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上条「プラズマ団?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/12(水) 19:23:10.47 ID:LO//d3Xa0
黒子「えぇとケーシィケーシィ、……あれですわね」http://logsoku.com/thread/yutori7.2ch.net/news4vip/1258200540/
の続きを書いてみました上の>>260からです。初期製作者には乗っ取りをお詫びします。初SSで遅筆で書き溜めの程度も分かりませんがよろしくお願いします。

フーディン「ふ…心が読めずとも、人間性は伝わるものだな」

上条「そうか?…それでその黒幕っていうのは?」

フーディン「そこに不可解な点がある」

美琴「不可解?どうしたっていうのよ」

黒子「お姉さま。先程私達を襲撃したのは服装からして間違いなくロケット団という組織ですの。ただ…」

フーディン「初春嬢に調べてもらったところ、ロケット団は数年前に解散している。壊滅させられたといったほうが正しいか。そうなると他に裏で糸をひいてる者がいるということになるが…」

黒子「それが誰かまだはっきりしておられないんですの。学園都市も『外』との連携は好ましく思っておられないようですし…」

上条「じゃあ、まずはその黒幕探しか」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1347445390
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/12(水) 19:31:23.46 ID:LO//d3Xa0
フーディン「そうなる。だがその前に…」

上条美琴黒子「?」

フーディン「…そろそろ出てきたらどうだ?」

上条美琴黒子「!」

レアコイル×9「ィィィン!」

黒子「いたんですのね…」

レアコイル×9「ィィン!?」(ヒドイ!?)

上条「な!?まだいたのか!?」

?『ま…待ってください!!』

影から出てきたのは、青と黒のどことなくたれ耳が犬を連想させる小さなポケモンだった。

?『ボクはあなた達の敵ではありません!』

美琴「どういうこと?(か…かわいい…!)」

上条「というかこれ念話か?なぜか俺にも聞こえているし…」

黒子「確かあれは…」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/12(水) 20:44:05.26 ID:LO//d3Xa0
フーディン「…アララギ博士の使いか?リオル」

リオル『あ…はい!でもどうして僕のことを…?』

フーディン「すまないが、いきなり出てきた者の言葉を鵜呑みにしていい状況ではない。少し心を覗かせてもらった」

リオル『そ…そうですか(そんなことにも気付けなかった…まだまだ波動を使いきれてない、ってことなのかなぁ)』シュン

美琴「ちょっとアンタ!なんかこの子落ち込んでじゃない!どうしてくれんのよ!?」ビリビリ

黒子「お、お姉さま?ずいぶんこのポケモンの肩をお持ちになっておられるようですが…?」

美琴「当たり前じゃない!だってこんなにかわいいのよ!!」

黒子「お姉さま!?」

レアコイル×9「ィィン!?」ガン
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/12(水) 21:23:02.56 ID:FmNUQO6IO
また懐かしいssが…
まあずっと未完でモヤモヤしてたし完結させてくれるなら是非やりきってほしい
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/12(水) 21:23:47.76 ID:LO//d3Xa0
上条「ま…まあ、それはともかくリオル…だったか?俺たちに用事か?アララギ博士って今聞いたけど?」

リオル『そうなんです!博士は『外』のポケモン博士で今は学園都市の研究機関にいます。博士は今この状況をどうにかできる有志を探しているんです!』

黒子「し、しかしリオルさん?学園都市は極力『外』との連携を断っておられるようですが…」

美琴「ちょっと黒子!この子のいうことが信じられないっていうの!?」

黒子「いえそういうわけでは…失礼いたしましたわ(キィィィィィィイイイイ!!!さっきまではずっと黒子のターンでしたのに、ぽっとでがぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!お姉さまを誑かしおってぇぇぇぇぇえええええええ!!!!!)」

フーディン「リオル…あまり黒子を困らせないでくれないか?」

リオル『え…はい、すみません(この人すごく怒ってるのは波動で分かるけど、理由が分からない…怖い)』

上条「なあ…ここでこうしてても仕方ないし、とりあえずそのアララギ博士ってところに行かないか?」

リオル『そ、そうですね。よかったまともな人がいて…。あ、申し遅れました。ボク、リオルっていいます』

上条「ああ、オレは上条当麻だ。よろしくな」

美琴「あ、私は御坂美琴。よろしくね、リオルくん」

黒子「初めましてですわね。私白井黒子と申しますの。以後お見知りおきを。お姉さまとお慕いしている御坂美琴の唯一無二のパートナーですの。いいですこと?唯一無二のパートナーですのよ(君付けぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええ!!!??しかも“君”じゃなくて“くん”!!私が殿方に生まれ変わったら真っ先に希望するお姉さまの呼称をあったばかりのこの青犬はぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!)」ナイシンアタマゴンゴン

フーディン「フーディンだ(黒子…荒れてるな)」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/12(水) 21:27:08.08 ID:Tq01YtlIO
他人のSSを勝手に乗っ取りとか板違いですけど
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/12(水) 23:11:01.01 ID:LO//d3Xa0
すいません…でもあのまま終わらせるのはもったいなく、板とかもよく分からなかったので…



