このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

あかり「裁くのはあかりのスタンドだよッー!!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/20(土) 21:54:54.14 ID:5D4UfScT0
たったら書く

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1350737694
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/10/20(土) 22:00:20.67 ID:DScq6kgpo
VIPじゃないんだからそりゃ建つだろ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/20(土) 22:01:33.37 ID:5D4UfScT0
富山県高岡市七森中学校、娯楽部にて

ガラッ

あかり「みんなおはよー!」

娯楽部とは、廃部となった茶道部の建物を不法占拠し名目上のみで存在している部である。
主な活動はゆるく、遊ぶ

あかり「あれ?結衣ちゃんとちなつちゃんは?」

京子「んー?しんなーいー。」

あかり「そっかー居残りか何かかなー、でもちなつちゃんは教室にいなかったよね・・・あれ?京子ちゃん何読んでるの?」

京子「ジョジョの奇妙な冒険だよー、最近アニメやってたから原作も読んでみたら面白くってさー。
   特に途中から出てくるスタンドってのがまたかっこいいんだー!!」

あかり「へーおもしろそう!読ませて!」アカアカ

京子「いいよー!はい。」

ペラッ・・・
あかり(うっ!すごく絵が濃いよぉ・・・ちなつちゃんの絵みたい・・・あかりには合わないかも・・・)

京子「ふーっ、しっかし二人とも遅いなあ・・・なにしてんだろ・・・」

七森中学校某所・・・

結衣「ち、ちなつちゃん!!やめるんだ!!」

ちなつ「・・・・・・」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/20(土) 22:06:50.39 ID:5D4UfScT0

結衣「どうしたっていうんだ!?ちなつちゃん変だよ!?」

ちなつ「変・・・?そうですね、確かに私は変わりました。だって仕方がないじゃないですか、
    どんなにアタックしても振り向いてくれない、それでもいつかはって信じて・・・!
    でも先輩前に私に言いましたよね?」

二日前、

結衣(ちなつちゃん・・・悪いけど私はちなつちゃんとは付き合えないよ・・・)

ちなつ(なんでですか!?わ、わたしはこんなに好きなんですよ・・・?愛してるんですよ・・・!?)

結衣(私は女の子に恋愛感情は持てない。私は男性の人しか好きになれないし愛せない。
  ちなつちゃんのことは大好き。でも、それは愛してるってことじゃない、愛せるってことじゃないんだ。)

ちなつ(そ、そんな・・・うう・・・)ヘタ・・・ッ

結衣(・・・ごめん私は先に部活に行くね。)

ちなつ(ひっく・・・ゆ・・えっぐ・・・い・・・うぁぁ・・・)

    ウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!

結衣「あのままじゃちなつちゃんに悪いから!つらいけど言うしかなかった!私も言うのはつらかったんだよ!」

ちなつ「・・・京子先輩」

結衣「えっ」

ちなつ「京子先輩が私と同じようにしてても答えはかわりませんでしたか・・・?」┣¨┣¨┣¨┣¨ドドド
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/20(土) 22:13:24.83 ID:5D4UfScT0

結衣「も、もちろん!!当たり前だろッ!!」

ちなつ「・・・」

ベロン・・・

結衣「!?」

ちなつ「この味は!・・・嘘をついている味ですよ・・・結衣先輩!」

結衣「なっ!!・・・も、もう知るか!!私は先に部活に行くぞ!」

ちなつ「フフフ、あの時の私とは違うんですよ・・・?
    今この場にいるのは泣いて己を嘆き!見送るちなつじゃないッ!今ココにいるのはッ!いかなる手を使ってでもあなたを私のものにするっ!」

ちなつ「そう決めた吉川ちなつなんですよッオオオオオオオオ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/20(土) 22:21:29.41 ID:5D4UfScT0
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

結衣「ち、ちなつちゃん!?」(様子が変だ・・・早いとここの場から離れよう・・・!!)

ダッ!

ちなつ「なにしようとしてるんですかアッ?」

結衣「決まってるだろ!逃げるんだよおおおおおおおおお!!!!」

ちなつ「そうはさせませんよ・・・」

ズキュウウウウウウウウン!!!!!

結衣「!?な、なんだ・・・?オエッ・・・」
突如湧き上がる嫌悪感にうずくまる結衣。
視界がくらみ、きもちわるくなってくる、それは逃げようとすればするほど、動けないほどに。

結衣「な、なにをしたんだ・・・ちな・・・つ、ちゃん・・・」

ちなつ「フフフ、私の得た能力ですよ、あの人がくれた愛を手にするための能力。愛し合う関係とはッ!
    すべてをさらけ出せ会わなければならない関係!だから先輩には教えてあげます・・・」
   「私は私の周りから一つだけ概念を消し去ることができます。
    今、私の周囲には”逃げる”という考えを無くしている、無いものを求めようとすればするほど、苦しむッ!」
   
ちなつ「これで、先輩は私から離れることはない、ずっと、ずーっと、ちーなのものですよ・・・結衣♪」

結衣「おえっ・・・ち、ちなつちゃ・・・君は、歪んでいるよ・・・そんなの、愛じゃない!絶対に!」

ちなつ「・・・歪んでいる・・・私の愛が・・・?フ、フフフ良いですね。歪んだ愛!最高にロマンチックです!歪んだがゆえに
    不器用な愛情表現しかできない!それに苦悩する二人!互いを傷つけつつも、依存し!求め合う!!!!」
   
    「私は歪んでいます!!!!!!!」ドン!

