

あおい「せっかくだからこの高校三年間は野球を見るだけじゃなくて、一緒にプレイして楽しまない?」

あおい「きっと後悔させない、ボクが約束するよ!」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 23:26:59.74 ID:wH00xx9AO
ほむら「……」

あおい「ボクたちこの出会いは運命だよ。だからお願い!」

ほむら「……」

あおい「ほむら……」

あおい(ちょっと強引すぎたかな……これで引いて逃げちゃったらどうしよう)

ほむら「……分かったっス。ほむら、選手として野球同好会に入るっス」

あおい「えっ……ホントに?」

ほむら「はい、ここまで言われたらほむらも心を決めたっス。迷惑かけるかもしれないけど、よろしくっスあおいちゃん」

あおい「う…うん!! よろしくほむら、ありがとう!!」ギュッ

ほむら「!!」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/06(木) 23:27:40.93 ID:bBsaIDboo
あおいちゃん167センチあるしルックスいいしそりゃモテるわ
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 23:33:47.02 ID:wH00xx9AO
あおい「ほむらが入部してくれて、すごく嬉しい!」

ほむら「ほ、ほむらも嬉しいっス……そこまで喜んでくれるとは」

あおい「そうだ、さっそくはるか達も紹介するよ。一緒に来て」

ほむら「あっ、は、はいっス」

ほむら「……それにしても」

あおい「?」

ほむら「運命の出会いって言われた時は、さすがに照れたっス///」

あおい「えっ、あっ、そ、そうだね…あはは」

あおい(ボクもちょっと恥ずかしいかも)

【ほむらの評価が上がった!】
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/06(木) 23:34:27.83 ID:wH00xx9AO
今日はここまでにします
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2012/09/06(木) 23:41:47.47 ID:lpgH75c6o

パワプロに百合とは俺得で楽しみだ
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/07(金) 18:58:53.35 ID:T2eybKHDO

バワブロの女選手あおいとみずきしか覚えてないわ
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/09/07(金) 19:35:27.42 ID:8n2nSFuao
>>1です
今日明日はちょっと書けないです

>>43参考画像に
あおい


はるか





ほむら


幸子


45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 18:23:57.84 ID:/2XBnOmAO
・・・・・・・・・・

あおい「二人とも、新入部員を連れてきたよ!」

雅「えっ、もう!?」

ほむら「星川ほむらっス、よろしくお願いしますっス!」

あおい「ほむらは野球経験はないけど知識は豊富なんだ。きっとボクたちの力になってくれるよ」

はるか「よろしくお願いしますわね、ほむらさん」

ほむら「はいっス!」

雅「やったね! 結構順調にメンバーが集まってきてるんじゃない?」

あおい「うん! この調子ならすぐにでも九人集まりそう」

あおい「そういえば二人のクラスではどうだった? 誰か野球同好会に入ってくれそうな人はいた?」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 18:34:20.69 ID:/2XBnOmAO
はるか「それが……」

雅「僕たちのクラスで入ってくれそうな子はいなかったよ……ごめんね」

あおい「そっか……でも雅たちは悪くないよ。諦めずに他をあたってみよう!」

ほむら「それなら急いだ方がいいっスよ」

あおい「え?」

ほむら「今は体験入部の期間っスから。早い子はもう自分の入る部活は決めてるけど、迷ってる子もまだいるはずっス」

ほむら「そんな子たちを他の部活に取られないように、急いで勧誘した方がいいっス!」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 18:38:24.28 ID:/2XBnOmAO
あおい「そ、そうだね。まだ入る部活を決められてない子なら、うちに入ってくれる可能性があるかも!」

ほむら「ほむら、心当たりがあるところに片っ端に行って勧誘してくるっス!」

雅「僕も探してくるよ!」

あおい「お願い、二人とも」

はるか「私も……」

あおい「はるかは休んでて。身体に無理させると大変だし」

はるか「えっ、でも……」

あおい「大丈夫、ボクたちに任せて」

はるか「……うん」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 18:52:41.51 ID:/2XBnOmAO
あおい(よし、ボクもさっそく勧誘に行ってこよう)

あおい(なるべくならスポーツの経験がある女の子のならいいけど……他の運動部との競争率が高そう)

あおい(文化系は……うーん、どうだろう)

あおい(運動部に比べたら競争率低そうだけど、そもそも運動が好きじゃないからそういう部活に入る子が多そうだし、断られそう)

あおい(ううーん……どこに行こうかなぁ)

1:グラウンド
2:校内探索

>>49
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/08(土) 18:53:25.04 ID:jZ6J1qJq0
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 19:01:07.71 ID:/2XBnOmAO
・・・・・・・・・・

あおい(運動能力のある子の方が戦力になるそうだし、やっぱり運動部から引っ張ってみようかな)

ワーワー

あおい「たくさんの部活がグラウンドを使ってるなぁ……」

幸子「あら、あなた確か……」

あおい「!!」

あおい「キミはこの前のソフト部の!!」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/09/08(土) 19:14:17.62 ID:VVSv+H57o
たしか金髪ドリルがいたな
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 19:17:33.69 ID:/2XBnOmAO
幸子「……高木幸子よ」

あおい「え?」

幸子「私の名前。あなたは? この前会った時は聞くの忘れてたわ」

あおい「ボクは、早川あおい」

幸子「早川さん、ね……」

あおい「?」

幸子「それで、こんなところに何しに来たの?まさか野球の練習?見たところ相変わらず人数が集まってないようだけど」

あおい「そ、それは……実はここに来たのは」

幸子「……ねえ、あなたソフト部に入らない?」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 19:27:21.43 ID:/2XBnOmAO
あおい「な、何を言ってるの……変な冗談はよしてよ!」

幸子「冗談じゃないわ、本気よ」

あおい「!?」

幸子「あなた、一応センスはありそうだしね……どうせ野球同好会なんて人が集まらないんだから、ソフト部に入ったら?」

あおい「ふざけないで! ボクには甲子園に行く夢があるんだから!」

あおい「ソフト部には絶対入らないよ!」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 19:36:52.37 ID:/2XBnOmAO
幸子「……そう、目を見る限りどうやら本気みたいね」

あおい「……」

幸子「けど……私だって本気よ」

幸子「あんたの目論見はだいたい分かってるわ。どうせ体験入部の期間中にうちの子を野球同好会に引き抜こうとしてるんでしょ?」

あおい「う……」

幸子「あんたはうちの部員が欲しい。そして私はあんたをソフト部に入れたい……お互い主張が噛み合わないわね」

幸子「ならここは、勝負をして決めない?」

あおい「勝負?」

幸子「そうよ、私とあんたの一打席の真剣勝負。私が負けたら、私が野球同好会に入ってあげる」

あおい「ほ、本当!?」

幸子「ただし私が勝ったら、あんたはソフト部に入ってもらうわよ!」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 19:42:07.53 ID:/2XBnOmAO
あおい「!?」

幸子「さあ、どうする? 勝負を受けるの?」

あおい「……」

あおい(一打席の真剣勝負……勝てばこの人をうちの部活に入部させることができる)

あおい(でも彼女のこの自信……相当なもの。余程の実力者みたいね)

あおい(逆に言えば、それほど力がある人ならうちの戦力になる)

あおい(けどもし負けたらボクはソフト部に……)

幸子「それで、どっちにするの?」

あおい「ボクは……」

1:勝負を受けるの
2:勝負を受けない

>>57
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/09/08(土) 19:43:05.90 ID:zGiegqAE0
パワプロ君を攻略できますか?
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/08(土) 19:43:56.45 ID:aaN5kPUIO
2
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/08(土) 19:49:50.69 ID:/2XBnOmAO
あおい「その勝負、受けるよ!」

幸子「いいわ、ならこっちに来なさい。そういえばあんたのはポジションはピッチャー? それとも野手?」

あおい「ピッチャーよ」

幸子「なら私がバッターボックスに入るわ。球はもちろん野球のやつを使っていいわよ」

あおい「ソフトとは勝手が違うっていうのに……ずいぶんと余裕だね」

幸子「こう見えても中学からずっとエースで四番を任されていたからね。さぁ、先輩たちが来る前に早く済ませるわよ!」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 20:01:14.22 ID:/2XBnOmAO
幸子「ヒット、ホームランを打てば私の勝ち。凡打、三振ならあんたの勝ちよ」

あおい「ゴクリ……」

あおい(真剣勝負……ここは絶対負けられない!)