アララギ博士の所に向かうことにした一向。その途中で上条は先程から出ていた疑問について尋ねてみることにした。

上条「そういえばさ、リオル。お前オレに念話?で話せてるんだな」

リオル『どういうことですか?』

フーディン「彼の幻想殺し、だったか?そういった能力が彼にはあるらしい。事実私は彼の心を読むことが出来ないでいる」

上条「ああ、この右手はあらゆる異能の力を打ち消す力がある。ポケモンの技も例外じゃない。けどそうなるとお前の念話も通じないことになるんだ」

リオル『えっとボクの能力は念話とは少し違うんですけど…アララギ博士なら分かるかな…』

美琴「念話能力とは違うの?」

リオル『えっと、ボクの能力は波動を使うもので…』

レアコイル×9「ィィン?」

黒子「波動?またずいぶんと古風、もとい非科学的なものを使いますのね…とそろそろ着きますわね、ってあれは…!」

そのアララギ博士のいる研究所の方向では何やら煙があがり、不穏な空気を醸し出していた。








8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/12(水) 23:15:07.13 ID:QcTi1eGQo
波動は科学的なものやで
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/12(水) 23:22:58.88 ID:Tq01YtlIO
どうしようもないなこいつ

さっさと依頼してこいよ
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/13(木) 00:31:33.71 ID:OdYKZ3cX0
>>8そうでしたか…気を付けます。


フーディン「あそこからいくつかの攻撃が確認できる。それもポケモンの…」

上条「!ロケット団か!?」

リオル『すごい悪意…まさか博士をねらって…!』

黒子「私が先に飛んで確認いたしますわ。」

美琴「待ってそれなら私たちも!」

フーディン「それは懸命じゃない」

上条「どういうことだ?確かにオレにテレポートは効かねえけど、だったらお前らだけども…!」

フーディン「それもあるが、もし奴らが明確な意思を持ってあそこを襲撃した場合、そこにいるリオルが標的に含まれている可能性は十分にある」

リオル『あ…!』

フーディン「そして上条当麻」

上条「?」

フーディン「この学園都市の超能力だけでなく、ポケモンの技さえも打ち消す力をもった君も奴らの警戒の対象になっていると思っていい。君の能力が本物なら、君は私のような特殊攻撃寄りのポケモン全ての天敵とみていいからな。御坂美琴もあれだけ派手に活動すればもう奴らに顔は割れていると思っていいだろう」

上条「そんな…!!」

美琴「黒子、アンタたちだけで大丈夫なの?」

黒子「ご心配には及びませんわお姉さま。いざとなれば私たちの能力なら逃げるのも容易いですし、それにフーディンはなかなか頼りになりますの」

フーディン「恐縮だな」

黒子「フーディン、あなたも付いてこれますわよね?」

フーディン「無論だ。私の主は貴女なのだからな」

黒子「それでは皆様、また後程」シュンッ

フーディン「先に行く」ブン

上条「よし、オレ達も急ぐぞ!!」

美琴「ええ!」

レアコイル×9「ィィン!」(よっしゃ!見せ場だ!)

リオル『博士の波動はまだ感じる、急げば…!』

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/13(木) 00:31:59.58 ID:OdYKZ3cX0
研究所前

上条「何だこれ…入り口が…!」

美琴「この壊され方…明らかに重火器とは違う。やっぱりポケモンが…というかその辺に倒されているのは…」

黒子「お姉さま!」

美琴「黒子!無事だったのね!」

フーディン「入り口周辺にいる連中は片づけた。私の弱点を付ける上位のポケモンがいなかったのが幸いだった」
 
レアコイル×9「ィィン…」(見せ場が…)チクショウ

上条「よし!皆そろったことだし奥に…」

リオル『!誰か来ます!』

?「ん、そのリオル…お前ら、アララギの仲間か!」

リオル『博士…博士はどこだ!!』

上条「こいつ、さっきと服が違う…」

?「はっ!街中で暴れてるロケット団と一緒にするなよ!ありゃ俺たちのボスが雇ったただの残党だ」

プラズマ団の部隊長「アララギの奴もちょこまか逃げ回ってイライラしていたとこだ!この俺たちプラズマ団がお前らをとっちめてやるぜ!お前ら!」


今日はここまでです。続きはまた朝に。レスありがとうございます!初SS(しかも乗っ取り)なので、読んでくれる人がいるか不安だったんです…。短い間ですがよろしくお願いします!
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/13(木) 01:14:34.40 ID:z2yGwDfIO
()の心の声とか読みにくいからセリフにくっつけるなよ。改行して分けろ
あとレアコイル改悪しすぎ。何の続きかわからんかったからログ読んだあとにこのスレ読んだけど、鳴き声?のあとのよっしゃ!とかチクショウとか読んでて正直ないわーて思った
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/13(木) 01:19:22.27 ID:sw4pNaUpo
元スレより著しく劣るから見てて腹が立つ

原作レイプするなら書かないでほしい
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/13(木) 07:19:07.56 ID:OdYKZ3cX0
>>12 >>13 お目汚しすいません… 直すのに参考にさせていただきます


上条「な、後ろから5人!?全部で6人か…!」

フーディン「ちょうどいい。一人一殺だ」

美琴「あんたたち覚悟は出来てんでしょうね!」ビリビリ

プラズマ団の部隊長「やっちまえ!」

プラズマ団の下っ端×5と部隊長が勝負を仕掛けてきた!