結衣「く・・・!こうなったら!」ダッ

  「ウッ・・・おええええええええええ!!!!!」ビチャビチャラティ

ちなつ「あらら、言わんこっちゃない。どうやっても逃げれないといったじゃないですか。結衣。」
  
結衣「ふーっ、フーッ・・・!」

ちなつ「仕方ないですね。私としては純愛ルートで行きたかったんですけど・・・」

   「結衣にも歪んでもらおうかな♪」ニイイイイイイイイイイイイ

結衣「くっ・・・今、私はにげようとしたんじゃあない。」

ちなつ「?」

結衣「君を倒せばいいんだろう?」

ちなつ「・・・一応言っておきますけど、結衣先輩が私を殺そうとしても、”殺して逃げる”という概念がある限り私に手を出せませんよ?」

結衣「そうだね。だから逃げはしない。」
  
  「呼んだ、私が頼れる一番の人、私の・・・」チラッ

ちなつ「それは・・・携帯ッ!?まさか!!」

バンッッッッッッッッ!!!!!!!
激しい音共に二人がいた今は使われていない教室が蹴り破られた。

「親友を。」

ちなつ「としのおおおおおおおおきょおおおおこおおおおおおおおお!!!!!!」

京子「Yes,I am!」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/20(土) 22:22:32.78 ID:hWACaQcjo
つまんね
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/20(土) 22:41:34.59 ID:5D4UfScT0
京子「大丈夫か!?結衣!」

結衣「あ、ああ・・・少し気分が悪いくらいかな・・・ウップ」

ちなつ「なんで・・・なんでなんですか!!私は先輩に振り向いてもらいたくて・・・ただそれだけでいいのに。」
   「そのために命の危険をかけてこれを飲んだのに!!!!」

ちなつがとりだしたのは小さなビンだった。
中にはなんともいえない不思議な色をした液体が入っている。

京子「・・・?ちなつちゃんそれはなに?」
   
ちなつ「これを飲めば私と同じように力を得れるんです・・・二人で幸せになれるんです・・・
    先輩が私を受け入れてくれて、これを飲んでくれれば・・・幸せになれたんです・・・!」

   「まあ、身体が拒否反応を起こすと死にますけど。けど・・・私の結衣先輩ならそれも乗り越えれます!!
    だから!飲んでください!飲んで!早く!私の!飲んで!飲んで飲んで飲んで飲んで!!!!!!」
    
   「のめええええええええええええええええええ!!!!!!」

突如結衣に向かって突進するちなつ

京子「結衣!どいてろ!」

ブンッ!!
念のために持ってきておいた修学旅行土産の木刀を勢い良く振り下ろす。

ガンッ!!
ちなつの頭目掛けて振り下ろされた木刀は鈍い音を立てる。
いくら中学生女子の腕力とはいえ、まともに食らえば立ってられない。

ちなつ「・・・」ギロリ

はずだった

ドグシャアアアアアア!!!!

京子「ぐああああああああああああ!!!!」

突然反対側へ吹っ飛ばされた京子は痛さに悲鳴をあげる

ちなつ「あなたはいつもいつもいつも私の邪魔ばかり、
    結衣先輩はいつもいつもあなたしか見ていない・・・」

結衣「な、なにが・・・!?」

その時結衣の目に信じられないものが写った。

ちなつ「・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ピンク色のゆるふわパーマな髪をなびかせる小柄の少女。
その背後には彼女とは不釣り合いな巨躯の人間らしきものが立っていた。

結衣「なんなんだよ・・・それ・・・?」

ちなつ「結衣先輩見えるんですか・・・!?さすがです!
    やっぱり先輩にはスタンド使いの素質があるんですね!!」
   「改めて紹介しますね!私のスタンド、TINA×2を!」

結衣「スタンド・・・?」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/20(土) 22:54:46.89 ID:5D4UfScT0
ちなつ「はい!選ばれし者だけが使える奇跡の力!それスタンドです!」
   
結衣「それで・・・木刀を受け止め、京子を殴り飛ばしたのか?」

ちなつ「Exactly(そのとおりでございます)」

結衣「なんてひどいことを・・・京子!!逃げろ!!」

京子「ウッ・・・ゆ、結衣・・・そんなのできないよ・・・!!」

ちなつ「はい、できませんよ。もう京子先輩も私の術中にはまっています。」
   「”逃げる”という考えの消去!」
   「もうここから誰も逃げることはできませんし、逃がしません。」
    