あおい(どんなピッチングをしようかな)

1:シンカーで空振り狙い(コンマ00〜70なら成功。コンマ71〜99なら外れてボール)

2:内角カーブで詰まらせて凡打狙い(コンマ00〜50なら成功。コンマ51〜99ならヒットを打たれる)

3:様子見でストレートを外してみる(コンマ00〜80なら外れてボール。コンマ81〜99なら詰まらせて凡打)

>>61
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/08(土) 20:07:04.36 ID:amJuL6UYo
勝負受けないんじゃないの?
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/08(土) 20:09:27.36 ID:/2XBnOmAO
すみません、ミスりました
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/08(土) 20:11:04.80 ID:jK9Ti3IZ0
うーん、こんな分の良い勝負を受けないなんて勿体ないなー
63 :>>58からやり直し [sage]:2012/09/08(土) 20:16:28.57 ID:/2XBnOmAO
あおい「その勝負、受けないよ」

幸子「なんですって!?」

あおい「ボクはここに勝負しに来たんじゃない。部員を集めに来たんだ」

あおい「だから高木さんとの勝負はしない」

幸子「……臆病者」

幸子「もういいわ。だったらあんたに用はない」

あおい「……」

幸子「それとここからも出ていきなさい。野球同好会に入りたいソフト部員なんていないわよ」

あおい「……分かったよ、迷惑はかけられないしね」

あおい(結局、その後も他の部活を回ったが入部してくれそうな人は見つからなかった)


【高木幸子の評価が下がった】
【逃げ球が身に付いた!】
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 20:23:56.58 ID:/2XBnOmAO
・・・・・・・・・・

あおい「うぅ……探し回ったけど全然見つからなかった……」

雅「あおい!」

あおい「雅! ……そっちは見つかった?」

雅「ううん、ダメだった。その様子だとそっちも……」

あおい「うん……」

雅「ごめんね……役に立たなくて」

あおい「そ、そんなことないよ! ボクだってダメだったんだから」

ほむら「二人ともー!」

あおい「ほむら!」

ほむら「部員は見つかったっスか? ってその様子じゃ……」

あおい「あはは……面目ない」

雅「そっちはどうだったの?」

ほむら「ほむらっスか? ほむらはなんと……」

あおい「な、なんと……?」

雅「ま、まさか……!!」

ほむら「見つからなかったっス!」

あおい「あっ……そう……」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 20:35:03.72 ID:/2XBnOmAO
ほむら「困ったっスねー、来週で体験入部期間も終わりなのに」

雅「このチャンスを逃しちゃうと、来年まで新入部員は集められそうにないね……」

あおい「……まだ諦めちゃダメだよ」

ほむら「あおいちゃん」

あおい「まだ時間はあるんだから、諦めないで勧誘し続ければきっと誰か入ってくれるよ!」

雅「……うんっ、そうだね」

ほむら「ほむらも頑張るっス!」

あおい(次が最後のチャンス……一人でも多くの部員をゲットしなきゃ!)
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 20:42:00.29 ID:/2XBnOmAO
・・・・・・・・・・

キーンコーンカーンコーン

あおい(今日が最終日……結局まだ一人も見つかってないけど、今日でなんとか勝負を決めなきゃ!)

あおい「あれ、はるかどこ行くの……?」

はるか「あっ、あおい。実は生徒会に呼び出されてて……」

あおい「生徒会に? なんで?」

はるか「私も理由は分からないんですの」

あおい「何だろう……何か嫌な予感がする」

あおい「ボクも一緒について行ってあげようか?」

はるか「あおいは部員集めに忙しいんでしょ? 私は大丈夫ですから、あおいはそっちに集中して」

あおい「でも……」

はるか「じゃあ、行ってきますわ」

あおい「う、うん……行ってらっしゃい」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 20:45:18.96 ID:/2XBnOmAO
あおい(大丈夫かな、はるか。なんで生徒会ははるかを呼び出したんだろう……)

あおい(気になるなー)

あおい(けど、はるかの言う通り部員集めに集中しなきゃいけないし……)

あおい(うーん……どうしよう)

1:はるかの後を追う(イベント後部員を必ず一人ゲットできる)

2:ソフト部に行き一か八か幸子に勝負を挑んでみる

>>68
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/08(土) 20:50:08.95 ID:vHKIrisyo
2
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 20:58:06.97 ID:/2XBnOmAO
・・・・・・・・・・

あおい(やっぱり、部員集めに集中しなきゃ。今日が最終日だしね)

カキーンカキーン

あおい「……」

あおい(高木幸子……すごいバッティングね。あの時勝負を受けていたら、もしかして負けてたかも……)

あおい(けど彼女の力が……欲しい!)

あおい「たのもー!」

幸子「!!」

幸子「あんた……何しに来たの?」

あおい「高木さん、この前の勝負……やっぱり受けることにするよ!」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 21:03:47.70 ID:/2XBnOmAO
幸子「……ふんっ、今さら? どういう風の吹き回しよ」

あおい「そ、それは……」

幸子「あれ以来部員は一人も見つかってないみたいね。なりふり構っていられないってわけ?」

あおい(ムカッ……なんか嫌な言い方するなぁこの人)

幸子「……ま、いいわよ。勝負しましょう」

あおい「えっ、ホントに!?」

幸子「ただし、分かってるわよね……?」

あおい「ボクが負けたら、ソフト部に入るって話?」

幸子「ええ、そうよ」

あおい「分かってるよ……だけどそっちだって!」

幸子「野球同好会に入れっていうんでしょ? いいわよ」

あおい「なら今すぐ……!!」

幸子「勝負!!」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 21:09:49.01 ID:/2XBnOmAO
・・・・・・・・・・

幸子「ルールは一打席勝負。ヒット、ホームランを打てば私の勝ち。凡打、三振ならあんたの勝ちよ」

あおい「いいよ!」

あおい(真剣勝負……ここは絶対負けられない!!)

あおい(どんなピッチングをしよう…)

1:シンカーで空振り狙い(コンマ00〜70なら成功。コンマ71〜99なら外れてボール)

2:内角カーブで詰まらせて凡打狙い(コンマ00〜50なら成功。コンマ51〜99ならヒットを打たれる)

3:様子見でストレートを外してみる(コンマ00〜80なら外してボール。コンマ81〜99なら詰まらせ凡打)

>>72
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/09/08(土) 21:11:12.32 ID:YeyXVJO8o
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 21:18:52.43 ID:/2XBnOmAO
(ビシッ!)

ボール!

幸子(いい球なげるわね……やっぱり私の目は間違ってなかった。彼女、相当できる!)

あおい(落ち着いて球を見てる……さすがソフトで四番をやってだけはあるわ)

あおい(なら次で責める!!)

1:外に逃げるシンカーで空振り狙い(コンマ00〜80なら成功。81〜99なら外れてボール)

2:内角をえぐるシンカーで凡打狙い(コンマ00〜70なら成功。71〜99ならヒットを打たれる)

3:やっぱりまた様子見のストレート(コンマ00〜80なら外れてボール。81〜99なら詰まらせて凡打)

>>75
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/09/08(土) 21:20:22.90 ID:BDM2Hfj8o
ksk
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [sage]:2012/09/08(土) 21:28:32.11 ID:XVG2D+a6o
2
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 21:36:27.23 ID:/2XBnOmAO
あおい(これで……決める!!)

(ビュンッ!!)

幸子「!!」

幸子(内角……ボール球!!)

(ククンッ!!)

幸子(変化球!?)

(ブンッ!!)

