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ほむら「また、まどか達を本気で怒らせたくなった…。」(※ 注:頻繁にキャラ崩壊有) - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 17:30:46.55 ID:lmRhBQD+0
私が再び、まどか達に嫌がらせをしてやろうという気になったのは、他でも無い。
ただ単に退屈だったってのもあるけど、やっぱりループしている中でのストレスだ!!
諸悪の根元インキュベーター、でしゃばるボッチ巴マミ&佐倉杏子、他人の忠告を無視して一人で契約・魔女化する美樹さやか、そして何かと厄介で元凶な腹パン少女ワカメ、そして、まどか……!!
私は無限にループ出来るんだから、その中の少しくらい、こんな形でストレス発散させたって良いじゃない…!!
と、いう訳で私は今、学校に居る。

和子「皆さんに大事なお知らせがあります!」

ハァ…このパターンも見飽きた…。流石にここで突撃したら不味いか…?怒りを抑えろ、私…!!

和子「目玉焼きは、固焼きですか?それとも半熟ですか?ハイ、中沢君ッ!!」

中沢「へ…?別にどっちでも良いんじゃ…?」

大体、この教師が公共の施設で、学びの場である筈の学校で何を言おうとしているのかが未だに理解出来ない。
これがこの学校の恒例行事の一つなのかもしれないが、本来転校生である筈の私を差し置いて話すべき事なのか…?
教師の癖に、まるで見本になって無いじゃないか。お前こそ、公私の区別を付けろ。

和子「そうです!!どっちでも良いんです!!それをわざわざこんなくだらない…」

ほむら「まず、どうでも良いのはお前のその無駄に糞長い話だろうが、ボケがァッ!!(クワッ」バッ

和子「……。(昨晩、3時間かけて練習してたのに…うぅっ…)」

クラスメイト一同「ざわ…ざわ…」

さやか「感じ悪ッ!!そしてずうずうしッ、あの転校生!!」

まどか「やっぱり既視感が…。どう考えても、夢の中であったような…!?」

ほむら「」キッ←もろ、ガン飛ばし

まどか「ひぃぃっ!!(今あの子、私の事見て……ッ!?)」

和子「え、えと……暁美さん…?」

ほむら「すいません、待ち切れない性格なんです…。いつもこういうテンションなので、どうかお気になさらずに。
でも、大勢の人の前に出ると、少しだけ緊張してしまって…。保健室に行きたいのですが…」

和子「あぁ、なら私が保健室に連れてってあげるから…」

ほむら「いえ、私はこのクラスの保健係の人に連れてってもらいますから…」ザッ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1350549046
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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 17:57:48.28 ID:lmRhBQD+0
和子「あぁ、このクラスの保健係なら鹿目さんが…」

ほむら「分かってます。」

和子「えっ……!?」

ほむら「鹿目まどかさん、あなたがこのクラスの保健係よね。保健室に連れてって貰える?」

まどか「えっ…ち、違いますよぉ…!!」

ほむら「嘘よね。さっき、早乙女先生も言ってたし。そもそも、何で嘘をつくの?
あなたは私の事が嫌いなの?転校生して早々、私はクラスメイトに嘘をつかれなきゃならないの?」

まどか「うぅ…。」

さやか「まどか、こんな奴置いて、さっさと逃げよ…!?」ダッ

ほむら「待て!!元々心臓に病気を患っていた私が保健室へ“連れて行ってくれ”と申しておるのに、それを置き去りにするとは余りにも理不尽では無いのか…!?
お前らは畜生共か!!何て外道なんだ!!」

クラスメイト一同「……。」

さやか「うわぁ…。」

まどか「さやかちゃん…」

さやか「分かった。まどかは転校生を保健室へ連れてって…。」

まどか「さやかちゃん…!?(まさか、裏切ったの…!?)」

さやか「但し、私も同伴でだ。まどか一人を
あんな奴を一緒にさせる訳にはいかない…」

まどか(駄目だよ、さやかちゃん!!このままじゃあただの死亡フラグだよ!!)

さやか(糞っ!!謎の美人転校生かと思えば、早くも私よりキャラ立ちしてんじゃん!!絶対に潰してやる…)メラメラ

ほむら「構わないわ。(別に、2人同時に説得出来るのだから、寧ろ好都合よね…。)」

和子「あの、まだHRが終わってな…

ほむら「るさいッ!!所詮は立ってるだけの教師の分際で!!お前それでも公務員かッ!!分かったら消えろッ!!」

和子「」

クラスメイト一同「……。」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 18:06:22.71 ID:lmRhBQD+0
ーーー廊下


まどか「所で、何で私が保健係って…」

ほむら「伊達に転校、繰り返してないわよ。あなた達とは根本的に経験が違うのよ。」

まどか「そ、そうなんだぁ…。」

ほむら(意味は違うけれど、別に間違っては無いわよね。)

まどか「えっと…その、名前…」

ほむら「何?」

まどか「えっと…あの、その…。名前、何だっけ…?」

ほむら「そう言えば、まだ話してなかったわね。“暁美ほむら”よ。」

まどか「あぁ…、ほむらちゃん…?」

ほむら「“ほむらちゃん”!?」

まどか「あ、その…駄目だったかな…。」

ほむら「駄目。」

まどか「そうだよね、“暁美さん”だよね…」

ほむら「……。」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/18(木) 18:09:24.17 ID:l9iI3Wlh0
ま た お 前 か
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/10/18(木) 18:13:59.73 ID:HtN6ZwKIO
ほむら「いい加減にそろそろ、まどか達を本気で怒らせたくなって来たわ…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348656151/
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/10/18(木) 18:23:14.89 ID:3tU2lo57o
HTML化依頼スレッド Part5
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1344511790/




ほむら「いい加減にそろそろ、まどか達を本気で怒らせたくなって来たわ…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348656151/

ほむら「多重契約って出来るのかしら…?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349712960/
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 18:29:19.75 ID:lmRhBQD+0
俺、PC持たんからHTML化は無理。
誰か代わりにやって。
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/18(木) 18:30:29.91 ID:jnAbSaWE0
他の二つHTML化依頼出せよクソ富山
あと会話のテンポの悪さどうにかしろ
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/18(木) 18:30:59.90 ID:3tU2lo57o
>>7
おk
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/18(木) 18:31:40.62 ID:jnAbSaWE0
えっじゃあ何で書き込んでんの
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 18:46:16.50 ID:lmRhBQD+0
さやか(駄目だ、この空気だと喋りづれぇ…。)

まどか(さやかちゃん、何か喋ってよ…)

