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QB「僕と契約して、遊びをクリエイトしようよ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/08(月) 23:55:52.03 ID:jPmRNA0O0
〜読む前に〜

・このスレの>>1はSS初心者です。

・誤字、脱字だけでなく、設定を無視、原作崩壊するかもしれません。

・読んでいて嫌になるならブラウザの「戻る」を押して下さい。

では書きます。よろしいでしょうか?

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1349708151
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寝こさん若返る @ 2024/05/11(土) 00:00:20.70 ID:FqiNtMfxo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715353220/

第五十九回.知ったことのない回26日17時 @ 2024/05/10(金) 09:18:01.97 ID:r6QKpuBn0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715300281/

ポケモンSS 安価とコンマで目指せポケモンマスター part13 @ 2024/05/09(木) 23:08:00.49 ID:0uP1dlMh0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1715263679/

今際の際際で踊りましょう @ 2024/05/09(木) 22:47:24.61 ID:wmUrmXhL0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1715262444/

誰かの体温と同じになりたかったんです @ 2024/05/09(木) 21:39:23.50 ID:3e68qZdU0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715258363/

A Day in the Life of Mika 1 @ 2024/05/09(木) 00:00:13.38 ID:/ef1g8CWO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715180413/

真神煉獄刹 @ 2024/05/08(水) 10:15:05.75 ID:3H4k6c/jo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715130904/

愛が一層メロウ @ 2024/05/08(水) 03:54:20.22 ID:g+5icL7To
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715108060/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/09(火) 00:00:42.15 ID:6XlnaSwdo
まぁがんばってくれ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/09(火) 00:02:37.48 ID:WAsfOi3IO
よろしいでしょうか?じゃねえよ!
よろしくないって言ったら書かねえのか?
ああ?つまらん事書いてる暇あんなら
さっさと本編書けカスが


























支援
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 00:13:53.91 ID:iI48C/390
あと書き忘れましたが、蛇足かもしれませんが、雰囲気を出すためのBGMも書いときます。

ほむら「またまどかを救えなかった…。これで何度目だろう…」

ほむら「そういえばまどかは一体何の願いをしたのだろう・・・、もうどうでもいいか」

ほむらはベットから起き上がると、まどかを探しに行った



ほむら(まだ契約はしていないようね、次はキュゥべえを…)

ほむらが移動しようとしたとき、歌声が聞こえてきた。

BGM:ゼビウススタートBGM

まどか「タ〜ッタ、タララッタ、タッタランラン、ラランララ〜ン、タララッタ、タッタララ」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 00:28:42.76 ID:iI48C/390
ほむら「…まどかってあんな歌っていたっけ?、いやそんな事、無かったよね…」

ほむら(でも何か楽しそう…)

〜学校〜

BGM:パックマン(PS版ナムコミュージアムVol.1)

さやか「まどかはあたしの嫁だ〜!」

まどか「うわ!?」ズデーン

まどか「痛いよ、さやかちゃん…」

さやか「ごめんごめん、まどかがかわいくってつい・・・」

まどか(何これ?、「S」の文字が描かれている旗は・・・)

まどか(きっと誰かが落としたのかなぁ、後で職員室に持って行こうっと)

コロコロコロ・・・

まどか「!?」

さやか「どうしたのまどか?速く立って・・・」

まどか(音たてて消えちゃった・・・)
6 :ネタ分かるかな? :2012/10/09(火) 00:41:13.40 ID:iI48C/390
BGM:BGM:ゼビウス(PS版ナムコミュージアムVol.2)

先生「では転校生を紹介します」

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」チラッ

まどか(あの旗見覚えあるんだけどなぁ)

ほむら(あれ、まどかの視線が変な方向に)

〜保健室への道〜

ほむら「まどか、あなたは友人や家族を大切に思っている?」

まどか(あ、あの雲お花みたい・・・)

ほむら「ねぇ、聞いている?」

まどか「あ、ごめん聞いていなかった・・・」

ほむら「」

7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 00:53:32.27 ID:iI48C/390
さやかと一緒にCDショップへ・・・

さやか「ええっと、このCDにしようかな?」

BGM:SAMURAI ROCKET
まどか「・・・」←ノリノリ

「助けて・・・まどか」

さやか「今声が聞こえたような・・・」

まどか「必!殺!旋・風・剣!、必(ry」←聞こえてない

「速く助けに来て・・・」

さやか「!?。まどか、誰か助けを呼んでいる声が」

まどか「いやあああああああああああああああああ(ry」

近くの人たち「!?」

さやか「いきなり大声出すな!」ポカッ

まどか「痛っ!」

「まどかぁ、もう、ダメだぁ・・・」

さやか「また声が・・・速く行くよ」

まどか「え、うん」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 01:16:33.39 ID:iI48C/390
〜魔女の結界〜

BGM:クオックスBGM(ドルアーガの塔)

さやか「私たち、悪い夢でも見ているんだよね?ねぇ、まどかって、!?」

まどか(よく見ると、何だか可愛いな・・・)

???「危ないから下がってて」

まどさや「!?」

〜数分後〜

BGM:グロブダー(PS版ナムコミュージアムVol.2)

???「危なかったわね。もう、大丈夫よ」

さやか「ありがとうございます。」

まどか「あ、あのさっきのは一体・・・」

???「あ、自己紹介が遅れたわね。私の名前は『巴マミ』よ。そしてこの子が・・・」

「・・・」

まどか「死んでるの・・・」

「どうやら遅かったようだね」

マミ「!?」

???「全く、いくらたくさんいるとはいえ、勿体無いじゃないか?暁美ほむら」

ほむら「・・・」

マミ「ちょっとどういう事なのキュゥべえ」

QB「簡単なことさ、僕たちの代わりはたくさんいるって事さ」

まどさや「え?あの?つまり?」

マミ「話は私の家でするわ。ついて来て」

まどか(あれ、ほむらちゃんがいない。何処に行ったのかな?)
9 :BGM切り替わるの速くてすいません :2012/10/09(火) 01:50:14.02 ID:iI48C/390
〜マミの家〜

さやか「つまり私達には魔法少女としての資格があるってことなの?」

マミ「えぇ、そして魔女を倒すの」

さやか「魔法少女になるためには願い事を決めるって言われてもなぁ」

まどか(キュウべえふわふわしてて可愛い)

マミ「今、決める必要は無いわ、って鹿目さん聞いてる?」

まどか(・・・)

さやか(ダメだこりゃ)

QB(まどか、離して)

〜翌日の学校〜

さやか「願い事、決まった?まどか」

まどか(キュウべえ可愛かったな)

さやか「え?」

まどか「いや、何でもないよ、さやかちゃん。願い事何にも決まらなくって」

さやか「まどかさぁ、随分前から『今の私は優しくないもん』みたいのこと言ってたのに」

まどか「最初はそう考えたけど、それってただの自己満足みたいでさ・・・」

???「なら、『誰もが認める優しい私になりたい』って願えば良いんじゃないかなぁ?」

まどさや「キュウべえ!」

QB「それなら自己満足で済むことは無いんじゃないかな?」

まどか「う〜ん・・・」

ほむら(昨日のまどか、キュウべえに見惚れていた見たいな感じだった)

ほむら(もしかすると、キュウべえの言葉を受け入れてしまいやすそうね)

ほむら(でも、絶対契約させない)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 02:32:06.04 ID:iI48C/390
そして放課後

BGM:ボスコニアン(PS版ナムコミュージアムVol.1)

マミ「一応、道具持ってきた?」

さやか「私、バット」

まどか「空気入れ」

さやマミ「ブw」

マミ「それ冗談よね?」

まどか「え?、昨日の結界の魔女を倒すんですよね」

マミ「でも、空気入れは役には立たないわよ」

〜魔女の結界〜

まどか「えい!」

使い魔「!?」ブスッ

プクプク(空気入れる)
ポーン!(破裂)

さやマミ「嘘・・・」ポカーン

まどか「やりましたよ、マミさん。あれ風船みたいだと思ったらこの通り」

マミ「え、えぇ・・・」

そして結界中部

さやか「ええ〜いまどかに負けられないぞ〜!こっちこ〜い!」

使い魔2「・・・」

さやか「飛んでけー!」

使い魔2「!?」

ヒューーーー・・・ドン!ドン!ドドン!

さやか「あれ花火?」

マミ「見たいね・・・」

マミ(一体どうなっているの・・・何か怖い)

〜結界最深部〜

マミ「あれが魔女よ」

さやか「うわ〜何か気味悪い・・・」

マミ(それはこっちの台詞)

まどか「・・・マミさん、何か火をつける物ありませんか?」

マミ「それをどうするの?」

まどか「魔女の周りが草ばかりだから魔女一緒に燃えるかなって」

マミ「」(もうどうにでもなれ・・・)

まどかの言う通り、魔女はすぐに焼きダルマになり倒されてしまった

マミ「このように魔女が倒されると結界が崩壊するのよ。さてとグリーフシードはあるようね」

マミ「・・・熱っ!」

まどか「何処かへ投げちゃった」

さやか「さっきの火の熱が伝わってたのね」

まどか「マミさん、大丈夫ですか?」

マミ「」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 02:37:25.18 ID:iI48C/390
今日はこの辺で。何だか書いてて本当にいいか分かんなくなってきた。

いろいろと変な話になってすいません。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/10/09(火) 02:39:05.09 ID:gk8NnFCWo
スレタイでなんかのクロスかと思ったけど違うのか
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 02:42:18.35 ID:iI48C/390
うん。「まどマギとナムコのクロス」をしたかったけどこれじゃ何だか分からんね
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2012/10/09(火) 04:48:43.00 ID:nLxA0w+AO
こういう話は勢いに任せて書いたほうが読んでて面白い気がス
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/10/09(火) 08:00:26.15 ID:36WXKudN0
ベラボーマンはまだですか
16 :みなさん、ありがとうございます :2012/10/09(火) 09:28:04.43 ID:iI48C/390
ほむら(グリーフシードで火傷って初耳よ・・・どうなっているの?)

(主に)ほむらにとっての異変はこれでも氷山の一角だった

〜翌日、病院〜

さやか「恭介、来たよ。はい、今日は何時もと違う感じ(リッジレーサー)のCDを持ってきたよ」

恭介「さやか、いつもありがとうね」

さやか「どうって事無いよ、恭介には元気になってもらいたいしね」

恭介「ところで、さやか。黄色い玉のような物見なかった?」

さやか「え、何それ?」

恭介「この病院にいる人たちが他にもたくさん見ているようなんだけど」

さやか「何だか不気味ね」

〜病院の外〜

さやか「さてと」

まどか「さやかちゃん」

さやか「まどか、それにキュウべえ」

まどか「上条君のお見舞い?」

さやか「まあ、そんな所」

QB「二人共、願いは決まったかい?」

さやか「全然」

まどか「同じく。待たせちゃってごめんね」

QB「気にする事ないさ、じっくり考えて貰って結構だよ」

さやか「・・・」

まどか「さやかちゃん、帰ろっか」

さやか「うん・・・そうし・・・ねぇ、あれ魔女の卵じゃ!」

まどか「でも、マミさんの携帯番号聞いてないよ!」

さやか「じゃあ、まどかは速くマミさん呼んできて!私は卵を見張っているから」

QB「無茶だ、魔法少女でもない君が見張るのは自殺行為のようなものだよ」

さやか「魔女は生まれたら災いをもたらすのでしょ?病院の近くでそんなことがあったら大変よ」

QB「なら僕もここに残るよ。そうすれば最悪の事態になったらさやかを魔法少女にしてあげるからね」

QB「それなら魔女と戦えるからね」

まどか「私、すぐに行って来る」



17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 09:42:26.71 ID:iI48C/390
〜数分後、魔女の結界〜

BGM:メインテーマ(源平討魔伝)