(ポテンッ)

幸子「しまった!?」

幸子(つい手が出て……)

あおい「やっ…たー!! ボクの勝ち!!」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/08(土) 21:39:18.74 ID:kKI9f0tQo
やったか。
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 21:41:54.98 ID:/2XBnOmAO
幸子「くっ……」

あおい「さぁ、ボクが勝ったんだから約束通り高木さんには野球同好会に入ってもらうよ」

幸子「……分かったわ」

幸子「女に二言はない。野球同好会に入ってあげるわよ」

あおい「ありがとう!」

幸子「……」

あおい「あっ……」

幸子「……なによ」

あおい「……やっぱり、野球はやりたくない?」

幸子「え?」

あおい「だって高木さん、悲しそうな顔してるし……ソフト続けたいの?」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 21:52:34.62 ID:/2XBnOmAO
幸子「……」

あおい「嫌なら……無理しないで。もともとボクが無理やり仕掛けた勝負なんだし」

あおい「ボクだって大好きな野球をやるなって言われたら、悲しいもん。だから……高木さんはソフトが好きなら絶対続けて!」

幸子「あんた……」

あおい「ごめんね、忙しいのに時間使わせちゃって。でも高木さんとの勝負は楽しかったよ」

あおい「また機会があれば勝負しようね!」

幸子「……」

あおい「じゃあ、ボクはこれで……」

幸子「……待ちなさいよ!!」

あおい「え?」

幸子「勝手に来て勝手に勝負挑んで、勝手なこと言って……挙げ句の果てには私に同情するっていうの!?」

あおい「そ、そんなつもりは……」

幸子「女に二言はないって言ったでしょ! 約束通り入るわよ!!」

あおい「……本当にいいの?」

幸子「そう言ってるでしょ! ……悔しいけど、一度決めたことは曲げたくないの。私は自分自身に嘘をつきたくない」

あおい「高木さん…」

幸子「私を野球同好会に入れなさい! 早川あおい!!」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 22:00:42.25 ID:/2XBnOmAO
あおい「……分かった。ありがとう、高木さん」

幸子「幸子でいいわ。あんたとはいいライバルになれそうね、あおい」

あおい「ラ、ライバルって……同じチームメイトになるのに?」

幸子「あんたと仲間になっても、ライバルはライバルよ。これからは毎日勝負するわよ!」

あおい「ええっ!?」

幸子「次は私が絶対に勝つんだからね!」

あおい(すごい負けず嫌いな人……でも)

あおい「ボクだって負けないよ! 次も絶対勝つからね!」

幸子「それでこそよ。改めて、よろしくねあおい」

あおい「うんっ、よろしく幸子!」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/08(土) 22:03:30.92 ID:/2XBnOmAO
今日はここまで
安価ミスってすみませんでした
ちなみにはるかを追いかけてたら金髪ぱっつんのお嬢様が仲間になる予定でした
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/08(土) 22:09:59.51 ID:kKI9f0tQo
乙。

あおい、雅、ほむら、幸子でようやく選手4人か。
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [sage]:2012/09/08(土) 22:14:13.55 ID:XVG2D+a6o

パワプロ9で幸子は影が薄かったから良い展開だ
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/08(土) 22:35:43.35 ID:pnTnMUcIO
幸子「え?私が千葉ロッテマリーンズの一位指名ですって?」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2012/09/09(日) 00:01:15.29 ID:AjSL/pOio

安価で特殊能力ゲットは面白いなww
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/09(日) 01:45:00.44 ID:1u4SqQ3Ro
幸子って確か12だと結婚して子供もいたよな
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  :2012/09/09(日) 18:41:50.20 ID:hA0YqQ9Ko
>>86
なお旦那はほったらかしで主人公と草野球に熱中していた模様
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) :2012/09/10(月) 06:46:14.28 ID:T156XtdAO
あおいちゃんかわいすぎやろ
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/09/10(月) 13:25:39.96 ID:OG0e9zifo
ちょうど今久しぶりに12やっててワロタwwww

百合好きだしなんてホットなスレなんだ
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 20:49:37.70 ID:9mhOO4lAO
・・・・・・・・・・

あおい「というわけで、恋恋高校野球同好会はボク早川あおいと…」

あおい「小山雅さん!」

雅「はい!」

あおい「星川ほむらさん!」

ほむら「はいっス!」

あおい「高木幸子さん!」

幸子「はいはい」

あおい「それとマネージャーのはるかの計五人で活動をはじめることになりました!」

雅「結局九人集まらなかったね……」

あおい「仕方ないわ……とりあえずこのメンバーで頑張っていきましょう!」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 21:00:48.85 ID:9mhOO4lAO
あおい「よーし、今日からバリバリ練習を頑張っていくよー!」

ほむら「あっ、そういば」

雅「どうしたの?」

ほむら「キャプテンは誰がやるっスか?」

あおい「キャプテン?」

ほむら「部活にはみんなを引っ張るリーダーが必要じゃないっスか」

あおい「そうだねえ……誰かやりたい?」

幸子「もちろん、あんたがやるんじゃないの?」

あおい「えっ、ボ、ボク!?」

幸子「当然でしょ。同好会を設立させたのはあんたなんだから」

雅「うん、そうだね。僕もあおいがいいと思う」

ほむら「あおいちゃんがキャプテンをやってくれるなら、ほむらは大賛成っス!」

あおい「うぅ……」

はるか「なんだか、あおいがキャプテンになりそうな流れですわね」

あおい「……仕方ないなぁ。分かった、ボクがやりはじめた事だもんね。ボクがやるよ!」

あおい「ただし、ボクがキャプテンをやるからには徹底的にやるからね! 目標は甲子園、死ぬ気で練習をするよ!」

雅「おー!」

幸子「お手並み拝見ってところね」

【あおいがキャプテンになりました!】
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 21:03:58.34 ID:9mhOO4lAO
あおい「よし、じゃあ早速練習を始めよう」

あおい「今日はどんな練習をしようかな……」


1:雅と走り込み
2:ほむらと基礎練習
3:幸子と投球練習

>>93
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/10(月) 21:05:29.73 ID:AWFch0sio
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 21:18:05.53 ID:9mhOO4lAO
あおい「雅、一緒に走ろっか」

雅「うん、いいよ!」

・・・・・・・・・・

あおい「えっほ、えっほ」

雅「えっほ、えっほ」

あおい「ふぅ、だいぶ走ったわね。少し休憩したらまた走りましょう」

雅「はぁはぁ、そうだね」

あおい「メンバーは集まらなかったけど、この一年やれることはやろうね。悔しいけど、ボクたち女は男の人より体力がないから……今のうちに基礎体力をつけておかなきゃ」

雅「ねぇ、あおい……」

あおい「なに?」

雅「僕たち、本当に甲子園に行けるのかな……」
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 21:37:04.19 ID:9mhOO4lAO
あおい「いけるわよ、絶対! そのための練習なんだから!」

雅「そうなんだけど……」

あおい「何が不安なの?」

雅「不安があるとしたら……僕自身かな」

あおい「え?」

雅「あおいも高木さんも、同じ女性選手なのにすごくて、それに比べて僕は……」

あおい「あおいも十分すごいじゃない! どうしてそんな風に言うの」

雅「あおい……」

あおい「自信を持って、気持ちで負けちゃダメ!」

あおい「絶対一緒に甲子園に行きましょう、雅! うちのチームには雅の力が必要不可欠なんだから!」

雅「……ごめんね、変なこと言って。僕、がんばる。そろそろ練習再開しよっか!」

あおい「うん!」

【雅の評価が上がった】
(評価が三回上がると対象キャラとのイベントが発生します)
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 21:44:53.91 ID:9mhOO4lAO
・・・・・・・・・・

あおい「ふぅ……」

はるか「お疲れ様でした、あおい。はい、タオルとスポーツドリンク」

あおい「ありがとう、はるか。はるかがマネージャーで本当に助かるよ」

はるか「ふふっ、あおいが頑張っているから私も頑張れるんです」

あおい「もう、はるかってば。けどあんまり無茶はしないでね?」

はるか「分かってます。それにしても、メンバーは少ないですけど無事に同好会の活動ができるようになってよかったですわね」

あおい「うん、とりあえずこの一年間は試合はなしで練習漬けになるかな。早く試合がしたいよ」

はるか「ふふ……あっ」ドサッ

あおい「はるか!?」

はるか「だ、大丈夫……少し立ちくらみがしただけですから」
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 21:50:38.93 ID:9mhOO4lAO
あおい「本当に大丈夫なの? 保健室に行った方が……」

はるか「心配しなくても、あとでちゃんと病院に行きますから……みんなの練習が終わるまでは、ここにいますわ」

あおい「はるか……」



ほむら「あおいちゃん、キャッチボールの相手お願いするっス!」



あおい「あっ、うん……今行くよ!」

あおい「はるか、何かあったらすぐ呼んでね。絶対無理しちゃダメよ!」

はるか「あおい……はい、分かりましたわ。けどもう大丈夫ですから、あおいは練習に戻って」

あおい「うん……」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/10(月) 21:54:21.52 ID:nnF6seCt0

雅ちゃんって無理やりまゆげ剃ったら泣くのかな?
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 21:56:26.97 ID:9mhOO4lAO
・・・・・・・・・・