ほむら(さて、そろそろかしら…)クルッ

さやか「ん?」

まどか「お?」

ほむら「鹿目まどか、美樹さやか。あなた達は、自分の人生が貴いと思う?家族や友達を、大切にしてる?」バッ

さやか「……?」

まどか「大切にしてるよ!!家族も、友達も…」

さやか「わ、私も…!!自分で言うのも何だけど、でも…」

ほむら「本当に?」

まどか「本当だよ!!」

さやか「嘘な訳ねぇだろ!!」

ほむら「あなた達……。」

さやか「な、何…だよ…?」

ほむら「まだ、読みが甘いわね。そもそも、大切かどうかなんて、相手側が決める物よ。
それを自分のみの考えで押し通して…。そんで以て見返りを求めてるんでしょ…!?
相手側が本当にそれで喜んでるとも分からないのに、ずうずうしいったらありゃしないわ!!
餓鬼が!!畜生共めが!!バーカバーカ!!悔しかったら私に追い付いてみろー!!」

まどか「」

さやか「ーーーッ!!」ギリッ
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/18(木) 18:48:12.21 ID:HtN6ZwKIO
思い出せないが、仮面ライダーとクロスしてたやつもこいつでしょ?
誰かスレタイ教えてくれ
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 18:50:01.59 ID:lmRhBQD+0
>>8 これは直らん…。フェニックス病だ…!!
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 19:20:24.09 ID:lmRhBQD+0
ほむら「すまないわね、取り乱してしまって…。つい、感情的になりすぎてしまったわ…。」

さやか(やっぱり、出来るだけコイツとは関わらない方が良いな…。)

ほむら「今日はCDショップへは行くのかしら?」

さやか「なっ…!?何故それを…!!」

ほむら「伊達に転校繰り返してないわよ。あなた達の事は、ある程度リサーチ済みよ。」

まどか「えっ……。」

ほむら「良かったら、私も連れてって貰えないかしら?」

まどか「……。」

さやか「……。」

ほむら「話題を戻すわ。世の中、綺麗事だけでは上手くいかないのよ。何でも思い通りに行けば、そこはもう神の領域よ。
他人の為に生きるのは悪い事では無いけど、人は他人に助けられてる間には、永遠に自分の力で助かる事は出来ないのよ。
だから、他人が助かろうとしている意志を尊重して、それを手伝うのが真の正義よ。
それに、あなた達は他人を見ているだけの余裕があるのかしら?他人に優しく何も出来ない人間程、社会に出て役に立たない者は居ない。」

さやか「……。」

まどか「……。」

ほむら「あなた達は、奇跡や魔法を信じるかしら?でもね、奇跡や運や魔法で得た物には、何の勝ちも無いのよ。これは、さっき言ったのと同じ理屈。」

まどか「……。」

さやか「……。」

ほむら「少し喋り過ぎたわね。近々、上条恭介にも同じような話がしたいから、今度病院に行く時は私も連れてってね。」

さやか「ッ!?何で、恭介の事を…!?」

ほむら「全ては私の調査済み。フフッ…(キラ-ン」

まどか・さやか「……!!」ゾッ…!!
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 19:22:19.41 ID:lmRhBQD+0
>>12 何の事だ?分からん。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/10/18(木) 20:02:11.59 ID:Vgsfn+pFo
>少し喋り過ぎたわね
>>1自身のことですねわかります
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 20:02:26.83 ID:lmRhBQD+0
さやか「呼ばないと後が怖いし、念の為、不本意だが呼んでおくか…。」

ほむら「何だって?」ズン

さやか「うわぁぁっ!!ビックリしたぁ!!突然現れんなよ!!」

ほむら「失敗や事故や厄災は、何でも突然現れる物よ?少しは警戒心を持ちなさい。」

さやか(いや、今のは無理ゲーだろ…。
見渡す限り周囲には誰も居なかったし、気配すら全く感じなかった…。
ていうか、自分の事を失敗や事故や厄災に例えてんのか…。)


ーーーCD屋

さやか「んで、結局付いて来た訳かよ…。」

ほむら「当然でしょう。異議有る?」

まどか・さやか「異議有り!!」


ーーー

ほむら「(さて、私は2人を先回りして淫QBを早めに殺しておくか…。)インキュベーター。」ザッ

QB「誰だ、君は!?僕が見えてるのか!?」

ほむら「あなたの魂胆は読めているわ。
自傷してテレパシーで鹿目まどかを呼び、“魔女に襲われた”などと言って契約を持ちかけるつもりでしょう。
そうはさせないわ。」

QB「僕の正式名称や目的まで言い当ててしまうとは、一体君は何者だい?僕には君との
面識が無いんだが。」

ほむら「それを知る必要は無いわ。」

QB「オイオイ、まさか君はいきなり僕を[ピーーー]気かい?悪い事は言わない。止めておくべきだ。無駄なんだよ。」

ほむら「フンッ」カチッ

QB「」

ほむら「油断したようね。私が時間停止を使えると知らないばかりに…。
取り敢えず、ロッカーの中にでも閉じ込めておこうかしら。
結界の出入りは自由に出来ても、普通の壁をくぐり抜けるのは不可能の筈…」ガチャ ポイ

カチッ

QB「あれっ…しまっ…!?畜生、閉じ込められてしまった…。テレパシーでマミを呼ぼう…。だとしても、鹿目まどかとの契約の予定時刻まで間に合わない…!!なら、直接鹿目まどかと…」


(助けて…!!)

まどか「?今、誰かが助けてって…!!」ダッ

さやか「ちょッ、まどか!?どこ行くの!?」ダッ

ほむら(フフフ…インキュベーター…。どうあがいたって無駄よ。)


ーーーまどか一行が店の奥の倉庫的な所に不法侵入中…

まどか「どこ…!?どこなの…!?」ダッ

さやか「だから、何がだよ!?」ダッ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 20:05:30.20 ID:lmRhBQD+0
>>16 よく分かってるじゃないですか。全くその通りさ。

>>17 saga入れ忘れたけど大体分かるよね?
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/10/18(木) 20:32:08.35 ID:AbDfOwQ5o
これ書いてる時ってどんな気持ちなん?
虚しくならんの?俺は辛いよ?
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/18(木) 21:55:48.40 ID:4xRYK9Iv0
>>7
携帯でも出来んじゃない?
機種によって、使い方は違うけど

手順↓
サイト開いてる状態→Menu→URL表示→URLコピー→HTML化依頼スレッドに貼り付ける

面倒ならやらなくても、数ヵ月後に勝手にHTML化されるけど(多分3ヶ月だった)


作品の評価(過去作含め)だけど……ノーコメントで
>>1は多分、意地でも自分のやり方を貫きそうなタイプだし敢えて何も言わない。

ただほんの少しでも認められたいなら、もっと色んな他の作品とか読んで参考にすると良いって事だけ言っとくよ
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 22:34:41.09 ID:lmRhBQD+0
HTML化依頼出した。
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 22:38:04.85 ID:lmRhBQD+0
>>19 無心。
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/10/18(木) 22:40:22.31 ID:AbDfOwQ5o
>>22
そうか、まあ頑張れ
とりあえず私怨
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 23:44:37.71 ID:lmRhBQD+0
“影の魔女”でググった。

Elsamaria 影の魔女。その性質は独善。

俺だったwwww

おりこマギカとかの美国織莉子にも何か俺に近い物があるかもしれん。

QBの理屈も腹立たしいがよくよく聞いてみると、案外、正論に聞こえたりする。

そして、そんな俺が、実はほむら派だったりする。

順位を付けるとしたら、

ほむら>まどか>杏子>織莉子>さやか>あすみ>キリカ>QB>マミさん

大まかにこんな感じかな。下手に差は付けない。全員、言ってる事は間違いではない。
見た目だけで判断してシャルロッテ派になった俺はどこへ行った?