   「そして、」クルッ

京子「ヒッ」

ちなつ「ちょっと先輩にはお仕置きが必要ですかね・・・?」

ドゴッ

京子「ぐふっ!」

ドゴゴッ
ちなつ「チナチナ」
京子「ギャアッ」

ドゴゴゴゴッ
ちなつ「チナチナTINATINA・・・!!」
京子「ア”ア”ア”アアアア!!」

ちなつ「TINATINATINATINATINATINATINATINA
    TINATINATINATINATINATINATINATINA
    TINATINATINATINATINATINATINATINAアアアアアアアアッッッッッ!!!!!!」
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ!!!!!
 
京子「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

結衣「や、やめろ!!死んじゃうだろ!!!!」

ちなつ「先輩が泣くまで、殴るのはやめません♪」ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/20(土) 23:07:50.01 ID:5D4UfScT0
京子「ゲフウッ!!ゆ・・いい・・!ウアア!だずげで・・・グウッ!」

結衣「京子!!ちなつちゃんもうやめろ!もう泣いてるだろ!」

ちなつ「じゃあ、死ぬまでに変更します。」ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

結衣「くっ・・・!!」
  (どうしたら・・・!このままじゃ京子の命が・・・!!・・・ん?あれは)

キラリ
光に反射するそれはさっきちなつが見せてきたビンだった。

京子殴っているときに衝撃で落としてしまったようだった。
京子を殴るのに夢中のちなつはそれに気づいていない。

結衣(やるしか・・・ない!!)ダッ

結衣はビンを走って拾い上げると勢い良くふたを開けた。

(失敗すると死ぬ・・・!だけど、京子を助けるには・・・やるしかない・・・!!!!)

グイイイ

結衣「うっ・・・」ドサッ

結衣の意識は次第に遠のいていった・・・

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/20(土) 23:25:06.19 ID:5D4UfScT0
ちなつ「TINATINATINATINATINATINATINATINAアアアアアア!!!!」
   「これで!とどめです!!」

京子「・・・・・・」

ガシッ

結衣「そうはさせないよ、ちなつちゃん」

ちなつ「!?」

ちなつの腕を掴む結衣の腕、そしてもう一つ。
TINA×2を掴むもう一つの腕が。

ちなつ「ハッ・・・!ビンがない!もしかして先輩、飲んだんですね!!そして目覚めた!」パアッ
   「さすがです!先輩!逃げることを諦めて私のもn」ドグシャアアアア!!

先の京子以上に鼻から血を噴出し吹き飛ぶちなつ

結衣「そうだね、逃げるのはもうやめた。ちなつちゃん、君を倒して帰らせてもらう!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

結衣「マキシマムホルモンッッッ!!!!」グオオオオ!!

ちなつ「なんで・・・!なんでですか先輩・・・!」
   「・・・TINA×2!!”戦う”を消去しろおおおおおお!!!!」

結衣「うおおおおおおお!!」ドゴォッ!!

ちなつ「!?」

またも顔に結衣のスタンドの一撃が決まる。

ちなつ「な、なんで!?なんで消去されない!?」

結衣「もういっかああああああああいい!!」ズガガガガガガガガガガ!!

とっさに防御体制をとるちなつ

ちなつ「どうなってる!さっきから”戦う”の概念が消去されない!?」
   「TINA×2が能力の発動に失敗するなんてありえない!これは確実に結衣先輩のスタンドの能力!!」
   「このままじゃ!」反撃を試みるちなつ、
   
しかし、

結衣「遅いっ!!」ヒラリ  
   ドゴォッ!!

ちなつ「ブッ!?!?!?!?!?!?!?」

元々の身体能力的に肉弾戦では勝てないのは明らかだった。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/20(土) 23:42:46.76 ID:5D4UfScT0
結衣「はあはあ・・・ちなつちゃん、私の勝ちだ。」

ちなつ「な、なんで・・・???なんでえええ???」

結衣「・・・ちなつちゃんが自分のスタンドの能力を教えてくれたように私も教えてあげるよ、公平にね。」
  「私のスタンド、マキシマムホルモンは自分との戦いに打ち勝たなければならないスタンド。」
  「発現した時自分で自分に3つの条件を・・・賭けを仕掛けなければならない」
  「条件が一つ成功するたびに、私へのデメリットを一つ消せる。」

  「一つは”スタンドを発現してからちなつちゃんに一度も京子を殴らせない”。
   これでちなつちゃんからのスタンド能力を受け付けなくした。」

  「二つ目は”一度もちなつちゃんから反撃を受けない”。これで今、京子の傷を治した。」

ちなつ「・・・失敗したら?」

結衣「その時点で私は何らかの形で強制的に敗北させられる」

  「そして3つ目は・・・」

その時、一瞬結衣がちなつではないどこかに視線が逸れたのを見逃さなかった。
その一瞬の隙を突き猛スピードでTINA×2は殴りかかった。

ちなつ「TINAぁぁっぁぁああああああああああ!!!!!」グワアアアアアアアアアア

   ガツンッ!!

