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梓「ムギ先輩からエッチなゲームを借りてきました……Disk9」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/01(月) 06:05:09.70 ID:rcO7jaeq0
注意 もしかするとエロもあるかもしれません。
   もしかすると多少のキャラ崩壊もあるかもしれません
   のんびりとやっていくのでご容赦ください


前スレ

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345781315/

http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/1343214638/l20

http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1323/13231/1323169357.html

http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1326/13260/1326046769.html

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1330772929/

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1333571109/

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1336767605/

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1340221348/

次から再開

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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/01(月) 06:06:46.36 ID:rcO7jaeq0
律「魔法少女でお願いします」

派遣会社『かしこまりました。担当の者におつなぎします』

QB『僕と契約して、派遣魔法少女を雇ってよ!』

律「お願いします」

QB『今なら、以下の色から選べるよ』

律「色?」

QB『うん。ピンク、青、黄色、赤、紫だよ』

律「5種類か」

QB『色に応じて、ギャラが違うよ。1番、安いのが青だよ』

律「なるほど」

経費で落ちないかな。

QB『ここだけの話、ギャラは高いけど、ピンクを選べば、自主的に紫もついてくるよ』

律「お得だな」

うーむ。

1 ピンク

2 青

3 黄色

4 赤

5 紫

>>3 複数可
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/01(月) 06:10:05.05 ID:vv5ErYoho
2
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/10/01(月) 06:11:18.74 ID:u3AfVVUso
1と5
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/01(月) 06:19:51.94 ID:u3AfVVUso
まどマギのキャラぽいみたいだから、まどほむを登場させたかったと思ったけど
まぁ、あの二人を連れてきたらアズサが不利になるだろうから一番弱いあのキャラだけを雇ってよかったかもなぁ
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/01(月) 06:44:41.39 ID:W+bfSpPSO
律「青を1つ」

QB『君の注文はエントロピーを凌駕した。今から、向かわせるから、待っててくれ。ちなみに値段は……』


ピッ

律「チッ。高いな」

あれで1番安いいんだからな。

律「ここに来るまで、まだ、時間はあるからな。さて……」

1 仲間を呼ぶ

2 装備を整える

3 ステータスをみる

4 準備はOK

>>7
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/01(月) 06:48:13.11 ID:vv5ErYoho
4
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/01(月) 07:00:41.41 ID:W+bfSpPSO
律「まあ、準備はこんなものか」

ピンポーン

律「ん? 来たか」



さやか「こんにちわー。派遣会社、魔法少女部門から来ました、さやかちゃんでーす」

律「…………あんたが?」

こんなのんきそうなやつで大丈夫か?

律「……名前は?」

さやか「美樹さやか。あなたは?」

律「……田井中律」

さやか「んー、じゃあ、律って、呼ばせてもらうね」

律「それは構わないが……」

大丈夫か?

律「質問していいか?」

さやか「? いいよ」

律「さやかはどれくらい強い?」

さやか「>>9
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/01(月) 07:04:40.02 ID:wsKoir6mo
割り箸一気に500本折れるよ
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/01(月) 07:13:34.50 ID:W+bfSpPSO
さやか「割り箸一気に500本折れるよ」

律「……」

すごい。たしかにすごい。……が。

律「魔法少女として、どうなんだ?」

たしかに力はありそうだが、悪魔に通用するかどうか。

さやか「むう。馬鹿にしてますね、お客さん」

律「当然の反応だろ」

さやか「この私にも、魔法少女らしい必殺技があります」

律「期待はしないが……聞かせてくれ」

さやか「>>11
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/01(月) 07:16:04.76 ID:u3AfVVUso
治療魔法と、さやかちゃんブレードを使えます
(実際は、たださやかが叫びながら剣を振り回してるだけだったりする)
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/01(月) 07:20:08.47 ID:W+bfSpPSO
さやか「治療魔法と、さやかちゃんブレードを使えます」

さやか(実際は、ただ私が叫びながら剣を振り回してるだけだったりする)

律「うーん……」

こんな魔法少女が仲間で大丈夫か?

1 大丈夫だ。問題ない

2 ……やばいかもな

>>13
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/01(月) 07:22:32.15 ID:u3AfVVUso
1
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/01(月) 07:35:55.67 ID:W+bfSpPSO
律「……まあ、上がれ」

こうなれば、背に腹はかえられない。

さやか「はーい」



律「……というわけで、魔界に友達を助けに行く」

さやか「なるほど」

まずは簡単な状況説明をする。

律「とはいえ。いるとも限らないが……」

現段階では可能性にすぎないからな。

律「危険は伴うが……頼りにしてるぞ」

さやか「任せてください。お客さんの平和はこのさやかちゃんがガンガン守りまくっちゃいますからねー」

律「頼りにしてるぞ」

さて、私の準備はOKだが……。

律「さやかは大丈夫か? 早速、出発するが……」

さやか「……」

1 OK

2 待って

>>15
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/01(月) 07:41:19.56 ID:bK7IayU8o
2
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/01(月) 07:48:08.28 ID:W+bfSpPSO
さやか「待って」

律「ん? 何かあるのか?」

さやか「私も準備を。万全にしていきたいので」

律「なるほど」

一理あるな。

律「分かった。そのかわり、早くしてくれ」

さやか「はいよ」

1 仲間を呼ぶ

2 装備を整える

3 ステータスをみる

4 準備はOK

>>17
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/01(月) 07:50:10.67 ID:h6QdE33yo
1
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/01(月) 07:56:50.41 ID:W+bfSpPSO
さやか「仲間を呼ばせてもらうよ」

律「ああ。かまわないが……」

さやか「……」

1 ピンクを呼ぶ(紫もセット)

2 黄色を呼ぶ

3 赤を呼ぶ

4 紫を呼ぶ

5 派遣会社に電話しよう

>>19
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/01(月) 07:57:06.54 ID:u3AfVVUso
3
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/01(月) 12:26:59.83 ID:W+bfSpPSO
さやか(杏子を呼ぶか)

さやか(と、いっても、携帯はないから、テレパシーで)

杏子『なんだ?』

さやか『ああ、杏子。実は……かくかくしかじか』

杏子『なるほど』

さやか『というわけで、一緒に行かない?』

杏子『……』

1 分かった

2 ギャラは?

>>21
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/01(月) 12:28:15.46 ID:J0Tu9qeEo
1
22 :名無しNIPPER [sage]:2012/10/01(月) 12:28:48.26 ID:pt8eZPNAO
1わかった、報酬は体で払ってもらう
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/01(月) 18:07:36.60 ID:W+bfSpPSO
杏子『分かった』

さやか『じゃあ、早く来て』

杏子『んー』

さやか「というわけで、仲間を呼んだ」

律「どういうわけかは知らないが、仲間は多いに越したことはないから、OKだ」

律(タダだし)

さやか「次は……」

1 仲間を呼ぶ

2 装備を整える

3 ステータスをみる

4 準備はOK

>>24

今日はこんなところで
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/01(月) 18:08:36.25 ID:Iu7Lns49o
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/02(火) 05:56:08.09 ID:Q9Euyo5V0
さやか「まだまだ、仲間が足りない」

律「そうか?」

まあ、たしかに仲間はいくらいてもたりないだろうが。それこそ、何千、何万もほしいが。

律「任せるよ」

さやか「ありがと」

1 ピンクを呼ぶ(紫もセット)

2 黄色を呼ぶ

3 紫を呼ぶ

4 派遣会社に電話しよう

>>26
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/02(火) 05:58:22.27 ID:YesuGaEno
1
※その1は今はベットの上で全裸の4を性的に何度も頂いてる最中でいる
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/02(火) 05:59:31.48 ID:YesuGaEno
うっ、間違いた

4→3
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/02(火) 06:09:59.12 ID:Q9Euyo5V0
さやか「よし」

さやかは携帯で誰かに電話をかける。

さやか「もしもし」

まどか『ハアハア……さやかちゃん?』

さやか「どうしたの、まどか!? 息遣いが荒いけど」

まどか『何でも……』

???『ま、まどか……せ、切ないから……は、はやく……ハアハア』

さやか「……」

まどか『……』

さやか「……」

まどか『えっと……ウェヒヒ』

さやか「そいつ連れて、30分以内に○○にこい」

まどか『……はい』

律「どうした?」

さやか「親友の知りたくもない性事情を知ってしまった」

律「……そうか」

律「で、もういいか?」

さやか「……」

1 仲間を呼ぶ

2 装備を整える

3 ステータスをみる

4 準備はOK

>>29
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/02(火) 06:16:03.94 ID:YesuGaEno
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/02(火) 06:49:29.98 ID:78IKg7ySO
さやか「OK」

律「ん」

ピンポーン

さやか「来たわ」



杏子「あんたが依頼主か。よろしくな」

律「よろしく。えっと……」

杏子「私は佐倉杏子だ」

律「ん、私は田井中 律だ。よろしく、杏子」

まどか「私は鹿目まどかです」

ほむら「……」

さやか「どうしたのさ、転校生。機嫌がよろしくないようで」

ほむら「誰のせいだと思ってるの。ギロッ」

律「と、とりあえず、あらためて、説明すると……」

うんたん♪ うんたん♪

律「というわけだ」

まどか「あ、悪魔退治か……ちょっと、怖いなあ」

ほむら「まどかは私が守るわ。キリッ」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「まどか」

律「……大丈夫か、こんなやつらで」

1 大丈夫だ、問題ない(出発)

2 まだ、準備は必要だな

>>31
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/02(火) 06:51:04.91 ID:oiCwsHJr0
1
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/02(火) 07:05:20.45 ID:78IKg7ySO
律「じゃあ、出発だ!」

皆「オー!」

あたし達は○ラえもんよろしく、机の中に入っていった。



1 アズサ視点

2 律視点

>>33
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/02(火) 07:05:41.99 ID:YesuGaEno
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/02(火) 07:17:17.48 ID:78IKg7ySO
次の日

食堂

アズサ「ふぁーあ」

澪「眠そうだな」

アズサ「ハッスルしすぎちゃいまして」

唯「(-.-)Zzz・・・・」

憂「ウトウト」

澪「……程々にしておけよ、お前ら」

紬「ふふ、アズサさ……アズサちゃんはどっちがよかったの?」

澪「気持ちのいい朝食前になんて、質問をするんだ」

紬「でも、興味あるわ。聞かせて」

アズサ「>>35
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/02(火) 07:22:19.49 ID:YesuGaEno
どちらともよかったです…。特に、最後に私が誘い受けに回った時に、私のま○こをユイ…アナルをウイに同時に入れられて…いえ、なんでもありません
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/02(火) 07:49:09.48 ID:78IKg7ySO
アズサ「どちらともよかったです…。特に、最後に私が誘い受けに回った時に、私のま○こをユイ…アナルをウイに同時に入れられて…いえ、なんでもありません」

紬「それはよかったわ」

アズサ「ミオ先輩達はどうでした?」

澪「私達は何もないよ」

紬「残念ながら」

アズサ「そうですか。なら、私がそうなるように調教しましょうか?」

澪「勘弁してくれ」

紬「さあ、朝食にしましょう」

澪「朝食はまともなものなんだろうな」

紬「ええ。朝食は>>37
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/02(火) 07:50:28.88 ID:A4LCsC6h0
ステーキ500g(ふたなり薬注入済み)
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/02(火) 12:11:23.96 ID:78IKg7ySO
紬「ええ。朝食はステーキ500g」

紬(ふたなり薬注入済み)

澪「朝からステーキか……」

アズサ「美味しいですよ」

澪「味の問題ではないんだが……」

アズサ「わがままですね」

澪「というか、朝からステーキって、どこの金持ちだよ」

アズサ「私は魔王ですよ」

澪「……」

澪(金持ち以上だった)

アズサ「さあさあ。早く食べてください」

澪「……」

1 食べる

2 食べない

>>39
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/02(火) 12:15:47.31 ID:zt5xGPTTo
2
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/02(火) 18:10:56.87 ID:78IKg7ySO
澪「食べるか!」

アズサ「わがままですね」

紬「仕方がないわね。お味噌汁にご飯にするわ」

澪「えらく、庶民的になったな」



澪「しかし……」

アズサ「どうしました?」

澪「お城の豪華な食堂でご飯に味噌汁はシュールというかなんというか」

アズサ「今からでも、ステーキにしますか?」

澪「それは嫌だな」

家来「大変です! 大変です!」

アズサ「何ですか、騒々しい」

澪「何かあったのか?」

家来「実は、はじまりの町が何者かに制圧されました」

アズサ「!?」

紬「穏やかな話ではないわね。続けなさい」

家来「実は……」

1 簡潔に話す

2 細かく話す

>>41

今日はこんなところで
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/02(火) 18:11:29.47 ID:DHWHGgDxo
2
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/03(水) 05:48:54.59 ID:O++BggHD0
家来「それはアズサ様が帰還された場所で……」

回想

ピュー

ドサッ

ピュー

ドサッ

ピュー

ドサッ

ピュー

ドサッ

ピュー

ドサッ

43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/03(水) 05:49:40.88 ID:O++BggHD0
律「ここが魔界か……」

杏子「何だか、物々しい雰囲気だな」

さやか「なんていうか、魔界! って、感じだね」

まどか「私、怖い」

ほむら「大丈夫。私がまどかを守るわ」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「まどか」

さやか「そこのバカップルはほっといて。とりあえず、どうすんの」

律「まずは町に行く。澪達を見てるかもしれないからな」

はじまりの町

さやか「荒れ果てた町だね」

杏子「魔界だからな」

悪魔「ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ」

悪魔「あーだこーだ」

悪魔が5,6匹、雑談中

さやか「いかにも悪魔な連中が話してるよ」

杏子「魔界だからな」

律「胸糞悪い」

悪魔「ああ? なんだ、てめえ」

悪魔「文句あんのか」

杏子「あんたが変なこというから絡まれたぞ」

律「私のせいかよ」

悪魔「なんだ、なんだ。かわいい女共だな」

悪魔「一発やらせろよ、へへへ」

さやか「やる気満々だね。いろんな意味で」

まどか「私、怖い」

ほむら「安心して。私がまどかを守るわ」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「まどか!」

さやか「あー、はいはい」

悪魔「やっちまえ!」

律「くるぞ!」


44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/03(水) 05:50:10.27 ID:O++BggHD0
律「てりゃあ!」

悪魔「ぐわ」

さやか「とりゃー」

悪魔「ぐええ」

杏子「くらいやがれ!」

悪魔「ぎゃああああ」



45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/03(水) 05:50:46.75 ID:O++BggHD0
まどか「皆、がんばれー」

ほむら「まどか。あっちで休みましょ」

さやか「お前も戦え!」

ほむら「めんどくさいわ」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「?」

まどか「私、この魔界の支配者になれたら、それはとっても嬉しいなって」

ほむら「……」

スチャン。

マシンガンを構える。

ほむら「まどか。まずはこの町を制圧するわ」

まどか「ウェヒヒヒヒ」

回想終了

46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/03(水) 05:51:22.22 ID:O++BggHD0
家来「それで……はじまりの町は……」

アズサ「……」

紬「なんということ……」

澪「ちなみにそいつらの名前は?」

家来「リーダーは田井中 律とか」

澪「律!?」

紬「私達を追ってきたのね。………あの天使め」

アズサ「1人ですか?」

家来「ほ、他のメンバーは4人くらいで……まどかとか、ほむらとか」

アズサ「!」

澪「どうした? 何か知ってるのか」

アズサ「……」

1 我が宿敵、魔界『マドカマギガ』のライバルです

2 私と同じ、萌えを探求する物です

3 いえ、知りません

>>47
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/03(水) 06:06:03.93 ID:oHxImIwQo
2
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/03(水) 06:40:54.97 ID:QC0qc3+SO
アズサ「私と同じ、萌えを探求する者です」

澪「萌えを探求する者?」

アズサ「ええ」

澪「なんだ、それは」

アズサ「いわば、萌え道のライバルです」

澪「よくわからんが」

アズサ「いかに萌えを探求し、様々な需要のお客を獲得できるか、あるいは満足できるかを日夜修行していたんです」

澪「はあ」

唯「ちなみにあずにゃんの萌え要素は>>49
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/03(水) 06:44:18.74 ID:oHxImIwQo
ツインテールに猫のような瞳にロリ体形だよね
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/03(水) 07:11:18.09 ID:QC0qc3+SO
唯「ちなみにあずにゃんの萌え要素はツインテールに猫のような瞳にロリ体形だよね」

澪「ふーん。たしかにツインテールだし、あずにゃんとか、唯に言われてるし、胸や身長も……」

アズサ「それ以上は。ギロッ」

澪「……」

澪「って、唯!? いつの間に起きたんだ!?」

唯「ふふん。この萌えの伝道師、平沢 唯。萌えの話を前に寝てはいられません。フンス」

澪「で、伝道師って……」

アズサ「ちなみに私の力が強いのも、萌え力が高いからです」

澪「ええっ!?」

アズサ「私の萌え力は>>51
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/03(水) 07:27:53.53 ID:r31PCyXDO
53万です。
しかも、あと2回変身を残しています。
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/03(水) 07:41:06.23 ID:QC0qc3+SO
アズサ「私の萌え力は53万です。しかも、あと2回変身を残しています。」

澪「マジ!?」

アズサ「ええ」

澪「み、見た目とは裏腹に強いんだな。さすが、魔王だ」

アズサ「でも、ミオ先輩達も中々の萌え力ですよ」

澪「そうなのか?」

アズサ「はい! ミオ先輩達が人間でなければ、天下もとれますよ」

唯「エヘヘ」

澪「嬉しそうにしてるが、嬉しいことなのか?」

アズサ「ちなみに、ユイ先輩とウイの萌え力は>>53。ミオ先輩の萌え力は>>54
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/03(水) 07:42:12.29 ID:UggA+84n0
46万
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/03(水) 07:44:11.65 ID:6E6YtYtxo
177
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/03(水) 12:04:39.80 ID:QC0qc3+SO
アズサ「ちなみに、ユイ先輩とウイの萌え力は46万。ミオ先輩の萌え力は177」

澪「私、弱い!?」

唯「私達、強いね」

憂「ねえ」

澪「驚いたが、別に低くても、問題ないや」

唯「高いとどんな力が使えるのかな?」

もわもわ

唯「スーパー萌え萌え人3!」

敵「す、すごい萌え力だ……」

唯「萌え萌えパーンチ」

敵「ぐわー、やられたー」

もわもわ

唯「こんな感じかな?」

澪「さすがにそれはないだろ」

憂「どうなの、アズサちゃん」

アズサ「>>56
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/03(水) 12:12:36.53 ID:UXsQXTyyo
無いね。そもそも別に高くても何もないよ
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/03(水) 18:13:56.10 ID:QC0qc3+SO
アズサ「無いね。そもそも別に高くても何もないよ」

唯「Σ( ̄ロ ̄lll)」

澪「今までの話を否定した!?」

アズサ「強いてあげるなら、癒される力でしょうか」

唯「あずにゃんは私といると癒される?」

アズサ「さあ、どうでしょう」

唯「つれない、あずにゃん。でも、そこが好き。ダキッ」

アズサ「にゃう!?」

澪「で、そのまどかとかなんとかはアズサと同じ、萌えを探求するんだろ」

アズサ「はい」

唯「エヘー。ダキツキチュウ」

澪「……無視だ、無視」

澪「で、律も来てるわけだ。とりあえず、律を迎えにいかないか?」

アズサ「どうしてですか?」

澪「どうしてって、……仲間だろ、私達」

アズサ「仲間……」

アズサ(あの天使と……)

アズサ「うーん……」

澪(考えることなのか)

アズサ(迎えにいけば、戦いは必至。なにせ、天使ですからね)

アズサ「唯先輩はどう思います?」

とりあえず、ユイ先輩に話を振ってみます。

唯「>>58

今日はこんなところで
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/03(水) 18:19:57.05 ID:VzEBwLUKo
・・・・・・ムギちゃん任せた!
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/03(水) 18:20:33.54 ID:oHxImIwQo
そうだね…。でも、りっちゃん達が町を制圧したのが気になるし…
これは私の勘だけど、りっちゃんがあずにゃんと仲違いしてるのって、あずにゃんが魔王なのと関係あるんじゃないかな?
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/04(木) 06:08:51.86 ID:Xochz+iB0
唯「・・・・・・ムギちゃん任せた!」

紬「そうね…。でも、りっちゃん達が町を制圧したのが気になるし…これは私の勘だけど、りっちゃんがアズサさ……アズサちゃんと仲違いしてるのって、アズサちゃんが魔王なのと関係あるんじゃないかしら?」

アズサ(それは……リツ先輩は天使ですもんね)

紬(むこうはアズサ様が魔王とは思っていませんが)

アズサ(それもまた、一興ですよ)

唯「アズニャンが魔王と関係……はっ!?」

憂「何か分かったの?」

唯「りっちゃんはこの魔界がほしいんだよ!」

アズサ「……え?」

唯「だから、魔王のあずにゃんが邪魔なんだよ!」

アズサ「……」

唯「あるいはりっちゃんは中二病であずにゃんの魔王の力に焼きもちを焼いてるんだよ!」

アズサ「……」

澪「……」

憂「さすが、お姉ちゃん! 名推理だよ!」

澪「え?」

唯「エヘヘ」

澪「いやいや」

唯「どうしたの、澪ちゃん。あ、私の名推理にほれぼれした?」

澪「いやいや」

唯「あ、私に惚れちゃった? 駄目だよ、私にはあずにゃんが……モジモジ」

澪「……というか、ないだろ」

唯「何が?」

澪「いや……唯の推理」

唯「ええっ!?」

澪「だって……なあ」

唯「そんなことないもん! 私の推理は当たってるもん!」

澪「すねられても……」

唯「あずにゃんはどう思う?」

アズサ(ここで私に振るんだ)

アズサ「>>61
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/04(木) 06:23:59.38 ID:gIJXOdDao
違うと思います…多分
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/04(木) 06:29:33.68 ID:o/f1+R6+o
何気に、うとうとして、しばらくセリフがなかった憂もいつの間にか目が覚めてるなww
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/04(木) 06:47:49.78 ID:LrNfIy5SO
アズサ「違うと思います…多分」

唯「Σ( ̄ロ ̄lll)」

澪「アズサもそう思うだろ」

唯「う、裏切られた……シクシク……し、信じてたのに……ダキツキチュウ」

アズサ「大袈裟ですよ」

澪(抱きつきながら、言う台詞なのだろうか)

憂「大丈夫だよ! 私はお姉ちゃんの推理を信じるよ!」

唯「憂!」

憂「お姉ちゃん! ダキッ」

紬「麗しい姉妹愛ね」

澪「真ん中にアズサがいなければな」

アズサ「むー!」



唯「というわけで、ムギちゃん」

紬「?」

唯「ムギちゃんはどう思う?」

紬「私?」

唯「2対2……いわば、互角の勝負」

澪「勝負なのか……」

唯「ムギちゃん!」

紬「>>64
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/04(木) 06:49:17.30 ID:7LzgKU5f0
唯ちゃん…それは無いわ
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/04(木) 07:19:06.33 ID:LrNfIy5SO
紬「唯ちゃん…それは無いわ」

唯「Σ( ̄ロ ̄lll)」

唯「ひ、ひどい……ひどいよ……シクシク」

澪「泣くほどのことなのか?」

憂「お姉ちゃん……私は……お姉ちゃんの味方だよ」

唯「憂! ムニュ」

憂「お姉ちゃん! ムニュ」

紬「本当に素晴らしい姉妹ね」

澪「真ん中で2人の胸に押し潰されている、アズサがいなければな」

アズサ「むー……」




唯「じゃあ、澪ちゃんはどう考えるのさ」

澪「私?」

唯「うん。私の意見を否定したんだから、何か考えがあるんでしょ」

澪「いきなり、言われてもな」

唯「……」

澪「わかったから、睨むな。えーと……」

澪「>>66
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/04(木) 07:34:52.02 ID:o/f1+R6+o
えーと、そういえば…あの時は聞き流したが…律が私にアズサを倒す気でいる発言を伝えてたな
(契約して澪も天使になってくれ…とも言ってたような気がするが、それは黙っておいた方がいいな)
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/04(木) 07:48:37.13 ID:LrNfIy5SO
澪「えーと、そういえば…あの時は聞き流したが…律が私にアズサを倒す気でいる発言を伝えてたな 」

澪(契約して澪も天使になってくれ…とも言ってたような気がするが、それは黙っておいた方がいいな)

唯「むう。やっぱり、りっちゃんは魔王になりたいんだよ」

澪「いや、それはないだろ」

唯「じゃあ、どうして、あずにゃんを倒したいの?」

澪「それは……>>68
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/04(木) 07:51:34.65 ID:o/f1+R6+o
仕方ない…この際話すか
幼馴染の私だから知っていた事だったんだが…実は律は天使なんだよ
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/04(木) 12:15:15.42 ID:LrNfIy5SO
澪「それは……仕方ない…この際話すか 。幼馴染の私だから知っていた事だったんだが…実は律は天使なんだよ」

唯「………」

澪「信じれないかもしれな」

唯「ぷー」

澪「!?」

唯「ククク、りっちゃんが天使……あははははは」

澪「……」

唯「り、りっちゃんWWWW。中2病じゃなくて、乙女なんだね。あはははは」

澪「笑いすぎだろ」

唯「でも、想像さしたら、さ」

澪「……気持ちは分かる」

唯「で、りっちゃんが天使だとして、どうして、あずにゃんを襲うの?」

澪「私の推測だが>>70
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/04(木) 12:49:52.47 ID:gIJXOdDao
特に意味はないんじゃないか?
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/04(木) 18:09:52.59 ID:LrNfIy5SO
澪「私の推測だが特に意味はないんじゃないか?」

唯「意味もないのになんで、あずにゃんの命を狙うの?」

澪「そんなのは知らん」

アズサ「まあまあ」

紬「でも、どうしましょう。このままというわけには……」

アズサ(それもまた、面白いけど……)

1 ここは様子をみる

2 直ちに排除します

3 対話を試みる

>>72

今日はこんなところで
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/04(木) 18:10:55.10 ID:o/f1+R6+o
3
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/04(木) 22:41:30.15 ID:QL9k21ppo
一人で物語がすすんでいく
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/05(金) 05:53:48.03 ID:Q4XXopmg0
アズサ「とりあえず、お話しでもしましょうか」

唯「そうだね! そうしよう」

アズサ「やつらは?」

家来「始まりの町です」

アズサ「うむ。いきますよ」

皆「おー!」

始まりの町

ほむら「見て、まどか。これがサザンクロスよ」

まどか「きれい……」

律(何言ってんだ、こいつら。というか、恐ろしいな。速攻で町を制圧。住民を奴隷にして、町を建設させるなんて)

ほむら「いずれはこの世界を支配するわ。ファサ」

まどか「ウェヒヒヒヒ。頑張って、ほむらちゃん」

律「……」

悪魔「た、大変です」

律「どうした?」

悪魔「魔王様が……」

律「魔王?」

悪魔「はい。話がしたいと」

律「……」

律(やべえよ。魔王が出てきてしまった。さすがに私じゃ、魔王と戦ったら、瞬殺されるよ。しかも、私は天使だし)

悪魔「どうなさいましょう」

律「>>75
75 :名無しNipper [sage]:2012/10/05(金) 06:06:26.53 ID:3nNzsQGAO
話合いに応じる
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/05(金) 07:09:18.80 ID:bQRErbJSO
律「話合いに応じる」

悪魔「はっ」

さやか「大丈夫なの?」

律「…………」

さやか「な、何か言ってよ」

律「死ぬ前に懺悔を……」

さやか「!?」

杏子「!?」

まどか「私、死んじゃうの?」

ほむら「あなたは死なないわ。私が守るもの」

ガチャッ

律「来る……」

唯「やっほー、りっちゃん」

律「!? ゆ、唯!?」

澪「まったく。何をしてるんだ、律」

紬「りっちゃん、ひさしぶり」

憂「昨日も会ってますよね」

律「澪!? ムギ!? 憂ちゃんまで!?」

アズサ「やれやれ」

律「おまえ……やっぱり、おまえが魔界に……この悪魔め!」

唯「悪魔? 違うね、あずにゃんは魔王だ」

律「どっちでもい……なんだと?」

律「もう一度、頼む」

唯「悪魔? 違うね、あずにゃんは魔王だ!」

律「………………ぎゃあああああああああ」



澪「なるほど。律はアズサが悪魔とは知らずに、殺そうとしたのか」

律「悪魔を倒すのが、天使の仕事だからな」

唯「そうなの?」

アズサ「さあ?」

澪「で、どうするんだ?」

アズサ「……」

1 私に牙を見せた以上は生かしてはおきません

2 仕方がありません。無罪としましょう

>>77
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/05(金) 07:13:04.40 ID:Icvgbyq1o
2
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/05(金) 07:16:18.21 ID:Icvgbyq1o
>悪魔とは知らずに
ミス?
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/05(金) 07:28:23.75 ID:bQRErbJSO
ミスです

澪「なるほど。律はアズサが魔王とは知らずに、殺そうとしたのか」

律「悪魔を倒すのが、天使の仕事だからな」

唯「そうなの?」

アズサ「さあ?」

澪「で、どうするんだ?」

アズサ「仕方がありません。無罪としましょう」

律「……すまない。ありがとう、アズサ」

アズサ「気にしない……」

カチャッ

アズサ「……なんのつもり、ほむら」

ほむら「あなたを倒せば、この世界は私……律様のものよ」

律「!?」

澪「謝罪の振りをして、囮になるとは……」

唯「卑怯だよ、りっちゃん!」

律「ち、ちが……」

杏子「ほむらの名前を……おまえら、知り合いか?」

ほむら「まあね」

アズサ「どういうつもりですか。あなたはシャフト。私はキョウト。かい……流派は違えど、共に萌えを追求してきた仲じゃないですか」

澪「何を言ってるんだ、こいつ」

ほむら「いずれは決着をつけようと思ってたのよ」

アズサ「……」

1 いいでしょう

2 ユイ先輩、ゴーです

3 ミオ先輩、ゴーです

>>81
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/05(金) 07:31:59.41 ID:Lm/7olnwo
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/05(金) 07:32:16.48 ID:Icvgbyq1o
1
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/05(金) 12:16:00.63 ID:bQRErbJSO
アズサ「いいでしょう」

唯「大丈夫?」

アズサ「任せて下さい」

杏子「大丈夫かよ、相手は魔王だろ」

ほむら「問題ないわ」



アズサ「……」

ほむら「……」

アズサ・ほむら「「勝負!」」



ほむら「ほむ?」

皆「……」



さやか「い、いきなり、何をやってるんだ……」

まどか「ううん。これはいい先制パンチだよ」



アズサ「ぐはっ」



澪「効いてる!?」

唯「萌え道の戦いでは萌えの動作をすることで」

まどか「萌えの威力だけ、相手にダメージを与えるんだよ」



アズサ「やりますね。………ならば!」

アズサ「にゃあ♪」

ほむら「ぐはっ」



唯「あずにゃんの反撃だ!」

澪「なんだ、この馬鹿げた戦いは。さて……」

1 戦闘をスキップする

2 戦闘をしない

>>84
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/05(金) 12:23:07.25 ID:cYP6CS17o
2
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/05(金) 13:23:45.65 ID:Lgwy/wNso
 はた
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/05(金) 13:47:52.60 ID:qVTrG9a90
1
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/05(金) 18:05:55.03 ID:bQRErbJSO
澪「……」

はた

澪「?」

戦闘をスキップする?

1 する

2 しない

>>87

今日はこんなところで
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/05(金) 18:13:26.05 ID:Icvgbyq1o
1

てか、この場合だと安価下になってたんじゃあ?
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/06(土) 06:09:57.99 ID:DW5rbq/d0
アズサ「やってやるです!」

アズサ「私の目に入る範囲にいてください!」

ほむら「ぐはああああああ」

アズサ「ほむほむと経絡秘孔をつきました。あなたの愛称を抱いて死になさい」

アズサ「3分です」

まどか「ほむらちゃああああああああああああん」

ほむら「ま……ど……か……ガクッ」

唯「本当についたの?」

アズサ「まさか」

まどか「よくも……ほむらちゃんを」

ほむら「Zzzzzz」

杏子「寝てるだけじゃん」

まどか「なんだ」



89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/06(土) 06:10:33.97 ID:DW5rbq/d0
魔界入り口

アズサ「ここを通れば、人間界に戻れます」

アズサ「素晴らしい戦いでしたね」

ほむら「ええ。ファサ」

澪「今度、会うときはゆっくりしたいものだ」

アズサ「そうですね」

律「じゃあ、帰ろうか」

アズサ「ええ。さようなら」

唯「うん。じゃあ……あれ?」

アズサ「どうしました?」

唯「あ、あずにゃんは?」

アズサ「私は……」

唯「あ、あずにゃん……?」

アズサ「私は人間界に行けません」

唯「ど、どうして!」

アズサ「リツ先輩が来て、町を制圧してくれたおかげで再び、世界が混沌となりました」

唯「……」

律「悪かったから、睨むな」

アズサ「なので、私は魔界『オケブイン』を再び、統治しなくてはいけません」

唯「そんな……」

アズサ「なので、今は戻れません」

唯「うう……」

澪「アズサ……」

憂「アズサちゃん……」

紬「……」

唯「いやだ……」

アズサ「?」

唯「私……あずにゃんと……別れたくないよ。ウルウル」

アズサ「ユイ先輩……」

唯「あずにゃん、一緒に帰ろうよ」

アズサ「ですが……」

唯「?」

アズサ「私がいなくなれば、この世界が混沌として、たくさんの命が奪われるでしょう」

唯「!!」

アズサ「私はここに残らなければなりません」

唯「……」

1 分かった。さよならだね、アズニャン」

2 いやだ。私はここに残る

>>90
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/06(土) 06:14:30.95 ID:7A2dxWuf0
2 あのプレイが忘れられない
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/06(土) 06:52:47.57 ID:DW5rbq/d0
唯「じゃあ、私も残る」

唯(あのプレイを忘れらないからね)

アズサ「ユイ先輩……」

澪「正気か、唯……」

律「もう……戻れないかもしれないのに……」

唯「それでも私は……残るよ」

憂「お、お姉ちゃん……」

唯「憂……」

憂「わ、私は……」

唯「憂の好きにしていいよ。私に気は使わなくていいから」

憂「……」

唯「残るにしても、残らないにしてもさ」

憂「……私は>>91
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/06(土) 06:54:29.89 ID:pM/1igit0
お姉ちゃんが残るなら私も残る!
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/06(土) 06:55:23.46 ID:bCQnCywao
私もお姉ちゃんもアズサちゃんを愛してるんだよ
だから一緒に居たいの。エッチの時だって一方的にアズサちゃんにリードされるだけでなく、私達もリードして愛し合いたいの
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/06(土) 07:48:24.13 ID:0xz+q/TSO
憂「お姉ちゃんが残るなら私も残る!」

唯「憂……」

アズサ「そうですか」

澪「………そっか」

律「……寂しくなるな」

唯「大丈夫だよ。きっと、また会えるよ……ウルウル」

澪「……そうだな。グス」

律「きっと……だぞ……グス」

憂「澪先輩……」

澪「ん?」

憂「純ちゃんに……さようならって……ウルウル」

澪「…………ああ。きっと、伝える」


律「じゃあ……またな!」

光の中にリツ先輩達は消えていきました。



95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/06(土) 07:49:15.71 ID:0xz+q/TSO
澪の家

澪「……戻ってきた」

紬「やったわね」

澪「よかったのかな?」

紬「え?」

澪「戻ってはこれたけど、大事な友達が……」

紬「澪ちゃん……」

律「澪……」

さやか「あー、お話し中、悪いんですが」

律「ん?」

さやか「お給料を」

律「そうだったな。いくらだ?」

さやか「500万」

律「そうか。やす……なに?」

ほむら「まどかを駆り出したのよ。安いものだわ」

律「いやいや。さやかが呼んだんじゃ……」

さやか「必要経費です」

律「」

ほむら「ちなみに別途、使用した武器の代金も送るわ」

律「」

紬「りっちゃんが真っ白に」

澪「自業自得さ」

紬「それもそうね」
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/06(土) 07:50:10.34 ID:0xz+q/TSO
1ヶ月後

澪「アズサ達がいなくなって、1ヶ月か」

今では軽音部も私とムギの2人だけ。律は必死でバイトや悪魔退治に奔走しているため、これない

澪「寂しいものだな」

澪「ただいま」

澪母「おかえりなさい」

澪の部屋

澪「ふー」

???「おかえりなさい」

???「おかえり、澪ちゃん」

憂「お、おかえりなさい」

澪「ただいま」

やれやれ。今日も疲れた。

ヌギヌギ

???「相変わらずのおっぱいですね」

???「また、大きくなってるね」

???「ゴクリ」

澪「おいおい。あんまり、見る……ええっ!? ((((;゜Д゜)))」

アズサ「どうしました?」

澪「な、な、なんで……あ、あ、アズサ達が……」

アズサ「魔界を支配したからです」

澪「は?」

唯「澪ちゃん。あずにゃんは別に2度と会えないとは言ってないよ」

澪「え?」

アズサ「今は帰れないとしか言ってません」

澪「な、な……」

アズサ「というわけで、戻ってきました」

唯「また、よろしくね」

憂「お、お願いします」

澪「………………………………」

唯「ん? 感動して、動けないのかな?」

澪「ば…………」

アズサ「ば?」

澪「ばかああああああああああああああああああああああ」



澪「私の学園には魔王が通っている。その魔王は女好きで、えっちくて、時には残酷で、時には優しい。そして、私にとって、大切な仲間の1人です」

おわり

97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/06(土) 07:51:04.88 ID:0xz+q/TSO
律「な、なんで、金額が増えてんだ!」

ほむら「利子よ。ファサ」

杏子「1日、1%だから、気にすんな」

律「気にするわ!」

まどか「おまわりさんには内緒だよっ!」

END『>>98


98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/06(土) 08:04:53.34 ID:cLt1KQ9X0
御利用は計画的に!
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/06(土) 10:30:26.39 ID:0xz+q/TSO
律「な、なんで、金額が増えてんだ!」

ほむら「利子よ。ファサ」

杏子「1日、1%だから、気にすんな」

律「気にするわ!」

まどか「おまわりさんには内緒だよっ!」

END『御利用は計画的に!』

現実

澪「さて……終わった」

梓「しかし……」

唯「?」

梓「ゲームばかりで学校に行かなくて……」

唯「細かいことは気にしない、気にしない」

律「まったくだ」

梓「しかし、ここ1ヶ月ばかり……」

紬「気にしちゃダメよ」

アズサ「……」

1 仕方がない。次にいく

2 引きこもりはよくない。死ぬしかない

3 その他

>>100
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/06(土) 10:34:27.15 ID:set9BOKpo
全員でゲームをオカズにおなにー
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/06(土) 11:55:02.87 ID:0xz+q/TSO
梓「とりあえず、○ナニーをしましょう」

唯「そうだね。とりあえず、何をおかずにするかを決めるために皆の意見を聞こうか」

律「なら、私は姉○だ」

紬「私は処女はお姉さまに○してるね」

澪「私はナニにしようかな…………なんでもいいや」

唯「私は催眠○園にするー。あずにゃんは?」

梓「>>102
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/06(土) 11:56:13.65 ID:qbSgIVCW0
聖もんむす学園
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/06(土) 15:11:47.47 ID:0xz+q/TSO
梓「聖もんむす学園」

唯「わーお」

澪「見事にバラバラだな」

律「じゃあ、間をとって、スクデズにしよう」

紬「何気なく、言葉様は澪ちゃんに似てるしね」

律「そうか?」

梓「とりあえず、オナニーです」



梓「ふう」

澪「ハアハア」

紬「しかし、困ったわ」

律「どうした?」

紬「○ナニーですっきりはしたけど、落ちが浮かばないわ」

律「私達の堕落生活はこれからも続くでいいじゃないか」

紬「そういう終わり方はよくあるけど」

澪「ないよ」

紬「あまりにも格好悪いじゃない」

澪「そういう問題か?」

紬「唯ちゃんはどう思う」

唯「クチュクチュ………ん?」

澪「2回戦、始めてる!?」

唯「うーん……」

1 とりあえず、まだ、ゲームをしようよ

2 もう、いいよ。いいんだよ。終わろう

3 その他

>>104
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/06(土) 15:17:19.61 ID:iTlaOvLdo
みんなでムギを暴力的に犯す
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/06(土) 18:28:50.78 ID:0xz+q/TSO
唯「みんなでムギちゃんを暴力的に犯そう」

梓「えー」

澪「ろくなことを考えな……」

律「ガシガシ。どうした? はやく、犯ろうぜ」

澪「律!?」

梓「くわえろです」

澪「梓まで!?」

唯「場所がないや」

律「あるだろ。………穴は2つだぜ」

唯「りっちゃん、あたまいい!」

紬「や、やめ………ふごおおお!」



唯「すっきり!」

梓「そんなことより……」

唯「ん? 分かってるよ。えーと……」

1 とりあえず、まだ、ゲームをしようよ

2 もう、いいよ。いいんだよ。終わろう

3 その他

>>106

今日はこんなところで
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/06(土) 18:29:56.17 ID:bCQnCywao
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/06(土) 20:12:07.51 ID:OpKP3aHOo
Part1からずっと見てるけど終わらないでほしいわ、、毎日の楽しみ
頑張ってくれ
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 05:50:29.23 ID:Gv30pHSSo
同感
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/07(日) 06:25:28.57 ID:XsoTfs480
唯「とりあえず、まだ、ゲームをしようよ」

澪「考えを先送りか」

紬「それもまた一興よ」

律「んで、どれにするよ」

1 タイトル不明 (陵辱編)

俺(名前未定)は男子校に通う2年生。

最近の少子化の影響で俺の通う学園も大変な状況らしくて、近くにある桜が丘学園(女子校)との併合も考えてるらしく、俺も含めて、10名ばかし、桜が丘学園に試験的に通うことになった。

『ククク。これでヤりたい放題だな』

そんな中で、歓迎会の中で軽音部のライブを聞いた。

『どいつもこいつも上玉だな。ゴクリ』

俺は楽しみで胸と股間を膨らませつつ、ほくそ笑んだ。

2 タイトル未定 (純愛編)

俺(名前未定)は男子校に通う2年生。

最近の少子化の影響で俺の通う学園も大変な状況らしくて、近くにある桜が丘学園(女子校)との併合も考えてるらしく、俺も含めて、10名ばかし、桜が丘学園に試験的に通うことになった。

『あーあ……最悪だ』

俺はゆっくり音楽をやっていたかったんだが……俺の親父(学園長)に無理矢理、通うように言われて、気分はブルー。

そんな中で、歓迎会の中で軽音部のライブを聞いた。

『これは……』

俺は彼女たちの演奏を聞いて、感動を覚え、入部を決意した。

3 魔法少女 ※ 何番煎じかは知らん。

『僕と契約して、魔法少女になってよ』

私の名前は『平沢 唯』。桜が丘学園に通う2年生。

ある日、すっぽんもどきみたいなトンちゃんとかいうのが現れたの。

『願い事を1つ叶えてあげる。そのかわり、魔法少女になって戦うんだ』

私の運命はこれから、どうなるんだろう

4 やりなおし

>>110−112 多いやつ
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 06:29:21.34 ID:Gv30pHSSo
3
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/07(日) 06:42:55.24 ID:wysI6TEE0
3
112 :名無しNIPPER [sage]:2012/10/07(日) 07:14:43.46 ID:RBBw7aCAO
まぁ女の子にチンポが生えるのが当たり前なSSに男は存在する意味がありませんし
113 :名無しNIPPER [sage]:2012/10/07(日) 07:28:03.96 ID:RBBw7aCAO
112は3で
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/07(日) 08:06:53.20 ID:XsoTfs480
タッタッタッ。

私はただ、ただ、走っている。

タッタッタッ。

ただ、ただ、夢中で走る。

タッタッタッ。

階段を駆け上り、ドアの前に。

ガッチャ。

唯「うわっ……」

そこはビルの屋上。空には何か大きな化け物みたいのが浮いている。

???「アハハハハハハ」

唯「あ、あれは……」

他に、ツインテールの少女が……。

???「パッ」

???「アハハハハ」

その少女に無数の攻撃が……。

???「ぐっ……」

その少女はその攻撃をかわしていく。

唯「ひどいよ……」

???「仕方がないよ。彼女1人には荷が重すぎた。でも、彼女も覚悟の上だろう」、

???「アハハハハ。ビュッ」

???「ぐっ……」

ビューン、ガシャン。

唯「そんな……あんまりだよ! あの子が……」

???「諦めたら、それまでだよ?」
唯「?」

???「でも、君には運命を変えられるよ」

唯「え?」

???「避けることのできない滅びも嘆きも君が覆せばいい。そのための力があるんだから」

唯「……本当に? 私にも? そんな力が?」

???「もちろんさ。だから、僕と……」

???「―――」

???「僕と契約して、魔法少女になってよ!」

第1話『>>115

115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 08:26:33.79 ID:Gv30pHSSo
ツインテールの魔法少女との出会い
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 09:11:34.83 ID:QzMI8kmSO
第1話『ツインテールの魔法少女との出会い 』

唯母「起きなさい!」

唯「はっ!?」

唯母「いつまで、寝てるの。まったく」

唯「ゆ、夢落ち!?」

唯母「は? 何でもいいから、早く起きなさい」

唯「う、うん」



バシャッバシャッ。

唯「んん……フキフキ」

唯「ヘアピンにするかポニテにするか……むむ」

唯母「ヘアピンにしときなさい」

唯「ヘアピンのほうが可愛らしいから?」

唯母「憂と区別つかないから」

唯「そんな理由で!?」



唯「いってきまーす」

ガチャン。

タッタッタッ

唯「おはよう、ムギちゃん、……」

1 りっちゃん

2 和ちゃん

>>117
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 09:18:14.72 ID:1r8ZOrt6o
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 10:21:42.28 ID:QzMI8kmSO
唯「おはよう、和ちゃん、ムギちゃん」

紬「おはよう、唯ちゃん」

和「遅いわよ、唯」

唯「ごめん、ごめん」



紬「そのヘアピン……」

唯「?」

紬「可愛いわね」

唯「えー、そ、そうかな。エヘヘ」

和「まさか、そうやって、男に媚びを売るのね」

唯「ち、違うよお」

和「けしからん! 唯は私の嫁になるの! ダキッ」

唯「きゃああ」

キャッキャッ

紬「……2人とも」

唯・和「「はっ!?」」



学園

119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 10:22:33.68 ID:QzMI8kmSO
放課後

唯「ムギちゃん」

紬「ええ」

和「部活、頑張ってね」

紬「ええ」

唯「和ちゃんはまた、憂のところ? ニシシ」

和「……あなたもたまには行きなさいよ」

唯「休みには行ってるし、なにより、和ちゃんの邪魔をしたくないからね」

和「も、もう! からかって!」

唯「あはは」

軽音部室

唯「こんにちはー」

紬「こんにちは」

純「こんにちはー」

澪「こんにちは」

ここは軽音部。部長は澪先輩で、私にムギちゃんに純ちゃんの4人。ちなみに……。

紬「早く、今週中に後1人、部員を集めないとね」

純「そうですね」

澪「焦ることはないよ」

紬「でも……廃部になっちゃう……」

そう。5人、部員を集めないと、廃部になってしまうのだ。

純「私も声をかけてるんですけど……」

紬「この時期だとねー」

ガララ

さわ子「どうもー」

澪「先生」

さわ子「はー、疲れるわ」

紬「お疲れ様です」

さわ子「ところで、目玉焼きは半熟? かたやき? 純ちゃん」

純「>>120
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 10:25:28.71 ID:Gv30pHSSo
どっちもいけますよ
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 12:32:46.40 ID:QzMI8kmSO
純「どっちもいけますよ」

さわ子「そうよね。皆も目玉焼きの焼き方で文句を言う彼氏は作らないように」

皆(またか)

さわ子「というわけで、新入部員を紹介するわ」

皆「新入部員!?」

唯「そ、そういう大切なことは早く言って下さい!」

さわ子「目玉焼きの焼き加減のほうが重要よ」

唯「いやいや!」

さわ子「とにかく、入りなさいな」

ガチャッ

???「失礼します」

純「あっ……」

唯「!?」

紬「うわ……すごく、かわいい……」

スタスタ

???「チラッ」

唯「ビクッ」

さわ子「実は今日、転校してきたの。自己紹介を……」

???「中野 梓です」

さわ子「……え?」

梓「ペコリ」

さわ子「………パチパチ」

皆「パ、パチパチ」

梓「……チラッ」

唯「ビクッ」



純「とりあえず、新入部員への質問ターイム!」

紬「何の楽器をやりたいの?」

梓「>>122
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/07(日) 12:35:38.63 ID:9JOMcSBZ0
ギター
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 13:28:16.44 ID:QzMI8kmSO
梓「ギター」

澪「ほう」

紬「唯ちゃんと同じね」

唯「……」

紬「唯ちゃん?」

唯「……はっ!? な、何かな」

紬「梓ちゃんも唯ちゃんと同じギターなんだって」

唯「へ、へえー」

梓「……」

純「次のしつ……」

梓「すいません」

純「ん?」

梓「緊張しすぎて、ちょっと気分が……保健室に行っても……」

純「おっと、それは大変だ」

澪「帰ったほうがいいんじゃないか?」

梓「いえ。少し、休めば、大丈夫です。……平沢さん」

唯「は、はい!」

梓「保健室に案内して下さい」



124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 13:28:44.56 ID:QzMI8kmSO
テクテク

梓 唯←並び順

唯(これじゃ、私が案内されてるみたいだよ)

唯「えっと、保健室の場所は……」

梓「こっちですよね」

唯「そ、そう。えっと、中野さん?」

梓「…………………」

梓「梓でいいです」

唯「それじゃ、梓ちゃ……ううん。あずにゃんって、呼ぶね」

梓「…………………」

唯「い、いや、あずにゃんは猫みたいだし、可愛らしいあだ名にしたほうがより親しみが、さ」

梓「…………………」

梓「勝手にしてください」

唯「は、はい」

唯(何だろう、この緊張感)

梓「平沢さん」

唯「あ、ゆ、唯でいいよ」

梓「平沢 唯さん。あなたは貴女は自分の人生が、貴いと思う? 家族や友達を、大切にしてる?」

唯「え? い、いや、大切にはしてるよ」

梓「本当に?」

唯「う、うん」

梓「そうですか。もしそれが本当なら、今とは違う自分になろうだなんて、絶対に思わないで下さい。じゃないと……全てを失うことになります。あなたは、平沢唯さんのままでいればいい。今までどおり、これからも」

唯「あ、あずにゃんさん?」

梓「スタスタ」

唯「あっ……」

125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 13:29:15.77 ID:QzMI8kmSO
部活後

喫茶店

唯「ということがあったの」

和「ふーん。なかなかキャラが立ってるわね」

唯「何なんだろうね」

和「どこかで会ってるんじゃない?」

唯「覚えがないよ。…………現実では」

和「現実では?」

唯「う、うん。実は……うんたん♪ うんたん♪」

和「うんたん♪ うんたん♪ って、言われても……」

唯「そこは空気を読んでよ」

和「とりあえず、夢の中で会ったことがある、と」

唯「うん。何か分かる?」

和「>>126
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 13:33:37.51 ID:1r8ZOrt6o
前世の記憶ね
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 13:59:50.08 ID:D1F+tkNOo
元ネタ知らんけど楽しめるかな
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 16:31:04.49 ID:QzMI8kmSO
和「前世の記憶ね」

唯「前世!?」

和「前世で恋人だったのよ」

唯「こ、恋人!?」

和「しかし……」

唯「どうしたの?」

和「あなたも夢とか……キャラ立てを始めたの?」

唯「ち、違うよお!」

和「まあ、いいわ。そろそろ、出ましょうか。書店にもに寄りたいし」

唯「そういえば、憂はどうだった?」

和「…………いつもどおりよ」

唯「そっか」

129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 16:31:32.20 ID:QzMI8kmSO
書店

唯「今週のワンピもなかなか……」

???『たすけて……』

唯「?」

???『平沢唯……助けて……』

唯「な、なんだろ、この声……むこうからだ」

タッタッタッ

和「?」

130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 16:32:49.59 ID:QzMI8kmSO
廃屋

唯「こ、ここかな……」

私は恐る恐る、足を踏み入れる。

???『たすけ……』

唯「ど、どこに……」

ガシャン!!!

唯「!?」

???「ハアハア」

目の前に傷ついた亀のようなものが落ちてきました。

唯「な、な、何これ……」

???『たすけて……』

唯「! 君が私を呼んだの?」

ガシャン!