まどか「う・・・」

マミ「やっぱり、慣れるわけないよね」

まどか「使い魔がいない。さやかちゃん倒していったのかなぁ」

マミ「いや、運が良かっただけだと思うわ。先へ進みましょう」

ほむら「待ちなさい、あなた達」

マミ「・・・何のようかしら?」

ほむら「今回の魔女は今までのとは違うわ。あなたでは危険だわ」

マミ「そんな事聞いてられないわ」

ほむら「!」

マミは魔法でほむらを拘束した

ほむら「こんな事してる場合じゃないでしょう」

マミ「心配する事は無いわ。魔女を倒したらといてあげるから。行きましょう鹿目さん」

まどか「は、はい・・・」

ほむら(これじゃ・・・また・・・)

18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/10/09(火) 09:49:27.62 ID:FMEYF7o0o
支援
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 10:32:29.79 ID:iI48C/390
〜数分後〜

さやか「まどか、マミさん!」

まどか「さやかちゃん、大丈夫?」

さやか「私は大丈夫なんだけど・・・」

まどかたちはさやかが視線を変えた方向を見ると・・・

BGM:無敵BGM(リブルラブル)

魔女?「ねぇ、そんなところで隠れてないで出てきてよ」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 10:55:14.96 ID:iI48C/390
全員「・・・」

まどか「ねぇ、マミさん。あれ魔女ですか?」

魔女?「だから僕、魔女じゃないって。それに僕は男だよ」

マミ「そんな事どうでも良いわ」

魔女?「銃向けるのやめて。僕はこの変な所にきて迷子になっただけだよ」

さやか「あーもうしつこいよ。速く懲らしめて下さい、マミさんってまどか!?」

まどか「ねぇ、あなた誰?」

魔女?「僕は『パックマン』。君は僕を信じてくれるのかい?」

まどか「うん。だって魔女ならしっかりと『日本語』喋るはず無いもん」

パックマン「え?そう・・・(どういった理由なの・・・)」

さやか「じゃ・・・じゃあ、この結界は何よ?」

パックマン「知らないよ。要塞の所からやっと出られたと思ったらこんなお化け屋敷に入っちゃって・・・」

まどか「じゃあ、使い魔はあなたが倒したの?」

パックマン「あの目玉みたいな奴らの事かい?あれなら食べたよ」

全員「食べた!?」

マミ「まさかあなた、魔女食べたんじゃないよね!?」

パックマン「魔女って、あのピンクのぬいぐるみの事かな?あれも・・・ってちょっと!?」

マミ「いいから速くそんなもの出して!何が起きるか分からないよ!」

パックマン「宙吊りにしないで!痛いから銃で打(ぶ)つのやめて!」

マミは魔女を無理矢理出させようとしたが出てこなかった。それどころか気が付いたら結界は無くなっていた

21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 11:24:01.33 ID:iI48C/390
まどさやマミ「・・・」ポカーン

QB「消化しちゃったんだね・・・」

ほむら(結界が消えたと思ったら・・・なにあの黄色いのは?)

まどか「あ、ほむらちゃん!」

ほむら「一体何が事が起きたの?これは何?」

まどか「実は・・・かくかくしかじかで」

ほむら「なるほどって、分かるわけないでしょう!」

まどか(普通なら分かるはずなのに・・・)

まどかは起きた事をきちんと説明した

ほむら「そんなことが・・・」

さやか「もう何か疲れた。展開についていけない・・・」

ほむら「それにしてもまどか、あなた勇気があるわね」

まどか「そうかなぁ・・・(可愛いから近づいてしまったなんて言えないよ)」

ほむさやマミ(何だと!?)←テレパシーで伝わった

まどか「あ、そうそう、パックマンくん、どうしようか?とりあえず危害は無いから私の家で・・・」

パックマン「いいのかい?何だかすまないね・・・」

ほむら「ダメよ、まだコイツの事信用するのはまだ速いわ。一旦、巴マミの家にいる事ね」

ほむら(まどかに近づくのは許さないわ)

マミ「そうね、それが良いわ」

まどか(ほむらちゃん、あとで覚えていなさい)

22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 11:57:20.00 ID:iI48C/390
〜夜、マミの家〜

BGM:パックマニア(PS版ナムコミュージアムVol.5)

パックマン「何だか、張り切っているね」

マミ「それはそうよ、おもてなしはちゃんとしなきゃね」

パックマン「そっか、何か手伝おうか?」

マミ「いいよ、座ってて」

〜数分後〜

パックマン「美味しい!こんなの初めて食べたよ」

マミ「あら、良かったわ。頑張った甲斐があったわ。おかわりは沢山あるから遠慮せずに食べてね」

パックマン「おかわり!」

マミ(え、もう食べたの!?)

〜さらに数分後〜

パックマン「・・・ねぇ、マミさん、あなたは今まで一人で過ごしていたのかい?」

マミ「・・・・・・」

パックマン「1人じゃ辛くないの?」

マミ「・・・・・・」

パックマン「ごめん!今の聞かなかった事にして・・・」

パックマン(なんてこったい・・・何を言っているんだ僕は)

マミ「・・・・・・」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/10/09(火) 12:03:37.66 ID:Wjjbj5N60
この世界がどうなってくのか楽しみだわw
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 12:41:36.33 ID:iI48C/390
〜翌日、朝の学校〜

まどさや「マミさん、おはようございます!」

マミ「おはよう鹿目さん、美樹さん、それから・・・」

仁美「始めまして、私『志筑仁美』と申します」

マミ「こちらこそ、私は『巴マミ』よ。よろしくね志筑さん」

仁美「あの〜、これは何なのですか?」

マミ「?」

パックマン「ここが学校か・・・随分と大きい建物だなぁ・・・」

仁美(喋った!?)

マミ「ちょっと!何でついて来たのよ?」

「ねぇ、何あの黄色いの?」
「縫いぐるみよ、きっと」
「でも、動く縫いぐるみなんて聞いたこと無いわ」
「最新のロボットじゃないかな?」

パックマン「うわ、何時の間に囲まれたよ!」

マミ「誰のせいだと思っているのよ!?」

まどか「パックマンくん、人気あるなぁ・・・」

パックマン「おーい!だれか助けてくれ〜」

「あれ消えた!?」
「何処へ行った!?」
「もしかして幻!?」


パックマン「ふぅ〜助かったよ、ほむらさん」

ほむら「これに懲りたら学校へは近づかない事ね」

パックマン「は〜い・・・」


〜放課後〜

仁美「あの〜さやかさん」

さやか「何?」

仁美「今日も上条くんへお見舞いに?」

さやか「まぁね」

仁美「ではもし宜しければ、これを上条くんに渡してもらえませんか?」

さやか「手紙?」

仁美「えぇ、ここ最近私お見舞いに行っていなかったので」

さやか「・・・分かったよ、仁美」

仁美「ありがとうございます」

さやか(仁美も行っていたんだ・・・)
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 12:49:56.68 ID:iI48C/390

〜病院〜

BGM:Area5(ドラゴンスピリット)

さやか「恭介、これCDと仁美からの手紙よ」

恭介「・・・・・・さやかは僕の事をいじめているのかい?」

さやか「え?」

恭介「何で・・・なんで指が動かなくなった僕にこんなの聞かせるんだ!?」

さやか「大丈夫よ、ちゃんとリハビリをすれば・・・」

恭介「治らないって言われたんだ、もう諦めろって・・・」

さやか「そんな・・・」

恭介「もう、奇跡か魔法でもない限り・・・」

さやか「あるよ」

恭介「?」

さやか「奇跡も魔法もあるんだよ・・・」

さやか「私、帰るね・・・」

恭介「・・・・・・」

「全く、女の子に八つ当たりしてどうするんだよ!」

恭介「誰!?」

「君はあの子がどれだけ心配してるか知っているのかい!?」

恭介「手紙の中からだ・・・」

手紙を開くとその中には小さな生き物がたくさんいた

???「あの子だけじゃない、この手紙を書いた人、君の家族、友達も・・・」
「そうだそうだ!」「今すぐに謝りに行け!」「最低な奴だ!」

恭介「な、何なんだ・・・」

???「もじくん、落ち着いて。あなたも怒っても何にもならないわ」

もじくん「そ、そうだね。もじちゃん」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/09(火) 13:07:00.11 ID:TdJGT3DDO
うわ、可愛い
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 13:12:52.21 ID:iI48C/390
〜病院の屋上〜

QB「で、決まったのかい?」

さやか「うん」

QB「じゃあ、願い事を言ってくれ」

さやかが深呼吸して、契約しようとしたその時

「さやかあああああああああああああ!!!!!」

さやか「この声!?」

恭介「さやかあああああああああああ!!!、何処だああああああああ!!!!」

さやか「ごめんキュウべえ、待ってて」

QB「・・・」





さやか「恭介、どうしたの?急に大声出して」

恭介「ごめん!さやか!八つ当たりして・・・」

さやか「良いよそんな事・・・」

恭介「僕、あの一言で何もかも諦めていた・・・」

さやか「・・・」

恭介「でも、さやかや志筑さん、父さんや母さんたちが僕の事を応援している事を忘れてた」

恭介「また諦めろと言われても、僕は絶対に諦めない。約束するよ」

恭介「腕が治ったら、一番最初にさやかに演奏を聞かせるから。それまで待っててくれるかい」

さやか「・・・うん、絶対に、諦めたりしたら許さないからね」

さやかは涙を見せないようにしたが、恭介はその涙を見て、優しく抱いてあげた

さやか「きょ、恭介・・・」

BGM:クリアBGM(もじぴったん)

「ヒューヒュー」「感動した」「涙が止まらないよ」「このまま結婚しちゃえ〜」

恭さや「///////////////」

バタッ

恭介「あ、さやかが倒れた!誰か来てー!」

さやか「あ・・・・・・きょ・・・・・・す・・・・・・」

もじくん「良かった良かった」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 13:38:45.27 ID:iI48C/390
〜夜〜

まどか「さやかちゃんが倒れたって駆けつけたけど・・・あれ、仁美ちゃん・・・!?」

仁美「あら、まどかさん、ごきげんよう、どうなさいました?」

まどか「どこに行こうとしてたの!?」

仁美「何処って、とっても素晴らしい所ですわ。そうだ、鹿目さんもどうですか?」

まどか「ま、待って仁美ちゃん!」

〜どっかの工場〜

BGM:Final Base(ゼビウスリザレクション)

「私はもうだめだ」「もう私にヒロインなんて無理よ」「走り疲れた」
「工作員はもう向いていないんだ」「新しい発明なんて・・・」「ニャー」

まどか(みんな、魔女の口づけを・・・)

1人の女性がバケツに二つの洗剤を入れようとする

まどか(あれはママがやってはいけないって言ってた)

仁美「どうしましたか?鹿目さん」

まどか「なにやってんの!?速く止めないと」

仁美「何を言っているのです?あれは神聖な儀式ですよ」

まどか「もうダメだ、こうなったら・・・」

まどかは急いで、バケツを外へ投げた。そうしたら人々は一斉にまどかを襲おうとした
まどかは急いで別の部屋に逃げて鍵をかけた。だが外からはドアを打ち破ろうとしている
行為をまどかは怯えていた。

その時、周りの空間が一変した。そして何が起きたかも容易に想像できた
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 13:57:36.81 ID:iI48C/390
BGM:Area9-4(FC版ドラゴンスピリット)

まどか「私への罰かな・・・」

自分がどれほど他人に迷惑を掛けているのか、何故自分は魔法少女にならないのか
自分はどれほど臆病で、弱いのか。まどかの心は自責の念で縛られていた。
だが聞こえてきた言葉によってまどかは解放される

「そいつを見るな!全部魔女が見せている幻だ!」

まど魔女「!?」

その男はまどかを拾い上げ、持っている銃で魔女を撃った。だが魔女は怯むことなく、
男を襲った

???「くそ、こうなったら・・・」

男は持っている手榴弾を投げ魔女を倒し、結界は崩壊した

???「大丈夫か?」

まどか「はい、助けていただきありがとうございます」

「あれ私は何を?」「ここは何処なの」

まどか「良かった、みんな元に戻って」

「鹿目さん!大丈夫?」

まどか「マミさん!」

???「ふう、これで一件落着だな」

???「ところで単刀直入に言うが・・・タイムトラベルができる奴を知っているか?」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 14:16:07.56 ID:iI48C/390
まどか「あの、その前にお名前を・・・」

???「私の名は『ワープマン』。未来からこの世界の問題を解決しにこの時代に来た」

まどマミ「世界の問題?」

ワープマン「ああ、それでタイムトラベルできる奴を知っていたらおし・・・!?」

ワープマンの視線の先にはほむらの姿が・・・

ほむら「・・・」

ワープマン「そこに何時からいた?」

ほむら「くっ・・・」

ワープマン「待て!」

まどか「そんなことより、ここにいる人たちの手当てを・・・」

ワープマン「・・・仕方が無い」

3人は魔女の口付けを受けた人たちの手当てをした。
中には傷だらけだったり、大怪我をしている人たちもいた。

〜病院〜

まどか「これで大丈夫ですよ」

???「いやぁ〜面目ない」

マミ「こっちも終わったわ」

???2「助けていただきありがとうございます」

???3「何とお礼を言えば・・・」

???4「ところで何があったんだ?」

まどか「実は・・・」モゴッ

マミ「悪い夢でも見てたのですよ」

???5「悪い夢か・・・」

???6「ニャーン」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 15:01:22.88 ID:iI48C/390
???4「では俺は急ぎの用事があるのでこれで」

???5「私もこれで」

二人は共にどこかへ去っていった

???「おう、自己紹介がまだだったな。ワイはもう名前なんか忘れた。『ランナー』とでも呼んでくれ」

???2「私は『神田桃』です。元アイドルです」

???3「私はサラリーマンの『中村等』」

マミ「何故自己紹介を?」

ランナー「お前さんのその格好見たらね」

マミ「!?」(しまった!変身解いていなかった!)