ちなつ「なっ・・・?」グラッ・・・

京子「・・・」

京子の手には木刀が握り締められていた。

結衣「”京子が私を助けてくれる”それが私の3つの条件、勝利条件だよ。」ドン!!

ちなつ「そん・・・な・・・」ガクッ
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/10/20(土) 23:43:28.03 ID:qVrmZ4HS0
>1乙 俺は結構笑わせてもらった 端々に入ってるジョジョの台詞が良いわ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/20(土) 23:45:27.34 ID:5D4UfScT0
〜第一部完〜

書き溜めてたのここまでだから続きは明日書きます。
だいたいの話の流れはかんがえてる。

んじゃ寝る!
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/10/21(日) 02:05:41.51 ID:HIhdGjRNo
立ったら書く

これあるとつまらんの確定ね
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) :2012/10/21(日) 02:07:44.32 ID:P7OKkLoAO
なかなか面白い
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/10/21(日) 03:31:01.33 ID:M50duRbAO
なんじゃこりゃワロタ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 06:38:31.74 ID:8e+s4EcZ0
\アッカリーン/

あかり「はーい!第二部はっじまっるよー!」
   「・・・あかりまた空気だよ・・・はあ。
    とりあえず部室にもどろ・・・」アッカリーン

19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 06:40:00.80 ID:8e+s4EcZ0
〜第二部〜

京子「さてどうしようか・・・今はまだちなつちゃん気絶してるけど
   目が覚めたらまた襲ってくるかも・・・」

結衣「きっと急に人知を超えた力を手に入れちゃったから
   ちょっと混乱してたんだよ。きっと元の優しいちなつちゃんに戻ってるよ。」

京子「でも、最悪の自体も考えられるよ、
   常に最悪の事態の対策を考えとかないと。」

結衣「京子にしてはまともな考えだな。てっきり私は、

京子(ここはミラクルんが第135話でライバルんをガンボーの洗脳から開放したときと同じ熱いべーぜをば・・・)ムチュー

   みたいなことを言うかと。」

京子「ひどい!」がーん
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 06:41:13.35 ID:8e+s4EcZ0
結衣「とりあえず保健室に行くか、
   ちなつちゃんをここに寝かしておくわけにもいかないし・・・あれ、そういえばあかりは?」

京子「え!?あかり!?」
  「あかりは・・・・・・忘れてた」

結衣「・・・・・・」

京子結衣「「・・・・・・あかり、不憫な子」」

〜娯楽部部室〜

あかり「へっくち!」

千歳「だいじょうぶ〜?」

あかり「えへへ、誰かがあかりの噂をしてるんですかね!」ズズッ
   「でも、先輩一人で来るなんてめずらしいですね!」

千歳「うんーちょっと用事があってなー」
   
あかり「そうなんですかー、京子ちゃん結衣ちゃんからのメールみたら急に出て行っちゃって・・・
    たぶんもうすぐ戻ると思いますんで。」
   「あ、お茶入れますね!」

千歳「あ、ええよええよ!今日はええもん持ってきてんけど良かったらどう?」

あかり「え、いいもの!?なんですか?」アカアカ

千歳「うふふー、とぉってもおいしいジュースやでぇ・・・」
   
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 06:42:52.52 ID:8e+s4EcZ0

〜保健室〜

先生「これでよしと、タンコブができてるけどそれ以外は悪いとこはなさそうだからしばらく寝かせておくわ。
   でも、吉川さんっておっちょこちょいなのね今時バナナを踏んで頭ぶつけるなんて。」

結衣「あ、あはははは。あ、あと先生・・・」

先生「わかっているわ。目が覚めても安静させておくわ。」

結衣「ありがとうございます(またあれを使われたら簡単に逃げられるけど無いよりかはマシだろう。ちなつちゃんもあまり人には知られたくないだろうし・・・)」
  「じゃ、じゃあ失礼します」

京子「失礼しマース」

ガララッピシャッ

結衣「・・・京子、もう少し上手い言い訳はなかったのか?」

京子「まあまあ、木刀で殴ったなんて言えないだろ!
   それにただでさえ天使のちなちゅにどじっ娘設定も付いたんだしwinwinでしょ!」

結衣「まったくこいつは・・・ 
   さて、これ以上被害者を増やさないためにも原因を探らないとな。」

京子「どうする?とりあえず生徒会に相談しに行く?それとも部室にあかりを拾いに行く?」

結衣「・・・いや、あかりは連れて行かないほうがいいだろ。巻き込まないほうがいいよ。」

京子「それもそうだな、んじゃ生徒会室に・・・」

???「だめよ」

!?バッ

そこには傷だらけの綾乃が立っていた。
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 06:48:57.88 ID:8e+s4EcZ0
綾乃「歳納京子・・・生徒会室には行っては・・・だめ・・・」
  
