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とある普通の火炎操作 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/18(火) 18:08:58.00 ID:u/jvX3NV0
・オリキャラしか居ない

・矛盾が生じるかもしれない

・文章が疎かかも知れない


大丈夫な方はどうぞ。

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寝こさん若返る @ 2024/05/11(土) 00:00:20.70 ID:FqiNtMfxo
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第五十九回.知ったことのない回26日17時 @ 2024/05/10(金) 09:18:01.97 ID:r6QKpuBn0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715300281/

ポケモンSS 安価とコンマで目指せポケモンマスター part13 @ 2024/05/09(木) 23:08:00.49 ID:0uP1dlMh0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1715263679/

今際の際際で踊りましょう @ 2024/05/09(木) 22:47:24.61 ID:wmUrmXhL0
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誰かの体温と同じになりたかったんです @ 2024/05/09(木) 21:39:23.50 ID:3e68qZdU0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715258363/

A Day in the Life of Mika 1 @ 2024/05/09(木) 00:00:13.38 ID:/ef1g8CWO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715180413/

真神煉獄刹 @ 2024/05/08(水) 10:15:05.75 ID:3H4k6c/jo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715130904/

愛が一層メロウ @ 2024/05/08(水) 03:54:20.22 ID:g+5icL7To
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 18:10:02.84 ID:9LbIkD9SO
叩かれるぞー…そういうのでうまくいった例を俺はしらない。

頑張ってね
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) :2012/09/18(火) 18:10:59.59 ID:lA92nJgAO
ごめん、無理
生理的に受け付けない
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/09/18(火) 18:13:30.18 ID:j8vecOXAO
レベル3程度の劣化ステイルかな
どうなることやら
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/18(火) 18:17:18.05 ID:u/jvX3NV0
俺の名前は『中辻 仭(なかつじ じん)』本当にごく普通の高校生である。


別に特別な学校に行ってる訳でもなく、別に変わった能力を持ってる訳でもなく


レベル4だけど普通にスキルアウトに集団でボコボコにされた事があるし。



本当に普通なのである。

本当に普通だ。



別に特徴なんてない。





あると言えば牛乳をイッキ飲みが出来るぐらいだ。
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/18(火) 18:17:59.05 ID:VcWNwg2/o
レベル4を普通って
エリート扱いだぞ
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/18(火) 18:18:10.76 ID:8JtOi7lVo
肉まん見てんだろ?[ピーーー]
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/18(火) 18:25:24.32 ID:u/jvX3NV0
俺が学校でこっそりエロ本読んでると後ろに女子が見てて


『キャー!中辻君エローい!へんたーい!』

『超キモイwwwwww死ねよエロ野郎wwwwww』




中辻「男がエロ野郎で何が悪いッ!!!確かに学校でエロ本持ってくるのはアレだけど

だったらどうしろっての!?授業中のムラムラはどうしろってんだッ!?

教えろティチャー!!!!!」ガタッ!


シーン……


俺は大声で叫んだ場所は教室だった。そしてみんなの冷やかな目が俺に突き刺さった。

そして先生は呆れた様に

先生「……中辻、座れ」


中辻「……ハイ」


本当に俺はごく普通なのだ。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 18:29:00.45 ID:WUnrtkoIO
名前なんてつけずに、男とか青年とか特徴を名前がわりにした方がいいんじゃない

あと、地の文はかなり文章力とか語彙力とかないと大抵つまらなくなるぞ
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/18(火) 18:32:45.52 ID:u/jvX3NV0
俺はレベル4のクセに雑魚とか言われてるけど、別に雑魚って訳じゃない余計な戦いが嫌いなだけなのだ。


……別に言い訳じゃない。


てゆうか痛いのが嫌いなだけだ。


一度、俺はある人物と暴力が嫌いになった。


学園都市最強のレベル5第一位だ。


俺は調子に乗ってそんな化け物に挑んだ、モチロン負けた。


アイツの目は本当に人間を殺ってきた目だった。


死ぬかと思ったが、途中でどっか行った。


あの時は死ぬかと思った。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 18:33:02.64 ID:WUnrtkoIO
俺も中学生の時、こんなの書いた
展開よりも名前にこだわったりしてたな

>>1はもしや学生では?
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 18:38:06.91 ID:WUnrtkoIO
なのだ、とかである、とか使うなら
てゆうか、とかどっか、とか言葉崩すのやめろよ

やたら厨ニっぽく見えるし、文に統一感がなくなるよ
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 18:39:27.08 ID:iN7PEW+po
レベルって戦闘能力関係ないぞ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/09/18(火) 18:40:16.89 ID:j8vecOXAO
案の定ただの厨二ストーリーでした
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/18(火) 18:41:01.77 ID:8JtOi7lVo
この作者センスの塊だなオイ

面白いから期待してます!
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 18:44:45.85 ID:WUnrtkoIO
>>15はsageてないし、嫌味か

17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/09/18(火) 18:46:19.87 ID:VZodGsxAO
これが小説家になろうの二次規制の弊害か
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 18:49:50.79 ID:WUnrtkoIO
主人公、紅羽
ヒロイン、天音奏
おれが中二んときかいた小説

今思い出してみたらぱしへろんだす\(^q^)/したくなった
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:01:00.91 ID:u/jvX3NV0
中辻「まぁ、第一位の能力知らなかったしな」


女子生徒「中辻君!」


中辻「はい?」


女子生徒「帰るならTSUTAYAで借りたDVD返しておいて!」


中辻「」


中辻(まぁ、知ってたよ…こうなるって)
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:09:47.70 ID:u/jvX3NV0
中辻「つーか何で学園都市にTSUTAYAあるんだよ!…ってあの後ろ姿」


男「………」


男「フッ、そこに居るのは分かっているぞ中辻 仭」


中辻「は?」


男「それで気配を消したつもりか?『火炎の騎士』の名が泣くぞ」


中辻「何だよそれ、どっかのグループか?」


男「まぁ、無理もない…ポセイドンの生まれ変わりであるこの俺様に対して気配を消すなど…」


男「愚の骨頂だ愚か者めッ!!!」


中辻(ウゼーのに絡まれた…)
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:18:45.26 ID:u/jvX3NV0
中辻(コイツは磯垣、水流操作能力者だ。俺と同じくレベル4)


中辻「てゆうか気配消してねーし!お前、カーブミラーで見えただけだろ!?」


磯垣「フッ、世迷言を……そんなに悔しいか?」


中辻(駄目だコイツ…)
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:20:10.68 ID:rl4cLgLIO
作家気取りが
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:28:22.56 ID:WUnrtkoIO
気取りじゃなくて志望なんだろうよ

やっぱり名前は失敗だな
次を期待してるよ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:29:27.42 ID:u/jvX3NV0
中辻「あ、そうだ。磯垣、ほれ」


磯垣「ムッ?何だコレは」


中辻「DVDだよ、知ってんだろ」


磯垣「フッ…そうだったな、少しの間、神の世界に行ってたからな」


中辻「え?髪の世界?散髪屋でも始めるつもりですか?


磯垣「それで?俺様にどうしろと」


中辻「無視かよ…このDVDをTSUTAYAとゆう場所に行って『店員』という名前のエルフに渡してこい」


磯垣「何ッ!?エルフだと!?」


中辻「あぁ、だがその『店員』は人間世界で情報収集をしてる、だから『店員』がエルフだと他の人間に言うなよ」


磯垣「安心しろ、じゃあ、このDVDを『店員』というエルフに渡せばいいのだな!?」


中辻「あぁ、行ってこい(そして二度と帰ってくんな)」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:31:10.35 ID:WUnrtkoIO
>>21
てか中辻クンは誰に説明してんだよ
地の文使わないからって、メタ路線にでもはいるのか
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:34:40.93 ID:u/jvX3NV0
中辻「さーて、アイツもどっか行ったしそろそろ帰るか――」


ドンッ!


グシャッ!


「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!」


「最悪だ……また貴重なタンパク原が…!」


中辻「悪いと言わせてくれ、じゃあ」


「言えよ!じゃなくて、待て!」


中辻「何ですか?」


「弁償しろ!」


中辻「いいよ」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:36:06.06 ID:u/jvX3NV0
>>25

ミスです。
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:40:02.59 ID:u/jvX3NV0
「お前は貧乏学生がどれだけ苦労してるか……って…え?」


中辻「悪かった、そこまで言うなら弁償しよう」


「え?マジで?」


中辻「マジ」


中辻(やっぱ素直に弁償しておこう…)


中辻(コイツがどんな能力持ってるか分からないしな…)
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:40:09.10 ID:WUnrtkoIO
>>27
そうですか、五月蠅く言ってすいません

でも悪いとこは大体なくなったし、頑張って書き切ってくださいね
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/18(火) 19:41:24.12 ID:8JtOi7lVo
>>1
一部悪質な読者様がいるけど気にせず頑張ってね!!!!!!!
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:41:53.91 ID:u/jvX3NV0
>>29

大丈夫です、気にしてません。皆さんの助言に感謝します。
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:45:46.21 ID:rl4cLgLIO
全部オリキャラでやるなら、一から設定を組み立てようと思わないのか? 他人の褌で相撲を取っているようでいい気はしないよ。
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:49:07.64 ID:u/jvX3NV0
「悪いな、荷物まで持ってくれて」


中辻「いいって、いいって。俺も悪かったし」


中辻「あんた、名前は?」


上条「俺は上条当麻、アンタは?」


中辻「中辻 仭って名前」


上条「そうか、ありがとうな中辻、ここまで運んでくれて」


中辻「気にすんなって」


上条「それじゃあな」


中辻「あぁ、じゃあな」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:50:03.73 ID:EczPc5xV0
モノローグなんだから、てゆうか、と、なのだ・である、が共存してたっていいと思う
>>1  頑張れ
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 19:57:18.38 ID:u/jvX3NV0
上条「あ、そうだ。中辻ってレベルは幾つなんだ?俺は0だけど」


中辻「……普通」


上条「普通って…レベル2か3ぐらい?」


上条「それで、どんな能力なんだ?」


中辻「………俺の能力は」


中辻「………火炎操作」


上条「火炎操作?へぇー結構、普通なんだな」


中辻「そう、普通なんだ」


中辻「でも、俺はこの能力が『嫌い』なんだ」


上条「何で?」


中辻「それは……」


上条「……まぁ、無理して言わなくてもいいけど」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 20:00:44.86 ID:u/jvX3NV0
中辻「悪ィ」