後、杏子はどう考えても王蛇じゃなくてベルデだと思うのは俺だけか?さやかはナイト+インペラーかな。

織莉子は香川教授か朝倉涼子だよな。
ほむらは神崎士郎+蓮+長門だね。
まどかも神崎優衣と城戸真司の両役を担ってるって感じ。

後、さやかvs杏子でほむらが割って登場するシーンが、龍騎劇場版のファムvs王蛇でリュウガが割って登場するシーンを連想させるのは俺の脳だけだろうか。
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/18(木) 23:47:44.79 ID:lmRhBQD+0
>>23 おう頑張る。無心で。
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/19(金) 00:02:09.84 ID:RVqw2H0Z0
マミ「それより、私のQBを知らないかしら?」

まどか「うわあぁっ!!あなた、どこから湧いて来たの…!?」

マミ「初対面の人にまるでゴキブリみたいに言われた…。うぅっ…グスッ」

さやか「アンタ、誰!?久兵衛って!?」

ほむら「あの人が持ってる呪いの人形の事よ。噂では聞いたけど、これは想像以上ね…。重症よ。
あの人、オカルトマニアだから、時々意味不明な事を吹き込んで、他人を惑わそうとするのよ。」

まどか「って事は詰まり…?」

さやか「何てこった、早く逃げろぉ!!」ダッ

まどか「あっ…!!待って、さやかちゃん…!!」ダッ

ほむら(計画通り…)ニヤッ


ーーーその場に、数秒間の静寂が漂った。

マミ「寂しいよ…」

その空間の残響音が、返って一層虚しさを引き立てる。
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/19(金) 00:23:46.97 ID:RVqw2H0Z0
カチッ


ほむら「さて、あの糞淫獣は今頃どうなってるかしら?」ガッ

QB「」

ほむら「うは…おぇ…」

QBを閉じ込めたロッカーの中で、ベルトコンベア的現象が起こっていた。
早く窒息死させておきたかったので、窒息や二酸化炭素を多量にブチ込んどいたが、こちらも見事に作戦成功だ。
そろそろロッカーから出しても良いだろう。流石に巴マミが怪しむ。それに、楽しみはこれからだ。
さて、私はまどかの元へ戻らねば…

カチッ

さやか「ハァ…ハァ…駄目だ、流石にキツ過ぎるな…」

まどか「走っても走っても…背後にベッタリ張り付いてくる…」

ほむら「どこぞの村の神様の祟りの末期のようね。」

さやか「転校生!?居たのかよ!!」

まどか「駄目…いくら走っても、もの凄い勢いで追い掛けて来る…。」

マミ「お願い、待ってえええええ!!お菓子に紅茶も用意するからああああああ!!」ダッ

さやか「いや、あのスピード尋常じゃないでしょ…。鼻水タオルの裸足の貧乏の早死にかよ…。」

ほむら(……?“早死に”はあってるけど…。)

まどか「駄目…!!もう、私、駄目…!!体が、壊れる…!!死ぬ…!!」

ほむら「なっ…!?」

さやか「わ、私も…」

ほむら(成る程。私や巴マミは魔法で脚力を強化しているから良いけど、まどか達は極普通の一般人だものね…)

さやか「所で、転校生のずっと持ってるそれって…?」

ほむら「あぁ、これ?マミの言ってた、呪いの人形よ。」

まどか・さやか「ひっ!!何でそんな物!?」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/19(金) 00:40:35.18 ID:RVqw2H0Z0
QB「酷い言われようだね。僕の名前はQB!僕と契約して、魔法少女になってよ!!」

まどか・さやか「えっ……喋った…。」

ほむら「だから言ったでしょ?コイツとは、下手に関わらない方が良いわ。
何なら、私が代わりに捨てて来てあげても…」

マミ「そこまでよ…!!」

さやか「ギャアーッ!!ストーカーさんが追い付いた!!」

まどか「“背水の陣”かよ!?」

マミ「QBを返して頂戴。」ザッ

ほむら「言われなくても返すわよ、こんな物。あなたの趣味も中々凝ってるわね。
ついでだから言うけど、あなたとはもう永遠に会いたくない。」

マミ「うぅっ、せめて私の家にでも…」

ほむら「フフッ、そんなの行く訳…

まどか「お願いです!!一刻を争うんです!!連れてってください!!」

さやか「ま、要するに“腹減った、飯食わせろ。”って事なのだよ!!いいから連れてけ!!」

マミ「はぁ…。」

ほむら「クッ…!!」

マミ「」ニヤッ

ほむら「」イラッ
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/19(金) 00:42:35.18 ID:RVqw2H0Z0
まぁ、今日はここで一旦終わろう。
これより瞑想に浸る。おやすみ。
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 00:46:28.01 ID:cMxLFKpUo

おやすみ
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/19(金) 01:09:48.38 ID:RVqw2H0Z0
ーーー巴マミ宅

ほむら「あなたは、自分の人生が貴いと思う?家族や友達を大事にしてる?」

マミ「……。」

ほむら「……(ニヤッ」

マミ「うぅ……グスッ」

ほむら「フフ……クスッ」

マミ「居ねぇよ!!家族も、友達も!!」

ほむら「wwwwwww」

QB「……。」

さやか「wwwwwww」

まどか「……。」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/19(金) 01:41:49.39 ID:RVqw2H0Z0
宇宙の熱的死を防ぐQB

鹿目まどかの契約を防ぐほむら

Kriemhildの誕生を防ぐ織莉子

魔法少女の絶望を防ぐまどか

みんなバラバラなようで実はよく似ている。


ひぐらし→まどかマギカ

レナ→まどか

魅音・詩音→さやか

沙都子→仁美

悟史→恭介

圭一→杏子

梨花→ほむら

鷹野→マミ

で脳内補完すると物凄いヤバい事になる。
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 02:05:36.00 ID:82Ca2wYT0
>窒息や二酸化炭素を多量に
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/10/19(金) 03:41:12.35 ID:7cdG9UKTo
>>33
酸素を追い出したんだろ?
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/19(金) 07:52:53.20 ID:RVqw2H0Z0
>>34 その辺はよく分からんが、取り敢えずそう言う解釈で良いんじゃね?
それに特に意味は無い。気にするな。
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/19(金) 08:07:58.90 ID:RVqw2H0Z0
QB「落ち着くんだマミ!!」