プラズマ1はハブネークを繰り出した!

フーディン「また毒か…」

フーディンのサイコキネシス!
効果は抜群だ!
プラズマ1のハブネークは倒れた!

フーディン「少しは工夫を凝らしたらどうだ?」

プラズマ1「な…!」




プラズマ2はニャルマーを繰り出した!

プラズマ2「どうだツインテ!こいつならお前のフーディンの弱点を突けるぞ!」

黒子「浅はかですわね」

プラズマ2「何?」

プラズマ2は気づくべきだった。プラズマ団の中で悪タイプを持つものは珍しくない。なのになぜ見張りを片づけたフーディンが、悪タイプを天敵とするにも関わらず特に手傷をくらってないのか…

黒子「遅いですの」

黒子の飛び蹴り!
効果は抜群だ!
プラズマ2のニャルマーは倒れた!

プラズマ2「え!?ちょっおま、トレーナーじゃ」

黒子「風紀委員ですの!」トビゲリ!

プラズマ2「げふ!?」

プラズマ2は倒れた!
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/13(木) 07:22:36.46 ID:OdYKZ3cX0
プラズマ3はオタマロを繰り出した!

プラズマ3「お嬢さんが相手?子供でも手加減しないわよ!」

美琴「それはこっちのセリフよ」

美琴(あのポケモンには当てたくないわね…ここは)

プラズマ3「?」

美琴「くらえ!!!」

プラズマ3「え、ちょ」

美琴の雷撃の槍!
プラズマ3は倒れた!
プラズマ3「ひどい…う…」




プラズマ4はミネズミを繰り出した!

プラズマ4「さあてどいつが相手してくれるんだ…」

レアコイル×9「ィィン!ィィン!?ィィィィン!!!!」

プラズマ4「なんだお前ら…じゃあ今のうちに…」

レアコイル×9「ィィィィィィィィィィン」

プラズマ4「ああああああああうるせえ!だったらお前らまとめてかかってこい!!」

レアコイル×9「ィィン!?」

レアコイル×9の電磁砲×9!

プラズマ4「あ、いや今のは俺が悪、ぎゃあああああああああ!」チュドーン

レアコイル×9「ィィン…」

フーディン「命中率の低い電磁砲もあれだけ打てばあたるものだな」

美琴「いややりすぎだアンタらあ!!」

フーディン「お前も大概だがな」


16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/13(木) 07:24:09.55 ID:OdYKZ3cX0
プラズマ5はコマタナを繰り出した!

プラズマ5「お前がアララギのリオルか…ポケ質にはちょうどいいか」

コマタナのメタルクロー!
リオルには効果はいま一つのようだ…

リオル『く…波動が使えなくても僕だって!』

リオルのはっけい!
効果は抜群だ!
コマタナは倒れた!

リオル『よし…』

プラズマ6(部隊長)「はっ馬鹿め!オーベム!」

オーベムの念力!

リオル『!しまっ…』

上条「うおおおおおおお!!!!」

上条の幻想殺し!
オーベムの念力を打ち消した!

リオル『あ…』

上条「テメエ、プラズマ6!テメエの相手はオレだろうが!!」

プラズマ6(部隊長)「うるせえ!そいつをアララギに突き出しちまえば、あいつだって逃げるのをやめる!それで俺たちの勝ちだ!邪魔をするな!」

上条「ふざけんな!そんな勝ち方でてめえは納得できんのかよ!?そんな手段のために命令されているポケモンに対して何とも思わねえのかよ!?そいつだってお前のことを信じていうことを聞いてるんじゃないのかよ!!」

プラズマ6(部隊長)「お前…知らねえのか?まあ、『外』と隔離された学園都市の人間なら仕方ないか」

上条「何?」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/13(木) 07:26:16.22 ID:OdYKZ3cX0
プラズマ6(部隊長)「こいつが普段収納されているこいつモンスターボールっていうんだがな」

プラズマ6(部隊長)「こいつに閉じ込められたポケモンはなあ、どんなにそいつのことが気に入らなくてもいうことを聞いちまう、こいつはいわば洗脳道具なんだよ!!」

上条「!!?」

プラズマ6(部隊長)「これで分かっただろ。俺たちはポケモンに一方的に命令しているだけだ。てめえのトレーナーをいう信じていうこと聞くなんてあり得ねえんだよ!!」

リオル『…』

違う。

叫びたかった。少なくとも自分はアララギ博士のことを、彼女を助けようとしているここにいるみんなのことと、例えボールが無くとも繋がっていたいと思っていることを。事実、彼は彼女たちとボールによる繋がりはない。