ランナー「お前さんが噂の『魔法少女』だというのはすぐに分かった」

マミ「だから何?」

等「私たちをあなた方のお手伝いをしたいと言うことです」

マミ「それは危険です。一般人が魔女の討伐なんか」

等「これを見てください」

マミ「これは・・・」

渡されたのは数々の資料。確認された魔女のラフスケッチ、魔法少女の性質、ソウルジェムの秘密
etc・・・
マミは言葉を失った

桃「私たちは世界のあちこちで起きる怪奇現象を調べているの」

桃「そして今、怪奇現象の正体を確認できた所ね」

まどか「この資料は・・・」

等「怪奇現象の被害者の証言を元に作られた物です」

等「私たちは一刻も早く怪奇現象を無くしたいのです」

等「もし助けが欲しいならこちらに電話をして下さい。お力になりましょう」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 15:12:22.33 ID:iI48C/390
そう言うと三人はどこかへ去っていった

マミ(助けなんかいらないわ)

まどか(あれ?ワープマンさんがいない)





???4「博士、遂に『魔法少女』の存在が確認できましたね」

博士「とは言え、魔法少女狩りなんか起こすと世界問題にもつながる」

???4「かと言って放置をすれば魔女が生まれる。魔法少女は魔女の予備軍ですから・・・」

???4「分かっていないのが・・・」

博士「何故、魔法少女が増えるのか・・・一体何の目的のために・・・」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 15:14:24.16 ID:iI48C/390
今日はここまで。何か疲れた・・・。
続きはまた明日かな・・
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/09(火) 15:39:41.82 ID:TdJGT3DDO
お疲れさん!

大きい話しになってきましたね〜。
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/09(火) 15:42:37.78 ID:iI48C/390
ありがとう。これ以上話を大きくするのは無理かも…
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/09(火) 19:25:10.25 ID:xadyrH3DO
ゲームキャラで仲の悪い一族第1位の三島家の出番はまだですか?
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/10(水) 13:46:40.52 ID:yALOw3zH0
〜どこかの広場〜

ほむら「はぁ・・・はぁ・・・・・・」

ほむら(あの男はもう追ってこないようね)

ほむら(しかし、次から次えと・・・誰かが呼んできたのかしら・・・)

ほむら(誰か・・・まさか!?・・・いや違う。まどかはまだ契約はしていない)

ほむら(・・・考えると疲れてくる・・・美樹さやかも契約はしていないようだったしもう家に帰ろう)





???「で、見滝原に変な奴らがたくさんいるって」

QB「彼らが僕たちの事を知る事は無いと思っていたけどね、迂闊だったよ」

???「でも魔法少女じゃないんだろう。関係ないんじゃ・・・」

QB「でもその中に魔女を食べてしまうのもいる」

???「!?。魔女食べる奴なんて初耳だぞ!」

QB「他にも君以上の実力を持った者、僕が契約した覚えの無い魔法少女・・・」

???「ったく、魔女狩るだけなのにどうしてこんなに障害があるんだ?」

QB「僕に言われてもなぁ・・・」

???2「あの・・・誰と喋っているんですか?」

???「お、脅かさないで下さい」

???2「悩みがあるなら、私に言ってください」

???(・・・神様はキュウべえの事見えて無いのか・・・)

???「いや、ただ見滝原に見たこと無い人たちが多くて・・・」

???2「大丈夫ですよ、何があってもあなたを守ってあげるから」

???「・・・・・・」



38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/10(水) 14:27:39.04 ID:PfO+QfEb0
???2様……一体何者なんだ?
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/10(水) 14:37:19.17 ID:yALOw3zH0
〜翌日、学校〜

まどか(今日はマミさん休みかな・・・どうしたんだろう・・・)

さやか「おっはよー!まどか!仁美」

仁美「おはようございます、さやかさん」

まどか「さやかちゃんおはよう。何だか嬉しそうね」

さやか「え、そうかな・・・」

まどか「何があったの?教えてよ」

さやか「内緒!」

まどか「えーケチ・・・」

仁美「さやかさん、昨日の手紙は渡してくれましたか?」

さやか「うん、それに仁美の手紙に助けられたよ、ありがとう」

仁美「え、えぇ・・・(何の事でしょうか・・・?)」

まどか(さやかちゃん、まさか魔法少女に・・・)

さやか(なってないよ・・・)

〜昼、廊下〜

まどか(あ〜、お腹すいた・・・さやかちゃんは後で来るって言ってたっけ・・・)

ほむら「まどか、今日は一緒に・・・」

まどか「・・・・・・」

ほむら(無視しないで・・・)

〜屋上〜

まどか「う〜ん、風が気持ちいい・・・」

まどかはベンチに座り、無心になった。
思えばほむらが転校してきてからいろんな事があった。
マミと会い、魔法少女の事を知り、グダグダになりながらでも魔女を倒して、
パックマンに会い、ワープマンという未来から来た人に助けられ、
魔法少女や魔女の事を研究している人たちに会った。
今思えば、魔女を研究しているのに魔女の口付けを受けていたのは、皮肉な事である。
まどかは魔法少女になることはしばらく忘れていたのだと気が付いた。
あまりにも多くの出来事があったので、頭の中が混乱していたのだ。

まどか(次は何があるんだろう?もう何が起きても不思議だと思えないや)

その時どこからか声が聞こえてきた

???「うぅ〜お腹すいたなぁ〜」

まどか(え、もう・・・)
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/10(水) 15:43:08.48 ID:yALOw3zH0
BGM:ズール(ワルキューレの伝説)

???「変な世界に来て迷子になるし、恐ろしい怪物に何度襲われたか・・・」

まどか(え、妖精?私初めて見た)

???「みんなあたしの事見えてないから、ずっと1人ぼっちなのかな〜そんなの嫌だよ、うわーん」

まどか「ねぇ、泣かないでよ」

???「慰めなんていらないわよ、ってあれ?」

???「誰かいるの?」

まどか「こっちむいて」

???「あぁ、こっちか・・・あたしの事見えるの?」

まどか「うん、お腹すいたの?」

???「もう死にそうで」

まどか「じゃあ、このお弁当分けてあげ・・・」

???「わーい!いただきまーす!」ビュン!!

まどか「あ、ちょっと・・・」

???「う・・・」(詰まった)

まどか「急いで食べる事無いのに・・・これ飲んで」

???「ゴク、ゴク、ゴク、ふ〜助かった、ありがとうございます」

まどか「あなた妖精なの?」

???「はい、確かにあたしは妖精です」

まどか「何でここいるの?」

妖精「聞きたいのはあたしのほうです。前にお世話になった人へお礼しに行こうとしたら、ここに来てしまって・・・」

まどか「あぁ、パックマンくんと同じ目に・・・」

妖精「パックマンさんの事知っているんですか?」

まどか「え、もしかしてお世話になった人って」

妖精「はいパックマンさんですよ」

まどか「そうなんだ。ねぇ、もし良かったら私の家に来ない。私の家なら大丈夫だから」

妖精「良いんですか?」

まどか「うん、良いよ(ウェヒヒヒwwwこんなに可愛い子なかなか見つからないもんね)」

妖精(何か急に怖くなってきた・・・)
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/10(水) 16:09:54.72 ID:anv+Mn3DO
無視されるほむほむカワイソス  (・ω・`)
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/10(水) 17:14:10.31 ID:yALOw3zH0
〜マミの家〜

桃「それで一体、何の用ですか?」

マミ「昨日の件ですが、これ以上魔法少女たちに関わらないで貰えますか?」

桃「何故ですか?」

マミ「・・・あなた方に危険な目に遭わせたくないのです」

マミ「あなた方は魔法少女と比べて戦う力はないはずです」

マミ「それに魔女はあまりにも危険です。対抗できるのは魔法少女だけです」

等「つまり、『私たちは戦う力が無いから、魔女には関わらないで、魔法少女に任せて下さい』と」

マミ「はい」

ランナー「なんや、そんな事か・・・」

マミ「え!?」

等「マミさん、魔女をさがしてくれませんか?」

マミ「まさかあなた方・・・」

等「私たちはあなた方のように魔女を探す事はできませんが、魔女に対抗できる力はあります」

等「それを今からお見せしましょう」

マミ「・・・・・・」

それからしばらくして・・・

マミ「ここです」

等「では行きますか」

桃「ええ」

ランナー「おう」

等と桃が変身する姿を見てマミは驚きを隠せなかったが不安は消えなかった
マミが結界への入り口を開けると三人は結界へと入っていった

桃「マミさんはここで待っていてください」

マミ「はい・・・」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/10(水) 17:16:28.22 ID:Mla9BtXBo
マミさんの年代じゃベラボーマンの強さはわからないだろうな
44 :戦いの表現って難しい :2012/10/10(水) 18:38:08.99 ID:yALOw3zH0
〜結界の中〜

BGM:BGM1(vsロボット軍団)(ベラボーマン)

ランナー「何や、白と黒だけの世界やないか」

ベラボーマン「では速く魔女を倒そう」

ワンダーモモ「ええ」

三人は結界の奥へと走っていった

マミ「大丈夫かしら・・・」

???「何結界の前で突っ立ってんだ?」

マミ「あなたは!?」





ランナー「何や!?あの赤いのは?」

べラボーマン「あそこに魔女が!」

使い魔「キシャアアアアアアアア!!!!」

ワンダーモモ「喰らえ!」(ワンダーリング)

使い魔「グエッ!」

ワンダーモモ「よし!」

使い魔「キシャアアアアアアアア!!!!」

べラボーマン「やはり魔女を倒したほうが速いか」

ランナー「お前らの相手はワイや!捕まえられるなら捕まえてみな!」ダダダダッ

ワンダーモモ「今よ!」

べラボーマン(ベラボーパンチ!)

魔女「イタ!」

ワンダーモモ「とう!」(ワンダーキック)

魔女「グハッ!」

ランナー「おい、気をつけろ!使い魔がそっちに来てるぞ!」

ワンダーモモ「え!?」

べラボーマン「危ない!」(モモを回収しつつ伏せる)

魔女「アホタレ!ナニスンネン!!」

使い魔「スンマセン・・・」

ワンダーモモ「今よ!もう一度!」(ワンダーリング)

魔女「ギョエエエエエエ!!!!!」バタッ

ワンダーモモ「やった!」

ランナー「結界が消えていくな(使い魔の攻撃が一番大きかったか・・・)」

ワンダーモモ「あったあった、グリーフシード」





桃「はい、これ」

マミ「これはグリーフシード・・・本当に戦う力があるなんて・・・」

桃「え、えぇ(何があったかは黙っておこう)」

???2「お久しぶりですね。桃さん」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/10(水) 19:13:35.14 ID:yALOw3zH0
桃「ワルキューレさん!」

ワルキューレ「また魔女の結界に?」

桃「今回は自分達からね」

ランナー(おい、誰やあの人、知り合いか?)