唯「!?」

???「……」

唯「え……」

???「そいつから離れて下さい」

唯「あ、あ、あずにゃん……」

梓「……」

唯「あずにゃんが……この亀さんを……」

梓「そいつをこっちに渡してください」

唯「い、嫌だよ。この子、こんなに傷ついて………それに私に助けを求めてたし……」

梓「……」

コツコツ。

あずにゃんは私に1歩1歩近づいてくる。

梓「……」

131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 16:33:19.90 ID:QzMI8kmSO
ぷしゃああああああ。

梓「!?」

和「唯! こっち!!」

唯「うん!」



梓「チッ」

私が2人を追いかけようとすると……。

ビューン

周りの景色が廃屋から異様な空間にかわる。

梓「………こんなときに」



和「あの電波でコスプレで通り魔さんがあんたの後輩?」

唯「う、うん」

タッタッタッ

私達は闇雲に走った。出口を目指して。

和「この辺りに……」

ビューン。

132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 16:33:46.23 ID:QzMI8kmSO
和「あ、あれ? 出口がない!?」

唯「和ちゃん……よ、様子が……」

和「え?」

ビューン

周りの景色はさっきまでの廃屋とはうってかわり、異様な雰囲気を醸し出している。

和「な、な、なんなの……」

???「ケラケラケラケラ」

和「ひいいいい」

唯「な、な、なんなの、これ」

???「ケラケラケラケラ」

私達を囲むようにそいつらは迫ってきます。

唯「こ、こわいよ……」

和「唯……」

ピィシャーン!

唯・和「「!?」」

何か、リボンのようなものが私達の周りに張り巡らされる。

???「大丈夫か、唯?」

133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 16:35:06.80 ID:QzMI8kmSO
唯「この声は……」

和「知り合い?」

???「見ない顔もいるな。そうだな。自己紹介をしないと。でも、その前に……」

ピカーン

???「一仕事させて、もらう!」

澪先輩は銃のようなものを出し、変なやつらを次々に攻撃する。そして……

ピィシャーン

唯「もとに戻った……」

和「な、なんなのよ……」

澪「危ないところだったな。もう少しで……」

上を見る、澪先輩。

134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/07(日) 16:35:59.13 ID:QzMI8kmSO
梓「………」

唯「あ、あずにゃん……」

澪「魔女は逃げた。仕留めたいならすぐに追いかけるんだな。今回はあなたに譲ってあげるよ」

梓「……魔女に用はないわ。用があるのは……チラッ」

唯「ビクッ」

澪「飲み込みが悪いな。見逃してあげるって言ってるんだ」
梓「……」

澪「お互い、余計なトラブルとは無縁でいたいだろ」

梓「…………………」

ダッ

唯「あ、あずにゃん……」

1 梓を追いかける

2 追いかけない

>>136

今日はこんなところで
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 16:36:21.89 ID:Gv30pHSSo
1
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 16:37:34.66 ID:Gv30pHSSo
>>135
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) :2012/10/07(日) 16:48:13.91 ID:blFMa/P60
age
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 17:36:04.44 ID:D1F+tkNOo
連投で安価とんなや
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 18:34:09.37 ID:Gv30pHSSo
連投で安価をとってはいけないルールーはないんだけど?
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/07(日) 18:50:38.70 ID:LQOAtquCo
ルール以前に自分勝手という事だろ
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/08(月) 05:56:41.71 ID:5kQ1Tgso0
まぎ唯「和ちゃん。この子、お願い!」

和「え?」

唯「あずにゃん!」

和「ゆ、唯!」

澪「唯!」



142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/08(月) 05:57:13.80 ID:5kQ1Tgso0
唯「はあはあ……どこに行ったのかな……」

梓「何をしにきたんですか」

唯「あ、あずにゃん」

梓「澪せ……秋山部長たちの所に行かないんですか」

唯「そ、それは……あ、あずにゃん」

梓「はい」

唯「えっと……い、いろいろと聞きたいことがあるんだけど……」

梓「…………仕方がありません」

143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/08(月) 05:58:22.23 ID:5kQ1Tgso0
喫茶店

唯「えっと……とりあえず、さっきの変なのは一体……」

梓「……信じてもらえるかは分かりませんが」

あずにゃんは言葉を区切り、話し始めます。

梓「まず、私や秋山部長は魔法少女と呼ばれるものです」

唯「ま、魔法少女?」

梓「はい」

唯「えっと……」

梓「信じられませんか?」

唯「い、いや、そういうわけじゃなくて……が、学園生にもなって、ねえ」

梓「気持ちは分かります。これを見てください」

あずにゃんは宝石みたいなのをテーブルに乗せます。

唯「綺麗な宝石だね」

梓「これはソウルジェムです」

唯「ソウルジェム?」

梓「これは魔法少女の証。さっきのすっぽんもどきみたいな通称『トンちゃん』と契約をすることで手に入ります」

唯「契約?」

梓「……あいつは願い事を何でも叶えてくれるかわりに魔法少女になって、魔女と戦う使命を課されるんです」

唯「魔女って……」

梓「さっきのあの空間にいるような奴らです」

唯「なるほど」

梓「魔女とは魔法少女が祈りから生まれるなら、魔女は呪いから生まれるもの。例えば、原因不明の事故とかってありますよね」

唯「う、うん」

梓「あれに魔女が関わっていることも多いんです」

唯「ほう」

梓「それを私達が倒すんです。それで、倒すと……」

あずにゃんは黒い物をおきます。

唯「これは?」

梓「グリーフシードです」

唯「それはなんなの?」

梓「魔法を使うと、このソウルジェムは黒くにごります。これを使って、そのけがれを吸収することができます。これが魔女を倒すとたまに手に入ります」

唯「ほへー。でも、魔法少女って格好良さそうだね。それに願い事も叶うし、人間に害を及ぼす、悪い魔女も退治できるし……いい事尽くめだね!」

梓「…………」

144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/08(月) 05:59:20.10 ID:5kQ1Tgso0
唯「願い事って何でも叶うの?」

梓「……はい」

唯「そっかー。億万長者になれたり、不老不死になれたりして、おまけに正義の味方になれるんだね! ワクワク」

梓「そんなに生易しい物ではありません」

唯「ほへ?」

梓「魔女との戦いに敗れたら……死んじゃうんですよ」

唯「!」

梓「……ここまでは」

唯「?」

梓「あの……トンちゃんが教えてくれる事実」

唯「ほえ? まだ、何かあるの?」

145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/08(月) 05:59:51.97 ID:5kQ1Tgso0
梓「実はこのソウルジェム……私の魂なんです」

唯「た、魂?」

梓「はい」

唯「これが?」

梓「ええ」

唯「……つまり?」

梓「願い事を1つ、叶えるかわりに私達の魂を石ころにかえられ、ゾンビになっちゃうんです」

唯「……」

梓「範囲は100メートル。これをすぎると動かなくなります」

唯「……」

梓「唯先輩は……絶対に魔法少女にならないで下さい」

唯「……えっと」

梓「約束してください」

唯「う、うん」

梓「……約束ですからね。はい、お金」

スタスタスタスタ。

あずにゃんは歩いて去っていきました。


146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/08(月) 06:00:56.59 ID:5kQ1Tgso0
自宅

和「大丈夫だったの?」

唯「え、えっと……どうなんだろ?」

和「はっきりしないわね」

唯「和ちゃんはどうだったの?」

和「私? あの後、秋山先輩の家に行って、いろいろと説明されたわ」

唯「……そう」

和「まあ、いろいろあって疲れただろうから、明日、話をするわ」

唯「う、うん」

147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/08(月) 06:01:24.41 ID:5kQ1Tgso0
次の日

唯「……そっか」

昨日、和ちゃんの話を聞いて、私が聞いたのとほぼ同じでした。違うとすれば、ソウルジェムは魂云々のくだり。

和「そんなわけで、放課後に秋山先輩といっしょに魔法少女体験コースに行くんだけど……どうする?」

唯「……」

1 行く

2 行かない

>>149
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/08(月) 06:17:04.21 ID:0NNQnzvLo
ksk
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/08(月) 06:35:44.73 ID:kyGxo4EDO
2
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/08(月) 07:00:10.80 ID:5kQ1Tgso0
唯「行かない」

和「そっか」

唯「和ちゃんは行くの?」

和「うん」

唯「そっか」

私は……どうしよう。

1 あずにゃんのところに行こう

2 もう、これ以上、関わり合いになるべきじゃない

>>151
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/08(月) 07:04:05.37 ID:0NNQnzvLo
1
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/08(月) 07:52:55.12 ID:5kQ1Tgso0
唯(あずにゃんのところに行こう。昨日のことも気になるし)

和「どうしたの?」

唯「何でもないよ」

放課後

軽音部部室

澪「……」

純「……」

紬「……」

唯「……」

梓「〜♪」

唯(空気が……重い)

紬「ね、ねえ、唯ちゃん……この空気……」

ゴニョゴニョと話しかけてきます。

唯「う、うーん……」

澪「なあ」

澪先輩はいつのまにか、ギターを弾くあずにゃんの前に。

澪「昨日の今日でよく来たな」

梓「何か?」

澪「何かって……」

梓「軽音部でギターを弾いてるだけです。いけませんか?」

澪「いや、いけなくはないが……」

唯「ぎ、ギター、うまいね、あずにゃん!」

紬「そ、そうね!」

梓「……そうですか?」

唯「う、うん。プロみたいだよ!」

梓「……………………」

紬「いつから、やってるの?」

梓「………遠い昔から」

唯「あ、あはは。まるで、老人みたいだね」

紬「誰かに教わったの?」

梓「…………大好きで……とっても大切で………尊敬できる先輩から」

唯「へ、へえー。転校前の先輩?」

梓「……………………」

梓「まあ、そんなところです」

唯「そ、そう。あはははは。そ、それじゃ、私達も練習しましょうか」

澪「ん? あ、ああ。そうだな」

唯「そ、それじゃ、私もギターだから、一緒に練習しようか」

梓「……はい」



153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/08(月) 07:53:21.67 ID:5kQ1Tgso0
梓「ここはこうやって、演奏するんですよ」

唯「なるほどなるほど。あずにゃんは詳しいね」

梓「……そんなことはありません」

唯「ところで」

梓「?」

唯「今日の放課後……空いてる?」

梓「…………どうしてです?」

唯「なんというか……き、昨日のことが気になって……」

梓「……今日はちょっと」

唯「よ、用事があるのかな?」

梓「まあ……はい」

唯「……」

1 仕方がないかな

2 どうしても、と頼む

>>155
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/08(月) 08:21:49.00 ID:X2sgq2hSo
2
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/08(月) 08:30:40.13 ID:K8FqxZFS0
1
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/08(月) 09:11:48.86 ID:unFPRHLSO
唯「そ、そっか。仕方がないね」

梓「すいません」

唯「ううん。気にしないで」

部活後

澪「唯」

唯「澪先輩」

澪「昨日のことなんだけど……」

下校中に澪先輩が話しかけてきました。

澪「唯もこの子が見えるんだろ?」

ヒョコッ

トンちゃん「やあ」

昨日のすっぽんもどきみたいなのが話しかけてきます。

澪「この子が見えるってことは、唯もトンちゃんに選ばれた力があるってことさ」

唯「……」

澪「唯も聞いたんだろ。あの子から」

唯「ええ、まあ……」

澪「なら、話は早いな。一度、魔法少女ってものがどんなものか、体験してみないか?」

唯「……」

1 はい

2 もう、関わるのはやめよう

>>157
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/08(月) 09:15:25.95 ID:oPTa474m0
2
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/08(月) 09:39:20.19 ID:unFPRHLSO
唯「ごめんなさい。私は……」

澪「……そうか。残念だけど、無理強いもできないからな」

唯「……すいません。さよなら」

トンちゃん「……」

3週間後

避難所

唯「すごい雨に風……」

トンちゃん「………平沢 唯」



梓「ぐはっ!?」

???「アハハハハハハ」

梓「うう……」

唯「あずにゃん!」

梓「はあはあ」

唯「す、すごい怪我……」

トンちゃん「このままでは死んでしまうね」

唯「どうにもならないの!?」

トンちゃん「ならなくもないよ」

唯「ど、どうすれば……」

トンちゃん「君が僕と契約すればいい。君の力なら、それくらい、わけないよ」

唯「…………分かった。私、契約するよ。願いは……」



END『>>159
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/08(月) 09:43:35.06 ID:ygby8vZf0
魔法少女ユイ☆マギカ
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/08(月) 11:02:02.80 ID:unFPRHLSO
唯「ごめんなさい。私は……」

澪「……そうか。残念だけど、無理強いもできないからな」

唯「……すいません。さよなら」

トンちゃん「……」

3週間後

唯「すごい雨に風……」

トンちゃん「………平沢 唯」



梓「ぐはっ!?」

???「アハハハハハハ」

梓「うう……」

唯「あずにゃん!」

梓「はあはあ」

唯「す、すごい怪我……」

トンちゃん「このままでは死んでしまうね」

唯「どうにもならないの!?」

トンちゃん「ならなくもないよ」

唯「ど、どうすれば……」

トンちゃん「君が僕と契約すればいい。君の力なら、それくらい、わけないよ」

唯「…………分かった。私、契約するよ。願いは……」



END『魔法少女ユイ☆マギカ』



タイトル

1 さいしょから

2 つづきから

3 ゲームをやめる

>161>
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/08(月) 11:02:28.60 ID:0NNQnzvLo
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/08(月) 11:12:47.28 ID:unFPRHLSO
つづきから

どこから、続ける?

>>163
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/08(月) 11:14:37.85 ID:0NNQnzvLo
>>153
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/08(月) 11:36:53.27 ID:unFPRHLSO
梓「ここはこうやって、演奏するんですよ」

唯「なるほどなるほど。あずにゃんは詳しいね」

梓「……そんなことはありません」

唯「ところで」

梓「?」

唯「今日の放課後……空いてる?」

梓「…………どうしてです?」

唯「なんというか……き、昨日のことが気になって……」

梓「……今日はちょっと」

唯「よ、用事があるのかな?」

梓「まあ……はい」

唯「……」

1 仕方がないかな

2 どうしても、と頼む

>>165
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/08(月) 11:40:35.12 ID:NK8UFdRIO
1
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/08(月) 11:49:17.55 ID:unFPRHLSO
唯「そ、そっか。仕方がないね」

梓「すいません」

唯「ううん。気にしないで」

部活後

澪「唯」

唯「澪先輩」

澪「昨日のことなんだけど……」

下校中に澪先輩が話しかけてきました。

澪「唯もこの子が見えるんだろ?」

ヒョコッ

トンちゃん「やあ」

昨日のすっぽんもどきみたいなのが話しかけてきます。

澪「この子が見えるってことは、唯もトンちゃんに選ばれた力があるってことさ」

唯「……」

澪「唯も聞いたんだろ。あの子から」

唯「ええ、まあ……」

澪「なら、話は早いな。一度、魔法少女ってものがどんなものか、体験してみないか?」

唯「……」

1 はい

2 もう、関わるのはやめよう

>>167
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/08(月) 11:49:38.74 ID:NK8UFdRIO
1
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/08(月) 14:12:20.47 ID:unFPRHLSO
唯「はい。分かりました」

私は素直にうなずきます。

澪「よかった。和と待ち合わせしてるから、一緒に行こうか」

唯「は、はい」

トンちゃん「ニヤリ」

こうして、私は魔法少女の世界に足を踏み入れました。それが、私の日常を大きく変えるとも知らずに。

第1話『ツインテールの魔法少女との出会い』 終わり

第2話『>>170
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/08(月) 14:21:07.74 ID:0NNQnzvLo
澪の首チョンバは阻止となるか?
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/08(月) 14:53:18.52 ID:A/8ZBh15o
契約
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/08(月) 16:19:18.32 ID:unFPRHLSO
第2話『契約』

和「結局、来たのね」

唯「え、エヘヘ」

澪「唯は魔法少女について、知ってるか?」

唯「い、一応……朝、和ちゃんに」

トンちゃん「それなら、話は早いね。僕と契約して、魔法少女になってよ」

澪「こら。いきなり、そんなこと言っちゃ、駄目でしょ」

唯「あ、あはは」

澪「昨日は大変だったな」

唯「う、うん」

澪「あの、中野さんに何かされなかったか?」

唯「>>172

今日はこんなところで
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/08(月) 16:20:44.69 ID:ZX2kN5+IO
襲われそうになったけど平気だったよ
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/09(火) 05:41:53.01 ID:kIrozIl10
唯「襲われそうになったけど平気だったよ」

冗談であずにゃんが悪意がないようにアピールしよう。

澪「やっぱり……」

和「通り魔で、強姦魔……やっぱり、危険人物ね」

唯「………あれ?」

澪「もう、あいつと関わるのはやめたほうが……」

和「部活もやめさせたほうが……」

唯「ス、ストップ、ストップ!」

澪「どうした?」

和「やっぱり、警察に……」

唯「ち、違うよ。い、今のは私の小粋な冗談だよ」

澪「笑えないぞ」

和「実際やりかねないし」

唯「も、もう! あずにゃんはいい人だよ」

澪「いい人はこの子を傷つけないぞ」

トンちゃん「……」

唯「うう……」

和「まあ、今はあんな奴より……」

澪「おっと。そうだな。パトロールをしないとな」

174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/09(火) 05:42:52.46 ID:kIrozIl10
訂正

唯「襲われそうになったけど平気だったよ」

冗談であずにゃんが悪い人じゃないことをアピールしよう。

澪「やっぱり……」

和「通り魔で、強姦魔……やっぱり、危険人物ね」

唯「………あれ?」

澪「もう、あいつと関わるのはやめたほうが……」

和「部活もやめさせたほうが……」

唯「ス、ストップ、ストップ!」

澪「どうした?」

和「やっぱり、警察に……」

唯「ち、違うよ。い、今のは私の小粋な冗談だよ」

澪「笑えないぞ」

和「実際やりかねないし」

唯「も、もう! あずにゃんはいい人だよ」

澪「いい人はこの子を傷つけないぞ」

トンちゃん「……」

唯「うう……」

和「まあ、今はあんな奴より……」

澪「おっと。そうだな。パトロールをしないとな」
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/09(火) 05:43:51.74 ID:kIrozIl10
パトロール中

唯「澪先輩は部活が終わってから、ずっとパトロールを?」

澪「ああ」

唯「だから、部活が終わると、すぐに帰るんだね」

澪「悪いな。いつも、帰りの鍵とか任せて」

唯「別に問題ないから、気にしないで下さい」

和「大変ですよね」

澪「まあ、もう慣れたことだしな」

唯「ところで、何で、それを手のひらに?」

澪「こうやって、魔女の気配を察知してるんだ」

唯「ほへー。そんなことまでできるんですか」

澪「うふふ」

ポオオオン。

澪「!」

澪「反応があった」

和・唯「「!」」

澪「こっちだ!」

廃ビル

澪「ここだ……」

唯「澪先輩! あれ!」

女性「ゆら……」

屋上にたたずむ女性が。

唯「あ、あの人……」

和「飛び降りる気……」

女性「ダッ」

ヒュウウウウウウウ。

和「落ちた!?」

澪「くっ!」

澪先輩はリボンを出し、その女性に巻きつけ、ゆっくりと、地面に下ろします。

唯「大丈夫!?」

澪「ぎりぎりで間に合った。今は気絶してるだけだ」

和「よかった」

澪「……やっぱり、魔女の口づけか」

唯「魔女の口づけ?」

澪「まあ、魔女のターゲットみたいな印だよ」

和「ということは近くに……」

澪「ああ。行くぞ」

私達は廃屋のビルに入っていきました。



梓「…………」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/09(火) 05:44:23.55 ID:kIrozIl10
結界入り口

澪「ここだ」

唯「ゴクリ」

和「いよいよ……」

澪「危ないから離れるなよ」

唯「は、はい」

澪「ところで、2人は何か持ってきた?」

唯「わ、私は何も……」

澪「まあ、唯は急だったしな。和は?」

和「>>177
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/09(火) 05:47:17.79 ID:ku16TsNDO
手拭い
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/09(火) 06:04:13.61 ID:kIrozIl10
和「手拭い」

澪「……」

唯「……」

澪「そ、それで、何をするんだ?」

和「汗を拭いたり、血が出てきた時に拭く事ができるわ」

澪「そ、そうか」

唯「そ、それはすごいね」

和「でしょ」

唯(素で言ってるんだから、恐ろしいよ)



澪「気を取り直していくぞ」

唯「はい!」

和「ええ」

私達は結界に足を踏み入れました。



梓「……」

179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/09(火) 06:54:19.04 ID:42oA76vSO
結界内

唯「ここが……」

和「魔女の結界……」

澪「気をつけろよ。下手したら、生きては……」

唯「は、はい」

使い魔「ウケケケケ」

和「あれは……」

澪「使い魔だな。この結界の奥に魔女はいる」

バン!

使い魔「ぎゃあああああ」

澪「行くぞ」

タッタッタッタッタッタッ。

結界最深部

トンちゃん「魔女の気配がするよ! 気をつけて!」

澪「分かった」

和「ついに……」

唯「魔女が……」

澪「………あれだ」

魔女 GERTRUD ゲルトルート 薔薇園の魔女

和「なんていうか……」

和(キモいわね)

唯「あの魔女……」

唯「>>180
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/09(火) 07:35:33.31 ID:Q7wTHVZko
グロいけど、後ろについてる羽はキレイだね
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/09(火) 12:13:50.80 ID:42oA76vSO
唯「グロいけど、後ろについてる羽はキレイだね」

澪「え?」

和「そ、そうかしら?」

唯「うん。あれの羽衣とか着てみたいな」

澪(唯の感性が分からない)

和(昔からなのよね)



澪「とにかく。はっ!」

和ちゃんの手拭いが薄く、透明に私達を包み込みます。

澪「一応、バリヤーを張っておいた。だから、出るなよ」

唯「うん」

和「はい」

澪「それじゃ……戦闘開始だ!」



使い魔「ウケケケケ」

使い魔が澪戦闘に襲いかかります。

澪「まずは……」

1 捏造するな と突っ込んでみる

2 ベースを弾く

3 歌を歌う

4 銃を撃つ

>>182
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/09(火) 12:53:18.21 ID:zIal40FI0
1
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/09(火) 18:14:41.98 ID:42oA76vSO
澪「捏造するな!」

澪先輩はいきなり、使い魔にチョップを仕掛けます。

唯「チョップ!?」

和「見て!」



使い魔「ギャアアアアア」

使い魔「ギャアアアアア」

使い魔「ギャアアアアア」



澪先輩のチョップは真空波のように衝撃で使い魔は次々にやられていきます。



唯「すごいよ!」

和「まるで、格闘家ね」



ゲルトルート「……」

澪「!? しま……」

ブーン!

いい感じに使い魔を倒している、澪先輩の足元から、蔦が出てきて、澪先輩の足に絡まり、宙吊り状態になります。



唯「わ、わ、スカートが……」

和「見事な縞パンだわ」

澪「う、うるさい!」

ゲルトルート(実に素晴らしい)

澪「これ以上、未来の後輩に恥ずかしい姿は見せられない!」

澪先輩は手刀で、蔦を切ります。

澪「くらえ! 捏造するな!」

澪先輩の手刀から繰り出される、風の刃が魔女に命中します。

ゲルトルート「グオオオオオ」

澪「弱ってる。トドメだ!」

1 ティロ・フィナーレ!

2 モエモエ・キューン!

>>185

今日はこんなところで
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/09(火) 18:45:00.83 ID:LHlbKJ+Ao
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/09(火) 18:45:05.74 ID:VDBpz6jAo
1
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/10(水) 06:00:17.45 ID:s5dATXGM0
澪「ティロ・フィナーレ!」

大きな拳銃が澪先輩に現れ、魔女に向かって、大きなエネルギー弾が放たれます。

ゲルトルート「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

ポンッ。

コトッ。

澪「ふう」

唯「か、勝ったの?」

和「み、見て、結界が……」

唯「き、消えていく……」

澪「終わったよ……。さて」

澪ちゃんは黒い宝石みたいの……グリーフシードを拾います。

澪「これが重要なんだ」

和「それは?」

澪「グリーフシード、魔女の卵だ。私のソウルジェムをみてくれ」

和「昨日見たのより、ちょっと黒いですね」

澪「魔法を使うたびに濁っていくんだ。でも、このグリーフシードを使うと……」

ピカアアア。

和「戻った」

唯「す、すごい」

澪「魔女を倒すと手に入るとたまに手に入るんだよ。魔法少女の中には……このグリーフシードのためだけに戦う奴もいるんだ」

和「そ、そうなんですか」

澪「ああ。パッ」

187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県) [saga]:2012/10/10(水) 06:00:49.74 ID:s5dATXGM0
パチンッ

澪先輩は出入り口にグリーフシードを投げます。

澪「後、1回分くらい、使えるだろ」

梓「……」

和「また、あんた……この子を狙ってるの?」

トンちゃん「プクー」

梓「そいつが平沢 唯と接触する前にケリをつけたかったけれど、今更それも手遅れですから」

澪「あんたの目当てはそれだろ。1回分くらいはあるはずだ。それとも、人と分け合うんじゃ不服か?」

梓「違います。ホイッ」

澪「バシッ」

梓「秋山部長のものなんだから、あなたのものにしてください」

澪「……それが答えか」

梓「唯先輩」

唯「ほえ?」

梓「昨日の話、覚えてますか?」

唯「コク」

梓「ならいいです。忠告が無駄にならないよう、祈ってますよ」

梓「クルッ」

あずにゃんはこの場を去ろうとします。私は……

1 追いかける

2 追いかけない

>>189
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/10(水) 08:35:16.85 ID:VJpHtxJgo
1
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/10(水) 08:39:54.63 ID:SO8URaklo
1
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/10(水) 12:06:26.93 ID:gL0pbqISO
唯「あずにゃん!」

何でかは分からない。だけど、このまま、行かせては駄目だ。そんな思いに私の足は勝手に動いた。

和「唯!」

澪「唯ちゃん!」

2人の声を後ろに聞きながら。



廃屋外

唯「はあはあ……み、見失ったのかな……はあはあ」

急いできたけど、あずにゃんの姿はいませんでした。

唯「魔法少女になると、小さくても速いのかな」

梓「小さいは余計です」

唯「!?」

私は振り返ると、あずにゃんが立っていました。

梓「何で、私を追いかけてきたんですか?」

唯「えっと……なんとなく?」

梓「なんとなくって………………変わらないな」

あずにゃんは呆れたような、懐かしむような顔をします。

唯「えっと……お話ししない?」

梓「…………いいですよ」

唯「それじゃ………喫茶店にでも」

梓「はい」



どっちから見る?

1 唯視点

2 和視点

>>191
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/10(水) 12:23:28.56 ID:SO8URaklo
1
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/10(水) 13:13:54.84 ID:4TPbURSVo
今更だけど1はコテつけたら?松尾とかよく変わるし一応
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/10(水) 13:30:06.67 ID:6cR1BGrDO
成り済まして荒らすヤツもいるから、
付けるんならコテより酉の方が良いと思う
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/10(水) 17:11:17.06 ID:m2wb8Frg0
つけるなら酉だろ
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/10(水) 17:18:50.53 ID:5vfa4NSSo
どっちもかわらん
196 :テスト♯TOKYO [saga]:2012/10/10(水) 18:15:20.95 ID:gL0pbqISO
唯視点

梓「で、話はなんですか?」

唯「え、えーと……み、澪ちゃん先輩ともう少し、仲良くなれないかな?」

梓「澪ちゃん先輩?」

唯「まあ、そっちのほうがらしいかな、と」

梓「はあ」

唯「そんなことより!」

梓「秋山部長は私を嫌ってますよ」

唯「わ、私が頑張るよ!」

梓「のど……あの眼鏡の人も」

唯「それも私に任せて! フンス」

梓「信用できません」

唯「Σ( ̄ロ ̄lll)」

唯「シクシク」

梓「………何度も言いますが」

あずにゃんは言葉を区切る。

梓「向こうにもその気はありません」

唯「私が説得するよ」

梓「訂正します。私にもその気はありません」

唯「私が説得するよ!」

梓「では、してみて下さい」

唯「ほへ?」

梓「私が秋山部長と仲良くすると、何か、メリットは?」

唯「それは……」

1 おっぱいをぱふぱふできるよ

2 楽にグリーフシードが手にはいるよ

3 特ににないや

>>198

今日はこんなところで
197 :テスト ◆0hfBWmbgIQ [saga]:2012/10/10(水) 18:17:25.57 ID:gL0pbqISO
失敗
198 : ◆0hfBWmbgIQ [saga]:2012/10/10(水) 18:19:18.31 ID:gL0pbqISO
成功

>>199
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/10(水) 18:19:41.34 ID:ErQKdtCHo
3
200 : ◆0hfBWmbgIQ [saga]:2012/10/10(水) 19:46:25.33 ID:s5dATXGM0
テスト
201 : ◆0hfBWmbgIQ [sage]:2012/10/10(水) 22:33:45.69 ID:6cR1BGrDO
>>1
この酉は割れてるので、
もっとちゃんと付けないとダメだよ
202 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/11(木) 02:06:50.02 ID:y6ojuMnSO
テスト
203 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/11(木) 05:33:55.23 ID:SykRIDnU0
唯「特にないや」

梓「なら、交渉は決裂ですね」

唯「で、でもでも、仲間にメリットとかデメリットとかそんなの必要ないよ」

梓「……」

唯「打算とかで仲間とか、友達とかはおかしいよ」

梓「そのとおりです」

唯「分かってくれた? なら、私達と……」

梓「打算とかを考えてる私は仲間になれませんね」

唯「いやいや!」

梓「……とにかく。私は簡単には信用されませんよ」

唯「や、やってみなきゃ、分からないよ! やらないで諦めるのは駄目なんだよ!」

梓「………………………………何度も何度も試しましたよ」

唯「ほへ?」

梓「何でもありません」

唯「………あずにゃんが何を抱えてるのかは知らないけど」

私はキリッとあずにゃんを見つめます。

唯「ちゃんと、話しなさい。先輩である私が力になるよ! フンス」

梓「…………」

唯「あ、あれ?」

ここは……

梓『か、格好いい……』

とかって、顔を真っ赤にする場面なのに……。

梓「で、唯先輩。どうして、唯先輩は……」

唯「?」

梓「私にここまでしようとするんですか?」

唯「………」

1 分からないや

2 好きだから?

3 大切な後輩だから?

>>204
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/11(木) 06:15:20.51 ID:j3QNCFeIO
3
205 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/11(木) 06:57:36.60 ID:y6ojuMnSO
唯「大切な後輩だから?」

私もなぜにあずにゃんがここまで気にかかるのかは分からない。けれども、あずにゃんを放ってはおけないと、感じてしまう。

梓「疑問系で聞かれても」

唯「まあ、とにかく! あずにゃんは後輩なんだから、先輩の言うことを聞かないと駄目だよ」

梓「それが軽音部ですか。まるで、体育会系ですね」

唯「いや、軽音部は先輩後輩関係なくフレンドリーだよ」

梓「なら、唯先輩の言うことを聞く必要はありませんね」

唯「あ、あれー?」

何かが違う。私が想像していた展開とは違うよ。

唯「あずにゃんにうまく丸め込まれた」

梓「…………クス」

唯「!」

一瞬だけ、あずにゃんは微笑んだ。その姿はとても、可愛くて、私は息を飲みます。

梓「では、私は帰りますね。お金は置いておくので……」

あずにゃんは立ち上がり、帰ろうとします。

唯「待って!」

グッ!

私はその腕をつかんで、引き止めます。

梓「な、何ですか」

唯「私……決めたよ」

梓「何をですか?」

唯「私は……」

1 あずにゃんの最高の友達になる!

2 あずにゃんの恋人になる!

3 あずにゃんの最高の先輩になる!

>>206
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/11(木) 07:03:38.11 ID:jioQGnF9o
2
207 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/11(木) 07:32:00.72 ID:y6ojuMnSO
唯「私は……あずにゃんの恋人になる!」

梓「は?」

唯「今、あずにゃんが見せた、一瞬の笑みに私の心はズッキューンと撃たれました!」

梓「はあ」

唯「というわけで、責任をとってもらいます!」

梓「せ、責任って……」

唯「私の恋人になって、澪ちゃん先輩達とも……」

梓「か、帰らせてもらいます!」

唯「逃がさないよ! ダキッ」

梓「ひ、ひい」

唯「私は決めたよ! あずにゃんのことをよく知るためにも、一緒に行動しよう。そして、愛を深めよう」

梓「わ、私は女で、唯先輩も女ですよ!」

唯「障害があったほうが燃えるよ!」

梓「いやいや!」

唯「ともかく! 私は決めたよ! あずにゃん、覚悟しなさい!」

梓「いやいや!」

店員「……」

客「……」

私達は店員が止めにはいるまで、騒ぎ続けました。

唯「テヘッ」
208 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/11(木) 07:34:00.19 ID:y6ojuMnSO
和視点

病院

和「……」

私は澪先輩と別れた後、病院に来ました。とはいっても、私は体の悪いところなんてないんだけど。なら、なぜ、私がここに来るかというと……。

和「ふう」

ガラッ

和「こんにちは、憂」

憂「和ちゃん」

そう。私はお見舞いに来たのだ。親友の平沢 唯の妹、平沢 憂に会うために。

和「調子はどう?」

憂「まあまあかな」

和「そっか。今日、学園で……」

私はたわいもない、学園で起こったこととかを憂に話します。憂はそれを楽しそうに聞いてくれます。私だったら、そんな話を聞かされても、愛想笑いを浮かべて、内心ではつまらないと感じるかもしれない。だから、憂はそんな話を笑顔で聞けて、すごいと思う。まあ、愛想笑いかもしれないけど。

和(だとしても……)

私はこの時間が心地よくて、好きなのだ。私の話に、憂は優しい笑顔を浮かべて、聞いてくれる。たとえ、愛想笑いでも、それはたまらなく嬉しく感じてしまう。

和「で、今日のお土産は……」

憂「そんな……毎回毎回、悪いよ」

和「気にしないで。私が勝手にやってることだし」

憂が入院しているのは……。

1 手を怪我したからだ

2 足を怪我したからだ

3 癌が見つかったからだ

>>210
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/11(木) 07:39:57.83 ID:jioQGnF9o
ksk
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/11(木) 07:42:56.68 ID:gRgqd/yho
3
211 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/11(木) 12:17:24.08 ID:y6ojuMnSO
憂が入院しているのは癌が見つかったからだ。健康診断を受けた際に肺に黒い影があり、調べた結界が癌。入院というわけだ。

和「今日はけいおん!の漫画を全巻持ってきたわ」

憂「ありがと、和ちゃん」

入院生活ではつまらないだろうから、私は毎日、憂に会いに来て、今日のように差し入れをしている。

和「調子はどう?」

憂「まあまあかな」

和「そう。なら、すぐに退院ね」

唯が来ないのは、私に気をつかっているからだ。とはいえ、週1では来ているが。まったく。いらない気をまわす娘ね。

和「何か持ってきてほしいものはある?」

憂「特にないよ」

和「遠慮しないで、何でもいいなさい」

憂「そうだね……」

1 やっぱりないよ

2 お母さんの手料理

3 漫画かな

>>212
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/11(木) 12:56:37.47 ID:98Q6hTEK0
2
213 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/11(木) 18:16:07.52 ID:y6ojuMnSO
憂「お母さんの手料理かな?」

和「なんか、お年寄りみたいね」

憂「そうかな?」

和「そうよ。もっと、贅沢して、寿司とかにしなさいよ」

憂「十分、贅沢だよ。後、何回、食べられるか分からないから」

和「!」

憂「それにどんなに高級な料理でも、お母さんの……」

和「憂!」

私はその言葉に声をあらげる。

和「あなたはすぐに退院して、また、唯と私と紬と憂の4人で仲良く遊んだりするの。今は病気で弱気になってるかもしれないけど、そんなこと、言わないで」

憂「…………うん。ごめんね」

和「……私も言い過ぎたわ。辛いかもしれないけど、元気を出して。私や唯や紬もいるし。明日には唯も来るから」

憂「うん」



ある医師達の会話

医師「…………」

看護師「これは……」

医師「気の毒なことだ。まだ、若いのに」

看護師「……どうします? やはり、本人には……」

医師「……言わざるを得ないだろ。私も医者さ。勤めは果たすさ」

第2話 『契約』 おわり

第3話『>>215

今日はこんなところで
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/11(木) 18:17:29.15 ID:opPsygcL0
残酷な現実、そして希望
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/11(木) 19:03:13.50 ID:/mFBCBxIo
奇跡の価値は
216 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/12(金) 05:26:24.92 ID:eLtFVYY20
第3話『奇跡の価値は』

3日後

あれから、あずにゃんとは部活で一緒にはなるが、なかなか一緒には帰れません。

唯「シクシク」

和「どうしたの、唯」

唯「何でもないよ」

そのかわり、澪ちゃん先輩との魔法少女体験コース(ようはただのパトロール)に付き合っています。

使い魔「ギャアアアアアア」

澪「ふう」

和「ご苦労様です」

唯「今のは倒しても、グリーフシードは出ないんですね」

澪「使い魔だからな。でも、使い魔だからって、放っておくと、4,5人、人を引き込んで、魔女になるからな。放っておけないんだよ」

唯「なるほど。桜が丘の平和は魔法少女 澪ちゃん先輩によって、守られてきたんだね」

澪「お、大げさだな。テレテレ」

和「そんなことありませんよ。十分に立派なことです」

トンちゃん「まあ、たしかに、だいたいの他の魔法少女はグリーフシードがほしいから、使い魔には目もくれず、魔女だけ退治しているね」

和「そう何ですか?」

澪「……まあな」

唯「澪ちゃん先輩はどうして、魔法少女になったんですか?」

澪「それは……」

1 交通事故で

2 自分を変えたかったからかな

3 その他

>>217
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/12(金) 06:05:42.51 ID:1D/tYpsVo
重い病気にかかったママを治すために
218 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/12(金) 07:30:42.15 ID:fsfPDiYSO
澪「重い病気にかかったママを治すために」

和「!」

唯「お母さんのために………偉いんだね、澪ちゃん先輩」

澪「そんなことはないさ」

唯「だって、願いも人のためだし、魔法少女になっても、人のために頑張ってるし」

澪「ははは。たしかに。唯達はどんな願いを叶えるか決めた?」

唯「私は……」

和「その願いって、今の澪先輩みたいに人のためでもいいんですか?」

トンちゃん「願いにもよるけど、可能だよ」

和「たとえば……病気を治すとか」

トンちゃん「それくらい、訳ないさ」

澪「誰か、病気なのか?」

和「えっと……」

唯「和ちゃんのラブリーな人だよー」

澪「ほう」

和「か、からかわないでよ!」

澪「でも、和」

和「は、はい」

澪「私は親を救うために契約した。私のために一生懸命、育ててくれたから、感謝もしてるし、後悔もない」

和「は、はあ」

澪「そんな願いをしたいと考えるのはそれだけ大きい病気なんだろうが、だけど、和はその人命を救いたいのか? それとも彼の命を救った恩人になりたいのか?」

和「!!」

澪「同じようで、全然違うことだからな。………ごめん。でも今のうちに言っておかないと。そこを履き違えたまま先に進んだら、和はきっと後悔するから」

和「…………………」

澪「嫌な言い方だったな。ごめん」

和「いえ……」

澪「唯は?」

唯「わ、私は………まだ」

澪「そうか。まあ、焦ることはないさ。気長に考えて、結論を出せばいいよ」

トンちゃん「……」

219 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/12(金) 07:31:21.44 ID:fsfPDiYSO


唯達と別れた後のある公園

澪「………」

しかし、夜の公園は怖いよな。魔法少女とはいえ、これにはなれない。

澪「…………何か用か?」

梓「………」

澪「また、会ったな」

梓「部活でも会いましたよ」

澪「そうか? 存在感が薄くて、忘れてたよ」

梓「………………………………………」

澪「で、私に何か用か? ギロッ」

梓「秋山部長はは無関係な一般人を危険に巻き込んでいます」

澪「だから、なんだ? 彼女達はトンちゃんが選んだんだ。無関係ではないさ」

梓「秋山部長は二人を魔法少女に誘導している」


澪「 正義の味方が増えるに越したことはないだろ。それとも、それが気にくわないのか?」

梓「はい。気にくわないです。特に平沢 唯先輩だけは絶対に契約させません」

澪「なるほど。たしかに唯の素質は素晴らしいからな。だが、だからこそ、一般人を魔女から守れるだろ」

梓「…………魔法少女はそこまで誇れるものではないですよ」

澪「お前のようにグリーフシードを目当てのやつはそうだろうな」

梓「……………」

澪「どうせ、あれだろ。自分より強いものは嫌なんだろ。いじめられっ子の発想だな」

梓「…………秋山部長とは戦いたくはないんですが」

澪「なら、金輪際、私達に関わらないことだな。話し合いは今夜が最後さ。それとも……」

ピュルーン

澪「今、決着をつけるか?」

私は変身をして、目の前の奴を睨み付ける。

梓「……………………………………」

梓「やめておきます」

クルリと振り返ると、そいつは去っていった。

220 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/12(金) 07:32:37.46 ID:fsfPDiYSO
次の日

唯「今日はお見舞いの日だよ!」

梓「…………だから、何ですか」

私は和ちゃんやムギちゃんに断り、朝から、あずにゃんに突撃です。

唯「実は憂の………憂は私の妹だよ。だから、浮気じゃないから、安心してね」

梓「別に平沢 唯先輩とは恋人じゃないですし」

唯「そんな言い方はやめてよ! 前みたいに唯先輩、と」

梓「心境の変化です」

唯「むー。まあ、いいや。とにかく。今日はお見舞いに行くから、プレゼントは何がいいかなあって」

梓「私に聞かれても」

唯「本当はさ。一緒には行きたいんだけど、和ちゃんがいるからね。我慢してね」

梓「別に気にしませんが」

唯「で、恋人であるあずにゃんの意見をぜひに、と」

梓「恋人ではありません」

唯「まあ、現状ではね」

梓「この先、変わるんですか?」

唯「うん」

梓「すごい自信。で、お見舞いの品ですか」

唯「そう。何がいいかな? あずにゃんのハイレベルなセンスに期待してるよ!」

梓「ハードルをあげられても。じゃあ………」

梓「>>222
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/12(金) 07:57:12.98 ID:1D/tYpsVo
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/12(金) 08:15:45.84 ID:w+wFQSqc0
先輩のお母様の手料理
223 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/12(金) 12:08:37.48 ID:fsfPDiYSO
梓「先輩のお母様の手料理」

唯「ほう」

お母様という発言からもあずにゃんは育ちがいいね。体は別にしても。

唯「でも、プレゼントって、感じがしないよ。どうして、それにしたの?」

梓「…………………………………」

梓「経験です」

唯「経験?」

よくわからない。

唯「まあ、あずにゃんが言うなら、メルメル」

梓「用事は済みました? では」

唯「待ってよ、あずにゃーん」

お昼

唯「さて……」

1 あずにゃんのところに

2 いつも通りに和ちゃん達と

>>224
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/12(金) 12:15:13.28 ID:AtgSp9F0o
2
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/12(金) 18:11:21.85 ID:fsfPDiYSO
唯「いつものように和ちゃん達と食べよう」

私はいつも通りに昼食を過ごしました。

放課後

唯「というわけで、お母さんの手料理、カレーだよ」

和「カレーって……」

私は事前にメールをして、憂のためにお母さん特性カレーをつくってもらったのです。

和「なんで、カレー?」

唯「お母さんのカレーは美味しいからね」

和「まあ、たしかに。でも、お見舞いの品には……」

唯「まあまあ。とにかく、レッツゴー!」

病院

和「面会できない?」

看護師「はい」

唯「な、何で?」

看護師「それは……まあ、検査とかいろいろ」

和「そうですか」

唯「カレー、無駄になっちゃったね」

和「澪先輩の家で食べましょうか」

唯「大丈夫かな?」

和「たしか、両親は今日は出かけて、1人のはず」

唯「なら、メールで聞こうか」

和「うん」

唯「メルメル」

5分後

唯「返事来た」

和「なんだって?」

唯「>>226

今日はこんなところで
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/12(金) 18:36:40.15 ID:5Dd0oMbZ0
いいよー
227 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/13(土) 05:58:39.61 ID:HN806bL/0
唯「いいよ」

唯「だって」

和「それじゃ、今日はカレーパーティーね」

唯「うん!」

唯(あずにゃんも参加できたらなー)

トンちゃん「やあ」

和「あれ?」

唯「トンちゃん」

トンちゃん「こんなところで何をしてるんだい」

和「むしろ、私達があなたに聞きたいわ」

トンちゃん「僕かい? お散歩さ」

和「お散歩……」

すっぽんもどきが1人でお散歩……。シュールだなあ。

唯「澪ちゃん先輩は? 一緒じゃないの?」

トンちゃん「僕だって、いつも一緒じゃないよ」

唯「それもそうだよね。……・ん?」

病院の壁にグリーフシードみたいなものがめり込んでいます。

唯「これ、なにかな?」

和「ん? これは……」

トンちゃん「大変だ! 孵化しかかっている! もうすぐ、魔女になるよ!」

唯「ええっ!」

和「ど、どうしよう。とりあえず、澪先輩は呼ばないと」

唯「えっと、メルメル……」

和「そんなんじゃ、間にあわない……そうだ。私がここで見張ってるから、唯は澪先輩を迎えにいって」

唯「で、でも……」

トンちゃん「危険だよ。結界が発生したら、元の世界には戻れないよ」

和「でも、結界が発生したら、どこにあるか分からなくなるから」

トンちゃん「なら、僕が一緒にいよう。澪が近くに来れば、テレパシーで呼ぶこともできるから」

唯「ほへー。テレパシーまで使えるんだね。便利だね」

和「そんなこと言ってる場合!? 早く行きなさい」

トンちゃん「この時間なら、公園だと思うよ。急いで!」

唯「おっと、そうだった! それじゃ、急いで呼んでくるね!」

ダーシュッ!



228 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/13(土) 05:59:14.06 ID:HN806bL/0
ピシャアアアアアアアアアア。

和「これは……」

トンちゃん「結界が発生した。気をつけてくれ。万が一の時には……」

和「分かっているよ。でも、今はまだ、やめておく」

トンちゃん「…………」



229 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/13(土) 06:00:32.83 ID:HN806bL/0
唯「こっちだよ! ビューン」

澪「ゆ、唯……引っ張るな……ハアハア」

唯「ここだよ」

澪「はあはあ。……ここか」

澪『トンちゃん』

トンちゃん『来たのかい、澪。今、魔女のところにいるよ。まだ、孵化はしてないけど、いつするかは分からないから、慎重に来てくれ』

澪『刺激をしても困るからな。分かった』

澪「いくぞ、唯」

唯「う、うん」



梓「……」
230 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/13(土) 06:01:06.85 ID:HN806bL/0
結界内

唯「……ひっ」

澪「怖いか?」

唯「う、こ、怖くないよ」

澪「ふっ。ギュッ」

唯「あっ……」

澪「手、震えてるぞ」

唯「うう」

澪「怖がらなくてもいいさ。私がいるんだし」

唯「澪ちゃん……」

澪「……で、お前は何の用だ」

梓「……」

唯「あ、あずにゃん! ち、違うよ、これは、浮気じゃなくて、た、ただ、怖かっただけなんだよ!」

澪「2度と会いたくなくはないと言ったはずだが……何の用だ」

梓「この魔女は私が狩ります。この魔女は普通の魔女では……」

澪「パチン」

梓「!?」

澪ちゃん先輩は指を鳴らして、リボンであずにゃんを拘束します。

唯「わ、わわ」

澪「ここで、大人しくしてるんだな。気が向いたら、解放してやるよ」

梓「は、離してください! ジタバタ。こんなことをしてる場合じゃ……」

澪「行くぞ、唯」

唯「……」

1 うん

2 ここに留まる

>>232
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/13(土) 06:10:04.36 ID:4tpvBqwDO
2
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/13(土) 06:11:08.18 ID:pxQ24DFHo
2
233 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/13(土) 07:11:14.93 ID:zg7czkrSO
唯「私はここにいるよ」

澪「え?」

唯「だって、使い魔に襲われるかもしれないし」

澪「一応、結界は張ってあるから、大丈夫だよ」

唯「でもでも。恋人をほってはおけないよ」

澪「恋人って……まさか、唯達は同性で……」

梓「フルフル」

唯「あずにゃんたら。照れちゃって」

梓「ゾクッ」

澪(私の後輩はガチレズだった)

澪「…………まあ、唯がいたいなら……ハッ!」

ブオーン

澪「一応、結界を張っておくから、出るんじゃないぞ」

唯「はーい」

トンちゃん『急いで。孵化しそうだ』

澪『オッケー』

澪「じゃあ、また、後で」

ダッ

唯「行っちゃった」

梓「……どうして、残ったんですか?」

唯「ん? それはね……」

1 あずにゃんと一緒にいたかったから

2 最近、2人きりになれなかったし

3 こうしたかったから。首筋ペロリ

>>235
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/13(土) 07:37:36.42 ID:4tpvBqwDO
1
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/13(土) 08:09:39.19 ID:9F0w5ttG0
1
236 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/13(土) 08:42:48.75 ID:zg7czkrSO
唯「あずにゃんと一緒にいたいから」

梓「………訳がわかりません。こんな時に。(///∇///)テレテレ」

唯「むふふ。あずにゃん、顔、真っ赤」

唯(よし。2人きりだし、愛をささやいて、あずにゃんを口説いちゃおう)

私はあずにゃんの耳元に口を寄せる

唯「>>237
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/13(土) 08:44:02.21 ID:abhYampz0
可愛いなぁ…あずにゃん…食べていい?(耳に息フゥー)
238 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/13(土) 09:35:04.98 ID:zg7czkrSO
唯「可愛いなぁ…あずにゃん…食べていい?(耳に息フゥー)」

梓「ふ、ふにゃあー………」

唯「あれ?」

梓「パアアア」

唯(恍惚な顔してる)

梓「は!? な、何を言ってるんですか! 今はそんな場合じゃ……」

唯「フゥー」

梓「にゃあ……パアアア」

梓「は!? み……秋山部長が……」

唯「フゥー」

梓「パアアア」

唯(おもろい)

梓「は!? み、耳元に息を吹きかけないで下さい!」

唯「ごめんごめん。えっと、たしか……」

1 澪ちゃん先輩のはなしだっけ

2 私とあずにゃんの愛についてだっけ

>>240
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/13(土) 10:05:38.93 ID:XIOP4qCio
1
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/13(土) 10:57:52.39 ID:b6UlZ8+w0
2
241 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/13(土) 12:02:33.11 ID:zg7czkrSO
唯「私とあずにゃんの愛についてだっけ?」

梓「そうそ……違います!」

唯「新婚旅行はどこがいい?」

梓「うーん……ロンドンとか?」

唯「ほうほう。メモメモ」

梓「って、そうじゃありません!」

唯「ん? ああ。私が目玉焼きが固めか半熟か? 私はどっちもいけるよ」

梓「なるほど。……だから、違います!」

唯「じゃあ、なんなの? エッチしたいの?」

梓「は、初めてはベットで……違います!」

唯「これも違うの?」

梓「だいたい、私達は女、つまりは同性ですよ」

唯「些細なことだよ」

梓「むしろ、大きな障害ですよ」

唯「なるほど。つまり、この障害さえなくなれば、あずにゃんはオーケーということだね」

梓「そ、そうは言ってません。アセアセ」

唯「しかし、困った。私は女の子がいいし、あずにゃんも女の子のほうが可愛らしくていい。私達の障害は恐ろしく難題だね」

梓「はあ」

唯「だが、しかし!愛とは壁が高ければ高いほど、燃えるというもの!」

梓「燃えてますね」

唯「むふう。では、愛を育むために、まずはキスから。ムチュウ〜」

梓「や、やめてくださ……ジタバタ、ギュ〜いつ……」

唯「ああ! あずにゃんにリボンが食い込んでる! 実にいい!」

梓「くう………そ、そんなことより……」

唯「………」

1 そういえば、澪ちゃん先輩は?

2 あずにゃんは縛られるのがお・こ・の・み?