マミ「落ち着いたわよQB。」

さやか「立ち直り早っ!!」

マミ「もう慣れっこだもの…。うぅ…」

ほむら「巴マミ。あなたに質問がある。」

マミ「まだ何よ?」

ほむら「“嘘でも良い風に言われたい”というのと、“どんなに酷い事でも真実を伝えて欲しい”というのだったら、あなたはどっち?」

マミ「へ…?」

ほむら「あなたは自称“正義の味方”よね。
本当に“正義の味方”なのだったら、宇宙の為なら難なく己の魂を差し出す事を出来るだけの覚悟があるのかしら?」

QB「!!暁美ほむら、君は一体…」

ほむら「……(ニヤッ」

マミ「わ、私は…」

ほむら「そんなあなたが、この先の話を聞くだけの勇気があるかしら?」

マミ「ッ!!良いわ、話の続きを聞かせて。」

ほむら「じゃあまず、ソウルジェムが何かを知ってるかしら?」

マミ「やはりあなたも魔法少女だったのね…」

さやか「魔法少女?何それ、キモッ!!」

ほむら「だから言ったのよ、この人はこういう人なんだって。」

マミ「うぅ…」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 14:15:24.01 ID:ID4aYJwDO
こんなSS書ける人が羨ましい、脳内すげぇお花畑なんだろうなぁ
俺もそんぐらい気楽に生きたいわ
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 15:30:13.53 ID:vhmN7IGA0
VIPでやれと思ったが速度がないんじゃしかたないな
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 17:37:17.77 ID:82Ca2wYT0
>>34
えっ




えっ?
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/19(金) 18:51:42.17 ID:RVqw2H0Z0
マミ「ソウルジェムは魔翌力の源よ。魔法少女であるという証でもある。」

ほむら「本当にそれだけかしら?」

マミ「本当にそれだけって……ゑっ?」

ほむら「例えば、このソウルジェムを叩き割るとどうなるか…」ヒョイ

QB「不味いっ!!」パシッ

ほむら「今ので分かった?」

マミ「いや、全然…」

ほむら「じゃあ言い方を変えましょう。
ソウルジェムの事を、何でそう呼ぶのか分かる?ソウルジェムは直訳で“魂の宝石”…」

マミ「えっ……まさか…!?」

QB「暁美ほむら、君は何故そんな事を…?」

ほむら「知り合いの魔法少女から聞いたのよ。」

QB「それは有り得ないよ。
君が魔法少女とコンタクトを取っているのを見た事が無い。寧ろ言うなれば、まず君と僕は初対面の筈だ。
何故、本来知る筈も無い事をこうもあっさりと躊躇いも無く…」

ほむら「バレたか。」

さやか「キモッ!!」

ほむら「言い忘れてたけど、魔法少女になると、その者の素質で可能な限りどんな願いでも叶えられるのよ。」

さやか「なんですとー!?そいつぁ知らんかったぜ!!
だったらQB、今すぐ私と契約しようぜ!!私、ずっと前から叶えたい願いがあったんだ!!」

マミ「えっ、いや、ちよっ…。契約は慎重に考えてからの方が…」

ほむら「人間は死ぬ間際に漸く本音を見いだすと言われているわ。あなたの願いは人類史上最高の願いよ。
寧ろ、余裕のある人間は契約しないべきだわ。」

さやか「ちぇーっ。折角良いチャンスだと思ったのになー。」

まどか(何かさっきマミさんの物凄い事情を知ってしまったような…)

QB「じやあ、また今度に…」

ほむら「次は無いわ、インキュベーター。」グシャァ

QB「」チ-ン

マミ「そんなっ、酷い!!私のQBに何て事を!!QBは何も悪くない筈でしょ!?」

さやか「淫Qβって何?」

ほむら「その事について、これから話するわ。」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/19(金) 19:09:50.91 ID:RVqw2H0Z0
新QB「僕達、すっかり空気だよね…」

まどか「はぁ、もう帰りたい……。って、何時の間に復活してたの!?えっ!?どういう事…ッ!?」

さやか「キモッ!!」

マミ「QBが増えてる…!?」

ほむら「知らなかったのかよ。」

マミ「QB、今まで一度も私にそんな事…」

QB「訊かれなかったからね。」

マミ「何で…?」

QB「僕には感情が無いから分からない。これにどういう問題があるというんだい?」

まどか「感情が無いって…グリマーさんかよ…。」

ほむら「MONSTERね。懐かしいわ。」

QB「はぁ?」

マミ「それって詰まり…いくらシバいても良いって訳ねー!!(キラキラ」

QB「え……」

さやか「“素質の無い一般人には見えない”、“代わりが幾らでも出て来る”、“感情が無い”!!
これだけの要素が揃ってて、虐めない方が可笑しいよねwwwwww」

QB「ちょ……」


ドガ バキ グチャ メリ ボキッ ドゴ グォボ ガゴッ メキョ ベキッ メキ バリ グシャ

QB「」チ-ン
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/19(金) 19:21:44.77 ID:RVqw2H0Z0
さやか「それでその、陰九平太ってのは?」

ほむら「インキュベーターとは、“孵化器”という意味。ここまで言えば後は分かるわよね、巴マミ。」

マミ「QBは、魔女を孵化させるのが真の目的って事…!?」

さやか「何々?じゃあ、魔女の卵とかってあんの?」

ほむら「ええ、これがそうよ。魔女を倒すと手に入るのよ。」スッ
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/19(金) 19:34:03.41 ID:RVqw2H0Z0
ほむら「グリーフシード。直訳で“悲しみの種”。これが孵化すると、絶望を撒き散らす魔女が誕生するのよ。まぁ、それだけじゃ無いけど…」

さやか「じゃあそんなもん、さっさと叩き潰しちまえよ!!」

マミ「それがそうも行かないのよね。私達魔法少女が魔法を使う度、このソウルジェムは穢れを溜め込むのよ。」

さやか「ふーん。」

ほむら「それ以外にも、日常でのストレスでもこのソウルジェムの色は濁る。」

さやか「何か、さっきから聞いてると嫌な事尽くしじゃん。願いが叶っても、それ以上のリスクがあるんじゃなぁ…」

ほむら「然し、その苦痛を乗り越えてこそ、あなたの心に真の正義が目覚める…!!」

マミ「あなた、ちょっと黙りなさい。」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) [sage]:2012/10/19(金) 19:54:55.35 ID:VKfG/vj70
ふむ
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 21:19:57.11 ID:n3IzoxJg0
全員がキャラ崩壊するならまどまぎである必要なくね?
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 22:51:05.49 ID:vhmN7IGA0
小ネタスレでよくね?
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/19(金) 23:54:52.76 ID:82Ca2wYT0
富山だから仕方ない
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 00:07:21.07 ID:EhbvK/QDO
つまんね
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/20(土) 10:22:45.35 ID:2UMCz/OI0
>>45 それもそだ。
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 09:46:07.70 ID:UEB27Ay50
マミ「もしかしてあなた、グリーフシード強盗とかしてる?」