だがこの男のいってることは事実である。ボールに捕えられたポケモンは、主人のいうことを必ず聞かなくてはならない。懐く懐かないは別にしてもその関係は強制的なものになる。だからリオルは言い返せなかった。この男のいうことはどうしようもない事実だから。否定する材料なんて何もない、どうしようもない事実
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/13(木) 07:28:02.59 ID:OdYKZ3cX0
上条「違うだろ」

だからこそ、目の前の男、上条当麻から発せられた言葉が信じられなかった。今この男はなんといった?違う?この事実を?なぜそんなにもはっきりと?

上条「オレは白井とフーディンを見たから分かる。あの二人の繋がりはボールだけじゃあり得ないってことを」

上条「オレは御坂とレアコイルを見たから分かる。あいつらはどんなに喧嘩しているように見えても、お互いの
ことを信じあってる友達だってことを」

上条「オレはリオルを見たから分かる。こいつは本気で、アララギ博士のことを助けたいって思ってる。そこに洗脳なんて存在しないってことを!」

プラズマ6(部隊長)「…うるせえ」

上条「お前だって本当はそいつと自分は友達だって信じたいんじゃねえのかよ」

プラズマ6(部隊長)「うるせえ…っ」

上条「だったらこんな後ろめたいことしてんじゃねえよ!俺たちはこんなにも素晴らしいことをしてる最高のパートナーだって、そいつに向かって胸張っていえることをしてみたらどうなんだよ!!」

プラズマ6(部隊長)「うるせえうるせえうるせえうるせえうるせえうるせえうるせえええええええええええ!!!!!俺たちにはこれしかねえんだよ!!!ゲーチス様にこのポケモンをもらい、この部隊の隊長を任されるほどになった俺らにはもうこれしかねえんだよ!!!!」

19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/13(木) 07:32:13.35 ID:OdYKZ3cX0
憑りつかれている。この男は、自らのリーダーとの繋がりに、義理に、自らの立場に。それだけが自分の全てだという幻想に。

上条(だったら…)

上条当麻は駆け出す。リグレーのサイケ光線をかわし、プラズマ団の部隊長のもとに飛び込んでいく。

上条「いいぜ」

そのこぶしを握り締め力強くいう。その言葉は部隊長の言葉に揺らされたリオルの心にも届いてゆく。

上条「てめえが今更まっとうな道なんか歩けないって、自分のポケモンと真正面から向き合うことなんてできないって、本気で思ってんなら」



上条「まずは、その幻想をぶち[ピーーー]」




プラズマ団の部隊長はそのまっすぐ過ぎるこぶしを


かわせなかった。




フーディン「片付いたようだな」

上条「ああ、悪い。待たせちまった」

美琴「まったくアンタは、早く奥に進まなきゃいけないってのに」

リオル『でもボクは嬉しかったですよ。あんな風にいってくれる人がいるなんて』

上条「ん?そりゃあな。俺たちだって友達だろ?そこにボールなんていらない。実際それで上手くいってるんだしな」

リオル『はい…!』


朝の投下はここまでです。初SSゆえ分からないことが多いのでレスに関してはそれを参考に直させていただくのでどんどんお願いします。よろしくお願いします。続きはまた夕方に。
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/13(木) 16:44:45.96 ID:OdYKZ3cX0
用事が出来たので少し早目ですが投下します。
捕捉です。*この世界は一般的な地球とポケモンの世界が半々になった感じです。学園都市などは「ポケモンをなんとなく知ってはいるけど見たことはない」人の場所です。


?「ヒーローショーは終わったか?」


一同「!!!?」

?「テメェ、こりゃいったいどォいうことだ?おとなしく待ってやったンだ。説明してくれるンだろォな?」

美琴「あ…アンタが…なんで…!!」

?「これがお前の予見した、これから必要になる人との縁か?」

上条「お…お前…」




上条「土御門…!!!一方通行…!!!!」

土御門「よーうカミやん。さっきのかっこよかったぜい」

上条「お前らなんでここに、というかお前ら…知り合いか?」

フーディン「…ミュウツーか」

ミュウツー「私に意見解析か。少しはできるようだな」

美琴「待って。アンタ…なんでこんな所に…まさかアンタがアララギ博士を!!」

黒子「お、お姉様?こちらの方は?」

美琴「黒子は黙ってて」

一方通行「ハッ、常盤台の超電磁砲様は妄想たくましいこッて」

土御門「よせ一方通行。今そんなことをしている場合じゃないだろう」

21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/13(木) 16:45:48.29 ID:OdYKZ3cX0
土御門「それとアララギなら俺たちで救出しといたぜい。ほら」

