響「プロデューサー、自分一人でも平気だぞ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 00:35:35.03 ID:rACbfCJm0

響「だからプロデューサーは他の皆の事、ちゃんと見てて欲しいな」
P「いつもごめんな・・・お前には苦労をかけるよ」
響「なんくるないさー！それじゃやよい、真美。テレビ局に行こう」
真美「んじゃいってくんねー」
やよい「いってきまーす！」
P「ああ、気をつけてな」


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1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 ＠ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする（´；ω；｀）part56 ばばあ化気味 ＠ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超Ａ級スナイパーが魔王様を狙ってる？」〈ゴルゴ13inひめごう〉 ＠ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです ＠ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「２号線」【コンマ判定新鉄・関東】 ＠ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 00:38:12.14 ID:rACbfCJm0

P（響とこんなやり取りをするのも何度目だろう）

今から約半年前、７６５プロへとやって来た俺は社長や律子と話し合い

事務所の傾いた経営を立て直すためにひとつの方針を定めた。

一人のアイドルを集中して売り出しながら経費を削減し、まずは資金難の解消を図ろうとした

その一人に選ばれたのが響だった

結果から言えば、響はわずか半年ですばらしい実績を上げ資金難を見事に

解消してくれたのだった

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/10(水) 00:40:31.92 ID:nQlNNPXBo

期待

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 00:42:30.02 ID:rACbfCJmo

他の皆も半年もの間、経費の削減等に協力してくれたり、色んな面で苦労をかけてしまった

その分、今は軌道に乗っている響ではなく、他の子の面倒を見てあげなくてはならない。

響もその事を分かってくれていて、俺や律子の手が回らないときは、同じ現場のアイドルたちの面倒を見てくれている

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 00:43:45.28 ID:rACbfCJmo

P(そうだ・・・響だって分かってくれている）

P(だから、俺ばかりが我侭を言ってはいられない)