ほむら「何を言い出すかと思えば…そんな事?」

マミ「どうなのかって聞いてるのよ。」

ほむら「私がそんな低能且つ野蛮な事する訳無いじゃない。
考えた事も無いわ。大体そんな物、都市伝説だと思っていたわ。」

マミ「そう…。」

ほむら「じゃあ逆に、あなたはグリーフシードが何か知ってる?」

マミ「知ってるわよ、さっき話したじゃない。
魔女が持っている、魔女の卵よ。ソウルジェムの穢れを吸ってくれる、魔法少女にとっては欠かせないアイテムよ。」

ほむら「そのソウルジェムが濁り切るとどうなるか、なんて考えた事ある?」

マミ「さぁ…?でも多分、死ぬとかなんでしょう?」

ほむら「魔女が自然に発生すると思うなよ?」

マミ「は?」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 10:01:20.69 ID:UEB27Ay50
ほむら「グリーフシードは何故、そう言う呼称になってるか分かる?」

マミ「グリーフシードは“悲しみの種”だから、魔女が絶望を撒き散らすってのと関係してるんじゃないのかしら?」

ほむら「フフッ、甘いわね。」

マミ「あ?」

ほむら「良い?ソウルジェムはあなた達の日常のストレス等で濁るのよ。それが濁り切る程溜まるって事は…」

マミ「ソウルジェムが魔女を生むならみんな死ぬしかないじゃない!!あなたも、私も!!」

ほむら「察しが早くて助かったわ。
でも、あなたの行動パターンは数えるのを諦める程の経験で既に予測済みだわ。
詰まり、あなたに私は倒せない。」

QB「数えるのを諦める程の経験…///」

ほむら「フンッ」パァァン!!

QB「」ドシャッ

まどか「数えるのを諦めるって、ほむらちゃんは気が短くて挫折しやすくて諦めがちなのかな?」

さやか「まさか、あのクールビューティーで電波でコスプレで通り魔な謎の転校生に限って、そんなのある訳…」

QB「いや、彼女は充分…」

ほむら「消えろ!!」パァァン!!

QB「」ブシュッ

マミ「…てって…」

さやか「何?てってってー?」

マミ「早く出てって!!」


ガチャ バタン

ほむらとさやかとQBは追い出された。
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 10:42:35.79 ID:7z7CCCgSo
ちゃっかりまどかだけ確保したかマミさん
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 11:04:19.14 ID:UEB27Ay50
QB「全く、とんだイレギュラーが現れたもんだよ。」

ほむら「あなたも充分やらかしてくれたわよ。」

さやか「あの人って何なんだ?突然、意味分かんない事叫ぶしさ。」

ほむら「あの人は既に死んでるも同然なのよ。」

さやか「いや、それは言われなくても分かってるけどさ…。」

QB「酷い言われ様だね。仮にも彼女は君達と同学校における、先輩に当たる存在だよ。」

さやか「嘘ー!?マジで!?全く気付かないかった!!え、あんな奴が私の先輩!?
えー、やだなー明日から学校行きたくねー!!」

QB「ドアの向こうからマミのすすり泣く声が聞こえたよ。」

ほむら「巴マミはね、交通事故に遭って死にかけてた所に、都合良くタイミングを見計らったこの糞淫獣と止むなく契約する羽目に遭ったのよ。」

さやか「交通事故での死に損ない…なら、恭介もQBと契約させられるかな…?」

ほむら「え?ちょっと待って、今、何て…?」

さやか「だから、恭介とQBを契約させるんだよ。
あ、説明がまだだったね、恭介ってのは私の幼馴染み。
天才ヴァイオリニストとか言われてちやほやされて浮かれてるから天罰が下って、
事故ってもうヴァイオリン二度と弾けなくなってやんのwwwww
あれ、そう言えばリサーチ済みだっけ…?w」

ほむら「それで、何でその上条恭介本人が契約しなくちゃいけないのよ。」

さやか「嫌、じゃあ他に誰が居んのよ?」

ほむら「いや…その…」

さやか「大体アイツ、ウゼぇから前からムカついてたんだよねぇ〜。
だから、アイツが絶望して、恐怖に歪む顔を一目拝ませて貰いたい訳よ。」

ほむら(私の長年の経験で分かる…。とはいっても、1ヶ月間を数十回だから、精々で数年程度にしか満たないけれど…。
彼女の言ってる事は間違い無く本心だ…!!)

ほむら「でも、彼は男性の筈…。魔法少女としての契約は成立しないと思…

QB「別に特に性別にこだわっている訳では無いよ、ただ少女の方が効率が良いだけで。君程ならその事くらい知ってると思ったん
だけどなぁ…。」

ほむら「チッ…淫久兵衛太め、余計な事を…」

さやか「じゃ、利害の一致という訳で交渉成立だね!!」

ほむら「ちょ…いや、意味が分からないし…」

さやか「それじゃあ、早速恭介の所へ行こうか!!」

ほむら「これは、悲劇なのか?それとも喜劇なのか?」

QB「別に、どっちでも良いんじゃないのかい?」

ほむら「そうよね…こんな世界もうどうでも…」

さやか「お前の話がどうでも良いんじゃぁ、ボケェ!!」

ほむら「あれ、既視感が…」

QB(暁美ほむら…、自分でこの世界を滅茶苦茶にしておいて、今更それは無いよ…。)
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 11:21:40.04 ID:UEB27Ay50
まどか「マミさん、私、魔法少女になります!!QBと契約します!!」

マミ「え……?本当?鹿目さん…」

まどか「えぇ、みんなの話を聞いて、本当に魔法少女は素晴らしいと思いました…!!」

マミ「そんな…あんな酷い話を聞かされても、まだそんな事を…?」

まどか「いいえ、全然酷い話じゃないですよ!!寧ろ、そういったチャンスが与えられた事を光栄に思うべきですよ!!」

マミ「鹿目さん、あなたって人は本当に…私なんて、だってこんな…
それなのに、本当に…」

まどか「ええ。だって、“願いが叶う”し“戦える”し“他人を絶望に堕とせる”…。
これだけの条件が揃ってて、契約しない方が可笑しいですよ!!」

マミ「」

まどか「マミさん、同じ魔法少女として、これからはもっと仲良くやりましょうねぇ…(ニタアァァァッ」

マミ「分かったわ、有難う鹿目さん。でもね、私は一旦落ち着きたいの。
一人にさせて貰えないかしら?だから、取り敢えず出てって…」

まどか「分かりましたぁ〜。それじゃ、また今度〜(ニコニコ」ガチャ バタン

マミ「うわぁぁぁっ!!私、絶対あの娘に消される…!!しかも、あの娘はQBが言ってた様に、途方も無い素質を持ってる…!!」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 11:36:24.06 ID:UEB27Ay50
まどか「ククク…マミさん、怯えてる…。こんなの絶対可笑しいよwwww
さて、ではまず、QBを探さなくっちゃ。
さっきのドアの向こうの丸聞こえなさやかちゃんの声から察すると…上条君の居る病院に向かってる筈…!!急がなくっちゃ…!!www」