アララギ博士「リオル!?無事だったのね!!」

リオル『博士!はい!博士も無事でよかった』

美琴「ちょっと…どういうことよ…」

一方通行「…ちっ」

美琴「なんでアンタが人助けなんて…アンタにそんな資格あるとでも思ってんの!?」

白井「お姉様…」

ミュウツー「御坂美琴」

美琴「何よ、今私はこいつとしゃべってんの!!邪魔しないで…!」

美琴の視界にミュウツーが入った途端、彼の眼が青く光る。

ミュウツー「面倒だ。一気に行くぞ。一方通行、お前にも協力してもらう」

一方通行「…ッ」

美琴だけでなくここにいる全員の脳裏に大量の情報が、ミュウツーから流しこまれる。自分達の立ち位置の簡単な説明。暗部に堕ちてでも打ち止め、番外個体、他の妹達を命懸けで守り続けている一方通行。彼女達、特に打ち止めと番外個体は彼のことを心から信頼していること。これだけのことをしても、この事実を伝えても御坂美琴に、妹達に許してもらうつもりはない、ただ罪を償い続けていくという彼の覚悟を。

22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/13(木) 19:42:59.22 ID:OdYKZ3cX0
美琴「何、これ…こんなデタラメ…」

ミュウツー「出鱈目かどうかは自分の感覚に聞いてみろ。私は一方通行、打ち止め、番外個体、妹達の記憶、感じていることをそっくりそのまま伝えただけだ」

美琴「…」

一方通行「オリジナル、オマエは加害者でもあり被害者だ。これからも許しを請うつもりはねェ。俺からはそれだけだ、たくっよォ他のヤツにこれ伝える必要あったのか?」

ミュウツー「今後行動を共にすることを考えれば、知っておいたほうがいい。フォローのしあいもできるしな」

ミュウツー「それにここにいる連中はこの程度の事実で彼女への信頼を消すことはないだろう」

白井「その通りですわお姉様」

美琴「黒子…」

白井「お姉さまのクローンの件は確かに驚きましたが、それだけですの。私、白井黒子がお姉さまをこれからもお慕いすることに何の変化もございませんの」

白井「黒子…ありがとう」

レアコイル×9「ィィン!ィィン!」

美琴「アンタたち…」

上条「もちろんオレ達もな、御坂!」

リオル『はい、友達ですから!』

フーディン「黒子が信じるのだ。私が疑う理由はない。何より友達だからな、私達は」

土御門「舞夏の女友達なら、大歓迎なんだにゃー」

アララギ博士「あなたはリオルを助けてくれた。それだけで私にとっても大事な存在よ。もちろん一方通行もね」

23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/09/13(木) 20:38:52.44 ID:1AduTUNK0
いいよいいよー
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]:2012/09/13(木) 20:58:03.40 ID:ANryFLAho
とりあえずそげぶとかひっかかるからメル欄にsaga入れて
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/09/13(木) 20:58:55.17 ID:3gHFx8Sm0
なにこの駄作…ポケモンのタイプ相性ミスとか
「ぶち[ピーーー]」とか馬鹿にしてんの…
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/13(木) 21:08:51.86 ID:Dd4Sbjo8o
見るに耐えない

半年ROMれ糞

良作を汚すな
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/13(木) 21:14:11.63 ID:OdYKZ3cX0
美琴「みんな…!」

美琴「…一方通行、私はアンタを許すことはできない」

美琴「けど、今起きてる事件の解決にアンタの力が必要なら一緒に行動する。それだけよ」

一方通行「…好きにしろォ」

土御門「さてと、落ち着いたところで状況整理とするぜよ、いいな?」

アララギ博士「ええ、その前に自己紹介ね。私はアララギ。イッシュでポケモン博士をやっているの」

上条「ああ、オレは上条当麻です」

美琴「御坂美琴です」

レアコイル×9「ィィン!ィィン!」

黒子「風紀委員の白井黒子と申しますの。以後お見知りおきを」

フーディン「フーディンだ」

一方通行「一方通行(アクセラレータ)」

土御門「土御門元春だぜい」

ミュウツー「ミュウツー、いでんしポケモンだ」

リオル『リオルです。あの、土御門さん、一方通行さん、ミュウツーさん!アララギ博士を助けてくれてありがとうございます!』

土御門「気にすることないぜい、こちらとしてもアララギが掴んだ情報を手に入れたかっただけだからにゃー」

上条「情報?」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/13(木) 21:18:13.54 ID:OdYKZ3cX0
アララギ博士「ええ、今からそれについて説明するわ」

上条「つってもここもメチャクチャだしな…。そうだ、お前らオレの部屋に来るか?狭いけどそこならゆっくり話せるだろうし。というかインデックスにご飯作んなきゃいけねえし…この時間じゃ絶対噛みつかれる…不幸だ」

