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P「考えていることを素直にしゃべってしまう薬?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 10:19:16.31 ID:dgAtbPkd0

小鳥「そうです!手に入れるのにすごく苦労したんですよ」
 
P「入手経路は怖いので詳しく聞きませんが、この薬をアイドルに飲ませて反応を見ようという企画…ということですか」
 
小鳥「さすがプロデューサーさんは察しがいいですね。」
 
P「では、カメラを買ってきてください」
 
小鳥「いえ、もう準備してありますけど」
 
P「違いますっ!そんなチンケなカメラではダメです!」
 
小鳥(これ結構イイヤツなんだけど)
 
P「撮影で使うような本格的なカメラじゃないとだめなんです。そうじゃないとアイドルの仕草、表情、そして息遣いまで撮影できません!」
 
小鳥「プロデューサーさんがそこまで言うなら買ってきますが…経費で落としても良いですか?」
 
P「モチロンです!!!」
 
小鳥「では行ってきますね」ガチャ
 
P「よし邪魔者はいなくなったな」
 

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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 10:25:20.38 ID:dgAtbPkd0

P(誰に飲ませよう?やっぱり伊織かな…普段素直になれない伊織が薬を飲んで『ホントはアンタに竜宮小町をプロデュースして欲しかったわ。もしそうならアンタとずっと一緒にいれるのに!』なんて言われたり…)
 
                ガチャ
P(それとも千早かな…いつもクールな千早が『あなたといるからこそ私は歌えます』なんて言ってきたり…)
 
やよい「おはようございまーす!」
 
P(いや、響も捨てがたい『にぃにぃかなさんどー』とか言ったあとに『うぎゃー、にぃ…プロデューサー違うんだぞ!』なんて顔真っ赤にして否定してきたり…)
 
やよい(あれ、プロデューサーが難しい顔してる。仕事のこと考えてるのかな…そういえばのど渇いちゃったかも。プロデューサーはジュース飲まなさそうだから聞いても良いかな)
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 10:28:38.76 ID:dgAtbPkd0

やよい「プロデューサー!のど渇いちゃったんで、このジュース貰ってもいいですか」
 
P「ああ…うん…いいよ」ウワノソラ
 
やよい「ありがとうございます!」ゴクゴク
 
P「…って駄目だ!それは素直にしゃべってしまうくすr・・・」
 
P(まぁやよいは素直で良い子だからたいして変わらないか、薬がもったいないけど構わないや。本当はいつもと違う反応をしてくれるアイドルに飲ませたかったんだけどな)
 
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 10:32:36.22 ID:dgAtbPkd0
やよい「うっげ!!!マッズ!」
 
P「!?」
 
やよい「プロデューサー、アホ面してどうしたんだろ」
 
P「やよいさん…全部聞こえてる」
 
やよい「ええっ!?いつもうっうーとか言ったり、漢字が読めないアホの子を演じすぎてホントにアホの子になってしまったのかも!?」
 
P「」

P「ごめんっ!やよい実はカクカクシカジカで…」
 
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 10:35:38.72 ID:dgAtbPkd0
やよい「つまり、私が考えていることを素直にしゃべってしまう薬を飲んでしまったと」
 
P「そういうことだな」
 
やよい「そういうことだな、じゃありませんよ!でも私の不注意でもありますし、私に非がないわけじゃありませんからね。許してあげます」
 
P「ああ、ありがとう。というかやよいが賢そうにしゃべっていると違和感あるな」
 
やよい「私、中学生ですからね」
 
P「そうだよな。亜美真美よりお姉さんだもんな」
 
やよい「しかも何年も中学生やってますし、最近やっと進級できましたが…」
 
P「それは言っちゃダメだよね!」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 10:37:42.82 ID:dgAtbPkd0
やよい「というか、どうします?今日も収録があるんですよね」
 
P「そうなんだよなぁ…心配だよなぁ」
 
やよい「この調子でいくと春香さんとキャラがカブってしまうかなーって」
 
P「どの部分が被るのか俺には分からないが、とりあえず収録まで時間があるから解決策を探してみよう。まずはこの薬の持ち主の小鳥さんに電話してっと・・・」
 
やよい「やっぱり、小鳥さんがからんでいたんだ・・・」
 
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/14(金) 10:42:54.89 ID:dgAtbPkd0
      ブーブー
P「って音無さん携帯を机の上に置き忘れてるじゃないか」

やよい「あと、電池切れってパターンも多いですよね」

P「そういう発言やめてね。そういえば音無さんでも仕事中マナーモードにしてるんだな。これがホントの音無しってか」

やよい「死んでください」ニコッ

P「普段からそんな風に思われていたの!?」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 10:44:25.30 ID:dgAtbPkd0
P「音無さんに薬の詳細聞けないから、いつ効果が切れるか分からないな。収録までに切れればいいが」
             ガチャ
千早「おはようございます」
 
P「ああ、おはよう」
やよい「おはようございます!千早さん。相変わらず胸が小さいですね!」
 
千早「」

P「」
 
千早「たっ高槻さんがそんな暴言を・・?聞き間違いかしら」
 
P「そういやもうこんな時間か、やよい!収録にいくぞ!」
 
やよい「でもまださっき時間はあるって言ってたような」
 
P「気のせいだよ!ほら行くぞ」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 10:47:27.24 ID:dgAtbPkd0

車内――――――――
 
P「おちおち事務所にいられないじゃないか…」
 
やよい「すみませんプロデューサー」
 
P「千早の件はなんとかごまかせるだろう。さっき時間があるって言ったがどこかに寄るにしては中途半端な時間だから、このまま収録に直接向かうぞ!」
 
やよい「あーそういう時間ってありますよね。例えば、このままいるには時間がありすぎだけど、一旦帰るのには時間が短すぎるとか」
 
P「あるあるだな。でも車内だけに、しゃーないかな。」
 
やよい「降ろしますよ」ニコッ
 
P「俺を降ろしたら車の運転どうすんの!」
 
やよい「そういえば、いつもみたいに気持ち悪いアニソンは流さないんですか?」
 
P「俺そんなの流さないから!てかやよいもアニメ好きだろ」
 
やよい「私は子どもだからいいんです!」
 
P「理不尽!」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 10:49:43.36 ID:dgAtbPkd0
ラジオ局――――――
 
P「ふうやっと着いた…ってあれは!」
 
やよい「みんなが憧れのプリンスですか?」
 
P「違うよ!この局の一番のお偉いさんだ!あいさつに行くぞ」
 
P「おはようございます私、765のプロデューサーのPと申します。こちらが担当アイドルの高槻やよいです」
 
やよい「おはようございまーす!高槻やよいです」ガルウィング
 
お偉いさん「ほう…高槻やよい君か。元気があっていい子だね」
 
やよい「ありがとうございます。どこの業界の人も子どもが元気にあいさつすると、好印象を与えられるからちょろいですねー!」
 
お偉いさん「」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 10:51:40.04 ID:dgAtbPkd0
P「えっと、やよいは冗談が得意だなぁ…アハハ」
 
お偉いさん「ム・・・私は忙しいんでね。」タッタッタ
 
P「行ってしまった・・・」
 
やよい「バッドコミュニケーションですね」
 
P「お偉いさんコミュなんて誰も得しないけどね。明日からのやよいの仕事大丈夫かな」
 
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 10:53:27.62 ID:dgAtbPkd0
そしていざ収録へ――――――
 
司会者「今日のゲストはなんと高槻やよいちゃんとイケメン俳優さんだー!」
 
やよい「こんにちわ!」
イケメン俳優「こんにちは」
 
司会者「お二人は今ドラマで兄弟役として共演中なんだよね」
 
やよい「はいそうです!私昔から番宣にきているアイドルってウザいなぁーって思ってたんですけど、まさか自分がそうなるなんて思いませんでした!」
 
司会者「」
イケメン俳優「」
 
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(島根県) [sage]:2012/09/14(金) 10:54:55.94 ID:w8BPVqESo
こりゃダメだwwww
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/09/14(金) 10:55:27.59 ID:8BzylPYBo
\(^o^)/オワタ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 10:55:31.27 ID:dgAtbPkd0
司会者「あっはは!やよいちゃんおもしろいねー。もしかして今話題のイケメン俳優さんと一緒にいるから緊張してるんじゃない?」
 
やよい「いえ全然」
 
イケメン俳優「」
 
やよい「正直プロデューサーのほうがカッコいいかなーって」
 
司会者「え…そ、そうなんだ」

やよい「というかイケメン俳優さんちょっと気持ち悪いんですよね。この前の収録の時『俺と一緒に住まねぇ?』とか言ってきたんですよ。正直寒気がしました。」ニコッ
 
司会者「え?そんなこと言ったの?」
 
イケメン俳優「…………ハイ」
 
P(こんな感じで収録終了した。収録後こっぴどく叱られたのは言うまでもない。)
 
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 10:59:05.92 ID:dgAtbPkd0
車内――――――
 
P「やよい、今日は直帰しよう」
 
やよい「ちょっき?ああ!ネズミさんのチョッキですか!あの絵本大好きですぅ」
 
P「可愛い子ぶっても遅いだろ」
 
やよい「バレました?でもそれが賢明でしょうね。私もこれ以上敵は作りたくないですし」
 
P(やよいから『賢明』とか『敵を作りたくない』とかは聞きたくなかったな)
 
P「…」
 
P(やよいは憎まれ口を叩いているが落ち込んでいるだろう…よし!)
 
