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アイドルマスター短篇集 -
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1 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 16:06:41.24 ID:Kgv8/ija0
全員分書けるかは分かりません、大変ですから。
話ごとに文体を変えて書きます。
R―18です。
更新する時は事前にお伝えします。
先日、ルーターが壊れました。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1349507201
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/
佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/
君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/
笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/
2 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 16:12:43.61 ID:Kgv8/ija0
『IDLE』
3 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 16:15:47.41 ID:Kgv8/ija0
その女はとても美しく、同時に残酷であった。
肉体を求めるところすこぶるものがあり、躰のみならず精神も同時に貪られる気がした。
私の主観的な視点からこの物語を語るには余りに主体性がない、と言えるかも知れない。
4 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 16:19:46.47 ID:Kgv8/ija0
きっとそうなのだろう。
彼女を抱くことは毎夜のことになっていたが、あの行為を客観視するならば間違いなく
抱かれていた、という表現が適当になってくるに相違ない。
5 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 16:26:45.56 ID:Kgv8/ija0
とある芸能プロダクションで彼女に出会ってしまったその時から、
私の中で大切な何かが割れたように感じられた。
それが新しい何かに変わるものであったのか、ただ心の裡から失われただけであったのか、
自分に認知できるものではないことだけ言っておく。
6 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 16:30:08.61 ID:Kgv8/ija0
――
自惚れる訳ではないが仕事はできるほうである。
そのお蔭だろうか直接の関係はないにも関わらず事務所の机で私が仕事をする時、
或いは暇を持て余している時に、彼女は自らの空いた時間を用いては話しに来てくれた。
業界についての色々なことを聞いては楽しそうにしてくれる彼女を見て、
そのことを随分と嬉しく思ったものだ。
7 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 16:34:03.37 ID:Kgv8/ija0
つやつやした長く蒼い髪を揺すっている様を見ていると、
えも言われぬ感情がふつふつと沸き起こってきそうであるから
私は何時も危ういところで目を逸らすのであった。
どうしてじっとは私のことを見てくださらないのかしらと、その度に彼女は言った。
本当は彼女のふくよかな胸と瑞々しい唇や、
衣服に隠れて見えない太股に少なからず興奮を覚えるからであったのだが、
内実を吐露してしまうと男としての矜持が保てないと思ったので黙っていた。
笑って誤魔化すこともあったかも知れない。
8 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 16:38:11.71 ID:Kgv8/ija0
思えば、彼女はふわふわと柔和な表情をしていても、察しの良い性質であった。
分かっていながらも男を立ててくれたのだろう。
そういう風にして私たちの関係はゆっくりと進んでいった。
9 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 16:42:03.82 ID:Kgv8/ija0
しかし、ある時を境に彼女との関係は、階段を転がり落ちるかのように進む。
私の頭の中では、がたんがたんと音がした。
10 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 16:46:35.58 ID:Kgv8/ija0
夜が明かりをひとつひとつと消して周る頃に、二人で酒を飲むことにした。
余り多くは飲めません、強くはないものでと頬を朱に染めながら、
茶色の液体を彼女特有の綺羅とした唇で飲んでいた。
確かに目もとろんとし始めていたし、呼吸もゆったりとしてきたように見える。
それに合わせて上下する胸元が、服には収まらずに自らの存在を主張していた。
11 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 16:52:07.10 ID:Kgv8/ija0
公共の場でいかがわしい行為をする訳にもいかないので
もう少ししたら出よう、それから家に帰ろうと考えた。
もちろんその間も彼女の魅力的な部分に視線をやっていたのだが、どうやら気づかれていたらしい。
12 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 16:57:29.99 ID:Kgv8/ija0