京子「綾乃!?全身傷だらけじゃないか!!」

綾乃「私は大丈夫・・・それよりも生徒会には絶対言ってはダメ。お願いだから約束して。」
  「あなただけじゃない、船見さんも行ってはダメ。」

結衣「どういうことだ」

綾乃「あなた達じゃどうしようもない、生徒会には行ってはダメよ・・・」
  「それじゃあ、私は行くところあるから・・・」 

京子「おい綾乃!せめて保健室で治療してけよ!」
  
綾乃「時間が無いの・・・きっともうあの子は
   ・・・歳納京子」ポイッ

京子「おっと」パシッ
  「これは・・・?」

結衣「バッキンガム宮殿とアンコールワット、ノートルダム大聖堂にナイアガラの滝のフィギュア・・・?」

綾乃「それぞれ一回しか使えないから、考えて使いなさい。」フッ

京子「あ、おい綾乃!・・・生徒会・・・?
   もしかしてあの身体、生徒会の誰かが!?」

結衣「だろうな、ここは言うとおりに部室に戻ろう。あかりも心配だ」

京子「そうだな。行こう!」
〜娯楽部〜
京子「ただいまー!」
  あっかりーん今戻ったよー・・・って千歳?」

千歳「おじゃましてますぅー」

京子「あれ?あかりは?」

千歳「ああなんか用事があるとかで・・・そんなことよりも」

千歳が置いたそれは大きめのボトルその中に入っていたのはちなつが持っていたビンの中にあった液体と同じものに見えた。

千歳「のも〜?」

結衣「!・・・千歳、本当にあかりを知らないのか?」

千歳「・・・知らへんよお?」

結衣「本当だな?」

千歳「しつこいなあ・・・ほら、それよりも。
  「このジュース結構いけるんやで?飲もうや。」

結衣「・・・そうだな、それじゃあ・・・」カッ
  (マキシマムホルモンッ!!)
結衣はM.Hを繰り出すと千歳目掛けて殴りかかった

京子「!!おいっ!!結衣!?」
突然の結衣の行動に思わず身を乗り出す京子。
しかし、次の瞬間結衣の取った行動の意味を理解した。

千歳「・・・」
結衣「・・・」

千歳「・・・危ないなあ船見さん、いきなりすぎるんちゃう?」
  「しかし、もう目覚めてたんやね。」

結衣「元々寸止めするつもりだったよ、
   私のM.Hが見えてないなら回避行動は取らない。
   私や京子はちなつちゃんのスタンドに接触したから見えるようになった。
   うかつにその”おいしい飲み物”を出すもんじゃあなかったな・」

京子「てことは・・・」

結衣「ああ・・・」

千歳「失敗失敗・・・んじゃ、」ポリポリ
  「殺ろか」ドン

結衣「スタンド使いだ!!!!」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 06:50:39.40 ID:8e+s4EcZ0
千歳「来い!レフティグランマ!!!!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


結衣「すでに第一条件!”千歳の正体がわかるまで殴らない”という条件は達成ッ!!」
  「M.H!ヤツのスタンド能力を無効化にしろ!!!!」ぐうウうーーーーンン!!!

千歳「かまへんよー、そんなんうちには関係あれへん」ガシイッ

結衣「なっ、私の一撃を受け止めた・・・!?」

千歳「えい」ボギイィィィィィ!!

結衣「あ"あ"あああアアアッッッ!!!!!」

M.Hの渾身の拳を握りつぶしたその力は恐るべきものだった。

京子「結衣!!」

結衣「く、くるなぁッッ!!お前まで怪我をさせたくないッ!!」

京子「で、でも!結衣を助けたいよ!!」

千歳「・・・うふふええもん見せてもろたわ、スチャ」タラー
  「こんな状況でもこんなええもん見せてもらえるなんて、」
   二人とも好きや好きや好きや好きや好きや好きや好きや好きや好きや好きや好きやーーーーーーーっ!」

結衣「こ、こいつ・・・こんなときにも・・・そんな気持ち悪い趣味を・・・!!」

千歳「・・・なんやてぇ?」ユラッ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 06:53:12.99 ID:8e+s4EcZ0
千歳「うちの趣味にケチつけてムカつかせたヤツぁ、
   何モンだろうーーーとゆるさへん!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ドゴォッ
いつの間にか懐に潜り込んだいた千歳、そしてそのスタンド、レフティグランマの一撃が決まる。