>>242
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/13(土) 12:10:35.45 ID:pxQ24DFHo
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/10/13(土) 12:18:48.82 ID:zg7czkrSO
唯「そういえば、澪ちゃん先輩はどうしたんだろう?」

梓「!」

唯「まあ、澪ちゃん先輩は強いから、平気……」

ピュルーン

スタッ

唯「あれ? あずにゃんのリボンが解けた」

梓「!? まさか……」

1 同時刻 和視点に

2 このまま、続ける

>>244
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/13(土) 12:41:37.43 ID:pxQ24DFHo
1

遅かったか…
245 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/13(土) 15:52:30.34 ID:zg7czkrSO
同時刻 和

和「あれが……魔女」

トンちゃん「まだ、孵化はしてないから、正確にはまだだけどね」

和「だ、大丈夫かしら?」

トンちゃん「大丈夫だよ。もう、澪も向かって来てるし」

ドクンドクン

トンちゃん「!」

和「どうしたの?」

トンちゃん「まずい……孵化しそうだ」

トンちゃん『急いで。孵化しそうだ』

澪『オッケー』

トンちゃん「澪とは連絡がついた。すぐに来るよ」

和「なら、百人力ね」

トンちゃん「そうだね」



澪「おまたせ」

和「澪先輩……あれ? 唯は?」

澪「唯は……>>246
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/13(土) 15:59:05.56 ID:IKMjj/440
梓とレズってる
247 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/13(土) 17:23:28.17 ID:zg7czkrSO
澪「唯は梓とレズってる 」

和「は?」

澪「訳がわからないよな」

和「ええ」



和「なるほど。あの変な奴も……」

澪「おそらく、魔法で唯を懐柔したんだろうな」

和「何てやつだ……」

澪「あいつは私が始末する。だが、その前に……」

ピカーン

CHARLOTTE シャルロッテ お菓子の魔女

『私は>>248派です』
今日はこんなところで
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/13(土) 17:57:27.41 ID:b6UlZ8+w0
きのこよりたけのこ
249 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/14(日) 05:45:53.78 ID:5r+Ood7I0
CHARLOTTE シャルロッテ お菓子の魔女

『私はきのこよりたけのこ派です』

澪「ほう。私と気が合うな。流石はお菓子の魔女。あのチョコとクッキーの部分が一緒に食えるのがいいんだよな。気分しだいで別個にも食えるし」

和(激しくどうでもいい。私はきのこ派だけど)

澪「まあ、同志ではあるけど……」

澪先輩はいっきに魔女の座るを壊す。

シャルロッテ「ぐてっ」

シャルロッテは地面に落ちる。

澪「くらえ!」

ガシッ! ガシッ!

足でシャルロッテの頭を踏みつける。

澪「いっくぞ!」

シャルロッテの頭を掴み、ノックをする野球のコーチのように、シャルロッテを上に放り投げ、

澪「捏造すんな!」

必殺のチョップをシャルロッテの後頭部に命中させる。

和「よし!」

澪「一気に決めるぞ!」

チョップで空中に飛んでいく、シャルロッテをリボンで拘束。そして……。

澪「くらえ!」

澪・和「「ティロ・フィナーレ!!!」」

澪先輩の強力な必殺技がシャルロットに命中する。

澪「よ……」

シャルロッテ「コンニチワー」

澪「!?」

和「!?」

シャルロッテ「イタダキマース」

パクッ。

シャルロッテは首から澪先輩を美味しそうに頂きます。

パリーン!

和「ああ……」

シャルロッテ「モグモグ」

トンちゃん「た、大変だ。和、今すぐ、僕と契約を!」

和「み、澪……せんぱ……」

トンちゃん「僕と契約を! 早く!」

梓「その必要はありません」

和「!?」

250 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/14(日) 05:46:26.41 ID:5r+Ood7I0
唯視点

唯「和ちゃん!」

和「ゆ、唯……」

唯「な、なにがあったの?」

和「み、澪先輩が……」

唯「み、澪ちゃん先輩が?」

和「た、食べられ……」

唯「う、うそ……」

和「嘘でそんなことは言わないわ!!!」

唯「そ、そうだよね」

梓「こいつは私が倒す」

梓(何で倒そう)

1 爆弾

2 拳銃

3 マシンガン

4 ロケットランチャー

>>252
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 05:51:12.42 ID:wQqMCr2DO
4
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 06:44:20.43 ID:kgGxMGhAo
1
253 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/14(日) 07:26:19.57 ID:5r+Ood7I0
梓(やっぱり、爆弾ですよね)

梓「こっちです」

シャルロッテ「パクッ」

梓「こっちです」

シャルロッテ「!?」

シャルロッテ「コンドコソ。パクッ」

梓「こっちですよ」

シャルロッテ「!? パクッ」

梓「だから、こっちですって」

シャルロッテ「!? パクッ」

シャルロッテ「オイシイ」

梓「ここですよ」

シャルロッテ「!?」

シャルロッテ「ドカーン!」

シャルロッテ「ドカーン!!」

シャルロッテ「ドカーン!!!」

梓「よっと」

ピョコン。

シャルロッテ「ドカーン!!!!!」

シャルロッテ「……ガクッ」

梓「……ふう」

変身解除。

梓「危ないところでしたね」

和「あ、ああ……」

254 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/14(日) 07:26:54.64 ID:5r+Ood7I0
ピシャーン。

唯「結界が……」

梓「コツコツ」

唯「み、澪ちゃん先輩は? ど、どこにいるの?」

和「だから、食べられて……うう」

唯「う、嘘だよ! 澪ちゃん先輩は正義の味方だもん! きっと、どこかで隠れて、私達を驚かそうとしてるんだよ! ウルウル」

和「唯……」

梓「彼女は死にました」

唯「!」

和「あんた……」

梓「眼に焼き付けておいてください。魔法少女になるって、そういうことですから。ヒョイ」

唯「あ、ああ……Orz」

あずにゃんはグリーフシードを拾います。

和「そんなもののために……澪先輩を見殺しにしたのね」

梓「……」

和「返しなさいよ! それはあんたのじゃない……澪先輩のよ!」

梓「……そうですね。これは魔法少女の物です」

和「!」

梓「だから、あなた達には関係ありません」

和「……くっ」

唯「うう……ポタポタ」

梓「スタスタ」

和「うう……うわああああああああああああん」

第3話 『奇跡の価値は』 終わり

第4話 『>>256
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 07:46:18.95 ID:kgGxMGhAo
まどマギのポータブルみたいに全員生存ルートが見たかったけど、やっぱり手遅れだったか…
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/14(日) 08:54:26.63 ID:9yVwRqlc0
あなたは何を信じますか?
257 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/14(日) 09:14:08.48 ID:xSurnC4SO
第4話 『あなたは何を信じますか?』

次の日

紬「おはよう」

和「ああ、ムギ……」

唯「おはよう……」

紬「どうしたの? 目が真っ赤よ」

和「ううん。何でもないわ」

唯「気にしないで」

紬「そう? あんまり、無理しないでね」

お昼

屋上

唯「ボケ〜」

和「ボケ〜」

唯「………純ちゃんに聞いたらさ。澪ちゃん先輩、行方不明で、捜索願いが出されてるんだって」

和「そう……」

唯「なんか……おかしいよね。昨日までの世界とは違うみたい」

和「……それだけ、私達が非日常にどっぷりつかってたのかもね」

唯「……そうだね」

和「それに、誰も……澪先輩が1人でこの町のために頑張ってたのも知らないからね」

唯「澪ちゃん先輩………グス」

トンちゃん「やれやれ。まだ、泣いているのかい」

唯・和「「!?」」

トンちゃん「やあ」

唯「トンちゃん……」

和「……」

トンちゃん「この分じゃ、君達との契約は諦めたほうがいいかな?」

唯「……ごめんね」

和「ねえ? この町はどうなるの?」

トンちゃん「……」

1 さあ?

2 すぐに次の魔法少女が来るさ

>>258
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 09:28:04.95 ID:Z87jE57Fo
259 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/14(日) 12:31:18.40 ID:xSurnC4SO
トンちゃん「さあ?」

和「さあ? って……」

トンちゃん「僕には関係ないからね」

和「関係ない……ですって? このままじゃ、魔女によって、たくさんの被害が……」

トンちゃん「と言ってもね。僕には関係ないし」

和「関係ないですって……」

トンちゃん「君達だって、偶然がなければ、知らなかったじゃないか」

和「それは……」

トンちゃん「まあ、あれだね。どうせ、誰か代わりが来るよ」

和「その代わりは……グリーフシードが目当てなんでしょ。あいつみたいに」

唯(あいつって、誰だろう)

トンちゃん「そうかもね。でも、それがどうしたんだい?」

和「どうしたんだいって……」

トンちゃん「彼女達は命をかけて、戦ってるんだよ。魔女達との戦いに負ければ、澪のように無惨に殺されるんだ」

唯「うう……」

和「あんた……!」

トンちゃん「だから、僕には、グリーフシードを目当てに戦う彼女達を否定はできない。誰だって、命は惜しいからね」

和「く……」

トンちゃん「それに文句を言えるにしても、それは同じ魔法少女だけだよ」

和「!」

トンちゃん「さて……。僕は行くけど、気が変わって、僕と契約したくなったら、いつでも言うといい。待ってるからね。ニヤリ」

トンちゃんは去っていきました。

放課後

どっちから見る?

1 和視点

2 唯視点

>>261
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 12:44:17.70 ID:kgGxMGhAo
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(dion軍) [sage]:2012/10/14(日) 12:49:47.03 ID:k8F2VHLbo
262 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/14(日) 16:17:21.69 ID:xSurnC4SO
和視点

病院

和「憂」

憂「…………和ちゃん」

和「元気? って、入院してる子に聞くことじゃないか」

憂「………」

和「今日、学園で唯が>>263
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/14(日) 16:19:58.17 ID:h23Zagta0
梓に告白して付き合うことになった
264 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/14(日) 16:45:47.57 ID:xSurnC4SO
和「今日、学園で唯が梓に告白して付き合うことになった」

もちろん、冗談だ。今日は澪先輩のことで頭がいっぱいだったから、面白い話も用意はしていない。

憂「………お姉ちゃんが?」

和「隅におけないわよね、あの子も」

憂「…………そうですね」

和「まあ、憂も退院」

憂「ピクッ」

和「すれば、きっと、クラスの皆から、モテモテよ」

私にだけ、もてればいいのだけれど。

憂「…………」

和「それから……」

憂「楽しそうでいいですね」

和「え?」

憂「私は………もうすぐ死んじゃうのに、お姉ちゃんと和さんは幸せそうでいいですね」

和「ちょっと、憂! 冗談でも言っていいことと悪いことがあるわ。あなたはもうすぐ退院する……」

憂「昨日、言われたの! 私は癌だから、後、1ヶ月の命だって!」

和「……え?」

憂「何でも、現代医学じゃ不可能なんだって! だから、もう、私には……絶望しかない……」

和「………憂」

憂「いっそ、ここから……」

憂は窓に手をかける。

和「待って!」

憂「離して! 私なんて……奇跡か魔法がなければ………死んじゃうんだから!」

和「あるわ」

憂「え?」

和「奇跡も魔法もあるのよ」

トンちゃん「……ニヤリ」

部室前

唯「澪ちゃん先輩……」

私は教室でぼーとしてから、部室に来ました。ここは……澪ちゃん先輩と出会って、思い出をたくさん作った場所だから。

唯「約束……グス……したのに……一緒に……うう……文化祭で……最高のライブにしよう、って」

〜♪

唯「ん? ギターの音」

ガララッ

梓「〜♪」

唯「………あずにゃん」

梓「……平沢 唯先輩」

梓「何をしてるの?」

1 ギターの練習です

2 かつての……大切な先輩への弔いの曲です

>>266
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 16:51:20.18 ID:toUyoqLqo
1
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 16:51:44.70 ID:GsZwZBeqo
2
267 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/14(日) 17:22:38.24 ID:xSurnC4SO
梓「かつての……大切な先輩への弔いの曲です」

唯「……」

梓「〜♪」

唯「私も……隣で弾いてもいいかな」

梓「ご自由に。ここは軽音部室なんですから」

唯「あはは。そうだね」

〜♪

唯「………あずにゃんはさ。たくさん、見てるの? 人が死ぬところを」

梓「………そうですね。数えるのも諦めるほど」

唯「あずにゃんはどんな願いをしたの? こんなに辛い戦いをしてまで……」

梓「こんなに辛い戦いをしてでも、叶えたい願いだったんですよ」

唯「……でも、数えるのを諦めるくらいに人が死ぬところを見ても、やっぱり、涙は出るんだね」

梓「え?」

唯「目が真っ赤だよ」

梓「………泣いてませんし。目薬をしただけです」

あずにゃんは拗ねたように顔を真っ赤にして、ギターをしまう。

唯「澪ちゃん先輩はこのまま、行方不明のままなの?」

梓「はい。結界内で死にましたからね。これもまた、魔法少女の末路です」

唯「そんな……今まで、一生懸命に皆のために頑張ってきたのに……誰にも知られずに……」

梓「魔法少女の戦いに希望なんてないんです。こうやって、忘れ去れて、行くんですから」

唯「私は……忘れないよ。澪ちゃん先輩のこと……」

梓「そう言ってもらえるだけ、秋山部長は幸せですね」

唯「……」

1 普通にあずにゃんのことも忘れないと言う

2 抱き寄せて、なでなでしながら、言う

>>269

今日はこんなところで
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 17:34:07.69 ID:wQqMCr2DO
2
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 17:35:01.16 ID:GsZwZBeqo
1
270 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/15(月) 05:40:54.78 ID:ok4jK1OL0
唯「あずにゃんのことも忘れないよ!」

梓「………」

唯「あずにゃんが私を助けてくれたこと……忘れないよ!」

梓「………………………」



唯「それに私の恋人だし。テレテレ」

梓「それは違います」



梓「優しいですね」

唯「そ、そうかな? テレテレ」

梓「でも、その優しさが身を滅ぼす時もあります。覚えておいてください」

あずにゃんは荷物を持って、部屋を出て行こうとします。

唯「……」

1 ついていく

2 そのまま、行かせる

>>271
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/15(月) 06:09:34.38 ID:sbQjoFG7o
1
272 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/15(月) 07:26:34.75 ID:2v6T3CRSO
梓「では……」

ガシッ

梓「……」

唯「……」

梓「……何で、私の手を掴むんですか?」

唯「一緒に帰ろうよ」

梓「………分かりました」



273 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/15(月) 07:27:39.86 ID:2v6T3CRSO
唯「……」

梓「……」

唯「ねえ、あずにゃん」

梓「何ですか?」

唯「澪ちゃん先輩がいなくなってさ。この町はどうなるの?」

梓「さあ? 私には分かりません」

唯「……あずにゃんはさ。澪ちゃん先輩の跡を継ぐ気はないの?」

梓「跡を継ぐ?」

唯「そう! 澪ちゃん先輩みたいに正義のみか……」

梓「そして、私に死ねと」

唯「え?」

梓「魔女との戦いとはそういうものなんです。いずれは私も……」

唯「……ブルブル」

梓「怖いですか?」

唯「……本当はさ。私も魔法少女になって、私もあずにゃんと一緒に戦いたいんだよ。澪ちゃん先輩の跡を継いでさ」

梓「……」

唯「でも……怖いんだよ……ウルウル。死にたくないんだよ……ブルブル」

梓「それが正解です」

唯「え?」

梓「あなたは変わる必要はありません。魔法少女になる必要もありません。そして、あなたは間違っていません」

唯「あずにゃん……」

梓「あなたを非難するやつがいるなら……私が許しません」

唯「あずにゃん……」

梓「プイッ」

唯「デレ期?」

梓「……違います」

唯「またまた〜。照れなさんな」

梓「照れてませんし」

274 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/15(月) 07:28:15.57 ID:2v6T3CRSO
唯「むふふ……あれ? ムギちゃん?」

紬「〜♪」

唯「お稽古はどうしたんだろう。おーい、ムギちゃーん」

タッタッタッ

梓「あ、待って下さい」

タッタッタッ

唯「どうしたの、ムギちゃん。お稽古は?」

紬「うふふ。お稽古? そんなものより、楽しいところに行きませんか?」

唯「え? こ、これは……」

梓「魔女の口づけ……」

紬「あら? 小さいお友達ね」

唯「失礼な! あずにゃんの小さいおっぱいには夢も希望も詰まってるんだよ!」

紬「そのわりには……」

唯「心の中にね!」

梓「……………ペタペタ」

275 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/15(月) 07:29:31.22 ID:2v6T3CRSO
廃工場

唯「つ、ついてきてよかったの?」

梓「仕方がありません」

親父「グヘヘ」

おっさん「アハハ」

唯「あ、危ないおじさんがいっぱい……」

おばさん「ぶぺはふ」

ばばあ「あっちょんぷりけ」

唯「おばさん達も危ない……ガクガクブルブル」

梓「落ち着いて下さい」

お姉さん「あはは」

ドバドバ

お姉さんはバケツになにやら、変な液体を入れています。

唯「あ、あれは……」

もわもわ

唯母『世の中には混ぜてはいけないものがあってね。これを混ぜたら、私達はいちころ』

もわもわ

唯「だめー!」

ガシッ

唯「えいっ!」

ガシャーン

私はガラスにバケツを投げつけ、ガラスを割って、バケツは外に落ちます。

唯「はあはあ」

紬「ぐへへ」

唯「ムギちゃ………ひいい」

皆は私の方をギロリと睨んで、迫ってきます。

唯「ま、まず……」

梓「こっちです!」

あずにゃんは私の手を引っ張り、部屋の中に駆け込みます。

梓「鍵をかけて……」

唯「はあはあ……危なかったよ」

梓「無茶しすぎ……!? 危ない!」

唯「え?」

ピシャーン

唯「結界……」

梓「こいつは……」

276 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/15(月) 07:30:19.29 ID:2v6T3CRSO
魔女 H.N.ELLY(KIRSTEN) ハンドルネーム・エリー(キルシュテン)

唯「ま、魔女!?」

梓「こっちに……!?」

唯「あずにゃん!?」

エリー「……」

もわもわ
277 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/15(月) 07:30:45.78 ID:2v6T3CRSO
もわもわ

澪『唯は飲み込みがいいな』

唯『エヘヘ』



澪『今の演奏はよかったぞ。ナデナデ』

唯『エヘヘ』



澪『今年は私も引退だから……だから、最高の学園祭ライブにしような』

唯『うん!』



シャルロット『パクッ、モグモグ』

澪『グチャグチャ』

もわもわ

278 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/15(月) 07:31:36.61 ID:2v6T3CRSO
唯「う、うわあああああああああ!!!」

使い魔「あはは」

使い魔達は私の手や足を引っ張る。

唯「ああ……これも罰なのかな………私も」

???「ゆーいー!」

ガシッ、ガシッ、ガシッ

私を引っ張る使い魔達が次々と消える。それは……。

1 剣による攻撃

2 銃による攻撃

3 ブーメランによる攻撃

>>280
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/15(月) 12:32:37.98 ID:nKiixPgDO
手拭い
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/15(月) 12:39:50.50 ID:WKwLk6QMo
2
281 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/15(月) 18:21:45.46 ID:2v6T3CRSO
使い魔「グエエエエ」

ダンッダンッダンッ

使い魔に次々と、弾痕が出て、消滅していきます。

唯「銃!? これは……」

銃を使う攻撃……まさか……。

唯「澪ちゃん!?」

???「残念。私よ!」

ダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッ。

エリー「グアアアアアアアアアアア」

魔女の画面に弾痕が出て、魔女は苦しそうな雄叫びをあげながら、消滅しました。

和「大丈夫?」

唯「の、和ちゃん?」

和「大丈夫、唯」

唯「私は大丈夫だけど……その格好……」

和「ん? ああ、これね。まあ、心境の変化というやつね。叶えたい願いもあったけど」

唯「和ちゃん……」

和「なんて、顔してんの。私は大丈夫よ。澪先輩の跡は私が引き継ぐわ。ねえ」

282 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/15(月) 18:22:37.79 ID:2v6T3CRSO
梓「……」

和「役立たずさん」

馬鹿にするような視線をあずにゃんに向ける、和ちゃん。

梓「あなた……どうして……」

和「あんたには関係ないわよ。私は私の叶えたい願いを叶えただけ」

梓「………」

和「私は澪先輩の跡を継いで、正義の魔法少女になる。あんたらみたいなグリーフシードだけが目当てのような魔法少女にはならない」

梓「……」

唯「和ちゃん……」

和「手始めに……あんたを殺すわ」

澪ちゃん先輩のマスケット銃とは違う、リボルバー式の銃をあずにゃんに向ける。

唯「って、何をしてるの!?」

和「こいつはグリーフシード欲しさに澪先輩を見捨てたわ。助けることができたのに」

唯「ち、違うよ。あずにゃんは澪ちゃん先輩にリボンで縛られて……」

和「唯。庇わなくてもいいわ。こいつは唯の好意を利用してるだけよ」

唯「ち、違うってば、和ちゃん! ……魔法少女を殺すだなんて、正義の味方のすることじゃないよ!」

和「こいつはグリーフシードのためなら、魔法少女だけじゃなく、一般人も利用するわ。唯のようにね。今、殺さないといけないのよ」

唯「和ちゃん!」

梓「……」

和「さあ、どうする? ここで殺しあう?」

梓「私にはその気はありません」

和「あなたにはなくても、私にはあるのよ」

梓「………なら」

1 退かせてもらいます

2 適当に遊んであげます

>>284

今日はこんなところで


283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/15(月) 18:44:22.41 ID:sbQjoFG7o
元ネタのキャラ以上に酷いな…
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/15(月) 18:53:21.00 ID:8O7imhTuo
1
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/15(月) 20:33:58.90 ID:BXQUct6Oo
今回はシリアス多いね
286 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/16(火) 05:56:49.22 ID:oQeBo+/J0
梓「ここは退かせてもらいます」

和「逃がすと思う?」

ダンッ

梓「……ビュン」

和「!?」

唯「よけた!?」

梓「さらばです」

和「チッ。……まあ、いいわ」

唯「和ちゃん!」

和「どうしたの、唯」

唯「どうして、あんなことしたの! プンスカプンスカ」

和「……さっきも言ったけど、あいつは澪先輩を見殺しにしたのよ」

唯「だから、違うってば!」

和「唯……可哀想に。唯は単純だから、あの子に洗脳されてるのね」

唯「ひどくない!? さっきから!」

和「大丈夫。私がついてるから」

唯「だーかーらー!」

和「さあ、帰りましょう。明日から、大変よ」

スタスタ

唯「待ってよ、和ちゃーん!」
287 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/16(火) 05:57:17.60 ID:oQeBo+/J0
???「はあ? 新しい魔法少女がいる?」

トンちゃん「そうだよ」

???「チッ。せっかく、澪の野郎がくたばったから、来てやったのによ」

トンちゃん「残念だったね」

???「でも、こんな絶好の狩場を新人にあげちゃうのもなあ」

トンちゃん「どうする気だい?」

???「そんなの決まってるだろ?」

???「潰せばいい」

288 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/16(火) 05:58:03.27 ID:oQeBo+/J0
次の日

病院

唯「久しぶりー」

憂「そうだね、お姉ちゃん」

和「気分はどうかしら?」

憂「うん。なんか、すっかりよくなったよ」

和「そう」

憂「……不思議なんだよね。一昨日は余命が1ヶ月くらいしかないなんて言われてたのに、今日になって、癌がなくなってたなんてさ」

唯「……そうだね」

和「奇跡も魔法もあるって事なのよ」

憂「そうだね。和ちゃんの言うとおりだよ」

和「……そろそろね」

憂「どうかしたの?」

和「屋上に行きましょう」

289 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/16(火) 05:58:29.80 ID:oQeBo+/J0
屋上

憂「屋上に何かあるの?」

和「とりあえず、ドアを開けてみて」

憂「うん」

ガチャッ

モブ生徒達「おめでとー! パチパチ」

憂「え、皆!?」

モブ生徒A「癌が治ったんだって?」

モブ生徒B「心配してたのよ」

モブ生徒C「よかった……グスッ」

憂「皆……」

唯「皆、和ちゃんが集めたんだよ」

憂「え?」

和「……」

憂「ありがと、和ちゃん」

和「……どういたしまして」

もわもわ

トンちゃん『言ってごらん。君の願いを』

和『憂の……平沢 憂の病気を治して』

トンちゃん『君の願いはエントロピーを凌駕した』

もわもわ

和(澪先輩……私……幸せだよ)


290 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/16(火) 05:59:07.26 ID:oQeBo+/J0
???「あれが例の新しい魔法少女ってか」

トンちゃん「そうだよ」

???「随分とひょろそうだな。あんなのでやっていけんのかね」

トンちゃん「本当に彼女と事を構える気かい?」

???「なんか、文句あんのか? それとも、私が負けるとでも?」

トンちゃん「この町にはもう1人、魔法少女がいる。そいつは何をするか分からないよ」

???「そいつは何者なんだ?」

トンちゃん「さあ? 僕にもよく分からない」

???「はあ? お前が契約したんだろ?」

トンちゃん「そうとも言えるし、否とも言える。ただ、彼女が何をするかは分からない、イレギュラーということさ」

???「へん。まあ、いいさ。ちょっとは楽しみもないとな」

トンちゃん「まあ、頑張ってくれよ。田井中 律」

第4話 『あなたは何を信じますか?』 終わり

第5話『>>291
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/16(火) 06:48:24.73 ID:vVWs4L6Q0
動き出す物語
292 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/16(火) 07:11:47.38 ID:CutlO/LSO
第5話『動き出す物語』

学園

軽音部室

純「澪先輩……」

紬「どうしたのかしら……」

唯「……」

澪ちゃん先輩がいなくなり、2人もショックを隠せてはいない。まあ、事情を知っている私ですら、そうなんだから、当然かな? 知っている方が辛いかもしれないけど。

純「………で」

梓「〜♪」

純「あんたは何をしてるの!」

梓「ギターを弾いてるんですよ」

純「ふざけないで!!」

紬「じ、純ちゃん」

梓「ここは軽音部ですよね? 楽器を演奏していても、問題はないはずです」

唯「あ、あずにゃん」

純「へっ! あんたは1番、付き合いが短いからね。そんな非情でいられるのよ。私、帰りますね」

紬「あ、純ちゃん……」

バタンッ

紬「………」

唯「………」

梓「〜♪」

紬「私も……帰るわ」

唯「ムギちゃん……」

紬「ごめんなさい。一昨日のことで検査もあるし。もう、大丈夫なんだけどね」

一昨日とはあの魔女との戦いのことだ。

紬「それに私も純ちゃんの言う通りだと思うわ」

梓「〜♪」

紬「よくも、こんな時に音楽なんて……」

唯「ムギちゃん……」

紬「また、明日。唯ちゃん」

バタンッ

梓「〜♪」

唯「あ、あずにゃん」

梓「平沢 唯先輩も帰ってもらっても、構いませんよ」

唯「……」

1 帰る

2 帰らない

>>294
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/16(火) 08:22:09.34 ID:WoUSMkWDO
2
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/16(火) 08:23:53.25 ID:aSR6zLn2o
2
295 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/16(火) 15:59:50.45 ID:CutlO/LSO
唯「帰らないよ」

梓「……そうですか」

私はあずにゃんの横に座ります。

唯「私も練習する」

梓「……」

唯「〜♪」

梓「〜♪」

唯「私、知ってるよ」

梓「何をです?」

唯「あずにゃんが澪ちゃんを救えなくて、傷ついてること」

梓「……どうして、そう思うんですか?」

唯「恋人だから」

梓「違いますし」

唯「照れない、照れない」

梓「……」

唯「あずにゃんはさ。和ちゃんが魔法少女になったのは失敗だと思う?」

梓「はい」

唯「本当にそうなのかな? 私は正解だと思うよ。憂の……あ、私の妹ね……命も救えたからね」

梓「……」

唯「もし、和ちゃんがしなかったら、私がしてたと思うし」

梓「……」

唯「正義の味方にもなれるしね。たしかに自分の命は石ころにされちゃうかもだけどさ」

梓「秋山部長のようになっても?」

唯「そこだよ。私が契約して、2人になれば……」

梓「それは絶対にさせません」

唯「ニヤリ。なら、あずにゃんが和ちゃんに協力してよ」

梓「……向こうにその気がありません」

唯「私が説得するよ! フンス」

梓「訂正します。私もありません」

唯「私が説得するよ! フンス」

梓「なら、してみてください」

唯「うーんと……>>296
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/16(火) 16:18:25.70 ID:9vzwfrKTo
ちゅう
297 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/16(火) 18:22:17.04 ID:CutlO/LSO
唯「うーんと……ちゅう」

私は唇を突きだし、あずにゃんへと近寄る。

唯「聞き分けのない悪いあずにゃんにはこれだよ。むちゅう〜」

梓「やめて下さい」

あずにゃんは私の顔を押して、離します。

唯「あーん。あずにゃんのいけず〜」

梓「いけずじゃありません。唯先輩はもっと、自分を大事にしてください」

唯「どういう意味?」

梓「ふ、ファーストキ、キスは大切な人と……ゴニョゴニョ」

顔を真っ赤にして、律儀に言うあずにゃんはかわいい。

唯「私はあずにゃんが大好きだから、問題はないよ」

梓「私に問題があります」

唯「嫌だった? シュン」

梓「嫌とは言ってません」

あずにゃんの言うことはよくわからない。

梓「……とにかく。魔法少女に過度な期待はしないで下さい。魔法少女になった者が掴むのは幸せではなく……」

唯「……」

梓「不幸ですから」

唯「……」

あずにゃんは荷物をまとめます。

梓「それと。もう2度と魔法少女には関わらないでください」

唯「え?」

梓「忠告しましたからね」

あずにゃんはそう言い残し、部屋を出ていきました。



298 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/16(火) 18:22:42.91 ID:CutlO/LSO
和「……よし!」

トンちゃん「緊張してるのかい?」

和「そりゃあね。初めてのパトロールだし。前は勢いで倒したようなもんだし」

ガチャッ

唯「……」

和「……唯」

唯「私も行っていいかな? 役にはたたないかもしれないけどさ」

和「本当は危険だから、駄目と言いたいけど、私も……」

和「ガクガクブルブル」

和「手が震えてるの。唯がいてくれたほうがいいわ」

唯「和ちゃん……」

和「ありがと、唯」

唯「こちらこそ!」

唯(あずにゃんにはああ言われたけど、和ちゃんは放ってはおけないよ)

和「さて。どこから、行きましょうか」

1 路地裏

2 公園

3 学園

>>300

今日はこんなところで
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/16(火) 18:26:43.48 ID:+FMt9Pt7o
3
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/16(火) 19:01:17.38 ID:aSR6zLn2o
1
301 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/17(水) 05:50:38.47 ID:C1KjTxur0
唯「路地裏にしようよ」

和「なるほど。たしかに暗くて、魔女とかいそうな雰囲気ね」

唯「というわけで、レッツゴー!」



トンちゃん『君がついてきたのは正解だよ』

唯『ほへ?』

トンちゃん『もしもの時に契約できるからね』

唯『なるほど』

唯(願いはあずにゃんと……むふふ)

302 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/17(水) 05:51:14.78 ID:C1KjTxur0
路地裏

唯「ここだね」

和「反応があるわ」

ピューン

使い魔「ウケケケケ」

トンちゃん「あれは使い魔だね」

和「それは安心ね。こっちはまだ、初心者なんだから」

ビューン。

和ちゃんは変身をして、拳銃を構えます。

和「喰らいなさい!」

ダンッ! ダンッ! ダンッ!

使い魔「ウケケケケ」

カキンッ! カキンッ! カキンッ!

303 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/17(水) 05:51:43.97 ID:C1KjTxur0
和「弾かれた!?」

???「ばっかじゃねーの」

和「!?」

律「こいつは使い魔だぜ。こんなん殺したって、仕方がないって」

和「何を言ってるの……放っておいたら、普通の人が危険なのよ!」

律「人間、4,5人喰えば、立派な魔女になる。そして、グリーフシードを落とすんだぜ」

和「あんた……そんなことのために人の命を……」

律「はあ……食物連鎖って知ってるか?」

和「は?」

律「弱い人間を魔女が食う。その魔女を私達が食う。こうやって、サイクルって、できてんだぜ」

和「何を言ってるの……」

律「まさかとは思うが……正義のためとか人のためとか……そんなくだらないことを考えて、あいつと契約したんじゃないでしょ」

トンちゃん「……」

和「だったら、なんなのよ!」

和ちゃんは現れた魔法少女に拳銃を向ける。

唯「和ちゃん!」

律「何? 私と戦う気か?」

和「……」

律「震えてるぜ。だいたいさ。困るんだよね。そんなあまちょっろい精神で遊び半分で首を突っ込まれるのはさ、むかつくんだわ」

和「くっ!」

ダンッ!

和ちゃんは拳銃を発射する

律「ケッ」

ひらりとかわす。

律「なんだ? 私とやる気か? 今なら、土下座すれば、許してやるよ」

和「誰が!」

ダンッ! ダンッ! ダンッ!

唯「やめて、和ちゃん!」

律「よっと」

鮮やかにその子はかわす。

和「なっ!?」

律「私に引き金を引いたんだ……覚悟はいいよな」

その子は……

1 剣を構えた

2 ブーメランを構えた

3 槍を構えた

>>305
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/17(水) 06:20:43.26 ID:kt+h7lG6o
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/17(水) 07:16:40.57 ID:9/kalUd+0
3
306 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/17(水) 07:57:12.81 ID:bryZKCHSO
律「へん。私とやる気かい」

槍を構える、カチューシャをした女の子。

律「サッサと……くたばりな!」

カキンッ!

槍を銃で受け止める、和ちゃん。

和「くっ」

律「駄目、駄目」

バシンッ!

和「あっ……つう……」

空いている脇腹に女の子の蹴りが入ります。

律「よっと。おら!」

女の子はバックステップで間合いを取り、よろめく和ちゃんに槍を構え、体当たりを仕掛けてきます。

ガシンッ!

和「ぐううう」

和ちゃんは2丁の拳銃で受け止める。

律「へえー」

バックステップで間合いをとる女の子。

律「やるじゃんか」

和「舐めるんじゃないわ!」

ダンッダンッ

2丁の拳銃から、銃弾が発射される。

律「そんなん効かないって」

バシンッ。

槍を一振りで、弾を弾きます。

和「なっ」

唯「そんな……」

307 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/17(水) 07:57:40.92 ID:bryZKCHSO
トンちゃん「彼女は戦い慣れてるからね。正面からの攻撃じゃ、びくともしないよ」

律「ほらほら!」

女の子は槍を振るい、和ちゃんはそれを銃で耐える。

和「は、離れなさい!」

バシンッ

律「!?」

和ちゃんはそれをキックで蹴り飛ばす。

和「喰らいなさい!」

間合いを強引に離すと、拳銃を乱射します。

律「あぶね!?」

横に飛んで、女の子は間一髪、かわす。

和「次!」

律「へっ! よく出る弾だな!」

壁を蹴って、かわす女の子。

308 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/17(水) 07:58:12.75 ID:bryZKCHSO
トンちゃん「おそらく、魔力が弾なんだろうね。だから、弾切れをおこさないんだよ」

唯「なるほど」

律「だけどな、あまいぞ!」

女の子はジャンプして、槍を和ちゃんに 投げつける。

和「うわっ!?」

和ちゃんはかわすもバランスを崩して、倒れそうになる。

トンちゃん「危ない!」

唯「でも、あの子、槍を投げちゃったし……」

律「へっ」

女の子の手にはもう1つの槍が。

律「喰らいな!」

ガシンッ

ふらつきながらも、銃で再び受け止める。

律「今度は力押しだ!」

女の子はそのまま、力を加え、和ちゃんを後ろに撥ね飛ばします。

和「がはっ……」

唯「和ちゃん!」

309 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/17(水) 07:59:59.05 ID:bryZKCHSO
律「これにこりたら、もう、魔法少女なんて、やめるんだね。もっとも、やめられないけど」

スタスタスタスタ、ピタッ

律「へえ……結構な怪我をさせたのにまだ、立てるんだ」

和「はあはあ」

ピカーン

唯「体が……回復してる……」

トンちゃん「彼女の願いは癒しだからね。おそらく、普通よりも回復力があるんだよ」

律「まいったな。話しても駄目、怪我も駄目、なら……」

槍を構える女の子。

律「殺しちゃうしかないじゃないか!」

和(魔力が弾になるなら……魔力を溜めて、撃てば!)

和「舐めるんじゃないわ!」

ダンッ!!!!!

律「!? これは……」

今までより、大きく、速い弾に女の子は慌てて、方向を横に変更する。

和「くっ!」

律「危なく、殺られるところだったわ!」

310 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/17(水) 08:00:25.80 ID:bryZKCHSO
唯「も、もう、やめてよ! これ以上やったら……どっちかが……死んじゃうよ……同じ魔法少女なのに……」

トンちゃん「もう、あれは止められないさ。ただ、1つの方法を除いて」

唯「! その方法は……」

トンちゃん「君が契約することさ」

唯「けい………やく………」

たしかに契約をすれば……でも、それじゃ……あずにゃんとの約束が……。

唯「……私は」

1 分かった。契約だね

2 助けて、あずにゃん!

>>312
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/17(水) 10:33:52.98 ID:wO3fLa6zo
2
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/17(水) 10:35:04.66 ID:6V0LBamQo
1
313 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/17(水) 12:29:23.21 ID:bryZKCHSO
唯「分かった。契約だね……」

トンちゃん「ニヤリ」



和「いくわよ!」

和ちゃんは魔力を溜めます。

律「へん。終わりだよ!」

女の子は槍を構えます。

和「喰らいなさい!」

和ちゃんはかめはめ波のようなエネルギー弾を発射します。

律「だから、当たらないって」

ひらりと空中にジャンプしてかわす。

律「へっ!」

槍を大きくして、槍投げのように和ちゃんに狙いを定めます。

律「終わりだよ!」

和「!?」



トンちゃん「はやく! 僕と契約を!」

唯「う、うん。願いは」

梓「それには及びません」

唯「!?」

ガシャン!

314 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/17(水) 12:29:51.35 ID:bryZKCHSO
律「なっ!?」

当たったと思った攻撃は当たらず、地面に槍が刺さり、コンクリートの地面を砕きます。

和「な、何が……」

唯「あずにゃん!」

律「てめえ……」

梓「無駄な争いはするべきじゃありません」

和「邪魔をするな!」

銃を構える、和ちゃん。

ビリリ

和「あっ……バタンッ」

一瞬で和ちゃんの背後に回り、スタンガンを当てる、あずにゃん。

唯「和ちゃん!」

トンちゃん「気絶してるだけだよ」

律「てめえ……どっちの味方だ」

梓「私は冷静な人の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵です。あなたはどっちですか? 田井中 律」

律「お前……私の名前を……どっかで会ったか?」

梓「さあ?」

律「……なんにせよ、手札が見えないとあっちゃね。悪いが退かせてもらうよ」

律とかいう子はビルの上に姿を消しました。

唯「ふう。助かったよ。ありがと、あ……」

梓「言いましたよね、魔法少女には関わるなって」

唯「え!? そ、それは……」

梓「一体、あなたはどこまで愚かなんですか」

唯「……」

梓「愚か者が相手なら……私は容赦をしません」

唯「………」

梓「覚えておいてください」

あずにゃんはくるりと背を向け、去っていきました。

第5話『動き出す物語』 おわり

第6話『>>315

315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/17(水) 12:40:39.98 ID:pEYND8og0
私は人間?人形?
316 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/17(水) 18:07:45.40 ID:bryZKCHSO
第6話『私は人間?人形?』



ゲームセンター

律「〜♪」

私はあの戦いの後、ゲームセンターに来た。

律「憂さ晴らしくらいはしないとな」

あたしがプレイしているゲームは>>317

今日はこんなところで
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/17(水) 18:16:27.26 ID:kt+h7lG6o
放課後ティータイムのダンレボ
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/17(水) 18:38:45.54 ID:8UY63ZkIO
上手く言えないけど、文字が集まって単語になって、それらが作用し合って森羅万象が表現されていく所かな。
パソコンの前に立つとさ、キーボードのキーってある程度の数しかないのに、これらの押す順番で人の頭に物語を作り出す事ができるってワクワクする。
読んでて、自分の気持ちに相応しい言葉が出ると昂る。
書いてて、自分が表現したい言葉が出てカチッとそこに嵌まると、もうその単語が自分がそこに嵌めるために存在してるかのような大それた錯覚を覚える。
書いててなんだけど、変かな?
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/17(水) 18:53:34.01 ID:DYplDkhB0
>>318

誰だお前
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/17(水) 19:40:26.11 ID:wO3fLa6zo
スレまちげえたか
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/17(水) 20:04:52.82 ID:B1ciIPdY0
>>320

構うな、他のスレ見てわかったが
こいつ発狂IOだ
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/17(水) 20:21:35.18 ID:jxHSnpSmo
糞長屋は黙ってろ
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/17(水) 20:31:06.22 ID:1Ez0yZoX0
>>322

うるせーカスお前が黙ってろ
324 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/18(木) 06:02:44.11 ID:yRYrUqHk0
たしがプレイしているゲームは放課後ティータイムのダンレボ。

このゲームは放課後ティータイムの曲とともにランダムでキャラが出てきて、一緒に踊ってくれるものだ。動きがプレイヤーと連動しているらしく、激しく動けば、スカートがめくれそうだとかなんかで、1人が踊る中、皆が画面の下から、パンツが見えないかとしゃがみこむほどだとか。

律「適当に、っと」

ふわふわ時間を選択、出てきたキャラは……澪か。

このキャラは動きとともに胸をタプタプと揺らし、高得点になれば、縞パンを出すという、人気キャラだ。

ふわふわーたーいむ

律「よっと」

コツコツコツコツ

律「……まだ、なんかあんのか?」

梓「話があります」

律「聞こうか」

梓「この街をあなたに預けたい」

律「あの眼鏡がいるだろ? あいつが黙っちゃいないぜ」

梓「あれは私が何とかします。穏便に済ませたいから、あなたはなにもしないでください」

律「……まあ、いいけどさ。肝心なことを聞かせてくれよ」

梓「肝心なこと?」

律「あんた、何者なんだ?」

梓「……」

律「目的はなんだ?」

梓「2週間後に、ワルプルギスの夜が来ます」

律「何で、分かるんだ?」

梓「それは秘密です。ともかく、それが終われば、私はこの街を出て行きます」

律「……たしかに、そいつは大変だ。1人じゃ、大変だ。ただ、2人なら、勝てるかもな」

律「よっと」

『パーフェクト!』

澪『うわああ』

男1「縞パンだ!」

男2「写真撮ろうぜ」

ポケットからホッキーを取り出す。

律「食うかい?」

325 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/18(木) 06:03:10.04 ID:yRYrUqHk0
和「へえ。簡単に綺麗になるのね」

トンちゃん「すごいもんだろ」

グリーフシードでソウルジェムを浄化中

和「ってか、グリーフシードなんて必要なの? これが黒くなっても、魔法が使えなくなるだけでしょ」

トンちゃん「……まあ、大きく間違ってはいないよ」

和「こんな物のために……」

トンちゃん「でも、これをたくさん所有してるからこその律の強さでもある」

和「だからといって、これのために澪先輩が…………トンちゃん」

トンちゃん「ん?」

和「どうすれば、あいつを殺せる。あの……ツインテールを」

トンちゃん「彼女と殺りあいたいのかい?」

和「ええ。やっぱり、おかしいじゃない。こんな物のために……澪先輩を見殺しにした、あいつを……」

トンちゃん「……」

和「実際、澪先輩も十分にあったわけじゃないでしょ」

トンちゃん「まあね」

和「でも、あんなに強かったじゃん」

トンちゃん「まあ、才能とかもあるからね」

和「私にはないって事? 不公平ね」

トンちゃん「でも、途方もない才能を持った者がいるよ」

和「誰?」

トンちゃん「平沢 唯さ。彼女が魔法少女になれば、中野 梓も田井中 律も瞬殺さ。頼んでみたらどうだい?」

和「……やめておくわ。これは私の戦いだから」

トンちゃん「……そうかい」

和「私はこんな物のために、人の命を犠牲にするあいつらを……許せない。だから、教えて。どうすれば、あのツインテールを殺せる?」

トンちゃん「さあね。僕の管轄外さ」

和「……まあ、いいわ。絶対に……殺してやる」

326 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/18(木) 06:03:38.16 ID:yRYrUqHk0
次の日



梓「……」

唯「エヘヘ」

梓「何ですか?」

唯「昨日のことをお詫びしたいなあって」

梓「はあ」

唯「というわけで、これを受け取って」

私が渡したのは?

1 お弁当

2 パンツ

3 指輪

>>328
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/18(木) 07:58:11.97 ID:2J1Am0j/o
1
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/18(木) 07:59:57.29 ID:TRQX+xWJo
1
329 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/18(木) 08:24:59.81 ID:pnVCP0sSO
唯「ジャーン! お弁当だよ!」

梓「お弁当ですか。でも、私にもお弁当が……」

唯「これのこと?」

梓「あー、それで……あれ!? いつの間に!?」

唯「あずにゃんのお弁当は私が食べる。私のお弁当はあずにゃんが食べる。交換だね」

梓「いやいや。何を勝手に」

唯「え? 一緒に食べたい? 任せなさい。迎えにいくから」

梓「微塵もそんなことは言ってませんから!」

唯「私は聞いたよ。あずにゃんの心の声を!」

梓「胡散臭いですよ!」

唯「ちなみに私のお弁当は>>330が作ったから、安心して」
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/18(木) 08:26:13.06 ID:NOy14BFA0
331 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/18(木) 12:10:28.52 ID:pnVCP0sSO
唯「ちなみに私のお弁当は憂が作ったから、安心して」

梓「なるほど。なら、あんし……入院中の妹に何をやらせてるんですか!?」

唯「大丈夫、大丈夫。元気だったから」

梓「そういう問題ではありません!」

唯「まあ、そんなわけで私の愛情お弁当、期待してね」

梓「作ったのは妹ですよね!?」

唯「じゃあ、また後でね〜」

梓「返事も聞かずにいかないでくださーい!」

お昼!

唯「さて……」

和「唯。ご飯にしよう」

唯「和ちゃん」

私はあずにゃんの所にいかなくてはならないけど、どうしよう

1 和ちゃんを誘う

2 誘わない

>>333
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/18(木) 12:30:02.51 ID:xz3SxJIDO
1
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/18(木) 12:31:50.25 ID:7I4O5yc00
2
334 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/18(木) 18:13:45.18 ID:pnVCP0sSO
唯(あずにゃんのことを和ちゃんは嫌ってるからね。誘わない方がいいや)

唯「ごめん、今日は別の人と食べるよ」

和「そう?」

唯「うん。またねー」

梓の教室

唯「ねえ、ねえ」

女子生徒「は、はい」

女子生徒(上級生だ。何の用だろう……)

唯「マイスイートハニーあずにゃんっている?」

女子生徒「は?」

女子生徒(やば。素で反応してしまった。上級生相手に)

唯「だから、マイスイートハニーあずにゃんだよ」

女子生徒(意味が分からない)

女子生徒「えっと……名前は?」

唯「平沢 唯だよ」

女子生徒「いえ……。そのマイスイートハニーあずにゃんとは……」

女子生徒(言ってて、恥ずかしい)

唯「あずにゃんのことだよ」

クラスメイトのことなのに知らないなんて……ハッ!? ま、まさか、いじめ!?

女子生徒「あ、あずにゃん? ち、ちゃんとした名前を……」

唯「あずにゃんはちゃんとしたかわいい名前だよ」

女子生徒「な、名前と言われても……そんな人に心当たりは……」

唯「……」

1 いじめはいけないんだよ。とプンスカ怒る。

2 そういえば、本名を言い忘れてた。中野 梓ちゃん。 私は冷静に言った。

3 埒があかない。と教室に入った。

>>336

今日はこんなところで
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/18(木) 18:49:48.56 ID:M0A6TarXo
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/18(木) 18:49:58.68 ID:1LU17TvJo
337 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/19(金) 05:38:33.74 ID:1Q4Acagw0
唯「埒が明かないや。どいて」

女子生徒「え? ちょっ……」

唯「愛しのマイスイートハニーあずにゃ〜ん」

梓「ぶっ」

女子生徒「え? だ、誰?」

女子生徒「誰のこと?」

梓「プルプル」

唯「おー、いたいた」

私はあずにゃんの元にいきます。

唯「迎えに来たよー」

女子生徒「も、もしかして、マイスイートハニー」

女子生徒「あずにゃんって……」

女子生徒「中野さんのこと?」

梓「カアッー」

唯「愛しの唯先輩が迎えに来たよー」

梓「……何をしに来たんですか?」

唯「お昼の時間だからだよー」

梓「私はいいと言った覚えは……」

唯「悪いとも言われてないよー」

梓「うう……」

唯「さて。どこで食べようかな」

1 ここ

2 体育倉庫

3 屋上

4 校庭

>>338

今更だけど、この学園は女子校? 共学?

女子校の場合、憂の相手は女子。共学の場合は聡

>>339
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 05:47:35.16 ID:Fub9S2VDO
3
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 07:03:02.48 ID:WsDvInBco
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 07:04:58.35 ID:WsDvInBco
間違いた。女子
341 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/19(金) 07:57:23.06 ID:1Q4Acagw0
唯「よし。屋上に行こうか」

ガシッ。

梓「……まだ、行くとは言っていないのに、何故に腕を……」

唯「それじゃ、レッツゴー!」

梓「にゃああああああああ」



女子生徒「あの中野さんが……百合だったなんて」

女子生徒「今まで、幾多の猛者達が中野さんに振られたのに……」

女子生徒「あの人……名前は?」

女子生徒「平沢 唯だって言ってましたよ」

女子生徒「平沢 唯……覚えておきましょう」


屋上

梓「ぜえぜえ」

唯「さあ、お昼にしよう」

梓「あ? お昼、持って来てませんでした」

唯「安心して。あずにゃんの鞄から取ってあるから」

梓「あなたは何者ですか?」

唯「とにかく! はい、お弁当」

梓「やっぱり、唯先輩のなんですね」

唯「昨日のお詫びだからね」

梓「はあ……いただきますよ」

ぱかっ。

『あずにゃん LOVE!』←オムライスでケチャップ文字

梓「……」

唯「エヘヘ」

とじっ

唯「ええっ!? なんで、閉じちゃうの!?」

梓「いや……なんか、信じられないものを見た気が……」

唯「変なものはないから、安心して。味も保証付きだよ。憂が作った奴だし」

梓「せめて、私が作ったと言ってほしいところですが」

唯「まあまあ。いいから、いいから。たんとお食べなさい」

梓「は、はあ」

唯(ん? 待てよ? ここはあーんをするべきではないだろうか)

1 するべきである

2 するべきではない

>>343
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/19(金) 08:01:09.84 ID:Ewux9kJd0
1
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 08:02:14.93 ID:WsDvInBco
1
344 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/19(金) 08:30:28.17 ID:1Q4Acagw0
唯「神は言っている。ここであ〜んをする定めであると」

梓「はい?」

唯「というわけで、あーん」

梓「自分で食べられ……あ!? スプーンも箸もない!?」

唯「私の手にあります。フンス」

梓「い、いつのまに……」

唯「あーん」

梓「ぐぬぬ」

唯「ほれほれ。食べないと、昼飯は抜きだよ」

梓「……あーん」

唯「よくできました」

梓「パクッ。モグモグ」

唯「おいしい?」

梓「……はい」

唯「ほーら」

梓「パクッ、モグモグ」

唯「ほれ」

梓「パクッ。モグモグ」

梓「唯先輩は食べないんですか?」

唯「私?」

梓「私はあーんをしませんよ」

唯「うーん……」

1 仕方がないよ。後で食べるから

2 あーんはお預けで今、食べるよ

3 あーんはお預けで今、食べるよ、あずにゃんを

>>346
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 08:34:11.12 ID:fehvp1bKo
3
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/19(金) 08:37:02.63 ID:KJudxw0H0
3しか見えない
347 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/19(金) 09:21:09.52 ID:v583JPASO
唯「あーんはお預けで今、食べるよ、あずにゃんを」

梓「そうですか。ではお弁当を返し……はい?」

唯「あずにゃん!」

梓「にゃっ!?」

私はあずにゃんを押し倒しました。

梓「な、何を……」

唯「あずにゃんが悪いんだよ。なかなか、素直にならないから。ハアハア」

梓「お、落ち着いてください……」

唯「私は至って、冷静だよ。ハアハア」

梓「め、目が血走ってますよ! 呼吸も洗いし……」

唯「大丈夫。私は冷静だよ。冷静に……あずにゃんとエッチすることを考えてるから! ハアハア」

梓「その時点で冷静ではありませんから! だ、だいたい、ここは昼休みの屋上。ほかに人もいますから!」

唯「他に人……」

私は周りを見回す。

1 皆が私達を見ていました。

2 誰もいません

>>349
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 09:35:24.38 ID:Fub9S2VDO
kskst
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 09:45:20.22 ID:eLWb+FkFo
2
350 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/19(金) 10:02:40.68 ID:v583JPASO
唯「キョロキョロ」

唯「誰もいないよ」

梓「休み時間なのに!」

唯「もう、休み時間も終わるからかな?」

梓「なら、戻らないと……」

唯「サボろうか」

梓「はい!?」

唯「クラスの皆にはナイショだよっ!」

梓「デレー………いやいや! そういうわけには……」

唯「なんというかね……体の奥底っていうか、いろんな私? まあ、何でもいいんだけど、あずにゃんとエッチしたいって、囁いてくるんだ」

梓「意味が分かりませんから!」

唯「まだ、恋人じゃないから、キスはお預けかな? 今日はエッチだけにしようか」

梓「順序が逆ですから!」

唯「キスは神聖なものだよ?」

梓「エッチも変わりませんから!」

唯「大丈夫。処女は奪わないから」

梓「そういう問題でもありませんから!」

唯「ちょっと、あずあずするだけだよ」

梓「あずあず!?」

唯「ほむほむに対抗してみたよ」

梓「しなくていいですから!」

唯「とりあえず……始めよっか」

梓「えっ。ちょ……」

唯「まずは……」

1 胸から

2 下半身から

>>352
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 12:18:59.32 ID:fehvp1bKo
1
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/19(金) 12:53:28.61 ID:6SUj6ETv0
1
353 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/19(金) 14:14:51.50 ID:v583JPASO
唯「まずは胸からだね」

私は上から、シャツを脱がせていく。

梓「や、やめ……」

唯「〜♪」

私はあっという間にあずにゃんのシャツのボタンを外します。

唯「小さいね」

梓「う、うるさいです」

唯「ツーン」

私はブラの上から、乳首をつっつく、

梓「んっ……」

唯「頬を染めるあずにゃん可愛いよ」

梓「うう……」

唯「じゃあ、まずは……」

1 ブラの上からおっぱいを揉む

2 ブラの上からおっぱいを舐める

3 ブラを外す

4 エッチはスキップ

>>355
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 14:49:22.10 ID:fehvp1bKo
ksk
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 14:50:30.38 ID:gYyDYmTyo
2
356 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/19(金) 16:05:08.74 ID:v583JPASO
唯「まずはブラの上から舐めさせてもらうよ」

梓「ぶ、ブラの上から!?」

唯「うん。こう……ペロペロ」

私はブラの上から乳首を丁寧になめあげます。

梓「あんっ……ぶ、ブラの上からなんて………」

唯「こうすることでブラのあずにゃん分とあずにゃんの反応を楽しめるんだよ。ペロペロ」

梓「あっ………んんっ……な、何ですか、あずにゃん分って」

唯「ペロペロ。それを説明するのは難しいね。ペロペロ」

梓「んんっ………あんっ……あ、あんまり、舐めないで……(///∇///)」

唯「でも、あずにゃん分を一言にいうと>>357
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 16:32:20.20 ID:gYyDYmTyo
なきゃしぬ
358 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/19(金) 17:13:46.68 ID:v583JPASO
唯「でも、あずにゃん分を一言にいうとなきゃしぬ」

梓「なきゃしぬ!? そこまで!?」

唯「いうなれば、身体を構成する重要な成分だよ。ペロペロ」

梓「ああっ………んくっ……」

唯「まあ、主に私のだけどね。ペロペロ」

梓「あ、ああ……んん……」

ツーン

唯「おやおや。ブラの上からでも、乳首がわかるほど、立ってるね。どうしてかな? ニヤニヤ」

梓「し、知りませ……んんっ。ハアハア」

唯「顔も真っ赤。呼吸も荒いね。むふふペロペロ」

梓「き、あんっ……のせい………んあっ」

唯「実に可愛いよ、あずにゃん。ペロペロ」

梓「あ、ああ……んんっ」

唯「クンクン。あずにゃんのブラ、あずにゃんの汗の匂いと私のよだれの匂いがよく混ざって、いい匂い」

梓「あっ……へ、へんなこと………言わないでえ……ビクビク」

唯(なんか、ビクビクしてる。あずにゃんはMなのかな?)