上条「いいって」


中辻「それじゃあ、またどこかで」


上条「あぁ、どこかでな」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 20:03:41.17 ID:WUnrtkoIO
>>34
いや、モノローグかどうかはわからないけど、同じ感じで一人称の語り部とか地の文書書かれるが嫌だったんだよ
まぁ、どうでもいいけど

>>1頑張れ
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 20:04:04.20 ID:iN7PEW+po
>>1で「オリキャラしかいない」と言ってるから、
この上条は幻想殺しじゃないんだな
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 20:09:37.45 ID:u/jvX3NV0
中辻の学生寮



中辻「ただいま」ガチャッ


中辻「お帰りなさい(裏声)」バタッ


中辻「あーあ…今日も疲れたなー」ピッ


テレビ『吉良殿!殿中でござる!殿中でござる!』


テレビ『いや違う違う!アッチ!アッチ!』


中辻「さーて、今日もチキンラーメン食うかな」


ニャーン…


中辻「あん?」


猫「ニャーン…」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/09/18(火) 20:11:35.40 ID:3q0az+sao
>>38
おそらくこの神条さんは人間殺しが使えるんだろう。
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 20:11:47.67 ID:u/jvX3NV0
>>38

幻想殺しの方です、とあるのキャラはたまに出てきます。


オリキャラしか居ないとか矛盾する事言って混乱させてしまい、スミマセン。
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 20:13:24.98 ID:u/jvX3NV0
>>40

それただのゲス条ry
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 20:17:45.15 ID:u/jvX3NV0
中辻「どわぁああああああああああ!!!!!!猫ぉおおおおおおおおお!!!!!!」


中辻「俺のベランダに猛獣がぁああああああああああああああああ!!!!!」


猫「!」ビクッ


猫「」タタタ…


中辻「に…逃げたか…」


<うるせぇぞ!


中辻「スンマセン」ペッ
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 20:22:40.83 ID:u/jvX3NV0
中辻「チキンラーメンが食える…あ」


中辻「床にこぼれてる……」


俺は崩れ落ちた。
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 20:24:05.80 ID:u/jvX3NV0
>>44


中辻「ようやくチキンラーメンを食える」

でした、スミマセン。
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 20:33:43.26 ID:u/jvX3NV0
翌日


ピピピピ……


カチッ


中辻「朝か…」


中辻「ふぁ〜…三日前の肉じゃがが無かったら昨日の晩は飢え死にしてたな」


中辻「さっさとパン食って学校に行くか…」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 20:42:58.25 ID:u/jvX3NV0



中辻「今日も清々しい普通の朝だな」


中辻「つーか、今何時だ?」


中辻「7時か…早く出すぎたな」


中辻「ジュース買おうっと」


中辻「……て五千円札しか無いのか」


中辻「ま、いいや。両替すると思えばいっか」ウィーン…


中辻「……」ポチッ


中辻「………」


中辻「……」カチッカチッ


中辻「………」カチカチカチ…


中辻「……フッ」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 20:50:15.28 ID:u/jvX3NV0
中辻「五千円くらいお前にくれてやるよ」


中辻「だが…くだらねぇ事に使うと、ただじゃおかねぇぞ…」


中辻「アバヨ」クルッ



中辻「って言うと思ったかァあああああああああああああああ!!!!!!!」バッ!


ドガァアアアアアアアンッッッ!!!


ガコンッガコンッガコンッ


中辻「おー!悪いな、こんなにくれてよー!」スッ…


「泥棒ーーーー!!!」


中辻「!」ビクッ


中辻「い、いや、だって古畑さんが僕の五千円返してくれな……ってお前か」


「何やってるのよ、まったく…」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/09/18(火) 20:57:44.80 ID:YxsIlpO4o
詠矢さんはいつ出てくるんだい?
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/18(火) 20:58:45.64 ID:TpzG5NBBo
テンションあげてこうぜ
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 21:00:25.88 ID:u/jvX3NV0
コイツの名前は城島、決して野球選手でもないしリーダーでもない。

そもそも女だし。

この女はレベル1なのに自分より上のレベルの人間にもに突っかかってきやがる。

まぁ、ジャッチメントだからかもね。


能力は何故か教えてくれない。
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 21:02:55.03 ID:u/jvX3NV0
>>49

いや、出ないっしょ


刑法的に

53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 21:04:46.84 ID:toKo9mXTo
最低でもそれなりだろうと思ったらなろうレベルだったでござる
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 21:05:27.77 ID:MwcIcpHIO
なんでかこの手のssってジャッジメントをジャッチメントって呼ぶこと多いよね
なんかそう呼ぶことに暗黙の決まりでもあるのだろうか
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 21:08:00.61 ID:u/jvX3NV0
城島「それで?どう言い訳しようとしてたの?」


中辻「今泉君か熱膨張のどちらかを言い訳に使おうとしてたけど」プシュッ


中辻「今泉君を選んだ」ゴクッ


城島「コラ!お金を払ってないのに飲むんじゃない!」


中辻「払ったよ五千円!!!」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 21:14:29.44 ID:u/jvX3NV0
>>54

そうなんですか、誰かに『ジャッジメント』じゃなくて『ジャッチメント』だ、て指摘された事がありましたから


『ジャッチメント』に変更したんですけど、『ジャッジメント』の方が正しかったのですか。

57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 21:23:41.08 ID:u/jvX3NV0
学校


中辻「ん?」


磯垣「ククク……」


中辻「よぉ、DVD返した?」


磯垣「まぁな、俺様の手に掛ればDVDの返却など赤子の手を捻る様なもの…」


磯垣「それに、あの『店員』とやら…確かにヤツはエルフだったな」


磯垣「ま、人間世界の調査の為に情報を集めてるらしいから、他言はしなかったが……」


磯垣「だが!俺様の方が先に人間世界の全てを知ってるがな!!!!!」


磯垣「せいぜい汗水垂らして人間世界の情報を集めるといい!!!」


磯垣「クククク……ハハハハハハハ……クゥハハハハハハハハハハハハッッッ!!!!」


中辻「おら、授業が始まるぞ。早く座れ、兵庫県出身の磯垣さん」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 21:26:23.78 ID:u/jvX3NV0
磯垣「ヌッ…貴様…魔界『ヒョウゴ』を知っているのか、まぁ流石は『太陽神ラーからの刺客』…だがその程度ではry」


中辻「うるせぇ!大人しく座って黙れよ!!!」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 21:41:13.69 ID:u/jvX3NV0
休み時間


中辻「あーあ…終わった終わった…」


磯垣「ククク……時に中辻 仭、貴様はこんな噂を耳にした事はないか?」


中辻「多分、無いだろう」


磯垣「この学校にある『開かずの扉』……その扉の封印を解いた時!扉の封印解いた者は魔界へと飛ばされるだろう!」


磯垣「と、言う訳で『太陽の休憩』の時にその『開かずの扉』を探しに行くぞ……」


中辻(『太陽の休憩』……『昼休み』の事か……って、俺も行くのかよ)


城島「何の話ししてるのー?」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 21:52:16.99 ID:u/jvX3NV0
磯垣「女には関係ない…だが、その死を恐れない度胸は認めてやろう…」


磯垣「ククク…そこまで世界の終わりを見たいと言うならついて来るといい……」


磯垣「貴様達に絶望を見せてやる!!!」


磯垣「ククク…フハハハハハハハハハハハハッッッ!!!!」


城島「別に見たく無いけど」


磯垣「な、何ッ!?」


城島「中辻と一緒に見に行きなよ、それじゃ」


磯垣「……………!」


磯垣「フ…フンッ!始めから貴様なんぞに期待してないわ!!!」


磯垣「貴様が知らない内に俺様は扉の封印を解いて、魔界の王になってやる!!!」


磯垣「ハーッハハハハハハハハハハハハハッッッ!!!!」


磯垣「貴様の様な女は…この人間界が相応しいわゴミめッッ!!!!」


中辻(よっぽど連れて行きたいんだな……)
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 22:04:01.97 ID:MwcIcpHIO
>>56
wikiで調べればすぐわかるだろ
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 22:04:14.92 ID:u/jvX3NV0
昼休み


磯垣「………」ソワソワ…


中辻「来たぞー」ガチャッ


磯垣「!」


磯垣「ようやく来たか…遅かったら貴様を溺死させてやったとこだがな……」


城島「私も来たよー」


磯垣「なッ!?女ッ!?」


城島「やっぱ気になるから来ちゃった」


磯垣「おのれ…俺様をおちょくってるのか…?」


磯垣「まぁいい…今度、俺様に対してあんな口を叩くとどうなるか…覚えておけ」


中辻(嬉しそうだな磯垣…)


中辻「で?その『開かずの扉』はどこにあるんだ?」


磯垣「俺様の同胞の情報では確か……」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 22:14:35.39 ID:u/jvX3NV0
中辻「体育館の裏かよ……」


城島「私もちょくちょく見るけど…確かに開いてる所を見たこと無いわね」


磯垣「下がってろ…俺様が呪文で開けてやろう…」


城島「開く訳ないでしょ」


ガチャッ


中辻「普通に開くじゃねぇか」


城島「無用心ね…」


中辻「おい、地下に通じる階段っぽいのがあるぞ!」


磯垣「どうやらそこが魔界への道の様だな…貴様らではこの先の魔翌力に耐えられんだろう…先に俺様が…」


ズルッ


ドタタタタタタタタタッッッ!!!!



城島「磯垣!?大丈夫!?」


中辻「おーい、磯垣ー!さっきのが魔翌力の影響かー?」




磯垣「き…気を付けろ…そこには『小人のイタズラ』が……」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/18(火) 22:20:58.27 ID:u/jvX3NV0
中辻「たっく…何が魔力だよ…普通に降りられるじゃねーか」


城島「単にアンタが踏み外しただけじゃ無いの?」


磯垣「おのれぇ…!この俺様の顔に泥を塗りやがって…全員皆殺しにしてくれる!!!」


城島「はいはい、誰か居ても殺さないように」


中辻「また扉だ」


城島「ここも開いてるわ…」ガチャッ


中辻「………何だここ?」


城島「何かの実験室?」


中辻「………?」


中辻「それに…何かが燃える音がするな……」


城島「え?」


中辻「コッチだ」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/18(火) 22:27:29.32 ID:u/jvX3NV0
中辻「この部屋の中だ……!下がれ!」


ボゥンッッ!!!