等(えぇ、以前お会いした事があって・・・)

???「あんた達か、魔女を倒したのは」

ランナー「譲ちゃんも魔法少女か」

???「ったく、グリーフシード横取りされんたんじゃ堪ったもんじゃないぜ」

ランナー「何言ってるんや。ワイらが持ってても宝の持ち腐れやないか」

???「じゃあ、一体何のために」

マミ「佐倉さん、初対面の人にその口の訊き方は無いんじゃない?」

佐倉「・・・分かったよ」

桃「ワルキューレさんはどうしてこの子と一緒に?」

ワルキューレ「ちょっと、見過ごせなくって・・・」

佐倉「そんな事言わなくても・・・」

マミ(佐倉さんが敬語使うなんて・・・)

ワルキューレ「あの、もしよろしければグリーフシードを杏子ちゃんに渡して貰えませんか?」

桃「それはマミさんに聞いて下さい」

マミ「いいですよ、私が倒したわけではないので・・・」

桃「という事です」

杏子「いいよ、いらないって・・・」

ワルキューレ「ありがたく受け取りなさい。多く持ってたほうが良いでしょう」

杏子「分かりました・・・ありがとうございます」

マミ(ギャップが凄い)
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/10(水) 19:15:02.83 ID:yALOw3zH0
今日はここまでです。書くのが遅くてすいません。
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/11(木) 13:00:08.47 ID:3Jd8XZjwo
ワルキューレさんじゅうななさいの貫禄に圧されて敬語の杏子かわいい
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/11(木) 13:08:47.37 ID:V2zLUGA/0
ランナー「ところで、学校はどないしたん?」

マミ「あ・・・(昨日の事で頭いっぱいだった・・・)」





〜放課後、保健室〜

BGM:Theme from Rolling Thunder 2(ローリングサンダー2)

まどか(さやかちゃん、大丈夫かな?また、倒れてたって聞いたけど)

まどか「失礼しまーす」ガラガラ

さやか「あ、まどか」

まどか「さやかちゃん、大丈夫」

さやか「平気平気、もうピンピンしてるよ」

まどか「何があったの?」

さやか「それが何があったか覚えてないんだ。トイレから出た所までは覚えているんだけど・・・」

〜それは、お昼の出来事〜

さやか(ふう、スッキリした。何かお腹の調子悪いのかなぁ・・・)

さやか(ん、あの人見かけない人だなぁ・・・私よりも背が低い人なんていたかなぁ)

さやか(追いかけてみよう)

さやか(あれこんな所に隠し通路。入ってみよう)

〜隠し通路内〜

さやか(ここ何?何かの研究室?お、何だろうこの竜のおもちゃ)

さやか(貰って良いよね?誰もいない様だし)

さやか(あれ、この絵、ソウルジェムみたい。何か書いてある。何々・・・)

さやかが読もうとした瞬間・・・急に誰かに捕まり、口に何かを当てられそのまま気を失い、倒れた

???4(博士、通路の扉閉めるの忘れたんだな、全く無用心にも程がある)

博士「おや、アルバトロス君、その子は」

アルバトロス「多分、隠し通路が開いていたから、興味本位で入ったんでしょう。ちゃんと閉めてくださいよ」

博士「いや、すまん。でも入ったのは彼女が初めてなんじゃないのか」

博士「1人ぐらいなら、それまでの記憶を消せば問題無かろう」

博士「それにここの人たちでは通路があると知ってても入れんからな」

アルバトロス「・・・とにかく、魔女の事や魔法少女たちの事が一般の人たちに知られたら、世界中大騒ぎですよ」

博士「分かっとる。とにかくその子をこっちに運んで記憶を消さなければ・・・」

アルバトロス「分かっていますよ(あれ、意外と軽い・・・)」





49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/11(木) 14:59:47.38 ID:V2zLUGA/0
〜放課後〜

さやか「なんか、悪いねまどか」

まどか「いいよ、私はマミさんのお見舞いに行きたいだけだから、そのついでで」

???「だから、僕は魔女じゃ無いって言ってるでしょう!?」

まどさや(またか・・・)

BGM:Pacman's Park(パックマニア)

???2「あなたみたいな姿の人が他に何処にいるのですか!?魔女以外に考えられますか!?」

???3「本当にあれは魔女ではありません!」

???「おーい、助けてくれ!」

まどさや(その次には派手な人に、従士か・・・)

妖精「あ、パックマンさん!」

パックマン「もうダメ・・・」バタッ

ワルキューレ「はあ・・・はあ・・・・・・逃げ足が・・・・・・速すぎて・・・・・・・・・」

杏子「だから・・・違いますって・・・結界を・・・持たない魔女は・・・・・・」

まどか「あの、大丈夫ですか?」

ワルキューレ「ええ・・・私は・・・・・・大丈夫です・・・・・・」

まどさや(そうは見えないけど・・・)

とりあえず、休めそうな所を探して、飲み物を買って渡した

杏子「はあ、生き返った!」

ワルキューレ「色々とありがとうございます・・・」

まどか「あの先に言いますが、この子は私たちの友達で、別に危害はありませんよ」

ワルキューレ「え?危害を与えない魔女もいるですか!?」

さや杏「あーもう!」

〜さやか説明中〜

ワルキューレ「そうなんですか!それは失礼しました!パックマンさん」

杏子(何で私の言葉に耳を傾けてくれなかったんだ・・・)

パックマン「分かって貰えばそれで・・・」

杏子「ところで、何で魔法少女の事を知っているんだ?」

〜さやかまた説明中〜

杏子「そういうことか。契約はやめときな、私みたいに後悔するぞ」

さやか「え・・・」

杏子「私から言えることはそれだけだ、さあ行きましょう」

まどさやパック妖(何で敬語なの?)

ワルキューレ「契約は絶対にしないで下さい。あの子の様に取り返しのつかない事になるから」

まどさや「・・・・・・」

ワルキューレ「ではこれで・・・」

まどか「どういう事なの・・・」

さやか「キュウべえに聞いてみようか」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/11(木) 15:38:15.79 ID:V2zLUGA/0
ほむら(まさか、あんな会い方になるとはね)

ほむら(迂闊にでるとどうなるか分からないわ)

ほむら(でもいい方向へ行っていることは確かね)

ほむら(でも今はまどかの事より、私の身が心配ね)

ほむら(あのワープマンという男が何故私を狙っているのだろうか?)





BGM:Area9-1(ドラゴンスピリット)

QB「取り返しのつかない事?」

まどか「何があったか教えて?」

QB「僕からは『一度契約したら戻す事はできない』ことだね」

さやか「他には?」

QB「僕からはこれ位しか無いなぁ」

さやか「そう」

QB「だから、願い事は慎重に考えてもらいたい」

まどか(やっぱり本人に聞くべきなんじゃない?)

さやか(そうね)
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/11(木) 16:58:17.77 ID:V2zLUGA/0
〜夜〜

さやか(杏子って行ってたっけ?一体なにがあったんだろう)

さやか「あー気になって寝れん!」

???「じゃあ、しりとりしようか?」

さやか「誰!?」

???「こっちこっち」

さやか「うお!あんた誰!?」

???「ぼく『ワギャン』。君に拾われた」

さやか「え!?拾った覚えなんか無いわよ」

ワギャン「あーそっか、君記憶消されたんだね」

さやか「何の事!?」

ワギャン「しりとりで勝ったら教えてあげる」

さやか「よーし、さやかちゃん負けないぞ!」

ワギャン「しりとりは身近なものを使ってしよう」

さやか「どういう事?」

〜ワギャン説明中〜

さやか「なるほどよく分かったわ。じゃあ、最初は『さやか』の『か』からねって何処行くの?」

ワギャンはさやかのバックからノートを取り出した

さやか(なるほど『家庭科』か)

ワギャン「艱難辛苦(かんなんしんく)」

さやか「え!?そんな言葉始めて聞いたよ!!??」

ワギャン「調べてみたら?」

さやか「え〜っと、何々・・・」

艱難辛苦・・・非常に困難にあって苦しむこと(GOO辞典から引用)

さやか(何だろう、勝てる気がしない・・・)ガクガク

ワギャン「次は『く』だよ」

さやか「(シャーペン持って)『黒』!」

ワギャン「(地図帳広げて)『ロッキー山脈』」

さやか「『く』!?また『く』かよ!?」

さやか「(靴下持って)『靴下』!」

ワギャン「(理科の教科書開けて蜘蛛をさす)『タランチュラ』」

タランチュラ・・・毒グモ

さやか「(電球さして)『ライト』!!」

ワギャン「(ミサイルさして)『投下』。おっとっと攻撃するなんて卑怯・・・」

さやか「『回避』!」

ワギャン「・・・・・・(長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)をさして)『姫若子』(ひめわこ)」

さやか「ええい、しつこい奴め〜」

〜翌日〜

まどか「で、夜中ずっとしりとりしてたの・・・」

さやか「うん・・・」

まどか(よく怒られなかったね・・・それに今日休みで良かったね・・・)
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/11(木) 17:00:43.77 ID:V2zLUGA/0
今日はここまで。疲れたけど、何か「しりとり」が一番書いてて楽しかった
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/11(木) 18:32:06.82 ID:VQolnvpDO
はっはっは、さやかちゃんは面白い子だなぁ。
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/12(金) 10:33:49.33 ID:uEMXZ2sT0
妖精「訳わかんない」

さやか「今日は、杏子のところに行くんでしょ?」

まどか「うん、聞いたらさやかちゃんにも・・・」

さやか「zzzzzzzzzz」

まどか「・・・おやすみ、さやかちゃん」





BGM:ROUND3(ドラゴンスピリット2)

まどか「そういえば杏子ちゃん何処にいるんだろう」

妖精「キュウべえさんなら知っているかな?」

QB「やあ、まどか。そんなところでどうしたんだい?」

まどか「キュウべえ、教えて欲しい事があるんだけど?」

QB「なんだい?」





QB「やっぱり、杏子の事が気になるんだね」

まどか「うん・・・あ・・・」

ほむら「・・・まどか・・・」

まどか「ふん・・・」プイ

ほむら「ねぇ、何で無視するの?」

まどか「・・・・・・」

ほむら「お願い、答えて」ウルウル

まどか「・・・泣いてる・・・」

ほむら「何か悪いことしたら、謝るからさ・・・」ウルウル

まどか「ごめん・・・そんなに辛かったなんて知らなくって」

ほむら「私も酷い事して悪かった・・・」

まどか「ううん、ほむらちゃんは悪くないよ」

ほむら「あなたはそうやって何時も・・・」

まどか「実は・・・ね、前にさ、パックマンくんをどうするかって話をしたじゃない」

ほむら「うん・・・」

まどか「本当は私の家に来て欲しかったけど、ほむらちゃんがマミさんの家のほうが良いって言ったとき
ほむらちゃんの事許せなくって・・・」

ほむら「・・・・・・・・・」

Q妖(わけがわからないよ)
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/10/12(金) 10:40:06.24 ID:QgCcoVgDO
そんな事とは思いもしなかっただろうなw
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/12(金) 11:09:26.27 ID:uEMXZ2sT0
まどか「変なことで怒っててごめん・・・」

ほむら「・・・・・・」

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら(何なの、この変な気持ち・・・)