あおい「よし、これで今日の練習は終了だね。みんなお疲れ様!」

ほむら「もうくたくたっス……ほむら、筋肉痛で動けないっス」

幸子「だらしないわね、しっかりしなさい」

ほむら「幸子さん、ほむらは動けないからうちまでおぶってくださいっス!」

幸子「嫌よそんなの……」

雅「ふふ」

あおい「とりあえずこの後は……」

はるか「……」

あおい「……今日は早めにあがろっか。じゃあみんな、また明日ね」

ほむら「明日歩いて学校に来れる自信がないっス……」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 22:03:49.12 ID:9mhOO4lAO
・・・・・・・・・・

はるか「はぁ……頭がクラクラしますわ」

あおい「はるか!」

はるか「あ、あおい……どうしたんですの?」

あおい「これから病院に行くんでしょ? ボクが付き添ってあげる」

はるか「えっ、でも……」

あおい「今日のはるか、辛そうだったし心配なの。嫌って言っても一緒に行くわよ」

はるか「……ごめんなさい、迷惑をかけて」

あおい「迷惑なんて思ってないよ。友達なんだから」

はるか「あおい……」クラッ

あおい「はるか!」ガシッ

はるか「あぁ……すみません」

あおい「ふらふらじゃない。この調子じゃ病院には行けないわね」

あおい「ここは……」

1:はるかをおんぶして病院まで運ぶ
2:どこかで休憩する
3:タクシーを捕まえて病院まで行く
4:はるかをお姫様だっこして病院まで運ぶ

>>101
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/10(月) 22:04:21.91 ID:2HqkMzhso
1
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 22:10:59.76 ID:9mhOO4lAO
あおい「よいしょ……」

はるか「あ、あおい」

あおい「歩けないでしょ? ボクがおんぶして病院まで行くよ」

はるか「そんな……悪いですわ」

あおい「いいのいいの。はるかはそんなに重くないし、へっちゃらよ」

はるか「あおい……」

あおい「あっ、でもちょっと汗臭いのは我慢してね。練習し終わったばかりだから」

はるか「……ううん、そんなことないですわ。とてもいい匂いがする」

あおい「え?」

はるか「あおいが頑張ったからかいた汗ですもの、臭くなんかありませんわ」

あおい「もう、はるかってば」

【はるかの評価が上がった!】
【あおいのスタミナが上がった!】
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 22:19:00.00 ID:9mhOO4lAO
・・・・・・・・・・病院

あおい「検査の方はどうだった?」

はるか「とりあえず大丈夫ですわ。お薬も貰いましたし」

あおい「そっか、よかった」

はるか「あおい」

あおい「なに?」

はるか「今度、今日のお礼をさせてください」

あおい「え? いいよそんなの」

はるか「いいえ、そうはいきません。あおいのお陰で助かったんですから」

あおい「気にしなくても……」

はるか「絶対にさせてください!」

あおい「えっ、あっ……う、うん」

あおい(すごい気迫……)


【はるかと遊べるようになった】
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 22:28:26.02 ID:9mhOO4lAO
・・・・・・・・・・

あおい「よし、授業が終わった。今日も練習を頑張ろう!」

あおい「どんな練習をしようかな……」

1:雅と守備練習
2:ほむらと基礎練習
3:幸子と投球練習
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 22:29:38.86 ID:9mhOO4lAO
安価は
>>106
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/10(月) 22:31:15.99 ID:AWFch0sio
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/10(月) 22:33:18.00 ID:2HqkMzhso
ほむらって見るとどうしてもぺったんほむらちゃんを思い出す
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 22:38:10.87 ID:9mhOO4lAO
・・・・・・・・・・

あおい「ほむら、練習しましょっか」

ほむら「はいっス!」

あおい「じゃあまずはストレッチから。二人でやればストレッチも効果的よ」

ほむら「分かったっス!」

ほむら「いっちにー、さんしっ」

あおい「にーにっ、さんしっ」

ほむら「……」

あおい「どうしたの?」

ほむら「あおいちゃん……改めて見るとスタイル超いいっスね。ほむらとは大違いっス」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 22:47:19.24 ID:9mhOO4lAO
あおい「えっ、なに急に」

ほむら「足も長いし胸も大きいしお尻も……」

あおい「どこ見てんのよ」

ほむら「ほむらもそんな風になりたかったっス。ボンッキュッボンの……」

あおい「はいはい、下らないこと言ってないで練習に集中」グイッ

ほむら「く、苦しいっス! そこまで身体は曲がらないっス!」

あおい「ほむらはまず野球をやるための身体作りから始めないとね。とにかく基礎をみっちりと」

ほむら「はいっス! 早くあおいちゃんみたいになりたいっス」

あおい「そういえば、ほむらはポジションどこにするか決めてる?」

ほむら「ほむらは……」

1:ファースト
2:セカンド
3:サード
4:外野
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 22:49:08.86 ID:9mhOO4lAO
安価>>111
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/09/10(月) 22:52:56.13 ID:xwBt/sxto
2
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 23:03:47.17 ID:9mhOO4lAO
ほむら「セカンドっス」

あおい「分かったわ。じゃあ雅とのニ遊間コンビになるわね」

ほむら「なら早速守備練習を」

あおい「その前に身体作りだって。少しの運動で筋肉痛になるぐらいならまだまだよ」ググッ

ほむら「おおっ……きついっス」

あおい「頑張って、ボクも手伝うから。」はい、いっちにー」ググッ

ほむら「あっ……!!」

あおい「どうしたの?」

ほむら「ほむらの身体に……なにか柔らかいものが」

あおい「えっ」

ほむら「なんかいい感じっス、もっと強く押してくださいっス! これは間違いなくあおいちゃんのおっ…」

あおい「!!」グググッ

ほむら「おうふっ!?」グイッ

あおい「凄いじゃないほむら、だいぶ身体が柔らかくなってきたわね」

ほむら「く、苦しいっスあおいちゃん……」

【ほむらの評価が上がった!】
【ほむらの弾道が上がった!】
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 23:18:31.46 ID:9mhOO4lAO
・・・・・・・・・・

あおい「ふぅ、みんなお疲れ様。今日はここまでね」

ほむら「あの、提案があるっス!」

あおい「なに?」

ほむら「この後みんなでどこか行かないっスか? 健全な女子高生なら、学校が終わった後は街をふらつくべきっス」

あおい「健全って言えるのかな……それ」

幸子「まったく、要は遊びたいのね」

ほむら「チームメイトと交流を深めるのも大事っスよ」

雅「ほむらはどこに行きたいの?」

ほむら「ほむらは野球観戦に行きたいっス!」

あおい「今から!? 帰りが遅くなるよ」

幸子「勘弁してよ……」
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 23:26:43.82 ID:9mhOO4lAO
ほむら「じゃあ、どこがいいっスか?」

あおい「うーん……」

雅「あの……みんなは甘いものとか好き?」

ほむら「好きっスよ!」

あおい「うん、好きだよ」

幸子「嫌いじゃないわ」

雅「よかった、じゃあ何か甘いものでも食べに行かない? 近くに美味しいお店を知ってるの」

あおい「疲れた後は甘いものを食べるといいっていうしね。賛成!」

雅「それでね、ケーキ屋さんと和菓子屋さんがあるだけど、どっちにする? どっちも美味しいよ」

あおい「ケーキ屋と和菓子屋? うーん……」

1:ケーキ屋
2:和菓子屋

>>115
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2012/09/10(月) 23:29:33.12 ID:2Z0cZdn9o
2
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [sage]:2012/09/10(月) 23:31:34.37 ID:2Kkd4I+Zo
聖フラグですね
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 23:42:39.00 ID:9mhOO4lAO
・・・・・・・・・・

あおい「ここが雅の言ってた和菓子屋さんね」

ほむら「内装もすごい和風っス」

雅「ここの和風スイーツ、すごく美味しいんだよ」

幸子「……」

あおい「なにソワソワしてるのよ」

幸子「べ、別にソワソワなんてしてないわよ。ただちょっとこういうところが物珍しいだけ」

ほむら「何を食べようっスかね」

雅「オススメはね…」

あおい「……あれ?」

幸子「どうしたの?」

あおい「あの女の子……なんかすごい量を食べてる」






?「……」モグモグ
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/10(月) 23:47:36.47 ID:9mhOO4lAO
今日はここまでです
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2012/09/10(月) 23:54:11.38 ID:2Z0cZdn9o
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/11(火) 00:02:47.08 ID:s3yxLoUNo
乙。