梓「ハアハア……」

唯「さて……」

1 まだ、ペロペロ地獄は続くよ

2 ブラを取るよ

3 あずにゃんに私のパンツをプレゼントするよ

4 もう時間だし、やめようかな

>>360

今日はこんなところで
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 17:30:16.17 ID:M1CE1G1Eo
4
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/19(金) 17:35:20.02 ID:WLmIT38q0
2
361 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/20(土) 05:52:22.98 ID:AdqfMvJ00
唯「ブラを取ってあげるね」

梓「にゃっ……」

私は自慢のテクニックでブラを剥ぎ取ります。

梓「うう……」

唯「……」

唯「ペタペタ」

唯「……ない」

梓「え?」

唯「おっぱいがない!」

梓「ガーン」

梓「し、失礼です! ちゃんとありますから!」

唯「うーん……」

唯「ペタペタ」

唯「どう、控えめに表現しても、ないものはないよ!」

梓「ガーン」

梓「シクシク」

唯「泣かないで。むしろ、私は嬉しいよ」

唯「ペタペタ」

唯「私が揉むことであずにゃんを成長でき……」

唯「ペタペタ」

唯「揉めない!?」

梓「ウエーン」

唯「わわ。泣いちゃったよ!」

どうしよう……

1 なでなでしよう。頭を

2 なでなでしよう。おっぱいを

3 とりあえず、おっぱいを見せる

4 その他

>>363
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 05:56:25.99 ID:UP5f36NDO
kskst
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 06:00:03.87 ID:vT2yJvAQo

おっぱいを撫でたり乳首を弄りながらスカートをめくってみる
※梓の純白のパンツは濡れている
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 06:00:57.09 ID:vT2yJvAQo
間違いた…3でなく4
365 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/20(土) 06:28:28.93 ID:AdqfMvJ00
唯「ぱっ」

唯「プルンプルン」

私はとりあえず、服を脱いで、私のおっぱいを見せる。

唯「どう、あずにゃん。これがおっぱいだよ」

唯「プルンプルン」

梓「うわーん」

唯「わわ、また、泣いちゃった。泣かないで、ナデナデ」

梓「ちょっ……お、おっぱいをなでないで……んっ」

唯「私は胸を撫でてるんだよ。ナデナデ」

梓「言いなお……んんっ……乳首が……こすれて……あんっ」

唯「ナデナデ。声が色っぽくなってきたね。ニシシ」

梓「あんっ……こ、これは……」

唯「スカート、ピンピロリーン」

私はスカートをめくります。

唯「む。白」

梓「な、何をやってるんですか!」

唯「しかも、湿ってますな」

梓「にゃっ!?」

唯「むふふ」

梓「み、見ないで……あんっ」

唯「さわさわ」

梓「さ、触らないでええ……んんっ」

唯「どうして?」

梓「そ、それは……ああんっ……ハアハア」

唯「呼吸も荒くなってきたね」

梓「や、やめ……」

キーンコーンカーンコーン

梓「ちゃ、チャイムが鳴りましたよ」

唯「そうだね」

唯(さて……)

1 もどろっか

2 気にしない気にしない。パンツクンカクンカ

3 その他

>>367
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/20(土) 06:57:25.19 ID:yL1s0N9I0
2
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 06:59:35.56 ID:vT2yJvAQo
3
濡れたままだと気持ち悪いから脱がしてあげるね
と言って、梓のパンツを脱ぎ下ろして匂いを嗅いでから、ツルツルのま○こを凝視をする
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 07:29:08.78 ID:vT2yJvAQo
すいません、訂正です

濡れたままだと気持ち悪いから→濡れたまま履いてると気持ち悪いだろうから
369 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/20(土) 08:40:47.64 ID:AdqfMvJ00
唯「濡れたまま履いてると気持ち悪いだろうから脱がしてあげるね」

私はあずにゃんののパンツを脱ぎ下ろします。

唯「……ゴクリ」

梓「あ、あの……チャイムが……」

唯「クンカクンカ」

梓「え、ちょっ……」

私はこらえきれず、匂いを嗅ぎます。

梓「や、やめてください!」

私は人として、最低の事をしてるかもしれない。しかし、この時の私を誰が攻められようか。言うなれば、目の前に金銀財宝があっても、手を付けるなということだ。そんなことはできはしまいのです。

唯「クンカクンカ」

梓「か、嗅がないで下さい。カアッー」

唯「さすがはあずにゃん。立派に毛が生えてないよ」

ツルツルのま○こを凝視をする。

梓「み、見ないで下さい!」

唯「恥ずかしがることないよ。あずにゃんのこれはもはや、国宝だよ」

梓「褒められても、うれしくありません! もう、やめてください!」

唯「ええー……」

こんなに素晴らしいま○こを目の前にお預けとな。

唯「クンカクンカ。あずにゃんは酷なことを言うね」

梓「に、匂いを……嗅がないでええ」

唯「こんなにフローラルな香りなのに」

梓「私は病気ですか!」

唯「何を怒ってるの? 褒めてるのに」

梓「褒められてる気がしません」

唯「うーん……」

1 ペロペロしようかな?

2 もう、いいかな

3 その他

>>371
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/20(土) 08:49:56.88 ID:HWnoVlEZ0
1
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 08:50:19.30 ID:vT2yJvAQo
念の為に誰も入ってこないように屋上の鍵をかけてから、梓のスカートも脱ぎ下ろして1を行う
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 08:50:45.35 ID:UP5f36NDO
1
373 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/20(土) 09:20:09.31 ID:U4hjbtySO
唯「ちょっと、待ってて」

私は屋上のドアに鍵をかけに戻ります。

梓「ハアハア……や、やっと、おわ……」

唯「おまたせ」

梓「え?」

私は起き上がり、服を着ようとするあずにゃんの前に座ります。

梓「あの……にゃっ!?」

私はスカートを下ろして、、生まれたままの姿にしたあずにゃんを私は押し倒します。

唯「今から、私のペロペロ天国が始まるよ」

梓「え……い、いや、やめ……んんっ」

私はまずは首筋をペロペロと一舐めする。

唯「あずにゃんの汗、美味しいよ」

梓「や、やめ……んん……あんっ……」

私は首筋から乳首を目指し、舌を舐める。

唯「ペロペロ」

私の涎があずにゃんの肌に残り、太陽に反射して、眩しく光る。

梓「な、なんで………んあっ……こんなことを……あんっ」

唯「前にも言ったけど、心の奥からの命令かな? 1番はもちろん、あずにゃんとヤりたいからだけどね。ペロペロ」

梓「ハアハア……ああっ………ん……」

私はあずにゃんの乳首を中心にペロペロとします。

唯(あずにゃんの胸や首は私の涎で濡れているよ……)

あずにゃんの上半身は私の涎でテカテカと光っています。

唯(ん、次は……)

1 下半身かな(まずは足かな)?

2 手に向かう

3 背中だろ

4 もういいかな?

>>375
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 09:27:37.43 ID:vT2yJvAQo
1
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/20(土) 09:41:12.05 ID:jTG9R57r0
1
376 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/20(土) 12:11:29.01 ID:U4hjbtySO
唯「次は足をペロペロ」

梓「ひにゃあ」

あずにゃんの綺麗な足を私の舌でペロペロと舐めます。

梓「や、やめ……」

唯「んっ……無理……こんな綺麗な足……ペロペロせずにはいられないよ」

梓「ああっ………そんにゃ……ああん」

私の舌はつま先から、脛、膝、とだんだん上に向かいます。

唯「梓の足……細くていい……ペロペロ……おいしい……」

梓「あん……へ、変態ですか……」

唯「舐められて、濡れてるあずにゃんのほうが変態だよ。ペロペロ」

梓「こ、これは……ああっ……太ももは」

私の舌は太ももに到達します。

唯「あずにゃんは美味しいよ。ペロペロ」

あずにゃんの体の半分くらいは私の涎でテカテカとなっています。

唯「いよいよ、メインディッシュだよ」

梓「!? そ、そこは……あんっ」

私の舌はついにあずにゃんのロリま○に到達します。

梓「や、やめ……ほ、本当にそこは……ああっ」

唯「こんなにエッチなお汁を流してるのに? ペロペロ」

梓「あん……お願いですから……」

唯「ふむ」

1 悪魔唯「欲望に従うんだよ」

2 天使唯「あずにゃんが嫌がってるから、やめてあげようよ」

>>378
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 12:28:36.98 ID:vT2yJvAQo
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 12:36:15.75 ID:6csQg1ggo
379 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/20(土) 13:14:35.50 ID:U4hjbtySO
唯「……」

脳内

悪魔唯「構うことはないよ。ヤっちゃ……」

天使唯「バカー!」

ドカッ!

悪魔唯「ぐわっ」

天使唯「あずにゃんが嫌がってるから、やめてあげようよ」
もわもわ

唯「分かった。やめるよ」

梓「はあはあ……もう少し早く、その結論に達してほしかったです」

唯「えへへ」

梓「はあ……唯先輩の涎でべとべとです。私は帰ります」

唯「早退するの?」

梓「シャワー浴びたいですし」

唯「……だよね。ごめん」

梓「いえ。誰にも間違いはありますから」

唯「……」

1 放課後、遊ぼうよ

2 何も言わない

>>381
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 13:40:36.24 ID:GnBlBXc5o
1
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 13:42:57.43 ID:MnRWB5ieo
2
382 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/20(土) 15:25:35.91 ID:U4hjbtySO
唯「またねー」

私はそのまま、何も言わずにさよならすることにしました。

梓「あー、はい。さようなら」

唯(帰ったら、家でアズニーだね)

唯「また、しようねー」

梓「もう、しませんから!」

放課後

病院

和「まったく、唯は……。何があったかは知らないけど、5時間目をさぼるなんて」

許されることではない。しかし、話のネタができたので、ある意味、唯には感謝だ。

和「憂の癌も治ったし、正義の味方になれたし、言うこと……ん?」

憂の病室からは話し声が聞こえてくる。今まででは考えられないことだから、驚きだ。

和「誰かしら?」

覗きはいけない。

と頭では分かってはいるが好奇心は抑えられない。私はドアの隙間から、中を伺う。

和「ジー」

???「でー」

憂「あはは」

私といる時とは違い、楽しそうに、いや、私といる時も楽しそうに笑うがそれとは違う……例えるなら、唯があの人殺しと会うような、そんな笑い……つまりは、好きな人といて、嬉しくて、楽しそうに笑っている。

和「あ、相手は……」

私はその相手のほうを見る。相手は……。

1 紬

2 純

3 女の子かと思った? 残念、聡君でした

>>384
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/20(土) 15:26:09.84 ID:Y1nSyHOL0
2
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 15:27:11.47 ID:vT2yJvAQo
2
385 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/20(土) 15:57:22.34 ID:U4hjbtySO
和「あれは………憂の同級生の……鈴木 純」

ガララ

私はショックにドアを開けてしまう。

純「ん?」

憂「和ちゃん」

和「あ、あはは。こ、こんにちは、憂」

病院外

和「はあ……」

あれから、私は何を話したのかは覚えていない。2人のことが気になって、上の空で過ごしたからだ。

和(あの子は偶然にも私に被らず、いえ、私に被らないように面会に行ってたようね)

それはきっと、私を避けたというよりは憂に心配をかけたくはなかったんだろう。

唯「やっほー。和ちゃん」

和「ん? 唯……」

唯「どうしたの? 元気ないね」

和「………別に」

唯「パトロールでしょ? 一緒に行こうよ」

和「……ええ」

路地裏

唯「……まだ、昨日の後があるんだね」

和「……そうね」

唯「あの子と仲良くできないのかな?」

和「………は?」

唯「昨日のあの子やあずにゃんと仲良くすれば、今以上の戦力になるよ。そうすれば……」

和「馬鹿言わないで。あの冷徹なツインテールは澪先輩を……」

唯「あ、あれはまちが……」

和「唯。あなたは単純だから、騙されても、私は信じないわ」

唯「そ、そんな……」

和「昨日の戦い……唯にはどう見えた?」

唯「昨日の……」

和「私とたしか、律とかいうのと戦ったわ。あなたはあの戦いをどう感じた?」

唯「それは……>>386
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 16:17:54.13 ID:vT2yJvAQo
魔法少女同士で戦うのはおかしいと思ったよ
387 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/20(土) 17:21:37.35 ID:U4hjbtySO
唯「それは……魔法少女同士で戦うのはおかしいと思ったよ」

和「……」

唯「私達の敵は魔女のはずだよ。戦うなんておかしいよ」

和「……たしかに、そうかもしれないわ」

唯「! 分かってくれた?」

和「でもね、唯。人間同士でも、未だに戦争や争いは絶えないわ」

唯「え……?」

和「だから、魔法少女同士で争うこともおかしくはないわ」

唯「それは……で、でも、それとこれとは……」

和「違わないわ。考え方の違いからでも、争いはおきる。それに昨日のあれは……」

唯「……あれは?」

和「戦いではないわ。殺しあいよ」

唯「こ、殺しあい?」

和「ええ。途中からは一歩間違えたら、お互いに死ぬような戦い……それを殺しあいと言わずして、なんと言うのかしら」

唯「な、なら、なおのことおかしいよ。魔法少女同士で殺しあうなんて……」

和「これも平和と復讐のためよ」

唯「そんな……」

和「次にまた、どちらかと会えば、また、私達は殺しあうわ。それは避けられないことなのよ」

唯「和ちゃん……」

和「今日は帰りましょう。送っていくわ」

388 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/20(土) 17:22:57.87 ID:U4hjbtySO
和の家の前

和「……憂」

???「クックックッ」

和「!?」

くるりと振り返ります。

和「あんたは………」

律「よお」

和「何をしにきたの……」

律「いやー、なに。可愛い『後輩』さんにアドバイスよ」

和「……必要ないわ!」

律「堅いこと言うなよ。あんた、想い人の癌を治すためにあの亀と契約したんだろ?」

和「!? ど、どうして、それを……」

律「んで、その想い人に中々想いを打ち明けられず、挙げ句に好きなやつがそいつにはいる、と」

和「……関係ないでしょ、あんたには」

律「馬鹿なやつだね、まったく。たった一度の奇跡のチャンスをくっだらねぇことに使い潰しやがってよ」

和「くだらないですって……」



律「魔法ってのはな、徹頭徹尾自分だけの望みを叶えるためのもんなんだ。他人のために使ったところで、ロクなことにはならない。秋山 澪はそんなことも教えてくれなかったのかい?」

和「あんた………あんたに……澪先輩のなにが……」

律「惚れた女をモノにするならもっと冴えた手があるじゃない。せっかく、魔法が使えるんだ。今すぐ乗り込んでいって、監禁でも、レ○プでも、何でもして、身体も心も自分のものにしちまえばいい」

和「なっ……」

律「先輩のよしみだ、監禁くらいなら、手伝ってやるぜ」

和「あんた……あんただけは……絶対に……絶対に許さない!」

律「ククッ、私とやる気か? 場所を変えようか。ここは人目がつきすぎる。ニヤリ」



トンちゃん「ニヤリ」

389 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/20(土) 17:23:23.36 ID:U4hjbtySO
唯の家

唯「〜♪」

トンちゃん「平沢 唯」

唯「あ、トンちゃん」

トンちゃん「大変だ」

390 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/20(土) 17:23:57.77 ID:U4hjbtySO
どこかの歩道橋

律「ヘンシン」

律「へへ。ここなら、遠慮せずにやりあえるぜ」

和「ふんっ」

唯「和ちゃん!」

和「唯」

唯「やめてよ。こんなの絶対おかしいよ」

和「あなたには関係ないわ。下がってなさい」

律「うざい奴にはうざい仲間がいるもんだね」

梓「ではあなたの仲間はどうなんですか?」

律「んぐ」

和「あんた達……」

梓「話が違います。真鍋 和には手を出すなと言いましたよね」

律「私は何もしてないし、第一、向こうはやる気だぜ」

梓「なら、私が相手をするわ」

律「ちっ。仕方がないわな。私は見学に回るよ。お前の力も見たいしな」

梓「ご自由に」

和「くっ! 舐めるんじゃないわよ」

唯「……」

1 成り行きを見守る

2 和ちゃん、ごめん!

>>392

今日はこんなところで
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 17:29:22.66 ID:UP5f36NDO
2
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 17:30:40.66 ID:vT2yJvAQo
1あずにゃんを信じてるから…。と思いながら
393 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/21(日) 05:46:30.03 ID:xA5gcVeC0
唯(あずにゃんを信じてるから…)

和「ヘンシン」

和「すぐに殺してあげるわ」

銃口をあずにゃんに向ける。

梓「いきますよ。ビュンッ」

和「消え……」

ガチャリ

梓「チェックメイトです」

和「!?」

梓「大人しく、武器を捨てて、両手を挙げてください」

和ちゃんは銃を捨てて、右手を挙げる。

梓「? 両手……」

和「油断したわね!」

和ちゃんは後ろを向いたまま、左手で右から、拳銃を発砲する。

バンッ!

梓「ぐっ……」

律「へえ」

和「喰らいなさい!」

バンッ! バンッ!

あずにゃんの体に拳銃の弾が2発貫通します。

梓「ぐはっ」

バタンッ

唯「あずにゃん!」

和「敵は……取りましたよ、澪先輩」

394 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/21(日) 05:46:59.69 ID:xA5gcVeC0
ガチャッ

和「次はあんたの番よ」

律「へっ。いいだろう」

唯「あずにゃん……うえええ……あずにゃん」

ゆさゆさ。

私はあずにゃんに必死に語りかけます。

べちょっ。

唯「ひい」

膝をついた時に、膝に感じる……おびただしい血。こ、こんな傷を負ったら、あずにゃんは……。

唯「うう……うわああああああああああああああああああああああ」

私は必死にあずにゃんの手から拳銃を掴んだ

和「今度こそ、決着……」

バンッ!

ビシャンッ

和「……え?」

和「ぐはっ」

律「なっ!?」

和ちゃんの体を銃弾が通過します。

和「ゆ、唯……」

唯「あずにゃんの……敵だああああああああああ!」

バンッ!! バンッ!! バンッ!!

律「ぐはっ」

和「パリンッ」

律「パリンッ」

私が闇雲に撃った弾丸は宝石みたいなのを貫きます。

和「バタンッ」

律「バタンッ」

唯「うう……あずにゃん……私も行くね」

私は自分のおでこに銃口を当てました。



395 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/21(日) 05:47:38.71 ID:xA5gcVeC0
ニュースキャスター『ただいま、入りました、ニュースです。桜が丘○丁目の歩道橋の上で3人の女子学生の遺体が見つかりました。1人の容疑者が2人を射殺した後、自殺を図った模様です。ただ、現場にはこの3人以外の血痕も見つかっており、警察では行方を……』

トンちゃん「やれやれ。せっかくの契約の機会も逃がしちゃったよ。まあ、いいか。次の子達を探せばいいかな」

END『>>396
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 05:57:31.07 ID:bIrwcOyUo
まさかの結末
397 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/21(日) 06:13:02.63 ID:xA5gcVeC0
ニュースキャスター『ただいま、入りました、ニュースです。桜が丘○丁目の歩道橋の上で3人の女子学生の遺体が見つかりました。1人の容疑者が2人を射殺した後、自殺を図った模様です。ただ、現場にはこの3人以外の血痕も見つかっており、警察では行方を……』

トンちゃん「やれやれ。せっかくの契約の機会も逃がしちゃったよ。まあ、いいか。次の子達を探せばいいかな」

END『まさかの結末』

魔法少女 ゆい☆マギガ

1 さいしょから

2 つづきから

3 せってい



5 ゲームを終わる

>>399
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/21(日) 06:34:55.89 ID:QssIZCke0
4
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 06:36:16.93 ID:bIrwcOyUo
2
400 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/21(日) 06:39:08.80 ID:xA5gcVeC0
つづきから

どこから続ける?

>>401
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 06:47:57.77 ID:bIrwcOyUo
>>390
402 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/21(日) 06:59:39.83 ID:xA5gcVeC0
どこかの歩道橋

律「ヘンシン」

律「へへ。ここなら、遠慮せずにやりあえるぜ」

和「ふんっ」

唯「和ちゃん!」

和「唯」

唯「やめてよ。こんなの絶対おかしいよ」

和「あなたには関係ないわ。下がってなさい」

律「うざい奴にはうざい仲間がいるもんだね」

梓「ではあなたの仲間はどうなんですか?」

律「んぐ」

和「あんた達……」

梓「話が違います。真鍋 和には手を出すなと言いましたよね」

律「私は何もしてないし、第一、向こうはやる気だぜ」

梓「なら、私が相手をするわ」

律「ちっ。仕方がないわな。私は見学に回るよ。お前の力も見たいしな」

梓「ご自由に」

和「くっ! 舐めるんじゃないわよ」

唯「……」

1 成り行きを見守る

2 和ちゃん、ごめん!

>>403
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 07:18:11.99 ID:bIrwcOyUo
2
404 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/21(日) 08:23:29.24 ID:xA5gcVeC0
唯「和ちゃん、ごめん!」

和「きゃっ!?」

私は和ちゃんのソウルジェムを奪い取ります。

和「唯!?」

唯「和ちゃん、ごめん!」

唯「えいっ!」

私は歩道橋の上から、ソウルジェムを放り投げます。

梓「はっ!?」

ビュッ。

和「ゆ、唯! あ、あんた……」

唯「だって、こうしなきゃ……」

和「あっ……ガクッ」

唯「え? の、和ちゃん? 和ちゃん!?」

トンちゃん「今のはまずかったよ」

唯「え?」

律「ん?」

ガシッ。

和ちゃんの首を持ちあげる、女の子。

唯「や、やめてよ!」

律「どういうことだ、おい。こいつ……死んでるじゃねーか」

唯「え? ど、どういうこと?」

トンちゃん「そりゃ、魔法少女が身体をコントロールできるのは100メートルが限度だからね」

唯「え?」

トンちゃん「まあ、本来は魔法少女は皆、肌身離さず、持ってるから本来はこんな事故は滅多に起こらないはずなんだけどね」

唯「な、何を言ってるの……そ、そんなことより、和ちゃんを助けないと……」

トンちゃん「和? さっき、君が放り投げたじゃないか」

唯「え?」

トンちゃん「そこにいるのはただの抜け殻さ」

唯「ぬけ……がら……」

405 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/21(日) 08:23:59.17 ID:xA5gcVeC0
トンちゃん「ただの人間と同じ、壊れやすい身体で戦ってくれだなんて、お願いできるわけないじゃないか。君たち魔法少女にとって、元の身体なんていうのは、外付けのハードウェアでしかないんだよ。君たちの本体としての魂には、魔力をより効率よく運用できる、コンパクトで、安全な姿が与えられているんだよ。魔法少女との契約を取り結ぶ、僕の役目はね。君たちの魂を抜き取って、ソウルジェムに変える事なのさ」

律「ふ、ふざけるな! これじゃ、私達、ゾンビにされちまったようなもんじゃないか」

トンちゃん「でも、便利だろ? 元の壊れやすい身体じゃ、心臓が傷ついたりしたら、おしまいだ。でも、その身体も魔力で修理すれば、すぐにまた、動くようになる。ソウルジェムさえ、壊されなければ、無敵なんだよ」

律「て、てめえ……そんなこと一言も言ってないじゃないか!」

トンちゃん「聞かれなかったからね。この事実は秋山 澪ですら知らないことさ」

唯「そんな……」

トンちゃん「それに君はゾンビと表現したが、ある意味では人形と表現してもいいかもしれないね」

律「んなもん、どうでもいい!」

唯「和ちゃん……うう……」

ぽとっ。

梓「はあはあ……」

和「ドクンッ」

和「ムクリ」

和「あ、あれ?」

唯「和ちゃん!」

律「生き返ったのか……」

梓「はあはあ」

和「え? 何? 何なの?」

第6話『私は人間?人形?』 終了

第7話『>>406

406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/21(日) 08:27:01.09 ID:QyDjEeYd0
魔法少女の真実
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 08:38:56.82 ID:bIrwcOyUo
唯は>>145で事前に梓に教えてもらう事が出来たのにほとんど意味がなかったなぁ
408 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/21(日) 09:20:41.39 ID:u/lc1MrSO
第7話『魔法少女の真実』

和「……」

唯『あーた、こーだ』

和「騙してたのね、あんた」

トンちゃん「それは違うよ。君は聞かなかったじゃないか」

和「はあ!?」

トンちゃん「だいたい、君達はいつも同じ反応をするね。魂がソウルジェムにあるのか、身体にあるのか、その違いじゃないか」

和「あんた……」

トンちゃん「なのに、君達は真実を知ると、嘆き悲しむ。わけがわからないよ」

和「ふざけないで! 元の身体に戻しなさいよ!」

トンちゃん「願いを破棄するのかい?」

和「そ、それは……」

トンちゃん「それとも、生身で戦うのかい? だとしたら、君は戦いというものを舐めてるよ」

ポンッ

トンちゃんは机の上のソウルジェムの元にいく。

トンちゃん「ほら」

和「ぐっ……」

お腹に激痛が走る。な、なんだ、この痛みは……。

トンちゃん「君が田井中 律との戦闘で生き残れたのは、ある程度の痛みを遮断したからさ」

和「あ……ぐう」

トンちゃん「どうだい? 痛いだろ? そんな痛みを抱えて、戦えるかい?」

和「うぐ……や、やめて……」

スッ

手を離す、トンちゃん。

トンちゃん「やれやれ。口での説明でわかってほしいものだけどね」

トンちゃん(…………やはり、人間は無能だ)

和「はあはあ………うう………」

409 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/21(日) 09:21:14.85 ID:u/lc1MrSO
次の日

唯「憂は今日、退院なんだって」

紬「そうなの? なら、お祝いしないと」

唯「前にもらったし、悪いよ」

紬「こういうおめでたいことは何度でもお祝いしたいものよ」

唯「そうだね。あはは」

紬「なのに、和ちゃんは休みだなんて」

唯「残念だね……」

唯(和ちゃん……)

昼休み

唯「あずにゃんの言ってたことは本当だったんだね」

梓「……」

唯「私も聞いたはずだったのに……信じなくて……」

梓「気にしないで下さい。普通はそんなものです」

唯「……私、あの事実が……こんなに重いものだなんて…………あずにゃん、和ちゃんを助けて……」

梓「それは無理です」

唯「ど、どうして……」

梓「魔法少女になった時点で……救いはないからです」

唯「トンちゃんは……なんで、こんな酷いことを……」

梓「あいつは酷いとさえ、思ってません。奇跡の正当な対価だと思ってさえいます」

唯「釣り合ってないよ!」

梓「ですが、本来なら、あなたの妹は癌で死にました」

唯「!?」

梓「和ちゃんや平沢 唯先輩がどんなに頑張って、祈ったとしても、それは避けられることではなかったんです。だから、奇跡。その奇跡を餌に……絶望を売りまわってるのがあいつ」

唯「………あずにゃんはどうして、冷たいの?」

梓「……もう、人間じゃないからですかね」

唯「……」

1 黙ってる

2 そんなことないよ、と抱きしめる

>>411
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 12:25:19.32 ID:bIrwcOyUo
2
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 12:36:00.55 ID:Ii2sRwjgo
412 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/21(日) 13:05:51.34 ID:u/lc1MrSO
唯「……」

私は悲しそうに言うあずにゃんに何も言えませんでした。

和の家

和「……」

和「こんな体じゃ………もう……」

律『いつまでも、しょぼくれてんじゃねえぞ、眼鏡』

和「!?」

私はカーテンを開ける

和『……何か、用?』

律『……』

1 話がある

2 決着をつけようか

>>414
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 13:17:57.99 ID:bIrwcOyUo
1
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 13:19:29.61 ID:EeqotJfEo
2
415 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/21(日) 13:48:14.11 ID:u/lc1MrSO
律『決着をつけようか』

和『は?』

律『私やあのツインテールが許せないんだろ?』

和『今の私はそんな気分じゃ……』

律『怖じ気づいたか?』

和『む』

律『今なら、私達を止める者はいないぜ』

和『………分かったわ』

律『なら、場所は……』

1 公園

2 教会

3 お墓

>>417
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 13:56:17.97 ID:bIrwcOyUo
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/21(日) 13:57:38.60 ID:qan1IPns0
3
418 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/21(日) 19:58:26.31 ID:u/lc1MrSO
律『墓地に行くぞ』

和『墓地?』

律『お互いに、すぐに入れるだろ』

和『………入るのはあなたよ』

律『くく……来な』

墓地

和「墓地とは言ったけど……」

お墓が1つ。墓地というには寂しい限りだ。

和「なによ、ここ」

律「ここは……」

1 父の墓

2 母の墓

3 弟の墓

4 両親の墓

5 家族の墓

>>420

今日はこんなところで

419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 20:04:18.54 ID:3TSH0weDO
5
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 20:08:54.98 ID:HwoqXCH7o
5
421 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/22(月) 05:59:34.99 ID:p9tBEvtM0
律「これはな。家族の墓さ」

和「家族の?」

律「……ああ。父さん、母さん、弟の聡のな」

和「……」

律「家はな。産まれながらに貧乏だった。でも、父さんも母さんも優しくて、幸せな家族だったんだ」

和「……」

律「でもな。そんなある日、弟は難病にかかちまった」

和「……」

律「お金さえ、あれば、治療も満足にできたんだ。でも、家にはそんな金はなかった」

和「……」

律「結局、聡は死んだ。私は嘆き悲しんだ。そんな時さ。あいつが現れたのさ」

和「……」

律「私は契約した。そして、弟は生き返った。始めは不思議がってたけど、奇跡のおかけって事で何とかなった。んで、それで、私の魔女退治は始まったのさ。そりゃ、弟を行き返させてもらったんだから、それくらいはしてやるさ。おまけに人の役に立つんだ、と大いに意気込んださ」

和「……」

律「ところが、父さんにからくりがばれちまった。そしたら、聡はゾンビ扱い。私は魔女扱い。皮肉なもんさ。魔女を退治していた私が魔女。しかも、ゾンビは私だったっていう話だ」

和「……」

律「そんで、両親は狂った。最後にゃ、心中さ。……私を残してな」

和「……」

律「私の祈りが結果、両親をも殺してしまったんだよ」

和「……」

律「その時心に誓ったんだよ。もう二度と他人のために魔法を使ったりしない、この力は、全て自分のためだけに使い切るってな。奇跡ってのはタダじゃないんだ。希望を祈れば、それと同じ分だけの絶望が撒き散らされちまう。結局はそうやって差し引きをゼロにして、世の中のバランスは成り立ってるんだよ」

和「……なんで、私にそんな話を……」

律「あんたは私やツインテールのあいつを殺すんだろ」

和「……」

律「私の見立てじゃ、あいつも相当な目にあってる。下手したら、私以上に悲惨かもな」

和「だから……」

律「まあ、過去くらいは知っておいたほうがいいじゃないか。今から、殺すやつのな」

和「……」

律「アンタもアタシと同じ間違いから始まった。これ以上後悔するような生き方を続けるべきじゃない。アンタはもう対価としては高過ぎるもんを支払っちまってるんだ。だからさ、これからは釣り銭を取り戻すことを考えな」

和「私は……後悔なんてしてない。私はあんたとは違う……」

律「……」

和「まあ、あんたにも事情があるってのは分かったわ。この場は退いてあげる」

律「……そうかい」

和「私は自分を曲げない。あんたが、私が邪魔だというなら、殺しに来なさい。もう、恨みもしないわ」

律「……」

422 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/22(月) 06:00:00.72 ID:p9tBEvtM0
次の日

登校中

唯「テクテク」

紬「テクテク」

梓「ズルズル」

紬「ねえ、唯ちゃん」

唯「なーに?」

紬「どうして、梓ちゃんを腕を組んで、引きずってるの?」

唯「>>423
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/22(月) 06:07:25.92 ID:TFDQ2m4Lo
私達恋人だがラ腕組むのは当然だよ。なのに、あずにゃんったら照れて素直になれないんだもん
424 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/22(月) 06:59:35.73 ID:EMycusSSO
唯「私達恋人だから腕組むのは当然だよ。なのに、あずにゃんったら照れて素直になれないんだもん」

梓「違いますから!」

紬「恋人……お、女の子同士で……」

唯「ん?」

紬「いけないわ……2人は女の子……それは……禁断の恋なのよー!!!」

ダッシュ

唯「あ、ちょっ……行っちゃった」

梓「誤解されたじゃないですか」

唯「こうやって、外堀から埋めていくのが、重要なんだよ。ニシシ」

梓「意外に黒い! ……」

唯「ん? どうしたの?」

和「……」

唯「和ちゃん……」

ま、まずい……。こんな気持ちのいい朝から、殺し合いが……。

唯「ガクガクブルブル」

和「………あんたには助けられたわね」

梓「なんのことやら」

和「まあ、いいわ。チャラにしてあげる。もう、あんたの命は狙わないわ」

唯「和ちゃん! パアア」

和「そのかわり、私の邪魔をするなら、その時は……」

梓「あなたもですがね」

和「……ふん」

唯「あわわ」

殺し合いはなくなったけど、雰囲気は最悪だよ。

憂「でね」

和「!?」

唯「あ、憂だ」

和「退院してたの?」

唯「うん」

和「……そう」

お昼休み

唯「今日のお昼はどうしようかな?」

1 あずにゃんと一緒

2 和ちゃん達と一緒

>>426
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/22(月) 07:36:51.47 ID:ebqLl/0Wo
1
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/22(月) 07:37:05.17 ID:TFDQ2m4Lo
1
427 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/22(月) 08:04:21.37 ID:EMycusSSO
唯「あずにゃんと食べよう」

和「唯。今日は……」

唯「ごめんね。今日もマイスイートハニーとの食事があるの」

和「は?」

唯「じゃあ、またねー」

和「なんなのよ」

紬「ジー」

和「あんたもなんなのよ」

紬「和ちゃん。唯ちゃんをつけましょう」

和「なんでよ」

紬「禁断の……果実を見るために……」

和「わけがわからないわ」

紬「ともかく、行きましょう」

和「……」

1 仕方がないわね

2 1人で行きなさい

3 止めときなさい

>>429
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/22(月) 08:18:24.16 ID:TFDQ2m4Lo
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/22(月) 08:34:12.22 ID:YeQhlfrK0
3
430 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/22(月) 12:18:35.93 ID:EMycusSSO
和「止めときなさいよ」

紬「えー」

和「あまり、いい趣味ではないわよ。覗きなんて」

紬「……たしかにそうね」

和「またの機会にしなさいな」

紬「はーい」

梓の教室

唯「やっほー」

憂「あれ? お姉ちゃん」

唯「あれ? 憂の教室はここだっけ?」

憂「そうだよ」

唯「ところで、マイスイートハニーあずにゃんは?」

憂「え?」

唯「え?」

唯(憂まで知らない……いじめ?)

憂「梓ちゃんのこと?」

憂(登校してから、回覧板が回ってきた)

唯「! そうだよ」

唯(よかった。憂はいじめなんかしてないや)

憂(名前で呼ぼうよ、お姉ちゃん)

梓「ソローリ」

唯「ダキッ!」

梓「にゃう!?」

コソコソと教室を逃げ出そうとするあずにゃんを捕まえます。

唯「恥ずかしがらなくても、堂々と出ていこうよ」

梓「恥ずかしいわけじゃないですけど……」

唯「今日はどこで食べようか」

梓「今日も一緒なんですね」

唯「当たり前だよ。今日は……」

1 屋上

2 梓の教室

3 体育倉庫

4 学食

>>432
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/22(月) 12:24:13.91 ID:MmYjCQLI0
3
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/22(月) 12:29:02.91 ID:qZRhLnXno
4
433 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/22(月) 18:14:32.46 ID:EMycusSSO
唯「学食にしようか」

梓「ありましたっけ?」

唯「そりゃ、あるよ。エロゲといったら、学食だし」

梓「意味がわかりません」

唯「わからなくてもいいよ。あずにゃんはこど……純粋だもんね。ナデナデ」

梓「何かを言いかけましたが、行動でまるわかりです」

唯「ここは『子供扱いしないで下さい! プクー』と顔を真っ赤に怒るところだよ。プンスカ」

梓「何を怒ってるんですか」

唯「というわけで、行くよ」

梓「何がというわ……」

唯「では……ビューン」

梓「け……て、手をひっぱら……にゃあああああああああ!?」

食堂

唯「着きました」

梓「ぜえーぜえー」

おばちゃん「お残しは許しまへんでー!」

唯「おっ。今日もおばちゃんは元気だね」

梓「誰ですか?」

唯「見れば、分かるでしょ。食堂のおばちゃんだよ」

梓「見ても、分かりません」

唯「へい、おばちゃん!」

おばちゃん「おっ、唯ちゃん」

唯「やっほー」

おばちゃん「唯ちゃんはいつも、元気だね」

唯「えへへ」

おばちゃん「でも、お残しは許しまへんで」

唯「お残しなんて、しないよー」

おばちゃん「なら、よろしい。そっちの娘は?」

唯「私の嫁」

梓「ちょっ!?」

おばちゃん「おお。そうかい。唯ちゃんの嫁なら、もてなさないといかんねえ」

唯「ありがと」

梓「私はよ……モガモガ」

おばちゃん「んで、注文は?」

唯「私はいつもの」

梓「ふがっ」

唯「いたっ!?」

梓「いきなり、口を塞がないで下さい。だいたい、いつもの、って、何ですか。常連ですか」

唯「憂がいないとどうもねえ。で、いつもの、っていうのは>>435

今日はこんなところがあるのでで
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/22(月) 18:18:14.80 ID:TFDQ2m4Lo
目玉焼きハンバーグだよ
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/22(月) 18:18:18.46 ID:Bw8A9cyoo
ムギちゃんの丸焼きだよ
436 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/23(火) 05:51:17.82 ID:SAXfYkDZ0
唯「憂がいないとどうもねえ。で、いつもの、っていうのはムギちゃんの丸焼きだよ」

梓「なるほ……って、丸焼き!?」

唯「あずにゃんも食べる?」

梓「え、遠慮しておきます」

おばちゃん「ほらほら。あんたも注文しな」

梓「あ、はい……えっと、私は……オムライス」

おばちゃん「残念だけど、ないね」

梓「え? メニュー表にはオムライスが……」

唯「これはホムライスって書いてあるんだよ」

梓「は? あ、本当だ……」

おばちゃん「で、ホムライスでいいのかい?」

梓「まあ、それでいいです」

おばちゃん「あいよ」

梓「私は先に席を取ってますね」

唯「うん」

うんたん♪ うんたん♪

唯「持ってきたよ」

梓「ありがとうございます……普通のオムライスなんですね」

唯「そりゃあねえ」

梓「で、丸焼きとは……」

唯「ん? 食べる?」

梓「い、いえ……」

唯「モグモグ」

梓「えっと……どんな味がするんですか?」

唯「? ムギちゃんの味がするよ」

梓「だから、それは……」

唯「まあ、例えるなら、タクアンと麦と肉の味かな?」

梓「まったく分かりません」

唯「パンに肉とタクアンが入ってる感じかな?」

梓「……おいしいんですか?」

唯「>>437
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/23(火) 06:38:21.29 ID:a/zgLila0
あんまり美味しくないけど精力アップするし
438 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/23(火) 07:04:14.39 ID:98q5jEHSO
唯「あんまり美味しくないけど精力アップするし」

梓「は、はあ………精力?」

唯「うん」

梓「な、なんの肉を使ってるんですか?」

唯「ムギちゃんだよ」

梓「え?」

唯「深くは突っ込まない方がいいよ。お互い、明日の朝日は見たいでしょ」

梓「は、はあ……」

うんたん♪ うんたん♪

梓「ごちそうさまです」

唯「はあー。お腹一杯」

梓「では……」

ガシッ

梓「……」

唯「エヘッ」

梓「なぜに私の手を……」

唯「まだ、昼休みはあるよ。お話ししようよ」

梓「戻りたいんですが」

唯「却下」

梓「えぇー」

唯「まだ、私達は出会ったばかり。もっと、親睦を深めよう。恋人として」

梓「いろいろ、その発言はおかしい気もしますが」

唯「それとも、身体で話し合おうか?」

梓「それは勘弁してください!!!」

唯「むふふ……どうしようかな?」

1 解放してあげる

2 お話しする

3 身体で話し合う

>>440
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/23(火) 08:25:33.08 ID:AR/lUCeGo
2
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/23(火) 08:30:58.36 ID:xYwFfrwy0
3
441 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/23(火) 12:08:44.29 ID:98q5jEHSO
唯「身体で話し合おうか」

梓「いやいや!」

唯「遠慮することはないよ。身体を舐めあった仲じゃない」

梓「舐めたのは平沢 唯先輩だけです」

唯「なるほど。あずにゃんも私を舐めたいと」

梓「そんなことは言ってません!」

唯「恥ずかしがる必要はないのに」

梓「そういうわけじゃなくてですね」

唯「どこで話し合おうかなー」

梓「話を聞いてください」

唯「決めた! >>442(学園内で)」
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/23(火) 12:11:08.85 ID:7McHjPc8o
職員室
443 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/23(火) 16:07:56.63 ID:98q5jEHSO
唯「職員室に行こうか」

梓「な、何ゆえに!?」

唯「学園公認カップルになろうよ」

梓「学園公認カップルどころか、学園公認退学ですから!?」

唯「うちの学園はそんなに厳しくないよ」

梓「厳しくなくてもアウトですから!?」

唯「というわけで、ゴー!」

梓「って、引っ張らないでえええ!?」

職員室

唯「着きました!」

梓「ぜえーぜえー」

唯「しつれいしまーす」

梓「ちょっ!?」

男性教師「なんだ、平沢」

女性教師「何か用かしら?」

唯「今から、あずにゃんと身体で話し合うの」

女性教師「え?」

男性教師「は?」

唯「ペロペロ」

梓「にゃう!?」

私は首筋をペロペロと舌で舐め始めます。

梓「や、やめ………ああっ……先生が……見て……あうっ」

男性教師「」

女性教師「」

さわ子「どうしました? 皆さん、放心じょうた……」

唯「ペロペロ」

梓「ああっ」

さわ子「」

学園長「どうしたのかね」

男性教師「学園長」

唯「ペロペロ」

梓「ああっ……(///∇///)」

学園長「これは……」

男性教師「が、学園長……」

学園長「>>444
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/23(火) 16:08:51.73 ID:gYsRHkiT0
こらこら君たち、保健室でやりなさい
445 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/23(火) 18:18:34.77 ID:98q5jEHSO
学園長「こらこら君たち、保健室でやりなさい」

梓「肯定!? 学園長なら、止めて下さい!」

男性教師「私達は何も見なかった」

女性教師「はい」

梓「いやいや! もろに当事者ですよね!?」

唯「むう」

さわ子「納得いかないの、唯ちゃん。私達は何も見なかった。あなた達は保健室でにゃんにゃん。何も問題はないわ」

梓「ありまくりですから!? 教師として、駄目ですよね!?」

さわ子「とは言っても、私達は何も聞いてないわ」

男性教師「見てもないし」

女性教師「えーと、平沢さんと中野さんは急な早退、と」

梓「か、勝手に早退にしないで下さい! 私は元気ですから!」

男性教師「性的に元気と言われても、先生は困るな(///∇///)」

梓「セクハラで訴えますよ!?」

唯「あずにゃん、浮気はメッ! ペロペロ」

梓「ふにゃあ………う、浮気ではないですから、舐めないで下さい!」

学園長「こらこら君たち、保健室でやりなさい」

梓「だから、やりませんから! というか、止めましょうよ!」

男性教師「私達は何も見なかった」

女性教師「はい」

唯「むう」

梓「さっきのやり取りをループしないで下さい!」

学園長「して、唯君とやら。何が不満だ?」

唯「>>447

今日はこんなところで
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/23(火) 20:32:47.21 ID:5WTa2fPRo
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/23(火) 20:32:56.07 ID:AR/lUCeGo
いえ、元々、本格的なにゃんにゃんは、この場であずにゃんにペロペロして、学園公認になれた後に、人のいない場所に移動してからするるもりでしたので、保健室に行く事に関しては問題ないです。
ただ、「私達は何も見なかった」と言われると学園公認ができないので、その辺が不満でした…。
けど、埒があきそうにないので、今はその辺は諦めて先生の言う通りあずにゃんと一緒に保健室にいってきます!
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/23(火) 20:33:38.12 ID:gh2eZzvlo
あずにゃんとの結婚式の仲人をお願いできますか
449 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/24(水) 05:32:49.88 ID:/8WWnewA0
唯「いえ、元々、本格的なにゃんにゃんは、この場であずにゃんにペロペロして、学園公認になれた後に、人のいない場所に移動してからするるもりでしたので、保健室に行く事に関しては問題ないです。ただ、「私達は何も見なかった」と言われると学園公認ができないので、その辺が不満でした…。けど、埒があきそうにないので、今はその辺は諦めて先生の言う通りあずにゃんと一緒に保健室にいってきます!」

梓「いやいや! 行きませんから!」

学園長「すまんのう。この世の中じゃ。学園公認にしてあげたいのは山々じゃが、世間の眼があるのでな。わし達も見なかったことにするしかないのじゃ」

梓「言ってることは最低ですからね」

唯「いえ。気にしないで下さい」

学園長「いい子じゃな。というわけで、この子達は?」

男性教師「この場に」

女性教師「いなかった」

唯「というわけで、保健室にレッツゴー」

ズルズル

梓「ひっぱらないでええええええええ」

保健室

唯「しつれいしまーす」

梓「……」

唯「さて……キョロキョロ」

梓「流石に保健室の先生や保健室登校の子がいますって」

唯「>>450
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/24(水) 05:50:30.33 ID:ECgYjZAJo
ううん、誰もいないみたいだし、気兼ねなくベットの上で楽しんじゃおうよ。
あ、その前に、あずにゃんは魔女退治やギターの練習などで疲れていそうだからマッサージをしてあげるね

と言って、梓をベットの側に連れて、カーテンを閉めてから上にうつ伏せにさせて、肩、背中、腰、太股、脹脛を両手でマッサージした後に、スカートを巻くってパンツを脱がし取って梓に気付かれる前に素早く自分のポケットに入れてからお尻を揉む
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/24(水) 05:54:40.51 ID:ECgYjZAJo
ごめん、ミスしました

上に→ベットの上に
452 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/24(水) 07:05:25.59 ID:+i5FhsISO
唯「ううん、誰もいないみたいだし、気兼ねなくベットの上で楽しんじゃおうよ。あ、その前に、あずにゃんは魔女退治やギターの練習などで疲れていそうだからマッサージをしてあげるね」


と言って、あずにゃんをベットの側に連れて、カーテンを閉めてから上にうつ伏せにさせます。

唯「ではでは、お客さん。モミモミ」

梓「ふにゃあ……」

あずにゃんは気持ち良さそうに、頬を染めます。

唯(まずは油断させることが重要なんだよ)

唯「凝ってますなー、お客さん。モミモミ」

梓「ああー……気持ちいい……」

私は肩、背中、腰、太股、脹脛を両手でマッサージします。

唯「ふんふんふーん♪」

梓「ふにゃにゃ♪」

唯(あずにゃんが気を抜きはじめた)

唯「サワリ」

私はスカートを巻くってパンツを脱がし取ってあずにゃんに気付かれる前に素早く自分のポケットに入れてからお尻を揉む。この間、約5秒。

梓「アズアズ……ん?」

唯「モミモミ」

梓「あんっ……お尻をさわら……って、ええっ!?」

唯「むふふ。油断はいけないよ、子猫ちゃん♪」

梓「パンツをか、返して下さい!」

唯「それは無理な相談だよ」

梓「うー、か、返して下さい!」

唯「む・り♪」

モミモミモミモミ

梓「ああんっ……」

唯「ほーれ。ここがいいのかい? モミモミ」

私は内側を中心に揉む。揉む。揉みしだく。

キンコンカンコーン

梓「ああっ………ほ、ほんと……あんっ……やめ……こういうのは……んっ……恋人になってから……」

唯「今、なっちゃえばいいんだよ」

梓「む、無茶言わない……あんっ……でえ」

ガラッ

453 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/24(水) 07:06:08.32 ID:+i5FhsISO
保健室の先生「……」

唯「」

梓「」

保健室の先生「なにやってんだ、あんたら」

唯「い、いえ、これは愛を育んで……」

保健室の先生「もう、チャイムはなったんだが」

梓「ええっ!?」

唯「……」

私の耳にもチャイムは聞こえた。耳には入った。しかし、頭には届かなった。

唯「そ、そんな……」

保健室の先生「保健の授業は放課後にしな」

唯「私達が放課後ピータイムだけに?」

梓「ティーです!」

保健室の先生「長年連れ添った夫婦みたいに息が合ってるね」

唯「エヘッ」

梓「違いますから!」

保健室の先生「ともかく。早く戻んな」

梓「そ、そうですね。唯先輩」

唯「んー?」

梓「パンツを返して下さい」

唯「……」

1 返す

2 返さない

>>455
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/24(水) 07:43:12.27 ID:TwN9DwrH0
2 そのかわりにブルマをあげよう
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/24(水) 07:44:59.30 ID:N3t0znh8o
1
顔に被せる
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/24(水) 07:45:18.32 ID:ECgYjZAJo
2 代わりに前日に買ってきた梓にサイズにピッタリの新品のパンツをプレゼントする
457 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/24(水) 08:03:50.06 ID:+i5FhsISO
唯「返すよ」

私はあずにゃんの顔にパンツを被せます。

唯「似合ってるよ」

梓「こんなの絶対おかしいです」

梓「というか、パンツは被るものじゃありません」

唯「パンツは被るものではないって、言われたら、それは違うって言い返せるよ。何度でも言い返すよ」

梓「言い返さないでください!」

唯「パンツははいたり、被ったり、万能だよね」

梓「パンツは履くものです」

唯「履かないという選択肢もあるよね」

梓「ないですから」

唯「和ちゃんの意見も聞こうかな。メルメル」

メール『パンツは履くもの? 被るもの? 食べるもの? 全部?』

梓「私は帰りますね」

ガシッ

パンツを取ろうとするあずにゃんの手を私は掴む。

唯「まあまあ。和ちゃんの意見を聞いてからでも」

梓「授業に遅れますから」

唯「それは手遅れだよ。……おっ。返事が来たよ」

和『>>459
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/24(水) 08:19:39.30 ID:iLZ3/Olu0
嗅ぐもの
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/24(水) 08:21:54.11 ID:ECgYjZAJo
自分のパンツの場合は普通に履くものだけど、好きな女の子のパンツを手にしたら嗅いだり舐めたりしながらオ○ニーをするべきだと思うわ
私が憂のパンツを手にしたら絶対にそうするし
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/24(水) 08:31:28.92 ID:+LRf+CKSo
きっも
461 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/24(水) 12:13:46.18 ID:+i5FhsISO
和『自分のパンツの場合は普通に履くものだけど、好きな女の子のパンツを手にしたら嗅いだり舐めたりしながらオ○ニーをするべきだと思うわ』

梓「こわっ!? あの人、こわっ!?」

唯「というわけで、不思議じゃないよ」

梓「不思議ですよ! あなた達の頭とか!」

唯「えへへ」

梓「褒めてませんから!」

保健室の先生「さっさと授業に出ろ」

唯・梓「「はい!」」

放課後

純「唯先輩」

唯「ん?」

純「和先輩はいますか?」

唯「いるよ。和ちゃーん」

和「なにかし……ら?」

純「和先輩。お話があります」

和「……話?」

純「はい。2人きりで」

和「………分かったわ」

唯「……」

私は……

1 影からついていく

2 ついていかない

>>463
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/24(水) 12:28:09.35 ID:+LRf+CKSo
1
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/24(水) 12:28:34.37 ID:rGMhPcX7o
1
464 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/24(水) 18:12:31.28 ID:+i5FhsISO
唯「後からついていこう」

なんか、修羅場臭がするしね。

唯「よし!」

喫茶店

唯「コソコソ」

店員「お客様、何名様でしょうか?」

唯「1名で。あの眼鏡とモップの頭の子の近くで」

店員「かしこまりました」



和「で、話って?」

純「憂のことです」

和「憂のこと……」

純「あなたは本当の気持ちに向き合えますか?」

和「は?」

純「単刀直入に言います。私は憂を好きです。愛しています」

和「へえ……で、そ、それがなに……」

純「本来なら、あなたにこんなことはあなたに言うことではないはずです。でも、あなたは憂が入院している時から、あなたが支えになっています。おまけに幼馴染み。あなたには私の先を越す、権利があります」

和「……」

純「私は明日には告白します。だから、和先輩も後悔のないように」

和「……」

純「では」

純ちゃんは先に帰りました。



唯「……」

修羅場になるとは思ったけど、これは苦しい。

唯「どうしようかな」

1 知らない振りをする

2 声をかける

>>466

今日はこんなところで
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/24(水) 19:17:22.72 ID:ECgYjZAJo
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/24(水) 19:18:24.26 ID:vDQnmJIl0
2
467 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/25(木) 06:04:14.65 ID:jUlhoCrA0
唯「和ちゃん」

和「ん? あ、ああ、唯」

唯「えっと……」

和「今の聞いてたの?」

唯「まあ……うん」

和「そっか。……」

唯「和ちゃん……」

和「私、行くわね」

唯「え?」

和「パトロールがあるから」

スタスタ

唯「和ちゃん!」

和ちゃんは私を無視して、店を出て行きました。

468 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/25(木) 06:04:46.89 ID:jUlhoCrA0


和ちゃんの家

和「……さて」

ガチャッ。

和「!?」

唯「やあ、和ちゃん」

和「唯……どうして……」

唯「今の和ちゃんを1人にしたくないんだよ」

和「唯……唯は優しいんだね。私はそんなに優しくされる価値はないのに」

唯「和ちゃん……」

和「私……後悔しそうになっちゃったわ。憂を助けたのに……私がゾンビになって……」

唯「……」

和「純に憂を取られちゃう……。でも私、何も出来ない。だって私、もう死んでるもん。ゾンビだもん。こんな身体で抱き締めてなんて言えない。キスしてなんて言えないよ……」

ダキッ

和「うう……」

唯「…… よしよし」

うんたん♪ うんたん♪

和「ありがと……落ち着いたわ」

唯「……よかった」

和「じゃあ、行こうか」

唯「うん」

469 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/25(木) 06:05:13.26 ID:jUlhoCrA0
結界内

魔女 ELSAMARIA エルザマリア 影の魔女 性質は独善

和「はあはあ……」

唯「和ちゃん……」

結界外

律「……」

梓「珍しいですね」

律「ん?」

梓「手を出さないんですか?」

律「今回は使い魔じゃなくて、魔女を狩ってるんだ」

梓「やっぱり、珍しいですね。あなたがそんな理由で魔女を譲るなんて」

律「……」

ボウボウ

律「チッ。あの馬鹿」

結界内

和「はあはあ」

エルザ「ビューン」

和「ぐはっ」

魔女の樹が和ちゃんに迫る。

唯「和ちゃん!」

スパパーン

律「チッ。何やってんだ」
470 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/25(木) 07:20:32.07 ID:1amaqEvSO
和ちゃんに襲いかかる樹を切り刻んで、あの魔法少女が登場します。

律「ほら」

ドサッ

和ちゃんを抱えて、私の前に置きます。

律「ったく。魔女ってのはこうやって、倒すんだ。見て……」

和「……邪魔しないで」

律「あん?」

和「1人で狩れるわ……」

和ちゃんは銃を2丁構え、クラウチングスタートの体勢に入ります。

和「はっ!」

エリザ「グハハハ」

魔女は和ちゃんを引き込むかのように手を伸ばしてきます。

和「はんっ!」

バンッ! バンッ!