千早「プロデューサー、そろそろ時間なのでは？」

P「ん、もうそんな時間か、すまないな。それじゃ行こうか」

千早「はい、よろしくお願いします」

春香「はーい、行ってきますね小鳥さん」

小鳥「はーい、みんながんばってねー」

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 00:45:00.37 ID:rACbfCJmo

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響「お疲れ様、二人とも」

真美「おつかれーひびきん」

やよい「今日の収録も響さんがいてくれたからばっちりでしたー！」

響「そんな事ないさー、二人の実力だからもっと自信もっていいんだぞー」

真美「いつもごめんね、ひびきん」

響「き、急にどうしたんだ真美？」

真美「真美たち、いっつもひびきんに迷惑かけてるからさ・・・」

響「迷惑だなんて、そんな訳ないだろ〜。こうやって同じ現場の時は面倒見るのはあたりまえさ〜」

やよい「はい、それはわかってるんですけど・・・でも響さん、最近プロデューサーと一緒に仕事できてませんよね？」

響「・・・それは仕方ないよ。７６５プロはただでさえ人手が足りないし、今は活動が軌道に乗ってる自分よりも皆の事を優先させなきゃ」

真美「うん・・・」

響「ほら、自分は気にしてないんだから暗くなってないで早く帰ろうよ。暗い顔してたら駄目だぞ二人とも。アイドルは笑顔で元気良くしてなくちゃ！」

やよい「・・・そうですね！すいませんでした響さん」

真美「そんな事言ってひびきんは一刻も早く愛しいにいちゃんのいる事務所に帰りたいんだよね〜」

響「ぶっ！？な、なに言ってるんだよ真美ぃ〜！///」

やよい「はわっ！そうだったんですか、急いで着替えますね！！」

響「やよいも真に受けなくていいから！！」

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 00:48:21.52 ID:rACbfCJmo

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三人「「「ただいま戻りましたー」」」

小鳥「おかえりなさ〜い」

律子「お帰り、三人とも。今日の仕事はどうだった？」

真美「うん、ひびきんがいてくれたからばっちりだったよ」

やよい「はい、今日も色々と助けてもらっちゃいました」

律子「そう、順調そうで良かったわ二人とも。響もいつもありがとうね」

響「なんくるないさー、律子もあんまり気にしないで自分をもっと頼ってくれていいんだぞ」

律子「ふふ、そうね。でも無理だけはしないでね」

響「やよいと真美もそうだったけど、みんな心配しすぎさー」

あずさ「それだけ響ちゃんのことが皆大好きなのよ」

響「えへへ、なんだか照れるぞ///」

雪歩「はい、響ちゃんお茶どうぞ」

響「ありがとう雪歩！」

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 00:49:06.90 ID:rACbfCJmo

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響「ｽﾞｽﾞｯ」ｿﾜｿﾜ

雪歩「響ちゃん、おかわりいる？」

響「え！？あ、うん。お願いしようかな。雪歩のお茶は美味しいからな」

雪歩「ふふ、ありがとう。今もってくるからちょっと待っててね」

響「うん、ありがとう」

響「・・・」ｿﾜｿﾜﾁﾗﾁﾗ

小鳥「響ちゃん、こっちを見てるけど何か用事かしら？」

響「うえっ！？い、いやなんでもないよ！？」

小鳥「そう？なにかあるのなら遠慮しないで良いからね」

響「うん、ありがとうぴよこ！」

律子（やれやれ、しょうがない子ね）

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 00:49:36.95 ID:rACbfCJmo

律子「小鳥さん、プロデューサーが帰ってくるの何時ごろになります？」

小鳥「えっと７時半の予定ね。後一時間くらいかしら」

律子「そうですか。少し相談したいことがあったので」

響（後一時間かぁ・・・）

響「それじゃ自分そろそろ帰るね！」

律子「いいの？響」

響「うん、帰って皆のご飯用意しなきゃいけないから、それじゃまた明日！」ﾀｯﾀｯﾀ





響「はぁ・・・しょうがないよね・・・我侭言ってたら駄目だよね」
ハム蔵「ヂュイ・・・」

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 00:55:27.92 ID:rACbfCJm0

始まったばかりで恐縮ですが、一旦ここで終わります
初めてのSS投稿で感覚が掴めず、思った以上に時間がかかりそうなので・・・
明日の夜にはまた再開できると思います。書き溜め分自体は終盤まで終わってますので
放置ということはないと思います

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/10(水) 01:00:33.76 ID:nQlNNPXBo

乙
待ってるから自分のペースでどうぞ〜

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/10(水) 01:01:47.25 ID:l16LqTqh0

おつ

頑張れー

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/10(水) 01:02:55.02 ID:l16LqTqh0

sageミスった

ごめんなさい……

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/10/10(水) 01:13:26.43 ID:/BhnXlT+o

乙

これは期待
楽しみに待ってる

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]：2012/10/10(水) 01:18:06.41 ID:5WHAIIOO0

乙
期待してる

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/10(水) 03:44:57.48 ID:W3Ya7Au90

乙、のんびり待つさ〜。

17 ：たわし ◆TAWaSIT2OA [sage]：2012/10/10(水) 05:24:42.68 ID:f+opSCdIo

響は俺の嫁

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]：2012/10/10(水) 07:19:52.53 ID:OV/22Q8AO

これは期待。
乙！

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 20:42:34.97 ID:ps3/VIpQo

投下再開します、お待たせしました
>10のラスト二行から少々の修正をしての再開です

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 20:43:46.05 ID:ps3/VIpQo

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響「はぁ・・・しょうがないよね・・・我侭言ってたら駄目だよね」

ハム蔵「ヂュイ・・・」

響「大丈夫だよハム蔵。自分まだまだがんばれるさー」

いぬ美「わぅ」

響「いぬ美もそんな心配そうな顔しないでよ」

いぬ美「くぅーん」ﾍﾟﾛ

響「ん、いぬ美どうし・・・」ｸﾞｲ

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 20:45:45.39 ID:ps3/VIpQo

響「あ、あれ・・・自分どうして泣いてるんだ・・・」

響「あはは、おかしいなぁ・・・なんでだろうね・・・」

ハム蔵「ヂュイ〜」

響「ごめんね・・・ごめんね・・・皆。こんなのらしくないよね・・・」

響「う・・・うぅ・・・グスッ、ぷろ・・・でゅーさぁ・・・」

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 20:49:53.15 ID:ps3/VIpQo

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P「ただいま戻りましたー」
律子「おかえりなさい、プロデューサー」
千早「ただいま律子」
春香「今日の収録もハードだったねぇ、千早ちゃん」
P「ん？律子と小鳥さんだけじゃなくてあずささんと雪歩も残ってるのか。もうこんな時間なんだから早く帰らないと」
律子「プロデューサー、ちょっと相談があるんですけど」
P「何かあったのか？とりあえず皆を送ってからのほうがいいんじゃないか？」
律子「いえ、二人もプロデューサーに言いたいことがあるようでしたから」