まどか「・・・・・・そろそろ離して貰えるかな?私行くところがあるから」

ほむら「何処に行くの?」

まどか「昨日会った杏子ちゃんっていう女の子の所へ」

ほむら「私も行っていい?」

まどか「いいよ」





QB「さあ、ここだよ、まどか」

まどか「ありがとう、キュウべえ」

そういうとキュウべえは何処かへ消えていった

妖精「ねぇねぇ、あのキュウべえって一体何者なの?」

まどか「キュウべえは、よく知らないけど女の子を魔法少女にする生き物って言えばいいかな」

妖精「そうなの、何か隠しているような気がするけど・・・」

ほむら「まどか、誰と話しているの?」

まどか「え・・・?(ほむらちゃんには見えないんだ)」

妖精「ねぇ、あっちに誰かいるよ」

まどか「あ、杏子ちゃんだ」

杏子「ん、お前昨日の・・・」

まどか「『鹿目まどか』、それからこっちはほむらちゃん」

ほむら「『暁美ほむら』よ」

杏子「で、二人して何の用だ?」

まどか「聞きたいことがあるの」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/12(金) 11:45:36.12 ID:uEMXZ2sT0
ワルキューレ「あれ、昨日の」

まどか「あ、私は『鹿目まどか』」

ほむら「『暁美ほむら』よ」

ワルキューレ「私の名は『ワルキューレ』です。k・・・」

まどか「え!?あの神話に出てくる・・・」

ワルキューレ「え、まあ・・・」

まどか「凄ーい!私神話に出てくる人に会えるなんて・・・」

ほむら「まどか、話はそっちじゃないでしょう」

まどか「あ、そうだったね。杏子ちゃん、昨日言ってた『後悔する』って、あれはどういうことなの」

杏子「・・・・・・・・・」

まどか「ごめん!変な事聞きに来て」

杏子「いや、いいさ。もう終わった事だから・・・」

杏子「私は元々、教会にいた1人の子だったんだ」

杏子「そして私の親父は、教会の神父だった」

杏子「親父は『これからは新しい教えが必要』と考えて新しい教えを説いたんだ」

杏子「だが親父の言葉に耳を傾ける奴はいなかった」

杏子「それどころか、みんなは『怪しい宗教団体』としか見なくなった」

杏子「私がそれが嫌で仕方なかった。そんな時にキュウべえが現れた」

杏子「私は『皆が親父の話を聞くようになること』と願った」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/12(金) 12:25:36.98 ID:uEMXZ2sT0
杏子「そうしたら信者や信仰が新しい教えを説く前よりも多く取り戻した」

杏子「だが、後から親父に自分の教えではなく私の魔法で信者を獲得したことがばれて、
『魔女』と罵られたし、酒に溺れるは、母や妹に暴力を振るうは、挙句の果てに私1人残して
無理心中さ」

杏子「それ以降は、『他人のために魔法は使わない』と・・・」

まど妖「うわーーーん!!!」

全員「!?」

杏子「お、おい」

まどか「こんなの・・・・・・おかしいよ・・・ひっく・・・」

杏子「・・・・・・」

まどか「杏子ちゃんは・・・何にも・・・悪いこと・・・・・・してないのに・・・・・・・・・どうして・・・」





杏子「もう大丈夫か・・・」

まどか「ごめん・・・」

杏子「気にすんなよ・・・(まさかあんなに泣くとは思わなかったな・・・)」

ほむら「・・・もう一つ良いかしら?」

杏子「何だ?」

ほむら「どうしてあなたはワルキューレさんと一緒に行動しているの?」

杏子「・・・・・・救われたんだ・・・」

ほむら「え?」

杏子「親父達が死んだ後、しばらくしてからの事なんだが・・・」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/12(金) 12:55:41.44 ID:QgCcoVgDO
ふむ。
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/12(金) 13:18:03.99 ID:uEMXZ2sT0
〜回想、教会〜

杏子「もう生きる希望も無い・・・・・・」

杏子「このまま死んじゃおうかな・・・」

杏子「私なんか、もう生きる価値なんて無い・・・」

杏子「親父、母さん、モモ、色々酷い事してごめん・・・」

杏子「マミ、短い間、色々ありがとう・・・」

杏子「生まれ変わったら、自分の力で皆を喜ばせたい・・・」

杏子「さよなら・・・」

ワルキューレ「そうやってあなたはまた、人を悲しませるのですか?」

BGM:ENDING(ドラゴンスピリット2)

杏子「・・・何言ってんだよ、私が死んでも誰も悲しまないさ」

ワルキューレ「本当にそう思っているのですか?」

杏子「そうだよ・・・分かったなら速くどっか行ってくれよ」

ワルキューレ「じゃあ、あなたが運んできた幸せも悲しみだと言うのですか?」

杏子「どういう事だよ?」

ワルキューレ「思い出して下さい。あなたが大切に思っていた人の事」

ワルキューレ「その人たちはあなたと同じようにあなたの事を大切に思っていたはずですよ」

ワルキューレ「その人たちはあなたがそばにいてくれただけでも幸せだったはずですよ」

ワルキューレ「あなたもそうだったはずでしょ?」

杏子「ああ、確かにそうだったよ。でも今は違う。みんな私の事見捨てたんだよ」

ワルキューレ「じゃあ、あなたも見捨てたんですか?」

杏子「!」

ワルキューレ「見捨てなかったら、相手だって見捨てません。それは死んでも同じです」

ワルキューレ「私もあなたを見捨てません」

ワルキューレ「あなたの声はよく私に届いていましたよ」

ワルキューレ「『神様、みんなを幸せにして下さい』って」

ワルキューレ「私はその声に応えに来ただけです」

杏子「じゃあ、あんたは私を幸せにするために来たのか?」

ワルキューレ「ええ。それに私だけじゃありませんよ」

杏子「え・・・?」

杏子が見上げたとき、驚く光景が見えた。
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/12(金) 13:21:24.18 ID:QgCcoVgDO
ウルッと来た
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/12(金) 13:32:49.09 ID:LWtvuw+w0
>>61
同意

杏子ちゃんは悪く無いよな。
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/12(金) 13:38:23.54 ID:uEMXZ2sT0
モモ「お姉ちゃん!」

杏子「モモ!」

母「杏子!!」

杏子「母さん!!!それに・・・親父・・・」

父「・・・・・・」

杏子「どういう事だ?これは幻か?」

モモ「えへへ、神様に頼んでお姉ちゃんに会いに来たよ」

モモ「お父さんとワルキューレさんから話を聞いたよ。あれはお姉ちゃんが願った事だったって」

モモ「お姉ちゃんはモモ達を幸せにするために願ったんでしょう?」

杏子「うん・・・」

モモ「それを聞いたらお姉ちゃんの事もっと好きになったよ」

杏子「!」

母「杏子、ごめんなさい・・・あの魔法はあなたが願ったものなのね」

母「私、あの魔法に気が付いてからあなたの事すっかり見捨ててた・・・」

母「でもその考えは自分の事しか考えてなかった」

母「今まで辛い思いさせてごめんね・・・」

杏子「う・・・・・・」

母「ほら泣かない、あなた何時からそんな泣き虫になったの?」

母「あなたも何か言ってあげて・・・」

父「・・・・・・」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/12(金) 13:58:23.02 ID:uEMXZ2sT0
父「杏子、色々とすまなかった」

父「私も自分の事しか考えていなかった」

父「やはり私は駄目な父親だなぁ・・・」

杏子「そんな事無いよ、親父は立派な神父だよ」

杏子「本当に駄目なら、ここには来てないだろう?」

父「杏子・・・」

杏子は一目散に父に抱きつこうとした。が、杏子の体は父を通り抜けていった

杏子「!?」

父「すまないな、これは仮の姿なんだ。今はもう魂だけの存在なんだ」

杏子「そんな・・・」

父「だが心の中ではしっかりと抱き合ったさ」

父「杏子、最後に私たちの願いを聞いてくれないか?」

杏子「・・・何・・・?」

父「私たちの分まで幸せに生きてくれ・・・」

杏子「うん、約束する」

ワルキューレ「そろそろね」

モモ「じゃあね、いや、またね、お姉ちゃん。またいっぱいお話しようね」

母「杏子、体には気をつけるんだよ」

父「私たちはずっと、杏子の事を見守っているからな」

三人はそういうと光となり消えていった

杏子「親父・・・母さん・・・・・・モモ・・・・・・ありがとう・・・・・・」

杏子「私・・・心を入れ替えて・・・・・・生きていくよ・・・」

杏子「う、うわああああああああん!!!!!」

ワルキューレはそっと杏子を抱いて泣き止むのを待った

ワルキューレ「それじゃ、行きましょう」

杏子「はい・・・」

〜回想終わり〜
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/12(金) 14:07:20.97 ID:QgCcoVgDO
ウオオオオォォン!!!
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/12(金) 14:11:39.21 ID:G4O9zf/IO
ってことはこのあんこ幻術使えるのか
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/12(金) 14:14:00.55 ID:LWtvuw+w0
グズッ!
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/12(金) 14:28:16.49 ID:uEMXZ2sT0
ほむら「そんな・・・ことが、あったなんて・・・ひくっ」

まどか「杏子ちゃんの家族・・・いい家族だね・・・ひっく」

杏子「あ〜あ、今度は二人もかよ」

妖精「あたしも入れてよ〜。さっきから涙が止まんないよ〜」

杏子「あ〜も泣くなって、しょうがないな・・・」

ワルキューレ(やっぱり、あなたは1人じゃないのですよ)

QB(杏子にそんな事があったとは、不思議な事もあるもんだ)

まどか「杏子ちゃん、話変わるけどさ、私の家に来ない?」

杏子「え?」

まどか「杏子ちゃんさ、家で過ごしてはいないでしょう」

まどか「もし良かったら、これから一緒に暮らしていこう?」

杏子「良いのか?」

まどか「うん!」

ほむら「いや、杏子は私の家に!」

杏子「ははは、こりゃまいったな・・・」

杏子はまどかの家に居候することになった。しかしワルキューレは居候することはしなかった
後日、まどかはさやかに杏子の事を話した。そしたらやっぱりさやかは大泣きした。
さらに、杏子はまどかたちが通う学校へ緊急転校という形で入った。
杏子はクラスのみんなから祝福を受け、杏子は「今までに無い幸せな気持ち」だと言っていた
それから数日がたった。
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/12(金) 14:52:10.38 ID:QgCcoVgDO
まどマギで幸せが来ると不安になるんだが……。
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/12(金) 15:02:16.32 ID:uEMXZ2sT0
今日はここまでです。続きはまた明日に。毎回書くのが遅くてすいません。
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/12(金) 15:13:14.83 ID:8jlSFYPY0
乙乙!

書いてるだけ凄いんですぜ!
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/13(土) 14:40:03.56 ID:a8CYY4f50
本編と関係ないけど急に思いついたパロディ、やってはいけないネタかもしれない・・・



QB「この星の人間たちは・・・」

まどか「私はみんなの力になりたいのに・・・」

QB「何がどうなろうと、自分の欲求を満たしたいようだ」

QB「ただ・・・ここの人間達の・・・」

まどか「誰かの役に立てれば、それはとっても嬉しいなって・・・」

QB「笑顔はあまりにも眩しすぎる・・・」

このろくでもない、素晴らしき世界



本編がこんな感じのキュウべえなら良かった。
思いついたのはいいけど、五人全員やろうとしたら時間が掛かってしまい挫折した。特にほむら・・・
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/13(土) 15:01:35.97 ID:a8CYY4f50
〜学校〜

杏子「さやかぁ〜この問題教えてくれ〜」

さやか「ここ、ここはね・・・」

ほむら「最近、美樹さやかの成績が凄いわね」

まどか「そうだね、あまりにも凄いから、一時期先生たちの目が怖かったもんね・・・」

ほむら「何故あの勉強嫌いのさやかがあんな風になったのかしら?」

まどか「何でだろうね、それにひきかえ、私の成績はどんどん酷くなるし・・・」

ほむら「大丈夫よ、私が教えてあげるから」

まどか「ありがとう、ほむらちゃん」

まどか(あ、思い出したけど、ほむらちゃん、ワープマンさんからはまだ大丈夫なの?)ヒソヒソ

ほむら(そのことならもう心配はいらないわ)ヒソヒソ

まどか(それはどうして?)ヒソヒソ

ほむら(それは・・・今は言えないわ)ヒソヒソ

まどか(そっか・・・)ヒソヒソ

ほむら(何時か話すわ)ヒソヒソ

ほむら(さてと・・・どうしようかしら・・・)
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/13(土) 15:33:04.67 ID:TZe1KuNDO
あんこちゃんの為に頑張ったんですね。分かります。
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/13(土) 15:51:59.37 ID:a8CYY4f50
ほむら(もうすぐワルプルギスの夜がやって来る)

ほむら(何時もなら、魔法少女みんなを呼ぶのだが・・・)

ほむら(今回は魔法少女の他にも戦力になる人たちがいるのだが・・・)

ほむら(その人たちに全てを話すべきだろうか?)