「目が釘付けですよ」
「はあ、すみません。何と言えば良いのか……」
「いつもはこれほど見てはくださらないのに」
ふふ、と笑うと白い歯が覗いた。
その偶然に立ち会えることは嬉しいものである。
彼女が笑わないということではないが、
私との何気ない会話の中で笑顔という偶然を視野に入れられたことは貴重だと思うのであった。
13 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 17:01:20.57 ID:Kgv8/ija0
「お家、連れて行ってくれませんか」
そう言って上目遣いで訊いてくる彼女は、何とも形容が難しい。
女神様とでもしておこうか。
などと考える私であったが、それでは女神に失礼かとも思った。
形容し難いからと言って何でも美しいものの喩えを押し付けられては、
彼女も仕事が増えすぎて辛いだろう。
宗教は特に決まったものではない私であったが、さほど勢いよくは回らない頭で少し考えた。
14 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 17:07:03.48 ID:qUBVrddE0
良く考えるとまだお互い三杯ほどしか飲んでいない。
不完全燃焼で煙たくなりそうだ。
しかし、これ以上の魅力的なお誘いがこの世に二つとあろうか。
「ええ、行きましょう」
そう答えた時にはすでに、理性は本能と手を結び終えたところである。
「まあ、嬉しいわ」
目を細めて笑う彼女は、より一層美しく見えた。
15 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 17:11:51.78 ID:5ZCC2SKJ0
――
鍵を開けて部屋に招き入れたことは覚えている。
冷蔵庫を開けて冷たいオレンジジュースを飲んだことも、
ぬるめのシャワーを浴びたことも……。
しかし、事に及んでいる最中を私の記憶は放棄したらしい。
何とも間抜けな話だ。
従って以下の回想は自ずと、その行為を覚えているもう一人、
つまり、三浦あずさの側からということになる。
16 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 17:15:49.86 ID:Q1fq8ipO0
――
私の躰には男の人を惹きつける何かがあるようだ、
と気がつき始めたのは、生まれてから比較的年数を経てからのことでした。
それは目に見えない、ある種のフェロモンのようで、
幾人の人を引っ掛けてしまったのかはよく知りません。
その都度申し訳ないという思いで一杯でした。
17 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 17:19:19.51 ID:Q1fq8ipO0
次第に盛り上がる胸も助長してそれは酷くなる一方でした。
私は、さながら誘蛾灯のようでした。
自分の意志に逆らって膨らんでゆく胸は仕方ないと諦めましたが、
とにかく意味もなく男の性を高揚させる自分の何かが嫌いで、
毎晩入浴時には私の肢体をごしごしと洗うのでした。
一週間、ひと月、半年と流し続けても消えないそれはもはや自己の一部分であり、
そのくせに全く自分では認めたくないものでした。
18 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 17:24:21.00 ID:RtrSvE3H0
それならいっそのこと、誘蛾灯の光を利用してやろうと考えます。
それはアイドルという仕事でした。
自分に夢中な人間が増えるほど成功する世界に、私は飛び込んだのです。
その時に、心の隅にあった今まで私と共にいてくれた部分を蒸発させてしまったような気がします。
身軽になった私は、次にそばにいる男の人を、完全に自分のものにしてやろうと思いました。
19 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 17:30:09.75 ID:St5Wg8YC0
しかし、いくら軽くなっても翼がなくては飛べません。
よしんば翼があっても、精神の軽さと引き換えに得た足の軛がそれをゆるさなかったことでしょう。
どちらにしろ、無理なことであると感じたのです、人を愛することなど。
20 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 17:34:37.25 ID:/dvbiCon0
そして事務所内で見つけた男性を、私の生贄にすることに決めました。
どこまでも堕ちてゆくことが、この魂の安寧であったのです。
特に何の感情も持ち合わせはいませんでした。
言葉を交わしているだけ……。
それすらも必要ないのを今までずっと味わってきましたから、
少し一緒にいれば、簡単に捕まえられることはすっかり理解していました。
21 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 17:49:30.22 ID:ajnhnU650
果たして今まさに望んだ結果が得られたのです。
なんて簡単なのでしょう。
ふいに、私の出せるだけの力でどれほど彼を悦ばせることができるかを試したくなりました。
男性を弄び愉悦に溺れさせることが、今や私の存在する所以の一部なのでした。
アイドルを決めたあの瞬間から、私の自己同律性は反転していたのです。
22 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 17:55:38.53 ID:rEH640150
――
だから今、私はこうして……。
「男の人って、すぐに興奮してしまうのですね」
「い、いえ。そんなことは……」
「長くはもたないくせに、見栄えだけ主張するのは、貴方もここも同じですよ」
彼は棒立ちで、私はその前に膝立ちでいました。
「は、はあ」
「世の男の人は皆そうですけれど」
「あずささん、貴女は」