これは新メンバーの予感。
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [sage]:2012/09/11(火) 00:40:30.64 ID:n1vVCWDoo
これは聖なのか?
聖ってみずきの一個下だっけ
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/11(火) 00:43:25.30 ID:4C9LuboBo
みずきちゃんの一個下
本編だとみずきちゃんはあおいちゃんの4個下だけどこのスレだとどうなるんだ
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/11(火) 01:17:54.83 ID:oh1UI/slo
もし聖なら同年もしくは1つか2つ下に設定するんじゃね



してくださいお願いします
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) :2012/09/11(火) 04:46:18.71 ID:142AJSAAO
甘いもの食べたくてみんなを誘う雅ちゃんかわいい
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/11(火) 11:50:19.29 ID:LU9L0ZyDO
雅が僕って言うのは男装してる時だけじゃね
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/11(火) 15:20:03.60 ID:c+vHJ+bAO
ほむら「すごいっスあの子。あんみつばかり食べてるっス」

幸子「よくあんなにお腹に入るはね……」

あおい「あの子、野球の道具持ってるね」

雅「あっ、本当だ。野球やってるのかな」

あおい「だと思う。中学生かな」

ほむら「決めたっス、ほむらもあんみつにするっス。幸子さんは何にするっスか?」

幸子「え? 私は……」

ほむら「早く決めないと店員さん呼んじゃうっスよ」

幸子「ちょっと待ちなさいよ、今決めるから」






?「ふぅ、これぐらいにしておくか。さて、帰って……」

?(ん? あれは……)
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/11(火) 15:30:16.02 ID:c+vHJ+bAO
あおい「さてと、ボクも早く注文を決めちゃおうかな」

幸子「オススメってなんだっけ?」

雅「あ、うん。オススメはね…」

?「失礼する」

あおい「!」

ほむら「わっ、びっくりしたっス!?」

?「急に驚かせてすまない。あなた達に聞きたいことがあってな」

あおい「えっ…な、なに?」

?「その道具……野球の道具だな。あなた達は女子高生か? 女子高生の野球部員なんてものはこの辺りでは聞いたことがないんだが」
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/11(火) 15:37:11.24 ID:c+vHJ+bAO
あおい「そっか、恋恋高校のことは知らないんだね」

?「恋恋高校……?」

あおい「うん、ボクたちは恋恋高校の野球部員だよ。今年新しく設立したの」

あおい「女子メンバーだけで、しかも今は人数も足りないから性格には野球同好会なんだけどね」

?「なるほど……」

あおい「キミも野球やってるの?」

聖「自己紹介が遅れた。私は六道聖、今は中学で野球をやっている」

あおい「ボクは早川あおい。中学生か……今何年生?」

聖「二年だ」
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/11(火) 15:49:02.35 ID:c+vHJ+bAO
ほむら「今二年じゃうちに入る頃にはほむら達三年生になってるっスね」

聖「まだ恋恋高校に入るとは一言も言ってないぞ」

あおい「でも、よかったらボクたちのこと覚えておいて。聖ちゃんが野球やりたくてうちに来るなら、大歓迎だから」

聖「うむ、女子高生の野球チームは珍しいからな。覚えておくとしよう」

聖「時間を取らせてすまなかった。では失礼する」

あおい(六道聖ちゃんか……うちに来てくれないかな。なんだか凄い選手な気がする)

【聖と出会った!】
【あんみつを食べて元気になった!】
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/11(火) 15:54:46.89 ID:c+vHJ+bAO
・・・・・・・・・・数日後

あおい「今日は休日、予定も特にないしどうしようかな」

1:トレーニングをする
2:一人で遊びに行く
3:はるかを遊びに誘う
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/11(火) 15:56:36.21 ID:c+vHJ+bAO
安価>>132
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/09/11(火) 15:59:18.51 ID:MU92ywuVo
1
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/11(火) 16:12:51.86 ID:c+vHJ+bAO
・・・・・・・・・・

〜河原〜

タタタタタッ

あおい「はぁ、はぁ」

あおい「よし、ランニング終了。次は投げ込み練習」

雅「あおい!」

あおい「雅! 奇遇だね、雅も自主トレ?」

雅「うん、休みの日でも身体は動かしておかなきゃと思って」

あおい「あはは、ボクと同じだね。そうだ、一緒に練習しようよ」

雅「うん、僕からもお願い」
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/11(火) 16:26:23.27 ID:c+vHJ+bAO
あおい「キャッチボールでもしよっか。肩をならしておきたいし」

雅「うん、分かった」

あおい「それじゃあいくよ。それっ」

(ビシッ)

雅「あおいはいい球投げるね」

(ビシッ)

あおい「雅こそ。でも嬉しいなー」

(ビシッ)

雅「え?」

あおい「休日にもこうやって女友達と野球できるなんて今まで思ってもなかったから。ほんと、恋恋高校に入ってよかった」
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/11(火) 16:39:29.50 ID:c+vHJ+bAO
雅「ふふ、本当に野球が大好きなんだね」

あおい「うん! けど普通の女子高生なら今ごろ恋人とかとデートしたりするのかな」

雅「デート、か……」

あおい「どうしたの?」

雅「あっ、ううん。なんでもない」

(ビシッ)

あおい「まさか雅はそういうのに興味ある? デートとかしたい?」

(ビシッ)

雅「そ、そんなんじゃないよ」

(ビシッ)

あおい「もー雅ってば、恥ずかしがらなくてもいいのに。雅はかわいいんだからすぐに彼氏とかもできるわよ」

(ビシッ)

雅「も、もう…あおいってば…」

(ポロッ)

雅「あっ…後ろにそらしちゃった。ごめんね、ボール取ってくる」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/11(火) 16:43:57.40 ID:c+vHJ+bAO
雅「えーっと、ボールボール……」

(コロコロ…)

男1「ん?」

雅「あっ、すいません。そのボール取ってくれませんか?」

男1「これ? はい」

雅「あ、ありがとうございます」

男2「あれ、君かわいいね」

雅「!?」

男2「お前もそう思うよな?」

男1「ああ、すっげーかわいい」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/11(火) 16:50:12.29 ID:c+vHJ+bAO
男2「こんなところでなにやってるの?」

雅「え…あの…」

男1「バカ、見れば分かるだろ。野球やってるんでしょ?」

雅「は、はい……」

男2「へー、女の子なのに珍しいね。一人? 彼氏と一緒?」

雅「い、いえ……」

雅(どうしよう……変な人たちに絡まれちゃった)

雅「ぼ、僕……そろそろ戻らないと。友達も待っているんで……」

男2「『僕』だって、かわいいー」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/11(火) 16:56:02.75 ID:c+vHJ+bAO
男1「それって僕っ子キャラってやつ? いいね、かわいいよ。あはは」

雅「うぅ……」

男2「友達って誰? 女友達? よかったら紹介してよ」

雅「えっ、いや……その……」

男1「あっ、そうだ。じゃあ一緒に野球やらない?」

男2「いいね。俺らこう見えても中学の頃まで野球やってたんだよ。ね、一緒にやろうよ。絶対楽しいから」

雅「え? そ、それは……」

男1「その後さ、君の友達と一緒に四人で遊びにでもいかない? みんなでカラオケとかに……」



あおい「コラー!! なにやってるの!!」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/11(火) 16:59:46.71 ID:c+vHJ+bAO
少し休憩します
次からPCで書きます
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [sage]:2012/09/11(火) 17:46:10.13 ID:Scpwo+B5o
雅「あ、あおい!」

男1「あれ? あの子が君の言ってた友達?」

男2「うわ、あの子もかわいいねー!」

あおい「ちょっと、何してるの! 雅が困ってるじゃない!!」

男1「ごめんごめん、困らせるつもりはなかったんだよ」

男2「ただちょっとお話ししてただけだもんな?」

あおい「……雅、行きましょう」

雅「え? う、うん」

男2「ええ、もう行っちゃうの? もうちょっとお話ししようよ」
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/11(火) 17:51:43.94 ID:Scpwo+B5o
あおい「ナンパなら結構です!!」

男1「ナンパとか別にそういうわけじゃ」

男2「あっそうそう、俺らも一緒に野球やりたいんだよ。さっきそう言ったよね?」

雅「えっ……」

あおい「一緒に野球を……?」

男1「そうそう、俺たちも仲間に入れてよ」

男2「それで練習終ったらみんなでどこか遊びにでも行かね?」

あおい「……」

雅「ど、どうしようあおい…」

あおい「……いいよ、一緒にやろう」
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/11(火) 17:59:01.54 ID:Scpwo+B5o
雅「!?」

男2「 マジで!? よっしゃー!!」

雅「い、いいのあおい?」

あおい「ただし、条件があるわ。ボクの投げる球を打ち返せたら仲間に入れてあげる」

あおい「それぐらいができるレベルじゃないと、一緒に練習なんてできないからね」

男2「そんな条件でいいの? じゃあ俺が打つわ」

男1「おいおい、お前で打てるのか?」

男2「舐めるなって、どうせ女の子が投げる球だろ? それより君もボクっ子なんだ、かわいいねー」

男2「もし俺がホームラン打てたら今すぐにメルアド交換するってのはどう?」

あおい「いいよ、早く打席に入って」

男2「よっしゃ、やる気出てきたー!!」

雅「あおい……」

あおい「大丈夫、ボクに任せて」

男2「おおーい! いつでもいいぞー!」

あおい「それじゃ……いくよ!」

(ビューン!!)