城島「きゃああ!な、なに!?」


磯垣「まさか『閻魔の怒り』か…?」


中辻「バック何とかってヤツだ!火事だ!」


城島「うわぁ!も、燃えてる!どうしよう!水なんて無いよ!?」


磯垣「フフ…下がってろ…」


城島「あ、そっか!磯垣の水流操作なら…!」


磯垣「我に力を貸せ!ポセイドンッッッ!!!!」


ドッパァアアアアアアアアアアア!!!!!


中辻「いいぞ!そのまま鎮火させろ!」


ジュ〜……


磯垣「フッ…驚かせおって…」


城島「やるじゃん磯垣!」


磯垣「褒められるような事はしてない」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/18(火) 22:30:44.33 ID:u/jvX3NV0
中辻「つーか、何で火事が……」


城島「何か書類みたいのが大量にあったみたいだね……」


磯垣「探索をしたいが…あまりこの部屋に長居しない方がよさそうだな……」


中辻「それもそうだな…帰るぞ城島」


城島「うん」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/18(火) 22:32:46.31 ID:u/jvX3NV0
帰り


中辻「結局、何だったんだ…また行って探す必要があるかもしれん……」


中辻「でも、一体誰が火を……」


上条「お」


中辻「あ」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/18(火) 22:34:00.89 ID:g3XzQCpno
まだ読んでないけど新生詠矢キャラですか?
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/18(火) 22:41:34.05 ID:u/jvX3NV0
>>68

いやー、権力側 の人間っていつもそう言うんだよねえ
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/18(火) 22:47:00.84 ID:u/jvX3NV0
取りあえず今日はここまでです。

ちなみに詠矢さんは出ないとか言いながら出る可能性もありますので。



<はーい!かけそばお待ちどーう!
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/19(水) 09:36:27.50 ID:thTAQyvIO
バックドラフトなんてまた、懐かしいものを

待ってるよ>>1
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/09/19(水) 09:48:37.48 ID:thTAQyvIO
文化祭片付けなう

暇だ
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/09/19(水) 09:53:10.88 ID:thTAQyvIO
>>1
今更だけどsageとかsaga 、両方入れれば?

待ってるよ
誰とも喋れなくてなんか腹痛い
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/19(水) 10:03:48.96 ID:thTAQyvIO
文化祭が要らない理由
まず、目的が解らない。単にクラスメイトと仲良くなりたいなら準備を含め、一週間以上かかる文化祭はあまりに非効率的だ。それに用意した道具や会場設営のための材料は、一部を除きほぼ全てがゴミになる。学校によってはリサイクルする、なんて戯言をほざく所もあるが結果的に考えれば生徒や保護者、学校側には不利益となる。百歩譲って有益になる生徒がいたとしても、それは極一部で、それも上級生であるはずだ。
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/09/19(水) 10:16:37.45 ID:thTAQyvIO

sage忘れた
上級生といえば3年生だが、文化祭を開催する時期には、もう大抵の3年生が受験勉強を始めている。前述にあったように文化祭は、些か期間が長い。受験勉強の息抜きにするにはあまり向かないはずだ。そうなると当然、自由に動けるのは2年生のみとなる。しかし、この時点で学校の中心は3年生だ。首が回らない3年生と中心にはなり得ない2年生、勝手が判らず、ただ上級生や先生従うだけの1年生。毎年、このような案配で文化祭は行われる。俺には、学生の理に適ってない学校行事のように感じる。
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/09/19(水) 10:24:50.46 ID:thTAQyvIO
以下、様々な懸念材料がある。

そして、衝動的とは言えこんな、偏見たっぷりな駄文を投下したことを今更ながら後悔している

なんだよ、「有益になる生徒が極一部」ってどんだけ俺、非リアなんだよもう
片付けも終わらないし

赤面、羞恥の極致なので>>1がくるまでROM専になります
スレ汚してすみませんでした。お望みの方がいたら土下座イルします、気軽に申し上げてください
77 :名無しNIPPER [sage]:2012/09/19(水) 12:48:48.09 ID:B4u2EirAO
オリキャラしかいないって事は原作キャラが出ない、つまりは原作には関わらないって事だろ?
だったらオリジナルで書けよ、二次創作の意味がないだろうが
それとも設定を練るのが面倒なのか?
もしそうなのだとしたらさっさと依頼だして頭の中で妄想して満足してろ
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/09/19(水) 12:57:47.74 ID:1Ij2eBQMo
上条さん出てるし、他もおいおい出てくるだろ
79 :名無しNIPPER [sage]:2012/09/19(水) 15:33:22.00 ID:B4u2EirAO
>>1にオリキャラしか居ないと書いてあるのに上条さん出て来るのか
自分が注意書きとして書いたであろう内容を自分で守れないとか、さすがに無いわ……
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/19(水) 18:00:05.67 ID:ZZ1Rvf9fP
これは第二の詠矢狙いの臭いがぷんぷんするから総力で叩いていいよ
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/09/19(水) 18:16:08.75 ID:Kggc5aY5o
空気読めやさんポジションを継ぐほどいい能力持ってねーし
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 18:16:24.14 ID:96FPdalQ0
お待ちしました。それでは続けます。


>>77 79

最初はオリキャラだけ出そうと思ってましたが、やっぱり本編のキャラを出そうと

思ったけど手遅れでした。言い訳でスミマセン、僕なんて所詮はその程度なんです。

本当に注意力が薄いんです。


83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 18:26:58.64 ID:96FPdalQ0
上条「また会ったな」


中辻「お、おう……」


上条「ん?何かあったのか?」


中辻「いや…別に…その傷はどうしたんだ?」


上条「あぁ。コレは昨日、スキルアウトのヤツらが女の子に酷い事してたから助けてな……」


上条「一人倒したら、ゾロゾロ来たもんだから、その女の子と一緒に逃げたんだ」


中辻「お前…人の為に戦ったのか?」


上条「まぁ…戦うっつーか…」


中辻「なんか見返りでも?」


上条「そんなの望んでねーよ」


中辻「傷つくの分ってて、特も何もない事をお前はしたのか?」


中辻「そんなの……理解に苦しむ」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 18:32:27.92 ID:96FPdalQ0
中辻「人助けなんてしなくていいじゃねーか…んなダルい事を…」


中辻「見てみぬフリした方がいいじゃねぇか、その方が傷つかず帰れるって」


中辻「別にそんな事に首を突っ込まなくていいじゃねぇか、行ったところで……」


中辻「行ったところで…………」


中辻「…………」


中辻「悪い、俺はもう帰るわ」


上条「………」


中辻「じゃあな……」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 18:36:09.66 ID:96FPdalQ0
上条「でも……」


中辻「?」



上条「助けた人が傷ついて『不幸』にならなかっただけでも良いいじゃねぇか」


中辻「………」


上条「じゃあな、中辻」


中辻「あ、あぁ…」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 18:39:10.26 ID:96FPdalQ0
明日


中辻「…………」ボー…


中辻「……って俺、なんで学校に来たんだ?今日は休日なのに…」


中辻「『不幸』にならなかっただけでも……か」


中辻「………」


中辻「……さて、あの『開かずの扉』を調べるか」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/19(水) 18:43:32.96 ID:ZSgPhq7c0
何があっても>>1 は書き切ると信じてる
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 18:44:00.99 ID:96FPdalQ0
中辻「まだ開いてるのかよ…」ガチャ…


中辻「相変わらず真っ暗な階段だ……おわっ!?」ズルッ


ドダダダダダダダダダ!!!!



中辻「いつつ…磯垣みてぇな事をしてしまった…てか、何か踏んだぞ?」


中辻「ん?」


中辻「バナナの皮…ナメてるな…磯垣が怒るのも分からなくないな……」


中辻「いや、待てよ…昨日、磯垣がバナナの皮に滑って、また元の位置に戻ってるってことは…」


中辻「知らない誰かが出入りしてる?」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/19(水) 18:48:22.11 ID:mTAnc3UIO
最近とあるSSつまんねぇのばっかり

これとか特に酷い
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 18:51:58.88 ID:96FPdalQ0
中辻「ここが昨日、火災があった場所だよな……」


中辻「ん?まだ燃えてない紙がある…手紙か?」



『キミはいつまでそこに居るつもりだ?今回の実験には『木原』であるキミが必要なんだよ

早くその地下から出てこないと『暗部』を使ってでもその地下から引きずり出すぞ。

私はこんな手荒な真似はしたくないのだよ、だから大人しく『実験』に参加しなさい』
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/19(水) 18:54:10.42 ID:LvnqS4ZIO
>>89
スバラシーSSを教えたる

承太郎「ここは・・・?」上条「学園都市だよ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347206554/
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 18:54:18.66 ID:96FPdalQ0
>>89

スミマセン、こんなクソみたいな展開しかなくて。


それでも書かせて下さい、お願いします。
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/19(水) 18:54:40.61 ID:hdv/N5e2o
散々叩かれても続けてる所を見ると明らかに釣り
第二の詠矢目指してるだけだろwwwwwwwwwwwwwwwwww期待
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 19:01:23.76 ID:96FPdalQ0
>>93

別に詠矢さん目指してる訳ではありませんが…まぁ、どう思われても結構です。
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 19:13:21.29 ID:96FPdalQ0
中辻「……何だこりゃ」


中辻「それに『暗部』って…?」


中辻「……何か昨日より物が減ってる様な気がする」


中辻「この木原ってヤツが夜逃げでもしたのか?」


コッ…コッ…コッ…


中辻(誰かが階段を降りてくる音!?)