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:06:22.71 ID:dgAtbPkd0
P「今日やよいの家にご飯食べに行ってもいいか?」
 
やよい「下心あります?」
 
P「ねぇよ!俺が一緒じゃないと、つい弟たちにクソガキ!って言ってしまったときフォローができないだろ」
 
やよい「いくら私でもそんなこと言わないです!」
 
P「あはは…冗談だよ」
 
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/09/14(金) 11:07:09.84 ID:9oJJdbSqo
ワロタwwwwww
全員分やれ
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:09:12.70 ID:dgAtbPkd0
やよい「プロデューサーは冗談が言えていいですね。でも、家に来てくれるのは大歓迎です」
 
P「良かった。じゃあ俺がお邪魔するから、何かやよいが好きなもの買うよ。何が食べたい?」
 
やよい「えっとお肉が食べたいです。あっ!これは違って…」
 
P「アハハ了解。お肉な。やよいがワガママ言ってくれる機会なんてもうないから、イイヤツ買っちゃうぞ!」
 
やよい「すみません…」
 
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:16:13.35 ID:dgAtbPkd0
高槻家――――――
 
やよい「ただいまー」
 
P「お邪魔します」
 
長介「おかえりー。プロデューサーの兄ちゃんこんばんは」
 
浩太郎「あー!姉ちゃんの彼氏だー!」
 
P(おっと次にやよいのキツイ一言がここでくるな。フォローしないと)
 
やよい「えへへ。そう見えるかな?」ニコニコ
 
P「?」
 
やよい「じゃあ、私ご飯の準備するね。プロデューサーは弟たちを見ていてください」
 
P「ああ・・・」
 
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:22:24.53 ID:dgAtbPkd0
>>18すみません。やよいしかアイディア浮かんでないです。

P・弟たち「キャキャ」
 
やよい「ご飯できたよー!今日はなんとスキヤキだよ!」

弟たち「やったー!」
 
全員「いただきます!」
 
浩太郎「おいしい!」
 
かすみ「おいしいね」
 
長介「姉ちゃん。今日なんか良いことあったの?」
 
やよい「ううん、無かったよ。でもプロデューサーがいっぱい食材買ってくれたんだ。だから、みんなはちゃんとプロデューサーにお礼を言うんだよ」
 
弟たち「ありがとうございます!」
 
P「いえいえ」
 
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:28:21.98 ID:dgAtbPkd0
P「どうした、やよい?おなかいっぱいか?」
 
やよい「えっと、プロデューサーにあーんってして欲しいなって///」
 
P「やよいは甘えんぼだなー。ほらっあーん」
 
やよい「///」
 
長介「ほらプロデューサーの兄ちゃんがしてくれてるんだぞ食べなきゃ」ニヤニヤ
 
やよい「えとえと・・・もぐっ!おいしいです!ありがとうございますプロデューサー///」
 
かすみ「プロデューサーさん、わたしもあーんして欲しい…です」
 
やよい「ダメ!」
 
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:29:18.40 ID:dgAtbPkd0
かすみ「え…そうなの…分かった」

長介「へーかすみにあーんってするのはだめなんだ」ニヤニヤ
 
やよい「もうほっといてよ///」
 
長介「はーい」(じゃあほっといてあげようかな。がんばれ姉ちゃん!)
 
P「?」
 
浩太郎「ムシャムシャ」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:31:06.02 ID:dgAtbPkd0
P「大きな鍋がすっかりカラッポになったな」
 
やよい「みんなおなかいっぱいになった?」
 
弟たち「はーい」
 
やよい「じゃあ、ごちそうさまでした」
 
P・弟たち「ごちそうさまでした」
 
P「やよい、片付け手伝うよ」
 
やよい「いえ、今日食材買ってもらいましたし、大丈夫ですよ」
 
P「そうか・・・じゃあ今日はもう帰ろうかな?」
 
長介「!プロデューサーの兄ちゃんは食べた後はゆっくりしたいですよね?みんなでトランプでもしようよ。さっきは姉ちゃんも遊んでなかったから姉ちゃん参加ね!」
 
やよい「プロデューサー、構いませんか?」
 
P「ああ!大歓迎さ」
 
浩太郎「じゃあババヌキしようぜ!」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:33:27.38 ID:dgAtbPkd0
P(こうして、俺たちはトランプを楽しんだ。本音をしゃべってしまうやよいが弱かったのは内緒だ)
 
P「もうこんな時間か・・・!さすがに遅くなったから帰るよ」
 
やよい「あのっ!プロデューサー!せっかくなんで泊まっていきませんか?」
 
P「それは、さすがに迷惑だろう」
 
やよい「これは私のワガママです。でもっ!だからこそ泊まっていってください」
 
P「・・・そこまでいうなら泊まろうな」
 
やよい「でも、布団が少ないんで…私と同じ布団でいいですか?」
 
P「」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:37:53.07 ID:dgAtbPkd0
P(結局同じ布団で寝ることになった。恥ずかしくてやよいとは目を合わせることができない)
 
やよい「明日は千早さんとラジオの人たちに謝らないといけませんね」
 
P「ビクッそ、そうだな」
 
やよい「私ひどいこと言っちゃったんですけど、心の底からはそんなことは思っていないんです。」
 
P「・・・」
 
やよい「どの人も尊敬すべき部分があると思うんです。今日出会った人たちは私に見えない部分で努力したり、苦労しているんだろうなって思います。そんな人たちをバカにはできません。そして、千早さんの努力はよく目にすると思いますが、それは千早さんの努力のうちのほんの一部です。」
 
P「うん…」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:40:11.70 ID:dgAtbPkd0
やよい「そんな頑張っている人たちを見て私も頑張らばらなきゃって思うんです」
 
P「薬で本音をしゃべっても、それはただ頭に浮かんだ、表面上の言葉に過ぎないかもしれないな…」
 
P「でも心の底の声は普段の行動で伝わっていると思うよ」
 
やよい「そうでしょうか…」
 
P「最初やよいが薬を飲んだ時の言葉はびっくりしたけど、今のやよいからは何を言われても別に驚きもしない。だって高槻やよいの本質は何も変わってないもの」
 
やよい「私の本質…?」
 
P「その証拠に弟たちに変な薬を飲んでいることに気づかれなかっただろ。」
 
やよい「はい…」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:40:56.05 ID:dgAtbPkd0
P「人間は誰だってワガママだ。でもワガママを溜めすぎるといつかパンクしてしまうよ。たまには俺にもワガママをぶつけてきてほしい。もちろん叶えられないワガママもあるけどね」
 
やよい「はい!なんだかスッキリしました。…じゃあそろそろ寝ますね」
 
P「ああおやすみ。」
 
P(俺もいい疲労感が襲ってきた。俺も寝ようかな。)
 
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:42:31.05 ID:dgAtbPkd0

翌朝――――――
 
P「ん・・・!そっか昨日はやよいの家で寝たんだったな」
 
やよい「おはようございます。私も今起きたところで・・・!」
 
P「どうした?」
 
やよい「薬の効果切れたみたいです。今思ったことが口に出ませんでしたから」

P「なにを考えてたんだ?」
 
やよい「えへへっ秘密です」
 
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:44:11.82 ID:dgAtbPkd0
P「どうせ俺の寝起きの顔がだらしないとか、寝グセがひどいとかだろ?」
 
やよい「かもしれませんね」
 
P・やよい「あははっ」
 
P「ってもうこんな時間かよ!昨日片付けられなかった書類整理を朝にするつもりだったのに」
 
P「今すぐ事務所に行ってくるな」
 
やよい「私も連れてってください!そのほうが通勤が楽なんで」
 
P「わかった!10分で準備な!」
 
やよい「はい!」
 
やよい(そうして、二人で車に急いで乗り込みます。プロデューサーはすぐ運転に集中するそぶりを見せます。そんな真剣な横顔を見て、つい笑顔になっちゃいます。そしてプロデューサーが朝起きたときと同じことを考えてしまいます。そう…プロデューサー!大好きですって!)
 
