ベリオ子「レウス男君の事が気になる・・・」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/10(月) 22:19:44.86 ID:ME3BOZH00

私はユクモ村でハンターを本業としています。
女性ハンターは村では現在私だけです。
そろそろ女の子の後輩が欲しい頃です・・
村のハンターの中ではそれなりに名が通ってたりします。
ベリオロスの装備をしている為か、村の人達が「ベリオ子」と言うのでこの名で名乗ってます。

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1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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【安価】上条「とある禁書目録で」鴻野江「仮面ライダー」【禁書】 ＠ 2025/06/09(月) 21:43:10.25 ID:qDlYab/50
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ツナ「（雲雀さん？！）」雲雀「・・・」ﾋﾞｼｮﾋﾞｼｮ ＠ 2025/06/07(土) 01:30:36.87 ID:AfN9Rsm0O
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阿笠「わしの乳首に米粒をくっ付けたぞい」コナン「は？」灰原「は？」 ＠ 2025/06/04(水) 04:01:13.39 ID:ZjrmryLdO
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レッド（無口とか幽霊とか言われるけどまだ電脳世界） ＠ 2025/06/02(月) 21:21:00.13 ID:ix3UWcFtO
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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/10(月) 22:20:51.54 ID:ME3BOZH00

----氷土----


ベリオ子「ふぅ・・・・ギギネブラ討伐完了っと。」

オトモ1「大丈夫かニャご主人。ケガはないかなニャ？」

ベリオ子「うん、少し血が出ちゃったけど大丈夫だよ。」

オトモ2「・・・・早く村に帰って温泉に浸かりたいニャ・・」ブルブルッ

ベリオ子「クスっ、オトモ2君は寒いのが苦手だもんね。　さっ、帰ろうか。」ニコッ

私のオトモアイルーのオトモ1君とオトモ2君。

オトモ1君は元気がないとき話しかけてくれたりしてくれる私に取っては癒しの存在です。

オトモ2君は口数は少ないですが戦闘中に積極的に囮になったりしたり働き者です。

私の周りにはこんないいアイルー達がいて幸せです。

ですがそんな私にもただ一つ・・・不鮮明な事があります。

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/10(月) 22:22:12.15 ID:ME3BOZH00

---ユクモ村---

ユクモ村の鬼門番「おっ、ベリオ子さん御一行お帰り！今日もお疲れ。」

ベリオ子「あ、鬼門番さん。ただいまです。」

オトモ1「ただいまですニャ！」

オトモ2「戻りましたニャ」ブルッ

ユクモ村の鬼門番「ははっ、オトモ2君寒そうだねww　今日はいい湯が沸けてるよ」

オトモ2「直ぐにでも入らせていただきますニャ・・」

ベリオ子「クスッ」

ここユクモ村は山間の谷に湧き出た温泉を中心に栄えた村。

村自体は小さいものの湯治に来る人達がたくさん来たり村の人たちは明るく、活気がある村。

そして・・そのただ一つの不鮮明な事と言うのは・・

ベリオ子「あっ。レウス男君。」

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/10(月) 22:23:14.54 ID:ME3BOZH00

レウス男君が雑貨屋で買い物をしている。それを遠くからそっと見つめていた。

ベリオ子「レウス男君・・・」うっとり

オトモ１「また始まりましたニャ：」

オトモ2「・・・だニャ」フッ

レウス男君・・・村に居るもう一人のハンター。レウス装備の男の子。あまり喋った事はないがとても優しい心の持ち主だと村で評判。オトモのアイルーの方は個性的で有名（？）。
実質私の後輩に中る。（女の子ではないが・・）

そんなレウス男君のことが最近・・気になります。

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/10(月) 22:24:04.95 ID:ME3BOZH00

声を掛けてみることにします。

ベリオ子「こ、こんにちはレウス男君。」

レウス男君「っ？ああ、ベリオ子さん、こんにちは。」

オトモ1「あ、こんにちは。オトモ3君。」

オトモ3「やぁオトモ1君。元気にしてるかニャ？」キラキラッ

オトモ1「うん。ここの温泉のおかげでいつも元気だニャ。」

オトモ3「そうだね・・ここの温泉は体にいいからね」キラキラッ


オトモ2「・・・・」

オトモ4「・・・・」

オトモ2「・・・・

オトモ4「なんか言えニャ！」

オトモ2「・・お前はいつも変わらんニャ。」

オトモ4「そりゃぁお前もニャ！」

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/10(月) 22:24:51.42 ID:ME3BOZH00

リオ子「きょ、今日は買い出し？」

レウス男「ええ、雑用品が色々切れたので。」

ベリオ子「そ、そうなんだ（うわ・・こんなにレウス男君に近づいたの初めて・・）」

レウス男「ベリオ子さんはクエストの帰りですか」

ベリオ子さん「あ、うん。そうだよ。良く分かったね。」

レウス男「感じで分かりますよ。それに・・」スッ

ベリオ子「ん？・・！？」

レウス男「頭に木屑がついていましたよ。」

ベリオ子「あ、本当だ・・」

レウス男「ハンターとは言え、ベリオ子さんも一人の女性ですからね。身を気にしないと」ニコッ

ベリオ子「！？（キュンッ）」

ベリオ子「あ・・ありがとう・・そんな事言ってくれて・・じゃ・・じゃあまたね。オトモ1君、オトモ2君帰るよ！」ピューン

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/10(月) 22:25:26.39 ID:ME3BOZH00