結衣「!!!!!!!!!!!」

千歳「うちの趣味が鬼畜ド変態都条例対象のクソ趣味やてぇーーー!?」
  「オラア!!」ドゴオオンッ

結衣「ぐああッ!!そこまで言って・・・ま、守れ!M.H!!!!」

千歳「貧弱ッ貧弱ゥ!!」

ドグシャアッ
L.Gの一撃は結衣がガードするためにクロスさせた腕をへし折るほどの威力だった

結衣「ぐうウウウウウウウウウウウッッッ!!!!」

千歳「オラオラオラオラオラオラオラオラオラ
   オラオラオラオラオラオラオラオラオラ
   オラオラオラオラオラオラオラオラオラ
   オラオラオラオラオラオラオラオラオラ
   オラオラオラオラアアアアアッッッ!!!!」

ドサッ・・・

結衣「」

京子「結衣!!!!」

京子「・・・まだだ、まだ私がいるッ!」

この時京子は圧倒的な千歳の力を見たとき全身を恐怖が走り、
今すぐにでも逃げたいと思っていた。
しかし、彼女は思いとは裏腹に、木刀を握り締めていた

千歳「う〜ん??見たとこスタンド使いじゃあねぇようやけどぉ??」

京子「この歳納京子には、夢がある。」
  「いつまでも、結衣やあかりや綾乃や皆と楽しくゆるく過ごすこと!!」
  「この世の中で一番大切なものは何か?それは友情だ!!」
  
千歳「そろそろ黙りぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」グワァッ

京子「千歳!!あたしはあんたを倒すぜッ!!」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 06:54:53.74 ID:8e+s4EcZ0
ドバアアアアアァァァァンッッッ!!!!!!

京子に拳が届かんとしたとき突然娯楽部の部室は崩壊した。

ガラガラ・・・

千歳「ケホッ・・・これは・・・」

そこには緑の多い庭には不釣りあいな建物があった

千歳「アンコールワット・・・」

濛々とした土煙、そこに聳え立つアンコールワットの頂上から京子が降ってきた。
隙を突き千歳に一撃を与えようとするもそれよりも早く反応したL.Gにかわされる」

千歳「甘いわ」

京子「まだだ!!」

ヒュウウウン

京子「ノートルダムだッ!!!!」

ギュゥウウウウウンンンンン!!!!!!!
上空から降ってくるのはノートルダム大聖堂、その大質量が千歳に降りかかる。

千歳「アハハ・・・これは一人じゃ無理かなあ・・・」

京子「勝ったッ!第二部完!」

千鶴「一人だったらな」

  「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァァ!!!!!」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 06:57:17.15 ID:8e+s4EcZ0
ドゴォォン・・・
二人を中心に粉微塵となったノートルダム大聖堂が降り注ぎ消えた

千歳「・・・綾乃ちゃんか。歳納さん、綾乃ちゃんにあったんやね?」

京子「そ、それがどうした!」

千歳「ハァ・・・
   いくらうちの貴重な燃料源とはいえ
   キッチリとどめ刺しとくべきやったなあ。」

京子「な!どういうことだ!!」

千歳「どうもこうもそのままやで?
   本間は綾乃ちゃんが娯楽部の皆に飲ませるはずやったのに拒んだから・・・な?」

千鶴「ぼっこぼこにした」
  
千歳「そのあとうちは吉川さんに飲ませたけど
   ”ハズレ”やったからほっておいて、次は赤座さんに飲ませてんけど・・・」

京子「あかりにもだと・・・!?」

千歳「あの子はどうやろな?」

京子「あかりはどこだ!!!!!」ダッ

走り出す京子

千歳「さあ?死なんと目が覚めたから、能力確認しようとスタンド出したらいつの間にかおらんかったわ。」

千鶴「彼女が当たりなのかはわからない、
   だからお前もぼこぼこにしたら一応飲ませるぞ。
   はずれだったら死んでもらうがな。」

京子「くそおおお!!死ぬのはお前らだああああ!!”ナイナイナイアガラ”!!」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 06:59:28.57 ID:8e+s4EcZ0
綾乃からもらったナイアガラの滝のフィギュアをたたきつけると
そこから水が沸き起こった、それは止め処なく湧き、一瞬のうちに超大質量の水となり
轟音と共に二人に迫る

京子「ラストおおおおおおッッッ!!!」
  「”バッキンバッキンガム”!!」

京子は最後の綾乃のスタンド

”スタチューズ(実在の建造物、名所などをフィギュア化し任意のタイミングで実物大にできる)”
  
による最後のフィギュア、バッキンガム宮殿をナイアガラに浮かべさらなる超質量を二人にぶつけた。

千歳「千鶴、もっかい頼むわー」

千鶴「はい、姉さん」

逃げることもせず、千鶴は彼女のスタンド”ライティ・グランマ”の拳に力を込めた。

「無駄ァッ!!」

一撃殴る、二撃、三撃と。
殴ったところで押し寄せる水とコンクリートを止めることはできない。
しかし、おかしなことにいつまでたっても彼女達が超々質量に飲まれることはなかった。