 
おしまい
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(島根県) [sage]:2012/09/14(金) 11:46:06.45 ID:w8BPVqESo
ええ話やった…
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/09/14(金) 11:49:16.15 ID:8BzylPYBo
( ;∀;) イイハナシダナー
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/14(金) 11:50:38.85 ID:dgAtbPkd0
読んでいただいた方、本当に感謝します
アイマスファン、特にやよいファンの方やよいの性格を改変して申し訳ないです。
違うキャラのアイディアが浮かんだら建てるかもしれません

では、失礼します
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/09/14(金) 11:55:23.35 ID:9oJJdbSqo
            ノヘ,_
    ,へ_ _, ,-==し/:. 入
  ノ"ミメ/".::::::::::::::::. ゙ヮ-‐ミ
  // ̄ソ .::::::::::: lヾlヽ::ヽ:::::U
  |.:./:7(.:::::|:::|ヽ」lLH:_::::i::::: ゙l
 ノ:::|:::l{::.|」ム‐ ゛ ,,-、|::|:|:::: ノ   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
 ヽ::::::人::l. f´i  _l :i |:|リ:ζ  _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
 ,ゝ:冫 |:ハ.i. |<´ノ| :l ソ:::丿    |    |  /    |   丿 _/  /     丿
 ヽ(_  lt|゙'ゝ┬ イ (τ"
       ,、ヘ__>}ト、
      .'::l1>===<l|:::::l
      |::::i|      l|Y:::|
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       |:::::| `h__n´ |:::::|
       |:::::| /ーョヘ |:::::|
       |:::::| ミ  丿 |:::::|


他のキャラの分も頑張って書きなさい
特に美希オナシャス
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/14(金) 11:56:10.06 ID:I6ziLAPDO
乙なの
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/09/14(金) 13:04:29.07 ID:R00OMLTAO
乙Summer!
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/14(金) 16:21:34.49 ID:12sq6KEDO
乙!たてずにこれに書けばいいんだよ
どうせなら社長に飲ませてみたらVER,読んでみたい(笑)
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/15(土) 15:20:38.80 ID:Ygr7S+AB0

良くある毒舌だけのやよいじゃなくて、ちゃんと年相応って感じが良かった
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [age]:2012/09/18(火) 14:09:14.85 ID:6kQMoSwzo
やよいはかわいいなぁ、凄くかわいく見えた
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/09/18(火) 14:14:18.71 ID:/Fl8v2g50
乙であった
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:05:56.54 ID:0H7+IDr10
P(素直にしゃべってしまう薬のせいでこの前は大変な目にあったな。この薬は処分しようかな)

ガチャ

美希「おはよー。今日はまだちょっと眠いかも…あふぅ」

P「おっはよう、美希!ちゃんとシャキっとするんだぞ」

プルル・・・ プルル…

P「おっと…すまん、電話だ。はい765プロです、ああいつもお世話になっています」…

美希(ミキがきた途端に電話なんてシツレイだって思うな…瓶入りのジュース?アハッ☆プロデューサーさんをびっくりさせちゃおっかな、飲んじゃえ!)ゴクゴク

P「!いえ…なんでもございません!ではお願いします。失礼します。」ガチャ

美希「間接キスなの!」

P「間接キスなの!じゃないよ!それは素直にしゃべってしまう薬で…」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:42:25.75 ID:0H7+IDr10
P(って美希は思ったことを率直に言ってくるタイプだし、俺にもストレートな好意を示してくれる。多分、影響は少ないかな)

美希「アハッ☆ドキドキした?プロデューサーさん」

P「全く…ってプロデューサーさん?ハニーじゃないの?」

美希「だってハニーって呼ぶほど好きじゃないもん」

P「え…そうなんだ…じゃあ何でハニーって呼んでたんだ?」

美希「ショージキ、事務所の皆とかプロデューサーさんの反応見たかっただけってカンジ」

P「じゃあ、今までベタベタしてきたのは演技ってこと?」

美希「演技ってほどじゃないの。でも細かいことはいいって思うな。そろそろ収録だよね?行こう!」

P(なんかショックだ…)
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:43:31.92 ID:0H7+IDr10
そして仕事終了

美希「プロデューサーさん!お疲れ様なの!じゃあ帰るね、バイバーイ」

P「おう…」

P(今日の仕事は薬を飲んだにもかかわらず、なんの支障もなかった。美希が素直で良い子だと証明されたわけだが…今までのベタベタが演技だって知ると寂しいな、けっこう俺も楽しんでいたんだろうな)

P「・・・」

P(よし決めた!美希に本気で惚れてもらえるような男になろう。女の子の気を引くには、やっぱりプレゼントだよな!美希の好きなものといえば…)
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:45:17.56 ID:0H7+IDr10
翌日

P「おはよう、美希!今日は美希のためにこれを作ってきたんだ」

美希「?なーにこの変なカタマリ?しかも50個近くあるの」

P「おにぎりだよ!おにぎり。美希が喜ぶと思って作ってきたんだ」

美希「初めて見た形なの…でもありがとう!ハニー!じゃ早速いただきますなの」

P(ワクワク)
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:46:19.06 ID:0H7+IDr10
美希「フムフム…この具は梅干しなの!定番だからこそおいしいの!定番があるからこそ珍しい具も引き立つって思うな!じゃあ二個目もいただきまーす」

P「さすが好物…食べるのも早いな。よく味わってたべろよ」

美希「ってこれも梅干しなの、ちょっと残念かも、三個目だけど次も食べちゃお」

P「・・・」

美希「・・・あれ?これも梅干しなの。ハニーもしかして…」

P「全部…梅だ」

美希「え…何で?」

P「いや…鮭とかコンブとかシーチキンとか材料をいろいろ買うと高いからさ…。梅なら1パックでたくさん入っているし」

美希「50個全部梅干し?あんまりなの!」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:47:30.54 ID:0H7+IDr10
P「安心しろ、それだけでは飽きると思ってこれも作った」

美希「ただの梅干しなの」

P「まぁ食べてみろって!」

美希「モグモグ…って種の代わりにご飯が入っているの!」

P「斬新だろ!」

美希「ご飯の比率が少なくってしょっぱいだけなの!そもそもこんな器用なことできるなら、ちゃんと三角形のおにぎり作って欲しかったって思うな!」

P「あっはっは」

美希「笑っている場合じゃないの!もういいの!次の仕事は一人で行くからね」バタン

P「あれ?」

P(この日の美希はずっと不機嫌だった。『おにぎり好きへのボウトクなの!』って言われてしまった。明日は別の方向から攻めてみよう。美希のイメージカラーと言えば…)
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:49:07.99 ID:0H7+IDr10
さらに翌日

P「美希!今日もプレゼントがあるぞ!」

美希「わーいなの!って何これ?」

P「見て通り盆栽だ!」

美希「?ミキ、盆栽ほしいって言ったことあったっけ?」

P「美希のイメージカラーに合わせてみたんだ!たしか若草色だろ、でも若草色がよく分からなかったから、植物買えば間違いないなって!」

美希「ありがとうなの…でもミキ的にはあんまり趣味じゃないの」

P「幹的にも良いかなって思ったんだけど」

美希「そのミキは別物なの!」

P(結局、盆栽は事務所に飾られることになった。社長は喜んでくれたが、俺にとってはどうでもよかった)
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:49:51.77 ID:0H7+IDr10
P(明日は美希の趣味を攻めてみよう。趣味が合う人に惹かれるパターンってよくある気がする。美希の履歴書に趣味が書いてあったはずだ…ってこれは意外だな)

次の日
P「美希!遊びに行くぞ!」

美希「遊びにいくのは大歓迎なの!」

美希「どこに連れてってくれるの?」

P「着いてからのお楽しみってことで」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:53:35.51 ID:0H7+IDr10
美希「ここは…どこなの?」