もろともせずに銃弾を浴びせる和ちゃん。

エリザ「グハハハ」

ブシュ

エリザの使い魔の攻撃を受け、片手を斬られ、血が吹き出す。

唯「和ちゃん!」

律「あれはかすり傷さ。大丈夫だ。……しかし、あれは……」

和「喰らいなさい!」

バンッバンッバンッ

エリザ「グハハハ」

魔女の手が何本も迫る。しかし……。

和「ふふふ」

バンッバンッバンッ

そんなことはお構いなしに和ちゃんは銃を乱射する。

471 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/25(木) 07:20:59.33 ID:1amaqEvSO
和「簡単なもんね。その気になれば、痛みなんて……簡単に消しちゃえるんだ」

バンッバンッバンッバンッバンッ

和「これなら、負ける気がしないわ」

近距離から何発もの銃弾を浴びせる。

エリザ「ア……アア……」

和「ふふふ……」

バンッバンッバンッ

エリザ「アア……アア……」

魔女や使い魔の攻撃を何度も受けながらも、一心不乱に魔女に銃弾を浴びせる和ちゃん。

エリザ「………………」

魔女は手をバタンと下ろします。

和「ふふふ……あはははははははははは。せめて、最後に……良い夢を」

和ちゃんの拳銃はエネルギーを溜め込み、赤くなります。

和「ティロ・フィナーレ(究極の一射)!!!」

エリザ「プシュウ……」

最後の一撃で魔女は消滅しました。

472 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/25(木) 07:22:17.32 ID:1amaqEvSO
ピシャー

結界がなくなり、元の世界に戻ります。

コトン

唯「グリーフシード……」

和「ふんっ」

ヒョイッ、バシッ

律「バチンッ」

和ちゃんはグリーフシードを拾い、魔法少女に投げつけます。

和「あんたが欲しいのはそれでしょ」

律「おまえ……」

和「これで借りはなしよ。行きましょ、唯」

律「待てよ」

和「何よ」

律「い、いや……あんな戦い方は……」

和「ガチャ」

和「あんたには関係な……ガクッ」

唯「和ちゃん!」

ダキッ

和「はあはあ……疲れちゃったわ。……私の邪魔はしないで。じゃあね」

律「……」

私は和ちゃんを支えながら、この場を後にしました。

第7話『魔法少女の真実』 おわり

第8話『>>473
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/25(木) 07:25:22.28 ID:VgIgcnv2o
魔女化フラグ阻止なるか?ならないか?
474 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/25(木) 07:56:08.36 ID:1amaqEvSO
第8話『魔女化フラグ阻止なるか?ならないか?』

ザー

雨の中のバス停

唯「和ちゃん……」

和「なに?」

唯「あんな戦い方ないよ……あんな戦い方……あれで勝っても……」

和「私、才能ないからね。ああでもしないと勝てないの」

唯「で、でも……」

和「イラッ。あんたも私の邪魔をするの?」

唯「じ、邪魔だなんて……アセアセ。わ、わ、私はどうしたら、和ちゃんは幸せになれるかって」

和「私の幸せ? こんな石ころにされた私の幸せって、なに?」

唯「そ、それは……」

和「今の私はね。魔女を倒すためだけの石ころなの」

唯「ち、違うよ」

和「違わないわ!!」

唯「ビクッ。で、でも、あんな戦い方してたら、和ちゃんは傷ついちゃうよ」

和「……そんなに言うなら、あなたが闘いなさいよ」

唯「え?」

和「トンちゃんから聞いたわ。あんた……物凄く強いんですってね」

唯「……」

和「何かできるのになにもしないあんたの代わりに私は戦ってるのよ」

テクテク

和ちゃんは雨の中、外に出る。

唯「和ちゃん……」

和「……ついてこないで」

ダッシュ

和ちゃんは雨の中、駆け出していきました。

唯「あ……ああ……」

ポタン

私の友達が苦しんでいるのに何もできない私の悔しさの涙が雨とともに地面に落ちました。



475 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/25(木) 07:56:43.96 ID:1amaqEvSO
和「……こんなつもりじゃなかったのに……傷つけるつもりは……」

私は雨の中を駆け出し続けた。



唯の自宅

唯「……」

私はどうすればいいんだろう

唯「……誰かに相談しよう」

1 梓

2 母

3 憂

4 父

5 ネット

6 明日、学園で梓に相談

>>477
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/25(木) 08:15:24.14 ID:VgIgcnv2o
3
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/25(木) 08:21:00.29 ID:Z0wenwsJo
5
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/25(木) 08:27:16.32 ID:VgIgcnv2o
相談と言うか、元ネタと違って二人の恋をぬぐる相手は主人公の妹だから、憂の気持ちを直接聞く事ができそうに思えるんだけどなぁ
479 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/25(木) 12:10:42.88 ID:1amaqEvSO
唯「ネットで調べよう」

私はパソコンを起動します。

唯「えっと……」

受験生御用達、カンニングに便利な知恵○で聞いてみよう。

唯「実話で書くと、いろいろと大変だから、私が書いてる小説ということにして」

書き込み完了

唯「後はうんたん♪ するだけだね」

うんたん♪ うんたん♪

唯「回答がきたよ」



回答

二人の恋をぬぐる相手は主人公の妹だから、妹の気持ちを直接聞く事ができそうに思えるんだけどなぁ



唯「なるほど!」

私はこの意見を採用しようかな?

1 はい

2 いいえ

>>481
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/25(木) 12:50:33.03 ID:70HV4rlSo
2
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/25(木) 12:53:03.64 ID:Z0wenwsJo
2
482 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/25(木) 14:26:17.61 ID:1amaqEvSO
唯「いや、駄目だよ」

たしかに和ちゃんも心配だけど、純ちゃんも大切な後輩だし、第一、私は当事者ではないのだから、いたずらに介入していくのは良くないよね。

唯「他の回答は……1つか」

どれどれ。

回答

>>483
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/25(木) 14:34:10.65 ID:uFW63yMbo
諦めが肝心だよ
484 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/25(木) 18:25:46.02 ID:1amaqEvSO
回答

諦めが肝心だよ



唯「そっかー……って、納得できないよー!」

とはいえ、現状では何もできないのは事実。

唯「様子見しかないかな」

私は仕方がないか、と呟きつつ、眠りにつきました。

あずホーム

梓「ワルプルギスの出現地点はこの辺りです」

律「根拠は?」

梓「統計です」

律「統計って……お互い、信用が置けないのは分かるが、もう少し、素直になろうぜ」

トンちゃん「僕もそう思うよ」

律「!」

トンちゃん「君がどうして、いろいろ知っているのかとか知りたいよ」

律「……てめえ」

槍を出す、律先輩。

律「どの面下げて来やがった」

トンちゃん「やれやれ。君はなにを怒ってるんだい」

律「……」

梓「そいつに怒っても仕方がありません。それより、何か用?」

トンちゃん「眞鍋 和が呪いを産み始めた。このままだと、ワルプルギスの夜より、厄介なことが起こるよ」

律「は? なんだ、そりゃ」

トンちゃん「中野 梓は知ってるんじゃないかな」

梓「………用はそれだけ? さっさと失せなさい」

トンちゃん「……」

テクテク

トンちゃんは姿を消しました。

律「あれはどういう意味なんだ?」

梓「………あなたが知るべきことではないのはたしかなことです」


485 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/25(木) 18:26:21.81 ID:1amaqEvSO
次の日



テクテク

紬「今日はお休みかしらね、和ちゃん」

唯「……そうだね」

昨日の今日だ。私に会いづらくて、先に行ってるのかもしれない。

唯(……朝に会ったら、元気に挨拶だよ)

ホームルーム

さわ子「今日は眞鍋さんはお休みです」

唯「え?」

さわ子「実は眞鍋さんは昨日から、家にもいないそうです。どなたか心当たりはありませんか?」

唯「!」

ジーン

さわ子「ないみたいね。まあ、最近の10代はこんなものだけど」

唯「……和ちゃん」

私は……

1 早退して、捜索に乗り出した

2 放課後にあずにゃんと一緒に探す

>>487

今日はこんなところで
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/25(木) 19:08:42.71 ID:LLGEDd3DO
1
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/25(木) 19:09:07.55 ID:VgIgcnv2o
2
488 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/26(金) 05:57:11.64 ID:00KDH6f/0
唯「放課後にあずにゃんと一緒に探そう」

もしかすると、魔女と戦っているかもしれないし。

唯「というわけで、放課後までスキップだよ」

うんたん♪ うんたん♪

放課後

梓「むすー」

唯「何を怒ってるの?」

梓「昼休み」

唯「……?」

梓「忘れましたか?」

唯「忘れたというか、私がしたことって、昼休み、あずにゃんの教室に放課後の約束をしたついでにペロペロしただけだけど……それに怒ってるの?」

梓「むしろ、それ以外に何を怒るんですか」

唯「え? 怒ること?」

梓「……はあ。もう、いいです。それより、真鍋 和先輩を捜しましょう」

唯「うん」

489 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/26(金) 05:57:48.43 ID:00KDH6f/0
某公園

憂「純ちゃんの家ってこっちだっけ?」

純「ううん」

憂「だよね? どうしたの?」

純「実は話が……」



和「……」



純「私は憂が……好き」

憂「え?」

純「もちろん、友達としてっていうか……恋人として」

憂「純ちゃん……」

純「あはは……。女の子同士で……おかしいよね」

憂「ううん。そんなこと……ないよ。ギュッ」

手を握る憂。

憂「私でよかったら……ううん。私も純ちゃんが……」

純「憂……」

憂「純ちゃん……」



和「……」

490 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/26(金) 05:58:50.62 ID:00KDH6f/0
某所

和「はあああああああああああ」

バンッバンッバンッ

群がる、使い魔を全滅させる。これでいい……。私は使い魔や魔女を殲滅させるためだけに……存在なのだから……。

コツッコツッコツッ

和「……」

律「おまえ……こんなところにいたのか」

和「あんた……」

律「ほら。グリーフシードだ」

ヒョイッ、カツンッ。

和「……ふんっ」

私はグリーフシードを蹴る。

律「おまえ……」

和「あんたの施しなんて……うう……」

私はよろめく。私は……まだ、倒れるわけには……。

律「無理すんなよ。もっと気楽に……」

和「ヘンシン」

バンッ。

律「!?」

目の前の律だったか。素早く、横にかわす。

和「私の邪魔をしないで……邪魔をするなら……容赦はしないわ」

律「お前……」

律「ヘンシン」

律「力ずくでも止めてやる」

491 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/26(金) 05:59:20.32 ID:00KDH6f/0
和「私の……邪魔を……するなあああああああああ」

バンッバンッバンッ

律「そんなの当たるかよ!」

真正面からの銃弾を槍で防ぐ、律。

律「喰らいやがれ!」

ジャンプして、槍を私に投げる律。

ボーンッ!!!

律「やったか!?」

和「殺気がないわね、前と違って」

律「!?」

砂埃の中から、魔力を溜める。

和「ティロ・フィナーレ!」

律「ちっ!?」

ばーんっ!!!

私の渾身の銃弾は律に直撃した。

和「はあはあ……」

和「ヘンシンカイジョ」

私はまだ、倒れるわけには行かない……。

スタスタ

頭がくらくらしながらも、この場を後にした。

492 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/26(金) 05:59:53.68 ID:00KDH6f/0
律「……ぶはっ」

死ぬかと思ったぜ。いや、魔力が全快だったら、死んでたかもな。

律「……馬鹿野郎が」

私も道を間違えたが……あいつはまだ、間違え続けてやがる。

律「ったく。面倒な後輩だぜ」

まだ、近くにいるはずだ。捜さなくては……。



公園

梓「私、トイレに寄って行きますね」

唯「え?」

1 いってらっしゃい

2 あずにゃんからのお誘い?

>>494
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/26(金) 06:29:42.75 ID:VU+Yi1+Uo
1

さすがに今はエロを行う余裕はなさそうだし
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/26(金) 07:36:40.66 ID:r3Z/u0Epo
495 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/26(金) 07:57:24.54 ID:FigQlPRSO
唯「いってらっしゃい」

私は素直に見送ることにしました。あずにゃんとの情事を今、してる場合じゃないもんね。

トンちゃん「やあ」

唯「……トンちゃん」

トンちゃん「立ち話もなんだ。ベンチに行こうか」

公園 ベンチ

トンちゃん「君も、僕を恨んでるのかい?」

唯「よくわかんないや。和ちゃんをあんなのにしたのは許せないけど、憂を助けてくれたのは事実だし」

トンちゃん「なるほど」

唯「恨んだら、和ちゃんを元に戻せる?」

トンちゃん「それは無理だよ」

唯「そっか。じゃあ、恨んでも仕方がないや」

トンちゃん「君は賢いね。…………他の下等生物とは違うや」

唯「エヘヘ。……最後のほう、聞こえなかったんだけど」

トンちゃん「気にしないでくれ。それより、眞鍋 和の身体を戻したくはないかい?」

唯「戻せるの!?」

トンちゃん「ああ。簡単さ」

唯「ど、どうやるの?」

トンちゃん「簡単だよ。僕と契約すればいい」

唯「そ、そうすれば、元に戻るの?」

トンちゃん「造作もないことさ。君が望めば、神にでもなれるよ」

唯「……私は」

1 契約するよ

2 契約しないよ

>>497
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/26(金) 08:39:21.30 ID:QoluqLFDO
2
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/26(金) 08:40:34.24 ID:Wsr19p3Do
1
498 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/26(金) 18:30:38.93 ID:FigQlPRSO
唯「分かった」

和ちゃんのためなら……。

唯「私、契約する……」

ズババン!

トンちゃん「……バタッ」

唯「…………え?」

梓「……」

唯「あ、あずにゃん……」

梓「何度言わせるんですか。契約はするな、と何度も言ったはずです」

唯「だ、だからって……殺さなくても……」

拳銃で、トンちゃんの頭は消し飛んでいる。

梓「……いい加減にして下さい! あなたは……いつも、エッチだけど、人のために自分を省みないで犠牲にして……あなたを守ろうとする人のことも考えて下さい!!」

唯「……えっと」

梓「うう……」

唯「わ、私達、どこかで会ったことあるの?」

梓「……そ、それは……グス」

唯「よしよし。……私、和ちゃんを捜さないと」

梓「……うう」

唯「私、先に行くから、落ち着いたら、来てね」

梓「……………はい」

499 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/26(金) 18:31:25.38 ID:FigQlPRSO
トンちゃん「やれやれ」

梓「……」

トンちゃん「君には何回、殺されたんだろうね。無意味だと知ってるくせに」

梓「……」

トンちゃん「もったいないじゃないか。パクパク」

トンちゃん「ゲップ。まあ、おかげで、君の能力は分かった。時間停止だね」

梓「………私はおまえの企みを知っている」

トンちゃん「ふん。だったら、どうした? 下等種族のくせに邪魔をするのかい?」

梓「私は……あなたの思い通りにはさせない、トンちゃん………いや、トンキュベーター」



500 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/26(金) 18:32:02.15 ID:FigQlPRSO
電車

ガタンゴトン

和「………」

ホスト「あー、うぜえ女だ。まだ、帰ってこないのかだってよ」

ショウ「1回、ヤッただけで、勘違いしてんのか」

ホスト「ええ」

ショウ「けっ。ヤる相手は選ばないと駄目だろ」

ホスト「そうっすよね。毎晩、飯を作ったとか、服を買ったとか、旅行に行こうとか、うるさいんすよね。その点、いいっすね、ショウさんは。女の捨て方が上手くて。今度、教えてくださいよ」

ショウ「おう……ん?」

和「……」

ショウ「なんだ、嬢ちゃん。お前の知り合いか?」

ホスト「い、いいえ」

和「ねえ、その人のこと、聞かせてよ」
ホスト「はあ?」

和「今あんた達が話してた女の人のこと、もっとよく聞かせて」

ホスト「なんだ、こいつ。頭、いかれてんのか?」

ショウ「中学生だろ、こいつ。憐れなもんだな。ヤクでも、やってんのか?」

和「その人、あんたみたいなやつの事が大事で、喜ばせたくて頑張ってたんでしょ? あんたにもそれが分かってたんでしょ? なのに犬と同じなの? ありがとうって言わないの? 役に立たなきゃ捨てちゃうの?」

ホスト「は?」

ショウ「本格的にヤバイな、この女」

和「ねえ、この世界って守る価値あると思う?」

ホスト「はあ?」

和「あたし何の為に戦ってたの? 教えてよ。今すぐあんたが教えてよ。でないとあたし…」

ショウ「何なんだ、この女」

クロクロクロクロ

ホスト「ひ、ひいいいい」

和「コ・ロ・シ・チャ・ウ・ヨ」

501 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/26(金) 18:32:57.81 ID:FigQlPRSO
律視点



和「……」

タッタッタッ

律「はあはあ……こんなところにいたのか」

私はようやく見つけた、ベンチに座る、和の隣に腰を落とす。

和「悪いわね。手間かけさせて」

律「……なんだよ。急に殊勝な態度になるなんて。気持ちわりーな」

和「そうね。…………別にもう、どうでも良くなっちゃったからね」

律「どうしたんだよ、一体」

和「結局私は、一体何が大切で何を守ろうとしてたのか、もう何もかも、わけ分かんなくなっちゃった」

律「…………和」

和「…………希望と絶望のバランスは差し引きゼロだって、いつだったかあんた言ってたわね。今ならそれ、よく分かるわ。……確かに私は何人か救いもしたわ。だけどその分、心には恨みや妬みが溜まって……。一番大切な友達さえ傷付けた…………。誰かの幸せを祈った分、他の誰かを呪わずにはいられない。私達、魔法少女って、そう言う仕組みだったんだね」

律「……おまえはよくやったよ」

和「!」

律「たしかに和の心には恨みや妬みが溜まっていってるかもしれない。そんなのは皆、同じさ。でも、おまえは………和は人を救ってるんだ

和「!」

律「他の妬みや恨みばかり、溜め込むやつらとは違う。おまえは立派だよ。澪も褒めてくれるさ」

和「……ふふ。あなたに慰められるなんてね」

律「……茶化すな。プイッ」

和「………でも、遅いわ」

和は……私達のとは違う、どす黒いソウルジェムを見せる。

律「お前……」

和「もう少し、早くに………話がしたかったわ」

律「今すぐ、グリーフシードで……」

和「あたしって、ほんとバカ」

ポタンッ

パリーン!

ビュー!

律「!?」

和のソウルジェムが弾けて、私は爆風のような風に飛ばされる。

律「くっ…………のどかああああああああああああああ!!!!!!」



トンちゃん「ふう……同種族のインキュベーター曰く、思春期くらいの君達は少女というらしいね。なら、いずれは魔女になる君達は魔法少女って、呼ぶべきだよね」

第8話『魔女化フラグ阻止なるか?ならないか?』 終わり

第9話『>>502

今日はこんなところで
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/26(金) 18:34:04.61 ID:cWo/gkDB0
魔女
503 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/26(金) 19:34:00.30 ID:FigQlPRSO
このまま、原作通りに終わらせるか、オリジナルに行くか

>>504>>506

多い方
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/26(金) 19:36:14.02 ID:GDM/xIY60
オリジナル
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/26(金) 19:36:59.29 ID:Wsr19p3Do
原作知らんからオリ
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/26(金) 19:47:05.81 ID:VU+Yi1+Uo
原作だと主人公概念化でヒロインと別れるしオリジナルで
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/26(金) 20:52:30.42 ID:7a/4pkqWo
ここで聞くのも何だけどまどまぎってガチ百合なの?(´・ω・`)
508 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 05:38:09.65 ID:TMWABCTL0
第9話『魔女』

和は……私達のとは違う、どす黒いソウルジェムを見せる。

律「お前……」

和「もう少し、早くに………話がしたかったわ」

律「今すぐ、グリーフシードで……」

和「あたしって、ほんとバカ」

ポタンッ

パリーン!

ビュー!

律「!?」

和のソウルジェムが弾けて、私は爆風のような風に飛ばされる。

律「くっ…………のどかああああああああああああああ!!!!!!」

ビューン

結界

律「なんだ、こりゃ……」

魔女の名前 >>509
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/27(土) 05:55:36.65 ID:IzRmEoHfo
オクタヴィア
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/27(土) 06:15:24.30 ID:IzRmEoHfo
>>507
さすがに原作本編のピンクと紫の関係は恋人とは違うけど最終的にはある意味恋人以上に繋がりが深くなっていくらしい
511 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 08:37:03.06 ID:TMWABCTL0
魔女 OKTAVIA VON SECKENDORFF オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフ 人魚の魔女 性質は恋慕

律「チッ。なんだ、こいつは。どこから現れやがった……」

ヒューン

律「和!」

私の前で和が落下してくる。

律「チッ。ヘンシン」

オクタヴィア「オオオオオ」

魔女は車輪を私に向かって、私に飛ばしてくる。

律「当たるかよ!」

私はヒョイッ、ヒョイッとよけていく。

律「よっと」

落下した和を私は抱き止める。

律「大丈夫か」

和「……」

オクタヴィア「オオオオオオ」

律「チッ」

バンッ、バンッ

律「!?」

梓「……」

律「お前……」

梓「一旦、逃げますよ」

律「逃げるって……」

梓「掴まってください」

近づいてくる、梓。

律「掴まるって……」

梓「早くしてください」

律「あ、ああ」

ギュッ。

ビューン

律「止まった?」

梓「時間が止まったんです」

律「時間……そうか。お前の能力は……」

梓「私から手を離したら、貴女の時間も止まってしまいます。気をつけてください」

タッタッタッ

律「何なんだ、あの魔女は」

梓「かつて真鍋 和だった者よ。貴女も、見届けたんですよね?」

律「っていうか、戦わないのかよ」

梓「嫌ならその余計な荷物を捨ててください。今すぐあの魔女を殺しましょ。出来ますか?」

律「ふざけんな」

梓「今の貴女は足手まといにしかなりません。一旦退きます」
512 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 08:38:33.39 ID:TMWABCTL0
ビューン

結界外

律「元に戻った……」

梓「……」

唯視点

唯「うえーん。あずにゃん、どこー」

先に行くとは言ったけど、待てども待てども、あずにゃんは追ってこず。

唯「あずにゃーん! 和ちゃーん」

仕方がないから、歩き回ったら、変なところに出たし。

梓「……」

律「……」

コツコツコツコツ

唯「あっ! あずにゃん! それに……」

カチューシャの女の子……それにお姫様抱っこされてるのは……。

唯「和ちゃん!」

律「……」

梓「……」

唯「和ちゃん! 和ちゃんは無事なの?」

律「……クッ」

唯「和ちゃんのソウルジェムは? 無事なんだよね」

梓「真鍋 和先輩のソウルジェムは、グリーフシードに変化した後、魔女を生んで消滅しました」

唯「え? ……や、やだなあ。あずにゃん。こんな時に冗談はきついよ」

梓「事実です。それがソウルジェムの、最後の秘密」

唯「え? そ、それじゃ……」

梓「ここにあるのは死体です」

唯「そ、そんな……」

律「……」

513 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 08:39:06.60 ID:TMWABCTL0
唯「う、嘘だよね、和ちゃん……目を開けてよ。ねえ!」

梓「私達のこの宝石が濁りきって黒く染まる時、私達はグリーフシードになり、魔女として生まれかわります。それが、魔法少女になった者の、逃れられない運命」

唯「そんな……ひ、ひどいよ……和ちゃん。グス」

梓「その祈りに見合うだけの呪いを、背負い込んだまでのことです。 あの子は誰かを救った分だけ、これからは誰かを祟りながら生きていく」

律「ドサッ」

カチューシャの女の子は和ちゃんを地面に下ろす。

唯「和ちゃん!」

ゆさゆさ

唯「ふ、ふざけないでよ。……い、今なら、冗談で許してあげるよ」

梓「今度こそ理解できましたね。貴女が憧れていたものの正体が、どういうものか。これで契約することなんか、考えないでくださいね」

律「てめえ!」

カチューシャの女の子はあずにゃんに掴みかかる。

律「テメェは…。何様のつもりだ。事情通だって自慢したいのか?」

梓「……」

律「何でそう得意げに喋ってられるんだ。コイツはさやかの…。さやかの親友なんだぞ! テメェそれでも人間かっ!?」

唯「ウエーン、ウエーン」

梓「……わざわざ死体を持って来た以上、扱いには気をつけてください。迂闊な場所に置き去りにすると、後々厄介な事になりますからね。死体遺棄とか」

律「……」

梓「離してください」

律「……」

あずにゃんはカチューシャの女の子の手を振り払います。

梓「さっきの質問の回答ですけど、もちろん違います。当然、あなたもですけど」

クルッ、コツコツ。

あずにゃんは去っていきました。

514 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 08:39:34.26 ID:TMWABCTL0
唯の家

唯の部屋

唯「……和ちゃん」

コンコン

トンちゃん「「入っていいかい? 話があるんだ」

唯「……生きてたんだね」

トンちゃん「あの程度で僕達は死なないさ」

唯「……あずにゃんの言ってたことは本当なの?」

トンちゃん「訂正するほど間違ってはいないね。全ては、この宇宙の寿命を伸ばすためなんだ。平沢 唯。君はエントロピーっていう言葉を知ってるかい?」

唯「フルフル」

トンちゃん「簡単に例えると、焚き火で得られる熱エネルギーは、木を育てる労力と釣り合わないってことさ。エネルギーは形を変換する毎にロスが生じる。宇宙全体のエネルギーは、目減りしていく一方なんだ。だから僕たちの仲間は、熱力学の法則に縛られないエネルギーを探し求めて来た。そうして見つけたのが、魔法少女の魔力だよ。僕たちの文明は、知的生命体の感情を、エネルギーに変換するテクノロジーを発明した」

唯「……」

トンちゃん「ところが生憎、当の僕らの仲間……のインキュベータが感情というものを持ち合わせていなかった。まあ、僕らトンキュベータにには多少の感情はあっても、宇宙のエネルギーをまかなれるほどではなかった。そこで、この宇宙の様々な異種族を調査し、君たち人類を見出したんだ。人類の個体数と繁殖力を鑑みれば、一人の人間が生み出す感情エネルギーは、その個体が誕生し、成長するまでに要したエネルギーを凌駕する。君たちの魂は、エントロピーを覆す、エネルギー源たりうるんだよ。とりわけ最も効率がいいのは、第二次性徴期頃の少女の、希望と絶望の相転移だ。ソウルジェムになった君たちの魂は、燃え尽きてグリーフシードへと変わるその瞬間に、膨大なエネルギーを発生させる。それを回収するのが、僕たちの仲間のインキュベーターやトンキュベーターの役割だ」

唯「何それ……そんな分からない理由で……澪ちゃん先輩や和ちゃんが……」

トンちゃん「はあ……この宇宙にどれだけの文明がひしめき合い、一瞬ごとにどれ程のエネルギーを消耗しているのか分かるかい? 君たちのような下等な人類だって、いずれはこの星を離れて、僕たちの仲間入りをするだろうね。その時になって、枯れ果てた宇宙を引き渡されても困るよね?  
長い目で見れば、これは君たちにとっても、得になる取引のはずだよ?」

唯「何が得なの! 見合ってないよ!」

トンちゃん「僕たちはあくまで君たちの合意を前提に契約しているんだよ? それだけでも充分に下等な人類には良心的なはずなんだが」

唯「あなた達は……和ちゃん達を騙してたんじゃない!」

トンちゃん「騙すという行為自体、僕たちには理解できないよ。認識の相違から生じた判断ミスを後悔する時、何故か人間は、他者を憎悪するんだよね。君たち下等な人類の価値基準こそ、僕らは理解に苦しむよ。本来なら、問答無用でやってもいいんだよ。でも、さすがにそれはかわいそうだなと要望を聞いてあげてるのに。だいたい、今現在で70億7千万人くらい、しかも、4秒に10人づつ増え続けている君たちが、どうして単一個体の生き死ににそこまで大騒ぎするんだい?」

唯「そんな考えしかできないなら……あなた達は私の敵なんだね」

トンちゃん「これでも弁解に来たつもりだったんだよ? 君たちの犠牲が、どれだけ素晴らしい物をもたらすか、理解して貰いたかったんだが、どうやら無理みたいだね。平沢 唯。いつか君は、最高の魔法少女になり、そして最悪の魔女になるだろう。その時僕らは、かつて無い程大量のエネルギーを手に入れるはずだ。この宇宙のために死んでくれる気になったら、いつでも声をかけて。待ってるからね」

515 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 08:40:09.87 ID:TMWABCTL0
某所

律「……」

ボーボー

トンちゃん「死体の鮮度なんか保ってどうするんだい?」

律「うるせえ」

トンちゃん「僕としてはそんな無駄なことをしないで魔女を狩ってくれたほうがいいんだけどね」

律「無駄じゃねえ」

ドサッ。

私は買ってきた、パンをむしゃむしゃと食べる。

律「こいつのソウルジェムは元に戻らないのか?」

トンちゃん「現状はないとしか言いようがないね」

律「引っかかる言い方だな」

トンちゃん「「魔法少女は条理を覆す存在だ。君たちがどれ程の不条理を成し遂げたとしても、驚くには値しないよ」

律「今までにできたやつはいたのかよ」

トンちゃん「前例はないね。だから僕にも方法は分からないよ。生憎だが、助言のしようがない」

律「元からてめえなんか頼らないねえよ。モグモグ」

516 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 08:40:37.45 ID:TMWABCTL0
次の日

唯「……」

紬「今日も和ちゃん、お休みなのかしら? 行方不明らしいけど……まだ、見つからないのかしら?」

唯「……」

紬「早く、見つかるといいわね」

唯「……うん」

事の顛末を私は知ってるけど……ムギちゃんは知らないんだよね。

律『昨日の今日で学園かよ』

唯「!」

律『話がある。ちょっと、面かしな』

唯「……」

唯「ごめん、ムギちゃん。私も休むから!」

ダッ!

紬「ゆ、唯ちゃん!」

タッタッタッ。

唯「そうだ」

あずにゃんには連絡したほうがいいかな?

1 する

2 しない

>>518
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/27(土) 10:33:16.66 ID:t2BrjtSGo
1
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/27(土) 10:34:37.93 ID:klRPjh5Ho
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/27(土) 10:37:06.93 ID:IzRmEoHfo
2は律死亡フラグの予感がする…
520 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 11:48:01.27 ID:JZK3D18SO
唯「……あずにゃんへの連絡はいいや」

あの子は怖いけど、あずにゃんに心配はかけたくないし。

唯「急ごう」

うんたん♪ うんたん♪

律「よう」

唯「……」

律「警戒すんなよ。取って、食いはしないからさ。……実は頼みがあるんだ」

唯「頼み?」

律「和を元に戻せるかもしれない」

唯「元に……戻せる………そんな方法があるの!?」

律「分からない。けど……あの魔女に語りかけてさ。和だったころの記憶を思い出して、魔女を倒したら、グリーフシードの代わりに和のソウルジェムが出てくるかもしれないじゃん。そういうもんだろ、最後に愛と勇気が勝つストーリーって、やつはさ」

唯「………」

律「和の親友はあんただ。あんたが訴えれば、人間だったころのことを思い出すかもしれない」

唯「……」

律「もちろん、絶対に元に戻せるわけじゃないし、危険は伴う。無理強いはできないし、私だって、守ってやれる保証はできない」

唯「……」

律「あんたはどうする?」

1 私も行くよ

2 私は行かない

3 あずにゃんに聞いてから

>>522
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/27(土) 12:01:05.47 ID:IzRmEoHfo
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/27(土) 12:05:40.86 ID:nykZ63P90
1
523 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 15:44:07.67 ID:JZK3D18SO
唯「……スッ」

律「ん? 手なんか出して、どうした?」

唯「私……平沢 唯」

律「は?」

唯「これから、一緒に和ちゃんを救うんだからね。自己紹介しないと。私の名前は平沢 唯」

律「ぷっ。おかしなやつだな」

唯「よく言われるよ」

律「調子、狂うよ。ったく。………田井中 律だ」

スッ。

唯・律「「握手!」」

律「よし。行くか」

唯「うん」

524 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 15:44:47.00 ID:JZK3D18SO
学園

教師「おい、平沢。姉について、何か知らないか?」

憂「え?」

教師「突然、学園を休んでな。何か知らないのか?」

憂「い、いいえ」

梓「……………先生。気分がすぐれないので、早退します」

教師「は? まあ、いいが、身体には気をつけろよ」

梓「はい」



525 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 15:45:24.94 ID:JZK3D18SO
律「……」

唯「大丈夫なの?」

律「昨日のあいつの魔力は覚えてるからな」

唯「………あずにゃんと仲間なの?」

律「違うな」

唯「違うの」

律「……近々、この街にワルプルギスの夜が来る」

唯「ワルプルギスの……夜?」

律「ああ。そいつは今までの魔女と違って、滅茶苦茶強いからな。私達、1人では倒せない。だから、協力するのさ。そのためだけに手を組んでるだけさ」

唯「で、でもでも、あずにゃんと協力したほうがいいかな?」

律「あいつはそんなたまじゃないさ………そろそろか」

工事中のビル

律「……ここだ」

律「ヘンシン」

律「ここからは遊びじゃねえ。気を抜くなよ」

唯「うん」

律「うらっ!」

526 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 15:46:22.71 ID:JZK3D18SO
結界内

ビューン

律「いくぞ。奥だ」

テクテク

唯「……私もなったほうがいいのかな」

律「何に?」

唯「魔女少女」

律「………何で? 叶えたい願いでもあるのかい?」

唯「ううん。皆、戦ってるから、私も力になれたら、って」

律「は?」

唯「私は……皆の後ろで守ってもらってばかりだから……それで……」

律「ナメんなよ。この仕事はね、誰にだって務まるもんじゃない」

唯「え?」

律「毎日美味いもん食べて、幸せ家族に囲まれて、そんな何不自由ない暮らしをしてる奴がさ、ただの気まぐれで魔法少女になろうとするんなら、そんなのアタシが許さない。いの一番にぶっ潰してやるさ」

唯「私は……そんな……」

律「命を危険に晒すってのはな、そうするしか他に仕方ない奴だけがやることなんだよ。そうじゃない奴が首を突っ込むのはただのお遊びだ。おふざけだ」


唯「そうなの……かな」

律「アンタだっていつかは、否が応でも命懸けで戦わなきゃならない時が来るかもしれないだろ。その時になって考えればいいんだよ」

唯「…………なら、お願いがあるの」」

律「ん?」

唯「もし、ワルプルギスの夜を倒しても……あずにゃんや和ちゃんの仲間でいてよ」

律「は?」

唯「ワルプルギスの夜がいなくなったからって、魔女がいなくなるわけじゃないしさ。皆で協力したほうが絶対にいいよ。それに」

律「それに?」

唯「あずにゃんは何かを抱えてるものがある気がするんだ。私じゃ、何もできないから、りっちゃんが支えになってほしいなあって」

律「りっちゃん?」

唯「あ、嫌だった?」

律「……いや。なんか、いい響きだと思ってさ」

唯「そう?」

律「あんた……唯は変わってるよ」

唯「よく言われる」

律「今度、飯おごれよ」

唯「え?」

律「手を貸すかわりに飯を驕ってくれよ」

唯「……うん!」

???「オオオオオ」

律「チッ。気づかれた、来るぞ!」

527 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 15:47:09.55 ID:JZK3D18SO
突然、周りが私の家のリビングみたいになる。

ゴゴゴゴ

魔女 OKTAVIA VON SECKENDORFF オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフ 人魚の魔女 性質は恋慕

律「打ち合わせ通りにな」

唯「う、うん」

律「こいつは……任せな!」

バンバンバン

槍を出し、私にバリアを張るりっちゃん。

オクタヴィア「アアアアア」

和ちゃんは……拳銃を持つ手を上に挙げ、車輪を出す。

オクタヴィア「オオオオオ」

ゴロンゴロン

律「オラッ!」

バシンバシン

車輪を弾いていく、りっちゃん。

律「何してやがる! さっさとしろ!」

唯「うん! 和ちゃん! 聞こえてる? 私だよ! 唯だよ! 和ちゃんの幼馴染みの唯だよ!」

オクタヴィア「オオオオオ」

車輪の第2射がりっちゃんに迫る。

律「けっ。あたんねえよ!」

全てを弾いていく、りっちゃん。

唯「和ちゃん………正義の味方になるんだよね……こんなことをしたかったんじゃないよね」

オクタヴィア「……」

魔女は片手をあげ、倍の車輪を出す。

律「なっ!」

オクタヴィア「アアアアア」

車輪が一斉にりっちゃんに襲いかかる。

律「舐めるなよ!」

バシンバシンバシン

1つずつ、弾いていく、りっちゃん。

唯「和ちゃん! ………りっちゃん、後ろ!」

律「ん? ……ぐわっ!!」
528 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 15:47:39.25 ID:JZK3D18SO
後ろからの車輪を背中から受け、前のめりに飛ばされる。

律「ぐっ………うわっ!」

その隙に次々に車輪がりっちゃんに襲いかかる。

唯「やめてよ、和ちゃん!」

律「ごはっ! はあはあ……そういや、私達、殺しあう仲だっけか………ぐはっ」

唯「りっちゃん!」

律「わ、私は大丈夫……あんたは呼び続けな」

オクタヴィア「オオオオオ」

和ちゃんは車輪を発射する。

律「まだ、足りないのかよ……」

バシンバシンバシン

車輪を弾きつつも、足元をふらつかせる。

律「まあ、私も……ぐっ……大分、やっちまったからな。怒ってんだろ。……ぐはっ」

車輪を受けきれる弾き飛ばされる。

律「ったく。さっさと…………満足して、戻ってこいよ……がはっ!」

ドーン

りっちゃんに車輪は直撃し、壁まで飛ばされる。

ビューン

唯「バリアが……りっちゃん!」

オクタヴィア「オオオオオオオオオオ」

唯「………和ちゃん!」

和ちゃん、いや、かつて、和ちゃんだった魔女は私に手を伸ばす。

唯「和ちゃん……思い出して!」

ガシッ

魔女は私を掴む。

唯「ぐっ……」

オクタヴィア「オオオオオオオオオオ」

唯「のど………か…………ちゃん」

律「………和!」

槍で魔女の手を切断する。

オクタヴィア「オ、オオオオオ」

パリーン!

529 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 15:48:11.69 ID:JZK3D18SO
家のリビングの風景や地面にヒビが入り、周りの風景は憂の部屋になり、私達は落下する。

律「くそっ……頼むよ神様、こんな人生だったんだ。せめて一度ぐらい、幸せな夢を見させて」

唯「うわあああああ」

ダキッ

ガシャーン

魔女やりっちゃんが地面に落ちるなか、私は優しい感じに包まれる。

530 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 15:48:59.59 ID:JZK3D18SO
唯「って、あずにゃん!?」

律「はあはあ………よう。久し振りだな」

梓「……律先輩」

律「へん。あんたに先輩呼ばわりもへんな気がするが、さっさとそいつを連れて、逃げな。こいつは私が引き受ける」

唯「そんな……」

律「私は足手まといを連れて、戦う趣味はないさ。あんたと同じでな」

梓「……」

律「それが正解さ。ただ一つだけ、守りたいものを最後まで守り通せばいい。ハハハ、何だかなぁ。アタシだって今までずっとそうしてきたはずだったのにな」
カチューシャを取り手に通常の槍を、地面から大きな槍を発生させ、魔女に狙いを定める。

律「すまねえな、唯。約束……守れなさそうだわ」

唯「りっちゃん……」

律「早く行きな」

梓「……………ダッ!」

唯「あ、あずにゃん!?」

あずにゃんは私をお姫様だっこをして、駆け出した。



531 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 15:49:25.70 ID:JZK3D18SO
オクタヴィア「オオオオオ」

律「安心しな。私は一緒にいてやるよ」

私は全魔力を槍に集中させる。

律「ひとりぼっちは……寂しいもんな。いいよ。一緒にいてやるよ、和」

律「うおおおおおお!!!」

パリーン

532 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 15:50:04.61 ID:JZK3D18SO
和「………」

トントン

和「?」

律「ニコッ」

和「………ニコッ」

533 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 15:50:32.25 ID:JZK3D18SO
ドカーン!!!

結界

ピューン

工事中のビル

唯「戻った……」

梓「魔女が倒されたんですね」

唯「そ、そんな……りっちゃんは……」

梓「…………律先輩」

唯「あずにゃん……」

534 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 15:51:14.91 ID:JZK3D18SO
梓の家

梓「田井中 律先輩に真鍋 和先輩を助けることはできたの?」

トンちゃん「まさか。そんなの不可能に決まってるじゃないかwwww」

梓「……止めなかったんですか?」

トンちゃん「無論、無駄な犠牲なら、止めたさ。でも、彼女の死には意味があったからね」

梓「意味……ですって……」

トンちゃん「これで、ワルプルギスの夜と戦える魔法少女は君だけになった。無論、君だけではワルプルギスの夜は倒せない。平沢 唯が契約するしかないじゃないか」

梓「……」

トンちゃん「にしても、下等な人類は愉快だよ。ちょっとの希望があれば、すがりつき、絶望する。それを何度も繰り返す。実に哀れだよ」

梓「……あなた達の思い通りにはさせません」

第9話『魔女』おわり

第10話『>>536
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/27(土) 15:58:13.18 ID:PnAYXhSf0
絶望
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/27(土) 15:59:45.74 ID:IzRmEoHfo
時間を駆け巡る少女
537 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 16:35:30.28 ID:JZK3D18SO
第10話『時間を駆け巡る少女』

ニュースキャスター『昨日、>>538で真鍋 和さんの遺体が発見されました』

538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/27(土) 16:38:24.82 ID:ZR1mXOBVo
SM倶楽部
539 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/27(土) 17:18:22.56 ID:JZK3D18SO
第10話『時間を駆け巡る少女』

梓の家

ニュースキャスター『昨日、時間を駆け巡る少女で真鍋 和さんの遺体が発見されました。警察ではプレイ中に死んだのではないかと、お店、相手を調べています』

梓「……哀れですね」

トンちゃん「時間遡行者・中野 梓。過去の可能性を切り替えることで、幾多の並行世界を横断し、君が望む結末を求めて、この一ヶ月間を繰り返してきたんだね。君の存在が、一つの疑問に答えを出してくれた――『何故、平沢 唯が、魔法少女として、あれほど破格の素質を備えていたのか』。今なら納得いく仮説が立てられる」

梓「……」

トンちゃん「魔法少女としての潜在力はね、背負い込んだ因果の量で決まってくる。一国の女王や救世主なら兎も角、ごく平凡な人生だけを与えられてきた平沢 唯に、どうしてあれほど膨大な因果の糸が集中してしまったのか不可解だっただが――ねえ、中野 梓。ひょっとして平沢 唯は、君が同じ時間を繰り返す毎に、強力な魔法少女になっていったんじゃないのかい」

梓「!」

トンちゃん「やっぱりね。原因は君にあったんだ。まあ、正しくは、君の魔法の副作用――と言うべきかな。君が時間を巻き戻してきた理由はただ一つ――平沢 唯の安否だ。同じ理由と目的で、何度も時間を遡るうちに、君は幾つもの並行世界を、螺旋状に束ねてしまったんだろう――平沢 唯の存在を中心軸にしてね」

梓「……」

トンちゃん「その結果、決して絡まるはずのなかった平行世界の因果線が、全て今の時間軸のまどかに連結されてしまったとしたら、彼女の、あの途方もない魔力係数にも納得がいくよ。君が繰り返してきた時間――その中で循環した因果の全てが、巡り巡って、平沢 唯に繋がってしまったんだ。あらゆる出来事の元凶としてね。お手柄だよ、中野 梓。……まあ、僕のことだから、こうなることは予測してだろうから、お手柄は僕かな? ともかく、君が平沢 唯を最強の魔女に育ててくれたんだ」

梓「………ギリッ」

唯の家

ニュースキャスター『昨日、時間を駆け巡る少女で真鍋 和さんの遺体が発見されました。警察ではプレイ中に死んだのではないかと、お店、相手を調べています』

唯「……りっちゃん」

そんなところに潜伏してたなんて

トンちゃん「やあ」

唯「トンちゃん………」

トンちゃんとのやり取りをカットしますか?