143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/11(火) 18:02:45.86 ID:Scpwo+B5o
男2「!?」

(バシッ!!)

男1「は、はええ…」

あおい「はい、次!」

(ビューン!! バシッ!!)

男2「め、目が追いつかねえ!?」

あおい「次!」

男2「くそう!!」

(ビューン!! バシッ!!)

あおい「これで三振、ボクの勝ちだね。残念だけどキミたちを仲間に入れることはできないよ」
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/11(火) 18:12:32.58 ID:Scpwo+B5o
男2「くっ……」

男1「あ、あれが女の子の投げる球かよ……」

あおい「さ、帰った帰った。もうボクと雅には近づかないで!」

男1「仕方ない…行くぞ」

男2「ちぇっ……」

あおい「ふぅ、まったく」

雅「あおい…ゴメンね、変なことに巻き込んじゃって」

あおい「え? ううん、雅は気にしないで」

あおい「悪いのはあの二人よ、雅が困ってるのにしつこく付きまとって。おまけに野球をだしにナンパしようなんて、許せない!」

雅「……」

あおい「さ、練習に戻りましょう雅」

雅「あおいはかっこいいなぁ……」
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/11(火) 18:28:29.12 ID:Scpwo+B5o
あおい「え?」

雅「言いたいこともちゃんと言えて、僕と違ってあんな時も怖気づくことはないし」

雅「同じ女の子なのに男らしくてかっこいい」

あおい(それって褒めてるの……?)

雅「僕もあおいみたいになれたらいいのに」

あおい「雅は雅でいいじゃない。もし今度さっきと同じようなことがあったら、またボクが雅ちゃんを守ってあげるよ」

雅「えっ…」

あおい「だから嫌なことはもう忘れて、練習に集中しましょう!」

雅「あおい……うん、分かったよ」

あおい「じゃ、キャッチボールの続きやりましょうか」

雅「……」

雅(あおいちゃんって、同じ女として憧れちゃうな……)


【雅の評価が上がった!】
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/11(火) 18:38:46.51 ID:Scpwo+B5o
今日はここまでです。
今気づいたんですけど星川ほむらじゃなくて川星ほむらでしたね、すいません。



あとこの先どう利用しようか決めてないですけど、とりあえずあおいちゃんの現在の能力を

早川あおい
【投球フォーム】アンダースロー(ノーワインドアップ)
【球速】128km/h
【コントロール】130D
【スタミナ】66D
【変化球】カーブ1、シンカー1
【投手特殊能力】逃げ球、短気
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2012/09/12(水) 00:55:53.22 ID:4D/E5mTFo

おっフラグが立ったかな?

特殊能力とかSS内で活かせれるといいなww
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/12(水) 01:59:08.25 ID:M93rOsmwo

聖ちゃんが二つ下ならみずきちゃんは一つ下か
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/15(土) 21:18:45.56 ID:bbseBl4AO
・・・・・・・・・・翌日
キーンコーンカーンコーン

あおい「おはよう、はるか」

はるか「おはようございます、あおい」

あおい「うーん、気持ちのいい朝だねえ……あっ、そうだ!」

はるか「どうしたんですの?」

あおい「今度からうちの部も朝練はじめないとね。少しでも多く練習しておかないといけないし」

はるか「まあ、また大変になりますわね」

あおい「とりあえず後で許可をもらいに……」



ほむら「あおいちゃん、大変っス。重大ニュースっス!」
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/15(土) 21:32:32.53 ID:bbseBl4AO
あおい「ど、どうしたのほむら。そんなに慌てて……」

ほむら「ほむらとしたことが、うっかり重大なミスを犯してっス……」

はるか「え?」

ほむら「今さら気づくなんて……ほむらはダメダメっス。野球をやれる嬉しさのあまり浮かれすぎてたっス……」

あおい「だから、一体どうしたのよ」

ほむら「………単刀直入に言うっス」

ほむら「高校野球の規約では女性選手の甲子園出場は認められてないっス」

あおい「え……」

ほむら「つまり全員女性選手のうちの野球部は、もし人数が揃ったとしても大会にでることはできないということっス……」
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/15(土) 21:47:30.03 ID:bbseBl4AO
あおい「!!」

はるか「そ、それは本当ですの!?」

ほむら「はいっス。高校野球の規約は全部覚えてたはずなのに、こんな大切なことを今まで忘れてたなんて……申し訳ないっス」

はるか「どうして……どうして女性選手は参加できないんですの!?」

ほむら「甲子園は基本的に男性の大会だからっス。一応女子の硬式野球連盟が主催する大会があるっスけど、そこならほむら達も出られるかと……」

あおい「……」

ほむら「……やっぱりそれじゃあおいちゃんは納得しないっスよね」

あおい「え? えっと……」

ほむら「けど女性選手は甲子園には出られないけどプロ野球選手になれることは認められてるっス。プロ野球の規約にもそう書いてあるっス」

ほむら「だからあおいちゃんはプロを目指しているなら、まだ先の希望が……」

あおい「……ゴメン、ちょっと一人にさせて。まだ驚いてて」

ほむら「あおいちゃん……」

あおい「はるか、先に教室行ってて。ボクはお手洗いに行ってくるから」
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/15(土) 21:57:09.77 ID:bbseBl4AO
ほむら「……もう少し間をおいてから話をした方がよかったっスかね?」

ほむら「大切なことだから早く伝えようと思ったっスけど、なんだか朝からあおいちゃんに悪いことをしちゃったみたいで……」

はるか「今の話は事実なんですよね?」

ほむら「残念なことに…」

はるか「……ならいつかは知ることになってましたわ。川星さんが悪いわけではありません」

ほむら「……あおいちゃん言ってたっス、絶対に甲子園に行くって」

ほむら「やっぱりあおいちゃんにとって……いや、高校球児にとって甲子園は夢の舞台っス」

ほむら「その夢がたった一つの規約で簡単にも砕け散るなんて、ほむらは嫌っス……。ほむらだって甲子園の土を踏んでみたいっス!」
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/15(土) 22:07:36.75 ID:bbseBl4AO
はるか「でもどうすればいいんですの? 現状、私たちでは甲子園に出るのは不可能ですし……」

ほむら「悲しいかなそうっス……現実は非常っス」

はるか「困りましたわね……」

ほむら「せっかく他校といつでも試合ができていいように、データも集めてるっていうのに」

はるか「……放課後、みんなでミーティングをしましょう」

はるか「みんなで話し合って考えるんです。あおいためにも、こんな簡単には諦められませんわ」

ほむら「分かったっス。今はそうするしかないっスね」
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/15(土) 22:11:58.03 ID:bbseBl4AO
あおい「………………」

あおい「…………」

あおい「………」

あおい「……」

あおい「……ぐずっ」

あおい(ほむらの言葉……まだ信じられない)

あおい(ボクたちじゃ甲子園に出られないなんて……まだ高校生活は始まったばかりなのに)

あおい(これから先どうすれば……)
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/15(土) 22:12:36.36 ID:bbseBl4AO
今日はここまでです
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/15(土) 22:14:15.59 ID:zXQOojOQo
なんだ?女子野球無いのか?よくわからん
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/15(土) 22:26:18.97 ID:bbseBl4AO
>>156
女子野球は女子野球で大会はあるけど、非常にマイナー
あおいちゃんはそっちじゃなくて甲子園で行われる選抜高校野球大会に行きたがっているようです
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/15(土) 22:47:02.29 ID:kbQhHbiYo
ふうむ、これからどうなるんだ。
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2012/09/15(土) 23:54:19.47 ID:jpJ8pm/Po