中辻(マズイ……ロッカーに隠れるか)ガチャ
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 19:17:29.63 ID:96FPdalQ0
「よぉ、向かいに来たぜぇ」


「………誰も居ないわね」


「チッ、木原分数のヤツ逃げたか」


「どうするの?」


「どうするもこうするもねぇ、探すしかねぇだろ」


「そうね……せっかくお金を貰ってるんだし」


「手当り次第探しに行くぞぉ」


バタンッ


中辻(行ったか……)
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 19:21:24.58 ID:96FPdalQ0
中辻「はぁ…一時はどうなるかと思った…」


中辻「さっさと出た方がいいな」


「無駄だぞ」


中辻「え?」


「階段の先の扉には『暗部』の下部組織が張ってるぞ」


中辻(な、何だこの人…白衣を着てるってことは科学者?)


中辻「あ、あのぉ〜…」


分数「俺の名は木原分数だ」


中辻「え?」


分数「そう聞こうとしたんだろ?」


中辻「ま、まぁ…」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 19:25:22.89 ID:96FPdalQ0
中辻「あのっ」


分数「別に構わない、お前が泥棒じゃないって事は分かる」


中辻「え…」


分数「……そう聞こうとしたんだろ?」


中辻「えっと…」


分数「俺はここの学校の教師の協力を得て、ここを使わせて貰ってる」


分数「そう聞こうとしたんだろ?」


中辻「はは……」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 19:29:21.32 ID:96FPdalQ0
分数「その木原さんが何であの書類を燃やしたかって?」


分数「そりゃ、あの書類はもう用済みだから部屋ごと燃やしてやったんだよ」


分数「そうすると全焼するんじゃないかって?」


分数「安心しろ、俺が作ったスプリンクラーをあの部屋に付けてある」


分数「何で部屋ごとだと?」


分数「いちいち外に出て燃やすのが面倒だからだよ」


中辻「うぐ……」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 19:33:55.43 ID:96FPdalQ0
中辻「えっと…」


分数「さっきどこに隠れてたって?そのダンボールに入ってたんだよ」


分数「最後の荷物を持っていこうとした所にキミが来たもんだから暗部かと思ったんだ」


分数「それで大慌てでダンボールに隠れて、キミの様子を見てたんだ」


中辻「あはは……」
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 19:41:05.20 ID:96FPdalQ0
分数「まぁ、キミは昨日もここに来てたよね。その時も居たんだ」


中辻「そうだったんスか…」


分数「さて、キミはその箪笥の裏にある隠し階段から逃げるといい」


分数「俺は最後の荷物を持って俺もそこから逃げる」


分数「分かったら早く行け!早く!!!」


中辻「わ!分かりましたよ!」


中辻(せっかちな人だな…)


分数「せっかちで悪かったな!!!」


中辻「ま、また心読まれたぁ!?」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/19(水) 19:43:13.84 ID:96FPdalQ0
中辻「くそ…ここも暗いな…」


中辻「いてっ!」ドンッ


中辻「何だ…?コレ…ドアか?」


ガチャ


中辻「ここは……運動場?」
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/20(木) 18:12:33.24 ID:UwunyB4H0
中辻「こんな所に繋がってたのかよ…」


分数「ハァ…ハァ…ヤツらが追いかけて来るかもしれんからな…」


中辻「ヤツらって…『暗部』とか言うヤツらか?」


分数「そっちも…ハァ…あるが…ハァ…いや、…知らない方がいい」


分数「フゥ…とにかく、キミは早くここから去れ…俺は…この荷物を安全地帯に逃げる」


分数「あそこなら見つからないからな」


中辻「そうかい、じゃあな木原分数さん」


分数「そんな事より…キミ、何か能力を持ってるのか?」


中辻「一応、火炎操作がある」


分数「火炎操作か…火を扱うヤツは大抵はかませ犬と聞くが…」


中辻「ほっとけ」


分数「それではな」


中辻「あぁ」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/20(木) 18:19:05.28 ID:UwunyB4H0
分数「そうだ、ひょっとしてキミは中辻 仭かな?」


中辻「あぁ…どうして…」


分数「いや、ニュース番組でキミが映ってたからさ」


分数「確か…どっかのビルで放火事件を起こしたんだっけ」


分数「そんで3人ぐらい犠牲者が出て…」


中辻「………」


分数「あぁ悪かった、キミにとっては嫌な事件だね」


分数「大丈夫、君が意図的じゃない事も知ってるから」


分数「じゃあな」


分数「アバヨッ!!!」


分数「早く家に帰れッッ!!!」



中辻(何なんだ……)
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/20(木) 18:25:31.11 ID:YK9UdnoOo
最後まで頑張れ。
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/20(木) 21:34:41.81 ID:UwunyB4H0
裏路地



中辻「さっさと帰ろう、コッチの道が近道だからな」


中辻(木原分数…アイツは何者なんだ?)


中辻(それと…『実験』って…?)


中辻(いや、余計な事は考えないでおこう。俺は普通なんだ)


中辻(普通の能力者が何したって無駄なんだ)


中辻(そう…俺は普通…)


「中辻 仭…だな?」


中辻「!?」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/20(木) 21:40:57.38 ID:UwunyB4H0
中辻「だ、誰だよ…」


男「俺は暗部の人間だ…お前に警告しにきた」


中辻「あ、暗部だと?」


男「これ以上、あの木原分数とは関わるな」


男「分かったな、だがそれでも関わるならば、お前を殺さなければならない」


男「俺達にお前を殺させるな」


男「さぁ早く帰れ、そして今日の事は忘れろ、いいな?」


男「あばよ」


中辻(な、何なんだよ…)


中辻(当たり前じゃねぇか、関わる訳無いだろ?)


中辻(俺は…普通の学生なんだよ!)
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/20(木) 21:46:44.82 ID:UwunyB4H0
学生寮


中辻「…………」


『これ以上、あの木原分数とは関わるな』


中辻「関わらないっつーの…誰があんな変な奴と関わるかよ…」


中辻「普通は関わらねぇって」


中辻「…………」


中辻「くそ……眠気が一瞬で飛んだ」


中辻「レッドブルを5杯ぐらい飲んだぐらい目がギンギンだ」


中辻「目を瞑ってたらその内、寝れんだろ」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/20(木) 21:53:04.55 ID:0AidKlW/o
レッドブルを5杯ぐらい飲んだぐらい股間がギンギンだ
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/20(木) 21:59:15.37 ID:UwunyB4H0

中辻「………眠れん」


ピンポーン


中辻「はいはーい…誰だよこんな夜中に…」ガチャ


分数「よぉ」


中辻「」


分数「あぁ、言わなくても分かる、『何でここに来てんだ!?』だろ?」


分数「安心しろ、『実験』の件は他の研究員に任せたから」


分数「『実験』が凍結してしまってな、それをを再利用するんだってよ」


分数「あとは俺が狙われる理由はこの封筒だな」


分数「そう、この封筒だ」


分数「だからコレはお前に預けるなに、何も心配しなくてもいい、ただ持ってればいいだけだ」


分数「ほら、封筒だ、なにを遠慮している。大人しく受け取れ」


分数「よし良い子だ、じゃあそれをどこかに隠しておけ」


分数「誰にもバレない所に隠せよッッ!?」


分数「いいなッ!?」


分数「それではな、あ、そうそう。その封筒を盗られるとキミは誰かに殺されるからな」


分数「それでは」


バタンッ


中辻「……無理矢理渡された…どうすんだよコレ…」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/20(木) 22:26:35.18 ID:UwunyB4H0
中辻「この封筒に入ってるのって…本か?」


『友達が少ないキミへ!友達が欲しかったらまずは買収だ!』


中辻「……は?」


中辻「こんなのを暗部は欲しがってるのか!?」


中辻「暗部ってそう言う感じの組織だったのか…」パラパラ…


中辻「何かのサークルだったとは……」ピラッ


中辻「ん?何だ?…これは……写真?」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/20(木) 22:33:40.74 ID:UwunyB4H0
中辻「何だ?このスーツの人、中高年ぐらいかな?」


中辻「あとこのスーツの人の隣に居る人物…外人?修道服みたいなのを着てるな…」


中辻「この二人の後ろにある巨大な荷物…何だコレ?」


中辻「R…IL ……N?」


中辻「う〜ん…ボヤけて良く見えないな…」


中辻「あまり見ない方がよさそうだな……元の位置に戻しておこう」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/20(木) 22:45:34.16 ID:UwunyB4H0
中辻「さて寝るか…」


中辻「この封筒どうしようか……」


中辻「まぁ、その棚に入れときゃいいだろ」


中辻「さてと、寝よ寝よ…」


中辻「明日も休みだけどな」
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/09/20(木) 22:54:58.77 ID:m6E2mel10
もう軌道に乗ったって感じだな

見てるよ>>1
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/20(木) 22:55:34.66 ID:UwunyB4H0
『中辻君…!キミって奴は…!』


『違うんだ!能力が暴走して…!』


『うるさい!いくら言い訳してもキミが僕の妹を殺した事には変わりは無いだろ!?』


『違う…違う…俺は…あのスキルアウトの奴に…能力を……』


『もうウンザリだ!キミなんて大っ嫌いだ!!!』


『あの時、キミが何もしなかったら良かったんだ!そしたら…そしたら妹も…!』


『キミなんて…死んでしまえばいいんだ…!』


『!』


『死ねッ!死んで詫びろ!!!』


『……!』


『死ねッ!死ねッ!!死ねッ!!!』


『う、るせぇ…』


『死ねッ!死ねッ!死ねッ!死ねッ!死ねェええええええええええええ!!!!!!!』



『うるせぇえええええええええええええええええええええええッッッ!!!!!』



ボッ…
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/20(木) 23:00:51.72 ID:UwunyB4H0
中辻「――――――!」ガバッ


ドンガラガッシャーンッッッ!!!


バサバサ……


中辻「ハァ…ハァ…ハァ…」


中辻「ぜぇ…、ん…くはぁ…」


中辻「何だよ…何でこんな時に…」


中辻「薬…薬はどこだ…」


中辻「ゲッ!さっきので本棚が滅茶苦茶に!!!」


中辻「はぁ…本棚を片付ける前に薬飲むか……」
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/20(木) 23:04:25.24 ID:UwunyB4H0
中辻「……ぷはぁ…」


中辻「はぁ…はぁ…あの封筒、どこいった…」


ガサガサ…


中辻「どこだ…どこだよ…」


中辻「お、あった…」


中辻「コレが無くなったらヤバイような気がするな…」


中辻「……ベットの下に隠しておくか…」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/20(木) 23:08:02.77 ID:UwunyB4H0
公園


中辻「………」


城島「あ、中辻」


中辻「………」


城島「中辻ー!」


城島「おーい!中辻ー!」


城島「中辻!中辻!おーい!」


中辻「………」


城島「オイって!」ドンッ!