ーーーその頃一方、さやか一行は…

ほむら「美樹さやか、冷静に考えなさい。
女装した上条恭介なんて見たいと思う…!?」

さやか「成る程、それはそれで見物かもね…。写メ撮ってみんなに晒そう!!wwww」

ほむら(まぁ、これで確かに美樹さやか魔女化フラグは回避したけど…。
上条恭介の姿を見る度吐き気を催しそうね…。
仮に上条恭介が魔女、いえ魔男…?化したとしても、これはoktavia程の強さには成らない筈…。)

QB「さぁ、着いたよ!!」

ほむら「うわ…あぁ…」

さやか「フフ、待ってろよ恭介ぇ〜!!今行くからなぁ〜!!」ダッ

QB「やれやれ…」スタスタ

ほむら「終わった…」トボトボ
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 11:47:26.39 ID:MUKfbBPr0
うわぁクッソつまんねぇ
つうかもうちょっと会話のリズム考えろよ小学生かよ
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 12:24:44.77 ID:UEB27Ay50
>>56 ほむら「聞くだけの事は聞いたわ、消えなさい。」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 12:37:43.25 ID:MUKfbBPr0
その「キャラに自分の言いたいこと言わせる」のやめろって
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2012/10/21(日) 13:02:33.33 ID:rVjJTvMAO
つかこのSS自体それだよな
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 14:33:25.43 ID:1m4pEfzW0
自サイトでやれ
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/10/21(日) 14:50:49.38 ID:XV0EBeXjo
へ(^o^)へ まどか
   |へ   契約するの!?
  /

\(^o^ )へ 契約しないの!?
  \|
   >

┐(^o^)┌ なんだー契約しないないのかぁ…
  ( )     ざんねん…
 ┘┘

<(^o^)/ えっ!?やっぱり契約するの!?
 ( )     やっぱり契約するの!?
  ||

<( ^o^)> やったぁー!!契約するんだ!!
 三) )三  マミっていいよね!?もうなにも怖くない!
< ̄ ̄>

Σ   
 <) )>マミッ
< ̄ ̄>


_人人 人人 人人 人人 人
>>1ってほんと馬鹿 <
 ̄Y^Y^Y^YY^Y^Y^Y Y^Y^Y^
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 15:01:34.77 ID:UEB27Ay50
恭介「ハァ…ハァ…」シコシコシコシコシコシコシコシコ…

さやか「恭介、入って良い?」コンコン

恭介「(チッ、何だよ折角良い所だったのに…)あ、さやか!!ちょっと待って…ッ!!」

恭介(さて、じゃあまず、おかずをベッドの裏へ片付け、換気・消臭、ズボンを履いて…)

恭介「さぁ、さやか。入って良いよ!!(キリッ」

さやか「よぉ、元気そうじゃん。まだ生きてる?恭介」ガラッ

恭介「やぁ、さやか……と、君は…?」

ほむら「暁美ほむらよ。」

恭介「あぁ、暁美さん、で良いのかな?宜しく…。後、その“兎みたいな犬で猫のぬいぐるみ”みたいのは?」

ほむら(やはり、見えているのか…)

QB「やぁ、僕はQB!!魔法少女との契約を取り結ぶ者さ。宜しくね!!」

恭介「うわぁ、喋ったぁ!!何なんだ君は…!?」

QB「“何なんだ君は”って?そうです、私が変なおじさんです。」

ほむら「」パァァン!!

QB「」グチャッ

恭介「うわぁぁ…。仮にも病人に見せる物じゃないね…。」

さやか「確かに…。所で、“仮にも病人”って何だ?」

恭介「それで、コイツは?」

ほむら「私達の先輩の“巴マミ”という者が持っていた呪いの人形よ。まぁ、今となっては“先輩”と呼べるか否かは微妙な所だけど…。
一度目を付けられると呪い死ぬまで、地の果てまで追い掛けて来るわよ。」

恭介「それで、男の僕に魔法少女になれってのは?」

ほむら「あぁ、時々意味不明な事言って近付いて惑わして来たりするから。」

恭介「やれやれ、厄介なのに絡まれちゃったな…」

QB「本当だよ、すぐに僕を殺したりして。幾らでも代わりがいるとはいえ、勿体無いじゃないか。
とんでもないイレギュラーが出て来たもんだよ。」

恭介「ぎゃぁぁぁっ!!増えてる!?自分の死体の肉を喰ってる!?
仮にも僕は病人なんだぞ!!ふざけるな!!」

さやか「だからその“仮にも”って何だよ!?」

恭介「うるせぇな、一々突っ掛かって来んなよ!!今時の若者が“一応”とか“〜的な”を多用すんのと同じLvだろ!!」

さやか「お前も若者だろうが!!後、何故“レベル”だけ“Lv”と略す…?」

恭介「すまないが、俺は今、酒に酔ってるんだ…。気持ち悪いし頭ガンガンするから一旦出てってくれないか…?」

ほむら(酒飲んでんのかよ!?しかも一人称変わった!?)

QB「それが君の望みかい?」

ほむら(出たーー!!何時如何なる場所でも契約を迫る、これぞまさにQB!!)

恭介「知るかンなもん。良いから出てけ!!」ゲシッ

ほむら「蹴った!?足使えんのかよ!!」

恭介「両足は、俺が気合で治した…!!」

ほむら「」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 15:25:22.89 ID:UEB27Ay50
恭介「俺は奇跡も魔法も信じねぇ…。世の中気合でどうにでもなる…ッ!!」

ほむら(そもそもこんな寝てるだけのヘタレに気合いとか語っられてもなぁ…)

さやか「あるんだよ!!奇跡も、魔法もあるんだよ!!」

恭介「なっ?君までそんな事を言うのかい?最早僕に奇跡など必要無い。」

QB「その左手は治せてないんだろう?」

恭介「はぁ?」

QB「その左手だけは、君の気合だろうと治せてないんだろう?」

恭介「どういう意味だ!!」

QB「別に両足が治った所で、君の人生に取って一番大切な物は戻って来やしてないだろう?」

恭介「成る程…要するに君達も僕の事を所詮はヴァイオリンを弾く機械の様に思ってたって訳だ。
何てザマだよ、この俺は…」

さやか「やっぱり全部バレちゃったね。」

QB「あぁ、非常に残念だ。」

ほむら「オイ!?」

恭介「やっぱり僕の人生に、もう意味など無いんだ…。」

ほむら「うるせぇ!!
自分の人生は“ヴァイオリンが全て”だと言う人間が、
他人にそれを指摘された途端に、“ヴァイオリンを弾いてるだけの機械”に成り下がるのかよ!?
お前はまだ人間としての辛さを分かってない!!機械呼ばわりで何が悪い!!このゆとりが!!
もう一回全身動かなくなるまでガタガタにしてやろうか!?」