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 20:51:35.39 ID:ps3/VIpQo

P「何かあったのか？とりあえず皆を送ってからのほうがいいんじゃないか？」

律子「いえ、二人もプロデューサーに言いたいことがあるようでしたから」

P「そうなのか？いったいどうしたんだ」

あずさ「響ちゃんのことですよ、プロデューサーさん」

雪歩「あの、プロデューサーは最近響ちゃんのことをほったらかしにしすぎじゃないでしょうか？」

千早「確かに・・・もう少し気にかけてあげても良いような気もしますけど」

P「何かと思えばそんなことか」

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 21:17:36.39 ID:ps3/VIpQo

春香「そんな事って・・・ひどいですよプロデューサーさん！」

律子「春香、落ち着きなさい」

貴音「そうですよ、春香。あまり興奮しては纏まる話も纏まりませんよ」

春香「はい・・・って貴音さんいつのまに！？」

貴音「ふふ、とっぷしーくれっとです」

貴音「私の事よりもあなた様。先ほどの発言の真意聞かせていただきますか？あの子は我々の大切
な仲間です。場合によってはあなた様と言えども・・・」

P「そう怖い顔をするなよ。今のこの状態は響からの提案でもあるんだよ。他の皆の事をちゃんと見て欲しいって」

P「俺だっていつまでもこのままで良いとは思わないけど、今はこうする事が会社として、プロデューサーとして、お前らのためにベストだと判断したんだ」

P「もちろん、響だって大切なアイドルの一人だ。重要な局面でほったらかしにするなんてことはするつもりはないさ」

律子「・・・」

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 21:22:55.63 ID:ps3/VIpQo

貴音「会社として、プロデューサーとしてのあなた様の判断、確かにお聞きいたしました。では次はあなた様個人の考えを聞かせていただきたいのです」

P「なにをいってるんだ？だからそれはさっき」

貴音「いいえ、先ほどはプロデューサーとしてのあなた様の考えでしたので、今度はあなた様個人のお気持ちを聞かせていただきたいのです」

P「なにをふざけてい

貴音「ふざけてなどいません。あなた様が響の事をどのように想っているのか尋ねているだけです」

P「な、なにをいって・・・俺は別に何もないぞ。律子からも何か言ってやってくれ」

律子「私も気になりますね。貴方が響の事をどう思っているのか」

P「お前までなにを言ってるんだ・・・だから俺は別に・・・」

あずさ「響ちゃん、最近あなたの居ない時にため息をつくことが増えたりしてるんですよ」

雪歩「そ、そうですよぅ・・・私たちには心配かけないように気丈に振舞ってはいますけど・・・」

春香「確かに、あれは隠そうとしてもバレバレだよねぇ・・・」

千早「そうね、いつも元気な我那覇さんの元気がないと心配になるわ」

P「・・・」

みんな「・・・」

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 21:24:04.00 ID:ps3/VIpQo

小鳥「はいは〜い、皆そろそろ帰らないともうすぐ９時よ？」

春香「うわわ、もうそんな時間！？急いで帰らなきゃ」

雪歩「春香ちゃん、駅まで一緒に帰ろう」

貴音「まだ話は・・・」

あずさ「貴音ちゃん、今日はしょうがないわ。また今度にしましょ？」

千早「あずささん、皆で一緒に帰りましょう。家まで送ります」

あずさ「あらあら〜ありがとうね千早ちゃん〜」

ｶﾞﾔｶﾞﾔ・・・・・ﾊﾞﾀﾝ

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 21:39:14.95 ID:ps3/VIpQo

P「ふぅ、まったく・・・助かりました音無さん」

小鳥「いえいえ。でも皆の言った事少しは考えてみてくださいね」

P「・・・」

律子「私もまだ納得はしていませんから」

P「一体どうしたんだ？お前らしくない」

律子「最近のあの子を見てると、辛いんですよ。何とかしてあげたいんです、あの子だってまだアイドル以前に１６歳の女の子なんですよ」

律子「そんな女の子が沖縄から一人慣れない土地に出てきて、本当に頼りたい人には頼れずに一人で頑張って・・・何とかしてあげたいと思うことはいけないことですか？」

小鳥「律子さん落ち着いて、ね？」

律子「っ！すいません・・・」

28 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 21:40:30.65 ID:ps3/VIpQo