中辻「おわっ!?」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/20(木) 23:13:36.82 ID:UwunyB4H0
中辻「だ、誰だっ……城島か…」


城島「何で無視するのよー」


中辻「何でもねーよ」


城島「何でもないとか言うけど絶対に何かあるのよねー」


中辻「ほっとけよ…」


城島「あ、そうだ!体育館の『開かずの扉』見に行く?」


中辻「あー…もう秘密分かったから、いいや」


城島「秘密?」


中辻「地底人が住んでたんだよ」


城島「ちていじん?」


中辻「あぁ、せっかちな地底人がな」
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/20(木) 23:17:30.06 ID:UwunyB4H0
城島「ふーん…そうなんだ」


中辻「何かイメージと違う反応だな、信じるのかよ」


城島「中辻がそう言うならそうじゃないの?実際に見てるんだし」


中辻「でも、地底人が住んでるだけでも凄いとは思わねぇのか?」


城島「確かに凄いわね、地下に外国人が住んでるなんて……」


中辻「おーい、話し聞いてたかー?」
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 05:29:47.14 ID:wjINtdXM0
城島「えぇっ!?地底人って未知の生物だったの!?」


中辻「むしろ何で知らないんだ」


城島「ちていじんってスペイン辺の国の人かと……」


中辻「いや…」


ガサッ…


青年「うぉおおおおおおおおおおおおお!!!!」バッ!


中辻「!」シュッ


バキッ!


青年「ぐぅっ!」


城島「きゃっ!」


中辻「!? 城島!」


男「大人しく乗れ」


城島「何するのよ!離し…」


バンッ!


ブロロロロロ……



中辻「……!」
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 05:43:01.34 ID:wjINtdXM0
中辻「………」


青年「へへ…俺はアイツらに脅されてやったんだ、許してちょ…」


中辻「………」


青年「あ、そうそう。アイツらがこの廃工場に来いだとよ」


青年「何か封筒か何か持ってだと」


青年「じゃあな…俺はここで失礼するよ…」


中辻(……あの封筒か…でも、アレが奴らの手に渡ったら俺が……)


中辻(いや、そもそも行かなくていいじゃないか、城島はジャッジメントなんだぞ、仲間が助けに来る筈)


中辻(それに俺は…トラウマが原因で能力が使えない)


中辻(能力を使おうと思えば使えるが…だが、もしまた暴走したら……)


中辻(やっぱり…行かない方がいい…助けたって…)


『助けた人が傷ついて『不幸』にならなかっただけでも良いいじゃねぇか』


中辻「……クッ」


中辻「クソがッッ!!!!」ダッ
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 05:52:37.98 ID:wjINtdXM0
廃工場


中辻「……!」ザッ


城島「な、中辻…!」


男「フン、警告しただろ?何故、関わる?」


中辻「うるせぇ…!とっとと城島を離しやがれボケ!」


男「……デカい口を叩く様になったな、まぁいい封筒を渡してもらおうか」


中辻「………」スッ


男「フン……」パシッ


男「殺せ」


城島「えっ…!?」


中辻「……」


鼻ピンの男「悪いな、コレも命令なんだよ」チャッ


金髪の男「首を突っ込んだテメェが悪いんだぜ」チャッ


城島「やめっ……!」


ボォウッッッ!!!
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 05:57:07.16 ID:wjINtdXM0
鼻ピンの男「みぎゃあああああ!!!」


金髪の男「あ、あぢぃいいいいいいいいいい!!!!」


城島「!」


中辻「うぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」バッ!


男「!?」


ドガッ!


男「ごふっ!」


ガッ!


男「ご…!がぁ…ぐっ…」ギリギリ…


中辻「…………ッ!」ギリギリギリ……


城島「や、止めて!中辻!」


中辻「………!」パッ


男「ぐ…うぅ…」


バタッ
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 06:05:40.49 ID:wjINtdXM0
中辻「………」


城島「死んでるの?」


中辻「……死んでねぇよ、気絶してるだけだ」


城島「中辻…この人達は?」


中辻「…………」


城島「そうだ、早くアンチスキルに……」ピッピッ…


中辻「止めろ」パッ


城島「あ、何するのよ!」


中辻「止めとけよ、地底人は表に出るのは嫌うんだ」


城島「へ?ちていじん?この人らが?」


中辻「今は人だけど後で化け物になるんだ」


中辻「ほら帰るぞ、コイツらが第二形態になる前によ」


城島「言われてみればそう見えてきた……」
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 06:13:17.25 ID:wjINtdXM0
ゴソッ


分数「こりゃたまげた…!」


分数「暗部をブッ倒すなんて…」


分数「ま、コイツらがレベル0って事もあるんだが…」


分数「ってアイツ、封筒を忘れてやがる」


分数「まぁいいか、コイツらが動けなくなってるから今の内に厳重に保管しておくか」


分数「この写真を早く魔術師に渡さなきゃな」
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 06:22:26.60 ID:wjINtdXM0
中辻(………使っちまった)


城島「なんか中辻が能力を使うのは初めて見る気がする」


中辻「まぁ、そうかもな」


城島「何で今まで使わなかったの?封印とか?」


中辻「止めろ、俺を磯垣みたいなキャラにすんな」


城島「あはは…それもそうだね」


城島「じゃあね中辻、今日はありがとうね」


中辻「あぁ、じゃあな」


中辻「あ」


中辻「封筒忘れて来た…ま、いっか…暗部倒したし」
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 06:30:52.14 ID:wjINtdXM0
明日


ピンポーン


中辻「誰だよこんな朝から……」


分数「よ」


中辻「またアンタか……」


分数「あぁ封筒の件は気にするな、それよりキミに美味しい話しを持ってきたんだ」


分数「レベル0といえど、あの暗部という異様な連中のメンバーを倒したその根性…褒めてやろう」


分数「あぁ、見てたとも。とても勇敢だったぞ」


分数「では、本題に移ろうか実はキミにある事をやって貰おうと思ってな」


分数「いや心配いらない、散らかったオモチャをオモチャ箱に戻すぐらい簡単だ」


分数「実はこの学園都市のどこかにある『レールガン』を破壊して来て欲しいんだ」


分数「大丈夫だ大丈夫、キミには俺がついている」


分数「それでは俺のおニューの研究所に行こうか」


分数「あとキミの学校にはキミを借りると言っといたから安心しろ」


分数「詳しくは車の中で話す」


分数「それじゃあ早く車に乗るんだ」


分数「早くッッ!!!」


分数「モタモタするんじゃないッッ!!!!」
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/21(金) 07:22:32.34 ID:rr4wVqBIO
つまんねぇのになんで続けるのか
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/09/21(金) 10:47:39.96 ID:kliAVapIO
>>129見てるやつがいるからだよ

というか、そんなに嫌なら無理して見る必要無いと思うぞ
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/09/21(金) 15:27:41.79 ID:R3hf8+LEo
>>129
粘着荒らしさんチィーッス^^wwwwwwwwwwww

とか言われる前にスレ閉じた方が良い
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/09/21(金) 15:52:21.77 ID:4UzXiFkt0
>>129
粘着荒らしさんチィーッス^^wwwwwwwwwwww
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 18:54:39.34 ID:wjINtdXM0
車内


分数「どっかの馬鹿な研究員がツリーダイアグラムに向けて『レールガン』を撃とうしてやがるんだ」


分数「学園都市レベル5の第三位も『超電磁砲』って呼ばれてるけど、アレ以上に強力な破壊力を持つ代物だ」


分数「今回のレールガン破壊計画に俺に白羽の矢が立ったわけ」


分数「え?何で俺がって?知るかよ、俺の助手を行かせてやりたいけど、アイツは、か弱い女の子だからな」


分数「その俺の助手を護衛してもらう為にお前に協力してもらおうと思ってるんだ」


分数「勿論、ギャラは払うから頼むぜ」


分数「それにお前のトラウマの克服になるかもしれんぞ」


分数「折角、能力を持ってるのに使わないのは勿体ないだろぉが」


分数「ほら着いた、降りろ」キイッ


中辻(………何も喋れなかった)
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 19:01:37.71 ID:wjINtdXM0
少女「…………」


分数「よー!お前を護衛する騎士を連れて来たぜー」


分数「この間、話した能力者だよ!ほら!暗部を倒した…」


少女「…………」


中辻「よ、よろしく……」


少女「…………」ペラッ


中辻(キャンパスノート?)


少女「…………」カキカキ…


中辻「あ、あのぅ…」


少女「…………」バッ


<確か、中辻 仭君だよね?私は『河谷理央』って名前なの、よろしくね(笑)>


中辻「……え?」
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 19:08:17.05 ID:wjINtdXM0
分数「河谷は俺の助手でな、ちょっと実験に失敗して言葉を発する事が出来なくなったうえに、表情も作れなくなった

んだ。だから、言葉とか感情はノートに書いて表すんだ」


河谷「………」カキカキ…バッ


<超不幸でーす(笑)まぁでも楽しく生きてまーす(笑)>


中辻「結構、大人しそうなのにな…」


河谷「………」カキカキ…バッ


<照れますよー(笑)>


中辻「はは…そうか…」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 19:14:09.04 ID:wjINtdXM0
河谷「………」カキカキ…バッ


<まぁ、分数博士から中辻君の事を色々聞いてるけど…本当に大丈夫?相手は銃とか持ってるかもよ?(不安)>


中辻「え?銃持ってるヤツと戦うの!?」


分数「お前あの時、銃を突きつけられても切り抜けれたじゃねーか」


河谷「………」カキカキ…バッ


<信用してるよ!中辻君!(不安)>


中辻「どっだよ!」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 19:24:32.17 ID:wjINtdXM0
分数「コイツがレールガンの所に行く前にセキリュティーとかあんだろ?それをコイツが解除するから」


分数「あとレールガンに自爆ウィルスとか投入するんだよな?」


河谷「………」カキカキ…バッ


<そうです>


分数「そこを警備するヤツが来たら問答無用で焼き殺せ」


分数「そいつらは死んだって構わない、子供達を実験動物に使うクソ共だからな」


中辻「殺すって……」


分数「殺さなきゃ、ヤツらの鬱憤が子供達に向くかも知れないんだぞ?」


中辻「………」


分数「後は任せた、俺はどっかの研究所に警報装置を誤作動させてアンチスキルとかを遠ざけとく」


分数「そんじゃ頑張って」


バンッ!ガロロロロ……
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/21(金) 19:28:47.54 ID:b2hwy/dyo
淡々と少しずつ続けていく所がかっこいい>>1
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 19:29:33.93 ID:wjINtdXM0
河谷「………」


中辻「………」


河谷「………」カキカキ…ペラッ


<時間だよ、行こっか(恐怖)>


中辻「まぁ…心配するな、出来る限りの事はするから」


河谷「………」カキカキ…ペラッ


<うん、分かった。これが終わったらビーフステーキを食べに行こうね(死亡フラグ)>
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 19:35:35.50 ID:wjINtdXM0
研究所内


河谷「………」ピッピッピッ…


ピー…ガチャッ!