美琴「あ、あ、アンタの部屋!?そ、そうね仕方ないわよね。何だったら私がご飯作ってあげてもいいけど…」

黒子「ま、致し方ありませんわね」

フーディン「デザートは甘いものを希望する」

レアコイル×9「ィィン!」

一方通行「フン、金ぐらいは出してやるよ」

土御門「さすが第一位、太っ腹だぜい」

ミュウツー「人間の料理か…食してみる価値はあるか」

アララギ博士「ずいぶん個性的な面々ね」

リオル『でもみんないい人ですよ』


今日はここまでです。なるほどsagaを入れるんですね。参考になります。ありがとうございました。
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/14(金) 08:47:07.81 ID:LTUW14KG0
おはようございます。少しですが投下したいと思います。

美琴「じゃあ私と黒子、フーディン、アララギ博士で買い出し行くわね」

上条「ああ、分かった。二十人分くらい頼みます、はい。一方通行本当すまん…」

一方通行「気にすンな、オマエには借りがあるからなァ」

男子寮の近く

上条「しかし、意外とすぐに会うことになったな一方通行」

一方通行「第三次世界大戦以来か?オマエもつくづく巻き込まれ体質だなァ」

上条「あはは…」

ミュウツー「ところで上条当麻」

上条「?」

ミュウツー「お前の同居人、インデックスといったか?」

ミュウツー「あれだけ派手に暴れたお前の同居人、奴らが襲撃する理由は十分にあると思うが」

上条「!!?」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/14(金) 08:50:10.17 ID:LTUW14KG0
リオル『あの、当麻さんの家ってもしあっちだとしたらいくつか悪意のある波動が…』

上条「くそっ!」

慌てて駆け出す上条、しかしそれを遮るように数台のトラックが取り囲む。

上条「な!?」

一方通行「ちっ、予想が当たっちまった見てェだなァ」

電極のスイッチに手をかける一方通行。だが、

土御門「よせ一方通行!この感覚…AIMジャマーだ!奴ら、学園都市の研究機関にも通じているらしいな」

ミュウツー「我々の行動を嗅ぎ付け、対策を練ったか」

トラックの中から飛び出してくるプラズマ団が上条達を取り囲む。

一方通行「ちっ、三下ァ!オマエはこの青犬連れて先に行け!」

上条「でもお前らは!」

土御門「心配することないぜいカミやん。こっちには最強のポケモンがいるんだからにゃー」

ミュウツー「今の一方通行は速く動けない。私の主は一応そいつだからな。守らないわけにもいくまい」

一方通行「いつオレがオマエに守られなきゃいけねェようになったんだァ?」

レアコイル×9「ィィン!ィィン!」

土御門「いいから行け!カミやん!!」

とりあえずこれだけ。少なくてすみません…。また夜に投下します。
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/14(金) 09:11:27.39 ID:X+st9bZ70
なんなのこれ>>1は常識ないの?乗っ取るなら乗っ取るで正々堂々すればええんにこんなところでコソコソと

乗っ取り氏ね
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/14(金) 09:23:26.95 ID:PUejavuqo
SS速報内のレスはHTML化されたら乗っ取り、建て直しOKと聞いたが・・・
VIPのSSだろ?VIPでやれよ・・・

と言うより黙ってパクリとか朝鮮人みたいな真似するなよ

もう辞めた方がいいと思うけど、せめて続けるならもっと面白くしてくれ
元スレの半分も面白さが伝わってこない
こんな出来で補完されても・・・
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/14(金) 11:27:35.41 ID:LTUW14KG0
すいません>>1です。VIPSSとはこことは他にあるのでしょうか?もし教えていただけたら移転しようと思います。
ついでに少しだけ投下を。

>>32 すいません…もうレポート用紙40枚ほど書いてしまったので完結させるまでやる所存です。

上条「くそ、行くぞリオル!」

リオル『はい!』

ミュウツーのサイコブレイクによって吹き飛ばされたプラズマ団の輪の一部から上条とリオルが飛び出していく。

上条(インデックス…!!)

気づくべきだった。自分達は派手に動きすぎた。連中が自分達を出し抜こうと、自分達の周辺を嗅ぎまわるかもしれないと、考えるべきだった。

上条(そこの角を曲がれば…)


だがその心配は杞憂に終わる
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/14(金) 11:28:34.51 ID:LTUW14KG0
?「がぶりあす!“げきりん”なんだよ!」

上条「ってうわっ!」

角を曲がった途端吹き飛ばされた人とポケモンに慌てて屈む上条とリオル

リオル『慌ててて気づかなかったけど、あれは…』

上条「インデックス、無事か!?」

インデックス「とうま、無事だったんだね!遅いから心配したんだよ!」

上条「ああ、悪い。それよりこいつは…」

ガブリアス「ぎゅあああああ!」

インデックス「がぶりあすっていうんだよ。この子もあいつらと戦ってて、げきりんで混乱してたところを治してあげたんだよ」

リオル『そっか、それでこんなにあなたに懐いているんですね』

インデックス「あなたは『リオル』だね。私の名前はインデックス。インデックスっていうんだよ。よろしくね」

リオル『僕のことを知っているんですか?』

インデックス「あなたのことは知らないけど『リオル』っていうポケモンは知ってるかも!」

上条「もしかして、魔導書にはポケモンについて書かれたのもあるのか?」

インデックス「それは後で説明するね。それより今は…」

プラズマ団A「見つけたぞ!」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/14(金) 12:11:09.92 ID:jzDxQoLGo
在るべき場所へ帰れ
http://hayabusa.2ch.net/news4vip/
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/14(金) 12:53:02.61 ID:LTUW14KG0
>>35ありがとうございます。でも僕のパソコンではうまくいかないので、失礼ながらこのまま続けさせていただきます。