恭介「お前ぇに何が分かんだぁー!!」

ほむら「分かんねぇよ!!言ってる事のLvが低過ぎて!!」

さやか「またLvっつった。」

恭介「何だとぉー!?手前ぇこの野郎!!ぶっ殺されてぇか!!」ブンッ

ほむら「無駄。あなたに私は倒せない。」

恭介「こん畜生めがぁ〜!!」ギリッ
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 15:44:42.85 ID:UEB27Ay50
恭介「よし、QB!!僕と契約しよう!!」

ほむら「一人称戻った。」

QB「じゃあ恭介、君は自分の魂を対価に、何を望む…?」

恭介「えっ?魂?」

QB「あれっ?まだ話してなかったっけ?ヤベぇ。」

さやか「宇宙の為なら、快く魂を差し出すだけの覚悟があるかって事を聞いてんの!!
要するに例えだよ例え!!」

QB「いや、違っ…

恭介「おうよ!!宇宙なんぞ気合でどうにでもなるぜ!!」

ほむら「またか。」

QB「それで、君の願いは何だい?」

恭介「俺のこのちっとも動かん左手を治してくれぇぇぇっ!!」

QB「良いだろう。君の願いはエントロピーを凌駕した。契約は成立だ。受け取ると良い、これが君の運命だ…!!」パァァッ

ほむら「しまった…のか?」

恭介「ゥフフハハハハハ!!動く、動くぞぉぉぉっ!!グハハハハハ!!これで僕は最強だ!!」

まどか「QB居るッ!?ん?どうしたの?上条君が壊れた…?」ガラッ

ほむら「まどか、どうしてここに!?」

まどか「ウェヒヒwwwほむらちゃん達の後付けて来ちゃった…。」

ほむら「!?」

まどか「ま、目的はQBの方なんだけどね…!!」

ほむら「なっ…!?」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/10/21(日) 16:01:32.16 ID:es8AtWFAO
ひゃーぁ、またまたまたまた無垢で無惨で無慈悲で無秩序な若気の頂きが暴走してるじゃないか!!

応援してるぜ、その恥部を衆目に突き付け続ける限りはな!!!
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 16:05:32.60 ID:UEB27Ay50
ほむら「駄目よ、まどか!!QBと契約しちゃ駄目!!QBと契約するなんて絶対に駄目!!」

さやか「大事な事なので2回言いました。」

まどか「今、ほむらちゃん“駄目”って3回言った。」

ほむら「お願い、それだけは…。
あなたが魔女化したら、この地球を10日足らずで滅ぼしてしまう程なのよ…!!
だからやめ…」

まどか「へぇ〜。
面白い事聞いちゃったなぁ〜。QB!!契約の準備を!!」

QB「アイアイサー」

ほむら「」パァァン!!

QB「」ベチョッ

恭介「だから、仮にも病人の僕に…って、僕はもう病人じゃねぇぇぇっ!!」

ほむら「フンッ」パァァンッ!!

恭介「ぐわっ、痛ぇじゃねぇかよ…何すんだよ…」

ほむら「あなたも魔法少j…少年なら、発砲しても別に構わないでしょ?」

まどか「ウェヒヒwww面白そうだね、魔法少女ってwwww」

ほむら「駄目よ、これはお遊びじゃないんだから!!」

まどか「何言ってるの?冗談なんかじゃないよ、本気だよ。」

QB「僕の方の準備はもうとっくに整ってる。後は君の願い次第だよ。」

まどか「フフッ、私の願いはもう既に考えてある。」

QB「そうかい。それじゃあ願いを…

マミ「させないわ!!」バッ シュルシュル…

マミがQBを拘束した。

QB「なっ、何故鹿目まどかじゃなく僕を縛るんだい?」

マミ「個人的恨み…とでもしときましょうか?」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 16:06:22.62 ID:b1zjteOIO
無垢ではないし無慈悲でもないな
知ってる単語並べてみましたって感じかな?ひゃーぁ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 16:34:21.85 ID:MUKfbBPr0
なんかのネタとかじゃねーの特に聞いた覚えないけど
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 16:43:00.93 ID:UEB27Ay50
>>68 俺は常時アドリブですから。

試験勉強のせいでまた忙しくなる…。
テスト直前なのにこんな事して呑気だな俺は。
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 16:45:24.28 ID:UEB27Ay50
>>65 所で“ひゃーぁ”って何だ?
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 16:48:26.84 ID:MUKfbBPr0
>>68
お前に言ってねえよ
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 16:53:56.77 ID:b1zjteOIO
構って欲しいからこんな微妙なSS続けたり巫山戯た態度とってるんだろ?
パー速の方が向いてるよ
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 16:54:17.10 ID:MUKfbBPr0
>>69だったミスった
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 16:56:32.33 ID:b1zjteOIO
>>73
俺には通じてるよ
作者はアスペだから勘違いしたかもしれんが
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 16:56:36.31 ID:H7zCU96/0
そこに痺れ…ないし憧れないな、うん
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/10/21(日) 17:12:24.34 ID:es8AtWFAO
ここにいるのは「>>1のSSが読みたい」と思う純粋な人だけでいいんだよ!

不平不満を口にして、一体全体何のつもりだい?
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 17:21:44.16 ID:tOj6IiGIO
何だ……何て言えばいいのかな……
つまりさ……こう……うん、アレなんだ…
君のSSはさ……あっと………えーと……
う〜ん、いい語彙が見つからないな……
つまらない、とは違うし思いのほか悪くはないんだよ、うん……それは保障するぜ?
たださ……何か物足りないんだよな………
なあ?このSSを読んでる皆もそう思ってるんだろう?分かるぜ?そのモヤモヤ感…
今のままじゃあ………お前の独りよがりの
セクロスになっちまうんだよ………なあ?そんなのイヤだろ?お互いに楽しんでこそのSSってもんだろ?俺の言いたい事が少しでも伝わっていれば良いんだが………
まあ、大変なのは百も承知だか頑張れよ!
一緒に最高のSSを作りあげようぜ!支援
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 19:45:46.82 ID:1m4pEfzW0
乙なしで1ヶ月頑張って書き続けて欲しい
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 21:26:53.92 ID:MZIg+c3DO
とりあえず注意書きは、次からはタイトルじゃなくて、最初のレスに書いとこうな
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 21:31:32.31 ID:UEB27Ay50
>>71 御免、間違えた。忘れてくれ。

>>76-77 Thanks.
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 21:42:54.15 ID:UEB27Ay50
>>65 所で、どうやら私は何故かあなたとはもう既に何度もお会いしている様な気がするらしいのですが気のせいなのでしょうか。
“又々々々”という事は、既に4回お会いしているのでしょうか。
テスト期間なので他人の目を盗むのが大変である。

私の言った事に耳を貸す必要は無いよ。気にするな。
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 22:36:07.62 ID:UEB27Ay50
マミ「鹿目さんはあなたに選ばれたとは言えあくまで、何処にでも居る様な至極普通の平凡な一般人よ。
私達の戦いに巻き込む訳には行かない。」