河谷「………」バッ


<セキュリティーを解除したよ、行こうか(ドキドキ)>


中辻「あぁ…行くぞ!」


河谷「!」カキカキ…バッ!


<大きな声出さないでよ!気付かれるよ!?(怒)>


中辻「あ、あぁ…悪い」
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 19:43:15.13 ID:wjINtdXM0
ピピッ…ガチャ


河谷「………」ペラ…カキカキ…バッ


<誰も居ないね、ここに本当にレールガンはあるのかな?(不安)>


中辻「ここの階には無いんじゃないのか?」


河谷「………」カキカキ…バッ


<う〜ん…そうかもね、じゃあ階段を探そっか(提案)>
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 19:49:55.55 ID:wjINtdXM0
スーツの男A「誰だ!?」


スーツの男B「侵入者か!?」


中辻「うわっ!見つかった!?」


河谷「……」ペラッ


<(\(^o^)/)>
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 20:25:29.11 ID:wjINtdXM0
スーツの男A「動くな!」チャッ


河谷「!」バッ


<中辻くん!>


中辻「くっそ…っ!」ボォウッ


スーツの男A「ぎゃあああああああああ!!!!」ゴォオオ!


スーツの男B「ごわぁああああああああ!!!!」メラメラ…


中辻「………!」
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 20:29:56.56 ID:wjINtdXM0
中辻「くそっ……」


河谷「………」カキカキ…バッ


<仕方ないよ中辻君、分数博士も言ってたでしょ?あの人達を放っておくと子供達が殺されるかもしれないし>


中辻「分かってる…」


中辻「……よし、行くぞ」


河谷「………」カキ…バッ


<うん>
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 20:42:09.29 ID:wjINtdXM0
地下室


ゴォウン…


中辻「………!」


河谷「………」ペラッ


<レール…ガン…!(驚愕)>


河谷「………」カキカキ…ペラッ


<待ってて、今から自爆ウィルスを投入するから、見張っててね>


中辻「あぁ…」


河谷「………」ピッピッピッピッ……


中辻「―――!」



バォウッ!


中辻「な、なんだ!?」


修道服の老人「………」


中辻「お前は…あの写真の!」
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 20:55:44.32 ID:wjINtdXM0
修道服の老人「………」ヒュッ


ペタペタッ ズププ……


中辻(札がアイツの影の中に入っていく……!)


ゾバァッッ!


中辻(!?)バッ


中辻(何だ…!?俺の影の中から黒い巨大な針が飛んで来やがった…!?)


修道服の老人「………」ブツブツ…


ゴバァッ!


中辻「ぐわっ!」ガッ!!


中辻(今度は影の中から巨大な手が…!)ギリギリ…
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 21:01:09.45 ID:wjINtdXM0
中辻「くっそ……がッ!!!」


ゴォウッ!


中辻(影の手が消えた!火の玉をヤツにぶつけてやる!)ボォウッ


バシュゥッ!


修道服の老人「………」ブツブツ…


ゴバッ!


中辻(アイツの影の中から壁が…!?何だよアイツ…)


中辻(こんなの能力じゃないか…!コレは…もう…)
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 21:12:08.57 ID:wjINtdXM0
中辻(……能力?)


中辻(本当にコレ…能力か?)


ビーッ!ビーッ!


修道服の男「?」


河谷「………」バッ


<自爆ウィルスを投入したよ!早く逃げよう!(焦り)>


中辻「そうか!」


修道服の男「………」
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 21:16:37.29 ID:wjINtdXM0
修道服の老人「……フン」


修道服の男「………」ヒュッ


中辻「まだ居た……」


修道服の男「動くな…首が落ちるぞ」キンッ


中辻「……ッ!」
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 21:27:19.15 ID:wjINtdXM0
「ぐふふ…キミも僕の邪魔をしにきたのかい?」


中辻「誰だ…!?」


小太りの研究員「ぼ、僕は、ただの、研究員さ、僕は、このレールガンの、管理を、任されて、いるんだ」


中辻「誰にだ…!?」


小太りの研究員「それは、言えない、僕は、ある条件付きで、この、計画に、加担してるんだ」


小太りの研究員「それは、河谷ちゃん、を、監視する事さ」


河谷「!?」


中辻「河谷を監視して、河谷達の動向を予測してたって事か…!」
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/21(金) 21:41:37.73 ID:wjINtdXM0
小太りの研究員「フフ…違うよ違う、そんなんじゃ、ないさ」


小太りの研究員「僕が監視、してる範囲は、河谷ちゃんの、部屋だけさ」


河谷「!」


中辻「まさか、そういう…」


小太りの研究員「僕は、キミの事なら、何でも、しってる」


河谷「………」カキカキ…バッ!


<ふざけんなこのストーカー野郎!叩き殺すぞボケェッ!(憤怒)>


中辻「大人しそうなヤツなのにそんな事言ってる、お前の姿が想像出来ないんだが」
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/22(土) 09:03:26.13 ID:Lik+lJwJ0
小太りの研究員「ふふ、と、とにかく、河谷ちゃんだけは、拘束、させて、貰うけど…」


小太りの研究員「そこのキミだけは、死んで貰おう」


小太りの研究員「さぁ、魔術師、殺せ!」


修道服の男「……教祖さま」


修道服の老人「……やれ、彼に従う事がミスター久保田の要求だ」


修道服の男「……御意」スッ


中辻(くそッ…!)
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/22(土) 13:38:19.16 ID:Lik+lJwJ0
ドガァアアアアアアンンンッッッ!!!!


修道服の男「!?」


中辻「こんのっ!」ドコッ


修道服の男「ぐぅっ!」


河谷「…!」バッ

<レールガンが自爆した!>


中辻「さっさと逃げるぞ河谷!」


河谷「……」バッ

<おっけー!(了解)>


修道服の老人「……追跡しろ」バッ


ズププ……
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/22(土) 13:55:25.04 ID:Lik+lJwJ0
小太りの研究員「あーあ、レールガンが、自爆、しちゃった、ね」


修道服の老人「……どうする気だ?これでは我々の目的は潰されたぞ」


小太りの研究員「大丈夫、久保田博士にとっては、レールガン、は、本命じゃ、ないからね」


小太りの研究員「大丈夫、必ず、キミ達を、学園都市を、征服させてあげるから」


小太りの研究員「久保田博士を、信じてよ、あの人の考える事は、想像を、越えるから」


修道服の老人「……ミスター久保田は大丈夫なのか?ヤツらは能力者だぞ?ミスター久保田を

護衛する者は私兵のようだが、能力者は一人も居なかったぞ?」


小太りの研究員「僕が、久保田博士の助手。そして、久保田博士を守る、能力者でも、ある」


修道服の老人「……お前が?そんな雰囲気は感じられないが」


小太りの研究員「フフ…この、姿は、仮の姿、だからね、無理もないよ」
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/22(土) 23:38:55.92 ID:Lik+lJwJ0
地下道


分数「よぉ…」


河谷「………」


中辻「アンタか…レールガンを破壊してきたぞ」


分数「あのクソボッチ!」


中辻「は?」


分数「いやコッチの事だ、さぁ車に乗れ、キミはもう狙われの身となった」
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/22(土) 23:54:50.63 ID:Lik+lJwJ0
研究所


中辻「何でお前の研究所なんだよ!もう役目は果たしただろ!?」


分数「さっきも言っただろ?キミはもう狙われの身だって」


中辻「お前、俺をはめt」


分数「はめてないよ、レールガンを破壊したら今回の事件を払拭してキミは帰す予定だったのだが……」


分数「久保田 康弘のせいで今回の事件がアンチスキルや研究員達に出回ってしまってね」


分数「キミはブラックリストに載ってしまった様だよ」


分数「少し、熱りが冷めるまでここに居た方がいい」


分数「大丈夫、学校には言っとくから」


分数「『悪いけど、中辻君を借りる』ってね」


中辻「クソッ…何でこんな事に…」
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/23(日) 00:21:05.07 ID:Y/Sw4AT80
分数「悪い…本当に悪かった…俺が不甲斐ないばかりに……」


河谷「………」カキカキ…スッ

<私も謝るから、分数博士を責めないであげて(お願い)>


中辻「いいって、案外、楽しかったし」


分数「悪い……」


分数「そんで、図々しいかもしれないが、久保田博士を探すのに手伝ってくれないか?」


分数「河谷も一応、能力は持っているけどレベル1で、しかも戦闘向きの能力じゃない」


分数「だけど、お前なら戦力になるかも知れない…」


中辻「分かったよ、手伝う。俺もそいつのせいで陥れられたんだからな」


分数「……有難う」




俺は久保田と言う男を見つけなければ、俺の…いや、学園都市が二度と『普通の日常』に戻れない

気がした……。


そんな気がした、何故かは分からない。


あくまで予想。


俺の思い込みで済んで欲しかった。


だが、これから普通ではない『壮絶な戦い』が始まるとは…俺は夢にも思ってなかった。
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/23(日) 00:30:47.73 ID:Y/Sw4AT80
中辻「…………」ユサユサ