P「俺だってそのくらい分かってるよ・・・」

律子「だったら・・・」

P「でも今は会社として大事な時期だ。個人の我侭を言っていられる時じゃない」

P「そもそも俺に皆の面倒をしっかり見れるだけの器量があればよかったんだけどな」

律子「すいません、自分だって竜宮の三人だけで手一杯なのに・・・好き勝手言っちゃって」

P「気にするな、お前が悪いんじゃないさ」

29 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 21:41:03.48 ID:ps3/VIpQo

高木「話は聞かせてもらったよ諸君！！」ﾊﾞｰﾝ

P「さて、俺達もそろそろ帰りますかね」

律子「そうですね、明日もまだ仕事がありますし」

小鳥「私戸締りしてくるので、他の確認お願いしますね」

高木「ハッハッハ、スルーとはひどいじゃないか君達」

P「えーっと・・・」

小鳥「ちゃんと相手をして欲しかったら今の現状を何とかしてくれませんか？」

律子「社長・・・今はふざけていられる様な心境じゃないんですど？」

高木「い、いつになく辛辣だね。君達」

高木「だが君達も次の瞬間には私の事を尊敬のまなざしで見つめる事だろう、入ってきたまえ」

三人「え！？」

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 21:42:15.15 ID:ps3/VIpQo

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響「はいさーい、皆！」

律子「おはよう響」

真「響おはよう、今日も元気だね」

伊織「朝っぱらから元気ねぇ、あんたは」

響「自分のとりえだからな！」ﾌﾌﾝ

響「って、律子なんだか機嫌が良さそうだね、良い事でもあったの？」

伊織「そうなのよ、私たちがいくら聞いてもあんたが来るまで内緒って言って教えてくれないのよ」

亜美「ねーりっちゃーん。ひびきん来たんだからさ〜もう教えてくれてもいいっしょ〜？」

31 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 21:44:53.31 ID:ps3/VIpQo

律子「ふふふ、聞いて驚きなさい！なんと！！」

律子「社長が新しいプロデューサーを連れてきてくれたのよ！」

響「へー、そうなんだ。これで律子たちも少しは楽になるのかな」

伊織「勿体つけてるかと思えばなんだそんなことなんだ」

律子「リアクション薄いわね、あんたら」

真「だってねぇ・・・なにか変わるの？って感じだし」

亜美「自分は竜宮だからりっちゃん担当だってのは変わらないんでしょ？」

律子「それはそうだけど・・・響。あんたはもっと喜びなさいよ」

響「どうしてだ？」

律子「新しいプロデューサーが増えるって事は彼に余裕が出来るって事でしょ。つまり・・・」

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 21:45:45.90 ID:ps3/VIpQo

伊織「ああ、成程ね。良かったじゃない響。愛しいプロデューサーに構って貰えるようになるんじゃない？」

響「い、愛しいって、な、ななな何いってるんさ！///」

真「だってねぇ・・・」

亜美「今更とぼけても無駄っしょー」

響「うぅ///」

律子「今日の夜、社長、プロデューサー殿と私、小鳥さんとアイドル代表で年長者としてあずささんにも参加してもらって、担当を振り分けるミーティングを開くわ」

小鳥「私からもちゃんと響ちゃんを担当するように伝えておくからね」

響「ぴよこぉ・・・」

あずさ「勿論わたしからも、ね」

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 21:47:21.12 ID:ps3/VIpQo

伊織「良かったわね、でもあんまりイチャイチャしてたら引っ叩くわよ」ﾆﾋﾋ

響「イチャイチャってそんな///」

亜美「照れない照れない」

響「も〜エヘヘ///」

真「よかったね、響！」

響「うん、ありがとう皆。自分うれしいさー！皆がこんなに自分のことを気遣ってくれて・・・本当にありがとう！」

あずさ「でも、一番嬉しいのは」

亜美「兄ちゃんとイチャイチャできるようになることっしょー！」

響「も、もう！からかわないでよー///」

ｱﾊﾊｵﾊﾖｰﾒｰﾙﾐﾀﾖｰ

ｶﾞﾔｶﾞﾔﾖｶｯﾀﾈｰﾋﾋﾞｷﾁｬﾝ

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/10(水) 21:48:11.28 ID:ps3/VIpQo

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響「ふ〜んふふ〜ん♪」

ハム蔵「ヂュイ？」

響　「うん！今日はとってもいい知らせがあったからな！」

いぬ美「わふ！」

響「エヘヘ、ありがとうさー、皆！」

響「明日が待ち遠しいなぁ♪皆おやすみさ〜♪」

35 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/11(木) 23:03:38.44 ID:oJDg1lV1o