1 はい(原作11話にあるよ

2 いいえ

>>541

今日はこんなところで
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/27(土) 17:44:55.56 ID:t2BrjtSGo
2
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/27(土) 18:02:57.27 ID:PnAYXhSf0
2
542 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 06:32:44.95 ID:somLMhqF0
唯「和ちゃんもりっちゃんも死んじゃった」

トンちゃん「意外な展開ではないよ。予兆は随分前からあった」

唯「どうでもいいって言うの? みんなあなたのせいで死んだようなものなのに」

トンちゃん「はあ。……例えば君は、家畜に対して引け目を感じたりするかい? 彼らがどういうプロセスで、君たちの食卓に並ぶのか」

私の頭に牛さんや豚さん達の一生が映る。

唯「う、うわあああああああああああ。や、やめてよ……」

トンちゃん「その反応は理不尽だね。この光景を残酷と思うなら、君には本質が全く見えていない。彼らは人間の糧になることを前提に、生存競争から保護され、淘汰されることなく繁殖している。牛も豚も鶏(とり)も、他の野生動物に比べれば、種としての繁殖ぶりは圧倒的だ。君たちは皆(みな)、理想的な共栄関係にあるじゃないか」

唯「私達は……家畜だって言うの?」

トンちゃん「寧ろ僕らは、人類が家畜を扱うよりも、ずっと君たちに対して譲歩しているよ? 曲がりなりにも、知的生命体と認めた上で交渉しているんだしね。まあ、僕としてはゴキブリと同等に扱ってもいいと思うけど、インキュベーター達の意見でね」

唯「……」

トンちゃん「信じられないのかい? それなら、見せてあげようか――インキュベーター達と人類が、共に歩んできた歴史を」

私の頭にいろんな魔法少女達の歴史が見える。

トンちゃん「僕たちはね、有史以前から君たちの文明に干渉してきた。数え切れないほど大勢の少女が、インキュベーターと契約し、希望を叶え、そして絶望に身を委ねていった。祈りから始まり、呪いで終わる――これまで、数多の魔法少女たちが繰り返してきたサイクルだ。中には、歴史に転機をもたらし、社会を新しいステージへと導いた娘(こ)もいた。彼女たちを裏切ったのは僕たちではなく、寧ろ自分自身の祈りだよ。どんな希望も、それが条理にそぐわないものである限り、必ず何らかの歪みを生み出すことになる。やがてそこから災厄が生じるのは当然の節理だ。そんな当たり前の結末を裏切りだと言うなら、そもそも、願い事なんてすること自体が間違いなのさ。でも、愚かとは言わないよ。彼女たちの犠牲によって、人の歴史が紡がれてきたことも、また事実だし」

唯「はあはあ」

トンちゃん「そうやって過去に流された全ての涙を礎にして、今の君たちの暮らしは成り立っているんだよ。それを正しく認識するなら、どうして今更、たかだか数人の運命だけを特別視できるんだい?」

唯「「もうやめて…!みんな、みんな信じてたの。信じてたのに裏切られたの。……ずっとあの子たちを見守りながら、あなたは何も感じなかったの?みんながどんなに辛かったか、わかってあげようとしなかったの?」

トンちゃん「それが僕たちに理解できたなら、わざわざこんな惑星(ほし)まで来なくても済んだんだけどね。僕たちの文明では、インキュベーターとは違って、感情という現象はないわけではなかったさ。でも、それは本当に些細な物だからね。だから君たち人類を発見した時は驚いたよ。全ての個体が、別個に感情を持ちながら共存している世界なんて、想像だにしなかったからね」

唯「「もしも…トンちゃんたちがこの星に来てなかったら」

トンちゃん「君たちは今でも、裸で洞穴(ほらあな)に住んでたんじゃないかな」

唯「…………トンちゃん」

トンちゃん「ん?」

唯「私には……力があるんだよね」

トンちゃん「ああ。君は願えば、途方もない願いや魔法も使えるだろうね」

唯「どうして……私に……」

トンちゃん「因果かな?」

唯「因果……」

トンちゃん「というわけで、僕は行くね。早く、決断して、契約してよ」

唯「……」

トンちゃんはスタスタと去っていきました。

543 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 06:33:25.48 ID:somLMhqF0
次の日

お葬式

ザーザーザー

坊さん「〜」

唯「……和ちゃん」

自宅

憂「大丈夫、お姉ちゃん」

唯「……うん。憂は?」

憂「私は……ちょっときついけど……でも、お姉ちゃんは何かを悩んでるみたいだし」

唯「私は大丈夫。それより、ちょっと出かけてくるね」

憂「え? でも、外、土砂降りだよ」

唯「すぐに戻ってくるから!」

梓の家

ピンポーン

ガチャッ。

梓「……」

唯「入ってもいい?」

梓「……どうぞ」

ガチャッ。

唯「……もうすぐ、ワルプルギスの夜が来るんだよね」

梓「……誰から聞きました?」

唯「りっちゃんが言ってたよ。その魔女はとっても強いから、協力するんだって」

梓「あいつは他の魔女と違って、結界に身を潜める必要はありません。ただ、1度、具現化しただけで、数千の被害が出るでしょう。まあ、相変わらず、一般人には見えないので、竜巻や台風とかの災害として扱われますが」

唯「じゃあ、絶対に倒さなきゃ駄目だよね」

梓「もちろんです」

唯「でも、戦える魔法少女はあずにゃん1人だけだよね。……勝てるの?」

梓「……」

唯「りっちゃんが言ってたよ。1人じゃ無理だって」

梓「そうですか。でも、私、1人で十分です。田井中 律先輩には無理でも、私ならできます。彼女を誘ったのは彼女のプライドを重んじただけです」

唯「……そっか。なら、安心……」

梓「……」

544 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 06:33:53.83 ID:somLMhqF0
唯「できるわけないよ。グスッ。あずにゃんが嘘をついてるって、思いたくないけど……グスッ……あずにゃんが言ってることが本当だって……あずにゃんのことが好きだし、信じたいけど……思えないよ……ウルウル」

梓「……本当の気持ちなんて……伝えられるわけありません」

唯「え?」

梓「だって……私は……唯先輩とは違う時間軸を生きているんですもん!」

唯「……え? え? ええ!?」

あずにゃんは立ちすくんで、涙を流す。

梓「…私、未来から来たんです。……何度も何度も唯先輩と出会って、それと同じ回数だけ、あなたが死ぬところを見てきました」

唯「は? え?」

梓「どうすればあなたが助かるのか、どうすれば運命を変えられるのか、その答えだけを探して、何度も始めからやり直して……すいません。わけわかりませんよね…気持ち悪いですよね」

唯「あずにゃん……」

梓「唯先輩にとっての私は、出会ってからまだ1ヶ月も経ってない後輩でしかないですものね。だけど私は…私にとってのあなたは…。繰り返せば繰り返すほど、あなたと私が過ごした時間はずれていく。気持ちもずれて、言葉も通じなくなっていきます。たぶん私は、もうとっくに迷子になっちゃってたんだと思います……グス。あなたを救う。それが私の最初の気持ち。今となっては…たった一つだけ最後に残った、道しるべ。わからなくてもいいです。何も伝わらなくてもいいです。それでもどうか、お願いだから、あなたを私に守らせてください」

唯「……」

1 優しく、抱きしめる

2 頭をなでなでする

>>546
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 08:27:40.94 ID:q5VXgJYvo
1 ちょっと難しくてよく分からなかったけど…あずにゃんが私を助けるために、何度も…何度も…頑張ってくれたのは分かったよ…。
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/28(日) 08:31:00.36 ID:Ps1iBWYa0
>>545

547 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 09:17:27.40 ID:1gs9fmxSO
唯「あずにゃん……」

ギュッ

私は優しく、あずにゃんを抱き締める。

唯「ちょっと難しくてよく分からなかったけど…あずにゃんが私を助けるために、何度も…何度も…頑張ってくれたのは分かったよ…」

梓「……」

唯「だから、ありがと」

梓「……いえ」

唯「……約束して」

梓「……」

唯「絶対に……生きて帰ってきて」

その時には……今度は真面目に私の気持ちを……。

梓「……はい」

次の日

梓「………来る」

5

梓「……今度こそ」

4

梓「私は……」

2

梓「お前を……」

1

梓「倒す」

第10話『時間を駆け巡る少女』 おわり

第11話『>>548
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 09:40:12.81 ID:q5VXgJYvo
わたしの、最高のパートナー
549 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 13:24:36.02 ID:1gs9fmxSO
第11話『わたしの、最高のパートナー』

次の日

梓「………来る」

5

梓「……今度こそ」

4

梓「私は……」

2

梓「お前を……」

1

梓「倒す」

550 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 13:25:34.53 ID:1gs9fmxSO
魔女 ????(WALPURGIS NACHT) ????(通称・ワルプルギスの夜) 舞台装置の魔女 性質は無力

ワルプルギス「アハハハハハ」

梓「今度こそ……」

スチャチャスチャチャ

私はロケットランチャーやらを並べる。

梓「お前を倒します!」

バンッ! バンッ!

私は無反動砲を乱射しながら、時を止めます。

梓「ふう……」

カチャッ

全てを撃ち終え、時は動き出す。

ドカドカドカーン

梓「次!」

私は地面に置いた迫撃砲を発射する。数々の経験で、計算は完璧だ。

ドカドカドカーン

梓「……まだまだ!」

私はガソリンをたくさん積んだ、タンクローリーを魔法で動かし、ワルプルギスに突っ込む。

梓「よっと」

私はタンクローリーを降り、ワルプルギスにタンクローリーは激突し、

ドカドカドカーンドカドカドカーン

爆発します。

梓「……」

さらに私は74式特大型トラックに搭載した陸上自衛隊が装備している地対艦ミサイルシステムを発動。

梓「はっ!」

ドカドカドカーン

梓「これで……」

最後にトマホークを!

ドカドカドカーン

ワルプルギスの夜「ドサッ」

ワルプルギスは地面に落ちる。よし。計算通り!

梓「爆破!」

私は大量に仕掛けた、爆弾を一斉に爆発させる。

ドカドカドカーンドカドカドカーンドカドカドカーンドカドカドカーンドカドカドカーンドカドカドカーン。

梓「………ふう」

ワルプルギスの場所からは大火事を起こしたような、煙が立ち込める。

梓「………これでやりましたか」
551 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 13:26:22.30 ID:1gs9fmxSO
避難所

ガタンガタン

避難所が地震のように揺れる。

憂「ちょうど、ここに上陸しているのかな、お姉ちゃん」

唯「…………あずにゃん」

憂「……お姉ちゃん?」

唯「………私、トイレに行くね」

憂「う、うん」



唯「今頃……あずにゃんは戦ってるのかな」

トンちゃん「だろうねえ」

唯「………トンちゃん」

私の前に再び、トンちゃんが現れる。

唯「あずにゃんは……ワルプルギスの夜を倒せるの?」

トンちゃん「君はどう思う?」

唯「>>552
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 13:31:10.68 ID:q5VXgJYvo
あずにゃんに、生きて帰って…と約束したから、あずにゃんを信じたい…。でも、いざ待っていると、心配で不安になるよ…
553 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 14:15:33.44 ID:1gs9fmxSO
唯「あずにゃんに、生きて帰って…と約束したから、あずにゃんを信じたい…。でも、いざ待っていると、心配で不安になるよ… 」

トンちゃん「そうかい。なら、君の不安を取り除いてあげよう」

唯「え?」

トンちゃん「中野 梓は絶対にワルプルギスの夜には勝てないよ」

唯「そ、そんな……」

トンちゃん「仮に秋山 澪、田井中 律、真鍋 和が生きていて、3人と協力して戦えば、あるいは倒せたかもしれない。しかし、今の彼女は1人さ。勝つのは不可能だ」

唯「そんな……」

トンちゃん「だが、君が契約すればいい。そうしたら、ワルプルギスの夜も余裕で倒せるさ」

唯「それは……駄目だよ。あずにゃんと約束したもん」

トンちゃん「約束ねえ」

唯「あずにゃんはどうして、戦い続けるの?」

トンちゃん「それしか道がないからさ。彼女は平沢 唯を救う。その目的のために戦っている。いざとなれば、君との約束を破ってでも、また、時を巻き戻すだろう」

唯「!?」

トンちゃん「でも、僕はそれを最悪だとか言う気はないよ。現状は最悪だから、最善の時間を探すのは当然さ。もっとも、彼女は未だにそれを掴めてはいないけど(笑)」

唯「あずにゃんは……諦めないのかな」

トンちゃん「?」

唯「こんな………私なんかを守るより……自分のことを……」

トンちゃん「それができるなら、君の因果を強くするほど、繰り返すなんて、できないさ。今、諦めたら……平沢 唯を救えないと感じたら、彼女のソウルジェムは絶望ですぐにグリーフシードに変わるだろう。彼女はもう、前に進むしかないのさ。幾多の魔法少女と同じようにね」

唯「……希望を抱いてる限り、絶望するしかないの?」

トンちゃん「そういうことさ」

唯「……」

1 私、魔法少女になる

2 あずにゃんのところに行く

>>555
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 14:49:25.63 ID:BbB+77mDO
2
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 14:50:37.06 ID:q5VXgJYvo
2
556 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 17:02:30.37 ID:1gs9fmxSO
唯「あずにゃんのところに行くよ」

トンちゃん「何をしに?」

唯「……私にも考えがあるんだよ」

タッタッタッ

ガシッ

唯「!?」

憂「お姉ちゃん」

唯「………憂」

憂「どこに行くの?」

唯「離して。私は……大切な人を迎えに行かなきゃいけないの」

憂「それは消防隊とか、プロに任せた方がいいよ」

唯「これはね。私じゃなきゃダメなの」

憂「大切な友達の和ちゃんもいなくなって……お姉ちゃんもいなくなるの?」

唯「……憂」

憂「お姉ちゃん……」

唯「私は…………たしかに戻れないかもしれない」

憂「!」

唯「でも、私は行かなきゃいけないの。大切な人がいるから」

憂「私よりも?」

唯「……」

憂「私よりも……大事なの?」

唯「………うん」

憂「そっか」

パッ

憂は私の手を離す。

憂「私にとっての純ちゃんみたいなもんか」

唯「憂……」

憂「お姉ちゃんも……大切な人を見つけたんだね。命をかけられるくらいの」

唯「うん。今度、連れてくるから、パーティーをしよう」

憂「………うん」

唯「じゃあ! タッタッタッ」

憂「………頑張って、お姉ちゃん」



557 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 17:03:00.56 ID:1gs9fmxSO
梓「倒しましたか」

煙がうっすら晴れてくる。

ワルプルギス「ゴオオオオオ」

梓「うそ……」

ワルプルギス「アハハハハハ」

ビューン

梓「あぐっ!?」

ビームみたいなのが私に直撃し、20メートルくらい吹っ飛ぶ。

使い魔「アハハハハハ」

梓「……くそっ!」



ダッダッダッダッダッ

梓「はあはあ」

私は使い魔を倒しつつ、ワルプルギスに向かう。

梓「このままじゃ、避難所があぶない……」

ワルプルギス「アハハハハハ」

カチャッ

私は本体の攻撃も時を止めつつ、かわす。

558 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 17:04:44.27 ID:1gs9fmxSO
梓「はあはあ………ここで食い止めなきゃ」

カチッ

梓「ん?」

盾を見ると、砂時計の砂が……。

梓「そんな……」

ワルプルギス「アハハハハハ」

ゴオオオオオ

梓「! しまっ……」

ガシャアアアアアアアン

梓「あぐっ………がはっ」

ワルプルギスが飛ばしたビルが私のいたビルに直撃、私は飛ばされる。

梓「はあはあ………ぐっ」

瓦礫に足がはさまれ、動けない。

梓「くっ……」

私は時を戻そうとする。

唯『絶対に……生きて帰ってきて』

梓「……唯先輩」

約束……。約束を破って、私は過去に戻るのか。私はあの約束すら、守れていない。

ボワワ

梓「また……私は……」

勝てない……。何度やっても、あいつを倒せない。

ボワワ

梓「時間を戻すしか……」

トンちゃん『君が繰り返してきた時間――その中で循環した因果の全てが、巡り巡って、平沢 唯に繋がってしまったんだ。あらゆる出来事の元凶としてね』

トンちゃん『君が平沢 唯を最強の魔女に育ててくれたんだ』

梓「……」

繰り返せば、繰り返すだけ……唯先輩の因果は増えていく……。

ボワワ

私のソウルジェムは黒く染まっていく。

梓「私のやってきたことって………結局……」

ボワワワワ

ポタン

私の涙と共にソウルジェムは黒く染まる。私もついに魔女に……。

559 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 17:05:18.68 ID:1gs9fmxSO
ガシッ

梓「!」

唯「あずにゃん」

梓「ゆ、唯先輩……どうして…………………ま、まさか」

唯「ギュッ」

唯「こんなに傷ついて………震えて………私のために。ありがとう。そして……」

梓「い、いや……」

その先は聞かなくても予想はつく。しかし……聞きたくはない。

唯「ごめんね。私、魔法少女になる」

第11話『わたしの、最高のパートナー』おわり

プロローグ最終話 第12話『>>560
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 17:24:45.77 ID:OCUx/AR5o
魔法少女
561 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 20:51:31.65 ID:somLMhqF0
プロローグ最終話 第12話『魔法少女』

梓視点

唯「あずにゃん……私、魔法少女になる」

梓「そんな……わ、私は……なんのために……グスッ」

唯「泣かないで、あずにゃん。ナデナデ」

梓「うう……」

唯「ごめんね、あずにゃん。せっかく、私のために頑張ってくれたのに」

梓「グスグス」

唯「ソウルジェムが真っ黒……変身を解除して」

梓「え?」

唯「あずにゃんには申し訳ないんだけど……時間を戻して」

梓「え? え? え?」

唯「あずにゃんは時間を戻せるんだよね。こんな結末にならないように未来を変えられるんだよね」

梓「……でも、私は……ウルウル……何度やっても……」

唯「それはあずにゃんが1人だったからだよ」

梓「でも……誰に話しても……」

唯「次にやったら、結末は変わるかもしれない」

梓「……」

唯「信じようよ。もし、幸せな未来を信じられないなら、私を信じて」

梓「……唯先輩」

ヘンシンカイジョ

562 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 20:52:03.33 ID:somLMhqF0
唯「はい。グリーフシード」

シュワワワ

梓「私……自信が……」

唯「あずにゃんは強くなるよ」

梓「唯先輩……」

唯「チュッ」

唯先輩の唇が私のおでこに触れる。それは何だか、とっても心地よかった。また、あの頃みたいに……皆で音楽を……。

唯「本当は唇にしたかったんだけどね。今は……駄目」

梓「……唯先輩」

唯「エヘヘ。恥ずかしいから、耳栓をしててね」

梓「唯先輩……クスッ」

私は唯先輩に耳栓をされる。

唯視点

唯「トンちゃん」

唯先輩はトンちゃんに向き直る。

トンちゃん「数多の世界の運命を束ね、因果の特異点となった君なら、どんな途方もない望みだろうと、叶えられるだろう。さあ、平沢 唯――その魂を代価にして、君は何を願う?」

唯「私の願いは……」



563 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 20:52:56.01 ID:somLMhqF0
トンちゃん「そんな願いで良いのかい?」

唯「うん」

トンちゃん「分かった。君の願いはエントロピーを凌駕した」

ビュウウウウウウウウン。

唯「これが……私のソウルジェム」

私はあずにゃんにくるりと振り返る。

唯「変身して」

梓「?」

唯「おっと。耳栓を外さなきゃ。でも、その前に……トンちゃん」

トンちゃん「?」

唯「この世界では……私達の負けだよ」

トンちゃん「何の勝ち負けかは分からないが、たしかに中野 梓の目的を考えれば、負けかもしれないね」

唯「でも……あずにゃん、いや、次の世界の私達はあなた達に負けない!」

トンちゃん「それを僕に宣言されてもね」

唯「これは私の決意だよ」

私はあずにゃんの耳栓を外す。

唯「あずにゃんにお願いがあるの」

梓「お願い?」

唯「変身して」

梓「は、はい。ヘンシン」

唯「じゃあ……お別れだね」

梓「え?」

唯「あずにゃんに未来を託したよ」

梓「……」

唯「大丈夫。私はいつでも、あずにゃんを見守ってるよ」

梓「……」

私は盾に手をかける。

唯「最後に……チュッ」

私はあずにゃんのおでこにキスをする。

唯「さよなら。いい夢を」

梓「……さようなら」

ビュンッ!

564 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 20:53:21.87 ID:somLMhqF0
唯「……」

トンちゃん「いっちゃったね」

唯「……」

トンちゃん「最後に何かしなかったかい」

唯「ううん」

トンちゃん「しかし、君も変わってるなあ。『私がワルプルギスの夜を倒したら、街を元に戻す』だなんてさ」

唯「まあ、いろいろあるんだよ」

私は弓を構える。

唯「えいっ!」

ピシャアアアアアアアアアアン

トンちゃん「流石だね。ワルプルギスの夜を一撃だ」

唯「はあはあ……あずにゃん……頑張って」

パーン!

唯「バタンッ」

トンちゃん「ソウルジェムがグリーフシードに変わる前に、すぐに壊したのか」

ピカーン

トンちゃん「町が戻っていく……。やれやれだよ」

唯(あずにゃん……頑張ってね)

私の意識はここで途切れた。

プロローグ最終話 第12話『魔法少女』 終わり

プロローグエンド『>>565
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:05:22.73 ID:zukYFxmMo
始まり
566 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 21:22:51.53 ID:somLMhqF0
ピカーン

トンちゃん「町が戻っていく……。やれやれだよ」

唯(あずにゃん……頑張ってね)

私の意識はここで途切れた。

プロローグ最終話 第12話『魔法少女』 終わり

プロローグエンド『始まり』

タイトル 『魔法少女ユイ☆マギカ』

1 さいしょから(プロローグ)

2 さいしょから(梓編 澪ルート・和ルート・律ルート解放)

3 つづきから

4 設定

5 ゲームを終わる

>>568
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:23:51.63 ID:4W7odJSSO
Ksk
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:24:06.74 ID:pQnMRbA3o
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:25:41.53 ID:2i61JUz5o
2が見てみたかった…
570 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 21:30:54.80 ID:1gs9fmxSO
梓「ゲームをやめました」

唯「やめたのはいいけど、中途半端だね」

澪「個人的には欲求不満だが仕方がない」

律「どうする?」

梓「……」

1 新しいゲームだ

2 とりあえず、明日

>>571
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:31:30.16 ID:2i61JUz5o
2やっぱり、>>566の2でプレイする
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:35:59.27 ID:itHeMb7bo
あのさぁ・・
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:36:22.70 ID:2i61JUz5o
ごめん、無理だったら1で
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:36:50.83 ID:QCBJtojqo
選択しに無い物から無理やり自分のしたいように曲げるのはずるいと思わンかね?
575 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/28(日) 21:43:26.80 ID:1gs9fmxSO
梓「やっぱり、さっきのプレイを続けます」

律「そうかい」

紬「気が変わるのが早いのね」

唯「というわけで再開………といきたいが揉めてるみたい。あずにゃんの頭が」

梓「私が危ない人みたいな発言はやめてください」

唯「というわけで、もう1度、聞こうか」

1 ゲームを替える

2 ゲームを再開する

>>576−578の多い方

今日はこんなところで
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:44:49.79 ID:Mhyn9ce1o
ここで再開はフェアじゃないから1
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:45:05.94 ID:csQKfZC8o
1
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/28(日) 21:46:46.25 ID:uOR+mCMy0
1
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:49:04.94 ID:2i61JUz5o
唯が意味深な素振りをしてたのが気になったし…
期待してただけに中途半端で終わらせたくなくて強引に再開させてしまったけど
やっぱりフェアじゃないよな…すまなかった。
580 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/29(月) 05:47:07.74 ID:kybedXYX0
唯「実は、あれで最後までいって終わらせたかったら、ネタがないんだよね」

紬「とりあえず、これから選んで頂戴」

1 タイトル 未定

ストーリー

「誰でもいいから、嫁にして来い」

いきなり、呼び出されてののおじいさんの宣言。まあ、中野家として、世に血を残していくことに異論はないし、当然の意見かもしれません。しかし……。

「私、女ですから!」

そう。私の名前は中野 梓。名前からも分かるだろうけど、私は女の子。婿を取れなら、分かるけど……。

「安心せい。この薬を使えば……子供が作れるわ!」

おじいさんが出したのはえっと……男性器が生える薬。そんなの使うのより、普通に婿をもらえば、と言ってはみましたが……。

『お前みたいな貧相な身体じゃ、たいした婿は取れん』

失礼な話ですが、結局、押し切られ、桜が丘学園での嫁探しが始まりました。

ヒロイン 秋山 澪 平沢 唯 平沢 憂

2 タイトル 特別部活動

ストーリー

「はあ。いい女とやりたい」

俺、田井中 聡は音楽教師。とはいえ、音楽の才能があるわけでもなく、もっぱら、女の喘ぎ声を奏でる音楽をやっているわけだが……。

「どっかにいい女はいないか」

そんな時に前の性奴隷のさわ子から活きのいい部員がいることを知る。

「でかした」

俺は伝手を使い、桜が丘学園に赴任することにした。

ヒロイン 平沢 唯 秋山 澪 田井中 律 琴吹 紬 中野 梓 山中 さわ子

3 復讐

ストーリー

「あーあ、早く死なないのかな?」

私、中野 梓は現在進行形でいじめられている。まあ、そんなはよくある話ですが……。

「おい。さっさとドラムを磨けよ」

「私のキーボードもね」

「私のベースもな」

「私のギー太も。さっさとやれよ」

クラスだけではなく、たまたま、入った部活でさえも、いじめられている。普通はやめたいのですが……。

「やめたら、どうなるか……分かっているよね」

部活の妹から、こんな脅しをされ、もう、八方塞だ。

「ただで、死んでいいのかい?」

自殺をしたいと考えてきたときに突然、声をかけてきた、マスコットみたいな白い獣。

「僕なら、君のお手伝いをしてあげられるよ」

白い悪魔と出会って、私の復讐は幕を開けた

4 前のをまどマギのキャラで

5 その他OR却下

>>581−585

多いの
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/10/29(月) 06:27:38.15 ID:wZ9JSpMAO
1
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/29(月) 06:29:59.35 ID:7m4ucb0Ro
5 1 梓自身が強制で生やすのでなく、婚約者となった相手と結ばれた後に、どちらに生やすかを話し合ってから(安価でどちらにするかを)決められるようにする
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/29(月) 07:16:32.82 ID:m9J4lVYn0
1
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/29(月) 08:34:34.50 ID:68JEfaCso
2
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/29(月) 08:40:49.20 ID:LfbV8v55o
1
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/29(月) 08:42:05.58 ID:aoOwrK0+o
安価取るときは選択肢にある物で自分で上書きは無いと思うの
587 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/29(月) 12:10:32.81 ID:UtLp9GkSO
1 3票

2 1票

5 1票

よって、1

ストーリー

「誰でもいいから、嫁にして来い」

いきなり、呼び出されてののおじいさんの宣言。まあ、中野家として、世に血を残していくことに異論はないし、当然の意見かもしれません。しかし……。

「私、女ですから!」

そう。私の名前は中野 梓。名前からも分かるだろうけど、私は女の子。婿を取れなら、分かるけど……。

「安心せい。この薬を使えば……子供が作れるわ!」

おじいさんが出したのはえっと……男性器が生える薬。そんなの使うのより、普通に婿をもらえば、と言ってはみましたが……。

『お前みたいな貧相な身体じゃ、たいした婿は取れん』

失礼な話ですが、結局、押し切られ、桜が丘学園での嫁探しが始まりました。

ヒロイン 秋山 澪 平沢 唯 平沢 憂

タイトル『>>588
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/29(月) 12:12:19.24 ID:aoOwrK0+o
百合にゃん!
589 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/29(月) 18:21:52.88 ID:UtLp9GkSO
タイトル『百合にゃん!』

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タイトル『百合にゃん!』

プロローグ

車の中

梓「おじいさまはなんの用なんですかね」

梓父「さあ? まあ、あの人も突拍子もないからなあ」



私の名前は中野 梓。京あに学園に通う2年生。私は今、本家である中野本家に向かっています。中野という名前で分かると思いますが、中野家は病院から政治家、コンビニ等、様々な分野で権力がある財閥とやらです。私はその分家の娘。本来は本家とはそんなにかかわりあいがあるわけではないですが……



執事「着きました」

梓父「っと、着いたぞ」

梓「はい」

中野家 本家

執事「こちらで当主様がお待ちかねです」



590 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/29(月) 18:22:26.38 ID:UtLp9GkSO
ガチャリ

執事は扉を開けます。

祖父「来たか」

梓父「お久しぶりです。ほら、梓」

梓「えっと……お久しぶりです」

前に会ったのは正月にちょこっと、一言、二言、挨拶しただけだし、それ以外でも、そんなに会わないから、他人みたいなものだし。

祖父「うむ。まあ、座りなさい」

梓「は、はい」

私達は席につきます。

祖父「さて………お前達を呼び出したのは他でもない。次期当主についてだ」

『次期当主』

本来ならば、本家から、選ばれるべきではあります。しかし、お祖父様にも息子はいたはずです。なぜ、こんな話をここで?

祖父「たしかに私に息子は2人いた。しかし、1人は嫁をもらう前に亡くなり、1人は子宝に恵まれず、能力も高くはない。本人も自覚はしている。だから、仕方がないからのう。分家でもっとも、遺伝子や能力、他いろいろを総合して、優秀なのを調べた結果、おまえさんが選ばれたんじゃ」

梓「はあ」

祖父「なにより、おまえは我が、中野家の創設者、『中野 梓』に名前や容姿まで、そっくりじゃ。分家とはいえ、次期当主には相応しい」

無茶苦茶なことを言いますね。

祖父「で、おまえさんが当主になるには条件がある」

梓「条件?」

当主「うむ。これより、先を聞きたいか?」

梓「そりゃ……」

当然でしょう。

祖父「じゃろうな。しかし、これより、先を聞きたいということは次期当主にやる気ということじゃな」

梓「はい?」

祖父「次期当主になる気もないやつに教えてものう。聞いて、判断しようと考えがあるやもしれんが、下手に言えば、次のの候補者に言い出しかねん」

まあ、言ってることはもっともかもしれないですが、現段階で判断するには情報が足りません。

梓「私は……」

1 聞きましょう

2 聞きません

>>592

今日はこんなところで
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/29(月) 19:03:41.50 ID:0XpevTlDO
2
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/29(月) 19:07:09.23 ID:zrYzCOnvo
1
593 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/30(火) 05:48:05.37 ID:IhF+NWED0
梓「分かりました。話くらいは聞きます」

祖父「話を聞いたら、戻れんぞ」

梓「私が話を聞いて、断っても、他の人に同じ課題を課すとは限りませんから気楽ですよ」

祖父「さすが、次期当主」

違いますし。

梓「で、その課題とは?」

祖父「誰でもいいから、嫁にして来い」

梓「なるほど。嫁を……は?」

嫁……嫁とは元来は息子の妻や新婚の女性を指す。家制度が前提の時代には、外部から「家」に入ってくる女性という意味合いが強いです。つまりは妻。

梓「私は女性ですよ」

祖父「そんなのは見れば分かる」

梓「なら、普通は婿ですよ」

祖父「ふむ」

梓「というか、何で?」

祖父「中野家の繁栄のためよ」

梓「繁栄?」

祖父「うむ。よい子を産んで、次の世代に繋いでいくためよ」

梓「はあ。1つ、重要なことを言います」

祖父「言ってみろ」

梓「私は女です」

594 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/30(火) 05:48:48.46 ID:IhF+NWED0
祖父「そんなのは見れば、分かると言っただろ」

梓「私が嫁をもらっても、無駄です」

同性同士では子供は産むことはできないのです。

梓「普通は婿でしょ」

祖父「たしかに。しかし……」

お祖父様は私を一瞥する。

祖父「お前のような体格で婿をもらえるか?」

梓「なっ!?」

祖父「お前のような貧相な身体で婿をもらえるか?」

梓「……」

祖父「それだけではない。下手なのを婿にして、次期当主になれば、中野家没落に繋がる」

むしろ、没落させたくなりました。

梓「しかし、同性、というのもいろいろと問題が……」

祖父「安心せい。そこらへんは皆寛容じゃ」

いろいろとおかしい。しかし……。

梓「生物学的に無理です」

祖父「それは安心せい。パンパンッ」

ガチャッ。

595 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/30(火) 05:49:41.05 ID:IhF+NWED0
入ってきたのは……タクアンみたいな眉毛をした、暖かい感じの女性です。。

紬「琴吹 紬です」

梓「琴吹……」

中野家とは比較的、友好的関係の財閥のはず。

紬「琴吹家の次期当主です。よろしくね」

梓「は、はあ……どうも」

祖父「実はのう。この琴吹家の妻はメイドさんなんじゃ」

梓「は?」

菫「ど、どうも、妻です」

梓「……」

訳が分かりません。

祖父「琴吹家でも跡継ぎ問題があってのう。そんな問題を解決したのが……これじゃ」

何かのビンをテーブルに置く。

梓「これは……」

祖父「この薬を使えば……子供が作れるわ!」

梓「何ですか、これ」

祖父「男性器が生える薬じゃ」

梓「えっと……これを飲めと」

祖父「うむ」

梓「……」

紬「ちなみに私も飲みました。バッ」

ドーン。

スカートを上げ、男性器を見せる。

梓「で、でかい……って、そんなもの見せないで下さい!」

菫「お嬢様……立派です!」

祖父「うむ。琴吹家の次期当主にふさわしい一物じゃ」

ここにいる人は総じて、頭がおかしいんじゃないでしょうか

祖父「さて……お前さんはこれを飲んで、嫁さんを探して来い。これが課題じゃ」

梓「……」

祖父「で、お前さんはどうする」

梓「……」

1 分かりました

2 いやです

>>597
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 06:24:10.00 ID:YNxuZlB3o
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/30(火) 06:47:08.38 ID:UYxLeuyJo
1
598 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/30(火) 07:18:11.93 ID:cp9P99bSO
梓「分かりましたよ」

どうせ、断っても、飲まされるだろし。なら、自分の意思で飲んだほうがいいですからね。

祖父「うむ。明日の朝には生えるだろうて」

梓「ゴクゴク」

梓「思いの外、美味しいですね」

紬「吐露非狩古鬱味よ」

梓「なるほど」

祖父「さて。お前は京あに学園に通っていたな」

梓「はい」

祖父「明後日からは、桜が丘学園に通え」

梓「え?」

祖父「お前は次期当主じゃ。今からでは若干遅いが、お前なら、大丈夫だろう」

梓「そんな……勝手に……」

梓父「諦めなさい。ここまで、来たら、ね」

梓「いたんだ、お父さん」

祖父「で、これが花嫁候補じゃ」

お祖父様は私に3枚の写真を出します。

梓「3枚?」

祖父「たくさん、生徒はいるが、おまえの眼にかなうのは3人じゃ。むしろ、それ以上というなら、オリキャラを出すしかないからのう」

訳がわからないけど、まあ、いつものことだ。ちゃんと、話したのは今日が初めてなのにそう思えるのは悲しい。

梓「で、候補者は……」

写真とともにプロフィールとか書かれています。

紬「私の友達とその妹よ」

梓「はあ……だから、詳細に書かれているんですね。というか、あなたも通ってるんですね。桜が丘学園に」

紬「ええ。ちなみに女子校よ」

祖父「余計な邪魔ははいらんから、安心せい」

梓「しかし……女子校なのに、あなたは通えるんですか?」

紬「性別的には女よ。それに菫ちゃんしか、興味はないわ」

菫「お、お嬢様(///∇///)」

紬「ちなみに私はこの学園の3年よ。でも、気にしないで、気軽にムギと呼んでね」

梓「えっと……よろしくお願いします、ムギ先輩」

紬「よろしく。で、早速、資料を見て」

梓「はあ」

紬「まず、1人目>>メインヒロイン)」

1 平沢 唯

2 秋山 澪

3 平沢 憂

>>599ー601 多いやつ
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 07:25:06.84 ID:YNxuZlB3o
1
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 07:45:36.95 ID:CPhzeLhHo
2
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 07:49:56.80 ID:sVPctQbao
602 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/30(火) 07:57:22.13 ID:cp9P99bSO
紬「まず、1人目は秋山 澪」

秋山 澪と呼ばれる人は可愛くて、中々の私にはないものを持っています。

祖父「世の中は不公平じゃ」

梓「そうで……うるさいです!」

紬「学年は私と同じ。軽音部に所属しています」

梓「軽音部?」

お嬢様らしくない部活ですね。

紬「私も同じ部活に入ってるわ」

祖父「仲良くなるには同じ部活に入らなくてはな」

梓「言われなくても」

もともと、私はギターをやっていましたから、こういう部活があるなら、大歓迎です。

紬「データとして、秋山家は元来、>>603を生業として、発展してきました」
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/30(火) 08:38:29.09 ID:r1AA6nMF0
金融業
604 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/30(火) 12:22:31.97 ID:cp9P99bSO
紬「データとして、秋山家は元来、金融業を生業として、発展してきました。秋山 澪ちゃんは1人娘です」

梓「秋山……名前くらいは聞いたことはあります」

金融業界では大手で、銀行、証券、消費者金融等で名をはせています。この企業は驚くほど、顧客に優しいことで有名だとか。

梓「たしかに関係を結めば、大いにメリットはありますね」

お金の流れを手中におさめるのは重要ですからね。

紬「さすがね」

祖父「すでにメリットを考えるとは……」

梓「別にそれだけで決めませんが」

紬「他には秋山 澪ちゃんは品行方正、容姿端麗、才色兼備といった感じかしらね」

梓「そんな人と私は釣り合うんですか?」

紬「まあ、最後のは周りの評価ね。付き合って、関係を深めていけば、新たな顔が見えるかもしれないわ」

梓「はあ」

祖父「まず、1人目はこんなものじゃ。次」

紬「次は>>」

1 平沢 唯

2 平沢 憂

>>606
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 15:11:21.43 ID:rM2OsK/Mo
1
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 18:00:29.65 ID:rLH7Nll8o
607 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/30(火) 18:35:48.92 ID:cp9P99bSO
紬「次は平沢 憂ちゃん

ポニーテールの柔らかな笑顔で可愛らしいですね。

紬「性格はしっかりもので真面目。能力だけなら、澪ちゃんを凌ぐわ」

梓「それはすごい」

紬「平沢家、次期当主」

梓「ほうほう」

紬「しかし、シスコン」

梓「……は?」

祖父「萌えじゃな」

紬「萌えね」

意味が分かりません。

梓「そういえば、平沢 唯とありますが、姉妹ですか?」

シスコンらしいですし、

紬「…………………平沢 唯ちゃんね」

写真を見ると、ぽわぽわと優しくて、明るそうな女の子ですね。

紬「平沢 憂ちゃんのお姉ちゃんで平沢 唯。年は私と同じ。部活も私と同じよ」

見事に知り合いだらけですね。

紬「平沢家の長女よ」

梓「長女?」

普通は……

梓「次期当主は普通は長女ですよね」

紬「………いろいろ、あるのよ」

祖父「本来ならば、妹のみ候補者なんじゃが……まあ、いろいろあってのう」

そのいろいろが何か知りたいですが、興味本意で聞いてはいけない気がします。

紬「このまま、唯ちゃんの紹介にいくわ。性格は明るくて、元気がある、天然」

梓「天然……」

紬「成績は……一桁よ」

梓「へー。頭がいいんですね」

成績で一桁に入れるとは。

紬「下から数えて」

梓「………」

紬「運動についても……まあ、同じよ」

梓「……」

よく、通えますね。

紬「スタイルは3人で1番下とはいえ、発展途上。まだまだ、予断を許さないわ」

梓「はあ」

紬「平沢家は中野家と同じように手広く、やってはいるものの、広く、浅くといった感じね」

梓「なるほど」

608 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/30(火) 18:37:18.23 ID:cp9P99bSO
祖父「以上が候補者じゃ」

梓「まあ、大体は分かりましたよ」

祖父「ちなみに1人には絞らん。孕ませられるだけ、孕ませてこい」

なんてことを孫に言う人だろう。

紬「というわけで、梓ちゃんの花嫁探しのハジマリ、ハジマリー」

プロローグ終了

今日はこんなところで

よくあるエロゲ風(平民が金持ち的な)に始めてみたけど、こんな感じで大丈夫ですかね

1 いい

2 ダメ

>>609ー611 多い方
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/30(火) 18:38:43.08 ID:ojf576ZY0
1
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 19:05:47.56 ID:rM2OsK/Mo
1すばらしい
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/30(火) 20:09:28.00 ID:UYxLeuyJo
1
612 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/31(水) 06:00:51.42 ID:glHP2+6Z0
補足 メインヒロインに律を忘れました。

第1話 『準備』

次の日

チュンチュン

梓「ムクリ」

梓「ふぁーあ……あれ? ここは……」

見知らぬ天井?

梓「って、そうか……」

昨日はお祖父様に呼ばれて……。

613 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/31(水) 06:01:20.98 ID:glHP2+6Z0
回想

祖父「今日から、ここに住みなさい」

梓「は?」

祖父「中野家次期当主たるもの、貧相な家に住まわせるわけにはいかん」

回想終了

614 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/31(水) 06:02:23.34 ID:glHP2+6Z0
というわけで、私はこの豪邸に住むことになりました。

梓「はあ……トイレに行こう」

トイレ

梓「……」

コンニチワ

私の股間に小さい頃に見た、お父さんのよりでかいものが……。

梓「……なんですか、これはあああああああああああああああああああ」

私は気が動転したまま、トイレを出る。

メイド「どうしましたか……きゃああああああああああ」

メイド「きゃああああああああああああ」



615 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/31(水) 06:03:19.73 ID:glHP2+6Z0
祖父「ふむ……生えて、いきなり、メイドに見せつけるとは……」

梓「好きでやったわけではありません」

梓母「すいません、お祖父様」

梓父「娘が……粗末な物を見せつけてしまって」

祖父「気にするな。それに中々のサイズだったとメイド達も言っておったわ」

決して、嬉しくはない。

梓「今日は……荷物でも整理……」

祖父「心配はいらん。業者がすでに自宅から、荷物を運んでおる」

梓「はやっ!?」

梓父「学園でも、見学してきてはどうだ?」

梓母「手続きもあるしね」

梓「なるほど」

明日から通うわけですしね。

祖父「ん、よし。それなら……」

携帯でどこかに連絡をする、お祖父様。嫌な予感しかしません。

祖父「……よし。安心せい。案内をつけてもらうように言っておいたわ」

梓「それはありがとうございます」

初めての場所だから、それは心強いです。

メイド「お嬢様。これが、制服です」

梓「制服?」

メイド「桜が丘学園のです」

梓「ああ。なるほど。早いですね」

メイド「お金の力はすごいのです」

梓「……まったくです。しかし……」

祖父「どうしたのじゃ?」

梓「……」

股間にこんなものがあって、大丈夫なのでしょうか」

バンッ!

紬「心配はいらないわ!」

梓「また、出ました!?」

紬「これをつければ、目立たないようにできるわ!」

サポーターを掲げる、ムギ先輩。

紬「私もつけてるわ」

梓「はあ……」

なら、大丈夫なのでしょうかね。

梓「じゃあ、着替えてきますね」
616 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/31(水) 06:03:52.59 ID:glHP2+6Z0
運転手「どうぞ」

梓「ん……」

しかし……運転手付きで学園にいけるとは……。

梓「まるで、お嬢様になったような気分ですね」

というか、なったんですが。

梓「そういえば、ムギ先輩が案内するんじゃないんですかね」

運転手「学園で案内をしてくださる方がいるそうです」

梓「ふーん」

ムギ先輩がそのまま、案内してくれたほうがいい気がしますがね。

617 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/31(水) 06:04:44.24 ID:glHP2+6Z0
運転手「どうぞ」

梓「ん……」

しかし……運転手付きで学園にいけるとは……。

梓「まるで、お嬢様になったような気分ですね」

というか、なったんですが。

梓「そういえば、ムギ先輩が案内するんじゃないんですかね」

運転手「学園で案内をしてくださる方がいるそうです」

梓「ふーん」

ムギ先輩がそのまま、案内してくれたほうがいい気がしますがね。

618 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/31(水) 06:05:59.07 ID:glHP2+6Z0
>>617 ミス

学園

運転手「こちらです」

ガチャッ。

梓「ありがとうございます」

私は校門の前で……いや。

梓「これが……校門?」

まるで、貴族の家のような門の前で立ち尽くす、私。

梓「す、すごい……」

???「あ、あなたが、な、中野さんですか」

梓「? は、はい、そうですが……」

???「そ、そうか……ゴホン」

突然、黒髪の長い髪をした女の人……というか、あの写真で見た……。

澪「本日の案内をさせてもらう、秋山 澪だ」

秋山……澪……さん。

澪「よろしくな。ニコッ」

梓「カアッー」

梓「よ、よろしくお願いします」

澪「まずは……職員室だったか」

梓「は、はい」

テクテクテクテク

梓「わ、わざわざ、すいません。休日に案内なんか……」

澪「ん? たまたま、部活で休日に来ただけだから気にしないでいいよ」

梓「そ、そうですか」

澪「おっと、ここが職員室だ」

619 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/31(水) 06:06:25.86 ID:glHP2+6Z0
職員室

先生「ん、これでよし。明日から、よろしくな」

梓「あ、ありがとうございます」

さすがは金持ちが通う学園。先生からして、雰囲気が違いますね。

梓「失礼します」

ガララッ

澪「終わったか」

梓「は、はい」

澪「じゃあ、簡単に学園を案内するよ。ニコッ」

梓「は、はい!」

澪「そうだな……まずはどこから見たい?」

梓「……」

1 教室

2 特別教室(家庭科室等)

3 トイレ

4 校庭

5 体育館

>>621
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/31(水) 06:56:38.83 ID:K1BEjfU+o
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/31(水) 07:29:50.82 ID:M4vbiULJ0
1
622 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/31(水) 07:50:01.47 ID:lUWlZFpSO
※4月中旬くらいの設定で

梓「教室がいいです」

自分のクラスを早く見てみたいですし。

澪「ん、何年生だ?」

梓「2年です」

しかし、秋山さ……歳上だよね、たしか。秋山先輩は綺麗だなあ。写真で見るより。さっきは見とれちゃいました。

澪「こっちだよ」

梓「は、はい」

テクテク

梓「にしても……」

澪「どうした?」

梓「本当に学園ですか?」

下には絨毯が敷いてあり、窓も高そうだし。まるで、中世のお城みたいですし。

澪「学園なんて、こんなものだろ? ニコリ」

梓「いやあ……それはないですよ」

実際、前の学園なんて、廊下は汚いかったですし。

澪「ここだよ」

梓「ふむふむ。……すごい」

教室を覗くと、机や椅子も高級そうだし、清潔感のある教室です。前の学園なんか、男子が食い散らかしてたり、女子の物が多かったりで、あまり綺麗ではなかっですし。

澪「1年生が4階、2年生が3階、3年生が2階だ」

梓「分かりました」

まあ、とはいえ、あまり、他学年には行きませんが。

澪「次はどうする?」

梓「次は……」

1 特別教室(家庭科室等)

2 トイレ

3 校庭

4 体育館

5 もう、いいです

>>624
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/31(水) 08:06:20.67 ID:K1BEjfU+o
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/31(水) 08:39:27.18 ID:hWsYiZ4eo
2
625 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/31(水) 12:22:44.89 ID:lUWlZFpSO
梓「あ、あの……お、お手洗いに……」

澪「ん、分かった」

せっかく、案内してもらってるのにお手洗いに案内してほしいと言うのも、恥ずかしいですが、死活問題ですし。

澪「こっちだよ」

梓「は、はい」

テクテク

梓(し、しかし……え、えっちいです)

澪先輩はスタイルがいいし、大人の女性みたいな感じで、とてもアダルティです。

ムクムク

梓「!」

わ、わ、私の股間がエッチな秋山先輩の身体に反応して……大きくなりました。

梓(これが……勃起)

昨日……

回想

昨夜

紬「子作りには知識が必要よ」

梓「そうなんですか?」

祖父「当然じゃ。次期当主たるもの、女1人満足させることができなくて、どうする」

紬「というわけで、2人○っち全巻よ。これを熟読しなさい」」

回想終了

徹夜で途中まで読みましたが……つまりはああいう行為を……

ムクムク

妄想は止まることなく、溢れだし、私の股間はやばいです。

澪「ここだよ………どうした?」

梓「な、何でもありません。では」

私は慌てて、トイレに駆け込みました。



澪「大丈夫か? うなりごえが聞こえたけど」

梓「は、はい」

邪念を振り払うために素数を呪文のように唱えたかいがあり、なんとか、正常に戻りました。しかし、こんなんでやっていけるんですかね。

澪「次はどこがいい?」

梓「次は……」

1 特別教室(家庭科室等)

2 校庭

3 体育館

4 もう、いいです
>>627
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/10/31(水) 14:35:43.48 ID:VkYl40NAO
3
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/31(水) 15:05:55.77 ID:QpNxrjYo0
3
628 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/10/31(水) 18:16:39.34 ID:lUWlZFpSO
梓「体育館で、お願いします」

澪「体育館………ああ。アリーナか。いいよ」

こんなお城みたいな学年の体育館なんて、想像ができませ。

梓「やっぱり、広いんですか?」

澪「たいしたことはないよ。バスケットコート6面分くらいさ」

梓「ひろっ!?」

普通の学園とは比べ物にならない広さだ。

澪「そうか? まあ、パーティーとかにも使うしな」

梓「パーティー?」

澪「月に1度は開かれる、社交パーティーだ」

梓「へー」

そんなのがあるんですか。

梓「楽しみですね」

澪「そんなに楽しいものではないよ。所詮はコネ作りが目的だし」

梓「……」

まだ、学園生なのに、何だか黒い話です。

澪「ついた。ここだよ」

ガチャ

梓「わあああ」

アリーナはとても広く、しかも、綺麗。

梓「あんまり、運動はしないんですか?」

澪「いや、するよ。部活も活発だし」

梓「にしては、綺麗ですね」

澪「2週間に1回は業者が掃除とかするからな」

梓「……」

お金ってすごい!

澪「まあ、アリーナはこんなところかな。次はどうする?」

梓「次は……」

1 特別教室(家庭科室等)

2 校庭

3 もう、いいです
>>630

今日はこんなところで
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/31(水) 18:40:29.42 ID:hWsYiZ4eo
3
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/31(水) 18:41:27.12 ID:mm3L721co
1
631 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/01(木) 05:18:08.17 ID:/GmSbDSv0
梓「特別教室をお願いします」

澪「うん。分かった」

テクテクテクテク

澪「このエリアだな」

秋山先輩が案内してくれたのはたくさんの教室があります。

梓「いろんな教室がありますね」

澪「ここには家庭科室や茶道室、華道室、音楽室とかがたくさん並んでるんだ」

真ん中二つはともかく、家庭科室か音楽室は普通の学園みたいで安心しました。

澪「ここは映画鑑賞室、ここが喫茶室」

梓「……」

いろいろと不思議な教室もあるようです。

澪「ちなみにこの特別教室等を越えると、部活エリアだ」

梓「へー」

流石は金持ち学園。私が前にいた学園とは比べ物になりません。

澪「とはいえ、部活の活動上、この特別教室とかを利用する部活もあるけどね」

梓「なるほど」

澪「まあ、こんなところかな。次はどうする?」

梓「次は……」

1 校庭

2 もう、いいです

>>633
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/01(木) 08:40:55.94 ID:3Fqo/PxUo
1
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/01(木) 09:01:42.67 ID:XHCRSScDO
1
634 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/01(木) 18:18:51.68 ID:nQPTF3BSO
梓「校庭で、お願いします」

澪「分かった」

テクテクテクテク

梓「しかし……校庭もすごいんでしょうね」


アリーナからして、あれでしたし。

澪「たいしたことはないよ。……っと、着いた。ここだよ」

梓「ひろっ!?」

澪「ここはテニスコート16面にサッカー場、陸上競技場くらいがあるよ」

もはや、校庭なんでしょうか。というか、サッカー場?

澪「レクリエーションとかで、プロや代表をよんでの観戦をするんだよ」

梓「……」

レクリエーションでそんなことまで……。

梓「恐ろしい学園ですね」

あらためて、思います。

635 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/01(木) 18:19:21.06 ID:nQPTF3BSO
澪「これであらかた廻ったかな」

梓「はい」

正直、こんなところに通うことになるとは……神経が麻痺しそうですね。

澪「最後に案内したいところがあるんだ。時間はいいかな?」

梓「は、はい。大丈夫です」

澪「ありがと。こっちだよ」

テクテクテクテク

澪「ここだよ」

梓「軽音……部?」

たしか、軽音部に入ってると言ってましたね。

澪「音楽には興味はある?」

梓「はい。前の学園でも、軽音部でしたし」

澪「なら、よかった。コンコン。入るぞー」

ガチャ

636 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/01(木) 18:20:14.64 ID:nQPTF3BSO
???「グデー」

紬「あら、澪ちゃん。案内ご苦労様」

菫「梓様もお疲れ様です」

私が部室に入ると、優雅にお茶を飲む、ムギ先輩と後ろに控えるメイド……たしか、菫だったっけ。後、だらしなく、両手を投げ出し、突っ伏している女の子がいます。

澪「唯。だらしないぞ」

唯「………ん? ああ。澪ちゃん。やっほー」

唯と呼ばれる、女の子は顔をあげます。

梓(この人は……)

たしか、平沢 唯さんだったはず。

唯「んー……………その子、誰?」

平沢 唯さんはキラリンと目を光らせます。

梓「え、えっと……」

紬「この子は中野 梓ちゃん。2年生の転入生よ」

澪「なんだ、知り合いなのか?」

紬「まあね」

唯「ほう……2年生……」

梓「ゴクリ」

ユラユラと立ち上がり、私に近づいてきます。
637 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/01(木) 18:20:47.90 ID:nQPTF3BSO
梓「な、何ですか……」

唯「この子……………かわいい!」

ダキッ!