中辻「…………」ユサユサ


中辻「…………?」ユサユサ


河谷「……!……!」バタバタ


中辻「う…ん?河…谷?」


河谷「…!?……!……!…!」グイグイ


中辻「へ?来いって?」



河谷は焦ってた、しかも今にも泣きそうな顔をしていた。


必死に俺に何かを伝えようとしてるが、彼女は何も喋れない。


河谷は寝てた俺を無理矢理起こして、腕を強引に引っ張って研究室へと連れてこられた。


そこに目にしたのは…。
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/23(日) 00:42:29.82 ID:Y/Sw4AT80
分数「な…か…つじ、か……」


木原分数が仰向けで倒れていた、分数の腹部から赤黒い液体が溢れ出ている



中辻「おい!?どうしたんだよ!?」


分数「へへ……ちょっと、な……外を出歩いてたら、後ろから、撃たれて…、ゴハッ!」


中辻「河谷!早く救急車……!」


河谷「………!」フルフル…


中辻(そうか…喋れないから病院に電話が出来ないのか…それで俺を…)


分数「応急処置はしたから少しは持つけど……余り長くは…いつつ!」


中辻「馬鹿!無理するな!待ってろ、今から救急車を呼ぶから……!」


分数「へへ……世話を焼かせてしま、ったな…俺ってヤツは…どこまで人を心配させれば…気が済むんだ……」
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/23(日) 14:52:24.27 ID:Y/Sw4AT80
学校


城島「………」


磯垣「……?どうした、まるで混沌の中に封印された悪魔の様な顔をして…」


城島「悪いけど、どういう顔かイマイチ分からない…。そうじゃなくて、最近、中辻を見かけないなーって」


磯垣「フッ、奴の事だ……いずれここに舞い戻って来るだろう…それが定めだ」


城島「そうだといいんだけど……」


城島「……ねぇ、放課後さ中辻の寮に行ってみない?」


城島「磯垣も行ってみない?用があるなら無理しなくてもいいけど……」


磯垣「………俺様は構わん」


城島「じゃあ決まりだね」
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/23(日) 15:00:57.75 ID:Y/Sw4AT80
病院


分数「何とか生き延びたれたな」


中辻「たっく…ヒヤヒヤさせやがる」


分数「悪い」


分数「あぁ、誰に撃たれたかだったな?後ろからだったからよく分からったが……」


分数「恐らく、暗部かもな」


中辻「また暗部か…」


分数「あの時は何とか逃げれたが、今度はそうは行かないだろう」


分数「暗部を雇った人物…それが分からない」


中辻「久保田じゃないのか?」


分数「いや、ヤツには私兵部隊が居るんだ。それに、ヤツは俺を殺しても何の得もない」


中辻「じゃあ誰が……」


分数「他の研究員かもな……」
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/23(日) 15:06:37.56 ID:Y/Sw4AT80
分数「そうだ、お前にコレを渡しておこう」バサッ


中辻「なんだコレ?」


分数「俺が調べた悪徳研究員達の資料だ」


分数「その中にこの俺を殺す為に雇った科学者が居る筈だ」


分数「まったく、嫉妬ってのは恐ろしいな」


分数「いくら自分が才能が俺より劣ってるからって…何も殺そうとしなくても……」
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/23(日) 15:13:13.29 ID:Y/Sw4AT80
ガラッ


河谷「……」スッ

<博士は?>


中辻「あぁ、元気そうだったよ」


河谷「………」カキカキ…バッ

<そう、良かったぁ、もう少しで私は大泣きする所だったよ(笑)>


中辻(無表情で大量の涙が出るとかなんとなく怖いな)


河谷「…?……」カキカキ…バッ

<それで、その紙は何?(疑問)>


中辻「あぁ、この中に分数を殺そうとして『暗部』を雇ったヤツが居るんだってよ」
164 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/09/23(日) 15:26:31.33 ID:Y/Sw4AT80
「…………」


「…オイ!何、ボーッとしてんだ!」


「…………あぁ、君か」


「どうするよ?木原分数のヤツを逃しちまったぞ?」


「別にいいんじゃないの?まだまだ、チャンスはあるんだし」


「んな呑気な事を言ってる場合じゃねーよ!リーダーに怒鳴られんぞ?」


「リーダーはこの程度じゃ怒らないと思うよ?それに私達もリーダーがどんな人なのかも分からないじゃない」


「まぁ…そりゃそうだが……」


「それに、木原分数は撃たれてる…だけど彼は『木原』、あの程度では死なないわ」


「んだよ…撃ち損じゃねぇか」


「いや…でも結局は病院に行くと思う」


「じゃあ…標的は病院に居るのか?」


「そういう事ね」


「よし!じゃあ行くぞ!」
165 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/09/23(日) 15:32:23.08 ID:Y/Sw4AT80
分数「………」


中辻「どうしたんだよ?」


分数「……死兆星が見える」


中辻「あっそ」


分数「冷たいな……」


分数「中辻君。キミは研究所に帰ってくれ」


中辻「え?何で?」


分数「セキリュティーを作動させるの忘れた」


中辻「チッ…分かったよ」ガタッ
166 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/09/23(日) 15:37:20.31 ID:Y/Sw4AT80



中辻「………」


中辻「もう夕方か……」


中辻(学校に行ってないけど大丈夫かな?分数がコネを持ってる様な感じだったが……)


中辻(いや、深く考えないでおこう……)


「おやおやぁ〜?」


中辻「!?」
167 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/09/23(日) 15:50:00.94 ID:Y/Sw4AT80
お面の男「お前は確か木原分数の計画に加担してたヤツじゃねーか」


白ワンピースの女「あらあら、やっぱり病院に居るのね?」


白ワンピースの女「木原分数が」


中辻「な、何だよ…お前ら…」


お面の男「俺達は学園都市の闇だ、これだけで分かるかな?」


中辻「暗部か…!?」


お面の男「その通り、俺達は暗部『ブロック』の人間だ、まぁ幹部じゃねぇけどな」


白ワンピースの女「まぁ、下っ端って訳でも無いけどね」
168 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/09/23(日) 15:55:41.57 ID:Y/Sw4AT80

お面の男「じゃあ早速、木原分数の場所に案内してくれないか?俺は手荒な真似はしたくないんだ」


白ワンピースの女「ほら、早く案内した方がいいわよ。彼がプッツンしちゃうとメンドクサイから」


中辻「誰が…教えるかよ!」


お面の男「フーン……」

フッ


中辻「消えた!?」


お面の男「よぉ」パッ


ドゴッッ!


中辻「ゴハッ!」


バタッ


中辻「(消えたと思ったら、いつの間にか目の前に…!空間移動か!?)
169 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/09/28(金) 01:51:05.55 ID:K3UV+aKk0
お面の男「もう一回、腹を殴られてぇか?」


中辻「ッ!」ゴォゥッ


お面の男「うぉっと!」バッ


お面の男「ケッ!小細工を…」


白いワンピースの女「待って」


お面の男「あ?」


白いワンピースの女「病院に戻られたわ」


お面の男「チッ…逃げ足の早いヤツだ」
170 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/09/28(金) 02:03:57.92 ID:K3UV+aKk0
中辻「河谷!大変……」


河谷「………」バッ

<窓から見たからなんとなく状況は分かった、博士は安全な場所に居るから大丈夫>


河谷「………」カキカキ…バッ

<アイツらは暗部だ、ヤツらから逃げることは出来ない、ここで迎え撃とう>


中辻「迎え撃つ?俺だけで?」


河谷「………」カキカキカキカキ…バッ

<ごめんね、一緒に戦いたいのは山々なんだけど、私の能力『心境変化』を使えたらヤツらのどっちかを味方に

する事が出来るんだけどレベル1だから、あまり効果が無いんだよ(無念)>


中辻「やっぱ俺一人じゃねーと駄目なのかよ…!」
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/11(木) 13:00:46.34 ID:G8M0MpdIO
お前ら乙とかつけてやれよ…自治厨は暴れたいだけなんだな
172 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/12(金) 23:20:14.33 ID:uXBqGwU+0
学生寮


城島「中辻ー、オーイ」ピンポーン


磯垣「……留守の様だな」


城島「留守って…どこに行ったのよ?」


磯垣「……魔獣討伐」


城島「知らないなら知らないって、ハッキリ言いなよ」
173 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/12(金) 23:29:44.51 ID:uXBqGwU+0
磯垣「戯け!この俺様の術式を持ってすれば、中辻の居場所ぐらい突き止められるわ!」


磯垣「……ちなみにこの術式は、とある黒魔術師が使っていた術式でな、そんじゃそこらの魔術師ではこの

術式は使えん。しかし…今日はまだ月は紅くない…次の機会にみせてやろう…ククク……」


城島(多分、一生見れないな)


磯垣「ムッ、何だその眼は」


城島「別に」
174 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/12(金) 23:41:24.43 ID:uXBqGwU+0
磯垣「今日はもう遅い、俺様は先に城に帰らせてもらう」


城島「ねぇ、磯垣…アンタは中辻が心配じゃないの?」


磯垣「ククク……なぁに、ヤツはこの俺様が認めた『勇者』だ。心配はいらん」


磯垣「しかし、ヤツと俺様は光と闇…俺様が中辻の心配をしたところで何になる」


城島「磯垣…本当は心配してんじゃないの?」


磯垣「ぬ…」


城島「そんな格好を付けて、本当は心配なんでしょ?」


磯垣「………」


城島「どうなの?」


磯垣「フッ…フフフ…クククハハハハハッ!!!何を言い出すかと思えば……」


磯垣「城島、悪いが俺様は先に帰らせてもらう」


磯垣「………じゃあ、夜道は気を付けろよ」


城島「磯垣……」
175 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/12(金) 23:54:32.88 ID:uXBqGwU+0
病院


中辻「ぜぇ…ぜぇ…!どこに行きやがっ…うおっ!?」ボジュウッ!


白いワンピースの女「ちょっとー、逃げちゃ駄目だってー、アンタも一応標的なんだからさー」


物質液化「私の能力は『物質液化』私が触れる物は何でも液体になる」


物質液化「能力名で呼んでも構わないわよ」


物質液化「さーてと、次はアンタの自己紹介よ」


お面の男「おうよっ!」ドガッ!


