男「今日もか？」 幼「いいじゃん別にー」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 04:05:36.47 ID:TWOEpyE60

男「はぁ……、もうこれで何度目だよ……」

幼「減るもんじゃないじゃん！
　　しかもこんな可愛いあたしと！」

男「自分で言うなよ……
それに、減るもんはある」

幼「なにさ？」

男「馬鹿かお前は！　金だよ！」

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1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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少し暑くて少し寒くて ＠ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 ＠ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 ＠ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 ＠ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする（´；ω；｀）part56 ばばあ化気味 ＠ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]：2012/09/09(日) 04:13:48.61 ID:MFP5MZX00

援交か何か？（食い気味）

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 04:17:18.79 ID:TWOEpyE60

男「これで何日連続の外食だ！
　　しかも俺の奢りで！」

幼「けちー」

男「けちじゃないよ！
そんなにお金あるわけないだろ！」

幼「うう……」

幼「だって……、だってさ……
寂しいんだもん、一人で夕食なんて」

幼「それにさ、男ってもうすぐ海外にいっちゃうでしょ？」

男「う……、それは……」

幼「最近一人暮らし始めたわけだけどさ、
お金ないし、毎日カップ麺も……」

男「おい、料理しろよ」

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 04:26:58.21 ID:TWOEpyE60

>>2
幼女ではなく幼なじみです
見てくれる人がいるのならば、よりいっそう力がはいると言うものです
……こんな時に限って、後で文に矛盾(ry

ちなみに、どこで話しているのかを伏せているのは仕様です

幼「それにさ、少しでも男と一緒にいたいもん！」ｼ

男(今日こそは騙されない、そう誓ったはずだ！
そうだろ男！)

幼「どうかな……？」

男「……仕方ない、今日で終わりにしろよ」
(くそ、今日も……)

幼「ありがと！ じゃあ×日に！」
ﾌﾟﾂﾝ､ﾂ-ﾂ-

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 04:38:04.84 ID:TWOEpyE60

携帯電話でガチャツーツー……

男「ああ……、今日も断れなかった……」

ーー俺は20代のとある会社の社員
そしてここは安いボロアパートの一室
ほんの数週間前、海外への転勤が決まった、
で、腐れ縁ともいうべきほど付き合いの長い幼に、それを報告したんだが……

〜回想〜
男「転勤か、家族には伝えたから、後は……」

ﾋﾟ､ﾋﾟ､ﾋﾟ

幼「もしもしー？」

男「俺だよ、俺俺」

幼「……古い」

男「ただの冗談だからな！？
だからそんな冷めた声で言うなー！」

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 04:46:25.38 ID:TWOEpyE60

男「それじゃ気を取り直して、今日は幼に報告が」

幼「奇遇だねー、あたしもだよ！」

男「へえ、そうなのか
そんじゃ、幼から先に」

幼「えー、私のは対したことじゃないから、男からー」

男「俺からか……
全く対したことじゃないんだが……」

男「海外にしばらく転勤することに！」

幼「嘘！？」

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 04:51:48.49 ID:TWOEpyE60

男「本当だ、しばらく会えなくなるな」

幼「……」

男「どうした？」

幼「！ ううん、別に」

男「変な奴だな……
次、お前だぞ？」

幼「そうそう、あたし実はね……」

男「実は……？」

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 05:00:46.74 ID:TWOEpyE60

幼「一人暮らし始めましたー！」

男「へぇ……、あの怖がりのお前が」

幼「それ小さかった時の話じゃん！」

男「今は怖がりじゃないのかー」

幼「ま、そ、そりゃね、怖いと思う時もあるけどさ……」

〜中略〜

幼「で、男はもうすぐ海外にいっちゃうんでしょ？」

男「さっき言ったな」

幼「それで、提案があるんだけど……」

男「提案？」

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 05:08:52.71 ID:TWOEpyE60

幼「今度さ、どっか食べに行こうよ」

男「珍しいな、普段は会って終わりなのに」

幼「ちょっと話してだけどねー
　　ほらその……、寂しくなるし」

男「まあ……、そうだな」

幼「だから……」

男「ああ、いいぞ」

幼「ほんとに！？」

ーー今思えばここから始まったんだ、あの外食地獄は

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 05:18:12.07 ID:TWOEpyE60

ーーそして、約束を取り付けられ、今に至る
あれから何度も何度も約束を取り付けられて……、我が家の家計は……
……俺一人だが

男「そういや、高校時代から友達と会う約束だったか」
(13時、約束の時間は14時
なんとか間に合うか)