梓「にゃっ!?」

私にいきなり、抱きついてくる、平沢 唯さん。

唯「スリスリ」

お嬢様らしくないこの人は一体……。

澪「唯。やめないか。中野さんも困ってるだろ」

唯「えー。こんなにかわいいのに」

それは関係あるんでしょうか。しかし……。

ムクムク

梓「……」

平沢 唯さんの柔らかい身体に甘いにおいに私の股間がまた………。

梓(ま、まずいです……)

638 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/01(木) 18:21:24.80 ID:nQPTF3BSO
唯「エヘー」

紬「唯ちゃん。あんまり、無理矢理抱きついてると嫌われちゃうわよ」

唯「それは困る」

バッと距離を取る、平沢さん。

唯「えっと……お名前は……中野 梓ちゃん……梓ちゃんでいい?」

梓「は、はい」

唯「私は平沢 唯。唯でいいよー。エヘー」

梓「では……唯先輩で」

澪先輩の笑顔を綺麗と表現するなら、唯先輩の笑顔はかわいいというべきでしょうか。見ていて、明るくなる笑顔です。

唯「うん! よろしくね!」

梓「こちらこそ」

紬「今朝以来ね」

梓「できれば、2度と会いたくはなかったですが」

紬「つれないわね」

澪「2人は何なんだ?」

紬「知らない? 彼女は中野家の次期当主よ」

澪「!」

唯「中野家?」

639 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/01(木) 18:22:08.62 ID:nQPTF3BSO
秋山先輩は『こいつが……』みたいな表情をし、唯先輩は『中野家? 何それ、美味しいの?』みたいな表情をします。

澪「なるほどな。なら、知り合いでも、おかしくないか」

唯「どうして?」

澪「中野家と琴吹家の仲がいいのは周知の事実だろ」

唯「ほうほう。そうだっけ?」

澪「にしては、何で、急に転入なんだ?」

たしかに次期当主なら、初めから、ここに入学しますからね。

紬「家の諸事情よ」

便利な言葉です。

澪「なるほどな」

唯「ジー」

梓「ど、どうしました?」

640 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/01(木) 18:22:47.01 ID:nQPTF3BSO
唯「梓ちゃんは軽音部に入るの?」

梓「そのつもりですが……」

唯「じゃあ、楽器とか、演奏できるの?」

梓「まあ……それなりに」

もっとも、こんな設備のお嬢様樣達の前では下手くそなレベルでしょうが。

唯「どんな楽器?」

梓「一応、ギターです」

唯「ギター! 私もギター!」

梓「へー」

秋山先輩がギターかと思いましたが。

唯「なら、弾いてみて。先輩が評価してあげるよ!」

澪「早速、先輩風を吹かせてるな」

梓「ギターがないんですが……」

唯「私の使っていいよ」

梓「ありがとうございます。では……」

演奏後

梓「っと……」

唯「ポカーン」

澪「普通に……」

ヒソヒソ

紬「上手ね」

ヒソヒソ

梓「ど、どうでしたか、唯先輩」

唯「ポカーン」

梓「ゆ、唯先輩?」

澪「唯」

唯「ハッ!?」

唯「え、えーと……」

唯「>>642
641 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/01(木) 18:24:31.29 ID:nQPTF3BSO
今日はこんなところで

>>643
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/01(木) 18:33:57.60 ID:V7l7pr+vo
あ、あんまりうまくないね!
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/01(木) 18:38:36.98 ID:qpob7k1eo
ま、まだまだだね!

(もちろん見得張っている)
644 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/02(金) 06:11:31.71 ID:3WYGY3JL0
唯「ま、まだまだだね!」

澪「お、おい、唯……」

梓「ですよね」

設備もしっかりしているし、何より、この学園に集まるのはお嬢様ばかり。私のレベルなんて、たいしたことはないでしょうし。

梓「では、唯先輩の演奏を聞かせてください」

唯「え!?」

梓「はい。ギター、ありがとうございます」

唯「ど、どうも」

梓「いいギターですね」

唯「あ、ありがとう」

梓「では、お願いします」

唯「タラタラ」

梓「どうしました?」

唯「き、今日はちょっと、腰の調子が……え、演奏はまた、今度ね」

澪「おいっ!」

唯「梓ちゃん! ギター教えてください!」

梓「は?」

澪「切り替え、はやっ!?」

645 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/02(金) 06:12:14.49 ID:3WYGY3JL0
コンコン

ガチャッ。

先生「あなた達、まだ、残ってるのか?」

澪「せ、先生……」

先生「早く、帰りなさい」

澪「は、はい」

ガチャッ

梓「あの人が顧問ですか?」

澪「違うよ。別の人だ。今日は休みだからな」

唯「だから、私もグデーとしてたよ」

澪「それはいいのか」

紬「ごめんなさいね。無理を言って」

澪「いや、別にいいよ。こうやって、かわいい後輩に出会えたんだからさ」

梓「か、かわっ!?」

唯「澪ちゃんの言うとおりだね。こんな集まりなら、大歓迎だよ!」

梓「ゆ、唯先輩まで……」

紬「うふふ。そう言ってもらえて、よかったわ」

菫「お嬢様。帰宅の準備ができました」

紬「そう。皆は?」

唯「わわ」

澪「私は大丈夫だよ」

唯先輩は慌てて、澪先輩はすでにバックを持っています。私は当然に、手ぶらですからね。

澪「明日も部活はあるから」

唯「待ってるよー」

梓「はいっ!」

646 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/02(金) 06:12:40.24 ID:3WYGY3JL0
帰宅後

梓「しかし、電話1本で、迎えが来るとは……」

金持ちとはなんともすごいものです。

梓「はて………何か、忘れているような」

昨日からのめまぐるしい動きで頭がついていってませんが……まあ、たいしたことはないでしょう。

梓「食事にしましょう」

アナザービュー

???「くっそー、梓のやつ。約束すっぽかしやがって」

何度、電話をかけても、出ないし。

???「明日、とっちめてやる」

アナザービュー終了

647 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/02(金) 06:13:09.50 ID:3WYGY3JL0
次の日

梓「ふぁあー……」

メイド「おはようございます、お嬢様」

梓「お、おはようございます」

な、慣れませんね、メイドさんには。

梓「金持ちになった気分です」

私は食堂の椅子に腰掛けます。

梓父「気分じゃなくて、金持ちなんだよ」

梓「あ、お父さん」

梓父「おはよう」

梓「おはようございます」

梓父「今日から、学園だな」

梓「はい。……あっ」

そういえば……。

梓「携帯電話……」

昨日はお屋敷でもらったのをしてましたが……。

祖父「ほれ。お前さんの携帯じゃ……」

梓「え? これ……」

648 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/02(金) 06:13:37.73 ID:3WYGY3JL0
最近のスマートフォンとかいうのじゃないですか。

祖父「次期当主たるもの、最新のにしておかないとな」

梓「前の携帯は?」

祖父「安心せい。適切に処分した」

梓「処分って!」

前の携帯には友達とかの連絡先が……。

祖父「いいか、梓。お前はすでに次期当主になるものだ。庶民とは住む世界が違うのだ」

お祖父様は諭すように言います。

祖父「お前に金があることを知れば、お前にたかろうと媚びを売るものが増えるだろう。金の力とはそれだけ、怖いのじゃ」

梓「……」

祖父「だから、諦めるのじゃ」

梓「そんな!」

梓父「落ち着きなさい。学園の時間だ」

梓「……」

納得はできませんが……転入早々遅刻はまずいですし。

梓「……まあ、納得はできませんが……今回は許してあげます」

祖父「お詫びに、メイドを選ぶ権利をやろう」
649 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/02(金) 06:14:03.50 ID:3WYGY3JL0
梓「メイド?」

執事「お嬢様の通う学園にはメイドや執事を1人、連れて行くことができるのです」

梓「なんで、また……」

執事「身の回りのお世話やボディーガードも兼ねているのです」

梓「なるほど」

梓母「ほら、梓。サッサと準備しなさい」

梓「はーい」

学園

運転手「ではいってらっしゃいませ」

梓「……」

さて……時間はあるけど……。

1 まっすぐ、職員室に

2 ちょっと、学園内を探索しようかな

3 外をお散歩しようかな

>>651
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/02(金) 07:45:46.05 ID:nSQkHbseo
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/02(金) 07:57:08.84 ID:ydC6YmCCo
2
652 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/02(金) 08:31:10.74 ID:7Gn7a3ESO
梓「ちょっと、学園内を探索しようかな」

広い学園だからね。迷子にならないように私もなれないとね。

梓「よーし!」



梓「迷いました」

ここはどこでしょう。

梓「お約束すぎです」

昨日、案内してもらったとはいえ……この学園は広すぎます。

梓「どうしよう……」

???「あの……」

梓「ん?」

???「どうしました?」

ポニーテールの女の子……たしか、名前は……。

梓「平沢 憂……」

憂「え!? わ、私の名前を知ってるんですか!?」

そういえば、初対面でした。

梓「き、昨日、お姉さんに会って……」

憂「あ、ああ……となると、あなたは……中野 梓さん?」

梓「は、はい。あなたこそ、どうして、私の名前を?」

憂「お姉ちゃんが話してたからね。いたく、気に入られたみたいだよ」

梓「あ、あはは」

憂「ただ……1つ、忠告しておくね」

ギロリと私をにらみつける、平沢さん。

憂「生半可な覚悟でお姉ちゃんに近づかないで。じゃないと……」

梓「ゾクッ」

な、なに、この人も殺しかねない、目は……。

憂「……ごめんね。怖がらせちゃったね」

梓「え、気にしないで……それだけ、お姉ちゃんが大切なんでしょ」

憂「………うん」

ニコリ

優しい笑顔になる、平沢さん。

憂「ところで、何をしてるの?」

梓「ま、迷っちゃって」

憂「そうなんだ。まあ、この学園は広いからね」

梓「あはは」

憂「ところで、中野って……もしかして、最近決まった、次期当主さんって、あなた?」

梓「あ、あはは……一応」

そこは話さなかったんですか。

憂「………なるほど。まあ、いこっか」

梓「うん」

653 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/02(金) 08:31:47.62 ID:7Gn7a3ESO
教室に向かう途中

テクテク

さて……。

梓(初めの挨拶が肝心です。初対面の印象はとても大事です)

第一印象が面接とかで、大いに左右されたりもしますからね。

先生「ここがあなたのクラスよ」

梓「は、はい」

ガチャ

ビシーン

す、すごい……皆、ただ、座って、ホームルームを待っています。

梓(普通なら、お話とかもするのに……)

異様なのは後ろにはメイドや執事が控えていること。やはり、普通の学園ではないですね。

先生「彼女は転入生の中野 梓さん。では自己紹介を」

梓「は、はい」

梓「>>655
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/02(金) 10:25:10.32 ID:brTyjNlyo
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/02(金) 11:04:17.69 ID:4IBiVbSR0
な、中野梓です!よろしくお願いしみゃす!
…………します。(噛んだー…)カオマッカ
656 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/02(金) 12:21:08.53 ID:7Gn7a3ESO
梓「な、中野梓です!よろしくお願いしみゃす! …………します」

梓(噛んだー…)カオマッカ

クラスメイト達「シーン」

クラスメイト達は不審者を見る、警官のような目で、私を見つめてきます。

梓(こ、怖い……)

先生「とりあえず、あそこの席に座って」

梓「は、はい」

休み時間

梓「……疲れました」

1時間目は英語。私の学園の同じかと思えば……。

梓「レベルが違いすぎます」

習ったことのない、高度すぎる内容。流石はお嬢様学園。

梓「しかし……」

転入生名物の質問攻めとかがありませんね。

憂「同じクラスだね、、中野さん」

梓「あ、平沢さん」

憂「憂でいいよ。お姉ちゃんもいるし」

梓「なら、私も名前でいいよ」

憂「じゃあ、梓ちゃんで」

梓「うん」

憂「梓ちゃんはメイドとかいないの?」

梓「え、えーと……まだ……憂は?」

憂「私のは……」

和「お初にお目にかかります。真鍋 和です」

凛々しい感じの女の人が挨拶をしてきます。

梓「あ、どうも……中野 梓です」

憂「和ちゃんは由緒代々、平沢家の当主を守る家系なんだ」

梓「へえー」

憂「ちなみに和ちゃんは……」

1 北斗琉拳の使い手なんだよ

2 料理がうまいんだよ

3 夜の相手がうまいんだよ

4 その他

>>658 複数選択可
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/11/02(金) 12:32:47.61 ID:jY9P56cAO
3
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/02(金) 12:33:42.93 ID:yEqaXJKFo
2、3
659 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/02(金) 18:12:26.65 ID:7Gn7a3ESO
憂「ちなみに和ちゃんは……料理や夜の相手がうまいんだよ」

梓「へー……夜の相手?」

憂「うん」

梓「えっと……夜の相手って……」

憂「エッチだよ」

梓「え、エッチ……(///∇///)」

な、なんということを笑顔で告白するんでしょうか。

梓「と、ということは2人は……つ、付き合ってるんですか?」

ムギ先輩と菫も婚約していたはず。わりと、珍しくないのかな?

憂「え?」

和「は?」

2人は何言ってんだ、こいつ、みたいな表情をします。

憂「私と和ちゃんはただの主人とメイド、主従関係だよ」

梓「で、でも、エッチとかしてるんでしょ?」

憂「エッチしてるからって、そういう関係なのも……」

梓「え?」

憂「古いんだね、梓ちゃん」

新しい、古いの問題なのかな?

和「次期当主たるもの、相手の殿方を満足もさせられないと」

梓「殿方?」

憂「私も次期当主。いずれは優秀な殿方を婿にいれないと」

私はそれを聞いて……。

1 嫌だと思いました。

2 大変だな、と思いました。

>>661

今日はこんなところで
660 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/02(金) 18:13:21.36 ID:7Gn7a3ESO
憂「ちなみに和ちゃんは……料理や夜の相手がうまいんだよ」

梓「へー……夜の相手?」

憂「うん」

梓「えっと……夜の相手って……」

憂「エッチだよ」

梓「え、エッチ……(///∇///)」

な、なんということを笑顔で告白するんでしょうか。

梓「と、ということは2人は……つ、付き合ってるんですか?」

ムギ先輩と菫も婚約していたはず。わりと、珍しくないのかな?

憂「え?」

和「は?」

2人は何言ってんだ、こいつ、みたいな表情をします。

憂「私と和ちゃんはただの主人とメイド、主従関係だよ」

梓「で、でも、エッチとかしてるんでしょ?」

憂「エッチしてるからって、そういう関係なのも……」

梓「え?」

憂「古いんだね、梓ちゃん」

新しい、古いの問題なのかな?

和「次期当主たるもの、相手の殿方を満足もさせられないと」

梓「殿方?」

憂「私も次期当主。いずれは優秀な殿方を婿にいれないと」

私はそれを聞いて……。

1 嫌だと思いました。

2 大変だな、と思いました。

>>661

今日は、こんなところで
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/02(金) 18:14:08.58 ID:eMkW++bBo
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/02(金) 18:17:14.89 ID:nSQkHbseo
663 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/03(土) 05:48:36.28 ID:EUUmN5qf0
梓(大変だなー)

さすが、次期当主。これくらいはしないといけないんですかね。

梓「そういえば……」

憂「どうしたの?」

梓「転入初日って質問攻めにされるかと思ったんだけど……」

憂「皆、警戒してるんだよ。転入なんて、珍しいから」

梓「まあ……たしかに」

こんな学園ですからね。

キンコンカンコーン

梓「チャイムですね」

憂「そうだね。またねー」

梓「はい」

昼休み

梓「疲れたー……」

1時間目にも言いましたが、授業内容がハードすぎです。

憂「食堂に行こうか」

梓「食堂?」

憂「うん」

金持ち学園の食堂……興味があります。

梓「あっ……でも、お金が……」

憂「お金はタダだよ。授業料に含まれているんだ」

梓「そうなんだ」

なら、安心して、食べられますね。

梓「じゃあ、行こうか」

憂「うん」

テクテクテクテク

食堂

憂「今日は何にしようかなー」

梓「……」

メニュー表を見ると、和食の項目・洋食の項目・中華の項目があります。

憂「それぞれの一流がコックなんだよ」

梓「す、すごい……」

憂「どれにする?」

梓「……」

とはいえ、どれがいいのかは分からない。

梓「とりあえず……>>664
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/03(土) 06:53:35.32 ID:/Eya3gB90
中華の定番ラーメンを…
665 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/03(土) 07:37:11.90 ID:EUUmN5qf0
「とりあえず……中華の定番ラーメンを…」

憂「そう? なら、私は……洋食にしようかな」

和「では……ウエイターさん」

ウエイター「はい」

ウエイター!?

ウエイター「ご注文はお決まりでしょうか」

梓「ら、ラーメンを」

憂「私はシェフのお任せランチ・洋食を」

ウエイター「かしこまりました」

梓「これって……学食?」

憂「そうだよ」

梓「……」

恐ろしい……。

ウエイター「ラーメンです」

梓「……」

見たところ普通のラーメンですが……。

ウエイター「チャーシューは鹿児島の黒豚を使っています」

梓「……」

ラーメンですら、高級品に……。

憂「おいしそうだね」

梓「食べる?」

憂「いいの? ……と言いたいけど、私も食べられなくなっちゃうからまた今度頼むよ」

梓「そう」

放課後

梓「やっと……終わった……」

1日で精根尽き果てましたよ。

憂「梓ちゃん」

梓「あ、憂」

憂「放課後はどうするの?」

梓「軽音部に行こうと思ってるんだ」

憂「軽音部……」

梓「どうしたの?」

憂「……何でもないよ。それじゃ、私は帰るね。和ちゃん」

和「はっ」

どうしたんだろう。

梓「まあ、いいや。私は……」

1 まっすぐ、軽音部に

2 憂と途中まで行く

>>667
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/03(土) 07:51:56.45 ID:AQlkWBEDO
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/03(土) 07:53:48.04 ID:qTDkiwRN0
途中まで行って軽音部にGO
668 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/03(土) 08:52:33.03 ID:EUUmN5qf0


梓「憂」

憂「ん?」

教室を出て行こうとする、憂を呼び止めます。

梓「途中まで一緒に行こうよ」

憂「いいよ」

テクテクテクテク

梓「そういえば……」

憂「ん?」

梓「さっき、何か言いかけなかった?」

憂「……別に何も言いかけてないよ」

梓「そう?」

憂「ただ、お姉ちゃんが言ってたなって」

梓「そっか」

憂「梓ちゃんはギターうまいの?」

梓「んー、別にそんなにはうまくないと思うけど」

憂「そうなの?」

梓「うん」

憂「……お姉ちゃんを支えてあげてね」

梓「え?」

憂「何でもないよ。じゃあ、私はこっちだから」

梓「う、うん」

憂は意味深なことを言って、下校しました。
669 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/03(土) 08:53:04.81 ID:EUUmN5qf0
軽音部部室

梓「えっと……」

コンコン

ガチャッ

菫「どちら様……ああ、梓様」

梓「ど、どうも」

菫「皆さん、お待ちですよ」

梓「は、はい」

私は菫に案内され、部屋に入る。

唯「やっほー、梓ちゃん」

澪「お疲れ、中野さん」

紬「お疲れ様」

梓「お、お疲れ様です」

唯「ジー」

澪「な、何だよ、唯」

唯「せっかく、同じ部員になるんだから、名前で呼び合おうよ」

澪「……そうだな。じゃあ、梓」

梓「は、はい」

澪「私も名前でいいよ」

梓「じゃあ……澪先輩」

澪「うん」

???「可愛らしい子ね」

670 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/03(土) 08:53:52.75 ID:EUUmN5qf0
梓「ひいい」

突然、背後から、声が聞こえて振り返ると……。

???「どうも♪」

眼鏡をかけた女の人が立っています。

梓「ど、どちら様ですか?」

紬「顧問の山中 さわ子先生よ」

さわ子「よろしくね」

梓「こ、こちらこそ」

さわ子「ところで」

梓「は、はい」

さわ子「かわいい服とか着てみない?」

梓「は?」

さわ子「あなたにはネコミミが似合いそうね」

梓「い、いや……」

さわ子「ほら」

ネコミミソウチャク

671 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/03(土) 08:54:24.85 ID:EUUmN5qf0
梓「ちょっ……」

唯「パアアア。ね、ねえ、にゃあって言ってみて」

梓「にゃあ」

皆「パアアア」

梓「しまった!?」

唯「あだ名はあずにゃんに決定だね!」

梓「え?」

唯「あずにゃーん!」

ダキッ

梓「にゃう!?」

唯先輩が抱きついてくる。そして、股間も元気いっぱいに……。

梓「わ、わ、わわわ」

澪「やめないか、唯」

唯「うー、こんなにかわいいのに」

パッと離れる、唯先輩。ほっ。

梓「あの……」

澪「なんだ?」

梓「昨日は聞けませんでしたが……皆さんの演奏を聞いてみたいです」

澪「……」

唯「……」

紬「……」

菫「……」

さわ子「……」

梓「あ、あれ?」

何か、地雷を踏んだのかな?

唯「え、演奏だね」

澪「い、今から、準備するから待っててくれ」

梓「は、はい」
672 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/03(土) 08:55:02.42 ID:EUUmN5qf0
うんたん♪ うんたん♪

唯「じゃあ……いくよ」

澪先輩はベース

唯先輩はギターにボーカル

ムギ先輩はキーボード

菫はドラム

ですか。

ふわふわ時間 演奏中

梓(聞いたことないけど、オリジナルかな?)

演奏終了

唯「ふー。どうだった?」

梓「>>674
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/03(土) 09:05:06.31 ID:S/MqZFEX0
あの…ちょっと言い辛いんですけど…
あんまり上手くないですね
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/03(土) 09:08:15.58 ID:k0D+d1yHo
>>673
675 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/03(土) 09:45:21.42 ID:EUUmN5qf0
梓「あの…ちょっと言い辛いんですけど…あんまり上手くないですね」

唯「ガーン」

紬「やっぱりね」

梓「やっぱり?」

澪「あんまり、練習しないからなあ」

梓「え?」

唯「でもでも、ケーキが美味しいから仕方がないんだよ」

梓「……」

唯「ふー。まあ、とりあえず、あずにゃんの歓迎会も兼ねて、お茶会にしようか」

澪「だな」

紬「平和でいいわね」

梓「プルプル」

唯「どうしたの?」

梓「こんなんじゃ、駄目ですー!!!」

澪「き、切れた……」

梓「皆さんにはやる気が感じられません!」

唯「ガーン」

梓「お菓子もやめるべきです!」

紬「ガーン」

菫「お嬢様!」

澪「まずいな……唯。何とかしろよ」

唯「うーん……」

唯(どうしよう)

>>677
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/03(土) 09:52:49.11 ID:wnPVAkJv0
抱きしめてナデナデ
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/03(土) 10:14:09.34 ID:aDopeDClo
押し倒して絞首
678 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/03(土) 10:42:57.60 ID:DRU5S3NSO
唯「どりゃー!」

バタンッ

私は唯先輩に押し倒されます。

唯「あずにゃん、落ち着いて!」

ギュー

梓「……」

私は唯先輩の顔に手を伸ばします。

梓「………」

ピタッ

私の手は唯先輩に触れる。

唯「あ………うう……」

唯先輩は私の首から手を離し、うるうると泣き出します。

梓「……気持ち悪い」



梓「取り乱して、すいませんでした」

唯「いいよ、いいよ。気にしてないから」

梓「……それはそれで、少しは気にしてほしいような」

澪「しかし、梓はやる気だなー」

梓「別にやるからにはちゃんとしたいじゃないですか」

澪「まあな」

梓「……」

1 澪先輩にどうして、軽音部に入ったか、聞いてみる

2 唯先輩にどうして、軽音部に入ったか、聞いてみる

3 唯先輩に憂のことを聞いてみる

>>680
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/03(土) 10:56:24.67 ID:1LcmKVhbo
2
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/03(土) 10:58:26.85 ID:UImCBxtwo
681 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/03(土) 12:53:50.57 ID:DRU5S3NSO
梓「澪先輩はどうして、軽音部に入ったんですか?」

澪「……」

何故か、複雑な顔をして、黙ります。

紬「去年の生徒会長の曽我部先輩に誘われたのよ」

澪「ちょっ!?」

梓「生徒会長に?」

澪「………何でも、一目惚れしたとかなんとか」

紬「それで、澪ちゃんファンクラブまでできたのよね」

梓「ふ、ファンクラブ……?」

流石は澪先輩? なのかな。

澪「で、勢いで、やってみたら、面白かった……からさ」

梓「なるほど」

理由はともあれ、面白いというのは大事ですよね。

うんたん♪ うんたん♪

部活終了

682 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/03(土) 12:54:20.42 ID:DRU5S3NSO
校門前

梓「今日は部活初日だし、お話だけにしましたが、明日からは覚悟してくださいね」

唯「うえー」

澪「あはは。おっと、迎えがきたか」

紬「私も」

唯「私もー。あずにゃんは?」

梓「たまには歩いて帰ろうかと」

唯「えー、危なくない?」

澪「SPくらいはつけたほうが……」

梓「大げさな。大丈夫ですよ」

大体、私なんか、狙われないですし。

唯「心配だなあ」

梓「私は大丈夫ですから。安心して下さい!」



テクテクテクテク

久し振りの普通の時間。実にいいですね。

梓「とりあえず、よく行ってた喫茶店にでも……」

???「おい!!!」

梓「ひゃう!?」

???「お前は……」

梓「ダラダラ」

まさか……本当に不審者が……。

???「梓だろ」

梓「は、はい、そうです! い、命だけ……え?」

あなたは……

梓「律先輩……」

律「梓……」

喫茶店

梓「……」

律「……」

私達の間には重い沈黙が流れます。

律「……で、言い訳は?」

梓「い、言い訳?」

律「昨日、約束をすっぽかして、さらに、次の日には何も言わずに転校した言い訳だ」

梓「……」

まあ、怒るのも無理はありませんね。というか、忘れていたことはこれですか。ともかく。何か話さないと

梓「>>684
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/03(土) 12:57:53.75 ID:1LcmKVhbo
いきなりだな
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/03(土) 13:14:23.74 ID:gOYULXRIo
滅びよ……
685 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/03(土) 14:33:48.40 ID:DRU5S3NSO
梓「滅びよ……」

律「………………は?」

梓「……」

渾身のボケで場を和ませようとしましたが、失敗したようです。

梓「えーと……」

律「……言えないわけがあるのか?」

梓「なんと、説明すればいいか……」

私ですら、状況を理解しきれてませんし。

律「まあ、何はともあれ、無事、再会できて……なんだ、あんた達」

男「……」

いつの間にか、私達の席の周りには、サングラスにスーツの屈強な男達が立ち並んでいます。

律「な、なん……うわあ……」

男達は律先輩に何かを嗅がせ、律先輩は気絶します。

梓「律先輩!? 律先輩に何をしたんですか!」

祖父「安心せい。眠らせただけじゃ」

梓「お、お祖父様……」

祖父「まったく……SPもつけずに寄り道なぞ、してからに。自分の立場を理解せい」

危険な目に合わせた、張本人がよく言いますね。

祖父「こやつは田井中 律。前の学園の先輩か」

お見通しというわけですか。

祖父「梓にとって、その先輩はどんな存在じゃ?」

梓「私にとって……」

1 大切な先輩です

2 大切な友達です

3 た、大切な人です(///∇///)

>>687
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/03(土) 14:38:06.22 ID:tiuT4FlRo
牛乳を拭いた後の雑巾みたいなものです
687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/03(土) 14:39:12.88 ID:OzhSkdlOo
688 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/03(土) 14:58:17.11 ID:DRU5S3NSO
梓「私にとって……律先輩は大切な先輩です」

祖父「ふむ。それは信用に足るものかね」

梓「そこまでは……」

肯定しずらいです。

祖父「…………なるほど。決まった」

梓「何をですか?」

祖父「お前の専属メイドじゃ」

梓「唐突ですね。で、誰ですか? というか、私に決めさせるんじゃないですか?」

祖父「細かいことは気にするな」

細かくはありません。

祖父「お前の専属メイドは………この田井中 律じゃ!」

律「(-.-)Zzz・・・・」

梓「なるほど。律せんぱ……ええええええ!?」



こうして、私の波乱万丈な学園生活はさらに波乱を巻き起こしながら、始まりました。これから……どうなるんでしょうか。誰か、教えて下さい。

第1話 『準備』 おわり

まとめ

秋山 澪 1

平沢 唯 0

平沢 憂 1

田井中 律 0

第2話『>>690

今日はこんなところで
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/03(土) 20:06:49.19 ID:AQlkWBEDO
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/03(土) 21:23:49.33 ID:1LcmKVhbo
活動
691 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/04(日) 06:19:41.81 ID:ZzaRLNe00
第2話『活動』

律「ふむ……」

眠った(正確には眠らせた)律先輩を屋敷につれて、眼を覚ましたところでお祖父様が状況を説明します。

律「なるほど。梓の事情は分かった。しかし……勝手過ぎないか?」

祖父「何がじゃ?」

律「人を眠らせておいて、おまけに梓の専属メイドになれって、勝手すぎるだろ」

律先輩の言うことは正論ですよね。

祖父「そうなのか?」

律「そうなのか? じゃないだろ」

あきれたように言う律先輩。私としてはお祖父様の奇行にすでに慣れはじめている自分が怖いですが。

律「だいたい、私にも学園が……」

祖父「安心せい。退学届けは出しておいた」

律「そりゃ、手がはや……ええっ!?」

祖父「両親の許可も出ておる」

律「は!?」

行動が早すぎます。

律「ふざけんな! 何を勝手に!」

祖父「何か不服か? お給料も出るぞ」

律「給料が出ようがなんだろうが……」

執事「ゴニョゴニョ」

執事の人がなにやら、耳打ちします。

執事『専属メイドになれば、いつも一緒にいられますぞ』

律『……何』

執事『さらにこの機会を逃がせば、2度と梓様にはお会いにはなれませんぞ』

律『……』

執事『おまけに給料や社会保険も安定。このまま、普通に過ごされるのよりましかと』

律「……分かった。メイドにでも何でもなろう」

梓「あれ?」

急にあっさりと引き受けることにした律先輩。何を言われたんでしょう。

祖父「そう言ってくれて、ありがたい。これが雇用契約書だ」

律「ふむ………こんなにもらっていいのか?」

祖父「そのかわり、しっかり、働いてもらうぞ」

律「任せろ!」

梓「急にやる気に……」

執事「では……この私が1週間でメイドの基礎を鍛えてあげましょう」

律「お願いします!」

律(これで梓と一緒に……カアッー)

梓「よっぽど、給料がよかったのかな?」

692 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/04(日) 06:20:10.98 ID:ZzaRLNe00
次の日

学園

昼食

梓「どうしようかな?」

1 澪先輩を誘う

2 唯先輩を誘う

3 憂を誘う

4 1人で食べる

>>694
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/04(日) 09:58:02.07 ID:p/cgG1tZo
2
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/04(日) 10:29:15.97 ID:fNEpBbj+o
695 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/04(日) 10:49:21.25 ID:LX+KPC9SO
梓「1人で食べよう」

1人のほうが気楽ですしね。

放課後!

梓「練習するです!」

唯「えー」

梓「えー、じゃありません!」

唯「ぶーぶー」

澪「まあ、梓の言う通りだな。私もあまかったと反省しているよ。というわけで、唯。練習だ」

唯「み、澪ちゃんまで……わーん」

梓「泣いてないで、練習です!」

1時間後

唯「燃え尽きた」

梓「休憩にしましょうか」

唯「わーい」

澪「こんなに力をいれて、練習したのは久し振りだよ」

紬「ねえ」

梓「……何部なんですか、まったく」

私は貴重な休憩時間に……。

1 澪先輩とお話しする。

2 唯先輩とお話しする

3 憂のことを聞いてみる

4 そういえば、律先輩はどうしたんでしょう

>>697
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/04(日) 11:27:58.17 ID:TdXF4lfDo
3
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/04(日) 11:28:33.17 ID:wm8Z5c9i0
1
698 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/04(日) 13:09:16.88 ID:LX+KPC9SO
梓「澪先輩は上手いですよね。さすがです」

澪「そうか? な、なんか、照れるな」

梓「ベースはやっぱり、長いんですか?」

澪「んー……>>699
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/04(日) 13:15:49.41 ID:NvkBYoiBo
まぁ、中学生になってから始めてたからなぁ
700 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/04(日) 13:43:07.10 ID:LX+KPC9SO
澪「んー……まぁ、中学生になってから始めてたからなぁ」

梓「へー。さすがですね」

5年で、この上手さとは……。

梓「澪先輩は外部のバンドとか考えなかったんですか?」

澪「ベースは趣味だしな。それに下手に外部と接触すると、危ないしな」

まあ、澪先輩の身分を考えれば、そうでしょうね。

澪「梓は外部のバンドとかを考えてるのか?」

唯「!」

梓「私は別に……」

唯「あずにゃん! ダキッ」

梓「にゃっ!?」

唯「私達を捨てないでええ。ギュー」

梓「べ、別に捨てませんから、離れて……ああ……」

私の息子が……。

澪「こら、唯」

唯「おっと。めんごね、あずにゃん」

梓「い、いえ……」

澪「後、少しだ。頑張ろうか」

皆「はい!」

放課後

唯「終わったー。グデー」

梓「御苦労様です」

唯「私、上手くなったかな?」

梓「急には上手くなれませんよ。積み重ねです」

唯「ちぇー。褒めてくれてもいいのにー。プクー」

澪「この後、どうする? 私は帰るけど」

唯「私はぶらぶらして、帰るよー」

紬「私もまっすぐ、帰るわ。梓ちゃんは?」

梓「私は……」

1 澪先輩と帰ります。

2 唯先輩と帰ります。

3 教室に忘れ物をしたので、取りに行く

4 新人メイドの様子を見たいので、まっすぐ帰る

>>702
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/04(日) 14:22:35.14 ID:oeJ/V+Y9o
2
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/04(日) 14:27:35.27 ID:p/cgG1tZo
2
703 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/04(日) 15:27:50.17 ID:LX+KPC9SO
梓「それじゃ、唯先輩。一緒に寄り道しましょうか」

唯「え! いいの!?」

梓「はい!」

唯「わーい」

梓「そんなに喜ぶことなんですか?」

唯「うん! 初めて、寄り道仲間ができたし!」

梓「初めて?」

澪「私達の身分を考えてみろ」

梓「……」

たしかに、あまり、寄り道はできませんね。まあ、私は昨日しましたが。

唯「昨日もあずにゃんに付き合いたかったけど、昨日は用事があってね」

梓「それはいいですが、どこに寄り道するんですか?」

唯「うんとねー」

>>704
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/04(日) 15:32:44.34 ID:NqofkTJH0
ゲームセンター
705 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/04(日) 16:00:59.79 ID:LX+KPC9SO
唯「ゲームセンターに行こうか」

随分、学生らしいところですね。学生ですが。

梓「分かりました」

澪「なんだ、ゲームセンターって」

梓「知らないんですか?」

澪「ああ」

流石はお嬢様といったところでしょうか。

梓「ゲームセンターというのは……」

紬「待ちなさい」

梓「ムギ先輩?」

私が説明しようとするのをムギ先輩が静止します。

紬「ここは私に任せて。澪ちゃんにゲームセンターについて、説明するわ」

梓「は、はあ」

菫「さすがはお嬢様!」

たかだか、ゲームセンターを説明するだけなのに楽しそうですね。

紬「澪ちゃん。ゲームセンターとは>>706

今日は、こんなところで
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/04(日) 16:13:43.06 ID:GO6KLyw1o
澪ちゃんの死に場所よ
707 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/05(月) 05:45:03.69 ID:2a0vbFdi0
まとめ

秋山 澪 2

平沢 唯 1

平沢 憂 1

田井中 律 1

708 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/05(月) 05:45:45.07 ID:2a0vbFdi0
紬「澪ちゃん。ゲームセンターとは澪ちゃんの死に場所よ」

澪「私の……死に場所だと……」

梓「いやいや」

何で、そんな物騒な話に……。

唯「ふっふっふっー。ばれては仕方がないね」

乗った!?

唯「ゲームセンター。そこでは数多の命(小銭)が消えていく場所なんだよ」

澪「な、なんだと……」

紬「澪ちゃんも……幾多の命と同じように……」

澪「ひいいいい」

澪先輩は雰囲気を変えた、唯先輩とムギ先輩に怯えて、耳を塞ぎ、ガクガクと震えます。怖がりなのかな?

澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」

梓「あの……」

澪「はっ!?」

澪「ゴホン。……なるほど。人の命など、ゲームで使うコインのように軽いということか」

なにやら、難しそうな顔で納得する澪先輩。ちなみにゲームセンターにはそこまで複雑な意味はないです。さらに言えば、今更、格好つけても遅いです。

唯「というわけで、遊びに行こう!」

梓「あっ、ちょっ……」

唯先輩は私の手を握り、走り出します。



澪「お、おい……そんな危険な場所に行っても大丈夫か?」

紬「言ったでしょ? 澪ちゃんの死に場所だって」

澪「ヒイイイ」

709 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/05(月) 05:46:11.80 ID:2a0vbFdi0
校門

唯「よーし! しゅっぱーつ!」

梓「あの……SPとかつけなくて大丈夫なんですか?」

唯「大丈夫、大丈夫。誰にも襲われないよ」

梓「そうでしょうか」

唯「…………私なんて、襲われても問題ないしね」

梓「え?」

唯「隠れて、あずにゃんを護衛してるよ。ほら」

梓「あ、本当だ」

執事「キラリーン」

お祖父様の執事さんが後ろから、目を光らせてついてきます。

梓「なんというか……逆に不審者ですよね」

唯「気にしない♪ 気にしない♪」

唯先輩の能天気さにはたまにうらやましくなります。

ゲームセンター

唯「というわけで、ゲームセンターに着きました」

梓「久しぶりですねー。なにから、やりますか?」

唯「そうだねえ……」

1 無難にプリクラ

2 UFOキャッチャー

3 レッツダンシング! ダンスゲーム

4 ガンシューティング

>>711
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/05(月) 07:33:25.78 ID:IoXhNNZOo
3
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/05(月) 07:48:24.83 ID:MNJ1sfNz0
2
712 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/05(月) 08:08:56.60 ID:wiK3t7KSO
唯「UFOキャッチャー にしよう」

梓「いいですよ」

あの幾多の命(小銭)が消えることで有名なものをチョイスするとは……。

梓(あながち、澪先輩への冗談も間違ってはませんね)

唯「どれにしようかなー………うん。これにしよう」

唯先輩が選んだのはけいおんというアニメのぬいぐるみが入ってるやつです。

唯「お金、入れて♪」

梓「頑張って下さい」

唯「まかせんしゃい。ちゃんと、取って、あずにゃんにプレゼントするから」

梓「ふふ、期待しないで、待ってますよ」

1000円後

唯「ぐはー。また、取れない!」

梓「もう、そろそろ、やめたほうが……」

唯「勝負はこれからだよ! これ、両替して!」

1000円を手渡す、唯先輩。

梓「あの………冷静に……」

唯「早くー!」

梓「はい!」

1000円後

唯「取れない!」

梓「あの……ほんと、もういいですから」

唯「大丈夫! 次は取れるから。両替!」

1000円を渡す、唯先輩。

梓「……」

私は

1 唯先輩を信じる

2 私に任せて下さい

>>714
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/05(月) 08:22:48.48 ID:yYsjERXDo
2
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/05(月) 08:26:19.81 ID:yYsjERXD0
2
715 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/05(月) 12:19:50.46 ID:wiK3t7KSO
梓「私に任せて下さい」

唯「え?」

梓「私が唯先輩にプレゼントします」

唯「で、でも……」

梓「安心して下さい。私はこう見えても、UFOキャッチャー は得意なんです」
私は笑顔で唯先輩に言います。

梓「それに私のためにこんなに頑張ってくれた唯先輩にプレゼントしたいんです」

唯「あずにゃん……ジーン」

梓「では……」

3000円後

梓「うにゃあああ!」

唯「さ、さすがに使いすぎだよ。や、やめたほうが……」

梓「ま、まだ、、やれます!」

私は百円玉を入れます。

梓(今こそ、明鏡止水の境地です!)

狙いはあのツインテール。

梓(目標をセンターにいれて、スイッチ)

ヒュー、ヒュー。

よし。横縦の移動はばっちり! 後は神に祈るのみ!

梓「掴んで下さい掴んで下さい掴んで下さい掴んで下さい掴んで下さい……」

唯(怖いよ……)

ガシッ

梓・唯「「!」」

ヒュー、ポトッ

梓「あ、あ、あ……」

ついに私はツインテールの女の子のぬいぐるみを取りました!

梓「やりました!」

唯「あずにゃん、すごい!」

梓「えへへ。……ということで、はい」

私はぬいぐるみを唯先輩に差し出します。

唯「え、でも、これはあずにゃんが……」

梓「先程も言いましたが、唯先輩にプレゼントしたくて、取ったんですから、受け取って下さい」

唯「わああ。ありがとう、あずにゃん! ニコー」

梓「ドキンッ!」

唯先輩の笑顔は今までにないくらい可愛らしい笑顔で、私の胸は高鳴ります。

梓「……」

私は

1 『唯先輩、付き合いましょう』勢いで告白してしまいました。

2 『いや、まだ、早い』私は落ち着くことにしました。

>>717
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/05(月) 12:25:35.93 ID:KydJhJ5+0
2
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/05(月) 12:27:13.87 ID:gMvdunU8o
2
718 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/05(月) 18:08:12.70 ID:wiK3t7KSO
梓(落ち着きましょう)

急いては事を仕損じる。冷静に対処していくのが大事なことです。

唯「次のゲーム……といきたいけど、時間がないや」

梓「はしゃぎすぎちゃいましたね」

唯「また、来ようね」

梓「はい!」

夕食

律「し、死ぬ……」

梓「大丈夫ですか?」

何でも、私の体重と同じ人形を背負いながら、お掃除をしたとか。体力と掃除スキルを磨くためのトレーニングだそうです。

祖父「どうじゃ。そろそろ、相手に目星はついたか?」

まだ、2日目なのに、何を言ってるんだろう。

祖父「判断はすぱっとやらんとこれからは駄目じゃ」

梓「言ってることは分かりますが……」

相手か。私は……。

1 澪先輩を思い浮かべました

2 唯先輩を思い浮かべました

3 憂を思い浮かべました

4 律先輩を思い浮かべました

5 普通の生活に戻りたいな

6 中野家の当主として、1人の花嫁は少ないです

>>720

今日はこんなところで
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/05(月) 18:10:55.34 ID:5GaKFomTo
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/05(月) 18:10:55.93 ID:WpprWbfbo
5
721 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/06(火) 05:26:57.32 ID:EKwcpRCs0
梓「普通の生活に戻りたいな」

祖父「何?」

梓「やはり、私にはこんな生活は無理です」

祖父「本気か?」

梓「はい」

祖父「そうか……決心は固いか」

梓「今まで……ありがとうございました」

1週間後

ファミレス

律「あー、あの時の飯はうまかったな」

梓「たしかに、ここの食事とは雲泥の差ですね」

律「とはいえ、こっちの方が性にあってるけどな」

梓「同感です」

たった4日ばかしではありましたが、夢を見ていたようです。

律「んじゃ、行くか」

梓「ええ」

END『>>722
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 06:22:13.24 ID:JfrK224io
日常復帰
723 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/06(火) 06:52:27.05 ID:DU701zvSO
梓「同感です」

たった4日ばかしではありましたが、夢を見ていたようです。

律「んじゃ、行くか」

梓「ええ」

END『日常復帰』


タイトル『百合にゃん』

1 さいしょから

2 つづきから

3 ゲームをおわる

>>724

724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 06:53:05.03 ID:JfrK224io
2
725 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/06(火) 07:17:42.41 ID:DU701zvSO
つづきから

どこから?

>>726
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 07:20:53.19 ID:JfrK224io
>>718
727 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/06(火) 07:28:35.47 ID:DU701zvSO
梓(落ち着きましょう)

急いては事を仕損じる。冷静に対処していくのが大事なことです。

唯「次のゲーム……といきたいけど、時間がないや」

梓「はしゃぎすぎちゃいましたね」

唯「また、来ようね」

梓「はい!」

夕食

律「し、死ぬ……」

梓「大丈夫ですか?」

何でも、私の体重と同じ人形を背負いながら、お掃除をしたとか。体力と掃除スキルを磨くためのトレーニングだそうです。

祖父「どうじゃ。そろそろ、相手に目星はついたか?」

まだ、2日目なのに、何を言ってるんだろう。

祖父「判断はすぱっとやらんとこれからは駄目じゃ」

梓「言ってることは分かりますが……」

相手か。私は……。

1 澪先輩を思い浮かべました

2 唯先輩を思い浮かべました

3 憂を思い浮かべました

4 律先輩を思い浮かべました

5 普通の生活に戻りたいな

6 中野家の当主として、1人の花嫁は少ないです

>>729
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 07:51:20.53 ID:JfrK224io
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 07:57:35.92 ID:AMCyroggo
6
730 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/06(火) 08:10:16.57 ID:DU701zvSO
梓「そのことについて、お話があるので、別室で2人きりで」

祖父「分かった。何やら、考えがあるのじゃな」

祖父部屋

梓「中野家の当主として、1人の花嫁は少ないです」

祖父「な、なんだと……」

梓「皆、ほしいです!」

祖父「おまえ……自分がどんなに恐ろしいことを言ってるか、分かるのか……。下手なことをすれば、殺されても……」

梓「私は……嫁が1人じゃいけないって、言われたら、それは違うって、何度だって言い返します」

祖父「……その覚悟は………揺るがないな」

梓「はい」

祖父「ならば……掴むのじゃ。栄光(ハーレム)を!!!」

梓「やってやるです!」

祖父「その意気じゃ」

梓「さて……」

1 普通にハーレムを!

2 陵辱でハーレムを!

>>732
731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/06(火) 08:22:18.83 ID:SEuK5hDv0
まずは2
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 08:24:37.17 ID:dTrdmDLUo
2
733 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/06(火) 12:13:16.12 ID:DU701zvSO
祖父「どうやって、ハーレムを作るのじゃ?」

梓「陵辱」

祖父「なに?」

梓「陵辱です!」

祖父「なん………だと……」

梓「陵辱して、屈服させれば、その家を支配することができます」

祖父「たしかに。しかし……道は険しいぞ」

梓「ヤってやるです!」

祖父「その意気込み……素晴らしい。ならば、まずは新人メイドを性奴隷にしてみろ」

梓「新人メイド……律先輩ですか」

祖父「メイド1人、屈服させられなくてはお嬢様を性奴隷にはできんぞ」

梓「なるほど」

たしかにその通りです。

祖父「早速、始めるか?」

梓「……」

1 はい

2 準備があるので、明日からです

>>735
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 12:18:48.39 ID:AMCyroggo
1
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 12:27:57.98 ID:1OKXsQibo
2
736 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/06(火) 18:07:14.83 ID:DU701zvSO
梓「準備があるので、明日からです」

祖父「準備?」

梓「はい。監禁部屋や調教グッズの用意を」

祖父「なるほど」

梓「明日から、楽しみです」

私は明日からの快楽に笑みを浮かべました。

第2話 『活動』おわり

陵辱ルート第1話 『>>738
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/06(火) 18:08:00.27 ID:r7MH7evq0
ヌレヌレのグチョグチョ
738 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/06(火) 18:09:31.58 ID:DU701zvSO
今日はこんなところで

>>739
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 21:18:40.15 ID:dTrdmDLUo
逮捕劇
740 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/07(水) 05:23:34.10 ID:7YLn8lmY0
陵辱ルート第1話 『逮捕劇』

次の日

朝食

梓「いよいよ、本番ですね」

私は緊張と快楽への楽しみで胸がドキドキします。

梓「しかし……」

当初とはだいぶ予定が違くなりましたね。

梓「まあ、いいんですが」

律「どうした、梓」

梓「律先輩……いえ。何でもありません」

夜には、付き合いの長い先輩を犯すんですね。

ピクピク

私のあそこはギンギンに大きくなります。持つかな、理性。

梓「……先輩、か」

学園に入るからでしたか、付き合いは。

梓「……」

祖父「引き返すなら、今のうちじゃぞ」

梓「お祖父様」

祖父「今なら……いや。今しか引き返せまい」

梓「……」

祖父「考えを改めるのなら……今しかない」

梓「私は……」

1 引き返す必要はない

2 引き返す

>>742
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/07(水) 08:22:50.52 ID:PSLmigGi0
1
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/07(水) 08:29:09.05 ID:ZfvpaLT4o
743 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/07(水) 12:13:11.59 ID:5BxEsNTSO
梓「引き返すつもりはありません」

こんなところで、自分の信念を曲げては次期当主にはなれません。

梓「やってやるです」

学園

唯「〜♪」

梓「いい調子ですね」

唯「そうかな? エヘヘ」

澪「何か機嫌が良さそうだね」

梓「そうですか?」

澪「ああ。まるで、サンタのプレゼントを待ってる子供のようだ」

唯「むふふ。澪ちゃんらしい可愛らしい例え」

澪「う、うるさい!」

梓「まあ、楽しみはありますよ」

いずれはあなた達も仲間にいれますから……楽しみに待っていて下さい。

自宅

梓の部屋

律「で、話って、なんだ?」

私は帰宅後、律先輩を呼び出します。

梓「まあまあ。まずはお茶でも」

律「ん? サンキュ」

ゴクゴク

律「ふー。やっぱり、金持ちのお茶は違うな」

梓「そうですね。ニヤリ」

律「ん、眠くなってきた……」

梓「どうぞ。ベットを使ってください」

律「ああ………ありがと……(-.-)Zzz・・・・」

梓「ニヤリ」

さて……。

1 まずは自分が気持ちよくなる

2 律先輩をイカせる

>>745
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/07(水) 12:24:46.58 ID:9BvfqKcx0
2
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/07(水) 12:55:30.84 ID:/iUzwpuwo
2
746 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/07(水) 18:13:38.84 ID:5BxEsNTSO
梓「まずは律先輩をイカせます」

私は律先輩を全裸にし、上にあげた手を合わせるように手錠をかけ、さらに、ベットの柱にも手錠をかけます。

梓「むふふ。律先輩、起きて下さい」

律「んん………う、うーん……」

律先輩は薬が効いているのか、まだ、寝ぼけ眼のようです。

律「ここは……」

梓「おはようございます」

律「ん……おはよう………あれ?」

ガシャガシャ

律先輩は手を揺らし、動けないことに気付いたようです。

梓「どうしました?」

律「な、なんだ、これ……何で、手が手錠で……動けないように……」

梓「さあ?」

律「しかも……クシュン。ぜ、全裸!?」

梓「律先輩の裸が丸見えですよ」

律「お、おい……どういうことだ……」

梓「どういうことだと思います?」

律「し、質問に質問で返すな!」

目は怯えながらも、強がる律先輩にはそそるものがあります。

梓「どういうことか、分かったなら、ご褒美をあげます」

律「あ、当たっら、離してくれるんだな?」

梓「さあ、答えは?」

私は無視して、答えを促します。

律「>>748

今日はこんなところで
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/07(水) 19:41:43.97 ID:QHdVWID6o
知ったこっちゃねーや
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/11/07(水) 19:42:28.95 ID:K4JGmFwdo
私を拷問した挙句殺すつもりだな!?
749 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/08(木) 05:29:49.02 ID:NsMWm9kD0
律「私を拷問した挙句殺すつもりだな!?」

律先輩はガクガクブルブルと震えながら、私を涙目で睨みつけます。実にそそりますね。

梓「ブッブー。ハズレです」

私は律先輩の足をペロリと舐めます。

律「ひゃう!?」

梓「正解はエッチなことをしちゃうでしたー」

律「え、エッチだと!?」

律先輩は顔を真っ赤にします。

律「え、エッチなことは大人にならないと駄目なんだぞ」

何だか、かわいらしいことを言う、律先輩。

梓「そんなかわいらしいことを言って……誘ってるんですか?」

律「ち、違う! そ、そりゃ………梓とはいずれこんな関係に……ゴニョゴニョ」

梓「ん?」

後半は何を言ってるか聞こえませんでしたが……。

梓「まあ、いいです。始めましょう」

律「て、手錠を外してくれよ」

梓「不正解だから、却下です」

まずは……

1 キスから

2 胸

3 わきの下

4 お尻

5 足

6 ま○こ

>>751
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/08(木) 07:09:28.26 ID:ghlU2Sl30
1でディープなやつを
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 08:08:34.76 ID:BHNDNqzro
3
752 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/08(木) 08:29:22.19 ID:HCBSgnnSO
梓「まずはわきの下からいきますね」

律「わ、わきの下って……ひゃう!?」

私はペロリとわきの下を舐めます。

梓「意外ですね。ちゃんと、わきの下、手入れしてるんですね。ペロペロ」

毛を剃った微妙なザラザラ感が私の舌を刺激します。

律「くく……あはは……わ、私を……あはは、なんだと思ってるんだ……あはは」

涙目に笑いながら、喋る律先輩にはやはり、そそるものがあります。

梓「男の子みたいでも、やっぱり、女の子なんですね。ペロペロ」

律「あはははは。あ、当たり前だろ……あはははは」

くすぐったくて、笑う顔も悪くはありませんが、やはり、性的に興奮するのもほしいところです。

梓「しかし……ペロペロ。律先輩の汗の味、美味しいです」

律「あはははは……は、恥ずかしいから……ははは……や、やめ……ははは……ろ」

照れるか笑うかどちらかにしてほしいものです。

ペロペロペロペロペロペロペロペロ

私は左右のわきの下を舐めつくす。律先輩のわきは見事に私の唾液まみれになります。

律「ぜえー、ぜえー」

梓「律先輩のわきは美味しいですよ」

律「はあはあ………おまえはなにがしたいんだ、梓」

梓「何でしょうね。クスクス」

梓「次は……」

1 キスから

2 胸

3 わきコキ

4 お尻

5 足

6 ま○こ

>>751

753 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/08(木) 08:30:08.55 ID:HCBSgnnSO
安価ミス

>>754
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/08(木) 08:30:38.62 ID:Oc03cBC70
>>750

755 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/08(木) 12:03:45.54 ID:HCBSgnnSO
梓「律先輩」

律「なん………ンプッ」

私は律先輩の唇を無理矢理、奪います。

ング………アプ……クチュ

初めはソフトに唇を味わい、少し開いた口から舌を侵入させます。

律「!?」

律先輩はそれに驚いたように目を見開きます。

チュパチュパチュパチュパ

室内は2人のキスのよだれの音や舌が絡み合う音が支配します。

律「ぶはっ……」

私は一旦、律先輩から、唇を離します。流石に私も呼吸が辛いですからね。

律「はあはあ……は、初めてなのに……」

涙目で私を弱々しくも強く睨もうとする、律先輩。その姿に……。

1 罪悪感を覚えました。

2 興奮するのを感じました

>>757
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 12:43:01.16 ID:qfkEJ5zuo
2
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/08(木) 13:00:02.04 ID:vYxZcG+jo
2
758 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/08(木) 18:14:55.95 ID:HCBSgnnSO
梓(そそりますね)

律先輩の怯えた表情。実にいい。

律「うう……わ、私のファーストキス……そりゃ、梓とはしたかったけど……もっと、雰囲気を……ンプッ」

私はかわいらしいことを言う律先輩に我慢できず、私は唇を奪います。

ンプッ……クチュクチュ。

律「んんー!」

律先輩は私の舌に抵抗するように首を左右に振ります。

梓「ぶはっ……まったく、律先輩は」

私は律先輩の顔を抑えます。

梓「チュッ」

律「んー!!」

私は顔を抑えて、熱いキスをする。

チュパチュパチュパチュパ

私は濃厚な舌づかいでキスをします。しかし、律先輩はそれを避けるように舌を動かします。

梓(それもまた、いい刺激です)

律「ぶは……はあはあ」

梓「素直じゃありませんね。もっと、キスを楽しみましょうよ」

律「はあはあ……ふざけんな!」

どうやら、怒ってるようです。

梓「なにが不満なんですか?」

律「分かんないのか?」

キッと睨む律先輩。

梓「さあ、分かりませんね」

ニヤニヤ

そんな律先輩に笑顔が隠せません。

律「うー……」

梓「さて……」

1 あくまで、合意なうえで。口説いちゃおう

2 このまま、力押しです。

>>760

今日はこんなところで
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 20:11:43.39 ID:sQJ2Ga7ro
2
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/08(木) 20:14:53.63 ID:lwlGozVu0
2
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 20:16:00.16 ID:GqOuxPTIo
2
762 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/09(金) 05:57:28.55 ID:z+/OSqjB0
梓「律先輩!」

律「ンプッ」

私は再び、唇を重ねる。こうなれば、律先輩も望んで、私とキスをするまで何度でも繰り返します。

クチュ……チュパ……。

律「んんっ……」

あれから、何度もキスをするも、律先輩は私の舌から逃げるように、舌を絡ませようとはしません。

梓「中々強情ですね」

チュパ

律「うう……や、やめて……」

ンプッ

私は休みながらも、何度も律先輩とのキスを楽しみます。

梓「ンプッ……見てください。私達は……」

私と律先輩が唇を離すと、よだれが糸のように繋がってます。

梓「よだれで繋がってるんですよ。受け入れましょうよ」

律「どうせなら………赤い糸の方が……ゴニョゴニョ」

梓「? 時折、独り言を言いますね」

聞こえませんが。

律「うるさい……ンプッ」

私はまた、キスを始める。

律「……」

律(たしかに望んでいたことではあるけど……私はこのまま、受け入れるべきなのか?)