ほむら(あのワープマンという男に追いかけられてたから、その人たちの情報を集められなかった)

ほむら(・・・・・・他人のせい何て、単なる現実逃避ね)

〜昼休み〜

杏子「まどかぁ〜、お腹すいた、速く飯にしようぜ」

まどか「はいはい」

QB「おや、杏子。何時からこんな所にいたんだい?」

杏子「あ?そんなもんお前には関係ねぇだろう?邪魔だ、速くどっか行け!」

QB「やれやれ、酷い言い方じゃないか?」

まどか「キュウべえ何しに来たの?」

QB「ここ最近、魔女の気配が無いし、魔法少女の契約もなかなかできないから君達が何をやっているか
見に来ただけだよ」

杏子「趣味悪りーな、お前」

QB「まあ、君達は大丈夫だという事が確認できてちょっとほっとしたよ」

まど杏(ちょっと?)

QB「じゃあね、僕は仕事に戻らなくちゃ」

杏子「・・・あいつら一体何考えているんだろうな?」

まどか「さあね・・・」

さやか「お〜い、まどか!杏子!」

杏子「おう、さやか、それに・・・」

マミ「・・・ひ、久しぶりね、佐倉さん・・・」

杏子「・・・久しぶり・・・」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/13(土) 16:30:58.40 ID:a8CYY4f50
BGM:モンスター屋敷(パックランド)

まどか(あ、そっか・・・前に少しだけ言ってたね)

マミ「隣、いいかしら・・・」

杏子「・・・あぁ・・・」

マミ「・・・・・・」

さやか(速く、何か言って)

杏子「・・・・・・」

杏子「あの時は、ごめんな・・・」

マミ「え・・・」

杏子「あの時はもう、完全に自暴自棄になってて、酷い事したな・・・」

杏子「あの後、立ち直る事はできたんだが、今更帰れる気がしなかった・・・」

マミ「じゃあ・・・また一緒にコンビ組めるかしら・・・」

杏子「・・・あぁ・・・、でもマミの家にはもう戻れねぇ」

マミ「な!何で!?」

杏子「マミの家、今パックマンていう奴と一緒に暮らしてるんだろう?」

杏子「マミが経済的に危ないと思ってさ・・・」

マミ「そんな事、どうって事無いよ」

杏子「それに今、まどかの家に居候してて・・・」

杏子「その分のお礼もちゃんとしなきゃいけないからな」

マミ「・・・・・・分かったわ」

杏子「マミには寂しい思いさせて悪かった。でも、もう1人なんかじゃないだろう」

マミ「!?・・・・・・そうね、どうやら私、あなたに執着してたわ」

杏子(ニコッ)

マミ「あ、今笑ったわね!もう一回その笑顔見せて!」

杏子「え!?、笑ってなんかいねぇよ」

まどか(さやかちゃん、Good Job!)

さやか(イエーイ!)

ほむら(良かった。どうやら、私の出番は無かったようね)
77 :すまん、場所は屋上って書くの忘れてた :2012/10/13(土) 16:55:10.46 ID:a8CYY4f50
〜数分後〜

さやか「さてと、杏子、教室に戻ろうか」

杏子「おぉ、昨日の奴か」

まどか(またやるの・・・)

マミ(昨日のって?)

さやか「えぇ〜と・・・」

ほむら「あの少しいいかしら?」

杏子「おう、ほむら、お前も混ざりたいのか?」

ほむら「結構。そんなことよりも、今日私の家に来て欲しいの」

杏子「パーティでもすんのか?」

ほむら「いいえ。そんなことよりももっと大事な事よ」

ほむら「放課後に。あなたたちは私の家の場所なんて知らないからだろうから案内するわ」

ほむら「それじゃあ」

さやか「・・・一体何するんだろうね?」

杏子「そんな事より速くやろうぜ」

さやか「うん」ダダダダダ・・・

マミ「鹿目さん、あの二人何するの?」

まどか「大した事じゃありませんよ・・・」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/13(土) 16:56:43.46 ID:a8CYY4f50
今日はここまで。あんまり書けなくてすいません
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/13(土) 17:03:52.36 ID:TZe1KuNDO
乙!
昨日のとは一体……?
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/14(日) 13:37:17.50 ID:TqALB1eJ0
〜教室〜

BGM:DIG DUG 2(NAMCO X CAPCOM)

さやか「(葉っぱをさして)『光合成』!」

杏子「(歴史の教科書ひろげて)『伊藤博文』!」

さやか「(自分をさして)『美樹さやか』!」

杏子「(蟹をさして)『蟹』!」

さやか「(仁美を持ち上げて)『人気者』!」

仁美「!?」

杏子「(自分の頭をさして)『脳』!」

仁美「ちょっとさやかさん・・・」

さやか「ちょっと借りるよ!」

中沢「!?」

さやか「(ソーセージをさして)『ウインナー』!ありがとね!」

仁美「さやかさん!」

杏子「(自分のノート広げて)『難行苦行』!」

仁美「話し聞いてください!」

さやか「えぇ〜と何処にあったかな?」

仁美「聞いてくださいってば・・・」

さやか「あった!(児のそら寝が書かれているページをさして)『宇治拾遺物語』!」

中沢「いくら言っても駄目だよ」

杏子「(世界地図広げて)『リマ』!」

リマ・・・ペルーの首都

先生「美樹さん、佐倉さん・・・」

さやか「(先生さして)『負け犬』!」

クラス全員「!!??」

さやか「・・・・・・ん?どうした杏子、もう終わり?」

杏子「おい、さやか!逃げろ!」

さやか「?」

先生「美樹さん、今の言葉、どういう意味ですか?」

さやか「どういう意味って、そのままの・・・うわ!何時の間にギャー!離してー!!」

クラス全員(ご愁傷様です・・・)

それからさやかは連れ去られ、クラスの雰囲気は何とも言えない雰囲気に包まれながら、
一時間分の授業時間を過ごした。
それからさやかが帰ってきたときは、残りの授業は全て終わっていた

さやか(あたしって、ほんとバカ・・・)バタ・・・
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/14(日) 14:52:49.91 ID:TqALB1eJ0
BGM:モンスター屋敷(パックランド)

〜放課後〜

まどか「さやかちゃん、遅いね・・・」

ほむら「自業自得よ・・・」

マミ「あら、どうしたのみんな、元気ないわね」

まどか「マミさん・・・」

マミ「私は急いでいるから、これで・・・」

ほむら「え、待って・・・」

マミ「何?」

ほむら「さっきの事、マミにも言ったはずよ」

マミ「え?そうなの、てっきり私は違うのかと・・・」

さやか「おまたせ・・・」

まどか「さやかちゃん・・・」

杏子「遅せーぞ」

さやか「ごめん・・・」

まどか「行こうか・・・」

さやか「うん・・・」

〜ほむらの家〜

杏子「で、話って何だ?」

ほむら「話す前に。巴マミ、パックマンと以前会ったあの人たち呼んでもらえるかしら?」

マミ「以前会ったって?」

ほむら「確か魔女を倒すために行ったあの工場の・・・」

マミ「あの人たちがどうかしたの?」

ほむら「できるならあの人たちを呼んで来てもらえるかしら」

マミ「えぇ、いいけど・・・」

ほむら「杏子はワルキューレさんを呼んで来てもらえるかしら?」

杏子「あぁ、分かった」

それから数分後、

等「で、こんなに人を集めて何をするんですか?」

ほむら「あと、一週間でワルプルギスの夜がやって来る」

マミ杏「!?」

さやか「何?ワルプルギスの夜って」

ワルキューレ「ワルプルギスの夜・・・聞いたことがあります。確かとてつもない災いを招くという・・・」

杏子「簡単に言えば、普通の魔女により比べ物にならないぐらい強い、超大型の魔女だ」

桃「そんなに凄い魔女がいるなんて・・・」

等「もしかして、ワルプルギスの夜を討つための会議に呼び出されたという事ですか?」

ほむら「えぇ」

杏子「でも何でそんな事が分かるんだ?」

ほむら「それも今から全部話すわ」

ほむらはワルプルギスの夜の事、ソウルジェムの秘密、キュウべえの事全て話した
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/14(日) 14:58:58.46 ID:TqALB1eJ0
BGM:Area8(ドラゴンスピリット)

桃「そんな・・・魔女の正体が魔法少女だなんて・・・」

パックマン「で、ソウルジェムが魔法少女の魂・・・」

その時、銃弾が杏子を目掛けて飛んだ

ワルキューレ「危ない!」

何とか、杏子を自分の盾で守る事ができたが・・・目の前には狂ったマミの姿が・・・

まどか「マミさん!やめて!!」

マミ「何よ・・・ソウルジェムが魔女を産むなら・・・みんな死ぬしかないじゃない!」

まどか「マミさん、そうるのやめて!」

全員「・・・・・・?」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 15:08:12.82 ID:0qVFNDVB0
マミさん…結局そうなっちゃうんすか…
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/14(日) 15:38:26.16 ID:TqALB1eJ0
マミ「・・・・・・鹿目さん、今何て言ったの?」

まどか「だから、そうするのやめてって!」

今の聞き間違いか?記憶が正しければ「そうるのやめて!」と言ったはずなんだが・・・

さやか「・・・えぇっと、そしてキュウべえがまどかを狙うのは、まどかが魔女になるときのエネルギーを
狙っているって事ね」

さやか「キュウべえにしちゃまあ、上出来何でしょ?」

さやか(あれ!?)

杏子「くそ、私たちの事なんだと思いやがる!」

杏子「重い罰を与えなきゃな・・・!」

杏子(?)

桃(あれ〜、こんなの前にもあったような・・・)

等「ほむらさん・・・これってワルプルギスの夜の呪いでしょうか?」

ほむら「呪い?会話がのろいということかしら?」

ほむら(!?)