P「○○島だ!ほら、あの鳥を見てみろよ」

美希「あーなんか飛んでるね。なんて鳥?」

P「アホウドリだ。全長84から100センチ、体重3から7キロ。植生は動物食で、魚介、甲殻類など…そして天然記念物にも指定されていて…」

美希「あふぅ」

P「せっかく、人が昨日徹夜で覚えたのに退屈そうにするなよ!美希はバードウォッチングが趣味なんだろ」

美希「バードウォッチング?あ!先生のこと?」

P「先生?」

美希「お堀のカモのことなの。ちょっと前までは、プカプカーって泳いでる先生のことよく見に行ってたんだよ」

P「え…そうなんだ…。じゃあ本格的なバードウォッチングは?」

美希「興味ないの」

P「」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:55:24.07 ID:0H7+IDr10
美希「ミキ…よく分かんないけどこういう天然記念物がいる島って入ったらダメなんじゃないの?」

P「ばれなきゃ大丈夫だって!」

『二人組の不法侵入者手を挙げなさい!』

P「」

美希「へーっ、あんなにたくさんの船とヘリコプター初めて見たの」

P「美希!さっさと帰るぞ!」

P(とんだ邪魔者のせいで美希との外出が台無しになってしまった。今日も美希を楽しませることができなかったかもしれない。よし!次の作戦は仕事ができる男になろう作戦だ!)
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:56:08.45 ID:0H7+IDr10
P「社長!新しくユニットを組みたいです。」

社長「この時期にかい?まぁキミが言うなら止めはしないが…」



P「765プロです!よろしくお願いします!」

偉い人「またお宅?何度お話しても結論は変わらないよ」



P「今回の新曲もあまり売上が伸びない…よし!また新曲だすぞ!」

アイドルたち(この前ダンスを覚えたばっかりなのに、また新曲出すんだ…)



P「目立つためには衣装が大事!この衣装に変えてみよう」

アイドルたち(たしかに目立つけど、その衣装はちょっと…)
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:57:11.41 ID:0H7+IDr10
春香「最近のプロデューサーさん、ちょっとおかしくない?」

千早「そうね。結果を出そうとして、早とちりしている気がするわ。」

やよい「私たちのことが見えてないかなーって」

美希「・・・」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:58:23.79 ID:0H7+IDr10
ある日

美希「プロデューサーさん!今日ミキとデートしない?」

P(!ついにこの日が来た!デート…なんて甘美な響きなんだ)

P「行く!行きます!100回は行きます!」ガタッ

美希「今日だけで100回は無理なの…じゃあデートの定番、遊園地に連れてって欲しいな」

P「よし遊園地でも博物館でもなんでも来い!」

美希「博物館はちょっと嫌なの…」

P「こうやってデートを重ねていけばデートの数が1000回を超える日がくるかも」ボソッ

美希(いつのまにかケタが増えてるの…)
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 22:59:05.76 ID:0H7+IDr10
車内

美希「この前、音楽プレーヤー買ったんだ」

P「へぇー何を買ったんだ?ウォークマン?」

美希「ipodなの!」

P「へぇー小さくて便利だよな」

美希「そんなに小さくはないよ?」

P「でもさっき、ipod nanoを買ったって言ったじゃん」

美希「実物を見せるの!これなの!」

P「それipod touchじゃないか」

美希「そう!Ipod touchなの!」

P「まぎらわしいな!」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:00:35.13 ID:0H7+IDr10
P「よし、到着だ!何から乗ろうかな?」

美希「あ!この遊園地のマスコットなの!かわいいなぁ」

P「美希のほうがかわいいよ」

美希「何言ってるの?」

P「なんでもない」

美希「ほら、ミキがマスコットとポーズとるから、写真に撮ってよ」

P「りょーかい」

美希「えい、抱きついちゃえ!」

P(プロデューサーを辞めて、着ぐるみの中の人になろうかな)
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:01:30.15 ID:0H7+IDr10
美希「あ!メリーゴーランドなの!プロデューサーさんもいっしょに乗ろうよ」

P「一緒に…ということは馬車に乗る?」

美希「ミキは別々に馬に乗りたいの!」

P(ですよね)

P「この歳でメリーゴーランドはキツイと思ったが案外楽しかったな」

美希「いくつになってもメリーゴーランドは楽しいの!…ミキもいつかは白馬に乗った王子様が迎えに来てくれるのかな?」

P「王子様なら目の前にいるぞ」

美希「?真クンが来てるの?」

P「来てないよ!俺だよ、俺!」

美希「あ!ゴーカートなの!どちらが速いか勝負しようよ」

P「聞いてないな」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:03:11.51 ID:0H7+IDr10
美希「位置について…ヨーイ…ドンなの!」

P「免許を持ってない小娘に負けるもんか!」ブーン

美希「小娘呼ばわりするのも今のうちなの」ブーン

P「うおっ!速い!さすが運動神経は良いみたいだな」

美希「どんどん行くのー!」

P(美希の長い金髪が風になびいて非常に映える…そして遊びの中にちょっと真剣な顔!良い!実に良い!って…うわー!)ガッシャン!

美希「やった!ミキの勝ちー!あれ?プロデューサーさんが事故してるの、大丈夫?」

P「美希…俺はもう駄目かもしれない…今までありがとうな…」

美希「プロデューサーさん!プロデューサーさん!ってゴーカート程度でそんなケガするわけないの」

P「バレたか…」

美希「ほらっ!手を貸してあげるから立って」

P「さんきゅ」

従業員(あいつら仲いいな)
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/09/18(火) 23:04:14.33 ID:ZjX3pOwVo
あれ?
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:04:34.22 ID:0H7+IDr10
美希「プロデューサーさん!ミキ、お腹減ったの」

P「そろそろお昼か・・・なんか食べるか」

店員「ご注文は?」

美希「ミキはいちごババロアで!」

P「俺はいつもので」(決まった!)

美希「え?プロデューサーさんはよくここに来るの?」

P「?いや、初めてだが?」

美希「なんで初めてなのに、そんな注文の仕方するの!?店員さん困ってるの!」

P「怒ってる美希もかわいいなぁ」

店員(どうしよう、こいつ)
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:09:46.14 ID:0H7+IDr10
P「じゃあ、マスター!隣のお嬢さんにいちごババロアを一つ」

美希「むー!二つも食べきれないの!」

店員「お嬢さん、あちらのお客様からです…」

美希「だからいらないって言ってるのー!」

P(結局、俺も、もう一つのいちごババロアを食べることになった。甘いもの苦手なんだけどなぁ)
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:10:22.96 ID:0H7+IDr10
希「やっぱり、いちごババロアはおいしいの!」

P(女の子は甘いもの好きだよなぁ…甘いものを食べる女の子ってなんでこんなに可愛いんだろ)

美希「プロデューサーさん、こっち見すぎなの!食べにくいの」

P「あはは、ごめん。美希を見てると幸せになるから、つい…」

美希「全く、プロデューサーさんは…」

美希「プロデューサーさん!食べ終わったから、何かを乗ろうよ!どんどん乗らなきゃもったいないの」

P「美希らしいなぁ、じゃあパンフレット持ってきてるから、乗りたいヤツ選んで」

美希「これがいいの!」

P「これは…」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:11:18.73 ID:0H7+IDr10
P「何で食後にコーヒーカップに乗るんだよ!」

美希「乗りたいって思ったら、すぐ乗らなきゃ気持ちが冷めちゃうの」

P(『どんどん回すのー!』『うわ!やめろ美希!うえっ酔ってきた、ゲロゲロ』ってなったら確実に引かれてしまう、対策を考えなければ…)

P「グルグル」

美希「なんでその場でグルグル回ってるの?」

P「あらかじめ、回転しておけばコーヒーカップで中和されるハズ!」

美希「そんなものなの?」

P「よし!乗り込むぞ!」

美希「はいなの!」

美希「どんどん回すのー!」グルグル

P「ちょっと!待て!さっき右回転したから、コーヒーカップは左回転に回してくれ!」

美希「えーい!」

P「聞いてない!?」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:12:06.30 ID:0H7+IDr10
美希「アハッ☆!スピードが出て楽しかったの」

P(こらえろ、吐くな俺!)