プラズマ団B「例のツンツン頭も一緒か。まとめて仕留めるぞ!」

上条「くっ、インデックス、リオル、お前らは逃げろ!」

インデックス「何いってるんだよとうま!ここは私たちに任せるかも!がぶりあす、“げきりん”なんだよ」

プラズマ団A「はっ、甘いな、ベトベター“ちいさくなる”!」

ベトベターのちいさくなる!
ベトベターの回避率がぐーんとあがった!

ガブリアス「ぎゅあ!?」スカッ

ガブリアスの攻撃は外れた!
ガブリアスは疲れ果ててこんらんした!

プラズマ団A「ははっ、ざまあないな」

上条「インデックス!」

リオル『まずいです、このままじゃ…』

インデックス「大丈夫なんだよ!」

インデックスの聖なる歌!
ガブリアスの状態異常が治った!

プラズマ団A「な!?そんなんありか!?」

インデックス「ありなんだよ!がぶりあす“つばめがえし”なんだよ!」

ガブリアスのつばめがえし!
ベトベターは倒れた!

プラズマ団B「くそー!さっき俺のポケモンはやられちまったし、逃げるぞ!」

尻尾をまいて逃げていくプラズマ団

上条「なんとか助かった…」

上条達は一行と合流するのを待ち、部屋に向かった。

37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/14(金) 12:53:53.98 ID:LTUW14KG0
上条宅―

インデックス「久しぶりのごちそうなんだよ!」ガツガツムシャムシャ

上条「インデックスさん?少しは他の人の分も考えてくださいね?っていうかどんだけ食うんだよ!!二十人前全部一人平らげるつもりですかいやできるんだろうけどお前なら!」

一方通行「慌てンな三下。さっきオリジナルが三十人前買ったつってた。余った分はとっときゃいいし金はオレが出す」

上条「本当にありがとうございます一方通行様…」

土御門「にゃー、やっぱりみんなで食べるなら鍋なんだぜい」

ミュウツー「これが人間の食事か…存外美味なものだな」

ケーシィ「そうだろう。デザートには無論パフェを用意してあるしな」

上条「それにしてもミュウツー、お前ポケモンを進化前に戻すなんてできたんだな」

フカマル「ぎゅ?」

ミュウツー「そうでないとこの部屋には入りきらんだろう。コツさえ掴めば自力でもできる」

ケーシィ「ちなみに私は自力でやった」

黒子「そういえばそのようなことが出来ると申しておりましたわね」

ベランダ―

レアコイル×9「ィィン!ィィン!ィィン!」

美琴「仕方ないでしょ、アンタたちを退化させてもバラバラになるだけなんだから。後で私の電気食べさせてあげるから、今は我慢しなさい」

レアコイル×9「ィィン!?」

美琴「ま、アンタたちも頑張ったんでしょ?AIMジャマーの電波をジャミングしてみんなが全力出せるようにしてさ。それぐらいはね」

レアコイル×9「ィィン♪ィィン♪」

美琴「だああああああ抱きつくなあ!!」ビリビリ!

レアコイル×9「ィィィィィィン♪」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/14(金) 13:00:51.19 ID:jzDxQoLGo
あぁ・・・その下手糞さも態度も全ておちょくってんだな・・・

ログ消すから後はお好きにどうぞ・・・
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/14(金) 21:24:58.58 ID:LTUW14KG0
遅くなりました。夜の投下です。


食事終了―

アララギ博士「さて、そろそろ始めましょうか」

上条「それなんですけど、奴らはいったい何者なんです?」

アララギ博士「そうね、まず彼らの所属している組織はプラズマ団。ゲーチスが率いている、表向きはポケモンの解放を謳っていた組織ね」

上条「表向き?謳っていた?」

土御門「それをやったときの奴らのメリットが見つからない。損得勘定抜きでやるような殊勝な輩としてはやってることも横暴だったしな」

アララギ博士「実際今の彼らのやってることといえば、強盗やポケモン泥棒、犯罪的な行為ばかりなの。それに昔と違って自分達だけによるポケモンの支配を企んでいることを公言している」

一方通行「そのゲーチスって野郎の居場所は分かンねェのか?」

アララギ博士「そのことなんだけどね、私の見つけた情報によれば、ゲーチスはこの学園都市の技術で何かを企んでる。その研究を秘密裏に行ってる場所を見付けたの」

土御門(そこにアレイスターが関わってるかもしれないってことか)