うん、ここからだな
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/26(水) 03:07:06.67 ID:zsTDb5b1o
・・・・・・・・・・放課後

ほむら「…と、いうわけで。まとめると女性選手の出場が認められていない甲子園にはほむら達は出られないというわけっス」

雅「ええっ!!」

幸子「なんですって!?」

あおい「……」

ほむら「まことに残念っスけど、高校野球の規約にはそう書かれてあるっス…」

雅「それじゃあ、ボクたちじゃ頑張って練習しても甲子園には行けないから無駄だってこと…?」

幸子「冗談じゃないわよ! どうして女だからって大会の出場が認められないの!?」

ほむら「甲子園は男子高校球児の伝統の場ってことになってるッスから…」

幸子「伝統なんて知ったこっちゃないわよ!!」

あおい「……」

幸子「あおい! どうするのよ、あんたこのままでいいと思ってるの!?」

幸子「甲子園に行きたいんじゃなかったの!!」
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/26(水) 03:22:35.34 ID:zsTDb5b1o
あおい「行きたいよ……行きたいに決まってる! ……けど、これから先どうすればいいのか分からないよ」

あおい「人数がそろって野球部が正式に活動できたとしても、大会に出られないんじゃ……」

幸子「だからってそんな弱気になってどうするの! なに諦めようとしてるのよ!!」

幸子「あんたがそんなんじゃ、あんたについて行こうと決めた私やみんなはどうすればいいのよ……」

あおい「幸子……」

幸子「しっかりしなさい! キャプテンなんでしょ」

あおい「……そうだね、ごめん。この高校で野球をやるって決めたんだもん、簡単に諦めちゃダメよね」

雅「でも、どうするの? ルールがルールじゃ…」

あおい「うーん……やっぱり、ルールを変えてもらうしかないのかな」

あおい「ただ、長い歴史の間で決まったルールだからね。簡単には変えてくれなさそうだけど…」

ほむら「それよりまず先に、ほむらたち女子野球部を世間に認知してもらう必要があると思うッス」

162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/26(水) 03:44:15.57 ID:zsTDb5b1o
あおい「え?」

ほむら「そもそも野球部として成立してないほむら達が甲子園に出場させろなんて主張しても聞く耳を持ってくれるはずがないッス」

ほむら「まずは人数を集め野球同好会を部として成立させることが何よりも大事ッス」

ほむら「そしてもう一つ大切なことが」

雅「それは?」

ほむら「女子野球部を世間にアピールすることッス」

ほむら「例えば、練習試合に強豪高校相手にほむら達が勝つとするッスよね?」

あおい「うんうん」

ほむら「そうすれば世間はほむら達に注目してくるはずッス。試合に勝ち続ければ応援してくれる人たちも現れるはずッス」

ほむら「そんな人たちが増えて、その後ほむら達が甲子園に出られないと知ったらどうすると思うッスか?」

幸子「どうするのよ」

ほむら「当然抗議してくれる人たちが現れるッス。その人たちが一人二人と増えていけば、とても強い力になるッス」

ほむら「つまり、大衆を味方につけることができれば否応なしにルールを変えてくれる可能性だってあるはずってことッス!」
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/26(水) 03:59:26.44 ID:zsTDb5b1o
幸子「なんだか……回りくどそうな作戦ね」

ほむら「そうっスか? 要はほむら達の実力を認めさせることができれば甲子園に出場できるかもしれないってことッスよ」

ほむら「そのためには練習試合で存在をアピール、その前に試合をするにはまず人数を揃える必要がある」

雅「とりあえず僕たちのやりことは当初と変わらず、まずは部員集めってことだね」

ほむら「そういうことッス。……まぁ、集まって試合に勝ち続けられたとしても、そんな簡単に事が運ぶとは決まってないッスけどね」

あおい「それでも、行動しなきゃ」

あおい「みんなのお陰でボクも決心できた。こんなところで諦めちゃダメよね」

あおい「今はボク達ができる精一杯のことをやろう、そしたら結果はついて来るはずだよ!」

「「「おー!!」」」

幸子「で、肝心の部員だけど」

雅「さすがにこの時期じゃみんなもう他の部活に入っちゃってるね…」

あおい「うぅ〜ん……」
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/26(水) 04:09:41.88 ID:zsTDb5b1o
ほむら「とりあえず顧問の先生は用意したッスよ」

あおい「ほんとに!?」

ほむら「はいッス。加藤理香先生に頼んで……」



環「みんな、おまたせ!!」



ほむら「……あれ?」

雅「あっ、三ツ沢先生だ」

あおい「どうしたんですか先生? おまたせって…」

環「どうしたもこうしたも決まってるじゃない、ここにいるのはみんな野球部の子よね?」

あおい「そうですけど」

環「今日からこの私が野球部の顧問になることになったから挨拶しに来たのよ。よろしくね!」
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/26(水) 04:19:35.40 ID:zsTDb5b1o
ほむら「えっ……!?」

幸子「なんだ、あんたが呼んだのって三ツ沢先生じゃない」

ほむら「ち、違うっスよ。ほむらは確かに加藤先生に…」

里香「ごめんなさいね、川星さん」

ほむら「あっ、加藤先生!」

里香「実は私が川星さんから顧問の話を受けた後、三ツ沢先生にそのことを話したらぜひ自分がやりたいっておっしゃって」

環「私、前から野球に興味があったの! この学校に野球部ができるなんてすばらしいことだわ、ぜひ協力させて!!」

雅「す、すごいやる気だね」

あおい「ちなみに三ツ沢先生、野球経験は?」

環「ないわ!!」

あおい「え……えー…」

環「ないけどこれから勉強するから心配しないで。さぁ、今日からみんなで甲子園を目指して頑張るわよー!」

環「えいえい、おー!!」
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/26(水) 04:33:53.19 ID:zsTDb5b1o
あおい「……」ポカーン

ほむら「……大丈夫なんスかね」

理香「やる気は十分だから、大丈夫でしょう」

ほむら「本当は加藤先生に顧問をやってほしかったっス」

理香「顧問じゃないけど、あなた達のことは応援するわ。がんばってね」

あおい「野球経験のない三ツ沢先生が、どうして急に顧問になろうとしたんですか?」

環「私おじいちゃんっ子なんだけど、おじいちゃんが野球好きでね。いつか野球に関わりたいと漠然と思ってたの……」

環「そしたら今回の話が舞い込んできて、すかさずオーケーしたってわけ!」

あおい「は、はぁ。なるほど」

環「けど心配しないで。野球はやったこないけど他のスポーツはやってたから」

雅「なにやってたんですか? サッカー?」

幸子「バレーとか?」

環「空手よ!」
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/26(水) 04:43:19.73 ID:zsTDb5b1o
あおい「か、空手!?」

環「そうよ。こう見えても全国大会まで行ったことがあるんだから」

あおい(ということはかなり強いんだ…)

環「とにかく、今日からこの三ツ沢環が野球部の顧問になるからみんなよろしくネ!」

ほむら「人数そろってないからまだ野球部じゃなくて野球同好会っスよ」

環「細かいことはどうでもいいじゃない!」

環「それより、今日から気合を入れて練習してもらうわよ!」

環「目指せ甲子園! 目指せメジャーリーグ!!」

あおい「メジャーは行きすぎですよ!?」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/26(水) 04:47:24.09 ID:zsTDb5b1o
今日はここまで
更新してない間プレイしたことなかったパワプロシリーズとかやってたんですけど環ちゃんが可愛かったから先生役にしてまで登場させちゃいました
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/26(水) 05:03:37.62 ID:1pE/Pb9DO
キモいスレだな
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2012/09/26(水) 23:34:04.61 ID:lNuXjN1fo

ポタ4のキャラか
画像検索したが可愛いじゃないか
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/27(木) 03:07:17.69 ID:PPg6cR8/o
・・・・・・・・・・

環「ええっ! 甲子園には出られないの!?」

ほむら「はい。そのことについてさっきまで話し合ってたっス」

環「それで、どうするの? 大会に出られないんじゃ野球部は……」

あおい「出られなくても、野球は続けます。せっかくこの学校で野球ができるようになったんですもの」

あおい「それに諦めなければ、甲子園出場も可能になるって信じています」

あおい「そのために今はとにかく、目の前の問題を一つ一つ解決していこうって決めたんです」

環「なるほどね……。分かったわ、そういうことなら私も顧問として全力で協力するわ。なんだかこういう逆境って俄然燃えてくるものがあるわね!」

環「よーし、こうなったら今から猛特訓を始めるわよ!!」

ほむら「それもいいっスけど、まず一番大切な問題が片付いてないんスよね」

環「なに?」

ほむら「メンバー不足っス。これじゃあ試合なんてできないっスよ」
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/27(木) 03:22:05.21 ID:PPg6cR8/o
環「えっ、メンバー足りないの? 野球って何人必要なんだっけ、11人?」