23 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 18:00:13.30 ID:k4CFw6z80
逞しく勃ちあがった彼のものに舌を当てると、口にした言葉も途中で黙ってしまいました。
舌の上で転がすと、その度に上のほうから辛そうな吐息がおりてきます。
「ああ、あのっ」
「どうかしました?」
もとより相手に合わせるつもりはありませんでしたから
私は少し生意気な口調で、年上の彼の熱くたぎった陰茎を唇で扱いていきます。
24 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 18:04:30.65 ID:lIGLeXmn0
「う、あ……」
私は男の人の辛抱たまらない様子が、いつからか好きになっていたのでした。
筋に歯を立て、亀頭を甘く噛むと彼は一際大きく唸って、男性器を震わせます。
出てくる液を口で受け止めてその後、白い糸を引きながら顔を離して彼を見ました。
25 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 18:10:23.10 ID:RtrSvE3H0
「気持ち良かったですか」
びくびくとしている陰茎を、手で二三度擦りました。
「はい。あの、すみません、ほとんど話す余裕もなくて……」
「良いですよ、黙ってされていてくださいね」
私の揺れる蒼い髪は、上から見てどのようだったのでしょう。
はしたない女だと思われたかも知れません。
26 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 18:14:51.78 ID:RtrSvE3H0
「ベッドに横になってください」
半ば私が押し倒すような形でした。
まだそこそこに硬度を保っているそれに口づけをして、今度は胸のあいだに滑らせます。
二つの乳房でぎこちなく挟んでいると、
鈴口から銀の液体がとろりと溢れてきて、自然と滑らかに扱けるようになってきます。
彼を見ると、黙ったまま歯を食いしばって我慢をしている様子でした。
27 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 18:19:46.39 ID:zuJAzs6i0
「ふう、ふう」
私も勢いよく揺さぶってゆくうちに、吐息が荒くなってしまいます。
「んっ、んん」
不幸にも男性器を征服できるほど大きな自分の胸で、強く強く快感を与えていきます。
それに耐えられなくなって出す白濁色の液体は、きっと男の人の涙なのだと思っていました。
たくさん出せば出すほど私の心の空虚な器は、しとしとと満たされていくと感じます。
28 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 18:24:16.92 ID:5ZCC2SKJ0
静かな部屋の中で、するすると私の躰が上下する音と、
小さく漏れる呼吸の音が艶かしく響きます。
乳房をきゅうと、添える両手で押し付けると、「う……いっ!」と彼が跳ねました。
彼の太股が一瞬硬直してすぐに、私の胸から僅かに覗いた亀頭がびくり、と弾けたようでした。
勢いよく顔にかかる精液を、なんだかコマ送りのように感じながら私はこれ以上ない愉悦を覚えていたのです。
29 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 18:28:48.34 ID:7W8dM8dP0
「はあ、はっ……」
「喋らなくて良いですから、今夜はゆっくり休んでいてくださいね」
私は胸の谷間に溜まった、小さな湖のような白液をすすって再び、
ねちゃねちゃと卑猥な音を立てながら陰茎を弄んだのでした。
30 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 18:34:19.55 ID:rnjjRVzD0
男の矜持を糧に勃っているかのようなそれを見て、
何だか自分に似ているなと、心のどこかでは思ったのです。
私は迸る精液を浴びながら……。
31 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
[saga]:2012/10/06(土) 18:38:27.38 ID:Q1fq8ipO0
今日はここまでで。
題名の『IDLE』の詳しい意味を調べてからもう一度読み返すと、
また違った印象になるかと思います。
ではまた。
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/06(土) 22:17:40.73 ID:/UBUVTcBo
乙
33 :
purekyouju
◆LLlqMaS2Hg
:2012/10/21(日) 18:08:53.27 ID:OaW9BQ3h0
個人的な事情により、誠に勝手ですが、このスレッドを落とします。
すみません。
読んでいただいた方々、ありがとうございました。
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/10/21(日) 19:00:26.91 ID:1jgjC8zoo
そりゃ悲しいがちかたないね
乙
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/10/28(日) 20:45:06.04 ID:ftuWFAgM0
おつ
36 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/10/29(月) 00:34:57.72 ID:7p3rqvVA0
まぢか。とにかくおつかれ
12.67 KB
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
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