中辻「グッ!?いつの間に後ろに!?」


空間移動「俺の能力は『空間移動』だ、冥土の土産で覚えてな」
176 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/13(土) 00:07:26.64 ID:3/4+rwCu0
空間移動「オラッ!」バキッ!


中辻「グゥッ!」ドンッ!ガラガラ…


空間移動「オイオイ、この床に転がってる空き缶は誰が掃除すると思ってんだよ、ま、俺には関係ないが」


空間移動「ところで、さっきからお前、能力使わないよなー」


物質液化「病院だからでしょ?この子の能力は火を扱うみたいだし」


中辻「……このっ!」ブンッ!


物質液化(スチール缶……)


物質液化「……さっき、何でも液化出来るって言ったけど要するに『溶かす』って事なんだよね」ガッ!


物質液化「だからホラ、このスチール缶もこの通り」ドロドロ……


中辻「〜〜〜〜〜ッ!」ゾッ


中辻「ッ!」ダッ!


物質液化「あ、逃げた」


空間移動「チッ…無駄な真似を…」スッ…
177 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/13(土) 00:17:12.79 ID:3/4+rwCu0
中辻(何でも溶かす能力だと!?そんな滅茶苦茶な能力があんのか!?)


中辻(外なら触れられずに遠距離から攻撃が出来るが……ここは病院だ、無闇に炎なんか使ったら…)


中辻(ッ!?そういえば、あのお面の男の能力は空間移動だった!)


中辻(…………ッ)


コッ


中辻「!?」


バキッ!


空間移動「手間取らせやがって……」


中辻(クッ…また後ろに…!)


空間移動「テメェ…いい加減に…本気に…なったらどうだ?」


中辻(え?)


空間移動「大人しく……ッ殺されろ!」


中辻(なんかコイツ……息切れしてないか?)
178 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/13(土) 00:25:19.94 ID:3/4+rwCu0
中辻(空間移動なら、俺なんか直ぐに見つけれる筈なのに何だったんだ?あの間は?)


中辻(……まさかコイツの能力は)


中辻「ッ!」ダッ!


空間移動「お、オイッ!待っ…!」


カンカンカンカンカンカンカンカンカン……


中辻(とにかく階段で屋上まで登ろう!そうすれば、アイツの能力を証明出来る!)


空間移動「ふッ…ふざけやがって……ッ!」
179 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/13(土) 00:31:58.10 ID:3/4+rwCu0
屋上


中辻「ぜぇ…ぜぇ…ド、ドアを閉めてっと……」バタンッ


中辻「し、死角に…隠れて…ハァ…ハァ……」


カンカンカンカンカン……


中辻「………」ゴクッ


カンカンカンカンカンカンカン………


中辻「…………」


カンカンカンカン、カンカンカンカン……


中辻「………」グッ…


カンカンカンカンカンカン、ガチャッ!


中辻「見切ったっ!」ドゴッ!


空間移動「ッ!?ゴハッ!」ドタッ!
180 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/13(土) 00:48:09.18 ID:3/4+rwCu0
空間移動「ぜぇ…!ぜぇ…!クソッ…ぜぇ…ぜぇ…」


空間移動「チックショウ……ぜぇ…ぜぇ…」


中辻「やっぱりな…お前は空間移動じゃなくて姿を消す能力だったのか」


空間移動「ハッ!いきなりタネがバレちまったな…刃物を持ってくるべきだったぜ」


中辻「それでどうする、ここは屋上だ、いつでも俺の能力を使って丸焦げに出来るぞ」


空間移動「ま、待てよ…いくら屋上でも火事になるぜ?」


中辻「ちょっと床が焦げる程度だから大丈夫だ」


空間移動「ふざけんなよ…ここは病院だぜ?病院で人を殺す気かよ?」


中辻「マフィア映画で病院で銃撃戦のシーンがあったけどな、だけど俺はマフィアじゃなくて

ごく普通の学生だから殺すまではしない、体が少し焦げる程度だ」



空間移動「オイッ!ちょい待ち!ちょっと…話を聞け!」


中辻「何だよ」ゴォッ


空間移動「ま、待て!分かったよ!依頼主を言うから勘弁してくれ!」


中辻「嘘じゃないだろうな?」


空間移動「嘘なもんか!俺は嘘が下手なんだよ!」
181 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/13(土) 00:59:30.51 ID:3/4+rwCu0
空間移動「確か『麻生』とか言うヤツだよ」


中辻「麻生?」


空間移動「何でも科学者やってるらしい」


中辻「やっぱり科学者か」


空間移動「それ以上の事は知らない、じゃあな」


中辻「アンタ、これからどうするんだ?」


空間移動「ヘッ…あの女にお前に依頼主を喋ったって言ったらあの時以上だろうな…」スッ…


中辻(ッ!?コレがコイツの素顔…!?肌が溶けかかってやがるッ!?)


空間移動「あの女に睨まれない様にしろよ、睨まれたら一生人前に出れないツラになるからな」


中辻(…………!)
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/10/13(土) 02:05:38.14 ID:9yeLqhsIO
評価されないってかわいそう
183 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/13(土) 07:11:29.69 ID:3/4+rwCu0
地下駐車場


中辻(……あの女が見つからない…どこ行ったんだ?)


中辻(クソ…どこだ……)


中辻「ん?アレは……」


分数「オーイ!早く乗れ!」


分数「大丈夫だ、俺はもう動ける!」


分数「早くしろ!暗部のヤツが来る前に!」
184 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/13(土) 07:24:35.09 ID:3/4+rwCu0
中辻「あ、そうだ!分数、アイツらの依頼主が分かったぞ『麻生』ってヤツらしい」


分数「あぁ、麻生か。まぁ予想はしていたがな」


分数「まぁ、とにかく病院から出るぞ」


中辻「なぁ分数…」


分数「河谷は先に帰らせた」


中辻「それと…」


分数「麻生ってのはまぁそこそこ有名な研究員だ」


分数「そうだ中辻、お前は明日から学校行っていいぞ」


分数「そろそろ熱りも冷めただろうしな」


分数「学生寮まで行ってやるよ」
185 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/13(土) 07:32:14.40 ID:3/4+rwCu0
学生寮前


分数「着いたぜ」


中辻「ありがとうよ、じゃあな分数」


分数「あぁ、じゃあな」


分数「…………」ピッピッピッ……


分数「あぁ俺だ、標的は寮に戻って行ったぞ」


分数「襲撃するなら今の内だぞ」


分数「あ?構わねぇよ」


分数「俺は一応『木原』だからな」


分数「とっととアイツを蜂の巣にしてやれ」
186 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/13(土) 07:38:11.78 ID:3/4+rwCu0
中辻「………」


中辻「寝れないな……」


中辻「クソッ明日は久しぶりの学校だっつーのに……」


中辻「?」


中辻「なんだ?何か…複数の足音が聞こえ……」



バタンッ!


ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッッッ!!!!


中辻「!」
187 :普通ではない組織 [saga sage]:2012/10/13(土) 07:42:33.52 ID:3/4+rwCu0
中辻「あ、危ね〜…床に伏せて無かったらアウトだったな」


中辻「くそっ…部屋が穴だらけに…」


中辻「つーか…アイツら誰だ?暗部か?」


中辻「………とにかくアンチスキルに通報しなきゃな」
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/13(土) 07:45:38.20 ID:9yeLqhsIO
急に元気になってワロタ
189 :キミは今狙われ… [saga sage]:2012/10/13(土) 07:52:31.42 ID:3/4+rwCu0
学校


中辻「はぁ〜…まったく、困った事をしてくれるもんだ…」


中辻(アレは暗部か?まぁ…そうなんだろうな)


中辻(場所を知られてたとはな……)ハァ…


磯垣「オイ貴様、何を大きく息を吐いてる」


中辻「磯垣か」


磯垣「クックック……久しいな中辻…貴様と最後に会ったのは約六億年前……」


中辻「一ヶ月ぐらいじゃなかったか?」
190 :キミは今狙われ… [saga sage]:2012/10/13(土) 07:59:40.12 ID:3/4+rwCu0
城島「オースッ中辻ー!」


中辻「あぁ、城島か」


城島「中辻ー昨日どこに行ってたの?」


中辻「あ、あぁ…ちょっとな……」


磯垣「フフ…安心しろ貴様の口から言わなくても俺様には分かる」


城島「じゃあ中辻は何をしてたの?」


磯垣「……科学とは理不尽なものだな……」


中辻「分からないのかよ!」
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/10/13(土) 08:03:24.06 ID:9yeLqhsIO
読者居ないんだからageたらどうかな
それかチラ裏に書きなよ
192 :キミは今狙われ… [saga sage]:2012/10/13(土) 08:20:41.32 ID:3/4+rwCu0
倉庫


麻生「木原博士、標的は殺害出来ましたか?」


分数「いや、失敗した」


分数「まぁ生きてたら生きてたで色々、手を打っておく予定だったんだよ」


麻生「レールガンの件の実行犯は早めに消さなければいけないんですよ?」


分数「分かってるって、河谷は昨日の夜に大学で殺したらしいしな」


分数「昨日、死体が届いた」


分数「頭部がほぼ無くなってたかな?」


分数「まぁ、とにかく中辻を殺してから『実験』を開始しよう」
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/10/13(土) 12:11:01.39 ID:02Y5niXIo
>>182
ぶっちゃけとあるメンバーだれも出ない以上、とあるSSの読者は来ないだろ
オリキャラだけのSSだったらただのオリジナル作品だ
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/13(土) 12:37:35.29 ID:WTlIGXNdo
これ程のチラ裏スレは初めて見た
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/10/14(日) 03:55:32.47 ID:RiJAMQXe0
評価してほしくないならここで書くなよ
反応ほしいから書いてんだろ…名前欄とかキモいし、読んだらつまらんしもうやめちまえ
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 18:41:48.78 ID:7HxA+NqN0
板の主旨に沿って書いてるのにどうして叩くやつが居るのかわからん

乙  面白くなってきた 頑張って書ききってくれ
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/02(日) 23:58:59.15 ID:3vIPoTaco
まだ二ヶ月たたんのか
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