千鶴「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
   無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
   無駄アッ!!!!」

超々質量は先のノートルダムのように粉微塵となり消えて行った、彼女たちを飲み込むことなく。
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 07:03:49.01 ID:8e+s4EcZ0
京子「ど、どういうことだよ・・・?なんで!?殴ったくらいでどうにかなるようなチャチなモンじゃあねえ!!」

千歳「ん〜?せやなせっかくやから教えて上げよか〜歳納さん、うちらのスタンドは二つで一つやねん。」
  「うちの”おばあちゃん”は最強の矛や、身体能力でうちのに勝てるスタンドなんかあらへん。
   せやけど変わった能力はあれへん。せやから船見さんが自分に能力無効化をかけたところで意味ないねん。」

千鶴「そして私の”おばあちゃん”は最強の盾、姉さんのように身体能力では私のに負けるスタンドなんてない。
   だけどスタンドによる直接的な打撃以外、いかなる能力も消し去る。」

千歳千鶴「二人でいる限り私達に勝てるスタンドなど居ないッッッ!!!!」ドン!!

千歳「ほな、」ギュギュギュウウウウン
千鶴「終わりだ、歳納京子」ズオオオオオオオオオ


あかり「やめて!!」ン~リカッア


京子「!、あかり!?今までどこに!?」

あかり「ご、ごめんね京子ちゃん・・・
    先輩が急に怖くなって・・・思わず眼をつぶって次に眼を開けたら、
    先輩あかりのこと見えなくなってたからそのまま遠くから見てたの・・・」
   「ほんとならっ・・・ウッ結衣ちゃんを助けないと・・・!いけなか、エグ、ったのに!あかり怖くて・・・!あかり、あかり・・・!!」

京子「もういい!無事ってわかったらこいつらに付き合う必要はない!
   結衣には悪いけど一旦逃げるぞ!」

ヒュンッッッッッ

千歳「そんなん許すと思ってるん?」オラアッッッ!!

京子「グウッ!?」

驚異的な身体能力による超スピードで感覚をつめられ
誰かが気づくよりも渾身の拳を放つ、京子は痛さにのたうち回る

千鶴「姉さん」

千歳「わかってる、”消えるスタンド”・・・伝えられた特徴にあっとる。」
  「赤座さん、悪いけど一緒に来てもらうで」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

あかり「ヒッ・・・・・・わ、わかりました。そ、その代わり!他の皆には手を出さないで!!」

千鶴「戦闘向きじゃないと知りながら私達の前に出てきた、
   その行動に私は敬意を表する。約束しよう。ただし、」グオッ

千歳「万が一もあるから悪いけど少し寝ててもらうで?」グンッ

あかり「・・・・・・ッ!」ギュッ



「オラァッ!!!!」                 「無駄ァッ!!!!」


29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/10/21(日) 07:06:28.12 ID:UKPwwXpIo
滑ってるて
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 07:09:53.56 ID:8e+s4EcZ0

あかり「・・・・・・・・・・・・・・・・?」ソーッ


千歳千鶴「グアアアッッッ!?!?!?」


???「大丈夫?あかり、もう大丈夫よ」


あかり「あ・・・ああ・・・!!」


   
    「お姉ちゃん!!!!!!」

あかね「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!おおおおおっ 刻むぞがちゆりのビート!」ドドドドドドドドドドドドドド
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 07:17:20.71 ID:8e+s4EcZ0
あかね「・・・・・・」ドドドドドドドドドドドドド

千歳「フンッ・・・L.G!!」ゴオオッ

瞬間、

千歳「!?!?!?!?!?」

確かに殴りかかったはずだった。
しかし、瞬きをした次の瞬間、
三人はそこにはおらず、代わりにナイフがこちらに向かって飛んできていた

千歳「何イイイイイイイイ!?!?!?」
   
咄嗟にガードの姿勢をする千歳、致命傷は避けたものの何箇所か切られてしまった。

千歳(どういうことだあああああああ!?!?!?確かに殴りかかったはず!!
   なのにそこに居たのはクソババアじゃあなくナイフだと!?!?!?)
  (これはヤツのスタンド能力!!ならば・・・ッ!!)
  「千歳!!来るんや!!」

千鶴「!、はい!姉さん」
あかね「急いだほうがいいんじゃない?手伝ってあげるわ」

千鶴(な!?!?!?さっきまであそこに居たのに!?数百メートルは離れているぞッ!?) 

ドゴオッッッ!!

勢い良く吹き飛ぶ千鶴、その先には千歳が

千歳「!!、千鶴!!」ガシィッ!