美希「次はジェットコースターに乗ろうよ!」

P「あの…ちょっと休憩しないか?」

美希「ミキといっしょに乗りたくないの?」ウルウル

P「乗りましょう!」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:12:59.44 ID:0H7+IDr10
P「って俺、高いとこ苦手だった」

美希「上り坂のてっぺんで言っても仕方ないの」

P「ですよねって…ぎゃああああああああ!」

美希「あはは!楽しいの!」

P「地獄かと思った…」

美希「プロデューサーさん、だらしないの…」

P「美希〜!休憩させてくれ〜」

美希「そうだね。ミキもちょっと疲れたから休憩しようか・・・!プロデューサーさん!ちょっと待っててね」

P「おう…」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:14:18.71 ID:0H7+IDr10
美希「アイスを二人分買ってきたよ!日頃の感謝の気持ちでなんとミキのおごりなの!」

P「ありがとう、美希」(ここに天使がおるで…)

美希「モグモグって!プロデューサーさん、ほっぺたに溶けたアイスついてるよ!」

P「ああ、あとでトイレで顔を洗ってくるわ」

美希「そうなんじゃ、みっともないの!ミキが拭いてあげるね」

P「ああ、ほんとに恋人みたいだなぁ、ちょっと欲をいうとなめて欲しかったけど」

美希(それは、心の中で言うべきじゃないかな)
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:15:53.60 ID:0H7+IDr10
美希「じゃあ、休憩終わり!次はお化け屋敷に行こうよ!」

P「また、そんな心臓に悪そうなところに…」

P(いや、待て俺!ここは男らしいところを見せるチャンスじゃないか?)

P「お嬢さん!私がエスコートして差し上げます」

美希「プロデューサーさん思考が読めた気がするの…」

P「こんな不気味なところに入るのか?」

美希「うん!」

P(いい笑顔だ…)

P(ビビリな俺はつい美希に抱きついてしまうだろう、ここは男らしく猪突猛進作戦)
だ!うおおお!)

美希「プロデューサーさんがゾンビとか壁とかすべてを蹴散らしていくの!」

P「やった!ゴールだ!」

従業員「修理費を請求します」

P「」

美希「プロデューサーさん!おいていかないで欲しいの!女の子を置いてけぼりにするなんてサイテーなの!」


P(修理費を請求され、美希には怒られ、いいこと一つもなかった。やっぱり無理をするといけないなぁ)
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:16:57.98 ID:0H7+IDr10
美希「今日は美希が行きたいとこ選んでばっかだったから、最後はプロデューサーさんが決めて」

P「そっかじゃあ、観覧車にしようか」(ラストが観覧車って俺も芸がないなぁ)

美希「うん」

P「いざ乗ったはいいが、話題がない!高いところ苦手だから景色も見れないしどうしよう。美希を見てようかな…やっぱりスタイルいいなぁ」

美希「プロデューサーさん…視線がやらしーの」ジトーッ

P「ごっごめん!そんなつもりじゃなくて」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:17:29.95 ID:0H7+IDr10
P「・・・」

美希「・・・」

美希「今日は楽しかったね」

P「美希といるからな!俺も楽しかったよ」

美希「プロデューサーさんらしいね、今日いっしょに過ごしてちょっとはミキのことを知ってくれた?」

P「そんな言い方したら、俺が全然美希のことを知らなかったみたいじゃないか」

美希「その通りなの」

P「え?」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:18:15.10 ID:0H7+IDr10
希「ミキはね、小さいときから男の子にプレゼント貰ったり、告白されたりして男の子からの好意に気づくのは鋭いんだ」

P「なんの話だ?」

美希「自慢話じゃないから、最後まで聞いてほしいの。それで、男の子からプレゼント貰っても、告白されてもあんまりうれしくなかったんだ」

P「何でだ?」

美希「プレゼント貰っても、無難なものばっかりだったし、告白してきた相手もミキのどこが好きか具体的に答えてくれなかったんだ」

P「・・・」

美希「結局、容姿ばっかり見て中身なんてみてくれてないんだなーって思った。」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:19:31.17 ID:0H7+IDr10
美希「そう…プロデューサーさんも一緒だよ。ミキにプレゼントくれるのは嬉しかった。でもそれは、本当にミキのことを見て選んだんじゃないよね。だからミキのことを知ってもらうためにデートに誘ったの」

P「ごめん、美希!」

美希「謝らないといけないのはミキの方なの。ミキはプロデューサーさんのことをハニーって呼んだりしてちょっとふざけすぎてたの」

P「そのことは怒ってないよ。でも美希は俺のことを好きじゃないって知ったから好かれたいって思って最近、美希に好かれるような努力をしたんだ。」

美希「え?たしかミキはハニーって呼ぶほど好きじゃないって言ったんだよ。プロデューサーさんが好きじゃないとは言ってないの」

P「そっか…良かった。」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:20:04.71 ID:0H7+IDr10
美希「ミキ…ううん、事務所のみんなのために頑張っているプロデューサーさんを好きじゃない人なんていないよ」

P(思っていることをしゃべってしまう薬じゃ本音は聞けないのかもしれないな)

美希「最近、プロデューサーさんは仕事がうまくいってないみたいだけど、プロデュースする女の子のことを知ろうとすれば結果は出てくると思うの。だってここまでミキたちを引っ張ってくれたプロデューサーさんだもの」

P「そっか俺は焦っていたんだな」

美希「でもね、相手のことを理解するには時間がかかるの。頑張ってね!」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/18(火) 23:20:45.12 ID:0H7+IDr10
P「おう!ってもう下に着いたか。よしっ!今日は遊んだし、明日から仕事しっかり頑張るぞ!美希!」

美希「はいなの!」

美希(ミキのことを知って、いつかはミキが本当に惚れるような人になってね。待ってるよ、ハニー!)


おわり
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/19(水) 01:28:24.22 ID:VYbVz3Deo
おっつー
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/09/19(水) 07:51:53.81 ID:aGloCCMYo
いいじゃん
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/19(水) 12:48:09.91 ID:04TOyrjDO
ふむ、クソだな
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/20(木) 00:48:08.48 ID:P4odSjr70
P「考えていることをしゃべってしまう薬は瓶に入ってるから、誰かが飲んでしまうのだろう。ペットボルに移し替えておこう」

響「はいさーい!プロデューサー、ってそれさんぴん茶?のど渇いたからいただくさー!。」

P「ちょっと!?もう変な苦労するのは嫌なのに…」

響「あれ?これさんぴん茶じゃないやん…」

P「響?口調が変わってないか?」

響「うそぉ!自分、がんばって沖縄の方言覚えたのに、実は香川出身ってバレてしまうん!」

P「え…響って香川県出身だったの?」

響「あっさりバレたし!?」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/20(木) 00:49:00.60 ID:P4odSjr70
P「実はこの薬を飲むと、考えていることをしゃべってしまうんだ。だから、方言もそのまま言ってしまうのだと思う」

響「でも、プロデューサーにバレてもかまわんか。せっかくの機会やけん、プロデューサーに香川のこと知ってもらうよ。プロデューサーは香川といえば何を思い浮かべるん?」

P「うどん」

響「やろうな都会の人は香川ゆうたらうどんのことばっかり、しゃべんよる。自分どくれるで。ほかにも、わさんぼんとか、まんばのけんちゃんとかあるのに」


P「だってそれしか知らないからさ…」

響「でも、実際うどん屋は多いんよ。街中でお腹すいたら、ちょっとぶらっとしたら2,3軒は見つかるんよ。一人でおるときも、入りやすいから便利やで」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/20(木) 00:50:03.48 ID:P4odSjr70
P「なるほど」

響「でも、初見の人はちょい戸惑うことも多いかもしれんな」

P「なんで?」

響「セルフの店が多いんよ、せっかくやけん、説明しとくな。今は一番サイフに優しい、かけうどんの場合について話すよ」

P「かけうどん?」

響「素うどんのこと!香川なら、かけうどんの小なら100円から200円で食べれるんで!注文の時、『かけ小』って頼んだら立派な香川県民や」

P「ほう」

響「まず、どんぶりに入った生のうどんが渡されるんよ、それで自分で小さい網で湯がく。ほんで近くの蛇口をひねったら、だしが出るから入れてね。あとは、自分で薬味をいれて完成!」

P「あんまり分からないな」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/20(木) 00:50:40.57 ID:P4odSjr70
響「まぁ他のお客さんの真似すればええんよ。サイドメニューは各種てんぷら、おにぎりがあるよ」

P「うどんプラスおにぎりって炭水化物だらけじゃないか」

響「こっちなら結構当たり前やで。おかげで糖尿病の人の比率が全国1位らしいね」

P「響も気をつけろよ」

響「自分はならんて!とは言い切れんな、最近は若い人も多いみたいだし」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/20(木) 00:53:31.68 ID:P4odSjr70
P「今度うどん食べに行こうかな」