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 05:26:28.86 ID:TWOEpyE60

ーーアパートから徒歩一時間かかるかかからないかほどの駅
そこで友と待ち合わせしているわけだが

男「よ！、友」

友「ん、誰だっけ？」

男「思い出せぇ！」ﾊﾟｼﾝ

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 05:34:39.83 ID:TWOEpyE60

友「わかった、わかったから頭叩くな」

男「嘘じゃないだろうな」ｼﾞ-

友「ああ、男だろ？ 覚えているさ」
(これはいつも通り)

男「思い出したか」
(もう慣れた……)


ーー某高校の高校生時代の親友、友
放浪癖があって、俺もよくそれに付き合わされた
休日が合ったために、俺は呼び出された
よく物忘れのフリをしているな

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 05:49:15.47 ID:TWOEpyE60

男「で、今日はどこに行くんだ？」

友「仲のよかった昔のクラスメイトのところへとな」

男「場所知ってるのか？」

友「舐めてもらっては困るよ男君
下調べは万全なのさ」

男 (どうやって調べたんだ……？)

友「どした男？」

男「いや、何でもない」

友「ならふらりと電車に乗ろう」

男「ふらりもなにも、まだ電車が来ていないんだけどな……」

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 05:58:52.23 ID:TWOEpyE60

そして電車の中

男「狭い……」

友「日曜日だからな、仕方ない」

男「そうは言うけどな……」

〜中略〜
友「ほらついた！」

男「しかし疲れたな……、電車に乗っただけで」

友「しかし、降りて少し歩いたところに
カフェがあることを俺は知っている

男「場所教えろ、すぐ行くぞ！！」

友「どんだけ疲れてるんだよ……」

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 06:16:01.83 ID:TWOEpyE60

喫茶店
友「カフェもとい喫茶店と」

男「どうでもいいから早く注文を！」

友「お前はハイエナか、と
ともかくこのベルを」ﾁﾘﾝﾁﾘﾝ

ｳｪｲﾀ-「ご注文をどうぞ！」

友「アイスティー3つ」

男(3つ……？)

ｳｪｲﾀ-「……？ かしこまりました」

ーーー

男「なんで3つ頼んだんだ？」

友「いまにわかる」

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 06:37:07.60 ID:TWOEpyE60

ｶﾗﾝｺﾛﾝ　ｷｮﾛｷｮﾛ
友「おーい、こっちだこっち」

男「学女か！
と無口な学女友か」

学女「お久しぶりです、友さん男さん」
学女友「……」

ーー学女友は真面目まさに優等生な印象を受ける、清楚な子実際その通りだが
確か友と仲がよかったか……

付き添いの子は学女友
学女さんの前以外で話している姿を見かけた人はほとんどいないとか……
あ、前髪で目がすこし隠れてるな

……アイスティーの注文した数が一つ足りなくないか？

友「本当に久しぶりだよなー、最後に会ったのいつだったっけか？」

学女「丁度一年ぐらい前でしたね」

友「もうそんなに経つのかー」

学生友<友にひっそりと殺気を放っている

男 (なにこの疎外感)

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 06:51:07.90 ID:TWOEpyE60

友「そういやさ、仕事なんにしたんだ？
大学の時は別々だったろ？」

学女「とある研究所の研究員ですよ」

友「へぇー、そりゃ凄いなー！
で、なに研究してんだ？」

男 (俺必要あったのか……？)

ーーそして、永遠にも思えるほどの二人の話による疎外感によって、
段々悲しくなってきた俺であった

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 07:02:19.83 ID:TWOEpyE60

時間が過ぎ、午後5時頃、駅前

友「今日は悪かったなー」

男「あんな目に遭うならば、付き合うべきではなかったな……」

友「まあまあそう言わずに
美味しかったろ？　アイスティー」

男「味がわからなくなるぐらい追いつめられたな」ｹﾞｯｿﾘ

友「向こうが二人組で来るから
こっちもそうするかな、と思って誘ったんだ
……会話が終わるまで忘れて」

男「やっぱり今日はいらなかっただろ、俺……」

友「………
っと、電車が来たぞ」

男「せめてなにかと言ってくれ……」

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/09/09(日) 07:18:59.27 ID:TWOEpyE60

最初に待ち合わせていた駅、時刻は午後6時前後

男「無駄に疲れた……
友は相変わらず自由人と言うかなんと言うかな……」

友「ありがとう、最高の誉め言葉だ」

男「いや誉めてないからな！」

友「そんじゃまたな！
電車の中でお前が言ってた話、覚えとくよ」

男「見送りにぐらい、来てくれよな
親友だろ？」

友「ああ、お前はかけがえのないライバルであり親友だ
見送りには行けるよう努力するさ」

男「来ない可能性のほうが高そうだ……」

友「酷いな！」

ーーこうして俺は家路につくのであった
友の友達にしか会っていない気もするが……

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/09(日) 10:19:49.80 ID:FML8eANIo

誤字多すぎて訳わからねえよ