土御門「それはどこにある?」

アララギ博士「第10学区」

美琴「あそこって確か原子力とか細菌関連の結構物騒な研究しているところでしょ、そこでいったい何を…」

アララギ博士「私は一つしか知らないんだけど、それはポケルスの研究みたいね」

上条「ポケルス?」



40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/14(金) 21:25:56.83 ID:LTUW14KG0
インデックス「ポケモンだけに感染する珍しいウイルスだね。そのウイルスに感染するとポケモンが強く育ちやすくなるかも」

上条「そういえば、インデックス。お前がポケモンに詳しい理由聞いてなかったな」

インデックス「うん、ガブリアスを助けるときに知識が必要だったからね、まいかからいろいろポケモンの図鑑や本をもらったんだよ。本屋でも立ち読みしたし、そこに書いてあることは全部覚えたかも」

上条「なるほど。でも何かお前が立ち読みってすごい裏技っぽい気がするな」

インデックス「ガブリアスを助けるには仕方なかったかも。他にも迷えるポケモンが現れるかもしれなかったしね。それにとうまはあれだけの図鑑や専門書を買って読めるのかな?」

上条「我が家の家計では無理ですね、はい…」

上条(あとなんかさりげにメタ要素が混ざった気がするけど黙っておこう)

土御門(さすがは完全記憶能力者、歩く魔導書図書館だぜい)

アララギ博士「図鑑といえば…うん、あなたたちにはこれを渡しておくわ」

アララギ博士が取り出したのは人数分の赤い板状の機械製品。

上条「これは?」

アララギ博士「それはポケモン図鑑!目の前にいるポケモンを自動で解析してくれるハイテク機械よ。プラズマ団は学園都市の技術で廉価で生産できるようになったそれとその製造方法を狙って研究所を襲撃したの」

美琴「へえ、こんな便利なものがあるのね」

黒子「よろしいんですの?これは廉価になったとはいえ、まだまだ安い値段ではないと聞いておりますが。それも人数分…」

アララギ博士「私とリオルを助けてくれたお礼よ。それはプラズマ団と戦う以上きっと役に立つと思うわ!」

上条「そっか、ありがとうございます、アララギ博士」

土御門「今分かってることはこれぐらいか…また一週間後にここで情報を交換し合うか」

美琴「そうね」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/09/14(金) 21:26:35.67 ID:LTUW14KG0
アララギ博士「みんな、協力してくれてありがとう!でもくれぐれも無茶はしないでね」

上条「そういえばアララギ博士にちょっと聞きたいことがあるんですけど」

アララギ博士「どうしたの?」

上条「オレの右手には幻想殺しっていうあらゆる異能の力を打ち消す能力があるんだ。だから、フーディンも心を読み取れない」

ミュウツー「なるほど、貴様に感じた違和感はそれか。一応警戒として念力で空気を振動させて声を出していたが」

上条「たぶんな。でもリオルの波動を使った念話は普通に聞こえているからさ、何か知らないかなと思いまして」

リオル『当麻さんの右手はオーベムの念力も打ち消してましたね』

アララギ博士「…確証はないけど、あなたの右手は加工された力を打ち消すんじゃないかしら」

上条「加工された?」

アララギ博士「リオルの使う波動は生命なら誰でも持ってるもの。この子は心に思い浮かべたものの中から伝えたい部分だけを抜き出しそれをそのまま相手に伝えてるの。それ以上の細工はされてないのよ」

土御門「前にアビニョンで話した『幻想殺しじゃ生命力は打ち消せない』ってのが関係するかもしれないにゃー」

アララギ博士「もっとも、波動を“波動弾”のように攻撃翌用に加工してしまえば打ち消す対象に入るのかもしれないわね」

上条「へえ…」

上条(でも、コイツの念話は、なんとなく自分が自分に話しかけてるような気がするんだよな。この感覚は一体…)

正直上条にはその仮説に違和感が感じられた。だが自分の考えてることがおかしいと思ったので、そのことは伏せておいた)

リオル『進化できないボクに、“波動弾”は使えないんですけどね…』

上条「ん?そうなのか?」

アララギ博士「ああ、この子はちょっとね…」

上条「?そっか、ありがとうございます。教えてくれて」

アララギ博士「まあ、なんの根拠もないんだけどね…」

上条(リオルとアララギ博士、急にどうしちまったんだ?)


ミュウツー「そうだ、フカマル。こっちに来い」

フカマル「ぎゅ?」

ミュウツー「お前の意思でいつでもガバイト、ガブリアスになれるようにしておいてやる。戦闘の際に私がいる保証はないからな」ブウウウン

フカマル「ぎゅぎゅう!」

42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/10/26(金) 17:44:44.47 ID:o81mRvTpo
おつ
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/26(金) 18:51:57.50 ID:H9V9AzQDO
違う場所で乗っ取りしたのをここに書くのはいいのか?
乗っ取りは禁止なわけだしどうなの?
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