まどか「邪魔する気?」

ほむら「まどか、私はあなたを助ける為だけに幾度も世界をやり直して来た。」

さやか・QB・恭介「何っ!?」

まどか「ほむらちゃん…。」

ほむら「だから、お願いまどか…。今までの私の行動を無駄にしないで…!!」

まどか「ほむらちゃん、人間はみんな魔法少女と同じなんだよ。自分の獲物の為なら平気で他人を蹴落とす。
でもね、そういう貧富の差があるから、みんな競争して世の中は成り立ってる。
ほむらちゃんの言い分も素晴らしいとは思うけど、世の中の法則にそんな綺麗事は通じないよ。人間、そんな心清らかじゃないからね。
ほむらちゃんは、恐らくちょっと理想を追求し過ぎなんだと思う。
それに、私を助けるって言っても私を庇う事は、結局、私を助けた事にはならない。
私の為にならないからね。そこは、ほむらちゃんも理解してくれてるんだと思ってたんだけど…」

ほむら「私はね、別時間軸のあなたと約束したのよ!!
QBから騙される前のあなたを例え何度繰り返す事になっても救うって!!」

まどか「なら、もうその願いは叶ってるじゃん。」

ほむら「へ……?」

まどか「私はもうほむらちゃんに散々QBの魂胆を聞かされてるじゃない。」

ほむら「なら、何で…?」

まどか「例え魂を差し出してでも叶えたい願いがあるって事だよ。」

QB「あの、僕さ、さっきから、ずっと吊されてて、それで…」

マミ「それで?」

QB「それで、ちょっと、辛く、なって来たから…下ろしてくれないかなぁ、なんて…ハハ…」

マミ「ふぅん。」グググ…

QB「ギャァァァッ!!骨があぁぁっ!!痛い痛い痛い!!」メキメキメキ…

ほむら「それで、その願いは…?」

まどか「言った所で契約させてくれないでしょ?」

ほむら「だったらどうする?」

まどか「ほむらちゃんに私が殺せるの?」

ほむら「私は別時間軸で私の思い通りにならないまどかを幾度も殺して来た。もう手慣れてるわ。」

まどか「そう。」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/21(日) 23:04:48.56 ID:UEB27Ay50
まどか「でも、それって寧ろ運命を滅ぼしてる訳だよね?
幾度も世界を滅ぼしては創造し続けて来た。平行世界を飛ぶってのはそういう事なんだよ。
幾ら時間遡行を繰り返してもほむらちゃんの罪は消えない。」

ほむら「なっ…!?」

まどか「それに、思い通りにならないとか言っても、無理に運命を捻じ曲げようとしといて飽きたらすぐポイ捨てって訳?
それならいっそ、ループするのを諦めた方が良いと思うよ。無駄に繰り返すのだって、ほむらちゃん自身まず面倒臭いでしょ?」

ほむら「だから、私はあなたがQBと契約するのを止めようとして…。
それに、簡単に世界を、あなたの存在を諦めろだなんて言わないで…!!」

まどか「だからさ、まずその時点で間違ってんだよ。私の為私の為って…、そもそも私を中心に世界が回っている訳じゃないんだよ?
それを無理矢理捻じ曲げて私中心に世界を回すから、私にどんどん因果が蓄積していくの。
今や全宇宙、いや全次元の全時間を治める役割を担う程までのLvに。」

ほむら「そんな…私がやり直す度に、まどかの因果が増える…?」

まどか「そう。だからもう繰り返すのは諦めなって。
それで、ほむらちゃんは私を諦められるの?」

ほむら「それは、出来ない…。」

まどか「ハァ…なら、ほむらちゃんが私を殺せる訳無いじゃない。」

ほむら「それでも、お願い…!!私の言う事を聞いて!!」

まどか「何言ってるの?私に言わなくても、唯一綺麗事が通じる存在がいるじゃない。」

ほむら「まさか……!?」

まどか「そのまさかだよ。マミさん、QBを下ろしてやって。」

マミ「えっ…?でも…。いや、無理よ!!鹿目さんを契約させる訳には…!!」

ほむら「自分より強い相手は邪魔って訳?いじめられっ子の発想ね。」

マミ「ふぇ?」

ほむら「何時かの別時間軸のあなたが言ってた台詞よ。私が同じ状況に置かれた時に。だから、お返しよ。」

マミ「クッ……!!」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/22(月) 00:13:21.09 ID:zEt3vz0m0
QB「はぁ、漸く出られたよ。もう骨が折れて、立てないんだよ…。マミ、助けて…。」

ほむら「その必要は無いわ。」

QB「なら、いっそ殺してくれ…!!」

ほむら「嫌。」プシュゥゥゥ…

QB「ぐわああああっ!!何故だデジャヴか…!?以前経験した事のあるような…!?いや、僕達に限ってそんな筈は無い…!!
クッ…!!と、唐辛子スプレーかよぉぉぉっ…!?ああああああっ!!痛い痛い痛い!!」

まどか「ウェヒヒヒヒwwwww」

さやか「wwwwww」

ほむら「まだ居たのね、美樹さやか。」

さやか「私って、本当空気…」

QB「ぐわぁぁぁっ!!み、水!!あった、それ!!」ジャボン

ほむら「あ〜あwwww」

QB「って、これ塩水じゃねぇかよおおおおっ!!ぐわぁぁっ!!滅茶苦茶死ぬ程染みるぅぅぅ!!あぎゃぁぁぁっ!!」

ほむら「のた打ち回ってるQBのリアクション芸の後ろでイチャ付いてる上条恭介と巴マミ、これは一体どういう事なの…!?」

さやか「リア充爆発しろ!!」

まどか「2人共ボッチだから別にリア充じゃなくね?wwwww」

さやか「リア充になりきれないボッチ、か。」

まどか「良いからさっさと爆死しろ。」

ほむら「本当に爆死させれるけど何か?」つ爆弾

さやか「転校生さんカッコいい!!wwww」

QB「」チ-ン

さやか「あ、こんな事やってる間にQBがショック死してた。」

まどか「QBが泡吹いてら。」

ほむら「あ〜あ、折角の楽しみが…」

新QB「全く、勘弁してくれよ。」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/10/22(月) 01:33:49.31 ID:zEt3vz0m0
俺もあくまで一時の退屈凌ぎの為なのだ。
その原因さえ取り除かれれば俺も、何時でも心置き無く立ち去れるよ。
だから、安心し給へ。
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/22(月) 01:37:15.53 ID:qSp6Q1WY0
退屈凌ぎに他人を不快にさせるのはどうかと思うよ
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/10/22(月) 02:44:59.18 ID:O4wa5irAO
いかにも中高生のノリって感じだな
さぶっ
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2012/10/22(月) 23:23:58.81 ID:dJTls08AO
適当にやりたい放題をアドリブとは言わない
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/10/28(日) 12:26:47.32 ID:fclPO8730
1は自分で面白いと思っているのか?
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/10/28(日) 12:28:02.50 ID:fclPO8730
あ、さげ忘れたすまん
91 :!janken [sage]:2012/11/12(月) 05:17:14.16 ID:5yMfaYAAO
早くしてくれないか
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