響「それは大歓迎やで!他県の人はチェーン店じゃなく、有名な個人のお店に行きたいと思うけどいくつか気をつけることがあるよ」

P「ふむふむ」

響「香川は田舎やけん、完全に車社会なんよ。有名店は客が多いうえに駐車場がいけん入れんこともあるんよ」


響「あと午後はやってない店もあるけん午前中にいくこと!」

P「了解」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/20(木) 00:54:22.14 ID:P4odSjr70
P「そういえば、高松駅がさぬきうどん駅に変わったってニュースで聞いたよ」

響「あったねぇそんなんが。県民としてもビミョーやけど。あと、途中でさぬきうどん高松駅に変わったりしたんで」

P「なんでまた?」

響「実は『高松』と『讃岐』ってけっこう離れとんよ。高松はそこそこ都会やけど讃岐は東の端っこの方でド田舎なんよ」

P(どっちも変わらないのだろうな)

響「じゃあ田舎の電車の乗り方について説明しよか」

P「路面電車?」

響「香川は路面電車はないんよ。高知はあるけどさ」

P「ふうん」
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/20(木) 00:55:06.31 ID:P4odSjr70
響「やっぱり田舎やけん電車(JRね)は30分から1時間に一回くらい。やから電車に乗る時間を調べてから家を出んといかん」

P「異文化だ」

響「そうなんよ。一本逃したら学校、会社には遅刻確定やけん気ぃつけんと。ダッシュで駅に向かう途中に乗りたい電車が目の前で走ってったら、死にたくなるで」

P「俺、朝が苦手だから気をつけないと」

響「でも、駅のホームで走ってると走り出した電車を止めてくれてドアを開けてくれることもあるで」

P「田舎特有の優しさかもな」

響「でも、みんなに迷惑やからやめような」

P「はい」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/20(木) 00:56:04.17 ID:P4odSjr70
響「あと、改札口が自動なんは、四国では高松駅と高知駅だけなんよ」

P「マジで!」

響「やけん、駅の人に直接キップを渡すんよ。無人駅の場合は電車から車掌さんが下りてくるけんその人に渡してね」

響「時間がなかったらキップは買わなくても電車内で買えるんで。2、3駅ごとに電車内を車掌さんがうろうろするから、その時声をかけたらいいよ。例えば坂出から琴平までキップお願いしますって」

P「東京の満員電車ではありえない光景だ」

響「あと、間違いやすいんのは電車のドアかな。ワンマン電車(1両の電車)は入るドアと出るドアが決まってるけん、気ぃつけよう」

P「はいよ」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/20(木) 00:57:04.92 ID:P4odSjr70
響「あと夏と冬はドアが手動やけん、降りる時も乗るときも自分でドアを開けんといかん。ボタンで開け閉めするんが多いけど、手で開け閉めする場合もあるよ」

P「それを知っておかないと駅で電車が来ても、あれ?ドアが開かないってなるんだな。でも何で手動なんだ?」

響「夏はクーラー効かせるため、冬は暖房のためだね。特に冬はドアの近くの席に座ったら、人が下りた時はコマメにドアは閉めよう。閉めんと電車中から『閉めろよ!寒いんじゃ!』っていう無言の視線が飛んでくるけんな」

P「怖いなそれ」

響「でも閉めときも気をつけないと、乗客の人ドアに挟んじゃうこともあるけん注意ね。前、大柄の黒人挟んだときは、自分は急いで別の車両に逃げたんで」


響「あと『快速』に乗ると小さな駅は止まらないから、注意ね」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/20(木) 00:57:49.83 ID:P4odSjr70
P「香川はプロ野球チームがないから印象うすいんだよなぁ。サッカーもあんまり噂を聞かないし」

響「野球は四国アイランドリーグっていう、独立チームがあるんで!察しのとおり四国、四県のチームで戦ってるんよ。香川のチームは香川オリーブガイナーズっていうんよ」

P「チーム名の意味が分からない」

響「オリーブは名の通りあの植物やで、小豆島によっけあるよ。『がいな』は香川の方言で『強い』ってことなんよ」

P「じゃホントに強いのか?」

響「四県の中では強いほうや〜。ちなみに他のチームは、愛媛マンダリンパイレーツ、高知ファインティングドックス、徳島インディゴソックスっていうんよ」

P「なるほど、由来は?」

響「愛媛はミカンの品種の1つのマンダリンと水軍があったことが由来、高知はいうまでもなく土佐犬、徳島のインディゴ(藍色)は鳴門海峡をイメージしとるみたいやな。」

P「渦潮で有名な?」

響「そうそれ!何人かプロ野球にいってたり、逆にプロの選手が入ってきてることもあるけん、そのとき注目してな」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/20(木) 00:58:17.50 ID:P4odSjr70
響「サッカーについては、カマタマーレ讃岐っていうチームがあるんで」

P「カマタマ?」

響「釜玉うどんが由来みたいやね」

P「香川のネーミングセンス…」

響「触れんといてよ!」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/20(木) 00:59:30.97 ID:P4odSjr70
P「あと、香川といえば…水不足?」

響「そうなんよ!今年はまだ大丈夫やけど、ひどい年は取水制限があったりして学校のプールの時間が無しになったり、市民プールが開かんかったりしたんで」

P「スポーツの得意な響にとって災難だったな」

響「高知の早明浦ダムや徳島の吉野川にがんばってもらわんと」

P「・・・香川なんもしてないんじゃ?」

響「違うんで!ため池がよっけあるけん大丈夫やって」

P「全国ナンバーワンだったり?」

響「いや…香川は狭いけん数的にいったら、負けちゃうな。ため池の割合なら全国ナンバーワンやな。」
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/09/20(木) 01:00:26.31 ID:P4odSjr70
P「じゃあ香川の自慢できる点は?」

響「・・・道路の舗装率とか全国で1番

P「地味!」

響「高松の商店街のアーケード(屋根)の長さとかも全国で1番」

P「やっぱ地味!」

響「てかあの商店街、自転車禁止になったけん行きにくぅて」

P「そんなローカルネタ知らないよ!」

響「プロデューサーは香川は狭い、狭いっていうけど、昔は大阪の方が狭かったんよ。でも埋め立てしていつのまにか香川より面積が広くなったんよ

P「知らなかった」

響「日本の都道府県を狭い順番で言うたら、香川、大阪、東京になるね。ということは狭い都道府県は都会だということに…」

P「ならないね」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 01:01:49.40 ID:P4odSjr70
P「じゃあ香川に行くとしたら、ここだけは行っておけ!って場所ある?」

響「うーん…四国88か所巡りでもする?」

P「どこ回るんだ?」

響「寺」

P「やだよ!」

響「えーでも、時々電車やバスでみるよ。白い服着て、笠かぶって、杖ついた、年配の人。地元の人は、お遍路さんって呼んびょるよ」

P「徒歩じゃないんだ」

響「そんなんじゃ死ぬよ!そういえば、この寺々は空海がゆかりになってるみたい。空海は香川出身の人なんやって。学校で習ったやろ?空海と最澄」

P「いつもごっちゃになるんだよなぁ」

響「じゃあ、こんぴらさんに行ってみる?」

P「何があるんだ?」

響「永遠と階段がある神社」

P「それもやだよ!」

響「奥まで行くと1300段以上あるって聞いたことあるな」

P「苦行!」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 01:03:13.58 ID:P4odSjr70
P「響―!香川の方言教えてよ。真似するの好きなんだ」

響「いいよ!一番汎用性があるんは…『けん』かな?意味『〜だから』とか、あと語尾に付けたり。例えば『眠い、だから、寝る』だったら『眠いけん寝るけん』みたいな」

P「じゃあ、『響が香川県出身だった件』っていうのも香川の方言か」

響「ちゃうよ!てかスレ建てんといて!」

P「そういえば、瀬戸の花嫁の燦ちゃんは『任侠と書いてかいて人魚と読むきん』って言ってたな」

響「香川の西の方に住む人たちは『けん』じゃなくて『きん』を使うみたいやね。使い方は一緒やけどね」

響「ちなみに香川のJRは電車が来たときに瀬戸の花嫁が流れるんよ。もちろんアニメとは関係なくて、小柳さんの方やけどね」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 01:04:24.68 ID:P4odSjr70
響「他にもよー使うのは『えらい』かな…疲れた、ダルイ、体調が悪いって意味。多分、他の県の人も使ってると思うけど」