オトモ1「えっ！あ・・じゃ、じゃあねオトモ3君！　ちょっと待ってくださいニャー！」

オトモ2「またな」

・・・・・・・・・

レウス男「・・・行ってしまった。」

オトモ3「ああ、またねオトモ1君」キラキラッ

オトモ4「な・・なんだニャ？」

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/10(月) 22:26:12.65 ID:ME3BOZH00

----ユクモ村　ベリオ子宅----

ベットにダイブ

ベリオ子「はぁ・・はぁ・・（なんだろう・・胸がくるしい・・私・・やっぱり・・レウス男君の事が・・）」

影からこっそり

オトモ1「（やっぱりご主人・・レウス男さんの事が・・）」

オトモ2「（だろうな・・・）」

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/10(月) 22:26:49.47 ID:ME3BOZH00

本日はここまで。
また明日以降に

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) ：2012/09/11(火) 04:14:28.42 ID:KDTA1b830

オトモ３が可愛いｗｗ

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/11(火) 21:37:29.60 ID:q5gqufNn0

----翌日----

朝日が眩しい・・・

ベリオ子「う・・う〜ん・・もう朝か」

オトモ1「おはようございますご主人。よく寝れましたかニャ？」

奥の部屋からオトモ1君が出てきた。

ベリオ子「あ、おはようオトモ1君。うん、ぐっすり寝れたよ。（そっか・・私あの後そのまま・・・）」

奥の部屋に移動しました。

そこでオトモ2君が何やら大量の荷物をまとめていました。

ベリオ子「おはようオトモ2君。何してるの？」

オトモ2「っ？・・ご主人おはようございますニャ・・・この荷物の事ですかニャ？」

オトモ1「ああ、これはオトモ集会の為の備品とかですニャ。」

そこでとっさにオトモ1君が説明した。

ベリオ「オトモ集会・・・あ、完全に忘れてた。」

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/11(火) 21:41:49.42 ID:q5gqufNn0

オトモ集会とは村で定期的に行うオトモアイルーだけが参加する集会。目的としては何日かかけて
各フィールドを周りオトモアイルー達がその地形や変化がないか等調査して、その結果などを
各主人に報告するのが主な活動。集会をする前にある程度調査場所を絞って行い、短い時は2日間で、
長い時は最長1週間も行う。オトモアイルー達がいないのでハンターに取っては厳しい期間と感じる者もいるらしい。
主に村のハンターのオトモアイルー達が行うのだが、湯治等で来ているハンターのオトモアイルー達も
いい機会なので主人に許可を取って参加するオトモアイルーも居るほど。
全体で4〜10匹程度のオトモアイルー達が集う。

ベリオ子「それで今回は何日間なのかな？」

オトモ2「・・4日間ですニャ・・。」

ベリオ子「4日間か・・今回は少し長いね。」

オトモ1「・・やっぱり寂しいですかニャ？」

オトモ2「・・・・」

ベリオ子「ううん。寂しくないよ。」ギュッ

本当は寂しかったです・・・また「1人」になるのではないかと・・

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/11(火) 21:46:42.34 ID:q5gqufNn0

オトモ1「それじゃ行ってきますニャ。」

オトモ2「・・行ってくるニャ。」

ベリオ子「気をつけてね。くれぐれも無理はしないように。」

オトモ1「分かってるニャ。」

オトモ2「承知しているニャ。」

ベリオ子「心配する程でもないか。」フフッ

オトモ1「ご主人も「頑張る」ニャ。」ニシシッ

オトモ2「フッ・・」

ベリオ子「えっ？　何の事？」


オトモ1「よし！オトモ2君、集合地点まで競争だニャー！」

オトモ2「了解だニャ・・」

スタタタッ

・・・・・・・・・・

ベリオ子「？（一体何を頑張ればいいんだろう？）」

ベリオ子「あっ・・」

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/11(火) 21:49:15.75 ID:q5gqufNn0

レウス男「じゃ、気をつけてね。」

オトモ3「任せてくださいニャ。この僕がきっといい朗報を持ってきますニャ。」キラキラッ

オトモ4「俺だって頑張ってくるニャ！」メラメラッ

レウス男「うん、その元気があればきっと大丈夫だね。」

オトモ4「オトモ3!集合地点まで競争だニャ！　嫌とは言わせないニャ！」メラメラッ

オトモ3「はぁ〜・・君といるといつも競うことばかりだニャ。」キラキラッ

ピューン

レウス男「行ってらっしゃい　ノシ　　　ん？」

ベリオ子「ハッ！？（目があった・・）」

レウス男「」ニコッ

ベリオ子「！？・・（///）」

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/11(火) 21:54:15.97 ID:q5gqufNn0