BGM:義経のテーマ(NAMCO X CAPCOM)

まどか「ははははは・・・(苦笑い)」

桃「でもこの呪い、頼朝さんのですよね・・・」

まどか「笑って頼朝ってこと?」

まどか(あ〜あ、私もだよ)

ほむら「そんなバナナ!」

ほむら「あー嫌になってきたー!」

まどか「ほむらちゃんが壊れた!」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/10/14(日) 15:46:14.52 ID:hc/RMlnDO
ナムカプwww
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 15:57:34.67 ID:0qVFNDVB0
頭が良くなったてのは、あの頭脳回転アクションゲームのおかげか。

しかし負け犬はひどいな。
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/14(日) 16:06:08.90 ID:TqALB1eJ0
マミ「寒いギャグで気が冷えたわ」

パックマン「良かったマミさん・・・まぁ、身がなくなってはどうしようもないですけどね」

マミ「・・・・・・ほっといてくれるかしら」

パックマン「分かりました。お茶入れてきますね」

マミ「そのホットじゃない!」

ほむら「とにかく、そういう事!」

等「言う事はよく分かりました。あぁ後・・・」

ほむら「もういい!もう帰った帰った!!」

等「作戦は?」

ほむら「帰って!」

まどか「ほむらちゃん!それこそキュウべえの思い通りよ!」

ほむら「は!そうね!まどかの言葉を言われるまで・・・まぁ・・・どうかしてたわ」

まどか(ほむらちゃんのイメージがどんどん崩れていく)

そんなこんなで作戦会議となったが、全く話にならなかったという・・・

QB(あのギャグがワルプルギスの夜の呪い?前例がないよ)

QB(でもほむらたちが全霊で戦・・・どうやら僕も同じようだ)
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/14(日) 17:45:37.25 ID:TqALB1eJ0
〜翌日〜

タツヤ「ふとんがふっとんだー!」ガバッ

杏子「ガキがきた・・・」





「昨日の夜から無意識に駄洒落を言ってしまうという病気が・・・」

詢子「変な病気ね」

知久「でもシックりと来ないね・・・」

まどか「パパ寒い・・・」

知久「ごめん・・・」

詢子「おかげで私も言ってしまったから、『だじゃれを言うのはだじゃれ』何て言われたよ」

知久「ははは・・・」

杏子「・・・・・・」

詢子「何時までも落ち込んでんじゃないよ。むしろありがたく思うんだね」

まどか「何で?」

詢子「笑いをとれる人はムードメーカーだという事さ。ムードメーカーは無くてはならないからな」

まどか「ムード・・・うん、ありがとうママ。このままだったらずっと落ち込んでた」

詢子「まあ、初めてにしちゃ上出来かな?」

〜学校〜

さやか「北からやってきたな」

まどか「おはよう、さやかちゃん。これささやかな贈り物」

さやか「おう、ありがとう!あと杏子、今日こそ決着つけようか」

杏子「黙れ」

さやか「・・・どうしたの何かあったの?」

まどか「さやかちゃん、そっとしておいて」

さやか「わ、分かった」

さやか(何があった?)ヒソヒソ

まどか(いや、ちょっとね)ヒソヒソ

杏子「ヒソヒソ話してんじゃねーよ、ヒ素ぶっかけるぞ」

さやか「・・・杏子、それシャレにならないわよ・・・」

杏子「・・・・・・」

まどか(こういうことなの)ヒソヒソ

さやか(分かった・・・)ヒソヒソ
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 17:55:08.44 ID:hc/RMlnDO
あ、ああ…危ないダジャレになっちゃうのな…(汗
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/14(日) 18:37:41.58 ID:TqALB1eJ0
〜学校内〜

先生「いいですか男子の皆さん、女子が言う駄洒落にはつまらなくっても必ず笑う事、良いわね」

さやか(これは先生悪くないわ・・・)

まどか(何があったか容易に想像できる)

先生「鹿目さん、昨日のプリントの用意はできましたか?」

まどか(心の中読まないで)





先生「この文章を・・・暁美さん、訳してくれませんか」

杏子「はい、『トムは富むが、そのように振舞う事はない』」

先生「・・・・・・はい。そうですね」

杏子(ちゃんと言えたが、沈黙が痛い)





さやか「これで終わりだー!」

カン

さやか「しまっ・・・」

ポス

さやか「まどか、ナイス!」

中沢「鹿目さんの守備にはかなうめぇ」

さやか「それって褒めてるの?」

中沢「しょうがないだろ!そういう病気なんだから」

さやか「まあ良いわ、次!次はほむらね」

ほむら「・・・・・・」

さやか「えいっ!」

カーン

まどか「ほむらちゃんがホームラン打った」

さやか「・・・これはしょうがないな(ギャグの意味で)」





杏子「なんなんだ、何時もより疲れるぞこれ」

まどさや「私も」

ほむら「何でこうなったかしら・・・」

マミ「そう唸っても仕方ないわ」

ほむら「何だかワルプルギスの夜に別の意味で負けそう・・・」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 18:52:30.95 ID:hc/RMlnDO
ほんにワルプルギスがワルいでゲス?
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/14(日) 20:51:46.06 ID:TqALB1eJ0
〜放課後〜

ほむら(そういえば仁美がさやかに上条に告白するなんて言わなかったね)

ほむら(この呪いが原因なのは言うまでもないか)

まどか「ほむらちゃん行こう」

ほむら「ええ」

〜ほむらの家〜

ほむら(今日は昨日の作戦会議が酷かったからもう一回話し合うことになったわ)

さやか「今日は最強の助っ人を呼んできたわ」

ワギャン「なむこんにちは」

ほむら「これが?」

さやか「そうよ。この子凄く頭良いんだから」





ほむら「ワルプルギスの夜が現れるのはここ」

桃「まさか、この絵のようにまっ逆さのまま来るの?」

ほむら「ええ」

ワギャン「攻撃は全員一箇所のほうがいいね」

ほむら「そうね、ワルプルギスの夜は1人や2人で挑むのは自殺行為」

ほむら「全員で一斉に寄るの」

ワギャン「もしワルプルギスの夜が元に戻ったらどうなるの?」

マミ「それは彼女が本気を出してきたっていう事」

ワギャン「それなら、逆さまの状態のときはいかに魔翌力を保つかが重要だね」

ワギャン「本気を出してきたときに力尽きたら意味ないからね」

ほむら「でも今までそんな事は・・・」

ワギャン「今回はたくさんいるんでしょ?そのことも十分考えられるよ」

ほむら「そうね・・・」





93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/14(日) 21:12:51.12 ID:TqALB1eJ0
今日はここまで。変なギャグ飛ばしまくってすいません。
あと、ワギャンの台詞を魔翌力を魔翌翌翌力と間違えてしまった
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) :2012/10/14(日) 21:15:06.38 ID:TqALB1eJ0
あれ、一体どうなっているんだ?ちゃんと確認したのに
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/10/14(日) 21:39:16.98 ID:hc/RMlnDO
メール欄にsagaって入れてますか?入れてないと、
魔力じゃなくて魔翌力とかになっちゃうんですよね〜。
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/14(日) 21:47:09.79 ID:TqALB1eJ0
>>95
本当に?情報ありがとう
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 22:05:11.06 ID:hc/RMlnDO
魔翌力
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/10/14(日) 22:06:38.39 ID:hc/RMlnDO
saga入れたver.
魔力
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 10:18:20.10 ID:RmhX0nkh0
BGM:UCHU-FLOWER ZONE(ギャラガアレンジメント(ナムコクラシックコレクションVOL.1))

まどか「ほむらちゃん、お疲れ様」

ほむら「まどか、窓から何の用?」

まどか「・・・ほむらちゃんに聞きたいことがあるの。どうしてそんなに戦いをがんばっとるの?」

ほむら「・・・あなたを絶望の穴から救い出したいの」

まどか「・・・絶望の穴?」

ほむら「私は元々、自信がなく、ひ弱で内気な性格でいつも泣いていた」

ほむら「そんな私をあなたは助けてくれた」

ほむら「でもあなたは魔法少女で悲惨な結末だった」

ほむら「私は契約して何度もあなたを助けようとしたけど結果はいつも同じ・・・」

ほむら「それでも、私はあなたを助けたい。私はその一心でがんばってきた・・・」

まどか「石のように硬い精神ね・・・」

ほむら「気持ち悪いよね・・・」

まどか「涙々・・・」

まどか「あともう一つ。ワープマンさんとはどうなったの?」

ほむら「次元を超える事件だったから、私を捕まえに来たけど違ってたわ」

まどか「はあ・・・」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 11:02:52.95 ID:RmhX0nkh0
〜回想〜

BGM:Final Boss(ゼビウスアレンジメント(ナムコクラシックコレクションVOL.1))

ほむら「ん・・・」

ワープマン「やっと目を覚ましたか」

ほむら「ここは何処!?」

ワープマン「私たちの本部さ。君から言わせれば未来だな」

ほむら「!?」

ワープマン「こっちへ来い。君にはいろいろと調べさせてもらう」

ほむら「・・・・・・」

その後私は自分の持ち物だけでなく私の記憶を調べさせられた。プライバシーは守るとは言われたけど・・・

ほむら「・・・・・・」

???「そう固くなるなって、お前さんは無罪だ」

ほむら「あなたは、ワープマンじゃないわね」

???「俺はホリ・タイゾウだ。お前さんのデータが実に面白いから見入っちゃったよ」

ほむら「趣味の悪い・・・」

タイゾウ「大丈夫だ、後でちゃんと消去するよ」

ほむら「・・・・・・」

タイゾウ「しかし、お前さん凄いなぁ。こんな化け物とずっと戦っているなんて」

ほむら「あなた達は一体何が目的なの?」

タイゾウ「『過去に起きた不可解な事件を調べる』といった所か・・・」

タイゾウ「実はお前さんが生まれる前にもそんな事件がたくさんあってな」

タイゾウ「消えた"ガンプ”というスーパーコンピューターの謎、
頻繁に起こるスーパーセル等いろいろある」

タイゾウ「その一部の事件の犯人がお前さんかと判断した」

ほむら「一つだけ思い当たる節があるわ」

タイゾウ「何だ?」

ほむら「スーパーセルの現象はこいつのことかしら?」

タイゾウ「こいつか・・・」

ほむら「こいつは私たちの時代にも来たワルプルギスの夜。こいつは普通の人には見えないわ」

タイゾウ「そうか、道理で見つからないわけだ・・・」

タイゾウ「そうと決まれば・・・」

ほむら「待って、それは私がやる」

タイゾウ「お前さんはこいつに一度も勝った事無いんだろう?」

ほむら「!」

101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/15(月) 11:12:48.36 ID:OqDddzsDO
シリアスなシーンでさえダジャレで会話
作らなきゃなんないって、マジで辛そうだな。
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 11:36:36.27 ID:RmhX0nkh0
タイゾウ「大丈夫だ。お前さんを手伝うぐらいしかしないよ」

タイゾウ「守りたいんだろう、大切な人を」

ほむら「ええ。それにこの壁は乗り越えなくては、いや、壊さなくてはならないから」

タイゾウ「良く言った」





タイゾウ「こいつをお前にやるよ。これはお前さんへの謝罪と応援だ」

ほむら「これは?」

タイゾウ「こいつはギャラクシップという戦闘機が持つ単装レーザーを撃てる銃だ」

ほむら「ありがとう」

タイゾウ「取り扱いには気をつけろ、あとそいつは一発しか撃てないからな」

ほむら「分かったわ」

タイゾウ「じゃあ、よろしくな」

ワープマン「ああ」

そういうと私は元の時代に帰っていった

〜回想おわり〜

まどか「良い人たちだったんだね」

ほむら「ええ」

ほむら(今回は何だか勝てる気がする。でも胸騒ぎがする・・・何故だろう?)
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 12:14:46.43 ID:RmhX0nkh0
〜そしてワルプルギスの夜が来る日〜

BGM:ENEMY-COMB ZONE(ギャラガアレンジメント(ナムコクラシックコレクションVOL.1))

ほむら(とうとうこの日が来たね)

マミ「暁美さん、これで終わらせましょうね」

杏子「ほむらはもう十分戦ったしな」

ワルキューレ「あの災厄とほむらさんの運命を・・・」

パックマン「僕戦力になるのかな?」

桃「何言ってるの?十分なるわよ」

等「・・・・・・」

桃「どうしたの?」

等「すいません、誰か100円玉持っていませんか?」

全員「・・・・・・」

ほむら「はい」

等「ありがとうございます」

ほむら(本当に大丈夫かしら?)