1 断固として拒否

2 受け入れてみよう

>>764
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/09(金) 07:13:25.96 ID:sLW38D9No
2
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 08:33:27.77 ID:2FEo6Asjo
765 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/09(金) 12:00:57.14 ID:Xb92I2vSO
律(断固として拒否だ……こんなのは間違っている)

梓「ンプッ……はあはあ……まだ、抵抗するんですか」

律「当たり前だろ……私はおまえには屈しない」

梓「その強がり……いいですね」

私の嗜虐心をくすぐります。

梓「後、何回で堕ちますかね」

律「負けるもんか……」

梓「ふふ……チュッ」

私は軽く、キスをしてから、舌を入れる。

律(また……このままじゃ、駄目だ)

1 梓の舌を噛みきる

2 梓の舌から逃げ続ける

>>767
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 12:51:18.08 ID:MmQdzv04o
2
767 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/09(金) 12:54:37.25 ID:N2Xmrl5U0
2
768 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/09(金) 18:15:53.20 ID:Xb92I2vSO
律(負けるか!)

梓(むー……まだ、逃げ続けますか)

しかし、これはこれで舌に刺激があり、実に興奮するのを感じますね。

梓「ぶは……やりますね」

律「はあはあ」

ここまで執拗に私の舌に絡まないように避けるとは……しかし、プレイと考えれば……十分に興奮します。

チュパチュパ

私達は時間にすれば、10分。短くも濃厚なキスをかわしつづけます。

律「んん……ぶは」

梓「粘りますね」

律「あ、あ、当たり前だろ」

梓(強がっていますが、まだ、気付いてはいないようですね。自分が舌のおいかけっこをしながら、舌を絡めていることに)

さっきまでは私の舌から逃げるように、後ろに引っ込めたり、ほっぺにくっつけたりとしていたのに、今はぐるぐると回すだけ。追いかける私の舌とちょうどよい感じに擦れます。

律「ハアハア……お前には屈しないぞ」

目をトロンとさせても、まったく、説得力がありませんよ、律先輩。

梓「……」

1 まだ、キスをして、堕とす。

2 そろそろ、違うところかな?

2を選択した場合のみ下から選択

例 2-1

1 キスから

2 胸

3 わきコキ

4 お尻

5 足

6 ま○こ

>>770


今日はこんなところで
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 18:49:57.37 ID:NwWUHWIfo
2-3
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/09(金) 19:25:28.79 ID:GUaYLkGf0
2-1、2
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 19:46:36.96 ID:6Lextr3Do
何言ってんだこの長屋は
772 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/10(土) 05:50:27.72 ID:9TsG8IyR0
梓「律先輩……」

チュッ。

私はソフトに唇にキスをしてから、律先輩のペタペタなちっちゃい胸を触ります。

モミモミ。

律「んん……や、やめろ……」

梓「ハアハア」

私の手でも、収まるような小さな胸をモミモミと揉んでみます。

梓(それでも、私よりはあるんですよね)

ちょっと、鬱になります。

律「む、胸に……んんっ……触るなあ……」

梓「そうは言いますが……」

そんな潤んだ瞳で弱々しくも上目遣いで私を睨みながら、言っても……。

梓「誘ってるんですか?」

律「そ、そんなわけあるかあ……」

どうやら、違うらしいです。

梓「モミモミ」

律「あんっ……や、やだよお……」

梓「かわいいですよ、律先輩」

チュッ

私は再び、優しく、キスをしながら、胸を触ります。

梓「落ち着きました?」

律「お、落ち着ける……あんっ……かあ……ああんっ」

色っぽい声をだしながらも、中々、受け入れない律先輩。まあ、体は受け入れ始めてますがね。

梓「さて……」

素直にさせるには……

1 乳首を攻める

2 ゆっくりと胸を揉んでいく

>>774
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 08:41:44.00 ID:RXeUYokAo
いち
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/10(土) 08:43:45.93 ID:R9eErYA60
1
775 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/10(土) 09:41:35.09 ID:n3yfFhLSO
梓「ペロペロ」

律「んあっ……」

私は律先輩の乳首に吸い付き、口の中で飴玉のように乳首を転がした。

梓「チュパペロペロチュパペロペロ」

律「やめ………ああっ……んん」

律先輩の顔は真っ赤になり、息をハアハアとさせます。

梓「やめ? やめてほしいんですか? こんなに……」

ツンツン

律「んんっ」

梓「乳首を立たせてるのに」

律「ハアハア」

梓「息も荒くなってきて……興奮するのを抑えられないんですよね。素直になりましょうよ」

ペロペロ

律「んあっ……あんっ」

梓「ねえ? 素直におねだりしましょうよ。私を気持ちよくしてって」

私は片方の乳首を舐めつつ、片方の乳首は手で弄りながら、耳元に囁きかけます。

律「>>777

776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/10(土) 09:49:44.97 ID:uZRbFAvW0
私を気持ち良く……めちゃくちゃに犯して下さい!!
777 :名無しNIPPER [sage]:2012/11/10(土) 09:57:06.58 ID:KUGk20e70
778 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/10(土) 11:15:21.05 ID:n3yfFhLSO
律「私を気持ち良く……めちゃくちゃに犯して下さい!!」

梓「よく言えました。ニコリ」

私は履いていたズボンを下ろします。

律「なっ……」

私の下半身のいきり立った肉棒を見て、律先輩は驚愕の顔になります。

梓「一緒に気持ちよくなりましょう」

律「……」

梓「どうしました?」

律「いや……聞いてはいたが、びっくりして……」

まあ、誰でもそうですよね。

梓「まずは>>780
779 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 11:47:49.63 ID:6dvRGYAyo
咥えてください
780 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 11:48:05.20 ID:X74rj1VDo
腹パンをしまくります
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/10(土) 11:54:45.03 ID:Z/a709sE0
>>779

782 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/10(土) 13:08:41.41 ID:n3yfFhLSO
梓「まずは腹パンをしまくります」

ボコッ

律「ぐはっ」

私は問答無用に拳を降り下ろす。

律「な、なにを……」

ボコッボコッボコッボコッ

私は無慈悲にお腹を殴り続けます。

律「や、やめ……」

ボコッボコッボコッボコッ

梓「え? 聞こえません」

律「た、たす……」

梓「……」

1 トドメです

2 やめる

>>784
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 13:13:34.81 ID:jOaYc09lo
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 13:13:47.89 ID:uDfpvV1io
785 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/10(土) 15:02:37.21 ID:n3yfFhLSO
梓「……」

ボコッボコッボコッボコッ

私は無言で律先輩のお腹を殴り続けます。

ボコッボコッボコッボコッ

それは方向性の見失ったこの世界のうさをはらすように。

ボコッボコッボコッボコッ

律「がは……はあはあ……梓……」

律先輩は私に苦しみながらも手を差し出してきます。

梓「……トドメです」

私はそんな律先輩を無視して、必殺技を繰り出します。

梓「必殺>>787
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 15:26:16.84 ID:RCpDKp66o
にぎりっぺ
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 15:26:36.12 ID:vRCo6WHso
鼻口塞ぎ
788 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/10(土) 16:45:51.16 ID:n3yfFhLSO
梓「必殺鼻口塞ぎ!」

律「ぐっ!」

私は手を大きく開き、律先輩の鼻と口を覆う。

律「ング……フルフル」

律先輩は苦しそうに顔を振る。

律「んー! んー!」

梓「クスクス」

律先輩の顔は真っ赤になります。

梓「苦しいですか?」

律「コクコク」

何とか、律先輩は首を縦に振ります。

梓「ちゃんと、口に出してください」

律「んー!」

梓「なにが言いたいんですか?」

ジタバタジタバタ

律先輩は顔を真っ赤に暴れるばかり。

律「うー……」

徐々に抵抗する力を失ってきたのか、律先輩は次第に大人しくなります。

梓「……」

1 このまま……

2 一旦、休む

>>790
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 16:57:12.57 ID:ekVVo6EAo
>>790
1
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 16:57:13.75 ID:YYLKZxzyo
791 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/10(土) 17:35:49.63 ID:n3yfFhLSO
律「んん……」

梓「……………………………………………………………………さよなら」

律「んっ! ……………………」

律先輩は最後にバタバタとうごめき、人形のように動かなくなりました。

梓「律先輩……」

私は……律先輩を……

梓「…………」

私は手を離す。

律「……」

私から解放されても、律先輩は動く気配はない。

梓「……死んでるんですね」

私はその姿を見て……。

1 おかしくなった

2 冷静だった

3 興奮した

>>793
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 17:44:21.27 ID:vITxzQa8o
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 17:44:25.16 ID:ekVVo6EAo
3
794 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/10(土) 19:28:09.75 ID:9TsG8IyR0
梓「ふふふふ、ははははっ!」

私はその律先輩を見て、興奮を覚えました。人って、こんなに簡単に死んじゃうんですね。

梓「唯先輩達は……」

どんな死に顔をするんだろう。

梓「あはは……興奮してきますね」

私のあそこはビンビンですね。

執事「やれやれ」

梓「!?」

祖父「まさか、殺してしまうとはな」

梓「お祖父様!」

祖父「やれやれ。他の次期当主まで殺されてはのう」

警察「中野 梓。住居不法侵入、殺人罪、主にいろいろで逮捕する」

梓「え!?」

祖父「そこにいる小娘と我々は関係ない。この屋敷に侵入し、メイドを強姦のあげくに殺した。以上だ」

警察「ええ」

梓「え!? ちょっ……ええっ!?」

警察「来るんだ」

梓「ちょっ……や、やめて、いやああああああああああああああああああああ」

その後、私は人間学園で更生したそうな。

END『>>796

今日はこんなところで
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 20:46:49.93 ID:O/7fxHWMo
つい
796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 21:45:29.79 ID:ZX/rMuEJo
変態性欲者の末路
797 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/11(日) 05:58:03.68 ID:nTJZP6Fm0
梓「ふふふふ、ははははっ!」

私はその律先輩を見て、興奮を覚えました。人って、こんなに簡単に死んじゃうんですね。

梓「唯先輩達は……」

どんな死に顔をするんだろう。

梓「あはは……興奮してきますね」

私のあそこはビンビンですね。

執事「やれやれ」

梓「!?」

祖父「まさか、殺してしまうとはな」

梓「お祖父様!」

祖父「やれやれ。他の次期当主まで殺されてはのう」

警察「中野 梓。住居不法侵入、殺人罪、主にいろいろで逮捕する」

梓「え!?」

祖父「そこにいる小娘と我々は関係ない。この屋敷に侵入し、メイドを強姦のあげくに殺した。以上だ」

警察「ええ」

梓「え!? ちょっ……ええっ!?」

警察「来るんだ」

梓「ちょっ……や、やめて、いやああああああああああああああああああああ」

その後、私は人間学園で更生したそうな。

END『変態性欲者の末路』

タイトル『百合にゃん』

1 さいしょから

2 つづきから

3 ゲームをやめる

>>799
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/11(日) 08:28:53.44 ID:gV22qhd30
2
799 :名無しNIPPER [sage]:2012/11/11(日) 09:00:37.28 ID:S0ejEDyX0
2
800 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/11(日) 09:08:53.41 ID:nTJZP6Fm0
つづきから

どこから

>>802
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 09:19:33.03 ID:frE7lq9ko
>>778
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/11(日) 09:24:47.40 ID:S0ejEDyX0
>>801

803 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/11(日) 09:46:26.55 ID:nTJZP6Fm0
律「私を気持ち良く……めちゃくちゃに犯して下さい!!」

梓「よく言えました。ニコリ」

私は履いていたズボンを下ろします。

律「なっ……」

私の下半身のいきり立った肉棒を見て、律先輩は驚愕の顔になります。

梓「一緒に気持ちよくなりましょう」

律「……」

梓「どうしました?」

律「いや……聞いてはいたが、びっくりして……」

まあ、誰でもそうですよね。

梓「まずは>>805
804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 09:52:09.53 ID:Dgy3Fdl1o
前戯無しでいきなり挿入します
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 09:52:13.74 ID:ux0QWh1Lo
顔を殴りまくりますね
806 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/11(日) 09:59:11.40 ID:LBE+Ipq+0
>>804

807 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 10:05:50.34 ID:5MxDGgg1o
くどい
808 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/11(日) 10:13:18.24 ID:LBE+Ipq+0
また同じルートかよ
自重しろよ
809 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/11(日) 10:20:21.53 ID:kgk5sccSO
梓「まずは顔を殴りまくりますね」

ボコッボコッボコッボコッボコッ

律「ぐはっ」

私はテリーマンのように律先輩の顔面を殴り続けます。

律「やめ……」

ボコッボコッボコッ

律「いた……」

ボコッボコッボコッ

律「ぐへ……」

ボコッボコッボコッ

律先輩が何かを言おうとも、執拗に殴り続けます。

律「タラー」

律先輩の鼻からは鼻血が出ても、気にせず、殴り続けたので、私の手は血みどろになりました。

ボコッボコッボコッ

しかし、それでも、私は殴り続けます。

律「……」

すでに律先輩の顔は腫れ上がり、もはや、なにが何やらわからない顔です。

梓「さて……」

1 トドメです

2 やめる

>>811
810 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/11(日) 10:21:30.95 ID:LBE+Ipq+0
このまま殺 してやり直した方が早いから

1
811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 10:25:13.91 ID:v1bPxQ1Yo
1
812 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/11(日) 10:47:52.40 ID:kgk5sccSO
梓「……」

ボコッボコッボコッボコッボコッ

律「……」

もはや、律先輩は何も言わずに私に殴られ続けます。

梓「せめて……最後は楽に……」

私は拳に力を込めます。

梓「必殺>>814
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 10:53:16.20 ID:pZcS6NBXo
貧乳アタック
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 10:53:41.11 ID:akleiWmho
メラゾーマ
815 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/11(日) 12:25:28.27 ID:kgk5sccSO
梓「必殺メラゾーマ!!!」

私はライターに火をつけ、律先輩の髪に火を灯します。

梓「あはははは」

火は律先輩を燃やし、ベッドを燃やし、部屋をも、燃やします。

梓「あはははははは」

執事「火事だー!」

メイド「逃げて下さいー!」

外からは叫び声が聞こえてきます。

梓「あはは……皆、燃えてる……燃えてるー!」

その火は私のツインテールにもつきます。

梓「私も……あはははははは……私も燃えてるー!」

その火は私の全身を燃やし……意識を失いました。

END『>>817
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 12:37:01.36 ID:frE7lq9ko
今日は梓の誕生日なんだよな…
817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/11(日) 12:39:56.26 ID:KK2jkXGL0
炎のハッピーバースデー
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 12:40:00.25 ID:GsABL1F7o
今のはメラゾーマではない
819 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/11(日) 13:34:08.18 ID:nTJZP6Fm0
梓「必殺メラゾーマ!!!」

私はライターに火をつけ、律先輩の髪に火を灯します。

梓「あはははは」

火は律先輩を燃やし、ベッドを燃やし、部屋をも、燃やします。

梓「あはははははは」

執事「火事だー!」

メイド「逃げて下さいー!」

外からは叫び声が聞こえてきます。

梓「あはは……皆、燃えてる……燃えてるー!」

その火は私のツインテールにもつきます。

梓「私も……あはははははは……私も燃えてるー!」

その火は私の全身を燃やし……意識を失いました。

END『炎のハッピーバースデー』

タイトル『百合にゃん』

1 さいしょから

2 つづきから

3 ゲームをやめる

>>821
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 14:32:35.87 ID:oxWsa8cYo
2
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 14:45:15.96 ID:frE7lq9ko
2
822 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/11(日) 15:03:11.32 ID:kgk5sccSO
つづきから

どこから

>>824
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 15:32:41.93 ID:oxWsa8cYo
>>778
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 15:37:33.97 ID:Dgy3Fdl1o
>>778
825 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/11(日) 15:50:01.00 ID:kgk5sccSO
律「私を気持ち良く……めちゃくちゃに犯して下さい!!」

梓「よく言えました。ニコリ」

私は履いていたズボンを下ろします。

律「なっ……」

私の下半身のいきり立った肉棒を見て、律先輩は驚愕の顔になります。

梓「一緒に気持ちよくなりましょう」

律「……」

梓「どうしました?」

律「いや……聞いてはいたが、びっくりして……」

まあ、誰でもそうですよね。

梓「まずは>>827

826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/11(日) 16:16:16.43 ID:P7xLLgRc0
>>804

827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 16:34:39.83 ID:VxMV4Qq0o
目に挿入
828 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/11(日) 16:56:03.44 ID:kgk5sccSO
梓「まずは目に挿入」

律「目!?」

律先輩は驚愕の表情をします。

律「め、目になにを入れる気だ……」

梓「何でしょうね」

律「や、やだ、やめてくれ……」

律先輩は涙目でブルブルと震えて、私を見ます。

律「お、お願いだよ、梓……」

梓「……」

1 仕方がないですね

2 問答無用です

>>830

今日はこんなところで
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 17:19:03.81 ID:kf2WwnZ+o
目薬
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 17:19:53.98 ID:S6mR4k1zo
君の瞳に乾杯
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 17:20:12.52 ID:7sRsZBtvo
2
832 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/12(月) 05:33:59.02 ID:AajxLXe00
梓「問答無用です」

私は懐から目薬を出します。

梓「喰らうです!」

ポタッ

律「うぎゃあああああああ」

特別に染みる目薬を入れました!

律「し、しみるるうううううううううううううううううううう」

梓「どんなもんです!」

エッヘン!

律「くうううううう……何なんだ。まあ、よかった。私はてっきり……」

梓「どうしました?」

律「な、何でもないよ」

梓「?」

律「も、もう……満足したよな? な? もう、こんなこと、やめにしようよ」

梓「……」

1 無理です。あそこに挿入

2 無理です。口に挿入

3 無理です。胸で楽しむ

4 分かりました

>>834
833 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 07:06:01.47 ID:edRUjN66o
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/12(月) 07:15:26.46 ID:gWFdIk540
1
835 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/12(月) 07:38:38.81 ID:C7wXebuSO
梓「無理です」

私は律先輩のあそこに自分の一物を当てます。

梓「目もスッキリしたところで、体もスッキリしましょう」

ズブブブ

律「いっ!? ひぎいいいいい」

私の一物は律先輩の処女膜を貫きます。

律「や、やめ……いた……」

梓「あー……これが……」

ま○この感触ですか。

律「い、痛いよ……抜いてえ……」

梓「無理です」

私はきつい律先輩の中に少しずつ、入れていきます。

梓「あ、あー……」

律「はあはあ……ぐうううう」

コツン

梓「あー、……律先輩に私の一物が全部入りましたあ」

これは……ヤバイですね。

ピクピク

律「はあはあ……な、なんか……う、動いてる……ピクピクって……」

チュッ

私は律先輩に優しくキスをします。

梓「律先輩の中が気持ちよくて……うう……」

や、ヤバイですね。でちゃいそうです。

梓「……」

1 まずは中に出してから、ゆっくりと楽しむ

2 まずは外に出してから、ゆっくりと楽しむ

>>837
836 :名無しNIPPER [sage]:2012/11/12(月) 12:29:37.08 ID:DFp41Rmv0
1
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/12(月) 12:30:10.32 ID:AjL9+8Eh0
1
838 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/12(月) 18:10:39.99 ID:C7wXebuSO
梓「まずは中に出しちゃいますね」

律「え!? ちょっ……」

梓「あー、心配しないで下さい。本物と同じなので、律先輩を孕ませることができますよ」

律「あん……んんっ……しんできるかあ……あんっ」

梓「あー……」

ドビュ、ビュルルル、ドクドク。

律「あ、ああ……」

梓「ああ……これが中出しなんですね……」

なんというか……実に気持ちいい……。

律「も、もう……おしまいだな!」

梓「いえ。一度出して、スッキリしましたから。じっくりと楽しみましょう」

クイックイッ

私は腰をしなやかに動かします。

律「や、やめ……い、いた……」

律先輩は涙目で私に懇願するように睨みます。

律「いた……ぬ、抜いてえ……ングッ……」

パンッパンッパンッパンッ

私はそれを無視して、腰を叩きつけます。

律「や、やめ………んんっ……あっ……」

気づいてか気づいてないかは知りませんが、律先輩はあえぎ声をあげ始めます。

パンッパンッパンッパンッ

律「あんっ……んー! ああっ」

梓「ピタッ」

律「ああ………あれ?」

梓「どうしました? 止めましたよ」

律「あ……え、えっと……」

梓「何かご不満ですか? 口に出さないと分かりませんよ。ニヤニヤ」

律「>>840

今日はこんなところで
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 21:25:39.15 ID:7wtS2eVKo
もう殺して・・・
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/11/12(月) 21:26:03.43 ID:HNu6dMGUo
調子に乗るなよゴキブリがぶっ殺すぞ!!
841 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/13(火) 05:41:17.00 ID:gp/dm3RQ0
律「調子に乗るなよゴキブリがぶっ殺すぞ!!」

梓「!?」

律先輩は突如として、修羅のような顔で怒鳴ります。

律「さっきから……私がちょっと、弱いそぶりを見せたら……調子に乗りやがって……」

梓「ガクガクブルブル」

律先輩から発せられる殺気は凄まじく、私はこの場でガクガクと震えてるのが精一杯です。

律「なあ? お前がこの後、何をすればいいか分かるか?」

梓「>>843
842 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) :2012/11/13(火) 05:51:51.52 ID:tItWrfLAO
でもチンポには逆らえないですよ
えいっ♪
ズンズンズンズン
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/13(火) 06:21:03.85 ID:0JvWtqsY0
>>842

844 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/13(火) 06:46:37.88 ID:VqOdD3rSO
梓「でもチンポには逆らえないですよ。えいっ♪」

ズンズンズンズン

私は恐怖に負けずに腰を打ち付ける。その姿は魔王と戦う勇者のようではないでしょうか?

律「やめ……ああ……んぐ」

律先輩は喘ぎ声をあげないように唇を噛み締めます。

梓「素直に……はあはあ……なりましょうよ」

パンッパンッパンッパンッ

私と律先輩の越谷市ぶつかりあう音が部屋を支配します。

梓「ああ……律先輩のなか……気持ちいいです……」

律「や、やめ………んぐ……ああ……」

梓「やば……また、出ちゃいます……」

律「お、おま……」

梓「……」

1 中に出す

2 外に出す

>>846
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 06:55:09.72 ID:ks4qD8oLo
2相手の口の中に入れて出す
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/13(火) 07:18:59.49 ID:zL4tZTyK0
1奥にがっつり出す
847 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/13(火) 07:37:56.29 ID:VqOdD3rSO
梓「ああ……駄目です……」

パンッパンッパンッ

律「やめ………おま……ああ……なんか……」

律先輩のあそこは私の一物をぎゅ〜と締め付ける。これは……。

梓「律先輩もイキそうなんですね」

律「ちが……んん……あん」

ぎゅ〜

梓「だ、だめ………出ちゃいます……」

律「ぬ、抜いて……あ、あああああああ」

ドビュドクドク

梓「あ、ああ……」

律先輩が先に果てると、すぐに私も白い赤ちゃんの元を注ぎ込みます。

梓「はあ……スッキリしました」

律「はあはあ……」

執事「ご苦労様です」

梓「ん」

律「き、気が済んだだろ……離してくれ」

懇願する律先輩を無視して、執事に話しかけます。

梓「私は部屋で寝てきます。世話は……」

執事「ご安心ください」

梓「よろしく」

律「ちょ……待て!」

梓「また、後で」

律「梓! 梓!!梓ー!!!」

律の調教をスキップする

1 する

2 しない

>>849
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 08:11:09.02 ID:4VfsbA7Oo
執事は女?
849 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/13(火) 08:16:46.39 ID:zL4tZTyK0
女ならメイドだろ

1
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 08:22:02.80 ID:ks4qD8oLo
男装執事もいるけどな
851 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/13(火) 08:28:33.44 ID:VqOdD3rSO
1週間後

律「梓様……」

執事「見事です」

祖父「1週間で、落としきるとは……」

梓「当然です」

祖父「並々ならぬ才能じゃな」

梓「ありがとうございます」

祖父「どことなく、次期当主の風格まで出てきおったわ」

執事「左様でございます」

祖父「これなら、いけるかのう」

梓「お任せ下さい」

私はペコリと頭を下げる。

梓「今の私なら……全員を手中に治められます」

祖父「大した自信じゃ」

梓「とりあえず、まずは……」

1 澪先輩から

2 唯先輩から

3 憂から

>>853
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/13(火) 08:52:12.65 ID:34Hv+JmOo
2
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/13(火) 08:53:35.47 ID:0JvWtqsY0
1
854 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/13(火) 18:11:32.26 ID:VqOdD3rSO
梓「まずは澪先輩からです」

祖父「いきなり、大物じゃな」

梓「まずは澪先輩ファンクラブを手中に、と」

祖父「なるほど」

執事「助手として、……」

1 律をつける

2 純をつける

3 菫をつける

複数可能

>>856

今日はこんなところで
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 18:37:27.08 ID:EYslxTOCo
3
856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/13(火) 18:39:09.32 ID:GIjB313D0
全部
857 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/14(水) 06:00:49.97 ID:lOJpqP4c0
執事「これから、梓様のメイドとして、3人のメイドをつけます」

純「よろしくおねがいします。鈴木 純です」

菫「菫です」

梓「あなたはムギ先輩の……」

執事「紬様に手を出さないとの交換条件で。この子は自由にしていいと」

梓「なるほど」

執事「最後に……」

律「ハアハア」

執事「そこの律様を」

梓「ん……ありがとうございます。これだけいれば十分です」

祖父「期待しておるぞ」

梓「やってやるです!」

私の陵辱ライフがここから、スタートを切りました。

陵辱ルート第1話 『逮捕劇』 おしまい

陵辱ルート第2話 『>>859
858 :名無しNIPPER [sage]:2012/11/14(水) 07:52:40.92 ID:lgP8+U5AO
女狩り
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/14(水) 08:24:41.31 ID:3yaXbmVu0
炎の孕ませあずにゃん
860 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/14(水) 11:58:03.51 ID:UyvhfkUSO
第2話『炎の孕ませあずにゃん』

梓「まずは情報を集めましょう」

律「まあ、たしかに」

梓「というわけで、情報収集です」

純「でも、プロフィールとかはありますよね」

梓「私がほしいのは付け入る隙ができる情報です」

菫「まどろっこしいことをせず、一気にいっちゃえば……」

梓「下手をすれば、秋山家に殺されます」

純「たしかに……」

梓「というわけで、情報収集、しっかり、してくださいね」

律・菫・純「「「はい!」」」

学園

唯「澪ちゃんの秘密?」

梓「はい」

唯「何でまた?」

梓「せ、先輩として、親睦を深めたいと……」

下手なことを言って、次回以降のターゲットを警戒させないようにしないと。

唯「なるほど!」

唯先輩は納得してくれたようです。

唯「澪ちゃんの秘密は……」

1 実はMなんだよー

2 放課後、私の机の角で何かやっていたよー

3 たまにパンツはかないんだよねー

>>862
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 12:57:38.78 ID:CS2nJi/Ko
1
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/14(水) 13:03:32.42 ID:COA9XwY00
1
863 :8891KIMU [saga]:2012/11/14(水) 18:15:47.09 ID:UyvhfkUSO
唯「実はMなんだよー」

梓「M?」

唯「うん」

興味深いですね。

梓「詳しく、聞かせて下さい」

それは重要な事柄ですね。主に調教において。

唯「んー、それはだね……」

回想

1年生の頃

合宿

唯「澪ちゃんって、S? M?」

澪(なんだ? SとかMって)

唯「どっちー?」

澪(イニシャルのことか? なら……)

澪「Mだな」

唯「おお!」

回想終了

唯「というわけなのだよ」

梓「なるほど」

まさか、正直に白状するとは。

唯「役に立ったー?」

梓「はい」

唯「よかったー。エヘヘ-」

これで調教の仕方については目処が立ちましたが、これでは……。

梓(追い詰めるには不十分)

ならば、メイドに期待するしかないか。

帰宅後

自宅

律「私は手に入らなかった」

梓「は?」

律「当たり前だろ。私はメイドで人脈があるわけでも、ターゲットと知り合いでもないし」

梓「……」

それはたしかに。

律「そ、それより……ターゲットより、私とエッチを……モジモジ」

梓「……」

1 仕方がないですね

2 無視して、純に

>>865

今日はこんなところで
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 18:43:51.65 ID:CS2nJi/Ko
2
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 18:45:11.19 ID:TWs/GVaao
2
866 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/15(木) 05:36:45.89 ID:S0umDTwF0
梓「で、純。情報は?」

律「わ、私を無視するなー!」

純「私もこれといっては……。ただ」

梓「ただ?」

純「秋山家の次期当主として、プレッシャーを感じているのではないかと」

梓「なるほど」

まあ、たしかに、そこまでメンタルが強そうには見えませんが。

梓「付け入る隙はあるということですね。菫は?」

菫「紬お嬢様の情報では意外に可愛らしいとか」

梓「ほう」

大人な感じの綺麗と感じてましたが。

菫「極度の怖がりだったり、可愛らしい作詞からとかも判断できるそうです」

梓「怖がり、とな」

なるほど。

梓「しかし……この情報ではどうにもできませんね」

致命的な秘密がないと、なんとも。

梓「仕方がないですね。もう少し、様子を見ましょう」

1週間後

学園

軽音部部室

唯「お菓子ー」

澪「まったく。何しに来てるんだよ」

唯「エヘヘー」

梓「……」

どうしますかね。まったく、突破口がありません。

梓(ここで犯す? 私が殺されかねない……)

しかし……。

梓(いっそ、告白してみる? いや、振られる可能性も十分か……。あるいは……好みのタイプを使うか……)

何となく、律先輩辺りとはいいかもしれません。

梓「うーむ」

1 殺されるのを覚悟で特攻

2 告白してみますか

3 律先輩を使ってみますか

>>868
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 08:21:43.76 ID:UC8pdS6mo
3
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/15(木) 08:28:51.18 ID:obTniE230
3
869 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/15(木) 11:57:21.10 ID:fCOWBQ6SO
梓(あれを使いますか)

私の忠実な僕をね。

梓「澪先輩」

澪「ん?」

梓「実はお願いがあります」

澪「お願い?」

梓「はい。私の家のメイドを教育してほしいんです」

澪「メイドの教育? 何でまた」

梓「私の専属メイドなので、お祖父様の執事達を使うのはちょっと……。それにこんなこと、同級生には頼みづらくて」

澪「なるほど」

唯「私が教育するよー」

梓「さ、さすがに唯先輩には……」

唯「ぶー、あずにゃんのいじわる」

梓「す、すいません……」

澪(梓の提案……私は)

1 受ける

2 受けない

>>871
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 12:53:09.63 ID:SiorH+OQo
いち
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 12:59:04.90 ID:5rCzLKOHo
2
872 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/15(木) 18:07:54.08 ID:fCOWBQ6SO
澪「悪いけど、パスだ」

梓「なん……です……って」

澪「分かるだろ? 私達は迂闊には相手に手の内を探らせるわけにはいかない、って」

たしかに、簡単に外部の人間を受け入れてはスパイ天国ですね。

梓「そうですか。ありがとうございます」

唯「私が教えてあげるよ!」

梓「けっこうです」

唯「シュン」

どうする……。

梓(幸いにも顔は知られていません。いっそ、新規に……いや、調べられたら、一発でアウト……)

澪「何か難しい顔をしてるが……どうしたんだ? 悩みごとか?」

梓『あなたを強姦、調教を平和に行う方法を模索してるんです』

とは言えません。

梓「なんでもありません」

澪「そうか……」

しかし……対策の練り直しですね。

帰宅後

梓「何かいいアイデアはありませんか?」

律「と、言われても」

梓「つかえませんね」

菫「難しいですね……」

梓「純。何か、情報は?」

純「……」

1 別にないです

2 実はターゲットは平沢 唯のことが……

3 その他

>>874

今日はこんなところで
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:33:16.87 ID:hVWgU2x4o
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:35:23.86 ID:Gvb9l5c5o
3 実は澪先輩は殺人を犯したことがあるとの情報が……
875 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/16(金) 05:14:04.34 ID:mbHDCBPI0
純「実は澪先輩は殺人を犯したことがあるとの情報が……」

梓「何ですって。それは本当ですか?」

純「ええ。警察やマスコミにはお金をばら撒いて揉み消したらしいですが」

流石は金持ちですね。

梓「それはいい情報ですね」

ここから、脅していけば……。

菫「しかし、1度は揉み消された事件です」

梓「金の力は偉大ですよ」

律「は?」

梓「こっちもお金で対抗しますから」

律「おまえ……そこまで……」

梓「ちなみに誰を殺したんですか?」

純「>>877
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 08:44:52.73 ID:KGPh6H3zo
わたしです
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 08:45:33.98 ID:4n0RNYbAo
山中さわ子という女性らしいですけど
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 09:40:13.83 ID:ECNBaANIo
矛盾してね
879 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/16(金) 12:01:33.61 ID:MSiK2twSO
純「山中さわ子という女性らしいですけど」

梓「え?」

私の学園にも同じ名前の先生が……。

純「あの人は替え玉です」

梓「替え玉?」

純「いなくなれば、怪しまれますからね」

梓「でも、別人ではばれませんか?」

純「事故にあい、入院として、みっちり、演技の練習をしたとか」

梓「なるほど」

これはうまくいけば……。

梓「……」

律「何を考えてるんだ?」

梓「これに乗じて、まずは先生も落とすか、あるいは澪先輩を一気に崩すか」

いずれはこの学園のムギ先輩以外の生徒は落とすつもりですし、先生を手中に治めるのは楽になりますからね。

梓「どう考えますか、菫、純?」

律「あれ、私は?」

梓「黙って下さい」

菫「>>880

純「>>881
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/16(金) 13:02:04.51 ID:Sw+QQYnn0
まず先生、そののち秋山澪を落とせばよろしいかと
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 14:48:24.53 ID:vi5Vwcb5o
風俗行かない?
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 14:48:30.57 ID:Wr4xCCAdo
同感
883 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/16(金) 18:10:46.43 ID:MSiK2twSO
菫「まず先生、そののち秋山澪を落とせばよろしいかと」

純「風俗行かない?」

梓「……律先輩」

律「来い、純」

純「え、何?」

律「お前は調教部屋だ」

純「何それ?」

律「楽しいところさ。ニコリ」

純「笑顔が怖い……」

律「じゃあ、行くか」

純「や、やめ……引っ張らないでええええ!」

梓「というわけで、菫の案を採用します」

菫「ありがとうございます!」

梓「褒美として、純の調教を任せます」

菫「……」

1 ありがとうございます

2 それより、現金を……

>>885

今日はこんなところで
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 00:24:48.06 ID:kzngGJtVo
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 00:37:20.66 ID:QrGetNi7o
2
886 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/17(土) 05:20:11.40 ID:36xJP2OB0
菫「そんなものより、お金を……」

梓「正直でよろしいですね。はい、10万円」

菫「ありがとうございます」

梓「さて……」

舞台はととのいました。

梓「ニコリ」

次の日

学園

空き教室

さわ子「で、話って何かしら?」

梓「いくらで澪先輩に人生を売ったんですか?」

さわ子「……な、何のことかしら?」

梓「とぼけても無駄ですよ。本物のさわ子さんはもう、死んでるんですよね」

さわ子「な、何を言ってるの……」

梓「あなたの元の名前は>>888
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 09:22:13.26 ID:/X41Gkdto
谷亮子
888 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 09:23:20.56 ID:2Qc076flo
仁王雅治
889 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/17(土) 09:38:57.05 ID:eIJXUBvSO
梓「あなたの元の名前は仁王雅治」

さわ子「………」

仁王「プリッ」

仁王「よく分かったな」

梓「私を舐めないで下さい」

仁王「たしかに、俺は人生を売って、さわ子として、生きてきたが……で?」

梓「?」

仁王「それで。何がしたいんだ?」

梓「……」

仁王「こんな、俺の正体を晒して……何がしたいんだ?」

梓「私は……」

こいつは男らしい。ならば、私の対象外だ

1 私に協力しなさい

2 もう……終わらせて下さい

>>891
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 09:54:37.61 ID:DbNThpWco
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 09:54:47.15 ID:NFHmLr81o
892 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/17(土) 10:59:23.78 ID:eIJXUBvSO
梓「もう……終わらせて下さい」

仁王「………」

梓「お願いします」

仁王「分かった……目をとじろい」

梓「はい……」

私は言われたとおりに瞳をとじた



唯「あずにゃーん」

梓「は!?」

澪「寝てるところ、悪いんだが……」

紬「もう、下校時刻よ」

梓「え? え?」

ここは……。

梓「みすぼらしい……部屋」

律「悪かったな。みすぼらしくて」

まさか……

梓「わ、私はお嬢様じゃ……」

律「は?」

澪「寝ぼけてるのか?」

唯「寝ぼけてるあずにゃんかわいい」

梓「…………………まさか」

夢落ち!?

END『>>894
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 11:14:36.29 ID:UgNT9CEYo
なげやり!
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 11:14:54.67 ID:DbNThpWco
仁王王国
895 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/17(土) 12:06:11.34 ID:eIJXUBvSO
梓「もう……終わらせて下さい」

仁王「………」

梓「お願いします」

仁王「分かった……目をとじろい」

梓「はい……」

私は言われたとおりに瞳をとじた



唯「あずにゃーん」

梓「は!?」

澪「寝てるところ、悪いんだが……」

紬「もう、下校時刻よ」

梓「え? え?」

ここは……。

梓「みすぼらしい……部屋」

律「悪かったな。みすぼらしくて」

まさか……

梓「わ、私はお嬢様じゃ……」

律「は?」

澪「寝ぼけてるのか?」

唯「寝ぼけてるあずにゃんかわいい」

梓「…………………まさか」

夢落ち!?

END『仁王王国』



梓「……」

紬「一番の原因は安易に陵辱を選択肢にいれたことね」

澪「他にもいろいろあるだろ……」



タイトル『百合にゃん』

1 さいしょから

2 つづきから

3 ゲームをおわる

>>897
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 12:09:30.13 ID:zYaVs4r7o
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 12:09:45.01 ID:DbNThpWco
898 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/17(土) 12:18:25.82 ID:eIJXUBvSO
つづきから

どこから

>>900
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/17(土) 12:47:03.81 ID:WAScMaA30
>>869

900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 12:50:27.77 ID:C4HqVeV4o
>>886
901 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/17(土) 12:53:48.34 ID:eIJXUBvSO
菫「そんなものより、お金を……」

梓「正直でよろしいですね。はい、10万円」

菫「ありがとうございます」

梓「さて……」

舞台はととのいました。

梓「ニコリ」

次の日

学園

空き教室

さわ子「で、話って何かしら?」

梓「いくらで澪先輩に人生を売ったんですか?」

さわ子「……な、何のことかしら?」

梓「とぼけても無駄ですよ。本物のさわ子さんはもう、死んでるんですよね」

さわ子「な、何を言ってるの……」

梓「あなたの元の名前は>>903

902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 12:57:12.27 ID:8U9nOigOo
山中さわわ
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 12:57:45.05 ID:Nma6f03No
元生徒会長
904 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/17(土) 13:55:28.69 ID:eIJXUBvSO
梓「あなたの元の名前は元生徒会長」

さわ子「………」

元「ばれたら、しかたがないわね」

やれやれと、首を振る元生徒会長。

梓「どうして、自分の人生を……」

元「それは……」

1 澪パンを……

2 家が貧乏で……

3 その他

>>906
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 14:10:53.84 ID:eKJq7yuHo
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 14:11:48.70 ID:ioIhUskMo
いつか澪を監禁して調教してやるためにスキを窺ってる
907 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/17(土) 14:33:30.46 ID:eIJXUBvSO
元「いつか澪を監禁して調教してやるためにスキを窺ってる」

梓「ほう」

興味深いですね

梓「あなたの本名は?」

元「元生徒会長ですが」

梓「言いにくいです」

元「なら、曽我部とでも」

梓「では、曽我部さん。私と手を組みませんか?」

曽我部「なに?」

梓「私と組めば、澪先輩を落とせますよ」

もっとも、まずはあなたを奴隷にしますが。

曽我部「……」

梓「どうですか?」

曽我部「>>909
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 15:06:19.47 ID:oWQvyl2so
よしきた
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 15:06:42.35 ID:eKJq7yuHo
さては私のことも調教するつもりね?
910 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/17(土) 15:17:48.24 ID:eIJXUBvSO
曽我部「さては私のことも調教するつもりね?」

梓「!?」

曽我部「私はあなたの下になる気はないわ」

梓(流石は澪先輩のために人生を捨てた人……頭が切れますね)

梓「参りました。あなたには調教も何もしませんよ」

曽我部「信用できないわね」

梓「疑り深いですね」

曽我部「当たり前でしょ」

梓「分かりました、分かりました。何が望みですか?」

曽我部「>>912
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/17(土) 15:21:05.09 ID:oUim4SlV0
秋山澪を必ずおとしてみせろ
912 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 15:32:43.61 ID:1ArzlfiJo
私があなたを調教するわ
913 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/17(土) 15:41:36.50 ID:eIJXUBvSO
曽我部「私があなたを調教するわ」

梓「ほう……」

曽我部「あなたの目的は知らないけれど……利用価値はありそうだわ」

梓「私を利用すると?」

曽我部「あなたも私を利用する気でしょ?」

梓「……まあ、たしかに」

曽我部「あなたっ私の体格差……どちらが有利か分かるでしょ」

梓「私は小さいですからね」

曽我部「抵抗はしないでね」

梓「……」

1 分かりました

2 それはどうかな?

>>915
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 18:34:42.48 ID:hY8O0r0Ho
915 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 18:39:38.65 ID:mdG+xGK4o
1
916 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/17(土) 19:19:42.22 ID:36xJP2OB0
梓「分かりました」

曽我部「素直ね」

梓「逆らっても、仕方がないですからね」

曽我部「ふふふ。可愛がってあげるわ」

曽我部さんは私の頭を優しくナデナデしてくれました。

半年後

曽我部「ふふふ」

澪「曽我部様の足……ペロペロ」

唯「曽我部様の首……ペロペロ」

梓「曽我部様のま○こ……気持ちいい……」

モブ「曽我部様……」

モブ12「曽我部様……」

あれから、半年。私は中野家次期当主を落とし、憧れの澪を手中に押さえ、それだけでもよかったんだけど……。

曽我部「いろいろと楽しむために……まあ、学園を集中に治めちゃったんだよね」

これで……。

曽我部「私の天下ね。ふふふ……はっははははは」

私は高らかに笑い声を上げながら、奴隷達を見渡しました。

END『>>918

今日はこんなところで
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 20:11:16.43 ID:Nma6f03No
タコ共
918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 22:07:00.44 ID:eMNSKL0uo
曽我部の天下統一
919 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/18(日) 05:46:34.51 ID:eDacH9jY0
梓「分かりました」

曽我部「素直ね」

梓「逆らっても、仕方がないですからね」

曽我部「ふふふ。可愛がってあげるわ」

曽我部さんは私の頭を優しくナデナデしてくれました。

半年後

曽我部「ふふふ」

澪「曽我部様の足……ペロペロ」

唯「曽我部様の首……ペロペロ」

梓「曽我部様のま○こ……気持ちいい……」

モブ「曽我部様……」

モブ12「曽我部様……」

あれから、半年。私は中野家次期当主を落とし、憧れの澪を手中に押さえ、それだけでもよかったんだけど……。

曽我部「いろいろと楽しむために……まあ、学園を集中に治めちゃったんだよね」

これで……。

曽我部「私の天下ね。ふふふ……はっははははは」

私は高らかに笑い声を上げながら、奴隷達を見渡しました。

END『曽我部の天下統一』



タイトル『百合にゃん』

1 さいしょから

2 つづきから

3 ゲームをおわる

>>921
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 07:15:38.74 ID:UHDjHf4io
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 07:32:47.84 ID:oxis9asoo
3
922 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/18(日) 08:00:27.79 ID:eDacH9jY0
梓「終わりましょう」

紬「で、どうするの?」

梓「……」

1 次のゲームに

2 もう……いいです

>>924
923 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 08:03:11.79 ID:UHDjHf4io
1
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 08:18:08.02 ID:J5PUYkMc0
2
925 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/18(日) 08:44:29.84 ID:eDacH9jY0
梓「もう……いいです」

紬「そう……」

澪「なんというか……長かったな」

律「なんだかんだで、1年くらいやってた気がするな」

唯「でも!」

梓「どうしました?」

唯「落ちがないよ」

梓「……」

澪「……」

律「……」

紬「……」

梓・澪・律・紬「「「「終わります」」」」

唯「あれー!?」

おわり
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/18(日) 08:55:14.95 ID:FT8XFhUp0
えーと、

乙!
927 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 14:53:01.74 ID:OV1r9Wg1o
なんだと・・毎日の生きがいが終った・・・

今まで楽しかった乙!
むっちゃ悲しい
928 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 14:53:58.91 ID:k1HlTCkYo
続きあると信じてる
929 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/18(日) 19:55:11.97 ID:eDacH9jY0
反省会

梓「まだ、ちょっとあるから、反省会をしますね」

律「もはや、反省もくそもない気がするがな」

澪「たしかに」

紬「反省点しかないからね」

梓「唯先輩はなにかありますか?」

唯「>>930
930 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/18(日) 19:56:36.21 ID:nhygUuuO0
もっとあずにゃんとHしたかった
931 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/18(日) 20:26:25.54 ID:eDacH9jY0
唯「もっとあずにゃんとHしたかった」

梓「///」

澪「まだ、唯は恵まれていた気がするが……」

律「そうか?」

紬「どれもひどいもんだった気がするわ」

梓「ですよねー」

律「これから、どうすんだ?」

梓「これからというか……終わったんじゃないですか?」

律「おまけみたいなもんだよ」

梓「おまけって……」

律「それより、これからだよ」

梓「リニューアルするか…………まどかをやろうかと」

唯「……」

律「……」

澪「……」

紬「……」

梓「え、えっと……」

梓(何、この空気……)

梓「ど、どう思いますか、唯先輩」

唯「>>932
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/18(日) 20:27:59.88 ID:F4Im7R320
リニューアルオープン希望!
933 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/18(日) 20:42:18.01 ID:lLGUuInSO
唯「リニューアルオープン希望!」

梓「リニューアルオープン……」

唯「不満なの?」

梓「いえ」

唯「というわけで、リニューアルするにあたり、タイトルも変えようか」

律「例えば?」

紬「『梓「レッツ、『安価』エロゲプレイ」』とかは?」

律「キャラ崩壊が甚だしいな」

澪「今更だな」

梓「どうですか、唯先輩」

唯「>>934
934 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/18(日) 20:44:32.36 ID:F4Im7R320
いいんじゃない?
935 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/18(日) 21:20:02.07 ID:lLGUuInSO
唯「いいんじゃない?」

梓「なら、タイトルは……」

梓「レッツ、『安価』エロゲプレイ」

梓「ということにしましょう。次にやるゲームです」

1 タイトル『放課後エロゲ制作』

ストーリー

『部費が……足りない』

ここは桜が丘学園、軽音部。その部員である、私達は追い詰められていました。

『何でだよ……』

昨今の不景気やらで学園が出す活動費が少なくなり、実績のない私達、軽音部は部費を減額……というか、0に。

『なら、エロゲを作ろう』

訳の分からないことを言い出す、平沢 唯先輩。

『そうだな』

『え?』

他の先輩達も納得してらっしゃる。いったい、これから、どうなるの?

メインヒロイン 唯

ヒロイン 澪 憂

2 ネトラレ! 私の妹が可愛がってた後輩に寝取られた。

ストーリー

私と妹の憂はないしょないしょの恋人同士。これからも、ずっと一緒………………だと思っていました。

メインヒロイン 憂

3 ネトラレ 私の幼馴染みが弟に寝取られた

ストーリー

タイトル通り

4 その他

梓「手元にあるフリップに番号を書いてください。多いのを採用します」

澪「4のその他は?」

梓「4を選ぶ場合にはどんな内容かも書いてください」

律「分かった」

うんたん♪ うんたん♪

梓「フリップオープン」

唯「>>936

律「>>937

澪「>>938

紬「>>939

今日はこんなところで
936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/18(日) 21:25:35.72 ID:77uI+1i/0
1
937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 21:28:42.10 ID:UHhAlp+wo
1
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/11/18(日) 23:26:13.48 ID:oRmoecO/o
1
939 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 00:56:21.39 ID:1BnlZ0F0o
まどかの方も続ききになるな
940 : ◆oKSb2kbYWY [saga]:2012/11/19(月) 05:25:56.49 ID:Rscabv7s0
唯「1」

律「1」

澪「1」

紬「まどかの方も続ききになるな」

梓「見事に1が並びました。というわけで、1です」

タイトル『放課後エロゲ制作』

ストーリー

『部費が……足りない』

ここは桜が丘学園、軽音部。その部員である、私達は追い詰められていました。

『何でだよ……』

昨今の不景気やらで学園が出す活動費が少なくなり、実績のない私達、軽音部は部費を減額……というか、0に。

『なら、エロゲを作ろう』

訳の分からないことを言い出す、平沢 唯先輩。

『そうだな』

『え?』

他の先輩達も納得してらっしゃる。いったい、これから、どうなるの?

メインヒロイン 唯

ヒロイン 澪 憂 律

梓「ちなみに放課後エロゲ部にしなかったのはすでにあるからです。そして、まどかのほうは元のほうで、12月くらいにはあげようかと」

唯「というわけで、今度こそ、本当に終わりだよー」

おわり

941 : ◆oKSb2kbYWY [saga ]:2012/11/19(月) 05:34:09.55 ID:Rscabv7s0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1353270744/

一応、次スレ?
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 07:31:36.27 ID:3t/py9sfo
>>939
同感
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