----ユクモ村　オトモ集会集合地点----

オトモ1「ひー、ふー、みー・・・よし、皆いるニャ。それじゃこれから出発だニャー！」

オトモアイルー達「ニャー！」

ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ


オトモ1「それにしても・・・」

オトモ2「どうしたニャ・・？」

オトモ1「ご主人・・本当に大丈夫かニャ〜？」

オトモ2「？」

オトモ1「ちゃんと・・レウス男さんに・・・」

ポンッ

オトモ2「きっと大丈夫だニャ。・・・ご主人はちゃんと自分の想いを言えるはずだニャ。」

オトモ1「オトモ2君・・」

オトモ2「この機会を逃すほどご主人も未熟ではないニャ。」

オトモ1「そうだよね？　僕たちは僕たちの事だけに集中してればいいんだニャ。」

オトモ2「そういう事だニャ・・」フッ


オトモ4「おうおう！なんか俺達のご主人の名前が聞こえたんだがニャ？」メラメラッ

オトモ2「大したことではないニャ。・・気にするなニャ。・・」

オトモ3「それよりまだまだ道のりは長いから話でもしないかニャ？」キラキラッ

オトモ1「そうだね。」

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/11(火) 21:54:55.82 ID:q5gqufNn0

今日はここまで。

今回は少し余談も入ってしまった・・

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/11(火) 22:25:35.95 ID:zfkslyMpo

応援してるぞ

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/12(水) 10:09:03.74 ID:5Hu2Z/Qjo

余談がいいのではないでしょうか

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/12(水) 21:18:15.15 ID:ETjCpTxQ0

----ベリオ子宅----

ベリオ子「（私・・やっぱりレウス男君にこの気持ち伝えたい。）

　　　　　（でもいきなり言ったら流石に困惑しちゃうよね・・）

　　　　　 (う〜ん・・・よし！まずは距離を縮める事から始めから始めよう！）

ベリオ子「よーし！頑張るぞぉ！・・・ハッ・・もしかして

　　　　　オトモ1君が言ってた「頑張る」って・・・

　　　　　クスッ

　　　　　そういう事だったんだね。

　　　　　私・・絶対この気持ちを伝えてみせるよ！

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/12(水) 21:19:55.69 ID:ETjCpTxQ0

---- 一日目 ----

ベリオ子「よし・・まずは狩りに誘ってみよう。」

・・・・・・・・・・

---- レウス男宅 ----

コンコンッ

ベリオ子「こんにちは。レウス男君・・居る？」

キッー

レウス男「あ、ベリオ子さん、こんにちは。何か用ですか？」

ベリオ子「ええと・・良かったらなんだけど・・一緒に狩りに行かない？」

レウス男「そうですね・・・

ベリオ子「（ここで断れたら全てダメに・・）」

レウス男「いいですよ。」

ベリオ子「本当！？」キラキラッ

レウス男「ちょうどオトモ集会でオトモ君達がいないのでから上位クエストはやめようかと思ってたので。」

ベリオ子「ありがとう！・・じゃあ、早速行こうよ！」

レウス男「いいですよ。　少し待っててくださいね。」ニコッ

パタンッ

ベリオ子「（レウス男君とクエスト・・そういえば組むのは始めだなぁ〜）

　　　　　（どんな戦い方してるんだろう・・気になるなぁ）

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/12(水) 21:21:31.68 ID:ETjCpTxQ0

---- 3分後 ----

キッー

レウス男「すみません、待たせてしまって。」

ベリオ子「ううん、大丈夫。それじゃ行こうか。」

----　集会所　----

受付嬢（ササユ）「ハァ〜イ。クエストはお決まりですか？」

ベリオ子「う〜ん・・ベリオ男君、ナルガクルガ亜種なんてどうかな？」

レウス男「ナルガ亜種ですか・・あ、僕まだそのクエストやってませんね。それで構いません。」

ベリオ子「分かった。じゃあ、ナルガクルガ亜種討伐で二名の参加で。」

受付嬢（ササユ）「・・・受注完了です。出発口は右手になります。」

ベリオ子「ありがとう。・・レウス男君、受注完了したよ。」

レウス男君「じゃあ、僕も受注してきますね。」


受付嬢（ササユ）「ねぇねぇ・・」ユサユサッ

ベリオ子「ん？何？」

受付嬢（ササユ）「あんたってあの子とそんなに仲良かったけ？」（小声）

ベリオ子「いや・・今日が初めてだよ。レウス男君と組むの。」

受付嬢（ササユ）「ふ〜ん・・」

ベリオ子「な・・何よ？」

受付嬢（ササユ）「いや、別に。ま、気をつけて行ってきなさいよ。」

ベリオ子「分かってるわよ。」

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/12(水) 21:22:13.72 ID:ETjCpTxQ0

レウス男「それじゃ、準備もできましたし行きましょうか。」

ベリオ子「うん。」モジモジッ

レウス男「ん？どうかしました？」

ベリオ子「いや・・改めてよろしくねレウス男君。」スッ

レウス男「ええ、こちらこそ宜しくお願いします。」ニギッ

ベリオ子「それじゃ、行こうか。」

レウス男「ええ。」

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/09/12(水) 21:22:42.12 ID:ETjCpTxQ0

今日はここまで。