幸子「それはサッカーですよ。野球は9人です」

あおい「先生、ほんとうに何も知らないんだね……」

環「今はえーっと…4人しかいないのね。あと五人も必要なんて」

ほむら「控え選手も含めたらもっと必要になるんスけどね」

雅「一応他の子にも声をかけてはいるんですけど、なかなか入部してくれなくて」

環「困ったわねぇ」

幸子「……」

あおい「どうしたの? 幸子」

幸子「いえ……私、ちょっと急用を思い出したわ。先に失礼するわね」

あおい「えっ、ちょっと!?」
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/27(木) 03:35:09.78 ID:PPg6cR8/o
雅「どうしたんだろうね」

あおい「さぁ…?」

環「とにかく残りのメンバーを見つけなきゃいけないってことね。でも練習も疎かにできないし…」

ほむら「両方やるっス」

環「え?」

ほむら「ほむら、はるかちゃんと一緒にあてがありそうな人のところに行って勧誘してくるっス。その間あおいちゃんと雅ちゃんは練習しててくださいっス」

あおい「どうしてボク達だけが?」

ほむら「部の活動を他の生徒たちに見せるのも、立派な宣伝になるっス」

ほむら「二人ともルックスは良いっスから、二人がかっこよく練習してるところを見た女の子がもしかしたら野球に興味を持ってくれるかもしれないっス」

あおい「そ、そんなんで上手くいくのかな…」

雅「あはは……」

ほむら「とにかく二人は練習を頑張るっス。ほむらも頑張って人を探してくるっス」
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/27(木) 03:47:31.34 ID:PPg6cR8/o
・・・・・・・・・・

ほむら「はるかちゃん、誰か野球同好会に入ってくれそうな人はいるっスか?」

はるか「そうですわね……一応クラスの人たちには全員声をかけたんですけど……」

ほむら「ダメだったっスか」

はるか「すみません……」

ほむら「はるかちゃんが謝ることじゃないっスよ。しょうがないっス」

ほむら「同学年の子がダメなら、今日は上級学年をあたってみるっス」

はるか「上級生の方ですか?」

ほむら「そうっス。二年の人たちでも帰宅部の人はいるだろうから、その人たちを誘えば頭数ぐらいには……」



綾乃「見つけましたわ、七瀬はるか!」
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/27(木) 03:59:48.26 ID:PPg6cR8/o
はるか「!!」

ほむら「えっ…誰っスか、急に」

はるか「この人は……」

綾乃「倉橋彩乃、この学校の理事長の孫娘ですわ。私のことを知らない人がこの学校にいたなんて、驚きですわね」

ほむら「へー、理事長の孫娘なんスか」

はるか「それで倉橋さん、一体どうしたんですの?」

綾乃「どうしたもこうしたもありませんわ! 七瀬はるか、もう一度私と勝負しなさい!!」

ほむら「勝負?」

はるか「それが……」

綾乃「忘れもしませんわ…この私が学力テストであなたに負け、学年二位という屈辱的なランクに位置づけられてしまったことを!」

ほむら「はるかちゃんって学年一位なんスか? すごいっスね」

はるか「あはは……」

綾乃「お黙りチビ娘!! 真の一位はこの私、倉橋綾乃ですわ!!」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/09/27(木) 04:10:37.91 ID:PPg6cR8/o
ほむら「真の一位って……学力テストで二位だった人が何ほざいてるんスか。はるかちゃんの方があなたより頭ずーっと良いっスよ」

綾乃「何ですって!?」

はるか「ま、まぁまぁ」

綾乃「とにかく七瀬はるか! もう一度この私とテストで勝負しなさい!」

綾乃「どちらが上のなのか、今度こそはっきりさせてあげますわ!!」

ほむら「諦めの悪い人間なんスね」

綾乃「お黙りなさい!!」

はるか「ごめんなさい倉橋…今日はちょっと忙しくて。またにしてもらえないでしょうか」

綾乃「忙しいですって? 私との勝負を差し置いて、何が忙しいっていうんですの?」

はるか「部員の勧誘です」

綾乃「ぶ、部員……?」

はるか「はい。私、野球同好会でマネージャーをしているんです」

はるか「けどその同好会は今メンバー不足で……それで、誰か入ってくれそうな人を探しているんです」
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2012/09/28(金) 22:18:51.92 ID:k2qiObufo

9人で野球はまだまだ先かなww
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/29(土) 00:57:24.52 ID:ER8bZ3Vmo
乙。
部員集めに結構時間かかりそうだね。

パワプロあまり詳しくないけど、快復イベント発生したらはるかも選手にとかいう可能性はあるの?
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/10/03(水) 06:47:56.36 ID:d4jJWoUPo
綾乃「……ふーん、野球同好会ねえ」

ほむら「倉橋さんはどこかの部活に入ってないんスか? 入ってないなら野球同好会に……」

綾乃「気に入りませんわね」

はるか「え?」

綾乃「野球なんてしょせんお手玉遊びみたいなものでしょう? そんなもの誰がやるものですか」

ほむら「なっ……今の発言は聞き捨てならないっスよ!」

綾乃「それにしても、まさかあなたが野球なんかやっていたなんてね、七瀬はるか」

はるか「私は、マネージャーとして所属してて……」

綾乃「どちらにしろ関係ありませんわ。あなたが所属してるってだけで気に食わない……野球同好会なんて潰してしまうかしら」

はるか「ええっ!?」

ほむら「なに言ってるんスか! あなたにどんな権限があってそんなことを…」

綾乃「言ったでしょう? 私は理事長の孫娘だって」

綾乃「私がおじい様に一言オネダリするだけで、野球同好会なんて簡単に潰せますわ」
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/10/03(水) 07:10:30.53 ID:d4jJWoUPo
ほむら「!!」

はるか「そ、そんな……」

綾乃「私に逆らえばどうなるかお分かりでしょ? あまり生意気な口はきかないほうがいいですわよ、おチビさん」

ほむら「っ…!!」

はるか「お、お願いします、野球同好会を潰すなんてやめてください! まだ人数は揃ってないけどみんな一生懸命練習してて…」

綾乃「さて、どうしましょう。どうするかは私の気分次第ですわね」

はるか「倉橋さん…」

ほむら「一体なにが望みなんスか。はるかちゃんを困らせたいだけッスか!」

綾乃「フンッ、望みですって?そんなもの決まってますわ、私の望みは全てにおいて一番になること」

綾乃「七瀬はるか! 私を差し置いて学年一位を取るなんて許しませんわ!」

綾乃「私ともう一度学力テストで勝負なさい! 貴女はしょせんたまたま、まぐれで一位を取れたってことを証明してさしあげますわ!」

はるか「えっと……」

綾乃「挑戦を受けないと言うのなら、野球同好会は潰しますわ」
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/10/03(水) 07:26:51.48 ID:d4jJWoUPo
ほむら「なんスかその無茶苦茶な要求は!」

綾乃「貴女はいい加減お黙りなさい! これは私と七瀬はるかの問題ですの、部外者は口出ししないでもらえるかしら」

はるか「……」

綾乃「さあ、どうするんですの? 勝負を受けるのか、受けないのか」

はるか「…分かりました、お受けしますわ」

ほむら「はるかちゃん……」

はるか「大丈夫ですわ川星さん、私にいい考えがありますの」

ほむら「え?」

はるか「倉橋さん、勝負を受けるかわりにこちらの条件も一つ飲んでいただけないでしょうか?」

綾乃「なんですの?」

はるか「もし学力テストで私が勝ったら……倉橋さんには野球同好会に入部してもらいます」

綾乃「な、なんですって!? 私がお手玉遊び部に!?」

ほむら「野球はお手玉じゃないッスよ!」
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  [saga]:2012/10/03(水) 07:32:34.55 ID:d4jJWoUPo
>>178
はるかはずっとマネージャーですね
ゲームでも快復イベントとかはないですし、
大学に進学した頃にはだいぶ元気になってましたけど


とりあえずSSの続きは夜にでも
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2012/11/03(土) 20:59:21.66 ID:deNcMuWS0
続きはよ
82.80 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)