まどか「みんな大丈夫かな?」

さやか「信じるしかないよ」

ランナー「そうや、それしかない」

妖精(信じるか・・・)

まどか「あれ、ランナーさんはどうしてここに?」

ランナー「走るだけじゃ戦力にならんとさ」

まどさや妖「・・・・・・」

ランナー「そんな冷たい目で見らんどいて」

ランナー「これでも救助部隊や」

まどか「そうだね、万が一みんなが怪我をしたりしたら助けに行かなきゃね」

さやか(まどか優しい・・・)





ワープマン「ついに来るな」

タイゾウ「ああ」

ワープマン「あんたがここに来たいと聞いたときびっくりしたよ」

タイゾウ「俺はこうでもしないといけない気がしてな」

ワープマン「ワルプルギスの夜。魔女の存在はこちらも分かっていたが何故スーパーセルの正体が
こいつだと分からなかったのだろうか?」

タイゾウ「恐らく敵の多さと魔女が見えない調査部隊が原因だろう・・・」

ついにワルプルギスの夜が現れた・・・だがその光景を見たときには誰もが絶句した

ワープマン「あれは・・・ゼビウス軍!?」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/15(月) 12:27:11.20 ID:9IF67ruM0
な…なんだと…!?
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 13:14:04.61 ID:RmhX0nkh0
BGM:BEAT KING GALA-SPARK!(ギャラガアレンジメント(ナムコクラシックコレクションVOL.1))

ワンダーモモ「あ、やっぱり頼朝たちだったのね・・・」

頼朝「・・・」

弁慶「・・・」

義経「・・・」

義仲「・・・」

ベラボーマン「妙島!」

妙島「・・・」

ワルキューレ「ブラックワルキューレ、それにドルアーガ!」

ブラックワルキューレ「・・・」

ドルアーガ「・・・」

???「やはり驚きになられたようですね」

杏子「誰だ!?」

???「おや?お久しぶりの人もいれば、初めましての人もいるようで」

???「自己紹介しましょう。私はこの公演の司会者『ジョーカー』と申します」

ほむら「あなたがワルプルギスの夜の正体ね・・・」

ジョーカー「違いますね、私たちはもはやワルプルギスの夜の手下ですね」

マミ「公演ってどういうこと?」

ジョーカー「そのままの意味ですよ。我々が旅する先々でいろんな人たちにこの公演をお見せするということです」

杏子「ふざけやがって!!」

ジョーカー「ふざける?それはこちらの台詞です。あなた方はこの公演を邪魔しに来たのですからね」

パックマン「うわ!?いつの間に囲まれている!!??」

ジョーカー「邪魔者は消し・・・あいた!?」

ベラボーマン「みなさん!ここは急いで逃げましょう!!」

ほむら「くっ!」

ジョーカー「こら!話をしている途中に・・・」

ジョーカー「そうですか・・・そんなに逃げたければ速くお逃げなさい!」

ジョーカー「逃げられればね・・・」
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 13:31:28.96 ID:RmhX0nkh0
杏子「ほむら!一体どうなっているんだ!?」

ほむら「知らないわ!あんな事初めてだったん・・・」

マミ「あぶない!」

マミはほむらを間一髪で助けることができたが、目の前には大きな円盤型の使い魔がいた

ほむら「喰らえ!」

ほむらは時間を止めて、使い魔に爆弾を投げた

バーン!

ほむら(やったか・・・)

そんなことは無かった。使い魔は傷一つ無くただただこちらを眺めているようだった

ほむら「そんな・・・」

杏子「やっぱり敵に構わず逃げ・・・おいほむら何処へ行く!?」

ほむら(もうだめだわ。こうなったらあの時貰った銃を撃つしかない)

ほむらはまた時を止めワルプルギスの夜の近くへ行き・・・

ほむら「これで終わりだあああああぁぁぁぁぁ!!」

銃を撃った

ほむら(最初からこうすれば・・・)

ジョーカー「どうやらあなたは我々全員を怒らせたようですね」

ほむら「何!?」

ワルプルギスの夜が体勢を立て直す。
すなわちほむらはワルプルギスの夜を怒らせたということだった

ほむら「そんな・・・・・・」

ジョーカー「もうおやめなさい。あなたが何をしたって無駄ですからね」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/15(月) 13:45:50.81 ID:9IF67ruM0
使い所を間違ったか
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 14:10:12.59 ID:RmhX0nkh0
〜避難所〜

まどか「みんな大丈夫かな?」

QB「まどか!大変だ!」

まどか「何?」

QB「ワルプルギスの夜が本気を出した!このままじゃ見滝原だけでなく日本全部が危ないよ!!」

QB「もう、まどかが契約しても無理だ!!!」

さやか「何ですって!?」

ランナー「何や?どうしたんや?」

まどか「みんなが危ない!助けに行かなきゃ!!」

さやかは外に出ようとするまどかと捕まえた

さやか「馬鹿やっているんじゃないよ!」

まどか「でもこのままじゃみんなが・・・」

???「大丈夫よ。ここは私たちに任せて」

まどか「あなたは・・・」





ワープマン「あわてて本部に戻って良かったよ」

タイゾウ「ゼビウス軍は普通の兵器じゃ太刀打ちできない。特に彼女たちではね」

ワープマン「・・・軍本部から通信が入った。今から過去に行ってワルプルギスの夜を討伐しにいくと」

タイゾウ「ちょっと待て、ワルプルギスの夜は一般人には見えないんだぞ。それにタイムトラベルは戦闘機では・・・」

ワープマン「タイムトラベルは確かに試作段階だ。だがやらなければなるまい」

ワープマン「それにワルプルギスの夜は目で見えなくてもレーダーを見れば分かる」

タイゾウ(何か心配だな・・・)
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 14:44:19.11 ID:RmhX0nkh0
〜避難所〜

BGM:COMBAT GALAGA(スターイクシオン)

「あ、飛行機だ!」
「でもあんな飛行機見たこと無いよ」

???「ついに来たわね」

まどか「え?」

その光景は無数の戦闘機がワルプルギスの夜へと向かっていった

「おい、あれを見ろ」
「何だよ、何にも見えないじゃないか」
「でもレーダーには映っているぞ」
「ボスコニアン軍の先祖か?」

戦闘機たちはレーダーを頼りに敵を倒していく
しっかりと標準を定めているものもいれば、がむしゃらに撃つものもいる

ジョーカー「こら!あなたたち!何をしているの?」

杏子「言うことはそれだけか?」

ジョーカー「くぅぅぅ」

杏子「反撃開始だ」

マミ「ええ」

ジョーカー「さようなら」

ワンダーモモ「待て!」(ワンダーリング)

ジョーカー「あいた!?」

ベラボーマン「倒せない相手がいないなら、倒せる相手を倒すまで!」

ワルキューレ「あなたたちの公演はここで終わらせる!」

パックマン「次は僕たちの公演だ!」





ほむら「・・・・・・」

「ダメ!まだ諦めたらダメ!!」

ほむら「!?」

義経「殺してしんぜよう!!」

ほむら「・・・いいえ」カチッ

ほむら「殺されるのは・・・」

ドーン!!

義経「ぎょえええええええ!!!!!」

ほむら「あなたの方よ」

ほむら(ありがとう)

ほむら「さあ、ワルプルギスの夜・・・」

ほむら「決着をつけましょう」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 15:41:39.91 ID:RmhX0nkh0
ベラボーマン「ほむらさん!」

ほむら「みんな・・・」

杏子「とっとと終わらせようぜ」

マミ「ボンバルダメント!」

杏子「断罪の磔柱!」

ワルキューレ「ワルキュリアセイバー!」

ベラボーマン&ワンダーモモ「ベラボー&ワンダーパワー!」

ほむら「・・・対艦ミサイル!」

パックマン(置いてかれた・・・)

全員「これで止めだあああぁぁぁぁ!!!」



111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 15:54:04.72 ID:RmhX0nkh0
ほむら「あれ・・・ここはどこ?」

ほむら(何も無い世界・・・)

???「ほむらちゃん・・・」

ほむら「まどか・・・私は・・・」

まどか「ほむらちゃん私はこの時間軸の私ではないよ」

ほむら「ということは前の時間軸の・・・」

まどか「うん」

BGM:ASTEROID MEMORY(X68k版ボスコニアン)

ほむら「ねぇまどか、一体何が起きたの?」

まどか「私がほむらちゃんをここに呼んだの。謝らなければならないことがあるの」

ほむら「何?」

まどか「私はキュウべえに『ほむらちゃんが次へ行く時間軸が楽しい時間軸でありますように』と願ったの」

まどか「でもそれはかえってみんなを悲しませてしまったの」

まどか「私はほむらちゃんが何が楽しいのかが分からなくって・・・」

ほむら「もういいの、それは」

ほむら「私はまどかと一緒にいるだけで楽しいから」

ほむら「もう、そんなことは気にしないで」

まどか「うん。でも連れてきた人たちはどうしようか・・・」

ほむら「それはこれから何とかするわ」

まどか「ごめん・・・」

ほむら「・・・私気がついたの」

まどか「何を?」

ほむら「私はまどかを何時からか、いや、最初から諦めていたかもしれない」

ほむら「何度やっても救えなかったから、もう何をやっても駄目だと勝手に思っていたかもしれない」

ほむら「でも、あの時まどかの声を聞いて諦めそうになった私が恥ずかしかった」

ほむら「私が諦めたらみんなの努力を否定してしまう事に今まで気づかなかった」

まどか「でも、もう終わったんだよ。もうそんなことを気にする必要は無いよ」

まどか「過去があるから未来がある。そうでしょ?」

ほむら「うん・・・」ボロボロ・・・

まどか「泣かないで。ほむらちゃんには笑顔が似合うよ」

ほむら「うん」

まどか「さあ、速く行って。みんなが待っているよ・・・」

ほむら「じゃあね、いや、またね、まどか」

まどか「またね・・・」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 16:15:26.35 ID:RmhX0nkh0




ほむら「ん・・・」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「まどか・・・」

さやか「やっと目を覚ましたようね」

マミ「なかなか遅い目覚めね・・・」

杏子「遅いぞ、ねぼすけ」

ほむら「ここは・・・?」

さやか「まどかの家よ」

ほむら「ワルプルギスの夜は?」

???「もう消えて行ったわ」

ほむら「あなたは?」

???「私は『トビ・マスヨ』あなたが倒れて全然目を覚まさなかったからみんな心配してたのよ。もう三日もたったのよ」

ほむら「・・・・・・」

マスヨ「あ、そうそう、目が覚めたら学校に来てほしいって伝言があったよ」

ほむら「?」

〜学校〜

ほむら「やっぱり、悲惨な事になっているわね」

???「やっと来たな、魔法少女諸君」

ほむら「あなたは?」

???「私は『泊裕一郎』。君たちの魂を元の体に還す装置を作った」

裕一郎「これで君たちは無事普通の女の子に戻ることができるというわけだ」

杏子「おぉ、凄い」

QB「ちょっとそんな事勝手にされたら・・・」

マミ杏「勝手なのはお前だー!!!」

さやか「おぉ、よく飛ぶなぁ」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 16:34:36.81 ID:RmhX0nkh0
ほむら「お心使いありがとうございます」

ほむら「でも私はこのままで良いです」

全員「!?」

まどか「な、何で!?」

ほむら「このソウルジェムは私にとって過去の私の証」

ほむら「それを消すのは過去を否定すること」

ほむら「過去があるから未来がある。そんな過去で生きていたことに私は誇りを持ちたい」

裕一郎「そうか。そこまで言うなら止めはしない」

裕一郎「だが、ソウルジェムが濁りきったら・・・」

ほむら「ソウルジェムを砕け・・・ということですね」

裕一郎「話が早い」

杏子「何かそんな事言われると、何か私馬鹿みたいじゃないか・・・」

マミ「そうね、今こうあるのは過去の弱い私がいたから」

マミ「そんな私がいたからこうやってみんなに会えた」

マミ「恥ずかしいけど、私も誇りを持ちたい」

まどか「本当に良いの?」

さやか「良いの!そう言っているんだから」

BGM:ENDING(ギャラガ'88)

ほむら(長かった一ヶ月間だった・・・)

ほむら(でもこれで終わりなわけではない)

ほむら(これはまだ始まりに過ぎないから)

ほむら(これからはまどかたちと歩む未来だから・・・)
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 16:45:28.65 ID:RmhX0nkh0
ほむら「ところで他の人たちは?」

まどか「パックマンくんはワルキューレさんと途中まで一緒に帰っていった」

マミ「桃さんたちは引き続き同じ事を」

さやか「飛行機部隊の人たちは見滝原の復興と人の手当て」

ほむら「私たちもできるところから始めましょう」

全員「おお!」

〜終わり〜
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [saga ]:2012/10/15(月) 16:46:28.06 ID:RmhX0nkh0
終わりです。こんな酷いSSを見ていただきありがとうございます。
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/15(月) 17:06:06.77 ID:OqDddzsDO
お疲れ様でした!

これからが始まり…か。
まだ未知なる脅威が待っていると…?
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/10/15(月) 21:35:17.04 ID:aIV2GIGz0

QBザマァwww
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