P「なるほど」

響「昔、香川に来たばっかりの担任の先生が言ってたけど、『先生、私えらいです』って言ってきた生徒がいたから、『人間は平等です。偉い人はいません』って追い返したらその生徒は学校をしばらく休んだらしい」


P「理不尽!方言を知らないと大変なこともあるんだな。他にも教えてくれ」

響「お腹おきた→お腹がいっぱいです。うまげなもんやなぁ→上品な品物ですね。とか」

P「それは文脈で分かるかもしれないな」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 01:05:39.25 ID:P4odSjr70
P「じゃあお腹すいたけん、なんか食べに行こか」

響「!そやね。何食べるん?」

P「うどんでも空海?」

響「とっとと去(い)ねっ!」

おわり
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(香川県) [sage]:2012/09/20(木) 01:08:36.97 ID:eMCHFwCJo
乙!
響も設定は笑ったが、香川の紹介ありがとうww
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2012/09/20(木) 01:11:12.78 ID:hRUlwZIco
ごめん、これはないわ
キャラ改変が過ぎるしそれで何がしたかったのかがわからない
主題からもそれてるし
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本) [sage]:2012/09/20(木) 01:35:27.22 ID:/8o1efN6o
響の出身地詐称ネタはやめて

内容は面白いけど……
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/20(木) 05:25:40.21 ID:Y2iE+fLIO
>>94
>>1が香川の出身で紹介したかったんだろ
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 05:43:59.37 ID:P4odSjr70
響ファンの人ごめんね

方言を話す女の子が地元のこと話たら可愛いかなって思って書いたssです

正直、方言=響と安直に結び付けました。でも私も響も大好きですよ

多分、響の表面上しか見ていませんでした美希に怒られるかもしれません

ということで響ss続いちゃいます
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 05:45:06.24 ID:P4odSjr70
響(今日はレッスン疲れたぞ!たしか冷蔵庫に栄養剤が入っていたはず…。あった!これかな?)

P「おう、響お疲れ!ってそれは飲んじゃだめだ!」

響「ゴクゴク」

P(遅かったか・・・)

響「・・・」

P「・・・?」

響「・・・」グスッ

P(泣いてる?)

99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 05:46:15.06 ID:P4odSjr70
響「自分は…完璧なんかじゃなかったんだ」

P「?」

響「今までは自分でため込んでいたけど、今なら言える気がする。プロデューサー、きいてくれる?」

P「・・・当たり前だろ」

響「沖縄にいたころは自分が失敗したり、もうだめだ。って思ったとき、家族が支えてくれてたんだ。特に、にぃにが」

響「でも、ふとした喧嘩で東京にでてきちゃったんだ。しかもトップアイドルになるまで帰ってこない!なんて言ってさ」

P「うん…」

響「自分の心の支えがなくなったんだ。いや、自分からなくしちゃったんだ」

響「だから失敗しても、どうしようもないときがあっても、自分は完璧!と言い聞かせてきたんだ。そうじゃないと自分がつぶれてしまいそうだから。」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 05:46:46.36 ID:P4odSjr70
響「もしかして、自分が動物をたくさん飼っているのは、にぃにの代わりが欲しかっただけかもしれな…」

P「バカなこというな!!!」

響「ビクッ!」

P「俺は響の兄さんには勝てないけど、東京に来てからの響のことは一番見てきたつもりだ」

P「響はハム蔵もイヌ美もヘビ香も、みんなを大好きなんだよ。兄を通して見た動物たちじゃなくて一匹、一匹をちゃんと愛していたんだよ!俺にはそうにしか見えなかった!」

P「人間はマイナスな思考になると連鎖してしまうだけだ」

響「分かった…もうこんなこと言わない」
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 05:47:57.66 ID:P4odSjr70
P「響がつぶれそうなら、俺が支えになるよ。今まで支えになれなかった自分が悔しいけどな。つぶれそうになった理由、教えてくれよ」

響「自分の目標はトップアイドルさー。でも最近、才能の差を感じてしまうんだ。自分が努力して覚えたダンスを一瞬でできるような美希とか、みんなを惹きつける笑顔の春香を見ているとね。こんな人たちがトップアイドルになるんだろうなって思うんだ。」

P「響は美希や春香になりたいのか?」

響「・・・かもしれない」

P「断言しようか?なれないよ」

響「・・・」

P「美希も春香も自分の武器を最大限に生かして戦っているだけだ。トップアイドルになるための重要なポイントは才能うんぬんじゃなくて自分の武器で戦っていけるかということだ。」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 05:49:16.88 ID:P4odSjr70
響「自分に武器なんかないさー。トップアイドルになれなかったら、残るのは夢と家族を失うカラッポな人間だけだぞ」

P「本当にそう思っているのか?」

P「高校時代、俺は野球部だったんだ。本気で甲子園を狙ってた。でも俺は一度も試合にでることなく3年間を終えたんだ。」

P「第三者からは、試合に出れなかったのに、キツイ練習をやった意味あるのか?ってよく聞かれたよ」

響「…」

P「俺は胸を張って言える。絶対に意味があった。あの日々は宝物さ」

響「!」

P「響は毎日宝物を手に入れてるんだ。俺は響がうらやましくてしょうがないよ。本人は気づかないけど、夢にむかって努力している人って最高にカッコいいんだ。だから俺は響のプロデューサーとして精一杯サポートする」

響「そっか…ありがと」
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 05:50:22.71 ID:P4odSjr70
P「あとさっき響が言ってたがトップアイドルになっても、なれなくても家族は絶対失わないぞ」

響「それはどうかな…自分が家を出るとき、にぃにはカンカンに怒ってたぞ


P「そんなことは時間が解決してくれる」

響「!自分、その言葉大っ嫌いなんだぞ。放っておけば知らないあいだに解決なんて虫が良すぎるぞ!」

P「でも、家族のあいだならこの理屈は通用すると思う」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 05:51:01.34 ID:P4odSjr70
響「何でだ?」

P「響は沖縄を出るとき、兄さんと喧嘩したみたいだけど、そのときはどう思った?」

響「顔も見たくない!絶対トップアイドルになって見返してやる!って」

P「じゃあ今は?」

響「・・・にぃには心の支えって気づいた」

P「うん。響がそう思ってるなら、響のことをよく知っている兄さんも思っているさ。響の思うとおりにさせてやろうって」

P「でも絶対、響のこと心配してるぞ。いつか心の整理がついたら連絡してあげて」

響「でも…でも…」

P「自分にキツイ縛りをかけて、自分にないものを持っている人を見上げてばかりいたら、自分が見えなくなってしまうよ。もしかしたら、足元に落ちている宝物を見逃していくかもしれない」

P「響は響だよ。宝物を拾い集めて自分だけの武器をつくっていこうよ」

響「プロデューサー、自分と一緒に拾い集めてくれる?」

P「当たり前だろ!」

響「エヘヘ」

P(やっと笑ってくれたな)
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 05:52:07.31 ID:P4odSjr70
ある日

春香「あれ?響ちゃん、良い顔してるね。イイコトあった?」

響「当たり前さー!だって自分、家族、事務所の仲間、そしてプロデューサーのおかげで完璧なんだぞ!」

おしまい
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/20(木) 06:41:08.62 ID:5BhMZ/EDO
やよいのは良かったのにグレードが下がる一方だな…
だんだんスレタイと違って横道に逸れてる感じする
次の内容はやよいのみたく良い内容のだと期待する
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/20(木) 07:13:27.25 ID:BMwBa9fIO
>>106
考えてることをしゃべるってより別人格になるって感じだよな
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/20(木) 09:40:37.01 ID:gcoDOyyAo
それより千早が面白そう
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/09/20(木) 12:29:25.40 ID:82BdmSUho
まぁ響編はちょっとな
でも期待してるんだぜ
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/20(木) 12:48:56.66 ID:4yi0k6hDO
もう、響はPと結婚しろよ
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/20(木) 14:28:48.59 ID:gcoDOyyAo
千早はまだか
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/20(木) 16:34:22.16 ID:5BhMZ/EDO
>>107
それだ!別人格になってるんだ
やよいは良かっただけに勿体なく感じるんだよな
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/20(木) 17:07:50.97 ID:soe3NJexo
わた、春香さんのも見てみたい
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 21:53:21.94 ID:P4odSjr70
P(それより千早が面白そう )

千早「おはようございます」

P(きたきた)