千鶴「ご、ごめん姉さん・・・ゲホッ」

千歳「気にせんでええよ・・・それよりも・・・」

あかね「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 07:19:16.32 ID:8e+s4EcZ0
千歳「くっ・・・!千鶴!うちから離れたらアカンで!!」
千鶴「は、はい!姉さん!」

あかね「そうおびえなくてもいいじゃない。殺しはしないわ、ただ。」

   「絶対的恐怖を植えつける」ヒュンッ

千歳「!?!?!?」ドボオオオオオオオン!!!!!
  (ま、またや!!また一瞬で距離を詰めてきとる!!)
  「千鶴!!これはスタンド能力や!!はやく消すんやああああああ!!!!」

千鶴「さっきからやってる!!でも、消えない!!これはスタンド自体による!
   直接攻撃!!!!!」

千歳「何イイイイイイイイイイイイ!!!!????」ドグシャア

吹き飛ぶ千歳、その表情には何が何だかわからないものに対する恐れがあった。
しかし、対照的にあかねは常に微笑をたたえていた。

ジャリッ

千鶴「ヒッ」
振り向くとそこにはピンク色の長いゆるふわパーマな髪をした可愛らしい女性が、
その後ろには彼女には不釣り合いな巨躯の黄色い者が立っていた。

千鶴「う、うわああああああああ!!!![ピーーー]エエええええ!!!」ヒュッ

足元に落ちていたナイフをいくつか拾い上げると彼女に向けて投げる。

   「ザ・ワールド」

静止する世界、その世界で動く女の姿

ともこ「あぶないあぶない、さ、時間もないし・・・よっと、向きを変えて・・・よし!」
    
   「そして世界は動き出す」

千鶴「!?」ヒュヒュヒュンッグサグサグサッッッ
  「ぐあああああああああ!!!!!」

ともこ「だいじょうぶ?一応致命傷はさけたつもりだけれど・・・」

千鶴「な、なんで!?なんで私のスタンドは最強の盾のはず!!なのに・・・なんで!?」

ともこ「この子はあなたにじゃない、もっと大きな、”空間”に作用する能力を使うの。
    あなた程度のスタンドでは消せない。」
   「私の”世界”にあなたのスタンドは勝てない、いくらやっても、
    無駄、無駄ッ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
    無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無
    駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
    無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄アッッッッッ!!!!!!」

千鶴「ほげえええええええええええええッッッッッ!!!!!」グシャアア

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 07:20:32.43 ID:8e+s4EcZ0
千歳「・・・」

あかね「・・・」


ヒュッ

バキイッッッ!!!!!!


千歳「あ"あ"あ"あああああああああああッッッ!!!!!!!!!!」


あかね「あなたのスタンド、確かになかなかのスピードとパワーを持っているわ。」
   「でも、上には上が居るのよ。」

千歳「く、くそがああああ!!!」

  「レフティグランマアアアアアア!!!!!!」ギュウウウウウウン


あかね「スタープラチナッッッッッ!!!!!」


千歳「オラオラオラオラオラオラオラ
   オラオラオラオラオラオラオラ 
   オラオラオラオラオラオラオラ
   オラオラオラオラオラオラオラ
   オラオラオラオラオラオラオラァッッッ!!!!」

あかね「オラオラオラオラオラオラオラ
   オラオラオラオラオラオラオラ 
   オラオラオラオラオラオラオラ
   オラオラオラオラオラオラオラ
   オラオラオラオラオラオラオラァッッッ!!!!」

千歳あかね「オラオラオラオラオラオラオラ
      オラオラオラオラオラオラオラ 
      オラオラオラオラオラオラオラ
      オラオラオラオラオラオラオラ
      オラオラオラオラオラオラオラ
      オラオラオラオラオラオラオラ
      オラオラオラオラオラオラオラ 
      オラオラオラオラオラオラオラ
      オラオラオラオラオラオラオラ
      オラオラオオラオラオラオラオラァッッッ!!!!」



千歳「そんな・・・うちの・・・おばあちゃんが・・・」ブシャァァッッッ

大量の鼻血を出しながら倒れる千歳。


あかねとも子「第二部ッ!完!」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/10/21(日) 11:48:10.90 ID:8e+s4EcZ0
続きはまた夜かきます
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2012/10/21(日) 12:22:17.15 ID:rVjJTvMAO

なんでだろ普通に面白いのに
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/10/21(日) 13:23:51.43 ID:6qGlzJdAO
面白い、乙です

あかねさんだけ原作のスタンド?
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 14:20:18.90 ID:hCiD9GzOo
まぁスベってる感は否めない
おつ
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/10/21(日) 16:03:11.13 ID:WCKZh8WIo
http://www.youtube.com/watch?v=zkPmPn6_zHg
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/10/21(日) 20:55:58.78 ID:P7OKkLoAO
なんだ波紋じゃないのかお姉ちゃん
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/19(水) 22:56:56.68 ID:IVTVSIFX0
もうすぐ2カ月
36.18 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)