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響「はいさーい！皆」

律子「あ・・・おはよう響・・・」

響「ん？どうしたんさ律子」

律子「いえ、その・・・」

高木「うぉっほん！皆揃っているようだね。それじゃ今日の朝礼を始めよう」

高木「皆ももう知っていると思うが、本日よりわが７６５プロは新しいプロデュー
ーを迎えることになった！これで二人の負担も減ることだろう、我那覇君にもいままで苦労をかけたね。遅くなってすまなかった」

響「なんくるないさー！」

高木「それじゃ簡単に挨拶を頼むよ新人P君」

新人P「今日から７６５プロで働くことになりました、一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします」

ﾜｰﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾖﾛｼｸｵﾈｶﾞｲﾏｽｰ

36 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/11(木) 23:04:34.37 ID:oJDg1lV1o

P「それじゃ今日からの新体制を発表するぞ、とはいっても律子は引き続き竜で

俺が面倒を見てたメンバーを彼と分担するだけだからな」

P「まだ慣れない内は新人P君だけにまかせっきりにする訳じゃないからそこは安心してほしい」

響（いよいよかぁ、えへへ〜またプロデューサーと一緒に仕事できるの楽しみだなぁ）

あずさ・小鳥「・・・」

P「俺が面倒を見てた９人の内３人は彼に担当してもらうから、その名前を読み上
げるぞ」

P「やよい、真美」











P「そして響の三人だ」

37 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/11(木) 23:05:24.12 ID:oJDg1lV1o

響「え・・・」

P「どうしたんだ？呼ばれたら返事をしてほしいんだが？」

やよい真美「は、はい」

真「ちょっとまったぁあああああ！！」

P「うお、どうしたんだ。そんな昔のバラエティーみたいな掛け声出して」

真「どうしたんだ、なんてそれ本気で言ってるんですかプロデューサー」

P「・・・何のことだ？」

伊織「あんた馬鹿だとは思ってたけど、そこまで馬鹿だったなんて思わなかったわ」

春香「そうですよ！この前の皆の話聞いてなかったんですか！？」

雪歩「私もこれはひどいと思います・・・」

美希「美希ね・・・プロデューサーはもっと人の気持ちが分かる人だと思ってたんだけどな・・・」

響「み、皆おちついてよ！ね？じ、自分は大丈夫だからさ！」

38 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/11(木) 23:06:09.39 ID:oJDg1lV1o

貴音「あなた様・・・納得のいく説明をしていただけるのでしょうか・・・？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

響「た、貴音・・・」

亜美「お、お姫ちんがあんなに怒ってるところ見たことないよ・・・」

真美「お姫ちんの買い置きしてたラーメン食べたときより怒ってない・・・？」

P「別にそんなに難しい話じゃない」

P「前も言ったように他の子を優先して見るべきだと思ったのが一つ。響はこの中で一番現場に慣れているから彼のフォローも任せられると思ったのが一つ。癖の強いメンバーの中で最年少の二人なら彼も扱いやすく、その二人が信頼している響と一緒に組ませれば、さらに仕事がしやすくなるだろうと考えたのが一つ」

P「他にも選考理由は細かいものがいくつかあるが、主なポイントはこの辺かな、わかってもらえたか？」

39 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/11(木) 23:07:21.66 ID:oJDg1lV1o

貴音「わかりません、異議を申し立てさせていただきます」

P「何を言ってるんだ・・・」

貴音「私と響を交代してください、そうすればあなたは響を担当できるでしょう？」

響「た、貴音・・・もう・・・良いから・・・自分は大丈夫・・・だから」

P「無茶を言うな、お前みたいな癖の強いアイドルの担当だなんて新人の彼には負担が大きすぎるだろう」

貴音「あなた様はその癖の強いアイドルとやらを同時に何人もプロデュースしているではありませんか、彼に出来ない道理はないと思うのですが？」

P「それとこれとは話が別だろう！」

貴音「何が別なのですか！どうしてそこまで頑なに拒むのですか！私はただ・・・！」





響「もうやめてよ！！」

40 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/11(木) 23:08:04.78 ID:oJDg1lV1o

響「お願いだからもうやめて・・・自分のことで大好きな二人が喧嘩なんかして欲しくないぞ・・・」

貴音「響・・・」

響「じ、自分は・・・本当に大丈夫・・・だから・・・」ｼﾞﾜｯ

響「あ、あれ・・・グス・・・ちが、うぅ・・・これは・・・」

響「な、なんで・・・ウッ・・・グス・・・」

P「ひ、響・・・」

響「あ、ご、ごめん！プロデューサー！」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

P「・・・」

41 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/11(木) 23:08:58.56 ID:oJDg1lV1o