P「千早!このジュース飲んでないか?」

千早「いえ、いただくわけには…」

P「実はこのジュースのCM出演の依頼が765プロに来ていてさ。参考程度に味を知って欲しいんだ。もし千早が気にいったらCMに出てもらうのも考えるよ」

千早「仕事関係の話でしたら、いただきますね」

P(歌と関係ない仕事もわりと興味を持ってくれる。良い傾向だな)
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 21:53:56.04 ID:P4odSjr70
千早「ゴクゴク」

P「どう?」

千早「ちーちゃんは、あんまり好きじゃないかも」

P「!?」

千早「どうしましたか?プロデューサー?味についてですけど、おいしいとはいえませんね」

P「・・・話は変わるが千早の一人称はなんだ?」

千早「ちーちゃんです。人と話すときは恥ずかしいので『私』ですけどね」

P「へぇーそうなんだ」ニヤニヤ
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 21:54:23.81 ID:P4odSjr70
千早「!プロデューサーさっき何を飲ませたんですか?」

P「考えていることをしゃべってしまう薬」

千早「そんなもの飲ませてプロデューサーは最低ですね」

P「・・・本音は?」

千早「プロデューサーならちょっとぐらいのイタズラ許しちゃいますけど」

P「いやっほーい!」

千早「くっ!」

P(『くっ』とか言って照れてる。千早は可愛いなぁ!)
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 21:55:38.81 ID:P4odSjr70

春香「おはようございまーす。ってあれ?千早ちゃん顔が赤いよ、どうしたの?」

P「どうしたもなにもないよ。千早って実はな…」

千早「言わないでくださいー!」

春香(プロデューサーさんに抱きついて、制止させている。今日の千早ちゃん、おもしろいかも)

P「まぁ簡単に言うと今日の千早は質問をすると本音で返してくれるんだ」

春香「へぇー!じゃあ普段聞けないこと、聞いちゃおっかな?」

千早「春香ってば!」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 21:56:12.86 ID:P4odSjr70
春香「私は千早ちゃんのこと『ちゃん』付けで呼んでるけど嫌じゃない?」

P「そういえば千早をちゃん付けするのは、少数派だよな。みんなを『ちゃん』付けする人は除いてさ」

春香「言われてみればそうかも」

P「『ちゃん』付けで呼ぶようになったきっかけとかある?」

春香「私どうしても千早ちゃんと仲良くなりたくて、出会ってからすぐ千早ちゃんって呼んでるんです。だから、なれなれしく思われてないか心配で」

P「なるほど」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 21:57:33.28 ID:P4odSjr70
春香「私どうしても千早ちゃんと仲良くなりたくて、出会ってからすぐ千早ちゃんって呼んでるんです。だから、なれなれしく思われてないか心配で」

P「なるほど」

春香「ってプロデューサーさんのせいで、横道にそれましたよ!千早ちゃん、答えてよ」

千早「『ちゃん』付けで呼んでくれるのは、うれしい。やっぱり、私も女の子だから、女の子らしくなりたくて、雪歩や伊織みたいに」

P「ニヤニヤ」

春香「あれ?たしか千早ちゃんって萩原さんとか水瀬さんって呼んでなかった?」

千早「下の名前で呼ぶのはちょっと恥ずかしい…だってかわいらしくて」

P(たしか、千早が苗字で呼ぶアイドルは雪歩、伊織、やよい、響か…たしかにみんな小動物系かも)
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 21:58:32.97 ID:P4odSjr70
P(たしかこの後、雪歩がくるはずっ!早く来い、早く来い)

雪歩「おはようございます」

P(キターッ!)

P「おはよう、雪歩」

雪歩「おはようございます。あと、春香ちゃんと千早ちゃんもおはよう」

春香「おはよう雪歩、ほら千早ちゃんもあいさつしなきゃ」

千早「///おはよう・・・ゆき、ほ」

雪歩「?」

春香「実は千早ちゃんは、雪歩のことずっと下の名前で呼びたかったんだって。いいかな?」

雪歩「えへへ、大歓迎だよ、千早ちゃん」

千早「///」

P(千早は真っ赤になってうつむいている。千早はかわいいなぁ!)
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 21:58:59.03 ID:P4odSjr70
雪歩「良かったぁ。私、苗字で呼ばれているから嫌われているのかと思ってたんだ」

千早「あの・・・ゆき、ほ・・・ちょっとお願いがあるのだけどいいかしら?」

雪歩「何でも言ってね」

千早「・・・雪歩のお茶が飲みたい」

雪歩「えへっ!わかりました。すぐ準備しますね」

P(ギュッてした!)
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 21:59:40.61 ID:P4odSjr70
雪歩「できましたよー!せっかく千早ちゃんに頼まれたから良いお茶の葉を使ったんだ。どうかな?」

P・春香・千早「ズズズ」

P「うん、やっぱりうまい」

春香「そうですよね!いつもよりおいしいかも、千早ちゃんはどう?」

千早「すごくおいしいわ・・・雪歩の暖かさが伝わってくるみたい」

春香(やっと自然に呼べたね)

千早「でも、二人が言った『やっぱり』とか『いつもより』ってことは二人はよく飲んでたの?」

雪歩「ごめん!千早ちゃん、迷惑だと思って千早ちゃんが事務所にいるときは、お茶を作るのを避けていたんだ」
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 22:01:04.69 ID:P4odSjr70
雪歩「ごめん!千早ちゃん、迷惑だと思って千早ちゃんが事務所にいるときは、お茶を作るのを避けていたんだ」

千早「別にいいわ。ちーちゃんが変な雰囲気だしてたから」

雪歩「え?ちーちゃん?」

千早「ごめんなさい、聞かなかったことに・・・」

雪歩「えへへ、安心したよ。いつもクールに振る舞っているから私とは違うのかなって思っていたけど、やっぱり同じ歳ぐらいの女の子なんだね」

千早「///」

P(女の子扱いされて照れてる)

千早「そろそろレッスンがあるから、いってくるわね」

雪歩(ちょっと急なのは照れてるってことなのかな)
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/09/20(木) 22:01:47.21 ID:P4odSjr70
春香「ちーはーやちゃん!何か忘れてるんじゃない?」

千早「?忘れ物はないはず・・・って『あのこと』知ってたの?」

春香「だって私たち親友だもん!」

P「あのことって?」

千早「はぁ・・・春香はなんでもお見通しなのね。プロデューサー・・・今日レッスンについてきてくれませんか?」

P「急だな、何でだ?」

千早「あの・・・難しいところが満足に歌えるようになったから聴いてほしいなって///」


春香「やっぱり、誰かに聴いてほしいよね。だって私たちアイドルだもの!」
つづく
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/20(木) 22:08:54.08 ID:gcoDOyyAo
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

motto!!motto!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/09/20(木) 22:09:29.24 ID:oUAQJcdFo
美希もやり直して欲しい
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/20(木) 23:09:27.75 ID:4yi0k6hDO
はぁ…一気に萎えた

Pと一人だけ会話方がよいだか
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2012/09/20(木) 23:32:22.44 ID:hRUlwZIco
乙〜

>>126
俺も俺もー
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/21(金) 00:42:50.69 ID:BYF7TJrDO
ちーちゃんかわいいなー
でも確かにPと二人だけで会話してるのをニヤニヤしたい気持ちはわかる
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/09/21(金) 02:26:04.51 ID:YoMSXVUio
萎えるような出来だとは思わんがね
そんなことより響のやりなおしはよ
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/21(金) 13:12:46.64 ID:6cgkbt0ko
それより千早は続きがあるんだろ??
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/21(金) 19:29:17.01 ID:6cgkbt0ko
な!?
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/23(日) 08:45:59.59 ID:4fXaZRhUo
千早はよ
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/23(日) 08:52:32.76 ID:xTHmv/S00
あげんな
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/23(日) 09:10:42.28 ID:4fXaZRhUo
ちひゃーでも良いから出てこい
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2012/09/23(日) 11:46:31.61 ID:jU4q5DH+o
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/28(金) 19:33:13.51 ID:wB4cmQkDO
貴音かわいいよ貴音
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/09(火) 10:59:51.71 ID:ddjIC6QDO
貴音ぇ
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/22(月) 01:21:48.95 ID:BzxdNLjDO
貴音好きだ!!
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/04(日) 01:42:28.95 ID:407OmXcDO
もう来ないの?
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 02:00:31.43 ID:gtKkWYPDO
ダメか
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