律子「何突っ立ってるんですか！？早く追いかけてください！！」

P「だ、だけど・・・」

春香「何がだけどですか！最低ですよ最低！」

千早「さすがの私もこれはプロデューサーが悪いと思います」

美希「ここで追いかけないだなんて美希信じられないの」

P「だが・・・今更俺は響に何を言えば・・・」

律子「なんでもいいじゃありませんか・・・貴方の素直な気持ちを伝えてあげてください」

あずさ「そうですよ、プロデューサーさんの本当の気持ちを伝えてあげればきっと大丈夫」

P「いや、しかしだな・・・」

伊織「ムキー！！なんなのよ！！あんたは！！この期に及んで何怖気づいてるのよ！！」

42 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/11(木) 23:10:27.11 ID:oJDg1lV1o

P「いや、だって・・・プロデューサーとアイドルがそんな事・・・あっちゃいけないだろう・・・万が一スキャンダルにでもなったら・・・」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

律子「え？プロデューサーの本当の気持ちってアイドルとプロデューサの関係を気にするようなことなんですか？」ﾆﾔﾆﾔ

春香「え？しかもスキャンダルに発展するかもしれないような内容なんですか？」ﾆﾔﾆﾔ

P「」

真「え？プロデューサーっていつも真面目そうな顔してそんな事考えてたんですか？」ﾆﾔﾆﾔ

P「んな！？な、何言って・・・そそそ、そんな訳ないだろう！言葉の綾だ！」

真美「え〜？なになに〜？キーコーエーナーイ」ﾆﾔﾆﾔ

亜美「怪鳥ガルーダ地に墜つとはまさにこの事よのう」ﾆﾔﾆﾔ

やよい「？？？」

伊織「語るに落ちた、って言いたい訳？それよりやよい、そいつにあんまり近づくとフライデーされちゃうわよ。こっちきなさい」ﾆﾔﾆﾔ

P「お、おまえらぁ〜！！」

43 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/11(木) 23:11:55.02 ID:oJDg1lV1o

小鳥「はいはい、みんな〜プロデューサーさんをそれ以上いじめちゃだめよー。拗ねちゃったら大変だからもうお終いにしましょー」

ﾊｰｲ

あずさ「さ、プロデューサーさん。行ってあげてください」

P「・・・」

高木「やれやれ、君は色々考えすぎじゃないのかね？」

P「社長・・・」

高木「これは社長命令だ、早く我那覇君を連れ戻してきたまえ。行かなきゃクビだよキミィ〜」

P「え、ちょっ！？」

高木「うるさい！早く行ってこい！そしてプロデューサーとしてではなく、一人の男として全てを彼女へと伝えるのだ！」

P「っ！ありがとうございます、社長・・・皆もありがとうな、行って来るよ」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

高木「いやぁ、若さとはすばらしいねぇ」

44 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/11(木) 23:12:37.32 ID:oJDg1lV1o

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P「とは言え、一体どこに行けば良いんだ」

ハム蔵「ヂュヂュイ！！」

P「ハム蔵！」

ハム蔵「ヂュイヂュイ」ｸｲｸｲ

P「案内してくれるのか」

ハム蔵「ヂュッ！」ｺｸｯ

P「ありがとう、お前のご主人様のところまでよろしく頼むよ」

45 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [saga]：2012/10/11(木) 23:13:04.91 ID:oJDg1lV1o

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響「うっ・・・グスッ、ヒッグッ・・・」

響「うぅ・・・もうやだよぉ・・・」

いぬ美「くぅ〜ん」

響「ご、ごめん、ひっぐ・・・心配ぃ・・・か、かけてぇ・・・」ｷﾞｭｯ

ﾋﾟﾝﾎﾟ〜ﾝ

響「！！」ﾋﾞｸｯ

P『響、いるんだろ。開けてくれないか？』

響「ぷ、プロデューサー・・・どうして・・・」

P『頼む、響。話したいことがあるんだ』

響「無理だよぉ・・・今更あわせる顔なんて・・・」

46 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/10/14(日) 01:58:15.03 ID:FNQHpAgHo

とんだグズPだったでござる

47 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/10/14(日) 16:45:50.21 ID:l3tdf5q8o

いやあP派かなあ

48 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]：2012/11/16(金) 15:33:35.98 ID:H0jFAS+B0

待ってるぞ